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人気俳優の松坂桃李を主演、沢尻エリカをヒロインに迎え、大人気漫画の実写化に挑む『不能犯』。このほど、立証不可能な犯罪がテーマの本作に、新田真剣佑、間宮祥太朗、真野恵里菜、芦名星、矢田亜希子、安田顕ら、豪華俳優陣の出演が明らかになった。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃されていた。その男の名は宇相吹正、彼こそがSNSでうわさの“電話ボックスの男”だった。とある電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故…。宇相吹の犯行は、すべて「不能犯」=“思い込み”や“マインドコントロール”で殺すなど、常識的に考えて実現が不可能なものばかりだった。そんな中、多田(沢尻エリカ)や百々瀬(新田真剣佑)ら刑事たちの捜査が実り、ようやく宇相吹の身柄を確保。任意で取り調べを始めるが、宇相吹は夜目(矢田亜希子)らベテラン捜査官たちさえも手玉に取る。しかし、多田だけが唯一、宇相吹にコントロールされないことが判明する――。集英社「グランドジャンプ」に連載中の大人気漫画のダークヒーロー・宇相吹正を、『日本のいちばん長い日』『劇場版MOZU』、ドラマ「ゆとりですがなにか」など、多様なジャンルの作品に出演し、幅広い演技で魅せる松坂さんが演じる本作。このほど、宇相吹に翻弄され人生を狂わされる登場人物たちを演じる面々が、一挙に発表された。まず沢尻さん演じる、彼に相対する刑事・多田を取り巻く顔ぶれには、『ちはやふる』『ピーチガール』で知られ、今後『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』や『パシフィック・リム』続編への出演も控えた新田さん。正義感あふれる生真面目な性格であるにも関わらず、上司である多田にはなかなか名前で呼んでもらえない新人刑事・百々瀬麻雄を演じる。また、主演作『劇場版 お前はまだグンマを知らない』や『帝一の國』など、もはや実写化作品といえば欠かせない存在ともいえるカメレオン俳優・間宮さんが演じるのは、多田のサポートにより更生した元不良少年の料理人・川端タケル。そして、『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』、ドラマ「とと姉ちゃん」「逃げるは恥だが役に立つ」で知名度を飛躍的に高めた真野さんが宇相吹に仕事を依頼する木村優、その姉であるジュエリーデザイナー役に映画・TV・声優と幅広く活躍する芦名さん。多田の先輩刑事・夜目(やめ)美冬役には「スペシャリスト」「視覚探偵 日暮旅人」など、確かな演技力で数々の作品を支える矢田さんが務める。さらに、鑑識官・河津村(かつむら)宏役として、『銀魂』から『追憶』、ドラマ「小さな巨人」など、いまや個性派俳優を代表する存在となった安田さん。多田の上司・赤井芳樹に、日本人で初めてフランス版「VOGUE」の誌面を飾ったテット・ワダ、多田の同僚刑事・若松亮平に「テラスハウス」の菅谷哲也、河津村の後輩鑑識官・前川夏海に岡崎紗絵ほか、宇相吹に仕事を依頼する羽根田健に忍成修吾、宇相吹のターゲットとなる悪徳金融マン・木島に水上剣星、羽根田健の妻・桃香に水上京香、川端タケルの先輩料理人・櫻井俊雄に今野浩喜、夢原理沙に彼女の婚約者との関係を疑われる看護師・西冴子に堀田茜、羽根田夫婦が住む街の町内会会長・鳥森広志に大御所・小林稔侍まで、個性派俳優が集結。新進気鋭の注目俳優から、言わずと知れた実力派俳優まで顔を揃えた豪華キャストで贈る本作。立証不可能な犯罪を描いた“体感型スリラー・エンターテインメント”に、ますます期待が高まる。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』の第1話が平均視聴率16.3%をマークし、「月9復活!」と注目されたフジテレビ。しかし、もう1本、関西テレビ&フジテレビが攻めの姿勢で臨んだ窪田正孝主演ドラマ『僕たちがやりました』(毎週火曜21時~/フジテレビ系)にも熱い視線が注がれています。『僕たちがやりました』は、実写化困難だといわれていた金城宗幸の人気コミックのドラマ化作品。高校生が悪ふざけで仕掛けたイタズラが、テロまがいの爆発事件に発展するという、かなりキワドイ内容の青春コミックです。第1回目ではド迫力の爆発シーンが披露され、第2回目からはいよいよ若者たちの逃亡劇が始まります。コメディで味付けしてあるのでさほど重くはなりませんが、今後のダークな展開が、映画ではなくお茶の間で見るドラマとしてどう描かれていくのか、目が離せません! そこでこのドラマの見どころと、今後に期待したい点をピックアップ。■トホホな童貞くん窪田正孝らキャスティングが絶妙第1話では、キャスティングの妙が光ってました。「そこそこでいい」という平凡な高校生・トビオ役に、実年齢28歳で挑んだ窪田正孝のトホホぶりが最高です。もんもんとした童貞のぼやきも原作どおりですが、まったく嫌味がありません。同級生・伊佐美役の間宮祥太朗や、マル役の葉山奨之もそれぞれにイケメンオーラを封印し、へんてこなヘアスタイルにもトライ。いちばん原作の再現度が高いのは、高校の先輩で金持ちのパイセン役の今野浩喜。元お笑いコンビ、キングオブコメディのボケだけあり、小ネタでばっちり笑いを取っていきます。トビオの幼なじみの蓮子役の永野芽郁は、ぶりっ子ではなく、同性からも愛される元気なヒロインを演じさせたらピカイチですし、伊佐美の彼女・今宵(こよい)役の川栄李奈も、男好きのする巨乳キャラでかなりイイ線をいってます。また、「そう来ますか!」とうなったキャスティングが、トビオを目の敵にする不良・市橋役の新田真剣佑と、冷酷な刑事・飯室役の三浦翔平。きれいな顔でメンチを切る真剣佑くんのすごみと、「怒らせたらいちばん怖そう」という得体の知れない圧を感じさせる三浦さんにぐっと来ます。■これは映画か!? リアルな爆発シーンにビックリ第1話では、マルがヤンキー高校の不良グループにボコボコにされたことにトビオたちが憤慨し、復しゅう計画を決行します。といっても、パイセン手作りのしょぼい爆弾をヤンキー高校に仕掛けるというほんのイタズラのはずでした。ところがそのなかの1つが大爆発!演出は上川隆也主演ドラマ『ステップファザー・ステップ』の新城毅彦監督。この方、近年は広瀬すず×山崎賢人出演の『四月は君の嘘』や、永野芽郁主演映画『ひるなかの流星』など、ラブストーリーの映画でスマッシュヒットを飛ばしている映画畑の監督です。なるほど。新城作品なら、ドラマの枠を超えた映画っぽいテイストに仕上がっているのもうなずけます。■ドラマは原作コミックの結末と異なる!?第1話では、爆発シーンはもちろん、マルが不良グループからリンチを受けるバイオレンスシーンの容赦ない描写も強烈でした。市橋たちに命令され、マルといじめられっ子の水前寺(加藤諒)が殴り合い、最終的には首まで締めてしまう。ただ、このバイオレンス描写に手をぬかなかったことで、人間の心の闇が浮き彫りにされました。第2話では、爆発事件の規模のすごさを実感。あの爆発事故で市橋が死亡したと聞いて耳を疑います。「え!? 新田真剣佑は主要キャストですよね?」と、視聴者もびっくりでしょう。そこは見てのお楽しみです。爆発事故の死者は6名だと報じられ、茫然自失のトビオたち。パイセンは金でけりをつけようとしますが、そんなことがうまく運ぶわけはなく。原作は、人殺しとなってしまったトビオたちをシビアに見つめた、人間くさい物語です。フジテレビ側はすでに原作とは違う結末になると公表していますが、ここまで攻めていて、予定調和な美談にだけは落とし込んでほしくないと強く希望します。この先には、窪田くんが制作発表のときに告白した「人生初のおしり丸出しシーン」もあるということで、予断を許さないドラマになっていることは確かのようですよ!
2017年07月24日「ヤングマガジン」で連載された人気コミックを窪田正孝、永野芽郁ら人気若手俳優総出演で連続ドラマ化した「僕たちがやりました」が7月18日(火)から放送開始され、ネットには「原作どおり」「選曲最高すぎ」「キャストサイコー」など賞賛の声が溢れている。本作は映画化もされた「神さまの言うとおり」などで知られる金城宗幸が原作、作画を荒木光が担当、芸能界にもファンが多いという人気コミックが原作。主人公の何事も“そこそこ”でいいと思っている現代っ子、凡下(ぼけ)高校2年のトビオ役に窪田さん、トビオの幼なじみの蓮子に永野さん、凡下高校の生徒に暴行を繰り返す矢波(やば)高校の不良のトップ・市橋に新田真剣佑、トビオのイケメン同級生・伊佐美に間宮祥太朗、同じく同級生の“きのこカット”キャラ・マルに葉山奨之、伊佐美の彼女・今宵に川栄李奈といった注目の若手俳優陣が集結。さらに凡下高校OBの裕福なニート・パイセンを今野浩喜が、クールで冷酷な刑事・飯室に三浦翔平、ドラマオリジナルキャラとなるトビオの担任・菜摘に水川あさみ、裏社会の弁護士・西塚に板尾創路、裏社会のドン・輪島に古田新太といった俳優たちが脇を固める。第1話ではマルが市橋らに拉致され暴行を受け、その復讐のため矢波高に深夜潜入、手製の爆弾を仕掛けて翌日爆破すると、窓ガラスが割れる程度の威力のはずが大爆発を起こし大変な事件になる…という展開が描かれた。またトビオと市橋の蓮子を巡る“三角関係”や、輪島に関する疑惑を追う飯室など、今後の展開につながりそうな要素も提示され、次回に期待を持たせる内容になっていた。人気コミックのドラマ化だけに原作ファンからの注目度も高かったが放送がはじまると「けっこう原作どおりで嬉しいキャラもみんな似てる」「キャストが原作に激似だと思うのは俺だけ?」「キャストが原作に忠実すぎる 」と“原作のイメージ通り”の映像化に好感触のツイートが多数。さらに「窪田くんかっこいいね」「間宮かっこいいな」「新田真剣佑かっこよすぎて死ぬ」「永野芽郁可愛すぎ」「川栄ってあんなかわいかったっけ」など各キャストへのコメントも多数。主題歌を「DISH//」が、オープニングを「Mrs. GREEN APPLE」がそれぞれ担当していることにも「OP曲がMrs.GREENAppleとか最高」「主題歌ミセスとか最高かよ」「主題歌ミセスで最後の曲はDISH//とかやばすぎる」と好反応が続出。また本編中に流れたBGMにも「sheep of youつかうあたりいけてる」「選曲センス半端ない」「選曲神なの」という声が多数投稿されていた。膨大な量のツイートであふれたタイムラインからは反響の大きさがうかがえる本作。注目の第2話は7月25日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送となる。(笠緒)
2017年07月18日俳優の窪田正孝が13日(木)、都内で行われた連続ドラマ「僕たちがやりました」の第1話試写会に永野芽郁、新田真剣佑、間宮祥太朗、葉山奨之、今野浩喜、川栄李奈、水川あさみ、三浦翔平と参加した。原作・金城宗幸、漫画・荒木光による同名コミックを人気若手俳優総出演で連続ドラマ化。イマどきの高校生たちが、ひょんなことから爆発事件の容疑者となり、逃亡する中で自分たちを見つめなおしていく青春サスペンス。28歳で高校生役を演じる窪田さんは、初共演の新田さんから「一度お芝居をやらせてもらいたいと思っていました。窪田さんのお芝居を見ながら芝居を吸収して盗ませてもらっています」とリスペクトされると「吸収するものなんかないよ。気づいたらもう29歳になる。高校生なんてできるのかなって思っているし、ヒロイン(永野さん)とは実年齢で11歳差だし。しんどいよぉ」とぼやいていた。ヒロインを務める永野さんと窪田さんは映画作品で共演経験あり。再共演の印象について窪田さんは「彼女が中学2年生くらいのときに共演しましたが、変わってないですね。真っ直ぐな目で見つめてくるので時々“生きていてごめんなさい”という気持ちになる。ピュアで真っ直ぐなところは変っていない」と評価。窪田さんに飛び蹴りするシーンを永野さんが「飛び蹴りが上手くいかなくて何度も蹴らせていただいて何度も倒れてくれたので助かりました」とふり返ると、窪田さんは「何度でもいいよ、こんな奴は踏みにじってくださいという感じ」とドM感を出して笑わせた。巨乳の女子高生という設定の川栄さんは「巨乳、巨乳と言われるたびに冷たい目線で見られるけれど、夢が詰まっています」と自虐。撮影では窪田さんや間宮さんからキスされたり、押し倒される“川栄DAY”があったそうだが「何でもいいかな?って思っちゃいました。やるときはやります」とあっけらかんとしていた。「僕たちがやりました」は7月18日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月13日7月18日(火)より放送スタートするドラマ「僕たちがやりました」。本作の主題歌を担当するダンスロックバンド「DISH//」と出演キャストの窪田正孝、間宮祥太朗、葉山奨之、今野浩喜が、この度、奇跡のスペシャルユニット[DISH//と凡下高がやりました]を結成。主題歌「僕たちがやりました」(DISH//と凡下高がやりましたver)を配信限定リリースし、さらにライブパフォーマンスを披露することが分かった。高校生のトビオたちは、何事も“そこそこ”で生きていければいいと思っている、イマドキの若者たち。しかし平穏だった日常は、とある事件をきっかけに激変する。ある日、通っている学校の向かいにあるヤンキー高校の不良たちに、仲間をボコボコにされてしまったトビオたちは、ちょっとしたイタズラ心で、復讐を企てる。「ちょっとビビらせてやろう!」そんなつもりだったはずが…計画実行の日、トビオたちが目にしたのは、起きるはずのない事件。向かいのヤンキー高校が、火の海と化してしまう。ワケが分からないうちに“爆破事件の容疑者”となってしまうトビオたち。目の前にある状況に、彼らが選んだ道は“逃げる”こと。“そこそこ”だった日常は、その日、吹っ飛んでしまった――!こうして始まった、現実に向き合えない若者たちの青春逃亡劇。彼らを待っていたのは、刑事や教師の追跡、不良たちの報復、抑えきれない欲望と仲間割れ、大好きなあの子との別れ、そして押し寄せる罪悪感…。“そこそこ”で生きていた、いかにもイマドキな若者たちが、事件をきっかけに初めて“生きること”に必死になる。本作は、映画化もされた「神さまの言うとおり」などで知られる金城宗幸が原作、作画を荒木光が担当する人気漫画の実写化。主人公の何事も“そこそこ”でいいと思っている現代っ子、凡下(ぼけ)高校2年のトビオ役を窪田さん、トビオの幼なじみ・蓮子を永野芽郁、トビオと対立する矢波(やば)高校イチの不良・市橋を新田真剣佑、トビオのイケメン同級生・伊佐美に間宮祥太朗、同じく同級生のきのこカットが目印のマルには葉山奨之、エロかわ系な伊佐美の彼女・今宵に川栄李奈と若手キャストが集結している。先日、都内スタジオに「DISH//」のメンバー、北村匠海、矢部昌暉、小林龍二、橘柊生、泉大智と、窪田さん、間宮さん、葉山さん、今野さんの9人全員が奇跡的に集結し、主題歌「僕たちがやりました」の、「DISH//」と凡下高がやりましたver.のレコーディングを敢行。さらには9人が出演するミュージックビデオ撮影、スチール撮影を行い、このほどミュージックビデオとアーティスト写真が一挙公開となった。窪田さんは「すごく貴重な経験をさせて頂きました。ひとりでブースに入ったときは、あんなに鮮明に自分の声が聞こえてくるとは思わなかったので独特の緊張感がありました。一生の内にできるかなという、新鮮な体験をさせてもらいました」と感想を話し、「このメンバーで、これからもいろんなことができると思います!すごく壮大で貴重な1日をいただけました」とコメント。一方、「どこか逃亡感があり、DISH//としても新しい楽曲になっていると自負しています」と自信を見せる北村さんは、「レコーディングに立ち会ったのですが、窪田さん、間宮さん、葉山さん、今野さん、皆さん声がきれいでした。それぞれの個性がほとばしっており、この曲に新たな道筋をつけてくれたように感じています。視聴者の皆さんのお耳に届くとき、皆さんがどんな反応をしてくれるか、僕たちも楽しみです」と語っている。さらに、8月14日(月)に豊洲PITで行われる番組イベントライブ「僕たちがやりましたpresents真夏の僕やりNIGHT~“そこそこ”じゃ終わらない、夏~」にて、「DISH//と凡下高がやりました」が初ライブを行うことも決定した。「僕たちがやりました」(DISH//と凡下高がやりましたver)は7月18日(火)より配信限定リリース。主題歌「僕たちがやりました」は8月16日(水)よりリリース。ドラマ「僕たちがやりました」は7月18日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年07月06日映画・ドラマ・CMなどに縦横無尽に活躍する窪田正孝が、7月期スタートの“火9”ドラマに高校生役で主演。永野芽郁、新田真剣佑、水川あさみ、三浦翔平、古田新太ら超豪華キャストにより、「ヤングマガジン」で連載された「僕たちがやりました」が映像化されることになった。高校生のトビオたちは、何事も“そこそこ”で生きていければいいと思っている、イマドキの若者たち。しかし平穏だった日常は、とある事件をきっかけに激変する。ある日、通っている学校の向かいにあるヤンキー高校の不良たちに、仲間をボコボコにされてしまったトビオたちは、ちょっとしたイタズラ心で、復讐を企てる。「ちょっとビビらせてやろう!」そんなつもりだったはずが…計画実行の日、トビオたちが目にしたのは、起きるはずのない事件。向かいのヤンキー高校が、火の海と化してしまう。ワケが分からないうちに“爆破事件の容疑者”となってしまうトビオたち。目の前にある状況に、彼らが選んだ道は“逃げる”こと。“そこそこ”だった日常は、その日、吹っ飛んでしまった――!こうして始まった、現実に向き合えない若者たちの青春逃亡劇。彼らを待っていたのは、刑事や教師の追跡、不良たちの報復、抑えきれない欲望と仲間割れ、大好きなあの子との別れ、そして押し寄せる罪悪感…。“そこそこ”で生きていた、いかにもイマドキな若者たちが、事件をきっかけに初めて“生きること”に必死になる。罪を犯した高校生でありながら、罪悪感にさいなまれ、右往左往しながらも自分の生きる道を必死に探す主人公たちの姿には、大人も思わず共感。1月期は草なぎ剛の華麗なる復讐劇「嘘の戦争」、4月期は小栗旬×西島秀俊の「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」で話題を呼ぶ“火9”ドラマの次作は、斬新な世界観の“青春逃亡サスペンス”にして、老若男女を問わず惹きつけるヒューマンドラマとなる様子だ。主人公の何事も“そこそこ”でいいと思っている現代っ子、凡下(ぼけ)高校2年のトビオを演じる窪田さんは、カンテレ・フジ系ゴールデンプライム帯の連続ドラマでは初主演。28歳にして、制服姿の高校生役に挑戦する。真っ当で人間くさい人物だからこそ、自らが犯した罪に誰よりも右往左往する、そんな波乱万丈な主人公を演じる窪田さんには要注目。そのほかにも、本作にはまさに“いまが旬”なキャストが勢ぞろい。トビオの幼なじみ・蓮子を演じるのは、現役女子高生でもある永野さん。トビオと対立する矢波(やば)高校イチの不良・市橋には、これが改名後初ドラマとなる新田さん。トビオのイケメン同級生・伊佐美に間宮祥太朗、同じく同級生のきのこカットが目印のマルには葉山奨之。エロかわ系な伊佐美の彼女・今宵に川栄李奈と、現在ヒットを飛ばしているドラマや青春映画にひっぱりだこの俳優たちがドラマを彩る。また、凡下高校のOBで、格段に“キャラ立ち”したパイセンには、俳優としても定評のある今野浩喜が起用された。さらに、クールで冷酷な刑事・飯室には三浦翔平、ドラマオリジナルのキャラクターでトビオの担任教師・菜摘には水川あさみ。慇懃無礼な裏社会の弁護士・西塚には板尾創路、そしてその西塚をアゴで使う、謎に包まれた裏社会のドン・輪島には古田さんが名を連ねるなど、豪華で怪しげな大人キャストの登場により、原作にサスペンス要素がプラスされている。同名の原作は、芸能界にもファンが多いという約120万部(電子版も含む)を突破する人気マンガ。ヤングマガジンでドラマ化が発表された際には、原作の圧倒的なストーリー展開と刺激的な描写から、「どうやって映像化するのか?」とファンの間で話題を呼んだという。ドラマでは、すでに完結した原作とは異なる結末が用意されているというだけに、期待が高まるところだ。窪田さんは、「(原作の中に)内面の葛藤や苦しみを描く部分も多くて、ああ、やっぱり僕のこういう顔を見たいんだな、と思いました。誰も僕の幸せを願ってないんだなと(笑)。幸せになる役は、僕は似合わないんだなってすごく思いました(笑)」と言いながらも、そんな作品に抜擢されたことに自信もちらり。フジ系・ゴールデンタイムは初主演となったが、「立場的には主役というポジションですけども、いまだからこそ、制服を着て年下の方々と高校生という役をさせてもらえるんだなと思いました」と語る。「(永野)芽郁ちゃんは、彼女が中学2年のときに共演したんですが、そのときよりも心を開いてくれていますし、経験を積んで、会話の幅も広くなっているのを感じています。(新田)真剣佑さんは、ストイックで近年まれにみる美男、ずっと見ていても飽きないです。皆さん勢いのある方々ばかりなので、先輩方に自分がしていただいたことを返していかなきゃいけない年齢になってきたのかなと思います。より責任感も生まれますし、自分にできることは全部したいなと思っています」と頼もしい発言。主人公のトビオとは「臆病者というか、小心者なところが似てるなと。仕事だからこうやってさせてもらっていますが、普段はトビオと近い部分があったりするのかなと思ったりします」とコメント。さらに、「社会で生きていく中で、人間はどこか仮面を被っているし、大人になればなるほど本音を出せなくなってくる。ただ、言わないだけで心に思っていることは色々あって、だから人間って美しくもあるし、すごく醜くもある。人間のそういう本質的な部分を、高校生の目線から暗くならずに爽快に描いているのがこの作品の魅力なので、その辺りは嘘をつかずに全力でやりたいです」と意気込みを語る。本作の米田孝プロデューサーは、「誰よりも右往左往し、人間くさく生きる主人公・トビオ役には、変幻自在のお芝居で喜怒哀楽を余すところなく表現できる窪田正孝さんしかいない!」と、期待を込めてコメント。果たして、窪田さん演じるトビオたちの運命や、いかに!? 彼らの逃亡と自分探しの旅を、ハラハラドキドキの展開で描く本作に、いまからも期待が高まる。「僕たちがやりました」は7月、毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月29日9月28日(木)から東京芸術劇場プレイハウスほかにて上演される舞台、パルコとキューブの共同製作によるPARCO&CUBE 20th present「人間風車」のビジュアルがこのほど解禁。東京のほかにも大阪での公演が発表されていたが、この度、高知、福岡、新潟、長野、仙台でも上演されることが決定した。童話作家の平川は、その作品のひねくれへんてこ度のせいで1冊の本も出版出来ない。新聞配達をしながら、せっせと童話を書いている。毎週末に怪獣公園と呼ばれる近所の公園で、平川は子どもたちに自作のへんてこ童話を語って聞かせるのだった。友人の童話作家・国尾は作品を発表しろと忠告するが、平川はマイペースで、今日も公園で子どもたちに話を聞かせているのだった。そんなある日、子どもたちと一緒に童話を聞く青年が現れた。彼の名前はおさむ。自らをサムと名乗る彼、サムは平川の童話を聞くとすぐにその話を覚え、自分で工夫した衣装を身にまとい童話の登場人物になりきって現れる。見た目は大人だが、まだ幼い少年のような言動の不可思議な青年だった。またある日、どうしてもお金が足りなくなり、大学時代の友人でいまはテレビ局のディレクターをしている小杉にお金を借りようと局を訪れた平川。ひょんなことで、女優でレポーターのアキラと知り合い、恋心が芽生える。そして平川はアキラと知り合ってついに傑作童話を書きあげる。しかし、そのことが発端となって、平川は親友だと思っていた男に裏切られ、恋人からは誤解され、そして世間から見捨てられてしまう。理不尽な目に会い、転落した平川が取った行動とは…。舞台「人間風車」は、後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に1997年書き下し上演、その後2000年にパルコ劇場にてG2演出のもと、生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二、など錚々たるキャストが集結し上演。また、2003年にも永作博美、入江雅人、河原雅彦らで再演された伝説の人気作だ。そして今回14年の時を経て、全く新しい形で再演される。売れない童話作家の平川役には、高い身体能力と演技力で会話劇から大型ミュージカルまで幅広く出演し、先日公開された『美女と野獣』のプレミアム吹き替え版ではルミエールの声を担当した成河。ヒロイン・アキラ役は、ドラマや映画に出演し、舞台出演は今回が2度目となるミムラ。そして、物語のキーとなる少年のような言動の不思議な青年・サム役は、バラエティ番組でのブレイクを果たし、舞台「パタリロ」では主役・パタリロ役を演じ、原作との高いシンクロ率で話題となった加藤諒が演じる。また、2003年版でサム役を鬼気迫る迫力で演じた河原雅彦が、今回は演出を手掛ける。河原さんは、エンターテインメント性とカルトな世界観を両立させる独特な美学と高い演出力で、大劇場、小劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、様々な作品を担当し高い評価を得、いま演劇界を牽引する演出家の一人。そんな彼が新しい「人間風車」を創りあげる。成河さんは、「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込み。ミムラさんは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と期待を語り、「“アキラ”として舞台を生き、皆様を物語の深淵へお連れできるようしっかり務めさせて頂きます」とコメント。そして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしていると言う加藤さんは、「もがき苦しみながら、成河さん、ミムラさん、そして演出の河原雅彦さんに喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合十分に語っている。また、3人のほかにも矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次らも出演。東京会場のチケットは、7月15日(土)より一般発売が開始となる。PARCO&CUBE 20th present「人間風車」は9月28日(木)~10月9日(月・祝)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。※高知、福岡、大阪、長野ほかでも順次上演予定。(cinemacafe.net)
2017年05月26日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が出演する舞台『人間風車』の追加出演者が3日、明らかになった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、"童話ホラー"と呼ばれた。今回明らかになったのは、矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次の10人。今話題の若手俳優から、ベテラン陣まで様々なバックグラウンドを持つ出演者が集まった。後藤は「『人間風車』と言えば往年の名レスラー、ビル・ロビンソンではないのか? ええ。その通りです。この作品にはプロレスに関するお話が沢山隠れています」とコメント。「それでもこの作品はコメディであり、ホラーであり、ファンタジーであり、私が書いた脚本の中では最大の悲劇です」と説明し、「今回いくつもの部分を書き直す事にしました」と明かした。そして「きっとこれまでとはずいぶん違う『人間風車』をお見せする事になるのでしょう」と期待をもたせた。東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪公演が10月下旬に森ノ宮ピロティホールで行われる他、各地での公演も予定されている。
2017年03月03日映画『不能犯』が、2018年2月1日(木)に全国の劇場で公開される。「グランドジャンプ」にて連載中の同名漫画を原作に、主演に松坂桃李、ヒロインに沢尻エリカを迎え実写化。原作の『不能犯』は、他人を殺害する目的で事件を起こしても誰もその犯行方法を立証出来ない、通称“不能犯”のプロフェッショナルである宇相吹正(うそぶきただし)の、驚異の手口と壮大な目的が描かれる新感覚サスペンス・エンタテイメントだ。主人公は松坂桃李生まれも経歴も不詳、常にスタイリッシュなワインレッドのシャツに黒スーツをまとい、ある特別な能力で人の心を操る主人公・宇相吹正を演じるのが、若手演技派の旗手・松坂桃李。都会のど真ん中で次々と起きる変死事件の犯人であり、とある場所の電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると必ず引き受けてくれるという、妖艶なダークヒーロー役に挑戦する。ヒロインは沢尻エリカ一方、宇相吹正と対決する正義に熱い女刑事のヒロイン・多田友子役には沢尻エリカ。原作では男性だが、主人公の妖艶な魅力を引き立てるために女性へ変更されたという複雑な役を、持ち前の姉御肌をもってイメージそのままに演じ切る。嘘と曲がったことが嫌い。口は悪いけども部下や改心した前科者に優しいところも。沢尻がアクションに初挑戦するという姿にも期待が高まる。新田真剣佑が新人刑事・百々瀬麻雄ハリウッド映画『パシフィックリム』の続編や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』にも出演した実力を持つ若手俳優新田真剣佑が新人刑事・百々瀬麻雄を演じる。新田真剣佑が演じるのは多田に(沢尻エリカ)名前すら呼んでもらえない新人刑事・百々瀬麻雄。要領よく無駄のない動きをする多田には、「おい、新人!」と男前に呼びつけられてしまう。また、壮絶な変死体を見て「うわ!」と飛び上がる初々しい百々瀬と多田とのやりとは微笑ましくもある。その関係性はストーリーが進むにつれて変わっていく。間宮祥太朗など豪華キャストが集結『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、『帝一の國』での存在感と振り切った演技が高く評価された間宮祥太朗が沢尻エリカが更生させた少年・川端タケルを演じる。また、真野恵里菜、忍成修吾、今野浩喜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍など豪華キャストの出演が続々決定しており、登場人物それぞれに思わず注目したくなってしまう配役となっている。作品情報映画『不能犯』公開時期:2018年2月1日(木)出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星、水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載)原作:宮月新/画:神崎裕也)監督:白石晃士脚本:山岡潤平、白石晃士主題歌:GLIM SPANKY「愚か者たち」(c)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会ストーリー都会で次々と起きる変死事件。いずれの被害者も、検死をしても、何一つとして証拠が出てこない不可解な状況で、唯一の共通点は事件現場で必ず目撃される黒スーツの男。その名は宇相吹正(松坂桃李)。彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。とある電話ボックスに、殺人の依頼を残しておくと、どこからともなく彼が現れ、ターゲットを確実に死に至らしめるという。その死因はどれも病死や自殺に事故――宇相吹の犯行は、すべて立件不可能な犯罪、〈不能犯〉だった。今日も、愛憎や嫉妬、欲望に塗れた人々が彼のもとにやってくる。そんな中、警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、任意で取り調べを始める。多田(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)が見守る中、宇相吹を前に上司の夜目(矢田亜希子)が取り調べを始めるが、次第に夜目の様子がおかしくなり、最終的に宇相吹は解放される。彼の正体とは一体―。そして、真の目的とは―。
2016年11月03日お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、7日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、建造物侵入と窃盗の罪で懲役3年を求刑された元キングオブコメディの高橋健一被告について、「欲求は抑えなきゃこの世じゃ生きていけない」とコメントした。高橋被告は2日に東京地裁で開かれた公判で、犯行のきっかけについて、中高生のころにいじめに遭い女性の制服に劣等感を抱くようになったことや、父親の借金、母親の自殺と説明。よく一緒にライブを行っていたという田中は、「よくご飯とか食べてましたけど、借金の話とかもバンバンでてくるかんじで、大変そうだと思っていた」と語った。そして、「相当交流あって、最初から僕ら同期くらいの…ライブもずっと一緒にやってきてたし、それこそネタ作りに関してはものすごい才能あったから、影響受け合ってやってた」と田中。制服フェチについては「一切見えなかった」と話し、「お母さんが亡くなられたとか、あるか知らないですけど、どんなことがあってもその欲求は抑えなきゃこの世じゃ生きていけないんだから、ちゃんとしなきゃいけなかったでしょうね」と残念がった。また、高橋被告が元相方・今野浩喜について、「ありがたい存在だったけど面倒をみてもらっている感覚だった」と発言したことに、田中は「そのときに今野君がドラマとかで仕事が増えてったから、そういう感情に陥ってたかもしれない。コンビなんて互いに面倒見合っているもんだから」と推測した。
2016年09月07日藤原竜也が「ST~赤と白の捜査ファイル」以来2年ぶりに日本テレビの連続ドラマで主演を務める「そして、誰もいなくなった」が7月17日(日)今夜から放送される。今作で藤原さんが挑むのは個人情報を乗っ取られてしまうソフト開発者・藤堂新一。“パーソナル・ナンバー”と呼ばれる国民番号が普及した社会で、個人情報のキーとなる“パーソナル・ナンバー”を奪われ“存在しない”ことにされてしまった主人公の見えない敵との戦いが描かれる。新一の婚約者の倉元早苗には『ヒミズ』や『オオカミ少女と黒王子』の二階堂ふみ。新一の親友・小山内保には連続テレビ小説「マッサン」以来の連続ドラマ出演となる玉山鉄二。新一の母・万紀子役には『嫌な女』で監督デビューも果たした黒木瞳。さらに「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧が新一行きつけのバーのオーナー兼バーテンダー・日下瑛治を演じ、そのほか、ヒロミ、志尊淳、ミムラ、鶴見辰吾ら豪華なキャストが顔を揃えている。“岡山の奇跡”こと桜井日奈子が今回連続ドラマ初出演を果たすほか、新一の大学時代の友人に今野浩喜とミムラ、偽・藤堂新一に遠藤要、介護ヘルパー・西野弥生役におのののか、“謎の男”馬場役に小市慢太郎、公安警察・鬼塚孝雄役に神保悟志、偽・藤堂新一の弁護士・西条信司役に鶴見辰吾らが脇を固める。新一はネット上に拡散した画像などのデータを消去することができる画期的なソフト「ミス・イレイズ」を開発した優秀な研究者。結婚を決めた恋人・早苗(二階堂さん)と新一の母・万紀子(黒木さん)も早苗が妊娠していると知り大喜びですべてが順風満帆だった。だがある時クレジットカードが使えなくなり、その翌日、会社で人事部に呼び出され「パーソナル・ナンバー」を聞かれる。新一の会社では国民ひとりひとりに振り分けられたパーソナル・ナンバーで社員の情報を管理していた。新一が自分のナンバーを申告すると人事部長は「そのナンバーの持ち主は三日前に婦女暴行事件で逮捕され、留置場にいる」と告げる。会社は新一が“なりすまし”だと疑い自宅待機を命じる。国のミスと考えた新一は区役所で「手違いだ」と告げるが自分のナンバーでヒットする男の顔は、見たこともない男の顔。さらに調べると新一の住民票、戸籍、納税記録も経歴もすべてが消去されていることがわかる。戻った自宅で早苗から「婚姻届けをもらってきたよ」と言われるも新一は「少しだけ、待ってくれないか」と解答。驚いた早苗は「やっぱり結婚する気がなくなったんだ!」と家を飛び出してしまう。新一は、もうひとりの“新一”が捕まっている新潟県へ向かう。そこで自分がパーソナル・ナンバーを乗っ取られる「なりすまし」の被害にあっていると知った新一は自ら開発した「ミス・イレイズ」で偽「新一」の本名とデータをネット上で探し当て、バーテンダー・日下瑛治(伊野尾さん)が経営する行きつけのバーで小山内と祝杯をあげる新一。だが彼はこの先、まだまだ恐ろしい事態が続くことを知る由もなかった――。「そして、誰もいなくなった」は7月17日(日)22時~日本テレビにて放送開始(初回30分拡大)※2話以降22時30分~放送。(笠緒)
2016年07月17日先日、ヒロインに二階堂ふみを迎えることが明らかになった藤原竜也主演の新ドラマ「そして、誰もいなくなった」。この度、また新たに10年ぶりの連続ドラマ出演となるヒロミや、日本テレビの連続ドラマ初出演となった志尊淳らオールキャストが発表された。容姿端麗、頭脳明晰、家族や友人、恋人にも恵まれ、順風満帆な人生を送っていた“藤堂新一”。ある日、同姓同名の男“藤堂新一”が逮捕されたことから新一のすべての歯車が一気に狂い始める。新一のクレジットカードや銀行口座、さらには会社のIDまで、全て差し押さえられあらゆる個人情報が、見ず知らずの“藤堂新一”という男のものにすり替えられていたことが発覚。“藤堂新一”でなくなった自分に周囲から注がれる冷ややかな視線。信頼していた仲間たちの裏切り。単なる国のミスか、それとも誰かの陰謀か。一体誰が、何のために!?見えない敵に叩き付けられた挑戦状に新一はどう立ち向かうのか――?偽物に人生を丸ごと乗っ取られる、どん底の主人公・新一を藤原さん熱演するほか、玉山鉄二、伊野尾慧、黒木瞳、二階堂さんらが出演することがすでに明かされていたが、今回また新たに、新一が務めるシステム開発会社の上司・田嶋達生役として、バラエティなどで活躍するヒロミさん。新一が務めるシステム開発会社の後輩・五木啓太役にいま人気急上昇中の若手俳優・志尊さんが出演することが決定した。久しぶりの連続ドラマ出演にヒロミさんは「最初は無理だと思って断りましたが、最終的にママ(松本伊代)が『やりなさい』というので『わかりました』とお引き受けしました」と出演の経緯に夫人のお達しがあったことを明かした。また「コメディーでもないのに僕がいるって不思議な感じ」と違和感を話したヒロミさんは、「まわりにもドラマをやってるとはまだ話をしていないので、こうして黒髪でいると『なんか反省してるのか?』と聞かれたり(笑)。なので早く始まってほしいです」とコメントした。一方、『先輩と彼女』や「5→9~私に恋したお坊さん~」などに出演し、いま人気急上昇中の志尊さんは、今回の役どころについて「東大卒のエリート社員、藤原さん演じる藤堂さんやヒロミさん演じる田嶋課長と日々仕事に打ち込む、純粋で優秀と評価される若手社員」と語る。また「人間だれしも持っている“裏の姿”が五木にも垣間見える部分が出てくるかもしれません。いままで演じたことのない役への挑戦になるので、ぜひたくさんの方に観て頂きたいです」「こいつ本当に嫌な奴だと、徹底的に嫌いと思っていただければ光栄です」とメッセージを寄せた。さらに、家出少女・君家砂央里役として、“岡山の奇跡”の声も高い桜井日奈子が連続ドラマ初出演を果たすほか、新一の大学時代の友人に今野浩喜とミムラ、偽・藤堂新一に遠藤要、介護ヘルパー・西野弥生役におのののか、“謎の男”馬場役に小市慢太郎、公安警察・鬼塚孝雄役に神保悟志、偽・藤堂新一の弁護士・西条信司役に鶴見辰吾らが脇を固める。「そして、誰もいなくなった」は7月17日(日)22時~日本テレビにて放送開始(初回30分拡大)※2話以降22時30分~放送。(cinemacafe.net)
2016年06月27日「欅坂46」が初主演&総出演の新土曜ドラマ24「徳山大五郎を誰が殺したか?」の初回放送日が、7月16日(土)に決定。これに併せて、ドラマを彩る豪華キャストに、 嶋田久作、 相島一之、江口のりこらが出演することが明らかとなった。私立欅学園3年C組の教室。生徒たちが登校した途端、担任教師の徳山大五郎の遺体を見つけて誰もが右往左往している。「まだ生きてるかも?」「人工呼吸とかすれば…」そのうちに背中にナイフが刺さっているのを見つけ、死んでいることを悟る。こうなったらどこかに隠さなきゃ…。やばい、時間がない。「あそこなら入るんじゃない?」ひとりの女生徒が指さした先は、なんと教室のある場所。「意外と見つからないかも!」「入るかな?」「手足とか切っちゃえば?」かくも無責任で、残酷な、女子高生たち。そうして教室に先生の遺体があることを、バレないように必死に隠しながら過ごす奇妙な学校生活が始まる。学園の教師や、担任教師の妻、不倫相手、刑事、記者…毎回誰かが教室を訪れ、遺体に気付かれるかもしれないピンチが続く。果たして隠し通すことはできるのか。そして、誰が先生を殺したのか――!?本作は、デビューシングルが女性アーティストのデビューシングル初週売上で新記録を更新した「欅坂46」が総出演で贈る、シュールな笑いに包まれた学園ミステリードラマ。また、企画・原作は秋元康が担当している。そして「欅坂46」総出演の脇を固めるキャスト陣が発表。番組冒頭から遺体で発見され隠し続けられる徳山大五郎役を、独特の存在感と幅広い演技で観ている者を魅了する嶋田さん、欅学園の校長である参宮橋校長役を、劇作家・俳優・演出家と多岐にわたり活躍している岩松了が好演。また、担任が行方不明になり、代わって3年C組を担当する神崎役に個性派女優の江口さん、古文の先生である竹村哲也役に、演技派俳優の相島さん、そして、“物の気持ち”を大切にする用務員の橋部役を、現在放送中のドラマ「お迎えデス。」でも幽霊という独特のキャラクターを演じきった今野浩喜が演じ、3年C組の生徒たちを毎回ヒヤヒヤさせるという。なお、本ドラマの主題歌となる「欅坂46」2ndシングルのタイトルが「世界には愛しかない」に決定。10代の心象風景とリアリティを、意表をついた“ポエトリーリーディング”で表現。未来に向かって自分の気持ちに正直に進んでいく強い意志を、疾走感あふれる爽快なメロディーで鮮烈に伝える青春ソングに仕上がっているそうだ。共演者たちからコメントが到着した。■嶋田久作(徳山大五郎役)「欅坂46」の皆さんの新鮮な感性に触れながら、日々撮影に勤しんでいます。何もせずただひたすら目を開けて「もの」と化してます。自身には貴重でスリリングな役柄ですが、視聴者の方々はどう受け止められますか。ドラマの中でしっかり働いてくれれば嬉しいです。よろしくお願いします。■江口のりこ(神崎役)徳山大五郎を誰が殺したか…、タイトル通り、演者である私も誰が殺したのかわかりません。わからないまま演じているわけですが、これが楽しいです。視聴者のみなさんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。■今野浩喜(橋部役)用務員橋部役の今野です。生徒たちが多すぎて本当に名前を覚える所から四苦八苦しています。学校の先生って凄い。カメラが回っていないときの教室は本当に女子校感丸出しです。携帯のインカメラを鏡にして髪を直す生徒多数。早急にこの空気に溶け込めるよう頑張ります!■相島一之(竹村哲也役)徳山大五郎を誰が殺したか?何故女子高の教室に死体が?何故その死体が嶋田久作さんなのか?何故この女子高は可愛い娘ばかりなのか?そしてあいじまは1話以降いつ出るのか?このドラマはミステリーに満ちている!是非その事件を目撃してください。土曜ドラマ24「徳山大五郎を誰が殺したか?」は7月16日より毎週土曜0時20分~テレビ東京にて放送開始。※「Amazonプライム・ビデオ」にて7月10日(日)より独占先行配信開始。(cinemacafe.net)
2016年06月14日アイドルグループ・欅坂46の初主演&総出演のテレビ東京系ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(7月16日スタート 毎週土曜24:20~)の主題歌タイトル、出演者が、このたび明らかとなった。欅坂46は2015年8月にデビューした、秋元康氏プロデュースのアイドルグループ。ドラマの企画・原作も秋元氏が担当し、メンバーが総出演する。私立欅学園3年C組の教室に横たわっていた男性教師の遺体を隠してしまったことから、しばらく死体と共に過ごさなくてはならなくなった女子高生たちの姿をコミカルに描く。初回放送に先駆けて、7月10日よりAmazonプライムで独占先行配信がスタートする。ドラマ主題歌となる2ndシングルタイトルは「世界には愛しかない」(8月10日発売)に決定。10代の心象風景を、詩を朗読する「ポエトリーリーディング」で表現し、テンポの良いメロディーで歌い上げる青春ソングとなっている。遺体となって発見される徳山大五郎役は、伝説的劇団・東京グランギニョル出身で、舞台『ライチ・光クラブ』のライチ役を務め、数々の作品に出演する嶋田久作が演じる。また、欅学園の校長・参宮橋役には岩松了、副担任・神崎役に江口のりこ、用務員・橋部役に今野浩喜、古文の先生・竹村哲也役には相島一之と、実力派が脇を固める。嶋田は「欅坂46の皆さんの新鮮な感性に触れながら、日々撮影に勤しんでいます。何もせずただひたすら目を開けて『もの』と化してます」と遺体役について語る。そして「自身には貴重でスリリングな役柄ですが、視聴者の方々はどう受け止められますか。ドラマの中でしっかり働いてくれれば嬉しいです」とメッセージを送った。また、今野は「カメラが回っていない時の教室は本当に女子校感丸出しです。携帯のインカメラを鏡にして髪を直す生徒多数」と撮影中の雰囲気を明かし、「早急にこの空気に溶け込めるよう頑張ります」と意気込みを語った。
2016年06月14日お笑いコンビ・麒麟の川島明と、ピン芸人となった今野浩喜が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『IPPONスカウト』で優勝し、6月11日(21:00~23:10)に放送される本戦の『IPPONグランプリ』に初出場することが決まった。大喜利好きの10名の芸人が、"一本"の数を争って勝者を決める同番組は、ダウンタウン・松本人志が大会チェアマンを務め、2009年に深夜番組でスタートしてから、今回で15回目の放送。川島と今野は、全国のお笑い芸人1,405人が挑んだペーパーテストから勝ち上がり、最後は、川元文太(ダブルブッキング)、こいで(シャンプーハット)、永野というメンバーを破って、初の2人同時優勝で本戦出場を決めた。本戦の収録を終えた川島は「1問目の最初にボタンを押せたのが良かったかもしれないですね。押せていなかったら、雰囲気に飲まれてしまっていたかもしれません」と話し、実力を発揮できた様子。一方の今野は「個人的には、採点される際の、自分の顔のアップが一番嫌でしたね(笑)。途中から、目をつぶっていました」と、同番組独特の演出に手を焼いたようだ。このほか、本戦には、サンドウィッチマンの伊達みきお、ナイツの塙宣之が初出場。秋山竜次(ロバート)、千原ジュニア(千原兄弟)、博多大吉(博多華丸・大吉)、バカリズム、堀内健(ネプチューン)、若林正恭(オードリー)という常連メンバーたちに挑む。さらに、観覧ゲストとして、大地真央、ローラに加え、KinKi Kidsの堂本剛が初出演。堂本はサプライズで大喜利をさせられてしまい、「ちょっと気軽な気持ちで来てしまった」と反省したが、あらためて松本から正式に参戦のオファーがあった場合は「昔からあこがれている大スターですので、『はい』と言いますけれど、放送後、1カ月くらいは芸能活動休止ですかね。たぶんちょっと変になると思うので(笑)」と恐れていた。
2016年06月04日田中メカによる人気コミックを原作に、主演に福士蒼汰、ヒロインに土屋太鳳、そのほか門脇麦、鈴木亮平、大杉漣、野間口徹ら豪華俳優陣を迎えて贈る日本テレビ土9ドラマ「お迎えデス。」。本日5月7日(土)放送の第3話に、若手最旬俳優・竜星涼が、ゲスト出演することが分かった。円(福士蒼汰)は、高校教師だった美樹という幽霊に出会う。彼女が成仏できない原因は、教え子の亮二だった。亮二は、円と幸(土屋太鳳)と同じ大学に合格したのだが、大学にも行かずに遊び歩いていた。美樹は、亮二がそうなってしまった理由を突き止めなければ成仏できないという。美樹に頼まれ、亮二から話を聞き出そうとする円。しかし、人との接し方が分からない円は、亮二に心を開いてもらえない。そんな中、幸は、保という幽霊をあの世に連れて行く途中のナベシマ(鈴木亮平)と遭遇。幸とナベシマが話しているうちに、保は姿を消してしまう。その後、幸の前に保が現れる。幸に一目ぼれした保は、四十九日まで恋人になってほしいと幸に頼む。幸が断ると、保は幸につきまとい始める。一方、円のもとに亮二が訪ねてくる。円は亮二に、遊びに行こうと誘われるが…。「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役に抜擢され、人気&知名度ともに急上昇した若手俳優の竜星さん。遡れば瑛太と上野樹里のW主演ドラマ「素直になれなくて」(’13)で俳優デビューを飾り、以降「桜蘭高校ホスト部」「GTO」「ごめんね青春!」と話題作に出演。昨年は『orange-オレンジ-』にて、土屋さん演じるヒロインを想いながらも山崎賢人扮する翔との恋を応援する役どころを熱演し注目の的に。今年も、過激描写が話題を呼ぶ主演作『シマウマ』や、実力派女優・志田未来とW主演を務める『泣き虫ピエロの結婚式』と公開作品が立て続く。今回、竜星さんが演じるのは、女優・野波麻帆演じる幽霊・美樹の教え子だった亮二。やんちゃだが素直な面もある生徒だった亮二は、大学に合格したにも関わらず遊び歩く毎日を送っていた。「その理由を突き止めたい」という美樹の未練がきっかけで、物語は動き出すのだが…。公開された劇中ショットでは、竜星さんが派手な柄シャツを着てダーツに興じるシーンや、チャラいスーツに身を包んだホスト姿が見られる。しかも、隣には同じくホストに扮した福士さんの姿も!亮二と円、正反対のタイプのキャラクターがどう絡むのか、気になるところだ。そのほか第3話には、鈴木さん演じるナベシマが連れて行くはずだった非モテ幽霊・保役に今野浩喜が配役。幸に一目惚れしてストーカーのようにつきまとい、円の憑依能力を利用され幸が大ピンチに陥ってしまうという。「お迎えデス。」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月07日斎藤工と窪田正孝のバディが毎回様々な事件を解決していくドラマ「臨床犯罪学者火村英生の推理」。今夜13日放送の第9話にて、本作に登場している長谷川京子演じる冷徹セクシーな組織の“ボス”がとうとう動き出すようだ。有栖川有栖の20年以上続く大ロングセラー推理小説「火村英生」シリーズをドラマ化する本作。「この犯罪は美しいか?」と殺人現場に快楽を求める犯罪学者・火村英生(斎藤工)と「この犯罪はオモシロイか?」と火村の捜査を観察する推理作家・アリス(窪田正孝)がバディを組んで事件を解決していく本格推理エンターテインメント。そのほか優香、山本美月ら豪華キャストで脇を固めている。13日放送の第9話は、アリスが拉致された。それは身柄を移送される途中で逃亡したシャングリラ十字軍の指導者・諸星(長谷川京子)が、シャングリラの構成員に命じて行った犯行だった。実行犯は、構成員の鬼塚(竹内涼真)、城(今野浩喜)、安奈(仁村紗和)、嵯峨(野間口徹)。諸星は、自分の世界に火村を引きずり込もうとしており、そのためアリスは火村をおびき寄せるための人質にされたのだった。一方、何も知らない火村がアリスに電話をかけると、何者かが歌う「かごめかごめ」が聴こえてきて、すぐに切られた。電話を取ったのは諸星。電話口の向こうの異変に、火村はアリスの身に危機が迫っていることを察知する。意識を失っていたアリスが目を覚ましたのは、とある廃ビルの地下室。アリスは手足を縛られ椅子に拘束されていた。諸星はアリスに向かって「私のターゲットは火村英生」と言い放つ。諸星は、自分の目的を達成するためならアリスの命を奪うことまで考えているようだった。諸星は安奈に、アリスの携帯電話を使って、拉致されたアリスの写真と「あなたは私と同じニオイがする」というメッセージを送るよう命じる。それは以前、火村が諸星と拘置所で接見したときに彼女から言われた言葉と同じだった。アリスが諸星に拉致されていると確信した火村は、鍋島(生瀬勝久)に連絡し、警察もアリスの救出とシャングリラ十字軍摘発に向けて動き出す。諸星は、メッセージを手掛かりにアリスを助けに来る火村の動きを予測し、次なる手を打つ。アリスの前に、諸星と鬼塚ら構成員が集まる。諸星は、アリスに「今から処刑を行う」と宣言し…。ドラマも最終章へ入り、クライマックス間近となった本作。今回、凶悪犯罪組織の指導者という難役に初挑戦し、いままで見せたことのないミステリアスな演技が注目されている長谷川さん。ラストに向けて、今回ついに長谷川さん演じる冷徹セクシーなシャングリラ十字軍の指揮者“諸星”が動き出す!新展開の第9話も必見だ。「臨床犯罪学者火村英生の推理」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月13日昨年3月にテレビ東京系にて放送されたドラマの舞台化『カサネ』が、1月26日に初日を迎えた。本番前の記者会見にはドラマから主演を務める元AKB48の高城亜樹、遠藤雄弥らキャストが登壇。高城は、「この作品が初舞台。AKB48卒業後、女優としての初仕事ですので、すごく気合が入っています」と意気込みを語った。舞台『カサネ』チケット情報人並みはずれた知識量と機転で嘘を重ね、“不都合な真実”を“都合のよい美談”へと作り変えていく一族「カサネ」。一族の末裔である多々良見花弥生(高城)と多々良見幸一太郎(遠藤)が、嘘を重ねることによって様々な依頼を解決していくサスペンスコメディ。依頼人である美しいマジシャン・大貫遥に入山法子、そのアシスタント・ブルー牟知原に今野浩喜、カサネと依頼人を繋ぐ謎めいた人物・灰蟹宗助に酒井敏也を迎えた5人舞台だ。「とにかく口が悪くて礼儀がなっていない役。普段の自分とのギャップが大きいです」と役柄について話した高城に、遠藤は「僕はIQが182という秀才で自分とは似ても似つかない役。だけど妹(高城)には頭があがらない。これは普段から頭があがらないのでちょうどいいかなと(笑)」と明かし、さらに今野は、「延々と高城さんに顔をいじられる役なんですが、“くそたれが!”の言い方がすごくうまいんです。普段は口が悪い人なんだろうな、と俺は思っています」と追撃し、会場を笑わせた。女優としての今後の目標について質問された高城は、「この人が出ているとおもしろいよねって言われるような、作品に欠かせない女優になりたいです。温水洋一さん、ステキだなって思います。女版・温水洋一といいますか、年を重ねて味が出るような女優さんになりたいです」と夢を語った。それを聞いた酒井は、「温水くんが好きなの?」とポツリ。さらに「僕よく間違えられるんですよ。仲はいいんですけど、一番イヤなんですよ」と話した。慌てた高城は、「(酒井を)すごく尊敬してますよ。千秋楽には温水さんじゃなくて、酒井さんになっているかもしれない」と取り繕うが、「かもしれない?」と酒井が追い打ちをかけ、一同は大爆笑。今野は、「そうなるように、お前がんばれ、みたいな(笑)」とつっこみ、さらに会場を沸かせた。舞台『カサネ』は1月31日(日)まで東京・赤坂RED/THEATREにて上演。
2016年01月29日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)の予告編とメインビジュアルが26日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。約1分間の予告編の冒頭では、主人公・山田太郎(松山)と共に天竺(てんじく)を目指すことになる僧・玄奘(倉科)が、太郎のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に相談を持ちかけられる場面が映される。しかし、驚いたような表情をした玄奘の口から出てくる言葉は、男性器に関しての問いかけ。それに、ばばあはゆっくりと肯定する。豪雨と落雷によって、シリアスなムードが演出されているが、その実、語り合っているのは男性器についての話題という非常にシュールなシーンが幕開けを飾る。続いて、太郎、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水)、変身前の山田太郎(瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、アキバ(今野浩喜)ら本作を彩る特徴的なキャラクターが、RIP SLYMEによるエンディング曲「Drop!」に乗って次々と登場。多くのキャラが披露されると、とある町の出入り口となっている橋を渡ろうとしている太郎が、町の子どもたちに全裸姿であると指摘されるインパクトの強い場面が続く。その後も、太郎は町の中や外で大暴れ。終盤では、「いくぜえぇ!」と気合を入れながら、敵に向かって強烈な放屁(ほうひ)をぶちかます。ナレーションは、特報映像と同様にTVアニメ『幽☆遊☆白書』(92~95年)の桑原和真役などで知られる声優の千葉繁が担当。中盤で太郎が大暴れしているシーンでは「こんな超頭悪そうな内容を、こんな超オールスターキャストで映画化するのは『珍遊記』だけ!」と高揚気味に宣言している。同時に公開されたメインビジュアルは、太郎を取り囲むように各キャラクターが配置されたデザイン。上部には、"漫☆画太郎節"を思わせるような「絶対に観ろ! バカヤローッ!!!」の言葉も躍り、不敵な笑みを浮かべる太郎の表情も相まって挑発的な仕上がりとなっている。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月26日主演に松山ケンイチを迎え、伝説的ギャグ漫画のまさかの実写映画化が実現した『珍遊記』。このほど、本作の待望の予告編映像と本ポスタービジュアルが解禁。本邦初公開の「RIP SLYME」が担当したエンディング曲「Drop!」とともに、松山さんはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成や笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、豪華キャストたちがどこまでも荒唐無稽な破天荒ぶりを披露、倉科さんにいたっては何度も“放送禁止用語”を連発していることが分かった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)で、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべきその妖力を封印。しかし、嫌々ながら妖力の抜けた“変身後”の太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことができるのか!?唯一無二の画風と存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を、『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』などで知られる山口雄大監督がもったいないほどの(?)豪華キャストで映画化した本作。今回解禁となった予告編は、坊主・玄奘に扮した倉科さんが、田山さんのじじい&笹野さんのばばあを前に、真顔で「ち○こ」について会話を繰り広げる、映画のファーストシーンからスタート。続いて、松山さんが演じる太郎と、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)、変身前の山田太郎(ピエール瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、ザコ(矢部太郎)、アキバ(今野浩喜)、張明(おおかわら)、たけし(アイアム野田)といった個性的なキャラクターが次々と参上。お尻まる出し松山さんを、倉科さん演じる玄奘が前方から凝視する場面も登場する。ナレーションは本作の特報に引き続き、俳優・声優の千葉繁が担当。何とも説明しがたい衝撃のアクションシーンの数々や、各キャラクターの立ち位置すら読めない破天荒すぎる本作の魅力が凝縮された映像を、より一層ハイテンションに「何だか訳分からんが、すごい映画だ~~!!」と解説。そんな予告編でBGMとして使われているのは、これが本邦初公開となる「RIP SLYME」による書き下ろしのエンディング曲「Drop!」。まだまだ謎が多すぎる本作の、すごすぎる世界観をこちらから確かめてみて。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写映画化となる『珍遊記』。主演の松山ケンイチをはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら超個性派俳優の出演で注目を集めるが、さらに強力な追加キャストとして5人のお笑い芸人が一挙発表!合わせて各キャラクターが分かる劇中カットが明らかになった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか?(いや、出来ない!)。原作は、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。1990年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がはじまりシリーズ累計販売部数は約400万部を記録。そんな大人気作の実写化にあたり、松山さんほか超豪華俳優陣が集結。それぞれが演じる役の強烈なキャラクタービジュアルは、解禁後瞬く間に注目の的となった。今回、追加キャストとして発表された5人のお笑い芸人が演じる役柄の多くは、原作にはない映画オリジナルキャラクターであり、映画ならではの“笑い”を物語に加えることとなる。お笑いコンビ「130R」ボケ担当にして、菜々緒の悪女っぷりで話題を集めた「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」や、沢尻エリカが2役を演じ分ける「大奥」など多数のドラマ、映画に出演する板尾創路が演じるのは、山田太郎(松山さん)に街中で声を掛けるこづれ紳士。シルクハットにステッキを携え、娘と手を繋ぎながら、如何にも謎めいた雰囲気を醸し出している。そのほか、お笑いコンビ「カラテカ」ボケ担当の矢部太郎は、山田太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコ役。お笑い芸人・今野浩喜は、山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ役。本作では脚本も担当するお笑いトリオ「鬼ヶ島」リーダー兼小ボケ担当のおおかわらは、龍翔の側近・張明役。同じく「鬼ヶ島」大ボケ担当のアイアム野田は、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役をそれぞれコミカルに演じる。板尾さんは「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって!一体、いい大人が何を考えてるんだ!最高にくだらない映画が出来たじゃないか!!」と仕上がりに満足そう。また今野さんも「『珍遊記』は単行本を全部持ってるほどのファンです。今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を始めて観たとき『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました。当然の結果を観に来て下さい」と自信を覗かせた。脚本も担当したおおかわらさんは「ネタを書くことしかできない僕のような芸人にとってこんな幸せなお話をくださった山口監督には心から感謝です。出演に関しては韓国の撮影に行きたい一心でセリフほぼ無しで当て書きさせて頂きました。禿げた倉科カナさんが非常にチャーミングでした!」と感謝をコメントした。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日板尾創路、今野浩喜、カラテカの矢部太郎ら5人のお笑い芸人が、俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化した映画『珍遊記』(2016年2月27日公開)に出演することが、このほど発表された。原作は、1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。お笑いコンビ・130Rのボケ担当の板尾や矢部のほか、発表された追加キャストは、キングオブコメディを解散したばかりの今野、鬼ヶ島・大ボケ担当のアイアム野田、おおかわらら。板尾が務めるのは、主人公・山田太郎(松山)に街中で声をかける子連れ紳士役。シルクハットにステッキを携え、娘と手をつなぎながら、謎めいた雰囲気を演出する。そんな板尾は、「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって! 一体、いい大人が何を考えてるんだ! 最高にくだらない映画ができたじゃないか!」とナンセンスな作風に合わせて、ひねくれながらも本作の出来をたたえている。矢部が演じるのは、太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコで、「僕の初めてをささげた山口雄大監督にあの『珍遊記』にザコという役で呼んでいただき大変光栄」と歓喜。カンフースーツにヌンチャクを手にしているものの、弱々しい小物の匂いを醸し出す。一方の今野は山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ。上半身裸でメガネとバンダナを身に着け、完全にオタク風の役柄に成り切っている。原作の単行本をすべてそろえているほどのファンという今野は「今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を初めて観た時『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました」と太鼓判。「当然の結果を観に来てください」と呼びかけている。このほか、本作脚本も手掛けるおおかわらは龍翔の側近・張明役を、野田は世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役を、それぞれ担当する。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月04日女優の杏がイメージキャラクターを務める宝酒造のスパークリング清酒「澪」。そのWEBサイト上で限定公開され、映画監督の行定勲が演出を手がけている杏さん主演のWEBムービーから、このほど、第4弾となる“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇が公開。なんと杏さんが、ヴァンパイアに変身していることが分かった。“My First Mio”は、杏さんが主演、数々のヒット作を手掛けた行定監督が演出を務め、CMとはまた違った魅力を放つストーリー性豊かなWEB限定ムービー。「澪」公式サイトにて公開され、これまで、「母の日」「七夕」「お盆」と季節ごとのイベントに「澪」を絡めた本ムービーは、第3弾までの累計再生回数が100万回を突破する人気シリーズとなっている。今回の第4弾は、街全体が仮装姿の人々で賑わう「ハロウィン」の幻想的な夜が舞台。古書店の店主・かすみ(杏さん)と、お店へふらりと入ってきた狼のマスクを被った男性・滝田との微笑ましいやり取りを、妄想と現実が入り混じった不思議な世界観とともに描いている。“狼男”とのコミカルなやりとりと、意外なその正体、その後の驚きのストーリー展開は最後まで目が離せない。ハロウィンの夜に古書店を訪れ、「滝田優人」という名刺を差し出す“狼男”には、お笑いコンビ「キングオブコメディ」のボケ役として活躍中の今野浩喜。差し出された名刺を見て「…タキタさん?」と尋ねると、「あ…タキダ、です…」。さらに、「実は人見知りで、社交性がなくて」「今日みたいな日なら仮装すれば、自由に街に溶け込める」「なんでもいいから3つ買い物すると決めて…でも、負けてしまった」などと、おもむろに打ち明け話を始める狼男。そんな狼男を励ますべく、店主のかすみが、とある本の一節を読んで聞かせると、心に響く言葉に興味を奪われ、その本を買うことに。そして、狼男のマスクを外した滝田の前に現れたのは…。行定監督が今回の作品で描くのは、賑やかなハロウィンの輪から少し離れた場所で、仮装を楽しむ人々を羨ましそうに眺めている男女の物語。古書店の主に扮したミステリアスな雰囲気の杏さんと、打たれ弱い狼男を演じる今野さんの組み合わせは、何か不思議なことが怒りそうなハロウィンの夜というシチュエーションにぴったりで、映像の中の杏さんと今野さんのように、見ているほうもハロウィンという特別な夜に「澪」を飲んで“祝杯”をあげたくなってしまう。「妖怪だ、幽霊だって、いろいろやってきて、今度はそこに吸血鬼がまた新たに加わっちゃいました(笑)」と杏さん。狼男のマスクを取った今野さんの前で、ヴァンパイアへと変身するシーンでは、両手を振り上げ、大きく目を見開いたその存在感たるや、誰もが画面に釘付けになるほどインパクト抜群。美しきヴァンパイアに、今野さんもスタッフも視線が釘付けとなっていたという。一方、バラエティ番組などで活躍しながら、役者としてのキャリアも豊富な今野さんは、初共演となる杏さんとのお芝居でも絶妙な掛け合いを披露。ほとんどの場面で、狼男のマスクを被っているにもかかわらず、なんとも優しく、どこか気弱な空気感を全身から放っていて、見た目と台詞、仕草、声のトーンなどとのギャップには、さすがの行定監督も笑いをこらえるのにひと苦労。カットの瞬間、周りのスタッフに笑いの輪が広がると、狼男のマスクを取った今野さんも嬉しそうにはにかんでいた。撮影を終えた杏さんは、「ハロウィンということで、ちょっぴりファンタジーで、不思議な空気が漂うような撮影でした」とふり返ってコメント。また、行定監督は「杏さんは瞬発的な表情がかわいらしかったり、美しかったりするので、ヴァンパイアに変身したら、どういう顔をするんだろうと思って。期待通り、いや期待以上のヴァンパイアを演じてくれましたね」と、その“変身”を絶賛した。杏さんも「仕上がりをすごく楽しみにしています」というヴァンパイアぶり、ぜひこちらでチェックしてみて。WEBムービー“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇は10月1日(木)より「澪」公式サイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤の小説を、主演・阿部寛、ヒロインに最旬女優・土屋太鳳を迎えてドラマ化する「下町ロケット」。この度、吉川晃司、立川談春、真矢ミキらベテラン俳優陣が出演することが明らかになった。佃が父の跡を継いで二代目社長となり経営を進める中、景気に影響を受け業績は下降していく。なによりその原因となっていたのが、佃がいまでも諦めきれないロケットエンジンの研究開発であった。さらに、主要取引先からの取引中止、大手機械メーカーのナカシマ工業から特許侵害で90億もの損害賠償請求が来てしまい、あっという間に社員たちは生きるか死ぬかの窮地に追い込まれていくことに…。そんな中、日本を代表する大企業「帝国重工」から佃製作所が持つバルブシステムの特許を20億円で買い取りたいとの打診が。資金繰りが厳しい状況の中で20億という金額を前に息をのむ佃製作所の面々であったが、その特許には佃の夢が詰まっていた。「新参者」以来、5年ぶりにTBS連続ドラマに出演することになった阿部寛が佃航平を演じ、その娘・佃利菜を、NHK連続テレビ小説「まれ」や、「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」、『orange』など話題作の出演が続く若手女優・土屋太鳳。また帝国重工社長・藤間秀樹を、TBSの連続ドラマに44年ぶりの出演となる杉良太郎が好演する。今回発表されたのは彼らを取り巻くキャスト陣。ロケット打ち上げプロジェクト「スターダスト計画」の舵取りを任され、佃の良きライバルともいえる存在である帝国重工部長・財前道生を演じるのは、NHK大河ドラマ「八重の桜」や『るろうに剣心』で怪演をみせた吉川晃司。銀行より出向してきた佃製作所の経理部長・殿村直弘役には、日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」以来のドラマ出演となる立川談春。学生時代の佃の後輩で、佃製作所の技術部長・山崎光彦役に、演劇ユニット「TEAM NACS」所属し数々のドラマや映画に出演する安田顕。かつて佃が在籍していた宇宙科学開発機構の研究員であり、佃の元妻・和泉沙耶役は、朝の情報番組「白熱ライブビビット」で司会も務めている真矢ミキ。ナカシマ工業との訴訟で佃製作所の命運を一身に背負って闘う敏腕弁護士・神谷修一役を、昼の情報番組「ひるおび!」でメインMCを務める恵俊彰。そのほか、いまは息子である佃と孫娘・利菜の3人で暮らしている佃和枝役に倍賞美津子をはじめ和田聰宏、今野浩喜、山崎育三郎、中本賢、谷田歩、中村倫也、阿部進之介、竹内涼真、佐野岳、阿藤快、新井浩文、木下ほうか、橋本さとし、春風亭昇太、東国原英夫、池畑慎之介らが集結している。<以下、キャストコメント>■吉川晃司(財前道生役)今までは時代ものやSFなどの出演が多く、なおかつ現実世界にはなかなか存在しないような“かぶいた役”が多かったので、今回のお話をいただいたときは新鮮でした。僕が演じる財前という役は、大企業・帝国重工の部長として、本当なら是が非でも佃製作所の申し出を却下しなくてはならない。でも財前は、佃製作所の品質レベルの高さや、佃の仕事への姿勢に共感し、会社に逆らって佃を受け入れていく。「良識と非常識を持って、常識は持たなくていい」というスタンスで今まで生きてきたので、そういう部分が僕と財前の共通点なのかもしれません。大企業の中にあっては“異端児”とも言える財前ですが、その姿が現代社会で戦う視聴者の方々の励みになればうれしいですね。■立川談春(殿村直弘役)まさかこんな短い期間でまたこういったご縁を頂けると思っていなかったので、正直驚きましたし、殿村という大役を頂いて、普通は頑張りますとか言うんでしょうけど、心が重いです(笑)。おそらくこの原作は読者一人ひとりの方に自分の中の「下町ロケット」があるでしょうし、一度映像にもなってる作品なので、なんとかみなさんの期待を裏切らないだけでなく、ちょっぴりこんな殿村もありかなと思っていただければ幸いです。■安田顕(山崎光彦役)山崎という人間を演じさせていただくことになりました。このドラマに参加させていただき、大変光栄です。佃社長の下、技術者の一員として、熱い想いを持って、精一杯取り組ませていただきます。■真矢ミキ(和泉沙耶役)「下町ロケット」を読んでいると、ロケットがいかに一つの小さな部品のミスでも打ち上がらないことを知りました。だから、私も部品の一つとして丁寧に存在したいです。■恵俊彰(神谷修一役)原作から大ファンでした。それに、今回は書き下ろしもあると聞いています。どんなストーリーになるのか、いちファンとして単純に楽しみです。役柄は「神谷修一」という弁護士なのですが、弁護士役で良かった!何故なら、毎日『ひるおび!』で八代弁護士とご一緒しているから。今、八代さんから弁護士のしゃべり方や立ち居振舞いを盗めるだけ盗んでおります!どのような「神谷」になるのか自分でも楽しみです。「下町ロケット」は10月18日より毎週日曜21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日映画『天の茶助』が6月27日(土)に公開を迎え、主演の松山ケンイチをはじめ、大野いと、伊勢谷友介、玉城ティナ、主題歌を担当したMs.OOJA、そしてSABU監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。SABU監督が自ら執筆した小説を映画化。人間の運命を決める“脚本”を書く天界の者たちに仕える茶助が、以前から気にかけていた人間界の少女の運命を幸福に転じさせるべく、沖縄を舞台に大暴れする。この日は映画にも出演している「キングオブコメディ」の今野浩喜、「弾丸ジャッキー」のオラキオが司会を担当し、ノリノリで劇場に現れるが、驚くほど拍手が少なく2人とも大ショック!登壇した松山さんから「(舞台袖で待っていて)全然、拍手が聞こえてこなかった(笑)」とツッコミが入る。松山さんは映画の中で、天界の人間だけでなく、過去の人間界にいた時の姿として暴走族など様々な姿に扮しているが、なかでも印象的なのがヤクザの頃のパンチパーマ姿!これについて「撮影前、自分がヤクザになった姿が想像できなかったんですが、監督と電話で話してて『ヤクザと言ったらパンチパーマじゃない?』と言われて『それだ!』と思い、そのシーンのスケジュールは最後にしてもらい、(撮影場所の沖縄の)近所の床屋さんで掛けました」と明かす。自身でもその姿が大層気に入ったようで「パンチもいろいろあって、今回は割とゆるいパンチ。もっとゴリゴリのをやりたかったので次回はゴリゴリで!」と笑顔で語り、伊勢谷さんから「次回って何だ(笑)?」とツッコまれていた。映画の中には、様々な名作のパロディシーンが登場するが、それを担った伊勢谷さんはまず『タイタニック』の船の先端での名シーンの再現について「結構、中古の漁船の帆先で…実際には海にも出てないし、『何の撮影してるんだ?』と思った(笑)。クランクアップも『ゴースト』(※幽霊になった恋人とろくろを回す名シーンを再現)で、『おれは何をクランクアップしたんだろう?』と思った」と語り、会場は笑いに包まれる。それぞれの俳優陣が撮影の思い出などを語り、和やかなムードで舞台挨拶が進んでいたが、そんな中、司会であるオラキオさんは、自身がこの世界に入ったのはSABU監督の影響であり“弾丸ジャッキー”という名前の由来も、SABU監督の『弾丸ランナー』であると告白。長年の夢がかなって監督の映画に出演し、こうして初日舞台挨拶で壇上に上がっているということで、これまでの溜まりに溜まった思いを吐露し、司会の立場でまさかの涙!会場は温かい拍手がわき起こった。松山さんはそんなオラキオさんについて「銃を撃つシーンで、撃つ瞬間の顔が素晴らしかった。『ダークナイト』のジョーカーを超えていた。銃を撃つなんて、普段は経験できないので、撃つ時には顔の説得力が必要ですけど、それがあった」と大絶賛を送り、オラキオさんをさらに感激させていた。なお、本作はすでに東欧をはじめ、海外での配給も決定していることが発表された。『天の茶助』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天の茶助 2015年6月27日より全国にて公開(C) 2015『天の茶助』製作委員会
2015年06月27日女優の桐谷美玲が主演を務める映画『ヒロイン失格』(夏公開予定)の公開に先駆け、映画の予告編が12日、公開された。今回公開された動画は約30秒。冒頭で制服姿の松崎はとり(桐谷)が、"物語のヒロイン"を名乗り自己紹介を始めたかと思うと、想いを寄せていた寺坂利太(山崎賢人)に失恋。利太がほかの女性と一緒にいるところを目撃したはとりは、ヒロインらしからぬ全力号泣顔で廊下を疾走する。続くシーンでは、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)に壁ドンで迫られる場面もあり、異なるタイプのイケメン2人との三角関係に思わず期待が高まる映像となっている。制作決定当初から、桐谷の体当たり演技が話題となっていた本作。動画からは、モデルやキャスターとしても活躍する彼女の、いままでになかった側面の魅力が存分に発揮されていることがうかがえる。終盤に桐谷とコメディータッチなやりとりを交わす、お笑いコンビ・キングオブコメディの今野浩喜の役どころも気になるところ。本作は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載され、全10巻で累計120万部を突破したコミック作品が原作。好きな人には猪突(ちょとつ)猛進で自らを"彼のヒロイン"だと思い込んでいる暴走ヒロイン・はとり(桐谷)、幼なじみの利太(山崎)、モテ男・弘光(坂口)の三角関係による爆笑ロマンチックコメディーが描かれる。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
2015年03月12日CMで頭突きによる瓦割りを披露し話題を呼んだ女優・武田梨奈が21日、自身が主演を務める映画『原宿デニール』の完成発表記者会見に出席した。会見には、共演者でダブル主演を果たした"原宿発がけっぷちボーイズグループ"のBEE SHUFFLEや、お笑い芸人・キングオブコメディの今野浩喜、モデルの麻宮彩希、監督のタカハタ秀太も登壇した。映画は、ジャパンポップカルチャーの発信地「原宿」で繰り広げられる、夢を抱いた若者たちの群像劇。武田は婦人警官役を熱演し、この日も警官の制服姿で登場。予告編では見事なハイキックも披露していた。一方、ダブル主演のBEE SHUFFLEは、映画初出演にして初主演の大役を任され、主題歌も担当。既に映画の公開にあたり、「3万人動員」のミッションが与えられているが、万が一失敗した場合、「原宿出禁(出入り禁止)」という過酷な罰ゲームも発表された。武田は3万人動員を達成すべく、ヒット祈願として「連続板割り」に挑戦。片手で厚さ1.5ミリもある木の板を、6枚連続で割りきり、見事に成功させた。さらに、もし3万人動員ができなかった場合は、「全身タイツで竹下通りを歩きます」と公言。さすがに「大丈夫ですか!?」と司会者や共演者から心配の声が囁かれるも、「もう言ってしまったので」と力強くコメント。今後の動員の行方が注目される。映画は、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて2015年全国順次ロードショー。
2014年12月22日ユナイテッド・シネマ豊洲をメイン館として、2015年の全国公開が予定されている映画『原宿デニール』の撮影が、2014年9月末より竹下通りを中心に原宿で行われる。最先端で斬新なカルチャーを発信し、国内だけでなく世界中から注目されている原宿を舞台に、夢を抱いた個性溢れる若者たちの人生が交錯する物語。学生、地方から出てきた人、海外からの観光客、そしてそこで働く人々……さまざな文化が混沌としている現在の原宿を、映画『ホテルビーナス』で独特の映像表現で大きな評価を得たタカハタ秀太氏が描出す。これまでにTVバラエティ『チョナンカン』(フジテレビ)、ドラマ『黒い十人の黒木瞳。』(NHK BSプレミアム)、『ミエリーノ柏木』(テレビ東京)など、幅広いジャンルを手がけてきたタカハタ秀太監督だが、本作ではオリジナル脚本も担当する。出演は、クレディ-セゾンCMで頭突きによる瓦割りを披露し、お茶の間に衝撃を与えた女優・武田梨奈と原宿発がけっぷちボーイズグループBEE SHUFFLEのダブル主演。BEE SHUFFLEは、映画初出演にして初主演のみならず、主題歌も担当する。そのほか、キングオブコメディの今野浩喜など個性派俳優が脇を固めるという。なお、DATV(CS)番組『シャッフルオーディション』でさまざまなミッションをクリアし、2014年2月にメジャーデビューをはたしたBEE SHUFFLEだが、本作品の出演にあたり、さらなるミッションとして、「観客動員数3万人を実現する事」が課せられる。果たして、数々の難関をクリアしてきたBEE SHUFFLEは今回もミッションをクリアできるのか? 映画本編同様、彼らのサイド・ミッション・ストーリーにも注目しておきたい。■映画『原宿デニール』概要【公開予定】2015年予定【撮影期間】2014年9月末~10月上旬【撮影場所】原宿・竹下通り/裏原宿ほか【出演者】武田梨奈、BEE SHUFFLE (ミンス、ジュノ、ジュン、シュウタ、ギュミン)ほか【公開劇場】ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次ロードショー【主題歌】BEE SHUFFLE(ユニバーサル ミュージック)
2014年09月28日峰なゆかの人気コミックの実写化で、壇蜜の連続ドラマ初主演作となる「アラサーちゃん 無修正」の女性限定試写会が7月21日(祝・月)に開催。壇蜜さんを始め、川村陽介、忍成修吾、みひろ、今野浩喜(キングオブコメディ)、信川清順が来場し赤裸々なトークを繰り広げた。モテと自我の間で立ち位置を決めかねている30歳のアラサーちゃんを始め、やり手だがチャラいオラオラ君、書店員のメガネ男子・文系くん、ぶりっ子で男を転がすゆるふわちゃん。ごくごく平均的な大衆くんなど個性的なキャラクターたちの言動が“アラウンド30”の恋愛やセックスの本音、本質をあぶり出していく。最初にアラサーになっての“変化”を尋ねられると、「まあ増える、白髪が(苦笑)」という壇蜜さんを始め、「こんなところにも生えるのかってところに(笑)」(みひろさん)、「鼻の穴にまで!」(今野さん)など一同、白髪の増加を挙げてため息。また壇蜜さんは、年齢を重ねて良かったことを尋ねられ「『あなたみたいな人が袋とじのグラビアに出て恥ずかしくないんですか?』と言われるんですが、『恥ずかしいから袋に閉じられているんです』とエクスキューズできるようになったことですかね?」と語り笑いを誘う。会場に来場した原作者の峰先生から「劇中で好きな異性のキャラ」を尋ねられると、壇蜜さんは、“年下くん”の存在を挙げ「マニュアル通りの恋愛を仕掛けてくるんだけど、むしろ好き(笑)。一回でいいから(こういう恋愛に)遭遇してみたい。可愛いと思います」と意外なチョイスを明かす。キャスト陣にとっても、演じながら「あるある」と頷いてしまうシーンや「異性ってこうなのか?」と驚いてしまうシーンが多いよう。みひろさんは「アラサーちゃんが『(セックスの体位で)バックが好き』と言いますが、分かります(笑)。表情を作らなくていいので。『あぁ、うんうん』と思った自分がいました」と過激な告白で会場を沸かせる。現場でも、ついついこうした話題で盛り上がってしまうことも多かったよう?今野さんは「公衆の前にそれを出していいか…?こっちは(感覚が)バカになってるんで」と苦笑しつつも、「(劇中に)セックスのことを『H』と言う男はヘタだというのが出てくるんですが、オレ、言うんですよ(苦笑)。これまで『ヘタ』と言われたこともないけど『上手い』とも言われたこともない…」と複雑そうな表情を見せ会場は笑いに包まれた。川村さんは「女性が『浮気してるでしょ?』と聞いたとき、『なんで?』と言う男はクロというのは『なるほど』と思いました」としみじみと語っていた。劇中でも様々なベッドシーンが満載。第1話の冒頭からいきなり過激なシーンが登場するが、壇蜜さんの相手役を務めた川村さんは「こっぱずかしいです。TVでこれが流れるのか…?」とやや困惑気味。壇蜜さんは「近年、稀に見る男性陣の迫真の露出が見どころです」とアピールしていた。「アラサーちゃん 無修正」はテレビ東京・テレビ大阪ほかにて7月25日(金)深夜0:52より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日2011年春に上演された『鎌塚氏、放り投げる』は、シャープで知的な笑いの波状攻撃に加え、三宅弘城演じる“万能執事・鎌塚アカシ”というニュースターを生み出し、劇作・演出の倉持裕が新境地を開いた記念すべき作品。その第2弾『鎌塚氏、すくい上げる』が今夏上演される。7月下旬の某日、稽古場を訪ねた。M&OPlaysプロデュース「鎌塚氏、すくい上げる」 チケット情報空間を不可思議かつ自在に使いこなすことに定評のある倉持が、今回選んだ舞台は豪華客船だ。完璧なる執事・アカシは主人・由利松公爵より、船上で行われる長男モトキ(田中圭)と花房家公爵令嬢センリ(満島ひかり)の見合いを成功させよとの命を受け、レッドジンジャー号に乗り込む。待ち受けていたのは、政略結婚を嫌うセンリが女中ミカゲ(市川実和子)に無理やり協力させた“作戦”や、打算と恨みで見合いを壊そうとする堂田男爵夫人タヅル(広岡由里子)と執事スミキチ(玉置孝匡)の陰謀、そして船長・丸地(今野浩喜)と船員・烏田(六角精児)のワケありな雰囲気、など不穏なことばかり。出演者8人の個性が、奇抜なキャラクターと溶け合い輝きを放つ。一見自信満々ながら実は非力でひ弱なモトキ坊ちゃんを田中が伸びやかに演じれば、満島が見るからに跳ねっ返りのセンリ嬢を虚実の境目が見えない暴走演技で応える。アカシに憧れるミカゲの切なさ、色っぽさを醸し出す市川も好サポート。前回から続投の広岡&玉置は、さすがの安定感で丁々発止の掛け合いせりふを操り毒のある笑いを振りまく。兄弟に見えなくもない六角と今野の、ぶっきらぼうながら息ピッタリのやりとりが作品に新たな風を吹き込む。そして、なんと言っても三宅演じるアカシが良い。ご主人からの難題を次々にクリアするスーパー執事を、抜群の身体性から繰り出すアクロバティックな演技、マンガかと思うほど変貌する表情、芸人顔負けの勘の良さで、戯曲の笑いを次々に具現化していく。倉持は、そんな魅力的な出演者に感情から動きまで実に繊細な指示を手渡しながら、同時にオモシロぜりふをその場で考えて差し込むという余力を見せ、演出ぶりからは開幕までに作品がさらに進化する可能性大と見て取れた。加えて豪華客船の甲板を模した舞台装置は360度回転し、変わりゆく舞台上の景色が物語を加速させるのだ。『鎌塚氏、放り投げる』にはタイトルに因んだ、ヨーロッパ映画のように小粋なラストシーンが用意されていたが、今回も終幕に小さな「奇跡」が起こる。センスの良い会話の妙に笑い、アクションシーンにハラハラし、誰もが幸福になれるラストに酔う。劇場での上質な時間を、是非味わって欲しい。公演は8月9日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて上演。その後、名古屋、大阪、島根で公演を行う。取材・文:尾上そら
2012年08月06日