女優・有村架純の架空の休日を、是枝裕和、今泉力哉ら気鋭監督・脚本家たちが描くオムニバスドラマ「有村架純の撮休」。毎週出演者が異なる本作から、各話に登場する豪華キャストたちを発表。物語を一足先に覗ける映像も公開された。有村架純の休日彩るキャストたち第1話「ただいまの後に」(是枝監督)では、突然の撮休で帰省する有村さんの様子を描き、母役で風吹ジュン、母と3人で食事をともにすることになる男・誠役で満島真之介が出演。親友と過ごす休日を描く第2話「女ともだち」(今泉監督)では、親友・優子役で伊藤沙莉、優子の狙う同僚・田中役で若葉竜也。撮休を利用して人間ドックに行く第3話「人間ドック」(是枝監督)では、そこで遭遇するベテラン映画監督役でリリー・フランキー、検査技師役で笠松将が登場。さらに、第4話「死ぬほど寝てやろう」 (山岸聖太監督)では、WOWOWのCMで有村さんと共演する柳楽優弥が出演。夢の中の古書店で出会うケビンに扮する。そのほか、中学生役で蒼井旬と水野哲志(第5話「ふた」)。彼氏・澤本精一役として渡辺大知、元カノ・星育子役で徳永えり(第6話「好きだから不安」)。ある日目の前に現れる見知らぬ女の子・心役で福島星蘭(第7話「母になる(仮)」)。バッティングセンターで勝手に指導してくる男役で前野健太、従業員役で田村健太郎(第8話「バッティングセンターで待ちわびるのは」)が出演する。“撮休”の理由とは―― 野間口徹&黒田大輔がオープニングで明かす今作のオープニングでは、有村さんのマネージャー役で野間口徹、ドラマのプロデューサー役で黒田大輔が毎回出演し、“有村さんがなぜ撮休を得るのか”、2人のやりとりからその理由が明らかに。そんな本作の導入部分を手掛けるのが、本編の第4話と8話を担当する山岸聖太監督。全話を通してこのオープニングを担当している。今回放送を前に、1話分のオープニング映像が到着。現場であるものが発見されたという、撮休理由が明らかになっている。またこれ以降も、共演者がインフルエンザになったり、台本に直しが入ったりと、全話異なる演出で展開する。どんな休日を過ごす?予告編オープニング映像と併せて、各話の模様がほんの少し覗ける予告編も到着した。なお、本作の劇伴はシンガーソングライターの七尾旅人が担当する。WOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」は3月20日(金・祝)より毎週金曜深夜0時~WOWOWプライムにて放送<第1話無料放送(全8話)初回15分拡大>。※WOWOWメンバーズオンデマンドでは各話終了後見逃し配信、TSUTAYAプレミアムでは各話終了後配信スタート(cinemacafe.net)
2020年01月28日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、本作の場面写真が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会の中で、自分自身の大切なものを見失わないように、ゆっくりと成長していく。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している山田だが、今回は実年齢と重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役だ。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。そして主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲『在る』だ。この度公開された場面写真では、健一と美紀の姿を中心に、彼らを取り巻く人々との日常のワンシーンが写し出されている。健一と美紀との2ショットでは、2歳半の美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる姿や、小学校低学年の美紀と笑顔で寄り添う姿、そして小学校高学年の美紀とキッチンでハンバーグをこねる姿など、父娘の10年間を切り取った、微笑ましいシーンが。一方で、同僚の奈々恵(広末)と残業に勤しむ場面や、保育士の“ケロ先生”(伊藤)の元にベビーカーで娘を送る場面など、シングルファザーとして仕事と育児の両立に奮闘する健一の姿も確認できる。そのほか、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)や、浴衣姿の美紀をいとおしそうに見つめる健一の義父(國村)と義母(余)のカットも見られる。原作者の重松は完成した映画を観て、「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」と語っている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月09日リリー・フランキーと斎藤工がW主演を務める深夜ドラマ「ペンション・恋は桃色」が、1月16日(木)より5週連続で放送されることになった。ちょっと寂れたペンション「恋は桃色」を営む、妻に逃げられたテキトー中年男・シロウ役にリリー・フランキー。そして、シロウの元にひょんなことから居着くようになったワケあり青年・ヨシオ役に斎藤工。シロウの娘で、足の不自由なハル役に伊藤沙莉。さらに、シロウの父で施設に入っているキヨシにはテレビドラマ初出演となる細野晴臣と豪華共演。東京の外れの外れ。少し寂れたペンションに集まる人々の思いが交差し、時々ハラハラするような事件も勃発。それぞれの親子関係にも事情が絡み、時代と融合できない主人公の2人を中心に、器用には生きられない人々の生活を描く“人情ドラマ”。まさに現代版『男はつらいよ』ともいえる、物語に登場する“マドンナ”たちに振り回される不器用な彼らが織り成す日常を描く。主題歌は細野晴臣による「恋は桃色」!「ペンション・恋は桃色」は、1973年に細野さんがリリースした「恋は桃色」という名曲にちなんでつけられたもの。作詞・作曲・編曲を細野さんが担当し、歌詞中の「川沿いの道」は狭山市中心部を流れる入間川とその周辺の景色からイメージされた。矢野顕子、中村一義、サニーデイ・サービスによってカヴァーされている。細野さんがテレビドラマに出演するのは今回が初めて。さらに主題歌には、昨年細野さんがデビュー50周年を機に、自身のファーストソロアルバムをセルフカバーした「HOSONO HOUSE」から、まさにドラマタイトルの元になっている「恋は桃色」が使われることが決定した。リリー・フランキー(シロウ役)コメント強烈なドラマが出来ました。新しい力、新しい視点で古き良きモノを再構築した、痛快バカドラマです!TVドラマの新たな可能性を是非ご覧下さい!斎藤 工(ヨシオ役)コメントある意味、無敵な作品が生まれてしまった気がします。こんなのアリなのか?ゴールデンでは無理でしょう。でも、だからこそ美味いのです。リリーさん、沙莉さん、細野晴臣さん…現場での化学反応が何処までイレギュラーに転がって行くのか。その奇跡の軌跡に、最終的に自分は涙が出ました伊藤沙莉(ハル役)コメントお話しいただいた時、内容も聞かずやりますと答えました。絶対に面白くなるに決まってると確信していました。たくさん笑えて、どこかほっこりくるとても素敵な作品です。この作品に携われたことが本当に幸せです。みどころがありすぎて、とにかくまず、沢山の方に見ていただきたいです!細野晴臣(キヨシ役)コメントリリー・フランキーさんに声をかけていただいて、初のテレビドラマ体験です。緊張するなあ「ペンション・恋は桃色」は1月16日より毎週木曜25時25分~(※一部25時35分~)、フジテレビにて放送(全5回)。※関東ローカル(text:cinemacafe.net)
2020年01月06日千葉雄大、伊藤沙莉、桐山漣ら出演のドラマ「いいね!光源氏くん」が、来年4月に放送されることが決定した。本作は、えすとえむの同名漫画が原作。「源氏物語」の平安貴族・光源氏が現代に出現、こじらせOL・沙織が光源氏をヒモ同然のように住まわせることになり、徐々に彼の存在に癒やされていく、奇想天外ながらゆるく笑える“いけめん”居候コメディだ。キャストには、「おっさんずラブ」シリーズの参加も話題の千葉さんが、突然沙織の前に現れる昔の衣装をまとった男を、「獣になれない私たち」『獣道』の伊藤さんが沙織を演じる。そのほか源氏物語で光のライバルの中将役を桐山さん、沙織の妹・詩織役を「花にけだもの」の入山杏奈、また役柄は明かされていないが「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などに出演する神尾楓珠も参加する。千葉さんは「光源氏を演じる日が来るとは思っていなかったので、びっくりしておりますが、雅に取り組んでいきたいと思います」と意気込み、「愛される作品を目指してスペクタクルな仕掛けも借りつつ、超ド真面目に演じます。そして、伊藤沙莉さんとの共演とてもうれしいです」とコメントしている。ストーリー藤原沙織(伊藤沙莉)は、会社から帰宅した週末に非日常の解放感に浸るため、バリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜くぐって昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。沙織は不審者と思って警察にも来てもらうが、尋問中、男がイケメンで平安時代の扮装をしていることから、ふと光源氏を思い出し、その名前を口にする。男はさも自分が光源氏と言わんばかりに沙織に抱きつき、カップルの痴話喧嘩と思い込んだ警察は退去。沙織はただのコスプレーヤーだと思う男が「事情があって帰るところもない」と聞き、人助けのつもりでしばらく住まわせることに。ところが、妹の詩織(入山杏奈)にこの同棲を知られたり、やがて源氏物語で光のライバル(?)の中将(桐山漣)も出現し――。「いいね!光源氏くん」は2020年4月、毎週土曜日23時30分~NHK総合テレビにて放送予定(全8回)。(cinemacafe.net)
2019年12月25日「最高級のモンブラン」誕生秘話目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にコーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙参拝客がくつろげる場所を、と誕生したカフェスペース約15年前から焼き栗スタンドを全国展開する【比沙家】。その本店は京都・清水寺の参道にあり、近年外国からの観光客も急増し、かつてない賑わいに。そこで、「お客様がお茶を飲んでくつろげる場所をつくりたい」とカフェスペースをオープン。焼き栗スタンドの奥、暖簾の向こうがカフェにカフェのメニュー開発では「焼き栗にちなんだ名物となる食べ物をつくろう」と、モンブランにいち早く決定したのだとか。そこから、「最高級のモンブラン」を目指してレシピ開発をスタート。店頭の大釜から芳ばしい香りを放つ大粒の焼き栗味の要となるマロンペーストには、大粒で風味の強い丹波栗を厳選。繊細な口当たりを出すため、和菓子の練り切りに使われる「小田巻」という道具で可能な限り細く絞ります。さらに、最後まで飽きのこない味わいを追求する中で、アクセントとして選ばれたのが、抹茶のソース、抹茶アイス。そしてトルコ料理で使われる細麺、カダイフです。『丹波栗のプレミアムモンブラン』1,380円(税込)こうして完成した『丹波栗のプレミアムモンブラン』の味は、まさにその名に恥じない絶品のひと言。ひとさじ目から、栗の濃厚でいて素朴な甘さが口いっぱいに広がり圧倒されます。繊細でなめらかなペーストの食感も見事で、そこに甘さ控えめの生クリーム、苦みが少なく主張しすぎない抹茶ソース、抹茶アイスの風味が重なり、極上のハーモニーを奏でます。11月からは、お好みで抹茶アイスをほうじ茶アイスに変更もできるようになったそうです。カダイフ、抹茶ソース、抹茶アイス、生クリーム、マロンペーストが層を成す底に敷かれたカダイフの、パリパリとした食感も名脇役。最後の仕上げにトッピングするマロンパウダーの風味が、栗の旨味と香りを引き上げる、隠れたポイントだそうです。マロンペーストや生クリームが折り重なるモンブランは、見た目にはボリューム満点ですが、甘さ控えめでクリームも軽いので、女性でもペロリと平らげられてしまいます。「ケーキというより、食後のデザートをイメージして、重くなりすぎないよう工夫しました」とのこと。抹茶の旨味があと口を爽やかにしてくれるのも魅力です。目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にカウンター6席のみという店内で特別感を高めるために、モンブランは目の前のオープンキッチンで、土台から仕上げまでつくり上げることに。暖簾をくぐれば、料亭さながらの静謐なカウンター空間その甲斐あって、小田巻での絞りや、チーズクレーターで焼き栗をスライス、栗の皮ごと入ったパウダーをトッピングする仕上げなど、エンターテインメント性の高い調理工程は、客の間で瞬く間に話題に。開店一週間後には行列店になっていたのだとか。コーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙モンブランを注文する際には、ドリンクとのお得な『のみものセット』も。『のみものセット』1,680円(税込)コーヒー、紅茶、ほうじ茶、緑茶から選べますが、特におすすめはコーヒー。蒸らし時間の長い「クレバードリップ」というハンドドリップ器を使って、目の前でじっくり蒸らされながらゆっくり落ちていくコーヒーは、香り高くコクのある味わい。モンブランのおいしさを一層引き立ててくれます。コーヒーの香りや落ちていく様子を見るのも愉しみこれから紅葉の季節に入り、ますます清水寺参道の店は込み合いそうですが、この上なくプレミアムなモンブラン、京都に行った際はぜひ味わってみては。予約不可で、ご来店のお客様から順番に案内してくださいます。ドリンクは地元清水焼の意匠ある茶器で提供訪れた後には、店頭で販売されているオーガニックの『焼き栗』180g 700円(税込)~を片手に、清水寺へ参拝するのもまたオツかも知れません。【ヒサヤカフェ】電話:なし住所:京都府京都市東山区清水2-255最寄り駅:京阪線 清水五条駅営業時間:10:00~18:00(L.O.17:00)※夜間拝観の2019年11月16日~12月1日は10:00~20:00(L.O.19:00)定休日:不定休
2019年12月04日山田孝之主演の映画『ステップ』が、2020年7月17日(金)に公開される。重松清の感動作が映画化、シングルファザーと娘の10年の軌跡映画『ステップ』の原作は、『とんび』『流星ワゴン』などを代表作にもつ小説家・重松清による同名小説。30歳の若さで妻に先立たれた主人公とその娘が、周囲との交流を通して成長していく10年間の軌跡を描いた感動作で、累計発行部数は8.5万部を記録。今回はそんな人気小説が、日本の人気俳優勢を迎えて実写化される。キャスト山田孝之が主人公のシングルファザー役に主演を務めるのは、日本を代表する“カメレオン俳優”山田孝之。近年においては、「闇金ウシジマくん」シリーズ、『信長協奏曲』『銀魂』など、ユニークな役柄が目立っていたが、本作では久しぶりに実年齢とも重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役の健一に抜擢。亡き妻への想いから男手1つで娘を育てることを決断し、10年間歩み続ける難しい役どころに挑戦する。山田孝之コメント山田本人は健一役について、「健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした。健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です。こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。」とコメントを寄せている。豪華キャスト集結また健一の1人娘である美紀役は、中野翠咲、白鳥玉季、田中里念の3人が、2歳~12歳までの3つの年代をそれぞれ担当。さらに、そんな健一と美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華キャストが集結した。國村隼:健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守り、“本当の家族とは”ということを身をもって伝えていく義父役。余貴美子:夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母役。広末涼子:健一が悩みを相談する同僚役。伊藤沙莉:娘・美紀が通う保育園の先生役。川栄李奈:亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役。中川大志:健一のランチ先に必ず店から出 てくる謎のサラリーマン役。主題歌に秦 基博主題歌「在る」の作詞作曲を手掛けたのは、シンガーソングライターの秦 基博。本作を鑑賞した後に書き上げたという楽曲は、“大切なものを失った者たちが 新たな一歩を踏み出すために、背中を押してくれる”珠玉のバラードに仕上げたという。なお本曲は12 月11 日発売のアルバム「コペルニクス」に収録される。監督に飯塚健監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。山田孝之とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』、「REPLAY&DESTROY」以来、本作で3度目のタッグとなる。企画を温めるうちに、いつしか健一の年齢に追いついていた山田にこの役を託した飯塚監督は、単なるシングルファザーと父娘の一時的な奮闘記ではなく、妻の面影とともに家族を築いていく一人の男の生き様を長い目で見つめたドラマを作り上げている。詳細『ステップ』公開日:2020年7月17日(金)原作/重松清「ステップ」(中公文庫)監督・脚本・編集:飯塚健キャスト:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほか配給/エイベックス・ピクチャーズストーリー健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。結婚3年目、30歳という若さで突然妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日が始まった。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる妻と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。美紀の保育園から小学校卒業までの10年間。様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上る。泣いて笑って、少しずつ前へ。
2019年11月23日「とんび」「流星ワゴン」など、大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた小説家・重松清の「ステップ」を、山田孝之を主演に迎えて映画化することが決定した。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描いた本作。亡き妻を想い続け、不器用ながらも一歩一歩、ゆっくりと歩んでいく“のこされた人”の10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある家族への思いや命に関する経験を刺激し、共感を呼び、胸を打つ。主演を務めるのは、数々の映画やテレビドラマなどへ出演し、実力、個性、人気ともに群を抜く存在感を放ち、名実ともに日本が世界に誇るカメレオン俳優であり、プロデューサーでもある山田孝之。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、久しぶりに実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー役に挑む。妻亡き後、娘とともに10年間歩み続ける役は、山田さん本人も「(撮影は)とっても大変な1ヶ月間だった」とコメント。「どこにでもいる普通の男」であり、「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました」と語り、彼の新境地ともいえる作品で、俳優としての底力をあらためて証明する1本となった。そんな主人公・健一や娘・美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華俳優陣が集結。健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守り、“本当の家族とは”ということを身をもって伝えていく義父に國村隼。夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母に余貴美子。健一が悩みを相談する同僚役には、山田さんとは初共演となる広末涼子。さらに娘・美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』などを手掛けた飯塚健。山田さんとは『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』(2012年)、「REPLAY&DESTROY」(2015年/TBS)以来、本作が3度目のタッグ。企画を温めるうちにいつしか健一の年齢に追いついていた山田さんにこの役を託し、単なるシングルファザーと父娘の奮闘記ではなく、妻の面影とともに家族を築いていく一人の男の生き様を長い目で見つめたドラマとして作り上げた。原作を手にした飯塚監督は「その日のうちに、夜通し読み続け、幾度となく涙し」ながら「脚本を書き殴った」という。重松氏に送ったところ、「すぐに読んで下さり、まだ粗い初稿だったにも関わらず、映画化の快諾を頂いた。と、それがおよそ10年前のこと。つまり念願の企画が、多くの力添えを頂き、実現に至りました。40代初めての監督作品です。主演は一人しか居ないと思いました。山田孝之くんが、若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です」と、熱の込もったコメントを寄せる。また、「パパと一人娘、それぞれの成長物語です」と語る重松氏は、「長いタイムスパンのお話だけに、実写化は無理だろうと思っていました」と吐露。「でも、パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて、『おおっ!』とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして」と手応えを覗かせている。『ステップ』は2020年4月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日俳優の山田孝之が映画『ステップ』(2020年4月3日公開)で主演を務め、自身初のシングルファザー役を演じることが20日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある「家族」や「命」に関する経験を刺激し、感動を誘う。山田は、「健一を演じた1カ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役柄と向き合った日々を回顧し、「健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です」と説明。「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し」と振り返り、「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と本作の持つ魅力をアピールしている。山田のほか、健一の義父を國村隼、夫とともに健一と美紀をやさしくサポートする義母を余貴美子、健一が悩みを相談する同僚役を広末涼子、娘・美紀が通う保育園の先生役を伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。さらに岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が名を連ねる。メガホンを握るのは、『虹色デイズ』(18)、『大人ドロップ』(14)などで知られる飯塚健監督。山田とは、『荒川アンダーザブリッジTHEMOVIE』(12)、『REPLAY&DESTROY』(15・TBS)以来、本作が3度目のタッグとなる。(C)2020映画『ステップ』製作委員会
2019年11月20日重松清の小説『ステップ』が、山田孝之主演で映画化されることが決定。あわせて、山田、飯塚健監督、重松より、コメントが寄せられた。本作は30歳という若さで妻に先立たれた男・健一が、様々な壁にぶつかりながらも、娘と暮らしながら、ともに前を向いてゆっくりと家族への階段を上る様を描いた作品。シングルファザー役は初だという山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、今回は実年齢と重なる等身大の男性役として、娘を育てながら自身も成長していく様を体現する。そんな主人公の健一や娘・美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華な俳優陣が集結。健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守る義父に國村隼。夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母役を余貴美子が演じる。また、健一が悩みを相談する同僚役には、山田とは初共演となる広末涼子。さらに娘・美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子などの共演者が物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。山田とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』『REPLAY&DESTROY』以来、本作が3度目のタッグとなる。山田、飯塚監督、重松のコメントは以下の通り。■山田孝之コメント健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした。健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です。こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、ひとりじゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし……ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています。■飯塚健監督コメント本屋で手にしたその日のうちに、夜通し読み続け、幾度となく涙した。その数日後には、脚本を書き殴った。ほとんど衝動だった。が、葛藤もした。大が付くほど、重松さんのファンだったから。迂闊に映画になどするべきじゃない。一ファンのままでいた方が幸せだ……それでも脚本を送らせて頂いたのは、どうしても映画にしたいという気持ちが勝ったからだ。返答は驚くほど早かった。すぐに読んで下さり、まだ粗い初稿だったにも関わらず、映画化の快諾を頂いた。 と、それがおよそ10年前のこと。つまり念願の企画が、多くの力添えを頂き、実現に至りました。40代初めての監督作品です。主演はひとりしか居ないと思いました。山田孝之くんが、若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です。何を話しても、返事が聞こえなくなってしまった部屋。その部屋の真ん中にある、消えない悲しみと寂しさ。乗り越えられない痛み。それでも娘は成長する。やがて部屋には会話が生まれる。生活の音が二人分になる。そうやって一歩一歩“育ってゆく”親子の姿を、ぜひ大きなスクリーンでご覧下さい。■重松清コメントパパと一人娘、それぞれの成長物語です。長いタイムスパンのお話だけに、実写化は無理だろうと思っていました。でも、パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて、おおっ!とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして。『ステップ』2020年4月3日(金)全国公開
2019年11月20日小山健さんのコミックス『生理ちゃん』が実写映画に。主演を務める二階堂ふみさんにインタビューをしました!生理の面倒くささやツラさを描写したマンガとして、女性たちから大反響を呼んでいる作品『生理ちゃん』。毎月やってくるアイツ・生理ちゃんが、ピンク色の謎の生物として描かれ、女性に寄り添ったり乗っかったり、ときには励ましてくれる…。マンガで描かれているそんな様子が、なんとこのたび実写映画に!実写になった生理ちゃん、なかなかのインパクトです…。「現場に入る前に“生理ちゃんは着ぐるみになります”と言われ、現場で対面したときの感想は…、意外と大きくて、そして結構濃いピンクだな、と(笑)。でも出来上がった映画を観ると、ピンクの色がいい感じに見えたので、あの色で正解だったんだな、と思いました。初日はさすがに違和感がありましたが、2日目からは生理ちゃんがいるのがわりと当たり前の光景になって。冒頭、生理ちゃんを背負って坂を上るシーンがあるんですが、そこは何度も撮影をしたので、思い出に残っています」と言うのは、主演を務める二階堂ふみさん。二階堂さん演じる青子は、ファッション誌の編集者で、多忙なスケジュールゆえ恋人とのデートもままならない。が、そんなときに限って、“ピンク色のアイツ”が突然やってくる…。「青子さんもそうなんですが、女性にとって生理って、確かに面倒くさかったり、つらいものではありますよね。私も10代の頃は倒れるほど生理痛がつらかったので、その気持ち、よくわかります。でもそれがきっかけで婦人科に定期的に通うようになりましたし、今となっては月に1回自分の体調をチェックできる、いいバロメーターだなと思って、前向きにとらえています。加えて今は情報も多いので、ナプキン選びや過ごし方など、快適に生理と付き合う術も見つけやすい。自分に合う寄り添い方を見つけてからは、毎月“生理、ありがとう~”って思って付き合っています」物語は青子を中心に、青子の会社で清掃員として働く、重い生理を抱えるオタク女子・りほ(伊藤沙莉)、そして青子の恋人の一人娘・かりんが初潮を迎えたときのことなども描かれる。センシティブなテーマではあるけれど、ポップな演出ゆえ、重い気持ちにならずに観られる75分だ。「生理の大変さは人それぞれで、男女問わず、他人がそれを体感して理解することは難しいと思うんです。でも、生理に限らずですが、相手の痛みを想像し、寄り添うことはできるはず。この映画を観ることが、そういう思いを持つきっかけになってくれたら、嬉しいですね。会社帰りに友達とサクッと観に行って、観終わってからお互いの体の話をしてもらえたらいいな、って思います」『生理ちゃん』小山健さんの同名コミックスが原作。月に1度やってくる“アイツ”と、困らされる女性たちの物語。共演/伊藤沙莉、岡田義徳ほか。11月8日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開。©吉本興業©小山健/KADOKAWAにかいどう・ふみ1994年生まれ、沖縄県出身。ドラマや映画を中心に活躍中。IndeedのCMで見せるキュートな表情が印象的。来年4月スタートのNHK朝の連続テレビ小説『エール』にヒロインとして出演することが決定している。ニットトップス¥41,000ラップスカート¥48,000(共にTAN/4K TEL:03・5464・6061)※『anan』2019年11月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・大島 陸ヘア&メイク・足立真利子(by anan編集部)
2019年11月06日若手女優・伊藤沙莉が、TVアニメ「映像研には手を出すな!」でメインキャラクターの声を担当することが決定。伊藤さんがTVアニメの声優に挑戦するのは、今回が初となる。高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同級生でカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、実はアニメーター志望であることが判明し、3人は脳内にある「最強の世界」を表現すべく映像研を設立することに――。先日、実写映画化(『映像研には手を出すな!』)も決定し、「乃木坂46」のメンバーが出演することが明らかになった大童澄瞳の「映像研には手を出すな!」。2016年から「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載され、ブロスコミックアワード2017大賞、俺マン2017第1位、マンガ大賞 2018ノミネートなど数々のアワードを獲得した話題作。「獣になれない私たち」『獣道』などに出演する伊藤さんが、今回アニメ版で声を担当するのは、映像研を立ち上げることになる、アニメが大好きで設定をスケッチブックに書き貯めている浅草みどり。伊藤さんは「モノづくりにかける想いや、頭の中にあるものを形にしていくワクワクがなるべく原作に忠実に表現できるように一生懸命頑張ります」と意気込み、「私は声優経験はまだまだ本当に浅いですが、そこに逃げないよう、浅草の不器用さや情熱も含めてしっかりと全力で命を吹き込みたいです!」とコメントしている。また、同じく映像研を立ち上げることになる2人のメインキャラクターの声優も併せて発表。アニメは興味も知識もないが、プロデューサー的な役割を担当する金森さやか役を「バトルスピリッツ 少年突破バシン」の田村睦心。カリスマ読者モデルとし活躍するも、アニメータ―志望の水崎ツバメ役は、新人・松岡美里を抜擢。田村さんは「強烈な個性を放つ面々がいっぱい出てくるので埋もれないよう、個性を強く出して演じていきたいと思いました!作中でアニメ映像を作るのですが、漫画の中でも迫力があってすごかったので、それが映像になるとどうなるのか…。音もそうですし!アニメになる事によってどう表現されていくのか、楽しみな事がいっぱいです!」と期待し、松岡さんは「ワックワクな世界をツバメちゃんと一緒にドッキドキしていきたいです。そして、皆さまにもワクワクとドキドキをお届けできるよう頑張ります!」と意気込んでいる。さらに、音響部唯一の部員で、映像研の音響顧問を務めることとなる百目鬼役を花守ゆみり。生徒会の書記を務めるさかき・ソワンデ役を小松未可子。映像研の顧問・藤本先生役はベテラン声優の井上和彦が担当する。TVアニメ「映像研には手を出すな!」は2020年1月、NHK総合テレビにて放送予定。映画『映像研には手を出すな!』は2020年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月25日東京・よみうりランドで24日、「よみうりランド ジュエルミネーション(R)~ジュエリー・オリンポス~点灯式」が行われ、石井幹子(照明デザイナー)、吉田沙保里、テーマソング「Move the World」を歌うTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(LIKIYA、陣、RIKU、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、川村壱馬、吉野北人、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨)が登場した。同イルミネーションは2010年にスタートし今年で10回目を迎える。最高神ゼウスの宮廷をイメージした高さ25mの光の山「オリンポス・サミット」が登場した。昨年も点灯式に参加した川村は「すごくきれいで。非現実的な世界観が大好きなので、今年もアガっています」、吉野は「僕たちの音楽がテーマソングとして流れるのは本当に光栄なことだと感じています」と喜ぶ。"とっておきのデートプラン"を聞かれると、与那嶺は「テーマパークで楽しみたい派なので、着ぐるみだったりペアルックできるようなものを2人で選んで……」と話し始め、周囲は「着ぐるみ?」とツッコミ。「被り物!」と訂正したものの、一発目に怖いもの乗って、ドキドキ感を味わいながら距離を近くしていって、最後にティーカップヌードル……」と、ティーカッププードルやカップヌードルなど色々なものが混じってしまい再度周囲は総ツッコミ。与那嶺は「コーヒーカップに乗ってまったりしたい」と言い直していた。岩谷は「イルミネーションをみながら2人で歩いて、写真を撮って、後日プリントアウトして写真立てでもう1度プレゼント」、後藤は「ハードにいきたいです。バンジーも、飛ぶ時に愛を叫んでみたり」とデートプランを展開する。さらに「吉田沙保里をジュエルミネーションのデートに誘うなら」という甘い言葉対決に、神谷、浦川、長谷川、鈴木が参戦した。神谷は「さおちゃん、止まない雨が降るなら僕が傘を差し続けるよ」と、同グループの楽曲「Only One」の歌詞にかけながら、「イルミネーション見に行こう?」と誘う。浦川は「沙保里さんの笑顔はまるで僕の大好きなミルクティーに入ったタピオカのようだよ。君は僕にとってのタピオカミルクティーだよ、イルミネーションでも見に行こうか」とささやいた。長谷川は「最近、俺ら忙しくてあんまり遊びに行けてないじゃん。久しぶりにいい思い出作りたくない? だからよみうりランドのイルミネーション見に行って、沙保里の嫌いなジェットコースターとお化け屋敷も俺が着いてあげるから、一緒に行こう?」と落としにかかり、ファンも絶叫。しかし最後の鈴木は「今日のイルミネーション、きれいだったね」と見終わった体で始め、周囲は「誘い方じゃないの?」とざわつく。仕切り直した鈴木の「観覧車にも乗って、いろんなアトラクションも乗って、楽しかったね。どう、これから僕と夜のイルミネーション、見に行かない?」という誘い文句には、吉田も「どういうこと?」と困惑し、最終的に長谷川の勝利となった。イベント後の取材では、吉野が「吉田さんにいろいろご迷惑をかけた部分もあるけど、楽しい時間が作れました」と気遣い、吉田は「イケメンに囲まれることないからどきどきしましたし、皆さんに考えていただいて楽しくすごさせていただきました」と感謝。さらに自称「愛の使者」だという後藤も誘い文句を考えることになり、「65万の電球……」と始めると、周囲からは「650万!」と的確なツッコミが入った。何回かやり直しながらも、「650万の電球でつくるイルミネーションよりも、素敵なストーリーを僕たちで築いていこう」とまとめた後藤に対し、吉田は「諦めない気持ちが好きです。最後までやるということが素敵だなと思いました」と健闘を称えた。逆に「自分が誘われるなら?」という質問に、神谷は「遠回しにきてほしい。2人でおうちにいるとき、パンフレットが机の上にあったり」と主張し、「わかります?」と音声スタッフに聞くという斬新な展開も。最終的に「年末までに行きたい場所」を聞かれたRIKUが、「寒くなると全国各地にイルミネーションがあるので、高層階のレストランからそういう景色を見ながらごはんを食べたい。吉田さんと一緒に」と語り、吉田も「行ってきます、2人で」と返答。最後を持って行ったRIKUにメンバーも盛り上がっていた。
2019年10月24日タレントの指原莉乃が8日、都内で行われたオッポジャパン 新スマートフォン『Reno A』CM発表会に出席した。中国のスマートフォンメーカー・オッポジャパンは、新商品「Reno A」の発売に伴い、指原莉乃をイメージキャラクターに起用した新CM「Reno A ディザー篇」を11日から全国で放映スタート。同商品の発売でスマートフォンの世界を変えようという思いを、指原率いるパレードで象徴的に描く。同CMの続編として、「鏡篇」「ペットショップ篇」「バッティング篇」が18日から放映される。新CMについて指原は「すごくワクワクするCMで、自分の今までなかった表情がありつつ、いつも通りの表情もあって、新鮮で身近に感じられるような不思議な雰囲気だと思いました」と感想を。「Reno A ディザー篇」ではジャンヌ・ダルクのような衣装を着用しており、「さすがにプロの職人さんが作っただけあってすごくきらびやかな衣装で本当にすごかったです。衣装に負けないように頑張りました」と振り返った。さらに「新しい風を吹かせるというテーマがあったので、インパクトのあるようなリーダっぽさと言うと恥ずかしいんですけど、今までグループでやってきたようなじ、大勢を引き連れてきた感じを意識しました」と充実感をにじませた。同商品名は指原と同じ「Reno」。CMの撮影中は商品名が決まってなかったようだが、「最終的に"Reno A"になってとってもうれしかったです。運命的なものを感じちゃいましたね」とニッコリ。同商品は、これまでのスマートフォンの世界を打破しようと新しい風を吹かせることをテーマにしている。それにちなみ、「今後挑戦してみたいことややってみたいことは?」という質問に「大きな目標ではないんですが、このスマホのカメラの画質がすごすぎて、すべてが写っちゃうような気がします。生活や体内を整えて肌を綺麗にするとか、そういうことに気をつけたいですね」と回答しつつ、「でも美肌機能もついている! んですよ! 結局しなくてもいいじゃん!という風になります。美肌機能で誤魔化しながら使いたいと思います(笑)」と話していた。
2019年10月08日笑福亭鶴瓶と女優・上白石萌歌が関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫っていくトーク番組「A-Studio」。その10月4日(金)今夜放送回に、女優の夏帆がゲスト出演。最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の公開を控える夏帆さんの素顔が明かされる。小学生のとき原宿でスカウトされ芸能界デビュー。ティーン向けファッション誌「ピチレモン」のモデルとして活動するなかで11代目「リハウスガール」に抜擢され注目を集めると、2004年には「ケータイ刑事 銭形零」に主演。「学校へ行こう!MAX」のレギュラーも務めるなど演技、バラエティと様々な仕事に挑戦。2007年公開の『天然コケッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに2015年公開の映画『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞すると、その後『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』など数々の作品に出演。放送中の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」も話題の夏帆さん。いまや実力派女優としてその名を轟かせる夏帆さんが本番組に初登場。お酒が大好きだといい、気分よく酔っぱらって親友の柄本時生にまさかの仕打ちをしてしまったエピソードや、かつて夏帆さんに真剣告白したという俳優仲間も登場、淡い恋の顛末が赤裸々に語られる。また番組お馴染みの関係者取材では小学校時代の同級生たちが登場、小学生時代の秘蔵写真も大公開される。また素顔は極度の人見知りだということで、人との距離感の難しさについて上白石さんと共感する場面も!?30歳を目前にして出会った「この役をやれるのは私しかいないのでは?」と思えたという、自らとシンクロする最新作への想いも明かす。そんな夏帆さんの主演最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて、2016年審査員特別賞に輝いた箱田優子の初監督作。韓国版「のだめカンタービレ」や『新聞記者』のシム・ウンギョン、『勝手にふるえてろ』『見えない目撃者』の渡辺大知、「獣になれない私たち」「これは経費で落ちません!」の伊藤沙莉らと共演する同作。30歳のCMディレクター砂田は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦と共に、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。しかし、実は清浦がついてくるのには理由があって――という物語が展開する。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。2020年2月には妻夫木聡と共演する映画『Red』の公開も控える夏帆さんのプライベートから仕事まで、ありのままの姿にせまる「A-Studio」は10月4日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月04日松岡茉優の勢いが留まるところを知らない。2017年公開の初主演映画『勝手にふるえてろ』、そして昨年の是枝裕和監督によるカンヌのパルムドール受賞作『万引き家族』で、それぞれ第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞を獲得するなど高い評価を得た。とはいえ、まだまだ世間は松岡茉優という女優を過小評価しているのではないか――?そう思わせるほど、まもなく公開の主演映画『蜜蜂と遠雷』では、これまで見たことのない表情を見せ、“圧倒的”という言葉がぴったりの凄まじいまでの存在感を発揮している。傑作を2時間の枠におさめる難しさ史上初となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした恩田陸のベストセラー小説を映画化した本作。4人の才能あふれる天才ピアニストを軸に、ある国際ピアノコンクールの始まりから終わりまでが描かれる。松岡さんが演じたのは、かつては天才少女と呼ばれ、将来を嘱望されるも、母の死が原因でピアノを離れ今回、7年ぶりに表舞台へと復帰した亜夜。全体を通じて、セリフは決して多くはなく、心情や私生活、復帰に至った経緯や背景などもハッキリとした言葉で説明されることもない。ピアノに向き合う姿勢やちょっとした表情でその内面が浮き彫りになっていくという難しい役柄だが、松岡さんは役作りについて、こともなげに「原作に全て答えがありました」と語る。「恩田先生の小説の中に亜夜が生きて存在していて、そういう意味で問題はなかったです。ただ、500ページ2段組の小説を2時間の映画にするという部分に関してはプレッシャーや難しさは感じました。どうしても原作から連れてくることができなかった登場人物、抜き出すことができなかった描写もあります。亜夜の気持ちをどう理解するか?という部分以上に、『ここは(原作にある描写が)映画にはないから、どうしたらいいか?』と足し算や引き算を考える部分は多かったですね」。“心に傷を負った元・天才少女”。そんな安易な言葉で集約されるような、薄っぺらい役にはしたくなかった。「石川(慶)監督に言われたのは『腫れ物に触るような人にはしないでほしい。周りが気を遣うような人じゃないと思う』ということで、私も同じ意見でした。7年前、なぜ彼女はピアノから逃げたのか?なぜそこから表舞台に戻ってこられなかったのか?そこにあるのは決して自分勝手な理由でもないし、彼女は決して“かわいそうな人”でもない。そのために彼女の強さと気高さ、才能をきちんと見せないといけないと思っていました」。自分とは違う周りの評価「すごく力をもらいました」間違いなく松岡さんに対して、大きな称賛の声が贈られることになるであろう本作だが、松岡さん自身は、最初に完成した映画を観たとき「自分ができると思っていた期待値をあまりに大きく下回っていて、『こんなにできないか…』と落ち込んだ」という。しかし、このリアクション自体は、本人にとっても周囲にとっても決して珍しいことではないようで「最初に完成した作品を観る初号試写は、いつも人生で一番落ち込む瞬間」であり「毎回、『やめよう』『やめちまえ!』って思います」とのこと。いつもと違ったのは一緒に映画を観たスタッフや共演者の反応、そして思わぬところから届いたある“言葉”だった。「観終わったら、石川監督やプロデューサー、スタッフのみなさんがすごく褒めてくださったんです。嬉しかったのは、試写室を出て、私自身は罪人みたいな気持ちで階段を下りて行ったんですが、その先で(共演の)斉藤由貴さん、臼田あさ美さん、片桐はいりさんが並んで待っていてくださって『本当によかったよ』とおっしゃってくださったんです。その言葉にすごく力をもらいました」。「とはいえ、自分の中では悶々とした気持ちを抱えて、その後の日々を過ごしていたんですが、ある日、予告編の映像が届いたんです。それを午前中の11時ごろに自宅のベッドの中で見たんですけど、途中で恩田先生の『映画化は無謀、そう思っていました。「参りました」を通り越して「やってくれました!」の一言です。』という言葉が目に入ってきて…、布団の中で泣いてしまいました」。いまの自分は才能が集結した世代のおかげ「同じ時期に集ってしまった天才たちの苦悩と葛藤の物語」――。松岡さんはこの物語をそんな言葉で捉えている。「同時代に生まれた天才たちがひとつのコンクールでぶつかってしまう。それは悲劇でもあり、大衆にとっては奇跡のようなことかもしれない。出会わなければ、それぞれが天才として生きていけたかもしれないと思いがちだけど、ただ、このコンクールでぶつかったことで、実は彼らは才能を伸ばしていくことができたんじゃないかと思うんです」。「亜夜もそうですが『ここまでかな…』と自分で思っていた天井を別の天才がぶち破ってくれて『まだ先があったのか!』と思わせられる。葛藤もあるけど、天才たちが出会ったことによる化学反応も確実にある」。「このあいだ、テレビで世界柔道を見ていたんですが、同じ階級に才能あふれる選手が何人もいるのに、オリンピックで代表になれるのは一人なんですよね。少し前のフィギュアスケートの浅田真央さんとキム・ヨナさんもそうですけど、なぜか天才たちって同じ時期に集ってしまうもので、でもそのことによって爆発的に成長していくものなんですね」。そういう意味では、松岡さんが生きる俳優の世界もまた、時に同じ世代の俳優とひとつの役を争い、時に同じ作品の中で切磋琢磨していく仕事である。松岡さんにとって、同世代の存在とは?「私たちの年は、ありがたいことに『充実している』と言っていただけることも多いですし、前後1~2年の同世代も入れたら、すごい人たちがそろっていると思います。もし、そういう存在が周りにいなかったら、いま私がこうしてこの作品で主演をすることもなかったと思うし、この原作の映像化自体、されなかったんじゃないかなと思いますね。いま、私がコンスタントに仕事をいただけているのは、同世代の層が厚かったからにほかならないです」。同世代のライバルがいない方が、自分に役が巡ってくる確率が上がってラッキーだとは思わないのだろうか?「10代の頃は、オーディションを受けては落ちての繰り返しで、もう思い出したくないくらいの嫉妬の塊だったし、自分と周りを比べることしかしていなくて、心が腐ってましたよ(苦笑)」と明かしつつ、こう続ける。「でも、そもそも、同世代の層が薄かったら、作品に恵まれなかったでしょうね。等身大の役ではなく、少し年上、もしくは年下の役を演じなくてはいけないことが多くて、苦しんだと思います。もちろん、周りがいい仕事をしていたら悔しいですよ。最近だと、親友の伊藤沙莉が『全裸監督』(NETFLIX)に出ていて、本当にいい役を演じていて、うらやましかったです」。「でも、それがあるから、私も同じように伊藤に『悔しい』って思わせるような演技をしたいなって思います。ライバルという言葉は色が着いていて、嫌なイメージもあるかもしれないけど、私にとってはありがたいものであり『これからも生き残りをかけて戦いましょうね(笑)』という存在です」。堂々と“素”の自分をさらす「イメージなんて問題ない」そんな中で、女優・松岡茉優がこれだけ多くの作品で求められるのはなぜか?彼女の武器は何なのか?“演技力の高さ”と言ってしまえば簡単だが、どんなタイプの役であっても、過去の作品のイメージを引きずることなく自然に演じ分けてしまうところではないか?本作や『ちはやふる』シリーズで演じたような天才タイプから、『勝手にふるえてろ』で演じたような初恋をこじらせた暴走気味の女子まで、ひとつのイメージに固定されることなく役柄ごとに見事に演じきる。「私はバラエティ番組の『おはスタ』への出演がほぼデビューだったんですが、それもあってかいまでも、バラエティ番組に出るのはすごく好きなんです。でもある時期、周りから『あんまりバラエティに出過ぎない方がいいよ』と言われたことがあって」。「それは女優の仕事で使うのとは違う筋肉を使わなくてはいけないので、心身の健康を心配してでもあったと思うんですが、一方で『バラエティに出過ぎてイメージが付いちゃうと、役に影響するよ』という指摘もありました。でも、その意見はちょっと受け入れられなくて、女優の仕事で、その役として超越した存在でいられれば、イメージなんて問題ないはずでしょと。そこは私の責任なのでチャレンジさせてほしい――すごくカッコつけた言い方ですが、切り拓いていきたいと思ったんです」。バラエティやトーク番組で“素”の自分をさらすことで、逆に作品ごとの役柄に対する責任を背負い込む。その覚悟が彼女を支えている。「パターンを背負う必要もないし、“誰か”っぽくなりたいわけでもないから『○○っぽいと思われるからやめた方がいいかも』なんて考える必要もない。心配してくださった方たちに納得していただいて、『全然大丈夫だね』と思ってもらいたいという思いは根底にあるかもしれませんね。『真面目だね』と『ストイックだね』なんて言われることもあるんですけど、全然そんなもんじゃなくて、そもそも怠け癖があるから、そうやって自分を律してないといけないんです(笑)」。女優としてやりたいことは「心が腐りかけてた10代の頃も含めて(笑)、変わってない」とも。「生きづらさを感じてる人が明日、生きるのがちょっと楽になる――そんな作品を届けたい。忙しさに追われて、目の前のことばかりに躍起になって空回りしていた時期もあったけど、いまは少し落ち着いて、女優として健康的に物事が進んでるなと感じています。自分のペースで変わらずにやっていけたらと思います」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会
2019年10月03日「今回はいつも以上に集中して台本を読んでいますね。毎回とても勉強になるんです。これも経費で落ちないのか!って」そう話すのは、ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合・金曜22時〜)に出演する伊藤沙莉(25)。多部未華子扮する経理部院・森若沙名子の後輩で、天真らんまんなOL・佐々木真夕を演じている。「OLに憧れていたので、ランチに出かけたり、社員証でオフィスに入るのが楽しくて。もし本当に働くなら、お菓子を置いてたり、芝生があったりする会社がいいな」デビューは9歳のとき。ドラマ『14カ月〜妻が子供に還っていく〜』で若返りの薬を飲んで子供になってしまった35歳の科学者という難役に挑戦した。「緊張するほど現場を経験していなかったので自信を持って演技していました。とにかくやれって言われたことに全力でしたね」その後、社会現象にもなった学園ドラマ『女王の教室』に出演。いじめっ子役を熱演し、注目を集めた。「当時、クラスメートにかなり怖がられた記憶があります。そのあと、ドラマの反響が大きすぎて、しばらくいじめっ子の役ばかりくるようになったんです。このまま一生誰かをいじめるのかな?と不安になりました(笑)」転機は朝ドラ『ひよっこ』のお米屋さんの娘・米子役。そこに至るには、知られざる苦労が。「子役から活動していましたが、NHKだけは何回オーディションに行ってもまったく受からなくて。それからNHKが嫌いになりました(笑)。そんな絶望状態の中、監督に気に入られて初めて受かったのが『ひよっこ』。落ちるために行っていた場所が、まさか撮影のために向かう日が来るなんて。もちろん今はNHKが大好きですよ!訪れるたびに『ただいま!』って心の中でつぶやいてます(笑)」今後、挑戦してみたい役は?「ミステリアスな役です。見た目の印象からか、おちゃらけていたり意地悪な役が多いので、真逆の、心が読めない役をやってみたいですね」
2019年09月02日“生理”をポップに擬人化した二階堂ふみ主演映画『生理ちゃん』より、予告編とキービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、ガールズバンド「the peggies」の主題歌「する」にのせて、女子共感必至の映像が登場。二階堂さん演じる仕事にも恋愛にも一生懸命な主人公・青子が生理ちゃんを背負って走ったり、夢を諦め実家生活を送りながらSNSに毒を吐き続けるフリーターのりほ(伊藤沙莉)が生理ちゃんに叫んだり、突然やって来る“生理ちゃん”に振り回される。しかし、振り回すだけじゃない!?理解のないヤツには生理パンチをお見舞いし、暴言や名言を放つ生理ちゃん。そっと寄り添う姿も収められている。『生理ちゃん』は11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:生理ちゃん 2019年11月8日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて順次公開©吉本興業 ©小山健/KADOKAWA
2019年08月27日◼︎「身体の言い訳」に身を委ねる、男と女DRESS読者のみなさん、こんにちは!本日みなさまにご紹介したいのは、ズバリ「セックスシーンがすごい!」映画作品です。まず1本目は、『ヴァイブレータ』『共食い』などの脚本を手がけた荒井晴彦監督が、直木賞作家・白石一文の同盟原作を映画化し、2019年8月23日(金)より全国公開となる『火口のふたり』です。◼︎セックスシーンがすごい!1:『火口のふたり』数々の作品で男と女のエロティシズムを描いてきた、脚本家・荒井晴彦監督による『火口のふたり』。本作では、数年ぶりの再会をきっかけに、抑えきれない衝動にはまっていく男女のセックスを、大胆かつ濃厚に描きます。他愛のない会話や、過去の思い出話、食事、セックスを繰り返し「身体の言い分」に身を委ねていくふたりを通して描かれるのは、「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いかけです。意外な展開を迎えるラストシーンで観客に突きつけられる、ふたりが出したひとつの答えは、ぜひスクリーンでご確認ください!『火口のふたり』のストーリー故郷の秋田に帰省した賢治(柄本佑)は、10日後に結婚式を控えた昔の恋人・直子(瀧内公美)と久しぶりに再会する。買い物に付き合わされた後の直子の部屋で、賢治は荷物の中から直子が取り出した一冊のアルバムを渡される。「私、この写真が一番好きなんだ」そう言った直子から渡されたのは、富士山の火口を写した大きなポスターの前で、恋人同士だったころのふたりが裸で映ったモノクロームの写真だった。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」直子に誘われ、再び激しく求めあったふたりは、直子の婚約者が5日間の出張から帰ってくるまでという約束で、刹那的な快楽に溺れていくが……。◼︎セックスシーンがすごい!2:『娼年』2本目にご紹介したいのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』でも変態的なエロティシズムを見せてくれた松坂桃李の2018年度の主演作『娼年』です。2001年に直木賞候補となった石田衣良の原作小説を映画化した本作は、娼夫の主人公リョウとさまざまな女性たちのセックスを通して、「女性の欲望や心の傷を肯定してくれる」と話題を集めました。この作品で娼夫という仕事を通して描かれるさまざまなセックスシーンは、アブノーマルなものから、心に響くものまで、ほかでは観ることのできないようなディープなものばかりです!『娼年』のストーリー東京の名門大学生・リョウ(松坂桃李)は、日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っていた。だがある日、御堂静香(真飛聖)という美しい女性がバーに現れ、リョウに"情熱の試験"を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ「Le Club Passion」に入るための試験で……。「私がおしっこする瞬間を見てほしい」 映画『娼年』が描く性的嗜好の多様性◼︎セックスシーンがすごい!3:『愛の渦』3本目にご紹介したいのは、『娼年』の監督もつとめた、演劇ユニット「ポツドール」主宰・三浦大輔監督の『愛の渦』です。第50回岸田國士戯曲賞を受賞した、自身の作品を映画化した本作。裏風俗という設定や、監督が役者に求める演技力といった理由から、映画化にこぎ着けるまで、実に2年の歳月を費やしたといいます。本編123分の中で、服を着ているシーンがなんと18分30秒のみという衝撃の性描写は必見です!『愛の渦』のストーリー午前0時~5時。料金は男:2万円、女:1000円、カップル5000円。そんな都会の一室で営まれる乱交パーティに集まったのは、性欲を満たしたいだけの男女。しかし、愛のないセックスにも“感情”は生まれ、それぞれの思惑が渦巻いていく。滑稽なまでに剥き出しの性欲が向かう先は、愛か、果てないただの欲望か……。◼︎番外編:Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」最後にご紹介するのは、現在Netflixで全世界独占配信中の話題作『全裸監督』です。実在する放送禁止のパイオニア・村西とおるを山田孝之が演じ、日本のアダルト業界という独特のカルチャーを描いたことや、80年代を再現したセット、美しいカメラワークなどが、配信開始から業界内外で注目を浴びるなど、その勢いはとどまるところを知りません。山田孝之演じる村西と冒険の日々をともにする仲間には、満島真之介、玉山鉄二、柄本時生といった旬の若手が集結したほか、吉田鋼太郎、板尾創路、余貴美子、小雪、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌などのベテラン俳優たちが迫真の演技を見せている点も見逃せません。そして伝説のAV女優・黒木香となる恵美役に抜擢された新星・森田望智が、教養あふれる女子大生から“性の開拓者”へと変貌を遂げていく熱演の様子には、思わず息を飲むことでしょう。アメリカで懲役370年を求刑されるなど数多の逸話を生み出した村西とおる。エピソード後半では、実際にその事件の舞台となったハワイでの現地ロケも敢行し、物語のスケールは日本のドラマ作品に収まらない規模へと広がっていきます。早くもシーズン2の製作も決定した本作、見逃す手はありません。『全裸監督』のストーリー時は1980年。英語教材のセールスマンとして働く村西(山田孝之)は、会社の先輩(板尾創路)からのアドバイスによって、強引なトークで売り上げトップにのし上がるが、ある日売上金の持ち逃げによって会社が倒産してしまう。さらに妻の浮気を目撃してしまった村西は、酒場で知り合ったチンピラのトシ(満島真之介)からビニール袋に入ったアダルト雑誌(通称:「ビニ本」)の存在を教えられ、出版社社長の川田(玉山鉄二)の協力を得てビニ本の流通販売会社を設立。強引かつ大胆な手腕で、たちまち業界の風雲児となるのだった。だが、好調なときは長くは続かなかった。商売敵の池沢(石橋凌)と刑事の武井(リリー・フランキー)の暗躍で村西は逮捕されてしまう。ようやく出所すると、世の中はアダルトビデオの時代になっていた。再び仲間とともに黎明期のAV業界に殴り込む村西だったが、池沢の嫌がらせですべての女優に出演を断られるという窮地に立たされてしまう。そんな村西たちのもとに、ある日厳格な母の元で本来の自分を押し込めていた女子大生の恵美(森田望智)が現れる。村西と恵美、ふたりの運命的な出会いは、社会の常識を根底からひっくり返していき……。『火口のふたり』『娼年』『愛の渦』そして『全裸監督』。どの作品にも共通して言えるのは、ただ単に濃厚なセックスシーンを描くだけでなく、男女の深淵や、人の魂の叫びを描き出そうとしているという点でしょう。過激な描写の裏にある主人公たちの秘めた思いに触れるとき、観るものは心を強く揺さぶられずにはいられません。激しい肉体のぶつかり合いの先にある”何か”を、あなたもぜひ目撃してみませんか?◼︎作品情報『火口のふたり』【R18+】2019年8月23日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開監督・脚本:荒井晴彦『ヴァイヴレータ』(脚本)『共喰い』(脚本)出演: 柄本佑、瀧内公美配給:ファントム・フィルム上映時間:115分公式サイト:©2019「火口のふたり」製作委員会『娼年』【R18+】Blu-ray&DVD好評発売中監督:三浦大輔『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』原作:石田衣良『娼年』(集英社文庫刊)出演: 松坂桃李、真飛聖配給:ファントムフィルム上映時間:118分公式サイト: (C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会『愛の渦』【R18+】Blu-ray&DVD好評発売中原作・脚本・監督:三浦大輔『娼年』、『何者』出演:池松壮亮、門脇 麦、新井浩文、滝藤賢一、柄本時生、窪塚洋介、田中哲司配給:クロックワークス上映時間:123分公式サイト:「映画 愛の渦」製作委員会Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』配信:Netflixにて全世界独占配信中 ※全8話一挙配信総監督:武正晴監督:河合勇人、内田英治原作:本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)出演:山田孝之 満島真之介 森田望智 柄本時生 伊藤沙莉 冨手麻妙 後藤剛範・吉田鋼太郎 板尾創路 余 貴美子/小雪 國村隼/玉 山 鉄 二 リリー・フ ラ ン キ ー 石 橋 凌公式サイト:
2019年08月23日始まったばかりの令和という時代がどのようになるのか楽しみな一方で、古き良き時代とされる昭和の“伝説”も語り継いでいきたいもの。そこで、1980年代に“放送禁止のパイオニア”として、社会の常識を覆した村西とおるさんの半生を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』をご紹介します。全世界での配信開始を控えたいま、本作で注目を集めること間違いなしと言われているこちらの方に、お話をうかがってきました。写真・大内香織(森田望智)ヒロイン役を務めた森田望智さん!【映画、ときどき私】 vol. 250劇中では、厳格な母親に育てられた女子大生の恵美から伝説のAV女優・黒木香へと生まれ変わるまでを演じた森田さん。その豹変ぶりが話題となっているところですが、今回は体当たり演技の裏で感じていた思いや撮影現場の秘話について語っていただきました。―AV女優の役ということもあり、躊躇した部分もあったとは思いますが、それでもオーディションを受けようと思った理由は?森田さん最初にマネージャーさんから詳細を聞いたとき、その場で「受けたい!」と思いました。体当たりな部分については、長い役者人生ではあることだと覚悟していたこと。「それがこの作品なら……」という気持ちでした。そのあと、黒木香さんをネットで検索してみたら、「笑顔がちょっとだけ自分と似ているからいけるかも?」と思いました。でも、詳しく調べてみたら強烈な個性の方なので、少し怖くもなりました。とはいえ、こんなに受かりたいと思った役は初めてだったので、オーディションには意気込んで向かいました。―オーディションはどのような様子でしたか?森田さん会場はすごい緊張感でしたが、黒木香さんのワキ毛をマジックペンとアイラインで再現して行ったんです。でも、全然反応が良くなくて……。なので、2次のときは描かずに行ったんですけど、実はワキ毛が好評だったみたいで、総監督の武正晴監督からは「今日はワキ毛ないんだね」と言われました。―役を勝ち取ったと聞いたときのお気持ちはいかがでしたか?森田さんすごくうれしかったですが、夢かと思いました。というのも、その時期にオーディションを受けて落ちるという夢を見続けていたので。だから、とにかく信じられなくて、「本当に私でいいんだろうか?」とか「間違えて合否が届いたんじゃないだろうか?」とか思ったりもしました(笑)。―その後、撮影までどのような役作りをしていきましたか?森田さんいろんな資料を読んだり、現場の雰囲気を見させていただいたりしましたが、そのほかにもしたいことは何でも叶えていただきました。たとえば、「ストリップを観に行ったことがない」と言えば助監督さんたちが連れていってくださいましたし、「私の体型は大丈夫ですか?」と聞いたら、「じゃあ、体のメンテナンスをしましょう」とサポートしてくださったり。あとは、「客引きがいるところを見に行って欲しい」と言われて、ひとりでそういうエリアを歩いてみたりもしました。私自身も、これまでそういう場所に触れる機会はなかったですが、そこで初めて感じた気持ちは役と同じだったので、リアルな感覚を持ち続けることは意識していたところです。不安もありましたが、撮影前にできることは全部させていただいたと思います。アダルトビデオ撮影シーンで吹っ切れた瞬間とは?―アダルトビデオの撮影シーンでは、「みんなインフルエンザになって延期しないかな」と思っていたそうですが、どうやって撮影を乗り越えたのですか?森田さん確かに、最初は本当に不安だったんです。なので、撮影までは「あと何か月、あと何週間」みたいに数えていたほど(笑)。でも、2つの出来事によって、吹っ切ることができました。まずは、私が恥ずかしがってできなかったシーンで、武監督が私の代わりにアクション指導の男優さんと絡んでくださったんです。そこまで一生懸命教えてくださる監督を見て、「私はなんでこんなに恥ずかしがっていたんだろう」と思えるようになりました。あとは、ストリップを観に行ったとき。最初はいろいろな疑問が沸き上がったり、どこか悲しい気持ちになったりしました。でも、「彼女たちにとってはほかの仕事と同じであって、これが生きる道なのかもしれない」と気がついたときに、「自分の価値観ってなんて狭いんだろう」と思ったんです。そういったことがきっかけで、アダルトビデオの撮影シーンも緊張することなく挑めるようになりました。―実際にできあがった作品をご自身でご覧になったときの感想は?森田さんもちろん恥ずかしかったですよ!一生懸命がんばりましたけど、やっぱり写っているのは自分なので、「イヤーッ」て感じでしたね(笑)。黒木さんがご自分の作品を観たときの感想について、「ほかの生命体や違う精神が自分に乗り移っていて、到底自分とは思えなかった。役者もこういうところに興奮していると思う」と本に書かれていました。でも、私は全然そう思えなくて、顔を隠しながら見ていました。(笑)―黒木さんの作品をご覧になったときはどう感じましたか?森田さん性的にという意味ではなく、人の生きているエネルギー的な興奮を感じました。当時もそういった部分は話題になったところですが、恥ずかしさを逸脱して獣のような生命力を感じる作品だと思います。私もそういうふうに、むき出しにする気持ちは大事にして挑みました。―黒木さんといえば、強烈なキャラクターが印象的ですが、背景を知ると別の見方もできます。森田さんから見てどのような女性に映りましたか?森田さん「実は普通の女性だったんだろうな」と思いました。ただ、当時出演していたバラエティ番組を見たときは、どこか仮面をかぶっているような感じがあり、本音を掴むのは難しかったです。でも、『全裸監督』の恵美は、素の部分で愛されたかっただけで、母親から抑圧されていたことで好きなことができない葛藤があったんだと思います。そこでたくさん苦しんで、悩み抜いた結果がああいう姿になったのかなと感じました。強く見えますが、自分が本当に好きなものを好きだと言っただけの女性。それが、初めて自分のことを認めてくれた村西さんたちと出会うことで、自分を解放していくことに繋がっていったんだと思います。何でもオープンに出し合える現場だった―村西さんを演じた山田孝之さんをはじめ、満島真之介さんや玉山鉄二さんといった“村西軍団”の方々と共演されてみていかがでしたか?森田さんみなさんとはわりと個々の撮影が多く、全員一緒だったのはアダルトビデオの撮影シーンくらいでしたが、何でもオープンにしてアイディアを出し合い、まじめにモノづくりをしている姿を見て、「ステキだな」と感じましたし、どんな内容だとしてもそこは関係ないと思いました。―黒木さんが村西さんを信頼していくように、山田さんにも対してもそう思う瞬間はありましたか?森田さん山田さんは「いまので大丈夫ですか?」とか「こっちのほうがいいですか?」みたいにいつも声をかけてくださいましたし、自然にその場にいてくださる方。劇中の村西さんもそうですが、山田さんも私に対等に接してくださる方なので、つねに支えてもらっている感覚がありました。劇中では私が主導権を握って進めてはいますが、実際は山田さんが受け身の体制で待ってくださっていたからこそ、私も安心してできたと思います。―母親役の小雪さんはいかがでしたか?森田さん小雪さんとは緊張感があるシーンばかりでしたし、役の影響もあって勝手に怖いイメージを抱いていました(笑)。でも、実際の小雪さんはすごく優しくて、本当のお母さんのようでした。―では、ご自身が現場で大事にしていたことはありますか?森田さんこの作品では、武監督はじめ、内田英治監督と河合勇人監督という3人の監督が交代で担当されていたので、監督によって求められることも違いました。ただ、そのなかで大事なのは、「自分はどう思うか」ということ。それは普段の私にもあてはまることなので、そこは今回学ばせていただいたところだと思います。恵美が黒木香になって成長するように、私も同時に成長できていると感じました。周りを裏切りたくない気持ちが支えだった―心身ともにハードな撮影を続けるなかで、リラックスするためにしていたことはありますか?森田さん村西さんと初めて面接するシーンで、みなさん準備万端でいまから本番という瞬間に、私がすごく緊張していることに気がついてくれた武監督が「コーヒータイムにします!」と言ってくださったことがありました。自分ひとりではどうしていいかわからなかったと思いますが、そんなふうに周りの方がリラックスさせてくださったので、本当に助けていただいたと感じています。あとは、よくなるにしろ悪くなるにしろ、以前の自分よりは絶対に前に進めていると思えたので、それも糧にしていました。そして、選んでくださった方々やこの役を受けてもいいよと言ってくれた両親を裏切りたくないという気持ちと、中途半端に演じたら黒木さんにも失礼だと思う気持ちもあったので、そういう思いで繋いでいくことができたと思います。―ということは、怖い役はもうないですね。森田さんそんなことないです!まだ何でも怖いです。(笑)―今回、作品を通してアダルトビデオや性に対する概念は変わりましたか?森田さんそうですね。自分の欲求をむき出しにする姿というのは、恥ずかしいものではないと思うようになりました。飾らない自分をさらけ出すということは、性に関することだけではなく、美しいことなんだと感じるきっかけになったと思います。―村西さんや黒木さんの影響もあるとは思いますが、昔に比べると女性も自分の欲求にオープンになってきています。それに対してはどういうお考えですか?森田さん解放的になってきていると感じていますが、それでもまだ本来あるべき姿にたどり着いてないと思っています。ただ、そうだとわかっていても先駆者になるのはすごく勇気がいること。特に、性に関することだと偏見を持たれるかもしれないですし、理解されないかもしれないですから。そんななか、黒木さんやそのあとに続いている方々も「もっと自由であるべき」と訴えている女性はとてもカッコイイですよね。そういう方々がいるからこそ、そのあとの世代も生きやすくなるんだと思いますし、自分に素直になれたり、自分の欲求を解放できたりする場所が増えることは、ステキなことだと感じています。ポルノは女性を解放する場でもある―ananwebでも性に関する記事は人気が高いですが、この役を演じるうえでリサーチはされましたか?森田さんいろいろと研究はしました。そこで気がついたのは、性に対する興味だけでなく、女性には認められたいという思いがあるということ。女性が表現する場として求められている部分もあるので、アダルトビデオの世界は男性主体ではなく、女性を解放する場所のひとつとしても必要なんだなと知りました。―それでは最後に、女性読者へ向けてメッセージをお願いします!森田さんこの作品には、黒木さんみたいに抑圧されていた女性が解放されていったり、傷つきながらも男性のなかでひとりたくましく生きていく女性の姿や、いままで褒められたことのなかった女性が初めてアダルトビデオの世界で自分の場所を見つける姿など、さまざまな女性が登場します。それは性だけではなく、好きな仕事に就きたいけど挑戦できなかったり、嫌われたくないから人前で意見を言えなかったりしている人にとっては、共感できるところだと思います。そんなふうに、性別関係なく強く生きている女性たちの姿にもぜひ注目してください。インタビューを終えてみて……。終始ニコニコと笑顔で、癒し系のオーラが漂う森田さん。今回の役どころとあまりのギャップに驚かされましたが、まるで黒木さん本人が憑依したかのような熱演は必見です。次はどんな役で驚かせてくれるのか、今後も楽しみにしたいと思います。昭和の熱気が駆け巡る!心も体も裸にし、全力で人生を生きている村西さんや黒木さんの生きざまは、ついぬるま湯に浸かりがちな現代人には、ムチに打たれるような衝撃が走るはず。自分の欲求にまっすぐ生きる熱さを肌で感じてみては?ストーリーバカ丁寧な口調でトップにのし上がった英語教材セールスマンの村西。ところが、会社はある事件によって倒産してしまい、妻にも浮気をされてしまうのだった。失意のどん底にいた村西だったが、チンピラのトシや川田と出会い、アダルト雑誌を販売することを思いつく。その後、村西は大胆な手腕を発揮し、一躍業界の風雲児となるのだった。ところが、商売敵の暗躍によって、事態は大きく変わっていくことに。そんななか、村西たちの前に厳格な母の元で本来の自分を押し込めていた女子大生の恵美が現れる。ナイスな予告編はこちら!作品情報Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』8月8日(木)、Netflixにて全世界独占配信総監督:武正晴監督:河合勇人、内田英治出演:山田孝之満島真之介森田望智柄本時生伊藤沙莉冨手麻妙後藤剛範 ・ 吉田鋼太郎板尾創路余 貴美子 / 小雪國村隼 / 玉山鉄二リリー・フランキー石橋凌脚本:山田能龍、内田英治、仁志光佑、山田佳奈
2019年08月07日第40回すばる文学賞佳作受賞・ndjc2015選出など、文学・映像両才能を発揮する新鋭作家・ふくだももこの長編初監督作品『おいしい家族』の主題歌が若手注目バンド「yonige」に決定。併せて、主題歌入り予告編が解禁となった。本作の主人公には長編映画初主演となる若手女優・松本穂香。亡き妻の服を着て暮らす父親役には、タレント、俳優だけでなく監督業など多方面で活躍する板尾創路が扮している。今回解禁となった予告編では、板尾さん演じる父の青治から「父さん、母さんになろうと思う」と衝撃的な告白を受け、混乱する松本さん演じる主人公・橙花のほか、そんな青治を優しく受け入れる見知らぬ居候の和生(浜野謙太)、ダリア(モトーラ世理奈)、橙花の弟・翠(笠松将)の姿が映し出されている。「和生と結婚して、新しい家族の母さんになる」と言う父を、「私は絶対認めない!」と受け入れられない橙花。そんな彼女だが、和生に父と結婚しようと思った理由を聞き、心に変化が現れ始める。後半には笑顔で食卓を囲む家族の姿が映され、心温まる展開を予感させる。予告編の最後には、ふくだ監督自身が敬愛する小説家・西加奈子さんの「人間の美しさでなく、人間の歪さを肯定する作品です。」というコメントで締めくくられている。そしてこの度、本作の主題歌がふくだ監督、松本さんと同郷の大阪出身ガールズバンド「yonige」の楽曲「みたいなこと」に決定。彼女らは、au“三太郎シリーズ”「笑おう」編のTVCM曲「笑おう」の楽曲などで知名度をグンと上げ、若者を中心に大きな注目を集めている。予告編の後半では、その歌声の一部を聴くことができる。一足早く本作を鑑賞したボーカルの牛丸ありさは、それぞれの個性を受け入れ合う世界観が描かれた本作を見て、「あなたの勝手にして欲しい。あなたの好きなようにして欲しい」とコメントしている。さらに、ヒューマントラストシネマ渋谷を始めとした上映劇場では、女優の伊藤沙莉、漫画家のおくやまゆか、モデルの村田倫子など、多ジャンルの著名人のコメントが収められたコメントチラシの配布とパネルの展示が随時行われる。7月4日(木)発売の文芸誌「すばる」で掲載された小説版「おいしい家族」が単行本として、9月26日(木)に発売することも決定しており、文学・映像で才能を発揮している“ふくだももこ”を2つの表現方法で、堪能することができる。『おいしい家族』は9月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おいしい家族 2019年9月20日より全国にて公開©2019「おいしい家族」製作委員会
2019年07月26日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の米子、ドラマ『獣になれない私たち』の松任谷さん…。彼女が演じれば、ちょっとヘンで困った役も、妙に憎めないかわいい役に。“伊藤沙莉マジック”の秘密とは。薄暗い地下駐車場。そこに古いコピー機や工事用のカラーコーンが雑然と並ぶ。カメラマンに促されるまま、その乱雑なラビリンスに足を踏み入れた伊藤沙莉さん。あちこち観察しては、驚いたりニヤリとしたり。きっと普段も、こんなふうに楽しんで撮影現場にいるんだろうなと思ったら、ますます伊藤さんという人のことを知りたくなった。――ドラマに映画にと引っ張りだこですよね。ちょっと前まで、次の作品が決まっているってことがほとんどなく、次のオーディション頑張んなきゃっていう状況でした。だから、ひとつの仕事が終わってすぐに次の作品の準備に取りかかれるのが、いますごく幸せなんです。――さすがにもう、オーディションはなくなりました?いまも全然ありますよ。受けるし落ちるし(笑)。――得意なのかと思っていました。めちゃくちゃ苦手です。「どうせ」とか「私なんて」って思っちゃうタイプなんです。直そうと思っているんですが…。だから、たとえば“クラスのマドンナ”的な役のオーディションに呼ばれたりすると、なんで私が呼ばれたんだろうって疑心暗鬼になっちゃって…。もちろん、受けるからには受かりたいとは思うけれど、マドンナというのを読み替えて人気者ってことでやったらいいのかなとか考えすぎてしまって、集中できないまま終わっちゃったりして。――意外です。何気ない短いシーンでも面白くしてくれる女優さんというイメージがあったので。そう言っていただけると嬉しいです。昔から、妥協されることへの恐怖があって、「ま、いっか。OKで」とか、「伊藤でいいか」と思われるのが本当に嫌なんです。だから、つねに役を演じる時に、自分がやる意味を考えています。――でもやりすぎない。引きどころをわかっているというか。台本を読んではいくけれど、どっちかというと現場の雰囲気を読んでやってみるほうで、そこまで計算していたりはしないんです。ただ、私は性格的に「どうぞどうぞ」って後ろに下がっていくタイプだから、前に出てやってくださいって言われる時以外、そんなにグイグイいかないのがいい塩梅に見えているのかもしれません。――俳優さんって、基本的に、前に出たいと思っているものだと…。リアクションとかびっくりした時の顔がちょっと変だったり、声がこんな感じ(ハスキー)なので目立っちゃう時はありますが、普段からひっそり静かに過ごしているつもりなんです。子役時代からそうで、学園ものの集合シーンで私の前に誰かがかぶっていても言えなくて、「ま、いっか」って肩越しに目だけ出す、みたいな(笑)。――学校ではどうでした?クラスの人気者のイメージなんですが。普通ですよ。スクールカーストの超真ん中。学級委員とかはやっていましたけどね。学級会をまわすのにハマっていた時期があって、自分の番組のMCくらいの感じでクラスメイトをイジりながら進行してました。その時期は、しゃしゃってましたよ(笑)。でもそれも、千葉の普通の公立高校で、普通の子たち相手だからできたこと。結構、トイレでごはん食べたりもしてましたし。…いじめられてた、とかじゃないんですけど。――子役から活躍されていましたし、学校で注目されたのでは?そういうのって、ピークは入学して1週間くらいなんです。私、寝起きで登校してくるようなタイプで、キラキラした感じもなかったんで、みんな見慣れるというか。――そういうキラキラした世界への憧れはなかったんですか?ありますよ。ただ、いまだに心はただの千葉県民なんで、人のインスタを見ながら、「誕生日パーティにこんなに人が集まっててすごーい」って言ってるくらいがちょうどいい。経験として、そういう世界を覗くことはありますが、基本的には性に合わない。憧れて、夢を見てるくらいがいいんです。届かないからこそいいものってありますよね。たとえば、好きなアイドルには会いたくないんです。こういう仕事をしているからこそ、同じ部屋にはいたくない。向こう側の世界の人でいてほしいんです。いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。’05年の『女王の教室』などで子役として活躍。’17年の連続テレビ小説『ひよっこ』や’18年のドラマ『獣になれない私たち』、映画でも’18年『寝ても覚めても』、’19年『21世紀の女の子』など話題の作品に引っ張りだこで、7月26日公開の映画『ペット2』では日本語吹き替えも担当。出演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)は、7月26日(金)22時スタート。伊藤さんは、主人公・森若沙名子(多部未華子)の経理部の後輩・佐々木真夕を演じる。「経理部の面々ってみんなどこか変わり者で、真夕が一番普通なんです。そこをへんに面白くしないで、よくいるゆとりOLにと心がけています」ワンピース¥76,000中に着たタートルネック¥19,000(共にKOH’S LICK CURRO TEL:03・6427・1405)ネックレス¥4,200(イロリエール/ロードス TEL:03・6416・1995)サンダル¥5,900(CHARLES&KEITH/CHARLES&KEITH JAPAN TEL:03・4405・4420)※『anan』2019年7月31日号より。写真・佐野方美(KiKi inc.)スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aikoインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月25日俳優の玉山鉄二が24日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(8月8日全世界配信)のワールドプレミアに登壇。以前出演したNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』で明石家さんま役を演じた反響を明かした。『全裸監督』は、本橋信宏によるノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』を原作に、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれ、前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑されたAV監督・村西とおるの軌跡を描くドラマ。村西を中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースにしながらユーモアたっぶりに深く描き出す。玉山が演じたのは、山田孝之演じる村西が裏社会で躍進するきっかけを作る出版社社長・川田研二。オファーを受けたときの心境を聞かれると、「題材がすげーなと。Netflixは攻めている、黒船が到来しているなという印象でした」と語った。これまでにNetflixのほかの作品にも出演経験のある玉山。その反響を聞かれると、「旅行で海外に行ったときに『Oh~さんま!』って言われた」と、『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』で明石家さんま役を演じた反響などを明かし、「民放のドラマとはまた違って、国境を超えていろんな作品を見られるということは、エンターテインメントとして素晴らしいなと感じました」と語った。イベントには、玉山のほか、山田、森田望智、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、小雪、リリー・フランキー、板尾創路、國村隼、石橋凌、武正晴監督も登壇した。
2019年07月24日「放送禁止のパイオニア」と呼ばれる村西とおるの破天荒な人生を描いたNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」ワールドプレミアイベントが7月24日(水)、豊洲PITにて行われ、村西を演じた主演の山田孝之らキャスト総勢12名と武正晴総監督が、ワイワイと登壇した。「全裸監督」は、バブル景気に沸いた1980年代の日本を舞台に、ポルノ業界に旋風を巻き起こし、AV監督として一時代を築いた伝説の男・村西の生き様を映し出したドラマシリーズ。1980年、会社が倒産し、妻にも浮気されて失意のどん底にいた村西(山田さん)は、黎明期だったアダルトビデオに勝機を見出し、仲間とともに業界に殴り込むことに。大胆不敵なアイデアで旋風を巻き起こした村西たちの前に、運命の女性・恵美(森田望智)が現れる。山田さん「絶対面白くなる、自信をもって世界に出せる」まるで村西が乗り移ったかのように精魂込めて演じた様子の山田さんは、「絶対面白くなるなと思ったので、すごくワクワクしてました」とオファーがきたときを思い起こす。そして「いまだに海外に行くと12年前に演じた役“芹沢”と言われるんですけど、“村西”と言われたい。すごく面白い作品になったので、自信をもって世界に出せると思います」と作品への並々ならぬ気合いを明かした。ハワイロケも敢行しており、劇中、カメラマン役で参戦した後藤剛範は、「ハワイの現地スタッフさんで素晴らしいのが、カットがかかると、すごいでかい皿にフルーツをのせて歩いてくるおじさんが来る」と、スタッフらしき“フルーツおじさん”の存在を熱弁。「日本にない気づかい」と興奮の後藤さんだったが、誰もフォローせず、山田さんが「本当に楽しい思い出がいっぱいの中、なぜフルーツの話をしたのか謎」と後々突っ込んだ。山田さんのハワイの思い出と言えば、「ヴィクトリアズシークレットに行って下着を見たんです。普通に見てたよね?」と恥ずかしがらずに女性ものの下着を見たと言い、後藤さんも「そうなっちゃうんでしょうね!」と同意していた。女優陣の奮闘に武総監督も「すごい」と絶賛アダルトビデオ業界を描く作品とあって、女優陣も一糸まとわぬ姿で奮闘している場面も収められている。ヒロインの森田さんについて、武総監督は「変わるんです。びっくりしました。後半アダルトの世界に入っていくと、違う人になっていた。現場で変わった人、すごいと思います」と絶賛。森田さんの母親役となった小雪さんは、「全裸監督」のような題材に出演することについて、「女性が性に対して語る、発言すること、カップルや夫婦間で話し合うことは大事だと思っているので、女性が発言することで、自己表現していくのはいまの時代でも通じるものがあり、女性への応援メッセージが共感したポイントだったので参加したいなと思いました」と、きっぱりと語った。「本物を映し出したいという皆さんの情熱、脚本がしっかり根底にあった。仕事ですけど、その時代を生きている実感を疑似体験のように演じたので、楽しい時間でした」とにっこり微笑んでいた。そのほか、ワールドプレミアイベントには、満島真之介、玉山鉄二、森田さん、伊藤沙莉、冨手麻妙、板尾創路、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌も出席した。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」は8月8日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。(cinamacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年07月24日お笑いタレントの板尾創路が24日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(8月8日全世界配信)のワールドプレミアに登壇。吉本興業所属だが、「ジャニーズ事務所の板尾創路です」などとボケを連発して笑いを誘った。同作は、本橋信宏によるノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』を原作に、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれ、前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑されたAV監督・村西とおるの軌跡を描くドラマ。村西を中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースにしながらユーモアたっぶりに深く描き出す。板尾が所属する吉本興業は、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮らによる反社会的勢力との闇営業問題を発端に事務所騒動となっているが、最初のあいさつで「ジャニーズ事務所の板尾創路です」とジョーク。山田孝之演じる主人公・村西とおるのサラリーマン時代の先輩・小野役という自身の役などを説明する中でも「所属はジャニーズ事務所なんですけど」とボケて笑いを誘った。さらに、「無駄なことは一切ないんです。何があっても、つらいことがあっても、いろいろお金の問題とかあっても、積み重ねて。人生いいことばかりじゃない」と騒動を連想させる発言で盛り上げた。イベントには、板尾のほか、山田、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、小雪、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌、武正晴監督も登壇した。
2019年07月24日俳優の山田孝之が24日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(8月8日全世界配信)のワールドプレミアに登壇した。同作は、本橋信宏によるノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』を原作に、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれ、前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑されたAV監督・村西とおるの軌跡を描くドラマ。村西を中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースにしながらユーモアたっぶりに深く描き出す。AVの帝王”村西を演じた山田は、「絶対面白くなるなと思ったので、ワクワクしました」とオファーを受けたときの心境を告白。「いまだに海外に行くと『芹沢~!』って言われるんですよ。それを変えたいなと。どこの国に行っても『村西~!』って言われたいんですよ。いいチャンスをいただけた」と、『クローズ』の芹沢多摩雄役を超えたいと話した。また、「本気で取り組んでいる姿が笑えちゃいますし、うっかり切なくなるところもあるし、すごい面白い作品になったと思っています。自信を持って世界に出せると思っています」と手応え。「ぜひ18歳以下にも見てもらいたい。同級生の家で父のアダルトビデオを見つけた人がいたら、親がいないときに集まってこっそり見ていたので、そういう感覚で見てもらって盛り上がていただきたいです」と冗談交じりに呼びかけた。イベントには、共演の満島真之介、玉山鉄二、森田望智、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、小雪、リリー・フランキー、板尾創路、國村隼、石橋凌、武正晴監督も登壇した。
2019年07月24日次代を担う女優21人が集結した2015年のPARCOプロデュース公演『転校生』が、今夏再び“若手発掘プロジェクト”として蘇る。しかも今回は俳優21人が新たに挑む、別バージョンの「男子校版」を携えて――。フルキャストオーディションを経て男女42人を選んだ演出の本広克行に、稽古前の意気込みを聞いた。【チケット情報はこちら】制服姿のビジュアル撮影が行われていた取材日、本広はその様子をスマートフォンのカメラに収めて自身のSNSで発信するなど出演者に優しい眼差しを向けていた。キャストの共通項は「どこか品がある」。高校生の何気ない日常を“同時多発会話”で切り取った本作は、1994年に初演された平田オリザの戯曲。そこから受ける登場人物のイメージを「頭のよい私立の高校生で、校則をきちんと守りつつ影で悪さもしている」と置き、応募者総数2,128人の中から体現してくれそうな若手を選んだ。男子校版は、観客の多くが女性である演劇界の現実を踏まえ「ニーズがあるのでは」と本広らが企画した。そこで平田は、女子高を舞台にした元の戯曲を翻案。カフカの小説『変身』をモチーフにしたオリジナルの「女子校版」と新たな「男子校版」が同時上演される。「朝起きたらこの高校の生徒になっていた」とひとりの転校生が教室に現れるストーリーはそのままに、「中島敦の短編『山月記』が下敷きになっています」と男子校版を紹介する本広。両作品のラストシーンでは「文化祭が終わる、部活を引退する時のような“切なさ”をエンタメに仕上げたい」と意欲を見せる。もともと「若手にプロの現場経験を積ませてあげられたら」という思いで4年前に発足したこのプロジェクト。本広は今回も同じく、舞台経験の多寡が異なる各キャストに等しく脚光が当たるよう“育成”の場として本作を機能させる構えだ。役者は本読みを繰り返し、4~5役を演じたあと希望の役に立候補する。その狙いを「周りを演じると自分の役が理解しやすいはず」と説明。今回も採用する、本広メソッドの一端を覗かせた。最後に、本広は前作を「キャスティング担当や演出家が、若い才能と出会う“見本市”のようだった」と振り返る。今回はどんな輝ける原石が眠っているのだろうか。2015年の公演から巣立って現在の活躍を見せている伊藤沙莉、清水葉月のような存在を探しに、劇場を訪れてみては。公演は8月17日(土)から27日(火)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年07月24日ペットたちの“裏側の日常”をユーモラスに描いた『ペット』のシリーズ最新作『ペット2』。この度、様々な個性豊かな動物たちが登場する本作から、いつもはクールなツンデレネコ・クロエの本編映像がシネマカフェに到着した。「バナナマン」や沢城みゆき、中尾隆聖、宮野真守、梶裕貴ら前作からのキャストに加え、新たに内藤剛志、伊藤沙莉も加わり、ますます公開に期待がかかる本作。豪華キャストたちが超個性的な動物たちを演じているが、今回到着したのは、永作博美が声をあてる猫のクロエのシーンだ。愛するマックスから預かったおもちゃの“ミツバチ君”を猫屋敷にうっかり落としてしまい、クロエの元へ相談にきたギジェット(cv.沢城さん)。しかし、普段はクールで姉御肌なクロエが、頭にランプをかぶり「ギジェットベイベ~」と…なんだかいつもとは様子がおかしい。訳を聞くと、飼い主からマタタビをもらって気分が良くなり、少し酔っ払いすぎた模様。いくら話しかけても相手にならないクロエに「もう!」と呆れるギジェットや舌をペロッと出すクロエに、思わずキュンとしてしまうシーンとなっている。そんなツンデレ猫のクロエを演じた永作さんは「クロエだけは相変わらずマイペースで、どうしたらこんな風になれるんだろうと、私も教えて欲しいくらいです(笑)」とその魅力を語る。そしてこのあと、落ち着きを取り戻したクロエとギジェットが“ミツバチ君回収ミッション”に挑む!前作からさらにスケールアップしたペットたちの冒険物語が描かれる本作。まずはこのキュートな2匹のシーンを覗いてみて。『ペット2』は7月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ペット2 2019年7月26日より全国にて公開(C)Universal Studios.
2019年07月21日箱田優子初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』から、夏帆とシム・ウンギョンの姿を収めた本ビジュアルのほか、脇役を固めている豪華俳優陣の写真が解禁となった。主人公・砂田には清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じる夏帆、親友・清浦役は現在『新聞記者』が大ヒット中のシム・ウンギョンがそれぞれ扮する本作。今回解禁となったのは、砂田を支える優しい夫・篤役の渡辺大知や、風変わりで挙動不審な砂田の兄・澄夫役の黒田大輔らの姿を捉えた写真。CM現場に現れる大御所俳優役の嶋田久作、不倫相手役を演じるユースケ・サンタマリア、スナックのチーママ役の伊藤沙莉さんなど、物語のキーパーソンとなる役どころをそれぞれ個性たっぷりに演じている様子が伺える。また、同時に公開になったポスタービジュアルでは、「私を好きって人、あんまり好きじゃない」とぼやく荒んだ表情の夏帆さん演じる砂田と、「そういうの、ダサいっすよ」と達観した表情のシム・ウンギョン演じる“秘密の友達”清浦の姿が。「さようなら、なりたかったもう一人の私。」のキャッチコピーに込められた想いとは…?茨城の青い空や田舎の風景を背景に、カメラ目線の2人が印象的なビジュアルとなっている。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年07月19日又吉直樹作の小説『劇場』が、山崎賢人×松岡茉優を迎えて実写化。映画『劇場』として、2020年7月17日(金)より全国公開される。なお同日には、動画サービス「Amazon Prime Video」でも同時配信される。又吉“作家人生”の原点となる小説が映画化小説『劇場』は、又吉直樹が芥川賞を受賞した『火花』以前に書き進めていた“作家人生の原点”ともいえる小説。「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」と又吉が語るこの作品では、劇作家を目指す主人公・永田と、想いを募らせながら永田を支えようとする沙希の、生涯忘れることができない7年間の恋を描いている。<あらすじ>夢を叶えることが、君を幸せにすることだと思ってた—演劇を通して世界に立ち向かう永田と、彼を支えたいと願う沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った。 高校からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田。しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放し てしまう。解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想。そのはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカー を履いている沙希を見かけ声をかける。女優になる夢を抱き上京し、服飾の学校に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。お金のない永田は沙希の 部屋に転がり込み、ふたりは一緒に住み始める。沙希は自分の夢を重ねるように永田を応援し続け、永田もまた自分を理解し支えてくれる沙希を大切に思いつつも、理想と 現実と間を埋めるようにますます演劇に没頭していき―。豪華クリエイター勢実写化にあたっては、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』など、これまで名立たる恋愛映画を手掛けてきた行定勲が監督を担当。また脚本は、行定勲と『ピンクとグレー』以来2度目のタッグとなる蓬莱竜太が手掛ける。登場人物(キャスト)山﨑賢人×松岡茉優が共演メインキャラクターに抜擢されたのは、『キングダム』や『ヲタクに恋は難しい』など話題作への出演が耐えない山﨑賢人と、『万引き家族』の松岡茉優。また人気バンド「King Gnu」のボーカル井口理など、多方面から多彩な顔触れが集まる。主人公・永田(山﨑賢人)実生活では社会や周囲の人々とうまく協調できない不器用な青年。中学時代の友人・野原と2人で劇団「おろか」を立ち上げ、演劇の世界で成功を信じ演出と脚本を担う。演じる山崎は、人生で初めて“ひげ”を生やした無精ひげ姿で臨む。沙希(松岡茉優)女優になる夢を抱き上京、服飾の学校に通っている学生。永田の夢を公私ともに永田を支えていく。<2人を取り巻く登場人物>野原(寛 一 郎)永田と中学時代からの友人で共に劇団「おろか」を立ち上げる。青山(伊藤沙莉)劇団「おろか」の元団員。永田と仲たがいするものの、友人として彼を心配し続ける。小峰(井口理)永田と同じ年にして、今注目の劇団「まだ死んでないよ」を主宰する。田所(浅香航大)劇団「まだ死んでないよ」の団員。沙希のバイト先の居酒屋の仲間。山﨑賢人×松岡茉優からコメントなお主演を務める2人からのコメントも到着。山﨑は、「初めて本を読んだ時、人としてダメな部分ばかりですが、表現者としてとても共感できる弱さを見せる永田をすごく魅力的だと感じました。自分にとってとても挑戦的な作品でしたが、以前からご一緒したかった行定監督のもと、今しか出せない自分のものを全部出せているのではないかと感じています。」とコメント。松岡は「とても繊細な本で、私たちの演じ方が変わってしまうと、話の到着すら変わってしまいそうで。行定勲監督が若い私たちを導いてくれました。全国の恋する、愛する、はたまた情で離れられなかったり、何かのきっかけを失っているパートナー達が救われる映画になると思います。」と声を寄せている。【詳細】映画『劇場』公開日:2020年7月17日(金)全国公開※当初2020年4月17日(金)より公開予定だったが延期となった。同日には、「Amazon Prime Video」にて全世界独占配信もスタート。出演:山崎賢人、松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、井口理、浅香航大監督:行定勲原作:又吉直樹「劇場」(新潮社)脚本:蓬莱竜太
2019年07月19日