ソニー・ピクチャーズが『Kraven the Hunter』(原題)の主演に、アーロン・テイラー=ジョンソンを起用したことを発表した。クレイヴン・ザ・ハンターとはスパイダーマンの宿敵の1人で、マーベルコミックスでは1964年の「アメイジング・スパイダーマン」に初登場。追跡や狩りの天才的な才能を持つ。「People」誌などによると、『Kraven the Hunter』の監督はJ・C・チャンダー(『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』)、脚本はアート・マーカム(『アイアンマン』)、マット・ホロウェイ(『アイアンマン』)、リチャード・ウェンク(『イコライザー』)に決定。プロデューサーは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で製作総指揮を務めたアヴィ・アラッドとマット・ホロウェイ。全米公開日は2023年1月23日に設定されている。コミックスで描かれているクレイヴンは大柄な筋肉質の男性のため、ファンは細身で『キック・アス』のイメージが強いアーロンには「合わない」と苦言を呈している。「『アクアマン』に出演していなければジェイソン・モモアに演じてほしかった」「カール・アーバンだったらパーフェクトだった」などの声が上がっているが、アーロンが「すばらしい俳優」であることは認めている。(Hiromi Kaku)
2021年05月27日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日スタジオジブリ最新作「アーヤと魔女」の英語版吹き替えキャストが、子役のテイラー・ペイジ・ヘンダーソン、リチャード・E・グラント(『ある女流作家の罪と罰』)、声優のヴァネッサ・マーシャル(「アベンジャーズ 地球最強のヒーロー」)、ダン・スティーヴンス(「ダウントン・アビー」「レギオン」)、グラミー賞歌手のケイシー・マスグレイヴスらに決定。今作の北米配給を担当する「GKIDS」が発表した。今作で声優デビューを果たすケイシーは主人公アーヤ(英語版ではEarwig)の母親を演じ、日本語版でシェリナ・ムナフが歌う挿入歌「Don’t Disturb Me」を歌うという。今作は、「ハウルの動く城」の作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの「Earwig and the Witch」(原題)を基に制作された宮崎吾朗監督作。スタジオジブリとしては初の3DCG長編アニメとなる。日本では今月30日、午後7時30分よりNHK総合テレビで放送される。北米では2021年初めにリリース予定。主なキャストは以下の通り。カッコ内は日本版キャスト。アーヤ役…テイラー・ペイジ・ヘンダーソン(平澤宏々路)ベラ・ヤーガ役…ヴァネッサ・マーシャル(寺島しのぶ)マンドレーク役…リチャード・E・グラント(豊川悦司)トーマス役…ダン・スティーヴンス(濱田岳)(Hiromi Kaku)
2020年12月16日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」では、テイラー・スウィフトのライブパフォーマンス作品「folklore: ロングポンド・スタジオ・セッション」を日本独占配信することが決定した。同作は、テイラーがリモート期間中に制作した最新アルバム「folklore」に収められた全17曲を、テイラー自身が監督し撮影したライブパフォーマンス作品。全17曲を一挙に披露するほか、それぞれの楽曲に込めた思いやエピソードが明かされる。ニューヨーク州北部の自然豊かな歴史あるロングポンド・スタジオで行われた今回の撮影。アルバムの共同プロデューサー、アーロン・デスナーとジャック・アントノフ、そして収録曲「exlie」でコラボしたボン・イヴェールをゲストに迎え、直接顔を合わせ演奏した楽曲セッションは、まさに貴重な映像。パフォーマンスの合間に、曲に込めた意味などをディスカッションする様子や、リモートで制作した苦労や喜びを語り合うシーンなども必見だ。「folklore: ロングポンド・スタジオ・セッション」 は12月4日(金)よりディズニープラスにて日本独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:folklore:ロングポンド・スタジオ・セッション 2020年12月4日よりディズニー+にて配信© 2020 Disney
2020年12月01日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日先月オーランド・ブルームとの第1子デイジーちゃんを出産したケイティ・ペリーが、テイラー・スウィフトからプレゼントを贈られたことを明かした。「デイジーは、テイラー・スウィフトがくれた手刺しの刺しゅう入りのブランケットをとても気に入っています。これから何年先も引きずり回して、元がなんだったかわからないような布切れになるまで愛用してくれるといいな。ティーンエイジャーになってもポケットの中に入れて手放せないような」とケイティならではの独特な言い回しで報告。ブランケットは薄いピンク色のサテン生地のもので、「Baby Bloom」という文字と花の刺しゅうが施されている。写真にはテイラーからの「5月3日」と書かれた手紙も添えられており、ブランケットが贈られたのはまだデイジーちゃんが誕生する前で性別しか公表されていない時期だったとみられる。ほかにもデイジーちゃんの誕生祝いとして、ビヨンセから白いバラの花束、「アメリカン・アイドル」のケイティの審査員仲間ライオネル・リッチーからユニコーンのガウン、司会者のライアン・シークレストからベビーグッズがぎっしりのおもちゃ箱が贈られたことが明らかになっている。ケイティとテイラーはバックダンサーの取り合いが原因で2014年頃から険悪な関係に陥っていたが、昨年完全に和解。テイラーの「You Need to Calm Down」のMVでは、ケイティがハンバーガー、テイラーがフライドポテトの着ぐるみを着てハグするという仲睦まじい姿も見せた。(Hiromi Kaku)
2020年09月15日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日オススメ配信作品を紹介する本企画、今回は世界を代表するシンガー、テイラー・スウィフトのNetflixドキュメンタリー「ミス・アメリカーナ」を紹介します。Netflixではこれまで、キース・リチャーズ、ジャスティン・ティンバーレイク、レディ・ガガ、ビヨンセなどトップスターの音楽ドキュメンタリーを配信してきました。テイラー・スウィフトも一昨年の年末ライブ映像作品「テイラー・スウィフト:レピュテーション・スタジアム・ツアー」を配信。今回は、シンガーソングライターとしてのテイラーだけではなく、パフォーマーとして、一人の女性として、そして同世代の若者の代表としての一面に密着しています。これまで視聴者としては、メディアやSNSで語られるテイラー・スウィフトしか知るすべが無かったのですが、今回テイラー自ら語ることで、言葉の重さと想いの強さを1時間25分しっかりと感じることができます。テネシー州ナッシュビルでプロのシンガーを夢見た少女は、全米そして全世界で知られるアーティストに成長。いつしか、テイラー・スウィフト自身と世間が思うテイラー・スウィフトに大きなギャップも起き、苦悩の日々…。日本でも女性芸能人がSNS上で政治について語ることでマンスプレイニングされたり、誹謗中傷の標的にされ問題になったことが記憶に新しいですが、テイラーも同様の経験をしています。その中で、今回密着映像で語られる彼女の決断の行動は多くの勇気を貰えます。自分の言葉で語ることの意義。テイラー・スウィフトの一つの転換点としての作品として必見です。(キャサリン/Catherine)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年06月26日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(37)がニューヨーク州内で男児を出産したと24日、「Hola!」誌が伝えた。ギアとシルヴァは再婚同士のカップル。’14年、シルヴァがイタリアで経営するホテルで、共通の友人を通して出会った。約4年の交際の後、’18年に結婚し、翌年2月にはアレクサンダーくんが誕生。2人はそれぞれ以前の配偶者との間に息子を一人ずつもうけている。同誌の報道によると、プライバシーを守るため、パウンド・リッジに所有する牧場で自宅出産し、家族で穏やかに過ごしているという。
2020年04月24日クリント・イーストウッド監督がアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス映画『リチャード・ジュエル』が、本日4月15日(水)よりデジタルセル先行配信開始。これに合わせて、5月20日(水)よりリリースのブルーレイに収録される映像特典からメイキング映像が一部公開された。1996年、アトランタ爆破テロ事件で爆弾を発見し、多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者となった実在の男リチャード・ジュエル。FBI内部からのリークによるメディアの実名報道、それに便乗する世間の誹謗中傷によって引き起こされた冤罪事件がリアルに描かれた本作。イーストウッド監督が「実在の人々を描いたストーリーなのだから、その通りに描きたい」と語っていた通り、本作は20年前に実際の出来事が起きた街アトランタで撮影が行われた。その中には爆破事件の現場である記念公園も含まれており、撮影タイミングもアトランタオリンピックが開催された時期に合わせるという徹底ぶり。今回解禁された映像の中で、カメラスタッフは、多くの資料をもとに作品を忠実に再現することに注力したと話している。特に“メディアの目線”にはこだわったといい、「1990年代らしい映像を再現できた。画角も当時のサイズに合わせたから、より再現性が高い」と説明する。編集スタッフは、「観客がメディアのカメラを通して映像を見ることで実際にそこにいる感覚を味わえる。リチャードのそばで共に恐怖を感じることができる」とその意図を明かしている。また、美術スタッフによると、イーストウッド監督が実際の現場での撮影を望み、リチャードの母ボビ・ジュエルが住んでいたアパートの外観をつかった撮影も行われていたという。そして、全ての物語が始まる重要な場所である記念公園での撮影もかなり苦労したようで、本映像では触れられていないが、この20年間で公園のサイズ自体が変わっていたため、限られた時間の中で当時と同じような画にするため様々な工夫が必要だったことが明らかにされている。1996年当時をリアルに再現するためのイーストウッド監督とスタッフのこだわりが本編にちりばめられている本作。特典映像の「メイキング」にはその全容が収められている。『リチャード・ジュエル』はデジタルセル先行配信中、5月20日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年04月15日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Cowboy』Richard Princeアメリカの写真家・アーティスト、リチャード・プリンスが40年に渡り、アメリカの象徴として繰り返し取り上げてきたカウボーイのイメージについてまとめたボリュームたっぷりの1冊。1970年代中頃、当時画家志望でタイム誌のティアシート部門で働いていたリチャード・プリンスは、ライターのために記事を切り抜いた後に残った商品やモデルの広告写真に着目。それらを再撮し、切り取り、拡大した自身の作品を制作し販売し始めた。中でも特に惹きつけられたのは、煙草「マルボロ」の広告に登場するカウボーイのモチーフ。彼はその後、アート界に爆発的な影響を与え、訴訟を引き起こし、現代写真のオークション記録を樹立した。近年は1980年代、90年代のTIME誌をもとに今の技術を使って新シリーズを生み出し、インスタグラム時代においてもカウボーイへの熱中を継続している。本書は、リチャード・プリンスが過去40年間に製作した作品の中でアメリカ西部神話をどのように発掘してきたかを示す。プリンスは従来の写真の限界に再び挑戦し、カウボーイと西部を見るレンズを通して40年前に彼が引き起こした議論を再燃させる。【書籍情報】『Cowboy』写真:Richard Prince出版社:Prestel言語:英語ソフトカバー/484ページ/310×230mm発刊:2020年価格:1万290円■Shelfオフィシャルサイトで『Cowboy』を購入する
2020年03月21日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督の、実に第40作となる最新作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ爆破事件を描く実話サスペンス。『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』など実在人物をめぐる“真実”を描き続けてきた巨匠が、「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」と語るのは、同事件の第一発見者として数多くの人々を救ったはずのリチャード・ジュエルの物語。警備員として献身的な働きが讃えられ一躍ヒーローとなるが、数日後にはFBIの捜査情報が漏洩し、地元メディアが「リチャードを捜査中」と実名報道したことで状況は一転。爆弾犯扱いされたリチャードは、名誉もプライバシーも奪われてしまう。今回、その主人公リチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザーの特別インタビューが届いた。イーストウッドからの特別なオファーを受け初主演本作の映画化に向けて、イーストウッド監督は「リチャード役にはポール・ウォルター・ハウザー以外考えていなかった」という。実話を基にしたマーゴット・ロビー主演の傑作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』を観ていたイーストウッドは、迷うことなくキーパーソンを演じていたハウザーに出演オファーを送った。「映画の撮影でタイに滞在していたとき、クリント・イーストウッド監督が次の映画の主役のひとりに僕を考えているという電話をもらった。信じられなかった」とハウザーは言う。「キャスティングのジェフ・ミクラットと製作のティム・ムーアから『ほかの仕事は保留しておいてほしい。どうしても君に出演してほしい』と依頼された」と、そのオファーに驚いたそう。「3週間後タイから帰国した後、ワーナー・ブラザースの撮影所でクリント・イーストウッド監督に初めて会った。僕を見た監督は、少しニヤリと笑った。まるで僕に会った瞬間、彼の予想が完璧だったと証明されたかのように」と、初対面は「監督から自分がリチャード・ジュエルと思ってもらえたことは、僕にとっても安心する出来事」となった。そのミーティングの後で脚本を渡された。「もともと僕は、脚本を書いたビリー・レイの大ファンなんだ。僕が大好きな映画、ピーター・サースガード(&ヘイデン・クリステンセン)の『ニュースの天才』を書いている。だから彼が書いたセリフを演じられることは光栄だった。この脚本の強みは、重い物語のなかに可愛らしい瞬間や面白いシーンが描かれていることだ」とユーモアも交えた人物描写に惹かれ、「さらに映画のなかでは現実とは違い、リチャードが英雄として描かれているところが気に入った」とも言う。リチャードを等身大の人間として体現するやがてハウザーは役作りを進めた。「監督は、リチャードの声質や喋り方、また動き方や仕草をマスターするために、たくさんの映像を観てほしいと言った。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』での僕の演技を観て、現実の男を演じられると思ってくれていたようだ。でも僕は有名なスポーツ選手や政治家などセレブリティを演じたわけではなく、すべてを完璧に真似する必要はなかった」と明かす。「僕なりの演技であっていいと思ったし、重要なのは脚本に敬意を払って演じることだった。でもたくさんの映像を観て学び、体重も増やしたよ」と、彼なりにアプローチを進めていったという。最も意識したことが、等身大の人間としてのリチャードを体現することだった。「僕が避けたかったのは、リチャードをアメリカ南部の典型的な田舎者として描くことだった。彼をただひとりの人間として演じたいと思っていた。南部なまりがあるのは、たまたま生まれた場所で身につけた副産物のようなものだ」。そして、リチャードの潔白を信じる弁護士ワトソン役のサム・ロックウェルを始め、「この映画に関わった人は全員、登場人物をリアルで地に足が着いた人間として描くことを目指していた」と、キャストもスタッフも等身大のリアリティを追求したとふり返る。実母ボビ、弁護士ワトソン氏との面会で得たものさらに、リチャードを演じる上でハウザーにとって欠かせないミーティングもあった。「リチャード・ジュエルを知る人、母ボビ・ジュエルと弁護士のワトソン・ブライアント氏に会った。僕らは数時間に及ぶ長いミーティングをして、リチャードについていろいろと教えてもらった」と、親密な会話を通して役作りを進めた。最も重要だったことが「この物語について彼ら自身がどう感じたかを尋ねること」だった。「何が真実なのか、何がねじ曲げられたのか」ハウザーは当事者の言葉に耳を傾けて空白を埋めていった。「僕らがわからなかったところを彼らに埋めてもらうことができた。しかもイーストウッド監督が僕のキャスティングに自信を持っているからこそ、ふたりは僕を信頼すると言ってくれた」といい、そうして現場に臨む準備が整っていった。サム・ロックウェルと初めて会った夜、ふたりで『レインマン』を観た!「サム・ロックウェルは僕にとって演技の英雄だ。共演は興味深い経験だった」というハウザーは、彼に対してさらにリスペクトを深めたようだ。「サム自身がロバート・デュバルやジーン・ハックマンに対して感じるものを、僕は彼に感じている」と敬意を込める。「彼に会えてとても嬉しかったし、僕が憧れとともに感じていた壁を壊してくれた。ただひとり人間や仲間として話すことができた」と、共に俳優として現場に臨む準備を進めていった。「サムに初めて会った夜、チョコレートとウイスキーを楽しみながら、彼のソファでダスティン・ホフマンとトム・クルーズの『レインマン』を観た。僕の人生のなかで最も不思議で最高の瞬間のひとつ」だったと告白する。「でもその瞬間がすばらしかったのは僕らが打ち解けるチャンスになったからだと思う」とハウザー。互いに異なるふたりの旅路を描く『レインマン』から、2人の関係性を確認していったという。「リチャードとワトソンのようにお互いの理解を深めていく。脚本の演技を考えていないときにただ一緒に過ごす瞬間が大きな影響を与え、スクリーン上の相性の良さを作り上げていってくれた」と、撮影前にサムと過ごした3日間は特別な時間となった様子だ。「人に対して温かい」俳優に最大の敬意を表するイーストウッドの演出ハウザーにとって、クリント・イーストウッドは雲の上の存在だ。ひとりの映画ファンとして、「僕が初めて観たクリント・イーストウッド映画は、ケビン・コスナーとともに主演を務めた『パーフェクト ワールド』だったと思う」とふり返る。成長した彼のお気に入りは、「アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』だ。ドラマ映画のお気に入りの一作だ。『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』も忘れられないすばらしい映画だ。いろんな映画を観てきたけど、クリント・イーストウッド監督の映画は常にどこかで観てきている」という。そんな巨匠の現場に入ったハウザーは、監督の人柄について「監督はやさしく、自信があり、人に対しては温かい人だ」と、俳優たちを包み込むかのような人柄に魅了されたという。「だから彼を恐れる気持ちがあるなら、それは彼が映画製作のビッグネームで、物語を綴るマスターだからだ。彼はカウボーイにも見えるし、恋人にも見える。またファイターでもあり、映画を象徴する存在だ。そういう意味では圧倒されたよ」と、撮影現場のイーストウッドと、映画人なら誰もが敬愛する偉大なる存在であるイーストウッド、ふたつの顔を間近に体験することになった。「この映画における僕らの監督と俳優としての関係は、とてもオープンで率直なものだった。何か気に入らないことがあれば正直に伝えられたし、もう一度テイクをやらせてほしいとも言えた。監督も決して僕の意見をさえぎることはなく、僕が必要だと言うテイクを撮らせてくれた」と、俳優として最高のパフォーマンスを引き出されたと実感している。イーストウッド監督も「私が君を選んだのは、君を信頼していて、自分なりの選択をしてほしいからだ。自分を信じて、君なりの考えでこの役を演じてほしい」とハウザーに演技を委ねた。リチャード・ジュエルの1枚の写真に心を震わせた撮影が終わり、「リチャードが泣いている写真を見た」ハウザーは大きく心を動かされたという。「大人の男性が泣いている様子に感情を揺さぶられた。彼はただ泣いているだけではなかった」。「意志が強く、強い男であるイメージを保つことを大切にしている男が、公共の場で泣き崩れている」姿を目の当たりにして、「この事件が彼をどれほど傷つけたのかということに気がついた。彼は壊れてしまった。悪夢のような状況下で、彼ほどに壊れた男性をどう扱えばいいのか、またこのおぞましいほどの窮地から彼を救うためには何が必要なのか」を深く考えさせられたのだ。イーストウッド監督が24年前に起こった事件を描く本作で主役に抜擢されたハウザーは、SNSが定着し、情報の真偽が確認されぬままに世界に伝播していくいまだからこそ、この映画が重要だと指摘する。「この映画から感じ取ることができることがひとつあるなら、それは見た目で物事を判断してはいけないということだ。誰かに対して、勝手に予想を立てて壁を作り、決めてかかってはいけないということだ。その人についての事実を知るべきだし、誰と対するときも適正で万全の注意を払ってその人を知っていく必要がある」と、いまを生きる我々自身が情報に対して意識的に生きる必要があると力を込める。「さらに正義が明らかになるのはときに自分が思うよりも時間がかかると理解することも必要だ。この映画が描くリチャード・ジュエルの物語で、人々は正義になんか興味がなかった。彼らが気にしていたのは、謎を解明して事件を終わらせることだけだった」と締めくくる。ハウザーが体現したリチャード・ジュエルの姿は、いまを生きる全ての人に響くに違いない。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月11日クリント・イーストウッド監督が1996年に起こったアトランタ爆破事件を描く『リチャード・ジュエル』。本作で、爆発物の第一発見者でありながら第一容疑者と実名報道された警備員リチャードの母ボビを演じているのは、『ミザリー』(’91)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、数多くの作品で確かな演技を披露し続けている名女優キャシー・ベイツ。本作では第77回ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。多くの人々から敬意を集め、長いキャリアを誇るベイツだが、イーストウッド監督と組むのは今回が初。「ぜひ出たいと思ったのは、クリントと仕事ができるからだったということは認めなくちゃね」と笑うベイツは、「やっとその機会を得られたなんて、とにかく感激したわ」と語っている。イーストウッドは、なぜ『リチャード・ジュエル』の映画化を決めたのか?イーストウッド監督に最初に尋ねたことは、「なぜこの映画を作りたいと思ったの?」ということだったというベイツ。すると監督は「自分が観たい映画だからだと言ったの。それが彼の最初の言葉。リチャード・ジュエルがFBIからひどい扱いを受けたのは悲劇だと心から感じたそうよ。FBIは、訓練用の映画を作るのに協力してくれとリチャードに頼んだのだけど、それは彼にミランダ警告で被疑者に認められている権利を放棄させるための策略だったの」と、監督が感じた憤りを耳にして驚いたという。ミランダ警告とは、アメリカの法執行機関が被疑者の取り調べを開始する前に、権利を告知する義務を指す。「黙秘権があること」「供述が不利な証拠になりうること」「弁護士の立ち会いを求める権利があること」「公選弁護人をつけてもらう権利があること」を知らせなければならないのだ。だが、FBIはリチャードにこのルールを遵守しなかった。「私はとにかく驚いた。もちろん、あの爆破事件のことは知っていたけれど、リチャード・ジュエルと彼のお母さんにとってそれがどれほど悲惨な体験をしたのか、全然知らなかったから。その部分を脚本で読んで、ほんとうに恐ろしかったわ」と、映画が描く事実に衝撃を受けたという。実母との特別な時間から生まれたキャシー・ベイツの熱演ベイツは、自分が演じた実母ボビとも時間を共にした。「彼女は、リチャードが若くして亡くなった(2007年44歳で逝去)のは、あんなひどい体験をしたことが大きな原因だと思うと言っていた」とふり返る。「彼らが体験したことは、誰にでも起こりうる。彼は物心ついてからずっと警官になりたかった。ほかの人たちの世話をしたり、人助けをしたいと思っていた。彼は自警団っぽいところが強かったために、FBIはそれを捻じ曲げて考えて、何か悪いことのように見せたの。そして彼は殺人犯のプロファイルに完全に一致すると考えられた」と、プロファイリングによる捜査を優先させたFBIはリチャードが容疑者だと断定したと指摘する。「ボビは脚本を1ページずつめくりながら、その当時の気持ちを話してくれたの。FBIから送り込まれた15~20人ぐらいの捜査官たちが家をあさり、彼女の私的な文書や日記まで調べたときの気持ち」を聞かされたベイツ。「家宅捜索のときに彼女の下着が入った引き出しまであさったのよ」と、容疑者捜査という大義を振りかざすFBIのやり方に苦言を呈する。この場面は、悲嘆に暮れるボビが捜査員に噛みつくシーンとなって本編でも再現されている。また、製作のティム・ムーアはこう語る。「私たちみんなの心に響くのは、ひとりの人間の人生が完全に破壊されただけでなく、彼の母ボビが、自分の息子がアメリカでいちばん憎まれている人間として扱われるのを見なければならなかったという点だ。彼女は息子を誇りに思っていたし、実際、あのときの彼の行動は誇りに思って当然だった」。「キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打った」一方、リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーは、脚本を読んだ瞬間に母親ボビはキャシー・ベイツが演じるべきだと確信したという。「脚本を読んで、まず『これはキャシー・ベイツだ。キャシー・ベイツが僕の母親を演じている』と思った。実際に演じると知る前に僕はそう思った。完璧なキャスティングだ。キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打ったと思う。彼女が演じることでほんとうに特別なキャラクターになっている」と、イメージ通りにキャスティングされたベイツの演技を絶賛する。そしてベイツも、ハウザーとの共演を喜んだ。「ポールを『アイ,トーニャ史上最大のスキャンダル』(18)で観たとき、『すばらしい俳優よ。若くて、楽しくて、みんなを盛り上げるタイプ』だと思った。この作品で私は彼にすっかり惚れ込んでしまったのよ。彼は善良な人なので、その母親を演じるのは楽だったわ」とふり返っている。誰もが“加害者”にも、“被害者”にもなり得るSNS社会に巨匠が警鐘を鳴らす2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッドは、『アメリカン・スナイパー』を超える緊迫感と共に、“知られざる真相”への興味と感心を絶えず刺激し続けながら、心優しい男がなぜ全国民の敵となってしまったのかを追うサスペンスドラマとして描き出した。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが“被害者”にも“加害者”にもなり得る。この他人事ではない実話を通じて、イーストウッドが時代に警鐘を鳴らす。息子の潔白を信じる母ボビと犯人扱いされた息子リチャードに待ち受ける、FBIの徹底的な捜査と、スクープという獲物に群がるメディアリンチの罠。その顛末をスクリーンで確かめてみてほしい。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月07日ナイキ(NIKE)の「エア マックス プラス(Air Max Plus)とコンバース(CONVERSE)の「チャックテイラー(Chuck Taylor)」をドッキングさせたスニーカー「TN(c): NIKE + CONVERSE」の受注会が、渋谷パルコのベスト パッキング ストア 渋谷(BEST PACKING STORE SHIBUYA)にて2019年12月14日(土) から12月20日(金)まで実施される。ナイキとコンバースのアイコニックなスニーカー同士を掛け合わせたスニーカー「TN(c): NIKE + CONVERSE」は、アートディレクションやデザインなどのクリエーションサービスを行うマルチスタジオ「ウェッシュステュディオ(WWWESH STUDIO)」と、受注生産とハンドメイドをメインに展開している米ロサンゼルス発の「ハイテンドセンス(HEIGHTENED SENSE)」によってカスタムされた1足。ナイキの「エア マックス プラス」の内側にコンバース「チャックテイラー」のハイカット部分をドッキングし、両モデルでそれぞれ使用されているブラックとホワイトのシューレースを搭載した。ヒールタブと、アンクル部の内側外側には「WWWESH STUDIO」スタンプと「Heightened Sense」のマークをあしらっている。なお、受注されたスニーカーは3月~4月に到着予定。限られた数量でしか生産ができないため、店舗オーダーのミニマム数に到達次第、受注会は終了となる。【詳細】TN(c): NIKE® + CONVERSE® ODER at BEST PACKING STORE SHIBUYA日程:2019年12月14日(土)~12月20日(金)場所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ3F営業時間:10:00~21:00価格:59,000円+税※デリバリーは3月~4月予定。※限られた数量のため、店舗オーダーのミニマム数に到達次第受注会は終了。【問い合わせ先】ベスト パッキング ストア 渋谷TEL:03-6712-7193
2019年12月14日『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッド監督が贈る、1996年アトランタ爆破事件の実話を描いた衝撃の問題作『リチャード・ジュエル』から、日本版オリジナルポスターが解禁となった。1996年アトランタ爆破事件の容疑者にされた男の実話を描いた本作。監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド監督。主人公のリチャードをポール・ウォルター・ハウザー、弁護士ワトソンをサム・ロックウェル、リチャードの母のボビをキャシー・ベイツ、女性記者をオリビア・ワイルド、FBI捜査官をジョン・ハムが演じた。今回解禁された日本版ポスターは、実名報道されたことでメディアに取り囲まれ、沈痛な表情でうつむくリチャードを捉えている。後ろには、巨大権力に立ち向かう決意をした弁護士のワトソンが厳しい表情で寄り添い、リチャードの隣で母ボビが悲嘆にくれて涙ぐんでいる。報道陣の中には、アトランタ・ジャーナルの女性記者キャシー・スラッグスとFBI捜査官トム・ショーの姿がある。「その日、全国民が敵になった―」というコピーが添えられ、心優しい男がなぜ容疑者になってしまったのか、思わず真相を確かめたくなるビジュアルに仕上がっている。『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日Netflixが、来年の早い時期にテイラー・スウィフトをテーマとしたドキュメンタリー映画『Taylor Swift: Miss Americana』(原題)を配信予定であることを発表した。配信に先駆け、1月23日から2月2日まで開催されるサンダンス映画祭で上映予定だという。作品の内容は、「『Taylor Swift: Miss Americana』は、この時代の最もアイコニックなアーティストであるテイラー・スウィフトの姿を、鮮明かつ感情的に伝えます。ソングライター、パフォーマーとしてのみならず、女性として自身の力を最大限に使って声を届ける。テイラーがそう学んだ、変化の時期を追いました」とのこと。メガホンを取ったのは、ラナ・ウィルソン監督。これまでに手掛けた長編ドキュメンタリーは2本で、デビュー作『After Tiller』(原題)でエミー賞を受賞、日本で自殺防止活動に取り組む僧・根本一徹氏に焦点を当てた『いのちの深呼吸』でも数々の映画祭で上映&賞にノミネートされるなど高い評価を受けている。テイラーは先月、本人の“不本意”な形でこのドキュメンタリー映画に関する情報を伝えていた。「こんな風に発表するつもりはなかったんだけど、Netflixが過去数年の私に関するドキュメンタリーを作った。でも、スコットとスクーターがこの作品で私の昔の音楽やパフォーマンス映像を使うことを禁止している」。テイラーのほとんどの楽曲の権利は、過去に所属していたスコット・ボルチェッタのレコード会社「ビッグマシン・レコード」が所有している。今年に入ってスクーター・ブラウンが同社を買収。楽曲の権利をめぐって、テイラーとの争いが勃発している。果たして『Taylor Swift: Miss Americana』で古い楽曲は使われているのか?(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年12月05日濃厚な大人のチョコレート菓子を服の仕立て屋のような上品な佇まいで販売する、チョコレート専門店「ザ・テイラー」が大阪・阪急うめだ本店のB1Fにオープンしました。チョコレートのおいしさを上品に引き出したラインナップで、チョコ好きは必見です。大人の味わいが堪能できる濃厚なチョコレートを味わってみませんか。チョコレートの仕立て屋「ザ・テイラー」“服の仕立て屋”=“テイラー”という、上品で落ち着いた雰囲気を連想させるチョコレート専門店の「ザ・テイラー」はその名の通り、大人にあったチョコレート菓子を提案するクラシカルなお店です。「ザ・ショコラクチュール(ヘーゼルナッツ・イチゴ)」「ザ・テイラー」オープン時のラインナップの注目商品の一つがこの「ザ・ショコラクチュール(ヘーゼルナッツ・イチゴ)」。優しい甘さのミルクチョコレートでコーティングされたふわサクのココアクッキーが、2種類のソースを挟んだショコラサンドです。濃厚で香り豊かなヘーゼルナッツクリームと、甘酸っぱいテイストが特徴のストロベリーソースがそれぞれサンドされています。ザ・フォンダン ショコラフィナンシェスペイン産のチョコレートガナッシュを生地に詰めて、丁寧に焼き上げたフィナンシェ。チョコレート本来の濃厚な味わいを楽しめる一品です。常温はもちろん、冷やしたり温めたりすることで違った味わいを楽しめることができます。コーヒーのお供にぴったりな、このショコラフィナンシェで自分だけの上品なブレイクタイムを楽しんでみては。スポット情報スポット名:ザ・テイラー住所:〒530-8530 大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店B1F電話番号:06-6313-0146
2019年11月23日チョコレート菓子専門店「ザ・テイラー」が2019年11月13日(水)、阪急うめだ本店の地下1階 洋菓子売場にオープンする。大人のチョコレート菓子専門店「ザ・テイラー」「ザ・テイラー」は、「バターバトラー」や「ザ・メープルマニア」など、関東を中心に人気のスイーツブランドを展開している株式会社シュクレイと阪急うめだ本店のコラボレーションによって誕生した、新たな洋菓子ブランド。その名の通り“テイラー=服の仕立屋”を連想させる落ち着いた雰囲気を漂わせる店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案する。オープン時の商品ラインナップは、「ザ・ショコラクチュール(ヘーゼルナッツ・イチゴ)」と「ザ・フォンダン ショコラフィナンシェ」の2種類。「ザ・ショコラクチュール(ヘーゼルナッツ・イチゴ)」は、濃厚なヘーゼルナッツクリームと爽やかな酸味のストロベリーソースの2種類のソースを、それぞれ優しい甘さのミルクチョコレートでコーティングしたココアクッキーで挟んだショコラサンド。一方の「ザ・フォンダンショコラ フィナンシェ」は、スペイン産チョコレートのガナッシュを生地に詰めて焼き上げた、チョコレートを味わうフィナンシェだ。そのままではもちろん、冷やしたり温めたりすることで、それぞれ異なる様々なチョコレートの表情が楽しめる一品となっている。店舗情報「ザ・テイラー」オープン日:2019年11月13日(水)場所:阪急うめだ本店(大阪府大阪市北区角田町8番7号) 地下1階 洋菓子売場営業時間:施設に準ずる
2019年11月14日クリント・イーストウッド監督映画『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)に日本公開。アトランタ・オリンピックの爆破テロ事件を題材に『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』『運び屋』と、これまでも事実を基に物語を描いてきたクリント・イーストウッド。今年で89歳を迎えながらも現役監督を務める彼から、記念すべき40本目となる作品が到着。『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の“真実”を描く衝撃の問題作だ。容疑者となってしまった1人の警備員物語の舞台は、アトランタ・オリンピックの開催真っ只中。突如爆破テロが勃発した会場はパニックに陥った人々で大混乱となる。そんな中、不審なバッグを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって、数多くの人命が救われた。…しかし事件は一転。爆弾の第一発見者であるジュエルが、FBIから容疑者の疑いがかけられ逮捕に追い込まれる。ジュエルの無実を信じるのは、実の母・ボピと、世界一無謀な弁護士ワトソン・ブライア(サム・ロックウェル)だけ。心優しい1人の男が、何故国民の敵となってしまったのか?姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会を舞台にしたサスペンスドラマが描かれる。“悪”はどこに潜んでいるのかー?公開された予告編では、彼の無実を信じる弁護士ワトソンが「容疑が晴れるまで黙認しろ」とジュエルにアドバイスする姿が。しかし声紋判定のためにボイスサンプルが欲しいFBIからは、執拗に「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と言えと強要される様子が映し出されている。ジュエルを落とし込もうとしているのは、果たして政府やマスコミなのか?クリント・イーストウッドが描く衝撃の真実の結末を、是非シアターで確かめてみてはいかがだろう。ゴールデングローブ賞にノミネートなお第77回ゴールデングローブ賞においては、主人公の無実を頑なに信じ続ける母を演じたキャシー・ベイツが助演女優賞にノミネート。2020年2月9日(現地時間)に開催される第92回アカデミー賞においても、同じく助演女優賞にノミネートされている。息子の無実を世間に語りかける記者会見のシーンにおいては、6時間ぶっ続けで感情的な状態を保ち続けていたというキャシー。共演したサム・ロックウェルは、「あれほどの演技を見せる俳優を今まで見たことはない。キャシーは本当に大きな力をもつ女優だ」と、その集中力が生み出す渾身の演技に圧倒されたという。【詳細】映画『リチャード・ジュエル』公開日:2020年1月17日(金)監督/製作:クリント・イーストウッド原作:マリー・ブレナーバニティ・フェア「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」脚本:ビリー・レイ『キャプテン・フィリップス』製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル出演:サム・ロックウェル(『スリービルボード』)、キャシー・ベイツ(『ミザリー』)、ポール・ウォルター・ハウザー(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 )、オリビア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、ジョン・ハム(ドラマ『MAD MEN マッドメン』)
2019年11月10日米国歌手のテイラー・スウィフト(29)が11月7日、『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演した。テイラーが同番組に出演するのは約5年ぶりで4回目となる。テイラーは最新アルバム「ラヴァー(Lover)」のリリースを記念し、6日に東京都内で開催したファンイベントのために来日していた。番組では猫好きのテイラーのために数匹の子猫が登場。ペットショップが提供した子猫だったが、テイラーは「この子たちの家は決まっているの?」と質問。子猫をアメリカに連れて帰ることができないことを残念がると、「どなたか里親になってください」とコメントするなどの愛猫家ぶりをみせた。その後も話題曲「ME!」を披露し、加藤浩次(50)ら出演者とセルフィーで記念撮影。そんなテイラーのサービス精神が話題に。《番組が用意したにゃんこグッズに目もくれず子猫に夢中になってるテイラーたん可愛いw》《テイラーかわいい!こうやって、日本で何回も番組出演してくれて朝からナマ歌披露してくれるの嬉しいよねそして毎回そのサービス精神が素晴らしい》《あの一瞬でこんな素敵な写真テイラーはもちろん皆さんの笑顔が可愛らしい》テイラー登場時にハグされた森圭介アナウンサー(40)も《テイラースウィフトがスッキリに!初来日の時からずっとインタビューしてるからか覚えててもらえてたことに泣きそう。サイコー!》と番組終了後にTwitterで歓喜した。各メディアによると、6日に開催されたイベントでは600人のファンを前に日本語で挨拶。東京滞在中は「猫カフェ」に行き、クリスマスのショッピングを楽しみたいとも語っていたという。テイラーのファンサービスぶりに、ますます日本での人気がアップしそうだ。
2019年11月07日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(36)が、第2子を妊娠しているという。2人の間には、今年2月に第1子アレクサンダーくんが誕生したばかり。「Hola!」誌によるとアレハンドラは現在妊娠3か月で、出産は来春の予定とのこと。リチャードには元妻キャリー・ローウェルとの間に19歳の息子、アレハンドラには元夫との間に6歳の息子がおり、2人にとっての第1子アレクサンダーくんと、来春誕生予定の第2子を合わせると、リチャードは4人の父親となることに。2人から第2子妊娠を認めるコメントはまだ出てないが、第1子についてはダライ・ラマがアレハンドラのお腹に手を添えている画像(現在は削除)をインスタグラムに投稿し「数分前に、特別な出来事がありました。これから生まれる赤ちゃんに祝福を受けました。ダライ・ラマにお伝えする前に、妊娠を発表することはできなかったんです」というコメントで報告。第2子が誕生する前にも、何らかの形で発表するのではと期待されている。2人は2014年から交際を始め、2018年5月に結婚。リチャードは「ずっと求めていた、落ち着いたハッピーな生活を手に入れることができた」と語り、アレハンドラは「本当におとぎ話の世界にいるみたい。世界で一番幸せな女性だと思う。私たちの恋物語は最高に甘く、ロマンティックで、思い描いていたパーフェクトな夢のよう」と喜びを爆発させていた。(Hiromi Kaku)
2019年11月07日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Avedon Advertising』Richard Avedonファッション業界に多大な影響を与えたリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の広告関連作品の写真集。リチャード・アヴェドンは、1940年代から21世紀初めまで、アメリカでもっとも影響力のある人気広告写真家の一人として活躍。世界文化の頂点といわれる、広告業界中心地のマディソン街を代表する作品を制作し続けた。有能なモデル、ライター、アートディレクターと協力し、シャネル(CHANEL)、ディオール(DIOR)、ヴェルサーチ(VERSACE)、レブロン(REVLON)、カルヴァン クライン(Calvin Klein)などのキャンペーンを含む、特にファッションと美容の分野で、消費者に新商品を促す写真を作成した。本書は、戦後の消費者に新たな体験をもたらせた繁栄期の1940から1950年代から、活気のあった1960年代、そして有名な人々の文化やブランド認知が形づけられた時代の作品を展開している。【書籍情報】『Avedon Advertising』写真:Richard Avedon出版社:Abrams言語:英語ハードカバー/351ページ/360×250mm発刊:2019年価格:1万7,210円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Avedon Advertising』を購入する
2019年10月26日実写映画『キャッツ』に出演するテイラー・スウィフトと作曲を手掛けるアンドリュー・ロイド=ウェバーが、映画のために新曲を共同制作したと発表された。全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど、1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」。今回の実写映画化では、『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーがメガホンを取り、巨匠スティーヴン・スピルバーグ、アンドリュー・ロイド=ウェバーらが製作総指揮に名を連ねるなど、世界最高峰の製作陣が集結。主人公の美しい白猫、ヴィクトリアを英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルを務め、本作が映画初出演となるフランチェスカ・ヘイワードが、『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンがグリザベラ役を担当するほか、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソンらが参加する。そして今回、本作にはボンバルリーナ役として出演している世界的アーティストのテイラーと作曲を手掛けるウェバーが、映画のために新曲「Beautiful Ghosts」を共同制作!本作はヴィクトリアの視点を通して描かれており、ウェバーは脚本を読んだ瞬間「ヴィクトリアのための曲を作らなくてはいけないと思った」言い、この新曲は本作にとって「非常に重要で軸になるパート」であると明かしている。また、フーパー監督もこの楽曲が自身の期待をはるかに超えていたそうで、「信じられなかったのは、テイラーが書いたこの歌詞の並外れた美しさだ」「まるで誰かが私が映画を作っている最中に来て…(何も説明していなくても)私たちが映画で何をしようとしているのかを深く理解しているかのようだった。とてもスリリングだったよ」と大絶賛している。なお、この新曲はヴィクトリアが歌う劇中歌及び、テイラーが歌うエンドクレジット版として披露されるという。『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月25日歌手のテイラー・スウィフトが、マドンナのショーを称えている。先週末にニューヨークはブルックリンのBAMハワード・ギルマン・オペラハウスで開催された「マダム・X」ツアーのライブを鑑賞したテイラーが 、マドンナへ惜しみない賛辞を送った。「素晴らしいショーをありがとう。とてつもないダンサー、シンガー、ミュージシャン、セットデザイナー、スタッフ、衣装、それら全てを作り上げたマドンナ本人に拍手を送るわ」とテイラーはインスタグラムのストーリーにつづった。一方のマドンナは今月8日、ひざの故障により同会場での公演を延期、「悔しいけど、マダム・Xも血の通った生身の人間で、これから3日間膝の回復のために休養しなければいけないみたい」「私は腰抜けじゃない。今回の事で皆の想像以上に私は心を痛めている。ヒールと網タイツを数日脱ぐ時だわ! 皆の理解に感謝している。またすぐに会いましょう!」とコメントを掲載していたところだった。ちなみに、同ツアーは以前、完璧主義者マダム・Xによる摩訶不思議な音楽体験を提供するために製作に時間がかかっているとして、日程の再調整が行われてもいた。(C)BANG Media International
2019年10月15日アイルランド出身のリチャード・マローン(Richard Malone)による2020年春夏コレクションがロンドンで発表された。
2019年09月27日『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クックと『スプリット』『ウィッチ』のアニャ・テイラー=ジョイの共演で贈る映画『サラブレッド』。この度、本作の主な舞台となる、アニャ演じる“お嬢様”リリーが住む広大な屋敷が映し出される本編映像がシネマカフェに到着した。コリー・フィンリー監督「この物語に欠かせないのが舞台となった屋敷だ」中核を担う屋敷を探すのは、製作チームにとって一番の難題だった。フィンリー監督と美術担当のジェレミー・ウッドワードは、不安になるほど広大で、悪いことが起こりそうな不吉な予感を漂わせる曲がりくねった廊下があり、そこでカメラを滑らかに移動させながら撮影ができる完璧な物件を探したという。「物語に動きをつけることは非常に重要だったので、ドラマチックな廊下のある屋敷が必要でした」とフィンリー監督は言う。「ほぼ一つの場面で物語が展開する映画ですが、舞台劇と同じようにはしたくなかったんです」。スタンリー・キューブリックの『シャイニング』で使われたようなステディカムによる手ブレのない映像を想定していたものの、滑らかで浮遊感のあるカメラワークを実現できるだけのスペースのある物件が見つからず、撮影が始まるほんの数週間前まで映画の中心となるロケ地が決まらないままだったそう。土壇場になって、フィンリー監督とウッドワードはボストンから南に1時間の距離にあるマサチューセッツ州コハセットで1軒の屋敷を見つけた。広大で、豪華だが仰々しすぎることはなく、距離も幅も十分な廊下や別館がそこら中に広がる屋敷だった。撮影スタッフは可能な限り多く屋敷のショットを撮ろうとしたが、最終的に映画で使われたのは物件の3分の1の範囲内に過ぎなかった。「皆この屋敷が気に入ったのですが、ある意味では恐ろしく感じていました。現実離れした場所でしたから」とフィンリー監督は言う。不吉な予感を漂わせ曲がりくねった廊下をひたすら歩くリリーの姿…本作でリリーの幼なじみアマンダを演じたオリヴィアは、「ものすごく広くて、ホコリだらけで何もない空間が広がっていて…あの屋敷にいると、不安を感じるわ」と打ち明ける。「広大な空間に囲まれるから、屋敷の中は空っぽだと感じるようになるの。あの屋敷そのものがキャラクターだったと言えるわ」。また、リリーを演じたアニャは、「皆それぞれ自分の部屋が割り当てられたの。オリヴィアは小さな男の子の部屋で、私はウサギだらけのピンクの部屋だったわ。毎朝衣装に着替える上の階の部屋は、人形や子供の思い出の品々でいっぱいだった。子供たちはずっと前にここを出て大人しか住んでないはずの屋敷だったから、ちぐはぐで気味が悪く感じたわ」と、この屋敷の印象を語っている。『サラブレッド』は9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月18日