現在放送中の春ドラマには、稀に見る“濃いキャラクター”が目白押し!思わず二度見してしまうような圧倒的なビジュアル、独特な口調が大きな話題を集めています。今日はドラマニアな筆者がその一部を厳選してご紹介。いまからでも間に合う視聴選びの参考にしてみては…?二度見必須の“濃いキャラ”が続々登場人間の裏の顔に思わずゾッ…「M愛すべき人がいて」歌姫・浜崎あゆみさん誕生エピソードを描いた話題のドラマ「M愛すべき人がいて」。安斉かれんさん×三浦翔平さんのダブル主演で、90年代激動の音楽業界に迫る本作。三浦さん演じる音楽プロデューサー・マサを取り囲む顔ぶれが、とにかく濃いのです!マサの計り知れない才能に恐れを成して排除しようとする社長・大浜(高嶋政伸)、決して右目の眼帯を外さないストーカー秘書・礼香(田中みな実)など――華やかな表舞台とは裏腹に、嫉妬や偏愛に満ちた人たちが数多く登場。激ヤバキャラクターたちの行動から、思わず目が離せなくなります。アユのボイストレーニングを担う鬼コーチ・天馬役を演じる水野美紀さんのスパルタぶりも最高に面白いので、是非チェックしてみてください。「美食探偵 明智五郎」を翻弄する、正反対な2人の女性キャラクター容姿端麗のお金持ち、超変わり者の「美食探偵 明智五郎」が、その舌と頭脳を持って事件を解決に導いていく究極のグルメ・エンターテインメント。中村倫也さん演じる主人公・明智を取り囲む2人の女性キャラクターがこれまた“濃い”ので、要チェックですよ~。明智がその味を認めた移動弁当屋の小林一号こと苺(小芝風花)は、お人好しな性格ゆえいつも事件解決の足として呼び出され…。無茶ぶりともいえる潜入捜査に全力で答える姿がとにかくキュート!ツインテールに苺柄の装備がよく似合います。一方、殺人鬼という顔を持ちながらも明智とひかれ合うマグダラのマリア(小池栄子)は、妖艶な微笑みで人々の心に付け込んでいく天才。「早く私を捕まえて」と煽らんばかりに完全犯罪を成し遂げていきます。回を増すごとに対照的な魅力が光る2人――最後に明智の心を動かすのは、一体どちらなのでしょうか。令和に現れた平安貴族!異次元な魅力が満載「いいね!光源氏くん」平安の世から突如姿を現した絶対的美男子・光源氏(千葉雄大)が現代に居候するという異色のラブコメディー「いいね!光源氏くん」。彼の“濃い”キャラクターが、地味でマイナス思考の主人公・沙織(伊藤沙莉)の生き方を一変させていきます。空気を読むことに尽力する現代人・沙織とは反対に、令和の時代でも我が物顔で平安の生き方を貫く光――日常でも烏帽子を外すことなく、常に腰を低くして歩き、街中でも臆することなく大声で和歌を詠みあげるパワフルな背中には、見ている人をいつの間にか笑顔にしてしまう不思議な魅力があります。誰もが知っているあの光源氏が、スナック菓子を片手にスマホでSNSをする貴重な姿が見られる一作となっています。キャラクターの癖はダントツNo.1「浦安鉄筋家族」も必見最後にもうひとつ、この作品を忘れてはいけません。千葉県浦安市を舞台に暴れまわる、パワフルな「浦安鉄筋家族」の物語。あらゆることを途中で投げ出す超テキトー人間の父・大木大鉄(佐藤二朗)を筆頭に、個性豊かな子どもたちがとにかくドタバタ!中でも長女・桜(岸井ゆきの)とその彼氏・花丸木(染谷将太)の “濃い”やり取りが無性に癖になります。語尾に「ラム」と付けて話す謎の男・花丸木――駄菓子屋の辛い煎餅を食べて泣き出したり、喫茶店でナポリタンと間違えて自分のセーターの毛糸を食べてしまったり…とにかくおっちょこちょいな彼を、メルヘンな気持ちで受け入れる桜。2人のラブラブな様子を見ていると、自然と心が癒されていくから不思議です。これから登場するキャラクターたちの“濃さ”にも期待が高まりますね。以上、いかがでしたか?パワフルで“濃い”キャラクターたちが、あなたの気持ちを明るく照らしてくれること間違いなし!是非一度、チェックしてみてください。(text:Yuki Watanabe)
2020年05月05日平安時代からの大ベストセラー『源氏物語』の主人公・光源氏が、令和の日本に!?そんな突拍子もない設定で展開されるドラマ『いいね!光源氏くん』。光源氏役の千葉雄大さんと、光くんが居候することになる地味なOL・沙織役の伊藤沙莉さん。取材現場に現れた時から、気のおけない賑やかな雰囲気のふたり。伊藤:クランクインしたばかりの頃は、何を話しても「はい…」くらいで、めちゃくちゃ静かだったよね。千葉:最初はさぐりさぐりでしたね…。きっかけは覚えてないけど、ある時、急にこの人の前ではふざけても大丈夫だって思ったら、シャンパンのコルクが抜けて…。伊藤:そのコルクが飛んだ瞬間は見た気がする。でも、そのあたりから、現場の空気が一気に変わったんだよね。千葉さんが盛り上げてくれるから、どんどん楽しい雰囲気になって。千葉:みなさん「ウザい」って時もあったとは思うんですが…。伊藤:ないない(笑)。千葉:でもそれくらい現場が楽しかった。これまで、笑っちゃってNGを出すみたいなことってあんまりなかったのに、周りが引くくらい笑いが止まらなくなったりして。伊藤:千葉さんがはじけすぎて、その場の全員が笑っちゃったこともあったよね。あと、待ち時間に急に千葉さんが踊りだす時があって。突然。千葉:俺、ヤバい奴みたいじゃん。でも、平安の装束を身につけていると体の動きが制限されるんで、たまに解放されたくなる瞬間があって、その時にミュージカル調に…。伊藤:即興の歌詞で歌いだす(笑)。千葉:沙莉ちゃんも踊れる人だから、こっちのノリに合わせて、めちゃくちゃ即興で返してくる(笑)。でもそうやって一緒にふざけながらも、真面目な話も一緒にしてくれて、そこに本当に助けられた日々でした。おかげで作品に対して、できる限り嘘がなくできたなって思ってて。伊藤:千葉さんのすごいのは、私が「ここのシーンがちょっとやりづらいな」って悩んでたりすると、それを雰囲気で察知して声をかけてくださるんですよね。すごい周りを見ているし気遣いのできる方だなって。千葉:僕が意外だなと思ったのは、沙莉ちゃん、クランクアップの時に涙を流したんですよ。僕はそこに感動しちゃったんだけど、そういう繊細な部分もあったんだなって。伊藤:あるわッ!全然、人のこと見えてないじゃんっ!でもシンプルに毎日現場に行くのが楽しみで、ああ走りきったんだって思ったら…。千葉:普段は明るくて、そういう部分を見せないから…。そういう表に出さない優しさは、“沙織どの”と似ているのかもしれない。伊藤:(噴き出して)…嘘?千葉:嘘じゃないよ。あと沙莉ちゃんが演じる沙織どのは、見てるとすごく応援したくなるんだよね。伊藤:私は、知らないものに遭遇するたびにいちいち驚く光くんの表情がかわいいなって思ってた。千葉:純粋に楽しめる作品だよね。『いいね!光源氏くん』地味なOLの沙織(伊藤)が自宅で寛いでいると、目の前に平安貴族の扮装をした光源氏(千葉)が現れる。最初は驚く沙織だが、なりゆきから彼を部屋に住まわすことになる。毎週土曜23時30分~NHK総合にて放送中。©NHKちば・ゆうだい1989年3月9日生まれ。宮城県出身。モデルを経て2010年に俳優デビュー。出演映画『子供はわかってあげない』は6月公開予定。いとう・さいり1994年5月4日生まれ。千葉県出身。子役時代からドラマ『女王の教室』などで活躍。ドラマ『ひよっこ』や『獣になれない私たち』などの演技で注目される。出演映画『劇場』など公開待機作も多数。ワンピース¥84,000(THE KEIJI TEL:03・3499・7355)中にはいたパンツ¥25,000(Room211 TEL:03・6416・9525)イヤリング¥16,000(Jouete TEL:0120・10・6616)この情報は変更される可能性があります。※『anan』2020年4月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・寒河江 健(Emina/千葉さん)吉田あかね(伊藤さん)ヘア&メイク・平山直樹(wani/千葉さん)岡澤愛子(伊藤さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年04月25日えすとえむの漫画のドラマ化「いいね!光源氏くん」に中将役でレギュラー出演中の桐山漣からコメントが到着した。「源氏物語」の中で雅の世に生きていた平安貴族・光源氏が、全く世界観の違う現代に出現。こじらせOL・沙織は、そんな光源氏をヒモ同然のように住まわせることになる。最初は違和感を覚えつつも、徐々に光の存在に癒されていく、ゆる~く笑えるいけめん居候コメディ。桐山さんが本作で演じているのは、源氏物語の登場人物で光の義兄・中将。周りからちやほやされる光に対抗心を燃やし、光の恋の競争相手になろうとするが良き親友でもある。そして、都落ちした光を励まそうと須磨へむかう途中、異変に遭遇する。そんな中将は、明日放送の第四絵巻より本格的に登場。千葉雄大演じる光源氏がどこかへ消えてから意気消沈の日々を送る沙織(伊藤沙莉)は、ある日、狩衣姿の男の後ろ姿を発見。光かと思い喜んで抱きつくが、見も知らぬ男(桐山さん)だった。しかし、沙織はもしかしたら光の居場所が分かるかもしれないと思い、しばらく家に居候させることに…というストーリー。桐山さんは「中将はヒカルと同じ平安貴族ですがヒカルより現代に馴染むのが早かったり、相手の心に敏感だったり、豹柄が妙に好きだったりと同じ時代の人間でもこうも違うのかと個性や性格の違いを楽しんでもらえるのではないかと思います」と演じるキャラクターについて説明。また「源氏物語の中の人でも人は人。とにかく人としての葛藤や現代での生き様を丁寧に演じさせてもらいました」と撮影をふり返り、「中将の登場で第四絵巻(四話)から物語がさらに加速していきます、お茶の間の皆さまにもゆったりとした気持ちで笑って楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。「いいね!光源氏くん」第四絵巻「らいばるにご用心?」は4月25日(土)23時30分~NHK総合にて放送。再放送:5月2日(土)午前1時5分~(金曜深夜)。(cinemacafe.net)
2020年04月25日齊藤工監督が“STAY at HOME”をテーマに、テレワークを舞台にした映画企画『TOKYO TELEWORK FILM』を始動、リモート撮影でクランクインしたことが分かった。東京都の外出自粛要請を受け、自宅環境での“娯楽の選択肢”として特別Webサイト「A TAKUMI SAITOH FILM」を立ち上げ、監督作品や出演関連作、レコメンド作品や映画を随時更新中の齊藤監督。そんな中での立ち上げとなった本企画『TOKYO TELEWORK FILM』は、鬱屈に屈さず、ウイルスショックによって生まれ行く「テレワークカルチャー」を記録し続け、連作を時系列に並べるオムニバス映画となっている。「テレワークセッション」(フェーズ1)、「テレワーク会話劇」(フェーズ2)を経て、「短編・長編を想定した製作」(フェーズ3)へと発展させた3段階(フェーズ)で製作を展開、2020年中の長編公開を予定している。4月20日に撮影が終了した「テレワークセッション」では、テレビ電話で繋がったキャストが本人として実名で登場し、『コーヒー&シガレッツ』(ジム・ジャームッシュ監督)のテレワーク版のようなドキュメンタリー性ある仕上がりに。そんな第1弾の出演は、齊藤監督のほか、伊藤沙莉、大水洋介(ラバーガール)、酒井健太(アルコ&ピース)ら。近日撮影予定の第2弾以降には、秋山ゆずきらが参加予定。長編映画へと更新と進化する間に、Webにて随時公開を予定しているという。そして第1弾として、4月29日(水・祝)にプレオープンするオンライン映画館「STAY HOME MINI THEATER powered by mu-mo Live Theater」にて、齊藤総監督映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』との併映でプレミア上映が決定。トークイベントも開催される。<監督:齊藤工コメント>「漁師は漁に出られない時は網を縫う」と言う言葉があります。この"予期せぬ事態"に対し、従順に自主規制をかけながらも、そこから新たな歓びや愉しみを見付ける事はその網の目を密にする事我々人間の進化に繋がると、割と本気で思っています。(人命・医療・インフラ最優先ですが)手探りですが、様々な方々とオンラインで繋がり、お力・才能をお借りし、知恵を絞り合い、共に可動域を広げながら、"今(在宅・遠隔)だからこそ出来る事"を発掘、開拓して行きたいと思います。具体的に、悠々と、迅速に。STAY at HOME 斎藤工(cinemacafe.net)
2020年04月23日・彼女なりの『踊ってみた』。・ハッシュタグとの差がすごい。・強い…。吉田沙保里さんが自身のTwitterに投稿した動画に、そんな驚きと困惑の声が寄せられています。星野源の楽曲に合わせて吉田沙保里が踊る著名人の間でブームになっている、歌手の星野源さんが自身のInstagramに投稿した、オリジナル曲『うちで踊ろう』。元の動画に合わせて一緒に歌ったり、踊ってみたりと、星野さんとのセルフコラボを楽しむ動画を多くの著名人がSNS上に投稿しています。吉田さんもブームにのり、自身のTwitter上に『うちで踊ろう』とのコラボ動画を投稿。『#うちで踊ろう』のハッシュタグをつけて投稿された動画、こちらです。シャドーレスリングしてみましたぁー途中のジャンプする所、足が上がってなーい運動不足を感じます… #うちで踊ろう #星野源 さん #シャドーレスリング pic.twitter.com/upeqwWEANp — 吉田沙保里 (@sao_sao53) April 11, 2020 踊りや歌ではなく、シャドーレスリングを披露するコラボは、「さすが」のひと言…!現役時代、レスリング選手として数々の偉業を成し遂げ、『霊長類最強』の異名を持つ吉田さんにしかできないコラボです。吉田さんは「運動不足を感じる」と、自身のシャドーレスリングのレベルに満足がいっていないようですが、すぐにでも現役復帰できてしまいそうです!『踊ってみた』とは若干違うものの、投稿を通して多くの人に笑顔と元気を届けた吉田さん。見ているだけで、新型コロナウイルス感染症を撃退してくれそうな心強さすら感じますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日映画『ステップ』主演・山田孝之さんに、現場での様子を伺いました。娘を育てる父親の感覚が知りたくて、この作品への出演を決めました。「撮影の約1か月間は本当に辛かった。亡き妻がすぐそこにいるかのように、何をしていても脳内の目にはつねに妻の姿が映っていて…」物語は山田孝之さんが演じる健一が妻を亡くした1年後から始まる。スーツにリュックを背負い、ベビーカーを押して出勤前に娘の美紀(中野翠咲)を保育園に連れていく健一。突然父子家庭になってしまった親子の、リアルな日常が続く。「疑似体験ではあるけど、仕事に子育てに奮闘する父親が感じるであろう単純なイラつきや弱音は、その都度、全部芝居に吐き出すようにしていました。葛藤から生まれる自然な心情や怒りみたいなものをきれいごとにはしたくなかったんです」営業部の第一線から総務部に異動した健一は、家事や子育てをしながら学校行事に参加したり、妻の実家との付き合いを深めたり。父子の10年は着々と過ぎていく。成長に合わせて美紀を3人の子役が演じたが、山田さんはどのようにコミュニケーションをとってきたのだろう。「特別なことはしていません。2~12歳の間なんて感覚も言うこともすごく変わるじゃないですか。だからその時どきの子役と向き合っていれば美紀として成立すると思ったから。ただ、娘を持つ友達から『小学校に入るころには体は小さいのに中身は女になってるよ』って聞いてショックを受けていたんですが、男の子は父親への憧れや怖さから構えたりするけど、女の子はすべて父親に出してくるんだな、って思いました」ところで、健一のような等身大の役を演じる山田さんが、どこか新鮮に映る人も多いのでは…。「いまでは僕、何でもやってる人ですからね(笑)。というのも、20代後半からだんだん自分がやりたいことを選べるようになったら、放送される規模や役者としての番手に関係なく、芝居全体のスキルアップがしたいって思うようになったんです。それでここ10年ぐらいは、たくさんあるやりたいことに次々に挑戦してはもがいてきた感じで。だから、“変なことやるおじさん”みたいなイメージを抱いている若い世代が健一を見て『あれ…山田が普通だぞ、何もしてこないぞ』って思った時に、同情でも共感でも、何かの感情を抱かせてちゃんとこの作品に入り込ませることができるんだろうか、という疑問は少なからずありました。そういう意味でこの役に挑戦してみたかったという気持ちがあります。でも出演を決めた一番大きな理由は、もし僕に娘がいたらどんな存在になるんだろう、娘を育てる父親ってどんな感覚なんだろうというのが知りたかったから。娘を男手一つで育てる健一として生きた1か月ぐらいは僕の思い出のひとつだし、辛かったけどいい経験ができました。ちなみに、みんなが理解できないようなバストの測定(300人の女性のバストを山田さんが測定するイベント)も、僕の中では考えがあってのこと(笑)。先々絶対に自分の中でつながってくるんです。いまはまだ体力があるうちに、ひたすら自分のアイデアを仕事に投げ込みまくりたいし、僕の場合、やりたいと思ったことはもうその瞬間から動きだしているんです」映画『ステップ』監督・脚本・編集/飯塚健原作/重松清出演/山田孝之、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほかある日突然、父子家庭となった健一と美紀の10年間を描いたヒューマンドラマ。4月3日より公開。やまだ・たかゆき1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。役者として映画やドラマなどに出演し表舞台に立つ傍ら、近年はドラマや映画の製作などにも携わり、プロデュース・企画の分野でも才能を発揮する個性派。シャツ¥50,000パンツ¥124,000(共にYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズ¥22,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・6746・4908)※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・澤田石和寛ヘア&メイク・灯(ROOSTER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年04月06日女優の吉岡里帆(よしおか・りほ)さんが、2020年4月4日に自身のインスタグラムを更新。同年3月29日に新型コロナウイルス感染症によって亡くなったお笑いタレント・志村けんさんとのエピソードをつづり、多くの反響を集めています。吉岡里帆が「忘れられない」志村けんの言葉とは…この日、吉岡里帆さんは女優・伊藤沙莉(いとう・さいり)さんとのツーショットを披露し、志村けんさんの死を悼んでいます。 View this post on Instagram A post shared by 吉岡里帆 (@riho_yoshioka) on Apr 4, 2020 at 1:35am PDT彼女たちの手には志村けんさんの舞台『志村魂』のうちわが。そんな思い出の1枚とともに志村けんさんとの出来事を振り返っています。まず吉岡里帆さんは2020年1月1日に放送されたバラエティ番組『芸能人格付けチェック!2020お正月スペシャル』(テレビ朝日系)で、志村けんさんと共演した時のエピソードを紹介。そこでの様子について「体調が悪いと聞いていたが、元気そうだった」「終始笑顔で会場も大爆笑に包まれていました」と収録の裏側を明かしています。さらに、2016年に放送されたコント番組『となりのシムラ』(NHK)で初めて共演した時のことを告白。当時、慣れない現場でかなり緊張していたという吉岡里帆さんは、志村けんさんからこのような言葉を贈られたそうです。スタンバイ前の空き時間、大好きな映画の話をして下さった後「忙しくしてるの?大変かい?多分これからもっと仕事が増えて気持ちが追いつかなくなったり、自分の思っているようにお客さんに伝わらなかったり、苦しい日が来ると思うけど絶対諦めたり、心腐らせないで。とにかく続けること。辞めないこと。これが大事だね。いつか伝わるから。頑張れ、応援してる。」という話をして頂きました。まさに私にとって忘れられない「大丈夫だぁ〜」な話でした。riho_yoshiokaーより引用吉岡里帆さんの投稿を見た人から、たくさんのコメントが寄せられています。・優しくなれる素敵な裏話をありがとうございます!・里帆さんもくれぐれも気を付けてくださいね。・この思い出は一生の宝物ですね。ご冥福をお祈りします。多くの人に笑顔を届け続けた志村けんさんの優しさや偉大さが、よく分かるエピソードですね。吉岡里帆さんにはこの言葉を胸に、さらに飛躍してほしいと思います。吉岡里帆のインスタがセクシーすぎる!胸元あらわな『ガリバー』ショットが話題吉岡里帆が、見る人のハートを撃ち抜く写真を公開!カオスな世界観に「やられた…」[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日桜木紫乃のベストセラー小説『ホテルローヤル』が、波瑠を主演に迎え実写映画化。2020年11月13日(金)より全国公開される。桜木紫乃の直木賞作品が実写映画化『ホテルローヤル』は、2013年に第149回直木賞を受賞し、累計発行部数85万部を超える桜木紫乃の代表作。発売元の集英社で「ここ5年で発売した中で最も売れた」単行本・電子書籍としても知られ、多くのファンから愛されている。物語の舞台となるのは、北海道の湿原に佇むラブホテル。現在から過去へ時間軸を遡り、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性を、切なくもみずみずしいタッチで描いた七編からなる連作小説だ。映画では、ホテルの経営者家族の一人娘・雅代を主軸としたストーリーを展開。原作の持つ静謐な魅力をそのままに、閉塞感のある日常を離れ、ホテルローヤルの扉をひらく男と女、問題を抱える経営者家族、従業員のそれぞれの人生模様を描く。<あらすじ>北海道、釧路湿原を望む⾼台のラブホテル。雅代は美⼤受験に失敗し、居⼼地の悪さを感じながら、家業であるホテルを⼿伝うことに。アダルトグッズ会社の営業、宮川への恋⼼を秘めつつ黙々と仕事をこなす⽇々。甲斐性のない⽗、⼤吉に代わり半ば諦めるように継いだホテルには、「⾮⽇常」を求めて様々な⼈が訪れる。投稿ヌード写真の撮影をするカップル、⼦育てと親の介護に追われる夫婦、⾏き場を失った⼥⼦⾼⽣と妻に裏切られた⾼校教師。そんな中、⼀室で⼼中事件が起こり、ホテルはマスコミの標的に。さらに⼤吉が病に倒れ、雅代はホテルと、そして「⾃分の⼈⽣」に初めて向き合っていく・・・。主演に波瑠物語の主人公・田中雅代を演じるのは、『弥生、三月 -君を愛した30年-』に続き主演を務める波瑠。美大受験に失敗し、どことなく居心地の悪さを感じながら、家業である小さなラブホテル「ホテルローヤル」の仕事を手伝う一人娘を演じる。ひとときの“非日常”を楽しみ、安らぎと寂しさを胸にホテルを後にする客たちを、少し冷めた目線で眺めながら仕事に励む難しい心情を、繊細に表現していく。波瑠コメント波瑠は、そんな雅代という役どころについて「雅代はどこかいつも傍観者というか、起こる状況の中心にいない人で。それも自覚していてどこかコンプレックスだったりもして。いつも所在なさげで可哀そうにも思えるけど、悲劇のヒロインにはなりきれないような曖昧さだったり、中途半端にも見える彼女の人間味になればいいと思い演じていました。」とコメントを寄せいる。松山ケンイチら、豪華キャストが集結!また主人公・雅代を取り巻く登場人物には、豪華キャストが勢ぞろい。雅代が淡い恋⼼を抱くアダルトグッズ会社の営業・宮川聡史(通称:えっち屋)役に松⼭ケンイチが抜擢されたほか、ホテルローヤルの経営者で雅代の⽗親・⽥中⼤吉役に安⽥顕、家庭を顧みなくなった⼤吉に愛想を尽かせる⺟親・るり⼦役に夏川結⾐、るり⼦と駆け落ちをする⻘年に稲葉友役、ホテルローヤルのパートタイム従業員役に余貴美⼦、原扶貴⼦といった、実力派キャストが集う。<そのほか登場人物(キャスト)>・親に⾒捨てられた⼥⼦⾼⽣と、妻の浮気に耐える⾼校教師役…伊藤沙莉、岡⼭天⾳・姑との同居でなかなか肌を合わせる時間がない夫婦役…正名僕蔵、内⽥慈・投稿⽤のヌード写真の撮影をするカップル役…冨⼿⿇妙、丞威『百円の恋』「全裸監督」の武正晴が監督メガホンをとるのは、『百円の恋』で日本アカデミー賞をはじめ国内外の映画賞を総なめにした武正晴。近年は『嘘八百』『銃』『嘘八百 京町ロワイヤル』に加え、Netflix「全裸監督」の総監督と精力的に活躍する武が、ホテルローヤルを舞台にした人間模様を繊細に描き出す。脚本はNHK連続テレビ小説「エール」を手掛ける清水友佳子が担当。人間の抱える欲望や優しさ、悲哀を丁寧にすくい上げ、珠玉の人間ドラマを綴る。原作者・桜木紫乃のコメント全文なお映画化にあたり、原作者の桜木紫乃は下記のようにコメントを寄せた。あの日あの場所にいたかもしれない人を、小説というかたちで裸にしたと傲慢にも信じていたので、映像化のお話をいただいたときは「遠慮なく好きに作ってくださいね」などと言っていた。しかし新たな姿で目の前に現れた「ホテルローヤル」は、あの日あの場所にいたかもしれない経営者やホテルに集う「家族」の物語となっていた。正直に言うと映画という表現に書き手の内面を素っ裸にされたような気持ちになった。脱がせたつもりが脱がされていた――エンドロールで泣いてしまうという失態。悔しかった。【詳細】映画『ホテルローヤル』公開日:2020年11月13日(金)監督:武正晴脚本:清水友佳子出演:波瑠、松⼭ケンイチ、余貴美⼦、原扶貴⼦、伊藤沙莉、岡⼭天⾳、正名僕蔵、内⽥慈、冨⼿⿇妙、丞威、稲葉友、斎藤歩、友近、夏川結⾐、安⽥顕原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
2020年04月06日「青山は愛情深くて、すごい強い人だなと思います。1回や2回なにかがあったくらいじゃ、その人を見放すことができないってところは私と似てますね」又吉直樹の恋愛小説を映像化した映画『劇場』(4月17日公開)。客足が伸びずに悩む劇作家・永田(山崎賢人)の友人で、元劇団員の青山を伊藤沙莉が演じた。「永田はプライドが高くて、ここまで不器用かってくらい人と接するのが苦手な人物で。そんな人でも青山は事あるたびに気にかけて、それた道から戻してあげようとするんです。私自身も、永田と同じで、俳優の世界で立ち止まれないっていうプライドはありますね」(伊藤・以下同)いちばんお気に入りのシーンは青山と永田が“業界飲み”に参加する場面だそう。「とにかく業界臭がすごいんです!エキストラで本物の業界人の人も出演していて、これがリアルだと思って見てほしいです。楽しんでいる人と、そうでない人の差が表情に出ているところに注目してください(笑)」これまでコメディからシリアスまで幅広い役柄を演じてきた伊藤だが、役がプライベートに影響することはないという。「毎回カットってなったら『イエーイ』ってテンションになってます(笑)。役にはあまり左右されないですね。ただ、ふだんから自分はこう!というのがないんですよ。基本的に情緒不安定で……よく大人子供って言われてます(笑)」今作では面倒見のいい役を演じたが、プライベートでも唯一“青山”のようになる人物が。「お兄ちゃんに対しては、“青山すぎ”ってほど青山ですね!この前も遅刻したんで長文メールで叱ってやりましたよ(笑)。今、遅刻癖を正している最中なので見限んないでやってください」兄は昨年の『M-1グランプリ』で決勝に進出したお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介。現在も2人暮らしを続けている。「ボロボロの家に住んでいたお兄ちゃんがほっとけなくて……1人暮らしをするタイミングで同居することにしたんです。同じ業界にいるので話も合いますし。あと、全然頼りにならないけどセキュリティですね。オリジナルアルソックって感じで家にいます(笑)」昨年から声優にも挑戦。今後も新しい経験をしていきたいという。「基本的にドMなので壁にぶち当たりたいんですよ。それが壊せなくても向き合っている時間が楽しいんです」「女性自身」2020年4月14日号 掲載
2020年04月06日4月5日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」は、俳優の山田孝之をゲストに迎えてのオンエア。芸能界屈指ともいわれる交友関係や、ミステリアスな日常などを俳優仲間のコメントなども交えて語り尽くす。ドラマ「WATER BOYS」や「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目され、「闇金ウシジマくん」シリーズでは圧倒的存在感を示したかと思えば「勇者ヨシヒコ」シリーズではゆるすぎる独特の世界観を描き出すなど、その役柄の振れ幅で見る者を驚かせる役者へと成長。昨年Netflixで配信された「全裸監督」では伝説のポルノ王・村西とおる役で主演。世界190か国に配信された同作は国内外で大反響を呼び、改めて山田さんの日本映画界における存在価値を知らしめたのは記憶に新しい。演じる役柄が幅広いゆえに自身の実像についてもミステリアスな存在である山田さんが、今回そのプライベートを公開。芸能界屈指といわれる交友関係の広さを誇る山田さんだが、なかでも意外な5人との関係とは?また、俳優仲間が爆笑エピソードの数々を語ってくれるほか、山田さんと同じく交友関係の広い先輩、ムロツヨシとの大喧嘩の理由や満島真之介と盛り上がった満月の話を披露。15歳でデビューした山田さんがその秘話を明かすほか、独特すぎる着眼点で街中で気になったことを撮影した山田孝之写真展にも注目。普段あまり語られない家族のエピソードも必見だ。山田さんの主演最新作となる『ステップ』は近日公開予定。「とんび」「流星ワゴン」などの重松清の同名小説を映画化、結婚3年目、30歳という若さで妻に先立たれた健一は娘を自分の手で育てることに決め、娘、そして天国にいる妻との新しい生活を始める。保育園から小学校卒業まで様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上っていく――山田さんが娘を育てながら自身も成長していくシングルファザー・健一役を演じ父娘の10年間の軌跡を描いていくストーリー。山田さんのほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。「おしゃれイズム」は4月5日(日)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月05日千葉雄大、伊藤沙莉、桐山漣、入山杏奈、神尾楓珠、小手伸也らが出演、現代に現れた平安貴族・光源氏とこじらせOL・沙織が織りなすゆる~く笑える“いけめん”居候コメディ「いいね!光源氏くん」が、4月4日(土)本日よりNHK総合で放送開始となる。えすとえむによる同名人気コミックを原作にドラマ化した本作。「源氏物語」の中で、雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏が、まったく世界観の違う現代に出現。あたりまえに見える現実世界とのギャップに驚いたり、楽しんだり…。そんな光源氏をヒモ同然のように自宅に住まわせることになるのは、地味で自分に自信がない今風のこじらせOL・沙織。はじめは違和感を覚えつつも徐々に光の存在に癒されていく沙織だが、そんな矢先、ふたりのもとに新たな源氏物語の登場人物、あの中将(ちゅうじょう)が現れ…。奇想天外でゆる~く笑える千年の時を越えた“いけめん”居候コメディとなっている。光源氏を演じるのは「おっさんずラブ-in the sky-」で改めてその“美貌”を世間に知らしめた千葉さん。本作の光源氏は「みなさんが思われている“プレイボーイ”な光源氏とは少し変わっています。目の前で起こったことを素直に楽しんでいて、鈍感な部分もあるけど、柔らかさをもって、切なさもありつつ。僕はそこがすごく好きで、本当に純な人物」とのこと。「光源氏が劇中で、突然、和歌を詠み始めるので、そういった突拍子もない部分は、(共演者やスタッフに)多々ご迷惑をおかけしたなと思いますけど(笑)、そういう誇張されがちなところを、いかに真剣にやるかということが、楽しくて印象に残っています」と撮影をふり返る。一方、現代で光源氏と“同居”することになる沙織を演じたのは「これは経費で落ちません!」などの伊藤さん。「自分に自信がないし、美人の妹がいて、自分は脇役人生って勝手に思い込んで勝手に辛くなっている女性」だという沙織に「原作と台本を読んで、自分と近い部分というか、共感するところはたくさんありました」といい「“がんばれ~”と思いながら演じました」と語る。そんな伊藤さんだが「笑っちゃってNG出すとか、いままでの役者人生の中でなかった」にも関わらず「沙織が勝手にときめきだす」恋愛モードに入るシーンでは笑いが止まらなくなったとか。千葉さんも「お芝居だから当たり前なんだけど、『なにやってるんだろう、我々』って思ったら笑いが止まらなくなって、困りました」というほど。出演者自身も楽しんで演じたという本作で、笑って元気になって辛い日々を乗り越えていきたいところ。「いいね!光源氏くん」は4月4日(土)今夜より毎週土曜23時30分~、NHK総合にて放送開始。(笠緒)
2020年04月04日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」。その4月3日放送回に女優の松岡茉優がゲスト出演。松岡さんの“モー娘。愛”や“本好き”など「オタクぶり」に多くの視聴者から共感の声が届いている。番組では「おはスタ」で共演した山寺宏一がVTR出演。番組のスタッフ会議で松岡さんと初対面したという山寺さんは「おっさんばっかり」の会議室に入ってきて、自己紹介がてらショートコントをやった松岡さんを「コメディセンスがすごかった」と振り返り、番組では「なんでも対応できる」松岡さんを頼りにしていたと語った。また大のモーニング娘。ファンとして知られる松岡さん。モー娘。のコンサートを見に行った山寺さんが松岡さんと一緒になった際、コンサート終了後、メンバーに挨拶に行って元メンバーの鞘師里保を見かけた松岡さんが、「近づけない!」と普通のファンのように振る舞っていたことを明かすと、松岡さんはその時、大ファンの鞘師さんを前に「号泣」、山寺さんだけでなくモーニング娘。メンバーもひかせていたことを告白。モーニング娘。への思いを「ファンっていうか恋」と語る松岡さんの姿に「めっっっちゃわかるぅうっっ!!!!!ってなった」「松岡さん、完全に行動が完全にオタクで面白い」「モー娘。愛を語る松岡茉優ちゃんにあーわかるなぁと同じ匂いを感じる」「本当に好きなものについて語る人を見るとこっちも幸せな気持ちになる」といった共感の声が寄せられる。また松岡さんの映画最新作『劇場』でも共演している女優の伊藤沙莉もVTRで登場。伊藤さんによれば松岡さんは“俳優以外だと本のソムリエに向いてる”そうで、常に今の自分に適格な本を勧めてくるという。いまでは「茉優からもらった本で本棚ができるぐらい」読書をするようになったとか。番組では母の影響で読書好きになったという松岡さんオススメの3冊を紹介。そのなかの1冊、「こっちむいて!みい子」というマンガを紹介した際には、サプライズで原作者・おのえりこ氏直筆の色紙がプレゼントされる場面も。その後もおすすめの書籍について解説する松岡さんの姿を見ていた視聴者からは「松岡茉優ちゃん、本の番組をやってほしい…!」「きみは本についての番組をやるべきだ…!」などの感想も続々。「茉優ちゃんの対応力の高さよ。次々提案する」「これがおはガールの底力」など、演技のみならずトーク力にも絶賛の声が集まっている。(笠緒)
2020年04月03日女優の伊藤沙莉が30日、インスタグラムを通じ、新型コロナウイルス感染による肺炎で29日に亡くなったタレント・志村けんさん(享年70)との思い出を明かした。伊藤は、志村さんとの共演シーンを撮った動画をアップし、「コント番組でご一緒させていただきました。そのうちの1つはバディを組ませていただきました」と振り返り、「ずーっとテレビで観て育って、だから、本当に嬉しくて、唯一テレビの録画にずっと残してあった番組でした」と告白。「空き時間お話ししてくださったこと、遠慮するなとアドバイスしてくださったことずっと忘れません」と感謝し、「正直まだ信じられません。いつか2ができると信じてました。悔しいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。志村さんは、2018年1月放送のスペシャルコント『志村けん in 探偵佐平60歳』(NHK総合)で、60分の長尺コントに挑戦。志村さん演じる木野塚佐平は警視庁を定年退職し、ハードボイルドに憧れていたことから探偵事務所を立ち上げる。伊藤は、その秘書役で出演した。なお、2016年9月放送のコント番組『となりのシムラ』(NHK総合)でも、伊藤は志村さんと共演している。
2020年03月31日4月3日(金)に公開を予定していた山田孝之主演映画『ステップ』が、新型コロナウイルスの影響で公開を延期することが分かった。映像化もされた「とんび」「流星ワゴン」の重松清の同名小説を映画化する本作。山田さんが実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー・健一役を演じ、父と娘の10年間の軌跡を描く。山田さんのほかにも、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。そんな本作が今回、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、公開延期を決定。新たな公開予定日については、日程が決まり次第、公式サイトなどにて発表があるという。なお、すでに購入済みの前売券については、延期後にもそのまま使用することができる。『ステップ』は近日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年、全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月30日おとな向け映画ガイド今週のオススメは、韓国冷血犯罪もの、山田孝之が父親役!?、スーダンに映画の灯を! この3作品。ぴあ編集部 坂口英明20/3/30(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開される映画は、3月30日時点で13本(ライブビューイング、映画祭を除く)。こういうつらい時期の公開ですが、実は、話題作、佳作ぞろいです。この中から2本と、近日公開の1本を、おすすめしたいおとな向き映画としてご紹介します。万事解決して、皆様が御覧になれますように。『暗数殺人』このところハズレなし。韓国映画の傑作です。暗数殺人、統計にでてこない、闇から闇に葬られた殺人。当然あるんでしょうね。そのひとつが、ある事件をきっかけに明るみになったという実話の映画化です。現代の釜山。恋人殺人事件の容疑者が、刑事に別の殺人の犯行をほのめかします。虚言癖のある男なので、多少疑いながら調べてみると、自白の場所に白骨死体が。が、事件が表面化すると、彼は「死体を運んだだけ」ととぼける。そんな繰り返しでつぎつぎと明らかにされる殺人。ふてぶてしく、かわいげもない容疑者の意図は何か?刑事にとっては手柄をたてるチャンスであり、反発をしながらも、どんどん深みにはまっていき……。役者がいいです。刑事役にキム・ユンソク。『チェイサー』や、一昨年公開の『1987、ある闘いの真実』でも警察所長を好演していました。犯人役はチュ・ジフン。TVドラマ『宮 ~Love in Palace』や、映画でも『神と共に』など話題作に多く出演しているイケメン俳優です。悪魔的といいますか、いったいこの顔で何人殺したのだ、不気味なつらがまえです。ユンソクの部下役、チン・ソンギュも、私注目の役者です。今年公開の『エクストリーム・ジョブ』では刑事でありながら唐揚げ作りの天才というキャラで笑わせてくれました。今回は真面目一方ですが。『ステップ』かぶりものも全裸も辞さない、闇金や勇者ヨシヒコとか変わった役を演じる印象が強い山田孝之が父親健一役で、妻に先だたれてからの娘美紀との10年を描く感動の物語。ってありかと、思いましたが、ありでした。シングルファーザーの暮らしがていねいに描かれます。2歳半の娘を保育園に預け、会社へ。営業から時間の自由がきく総務に回してもらい、周りに迷惑がかからないように仕事をてきぱきこなし、娘を迎えに行き、食事の支度をし……。やがて小学校に入学し、卒業するまでの、さまざまなエピソード。「ステップ」は一歩、一歩ずつという意味でしょうか。原作は重松清の小説です。監督・脚本は飯塚健。代表作『荒川アンダー ザ ブリッジ』とはだいぶ雰囲気がちがいます。もちろん父娘の話が中心ですが、まわりの大人たちの描き方がとてもていねいです。私は、國村隼演じる義理の父親に感情移入して観ました。娘の夫、もう実の息子のような主人公と孫への愛情の表し方。國村さんはこういうの実にうまいですね。昔、ウイスキーのCMで家族の絆をテーマにしたシリーズに出ていましたが、あれを思い出しました。母役の余貴美子、健一の同僚役広末涼子、保育士の伊藤沙莉、それぞれに見せ場があります。健一の上司で、いつでも営業にもどってこいよ、と声をかけてくれる営業部長役岩松了もいいなあ。いつも誘ってくれるお昼ごはんが、ちょっとせこくて。『ようこそ、革命シネマへ』スーダン出身の若い監督スハイブ・ガスメルバリによる、ドキュメンタリーです。かつてのスーダンでは、映画は人気の娯楽で、自国製の作品もあったのですが、1989年に軍事クーデターが起き、その後、映画制作は禁止され、映画館も閉鎖されました。79年生まれのガスメルバリ監督は、留学先のフランスで映画にめざめ、そこで過去の「スーダン映画」に初めてふれます。帰国した監督は自国での作品制作をめざし、そんななかで、4人の年老いた映画人に出会います。いずれも1960〜70年代に外国で映画を学び、制作集団「スーダン・フィルム・グループ」を設立したこの国の映画の父、たちです。軍事独裁政権で表現の自由を奪われ、散り散りになっていた仲間たちは、その後再会し、ほそぼそと野外上映会をしたりして、スーダンにもう一度映画の灯をともそうと、活動をしていたのでした。カメラは、その4人が、首都ハルツーム近郊で廃墟と化していた映画館、その名も「革命シネマ」を再建しようと奮闘する姿を追っていきます。70歳前後、さまざまな苦難をへて、それでも失わなかった4人の映画の夢。映画館が修復されたら掛けようと決めた作品は、クエンティン・タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』、というのが泣かせます。首都圏は、4/4(土)から渋谷・ユーロスペースで公開。中部は、4/18(土)から名古屋シネマテークで公開。関西は、第七藝術劇場他で近日公開。
2020年03月30日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、『ステップ』の映像を使用した、柔軟剤CM風のユーモア溢れる映像が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。この度公開された映像では、完成記念トークショーで、いままでエキセントリックな役柄ばかりを演じてきた山田が、「そろそろ柔軟剤のCMを……」と語る場面が切り取られた。その発言に対して広末は、「私の方が柔軟剤のCM向き!」と笑顔を見せる。さらに「隣のおじさんはいりませんか?」と茶目っ気たっぷりに語る國村ら、キャストのノリノリのコメントが映し出されている。それらの発言を受け、映画の場面を編集して柔軟剤のCM風に仕上げた、まさかの映像が、スタッフによって実際に制作。公開された映像に追加されている。山田演じる主人公・健一が洗濯物を干すシーンや、広末演じる健一の同僚・奈々恵が会議で発言するシーンに、「がんばるパパ、がんばるママ、そんなみんなを応援したい。やさしく香る『ステップ』」というナレーションが重なり、さわやかな健一たちの姿と相まって、まるで本当の柔軟剤のCMのような仕上がりになっている。映像の最後には、カメラに向かって「(CMのオファーを)お待ちしております」とアピールする山田と広末の姿も登場し、思わず笑ってしまう特別映像となった。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月23日俳優の山田孝之が主演し、80年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”村西とおると仲間たちの青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の続編『全裸監督 シーズン2』の続投キャストが20日、発表された。あわせてティザーキーアートが公開された。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、数々の俳優やタレントから絶賛の声が続々と寄せられ、さらにはハロウィンでは主人公である村西とおるのコスプレをする若者が現れるなど、一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。同作はNetflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外で話題の同作は、海外での日本作品のクオリティの高さを証明し、早くも『全裸監督 シーズン2』への期待が高まっている。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田孝之はもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで自らの方法で“女性の自立”を体現する黒木香役の森田望智が続投。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪も引き続き出演する。そして総監督も武正晴監督が続投する。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。全世界待望の『全裸監督 シーズン2』は2021年配信予定。
2020年03月20日山田孝之を主演に迎え、1980年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”の青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」の最新シーズン2が2021年に配信予定。この度、シーズン1から続投するキャストと共に超ティザーキーアートが解禁となった。2019年8月に全世界独占配信され、社会現象といっても過言ではない一大旋風を巻き起こした「全裸監督」。Netflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外でも話題となったオリジナル作品だ。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田さんはもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで人生が変わっていく黒木香役の森田望智。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範。そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪の出演が決定している。そして、総監督は引き続き武正晴監督が務める。シーズン1では、まさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せてくれるのだろうか!?「全裸監督 シーズン2」は2021年よりNetflixにて全世界独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2020年03月20日山田孝之を主演に迎え、大切なものを失った人たちの“10年間”の軌跡を描いた感動作『ステップ』。この度、劇中のロケ地で秦基博が歌う主題歌『在る』のミュージックビデオが公開された。名実ともに日本が世界に誇る個性派俳優・山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している中、久々に実年齢とも重なる等身大の父・健一を彼は演じている。しかも初のシングルファザー役で、娘の美紀を育てながら、自身も成長していく様を体現している。健一や美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集し物語を彩っている。原作は、『とんび 』『流星ワゴン』など、家族の再生物語を描き続けてきた作家・重松清によるもの。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけてきた飯塚健だ。人気シンガーソングライターの秦が手がけた本作の主題歌『在る』は、製作陣からの熱烈オファーを受けた彼が、本作を観て書き下ろした渾身の一曲。聴く者を優しく温かく包み込む、大切な人たちへの想いが込められた歌詞とメロディが、早くも評判となっている。公開されたミュージックビデオには、秦自らが出演し、演奏と歌唱を披露。また、映画で山田演じる健一の娘・美紀の6歳から8歳の時代を演じた人気子役の白鳥玉季も、美紀役として出演している。健一と美紀の父娘を中心に展開される映画本編のシーンと、今回新たに撮影された秦、白鳥のシーン、そして『在る』の歌詞とメロディがリンクし合い、観る者の心を揺さぶる珠玉のものとなっている。撮影は、実際に映画に登場するロケ地で実施。健一が幼い娘の美紀をベビーカーに乗せて歩く坂道や、陸橋、三差路など、登場するのはいずれも父娘が人生の重要な一歩を踏み出すシーンで度々映し出される、象徴的なスポットだ。そこに秦が降り立ち、ギターを弾きながら『在る』を繊細に歌い上げている。秦が陸橋で歌唱するシーンでは、ちょうどサビの部分で陸橋の下を電車が走る様子を収めることに成功。メガホンを取った飯塚監督は、「とてもいいタイミングで電車が通るところを撮れたので、効果的な絵になっていると思います」と自信をのぞかせている。また飯塚監督は、「どんな場所で秦さんに歌ってもらおうかと考えた時に、妻を亡くした健一と美紀が再出発する場所じゃないと、何も撮れないと思った」と語り、「映画で美紀の成長に合わせて俯瞰で撮っていたあの場所以外で撮ることは、思いつかなかったですね。その場所で、見る人の背中を押すようなものが撮れればいいなと思っていました」と“場所”にこだわって撮影したことを告白。出来上がりについても、「この場所で主題歌と映画がうまくリンクしたんじゃないかな」と手ごたえを感じていることを明かしている。秦も、映画のキーとなる場所での撮影に「そこで自分が歌っているというのは、不思議な気持ちでしたが、とても嬉しかった」と素直な気持ちを語りつつ、あらためて主題歌『在る』の曲作りについても言及。「映画を見させていただいた後、エンドロールにどんな曲が流れたら良いのかなというのをイメージしていて、それであのギターのフレーズだったり、歌詞のいくつかが出てきたという感じでした。そこから完成に至るまで、映画からいただいたインスピレーションをもとに楽曲が生まれていきました」と語る。また、今回曲作りにおいて重きを置いたのは、映画の主人公・健一が妻を亡くしたことに代表される“喪失感”だったという。「誰かがいなくなってしまうこと、だけどそこに存在するということ、それは映画からすごく感じたことでした」と、主題歌との向き合い方を語った。天国から見守ってくれている妻を近くに感じながら、“うまくいかないことだらけ”の毎日を娘とふたりで過ごしていく健一。映画『ステップ』はそんな健一を中心とした物語だが、秦はその上で「いろんな人にとって、それぞれの存在がどんな風にして“そこに在るのか”ということをすごく考えさせられる作品」だと本作を絶賛。「僕も『在る』という曲を書きましたが、自分でも考えることがたくさんあって、たくさんの人たちとの繋がりの中で今があるし、その先があるということを強く感じる映画だなと思いました」と語っている。ちなみに、本作で秦が好きなシーンは「健一が夜に家事とかやることを全部終えて、お酒を飲みながら妻の遺影に話しかける場面」なのだと言う。『ステップ』主題歌秦基博『在る』MV『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月19日PR(#)『ステップ』公式サイト/SNS公式サイト() Twitter() Instagram() Facebook()(C)2020映画『ステップ』製作委員会山田孝之(主演) × 重松 清(原作) × 秦 基博(主題歌)一歩一歩少しずつ成長していく“家族”の物語大切なものを失った家族の再生を描き続けてきた作家・重松 清による同名小説を、『荒川アンダー ザブリッジ THE MOVIE』の飯塚健監督が山田孝之を主演に迎え映画化した『ステップ』。結婚3年目に妻を亡くした主人公とその幼い娘が、周囲の人々との交流の中で成長していく姿を綴った10年間の物語は懸命に生きるすべての人の心を刺激します。ぴあでは公開に先立ち、昨年2019年12月2日にタイトルを伏せたスニークプレビューを実施。観客は好きなキャストや監督目的で参加したわけではなかったにも関わらず、老若男女問わず多くの参加者から絶賛の声が! そんな本作の魅力を映画ファンたちの生の声から徹底検証します!検証!感動ポイントをアンケートから導き出す!プライベートでは二児の父!片桐仁が語る『ステップ』()タイトルを伏せた試写会を昨年実施!事前情報なしで鑑賞した映画ファンの感想は……?スニークプレビュー 2019年12月2日実施試写会には10代~60代までの各世代バランスよく参加。参加者の9割以上が2、3ヶ月に1本劇場で映画を観るという映画コアファンが集結しました。そんな映画鑑賞頻度の高い強者たちが、どう評価するのか試写会後にアンケートを実施したところ、なんと満足度92点とかなりの高得点を記録。「“感動する”と言われて観るのは好きではないのですが、そんなこと忘れるくらいに泣けました(36歳・女性)」「是枝監督に続く、“家族”を描ける監督の誕生‼(61歳・男性)」「ヒューマンドラマを好んで観るわけではないが、こんなにも泣いたのは久しぶり。観終わったあとの清々しさがよい!(47歳・女性)」など様々な絶賛の声が届きました。映画の内容も派手な演出があるわけではなく、ある“家族”の日常を淡々と描いた作品。それなのに、観る者の心を刺激するは何故なのか? 映画ファンの生の声から分かったその理由を紐解きます!検証! 感動ポイントをアンケートから導き出す!【Point1】自分の歩んできた人生と重ね、誰もの心に響く物語人生にはいろいろなことがあります。映画『ステップ』が老若男女を問わず多くの人を魅了するのは、主人公・健一のただの子育て奮闘記に終わらせず、数々の障害を乗り越えていく父親と娘の姿を通して、誰もが共感できる家族の成長物語にしているから。1歳半の娘を残して、妻が他界することは多くの人に起こることではありません。でも、結婚、出産、子育てと仕事の両立、思春期の娘に距離を置かれて寂しさを感じたり、公園でリレーのバトンを渡す練習をしたりする本作の映し出す日常の風景の幾つかに自分の記憶を重ねる人も多いはず。結婚してない人も、自分が子供のころに親にしてもらったことを思い出すに違いありません。しかも、健一と娘の美紀の成長を、ふたりを見守るさまざまな人々の想いも絡めて多角的に描いているのも素敵です。母親を亡くした娘の抱きしめ方を教えてくれる保育士、仕事のフォローをしてくれる同僚や健一のことを気にかけてランチに誘ってくれる昔の上司、再婚をバックアップしてくれる義父と義母などなど……そんな周りの人たちの優しさに触れ、自分もみんなに支えられているんだな~としみじみ感じます。そんな本作のスニークプレビューを実施したところ、年齢や性別、親と子の視線の違いによって琴線に触れる箇所が違うものの、自分の人生と重ね合わせた感動のコメントがいっぱい。その反応を見ても、映画『ステップ』がすべての人の背中を押す応援歌のような作品であることが分かります。25歳・女性親子関係の難しさを感じるニュースが多い中、この映画が示す“ステップ”が家庭・家族のあり方のひとつの答えのように思いました。段々親になっていく、というのも大切なことだと思いました。親元を離れてもまだ子供でいたい私自身と、大人っぽくふるまうけど年相応なところもある娘の美紀ちゃんが重なりました。自分は結婚していませんが、結婚したいなぁと思わせてくれる映画でした。死別までのストーリーに重きを置いていないので、観客ひとりひとりがそのストーリーを自分の生きてきたストーリーと重ねられる気がするので良いと思う。伝えたいテーマが分かりやすく、心に響きました。面白かった!35歳・男性43歳・女性素直に感動したし、それだけでなく家族や自分の周りの人に感謝したくなる映画だった。私にも娘がいますが、娘には人を愛することはもちろん、愛することを感じながら成長してほしいとまだ娘たちが幼いころ思いながら子育てをしていたことを思い出し、自分も周りに支えられ成長させられていることを改めて実感できた素敵な愛ある作品でした。気持ちがすれ違う中で時間をかけて寄り添うことが人として大切な感情を思い起こさせてくれた。誰しもが経験する大切な人との別れを自らの経験となぞらえて感動しました。辛い思いをするからこそ、人は優しくなれるのだと思います。43歳・男性【Point2】山田孝之が演じる“どこにでもいそうな普通のお父さん”『闇金ウシジマくん』シリーズ(12~16)や『凶悪』(13)、『全裸監督』(19)などの作品で奇抜な役柄を演じることが多かった山田孝之が、本作ではどこにでもいる普通のお父さんを自然体で好演! スーツ姿にリュックを背負い、ベビーカーを押す冒頭のシーンからシングルファーザーそのもの。仕事も子育てもうまくできなくて、仕事をカバーしてくれる同僚への申しわけなさと自己嫌悪を募らせたり、授業参観で教科書を読む娘を嬉しそうに見つめるその姿にはまったく嘘がありません。しかも、2歳、6~8歳、9~12歳の美紀を演じ分けた3人の子役たちとの距離感も自然で、駆けっこをしたり、ハンバーグを一緒に作るシーンなどでは思わず頬が緩み、娘との何気ない会話ではクスッと笑ってしまいます。スニークプレビューのアンケートでもその芝居を絶賛するコメントばかり。今回の山田孝之も観る者を裏切りません。山田孝之さんと子役3人の掛け合いがステキでした!義理の父親役の國村さんと山田さんの会話のシーンが特に印象的でした。自分自身の家族との別れを振り返ることができたし、ひとりの父親としても考えさせられました。37歳・男性49歳・女性イメージがいつもと違う感じで山田孝之さんの演技がとても良かった。また、子役の3人もとても上手でした。山田さんの老けメイクがかなり自然で、子供だけでなく父親の成長がよく伝わってきました。話に嘘っぽさがなく、山田孝之とその家族にそれぞれの章で感動した。死を安易に悲しみにするのではなく、懸命に生きるからこそ感動があり涙が流れた。2020年邦画No.1 間違いない! 今年観たどの日本映画よりも良かった!!山田孝之はやはりうまい!保育士役の 伊藤沙莉も良かった。61歳・男性60歳・女性テンポよく山田孝之の表情が刻一刻と変化し成長していく様子が興味深かった。【Point3】大切な人を想い、優しい気持ちになれる。父と娘の新たな一歩!最初にも書いたように、本作では多くの人が体験するであろう人生のいろいろな局面が描かれます。子供の成長、父親の新たな人生、新しい母親と向き合おうとする娘の葛藤と父親のことを思う気持ち、そして病で倒れた義父との悲しい別れ……それぞれのエピソードが飯塚健監督ならではのユーモアを交えながら微笑ましいタッチで無理なく描かれるので、観る者も健一や美紀、義父らの気持ちに寄り添い、自分のこととして考えることができます。しかも、素晴らしいのは、新たな一歩を踏み出す父と娘を見つめながら“家庭とは何か?”という健一が掲げた問題に映画が力強い、清々しい答えを出しているところ。そこでは“永遠の不在”となった亡き妻の存在もおろそかにしない優しさも感じられて、心がほっこりします。アンケートでも「心が温かくなった」「優しい気持ちになった」という感想が多かったように、人の温もりが感じられる本作を観れば、優しさと前向きな気持ちがあなたの心にも宿るはず。新生活をスタートさせるこの時期に、大切な人と一緒に観るのにピッタリの作品です。家族の大切さ、命の尊さ、大切な人と過ごせる時間がどれだけ貴重かを感じました。感動しました!友人や家族、職場の先輩に勧めたいと思いました。21歳・男性36歳・女性仕事でトゲトゲしている気持ちが丸くなりました。しばらくは他人に優しくできそうです。人の温かさ、優しさを押し付けがましくなく映像にまとめられていてとても感動しました。劇場公開されたら必ず観に行きたいし、日々疲れている同世代の友人たちに勧めたいと思いました。山田さん演じる健一に感情移入してしまった。“家族”というカタチ、いろんな表現や想いがあるが、成長し続けられる場所、亡くなった方も同時にいるということも教えていただいたので、人に絶対に勧めたいと思える作品でした。時間経過とともに成長や出来事が間延びせずにそれぞれ出演者の視線から同時に見られた。48歳・男性51歳・女性とても素敵な作品でした。心の芯がぎゅっと掴まれたようです。大切な人に「あなたが大切です」と伝えたくなりました。泣ける映画はいろいろ観ていますが、(こんなに恋愛色が薄いのに)愛に溢れた作品にはなかなか出会えないので絶対人に勧めたいです。友人にも勧めるけど、まずは家族と一緒にもう一度観たいです。文:イソガイマサト
2020年03月19日俳優の山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)に出演する、伊藤沙莉の場面写真が18日、公開された。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。人気アニメ『映像研には手を出すな!』でも純粋無垢でテンションの高いキャラクターを演じ話題となっている伊藤。映画『ステップ』では、両腕を広げた豪快なカエルジャンプを披露する陽気な保育士を熱演する。伊藤が演じる天賀みなみは、山田演じるシングルファザー・健一の娘・美紀が通う保育園の先生で、苗字の天賀(あまが)から“ケロ先生”と呼ばれ、子どもからも保護者からも親しまれている役どころ。伊藤は初めて脚本を読んだときから、この役どころをずっと熱望していたと言う。「ケロ先生がやりたいですってずっと言っていて、言ったからには絶対にがっかりさせられないと思ったし、出番はそこまで多くないけど、健一さんと美紀ちゃん親子に伝えらえることってなんだろうと考えながら演じました」と、並々ならぬ熱意で本作に臨んでいることを明かす。この熱意は劇中にも表れ、“ケロ先生”という名前らしく、両腕を限界まで広げて豪快にジャンプしながら子どもたちを熱烈にお出迎え。しかし、ただ明るいだけの先生でなく、美紀の不安な気持ちを真っ先に汲み取り、健一に真剣に訴えかける一面も。涙を流しながら、必死に美紀の気持ちを健一に伝える。
2020年03月18日山田孝之主演で父と娘の10年間の軌跡を描く映画『ステップ』。この度、“パパ役”の山田孝之=“パパ之”としてSNSでも話題となっている本作から、レアすぎる新カットを入手した。先日行われた本作のトークイベントでは、山田さんが「今回は演じていません」とキッパリ。続けて「20年間エキセントリックな役を演じ続けてきましたが、今回遂に“素”の山田孝之を出しました!」と宣言していた。新カットは、妻・朋子の突然の死によって、男手1つで娘・美紀を育てることになった健一の育児シーン3点。美紀を引き取ることもできると提案してくれた義理の父・松村明(國村 隼)と母・美千代(余 貴美子)の申し出を断り、自分の手で美紀を育てていくことを決意した健一は、仕事と育児の両立に奮闘しながら、少しずつ“父親”として成長していく。毎日会社に通いながらの保育園への送り迎えや、ぐずる美紀をなだめながらの食事、寝る前の絵本の読み聞かせなど、手探りで幼い娘の世話に勤しむ健一。本作は、そんな健一がヘトヘトになり、ときには自信をなくしてしまうこともあるなかで、亡き妻が残してくれた周囲との絆に支えられながら、娘とゆっくりと前へ進んでいく10年間を、優しく描き出す。今回解禁された新カットはいずれも、娘・美紀を愛おしそうに見つめる優しい表情の数々を見ることができるが、個性派俳優として知られる山田さんが“素”を出したという“パパの顔”はどれも貴重だ。広末涼子「私も素に近かった」伊藤沙莉は「初めて見る山田さん」に緊張さらに、山田さんとは本作が初共演であり、健一が悩みを相談する同僚・斎藤奈々恵を演じた広末涼子も演技に影響があったという。「山田さん演じる健一が戸惑っている感じとか不器用な感じとか、それが役作りなのかご本人の性質なのかわからないですけど、すごく伝わってきて。それが自分の緊張感なのか、奈々恵としての戸惑いなのか?という空気が生まれたので、私も素に近かったかもしれないです」と明かした。また、「REPLAY & DESTROY」やNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」などで山田さんと共演し、本作では美紀の通う保育園の先生役を演じた伊藤沙莉も「初めて見る山田さんでちょっと緊張しました」と、いつもと異なる印象を抱いたと言う。さらに、「保育園のシーンでは、山田さんは見たことのないやわらかい顔をしていました。パパの顔をしているのってあまり見られないから、それはすごく新鮮で、陰からずっと見ていました」と、本編の保育園のシーンで現れる山田さんの“素”の“パパの顔”について言及している。『ステップ』は4月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年4月3日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月15日映画『ステップ』(4月3日公開)の公開記念トークショーが都内で行われ、山田孝之、國村 隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が登場した。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。本来は完成披露試写会を行う予定だったが、無観客のトークイベントに変更となり、Twitterで配信を行った同イベント。初のシングルファザー役に挑戦した山田は「今回は、演じておりません。エキセントリックな役で20年間演技をし続けてきましたが、今回ついに素の山田を出しました」と周囲を驚かせる。さらに共演した広末について、山田は「この作品で広末さんにお会いするのが初めてだったんです。『広末涼子いる!』ってなって、本当に緊張してたんです」と苦笑。広末が「すっごく、殻に閉じこもってる空気満載で、近寄っちゃいけないのかな、どうしようと思っていた」と撮影時の山田の様子を明かすと、山田は「役の微妙な距離感があるので、そこでそうなってたのはあります」「すいませんでした」と恐縮していた。いつもと違う山田の役柄に、伊藤は「見たことない顔してました。柔らかかったです。パパの顔してて、あんまり見れないからすごい新鮮で、影からずっと見てました」と告白。山田は「20代の頃はエキセントリックなことをいろいろやってきて、キャラの限界を感じていたので、そろそろ柔軟剤のCMとかもとりにいかなきゃいけない」とまたも周囲を驚かせる。それに対し、広末は「山田さんが柔軟剤のCMって想像がつかなくて。真っ白な世界キラキラってスローモーションみたいなのは新しい世界だと思うんですけど、私はこの10年で子育てを相当していたと思うので、私の方が柔軟剤のCMいいかな」と対抗。山田は「一緒にじゃあ……」と提案し「お待ちしてます」とアピールした。
2020年03月05日重松清の同名小説を原作に、妻に先立たれ働きながら子育てをするシングルファザーと一人娘の10年間を描いた『ステップ』の完成記念トークショーが3月5日、都内で行われ、主演の山田孝之をはじめ、國村隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が出席した。山田は娘との再出発を決意しながら、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩む等身大の役どころで「エキセントリックを20年演じ続けて、ついに素の山田孝之を出しました」と笑いを誘い、「主人公の健一が、いろんな人に救われながら生きる人生の物語なので、年齢や性別、職業関係なく、誰が見ても何かしら刺さる部分がある」とアピール。当初予定されていた完成披露試写会は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、急遽中止になり「今日はいつもの8倍の元気でお届けしたい」と、生配信でトークショーを視聴するファンにメッセージを送った。義理の父親を演じる國村は、山田と数回共演した経験があり、「山田さんは毎回、役柄でゴロっと変わるので、次に何が出てくるんだろうと毎回楽しみ。私もそういう役者でありたい」。これには山田も「國村さんとご一緒するときは、いつも安心感とワクワクがある」と恐縮しつつ、絶対的な信頼を寄せていた。一方、会社の同僚役を務めた広末とは初共演で、山田は「お会いするのも初めて。こんな言い方、あれですけど『あっ、広末涼子がいる』って(笑)、本当に素で緊張した」。広末は「こういう役を山田さんが演じるのは、イメージと違って意外だなと。すごく楽しみだった」と振り返り、「実際お会いすると、殻に閉じこもっている印象で(笑)。テントみたいな殻が見えました」と本音も明かした。保育士役の伊藤は、過去に山田と共演したことがあり「今回は孝之さんが見たことない、柔らかい顔をしていました。すごくパパの顔で、新鮮だったので、影から見守っていた」。飯塚監督は原作にほれ込み、重松氏に直接手紙を送ったそうで「悲しい出来事が起こっても、それとうまく付き合っていくしかないという部分が心に響いた。劇的な事件が起こるわけではないが、例えば子どもの寝返りだけでも、親にとっては劇的な変化。そういうものを丁寧に描ける作品だと思った」と話していた。取材・文・写真:内田 涼『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月05日《伊藤英明の白い歯こぼれる笑顔はやっぱりチャーミングだ》《坊主頭に笑顔がほんと素敵だなあーてママがこの役の伊藤英明さんは大好きだわーて言ってた》《今までなんとも思わなかったけど伊藤英明ってすっごいかわいい顔するのね》そんな声が、Twitterにあふれている。現在放送中の『病室で念仏を唱えないでください』で、12年ぶりとなるTBS連続ドラマ主演を務めている伊藤英明(44)。「僧侶でありながら救急救命医」という異色の主人公と、伊藤の好演が話題となっている。なかでも女性たちを引き付けているのが、伊藤の優しい笑顔。そんな“伊藤スマイル”にさらに磨きをかけたのが、家族の存在だという。「伊藤さんは加藤あいさん(37)の結婚式に来ていた一般人女性と14年に結婚し、15年に長男(4)が誕生。昨年には、長女も授かりました。彼は家族との時間を何より大切にしていて、お風呂やオムツ替えも率先して担当。独身時代とは変わって『育児って楽しい』と話すほどのイクメンになっています。そのせいか、笑い方もこれまで以上に柔らかくなってきましたね」(芸能関係者)1月9日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、一家そろってアメリカに移住していることを告白。その理由について、「子どもとすごす時間を増やしたいと思った」と語っていた。「今回はドラマのために帰国したのですが、その際にも『離れたくない』と言って長男も連れてきたそうです。撮影で忙しい日々が続いていますが、子どもとの時間が何よりの充電になっているみたいですね」(テレビ局関係者)2月下旬の朝、都内の路上に伊藤の姿があった。かたわらには、長男の姿が。しばらく待っていると、車が停車する。これから子どもをどこかへ連れて行くのだろう。勢いよく長男が乗り込むと、伊藤も続く。はしゃぐわが子を眺める彼の表情には、自然と笑みがこぼれていた――。第6話を終え、平均視聴率は9.02%。息子とのひとときによって活力を得た伊藤は、さらに視聴率を伸ばしそうだ。
2020年03月01日山崎賢人主演、又吉直樹が「火花」より前に書き始めていたという小説を原作とした映画『劇場』から本予告映像が到着した。今回到着した予告編では、後ろからハグしたり寄り添ってみたり、山崎さん演じる夢を追う永田と、彼の夢を信じ支え続ける沙希(松岡さん)の仲睦まじい様子が描かれる。その一方で、理想と現実との間で悩み、次第にすれ違っていくシーンも…。そして、先日発表された追加キャスト、寛 一 郎演じる永田と共に劇団「おろか」を立ち上げる野原、伊藤沙莉演じる「おろか」の元団員・青山、「King Gnu」井口理演じる劇団「まだ死んでないよ」を主宰する小峰も登場している。『劇場』は4月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年4月17日より全国にて公開©2020「劇場」製作委員会
2020年02月19日タレントの指原莉乃が14日、ツイッターを通じて、「今年から義理チョコ廃止しました!」と報告した。指原は、「今年から義理チョコ廃止しました!」に続いて、「もらった方も申し訳ないだろうし、義理にお返しとかめんどくさいと思うし、差し入れするようなチョコって意外と高いからです! 男女問わずみんな楽だからです! そして義理チョコを渡すことで得られる評価ってなんか嫌だからです! よろしくお願いいたします!!!」と説明。「もちろん評価のために義理チョコを、って方はほぼいないのを前提として」と補足し、「でもいただいた義理チョコはめちゃくちゃありがたくいただきます!バレンタインサイコォ」「手作りのものも高級なものも大好き」とツイートしている。
2020年02月14日演劇の世界で夢を追う主人公と、彼に恋をして必死に支えようとする沙希との恋を描いた又吉直樹の恋愛小説の映画化『劇場』。この度、主演の山崎賢人演じる永田と松岡茉優演じるヒロイン・沙希を写し出す本ポスタービジュアルが到着。追加キャストも発表された。本ポスタービジュアルは、演劇に身も心も捧げながら、実生活では社会や周囲の人々とうまく協調できない不器用な青年・永田と、葛藤や迷いを抱えながらも、純粋に彼を愛そうとする健気な沙希の切ない表情を切り取り、一方で仲睦まじい2人の様子も写し出す。「生涯忘れることができない恋」というコピーや、タイトルロゴの後ろでクロスする赤と青のライン…想いあいながらもすれ違ってしまう2人の未来を暗示しているかのようなビジュアルとなっている。そして今回2人のほかに出演者が発表された。永田と中学時代からの友人で、共に劇団「おろか」を立ち上げる野原役には、『一度も撃ってません』での親子共演が期待される寛 一 郎。劇団「おろか」の元団員で、永田と仲違いするものの友人として彼を心配し続ける青山役を、「獣になれない私たち」『生理ちゃん』などに出演する伊藤沙莉。また、「あなたの番です」の刑事役が記憶に新しい浅香航大が、劇団「まだ死んでないよ」の団員で、沙希のバイト先の居酒屋の仲間・田所役。そして、昨年は紅白出場も果たした「King Gnu」のボーカル・井口理が、注目の劇団「まだ死んでないよ」を主宰する小峰を演じる。そのほか、上川周作、大友律、三浦誠己など多才な顔ぶれが集結した。『劇場』は4月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年4月17日より全国にて公開©2020「劇場」製作委員会
2020年02月14日是枝裕和や今泉力哉など、いま話題のクリエイターが“国民的女優・有村架純”にふいに訪れた休日を描くWOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」。この度、各話の場面写真が解禁となった。“8人の有村架純”のドラマをトップバッターで監督するのは、世界を舞台に活躍するWOWOW初参加の是枝裕和。有村さんとタッグを組むのは本作が初となり、第1話は拡大版となる。さらに2話以降も、星野源のMVなどで知られるディレクター・山岸聖太や、恋愛映画の旗手・今泉力哉、俊英・横浜聡子ら個性派映画監督が揃い、 脚本にはWOWOW「WOWOWに入りましょう」CMを手掛けるクリエーティブディレクター・篠原誠や、演劇ユニッ ト「ブス会*」を主宰するペヤンヌマキなど豪華な面々が参加する。毎週出演者が異なる1話完結のオムニバスドラマ各界のクリエイターたちが描く8つの世界には、有村さんの異なるキャラクターが見てとれ、それぞれ個性溢れるシーンの様子が明らかに。様々な表情を見せる有村さんと、パラレルでおくる8つのストーリーからはお気に入りの1作も見つかりそうだ。第1話「ただいまの後に」監督:是枝裕和脚本:比嘉さくら久々に帰省した有村架純。実家の母(風吹ジュン)のもとへ見知らぬ男・ 誠(満島真之介)が訪ねてくる。3人はぎこちない雰囲気の中、食卓を囲む。第2話「女ともだち」監督:今泉力哉脚本:ペヤンヌマキ架純が出演するドラマを観ながら、親友・優子(伊藤沙莉)が作った朝ごはんを食べ る。優子は架純に同僚の田中(若葉竜也)と会ってほしいと懇願する。第3話「人間ドック」監督:是枝裕和脚本:砂田麻美人間ドックに訪れた架純。検査室で待っていたのは、架純の記憶に刻まれた検査技師・近藤(笠松将)だった。第4話「死ぬほど寝てやろう」監督:山岸聖太脚本:篠原誠夢の中で出会った理想の男性・ケビン(柳楽優弥)との遊園地デートを満喫する架純。第5話「ふた」監督:横浜聡子脚本:ふじきみつ彦撮休の日、なかなか開かないふたを手に誰かにふたを開けてもらおうと変装して外出する架純。中学生2人組(蒼井旬/水野哲志)に出会い、ふたを開けてほしいと頼む。第6話「好きだから不安」監督・脚本:今泉力哉同棲中の彼氏(渡辺大知)への不安が募り、元カノ(徳永えり)のお見舞いに同行してしまう架純。第7話「母になる(仮)」監督・脚本:津野愛次作の役作りに悩む架純のもとに突然現れた少女・心(福島星蘭)。2人は1日限りの交流を深める。第8話「バッティングセンターで待ちわびるのは」監督:山岸聖太脚本:三浦直之急な撮休に手持ち無沙汰な架純はバッティングセンターへ。一度もバットを振ったことのない男・二郎(前野健太)にいつの間にか指導をはじめる架純。さらに、WOWOWでは“「有村架純の撮休」放送記念!女優 有村架純” と題して、3月15日(日)と19日(木)に『ストロボ・エッジ』『映画 ビリギャル』『フォルトゥナの瞳』『劇場版 そして、生きる』『ナラタージュ』の5作品を特集放送する。WOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」は3月20日(金・祝)より毎週金曜深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全8話、第1話無料放送 初回15分拡大)。※WOWOWメンバーズオンデマンドでは各話終了後見逃し配信、TSUTAYAプレミアムでは各話終了後配信スタート(text:cinemacafe.net)
2020年02月06日俳優の中川大志が、山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)にカメオ出演することが6日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。亀お出演する中川は、健一が上司に誘われランチに出かけた際、必ず店から出てくる謎のサラリーマン役として登場する。実際に鰻屋から出てくるシーンのカットも解禁されたが、表情は凛々しいながらも、口元にはつまようじを加えている…という、アンバランスな1枚となっている。中川は同作でメガホンをとった飯塚監督の『虹色デイズ』(18年)、オムニバス映画『全員、片想い』の一篇『MY NICKNAME is BUTATCHI』(16年)、ドラマ『REPLAY&DESTROY』(11年)に出演してきた経緯があり、本人が「飯塚監督の作品にまた参加したい」と熱烈オファーを行ったという。劇中で度々登場するため、何回登場するかは作品で確認できる。○中川大志 コメントまた飯塚組に出たい、山田孝之さんと同じ現場に立ちたいという想いで、勝手に現場に押しかけました。帰り際に監督に、作品の邪魔をしていたらカットして下さいと伝えました。僕が出てるか、劇場で確かめてください。
2020年02月06日