出産前は当たり前にできたことが、子どもを産んだ途端に出来なくなった…なんてへこんでいませんか? 赤ちゃんや小さな子どもと一緒でも、おいしいレストランや素敵なカフェにお出かけしたい! そんなママたちの声に応えて、子連れにやさしいおすすめレストラン&カフェ/ショップをご紹介します。■レストラン「SUSTAINABLE KITCHEN ROSY(サスティナブルキッチン ロージー)」(東京・神田)▼ SUSTAINABLE KITCHEN ROSY(サスティナブルキッチン ロージー)住所:東京都千代田区神田北乗物町11TEL:03-6262-9038営業時間:ランチ11時~14時30分(ラストオーダー)、ディナー17時~22時(ラストオーダー)定休日:日曜日・祝日 Instagram: @kitchen_rosy 子どもにはオーガニックでなるべく安心なものを食べさせたいというママにうれしいお店ができました。9月27日(木)にオープンした「Sustainable Kitchen Rosy(サスティナブルキッチン ロージー)」です。JR・東京メトロ「神田」駅から徒歩3分。都内の一等地にありながら、店内にはゆるくのんびりした雰囲気が流れているのは、きっと築60年の古民家をリノベーションした店舗だから。白い漆喰の壁はスタッフみんなで塗ったそうです。店名のとおり、ROSYは環境・人・健康に全面配慮したサスティナブルなレストラン。サスティナブルとは持続可能という意味。環境や人、健康に配慮して未来まで持続できる食卓やものづくりを考えることは、子どもたちの未来のためにもとても大切です。ROSYの食材は、契約農家の農薬不使用・化学肥料不使用の野菜や平飼いの自然卵。お米は40年以上自家採種して作っているもの。パンはオーガニック小麦を使った手作り。もちろん、食品添加物は一切使いません。こうした料理のコンセプトは、アメリカオレゴン州の都市ポートランドから着想を得ているそう。「食の都」や「環境都市」とも呼ばれるポートランドは、サスティナビリティに力を入れた街づくりで有名。ROSYを運営するオーガニッククルー代表の森敏さんは、約10年前からポートランドと日本を行き来しつつ、食を通じた文化交流を深めてきたそう。店内にグリーンが多いのも、自然と人の距離が近いポートランドを意識しているといいます。料理はオーガニックフードだけでなく、グルテンフリー、ベジタリアンやビーガンメニューなど、あらゆる食のスタイルに対応。ドリンクやデザートも豊富です。メニューを見ると、肉・魚不使用のベジタリアンメニュー、肉・魚・乳製品・卵不使用のビーガンメニューにはマークが付けられ、ひと目でそれとわかるようになっています。昼も夜もやっているので使い勝手も抜群。子連れで出かけやすいランチタイムには、デリランチなど3種類のプレートメニューを用意。それなりにボリュームがあるので、小さなお子さんとなら取り分けながら食べてもよさそうです。ランチメニューはパンやスープもセットで、1,000~1,200円(税抜)。プラス300円でドリンクセットにでき、オーガニックのオレンジジュースやアップルジュースも選べるいろいろなメニューを楽しみたいなら、夜がおすすめ。ディナータイムはアラカルトで、シャルキュトリーにサラダ、野菜、肉料理、魚料理、チーズ、パン、おつまみと多種多様な36種類の料理が楽しめます。■ココが子連れにうれしい!ROSYはウーマンエキサイトが展開する 「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」 にも賛同しており、子連れウェルカムのレストラン。ママの居心地もよく、子連れにやさしいポイントもいろいろあります。1)キッズ用カトラリーやチェアがあるキッズ用のカトラリーは万が一落としても安心な国産の竹材のものを用意。キッズ用チェアもあります。2)広々したトイレスペースオムツ替えの備え付けベッドはありませんが、広くて子どもと一緒に入るのも快適。トイレの中にもセンスのよいグリーンが飾ってあり、ほっと癒されます。<ココがうれしい>|ベビーカー入店OK|禁煙席|キッズチェア・カトラリーあり|※スタッフにひと声かけてもらえればOK■おすすめメニューランチでもディナーでも楽しめる「サスティナブル野菜のディップサラダ」は、約10種類の有機無農薬野菜をフレッシュなまま、はたまたスチーム加熱など、食材にあった方法でシンプルに調理し、それを野菜で作ったムースに付けて食べるユニークな一品。野菜の旨みや甘みがしみじみおいしいうえ、カラフルで見た目にも楽しいので、野菜嫌いの子どももこれなら食べてくるかも!?食事のシメには、栃木県・関塚農場の平飼い自然卵を使った「平飼い卵のプリン」もぜひ。すこし固めの食感でどこか昔懐かしい味わいに和みます。■お店からママにメッセージ森敏さん。スタッフのエプロンは廃棄予定の野菜を染料として添えられた「フードテキスタイル」を採用。プラスチックやストローは使わず、調理器具には有害物質を出さないフライパン「グリーンパン」の最新モデルを使用。無垢材の杉のテーブルも心地よい触り心地「オーガニックの食を、もっと日本で発信していきたいと思っています。たとえばフランスはオーガニックの給食があるくらい進んでいますが、日本はまだまだ遅れています。食は本能に訴えるものです。といっても難しく考えることはなくて、まずはROSYにお子さんと一緒にいらっしゃって、オーガニックの食を食べたり飲んだり楽しんでほしいですね」(森さん)▼Informationドリンクにはオーガニックワインもあり、国内でココでしか飲めないオレゴン州のピノノワールワイン「ROADS END」と「SEVEN DEVILS」もあります。お酒好きのママで、飲んでもOKなシチュエーションなら、ぜひ試してみては。SUSTAINABLE KITCHEN ROSY(サスティナブルキッチン ロージー)
2018年10月12日【キハチ 青山本店】で『シャンパンテラス』を青山本店で毎年好評のシャンパンフリーフローが楽しめる「シャンパンテラス」。今年のテーマは「ラグジュアリーな一品でシャンパンフリーフロー」。シャンパンと相性ぴったりなキャビア・生雲丹・蟹・牛肉・イクラのラグジュアリーな5つの食材を使った前菜3品『キャビアとズワイ蟹のタルトレット』、『生雲丹と牛肉のタルタル仕立て』、『イクラとサーモンのホットサンド』を含んだ3つのプランを用意。シャンパンテラス前菜3品、『キャビアとズワイ蟹のタルトレット』、『生雲丹と牛肉のタルタル仕立て』、『イクラとサーモンのホットサンド』プランは3種類あり、『シャンパンテラス A』はラグジュアリー前菜3品とフリーフロー90分のスタンダードプラン。『シャンパンテラス B』は、ラグジュアリー前菜3品に加え、キハチ人気の定番前菜4品も楽しめるフリーフロー90分のプレミアムプラン。『シャンパンテラス C』は、ラグジュアリー前菜3品、キハチ人気の定番前菜4品、肉料理、フリーフロー120分のボリュームプラン。さらに、席の予約とフリーフロー90分のみで、食事は自由なものをオーダーできる『シャンパンテラス D』もあります。シャンパン、赤・白ワイン、カンパリ、カシス、ジンやソフトドリンクがフリーフローさらに今年のいちょう並木は、4年に1度行われるいちょうの樹の剪定前のため、枝ぶりがよく、樹齢100年を超えるいちょうのすばらしい黄葉が期待されています。深緑から黄葉まで、季節の移ろいを感じるテラスの特等席でシャンパンフリーフローが楽しめる期間限定企画を絶対にお見逃しなく。【キハチ 青山本店】電話番号:03-5785-3641開催期間:2018年12月9日(日)まで開催中アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅 徒歩4分営業時間:ランチ 11:30~16:00(L.O.14:30)、ティータイム 14:30~17:00 (L.O.16:30)、ディナー 18:00~23:00 (L.O.21:30) ※日・祝のみ 18:00~22:00 (L.O.20:30) ※翌日が休日の場合は平日の営業時間にて営業住所:東京都港区北青山2-1-19定休日:年末年始コース内容と価格・『シャンパンテラス A』6,800円ラグジュアリー前菜3品とフリーフロー90分・『シャンパンテラス B』8,800円ラグジュアリー前菜3品に加え、キハチ人気の定番前菜4品も楽しめるフリーフロー90分・『シャンパンテラス C』1万800円ラグジュアリー前菜3品、キハチ人気の定番前菜4品、肉料理、フリーフロー120分・『シャンパンテラス D』4,800円席の予約とフリーフロー90分のみで、食事は自由なものをオーダーできる可能(すべて税・サービス料込)
2018年10月02日チーズ人気に火が付き、都内に専門店が続々オープン。最近は出来たてのチーズを提供すべく、店内に工房を構えるお店も増加中。柔らかくとろけるビジュアル、芳醇な香りに、誰もがときめく!注目のチーズ専門店4軒で、食べるべき料理をレコメンド。チーズソースの香りとコクが絶妙。チーズ好きが足繁く通う渋谷『CCC』の2号店として誕生。チーズフォンデュが楽しめるのは恵比寿店だけ。「CCC特製フォンデュ」は、厳選したグリュイエール、ゴーダ、グラナパダーノ、ステッペンの4種のチーズを独自の配合でブレンドしたソースが絶品。とろとろでコク深く、まろやかな口当たりで、野菜やバゲットとよく絡まる。チーズソースにバジルやイカスミ、トリュフを加えた一風変わったフォンデュも大好評。ワインが進む!CCC(シー・シー・シー)~Cheese Cheers Cafe~ Ebisu予約必須の人気店。オーガニックワインのほか、リモンチェッロなどチーズに合うアルコールが揃う。東京都渋谷区恵比寿西1-7-3恵比寿GOURMANDビル6FTEL:03・6809・052217:00~23:00(土・日・祝日のみ12:00~15:00も営業)無休オムレツのふわふわ感に感動。今年6月にリニューアルオープン。ヨーロッパ各地から直輸入する熟成チーズを使った料理を、今まで以上に気軽に楽しめるようになった。「スブリデオムレツ&ラクレット」は、9月からの新メニュー。卵をきめ細かく泡立てて作るモンサンミッシェル風のスフレオムレツの上に、フランスのチーズ熟成士エルベモンス氏が丁寧に作り上げたラクレットチーズをかけた一品。口に入れた瞬間、ふわっととろけ、濃厚なチーズのコクがあとを引く。Subrideo Restaurare(スブリデオ レストラーレ)ランチ、カフェ、アペロ、ディナーとさまざまなシーンで使える一軒。チーズ入りパニーニなど、カジュアルメニューも仲間入り。テイクアウトもOK。東京都渋谷区恵比寿4-11-9TEL:03・6721・784711:30~21:30LO(日曜~19:30LO)月曜、第1・3火曜休併設のチーズ工房で毎日手作り。埼玉県入間市の契約牧場から毎朝届く生乳を使い、店内の工房でモッツァレラ、ブラータ、リコッタの3種類のチーズを作り上げる。その出来たてのモッツァレラを主役にしたピッツァがマルゲリータ。イタリア産と国産小麦粉をブレンドした生地は、外はサクサク、中はもっちり。ジューシーなミルク感を味わえるモッツァレラと、ほどよい酸味のトマトソースが相まって、ピッツァの本場、ナポリのそれを凌ぐ旨さ。価値観が変わるかも。GOOD CHEESE GOOD PIZZA(グッドチーズ グッドピッツァ)チーズ工房を併設した、行列必至のピッツァ・ダイニング。東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷2FTEL:03・6831・190011:00~15:00LO、17:00~21:30LO(土・日・祝日は11:00~21:30LO)※ドリンク22:00LO休日は施設に準じる世界初!手作りの黒いブッラータ。3月に、横浜の商業施設「MARINE&WALK」にオープンして以来、連日大行列。島根の牧場から直送される牛乳を使って、店内の工房で作るチーズは全5種類。そのひとつが真っ黒なブッラータ。生クリームたっぷりのストラッチャテッラを、竹炭を練り込んだモッツァレラで包み込んだ名物だ。ほかでは絶対に味わえないチーズなので、並んででも食べる価値あり。ランチブッフェ¥1,850~は、自家製モッツァレラやチーズデリが食べ放題。good spoon(グッドスプーン)大阪の専門店が関東初出店。予約がおすすめ。神奈川県横浜市中区新港1-3-1MARINE&WALK YOKOHAMA2FTEL:045・319・665911:00~16:30(ランチは完全3部回転制11:00~、13:00~、15:00)、17:30~21:00LO(金・土・祝前日は22:00LO)不定休※『anan』2018年10月3日号より。写真・村上未知取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2018年09月30日斉藤優里&北野日奈子×わいわい焼肉。サイドメニューも楽しみ♪焼肉女子会が私たちのお気に入り。イベント的に楽しめる、みんなが大好きな焼肉へ。「乃木坂46のメンバーで食事会が決まったら、真っ先に候補に挙がるのが焼肉!」と声をそろえる焼肉ラブなメンバーは、最近大衆居酒屋風の焼肉店に行ったばかりの斉藤優里さんと、アウトドアBBQが好みという北野日奈子さん。二人が意気揚々と向かった先は、築50年以上の年季が入った建物をリノベーションした『焼肉ケニヤ』。迷彩柄のファサード、みしみしと音がする急な階段など、席に着く前から、イベント感が満載で大はしゃぎ。メニューをじっくり眺めて相談したら、まずは、人気の特タン塩から焼肉スタート。「厚みがあるのに柔らか〜い。ぷりぷりの食感がクセになる〜」と、斉藤さん。続いては、形が似ていることから名前がついたネクタイ。大判で厚みが薄い赤身肉の両面を焼いたら、食べやすくカット。「タレをつけてご飯と食べるととまらないよ。はい、あーんしてみて」と、北野さん。ロースやハラミなど、定番のお肉以外にも、気になるメニューがいろいろスタンバイ。仔羊肉はオリジナルブレンドの2種の中東スパイスを付けて食べたり、イタリアンパセリがベースの“チミチュリ”なるソースを用意していたり。二人とも、ひと口ごとに興味津々で、変化球焼肉ワールドへぐいぐい引き込まれていく。たっぷりお肉で満たされたけど、斉藤さんは、シメに登場した麻婆麺に釘付け。「見た目はミートソースパスタみたいだけど、食べると確かに辛くて痺れる!私好みの味です」辛さが苦手な北野さんが興味を持ったのは、焼肉と同じくらい大好きなスイーツ。「おなかが一杯でたどりつけなかったけど、次回はプリン・ア・ラ・モードとソフトクリームを必ず食べたい!」斉藤優里(右)1993 年7月20日生まれ、東京都出身。辛いモノ好き。今年の夏にハマった食べ物は“汁なし担担麺”。時間があると専門店を巡り味の追求をしている。ブラウス¥12,800(リルリリー/リルリリー トーキョーTEL:03・6721・1527)北野日奈子(左)1996 年7月17日生まれ、北海道出身。スイーツはもちろん、食事も甘い味が好み。スシローの“本格うなぎの蒲焼きにぎり”は、甘ダレの味が最高だそう。ブラウス¥11,000(カロリナ グレイサー/ビームス カスタマーサービスデスクTEL:0120・011・301)サスペンダー付きパンツ¥15,000(DRWCYSTEL:03・3470・6511)焼肉ケニヤ昭和30 年代に建てられた古民家を改装した店。1階はひとり焼肉OK のスタンディング、2 階はテーブル席。フムス、フライドポテト、麻婆麺など、意表をつくサイドメニューも人気。東京都世田谷区三宿1-4-18TEL:03・6413・883816:00~ 23:00(22:15LO)水曜休※『anan』2018年10月3日号より。写真・市原慶子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・平野 愛(broocH)上野恵麻(koti BY broocH)取材、文・池田祐美子(by anan編集部)
2018年09月29日作りたてを好きなだけ注文できる話題のオーダーバイキング、SNS映え確実のキャラ点心、そして東京流アレンジのきいた台湾食堂。いろんな味をちょこちょこ楽しみつつ、おいしさにかわいさに盛り上がる。そんな旬の飲茶を体験するなら、このお店へ。食べるのがもったいないキャラ点心。本場、香港で大ブームのフォトジェニック点心。それを日本でいち早く楽しむなら、ホテルの老舗中国料理ダイニングへ。この道30年の点心師によるハスの実餡入り子豚まんは長く寝かせたもっちり食感の生地と、やさしい甘味の自家製ハスの実餡が一体になる完璧な一品。かわいくても、味はあくまで本格派。2日前までの予約で、うさぎとパンダの蒸し餃子を加えた3種セットも注文できるので、内容充実のランチセットにプラスして楽しんでも。お祝いの席のサプライズとしても喜ばれます。Kawaii!点心/子豚まん1個¥500。うさぎ、パンダ入りセットは¥1,400。ANAインターコンチネンタルホテル東京中国料理 花梨Kawaii!点心3種セットは2日前の朝10時までに要予約。土日はワゴンサービス付き飲茶ランチ(¥4,100)も。サービス料13%別。東京都港区赤坂1-12-33TEL:03・3505・118511:30~14:30LO、17:00~21:30LO(夜は土曜16:30~、日・祝日16:30~20:30LO)無休香港、大陸、和風点心を食べ放題。食べたいものを少しずつ、あつあつで楽しめる、オーダー式飲茶バイキング。なかでも銀座の人気チャイニーズが提案するランチ限定バイキングは、味、質、コスパと三拍子揃った内容で今春のスタートから大盛況。海鮮系中心の「香港点心」、肉餡たっぷりの焼き餃子などの「大陸点心」、そして中国の味に和の要素を加えた創作系「和心漢菜」。3タイプ45種の点心を好きなだけ味わえ、そのすべてが厨房の点心師による作りたて、蒸したて。ほとんどが1個から注文できるからお一人ランチにも。右から、広東風海老蒸し餃子、上海ショーロンポー、とびこのせ広東風シューマイ、ニラ入り翡翠海老蒸し餃子。JASMINE 和心漢菜前菜、スープ付き。¥3,500(平日限定)と名物よだれ鶏入り¥4,000の2プラン。90分制。東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX6FTEL:03・6264・557111:00~14:30LO、17:00~22:00LO(飲茶は平日15:00LO、土・日・祝日15:30LO)売り切れ次第終了不定休懐かしくて新しい、台湾ミーツ東京な食堂。路地裏で毎夜賑わう台湾食堂。スタッフが現地で出合ったローカルの味を東京流にアップデートした料理が評判を呼ぶ。人気の水餃子は、肉餡に喉越し滑らかなもっちり皮。本体こそシンプルだが、台湾醤油にフルーツを漬け込んだ自家製タレが個性を出す。また、台湾の朝の定番・大根もちには日本の定番朝食・目玉焼きをオン。自由な発想で作られる料理は、どれも新鮮でありながら懐かしさもほんのり漂う不思議な魅力。台湾雑貨が彩る畳の間など、東京と台湾が溶け合う空間もノスタルジック。タレと皮がポイントの名物水餃子4個¥500。もう一つの定番、焼餃子は複雑な味わいの餡がポイント。両方食べ比べたい。東京台湾炒め物などの台湾家庭料理やカキオムレツなどの屋台料理も味わえる。料理とともに、日本と台湾のヴィンテージを使った器も評判。その場で購入もできる。東京都目黒区上目黒2-14-1TEL:03・6451・249912:00~14:00、17:00~23:00(日曜はランチ休)水曜休※『anan』2018年10月3日号より。(by anan編集部)
2018年09月29日秋元真夏×がっつり塊肉。ごほうびごはんは断然お肉!パワフルな“塊肉”の虜♪“塊肉”が元気をくれる!いつも笑顔の秘訣です。「お料理をするのが大好き」という、秋元真夏さん。つい最近も、乃木坂46のメンバー、生田絵梨花さんと松村沙友理さんを自宅に招いて手料理をふるまい、かなり好評だったそう。「作ったメニューは、唐揚げとハンバーグと。あれ?肉料理ばかりだ!(笑)ごはんを作って食べる時も魚より肉。食事に出かける時も、まず、肉料理のお店を選びますね。どんなお肉を食べるかイメージするだけでワクワクしてくる。ライブで全力を出し切った後に食べたくなるのは、即効パワーチャージができる塊肉かな」この日訪れたのは、ニューヨーカーから絶大なる支持を集める、海外初進出のステーキハウス『Empire Steak House Roppongi』。USDA(アメリカ合衆国農務省)格付け最高位であるプライムグレードのアンガス牛をチルドで輸入し、自家熟成をかけてからステーキに用いる。1枚のステーキで、シャトーブリアンとサーロインの2種類を味わえる、看板メニューの“エンペラーステーキ”が運ばれてくると、テンションはマックスに。「んんーっ、ぶ厚い!めっちゃいいにおい!ジュワーッと響く音もたまらない〜。2つの味のお肉を一度に食べられるのも、ごほうびみたいで得した気分♪」何度も目をつぶっては噛みしめ堪能していた秋元さんの悩みは、減ることのない食欲だそう。「夏はツアーがあるから気にならないんですけど、一年365日、ずっと変わらずもりもり食べちゃう。でも、いつでも元気なのはそのおかげですね。特に、お肉はパワーの源だし!今度は、肉好きメンバーの若月佑美や桜井玲香を誘ってまたこようかな」秋元真夏1993年8月20日生まれ、埼玉県出身。家でも外でも、食べたいのはお肉。自分で作る料理では、鶏の唐揚げと豚カツが好き。今度は牛ステーキに挑戦予定!?ワンピース¥12,500(スナイデル/スナイデル ルミネ新宿2店TEL:03・3345・5347)Empire Steak House Roppongi(エンパイア ステーキ ハウス ロッポンギ)ステーキの本場NYに本店を構えるステーキハウス。ランチコース¥4,500~、ディナーコース¥11,800 ~。アラカルトあり。東京都港区六本木6-7- 11カンデオホテル1 FTEL:03・6721・190911:30~14:00LO、17:00~22:30LO(日・祝日~22:00LO)無休※『anan』2018年10月3日号より。写真・市原慶子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・平野 愛(broocH)取材、文・池田祐美子(by anan編集部)
2018年09月28日イマドキ女子は寒い季節こそスパイスフードを目指す!カラダを内側から温めたり、美肌にもよかったりといいことずくめ。今、足を運ぶべきは、魚が主役の南インド料理、近年人気急上昇のマレーシア料理、四川料理の名シェフが手がける魅惑鍋の3軒。特製スープと食材、どちらも味わう火鍋。お店に入った途端、芳しいスパイスの香りが全身を包む。四川料理界の雄として知られる料理人・菰田欣也さんが手がける火鍋料理は、“スープありき”。肉や野菜をくぐらせるスープを飲みながら食べるスタイル。「タレや薬味で味わうのではなく、どんどんスープを飲んでほしい」と、菰田さん。4種から2種を選べるスープは、初めてなら、自家製豆板醤を使い旨みが濃厚な麻辣湯スープと、和ダシにスパイスを加えた肉骨茶スープをぜひ。芳醇なスパイスパワーに心身ともにおだやかに癒される。ルビーコース1名¥7,500(注文は2名~)~。本日の海鮮5種、フカヒレ、新鮮野菜10種などを、スープにくぐらせて食べる。ファイヤーホール4000コース料理のみ、¥6,000~。黒毛和牛、加藤ポーク、能登直送の野菜など、具材も厳選。スープはほかに、酸白湯、濃厚麻辣湯がある。東京都港区麻布十番2-5-1マニヴィア5FTEL:03・6721・078817:30~24:00(22:30LO)、日・祝日12:00~22:00(20:30LO)月曜休甘辛くてクセになる、サンバルに技アリ。近年、人気急上昇なのが、美食の国として知られるマレーシア料理。マレー系、中国系、インド系からなる多民族国家のため、それぞれの文化が融合し、料理のラインナップが多彩なことが人気の一因に!その核となる味付けのひとつが、唐辛子とタマネギがベースの自家製辛味調味料、“サンバル”。野菜や魚介を炒めたり、隠し味にも使われる。サンバルで炒めた真イカは、はじめは甘さを感じつつジワジワと辛さがきいてくる。鯛の頭を豪快に使った名物カレーは、焼きたてのナンとぜひ。フィッシュヘッドカレー¥1,680。鯛の頭の身をスープにほぐして食べる、ココナッツベースのカレー。ラサ マレーシアマレーシアのマハティール首相も常連。平日ランチは日替わり¥1,000、土・日・祝日はランチセット¥1,500~。東京都中央区銀座3-3-6モリタビル5FTEL:03・6263・238111:30(土・日・祝日12:00)~15:00、18:00(土・日・祝日17:00)~23:00(22:30LO)不定休南インドのマンガロール料理は魚が主役。南インドの南西部、アラビア海に面した都市・マンガロールにフォーカスしたお店。巷のインド料理店とはひと味もふた味も異なるのがメニューのラインナップ。港町として知られる彼の地のレストラン同様、魚料理を豊富にそろえる。築地で仕入れる魚次第で、メカジキ、ホッケ、アジなど、日替わりで魚が並ぶのは、まるで和食店のようでユニーク。ハマグリをココナッツと数種のスパイスで炒めた“ハマグリスッカ”、魚のカレーを意味する“ガッシ”など、聞きなれない料理名にも興味津々!マナガツオのグリーンマサラフライ¥2,020。ミントとコリアンダーをたっぷり使い、魚一尾をまるごと炒め煮に。Bangera’s Kitchen(バンゲラズ キッチン)ランチターリ¥850(税込み)~、ディナーターリ¥1,375~。魚を使った米料理のビリヤニも名物。スパイス入りノンアルドリンクも。東京都中央区銀座西2-2銀座インズ2 2FTEL:03・3561・551611:00~15:00(14:40LO)、17:00~23:00(22:30LO)無休※『anan』2018年10月3日号より。(by anan編集部)
2018年09月28日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回は『Le Quatorze(ル・キャトルズ)』のステーキ・フリットです。6月1日にオープンしたビストロ『ル・キャトルズ』。この場所には一世を風靡した人気ビストロがあったが、経営が変わり、店内を改装。テーブル間隔を広く取り、ゆったりと大人っぽい雰囲気になった。ただし料理は変わっていない。というのも前店同様、常盤智徳シェフが厨房を守る。メニューには評判の高い“定番”と季節感のある料理が並ぶ(夜はパスタもあるのが常盤シェフの幅広いキャリアを物語る)。ところで、ビストロとは何なのか、知っていますか?日本でいちばん近いのは“定食屋”だろうか。メニューには暗黙の了解がある。前菜なら、パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)、サラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ)、メインならステーキ・フリットを筆頭に、コック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)、コンフィ・ド・キャナール(鴨の揚げ煮)などがラインナップされる(いわば定食屋のサバの味噌煮や豚の生姜焼きのように)。ただ、店によって味も仕上げも違うところが大切なポイント。『ル・キャトルズ』のステーキ・フリットは赤身を熟成させることでジンワリと肉の旨味を引き出し、それをていねいに焼くことで優しい肉質をキープ。脂ぎった固い肉と格闘する硬派なステーキが多い中で、この上品なステーキは女子におすすめしたい。ビストロの楽しみ方は、定番メニューから読み解くことにあり!Le Quatorze東京都渋谷区恵比寿南2-7-4クオリア恵比寿サウス1FTEL:03・3791・8845ランチ12:00~15:00(14:00LO)※土曜のみ、ディナー18:00~23:00(22:00LO)日・月曜休(月曜祝日の場合、日曜ランチ営業ありの月・火曜休)オーストラリア産アンガス牛のリブロースを熟成させた250gのボリュームステーキ。山盛りのジャガイモフリットが定番スタイル。牛リブロースステーキ ポンムフリット添え¥3,200。いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2018年8月29日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2018年08月24日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『Sans Deconner(ソン・デコネ)』のランチコースです。休日の午後、渋谷の喧騒を抜けて松濤の方まで歩く。緑の溢れる鍋島松濤公園が見えてくる頃には辺りはすっかり穏やかになって、公園の真向かいに小さなレストランを見つける。『ソン・デコネ』。フランス語だと「んな、アホな」って意味らしい。笑える。と思いながら扉を開けば、20席ほどの店内。カウンターに座ればその向こうはキッチンで、シェフの渋谷将之さんの軽やかな手つきに目を奪われるうち、ビーツとすももの鮮やかな一皿が目の前に。ジューシーで甘くて、誰しもを笑顔にする味わいがベースにありつつ、時にハーブの爽やかさ、カカオのほろ苦さに遭遇する。それは平面に広がる味わいを思いがけず垂直に引き立てる効果があって、一言でいえば、きゅんとなる。料理はレシピ通り、というよりその日の食材で何ができるか即興的なひらめきを楽しむことも多いらしい。「整った料理よりも手作り感あるものが好きだし、気難しいおいしさよりまず楽しい!って思ってもらいたいんです」と渋谷シェフ。でも、だからといって無茶苦茶をやるわけじゃない。神戸とパリで20年弱フレンチに没頭し続け、たしかに何かを経た時間があるからこそ、その先にある自由はとても心強い。カジュアルな気風と芯のある料理、それを楽しむ自由な心。作りたての真っ赤なソルベを食べ終わる頃には、幸福な気持ちでいっぱいになっていた。前菜・メイン・デザートで構成されたランチコース¥2,500(前菜・メイン、またはメイン・デザートの場合¥2,000)。この日のメインはしっとりと火入れされた鶏胸肉・あさり・ズッキーニの一皿、デザートには赤い果実のソルベ。Sans Deconner東京都渋谷区松濤2‐13‐10TEL:03・6479・4625ランチ12:00~14:00LO、ディナー18:00~21:00LO日曜休(月曜はディナーのみ)ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2018年8月15・22日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2018年08月13日「BUTAMAJIN池袋店」は、「お肉を食べる人も食べない人も一緒にテーブルを囲んでいただきたい」というオーナーの思いから、今年3月に日本の焼肉店では初めてメニュー全体の3分の1をベジタリアン対応メニューにしました。今回は、セレブに大人気で今世界中で話題沸騰中の、オランダの最高級ブランド「ベジタリアンブッチャー」の商品を使用したメニューを新たにお客様にご提供します。ベジタリアンの方はもちろん、健康意識の高い方、ダイエット中の方にも安心して召し上がっていただけます。■FAKE MEATとは農業大国オランダの土壌豊かな土地で作られる、大豆を原料としたお肉のような食感の食べ物。国内で流通する大豆ミートとは一線を画すクオリティーで、見た目、味、食感などすべての要素が本物のお肉と遜色ありません。主な原料は大豆なので低カロリー、低脂質、コレステロールフリーです。1、ダイエット中の方でも安心!植物性なのでとってもヘルシー2、日常的にお肉を食べる人でも、気軽に召し上がっていただけるように低価格で提供3、ベジタリアンの方も召し上がれます今回はさまざまなお客様のご要望に対応できるように、FAKE MEATの魚、鶏、牛、豚を使用したメニューを考案しました。■店舗情報「BUTAMAJIN池袋店」東京都豊島区西池袋3-29-9 C3ビルB1F電話番号 : 03-5904-8791営業時間 : 月〜金 17:00〜23:30土16:00〜23:30 日16:00〜22:30定休日 : なし最寄駅 : 地下鉄池袋駅C3出口10秒(お問い合わせ先)株式会社ベジタリアンブッチャージャパンmotizuki@veganmeat-vegetarian-butcher-jap.com
2018年07月30日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『bricolage bread & co.』(ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー)の卵サンドです。15周年を迎えた六本木ヒルズは、あちこちでリニューアルを行っている。6月、けやき坂の一角にオープンした『ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー』は、表参道のフレンチ『レフェルヴェソンス』の生江史伸シェフがプロデュースするベーカリー&カフェレストランだ。ベーカリー部門には生江シェフと長年信頼関係を築いてきた大阪の超人気店『ル・シュクレ・クール』が東京初出店。パンもすべてオリジナルという気合の入れようだ。コーヒーはノルウェー・オスロの人気店『フグレン』とコラボ。そしてダイニングでは、生江シェフ考案のオープンサンドを楽しめる。上にのせる具にはハモのフライ、牛肉の煮込みなど、生江シェフならではの旬をとらえた“料理”が2週間交代で登場する。写真の卵サンドはユニークな定番。専用の卵焼きスプーンで作る目玉焼き、ピーマンやトマトなどのバスク風煮込みは、素朴な郷土料理的魅力にあふれる。ベースのパンは国産の全粒粉を使ったパン・ド・カンパーニュ。そこに、豆腐とサワークリームを混ぜたクリームをバター代わりに塗る。この組みあわせは鉄板。「毎日、食べているけど飽きない」と生江シェフ自ら大満足。エネルギー充電を必要とする一日のスタートに、ちょっと疲れた遅い昼食に。おいしいパンのある生活を。カリフォルニアのカリスマ女性シェフ、アリス・ウォータース氏考案の「エッグ・スプーン」で焼かれた目玉焼きは、白身の周囲がカリカリと香ばしく、黄身はトロトロの絶妙の仕上がり。豆腐サワークリーム+アリスの卵、ケイジャンピペラード(サラダ、スープ付き)¥1,500。カプチーノ(シングル)¥430。いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。bricolage bread & co. (ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー) 東京都港区六本木6-15-1六本木ヒルズ けやき坂テラス 1F TEL:03・6804・1980(ベーカリー)TEL:03・6804・3350(レストラン)ベーカリー11:00~20:00カフェ、レストラン9:00 ~20:00(19:30LO)月曜休※『anan』2018年7月25日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2018年07月19日2017年の「カレーバトル」(5人のシェフが創るこだわりカレー5種類から、お客様の人気投票による「黄金カレー」を決定)が、今年はカレーのお祭り、「カレーカーニバル」として暑い夏を盛り上げます。ヒルトン東京ベイのインド人シェフに加え、国内外のヒルトングループから4人と、合計5人のシェフが満を持して参加します。それぞれのシェフ自慢の本格カレーレシピを、日本人の口に合うよう、少しアレンジを加えました。国際色豊かなスパイスたっぷりの5種類のカレーが登場します。■インド料理フェア~ヒルトン東京ベイカレーカーニバル概要会場:ヒルトン東京ベイロビー階アジア料理「フォレストガーデン」料金:ランチ平日大人 3250円お子様4〜8才 1400円お子様9〜12才 2050円土日祝大人 3600円お子様4〜8才 1400円お子様9〜12才 2050円ディナー平日大人 4650円お子様4〜8才 2050円お子様9〜12才 3050円土日祝大人 5100円お子様4〜8才 2050円お子様9〜12才 3050円※「フォレストガーデン」は全席禁煙です。※料金は変更になる場合がございます。予めご了承ください。※表示料金に別途税金とサービス料が加算されます。メニュー:5種類のカレー、および50種類以上の料理とデザート(お問い合わせ先)ヒルトン東京ベイレストラン部TEL 047-355-5000
2018年07月16日出産前は当たり前にできたことが、子どもを産んだ途端に出来なくなった…なんてへこんでいませんか? 赤ちゃんや小さな子どもと一緒でも、おいしいレストランや素敵なカフェにお出かけしたい! そんなママたちの声に応えて、子連れにやさしいおすすめレストラン&カフェ/ショップをご紹介します。■グロッサリー&カフェ「L for You(エル フォー ユー)」(東京・南青山)▼ L for You(エル フォー ユー)住所:東京都港区南青山3-9-3 池上ビル 1FTEL:03-6459-2504営業時間:平日8時~21時、土 9時~21時、日・祝 9時~19時定休日:なし Instagram: @lforyouaoyama 以前は手に取らなかったナチュラルフードを買うようになったり、真っ先に添加物の使用/不使用を気にするようになったり。子どもが生まれてからとくに体に取り入れるものに敏感になったというママたちにぜひオススメしたいのが、“美腸・腸活”を意識したメニューを提案するグロッサリー&カフェ「L for You」(エル フォー ユー)です。地下鉄「表参道」駅/「外苑前」駅のどちらからも(ゆっくり徒歩で約10分ほどの)好アクセス。住宅地へと一歩奥まったロケーションに昨秋オープンした同店の魅力のひとつが、青山通りに近いことを忘れさせるほど、ほっとひと息つかせてくれるような落ちついた空間。ガラス張りの外装で店内はほどよく明るく開放感のある雰囲気。入り口も段差がなく、バギーでお買い物にくるママさんも多いそう。店内では、ここ数年で盛り上がりつつある“腸内美容”が即実践できるメニューを提供するカフェスペースがあり、その奥には同じく“美腸” “腸活”をテーマに国内外の作り手からセレクトした食品をラインナップするグローサリーを展開。カフェではテイクアウト可能なドリンク、ランチボックスやおにぎり、味噌玉、グルテンフリーのお菓子なども販売するほか、店頭ではカフェでも使用している自然農法による低農薬/無農薬野菜の販売も行なっています。九州(熊本)や千葉(我孫子)など、自然農法栽培にこだわる農家さんの野菜が日替わりで登場。スーパーなどでは手に入りにくい無農薬レモンなどはまとめ買いしていくママも少なくないそう。特にオススメしたいのが、同店で平日は11時半から14時半まで提供されるランチプレート。写真のとおりかなりのボリュームながら、平日はドリンク付きで1,200円となかなかお得。ヴィーガン(肉・卵・乳製品不使用)とノン・ヴィーガンの2種類から選べるので、その日の体調によってチョイスできるのも嬉しいポイント。写真のランチプレートはヴィーガン(平日coffee/ teaのドリンク付きで1,200円)。ヴィーガンとはいえ、バリエーションも豊富で食べごたえあり。お肉を食べ過ぎた翌日や、夜はがっつり食べるよ!という日にギルトフリー的感覚でチョイスするのも手。その他の時間も、おにぎりや海苔巻き、米粉パンのフレンチトースト、アフタヌーンティーセットなどをカフェで楽しめるので、小腹をヘルシーに満たしたいとき、人混みを離れてちょっとひと息つきたい時、バギーなどを押しているとなおさら落ち着いてお茶する場所が見つからないことが多い(表参道は意外とバリアフリーで入店できるカフェが少ない!)ママたちにとって嬉しい存在です。■ココが子連れにうれしい!1)バギーでそのまま入店OK、カフェスペースもありなんと言っても路面の一階、入口もバリアフリーに近い感覚で、バギーでもらくらく入店できるって嬉しい。奥行きのある店内にはカフェスペースが21席。それぞれ、席の間隔も広くとってあるので、バギーを開いたままでもイートインやお買い物ができます。“発酵の知恵”をふんだんに取り入れた食材のセレクトも楽しい。2)ゆったりしたトイレスペーストイレは男女別で2カ所。オムツ替えの備え付けベッドは無いものの、中が広くて明るく、清潔なので、使い勝手の良さという点では◎! 抱っこ紐をしたママや、小さな子連れママは押さえておきたい嬉しいポイントです。<ココがうれしい>|ベビーカー入店OK|禁煙席|離乳食持ち込みOK|※スタッフにひと声かけてもらえればOK■おすすめメニューランチ後でもお野菜がたくさんとれる「パニーニ」や「バーニャカウダー」または「ディナーセット」。ロースイーツも評判です!■お店からママにメッセージ「5月から販売しているグルテンフリー、白砂糖フリー、添加物フリーのロースイーツ(ビーガン)が、好評です。46度くらいまでしか温度を上げない調理法のため、素材の持つ生きた酵素がたっぷり含まれています。小さなお子さんをもつママたちにオススメですよ」▼Information2018年7月より、春に好評だった美腸協会とのコラボランチ夏メニューが登場。今回のキーワードは “デトックス”! 玄米、もち麦、赤米などの雑穀に、玉ねぎ、セロリ、茄子、きゅうり、パプリカなどのたっぷり野菜を合わせ、ライムやパクチー、レモングラスなどの風味を合わせて仕上げた「米と雑穀のDetoxアジアンスープ」。セットのサラダにはトマトドレッシング付き。詳しくはHPまで。L for You(エル フォー ユー)
2018年07月13日グルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考える無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理、お菓子は彩り豊かグルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ【amasora(アマソラ)】神戸の人気パティスリー【ダニエル】での経験を経て、レストランのレシピ開発やケータリング、スイーツの販売などを手がけてきた、料理研究家・池7彩子さん。子供の頃からお菓子作りが大好きで”おやつの時間”という日々の暮らしの中で楽しめるお菓子を作り、さらには料理も手がけるように。白とグレーを基調としたスタイリッシュな店構え白×グレーを基調にした、清潔感あふれる空間には、スイーツやジュース、デリの並ぶ2台のショーケースが鎮座。そして、その中には、彩りも美しいサラダや前菜、揚げたてのコロッケや唐揚げ、ロールケーキやクグロフ、シロップなど、池7さんのこだわりのフードやスイーツが並びます。ショーケースには見た目も鮮やかなお惣菜や焼きっぱなしの素朴なデザートが並ぶ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考えるレストランで働いていたときに、毎日届く野菜や魚介を見て、日替わりメニューを考える池7さん。「届いたばかりのみずみずしいピカピカの野菜や鮮魚を、どんなふうに調理すれば、大切なお客様においしく食べてもらえるかなあ、と考えるのが楽しくて」。新温泉町から、週に2~3回届けられる天然の野菜はイキイキ!これらを池7さんがおいしい料理に仕立ててくれますそんな日々を過ごすうちに、「大切に育てられた素材を、大切に調理し、大切な人に食べてもらうこと」を生業にしたいと思うようになり、自身のお店をオープンします。その思いを表現した言葉が「自然派料理」。池7さんが使うのは、北海道のアグリシステムの有機栽培小麦、高知のあか牛、生姜、塩、兵庫に自生する山野草や野菜など。味付けをシンプルにした素材の良さを引き立てる自然派料理は、身も心もすみずみまで、豊かなものに満たされていくような、なんとも言えない感情が芽生えます。無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理は彩り豊か右側のショーケースに並ぶのは、北海道から届くシャドークイーンを使った紫色のポテトサラダ、フルーツトマトの胡麻和え、季節の野菜を使ったお惣菜やキッシュ、土佐あか牛のデミハンバーグなど。全国各地の生産者さんと密につながり、無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った体が喜ぶ料理や味はもちろん、彩りも豊かです。『キッシュ』500円(税抜)は手土産にも好評それらのお惣菜4種と、メインのおかず(3種から1つをセレクト)、高知産源流米の白米と古代米のご飯で作るお弁当「あったかBENTO」も人気商品の一つ。そのほかお弁当はボリューム、内容によって1800円(税抜)から6種類揃えています。パープルカラーが印象的な『紫色のポテトサラダ』300円/g(税抜)文旦で作った自家製酵素ドレッシングで和えた『キャロット・ラペ』300円/g(税抜)素揚げの甘みと生姜ドレッシングが好相性の『夏野菜の生姜和え』350円/g(税抜)また左側のショーケースには、黄金のロールケーキやいちごプリン、クグロフなど、素朴なお菓子とジンジャーシロップや酵素シロップがズラリと並びます。『塩キャラメルプリン』350円(税抜)、『いちごプリン』380円(税抜)などスイーツは6種類お菓子にも、アグリシステムの有機薄力粉・キタホナミ、堺・吉田ファームの卵、沖縄の本和香糖、新温泉町の日本ミツバチが集めるはちみつなど、厳選した食材を使用。「砂糖や塩を悪者にはしたくないんですよね。特にお菓子は、見た目の美しさも大切だと思うので、粉糖、北海道の辞菜糖のグラニュー糖も使っています。」と池7さん。『クグロフ』(ハーフサイズ)1,600円~(税抜)。北海道産の有機小麦粉・キタホナミを使用。イチジクのコンポートをシロップごと使用しているから、生地はしっとり。甜菜糖の甘みも、粉の風味もやさしい。「自宅のキッチンの延長に【amasora】があると思って活用してもらえたら……」と池7さん。1品買って食卓に並べるだけでも、心が豊かなになるような、そんな料理やお菓子を味わってみませんか。店主の池7彩子さん。「夏に向けてカレーも作る予定です!」【amasora】(アマソラ)TEL:0797-61-8551住所:兵庫県芦屋市宮塚町15-5-101アクセス:JR神戸線「芦屋」駅から徒歩8分、阪神本線「芦屋」駅から徒歩8分営業時間:10:30~19:30定休日:火曜
2018年06月17日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『SALUTS KITCHEN Market(サルーズ キッチン マーケット)』の春餅(チュンピン)です。千駄ヶ谷の路地裏にまるでパリのヴィンテージショップのような店ができたと思いきや、それが中華食堂だった時の驚きったらない。今年4月にオープンした『サルーズ キッチン マーケット』は、ヨーロッパの家具や食器に囲まれながら砂肝の紹興酒漬けや四川風水餃子を楽しめる“らしくない”店。でも「らしくないのがいい」のだと、オーナーのオサキカオルさんは言う。「リラックスできてヴァンナチュールが飲めて、高級すぎず普段から楽しめる中華料理店が欲しかったんです」。自分が満足できる食体験を追い求めてできあがったのがこの店なのだ。元来オサキさんは超がつくほどの食いしんぼう。7年ほど北京に在住した舌の記憶を生かしつつ、さらりと食べられる“疲れない中華料理”がメニューに並ぶ。登場すればワッとテーブルを沸かさずにはいられないのが、中華クレープ・春餅(チュンピン)。蒸籠で蒸されたクレープに色とりどりの野菜や叉焼、甜麺醤などを好きに包んで頬張れば、食感も風味もカラフルに広がりおめでたい気持ちに。心はすっかり中国の春節風景に持っていかれつつも、おかずを盛ったペールトーンの小皿はイングランドのヴィンテージで、トレイは梅干し用(!)のザルというカルチャーミックスっぷりは見事。オサキさんならではのセンスと想像力を積み上げた先に生まれたのは、どこにもなかった新しい中華食堂の姿なのだ。春餅¥900(1人前。注文は2人前から。写真は4人前)。地元の人々に根強い人気を誇る『ビストロ コンカ』の姉妹店として、『コンカ』の2軒裏隣にオープン。SALUTS KITCHEN Market東京都渋谷区千駄ヶ谷4‐22‐6TEL:03・6804・6034ランチ11:30~18:00 、ディナー18:00~22:00(通し営業)火曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2018年6月20日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2018年06月13日場所は、御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」で、屋外のビアテラス32席と店内48席でお楽しみいただきます。期間は2018年6月1日(金)から9月29日(土)までです。飲み放題は2時間制で、税込価格3500円です。HPから予約すると同3000円とお得です。「抹茶ビアガーデン」は今年4回目で、昨年は抹茶ビール約7500杯が出た大好評のイベントです。■真緑の「抹茶ビール」はインパクト大!抹茶とホップの苦さのマリアージュが美味ビアガーデンのメインである「抹茶ビール」は、ビールに抹茶を独自ブレンドしたオリジナルビールで、ホップと抹茶の苦味の調和が美味しい人気の一品です。深い緑色の強烈な見た目も特長で、写真映えの良さも抜群です。「抹茶ビール」のほか、黒ビール独特のコクと香ばしさを際立たせる“大人味”の「ほうじ茶黒ビール」や、国産の紅茶(和紅茶)ならではの自然な甘味と華やかさ香るフレーバービール風の「和紅茶ビール」に加えて、「抹茶黒ビール」や「和紅茶黒ビール」、そしてノンアルコールビールを使ったあっさり味で飲みやすい「ノンアル抹茶ビール」まで、計6種の“お茶ビール”を揃えます。“お茶ビール”は、当店専属のお茶の専門家“茶バリエ”が一杯一杯、丁寧に淹れます。それ以外にも、通常の「ビール」と「黒ビール」「ハーフ&ハーフ」「ノンアルコールビール」も用意するので、計10種のビールを、心ゆくまでお楽しみいただけます。ビール以外では、甘口の国産白ワインに抹茶をブレンドした、真緑のオリジナルカクテル「抹茶ワイン」も飲み放題に含みます。ワインのフルーティーな甘さと抹茶のほろ苦さのバランスが絶妙な1杯です。■新作「抹茶レバーペースト」「フィッシュ&茶ップス」など、ビールがすすむ茶料理10種料理は「抹茶ビアガーデン」初登場の2品を含む、“お茶ビール”と相性ぴったりの、おつまみならぬ“お茶まみ”全10種を提供します。今年の新作は2品。信州産地鶏のレバーペーストに抹茶を合わせた鮮やかなグリーンの「抹茶レバーペースト」と、ビアパブの定番フィッシュ&チップスを“日本茶レストラン”流にアレンジした、お茶風味の「フィッシュ&茶ップス」(同850円)です。ふんわりと揚げた白身魚のフリッターに、碾茶(てんちゃ)塩をかけたフライドポテトを盛り合わせます。緑茶・番茶・紅茶をそれぞれ練りこんだ3種の「1899お茶ソーセージ」(各同800円)もオススメです。お茶の風味がしっかりとする逸品で、昨年最も人気だった一皿です。その他、豆乳ベースに抹茶を混ぜた“真緑のソース”に新鮮野菜をディップしてお召し上がりいただく「茶~ニャカウダ」や、煎茶の茶葉を丸ごと使用した「茶葉と酒盗のピザ」など、バラエティ豊かな当店オリジナルの“お茶料理”を揃えます。いずれも、お茶の味わいを活かした、本格派の数々です。■食後は抹茶ケーキ、紅茶ケーキなど、お茶スイーツを食後には、お茶を使った「大人のケーキ」がオススメです。日本酒と抹茶を使用した「抹茶ケーキ」や、日本酒と紅茶を使って仕上げる新作の「紅茶ケーキ」、ブランデーとワインにほうじ茶を合わせた「ほうじ茶ケーキ」(1種盛り:同500円~3種盛り:同780円)をご用意します。しっとりとした口当たりで、甘さ控えめの大人のスイーツです。また、抹茶・紅茶・ほうじ茶の中からソースを選べる「自家製プリン」(同730円)もオススメです。(お問い合わせ先)レストラン 1899 お茶の水TEL 03-3251-1150
2018年06月06日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『Test Kitchen H(テストキッチン エイチ)』の前菜の盛り合わせです。参道・骨董通りから一本裏道に入った住宅街の一角にオープンした『テストキッチン エイチ』。料理人歴50年を迎えた山田宏巳シェフの最新店だ。約100席という巨大なダイニングと、最新機器を備えたキッチンを合わせたスペースには柱が1本もない!’80年代、原宿にあった超人気店『バスタ・パスタ』(初代シェフは山田氏)を彷彿とさせる、スタジアムのような一体感だ。「誰でも立ち寄れる気軽な店です。21時を過ぎたらアラカルトとワインでもいいですよ」。営業は夜のみ。基本コースは前菜、パスタ、メイン料理で5800円。全国から選りすぐりの素材を使って、この価格はリーズナブル。前菜の盛り合わせは、見た目フツーのサラダだが、一つひとつの素材がハンパない充実ぶり。毎日開店30分前に焼き上がるローストハム、自家製の生ハム&モルタデッラ(ボローニャの伝統的なソーセージ。やわらかく、しっとりとした舌触りは自家製ならでは!)、野菜も生、茹で、焼きなど調理法を変えて合計20種類ほどが並び、チーズソースで味わうとコクのあるハーモニーが生まれる。イタリアンの本当のうまさとは何か?その答えは、50年間本物を探し続けてきた山田シェフの皿の上にある。手前が漢方三元豚モモのハム、上にのっているのはカンボジアの生胡椒、ソースは自家製マスタード、唐辛子のピュレ。生ハム、モルタデッラに野菜とチーズソース。コース¥5,800より。21時以降のアラカルト¥1,500。東京都港区南青山5-12-13TEL:03・6452・658217:30~21:30LO無休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2018年5月30日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2018年05月23日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■素材を大切にするイタリアン「ジーリ」「オステリア ジーリ(OSTERIA GIGLI)」は、宮崎市内の有名なイタリア料理店。東京や京都にあるイタリアン「イル ギオットーネ」で修行した、若きオーナーシェフ外山慎さんが腕をふるいます。こだわりは厳選した宮崎県産の食材を使うこと。無農薬有機栽培の野菜を作ったり、狩猟にいったりと、自ら足を動かして“素材”にふれ、素材を五感で感じようとするのが外山さんのスタイルです。宮崎生まれの良質な素材を活かし、素晴らしい料理を作り出すために、素材と日々真剣に向き合っています。■季節の食材を贅沢に使ったパスタこの日いただいたのは、「たけのことわかめとブリのタリアテッレ」(1800円・税別)。「地のものを使い、季節感を出すのを大切にしています」と外山さん。ぷりぷりとした肉厚なわかめの食感が楽しいです。からすみや山椒など、エッジの効いた食材同士がぶつからず、うっとりするコラボレーションを生み出しています。こしのある平打ちパスタと素材そのものの濃い味がよく合います。他にもトマトを使ったパスタが多いジーリ。定番メニューの「シンプルトマトソーススパゲティーナポリ人好み」(1600円・税別)もおすすめです。■日替わりのドルチェは芸術作品のようジーリはドルチェメニューにも定評があります。日替わりで楽しめるドルチェ、この日は「ティラミス」(780円・税別)でした。なんとも美しく、繊細なビジュアルのティラミス。植物を目の前にしているかのようです。周りの土っぽいものはガトーショコラ。上のつるんとしたゼリー状のものはコーヒーをベースに作られています。すっとスプーンを通すと、いちごとマスカルポーネチーズのムースの内側にはスポンジケーキが……!見るだけでも、匂うだけでも幸福感が漂います。贅沢すぎるドルチェでした。店に入ってすぐのところの壁は、コルク栓でびっしりと覆い尽くされています。2011年のオープン当時から店で飲まれたワインたちが、店が歩んできた歴史を伝えてくれているようです。ふるさと・宮崎を愛し、そこで生まれる素材を深く知ろうと努め、人々を感動させる料理を作り続ける外山さん。ジーリの進化は止まりません。■オステリア ジーリ宮崎県宮崎市中央通3-22TEL 0985-55-0780・Photo/池田園子取材協力/宮崎市
2018年04月27日入り口ではとことん怖がったり、はたまたユニークな演出を一緒に楽しんだり監獄をイメージして作られたレストラン『ザ・ロックアップ』。店内は薄暗く、なんとも不気味な雰囲気を醸し出しています。お店の入り口のドアを開くのにもギロチンに手を入れてOpenします(左上写真)。ここはぜひとも相当怖がってみて下さい! 正直、薄暗く、内心はドキドキして怖いです……(笑)。そんな姿を見たら男性も守ってあげたいと思うかも。そして中に入ると手錠をかけられて(写真左下)監獄ルームに到着です! 怖がってばかりだと男性もひいてしまうかもしれないのでユニークな演出は思いっきり一緒に楽しみましょう。ドリンクはここでしか飲めない点滴ドリンク「ゾンビの輸血」600円や目玉が入った「サイコパスメデューサ」650円(写真右下)などをファーストオーダーすると、名前からしてツッコミどころ満載なので話題も盛り上がりデートではぐっと、距離が縮まります!他にも注射器のドリンク「新薬モニター」650円などもおすすめです。注射姿をわざと大げさに見せてもいいかもです(笑)。遊び心のあるフードで楽しくスタートミイラの形をしたサラダ「ミイラ男のシーザーサラダ」680円など、これまたツッコミどころ満載のユニークなフードがたくさんなので楽しみながら食事もスタートです。話題にこと欠かないのもこのお店のいいところです。「悪魔の左手〜グリルドハーブチキン」880円は切り落とされた手の形をしています。「こわ〜い」と言って怯えながら、でも笑いながら豪快にかぶりつくツンデレを発揮! 男性にインパクトを与えそうな一品です。お腹にたまる豪快なランプ肉のステーキ「拷問ステーキアイアンメイデン」1780円などもあるので男性も肉食女子も満足します。こんなにボリュームがあってこのお値段とは! コスパがいいのも魅力ですよね。冗談で呪ってみるさらにおすすめは「呪いの煮玉子」500円。生存確率は4分の◯?ということで、中にワサビの入った煮玉子があり、ロシアンルーレットができるんです。ワサビ入りの数は自分でオーダーの時に決められます。新たな恋がはじまりそうなデートでは二人で何か罰ゲームを決めて挑戦したり、マンネリさんには「浮気したら呪うからね〜」などと冗談を言いながら挑戦してみたらいかがでしょうか?運よく男性が当たりを引き、強烈なワサビが効いている最中だったらいろいろなワガママも聞いてくれるかもです! なんなら、いい感じの人となら「つきあってくれる〜?」というと思わず「うん」と言ってしまうかも(笑)。背筋も凍るショータイムは接近戦へ『ザ・ロックアップ』では2時間に1度、モンスタータイムとしうショータイムがあり、薄暗いなか、モンスターやお化けが店内中を驚かせにきます。店内には怪談のような怖い話と音楽が流れ、リアルに背筋が凍り、顔がひきつりました! 四方八方からくるので本当に怖く油断できない感じです! ストーリーも40〜50個ほどあり、毎回きても楽しめる内容となっています。そんな混乱に乗じて、デートでは「そっちいっていい?」と言いながら男性の席の隣にいくなど接近戦に持ち込んでみてはいかがでしょうか? 実際に男女混合のグループできていた女性は「こわ〜い!」といい感じの叫びを上げていましたよ。サプライズでお祝いもして脱マンネリそんな距離が縮まったモンスタータイムの後はサプライズでアニバーサリーやバースデーのお祝いもおすすめです。怖いモンスターが幸せを運んできてくれます!薄暗さと怖さでドキドキした後のサプライズは男性もきっとキュンとするはず。今まで怖がっていたのに……ザクッと目玉をフォークでさして「あ〜ん」と笑顔であげてみるとギャップで印象的に。マンネリデートやお祝いにも刺激になりますね。サプライズには今、流行っているミラーケーキ5000円もあります。この日いただいた、ホワイトチョコレートでコーティングされたフランボアーズムースのガイコツケーキ4000円とミラーケーキは2日前までの予約が必要です。当日も2000円のケーキが用意できるのでお祝いがあるなら断然サプライズがおすすめです。ゴールデンウィークにもおすすめいかがでしたでしょうか。ユニークで恐怖な経験は意外にも会話が弾み、新たな恋の距離も縮められますよね。さらにマンネリカップルにも刺激を与えてくれるかもしれません!もうすぐでゴールデンウィークなので、まだ予定が決まっていない方は遠出をしなくても異世界やテーマパークにきたような気分も味わえるのでおすすめですよ。店舗も都内だけでなく全国各地にあるので、ぜひこのクセになる魅惑的なホラーを体験してみてくださいね。Information『監獄レストラン ザ・ロックアップ』監獄レストランという怖くてユニークな演出で有名な『ザ・ロックアップ』をご存知でしょうか? デートや合コン、グループでのお祝い、海外からのお客さまにも人気のテーマパークのようなレストランです! ここの雰囲気を上手に使えば、新たな恋の距離が縮まったり、マンネリカップルに刺激を与えてくれるかも? そんなゴールデンウィークにもおすすめのプチホラーが体験できるレストランとデート技をご紹介しますね。
2018年04月25日青山【フロリレージュ】浅草【HOMMAGE】白金台【TIRPSE】木場【アタゴール】麻布十番【クチーナ ヒラタ】青山/フレンチ【フロリレージュ】日本の風土を意識した新感覚の味わい青山・外苑前にある人気のフレンチレストラン。2018年「アジアのベストレストラン50」で第3位に輝いた名店です。友禅で染めた木の壁や廃材を利用した床、黒を基調としたシックな空間は、従来のフレンチのイメージをくつがえす独自の世界を表現。特別な記念日を演出してくれます。料理は、日本の風土を感じさせる国産食材を使ってフランス料理を表現。山菜に緑茶、すっぽんなど和の食材を川手シェフならではのフレンチに仕上げています。料理を美しく引き立てる食器も、30年かけて乾燥させた桐の皿に漆を施した器や、ヤシの実を鉄で染めたパン皿など独創的な世界観に合ったものを使用しています。フロリレージュ(Florilege)【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】外苑前駅 徒歩6分この店をオススメするシェフ【SALONE2007】細田健太郎シェフ「料理のおいしさはもちろん、サービスにもビックリしました。ひと皿ごとにグラスワインを合わせるペアリングコースをいただいたのですが、思いがけず一杯だけ日本酒が出てきました。嬉しいサプライズのあるお店です。」浅草/フレンチ【HOMMAGE】各国料理からアイデアを取り入れたオリジナルフレンチ一ツ星を獲得し、浅草を牽引するフレンチとして不動の地位を築きあげたお店。観光地の喧騒から離れた、閑静な住宅地の中にあります。星付きのレストランらしい落ち着いたお店ながら、肩を貼らずに楽しめるのがこちらの醍醐味。大切な人との記念日にも、ゆったりと過ごせます。独特の感性が息づくフレンチは、各国料理からアイデアを取り入れています。インドのサモサを取り入れたり、時にサムゲタン風に仕立てたりと、ここでしか味わえないフレンチが楽しめます。ワインはフランス産にこだわり、ブルゴーニュなど約200種を用意。シェフのアイデア光る料理に寄り添うようなワインが厳選されています。HOMMAGE【エリア】浅草【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】浅草駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【L’oiseau par Matsunaga】松永和之シェフ「荒井シェフは、つねに新しい事を察知して取り入れていらっしゃる方です。技術であったり、見せ方であったり。訪れるたびに、まったく違う体験をさせてもらう感覚で楽しめます。人形焼のようなデザートを出すなど、浅草の風土を感じさせるアプローチも新鮮。それでいて、シェフ自らサービスしたり、積極的に話かけてくれる、アットホームな雰囲気がいいですよね。ゆっくり寛ぐつもりで訪れるのがオススメだと思います。」白金台/フレンチ【TIRPSE】フレンチの“粋”を表現した創作メニュー白金台にある、小粋なモダンフレンチ。内観は余計な装飾を省き、シンプルにまとめられたシックな雰囲気です。照明にもこだわっており、奥に座った女性がもっともきれいに映えるよう計算された設えは好評です。料理は基本を大切にしながらも、日々新しい要素を取り入れているのだそう。様々な国や地域の郷土料理を研究し、それぞれの良さを取り込んだ新感覚のメニューが魅力です。ワインも充実しており、フランス産ワインは現地の醸造家から直接仕入れるものも含めて、約250種類ものラインナップ。入り口に足を踏み入れると現れる、ワインとグラスのコレクションにも驚かされます。TIRPSE【エリア】広尾/白金【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】白金台駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【レストラン セララバアド】橋本宏一シェフ「若い人たちの勢いを感じるレストランです。“北欧の実力店で経験を積んだシェフ”だということが気になりうかがったところ、すごく良かったです。前菜の、リンゴのパウダーがかかった『ポンム・スフレ』は、しっかりした技術がないと難しい料理なのですが、これがとてもおいしかったです。プレゼンテーションなどのセンスはもちろん、古典的とさえ言える基本がしっかりしていることにも驚きました。パティシエの方も素晴らしいデセールをつくりますね。」木場/フレンチ【アタゴール】季節ごとに様々な味覚が堪能できるフレンチ木場にある、オリエント急行のシェフを務めたオーナーによるフレンチレストラン。駅舎を模した建物に停車する、オリエント急行の車両が目印です。エントランスからプラットホームを抜けるとダイニングが現れ、オリエント急行スタイルでメニューを提供してくれます。日本に居ながら異国での旅行気分を味わえる、特別な日の演出にもぴったりなお店です。記念日や誕生日には、オリジナルデザートプレートをご用意。ナイフで果物を様々な花の形に加工する「カービング」と言われるタイの伝統芸を駆使したデザートは、特別な日を華やかに演出します。料理の種類は豊富で、白神山地の雪ウサギや房総産のマガモといった季節のジビエ料理や、各国のテイストを加えた独創的な料理が楽しめます。アタゴール【エリア】木場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】木場駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【寿修】先崎真朗シェフ「結婚記念日などに訪れている大切な店です。クラシカルな正統派フレンチで、とくにヤマウズラやトナカイなどの、ジビエのおいしさにいつも驚かされます。」麻布十番/イタリアン【クチーナ ヒラタ】季節感のある人気のアラカルトメニュー麻布十番駅から徒歩3分、ビル3階にある隠れ家的イタリアン。お店に入ると、上質で落ち着いたおもてなしの空間が広がります。木のぬくもりを感じる店内は、ゆったりと配置された客席や、大きな窓から差し込む光がやわらかな雰囲気を演出。日常の慌ただしさを忘れて、大切な方との食事をゆっくり満喫できます。食材には、築地から仕入れた新鮮な魚介類、新潟や奈良などの農家から取り寄せた新鮮野菜などを使用。毎月変わるアラカルトメニューは、季節ごとに様々な味が楽しめます。ワインはイタリア産にこだわり、常時200種類以上を用意。イタリアの珍しいお酒「グラッパ」や、芳醇な香りのワインなど、料理に合わせて選べます。クチーナヒラタ【エリア】麻布十番【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【オステリア イノウエ】井上広二シェフ「記念日や、家族や友人との会食時に利用しています。パスタはもちろん、どの料理もおいしく、特にマダムが勧めてくれるワインや料理は絶品です。おしゃれな雰囲気でゆったり過ごせるお店なので、特別な日やデートなどにオススメです。」シェフおすすめの、特別な日を演出してくれる“記念日レストラン”5店舗はいかがでしたか? 誕生日や記念日のデートで訪れれば、素敵な思い出になることでしょう。
2018年04月24日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『Buvette(ブヴェット)』のコック オ ヴァンとアスパラガスとキャロットラペです。アスパラガスもにんじんも、鶏の赤ワイン煮込みも、お皿いっぱいに盛り付けられて登場する。大きな皿のはじっこにちょこんと飾った流行りのフレンチスタイルとは真逆。でも、それこそが女性オーナーシェフのジョディ・ウィリアムズさんの狙いなのだ。「伝統的なフランス料理を小さな皿に凝縮させ、テーブルいっぱいに並べて、家族や友人とシェアして楽しんでほしい」と言う。彼女はアメリカ西海岸出身。28歳でNYに移り、高級レストランで修業を重ねた。その後6年間イタリアで仕事をして、パリ、日本をまわって再びNYへ。数店のイタリアンでシェフを務めた後、’10年に独立を果たす。そんな彼女の店はまたたくまに話題になり、’13年はパリにも出店した。そして3号店がここ「東京ミッドタウン日比谷」の中だった。アスパラガスには軽くホイップしたマヨネーズを。にんじんにはコリアンダーやクミンが香る。鶏の赤ワイン煮込みはコクがあってもしつこくない。まだまだメニューの数は少ないけれど、そのどれもが、どこか懐かしさを感じさせる料理ばかり。アンティークをあしらったインテリアの中で、平日は朝8時から夜11時30分までいつでも食事ができる。この周辺で働いていたら、一日中ここに入り浸ってしまいそう!アスパラガス ムースリーヌ¥1,200、キャロットラペ・ピスタチオ コリアンダー・レモン¥1,200、コック オ ヴァン(ディナーのみ)¥1,800。Buvette(ブヴェット)東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷1FTEL:03・6273・31938:00~23:30(22:30LO)土・日・祝日9:00~23:30(22:30LO)無休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2018年4月25日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2018年04月23日メインダイニングがリニューアルオープン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】2017年12月よりショーン・キーナン氏が総料理長に就任した【アンダーズ 東京】。そのメインダイニングが、より刺激的で新たな発見のある食体験を提供するレストラン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】として2018年4月16日(月)よりリニューアルオープンします。【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】は肩肘を張らず、和やかに食事とお酒を楽しめるダイニング。メインとなるグリル料理のほか、世代を超え愛され続けている人気の料理を、驚きと感動のある新しいプレゼンテーションで楽しめます。雪国の熟成技術「スノーエイジング」で旨味が凝縮された“肉料理”『スノーエイジング 北海道産シャトーブリアン』F1 400g(2名用)18,000円(税・サ別)注目は、「スノーエイジング」された肉や野菜をつかった新感覚のグリル料理。この「スノーエイジング」とは、雪国の伝統的な貯蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で食材を熟成させたもの。これは日本古来の熟成技術で、野菜は甘みが増し、肉は良質な熟成肉に変わります。日本の伝統的な食文化と、新しい感覚のアイデアを融合した、ここでしか味わえない新感覚のグリル料理が楽しめます。『スノーエイジング 北海道産サーロイン F1』 220g9,500円(税・サ別)全ての肉は、豊かな日本の恵みを受けた国産のものを使用。グリルは360度全方向から均一に火を通すことができる高温のグリルオーブンを使うことで、お肉の旨味を閉じ込め、よりジューシーに焼き上げられています。『ニース風サラダ 鮪の赤身のシアード インゲン ポテトのコンフィ ブラックオリーブ ウズラの卵ホワイトアンチョビ ヘーゼルナッツドレッシング 胡麻チュイール』2,400円(税・サ別)そのほか、ニース風サラダやスモークサーモンなどの人気メニューも、「テーブルに運ばれてきたときに思わず声を上げてしまうような、驚きのある一皿を届けたい」というキーナン氏の思いがつまった、感動のプレゼンテーションで魅せてくれます。『サーモンマリネの自家製スモーク キャビア アスパラガス ホースラディッシュクリーム ケッパーベリー』2,600円(税・サ別)いかがでしたか? お料理のおいしさのみならず、見た目の美しさも揃った【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】。東京の素晴らしい眺望を楽しみつつ、特別なひと時をお過ごしください。『ボンブアラスカ マンゴー ストロベリークーリー』1,400円(税・サ別)【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】リニューアルオープン:2018年4月16日(月)電話:03-6830-7739(レストラン予約)住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ51階アクセス:銀座線「虎ノ門」駅1番出口から徒歩約5分営業時間:ダイニングエリア[朝食]6:30~11:00[ランチ]11:30~15:30[ディナー]18:00~22:30[週末ブランチ]11:30~13:00、13:30~15:30ラウンジエリア:10:30~23:30[アフタヌーンティー]14:00~17:00([土日祝]13:00~15:00、15:30~17:30)定休日:無休
2018年04月17日時代を超えて愛される作品『PEANUTS』。スヌーピーやウッドストック、チャーリーブラウンなど、愛らしいキャラクター達は今も私達を惹きつけてやみません。そんなスヌーピーの世界を堪能できるレストラン〔PEANUTSDINER〕が2017年12月に横浜みなとみらい〔マリンアンドウォークヨコハマ〕に登場しました。オープンから数か月経っても、人気の衰えないレストラン、その魅力をたっぷりご紹介します♪西海岸のシーサイドダイナーをイメージした「PEANUTS DINER」〔PEANUTSDINER〕が横浜みなとみらいにオープンしたのは2017年12月のこと。コンセプトは「アメリカ西海岸のシーサイドダイナー」。スヌーピーの仲間たちとゆかりが深い西海岸をモチーフにした店内は、広々としたスペースにオーシャンビューのエリアもあり、席数は114席。明るく開放的な空間が広がります。西海岸らしいインテリアとオーシャンビューの景色は、デートに最適なおしゃれさ。子ども用の椅子やソファもある、ゆったりした空間はファミリーユースにもぴったりです。そして、壁や窓、クロスなど、いたるところにスヌーピーや仲間たちがデザインされています。そんな「スヌーピーたちを探す楽しみ」も味わえる、かわいいレストランなのです。キャラクターを探してみて!メイン料理&スライダーバーのフードメニューフードメニューは、メインを一品選び、サイドメニューをブッフェスタイルで楽しめるセットがオススメ。このブッフェは「PEANUTSGANGSLIDERBAR(ピーナッツ・ギャングスライダーバー)」と名付けられ、6種のスライダー、ピッツァ、デリバー、ドリンクバー、オラフのチョコレートファウンテンが食べ放題+飲み放題なんです。メイン料理・スライダーバーのいずれも《アンディーのクラムチャウダーグラタン》《ピーナッツ・ギャングのベースボールハンバーグ》など、ピーナッツの仲間たちの名を冠したものがたくさん。メイン単品でも注文できますが、ぜひここは、セットメニューでの注文をおすすめしますよ!こちらは《ジョー・クールのシーフードナポリタン》。発祥の地とも呼ばれる横浜らしい「ナポリタン」に西海岸らしいシーフードをアレンジした、ピーナッツダイナーならではのメニューです。そのほか、ステーキやハンバーガーなどアメリカのダイナーを感じさせる、ボリュームたっぷりのラインアップが。ドリンクも充実していますので、食事を終えたあともゆったりと時間を過ごせるはず。ちょっと物足りないな、という場合は、サンデーなどスイーツメニューもありますよ♪フォトスポットも!スヌーピーいっぱいの店内は見どころ多数「スヌーピー」をテーマにしたレストランというだけあって、店内にはスヌーピーやキャラクターたちがいっぱい。壁に描かれた4コマ漫画、雑貨が並べられたかわいい棚、窓に描かれたキャラクター。PEANUTSの世界観にどっぷり浸れるレストランです。店内にはこんなフォトスポットもありますので、食事を終えたあとは野球を楽しむスヌーピーや仲間たちと一緒に記念撮影はいかが?カトラリーやクロス類などもさりげなくかわいいので、ぜひ注目してみてくださいね。オリジナルグッズが購入できるコーナーもぜひチェックを♪また、レストランで食事を楽しむだけではなく、店内入口にはグッズの販売スペースもあり雑貨も購入できます。ラインナップはお皿やマグカップ、Tシャツなど様々。そして、ここでしか買えないピーナッツダイナーの限定品として、横浜や海をイメージしたグッズも販売されています。雑貨好きな方はぜひチェックを!人気の〔PEANUTS DINER〕、WEB予約は必須!スヌーピーの世界を堪能できる〔ピーナッツダイナー〕は、オープンから数か月たっても人気の衰えないスポットです。利用する際には、あらかじめ予約しておくのがオススメ(WEBにて予約可)。今、横浜で行きたい、おいしくて、ハッピーな気分になれるレストラン。ぜひ、スヌーピーや仲間たちを見つけに行ってみてくださいね!【PEANUTSDINER(ピーナッツダイナー)】●住所神奈川県横浜市中区新港1-3-1MARINE&WALKYOKOHAMA2階●営業時間11:00〜23:00(L.O.=22:00)●定休日施設に準ずる●URL●ライター下川尚子
2018年04月13日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『Quindi(クィンディ)』のランチプレートです。マースのシャルキュトリー、井さんのジャージー牛のリエット、グラツィアーノのヴィネガーでマリネした愛媛の鯛……。代々木上原『クィンディ』のメニューには、使用する素材の生産者の名前が丁寧に記されている。それは商品に付加価値をつけるためのお飾りではなく、自分たちが生産者と生活者をつなぐ“メディアとしてのレストラン”でありたいという意思表示のように思える。「だからスーパーマーケットを併設しています」と、オーナーの塩原弘太さん。食べて気に入った食材や調味料は併設ショップで購入することができるのだ。商品はそのどれもが、塩原さんたちが実際に出会い、信頼している作り手たちのもの。しょっつるなどの魚醤を扱うのも、受け継がなければ失われてしまう日本の食を紹介する場所でありたいという思いがあってこそ。志は高いが、その一方で間口は広く、「家族でも気兼ねなく行けるような店でありたい」と言う。元々、塩原さんもシェフの安藤曜磁さんもファインダイニングの世界で活躍してきた人たち。そんな彼らが子供も歓迎する全方位型の店を始めたのには理由がある。「上はいくらでもあるんです。ただ食文化を俯瞰したとき、ベースとなる日常の食の場が足りないと思った」。日常に本物を根付かせる。そんな強い想いを持ったレストランだけが作れる未来、その前向きな予感が、『クィンディ』には満ちている。ランチプレート¥1,800。MARSのシャルキュトリー、井さんのジャージー牛のリエット、Grazianoのヴィネガーでマリネした愛媛の鯛、春のサラダ、自家製の発酵バター、コンフィチュール、天然酵母のパン。“Quindi”はイタリア語の接続詞。食と社会をつなぐ接続詞として、食の未来を描くレストラン、いや、運動体となっていくのかもしれない。東京都渋谷区上原2‐48‐12東洋代々木上原コーポ101TEL:03・6407・0703ランチ11:30~13:30LOディナー18:00~22:00LOショップ11:00~23:00水曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2018年4月18日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2018年04月12日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■貴重な「南の島豚」を食べられる「AUBE.鉄板料理 つむぎ」「南の島豚」という宮崎生まれの豚肉をご存じでしょうか?南の島豚とは、肉質の良さで知られる沖縄在来種で、頭数が少なく貴重な「島豚(アグー)」とサシが入りやすい「赤豚(デュロック)」を掛け合わせて作られたブランド豚のこと。作っているのは、美味しい肉を求めて50年余、農林大臣賞受賞経験もある、宮崎県川南町永田種豚場。宮崎県内で永田さんだけが作っている、ということで、とても貴重な豚肉というわけです。この南の島豚をいただける店が、宮崎市街にある人気店「AUBE.鉄板料理 つむぎ」。2007年6月にオープンした同店には、南の島豚や宮崎牛で作られる料理を求めて、地元客のみならず全国からお客さんが訪れます。■おかわり確実!甘みのある豚と葱のコラボがたまらない「南の島豚の葱しゃぶ」南の島豚を使った料理でおすすめなのは「南の島豚の葱しゃぶ」。「和製イベリコ豚」とも呼ばれる南の島豚は、肉のきめの細かさが特徴です。薄いピンク色がはっとするほど美しい……。「肉が硬くなると味わいが変わるので、ピンク色が少し残るくらいでさっと上げて食べてください」と話すのは、マネージャーの藤原康人さん。たっぷりの葱を南の島豚で包んで、蕎麦つゆをベースにしたタレをつけていただきます。脂身の濃厚な甘みがありながら、やさしい旨みが口の中いっぱいに広がっていく――。一口食べるだけでにんまりしてしまう、幸福な味わいです。薬味として添えられた、柚子胡椒や大葉、柚子の皮はお好みで。あっさりした味わいなので、豚も葱もおかわりするお客さんが多いようです。南の島豚の旨みをたっぷり含んだ出汁で作るシメも絶品。「南の島豚の葱しゃぶ」価格1人前1900円おかわり豚1人前1000円おかわり葱1人前700円雑炊1人前360円うどん1人前650円■極上のブランド牛・宮崎牛の魅力が詰まった餃子続いていただくのは、宮崎牛を使った「サーロインたっぷり餃子」(830円・税込)。有名ブランド牛のひとつとして知られる宮崎牛は、とても厳しい条件で作られています。・宮崎県内で生産肥育された黒毛和種であること・日本食肉格付協会による格付で、肉質等級(1〜5等級)が4等級以上のものであること・県内種雄牛もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖に持つことといった定義がなされています。「宮崎牛の特徴はしつこい印象がない、さらっとした脂であること」と藤原さんが話すように、サーロインたっぷり餃子も肉汁たっぷりで、ジューシーさを楽しめながらも、どこかあっさりとしているのが特徴です。「ジャポネソースを鉄板で焦がして作るこだわりのタレを餃子にかけて、上から黒胡椒を振っています」肉たっぷりの餃子を食べている!といった印象なのに、胃もたれする感はなく、さらさらしているのが不思議です。見た目もおしゃれで新感覚の餃子。宮崎産のブランド豚とブランド牛を最高な味で、お手頃価格で堪能できるAUBE.鉄板料理 つむぎ。宮崎市を代表する名店のひとつです。■AUBE.鉄板料理 つむぎ宮崎県宮崎市中央通8-23 大丸ビル2FTEL 0985-27-8839HPText/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月10日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■癒し系イケメンが切り盛りする「お好み焼き 信さん」宮崎市街中心部の大通りから1本入ると、なんともディープな通りが広がります。東京で言うなら新橋の路地裏、のようなところ。こじんまりとした居酒屋が密集した「人情通り」もそのひとつです。通りを進んでいくと、ひとつの建物がブラウンとピンクに塗られ、ふたつの店舗に分かれています。「信さん」と「かねちゃん」。なんか近いものがある……と感じながら暖簾をくぐると、温かみのある笑顔でイケメンが出迎えてくれました。渋い店の中にこんな爽やかなおにいさんがいるとは、サプライズと言っても過言ではありません。若きオーナー松原明成さんの、ひと目見ただけで癒やされるこの笑顔をご覧ください。心がほわほわと温かくなりますね。お好み焼き屋 信さんは先代が営業を始めて約30年。7年ほど前に代替わりして、松原さんがオーナーとして、店を切り盛りするようになりました。「ちょっと気になったんですけど、隣の“かねちゃん”とは何か関係があるんですか?」気さくそうなオーナーなので、店に入る前に疑問に思っていたことを尋ねてみました。「前は僕たち別のところに店を構えていたんです。そこから一緒に移転してきました。そうそう、“かねちゃん”と僕、実家も隣り合ってるんですよ(笑)」(松原さん、以下同)不思議に感じたことは素直に聞いてみるものです。それにしてもイケメンなのに親しみやすく、なんだかかわいらしいオーナー。長年愛される理由がひとつ、わかりました。■ごはんが進みそうな美味しさ。信さん名物「あんかけ焼きそば」この日いただいたのは、「あんかけ焼きそば」(800円・税込)。先代のときからの人気メニューで、辛さは「そのまま」「5倍(ピリ辛)」「10倍(やや辛め)」から選べます。ちょっと辛いものが好きな人は「10倍」にしてもいいかもしれません。今回は「5倍」で作っていただきました。注文後、あっという間に出てきたあんかけ焼きそばは、もやしやキャベツ、にんじん、ピーマンなど、宮崎生まれの濃い色の野菜がたっぷり。豚肉の量も太っ腹。全体的に量も多めで、みんなでシェアするのに嬉しいメニューです。辛みと甘みのバランスが絶妙で、野菜や肉のうまみがしっかり出たあんは、白いごはんが欲しくなる美味しさ。麺を食べているのに何をおかしなことを言っているのかと思われるかもしれませんが、ごはんと一緒に食べたり、ごはんにかけて食べたりしても、確実に美味しい一品でした。■「鉄板で焼く」ピザは女性に大人気続いていただくのは、鉄板で焼く新感覚のピザ「信さんPizaa」(950円・税込)。薄くパリパリとした特徴的な食感は、鉄板にしか出せないもの。「鉄板で焼くピザ“鉄板Pizaa”は4種類ほどありますが、野菜をたっぷり使った“信さんPizaa”はとくに女性に人気がありますね」地元の人に聞いてみると、ふらっと行っても満席のことが多いという信さん。美味しい匂いが立ち上る幸せな空間で、目もお腹も満たしたい方は、信さんを訪ねてみては。■お好み焼き 信さん宮崎県宮崎市中央通6−28TEL 0985-31-7326/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月07日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■挑戦し続ける老舗「蕎麦屋哲心」宮崎市中心部にある「蕎麦屋哲心」は、全国からお客さんが集まる人気の蕎麦店です。2代目の小田哲さんは京都の老舗和菓子店「末富」で18歳から5年間修行。「父(創業者)にはない引出しを作りたかったんですよね」(小田さん、以下同)12年前に宮崎に戻ってきてからは、初代と共に店に立っています。その頃からメニューに甘味が加わるようになりました。美味しい蕎麦を提供する哲心に、別の顔が生まれたのでした。たとえば、「大人のわらび餅」(500円・税込、限定20食)。わらびの根から取り出したデンプンを乾燥させた、本物のわらび粉だけが使われています。年に200kgしかとれない貴重な国産わらび粉だけで作られるわらび餅は、「これまで普通に食べてきたわらび餅は、わらび餅とは別物の甘味なのでは?」と思わせるほどのインパクトです。口の中に入れると、すうっと溶けて消えていく。でんぷん粉が混ざった、もっちりしたわらび餅とはまったく違う食感。提供する直前に振られたきなこから、香ばしい香りが漂い、匂いでも幸せになれます。■チーズ×オリーブオイルがこっくりとした美味しさの「醍醐」先に甘味の話をしましたが、ここからは蕎麦のご紹介を。哲心を代表するメニューのひとつになっているのが「醍醐(パルミジャーノチーズとオリーブオイル)」(1280円・税込)。ちなみに醍醐とはチーズ(蘇)の和名。2014年9月に裏メニューとして提供したところ、大きな反響となり、2015年にはレギュラーメニューになりました。「パスタに合う食材だったら、蕎麦とも合うやろ、と思って作りました。当時、父と母は驚いてましたけど(笑)」36カ月熟成したパルミジャーノチーズが蕎麦の上にたっぷりと、まるで粉雪のようにふんわりと乗っています。てっぺんにはコクのある卵黄。そのすべてを専門店でこだわって選んだというオリーブオイルと絡めていただくと、パスタを食べているかのよう。口の中で洋のチーズ、オリーブオイルと和の蕎麦がタッグを組み、なんとも魅惑的なこっくりした味が生まれます。蕎麦とチーズ、オリーブオイルがこんなに幸せな組み合わせだったとは……と、食べながら恍惚とした表情になっている自分に気づきます。最後は蕎麦湯を加えると、ポタージュスープのようになり、すべて飲み干したくなるほどの美味しさです。■品良くさっぱりした「もずくそば」は4月末まで最後にもう1品、4月いっぱいまで提供している「もずくそば」(1600円・税込)をいただきました。長年、通年メニューとして出していましたが、使用している糸もずくの生産者が廃業したのを機に、寒い時期のみの月替りメニューになっていました。現在は当時とは別の生産者の糸もずくを使用しているそう。もずくそばって酸っぱそう……というイメージがあるかもしれませんが、“もずく酢”を使っているわけではないため、酸っぱさはまったく気になりません。あたたかい蕎麦の上にたっぷり乗った、とろりとしていて品のいいもずく。海や潮の香りを連想させるさっぱりとした美味しさはやみつきになりそうです。哲心の常連さんには「いつも醍醐を食べる人」「いつももずくそばを食べる人」というように、決まったメニューしか食べない人は少なくないそう。言い換えると、哲心でしかいただくことができないメニューがあるからこそ、地元の人のみならず、遠路はるばる訪れる人が多いということでもあります。「いつ、どんな方が来ても美味しいものを出す」精神は先代のころからそのままに、新しい感性を活かしたメニューを楽しめる哲心。小田さんの「食べることを通じた幸せ(=口福)」を追求するブログを読んでいると、店や蕎麦、お客さんへのまっすぐな愛が伝わってくるはずです。■蕎麦屋哲心宮崎県宮崎市橘通東3丁目4−9TEL 0985-27-7724/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月06日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■先代から40年以上愛される洋食店「らんぷ亭」シェフの藤澤賢二さんは父がオープンした「らんぷ亭」を継いだ2代目。安定感のある老舗洋食店でありながら、自身が修行した「オテル・ドゥ・ミクニ」などのフレンチの技法を取り入れるなど、新感覚の洋食を作り出すシェフです。2000年にらんぷ亭に戻り、2007年からは代替わりし、以来11年に渡って腕を奮っています。注目のシェフが仕切るらんぷ亭には、芸能人やアスリートなどの著名人も訪れていて、日本全国からお客さんが集まる名店となっています。■華やかな見た目もさっぱり感も素敵。トマトが主役の一品この日いただいたのは、「新門さんが作ったフルーツトマトのシュープリーズ」(950円・税込)。シュープリーズ(surprrise)はフランス語で「驚き」「びっくり」などの意味があります。「宮崎県北部の海沿いの町・門川町にある新門トマト農園さんが作る高糖度トマトを使っています。トマトを丸々1個使っていて、食べたときにびっくりしてもらうのを狙っています」(藤澤シェフ、以下同)トマトを覆い隠すつやつやとした黒色の“カバー”は、トマトの皮と塩、宮崎県三股町で自然栽培された黒ごまをあわせてピューレにしたもの。上には紅菜苔(こうさいたい)、側面には金柑の輪切りが華を添えています。ぱっと見、トマトなのか何なのかわからない、「なんだろう?」感をくすぐる謎めいたメニュー。でも、ナイフを入れるとあらびっくり。甘いトマトが出てきます。数種類の香草を使ったちょっぴりスパイシーな緑のソース、フルーツトマトを使った甘酸っぱい赤のソースを付けていただいて。さっぱりした爽やかな一品です。前菜にオーダーしたい。■肉々しさが神々しい。肉汁を贅沢に閉じ込めたふっくらハンバーグ続いていただくのは、なんともフォトジェニックな「ハンバーグ(自家製デミグラスソース)」(2000円・税込)。ボリューミーな宮崎牛の肉塊を支えるのは、宮崎県内で自然栽培されたじゃがいもです。牛肉界で高評価を得る宮崎牛は、「宮崎県産の黒毛和種であること」「肉質等級が4級以上のもの」が条件とされ、霜降りの具合や肉の締まりとキメ、肉の色沢、脂肪の色沢の4項目すべてで5段階中4以上の評価がつくことが求められます。厳選された良質な肉はキメ細かい霜降りがありながら、脂っぽくないのが特徴。「宮崎牛のなかでも、赤みの強い経産牛(お産を経たお母さん牛)を手切りにして、肉々しい食感を大切にしています。フライパンで軽く焼いた後、オーブンで焼いて、ハンバーグのなかに肉汁をしっかり閉じ込めているのもポイントです」切り分けると肉汁がじゅわっとあふれ出ます。一口含むとその「THE・肉!」と言わんばかりの、荒々しさと繊細さが同居する肉感、ジューシーな味わいにうっとり。ソースがこってりしすぎず、かるめな味わいなのは、デミグラスソースに少量の赤ワインを混ぜているから。ほくほくしたポテトともからめていただきます。宮崎市を代表する洋食屋のひとつとなりながらも、現状に満足することなく、変化を楽しみながら新しい挑戦を続けるらんぷ亭のシェフ、藤澤さん。次に来店すると、どんなメニューが待っているんだろう、とワクワクさせてくれるお店です。■らんぷ亭宮崎県宮崎市中央通8-16 第2三輪ビル中2FTEL 0985-25-8337/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月03日マドリードで有名なレストランのひとつに〔Botín(ボティン)〕というお店があります。「現存する世界最古のレストラン」として、ギネスにも認定されているのだとか。世界中からファンが訪れるそうです。せっかくなので旅のちょっとした贅沢に訪れてみました!ヘミグウェイも愛した世界最古のレストラン“世界最古”というだけにどれほど格式が高いのかしら……。と、ちょっとドキドキして出かけたに〔Botín(ボティン)〕。創業はなんと、1725年!長い歴史を持つ名店だけあり、さまざまな逸話が残されていました。例えば、スペイン絵画の巨匠であるフランシスコ・デ・ゴヤがマドリードへ上京した際に厨房で皿洗いをしていた、作家のアーネスト・ヘミングウェイも常連で彼の“指定席”が今も残っている……。そのヘミングウェイの代表作『日はまた昇る』の中にも記述があり、〔ボティン〕の知名度が一気に高まりました。名物《子豚の丸焼き》そのお味はいかに!?〔ボティン〕の名物は、何といっても、創業以来から変わらずに使われている薪のオーブンで焼いた《子豚の丸焼き》です。これを試さなければはじまりません!母乳のみで育った子豚を、薪オーブンで職人たちが丁寧に焼いたこちらの一品。“丸焼き”と言っても1人分に切り分けられて運ばれてくるのでご安心を。気になるのそのお味は、柔らく臭みの少ないミルキーな肉質とパリパリの皮の香ばしさと行ったら!結構なボリュームなのですが、ペロリと平らげてしまいました。メインの子豚の丸焼きに、スープ、デザート、パン、ドリンクがついたセットは44.35ユーロ。一人旅のお財布にはなかなかの出費でしたが、自炊やコスパ抜群のバルのタパスで食事を抑えられている分、ちょっとだけ贅沢というのも、たまには良いものです。さて、3日間滞在のマドリードの残りわずか。最終日はピカソのゲルニカやゴヤの名画を訪ね、美術館巡りに出かけます。●文/写真ねこりょうこ雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。▽「ねこのふらり一人旅」スペイン編はこちら!▽【ねこのふらり一人旅 #13】スペイン2都市を巡る旅!乗り継ぎ便で賢くお得に旅する方法【ねこのふらり一人旅 #14】ドキドキのトランジット。カタールの首都ドーハに降り立つ!【ねこのふらり一人旅 #15】安くておいしいがいっぱい!マドリードで本場タパスを堪能【ねこのふらり一人旅 #16】スペインの世界遺産トレドの街で迷子を楽しんでみた!▽パリ編の一覧はこちら♪▽【連載一覧・ねこのふらり一人旅】主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!
2018年03月27日30代の後半に一時ハマったのは、タイで女子会をすることだった。女友達とそれぞれ自分の都合で休みを取り、たまたまばっちり日程があえば国内の空港で、もしも合わないようならば、現地で待ち合わせる。みなスマホを持っているし、ほんの少しであってもタイに土地勘があったり、もしくはなくても、これまで散々海外を旅行した経験のある女たちばかりだから心配はない。こうしてタイに着いたわたしたちが何をするかというと、ただひたすらタイ料理を食べつつ酒を飲み笑っておしゃべりをする。無表情で粛々とこなす日常から抜け出し、ねっとりとした南国の気候に浮かれて笑い、露天で日本では絶対に着れないような派手なワンピースをノリで買って着替えて笑い、パイナップルをくりぬいてグラス替わりにした、花火がパチパチとスパークしている普段は絶対に飲まないようなカクテルを飲んで笑う。あまりにタイが好きすぎて、やがてタイに行くことを「タイに戻る」とさえ言うようになっていた。それくらい、定期的に微笑みの国タイへと出向き、女友達と馬鹿笑いをしていたわたしだが、昨年に子どもを産んだことで生活がガラリと変わった。育児中心の生活となり、海外旅行にも挑戦したものの、さすがにフニャフニャの0歳児を亜熱帯の国へと連れていく勇気はなく、タイに焦がれる思いは募るばかりだ。せめて日本にいても、タイの気分を味わえないか……ということで、足を運んだのが新大久保駅にほど近い場所にある、タイ料理屋「ソムオー」だ。■「いま、何を食べているのかわからない。けど、美味い」というのがタイ料理「ソムオー」の素敵な点をまずあげると、その内装だ。日本のタイ料理屋にしては広めであり、天井が高く、かつウッディな作りで、まるでバンコクのカオサン通りにあるカフェのようなのだ。バンコクのカオサン通り(写真提供:大泉りか)バックパッカーの聖地としてよく知られたカオサン通りだが、場所の不便さもあって近頃は廃れぎみだという。けれども個人的には、あの浮かれまくった雰囲気が好きで、タイに行くと、ホテルはカオサンに取ることがいまだに多い。「ソムオー」を選ぶふたつ目の理由は、とにかくメニューが多いところ。なんと200種類近くもあるという。しかも、例えば代表的なタイのメニューである青パパイヤのサラダ「ソムタム」であれば、一般的な「ソムタム・タイ」だけでなく、沢蟹入りの「ソムタム・プー」、沢蟹と発酵魚入り「ソムタム・プーパラー」、渡り蟹入り「ソムタム・プーマ」に加えてベトナム風味の「ソムタム・ベトナム」まである。が、そこまでメニューが多いと、嬉しい悩みが生まれる。何を食べればいいのか、という問題だ。もちろんトムヤムクンやパッタイ、ヤムウンセンといった定番メニューば安心だけれども、せっかくこれだけメニューがあるのならば、挑戦したい……というわけで、今回はお店のオススメだという自家製ハム和え物の野菜包み(ネームクルック)、そしてタイでも見たことのないつけ麺タイプの「カオソーイ」をいただくことにした。まずはタイビールで喉を潤す。タイ気分を味わうために、あえて氷入りのグラスに注いでいただく。黄金色に輝く液体とキメ細やかな泡。薄めのあっさりとした味は食前酒としてピッタリだし、タイ料理にもとても合う。シンハービール600円(税込み)時刻は夕方の16時。ソムオーには、休憩時間がないのだが、それもいい。ランチとディナーのちょうど間の時間、ふらりと休憩で入ったカフェでビールを頼む贅沢さよ……なんてことを考えていたら一品目が登場した。自家製ハム和え物の野菜包み(ネームクルック)1728円(税込み)「ネームクルック」とは、タイのハム「ネーム」を使った和え物。香辛料で味付けされた豚肉の生ハム「ネーム」を、ピーナッツ、ココナッツ、生姜、葱、そして味つけてフライしたお米と和えてある。添えられているレタスに、スイートバジルやパクチーパラン、ミントなどを千切ったものを一緒に乗せていただく。一口食べた瞬間に、口の中が小さいパニックを起こした。しょっぱさ、甘さ、辛さ、各種香辛料の爽やかさとパンチの利いた風味、さまざまなハーブの鼻に抜けるような香り。フレッシュな野菜類に、香味野菜のアクセント、しっとりしたネームに、揚げた米のカリカリサクサクとした食感。「いま、何を食べているのかわからない。けど、美味い」というのがタイ料理の醍醐味ではないだろうか。カオソーイ1080円(税込み)「何を食べているのかわからない、けど、美味い」を繰り返しているうちに、二品目がやってきた。「カオソーイ」と呼ばれるタイのカレーラーメンだ。「カオソーイ」はチェンマイ地方の名物。ちょっと前にマッサマンカレーが流行ったけれども、実はカオソーイのほうが、美味しいのではないかと個人的には思っている。通常は茹でた卵麺がスープに浸かり、その上に揚げた麺がトッピングされた状態で提供される。必ずついてくるのがタイの高菜の漬け物パックドーンと赤玉ねぎ。それにレモンもしくはライム。「ソムオー」の場合はつけ麺スタイルで提供されるので、麺が伸びることを気にせず、慌てないでビールのつまみとして食べられるのが嬉しい。付けダレは、ココナッツ風味で甘辛いカレー味だが、あまりクセはなく日本人好みの味だ。ごろっとした鳥肉が入っていて食べ応えもある。スープを茹麺につければ主食になるし、揚げ麺ならばつまみとして楽しめる。同じ“麺”という食材なのに、手の加え方が違うだけで、こうも変わってくるのが面白い。四月の頭、タイではソンクランと呼ばれる旧正月の祭りがおこなわれる。街中は互いに水を掛け合って大盛り上がりだ。何年か前のこの祭りに、わたしも女友達たちと参加したことをふと思い出す。息子も1歳を過ぎて歩くようになり、ずいぶんとしっかりしてきたし、さて、今度はいつ、タイに戻ろうか。取材協力/「ソムオー」住所:東京都新宿区百人町1-11-24YSビル1F電話番号:050-5868-8433定休日:なし編集・Photo/小林航平\チーズが美味しい韓国料理はこちら!/\透明感あるベトナムビーフシチューはこちら!/
2018年03月23日