ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認め、さらにヘラヘラしながら離婚届も提出済だと衝撃的な告白をしてきたのです。ようこさんに相談もなく、離婚届を提出したと言うタク男。しかも、「離婚を子どもが知ったら傷つくから」と、ようこさんには慰謝料を我慢するよう言いました。 そこへタク男を溺愛する両親が到着。義父は今回の件はすべてタク男に責任があると認めますが、タク男には謝罪を促すだけでした。 憎しみの気持ちでいっぱいになるようこさんですが、子どもたちが傷つくことだけは避けようと離婚を拒否します。タク男は不倫相手ともう一度話し合うと言いますが、罪悪感もないのか、ヘラヘラするばかりでした。 一難去ってまた一難 ようこさんはひとまず子どもたちと帰宅しますが、翌日タク男から話合いのための連絡が入ります。 その日の晩、ようこさんは「自分が絶対的に正しい」と言う実母との嫌な思い出を夢に見たことで胸騒ぎを覚えます。 翌日、話合いのため子どもたちを妹のたえに託したようこさん。しかし、あろうことかタク男は、不倫相手との子どもを連れて来たのです……! 「どうしてこんな酷いことができるの……?」 ようこさんは家を飛び出し、しばらくたえの家に身を寄せることにしました。 その間タク男からの接触はなく、義両親だけがようこさんを心配して何度もたえの家を訪れるのでした。 ようこさんとの話し合いに、わざわざ不倫相手との子どもを同席させたタク男。おそらく子どもがいれば、ようこさんがこれ以上タク男や不倫相手を責められないと考えたのではないでしょうか。 しかし、責任から逃れるために何の関係もない子どもまで巻き込むとは、タク男の身勝手さには言葉を失ってしまいますね。悪知恵を働かせる前に、双方の子どもたちの父親として責任を果たすべく、最善を尽くしてほしいものです。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月23日三十代になったことを機に自分のお店を持ったネイリストの杏奈さん(仮名・30歳)。初めて来たお客さま(皐さん・仮名・29歳)の話す夫(正也さん・仮名・31歳)の愛妻家ぶりに強い興味が湧き、正也さんがお店の隣のジムにトレーナーとして勤務していると知るやいなや、すぐに入会。マンツーマン指導を受けて彼との距離を縮めやがて不倫関係に。しかし、ある日突然杏奈さんは正也さんにあっさり捨てられてしまいます。厳しい表情でさよならを告げる正也さんを見て、別れを受け入れるしかなかった杏奈さん。しかし、彼を愛していたというより、その人柄に関心があっただけなので気持ちを割り切るのにそう時間はかからなかったのだとか。不倫相手と別れた後にサレ妻から強い抗議を受けて…「正也さんと不倫していたものの、私は結婚願望がなかったので彼の家庭を壊すつもりはまったくありませんでした。そのため、不倫関係が終わってもすぐに気持ちを切り換えることができて。でも、衝撃的な出来事が起きて奈落の底に突き落とされることに。ある朝、お店の玄関先に彼の妻である皐さんが作った愛妻弁当が置いてあったのです。もう正也さんとは別れたのに…と疑問に思いつつも中を開けると、お弁当箱には皐さんからの手紙が一通入っていました」あまりの恐ろしさに封を切る杏奈さんの手は震えたと言います。「案の定、そこには怒りの言葉がたくさん書いてありました。夫から週末デートに誘われなくなった皐さんは、怪しいと思い探偵を雇ったのだとか。それで証拠を掴み、私と正也さんの不倫を知ることになった様子。『愛妻家の夫が羨ましいからって横取りするなんてひどすぎる』と彼女は強く抗議したうえで『でも、夫はあなたでなく私を選んだのよ!』『私たち離婚しないから』と文面で主張してきて。最後は『これで復讐が終わったと思わないでね』という言葉で締めくくられていました」こんな手紙を受け取ることになったのも自業自得だと痛感した杏奈さん。すっかり気が滅入ってしまったので、憂さ晴らしをするためジムへ行ったそう。サレ妻の怒りは収まらず…その時彼女が下した強烈な制裁とは…?「ジムの廊下に人だかりができていました。不思議に思い近くの掲示板を見るとそこにはある張り紙が…。『スイミング教室中止のお知らせ』とあり『担当の正也先生の退職のため』と理由が書いてあったのです。彼は皐さんから違うジムに勤めるよう言われたのだと確信。次の瞬間、みんなの視線が私に集まって…よくよく張り紙を見返すと赤い字で『ジムの隣でお店をやっている杏奈さんとの不倫が原因です』と書き足されていて。人ごみの中に皐さんの姿があり、これは彼女の仕業だとすぐに勘づきました」大半がジム関係のお客さまだったので、不倫の事実が知れ渡るとお店に人が訪れなくなったのだとか。「ある日『今から行ってもいいですか?』と一本の電話がお店にかかってきました。予約もなかったので『いいですよ』と答えたものの、お客さまの名前を聞き忘れてしまって。私が気を揉んでいるとそこへ現れたのは元不倫相手の妻の皐さん。驚きのあまり何も言えないでいると、彼女は『確認してほしいものがある』と切り出したんです。探偵が集めた不倫の証拠を一つ一つ見せられて、すべて事実だと認めると慰謝料を請求されることに。さすがにここまで追いつめられると私の心も完全に折れました」さらに皐さんは「あなたの実家にも不倫の証拠を送った」と言ったそう。その結果、杏奈さんは完全に逃げ場を失ってしまいます。「あれからというもの、お店は開店休業状態になってしまいました。しかも、毎日皐さんがやって来ては『今日も誰もいないのね…不倫したつけが回ってきたのよ』と捨て台詞を吐くのです。お店をやっている限り、こんな風に彼女の復讐は続くのでしょう。これに耐えかねて私はお店をたたむことに…。でも、慰謝料を支払わねばならないのに職を失って、実家も頼れず。私は一体これからどうすればいいのでしょうか」愛妻家に関心を持ったがゆえに不倫に走ってしまった杏奈さん。軽い気持ちで相手の妻を傷つけたのだから、人生が立ち行かなくなってもすべて背負って生きていくしかありません。何事にも越えてはいけない一線があると覚えておきましょう。©takahiro/Adobe文・菜花明芽
2023年12月22日「隣の芝生は青い」と言うように、他の人のものがやたら良く見えることは多々ありますね。今回は、お客さまののろけ話をきっかけに、相手の夫を略奪してしまった30歳ネイリスト女性のエピソードをご紹介します。結婚願望はないものの…お客さまの夫自慢に興味が湧いて杏奈さん(仮名・30歳)は、ひょんなことから既婚男性(正也さん・仮名・31歳)と不倫関係に陥ったと言います。なぜ、杏奈さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「私は長年ネイリストをしています。三十代になったことを機に独立し、小さいながらも自分のお店を持ちました。ただあまりなじみのない土地なので、これから少しずつお客さまを増やしていこうと、お店のホームページを立ち上げてネット予約を開始…するとすぐに数人のお客さまが来店してくれることに。この仕事を天職だと思っているので、お店を大きくしようと躍起になっていました」やる気に満ち溢れている杏奈さん。ここまでの話を聞くと、とてもこの後不倫に走るようには思えないのですが…。「実は、初めてのお客さま(皐さん・仮名・29歳)との会話が不倫のきっかけになりました。ネイルの施術はもちろんですが、相手と話をしながらのコミュニケーションも大事。その日は『結婚』の話題になり『私は独身なんです…結婚願望もなくて』『両親の仲が悪かったから家庭に夢を描けない』と本音を打ち明けたんです。すると、お客さまの皐さんが『結婚っていいですよ!うちの夫は愛妻家なんです』と自慢してきて。さらに『毎食後、皿洗いをしてくれる』『決まって週末は二人でお出かけ』と言ってはのろけるばかり。私は『素敵な旦那さまですね』と褒めつつも、そんな男性いるわけがないと疑念を抱いていました」この話で杏奈さんはお客さまの夫に強い興味を持ったそう。さっそくその人となりを知りたいと思ったのだとか。「それから、聞き役に徹して皐さんからいろいろ情報を引き出しました。彼女の夫である正也さんは、お店の隣のジムにトレーナーとして勤務している様子。私は『愛妻家』と呼ばれる彼を一目見たい気持ちにかられ、すぐにジムで入会手続きをして。皐さんと同じ苗字の男性に近づきそれとなく名前を確認…その場で彼女の夫を誘惑することに。正也さんにパーソナルトレーナーになってもらいマンツーマンで指導を受けることにしたのです。そこで『私の運命の人はあなただったのかも』『私ならあなたをもっと幸せにできるのに』と迫ると、彼はいとも簡単に私の手に落ちました」「本当に家庭がうまくいっているの?」と疑いたくなるくらい、正也さんの心は杏奈さんに傾いていったと言います。その後どんな風に二人は仲を深めていったのでしょうか。「自分でも普段からネイルをしています。少しでもお客さまの見本になれるようにという気持ちからです。ただ私は爪が折れることを恐れ、食事は外食かお惣菜ですませるので料理は一切しません。不倫関係がバレないよう正也さんとは私のお店で密会…それほど予約も入っていないし、お昼休みはずっと一緒にいるといった感じ。彼は『お腹が空くからお弁当を二つ作ってくれ』と妻に頼むようになって。その分を私にくれるように…つまり妻に、私がお昼に食べるお弁当も作らせていたのです。正也さんのために作られた愛妻弁当を食べることに罪悪感はまったくありませんでした」彼の勤めるジムにお店のチラシを置いてもらい、そこで顔見知りも増えたことで多くのお客さまが来店するようになったそう。お店が忙しくなったので、二人は昼休みではなく週末に密会を重ねるようになったのだとか。何の前触れもなく不倫相手が店を訪れて…その時彼が放った驚きの言葉とは…?「そんなある日、彼が久しぶりに店にやって来ました。私の顔を見るなり『君との不倫関係をなかったことにしたい』『別れよう…俺は自分の家庭に戻るよ』と言い出した正也さんの表情はとても険しく、何を言っても彼を引き止めることはできないと悟って。ただ漠然と彼と一緒に過ごす日々が続くと思っていただけに、その言葉に相当なショックを受けました。私は納得できないまま仕方なく別れを受け入れるしかなかったのです」突然の別れにぼう然自失の杏奈さん。興味本位な気持ちから、自ら不倫に走ったのだから何も文句が言えるはずもありません。©mapo/Adobe文・菜花明芽
2023年12月22日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認め、さらにヘラヘラしながら離婚届も提出済だと衝撃的な告白をしてきたのです。不倫相手に脅されたからと、ようこさんに一言の相談もなく離婚届を提出したという夫。 しかも、慰謝料についてようこさんが口にすると、「子どもたちが離婚を理解したらかわいそうだから」と、すべてをうやむやにして、このまま家族を続けるつもりのようです。 いつの間に離婚届を出したの? 感情的になっている不倫相手が子どもたちに危害を加えかねないからと、昨日離婚届を出したと言うタク男。 ようこさんが警察と弁護士に相談しようと持ち掛けると、タク男は子どもに悪い影響を与えるし、ようこさんさえ我慢すれば、すべてうまくいくとまで言い放ったのでした。 タク男に呼ばれたの両親が来たかと思うと、義母は涙を浮かべるようこさんを見て「みっともない」と一蹴。離婚の原因はようこさんにもあると言います。 タク男はそんな義両親から甘やかされ、叱られずに育ったおかげで自分に甘く芯の強さがないまま大人になったのです。そして、ようこさんは性格がキツい実母とは絶縁状態。芯のなさをやさしさと思い込み、タク男の本質を見抜けなかったと後悔したのでした。子どもの精神面に悪い影響があるからと、離婚騒動をこれ以上問題を大きくしたくない様子のタク男。子どもを盾にしていますが、そもそもの原因はすべてタク男にありますよね。不倫をした父親が、さらに母親に目をつむらせて責任逃れまでしていると知ったら子どもたちはどう感じるでしょうか。 さらに、離婚の原因は妻にもあると言う義母が登場し、ようこさんが追い詰められる状況に。タク男が不倫さえしなければこんな事態にならなかったのに、あまりに理不尽です。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月21日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認めました。 ようこさんは一旦冷静になり、「不倫相手の女性とは別れて」と伝えました。 しかしタク男から、「そうじゃなくて、俺の離婚してほしい」と離婚を切り出されてしまって……!? 離婚したい夫の呆れた理由 タク男はヘラヘラとした様子で、不倫相手との間にも子どもがいると言うのです。 「実は離婚届も…もう出したんだ」しかもタク男は不倫相手に言われるがまま、離婚届をすでに提出したと話します。どうやら不倫相手は、妻と別れるよう怒鳴ったり脅したりしたそう。 ようこさんは他人ごとのように軽々しく話すタク男に憤りながらも、慰謝料について口にしました。 しかしタク男は子どもたちが離婚を理解したらかわいそうだからと、離婚したことを隠し慰謝料を払わず、このままたまに会おうと提案してきたのです。不倫したあげく、妻に相談もなく勝手に離婚届を提出したと言うタク男。そこに自分の意志や、家族を大切に思う気持ちはなかったのでしょうか。 タク男の他人ごとのような言動には驚かされますが、さらに子どもを盾に慰謝料を払うのを回避しようとするのは卑怯です。 タク男に正面から向き合おうとしても、誠実な受け答えすらしてもらえないのれんに腕押し状態では、ようこさんも解決のしようがないですよね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月20日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目を迎えたある日、タク男が不倫を自供して……。ようこさんは友人から、夫が知らない女性と幼い子どもと一緒にいるところを目撃したと聞きました。すぐに夫に問い詰めますが……。冷静に話し合おうと思った矢先?! 女性と歩いていた件を説明してと問いかけるようこさんに、あっさり不倫を認めたタク男。 ようこさんは、日ごろから優柔不断なところはあれど、結婚前から変わらず一途でやさしいタク男が不倫するなんて信じられない思いでした。ですが子どもたちのためにもここは一旦冷静になり、「女性とは今すぐ別れて」と諭します。しかしタク男から、「俺と離婚して欲しい」と離婚を切り出されてしまったのです。妻に不倫がバレたにも関わらず、謝ったり言い訳をしたりすることもなく、とぼけた様子のタク男。他人ごとのような態度には、家族への罪悪感を感じているようにはまったく思えませんね。 家族だけでなく、社会的信用までも失う不倫。タク男は自分がしたことの重大さに気付いていないのかもしれませんね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月19日自分とそっくりな妹(奈津さん・仮名・34歳)から恋愛相談を受けるふりをして、彼女の思いの人を横取りしていた真里さん(仮名・35歳)。十年ほど前、合コンで出会った男性(航さん・仮名・35歳)との間に子ども(愛理さん・仮名・10歳)を授かり結婚へ。これを機に恋愛も卒業することを決意。しかし、出産後に義母の問題行動で悩みを抱えるようになり、妹の勧めでカウンセリングを受けることに。そのカウンセラー(健一さん・仮名・37歳)と十年間不倫関係を続けるも、あっさり捨てられてしまいます。真里さんは彼に突然別れを告げられても、長年不倫関係にあったので、そう簡単にこの現実を受け入れられなかったそう。でも、不倫が誰にもバレていなかったこともあり、とりあえず元の生活に戻ることにしたのだとか。十年の不倫があっけなく終わって…素知らぬ顔で元の生活に戻るも…「そんなある日、妹の奈津から部屋に呼び出されました。ドアを開けるとなんとそこには何から何まで私にそっくりな妹の姿が…。『私の真似をするなんてどういうつもり!』と思わず大声をあげると、『お姉ちゃんになりすまして、すべてを解決したのよ』と奈津がニヤリと笑ったのです。よくよく話を聞くと、娘から『ママが知らない男の人と浮気している』と相談を受けたのが事の始まりのよう。娘の手には彼からのラブレターがいくつも握られており、それで妹は自分が紹介したカウンセラーと私が長く不倫関係にあると悟ったのだとか。自分がカウンセリングを勧めた手前、奈津も責任を感じたと語りました」妹の話にじっと耳を傾ける真里さん。この後、健一さんとの不倫関係が破綻した衝撃の事実を知ることになります。「妹は私になりすましてカウンセリングを受けに行き『スマホの番号が変わった』と健一さんに伝え、自分に電話がかかってくるように仕向けたのだとか。だから、私がいくらかけても彼に電話がつながらなかったわけです。奈津は電話で健一さんを呼び出してはデートを重ねて…二人はお互い独身なので堂々と外出できたのでしょう。十年間も不倫していたのに、彼は私でなく奈津と一緒にいることにまったく気づかなかったそう。私は健一さんに深く愛されていると思っていただけに、この事実にかなりショックを受けました」しかし、傷心の真里さんにさらなる悲劇が襲いかかります。不倫の事実を知っていた妹…その時彼女から聞かされた衝撃の言葉とは…?「健一さんと奈津はすっかり意気投合していたようです。妹から『実は姉になりすましてあなたに近づいたの』と打ち明けられても、『君のほうが魅力的だよ』と彼はすんなり事実を受け入れたと言うじゃないですか。奈津は『十年も不倫していた相手の区別もつかないなんて、彼もばかだよね』『お姉ちゃんと別れるよう健一さんを説得して…二人の関係が終わったところで、私は彼をさっさと捨ててやったわ』と言い放ったのです。さらに『今まで私の好きな人を横取りしていたでしょ…気づかないとでも思っていたの?今回のこともお姉ちゃんへの仕返しのひとつだから』と詰め寄って来て。妹のあまりの迫力に、私は頭が真っ白になってしまいました」妹は真里さんの夫である航さんにも不倫を暴露していたのだとか。その日、真里さんは自宅に帰るも「もう一緒にはいられない」と夫に家を追い出されたと言います。「話し合いの末、夫に慰謝料を払って娘も手放す形で離婚することになりました。住む場所がないので、ただホテルを転々とする日々。このご時世、簡単に仕事も見つからず、とうとう貯金も底をついてしまって…仕方なく実家を頼ることに。しかし『不倫した娘を家にあげることはできない』と両親につっぱねられて…『今、奈津が愛理の母親代わりになって航さんと三人で家族として暮らしている』と衝撃の事実を聞かされたのです。完全に私の居場所を奪った妹…これが彼女からのさらなる『仕返し』なのでしょう。すべてを失ったけれど、これも自業自得…。背負って生きていくしかありません」十年間も不倫をして家族を裏切り続けた真里さん。妹からの復讐で何もかもなくしても、不倫の制裁が下ったのだと思い全部受け入れるしかないでしょう。それ以上に大切な人を傷つけたことを深く反省してもらいたいところです。©kei907/Adobe文・菜花明芽
2023年12月10日今までの成功体験から「私は男性をすぐに虜にできる」と、自分に強い自信を持っている女性は少なからずいるのではないでしょうか。今回は、出産とほぼ同時に不倫を始め、その男性と十年間関係を持ち続けた35歳女性のエピソードをご紹介します。妹の好きな人を横取りして自尊心を満たす日々…妊娠を機に他の男性と結婚するも…真里さん(仮名・35歳)はすでに結婚しているにもかかわらず、とある独身男性(健一さん・仮名・37歳)と十年も不倫関係にあると言います。なぜ、真里さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「私には、見た目が似ている妹(奈津さん・仮名・34歳)がいます。私は華やかで男性にモテるタイプなのですが、それに比べて妹は地味で化粧っ気もなく今まで彼氏すらできたことがありません。それは、妹から恋愛相談を受けるふりをして、気づかれないよう彼女の好きな人を誘惑し、私が横取りしていたからなんですけど…。優秀な妹はいつも両親からの期待を一身に背負っていて…それが内心面白くなかった私は、彼女が思いを寄せる相手を奪うことで優越感に浸っていたというわけです。ちょうど十年くらい前に、当時合コンで知り合った男性(航さん・仮名・35歳)との間に子ども(愛理さん・仮名・10歳)を授かって、そのままゴールイン。男性と遊ぶのをやめて、今後は真面目に結婚生活を送ることにしました」恋愛経験豊富な真里さん。結婚し家族と真剣に向き合うと語っていただけに、この後不倫に走るとは思えないのですが…。「私が出産するとすぐに問題が起きました。義母が娘に会いに毎日家を訪れるようになって…それが負担となり徐々に体調を崩すように。すると妹の奈津が『このままじゃお姉ちゃんが倒れちゃう』と心配して、カウンセリングを受けるよう勧めてくれたのです。評判のいいカウンセラーを妹に調べてもらい、そこへ悩みを相談しに行くようになって。そのうち昔の恋愛の記憶がよみがえり、親身になってくれた先生の健一さんといとも簡単に不倫関係になりました」真里さんは妊娠を機に結婚を決意したので、最初からそれほど夫に愛情はなかったと言います。しかし、出産してすぐというタイミングで不倫に溺れてしまい罪悪感を抱くことはなかったのでしょうか。「どうせ不倫がバレることはないと高をくくっていたので、罪悪感に駆られることはありませんでした。カウンセリングの予約を取って、その時間不倫相手と密会を繰り返す日々。スマホに足跡が残らないようメールやLINEは一切使わず…その代わり、帰り際にお互いラブレターを渡し合うことで愛を育んでいったのです。もちろん寂しい時は、夫や子どものいない昼間の時間帯に健一さんに電話することも…。こんな風に気がつくと十年も彼と不倫関係を続けていました」しかし、ここに来て順調だった健一さんとの不倫に陰りが見え始めます。急に不倫相手と音信不通に…再会後に彼が放った信じられない言葉とは…?「少し前から健一さんの様子がおかしいと思っていました。電話をかけてもつながらず、ネットでカウンセリングの予約を取っても『急な用事が入った』とキャンセルされるばかり。どうにか会う約束を取りつけ、何があったのかと問い詰めると『君より素敵な人が見つかったんだ…俺のことはもう諦めてくれ』と彼が冷たく言い放ったのです。突然の別れにぼう然自失…『私より魅力的な女性って誰よ!』とメラメラ嫉妬心が沸いたものの、結局彼の言葉を受け入れるしかありませんでした」長きにわたって不倫関係にあった健一さんに、突然別れを告げられた真里さん。「不倫していても隠し通せればいい」という気持ちから夫と子どもを裏切り続けたのだから、納得のいかない結果を迎えても文句が言える立場ではありませんね。©Kanazawa photo base/Adobe文・菜花明芽
2023年12月10日結婚後、夫が専業主婦を見下す最低な男であることが発覚したアヤさん。その上、妹・ナミの忘れ物をきっかけに、レイとナミが不倫していることを知ってしまいました。2人が不倫旅行へ行くことを知ったアヤさんは、ナミから宿泊先と部屋の情報を聞き出すことに成功。バレなければ何をしても良いと思っているレイ、無邪気にはしゃぐナミが地獄へ落ちる瞬間が、ついにやってくるのです!旅館に着いたレイとナミがいちゃつき始めると、邪魔をするように部屋のチャイムが鳴りました。チャイムを鳴らしたのはルームサービスできたと言う旅館スタッフ。 しかしルームサービスなど頼んでいません。ドアを開けるとそこには……。往生際の悪い不倫夫に妻がブチギレ! ドアの向こうには怒ったアヤさんが立っていました。 ふたりの不倫はもはや言い逃れができない事実。しかしこの期に及んでもまだ言い訳しようとするレイに、アヤさんは内心呆れたのでした。 往生際の悪いレイ……。もう言い逃れせず、アヤさんを裏切り傷つけたことを反省してほしいですね。 >>次の話ShareStoryさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:ライター ShareStory
2023年11月21日2歳年上の彼氏・レイと結婚したアヤさんですが、レイは専業主婦を見下す最低な夫であることが発覚。さらに妹・ナミの忘れ物がきっかけでレイとナミに不倫疑惑が浮上しました。ナミのSNSでレイとデートしている投稿を発見し、不倫を確信したアヤさん。さらにレイの会社前で待ち伏せをして、レイとナミが抱き合う証拠写真の撮影にも成功しました。離婚を決意したアヤさんでしたが、探偵事務所に相談すると決定的な不倫の瞬間をおさえる必要があると言われてしまいーー。決定的な不倫現場をどうやっておさえようかと悩むアヤさんでしたが、そのチャンスは突然やってきました。レイが上司と出張に行くと言うのです。 出張なんて今までなかったため不審に思ったアヤさんが、レイが出張だという日にナミを買い物へ誘うと……ナミは旅行に行くと言って断ってきました。不倫旅行だと確信し、ナミから宿泊先について根掘り葉掘り聞き出してーー。バレなければ不倫をしても、何をしても良い… ついにやってきた不倫旅行当日。ナミはもちろん、レイにとっても人生初・露天風呂付きの高級旅館のスイートルーム。ふたりともこの不倫旅行を楽しみにしていました。 親のために仕方なく結婚したものの、ひとりの女性だけを愛す気などレイにはさらさらありません。バレなければ何をしても良いと思っているのです。 「ふたりで水入らず。いっぱい遊ぼうね」アヤさんにバレていると知らないナミは無邪気にはしゃぐのでしたーー。 専業主婦を見下す発言だけでも最低でしたが、“男は不倫する生き物”“バレなきゃ何をしてもいい”なんて……レイは性根が腐っていますね。親のために仕方なく結婚するレイの相手に選ばれてしまったアヤさんが不憫でなりません……。 >>次の話ShareStoryさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:ライター ShareStory
2023年11月19日夫(徹さん・仮名・35歳)へ不満を募らせていた、美容師の亜紀代さん(仮名・37歳)。ひょんなことからお客さまである独身男性(海人さん・仮名・27歳)と不倫関係に陥ってしまいます。密会を重ねるうちに不倫にハマった亜紀代さんは、離婚を決意。しかし、不倫相手にその思いを伝えるもあっさり捨てられてしまいました。亜紀代さんは不倫に本気だっただけに、突然別れを告げられ相当つらい思いをしたのだとか。自分が遊ばれていたことも、彼に婚約者がいたことも、まったく知らなかったそう。ただ夫に不倫がバレていなかったので、何事もなかったかのように元の生活に戻ったと言います。SNSの匿名アカウントで自分の不倫が暴露されて…「私は、お店の集客になればと思いSNSを利用していました。そこには、ヘアカタログ代わりにお客さまのヘアスタイルの写真を投稿していたんです。でも、最近匿名のアカウントから嫌がらせを受けるように…。『店長が男性客に手を出している』と評判を落とすようなことを書かれて。私が不倫していたことは事実だけど、何だか気味が悪いのでそのアカウントを即ブロック。しかし『この日、店長は男性客とお店で不倫していました』と新たなアカウントで書き込まれて…たしかにその日、海人さんとお店に泊まったので余計に怖くなりました」この書き込みが多くのお客さまの目に触れたようで、徐々に美容院の予約に空きが出るようになったのだとか。「そんなある日、一人のお客さま(カナさん・仮名・24歳)が来店することになりました。顔見知りということもあり、私が『最近、SNSで嫌がらせを受けて困っているのよ』と打ち明けると、彼女は急に『困っているのは私のほうよ!あなた、私の婚約者を誘惑したでしょ』と怒り出して。なんとカナさんは、元不倫相手の婚約者だと言うのです。よくよく考えてみると、彼女は海人さんの紹介でお店に訪れるようになったお客さま。私は二人が親密な関係だということにまったく気づいていませんでした」亜紀代さんは衝撃の事実を知って、SNSの嫌がらせのすべてはカナさんの仕業だと悟ったそうです。「彼女は少し前から、海人さんの様子がおかしいと思っていたのだとか。そこで彼のスマホにGPS機能をつけて行動を監視していたそう。だから、SNSに私たちが不倫した場所と日時が正確に記されていたというわけです。彼女は『私は海人さんと結婚して幸せになります』『あなたへの復讐はまだ終わっていないから』と捨て台詞を吐くと、お店を後にしました」カナさんは店を出る時、ニヤリと笑ってこちらを見ていたと言います。夫に不倫がバレてしまって…突然お店にやって来た信じられない理由とは…?「彼女と入れ替わりで、突然夫がお店に入ってきました。驚く私を見て『今の話は本当か!』と怒鳴りつけてきて。私の投稿によく『いいね』をくれる夫のアカウントをお店のSNSをたどってカナさんが見つけ出した様子。彼女はSNSのDMで『あなたの妻の秘密を暴露するので、今日の昼にお店に来てください』と、意味ありげな言葉で夫を呼び出していたのです。SNSの嫌がらせの件を知っていた夫が、違和感を覚え駆けつけてくれたのですが…。結果的にカナさんとの話をすべて聞かれて、夫に不倫がバレてしまいました」これを機に、夫に離婚を突き付けられた亜紀代さん。自身が不倫していたこともあり、子どもの親権も奪われたそう。「これから夫に慰謝料を払うためにも働かなければなりません。でも、まったくと言っていいほどお客さまがお店を訪れなくなって…。気になって口コミサイトを見ると『店長に、客として訪れた婚約者を危うく奪われるところでした。みなさんも気をつけて』という書き込みを発見。これがカナさんの言っていた『最後の復讐』だったのでしょう。サイトに連絡しその書き込みを消してもらったものの、時すでに遅し。瞬く間に私の悪い噂が広がって、お店は開店休業状態に。もうこの場所でお店をやることを諦め、新しい土地でゼロから出直すことにしました。でも、今美容院は数も多く競争が激しいので到底うまくいくとは思えません。こうなったのも全部自業自得だと思います」身勝手な気持ちから不倫に走ってしまった亜紀代さん。大事なものを一気に失っても、不倫の制裁としてすべて受け入れるしかありません。人を裏切る行為は身を滅ぼすと肝に銘じておきたいところです。©Pormezz/Adobe文・菜花明芽
2023年11月16日長く生活を共にする家族に、不満のひとつやふたつ抱くのはそう珍しいことではありませんね。今回は夫の心無い言葉がきっかけで、とある男性との不倫に陥ってしまった37歳女性のエピソードをご紹介します。日々順調に仕事をこなすも…夫に一人の女性として見てもらえず…亜紀代さん(仮名・37歳)は現在結婚しているにもかかわらず、とある独身男性(海人さん・仮名・27歳)と不倫関係にあると言います。彼女が不毛な恋に走った理由は一体何だったのでしょうか。「私は、夫(徹さん・仮名・35歳)と娘(玲さん・仮名・5歳)の三人家族です。仕事は美容師をしており、数年前に無事独立しました。以前のお店で担当していたお客さまも、今のお店に来てくれるようになったので、まあまあ儲かっているといった感じでしょうか。充実した日々を送るなかで、ひとつ不満に感じていることがあります。それは年下の夫が、私を『ママ』と呼ぶことです。もちろん彼は、娘目線で私をそう呼ぶのだと思うのですが、まるで母親扱いされている気がして。一度『私はあなたのお母さんじゃない!』と言ってケンカになったものの、その後も夫から名前で呼ばれることはありませんでした」これを機に、夫への愛が一気に冷めてしまった亜紀代さん。しかし、時を同じくして心満たしてくれる男性が現れたそう。「海人さんは昔からお店に来てくれているお客さまです。独身でイケメンの彼は、何かにつけて『亜紀代さんは若いね』『きれいだから見惚れてしまう』と私を褒めてくれて。その言葉を鵜呑みにした私は、いつしか海人さんに思いを寄せるように…。彼とLINEを交換して、時間が合えば二人で食事に行くまでに急接近。私の猛アプローチに彼も悪い気はしなかったようで、すぐに心が通い合いました」亜紀代さんにとって心の隙間を埋めるための不倫だったはずが、いつしか二人の関係は本物の愛へと変わっていったのだとか。「私のお店で海人さんと初めてカラダを重ねました。その日最後のお客さまだった彼と話し込んでしまって…お互い気があるからか、すぐそういう雰囲気に。うちは、七五三や成人式で着付けも引き受けるので、それに使う二階の部屋で彼と一夜を共にしたのです。夫には『仕事で疲れたから、今日はお店に泊まるね』とLINEを送ったら、すんなり受け入れてもらえました」その後も、亜紀代さんは不倫相手と密会を繰り返したと言います。一方で夫への不満が募っていたこともあり、徐々に離婚を考えるようになったそう。夫との離婚を宣言…その時不倫相手が発した衝撃の言葉とは…?「私は海人さんとの不倫に溺れるようになりました。そのうち自分の稼ぎで娘一人養うことは簡単だと考えるようになって。早々に彼と再婚できなくても、すでに愛情のない夫とは離婚することを決意。話は早いほうがいいと思い、海人さんをお店に呼び出して気持ちを伝えたのですが…。突然彼は『遊ぶのに既婚者がちょうど良かっただけ…君に愛情はないよ』『俺はもうすぐ結婚するから別れてほしい』と言い放ったのです。海人さんの予想外の発言に私は頭が真っ白になり、その場にただ立ち尽くすしかありませんでした」訳もわからず不倫相手に捨てられてしまった亜紀代さん。夫婦間で納得がいかないことがあったとはいえ、大切な家族を裏切ったのだから当然の結果と言えるのではないでしょうか。©koumaru/Adobe文・菜花明芽
2023年11月16日男性が軽い気持ちで不倫に手を出したら、不倫相手の女性が本気になってしまった…。このようなケースは珍しくありません。火遊びのつもりだったのに不倫相手がどんどん重くなってしまい、ようやく自分の行いを後悔することがあるようです。今回は、不倫経験のある男性に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介します。妻のことを調べていた「不倫相手の彼女には、妻の話は一切していなかったはずなのに、なぜか妻の仕事や年齢まで知っていて怖くなったことがあります。たぶんこっそり妻のことを調べていたんだと思います。直接連絡でも取られたらどうしよう…と急に不安になって、彼女と距離を置こうと決意しました」(涼/34歳)女性のリサーチ力を甘く見てはいけません。「妻と不倫相手が繋がるはずがないから、不倫がバレることはありえない」と油断していると、痛い目にあうことも。不倫に本気になった女性が、妻のもとに押しかけたり、いきなり連絡を取ったりと、大胆な行動を起こしたエピソードはたくさんあるのです。両親に会ってほしいと頼まれた「不倫相手の彼女から『両親が今度上京するから、一度会ってほしい』と言われて、ドン引きしたことがあります。彼女は、僕が離婚して彼女と一緒になる未来を描いていたようです。さすがに不倫相手の両親に会うのは気まずすぎて…。彼女の気持ちが重くなってしまい、逃げるようにして別れました」(慶太/35歳)男性は遊びのつもりでも、女性側はそうとは限りません。本気になってしまい、不倫相手との将来を期待してしまうパターンも多いです。男性は、自らの欲求を満たすためだけに妻以外の女性に手を出すのは本当にやめてほしいものです。また女性側も、貴重な時間を無駄にしないためにも、既婚者との恋愛は避けるべきでしょう。別れた不倫相手がストーカー化「一時不倫をしていたのですが、不倫相手の彼女がだんだん重くなってきて別れることに。でも別れた後もしつこく連絡してきて、ちょっとストーカーっぽくなってきたのでLINEをブロックしました。するとその後、Facebookで僕の友人たちに連絡を取り、僕との関係を暴露するメッセージを送りつけてきたんです。軽い気持ちで不倫に手を出すものではないと心から反省しました…」(俊輔/35歳)不倫相手と別れた後に、トラブルに発展するケースもよく聞きます。ドロ沼化した結果、周囲を巻き込んだり、噂が広がって大切な人からの信頼を失ってしまうことも…。やはり不倫は、リスクがつきものです。不倫経験者に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介しました。遊びのつもりで不倫に手を出した結果、相手の女性がのめり込んでしまい、取り返しのつかないトラブルに発展してしまうケースがあるようです。不倫というのは、人を狂わせるものだとあらためて感じさせられました。©naka/Adobe文・小泉幸
2023年10月29日社内不倫を繰り返すことで、高評価を得てきた弥生さん(仮名・34歳)。理想の上司である涼平さん(仮名・49歳)との不倫にハマるも、時を同じくして出会った律さん(仮名・24歳)から猛アプローチを受けることに。彼の情熱に根負けし一度限りのデートをするも、その現場を涼平さんに目撃されてしまって…。それが原因で、弥生さんの不倫はあっけなく終わりを告げてしまいます。弥生さんは不倫相手に捨てられても、そう簡単に彼を諦めきれなかったと言います。復縁を願って涼平さんにLINEするも、返事が来ることはなかったそうです。すべて受け入れてくれる彼氏と幸せになろうとするも…「あんな修羅場を目撃したにもかかわらず、律さんは私のそばにいてくれました。さらに不倫の過去さえも受け入れてくれて…彼となら幸せになれるかもしれないと思うように。そんな気持ちから律さんとお付き合いを始めると、すぐに『きちんとした形を取りたい』と言われて。私は『結婚話に違いない』と確信…律さんからの誘いもあり、彼の母(薫子さん・仮名・48歳)と会う約束をしました」しかし、幸せを感じ始めた弥生さんに予想外の出来事が待ち受けていました。「私は、緊張しながらも彼の母である薫子さんに挨拶をしました。すると目の前で、律さん親子が『ママ!約束通りこの女を連れてきたよ』『律、よくやったわ!』と意味不明な会話を繰り広げて。驚く私を見て『よくもうちの夫をたぶらかしてくれたわね』と薫子さんが突然怒鳴りつけてきたのです。彼女の話を聞くと、なんと夫は元不倫相手の涼平さんだと判明。と言うことは、彼氏の律さんは涼平さんの息子…私はあまりの事実に頭が真っ白になってしまいました」「元不倫相手の涼平さんと彼氏の律さんは実の親子」という信じがたい事実を突きつけられた弥生さん。なぜ、律さんは父親の浮気相手である弥生さんに近づいたのでしょうか。「私と涼平さんの不倫はすでにバレていたようです。妻の薫子さんが夫のスマホを見ると、『エステに行くからお金がほしい』と私から意味ありげなLINEが入っていて。すぐに不倫だと悟った薫子さんは、エステに息子を通わせ私を誘い出すよう仕向けたのだとか。最初から律さんが私の名前を知っていたのも、これで腑に落ちました。あの時涼平さんと出くわしたのは偶然でなく、息子の律さんがLINEで呼び出したのだと言います。さらに私たちを見て彼が顔面蒼白になったのは、息子を使って妻が不倫の制裁を下していると勘づいたからでした」ここで弥生さんは律さんに「今日は結婚の挨拶じゃなかったの…?」と詰め寄ったと言います。「彼は『「きちんとした形を取りたい」と言ったけれど「それが結婚話だと言った覚えはない」』と私を睨みつけてきました。続けて『君はきちんとママと話し合うべきだ』と言い放ったのです。私が彼のマザコンぶりに驚愕していると、薫子さんは『夫とは離婚しません…今後はスマホにGPS機能をつけて行動を徹底管理します』『もうあなたと顔を合わせることのないよう夫を転職させることにしました』と一方的に宣言してきて。とっくに涼平さんと別れていた私は、この言葉をすべて受け入れることにしました」「受け止めるにはあまりにも重い現実だった」と振り返る弥生さん。でも、気を取り直して翌日職場へ向かったのだとか。不倫の制裁で相手が退職…その時彼が放った衝撃的な言葉とは…?「朝礼で涼平さんの退職の挨拶がありました。妻から転職話を聞かされていたので、特に驚きはなかったのですが…。彼は『弥生さんとの不倫を清算するため、この仕事を辞めることになりました』と言い出して…妻にそう言うよう持ちかけられたのでしょう。すると、その場で『俺とも不倫していたのに』『他の男性とも関係を持っていたでしょ』という言葉が飛び交って。多くの不倫がバレた私は、職場にいられなくなり退職を余儀なくされました」悲しみに暮れる弥生さんにさらなる悲劇が襲いかかります。「現在、私はホテルを転々とする日々を送っています。涼平さんとの不倫関係が終わったので、家賃を払ってもらえなくなって…私はタワーマンションを引き払うことに。妻の薫子さんから慰謝料を請求されたものの、このご時世職に就くことは難しそうです。今までさんざん好き勝手してきたのだから、この結果は自業自得だと思います」自分の理想である「仕事のできる女」になるため、繰り返し不倫に走ってしまった弥生さん。それが原因で仕事を追われることになっても、今までしてきたことが巡り巡って返ってきたのだから当然の結果と言えるのではないでしょうか。自分勝手な行動で人を傷つけてはいけないと肝に銘じておきましょう。©Monet/Adobe文・菜花明芽
2023年10月26日仕事で上を目指したいと思うのはごく自然な感情ではないでしょうか。今回は、自分の目的を果たすため社内不倫に身を投じてしまった34歳女性のエピソードをご紹介します。思い通りの人生を送るも…社会人になりつまずいてしまって…弥生さん(仮名・34歳)は現在上司である既婚男性(涼平さん・仮名・49歳)と不倫関係にあると言います。なぜ弥生さんは禁断の恋に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「自分で言うのもなんですが、昔から私は男性にモテました。そのため、人生は思いのままに進んでいたのですが、働き始めるとうまくいかず…。アイデアを出して商品化する企画部に配属になったものの、自分の考えた案はまったく通用しなかったのです。その結果、仕事で上を目指すため社内の既婚男性と不倫するように…。私はカラダの関係を持つことで、不倫相手から評価を得て瞬く間に出世しました」不倫と引き換えに得たコネで出世した弥生さん。既婚男性との社内不倫が周りにバレることはなかったのでしょうか。「結論から言うと、今まで不倫が公になったことはありません。相手の影響力が及ばなくなったら、私から別れ話を切り出して…たとえ引きとめられても『妻に不倫をバラす』と言えば簡単にサヨナラすることができました。そのため、後腐れなく別れるには既婚男性が狙い目だったのです。仕事のできる女を目指すため、不倫相手を何人も利用するつもりだったのですが…。私は、新しく企画部に配属になった上司の涼平さんとの不倫にハマってしまいました」彼は弥生さんが思い描く理想の上司そのものだったのだとか。さらに今までの不倫相手と違って、とても羽振りが良かったと言います。「不倫相手である涼平さんは、私に高級アクセサリーをプレゼントしてくれたり、なかなか予約の取れないレストランに連れて行ってくれたりしました。なんと家賃も払ってくれると言うので、私はタワーマンションへ引っ越すことに。贅沢をさせてもらって『彼の奥さんに申し訳ない』と思ったものの、『私と不倫することで涼平さんが憂さ晴らしをして、最終的に家庭がうまくいっているんだから、さほど問題はない』という考えに至りました」それからというもの、弥生さんは何をするにも涼平さんにお金を出してもらうことが当たり前になったそう。「私は自分に磨きをかけるためエステに通い始めました。その度『エステに行くからお金をちょうだい』と彼にLINEをして、費用を全額負担してもらっています。ちょうど半年ぐらい経った頃、エステにお客としてきていた見知らぬ男性(律さん・仮名・24歳)に声をかけられて…。『弥生さんですよね…?あなたみたいにきれいな人を初めて見ました』『僕とお付き合いしてもらえませんか』と言うじゃないですか。なぜ私の名前を知っているのか不審に思ったものの、若い男性に言い寄られて悪い気はしませんでした」この時、弥生さんは涼平さんと不倫関係にあったので、律さんのことをそれ程相手にしていなかったのだとか。他の男性とのデートを目撃されて…不倫相手が下した思いがけない決断とは…?「律さんは積極的に私にアプローチしてきました。顔を合わせると『一緒に飲みに行きませんか?』『週末デートしましょう』と誘われて。仕方ないので一度きりと思って二人で映画を観に行くことに。すると、律さんが私の手に触れてきて…手をつなぐ形になったところで、突然目の前に涼平さんが現れたのです。その場で『この人と付き合っている訳じゃないの!私はあなたに本気だから』『誤解しないでほしい』と必死に弁明するも時すでに遅し…。青白い顔の涼平さんに『君とはこれっきりにしたい…俺のことは諦めてくれ』と別れを告げられてしまって…こうして私は訳もわからず、不倫相手に捨てられてしまいました」予想外に不倫相手と別れることになってしまった弥生さん。しかし、身勝手な理由から既婚男性に手を出したのだから、悲しい結果になってもすべて受け入れるしかありません。©mapo/Adobe文・菜花明芽
2023年10月26日ひょんなことからモンスターペアレント(沙羅さん・仮名・28歳)の標的になってしまった幼稚園教諭の美紀さん(仮名・38歳)。それが原因でいら立ちを覚え時々娘(美羽さん・仮名・5歳)を送りに来る沙羅さんの夫(理さん・仮名・38歳)に目をつけることに…。沙羅さんから夫を略奪することで自分が優位に立つことを計画。思惑通り理さんと不倫関係になるも、結婚を迫ったことで美紀さんはあっさり捨てられてしまいます。彼と復縁したい一心で…思いの詰まった手紙を自宅のポストへ投函「私は、いつまで経っても理さんのことが諦めきれませんでした。そこで『あなたのことが忘れられない』『お金をかけないデートでも十分だから…また理さんと体を重ねたい』と思いを手紙にぶつけることに。娘の美羽ちゃんが帰りに送迎バスを利用していることもあり、私は彼の住んでいる場所をすでに把握済み。家族にバレないよう差出人の名前を書かず、理さん宛ての手紙を彼の自宅のポストに投函したんです」美紀さんは、名前を書かなくても理さんが手紙を読めば、その内容から自分が出したものだとわかると考えていたそう。しかし、彼からの連絡を待つ美紀さんに思いもよらない展開が待っていました。「SNSを通じて彼の妻である沙羅さんから突然DMが届きました。どうやら手紙を不審に思った彼女が封を切って中身を読んだ様子。そこに『幼稚園にまた顔を出して』と書いてあったので、私と理さんが不倫していたことがバレてしまったのです。彼女はそれを確実な物にするため私が本名でやっているSNSを探し当て、不倫を匂わせた投稿を発見したとも書いてあって。何も言い逃れすることはできないと思ったものの、もう理さんと別れていたので、これ以上揉め事を起こさないためにも沙羅さんからのDMを無視することにしました」でも、運悪く翌日は幼稚園の授業参観だったのだとか。懇談会でサレ妻が不倫を暴露…周りからも非難されて…「私は素知らぬ顔でこのピンチを乗り切ろうとしました。どうにか授業参観を終えると、今度は懇談会が始まって…。すぐに沙羅さんが挙手…彼女はモンスターペアレントだったので周りのママたちは『また苦情…? 』といった感じ。すると『美紀先生! うちの夫にもう手を出さないでください』『みなさんも夫を奪われないよう気をつけた方がいいですよ』と言い放ったのです。まさかの発言に私は顔面蒼白…何も言い返すことができませんでした」ここで美紀さんは自分の身を守るため「何のことですか…? 」としらを切ろうとしたと言います。「私はどうにか事を収めようと必死でした。すると沙羅さんは『不倫の証拠ならここにあります』と私が書いた手紙を教室の黒板に張り出して…。それを見たママたちに『こんなことをして許されるとでも思っていたの? 』『うちの夫も狙っていたんでしょ』と責められて…騒ぎを聞きつけた園長先生にまで不倫がバレてしまいました」この出来事がきっかけでママたちからひんしゅくを買ってしまった美紀さん。当然、職場である幼稚園にも居づらくなり退職を余儀なくされたそう。「私は生活のため他の幼稚園で働くことにしました。でも、しばらくすると『あの先生、教え子の父親と不倫していたらしいよ』と噂が広がってしまって。最終的にそれが原因で居場所がなくなり、仕事を追いやられることに。困り果ててしばらく実家に厄介になろうとすると、両親に『保護者と不倫していたというのは本当か? 』『それが事実ならうちに入れることはできない』と言われ愕然…。親の元にも不倫の事実が人づてに伝わっていたなんて…それでも自分が悪いのだから何も文句は言えないと思いました」プライドを保つため不倫に走ってしまった美紀さん。この後ずっと職場を追われ続けることになっても、それは自業自得と言えるのではないでしょうか。自分のしたことが巡り巡って返ってきたのだから、しっかり制裁を受けるしかありません。©one/Adobe文・菜花明芽
2023年10月15日生きる上で人間関係がうまくいかないことは多々ありますね。今回は口うるさい保護者とのトラブルを境に、とある既婚男性との不倫に走ってしまった38歳幼稚園教諭のエピソードをご紹介します。幼稚園教諭は天職だったものの…クレーマー気質の母親によって事態は一変美紀さん(仮名・38歳)は既婚男性(理さん・仮名・38歳)と現在不倫関係にあると言います。なぜ美紀さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れたのでしょうか。「私は長年幼稚園教諭をしています。子どもが好きなので、この仕事は天職だと思っていたのですが…。クレームばかり言う保護者(沙羅さん・仮名・28歳)に目をつけられてから、働くことが苦痛になってしまって…。彼女に何を言っても無駄なのでストレスが溜まり、それが不倫に走るきっかけになりました」モンスターペアレントとの関係に頭を抱えていたと言う美紀さん。それがどんな形で不倫の引き金になってしまったのでしょうか。「事の発端は、私が沙羅さんにとある注意をしたことでした。彼女の娘(美羽さん・仮名・5歳)のタオルに名前が書いていなかったため『誰のものかわからなくなるので、きちんと名前を書いてくださいね』と声をかけることに。すると『私は忙しいのよ…! 結婚していないあなたにママの気持ちなんてわかるはずもない』と怒鳴られてしまって…。確かに私は独身で子どももいません…でも一生懸命仕事をしていたのでこの言葉にかなりショックを受けました」これを機に沙羅さんの暴言は少しずつエスカレートしたそう。「私に会うたび彼女は『その髪型一昔前に流行ったものですよね』『メイクのセンスもない』と嫌味を言うようになりました。馬鹿にされたことで堪忍袋の緒が切れた私は、たまに美羽ちゃんを送りにくる沙羅さんの夫に目をつけて…。彼女から夫である理さんを奪うことで立場を逆転しようと考えたのです」美紀さんは理さんを振り向かせるためある方法に打って出たと言います。「それとなく沙羅さんから言われた意地悪を彼に告げ口しました。それで理さんが妻に嫌悪感を抱くよう仕向けたんです。案の定『妻が失礼なことばかり言って申し訳ない』『あまりにも無神経な発言だ』と彼が怒り出して。そこで『沙羅さんのせいでつらい思いをしている…あなたに慰めてほしい』と理さんを誘惑。すると、夫婦間がうまくいっていなかったのか彼の気持ちは簡単に私に傾きました」二人が不倫関係に陥るまであっという間だったのだとか。美紀さんは、沙羅さんの普段の行いが悪いせいで夫に裏切られたのだから、自分に罪はないと考えていたそう。「理さんは会社を経営していたので、贅沢をさせてもらっていました。彼にブランドバッグを買ってもらったり、週末一緒に高級旅館に泊まったり…妻の沙羅さんよりいい思いをすることで次第に私の気持ちは満たされていったのです。その様子を本名でやっているSNSに投稿すると、知り合いからたくさん『いいね』がつくように。調子に乗った私たちは、ペアで購入した腕時計の写真をお互いSNSに投稿…人知れず不倫を匂わせ楽しんでいました」しかし、人の不幸の上で成り立つ幸せはそう長く続きませんでした。不倫相手に離婚を迫るも…彼が下した驚きの決断とは…?「彼を完全に自分の物にすることで、妻である沙羅さんに勝ちたいと考えるようになりました。そんな焦りから『今すぐあなたと結婚したい』『だから、沙羅さんと別れて』と理さんに迫ったんです。そうしたら『君といるとお金がかかるから結婚なんて無理だよ』『これから子どもを育てるためにもお金が必要なんだ…いい機会だから別れよう』と突き放されてしまって。彼からの予想外の言葉に、私は一瞬で頭が真っ白になってしまいました」何事もなかったかのように妻の元へ帰る理さんを陰から指をくわえて見ているしかなかった美紀さん。どんな理由があろうと人の家庭に立ち入ったのだから、思い通りの結果にならなくてもやむを得ないのではないでしょうか。この後、美紀さんにさらなる不幸が襲いかかることをこの時は誰も知る由はありませんでした。©Paylessimages/Adobe文・菜花明芽
2023年10月15日ママ友(菫さん・仮名・29歳)の横柄な態度に頭を悩ませていた果歩さん(仮名・31歳)。彼女に娘(莉菜さん・仮名・5歳)の面倒を見るよう押しつけられたことがきっかけで、菫さんの夫(拓馬さん・仮名・35歳)とちょくちょく顔を合わせることに。果歩さんは、彼女への仕返しのため拓馬さんを略奪することを決意。徐々に不倫にハマって離婚を強く決心するも、相手にその気はなく果歩さんはあっさり捨てられてしまいます。果歩さんは、不倫相手が自分に本気でなかったことに相当ショックを受けたと言います。でも、彼に言われた通り夫(勇人さん・仮名・35歳)に不倫がバレていなかったので、このまま何事もなかったかのように生活することにしたのだとか。元不倫相手の妻からLINEが…既読スルーしようとしたものの「彼に捨てられた翌朝、妻である菫さんから突然LINEが届きました。そこには『私の夫と不倫するなんてどういうつもり?』『彼は浮気癖があるからあなたは遊ばれただけ』と怒りのメッセージが…。さらに『うちには子どももいるし、夫とは離婚しないからね!』と挑戦的な言葉が送られてきて。彼女は、昨夜の私と拓馬さんの会話をこっそり聞いていた様子。でも、もう彼との不倫関係は終わっていたので、彼女からのLINEをこのまま既読スルーすることにしました」すぐに事態が収まるかと思いきや、予期せぬ出来事が果歩さんに襲いかかります。「次の瞬間『おい!これは本当のことなのか?』という声が聞こえてきて…。振り返ると夫が後ろから私のスマホを覗き込んでおり、菫さんからのLINEをすべて読まれてしまったのです。私が必死に『たぶん送信相手を間違えたんだと思う…』と言い訳しても時すでに遅し。夫に思わぬ形で不倫がバレてしまいました」しかし、ここで簡単に不倫を認めるわけにはいかないと思った果歩さんは、どうにかしてしらを切ろうと考えたそう。何とか夫を説得しようとするも…その時娘が発した驚きの言葉とは…?「とりあえず、夫の怒りを収めるため話し合いをすることにしました。娘(紬さん・仮名・5歳)が不安そうな顔をしていたので『大丈夫だよ、パパとママはすぐに仲直りするからね』と声をかけることに。すると『莉菜ちゃんのパパとうちのママがチュウしているのを何度も見たよ』と娘が衝撃的な発言をしたのです。驚いた私が『なんでそんな嘘をつくの!』と怒鳴ると『本当のことだもん!もうママなんて大嫌い…』と娘は大泣き。この証言が決定打となり、私の不倫は確実なものになってしまいました」それでも、果歩さんは今の生活を壊したくない気持ちから「不倫したことは悪かったと思う…でも、あなたに不満があったわけではないの」と夫にすがりついたと言います。「けれども、夫は問答無用で離婚を突きつけてきました。浮気した私が悪いので彼の意見を受け入れるしかありません。不倫の代償として慰謝料を払い、娘にも嫌われてしまったので親権も手放すことに。最終的に家を追い出され、現在はホテルを転々とする日々。生活のためにも働かなければなりませんが、このご時世すぐに職に就くことは難しそうです」その後、果歩さんは信じられない光景を目にしたのだとか。「元不倫相手である拓馬さん家族の仲睦まじい姿を目撃しました。彼は、娘の莉菜ちゃんの他に幼い子を抱いていて…夫婦の間に二人目が生まれた様子。やはり彼にとって私との不倫はただの遊びだったのだと痛感しました。あんなに家庭に憧れを持っていたのに、それを自ら壊したのだからこの結果もすべて自業自得ですね」ママ友に復讐するための不倫で大切なものを失った果歩さん。結果的に何の罪もない家族を傷つけたのだから、当然の報いと言えるのではないでしょうか。どんなに後悔しても過去には戻れないので、一時の感情で行動を起こすのは控えた方がいいでしょう。©kapinon/Adobe文・菜花明芽
2023年09月30日子どもの手前、気の合わないママとのお付き合いを余儀なくされることがありますね。今回は、念願だった幸せな家庭を手に入れたものの、あるママ友へ復讐するためW不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。幸せな家庭を手に入れるも…迷惑なママ友に悩まされる日々…。果歩さん(仮名・31歳)は現在結婚しているにもかかわらず、既婚男性(拓馬さん・仮名・35歳)とW不倫していると言います。幸せそうに見える果歩さんが、不倫に陥ってしまった理由は何なのでしょうか。「早くに両親を亡くしたので人一倍家庭に憧れを持っていました。友人の紹介で知り合った男性(勇人さん・仮名・35歳)と結婚し、子ども(紬さん・仮名・5歳)を授かり幸せいっぱいの日々を送っていたのですが…。娘が幼稚園に入ってからその生活にも陰りが見えるようになって…親しくなったママ友(菫さん・仮名・29歳)の高圧的な態度が原因で悩みを抱えるように。彼女はこちらの都合もお構いなしで『買い物に行きたいから車を出して』とわがままを言ったり、『お宅で子どもを遊ばせてもいい?』と突然家に押しかけてきたり…。私は気が弱いので、嫌だと思ってもママ友に何も言い返すことができませんでした」果歩さんの心配をよそにママ友の迷惑な行動はさらにエスカレートしたのだとか。「菫さんは幼稚園帰りの子ども(莉菜さん・仮名・5歳)を私に預けるようになったんです。あまりにも身勝手だと思いつつも、彼女の言いなりになるしかなくて…。夕方、仕事終わりに彼女の夫である拓馬さんが子どもを迎えに来て『妻がご迷惑をおかけしてすみません』と頭を下げる日々。お互い菫さんに不満を持っていたので、次第に私達は彼女の愚痴を言い合うようになりました」菫さんは、果歩さんに子どもを押し付けて何をするでもなく家でゴロゴロしていたそうです。「私の中で彼女への復讐心がどんどん強くなりました。夫の拓馬さんを略奪すれば、菫さんに仕返しができると考えるようになったんです。拓馬さんも『あなたのような優しい人と結婚したかった』『妻にはもう愛想が尽きている』と話していたので、簡単に彼を落とせると思って…。案の定、彼と不倫関係になるまでそう時間はかかりませんでした」拓馬さんが子どもを迎えに来るタイミングで二人は密会を重ねます。果歩さんの自宅の寝室にこもり「ドアを開けないでね」と言って子どもたちをリビングで遊ばせていたのだとか。すぐにでも離婚すると決意! その時彼が発した信じられない言葉とは…?「私はみるみるうちに彼との不倫にハマっていきました。やがて『すぐに離婚して拓馬さんと再婚したい』『子どもたちを引き取って育ててもいい』と考えるように。そこで思い切って夜遅く彼のスマホに電話をかけたんです。私が気持ちを打ち明けると『ちょっと待って!俺に本気だったの?』『妻に嫌気はさしているけれど、離婚するつもりなんてないよ』と突き放されてしまって…。どうやら彼はほんの遊び気分で私と関係を持っていた様子。『不倫がバレていないのだから、今すぐ夫のところへ戻りなよ』と言われ、あっさり捨てられてしまいました」思いもよらず不倫相手にフラれてしまった果歩さん。いくら仕返しだからといっても、自分本位な気持ちで不倫に走ったのだからこの結果は身から出た錆ではないでしょうか。しかし、悪い流れはここで留まることなくさらに大きな波となって果歩さんに襲いかかります。©Kanazawa photo base/Adobe文・菜花明芽
2023年09月30日不倫をしていることがパートナーにバレれば、大変な状況になるでしょう。なんとかしたいと考え、周囲に助けを求めることもあるようです。今回は“不倫している友人からの助けを求めるLINE”について、経験のある男女に話を聞きました。「昨日会ってたことにして!」「あるとき、既婚者の友人から急に、“昨日会ってたことにして!”とLINEが届きました。彼女に理由を尋ねると、昨日男性と会っていたそう。帰りが遅くなり、夫からの連絡も無視していたため、不倫を疑われていると……。言い逃れるために、私と会っていたことにしてしまったそう。私は仕方なく、彼女のお願いを聞き入れました。彼女から、あとで私に電話がかかってきました。おそらく彼女の夫は近くで聞いていたのでしょう。昨日会っていたような話をされ、その内容に合わせて返事をしていました」ミカ(仮名)/29歳アリバイ作りに加担させられたわけです。不倫の片棒を担いているような気持ちになったことでしょう。「このLINEは夫に見られてる」「不倫をしている友だちから、“このLINEは夫に見られてる”とメッセージが届きました。さらに、“しばらく連絡取れないかも”と。それに対して返信をしたけど、応答なし。しばらくして彼女に会う機会があり、当時の状況を聞きました。すると思った通り、彼女の夫に不倫を疑われ、LINEを覗かれそうになったそう。そこで、危険なLINEはすべて削除してしまったようでした。そのせいで、しばらく連絡が取れなくなったわけです。私も、変なLINEを送らなくて良かったです」マイ(仮名)/31歳不倫のバレそうなLINEをすべて消去して、証拠隠滅を図ったんですね。とりあえず親しい友人だけには、状況を伝えておきたかったのでしょう。「証言して欲しい」「僕には、親しくしている友人夫婦がいたのですが、ひょんなことから夫のほうが不倫をしている事実を知ってしまいました。あるとき、彼が妻に不倫を疑われてしまったようで、僕にLINEが来ました。“誤解だと証言して欲しい”と言うのです。僕から伝えれば信じてくれるだろうと……。ただ、僕は2人とも知り合いだし、嘘はつきたくなかった。だから、“それはできない”と断ってしまったんです。以来、音信不通に。あのときの決断は間違っていたのかと、今でも悩みます」ケン(仮名)/33歳夫婦2人ともが知り合いだと、どちらか一方の肩を持つということも難しいはず。非常に悩ましい立場ですね。「やめたいけどやめられないの…」「私の友人の女性が、数年前に不倫をして、それが彼女の夫にバレました。一度は許してくれたものの、“次はない”と言われていたそう。にもかかわらず、彼女はまた同じ過ちを繰り返してしまったようで、“どうしよう”と相談するようなLINEが届きました。まだ夫にはバレていなかったので、私は不倫をやめるようにLINEで伝えました。すると彼女から、“やめたいけどやめられないの……”と悲痛なLINEが。とりあえず今もバレてはいないようですが、時間の問題でしょうね」エミリ(仮名)/29歳不倫が常習化してしまっているのでしょうか。友人にLINEで相談して、解決するような問題でもなさそうです。“不倫している友人からの助けを求めるLINE”をご紹介しました。自分が始めた不倫に関して、助けを求められても対処に困るもの。片棒を担げば、自分の信頼があやうくなってしまう可能性もあるでしょう。せめて巻き込まないでもらいたいものですね。©perfectlab/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月01日高校時代の初恋の人(旬さん・仮名・28歳)が親友(桜さん・仮名・28歳)の彼氏となったことで失恋を経験した清華さん(仮名・28歳)。彼を忘れるために結婚するも、親友に裏切られていたことがわかって…。彼とゴールインした彼女へ復讐するため、彼と密会を繰り返し、やがて妊娠。二人で駆け落ちを計画するも土壇場で彼に捨てられてしまいます。清華さんはすべてをなげうって不倫相手と駆け落ちしようと考えていたので、彼の心変わりに相当ショックを受けたそうです。しかし、幸い夫(恭介さん・仮名・31歳)に不倫がバレていなかったこともあり、妊娠時期を適当にごまかして子どもを授かったと伝えることにしたのだとか。不倫をごまかすために夫に大きな嘘をついて…「夫は私の妊娠をとても喜んでくれました。でも、里帰り出産をするため病院を訪れた時、かつての不倫相手である旬くんと再会してしまって…。話を聞くと、彼は知り合いのお見舞いに来ていたそう。この偶然をきっかけに再び彼と連絡を取り合うように。出産を報告すると部屋まで来てくれて、子どもを見て『かわいい』と言ってくれたんです。この頃から『もしかしたら彼とまたやり直せるのでは…? 』と秘かに思うようになりました」しかし、元不倫相手との復縁を期待する清華さんに思いもよらない出来事が起こります。「病院は母子別室だったので、新生児室に我が子を見に行きました。すると『もしかして清華? 久しぶりだね』と声をかけられて。振り返るとそこには旬くんの妻であり、かつての親友である桜の姿が…。私が平常心を装いながら探りを入れると、どうやら彼女も出産したばかりの様子。そこで、彼は妻の妊娠を知り駆け落ちをやめたのだと確信…この病院に居合わせたこともただの偶然ではなかったのです」彼が堂々と妻と自分の部屋を行き来していたことに怒り心頭した清華さんは、ある行動に打って出ることにしたのだとか。裏切られた仕返しに不倫を暴露…その時相手が発した衝撃の言葉とは…?「私は桜が退院するのを待ち伏せしました。そこで『私と旬くんは不倫していたの』『出産した子どもの父親は彼なのよ』と不倫を暴露。でも、旬くんに『何言っているの…? そんなことある訳ないよ』と冷たくあしらわれて。妻である桜も『まだ夫に未練があるなんて! 本当に清華はしつこいんだから』と呆れ顔。彼を懲らしめようと自ら不倫を告白するも、すべて偽りだとしてまったく受け入れてもらえなかったのです」でも、清華さんの不倫の暴露はここで予想外の展開を迎えます。「私の後ろに夫と両親が立っていて…不倫の事実を全部聞かれてしまったのです。真っ赤な顔で怒る夫に『今の話は本当なんだな! 俺の子だと嘘をついて不倫相手の子を出産したのか! 』と責められて。両親も『なんてことをしたんだ! もう二度と家の敷居をまたぐな』と私に絶縁を宣言。彼にひと泡吹かせようと思ったのに、私は一瞬で何もかも失うことに。その後、夫に離婚を言い渡され、もちろん慰謝料も払うことになりました。一人で生まれたばかりの子どもを抱え、実家を頼ることもできず…私はこれからどう生きていけばいいのでしょうか」罪のない夫を裏切って、自ら家庭を壊してしまった清華さん。最終的に路頭に迷うことになっても、不倫の代償としてすべて受け止めるしかありません。それでも、大切な人を傷つけたという事実は決して許されることではないでしょう。©Eri Miura/Getty Images文・菜花明芽
2023年08月26日「初恋の人をいつまでも忘れられない」というのはそう珍しい話ではありませんね。今回は、好きな人を諦めるための婚活で幸せな結婚をしたものの、あることがきっかけで既婚男性との不倫に走ってしまった28歳女性のエピソードをご紹介します。初恋の人を忘れることができず…他の男性と結婚し幸せな日々を送るも…清華さん(仮名・28歳)は結婚しているにも関わらず既婚男性(旬さん・仮名・28歳)と現在W不倫をしているそうです。夫(恭介さん・仮名・31歳)にまったく不満がないと言う彼女が不倫に陥った理由は一体何だったのでしょうか。「私は高校時代に親友(桜さん・仮名・28歳)と偶然同じ人を好きになりました。でも、すぐに相手は桜とお付き合いをスタート…幸せそうな二人を見て、私の出る幕はないと思ったんです。それなのに、何年経っても初恋の相手である旬くんを忘れることができなくて…。彼を諦めるために始めたマッチングアプリで夫と出会い、そのまま結婚に至りました」ここまでの話を聞くと、今は順風満帆な生活を送っているように見える清華さん。しかし、この後不倫の原因となる衝撃の事実を知ることになったのだとか。「先日地元に帰った時、初恋の人である旬くんに再会しました。彼は、桜とそのままゴールインしたと言うじゃないですか。そこで、昔の話として『実はあなたのことが好きだったの…でも、旬くんは桜とお付き合いしていたから、私は自分の気持ちを伝えることができなかった』と打ち明けたんです。すると、旬くんも昔私のことを想っていたものの、桜に『あの子(私)には他に好きな人がいるよ』と嘘を吹き込まれていたことが判明…。当時、私達が両思いだったなんて思ってもみませんでした。親友だった桜の裏切りを許せなかった私は、彼女に復讐するため彼を略奪することにしました」清華さんは彼と不倫関係になっても不思議と罪悪感を抱くことがなかったそう。相手はもともと自分のことが好きだったわけだし、何より過去に親友がした卑怯な行いを容認することはできないと考えていたからだと言います。不倫の末妊娠が発覚…最終的に彼が下した残酷な決断とは…?「不倫相手と密会を繰り返すうちに、私は割と早い段階で自分の妊娠に気がつきました。浮気する前までは夫とカラダの関係はあったものの、最近そういったことがなかったので、お腹の子の父親は旬くんだと確信。二人とも結婚しているけれど子どもはいなかったので、お互い今すぐ離婚して新しい家庭を築こうと彼に提案することに。すると、とんとん拍子に話が進んで、周りに反対されるだろうからと駆け落ちすることになったんです」しかし、ここで思いもよらない出来事が清華さんの身に降りかかります。「結論から言うと、駆け落ちの当日彼が待ち合わせ場所に現れることはありませんでした。その場で、しびれを切らして電話をかけると『今の家庭を壊したくない』『君のためにすべてを捨てることはできない』と言われて…。何が何だかわからないうちに、私は不倫相手にあっけなく捨てられてしまいました」彼に突然別れを告げられ茫然自失の清華さん。過去に親友の裏切りがあったとは言え、自ら不倫に走ったのだから思い通りの結末を迎えられなくても仕方ありません。©franckreporter/Getty Images文・菜花明芽
2023年08月26日母(真理子さん・仮名・47歳)の過干渉に悩んでいた愛さん(仮名・25歳)。既婚者である上司(友也さん・仮名・40歳)に母のことを相談するうちに、いつの間にか二人は不倫関係に。しかし、突然母に不倫相手を略奪され…愛さんは実家を追われることになって…。悪い流れはここで留まることなく、さらに大きな渦となって愛さんを飲み込みます。母と不倫相手の裏切りによって、住む場所まで失ってしまった愛さん。そこで、藁にもすがる思いで父(晴彦さん・仮名・50歳)に連絡を入れると快く会ってくれることになったのだとか。父と久々の再会…そこで聞かされた母の衝撃的な正体とは?「父は久々の再会をとても喜んでくれました。私は恥を忍んで『上司と不倫していたら、相手を母さんに略奪された。それで急に実家を出ることになり行く当てもなく困っている。少しの間、父さんと一緒に暮らせないかな? 」と話を切り出したんです。そうしたら、父から『真理子なら平気で娘の彼を横取りするだろうな』と衝撃的な発言が…。『俺たちの結婚は親が決めたものだったんだ。最初はうまくいくと思ったけど、真理子は浮気ばかり繰り返して…しかも相手はいつも既婚者だった』と言い出して。私は母の本当の姿を知ってゾッとしました」思い返してみると愛さんがまだ小さい頃、夜遅くに目を覚ますと母がいないことが度々あったそうです。「驚く私をよそに父は話を続けました。『不倫を厳しく注意しても真理子は一向に態度を改めなかった。最終的に俺の堪忍袋の緒が切れて…それで離婚することになって。結局、真理子は人のものばかりほしくなるんだろう』と語ったのです。さらに『彼を母さんに略奪されたと言うけれど、元々は愛が不倫していたことが原因じゃないか!やっぱり親子だから似ているんだな』と嫌な顔をされてしまいました」そう言うとすぐにその場を立ち去ってしまったので、結局愛さんは父を頼ることができなかったそう。仕方なくホテルを転々とすることになった愛さんに、追い打ちをかけるように悪い出来事が立て続けに起こります。最悪の事実が社内で噂になってしまって…女性を待ち受ける驚愕の結末「ある日会社に行くと、みんなが私を見てコソコソ話をしていました。どうやら友也さんが離婚してすぐに再婚したという話題で持ち切りの様子。すると『友也さんは愛さんと不倫していたよね、でも再婚相手は愛さんの母親なんだって』『母親に彼を奪われるなんて話聞いたことないよ』と悪口が聞こえてきて…。職場に居づらくなった私は、これが原因で会社をやめることになりました」何もかも嫌になった愛さんは、見知らぬ土地へ引っ越して再スタートを切ろうと考えたのだとか。そのため、貯金していたお金を全額はたくことに…。心機一転で直したところで恐ろしいことが起きてしまいます。「引っ越して数か月経った頃、夜遅くにインターフォンが鳴ったのでドアを開けると、そこにはなんと母の姿が…。あまりのことに言葉を失っていると『愛、またお母さんと一緒に暮らしましょう』と平然と言ってきて。母は友也さんと再婚したにもかかわらず、もう飽きてしまったと話し出して…今度は私と一緒に住みたいという気持ちから、今の居場所を探偵に調べさせたのだとか。母はほしいものを手に入れた途端冷めるタイプで、寂しくなると私にベッタリする毒親になるのです。元はと言えば、不倫をしていた私が悪いのですが、ここまで嫌な思いをするなんて予想だにしていませんでした」不倫したことが原因で多くの悲劇に見舞われた愛さん。最初から相手が既婚者だとわかっていて手を出したのだから、この結果は身から出た錆と言えますね。これからどんなに困難なことが待ち構えていても、すべて受け入れて生きていくしかありません。©PLASTICBOYSTUDIO/Getty Images©Michael H/Getty Images文・菜花明芽
2023年07月27日ひょんなことがきっかけで不倫に身を落とす人は少なくありません。今回は、自分の悩みを相談するうちに、いつの間にか既婚男性と親密になってしまった25歳女性のエピソードをご紹介します。母の過干渉に耐えかねて…不倫相手に癒しを求める日々愛さん(仮名・25歳)は、ひと回り以上年の離れた上司(友也さん・仮名・40歳)と不倫関係にあると言います。なぜ、彼女は先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「物心ついた時には父親がおらず、ずっと母(真理子さん・仮名・47歳)と二人で生きてきました。でも、私は歳を重ねるごとに漠然とした『生きづらさ』を感じるようになって。母に少しでも帰りが遅いと『どこで何をしていたの! 』と詰め寄られたり、何か失敗するたび『母さんの言う通りにしなかったから』ととがめられたり…。こんな風に干渉する母は典型的な毒親だったのです。私は思い悩んだ末に、いつも気にかけてくれる上司の友也さんに母のことを相談。それをきっかけに彼と一気に深い仲になりました」友也さんはありのままの愛さんを受け入れてくれたので、一緒にいると心が満たされたそう。しかし、この不倫関係もすぐに母の知るところになったのだとか。「どうやら母は私の手帳を盗み見ていたようです。友也さんとデートする日にハートマークを描いていたので、すぐに男性と会っていることがバレてしまって。母は『大して仕事もできないのに恋愛にうつつを抜かすなんて』と私を責めつつも『相手は一体どういう人なの…? 』と探りを入れてきたんです。挙句の果てに『今度、彼氏を家に連れてきなさいよ』『あなたにふさわしい相手かどうか母さんが見極めてあげる』と言う始末。根負けした私は『彼は既婚者だから、母さんに会わせることはできない』と正直に事実を伝えました」衝撃的な愛さんの告白に母はすぐさま逆上したと言います。「不倫からは何も得られない」「あなたはいいように使われているだけ」と彼と別れるよう説得してきたそう。そんな母の言葉を聞き流していた愛さんに、この後予想もしない展開が待っていたのです。母と不倫相手の密会を目撃…その時彼が放った驚愕の言葉とは?「休日一人で買い物に行った時、私は信じられない光景を目にしました。なんと母と友也さんがカフェの窓際でお茶をしていたのです。私の不倫をやめさせるため母が彼に接触したのだと思って…すぐに二人の元へ駆け寄り『母さん何しているの! 』『私は友也さんと絶対に別れないわよ』と言い放ったのですが…」愛さんは、その場のただならぬ空気に嫌な予感がしたと言います。すると友也さんから信じられない言葉を聞かされることに…。「『バレたのなら仕方ないな…もう君に愛情はないよ』『今、俺は真理子さんと付き合っているんだから』と言うじゃないですか。よくよく話を聞いてみると、彼は私のために母を注意しようと会う約束を取りつけたのだとか。でも、友也さんはすぐに母のとりこになったそう。彼は『君たちはとてもよく似ている』『ちょっとした仕草がかわいいところがそっくり…年上好きの俺には真理子さんの方がぴったりなんだ』と涼しい顔をして。こともあろうに私は母に不倫相手を奪われてしまったのです」突然彼に捨てられてしまった愛さん。友也さんと母が交際していると知った以上、もう実家にはいられないので、急遽家を出るしかなかったそうです。しかし、元々は愛さんが不倫に走ったことが原因なので、この結果は「自業自得」と言えるのではないでしょうか。©xijian/Getty Images©Solskin/Getty Images文・菜花明芽
2023年07月27日夫(一孝さん・仮名・36歳)と「浮気はしない」と約束して同窓会に参加した栞さん(仮名・35歳)。しかし、同級生の吉雄さん(仮名・35歳)とはからずも不倫関係に。その後、彼は夫を不倫現場に呼び出し「俺の彼女を横取りした仕返しに妻を略奪した」と衝撃の事実を暴露して。栞さんは不倫相手にあっさり捨てられてしまいます。「まさかあんな形で不倫がバレるとは思ってもみませんでした。彼は夫への復讐が終わると『もう用はない』と私をすぐに捨てたのです。こうなったらどうにか結婚生活を続けるしかないと考えて『仲直りしたい』と夫を高級レストランへ誘うことに。おいしい料理を食べて気持ちも新たに夫婦で再スタートを切ろうと思っていました」この後「夫とやり直したい」と考えていた栞さんに思わぬ展開が待ち受けていたのです。同僚とばったり会って…そこで聞かされた驚愕の事実とは…?「食事が終わり店を出ると『栞さん! 夫婦でお出かけ? 』と声をかけられて…振り返るとそこには同じ職場の理恵さん(仮名・33歳)の姿がありました。すると、隣にいる夫を見て『あれ? もしかして一孝…? 』と驚いた顔をして。突然彼女は『あなたの奥さん浮気しているわよ』『休みの日に仕事だと嘘までついて…スマホもわざわざ職場に置いて密会しているんだから』と夫に不倫を暴露したのです。さらに『こんなことになるなら、私と結婚すればよかったのに』『妻に裏切られていたなんてかわいそう』と同情し始めて…この発言から、理恵さんが夫の元カノだと判明。そのうえ、元不倫相手から夫が略奪した女性だということもわかりました」同僚が夫の元カノだったなんて…栞さんは「世間は広いようで狭い」と実感させられたと言います。「その後はもう修羅場でした。私が不倫を隠すためについた数々の嘘を夫はまったく知らなくて…。『不倫のためにそこまでしていたなんて…』とポツリとつぶやくと『もう一緒にはいられない』『すぐに家を出て行ってくれ』と私に言い放ったのです」栞さんも、自分が夫を傷つけたのだから、家を追い出されても仕方ないと思ったそう。でも、急なことで行く当てもないので、とりあえず何も言わずに実家に帰ったのだとか。「父と母は家に入れてくれませんでした。私が実家に帰ると見越した夫が『娘さんの不倫で夫婦関係が破綻した』と両親に連絡を入れていたのです。『なんてことをしたんだ』『うちにあげることはできない』と追い返されてしまって…。しばらくホテルを転々としていたら、夫から正式に離婚を告げられました」その後栞さんは、不倫を理由に夫から慰謝料を請求されたそうです。心機一転仕事に打ち込もうと思ったものの、職場で衝撃の噂が広がって…「私は、一生懸命働いて慰謝料を払おうと決意しました。しかし、そのタイミングで理恵さんが『彼ができたの』とスマホの写真を職場で見せて回って…そこには元夫である一孝さんの姿が…。なんと二人は長い時を経てよりを戻していたのです。同僚の中には一孝さんの存在を知っている人もいたので、たちまち職場で『理恵さんの彼って栞さんの元夫らしいよ』『いつから三角関係だったの? 』と噂が広まって…。私はこの出来事がきっかけで職場に居づらくなり、会社を辞めるはめになりました」このご時世すぐに次の仕事が見つかるはずもありません。しかし、悪い流れはここで留まることなく栞さんをのみ込んでいきます。「ある日、理恵さんから『一孝さんと結婚することになりました』というLINEが届いて。それは、私に祝福してほしいわけではなく『あなたと違って、私たちは幸せになります』という皮肉たっぷりの内容でした。その言葉で私が意気消沈したことは言うまでもありません」不倫に溺れたことが原因で何もかも失ってしまった栞さん。約束を破り多くの嘘をついて夫を裏切ったのだから、この結果は「自業自得」と言えますね。これから、どんなに困難でも自分のしたことをすべて償って生きていくしかありません。©xijian/Getty Images©liebre/Getty Images文・菜花明芽
2023年06月21日「結婚しているのだから、不倫なんてあり得ない」と考える人は少なくありません。今回は「不倫、浮気には縁がない」と思っていたものの、ひょんなことから男性と恋に落ちてしまった35歳既婚女性のエピソードをご紹介します。結婚5年目の栞さん(仮名・35歳)は、現在とある男性と不倫関係にあると言います。順調な結婚生活を送っているにも関わらず、なぜ他の男性に心奪われてしまったのでしょうか…?同窓会の招待状が届いたものの…嫉妬深い夫が参加に大反対!「パートで忙しい日々を送るなか、初めて同窓会の招待状が届きました。それは中学校の時のもので、最近疎遠になっていた友人と20年ぶりの再会を思うと胸が弾んだのですが…。夫(一孝さん・仮名・36歳)はとにかく嫉妬深くて『同窓会に出席したい』と私が伝えると案の定嫌な顔をして…。『久々の再会が恋愛に発展することもあるだろう』『浮気のきっかけになり兼ねない』と言って私を睨みつけてきたんです。結局『絶対に浮気はしない』と約束することを条件に、夫はしぶしぶ同窓会へ行くことを許可してくれました」栞さんは、あらかじめ夫に釘を刺されていたこともあって「恋愛モード」をオフにして同窓会に参加したそうです。ところが、意外な人物の登場で心が揺れてしまったのだとか。「受付を済ませると見知らぬ男性と目が合いました。私が誰かわからず困惑していると『俺のこと覚えている…? 』『ずっと同じクラスだった吉雄(仮名・35歳)だよ』と笑顔で話しかけてきたのです。思い返すとおとなしい男子の姿が頭に浮かんで…でも、当時もほとんど接点がなく会話すらした記憶がありません。なぜなれなれしく話かけてきたんだろう…とちょっと警戒していると『君は俺の初恋の人なんだよ』『実は栞さんに会いたくて同窓会を企画したんだ』と告白されて…。すっかりイケメンに成長した吉雄さんに私は一瞬で心惹かれました」その後、友人との再会を喜ぶでもなく、ずっと吉雄さんと二人きりで過ごしたそう。栞さんは彼が独身だと知って「お互い好意があるのだから、夫にバレなければお付き合いしても問題ない」と考えたと言います。「その日のうちに彼と不倫関係になりました。禁断の恋がやきもち焼きの夫にバレないよう、私は細心の注意を払うことにしたんです。パートはシフト制で出勤する日もバラバラなので、休みの日に『仕事に行く』と夫に嘘をついて吉雄さんと密会を重ねることに…。夫からGPS機能をつけられていたので、前もって職場にスマホを置きに行って…仕事中と認識されるよう細工。吉雄さんと一緒ならスマホなんて必要ありませんからね。ただ夫から電話があっても出られないので、隣のデスクの理恵さん(仮名・33歳)に『不倫相手と会うから、GPSがついているスマホは置いていくね』『電話が鳴っても対応しなくていいから』と伝えておきました」それから、不倫の口留めのため理恵さんに頻繁にランチをおごったり、デート先でお土産を買ってきたり…栞さんは相当気を遣ったそうです。しかし、吉雄さんとの不倫はあっけなく終わりを告げます。夫に不倫現場を目撃されて…その時彼が放った衝撃的な言葉とは?「ある日、彼とホテルから出てくると『こんなところで何をしているんだ! 』という声がして…振り返るとそこには夫の姿が…。急なことに頭が真っ白になっていると、吉雄さんが『俺が君の夫を呼んだんだよ』と言うじゃないですか。さらに『昔、俺の彼女を横取りしたよな』『だから、その仕返しにお前の妻を略奪したんだよ』と夫に声を荒らげて。私はすぐに状況が呑み込めず…しばらく話を聞いていると二人は大学の先輩後輩だとわかって。その際、夫が吉雄さんの彼女を奪ったことがあったのだとか。吉雄さんは復讐のために夫を不倫現場にわざわざ呼び出していたのです」彼は偶然街で一孝さんと栞さんが歩いているところを目撃。二人は結婚しており、妻が同級生であることがわかって、一孝さんへの復讐のため同窓会を計画したと言います。栞さんは彼に「私達愛し合っていたよね」と聞くも「不倫は君の夫への仕返し」「愛なんてある訳がない」と言われあっさり捨てられてしまいます。すべて吉雄さんに仕組まれたことと知らず、不倫に陥ってしまった栞さん。しかし、夫と「浮気はしない」と約束していたにも関わらず、それを裏切ったのだから、辛くてもこの現実を受け入れるしかないでしょう。©K-Angle/Getty Images©monzenmachi/Getty Images文・菜花明芽
2023年06月21日夫の不倫を知り、腹いせとして不倫を始める女性もいるようです。心情的には同情できても不倫は人の道を外れる行いであることに間違いはなく、予想もしなかった転落劇へと進んでいくケースもあります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、夫の不倫に対する腹いせで不倫をした30代女性のエピソードをご紹介します。夫の不倫が発覚! しかし離婚には踏み切れず…30代半ばの晴香さん(仮名)は、40歳になったばかりの夫と2人暮らし。平穏で穏やかな結婚生活が4年ほど続いていたある日、晴香さんは夫の不倫を知ってしまったそう。「良き夫だと思っていたので、不倫を疑ったことはありませんでした。でも、私の名前を何度か呼び間違えることがあって、なんだか変だなと思ったんです。それでこっそり夫のスマホとパソコンを見たら、不倫相手と思われる女性とのLINEやメール、写真が出てきてクロだと確信しました」不倫をしている夫に対して、大きな怒りが湧いたと振り返る晴香さん。しかし当時はパートの身だった晴香さんは、経済的な理由から「離婚はせずに私も好きなことをしよう」と考え、夫を問い詰めなかったそうです。「私が夫の不倫に大騒ぎをして離婚を切り出されても困ると思ったので、静観することに決めたんです。その代わりに、私も外で彼氏をつくってお互いに楽しくやって、家庭に持ち込まなければそれでいいだろうと考えました。夫だけが不倫をして楽しそうにしているのが悔しくて、本当に安易な気持ちで不倫に走ってしまったんです」SNSで知り合った年上男性と不倫関係に不倫相手を探すことにした晴香さんは、SNSを通じて知り合った数人の男性と食事デートを繰り返したそう。そして、そのうちの一人と不倫を始めたと言います。「彼はバツイチ独身で、時間も自由に使える人。いつも私の都合に合わせてデートをしてくれました。それに、デート代は経済的にも余裕がある彼がいつも払ってくれたので、私がお金を出す必要もなかったこともラッキーでした。彼とはだいたい月に3〜4回デートをしていましたが、泊まりがけで会うことはなく、昼間から会って夜早い時間に解散するデートを繰り返していました」自分を裏切った夫を許せない気持ちがあっても、腹いせで自分も不倫をするのは許される行動ではありません。どんな事情があるにせよ、不倫は不倫。夫に制裁を下すのであれば、別の方法を検討した方が賢明なのは間違いないでしょう。©kazuma seki/Yagi Studio/gettyimages文・並木まき
2023年05月10日不倫をしている人のなかには、GWを利用して会おうと企んでいる人もいるでしょう。しかし、家族がいるだけに、そこまで時間は自由にならないはず。そこで今回は、不倫カップルが計画している「GW密会プラン」について聞いてみました。半年前から情報を小出しにして「今年のGWはコロナ禍も明けているだろうと、不倫相手の彼女と半年前から温泉旅行を計画。妻に怪しまれないために、情報をちょっとずつ小出しにして伝えていました。“友だちと旅行に行くかもしれない”“温泉が候補に挙がっている”といった感じで、不信感を抱かせないように。最初は、あえて“2泊3日”と伝えていました。でも、“友だちの都合で1泊になった”と伝えると、妻の機嫌が良くなりました。喜んで送り出してくれそうです」ヒロシ(仮名)/32歳最初にあえて大きな要求をすることで、実際の小さな要求を通りやすくし、妻に怪しまれずに密会に持ち込めたというわけですね。お泊まりで人間ドッグへ「彼は既婚者で、会社経営をしています。普段は仕事が忙しくて、健康診断などが受けられていないんですね。なのでGWを利用して、お泊まりで行く人間ドッグを利用し、私も同行することにしました。健康診断を受けられていないことを奥さんも心配しているらしく、“人間ドッグに行く”と伝えるとむしろ喜んでいたそうです」アヤミ(仮名)/27歳まさか奥さんも、不倫旅行を兼ねた人間ドッグだとは思わなかったんでしょう。しかも、出てきた結果を見せれば、一切疑われることもないはず。連休のど真ん中にあえて出勤日を設けて「今までGWは、妻の実家で家族と過ごしていました。今年、僕が転職したこともあり、GW中に出勤日を設けなくてはならなくなりました。希望が出せたので、あえてど真ん中を選択。そうすると、実家で過ごすのは前半だけで、僕だけ家に戻って来て後半はひとり。不倫相手の彼女とも会い放題です。何も気にすることなくゆっくりできそうです」ハルオ(仮名)/35歳仕事であれば、奥さんも口出しはできないはず。実家が遠ければ、不倫相手と出かけても見つかる心配もないのでしょうね。夫が絶対行かない場所を選んで「私は辛い食べものが大好きな、激辛マニアなんですが、夫はまったくダメ。というか大嫌いで、家で食べるのもニオイが残って嫌がるくらいです。たまに、辛いものを食べに行こうと夫を誘ったりもするんですが、“ひとりで行って”とか“友だちと行って”と断られます。実は私には、激辛つながりで知り合った男性がいて、最近不倫関係に。GWは激辛イベントに彼と出かける予定です」アカリ(仮名)/30歳旦那さんが絶対に行かないような場所であれば、鉢合わせてしまう確率も低いはず。大好きなものが溢れた空間を、不倫相手とともに満喫するのでしょう。“不倫カップルが計画しているGW密会プラン”をご紹介しました。GWは自分だけでなく、周りの人たちも休みの場合が多いでしょう。不倫相手と密会を予定している人たちは、危険を回避するために、このような努力を重ねているようですが、いつバレてもおかしくない行為であることを理解してほしいものです。©︎nd3000/nd3000/gettyimages文・塚田牧夫
2023年05月04日不倫は人を裏切る行為。なかには過去の経験が影響して、不倫に走ってしまう場合もあるようです。そこで今回は、“驚愕した不倫相手の凄まじい過去”について女性たちに話を聞きました。母親の不倫現場を目撃して「不倫相手の彼は、3~4歳のころに何度か母親の友人宅に預けられることがあったそうです。ある日、その友人の女性とショッピングモールに行った際に、母親の姿を見かけたそう。近付こうすると、母親の隣に知らない男性が。すぐに友人の女性に手を掴まれ、サッとその場から離されたそうです。のちに、母親と一緒にいた男性が不倫相手だと知ったみたいです」ノゾミ(仮名)/28歳子どもの頃に母親の不倫現場を目撃してしまったんですね。当時は不倫だと気付かなくても、やがて理解できる年齢になり、ショックを受けたのでしょう。先生と交際「彼は高校のときに、学校の保健室の先生と付き合っていたそうです。その先生は既婚者だったので、高校生と不倫していたことになりますね…。よく、保健室で密会をしていたそうです。そのころから、誰にも言えない関係に対して興奮をおぼえていたそう。卒業と同時に会わなくなったらしいんですが、以来、既婚者ばかりを好きになってしまうようになったとのことです」エリナ(仮名)/30歳普通の女性との恋愛では、物足りなくなってしまったんでしょうか。高校時代の刺激的な体験により、恋愛観が歪んでしまったのかもしれません。怪我をして夢を諦めたせいで「かつて不倫関係にあった彼は、子どものころからずっとサッカーをやっている人でした。プロを目指していたんですが、大学のときに大きな怪我をして、夢を断念せざるを得なくなってしまったそう。すると、そこまでサッカー一筋だっただけに反動が大きかったらしく、女性と遊ぶことに没頭。もともとモテるタイプで女性も寄ってくるので、手当たり次第に関係を持っていたそうです」ジュン(仮名)/28歳夢に向けていた情熱が行き場を失い、女性に向かってしまったようです。不幸な目に遭ったとはいえ、褒められる行いとは言えないでしょう。親族みんなが不倫している「既婚者の男性と付き合っています。彼は子どものころに父親が不倫をして離婚し、シングルマザーの家庭で育てられました。そして実は、おじいさんもほかに女性を作るような人だったそう。さらに最近、“叔父さんが離婚した”と言うんですね。原因はやはり、不倫。とにかく親族に不倫している人が多いらしく、彼ももう開き直っています」ナツキ(仮名)/29歳知らず知らずのうちに、不倫している身内に影響されてしまったのでしょうか。どこかでストップをかけなければ、不幸の連鎖を断ち切ることはできないかもしれません。“女性が驚愕した不倫相手の過去”をご紹介しました。過去の経験により人格や恋愛観が歪められ、不倫に走ってしまうケースもあるようです。しかし、不倫をすればまた別の人を傷つけることになります。いくらつらい体験をしていても、他人の幸せを奪う権利はないでしょう。©Steve Prezant/kuniharu wakabayashi/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月27日経営者の夫が不倫している事実を知った絢音さん(仮名)。不倫相手への贈り物を妻に選ばせるという大胆な行動をしていた夫に対して制裁をくだすために、不倫の証拠を集める日々が続いたそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫夫に対する30代妻の復讐劇をご紹介します。不倫夫を自力で尾行する日々不倫相手へのプレゼントを自分に選ばせるほど、「夫は自分をなめている」と感じた絢音さんは、自らの手で証拠を集めて夫に突きつけようと決意。過去に夫の会社で働いていた絢音さんは、元同僚から夫が定時で退社している事実を聞いていたため、会社から出てきた夫を尾行するところから始めたそうです。すると夫は、会社から徒歩5分ほどの距離にあるマンションに入っていったのだとか…。「その瞬間に、私はそのマンションが不倫相手の家だと確信しました。もしかすると、そのマンションを借りているのも夫なんじゃないかと頭によぎりましたね。とりあえずその日は住所とマンションの名称を控えて帰宅し、何事もなかったかのように帰宅した夫を迎え、一緒に食事をしました」その後も、休日に夫が急用と言って出かけたときには、常に尾行をしていた絢音さん。夫は絢音さんの予想通り、常に例のマンションへと向かっていたそうです。そして尾行を始めて1か月ほど経ったときに、ついに絢音さんは不倫相手と手を組んで歩く夫を発見し、写真を撮ることに成功。撮影した写真を元同僚に見せると、不倫相手は夫の会社の社員であることが判明しました。マンションに入っていく夫の姿や、夫が会社名義でマンションを契約している証拠などもすでに手に入れていたため、これらの証拠を突きつけて、ついに夫に離婚と慰謝料を請求することにしたと言います。不倫相手を呼び出して…「ただ夫に証拠をつきつけて離婚するだけじゃ甘いと思い、私は不倫相手も呼び出して、慰謝料の支払いを約束させることにしたんです。夫の会社に連絡し、私が夫の妻だと名乗ると、不倫相手はおとなしく私の呼び出しに応じました。結局、期日までに慰謝料が支払われたので、不倫相手にはそれ以上の制裁はしませんでした。夫に対しては、離婚と慰謝料の請求のほかに、財産分与で自宅を私に渡すことにも合意してもらいました。夫は、不倫がバレてもまさか離婚になるとは思っていなかったようですが、私が離婚に向けた強い意志をもっているとわかると観念したようです。しかも後日談もありまして、夫は会社の近辺で不倫デートを繰り返していたために、社員の間でも密かに夫の不倫は噂になっていたらしいんです。離婚したことによって夫は社員からの信頼も完全に失ってしまい、会社は一気に傾き、廃業を余儀なくされたと聞いています」ひとまずは新生活を送るだけのお金と不動産を手にした絢音さんは、今は前向きにシングルライフを送っているとのこと。しばらく再婚は考えられないものの、いつか素敵な人と出会えたら、そのときはまた結婚をしてもいいと思うかもしれないと話していました。夫と不倫相手の双方から慰謝料を受け取れれば、十分な新生活の資金が手に入る場合もあるでしょう。しかし、不倫夫のせいで結婚生活が崩壊した妻の立場を考えれば、どんなに多額の慰謝料を受け取ったとしても心の傷が癒えるわけではありません。絢音さんのように制裁に成功したとしても、精神的に気持ちよく新生活をスタートできるとは限らず、不倫をした夫の責任ははかり知れません。©Karl Tapales/gettyimages©yamasan0708/shutterstock文・並木まき
2023年04月26日