グラビアアイドルでタレントの橋本マナミが13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。ケンカに強く、金勘定もできて、ユーモアもあるヤクザという役どころで、戦うシーンも多かった佐々木。出演者陣を見回し「だいたい殴りました。だいたい刺したし、橋本さんにも乱暴しました」と明かすと、橋本は「殴られました」と頷いた。また、橋爪演じる映画プロデューサーの愛人役だった橋本は「劇中にハプニングがありまして」とエピソードを披露した。「橋爪さんと縛られるシーンがありまして、なぜか橋爪さんの後頭部が私の胸にあたりまして」と言うと、場内は微妙な空気になった。そのシーンを覚えているかと聞かれた橋爪は「忘れるわけないじゃないか」ときっぱり。橋本は「むしろ私の方が忘れていたくらいです」とフォローしつつ、「本当にすごく佐々木蔵之介さんも怖くて、お芝居じゃなくて本当に驚いているくらいの迫力でした」と撮影を振り返った。
2016年12月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。グループ以外の映画主演が初となる横山と、映画出演自体が初となる濵田。「めちゃめちゃ緊張してます」と語る濵田だが、小林監督から「5人くらいの衣装合わせでも緊張していた」と暴露され、「コンサートでも緊張する」と明かすと、先輩の横山から「逆に聞くわ、何が緊張せえへんの?」と質問された。濵田は「家で1人でいる時くらいで」と答え、「いまだに横山くんにごはん誘っていただいても緊張します」と告白した。横山が「その割にばくばく食うよね」と突っ込むと、「いや、美味しいんでね……」と答え、周囲を笑わせた。映画が決まった時も、横山から誘われて家に行ったという濵田だが、「もう気合いが入りすぎて、帰り際に玄関のところで、『横山くん、頑張りましょね!』と言ったんですよ」とエピソードを披露。少し上から目線な物言いに、横山は「『俺が言うはずやな』と思ったんですよ。まさか後輩から『頑張りましょね!』と言われて、『はい』と言いましたけど」と苦笑した。濵田は「あれ、俺、今間違ったかな~と思って」とその時の心境を振り返り「やっと言えました」と安心していた。
2016年12月13日『君の名は。』の声の熱演でいっそう評判を高めた演技派俳優・神木隆之介が、孤独な過去を抱える若き棋士を演じる『3月のライオン』。これまで明かされなかった主人公のライバル・二海堂役を、染谷将太が演じることが判明し、主要キャラクターの画像が初めてお披露目された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)。“若き天才”と呼ばれ、棋士として日々研鑽を積む彼は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田(豊川悦司)に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてただひたすらに将棋を指し続けていたある日、零は同じ町に住む川本家の三姉妹(倉科カナ・清原果耶・新津ちせ)と出会い、やがて彼女たちとのにぎやかな食卓と穏やかな日々に居場所を見出していく。様々な人生を背負った棋士たちが頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける!今回解禁となった主要なキャラクターの画像でまず目を引くのが、主人公・零のライバルであり、“心友”として人気の高い二海堂晴信を演じる、染谷さんの姿!先月解禁された特報映像にも一瞬だけその姿が映っており、「いったい誰が演じているのか?」とSNSで予想が飛び交う騒ぎとなっていたが…。染谷さんといえば、『ヒミズ』で日本人初となるヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞して以降も、話題作への出演が途切れることがない若手俳優きっての実力派。その染谷さんが特殊メイクによりムッチリ&フクフクとした体形の二海堂に大変身し、まるで別人のような風貌で新境地に挑んでいる。同時に、今回は有村架純(幸田香子役)、倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、佐々木蔵之介(島田開役)、加瀬亮(宗谷冬司役)、前田吟(川本相米二役)、高橋一生(林田高志役)、岩松了(神宮寺崇徳役)、斉木しげる(柳原朔太郎役)、中村倫也(三角龍雪役)、尾上寛之(松本一砂役)、奥野瑛太(山崎順慶役)、甲本雅裕(安井学役)、新津ちせ(川本モモ役)、板谷由夏(美咲役)、伊藤英明(後藤正宗役)、豊川悦司(幸田柾近役)のキャラクター写真が一挙に初披露目。個性豊かな俳優たちが演じる、キャラクターの溢れる感情を切り取った一瞬が堪能できる画像となっている。親子、兄弟姉妹、友達、師弟――。人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンターテインメント<2部作>。いよいよ公開を来春に控え、期待は膨らむばかりだ。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月09日主演・リリー・フランキー、共演に亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子を迎え贈る映画『美しい星』。この度、新たなキャストとして佐々木蔵之介の出演が明らかになった。大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」。重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族はそれぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていく――。原作は、三島由紀夫が1962年に発表した異色の同名SF小説。刊行当時「平凡な家族が、ある日突然“宇宙人”に覚醒する」という前衛的過ぎる設定で世間を大いに戸惑わせるも、熱狂的ファンを獲得していき、現在58刷495,000部のロングセラーとなっている。監督には、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀作品賞を受賞した吉田大八。「映画を撮り初める前から『美しい星』を映画にしたいと思っていました。映画監督になりたいというより、『美しい星』を監督したいと思っていました」と熱を込めて語る吉田監督は、本作で、映画の舞台を現代に置き換えるという大胆不敵な脚色に挑む。キャストには、“当たらない”ので有名なお天気キャスター・大杉重一郎(火星人)にリリーさん、長男・一雄(水星人)に亀梨さん、長女・暁子(金星人)に橋本さん、専業主婦の妻・伊余子(地球人)に中嶋さんが出演。新キャストとして発表された佐々木さんが演じるのは、大杉一家に近づく謎の代議士秘書・黒木克己役。ある日フリーターの一雄と出会い秘書にスカウトし、やがて大杉家との距離を縮めていく…という役どころだ。果たして黒木は敵か味方か?彼の目的は何なのか?そして彼は人間なのか宇宙人なのか…?映画青年だった吉田監督と同様、演劇青年だった佐々木さんも、大学在学中に原作を読んで夢中になり長らく愛読書としてきた一人。「当時は人間役を演じることの方が少なく、未知の宇宙生物なども多々演じて来ました。劇団名にも『惑星』が付いていました」と当時をふり返り、「奇跡なのか…運命なのか…本作品で吉田大八監督と初めて仕事をします。人間離れした吉田組のスタッフ・キャストにより、至高の三島由紀夫作品となりました。来年5月の全『宇宙』一斉ロードショー、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。また吉田監督は、佐々木さんを前々からなんとなく怪しいと思っていたと明かし、「撮影を通じてそれは確信に変わっていき、興奮しました。 小さな頭や長い手足のことを言っているのではありません。眼です。蔵之介さんの眼は、いわゆる『目高』についていながら、はるか宇宙の彼方からこの星を俯瞰で見下ろしているような、眼です。と思ったらWikipediaにも同じようなことが書いてあったので、やっぱり間違いない」とコメント。「映画にとってはたいへん幸運なことでした」と出演を喜んだ。『美しい星』は2017年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月25日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。この度、本作の予告編が公開された。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の「疫病神」である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村準)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、更に大きなトラブルへと発展!追っている筈が何者かに追われてる?絶体絶命のふたりは、生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行による第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎が監督を務める本作。イケイケやくざを佐々木さん、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じるほか、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らベテランから話題の俳優まで様々なキャストが集結している。今回公開されたのは、そんな豪華キャストたちが登場する最新映像。関西出身の佐々木さんと横山さんならではの息の合った掛け合いはもちろん、佐々木さんが体を張って挑んだアクションシーン、そして2人に追われる映画プロデューサーを演じた橋爪さんの全力疾走シーン、さらに横山さんの泡風呂入浴シーンなど、エンタメ感あふれる予告編となっている。また映像には、本作の主題歌に決定した「関ジャニ∞」の「なぐりガキBEAT」も初お披露目!本作のために書き上げられた本楽曲は、「関ジャニ∞」ならではのパワフルかつグルーヴ感溢れたナンバーとなっており、本作をさらに盛り上げている。そして予告編と併せて、佐々木さん演じる桑原の激しい“ガチアクション”を捉えた新場面写真も到着。本作の見どころのひとつであるアクションシーンへの期待が、ますます高まる一枚となっている。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月21日神木隆之介演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、その原作再現度の高さが話題を呼び、大いに期待が高まっている『3月のライオン』。東京・千駄ヶ谷にある将棋会館での撮影の模様が公開され、大友啓史監督、谷島正之プロデューサーが手応え、キャスティングについて語った。『ハチミツとクローバー』の羽海野チカの人気漫画の実写化で、先日、最新12巻が発売されたばかり。中学生にしてプロ棋士となり“将棋の子”として生きる桐山が、苦悩しながらも周囲の人々との出会いや対局を通じて成長していくさまを描く。この日、取材陣に公開されたのは、将棋会館での対局のシーンで、神木さん演じる桐山、そして、伊藤英明演じる後藤がそれぞれの対戦相手と対局を行なうシーンの撮影が行われた。実際、撮影が行われているのは、普段からプロ棋士たちが対局を繰り広げる広間で、床の間には「平常心是道」という掛軸も!勝負師たちの戦いの場は静寂に包まれており、駒を打つ音が心地よく響き渡る。つい先日、アマチュア初段を授与された神木さんだが、腕前に加えて、駒を持つ手つきや所作は、プロ棋士も驚くほどのものだという。撮影前から、プロ棋士が俳優陣の指導に当たってきたが、撮影の現場にも同様にプロ棋士たちが控えており、棋士役の俳優の動きをチェックし、指導を行っている。その中には、原作ファンにはおなじみ、原作漫画の将棋監修を務め、単行本の軽妙なコラムも人気の先崎学九段の姿も見られた。撮影の合間に取材に応じた大友監督。神木さんとは『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』以来のタッグとなるが、主人公で“神童”“天才”と称され、中学生にしてプロの道に進んだ桐山について「神木くんのキャリアと重なる」と語る。「僕自身『プロフェショナルとはどういうこと?』という部分に興味があるけど、彼は中学前からプロの俳優で、キャリアと出会いを積み重ねて、いい俳優になっている。桐山は自分の意志で決める前に『これしかない』とプロ棋士の道を選択してる。神木くんがどういうモチベーションで俳優の道に進んだかは知りませんが、重なるところがあると思う」とうなずく。大友監督にとって、俳優・神木隆之介は「いい意味で、フィクションの申し子」とのこと。「呼吸をするように演じているし、どこか“祈り”に近いような…演じることで救われてきたんじゃないか?と思う瞬間がありました。そんな彼が、この桐山役をやることで、フィクションの申し子の実の顔がどこかでのぞくんじゃないか?と思っています」と期待を口にする。また、この日、撮影に参加した伊藤さん演じる後藤は、桐山にとって因縁の相手ともいえる存在。大友監督は伊藤さんの起用について「これまで豪快な役が多く、肉体派のイメージがあるかもしれないけど、ドラマなどで見ていて、実は繊細だなと感じる部分があった。後藤も、裏表がいろいろと要求される役柄。勝負師の顔、弱さを隠してる部分など、強弱が必要とされる」と語り、手応えを口にしていた。この2人のほか、島田八九段役の佐々木蔵之介、桐山と深い関わりを持つ川本家の三姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、将棋界の“神”宗谷名人役の加瀬亮など、映画完成前から、キャスティングが大きな話題となっている。谷島プロデューサーは「普段、主役をやっている俳優が10人以上もズラリと揃い、いままで演じたことのない役柄に全員が挑戦しています。かつてない贅沢な映画ですよ」とニヤリ。個々のキャスティングについても「原作ファンの声を意識した部分はある」と語り、「原作者の羽海野先生も、もともと、島田八段について、佐々木蔵之介を意識した部分があるということを聞いたことがあり、ファンの声も含め、佐々木蔵之介は外せない!」と当然のキャスティングだったと強調。さらに「あかりに関しても、連載が続いているいま、ファンの要望が多かったし、映画独自の意向とも上手くマッチしたのが倉科カナだった」と。最も難しかったとされるのが宗谷役。加瀬亮の起用は「最後の最後でお会いして決定しました」とキャスティングの経緯について明かした。「宗谷は将棋の神であり、幻であり、彼岸に立つ人であり、(モデルとなっていると言われるのは)羽生(善治/三冠)さんですからね。ファンタジー(※神、亡霊)で行くのか?それともリアルでいくのか?と考えたとき、いざ、実写で映すとなったら、雰囲気やイメージでは弱い。リアリティのある演技力で、キッチリと人間の重さを持って、駒を打てる人がよかった。加瀬さんに会って、大友監督も稲妻に打たれたんだと思います」と。ファンの要望=映画実写化の正解とは限らないが、少なくとも本作に集結した俳優陣が、実力派であることは間違いのない事実。大友監督の下で、どんなドラマを見せてくれるのか? いまだ発表されていない、重要キャラクターのキャスティングも含め、公開まで目が離せない。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日読者の求める、素敵な「大人の男」を体現するのは誰?今年も大アンケートを実施しました。日本を代表する、カッコよく、そして色っぽい俳優40名がずらりラインナップされました。下は35歳から上は65歳までと、昨年よりも幅広い年齢層の方々がラインナップ。「年の差恋愛に抵抗がなく、むしろ自分よりも遥か年上の男性を好む女性は増えています。これは、同世代にはない、経験値を積んだことで生まれる頼りがいや優しさに惹かれるからでしょう」(マーケティングライターの牛窪恵さん)たしかに、40人の面々を見ていると、俳優としてはもちろん、男としてのキャリアを重ねたからこその自信や、艶っぽさを携えているのが特徴。また、容姿のカッコよさに加え、話しやすさなどのコミュニケーションをとりやすい雰囲気も、大人の男性が支持される理由のひとつ。「素敵な大人の男性は、必要以上に大人ぶるのではなく、同じ目線に立って、でも時々こちらが分からないことがあるときに教えてくれるようなイメージ。また、仕事のスタンスや優しさなど、今の大人世代の男性から学べることもたくさんあると思います」(歌人、小説家の加藤千恵さん)上手な距離感をとることができ、会話をしているとユーモアがある。でも、悩みを相談したら親身になってアドバイスをくれて頼りになり、ときおり、持ち前の色っぽさでドキドキさせてくれる。そんな“この人と飲んだら楽しそう…”と思わせる人こそが、今年愛される大人の男の条件のよう。さあ、あなたは誰と飲みに行きたいですか?■読者が選んだ2016年の“大人の男”40人(※年齢は2016年11月9日時点)<30代>高橋一生さん(35歳)、井上芳雄さん(37歳)、平山浩行さん(39歳)、長谷川博己さん(39歳)<40代>滝藤賢一さん(40歳)、オダギリジョーさん(40歳)、反町隆史さん(42歳)、小林賢太郎さん(43歳)、大泉 洋さん(43歳)、大森南朋さん(44歳)、西島秀俊さん(45歳)、竹野内 豊さん(45歳)、北村一輝さん(47歳)、岡本健一さん(47歳)、田辺誠一さん(47歳)、渡部篤郎さん(48歳)、大沢たかおさん(48歳)、佐々木蔵之介さん(48歳)、江口洋介さん(48歳)、織田裕二さん(48歳)<50代>田中哲司さん(50歳)、古田新太さん(50歳)、豊原功補さん(51歳)、仲村トオルさん(51歳)、津田寛治さん(51歳)、高橋克典さん(51歳)、椎名桔平さん(52歳)、堤 真一さん(52歳)、阿部 寛さん(52歳)、松重 豊さん(53歳)、豊川悦司さん(54歳)、光石 研さん(55歳)、中井貴一さん(55歳)、遠藤憲一さん(55歳)、佐藤浩市さん(55歳)、時任三郎さん(58歳)<60代>役所広司さん(60歳)、草刈正雄さん(64歳)、水谷 豊さん(64歳)、小林 薫さん(65歳)※『anan』2016年11月16日号より。
2016年11月09日佐々木蔵之介と横山裕がW主演を務める異色の“バディ”ムービー『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作で佐々木さん演じる、おしゃれなやくざ(?)桑原のファッショニスタぶりを捉えた新場面写真が解禁となった。イケイケやくざ・桑原と、ぐーたらビンボー・二宮の凸凹コンビが映画製作をめぐる儲け話にダマされ、失踪した映画プロデューサー・小清水を追って関西、マカオを奔走。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇がまさかの大トラブルへと発展し、追っているはずの2人が何者かに追われるハメになってしまう本作。今回届いた場面写真でまず目を引くのは、メガネ姿のイケイケやくざ・桑原(佐々木さん)の首に巻かれた赤や青の大きなストール。別カットでは、スーツから覗くポケットチーフ、襟元からのぞくスカーフと、場面ごとに巧みに小物を使い分けおり、その身なりからも、桑原という男がファッションにかなりのこだわりを持つ人物であることが伝わってくる。小林聖太郎監督によると、まず、黒川博行の原作に立ち返ったといい、「桑原って一見銀行員風なんだけど、実は暴れまくるみたいな二面性の魅力があるんです。そこで、高級男性ファッション誌の表紙みたいなかっこいい、でも近づいたら目が普通の人ではないし、傷はあるし、態度が違うな…という感じを出そうと思いました」と語る。また、状況に応じて機転を利かせられる一面も持つ桑原は、乱闘もやむなしの場面では、本来ファッションツールであるこれらのストールも、“武器”として活用してしまうことも見逃せない。一方、桑原と絶妙なコンビぶりを発揮する二宮(横山さん)のファッションについて、小林監督は、「服について何も考えてないのがテーマみたいな。途中で服が変わってても誰も気づけへんみたいな感じを意識してます(笑)」と語り、ぐーたらならではのこだわり(?)が生かされた衣装となっているというから、こちらも要チェック!?『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日神木隆之介が主演を務める実写映画『3月のライオン』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。特報映像には、主人公の桐山零をはじめ、川本3姉妹やプロ棋士の島田、後藤、宗谷、義父の幸田、林田先生、そしてライバルで“心友”の二海堂など主要人物がこぞって登場する。『3月のライオン』/特報映像本作は、羽海野チカの人気コミックを大友啓史監督が2部作で実写化するもので、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、そして夢に向かっていく様を描く人間ドラマ。ポスタービジュアルは、桐山零が暮らす桜の舞う季節の中、河沿いの町を背景に、ひとりたたずむ主人公の姿を捉えたもの。原作タイトルの由来となった英国のことわざ“3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる”をイメージさせるビジュアルだ。特報映像は、「家も、家族も、居場所も何もなかった」というナレーションとともに、17歳の桐山零が、孤独と不安を抱えながらも、前に進むため顔を上げるシーンから始まり、そんな彼が人生という闘いの中で出会う様々な人々の姿が映し出されていく。桐山零をいつも陽だまりのような温かさで迎え入れる川本3姉妹と祖父は、有村架純(幸田香子役)、倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、前田吟(川本相米二役)。ともに切磋琢磨するプロ棋士に佐々木蔵之介(島田開役)、伊藤英明(後藤正宗役)、加瀬亮(宗谷冬司役)。そして桐山零を内弟子として引き取った師匠・幸田柾近役の豊川悦司らが登場。さらに、まだキャストは発表されていないが、零のライバルであり、“心友”である二海堂晴信も一瞬だが姿を見せている。『3月のライオン』『前編』3月18日(土)/『後編』4月22日(土)2部作連続 全国ロードショー
2016年11月02日『君の名は。』が大ヒット上映中の神木隆之介と『ミュージアム』『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がタッグを組み、国民的人気コミックの実写化に挑む『3月のライオン』。先日来、キャスト発表で大いに話題を呼んだ本作の、原作の世界観そのままの特報&第1弾ポスターが解禁された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)。“若き天才”と呼ばれ、棋士として日々研鑽を積む彼は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてただひたすらに将棋を指し続けていたある日、零は同じ町に住む川本家の三姉妹と出会い、やがて彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。様々な人生を背負った棋士たちが頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける!原作は最新刊12巻が発売されたばかりの、羽海野チカの大人気同名コミック。神木さん演じる零と同じく将棋の世界に身を置く棋士に、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら、零の日常をあたたかく見守る面々を倉科カナ、清原果耶、前田吟、高橋一生らが演じることが明らかになり、原作ファンはもちろんのこと、映画ファンからも熱い注目を集めている。このほど解禁された特報映像は、「若き天才と呼ばれる、17歳のプロ棋士・桐山零。しかし彼には、家も、家族も、居場所も――何もなかった」という衝撃的なナレーションからスタート。不安と孤独と、勝負の世界に生きる緊張感を抱えた零に扮する神木さんの表情に、一瞬で魅せられてしまう。映像の後半では、原作から飛び出してきたかのような生き生きとしたキャラクターたちが次々に登場。佐々木さんが演じる島田をはじめ、勝負の世界に生きるプロ棋士たちの姿に、雫への複雑な思いを抱える有村架純演じる零の義姉・香子、高橋さん演じる林田先生、豊川さん演じる義父の幸田、そして倉科さんらが演じる明るい川本姉妹がより一層の彩りを添えている。さらに、現段階で未だキャストが未発表であり、原作ファンが何よりも注目している、零のライバル兼“心友”・二海堂晴信も、その素顔は映らないものの一瞬だけ登場しているのも見逃せない!また、併せて解禁された第1弾ポスターには、川辺の街の風景を背に、舞い散る桜の下こちらを真っ直ぐに見つめる零の姿が。タイトルの由来となった、春の訪れを表す英国のことわざ「3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる」という季節に、不安を抱きながらも未来を見据える零の眼差しをとらえる。特報映像にも織り込まれた“闘うことでしか生きられない”という叫びに秘められた感情をさぐりたくなるような、美しく繊細な空気に満ちた1枚に、豪華キャスト陣も顔を揃えている。人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンターテインメントとなる本作。NHKでスタートしたTVアニメも話題を呼び、神木さんが日本将棋連盟からアマチュア初段免状を授与されるなど、話題が尽きない中、満を持して迎える本作に、二海堂役のキャスト発表も含め今後も目を離せない。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月02日●「イケメンのイェソンです」と自己紹介日本のトップスター・佐々木希と、韓国のトップスター・SUPER JUNIORのイェソンが、沖縄を舞台にハートフルなラブストーリーを繰り広げた、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)。並ぶだけでキュートな2人が、韓国語の勉強を通して心を通じあわせていく。イェソンが演じるのは沖縄出張中に会社がつぶれ、急遽語学講師となったヨンウン。そして佐々木はクビ寸前のシングルマザー・さくらを演じた。通訳を介しながらも、一つの作品をつくりあげた2人は互いにどんな印象を抱いていたのか。○満面の笑みで「オッパと呼んで!」――撮影に入って、初めてお互いが顔を合わせたときの状況で覚えていることはありますか?佐々木:イェソンさんは今までも日本で活躍してきたと思うんですけれど、今回は単独でお芝居をされるということで、これまでとは違うプレッシャーや責任を感じられていたり、通訳を介する必要がある環境で演技をする点についても不安に感じられているのかなと思っていたのですが、初めてお会いしたときに、満面の笑顔で「よろしくねー。オッパ(お兄さん)って呼んで!」と明るく言ってくださって。その後も不安な様子を感じさせずずっと裏でも努力されていたので、いろいろな国で活躍されてきたアーティストの方は流石だなと思いました。イェソン:ありがとうございます。韓国で準備をしていたときは大変だったんですけど、沖縄の撮影に入ってからはとても楽しかったです。僕のほうが佐々木さんより5日くらい先に撮影を初めていて、その後に佐々木さんがいらっしゃったんですが、確か事務所のシーンで初めてお会いしたのを覚えています。その時マスクをつけてトイレにいかれるシーンを撮っていたんですが、まだ挨拶をする前で、佐々木さんはどんな方だろうって、すごく気になってたんですね。その後、挨拶して、第一印象がほんとによくて。僕から「よろしくお願いします。SUPER JUNIORのイケメンのイェソンです」って言ったんですけど……。佐々木:あーーー言ってましたね!イェソン:それを佐々木さんが今みたいな感じで率直に、「イケメンだって!」って言ってすごく喜んでくださって。そんな風に第一印象から楽しくて、その後も気分よく撮影ができました。佐々木:優しくて気配りのできる方でしたね。私も距離を縮められたらいいなと思って、恐れ多いんですけど、それからは、「オッパ」って呼ばせていただきました。●ロケバスの前で歌の練習○心で芝居ができた――演技については、何か印象に残っていますか?イェソン:最初は文化の違いがあるので心配していましたが、始まってみたらまったくそういった壁を感じることはありませんでした。撮影の最初は、韓国人の俳優も僕一人ですし、密かに不安もまだ持っていて、自分に「ファイト!」って言い聞かせる感じで頑張ってたんです。気負って頑張ってる感じがあったんですね。でも、だんだん気負わなくてもいい感じになっていきました。周りの方たちもほんとに気遣ってくれて、現場の雰囲気もよかったので、気楽に撮影できるようになりました。佐々木:そうですね、きちんと完璧にセリフを覚えて、それをベースに演技をしていかないと感情がのらないと思うのですが、イェソンさんも同じ気持ちだったようで、今回は、お互いに韓国語と日本語で演じるということが大きな課題で、撮影に入るまでに、お互いに時間をかけて準備をしてきたことで、お互い、母国語での演技ではなかったけれど、心でお芝居できたなという感じはしました。○「素敵な声だな」って思って聴いた練習――映画見て印象的だったのが、カラオケのシーンでしたが、苦労しましたか?イェソン:そうですね。佐々木:撮影の合間の待ち時間に、ロケバスの前の方に座ったイェソンさんが一生懸命に練習されているのを見ていました。覚えるのも早くてらして、なによりも声が素晴らしく、私は「素敵な声だな」って思って聴いていました。イェソン:もともとほかの歌を歌う予定もあったんですけど、監督と話し合った結果、この歌に決まりました。佐々木さんが言われたようにロケバスの中とかで、覚えたんですが、最初のほうは、やっぱりぎこちなかったんですよね。特に、歌いながらふりをつけるのがこの曲に関してはちょっと難しかったし。でも、無事に終わってよかったです。――実際のシーンを見てみると、ぎこちなさはなくて、ヨンウンが日本に来てからずっと歌ってきたカラオケの十八番に見えました。イェソン:じゃあ、撮影がうまくいったということですね!――最後に、ここのシーンがよかったなというところを教えてください。佐々木:完成した映画を観たのですが、効果音も加えられていたりして、面白いポイントがたくさんありました。イェソンさんのシーンだと、佐藤正宏さん、ふせえりさんと3人で尾行しているところが好きですね。変装がむしろおしゃれに見えるくらい決まっていて、本当に面白くて印象に残っています。イェソン:記憶に残ってるのは沖縄の坂道で自転車に乗ったシーンですね。あとさくらとヨンウンがいい雰囲気になりそうなのに……って感じのシーンも好きです。あのときのヨンウンの残念そうな顔とか、さくらの戸惑っているところとか、そういった小さな表情がよくて、そういうことって日常の中でもありそうだし、実際にあったら、やっぱりヨンウンやさくらみたいになると思うので、そこが印象に残っています。
2016年11月01日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが共演する痛快エンターテインメント映画『花戦さ』。この度、本作の公開日が来年6月3日(土)に決定。併せて主要キャスト11人の劇中姿が初披露となる写真が到着した。16世紀後半。織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持つ千利休とも親交があった、“池坊専好”という実在した京都の花僧の物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描く。キャストには、花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に萬斎さん、専好と対立することになる天下人・豊臣秀吉役に猿之助さん、茶人・千利休役に佐藤さん、織田信長役に中井さん、前田利家役に佐々木さん、吉右衛門役に高橋克実、れん役に森川葵が出演。さらに今回、新たに4人のキャストの出演が明らかに!専好の兄弟子・専伯役として、連続テレビ小説「あさが来た」では両替屋加野屋の大番頭で注目を集めた山内圭哉。専好の弟弟子・専武役に、俳優集団「D-BOYS」のメンバーであり、現在放送中のドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」にも出演中の和田正人。秀吉を支える智将・石田三成役に、実力派俳優の吉田栄作。多数のドラマ・映画に出演し、司会やナレーターなど幅広いフィールドで活躍する竹下景子が、専好の良き相談相手として頼りにする尼・浄椿尼役で出演する。そして、すでに発表されているキャストと、今回新たに発表されたキャスト合わせて11名の劇中姿で勢揃いしたビジュアルが到着。“花戦さ”というタイトルにふさわしく、中央に立つ萬斎さんが手にもつのは、刀ではなく勝負をかけた菖蒲の花が。役者陣の表情と共に、洒落っ気に溢れたビジュアルに仕上がっている。萬斎さんは「今回、豪華で個性豊かなキャストたちとお手合わせをする楽しさ・緊張感は一つの大きな醍醐味でした。ドラマの中では、対決の部分と仲間意識というものとのコントラストが場面ごとにあり、それぞれとの演技の掛け合いで造形されていった部分が多くあったかと思います」と今回の共演を喜び、「奥行きのある、とにかく見どころ満載の映画になったと思います。どうぞご期待下さい」とコメントを寄せた。なお、今回のビジュアルは、横幅約5m50cm×高さ約2m40cmの大パネルとして、11月9日~14日の間、京都高島屋にて開催される旧七夕会池坊全国華道展にて展示される予定だ。『花戦さ』は2017年6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月20日モデルで女優の佐々木希が11日、都内で行われた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演したSUPER JUNIORのイェソン、朝原雄三監督とともに出席した。韓国のアイドルグループ、SUPER JUNIORでリード・ヴォーカルを務めるイェソンが初主演を果たし、その相手役に佐々木希が起用された本作。沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)が、韓国語をマスターしなければ会社をクビになってしまうシングルマザー・さくら(佐々木希)の先生となり、様々なアクシデントが起きながらも次第に距離が縮まっていく、というストーリーとなっている。佐々木は、胸元全開のセクシーワンピース姿で登場。初めての韓国語を「一番大きな挑戦でしたね。現場にも先生がいらしたし、現場に入る前まで準備をして覚えたんですが、現場に入ったら一番の先生(イェソン)がいらっしゃいました(笑)」と明かすと客席から黄色い声援が飛び、「そこは心強かったです。本当に教えていただきましてありがとうございました」とイェソンに感謝の言葉。そんな佐々木に対してイェソンは「佐々木さんは本当に(韓国語の)関心が高かったですよ。もっと勉強して韓国のドラマや映画に出られるようになればいいですよね」と話すと、佐々木は「その時も先生としてよろしくお願いします。一緒に共演できることを願っています」とラブコールを送っていた。また、演じたシングルマザー・さくらを温かく見守るヨンウンのような男性について佐々木は「素敵ですよね! 自分のことを思ってくれるのもうれしいんですけど、自分が大事にしている子どもも愛してくれるし、よく面倒もみてくれる。そういうところにさくらが惹かれたんじゃないかと思います」と分析した。本作は、今月行われる東京国際映画祭のほか、ハワイ国際映画祭やオーストラリア映画祭への出品も決定しており、佐々木は「テンポが良くて軽やかな映画になっていると思うので、日本の方はもちろん海外の方にも笑って泣いて元気になってもらいたいです」と笑顔を見せていた。映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、11月3日より全国公開。
2016年10月12日俳優・西村雅彦が、佐々木蔵之介の主演映画『超高速! 参勤交代 リターンズ』(公開中)で披露している落ち武者姿になるまでのメイキング映像が、このほど公開された。本作は土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント『超高速! 参勤交代』(14年)の続編。西村は前作同様、湯長谷藩において家中を総括する家老・相馬兼嗣役で登場している。やや口うるさいところがありながらも、殿様・内藤政醇(佐々木)から厚い信頼を寄せられている相馬は、湯長谷藩が危機に見舞われた際、その知恵なしで切り抜けられないほどの大きな存在。前作では、江戸までの道中で井戸に落ちる不運に見舞われたことで、落ち武者姿を見せ、観客の笑いを誘ったが、本作でも哀愁漂う同様の姿を披露している。公開された映像は、合図とともに、西村が川に流されていくシーンから始まる。「助けて! 助け…」と悲痛な声を発しながら流されていく西村だが、次のシーンでは岸にたどり着いた様子。悲惨な状態になったことが分かるよう、うつぶせに横たわる西村にスタッフが水をかけ、びしょびしょの泥まみれにしている模様も収められている。この場面では、こらえきれずに笑いだしてしまう裏方もいたようで、西村の渾身の演技も相まって、スタッフらの笑みがこぼれる現場であったことがわかる映像になっている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月24日羽海野チカ原作の大ベストセラー人気コミックを実写化する『3月のライオン』。この度、本作で神木隆之介が演じる主人公・零のキャラクター写真が解禁となった。桐山零(神木隆之介)は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つけることができず、いまは東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督と、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』や現在公開中の『君の名は。』と実写・アニメ問わず出演作が大ヒットを記録している神木さんがタッグを組んだ本作。そのほかにも、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司、前田吟、高橋一生、中村倫也などなど、豪華キャスト陣が発表されており、今後は主人公・零の“心友”として人気の二海堂晴信役なども随時発表予定だという。そして今回解禁されたのは、優しさ・強さ・不安・孤独・希望などの様々な感情を合わせ持つ零の表情を切り取った写真。大友監督が「子どもの頃からプロの俳優として活躍してきた神木は、零のキャラクターと重なる部分が多い」と語る様に、本作での神木さんにはこれまで見たことがない“顔”を見せてくれることに期待せずにいられない。美しい桜を背景に、原作タイトルの由来となるイギリスのことわざ「3月は、ライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかな気候で終わる」のように、零の闘いと愛の物語の始まりを予感させるカットとなっている。今月29日(木)には、原作コミック最新刊12巻が発売予定されており、また10月8日(土)からは、河西健吾、花澤香菜、三木眞一郎、杉田智和、櫻井孝宏ら豪華声優陣が集結したテレビアニメもスタートする「3月のライオン」。さらに、現実世界でも主人公・桐山零と同じ「中学生でプロになった史上5人目の棋士」が誕生するなど、ますます「3月のライオン」熱は高まっていくばかりだ。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(cinemacafe.net)
2016年09月24日映画『3月のライオン』(2017年春公開 前後編2部作)の劇中画像が24日に公開となり、俳優・神木隆之介が演じる主人公・桐山零のビジュアルが明らかになった。原作は、『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカ氏が漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社)で連載している同名コミック。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。神木は零のトレードマークである黒縁のメガネと高校の制服姿で登場。桜をバックに、複雑な感情のこもった伏し目がちな表情を見せた。メガホンをとった大友啓史監督は「子どもの頃からプロの俳優として活躍してきた神木は、零のキャラクターと重なる部分が多い」と語る。また、映画には有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司、前田吟、高橋一生、岩松 了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、板谷由夏などのキャストが出演予定のほか、零の”心友”である二海堂晴信役などの発表を控えている。
2016年09月24日俳優の佐々木蔵之介が、19日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』(レギュラーは毎週月曜19:00~19:57)に出演し、神戸大学出身の学力を見せる。今回「インテリ俳優チーム」として登場する佐々木は、映画『超高速!参勤交代 リターンズ』のヒット祈願を掲げて参戦。江戸時代にちなんだ問題に「超高速で書きました」と映画のタイトルに絡めて余裕のコメントを披露する。しかし、10個以上解答がある常識問題を制限時間内に答える最終ステージでは「この雰囲気が苦手」と緊張の表情。そんな中、東大チームの藤本淳史は「5人で力を合わせて頑張りましょう!」と気合を見せる。インテリ俳優チームには、佐々木のほか、宅間孝行、中村鶴松、宮﨑香蓮が参戦。東大チームは、藤本のほか、井坂聡、高田万由子、林修。医者・弁護士チームとして、おおたわ史絵、竹森現紗、平野大輔、森田豊が出演する。
2016年09月17日江戸幕府が15代にもわたって政権を維持できた理由のひとつが参勤交代を制度化したこと。お江戸に妻子を住まわせ(体のいい人質!?)、1年置きの江戸への参勤で大散財させる(軍備費用を減らす)ことで各藩の国力を弱体化したというわけ。頭いい~。この参勤交代を題材に弱小藩の武士たちの意気地をユーモラスに綴った『超高速!参勤交代』は、2015年の日本アカデミー賞を受賞。大ヒットを受けて、製作されたのがこの続編『超高速!参勤交代リターンズ』だ。出張だろうが日常を忘れたいバカンスだろうが、行ったら帰ってくるのが当然。というわけで、超高速で江戸城に参勤して老中・松平信祝(陣内孝則)の悪だくみを阻止した湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)と家臣たちも、帰郷の途につくはずが…。超貧乏な一行は行きで旅費が尽きてしまい、藩士たちがバイトしながら帰りの旅費を稼ぐという涙ぐましさ。路上で猿回し芸をやったり、食堂で料理人として腕を振るったりでようやく旅費を工面した一行が牛久宿に再結集。内藤と彼が見初めた飯盛り女・お咲(深田恭子)との祝言を祝っているときに国元で一揆勃発の報が飛び込んでくるのが、今回の交代道中の始まりだ。通常10日かかる参勤を4日に短縮した一行だが、今度は2日で戻らなければならない状況に追い込まれる。袴の裾をはしょって走り出してからはトラブルの連発で、イケメン藩士は川に流されて行方不明になるわ、お尋ね者として手配されるわ、謎の刺客集団に襲撃されるわ…。ピンチ五輪があったら、上位入賞は確実!参勤交代は行きが大変といわれるけど、実は国元に帰る道中は幕府の厳しい目もなく、のんびり物見遊山な大名も少なくなかったらしい。でもでも。内藤たちの交代道中は参勤道中よりも苦労が倍増。ただし、一行に次々と降り掛かるピンチを、知恵もの家老がひねり出す妙案や熟練の武芸で切り抜けるさまこそがこの映画の見どころ。武士としての矜持を保ち、仲間や藩の人々を信頼しながら、たとえ将軍様の親戚の要求だろうが理不尽なことにはきっぱりNOを言う。自分の出世しか考えなかったり、部下など眼中になかったりする上司に嫌気がさす人は、上司と邪悪で欲深い松平信祝がかぶり、内藤たちの痛快な活躍に溜飲が下がること間違いなし。◇(C)2016「超高速!参勤交代リターンズ」製作委員会◇監督/本木克英出演/佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、古田新太、陣内孝則、西村雅彦、市川猿之助、石橋蓮司ほか丸の内ピカデリーほか全国公開中。※『anan』2016年9月21日号より。文・山懸みどり
2016年09月14日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の9月13日(火)放送回に、映画『怒り』に出演している渡辺謙と宮崎あおい、そして『超高速!参勤交代 リターンズ』から佐々木蔵之介が、それぞれゲストで登場する。『怒り』では親子役で共演している渡辺さんと宮崎さん。これまで何度も同番組に出演している宮崎さんは今回「秋の味覚を収穫したい!」ということで、渡辺さんと番組MCのウエンツ瑛士と共に米の収穫を体験する。ロケで向かった先は比較的収穫が早いという千葉県の田んぼ。初心者にも関わらずコンバインを見事に操縦する渡辺さんと宮崎さんに注目だ。さらにナスやモロヘイヤなど旬の野菜も収穫。穫れたての野菜と米で料理作りにも挑戦する。炊き立てご飯を頂きながら渡辺さんに双子の孫ができた話や、2人がそれぞれ大河ドラマに主演した際の裏話などをトークする。また前回の出演時、次に“アポなし旅”をするなら「地元で!」と言っていた佐々木さんは、今回その言葉通り地元・京都で「アポなしグルメ旅」を敢行。炎天下の中、先斗町の川床で食事がしたいというウエンツさんの希望を受け、京風フレンチの店にアポなし突撃するが夕方からの開店のためまだ準備中。佐々木さんの“凱旋”アポなし旅の様子も見逃せない。今回ゲストに登場した渡辺さんと宮崎さんが出演している映画『怒り』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。芥川賞作家・吉田修一の同名小説を映画化。SNSやモバイル機器の発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、人を“信じる”という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリーで、渡辺さんと宮崎さんのほ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、妻夫木聡ら実力派俳優陣が集結。音楽を坂本龍一が手がける。佐々木さん出演の『超高速!参勤交代リターンズ』は現在全国公開中。前作の大ヒットから2年、前作では江戸へ高速で“参勤”した湯長谷藩一行が今度は故郷へ高速で“交代”する。なんと藩で一揆で発生、城も乗っ取られてしまう。果たして彼らは城を奪い返し、民を守ることができるのか?今回も佐々木さん演じる“殿”ら湯長谷藩の面々の奇想天外が作戦が繰り広げられる。佐々木さんほか、深田恭子、知念侑李、陣内孝則らが前作から続投。古田新太らも新たに加わり豪華キャストの共演も見どころだ。「火曜サプライズ」は9月3日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月13日バディ。それは相棒、仲間、2人組――。2016年、パッと思いつくバディといえば、日本でも大ヒットした『ズートピア』のジュディ&ニックだろう。“小さくて可愛らしい”(?)ウサギ初の警察官と、“ずる賢い”(?)キツネの詐欺師がふとしたことからコンビを組み、ズートピアで続出する失踪事件に立ち向かった。本来なら“天敵”にあたる、草食動物と肉食動物、被捕食者と捕食者による正反対のコンビは、誤解はあったものの、お互いを思いやりながらそれぞれの持ち味を発揮して大活躍。その名コンビぶりに魅了される人が続出し、「ニクジュディ」や「ジュディニク」といった愛称でも親しまれている。そんな2人に続け!とばかりに、この秋からも、正反対の凸凹コンビが活躍するバディムービーやバディドラマが続々登場。それぞれの魅力に迫った。まず、水谷豊扮する杉下右京と、反町隆史扮する元官僚の4代目“相棒”・冠城亘のコンビで、ドラマ「相棒season15」がスタートする今秋。やはりバディといったら、刑事モノだ。朝ドラ「とと姉ちゃん」ではヒロイン・高畑充希と組んでいる唐沢寿明と、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」では斎藤工とのコンビが人気だった窪田正孝が、“肉食系&草食系”刑事を演じる「THE LAST COP/ラストコップ」が同じく10月から連続ドラマとしてスタート。昨年、地上波にてスペシャルドラマを放送し、動画配信サービス「Hulu」にて全7話を配信する、という新しいスタイルでも話題を呼んだ。30年ぶりに昏睡状態から冷めた“80年代”で時が止まった熱血刑事・京極浩介と、デジタル世代の現代っ子刑事・望月亮太の凸凹コンビは、さらにパワーアップ。過去にスーツアクターの経験もある唐沢さんと、『HiGH&LOW』でも魅せた窪田さんによる生身の本格アクションは、今回も度肝を抜きそうだ。また、京極の元妻・加奈子(和久井映見)は、かつての京極の後輩で現在は上司の鈴木(宮川一朗太)と再婚しており、父親らしいことを何一つできなかった娘・結衣(佐々木希)は亮太と交際中という、家族ドラマの部分も見逃せない。連ドラの前に3週連続で放送される「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」では、新キャストも明らかにされるというから楽しみ。さらに、ドラマに引き続いてスクリーンに登場する『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』では、松田翔太と浜野謙太の凸凹コンビぶりが早くも話題に。兄・龍平とはまた違った魅力で、映画・ドラマなどに幅広く活躍する松田さん。auの人気CMの“桃ちゃん”こと桃太郎役でもお馴染みだ。一方、ミュージシャンとしても知られる“ハマケン”こと浜野さんも、NHK Eテレや「仮面ライダードライブ」のレギュラーに続いて、「とと姉ちゃん」、月9「好きな人がいること」に出演し、すっかりお茶の間の顔に。実写化不可能と称された伝説の漫画の映像化で、長年主演を熱望していた松田さんだけに、ひょうひょうとしながらも色気を放ち、複数の言語を操る“裏トーキョー”の警察署長・久保塚は実にハマリ役。浜野さん演じる、元エリートの“整形後”の姿・鈴木との息もぴったりで、舞台挨拶などからも伺えるイチャイチャぶり(?)には要注目。また、より身近な凸凹バディといえば、漫才コンビだ。映画『エミアビのはじまりとはじまり』では、人気絶頂のさなか、若手漫才コンビ「エミアビ」のツッコミ担当・“三枚目キャラ”の海野(前野朋哉)が突然の自動車事故で亡くなり、相方のボケ担当・“自称モテキャラ”の実道(森岡龍)は途方にくれる。しかも海野の車に同乗していたのは、恩人でもある先輩芸人・黒沢(新井浩文)の妹。マネージャーの夏海(黒木華)もふくめ、遺された者たちはそれぞれの再生を模索する。森岡さんといえば、渡辺謙作監督が脚本を務め日本アカデミー賞に輝いた『舟を編む』や、ドラマ「天皇の料理番」『彼岸島デラックス』などに出演、美大の卒業制作として長編作品を監督したこともある注目俳優だ。また、au CMの一寸法師としてもお馴染みの前野さんも、『桐島、部活やめるってよ』『秘密 THE TOP SECRET』など出演作多数、彼もまた学生時代から自ら監督を務めている。何かと共通点も、共演作も多い2人は、本作で本格的な漫才に挑戦!「エミアビ」として実際にM-1グランプリ2016にも参戦し、1回戦を突破した。“相方”とは、まさに魂の片割れ。「俺、海野がいないとダメなんです」とまで話す実道は、再び世間を笑わせることができるのだろうか…?このほか、来たる2017年も、横山裕(関ジャニ∞)が口だけは達者な建設コンサルタント、佐々木蔵之介がイケイケやくざという凸凹コンビを演じる、黒川博行の直木賞受賞作の映画化『破門ふたりのヤクビョーガミ』が1月に公開。関西出身の佐々木さん&横山さんによる丁々発止の掛け合いを、大阪出身の小林聖太郎監督がどう魅せてくれるのか、乞うご期待。そして、「相棒」は2クールにおよぶ連続ドラマに続いて、『相棒-劇場版IV-』が公開される。先日は、北九州市で約3,000人のエキストラが参加し、300m近くの通りを12時間も封鎖するという、シリーズ史上最大規模のロケが話題となっており、こちらも期待が高まる。海外作品でも、『ジャングル・ブック』の少年モーグリの対照的な“父親代わり”黒ヒョウのバギーラ&クマのバルー、『ゴーストバスターズ』で絆を深めた“ゴースト女子”のエリン&アビーをはじめ、好奇心旺盛な少女&やさしい巨人の名コンビ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』、国も身分も超えた2人の天才を描く『奇蹟がくれた数式』、敏腕編集者と無名作家による『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』など、個性豊かなバディたちによる心揺さぶるヒューマン・ドラマが続々。これからも、アツい感動を届けてくれそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日羽海野チカ・原作の国民的人気コミックを、神木隆之介・主演で実写化する『3月のライオン』。このほど、本作の前後編の公開日と併せ、話題をさらったメインキャスト発表に続いて高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也ら個性際立つ演技派俳優陣の出演&コメントが解禁された。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(神木隆之介)。幼いころに家族を亡くした彼は、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)と出会い、やがて親交を深めていく。才能と激情がぶつかり合う将棋の世界と、あたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『君の名は。』と実写・アニメ問わず出演作が大ヒットを記録している神木さんを、熾烈な勝負の世界を生き抜く主人公・零に起用した本作。先日の第2弾キャスト発表では、彼をあたたかく見守る三姉妹を倉科さん、清原さん、新津さん、島田八段を佐々木蔵之介が演じるほか、伊藤英明、加瀬亮、前田吟、有村架純、豊川悦司の出演も発表されたことで、大きな話題を呼んだばかり。この度、前編3月18日(土)、後編4月22日(土)の公開日決定と併せ、発表された第3弾キャストは、『シン・ゴジラ』での熱演も記憶に新しい高橋一生、日本映画界に不可欠なベテラン俳優・岩松さんと斉木さん、舞台「ライチ☆光クラブ」でも絶妙な掛け合いを魅せた若手屈指の実力派、中村さんと尾上寛之、『SR サイタマノラッパー』で鮮烈な映画デビューを飾った奥野瑛太、『踊る大捜査線』シリーズをはじめ数々の作品に出演する名バイブレイヤ-・甲本雅裕、演技だけでなくキャスターなど幅広く活躍する板谷由夏という豪華メンバー。個性派・演技派として名高い名優たちがずらりと顔を揃えている。いずれも、それぞれ色濃い人生を送るキャラクターたちについて、大友啓史監督は「一見平凡に見えるようなどんな人にも、必ず人生のドラマがある。原作の『3月のライオン』は、そんな真実をさらりと感じさせてくれる稀有な作品です。主人公である桐山零君を取り囲むすべての人物たちが、まるでその人が実在するかのような唯一無二の個性と、頬ずりしたくなるような愛しさを持ったキャラクターばかり」と愛情たっぷりにコメント。「皆さんが、映画という限られた時間の中で見事に体現し、零君を巡る物語をより豊かに彩ってくれました。それぞれを主役にしてスピンオフを創りたい、そんな衝動すら覚えます。唯一無二の魅力的な俳優たちが奏でる人生のアンサンブル。映画『3月のライオン』、どうぞご期待ください」と、豪華キャスト陣の演技に絶賛を贈っている。■高橋一生/林田高志役桐山零の担当教師。零がプロ棋士であることを知っており、いつも気にかけている。<コメント>大友組の素敵な世界観の中で、原作のように温かく、それでいて映画的な時間を過ごせました。作品を観てくださった方たちが、どう感じてくださるか、いまから楽しみです。■岩松了/神宮寺崇徳役日本将棋連盟会長。第十六世名人で、7期名人を務めた経験を持つ。世話好きで、釣り好き。<コメント>『3月のライオン』に出るんだって話をしたら、原作ファンの知り合いから「この役でしょ?」と即当てられました。むむ。将棋連盟会長、意外なキャスティングのはずなのに。■斉木しげる/柳原朔太郎役九段・棋匠。60歳を越えていまだA級に在位。将棋界屈指の実力者。<コメント>「もう一度行きまーす。」大友さんの声。十数回続く。何だかどんどん楽しくなってくる。そんな感覚は初めてだ。実に不思議だ。もう演ずるって感じではないな。さて、どんな風に私は存在しているのだろう。■中村倫也/三角龍雪役愛称「スミス」。B級2組、六段のプロ棋士。気さくな性格で、後輩の零を可愛がっている。<コメント>悩める天才・桐山くんの周りでわちゃわちゃとしてる愉快な先輩コンビの一角。原作を読んだ時の最初の印象です。しかし役と向き合っていくほど”軽さがモットー”な棋風ながらどうしても重くなってしまう、三角という男の美意識の高さと繊細さと優しさを知り、それに共感しながら創り上げることができました。相方・松本くんとの掛け合いに桐山くんが困惑する様を、是非皆さんに楽しんでいただけたらと思います。■尾上寛之/松本一砂役C級2組、五段のプロ棋士。スミスと仲良しで、将棋会館のムードメーカー的存在。<コメント>将棋、そして原作が大好きで、大友監督がつくる3月のライオンの世界を生きる事が出来て夢のようでした。松本一砂を全力で演じさせていただきました。スミスとの掛け合いを楽しんでいただけたら幸いです。■奥野瑛太/山崎順慶役C級1組、五段のプロ棋士。26歳未満の棋戦である新人王戦で4度優勝。二海堂、零の前に立ちはだかる。<コメント>「将棋を指す」ということが、これほどまで過酷なものだということを今作品で初めて知りました。テレビでよく見るあの静かな対局の風景からはとても想像できないほどプロ棋士達は命がけでしのぎを削っているのだなと。撮影中指す一手一手にその重みを感じ取りながら臨みました。知力・気力・体力全て振り絞って、盤の上でバチバチに喧嘩しております。参加させていただきとても楽しかったです。■甲本雅裕/安井学役C級1組、六段のプロ棋士。普段は腰が低いが、将棋に負けるたびに酒に溺れ、家族にも愛想をつかされている。<コメント>妻も子どももいるオトナの男の愚れた様を誠実に演じてみました。御覧になられた全ての方にダメ男と思ってもらえれば幸いです。笑■板谷由夏/美咲役川本三姉妹の叔母。プロ棋士ご用達の「バー美咲」のママ。妹だった母親に代わり、三姉妹を見守る。<コメント>大友組は温かさと緊張感のある素晴らしい現場でした。あの日々があの台本がどんな映画になるのか、とても楽しみです。『3月のライオン』は【前編】2017年3月18日(土)、【後編】4月22日(土)、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日『超高速!参勤交代』で無事、江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩の面々が、“超高速”でリターンズする『超高速!参勤交代 リターンズ』。このほど、佐々木蔵之介演じる殿・内藤政醇の農民姿の場面写真がシネマカフェにて解禁となった。前作で、“参勤”を果たした磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木さん)たちが、今度はさらなるスピードで故郷へと“交代”することになる本作。“金”なし!“人”なし!“時間”なし!おまけに今回は帰る城もなし!?またもや度重なるピンチを迎えた湯長谷藩の面々は、今回も抜群のチームワークを発揮することに。思えば、前作の参勤中は、宿役人のチェックを切り抜けるために、たった7人で大名行列に見せかけたり、仙台藩・伊達家の参勤交代に出くわした際には、ふんどし姿で飛脚に成りすましてその場を乗り切ったりと、あらゆるピンチに苛まれても、何とか乗り越えてきた彼ら。本作では、さらなるピンチに立ち向かっていく湯長谷藩士らの姿も見どころのひとつとなっている。今回解禁となった場面写真では、前作同様に新たな作戦を思いついたのか、湯長谷藩の殿・内藤と湯長谷藩士たちが、武士の姿ではなくボロボロの農民服を身に着けている姿が収められている!周りには落ち込んだ様子の藩の農民たちと、無謀にも荒らされた畑が…。いったい、湯長谷藩に何が起きてしまったのだろうか!?そんな湯長谷藩の殿・内藤を演じた佐々木さんは、「続編というと引き算になってしまうことも考えられましたが、やりすぎたかもしれないというくらいの満足感で私はやりつくしたと思うほど盛りだくさんになっています」と、本作のパワーアップぶりをアピール。また、本作で引き続きメガホンをとった務めた本木克英監督は、キャストたちのやりすぎ(?)の演技に「編集で泣く泣くカットしたところもあります」と明かしており、前作に負けない楽しさがあふれる作品に仕上がっていることが伺えるが…。この場面のワケは、劇場で確かめてみるしかなさそうだ。『超高速!参勤交代 リターンズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月11日佐々木蔵之介主演『超高速!参勤交代 リターンズ』で敵役を演じていることでも話題の俳優・陣内孝則が、監督を務めた長編映画3作目『幸福のアリバイ~Picture~』。このほど、各世代を代表する実力派たちが集結した予告映像と場面写真が一挙に解禁となった。ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族と知人、息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。“オメデタ婚”をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男。ちょっぴり風変わりな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が、人生のシャッターチャンスに直面する…。陣内孝則監督が前作『スマイル 聖夜の奇跡』(’07)から9年ぶりにメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』の脚本家・喜安浩平とタッグを組んだ本作。陣内監督のもと集まったのは、中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、佐藤二朗、木村多江といったベテラン俳優陣と、「せいせいするほど、愛してる」の“ヤバ妻”ぶりも話題の木南晴夏をはじめ、山崎樹範、浅利陽介、渡辺大、入山法子ら若手実力派に、清野菜名、柾木玲弥といった注目のフレッシュな面々。今回解禁された60秒の予告編では、人生の “あるある”が詰まった(?)それそれのエピソードを笑いでつなぐ前半から一転、後半は予期せぬ出来事に見舞われる登場人物たちの幸せの瞬間をつなぎ、温もりあふれる映像が続いていく。「人生は一瞬の連続」、そして「思い通りにならないことばっかり…」と、誰もが自分の人生と重ね合わせて共感できる台詞とともに、本作の見どころを凝縮した予告映像に仕上がっている。また、一挙に解禁された10点の場面写真は、登場人物たちの関係性を想像させる、賑やかでおかしみあふれる写真ばかり。それぞれの人々が、人生の節目に起こる予期せぬ事態に右往左往する様子が見事に切り取られている。『幸福のアリバイ~Picture~』は11月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日コメディ時代劇の続編『超高速!参勤交代 リターンズ』の初日舞台あいさつが9月10日、都内で行われ、主演の佐々木蔵之介をはじめ、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、陣内孝則、西村雅彦、本木克英監督が登壇した。舞台あいさつ その他の写真前作『超高速!参勤交代』で無事に江戸への“参勤”を果たした藩主・内藤政醇率いる湯長谷藩の一行は、再び幕府の陰謀に巻き込まれ、今度は磐城国(現在の福島県いわき市)への超高速“交代”を強いられる。主人公の政醇を演じる佐々木は「まさかの続編でした。誰もが『次がある』なんて思っていませんでしたが、多くの皆さんに応援していただき、(続編の)初日を迎えることができました」と感謝の意。「もう続編はないと思いますけどね。もう走れない(笑)」と参勤交代“完遂”に達成感をにじませた。それでも「もしパート3があれば、どの役を演じたか」と問われると、佐々木は「前作も今度も無理難題を言われる立場だったので、陣内さんが演じる“言う側”の信祝さんもいいですね」と不敵な笑み。「深田恭子さんになって、佐々木蔵之介に愛してもらいたい」(伊原)、「僕も佐々木さんと熱い抱擁を交わしながら、愛を語らいたい」(西村)と共演陣からラブコールが飛び出すと、「1度はトライする」とまさかのモテ期到来に、まんざらでもない表情だった。また、前作から続投する知念は「伊原さんが演じた忍者がいいですね。体は動くので、アクロバティックに演じたいです」と現役アイドルの本領発揮といえる回答で、会場を盛り上げていた。『超高速!参勤交代 リターンズ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年09月10日コメディ時代劇の続編『超高速!参勤交代 リターンズ』の初日舞台挨拶が9月10日(土)、都内で行われ、主演の佐々木蔵之介をはじめ、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李、柄本時生、陣内孝則、西村雅彦、本木克英監督が登壇した。前作『超高速!参勤交代』で幕府のムチャぶりに屈せず、無事に“参勤”を果たした磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木さん)だったが、今度はさらなるスピードで、一揆が起こった故郷への“交代”をするはめに…。舞台挨拶では「自分以外のキャラクターを演じるなら、誰がいい?」の質問が飛び、佐々木さんは「知念くんになりたい」と黄色い声援を浴びる人気アイドルへの憧れを告白。また、「前回も今回も無理難題を言われる立場だったので、陣内さんが演じる“言う側”の信祝さんもいいですね」と語った。その後、共演した俳優陣からは「深田恭子さんになって、佐々木蔵之介に愛してもらいたい」(伊原さん)、「僕も佐々木さんと熱い抱擁を交わして、愛を語らいたい」(西村さん)など、なぜかラブコールが殺到!当の佐々木さんも「1度はトライする」と自身のモテモテぶりに、まんざらでもない様子だった。また、寺脇さんは「知念くんのふんどしになってみたい」と珍解答。一方、知念さんは「伊原さんが演じた忍者がいいですね。体は動くんで、アクロバティックに演じたい」と現役ジャニーズらしい返答で、ファンを喜ばせていた。『超高速!参勤交代 リターンズ』は公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月10日俳優・佐々木蔵之介が10日、主演映画『超高速!参勤交代 リターンズ』(9月10日公開)の初日舞台挨拶に、共演の深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、陣内孝則、西村雅彦、菊千代(猿)、本木克英監督とともに出席した。同作は2014年に公開し、第38回日本アカデミー賞脚本賞、第57回日本ブルーリボン賞作品賞などを受賞した映画『超高速! 参覲交代』の続編。江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小貧乏藩が"超高速"で参覲交代を達成したが、一揆が発生し、さらに倍速で帰路につかなければいけないことになる。もし続編があるならどの役がいいか? という質問に対して、深田恭子演じる”お咲”が人気に。お咲は、佐々木演じる内藤政醇の妻という設定だが、伊原は「深田恭子さんにになって、佐々木蔵之介に愛されたい」と希望を語った。佐々木は「僕より大きいですし……」と困惑しつつ、「いっぺんやってみますわ。いっぺんトライしてみます」と頷き、器の大きさを見せた。西村も「お咲で。佐々木さんと熱い抱擁をしてみたい。愛を語らいたい。で、いつも見守ってもらいたい」と求愛。佐々木は西村に対しても「いっぺんはやってみます!」と宣言し、深田は苦笑していた。また、舞台挨拶の最後に、サッカーの”超高速”シュートに挑戦した佐々木。スピード測定器で35km以上の記録が出さなければいけないという無理難題に対して、1回目の挑戦ではボールが跳ね返ってしまい失敗に終わったが、2回目は37kmのシュートを放ち、成功した。深田は、佐々木の勇姿を「お見事でした」と讃えつつ、「最初、びっくりしてマイクを歯に当てちゃって……」とはにかみ、笑顔に。深田が「おめでとうございます」と、くす玉を引くと「祝! 参勤交代達成!」という幕が現れ、会場は拍手に包まれた。
2016年09月10日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が10日、佐々木蔵之介主演の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』(9月10日公開)の初日舞台挨拶に登場。舞台挨拶には佐々木、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、柄本時生、陣内孝則、西村雅彦、菊千代(猿)、本木克英監督も出席した。知念が登場すると、会場は黄色い声援に包まれた。それを受けて、西村が「知念さんに向けられた声援が我々を勇気付けてくれます」と感謝。さらに作中で知念が裸を見せるシーンに触れ、「みなさんは知念くんの体に興奮したはずだ。その興奮を持ち帰って拡散していただき、ジャニーズさんの力を借りて」と観客に向かって語りかけ、「知念さんの体を見て興奮しているはずだ! 興奮しているはずだ!」と何度も繰り返した。そして西村は、「どうかひとつ、知念さんを利用して、この映画を広げていただく」と要望を話し、「君は本当に素晴らしい! 知念さんありがとう! 万歳!」と知念を讃えた。知念は「興奮していただきありがとうございます」と苦笑。「今回も大きい大人たちの中で、ひとり小さい男が頑張りましたので、見ていただきたいなと思います」と自分の身長に触れて挨拶をした。そして「今日はこれくらい(靴に)インソールが入っているので、いつもよりはちょっと大きくなっているんですけど」と明かした。柄本も「知念くんのおかげですごいチケットが売れたので嬉しいです」と語り、寺脇は「もし続編があるなら知念くんのふんどしになってみたい」と衝撃発言。「見えるか見えないかのところをチラチラチラ、として、隠す方を頑張ってみたいと思います」と抱負を述べた。知念が「けっこう僕動くんで大変だと思います」と不安がると、寺脇は「大丈夫」と太鼓判を押し、最終的には知念も「よろしくお願いします」と頭を下げていた。
2016年09月10日2014年に公開された映画『超高速!参勤交代』。なかなかヒットが見込めない時代劇でありながら、佐々木蔵之介演じる湯長谷藩の藩主・内藤政醇が、幕府から突然の参勤交代を命じられ奮闘する姿が幅広い層から支持され、最終的には興行収入14億を超えるヒットとなった。製作陣が自ら「異例のヒット」と語る同作だが、この度続編である『超高速!参勤交代 リターンズ』が9月10日に公開となった。江戸についてめでたしめでたし……と思いきや、「帰路」が待っていたという展開は「その手があったか」と話題に。前作のヒット、そして今作の製作について、どのように考えているのか、本木克英監督に話を伺った。○率直な気持ちは「戸惑いと不安」――「続編を作る」という話になったときの、率直な感想をお聞かせ下さい。戸惑いと不安が大きかったです。登場人物が愛されたのは嬉しいですが、前作で完結しており、世界観に新しさはないので、いいアイデアが出なければやめようとも思っていました。――前作がヒットした要因について、ビジネスパーソンにも共感を得た、演技派俳優がそろっていた、等といろいろ要因が分析されていますが、ご自身ではどのような点がヒットにつながったと思われますか?過激なタイトルながら、悪ノリに走らず、2時間近く楽しめる群像喜劇映画に仕立てられたことが新鮮さを生んだのではないかと思っています。豊かな中央と地方の格差、本社と支社の理不尽な差別など、今の日本人が共感できる現代性が伝わったことも大きかったのではないでしょうか。――キャストを俳優さんで固められており、実際に「見た目は重視しないでキャスティングした」というお話でしたが、実はふだんはアイドルであるHey! Say! JUMPの知念侑李さんがいらっしゃるのが面白いなと。知念さんも「見た目」だけではなく、時代劇では扮装したうえでの姿勢と居住い、所作が重要ということでお願いしました。ジャニーズの若手メンバーとは何度か仕事をしており、彼らの能力の高さは知っています。知念君は小柄ながら腰を落とした武士の動きができてキレもいいですし、月代(さかやき)もよく似合いました。現場でモニターを見ながら、往年の大川橋蔵はかくやと思わせる美しさがありました。○「記憶に残る映画を作る」松竹の良さ――前作の成功を経て、『リターンズ』の作品づくりに取り入れたことはありますか?過去に続編を作った経験から、変えてはいけない演出もあると痛感していました。それも踏まえ、面白かった参勤交代や立ち回りの場面でいかに観客の予測を越えるか、設定の意外性やロケ地の多様さ、無駄なく意味のあるアクションの連続性を意識しました。――現代に時代劇を世に出す、ということについて、面白い点、難しい点を教えて下さい。敷居が高く思われがちですが、ゼロから世界を作り上げる時代劇は、作り手として、実は自由度が高いんです。夢や希望にリアリティを感じにくい現代劇より表現の幅が広がり、面白い。難しいのは、史実と時代考証を踏まえつつ、堅苦しさや古臭さを乗り越えること。歴史上の「ご存知」の人物や、殺陣の「お約束」が必要な時もあり、これらをいかに自然に現わすかも難しいところです。――実は自由というのは意外な視点でした。本木監督は社員監督としてご活躍されていますが、松竹さんの良いところはどんなところだと思いますか?この映画もそうですが、認知度のないオリジナル脚本から映画を作るチャンスがあることです。「記憶に残る」映画を作ろうという伝統的な気概が残っています。そして、時代劇を作れるスタッフと撮影所を保持しているところが、相対的に見て良いところだと思います。映画『超高速!参勤交代 リターンズ』前作で見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、そもそも参勤交代とは、だけでなく、藩に帰るまで終えてこそ完結するもの。今度は故郷を目指し、ゆっくり江戸を出発した一行だったが、その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。彼らは行きの倍の速さで帰ることに……。9月10日公開。(C)2016「超高速!参勤交代リターンズ」製作委員会
2016年09月10日9月10日公開の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』の公開直前イベント「超高速!お月見餅つき大会」が6日、都内で行われ、佐々木蔵之介、深田恭子が出席した。2014年に公開されて第38回日本アカデミー賞で脚本賞、第56回日本ブルーリボン賞で作品賞などを受賞した映画『超高速!参勤交代』。その続編となる本作は、江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小貧乏藩が、"超高速"で参勤交代を達成したが、帰りの道中でハプニングが起きて倍速で帰路につく、というストーリーとなっている。公開を間近に控えたこの日は、記念イベントとして"超高速餅つき"に佐々木蔵之介が挑戦。まずはお手本として奈良の団子屋・中谷堂の職人が名人芸が披露され、その後に佐々木がチャレンジすることに。「月見と団子は違うような気がしますが、ねじ伏せてやりましょう!」とやる気を見せつつ、中谷堂の職人の"超高速"、とまではいかなかったが、かなり早い餅つきを披露して職人からお墨付きをもらった佐々木は「今日はいいビールが飲めそうですね」と充実した表情を見せた。そんな佐々木の餅つきを間近で見た深田は「さすがでした! 超高速でしたよ!」と絶賛しながら佐々木にお餅をファーストバイトするサービスも。いまだ独身の佐々木は「深田恭子さんが食べさせてくれるんですよ。本当に美味しいです!」と感激しきりで、着物姿の深田を「着物が本当にお似合いですね。だから僕は女性のどんな服装が好きですかと言われると、着物と答えるんです。それは姫のお陰ですね」と深田を褒めちぎっていた。映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は、9月10日より全国公開。
2016年09月07日時代劇として異例のヒットを記録したコメディ映画『超高速!参勤交代』の続編、その名も『超高速!参勤交代 リターンズ』が完成。本作で晴れて夫婦となった“殿”内藤政醇とお咲に再びピンチが襲い掛かる。演じるのはもちろん、佐々木蔵之介と深田恭子だ。前作で通常8日間かかる行程を「半分の日数で参勤せよ」とムチャぶりされた磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇は、仲間らと知恵を振りしぼり、なんとか江戸にたどり着いた。めでたし、めでたし…と思いきや、今度は湯長谷で一揆が勃発!事態収拾のために、わずか2日間(つまり前回のさらに倍速)で故郷を目指すハメに。参勤(行き)より怖い交代(帰り)の旅路。映画の冒頭で祝言を挙げる政醇とお咲は、早速“夫婦愛”を試される。「いろんなことが起こり過ぎて(笑)弱っているダンナさんを『大丈夫だから』とそばで励ましてくれる奥さんの存在は本当に心強いですよ。お咲はもともと芯が強い女性で、政醇もそこに惚れこんだ。女性の強さが男の背中を押してくれるんです。しかも(演じるのが)深田恭子ですよ!本当にね、現場で美しい姫になった深田さんを目の前にすると、『もう、野郎どもと走らず、このまま終わってほしい』と思いました(笑)」(佐々木さん)「前作でケガをしたお咲を、殿が助けてくれるシーンは、いま見ても大好きなんですよ。それにお咲には、殿に対して『色のない世界から救い出してくれた』という思いもあるので、今回はお咲がいかに弱っている殿を支えられるか、というテーマがありました。ただ、映画はあくまで“帰り道”で前作からさほど時間が経っていないので、急にキャラクターを変えるのも変かなと。そのあたりは本木(克英)監督とも相談しました」(深田さん)今回、念願だったご当地・いわき市でのロケが実現。佐々木さんと深田さんは、地元のエキストラ総勢150人とともに同市の無形民俗文化財である「じゃんがら念仏踊り」を披露している。「僕らを殿と姫として『おかえり』という雰囲気で迎え入れてくださり、とても力をもらいました。いわきの皆さんには、前作をとても応援していただいたし、そのおかげで続編が作れるわけですから、僕らも恩返しをしなくちゃいけないですよ」(佐々木さん)知恵と支え合いを武器に、幕府からの無理難題を乗り越える政醇らの奮闘が胸を打つ本シリーズ。俳優として、高いハードルに向き合う心構えを尋ねると佐々木さんは「しんどさを笑いに昇華できるかが重要ですね。ときには“負ける”ときもありますが、やれることはやって、ちゃんと負けることができれば」。深田さんは「たとえ難しい役どころも、私を信じてくださる方、待っていてくださる皆さんの存在が励みになります」と話してくれた。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月06日