宮藤官九郎作・演出、瑛太主演の舞台「サンバイザー兄弟」が11月13日(日)に開幕。初回上演を前に報道陣向けの会見が開催され、宮藤さん、瑛太さんに、増子直純(怒髪天)、三宅弘城、皆川猿時、清野菜名、りょうらが顔を揃えた。宮藤さんによる“ロックミュージカル”大パルコ人シリーズの第3弾。2033年、新たな年号が“素敵”となった未来の池袋を舞台に、かつては“池袋サンバイザー兄弟”と恐れられた2人が、ヤクザの組を立て直すべく、バンドを組むことにし…。この日は序盤、瑛太さん演じる光が清野さん演じるセーラー服の少女・ぬめりを連れ、“兄貴”こと金目の出所の出迎えに行くくだり、りょうさん演じる極道の妻がクラブでカラオケの歌を披露するシーンなどが公開された。作・演出、そして出演もしている宮藤さんは本シリーズをロックミュージカルとしていわゆるミュージカルではなく「ロックな気持ちでなおかつ、ギャグあり、ストーリーもありというところを目指している」と説明。特に、今回の主人公の兄弟については「ブルースブラザーズを下敷きにしてて、それを日本の池袋に置き換えたら、根拠はないけど(笑)、ヤクザでサンバイザーがいいんじゃないかと思いました。そうしたら、一発で直感的に瑛太くんと増子さんのコンビを思いつきました」と明かす。宮藤さんは瑛太さんと増子さんに「男同士の暑苦しい兄弟愛を表現してくれと言い続けていた」とのことだが、瑛太さんは「今回、控え室も増子さんとご一緒させていただいたんですが、増子さんの自伝をいただきました。増子さんがアイパーにしている横で読んでますけど、果てしない!計り知れない人だなと感じてます。いま、高校時代を読んでますけど、モテてる時期です(笑)」と明かす。舞台初挑戦となる増子さんは「安請け合いしちゃいけないなと身に沁みてます(苦笑)」と言いつつも「瑛太くんとは飲みに行って、兄弟愛が深まってます!」と自信をのぞかせた。今回、キャスト陣はそれぞれ、経験の有無にかかわらず、楽器に挑戦しており、りょうさんはピアノ、清野さんはギターを演奏する。瑛太さんはバンドをバックに歌声も披露しており、宮藤さんは「素晴らしいです」と太鼓判を押す。瑛太さんは「これまでもライブの経験はありますが、ここまで舞台で歌うのは初めて。技術的なところは増子さん“兄貴”に教わってます。昨日もゲネプロがありましたが、始まるとアドレナリンが出てきます」と楽しそうに笑っていた。「サンバイザー兄弟」は12月4日(日)まで池袋サンシャイン劇場、12月8日(木)から12月18日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、12月21日(水)から23日(金・祝)まで仙台サンプラザホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年11月13日ジョージ朝倉の同名少女コミックを映画化した『溺れるナイフ』の大ヒット記念舞台挨拶が11月12日(土)に都内劇場で開催され、小松菜奈と菅田将暉が登壇。「超絶ヤバい」と話題になっているキスシーンについて、菅田さんが「顔ベロォ」と表現した。本作は、人気モデルの夏芽(小松さん)と傲慢なほど激しく自由な少年・コウ(菅田さん)の出会い、そして運命の恋の行方を綴る物語。話題となっているのは、夏芽が飲もうとしたジュースをこぼしてしまい、コウがその口元をペロッとなめてするキスシーンだ。菅田さんは「(山戸結希)監督も好きなシーンということで、それに忠実にやった。それが“超の絶”でよかったです」とコメント。菅田さんが「“壁ドン”や“顎クイ”の練習は必要なかった」と言うように、従来のものとはまた違った、鮮烈な恋愛映画となっている本作。司会から「“顔ペロ”はありましたね」と聞かれた菅田さんは、「“顔ペロ”はありましたね。でもペロって感じでもなかったな。ベロォですね。ちょっと巻き舌で。“顔ベロォ”」と命名し、会場の笑いを誘っていた。小松さんは「ちゃんと公開されるのか不安だった」と言うほど、過酷な撮影だったことを告白。現場では「監督と戦っていたので、『このヤロウ!』と思ったこともたくさんあった」そうだが、完成作を観たときに「ぶつかり合ったり、葛藤したりする姿がまぶしく見えた。それが映像として見えたとき、『悔しいな』と思った」と胸の内を明かす。さらに本作がどんな作品になったかをフリップに書くことになると、小松さんは「10代最後の輝き」と回答。撮影時は19歳だった小松さん。「10代にしかないエネルギーとパワーがみなぎっていて、その姿を19歳のときに撮影してもらえた。自分のなかでも一生の宝物。葛藤や苦しい部分もあったけれど、それも全部輝いていたのかなと思う」と山戸監督に感謝しきり。一方の菅田さんは「瘡蓋(かさぶた)」とのフリップを掲げ、「(撮影した)一年前に受けた傷が瘡蓋くらいになっている。身も心も擦り傷だらけだった。そのヒリヒリ感があったからこそ、いまここに立てていることが感謝」とキッパリ。過酷な撮影を乗り切った2人が、観客の前で充実の表情を見せていた。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月12日女優・のんが11月12日(土)、都内で行われた主演作『この世界の片隅に』の初日舞台挨拶に登壇。戦時下、日々を懸命に生きるヒロインを演じ「私は生活する才能がなくて…。毎日3食食べたり、洗濯するのが苦手です…」とユニークな発言で、会場を和ませた。能年玲奈から芸名変更したのんさんが、アニメ声優に挑戦した復帰作。こうの史代の同名漫画を原作に、第二次世界大戦中の広島・呉で大切なものを失いながらも、日々を胸に刻み、前を向いていく女性・すず(のんさん)を描いた。舞台挨拶にはのんさんをはじめ、片渕須直監督、音楽を手がけるコトリンゴが出席した。のんさんは印象に残るシーンとして、すずが料理するシーンを挙げ「節約したり、着物をリサイクルしたり、一生懸命だけどどこか楽しんでいる姿がすてきだなと思った」のだとか。“生活する才能がない”のんさんも、本作を通して「生活するのが、楽しくなった」と心境に変化も。日常の幸せを問われると、「ポテトチップスとチョコレートを食べること」と照れながら、話していた。6年の歳月をかけて本作を完成させた片渕監督は「4人で製作を始めたが、どんどん応援が増えて、たくさんの皆さんと一緒に作る映画になった。今日という日を迎えられたのは、僕だけの手柄じゃないとご記憶いただければ」と感謝の意。「まるで本当にすずさんがいるみたいだった」とのんさんの声優ぶりを絶賛し、「のんさんが、焼きそばパンを差し入れしてくれた」と秘話も明かした。また、コトリンゴさんは「この作品に関わることができて、すごく幸せです。一生の宝物になった」と感激しきり。片渕監督に対し、「本当にありがとうございました。なかなかお礼できずに、いまここで言っちゃいました」と感謝を述べていた。『この世界の片隅に』はテアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2016年11月12日映画『ミュージアム』が11月12日(土)に公開を迎え、主演の小栗旬をはじめ、妻夫木聡、尾野真千子、野村周平、大友啓史監督が揃って舞台挨拶に登壇した。『るろうに剣心』シリーズの大友監督が小栗さんを主演に迎え、同名人気漫画を映画化。刑事・沢村は雨の日ばかり起こる、異様な殺人事件を追うが、犯人の魔の手は沢村の家族にまで及び…。かなり過激でショッキングな描写もあり、話題の本作。小栗さんも体を張った熱演を見せており、ようやくこの日、公開を迎え「何事もなく初日を迎えられてよかったです」と安堵の表情。「いままでやってこなかったチャレンジングなキャラクターです。楽しんでいただけて良かったです」と笑顔を見せた。大友監督は本作について「小栗旬主演ならやると言って引き受けました」と明かし「クライマックスは、簡単に撮れない、強度のある芝居になってます。興奮してハァハァ言いながら撮りました」と自信をのぞかせた。次々と恐るべき“刑”を実行していく犯人の“カエル男”を妻夫木さんが特殊メイクを施して演じていることも大いに話題を呼んだが、妻夫木さんは「マスクを被って、特殊メイクして、ひとつひとつに手間がかかっています」とふり返り、クライマックスシーンでの屋敷の中での追跡劇について「マスクで前がよく見えなくて、廊下があると思ったらなくて、カメラにぶつかってお尻を強打したんです…」と述懐。「すごく痛いんですけど、周りのスタッフは『何やってんだ、こいつ?』って感じで笑ってるんですよ! こいつら、何かの刑にしてやろうかと思うくらい、殺意を覚えましたね」と恨み節も…。尾野さんは、衣装用のクリアボックスに入れられるというシーンがあるが「その2日前くらいにトレーニングしてて、すごい筋肉痛だったんですけど、このドS(=大友監督)が何回も同じことをさせるので、私も本当に何かの刑にしてやろうか…」と妻夫木さんに続いて不満を吐露!一方、野村さんは「僕はずっと吊られての撮影だったんですが楽しかったですよ。文句なんて全然、出てこないです。みなさん『何かの刑に…』なんて言ってますけど、僕は監督へは感謝の言葉しか出てこないです」と先輩を尻目にひとりだけ“優等生”発言で笑いを誘っていた。『ミュージアム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月12日映画『オケ老人!』の公開を記念し、11月12日(土)に都内劇場で、主演の杏をはじめ、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、茅島成美、萩原利久、細川徹監督が舞台挨拶に登壇し、映画さながらの和気あいあいとしたトークを繰り広げた。『ちょんまげぷりん』『探検隊の栄光』など次々と著作が映像化されている荒木源の同名小説を映画化。楽団名を間違えて、老人ばかりのアマオーケストラに入団してしまったヒロインの奮闘を描く。この日は朝9時から舞台挨拶がスタートしたが、満員の劇場に登壇者一同、笑顔。杏さんは「撮影が終わったのがちょうど去年のいまごろで、1年経ってやっとみなさんに観ていただけるのが嬉しいです」とニッコリ。ベテラン俳優陣との共演について「30歳の私はまだ若輩者。あと倍生きてもたどり着けないですが(笑)、こんなふうに年を重ねられたら…という素敵なモデル、人生の指針、目標ができました」と語る。その“人生のモデル・指針”である笹野さん、左さん、小松さん、茅島さんら“オケ老人”たちは、この日の壇上でもあれやこれやと好き勝手に会話に花を咲かせる。笹野さんは「坂口健太郎です!」と挨拶し、左さんは司会者に「クラリネットを担当されましたが…」と話題を振られて「あぁ、そうでした…」とどこまで本気でどこまで冗談かわからないような口調で、いまになって思い出したかのようにうなずく。小松さんは妻役の藤田弓子さんの欠席について「海外旅行に行ってるから」と明かし「私たちが朝から働いてるのに…」と不満そうに語り、坂口さんが、発言の中で「オーケストラで演奏する老人たちが…」と語れば「老人?」と一斉にジロリ。まさに映画さながらにわいわいと盛り上がるが、現場で彼らをまとめた監督は「ひとことで言うと…大変でした」と苦笑い。杏さんは「メイキングも映画本編も同じテンション。ホント、こんな感じの映画です(笑)」と語っていた。いや、気ままなのはベテラン勢のみならず?坂口さんは、杏さん演じるヒロインと同じ学校に勤める同僚教師で天然の男性を演じたが、初共演の杏さんは「私生活はかなりストイックみたいで、家に家電がほとんどないそうです」と坂口さんとの会話を明かす。坂口さんは「最近、文明人になりました」とのほほんとした口調で、当時よりは家電が増えたと報告。また、監督は坂口さんについて「撮影の最後のほうになって『僕、実は昔からクラシックが好きで』と言われたんだけど、最初に言ってよ!クラシックの映画作ってるんだから(笑)」とあきれ気味に坂口さんの天然ぶりについて明かしていた。『オケ老人!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年11月12日赤西仁と山田孝之のユニット「JINTAKA」が、11月9日(水)に幕張メッセにて行われた赤西さんのライブ「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI」で、一夜限りの復活を果たしていたことが分かった。6月にセルフプロデュースアルバム「Audio Fashion」をリリースした赤西さん。7月から全21公演がソールドアウトしたホールツアーを行い、45,000人を動員。本公演はそのアンコール公演で、7,000人のファンを集めた。クラブの様相となった今回のライブは、オープニングムービーから圧巻。胎児のように丸まった、全裸の赤西さんに客席からは嬌声が上がる。生れ出た後に感情のない瞳で囚人のように歩く赤西さんがチューニングされると、魂が宿り服をまとう。そこで映像とリアルの赤西さんが交錯し、1曲目の「Only Human」がスタート。そして、このオープニングからなんと11曲目が終わるまで、一切、赤西さんがしゃべることはなかった。そしてこの日、一番の盛り上がりを見せたのが「Choo Choo SHITAIN」。本楽曲は9月21日にリリースされた「JINTAKA」のデビュー・シングル。オリコンデイリーCDシングルランキング2位になりながら、10月3日に行われた同作のリリースイベントで早々に「方向性の違いで」と突然の解散を発表し話題を集めていた。ライブでは、モニターに大きく「一夜限りの再結成」の文字が出ると、会場にひと際大きな歓声が上がり、センターステージから「JINTAKA」が登場!赤西さんが「タカユキヤマダ!」と紹介すると、「スペインから来ました」と、海外撮影からライブに駆けつけた山田さんの登場に観客はヒートアップしていた。さらに曲は続いていき、ラストにはアルバム「Audio Fashion」唯一の日本語詞、ピアノが映えるバラード曲「Episode」を披露。その後アンコールを3曲歌唱しライブは終了した。(cinemacafe.net)
2016年11月11日「ハリー・ポッター」原作者J.K.ローリングが手掛ける新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作のNYワールドプレミアが行われ、ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインを始め、新ヒロインのキャサリン・ウォーターストンら主要キャスト、デイビッド・イェーツ監督、J.K.ローリングが登場した。この日のワールドプレミアでは、ニュートなど『ファンタビ』のキャラクターのコスプレをした“ファンタビスト”や、『ハリポタ』のコスプレに身を包んだ“ポッタリアン”が集結し、極寒のニューヨークにも関わらず、会場は熱狂に包まれていた。そこへ、魔法動物で緑色の木の妖精ボウトラックルを胸ポケットに連れてエディが登場!21日から来日するエディは「早く行きたい!日本には『ハリー・ポッター』のマジカルなファンがいっぱいいるから、『ファンタスティック・ビースト』も楽しんでもらえれると嬉しいな」と期待を寄せ、J.K.ローリングは、「ニューヨーク以外にどこに行くかは言えないわ。今回のシリーズは世界を旅することがテーマだからね。映画を楽しんで」と語り、「2作目には中国のビーストが出る。ドラゴンじゃないけどね」とも明かした。また会見では、秘密の多かった作品についてや、ニュートというキャラクターの愛らしさを熱弁。J.K.ローリングは、ニュートのキャラクターがすごく魅力的と語っており、今回の映像化に際して最初に話があったとき、「“ちょっと待って、ちょっと待って”と言ったの。だって、ニュートを間違って描いて欲しくなかったから。私はニュートが好きだったから、彼がどんな人物だと私が思っているのかしっかりと語らなくちゃいけないと思ったの。それで、自分でも気付く前に、脚本を書き始めていたの」と映画化のきっかけを熱く語り、「結果的には最高だったと思う。これが本当に本当に私が書きたかったことだから」とコメント。エディは、「彼は本当に心の優しい人物で、愛すべき人物で、動物たちが大好きで、動物たたちは、誤解されているだけなんだと信じているんだ」とニュートについて語る。そして、ダン・フォグラーも「普通の人間なのに魔法使いの世界に紛れ込んでしまうんだ。このキャラクターはヒーローの物語に必要な笑いの役なんだ。でも、恋もアクションも描かれているんだよ」とキャラクターについて話し、「J.K.ローリングにも『ロン(ロン・ウィズリー)を彷彿とさせるわね』と言われた。ロンが好きなので嬉しかったよ」とコメント。また、エディは以前にストーリーについて秘密にしておかなくてはいけないことを話してしまったことがあるそうで、「デイビッドに『エド、言っちゃだめ』と言われることがよくあるんだ(笑)」と、ニュートのように少しおっちょこちょいのエピソードも明かした。さらに、劇中に登場する魔法動物についてJ.K.ローリングは「これを観たらみんな二フラーが欲しくなることは確かだと思う。私だって二フラーが欲しいもの。正直言って、ここにいる私たちみんな欲しいと思っているから」と述べた。今月11月21日(月)、22日(火)にはエディほか、キャサリン、アリソン・スドル、ダン、イェーツ監督、プロデューサーの6名の来日が控えている。ここでは一体何が話されるのか楽しみだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日「仮面ライダーゴースト」で注目の新進俳優・山本涼介の舞台初主演作で、鴻上尚史の作・演出による「サバイバーズ・ギルト&シェイム」が11月11日(金)に初日を迎え、山本さん、鴻上さんに共演の南沢奈央、片桐仁らが報道陣の取材に応じた。“サバイバーズ・ギルト”とは近年、注目されている概念で、災害や戦争などに遭いながらも生還した人が、自分だけが助かったことに感じる罪悪感のこと。本作では、近未来の戦争中の日本を舞台に、自分は戦死して幽霊になったと信じ、成仏のために映画を1本完成させることを望む青年と家族、周囲の人々の姿を描く。山本さんは「映像作品も含めて初めての主演」とあって、初日を迎えてやや緊張気味…?会見前に、報道陣が見守る中で約10分間のあるシーンの公開フォトコールが行われたが「そんなに緊張しないと思ってたら、思った以上に…。多少、不安があります」と語ったが、これに片桐さんが食いつき「多少なの?大したことないの? (公開フォトコールで)相手のセリフを口ずさんでたよ(笑)」と指摘。山本さんは「顔が引きつってました…」と苦笑を浮かべていた。最初にオファーが届いたときは「驚きが最初に来た」と山本さん。「責任感を感じたし、セリフ量も増えるので不安もありました」と吐露する。そんな山本さんを片桐さん、南沢さんら共演陣が支えるが山本さんは、片桐さんについて「仁さんは…変(笑)。アドリブが多いので、笑いをガマンするのがしんどいです。こっちが真剣にやっている後ろで、真剣に面白いことをやってくるんです(笑)。まだ、僕はストレートしか投げられないのですが、仁さんは変化球を投げてくるので、勉強させてもらっています」と語る。一方、大学の映画サークルの先輩を演じる南沢さんについて、山本さんは「ハグするところがあって、緊張します(苦笑)」と語り、鴻上さんから「中坊かっ!もう少しレベル高いこと言えよ(笑)!」とお叱りの言葉が…。一方、南沢さんも山本さんの印象について「背が高い」と語り、「印象じゃないし!」と突っ込まれていたが「私は、165cmで、山本くんは私よりちょうど20cm高いんです。私はずっと、自分より20cm高い人が理想だったんですけど、思ったより大きいですね(笑)。すごく安心するし、頼りがいがありますよ」と語っていた。鴻上さんは“サバイバーズ・ギルト”について、まさに現代で扱うべきテーマとして強調。「アメリカの大統領も、威勢のいいことを言ってると、ますます(サバイバーズ・ギルトで)苦しむ人が増えるんじゃないか?」と懸念も口にする。また、“座長”山本さんについては「まだ若いけど、伸びしろがあり、この1か月の公演でも成長していくと思う」と期待を寄せていた。「サバイバーズ・ギルト&シェイム」は12月4日(日)まで紀伊國屋ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日芸能界随一の“親友”と言われる久本雅美と柴田理恵が11月10日(木)、女の友情を描いた映画『マイ・ベスト・フレンド』のトークイベントに登壇。36年にわたって培った友情について熱く語り合った。トニ・コレット&ドリュー・バリモアを主演の迎えた本作。性格や好みは違えど、なぜか子どもの頃に出会って以来、友情を築いてきた2人の女性が、結婚や乳がん、乳房切除手術、不妊治療の末の妊娠など、様々な人生のステージに向き合い、支え合い生きていくさまを描き出す。この日の試写会は「泣いてはいけない」と銘打って行われていたはずだが、久本さんは「ズルズルピーピーでした…」と大号泣したと明かし、柴田さんに至っては、映画開始15分で泣き始め、さらにこのトーク中も思い出して涙をぬぐうほど!劇団で出会って以来、36年にわたって女の友情を紡いできた2人の心をガッチリと鷲づかみにしたよう。これまでの2人の間の出来事で忘れられないことを尋ねると、柴田さんは、まだ売れずに六畳一間に住んでいた頃の思い出として「風邪をひいたときに雑炊を作ってくれたこと。金がない時なんだけど、ニンジン、椎茸、卵も入れてくれて…」としみじみと述懐。久本さんは「柴田と(柴田さんの)ダンナと3人で食事に行くんですけど、私がいつも真ん中に座るんですよ(笑)。家族みたいなもので“長女”になった気持ち」と笑う。この映画を観つつ「どっちかが先に死ぬんだろうって思いながら見てた」と久本さん。いつか、年を重ねてどっちかが先に逝ってしまったときは「泣いちゃうだろうけど、感謝の涙でおくると思います」とも。また、柴田さんが夫と暮らす家には、なんと、久本さんのための部屋があるという!柴田さんが家を作る際に、独身の久本さんを思い「老後が心配だから部屋を作った」というが、久本さんによると「窓なしの四畳半ですよ(笑)! (部屋を見て)絶対に結婚してやるって思った」とか。共に年齢を重ね、以前よりもケンカも減り「不満もないし、隠し事もない」という2人。最後は「お互いに長生きしましょ(笑)」と笑い合っていた。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日『ハリー・ポッター』新シリーズとして注目を集める『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の宣伝大使を務めるDAIGOが11月10日(木)、お台場アクアシティのクリスマスイルミネーションの点灯式に来場。クリスマスの過ごし方や今年1年について語った。『ハリー・ポッター』の魔法の世界観をそのままに、物語はニューヨークを舞台に展開する。魔法動物学者のニュート・スキャマンダーはトランクから逃げ出した魔法動物たちを追いかけるが、そこから思わぬ騒動が…。宣伝大使を務めるDAIGOさんは、ニュートをイメージした衣装で手には魔法のトランクを携え、さらに胸ポケットに魔法動物でニュートの“相棒”であるボウトラックルを連れて登場!「DAIGO・スキャマンダーって気分で『ファンタスティック・ビースト』の世界にこのまま行けるんじゃないか? ってテンションです」とノリノリ。公開を前に一足先に鑑賞した映画本編について「MIMなんですよ。“もう一回観たい”です。観たばかりなのに!」とDAI語で絶賛。「新しい魔法の世界に飛び込んだ感じです。ワクワクドキドキして子どもから大人まで楽しめる最高の映画です。特に魔法動物たちがカワイイ!映画館で注意してほしいのは、思わず『カワイイ~!カワイイ~!』って声を出さないこと。俺も言いそうになって、抑えたから」と熱くその魅力を語った。そして、点灯式では「ルーモス!」という声と共に魔法の杖をひと振りし、見事に魔法でイルミネーションに灯をともす。こちらは“深海のクリスマス”をイメージし、クラゲが舞い踊るようなイルミネーションに加え、期間限定で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とのコラボレーションによるイルミネーションも灯されており、1時間ごとにライトアップショーも開催される。DAIGOさんはこうしたイルミネーションを誰と見に来たらよいか?という問いに「もちろん“FF”で見るのもいいし…あ、“夫婦”です(笑)」と新婚ならではのDAI語で軽やかに答え、さらに「デートでも家族、友達でも素敵になると思います」とニッコリ。自身のクリスマスの過ごし方については「基本、ライブをしてきたし、今年もクリスマスディナーショーがイヴにある」とのことだが「素敵な時間を過ごしたいです」と微笑む。また、今年1年をふり返り「まさに“KSK”な1年!“今年はすごく濃い”1年でした。人生で初めて結婚もしたし、素晴らしいいろんなことがあった」と充実感を漂わせていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで10日(木)、冬のシーズナル・イベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」のプレスプレビューが行なわれ、冬の風物詩として多くのゲストを魅了し続けた“一生に一度は見たいクリスマスツリー”が初点灯。今年で最後となる光り輝くツリーを見ようと、特別招待客の約1,200名のゲストが感動を分かち合った。午後17時30分頃、その圧倒的なスケールとクオリティーで毎年絶大なる人気を誇っているクリスマス・ライブショー「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」が、今年初めて上演。クリスマスの夜に親子が奇跡を起こすストーリーを、壮大なプロジェクション・マッピングや生歌、パフォーマーたちが繰り広げるステージで語り、クライマックスでは“一生に一度は見たいクリスマスツリー”が今年初点灯。天使が空を舞い、ツリーに息吹を与えて点灯すると、グラマシーパーク全体が神々しい雰囲気と感動でいっぱいに。圧倒的な感動と壮麗な勇姿で多くの人々を魅了した“一生に一度は見たいクリスマスツリー”は、今年も“人工クリスマスツリーに飾られた電飾の最多数”として6年連続でギネス世界記録を見事に獲得するも、その灯も今年が最後に。「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」は、11月11日(金)~2017年1月9日(月・祝)の60日間開催。まばゆい光とともに華やかなライティングパターンに輝く“一生に一度は見たいクリスマスツリー”の優美な姿をクリスマスのユニバーサル・スタジオ・ジャパンで大切な人と見届けてみて。協力:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日11月10日(木)NHK大阪放送局にて、平成29年後期の連続テレビ小説制作発表会が行われた。第97作目のタイトルは「わろてんか」。明治後期から第二次世界大戦の大阪を舞台に、“笑い”をふりまくヒロインの人生を描く。モデルとなった人物は、吉本興業の創業者である吉本せい。明治後期、商都・大阪が大いに栄えていた時代―――。ヒロインの藤岡てんは、京都で古くから続く薬種問屋の長女に生まれる。てんは厳しい父から「人前で笑ってはいけない」と教わり育つが、大阪船場の米穀商の跡取り息子・北村藤吉との出会いがてんの人生を一変させる。藤吉は根っからの芸事好きで、「人生には笑いが必要」という考えの持ち主。藤吉と衝撃的な恋に落ちたてんは、親の反対を振り切って駆け落ち同然に藤吉と結婚。そして、笑って生きる喜びに心躍ったのもつかの間、芸事好きが高じて家業をおろそかにする藤吉がとうとう店を傾かせてしまう。そのとき、てんは決意する。「あんさんが好きなその笑い、商売にしてみませんか?」――。大阪=“笑いの都”となる礎を築きあげた明治後期~昭和初期。たくさんの“笑い”の才能たちがひしめきあう時代に、当時活躍した芸人・文化人などさまざまなお笑いのパイオニアたちの人生をヒントとし、人々が過酷な時代をたくましく生き抜く姿を、笑いと涙のオリジナルエピソード満載で描いていく。10日の制作発表には脚本を務める吉田智子と制作統括の後藤高久が出席。吉田さんの手がけた主なテレビ作品は「美女か野獣」「働きマン」など。映画作品は『ホットロード』『アオハライド』、12月には『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が公開予定だ。吉田さんは「あの未曽有の震災のとき、お笑い芸人さんたちが慰問先でしょうもないことを言って被災者の方々を爆笑させている姿は鮮烈でした。実は戦時中も『わらわし隊』という芸人慰問団が戦地で熱狂的歓迎を受けていたことをご存知でしょうか。命のろうそくを手にした兵隊さんたちが笑い転げる写真に、私は正直驚き、胸を打たれました。人は笑うことで癒され、前を向くことができる生き物なのでしょう。私の目標は、このドラマをご覧になって下さる皆さんを、毎朝1回、いえ最低3回笑わせ、自分も笑い転げることです。そして気持ちのいい涙で一日の始まりをトンとひと押し…。皆さんと一緒に、“朝活”ならぬ『笑活(わらカツ)』を広めていけたらいいなと思います」と意気込みをコメントしている。来年1月には、本作のヒロインオーディションがひかえている。平成29年(2017年)度後期 連続テレビ小説 「わろてんか」は2017年10月2日(月)~2018年3月31日(土)全151回放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日現在公開中の『デスノート Light up the NEW world』。この度、11月9日(水)に栃木県・109シネマズ佐野にて、大ヒットファン感謝祭イベントが実施され、「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創役を演じた東出昌大が登壇した。伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として放たれた完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』。10月29日に公開された本作は、初週週末興行成績ランキングでNo.1を獲得。そして公開からわずか10日間で観客動員100万人を突破し大ヒットとなっている。この日、来場者400人の前に登場したのは、東出さんと宣伝を陰ながら支えてきた“死神見習い”リューくん。登場するやいなや場内からは大歓声が巻き起こり、東出さんは「公開前の舞台挨拶はプレッシャーがあり、色々考えてしまっていたんです。でも、こうやって好調なスタートを切れて嬉しく、今日はお祭り気分で楽しくできたらと思っています」と挨拶。そして、イベントでは来場者から質問を募集。東出さんは「何でも答えます!(笑)」と意気込み、好きな“お笑い芸人”のモノマネや結婚生活について、全3問に回答。その内、子育てについての質問では、舞台から降り質問者のところまで出向いて耳元で答える姿も。そんな東出さんの神対応に場内は大興奮。質問者は「かっこよ過ぎて、あまり内容を覚えてない」とコメントし、東出さんは思わず照れ笑いしていた。さらにイベント終盤では、プロデューサーから本作で共演した「池松壮亮と菅田将暉、どっちが好き?」という質問が。東出さんは「なんですか!その質問」と笑いながら、「実は、高良健吾から遊ぼうと連絡がきて、仕事があったので断ったら2通目にあの2人と番宣頑張ってるなとメールが来ました(笑)あの2人は本当に面白いですね」とコメント。続けて「たくさん今回の映画に関する取材を受けましたが、本当にネタバレ要素が多くて大変でした。今日はもっと僕の役柄を広げてお話したいなと思いまして…実は三島はデスノートを使ってます」と暴露!突然の出来事に場内からは驚きを隠せない声が上がっていた。最後に東出さんは「僕はこの作品を見終えた後、正義ってなんだろうと考えました。安室さんの主題歌『Dear Diary』がとにかく素敵に包み込む、エンドロールの最後まで観ていただけたら幸いです。観終わった後も、周りの方々と“あれなんだっけ”“どうゆうことだっけ”と会話を楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。なお、本作は日本のほか70の国と地域で公開が決定しており、すでに今月3日からタイで公開され、初登場新作映画で第1位を獲得している。『デスノート Light up the NEW world』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月10日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで10日(木)、冬のシーズナル・イベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」(11月11日(金)~2017年1月9日(月・祝))のプレビューが行なわれ、今年初登場のショー「サンタのマジカル・サプライズ」がお披露目。特別招待のゲスト約400人が、サンタやパークの仲間たちとクリスマスの到来をお祝いした。昼のニューヨーク・エリア(グラマシーパーク)では、子どもたちがパークの仲間たちと一緒にクリスマスの準備に参加できるクリスマス・ショー「サンタのマジカル・サプライズ」がパークに新登場。エルフに呼びかけられた子どもたちは、パークの仲間たちと一緒に歌やダンスの練習をして、子どもたちの“願い”と“夢”を込めて全部の準備が整うと、子どもたちが思わず笑顔になるサプライズの瞬間が!1日2回、約20分の公演予定。また、夜は冬の風物詩として多くのゲストを圧倒的な光と感動で包み込み、ギネス世界記録5年連続獲得や「一生に一度は見たいクリスマスツリー」など数々の称号を得たクリスマスツリーが、クリスマス・ライブショー「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」のクライマックスに点灯する予定。なお、同ツリーは、この冬で最後を迎える予定だ。協力:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日通算22回目となる来日を果たしたトム・クルーズが11月9日(水)、最新主演作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のジャパン・プレミアに来場。寒空の下、1時間半にわたってファンサービスを行なった。2012年公開の『アウトロー』の続編となる本作。トムは己の正義と道徳を貫く孤高のアウトローのヒーローを熱演している。この日、東京で木枯らし1号が吹いたと発表され、イベントが開催された夕方から夜にかけてかなりの冷え込みとなったが、会場にはトムの来日を待ちわびた500人を超えるファンが足を運んだ。トムは前日の会見のラフな格好とは打って変わってスーツにネクタイというフォーマルないでたちで登場。コートやマフラーを羽織ることなく、寒風が吹きすさぶ中、車から降りるやすぐにファンのもとに向かい、約1時間半にわたって、ファンサービスと取材攻勢に応じた。その後、エドワード・ズウィック監督と共にステージに上がったトムは「寒い中、来てくれてありがとう!」と呼びかけ、映画について「早くみなさんに観ていただきたいです」とその出来栄えに自信をのぞかせる」トムとズウィック監督がタッグを組むのは、日本を舞台にした『ラストサムライ』以来となるが、監督は「再びトムと一緒に仕事をするのに十数年が掛かってしまいましたが、こんなに映画をそして映画作りを愛している人はなかなかいません。彼と一緒に仕事をすることは監督にとって大きな喜びです」と語る。トムも、監督の手腕を称えると共に、ジャック・リーチャーという、従来のトムが演じてきた“ヒーロー”とは一味違う主人公について「古典的な一匹狼の男であり、“ローニン(=浪人)”のような男です。エモーショナルでタフで、アクションもすさまじいです!」とファンの期待を煽った。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月09日女優の松雪泰子、橋本愛、成海璃子が9日(水)、都内で映画『古都』の完成披露試写会に艶やかな着物姿で登場。松雪さんは、成海さんから「晴れ女」と認定された。同作は、作家・川端康成による小説「古都」の舞台を現代の京都に移した母子の物語。松雪さんが一人二役で母親を演じ、その娘を橋本さんと成海さんが演じる。成海さんは松雪さんの印象について「晴れ女で、凄く強力なパワーがある。松雪さんが登場した瞬間に空が明るくなって驚きました」と紹介。それに松雪さんは「私は凄い晴れ女です」と認め「別の作品で沖縄に行ったときに、梅雨時期だったけれど雨がやんでいましたから」と得意顔だった。一方、橋本さんは京都ロケをふり返り「お茶だったり、日本舞踊だったり、京都弁だったり、すべてが初めてで大変というよりも時間をかけて鍛錬しなければいけなかった。終わってからは不安と反省しかなかったけれど、必死にやりました」と報告。松雪さんには「所作もお綺麗でしなやか。日本の女性という感じで素敵だった。その隙間に見える芯の強さを松雪さんから感じられて、そのしなやかさとカッコよさに惚れました」と惚れ惚れ。その松雪さんも「未知の世界に対する不安を抱えている娘の揺れ動く感情を、愛ちゃんは凄く素敵に演じてくれた。一緒にお芝居をする中で、芯の強さ、思いが静かな中にあっても伝わってきた」と絶賛していた。『古都』は11月26日(土)より京都先行上映、12月3日(土)から全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月09日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖の生涯を描く『聖の青春』。この度、主演の松山ケンイチと森義隆監督が、村山さんのゆかりの地である広島・大阪を訪問。それぞれの地で試写会が行われ、2人が登壇した。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された棋士・村山聖。本作は、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動のエンターテイメント。主人公・村山聖役には松山さん、聖の最大のライバル・羽生善治に東出昌大を始め、聖の弟弟子・江川貢役に 染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子ら豪華キャスト陣が脇を固めている。今回、最初に訪れたのは村山さんの実家がある広島。森監督は村山さんの実家を訪問し、村山さんの両親に映画の完成を報告。映画化を志した8年前から、毎年訪れていたという森監督は、お墓参りもして村山さんに映画の完成報告も行った。8年の月日をかけようやく良い報告できたということで、森監督も安堵の様子だった。そして、広島バルト11で行われた舞台挨拶では、松山さんと森監督が登壇。まず、原作との出会いをふり返った2人。監督は「原作との出会いが8年前で、29歳という村山さんが亡くなった年齢だったんです。村山さんの生き様に、自分自身の人生を問いかけられているようでした。彼の人生をなぞるのではなく、彼の魂の形をお客さんに届けられたらなと思っておりました」と語り、同じく松山さんも29歳のときに原作を読んだそうで、「家の本棚を整理していると偶然見つけたんです。同い年というところに惹かれ手に取りました。ここまで命を燃やすということを体言している人はいないなと心を打たれ、役者として命を燃やしてこの役に臨みたいと思ったんです」とコメント。そんな役者魂に火をつけられた松山さんは、リサーチしていく中で森監督が映画化に動いているという話を聞き、自らアプローチをしたそう。「私が松山さんを選んだのではなく、作品が松山さんの名乗り出を待っていた」と森監督が語り、松山さんは「29歳のときに原作を読んでいなければ、ここまで強い気持ちは持てなかったと思います。そういうめぐり合わせに深い縁を感じます」と運命的な役との出会いであったと明かしていた。翌日訪れたのは、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪。なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶に2人が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。まず、話題となっている松山さんの役作りについて話が進むと、ポスター画像に写っている自身を指しながら「サモ・ハン・キンポーではないです」とジョークをとばす松山さん。体重増加という外面的なアプローチに関し、撮影中に履いていた大きいサイズの下着をいまでも使用していることを明かし、「(あまりの大きさに)ズボンを履くときに下着もずり上げて履くのですが、食い込んでしまうんです」と会場を笑わせる場面も。最後には、観客に向けて「限られた命を燃やした村山さん。その姿にどの年代の方も何かを感じるはずです」(森監督)、「この村山聖役は、自分にとってとても貴重な経験になりました。命を燃やすということは決してよいことばかりではないですが、その美しさを見てほしい」(松山さん)とメッセージを送った。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月09日“絶対に読んではいけない漫画”として人気を誇り、累計発刊部数150万部を超える同名コミックを映画化した『シマウマ』のDVD発売記念イベントが11月8日(火)、都内で行われ、主演の竜星涼と共演する須賀健太が出席した。他者に受けた屈辱に対し、ありとあらゆる手段を代理復讐する“回収屋”の世界へ足を踏み入れる主人公ドラ・倉神竜夫(竜星さん)と、彼を禁断の領域に引き込む快楽殺人者・アカ(須賀さん)が、血みどろで壮絶な復讐の連鎖を巻き起こす。本作でイメージを一変させた竜星さんは、「改めて、なんちゅー話だと(笑)。でも僕にとっては挑戦だったし、こうして作品を残せたのは、役者として良き一歩になった」と手応え十分。本作を引っさげ、米テキサスで開催されたファンタスティック・フェスト2016に出席し、国際映画祭デビューも飾り「こういう作風だからこそ、ウケたんだと思う。ダイレクトにお客さんの感想を聞けて、新鮮だった」とふり返った。「おれは行けなかったんですよ。いいですね~」とうらやましがる須賀さんも、本作の殺人鬼役で大胆なイメチェンを果たし、「原作を読んだり、『ダークナイト』のジョーカーを参考に役作りしました。家族に見せられないですけど(笑)、日常的には体験できない役だから楽しかったですよ。こんな作品はほかにないですし、刺激になります」と新境地に胸を張った。DVDならではの楽しい方を聞かれると、須賀さんは「ぜひ、僕の生足を一時停止で見てほしいですね。ツルンと(脱毛)しましたし、努力のたまものなので」。この発言に、竜星さんは「美脚だからね」と太鼓判を押していた。『シマウマ』DVDは11月9日(水)よりリリース、レンタル同時開始。(※15歳以上がご覧になれます)(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日映画『金メダル男』の大ヒット御礼舞台挨拶が11月8日(火)に開催され、監督・主演の内村光良、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、さらに観客にはサプライズで、内村さんを学生時代から知る“盟友”出川哲朗も登壇し、熱いトークを繰り広げた。2011年に内村さんが一人芝居で上演した「東京オリンピック生まれの男」を自ら映画化。何事においても1等賞を目指す男の生涯を描いており、主人公の青年時代を知念さんが演じている。内村さんと知念さんは黒ジャケットにピンクのシャツとネクタイという同じカラーのコーディネートで登場!知念さんは公開後の周囲の反応について「めったに僕が出ている映画を観に行ってくれない、メンバーの高木(雄也)が観に行ってくれました!」と語り、さらに高木さんが劇中の知念さんの演技をまねていることを明かし、手応え(?)を口にした。そして、この日は観客には完全サプライズという形で“作品になじみの深い大物”という紹介で、ゲストが登場!司会者の大げさな紹介の仕方のせいで、主題歌を歌う桑田佳祐が来るのでは?と思った観客もいたかもしれないが、出てきたのは出川さん。「てゆうか、桑田さんが来るかのようなフリはやめてよ!」と不満そうな出川さんだったが、それでも通路から登場すると、次々と握手を求める人が集まり、本人も大物芸能人らしく(?)余裕の表情で「ありがとう!」と繰り返し、内村さんからは「マイクの握り方がスターですよ」と突っ込まれていた。出川さんと内村さんの出会いは専門学校時代までさかのぼり、出川さんはずっと内村さんのことをジャッキー・チェンから取った“チェン”という名で呼んでおり、この日も「チェンの映画ですから僕が来ないと!」とノリノリ。映画について「正直、ジェラ(=嫉妬)でした。こんなに笑えて温かくて、最後は明日に向かって上を向けるようなチェンらしい映画を撮れるんだと」と称賛を送る。出川さんが現れたことで、トークは時折、懐かしい昔の話題に。「無駄なことなど何もない」という映画のテーマについて、内村さんは学生時代の思い出として「明日、お笑いの授業があるというときに、南原(清隆)は女の子とゲームセンターに消えていった。僕は怒りに任せてネタを書いたんですが、それがデビュー作のきっかけになった」と明かす。出川さんはそんな内村さんに手作りの“金メダル”を授与。「出会って約30年。初めて会ったとき、僕は『この学校で劇団を作る』と言って、チェンは『映画を撮る』と言った。何言ってんだ?この白いヤツは…と思ったけど、それをやり遂げたし、憧れだった『サザンオールスターズ』の桑田さんが、チェンがずっとやりたかった映画の歌を歌ってくれてる。すごいと思います」と盟友を称えた。また、出川さんは知念さんについてプロモーションでのテレビ出演の様子に触れ「何に対しても、チェンに対してさえも興味持ってない、誰にも媚びないところが若い頃のチェンだと思った!」とその姿勢を絶賛。知念さんは「話はあまり聞いてなかったかもしれないけど、背中は見てました。内村さんのことは尊敬してます!」と釈明するも「話聞けよ!」と突っ込まれていた。それでも、知念さんは映画に触発されたのか、「最近、『1位になりたい』という気持ちが薄れてきてた。山田(涼介)がいるし…と思ってたけど、それじゃいけない。これからは僕が1位になります!」とメンバーの中でもトップを獲ることを宣言し、会場をわかせていた。『金メダル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日1年3か月ぶり22回目の来日中のトム・クルーズが11月8日(火)にエドワード・ズウィック監督と共に『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の会見に出席。2003年の同監督作『ラストサムライ』でトムと共演した池松壮亮がゲストで来場し、13年ぶりの再会を果たした。トム・クルーズが、『ミッション・インポッシブル』のイーサン・ハントとは異なる、凄腕の一匹狼のヒーローを演じる人気シリーズの第2弾。トムにとってもズウィック監督とは『ラストサムライ』以来のタッグとなった。拍手で迎えられたトムは、登場するや頭を深々と下げる“日本式”のお辞儀で挨拶。「『ラストサムライ』を一緒に作った監督と、こうしてまた日本に来ることができて光栄です」と満面の笑み。ズウィック監督も「『ラストサムライ』を日本に持ってきたときのあの瞬間を忘れたことはありません。こうして新作でトムと共に日本に来ることができて嬉しいです」と語った。シリーズ1作目となる前作『Jack Reacher』(原題)は日本では『アウトロー』という邦題で公開されたが、ズウィック監督は「“アウトロー”という言葉を日本語にするなら、“浪人”ですね。我々が手掛けた『ラストサムライ』とのつながりを感じます。組織の中枢にいた男がそこを離れ、さまよい、自分なりのルールと道徳で行動するという意味で『ラストサムライ』の対となる作品と言えますね」と語る。トムも監督の言葉に同調。13年ぶりの監督との仕事について「彼は人間をいろんな視点で語っていくし、人間の感情を敬意を持って表現していく。その点で『ラストサムライ』との共通点を感じたよ」とうなずいた。今回、ヒロインとしてダニカ・ヤロシュが抜擢されているが、ハリウッドでトム・クルーズと共演するのに必要な要素は?という問いにトムは「私が探しているのはその役を演じるに最高だと思える女優です。私は1週間のうち7日間、働きづめですが、それを好きでやっていて、“仕事”という意識でやっているわけではありません。男性であれ、女性であれ全てを映画に注いでくれる人を求めます。パッションをシェアできる人をいつも探しているんです!何より、目的はお客さんに楽しんでもらうことなのです」と熱く語った。そして、フォトセッションでは『ラストサムライ』でトム演じる主人公と心を通わせる少年を演じた池松さんが登場し、“トム”という名の酒をプレゼントに贈った。トムは池松さんに「大きくなったな」と微笑み、現在の池松さんの日本映画界での活躍ぶりについて「驚かないよ。あの当時、すでに彼は信じがたいような素晴らしい演技を見せてくれていたからね。(池松さんが素晴らしい俳優に成長することは)分かってたよ」と誇らしげに語る。当時13歳、スクリーンデビュー作でトムと共演し、ズウィック監督の演出を受けた池松さんは「当時は俳優になるとも思ってなかったので、お2人に出会って人生が変わりましたし、いまでも“指標”のような存在。お2人のおかげでまだやれるなと思ってます」と13年前の出会いへの感謝を口にし、本作について「やはりお2人のタッグは特別!エドが撮るトムはカッコいい!」と称賛を送る。トム、監督、池松さんは壇上でがっちりと握手を交わし、旧交を温めていた。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月08日映画『君と100回目の恋』と「クイーンズスクエア横浜クリスマス2016」がコラボしたクリスマスツリー「Ocean Fantasy Tree~君と100回目の恋~」の点灯式に、W主演を務めるmiwaと坂口健太郎が参加した。『君と100回目の恋』は、miwaさん演じる大学生の葵海を事故から救うため、坂口さん演じる幼馴染みの陸が全てをかけて何度もタイムリープする物語。今回が人生初の点灯式イベントということで、緊張した面持ちの2人。映画では“一途男子”を演じた坂口さんがmiwaさんを優しくエスコートして登場すると、会場からは黄色い大声援が。クリスマスの思い出についてmiwaさんは、「クリスライブをやったことがあって“miwaサンタ”としてアリーナを回りながら観客にプレゼントを配った」と話す一方で、坂口さんは「恋人たちの季節ですね。ここにもたくさんカップルがいると思いますが僕は家族と過ごすことが多かった。いまでもサンタさんがいると思っています」というと会場からは「かわいい!」との声も。また作品での役どころについてmiwaさんは、「葵海という役は後先考えずに直感的に生きている女性」と自身と重ねる部分が多かったそう。陸を演じていて楽しかったと話す坂口さんは「現場でカメラが回っていないときもmiwaちゃんが葵海に見えていた」とここでも坂口さんの“一途男子”ぶりにmiwaさんも照れ笑い。本作はタイムリープがテーマということで、坂口さんは「タイムリープできる力があったら怖い」と言いつつも、「演奏が楽しかったのでもっと昔からギターをやっていたらなー」と語りつつ、高校生に戻れたら「制服デートがしたい」と本音を漏らしていた。そして、イベントの目玉である「Ocean Fantasy Tree」の点灯式では、レコードプレーヤーでレコードの針を落とすと、タイムリープができる劇中同様に2人でレコードに針を落とすと、この日が初披露となるmiwaさんが歌う主題歌「アイオクリ」の1番フルコーラスに合わせて深海をイメージしたイルミネーションの演出が始まる。終了後、miwaさんが「クリスマスツリーと深海のコラボは新鮮でした」と語り、「映画の中で練習していて撮影当時を思い出しました。深海は怖くて暗いイメージだったけど明るい感じで感動しました」とイルミネーションの感想を語った。最後にmiwaさんが「『アイオクリ』をみなさんに最速で聴いていただけましたが、映画の中ではフルコーラスで聴けるので合わせて楽しみにしていてください」と話し、坂口さんは「色々な想いがギュっと詰まった作品なので何回も観ていただいて作品を広めていただけたら嬉しいです!」とアピールし、イベントは幕を閉じた。『君と100回目の恋』は2017年2月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日現在、大ヒット公開中の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』のメイキング映像が解禁された。ウシジマと最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟が最終決戦を繰り広げるシーンの舞台裏とは?シネマカフェは同シーンの撮影現場に潜入していた。真鍋昌平氏の人気コミックを原作に、非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」社長・ウシジマ(山田さん)と、彼にすがり金と欲望に翻ろうされる人間の転落を描く本シリーズ。ついにファイナルを迎える最終章では、12年前…つまり、ウシジマの中学時代にさかのぼり、当時、地元の不良たちを暴力で支配し恐れられていた鰐戸三兄弟(安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗)との因縁が明らかに!かつてウシジマから大打撃を受けた鰐戸三兄弟が今度は、ウシジマへの襲撃を企てる。メイキング映像では、安藤さんら三兄弟が繰り出す一撃を、ウシジマがすんでのところでかわしつつ銃で威嚇するシークエンスの確認や、山田さんvs安藤さんの一騎打ちで山口監督を交えて綿密な打ち合わせを交わす様子、柄崎(やべきょうすけ)を助け出そうとするウシジマの頭に三男・三蔵が武器をフルスイングするシーンのリハーサルなどが紹介され、緊迫した撮影現場の様子を伝えている。このシーンが撮影されたのは昨年11月中旬、関東地方のとある廃倉庫。そこには三兄弟のアジトのセットが組まれており、壁には怪しげなネオンサインも。「(電圧が)200ボルトあるので、触らないように」と美術スタッフから注意が飛ぶ中、別の現場スタッフの「社長、入ります!」のかけ声とともに、山田さんが催涙スプレーとスタンガンを手に、現場入りする。決して広いとはいえないセット内だけに、格闘シーンでは両者間のささいなズレも大事故につながりかねない。リハーサルを重ねる過程で、セリフや動きが変更されることもしばしばで、その都度、現場全体で情報共有が図られる。閉鎖的なセットでの撮影だからこそ、風通しのいいコミュニケーションが必要になるが、2010年放送のテレビドラマから6年の歳月を経て、チームワークは鉄壁の構えだ。そんな雰囲気に、シリーズ初参戦の安藤さんも全幅の信頼を寄せ「この位置にいるなら、すぐ攻撃を仕掛けたほうがいい」とアクション監督らに提案。すっかり「ウシジマ」ワールドの住人として、大暴れしていた。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日11月7日(月)、東京ディズニーランドにて11月8日(火)~12月25日(日)までの48日間、盛大に開催する冬のスペシャルイベント「クリスマス・ファンタジー」のプレスプレビューが開催され、ミッキーマウスをはじめディズニーの仲間たちがクリスマスをイメージした衣装でパレードルートに颯爽と登場!一足早くパーク中がクリスマス一色に染まった。東京ディズニーランドでは“ストーリーブックからあふれ出すディズニーの仲間たちのクリスマス”をテーマに、ディズニーならではのファンタジックで楽しいクリスマスをお祝いするスペシャルイベント、「クリスマス・ファンタジー」を開催!パレードルートでは、絵本の中から飛び出してきたクリスマスを満喫するディズニーの仲間たちの物語がパレードになって綴られる「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」が公演され、ミッキーマウスをはじめ、ミニーマウス、プルートが去年と違う新しいコスチュームで登場した。「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”」を開催中の東京ディズニーシーでは、今年ならではのスペシャルイベント「クリスマス・ウィッシュ」を同時開催!15周年のテーマである“Wish”(=願い)の象徴となる色鮮やかな「ウィッシュ・クリスタル」の煌めきが加わった光り輝くクリスマスが楽しめ、メディテレーニアンハーバーではディズニーの仲間たちが集い、思い思いのクリスマスを披露しあう昼のショー「パーフェクト・クリスマス」を公演。また、アメリカンウォーターフロントにあるウォーターフロントパークには、「ウィッシュ・クリスタル」をモチーフにしたクリスマスツリーが登場。豪華客船S.S.コロンビア号の前に設置される高さ約15メートルの巨大ツリーにも“15周年のロゴ”が付くなど、パーク全体が今年ならではのデコレーションで豪華に彩られた。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは11月8日(火)~12月25日(日)まで48日間、冬のスペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催。ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、ディズニーリゾートライン、イクスピアリでも、クリスマスのプログラムがスタートする。※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日俳優・佐藤隆太と女優・岡本玲が、今年最もレザーが似合う著名人として「ベストレザーニスト 2016」に選ばれ、11月5日(土)に行われた記者発表会に出席した。「ベストレザーニスト」は、「11月03日=いいレザーの日」にちなんで、国産の皮革および皮革製品の魅力を、より多くの方に知っていただきたいという想いから、一般社団法人日本皮革産業連合会で毎年行われている。この日参加した佐藤さんと岡本さんは、共に黒い革のジャケットを着用して登場。佐藤さんは授賞式ということで、革ジャケットの下はフォーマルなワイシャツ&ネクタイを合わせつつ、ボトムはゆったりしたパンツのコーディネート。「革ってハードなイメージがあると思いますが、僕はどんな素材であっても着るときはいつも自分らしくありたいと思っています。ライダースジャケットは形もきれいで細身でシャープなんですが、ボトムはちょっとゆるくバランスをとりました。ちなみにパンツはフェルトですが、ヒモは革です(笑)」と自分なりのスタイリングを明かしていた。一方、岡本さんは青いワンピースに細身の革ジャケットを合わせたスタイル。「普段からファッションは、“シンプル”を心がけているんですが、レザーのカッコよさを大事にしつつ、女性的でふんわりとした感じを大事に柔らかいワンピースの上にレザーを重ねてみました」とコメントした。今回の受賞について佐藤さんは、「レザーを上手に着こなすという点で、決して自分で自信を持てるところではなかったので…。過去の受賞者のみなさんも普段からお世話になっている伊藤英明さん、山本耕史さんを始め、いつもカッコよく革を着こなされている方々で、僕がそこに名を連ねていいのか?マネージャーに一度『本当に僕でいいのか?と確認してください』と言いました(笑)。まさかジローラモさんと同じ場に立てることになるとは(笑)」と驚きを隠せなかったという。また、岡本さんは「実は私は、こういう賞をいただくのは初めてでして…。25歳にして!それがまさかレザーニストというカッコいい賞をいただけるとは!しかも、佐藤さんは大学の先輩でして、目標とする先輩と同じ舞台に立てて嬉しいです」と興奮気味に語り、レザーに対しては“カッコいい女性”のイメージを持っているという岡本さんは、「(カッコいい女の仲間に)入れましたかね(笑)?つま先だけお邪魔しましたって感じですが…(笑)。これから大人の女性になれたらと思います」と決意を新たにしていたようだ。そして、会場には大きな牛一頭分の革や、鮮やかに染められた色とりどりの羊のレザーなどが用意されており、「スカートを作ってみたいです。柔らかい、女性的なフォルムで作れそう」(岡本さん)、「これを機に台本カバーを作りたいです。長く使えそうですし」(佐藤さん)と、2人ともそれらを手に取ってあれこれと自分だけの革製品を想像していた。(cinemacafe.net)
2016年11月07日ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のMovieNEX発売記念イベントが11月7日(月)、都内で行われ、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志とタレントの森泉が映画をイメージした扮装で登場した。世界中で大ヒットした『アリス・イン・ワンダーランド』から3年後を舞台にした後日談。再びワンダーランドに足を踏み入れたアリスを待っていたのは、過去の悲劇に囚われ、すっかり元気をなくしたマッドハッター(ジョニー・デップ)の姿だった。そんな彼を救うため、時間の番人であるタイムと戦い、過去を取り戻す冒険を繰り広げる。登場の瞬間から、会場をザワつかせた田中さんだが、本人は「どう見てもマッドハッターでしょ。スタイルもいいし、似合っているはず」と自画自賛。また、大の紅茶好きでもあり「わたくしがいないと、日本のティーパーティは始まらない!」と豪語していた。そんな田中さんに対し、厳しく意見すると思われた森さんだが、意外にも「ちょっと不気味だけど、(デップに)似ていると思うよ。私は好きだよ、イケてるね」と高評価。田中さんが厳選した紅茶についても「飲みやすいし、香りも好きかも。最高!やるじゃん」と絶賛していた。2人とも映画を鑑賞したといい「過去にさかのぼって、みんなの昔の姿を見られて楽しかった。いろんな思いがあると知れたし、ストーリーに厚みが出た」(田中さん)、「色彩豊かな演出にワクワク。衣装もかわいい」(森さん)。“過去の秘密”を問われた田中さんが、実家で飼っていた犬とキスの練習をしたと明かすと、さすがの森さんもドン引き。映画にちなみ「戻れるなら、いつがいい?」という質問に対し、森さんは「戻りたくなーい。いまが楽しいから」とマイペースな回答。また、自身の名前が名づけられた当初は「せん(=泉)」という読み方だったと告白していた。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEXは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日2017年4月3日(月)スタートのNHK連続テレビ小説「ひよっこ」が11月2日(水)に本格クランクインした。11月5日(土)には、茨城県高萩市にて、主演の有村架純らが参加した撮影風景が報道陣に公開された。同作は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子(17歳/有村さん)が、“金の卵”として東京に集団就職し、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記。この日、撮影が行われたのは、学校から自転車に乗って帰って来たみね子が谷田部家の前の道で叔父の宗男(峯田和伸)とすれ違う場面。実は宗男は、みね子の父・実(沢村一樹)の失踪について、みね子の母・美代子(木村佳乃)と話し合うために来ていたのだ。ヒロインのみね子は、父が失踪してから「お父さんの分も働いて仕送りします。東京に行かせてください」と頼み、幼なじみと一緒に集団就職で東京に出る。しかし、生まれて初めて見る東京は、想像をはるかに超えた大都会で、やがてみね子に試練が訪れる。ヒロインの地元に茨城を選んだ理由について、制作を統括するNHKの菓子浩チーフ・プロデューサーは、「色々な県を見ているときに、僕らが知らないけど、昔ながらの風景がたくさん残っているのだなということに気付きました」といい、「谷田部家を温かい家族として描きたいと思ったときに、この土地の魅力に引かれました」と明かした。撮影が行われたのは、四方を山に囲まれた場所にある田んぼの脇の道。現場では、監督の「本番スタート」の声が掛かると、辺りは静まり返った。同時に、森の奥から川のせせらぎが聞こえてくる、豊かな自然に恵まれた場所。有村さんはロケ地について、「実際にこの場所に来て空気を感じると、気持ちも解放的になりますし、スタジオで本読みをしたときよりも、もっと、もっと、中から出るみね子のパワーが増えて行っているような気がして、実際に演じていてもすごく楽しいです」と声を弾ませていた。(竹内みちまろ)
2016年11月05日2017年4月3日(月)スタートのNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の茨城ロケが11月2日(水)から本格的に始まり、11月5日(土)に、主演の有村架純らがロケ地の茨城県高萩市にて意気込みを語った。同作は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子(17歳/有村さん)が、“金の卵”として東京に集団就職し、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記。収録の合間に行われた記者会見では、有村さんらは、農作業をするときの恰好で姿を現した。有村さんは「実は先行ロケで稲刈りのシーンは既に撮っていました」と9月下旬から10月にかけて稲刈りのシーンを撮影していたことを紹介。ロケ地に広がる田んぼには刈り取られた稲が干されていたが、「この稲たちはスタッフさんや地元の方にお手伝いをしていただいて、みんなで刈った稲です」と笑顔を見せた。本格ロケが始まってから4日目となるが、有村さんは、「先行ロケがあったのでチームワークは抜群で、順調に撮影を進めることができています」と現在の状況を報告。「実際にこの場所に来て空気を感じると、気持ちも解放的になりますし、スタジオで本読みをしたときよりも、もっと、もっと、中から出るみね子のパワーが増えて行っているような気がして、実際に演じていてもすごく楽しいです」と声を弾ませた。続けて、「このロケは約2週間くらいで終わって、このあとスタジオになるのですが、スタジオのパートも楽しみにしているので、ワクワクしながら撮影を進められたらいいなと思っています」と、これから始まる長期間に渡る撮影に思いを馳せた。「ヒロインでやらせて頂くからには、毎日元気でいたいなという思いもありますし、キャストのみなさん、スタッフのみなさんと仲良く支え合いながらできればいいなと、すごく思います」と目を輝かせた。茨城弁で意気込みを求められると、有村さんは、「『ひよっこ』の撮影、最後まで、がんばっと!」と満面の笑みを浮かべながら気合いを入れた。会見には、みね子の祖父を演じる古谷一行、みね子の母親を演じる木村佳乃、みね子の叔父を演じる峯田和伸、みね子の妹を演じる宮原和、みね子の弟を演じる高橋來も出席した。2017年前期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、2017年4月3日(月)スタート。(竹内みちまろ)
2016年11月05日高梨臨が主演を務める『種まく旅人夢のつぎ木』の初日舞台挨拶が11月5日(土)、都内で行われ、高梨さんをはじめ、共演する斎藤工、津田寛治、海老瀬はな、安倍萌生、佐々部清監督が登壇した。東京で女優になる夢を捨て、生まれ育った岡山県赤磐市の市役所に勤める彩音(高梨さん)が、全国屈指の桃の名産地でもあるこの地で、亡き兄がつぎ木で作り出した新種「赤磐の夢」の品種登録を目指す。一方、東京から農林水産省の若き官僚・治(斎藤さん)がやって来て、2人の距離は少しずつ近づいていく。「これからもずっと大切だと思える作品。公開されるのはうれしいですが、終わってしまうさみしい気持ちもあります」と本作への強い思い入れを語る高梨さん。佐々部監督からは「台詞を伝えようとしないでいい」と指示があったそうで、「役作りしない役作りを心がけた。赤磐市の空気や皆さんの人柄を感じながら、自分の思ったまま、素直に演じた」とふり返った。片や斎藤さんは「空気の読めない、自分でも友だちになりたくないなという役作りをした」といい、「そんな人間が赤磐に来て、人や土、農産物に触れて、第2の故郷に馴染んでいく姿を切り取ってもらった。今日も岡山デニムを衣装として取り入れて、岡山愛をアピールしています」。すると、津田さんが「これ?」と斎藤さんの下半身に手を伸ばし、斎藤さんは「いま、きわどいところを…」と冷や汗を流していた。『種まく旅人夢のつぎ木』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:種まく旅人夢のつぎ木 2016年11月5日より全国にて公開(C) 2016「種まく旅人」製作委員会
2016年11月05日俳優の織田裕二が11月5日(土)、主演作『ボクの妻と結婚してください。』の初日舞台挨拶に登壇。4年ぶりの主演映画公開に際し「初心に戻れるような、エンジンをかけ直せる作品ってなんだろうって思ったら、この作品に出合った」と感無量の面持ちだった。樋口卓治による同名小説を実写映画化。余命宣告を受けた放送作家の修治(織田さん)が、愛する家族の未来のために、妻・彩子の“最高の結婚相手”を探し出そうと奔走する。東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた舞台挨拶には織田さんをはじめ、妻役の吉田羊、共演する原田泰造、子役の込江海翔、三宅善重監督が登壇した。「この4年は長かったような、あっという間だったような…。とにかくこの家族は最高ですし、寒い時期の撮影でしたが、心はポカポカしていた」とかみしめる織田さん。現場での“パパぶり”に話題が及ぶと、吉田さんは「よく子役の子たちと遊んでいたし、織田さんの子ども好きな一面を知れたのはラッキーだった」と明かしていた。また、息子を演じた込江くんが「織田さんは、演技をするのにとても集中する、真面目な人っていうイメージがあった」と打ち明けると、織田さんは「そう?」と言わんばかりに照れ笑い。「でも、実際は話しかけてくれて、穏やかで明るい人だったので、一緒にやりやすかったです」(込江くん)、「ありがとうございます」(織田さん)と微笑ましいやりとりを繰り広げた。修冶の見初めた“結婚相手”を演じる原田さんも、「織田裕二っていう存在を忘れるくらい役に没頭していた」とその役者魂に脱帽し、「街の人に声をかけられる姿を見て、『あっ、この人、織田裕二なんだ!』と気づかれるほど」と共演をふり返った。『ボクの妻と結婚してください。』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクの妻と結婚してください。 2016年11月5日より全国東宝系にて公開(C) 2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年11月05日伝説的な同名少女コミックの映画化『溺れるナイフ』の初日舞台挨拶が11月5日(土)、都内にて行われ、出演する小松菜奈、菅田将暉らが顔をそろえた。劇中、小松さんの顔面に唾を吐くシーンについて触れた菅田さんは、「監督に“唾を吐いてくれ”と言われて“わかりました”と言ったんですけど、いま考えればハードなことでした。できたのはこの組ならではなんですよね」と、撮影時の役どころについてしみじみとふり返った。『溺れるナイフ』は、東京から遠く離れた浮雲町で出会った15歳の望月夏芽(小松さん)と長谷川航一朗・通称コウ(菅田さん)の「一生に一度」の運命的な関係を描いたラブストーリー。強烈に惹かれていく2人の甘くもどかしい様子が、繊細なタッチでつづられている。主演の小松さんは、「本当に過酷すぎて、私はもういつも明日死ぬんじゃないかという感覚でしたが、今日初日を迎えられて純粋にうれしいです。もの作りの大変さも痛感しました」と、17日間というタイトなスケジュールで起こったであろう、様々なことを思い返していた様子。相手役となった菅田さんは、出演作品があまたある中、意外なことに恋愛映画の主演は初めてだった。菅田さんは、「山崎賢人とか仲が良いですけど、すごいなと思いました。格好よくなきゃいけないというか、美しくなきゃいけないというか。じゃないと“こいつら何やってるんだろう?”で終わるんです」と、観てもらえるような2人になるべく苦労をしたと話す。そんな小松さん、いま「溺れて(ハマって)」いることについて聞かれると、「食べログアプリです」と、にっこり。「本当に食べるのがすごく好きなんですけど、食べたいところのリストを作れて、行きたいから行ったと変わる感じがいい」と食について小松さんが熱弁をふるうと、登壇した志磨遼平が、「いっぱい食べるんですね!そうは見えないですけど…」と感嘆した。続けて、菅田さんも「何を食べたんですか?え、本当に食べた?」と、小松さんの食の実態について突っ込んで笑いを誘っていた。舞台挨拶には、そのほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、山戸結希監督が登壇した。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年11月05日