赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2019年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「か行ネーム」ランキングTOP10をご紹介! 名前のよみランキングTOP100中、19個の名前が「か」行から始まる「か行ネーム」でした。音がはっきりしていて、シャープで聡明な印象を与える「か行ネーム」でどんな名前が人気なのかチェック! 1位こうきよみランキング11位にランクインした「こうき」が1位でした! 昨年も9位と、例年人気が高い名前だということが分かります。「こう」には「航」「光」「煌」が、「き」には「希」「輝」などが漢字ランキングにランクインしており、組み合わせのパターンも多いです。か行で始まり、か行で止まるキリっとした「こうき」。男らしい印象の名前です。 2位かいとよみランキング14位にランクインした「かいと」。名前ランキングには、44位に「海翔」、47位に「海斗」がランクインしています。大きなスケールを表す「海」は男の子の名づけに人気の漢字で、漢字ランキングでも30位にランクイン。英語(kite)では凧(たこ)という意味なので、「凧のように広い空を自由に飛び回り、世界で活躍してほしい」という願いを込めてもいいですね。 3位かなたよみランキング24位の「かなた」3位。名前ランキングには「奏汰」「奏太」「奏多」と3つもランクイン。いずれも漢字ランキング19位の「奏」という漢字が使われています。「演奏」や「奏でる」などに使われる「奏」は、調和や芸術性を感じさせ、ゆったりとした雰囲気を連想させる漢字。男女ともに人気の漢字で、「周囲を和ませる穏やかな人になってほしい」「細かな部分まで気遣える優しい人になってほしい」といった想いが感じられます。 4位こうせいよみランキング28位には「こうせい」がランクイン。男らしい響きの「こう」に、さわやかで清々しいイメージのある「せい」を組み合わせ、現代的でかっこいい印象を与えます。「こう」には「航」「考」「晃」「康」「幸」など、「せい」には「正」「生」「政」「成」など、さまざまな組み合わせが考えられます。 5位かなとよみランキング31位の「かなと」が5位にランクイン。名前ランキングには93位に「奏斗」が入っています。「かなた」と同様、「奏」が人気であることが分かります。「かな」という響きはか行でありながらもどこか柔らかく、「と」で止めることで男らしく頼もしい印象も与えます。 6位こうたよみランキング35位にランクインしたのは「こうた」。響きも男らしくかっこいい名前なので、安定して人気のある名前です。先ほどご紹介したように「こう」には様々な漢字が当てはまり、どんな子に育ってほしいかという親の願いによって漢字を考えてみてもいいかもしれませんね。 7位けんとよみランキング36位の「けんと」。名前ランキングでは、56位に「絢斗」、66位に「健人」がランクインしています。男らしい響きの「けん」と「と」の組み合わせで、かっこよくてシャープな印象を与えます。また、外国でも親しまれている名前なので、グローバルな活躍を願ってつけることもあるようです。 8位こうよみランキング48位にランクインした「こう」が8位に。名前ランキングには、59位に「航」、79位に「光」、96位に「煌」がランクインしており、特に「光」は男女ともに漢字ランキングに入っている人気の漢字です。二音の名前ですっきりと洗練された印象になり、また漢字一文字の名前により潔いイメージにもなります。 9位かいよみランキング50位にランクインした「かい」。名前ランキングでは68位に「櫂」が入っています。「櫂」は船具のひとつで、「羽を広げたような形の道具」を意味し、「将来大きく活躍してほしい」といった願いを込めて名づけてもいいですね。2004年から人名として使うことが可能になり、今後ますます人気が高まりそうです。 10位かいりよみランキング51位にランクインしたのは「かいり」。ユニセックスな響きで男女ともに使える名前です。先ほどご紹介した「かい」とよむ漢字「海」や「櫂」は海や船を連想させることから、海のように穏やかで懐深く、目標に向かって突き進むイメージも。「り」を止め字として使うことで、きりっとした印象も抱きますね。 男の子の「か行ネーム」では、「かい」と「こう」がつく名前が引き続き大人気!「か行ネーム」では、なんと19個のうち4個が「かい」のつく名前、6個が「こう」のつく名前でした。使える漢字はさまざまあり、親の願いにぴったりなイメージの漢字を選んでみてください。これから男の子をご出産予定の方は、ぜひご参考に! 【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2019年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)調査期間:2019年1月1日(火)~2019年10月1日(火)調査件数:158,370件(男の子:80,062件/女の子:78,308件) 文/福島絵梨子
2020年02月04日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2019年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子に人気の「あ行ネーム」をお届けします。よみランキングTOP100中、14個の名前が「あ」行から始まる「あ行ネーム」でした。その中から特に人気の名前TOP10をご紹介します。 1位あかり2018年同様、今年もよみランキング2位と、引き続き人気の名前「あかり」。名前ランキングでは、見た目の丸みもかわいらしいひらがなの「あかり」の他に、「朱莉」「明莉」「朱里」の4種類がランクインしています。「あかり」は響きもかわいらしく、その名の通りやわらかく灯るあかりを連想します。明るくてあたたかな印象を持たれる名前です。 2位あおい「あおい」も昨年同様3位にランクイン。名前ランキングでは、3位に「葵」、63位に「碧」が入っており、男女ともに人気の名前です。太陽の方向に向かって成長する植物「葵」。「葵」のようにかわいらしく、そして太陽に向かって真っすぐ伸びる様から、すくすくと誠実に成長してほしいという親の願いが込められていることも多いようです。 3位えまよみランキングで8位の「えま」。名前ランキングには、92位に「咲茉」がランクイン。「咲茉」は、白い小さな花を咲かせる茉莉花(ジャスミン)を連想させ、そのかわいらしさや香りの良さから女の子の名づけに人気です。日本だけでなく海外でも呼びやすい名前としても人気で、国際的な活躍を願って名づける場合もあるようです。 4位:いちかよみランキングで昨年の17位から9位へとランクアップした「いちか」。名前ランキングでは、「一花」と「一華」がランクインしています。「花」「華」ともに、女の子の漢字ランキングで上位にランキングする、人気漢字の定番。かけがえのない・始まりイメージのある「一」をつけることで、可憐で凛としたイメージになります。 5位いろはよみランキング22位にランクインした「いろは」。名前ランキングでは、昨年同様「彩葉」「彩花」「いろは」と3つの「いろは」がランクインしており、根強い人気があることがわかります。和を感じる名前で、音の響きもかわいらしい「いろは」。「彩」という感じを用いることで、鮮やかな花や魅力的な才能という印象も与えます。 6位あいりよみランキング35位には「あいり」がランクイン。名前ランキングには30 位に「愛莉」、67 位に「愛梨」がランクイン。「愛」という漢字は、漢字ランキングで1位ということからもわかるように、女の子の名づけに人気の漢字です。両親や周囲から愛されているという意味のほか、周囲に愛を与えられる人になってほしいという願いを込めることも。 7位あんなよみランキング38位に入ったのは「あんな」。名前ランキングには19位に「杏奈」がランクイン。「杏」は漢字ランキングでも29位に入っています。「杏」とは春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」のこと。昔は薬として用いられてきたことから、「人の助けになる・役に立つ」というイメージもある、人気の漢字です。 8位えな2018年の68位から、よみランキング51位にランクアップした「えな」。近年女の子の名づけで人気が高まっているのがわかります。「え」はさまざまな漢字を使って名づけられており、咲・笑・恵・愛・永・絵などが挙げられます。かわいらしい響きであることに加え、組み合わせる漢字次第で、愛・幸せ・古風・おしゃれ・元気など、さまざまな印象になる名前です。 9位あんよみランキング57位の「あん」。名前ランキングの16位に「杏」がランクインしています。欧米でも親しまれている名前ですので、将来海外で活躍するような人になってほしいという両親の願いが込められることも。音の響きもかわいく、漢字の人気。同名の芸能人では、女優の杏さんが活躍しています。 10位いとよみランキング62位にランクインしたのは「いと」。どことなく古風で可憐なイメージがあります。ひらがなの「いと」はもちろん、誰もが連想するのは「糸」でしょう。糸には中島みゆきさんの曲にもあるように絆や結びつきというイメージがあり、「人との結びつきを大切にできるように」という願いが込められることも。ほかにも、「愛」「一音」「純」などの漢字も「いと」と読むことができます。 「あ行ネーム」のなかでは、「あかり」「あおい」など、丸みを帯びた形で優しい印象の「あ」から始まる名前が人気でした。また、「いろは」や「いと」など、古風な印象の名前も多く名づけられているようです。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2019年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)調査期間:2019年1月1日(火)~2019年10月1日(火)調査件数:158,370件(男の子:80,062件/女の子:78,308件) 文/福島絵梨子
2020年01月19日「即位礼正殿の儀の後に行われた晩さん会で狂言と歌舞伎を披露した後、海老蔵さんが萬斎さんと2人で話し込んでいたんです。とても真剣な表情で、誰も近づけないような雰囲気でした。この日、2人は来年の東京オリンピック開会式について打ち合わせをしていたようです」(海老蔵を知る芸能関係者)東京オリンピック・パラリンピックの文化・教育委員会の委員を務め、開会式にも出演するといわれている市川海老蔵(41)。そんな彼が、動きだしていた。10月23日、内閣総理大臣夫妻主催の晩さん会後に五輪開会式総合統括の狂言師・野村萬斎(53)と“極秘会議”を行っていたのだ。「海老蔵さんは、萬斎さんに対して『東京五輪の大舞台で宙乗りを披露できないか』と提案しています。そしてさらに、息子である勸玄くんとの共演を希望しているんですーー」(梨園関係者)“宙乗り”は歌舞伎における演出の一つで、舞台から飛び出して観客の頭上を飛ぶ派手なパフォーマンス。海老蔵は17年の七月大歌舞伎でも勸玄くん(6)との親子宙乗りを披露していた。「今年11月に『スター・ウォーズ歌舞伎』を開催するように、海老蔵さんの頭の中にはいつも『海外の人にも楽しんでもらえる歌舞伎を作っていきたい』という思いがあります。五輪開会式では、これまで練ってきた構想を披露したいと考えているのでしょう。すでに、松竹とも話し合いを進めています。松竹も『できれば数人、少なくとも2人はほかの歌舞伎俳優を出演させたい』と各所へ働きかけているそうです」(別の梨園関係者)そして来年5月からは、いよいよ親子同時襲名披露興行がスタートする。海老蔵は13代目・市川團十郎白猿、勸玄くんは8代目・市川新之助となる。「5月から7月までは歌舞伎座、その後は11月の博多座から全国を回ることになります。開会式は7月24日のため、出演に支障はないはずです。それに五輪は、各国の要人が集結しますからね。新之助となった勸玄くんの名を世界にとどろかせる絶好の機会です。過密スケジュールのなかで出演に意欲を見せているのも、『息子が世界に羽ばたけるようにしてあげたい!』という思いがあるのでしょう」(前出・別の梨園関係者)
2019年11月15日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子に人気の「ま行ネーム」をお届けします。ま行の音は、口から空気がゆっくり出ていくソフトな音。そのため、ま行を使うと優しい印象の名前になります。 めいよみランキング4位にランクインしたのは、「めい」。名前ランキングには、7位「芽依」、27位「芽生」、100位「芽衣」と、3つの「めい」がランクインしています。2音で呼びやすく、かわいらしさと凛とした印象どちらも併せ持っており、毎年女の子に人気の名前です。 みおよみランキング10位にランクインしているのは、「みお」。名前ランキングには、17位に「澪」、68位に「美桜」がランクインしています。「澪」は、川や海の船が通る水路を意味する漢字。漢字の一部に新元号「令和」の「令」という字が入っており、今後さらに名づけに使われることが増えそうです。 みゆよみランキング26位にランクインしたのは、「みゆ」。名前ランキングには、41位に「美結」、42位に「心結」がランクインしています。「結」という漢字を「ゆ」と読む名づけは、ここ数年人気の傾向。「結」は、漢字ランキング6位にも入っています。「みゆ」という響きが、チャーミングな名前です。 ももかよみランキング29位にランクインした「ももか」。名前ランキングでは、79位に「百花」がランクインしています。初春に愛らしいピンク色の花を咲かせる桃の花を連想させるため、春生まれの女の子に人気です。古くから日本人に愛された桃の花をイメージさせるので、どこか古風で奥ゆかしい印象の名前です。 みつきよみランキング31位にランクインしたのは「みつき」。名前ランキングでは、13位に「美月」、100位に「充希」がランクインしています。満ちることを意味する「充」に、希望の「希」を組み合わせた「充希」は、2018年に新たにランクイン。女優の高畑充希さんが活躍している影響もあるでしょうか。 まなよみランキング42位には「まな」がランクイン。名前ランキングには、38位に「愛菜」が入っています。実は、漢字ランキング4位の「愛」と1位の「菜」という、人気漢字を組み合わせた最強ネーム。美しく知的に成長している、芦田愛菜ちゃんが活躍を続けている影響もあるかもしれません。 みさきよみランキング48位に入っているのは、「みさき」。名前ランキングでは、32位に「美咲」がランクインしています。また、68位にランクインしている「美桜」は、「みお」のほか「みさき」と読む場合もあるよう。「美」は漢字ランキング7位、「咲」は8位と、人気漢字を組み合わせた定番の女の子ネームです。 みことよみランキング57位に新たにランクインしたのは、「みこと」。名前ランキングも同様に、70位に「美琴」がニューエントリーしています。美しい琴の音色を連想させる名前で、「こと」という響きがかわいらしい印象。新しい名前なので、周りの子と重ならないのもポイントです。 みおりよみランキング63位にランクインしたのは、「みおり」。名前ランキングでは、55位に「美織」がランクインしています。「織」機織りを意味する「織」という漢字を使うことで、古風で奥ゆかしく、上品な印象を与える名前です。 まおよみランキング72位に新たにランクインした、「まお」。名前ランキングには入っていませんでした。「ま」も「お」も口を大きく開けて伸びやかな音を放つので、開放的で大らかな印象に。スケート選手の浅田真央さんや、女優の井上真央さんなど、やわらかく凛とした雰囲気を持つ有名人も多いです。 女の子の「ま行ネーム」では、「美」という漢字を使った「み」で始まる名前、そして全体的に2文字の名前が多い印象でした。これから女の子をご出産予定の方、名前を考える参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年10月27日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「や行ネーム」の人気ランキングをご紹介! や行の音はやわらかく温かみがあり、伸びのびとした印象の名前になります。 ゆうとよみランキング3位にランクインしたのは「ゆうと」。名前ランキングでは、「悠人」「結翔」「悠翔」「悠斗」「優斗」「結人」と、なんと6つの「ゆうと」がランクイン。その人気ぶりがうかがえます。や行の音を伸ばすことによって、より優しい印象の名前になります。 ゆいとよみランキング7位にランクインしているのは「ゆいと」。名前ランキングには、「結翔」「結斗」「結仁」「結人」と4つの「ゆいと」が入っていました。「結」という漢字は男女ともに人気で、男の子の漢字ランキングでは22位。「結ぶ」「つなぐ」「植物が実をつける」といった意味があります。 ゆうまよみランキング17位にランクインしたのは、「ゆうま」。名前ランキングには、4位に「悠真」「がランクインしています。「遥か遠く」「のんびりしている様子」を表す「悠」という字は近年人気で、2018年の男の子漢字ランキングでは8位。落ち着いたイメージと、スケールの大きさを感じさせる漢字です。 ゆうせいよみランキング21位にランクインした「ゆうせい」。今回紹介する名前の中では唯一の4文字ネームで、真面目で頼もしいイメージ。また、「せい」という止め字が流れるような音で、爽やかで落ち着いた印象も与えます。 ゆうきよみランキング31位にランクインしたのは「ゆうき」。名前ランキングでは39位に「悠生」が入っており、前年から40位近くランクを上げてのエントリーとなりました。「ゆうき」という響きそのものが「勇気」を感じさせ、男の子らしい印象の名前です。 やまとよみランキング34位には「やまと」がランクイン。名前ランキングでは、2位に「大翔」、7位に「大和」が入っていました。「大和」は日本の古称・雅称でもあります。「大和魂」などを連想させ、響きが男らしくかっこいいほか、どこか古風で日本的なイメージを持つ名前です。 ゆうよみランキング57位に入っているのは、「ゆう」。名前ランキングでは46位に「悠」が入っており、やはり「悠」という漢字が人気です。ユニセックスな名前で、呼びやすいのが人気のポイント。2音で潔く、洗練された印象にもなります。 ゆうたよみランキング66位にランクインしたのは「ゆうた」。名前ランキングではランク外でした。しかし「ゆう」とよむ漢字と「た」とよむ漢字でランクインしているものは非常に多く、悠太、侑大、勇汰などさまざまな組み合わせが考えられます。「た」で止めることで安定感があり、男の子らしい印象になります。 ようたよみランキング68位に新たにランクインしたのは、「ようた」。名前ランキングには、8位に「陽太」、36位に「陽大」がランクインしています。「陽」は漢字ランキング6位の人気漢字で、太陽やその明るさ、温かさを感じさせます。スケールの大きさや心の広さを連想させる名前です。 ゆうりよみランキング76位にランクインしたのは、「ゆうり」。名前ランキングには入っていませんでしたが、女の子のよみランキング100位にもランクインしており、ユニセックスな名前と言えます。ラ行の音が入ることによって、かっこよく新鮮な雰囲気の名前になります。 男の子の「や行ネーム」では、「ゆう」や「よう」など、や行の音を伸ばす名前が大多数でした。優しく伸びのびとした印象の名前や、ユニセックスな名前も多かったです。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年10月24日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子に人気の「か行ネーム」をお届けします。か行の音を使った名前は賢くスタイリッシュな印象になりますが、優しくやわらかい音と組み合わせた名前がトレンド。 かほよみランキング21位にランクインしたのは、「かほ」。名前ランキングには、44位に「夏帆」がランクインしています。特に夏生まれの女の子に人気のな名前です。シャープな印象を与える「か」という音に、「ほ」をつけることで柔らかく優しい雰囲気に。そして2音で呼びやすく、かわいらしい印象も与えます。 ことはよみランキング32位にランクインしているのは、「ことは」。名前ランキングには、21位に「琴葉」がランクインしています。「琴」は、美しい音色を奏でる弦楽器。その音色のように、美しく凛とした人になるようにと、名づけに人気の漢字です。古風で優雅な印象になります。 かんなよみランキング34位にランクインしたのは、「かんな」。名前ランキングには、79位に「栞奈」がランクインしています。「栞」は「しおり」とも読み、本に挟む「しおり」を表す漢字。「栞」という漢字を使うことで清楚で知的な印象に、そして「かん」という響きが呼びやすくかわいらしい印象も与えます。 かえでよみランキング45位にランクインした「かえで」。名前ランキングでは、10位に「楓」がランクインしています。広葉樹の一種である「楓」は、秋に見事な紅葉を見せてくれる木。日本の秋の風情を感じさせてくれる木で、「木」と「風」という感じの成り立ちも良く、近年名前として人気です。 かのんよみランキング51位にランクインしたのは「かのん」。名前ランキングでは65位に「花音」がランクインしています。「か」で始まるものの、「のん」という優しい音が続くことで、かわいらしく繊細な印象に。また、「花」は漢字ランキング3位、「音」は15位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 ことねよみランキング74位には「ことね」がランクイン。名前ランキングには、27位に「琴音」が入っています。「琴葉」と同様、人気漢字の「琴」を使った名前。漢字ランキングでは40位にランクインしています。より一層、琴の美しい音色を連想させる名前です。 かれんよみランキング78位に入っているのは、「かれん」。名前ランキングではランク外でした。そのよみ通り、「可憐」な印象を与える「かれん」という名前。「ん」で終わることで、やわらかく女性らしい雰囲気を持っています。 かりんよみランキング85位にランクインしたのは、「かりん」。「かりん」と聞いて連想するのは、秋に芳しい身をつける花梨の木。薬効成分がある実は、のど飴やお酒などに含まれていることもあるようです。「かりん」という響きも、かわいらしく洗練された印象を与えます。 ここなよみランキング87位にランクインしたのは、「ここな」。名前ランキングではランク外でしたが、漢字ランキング10位に入っている「心」という漢字を「ここ」と読むことが多いよう。チャーミングで新鮮な雰囲気の名前になります。 女の子の「か行ネーム」では、「ん」という響きを上手に使うことで、やわらかくかわいらしい、そしてどこか古風な印象を与えるものが多かったです。これから女の子をご出産予定の方、名前を考える参考にしていただければ幸いです!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年10月22日赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「か行ネーム」ランキングTOP10をご紹介。よみランキングTOP100中、22個の名前が「か」行。「か」行は音が硬いため、シャープでキビキビとした印象を与えます。 こうきよみランキング9位にランクインしたのは、「こうき」。よみランキングでは上位にランクインしているものの、名前ランキングには入っていませんでした。「こう」や「き」にはさまざまな漢字があるため、組み合わせのパターンも多く考えられます。か行で始まり、か行で止まる「こうき」という響きが、キリッとした格好良い印象を与えます。 かいと18位にランクインしているのは、「かいと」。名前ランキングには、33位に「海翔」、62位に「海斗」がランクインしています。広く大きい「海」は、男の子の名づけに人気の漢字。「広く大きな心を持った人になってほしい」「海を渡って世界で活躍する人になってほしい」など、さまざまな願いが込められているようです。 かなた22位にランクインしたのは、「かなた」。名前ランキングには、「奏太」「奏汰」「奏多」と3つの「かなた」がランクインしており、いずれも「奏」という漢字が使われています。「演奏する」「音を奏でる」といった言葉に使われる「奏」という漢字は、調和や芸術性を感じさせる文字。また、「かなた」という響きが「遥か彼方」連想させ、伸びやかな印象にもなります。 けんと28位にランクインした「けんと」。名前ランキングでは、35位に「健人」がランクインしています。「健」は、まさに健康の「健」。心も体も健やかに、元気に育つようにと、男の子の名づけに定番の漢字です。また、「けんと」という響きは外国でも通用する名前なので、グローバルな活躍を願って採用するパパ・ママもいるようです。 こうた30位にランクインしたのは「こうた」。名前ランキングでは69位に「航大」がランクインしており、「こうた」または「こうだい」と読むようです。船が並んで勇ましく進む様子、または空中を進む様子を表す「航」という漢字は、勇壮でどこかロマンチックな印象。近年男の子の名づけに人気の漢字です。 こうせい35位には「こうせい」がランクイン。名前ランキングには入っていませんでした。「こう」という響きがキリッと男らしく、「せい」という響きが穏やかで爽やかな印象。組み合わせて4文字にすることで、真面目で落ち着いた印象の名前になります。 かなと39位に入っているのは、「かなと」。名前ランキングには入っていませんでしたが、「かなた」と同様「奏」という漢字を使うことが多いようです。「かな」という響きがか行でありながら柔らかく、「と」で止めることで男らしく頼もしい印象に。 けい49位にランクインしたのは、「けい」。名前ランキングには、58位に「慧」がニューエントリーのほか、62位に「慶」も入っています。「慧」は賢く気が利くことを表す漢字で、「慶」は幸せや喜びを表す漢字。どちらも両親の強い想いが感じられます。また、2文字の名前は洗練された印象の名前にもなります。 こう53位にランクインしたのは、「こう」。名前ランキングには、64位に「光」、77位に「航」がランクインしています。「光」は、男女ともに漢字ランキングに入っている人気漢字。また、「けい」に続き2文字の名前で洗練された印象に、そして漢字一文字の名前は潔く格好良いイメージにもなります。 こうすけ56位にランクインしたのは、「こうすけ」。名前ランキングには入っていませんでした。「すけ」で終わる名前は、少し古風で粋な印象に。そして4文字の響きが、どっしりと落ち着いた雰囲気にもなります。 男の子の「か行ネーム」では、「こう」という響きを使った名前が特に人気! 「か行ネーム」22個のうち7個が「こう」のつく名前でした。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年10月16日世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎がホストとなり、毎回異なるゲストを招いて表現の本質に迫る人気シリーズ「MANSAI 解体新書」。7月に開催される記念すべき30回目は「特別版」と称し、萬斎が新作パフォーマンス『5W1H』を披露する。また、これまでの「解体新書」で培った“知の成果”をカタチにするため、パフォーマンスのビジュアルデザイン・テクニカルディレクションを日本を代表するクリエイター真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチが手掛ける。【チケット情報はこちら】公演は二部制。第一部では新作『5W1H』を上演。When(何時)、Where(何処で)、Who(何人が)、What(何を)、Why(何故)、How(如何にして)、という《六何の法則》を記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試み。第二部では各ステージごとにゲストを招き、萬斎とトークを繰り広げる。現在パフォーマンスの創作に取り組んでいる萬斎からコメントが寄せられた。「今回の『5W1H』は、今までの「MANSAI 解体新書」とはまた違う、観客参加型のレクチャー&パフォーマンスになる予定です。最新の映像や技術と、私の古典的身体がコラボレートします。「5W1H」という情報の基礎から、人間とはどこの誰であるという、自分の座標軸のような、ある種の因果の中で偶然ここにいる、という「立ち位置」を俯瞰できるような内容になると思います。きっと色々な方に色々な刺激があると思うので、トークではゲストの方含めて皆さんがどういう反応をされるのか楽しみにしています。だれもがふだんの生活ではなかなか認識することのない、けれど確かにだれもが持っている「自己」という存在そのものを、ちょっと揺さぶる体験が待っています。どうぞお楽しみに」公演は7月9日(火)から14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて開催。チケットはぴあにて発売中。<各回トークゲスト>7月 9日(火) 19時公演 首藤康之(ダンサー)7月10日(水) 19時公演 落合陽一(メディアアーティスト)7月11日(木) 14時公演 佐々木正人(多摩美術大学統合デザイン学科教授、東京大学名誉教授)7月11日(木) 19時公演 大友良英(音楽家)7月12日(金) 14時公演 コロッケ(エンターテイナー)7月13日(土) 14時公演 稲葉俊郎(医師 医学博士)7月13日(土) 19時公演 樋口真嗣(映画監督・特技監督)7月14日(日) 13時公演 田根剛(建築家)
2019年06月28日女優の伊藤蘭が、31日(22:00~)に放送されるニッポン放送『伊藤蘭のオールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることが決定した。伊藤はキャンディーズ解散後の1980年から1982年の2年にわたり、同局で『伊藤蘭 通りすぎる夜に』を担当。さらには2012年、1日限りの年末特別番組『伊藤蘭 通り過ぎる季節に』で30年ぶりにラジオパーソナリティを務めた。今回は自身初となる『オールナイトニッポンGOLD』の生放送に挑戦する。当日は、ソロ歌手としてのデビューアルバム「My Bouquet」の紹介をはじめ、キャンディーズ時代の話、仕事や家族、プライベートのことなどについて、トークをするほか、リスナーからのメールのメッセージにも答える予定だ。さらに番組のゲストとして、アルバム『My Bouquet』のプロデューサーの佐藤準氏、作詞家の森雪之丞氏を迎える予定とのこと。伊藤は「6年ぶりにラジオパーソナリティをさせていただくことになりました。しかも今回は生放送! 今からもう緊張でドキドキしてますが、皆さまからのメールを励みに頑張ります」とコメント。そして「ソロアルバムからの曲もたくさん紹介しますので楽しみにしていてくださいね」と話した。
2019年05月24日現在公開中の映画『七つの会議』の大ヒット御礼舞台あいさつが13日、都内で行われ、野村萬斎、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督が出席した。2月1日に公開初日を迎え、週末興行成績ランキングで1位、ぴあ映画初日満足度1位を獲得、そして公開から13日目で観客動員数100万人を突破した本作。大ヒットを記念して行われたこの日の舞台あいさつに、主演の野村萬斎らが登壇した。劇中で主人公の八角民生を演じた野村は「映画が100万人突破し、興行成績も2週連続で1位ということで本当にありがとうございます。皆様のお陰だと思っておりますし、リピーターの方が多いということで、中毒性の高い映画ということのようでございます。その中毒性を他の方にも分けていただきたいですね」と感謝の言葉を述べた。周囲の反響について、エゴサーチなどでネットでの評判を目にしたという野村は「皆さん針一本落としても気づくぐらいお芝居を集中して見ているみたいです」と好評の様子。女性社員の敵とも言える新田雄介役の藤森は「朝倉あきちゃんのファンの方だと思いますが、『お前絶対に許さないからな』というツイッターでの書き込みがありました。それに長野の両親と姉が映画館で見てくれたみたいで『映画は面白かったけど、あなたの役は過激なのね、あなたはそういう人間じゃないことは分かっているから』と言われました」と明かして笑いを誘った。舞台あいさつの後半には、社会人の悩みをキャスト陣がアドバイスをおくることになり、4月に新入社員となる20代の男性から先輩や上司と仲良くなるコツを問われた野村は「僕の本業は大先輩がたくさんいる業界。自分の自信があるところから小出しに出していってコミュニケーションをとることが大事だと思います」とアドバイスを。上下関係が厳しい芸人の世界に身を置く藤森も「標的を決めたら徹底的に調べますね。何が好きなのか調べてその話をします。好きだとアピールすることが大事だし、最終的にはモノでイチコロ!」と自身がしていることを明かし、及川は「笑顔じゃないですかね。笑顔であいさつが結構大事だと思います。笑顔は最強の武器ですよ」と笑顔の重要性を説いていた。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。結果がすべてとも言われる中堅メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。
2019年02月13日狂言師の野村萬斎、長男の裕基くん、長女・彩也子さんの親子3人が共演する公文教育研究会の新テレビCMが、1月21日からYouTubeで公開され、2月1日から全国で放送される。野村親子3人のCM共演は今回が初めて。現役大学生の彩也子さんはこれが記念すべきCMデビュー作となる。公文式OBの野村萬斎と裕基くんがそれぞれ2014年と2017年から、KUMONのCMに出演しているが、このたび同じく公文式OGの長女・彩也子さんも共演することになった。新CMは、「生きる英語力」編、「くもんの子」編、「一人ひとりのKUMON」編(各15秒・30秒)、「魅力の3教科」編(60秒)の4タイトル。野村親子3人の微笑ましい掛け合いを通じて、KUMONの価値と魅力を伝えるとともに、“親も!子も!やっててよかった、公文式!”というメッセージを全国の家庭に届ける。親子3人の初共演ということで、これまで以上に表情がにこやかだった萬斎。一方、裕基さんは姉の彩也子さんとの共演にやや緊張の面持ちを浮かべていた。そして、それ以上に緊張していたのが、今回が初めてのCM撮影となる彩也子さん。それでも、頼もしい父親と仲良しの弟と一緒ということで、次第に肩の力も抜け、撮影が進むにつれて父親譲りのセンスと度胸の良さを発揮。細かなアクションも難なくこなし、初体験とは思えない素晴らしい演技を披露していた。そんな姉の様子を見て、自身の緊張もすっかりほぐれたのか、「次のシーンはもっといけると思うよ」と裕基さん。兄のようなコメントで、現場には笑いがこぼれた。野村萬斎は「初めての親子3人で、不思議な感じもありましたが、撮影を楽しむことができました。自分が幼い頃やっていた公文のCM出演に加えて、親子共演も果たすことができ光栄です」とコメント。裕基さんは「今回は父に加えて姉も登場したので、前回よりも楽しんで撮影ができました。姉は思っていた以上に上手に演技をしていて、僕も負けられないなと思いました」と振り返り、彩也子さんも「初めてのテレビCMで、最初は手が震えてしまうほど緊張しましたが、父と弟が和ませてくれたので、無事に演技ができました。普段、こんなに大勢のスタッフさんたちに囲まれて仕事をしている父と弟を改めて尊敬しました」と語った。
2019年01月21日2月1日公開の映画『七つの会議』の完成報告記者会見が16日、都内で行われ、野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也、福澤克雄監督が出席した。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。中堅電機メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。主人公の八角民生役を演じた野村萬斎は、本作で初のサラリーマン役に挑戦した。「サラリーマンの役がやっと回ってきたという純粋な喜びもつかの間、地に足がついてない役かと思いましたが、話が進行していくうちに大きな犯罪や真相が分かっていきます。とにかく総当たり戦でもありますので、スリリングに演じて楽しい毎日でしたね」と満足げ。八角というキャラクターは「ぐうたらな役でしたね(笑)。最後まで見るとそうとも言い切れませんが、僕自身もぐうたらなので役作りとしては入りやすかったです」と語った。本作で初共演となった香川は「全くそんなことはなくて、常に姿勢をよくしてましたよ。対極の役の挑戦だったと思います」とべた褒めだった。また、昨年末に自身のインスタグラムで長年所属していた事務所との契約終了を報告し、独立との報道もある吉田羊は、野村扮する八角と離婚するも八角の良き理解者の元妻・淑子役を演じている。「私は会社勤めの経験がないので、サラリーマンのご苦労をこの映画で知りました。もしこの方々が私の旦那であるならば、帰ってきた旦那樣に一品夕飯のおかずを増やして提供したいと思います」と話した。それぞれの立場は違えど、サラリーマンの姿を描いた本作。それにちなみ、「このキャストの中で会社員に向いている人は?」という質問を投げ掛けられた福澤監督は「及川さんは絶対に失敗します。雰囲気的に自由過ぎちゃって。音尾さんもちょっとついていけないんじゃないかな。後は皆さん大丈夫ですよ」と回答。その回答に香川は「電車乗れないでしょ」と同意し、当の及川も「切符の買い方が分かりません。あっ! 今は切符じゃないんでしたっけ?」と笑いを誘っていた。映画『七つの会議』は、2月1日より全国公開。
2019年01月16日池井戸潤原作の野村萬斎主演映画『七つの会議』の主題歌が、ボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」に決定。最新予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。ロック界最重要アーティストであるボブ・ディラン。全世界アルバム・トータル・セールスは1億2500万枚を超え、38作のオリジナル作品、ライヴやコンピレーションを合わせると60タイトルを超え、600曲以上の自作曲、そして世界中で2千回以上のライヴを行い、半世紀以上に渡って常に第一線で活躍している唯一のアーティストだ。過去11度のグラミー賞受賞(1991年にはグラミー特別功労賞受賞)、1982年には「ソングライターの殿堂」入り、1988年には「ロックの殿堂」入りを果たすなど数多くの功績を残している。今回本作の主題歌に決定したのは、1998年のグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した「タイム・アウト・オブ・マインド」収録のバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。歌・作詞・作曲をボブが手掛けた本楽曲は、ビリー・ジョエル、アデル、エド・シーランなどなど、多くのアーティストもカバーするほどの名曲。なお、ボブが日本映画へ楽曲提供するのは、2016年のノーベル文学賞受賞後初となった。本映画製作着手と同時にボブの楽曲使用を打診、何度も交渉が続く中で、夏にフジロックで来日したボブがこの曲を演奏したことで一層の力を得、「正義」を問いそれが晴らされた印象的な場面、企業戦士が戦い終わった時の「鎮魂歌」として、疲れ切ったサラリーマンに癒しと希望を与えたいことを強調できるとさらに熱望。結果、約1年に渡る交渉の末、主題歌に決定したのだという。主題歌決定と同時に公開された予告編では、主題歌が挿入。主演の野村萬斎をはじめ、香川照之、及川光博、北大路欣也ら豪華キャストたちの激しい演技合戦を覗くことができる。なお、映画主題歌「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」をフィーチャーしたボブ初のラヴ・ソング集「フィール・マイ・ラヴ ~ Love Songs of BOB DYLAN」が2019年1月23日に発売されることも決定した(※日本独自企画)。『七つの会議』は2019年2月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2018年11月27日池井戸潤の傑作クライムノベルを野村萬斎主演で映画化する『七つの会議』。この度、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平らの出演が決定。ポスタービジュアルと予告編も到着した。「結果がすべて」――。本作は、そんな考え方がいまなお続く会社が舞台。きっかけは社内で起きたパワハラ騒動だったが、そこに隠されたある謎が会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがすことに…。“働くこと”の正義とは?守るべき信念とは?現代に生きる全ての日本人に捧ぐ、企業犯罪エンターテインメント作品だ。■新たに実力派キャストの出演が決定プライドが高く、社内で犬猿の仲である営業部の粗探しに執着している東京建電経理部課長代理・新田役には、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾。同じく東京建電の営業一課員・浜本優衣役を朝倉あき。カスタマー室長・佐野役を岡田浩暉。絶対的な権力者である徳山の腹心、東京建電の親会社ゼノックスの副社長・田部役を木下ほうか。萬斎さん演じる八角の元妻・淑子役を吉田羊。零細ねじ工場の社長・三沢(音尾琢真)の妹・奈々子役を土屋太鳳。東京建電で取り扱う数多くの商品とその部品の開発・管理を担当している商品開発部の奈倉役を小泉孝太郎。若き八角が営業を行った老夫婦の息子・星野役を溝端淳平。東京建電経理部長の飯山役を春風亭昇太。東京建電経理部経理課長役を勝村政信。東京建電副社長・村西役を世良公則。過去に東京建電に在籍し、その強権的な態度で出世したゼノックス常務取締役・梨田役を鹿賀丈史。東京建電社長・宮野役を橋爪功が演じる。■ティザーポスタービジュアル&予告編公開またキャスト発表に併せて、無精ひげの八角が会議室の机の上に立ち、こちらを睨みつけるティザーポスタービジュアルも公開。さらに、予告編では今回解禁となったキャストを含む総勢20名が一挙登場!遠藤憲一がナレーションを務める本映像では、「死に物狂いで数字をあげろ!」「あんたみたいなお荷物は、生きてる価値すらないんだよ」「朝から晩までかけずり回れ!」などと、数々の“パワーワード”が詰め込まれており、本作の圧倒的なスケールと重厚で謎に満ちたストーリーを垣間見ることができる。『七つの会議』は2019年2月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2018年09月13日現代能『陰陽師 安倍晴明~晴明 隠された謎…~』が9月、梅若実、野村萬斎、大空ゆうひ、桂南光(語り部)らによって上演される。公演に先駆けて記者会見が行われ、葦屋道満役の梅若実と、安倍晴明役の野村萬斎が登壇した。【チケット情報はこちら】映画監督の吉田喜重が原作を書き、梅若実(当時・玄祥)が節付・演出・出演し、Mr.マリックの超魔術も取り入れて2001年に初演された本作。海外を含め各地で20回以上公演を重ね、変化・発展を遂げながら今に至る。2016年の大阪公演では、野村萬斎が安倍晴明役を演じ、玄祥、脚本補綴の藤間勘十郎と共同で演出も手がけたが、今回は萬斎の単独演出で生まれ変わる。梅若実は「この作品を初演した2001年はちょうど、萬斎さんが映画『陰陽師』をなさった時期。萬斎さんの人気にあやかって、回数をさせていただきました(笑)。フランス、オランダなどにも参りましたし、晴明神社でも上演するなど、新作能としては、絶え間なく上演させていただいています。初演から10数年経ちましたので、今回は新しい視点、角度から見直すべく、萬斎さんに全面的に演出をしていただくことになりました。普段の能では考えられないような趣向もあり、面白い舞台になると思います」と語る。野村萬斎は、「(実)先生と私と、葛葉姫の大空ゆうひさんと、“異形なる者”が3人集まり、安倍晴明の世界をお見せします。先生と私の陰陽師対決もあります。私は映画に出て以来、自分と安倍晴明という役のセット感に悩み、敢えて避けていたところもありますが、羽生結弦さんのおかげで少し離れることができたかなと思います。演技、音曲性、謡、舞踊などが詰まった、ミュージカルに負けない伝統芸能の深さを感じ取っていただきたいですね」と意気込む。初演以来、様々なマジックや最新テクノロジーを用いていることも話題の本作。その意図や、古典的な表現との兼ね合いは?「能というと幽玄の静かなイメージがあるけれど、能の世界にもイリュージョンのようなことを行った時代があったんですよ。僕がこの題材を最初に選んだのは、あまり皆さんに能を杓子定規でとらえないようにしていただきたいという思いがあったから。我々も楽しんでやっている作品ですし、そういうところは萬斎さんに任せれば絶対、大丈夫です」(実)「我々の芸能のアドバンテージは、魑魅魍魎が都に跋扈する中世の時代感、闇が出せるところ。ですから、能狂言ではあまり使わない照明や音楽の効果、マジカルな演出なども取り入れつつ、何より能狂言であることを生かした、想像力をかき立てるダイナミズムを追求したいですね。“ジャパニーズ・アイデンティティ”を醸すパフォーミングアーツになると思います」(萬斎)中世と現代が出会う、刺激的な公演となりそうだ。公演は9月6日(木)・7日(金)に東京・新宿文化センター大ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、現在プレリザーブを実施中。受付は6月26日(火)午前11時まで。取材・文:高橋彩子
2018年06月20日「陸王」「下町ロケット」などの半沢直樹シリーズほか、代表作を数多く抱える池井戸潤。その中でも傑作小説として名高い「七つの会議」を、野村萬斎主演で実写映画化することが決定した。■あらすじ都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられずに場違いすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…。■初の池井戸作品に出演する野村さん「結果がすべて」そんな考え方がいまなお続く会社が本作の舞台となり、主演を務めるのは狂言界の至宝にして、俳優としても存在感を放つ野村萬斎。捉えどころのない自由奔放な顔と、信念を貫く強い心を併せ持つ人物像の主人公・八角民夫に挑む。野村さんにとっては、初のサラリーマン役となり、「八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」とコメント。作品に関しては「登場人物たちが人生を懸けてしのぎ合う、手に汗握る物語。原作をご存知の方も、そうでない方も、そのスリリングな展開を大いに堪能していただけるはずです」と大いに期待を寄せた。そのほかキャストにも、社内で絶対的な存在である営業部長・北川に香川照之。うだつが上がらない営業課長・原島に及川光博。営業成績トップでありながら突如パワハラで訴えられてしまう坂戸に片岡愛之助。零細ねじ工場の社長・三沢に音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長・江木に立川談春。そして御前様と呼ばれる親会社の代表取締役社長・徳山役に北大路欣也と、いままでの池井戸作品を支えてきた、重厚かつ超豪華な俳優陣が揃った。会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがしていく、働くことの「義」を問う内容は必見だ。『七つの会議』は2019年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月10日小説家・池井戸潤の『七つの会議』が実写映画化され、狂言師の野村萬斎が主演を務めることが10日、明らかになった。2019年の公開を予定している。同作は池井戸による企業小説を実写化。都内にある中堅メーカー・東京建電で起きたパワハラ騒動をきっかけに、想像を絶する秘密と闇が明らかになっていく。野村は営業一課の万年係長でぐうたら社員の八角民夫を演じる。『私は貝になりたい』『祈りの幕が下りる時』などを手掛け、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』と池井戸作品とともに歩む福澤克雄がメガホンを取る。営業部長・北川に香川照之、うだつが上がらない営業課長・原島に及川光博、営業成績トップでありながら突如パワハラで訴えられてしまう坂戸に片岡愛之助、零細ねじ工場の社長・三沢に音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長・江木に立川談春、そして御前様と呼ばれる親会社の代表取締役社長・徳山役に北大路欣也と、実力派キャストが揃った。野村は「ようやくめぐり合えた池井戸作品。そして、福澤監督とのお仕事に心から喜びを感じています」と喜びを表す。「私自身、初のサラリーマン役。それでいて、八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」と意気込んだ。また、共演者について「特に、香川さんは、芝居と古典芸能の両側の世界で生きる者として、"気""間合い"のような独特の感覚が互いにあるように感じています。共演が本当に楽しみですね」と期待を寄せた。ドラマ『半沢直樹』の土下座シーンも話題となった香川は「池井戸潤・福澤克雄の両巨頭が組む作品カラーはすでに国内に幅広く浸透しているという点では、そこに出演する私に求められる役割はほぼ確定していると言ってもいいのだが、主演の野村萬斎という鬼才と福澤との融解、あるいは彼と池井戸ラインとの化学反応こそは、私が現場で土下座してでも盗み見たい最大の焦点だ」と語る。及川も「『半沢直樹』以来の池井戸作品の出演となります。いただいた脚本がとにかく面白く、今作の一部として機能できることにワクワクしています」と期待を表した。同じく『半沢直樹』で独特の存在感を見せた愛之助は、「野村萬斎さんとはプライベートで仲良くさせて頂いておりますが、仕事をご一緒するのは初めてです。同じシーンが多いのでリラックスして撮影をすることができております。香川さんは歌舞伎の舞台でご一緒することがあるので、いろいろなお話ができ楽しませて頂いております」と印象を明かす。TEAM NACSの音尾は、「『陸王』に続いて、池井戸先生の作品にまた出演できて幸せです」、北大路も「『半沢直樹』以来、久しぶりの福澤監督演出になります」と、池井戸作品のオールスターが集結。立川は「狂言師、歌舞伎役者、アーティスト、ちょっぴり落語家も。あいかわらず福澤組のキャスティングは一筋縄ではおさまりきりませんね」と驚きを語った。福澤監督は「今作は『会議』を舞台にした物語。今まで見たことのないような映像表現に挑戦し、極限まで追い詰められた人間の心情と行動を、ドラマチック、且つダイナミックに描ければと思います」と構想を明かした。撮影は4月30日から始まり、6月上旬のクランクアップを予定している。
2018年05月10日月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は新しく神棚を自宅に設置する際に、神様にお鎮まりいただく「神棚奉斎」について解説しましょう。神棚奉斎ってどんなことをするの?自宅に初めて神棚をお祀りする、または宮形を新しくした際に行いたいのが「神棚奉斎」です。空間を清浄にして神様が神棚にお鎮まりいただき、家族を見守っていただくようお祓いとご祈祷を行うものです。これは御神札を納める前に行いますが、次の二通りのやり方があります。1.神主さんを自宅に呼んで執り行う神主さんを自宅にお招きして、設置した神棚の前で執り行います。所要時間は20~30分程度。当日は家族全員が揃って参加しましょう。神棚の前にあらかじめ神社から指定された神様への御供物(お酒、尾頭付きの魚、野菜、果物、お米など)を用意し、神棚奉斎の祝詞をあげていただきます。費用は神社によって異なりますが、3万円前後が一般的です。2.道具類を神社へ持ち込んで行う新しくする宮形や、買い揃えた祭器具を神社へ持ち込んでお祓いしていただく方法です。神具店によっては、すでにお祓いを済ませたものを販売しているところもあります。購入時にお祓い済みかどうか確認しておくとよいでしょう。所要時間は同じく20~30分程度で費用は5,000円からが多いようです。連絡をせず、突然道具類を持ち込んでも神主さんが行事や来客等で対応できないことも……。あらかじめお電話でお伺いする日取りを決めてから出かけましょう。最近では住まいの洋風化で本式の神棚を設置するお宅も減りつつあり、こうした神棚奉斎をすることも少なくなっているといいます。最初は簡易的な御神札立てからはじめてみて、「宮形や棚板を設置した本式の神棚をつくろう」と思ったときにこうした手順を踏んでもよいかもしれません。神棚奉斎をお願いする神社は地域の氏神様になります。「自分の氏神様がわからない」ということがあれば地域の神社庁にお問い合わせを。また「個人的に崇敬している神社があるので、そこでお願いしたい」という場合には、その神社へ問い合わせてみるとよいでしょう。なかには遠方であっても、出張料や日程等の折り合いがつけば対応くださるケースもあります。引っ越しのときにも祝詞をあげていただく転居の際にも神主さんに来ていただいて、この家で平穏無事に暮らせるようお守りいただいたことを感謝し、引っ越しをすることを奉告する祝詞をあげていただくと丁寧です。とはいえ、引っ越し前はなにかと忙しいもの。日程調整が難しいようであれば、家族で神棚に拝礼して転居する旨をお伝えして、引っ越すようにしましょう。●ライター大浦春堂【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン【神様と暮らす #2】神棚をつくるときに用意したいもの【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと
2018年02月22日フジテレビでは、アガサ・クリスティが1926年に発表した人気長編推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜脚本で日本で初めて映像化することが決定。野村萬斎を主演に迎えるほか、大泉洋、向井理、吉田羊、松岡茉優ら豪華キャスト共演で「黒井戸殺し」のタイトルで4月に放送される。「原作:アガサ・クリスティ×脚本:三谷幸喜」のコラボは、2015年にフジテレビ開局55周年特別企画として2夜連続で放送した「オリエント急行殺人事件」で初コラボが実現。続く今作は、クリスティの6作目の長編小説であり、エルキュール・ポアロシリーズの3作目にあたる「アクロイド殺し」が原作。事件が起きた人間関係を知るポアロの隣人による手記を読んでいく形で進んでいく本作は、その結末におけるトリックの斬新さによって、当時世界中に衝撃を与え、そのトリックを巡って「フェア・アンフェア論争」が引き起こされ、長らく映像化不可能とされてきた作品だ。「黒井戸殺し」のタイトルで映像化される今回は、「オリエント急行殺人事件」同様、萬斎さん演じる名探偵・勝呂武尊が主人公。そして医師・柴平祐を、舞台「ベッジ・パードン」で萬斎さんと同じ舞台には立っているものの、テレビドラマでの共演は今回が初めてとなる大泉さんが演じ、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていく。「オリエント急行殺人事件」以来、ドラマ出演は約3年3か月ぶりとなる萬斎さんは、「再び勝呂武尊を演じることができて、とてもうれしくもあり、やりがいもありました。前回の『オリエント急行殺人事件』のときより、人間味の増した勝呂になったのではないかと思います」とコメント。テレビドラマ初共演となる大泉さんについては、「いつもにこやかに明るく撮影現場を盛り上げてくれました。撮影の中で、洋くんと一緒にあぜ道を自転車で走るシーンがあり、偶然、勝呂が自転車から転げ落ちるシーンの倒れ方がチャップリンみたいになったところが、とてもおもしろかったです」と撮影中のエピソードも明かし、「10人の容疑者に対して、全員のアリバイを整理し、見破っていく駆け引きも見どころとなっています。複雑に絡み合ったアリバイを見事に解いていく勝呂武尊をぜひお楽しみに」と見どころを語っている。一方、とにかく台本が面白かったと話す大泉さんは、「三谷さん脚本による個性豊かなキャラクターたちがとにかく魅力的」と言い、萬斎さんについては「どんな役をやっても強力な印象を残すお芝居が大好きだったのでとてもうれしかったです。撮影中は、ずっと聞いてるとドンドン勝呂のキャラのとりこになり、最高に楽しい毎日でした。そんな勝呂と柴との掛け合いも見どころの一つだと思います」と話している。またこの2人に加え、物語を彩る個性豊かな登場人物たちを演じる俳優陣も決定。三谷作品初参加となる余貴美子、草刈民代、向井理、佐藤二朗、和田正人。三谷映画や舞台には出演しているものの、三谷ドラマには今回初出演となる寺脇康文。さらに、浅野和之、秋元才加、吉田羊、松岡茉優、藤井隆、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一が出演。彼らが代わる代わる事件の容疑者として浮上していく。夫を毒殺した疑惑のあった唐津佐奈子が死亡するところからはじまる本作。彼女を演じる吉田さんは、「故人ではありますが、語り手たちによる在りし日の私から、その人生を想像していただけるとうれしいです。大泉さんを想定した三谷さんの『当て書き』がこれまた楽しい!」とコメント。かねてより三谷作品に参加したかったという草刈さんは、「私演じます“満つる”さん、ちょっと変わった人です。このような役柄は演じたことがありません!でも、楽しかった~」と述べ、松岡さんも「野村萬斎さん演じる奇妙な探偵・勝呂に振り回されるのは大変心地よい時間でした」と参加した感想を語っている。そして“謎の男”役で出演する和田さんは、自身の役について「極めて重要な容疑者の一人です。明らかに怪しいです。疑われても仕方ない。誰が見てもそんな印象です。ストーリーを追っていく中で、加害者なのか?被害者なのか?と、そんなところにある種の面白みを感じる人物です」と説明しており、多くの登場人物の中でも特に気になるキャラクターだ。また脚本を手掛けた三谷さんは、「あの名作『アクロイド殺し』のドラマ化に関われるのは、クリスティファンの脚本家にとっては最高の喜びです。ミステリーの女王に敬意を表し、設定を日本に移した以外は、極力原作に忠実に脚色してみました」とコメントを寄せている。「黒井戸殺し」は4月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月15日狂言師・野村萬斎主演の映画『花戦さ』が、6日からビデオマーケット、TSUTAYA TV、U-NEXTなどで配信をスタートし、DVDも同日発売された。映画『花戦さ』今年6月3日に公開された同作は、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』が原作。花の名手である初代・池坊専好と千利休の友情や、京都の町衆・六角堂にいる花僧が、権力者・豊臣秀吉の乱心に刃でなく花をもって相手をあだ討ちするストーリーが展開する。専好を演じる萬斎は、役柄の「天真らんまん」「奇想天外」というイメージからオファーを受ける。クランクイン前には華道の指導も受け、細かい所作にもこだわって撮影に挑んだという。「命あるものにさらなる命を吹き込む、純粋(ピュア)な存在として演じたい」と意気込み、「特有の所作に、私なりの動きを生かせれば」と語っていた。各レビューサイトでは、Yahoo!映画が3.68点、映画.comが3.3点、フィルマークスが3.5点(2017年12月11日時点)。DVDには、メイキング、記者会見や舞台あいさつなどの特典映像が収録されている。(C)2017「花戦さ」製作委員会
2017年12月11日井上ひさしの中期の名作『シャンハイムーン』が、栗山民也演出、野村萬斎主演で上演される。本作にかける思いを萬斎に聞いた。「シャンハイムーン」チケット情報1991年に発表された本作は、『阿Q正伝』『狂人日記』などで知られる中国の文学者・魯迅の物語。1934年の上海を舞台に、蒋介石率いる国民党政府より逮捕令が出された魯迅と、彼を匿う日本人たちのある1か月を描いたせりふ劇だ。「2012年と2015年に栗山さんと一緒に井上さんの『藪原検校』を上演して、いい手応えがあった。前回が若い血流みなぎる人物を描いていたのに対して、今回はコンパクトで充実感のある、しっとりとした大人の作品をやろうということと、オリンピックを前に、日本国というものを考えるいい機会になるのではと、この作品をやることになりました」。日本を憎みながらも、日本人を愛した魯迅。国単位では火花を散らしながらも、人間同士は分かち合える。現代にも通じるテーマを、井上作品ならではの笑いを交えて描いている。「非常に現代的な問題を映し出しているとはいえ、国家のことやアイデンティティの問題ばかりではなく、抱腹絶倒なところもある。歯医者の奥田が使った笑気ガスによって失語症にかかり、全部濁音になっちゃうとか(笑)。いろんな仕掛けがあって、そこから段々と本心があぶり出されてしまう。重味と軽味のバランスが非常によくとれているお芝居だと思います」。登場人物は6人。5年ぶりの舞台出演となる広末涼子が魯迅の妻・広平を演じるほか、友人の内山夫妻を鷲尾真知子と辻萬長が、医者の須藤五百三を山崎一が、歯医者の奥田愛三を土屋佑壱が演じる。「ほとんど本屋の一室を舞台に繰り広げるワンシチュエーションの話。魯迅は医学部出身なのに医者嫌いで、心肺機能も悪いし虫歯だらけなのに診察を受けようとしない。そんな彼に周りが翻弄される姿が可笑しく映るんじゃないかなと思います。また、それぞれのキャラクターにも裏話や生き様が見えてくる、非常に緻密にできた作品です」。激動の時代だからこそ、鮮明に浮かび上がる国を越えた人と人とのつながり。そこに「愛情の原点がある」と萬斎は語る。「恩と感謝みたいなものが、全体的に貫かれている気がします。愛ゆえに何かしてあげたいと思い、それに対して非常なる感謝を思う。その愛情は、国の思想や何かを超越するんだと思います。愛情が愛として巡りめぐって返ってくる感動もある。そんなことも描かれた気持ちのいい話だと思います」。公演は、2018年2月18日(日)から3月11日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、3月14日(水)・15日(木)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、3月18日(日)新潟市民芸術文化会館 劇場、3月23日(金)・24日(土)愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールにて上演。東京・兵庫公演はチケット先行受付中、順次一般発売開始。
2017年11月17日ゴジラという破壊神を演じた野村萬斎が、『花戦さ』では平和神に。どちらにしても、神の奇跡を表現する奇跡の俳優だ。○破壊神から平和神へ野村萬斎というと“ゴジラの中の人”を思い浮かべる人も多いだろう。『シン・ゴジラ』(16年)があれだけヒットしたのだから無理はない。謎の巨大生物ゴジラを、神がかった表現力で重厚に見せた彼だが、実は彼の本質は、ゴジラとは正反対の、軽やかな明るさにある。現在、ヒット中の映画『花戦さ』は、そっちの野村萬斎らしい映画で、恐怖の破壊神から一転、明るい平和神のような人物を演じている。そのレンジの広さには感嘆するばかり。『花戦さ』は、戦国時代、暴君・豊臣秀吉に、“花”で対抗した奇特な男・池坊専好(初代)の物語だ。織田信長が死んで、天下統一に最も近づいた豊臣秀吉は、権力をふりかざし、気に入らない人物を無慈悲に殺していく。その犠牲者は女、子供にまで及んだ。そんな彼に、たったひとり、唯一無二の方法で対抗した男・池坊専好の闘い方を描いた小説が、TBSの日曜劇場『JIN-仁—』、NHK朝ドラ『ごちそうさん』、大河ドラマ『おんな城主 直虎』などの森下佳子の脚本によって映画化された。池坊専好(初代)とは、いまから555年前、京都で誕生した、いけばなの源流・池坊の当主。彼の武器は“花”。ペンは剣より強しという言葉があるが、専好は、花で剣に対抗した。いったいどうやって? 花で勝てるものなの? という興味が、映画の縦軸となっている。花のみならず、茶や絵画など豊かな文化が描かれ、文化的な生活への祈りに満ちた作品になった。専好は、どんな危機的状況にも明るく前向きに対処していくと言えば聞こえがいいが、物語のはじめは、このひと、大丈夫か? と一瞬心配になるくらい、その場からはみ出ている。最初はまだ少年時代というのもあるが、「はいッ」と野村萬斎が笑顔で返事すると、それまで深刻だった空気ががらりと変わる。そんな感じで、披露した生花に問題が発生、秀吉を怒らせて、あわや、お手打ちになりそうなピンチも、持ち前のユーモアで回避する専好。この出会いから、やがて、彼と秀吉は宿命の闘いをすることになる……。○”ありえなさ”に説得力を持たせる力いわゆる“型破り”な男を野村萬斎は強い説得力をもって演じている。何かと深刻な武士の世界で、腰を落してのしのしと歩く武士に対して、彼は宙を飛ぶように走る姿はアニメーションのよう。苦虫をかみつぶしたような表情をする武士たちに対して、破顔一笑という言葉がふさわしいような笑顔をふりまく。振り返ると、野村萬斎の明るさが全国的に注目されたのは、NHKの朝ドラ『あぐり』(97年)だった。もともと、狂言師として活躍していたが、舞台の世界を知る人は限られる。それが、作家・吉行淳之介、女優・吉行和子の母である吉行あぐりのエッセイをもとにした朝ドラで、ヒロイン(あぐり)の夫で、風変わりな人物・エイスケを演じると、たちまち人気は拡大した。実在の旦那さまは妻より先立つのだが、「殺さないで」という嘆願が殺到したというエピソードは有名だ。それほど、いつでもどこでも明るく、ルールにとらわれない開放的な人物像は魅力的だった。このときも、萬斎が出ると、画面が何割も明るく見えた。その後、安倍晴明の映画『陰陽師』(01年)も大ヒットし、舞台活動のみならず、映像の世界でも活躍していく。『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督の映画『のぼうの城』(12年)では、一見、でくのぼうに見えながら、農民にも別け隔てなく接し、城のピンチに奇想天外な作戦を考えつくユニークな武将を演じていた。野村萬斎の明るさの根源は、彼が狂言師であることだ。「狂言」とは庶民を主役にした喜劇だ。この「狂言」と対をなすのが「能」で、貴族や上流階級の者を主役にしたシリアスな演目。「狂言」と「能」を合わせて「能楽」と呼ぶ。萬斎によるゴジラの歩き方が、能楽の手法・すり足を使っていることは有名だが、さらに彼は、手のひらを上にあげた神がかった動きを考案し、『シン・ゴジラ』のゴジラの風格をあげた。狂言師として活動する一方、萬斎は、ギリシャ悲劇やシェイクスピアの悲劇に挑んでもいて、静と動、悲劇と喜劇などを人間の相反するものを、偏らず見つめ、体現してきた成果が、幽玄の世界に近いゴジラの動きにも生きたのだろうと思う。『花戦さ』では、狂言における軽やかさを生かしたと思われる萬斎だが、花をいけるシーンとなると、集中力がハンパなく、実に崇高に見える。喜劇であろうとシリアス劇であろうと、伝統芸能・狂言の担い手として幼少時から研鑽を積んだことが、その所作に現れるのだ。能楽は、戦国時代以前、室町時代から存在していて(その歴史は600年と言われる)、信長も秀吉もそれを愛した。だからなのか、野村萬斎は、『花戦さ』の時代と馴染む。それは歌舞伎俳優にも言えることで、秀吉役の市川猿之助との共演シーンは、不思議なほどしっくりする。能楽といけばなの歴史も近い。どちらも、先人の思いを長く大切に受け継ぎ育み続けることでは共通。その果てしない営みが、花で武力に挑むことも可能ではないかと思わせる。野村萬斎は、ありえないことを起こす力を、身をもって信じせてくれる、奇跡の男だ。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年06月14日公開初日を迎えた映画『花戦さ』の舞台あいさつが3日、東京・丸の内TOEIで行われ、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督が出席した。この日は、豊臣秀吉に立ち向かう主人公の花僧、初代・池坊専好を演じた野村萬斎をはじめとするキャスト陣と篠原監督が勢揃い。主演の野村は「本当に今日という日を迎えられて嬉しいです。じっくり観ていただきたい映画で、1つ1つのシーンも見どころだと思いますが、何度も観ていただけたらと思います」とあいさつ。その野村扮する専好と秀吉(市川猿之助)、織田信長(中井貴一)、千利休(佐藤浩市)、前田利家(佐々木蔵之介)が共演した冒頭のシーンについて野村は「ロイヤルストレートフラッシュという噂もありますけど(笑)」と笑わせつつ、「もちろん撮影中は緊迫感がありましたけど、みんな仲良くというか、大勢人が出るシーンは時間が掛かるので、和気あいあいとやりました。みんながわりと京都弁に慣れようと京都弁を話している時に無理やり参入しようか戸惑っていました」と振り返り、初めて織田信長を演じた中井は「このメンバーだから1日で終わったんでしょう。異種格闘技戦みたいな感じで頑張りました」とジャンルが違えど芸達者な5人の力で乗り切ったことを賞賛していた。日本の伝統文化において同じ心を通じ合わせた天才花僧の専好と天下の茶人・千利休を演じた野村と佐藤。MCから「演じて分かり合えたことは?」という質問に佐藤は「この人(野村)の前で文化芸能は語れないでしょう」と恐れ多い様子だったが、「改めてというよりも野村萬斎を間近で見られる面白さはすごく楽しめましたね。お客さんになれました」と刺激を受けた様子で、野村も「2度目の共演で、けったいな役が多いので受け止めていただける方がいるってことは幸せなことだと思います」と佐藤に感謝しきりだった。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐藤浩市といった狂言、歌舞伎、日本映画界を代表する俳優陣が共演を果たした本作。暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、真っ向から秀吉に挑んだ花僧、初代・池坊専好(野村萬斎)の大勝負を描く。
2017年06月04日今週末に公開を控えた映画『花戦さ』に主演する能楽師で俳優の野村萬斎が、5月29日(月)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」に出演。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」らとトークや企画を繰り広げる。狂言の世界だけでなく映画、テレビなどで幅広い活躍を見せる野村さん。大河ドラマ「花の乱」の細川勝元役や映画『陰陽師』シリーズでの安倍晴明役、最近では『のぼうの城』での成田長親(のぼう)役などが印象深いなか、昨年公開された『シン・ゴジラ』ではゴジラのモーションアクターを担当。同作のゴジラの独特の動きやポーズを生み出したことも大きな話題となった。そんな野村さんが今回トークで狂言の型を紹介する。「月を見る」「笑い方」などからトークが広がり、狂言風に「タクシーを止める」など狂言の型を使った様々な表現を見せる野村さんに注目だ。また企画は「狂言か?真実か?野村萬斎のウワサ007」ということで野村さんにまつわる数々のウワサの真相に迫っていく。「女優に会いたいからドラマに出る」というウワサは果たして真実なのか!?また今回は野村さんのほか、話題の芸人・みやぞんもゲストで登場。「イッテQ!」で見せる驚異的な身体能力が話題のみやぞんの様々な特殊能力が紹介される。野村さんの主演最新作となる映画『花戦さ』は、豊臣秀吉の圧政に立ち向かった実在の花僧“池坊専好”の姿を描いた作品。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。野村さんが信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった京都の花僧・池坊専好を演じるほか、専好と対立することになる天下人・豊臣秀吉役に市川猿之助、茶人・千利休役に佐藤浩市、織田信長役に中井貴一、前田利家役に佐々木蔵之介、吉右衛門役に高橋克実、れん役に森川葵、そのほか山内圭哉、和田正人、吉田栄作らが出演。また竹下景子が専好の良き相談相手として頼りにする尼・浄椿尼役を演じる。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。「しゃべくり007」は5月29日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月29日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが競演する映画『花戦さ』。この度、来月6月3日(土)に公開を控えた本作から、豪華俳優陣が顔を揃え、演技合戦を繰り広げたシーンのメイキング映像が到着した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。そんな池坊専好役を務めるのは、狂言師・萬斎さん。ほかにも、専好と対立することになる天下人・秀吉役を猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤浩市、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木蔵之介、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が演じ、戦国時代、時の天下人である秀吉に専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。そしてこのほど公開されたメイキング映像では、まず織田信長に所望され、池坊専好が自ら花を披露するシーンの撮影現場に入る猿之助さんらが映し出される。巨大な松のいけばな「大砂物・昇り龍の松」を吟味する信長に対峙する専好、庭先に豊臣秀吉、千利休、前田利家が控えており、その緊迫したシーンを中心に映像が構成されている。東映京都撮影所に組まれた岐阜城の大広間セットで繰り広げられた芝居は、名優たちの共演といった生易しいものではなく、ジャンルを越えて表現者たちがぶつかり合う、演技の熱量はすさまじい。「さすがは上様でございますな。お見事でございます」と笑う若かりし秀吉や、「何故、このような松を?」という信長の問いかけに天真爛漫に「て、て、天に向かって、その、グワワワーっと…」と答える専好さながらに、セリフをシャドーアクティングと称して練習する萬斎さん。また、「武人たる者、茶と花を、人の心を大事にせよ」と武人道を説く信長が、「猿!」と秀吉に呼びかけるも印象的。さらにほかにも、権力者となった秀吉と利休が茶室で激しくも静かに繰り広げた「合戦」と呼ぶにふさわしい、のちの悲劇を暗示させるシーンなども織り込まれている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月23日ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?どこかに行きたかったけど、この時期は旅行代金が高いし、引きこもってテレビでも見てる…という人もいるかもしれませんね。でも、ぼんやりしていると、あっと言う間に連休が終わっちゃいますよ。ここは半ば無理やりでもいいから、どこかにお出かけしなければ!■GWどこに行く?せっかく出かけるのなら、普段はなかなか行かれない所がいいですよね。例えば沖縄!とか、台湾!とか。「今からじゃ飛行機もホテルも取れないでしょ」と思うなかれ。例えば6日(土)に出発して、8日(月)の早朝に戻ってくる、みたいなイメージだったら、意外と空きがあったりする可能性大。(事実、筆者も年末の12月28日に飛行機とホテルを確保して、1月2日から上海に旅行したことがあります!)沖縄や海外は遠すぎる、というのなら、ハイブランドショップが建ち並ぶ東京・銀座でお買い物三昧、なんて休日もステキです。銀座の街並みってちょっとヨーロッパみたいだし、世界各国の味を楽しめる飲食店もあるから、外国人観光客に混ざってショッピングすれば海外旅行気分を味わえるかも。もしくは横浜中華街で食い倒れの旅をするのも魅力的ですよね。レストランで北京ダックなどを食べるのもいいけど、肉まんや焼き小龍包をハフハフしながら街歩き、とか最高!合間に占い館に行って、恋愛や仕事、お金etc.について鑑定してもらえば、お腹も心も満たされそうです。■ご当地占いを試してみよう!占いの話が出たところで、占いについて少しだけ。これまで名前を挙げた地域の人気「ご当地占い」をご紹介しましょう。【沖縄】的中率の高さに涙!CAさんも足しげく通う「沖縄の父」【台湾】占いの本場・台湾で大ブームを巻き起こした「紫微斗数」【銀座(東京)】芸能人の信頼も厚い!テレビでお馴染み辛口占い「銀座の母」【横浜中華街】手相が人気!2時間待ちは当たり前?混雑必至「鳳占やかた」一つずつ解説していきますね。どの占いも魅力的ですが、遠方で気軽には行かれなかったり、近くても混んでいてなかなか観てもらえなかったり、ということもあるかと思うので、それぞれのモバイルサイトもお伝えします!■どんな占いなの?◎沖縄「沖縄の父」鑑定歴20年以上、年間7000人が鑑定を受けるという「沖縄の父」。沖縄発着便のキャビンアテンダントの間で「当たる」と噂が広がり、口コミで評判になりました。沖縄にいながら『金曜日のキセキ』(フジテレビ系)にレギュラー出演を果たしたことから全国的に有名になり、現在もメディア露出多数。最も注目されている占い師の1人と言えるでしょう。まるで父親のように親身になってアドバイスしてくれる鑑定が大人気。何より、男心がわかる「父論」に定評があり、恋愛相談を持ちかける女性が後を絶ちません。「沖縄の父」の鑑定を体験するなら!『沖縄の父◆奇跡鑑定』◎台湾「紫微斗数」占いの本場・台湾で大ブームを巻き起こした本格占星術「紫微斗数(しびとすう)」。中国の唐の時代に仙人によって創始された千年もの歴史を持つ占いで、相談者の生年月日時をもとに運勢を判断します。12の宮が配された「命盤(めいばん)」に、紫微星をはじめとする紫微斗数独特の14の星のうち、どの星が入ったかによって占うもので、12の宮は自分を表す「命宮」、恋愛や結婚を表す「夫妻宮」などを意味しています。的中率の高さはもちろんのこと、個人の運命を細かく占えるところも人気の秘密。「紫微斗数」の鑑定を体験するなら!『十二宮の予言』◎銀座「銀座の母」強烈なキャラクターと占い師としての確かな実績により、お茶の間で人気の「銀座の母」。口コミで銀座に大行列を作り、これまで何万人もの相談者の人生を救ってきました。今の明るさからは考えられないほど、波瀾万丈な半生を送ってきた“母”は、その経験をもとに独特の辛口アドバイスで迷える人々をズバッと斬り、元気づけます。手相・顔相・四柱推命などを組み合わせた占いの的中ぶりには、大物芸能人たちも驚愕・感涙の嵐!「銀座の母」の鑑定を体験するなら!『不幸撃退!銀座の母』◎横浜中華街「鳳占やかた」年間20万人もの人が相談に来るという話題のスポットで、中華街だけで5店舗あります(は新宿、池袋にも)。占術は一番人気の手相のほか、算命学、相性鑑定、気学、相性占い、タロット、西洋占星術…と様々。『マツコ会議』(日テレ系)であのマツコ・デラックスさんに絶賛された鳳占やかたにて鑑定を受けると、誰もが幸せな気持ちで家路につけるとか。口コミで話題を呼び、全国各地からリピーターが訪れています。「鳳占やかた」の鑑定を体験するなら!『横浜中華街◆鳳占やかた』気になる占いはありましたか?■楽しみ方はあなた次第できれば占い師さんに直接占ってもらいたけれど、時間とか距離とかいろいろな制約がある人も多いはず。そんな場合は、現地に行くのはまた楽しみに取っておいて、今はモバイルサイトで試してみるのもいいかも。自宅で、カフェで、公園で…好きな場所で気軽に占えるのも魅力的ですね。ちなみに『横浜中華街◆鳳占やかた』というのは、「鳳占やかた」の看板占い師・伊藤行斎氏監修のモバイルサイト。中華街っぽさ溢れるデザインのサイトなので、実際に占い館を訪れているような気分を味わえそうです。ゴールデンウィークは、肉まんやマンゴープリンを用意して、横浜中華街の占いにハマってみてはいかがでしょうか。監修者紹介伊藤行斎(いとうぎょうさい)前監修者である山縣由布、鈴木善斎とともに算命学を学ぶ。山縣由布が設立した「鳳占やかた」を現在まで支えて来た立役者であり、同じく山縣由布設立の「みかど学院」では学校長を務める。その後、「鳳占いやかた」に籍を置き、山縣、善斎に次ぐ「鳳占やかた」の看板となって3万人以上を超える人々を幸せへと導いてきた。現在も全国から数多くの人が彼の占いを求めに「鳳占やかた」を訪れている。
2017年05月03日今夏、世田谷パブリッシアター開場20周年記念公演として上演される『子午線の祀り』。1979年初演の、木下順二による不朽の名作に、同劇場芸術監督の野村萬斎が満を持して演出に挑む。舞台『子午線の祀り』チケット情報「『子午線の祀り』は、いわば僕の演劇の原体験なんです」と萬斎は語る。父(野村万作)が初演から出演していたこともあり、1979年の初演時から折あるごとに観劇していたと言う。そして1999年、32歳で平知盛役に初めて抜擢され、2004年の再演にも出演した。「古典的な『平家物語』の世界と現代劇との融合、歌舞伎や新劇など色んな出自の方々が己のスタイルをぶつけあって最終的にひとつの作品をつくりあげる、今の僕のすべての精神は『子午線の祀り』から始まったと言っても過言ではありません」萬斎にとって今作を演出するのは初めて。「今回の新しい演出の重要なテーマは“レクイエム”です。作品を通じて、観客は歴史や宇宙の運行という自分ではコントロールできない大きな世界と出会い、人はただ生かされているということを知る。それはひとつの“弔い”の儀式と言えるのではないかと思うんです。生も死も、等しく肯定せざるを得ない」主人公の知盛は13年ぶりに演じる。「クライマックスでの知盛の“見るべき程の事は見つ”という台詞は死が見えていない人には言えないものです。年齢を重ねた今なら、より真に迫って言えると思う。抗えない老化もひとつの無常ですから。諦念を持ちながらも、自分の生を全うしたという思いを持たないと、この台詞に真実味を持たせるのは難しい」。共演は、近年活躍目覚しい成河をはじめ、前進座の河原崎國太郎、実力派俳優の今井朋彦、村田雄浩、若村麻由美らが名を連ねる。「今回成河君にお願いする義経は、私の父や歌舞伎俳優の市川右近さんなどが演じてきた、古典的様式美が必要とされる役でした。でも今回は様式性よりも(萬斎がモーション・アクターを務めた)『シン・ゴジラ』ならぬ“シン・義経”にしたかった(笑)。成河君は身体にキレがあるし声も高くてよく響く。新しい義経像を作っていただけると期待しております」最後に、世田谷パブリックシアター20周年に寄せて、自身の芸術観を語ってくれた。「現代のアートは、ほとんどの作家が一代限りですよね。古典芸能は後継者に自分のDNAを入れこみ、無形文化財という伝統の厚みをつくる。芸術監督たるもの、パブリックに文化を担っている意識で、狂言が滅びないようにするのと同じように、現代演劇の天才たちのつくる演劇文化を残していきたいです」東京公演は7月1日(土)から23日(日)まで。世田谷パブリックシアターにて。なお、チケットぴあでは5月1日(月)よりインターネット先行申込みの受付けを開始する。チケットは5月14日(日)一般発売。取材・文:落 雅季子
2017年05月01日野村萬斎をはじめ市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが共演を果たす『花戦さ』。この度、6月の公開に先立ち、3月27日(月)に“いけばな発祥の地”京都・六角堂にてイベントが開催され、池坊専好役の萬斎さん、天才絵師・れん役の森川葵、千利休役の佐藤さんが登場した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、京都・六角堂の花僧、初代・池坊専好が、時の権力者である豊臣秀吉に刃ではなく、花をもって挑んだ痛快エンターテインメント映画。イベント当日は、映画の舞台となった京都・六角堂にて、萬斎さん、森川さん、佐藤さんが「映画完成奉告」及び 「ヒット祈願」として僧侶が読経する中、オクロレウカを献華。また、朝6時から詰めかけた一般観覧約600名に感謝を込めて、“紅白餅”やコスモスや朝顔などの“幸せの花の種”のプレゼントも。萬斎さんは、「六角堂は、人々に愛されているお堂だと改めて今日感じました。身の引き締まる思いです。池坊555年の歴史の重みを感じながらも、この映画が池坊の発展に寄与できたらという思いで演じました」と挨拶し、六角堂を訪れるのは2度目だと言う佐藤さんは、「先日、中に入って色々な花の歴史を興味深く聞かせていただきました。そういったものが全て映画の中にフィードバックされていると思います」と映画をアピール。また森川さんは撮影をふり返り、「時間があったので京都の街を歩いてみました。ドーナツや豆乳ソフトクリームを食べに行ったり、京都を満喫させていただきました」と思い出を語り、「花が実際に生きて、支えてくれているということ。お花を通して、心が優しく、豊かな気持ちになっていくのをこの撮影の中で感じました」と“花”の力についてコメントした。さらに千利休を演じた佐藤さんは、「ちなみに茶をたてるシーンでは、手元しか映っていませんが、私が全部やっていますのでぜひ劇場で確認してください」と呼びかけ、萬斎さんは「皆と一緒に楽しく笑いあうシーンはエンターテインメント。秀吉の悪政が及んでくると悲劇的になり、専好たちがそれをまた跳ね返していく。笑って泣けて、最後は両方一緒になるというような映画になるかと思います」と語った。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月28日池坊専好役の野村萬斎をはじめ、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが集結する映画『花戦さ』。この度、本作の本予告とポスタービジュアルが解禁され、前売り鑑賞券も4月1日(土)より販売されることも決定した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に萬斎さん、専好と対立することになる天下人・秀吉役に猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤さん、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木さん、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が扮し、戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。このほど公開された予告編では、時の権力者・秀吉の離宮を自害へと追いやることになる鬼気迫る怒りの表情や、信長の君主として凛とした佇まい、利家の専好に対する穏やかな表情、そして利休の包容力溢れる人柄が一目で分かる映像に。また、豪華メンバーが一同に会することになる映画冒頭、岐阜城の大広間のシーンで、10人がかりで14日間かけて作り上げた、松を昇り龍に見立てた幅4m55cm巨大な松のいけばなも登場。信長をして「見事なり」と言わしめ、専好の花の名手たる所以を一目で伝える迫力。しかし一転、「利休の話をするな」と怒り、驕り高ぶる秀吉も映し出され、「仏なんか どこにおるんや?」と涙する専好が「花をもって世を正そうぞ」と思いを込め、一世一代の「戦さ」へ突き進む姿が描かれている。さらに同時に解禁されたポスタービジュアルでは、「秀吉ギャフン」というコピーとともに、菖蒲の花を手に一世一代の大勝負に挑む専好をはじめ、生き生きした表情の登場人物たちが集結する、華やかな一枚となっている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月17日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが共演する痛快エンターテインメント映画『花戦さ』。この度、本作の公開日が来年6月3日(土)に決定。併せて主要キャスト11人の劇中姿が初披露となる写真が到着した。16世紀後半。織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持つ千利休とも親交があった、“池坊専好”という実在した京都の花僧の物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描く。キャストには、花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に萬斎さん、専好と対立することになる天下人・豊臣秀吉役に猿之助さん、茶人・千利休役に佐藤さん、織田信長役に中井さん、前田利家役に佐々木さん、吉右衛門役に高橋克実、れん役に森川葵が出演。さらに今回、新たに4人のキャストの出演が明らかに!専好の兄弟子・専伯役として、連続テレビ小説「あさが来た」では両替屋加野屋の大番頭で注目を集めた山内圭哉。専好の弟弟子・専武役に、俳優集団「D-BOYS」のメンバーであり、現在放送中のドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」にも出演中の和田正人。秀吉を支える智将・石田三成役に、実力派俳優の吉田栄作。多数のドラマ・映画に出演し、司会やナレーターなど幅広いフィールドで活躍する竹下景子が、専好の良き相談相手として頼りにする尼・浄椿尼役で出演する。そして、すでに発表されているキャストと、今回新たに発表されたキャスト合わせて11名の劇中姿で勢揃いしたビジュアルが到着。“花戦さ”というタイトルにふさわしく、中央に立つ萬斎さんが手にもつのは、刀ではなく勝負をかけた菖蒲の花が。役者陣の表情と共に、洒落っ気に溢れたビジュアルに仕上がっている。萬斎さんは「今回、豪華で個性豊かなキャストたちとお手合わせをする楽しさ・緊張感は一つの大きな醍醐味でした。ドラマの中では、対決の部分と仲間意識というものとのコントラストが場面ごとにあり、それぞれとの演技の掛け合いで造形されていった部分が多くあったかと思います」と今回の共演を喜び、「奥行きのある、とにかく見どころ満載の映画になったと思います。どうぞご期待下さい」とコメントを寄せた。なお、今回のビジュアルは、横幅約5m50cm×高さ約2m40cmの大パネルとして、11月9日~14日の間、京都高島屋にて開催される旧七夕会池坊全国華道展にて展示される予定だ。『花戦さ』は2017年6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月20日