新婚にも関わらず「バツイチ」と偽ってマッチングアプリを始めたあかりさん(仮名・27歳)。そこで出会った真さん(仮名・34歳)と不倫関係になるも、次第に金の無心をされるように。彼に言われるがままお金を渡していたものの「他の女性と結婚を考えている」とあっさり捨てられてしまって…。悲しみに暮れるあかりさんにさらなる悲劇が襲いかかります。本気で不倫をしていただけに、あかりさんにとって別れは相当つらいものだったと言います。でも、彼に「バツイチ」と嘘をついていたので「うまくいっていたとしても後々揉めたかもしれない」と考えるようになったのだとか。離婚を考えていたものの、夫(高史さん・仮名・29歳)にはまだ何も言っていなかったので今まで通り生きていこうと思ったそうです。急に元不倫相手から連絡が…そこで聞かされた驚愕の事実とは?「ある日、元不倫相手から突然LINEが届きました。そこには『今度の週末空いている? 』『大事な話がある』と書いてあったので、私はてっきり復縁話だと思ったのですが…。会うなり彼は『俺は詐欺に遭っていたんだ』と切り出したのです。話を聞くと、有名女優の名を語る女性に要求されるがままお金を渡したり、高級品を貢いだりしていたのだとか。おまけに『彼女とは一度も会ったことがない』と言うじゃないですか。結局彼は、結婚願望につけこんだ詐欺師にお金を吸い取られていたようです。ひとしきり話すと『今まで借りていたお金を返さなくてもいい? 』『俺も被害者なんだよ』と彼は開き直って…」あかりさんは、元不倫相手の態度を目の当たりにして一瞬頭が真っ白に…。なぜかと言うと、彼にお金を渡すために夫婦の貯金を切り崩していたからです。とにかく返金するよう彼を説得しようと思ったところ、焦りからボロが出てしまいます。「私は『有名人と簡単に交際できるわけないでしょ』『だいたい会ったこともないのに結婚話が出るなんておかしい』と彼を責めたんです。すると『だまされた俺も悪かった』とうなだれたので、その表情に心が揺れて『私も夫婦で貯めたマイホーム資金が底をついてしまったのよ』と本音が出てしまって。その言葉を耳にした彼が『君も俺をだましていたのか…! 』『既婚者だなんて聞いていない』と怒り出し…しまいには大ゲンカになってしまいました」元不倫相手に「既婚者」とバレたことで、お金の返済は明らかに滞ってしまいます。気がつくと彼とは音信不通になっており、あかりさんは徐々に家計のやりくりができなくなったそうです。夫に不倫がバレて…すべてを失った妻の悲しい結末「彼に贅沢をさせてもらっていたので、派手になる一方の私に夫は不信感を抱いていたようです。ある日『家を建てる資金がなくなっているじゃないか…』『一体どういうことだ! 』と夫に問い詰められて。私は、不倫相手のために夫婦のお金に手をつけたことを謝罪し、彼とはもう終わっていると事実を伝えたのですが…。『相手と別れたからと言って、すべて許されるはずがないだろう』と夫に責め立てられました」その結果、夫に家を追い出されてしまったあかりさん。突然のことに行く当てもなく、とりあえず実家に帰ることにしたのだとか。「すると『不倫していたというのは本当か』と両親に問い詰められました。なんと、夫は先回りして私の実家に不倫を密告していたのです。私が事実だと認めると『もう家にあげることはできない』と言われ、その場で両親に絶縁されてしまって…。生きていくために職を探したものの簡単には見つからず、今までしていたパートでどうにか食いつなぐ日々。不倫相手にいい思いをさせてもらったので、私は金銭感覚が完全に狂ってしまい、生活レベルを下げることができずお給料が入っても散財ばかり。その後夫と離婚することになり、慰謝料も払わなければならないのに…どんなに働いても一向に暮らしは楽になりません。私の自業自得とはいえ、この先どうなるかわからない不安に襲われています」不倫をしたが故にすべてを失ってしまったあかりさん。夫を裏切り、不倫相手にも嘘をついていたのだから、この結果は当然の報いと言えますね。これからどんなに辛くても自分のしたことをすべて背負って生きていくしかありません。©Kiwis/Getty Images©kyonntra/Getty Images文・菜花明芽
2023年04月15日「新婚」と聞くと幸せなイメージがわきますが、実のところ悩みを抱えている人は少なくありません。今回は、結婚して間もないにも関わらず、不倫に陥ってしまった27歳女性のエピソードをご紹介します。念願かなって結婚したものの…夫への愛が冷めて不倫へ長年片思いしていた相手と結婚したばかりのあかりさん(仮名・27歳)。一見幸せそうに見えるものの、ひょんなことから出会った真さん(仮名・34歳)と不倫関係にあると言います。あかりさんは、なぜ結婚早々他の男性に心を奪われてしまったのでしょうか。「結婚して初めて気づいたのですが、夫(高史さん・仮名・29歳)は何から何までとにかくうるさい人なんです。例えば『今月食費かかり過ぎじゃない? 』『疲れて帰って来たのに、夕飯が出てくるのが遅い』などと叱られることは日常茶飯事。最初は期待に応えようと思ったものの、彼の理解のなさに愛情は徐々に冷めていきました。そんな時、私は寂しさからマッチングアプリを始めることに…もちろん既婚者なので、本来利用すべきでないことはわかっていたのですが…。そこは『バツイチ』として登録することで好きな人ができたら、夫と離婚すればいいと考えて。やがて、私を丸ごと包み込んでくれる年上の真さんと出会ったのです。夫とはまるで違う彼に私がのめりこむまでそう時間はかかりませんでした」不倫相手である真さんはとにかく羽振りが良かったと言います。あかりさんが望めば、ブランドバッグをプレゼントしてくれたり、高級レストランに連れて行ってくれたりしたそうです。その影響で、今まで見てきた世界が真さんを通じて一瞬にして変わったのだとか。「この頃になると、周りの人から『きれいになったね』『何かあったの? 』と聞かれることが多くなりました。彼のお金でエステに通い始めたこともありますが、やはり女性として心満たされている部分が大きかったように思います。不倫相手との生活に大満足だった私は、いつしか夫との離婚を計画するように…。彼には『バツイチ』と伝えてあるので、そろそろ話のつじつまを合わせておきたかったのです」しかし、あかりさんの気持ちとは裏腹に不倫は思わぬ方向へ進んでいきます。不倫相手の変貌ぶりに驚愕…彼が放った衝撃の言葉とは?「ここに来て、不倫相手である真さんの様子が一変したのです。『急に親が入院することになった』『財布を失くして困っている』と言っては、私に金の無心をするように…。私も金銭的に余裕があるわけではないので、最初は『自分でどうにかして』と突き放すものの、彼のことが心配になり最終的にお金を渡していました。要求がどんどんエスカレートする中、真さんの自宅で高級アクセサリーを購入したレシートを発見。嫌な予感がして彼を問い詰めると『マッチングした他の女性と結婚を考えている』『君にお金を使ったから、彼女に必要なお金がなくなってしまった』と言われて…。今までのお金の請求すべてが、本命女性に貢ぐための嘘だったのです。その結果、彼から『もうこれ以上、君と付き合う理由はない』と言われ、私はあっさり捨てられてしまいました」言われるがままお金を渡していたにも関わらず、不倫相手に別れを告げられてしまったあかりさん。夫を裏切った上に、彼にも「独身」と嘘をついていたのだから、この結果は身から出た錆と言えるのではないでしょうか。©K-Angle/Getty Images©Yuichiro Chino/Getty Images文・菜花明芽
2023年04月15日不倫をしてしまった女性の中には、「まさか自分が…」と思った人もいるでしょう。そんなつもりはなかったのに、男性の言葉巧みな誘いにのってしまったと後悔しているケースも。そこで今回は、“不倫常習犯が鉄板で使う誘い文句”について、経験のある男性たちに聞いてみました。「相談にのるよ」「恋愛に悩んでいる女性って多いじゃないですか。なかなか出会いがないとか彼氏とうまくいっていないとか、いろいろありますよね。一応僕も、恋愛のいざこざを乗り越えてきています。だから女性に“相談にのるよ”と声をかけると、一気に距離が近くなることが多いです」コウスケ(仮名)/30歳結婚している人は、今はどうであれ恋愛での成功体験をもつ人も多いでしょう。既婚者としてのアドバイスを知りたいと思った結果、つい誘いにのって関係を深めてしまうのかもしれません。「たまには息抜きも必要」「彼氏や夫がいる女性のなかには、ストレスを感じている人もいますよね。いつも同じ相手と一緒にいると、疲れることもあるのでしょう。そういう女性に、“たまには息抜きも必要だよ”と言って飲みに誘うことがあります。すると、だいたいOKがもらえますし、そのままの流れで関係を持つこともあります」シンタ(仮名)/31歳飲みに行く程度であれば問題ないといえますが、不倫を息抜きと考えるようになってしまったらアウトです。何を「息抜き」とするかを見極める必要がありますね。「うちはもう会話もない」「僕は結婚生活がうまくいっているように見えるのか、よく女性から羨ましがられるんです。“そんなことないよ、うちはもう会話もない”なんてちょっと大げさに言うと、だいたい食いついてきます。さらに“寂しい”なんて弱音を吐いたりすると、コロッと落ちる女性もいますね」ヘイタ(仮名)/35歳言葉巧みに同情を買う男性もいるようです。結婚生活がうまくいっているように見えるだけに、そのギャップに興味を持ってしまうのでしょうか。「今のうちにいろんな経験をしておいたほうがいいよ」「最近、マッチングアプリを使う人が増えていますよね。よく女性からも、“会ってみたら写真と全然違った”“変な人だった”という話もよく聞きます。そういうとき、僕は“今のうちにいろんな経験をしておいたほうがいいよ”と言うんです。本当に好きな人ができたときのために、恋愛の経験値を上げておいたほうがいいと。その言葉には“不倫もアリだよ”という意味も込めていて、そうやって女性を誘うこともありますね」ユキト(仮名)/32歳不倫も恋愛経験のうちのひとつだと丸め込んでいるわけですね。不倫を正当化しながら相手の警戒心を薄れさせ、誘いをかけているようです。“不倫常習犯が鉄板で使う誘い文句”をご紹介しました。言葉巧みに誘ってくる既婚男性は存在します。不倫をしても幸せになることはなく、遠回りでしかありません。危険な雰囲気を感じたら即シャットアウトすべきでしょう。©︎Yagi Studio/Yue_/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月06日未希さん(仮名・31歳)は、マッチングアプリで4歳年上の剛さん(仮名)と知り合い、交際を始めました。ところがあるとき、剛さんが左手の薬指につけている指輪を外すシーンを見てしまったそう。ショックを受けた彼女でしたが、その後二人の関係はどうなっていったのでしょうか…。指輪の真相「剛さんが車の中で結婚指輪を外している姿を見てしまったあと、しばらくモヤモヤした感情を抱えていました。真相を知りたいけれど、怖かったんです…。でも、このままではいけないと思い、指輪の件について尋ねました。剛さんは少し黙ってから、“もっと早く伝えるつもりだったんだけど”と言って、既婚者であることを認めました。さらに、“妻とはうまくいっていない”と言うのです。だからマッチングアプリに登録して、現実逃避したかったのだと…。そして、“妻とは別れることになると思う”とも言いました。ただ、口から出るのは言い訳ばかりで、謝罪の言葉はまったくありませんでしたね」指輪を川に向かって投げ捨てて…「それでも剛さんのことが好きだったので、すぐには関係を断ちきれませんでした。でも、別れなければいけないという思いは常にありました。剛さんはそんな私の思いを察していたのか、あるとき“これを捨てるから俺を信じてほしい”と、ポケットから指輪を取り出したんです。私は、“そんなことしなくていい”と止めたんですが、剛さんは川のほうに向かって放り投げました。剛さんなりに誠意を見せてくれたんだと思い、“そこまでしてくれるなら…”と、交際を続けることにしたんです」不倫相手の妻から突然の電話「後日、私のスマホにLINEで電話がかかってきました。イヤな予感…というより、相手が誰かは予測がつきました。出ようかどうか迷いましたが、思い切って通話ボタンを押したんです。やはり、相手は剛さんの妻。怒鳴られても仕方ないと覚悟をしていましたが、その声はとても冷静で、まずは急に電話をしたことを謝られました。そして、“夫のLINEを見て、だいたいの関係は把握している”と言われました。私も、これまでの経緯を伝えました。マッチングアプリで知り合い、既婚者だと知らずに交際してしまったと。すると彼女は、“あなたが初めてじゃない”と言うんです。剛さんはこれまでに何度も同じあやまちを犯してきたと…。さすがに彼女も嫌気がさし、“次で最後だから”と伝えていたとのことでした」指輪は偽物だった…「剛さんが指輪を捨てていたことを伝えると、“それはたぶん偽物です”と言われました。実は以前も、ほかの女性に同じことをしていたそうです。私はすべてを把握し、ようやく剛さんがろくでもない男性であると理解しました。剛さんには彼の妻から連絡があったことは伝えず、密かに彼女と連絡を取り合いました。しばらくして、二人は離婚することに。剛さんは、“ようやく離婚を受け入れてもらえた”と言っていましたが、実際は妻のほうから離婚の話を切り出したそう。慰謝料もしっかりともらえることになったそうです。私が知っているのはここまで。剛さんとはもう関わりたくないと思い、一切連絡を取るのをやめました。本当に無駄な時間を過ごしましたが、今後の教訓になったと思って、今でも婚活を続けています」“いつの間にか不倫に巻き込まれていた女性の告白”をご紹介しました。相手が既婚者だと知らずに出会ったとしても、不倫関係を断ち切れなかったことには変わりありません。しっかりと反省して、いずれは本物の幸せを掴んでほしいものですね。©polkadot/Graphs/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年04月02日不倫の経験がある人は、“あえて既婚者を好きになった”わけではなく、“結果的に不倫になってしまった”という場合が多いのではないでしょうか。未希さん(仮名・31歳)もかつてそんな恋愛をしてしまったひとりですが、彼女の場合は相手の男性に大きな非があったと言います。当時、どんな状況だったのかを語ってもらいました。マッチングアプリ疲れを感じ始めたころ「もう3年以上も前の話です。そろそろ婚活を始めようと、友だちと一緒にマッチングアプリに登録したんですね。最初のうちは、友だちと情報交換をしながら楽しくやっていました。何人かの男性と会ってはみたんですが、実際に会うとイメージと違う人ばかりで…。プロフィールにかなり盛れた写真を使っている人だったり、自分の自慢話ばかりしてくる人だったりと、ガッカリすることの方が多かったんです。マッチングアプリ疲れを感じて、そろそろやめようかなと思っていたとき、ある男性とマッチングしました」相手はメガバンクの銀行員「剛さん(仮名)という人で、年齢は私の4つ上。銀行員をしているとのことでした。メッセージをやり取りすると感じが良かったので、これで最後にしよう…という思いで実際に会ってみました。すると、今まで会ってきた人たちとは段違いにステキな人でした。これまでガッカリさせられ続けてきただけに、救世主のようにも感じましたね。その日から直接連絡を取り合うようになったんですが、マメにLINEをくれて。それがとても心地良く、好意も増していきました。そして、次に会ったときに告白され、交際を始めました」次々に不審な点が…「交際のスタートからしばらくは好調だったんですが、だんだんと不審に思うことが増えてきました。ある日、剛さんが友だちと沖縄旅行に出かけたときのこと。旅行中もLINEでやり取りをしていて、“写真が見たい”と送ったんです。すると、送られてくるのは景色の写真ばかり。“剛さんが写っている写真はないの?”と聞くと、色鮮やかな鳥と撮った写真が1枚だけ送られてきました。そして後日、二人で会ったときです。剛さんは少し日焼けをして、肌の色が小麦色になっていました。会話をしながら、ふと彼の手を見ると、左手の薬指のところに薄っすら白い線が…。“指輪のあと?”と思いましたが、そのときは突っこんで聞くことができませんでした」車の中である光景を目撃して…「そこから1週間ほど経ったころ、剛さんの車で出かけることに。駅で待ち合わせをしたんですが、私は少し早く着いてしまったので、付近をブラブラ歩いていました。すると、駅から少し離れた場所で停車している車の中に、剛さんの姿を見つけたんです。私には気付いていない様子だったので、そ~っと近付いて様子を見ました。そこで、思いがけない光景を目にしたんです。剛さんの左手薬指には指輪がはめられていて、まさに指輪を外し始める瞬間でした。一瞬、意識が遠のきましたね。剛さんが既婚者であると確信し、私はそっと車から離れました…」“いつの間にか不倫に巻き込まれていた女性の告白”をご紹介しました。まさか既婚者だとは思ってもいなかったわけですね。不可抗力ではあるものの、不倫であることは事実。気付いた時点で、関係を断つべきでしょうね。©tomcat/Taka/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年04月02日新婚であるにもかかわらず、仕事相手と不倫を始めてしまった30代の早百合さん(仮名)。夫に不信感を抱かれ、ついに別居へと至ってしまいました。しかしその後、夫婦は予想もしなかったドロ沼へと進んでいきます。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫によって悲劇的な結末を迎えた30代夫婦のエピソードをご紹介します。夫が暮らしていたのは別の女性の家早百合さんの不倫を確信し、家を出て行ってしまった夫。その行き先は、なんと別の女性の家だったそう。アプリで知り合った早百合さん夫婦は、出会ってからゴールインまで3か月ほどしか要しなかったために、お互いの交友関係もほとんど知らない状態でした。「実家にでも帰ったんだろうと思っていたのですが、夫との電話でよくよく聞くと、『実家には帰っていない』と言うので驚きました。どこにいるのか問い詰めたら、『ある女性の家にお世話になっている』と…。その人との関係を聞いてみると『今、付き合っている人』と言い出したのです」自分も不倫をしている早百合さんは、夫からの不意打ちの告白に驚きを隠せなかったものの、強く問い詰められなかったとのこと。そして夫から、「君が不倫をしていることは知っていた。だからお互いさまだろう。この際、慰謝料はナシでこのまま離婚しないか」と提案があったそうです。スピード婚からのスピード離婚「夫との関係を修復したいという気持ちもありましたが、新婚早々ここまでこじれてしまった関係を築き直すのは難しいと思い、離婚に同意しました。それに振り返ると、夫と私は生活スタイルや価値観も違うところが多くて…。スピード婚だったから、相手をよく知らないままに結婚してしまったという後悔もありました。結婚期間が短かったので財産分与もなく、お互い慰謝料を払わずに離婚できるとなれば、ただ結婚前の状態に戻るような感じだと考え、離婚の申し出に応じることにしたのです」そして早百合さんは、結婚から1年もたたずに離婚。現在は、再び婚活に励んでいるそうです。「実は婚活中に困ったことがあって。婚活をしていると婚歴の話になるのですが、1年も満たずに離婚をしているので、理由を聞かれたときの答えに困ってしまうんです。結婚から数年後に離婚した場合であれば不思議に思われないかもしれませんが、すぐに離婚をしているという過去が引っかかる人も多いみたいですね。離婚をしてから、そのことがネックで次の恋人もできません。私が新婚なのに不倫をして、その腹いせみたいに夫も不倫をして、合意の上で離婚した、なんて説明をしても、受け入れてくれる人はあまりいないでしょうから…」配偶者の不倫を知り、腹いせのように不倫を始める人もいます。夫婦双方が不倫をすれば、関係修復の可能性は極めて低くなるでしょう。ほんの出来心からの不倫であっても、家庭を破壊してしまうケースは少なくないのです。©yamasan/Keys/gettyimages文・並木まき
2023年03月26日「仕事のため」と、自分なりに割りきって不倫に走ってしまう人もいるようです。独身時代から不倫を繰り返し、結婚後も不倫をやめなかった30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。マッチングアプリで婚活成就!スピード婚に至ったものの…当時30歳の早百合さん(仮名)は、マッチングアプリで知り合った男性と出会ってすぐに交際し、3か月後に電撃婚。元々結婚願望があったので、スピード婚は願ってもないことだったそうです。理想通りの展開に喜ぶ小百合さんでしたが、実は仕事関係の男性と不倫して仕事を取っていた過去がありました…。「クライアントと不倫を始めたのは26歳の頃から。それから4年近くの間、6人の既婚男性と関係を持っていました。でも30歳を目前にして“そろそろ結婚したいな”と思い始めて…。不倫をしてきた私の過去を知らない人と出会いたいと思ってアプリを始めたら、見た目もスペックも理想通りの相手と出会えたんです」結婚するにあたり、「もう不倫は絶対にやめよう」と心に誓ったと振り返る早百合さん。しかし不倫をしなくなってから、仕事へのモチベーションも下がってしまったそうです。「なかなか営業成績が伸びず、“このままだと仕事を続けていても面白くない”と感じるようになりました。そして“夫にバレなければ、少しくらい不倫をしても大丈夫だろう”と思ったのです。その後、再び見込み客の既婚男性を誘って、体の関係を持ち始めてしまいました」新婚の夫が違和感を抱き…夫婦仲は急速に悪化新婚なのに月に何度も連絡が取りにくくなったり、深夜まで帰宅しなかったりする早百合さんに対し、夫は不信感を募らせていったそう。あるとき、帰宅時間が遅い早百合さんに、夫は「もしかして不倫でもしているんじゃないのか?」と単刀直入に尋ねてきたと言います。「さすがに『はい、不倫をしています』とは言えないので、その場はなんとか誤魔化しました。うまくその場を切り抜けたと当時は思っていたのですが…。夫の不信感は、それから日増しに強くなっていったみたいです。思い返すと、新婚なのに夫婦の営みもほとんどなくなっていて、単なる同居生活のような毎日でした。しかも、それから2か月ほど経ったときに『不倫をしているような女性と結婚生活は送っていけない』と告げられ、夫は家を出ていってしまったのです」不倫をしていることに申し訳なさを感じていた早百合さんは、夫に「離婚したくない」と強く言うことができず、しばらくは別居生活を送るしかないと諦めたそうです。どんな事情があるにせよ、不倫をすれば家庭が崩壊するのは当然といえます。新婚早々に不倫をしていたとなれば、なおのことでしょう。冷えきってしまった夫婦仲を立て直すのは並大抵の努力では済みませんし、別居まで進んでしまった場合には、そこから修復するのはかなり難しいのが現実。不倫のせいで大切なものを見失ってしまえば、取り返しのつかないことになるのです。©yamasan/Eakkarat Thiemubol/gettyimages文・並木まき
2023年03月26日付き合っている男性が実は既婚者だったと知ったら、ものすごくショックを受けるはずです。既婚者であることを隠して女性に近づく男性もいるので、きちんとチェックしておくことも必要でしょう。そこで今回は、独身のふりをして近づく「既婚男性の行動」について紹介します。「休日」は連絡が取れない「昔付き合っていた男性は、休みの日になるとまったく連絡が取れなかったですね。あとから既婚者であることを知り、そりゃそうかって思いました」(30代・女性・出版)既婚者であれば、休日は家族と過ごすことも多いでしょう。休日に連絡が取れなかったり、会えなかったりすることが多い男性は、妻や子どもがいる可能性が大。また、平日の夜になると連絡が取れなくなる場合も、自宅で家族と過ごしているから連絡ができないのかもしれません。「自宅」に入れてくれない「絶対に家に呼んでくれない男性は、めちゃくちゃあやしいなって思います。だから、“ご飯作りに行くよ”と言って反応を見ることもありますね」(20代・女性・不動産)妻がいる自宅に不倫相手を招き入れられるわけがありませんね。かたくなに自宅に入れようとしないのも既婚男性の典型的な行動のひとつ。自宅に招くのを断る理由が曖昧だったり不可解だったりするのなら、ますますあやしいでしょう。また、自宅近辺に行くことすら嫌がる男性も、かなり危険度が高いといえます。「写真」を嫌がる「不倫相手の女性と写真を撮るのはかなりリスキーなので、写真を撮るのは避けますね。どこからその写真が出回るかわかったものじゃないですから…」(30代・男性・音楽関係)写真は証拠として残るものであり、不倫がバレるきっかけにもなりやすいです。最近はSNSに載せられる場合もあるので、既婚男性はなるべく撮りたくないと思うはず。特に、男性が2ショット写真やラブラブな写真を撮るのを嫌がるときは、単に照れているからなのかをきちんと見極めるべきでしょう。「自分のこと」を話さない「結婚しているくせに隠している男性って、とにかく素性を明かさない気がします。踏み込んだ話をするとすぐにそらすのは典型的なパターンですね」(30代・女性・飲食)自分のことをあまり話さないのは、話すとまずいことがあるからなのかも。プライベートを明かしすぎるとどこでボロが出るかわからないので、できるだけ話さないようにするのでしょう。自分のことは濁したり歯切れが悪くなったりする男性は、あなたに言えない何かを隠しているのかもしれません。既婚男性にだまされてしまうと、知らぬ間に不倫にどっぷりと足を踏み入れているなんてことにもなりかねません。あやしさを少しでも感じたら、うやむやにしないで確認するようにしましょう。©zoranm/nensuria/gettyimages文・山田周平
2023年03月25日ひろ子さん(仮名・41歳)は子連れ再婚したものの、娘の結婚を機に元夫である聡さん(仮名・45歳)とのW不倫に陥ってしまいました。しかし、夫の優太さん(仮名・37歳)に浮気を疑われたことで「もうすぐ娘の結婚式だし、不倫関係を清算しよう」と元夫にあっさり捨てられてしまって…。ショックを受けるひろ子さんに、さらなる不幸が襲いかかります。元夫に突然別れを告げられ悲しみに暮れていたひろ子さんですが「これから、何事もなかったかのように今まで通り生活しよう」と思ったのだとか。一時は浮気を疑われ家庭で不穏な空気が流れたものの、この頃には夫の優太さんも何も言わなくなり、穏やかな日々を送っていたそうです。娘の結婚式で夫が仕組んだ衝撃のサプライズとは?「私は『元夫との不倫はもう終わったこと』と割り切って娘の結婚式に出席しました。元夫である聡さんと共に『両親』として紹介され、式は一見順調に進んでいるかのように見えたのですが…。『新婦(桃花さん・仮名・20歳)の育ての親である優太さんから、サプライズがあるそうです』『スクリーンをご覧ください』とアナウンスが流れて。娘の成長を写真で紹介するのかなと思ったら、ベッドで愛を育む男女の映像が流れたのです。それは明らかに私と元夫の姿で…なんとペットカメラによって不倫現場がはっきりと録画されていました」「不倫の疑いは晴れた」と考えていたひろ子さんですが、夫の優太さんは様子をうかがいながら、しっかり浮気の証拠を集めていたのです。ひろ子さんの家では犬を飼っており、ペットカメラが設置してあったものの、それがベッドに向けられているとは知らなかったと言います。「さらに夫の優太さんが『この二人は、私を裏切って不倫関係にあったんです』とマイクを通して発表しました。出席者から冷たい視線を向けられる中、元夫が足早にその場を立ち去ったので、私は『これは何かの間違いです』と必死に言い訳したのですが…。結局娘に『お母さんのせいで私の結婚式が台無しになった』と大泣きされ、両親からは『一体どういうことなの…? 不倫が許されるとでも思っていたの? 』と詰め寄られたんです」今考えると「娘の結婚式で夫がサプライズをするなんてあり得ないことだった」とひろ子さんは振り返ります。連れ子だった桃花さんと夫の優太さんは不仲ではなかったものの、それ程いい関係ではなかったのだとか。夫がひろ子さんの不倫を暴露する場に『娘の結婚式』を選んだのは、そう不思議なことではなかったのです。後悔してももう遅い…サレ夫からの復讐の結果「あの動画が動かぬ証拠となり、私は夫から離婚を突き付けられました。もちろん不倫の代償として、慰謝料も請求されています。その上、結婚式を滅茶苦茶にしたので娘と両親から絶縁を言い渡されて…。いけないことだとわかっていながら不倫に走ったのだから、この結果は『身から出た錆』だと思っています。夫に家を追い出され住む場所もなく、ホテルを転々とする日々。仕事を探すにも、このご時世そう簡単に職に就けるはずもありません。自業自得とはいえ、すべてを失った私はこれからどうやって生きていけばいいのでしょうか…」娘の結婚をきっかけに、元夫との不倫に走ってしまったひろ子さん。今の夫から思わぬ形で不倫を暴露されたことで、周りの人の幸せまで奪う結果になってしまいました。どんなに辛くても、大切な人を裏切ったのだから、今後もその罪を背負って生きていくしかありません。©Eriko Koga/Getty Images©RUNSTUDIO/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月18日一度別れた男女が復縁することを「よりを戻す」と言いますが、その行く末は必ずしも良いものになるとは限りません。今回は、子連れ再婚したものの元夫とのW不倫に走ってしまった41歳女性のエピソードをご紹介します。離婚し子連れ再婚したものの…ひょんなことから愛が再燃し不倫へ数年前に離婚を経験し、その後子どもを連れて再婚したひろ子さん(仮名・41歳)。順調な結婚生活を送っているかと思いきや、現在は元夫の聡さん(仮名・45歳)と不倫関係にあると言います。再婚して幸せを掴んだはずのひろ子さんが、なぜ一度別れた相手と不倫に陥ってしまったのでしょうか。「娘(桃花さん・仮名・20歳)の結婚が決まり『式に父親として出席してほしい』と伝えるため元夫と久々に連絡を取りました。娘が『お父さんに直接結婚の報告がしたい』と言うので、今の夫(優太さん・仮名・37歳)の許可を得て聡さんを自宅へ呼ぶことに。数年ぶりの再会に話も弾み、以前のように家族で楽しい時間を過ごしたんです。そもそも元夫が事業に失敗して、多額の借金を背負ったことで泣く泣く離婚を選択するしかなかった私。もちろん、嫌いで別れたわけではなかったので『仕事がデキる男性』に成長していた聡さんに一瞬で心を奪われて。元夫への愛が再燃し、私からアプローチする形で不倫が始まりました」現在、元夫の聡さんも再婚していたので『W不倫』に至ったと言うことになります。過去に夫婦だった二人の不倫は、そう簡単に周りに知られることはなかったそうです。「この不倫がバレたら一大事になるとわかっていたので、私たちは何事にも細心の注意を払っていました。LINEでも不倫を思わせるような言い回しを避けたり、浮気の証拠となる写真は二人で撮らないようにしたり…とにかく対策は万全にしていて。密会する場所も私の家にすることで、元夫が妻に『娘の結婚式の打ち合わせ』と言いわけしやすいようにしていたんです。その頃は娘の桃花も婚約者と同棲して家に居なかったし、夫の優太さんも出張が多かったので、かえって自宅は不倫するには好都合でした」過去に愛し合った者同士、一気に不倫は盛り上がりを見せたもののひろ子さんにとって予想外の方向へ急展開します。「不倫して数か月経った時、夫の優太さんに『最近、様子がおかしい』という理由で突然スマホを取り上げられました。そこには『また会いたい』『週末空いている?』という元夫との不倫を疑うようなLINEが…。それを優太さんに問い詰められるも『確実に不倫をしているとは言えない』『証拠として甘い』としらを切って。浮気を疑われることは想定の範囲内だったので、どうにか言い逃れをしたんです」危うく不倫がバレそうになったひろ子さんは、元夫の聡さんにこの事実を報告しました。「今後も気を引きしめて不倫関係を続ける必要がある」と言いたかったのだとか。まだ不倫を続けるつもりだったのに…彼が放った残酷な言葉とは?「すると、聡さんは『ちょうど良かった』『もうすぐ娘の結婚式だし、不倫関係を清算しよう』と別れを告げてきたのです。私が動揺して、別れを渋っても『君も夫がいるんだし、今回の不倫は一時の気の迷いだろう』と冷たく突き放されて。最後には『離婚したのだから、もう君に愛情がわくことなんてない』と捨て台詞を吐かれました」不倫相手である元夫にあっさり捨てられてしまったひろ子さん。しかし、お互い結婚しているにも関わらず、不倫関係になったのだからこの結果は当然の報いと言えますね。「人を裏切った上で成り立つ幸せはそう長くは続かない」と身をもって知ることになったひろ子さんですが、悪い流れはここでとどまることなくさらなる不幸となり襲いかかります。©Kayoko Hayashi/Getty Images©Eriko Koga/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月18日結婚を約束した男性がいるものの、職場の上司との不倫に走ってしまった真帆さん(仮名・29歳)。不倫相手である大介さん(仮名・37歳)に夢中になるも、彼の妻にすべてがバレ「君も婚約者がいるのだから、俺とは本気じゃなかっただろう」とあっさり捨てられてしまって…。悲しみにくれる真帆さんに、悪い出来事が立て続けに起こります。不倫相手のスマホからLINEが…その驚愕の相手とは?「スマホの画面を見るとその相手は、なんと彼の妻だったのです。そこには『妻の千鶴(仮名・35歳)です』『夫と不倫していたのはあなたですね』とメッセージが…。さらに『私は夫と離婚しません…! あなたたちを一生引き裂くためです』『意地でも結婚生活を続けます』と書いてあって。最後の『あなたにも必ず天罰が下るわよ』という言葉に、さすがに恐怖を覚えました」彼の妻からの宣戦布告に驚きを隠せなかった真帆さん。「不倫相手は今後離婚することはない」と悟って、やっとこの恋愛に終止符を打とうと決意したのだとか。「私は、大介さんに未練があったものの、妻からの言葉でこの先明るい未来はないと考えるようになりました。不倫をしていても、婚約者である和也さん(仮名・30歳)と連絡は頻繁に取り合っていたので、このまま何事もなかったかのように結婚しようと思っていたのですが…。私の様子がおかしいと帰宅した和也さんにスマホを見られてしまったのです」そこには不倫相手と書いた婚姻届の写真があり、それを見た和也さんは大激怒。真帆さんは「以前片思いをしていた相手で、思い出として婚姻届を書いてもらったの」とその場を取り繕うとしたものの、そんな嘘はもちろん通用しませんでした。「それからはもう修羅場です。和也さんからは『結婚は白紙に戻す』『それじゃ、君は何のダメージも負わないよね』と言われて。何をするのかと思ったら、和也さんはその場でうちの実家へ電話をかけたんです。『僕と婚約しているのに、真帆さんが職場の男性と不倫していました』と両親に暴露。結婚が破談になったと知った両親から電話口で絶縁を言い渡されて…そんな私を見た和也さんは『君はこれくらいの罰を受けて当然だ』と言い放ちました」結婚も家族も失った真帆さんですが「それでもまだ希望を捨てていなかった」と言います。元々仕事人間だったので「これからよりいっそう仕事に力を入れよう」と決意したそうです。仕事に生きようと決意したものの…突きつけられた衝撃の事実「元不倫相手と同じ職場ですが、仕事を第一に考えると彼の存在はそれほど気になりませんでした。私は、会議で新商品のアイディアをたくさん出したり、企画も熱心に取り組んだりして、充実した日々を送っていて。そんな時、社長から呼び出しがあり『もしかして昇進の話かな?』とドキドキしながら出向いたのですが…。急に『よくもうちの娘を裏切ってくれたな! 』と社長の怒鳴り声がして、ドアを開けると元不倫相手の大介さんが泣きながら謝罪していたのです。驚愕する私を見て『彼女が不倫相手だな』とすごむ社長…そこで初めて『彼の妻は社長の娘』だと知りました」後から考えると「仕事ができる不倫相手」も「『天罰が下る』という彼の妻の言葉」も社長の力があるからこそ…そう考えるとここですべての辻褄が合ったそうです。「ちなみに元不倫相手は『彼女にたぶらかされた』と必死にいい訳をしていて…。その結果社長に許されたようで、未だに妻と結婚生活を送りながら『次期社長』として働いています。『仕事に生きよう』と思っていた私ですが、社長ににらまれて出世は望めないし、職場にも上司との不倫がバレてしまい退職することに。結局結婚話もなくなり、実家にも帰れず…自業自得とは言えすべてを失ってしまいました」婚約中に不倫に陥ったことで、大切な人を裏切ってしまった真帆さん。その結果、婚約者と彼の妻を犠牲にして成り立っていた不倫はそう長くは続きませんでした。これからは、自分の悪事が巡り巡って返ってきたと思い、すべて受け入れて生きていくしかありません。©Yuichiro Chino/Getty Images©kuppa_rock/Getty Images©/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月05日「人を裏切って手に入れた幸せはそう長くは続かない」とよく言いますね。今回は、婚約者がいるものの、会社の上司と不倫に走ってしまった29歳女性のエピソードをご紹介します。結婚を約束した男性がいるものの…結局本気になれず…真帆さん(仮名・29歳)は現在婚約中にも関わらず、会社の上司と不倫関係にあると言います。結婚間近で幸せいっぱいの時期に、なぜ他の男性に心奪われてしまったのでしょうか…?「29歳の誕生日に親しい友人だった和也さん(仮名・30歳)から『結婚を前提にお付き合いしたい』と告白されました。彼は真面目で優しい人…恋愛感情はなかったものの『結婚』という言葉に惹かれて。『30歳までには結婚したい』という思いがあったので、軽い気持ちで和也さんとの交際をスタート。すぐに彼は長期出張となり、電話やLINEで連絡を取り合う日々が続いたんです。なかなか会えないこともあって、正直私の恋心にも火がつかなくて…徐々に交際を退屈に感じるようになりました。でも、結婚話はとんとん拍子に進んで、彼が帰ってきたらお互いの両親へ挨拶をすることに。こんな感じで婚約まであっという間だったので…私は本心を和也さんに打ち明けられずにいたのです」婚約は次第に周りの知るところとなり「結婚おめでとう」「彼氏とゴールインだなんて羨ましい」と声をかけられるたび、結婚に迷いを感じていた真帆さんは心が痛んだのだとか。そんな心の隙間を狙ったかのように、真帆さんの前に一人の男性が現れます。「企画部に勤務している私は、自分が関わった商品が世に出ることにやりがいを感じていました。上司の大介さん(仮名・37歳)は企画した商品の数々がヒットする仕事のデキる人。ある日、二人で残業していると『真帆さん、今度結婚するんだって? 』『俺が独身だったら彼氏から君を奪いたいくらいだよ』と思わせぶりなことを言われて…。大介さんにひそかに憧れていた私は、その言葉を真に受けて彼に心を寄せるように。それから惹かれ合う者同士、不倫関係になるまでそう時間はかかりませんでした」婚約者である和也さんに「申し訳ない」という気持ちを抱きつつも、真帆さんは上司との不倫にのめり込んでしまいます。不倫関係にある二人の間には分厚い壁があるので、それによって恋愛がより熱を帯びたそうです。「私は禁断の恋に盛り上がってしまって。彼のSNSで妻の写真を見つけ『ハイスペックなあなたには似合わない素朴な女性だね』と上から目線の発言をしたり…不倫相手と結婚できないなら形だけでもと婚姻届に二人でサインをして、記念にスマホで写真を撮ったり…。今振り返るとかなり浮かれた言動をしていました」そんな気持ちとは裏腹に真帆さんが大切に育んだ不倫愛は急展開を迎えます。妻に不倫がバレて…彼から告げられた残酷な言葉とは?「ある日、不倫相手に『大切な話がある』と呼び出されました。すると『君との不倫が妻にバレた』『証拠もたくさんあるから言い逃れできない』と聞かされて…。彼が言うには、不倫を疑った妻が探偵を雇い『ホテルを出入りする二人の写真』『カラダの関係を思わせるLINE』など、一通りの証拠を突きつけてきたのだとか。結局、大介さんから『もう終わりにしよう』『君も婚約者がいるのだから、俺とは本気じゃなかっただろう』と一方的に別れを告げられたのです」探偵を雇うという行動に出るまでのサレ妻の苦悩を思うと然るべき結末と言えます。人を傷つけて得た幸せは続かないということが、実証されましたね。©Image Source/Getty Images©Yuichiro Chino/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月05日不幸な結末が待っている恋愛なんて、誰もしたくはないですよね。そんな恋愛を避けるためには、不倫に巻き込まれないことも大切でしょう。今回は、不倫を繰り返す男性が「ターゲットにしやすい女性のタイプ」についてご紹介します。親しい友人が少ない「僕は過去に二度不倫をしたことがありますが、どちらの相手も友だちが少ないという女性でした。交友関係が広いと、不倫について誰かに相談をする機会も増えます。人づてに不倫関係がバレる可能性も高くなるので、それは避けたいところ。だから誘うなら、なるべく単独行動が多い女性を選びますね」タスク(仮名)/34歳不倫をしている女性が親しい友人に相談をすることもあるでしょう。妻にバレるのを避けるために、交友関係が狭そうな女性が不倫に誘いやすいと考えているようです。連絡が控えめ「不倫中に困るのは、相手から連絡が頻繁にくること。それにいちいち対応していると、妻の目にも留まりやすくなります。だからあまり連絡をしてこない女性が理想です。できれば、こちらが連絡するまで待ってくれるようなタイプがいいですね」サトシ(仮名)/35歳急にスマホを手放さないようになるのは、不倫を怪しまれる行動のひとつ。頻繁に連絡をしてくるような相手だと、不倫がバレる確率も高まるでしょう。好奇心旺盛で恋愛に積極的「不倫に興味がある女性ってたまにいますよね。そういう女性と関係を持ったことがあるのですが、不倫のスリルを楽しんでいるみたいでした。こっちとしても、好奇心旺盛で恋愛に積極的な女性は声をかけやすいです」シュウイチ(仮名)/38歳許されない行為ではありますが、恋愛に積極的な女性の中には“不倫もひとつの経験”と考える人もいるようです。不倫願望のある既婚男性からすれば狙いやすいのでしょうね。身近に不倫経験者がいる「以前不倫関係にあった彼女が、“不倫経験のある友だちが何人かいる”と言っていました。そのせいか、彼女も不倫に対して抵抗がなかったみたいです。周りもしているから不倫のハードルが低いんでしょうね。僕からすると、そういう女性は誘いやすいです」タカトシ(仮名)/31歳周りに不倫をしている人がいると、そういう話を聞く機会も多く、慣れが生じてくるのでしょうか。「みんなもやっているから」と不倫を受け入れやすくなり、そこにつけこむ男性もいるようです。“不倫男性がターゲットにしやすい女性のタイプ”をご紹介しました。誘ってきた男性が既婚者であることを隠していたというパターンもあります。不倫男性に引っかからないためには、どんなに素敵な男性だったとしても慎重に行動することが大切です。©️Ol’ga Efimova/EyeEm/gettyimages©︎New Africa/shutterstock文・塚田牧夫
2023年02月21日略奪婚したものの、再び不倫に走ってしまった美雪さん(仮名・37歳)。十年お付き合いした不倫相手である裕哉さん(仮名・35歳)の子を授かるも「彼女も妊娠したから、今回は身を引いてほしい」と簡単にフラれてしまって…。悲しみに暮れる美雪さんにさらなる悲劇が訪れます。義理の娘からの信じられない反撃…!不倫相手の裕哉さんと別れたものの、美雪さんはすぐに気持ちを切り替えられなかったと言います。裕哉さんに「私とのことを考え直して」「また会いたい」と連日LINEしてしまったのだとか。音沙汰がなくもう復縁は望めないと諦めかけた美雪さんに信じがたい出来事が起こります。「私は、こうなったら夫と結婚生活を続けるしかないと考えていました。一応、夫婦関係はあったので、夫に『私たちの子どもができたわよ』と伝えればいいと思って…。あれこれ悩んでいたら、普段ろくに口も利かない義理の娘(香澄さん・仮名・25歳)が話しかけてきたんです。『お義母さん、私結婚することになったよ』『お腹に赤ちゃんもいるの』と話ながら、彼氏の写真を見せてくれました。私が『おめでとう、結婚祝いは何がいい? 』と言って写真を見ると、そこには見覚えのある男性の姿が…。なんと義理の娘の結婚相手はかつて私が不倫していた裕哉さんだったのです」驚愕の事実に頭が真っ白になってしまった美雪さん。そこで、義理の娘から容赦なく冷たい言葉が浴びせられます。「『愛する人を奪われた気分はどう? 』『人の家庭を壊して、自分だけ幸せになろうなんて甘いのよ』と言われて…。どうやら私の不倫に気づいた義理の娘が、計画的に裕哉さんに近づいた様子。最初は相手を奪うことが目的だったものの、いつしか二人は本当に愛し合うようになったと聞かされたのです。さらに『彼を私にちょうだいよ』『それが私への結婚祝い』と言われ、もう返す言葉がありませんでした」このままじゃ終われない…! 決死の覚悟で反撃を開始いずれ夫にすべてがバレると思った美雪さんは、思い切った行動に出ます。「さっそく、元不倫相手が結婚の挨拶をしにうちに来ることになりました。私を見るなり、何も知らなかった裕哉さんは顔面蒼白に…。そこで『私と不倫していたのに、香澄さんと結婚するってどういうこと? 』『お腹にあなたの子がいるのよ』とみんなの前で彼との不倫を暴露したんです。すると、香澄さんは『何でそんな嘘をつくの? 』と言って、彼も『今日初めてお会いしたのに、そんなこと言われても…』としらを切って。夫にも『そんなバカな話はない』と怒られて『お前が勝手に浮気をしていたんだろう』と突き放されてしまいました」みんなの前で裕哉さんとの不倫を告白することで、義理の娘である香澄さんに一泡吹かせようとしたのですが…。美雪さんのイチかバチかの不倫暴露は失敗に終わってしまいました。この話がきっかけで夫に不倫の事実がわかり、離婚を突きつけられてしまいます。その後何もかも失い、慰謝料を支払うため身重のカラダで働く美雪さんの元に、香澄さんと元不倫相手の結婚式の招待状が届いたと言います。「出席してほしい」という意味ではなく「あなたとは違って、私たち幸せになります」という皮肉だと理解した美雪さんは、それは辛い思いをしたそうです。しかし、美雪さん自身も人の家庭を壊した過去があるので、自分のしたことがそのまま自分に返ってきたと思い生きていくしかありません。©timotical/Getty Images©Maskot/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月04日「いけないこと」だとわかっていても、一度ならず二度までも不倫に走る人は少なくありません。今回は、略奪婚の末に結ばれた夫を裏切り、さらなる不倫に陥った37歳女性のエピソードをご紹介します。略奪婚したものの…険悪な雰囲気に耐えかねて年下独身男性と不倫美雪さん(仮名・37歳)は過去に不倫し、略奪婚した夫がいます。その一方で、独身の年下男性と十年に渡り不倫関係にもあると言います。好きな人と結ばれたにも関わらず、美雪さんはなぜまた不倫に走ってしまったのでしょうか…?「27歳の時不倫の末に夫と結婚したのですが、彼が前妻との間にもうけた娘を連れてきたのです。子どもの存在は知っていたものの、まさか一緒に住むなんて思ってもみませんでした。ちょうどその頃、義理の娘は思春期ということもあり、とにかく接し方が難しくて…。何か話しかけても『ママからパパを奪ったくせに』と言って、全く相手にしてもらえず。だんだんと家の雰囲気も悪くなり、私は気晴らしをするためすぐに習い事を始めることにしたんです。そこで、十年間お付き合いする不倫相手と出会いました」不倫した後に略奪婚しても、思い描いた幸せを掴めなかった美雪さん。英会話教室である男性と出会うも、自分が既婚者だったこともあり、最初は不倫するつもりはなかったそうです。「当時、一緒に授業を受けていた裕哉さん(仮名・25歳)は、最初から私に対して積極的でした。『この後、食事でもどうですか? 』と誘われても『私には夫がいるから』と断っていたのですが…。『俺は結婚願望がないから、君が既婚者でも構わない』『美雪さんが理想のタイプなんだ』と語る彼に熱意を感じ、徐々に心奪われて。その時、義理の娘の話をしても夫は私に冷たかったので、余計に裕哉さんとの不倫にのめり込んでしまったのだと思います」美雪さんは自分が年上の既婚者なので、その負い目から「好きな人ができたらいつでも結婚していいからね」「その時は私が身を引くから」と裕哉さんに話していたのだとか。しかし、彼が「その気はない」と言うので、そんなことは起きないと安心しきっていたそうです。「ほんの数か月前から、彼の様子に変化が現れました。『夫が出張だから、泊りに行っていい? 』と声をかけても『仕事が忙しい』と言うばかりで、会ってくれなくなったのです。恋人ができたのだと勘づいたものの『彼女を作っていい』と大きなことを言っていたので、嫉妬しつつも我慢するしかありませんでした」不倫相手の子を妊娠…彼に告げられた残酷な言葉とは?「ある日、月経が遅れていたことに気づき妊娠検査薬を使いました。その結果は『陽性』…まだ夫と結婚生活を送っていたものの、不倫の末に妊娠したと告げれば離婚に持ち込めると確信。加えて、お腹の子の親である裕哉さんにもこの事実を伝えれば、彼女と別れてくれると考えて。私はこのことをいいチャンスだと思い、意気揚々と裕哉さんに妊娠の報告をしたのです。でも、彼から返ってきたのは『実は彼女も妊娠したんだ』『以前から美雪さんも言っていた通り、今回は身を引いてほしい』という残酷な言葉でした」なんと美雪さんの妊娠は、不倫相手の恋人と同じタイミングだったのです。彼は当然のように彼女とその子どもを選び、美雪さんはあっけなくフラれる結果に…。最後に「美雪さんは年上だから、物分かりが良くて助かるよ」と裕哉さんに捨て台詞を吐かれ、自分は都合のいい女だったと痛感したと言います。彼の子がお腹にいるにも関わらず、美雪さんは不倫相手にあっさり捨てられてしまいました。©maruco/Getty Images©kieferpix/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月04日大人の余裕と細やかな気遣いのある男性は、多くの女性が「素敵だな」と思うでしょう。そんな男性に出会って夢中になっても、実は彼が既婚者だったというケースも…。そこで今回は、「デートで見分ける不倫男性の行動」をご紹介します。土日に会えない「せっかく仕事が休みなのに、経営者の彼はいつも“土日のほうが忙しい”と言って、なかなかデートができませんでした。仕方なく友達と水族館に行ったら、彼が妻らしき女性と小さい子どもと仲睦まじく歩いている姿を見てしまって…。驚きとショックで、問い詰めることもできませんでした」(Jさん・29歳女性/看護師)仕事だからと我慢していた女性に、あまりにも酷い仕打ち。彼が土日の予定をなかなか確保してくれないのなら、不倫を疑ってもいいかもしれません。いつも終電より早い時間に帰る「“遅くなると心配だから”と言って、終電より早い時間に帰らせてくれる彼に優しさを感じていました。ですが、私もたまにはお泊まりをしたかったので、“今日は帰りたくない”と言ってみたんです。そうすると彼の態度が豹変。“俺、結婚しているから帰るね”と。見送りもなしにその場で解散されたのはショックでした」(Hさん・31歳女性/ライター)終電より早く帰らせてくれる彼に、きっと彼女は「なんて紳士なんだろう」と思っていたはず。それなのに、実は彼には待っている家族がいたなんて…。決して許せることではありませんね。スマホを触らない「私とのデート中にいつもスマホを触らない彼。私とのデートに集中してくれているのかと思いきや、実際は違ったんです。ある日一緒に寝ていると、彼のスマホが明るく光りました。液晶画面を見てみると、“妻”と表示されていてびっくり。彼をその場で叩き起こしました」(Mさん・27歳女性/エンジニア)デート中に彼がなかなかスマホを取り出さないのには、何か後ろめたい理由があるのかもしれませんね。出会った彼があまり自分の私生活を明かさない人なら、既婚者である可能性を考えてもいいかもしれません。時間は有限。不倫するような男性は早めに見切りをつけて、いい恋愛をしたいものです。©MoMo Productions/Liubomyr Vorona/gettyimages文・東城ゆず
2023年01月31日密かに上司の大輔さん(仮名・40歳)と不倫をしていたものの、彼に恋心を抱いていた同僚に社内メールですべてを暴露されてしまった萌さん(仮名・28歳)。さらに、会社での立場を優先する不倫相手に捨てられた萌さんは、ここから畳みかけるように悲劇に見舞われます。周りの目も厳しい…そんな時予期せぬ出来事が…!会社で不倫騒動を起こしたので、萌さんは部署を異動することになりました。心機一転仕事に打ち込もうとしますが、思わぬ邪魔が入ることに…。「異動先で『仕事終わりに二人で飲みに行かない? 』『どんな話でも聞くよ』と男性から誘われることがグッと増えました。どうやら不倫をバラした同僚が『あの子は軽いからすぐに落とせる』と悪い噂を流しているようで。不倫していた自分が悪いのだから、ある程度は仕方ないとずっと我慢していたのですが…。ある日、ランチから戻ると『男性社員に色目を使うな! 』と書かれたメモがデスクに貼ってあったのです。『いつも見ているよ』『最近、男性に愛嬌を振りまいているけれど、もしかして新たな不倫相手を探しているの…?』とだんだんと内容がエスカレート。ずっと無視していたものの、さすがに恐怖を感じるようになって…」萌さんは、こんなことをするのは不倫を密告した同僚に違いないと思い相手を呼び出しました。「彼とはもう終わっているの」「だから、毎日嫌がらせをするのはやめて」と告げたものの、同僚は「何のこと?」と素知らぬ顔だったと言います。最初はしらを切っていると思った萌さんですが、どうやら同僚の仕業ではない様子。「私は犯人を捕まえるべく、ランチに行く振りをしてデスクの近くに身を潜めることにしました。しばらくすると、元不倫相手である大輔さんが部屋に入ってきて、そっとメモを私のデスクに置いたのです。そこで『別れたのに今さら何なんですか! 』と彼に詰め寄ると『他の男とばかり親しくするからだよ』『君は俺だけを見ていればいいんだ』とニヤリ。それを見て背筋が凍る思いでしたが、彼の行動はどんどん大胆になって…」元不倫相手がストーカーに…! 彼の最後の裏切りとはその日を境に、帰宅すると「おかえり」と電話してきたり、家の前で待ち伏せしていたり、大輔さんはストーカーそのものに…。身の危険を感じた萌さんが警察を呼んだこともあったのだとか。注意を受けるとその場を去るものの、次の日になると姿を現すいたちごっこが続いたそうです。「数日後『警察沙汰になったせいで妻に不倫の過去がバレた』『すべて君のせいだから、苦痛を伴った俺に慰謝料を払え』と彼から一方的にLINEが送られてきて。『あの不倫は二人とも納得の上だったはず…』と思ったけれど、これ以上彼を刺激するのも良くないと考え、沈黙を続けることにしたんです。すると『彼女にはきつく言っておいたから、これできっと慰謝料を払ってもらえるよ』と彼から意味不明のメッセージが…。それは、私から慰謝料を取って妻とやり直そうとしている彼の誤爆LINEでした。私が不倫をしたので自業自得ですが、彼からこんなしっぺ返しを受けるとは…。今も職場では針のむしろです」その後、萌さんは慰謝料を払うことになり、多忙のため転職先も見つけられず、生活のため辛抱して今の会社に勤めるしかありませんでした。これも全部自分で蒔いた種なので、すべて受け入れて生きていくしかありません。©yamasan/Getty Images©BBuilder/Getty Images文・菜花明芽
2022年12月29日本来仕事に専念するはずの職場で、不倫に走ったがためにすべてを失うことは少なくありません。今回は、秘かに育んだ不倫関係を思わぬ形で暴露された28歳女性のエピソードをご紹介します。相談にのってもらううちに…いつの間にか上司と不倫関係に萌さん(仮名・28歳)は上司である大輔さん(仮名・40歳)と数年にわたり不倫をしていると言います。最初は仕事の愚痴を聞いてもらう程度だったものの、徐々に深刻な悩みになるにつれ二人きりで会うようになり、最終的に不倫関係に陥ったそうです。「今まで恋愛経験もそう多くない私が、既婚者の男性を好きになるなんて思いもよりませんでした。当時は、不愛想な大輔さんのことが苦手で…。ある日、私が資料作りに手間取っていると『仕事が遅い』『何をしているんだ! 』と彼に叱られ、その厳しい言葉に涙ぐんでしまったのです。すると『ごめん、ちょっと言い過ぎた』と慌てた様子を見せ、それからまるで別人のように私に優しく接してくれるように。そんな彼のギャップに惹かれ、仕事の悩みを相談し始めて。その後、思いが通じて不倫関係になっても、結局私は自分に自信が持てず…。親しい同僚だけに真実を打ち明け、彼とのことを相談していました」それでも、不倫相手と長い時間を共にすることで「愛されている」と少しずつ実感できるようになったのだとか。彼から「そろそろ妻に別れを告げようと思う」と言われ、萌さんはこのまま無事にゴールインできると信じていたのですが…。ひょんなことから足元をすくわれてしまいます。社内メールで上司との不倫を密告される…! 一体誰がそんなことを?「ある日、出社するとみんなから冷ややかな目線を向けられました。何事かと思ったら『社内メールであなたの不倫が暴露されたのよ』『これは本当のことなの?』と職場の人に問い詰められて。急いでメールを確認すると、そこには私と不倫相手が手をつないでホテルに入る写真が添付されていたのです。動かぬ証拠をつきつけられ、もう逃げられないと思い『上司と不倫関係にあるのは事実です』と白状するしかありませんでした」しかし、萌さんは不倫を暴露した相手に心当たりがなく「誰がこんなことを?」という疑問で頭がいっぱいに。なぜなら、二人は不倫関係がバレないようなるべく遠方で会っていたからです。そのタイミングで、いろいろ相談していた同僚がやって来て…。「突然『不倫がバレた気分はどう? 』『私の方が先に彼のことが好きだったのに、それを奪ったあなたが悪いのよ』とゾッとするような言葉をかけてきたのです。まさか、私が信用してすべてを話していた同僚が不倫密告の犯人だったなんて…。同僚の気持ちに気づかなかったことで、知らぬ間にかなり恨みを買っていた様子。さらに、不倫相手には『会社での立場が危ういから』とあっさり別れを告げられてしまいました」信頼していた同僚に不倫をバラされ、萌さんは愛する彼からも簡単に捨てられてしまいました。©K-Angle/Getty Images©xijian/Getty Images文・菜花明芽
2022年12月29日あなたの周りに、不倫をしている人はいますか?他人事と思っている人も、実は心当たりがある人も、周りの人の不倫事情が気になるという方は多いのでは?今回は、身近な不倫から想定外のびっくり不倫事情まで、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「みんなの不倫事情」についてご紹介します!女性約200人に聞いた!みんなの泥沼不倫エピソード3選不倫と聞くとどんなイメージをお持ちですか?後ろめたかったり、こっそりする行為と思われがちですが、少し事情が違うケースもあるようですよ。今回は、そんな不倫のリアルな事情について、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました!子どものお迎えは不倫相手「子どもを同じ習い事に通わせているママさんが、自分の子どものお迎えを不倫相手の男性に頼んでいると話していました。そしてすごいのは、その子どもの血縁関係があるのは迎えに行っている不倫相手の男性なのだそう。周りの人も、みんなその人が本当のパパだと思い込んでいるようです…。実際の夫は夜遅くまで働いていて、不倫相手がお迎えに行っていることも、我が子が不倫相手の子だということも知らないはず」(30歳・その他)映画やドラマでもなかなかなさそうな設定の話。堂々と、かつバレずに不倫しているなんて、すごすぎる…。でも確かに、お互いの生活が見えにくい都会なら、実際のパパと不倫相手の男性と二人いても、バレないで済むこともあるのかも?実はママ友の夫と思っている相手も、本当は違っていたりすることもあるのかもしれません…。不倫旅行を、妻が空港でストップ「知り合いの女性のお話ですが、彼女の夫が不倫相手と海外に行くのをかぎつけ、空港にこっそり行って引き留めたそうです。その場は、かなりの修羅場になったのか、詳細は聞けませんでしたが…。その後、二人は別居したようですが、しばらくして、戻ったはずです」(35歳・専門職)不倫旅行に妻にバレバレな状態で行こうとするのもすごいですし、それを空港で妻からストップされる修羅場感もすごいですが、それからまた夫婦関係が戻ったという事実もすごい…。男女の関係というのは、本当に奥深く予測不可能な領域ですよね。堂々と不倫を暴露するママ友「同じ児童館で知り合ったママさんと初めてランチに行った時。初めてのランチだし、たわいもない子育て話をするものと思っていたら、『先日スーパーであった私の夫、あれ、実は不倫相手なの〜。もうすぐ6年よ〜』と当たり前のように秘密を暴露され衝撃。さらに、『Aちゃん(私)のところは大丈夫?不倫されていない?』と、不倫をしている立場にも関わらず、私の夫が不倫していないか心配までしてくれました(笑)。不倫ってこんなに身近で堂々とかつ長期間行われるものなのかと、かなりの衝撃でした」(33歳・その他)不倫は、あまり堂々と他人に公言するものではないイメージを持っている人も多いと思いますが、なかには、なんの後ろめたさもなく堂々と不倫をしていることを話してしまう人たちもいるようです。巡り巡って夫にバレてしまいそうですが、ガードゆるゆるな状態で長年不倫を続けているのにもびっくりですよね。想像以上に多い?現代の不倫事情いかがでしたか。実際にどれくらいの人が不倫しているのかはわかりませんが、今回ご紹介したようなお話を聞くと、想像以上に不倫が巷に溢れているのかもと思ってしまいますよね。また、不倫を堂々と話す人がいるのも驚きでした。皆さんの周りはどうですか。実は、意外なところで不倫ドラマが繰り広げられているのかも…しれませんね。©Michael Heffernan/Getty Images©Antonio_Diaz/Getty Images文・オリ子
2022年12月26日夏奈子さん(仮名)は新婚1か月で夫の浮気を知り、その後も短期間で不倫を繰り返す夫に苦慮しました。結婚2年目を迎えたときに我慢の限界を迎えた夏奈子さんは、ついに夫に制裁を下すことに…。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚2年で3回も不倫をした夫にウンザリ「結局夫の浮気癖は治らず、私が知っているだけでも2年間で3人の浮気相手がいました。私にバレて相手と別れても、またどこかで次の相手を見つけてくるんです。夫はお酒をあまり飲まないことから飲み会に行っている様子はなかったので、アプリやSNSで知り合っていたのかもしれません。結婚2年目に入る頃には、浮気症の夫に対して私はウンザリしていて。本来は妊活を始める予定でしたが、そういう気分にも到底なれませんでした。すでに夫婦はレスでしたし、私は毎日夫にイライラした気持ちを抱えながら生活をしていました」このまま結婚生活を続けていいのかと真剣に悩んでいた矢先、会社の業績の悪さを理由に夫の降格と減給が決定。夫婦の経済的な基盤までも危うくなる事態が訪れたそうです。「それまでは共働きでお互いの年収は同じくらい。そこそこの暮らしをしていましたが、夫の降格と減給によって私のほうが年収が高くなりました。夫は趣味の釣りにお金を使う人なので、減給によって趣味にかけられるお金が減ることにショックを受けていましたね。でも、私はそんな夫を見てもちっともかわいそうだと思えなくて。むしろ“離婚するなら今なんじゃないか、今なら彼に更なるダメージを与えられるのではないか”と考え、離婚を決めたんです」離婚により生活水準は激下がり。泣く泣く愛車も手放した元夫「私が離婚を切り出すと、夫はかなり抵抗しました。でもそこまでの2年間に、知っているだけで3回も浮気が発覚していましたし、証拠も集めていたので、夫が離婚を渋ったら調停や訴訟をしてでも離婚するつもりでした。何度かの話し合いの末に夫も離婚を認め、無事に協議離婚が成立。きっちり慰謝料ももらいましたよ。減給になっていた夫にとって、慰謝料の支払いとシングルで生活を始めるための資金準備は相当しんどそうでしたけど、それこそが私からの制裁でした。今、元夫は趣味の釣りに行くために持っていたマイカーも手放さざるをえず、ワンルームのアパート暮らしで質素な生活を送っているらしいです。夫婦共働きだったときとは比べ物にならないほど地味な生活を強いられているようですが、彼が浮気をしなければこんなことにはなっていませんから。自業自得だと思いますね」結婚すればすべてが安泰とばかりに浮気を繰り返す夫もいます。しかし夏奈子さんのように、もっとも夫へのダメージが大きいタイミングで離婚を切り出し、制裁とする妻もいるでしょう。夫への愛情がすでに消え、復讐心だけになったときには、意外と冷静に判断できる女性も少なくないのかもしれません。©Naoyuki Yamamoto/chachamal/gettyimages文・並木まき
2022年12月24日千晶さん(仮名・32歳)は、夫の幸徳さん(仮名)のLINEを見てしまったことをきっかけに、夫がマッチングアプリで複数の女性と会っていたことを知ります。そのなかの一人の女性に電話をかけ、夫ともう会っていないことを確認。いったん状況は落ち着いたものの、その後、二人の関係はどうなっていったのでしょうか?夫の帰りが遅い理由「“もう女性とは会っていない”という夫の言葉が事実だと確認できましたが、それからも帰りが遅くなる日が続いたんです。それで、やっぱり何かあるのかもしれない…と思って、再び夫を問い詰めました。“会社に連絡して聞くよ?”とちょっと脅すように言うと、“実は、オープンしたばかりの友人の飲食店を手伝っているんだ”と言います。“うちの会社、副業NGだから誰にも言わないようにしていた”と…」お店へ事実確認に行って「真実味のある理由でしたが、今までのこともあるので、本当かどうかを確認するために、夫が働いているというお店に友人を誘って行ってみたんです。そして実際に、夫がお店で接客しているのを確認できました。夫は学生時代に飲食店のアルバイトをしていたので、慣れた感じでてきぱきと仕事をこなしていました。夫の言っていたことが本当だったとわかって、疑ってしまったことを申し訳なく思いましたね。なので、不倫の代償にブランドバッグを買ってもらうという約束は、保留にしました」秘密の口座から毎月10万円の振り込みを…「ある日、私がひとりで家にいるときにハサミを探していて、夫の物が入っているラックの引き出しを開けたんです。そこで、見覚えのない夫名義の預金通帳を見つけました。通帳を見た瞬間、なんだかイヤな予感がして…。勝手に見るのは悪いと思いつつ、おそるおそるその通帳を開いてみたんです。そこには、夫が3か月連続である人に10万円を振り込んでいる履歴が。“これは絶対に何かある”と直感し、過去の不倫が関係していると思ったんです」夫の語る真実「その夜、帰宅した夫を問い詰めたところ、“実は…”と真実を語り始めました。以前、マッチングアプリを通じて会っていた女性のなかに、既婚者がいたそうです。その女性の夫に不倫がバレて、慰謝料を請求されて支払っているのだと…。金額はなんと100万円。私に知られないように、一刻も早く返済したくて副業を探していたところ、友人から飲食店の仕事に誘われたのだそうです。マッチングアプリで出会った女性たちと縁を切ったのも、慰謝料問題にまで発展したからでした。これで全てが明らかになりましたし、自業自得です。なので、保留にしていたブランドバッグもしっかり買ってもらいました」“夫が複数人と不倫していた妻の告白”をご紹介しました。夫はすでに、不倫相手の夫から制裁を受けていたんですね。それを妻に気づかれないように、隠し通そうとしていたわけです。ですが、まだ何かを隠している可能性がありそうな気もします。せめてこれ以上、罪を重ねないことを願うばかりです。©RUNSTUDIO/Indeed/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月21日結婚後にパートナーの浮気や不倫が発覚し、裏切られたことのある人もいるでしょう。千晶さん(仮名・32歳)も以前、ふとしたきっかけで夫の不倫に気付いてしまったそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。たまたま夫のLINEを見てしまい「ある夜、夫の幸徳(仮名)と二人でレストランに行ったんですね。そこは、QRコードをスマホで読み取って、スマホから料理をオーダーをするタイプのお店でした。夫のスマホで注文していたのですが、途中で“何か頼んどいて”と私にスマホを渡してトイレに行ったんです。一通り注文できたので画面を消そうとしたところ、LINEの画面が出てきました」複数の女性とやり取りした履歴が「夫はLINEからQRコードを読み取っていたのでしょう。私は悪いなと思いつつ、やり取りしている人の一覧を見てしまいました。すると、何人もの女性らしき人とやり取りをしていて…。しかも、“会いたい”“いつにする?”といった内容も見えたんです。夫がトイレから戻ってきたので慌てて画面を閉じて、スマホを返しました。夫から怪しまれることはなかったのですが、信じられないものを見てしまってすごくショックでした」マッチングアプリのアイコンを発見「その後、夫の帰りが遅くなることが増えて、ときには夜の12時近くになることも…。“仕事だから”と言うんですけど、LINEを見たあとなのでそんなの信じられません。夫のLINEを見てしまってから1か月後、再び夫のスマホを見る機会がありました。スマホの画面には、マッチングアプリのアイコンがあって、“これだ!”と思ったんです。夫はマッチングアプリで複数の女性と出会い、不倫していると確信しました。それで、夫を問い詰めたんです」履歴から女性に電話をしてみることに「夫は最初、アプリを使ったことがあるとは認めましたが、女性と会っていることに関しては否定。ですが、私がLINEを見たことを告げると、“ごめん”と言って白状しました。私が予感したとおり、マッチングアプリで女性と出会い、そのうちの何人かとホテルにも行っていたそう。ただ、“今は全員切ったし、もう誰とも会っていない”と言います。ですが、そんな夫の言葉が信じられなくて…。疑っていると、“誰でもいいから電話してみろよ”と言われて。ここであやふやにしてはいけないと思って、LINEの履歴から適当に女性を一人選んで電話をかけたんです。電話に出た女性は最初こそ狼狽えていましたが、事情を説明すると理解してもらえました。そして、その女性からは“1度会っただけでもう会っていない”と言われて、夫への疑いは一応晴れました。ただ、女性と会って不倫していたのは事実です。離婚するつもりはなかったので、罰として20万円近くするブランドバッグを買ってもらうことにしました」“夫が複数人と不倫していた妻の告白”をご紹介しました。夫が複数の女性と会っていたと知って、千晶さんは相当なショックを受けたはず。既婚者でありながら、マッチングアプリを利用している時点で、立派な裏切り行為。そのうえ何人かとは肉体関係を結んでいたのですから、決して許されることではありません。©Oscar Wong/whitebalance.oatt/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月21日【実は身近にある不倫】シリーズ、民法709条違反となる不倫が実は身近でも起こっています。野々原なつめが見聞きした不倫の実録について綴っていきます。今回はサレ夫が語る、不倫妻の義母の驚きの行動について。【実は身近にある不倫】義母も不倫していた不倫親子38歳会社員の祐介さん(仮名)の妻が不倫していると発覚したとき、義母が妻を怒るかと思いきや、なんと返ってきた言葉は驚くべきものでした。「義母から『男なんだから女の不倫、1回くらいは見逃しなさいよ』と言われたんです。この家族は感覚がおかしいと思いました」そして離婚した祐介さんは以前、元妻が言っていたある言葉を思い出します。「ママがこの間、不倫相手の男の人からブランドのバッグを買ってもらっていた」と言っていたのです。親も不倫すればその子どもも不倫に対してのハードルが下がるのでしょうか。元義父は出張が多く、それをいいことに元義母は不倫をしやすかったのかもしれません。離婚後、元妻は悲惨な状況に陥りました。「元妻はもともとメンヘラっぽい性格でした。でもエセメンヘラという感じで、メンヘラを語るのです。それで、離婚後はお金にも困っているし誰かにかまってほしかったらしく、Twitterに『死にたい』と毎日のように書き込み、市販薬のパッケージの写真を載せて『オーバードーズしたけど死ねなかった』と投稿していました。でもこれはただのかまってちゃんで本当はオーバードーズなんてしていません。オーバードーズなんてしていたらパートも育児もできませんから。悲劇のヒロインぶっているだけでした」また、元妻は不倫したことを一部のママ友に話していました。祐介さんは「不倫のことを話したら子どもたちがいじめられるかもしれないじゃないか!」と激怒。そしてこのかまってちゃんの投稿。そんな元妻からはだんだんとママ友が離れて孤立していっているようです。不倫相手の男は犯罪者!祐介さんは不倫相手の男のことも調べ始めました。まずはTwitterのDMでコンタクトを取り、不倫の事実を認めさせました。そして本名も聞き出し、本名でネット検索をすると、数年前、性犯罪で逮捕されていた事実が明らかになりました。逮捕された際のネットニュースも顔写真付きで出てきました。「こんな危険な男と不倫していたなんて…その時は娘に被害が及んだらどうするんだと恐怖と怒りに震えました」そして、不倫相手の男を訴えようと大手法律事務所に相談すると、その男は生活保護受給者で慰謝料は取れないと言われてしまいました。「不倫発覚の際、義母から『あなたの稼ぎが悪いからお金のある男の人のもとにいっちゃうのは仕方ないわよね』と言われました。でも実際は生活保護受給者で元妻に経済的援助をできるわけがありません。そのことを義母に伝えると、何も言い返せずに黙っていました。親子そろってなんとも配慮のない言動です。元犯罪者の不倫相手ですが、現在はもう元妻と関係を断っているのが不幸中の幸いです。©laindiapiaroa/Getty Images©RUNSTUDIO/Getty Images取材・文 野々原なつめ
2022年12月03日婚活アプリで出会った男性とトントン拍子で交際が進んだものの、同棲後に彼が既婚者であることを知ってしまった文香さん(仮名)。相手を独身だと信じて疑わず、結婚前提で同棲をしていただけに、かなりのショックを受けたそうです。30代婚活女性が、独身と偽ってきた交際相手にどんな制裁を下したのか、ご紹介します。「離婚するから待って」と懇願する彼「彼が既婚者であることがわかり、じっくり話し合いを進めると、『必ず離婚するから待ってほしい』と言い出しました。そして彼から、妻との間に子どもがひとりいることや、妻がメンタルの不調を理由に仕事を辞めてしまったので、すぐに離婚するのは難しいと言われました。彼の境遇に同情はしましたが、だからといって、独身と偽って私と同棲していることは許せる話ではなく…。その後も、しばらく彼と一緒に暮らし続けましたが、仮に彼が離婚したとしても、大きな嘘をついていた彼を許せる自信がありませんでした。それに、“そもそもそんな男と結婚しても幸せにはなれない”という結論に至ったので、私は彼に制裁を下すことにしたんです」彼の妻にコンタクトをとり、彼を引き取ってもらうことに彼との別れを決断した文香さんは、彼に「家から出て行ってほしい。別れたい」と告げたそう。しかし、彼はなかなか別れ話に応じてくれず、家から出ていく様子もなかったため、文香さんは次の手段に出ます。「彼の妻の連絡先を調べて、直接連絡をしました。メンタルが不安定とは聞いていましたが、私も彼と暮らしていくのはもう限界だったんです。なので、妻に事情を話し、彼を引き取ってもらいたいとお願いしました」彼の妻に実際に会った印象を「メンタル不調には全然見えませんでしたし、私と彼が同棲していると知っても怒ることはなく、『うちの夫が迷惑をかけて申し訳ない』と平謝りでした。法的には、私は“不倫をしている立場”だったので、謝られたのはとても意外でした」と、文香さんは振り返ります。そして、妻は責任をもって彼を引き取ることを約束。その言葉通り、1か月後には文香さんの家に彼を迎えに来て、嫌がる彼を無理やり連れて帰ってくれたそうです。「彼の妻と何度も電話で打ち合わせをして、彼が私のところに戻ってこないよう、最大限の協力をしてくれました。本当は彼に慰謝料を請求したい気分でしたが、奥様が私に全面的に協力してくれたことや、私に不倫の慰謝料を一切請求しようとしてこなかったことから、私も穏便に解決できるよう努めました。今は平穏な日常を取り戻せましたが、心身ともに疲れてしまったので、しばらく婚活はお休みしようと思っています。婚活に焦っていたから、相手の素性をよくチェックしないで同棲に進んでしまったんだと反省しました。今は婚活よりも自分の好きなことをして、自然な出会いがあればいいなと願っています」とんとん拍子に物事が進んでいるように見えても、とんでもない落とし穴が隠れていることもあるようです。文香さんのケースでは、彼の妻の理解ある行動によって穏便に解決できたことが、不幸中の幸いだったのかもしれません。©PonyWang/Puttipat Aneakgerawat/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日出会ってから同棲や結婚に至るまで、驚くほどスピーディに話が進むことは珍しくありません。出会って4か月で同棲に踏み切った文香さん(仮名)も、そのひとり。しかし、独身だと思っていた恋人が、実は既婚者だったと発覚し、想像もしなかった展開を迎えたそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。アプリで出会って意気投合!すぐに同棲へと発展文香さんは婚活目的で登録したアプリで3歳年上の男性とマッチング。メッセージのやりとりをするうちに、「価値観が合う」と感じたことが決め手となり、すぐにデートの約束をしたそうです。「実際に会ってみて、さらに“いいな”って思って、初対面で彼への気持ちが強まりました。初回はお茶をしただけでしたが、相手も同じ気持ちだったようで、すぐに食事の誘いが。2回目のデートで、私から告白して付き合うことになりました。その日のうちにホテルへ行き、体の関係も結びました」「運命の出会い」と信じて疑わなかったという文香さん。相手の男性とは週に2~3回、デートをするようになっていったそうです。「付き合って2か月目に入った頃に、彼から『一緒に暮らしたい』と言われて、即OKしました。もともと婚活中だったので、とんとん拍子に結婚まで進みそうなことがうれしくて。まだ相手のことをよく知らないという不安は少しだけありましたが、それ以上に“結婚できるかもしれないチャンスを逃したくない”という思いのほうが強かったんです」交際4か月目で同棲!しかし彼に不審な行動が目立つように「付き合って4か月目に同棲がスタートしました。最初のうちは、変に感じることもなかったのですが、1か月もすると、行き先を言わずに休日の朝から夜遅くまで家を空けることが増えてきて。また、家にいるときはスマホの通知音を切っているなど、不審な行動が目につくようになりました。“もしかして、私のほかにも付き合っている女性がいるのかもしれない…”と不安になりつつも、調べる術がなくて、何もできずに時間だけが過ぎていきました。そういった行動以外にも、同棲をしているのに、彼がなかなか住民票を移さないことがとても気になっていたんです。ある日、『住民票を移したほうが、いろいろと便利じゃない?』と彼に提案すると、大喧嘩になってしまったこともありました」すでに事実婚に近い状態で一緒に暮らしているのだから、行政サービスを受けるにしても住民票は一緒にしたほうがいいと、軽い気持ちで提案した文香さん。しかし彼は、この提案に烈火のごとく怒りだし、「なんで俺のことを管理しようとするんだよ!」と大声で怒鳴ってきたそうです。そんな彼の様子を不審に思った文香さんが、「何か隠しごとがあるんじゃないの?」と問い詰めると、彼が既婚者であることが発覚。家庭を持っているのに、アプリで出会いを求め、同棲までしていたのです。出会いを目的としたアプリで知り合っても、相手が独身であるとは限りません。ちょっとしたことでも、気になることがあれば、交際や同棲に進む前にしっかり確認することが重要です。「彼に限って、まさかね」とやり過ごした結果、文香さんのようにとんでもない災難に見舞われるケースもあるようです。©Yulia-Images/toondelamour/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日シングルファザーと不倫していたものの、彼から「実は妻が二人目を妊娠していて、俺は上の子の面倒を見ていただけ」と真実を告げられた麻衣さん(仮名・26歳)。不倫相手から一方的に別れを告げられ、悲しみに暮れていた麻衣さんにさらなる悲劇が襲いかかります。月経が遅れ…妊娠検査薬に加え産婦人科でも結果は…彼との別れで辛い思いをした麻衣さんは、気持ちを切り替え夫と生涯を共にしようと考えるようになったと言います。しかし、定期的にきている月経が遅れ、猛烈な眠気と強い吐き気に見舞われることが多くなったそうです。もしかして妊娠…? 不倫相手と関係を持っていたこともあり、麻衣さんはすぐに妊娠検査薬を試すことにしました。「妊娠検査薬の結果はやはり陽性でした。それでも信じることができず、産婦人科に行ったところ妊娠を告げられたのです。すでに夫とは冷めた関係にあったので、不倫相手の子どもに違いないと思いました。私は焦って『二人の子どもを授かった』『お願いだから帰ってきて』と彼のSNSにメッセージを送信。すると、不倫相手は驚きつつも『君のことが心配だ』と思わせぶりな言葉を返してきて。これを機にLINEでのやり取りが復活し、再び彼と人知れず愛を育むことに…。そのうち自分も離婚をして、彼を妻から略奪しようと考えるようになったのです。その時は、お腹の子が生まれるのが彼の離婚よりはやくなっても実家に頼ればいいと考えていました」そんなある日「パートが終わったら話があるから早く帰ってきて」と夫の翔太さん(仮名・29歳)から麻衣さんのスマホに連絡が入りました。夫とは普段ほとんど会話をしないので、自分の不倫がバレたのかもしれないと思いつつも、麻衣さんは落ち着くまで何があろうとしらを切ろうとしたのですが…。「帰宅すると、そこには目を疑うような光景が広がっていました。夫から呼び出された彼が『申し訳ありません! 』『お願いですから、不倫していたことは家族に黙っていてください』と涙ながらに土下座していたのです。夫は最近私の様子がおかしいと興信所に調査を依頼し、少しずつ不倫の証拠を集めていたと言います。そのため、不倫と同時に私が妊娠していることもすでに夫は承知済み。目の前で自己保身のために謝罪する彼に私の愛も冷めていきました」もう不倫相手とは完全に終わったと思ったら、一気に焦る気持ちが湧いてきた麻衣さん。これからお腹の子をどうやって育てればいいの? と考え、とっさに嘘をついてしまいます。「『確かに妊娠はしているけれど、彼の子どもでなくあなたの子なのよ』『私のことを信じて! 』と夫にすがりついたんです。もちろん『この期に及んで、まだそんな嘘をつくなんて』と夫の怒りを買ってしまって。とっくの昔に、私たちは関係を持つことをやめていましたから」嘘を重ねる妻に怒り心頭の夫がとった行動とはさらに夫は、麻衣さんを連れそのまま実家に乗り込みました。何も知らない彼女の両親に不倫と妊娠の事実を赤裸々に語るためです。「そこから大変な修羅場でした。父からは『なんてことをしてくれたんだ! 』と怒鳴られ、母に『翔太さんに悪いと思わないの? 』と泣かれてしまって。結局『すべて麻衣が悪い』『私たちはもう縁を切るから、一人で子どもを育てなさい』と突き放されてしまったのです。それから、すぐに夫と離婚しました。ひたすら謝る彼が情けなくて不倫はそこで終わったものの、実家頼みだった子育てを一人ですることに…。もちろん、私が不倫したのですから夫に慰謝料を払うことになっています。でも、これから先子どもにもお金がかかるし、私が働いても家計は火の車になるとわかっているのですが…。軽い気持ちで不倫相手に興味を持ったがために、私の人生は完全に狂ってしまいました。何より、子どもに『なぜうちにはお父さんがいないの?』と聞かれた時、自分が悪いだけにどう事実を伝えればいいのかわかりません」人を裏切ったうえで手にした幸せは、そう長く続かないことが多いのではないでしょうか。ほんの少しの気の迷いで人生が台無しになることもあるので、くれぐれも不倫には手を出さないようにしましょう。©yamasan/Getty Images©Patravat Muangmee / EyeEm/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日些細なことから不倫に走り、あっという間に夢中になって、結果的に修羅場をうまく切り抜けようとして足をすくわれることは少なくありません。今回は、不倫相手に大事なことを隠されていたという26歳女性のエピソードをご紹介します。不倫相手はシングルファザー…子育てに一生懸命な彼に惹かれて麻衣さん(仮名・26歳)は夫がいるにもかかわらず、29歳のシングルファザーの男性と不倫関係にあると言います。結婚三年目ですでに夫婦仲が冷め切っていたこともあり、麻衣さんが子ども思いの彼に惹かれるまでそう時間はかからなかったそうです。最終的に離婚して、不倫相手の子どもを自分の子として育てたいとまで思うようになって…。「不倫相手とはパートを始めたお惣菜屋さんで出会いました。毎日のように通う彼から『今日のおすすめは何ですか? 』とよく話かけられていたんです。そのうち『息子を一人で育てているのですが、自分は料理が苦手で』『でも、おいしいものを食べさせてあげたいんです』と語る姿に自然と好感を抱くように…。私から『もっと話がしたいので、仕事が終わるのを待っていてもらえませんか? 』と声をかけ、そこから一気に二人の距離が縮まりました」自分は既婚者だからと何度か不倫を思いとどまろうとしたものの、彼と一緒にいる時間は麻衣さんにとって特別なものでした。最初は不倫相手が両親に子どもを預ける形でデートしていたのですが、シングルファザーの彼のことを考え子どもと三人で会うようになったのだとか。当初はよそよそしかった彼の子どもが、だんだん自分に懐いてきて「可愛い」と心から思うようになったそうです。不倫相手と突然連絡が途絶えて…SNSで名前を検索して知った衝撃の事実とは「しかし、ある日を境に不倫相手と連絡が途絶えてしまいました。LINEの返信がなく不安でいっぱいになり、SNSで彼の名前を検索したところ、笑顔で映る写真が出てきたのです。そこには不倫相手と子どもだけでなく見知らぬ女性の姿が…。さらに「久々に家族で出かけました」と書いてあり、彼がシングルファザーというのは真っ赤な嘘だと発覚。私はあまりのことに、その事実を受け止めることができませんでした」他に連絡方法が思い当たらなかった麻衣さんは、その真偽を確かめるためSNSから彼にメッセージを送ることにしました。優しかった不倫相手がこんな嘘をつくなんて、よっぽどの理由があるに違いないと思ったのですが…。「すると、彼から『ごめん、実はシングルファザーじゃないんだ』『妻が二人目を妊娠していて、つわりがひどくて俺が代わりに子どもの面倒を見ていただけ』と信じられない返信があったのです。そこで、自分が都合よく子育てを手伝わされていたのだと気がついて。さらに『もう終わりにしよう』と告げられ、燃え上がるような不倫はたった数か月であっけなく終了。彼にまだ未練があった私は、それから毎日泣いてばかりの日々を送りました」ひょんなことから不倫を始め、周りが見えなくなる人は珍しくありませんが、そこに必ず幸せな結果が待っているとは限りません。順調に思えた彼との関係が、麻衣さんのように一瞬で崩れ去ることも…。どんなに相手に惹かれたとしても、結婚している以上踏み入ってはならない道があることを覚えておきましょう。©Kayoko Hayashi/Getty Images©yamasan/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日既婚男性からの、危険な不倫のお誘い。「自分は断り切れる勇気がない」と思っているのなら、最初からターゲットにされないよう注意するのも大切です。そこで今回は、既婚男性に「不倫OKなのかな?」と勘違いされる言動をご紹介します。■ 2人きりで会う「彼にはもう奥さんがいるから、私には手を出さないだろう」と、2人きりで会うことをOKしてしまうのは危険です。いくら相手が既婚男性でも、あなたを女性として見ている場合は十分あります。何度も2人きりで会うのをOKしてしまうと、「僕に気があるのかな」と思われてしまうかも。また、仕事の上司と部下の関係で仕方なく会っていたとしても、そう思われないとは言い切れません。相手が既婚でも、なるべく2人きりでは合わない方がいいですね。■ 趣味に興味をもつ釣りやプラモデル、料理にドライブなど……。趣味のある男性は多いですが、その魅力を奥さんに理解してもらえることは少ないようです。ですので、奥さん以外の女性が自分の趣味に興味をもってくれると、すごくうれしく思うみたい。また、こちらとしては趣味に興味があるだけでも「俺自身にも興味があるのかな」と勘違いしてしまう場合も。人の話を聞くことは大切ですが、あまりにも興味を示しすぎるのは危険かもしれません。■ LINEを長く続ける「向こうがLINEしてくるから……」と、既婚男性とLINEをダラダラと続けるのもオススメできません。長くLINEが続くだけで、「特別な関係になれた」と勘違いする男性もいるようです。とくに奥さんに構ってもらえていない男性は、返信してもらえるだけで喜んでしまうかも。だからと言って、LINEを無視するのはこちらとしても気が引けますよね。業務連絡以外の返信を遅らせたり、短い言葉で返信したりすると、相手も諦めてくれるかもしれません。■ ターゲットにされないように…いくら結婚しているとはいえ、相手はまだまだ恋愛する気があるかもしれません。油断せずに、「俺に気があるのかな」と思われないようにしましょう。彼氏や好きな人がいることをアピールしてみるのもオススメです。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年11月03日不倫をすると、なによりもパートナーや家族への発覚を恐れるでしょう。バレないようにいろいろと工作をする不倫常習犯もいます。麻衣子さん(仮名・34歳)も、かつて不倫をしていた際、ある巧妙な手口で夫からの発覚を逃れたそう。どんな方法を使ったのか、当時の状況とともに詳しく話を伺いました。不倫相手との出会い「4年ほど前、ある男性と不倫をしていました。それは、夫の親友でもある、大輔さん(仮名)という方でした。出会ったのは結婚前。夫の友人たちが集まっている場に、私が連れて行かれたときでした。5~6人で集まってお酒を飲んでいるところで、紹介されたんですね。そのとき、大輔さんとは縁があるような、なんとなくまた会うような予感がしました。その1年後です。私は保険会社で働いているんですが、担当している企業の忘年会に参加したとき、大輔さんと偶然再会しました。大輔さんは、その企業の下請け会社の人で、私と同じように招かれていたそうです」夫の親友と不倫関係に…「忘年会が終わってすぐ、大輔さんからLINEが来ました。以前にグループLINEを作っていたので、連絡先を知っていたんですね。“飲み直しませんか?”ということで、2人で別の店に。そこで、大輔さんが私に対して、“また会う気がしていた”と言うんです。私も同じ印象を受けていたと言うと、一気に距離が縮まりました。その時点で私はもう結婚していました。そこまでの関係で思いとどまろうとはしたんですが、流れを止めることができず…。不倫関係に堕ちてしまいました。それからも大輔さんとは定期的に会っていたのですが、関係が半年ほど続いたころ、夫が怪しむような素振りを見せ始めたんです」LINEを覗こうとする夫「ある日、夫と外食をして、家に戻ってきたとき。ワインを飲み過ぎてしまい、すぐに寝てしまったんですね。夜中、ふと目を覚ますと、夫が私のスマホをいじっているんです。LINEを覗こうとしているんだと気づきました。大輔さんとの関係が怪しまされたらまずいと、かなり焦りました。結局、ロックを解除できなかったようで覗かれることはなかったんですが、何かごまかすための策を講じなければいけないと思いました」不倫発覚を逃れた巧妙な手口「当時、私は会社の後輩の男性に、食事に誘われていました。いつも軽くあしらっていたんですが、あるとき誘いを受け、食事に行きました。でも、彼とはそこまで。あとでLINEで、楽しかった旨を伝え、“でも夫が1番大事だから”と送りました。そして後日、夫と一緒に家にいるとき、わざとスマホのロックを解除したままトイレに行きました。数分だけスマホを放置したんです。戻ってくると、微妙にスマホの位置がずれていました。おそらく夫がLINEを覗いたんでしょう。大輔さんとのやりとりは消去していたので、後輩とのLINEを見たはずなんです。それからは、夫が怪しむような素振りを見せなくなりました。むしろ、私に対して優しくなったようにも感じました。こうして、私の作戦は成功したのです」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。わざと夫にスマホを覗かせるとは、なんと大胆で巧妙な手口なのでしょう。しかし、一時的にだませたとしても、必ずバレてしまうのが不倫です。不倫によって人生を壊してしまう人はたくさんいます。決して不倫には手を出してはいけないのです。©yamasan/Fajar Kholikul Amri/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月07日軽い気持ちではじめてしまった不倫も、周囲にバレて大問題になってから「あんなことをしなければ良かった」と後悔する男女は少なくありません。今回は、不倫をして大きな代償を払うことになってしまった3人の男女の話を紹介します。慰謝料の振り込みが夫にバレて…「知人の男性との不倫がバレたときのことです。その男性の妻とは慰謝料は150万円の支払いを月々3万円の50回払いにすることで決まり、私の夫には知られないように許してもらったんです。しかしこっそり支払っていたら、夫に通帳の明細を見られて「なんであの人に毎月振り込んでるの?」と突っ込まれてしまい、不倫していたことがすべてバレてしまいました」(28歳/女性/通販業界/既婚)その後、子どものことを考え夫とは離婚に至らなかったそうですが、やはりバレてしまってからの夫婦仲は「最悪」とのこと。身近な相手との不倫は、周囲の人間関係も壊してしまうのでしょう。離婚原因を妻のせいにしたのがバレて…「僕は離婚をしたので、新たに恋人を探そうとしていたんですね。そして、マッチングアプリで知り合った女性と真剣に付き合ったのですが、偶然彼女の友達が僕の元妻の知り合いだったんです。離婚原因はぶっちゃけ僕の不倫だったんですが、彼女には『元妻が浮気した』と嘘をついていて…。それがすべてバレてしまい、信用できないとフラれてしまいました」(33歳/男性/アパレル業界/独身)アプリで知り合った相手だから嘘をついてもバレないだろう…と思っていたのが、意外なところでバレてしまったケースも。そもそも「この人、怪しい」と疑われていたから、友だち経由で裏を取ろうと思われた可能性もありますね。隠したいと思ってもバレてしまうリスクがあるからこそ、不倫には手を出さないほうがいいのでしょう。養育費の支払いがキツくて…「5年前に、僕の不倫が原因で妻とは離婚したんです。慰謝料と養育費の一部前払い、財産分与で800万円支払うことになって。一部は借り入れで払いましたが、毎月の返済の支払いがキツくてキャッシングで帳尻を合わせることも多かったんです。リボ払いの利子も膨らんでいるし、正直、この先恋愛どころではないという感じです」(34歳/男性/IT関連企業勤務/独身)不倫された元妻の立場からすると、「そのくらい苦しんでくれて当たり前、私たちはもっと傷ついたのよ」というところかもしれません。とくに子どもがいる状況での不倫や離婚となると、慰謝料の支払いは切っても切り離せない問題になってきます。不倫で失うもの。それは慰謝料などお金の部分でも大きいですが、何より「他人から信用されなくなる」というほうがダメージが大きいかもしれません。不倫の真っ最中は楽しくても、バレたときには「周りに誰もいなくなり、残ったのは借金だけ」となりかねないのです。安易な気持ちで手を出すものではありませんね。©Photo by Rafa Elias/boonchai wedmakawand/gettyimages文・清 仁美
2022年09月29日