北関東中心に広域関東圏に数多くある絹織物の産地や事業者。経済産業省関東経済産業局が2014年8月にキックオフした「絹のみち広域連携プロジェクト」では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、それらの事業者や産地を繋ぎ、絹の魅力や可能性を広く知ってもらうと共に、観光資源や輸出資源としての「絹」に注目した施策を行っていく。それに伴い、伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区では、木村カエラをナビゲーターに迎え「絹のみち―遊―」のポップアップイベントを3月2日から8日の期間開催する。同イベントではケイスケカンダ(Keisuke Kanda)、スポークン ワーズ プロジェクト(Spoken Words Project)、ヨシカズヤマガタ(Yoshikazu Yamagata)による本企画のために絹を用いて製作した特別なアイテムをラインアップする他、同プロジェクトの絹の日常使いをテーマにしたブランド、シルク(cilk)が初お目見えする。同イベントでは、絹の多様な特性を様々な遊び方を通して紹介する木村カエラの写真が飾られる他、トラックメーカー ケンモチヒデフミが絹の加工過程で発する様々な音を集め、彼女が紡ぐ言葉をミックス、遊ぶように制作した音源が会場で流れるという。こちらの音源はバイノーラル録音により臨場感ある立体的な音を体験できる。また、木村カエラデザインによる「絹のみち―遊―」とのコラボレーショングッズも販売される。今回、クリエイティブディレクターを務める山口壮大は「このプロジェクトに関わることで絹について知るにつれ、非常にデリケートな素材故に、お客さま視点でも、作る側の視点でも難易度が高い素材なんだと気づかされた」という。絹といえば呉服やハレの日の素材というイメージもあるが、それこそ、古くから絹は価値の高いものとされていたからこそ。ただ、どうすれば絹を日常使いしてもらえるだろうかと考えた時に「絹は特別な日の装いという状況を打破していきたかった」と山口はコメントする。その思いから今回のポップアップイベントのテーマを「遊」とし「日常の中で絹を使いこなす行為そのものをファッションとして提案したい」という思いを込めた。なお、同イベントは3月9日から15日の期間、三越銀座店3階=ル プレイス プロモーションスペース、ジェイアール京都伊勢丹5階=特設会場でも開催される。
2016年02月24日伊勢丹新宿店では2月24日から、世界のワインと、それに合うパンやチーズを集めたイベント「世界を旅するワイン展~パンとチーズをカバンにつめて~」を、本館6階催物場で開催する。会期は29日まで。世界30ヶ国、約1,200種のワインが集結する今年のワイン展は、産地やぶどう品種、ヴィンテージ等、ワインには多くの判断基準が存在するが、本イベントでは“生産者のタイプで選ぶ”という画期的なスタイルを採用。作り手の個性にスポットを当てることで、世界各国のワインを味わうきっかけになればとの想いが込められている。近年は、南アフリカやチリ、アルゼンチンが人気産地として注目されており、これまで手にすることのなかった国の銘柄を気軽に味うことのできる、ワイン好きにとって見逃せないイベントとなっている。生産者のタイプは、大きく4つに分類。伝統の製法を守り続ける、職人気質の作り手たちをフォーカスした「トラッド」、自然との共生を大切にする小規模生産者や、気軽にワインを楽しんでほしいという思いでワイン造りをするワイナリーを集めた「フレンドリー」、品種・土地・製法にこだわる熱い情熱を持ったワイナリーを集約した「パッション」、常識にとらわれない新進気鋭の都市型ワイナリーにフォーカスした「クール」。さらにワインに合うパンとチーズを集約したのが、本イベントの見所となる。「パーラー江古田」や「ひらみぱん」、「エスキス」等15店舗が出店。チーズは清澄白河にオープンしたばかりの「チーズのこえ」といった注目店も登場する。イートインコーナーでは、“パンとワインが出会う場所”として、清澄白河の「フジマル醸造所」が登場。タルイベーカリーやブーランジェリーレカン、パーラー江古田という人気パン店がこのイートインのためだけに考案した“ワインに合うパン”を一度に味わえるパンプレートを始め、毎日一軒のパン屋とコラボする日替わりプレートも用意される。会場では、五代シャトーのひとつ「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」の1920年代のもを含めた歴代のオリジナルラベルを見ることができるミュージアムや、英国で300年以上続くワイン商ベリーブラザーズ&ラッドによるテイスティングバーも設置。またイベントスペースでは各生産者を招いたワインのセミナーも連日開催される。
2016年02月23日伊勢丹新宿店では、ストリートアーティストのスタティック(STATIC)の来日を記念した展覧会「SWEET BOMBS with special guest STATIC」を2月24日から3月1日まで、同店本館5階アートギャラリーで開催する。会場ではストリートアート界の貴公子2人組のスタティックによる新作シルクスクリーン作品「SHANTI」や、ミクストメディア作品「CC stencil mix」を始め、バンクシーなど旬のストリートアーティストたちの個性豊かな作品が展示される。このほかの出品予定作家は、ロームカウチ、ペニーウ、マウ・マウ、ニック・ウォーカー、ダビーなど。会期中は、スタティックの新作シルクスクリーンの購入者がスタティックと一緒に作品を完成させるコラボレーションイベント「SWEET BOMBS」(2月27日午後4時から午後5時まで、28日午後3時から午後4時まで)も開催される。
2016年02月23日タサキ(TASAKI)が2月24日から3月1日まで、ヴァンドーム広場を臨む世界最高峰のホテルのひとつリッツ パリ内のブティック「タサキ オ・リッツ・パリ(TASAKI au Ritz Paris)」のオープンを記念したポップアップショップを伊勢丹新宿本館1階のザ・ステージにてオープンする。同ポップアップショップは、リッツパリ内にオープン予定のタサキのブティック「タサキ オ・リッツ・パリ」のオープニングイベントとなるもの。同ブティックのグランドオープンに先駆け、タサキがリッツパリに捧げるハイジュエリーコレクション「リッツ パリ パー タサキ(RITZ PARIS par TASAKI)」が世界で初めて一般公開される。また、同ブティックのオープニングを記念した伊勢丹新宿店限定アイテムも特別に展開される予定だ。
2016年02月22日三越伊勢丹は2月17日、同社オリジナルの“ジャパンプレミアムブランド”として、セキトワ(SEKItoWA)ショップを日本橋三越本店本館1階紳士ゾーンにオープンした。また同日、同店5階リビングフロアには、“日本の暮らし美・日本の暮らし文化”を発信するショップ、ギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)もオープンした。今回、新たにデビューしたセキトワ(=積と和)の由来は、「セキ(積、掛け算の答え)」、と「ワ(和、足し算の答え)」であり、ショップでは、作り手たちの技術や美意識の掛け合いが生み出す“新鮮な美意識と優れた使い心地”が生活に彩りを与える商品を提案していく。展開される商品は「(京の)雅」と「(江戸の)粋」の2軸で構成される。16年度の「雅」の象徴テーマは“金箔”とし、箔工芸作家である裕人礫翔(ひろとらくしょう)と、伝統工芸やウェア、ライフスタイル雑貨とを掛け合わせ、朝日焼のマグカップ(2万3,000円)、中川木工芸のシャンパンクーラー(30万円)、酒杯(4万9,000円)などのアイテム提案を行う。一方、「粋」の象徴テーマは“藍染”で、スクモレザーという藍染の革を用いたスニーカー(16万円)、カードケース(1万6,000円)、デニムパンツ(3万9,000円)などを発売する。三越日本橋本店長の中陽次氏は、「(このセキトワに表現されるように)何事も深く掘り下げていく百貨店を目指していきたい。全てが揃う百貨店ではなく、あるものはとても深いところまである。そんな百貨店をつくっていきたいと思う。その一つがセキトワです。日本のモノは、世界では十分にラグジュアリーなレベル、若しくはそれ以上です。そのようなモノをここから発信していきたい」とコメントしている。5階にオープンしたギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)は、「おもてなし庵」、「ジャパンラグジュアリー」、「ピグマリオン ショップ」、「遊び嗜みの拘り店」の4つのテーマで構成され、日々の暮らしの道具や工芸品、スタイルやシーンをテーマに合わせて提案していく。「おもてなし庵」ゾーンでは、郷土文化をテーマに、土地の風土によって培われてきた食と器、室礼、インテリアなど“おもてなし”に必要な商品を、季節や歳時記に纏わるしきたり、慣例を交えて提案する。「ジャパンラグジュアリー」ゾーンでは、日本独自の暮らし、文化や季節、歳時、風土に育まれ、職人により丁寧に作られた暮らしの工芸品を、世界に誇れる日本発のラグジュアリーブランドに昇華させるアイテムを展開。「ピグマリオン ショップ」は、日本国内で活動する次世代の職人や、技術は優れているが知名度が低い産地やメーカーを発掘し、伝統文化の保護・継承とともに、新たな可能性を応援するゾーンとなっている。「遊び嗜みの拘り店」は、遊びや嗜みのテーマを設定し、アマチュアからプロまでが納得できる幅広い品揃えが特徴。同ゾーンでは、2月17日から3月15日まで「花を飾る 華を活ける」と題し、家に花を飾り華を活けるための花器や器を、ガラスや陶磁器、木工や金工など素材、形、大きさを問わず集積し、作家による1点物など希少性の高い作品も合わせ約300点ほどを紹介する。瀬沼健太郎の杯形ガラス花入(5万円)、水湧(5万円)、ツヴィーゼルのベース(税込1万9,400円)など。なお、3月30日には、ギャラリー ライフ マイニング内に、東京の伝統工芸品を国内外に発信し、公益財団法人東京都中小企業振興公社が手掛けているプロジェクト、東京手仕事 「TOKYO Teshigoto」の常設コーナーがオープン。江戸切子や、東京銀器の酒器、東京七宝のリング、江戸更紗のチーフ、てぬぐい、東京手植ブラシの洋服ブラシなどが販売される。
2016年02月20日FASHION HEADLINEがお届けする、アクセサリーのトレンドを紐解く新連載。第2回目は、伊勢丹新宿店おすすめのラインアップの中から、春を彩るアクセサリーをピックアップする。春の腕元をとびきり新鮮に見せるのが、アガット(agete)のバングルコレクション。カットを施したルチルクオーツとニュアンスたっぷりな淡水パールを飾ったバングル(1万9,000円)は、存在感がありながらもフェミニンな表情を浮かべる。“Glossy Chic”をテーマに、素材が持つ上品な光沢や色をシンプルなデザインで引き立てた新作コレクションをそろえるのは、アンジュエ エー・ディー・エー(Angejouer A・D・A)。一粒のダイヤモンドを贅沢に飾り付けたチャームは、オーバルをかたどったシェルとクリアなクオーツ(いずれも2万5,000円)、漆黒の色が美しいスクエアカットのオニキス(3万円)などを展開。イエローゴールドのオリジナルチェーンネックレス(2万円)と組み合わせて、自由におしゃれを楽しむことができる。空に舞い上がる色とりどりのバルーンを、ボリューム感のあるカラーストーンで表現した、ヴェレッタ オッターヴァ(veretta 8va)の新作ピアスコレクションも見逃せない。清涼感のあるグリーンアメシスト(5万2,000円)、洗練されたクリアなクオーツ(5万円)、太陽を想わせる鮮やかなカルセドニー(6万円)など、キャンディのようにポップなデザインが耳元を賑やかに飾り付ける。春のコーディネートにインパクトを添えるのが、グランマティック(GRANDMATIC)の“サファリ”をテーマにしたアクセサリー。サルやバナナなど、ファニーなモチーフを飾ったネックレス(2万3,000円)とフープ型ピアス(4万3,000円)は、シンプルなスタイルにもとっておきのスパイスを与えてくれる。ビビッドなカラー使いは、見ているだけで元気になれるはずだ。ハスナ(HASUNA)からは、みずみずしい輝きを解き放つ、カラーストーンを繋いだ新作が登場。天然石や淡水パール、ウィルクス貝をリズミカルにあしらったネックレス(3万4,000円)と、淡水パールとローズクオーツを連ねたフックピアス(2万1,000円)は、春の訪れを感じさせる淡いピンクのトーンがフレッシュ。セットで取り入れれば、着こなしもぐんと華やぎを増す。春を感じさせる要素は、素材や色、モチーフなど、実に様々。お気に入りのデザインを見つけて、春ならではのワクワク感をアクセサリーで楽しんでみてはいかがだろうか。ーー次回はシャープでクールなアクセサリーを紹介
2016年02月19日春一番が吹き重いコートから解き放たれると、気分はすっかり春モード全開に。春のおしゃれの計画に、何といっても欠かせないのが華やかなアクセサリー。伊勢丹新宿店本館1階アクセサリー売場にも、色とりどりのアクセサリーが集結している。そこでFASHION HEADLINEでは、春のトレンドアクセサリーを紐解く連載をスタート。伊勢丹新宿店のおすすめアイテムを紹介する他、コーディネートもレクチャーしていきたい。長く主流だった“ノームコア”なスタイルから一転、ロマンティックでスウィートなムードが溢れる16SSシーズン。トレンドはよりフェミニンなスタイルへとシフトチェンジしている。三越伊勢丹では2月17日より今春一押しのファッションを一堂に展開する「花々祭」がスタート。アクセサリー売場でも“花×デジタル”という相反する組み合わせをミックスしたテーマで、トレンドを取り入れながらも花のように美しくいられる、女性ならではのスタイルを提案する。なかでも、春はヘアスタイルもタイトにまとめることが多くなり、売場では大ぶりのピアスやイヤリング、イヤーカフスなどが多く並ぶ。ヘアスタイルやメイク、ウエアとの掛け算で、オリジナルの取り入れ方を楽しんでみたい。また2月17日からは、ユニークな視点でセレクトされたデザイナーズブランドが集結したニューショップ「キューレット バイ ニュージュエリー」が新たに加わり、同店アクセサリーコーナーに注目したい。商品は公式インスタグラムでもチェック(@isetanaccessories)でき、春の新作や限定アイテムを掲載したカタログも店頭で配布しているので、ウィッシュリストの参考に手に取ってみてはいかがだろうか。
2016年02月19日伊勢丹新宿店では、現代の新しいテクノロジーを用いた芸術作品を紹介する作品展「近未来美術展 DOORS」を、2月17日から22日まで、同店本館7階催物場で開催している。新技術が次々と開発され、社会に大きな変化をもたらしている昨今。同展では、デジタルやセンサーなどのテクノロジーを用いることで従来にない新しい作品を生み出しているアーティストらによる未来感溢れる作品が紹介される。CGアーティストの高山穣は、独自開発のコンピューターアルゴリズムが整形する精微な造型を応用し、宝飾品のような表現を試みた作品「Orb」(税込5万4,000円)を紹介。会場では同氏が独自開発したというコンピューターアルゴリズムを用いたCG映像や、3Dプリンタによる造形作品が展示されている。同氏の作品制作は、ある程度プログラムに任せており、プログラム自身が無限に様々なパターンを生成し続けることで大量の作品データが蓄積され、その中から最も美しいと思えるものを選別、構成したものを映像や静止画パネル等の形式で展示するという。抽象的なものから具象的なもの、装飾的なものまで様々だが、全て自作プログラムによるものであり、市販のCGソフトウェアは使用していないそうだ。特にメタボールというアルゴリズムを独自に改良して用いており、メタボール自身が作り出す偶発的な造形を応用し、精緻なパターンの生成を行うという。MATHRAXは、三角形のオリジナルLED基板に夜景の色彩データを取り込むことで様々な形や色を表現する「ひかりのミナモ〈星〉」(税込25万9,200円)を紹介。大石雪野は自身の姿を撮影した約6時間分の映像を2分18秒に縮め、彫刻作品に投影した「Time continuity seen on her surface」(※展示のみ)を紹介している。会場ではこのほか、小学生たちが描いた絵画をコンピューターでモザイク状に抽象化する田中和人による「Untitled Composition」(税込17万2,800円)をはじめ、数学の2変数関数を金属加工技術を用いて立体グラフ化したアートオブジェ「GAUSSIAN(ガウス関数)」(税込3万8,880円)、アクリルやオイル、LEDなどの素材を組み合わせ構造物の美しさを追求した川崎広平の「Untitled」(税込19万4,400円)などの作品を紹介している。会期中の20日、午後2時から午後2時45分までは、デジタル復元師の小林泰三によるギャラリートーク「匠を救うデジタル科学」、21日、午後2時から午後2時45分までは、現代アートコレクターの宮津大輔をゲストに招き、出品アーティストによるギャラリートークも開催する。
2016年02月19日日本マイクロソフトと三越伊勢丹は2月17日、伊勢丹新宿店メンズ館とMicrosoftの2in1デバイス「Surface」のコラボレーション企画「ISETAN MEN’S × Microsoft Surface ~未来を纏え~」をスタートした。期間は3月1日まで。同プロモーションでは、伊勢丹新宿店メンズ館(ISETAN MEN’S)が今春に提唱する「未来のデパートメントストア」を、最新のテクノロジーを用いて表現。メンズ館の1階から8階までの全フロアで、Surfaceシリーズ約80台を活用して展開する。メンズ館1階プロモーションスペースでは、ホログラムを活用したギアアイテムのバーチャルショールームが登場。ギアアイテムとは、デザイン性と機能性を融合し、モダンでミニマムに仕立てられたファッションアイテムのこと。設置されたSurface Bookでホログラムの読み込みや投影を行うほか、週末には、来店者のコーディネートを撮影し、ホログラム化する体験サービスも実施する。また、Surface BookとSurface Pro 4のタッチ&トライコーナーも設置した。正面入口のショーウインドウでは、15台のSurface Pro 4を使用したデジタルマネキンを展示するほか、バッグブランド「ペッレ・モルビダ」では、Surface Pro 4とWebベースのカスタムアプリを使ったアイテムのカスタムオーダーも受け付ける。同プロモーションの開催に合わせて、プレス向け発表イベントが行われ、日本マイクロソフト 代表執行役会長の樋口泰行氏、三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員の大西洋氏が挨拶を行なった。三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員の大西洋氏は、「百貨店単独の成長が難しい中、ファッションとICTを掛け合わせることで、新しい価値を創造・提供したいと考えている。最近、海外のファッションイベントでは、被服にデジタルを取り入れる動きが盛んだ。今後さらにデジタルを活用した取り組みを行っていきたい」と述べた。日本マイクロソフト 代表執行役 会長の樋口泰行氏は、「ISETAN MEN’Sのメインターゲットは高感度で上質なライフスタイルを好む30~40歳代の男性層。Surfaceの訴求ターゲットと一致する。ぜひ、柔軟性とパワーを備えたデキるSurfaceをもっと知ってほしい」とコメント。なお、今回のイベントでは、Surfaceシリーズの販売は行わない。この点について樋口氏は、「ライフスタイルとデジタルの融合という流れが進めば、(今回販売しなくても)自然とSurfaceの需要に繋がると考えている。このようなコラボレーションは今後も続けていきたい」と語った。
2016年02月18日2月17日よりスタートする、三越伊勢丹の春のプロモーション「2016 花々祭」。伊勢丹新宿店では写真家・映画監督の蜷川実花とタッグを組み、メインビジュアル、ウィンドー、本館1階ザ・ステージをダイナミックに演出する。花々祭のテーマは“フューチャー・イズ・ワンダフル”。テクノロジーが広げる可能性を探り、デジタルとファッションの融合でこれまでに見たことのないスタイルを表現する。メインビジュアルでは、自然界を美しく彩る“花”を、デジタル機器により半永久的に新しい生き様として表現。ストロボなどの光を反射することで色や柄が現れる、リフレクト効果を応用し開発された特殊なアイテムを使用した真っ白なドレスに、蜷川ならではの生々しく鮮やかな花の映像を投影し撮影した。17日から23日までの期間は、“DIGITAL FLOWER GARDEN”と題し、本館1階ザ・ステージでスペシャルディスプレイを展示。蜷川が花々祭のために撮り下ろしたエクスクルーシブなビジュアルを、テクノロジーを用いて表現し、キャンペーンのテーマを体感できる空間を作り上げる。ビジュアルはモノクロームの花の写真にカラーの花の写真を重ねるという着想を出発点に、プロジェクションや透過性素材などの各種テクノロジーを用いて生み出した。日本では実例のない最先端テクノロジー「LEDマッピング」を使用したインスタレーションは、蜷川のエモーショナルな作品と最新テクノロジーが融合して生まれた空間を、ドラマティックに演出する。またスペシャルディスプレイの展示時期に合わせ、本館2階センターパークでは、蜷川がディレクションするアパレルブランド、エム / ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)の16SSコレクションを集めたポップアップストアをオープン。花火をデザインしたテキスタイルが初登場し、花をモチーフにした柄を中心に10ものテキスタイルがラインアップされる。アイテムはドレスを中心に、スカートやパンツ、オールインワン、ストール等の雑貨類など、豊富にそろう。ポップアップストアは、銀座三越、日本橋三越本店、名古屋栄三越、ルクアイーレ大阪と、全国の三越伊勢丹グループで開催される。
2016年02月18日韓国のウィメンズファッションブランド・スタイルナンダ(STYLENANDA)が2月24日、伊勢丹新宿店本館2階のイセタンガールに日本初となるリアル店舗をオープンする。STYLENANDAは、2004年にオンラインショップからスタートしたブランドで、オリジナリティー溢れるラインアップや洋書など幅広いカテゴリーを展開する。現在ではモノトーンカラーを基調としたKKXXとコスメブランドの3CEといったオリジナルブランドを主軸に、セレクトアイテムも展開しており、韓国を始め、中国、香港、タイ、シンガポールなどアジアを中心に人気を博している。日本初となるリアル店舗では、2月24日よりオープンを記念して税込5,400円以上の購入者先着100名にロゴ入りの傘をプレゼントするサービスを実施する他、2月27日14時からは専属モデルの来店イベントも開催。ブランド専属モデル2名と3ショット撮影もできるこのイベントの参加券は、2月24日より店頭にて税込5,400円以上購入した先着20名に配布される。また、STYLENANDAオリジナルコスメがプレゼントされるルーレットも実施される。
2016年02月18日伊勢丹新宿店メンズ館は2月17日から3月1日まで、日本マイクロソフト株式会社の「2in1デバイスSurface」とコラボし、“ISETAN MEN’S×Surface~未来を纏え~”をテーマにしたプロモーションを実施する。同プロモーションでは、伊勢丹メンズがこの春に提唱する“未来のデパートメントストア”を、最先端のテクノロジーを活用し表現。館内ではSurface Book(以下、Book)やSurface Pro4(以下、Pro4)など約80台のデバイスが展示され、全フロアのプロモーションスペースでSurfaceを使ったディスプレイ、サービスを展開。正面入口では16台のPro4を使ったマネキンを展示し、BookとPro4のタッチ&トライ体験も行う。1階プロモーションスペースでは、ホログラムを活用したギアリストアイテムのバーチャルショールームを展開。 設置されたBookでホログラムデータの読み込みや投影を行う他、来店客が自身のコーディネートを撮影してホログラム化する体験も週末限定で実施。アクロニウム(ACRONYM)、アディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング(adidas Originals by White Mountaineering)、アークテリクス ヴェイランス(ARC’TERYX VEILANCE)、ブラック(BLK)、クリストファーレイバーン(Christopher Raeburn)、ダイン(DYNE)、ISAORA)、レックスドレイ(LEXDRAY)、MHW マウンテン ハードウェア スペシャリー フォー N.ハリウッド(MHW MOUNTAIN HARDWEAR SPECIALLY FOR N.HOOLYWOOD)、オーエーエムシー(OAMC)、オーバーテック(OVERTECH)の計11ブランドのギアアイテムを展開する。ギアスタイルとは、クリエイターの先鋭的な感性とテクノロジーがもたらす装備服としての機能性、この2つの要素を融合し、モダンでミニマルに仕立てられたファッションスタイル。ドイツのブランド、アクロニウムのフーデッドブルゾンは、モバイルを収納できる両袖口のジッパーポケットが、ジッパーを開かずとも内側から手で取り出せる仕組みになっており、ジッパーとドットボタンを重ねた前立ては、しっかりと上まで閉じれば左右に引っ張って簡単に開けるなど、驚きの機能を備えている。コンパクトに畳み内側のショルダーストラップで肩掛けすることも可能だ。商品は2階のプロモーションスペースで取り扱っており、レックスドレイの撥水加工を施したバックパック、アディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリングのスニーカーといった、注目度の高いグッズも展開される。この他、地下1階で展開するバッグと財布のブランド、ペッレ・モルビダ(PELLE MORBIDA)では、Pro4とWebベースのカスタムアプリを使った、カスタムオーダーを受け付ける。17日にはオープン前にプレスプレビューが開かれ、日本マイクロソフト株式会社代表執行役会長・樋口泰行氏と、三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長・大西洋氏が顔をそろえた。
2016年02月17日日本マイクロソフトは2016年2月17日から3月1日まで、伊勢丹新宿本店メンズ館と「ISETAN MEN S×Surface~未来を纏え~」というテーマでコラボレーションし、「Surface Book」や「Surface Pro 4」に代表される約80台のデバイス展示や、最先端のテクノロジーを活用するイベントを開催する。伊勢丹新宿本店メンズ館は「未来のデパートメントストア」の表現手法として、ホログラムを活用したバーチャルショールームを1階で展開。設置したSurfaceでホログラムデータの読み込みや投影を行うほか、週末限定でユーザー自身のコーディネイトを撮影し、ホログラム化する体験もできる。……我々の暮らしはICTでどのように変わっていくのだろうか。そんな考えが頭の片隅をよぎるのが、今回のコラボレーションイベントだ。既に2-in-1 PCは1つのスタンダードスタイルと言え、そのスタイルを前面に押し出したMicrosoftのSurfaceシリーズと、若者向け百貨店の伊勢丹メンズ館は、近未来的なディスプレイとサービスを展開する。報道関係者向けの説明会では、伊勢丹新宿本店メンズ館1階のバーチャルショールームが披露された。Surface Pro 4を使ってモデルを撮影し、ホログラムを利用したディスプレイに映し出す。先述のように週末限定だが、訪れたユーザーが自分のコーディネイトを撮影してホログラム化する体験も提供する。そのほか、全フロアのプロモーションスペースにおいて、Surfaceシリーズを使ったディスプレイやサービスを展開。例えば、バッグと財布のブランド「ペッレ・モルビダ」は、 Surface Pro 4を使ったカスタムオーダーを受け付ける。デジタルデバイスとファッションは、関連性が乏しいように感じるかもしれない。この点について、三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員の大西洋氏は、「既にウェアラブルがファッションの一部になっている。ファッションに興味を持つ方が来店されたとき、新しい価値を感じてほしい」と述べた。日本マイクロソフト 代表執行役 会長の樋口泰行氏も、「アナログ的なファッションビジネスと、デジタル的なライフスタイルの境目がなくなりつつある」と現状を分析する。今回のイベント期間中、伊勢丹新宿本店メンズ館でSurfaceシリーズが販売される訳ではない。樋口氏は「ライフスタイルとデジタルがシームレスにつながる感覚をアピールしないと、感度の高い方に響きにくい。(Surfaceシリーズが)生活の一部であること示したい」と語り、需要は後からついてくると自信を見せた。大西氏も「お客様とのコミュニケーションツールとしてアピールしたい。モノではなく情報を得るためにご来店いただくことが最優先だが、将来的には(PCの販売なども)視野に入れている」と述べている。さらに樋口氏は「(Microsoftが)タブレットの世界において、少し出遅れたのは認めざるを得ない。だが、現在はSurfaceシリーズによってキャッチアップを図っている最中だ。(当初から訴えていた2-in-1 PCのアドバンテージが)世の中に浸透してきたこのタイミングだからこそ、Surfaceシリーズの特徴であるクール&機能的という部分をコラボレーションでアピールしたい」と、伊勢丹とコラボレーションする狙いを語った。他方で興味深いのが、伊勢丹側のスタンスである。筆者が述べるまでもなく、今の日本を取り巻く経済状況は決して楽観視できるものではない。大西氏も「ファッションという切り口は、これまでのように(市場が)成長する状況ではない」と危機感を示している。だからこそ、今回ようなコラボレーションイベントを開催するのだろう。「進歩の早いICTと掛け合わせた価値創造を、お客様に提供するのが未来型の百貨店」(大西氏)。蛇足だが樋口氏は、日本マイクロソフト入社前にダイエーの代表取締役社長を務めている。約10年ぶりの小売業を目にして「リアル店舗と(日本マイクロソフトが)どのような価値提供すればいいのか難しい部分はある。だが、お客様の感性に直接訴えられる表現力は大きい。ICTとファッションビジネスをつなげることで良い方向に進む」と自身の見方を示した。近いうちにデバイスを"纏う"時代が訪れるのかもしれない。阿久津良和(Cactus)
2016年02月17日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が2月17日から3月1日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにて2016春夏コレクションのレザーグッズを展開するポップアップショップをオープンする。同ポップアップショップでは、新作バッグ「Paloma」や「Triloubi」シリーズを始めとした多数のバッグや革小物を展開。「Paloma」は、デザイナー自身が愛して止まないキャバレーやショーガールからインスピレーションを受けて製作されたバッグ。「Triloubi」は、斜め掛けやショルダーとしても使えるマルチなデザインが特徴のバッグとなっており、トロピカルな雰囲気が漂うオリジナルプリントがあしらわれた。ラージとスモールの2サイズで展開される。また、今回初披露となる小ぶりなサイズのバッグ「Paloma Nano」も先行販売される。
2016年02月17日村上隆の最新作となるポスターが世界に先駆けて、2月17日、伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム/プロモーションにて発売される。村上隆は、3月6日まで森美術館で「村上隆の五百羅漢図展」を開催中。日本国内では14年振りの大規模な個展とあり国内外で大きな注目を集め、開催から3ヶ月余りで来場者20万人を突破した。今回、限定発売される新作ポスターは全11種(※商品の受け渡しは半年後)。販売方法の詳細については、 伊勢丹新宿店オフィシャルサイト()に掲載中。またポスターの販売に合わせ、村上隆が率いるカイカイキキがプロデュースするカフェ「Bar Zingaro」のオリジナルグッズも先行販売される。ラインアップは、「オリジナルマスキングテープ」(全3種 各600円)、「MOLESKINE ノート」(3,500円)、「BIC ボールペン」(全2種 各350円)、「LIFE ノーブルメモ」(700円)の全4種で、現在開催中の展覧会でも手に入らない、貴重なコレクションとなっている。更に、2月17日から3月1日までの期間限定で、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコールには「Bar Zingaro」がオープン。同カフェでは、“コーヒーとアートのある暮らし”をテーマに、バリスタの挽きたてコーヒー(1杯 667円)が提供される他、「Bar Zingaro×Kalita ロゴ入りコーヒードリッパー」(3,000円)や「Tim Wendelboe コーヒー豆」(3,241円)も販売される。
2016年02月16日「マックスアンドコー(MAX&Co.)」が、2016年春夏キャンペーンに先駆けてカプセルコレクション”ポップガーデン”を展開。伊勢丹新宿店、三越銀座店、渋谷西武店、高島屋日本橋店、表参道店の計5店舗にて期間限定で展開される。今シーズンもマックスアンドコーの顔は、インターナショナルファッションアイコンのオリヴィア・パレルモ。そんな彼女が考える優れたスタイリング、そしてそのコツをマックスアンドコーのブランドサイトはもちろん、ソーシャルメディアで発信する。2016年春夏展開されるマックスアンドコーのキャンペーンにもオリヴィア・パレルモが登場予定。彼女のオフィススタイルや春のパーティースタイルの着こなしのコツは必見。”ポップガーデン”コレクション展開店舗■伊勢丹新宿店 本館3階期間:2016年2月17日(水)~3月1日(火)■三越銀座店 3階 イベントスペース期間:2016年2月23日(火)~3月1日(火)■渋谷西武店 A館 4階期間:2016年3月1日(火)~3月7日(月)■高島屋日本橋店3階期間:2016年3月中旬予定■表参道店期間:2016年2月25日(水)〜▼オフィシャルサイトwww.maxandco.com
2016年02月16日クロエ(Chloe)は、銀座三越で2月17日から23日まで、バッグコレクション「フェイ(FAYE)」のポップアップショップをオープンする。会期終了後には伊勢丹新宿店、京都大丸にも順次オープンする。15SSコレクションのランウェイで初登場した「フェイ」は、70年代のスピリットを表現するサッチェルバッグ。丸いリングループと揺れるペンダントチェーンからはグラムロックの香りが漂い、モダンな エッジーを効かせた優美なフェミニンさを表現。自由自在な収納を実現するアコーディオンガゼットや、取り外し可能なショルダーストラップによりクラッチとしても活用できる 2way仕様となっている。同ポップアップショップでは、パーマネントコレクションだけでなく、5色の限定カラーによるレザーストラップ付きミディアムクラッチバッグと2種のスモールバッグを展開。ミディアムクラッチバッグでは、イエロー、ブルー、ローズの3モデル(各19万6,000円)にパイソン柄を施したモッティグレー、インテンスグリーンの2色(各26万9,000円)を加えた5種類が登場。スモールバックでは、イエローカラー(14万5,000円)とパイソン柄を採用したモッティグレーのモデル(19万2,000円)が展開される。なお、同ポップアップショップは、銀座三越で展開の後、伊勢丹新宿本館1階のハンドバッグプロモーションスペースで3月16日から22日まで、京都大丸1階のエントランスホールで4月13日から26日まで開催される。
2016年02月15日乃木坂46のメンバーが伊勢丹とコラボレーションし、彼女達自身のリアルなお稽古をテーマに8つのブランドとデザインしたファッションアイテムを「おけいこガール」と題し、3月2日から8日まで伊勢丹新宿店本館2階=イセタン ガールで披露する。今回2度目となる乃木坂46と伊勢丹のコラボレーションでは、良家の子女に向けたカルチャー×ファッション提案を企図し「お稽古」に注目。実際に乃木坂46のメンバーが習っていたお稽古をテーマにブランドのデザイナーたちとメンバーがミーティングを重ね商品を開発した。メンバー唯一の音大生である生田絵梨花はピアノをテーマにブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)とコラボ。実際にピアノを弾く生田からのリクエストを活かしたワンピースやカーディガンなどを用意する。また、同じくピアノをテーマに桜井玲香はマーリエ パー エフデ(Maglie par ef-de)とワンピースやスカート、トップスをデザインする。バレエをテーマにするのは伊藤万理華と若月佑美。若月はバレエの演目から『白鳥の湖』をイメージしブラック×ホワイトを基調としたアイテムをドーリーガール バイ アナスイ(DOLLY GIRL BY ANNA SUI)と製作。乃木坂46きってのファッションラバーでもある伊藤万理華はミキオサカベ(MIKIO SAKABE)、ジェニーファックス(Jenny Fax)とコラボ。伊藤が印象に残っているというバレエの衣装からインスパイアされたアイテムや彼女の幼少期の写真をデザインしたトートバッグなどを用意する。その料理の腕に注目が集まる白石麻衣は料理がテーマ。楽しい気分で料理が出来るようにと、彼女が色や型をセレクトしたシュク ココロ(Syuku Cocoro)のエプロンやマドモアゼルタラ(Mademoiselle TARA)のファッションアイテムを提案する。また、ファンの間ではおなじみの不思議なキャラクター「どいやさん」の生みの親、西野七瀬はアートをテーマにハニーバンチ ミューチュアル(HoneyBunch MUTUAL)、ミキオサカベとコラボ。彼女直筆のどいやさんがテキスタイルやTシャツなどに登場するとあって、ファンのみならずとも見逃せないアイテムになりそうだ。なお、FASHION HEADLINEでは乃木坂46メンバーとファッションブランドのコラボレーションの様子を独占取材。その様子は後日サイトで公開予定。
2016年02月14日アディダス オリジナルス(adidas originals)が2月17日、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)との初のフルコレクション、アディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング(adidas Originals by White Mountaineering)を新宿伊勢丹メンズ館、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウの2店舗にて世界先行発売する。Tシャツやスウェットパンツのほか、ウインドブレイカーといったアウターウエアからなる同コレクション。素材はゴアテックスやコットンとナイロンの混紡素材を採用し、立体的な縫製と繊細なカラーリングで仕上げた。フットウエアは歴代の作品から最新モデルまで統一感のあるアプローチを取り入れ、寒色系のトーンでそろえた。同コレクションは2月17日からアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、新宿伊勢丹メンズ本館1階のプロモーションスペースで発売後、2月27日にアディダス オリジナルス ショップ、オンラインショップ、ホワイトマウンテニアリング代官山店、新宿伊勢丹店、ビリーズエンターでも販売される。
2016年02月12日健康志向が高まり、日本でも俄然注目を集めている“スーパーフード”。伊勢丹新宿店本館地下1階食品売場でも、スーパーフードを使った総菜やパン、スイーツなど、様々な食品が展開されている。一体スーパーフードとはどのようなものなのか。その魅力に迫ってみた。日本スーパーフード協会の理事 を務める勝山亜唯美さんによれば、「スーパーフードとは、1980年代にアメリカやカナダの医師たちから広まったもの。ここ数年で世界的にもセルフメディケーションという考え方が定着し、食で自らを健康にして医者にかからない生き方をしようと、健康への意識が高まった。このことが、栄養価の高いスーパーフードへの関心に繋がったと言える。また、これだけブームとなったのは、マドンナやミランダ・カーといったハリウッドセレブたちの発信力も大きかった」と話してくれた。スーパーフードの定義は、「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品、あるいは、ある一部の栄養・ 健康成分が突出して多く含まれる食品」である。ここ最近では、ミント属の植物である“チアシード”が話題となり、耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。このほかにも、そばの実や味噌、抹茶などの古くから日本人に親しまれている食材も、実は“ジャパニーズ スーパーフード”として評価されている。これらは海外でも高く評価されており、特に抹茶は大ブームを起こしているという。勝山さんがおすすめするのは、スーパーフードの“スピルリナ”と“アマランサス”だ。スピルリナは、美しい緑色 と海苔のような風味が特徴で、50種以上の健康・栄養成分を含み、スプーン一杯に鶏卵1/2個分のタンパク質、緑黄色野菜120グラムに相当するベータカロテンや鉄分が含まれている。アマランサスは小粒の雑穀で、白米に比べタンパク質は約2倍、カルシウムは約32倍、マグネシウムと鉄分は約12倍、食物繊維も 約15倍。そのずば抜けた栄養価の高さから“仙人の穀物”とも呼ばれているそうだ。勝山さんは、「スピルリナはスムージーのほか、玉子焼きや味噌汁などの料理に混ぜてもおいしくいただけます。タイではコーヒーに入れますね。アマランサスは実は日本でも古くから食べられている食材で、ご飯はもちろん、パスタやサラダに入れてもOKです。海外ではスーパーやドラッグストア、ジューススタンドにも“グリーン”というカテゴリーがありますが、日本ではまだメジャーではないかもしれません。スーパーフードは少量で高い栄養価が採れるため、実は野菜よりもコストパフォーマンスが良いですね。小粒のものや粉末のものなどは持ち運びもしやすく、野菜よりも手軽に摂取できるため、これからもさらにメジャーなものへとなっていくでしょうね」と語る。伊勢丹新宿店で紹介されているスーパーフードを使った食品では、柿安ダイニングの「スピルナとアボカドを練り込んだグリーンポテトサラダ 」(100グラムあたり400円)、なだ万厨房の「江戸甘味噌と白味噌を使った米茄子のチーズ味噌二色田楽(1個540円)」、デュヌ・ラルテの抹茶パ ン(1個)などで、勝山さんのおすすめだそうだ。このほかにも、焼きおにぎりや太巻き、餃子、春巻きにジェラートなど、バラエティに富んだ食品が並ぶ。明日の健康を考えて、先ずはおいしくスーパーフードを取り入れてみるのはいかがだろうか。
2016年02月12日日本マイクロソフトは2月10日、三越伊勢丹が展開する伊勢丹新宿店メンズ館とMicrosoftの2in1デバイス「Surface」のコラボレーション企画「ISETAN MEN’S x Microsoft Surface ~未来を纏え~」を開催すると発表した。期間は2月17日から3月1日まで。伊勢丹新宿店メンズ館(ISETAN MEN’S)の1階から8階までの全フロアで、Surface約80台を活用したプロモーションを実施。メンズ館1階プロモーションスペースでは、ホログラムを活用した「ギアリストスタイル」のバーチャルショールームが登場。設置されたSurface Bookでホログラムの読み込みや投影を行うほか、週末限定で来場者が自分のコーディネートを撮影し、ホログラム化する体験サービスを開催。また、Surface BookとSurface Pro 4のタッチ&トライも実施する。正面入口では、15台のSurface Pro 4を使用したデジタルマネキンを展示。また、バッグブランド「ペッレ・モルビダ」では、Surface Pro 4とWebベースのカスタムアプリを使ったカスタムオーダーも受け付ける。
2016年02月12日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が2016春夏コレクションを展開するポップアップショップを、2月16日まで伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにオープンしている。同ポップアップショップでは、鮮明な色とプリントが交差する空間にて2016春夏コレクションのアイテムを一同に販売。クラッチバッグやハンドバッグを中心に、レザー小物やストール、グローブ、ネックレスなどのアイテムが展開される。また、限定トートバッグも登場する予定だ。
2016年02月11日テクノロジーとの出合いが、ファッション界に新たな旋風を巻き起こす――多くの人が肌で感じているのではないだろうか。新たなクリエーションとして、時代の一歩先を行く先進的なファブリックが多く生み出されている。最新テクノロジーを駆使した「ギア服」にフォーカスしたポップアップが、2月17日伊勢丹メンズ館1階で開催される。そこで国内初披露となるブランドの一つが、DYNE(ダイン)だ。DYNEでデザイナーを務めるクリストファーはNYのFIT(ファッション工科大学)でテキスタイルを学び、アディダス(adidas)やショーン・ジョン(Sean John)と名だたるブランドで経験を積んだ後、ナイキ(NIKE)のディレクターを務め、現在も多くのプロジェクトに関わっている。13年にはMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの研究員12人のメンバーの1人にも選ばれ、世界最先端の環境で技術革新に携わっている人物。豊富な知識と経験を持つ彼が作るDYNEの洋服は、随所まで綿密に計算され尽くした孤高の品。だが、一見してその難解さに気付くわけでない。むしろ、極めてシンプルなデザインの中に、ミニマリズムの美意識が感じ取れる。DYNEの洋服に最も魅せられる理由は、肌触りと着心地の良さだ。今まで触れたことのない生地の感触は、新たな“体験”かのように私たちを驚かし、その優れた機能性は現代人のライフスタイルに寄り添って作られていることがよく分かる。科学技術なくしてDYNEあらずだが、意外にも彼は「テクノロジーだけではDYNEは成り立たない」と言う。インタビューを通して、先鋭デザイナークリストファーの壮大なブランドの世界観が垣間見えた。ーー自身のブランドを立ち上げたきっかけは何だったのですか?もともとビジョンはありました。明確なコンセプトが曖昧でフワワフしていたものが、あらゆる経験を経て遂に自分の中で形になったんです。DYNEで用いるテクノロジーの基盤はNIKEでの経験によるものです。MITラボではテクノロジーだけでなく、デザインに必要な科学的知識や数学を深く学びながら開発に関わっています。そこから人脈やコミュニティーの輪も広がり、工場などの環境も整えることができました。数年前から“ファッション×テクノロジー”が一つのカテゴリーとして注目されるようになり、ここにきて徐々に台頭に乗り始めているんじゃないかな。そんな時代の流れも感じて、このタイミングだ!と思ったんです。ーー DYNEのブランドコンセプトは?テクノロジーを実用目的に構成し、日常着として身に纏うアイテムとして作り出すこと。基盤となるのはテクノロジーとファッション、そして自然とのハーモニー。過去の経験で得た、スポーツアパレルで使われる生地の特性や機能性に対する知識をファッションに適応させながら、生活の質を上げるアイテムを提供したいという思いが根底にあります。ーーどのようなテクノロジーを用いているのか、教えてもらえますか?企業秘密だから簡単にだけ(笑)。2シーズン目となる16FWの最新コレクションには、NIKEのシューズ「フライニット」の技術を用いています。ロンドンオリンピックのマラソン競技に出場した選手も履いていたこのシューズに使われている生地は、糸で精密に編み上げられたワンピースの構造によって、抜群の通気性と軽量性、高い耐久性を兼ね備えています。縫い目がなく、見た目にも斬新さが表れているんじゃないかな。時に温かく、時に涼しく、ストレッチがきいて心地良く体にフィットし、より軽く水にも強い。それでいてハイスペック過ぎないというのも重要な要素です。「アウトドアには最適だが、街着には適応しない」ではなく、毎日着られるアイテムとしてデザインやカラーリングに工夫を加えています。ーー“自然”の要素はどこに取り入れられているのですか?生地の開発におけるアイデアソースは、自然から学んでいます。例えば、スイスのテキスタイルプロデューサー・C_CHANGと共に新たに開発した生地は、気候に応じて開閉する“まつぼっくり”の仕組みを取り入れています。気温や体温が高くなると空気を外に空気を送り出すように繊維が開き、防寒が必要な時には閉じるといった具合に。製造工程においても、素材のロスを最小限に抑え、環境への害を軽減できるようフッ化炭素を含有しない繊維を使用しています。ーー自然界の優れた知恵と人間の最新科学技術が見事に融合しているのですね。自然の英知を借りているといった感じでしょうか。環境問題にも以前から取り組んでいます。ファッション業界が与える環境破壊への影響は深刻。しかし、知恵を絞って科学を応用すれば、それを最小限に抑えることも可能だと信じています。デザインには何ができて、何をしなければならないのか、そこに挑戦し続けるブランドでありたいです。ーー自然と科学、に加えて人間らしさを感じるのもDYNEの魅力の一つだと感じます。機能性の高さやデザイン、一度着たら他の洋服は着られなくなりそうなほど(笑)。ありがとうございます。自然、科学、人間は地球というコミュニティーの一部。ただ革新的な新しい科学技術を用いた洋服を作るのではなく、コミュニティーであったり人間味を忘れないブランドにしたかったので、今のところ思い通りにできているのではないかと思います。それらが組み合わされば大きなプラスの力になり、生活をより豊かにできる。そういう意味もあり、ギリシャ語で「力」という意味の“DYNE”をブランド名にしました。ーー2月17日から新宿伊勢丹で開催されるポップアップは、日本初展開となるため、お客様の反応が楽しみです。こんな人に着て欲しいといったDYNEのターゲット像はありますか?どんな人にでも着て欲しいですね(笑)。日本は大好きで既に20回程度訪れているけれど、東京などの都会暮らしの人には特に合うんじゃないかな。街の雰囲気にもとてもマッチすると思う。アウトドアを楽しむ人はもちろん。そうでない人も毎日仕事場にも着て行けるよう、カジュアル過ぎずスポーティ過ぎないデザインになっています。日常着として重宝してもらえたら、デザイナー冥利に尽きるね。
2016年02月10日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)が、イタリアと日本の国交樹立150周年を記念した期間限定ストア「シルクロード(THE SILK ROAD)/ 伊勢丹エクスクルーシブコレクション」を、2月15日から3月1日まで伊勢丹新宿店本館4階にオープンする。同ストアでは、東洋と西洋の出会いをヴェネツィア商人マルコ・ポーロが旅したシルクロードになぞらえ、シルクが日本にもたらされた歴史を、伊勢丹エクスクルーシブコレクションのシルクアイテムを通して紐解いてゆく。ヴェネツィアを出発し、サマルカンド、イスタンブール、タジキスタンを経て北京の紫禁城に至るまでの神秘的な旅のストーリーを、緻密に表現したシルク素材のスカーフや、そのスカーフを贅沢に使ったウエアなど、美しいコレクションによって描きだされる世界。会場は、シルクロードの雄大できらびやかなイメージを想起させる特別なセットで彩られる。シルクアイテムは世界先行展開で、マルコ・ポーロが訪れた場所が描かれたスカーフ(4万3,000円)や、サーカスのテントと馬や象などの動物が描かれたスカーフ(3万1,000円)、東洋のカーペットにラクダが点在するモチーフのスカーフ(4万3,000円)などをラインアップ。この他にも、フェラガモらしいフラワープリントやオーナメント柄のスカーフ、ストール、ショールやウエアが並び、おとぎ話のような世界観を盛り上げる。期間中21日には、このエクスクルーシブコレクションの発売を記念して、テレビや雑誌、ウェブメディアで活躍する、ファッションディレクターの干場義雅氏が来場。シルク製品を使ったファッションアドバイスを行うトークショーが、伊勢丹新宿店本館4階センターパークにて14時から14時30分と16時から16時30分の2回開催される(入場無料・事前予約不要)予定だ。
2016年02月10日ミュウミュウ(MIU MIU)は、16年2月17日から3月1日まで、伊勢丹新宿店本館2階婦人靴プロモーションスペースで、2016春夏新作シューズや同店限定品、国内先行販売品を取り扱うポップアップストアをオープンする。同ストアでは、スポーティーな要素やエレガントな要素がミックスされ、遊び心溢れたデザインのシューズを展開。ハリネズミや海の生き物からインスピレーションを得てデザインされ、小さな粒が多数あしらわれたラバーソールのシューズなど。また、デニムにビジューが施され、フットベットには同ブランドの素材シリーズ「マテラッセ」と同様のキルティングが施されたスポーティーなサンダル(11万8,000円)は、同店で限定販売される。このほか、サンダル(7万7,000円)やスニーカー(7万9,000円)も先行販売される。
2016年02月10日マックスマーラ(Max Mara)が2月10日から新宿伊勢丹本店を皮切りに、ジャケットコレクションを取り扱うポップアップストア「タイユール・サルトリアーレ マックスマーラ」をオープンする。2016春夏コレクションでは、紳士服のテーラリング技術を取り入れつつも、女性らしい美しいシルエットやボディラインを追求したジャケットを展開。風通しの良いリネンやコットンシンクを使用し、ビジネスやレジャーといった様々なシーンにマッチするジャケットに仕上げた。マザー・オブ・パールのボタンを施すことで夏らしさを感じさせている。カラーはシンプルなネイビーやベージュに加え、今季よりレッド、ピンク、ターコイズブルーなど鮮やかな色を用意。「エレガントであることに全てを捧げる」を信念とするアフリカ・コンゴの紳士集団「サプール(SAPEURS)」からインスピレーションを受けている。なお、同ポップアップストアは2月10日から16日まで新宿伊勢丹本館4階のラグジュアリーステージで、2月17日から22日まで日本橋三越本店本館3階スペース3でオープンする。新宿伊勢丹本店では2月10日から12日、14日にイタリアよりサルトリアーレエキスパートが来日する予定だ。
2016年02月09日厳しい寒さに身を縮めながらも、暦の上では春を迎えようとしている。伊勢丹新宿店の地下食品フロアでは、春の訪れにふさわしい、“桃の節句”にちなんだ和菓子をラインアップしている。桃の節句は、女の子らしいピンク色の桃菓子をイメージしやすいが、今年の伊勢丹新宿店では「春遊踏青」(しゅんゆうとうせい)をテーマに掲げ、草餅にフィーチャーしている。古来中国では、旧暦の3月3日を“上巳の日”といい、上巳の節句には春の訪れと健康な暮らしを喜び祝って、青草を踏んで野遊びをしたといわれる。桃の花が咲く時期と重なることから“桃の節句”とも呼ばれ、草餅や桃菓子など自然に由来する食べ物を口にして、自然の生命をもらうことで厄災を払うと考えられていたという。叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)からは、香り高いよもぎの入った近江羽二重のもち米で、大納言小豆のつぶ餡を包んだ「草の餅」(3個入り 税込648円)が登場。好みで黒豆きなこをふりかけて、アレンジもできる一品だ。向じま志”満ん草餅(じまんくさもち)は、「志”満ん草餅」が柔らかく香り豊かな草餅を、餡入り・餡なしの詰め合わせ(餡入り4個、餡なし3個、計7個入り 税込1,181円)で用意されている。かんらの「雪下よもぎ餅」(税込186円)は、山形県の出羽三山の山麓で摘み取ったよもぎが使用されている。鈴懸の「草餅」(税込195円)、笹屋伊織の「草餅」(税込270円)は、共に蛤の形で形成。また、見た目にも季節感を感じられる饅頭やムースを使った洋菓子、桃のお菓子も種類豊富に取りそろえ、売場はさらに賑わいが増している。若草や桃にちなんだ甘味で、一足早く春の到来が味わえそうだ。
2016年02月08日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)がバレンタイン限定のショコラを2月6日から14日まで、各ブティックにて発売する。「アムール アン クール」(グランサイズ 8,298円、プティサイズ 6,848円)は、ショコラでできたハートの器に、黒真珠のような小さなショコラ「ペルル クラッカントゥ ショコラ」とバレンタイン限定のボンボンショコラを詰めたもの。真っ赤なハート型の「レクラ」(1,938円)は、ビスキュイショコラとビターチョコレートのムースを重ねて作られた。これはイートインスペース「バー ア ショコラ」にて、紅茶とセットにした「ムニュ レクラ」(2,450円)としても楽しむことができる。これらはいずれも数量限定。このほか、ストリートアートを描くエヴァンの姿がプリントされたケースに入った詰め合わせも販売する。「サック バゲット パレ ストリートアート」(1,584円)は、限定デザインのサックに「パレ ノワール」と「パレ レ」を計5枚詰めあわせたもの。新作と定番のショコラを詰め合わせた「ボワットゥ ショコラ 6個入 ストリートアート」(2,630円)、「ボワットゥ ショコラ 16個入 ストリートアート」(6,244円)も展開される。なお、取り扱いはジャン=ポール・エヴァンの新宿伊勢丹本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越札幌店、三越仙台店、浦和伊勢丹店、イセタン フードホール ルクア イーレ店、三越広島店、岩田屋本店にて。
2016年02月06日伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージでは9日まで、グラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフにしたイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の新シリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」を取り扱うポップアップショップがオープンしている。田中は02年に急逝するまで、第一線で活躍したグラフィックデザイナー。伝統芸能、琳派や浮世絵といった近世代以前の日本人の美意識を西洋のモダンデザインに取り込んだ作品を発表してきた。今回より展開される新シリーズは、三宅一生が1960年代に田中と出会い、深い交流を続ける中で、多くの刺激を与えられたことへの感謝と尊敬の想いを込めて制作したもの。田中の数ある作品の中から、カルフォルニア大学で開催された日本舞踏公演のポスター「Nihon Buyo」、東州斎写楽の生誕200年記念展に出品された作品「写楽二百年」、グラフィックアートとして制作された作品「太い記号のバリエーション」の3作品がモチーフとして選ばれた。なお同ポップアップショップでは、書籍や伊勢丹新宿店限定品なども展開される。
2016年02月04日伊勢丹新宿店では2月16日まで、日本を代表するアニメ、マンガ、実写作品とアートディレクター吉水卓がコラボレーションした期間限定ショップ「Japanese Classics Designed by Taku Yoshimizu @Re-Style CULTURE」を同店本館2階TOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYOにオープンしている。Japanese Classicsとは、吉水が手掛けるアートデザイン事務所「スイミーデザインラボ(SwimmyDesignLab)」から新たに始動した、キャラクター業界の常識を破るアートプロジェクトのこと。会場では、吉水が幼少期より好んだというキャラクター作品が同氏独自の世界観によってユーモラスにリライトされ、タイツやボクサーパンツ、ポーチ、インナーバッグなどの他、ノート、ミントタブレットケース、ウォーターボトル、小皿、蕎麦猪口に描かれ販売されている。この他、伊勢丹新宿店限定でTシャツに好みのキャラクター(※一部除く)をその場でプリントできるカスタムオーダー(7,000円から)も実施。Tシャツはホワイトとグレーが用意され、ホワイトはカラープリントとモノトーンプリント、グレーはモノトーンプリントができる。今回同氏によってリライトされている作品は、「リボンの騎士」、「ミンキーモモ」、「キューティーハニー」、「タイムボカンシリーズ、ヤッターマン」、「快獣ブースカ」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「みなしごハッチ」、「鉄腕アトム」、「うる星やつら」、「アルプスの少女ハイジ」、「名探偵コナン」、「キン肉マン」、「ひみつのアッコちゃん」など。
2016年02月04日