フジテレビ系「土曜プレミアム」では「3週連続!春の超大作映画SP地上波初放送祭り」と題し、連続で人気作を初オンエア。3月2日(土)今夜は幾度となく映像化されてきた“ジャングルの王者”を新たな視点で描き出し大ヒットした『ターザン:REBORN』が登場する。『ジョン・カーター』として映像化もされた「火星のプリンセス」シリーズなどのE・R・バローズが生み出したターザンは、サイレント映画時代から幾度となく映像化され、世界中で知られてきたワイルドヒーロー。この誰もが知るターザン伝説を、『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフが全く新しいアクション・エンターテインメントとして“REBORN”させたのが本作。本作ではターザンが“貴族”として描かれる。ロンドンで美しき妻と裕福な暮らしを送る英国貴族“ターザン”は産まれて間もなく、海難事故に巻き込まれコンゴのジャングルで動物たちに育てられた。その後、スマートでワイルドというアンバランスな魅力を兼ね備え、全て手に入れた彼は、政府でも一目置かれる存在となる。政府の命により外交のため、妻ジェーンとともに故郷へ戻ったターザンだが、それは罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため持てる全てを投げうちジャングルに戻ることを決意したターザンは己の野生を呼び覚まし、全てを取り戻すことが出来るのか…という物語。ターザン役にはレディー・ガガ「パパラッチ」のMVや『バトルシップ』などへの出演で知られるアレクサンダー・スカルスガルド。ターザンの妻・ジェーン役には『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『スーサイド・スクワッド』などのマーゴット・ロビー。またアレクサンダー・スカルスガルドの吹き替えをNHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演中の桐谷健太が、マーゴット・ロビーの吹き替えには「スマイルプリキュア!」「進撃の巨人」などの人気声優・井上麻里奈が起用されており、こちらも公開当時話題となった。土曜プレミアム『ターザン:REBORN』は3月2日(土)今夜21時~フジテレビ系で地上波初放送。(笠緒)
2019年03月02日歌手レディー・ガガの初主演作で、ブラッドリー・クーパーが監督・主演を務めた映画『アリー/スター誕生』が第91回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、歌曲賞を受賞した。授賞式では、同作の主題歌「Shallow」をレディー・ガガとブラッドリー・クーパーがデュエットで披露。圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた。同作は4度目のリメイクとなり、オリジナル版『スタア誕生』は、1938年の第10回アカデミー賞で脚本賞を受賞している。『アリー/スター誕生』は、4月3日にデジタル先行配信、5月22日にDVD・Blue-rayが発売される予定となっている。授賞式のパフォーマンスに伴い、世界2億人以上のユーザーが利用する音楽ストリーミングサービス・Spotifyでは、楽曲の再生数が急上昇。148%上昇し、3億8,900万回の再生数を記録した。また、音響編集賞や録音賞など最多4冠を達成した『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックも多くのリスナーに聴かれ、映画公開から約3カ月で8億7,700万回以上の再生数を記録している。
2019年02月27日歌手のレディー・ガガが、映画『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが着用したダイアモンドを身に着けて24日のアカデミー賞式典に出席した。『アリー/スター誕生』で主演女優賞にノミネートされ、また作品内で披露した『シャロウ ~「アリー/ スター誕生」愛のうた』で歌曲賞を受賞したガガは、胸元がセクシーなアレキサンダー・マックイーンの黒のドレスに、ヘップバーンが1961年公開の同作品のプロモーション撮影で着用した、大粒ダイアモンドが目を引くティファニーのネックレスという装いで同式典のレッドカーペットに登場した。141年前に発見された128.54カラットのイエローダイアモンドを使用したネックレスをガガが着用したことに関し、同社のアーティスティック・オフィサーのリード・クラコフ氏はこう話している。「レディー・ガガは究極のクリエイターでありイノベーター、そしてルールブレイカーでもあります。この伝説的ティファニーのダイアモンドが、141年前に発見されて以来初めてレッドカーペットで彼女によって着用されることに感激しています」一方、ガガのスタイリスト、サンドラ・アマドーとトム・エレブートはヴォーグ.com に、そのジュエリーを中心に今回のスタイルはコーディネートされたと明かしている。「オスカーのものは、私達が家族の一員と考える、以前から付き合いのあるデザイナー達に依頼しました」「このジュエリーを念頭に置いて創造のプロセスを開始したのです」「ダイアモンドは多大なるエネルギーを内に秘めています。真に魅惑的な夜に、非常に歴史あるものを着用できるとは格別です」そして、今回の装いに最大のインパクトを与えるため、ガガは式典シーズン開始以来黒を避けていたそうで、「(アレキサンダー・マックイーンのクリエイティブ・ディレクター)セーラ・バートンは、(ファッションに対する)クラシカルなアプローチと同ブランドのアバンギャルドな美学を融合させたドレスを製作するという素晴らしい仕事をしました」「サプライズの要素は非常に力強いです。全てを予想外にすることでレッドカーペットは面白くなるのです」と二人は続けた。また、今回ガガが着用した黒の長手袋も、同映画でヘップバーンが演じたキャラクター、ホリー・ゴライトリーと比較されているが、二人はその関係を否定し、「レディー・ガガ自身がストーリーなのです。彼女らしさを保ちながらも大胆に異なるスタイルを考えることは大変楽しかったですよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2019年02月26日米国時間24日、第91回アカデミー賞授賞式が行われ、レディー・ガガが「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」で歌曲賞を受賞した。主演女優賞こそ逃したものの、ブラッドリー・クーパーと披露した劇中さながらのパフォーマンスは絶賛され、ガガのハリウッドでの存在感はさらに増したと言えよう。注目は彼女の胸元にも集まっていた。まばゆく輝く巨大なイエローダイヤのネックレスだ。PEOPLE誌によると、石の大きさはなんと128カラット。ティファニーの創業者チャールズ・ルイス・ティファニー自身が141年前に南アフリカで採掘したもので、その価格は3,000万ドル(約33億円)にも上る。このネックレスが貸し出されるのは、1961年に『ティファニーで朝食を』のプレスツアーでオードリー・ヘップバーンが着用して以来のことだという。ティファニーのチーフ・アーティスティック・オフィサーを務めるリード・クラッコフは、「レディー・ガガは突出したクリエイターであり、イノベイターであり、ルール・ブレイカーです。そんな彼女に、ティファニーの伝説的なダイヤモンドを、141年前に発掘されて以来初めてレッドカーペットで着けてもらえることに大変喜びを感じています」とPEOPLE誌にコメントを発表している。
2019年02月25日「クイーン+アダム・ランバート」のパフォーマンスによる「We Will Rock You」で幕開けした今年のオスカー。出席者たちは大盛り上がりで、ともに主演女優賞候補だったレディー・ガガは手拍子をとりながら身体を揺らし、グレン・クローズは「ロック・ユー!」の歌詞の部分でガッツポーズ。続く「We Are the Champions」はしっとりと、かつ力強く歌い上げるアダムの姿を、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じて主演男優賞候補だった(のちに受賞!)ラミ・マレックが感慨深げに見つめていた。パフォーマンスが終わると客席は総立ちで大きな拍手を送った。歌曲賞を受賞したレディー・ガガ&ブラッドリー・クーパーによる「Shallow」(『アリー/スター誕生』より)のパフォーマンスは、「ロマンティックで2人のケミストリーが素晴らしすぎる」と涙する人続出。後半、ピアノの弾き語りをするガガにブラッドリーが歩み寄り、肩を並べてデュエットを披露。情熱的に歌い上げ、顔を寄せ合う2人が「キスしちゃうんじゃないか!」と思った人も多かったようだ。そのほか歌曲賞にノミネートされていた5曲のうち、『RBG』(原題)から「I’ll Fight」、『メリー・ポピンズ リターンズ』から「The Place Where Lost Things Go」、『バスターのバラード』から「When a Cowboy Trades His Spurs For Wings」のパフォーマンスが行われた。 残る1曲の「All the Stars」(『ブラックパンサー』)は、ケンドリック・ラマーとSZAの都合がつかず披露されなかった。(Hiromi Kaku)
2019年02月25日「第91回アカデミー賞」の授賞式が25日(現地時間24日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが『アリー/スター誕生』の「Shallow」をデュエットで熱唱した。『アリー/スター誕生』は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリー・クーパーが監督を務め、ジャクソン役も演じた。アカデミー賞のステージで、主題歌「Shallow」をデュエットで熱唱。グランドピアノで弾き歌うガガにブラッドリーが歩み寄り、映画のワンシーンが飛び出したような圧倒的かつ濃密なパフォーマンスに、さながらライブ会場のような熱気に包まれた。その後、歌曲賞の発表が行われ、同楽曲が受賞。ガガは涙を流して喜び、ブラッドリーをはじめとする仲間に感謝の言葉を伝えた。その他の歌曲賞ノミネーション曲の紹介では、 ジリアン・ウェルチ/デヴィッド・ローリングスが『バスターのバラード』より対象曲「When a Cowboy Trades His Spurs for Wings」を披露した。WOWOWプライムでは、2月25日21時から「第91回アカデミー賞」授賞式の字幕版を放送。(C)Getty Images
2019年02月25日アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」が、日本時間の2月25日(月)にWOWOWで生中継。昨年に引き続き、女優、モデル、歌手と幅広く活躍するすみれがレッドカーペット・レポーターに就任し、現地入りする。レディー・ガガのコメントは「絶対ゲットします!」「レポーターとして、もっとレベルアップしたいと思っています」と意気込みを語ってくれたすみれさん。昨年は初チャレンジながら、大女優のウーピー・ゴールドバーグへのインタビューに成功するなど、大きな結果を残したが、当の本人は「反省することばかり。事前に準備し過ぎてしまって、いざスターを目の前にすると、パッと頭が真っ白になってしまったことも」とふり返る。そして「レッドカーペットの上は戦場です!」とも。「現地には映画ファン、そして各国から来ているメディアがたくさんいて、一言で表せばカオス(笑)。お目当てのスターに取材をしたくても、担当のパブリシストさんに『あなたは、後で』って怒られてしまったり…。でも、そこで引き下がらず、こちらもアグレッシブに攻めていこうと思います。まずは、私自身がリラックスして、相手に対してオープンに接することができればいいですね」今年、いちばん取材したいのは『アリー/スター誕生』で主演女優賞候補にあがるレディー・ガガ。「絶対ゲットします!」と気合いが入る。日本映画『万引き家族』『未来のミライ』の受賞に期待!今年のアカデミー賞では、日本から是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画部門、細田守監督の『未来のミライ』がアニメ長編映画部門にそれぞれノミネートされ、大きな話題に。すみれさんも「ファッションもそうですけど、いま、日本の文化が本当に海外で人気ですし、いままで以上に、日本映画に注目が集まるとうれしいです。日本映画ではありませんが、(候補にあがる)『犬ヶ島』も日本が舞台のアニメですもんね。すごいことだと思います」と日本勢の飛躍に期待を寄せる。すみれさんが最も注目しているのは、主演男優賞。今年は本命不在、例年以上のデッドヒートが繰り広げられており、特に目が離せない部門だ。20キロ増量し実在の米副大統領を演じたクリスチャン・ベイルについては「予告編で彼の姿を見たんですが、まったく誰だか分からなかった!」と目を白黒。ガガ主演の『アリー/スター誕生』がお気に入りだといい、当然、監督も務めたブラッドリー・クーパーは外せない。「ヴィゴ・モーテンセンは『ロード・オブ・ザ・リング』の頃から大ファン。今回、候補になった『グリーンブック』も難しい役どころを、彼なりにカッコ良く演じているし、日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックさんもすばらしかった…」その悩める気持ち、よーく分かります!女優として「一歩一歩頑張っていきたい」今回はレポーターとして、アカデミー賞のレッドカーペットに立つすみれさんだが、サム・ワーシントンと共演した『アメイジング・ジャーニー神の小屋より』でハリウッド映画デビューを飾るなど、自身も女優として活躍がめざましい。それでも「女優というお仕事は、本当に難しいです」と身を持って経験した苦労をしみじみと語る。「アメリカの大学で演技を学んでいましたし、小さい頃から歌やピアノ、それに歴史の勉強なども重ねてきました。ただ、俳優を目指す人たちは良くも悪くも“オラオラ”って感じでアグレッシブに頑張る人ばかり。ライバルが多すぎますからね(笑)。私自身は日本人ということで、差別を受けることもありました。もちろん、ショックでしたが、それくらい厳しい世界なんだなと。だからこそ、私も女優として経験を積み重ねて、一歩一歩頑張っていきたいです。いつかはレッドカーペットで、取材“される”側になりたいと思っています」。第91回アカデミー賞授賞式は2月25日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催。この模様は、同日8時30分~WOWOWプライムにて生中継(2か国語版・同時通訳)、21時~字幕版がWOWOWプライムにて放送される。(text: Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2019年02月20日アカデミー賞主要部門にあたる、主演女優賞レースが面白くなってきた。2月24日(米西海岸時間)の授賞式を目前に、オスカー像が誰の手に渡るのか分析してみた。アカデミー賞レース前半戦ではコノ女優が有力だった!?『アリー/ スター誕生』が公開された当初、アメリカではこの映画がアカデミー賞の主演男優賞(ブラッドリー・クーパー)・監督賞(ブラッドリー・クーパー)・歌曲賞(ブラッドリー&レディー・ガガ)、そして主演女優賞はレディー・ガガが受賞し、主要部門を総なめにするのではなどとささやかれていた。でも時間というものは面白いもので、味方にもなるが敵にもなりえる。『アリー/スター誕生』の全米一般公開は10月5日だったのだが、主演女優賞候補のリストを見ると、グレン・クローズの『天才作家の妻 -40年目の真実-』以外は全てが10月5日以降に一般公開されている。公開当初は飛ばしていた『アリー/スター誕生』のレディー・ガガは、時間が経つにつれて他作品での競合女優たちに押され気味になる。もうひとつアカデミー賞レースに大きな動きを与えるのものがある。映画スタジオが様々な映画協会の会員たちに発送する「云々賞への一票をよろしく!」という投票用試写DVD(最近はストリーミングも多くなっているが)である。それらの作品が、映画館で観る暇のなかった批評家や関係者たちの目に触れることになるからである。『天才作家の妻 -40年目の真実-』のグレン・クローズ大浮上!長年にわたり作家である夫(ジョナサン・プライス)に注がれる名声の陰で生きてきた妻(グレン・クローズ)。夫がノーベル文学賞を受賞したことで、彼女の中で何かが壊れ始めると同時に、長きにわたって封じ込めていた感情が芽吹き始める…。本作は予告編を見ただけでは分からないサスペンスが隠されている秀作だ。映画館で上映されたのを知らずに過ごした人も多いほど、ひっそりと公開されひっそりと去っていった。だが、関係者たちに試写DVDが配送され出したころから、「グレン・クローズの演技が素晴らしい!」という話を耳にするようになる。去年、筆者も色々な映画を観てきたがグレン・クローズが本作で見せる静かで尚且つ力強い演技は、アカデミー賞常連のメリル・ストリープも舌を巻くほどで、ここ数年見た演技の中でも最高レベルといって過言ではない。グレン・クローズは、過去アカデミー助演・主演女優賞候補になること計7回。今年こそはグレン・クローズの番であってほしい。最後まで分からない主演女優賞デッドヒート!メリッサ・マッカーシーはコメディ女優として知られていたが、実話を基にした『ある女流作家の罪と罰』(Can You Ever Forgive Me?/原題)では文書偽造で生計を立てていた人好きしない売れない女流作家を熱演した。メリッサにはこんな一面もあったのかと話題となり、アカデミー主演女優賞候補にも選ばれた。作品的には非常に上質で演技もピカイチだが、ほかの候補者と比べるとメリッサの演技はアカデミーが欲している重々しさに多少欠けている気が否めない。グレン・クローズの強敵となるのが12月21日アメリカ一般公開となった『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンと『ROMA/ローマ』のヤリツァ・アパリシオだ。オリヴィア・コールマンはNetflixオリジナル「ザ・クラウン」の新シーズンでエリザベス2世を演じることが決まっており、これまでにもトム・ヒドルストン主演『ナイト・マネジャー』を始め、英国TVを中心に活躍してきた。『女王陛下のお気に入り』では18世紀初頭イギリスを統治していた女王アンを演じ、てらいもなく全てをさらけ出したエキセントリックな怪演が話題となった。映画は女王アンを巡る2人の女侍従が女王の寵愛を得るための醜い女の争いをシビアかつ滑稽に描いたもので、ともするとオリヴィアのアン女王の役は助演扱いになっても良さそうな位置にある。しかしオリヴィアの演技を見れば彼女は主演女優の枠でなくてはならない理由が分かる。さて、『ROMA/ローマ』が公開されるまでは無名だったヤリツァ・アパリシオはダークホースである。本作の監督アルフォンソ・キュアロンの自叙伝的な内容と言われている本作は現代では大胆な手法と言われる白黒で撮影され、メキシコ・シティの裕福な家庭で家政婦として働く女性クレオ(ヤリツァ・アパリシオ)を中心にメキシコ社会における女性の立場に静かに焦点を当てた叙情的な人間ドラマだ。社会・人種多様性が特に叫ばれている現在において『ROMA/ローマ』は非常にタイムリーな存在となっており、ヤリツァもアカデミー史上初めて主演女優賞にノミネートされた純粋先住民の女優ということで話題になっている。ただ、姉の代わりに受けたオーディションでたまたま受かってしまったと言うヤリツァは、演技派というよりは自然と穏やかな演技で好演しているという印象で、人種のバックグラウンドやシンデレラ的なウラ話などで話題性としては高いが、彼女の演技だけにスポットライトを当てると果たしてオスカーの域に達しているかという疑問が浮上してくる。放送映画批評家協会賞ではグレン・クローズとレディー・ガガが主演女優賞を引き分けるというまれな結果だったが、先日行われたアカデミー賞前哨戦といわれる英国アカデミー賞(BAFTA)では見事オリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞した。彼女がイギリス出身という点も受賞理由に加味されていたとしたら、アメリカのアカデミー賞ではやはり御国許グレン・クローズが最有力候補なのかも…。授賞式の2月24日(日本時間25日)が待ち遠しい。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2019年02月18日こんにちは、トイアンナです。彼をデートに誘う前から、嫌われてしまう女性がいます。といっても顔面や体型の話ではなくて、もっと残酷なことに性格で嫌われるタイプ。それは「自分を下げるクセがついている女子」です。■ 自分下げは、相手に接待を要求しているあなたはつい、こんな言葉を口にしていませんか?「どうせ私の作ったご飯なんてまずいでしょ。まずいって言っていいよ」「私といても楽しくないでしょ。楽しくないって知ってるから大丈夫だって」こんな風に自分を下げることで、ほっと安心しているあなた。しかし周りからは、こう見えています。(あの子、自分をすぐ下げるから周りが「そんなことないよ」って褒めなくちゃいけなくて大変だよね。まるで仕事相手へ接待させられてるみたい。これからもずっと接待が続くなら、これ以上仲良くなりたくないな)過度な自分下げは、相手へ「そんなことないよ、〇〇さんは素敵ですよ」とフォローを強いることになります。それは相手へ自分をほめちぎるよう、キャバ嬢なみの接待を求めているのと同じです。■ 自分下げをせずに、人を上げようもちろんあなたは、自分を讃えさせるために「私なんて」と下げているのではないでしょう。むしろ褒められたときなどに「いえいえ!私なんて」と謙遜するために自分下げをしている女子も多いはず。しかし、そういったときに自分下げを繰り返すと、かえって相手へ「そんなことないですよ!」とフォローをさせてしまいます。それよりも「ありがとうございます!〇〇さんもここが素敵ですよね」と自分は下げず、相手を上げてみませんか。相手を上げる言動をすれば、「立派な〇〇さんと比べて、私は普通なので」と謙遜することができます。それでいて過度の自分下げにはならないため、相手も心地よくあなたの謙遜を受け止められるのです。■ 応用テクニックの「上げまくりによる謙遜」さらに応用テクニックとしては「自分を上げまくることで謙遜する」方法があります。たとえば「今日の服、素敵ですね」と言われたら、「ありがとうございます! レディー・ガガ目指して頑張ります!」と言われたら、相手も笑ってくれるでしょう。このように遥か高みにいる相手を目指す姿勢を見せると、上手に謙遜できます。「いっそ次元を超えて2次元の美に近づけるよう努力します!」と、上手に離れた対象を目指す発言をして、自分上げで笑わせてくださいね。(トイアンナ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月15日4か月前にクリスチャン・カリーノと婚約したことを認めたレディー・ガガに、破局説が浮上した。「E!News」によると、ガガの関係者が「2人は先週破局した」と明かしており、「クリスチャンがガガとヨリを戻そうと必死になっている」という。ファンたちはすでに10日(現地時間)に行われたグラミー賞授賞式で2人の関係の異変に気が付いていたもよう。授賞式に出席したガガの左手の薬指にはいつもの婚約指輪はなく、クリスチャンの姿もなかったからだ。さらに、ガガは「シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた」で獲得した最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞の受賞スピーチで、クリスチャンの名前を呼ぶこともなかった。1月に行われたゴールデングローブ賞やSAG賞の授賞式ではともにレッドカーペットを歩き、キスまで見せつけていただけに、「別れたに違いない」と話題になっている。しかし、別の関係者によれば「ガガはパフォーマンスをすることになっていたから、指輪をつけていなかっただけ」とのことで、「いまはガガにとって忙しい時期のため、結婚式の計画は一時中断しているが、今年中に結婚する予定」と破局説を一蹴している。アメリカではバレンタインデー当日の今日、ガガはSNSで背骨に沿って一輪のバラのタトゥーをいれたことを報告。『アリー/スター誕生』の中で歌った「La Vie en Rose」にインスパイアされたようだ。(Hiromi Kaku)
2019年02月15日第91回アカデミー賞授賞式まで残すところあとわずかとなった。上限10作品まで選出が許されている作品部門賞の候補だが、今年は計8本。ズバリ、どの作品がオスカー像をモノにするか?日本でも大ヒット! 『ボヘミアン・ラプソディ』まずは、世界中で大ヒット御礼中の『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説的ロックバンドの「クイーン」のボーカリストで、45歳のときにエイズでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの激しくも切ない半生を描いたロック・エピック。アカデミー賞が興行収入に比例した結果であればオスカー像の行方を占うのは簡単だが、受賞への道のりには様々な障害物が横たわっているのがアカデミー賞レースだ。現在この人気作品は監督ブライアン・シンガーのセクハラ疑惑のせいで、監督の愚行とは全く無関係な映画自体が不公平な色眼鏡で見られている。スキャンダルに敏感なアカデミー賞なだけに、本作の作品賞は危ぶまれている。実話を基にした社会派の2作品役作りが話題に『バイス』クリスチャン・ベイルがチェイニー副大統領になりきった政治ドラマ『バイス』は、ゴールデングローブ賞をはじめ、軒並み主要カテゴリーでの映画賞を受賞し話題となっている。アカデミーが好きな文芸大作といったジャンルではないものの、出演者それぞれの演技は素晴らしく、作品賞も含めて何部門で受賞するか、授賞式当日の行方が楽しみ。冗談のような実話『ブラック・クランズマン』スパイク・リー監督作品『ブラック・クランズマン』は70年代始め、実際に行われた冗談のようなおとり捜査が舞台となる。米国で黒人人権問題が頂点に達していたころ、黒人の刑事が白人至上主義団体KKKの実態を探るためのおとり捜査を提案する。周囲の反対を押し切って、白人になりすましてKKKの責任者に電話をかけて入団を取り付けたかと思うと、現場潜入は相棒の白人刑事にまかせるという大胆すぎる潜入操作を開始する、というお話。映画の舞台から現在まで50年近くの時が経っているにもかかわらず、いまだに社会の根底にくすぶる人種差別問題は70年代以来あまり変わっていないことが見て取れる。もし本作が作品賞を受賞したら大変なニュースになるだろう。人気俳優×世界的歌姫で話題沸騰『アリー/ スター誕生』人気アクターのブラッドリー・クーパーが主演・監督でミュージック界の女王レディー・ガガが往年のクラシック映画リメイクに挑戦するということで公開前からかなりの話題をさらっていた『アリー/ スター誕生』。ブラッドリー演ずるロックスターのジャクソンが、ツアー途中に立ち寄ったバーで出会ったガガ演じるウエイトレスのアリー。その美貌のみならず類まれな彼女の歌唱力に惚れ込み、恋に落ちるとともに彼女を育成することになるが、2人の幸せは束の間。アリーがスターダムを駆け上っていくのに反比例するかのようにアルコールに溺れ自己破壊の道を辿るジャクソン。2人の行く手には悲しい結末が待っているわけだが、この悲恋の物語はこれまでにも2回映画化されている名作。巷ではガガとブラッドリーの歌曲賞受賞はほぼ確実とうわさされているが、リメイク作品である映画自体の作品賞受賞は果たしていかに?女の闘いを滑稽に描く『女王陛下のお気に入り』『女王陛下のお気に入り』の舞台となるのは1708年英国。アン女王の統治下にあったイギリスはフランスとの戦争に明け暮れていたが、宮廷はといえば女王の幼なじみから側近に成り上がったサラが政治を牛耳っていた。病気がちで世嗣ぎもいない女王は、政治にほとんど興味を失い、ゲームと贅沢に明け暮れていた。そんなある日、サラの従姉妹アビゲールが職を求めて訪ねてくる。ギャンブル中毒の父親のせいで貧乏の奈落に貶められていたアビゲールは、従姉妹のサラを差し置いてでも自分の地位奪回のチャンスを狙っていた。自分の地位に驕り高ぶっていたサラは、一瞬の隙を突かれてアビゲールに女王の寵愛を奪われる。醜い女の争いの行方には何があるのか?ドロドロとした女のバトルを滑稽に描いて注目を集めているが、主演アン女王を演じたオリヴィア・コールマンの怪演は特筆に値するものの、本作を作品として『ROMA/ローマ』や『グリーンブック』と比べた場合、特にノリに乗っている『ROMA/ローマ』を尻目にオスカー像を得られるかどうかが見ものだ。大本命はこの3作品!アメコミ映画初の快挙なるか『ブラックパンサー』そして、最終オスカー争いはこの3作品に焦点が集まると見ている。紹介するまでもない『ブラックパンサー』は、マーベルのスーパーヒーローもの。とはいえ、その中に現代の排他的な政治の様相や人種差別などをさりげなく盛り込んだストーリーはほかのアクションヒーローものとは一線を隔ている。過去には大人気の『スターウォーズ』や『ET』ですら作品賞を取れずアクションやSFに冷たいと言われ続けているアカデミーだ。もしも『ブラックパンサー』が作品賞を受賞したら、やっとアカデミーにも新時代が訪れたと言える大ニュースとなる。笑いと感動のロード・ムービー『グリーンブック』『グリーンブック』は、去年のアカデミー助演男優賞受賞者マハーシャラ・アリとヴィゴ・モーテンセン共演の人間ドラマ。昔あった『ドライビング・ミス・デイジー』のドライバーを白人にしてミス・デイジーを黒人ミュージシャンにした感じといえば見ていない方にも分かりやすいだろうか。筆者の周囲でこの映画を見て気に入らなかったという人は1人もいないことから考えて、これがアカデミーの投票にも当てはまればこの作品がオスカーを手にする事態も十分ありえる。各地の映画賞を席巻『ROMA/ローマ』だが今年いちばんの強豪は『ROMA/ローマ』だ。とにかく「旬」という言葉がピッタリの映画だ。トランプ政権になってから、不法入国・滞在などの問題から不当な扱いを受けているメキシコ。その国出身の監督アルフォンソ・キュアロンが自分の生い立ちをもとに、メイドの視点から描いたポエムのような映画で、主人公にはメキシコ原住民の新人女優を起用して白黒で撮影敢行という、アカデミー賞受賞のために作られたような“芸術”映画である。現在の風向きから言うと『ROMA/ローマ』が作品賞を受賞する公算が高い様相だが、本作は外国語映画賞候補にもなっていることから、作品賞でも受賞したら前代未聞の大ニュースになる。今年も最後まで目が離せないアカデミー賞となりそうだ。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherアリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Foxグリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.ブラック・クランズマン 2019年3月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.バイス 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.Netflixオリジナル映画「ROMA/ローマ」 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始
2019年02月12日2月11日(月)(現地時間10日)、アメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターにて世界最高峰の音楽の祭典「第61回グラミー賞授賞式」が開催。この度、今回最多受賞となったチャイルディッシュ・ガンビーノの楽曲「This Is America」ミュージックビデオを手掛けたヒロ・ムライや、最優秀新人賞を受賞したデュア・リパらのコメントが到着した。今回最多受賞となったのは、年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲含む4部門で受賞したチャイルディッシュ・ガンビーノ(授賞式には出席せず)と、年間最優秀アルバムを含むノミネートされた4部門全てで受賞したケイシー・マスグレイヴス。次いで3部門で受賞したのは、『アリー/ スター誕生』の主題歌「シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」の圧倒的パフォーマンスを披露したレディー・ガガと、最優秀アメリカン・ルーツ・ソングなどを受賞したブランディ・カーライル。最優秀新人賞を受賞したデュア・リパは、最優秀ダンス・レコーディングとの2部門での受賞に。前回の第60回授賞式では最優秀ラップ・アルバムなど全5部門を受賞し、今回唯一となる最多8ノミネートとなったケンドリック・ラマー(授賞式には出席せず)は、最優秀ラップ・パフォーマンスのみの受賞という結果となった。■ケイシー・マスグレイヴス:年間最優秀アルバムほか4部門を受賞!女性受賞者が多かった今回の授賞式について、「音楽にとって必要なこと」というケイシーは「(今回の女性の活躍)に加われて嬉しい。全ての人が女性による音楽を好きではないかもしれないけど、女性の声がみんなに届く機会になれば良いと思う」とコメント。■デュア・リパ:最優秀新人賞ほか2部門受賞!「イギリス出身のアーティストにとってグラミー賞は特別」と語るデュアは、「もっともっと頑張らなきゃ、そして、謙虚な気持ちにもなる、そんな今までにない素晴らしい気持ちだわ」とコメント。授賞式では途中でスピーチが切られてしまったが、「感謝を伝えたかった名前があるのに、全て思い出せなくて。ファンには感謝しています」と話し、「最後に、どこ出身でどんな背景があろうとも、夢は追い求められる、って言いたいわ」と改めて伝えた。■ブランディ・カーライル:最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンスほか3部門受賞!「アメリカのルーツの賞をもらったことは大きな意味がある」というブランディ。彼女も女性たちの受賞について触れ、「90年代は女性が活躍した時代だった。コンサートでもラジオでも女性があふれていた。それから20年は女性の活躍がなくて悲しかった。今年はこれからの未来に希望を与える年になった。ゲイで娘を持つ母親にとってもね」とコメント。■ヒロ・ムライ:最優秀ミュージック・ビデオを受賞!最優秀ミュージック・ビデオを受賞したムライさんは「This Is America」に込めたメッセージについて「アメリカで起こっている悲劇だけを伝えたいわけではなく、そこには喜びも含まれている。全ての感情がビデオには含まれている」と説明。「日本からもこのビデオやドラマへの感想やメッセージをたくさんもらってとても喜んでいます。自分の作品が日本にまで届いて嬉しい。日本は私の母国ですからね」と改めて喜びを語っていた。リピート放送「第61回グラミー賞授賞式」は3月31日(日)15時~WOWOWライブにて放送。(※字幕版)(text:cinemacafe.net)
2019年02月12日2月10日(現地時間)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで第72回英国アカデミー賞授賞式が開催された。主催のBAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー)の会長を2010年から務めているウィリアム王子は、今年もキャサリン妃を伴って来場。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」のドレスや故ダイアナ妃のピアスでドレスアップしたキャサリン妃は、レッドカーペットに花を添えた。作品賞、監督賞は『ROMA/ローマ』に譲るも、最多7冠を獲得したのは『女王陛下のお気に入り』。外国語作品賞にノミネートされていた『万引き家族』は惜しくも受賞ならず。こちらも『ROMA/ローマ』が受賞した。主な受賞作品&受賞者は以下の通り。作品賞『ROMA/ローマ』監督賞アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)主演男優賞ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)主演女優賞オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)助演男優賞マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)助演女優賞レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)英国作品賞『女王陛下のお気に入り』作曲賞ブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ、ルーカス・ネルソン(『アリー/スター誕生』)アニメ賞『スパイダーマン:スパイダーバース』(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCスパイダーマン:スパイダーバース 2019年3月8日より全国にて公開女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century FoxNetflixオリジナル映画「ROMA/ローマ」 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始
2019年02月12日アリアナ・グランデが、10日(現地時間)に行われるグラミー賞授賞式を欠席することが明らかになった。原因は、授賞式の主催者側とパフォーマンスする曲について折り合いがつかなかったためだという。「Variety」誌などが報じた。アリアナはパフォーマンスで「7 Rings」を歌うつもりだったが、主催者側はこれを却下し、「メドレーの一部としてならアリ」と妥協案を提示した。さらに2曲目に歌う曲は主催者側が選択すると主張。アリアナは、「そんな制限はほかのアーティストたちには課されていないのに!」と侮辱されたと感じたという。その結果、アリアナは2部門でノミネートされていながらも授賞式に出ないことを決めたのだとか。こうした“事件”は昨年、ロードにも起きていた。ソロ・パフォーマンスを希望していたロードだが、オファーされたのは「故トム・ペティの追悼ステージで複数のアーティストと歌うこと」だったため、出演を取りやめたのだ。その一方で、主催者側は新たにレディー・ガガ、デュア・リパ、トラヴィス・スコットらがパフォーマンスすることを発表。ガガは、マーク・ロンソンと共演するもよう。すでにパフォーマンスの披露が決定しているアーティストはショーン・メンデス、マイリー・サイラス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズら。(Hiromi Kaku)
2019年02月07日アレキサンダー・マックイーンの人生に迫るドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』が、2019年4月5日(金)より全国の劇場で公開される。“反逆児”アレキサンダー・マックイーンの劇的な人生描くドキュメンタリー前衛的なデザインと独自の美学、そして突き抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了したファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)。天才デザイナーとしてその名を轟かせながらも、成功の陰で悩み苦しんだ1人の男は、富と名声の絶頂期にいた2010年、40歳という若さで自ら命を絶つという道を選んでしまう。『マックイーン:モードの反逆児』では、ファッション界の“反逆児”としてドラマティックな人生を生きたマックイーンを、友人や家族たちとの独占インタビューにより探っていく。掘り起こされたファッションアーカイブ、伝説となったショーの裏側、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して、称賛を込めながら描き出す。アレキサンダー・マックイーン半生ロンドンの労働者階級出身のリー・アレキサンダー・マックイーンは、日々の食費にも困っていたような23歳の時、失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。その後次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前アレキサンダー・マックイーンは、たちまち世に広まる。そして1996年、弱冠27歳という若さで、名門メゾン「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢。その一方、自身のブランドのショーは成功に反発するようにますます過激になり、“モードの反逆児”と名付けられるが、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装デザイン、ビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボレーションなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与される。しかし、富と名声の絶頂期にいた2010年、母親をロンドン・ファッションウィーク数日前に亡くす。そして母の葬儀の前日である2月11日朝、自宅で亡くなっているのを、家政婦が発見。40年という短い生涯を終える。作品情報映画『マックイーン:モードの反逆児』公開日:2019年4月5日(金)監督:イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー音楽:マイケル・ナイマン出演:リー・アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォードほか© Salon Galahad Ltd 2018
2019年02月07日4日(現地時間)第91回アカデミー賞にノミネートされている候補者たちのための昼食会が、ロサンゼルスの「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催された。「人気映画部門」の新設の延期、授賞式の放送時間の大幅短縮、歌曲賞のパフォーマンス曲数をめぐる騒動、そしてケヴィン・ハートが司会を辞退してからいまだ新たな司会者が発表されることなく、30年ぶりに「司会者不在」で当日を迎えそうな今年の授賞式。例年に比べて混乱続きではあるが、“良い変化”もあったようだ。映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが昼食会で、「今年は女性の候補者数が過去最高」と述べ、今後も人種、民族性、性別などの多様性を受け入れていくと発言した。(とはいえ、「Daily Mail」紙は、「集合写真に写る候補者のほとんどはいまだ白人男性ばかり」と指摘している)。出席者はレディー・ガガ、ブラッドリー・クーパーら俳優や監督、プロデューサー、衣装デザイナーなど24部門の候補者が集結。日本からは外国語映画賞にノミネートされている『万引き家族』の是枝裕和監督、長編アニメ映画賞にノミネートされている『未来のミライ』の細田守監督らが出席。是枝監督は、巨大なオスカー像の前で像と同じポーズを取って記念撮影をするなど、昼食会を楽しんだもよう。細田監督とのツーショット写真も撮影されていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年02月05日「V6」が出演するスペシャル番組「V6の愛なんだ2019」が今年も放送されることが決定した。「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」「V6の愛なんだ2018」に続き、3年連続で放送となる「V6の愛なんだ」。今年も恒例の「未成年の主張」に加え、様々な企画を準備中だという。「V6」は「昨年は『未成年の主張 全国大会』を開催し、その中で『レディー・ガガに会いたい』という熱き思いを叫んだ学生さんが実際に対面を果たすなど、私たちにとっても非常に思い出深い番組になりました」と昨年をふり返り、「今年も『愛なんだ2019』を放送できることになりました!様々な学生さんを大募集しますので、私たちと最高の青春の思い出を作りましょう!」とコメントを寄せている。「V6の愛なんだ2019」はTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年01月22日1月13日(現地時間)、レディー・ガガが放送映画批評家協会賞授賞式で見事主演女優賞を獲得した。『アリー/ スター誕生』でアリーを演じたガガは、ゴールデングローブ賞でも主演女優賞にノミネートされていたが、惜しくも大ベテランのグレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)に敗れ、受賞を逃していた。今回の放送映画批評家協会賞では、そのグレンとともに主演女優賞を受賞し、喜びを分かち合った。ガガは受賞スピーチの初め、同じ舞台上でやさしく見守るグレンに対し、「うちのママがグレンと友達なの。だから今夜、あなたが受賞したことはとってもうれしいわ」と同時受賞となったグレンを祝福。その後、涙を流しながら婚約者のクリスチャン・カリーノや、『アリー/スター誕生』の共演者で監督のブラッドリー・クーパーらに感謝の気持ちを伝え、受賞したことを「光栄」と喜んだ。この日ガガは主題歌賞も受賞した。授賞式が終わるとグレンと一緒ににこやかに写真撮影に応じたガガだったが、その後はパーティーなどに参加せず、瀕死の状態にあった愛馬のもとへと駆け付けた。ガガのインスタグラムによれば、アラベラにお別れを言うことができたようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年01月15日「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が、2020年2月5日(水)から2月11日(火・祝)まで、東京・お台場のユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催される。「爆音映画祭」8度目のお台場開催2004年にスタートした「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、文字通り爆音かつ高品質な音と共に映画を上映するイベント。これまで全国各地で企画されているが、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場では2019年10月に続く8度目の開催となる。ミュージカルの名作を映画化『キャッツ』が初登場今回は、映画『キャッツ』が初登場。世界累計観客動員数8100万人を記録する大ヒットミュージカルを映画化した話題作だ。壮大なスケールで描かれるミュージカルの世界観を、爆音で楽しめる。レディー・ガガの『アリー/スター誕生』、『ボヘミアン・ラプソディ』また、レディー・ガガが初主演を務めた『アリー/スター誕生』も初登場。さらに、『ボヘミアン・ラプソディ』や『グレイテスト・ショーマン』『バーレスク』『ブルース・ブラザース』など、音楽をテーマにした名曲揃いの映画の数々を高品質な音響で上映する。ライブさながらの上映やシークレット作品もその他、『ジョン・ウィック:パラベラム』『プロメア』といった作品が登場。『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』は全回ライブのように楽しめる“マジLOVEライブ上映”で上映される。また、“爆音の醍醐味”を凝縮したシークレット作品にも注目だ。迫力あるシーンはよりダイナミックに、緊張感あるシーンはよりきめ細やかに新旧織り交ぜた上映作品は、仕掛け人の樋口泰人が「これぞ“爆音”で堪能してほしいと」と考えるこだわりのセレクション。各上映作品には、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品が堪能出来るという。開催概要「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」開催期間:2020年2月5日(水)~2月11日(火・祝)開催場所:ユナイテッド・シネマアクアシティお台場住所:東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場内<チケット>料金:爆音上映 2,000円(税込)、マジLOVEライブ上映 2,000円(税込)、爆音絶叫上映/爆音応炎上映 2,200円(税込)発売日:・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場WEB販売1月15日(水) AM0:00〜(にて販売・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場劇場窓口販売1月15日(水) 劇場営業開始時間9:00より(但し各回、残席がある場合のみ)キャッツ[初]、アリー/スター誕生[初]、ボヘミアン・ラプソディ、グレイテスト・ショーマン、バーレスク、ブルース・ブラザース、ジョン・ウィック:パラベラム、T-34 レジェンド・オブ・ウォー[初]、ガールズ&パンツァー 劇場版、プロメア、劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム、シークレット作品[初/シークレット作品につき、タイトル非公表]
2019年01月14日ジュゼッペ・ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)と歌手で女優のリタ・オラ(Rita Ora)が共同制作した新作カプセルコレクション‘Giuseppe for Rita Ora’ が登場。2019年1月に発売される。長年にわたり世界の著名アーティストたちのシューズ制作を手掛けてきたイタリアのファッションデザイナー、ジュゼッペ・ザノッティ。過去にはレディー・ガガや、アリアナ・グランデ、リアーナのためにワールドツアーの靴を制作し、カーディ・Bやビヨンセとはアルバムジャケットでコラボレーションを行った。2017年は、ジェニファー・ロペスやゼイン・マリクとコラボレーションしたシューズも発売している。今回タッグを組むリタ・オラも、過去にイギリスツアーでジュゼッペ・ザノッティのカスタムシューズを着用。長年に渡り親交を深めてきた2人がタッグを組んだコレクションの全貌はまだ明らかになっていないが、イタリアンのクラフトマンシップと、ストリートへの理解、そしてフェミニンパワーを掛け合わせた、大胆で魅惑的なコレクションに仕上がっているとのこと。ジュゼッペ・ザノッティはコレクションについて「グラマー・エフォートレス・クールのリタの3つの側⾯を表現するコレクションを制作したいと考えていました」と語っている。【詳細】‘Giuseppe for Rita Ora’発売時期:2019年1月【問い合わせ先】ジュゼッペ ザノッティ ジャパンTEL:03-6894-7510
2019年01月13日ブラッドリー・クーパーが監督を務め、レディー・ガガと共に主演した映画『アリー/ スター誕生』。現在、日本でも公開中の本作から、主題歌「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」の誕生秘話が明かされる特別映像が到着した。全米で3週連続No.1、88か国でNo.1を獲得したサウンドトラックにも収録されており、見事第76回ゴールデ ン・グローブ賞の主題歌賞にも輝いた「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」。到着した映像では、楽曲についてアリー役のガガと、監督兼ジャクソンを演じたブラッドリー、ウィリー・ネルソンの息子ルーカス・ネルソン、そしてマーク・ロンソンが話す、4ショットインタビューが収められている。今回映像では、ショッピングモールの駐車場でアリーがジャクソンに「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」を始めて披露するシーンも挿入。この楽曲は、本編の中でアリーが自ら作詞作曲した“うた”として登場し、この“うた”を通して2人の心が通い合うとても重要なシーンでもある。実際に作詞作曲を手掛けたガガは、「アリーの視点からシャロウを書いたの」と明かし、「自分はアリーだと思わないようにしたの。そんな経験初めてで…」と普段の楽曲制作とは異なると語っている。一方で、ブラッドリーもアリーの“うた”は「映画の撮影とともに進化していく」と、アリーの心の変遷と“うた”がシンクロしていると説明した。主題歌をはじめ、19曲の書き下ろし楽曲が登場する本作。映画ではそんな“うた”をリアルに伝えるため、ライブシーンへは強いこだわりがあったそう。監督も務めたブラッドリーは、“うた”は重要なキャラクターのひとりだと語っており、「ライブシーン撮影は全て実際に行われている。ガガは本当に歌っているんだよ。だから人の心に響くんだ」とコメント。また「この映画のライブシーンでは、ステージを離れないと決めたんだ。観客にステージからのスケール感をできるだけリアルに感じて欲しくてね。観客も一緒にステージにいる気分を味わってもらいたいんだ」と熱い思いも明かしている。『アリー/ スター誕生』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年01月12日歌手のレディー・ガガが6日、ゴールデン・グローブ賞の式典に、胸元セクシーなヴァレンティノのエッグシェルブルードレスで登場。推定500万ドル(約5億4000万円)とされるティファニー特注のダイヤモンドのネックレスを身に着け、300個の眩いダイヤと中央の梨の形をした宝石が人々の目を引いていた。ガガのスタイリスト、トム・エアーバウトとサンドラ・アマダー曰く、この特別なアクセサリーはガガにとってこれから始まる賞式典シーズンの幕開けに相応しいと考えたそうだ。「あのティファニーのアウロラネックレスはレディー・ガガと今日のグローブ賞のためだけに特別に制作されたもので、あのドレスの壮大な雰囲気に完璧に調和していました。ジュエリーとドレスがお互いを引き立てるようにしたかったのです」とトムは話し、サンドラは「曙の女神、そして星団から名づけられたこの見事な特注品を『アリー/ スター誕生』のレディー・ガガ以上に似合う人がいるでしょうか」と付け加えた。ちなみに、今回ネックレスの他にもガガは、11万5000ドル(約1200万円)するダイアモンドとプラチナのクラスターイヤリングとブレスレットで注目を浴びていた。一方、式典でのガガの姿に1954年の映画『スタア誕生』の主役ジュディ・ガーランドを重ねた人も多いようで、同作中のジュディの衣装の色やフルスカート、ベル型のスリーブなど類似点が数多く指摘されたが、ガガ自身は意図したものではないと否定した。『エンターテイメント・トゥナイト』のリポーターのナンシー・オデルが同作中のジュディの衣装を見せインタビューしたところ、ガガはこう返していた。「そんなこと話し合わなかった。本当に。でもびっくりするほど似ているわね」「彼女(ジュディ)はとてもきれい。これは私のためのヴァレンティノが制作したオートクチュールなの。特別なものよ、手袋があったらとも思うけどね。見せてくれてありがとう。思い出になったわ」(C)BANG Media International
2019年01月08日ゴールデン・グローブ賞5部門ノミネート、サウンドトラックはグラミー賞4部門ノミネートとなっているミュージカル・ドラマ『アリー/ スター誕生』。本日12月24日(月)のイブに、本作で主人公アリーを演じたレディー・ガガから日本のファンに向けてクリスマスコメントが到着、“ガガ史上最も泣けるバラード”として早くも話題を呼んでいるラストソング「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」のMV の一部が公開された。「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」を収録した本作のサウンドトラックは、全米アルバム・チャート3週連続1位という記録を打ち立て、世界88か国のiTunesでNo.1を獲得するなど、大ヒット中。この度、クリスマスイブの日に公開された映像の中でガガは、「日本の皆さん、メリー・クリスマス!皆さんが素晴らしい日を過ごせますように!!」と大の親日家らしいコメント。続いて流れるのは、主題歌「シャロウ」とならぶ本作の顔となる1曲「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」の一部を収めた映像。ガガ演じるアリーの圧巻の歌声が響く本楽曲もガガの書き下ろしで、アリーがブラッドリー・クーパー演じるジャクソンを愛するがゆえの傷ついた気持ちや深い悲しみを表現、“もう二度と誰も愛さない”“同じように誰かを愛することは二度とない”と歌うバラードに仕上がっている。公開前、4万人規模で行われた試写会では、一般の方々から“ガガ泣き”のクチコミが続々と広がっていたが、ブルーのドレスに身を包んだアリーが表現力豊かに歌い上げ、最後に涙を見せる感動のシーンとなっている。■「私はこの曲が大好きでたまらない」この曲についてガガは、「私は部屋に入り、皆に『それじゃ、映画『ボディガード』の『オールウェイズ・ラヴ・ユー』(ホイットニー・ヒューストン)を上回る曲を書かないとね』って言ったわけ。実際にはなかなか難しいことだけど、でもこの作品を締めくくる重要な場面の裏には、そういった構想があったの」という。「この曲に関してすごく興味深いと思うのは、この曲のタイトルである『アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン』、つまり“もう二度と愛さない”というのが、ある意味ネガティヴな曲名だってところなのよ。とは言っても、もちろんいずれ愛することはあるでしょう。人は皆、誰しもね。けれど悲しみがあまりに強烈すぎて、あまりに深く傷ついた場合、同じように誰かを愛することは二度とないということね。私はこの曲が大好きでたまらないのよ」と言葉を続け、自身にとっても特別な楽曲であることを明かしている。『アリー/ スター誕生』は全国にて公開中(IMAX同時上映)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月24日現代最高の歌姫レディー・ガガが映画初主演で挑んだ『アリー/ スター誕生』。この度、本作で初監督を務めながら、人気ロックスター、ジャクソンを演じたブラッドリー・クーパーによる壮絶な役作りの秘話が明かされた。飲んだくれの“パーティーピーポー”や、離婚から立ち直れない男、危ういFBI捜査官、そして特殊部隊の凄腕スナイパーと、様々な役を演じてきたブラッドリー。今回のジャクソンのような超売れっ子ロックスターという役柄は、彼にとって初めて。だが、驚くべきことに、劇中でジャクソンが歌う“うた”は全てブラッドリー本人が歌っている。しかも相手役は、世界的な歌姫レディー・ガガ。この役を演じることへのプレッシャーは半端ではなかったという。ブラッドリーは初めての監督業をこなす傍ら、ギターとピアノのレッスンに加え、ボイストレーニングも受けた。ブラッドリーは「歌うのは簡単じゃないですね(笑)」と認めつつ「大勢の人たちの前で歌うのはとくにね!最初は、Aメロを歌っただけで息切れしてしまって…。半年間、週に5日間を歌のレッスンに費やしました。もちろん僕自身ではなく、ジャックとしてね!」と語り、とてつもないトレーニングをしたことを語る。ブラッドリーに生歌を披露することを勧めたのはガガだったそうだが、これに関してブラッドリーは「彼女とは出会った初日から居心地が良かったんだよ。初対面であった日に一緒に歌うことになったのだけど、全く緊張をしなかったんだ」とふり返り、「彼女はその場に意識を集中させてくれるし、とても温かいんだよ」とガガの影響力の強さを明かした。そしてブラッドリーの背中を押すことになったガガは、「ブラッドリーは本当に素晴らしい“うた”を持っているの。初めて一緒に歌った時、私はあまりの感動にピアノを弾く手を止めたわ。彼は魂の底から歌うの。それは彼が演じるジャクソンというキャラクターを強く反映させている。ブラッドリーはスタジオでかなりの時間をミュージシャンらと一緒に過ごし、音楽や音楽業界の裏側を熱心に研究していたの。そういう彼の姿を見て、本当にすごいと思ったわ」と語り、ブラッドリーの隠れた才能を絶賛すると共に、役作りに没入する彼の姿に敬意を表した。ブラッドリーの血の滲むような努力の甲斐あって、本作は世界中の国際映画祭と名だたるメディアから称賛を贈られた。さらに公開された国々でも大ヒットし、世界興収は400億円を突破、批評面と興行面の両面において大成功を収めた稀に見る作品となった。世界的な歌姫であるガガをして、「素晴らしい!」とまで言わしめたブラッドリーの歌声。そんなブラッドリーの芸達者ぶりには、ただただ脱帽するしかない。ひょっとすると、アカデミー賞の前にグラミー賞受賞のニュースが世界を駆ける、かもしれない。『アリー/ スター誕生』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月22日◼︎リメイク映画の名作が誕生!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、1937年に米公開された『スタア誕生』の4度目のリメイクとなる『アリー/ スター誕生』です。監督・主演を務めたのは、『アメリカン・スナイパー』などで米アカデミー賞にノミネートされたブラッドリー・クーパー。相手役となるヒロイン・アリーを、映画初出演となる、歌姫レディー・ガガが鳥肌モノの演技で魅せきります!ショービジネスの華やかな世界を舞台に、ふたりの運命の恋と葛藤が描かれる本作は、クリスマスに大切な人と見たい、心を震わせる感動作です。◼︎『アリー/ スター誕生』のストーリー昼はウェイトレスとして働き、夜は小さなバーで歌いながら、いつか歌手になることを夢見ていたアリー(レディー・ガガ)。これまでに何度か「鼻が大きすぎる」と指摘され、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリーだったが、ある日彼女が歌うバーに、世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)が現れたことから、人生が一変する。アリーの歌に惚れ込んだジャクソンに導かれ、彼のステージでデュエットすることになったアリーは、瞬く間にスターへの道を上がっていく。お互いになくてはならない存在となり、激しく恋に落ちるアリーとジャクソンだったが、幸せなふたりの時間は長くは続かず……。◼︎ブラッドリー・クーパーの名演技に注目本作で監督デビューを果たしたブラッドリー・クーパーは、同作の主演も務めました。クーパー演じるジャクソンは、人気ミュージシャンで、歳を重ねるごとに音楽の才能も増していますが、難聴を煩っていて、アルコールへの依存度も高まるばかり……という難しい役どころ。複雑な人生を送ってきたジャクソンの、アリーを導く大人の男性としてのセクシーさや、酒に溺れてアリーにつらくあたってしまう幼稚な部分ですら魅力たっぷりに演じます。◼︎レディー・ガガの演技と歌にノックアウト!そして何と言っても見逃せないのは、本作が映画初出演となったレディー・ガガ。初めてとは思えないほどの素晴らしい演技を見せてくれていますが、特に圧巻なのは、やはりステージでの歌唱シーンです。自ら曲を書き下ろし、その楽曲を素晴らしい歌声で聴かせてくれます。特にラストのステージは、涙なくしては見られないほどの感動と迫力にあふれています。アリーのドラマチックな人生は、かつてNYのクラブでダンサーとして活動し、のちにスターダムを駆け上がったガガの半生とも重なります。まるで自身の人生を投影したかのような、そのリアルでエモーショナルな演技は、ぜひスクリーンでチェックしてください!◼︎サントラも見逃せない本作のサウンドトラックは、全米で3週連続1位を記録し、世界83カ国のiTunesで1位を獲得しました。サントラには、全34曲が収録されていますが、そのうち歌唱曲は19曲(残りの15曲はセリフを収録)。19曲のうち、レディー・ガガが参加している楽曲は15曲にも登り、うち13曲の作詞・作曲にガガ自身が携わっています。歌手として、過去4作品が全米アルバム・チャートで1位を獲得しているガガですが、本作が5作目の1位となりました。ガガだけでなく、この映画のために18カ月もの長期間のボイス・トレーニングを行ったブラッドリー・クーパーの歌声も聞き逃せません!批評家たちからも絶賛され、2019年度アカデミー賞最有力の呼び声も高い『アリー/ スター誕生』は、本日12月21日(金)より全国で公開されています。スクリーンで鑑賞できるチャンスを、お見逃しなく!◼︎『アリー/ スター誕生』公開情報『アリー/ スター誕生』※PG-1212月21日(金)全国ロードショー監督・製作・出演:ブラッドリー・クーパー出演:レディー・ガガ配給:ワーナー・ブラザース映画上映時間:136分公式サイト:(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月21日レディー・ガガ主演×ブラッドリー・クーパー監督&主演で贈るミュージカル・ドラマ『アリー/ スター誕生』。公開を間近に控え、ガガ演じる主人公アリーが歌う主題歌「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」に乗せ、舞台裏を凝縮させた特別メイキング映像が解禁。さらに本作を鑑賞した著名人たちから、“ガガ泣き”のコメントが到着した。本作のサウンドトラックが、全米アルバム・チャート3週連続1位、『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックを越える快挙を達成している本作。世界的にも驚異的なセールスとなっており、グラミー賞では主要2部門を含む4部門にノミネートするなど、社会現象となっている。この度公開されたメイキング映像は、なんと約4分という長尺。アリー(レディー・ガガ)とジャクソン(ブラッドリー・クーパー)の愛のドラマのみならず、ジャクソンに促されて初めて大観衆を前に歌声を披露したアリーが、やがてスターへと駆け上がっていくストーリーの裏側を丁寧に紡いだ映像となっている。ガガは、この「シャロウ~」を含めた数々のオリジナル楽曲に関して「私はアリーの目線で“うた”を作っていったの。だからアリーの物語が進むにつれて、彼女の歌う“うた”も変わっていくわ。そしてこの作品の中に登場する“うた”は、どれも自然な形で生まれるようにしたかった」と語る。「だからアリーがジャクソンと恋におちるとき、彼女は彼の音楽や、彼のバンドにインスピレーションを受けているようにしたかったのよ。サウンドトラックに入っている、多くのうたは、ジャクソンの音楽から影響を受けているのよ」と語り、アリーがスターダムを駆け上がるにつれて、彼女の楽曲も変化していくことを示唆した。いま世界中が愛と成功を自らの力でつかみ取っていくアリーの物語に共感を寄せている中、ガガは日本のファンに向かってこう語る。「日本のファンの皆さんには『自分自身に正直でいなさい』と言いたいわ。自分が何者なのか?それは誰しもが自問し、それぞれに悶え苦しむものだと思うの。でも一番大事なことは、自分の内なる声に耳を傾けることよ。ありのままでいて良い。ありのままの自分を愛して良いのよ」。■著名人からも感動の声が続々到着!ローラは「とっても感動した!ローラ泣き!きっとこの映画をみたら、みんな泣いちゃうけど、自信を持つと人は輝くの、小さい悩みなんて飛んでっちゃうくらい勇気を貰えるよ!」と独特の言葉で語る。女優で歌手のすみれは「泣く時、声が出ないよう我慢するので必死でした」、声優の尾崎由香は「ラスト、ガガの演技に涙します」とコメント、「エンドロールが終わっても感動の涙が止まりませんでした」(関根麻里)、「終わった後に思い出し泣きする映画は初めて」(倖田來未)など、深い余韻にひたる声も到着している。『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開(IMAX 同時上映)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月20日素のレディー・ガガがスクリーンの中にいる。そう思った。ほとんどのシーンでほぼすっぴん。一心不乱に曲を書き、圧倒的なまでの熱量でそれを表現する。デビュー以前に「鼻が大きすぎる」と言われたこと、ドラァグクイーンのバーで歌っていたことも彼女自身と重なっていく。『アリー/ スター誕生』のアリーはまるで、“ありのまま”のガガのようだ。それは「イエスであり、ノーでもある」と彼女は言う。「最初、私は『ノー。私たちはまったく違うわ』と言いがちだったの。なぜなら、この映画の最初で、アリーは完全に(歌手になることを)諦めてしまった女性だから」。ブラッドリー・クーパー演じる世界的シンガー、ジャクソンと出会ったときのアリーはまさしくそうだった。ウェイトレスをしながらドラァグ・バーで週に1度歌う彼女は、口パクでパフォーマンスするドラァグクイーンたちの中で唯一、自分の声で歌うことのできるシンガー。しかも、一瞬でジャクソンを魅了してしまう素晴らしい才能を持っている。なのにアリーは「自分の歌を信じていない。自分が成功出来るだけ十分に美しいと思っていないの。彼女は、鼻が大きすぎるとずっと言われてきた。彼女には自信がないの。音楽業界にうんざりしている。そして、彼女は諦めてしまったのよ」。それは「私とアリーの最も大きな違い」とガガ。もともとは女優を目指していたという彼女は「ミュージシャン、ソングライター、シンガー、プロデューサーとしての道を進むと決めたとき、私は自分自身のことを信じていたわ。『私はこれをやる』って感じだったの。そして、行けるところすべてのところに行って、すべてのドアを叩いて、出来る仕事は何でもすべてやろうとしたの。人々のために歌えるようにね」とふり返り、「私には成功するために必要なものがあると、心の中で本当に信じていたのよ」と打ち明ける。ただ、「似ているのは、私が女優をやることを諦めたことね。アリーは歌手になることを諦めたの。だから、私はある意味、それを使うことが出来たわ」と続ける。「いつも真実だと思える瞬間を探し求めている」予告編でも観られるように、アリーに扮したガガがジャクソンと一緒に初めてスタジアムで歌うシーンでは、この何年もの間ステージ上に君臨してきたはずの彼女が、突然スポットライトの中にかり出され、困惑し切っているアリーの様子を見事に演じている。「私はこの映画をやる何か月も前から、髪を染めて、メイクをするのを止めて、アリーみたいな格好をしたの。そしてアクティングのワークショップをやったわ。だから、私は本当に彼女みたいに感じたの。ああいう傷つきやすさを感じた。あの自信のなさも感じた。でもまた、あのシーンの状況において、私自身のために出来たことは、『オーマイゴッド。私は、初めて映画の主役として、カメラの前で撮影されることになるんだわ。私はこういうことを一度もやったことがない。彼(ブラッドリー)は4つのアカデミー賞、オスカーにノミネートされた人よ。こんなことは以前一度も起きたことがない。全く新しいことだわ』と思えることだった」とふり返って語る。この未知の領域の体験は、ガガにとって大きな手助けになったようだ。「だから、私がステージに出て行ったとき、私がいつもステージ上でどういうふうかという、世界がレディー・ガガとして知っている私がやるすべてのことを消して、その代わりに、私が顔を隠しているところを、私が恐れているところを見ることになるの。それはリアルだったのよ」。さらにガガは、映画の中の「すべてのシーンは、感情的に私とリンクしていた」と明かす。「演技をしているとき、常に真実から引き出すことは重要だと思う。それがいつも探し求めているものなの。真実だと思えるリアルなモーメントを探しているのよ。だから、すべてのシーンにおいて私は感情的にリンクしていると言うでしょうね」。「特にこれはというシーンを選びたいとすれば」と前置きし、ジャクソンがアリーに初めてステージ上で彼女の歌「Always Remember Us This Way」を歌うように頼むシーンを挙げる。「あの歌を彼と一緒に歌い、観客が叫ぶのを聞いたとき、私は、自分の音楽を歌って、人々が拍手をして、部屋の中のみんなが興奮してくれているのを初めて感じたときのようなフィーリングを本当に感じたの。それで、私はセットで泣いてしまったわ。それはリアルだったのよ」。「ある意味、私がアクティング(演技)について話すのはとても難しい」と言葉を続ける。「なぜなら、もしそのキャラクターになりきれば、全くアクティングじゃなくなるからよ。ただ、その状況にいるだけなの」。でもその一方で、準備をしている段階では錬金術や魔術といった要素もある、という。「私はほとんど大釜を持った良い魔女みたいで、私が知っている自分の人生におけるすべてのことを呼び出し、私の魂の海に深く飛び込んで、真実を引き出そうとしているのよ」。「音楽が2人の愛から生まれてくるようにした」その追求が、アリーをまるでガガそのものであるかのように見せていくのだろうか。やがて、アリーはジャクソンと愛し合うようになり、絆を深めることで夢を叶えていく。ジャクソン役兼監督でもあるブラッドリーについて、ガガは「スタジオで、ブラッドリーを見るのはとても素晴らしかったって言わないといけないわ。彼は、完璧なミュージシャンだったし、今も完璧なミュージシャンよ」と絶賛を惜しまない。共同作業で行った曲作りについても「私たち全員が、音楽がその愛から、リアルなところから生まれてくるようにしたかった」と語る。脚本と楽曲との間には「自然な共生的関係が起きていた」そうで、「必ず音楽がストーリーに役立つようにしたかった」という。ジャクソンとともにステージに立つうちに周囲の目が変わり始め、アリーは大手レーベルの有名マネージャーから声をかけられる。するとアリーの音楽性が、ジャクソンからみればガラリと変わってしまうのだ。「音楽をまるで映画の中のキャラクターのようにしたの。その時点で何が起きているかというと、この(音楽という)キャラクターが彼らをくっつけているの。そして、ある時点で、それは彼らの間に軋轢を作り始めるの。なぜなら、彼女は変わっているからよ。そして、その変化は彼らの愛に影響を与えるの」とガガ。「音楽アーティストとして、彼女のもっとアーバンなポップ・コマーシャル・ミュージック(売れ筋路線の音楽)が、私の音楽と全く違うサウンドだというだけではなく、彼女がマネージャーに会う前、ジャクソンと一緒にいるときに作っていた音楽と違うサウンドだということは重要だった。その衝撃を感じられるようにね。その変化、チャレンジ、障害を感じられるように」。しかも、最後に歌われる1曲は「サウンドトラックにある他のどんな歌とも違うの。なぜなら、この女性が今、搾取されることがない何かを経験し、通過してきたからなの。彼女がそういうふうに愛することは2度とないでしょう。だから、それは『I’ll Never Love Again』というタイトルなのよ」。ブラッドリーの厚い信頼とトニー・ベネットからの教えかつてのガガにアドバイスをくれたのは、ジャズアルバムでもコラボした重鎮トニー・ベネットだという。トニーは20世紀最大の音楽家デューク・エリントンから。そのアドバイスというのは、「ルールNO.1は、諦めるな、と言うこと。そしてルールNO.2は、常にルールNO.1を聞くこと」。「私はそれをずっと守ってきたの」というガガは、左腕の内側に入れているタトゥーについて語り始めた。それはレイナー・マリア・リルケの「若き詩人からの手紙」からの引用文。「真夜中に、もし書くことができないなら、死んでしまうのかどうか、白状してごらんなさい。深いところに根ざした答えを求めて、心の中を掘り下げてみるのです」。「『自分は書かずにはいられないのか、と自分自身に問いかけるのです』と。そして、書かずにいられないのよ。私は音楽についてそういうふうに感じたの。(音楽を)やらずにはいられない。アクティングについてもそう感じたの。だから私は、長年にわたって私の音楽の中でキャラクターを作ってきたのよ。そうせずにはいられなかったの」とガガは力を込める。トニーと出会って「私は、私の人生とキャリアの新しいスペースに移って行くことが出来たんだと思う。なぜなら、私は諦めなかったからよ。そして、この映画をやることは、キャリアを前進させるためにやった仕事じゃなかった。私が大好きなことをやらないといけないから、この映画をやったの。やらずにはいられないの。さもなければ私は息が出来ない」。「そして、ブラッドリーは私を信じてくれた。誰かがあなたのことを信じてくれるとき、それは羽ばたく翼を与えてくれる。ちょうど映画の中みたいにね。彼はアリーを信じたの。彼らの愛が、彼女に羽ばたくための翼を与えてくれて、彼女はスターになるのよ」。この映画に出演したことは、ガガ自身のこれからにおいても大きな影響を与えることになるだろう。「このキャラクターを演じるために、とても深く自分自身に飛び込んだと思うの。私は、リアルな人生経験から物事を引き出した。また、これまでにやったことがないやり方で、私のイマジネーションからも引き出したわ」。改めてガガは、そうふり返る。「だから、次に何をしようとも、私はその知識を持って行くことになることがわかっている。ブラッドリーから学んだすべてを。(キャストの)サム・エリオットやアンドリュー・ダイス・クレイ、アンソニー・ラモスから学んだすべてを。デイブ・チャペルから学んだすべて。グリップから学んだすべて。マシュー・バティック、ケイタリング、みんなから学んだすべてのことを、私は持ち続けて行くわ。あのハードワークを。それはいつも私と共にあり続けることになる。そして、私を前進させることになるでしょう。それは、私の作品の中に入っていくわ」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月18日WOWOWでは、日本時間2019年2月25日に行われる世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継。案内役にジョン・カビラと高島彩、スタジオゲストとして映画プロデューサーの川村元気と映画評論家の町山智浩が参加する。WOWOWの日本のスタジオでは、今年もカビラさんと高島さんを案内役に迎え、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞などの全世界が注目する発表の瞬間をナビゲート。カビラさんは「エンターテインメント追求のヒット作から社会の闇をえぐる問題作までがノミネートされること必至。映画を愛してやまないプロフェッショナルたちが互いを讃えあう舞台でどんなドラマが展開するのか」とコメント。また、高島さんは昨年、セクハラ問題などに揺れたハリウッドをふり返り、「あれからアカデミー賞はどう変わったのでしょうか。それとも変わっていないのでしょうか。いまのアメリカ社会を色濃く映し出すアカデミー賞の舞台。今年もみなさんとともに生放送で見届けたい」とコメントし、「個人的には、『リメンバー・ミー』を超えるアニメーションへの期待を高めつつ、昨年から引き続きティモシー・シャラメの美しさを追いかけながら、アカデミー賞のノミニーとしてレディー・ガガが登場することを期待」しているそう。さらに、『告白』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』『億男』などを次々生み出し、今回スタジオゲストとして参加する川村氏も「いち映画製作者の視点で、僕自身が楽しみながら映画界最大の祭りをお伝えできればと思います」と期待を込めている。■前回の第90回授賞式は、力強いメッセージが続々!第90回は、2017年に表面化した大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏によるセクハラ問題がハリウッド映画界を震撼させた後の授賞式に。2018年が明け、アカデミー賞の前哨戦とも呼ばれる第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式では、女優陣や一部男優たちが黒いドレスやタキシードで出席、レッドカーペットは黒一色という異様な雰囲気に包まれた。そのような中で迎えた「第90回アカデミー賞授賞式」は、列席するセレブ達のファッションにも注目が集まっていた。白やピンク、ゴールドの衣装など華やかできらびやかなドレスに身を包む人も多く、映画最高峰の祭典を感じさせたが、「Time’s up」と書かれたピンバッジを付けるなどメッセージを発信していた。この影響は受賞スピーチにも見られ、随所に男女格差や地域・移民問題へのメッセージも。中でも、『スリー・ビルボード』で主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが「各部門でノミネートされている女性は全員立ち上がって」と呼びかけ、会場から大きな喝采を浴びたシーンは印象的だった。ハリウッド映画界での男女格差が指摘されるなかでのスピーチに感動を与え、司会のジミー・キンメルからも「エミー賞並みのスピーチだった」と絶賛された。また、最多となる13部門でノミネートされていた『シェイプ・オブ・ウォーター』が、作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の最多4部門を受賞。また対抗馬として挙がっていた『スリー・ビルボード』は主演女優賞、助演男優賞の2部門、第2次世界大戦でのダンケルク脱退を描いた『ダンケルク』は編集賞、録音賞、音響編集賞の3部門を受賞。“アカデミー賞に最も近い日本人”と言われてきた特殊メイク・アーティストの辻一弘氏が、3回目のノミネートにして『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でメイク・ヘアスタイリング賞を初受賞。同部門で日本人が受賞するのは初となり、日本人のアカデミー賞受賞は第87回に宮崎駿監督が名誉賞を受賞して以来の快挙となった。また同作品では、主演のゲイリー・オールドマンが主演男優賞に輝き、ダブル受賞となった。「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」は2019年2月25日(月)8時30分 [二] [同時通訳]、21時~[字幕版]をWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日週刊ヤングマガジンの人気コミック『ザ・ファブル』が、岡田准一主演で実写映画化。2019年6月21日(金)に全国の劇場で公開される。『ザ・ファブル』は、週刊ヤングマガジンで連載中のコミック。単行本累計部数280万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞するなど、人気を博している。ストーリーどんな相手も6秒以内に殺す――。“ファブル(寓話)”と呼ばれるその謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボスはある指令を与える。「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!「絶対に殺してはいけない」指令のもと、絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―?!岡田准一が伝説の殺し屋に主人公のファブル役は、岡田准一。『海賊とよばれた男』『散り椿』『来る』など数々の作品で活躍する岡田が、初の殺し屋役に挑む。佐藤アキラという偽名を使い、街に溶け込もうとする伝説の殺し屋を、アクション満載で演じ切る。時折見せるコミカルな演技にも注目だ。木村文乃、佐藤浩市、佐藤二郎らも出演木村文乃 - ファブルの相棒・ヨウコ佐藤浩市 - ファブルを幼い頃から指導し、プロの殺し屋に育てあげるボス山本美月 - アキラ(ファブル)が初めて出会う一般人の女性、ミサキ福士蒼汰 - ファブルを狙う殺し屋・フード柳楽優弥 - ファブルと深く関わる裏社会の人間向井理 - ファブルと深く関わる裏社会の人間・砂川安田顕 - ファブルと深く関わる裏社会の人間・海老原佐藤二朗 - アキラの人生初のアルバイト先、デザイン会社・有限会社オクトパスの社長・田高田(たこうだ)木村了 - フードの相棒・コード井之脇海 - 真黒カンパニー若手社員・黒塩(クロ)藤森慎吾(オリエンタルラジオ) - チャラ男の河合ユウキ宮川大輔 - お笑い芸人”ジャッカル富岡”南出凌嘉 - ファブルの幼少期好井まさお - ファブルが一般人としてアルバイトする有限会社オクトパスのデザイナー・貝沼エツジ加藤虎ノ介 - 真黒カンパニー社員であり、砂川の部下粟島瑞丸 - 砂川の部下役・松沢六角精児 - ファブルとヨウコの近所のバー「buffalo」のマスターモロ師岡 - 海老原行きつけの鉄板焼き屋「ちっち」の店長光石研 - 真黒カンパニー会長・浜田主題歌にレディー・ガガの名曲!映画『ザ・ファブル』の主題歌に起用されたのは、世界的な歌姫、レディー・ガガの代表曲「ボーン・ディス・ウェイ」。“あなたの人生は そのままで素晴らしい”という強いメッセージを放つこの楽曲は、特殊な環境の中で生きるキャラクター達の生き方や作品の世界観にも合致していることから、選抜されたという。なおレディー・ガガが日本映画に楽曲を提供するのは今回が初の出来事となる。【作品概要】映画『ザ・ファブル』公開:2019年6月21日(金) 全国公開原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」連載)監督:江口カン脚本:渡辺雄介出演:岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、木村了、井之脇海、藤森慎吾、宮川大輔、佐藤二朗、光石研、安田顕、佐藤浩市、南出凌嘉、好井まさお、加藤虎ノ介、粟島瑞丸、六角精児、モロ師岡配給:松竹
2018年12月13日レディー・ガガ×ブラッドリー・クーパーW主演映画『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)のジャパンプレミアが11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ローラ、すみれ、叶姉妹らがセクシードレスで登場した。同イベントでは、5年ぶりの来日となった監督・主演のブラッドリーが登場。観客1,000人から熱い歓迎を受けながら同作の魅力をアピールした。そして、近年ハリウッド進出も果たし、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しているローラが、スペシャルサポーターとして駆けつけ、ブラッドリーとの2ショットが実現。雨も降り、厳しい寒さの中、胸元と美脚を大胆露出したセクシードレスで美貌を放った。ブラッドリーが自身のコートをかけてあげる場面もあり、ローラは「暖かーい! サンキュー! ジェントルマン」と感激。ブラッドリーの優しさに会場からも歓声が上がった。豪華なレッドカーペットゲストもイベントに華を添え、すみれ、叶姉妹、水沢アリーはセクシードレスで登場。すみれはワンショルダーでデコルテと肩を見せ、大胆なシースルーで美脚も披露、叶姉妹は巨乳あらわなゴージャスなドレスで圧倒、水沢はボディラインくっきりのドレスで観客を魅了した。さらに、関根麻里、岡本至恩、けみお、パンツェッタ・ジローラモ、デーブ・スペクター夫妻も登場した。同作は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリーが監督を務め、アリーの歌の才能を見抜いてアリーの音楽人生をサポートする世界的ミュージシャン・ジャクソン役も演じた。
2018年12月12日