「あのとき、雅子さまのヘアメークを手がけたのも、私の祖母と母でした。当時、私は高校生で、ちょうど髪が長かったものですから、自宅で雅子さまの髪型の練習台にもなったんですよ」そう語ったのは、与儀育子さん(43)。港区虎ノ門のホテル、オークラ東京にある「与儀美容室」の3代目だ。即位礼正殿の儀では、秋篠宮紀子さま(53)はじめ眞子さま(28)、佳子さま(25)らの妃殿下のメークを担当した。27年前、今上陛下と皇后雅子さまのご成婚の時の、いわゆる“世紀のパレード”。オープンカーで30分以上も風を受けながら、少しも乱れなかった雅子さまのお髪と輝くティアラは、多くの人の心に残っただろう。あの奇跡の美の場面を成し遂げたのも、与儀美容室が3代にわたって築き上げた技術の賜物だった。近年も、秋篠宮家の眞子さま、佳子さまの“プリンセス・メーク”や、羽生結弦選手の国民栄誉賞受賞式での羽織はかま姿のヘアメークと着付けを担当したのも、育子さんだった。「雅子さまも、それに先立つ紀子さまのご成婚も、当時の皇后でいらした美智子さまから『ぜひ与儀さまに』とご依頼があったと、祖母たちから聞いておりました。そもそもの始まりは、戦後、祖母が開業した美容室に、一人の妃殿下がご来店されたことでした」やがて、育子さんの祖母の八重子さんは、多くの皇族のお支度を手がけ、“宮さま美容師”とも呼ばれるようになる。「(終戦間際の)物資の乏しい時代に、祖母はGHQ将校の奥様から舶来のパーマ液を入手しては、研究を重ねたそうです」(育子さん)この勉強熱心さを認めて通うようになったのが、昭和天皇の弟にあたる三笠宮殿下と結婚された百合子さま。ここから、現在まで続く皇族とのお付き合いが始まる。証言するのは、終戦の年に生まれた八重子さんの長女で、与儀美容室の2代目となるみどりさん。「皇室の方のご婚儀では、十二単からローブデコルテへのお召し替えがあります。限られた時間で、おすべらかし(平安風の垂髪)の固まった鬢付け油を落とし、洋髪に結い直さなければなりません。母は自分のかもじ(かつら)を使って、何日にもわたって試しながら、髪を傷めずに短時間で行う技法を独自に編み出したのでした」これを契機として、宮中において「与儀さんはよくやってくれる」との評判を呼び、のちの今上陛下ならびに秋篠宮家のロイヤルウェディングにつながっていく。雅子さまのご成婚で、みどりさんは、八重子さんとともに雅子さまのヘアメークを担当することに。本番まで、雅子さまに会えるのはたった2回だけ。「私たちは、まず雅子さまのお顔立ちを研究するために、お姿の載っているあらゆる雑誌を集めたり、デザイン画を何枚も描きました。髪型だけで10パターンは検討しました。(雅子さまは)『私の母も、結婚式のとき与儀さんにしていただいたんですよ』とおっしゃって。長くやっていると、こんな嬉しいご縁もあるんです」お相手と身近に触れ合う美容師ならではの“気づき”もあった。「雅子さまといえば、当時、バリバリのキャリアウーマンと盛んに報じられていました。でも、実際にお会いした印象はきゃしゃでかわいらしい方でした」改めて“内面の美”について考えるきっかけにもなった。「私たちは塗ったり貼ったりはいくらでもできます。けれど、その方の内面からにじみ出た美しさを感じた瞬間、一番いいお顔を引き出せたと思った瞬間に、メークを止める勇気も大事なんです。その意味でも、雅子さまのご成婚のメークでは、そのうちに秘めた純粋さや素直さを、お出しできたのではないかと自負しております」(みどりさん)初代の八重子さんも、いつもこの言葉を口にしていた。「美の真髄は、その人本来の美を引き出し、元気と生きる勇気を与えること」“宮さま美容師”の精神は、その人自身の美しさを引き出すこと――。これからも、その信念は、脈々と受け継がれていく。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年03月02日猫さまを愛する者にはおなじみの”猫さまポーズ”を8つのタイプに分類し、あなたの月秘数で今週の運勢を占ニャいます!3月2日(月)~3月8日(日)までの運勢は?文・占い・章月綾乃 / 原作・イラスト・犬養ヒロ【猫さま占い】vol. 39あなたの月秘数を、猫さまの行動やしぐさで表した8つのタイプに分類して運勢を占います。※月秘数とは、数秘術にバリエーションを加えた猫さま占い独自の占術です。あなたの猫さまタイプは?まずは、あなたの猫さまタイプを調べましょう。タイプの出し方はこちら!あなたはどの猫さまタイプかにゃ?にゃんと幸運! ラッキー猫さまランキング!今週、3月2日(月)から3月8日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!またたびを味わうぐらいの幸運週間です!1位 しっぽ巻き猫さましっぽ巻き猫さまの持ち前の観察力がモノを言う一週間です。じっと見ることで、今、求められていることがピンと来て、的確な処置ができるでしょう。気になることがあれば、控えめにたずねてみて。あなたの質問でトラブルが未然に防げて、感謝されるはず。オフは、感動に出会えそう。タイトルで気になったイベントを試して!恋は、バランスが取れた状態では、静止したまま、動きません。だから、気持ちに整理がつかなくても、状況が先へ進んでしまうことは、多々あるのです。愛される喜び、押し流される面白さに身を委ねてしまいましょう。開運アドバイス……酸っぱさにストレス解消パワーが。お酢や梅干しなど、試してみて。ラッキーポイント…チェーンバック2位 まる猫さま素直なまる猫さまは、月の満ち欠けと体調や気分がリンクしやすいでしょう。上弦の月から満月へと向かっていく今週は、やる気も高まって何事も能動的にこなせるはず。本業を頑張った後に、駆けっこやジャンプで体を動かすと、さらにエネルギーが活性化して、もっと元気がわいてきます。ダイエットも、本気で取り組んで!恋は、とんとん拍子で進んでいきそう。ただ、一線を超えそうになると、急に迷いやためらいが生まれます。でも、そこで止めても、気まずくなるだけ。惹きあう絆の強さ、縁の深さを信じて、先へ進みましょう。開運アドバイス……メイク、ファッション、1つだけ、新しく! それが、変化のきっかけに。ラッキーポイント…前ボタン3位 香箱座り猫さまリラックスすることで、あなたらしさが戻ってきます。もともと慎み深く、礼儀正しいあなたですが、今週はオヤジ座り猫さまをお手本に、ダラダラ、ごろごろするのがいいみたい。明日でいいことはきょうはやらない、ベストも尽くせるけれど、いつも通りでいく。だって、猫なら、そうするでしょ? いいひらめきもありそう!恋は、チラ見せで気を引いて。ちょっとだけ見える、掴まえられそうで掴まえられない、もどかしさをくすぐって、征服欲、独占欲に火をつけましょう。デートは、テーマパークなど、一日中一緒にいられるスポットへ。開運アドバイス……速足で歩くなど、ちょっとだけスピードアップでタイミング、バッチリ!ラッキーポイント…ロングアウター4位 お座り猫さま時間を決めて物事に取り組みましょう。毎日、同じタイミングで動くことで自然にいい流れが出来て、そのまま、習慣になりそう。言い換えれば、体によくないこと、やめたいと思っていることは、今週はガマンして。リセット効果があり、意識が切り替わります。口コミ情報の中に、空前のヒットが! ピンと来たら、すぐ試して!恋は、甘噛みや猫パンチ、ケリケリなど、ちょっと暴れたくなりそう。それ、甘えたい気持ちの表れですが、伝わりにくいのが難点。嫌味を言ったり、意地悪したりするよりも、素直に「構って」と伝えたほうがいいみたい。開運アドバイス……荷物を軽く! フットワークも伸びやかに!ラッキーポイント…サテン5位 のび猫さま柔軟性があり過ぎて、原型がわからなくなっています。いくら猫さまが液体だからといって無茶し過ぎです。というわけで、今週は、ちょっと人に任せてみるがテーマに。人間は図体ばかりデカくて気が利かない生き物ですが、のび猫さまに仕える名誉と喜びは知っています。できるだけ、細かく指示を出すのが成功の秘訣と心得て。恋は、早春の日差しのように暖かさと冷たさのマーブル模様。季節が一気に進むことがないように、関係も行きつ戻りつしながら、成就を目指すのです。目先のことに一喜一憂せずに、まずは、最良の理解者を目指してみて。開運アドバイス……姿勢を正して! 背を伸ばすことで、伸びしろUP!ラッキーポイント…クレイパック6位 ふせ猫さまタイミングを計っているうちに、逃しそう。心の準備が出来てから、キレのいいところまでやってから、そんな風に後回しにすると、せっかく巡ってきたチャンスも消えてしまいます。猫じゃらしに飛びつくように、何も考えずに、パッと動くのが成功の秘訣に。オフは、最新カルチャーを追いかけて。話題、人気作をチェック!恋は、意外性がカギ。この人、こんな人だっけ?とびっくりするのは、新しい関係性が動き出しているサインです。見直したなら、新しい候補。ガッカリしたならば、別に目を向けなさいということ。告白はこもれびの下で。開運アドバイス……限定品がヒット! 行列や争奪戦に乗ってみて。ラッキーポイント…圧縮ウール7位 オヤジ座り猫さまパワフルで、アクティブ。元気いっぱいに過ごせますが、勢い余って人の分まで横取りしてしまいそう。食べ物の恨み、名誉や愛情のもつれ、いずれも根に持たれ、予想外のジャンルでも報復されるので、がっつき過ぎないように気を付けていきましょう。オフは、クリエイティブな活動が新鮮。ワンデーレッスン参加も、有意義です。デートは、スポーツ観戦やコンサート、対戦ゲームなど熱くなれるコースが盛り上がります。片思いの人は、日帰り旅行に誘ってみると、お泊りに発展することも。新たに狙うなら、いい匂いのするにゃんこ様。開運アドバイス……“お似合い”を増やして。ショッピングが開運に!ラッキーポイント…クレヨンリップ今週の最下位、残念猫さまはこちら…顔を洗って頑張りましょう!8位 よこ座り猫さま不本意な運勢です。一人でぼーっとしたいのに、ちょっかいを出されたり、モフられたりしそう。今、そういう気分じゃないんですけど! と言いたくなりますが、振り払ったり、威嚇したりすると、怖い猫と悪い評判が立って損をします。虚無の心境で、やり過ごすのが一番! 猫集会にも、最初だけ顔を出し、義理を果たして。恋は、やりたいことにズレがありそう。気乗りしないデートプランなら、時短や別行動を提案するのがよさそう。特に、待ち時間でのモメ事に注意して。気まぐれな寄り道に、思いがけない出会いが待っていそうです。開運アドバイス……クラウドファンディングをウォッチング。夢のヒントが見つかるかも?ラッキーポイント…透ける素材来週もお楽しみに~!章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫2匹が人生のベース。犬養ヒロ漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。
2020年03月01日意識を失ってお倒れになった上皇陛下は、迅速な対処により大事には至らず。しかし、献身的なサポートを続ける美智子さまには知られざる苦悩があった――。「上皇陛下は29日の午後6時半ごろ、お住まいの皇居・吹上仙洞御所内で意識を失って倒れられました。そばにいた美智子さまが上皇陛下のお体を支え、すぐさま非常ブザーを押されました」(皇室担当記者)幸いなことに、駆けつけた侍医による診察が始まると、まもなく上皇陛下は意識を回復された。30日の朝にはいつもどおり朝食もとられたという。「お住まいの吹上仙洞御所には非常ブザーが整備され、侍医も泊まり込みで待機しています。それでも美智子さまは緊急の事態に備えて、できるかぎり上皇陛下のおそばから離れないようにと、心がけていらっしゃるのです。今回のような突然の症状に対処するためだけではありません。実は上皇陛下が以前から、ご自身の記憶力への不安を吐露されているのです」(宮内庁関係者)上皇陛下は’15年の会見で《私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました》と話されている。また、上皇陛下の母君である香淳皇后の晩年について、当時を知る元宮内庁幹部は「今で言う認知症の症状が現れていた」と証言している。前出の宮内庁関係者も、心配そうに話す。「上皇陛下がご退位を決断された背景には、晩年の香淳皇后の健康問題もあったといいます。ご在位中は、上皇ご夫妻はご公務で日本全国へお出かけになり、人とお会いになる機会がたくさんありました。しかしご退位後は“二重権威”との批判を避けるため、お出ましの回数は激減しています。つまり刺激が減り、認知症のリスクが高まる状況にあるのです。さらに上皇ご夫妻は、3月末までに高輪皇族邸へお引っ越しする予定となっています。その約1年後には、赤坂御所へもう一度お引っ越しされます。生活環境の大きな変化に上皇陛下が過ごしにくさや不安を感じられなければいいのですが……」美智子さまのご体調も決して万全とはいえない。「昨年、上皇后さまは白内障と乳がんの手術を受けられました。そして昨年9月ごろから、血の混じった嘔吐の症状がありました。上皇后さまは、上皇ご夫妻の存在が“二重権威”であるとのいわれなき批判に、お心を痛めていらっしゃいます。また、御代替わり後に増加していったネット上のバッシングにもショックをお受けだと思います」(美智子さまの知人)上皇ご夫妻のお引っ越しは当初、昨年の夏から秋の初めに行われる予定だった。しかし、美智子さまの手術が重なったこともあり延期に。現在も荷物の整理は終わっていない。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう話す。「お引っ越しの費用は今年度予算に計上されていますので、今年3月末までに実施する必要があります。今回、幸いにも大事には至りませんでしたので、予定どおり3月末までに引っ越されるだろうと思います」ただ、実は美智子さまは今年、ライフワークともいえる催しへのご出席を断念されている。2年に1度、2月上旬ごろに開催される「旭出学園工芸展」では、知的障害のある生徒らが作った作品が展示・販売される。「障害者福祉に長年関心を寄せてこられた美智子さまは、’76年から40年以上にわたり、この工芸展に足を運ばれていました。しかし、今年はお引っ越しの準備でご多忙でしたし、上皇陛下をお一人にして外出されるお気持ちにはならなかったのでしょう」(前出・皇室担当記者)楽しみにされていたお出かけの予定も取りやめられていた――。前出の宮内庁関係者は、そんな美智子さまのご体調を危惧しているという。「美智子さまも昨年10月に85歳になられました。お引っ越しの準備を進めながら、24時間気を抜かずに上皇陛下をお支えなさる状況は、美智子さまにとって、もはや限界に近いのではないでしょうか。お引っ越しの中止も、真剣に検討しなければならない状況ではないかと思います」(前出・宮内庁関係者)上皇后となられてからも、ご自身の義務を果たそうと奔走される美智子さま。これ以上、ご無理をなさらないでいただきたい――。そう願うばかりだ。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月07日上皇陛下がお倒れに――。衝撃的なニュースが日本中を驚かせたのは1月30日のことだった。上皇陛下は29日の午後6時半ごろ、お住まいの皇居・吹上仙洞御所内で意識を失って倒れられたという。「そばにいた美智子さまが上皇陛下のお体を支え、すぐさま非常ブザーを押されました。侍医らが駆けつけたとき、上皇陛下はいびきのような息づかいをされていて、診察が始まると間もなく意識が回復したそうです」(皇室担当記者)幸いなことに、上皇陛下は30日の朝にはいつもどおり朝食もとられたという。同日午前には宮内庁病院で頭部MRI検査と専門医による診察があったが、原因となる所見はみられなかった。突然、意識を失われた上皇陛下。なぜこのような症状が生じたのだろうか?パークサイド脳神経外科クリニックの近藤新院長に話を聞いた。「おそらく一過性脳虚血発作と考えられます。脳には多くの血管が張りめぐらされていますが、動脈硬化などによって脳の血管の一部が細くなったり詰まったりすると、十分な酸素が脳に行きわたらなくなります。このような血液の供給不足、つまり虚血が起きると、その部分の脳に障害が生じ、意識障害や麻痺が引き起こされます。一過性脳虚血発作は、脳梗塞の前触れとなる症状とも考えられています」上皇陛下はお倒れになった29日の午後、学習院中・高等科の同窓会にお出かけになっていた。お倒れになったのは、お住まいに戻られた約1時間後のことだった。学習院関係者はこう語る。「同窓会では、上皇陛下は同級生とお元気そうに言葉を交わされていました。お酒も飲まれなかったようです。ただ、立食形式でしたので、お体には負担が大きかったのかもしれません。実は3年ほど前にも、今回と同じような事態が起こっています。学習院初等科の同窓会である桜友会に上皇陛下が参加され、ご帰宅後にお倒れになったそうです。上皇陛下はご自身のご希望で、お立ちになったまま話されていたのでしょう。ただ、上皇陛下はもう86歳です。そばにいた侍従がイスをすすめるなどのサポートをもっとしていれば、と思うのですが……」同窓会には美智子さまは付き添われていなかった。美智子さまの知人は言う。「今回は、上皇后さまが上皇陛下のお体を支えられたので、大事に至らずに済みました。もし床や家具などに頭を打たれていたら、たいへんなことになっていたかもしれません。皇后時代には日本赤十字社のご活動を通じ、現場の看護師さんのお話もたくさんお聞きになった上皇后さまは、医療や健康に関する知識も豊富です。上皇后さまは、お務めを終えられたいまも、上皇陛下をお守りすることを第一とされているのです」上皇陛下は’03年にがん手術を経験されているが、その際にも美智子さまは病院に泊まり込んでサポートされたり、担当医に病状や治療法について詳しくお聞きになったりしていたという。上皇陛下は’18年7月と昨年7月に、脳貧血の症状でめまいや吐き気が生じたり、意識を失ったりされる事態があった。いずれのときも美智子さまがすぐに侍医を呼ばれ、事なきを得た。上皇ご夫妻と親しい関係者はこう語る。「上皇陛下は昨今、美智子さまに『あなたと結婚してよかった』と、繰り返しおっしゃるのだそうです。長年のお支えへの感謝のお言葉を、何度も何度もお伝えになったといいます」「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月07日上皇陛下は1月29日の夕方、お住まいの皇居・吹上仙洞御所内で一時的に意識を失い、倒れられた。30日に宮内庁が発表した。上皇ご夫妻は29日の午後に外出されていたといい、お住まいに戻って1時間ほどたったあと上皇陛下がお倒れになった。そばにいた美智子さまが体を支え、非常ブザーを押された。侍医らが駆けつけると、上皇陛下はいびきのような息づかいをされていたが、診察が始まるとまもなく意識が回復したという。「上皇陛下は’18年7月にも、明け方に激しい発汗があり、めまいや吐き気を伴う脳貧血の症状がありました。また昨年7月には同じく脳貧血の症状で、吹上仙洞御所の食堂で夕食前、お立ちになることができなくなりました。いずれも、美智子さまがすぐに侍医を呼ばれ、大事には至りませんでした」(皇室担当記者)上皇陛下は30日の朝にはいつもどおり朝食もとられたという。同日午前には宮内庁病院で頭部MRI検査と専門医による診察。原因となる所見はみられなかった。Twitter上では、上皇陛下のご体調を気づかう声が上がっている。《ただただ心配です。ご快復を信じております。どうかいつまでもお元気でゆっくりお過ごしください》《心配です。長く激務をこなされたのですから、ゆっくりと穏やかな日々を、たくさん満喫していただきたいです》《美智子さまがいらして良かった…。お二人ともゆっくり休息をとっていただきたいです》
2020年01月30日イギリスではヘンリー王子の王室離脱問題が早期決着。眞子さまの「皇籍離脱」も現実味を帯び始めるなか、美智子さまがその苦悩を親友に吐露されていた――。1月18日「より独立した生活を送りたいとの彼らの意向を支持します」との声明をエリザベス女王が発表。ヘンリー王子とメーガン妃の“王室離脱”が正式に決定となったのだ。「英王室の動きは、日本の皇室にも影響を与えかねません。2月6日には眞子さまの結婚延期から丸2年となり、今後の見通しについて『何らかの発表』をするとみられています。小室圭さんとの結婚が延期となっている眞子さまが、皇室からの“離脱”を決断されてもおかしくはありません」(皇室担当記者)そんな中、エリザベス女王が孫のヘンリー王子の“暴走”に苦悩したように、美智子さまも初孫である眞子さまを心配し、複雑な胸中を吐露されていたという。美智子さまの知人女性が明かす。「上皇后さまは最近も、天皇陛下と秋篠宮皇嗣殿下について『2人とも私の子ですから』と、大切なご家族のことを気にかけていらっしゃるのです。ご結婚に関して眞子さまとご両親に溝ができていることもご存じです。そのうえで眞子さまご自身に、皇室での役割や公的なお立場について冷静に考えてほしいとのお気持ちがあるように感じます。しかし上皇后さまは、祖母の立場として眞子さまのことは『見守るしかないでしょう』とおっしゃり、お心を寄せられているのです」美智子さまは皇室に入られたご成婚の日以来、上皇陛下の《どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》というお言葉を大切にされてきた。このお言葉を踏まえれば、私事をすべてに優先しているかのような小室さんの行動や、それを受け入れる眞子さまのお振舞いも、美智子さまのお考えとは相いれないものといえる。「一方で美智子さまは、皇族であっても個人の意思はできる限り尊重すべきとのお考えもお持ちです。そのため、小室さんをめぐる問題についても秋篠宮ご夫妻に任せ、眞子さまのご決断を待つしかないと、発言を慎まれてきたのです。秋篠宮家を信じて2年間じっと待ち続けたにもかかわらず、もう結婚を止めることはできなくなってしまった――。美智子さまが知人に漏らされた肉声には、そんなお嘆きがにじんでいるようにも感じます」(宮内庁関係者)秋篠宮家に近い関係者によれば、秋篠宮ご夫妻に眞子さまの説得を期待できる状況にはないという。「秋篠宮殿下も紀子さまも、4月19日の立皇嗣の礼に向けて、たいへん神経をお使いになっているご様子です。その準備に加えて日々のご公務もおありですから、多忙を極めています。眞子さまと佳子さまは、ご公務についてはお二人ともしっかりと取り組まれています。ただ、小室さんとの結婚問題となると、眞子さまと秋篠宮ご夫妻の間に一切会話がない状態は依然として続いているのです」刻一刻と迫る2月「意思表明」へのタイムリミット。美智子さまのお心の叫びが届き、眞子さまがお考えを改めることはあるだろうか――。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月30日上皇ご夫妻のお出ましが二重権威を生んでいる……、そんな報道に苦悩されている美智子さまを支えるため、雅子さまは天皇陛下とともに、心温まる提案を――。1月2日の新年一般参賀には、上皇ご夫妻も出席された。しかしその中で、テレビでは報じられなかったハプニングがあった。午前中の3回目のお出ましで、にこやかにお手振りを始められた上皇陛下。するとお隣の美智子さまが上皇陛下に何か囁きながら腕に手を伸ばされ、お手振りを制止されたのだ。「通常の順序では、まず天皇陛下がお一人でお手振りされてから、ほかの皇族方が続くことになっています。しかしこのとき、天皇陛下のお手振りが始まってすぐに上皇陛下もお手振りをはじめられたのです。このままお二人でのお手振りが続けば、上皇陛下が天皇陛下と並び立っているような印象を与えてしまう――。美智子さまは、そのように懸念されて上皇陛下を制止されたのかもしれません」(皇室担当記者)だが、そんなハプニングにも、雅子さまは上皇ご夫妻をフォローするお気遣いをなさっていた。「雅子さまは上皇ご夫妻に身を乗り出して『どうぞ、お手振りを』とお伝えするような身ぶりで、声をかけられたのです。そういったやりとりで安心されたのか、3回目では美智子さまがお手振りされる時間も、1回目、2回目より長くなっていました」(前出・記者)宮内庁の説明では、美智子さまの嘔吐の症状は現在では治まっているという。ただ、美智子さまのご心痛が続いていることは一般参賀のご様子からも明らかだろう。そんな中、皇室ジャーナリストは、天皇陛下と雅子さまが、上皇ご夫妻にある提案をなさるのではないかと語る。「上皇ご夫妻は例年、2月ごろに葉山御用邸でご静養になります。このご静養に、天皇ご一家もご一緒する可能性があるのです。2家族“合同”でのご静養となれば、’02年8月以来、実に18年ぶりとなります」長い間“合同家族旅行”は行われてこなかったわけだが、これには理由があるという。「一つは、雅子さまが適応障害で療養に入られ、なかなかご体調が優れなかったためです。もう一つの理由は、上皇陛下が在位中であったためです。不測の事態を避けるため、在位中の天皇と将来の天皇である皇太子が、一緒に出かけ、宿泊する機会は非常に限られていたのです。しかし、上皇陛下は退位されました。そのため、2家族がおそろいで旅行されることにハードルはなくなったのです。“二重権威”などと報じられて、天皇ご一家と上皇ご夫妻との間に溝があるかのような印象を持った国民も少なくないでしょう。雅子さまの新たなご提案は、そういった声を払拭することにもつながるはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)お忙しい中でも、天皇陛下と雅子さまは、上皇ご夫妻への気配りを欠かさないのだという。宮内庁関係者が言う。「12月23日の上皇陛下の誕生日には、愛子さまも連れて吹上仙洞御所を訪問されています。さらに12月27日には、上皇ご夫妻をはじめ、ご親族を招いた昼食会を開かれています。天皇皇后両陛下は、この前日に日帰りで福島県と宮城県の豪雨被災地を訪問され、たいへんお疲れだったと思われます。それでもこの昼食会を開かれたのは、昨年、象徴としての務めを終えられた上皇陛下、そして美智子さまを労うお気持ちゆえだったのでしょう」「女性自身」2020年1月28日号 掲載
2020年01月17日「美智子さまは、上皇ご夫妻の行動が“二重権威”を生じさせているとの報道を、たいへん気にされているご様子と感じました」そう語るのは、1月2日の新年一般参賀を取材した皇室担当記者。6万8千人もの参賀者が訪れる中、天皇陛下や皇族方は笑顔でお手振りをされていたが、美智子さまはどこか遠慮がちだったというのだ。参賀に訪れた70代の女性もこう言う。「上皇陛下と美智子さまのお元気なお姿を拝見できてよかったです。でも、美智子さまはあまり手をお振りになりませんでした。やはり天皇陛下や雅子さまより目立たないようにと、気を使っていらっしゃるのでしょうか……」昨年12月に宮内庁は、美智子さまが9月から複数回にわたり血の混じった嘔吐をされていたと公表した。精神的なストレスが原因とみられ、とりわけ天皇皇后両陛下との“二重権威”を指摘する報道がショックだったという。宮内庁関係者が、こうした報道についての見解を語る。「たしかに上皇ご夫妻は、退位された5月以降もたびたびお出かけされ、そのご様子が報じられています。しかし報道されているのは、上皇ご夫妻のお出かけのほんの一部だけでしょう。一般参賀への出席について『退位されたはずなのになぜ?』と疑問に思った人もいるかもしれませんが、元気なお姿を国民に見せる機会は必要だと思います。上皇ご夫妻も宮内庁も、そのように考えたのでしょう。ただ12月23日の上皇陛下の誕生日に、総理大臣をはじめ三権の長が吹上仙洞御所に足を運び、上皇陛下に祝意を述べています。天皇陛下と同じように国のトップたちから直接挨拶を受けることについては“二重権威”との指摘があっても仕方がありません。宮内庁も、もう少し慎重に検討すべきではなかったでしょうか」実は一般参賀では、テレビでは報じられなかったハプニングがあった。5回あるお出ましのうち、上皇ご夫妻は午前中の3回にお出ましになった。その最後となる、3回目にその場面はあった。にこやかにお手振りを始められた上皇陛下。するとお隣の美智子さまが上皇陛下に何か囁きながら腕に手を伸ばされ、お手振りを制止されたのだ。いったいそのとき、何があったのか――。目撃した前出の記者が言う。「通常の順序では、まず天皇陛下がお一人でお手振りされてから、ほかの皇族方が続くことになっています。しかしこのとき、天皇陛下のお手振りが始まってすぐに上皇陛下もお手振りをはじめられたのです。このままお二人でのお手振りが続けば、上皇陛下が天皇陛下と並び立っているような印象を与えてしまう――。美智子さまは、そのように懸念されて上皇陛下を制止されたのかもしれません。ただ、上皇陛下は天皇陛下に先んじたわけではありませんし、気づいた人も多くはないはずです。美智子さまが“二重権威”という批判を非常に気にされていることがうかがえたシーンでした」「女性自身」2020年1月28日号 掲載
2020年01月17日秋篠宮家の長女・眞子さまは、秋篠宮ご夫妻や妹の佳子さまとご一緒に、1月2日の新年一般参賀に出席された。ただ前出の皇室担当記者によれば、眞子さまのご様子には気がかりな点もあったという。「眞子さまは、周囲の皇族の方々と会話される様子も見られず、ご表情もやや硬かったのです。秋篠宮さまのご発言もあり、多くの国民が眞子さまの“お気持ち発表”に注目しています。そのプレッシャーもあって、明るい表情をお見せになるのは難しかったのかもしれません」《何らかのことは発表する必要があると私は思っております》秋篠宮さまは、昨年11月の誕生日会見でそう述べられた。「眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されてから、今年の2月6日で丸2年。秋篠宮さまは、そのタイミングで眞子さまご自身が、国民に向けて結婚延期問題の説明をするべきだと要求されたのです。眞子さまと小室さんは、すでに発表内容を何度も相談されていると思われます」(皇室担当記者)眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されてから、2月で丸2年となる。この2年間、眞子さまは2度の海外ご訪問など、精力的にご公務に取り組まれてきた。いっぽうで小室さんは’18年8月に渡米し、ニューヨークでの留学生活を開始。フォーダム大学のロースクールに通っているというが、その生活ぶりは謎に包まれている。「小室さんの留学については、現地での生活費と学費はどのように工面しているのかも、ロースクール卒業後の将来設計も、明らかではありません。小室さんが眞子さまのお相手にふさわしい人物なのか、国民の多くが疑問を抱いている状況です。2月の“発表”では、小室さんが弁護士資格の取得という目標に向かって真面目に勉学に励んでいることを説明し、国民の不信感を払拭することが不可欠でしょう」(前出・皇室担当記者)「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月09日国民の幸福を祈り、悲しみに寄り添いながら、昭和から平成と伝統と革新の歩みで邁進されてきた上皇陛下の傍らには、いつも皇后として支え続けた美智子さまがいらした。ご成婚後、60年に及ぶお二人の道のりをたどりたい。「とっても、よいお花ね」電話口から聞こえてきた美智子さまの嬉しそうな声に、美智子さまと文学を通じて30年以上の親交のある絵本編集者の末盛千枝子さん(78)もまたほほ笑んでいた。花とは、末盛さんが御所に持って行ったリンドウのことだ。そんな、素朴で清楚な、青紫の一輪の花にも心寄せる美智子さまをバッシングが襲ったことがあった。皇后となってから5年目の10月、心ない批判報道によるストレスで倒れ、59歳の誕生日にお声を失われる。末盛さんが、葉山の御用邸に見舞った時のことだ。「あまりにおつらそうなご様子に、つい、『専門家の助けを借りることはできませんか』と、口にしてしまいました」すると、美智子さまは、かすかに聞き取れるかどうかの声で、「お医者さまには守秘義務があるとしてもね、すべてを出さないと(カウンセリングが)成り立たないから、それはできないのよ」それから、さらに声を絞り出すようにして、『でんでんむしのかなしみ』の話をしたのだった。誰の背中にも悲しみがいっぱい詰まっているという、この新美南吉の童話を初めて聞かされながら、末盛さんは思った。「この方は、これほどの苦難さえ、お小さいころに聞いた物語で乗り越えようとなさっている」5年後、美智子さまは、インドのニューデリーで行われたIBBY(国際児童図書評議会)の世界大会で、この『でんでんむしのかなしみ』の話を柱としたビデオによる基調講演を行い、世界中に子供時代の読書の大切さを伝え、やがてそれが『橋をかける』という一冊の本に結実する。この本を製作する過程では、こんな場面もあった。「私たち、同じ本を持っているのね」偶然、編集を担当した末盛さんと同じ書籍を持っていることを知り、嬉しそうな声を上げたという美智子さま。「まるで女学生同士のような、純真なお喜びようでした。同時に、私たちには特別なことでもない、好きな本について語り合うお相手もいなかったのだろうかと思ったんです。周囲には、いつも献身的にお世話をする方々もいますが、それぞれの立場もあり、そう簡単にはお気持ちを外に出すわけにはいかないのかと思います」末盛さんは、そこには我々の想像を絶する孤独があるのではないかと推し量る。「だからこそ、悲しい思いをしている人にも、より一層深く寄り添うこともできるのではないでしょうか。私が、お電話などで時々お話をして、少しだけでも気がお楽になれるのでしたら、それは嬉しいことと思うのです」陛下が譲位を終えられて以降、最近の電話での会話は、気づくとかなり長いこともあるという。そんななか、上皇陛下が、最近、こうおっしゃるのだと、美智子さまが末盛さんにふと漏らされることがあった。「あなたと結婚できて、私は、本当に幸せだった。あなたも、そう思ってくれているといいんだけど」寄り添い続けた「祈り」は、令和の時代にも引き継がれていくーー。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月31日国民の幸福を祈り、悲しみに寄り添いながら、昭和から平成と伝統と革新の歩みで邁進されてきた上皇陛下の傍らには、いつも皇后として支え続けた美智子さまがいらした。ご成婚後、60年に及ぶお二人の道のりをたどりたい。19年5月に『上皇后陛下美智子さま心のかけ橋』を出版したメディアプロデューサーの渡邊満子さん(57)は、4月に御所に伺ったときに美智子さまのこんな言葉を聞いた。「私は、5月まで、自分の体がもつかどうか心配なのです。でも、5月まではなんとかと思っておりますけれども」陛下のご譲位まで後1カ月という張りつめた時期でもあった。「その後に乳がん、白内障の手術があったことを考えても、また2度のお引越しも控えていて、お疲れも極限状態だったと思います。しかし、そんななか、こう言葉を続けられたのでした」美智子さまは、おっしゃった。「陛下のお心とお体のお疲れを総合的にわかるのは、私しかいなかったから……」渡邊さんは、ご夫婦の絆の深さを改めて知らされたという。「それは、『譲位のあとも、私が陛下のおそばでご健康を見守っていきます』という決意のお言葉だったと思うんです。その証拠に、譲位後に乳がん手術を終えると、わずか2日で退院なさいました」ご成婚前、美智子さまは、陛下の「家庭を持つまでは絶対に死んではいけないと思った」というお言葉に、これまで読んだどの小説の中にも「このように寂しい言葉はなかった」と思われ、「力を尽くしてあたたかいホームを作ろう」と心に誓われた。その後、お子さまが誕生してからも、乳人制度を廃止して、ご自分で子育てをするなど、公務でもご家庭でも、ときに周囲の反対や軋轢と闘いながら、ご自分たちのスタイルを大切になさってきた。「美智子さまは、お子さまが赤ちゃんのころ、夜泣きすると、納戸のようなお部屋であやしながら、一晩をお過ごしになったこともあったそうです。ご自分たちの道を選択するというのは、その責務も背負うことですね。そんなとき、上皇さまと上皇后さまは、同志として支え合ってこられたのです」母として、また妻としての心配りと実践も、美智子さまらしく、ひたむきでいらしたという。文学を通じて30年以上の親交がある絵本編集者の末盛千枝子さん(78)は続ける。陛下に前立腺の病気が発見された03年ごろの電話でのことだ。「お医者さまに生の玉ねぎがいいとアドバイスされたそうなんですが、美智子さまが、『そんなに生で食べられるかしら』とおっしゃって。ちょうど、地元の盛岡のおそば屋さんに“オニオンそば”という名物があったんです。その話をしましたら、とてもご興味を持たれたんです」早速、作り方の説明をする末盛さんだった。「玉ねぎのスライスにかつお節をふって、味ぽんなどをかけて召し上がるとおいしいですよ」「えっ、味ぽん!?」驚いたような口調で返ってきたという。「“味ぽん”を、初めてお聞きになったご様子でしたね。私もちょっと驚きましたが(笑)。でもその後には、その盛岡のそば屋さんから直接レシピを取り寄せお送りするなどして、お手伝いしました。そこまで陛下のお体を気遣っていらっしゃるのだと知って、また驚いたからです」ここ数年、美智子さまがお好きだとおっしゃる言葉がある。《静かに行くものは健やかに行く健やかに行くものは遠く行く》イタリアの経済学者の言葉だそうだ。親しく交流のある末盛さんも、渡邊さんも口を揃えて言う。「いまのご自分の思いと、相通じるところがあるのではないでしょうか」「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月30日国民の幸福を祈り、悲しみに寄り添いながら、昭和から平成と伝統と革新の歩みで邁進されてきた上皇陛下の傍らには、いつも皇后として支え続けた美智子さまがいらした。ご成婚後、60年に及ぶお二人の道のりをたどりたい。《「生きてるといいねママお元気ですか」文に項傾し幼な児眠る 》11年の東日本大震災後、津波で両親と妹を奪われた4歳の女の子の新聞記事を見て、いじらしさに心打たれた美智子さまが詠まれた「手紙」と題された御歌である。平成は、戦争のなかった時代として人々の記憶に刻まれるだろうが、一方で地震や台風など多くの大災害に見舞われている。そのたびに、上皇ご夫妻は避難所となっている体育館の床の上に膝をつかれて、被災者に語りかけてこられた。阪神・淡路大震災から14日後の1月31日。余震も収まらないなか、神戸市長田区の菅原市場を訪れた美智子さまは、その帰りのバスの窓から、見送る住民たちに向かって、両手を握りしめ、2度振り下ろすジェスチャーをされた。この「頑張ってください!」という手話は、被災者だけでなく、日本中を勇気付けたものだ。お二人が天皇皇后となられ最初に訪れた被災地が、91年の長崎県・雲仙普賢岳の噴火災害の現場。このとき両陛下が両膝をつかれて被災者と話す光景があったが、そのお姿に感銘を受けたというのが、本誌の皇室担当記者で皇室ジャーナリストの近重幸哉さん(58)。「上皇ご夫妻がお若かった昭和の御代、皇太子と皇太子妃時代ですが、子供たちの施設などを訪問された時も、美智子さまは、相手と視線を合わせるために膝をつかれていましたが、上皇陛下は、傍らでお立ちのままでした。ですが、平成となり被災地へのご訪問が続くなか、両陛下で膝をつかれるスタイルが定着しました。当初は『天皇陛下が膝をつくというのはいかがなものか』といった声もありました。しかし、その後も平成流といわれたその寄り添われ方を貫かれたのです」美智子さまと、文学を通じて30年以上の親交がある絵本編集者の末盛千枝子さん(78)も語る。「上皇陛下は、ご自分で“世事にはうとい”ということもおっしゃっていましたね。訪問された現場での美智子さまの雰囲気を察し、その方がいいと共感されて、ということはあったと思います。美智子さまが、人々の悲しみに気持ちを寄せられるというのは、持って生まれた資質もあるでしょうが、お若い頃の精神科医の神谷美恵子さんとの交流や、聖心女子大学での体験、そして『子供捨てるなら正田の門へ』という言い伝えがあるほどのご実家の影響もお強いのではないでしょうか」喜びにつけ、悲しみにつけ、常に誠実な思いとともに人々に寄り添われる美智子さま。そのお姿に、「象徴」の真の意味を教えられた人々は、どれほどいることだろう。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月29日乳がん手術の経過が心配されていた美智子さまに、さらなるご体調の不安――。発症から3カ月間にわたる“沈黙”にあった悲痛と、雅子さまへの思いとは……。「上皇侍従次長の説明によれば、美智子さまは今年に入ってから体調を崩されていました。御代替わりを直前に控えた4月ごろから急激に体重が減少し、現在も体重は戻らないまま。ただ、美智子さまは薬による治療を行った結果、ここ1カ月ほどは嘔吐の症状はみられないといいます。上皇職の見解では、詳しい原因はわからないものの精神的なストレスが原因になった可能性が高いとのことでした」美智子さまを苦しめた“精神的ストレス”の原因となったのは、いったい何だったのだろうか。皇室ジャーナリストは、美智子さまは孫である眞子さまと小室圭さんの長引く結婚問題を憂慮されているのではないかと語る。「やはり眞子さまの結婚問題については、美智子さまもたいへん心配されているようです。秋篠宮ご夫妻が結婚に反対する一方、佳子さまは眞子さまを応援する姿勢を示されています。“小室さん問題”をめぐって秋篠宮家が分裂してしまう――。そういった危惧を、美智子さまもお持ちなのではないでしょうか」しかし宮内庁関係者は、ストレスの原因はほかにもあるとの見解を語った。「美智子さまは毎朝、新聞に目を通されます。その際に週刊誌の新聞広告をご覧になったり、気になった記事は取り寄せてお読みになったりすることもあるのです。上皇侍従次長は今回の会見でも、詳しい原因はわからないものの、週刊誌報道にストレスを感じられた結果として、胃に負担がかかった可能性があると説明しています」上皇ご夫妻はこれまで、お体の不調に関してもなるべく公表されてきた。だが、嘔吐の症状が出始めたのは9月のことだというのに、美智子さまはなぜ12月中旬までずっと沈黙を守られていたのだろうか?前出の宮内庁関係者は、皇后となられた雅子さまへの配慮があるのではないかと語る。「9月から12月上旬にかけて、天皇皇后両陛下はたいへんな過密日程でした。適応障害からの快復途上にある雅子さまは、即位に関連する一連の儀式に臨まれることに、大きなプレッシャーがおありだったはずです。すべての儀式が終わったのが12月4日、そして雅子さま56歳の誕生日が9日でした。雅子さまが皇后としてのお務めに集中できるように――。美智子さまはそうお考えになって、症状の公表を遅らせたのではないでしょうか」深く傷つかれ、嘔吐に耐え続けながらも、美智子さまは新皇后を思いやり続けられていたのだ。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月19日今年9月以降、美智子さまが血の混じった嘔吐を複数回されていた――。宮内庁の上皇職が衝撃的な発表をしたのは、12月13日の夕方に開かれた会見でのことだった。皇室担当記者が語る。「上皇侍従次長の説明によれば、美智子さまは今年に入ってから体調を崩されていました。御代替わりを直前に控えた4月ごろから急激に体重が減少し、現在も体重は戻らないまま。また6月の検査では心不全の判断指標となるBNP値が上昇していました。この数値もいまだに改善がみられないそうです。ただ、美智子さまは薬による治療を行った結果、ここ1カ月ほどは嘔吐の症状はみられないといいます」美智子さまの側近から伝えられた“異変”の数々――。その原因についても言及があったという。「上皇侍従次長は今回の会見で、詳しい原因はわからないものの、週刊誌報道にストレスを感じられた結果として胃に負担がかかった可能性があると説明しています。美智子さまは毎朝、新聞に目を通されます。その際に週刊誌の新聞広告をご覧になったり、気になった記事は取り寄せてお読みになったりすることもあるのです」(宮内庁関係者)昨年の5月、宮内庁のホームページで「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」と題された文書が発表された。一部の週刊誌で、眞子さまの結婚についての美智子さまの発言とされる文言が掲載されていることについて、宮内庁は《これまで両陛下は共に首尾一貫このことに関し一切発言を慎まれてこられました》と反論。「’93年に、美智子さまに対するいわれなきバッシングが続き、ついには数カ月にわたって美智子さまは声を失われてしまいました。当時、新しい御所の建設が計画された際に、昭和天皇が愛された自然林が美智子さまのせいで丸坊主になった、といった内容でした。しかし、実際には美智子さまはこの建設場所決定にいっさい関与していなかったのです。こうした事実と異なる報道に苦しまれた経験もあって、美智子さまはご自分やご家族が週刊誌でどのように報道されているのか、非常に気にされていらっしゃいます」(前出・宮内庁関係者)美智子さまの“肉声”とされる文言を多数掲載するような記事はいったん減少するが、御代替わり後から美智子さまに批判的な記事が増加し始める。たとえば即位パレードの延期について《上皇后美智子さまのご意向が強く反映されていた》などと、宮内庁は雅子さまより美智子さまの意向が優先される「二重権威」状態であるとの報道も散見された。さらに、御代替わり後にはインターネット上でも心ないコメントが急増している。ツイッター上には次のような信じがたいツイートも見られた。《皇后雅子さまは上皇夫妻に25年間いじめられてきたの、本当に理不尽だったと思う》《雅子皇后陛下の活躍をもう妨害したり口出ししたりしないで、静かに隠居生活をしていただきたいと心から願います》さらに、今回の美智子さまの嘔吐を伝えた記事にさえ、ヤフーニュースのコメント欄には、ご体調を気遣うどころか、目を疑うような文言が並んでいる。《もういいよ、そういうの。引っ越し延期の言い訳でしょ》《一線を退いたのにストレスとかあるんですか?度々お出かけになられている様ですが、自宅でゆっくり静養してください》美智子さまは雅子さまをいじめてきた、雅子さまへの嫌がらせで皇居からの引っ越しを拒否している――。そういった趣旨の書き込みが、ネット上にあふれているのだ。ご友人がフェイスブックに綴っていた介護日記を閲覧されるなど、美智子さまは以前からインターネットを利用されている。心なき誹謗コメントの数々をご覧になっている可能性も高い――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月19日《少しばかり大人びた雰囲気になったなという感じがします》長男の悠仁さまについて、秋篠宮さまは54歳のお誕生日会見でそう述べられた。そして今後の教育方針については《いろいろな所に行って、実際に見て、話を聞くということをしてほしいなと思っています》と語られた。これらのお言葉が公表されたのは誕生日当日の11月30日。それからわずか8日後、悠仁さまは次姉の佳子さまとお二人でご公務にお出ましになった。12月8日に開催された「第41回少年の主張全国大会」である。大会では、約48万人の応募者から選ばれた12人が発表。終了後、悠仁さまは同年代の中学生と交流し、「どのような思いでスピーチされたのですか」などと尋ねられたという。佳子さまがご一緒とはいえ、13歳にして早くも両親ご不在のなかご公務に臨まれるのは、かなり異例のこと。象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう話す。「おそらく秋篠宮さまと紀子さまは、早くから悠仁さまにご公務を担わせることで将来に向けての“経験”を積ませようとお考えなのだと思います」今年8月にも、秋篠宮ご夫妻はブータンご訪問に悠仁さまを同伴された。悠仁さまにとって素晴らしい経験になったことだろう。皇室ジャーナリストはこう話す。「紀子さまは試行錯誤しながら悠仁さまに“帝王教育”を施されてきましたが、最近は焦燥をつのらせていらっしゃるようです。なぜなら『愛子さまを次の天皇に』との待望論が日に日に高まっているからです。皇后となられた雅子さまのご活躍もあり、天皇ご一家への国民の期待は膨らむばかりです」2年ほど前から、紀子さまは全国各地に悠仁さまをお連れになるようになった。一昨年は小笠原諸島をご旅行。昨年は夏の槍ヶ岳で本格的な登山をされ、広島の平和記念公園もご訪問。秋篠宮さまとお忍びで築地市場を見学されたこともあった。前出の河西さんはこう語る。「将来の天皇として、まさに実地の訓練をされているのだと思います。日本各地への訪問などは、上皇ご夫妻が平成になされていたことの踏襲だと感じます。また、今の象徴天皇制のもとでは、いかに人柄や人物像を国民に知ってもらうかが重要な意味を持ちます。悠仁さまの姿がもっとメディアを通じて伝えられることを望んでいるのではないでしょうか」さらに悠仁さまの場合は、上皇陛下や天皇陛下がお育ちになった環境とは異なる“ハードル”があるという。「直接的に父から天皇・皇太子としてのあり方を伝えられた現在の天皇とは異なり、悠仁さまは“天皇の甥”です。天皇からの直接的な“口伝”ではなく、父である秋篠宮さまや母の紀子さまが伝えなければなりません。天皇と生活や行動を共にすることで伝えられる側面も、今までの皇位継承にはあったわけですが、それがないぶん、将来の天皇としての心構えを肌で感じる場面が少ないと思います。悠仁さまは、そういったハードルも乗り越えていかなければなりません」(前出・河西さん)今回の13歳でのご公務も、その経験が悠仁さまの将来に役立ってほしいという親心から、紀子さまが秋篠宮さまとご相談のうえで演出されたのだろう。
2019年12月10日「どのような思いでスピーチされたのですか」秋篠宮家の長男・悠仁さまは、発表者の中学生たちにそう質問されたという。悠仁さまは12月8日、佳子さまとご一緒に「第41回少年の主張全国大会」に出席された。きょうだいお二人だけでのご公務は初めてだった。これまでは、悠仁さまがご公務に臨まれるときは、必ず秋篠宮さまか紀子さまがご一緒だったのだ。「秋篠宮さまは先日の誕生日会見で《いろいろな所に行って、実際に見て、話を聞くということをしてほしいなと思っています》と語られました。今回のお二人だけのご公務も、悠仁さまにこれまでにない経験を積んでほしいという思いがあったのではないでしょうか」(皇室担当記者)ただ、これまで多数の公務を担ってきた長姉の眞子さまではなく、次姉の佳子さまに同行される形となったのはなぜなのだろうか?象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、2つの理由が考えられると語る。「まず、眞子さまは小室さんと結婚する可能性があります。女性宮家問題についての政府の議論が進まなければ、眞子さまは結婚に伴って皇室を離れます。そうなれば、今後の公務は佳子さまと悠仁さまが担っていくことになります。その二人だけで大会に出席することで、次世代の秋篠宮家を担う二人の存在を示す意味があるように感じます。また、佳子さまに、弟の悠仁さまの“後見役”としての自覚を持たせたいという意図もあるのではないでしょうか。成人の女性皇族として公務を担うだけでなく、悠仁さまのそばで支え続ける姉としての役割も求めているのだと感じられます」また前出の皇室担当記者は、悠仁さまの後見役に佳子さまが選ばれた背景には、紀子さまの眞子さまに対する“諦念”があると語る。「紀子さまはこの半年あまり、結婚の意志を曲げようとしない眞子さまをなんとか説得するべく努力を続けていらっしゃいました。しかし最近になって、もはや眞子さまの気持ちを変えることはできないと、説得を断念されてしまったようなのです」実は紀子さまは、半年ほど前には母娘二人でのお出ましを増やされていた。5月11日から1泊で京都を訪れ「大聖寺文化・護友会」の総会にご出席。6月2日には横浜能楽堂で『大典奉祝の芸能』を鑑賞されている。さらに紀子さまはご一家での展覧会やコンサートに積極的に眞子さまを誘われ、お話しになる機会を作られていたという。「秋篠宮ご夫妻は、小室さんとの結婚には強く反対していましたが、眞子さまの『婚姻の自由』までは侵せないとお考えでした。つまり、眞子さまご本人のお気持ちに反して結婚延期をいつまでも長引かせることはできないと認識されていたのです。眞子さまは2年前にご結婚延期が決定して以来、結婚についてはかたくなに口を閉ざしていましたが、ご公務についての相談であればご両親とも比較的素直に会話をされていました。そのため紀子さまは、眞子さまと2人きりでのご公務を増やして会話の機会を増やされながら、小室さんとの結婚を考え直すよう説得を試みていたのです。ところが眞子さまは、結婚についてはいっさい話さないという線引きを崩されることはありませんでした。つまり紀子さまの“説得作戦”は失敗に終わったのです」(前出・皇室担当記者)宮内庁関係者は、秋篠宮ご夫妻は皇族としての活動について「眞子さまにたいへん期待されていた」と明かす。逆に佳子さまは、紀子さまに大学のダンスサークル入会を止められたこともあり、しばしば対立していたといわれる。「しかし、最近では紀子さまも、佳子さまのダンスには口を出さないようにされているそうです。そのおかげか、紀子さまと佳子さまの母娘関係は以前に比べてかなり良好になっているといいます」(前出・宮内庁関係者)ついに悠仁さまの“帝王教育”に本格着手された紀子さま。頼りにしてきた眞子さまではなく、佳子さまを頼りにされた背景には、やはり小室さん問題があったのか――。
2019年12月10日秋篠宮家の長女・眞子さまと次女の佳子さまは12月10日、映画『アナと雪の女王2』チャリティー上映会にご臨席になる。『アナ雪』といえば、運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹・エルサとアナを主人公に、凍った王国を救う“姉妹の絆”と“真実の愛”を描いたファンタジー。その続編となる今作は、観客動員数が約466万人(12月8日時点)に達し、前作を上回る勢いで大ヒットを記録している。チャリティー上映会は前作が公開された’14年3月にも開催されており、その際には紀子さまと眞子さまがお二人で上映会に臨席されていたが……。「眞子さまと小室圭さんの結婚が延期となってから、来年2月で丸2年が経ちます。いまも眞子さまは、ご結婚に関して紀子さまには決して口を開かないそうです」(皇室担当記者)一方で佳子さまは今年3月、眞子さまと小室さんの結婚について《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》と記され、眞子さまを応援する姿勢を示されている。そんな状況で、姉妹での“意味深”な『アナ雪2』ご鑑賞となる。前作で妹のアナが姉のエルサを命がけで守ったように、佳子さまが、小室さんとの結婚が阻まれている眞子さまに手を差し伸べられるということだろうか――。しかし映画関係者は、異なる見解を語る。「『アナ雪』には、これまでのディズニープリンセス作品とは一線を画すメッセージがこめられています。従来の作品は最後に王子様と結ばれて幸せになるのが基本でしたが、『アナ雪』はそんなストーリーを裏切ってしまうのです。王子様に助けてもらわなくても、少女が自分の力で幸せを掴み取れるというメッセージともいえます。『アナ雪』はむしろ、小室さんという“王子様”は必要ないという結論を導いてしまう可能性もあると思います」『アナ雪2』をご鑑賞後、眞子さまと佳子さまはどのような感想を交わされるのだろうか――。
2019年12月10日小雨が降るなか、傘を手にしたグレーのロングドレス姿の雅子さまは、玉砂利が敷かれた明治天皇陵の参道をゆっくりと歩まれる。そして木立に囲まれた天皇陵の前へ。雅子さまは玉串を供えて深々と礼拝された――。天皇皇后両陛下は、11月26日から28日にかけて奈良県と京都府を訪問された。神武天皇陵と孝明天皇陵、明治天皇陵に、即位の礼と大嘗祭を終えたことを報告する「親謁の儀」に臨まれたのだ。「本当に両陛下とも、にこやかでいらっしゃいました。皇后さまは、ご結婚されたころにお会いした印象と比べても、いまのお立場にふさわしい雰囲気を感じました」そう語るのは、藤原俊成・定家を祖とする冷泉家25代目当主夫人・冷泉貴実子さん。「公家の末裔の方々と一緒に、京都御所で両陛下をお出迎え、お見送りいたしました。主人(当主の為人さん)が『皇后陛下はいつも笑顔で、国民もたいへん喜んでいます』とお伝えすると、うなずいてくださいました」沿道には大勢の市民がつめかけた奈良・京都ご訪問だったが、これに先立って25日にも注目を集める出来事があった。天皇陛下とローマ教皇フランシスコの会談が実現したのだ。ローマ教皇の来日は、ヨハネ・パウロ2世以来、実に38年ぶり。陛下は教皇とどういった会話を交わされたのだろうか。「教皇は最初の挨拶で、幼少のころから日本の天皇家に尊敬の念を抱いていたと話しました。陛下は、教皇が被爆地である広島と長崎を訪れたことに感謝し、『人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します』とお伝えになりました」(宮内庁関係者)さらに陛下がライフワークの水問題について話題にされると、教皇は強い関心を示し、こう答えた。「水問題については、次の戦争は水を巡る戦争であるともいわれています。重要なことは人々が環境問題に強い問題意識をもつこと」「若い人たちも施政者たちも、ともに行動する必要があります」約20分という限られた時間で、心を通じ合わせた天皇陛下と教皇。しかし、雅子さまはなぜ同席されなかったのだろうか?「あくまで儀礼上のルールにのっとった決定です。賓客に配偶者がいない場合、天皇陛下は原則として一対一でお会いになります。ただ、雅子さまは以前から難民問題や環境問題に非常に強い関心をお持ちでした。ローマ教皇とお会いになれば、きっと意気投合されたはずです」(前出・宮内庁関係者)雅子さまは、昨年の誕生日にあたっての文書でも《内戦や紛争の影響が、特に子供をはじめとする弱い立場の人々に大きく及んでいる現状を深く憂慮しております》と、世界の子供の人権問題に言及。さらに《地球温暖化や環境汚染など、国際社会が一致して取り組む必要のある課題が多岐にわたっています》と、環境問題への対応を強く訴えられていた。これらの問題意識は、フランシスコ教皇の活動ともぴったりと重なるのだ。今回の訪問にあたっての面会はかなわなかった。しかし、教皇からは雅子さまへの熱烈な“ラブコール”があったという。「天皇陛下は、’84年にバチカンを訪問され、ヨハネ・パウロ2世と面会した思い出を語られました。すると教皇は『私は3年ほど前、バチカンに秋篠宮ご夫妻をお迎えいたしました。次回は両陛下をお迎えできれば光栄です』と、両陛下をバチカンに招きたいとの意向を示したのです」さらに教皇は「皇后陛下にもよろしくお伝えください」と、会見の終わりと、南車寄せでの挨拶の2回にわたって雅子さまへのメッセージを託されたという。皇室ジャーナリストは、こうした気づかいに教皇の雅子さまへの思いが表れていると語る。「フランシスコ教皇は、雅子さまが長年にわたり適応障害に苦しまれてきたことも当然知っています。むしろ、そういったつらい経験をされた雅子さまだからこそ、世界中の人々に“勇気と希望”を届けられる――。教皇は、そういった思いで、雅子さまとのバチカンでの会見を希望したのでしょう」
2019年12月06日眞子さまと小室圭さんの結婚が「再来年に延期」と発表されてから、来年2月で丸2年がたつ。大きな節目を前に、秋篠宮さまからは意外なメッセージが――。《この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております》秋篠宮さまは11月30日に54歳となられ、誕生日に際しての記者会見でそう述べられた。’18年の2月、眞子さまと小室さんは「私たち」という主語を使って、お気持ちを記した文書を発表された。秋篠宮さまは、2年前と同じように眞子さまご自身が“今のお気持ち”を発表するように促したのだ。宮内庁関係者が声を潜める。「秋篠宮さまは本心では、この結婚に強く反対されています。眞子さまが『結婚を諦める』と発表してくれることを願っておられるでしょうが、眞子さまのお気持ちはまったく変わっていないようです。2年前の文書以後、結婚問題に沈黙を貫かれてきた眞子さまが、変わらぬ思いを“肉声”で発表されるとしたら、この結婚は、一気に実現の方向に動きだす可能性が高いと思います」2年前の眞子さまの文書には、このように記されていた。《皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました》つまり、ご自分たちの意思で延期を決めたと表明していたのだ。その“再来年”となるのが’20年だ。延期から2年、眞子さまが「充分な準備を行った」「小室さんと結婚したい、これ以上延期したくない」という強い意志を明らかにされたとしたら、秋篠宮さまが結婚を“阻止”することは、はたしてできるのだろうか?象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「大変難しい」と話す。「平成の天皇によって、結婚への『裁可』が出ている以上、秋篠宮さまがそれを『NO』と言うことは難しいのです。ですから、当時も破談のような形ではなく、延期という形態を取るしかなかったのだと思います。眞子さまが結婚の意思を公式に表明された場合、秋篠宮さまがそれを妨げるような働きかけをされたら、眞子さまの自由な意思を阻害することにもなります。恋愛や結婚においても皇族の自由を尊重してきた皇室の歩みとも、齟齬が生じてしまいます」日本国憲法第24条には《婚姻は、両性の合意のみに基いて成立》と記されており、秋篠宮さまご自身も憲法を尊重する姿勢を示されてきた。「会見や文書の公表を阻止するどころか、眞子さまのお気持ちに結論を委ねたということは、秋篠宮さまが小室さんとの結婚問題について“白旗”を上げられたものといっても過言ではないと思います」(前出・宮内庁関係者)
2019年12月04日猫さまを愛する者にはおなじみの”猫さまポーズ”を8つのタイプに分類し、あなたの月秘数で今週の運勢を占ニャいます! 11月25日(月)~12月1日(日)までの運勢は?文・占い・章月綾乃 / 原作・イラスト・犬養ヒロ【猫さま占い】vol. 25あなたの月秘数を、猫さまの行動やしぐさで表した8つのタイプに分類して運勢を占います。※月秘数とは、数秘術にバリエーションを加えた猫さま占い独自の占術です。あなたの猫さまタイプは?まずは、あなたの猫さまタイプを調べましょう。タイプの出し方はこちら!あなたはどの猫さまタイプかにゃ?にゃんと幸運! ラッキー猫さまランキング!今週、11月25日(月)から12月1日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!またたびを味わうぐらいの幸運週間です!1位 のび猫さまずっとあなたを悩ませていた重しが取れて、のびのびと活躍できそう。勢いがあるから思いのままに進められますが、あえて根回しとフォローをしっかりやっておくと、味方が増えてよい流れがこの先もずっと定着します。アクティブに動いて、テリトリーを拡大してみるのも、よい考え。知らない場所、海外遠征も、開運効果抜群!恋も、開放的なムードのなかで発展します。晩秋の景色を眺めたり、スポーツ観戦や対戦に誘ったり、特に1対1にならなくても、心が通じ合っていいムードに。愛を囁くなら、広がる景色を眺めながら。狙い目は大型猫さま。開運アドバイス………一期一会! メンバーはその都度、募って!ラッキーポイント……ロングブーツ2位 香箱座り猫さま愛されモード。通りすがりの人にもかわいがってもらえる地域猫のように、人気急上昇中デス。オープンマインドで、みんなに愛想よく振舞ってみて。「そういえば、アレがあった!」ととっておきのおやつやスペシャルな誘いをもらえるはず。オフは、お手入れをしっかりと。トリマー、美容師、エステシャンの手でピカピカに再生!当然、恋もモテ期ですが、こちらはブランド猫っぽくお高めに見せ、もったいぶってみましょう。愛する側から愛される側へ、簡単に力関係をシフトできるはず。愛の舞台は、アートシーンへ。迷ったら、顔で選んで。開運アドバイス………おねだりは、ボディタッチしながら。きっと叶えてもらえます。ラッキーポイント……パチッと留まるアクセサリー3位 まる猫さまイメージは、猫カフェ一番人気のにゃんこさま。黙ってお膝の上に乗る、チョイチョイ前足で気を引いてみるなど、かわいいサービスがウケてあなたの時代がやってきます! ちょっと図々しいかな? と感じても、フレンドリーに振舞ってみて。思いがけない提案、誘いで、いきなり未来が開けそう。通販、お取り寄せも期待以上!恋は、ギクシャク。それ、焼きもちが原因です。愛する人は最優先&特別扱いで差をつけると、わかりやすくゴキゲンになるはず。交際をオープンにするのにもよいタイミングです。新しい出会いは、趣味の一致に!開運アドバイス………時間を決めて集中を。課題も効率よくこなせます。ラッキーポイント……リボン4位 ふせ猫さま深追いのススメ。食い下がってみたり、さらに掘ってみたり……、いつもならほどほどで引き上げるところを、もう一歩、進めてみて。相手が根負けしてすごい結果を出せたり、隠れていた可能性を見つけられたりします。社交は、ずっと会いたかった人に会いに行ってみましょう。懐かしい親しさが、今、必要なヒントをくれます。恋は、ゴロゴロタイム。ごきげんでくっついていけば、本命もリラックスムードに。言いたいことは別にあるかもしれませんが、まず、甘く濃厚な時間を楽しんでおくと、関係も好転します。狙い目は、無口な猫さま。開運アドバイス………読書がツキを強化。仕入れた知識は、すぐ使えそう。ラッキーポイント……ハット5位 オヤジ座り猫さまのんびりして、出遅れやすいみたい。でも、焦って追いかけるより、潔く諦めて一回パスが正解です。次のチャンスは、誰よりも早く飛び出せるし、意外な人の目に留まって、埋め合わせに別の何かをくれたりします。また、あなたを出し抜いたメンバーにも感謝されて、貸しを作れるオマケつき! 損して得を取れるので、焦らずに!おしゃれデートのススメ! 最新スポット、リア充カップルご推奨のコースを体験してみて。マンネリ感が消えて、出会ったころの情熱が戻ってくるはず。フリーの人は、相談やコーチをお願いできる相手が有力候補に。開運アドバイス………ふみふみでお気に入りの場所を作るように、寝る環境を整えると、パワーチャージに。ラッキーポイント……ストール6位 しっぽ巻き猫さまいつもよりもギュッと強くしっぽを巻きつけてしまいそう。本能が警戒を呼び掛けています。図々しい人、ズルい人がいっぱいですから、大事なことは砂かけナイナイで隠してしまいましょう。必要なものは、自然に集まってきますから、売り切れや競り負けでダメでも焦らずに。縁があれば、復活するはず。ワークアウトは熱心に。恋は、急展開がありそう。一度離れていった人が、あなたの良さに気づいて戻ってきます。お試し期間で友達として付き合って最終ジャッジを下すとよさそう。出会い、デートは、温泉などリラックススポットに待ちます。開運アドバイス………ダイエットチャンス。セルフスパルタで、絞れそう。ラッキーポイント……午後の電話7位 よこ座り猫さま猫のこし注意報。あとで食べよう、やろうとしてとっておいたつもりが、片付けられたり、横取りされたりしそう。今週はマイペースでいると、損。ちょっと無理をしても、周囲に合わせて一緒に動きましょう。ただ、人間関係はザワついていますから、必要以上にくっつかなくてもOK! 悪口やグチが始まったら、中座で逃げて!恋は、プライドが邪魔をしそう。でも、リカバリーは効きますから、「やっちゃった」と思ったら、追いかけて「ごめん」と謝って。そこで、意地を捨てられる人が愛の勝利者に。午後8時の進展、出会いに期待を。開運アドバイス………忙しい人がラッキーパーソン。要件のみで、ドロドロなし!ラッキーポイント……カールマスカラ今週の最下位、残念猫さまはこちら…顔を洗って頑張りましょう!8位 お座り猫さま警戒心や不安感から耳が外側に広がるイカ耳モードで、イヤなカンが当たります。「コレは、どうだろう?」、「あんまりイイコトなさそうだな」と感じたら、適当な言い訳でパスしましょう。先延ばしもNG、忘れたころに催促がかかり、今度は逃げられなくなります。本業は、スキを作らず完璧に。見直しと報告で、守りを固く!恋は、慈愛で包めそう。異性の弱さやつらさをわかってあげられるから、深い交流が実現するはず。反面、ダメンズを増長させる傾向もあります。甘やかし過ぎに気をつけて。デートは、無計画プランが楽しめそう。開運アドバイス………時間に正確に! 遅れるとペナルティは予想以上!ラッキーポイント……人差し指のリング、もしくは、ワンポイントネイル来週もお楽しみに~!章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫2匹が人生のベース。犬養ヒロ漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。
2019年11月24日即位パレード「祝賀御列の儀」翌日となる11月11日、上皇ご夫妻は東京国立博物館へお出ましになり、正倉院の宝物などを紹介する特別展をご覧になった。特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」は、天皇陛下の即位を記念して開催された展覧会で、皇室が守り伝えてきた正倉院宝物や法隆寺献納宝物が展示されている。展示品の中にあった中国・唐から伝えられた琵琶「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」の複製品は、宮内庁が8年かけて制作し、今年3月に完成したという。この琵琶の弦には、上皇后さまが皇居で育てた「小石丸」という蚕の繭が使われていた。小石丸は純国産の蚕の品種の一つ。明治から大正初期まではその糸の美しさゆえに珍重されたものの、一つの繭から取れる糸が少量であるために次第に廃れ、皇室でも飼育の中止が検討されていた。しかし平成のご養蚕が始められたとき、もうしばらくこの品種を残したいという美智子さまの願いで、飼育が続けられた品種なのだ。美智子さまは、愛子さまと悠仁さまのご誕生に際しては、自らお育てになった小石丸の絹糸で産着をお仕立てになり、贈られた。また、眞子さまが小学3年生のときには、養蚕についての長い手紙を綴られている。大切に小石丸をお育てになっていた美智子さま。復元された琵琶をご覧になり「使っていただいてうれしい」と笑顔で話されていたという。
2019年11月12日10月29日、親交の深かった緒方貞子さんの葬儀が営まれ、美智子さまは葬儀が始まる前に弔問された。祭壇には上皇ご夫妻から贈られた花が飾られていた。お2人の交流のはじまりは、美智子さまが高校生だった70年ほど前にさかのぼるという。美智子さまの児童文学を通じての知人で、ジャーナリストとして皇室を取材してきたメディア・プロデューサーの渡邊満子さんは言う。「上皇后さまと緒方さんは、先輩後輩であると同時に『サダ』『ミチ』と呼び合われて、上皇后さまが皇室に嫁がれてからも強い信頼関係で結ばれていました。聖心女子大学初代学長のマザー・ブリットは『世の中の役に立つ女性を育てたい』という教育方針を掲げました。上皇后さまと緒方さんは、その方針を体現するように世の中のために活躍されてきたのです。まさに“日本の誇り”とも呼べる女性たちであると思います」緒方さんが国連難民高等弁務官に就任した’91年、クルド難民危機が起こった。湾岸戦争によりイラク国内で迫害を受けた100万人を超えるクルド人が、イラクとトルコの国境地帯に取り残されたのだ。国際条約上、国境を越えなければ難民として支援できない。しかし緒方さんはイラク国内のクルド人への支援を決断。揺るがない人道主義を貫いた。安全な場所から指示を出すのではなく、自ら防弾チョッキを着てイラク北部やボスニア・ヘルツェゴビナといった紛争地に出かけ、大規模な救援作戦を指揮する。その行動力は国際的な尊敬を集めた。そうした緒方さんの活躍を美智子さまも気にかけてこられた。’92年のお誕生日に際しては「この一年で印象深かったこと」として《緒方貞子さんの難民高等弁務官のお仕事》を真っ先に挙げられた。「天皇皇后時代の上皇陛下と上皇后さまは、御所に何度も緒方さんを招かれて世界情勢や国連の活動などについて繰り返しお話を聞かれていました。ご自身たちに何ができるかお考えになって、海外青年協力隊などのボランティアで活動している方たちにお会いになり励まされてもいます」(前出・渡邊さん)緒方さんは『文藝春秋』(’03年11月号)に寄稿した文章のなかで、その当時の美智子さまについて、こう記している。《難民やその地域について、恐らく日本で一番ご理解をいただいていると申しても過言ではないでしょう》日本の皇后として世界の悲惨な現状を心配されてきた美智子さま。日本人として国際平和に貢献し続けた緒方さん。二人はお互いをリスペクトし合っていたのだ。上皇陛下が即位され、美智子さまが皇后になられたのは’89年。緒方さんが難民救済や発展途上国への支援に打ち込まれているのと時期を同じくして、美智子さまも人々の平和と安全を願って、行動を示されていた。上皇陛下とご一緒に激戦の地をお訪ねになり、太平洋戦争の犠牲となった戦没者を全身全霊で慰霊する旅を続けられた。そして、日本が災害に見舞われれば、いち早く被災地に足を運ばれて、多くの被災者を前に膝をつき、同じ目線でお見舞いの言葉をかけられた。その行動は“平成流”と呼ばれ、皇室が国民に寄り添い続けることで、甚大な災害が相次いだ日本を大いに勇気づけたのだ。「美智子さまと緒方さんは自分のことを顧みず、弱者のために力を尽くすことを、人間の最高の美徳として、共通の道を歩まれた女性だと思います。緒方さんが天国に召されたことで、美智子さまはとても大きな喪失感を抱かれていらっしゃるでしょう」(前出・渡邊さん)美智子さまの“涙の弔問”には、緒方さんと夢見た平和への思いもこめられていたことだろう。
2019年11月08日皇后雅子さまの物語を初めてドラマ化する「雅子さま物語」が、美村里江主演で放送されることが決定した。天皇陛下の即位をお祝いするパレード「祝賀御列の儀」が予定されている11月10日(日)、「陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語」を放送。番組では、皇室に嫁がれた雅子さまのこれまでを、実際のニュース映像を交えてドラマ化。外務省を退職し、皇室に入った雅子さまが直面された現実。お世継ぎへの期待が高まる中で体調を崩し、適応障害と診断され長い療養に入られた雅子さまの本当のお姿がドラマによって明らかになる。主演には、大河ドラマ「西郷どん」『カノン』に出演し、2018年に“ミムラ”から芸名を改めた美村さん。ドラマでは、雅子さまをご成婚当時から長年取材する雑誌「週刊チェイス」記者・栗島梓の24歳から50歳までを演じる。演じてみて、美村さんは「皇族と一般の国民との違いを感じさせつつ、同時に親しみやシンパシーを抱く視点。それが今回の栗島梓役の役割だと考え、出演が決まって1点だけ、“脚本内の敬語の徹底”をお願いました。もちろん皇族の方のお話だからということもありますが、私が演じる梓は雅子さまに尊敬の念があり、同性として憧れがあり、さらに記者でもあって言葉のプロでもあります。そういう役どころなので、いつも記事を書いているとそのような言葉遣いも身についていると思うんです。また、話をリードする梓の人物像にリアリティーを持たせることが物語の下支えと考えて、26年に及ぶ彼女の記者経験も大事に演じるよう気をつけました」と思いを明かす。また「先日の台風19号の爪痕は深く、それに伴い10月22日予定だった祝賀パレード延期のご判断があられたと思います。被災なさった皆様へのお見舞いの気持ちも込めて、この作品を少しでも多くの方が楽しんでくだされば幸甚です」と視聴者へメッセージを寄せている。そして、梓の上司で「週刊チェイス」デスク・八神真治を神保悟志、梓と現場で取材をするベテラン皇室カメラマン・杉崎省吾をデビット伊東が演じることも決定した。なお、番組では独自取材によって明らかになった天皇陛下の驚きのエピソードも一挙紹介。そしてトランプ大統領やメラニア夫人が賞賛した雅子さまの国際感覚、その“原点”ともいえるアメリカへ番組取材班が向かう。日曜THEリアル!「陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語」は11月10日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月31日《学校の文化祭に秋篠宮様と悠仁さまが来てめっちゃびびった》そんな興奮のつぶやきが投稿された9月28日、秋篠宮さまと悠仁さまは東京都世田谷区の東京農業大学第一高校(農大一高)の文化祭を見学されていた。「紀子さまは、農大一高を悠仁さまの有力な進学先候補と考えていらっしゃるようです。悠仁さまが通われているお茶の水女子大学附属中学校は共学ですが、附属高校は女子校なのです。すなわち、悠仁さまは高校には内部進学できず、別の学校へ進学されなければなりません。東農大といえば、秋篠宮さまが’08年から客員教授を務め、毎年講義を行っています。さらに、紀子さまの実弟である川嶋舟さんも東農大の准教授を務めています。秋篠宮家にもっとも深い縁がある学校といっても過言ではないのです」(皇室担当記者)しかし、こうした見解に宮内庁関係者は首をかしげる。「東農大は日本で初めて設立された私立の農学校という伝統があります。ただ、箱根駅伝の応援で披露される“大根踊り”が有名であるように、皇族方が進学されるには庶民的すぎる気もいたします。そもそも秋篠宮さまと紀子さまは学習院大学の出身で、お二人の出会いも学習院のキャンパスでした。“縁”という意味では学習院に分があると思うのですが……」学習院関係者が、声を潜めて語る。「紀子さまが悠仁さまを学習院に進学させることは、まずないでしょう。学習院に関する“屈辱の記憶”がおありだからです」悠仁さまは’10年、お茶の水女子大学附属幼稚園にご入園。その際は「自主性を重んじる教育方針」「2年間の学習院幼稚園にはない3年間の一貫保育」が選択の理由とされていたが……。「学習院のOBやOGの間では『秋篠宮さまの学年は優秀ではないのに落第生がいない』と平気で吹聴する人もいるのです」(前出・学習院関係者)すなわち、秋篠宮さまより成績の低い生徒がいなかったために誰も落第させられなかった、という噂話が流れていたというのだ。さらに秋篠宮家への“冷遇”を指摘するのは皇室ジャーナリスト。「眞子さまや佳子さまの在学中、初等科や女子中・高等科の改修工事が続きました。これは、愛子さまを受け入れるための準備でした。古くて評判が悪かった女子部のプールまできれいになりました。愛子さまのご入学にあわせたタイミングでの改修でしたので、秋篠宮家としてはないがしろにされていると感じられたでしょう」眞子さまも佳子さまも、大学は国際基督教大学(ICU)を選ばれた。しかも佳子さまは、一度は進学した学習院大学文学部を中退してまで、ICUに入られた。「当時の教授の話によると、大学側にはほとんど相談もなく退学されたそうです。また、佳子さまが女子高等科に在学されていたころ、紀子さまが学校からの“呼び出し”を受けたことがあり、当時は保護者の間でも話題になりました。学校側にも理由があったのだと思いますが、紀子さまは学習院への心証を悪くされたようです」悠仁さまの進学は2年半後。紀子さまはそれまで、学習院以外の進路を探し続けられる――。
2019年10月10日猫さまを愛する者にはおなじみの”猫さまポーズ”を8つのタイプに分類し、あなたの月秘数で今週の運勢を占ニャいます! 10月7日(月)~10月13日(日)までの運勢は?文・占い・章月綾乃 / 原作・イラスト・犬養ヒロ【猫さま占い】vol. 18あなたの月秘数を、猫さまの行動やしぐさで表した8つのタイプに分類して運勢を占います。※月秘数とは、数秘術にバリエーションを加えた猫さま占い独自の占術です。あなたの猫さまタイプは?まずは、あなたの猫さまタイプを調べましょう。タイプの出し方はこちら!あなたはどの猫さまタイプかにゃ?にゃんと幸運! ラッキー猫さまランキング!今週、10月7日(月)から10月13日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!またたびを味わうぐらいの幸運週間です!1位 おやじ座り猫さま世界は、揺れまくり。一度決まったはずのことが覆ったり、予想外の話が飛び込んだり、猫の目のように状況がくるくる変わそう。でも、乱世を生き抜く力はピカイチのおやじ座り猫さまですから、今週は、「任せなさい!」で、ぐいぐいとみんなを引っ張ることができます。ピンチをチャンスに変える力、今こそ、発揮して!恋は、じゃれあううちに、ふと本気になりそう。今まで単なる友達だった相手が、急浮上することも。あれこれ考えるよりも、その場のムードやノリで動いて大丈夫。ただ、浮気は、混乱のモト。気の迷いは、封印を。開運アドバイス………アイラインをしっかり。気難しい相手も、キャットアイで眩惑できます。ラッキーポイント……コンビニの新商品2位 お座り猫さまフットワーク軽く、ちょこまか動けるし、まわりからも気楽に声がかかります。頼まれたことは、どんどん引き受けてみて。簡単に終わることばかりなのに、すごく喜ばれ、みんなハッピーに。また、普段やらないことや積極的にはのぞかない世界で、意外な才能や適性に目覚めることも! 寄り道、つられ買いにも、幸運が。恋は、つれないムード。でも、あなたに興味がないからでも、愛が冷めたからでもなく、単に、本業や体調で手一杯なせいです。優しく声をかけ、でも、邪魔をせずに放っておけば、意外なタイミングで、声がかかるはず。開運アドバイス………知らない人の会話に耳を傾けて。好情報が隠れています。ラッキーポイント……上下お揃いのランジェリー3位 香箱座り猫さま今週の幸運は、夜行性。日が落ちてから、ラッキーをつかめそう。誰かに会う、何かを見る、聞く、学ぶなど、積極的に活動をしましょう。年齢差のある人とのお出かけにも、よい刺激があります。同世代とは行かない場所、やらないことをリクエストしてみて。本業は、柔軟に。困難に見えても、案外簡単にすり抜けられるはず。ただ、恋は夜目が効きません。間接照明だとステキでうっかり、が、昼に会ったらガッカリ展開には、十分に気をつけて。本命とも、おひさまの下で会うほうが、楽しいし、盛り上がります。デートも早めの撤収を。開運アドバイス………好きなものは、最初に取って。後回しにしてはダメ。ラッキーポイント……トップハンドルバック4位/のび猫さま気分が晴れて、パッと吹っ切れそう。いままで、心に引っかかっていたわだかまりが消えていきます。全然、そんな気分にならない? それは、頑張りすぎが原因です。心身を緩めて、緊張を解きましょう。しっかり寝る、食べる、のんびりすることで、驚異的な回復を実感できるはず! 素敵なアクセサリーを買うのも、運気底アゲに。恋は、もっと本能に従って。好きか嫌いか、生理的なジャッジでいいみたい。たとえ、許されない関係でも、今のあなたには必要な人なのです。接近は密かに、闇夜に紛れて。遠距離ラブは無理をせず、ひと休み!開運アドバイス………何かを見る時は、時計回りで。いい発見がありそう。ラッキーポイント……フラワーモチーフ5位 まる猫さま知らず知らずのうちに、しっぽが足の間に。降参のサインです。気持ちがくじけやすく、強気な人や理不尽な設定に押され、ブラックな条件を飲んでしまいそう。でも、今週はそれで正解です。まわりのワガママを引き受けることで、大きな貸しを作ることが出来るはず。無理難題も、快く引き受けて! オフは、一人の時間が充実。恋も、温度差を感じそうですが、気にすることはありません。ナンカ変と感じても、気にせずにいつも通りに接していけば、次第にムードは改善します。新たに狙うなら、一緒にひなたぼっこできそうな異性。開運アドバイス………行列を見つけたら、並んでみて。きっといいことが!ラッキーポイント……リサイクルグッズ&ショップ6位 よこ 座り猫さましてやられたり! ワナに落ちたり、騙されたり、利用されたり、悔しい思いをしそう。慎重になれば、回避できるのに、楽観や寛容さが裏目に出ます。でも、長い目でみれば、たいしたトラブルではないのでは? いつでもエレガントでパーフェクトなあなたですから、たまのアンラッキーは、親近感を生み、プラスに働くと考えて。恋は、追わせて。ちょいちょいとちょっかいを出して、スキンシップで気を引き、そんなつもりじゃなかったとまんまるびっくり目で見つめ返す、みたいなあざとさがモノをいいます。新たに狙うなら、堅物タイプ。開運アドバイス………合わないものを無理に合わせようとしてはダメ。別の機会に回して。ラッキーポイント……アンクルブーツ7位 ふせ猫さま不機嫌なサイン。荒々しくしっぽを振りたくなりそう。誰かのアラが気になったり、ひと言いいたくなりますが、それは、余計なこと。あえて目を細め、なんなら、ギュッとつぶって、もっと大事なことに時間やお金を使いましょ! テリトリーやポジション譲り、新境地を目指すのも、よい頃合いです。相談するなら、年の近い先輩に。恋は、気のせいではなさそう。さりげなく、か細いけれど、、ラブコールが寄せられています。ただ、あなたが懸念するように、まだ相手も無自覚みたい。ゆるゆる距離を狭めてみて。進行中の恋は、日常の共有がカギに。開運アドバイス………温め美容法が有効。サウナ、お灸ですっきりと!ラッキーポイント……丸テーブル今週の最下位、残念猫さまはこちら…顔を洗って頑張りましょう!8位 しっぽ巻き猫さま目指すは、ふわふわ、もこもこの癒し系。あどけない笑顔、無邪気なじゃれあい、無防備に弱点のおなかを見せちゃうへそ天など、子猫っぽい気分や仕草がハマるし、愛されます。ギスギス、セカセカムードの一週間だけに、さっさと勝負を降りて、かわいがられるキャラ、守ってもらうポジションに徹してしまいましょう。ただ、恋愛面では、ラブリー効果が出過ぎて、余計な縁を呼び込む恐れが。「ま、いっか」とか、「オゴッてくれるというし」的な打算、油断は、転落の始まりと心得て。本命は、1対1で語り合うと、急進展します。開運アドバイス………人に甘く、自分に厳しく! 夜食、晩酌断ちを。ラッキーポイント……透明コスメ来週もお楽しみに~!章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫2匹が人生のベース。犬養ヒロ漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。著書「カラス飼っちゃいました」/ぶんか社
2019年10月06日猫さまを愛する者にはおなじみの”猫さまポーズ”を8つのタイプに分類し、あなたの月秘数で今週の運勢を占ニャいます! 9月23日(月)~9月29日(日)までの運勢は?文・占い・章月綾乃 / 原作・イラスト・犬養ヒロ【猫さま占い】vol. 15あなたの月秘数を、猫さまの行動やしぐさで表した8つのタイプに分類して運勢を占います。※月秘数とは、数秘術にバリエーションを加えた猫さま占い独自の占術です。あなたの猫さまタイプは?まずは、あなたの猫さまタイプを調べましょう。タイプの出し方はこちら!あなたはどの猫さまタイプかにゃ?にゃんと幸運! ラッキー猫さまランキング!今週、9月23日(月)から9月29日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!またたびを味わうぐらいの幸運週間です!1位 香箱座り猫さま大きなチャンスをつかんだり、やりたかったことにゴーサインが出たり、嬉しい変化が起こるでしょう。礼儀正しく、きちんと収まる香箱座り猫さまですが、今週は大きく体を伸ばして自己アピールをして。さらに、楽しみなオプションがつくかも? 社交はハッキリ、ストレートに。正義を貫き、間違いを正すにも、よい時です。恋は、エンタメモード。ライブやイベントで盛り上がったり、テーマパークで非日常の世界を楽しんだりすると、心が近づきそう。新しく狙うなら、ヤリ手の猫さま。強引で身勝手だけど、そのぶん頼れるパートナーに!開運アドバイス………朝型ライフに幸運。大事なことは午前中に!ラッキーポイント……ヘアバンド【猫さま用語】大きく体を伸ばして……威嚇の一種。ヤル気と能力の表れ。2位 しっぽ巻き猫さま美しいしっぽで自分をガードするあなたは、慎重派。でも、今週は、衝動的に動きたくなるし、それが、案外いい結果を生みます。ひと言でいえば、自分らしくないことにチャレンジを。ガラリとイメージチェンジをしてみるのも大成功! 知らず知らずのうちに、身についてしまったパターンを破って可能性を広げましょう。恋は、リサーチが大事。気になる異性の近況、好みに探りを入れてみましょう。有効な接近の口実が見つかるはず。お見合い、紹介も期待できます。片思いの人は、ビヤガーデンや線香花火など、夏を惜しむプランで誘って。開運アドバイス………プチ手土産が、関係を円滑に。ラッキーポイント……ランギバッグ【猫さま用語】プチ手土産……気前よく、エモノをくれる猫さまの習性のひとつ。3位 オヤジ座り猫さま体力、気力、環境、すべてバッチリ整って、スピーディに物事は進んでいきます。ただ、順調な時に限って、不思議とアクビが出てしまうかも? それ、見直しのサインです。期待に応えるために無理をしたり、流れを止めないように妥協していない? まわりは騙せても、自分自身はごまかせません。微調整をかけていきましょう。恋は、受注生産モード。求められれば応える準備はありますが、言われなければ、自分からは動けません。ただ、困ったことに、相手も同じ気分みたい。自分の趣味や用事につきあってもらって。意外に、いい展開に!開運アドバイス………食事は軽く、その分、回数を増やしましょう。調子が出るハズ。ラッキーポイント……リンゴ酢【猫さま用語】アクビ……猫さまは、眠い時、リラックスしたい時、ふてくされている時にアクビをする習性が!4位 まる猫さま「あ! そうか!」がありそう! 歯車がカチッと合って、それまで意味がわからないのにイヤイヤやっていたこと、誰かに言われるまま、続けてきたことに、手応えを得られます。飽き飽きしていても、粘って! おしりを落として、じっくりと構えていきましょう。社交は、先入観で損をしそう。苦手のフィルターを外してみて!恋は、自然体で。通勤路にある気になるお店、看板が、デートのよい口実になりそう。友人、家族の助言は、保守的です。正しいけれど、あなたには不要かも? 出会いは、軽い紹介、引き合わせに。遠慮無用、踏み超えて!開運アドバイス………アンバランスなアイテムが、洗練に。アシメントリー、異素材コーディを意識して。ラッキーポイント……レンタルショップ【猫さま用語】おしりを落として:エモノを前にすると、無意識におしりがそわそわ。落ち着いて!5位 ふせ猫さま母猫モードで、母性本能アップ! 後輩の指導に当たったり、サポートに回ることで、全体がスムーズに進むはず。課題も山積みになりやすい時ですが、子猫を一匹ずつくわえて運ぶ要領で、課題は一度にひとつと決めて取り組むと、早く終わります。オフは、リピーターにツキが。気に入ったお店を行きつけにするチャンス!恋は、良縁は飛び込んでそう。心を閉じているため、相手のサインに気づかず、すれ違ってしまう恐れが。今週は、自意識過剰、勘違いスレスレで、間違いがないはず。接近は、庶民派で。師天地グルメ体験も詰めて!開運アドバイス………自炊にツキが。お財布、体も、ムダを省けます。ラッキーポイント……チェック柄【猫さま用語】子猫を一匹ずつ……安全な場所へ一家で移動、この際、母猫は、子猫を歩かせません。自分で運びます。6位 よこ座り猫さま王族オーラで、君臨できそう。まわりもよく尽くしてくれますから、お任せでラクができます。ただし、ここで人に押し付けたことは永遠にあなたの能力から失われてしまう恐れが! やってくれるから、よくわからないからで、パス&スルーは危険。丸投げせずに、ノウハウや段取り、コツを学ぶ姿勢を忘れずに。休日は、西へ!恋も、おねだりがよく通ります。ただ、愛されること、尽くしてもらうことに慣れ過ぎ、お返しを忘れてしまう恐れがありそう。半返し、または、未来の約束で、もらいっぱなしを防いで。出会い、デートは、水木曜日に。開運アドバイス………ツメを研いで! ネイルアートやケアが、美と説得力の底上げに!ラッキーポイント……利き腕とは逆のバングル【猫さま用語】ツメ……先端を尖らせるのが、猫界の正義、永遠の憧れ。猫さまエッセンスを入れるなら、キラキラさせて!7位 のび猫さま今週は、のび猫返上、ペロペロ猫になりましょ! まず、自分を大事にすること。無理はしない、我慢もしない、大好きな人に優しくするみたいに、あなた自身をいたわって。負担を軽くし、時間にゆとりを持って、グルーミングをしっかりと。家電や愛用品の故障、紛失は、流れが変わろうとしているサイン。買い替えが正解です。恋は、巻き込んでしまうのが一番! 遠くの海を見に行く、秘境の温泉に浸かるなど、逃避行デートに誘うと、意外に乗ってもらえます。人のモノが欲しくなるのは、気の迷い。もっと、若くてよい猫さまが身近にいそう。開運アドバイス………負けるが勝ち。譲っておけば、あとからいいことが!ラッキーポイント……ジェルコスメ【猫さま用語】ペロペロ、グルーミング……気になる時、箇所は、マメにお手入れを。今週の最下位、残念猫さまはこちら…顔を洗って頑張りましょう!8位 お座り猫さまつられて、大惨事になりやすい一週間。大丈夫、イケると励まされてソノ気になっても、登った木から降りられない、カワイイ、素敵とホメたら、自分も買うハメになり大赤字など、思いもよらない方向に人生が振り切ってしまいやすいみたい。予定にないならパスが正解。強引過ぎる猫さまとは、縁を切ったほうが身のため。恋は柔順さがウケる時ですが、なんでもいい、幸せにしてと寄りかかると、重い猫と思われて損をします。相手に選択権を与えつつ、NGをいくつか伝えて控えめな自己主張を。共同作業から生まれる恋には、期待して。開運アドバイス………アイブロウは、スッと力強く! 運気もスムーズに。ラッキーポイント……シューズヒール【猫さま用語】登った木から降りられない……猫さまは、木登りは得意。でも、降りるのは苦手。自分の力量を見極めて。重い猫……扱いにくい、手に余ると思われたら、損。来週もお楽しみに~!章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫2匹が人生のベース。犬養ヒロ漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。著書「カラス飼っちゃいました」/ぶんか社
2019年09月22日乳がん手術から退院された翌日の9月11日、美智子さまは上皇陛下とともに赤坂御所へ向かわれた。紀子さまの53歳の誕生日を祝う夕食会に参加されたのだ。「夕食会には秋篠宮ご一家はもちろん、天皇皇后両陛下と愛子さま、黒田清子さん夫妻も参加したのです。清子さんは上皇陛下とともに、手術当日の美智子さまに付き添われました。また、天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻もお見舞いの言葉をお伝えになっていました。美智子さまはそうした“ご一家総出”のサポートへの感謝をお伝えになったことでしょう」(宮内庁関係者)ただ、退院翌日に夕食会に参加された理由はほかにもあるのではないか、と語るのは皇室担当記者。「国際親善でのご活躍など、天皇皇后両陛下に称賛が相次いでいるのとは対照的に、秋篠宮ご夫妻には、小室さん問題についての責任を問う厳しい声が上がっています。眞子さまは紀子さまに対して口を閉ざし、ご公務についての相談を除けばほとんどコミュニケーションがとれない状況が続いているそうです。小室さん問題に悩む紀子さまを少しでも労いたい、そして眞子さまとの親子仲を取り持ちたいというお気遣いから、夕食会に出席されたのかもしれません」(前出・皇室担当記者)お誕生日に際して紀子さまは、宮内記者会の質問に答える文書を発表された。眞子さまの結婚延期に関しては、推測で答えることを《控えたい》と、回答を避けられたかのように見える。しかし皇室ジャーナリストは、実はこのご回答には重要なメッセージが込められていると語る。「佳子さまの将来については、ご本人に《深く考え、歩んでいくことを期待しております》と綴られていますが、これは眞子さまの現状を念頭に置いたお言葉ではないでしょうか。眞子さまは“深く考えていない”ために小室さんと決別できずにいる、と紀子さまはお思いなのでしょう。そして《成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう》との一節は、誰よりも上皇陛下と美智子さまを思い描いて綴られたお言葉でしょう。優しく見守ってこられた上皇ご夫妻をこれ以上悲しませてはならないーー。それこそが眞子さまの“暴走”を憂慮する、紀子さまからの切実なメッセージなのです」美智子さまはこれまで、結婚については眞子さまの内心に触れる事柄であり、ご本人の決心を待つ以外ないと、辛抱強く眞子さまのお気持ちを尊重されてきた。しかし今年7月、本誌は美智子さまの知人からこんな話を聞いた。「美智子さまは、お孫さまのことが心配だとおっしゃっていました」知人は“お孫さま”が誰かは明言しなかったが、前出の皇室ジャーナリストは言う。「美智子さまは、眞子さまのことを気にかけていらっしゃるのでしょう。親しい知人や側近にさえも沈黙を守ってこられた美智子さまですが、このままでは事態が好転することはないと思い直されたのかもしれません」美智子さまは、’10年のお誕生日に際してこう述べられている。《東宮家、秋篠宮家の家族を私はこの上なく大切なものに思っており、その家族一人一人の平穏を心から祈っています》これは雅子さまの健康や愛子さまの登校不安を心配されてのご発言だが、“小室さん問題”はそれらに匹敵するご家族の危機といっていい。「病身をおしてまで夕食会に参加されたことは、ご家族の結束を何よりも大切にされてきた美智子さまの強い意志の表れでしょう。それは、小室さんを大事に思うあまりご両親に対して心を閉ざし続ける眞子さまにとって、美智子さまからの叱責にも等しいものだったに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)ご家族勢ぞろいの夕食会がきっかけとなり、再び秋篠宮家が一つになる日は来るのだろうかーー。
2019年09月19日「今の愛子さまだよね!?めっちゃラッキーなんだけど!」若い女性の声が上がる。その視線先にあるバスの車窓からは、愛子さまがほほ笑んでいた。夏休みも終盤の『那須どうぶつ王国』園内で思いがけず天皇ご一家の姿を目にした人々は、興奮した様子を隠さなかった。ご静養のために8月19~28日の間、栃木県の那須御用邸に滞在された天皇ご一家。8月26日、同王国に足を運ばれた。あいにく小雨混じりの空模様だったが、愛子さまのお友だち5人とその保護者が合流して動物たちとの触れ合いを楽しまれたのだ。“プライベート”なお出かけにもかかわらず、愛子さまは王国内を歩きながら居合わせた人々に笑顔でお手振りされる“神対応”。80代の男性は愛子さまと握手をしたという。「緊張して何も話せませんでしたが、かわいらしく、とても賢そうなお顔をされていました」同王国の目玉イベントである「バードパフォーマンスショー」は、みんなで並んで観覧。上空から観覧席すれすれにワシやタカ、インコやミミズクが飛んでくると、愛子さまたちは「わー!」「すごく近い!」と歓声を上げて大喜び。そのままぶつかってきそうな迫力に、陛下と愛子さまがそろって頭を抱えられる場面もあった。客席から指名された小3の男の子の腕にタカをとまらせるパフォーマンスでは「これから〇〇くんの腕にタカの爪が食い込んでいくからね~」という司会の男性のブラックジョークに、愛子さまとご友人ばかりか、陛下と雅子さまからも笑い声が漏れた。こうして愛子さまは、高校最後となる夏休みをご友人たちと一緒に満喫されたのだった。
2019年09月06日8月25日、ブータンへのご旅行から帰国された悠仁さま。そのご表情は、今回の旅が充実したものであったことを物語っていた。付き添われた紀子さまも笑顔を見せられたが、このブータン旅行の陰には秋篠宮ご夫妻のとある心配があったと語るのは宮内庁関係者。「実は、最近になって悠仁さまは、秋篠宮ご夫妻に反発する姿勢を見せられるようになっていたのです。たとえばコンサートを鑑賞された際、休憩時間になった途端に悠仁さまが席を立ち、紀子さまの制止を振り切って歩きだされる場面がありました。紀子さまは慌てるように悠仁さまを追いかけていらっしゃったのです。こうした“まさかの行動”も見方によっては順調な成長の証しともいえますが、いまは悠仁さまの“第二次反抗期”かもしれません」秋篠宮家といえば、長女の眞子さまと次女の佳子さまも、秋篠宮ご夫妻への反発をあらわにされている。「小室圭さんとの結婚が延期となっている眞子さまは、いまだに秋篠宮ご夫妻と会話を避けていらっしゃるようです。佳子さまも、今年3月の文書で《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》と記されたとおり、眞子さまの恋を応援されています。小室さんとの結婚を阻止したい秋篠宮ご夫妻は、頭を悩まされています」(前出・皇室担当記者)眞子さま・佳子さま姉妹と秋篠宮ご夫妻の対立は、悠仁さまにも影響することが懸念されると前出の宮内庁関係者は語る。「佳子さまは3月の文書で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》と、ご自身の考えを綴られました。もちろん秋篠宮ご夫妻も、“婚姻の自由”は皇族であってもできる限り認められるべきとお考えです。ただ、悠仁さまの場合はそこまで割り切って考えることができない事情もあります。悠仁さまがご両親への反発から、眞子さまや佳子さまのお考えに近づいてしまうのは、避けなければならないことなのです」現在、皇位継承順位第2位である悠仁さまは、皇室典範が大幅に改正されない限り、将来は天皇となられる。「結婚すれば皇室を離れるお立場の眞子さまでさえ、お相手には“国民の祝福”がハードルとなりました。“将来の天皇”である悠仁さまのお妃となれば、なおさら国民の視線は厳しくなってしまいます。《一個人としての希望》《当人の気持ち》だけではご結婚は難しいということを、悠仁さまには納得していただく必要があるのです」一方で、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、こう指摘する。「悠仁親王殿下のご結婚が難しくなるのは、現在の天皇陛下の次の世代ではただお一人の男系男子だからです。皇統は男系男子で継いでいくとされている現状では、悠仁親王殿下とお妃には男のお子さま誕生という周囲の期待が大きくのしかかります。お妃になる方にかかる精神的な負担は相当大きなものになります」悠仁さまの“天皇への道”は長く険しい――。困難を極めるお妃選びを成功させるためにも、親子の良好な関係は必要不可欠と言えるだろう。「悠仁さまが面会されたブータン国王夫妻は、ワンチュク国王が17歳のとき、なんと当時7歳だったジェツン王妃にプロポーズ。その14年後にめでたく結婚式を挙げました。秋篠宮ご夫妻も、悠仁さまには仲睦まじい国王夫妻のような幸せな結婚をさせてあげたいと思われたかもしれません」(前出・皇室担当記者)なんとしてもブータンご旅行での親子関係修復を……。そんな紀子さまの母心は“反抗期”の悠仁さまに届いたのだろうか――。
2019年08月28日美智子さまが早期の乳がんと診断されたと宮内庁が発表したのは、8月9日のことだった。美智子さまの近況について、親しい知人は心配そうに話す。「私が今年の春ごろにお会いした際、上皇后さまは『5月まで(私の体は)もつかしら、心配なのです』とおっしゃったのです。御代替わりとなる5月まで上皇陛下をお支えし続けることができるのか……。たいへんな過密スケジュールの中で、上皇后さまはそれだけを心配されていました。国民と皇室のために尽くしてこられた60年だったのです。上皇陛下が退位される日まで全身全霊で取り組まれたご負担が、一気にお体の症状として現れてしまったように思えてなりません」上皇陛下とともに、美智子さまは8月下旬に軽井沢と草津で静養され、体力の回復を図られる。そして9月以降に手術を受けられる予定となっている。美智子さまは診断結果を動揺されることもなく受け止められたという。一緒に医師の説明を受けた上皇陛下は「しかるべきタイミングでいちばん良い治療を受けられるように計らってほしい」と話されたそうだ。実は、80代の乳がん患者は増加傾向だという。乳がんに詳しい相良病院臨床研究センター長で乳腺科の柏葉匡寛医師に話を聞いた。「国立がん研究センターによると、’03年からの12年間で80歳以上の乳がん罹患者数は3倍近くまで増加しています。がん全体の罹患者数が2倍になっていることを考慮しても、大幅な伸びです。ただ平均寿命が延び、高齢でも検診に行ける元気な女性が増えたことが患者数増加の要因と思われるので、一概に悪いこととは言えません。早期乳がんとは、腫瘍の大きさが2センチ以内で、リンパ節転移のないものです。手術では腫瘍を部分切除する『乳房温存手術』と、がんが最初にたどり着くリンパ節だけを1~2個摘出する『センチネルリンパ節生検』を行うのが標準的です」美智子さまは6月に心臓弁の逆流症も公表され、両目の白内障手術も受けられた。また、御代替わり前後から急激に体重が落ちてしまったという。次々にお体の軋みが明らかになるなか、84歳での乳がん手術――。前出の知人によると、美智子さまの決断の陰には上皇陛下の愛あふれるお言葉があったという。「上皇后さまは、ご退位後の上皇陛下と静かに過ごすことを楽しみにされていました。それだけに、乳がんという宣告には、やるせない思いでしょう。昨今、上皇陛下は上皇后さまに『あなたと結婚してよかった』と、何度も何度も繰り返しおっしゃっているのだそうです。上皇陛下の愛情が何よりの支えになり、手術と闘病への後押しになっていることと思います」ご退位後、上皇陛下との“愛の新生活”でさらに強まった夫婦の絆が、病魔を乗り越えるための原動力になっているのだろう。手術後には、どういった生活を送られることになるのだろうか。前出の柏葉医師に聞いた。「美智子さまはご高齢であるからこそ、術後には早期に離床され、1日も早く術前と同じ生活レベルに戻すようなリハビリテーションが重要です。また乳がん手術後、再発のリスクを少しでも抑えるには肥満と体重増加に気をつける必要があります。バランスのよい食事と、適度な運動習慣を取り入れることが大切です」上皇陛下が’12年に心臓のバイパス手術を受けられた際には、美智子さまがリハビリをサポートされていた。「上皇陛下も7月には脳貧血でお倒れになり、体調は万全ではありません。それでも、美智子さまを支えたいという上皇陛下のお気持ちは強いはずです」(皇室担当記者)あふれる夫婦の愛で、病魔にもきっと打ち勝てるはず――。
2019年08月26日