TOKIOの松岡昌宏が、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(10月21日スタート、毎週金曜23:15~24:15)に、ほぼ全編、女装して出演することが23日、分かった。本格的な女装は、初体験だという。このドラマは、松岡が演じる家政夫・三田園薫が、掃除・洗濯・料理などの家事だけでなく、派遣された家庭を崩壊させ、再生へと導くダークヒーローの活躍を描くもの。このキャラクターを女装姿で演じ、劇中では「思わず凝視してしまうほど大きな女」と呼ばれることになる。これまで、バラエティ番組での企画などで女装したことはあったそうだが、本格的なものは初めてだそうで、松岡は「ビューラーが難しい」「乳バンド(ブラジャー)を付けていると肩がこる」と、女装姿で長時間過ごすことの苦労を実感。「女優さんは大変だなっていうのがわかっていい経験です。『このドラマでは僕の直しの時間、いっぱい取ってください!』って思います(笑)」と要望した。自身の姿を見て「メイクを終えて鏡を見たら、そこにおふくろがいた(笑)」と表現したが、男性スタッフからは「おお!」と歓声が上がったという。カツラをかぶるたびに、男性スタッフたちが口々に自分たちの好みを口にし始めるそうで、「みんなが僕を"自分色"に染めようとするんですよ(笑)」と苦笑いした。姿には手応えを感じたようだが、しゃべり口調は、まだ慣れない様子。「なかなか自分っぽく喋れなくて、なんか店2軒ほど潰したオカマのママみたいになってるし(笑)」と、課題を語った。さらに、今作では清水富美加が、三田園の家政婦仲間・花田えみり役として出演することも決定。松岡とは初共演で「ミタゾノも松岡さんもどういった人なのだろう?と謎解き好奇心全開で挑んでいきたいです」と意欲を示し、自身の役柄については「登場人物の中では1番まとも?(笑)な役なので、しっかり演じていきたいです」と意気込んだ。他にも、三田園たちが所属する家政婦紹介所の所長・結頼子役で余貴美子も出演。柴本幸、堀田茜、平田敦子といった女優陣が、派遣家政婦役として脇を固め、毎回依頼主の家庭の秘密を暴露し合う"女子トーク"を繰り広げる。
2016年09月24日直木賞作家・黒川博行氏の小説『後妻業』を映画化した本作は、病弱な資産家老人を次々とだまくらかしては莫大な財産を奪い続ける毒グモ女・武内小夜子をめぐる物語だ。毒グモ女といえばゴールデンボンバーだけど、歌に登場する毒グモ女なんて可愛いもの。あれはちょっと可愛いキャバ嬢に失恋する男の話だもんね。毒グモ女としてプロ中のプロである小夜子は、命も含めて、全部を奪うかなり怖い女だ。彼女はまず婚活パーティで「武内小夜子、63歳。若くして夫を失いました。趣味は読書と星を見上げること。尽くすタイプです」とあどけなく自己紹介。これはだましのプレリュードで、ターゲットを定めるや攻めは一気に加速。あるときはツンデレ女、あるときは世間知らずの未亡人、そしてセクシー熟女といった具合に狙った男性の好みに合わせて自由自在に変身するのだから、寂しい老年男性はもうイチコロ。ただ男をメロメロにして、結婚に持ち込んでも終わりじゃない。言葉巧みに「財産・土地家屋をすべて妻に譲る」という公正証書遺言を作らせて、あとは夫となったターゲットの死を待つ。そして、なかなか死ななかったら、それなりの手段を講じる。後妻業には協力者は必要だし、夫の遺族との確執も待ち構えている。小夜子の場合はさらに怪しい探偵との戦いも加わって、事態が紛糾!大金を手にするためとはいえ修羅場を何度も乗り越えるには度胸と図々しさが必要なのね~と観ながら小夜子リスペクト。用意周到な悪女のはずなんだけど、「男をだまして何が悪い」とばかりに開き直っているのが逆に痛快に感じもする。モラル的には遺族側に同情すべきでも、小夜子役の大竹しのぶが魅力的なので思わず彼女に感情移入するから不思議だ。タバコをぷかぷか吸いながら自分に都合のいいことばかりをまくしたてる小夜子は多分、実際にいたら相当にいけ好かない女のはず。夫の子供に高額な葬儀代を要求するわ、自分の息子に平然と「死ね」と言い放つわ。豊川悦司演じる結婚相談所所長も、相棒なのに「いちばん嫌い」と言うほど。でも大竹の天性の人たらしぶりが炸裂し、どこか憎めないというか、脆さを隠すために強面武装しているのが伝わるのだ。17歳の家出少女時代から60代までを演じてもまったく違和感がないのは大竹が童顔のせいもあるが、やはり抜群の演技力があるから。小夜子と戦う義娘役の尾野真千子をはじめ、津川雅彦や笑福亭鶴瓶、永瀬正敏といった豪華共演陣の好演も見逃せないアンサンブル映画ではあるが、大竹の吸引力はダイソンの掃除機100台に匹敵するほど。彼女なしでは成立しない、まさにハマり役だ。もちろん黒い話をコミカルにまとめ、人生の悲喜こもごもを浮かび上がらせた鶴橋康夫監督の手腕も素晴らしい。◇監督/鶴橋康夫出演/大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏ほか8月27日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開。※『anan』2016年8月31日号より。文・山縣みどり(C)2016「後妻業の女」製作委員会
2016年08月30日2009年にスタートしたドラマに続き、2015年1月に公開された映画も大ヒットした、現在の食ドラマブームの先駆け的存在「深夜食堂」。その劇場版最新作となる『続・深夜食堂』から、小林薫演じる「めしや」のマスターはじめ、佐藤浩市、池松壮亮ら豪華出演陣が映像で初登場する予告編が解禁となった。新宿ゴールデン街を思わせる繁華街の路地裏に、ひっそりと佇む「めしや」。夜も更けた深夜に店が開くことから、人呼んで「深夜食堂」。そこでは、さまざまな人生を過ごしてきた個性豊かな客たちが、まるで引き寄せられるかのように夜な夜な集まり、今宵も客たちの悲喜こもごもな人生が交錯する――。原作は安倍夜郎の大ヒットコミック。ドラマ化に続く映画『深夜食堂』は、全国80館という規模での上映にもかかわらず、興収2.5億円、動員数20万人超を記録。さらに中国、韓国、台湾でも人気を集め、アジア各国で一大ブームを巻き起こした。解禁となった予告編では、「食べたいものがあったら、何でも言ってよ」と小林さん演じるマスターのお馴染みのセリフからスタート。客と程よい距離感を取りながら、頼れるマスターを絶妙に演じる小林さんに、シリーズに欠かせない常連客として不破万作、綾田俊樹、光石研、松重豊、オダギリジョーらドラマシリーズからの顔が揃う。さらに、前作の映画でゲスト出演した多部未華子、余貴美子が役柄そのままで常連客に加わっているほか、今回ゲスト出演を果たす佐藤さん、池松さん、河井青葉、キムラ緑子、小島聖ら実力派キャストの姿も!ドラマシリーズ第1弾から世界観を作り上げてきた松岡錠司監督が、3篇からなる物語を巧妙につなぎ、より深く心に染み入る1本の作品へと完成させている。また、この豪華俳優陣に負けじと存在感を放っているのが、思わずお腹がなりそうになる、料理の数々。「焼肉定食」「焼うどん」「豚汁定食」といった料理をお題に“滋味あふれる”物語が紡ぎ出されるほか、四季折々に合わせた美味しそうなごはんの数々も登場、食欲の秋にぴったりの予告編となっている。さらに、本作の見どころは、佐藤さんの「自分の力には限りがある。だから人に頼る。それでいいんじゃないかな」、多部さんの「あたしがマスターによくしてもらったように、いつか誰かが困っていたとき、同じことしてあげられたらなって」といったセリフにもあるように、「めしや」を舞台に繰り広げられる人間模様の温かさ。小腹だけでなく、心もじんわりと満たしてくれるはずだ。一方、ポスタービジュアルでは、お馴染みの新宿ゴールデン街を思わせる街並みが本物かと見間違うほどのクオリティで作られ、いつものように優しく佇むマスターを際立たせている。また、その下側にはさまざな表情をした“常連客”たちやゲスト陣にも注目。前作よりさらに深みを増した本作の世界観を垣間見ることができる。『続・深夜食堂』は11月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日尾野真千子と江口洋介が虐待された男の子の里親になろうとする夫婦を演じる「はじめまして、愛しています。」の第7話が8月25日(木)今夜放送される。男の子の親族の登場で物語は新たな局面を迎えクライマックスへ突入する。今作では“特別養子縁組”制度をテーマに、尾野さん演じる梅田美奈と江口さん演じる信次の夫婦が、虐待されていた男の子を引き取る決意を固め、特別養子縁組の申請をして里親資格を得るため多くの試練や苦難を乗り越えていくなかで、“ハジメ”と名付けた男の子との間に次第に“親子関係”が芽生えていく様子や、子どもを引き取ったことで2人が自らの過去とも向き合い人間的に成長していくさまが描かれている。尾野さん、江口さんのほか信次の弟・巧役に速水もこみち、妹・不破春代役に坂井真紀、男の子を養子にできるかどうか審判を下す児童相談所の担当者・堂本真知役に余貴美子、美奈の父・追川真美役に藤竜也らが共演。これまでは梅田夫妻と“ハジメ”、真知と“梅田家”、そして美奈と信次それぞれの家族関係が大きな物語の軸となっていたが、前回の6話でなんとハジメ(横山歩)の実の祖母が登場、ハジメを引き取ろうとし、物語は大きく動き出すことに。特別養子縁組制度では実の親が子どもを手放すことを拒否した場合、申請中の里親は抵抗するすべがなく、里親申請が認められるのは実母による虐待の再発が危険視され児童福祉法28条が適用された場合のみだという。さらに子どもの実名が判明すれば“ハジメ”の名前も使えない。ハジメが学校に入ったら、恋をしたら、結婚したら…そんなハジメの将来を想像し、親として成長を見届けたいと強く願う美奈と信次だが、いまは祈ることしかできない…果たして3人は“家族”になれるのか!?というのが第7話のストーリー。さらにドラマには男の子の生みの母も登場。ハジメの生みの母・黒川泉を演じるのは志田未来。2006年に「14才の母」で衝撃的連ドラ主演デビューを果たした志田さんが10年の時を経て再び10代の母を演じる。志田さんは今作の脚本を担当する遊川和彦が2005年に手がけた「女王の教室」で大きな注目を浴びたが、実に11年ぶりの遊川作品出演となる。ハジメを監禁状態のまま置き去りにし姿を消した以外は何も分からない泉、彼女がなぜハジメを虐待したのか、また自ら姿を現さない理由は何なのか。ついに現れた“実の母”と梅田夫妻はどう向き合っていくのか。“生みの親”と“育ての親”が相まみえる時、物語はクライマックスに突入する。「はじめまして、愛しています。」第7話は8月25日(木)今夜21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2016年08月25日日テレの人気バラエティ「しゃべくり007」と「人生が変わる1分間の深イイ話」が合体した「深イイ×しゃべくり24時間テレビ愛の合体SP」が加藤シゲアキ、沢尻エリカ、大竹しのぶら豪華ゲストを迎え8月22日(月)今夜放送される。3人は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートに登場。8月27日(土)21時頃から「24時間テレビ39」の中で放送されるドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」で共演している加藤さんと沢尻さんは「あの頃私は青かった007」と題した企画に挑戦。10代の頃から芸能界で活躍してきた2人の“10年前”と“現在”をビフォーアフターで比較。この10年、様々な経験を経て大人へと成長を遂げた2人だが、10年前はどこが青かったのか!?そして大竹さんの企画は「お悩み相談007」。日本を代表する大女優になった大竹さん。そのキャリアから共演者や友人などの相談に乗ることが多いという。そこで番組がいろんな芸能人の悩みを預かってそれに大竹さんが答えていく。他では聞けない“大竹流”の回答に注目だ。また様々な人物の“深くてイイ話”を紹介する「人生が変わる1分間の深イイ話」には加藤さんと同じく「NEWS」の手越祐也をはじめ、岡田結実、劇団ひとり、鈴木奈々、高畑淳子、博多大吉がゲストとして登場。スペシャルコメンテーターを今田耕司が、司会を羽鳥慎一と「チュートリアル」が務める。加藤さん、手越さんら「NEWS」メンバーがメインパーソナリティーを担当する「24時間テレビ39」は8月27日(土)~28日(日)にかけて放送。加藤さんと沢尻さん出演のドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」は、新井淑則氏の原作「光を失って心が見えた 全盲先生のメッセージ」を元に、全盲となって一時は自殺まで考えた加藤さん演じる教師の男性が、沢尻さん演じる妻や周囲の支えを受けて再び中学校で教鞭をとるに至るまでの実話を描く。学園ドラマの熱血教師に憧れていた教師・新井は中学校の国語教師として生徒たちに本気でぶつかっていた。新井は大好きな妻と3人の幼い子供に囲まれ充実した幸せな日々を送っていたが、それは突然終わりを告げた。新井は網膜剥離を発症、視力を失ってしまう。もう生徒に授業をすることも、愛する我が子たちの成長した姿を見ることも叶わない。真っ暗な絶望の中、家に閉じこもり、家族にあたり散らし、ついには、自殺まで考えるようになる新井だが、そんな新井を支え、前を向かせてくれたのは、家族や教え子、友人たちの存在だった。「もう一度中学校の教師に」という夢への挑戦を新井は決意するが、それは長い長い苦闘のはじまりだった…という物語。もう一組のゲストである大竹さんは主演最新作となる『後妻業の女』が8月27日(土)から全国公開となる。直木賞作家・黒川博行の受賞後第一作となる小説「後妻業(ごさいぎょう)」を『愛の流刑地』『源氏物語千年の謎』などの名匠・鶴橋康夫監督が映画化。主人公・小夜子を大竹さんが演じ、豊川悦司、永瀬正敏、、尾野真千子、笑福亭鶴瓶、風間俊介、津川雅彦、長谷川京子、水川あさみ、余貴美子、森本レオ、六平直政、伊武雅刀ら豪華俳優陣が共演する。中瀬朋美(尾野さん)は苛立っていた。父の中瀬耕造(津川さん)が再婚しようと婚活パーティーへ足繁く通うからだ。そうして出会った後妻の小夜子はブランド物に身をつつむ高飛車な女。やがて父耕造が倒れ容態が急変し死亡。小夜子に公式証書遺言状を突きつけられ遺産はすべて小夜子のものになった朋美は探偵の本多(永瀬さん)を雇い、小夜子のことを調べ始める。小夜子は、色香で老人を喰う“後妻業”の先兵だった。背後には結婚相談所所長の柏木(豊川さん)がいた。高齢の資産家が入会すると柏木は小夜子に紹介、小夜子は次々と老い先短い孤独な男たちを籠絡し、柏木の入れ知恵によって資産を奪い取り、いつも2人で分け前を折半していた。耕造の死後、小夜子は柏木の主催する新たな婚活パーティーで不動産屋の隠居・舟山喜春(鶴瓶さん)に目を付けるが、デートを重ね、順調に舟山を後妻業の術中に陥れていく中で、なんと小夜子が舟山に本気で惹かれはじめる…という物語。「深イイ×しゃべくり24時間テレビ愛の合体SP」は8月22日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月22日尾野真千子と江口洋介が初共演で、虐待を受けていた男の子と出会い、“特別養子縁組”制度を利用して家族として迎えていく夫婦を熱演する木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」。このほど、その男の子の生みの母役に志田未来が決定。「14才の母」で衝撃的な連ドラ主演デビューを果たした志田さんが、再び10代の母に挑み、「女王の教室」以来、11年ぶりに遊川和彦作品に登場することが分かった。8月18日(木)に放送された第6話のラストシーンでは、ハジメ(横山歩)にとって祖母にあたる黒川月子(富田靖子)が登場。今回の第7話、梅田家に突然現れた月子は、美奈(尾野さん)や信次(江口さん)に断りもなく、いきなりハジメを連れて帰ろうとする。美奈は混乱しつつも、驚くハジメをかばいながら正々堂々と抗議。児童相談所の堂本真知(余貴美子)も手続き上の問題があるとして、月子の身勝手な振る舞いを押し留める。しかし、月子はハジメの出生届を提示すると、虐待の理由も告げずに速やかな引き取りを要求する…。特別養子縁組制度では、実の親が子どもを手放すことを拒否した場合、申請中の里親に抵抗するすべはない。美奈たちにとって唯一の望みは、実母による虐待の再発が危険視され、児童福祉法28条が適用された場合のみ。ただし、その場合も子の実名の判明に伴い、2人が授けた“ハジメ”という名前は使えなくなってしまう。以来、美奈と信次は、ただ祈るだけの日々が続く。ハジメが学校に入ったら、恋をしたら、結婚したら…そんなハジメの将来を想像し、親として成長を見届けたいと強く願う美奈と信次。そして、そんな2人の子どもでいられると信じているハジメ。果たして、3人にどんな運命が待ち受けているのか…。生みの親と育ての親。養子縁組を題材にする以上、避けては通れない対立を描いていく本作。ハジメを生んだ女性が、虐待をしていたはずの息子の引き取りを要求するまさかの展開で、ついに姿を現わす実母、黒川泉役を演じるのが志田さん。ハジメを監禁状態で置き去りにしたまま、アパートから姿を消したこと以外は何も分からない、謎多き人物だ。なぜ、泉は自ら姿を現さないのか?ハジメに虐待を加えた理由は何なのか?そして泉はいま、どこにいるのか?ベールに包まれた実母の登場で、物語はいよいよクライマックスに突入する。23歳にしてすでに17年のキャリアを誇る志田さんが、初めて連続ドラマへのレギュラー出演を果たしたのは、2005年の遊川作品「女王の教室」。翌2006年には「14才の母」で妊娠・出産する中学2年の女子生徒を演じて連ドラ初主演、感性豊かな演技で話題を呼んだ。そして2016年、志田さんが再び、10代で子どもを出産した母親役に挑む。決定を受け、最初は「大きなプレッシャーを感じました」という志田さん。「また、23歳の私が5歳のハジメの実母? という衝撃もありました。途中からの参加でいきなり5歳児の母親になる、しかも子どもに対して愛情を持てていないという難しい役で、現場でも作品の中でも、どう母親として居たらいいのだろうといろいろ考えています」と、心中を吐露。「この作品には、本当にたくさんの愛があふれていると思いながら拝見していました」と明かす。さらに、「また遊川さんの作品に出させていただけるということで、いままでにない緊張感を感じています。私が初めて連続ドラマをやらせていただいたのが遊川さんの『女王の教室』ということもあるので、少しでも成長した姿をお見せできたらなと思っています」とコメント。「当時、私は小学生だったんですが、遊川さんはいつも現場にいるという印象がありました。1つのシーンが終わるごとにいろいろな話をしてくださって、こうした方がいいんじゃないかとアドバイスをいただくこともありました。いま思うと、脚本家の方と直接お話しをする機会はその後の作品ではあまりありませんし、現場にお見えになることも少ない。遊川さんはすごく私たちに向き合ってくださる方なんだなと、いまになってすごく思います」とふり返っている。尾野さん、江口さんに、余さん、富田さんらとの共演に「私が言うのもおこがましいですが、みなさん演技派ですばらしいお芝居をされる方々なので、その中に自分が飛び込んでいくというのは、やはりこれも緊張ですね。泉だけでなく、ほかの役柄も心にいろいろ抱えていますし、泉のまだ明かされていない背景を考えると、改めて演じる難しさを感じています」と、役柄について関心を寄せる。ハジメにとっての幸せは、虐待の過去がありながらも血がつながる実母と暮らすことなのか?それとも、血のつながりはなくても、ようやくその命が輝き始めた梅田家の子どもでいることなのか?美奈と信次はもちろんのこと、ハジメも梅田家の子どもでいることを望むが、そんな3人の前に法律が大きく立ちはだかることになる第7話。ハジメの小さな手を最後まで握りしめていられるのは、どちらの母か?まさに究極の親子の問題を問いかけていく。「はじめまして、愛しています。」第7話は8月25日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日尾野真千子と江口洋介が初“夫婦”共演、“特別養子縁組”制度をテーマに遊川和彦が脚本を手がけた話題のドラマ「はじめまして、愛しています。」。その第6話が8月18日(木)今夜放送される。尾野さん、江口さんのほか信次の弟・巧役に速水もこみち、妹・不破春代役に坂井真紀、男の子を養子にできるかどうか審判を下す児童相談所の担当者・堂本真知役に余貴美子、美奈の父・追川真美役に藤竜也らが共演。尾野さん演じる梅田美奈のピアノに引き寄せられるように自宅に現れた男の子が虐待を受けていると知り、養護施設に入っていたその男の子を引き取る決意を固めた夫の信次(江口さん)。特別養子縁組の申請をして里親資格を得るため様々な研修を受けた2人に許可が里親認定の許可が下り、6か月間の「試験養育期間」の生活が始まった。男の子に“ハジメ”と名付け3人での生活が始まるが、2人の愛を確かめようと様々な行動に出る“ハジメ”に当初は手を焼く2人だが、少しづつ3人の関係は“親子”に近づいていく。前回放送の第5話では他の子を突き飛ばしてピアノを弾こうとするなどワガママに見える行動をするハジメに思わず手が出そうになるも必死にこらえる美奈や、美奈に「大嫌い」と反抗するハジメに対し初めて怒りを爆発させる信次が、ハジメにどんな子供になってほしいかについて悩むなかで、お互いの両親に悩みを相談しようとするシーンなど、親になろうとする過程で自らの親子関係と改めて向き合いはじめる様子も描かれた。またハジメが2人に対し「愛、幸せって何?」と根源的な問いかけをするシーンでは、自分が親ならどう答えるだろうか?と考えてしまった視聴者も多かったのではないだろうか。そして字が読み書きできなかったハジメが美奈と信次に手紙を書いたラスト、また一歩成長を見せたハジメ、そして美奈と信次に今夜放送の第6話では新たな試練が訪れる。ハジメ(横山歩)を幼稚園に入れることにした梅田夫妻。入園日がやってくるがハジメが普通の幼稚園生活になじめるのか?ハジメが養子であることを知らせるべきか?など不安ばかり。児童相談所の担当者・堂本真知はこのまま何事もなければ特別養子縁組が確定するだろうと言うが、美奈の心配は尽きない。そんななか不破春代の娘の明日香(平澤宏々路)が「ママに虐待されたから」と梅田家に家出してくる。また幼稚園では入園早々、心配していたトラブルが発生。呼び出されハジメを迎えに行った美奈は園児の間でいじめがあることを知らされる。さらにハジメが描いたという家族の絵が予言したかのように、ハジメの家族を名乗る女性が突如梅田家に現れる…というのが6話の展開。これまでハジメに関して描かれてきたのは、母親は偽名で借りたアパートから失踪していることと、その部屋に複数の男性が出入りしていて父親の特定が難しいことだったが、ここにきて“家族”を名乗る人間が登場したことで梅田家には新たな、そしてさらに大きな困難が。果たして美奈と信次はハジメと本当の家族となれるのか。「はじめまして、愛しています。」第6話は8月18日(木)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2016年08月18日松重豊扮する主人公が仕事の合間に各地のグルメをひとり味わい楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。そのスペシャル版となる「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」が8月3日(水)今夜いよいよ放送となる。原作は「月刊PANJA」(扶桑社)で90年代に連載された同名コミック。その後「SPA!」(扶桑社)で復活し現在も不定期掲載されている。2012年からスタートしドラマシリーズも昨年の「Season5」がシリーズ最高視聴率を記録するなど、放送を重ねるごとに人気を高めている。今年の元日には「孤独のグルメ お正月スペシャル ~真冬の北海道・旭川出張編」が放送されこちらも好評を博した。今夜のスペシャル版では東北・宮城を舞台に、向井理、渡辺いっけい、でんでん、余貴美子の4人のゲストを迎え、松重さん演じる輸入雑貨商を営む井之頭五郎のグルメ旅が繰り広げられる。古くからの友人である岸本(渡辺いっけい)の依頼で、輸入雑貨商を営む井之頭五郎は8年ぶりに仙台へやってきた。今回の依頼は、岸本がイベントのプロデュースを手掛ける牡鹿郡女川町の商業施設「シーパルピア女川」での仕事。震災からの復興を目指す人々に力を貸してほしいと言われ、五郎は力強く応える。打合せも無事に終わり、空腹を感じた五郎が入ったのは、仙台名物・牛たんの店。牛たんのセットとちょっと変わった一品料理に舌鼓を打ち、女川での仕事に向けて精をつける。仙台から石巻へ電車で移動した五郎は、女川へ向かうためレンタカー屋へ。しかし、そこにあったのは軽トラックのみ。仕方なく、慣れないトラックで仕事先のシーパルピア女川へ向かう。「シーパルピア女川」に到着し、立ち並ぶ店を興味深く眺め始める五郎。中には、「ほやきそば」(ホヤの焼きそば)という気になるのぼりを出している店もある。待ち合わせ場所に赴いた五郎は、担当者である牧原(向井理)と会う。仕事が一段落すると、また腹が減ってきた五郎。軽トラックに乗り、とりあえず進んでみたものの道はどんどん山道へ。店があるのか不安になったところ、前方に看板を見つける。プレハブの店の前には「活魚」の文字、背後に山のある場所で海鮮を食べることに面白さを感じ、店へと足を踏み入れる。そこで五郎が出会うグルメとは…?また、五郎の腹は、そこで満足するのか!?…というのが今回のストーリー。個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”が、商用で訪れたさまざまな街で、ひとりふと立ち寄った店で食事をし、言葉で表現できないようなグルメたちとの出会いを描いていく本作。今回、1泊2日の東北・宮城出張では計3軒でグルメを堪能するという。本作の魅力はグルメをテーマにしながらも、主人公の井之頭五郎が赴くのが大衆的なお店である点。仕事の合間に立ち寄った街の名店で五郎が料理を味わう姿を見て、思わずお腹がすいてしまったという視聴者も多いのではないだろうか。松重さんも「本当においしかった。ドラマを見て興味をもったら、足を延ばして食べに来てほしい」とコメントした宮城のグルメ。ドラマで堪能するだけでなく実際に味わいに行ってみるのもアリかもしれない。「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)は8月3日(水)22時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2016年08月03日7月29日(金)今夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に、本日より全国公開された映画『シン・ゴジラ』に出演している俳優の長谷川博己が出演。想い出の地バルセロナを訪れ、俳優を続ける理由や新たな夢について語る。「アナザースカイ」は毎回ゲストを招き「海外にある第2の故郷」というテーマで。MCの今田耕司と瀧本美織がゲストの人生を掘り下げていく番組。今回長谷川さんは17年前、学生時代にバックパッカーとして訪れたというスペイン・バルセロナを再訪。懐かしの絶品パエリアを堪能、当時感動したというガウディのサグラダ・ファミリアへ。さらに当時知り合った地元の弁護士・ホセさんと奇跡の再会。ホセさんが長谷川さんの当時の様子を明かす。そして長谷川さんが語る“なぜ俳優を続けるのか?”その理由と“新たな夢”とは?いま、最も熱い俳優のひとりである長谷川さんの新たな一面が今夜明かされる。長谷川さんが主演を務める『シン・ゴジラ』は『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの“国産”ゴジラ映画となり、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が総監督を務め、『進撃の巨人』の樋口真嗣監督のもと、メインキャストには内閣官房副長・矢口蘭堂官役に長谷川さんの他、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役に竹野内豊、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧、さらに斎藤工、前田敦子ら若手俳優、音楽アーティスト、映画監督などジャンルを超えて、総勢328名にも上る豪華キャストが集結した。また本作ではゴジラがフルCGで描写されるが、その動きを狂言師の野村萬斎が担当。新宿で行われたワールドプレミアでは、本作のゴジラの全長に合わせて118.5メートルのレッドカーペットが敷かれるなど、数々の話題を振りまいた『シン・ゴジラ』がいよいよ全国に“上陸”する。「アナザースカイ」は7月29日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月29日尾野真千子と江口洋介を初夫婦役で共演、“特別養子縁組”制度をテーマに現代の家族の在り方を問う「はじめまして、愛しています。」の第3話が7月28日(木)今夜放送となる。「家政婦のミタ」が大ヒットした遊川和彦が脚本を担当している今作。テーマとなっているのは、何らかの理由で家庭に恵まれない子どもが養父母のもとで育つ“特別養子縁組”制度。実の親に育成されるよりも養父母に養育される方が子どもの利益になる場合だけ認められるというこの制度は成立すると法律上の親は養親だけになることから、成立には様々な条件が設けられており、今作でも尾野さんと江口さん演じる梅田夫妻が里親認定を受けるためのいくつもの試練に挑む様子が描かれている。また共演は信次の弟・巧役に速水もこみち、妹・不破春代役に坂井真紀、男の子を養子にできるかどうか審判を下す児童相談所の担当者・堂本真知役に余貴美子、美奈の父・追川真美役に藤竜也ら。自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野さん)の演奏に誘われるように庭に現れた幼い男の子。男の子は虐待を受けていることが発覚し養護施設に入るが数日後、再び梅田家の庭に姿をみせる。何も話さない、名前も分からない男の子が2度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫の信次(江口さん)は特別養子縁組によって男の子を引き取ろうと考える。特別養子縁組の申請をして3か月、里親資格を得るため様々な研修を受け、適格がどうかの判定を待つ2人。児童相談所の担当者・堂本真知(余さん)との面接では病歴や家族の問題などまで身辺調査がおよび、夫婦の関係をぎくしゃくさせることに。先週の2話は信次が無理を言って男の子と面会、男の子に美奈のピアノをもう一度聴かせたいと言い出し真知を説得、外出許可をもらい動物園に連れて行くものの、そこで2人がかかってきた電話に気をとられたすきに男の子が迷子になってしまう。呼び出しの放送をしてもらおうにも男の子の名前も分からず、途方に暮れているところでピアノを発見、信次の説得で美奈がピアノを演奏するとその音色を聴いて男の子が現れる。男の子から2人の手を握り、また一歩梅田夫妻と男の子の距離が近づいたと感じさせるラストが印象的だった。そして今回、やっと特別養子縁組に向けた里親認定の許可が正式に下りた梅田夫妻のもとに男の子がやってくる。これから6か月間にわたる「試験養育期間」を経て、裁判所が適切な親子関係が築かれたと判断すれば戸籍上正式な親子になるための手続きが取られるのだ。言葉で説明できない不安感を抱えた子どもは里親の愛情を図るため“試し行動”を取ると聞かされた美奈は気持ちを引き締めるが一方の信次は興奮状態で、男の子に新しい名前を授けると隠し玉のように用意してきた名前を披露。そして3日目、ついに“嵐”が襲来。美奈の絶叫の日々が幕を開ける…というのが今夜放送の3話のストーリー。ベッドルームのジュースをまき散らしたり、物を投げつけたりなど養親が信頼できるかを確かめようとする“試し行動”をとる男の子に、どう美奈たちを向きあい、真の家族としての絆を作り上げていくのか。今夜も梅田家の試練は続く。「はじめまして、愛しています。」第3話は7月28日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)
2016年07月28日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中にその名を轟かせている庵野秀明が脚本・総監督を務める『シン・ゴジラ』。完成報告会見で強い手ごたえを語った庵野総監督自らが構成・編集を務めた最新予告編がこの度公開された。今回、公開された予告編にはゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者・矢口蘭堂役の長谷川博己、同じく政府関係者・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国エージェント、カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみに加え、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らが登場。話し合いが行われる間、日本中が混乱し、国民が逃げる様子が映し出されている。さらに自衛隊から攻撃を受けるゴジラや、映像の終盤には雄叫びと共に紫色の光を放つ姿も…。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大の体長118.5mという、想像を遥かに超える最強の完全生物として日本に上陸するのだ。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる『シン・ゴジラ』。長谷川さん、竹野内さん、石原さん主要キャストほか斎藤工、前田敦子ら総勢328名豪華キャストが集結している。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日松重豊が各地のグルメを自らの信念にのっとって堪能し、ひとり楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。このほど、8月3日(水)に放送される「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」に向井理、渡辺いっけい、でんでん、余貴美子の4人が参加、シリーズ最長1時間超えのスペシャルとなることが分かった。古くからの友人である岸本(渡辺いっけい)の依頼で、輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)は8年ぶりに仙台へやってきた。今回の依頼は、岸本がイベントのプロデュースを手掛ける牡鹿郡女川町の商業施設「シーパルピア女川」での仕事。震災からの復興を目指す人々に力を貸してほしいと言われ、五郎は力強く応える。打合せも無事に終わり、空腹を感じた五郎が入ったのは、仙台名物・牛たんの店。牛たんのセットとちょっと変わった一品料理に舌鼓を打ち、女川での仕事に向けて精をつける。仙台から石巻へ電車で移動した五郎は、女川へ向かうためレンタカー屋へ。しかし、そこにあったのは軽トラックのみ。仕方なく、慣れないトラックで仕事先のシーパルピア女川へ向かう。「シーパルピア女川」に到着し、立ち並ぶ店を興味深く眺め始める五郎。中には、「ほやきそば」(ホヤの焼きそば)という気になるのぼりを出している店もある。待ち合わせ場所に赴いた五郎は、担当者である牧原(向井理)と会う。仕事が一段落すると、また腹が減ってきた五郎。軽トラックに乗り、とりあえず進んでみたものの道はどんどん山道へ。店があるのか不安になったところ、前方に看板を見つける。プレハブの店の前には「活魚」の文字、背後に山のある場所で海鮮を食べることに面白さを感じ、店へと足を踏み入れる。そこで五郎が出会うグルメとは…?また、五郎の腹は、そこで満足するのか!?個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”が、商用で訪れたさまざまな街で、ひとりふと立ち寄った店で食事をし、言葉で表現できないようなグルメたちとの出会いを描いていく本作。今回、1泊2日の東北・宮城出張では計3軒でグルメを堪能するという。向井さんが演じるのは、井之頭五郎が今回仕事をする商業施設「シーパルピア女川」の職員・牧原達也。イベントを成功させたいという熱い思いがあり、五郎の力を借りることに。五郎の古くからの友人・岸本を演じるのは、渡辺さん。岸本は、女川での仕事を紹介し、五郎が宮城へ来るきっかけを作る役どころ。また、でんでんさん、余さんはそれぞれ、五郎が訪れる2軒の店の親方と女将に。どんなお店なのかはお楽しみだが、2人は「孤独のグルメ」らしく、その店の雰囲気に溶け込み、東北の隠れた食事処の魅力を体現する。松重さんが「本当においしかった。ドラマを見て興味をもったら、足を延ばして食べに来てほしい」と明かすそのグルメを、多彩なゲストとともに楽しんでみて。「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)は8月3日(水)22時~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日俳優の向井理が、テレビ東京系スペシャルドラマ『孤独のグルメスペシャル! 真夏の東北・宮城出張編』(8月3日22:00~)に出演することが19日、わかった。同作は、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介するドラマ。久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送。今年1月1日には、『孤独のグルメ お正月スペシャル ~真冬の北海道・旭川出張編』も放送されている。向井は、宮城の商業施設の職員・牧原達也を演じ、東北大震災で被害を受けた女川町の復興イベントを成功させるため、五郎に協力を頼む。また、五郎の古くからの友人・岸本を渡辺いっけい、五郎が宮城で訪れる2軒の店の親方と女将を、でんでんと余貴美子が演じる。同スペシャルは、五郎が1泊2日で宮城県に赴く設定で、3軒の食事処に立ち寄る。また、これまでで最長となる1時間8分の放送となる。
2016年07月19日尾野真千子と江口洋介が初“夫婦”共演、「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を担当する新ドラマ「はじめまして、愛しています。」が7月14日(木)今夜から放送となる。自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野さん)のもとに、新しい生徒が母親とやってくる。だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。その晩、美奈は帰宅した夫の信次(江口さん)から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとの噂を聞かされる。変質者か、危険な動物か分からないというが、そんなことよりもいま、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入。恐る恐るその正体を確かめると、それは幼い男の子だった! 服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何一つ分からない。その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。その親もここ1か月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、2度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。今作で脚本を手がける遊川氏は「家政婦のミタ」が最高視聴率40%を記録して社会現象になったのも記憶に新しい。今回遊川氏が取り組んだのは“特別養子縁組”という制度。過酷な条件が課せられるこの制度を軸にしつつ、時にシビアに、時にコミカルに“本当の家族とは何か”を視聴者に問いかけていく。そして尾野さんと江口さんが初の“夫婦”共演することも話題となっている今作。2人の脇を固めるキャストも豪華だ。定職に就かずフラフラしている信次の弟・巧を速水もこみちが、妹の不破春代を坂井真紀がそれぞれ演じるほか、梅田夫妻に対し養子縁組の審判を下す堂本真知に余貴美子。美奈の父の追川真美に藤竜也と演技派のキャストが揃った。また主題歌には槇原敬之の47作目のシングルとなる「理由」を起用。「実態のないものを信じることの難しさを表現した」と槇原さんが語るように、ドラマの重厚なテーマに沿いつつもダンサブルな楽曲に仕上がっており、作品をどのように彩るのか注目だ。「はじめまして、愛しています。」は7月14日(木)21時~テレビ朝日で放送。(笠緒)
2016年07月14日女優の尾野真千子と俳優の江口洋介が共演するテレビ朝日系ドラマ『はじめまして、愛しています。』(7月14日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の親子試写会・舞台あいさつが、7月11日に東京・EXシアター六本木で開催されることになった。現在参加者を募集中で、応募締め切りは6月30日24時まで。このドラマは、尾野と江口演じる子供のいない夫婦が、親に捨てられたの5歳の男の子を自分たちの子供にしようと決断し、"本当の家族"になろうと奮闘する物語。今作のテーマとなる「特別養子縁組」は、6歳までの子供が対象で、6カ月の期間で夫婦がさまざまな審査を受けていく姿を、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などを手がけた遊川和彦氏のオリジナル脚本で描いていく。舞台あいさつには、尾野、江口、遊川氏に加え、キャストの速水もこみち、坂井真紀、余貴美子、藤竜也が登壇予定。制作側の「家族で見てほしい」という思いが込められている作品であることから、親子を優先対象とした試写会を実施することが決定した。応募条件は4歳以上。応募は、テレビ朝日の番組公式ホームページ内で受け付けている。
2016年06月21日「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を担当するテレビ朝日の新ドラマ「はじめまして、愛しています。」。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と江口洋介のウェディングショットが披露された。自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野真千子)のもとに、新しい生徒が母親とやってくる。だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。その晩、美奈は帰宅した夫の信次(江口洋介)から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとの噂を聞かされる。変質者か、危険な動物か分からないというが、そんなことよりも今、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入。恐る恐るその正体を確かめると、それは幼い男の子だった! 服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何一つ分からない。その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。その親もここ1か月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、2度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。キャストには、尾野さんと江口さんのほか、定職に就かずフラフラしている信次の弟・巧役に速水もこみち、妹・不破春代役に坂井真紀、梅田夫妻に、男の子を養子にできるかどうか審判を下す重要人物・堂本真知役に余貴美子、美奈の父・追川真美役に藤竜也が脇を固めている。7月の放送スタートに向け着々と準備が進む中、尾野さんと江口さんが演じる夫婦の結婚生活スタートを告げる、ウェディングシーンの撮影が行われた。尾野さんはデコルテの美しさが際立つベアトップのウェディングドレスを着用し、コンパクトにまとめた髪には、尾野さんがドレスよりも憧れがあるというベールを着け、「きれいだな~」と江口さんも絶賛の新婦姿を披露。一方の江口さんは、ベージュが基調のカラータキシードを着用。「衣装合わせの時からかっこよかった」と尾野さんも惚れ惚れする新郎ぶりを見せたが、本人は「こういうのが一番照れくさい服! いま、自分がどんな風に見えているのか全然分からないです(笑)」と終始照れながらも、肩を抱いたり、腰に手を回したり、後ろからハグしたり、劇中ではなかなか描かれないラブラブなシーンに挑んだ。しかし、ドラマ本編では、この日から10年の月日が流れ、2人が養子を迎えるかどうかというところからスタートする。今回の撮影に尾野さんは「江口さんは衣装合わせの時からかっこよかったですね。まだ、撮影日数も少ない中で、こんなに接近するなんて本当にドキドキ感が強かったんですが、逆に最初のうちにこれができて、美奈と信次の関係性をつかむのによかったなと思います。この先2人にいろんな事が起こりますから」と期待高まるコメント。また江口さんも「このドラマでは、結婚して10年が経っていて、信次の底抜けに明るいテンションの高さと美奈のどこか冷静な感じが対照的です。もちろん、今でもお互いに愛があるんだけど、子どもを迎えるかどうかで右往左往しています。なので、『ここから始まった』という2人の運命のスタートを今日感じることができてよかったです」と感想を語った。「はじめまして、愛しています。」は7月14日(木)21時~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年06月17日7月期の新木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」の放送がこのほど発表され、キャストには、尾野真千子と江口洋介が初共演で夫婦役を演じ、「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を担当することも明らかにされた。自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野真千子)のもとに、新しい生徒が母親とやってくる。だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。その晩、美奈は帰宅した夫の信次(江口洋介)から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとのうわさを聞かされる。変質者か、危険な動物か分からないというが、そんなことよりもいま、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入。恐る恐るその正体を確かめると、それは幼い男の子だった!服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何ひとつ分からない。その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。その親もここ1か月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、2度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。脚本は、最高視聴率が驚異の40%を記録し、社会現象ともなった「家政婦のミタ」をはじめ、多くの問題・話題作を世に送り出している遊川氏。過酷な条件が課せられる「特別養子縁組」を題材に、“本当の家族とは何か”という問いを時にシビアに、時にコミカルに投げかけていく。家族の形が見えにくくなっている現代だからこそ、「家族で見てほしい」いまだかつてないホームドラマとなっている。今回遊川作品に挑戦するのは初となる尾野さんと江口さん。2人が演じるのは、挫折続きのピアニスト妻・美奈と、自他ともに認めるお人好し夫・信次。結婚10年になる2人だが、国際コンクールでの入賞を目指している美奈は、夢が実現するまでは子どもを作らないという道を自ら選択しているため、子どもがいないという。一方夫・信次は、近所の不動産管理会社勤務。お人好しで損することもしょっちゅうだが、性格を改める考えはまったくない。また、美奈と美奈のピアノを心から愛しているが、実はそんな美奈にも打ち明けていない家族の秘密を持っているようだ。企画書の段階でタイトルに興味を持ったという尾野さん。台本を読んだ感想では、「いまの時代に欠けてきている夫婦ということ、家族ということが遊川さん節でうまく書かれていて、挑戦できる作品になるんじゃないかという思いを抱きました」と語り、「そのひとつがピアノ。すごいネックなんです(笑)。一番、苦手な楽器なので」と不安を口にしている。しかし「挑戦することで燃えてきますし、自分のものにしてやろうという気持ちになるので、このドラマでは挑戦というものに懸けていきたいと思っています」と意気込んだ。また江口さんは、「夫婦の日常をリアルに感じさせるくらいのナチュラルな演技を目指そうと思います。遊川さんの言葉をどう生っぽくできるか挑戦していきたいと思います」と話し、「僕自身子どもの成長を通して、親子の関係性だけでなく夫婦の形も変わってきたなと最近感じます。このドラマはまさにそういう変化を、しかも他人の子どもを迎えるという中で描いています。日常の中で流れていってしまうこと、家族同士でもなかなか話さないことの中に、本当は一番大事なことがあると気づかされる、そんなドラマになると思います」とコメントした。そのほか、定職に就かずフラフラしている信次の弟・巧役に速水もこみち、妹・不破春代役に坂井真紀、梅田夫妻に、男の子を養子にできるかどうか審判を下す重要人物・堂本真知役に余貴美子、美奈の父・追川真美役に藤竜也が脇を固めている。子どものいない夫婦が、突如5歳児の親になるとしたら…。思いがけない出来事に直面して、初めて見えてきたパートナーの本音や自らの欲求に戸惑う姿は、ドラマだからこそ踏み込めるリアルな感情にあふれていることだろう。「はじめまして、愛しています。」は7月、毎週木曜日テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月31日女優の尾野真千子が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『はじめまして、愛しています。』(毎週木曜21:00~21:54)で主演を務めることが30日、分かった。江口洋介と初めて夫婦役を演じる。このドラマは、子供のいない夫婦が、親に捨てられたの5歳の男の子を自分たちの子供にしようと決断し、"本当の家族"になろうと奮闘する物語。今作のテーマとなる「特別養子縁組」は、6歳までの子供が対象で、6カ月の期間で夫婦がさまざまな審査を受けていく姿を、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などを手がけた遊川和彦氏のオリジナル脚本と、片山修氏・日暮謙氏の演出で描いていく。尾野が演じる梅田美奈は、ピアノの国際コンクールで入賞するまで子供を作らないという道を選択しながら、現実を自問自答する日々を送るキャラクター。尾野は台本を読んで「今の時代に欠けてきている夫婦ということ、家族ということが遊川さん節でうまく書かれていて、挑戦できる作品になるんじゃないかという思いを抱きました」と印象を語る。一方、江口が演じる夫・信次は、損するほどのお人よしな性格。自身にも高校生の子供がいるが、「成長を通して、親子の関係性だけでなく夫婦の形も変わってきたなと最近感じます」といい、「このドラマはまさにそういう変化を、しかも他人の子どもを迎えるという中で描いています」と見どころを話している。また、尾野は江口に対し、「今回どんな旦那を演じてくれるのか、すごく興味があります」といい、その江口も「楽しくなりそうな予感がしますし、尾野さんといい夫婦になれるよう努力をしようと思っています」と抱負。テレビ朝日の山田兼司プロデューサーは、この2人が「遊川さんの描く人物像に新しい化学反応を起こし、今までにないホームドラマに結実しようとしている予感があります」と期待を示す。遊川氏は、今回のテーマの選定したことについて、「自己愛に満ちている時代だからこそ、他者に愛を伝えることを大事にしたい」と背景を説明。尾野を「"ものが違う"ある種の天才」、江口には「信次に共通するまっすぐさ」があると評し、「子どもを大事にすることが世界を幸せにする大きな要素だということを、1人でも多くの人に知ってほしいです」とメッセージを寄せている。このほか、信次の弟・巧役で速水もこみち、妹・不破春代役で坂井真紀、梅田夫妻が養子を受けられるかの審判を下す堂本真知役で余貴美子、美奈の父・追川真美役で藤竜也も出演する。
2016年05月31日映画『続・深夜食堂』が2016年11月5日(土)に全国公開される。原作は、『ビッグコミックオリジナル』で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画。深夜放送のドラマ版からブームが起こり、2015年に映画化された前作『深夜食堂』は日本のみならずアジア各国で話題に。最終興行収入2.5億円、最終動員数 201,000人を記録するヒット作となった。続編となる『続・深夜食堂』のマスターはドラマ版、前作に引き続き小林薫が演じる。おなじみの常連客に加え、前作の映画版ゲストで出演していた多部未華子、余貴美子も出演が決定。今作のゲストは、佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志と豪華な俳優陣が揃い踏みだ。監督は前作やドラマ版と同じく、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司、美術監督は日本アカデミー賞受賞作『舟を編む』などありとあらゆる世界観を作り上げてきた原田満生が努める。ドラマ版、映画版の前作からまた作り直し、新宿ゴールデン街を思わせるようなリアルすぎる街並みのセットを、300坪の倉庫の中に再現した。フードスタイリスト・飯島奈美が手がける焼肉定食、豚汁定食などの料理にも注目。映画を観終わった後すぐにでも深夜食堂に駆け込み食べたくなるような、映像からもにじみ出る美味しさに心も胃袋も優しく満たされるだろう。【作品情報】『続・深夜食堂』公開日:2016年11月5日(土)全国公開原作:安倍夜郎『深夜食堂』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中)監督:松岡錠司美術:原田満フードスタイリスト:飯島奈美出演:小林薫ほかゲスト出演:佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志©2016 安倍夜郎・小学館/映画「続・深夜食堂」製作委員会【ストーリー】マスターの作る味と居心地の良さを求めて、夜な夜なにぎわう“めしや”。ある日、常連たちが何故か次々と喪服姿で現れる。また一人、喪服姿で店に入ってくる範子。だが彼女は喪服を着るのがストレス 発散という変わった趣味を持っていた。実際に葬式をすることになるとそこで知り合った男に惹かれて...。春夏秋冬、ちょっとワケありな客が現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく。
2016年05月23日長谷川博己、竹野内豊、石原さとみらが出演することで大注目の庵野秀明監督最新作『シン・ゴジラ』。先日、庵野監督の人気アニメシリーズ「エヴァンゲリオン」とのコラボが実現し話題を呼んだが、この度、「ゴジラ対エヴァンゲリオン」ファン待望のビジュアル第2弾が到着した。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりに日本製作のゴジラシリーズとなる本作。今月に入り、ゴジラの全身ビジュアル解禁や、長谷川さん、竹野内さん、石原さんをはじめ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧ら総勢328人に及ぶ出演キャストの発表で各方面で大きな話題に。さらに、4月1日のエイプリルフールには、本作と「エヴァンゲリオン」がコラボした劇場版『ゴジラ対エヴァンゲリオン』の公開ニュースなどが世の中を駆け巡り、「ゴジラ」「エヴァンゲリオン」双方のファンから本コラボに熱視線が注がれている。第1弾のコラボビジュアルを手掛けたのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の監督で『シン・ゴジラ』でもゴジラのデザインを手掛けた前田真宏。彼の作画によるビジュアルを使用したクリアファイルが特典として付く本作の劇場前売券は、発売から2日間でハリウッド版『GODZILLA』と対比し、258パーセントと驚異の売上を記録。また、庵野秀明総監督自らが構成・編集を務めたことでも話題の予告映像は、先日解禁されるや、わずか10日間でYouTube東宝公式チャンネルの再生回数が270万回を突破するなど、今夏に公開を控える本作の注目度の高さがうかがえる結果となった。そしてこの度、ファン待望のビジュアル第2弾が到着。今回作画を担当したのは、長年、特撮ヒーローや怪獣などのイラストを描き、様々なメディア展開を続けてきた、“怪獣絵師”の異名をとるイラストレーター・開田裕治。開田氏の描く「ゴジラ対エヴァンゲリオン」もまた、数々のコラボ・グッズ展開で使用されるという。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日夏に公開される『シン・ゴジラ』の新ビジュアルと、総監督の庵野秀明が自らつくりあげた予告編映像が公開になった。『シン・ゴジラ』予告編映像本作は、日本が誇る怪獣ゴジラを、庵野秀明が脚本と総監督を、樋口真嗣が監督と特技監督を務めて新たに描く作品。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演することがすでに発表になっていたが、このほど高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧らが出演することが新たに発表になった。本作のキャストは総勢で328人になるそうで、犬童一心、緒方明、塚本晋也、原一男ら映画作家たちも俳優として登場するという。公開になったビジュアルと映像には新しいゴジラの“全身”が登場。前田真宏がイメージデザインを、竹谷隆之がキャラクターデザインを手がけた新しいゴジラは118.5メートルあり、映像ではゴジラが東京の街に現れ、巨大な尻尾が人々の頭上をゆっくりと通過する場面や、戦車や飛行機の攻撃をゴジラが受けるシーンなどが描かれる。また、本作で描かれるのは“現代日本に初めて現れたゴジラ”であることも発表になった。映画は、7月に全国公開されるが、通常の上映だけでなく、IMAX、4DX、MX4Dでの上映も決定している。『シン・ゴジラ』7月29日(金)公開
2016年04月14日先日発表された『ゴジラ対エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画が注目を集め、ますます話題を呼んでいる<a href="">『シン・ゴジラ』</a>。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみらが本作に出演することがすでに決定しているが、この度新たに高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧らの参加が決定。また併せて、最新“ゴジラ”のビジュアル&予告編も到着した。『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりに日本製作のゴジラシリーズとなる本作。2014年に10年ぶりの復活を遂げたハリウッド版<a href="">『GODZILLA ゴジラ』</a>は、63の国と地域で公開され大ヒットを記録。そして早くもそれを上回るいままでに誰も見たことのない“ゴジラ”がここに誕生した。さらに本作のゴジラは、“現代日本に初めて現れたゴジラ”という新たな設定も追加されているそうだ。メインキャストには、内閣官房副長・矢口蘭堂官役の長谷川さんをはじめ、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役の竹野内さん、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さんが出演。そして今回新たに加わることになったのは、総勢328名にも上る豪華キャスト。月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で主演を務めた高良さんが、内閣官房副長官秘書官役、大杉さんが内閣総理大臣役、『ゴジラvsスペースゴジラ』(’94)に出演していた柄本さんが日本政府閣僚役、同じく日本政府閣僚役に余さん、自衛隊関係者役に國村さんとピエールさんが参加し、ほかにも、若手から個性派俳優陣、また歌手、アーティスト、映画監督など、ジャンルを超えた超豪華オールスターキャストが実現した。また併せて上半身のみしか公開されていなかった“ゴジラ”の全身ビジュアルも解禁!1954年に公開された初代ゴジラを彷彿とさせる、腕が小さく、直立した姿勢でありながら、不規則に並んだ歯や、内側から赤い発光を感じる表皮など、随所に本作ならではの設定が見受けられる。庵野秀明総監督こだわりの、日本のゴジラ史上初フルCGで作られた史上最大にして最強のゴジラが遂にその全貌を現した。そして今回、庵野監督自ら作り上げた予告編も到着。ゴジラの雄叫びと共に始まる90秒にわたる映像では、「エヴァンゲリオン」シリーズの音楽を手掛けてきた鷺巣詩郎による書き下ろしの劇中曲にのせて、今回発表された追加キャスト陣の競演シーン、そして自衛隊全面協力のもと撮影された戦車や飛行機など、大規模で大迫力の本作を感じることができる。自衛隊から総攻撃を受けるゴジラ。怒れるようにも見えるゴジラの運命は!?そしてニッポンの運命やいかに――!?なお、この“動くゴジラ”が覗ける映像は、4月15日(金)より全国の劇場にて見ることができる。また本作は、映画の世界観を体感することのできる3種類同時の特別興行「IMAX」「4DX」「MX4D」という、アトラクション型、体感系興行の実施も決定。視覚だけでなく五感でゴジラを楽しめるようだ。芸能界きっての超豪華キャストが勢ぞろいし、日本最大規模の総キャスト数となった本作。撮影時期は「ゴジラの現場以外、日本から俳優が消えた」と多く人たちから苦情を受けたと話すエグゼクティブプロデューサー・山内章弘。しかしその甲斐ある映画になったと自信もみせている。そんな期待高まる大々的なプロジェクトの今後の続報を楽しみに待ちたい。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月14日女優の黒木華が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、昨年の『小さいおうち』に続いて、『母と暮せば』で最優秀助演女優賞を受賞した。緊張の面持ちでマイクの前に立った黒木は、「この場に2回も同じ賞で立てると思ってなかったので、山田(洋次)監督に感謝してもしきれません」と吐露。「映画館に観に来てくださったお客さんのおかげです。これからも地道に精進してきますので、どうか皆さんよろしくお願いします」と意気込みのコメントで結んだ。同賞の2年連続受賞は、余貴美子以来(第33回『ディア・ドクター』、第32回『おくりびと』)、史上2人目。優秀助演女優賞は、黒木のほか、夏帆と長澤まさみが『海街diary』、満島ひかりが『駆込み女と駆出し男』、吉田羊が『映画 ビリギャル』でそれぞれ受賞した。
2016年03月04日第39回日本アカデミー賞において、最優秀助演女優賞部門で『母と暮せば』の黒木華が、昨年の『小さいおうち』に続いての2年連続受賞の快挙を達成した。同部門における2年連続最優秀賞受賞は余貴美子に続いて史上2度目。優秀助演女優賞には黒木さんと共に『海街diary』の長澤まさみと夏帆、『駆込み女と駆出し男』の満島ひかり、『ビリギャル』の吉田羊と実力派の女優陣が顔をそろえたが、黒木さんはその中での2年連続の最優秀賞受賞という快挙を成し遂げた。『母と暮せば』で黒木さんが演じたのは、婚約者の浩二を原爆で亡くした女性で、戦後は小学校で教鞭をとり、浩二の母・伸子の元を訪れる町子。彼女が戦争の傷を少しずつ癒していくさまが描かれる。本作は、故・井上ひさしさんが『父と暮せば』の対となる作品として構想していながらも実現できなかった作品で、山田洋次監督が吉永小百合、二宮和也をメインキャストに迎えて映画化。以前、『父と暮せば』に出演した今年の授賞式の司会者(昨年の最優秀主演女優賞)の宮沢りえは「本当に難しい役だったと思います」と黒木さんの演技を絶賛。同じく司会の西田敏行も、黒木さんの演技を「木綿の肌触り。日本の風土が生み出した女優」と称賛を送る。黒木さんは「吉永(小百合)さんと山田監督が話をしてくださって、勉強になりました」と振り返った。昨年の最優秀助演男優賞受賞者の岡田准一がプレゼンターを務め、黒木さんの名を読み上げると驚きの表情を浮かべつつ壇上へ。「2回もこの場に立てると思ってなかったです。山田監督に感謝してもしきれません。映画館に見に来てくださったお客様のおかげです。これからも地道に精進していきたいと思っています」と受賞の喜びを口にした。なお過去の同部門での2年連続受賞者は、助演女優賞での余貴美子(『おくりびと』『ディア・ドクター』)に続き史上2人目。それ以外の部門では、主演男優賞で高倉健と役所広司、助演男優賞で竹中直人、主演女優賞で松坂慶子が達成している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年03月04日多くの人気漫画の実写化が話題になっている2015年10月スタートの秋ドラマ。そのほかにも、パートナーや親子など、家族のあり方を問うヒューマンドラマや、イケメン俳優に注目したい医療ドラマなど、注目作品がたくさん!今期は何を見ようか悩んでいる人は、ここで一気に総チェックしちゃいましょう。●完成度の高いとウワサ!人気漫画の実写化ドラマ10月12日にスタートする今期の“月9”は、相原実貴さんの人気少女漫画『5時から9時まで』を実写化した『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)。キャリアアップのために仕事に奮闘する桜庭潤子(石原さとみさん)と東大卒でイケメン僧侶の星川高嶺(山下智久さん)の、おかしな出会いから始まる恋愛模様を描きます。東京版『SEX&THE CITY』とも呼び声高い恋愛群像劇には、原作ファンならずとも注目です!火曜22時の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)は、山崎紗也夏さんのクライムラブ・サスペンス漫画『サイレーン』が原作。松坂桃李さん、木村文乃さん、菜々緒さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)など、勢いのある若手俳優陣たちのシリアスな演技も見逃せないポイント。上川隆也さん、相武紗季さん主演の『エンジェル・ハート』(日本テレビ系、日曜22時)も、大ヒット作品『シティーハンター』のパラレルワールドが描かれた同名漫画の実写版。上川さんの佇まいは、まさに原作そのものですよね!また、『掟上今日子(おきてがみきょうこ)の備忘録』(日本テレビ系、土曜21時)は、事件を1日で解決する探偵、掟上今日子を新垣結衣さんが演じます。原作を忠実に表現した銀髪ボブカット姿のガッキーが可愛すぎると、すでに評判になっています!●家族の意味を問いかけるヒューマンドラマも多数新しい夫婦の形を描くラブストーリー『偽装の夫婦』(日本テレビ系、水曜22時)は、嘉門ヒロ(天海祐希さん)が、ヒロのかつての恋人で、ゲイである陽村超治(沢村一樹さん)から余命宣告された母親のために偽装結婚してほしいと頼まれるという話。本当のパートナーとは何か、結婚とは何かを正面から見つめます。結婚式の100日前に脳腫瘍と診断された女性と、その母親との関係を描く『結婚式の前日に』(TBS系、火曜22時)は、生きる意味や家族のあり方を見つめるヒューマンドラマ。香里奈さん、鈴木亮平さんが婚約者同士を、原田美枝子さんと遠藤憲一さんが香里奈さんの両親を演じます。主婦の不倫を描き話題となった『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の脚本家・井上由美子さんが今期、手掛けるのは、『遺産争族』(テレビ朝日系、木曜22時)。向井理さん、榮倉奈々さん演じる夫婦を取り巻く、家族とお金のつながり、しがらみなど、誰にでも起こり得る遺産相続問題を浮き彫りにします。伊東四朗さん、岸部一徳さん、余貴美子さん、室井茂さんなど豪華キャストが脇を固め、重厚なホームドラマの仕上がりに。●イケメン俳優たちの演じるドクター姿も見逃せない綾野剛さんが連ドラ単独初主演となる『コウノドリ』(TBS系、金曜22時)は、リアルな産科医療の現場を描く命の物語。こちらも週刊雑誌『モーニング』(講談社)で人気連載中の漫画が原作です。天才ピアニストの顔も持つ心優しい産婦人科医・鴻鳥サクラをクールな綾野剛さんがどう演じていくのか、要注目!『無痛~診える眼~』(フジテレビ系、水曜22時)は、西島秀俊さんが“神の診察眼”を持つ天才医師を演じ、さまざまな事件を解決していく医療刑事ドラマ。医療のあり方を問いながらも、ハードなサスペンス要素も入ったスリリングな展開を見せそうです。そのほかにも、仕事、恋愛、人間関係、若さなど、現代のアラフォー女性のリアルな苦悩をポップに描く、篠原涼子さん主演の『オトナ女子』(フジテレビ系、木曜21時)や、松重豊さん主演の大人気夜食テロドラマ『孤独のグルメ season5』(テレビ東京系、金曜24時12分)、錦戸亮さん主演のSF歴史コメディ『サムライせんせい』(テレビ朝日系、金曜23時15分)など、バラエティに富んだ作品が並んでいます。秋の夜長に秋ドラマ、必見です!(富士みやこ)
2015年10月10日ヴェネチア、ベルリンなどの映画祭や米アカデミー賞などを数々受賞し、名だたる巨匠たちに愛されるフランスの大女優ジュリエット・ビノシュが主演、クリステン・スチュワート&クロエ・グレース・モレッツという若き実力派女優が競演という、華やかなキャストが話題の映画『アクトレス ~女たちの舞台~』。このほど、中谷美紀、風吹ジュン、余貴美子ら“同業”の女優たちを始め、各界の女性たちから絶賛の声が続々と届いていることが分かった。一世を風靡した大女優マリアを演じた主演のジュリエットに、彼女の敏腕マネージャー役として裏方に徹し、米国人として初めてフランスのセザール賞「助演女優賞」を受賞したクリステン・スチュワート、そして清純派のイメージを覆し、本人とはまるで違う(!?)スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優を演じたクロエ・グレース・モレッツ。本作のキャッチコピー「永遠に輝くこと、それが彼女たちの使命」の通り、3人の人気女優たちの素晴らしい演技合戦が注目を浴び、第67回カンヌ国際映画祭でも称賛を受けた本作。絶景のスイスの景勝地シルス・マリアを舞台にした女優たちの生きざまには、世代を超えた各界の女性から絶賛のコメントが届いている。<以下、コメント>■中谷美紀(女優)古い器のように年輪を重ねてこそ味わい深くなる円熟した女優も、圧倒的な若さと無邪気さには敵わない。役を見出す産みの苦しみ、そして老いと向き合い、受け入れていくこと。ジュリエット・ビノシュが、彼女の人生そのものを演じているかのようなこの作品に、心動かされました。■風吹ジュン(女優)切れても消えても見事なクリステン…強かで瑞々しいクロエ…それでもビノシュは魅力的!■高橋ひとみ(女優)大女優になってしまったマリアの心の葛藤が突き刺さりました。それぞれ違う立場の女性達の見えない駆け引きが魅力的で怖いくらい。最後の言葉の意味は?受け入れるのか諦めるのか この舞台とはいったい…。■鈴木杏(女優)女優さんの人生って、やっぱり特殊で面白いなぁ!と他人事のように堪能してしまった。この素晴らしい三人を、もっともっと、ずっとずっと見ていたい!■荻野目慶子(女優)このスリリングな演技の“火花”の炸裂は見逃せない!息を呑むほど美しいスイスの絶景の絵、女優魂が眩しくて、新鮮なクリステンにはノック・アウト!■余貴美子(女優)3人の女たちの演技合戦は、物語なのか、現実なのか。ドキュメンタリーのようで、とてもクール!■玉城ティナ(モデル)自覚した美しさほど人を魅了できるものはありません。二人の若さへの隠された争いに虜になってしまいました。かつてない豪華競演の話題作を、ぜひともチェックしてみて。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月06日アラン・リックマンが監督・脚本・出演を務め、アカデミー賞女優のケイト・ウィンスレットが主演する『ヴェルサイユの宮廷庭師』。このほど、本作をいち早く観賞した「ベルサイユのばら」の原作者・池田理代子や、その世界を演じてきた元宝塚女優など女性著名人たちの絶賛&共感コメントが、シネマカフェに到着した。本作の舞台となるのは、歴史上もっとも華やかで、最高にドラマティックな伝説に包まれているヴェルサイユ宮殿。17世紀、栄華のシンボルとして宮殿の増改築を計画した国王ルイ14世(アラン・リックマン)に応えるべく、庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)は、稀有な才能を持つひとりの名もなき女性庭師サビーヌ(ケイト・ウィンスレット)に仕事を任せることを決める…。歴史的大ヒット作『タイタニック』や『愛を読むひと』など様々なヒロインを演じてきたウィンスレットが、「サビーヌ・ド・バラはわたしよ!」とまで言い切り、求めるものに向かって飛び込んでいく自由な感性と情熱で、格式ある伝統に新風を吹き込む彼女を全身全霊で演じた本作。ケイトが体現したヴェルサイユで“働く女性”像に、「ベルサイユのばら」で知られる劇画家・声楽家の池田氏は、「壮麗さで世界に冠たる、ヴェルサイユ宮殿とその庭園。人工的でシンメトリックなフランス庭園にぽっかりと存在する、遊び心に満ちた野外舞踏場は、自立した女主人公の存在を象徴するようである。ゆったりと流れる時間が、現代の私たちを癒してくれるに違いない」と、本作が持つ優美さと力強さに酔いしれたよう。また、ケイトの魅力を語るのは、女優の賀来千香子。「ケイト・ウィンスレットの瞳の奥の憂いが印象的!ヴェルサイユの響きに誘われ、愛が、優しい噴水のように流れている映画だと感じました」と語り、華道家の假屋崎省吾氏も「園芸少年だったころを思い出しながら、夢の実現のために未曾有の困難に翻弄されながらも乗り越える美しき女性庭師の生き方にうっとり。ケイト・ウィンスレットの魅力満載です」と彼女が体現する美しさと勇気を讃えている。さらに、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「17世紀の造園家の女性サビーヌに、時代を超えてキャリアアップ術を教えてもらいました。最も大事なのは大自然からエネルギーを吸収することでしょうか…」と語り、著述家の湯山玲子は、「情熱を持って仕事し、人間的に立派であるならば、けっこう、男たちは応援してくれて、恋愛関係にもなりえる、という、実は女の方が信じようとしない真実を堂々と描き爽快」と語り、現代女性として彼女の生き方を参考にしたいという声も。そして、かつて宝塚歌劇団で「ベルサイユのばら」に出演した、朝海ひかる、紫吹淳、水夏希といった女優たちからもコメントが続々到着。17世紀を舞台にした新しいヒロイン像に絶賛の声を贈っている。<著名人コメント一覧(敬称略/五十音順)>■赤川次郎(作家)整然とした人工美のフランス式庭園に、男と女の秘めた想いが静かに燃える。この着想の妙。完成した舞踏場の華やかな幕切れが目にしみる「大人の恋愛映画」だ。■朝海ひかる(女優)フランスの木の草の花の香りを感じる事ができる作品。その安らぎとは真逆の人間ドラマ。そのバランスが絶妙でした。<舞踏の間>にいつか立って“小さな混沌”を感じてみたい。■池田理代子(劇画家・声楽家)壮麗さで世界に冠たる、ヴェルサイユ宮殿とその庭園。人工的でシンメトリックなフランス庭園にぽっかりと存在する、遊び心に満ちた野外舞踏場は、自立した女主人公の存在を象徴するようである。ゆったりと流れる時間が、現代の私たちを癒してくれるに違いない。■賀来千香子(女優)ケイト・ウィンスレットの瞳の奥の憂いが印象的!ヴェルサイユの響きに誘われ、愛が、優しい噴水のように流れている映画だと感じました。■假屋崎省吾(華道家)大好きなヴェルサイユ宮殿。園芸少年だった頃を思い出しながら、夢の実現のために未曾有の困難に翻弄されながらも乗り越える美しき女性庭師の生き方にうっとり。ケイト・ウィンスレットの魅力満載です。■紫吹淳(女優)私が愛するヴェルサイユ宮殿が舞台で心踊る。無名の女性庭師が鮮烈な感性で世紀の大事業に挑む愛と勇気の物語。女子力アップを目指す人必見! ひと花ふた花咲かせてね!!■辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)17世紀の造園家の女性サビーヌに、時代を超えてキャリアアップ術を教えてもらいました。最も大事なのは大自然からエネルギーを吸収することでしょうか……。■水夏希(女優)「あの美しく広大な庭園も人の手で創られたのだ」何もない森から「永遠の美」が生まれる瞬間を体験しました。美しい映像とロマンス、ヒロインの芯の強さに勇気を貰ってください!■余貴美子(女優)庭園設計を通して、王宮を取り巻く人々の人生とラブロマンスが絡み合う世界!秘め事を覗き見するような背徳感のドキドキする色っぽさ!『ヴェルサイユの宮廷庭師』は10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日直木賞作家・黒川博行の受賞後第一作である小説「後妻業(ごさいぎょう)」を、『愛の流刑地』『源氏物語千年の謎』を手掛けた名匠・鶴橋康夫監督が映画化。この度、主演に大竹しのぶを迎え、豊川悦司、笑福亭鶴瓶、永瀬正敏の出演が明らかになった。中瀬朋美(尾野真千子)は苛立っていた。父の中瀬耕造(津川雅彦)が再婚しようと婚活パーティーへ足繁く通うからだ。そうして出会った後妻の小夜子(大竹しのぶ)はブランド物に身をつつむ高飛車な女だった。やがて父耕造が倒れ、やがて容態が急変し耕造は死亡。小夜子に公式証書遺言状を突きつけられ、遺産はすべて小夜子のものになり、遺族にはビタ一文残らないと知らされる。朋美は探偵の本多(永瀬正敏)を雇い、小夜子のことを調べ始める。小夜子は、色香で老人を喰う“後妻業”の先兵だった。背後には結婚相談所所長の柏木(豊川悦司)がいた。高齢の資産家が入会すると柏木は小夜子に紹介、小夜子は次々と老い先短い孤独な男たちを籠絡し、柏木の入れ知恵によって資産を奪い取り、いつも2人で分け前を折半していた。耕造の死後、小夜子は柏木の主催する新たな婚活パーティーへ。2人はそこで不動産屋の隠居・舟山喜春(笑福亭鶴瓶)に目を付ける。デートを重ね、順調に舟山を後妻業の術中に陥れていくが、なんと小夜子が優男の舟山に本気で惹かれはじめ…。主人公・小夜子を演じるのは、多くの鶴橋作品への出演を果たしている大女優・大竹しのぶ。小夜子と共に独り身の老人達を騙していく結婚相談所所長・柏木役に、豊川悦司。小夜子と柏木を追い詰める探偵を永瀬正敏、父を殺されたと疑い探偵に調査を依頼する中瀬朋美を尾野真千子が演じる。また、小夜子が次のターゲットとして狙う不動産屋の隠居・舟山喜春に笑福亭鶴瓶。小夜子の息子・博司役に風間俊介、朋美の父・中瀬耕造に津川雅彦、朋美の姉・西木尚子に長谷川京子、柏木の愛人・三好繭美に水川あさみ、小夜子と柏木の協力者・瀬川英子に余貴美子、そして被害に合ったとされる元夫たちに森本レオ、六平直政、伊武雅刀など、豪華な役者陣が脇を固める。以下、キャストコメント■大竹しのぶ(武内小夜子役)16年振りの鶴橋組なので、本当に楽しみにしていました。ワンカット撮る度に、「よーし、オーライ」と言って下さる監督の声を聞くのは、役者としてこの上ない幸せです。気心の知れた素敵な豊川さんと思いっ切り“悪”を楽しみたいと思います。そして、始めて芝居をする鶴瓶さんと、どんなことが起こるのか、すごーく楽しみで、ちょっと恐いです。とにかく、面白い映画になるよう監督についてゆきます。■豊川悦司(柏木亨役)あまりに底抜けな企画とキャストにワクワクドキドキ満載な気分です。鶴橋監督と大竹さんと手をとりあって、チャーミングなピカレスクロマンを創っていきたいと思います!■笑福亭鶴瓶(舟山喜春役)僕のどこを見て、鶴橋監督がこの役をやらせたいと思ったのか…とにかく鶴橋監督というとてつもなく面白くてステキな人が、僕を出演させて良かったなと思ってくれるよう頑張りたいです。大竹しのぶさんはよく知っているけれど初共演。豊川悦司さんは少しだけお会いしたことがあるけれどとても面白い人。魅力的なお二人との共演もとても楽しみです。大竹さんとはベッドシーンがあるようなんですが、それはお断りしたいと思っています(笑)。■永瀬正敏(本多芳則役)再び鶴橋監督とご一緒出来る事、とても嬉しいです。素晴らしい共演者の皆さんと共に鶴橋監督の世界に“ドップリ”浸からせていただきたいと思っています。『後妻業』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日女優の中谷美紀が主演した三島有紀子監督作品『繕い裁つ人』のBlu-ray&DVDが9月2日、発売される。本作は、『ハツキス』(講談社)で連載中の池辺葵による同名コミックを、『しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(2014年)を手がけた三島監督が、構想8年を経て実写化。洋裁店の店主・市江を演じるため、中谷が撮影の1カ月前からミシンを猛練習して撮影に臨んだことも話題になり、30館上映と小規模でのスタートながら、興行収入では約2億円を達成するなど、ロングランヒットを記録した。パッケージ化にあたり中谷は、市江と同じようにものづくりに携わる友人や知人を例に、「そうした方々の揺るがぬ姿勢やものを慈しみ、大切に扱う暮らしぶりがとても崇高なものに思えます」としながらも、「その一方で、素晴らしい作品を作ることには長けていても、それをこの世に広めることには尻込みしてしまう、つつましい職人気質にもどかしさを感じたりもしていました」と明かす。しかし映画の中では、市江の作る服を広めようと提案する藤井(三浦貴大)が、長年抱いていた中谷の思いを代弁してくれていたことで、「仕事というよりは、好きなことを思う存分させていただいたというような感覚です」と充実ぶりをうかがわせた。一方の三島監督は、劇中の市江のセリフ「今生きているお客さまには、今生きている私にしか、作れないんですもの」を引用し、「もしこの映画が、市江の仕立てる服のように、みなさまの"大切なひとつ"となって一生寄り添っていけたら、それはこの上ない幸せです」と語った。映画の舞台は、神戸を見渡す坂の上にある「南洋裁店」。店主の市江(中谷)が作る服は、いつも即日完売。デパートに務める藤井(三浦)がブランド化の話を持ちかけるが、彼女は全く興味を示さない。祖母が作った服の仕立て直しや、先代のデザインの流用で満足だった市江だが、「自分がデザインしたドレスを作りたいはずだ」という藤井の言葉に、少しずつ心を動かされていく。ほかにも共演には、片桐はいり、黒木華、杉咲花ら若手をはじめ、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子らのべテランまで豪華な顔ぶれがそろう。『繕い裁つ人』Blu-rayは5,500円(税別)、DVDは4,700円(税別)で発売。どちらも特典ディスクがついた2枚組となっている。(C)2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年06月04日ソフトバンクモバイルのCMでもお馴染みのお母さん、樋口可南子が出演する『愛を積むひと』(6月20日公開)、さらに、“ザ・昭和の母”ともいえる存在感の『おかあさんの木』(6月6日公開)の鈴木京香など、映画の中にはその優しさ・強さに感謝したくなるお母さんたちがたくさん。本日5月10日の「母の日」に、そんな愛情たっぷりの素敵なお母さんたちに迫った。●もんぺに割烹着の鈴木京香、7人の子どもたちと戦争を描く『おかあさんの木』突然始まった戦争により、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子どもたちを次々と兵隊にとられた田村ミツ。そのたびにミツは桐の木を植え、息子たちが無事に生きて帰ってくることを待っていた…。戦後70年の今年、鈴木さんが「かつて日本のお母さんといえば、こうだった!」という、昭和のお母さん像を演じている本作。原作はいまから45年前に発表され、幾度も小5用の教科書に掲載、この5月には大人向け文庫としても発売される不朽の名作だ。まさに、いつの時代も決して変わることのない“母と子の情愛”を描き、息子たちを待ち続ける母の姿に、涙せずにはいられない。●7年ぶり映画出演の樋口可南子、優しくも芯の強い母に『愛を積むひと』第2の人生を送るため北海道に移住してきた篤史(佐藤浩市)と良子(樋口さん)。だが、良子は心臓病を患い、先が短いことを知りながらも、夫・篤史と娘(北川景子)の不仲を心配したり、若いカップル(野村周平&杉咲花)を実の子のように世話をしたり、優しく芯が強い母親・妻として彼らを支えていく。CMでは上戸彩のお母さんとしておなじみの樋口さんが、7年ぶりに映画出演を果たし、佐藤さんと初の夫婦役を演じていることにも注目だ。●子どもの可能性を誰よりも信じ、応援する吉田羊『ビリギャル』成績学年ビリのギャル・さやか(有村架純)が、塾講師・坪田(伊藤淳史)と出会い、慶應義塾大学に現役合格を目指す、青春サクセスストーリー『ビリギャル』。主人公・さやかが“ああちゃん”と呼ぶ母親を演じたのが、いまをときめく人気女優の吉田羊だ。どんなときでも娘を信じ続ける頼もしい存在で、塾の授業料を稼ぐために配送業のパートをするなど、まっすぐで温かい母の愛を感じさせている。ちなみに吉田さんは、『愛を積むひと』では杉咲さんの母親役を演じている。●その愛こそ母の強さ…余貴美子&深津絵里『寄生獣』『寄生獣 完結編』高校生・泉新一(染谷将太)と彼の右手に寄生した“ミギー”(声:阿部サダヲ)との奇妙な友情と、寄生生物“パラサイト”たちとの壮絶な戦いを描く『寄生獣』。新一の母・信子を演じるのは余貴美子。パラサイトに乗っ取られてしまい、新一を襲うことになるラストには、まさに“断腸の思い”ともいうべき母の愛がある。また、高い知能を持ち、ネットワークのパラサイトを掌握していた、深津絵里演じる田宮良子は、『完結編』では人間の子どもを出産し、母親になったことで次第に変化していく…。映画の中にある、さまざまな形の母の愛。その愛に触れることで、ふだんはなかなか口にできない「いつもありがとう」という思いを、あなたもきっと伝えたくなるはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年05月10日