『ボラット』シリーズのサシャ・バロン・コーエン(52)と『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー(48)が、13年の結婚生活に終止符を打ったことが分かった。先週末、インスタグラムのストーリーズにテニスウェアを着た2人の写真を掲載。「20年を超えて続いたテニスの試合において、私たちはついにラケットを置くことになりました。2023年、私たちは結婚を終えるための手続きを一緒に行いました。私たちはプライベートを常に第一に考え、この変化に黙々と対応してきました。私たちは子どもたちに対する献身と愛情を永遠に分かち合います。家族が望むプライバシーを尊重していただけますと幸いです」と連名で発表した。2人は2001年にパーティーで出会い、2010年に結婚。子ども3人をもうけた。アイラは結婚時にユダヤ教徒のサシャに合わせ、ユダヤ教に改宗した。(賀来比呂美)
2024年04月08日『ノーカントリー』『ファーゴ』のイーサン・コーエン監督最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』(原題:Drive-Away Dolls)が6月7日(金)より全国公開されることが決定。日本版特報が解禁された。日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミー(マーガレット・クアリー)とマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)は、車の配送【=ドライブアウェイ】をしながらドライブ旅行に出かける。だが、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われることに!女二人旅のはずが予測不能なアメリカ縦断ドライブへ…はたして、ジェイミーとマリアンの運命は?イーサン・コーエン初となる単独監督を務めた本作。妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手掛けた注目作だ。キャストには、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴びたマーガレット・クアリーやジェラルディン・ヴィスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し注目を集めるペドロ・パスカルや、マット・デイモン、さらに映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演。コーエンとクックが「お互いにアイデアを言い合いながら作り上げた」と話す物語が、個性豊かな俳優陣によってさらなるユーモアを生み出している。この度解禁となった特報では、女二人の旅で気分転換しようとする主人公らの気持ちとは裏腹に、トラブルに巻き込まれ、クセの強いキャラクターたちから逃走する様子が映し出される。コーエン監督の遊び心もたっぷりで、破天荒なガールズムービーを予感させる映像となっている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年02月21日映画『マエストロ:その音楽と愛と』が2023年12月8日(金)より一部劇場で公開予定。ブラッドリー・クーパーが監督・脚本・主演を務める。レナード・バーンスタインと家族の愛の物語映画『マエストロ:その音楽と愛と』は、今尚語り継がれる不朽の名作『ウエスト・サイド物語』の音楽を手掛けた指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインと、彼の妻であり女優・ピアニストのフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインによる激動の生涯を描いた愛の物語。人生を“音楽”に生きた二人の愛を、大胆かつ情熱的に描き出す。監督・脚本・主演はブラッドリー・クーパー監督・脚本・主演を務めるのは、『世界にひとつのプレイブック』や『アメリカン・スナイパー』など数多くの作品で名演をみせ、『アリー/スター誕生』や『ジョーカー』などアカデミー賞ノミネート作品の製作にも携わってきたブラッドリー・クーパー。プロデューサーにはブラッドリー・クーパーに加え、スティーヴン・スピルバーグとマーティン・スコセッシという“映画界のレジェンド”も名を連ねる。キャリー・マリガンなど豪華俳優陣が集結また、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンが妻フェリシア・モンテアレグレを演じるほか、マット・ボマー、マヤ・ホークら豪華俳優陣が集結。さらに、若き頃から年老いるまでのレナードを熱演したブラッドリー・クーパーの特殊メイクは、映画『スキャンダル』などでアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した、日本出身のメイクアップ・アーティストのカズ・ヒロが手掛けた。各分野の第一線で活躍するスターが勢揃いし、“ハリウッドの渾身作”として注目を集める『マエストロ:その音楽と愛と』。ぜひ、劇場で見届けてみて欲しい。第96回アカデミー賞主要3部門ノミネートなお本作は、第96回アカデミー賞にて、作品賞、主演男優賞、主演女優賞の主要3部門を含む全7部門にノミネートされている。オリジナル・サウンドトラックなお、ブラッドリー・クーパー自らが選曲したという『マエストロ:その音楽と愛と』のオリジナル・サウンドトラックは、バレエ《ファンシー・フリー》をはじめとする初期の作品から、《ウエスト・サイド・ストーリー》のような誰もが知っている作品まで、バーンスタインの生涯を語る上でかかせないレパートリーを網羅。演奏は、注目の若手指揮者、ヤニック・ネゼ=セガン率いるロンドン交響楽団が担当した。【作品詳細】映画『マエストロ:その音楽と愛と』公開日:2023年12月8日(金)※2023年12月20日(水)~Netflixで配信。監督:ブラッドリー・クーパー脚本:ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・シンガー出演:ブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガン、マット・ボマー、マヤ・ホーク、サラ・シルヴァーマン、ジョシュ・ハミルトン、スコット・エリス、ギデオン・グリック、サム・ニヴォラ、アレクサ・スウィントン、ミリアム・ショア■「マエストロ:その音楽と愛と(オリジナル・サウンドトラック)」2,750円発売日:2023年12月1日(金)
2023年11月27日ファッションブランド・コーエン(coen)は、ディッキーズ(Dickies)との別注アイテムを全国のコーエン店舗などにて発売。コーエンとディッキーズによる別注アイテム2008年に設立されたファッションブランド・コーエンは“easy&chic style、普通に見えて一味違う、個性豊かな服を”をコンセプトにカジュアルなウェアを提供している。ブランド設立100周年を迎えるディッキーズとの別注では、別注限定のフラッシャーが付いたワークシャツやワークパンツのほか、ウィメンズアイテムまで幅広く展開する。ワークシャツは左胸にディッキーズ100周年のワッペン、右胸にディッキーズのロゴ刺繍といった細かいこだわりが施されている。素材に綿とポリエステルを使用することで、1年間通して快適に着用できるように仕上げた。またワークパンツは、センタープレス入りのワイドテーパードシルエットが特徴的だ。前たてがボタンとジップに加えてゴム仕様となっているので、タックインスタイルなどスタイリングの幅が広がる。このほかウィメンズのアイテムとして、ウエストゴム仕様のセミフレアパンツや、ピンタックを施したペンシルスカートなどを揃える。【詳細】コーエン×ディッキーズ発売日:2022年8月上旬~取扱店舗:全国のコーエン店舗、コーエン オンラインストアアイテム例:<メンズ>・ディッキーズ ワークシャツ(ブラック、ベージュ) 6,600円・ディッキーズ プリントロングTシャツ(ホワイト、ネイビー) 4,400円・ディッキーズ チノパンツ(ブラック、ダークグレー、ベージュ、ダークグリーン) 6,050円・ディッキーズ ベルト(ホワイト、ブラック、ケリー、オレンジ) 1,089円<ウィメンズ>・ディッキーズ プリントロングTシャツ(ライトグレー、ダークグリーン) 4,400円・ディッキーズ 裏毛プルオーバー(ブラック、ライトグレー、ダークグリーン) 5,500円・ディッキーズ セミフレアパンツ(ブラック、ベージュ、ダークグリーン) 5,500円・ディッキーズ ペンシルスカート(ブラック、ベージュ、ダークグリーン) 5,500円
2022年08月08日コーエン(coen)から、ハンバーガーショップ「ドムドム(DOMDOM)」とコラボレーションしたウィメンズ&キッズウェアや雑貨などが登場。全国のコーエン店舗、公式オンラインストアで販売される。「ドムドム」ハンバーガーとコーエンがコラボ「ドムドム」は、1970年、東京町田市にオープンした日本最古のハンバーガーチェーン。「丸ごとカニバーガー」や「手作り厚焼きたまごバーガー」などオリジナリティ溢れるメニューで人気を博しており、日本全国に27店舗を構える。「どむぞうくん」を配したTシャツやiPhoneケースコーエンとのコラボレーションでは、“象のように親しみやすく”という想いから生まれた「ドムドム」ハンバーガーのシンボルマーク「どむぞうくん」や、アイコニックなロゴをフィーチャーしたウェア&グッズを展開。中でも注目は、「どむぞうくん」やシグネチャーロゴを大胆に配したウィメンズ&キッズの「プリントTシャツ」だ。バックネック部分や袖口にさりげなくあしらった、小さなワンポイントモチーフも目を引く。その他にも、ショルダーストラップ付きの「トートバッグ」や、iphone12/12proに対応したクリアタイプの「スマホケース」、「どむぞうくん」刺繍を施した「キャップ」などが揃う。【詳細】コーエン「ドムドム」コラボレーション発売日:2022年6月7日(火)販売店舗:全国のコーエン店舗、公式オンラインストアアイテム例:・トートバッグ 2,640円・スマホケースiphone12/12pro 2,200円・プリントTシャツ 各2,970円・キャップ 2,640円
2022年06月12日《text:キャサリン/Catherine》2月のシネマカフェ編集部企画は「演劇と映画」。今回は『ファーゴ』『バスターのバラード』等で知られるコーエン兄弟の兄、イーサン・コーエン単独監督作『マクベス』を紹介します。シェイクスピアの四大悲劇の一つを映画化これまで様々な監督によって映画化されてきた、シェイクスピアの四大悲劇の一つである「マクベス」。原題は「The Tragedy of Macbeth/マクベスの悲劇」で、勇敢な将軍マクベスが3人の魔女の予言に従い、妻と共謀し王を暗殺し王位に就くが、地位を失うことへの恐怖から様々な悪事を働いてしまう…というストーリー。先日発表された第94回アカデミー賞には「主演男優賞」「撮影賞」「美術賞」の3部門にノミネートされている本作。アメリカでは映画館上映も行われましたが、世界的規模ではApple TV+での配信がメインとなっており、敷居が高そうなシェイクスピアの戯曲を、初心者も冒頭からぐいぐいと世界観へ引き込む独創的なものに仕上がっています。独創的でありながらも、原作のセリフに忠実で、ある種初心者だからこそまっさらな目線で世界観を楽しむことができるかもしれません。豪華キャストの中でも一際異彩を放つキャスリン・ハンター主人公マクベスにデンゼル・ワシントン、妻のマクベス夫人には、イーサン・コーエンの公私ともにパートナーでもあるフランシス・マクドーマンド。いずれも日本では映画俳優としてお馴染みの2人ですが、実は舞台での実績も多数。2人が出てくるだけで、画面にグッと迫力が増すのはさすがといったところ。そして冒頭の登場シーンから、出てくるだけで画面に引き込まれてしまうのが、キャスリン・ハンター演じる魔女。デンゼルにもフランシスにも負けない印象を残さねばならない役である魔女を、独特の動きと声で演じており、主役の2人を食ってしまっていると言ってもいいほどです。徹底的に作り込まれた絵画のような世界観そして、本作の最大の特徴の一つがなんといっても白黒。同時配信されている製作の舞台裏の動画でも、白黒撮影へのこだわりが語られており、VFXも駆使し作られた幾何学的で白黒の世界観は、スタジオ撮影時も徹底されセットは全て白黒、マクベス夫人の一部を除いて衣装も殆ど全て白黒だったそう。白黒だからこそできる光や影の細部へのこだわりが、気づいたら色が見えてくるような豊潤さを魅せるのも特徴です。どのカットをとっても絵画のような、アートブックを一枚一枚めくっていくようなそんな感覚にもなる世界観に気づいたら没頭してしまうこと間違いなし。できることなら、ドルビーアトモス対応なのでぜひ自宅鑑賞の際はヘッドホンなどでの鑑賞をオススメします。サウンドの奥行きから味わうことで描かれる世界観の豊かさと妖しさをたっぷり味わうことができます。演劇ってどこか敷居が高そうで、特にシェイクスピアともなれば初心者にとっては、知識がなければ難しいのかも…と思ってしまうことも。でも、配信で世界最高峰の演劇を自宅で観れる時代だからこそ、ちょっと気軽な気持ちで観てみると良いかもしれません。悲劇ではありますが、コーエン監督ならではのどこか人間的な可笑しさも交える作品に仕上がっている本作は、初めてシェイクスピアの作品を観る人にとっても馴染める内容だと思います。(キャサリン/Catherine)■関連作品:マクベス 2021年12月31日より全国にて公開、2022年1月14日よりApple TV+にて配信
2022年02月10日映画『マクベス』が、2021年12⽉31⽇(金)より順次、全国5館の劇場で期間限定公開される。監督・脚本はジョエル・コーエン、主演はデンゼル・ワシントン、製作はAppleとA24。ジョエル・コーエン単独で挑む『マクベス』の映画化映画『マクベス』は、ウィリアム・シェイクスピアの四⼤悲劇の一つを、コーエン兄弟として知られるジョエル・コーエンが単独で映像化した作品。シェイクスピアが『マクベス』で描いた⼈間の精神的弱さ、誘惑、運命のおどろおどろしさを、余すことなく伝えている。製作にはAppleとA24が参加。見るものを圧倒する鮮烈なモノクロ映像は、息をのむほどに美しい。『マクベス』は、賞レースでも注目を集める作品。2021年度放送映画批評家協会賞の主演男優賞および撮影賞、第79回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門<主演男優賞>にノミネートされた。デンゼル・ワシントン×フランシス・マクドーマンドの最強タッグ主演は、『グローリー』『トレーニング デイ』で2度のアカデミー賞を受賞した名優デンゼル・ワシントンと、『ファーゴ』『スリー・ビルボード』『ノマドランド』で3度のアカデミー賞を受賞したオスカー女優フランシス・マクドーマンドの最強タッグ。【詳細】映画『マクベス』劇場公開日:2021年12⽉31⽇(金)より順次※2022年1月14日(金)よりApple TV+にて配信開始。原作:ウィリアム・シェイクスピア監督:ジョエル・コーエン⾳楽:カーター・バーウェル撮影監督:ブリュノ・デルボネル編集:ジョエル・コーエン美術:ステファン・デシャント出演:デンゼル・ワシントン、フランシス・マクドーマンド、キャスリン・ハンター■映画『マクベス』特別期間限定公開公開日程・上映劇場:新宿ピカデリー:2021年12月31日(⾦)~2022年1月6日(⽊)シネ・リーブル池袋:2021年12月31日(⾦)~2022年1月13日(⽊)※元⽇休館ヒューマントラストシネマ有楽町:2021年12月31日(⾦)~2022年1月6日(⽊)ミッドランドスクエア シネマ:2021年12月31日(⾦)~2022年1月6日(⽊)シネリーブル梅⽥:2021年12月31日(⾦)~2022年1月13日(⽊)鑑賞料:特別興⾏につき均⼀料⾦1,800円※上映の日程は劇場により変更される場合がある。Courtesy of Apple TV+ and A24Photo by: Alison Cohen Rosa
2021年12月18日AppleとA24が共同製作したジョエル・コーエン監督作『マクベス』の劇場公開が決定。全国5館での期間限定上映となる。主演にデンゼル・ワシントン、フランシス・マクドーマンドを迎え、シェイクスピア原作の四大悲劇の一つ『マクベス』をジョエル・コーエンが単独で映像化した本作。モノクロ撮影で表現されたコーエンの「マクベス」観は、シェイクスピアが描いた人間の精神的弱さ、誘惑、死、そして運命のおどろおどろしさを全編通して余すことなく感じられる作品となっている。主演のデンゼル・ワシントンが2021年度放送映画批評家協会賞の主演男優賞にノミネートされているほか、撮影賞にもノミネートされている話題作。この圧倒的に美しい世界観をスクリーンで体感できる絶好の機会となっている。『マクベス』は12月31日(金)より全国5館にて、特別期間限定公開。2022年1月14日(金)よりApple TV+にて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マクベス 2021年12月31日より全国にて公開、2022年1月14日よりApple TV+にて配信
2021年12月16日80代の男女を主人公に、人生の晩年をいかに生きるかというテーマを詩情豊かに綴る、愛と再生の物語『やすらぎの森』。来週5月21日(金)に公開がスタートする本作から、監督メッセージ付き本編映像が到着した。カナダ10州の中で最も広大な面積を誇り、フランス語を公用語とするケベック州の人里離れた深い森を舞台に、そこで密かに暮らす年老いた世捨て人たちのもとに来訪者が訪れるところから物語が展開していく本作。このほど公開された映像では、ケベックを拠点に活躍するジョスリーヌ・ソシエの小説に感銘を受け、自然の鼓動までも伝わってくる繊細な世界観を見事に作りあげたルイーズ・アルシャンボー監督のメッセージからスタート。本作が3本目の長編劇映画となったアルシャンボー監督は「電気も水道もない森の中で映画を作ることはかなり冒険だった」と撮影時をふり返る。また本作は、来訪者の女性ジェルトルード/マリー・デネージュ役のアンドレ・ラシャペルの遺作でもある。撮影当初、歩くこともままならないときがあったというが、アルシャンボー監督は「この映画に出演したことで若返り、生き返ったと教えてくれました」と明かしている。そして続けて、世捨て人のトム(レミー・ジラール)がカナダを代表するシンガーソングライター、レナード・コーエンの「バード・オン・ザ・ワイヤー」を弾き語る本編映像が登場。親友チャーリーと衝突したあとに続くこのシーンは、トムが本当の気持ちを表すかのように切ない表情で弾き語っており、自身の感情と歌詞がリンクしているところも注目だ。『やすらぎの森』は5月21日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やすらぎの森 2021年5月21日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2019 - les films insiders inc. - une filiale des films OUTSIDERS inc.
2021年05月14日レディースだけでなく、メンズやキッズも展開しているファッションブランドcoen(コーエン)。定番アイテムからトレンドアイテムまでリーズナブルな価格で手に入るとママたちにも人気のブランドです。 今回は、コーエンのメンズの「シェフパンツ」をご紹介します。はくだけでおしゃれにキマる程よい抜け感とラクチンさで、女性にも人気のこのアイテム。メンズのパンツを女性らしくおしゃれに着こなすコーデに注目です! ゆとりのあるシルエットでストレスフリーなはき心地最近、人気を集めているシェフパンツ。シェフパンツとは、コックパンツとも呼ばれる、シェフの仕事着をベースとしたワークパンツのこと。ウエストまわりがゴム仕様になっていたり、丈夫な生地を使用したテーパードシルエットになっていたりと、ワークパンツらしく快適で動きやすいデザインが特徴です。 そんなシェフパンツのメンズものを、あえて女性がはきこなすのがトレンドになってきています。厚手の生地でリラックスしてはけるおしゃれなシェフパンツは、これからの季節にピッタリ! 動きやすいので、ママにもおすすめです♪ 画像提供:WEAR 商品名:シェフパンツ価格:3,960円(税込み)サイズ(メンズ):S 、M 、L 、XL カラー:ブラック、ベージュ、ブラウン、ダークブラウン、ターコイズブルー、ネイビー、その他1、その他5、その他6【以下、WEB限定カラー】オフホワイト、ダークグレー、ブラウン、モカ、オリーブ、コバルトブルー、その他2、その他4、その他7 コーエンのシェフパンツは、コットン100%の適度な厚みのある生地で、カジュアルすぎず、普段のスタイリングにもにこなれ感を出してくれる一本です。ワイドなテーパードシルエットで、脚のラインを気にせずはくことができるので、体型カバーにも◎。ゴム仕様のウエストは、内側にスピンドルが付いているからサイズ調整も可能。とにかくカラー&柄の種類が豊富なので、きっとお気に入りが見つかるはずです♪ 全体的にビッグシルエットでゆったりラフな着こなしが◎画像提供:WEAR まずは合わせやすい定番カラー、ベージュのシェフパンツ。身長154cmでSサイズを、裾を軽く折り返して着用。 ゆるシルエットのメンズのシェフパンツは、ビッグシルエットのトップスとも相性バツグン♪ バンドカラーシャツにVネックのカーデを羽織ることでスッキリ見せて。一見すると真面目スタイルの足もとには、あえてサンダルを合わせてコーデのハズしに! 画像提供:WEAR 続いてはターコイズブルーのシェフパンツを取り入れたコーデ。身長158cmで、Sサイズを着用。裾はバランスを見て、ロールアップして♪ こちらもトップスにはビッグシルエットのカットソーをチョイスし、ボーイッシュに。色味を抑えたシンプルなスタイリングは、足もとをコロンとしたフォルムのストラップシューズにしてガーリーさを加えると◎。 画像提供:WEAR 最後は秋に最適なチェック柄(その他6)のシェフパンツ。身長165cmでSサイズを着用。ゆったりしたサイズ感ですが、テーパードシルエットなのでダボッとしすぎず、女性でもすっきり着こなせます。 チェック柄と同系色のビッグシルエットのベストを白ロンTにレイヤードして、白を効かせて。足もとは靴下×サンダルでおしゃれにハズすのがポイント♪ 季節の変わり目におすすめのスタイリングです。 メンズのシェフパンツは、適度な抜け感のあるスタイルが今っぽいボトム。裾をロールアップして足首を少し見せると、女性らしいバランスではきこなせます。カラバリ&柄が豊富だから、パパと色違いで着るだけでなく、たまにはお揃いもアリですよね♪ ぜひ、チェックしてみてください。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 構成・文/いはな
2020年09月16日レディースだけでなく、メンズやキッズも展開しているファッションブランドcoen(コーエン)。 定番アイテムからトレンドアイテムまでリーズナブルな価格で手に入るとママたちにも人気のコーエンから、シワを気にせずに着られて、カーディガンとしても楽しめるプリーツチュニックをご紹介します♪ 顔まわりスッキリ見え!自然なプリーツで体型カバーも◎コーエンの「接触冷感クリンクルプリーツチュニック(カーディガン)」は、名前通り、ひんやり感のある素材でサラッとした着心地。まだまだ暑い9月に最適の1枚です。 ラフなランダムプリーツ仕様は、シワを気にせず着ることができてお手入れもラクチン♪ フリーサイズで、背が低い人は膝上、背が高い人でもおしりがすっぽり隠れる丈感。体型カバーもバッチリなので、産後の体型が気になるというママにもおすすめです。 ネックラインはVネックのようなキーホールネックで、骨格ストレートのママも顔まわりスッキリ、華奢見えします。 商品名:接触冷感クリンクルプリーツチュニック(カーディガン)価格:4,400円(税込み)サイズ:フリーカラー:ブラック、ベージュ、ピンク 画像提供:WEAR 甘めの印象になりがちなプリーツ仕様のチュニックも、ブラックならクールにシフト。涼しい素材なので、まだ暑い日が続く今の時期、七分袖でも快適に過ごせます。センタープレス入りのテーパードパンツを合わせて、きちんと感を出して。チュニックに付いている細いウエスト紐もスタイルアップのアクセントに♪ 画像提供:WEAR ガーリーな雰囲気が好きなママにおすすめのデニムスタイリング。かわいらしいくすみピンクのチュニックを主役に、ホワイトを効かせたさわやかカジュアルコーデです。タンクトップの上にカーディガンのようにサッと羽織って、ボトムはデニムのワイドパンツで動きやすく! 画像提供:WEAR チュニックと同素材の「接触冷感クリンクルプリーツワイドパンツ」を合わせてセットアップで。着心地はラクなのにきちんと見えする、いいとこ取りなカジュアルセットアップは、ちょっとした集まりにも最適です。あえてきちんと感をくずしたいときは、Tシャツをインにレイヤードして、スニーカーでハズしてみて♪ コーエンの接触冷感クリンクルプリーツチュニックは、カーディガンとしても使えて着回し力抜群のアイテム。シワが気にならないので、バッグに入れておく羽織りとしても、今の時期から秋まで長く活躍しますよ! ワンピースとレイヤードしても新鮮な印象に仕上がるので、ぜひチェックしてみてくださいね。※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 構成・文/いはな
2020年09月12日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの3作品。ぴあ編集部 坂口英明20/2/17(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開される映画は23本(ライブビューイング、映画祭を除く)。全国約100スクリーン以上で拡大上映されるのが『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』『チャーリーズ・エンジェル』『スキャンダル』『ミッドサマー』の4本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が19本です。この中から、おとな向きの、ぜひご覧いただきたい3本をご紹介します。『名もなき生涯』同調圧力があったり、正しいことをいうことすら考えてしまう昨今、この作品が公開される意味は大きいと思います。第二次大戦時、ナチスに併合されたオーストリアで、ヒトラーに忠誠を誓わないという意思を貫き、最後は処刑された実在の農夫を描いた映画です。監督は、数少ない作品のほとんどが秀作というテレンス・マリックです。主人公のフランツ・イェーガーシュテッターは、ドイツ国境に近いオーストリアにある小さな村の農夫です。敬虔なキリスト教徒で、妻と3人の娘とつつましくも平和な暮らしを営んでいたのですが、戦争はこの山あいの寒村まで押し寄せてきます。召集されたフランツは、罪なき人は殺せない、と兵役を拒否するのです。彼は逮捕され、ベルリンに送られ、裁判にかけられます。頼りの教会も「祖国への義務を優先すべき」と彼の主張にあえて耳を貸さず、孤独な戦いを強いられます。夫をはげます妻もまた、村八分状態で苦難の日々が続きます。同じ時代が背景の『サウンド・オブ・ミュージック』に似た山と谷、豊かな自然が舞台です。監督の初期作品『天国の日々』を彷彿とさせるおだやかな日々の描写で始まります。農場や平原、山腹、現存する教会や聖堂などでロケし、自然光で撮影された映像、鳥のさえずり、牛や羊の鳴き声、教会の鐘など、撮影時の環境音と静謐な音楽は、まさにテレンス・マリックの世界です。そんな平穏な村の空気は、やがて険悪でギスギスしたものに変わっていきます。「今、世界はこの映画で描かれた時代に逆戻りしている。この歴史から何も学んでいないとしたらあまりにクレージーだ」というのが、監督の主張です。フランツの存在は、1970年代に当地を訪れたアメリカ人研究者が見出すまで、まさに「名もなき者の生涯」だったそうです。『Red』Red、赤は危険信号の赤でしょうか。赤い糸、レッドカード、真っ赤なルージュ、朝焼け、燃えたぎる血の色……。または、一線を越えていく決断の象徴?吹雪の夜、街道沿いのボックスで思いつめたように塔子(夏帆)が電話をしているシーンで始まります。かたわらに鞍田(妻夫木聡)。通り過ぎていったトラックの荷台から、赤い布切れが、風に舞い、白い雪道に落ちます。そしてふたりは、無言のまま凍てついた道に車を走らせます。それはまるで「道行き」のようです。このただならぬ緊迫感。映画は、この夜間走行と回想が交互に描かれていきます。育ちのいい商社マンの夫、可愛い娘がいて、夫の両親と同居する住まいは郊外の大きな戸建て。何不自由のない専業主婦・塔子が、10年ぶりにかつて愛した鞍田と再会し、彼の勤める設計事務所で働き始めます。生き生きと仕事に精をだすうちに、実は気詰まりな姑との関係、気は良いけれど自分本位な夫(間宮祥太朗)との生活に疑問が生まれ、距離を感じ始めます。シングルマザーに育てられた自分は、幸せな家庭という幻想を求めていただけなのか?本当の自分はどこに?相手の鞍田もまた、ある秘密をかかえています。そして、ふたりは再び恋の深みにおちてゆきます。島本理生の原作を三島有紀子監督が映画化。ハードなラブストーリーであり、女性の自立の映画でもあります。散りばめられたキーワードや、印象的な映像、気になるセリフ、音楽と音、個性的な役者たち……、観終わっていろいろなことが、記憶に残りました。前作『幼な子われらに生まれ』では不思議な集合住宅が、話題になりました。今回は鞍田の住む、建築家らしい住居が彼の孤独を表現しているかのように使われています。塔子の母役・余貴美子や、職場の同僚役・柄本佑のセリフも彼女の生き方を変える役割を果たします。劇中に流れるジェフ・バックリィの『ハレルヤ』、心に響きます。作者はレナード・コーエン。「愛はマーチのような威勢のいいものじゃない……」、そんなフレーズもある名曲です。『スキャンダル』全米を代表するニュースチャンネル、FOXニュースで起きた、たった3年前の「スキャンダル」を、会社のロゴや関係者の実名までもそのまま使い、内幕を映画にしてしまう。こんなことができちゃうんですね。しかも、社会派というより、ハリウッドの三大女優が熱演する、つまりハラハラどきどきのサスペンスなのです。局内部の描写や、人間模様が見ものです。ドナルド・トランプが共和党の大統領候補として選挙運動中だった2016年。FOXニュースの人気キャスター、メーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)が彼の女性蔑視発言を攻撃します。トランプ支持の局上層部はその報道ぶりに好意的ではありません。そんな折、かつてメーガンと局のトップキャスターを争ったグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、局のCEOロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで訴えます。ケリーもかつてロジャーから同じような行為をされたことがあるのですが、MeTooと名乗ることはしません。もうひとり。メーガンの座を狙うケイラ(マーゴット・ロビー)がロジャーに接近、同じく性的な行為を迫られています。ケイラは何人かの体験を組合わせて作られた架空の人物ですが、メーガンとグレッチェンは実在しています。特にメーガンは、ご本人とかなり似ています。この作品で、今年度アカデミー賞メイクアップ賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)の特殊メイクの産物です。また、シャーリーズ・セロンとマーゴット・ロビーは賞は逸しましたが、それぞれ、アカデミー賞主演女優、助演賞候補でした。普通こういうテーマは圧力でつぶされることが多く、この作品も撮影入り2週間前に制作会社が突然降りるという危機がありました。それにも関わらず、その3日以内に新たな制作・配給会社をみつけ、撮影にこぎつけられたのは、プロデューサーでもあるセロンの情熱と力だったそうです。なんともかっこいい映画人。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』『グリンゴ/最強の悪運男』に続き、出演作の日本公開は今年すでに3本目。いま絶好調の女優です。
2020年02月17日トリノオリンピック銀メダリストの米国のフィギュアスケート選手、サーシャ・コーエン(35)がInstagramで第一子を妊娠していることを発表した。「ジェフと私は赤ちゃんを迎えることになりとてもエキサイトしています!こんなに思い出に残る今日という日を作ってくれた皆さんに感謝します」というメッセージを添えて投稿された写真ではコーエンが「baby」の文字のバルーンを掲げ、そのお腹はかなり大きくなっている。父親は先月婚約を公表していた投資家のジェフリー・リーバーサル。コーエンは’16年8月にヘッジファンドマネージャーのトム・メイと結婚したが、1年あまりで別居。’18年2月には離婚手続きをしていた。
2019年11月19日実写版『リトル・マーメイド』でエリック王子を演じる俳優が、ジョナ・ハウアー=キングに決定したという。同役については、ハリー・スタイルズが候補に挙がっていたが、8月に辞退したと報じられていた。「People」誌によると、ジョナはアメリカ人で劇場プロデューサーの母とイギリス人でレストランを経営している父のもとに1995年に誕生。ロンドンで育ったという。「いろいろな意味で、自分はイギリス人だと感じる。でも、アメリカでもたくさんの時間を過ごしたから、部分的にアメリカ人だとも感じるんだよね」と自身のアイデンティティに対してコメントしたことがある。2017年にケンブリッジ大学を卒業した。俳優デビュー作は2014年に短編映画『The Maiden』(原題)。2017年、ドラマ版「若草物語」のローリー役で知名度を上げた。ジョー・マーチ役を演じたマヤ・ホークとは撮影終了後も仲が良く、お互いのSNSに登場している。最近では現在公開中の『ベラのワンダフル・ホーム』で、主役犬ベラの飼い主ルーカス役を演じている。デビュー3年にして、すでにアシュレイ・ジャッド、ブライス・ダラス・ハワード、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ハントといった名優たちと共演。エリックは、歌手のハル・ベイリー演じるアリエル役のお相手ということもあり、歌のスキルも重要視されていたが、ジョナはもちろん“歌える”俳優だ。YouTubeにアップされている、レナード・コーエンの「ハレルヤ」をジョナがギターで弾き語りする動画に、「エリック役に完璧」、「素敵な声!」と絶賛の声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2019年11月14日『悪魔の赤ちゃん』など低予算のB級ホラー、サスペンス映画を得意としていた監督、プロデューサー、脚本家のラリー・コーエンが死去した。享年77。コーエンのパブリシストで俳優、友人のシェイド・ループが、コーエンのFacebookで下記のようにつづり、伝えた。「スターであり、英雄であり、王であったラリー・コーエンを失い、#キング・コーエン のチームのみんなが、嘆き悲しんでいます。彼は無類の才能とそれ以上に大きな心を持った人でした。今後も彼がテレビ、映画界に与えた影響をずっと感じることができるでしょう。彼のご家族、友達、ファンに深い哀悼の意を表します」。コーエン監督は、1960年代にテレビ界で脚本家としてキャリアをスタート。「インベーダー」、「刑事コロンボ」、『続・荒野の七人』、『フォーン・ブース』などの脚本を手掛けた。1970年代からは監督としても活躍。ホラー映画『悪魔の赤ちゃん』は低予算ながら大ヒットを記録し、のちに2本の続編も製作された。ヒッチコック作品の常連だったバーナード・ハーマンの音楽も話題に。その後も『新・死霊伝説』や『殺しのイリュージョン』などのホラーやサスペンスを撮った。『グレムリン』シリーズのジョー・ダンテ監督や『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督らがSNSでお悔やみのメッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2019年03月25日トム・ハンクス主演作の『ビッグ』(1988)、ロバート・デ・ニーロ主演作の『レナードの朝』(1990)などを監督したペニー・マーシャルが、糖尿病の合併症により亡くなった。享年75。「People」誌などが伝えた。ペニーは2016年に亡くなったゲイリー・マーシャル監督の妹で、ゲイリー監督作の『ニューイヤーズ・イブ』などに出演。女優としては70年代から80年にかけて主演した「ラバーン&シャーリー」が特に人気を博した。約60年もの間、ショービジネスで活躍したペニー。交流のあった多くのセレブたちがSNSで哀悼の意を表している。『シンデレラマン』(2005)を監督し、ペニーとともにプロデューサーを務めたロン・ハワード監督は、「安らかに眠ってください。彼女はおもしろくて賢かった。シットコムのスターから、Aリスト級の監督にいとも簡単に転身してみせたんだ。どちらの役割でも大きな影響力をもたらした。いつもリラックスしていて愉快で、気取らない人だった。彼女と出会い、一緒に働けたのはラッキーだったよ」とふり返った。ビリー・クリスタルは「ペニーが亡くなったと聞いて悲しく思う。最高のコメディエンヌで素晴らしい監督で大切な友だちだった」と嘆いた。そのほか、ラッセル・クロウ、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・バンクス、ロージー・オドネルなどがペニーをお悔やみのメッセージを送った。(Hiromi Kaku)
2018年12月19日8月26日(日)に東京・紀尾井ホールで公演を控えるアヴィシャイ・コーエンへライター、佐藤英輔がメールインタビューを行った。【チケット情報はコチラ】コーエンを語る際にまず外すことが出来ないのが、彼がイスラエル人であることだ。彼はNYに出る事でジャズ界でエスタブリッシュされたが、12年前からは本国に戻り活動している。「イスラエルのジャズ・シーンはここ数年で随分と大きなものになりましたが、大きな理由がそこにはあります。イスラエルは今まで常にモロッコやギリシャ、トルコ、ブルガリア、スペイン、そして東ヨーロッパ諸国の多くの異なる文化、そして世界各国にいるユダヤ人の子孫たちから影響を受けてきました。その影響は音楽や言語、そして美味しい食べものなど多岐にわたって見られ、様々な場所にそれぞれ違ったように吸収され、より独創的なものにする助けとなっています」そんな出自を抱えるコーエンの音楽営為はとてもしなやか。ストリングスやオーケストラと共演する特別仕立ての公演も彼はたびたび行ってきている。「2013年に『アルマー』を作った時、その収録曲のためにオーケストラを使ったアレンジメントを書くという事は、私にとって大きなステップとなりました。まわりにいる皆んなは私の楽曲はオーケストラと合うと言ってくれていましたが、5年以上の歳月をかけて新しい編曲と楽曲を進化させるべく練り上げました」今度東京で持たれる17人の弦楽器奏者を擁する<アヴィシャイ・コーエン・トリオwith 17ストリングス>は、過去試みてきたそうしたクラシック奏者たちとの邂逅を磨いたものとなる。『アルマー』に収録されていた2曲をはじめ、数々のマテリアルがトリオとチェンバー・オーケストラ用に新しく編曲されるという。「殆どの楽曲が私のアレンジです。私のアイディアとイメージを基に、何人かの音楽家/編曲家のちょっとした何かが足されていたりもします」様々な楽曲素材をめくるめくチェンバー・オーケストラと紐解くその出し物は、多様な文化や音楽様式を思うまま超え、結果的にコントラバス、そしてジャズという楽器や表現の自由な可能性を浮き上がらせるものになるに違いない。「一連の活動は様々な文化や音楽のスタイルを求める長い旅路なんです。それを求めるからこそ、私は音楽家たりえると思っています。音楽が発展していくことや動いていくのを止めることはできませんし、それは私を高みへと導いていってくれます」彼は新しいプログラムを用意、それをもとに日本で新しく出会う音楽家と一緒に事にあたることを、今心待ちにしている。取材・文:佐藤英輔(ライター)※インタビュー全文は下記チケットリンク先の興行ページに掲載
2018年08月10日8月26日(日)に東京・紀尾井ホールで「アヴィシャイ・コーエントリオ with 17ストリングス」としての公演を控えているアヴィシャイ・コーエン。【チケット情報はこちら】イスラエルから単身乗り込んだニューヨークのジャズ・シーンで、アヴィシャイ・コーエンを輝かせたのはベースであり、その卓越したプレイはチック・コリアを始め、多くのミュージシャンを魅了した。また、マーク・ジュリアナ、シャイ・マエストロ、ニタイ・ハーシュコビッツなど気鋭のミュージシャンを輩出した自身のトリオも高い評価を得てきた。だが、一方で彼は実にさまざまな顔を持つ音楽家でもある。ピアノからスタートした音楽遍歴は、ロックンロールと出会ってエレクトリック・ベースに移り、ジャコ・パストリアスに魅了されてジャズを志すと同時に、ユダヤ音楽からラテン音楽、中世ヨーロッパの古謡まで、多様な音楽文化を咀嚼してきた。そのことが、アヴィシャイを特別な音楽家たらしめたのだ。2014年リリースの『アルマー』ではストリングスをフィーチャーし、トリオを室内楽や伝統音楽に紐付けるアンサンブルを創出したが、最新作『1970』は自身も歌うヴォーカル・アルバムで、ビートルズから伝承曲やオリジナル曲まで、ルーツを意識した音楽を表現した。また、同じイスラエル出身で、中東の音楽とアフロビートやファンクを融合させたバンド、クォーター・トゥ・アフリカとステージや録音を共にするなど、近年のアヴィシャイ・コーエンの活動は多岐に渡っている。今回の「アヴィシャイ・コーエン トリオ with 17ストリングス」は、彼の最新のチャレンジである。『アルマー』は好評を博し、「アン・イブニング・ウィズ・アヴィシャイ ・コーエン」というオーケストラ公演に発展した。パリ交響楽団とのステージなどを既に成功させているが、今回は17名の日本の弦楽器奏者との共演だ。しかも、『1970』の録音にも参加した同郷のイタマール・ドアリ(パーカッション)と、アゼルバイジャン出身でブラッド・メルドーらも絶賛するエルチン・シリノフ(ピアノ)との新しいトリオが登場する。『アルマー』に表現されたアンサンブルはさらにどんな変化を遂げるのか、期待は尽きない。文:原雅明(音楽評論家、レーベルringsプロデューサー)■Blue Note Tokyo 30th Anniversary presents“アヴィシャイ・コーエントリオ with 17ストリングス”8月26日(日)紀尾井ホール(東京都)【1st stage】 開場14:30 / 開演15:00 【2nd stage】 開場17:30 / 開演18:00
2018年07月12日イスラエル出身のベーシスト・コンポーザー、アヴィシャイ・コーエンによる日本初演となるオーケストラ・プロジェクト公演が、8月26日(日)に東京・紀尾井ホールで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】オムリ・モール、イタマール・ドアリとの現レギュラー・トリオと、17名の弦楽器奏者によるプログラム。2014年リリースのアルバム『アルマー』収録曲を中心に演奏される予定。アヴィシャイ・コーエンはチック・コリアの伝説的ユニット“オリジン”の花形メンバーとして1990年代のジャズ界に彗星のごとく登場。自身のグループからもマーク・ジュリアナ、シャイ・マエストロなどの鬼才を世に送り出している。チケットの一般発売に先駆けて、先行先着プリセールを実施。受付は5月3日(木・祝)より。■Blue Note Tokyo 30th Anniversary presents“アヴィシャイ・コーエントリオ with 17ストリングス”8月26日(日)紀尾井ホール(東京都)【1st stage】 開場14:30 / 開演15:00 【2nd stage】 開場17:30 / 開演18:00
2018年04月23日俳優であり『グッドナイト&グッドラック』などで監督としても注目を集めるジョージ・クルーニーと、2度のアカデミー賞脚本賞に輝くジョエル&イーサン・コーエンがドリームチームを結成した『Suburbicon』(原題)が、『サバービコン 仮面を被った街』の邦題で5月4日(金)より日本公開されることが決定した。■あらすじ明るい街、サバービコンへようこそ!そこはアメリカン・ドリームの街。しかし、そこに住むロッジ家の生活は、自宅に侵入した強盗により一転。一家の幼い息子、ニッキーの運命は予想もつかない方向へ…。時を同じくして、この町に引っ越してきた黒人一家の存在が、笑顔溢れるニュータウンの住人たちのドス黒い一面をあぶりだす。街の人々と家族の正体にただ一人、気がつくニッキー。事件は、想像を超える結末へと急展開する!果たして、幼いニッキーの運命は?サバービコンの行く末は――!?■見どころは?クルーニーが監督・製作・脚本を、コーエン兄弟が脚本を手がけた本作は、1950年代の郊外住宅で実際に起きた人種差別暴動をモチーフに組み入れ、理想的な家族、理想的な街、そして理想的なアメリカのメッキがはがれていく過程をスリリングに描く。2017年のべネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』と人気を分け合った話題作だ。主演は『オーシャンズ』『ボーン』シリーズや『オデッセイ』のマット・デイモン。今回は平凡なファミリーマンの顔の裏に驚きの秘密を隠したクセモノの主人公を演じている。そして、その妻と双子の姉の2役に挑戦するのは、『エデンより彼方に』『アリスのままで』のジュリアン・ムーア。またコーエン兄弟監督の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』で脚光を浴びたオスカー・アイザックが元々クルーニーのために書かれた保険調査員役で出演している。『サバービコン 仮面を被った街』は5月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月13日ジョージ・クルーニー監督、ジョエル&イーサン・コーエン脚本最新作『サバ―ビコン 仮面を被った街』が、2018年5月4日(金)に公開される。白人だけが住む閑静な街「サバービコン」に暮らす、ある一家に降りかかる事件を描いたストーリー。理想的な家族、理想的な街、そして 理想的なアメリカのメッキがはがれていく過程をスリリングに描き出す。コーエン兄弟が手掛けた脚本ならではの、シニカルな要素満載のサスペンス作品だ。マット・デイモンが主演を務め、名女優ジュリアン・ムーアやオスカー・アイザックらが共演している。活躍が続くマット・デイモンが主役を演じる主演は、アカデミー賞主演男優賞にノミネート映画『オデッセイ』が話題を集めた、マット・デイモン。ボーンシリーズ『ジェイソン・ボーン』や、人類が13cmに縮小&社会風刺を効かせたドラマ『ダウンサイズ』など話題作への出演が続く。監督はジョージ・クルーニー俳優としての活躍はもちろん、ここ最近は監督としての活躍も目覚ましい。『グッドナイト&グッドラック』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』でアカデミー賞にノミネートされている。『サバ―ビコン 仮面を被った街』は、そんなジョージ・クルーニー監督の長編第6作となる。脚本はコーエン兄弟脚本を手掛けるのは、ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン兄弟。『ノーカントリー』でアカデミー作品、監督、脚色賞を受賞、そのほかでも『バートン・フィンク』『ファーゴ』など数多くのアワードに輝いている。コーエン兄弟は80年代から『サバ―ビコン 仮面を被った街』の企画を温めていたという。豪華スタッフ・キャスト陣らがレッドカーペットに第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門にも出品されており、公式上映前のレッドカーペットにジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジュリアン・ムーアらが登場。上映は夜に予定されているにも関わらず、レッドカーペットの前では朝から長蛇の列ができていた。ファンの期待に応えるため、上映開始時間より、およそ20分ほど遅れてのスタートとなってしまったそう。ストーリー明るい街、サバービコンへようこそ!そこはアメリカン・ドリームの街。しかし、そこに住むロッジ家の生活は、自宅に侵入した強盗により一転。一家の幼い息子、ニッキーの運命は予想もつかない方向へ・・。時を同じくして、この町に引っ越してきた黒人一家の存在が、笑顔溢れるニュータウンの住人たちのドス黒い一面をあぶりだす。街の人々と家族の正体にただ一人、気がつくニッキー。事件は、想像を超える結末へと急展開する!果たして、幼いニッキーの運命は?サバービコンの行く末は!?作品詳細映画『サバ―ビコン 仮面を被った街』公開日:2018年5月4日(金) TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー原題:Suburbicon監督:ジョージ・クルーニー脚本:ジョエル&イーサン・コーエン ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロヴ出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES(c)2017 Paramount Pictures. All rights reserved.
2017年09月07日マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートンらが豪華競演を果たす『SING/シング』。本作で伝説の歌姫ナナ(ヒツジ)を演じたジェニファー・ハドソンと、極度のアガリ症でシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)を演じたトリー・ケリーによるデュエット・パフォーマンス映像が解禁となった。本作は、日本も含め世界中で一大旋風を巻き起こした『ミニオンズ』、この夏、興行収入40億以上を叩き出す大ヒットを記録した『ペット』を生み出したユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る、新作アニメーション。第74回ゴールデン・グローブ賞では、アニメーション作品賞と共に、映画に関わるのはなんと25年以上振りとなるスティーヴィー・ワンダーと、絶大的な人気を誇る若手シンガーのアリアナ・グランデによる本作のエンディングソング「フェイス(原題:Faith)」が主題歌賞にノミネート。その受賞の行方にも大きな注目が集まっている。そんな本作から今回到着したのは、動物たちの吹き替えを務めたジェニファーとトリーの2人が、11月に惜しくも逝去したレナード・コーエンの代表曲「ハレルヤ」を高らかに歌い上げる圧巻の歌唱パフォーマンス映像。9月11日、トロント国際映画祭でのプレミア上映にて行われたパフォーマンスの模様を収めている。『ドリームガールズ』で第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞、さらにアルバム「ジェニファー・ハドソン」で第51回グラミー賞最優秀R&Bアルバム賞を受賞するなど、豊かな表現力を武器に世界的な評価を誇るジェニファーと、ニューヨークやロンドンなど大都市公演完売に続き全米9都市を回るツアーも完売させ、一躍トップアーティストへ駆け上ったトリーによる世紀のコラボの実現に、会場は万来の拍手と歓声が沸き起こっていた。トロントでトレーニングを受け、それが歌手への道のりの第一歩となったというジェニファーは、本作に登場する動物たちが過去の自分の姿と重なったことを明かす。「自分を信じて夢への一歩を踏み出すこと、世間になんと言われようと、自分がやりたいこと、心から好きなことを大切にすること。だから、この映画には多くの面で共感できるわ」。そして、映画初参加となったトリーもまた「私も、子どものころはシャイだったから、ミーナにはとても共感したの。歌手になるという夢も同じだしね」と明かすように、吹き替えを務めたゾウのミーナに自分自身を重ね合わせたそう。本作に登場する動物たちと同じく、自分自身の可能性を信じ、思いを込めて歌い上げる2人。いまでは大きな夢を叶えた2人が、美しい歌声で伸びやかに歌い上げる姿は圧巻。元は讃美歌である「ハレルヤ」はクリスマスでもよく歌われる楽曲のひとつ。特別な日に、2人の極上の歌声を堪能してみて。『SING/シング』は2017年3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月25日アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟と、ハリウッド主役級のスターたちが勢揃いした『ヘイル、シーザー!』。ハリウッド黄金期の撮影スタジオを舞台とし、当時の華やかな世界観を細部に至るまで見事に作り上げている本作だが、今回は、中でも目を引き映画を彩るゴージャスな衣装に注目。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなど、ハリウッド主役級の豪華俳優陣が集結している。『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られる、コーエン兄弟ことジョエル&イーサン・コーエン。そんな彼らの華麗なる集大成ともいうべき本作は、ジョエル・コーエンが 「どうやって当時の世界観を作り上げるか。各部の全メンバーがたくさんリサーチをしたんだ」と語るように、当時の様々な映像や写真を研究するだけでなく存命の美術職人たちに調査を実施するなど、徹底したリサーチを行った。そして、当時の華やかさを現代に伝えるべく、美術スタッフ陣が衣装から小道具、セットに至るまで一切の妥協なく製作されている。劇中、隅々までこだわり抜かれている本作だが、中でも最も目を惹くのが、衣装の華やかさと豊富さ。例えば、古代ローマの衣装から、人魚、西部劇、そして50年代の正装や普段着と様々な衣装が登場。そしてその全ては、エキストラの衣装まで合わせると2,500~3,000の衣装が必要だったとか。そんな今回の衣装のデザインを手掛け、コーエン兄弟の作品に多く携わる衣装デザイナー、メアリー・ゾフレスは「映画の製作が始まる前段階で、すべてのデザインを終えていた」と明かし、大変だったと語りながらも、「大きな挑戦だったけど、すごく楽しかったし、衣装デザイナーが夢見るような仕事だったわ」と、同時に充実していたと話す。当時の衣装を再現することはもちろんのこと、コーエン兄弟が作り上げた個性豊かなキャラクターに合わせ衣装を選んだゾフレス。そこでティルダを例に出し、「ティルダは何を着ても似合うの。少しやり過ぎかとも思ったけど、彼女が一人二役で演じる双子も大げさなキャラクターだし、2人ともスーツ姿で羽根のついた大きな帽子を被っているわ。ひとりは羽根が右に傾いていて、もうひとりは左に傾いているのよ」と、衣装がキャラクター付けにおいて小さくない役割を担っていると説明した。また、単に見た目だけではなく、撮影の状況まで考慮し衣装をデザインする必要もあり、「ゾフレスは、衣装がそれぞれの役者の体に合っているかどうか、着心地がいいかどうかに細心の注意を払ってくれたわ」と、人魚のコスチュームを着て見事な水中パフォーマンスを劇中で披露したスカーレットは語る。尾びれやウロコをきらびやかに仕上げつつも、一定の機動性がある衣装を準備する必要があったというこのコスチューム。「彼女のデザインのおかげで楽に動くことができたし、人魚の衣装は動きがすごく制限されるけど、彼女は着やすく脱ぎやすい形にしてくれていたの」とも絶賛した。ハリウッド黄金期の華やかさをいまに伝え、見る者の目を楽しませる本作。見た目だけでなく、演者たちの着心地にもこだわった衣装はもちろん、画面細部にまで手を掛けられたその世界観をぜひ大画面で楽しんでみて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月01日ジョエル&イーサン・コーエンの最新作『ヘイル、シーザー!』が5月に日本で公開されることが決定した。1950年代のアメリカ・ハリウッドを舞台にしたサスペンス・コメディで、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンドらが出演する。その他の写真様々な題材、ジャンルの作品を手がけ、全世界の映画ファンから絶大な信頼と支持を集めているジョエル&イーサン・コーエン監督の最新作は、1950年代のハリウッドで、世界的なスターで大作映画『ヘイル、シーザー!』の主演を務めるウィットロック(クルーニー)が何者かに誘拐されるところからはじまる。スタジオは騒然となり、スタジオの“何でも屋”のマニックス(ブローリン)は捜査を開始する。本作はこれまでのコーエン作品以上に豪華なキャストが顔を揃えており、先にあげたキャストのほかにもアルデン・エーレンライク、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムらが出演。巧みな構成と会話劇はコーエン作品の魅力だが、本作にはミュージカル・シーンも登場するという。50年代の豪華絢爛な“映画の都”を描き出すべくスタッフも豪華な面々が集まっており、名撮影監督のロジャー・ディーキンスが全編を35ミリフィルムで撮影。『トゥルー・グリット』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』など監督と繰り返しタッグを組んでいるジェス・ゴンコールがプロダクションデザインを手がけ、監督自身が編集を担当している。『ヘイル、シーザー!』5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年02月01日帽子デザイナーのレナード・プランク(REINHARD PLANK)が11月28日、1日限りのライブパフォーマンスを東京・神楽坂のラカグ(la kagu)2階のレクチャースペース・sokoで開催する。レナード・プランクは、無造作に見えるフォルムながら、モードからトラッド、カジュアルまで幅広いテイストに溶け込むデザインの帽子を生み出すデザイナー。今回開催されるイベントでは、レナード・プランクが帽子のアレンジやリメイク実演を行い、来場者一人ひとりのために帽子を製作していく。なお、当日は、ウィメンズ、メンズ、キッズのハットを用意。独創的かつ芸術的な帽子がどのように作り上げられるのかを実際に体感する事が出来る貴重な機会となっている。また、イベント当日にレナード・プランクの商品を購入すると、先着でサプライズギフトがプレゼントされる予定だ。【イベント情報】「REINHARD PLANK LIVE PERFORMANCE」会場:ラカグ2階のレクチャースペース・soko住所:東京都新宿区矢来町67会期:11月28日時間:第1部13:00~15:00、第2部16:00~19:00
2015年11月25日ジョエル&イーサン・コーエンが、ワーナー・ブラザースが製作する『Black Money』の脚色を務めることになった。監督を兼任する可能性もある。ジョエル・シルバーがプロデューサーを務める。その他の情報『Black Money』は1966年に出版された犯罪小説。行方不明になった女性を探す私立探偵が、その背景に、昔の自殺事件や、ギャンブルによる借金など、意外な要素が隠れていることを発見するという物語だ。コーエン兄弟は、現在、『Hail Caesar!』のポストプロダクション作業中。出演は、チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソン、ジョージ・クルーニー、ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒルら。また10月北米公開のスティーブン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』の脚本も手がけている。文:猿渡由紀
2015年08月07日監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟という最強チームで描くサスペンス・ドラマ大作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が2016年に決定し、場面写真が22日、公開された。本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった大事件"U-2撃墜事件"の知られざる真実をもとに映画化した作品。ソ連からの米国スパイ救出というミッションに、ごく普通の男が型破りな方法で挑む、驚きとスリルあふれるストーリーとなっている。不可能と思われるミッションに挑むのは、ジョン・F・ケネディ大統領から極秘指令を受けた弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機U-2によるスパイ飛行中に、ソ連に撃墜・捕獲されたパイロットの奪還を目指す。監督は、『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』でアカデミー賞監督賞を受賞したスティーブン・スピルバーグ。主演は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フィラデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたトム・ハンクスで、『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』以来13年ぶりにスピルバーグ監督とタッグを組む。そして脚本は、『ノーカントリー』『ファーゴ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟が務める。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年04月22日映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟というハリウッドで史上最高のスタッフ&キャストで贈るサスペンスドラマ『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が決定し、2016年に公開されることが明らかとなった。アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の世界を二分する、長きに渡る東西冷戦。冷戦下の1960年に起きた“U-2 撃墜事件”が世界を揺るがした。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機“U-2”によるスパイ飛行中、ソ連に撃墜・捕獲されたのだ。米国人パイロットの奪還計画に、当時の大統領ジョン・F・ケネディはある一人の男、弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)に白羽の矢を立てることに。パイロット奪還という極秘指令を受けた弁護士ジェームズは、巨大政府を相手に限りなく不可能なミッションに挑むが…。世界を揺るがす大事件の知られざる真実を、映画界の最強タッグで映画化した本作。3つのアカデミー賞に輝くスティーブン・スピルバーグに、『ターミナル』以来11年の時を経てスピルバーグ監督と再タッグを叶えた名優トム・ハンクスが主演だ。脚本は『ノーカントリー』『ファーゴ』など4つものアカデミー賞を掴んだイーサン・コーエンとジョエル・コーエン。彼らとマット・チャーマンとで、史上最高のドリーム・チームが集結した。アカデミー賞常連が集結し、早くも2016年アカデミー賞有力候補として注目を集めている。全面的核戦争の瀬戸際に立たされた冷戦時代に、ごく一般的な男に課された重大任務。公開された場面写真に映るトムが神妙な面持ちから、事件の行く末も気になるところ。真実を基にした衝撃とスリリング、そして心に刺さる感動をスピルバーグ監督はどのように描いているのか。続報が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日先月27日(現地時間)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のため83歳で死去したレナード・ニモイの葬儀が1日にロサンゼルスで行なわれた。SFシリーズ『スター・トレック』のバルカン人、ミスター・スポック役で知られるニモイは、昨年1月にTwitter上で「30年前に禁煙したが、遅かった。私はCOPDを患っている」と闘病中であることを公表していた。ヒルズサイド・メモリアルパークで執り行われた葬儀は近親者のみの密葬だった。『スター・トレック』で長年共演したウィリアム・シャトナーは、数か月前から予定していたフロリダ州で開催されたチャリティ・イベントに出席しなければならず、参列はかなわなかった。かつての共演者や彼を尊敬する映画界の後輩たちのみならず、オバマ大統領やアメリカ航空宇宙局(NASA)からも追悼メッセージが寄せられたニモイ。Twitterで闘病を公表した際に「今すぐやめなさい!!」と禁煙を訴えたが、その後も折に触れて喫煙の害を啓蒙していた。その一方で今年1月には故郷ボストンの大雪を心配したり、日常的なつぶやきも多かった。自身の最後のツイートは「人生は庭のようだ。完ぺきな瞬間はあるが、保存されることはない。記憶の中を除いては」。そして最後は、それまでの全てのツイートと同じく「LLAP(Live Long And Prosper./長寿と繁栄を)」というバルカン式の挨拶で締められていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月03日第68回カンヌ映画祭の審査員長に、ジョエル&イーサン・コーエンが決まった。ふたり組が審査員長を務めるのは初めてのこと。コーエン兄弟は、カンヌ映画祭の常連。1987年に『赤ちゃん泥棒』で初めてカンヌを訪れて以来、9作品をここで上映してきた。1991年の『バートン・フィンク』で最優秀賞にあたるパルムドールを、『ファーゴ』と『バーバー』で監督賞を、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』でグランプリを受賞している。ほかの審査員および上映作品は、4月中旬に発表される。今年のカンヌ映画祭は5月13日から24日まで開催される。文:猿渡由紀
2015年01月21日