いつでもどこでも、マイペースに受講できるオンラインレッスン。乃木坂46の伊藤理々杏さんと阪口珠美さんが、一日の流れに合わせて4つのフィットネス動画にトライしました。かなり上級者の二人と、様々な動画を体験!朝・昼・夜の心とカラダに合わせた様々なジャンルのフィットネスにトライした二人。「オンラインでできるのはいいですよね。私もステイホーム期間に、激しいものからゆったり系まで色々動画をチェックして、自分の気分に合うものを見つけてやっていました」(伊藤さん)バレエのストレッチが原型のエクササイズをやることもあるという阪口さんも、カラダを動かすのが大好き。「太ももの内側を絞るとか、すごくピンポイントな筋トレ動画がアップされているから、自分の悩みに合わせてチェックすると色々見つかりますよね」(阪口さん)「インストラクターさんのキャラが自分に合うかどうかも大事かも。動画の中でカウントしてくれたりアドバイスをくれるから、そのペースや内容が自分に合えば、一人でやるよりエクササイズの効果が上がるはず」(伊藤さん)スタジオに通う前の、お試しにも使えるのがオンラインの良さ。「ヨガをやってみたいと思っていたので、今回体験できてよかったです!ちゃんと習ってみたいと思いました」(阪口さん)朝:ジェントルヨガ呼吸も整うヨガで、心とカラダを目覚めさせて。「気持ちよく、無理することもなくカラダが伸びる~。ずっとやっていたい。」(阪口さん)「朝が弱い私…。こんなヨガをすればスッキリ目が覚めてよさそうです。」(伊藤さん)肩の力が抜ける、心休まるヨガレッスン。ジェントル(優しい)の言葉通り、初心者でもチャレンジしやすい内容。ヨガレッスンだけでなく瞑想もナビゲートしてくれるので、心身が整い、朝に行えば一日を気持ちよく過ごせる。Arisaさんの医師としての経験が生きた、専門知識を交えてのヨガクラスは、わかりやすく効果も出やすいと評判。時折、愛犬のブルドッグも動画に登場し、見ているだけで和む。登録者数は15万人超え。YouTubeチャンネル「Wellness To Go by Arisa」にて配信中。教えてくれるのは…Arisa Kubotaさんクボタ・アリサカナダ在住。医師として働いた後、ヨガインストラクターに転身。著書に『バンクーバー式 ウェルネスヨガ』(永岡書店)。昼:フローピラティスピラティスをアレンジした、流れるような動きに熱中。「ヒップアップとか、お腹の凹ませとか、踊っているノリで実現できそう!」(阪口さん)「先生のスタイルがすごく素敵。ダンスっぽい動きも気分が上がります。」(伊藤さん)ピラティスの動きを楽しくテンポよく。ピラティスの動きをよりわかりやすく伝えるように、音楽に合わせて“流れる”ように動く、「フローピラティス」のオンラインレッスン。音楽の曲調はスローテンポからアップテンポまで様々で、内容もダンス風、椅子に座ってできるもの、キッチンでできるものなど多彩。日本最大級のオンラインフィットネス動画サービス、「LEAN BODY」にて配信中。受け放題で月額¥980~。2週間の無料体験が可能。教えてくれるのは…RISAさんリサ日本初のPOP PILATESインストラクター。今後、自身のYouTubeチャンネルからも配信予定。Instagram(@risapilates)も要チェック。夕方:ダンストレーニングしっかり汗をかく内容で、テンション上がりまくり。「楽しく踊れるけど、結構ハードですね~。ストレス解消にもなりそうです。」(阪口さん)「動画のノリがいい!アップテンポなリズムにのって、カラダが鍛えられる。」(伊藤さん)様々なメソッドミックスのオリジナル。宅トレ系YouTuberが自身のチャンネル「Marina Takewaki」から発信。様々なエクササイズを音楽にのせ組み合わせた、楽しみながらしっかり汗をかける濃厚なコンテンツが人気で、チャンネル登録者数は175万人超。気になるパーツを狙う動きや、踊りながら全身の脂肪燃焼に繋がるものなど幅広い内容。ノリノリのテンションで盛り上げてくれるので、ストレス解消にも。マンション住まいの人でも安心な、“飛ばない”ワークアウトも好評。教えてくれるのは…竹脇まりなさんたけわき・まりな“宅トレを当たり前の世界に”をテーマに、おうちで楽しく取り組めるワークアウトを日々提案。YouTubeを中心に活躍中。夜:おやみすヨガ一日の疲れとコリを取り、深い眠りに誘うヨガを。「バレエの経験がある先生の教え方は、私にぴったりです。ゆったり感も好き。」(阪口さん)「腰の周りの緊張が取れていくようです。このポーズのまま眠ってしまいそう~。」(伊藤さん)優しい声にも癒されて、心身をいたわろう。ベッドや布団の上でできる15分のリラックスヨガは、初心者でも心地よく実践できる。筋肉の緊張やコリをほぐし、一日の疲れを取り、骨盤のゆがみを整えるポーズをレクチャー。Marikoさんの優しい声と穏やかな音楽で心が休まり、そのまま寝落ちしてしまう人多数。自律神経も整うので寝つきが格段に良くなり、翌朝の目覚めがスッキリ。毎日続ければ、疲れにくいカラダが手に入る。YouTubeチャンネル「B‐life」にて配信中。教えてくれるのは…Marikoさんマリコバレエ団退団後にヨガ、フィットネストレーナーの資格を取得し、オリジナルプログラムを提供。共著に『魔法のヨガ』(実業之日本社)。いとう・りりあ(写真・左)2002年10月8日生まれ、沖縄県出身。3期生。BSテレ東『真夜中ドラマ「どんぶり委員長」』に出演中。特技はバトントワリング。さかぐち・たまみ(写真・右)2001年11月10日生まれ、東京都出身。3期生。特技は、4歳から13歳まで習っていたバレエ。独特の世界観で描くイラストも注目の的。写真1枚目…トップス各¥8,000ブラトップ各¥9,000パンツ各¥12,000(以上ジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)マット各¥5,800(スリア/インターテック TEL:050・3821・2940)写真2枚目…チュニック各¥10,000レギンス各¥12,000(以上ジュリエ ヨガ アンド リラックス)写真3枚目…トップス各¥7,900パンツ各¥9,800(以上ナージー/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)写真4枚目…カーディガン各¥8,900キャミソール各¥6,800パンツ各¥8,900(以上プライベート・スプーンズ・クラブ/プライベート・スプーンズ・クラブ 代官山本店 TEL:03・6452・5917)※『anan』2020年11月11日号より。写真・松田 拓スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・KUBOKI(ThreePEACE)取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2020年11月04日中井貴一が万俵大介を演じる連続ドラマW「華麗なる一族」に、向井理と「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が出演することが決定。キャラクタービジュアルも到着した。2人が演じるのは、大介の息子、鉄平と銀平。長男であり、万俵コンツェルンの一翼を担う阪神特殊製鋼で高炉建設に尽力する専務・鉄平役を演じる向井さんは「あまりにも有名な原作ですし、過去に何度も映像化されている作品なので、身が引き締まる思いでした」と出演決定の心境を語る。そして「初めて台本を読んだ時、喜怒哀楽様々な感情が揺さぶられ、重厚かつ複雑な人間関係のなかにも横たわるリアリティに圧倒されました。当時の時代背景などを勉強する中でも、いかにこの作品が異質な光を放っていたのかと驚嘆します。二度目に読んだ時、悔しさと苦しさに涙しました。そして泣くことすら許されなかった万俵鉄平という男を演じると考えると、改めて身震いする思いです」と脚本の印象を明かした。また、次男でいずれは頭取の座を継ぐであろう阪神銀行貸付課長・銀平を演じる藤ヶ谷さんは「彼は無感動な表情 で、はっとなるような冷たい事を平気で言うニヒルな面が常にあります。しっかりとニヒルな面を使い分けられるよう、監督を始めチームと創っていけたらなと思っております。嫌な奴に見えると思いますが、甘えや我慢なども丁寧に、そして彼がしゃべると空気やリズムが変わるよう演じられたらなと思っております」と意気込み、「ドロドロとした愛と憎しみに満ちた、汗と脂の結晶のような重厚な人間ドラマ。それぞれにある秘密や過去にも注目し新たな『華麗なる一族』をお楽しみください」と視聴者へメッセージを寄せている。夢を実現するために情熱を燃やす鉄鋼マンの鉄平と、対して冷めた表情のエリート銀行員・銀平。阪神銀行を守るため、さらなる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により2人は大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていく。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年春、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年10月27日AKB48の「オンラインお話し会&配信ライブ」が17日と18日に開催され、柏木由紀、岡田奈々、向井地美音らが終了後の囲み取材に応じた。今回は、56thシングル「サステナブル」全国握手会(北海道エリア・九州エリア)開催延期分の振替と57thシングル「失恋、ありがとう」のイベントで、32人という規模でのライブは約9カ月ぶり。オンラインでファンと交流する「お話し会」は、新たな試みとなった。グループ総監督を務める向井地は、久しぶりの32人での活動の喜びと、これまでの全国握手会と変わらぬ懐かしさを感じたことを明かす。「お話し会」については、「ファンの方のお家が見れたり、ゲームを考えてきてくれたり、AKB48のグッズを見せてくれたりと、普段の握手会とかではなかなかできないような形でコミュニケーションをとってくれるので、すごく嬉しかったです」とファンに感謝した。岡田にとっては「お家以外でも職場から休憩中に参加してくださる方や、お出掛け先から自分の住んでいる街を見せてくれた」と、親近感を覚えるイベントだったという。柏木も、この期間に産まれた赤ちゃんの顔や、ペットを見せてくれたファンの姿に、オンラインならではの楽しみを感じたと語った。続いて柏木は、このコロナ禍がおさまったときの展望を聞かれると「AKB48的にはファンの方の交流を本当に大切にしていきたいなと思いますし、メンバー全員でも集まっていないので、集まりたい」とグループ活動への意欲を見せ「人数の多さはやっぱりAKB48の良いところだと思います。これだけメンバーがいれば、誰かは誰かのタイプになるかな~と!(笑)」と、笑顔でグループの魅力をアピール。ミニライブではシングル「サステナブル」「失恋、ありがとう」を含む10曲や、ユニットライブとして岡田奈々のソロ歌唱、峯岸みなみの卒業曲「また会える日まで」等を披露し、画面越しにファンへ笑顔と歌声を届けた。(C)AKB48
2020年10月19日向井太一が8月28日(金)生配信ライブ「Release Live -Supplement-」を開催した。新作EP「Supplement」のリリースを記念して行われたこの公演は、PIA LIVE STREAM、uP!!!で配信。オープンしたばかりの東京・ZeppHanedaで行われたライブで向井は、「Supplement」の収録曲、既存の人気曲・代表曲を交えながら、豊かなバイブスと真摯な思いが交差するようなステージを繰り広げた。最初のシーンは、楽屋から。鏡の前に座っている向井太一(フレッドペリーの白いポロシャツが似合っている)はスマホをチェックしてから席を立ち、軽くストレッチしながらステージに向かう。そこには既に演奏を始めているバンドメンバーの姿が。クラシカルなストリングスと生々しいアンサンブルが響くなか、向井は<この瞳を逸らさないで/未来を描きたい>というフレーズを奏でる。オープニングを飾ったのは「僕のままで」。EP「Supplement」に収録されたナンバーだ。“僕は僕のままで、人生を進んでいきたい”という意思を込めたリリック、ネオソウルの潮流を感じさせるメロディが広がり、早くも大きな感動に包み込まれる。 auスマートパスプレミアム会員会員限定でお得な割引も!視聴チケット■視聴チケット<販売期間>8月31日(月)20:30まで<料金>auスマートパスプレミアム会員 1,800円(税込)一般 2,800円(税込)※auスマートパスプレミアム会員はau以外をご利用の方でもご入会いただけます。(月額499円(税抜)/初回30日間無料)お申し込みはこちら■uP!!!⇒ ■PIA LIVE STREAM⇒
2020年08月29日向井太一が8月28日に「Release Live -Supplement-」のオンライン生配信を行う。日本のみならず、アジアでも根強い人気を獲得している向井太一。6月にはライブアルバム『SAVAGE TOUR 2019』と同名のライブビデオ、ツアーブック『SAVAGE BOOK』のリリースし、さらには他アーティストとのコラボプロジェクトの開始など、多岐に渡る活動を見せている。今回の生配信ライブはEP『Supplement』の発売に伴うもので、向井が配信でワンマンライブを行うのは初となる。ステージの模様はエンタメサイト「uP!!!」上で視聴することが可能だ。この世界観にオンラインで触れると同時に、この数カ月で「音楽の価値が問われた」と語る向井が今どんなパフォーマンスをするのかに期待したい。■公演情報向井太一「Release Live -Supplement-」日時:8月28日(金)開場20:00/開演21:00※視聴チケットのご購入者を対象とした期間限定の事後配信を予定しております。生配信終了後即時~8月31日(月)23:30まで視聴チケット:・前売
2020年07月29日女優の高橋ひかるが17日、自身の公式YouTubeチャンネル「たかしの部屋」に公開した動画で、“ラジオ愛”を語った。「【高橋ひかるの日常】ラジオと枝豆と…」と題して公開された動画で、「わたしも一時期、『SCHOOL OF LOCK!』っていうラジオで、『GIRLS LOCKS!』っていうコーナーをやらせてもらってたんですけど、そっからラジオを少しずつ聴くようになった」と明かした高橋。続けて、「好きな番組はめちゃくちゃ多くて…」と好きなラジオ番組を挙げていった。ニッポン放送では、『オードリーのオールナイトニッポン』、『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』、『三四郎のオールナイトニッポン』、『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』、TBSラジオでは、『エレ片のコント太郎』、『爆笑問題カーボーイ』、『バナナマンのバナナムーンGOLD』、『ハライチのターン!』、『アルコ&ピースD.C.GARAGE』のリスナーだという。さらに『#むかいの喋り方』(CBCラジオ)、『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)も聴く番組として紹介した。また、「1番最初にハマったきっかけ」となった番組は、『オードリーのオールナイトニッポン』とのこと。高橋は「もともと若林(正恭)さんがすごい好きで。家ではずっと“若様”って呼んでるんですよ。で、実際に若林さんの前でも言ったことがあるくらい。『オードリーのオールナイトニッポン』は、男子高校生の休み時間みたいな感じの印象がすごくあって。今年に入った中だと、睡眠導入の話がすごい好き」と語った。さらに若林のほか、Creepy Nuts・DJ松永、ハライチ・岩井勇気、三四郎・相田周二の名前を挙げ、「マジメに見えて、実はすごく自分なりの考えを持たくさんってらっしゃる方のトークがすごく好きで。共感しちゃうんですよね」と話した。高橋の動画に対して、『#むかいの喋り方』のパーソナリティを務めるパンサー・向井慧も反応。自身のツイッターを更新し、「高橋ひかるさんが好きなラジオ番組について喋ってるYouTube見てみ。度肝抜かれるぞ。」とつぶやいていた。
2020年07月17日向井理、仲間由紀恵、仲里依紗、松村北斗、渡部篤郎らが出演したサスペンスドラマ「10の秘密」が3月17日の放送で最終回を迎えた。圭太の“選択”と“新たな秘密”にSNSでは「いい終わり方」といった声が上がったほか、松村さん演じる翼にも声援が送られている。白河圭太に向井さん、圭太の元妻・仙台由貴子に仲間さん、2人の娘・瞳に山田杏奈、保育士の石川菜七子に仲さん、宇都宮竜二に渡部さん、母を亡くした音大生の伊達翼に松村さん、帝東建設の社長・長沼豊に佐野史郎。また堀田茜、遠藤雄弥、名取裕子らが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10年前、瞳がきっかけとなった火事で亡くなったと思われた翼の母だが、本当の死因は火事の直前、別れ話のために訪ねてきた長沼との揉め事がきっかけだった。偽装パスポートで別人になりすまそうと企んだ由貴子だが、そのパスポートを圭太に奪われてしまう。奪われたパスポートを取り戻すために、必ずもう一度接触してくる―そう確信した圭太は、由貴子からの連絡を待つ。一方、翼は新聞記者の只見の手を借り長沼を糾弾しようとするが、決定的な証拠がない。状況を聞いた竜二は社長に手帳のオリジナルを見せ、偽装建築の件を公表するよう迫る。由貴子から連絡を受けた圭太は、10年前の秘密の真相を話すよう迫る。瞳を探していた由貴子は偶然長沼を見かけ、その件をきっかけに脅迫。顧問弁護士の座を手に入れていたのだ…というのが最終回の展開。結局圭太は由貴子にパスポートを渡し“新たな秘密”を抱えて、人生を再出発するというラストだった。お互いの“愛”を確かめ新たな秘密を抱えて別離する圭太と由貴子に「由貴子との最後の別れ方が圭太くんっぽくて良かった」「いい終わり方だったね。由貴子さんも圭太もちゃんと愛してたんだね」「圭太の由貴子への気持ち、大好きだった気持ちは今も綺麗なままで切なくなってしまった」などの感想が送られる。また松村さん演じる復讐に燃えるピアニスト・翼にも「最後に翼さんの笑顔見れて安心した」「翼くん絶対に幸せになってね」といった声が続々と届けられている。(笠緒)
2020年03月17日向井理が主演を務め、水川あさみをヒロインに迎えた舞台「リムジン」の公演概要の詳細が明らかに。併せて、キャストたちが何か語りたそうにこちらを見つめるビジュアルも到着した。今回の新作は、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖をブラックな笑いを交えて描く、心理サスペンス作品。親から受け継いだ小さな工場を営む主人公の男を、現在放送中の「10の秘密」の主演も話題の向井さん、その妻を「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」「白衣の戦士!」の水川さんが演じるほか、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲとワクワクするキャストが集結。本作は、5月23日(土)からの東京公演(本多劇場)を皮切りに、富山、大阪、名古屋、島根、広島、福岡、愛媛、仙台、新潟にて順次上演。東京公演のチケットは、3月21日(土)より発売がスタートする。M&Oplaysプロデュース「リムジン」は5月23日(土)~6月14日(日)本多劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年01月17日向井理主演、仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎、松村北斗らの共演でおくる本格サスペンス「10の秘密」が1月14日からスタート。冒頭からスピーディーな展開に引き込まれる視聴者が続出。向井さんの“父親役”も話題を呼んでいる。14歳の娘と2人で暮らす建築確認検査員の白河圭太を向井が演じるほか、9年前に離婚した圭太の元妻で弁護士の仙台由貴子に仲間さん。2人の娘の瞳に山田杏奈。圭太とは兄妹のような関係の保育士・石川菜七子に仲さん。由貴子が顧問弁護士を務める大手建設会社の社員で由貴子と交際していた宇都宮竜二に渡部さん。ジャズバーでピアノ演奏のバイトをしている瞳の音楽仲間で音大生の伊達翼といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。9年前に由貴子が家を出て行ってからシングルファザーとして奮闘しながら娘を育ててきた圭太のもとに「娘は預かった。3日以内に仙台由貴子を探せ」という電話が。瞳と連絡が取れないことに不安を覚えた圭太はすぐに由貴子の所在を確認するが、由貴子は勤めていた大手弁護士事務所を数日前に突然辞め、上司だった男はクライアントである竜二への説明対応に追われていた。学校に行くと瞳がここ最近学校や部活を休みがちで、塾もやめていたことも発覚する。さらに離婚後SNSでセレブぶりをアピールしていた由貴子だが、その生活は多額の借金による偽りのものであることがわかる。そして圭太にもまた隠してきた秘密があった…というのが1話のあらすじ。視聴者からは「展開が色々と早くて凄いびっくり」「展開早くてツイートする暇ない。ドラマに引き込まれてる」など展開の早さに驚く声とともに、14歳の娘がいる父親役を作業服姿で演じた向井さんに「14歳の娘おる役にびっくり」といった反応が上がったほか「何、着ても、どんな格好しても似合う」などの声が上がる。また瞳が圭太に内緒に通っていた(?)らしいジャズバーでピアノを弾く翼を演じる松村さんにも「余韻しか残さないのに謎の存在感がある松村北斗さん、よきでした」「出演シーンは数十秒でしたがその数十秒の間でファンを殺してくれたその威力 私たちは最終回まで生きてられるか不安です」などといった反応も多数集まっている。(笠緒)
2020年01月14日内村光良を中心に俳優や芸人、ゲストらがコントに挑戦する「LIFE!~人生に捧げるコント~」の12月25日(水)今夜放送回に、俳優の向井理と伊藤健太郎が登場。2人が内村さんらとのコントやトークで盛り上がる。朝ドラ「ゲゲゲの女房」や映画『天空の蜂』『信長協奏曲』、ドラマ「神の舌を持つ男」「きみが心に棲みついた」といった話題作に多数出演。2019年も春クールの「わたし、定時で帰ります。」でワーカホリックな主人公の元カレを演じたほか、『ザ・ファブル』では顔面に大きな傷跡を残した裏社会の男を、『引っ越し大名!』では黒幕を演じるなど大活躍した向井さん。向井さんは今回「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。「ラッキーチャンス」ではラーメン店の店主役に扮し、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを見せるほか、「幸せの約束」では臼田あさ美の婚約者役として、彼女の父親役を演じる内村光良と息の合った二人芝居を披露する。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」で注目されると、昨年は『コーヒーが冷めないうちに』『覚悟はいいかそこの女子。』『ういらぶ。』などの映画に立て続けに出演。秋クールのドラマ「今日から俺は!!」で演じたヤンキー高校生役で一躍人気となり、今年も独特の世界観を持った人気コミックを映画化した『惡の華』に主演するなど着実な成長を見せた伊藤さんはコント「面白寺」に出演。そのほか「LIFE!」メンバー総出演による「白雪姫と七人の付き人」には月9「好きな人がいること」や主演作『暗黒女子』などの出演を経て「花のち晴れ~花男 Next Season~」の“メグリン”役で注目を集め、今年は伊藤さんと共演した『惡の華』も公開された女優の飯豊まりえと、『木更津キャッツアイ』や「刑事7人」など数々の作品に出演、今年は『貞子』に『HiGH&LOW THE WORST』、秋クールの「まだ結婚できない男」も好評のうちに幕を下ろした塚本高史も登場する。本番組の放送に続いて「LIFE!」メンバーと今夜のゲスト、向井さんと伊藤さんも出演するドラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」が12月26日(木)22時~NHK総合でオンエアとなる。昨年放送された「忍べ!右左エ門」に続く忍者アクションとなっており、元忍者の右左エ門(内村さん)がかつての忍者仲間・長次(古田新太)から、二束三文で売ってしまった高価な反物を豪商・仁兵衛(向井さん)から奪い返してほしいと頼まれ、そこから様々な思惑を抱えた者たちによる反物の取り合いが始まる…というストーリー。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)今夜22時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年12月25日神木隆之介がベストセラー作家・池井戸潤原作の映像化作品に初出演する、WOWOW連続ドラマW「鉄の骨」。この度、内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二ら豪華キャストの出演が明らかとなった。池井戸作品がまだ連続ドラマ化されていなかった2009年、WOWOWでは「空飛ぶタイヤ」を映像化、「下町ロケット」「株価暴落」「アキラとあきら」など、数々の池井戸作品をドラマ化してきた。そして本作は、主人公の中堅建築会社の若手社員・富島平太役に神木さんを迎え、談合は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。その平太の上司で池松組の常務取締役・尾形総司に扮するのは内野聖陽、業務部次長・西田吾郎役に中村獅童、業務部の柴田理彩役に小雪、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役に土屋太鳳、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役に向井理、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役に柴田恭兵、そして、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役に石丸幹二ら超豪華オールスターキャストが集結。会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは?自らの理想と、会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描く本作は、原作刊行から10年たち、コンプライアンスが問われるいまだからこそ響く1作となりそう。内野聖陽(尾形総司 役)なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様をリアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています。中村獅童(西田吾郎 役)今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです。また、池井戸さんの作品に出演させていただくのは初めてなので、今回機会をいただけたことはとても有難いです。今から撮影を楽しみにしています土屋太鳳(野村萌 役)池井戸作品は女優としての背中を押していただいた存在ですので「鉄の骨」を機にまた一歩踏み出せたらと思いますし、WOWOWさんの現場に再び参加出来ることも大きな喜びです。キャスト陣の素晴らしさにプレッシャーを感じつつも喜びがはみ出しそう!毒と真実の渦の中で「女性の持つある意味での骨太さ」を表現したいと思います。柴田恭兵(三橋萬造 役)大手ゼネコンの顧問でありながら談合を調整する[三橋萬造]それぞれの利益がからみあうなかやさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています。内野さん、神木君との初共演、とても楽しみです。石丸幹二(内藤肇 役)池井戸先生はいつも、緻密なリサーチに基づいて、層を重ねるように物語を積み上げていかれます。だから、内も外もリアリティー重視で役作りをせねば、その世界観から弾かれてしまう。これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない!さて、どうしたものかと思う日々です。向井理(園田俊一 役)「アキラとあきら」以来の池井戸さん原作。制作陣も同じとあって、またこの組に参加できて光栄です。池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです。どのような作品になるか、今から楽しみにしています小雪(柴田理彩 役)初めての池井戸潤さん原作の作品にお声がけいただき嬉しかったです。建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました。今から撮影がとても楽しみです。「鉄の骨」是非、皆様にも楽しんでいただけたらと思います。連続ドラマW「鉄の骨」は2020年4月、毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日新作『夜 は お し ま い』について、著者・島本理生さんにお話を聞きました。なぜ傷つき、なぜ罪悪感を抱くのか。苦しむ女性たちが訪れる先は…。「キリスト教と恋愛小説は親和性があると思っていて。神様の愛と人間の恋愛は違うといっても同じ“愛”がキーワード。特に、傷ついている若い女の子は恋愛に見せかけて自分だけの神様を探しているところがあると思うんです」島本理生さんの新作『夜 は お し ま い』は、傷を抱えた女性たちそれぞれの事情と、金井という神父との交流を描く連作集。第1話は、ミスコンに出て劣等感を強め、怪しげな男と交際する女子大生の話。「自分が若かった頃を振り返ると、外部からのジャッジで自己評価が揺らぐことが多かった気がします。それに、自分の探しているものがなさそうな場所にこそ見つけられたら満たされる、という幻想もあって。だからこの主人公も自分が愛されていないと気づいているのに相手から離れられない。自分を大事にするという感覚が後回しになっている」第2話では愛人業の女性が、交際相手から思わぬ提案を受ける。「書き終えた直後はハードな性描写が多くていかがなものかと心配してましたが、時間をおいて読み返した時、人の心がこんなに簡単に反転して上下関係も二転三転する、その危うさを書きたかったんだと気がつきました」女性は、みな、どこか罪悪感めいた気持ちを抱いている。「日本には、自分を優先してはいけないという感覚が根強くある。したくないことをした揚げ句、より罪悪感を抱く方向に行くというループにはまってしまう」女性たちはみな金井神父のもとを訪れ、対話を重ねる。「少しずつ対話が旧約聖書的なものから新約聖書的なものになり、本質へ向かっていくようにしました。最終的に憤りや理不尽さを手放し、赦されている感覚になってもらえたらと思います」違う視野が開けてくる本作。若い読者へのアドバイスをお願いすると、「年齢を重ねるほど、男性より女性に助けられる瞬間が絶対にある。若いうちから同性の友人を大事にしてほしいですね。あとは、“ないところに愛を探しても何もない”。期待させるだけで、無理に探さなきゃいけない関係には本当に何もない。それは自分の経験からも言い続けていきたいです」島本理生『夜 は お し ま い』ミスコンで傷ついた女子大生、お金のために愛人業を続ける女性…。自分を見失う彼女たちが訪ねる一人の神父。彼もまた秘密を抱えていた。講談社1400円しまもと・りお1983年生まれ。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。‘18年『ファーストラヴ』で直木賞受賞。長編『Red』が映画化、来年2月21日に公開に。※『anan』2019年12月18日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年12月13日伊藤万理華の展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」が、東京・渋谷パルコ、大阪・梅田ロフト、愛知・名古屋パルコで開催。渋谷パルコは2020年1月24日(金)から2月11日(火・祝)まで、梅田ロフトは2月28日(金)から3月17日(火)まで、名古屋パルコは3月31日(火)から4月19日(日)までの期間で開催される。元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会が再び人気アイドルグループ乃木坂46の卒業生であり、ファッションやアートにとどまらず、鉱物や苔までをも愛する独自の世界観から、現代のカルチャーアイコンの一人として注目を集めている伊藤万理華。2017年にはその“脳内”に迫る初の展覧会「伊藤万理華の脳内博覧会」が渋谷・福岡・京都の全国3箇所で開催され、累計3万人以上を動員。特に初開催地の渋谷では、展示ギャラリーに入りきれない観客が日に日に増えるという人気ぶりを見せていた。4人のクリエイターとコラボ、写真・漫画・映像・ファッション&ダンスを展示今回の展覧会では、彼女のクリエイター・キュレーターとしての観点に着目し、4人のクリエイターおよび3つのブランドとコラボレーション。彼らと共に製作した作品を会場に展示する。展示エリアは、写真家・前康輔が伊藤万理華のファッションとプライベートを映し出す「写真ゾーン」、漫画家・椎名うみが本展のために描き下ろした短編新作を展示する「漫画ゾーン」、その漫画をベースに監督・柳沢翔が撮影したショートムービーを上映する「ショートムービーゾーン」、振付師・菅尾なぎさが制作した伊藤万理華のファッション×ダンスの映像を衣装と共に披露する「ファッション×ダンスゾーン」の4つ。「ファッション×ダンスゾーン」では、振付師・菅尾なぎさだけではなく、ボディソング(bodysong.)、パーミニット(PERMINUTE)、Tanaka Daisukeの3ブランドとコラボレーション。これに伊藤の母との共作を加えた4つのオートクチュール衣装が映像内で着用されており、会場でも映像と合わせて展示される。ZINEやアパレルグッズなど記念商品も発売また、会場では自身がディレクションに関わったZINEを販売。ZINEにはオートクチュールの衣装や自宅で撮影したフォトグラフィックなど、ファッションとプライベートの魅力を掛け合わせた写真や、椎名うみの新作書き下ろし漫画『おかえり』を収録する。なお、スペシャルエディションにはステッカー・ポスター・パラパラブックの3点を同封する。その他にも、アパレルグッズ、ポストカードといった展覧会記念グッズも発売予定。アパレルグッズでは、ロゴやグラフィックTシャツ、フーディーほかトートバッグなどをラインナップする。ボディソングとのコラボレーショングッズは、タイダイスウェット、ジャガードハット、ジャガードサコッシュ、ソックスを展開。いずれも本展でしか手に入れることの出来ないスペシャルなアイテムとなっている。開催概要展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」■大阪会場開催期間:2020年2月28日(金)~3月17日(火)開催時間:11:00~21:00会場:梅田ロフト 4階 イベントスペース住所:大阪府大阪市北区茶屋町16-7入場料:一般 500円(税込)■名古屋会場開催期間:3月31日(火)~4月19日(日)開催時間:10:00~21:00会場:名古屋パルコ 東館 地下1階 イベントスペース住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1入場料:一般 500円(税込)■東京会場(終了)開催期間:1月24日(金)〜2月11日(火・祝)開催時間:11:00〜21:00会場:渋谷パルコ 地下1階「GALLERY X」住所:東京都渋谷区宇田川町15-1入場料:一般 500円※いずれの会場も最終日は18:00閉場。入場は閉場の30分前まで<グッズ価格例>・展覧会記念商品Tシャツ 4,200円+税、ロングスリーブTシャツ 6,000円+税、フーディー 8,800円+税、巾着 1,000円、トートバッグ 2,000円+税、椎名うみコラボトートバッグ 1,500円+税、ピンバッジセット(3個入) 1,800円+税、ポストカードセット(5枚入) 1,000円+税、ZINE ノーマルエディション 1,500円+税/スペシャルエディション 3,500円+税・ボディソング×マリカイトウタイダイスウェット 20,000円+税、ジャガードハット 12,000円+税、ジャガードサコッシュ 12,000円+税、ソックス 2,700円+税
2019年12月08日向井理主演の新ドラマ「10の秘密」に、「SixTONES」の松村北斗が出演することが決定した。ドラマの鍵を握る謎の音大生を演じる。本作は、向井さん演じる主人公・白河圭太の娘が何者かに誘拐されることに端を発し、圭太と関わる様々な登場人物たちの計り知れない秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こるオリジナル脚本の本格サスペンスドラマ。「SixTONES」として1月にはCDデビューが決定、「パーフェクトワールド」では左足が義足の青年を演じ、役者としての知名度も上がってきている松村さん。今作で彼が演じるのは、圭太の娘・瞳(山田杏奈)の音楽仲間で、音大生の伊達翼。圭太が誘拐された瞳を探す中で、瞳と何らかの関わりがあることが発覚する謎の人物だ。翼は瞳の気持ちを理解する兄のような存在で、ジャズバーでピアノを演奏するアルバイトをして生計をたてており、ほかの登場人物同様、誰にも明かせない“秘密”を抱えているという役どころ。本作について「謎の多さに驚きました。予想できそうなこともありますが、逆に最初の段階で予想できるってことはひっくり返るだろうなとか先のストーリーを想像したりして、僕自身も謎解き状態です」と台本の印象を明かした松村さん。役柄に関しては「監督との打ち合わせの中で、まだ台本にはないけど、後々楽しみにしといてと言われた部分もあるので早く先のストーリーを知りたいという状況でかなりワクワクしています」と気になるコメントも。ピアニストという役柄だが、以前からピアノに興味があったという松村さんは「すごく良い機会でした。もうすぐデビューもあるので音楽関係の役柄をできるというのは、特に関連性が強いのですごくうれしいです」と喜んだ。本作のために、ピアノの練習も行っているという。「10の秘密」は2020年1月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月05日向井理主演、水川あさみがヒロインを演じる舞台「リムジン(仮)」の上演が決定。2人から意気込みを語るコメントも到着した。2011年から続く「鎌塚氏シリーズ」や、「ライクドロシー」「虹とマーブル」「磁場」など多彩な作品を生み出してきた倉持裕×M&Oplays公演。M&Oplaysプロデュースとなる今回の新作は、主人公の男が自己保身のためについたひとつの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖をブラックな笑いを交えて描くサスペンス作品。主演を務める向井さんは「劇作家の倉持さんの作品は以前から拝見していました。いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした」と倉持作品への参加を喜び、「下北沢の本多劇場も今回初めて舞台に立たせていただきます。舞台をやるようになってから、一度は立たなければいけないと思っていた劇場なので気が引き締まる思いです」と語り、稽古が楽しみだとコメント。そして、5年ぶりの舞台出演となる水川さんも「わたしもいつか、倉持さんの演出を受けてみたいと願っていた役者の1人ですが、今回御一緒出来ることになりとても嬉しく思っています。倉持さんの描く戯曲の印象はコミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残るかんじ」と明かし、「今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています」と心境を語っている。一方、作・演出を手掛ける倉持さんは「些細な出来心から犯した小さな罪を隠そうとするうちに、ついた嘘が雪だるま式に膨らんで、急降下していく夫婦を、ブラックユーモアでもって描きたいと思っていた。向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った。妻役をお願いした水川あさみさんは、デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい」と思いを述べている。また、向井さんと水川さんのほかにも、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲが共演する。舞台「リムジン(仮)」は2020年5月~6月、本多劇場にて上演。※富山、大阪、愛知、島根、広島、福岡、愛媛、宮城、新潟公演あり。(cinemacafe.net)
2019年11月22日向井理が主演する1月期ドラマ「10の秘密」の放送が決定。秘密を抱えたシングルファザーに扮し、本格サスペンスが展開していく。白河圭太は14歳の娘・瞳と二人暮らし。一方的に離婚を通告してきた元妻・由貴子に出て行かれた後は、娘のことだけを考えて自分を犠牲にする生活を送ってきた。瞳とはなんでも話せる関係を築き、瞳の友人からうらやましがられるほどの理想の父親。そんなある日、圭太のもとに電話がかかってくる。「娘を預かった。命が惜しければ、元妻を探せ――」。瞳を探すにつれて、別れた妻のセレブな暮らしに隠された秘密を知るばかりか、何でも知っていると思っていた娘にすら、秘密があることを知ってしまう…。本作は、主人公の愛する娘が何者かに誘拐されることに端を発し、彼と関わる様々な登場人物たちの計り知れない秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こるオリジナル脚本の本格サスペンスドラマ。主演の向井さんが演じるのは、娘と二人暮らしの建築確認検査員・白河圭太。大学時代から付き合っていた由貴子と結婚し順風満帆に見えたが、ある事件をきっかけに由貴子との関係が悪くなり、離婚を切り出され、シングルファザーに。しかし、“娘第一主義”な圭太に突然、娘の誘拐がふりかかる…。本作について向井さんは「一つの秘密が明らかになっても、まだ他の秘密が出てくるという迷宮のようなドラマ」と言い、「今回は、頼れる主人公ではないので、秘密に翻弄(ほんろう)され巻き込まれていくさまをいかにさらけ出していけるかということが勝負ですが、僕自身演じ方を考えながらあまり気負わずに頑張っていければと思います。とても深い作品になると思いますので、チーム一丸となって作り上げていきたいです」と意気込んでいる。そして、本作に出演する豪華なキャストたちも発表。圭太の元妻で大手建設会社の顧問弁護士・仙台由貴子役を仲間由紀恵。圭太とは兄妹のような仲の保育士・石川菜七子役を仲里依紗。由貴子が顧問弁護士を務める大手建設会社の社員・宇都宮竜二役を渡部篤郎が演じる。由貴子はある“秘密”を抱え消息を絶ち、菜七子もまたある“秘密”を抱えている。そして、宇都宮は会社の“秘密”を守るため、圭太や由貴子に関わっていく。「秘密を抱えている登場人物たちの裏で、さまざまな事情・思惑が渦巻いていて、この作品の後半を予感させる始まりになっているところが、まず面白い」とドラマについて少し触れた仲間さんは、「視聴者の皆さんも主人公である向井さんと同じ気持ちになって『10の秘密』に巻き込まれながら、最後まで楽しんで見て頂ければ幸いです」とメッセージ。また、仲さんは自身の役柄について「元気でさっぱりしている」と明かし、「たくさんの秘密が存在するので、私自身も先々がどうなっていくのか、今からとてもワクワクしています。私にも秘密があるのか、楽しみにしていて下さい」とコメント。さらに渡部さんは「全体的な物語の流れもありますが、一話一話登場人物の善悪が見られて、新しい試みだなと思いました」と本作の印象を明かし、「向井くんの繊細な部分と真面目な部分が、とてもこの役にぴったりだと思います。こういう役は、彼にしか出来ないんじゃないかな」と向井さんはハマり役だと語っている。そのほか、圭太の娘・瞳役には山田杏奈。名取裕子、遠藤雄弥、高島豪志、堀田茜、河村花、藤原光博、山野海らも参加する。「10の秘密」は2020年1月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年11月21日俳優・向井理が、12月25日(水)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演、2本のコントに挑戦することが分かった。12月26日(木)放送の「LIFE!」チームが贈る忍者アクションコメディードラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」への出演がすでに決定している向井さん。それに先立ち、番組初出演となる今回は、「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。ラーメン店の店主役に扮するコント「ラッキーチャンス」では、「久しぶりに緊張した」という向井さんだが、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを披露。収録では、アドリブ連発でスタジオは笑いに包まれたという。そして、コント「幸せの約束」は、臼田あさ美の婚約者役で出演。彼女の父親役を演じる内村光良との息の合った二人芝居に注目だ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)22時~NHK総合にて放送。「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」は12月26日(木)22時~NHK総合、12月31日(火)15時~BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月19日俳優の向井理が26日、都内で行われた「マルホン胡麻油」新CM発表会に出席した。9月27日から放送される同CMに出演する向井は、CM出演のオファーをもらった際の心境を聞かれると「ちょっといやらしい話、もともと使っていたんです。ごま油自体、ほぼ毎日使っているくらい、よく使っているので、うれしいというよりびっくりしました」と打ち明け、完成したCMはこの日初めて見たそうで「自分で見るのは恥ずかしいですけど、ごま油のCMだとわかりやすくて、僕はこういうストレートのCMのほうが好きなので、こういうCMに出させていただけて光栄です」と笑顔を見せた。また、CMを撮影するにあたり、意識した点を尋ねられると「CMとなると香りはもちろん伝わらないですし、会社のイメージなどもありますが、それを決められた秒数の中で伝えるのはすごく難しいので、そういうところは気をつけて演じるようにしました」と明かし、「ブランドのイメージを大切にしたいというのと、会社自体、とても歴史があって、奇をてらったものではなかったですし、正面から取り組むというのがこの会社のイメージだったので、実直にやるということを心がけました」と語った。料理上手で知られる向井だが、ごま油を使ってどんな料理をするか聞かれると「今朝はごはんに明太子を乗せて、ネギを切って、そこにごま油をかけました」と明かし、さらに「キャベツをちぎって塩とごま油だけとかでも、見た目はそんなに変わらないですけど、味はまったく別のものになるので、料理が苦手とか面倒な人もいらっしゃると思いますけど、ごま油をかけるだけで料理になるくらい劇的に変わるので、手軽で使いやすいです」とオススメした。イベントでは、向井がカンタンごま油料理の体験と試食を行う一幕もあり、塩がかかった大盛りのざくぎりキャベツが登場すると「あまり絵にならないかもしれないんですけど(笑)」と苦笑しつつ、「僕は(速水もこみちのように)こんなに高くからはやらないですけど」とコメントして笑いを誘い、キャベツにごま油をかけた。そんなキャベツを試食した向井は、普段どんなときに食べるのか尋ねられると「僕は晩酌俳優という異名を持っているくらい、晩酌が好きなんですけど、夜にお酒を飲みながらつまみとして食べますね」とニッコリ。さらに、同社専務がオススメするパーティーメニュー・クリームチーズのごま油がけを試食した向井は「チーズなので洋風なんですけど、ごま油をかけるとグッと和風になりますし、チーズの酸味がごま油のもともと持っている甘みを包むので、酸味からだんだん甘みが出て、複雑な味わいになって面白いですね」と目を丸くし、パーティーでの一品としてオススメされると「あまりパーティーをやったことがないんですけど(笑)、あったときには出させていただきます」と語った。
2019年09月26日本日9月18日、向井太一のニューアルバム『SAVAGE』が発売された。「SUMMER SONIC 2019」の出演、iriやtofubeatsらを迎えた対バンツアー「BDP TOUR」の成功も記憶に新しい向井。その人気は日本国内および、アジアでも高まっている。彼の新作『SAVAGE』は昨年リリースした『PURE』以来、約1年ぶりとなる3枚目のアルバム。収録曲はフランスで撮影されたミュージックビデオが既に公開されている『Savage』、2017年のグラミー賞ノミネーターであるstarRoがプロデュースした『ICBU』をはじめとした全11曲(ボーナストラック含め)となっている。またプロデューサーとして、LAのKero One、SoulflexのMori Zentaro、Shin Sakiura、Opus Inn、grooveman Spot、CELSIOR COUPEらも参加。ジャケットデザインも海外デザイナーと作り上げた、こだわりのアートワークとなった。向井は10月から全国6カ所でのライブをスタートさせる。この新作をチェックして、ぜひライブに足を運んでほしい。■リリース情報向井太一『SAVAGE』CD01. Confession02. Runnin’03. Savage04. ICBU05. 君へ06. Can’t breathe07. Voice Mail08. 最後は勝つ09. 道10. Dying YoungBonus Track. I Like It<DVD>(初回限定盤のみ)“PURE TOUR 2018-2019” 2019.02.01 at Osaka BIGCAT01. リセット02. Crazy03. 眠らない街04. Break up05. Siren06. Pure
2019年09月18日「2人目の子どもが生まれて以降、向井さんはますます子煩悩になっているみたいです。国仲さんに内緒でおもちゃを買ってあげたりしているらしく、そのたびに見つかっては『また買ってる!』と怒られているそうです(笑)」(芸能関係者)猛暑が連日続くなか、都内の公園にひときわ目を引く長身男性の姿があった。向井理(37)だ。黒のキャップにハーフパンツという普段着スタイルだが、そのイケメンぶりは健在。右手は第1子(3)とつながれ、左手にはお砂場セットがみえる。慣れた様子で園内に入っていくと、ベンチに腰を下ろした。父からの注意を聞くと、勢いよく駆け出す。その姿を、向井はほほえましげに眺めていた――。2年ぶりとなる主演舞台「美しく青く」を終え、来年には大河ドラマ「麒麟がくる」も控えている向井。だが、その合間に妻・国仲涼子(40)を支えるべく奔走しているという。「彼は仕事がオフになると、基本的にすべての家事をやるようにしていると聞きました。というのも下のお子さんはまだ1歳で、手がかかる年ごろですからね。その負担を少しでも減らしてあげようと考えているのでしょう。国仲さんも仲のいい友人に『少しゆっくりできるから助かっている』と言っていたそうです」(前出・芸能関係者)この日も第1子の面倒を見ていた向井。せがまれると、苦笑しながらベンチから腰を上げる。砂場や茂みへと走る子どもの後についていき、ブランコに乗ると背中を優しく押す。ふだんはみせない父親の姿がそこにあった。この日は気温34度という猛暑だったにもかかわらず、向井は1時間近くも公園にいた。ときおりスマホを手に取り、誰かと連絡を取っている。それからしばらくすると、第2子を連れた国仲が合流したのだ。「向井さんは2人の子どもを分け隔てなく育てたいと考えていて、『子どもたちがいなくなるなんて考えられない。そんなことになったら生きていけないよ』と言っていました。以前の彼はどちらかといえば仕事人間で、いつも張り詰めた印象がありました。しかし、最近はいろんな人から『丸くなったね』と言われているそうです。家族との時間が、いい意味で彼に変化をもたらしているようですね」(テレビ局関係者)公園を出るころには、空はもう暗くなっていた。国仲が何かを話しかけると、向井がそれにうなずく。たくさん遊んだ長男は満足げで、ベビーカーに乗った赤ちゃんは元気に手足をばたつかせている。家族4人そろって歩く帰り道、その場所だけ時間がゆっくり流れているようだった――。
2019年08月22日今から約20年前、日本中のロック好きを狂喜乱舞させ、デビューからたった3年で解散したバンド、ナンバーガール。そのフロントマンだったのが、向井秀徳さん。今年の2月、ナンバーガールの再結成がアナウンスされて以来、ロック好き界隈は上を下への大騒ぎ。解散当時は29歳、現在45歳の向井さん。いったいどんな心境の変化が…?――今日はとっても暑いですが、外で撮影していても、向井さん、全然汗をかいてませんね。そうねえ、今日は蒸しとるねぇ。でもさっき風呂入ってきたから。――あ、銭湯ですか?そうそう、自転車で。渋谷区の笹塚から、板橋とか荒川とかまで。電動アシスト自転車を購入してから、行動範囲が広がったの。――電動アシスト自転車に乗る向井さん…。あまり想像が…。かといって、ロードバイクとかも全然似合わんよ(笑)。私は幹線道路とかはなるべく避けて住宅街とかを通るんだが、東京の道って坂が多いから、電動アシストの機能を発揮して。あと、袋小路にあたってどんづまるときもあるわけ。で、戻ったりして、タラタラタラタラ、住宅街を走る。そうすると、夕方時間とか、晩ごはんの支度の香りが漂ってくる。――カレーの香りとか…。そうそう。これ、ブリ煮とるな、とか。もう献立までわかる(笑)。そうやって、団地やアパートなんかを見ながら、その、いろんな人たちの営みがそこにあるんだというのを確認するわけですよ。胸キュンを感じるんだよ。ひと間とかしかなさそうなアパートを見て、この狭いひと部屋ひと部屋に、人生があるんだなって。そういう想像を働かすのが、楽しい。――胸キュン!!向井秀徳から胸キュンという言葉が出るとは…。そこで感じる胸キュンのことを、“セツナミー”って言ってるんだけど。そうそう、セツナミーを感じるわけ(笑)。――それを感じるようになったのは何歳くらいから?結構最近。アパートにセツナミーを感じるようになったのは、40代になってから。たぶん年齢だね。――そんなことを考えながら、ひとっ風呂浴びるわけですね。うん。風呂ん中でも結構見られてるみたいで、Twitterとかで「向井がいた、水風呂でおっさんくせえうめき声を上げていた」とか書かれたり。湯船の中で、ヨガのポーズとってますから、それを見られているのかもしれん。――向井さんがヨガ!?誰に習ったちゅうわけでもないけど。なんかこう、吉本新喜劇の、アホの坂田さんみたいに手をゆっくり動かすと気持ちいいなって。自分では“ムカヨガ”って呼んでます。すっげえ血行が良くなる。――あの、そのような銭湯ライフは、ナンバーガールの再結成になにか関係はあるのでしょうか…?え?うーん…(笑)。再結成に繋がるかどうかはわかりませんが、銭湯に行く目的を持って町をうろつきまわるってことを始めて、いろんなところにこう、思いを馳せるようになってはきた。やっぱり年齢を経て、物の見方が若干ずつ、変わったりするわけですよ。そういう意味で、気持ちの変化っていうのは、当然ありますわね。もともとは、再結成するとかしたいっていう気持ちは、ある時期まで全然なかったんです。――向井さんの中で、ナンバーガールは“過去のもの”だった?そうだね。一回終わったものだし。ただ、時が経って、若い人たちから、「ナンバーガール聴いてます、大好きです」って言ってもらえる機会が増えてきて。同年代で「昔聴いてました」という人ももちろんいるんだけれども、20年近く経ってるのに、まだその、若い人に聴き継がれているのかと。まあ、すごい嬉しいわけですよ。ノスタルジーじゃなく、今現在のバンドとして聴いてもらえるっていうのは、すごく嬉しかった。でも物心ついた頃には解散していて、ライブはYouTubeでしか見たことがないっていう。じゃあ私も久々ちょっと聴いてみっかなぁと思って、YouTube見たの。「ナンバーガールライブ」って入れて(笑)。そうしたら、時が経ってるわけだから、ある意味客観的に見れるというか。もちろん若いときのものだから、ちょっと恥ずかしさみたいなものもあるんだけれども、客観的に見て、個性的で、他にあまりないバンドだな、とそう思ったね。かつ、今年の夏にライジング・サン・ロック・フェスティバルっていうフェスがあって、ナンバーガールが最初にライジング・サンに出たのが’99年なんですよ。で、これ20年目か。キリがいいなと。それで、ライジングでこうまた集まってやるとどうなるかなぁつって思ってたら、なんか楽しくなってきてね。またナンバーガールをやってみたいって思ったんですよ。で、酔っ払った勢いもありまして、他のメンバーに連絡して、「ちょっとライジング・サンでやってみないか」って話を持ちかけたんです。――45歳の向井さんが20年前に演奏している自分たちをご覧になって、何が響いたのでしょう?やっぱ、その、個性じゃないかね。この眼鏡が歌っていることに、俺は共感した(笑)。――俺って。ご自身ですから(笑)。そう、自分自身だからね。もしかしたら人によっては、20年前に自分が歌ってることが、今の自分にはちょっと届いてこないってことももちろんあるだろうけれど、でも私の場合は、全然ピンときたわけね。20年経って、それぞれがキャリアを重ねて音楽の歴史を刻んできた。その歴史を持って今ナンバーガールの音を鳴らすと、どういう音になるんだろうと。その興味があったんですね。むかい・しゅうとく1973年生まれ、佐賀県出身。バンド、ナンバーガールでメジャーデビューし’02年に解散。同年ZAZEN BOYSを、また’10年にKIMONOSを結成。椎名林檎の作品への参加や、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で音楽を担当するなど、自身のバンド以外でも幅広く活動している。酒や居酒屋を愛する男としても知られる。ナンバーガールとして、8/16「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」、8/18日比谷野外大音楽堂、9月に大阪、福岡、名古屋とツアーが続く。9/22に「京都音楽博覧会2019 in 梅小路公園」に出演。解散年のライブを収録した『LIVE ALBUM「感電の記憶」2002.5.19 TOUR「NUM‐HEAVYMETALLIC」日比谷野外大音楽堂』(ユニバーサル ミュージック)が発売中。なお、9月にはWOWOWで、8月の日比谷野音のライブ映像を独占放送予定。※『anan』2019年8月14日‐21日合併号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2019年08月09日向井理が主演を務め、赤堀雅秋が作・演出・出演する『美しく青く』が、7月11日に開幕した。【チケット情報はこちら】山海を抱く被災地を舞台に、“喪失感”を抱える人々が懸命に生きる姿を描いた本作。キャストは他に田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、銀粉蝶、秋山菜津子、平田満らが名を連ね、街を襲うハナレザルの猿害に対策する自警団リーダー・青木保役を向井、保の妻で認知症を患う実母の介護に明け暮れる青木直子役を田中が演じる。初日を前にした会見には、赤堀、向井、田中の3人が出席。向井は「胃が持ち上がるほどの緊張」を感じつつも、「問題に向き合わず逃げてしまう、誰の中にもある衝動を生きていく」と気を引き締めた。赤堀との初タッグについては「キャッチボールしやすかった」。役者に合わせて言葉を選ぶ演出に触れ、「もっと違う視点で芝居を構築しなければ」と薫陶を受けた様子を見せる。タイトルの由来を尋ねられた赤堀は「希望であり畏怖の念からつけた」と結論づけ、その心を「空や海といった人智の及ばない自然と、普段行っている人間描写のスケッチを対比する中で、今回はもっと根源的な人間の営みや幸福の在り方を掘り下げたかった」とした。田中は自身の役どころを「不安定さを抱えたキャラクター」と紹介。それと同時に「(誰しもが)自分に投影できる登場人物がいるはず」と観客に呼びかける。劇中には、高い防波堤を擁した海岸、木々が生い茂る薄暗い森、青木家のリビングといった美術セットが次々に登場。そこで繰り返される他愛ない会話から、街に暮らす人々のやるせない感情が澱のように溜まって吹きこぼれていく。「街のために」と自警団で強い統率力を発揮する一方、家庭では穏やかながら時に傍観者のような態度を取る保を、向井はバランス感覚に優れた緻密な演技で表現。田中は実母・節子(銀粉蝶)の介護に追い詰められた直子の激情を、圧倒的な気迫をもって沸点の寸前で押し殺す。シアターコクーンでの赤堀作品すべてに出演している大倉は、自警団・役所・住民に挟まれコミカルさを見せる劇中の清涼剤だ。佐々木幸司(赤堀)・順子(秋山)夫妻が営む居酒屋でくだを巻く自警団メンバーのリズミカルな応酬、アパート大家でトラブルの渦中に放り込まれる片岡老人(平田)のもの悲しい存在感にも注目したい。公演は7月28日(日)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて。その後、8月1日(木)から3日(土)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。東京公演は立見券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年07月12日俳優の向井理が10日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで行われた主演舞台『美しく青く』の初日前会見に、作・演出の赤堀雅秋、共演の田中麗奈とともに出席した。劇作家・演出家・俳優の赤堀雅秋が作・演出を手掛ける本作は、震災から数年が経った集落が舞台。それぞれの日常を取り戻そうとするも、繰り返される獣害に悩まされる自警団の男たちやそのまわりの人々の姿を通して、人間の不毛な営みと日常の愛おしさを独自の視点から描く。向井は「稽古期間は長かったわけではないですけど、濃密な稽古期間を経験できました」と手応え。「明日本番ということで変に気合いが入りすぎないように、自分がコントロールできないくらいにならないように、心を整えて明日を迎えられたらと思います」と意気込みを語った。向井が演じるのは、猿害対策に奔走する自警団のリーダー・青木保で、その妻・直子を田中が演じる。向井は自身の役どころについて「一生懸命生きている人」「逃げたりするのも人間の側面。そういう誰にでもある衝動を抱えながらちゃんと生きている普通の人」と説明し、見どころを聞かれると「猿が出てきます」と一番のポイントに挙げて笑った。また、赤堀との初タッグについて「すごく細かいですけど、思っていたより優しいです。ガンガン演出はされるんですけど、丁寧で、そんなビビることもなく、キャッチボールしやすい人」と印象を語り、「その通りだなと思うことが多くて、もっともっと違う視点でお芝居を構築していかないといけないなと思いました」と刺激を受けているようだ。舞台『美しく青く』は、7月11~28日に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーン、8月1~3日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。
2019年07月10日大学時代には遺伝子工学の研究で一定の成果を挙げ、卒業後は実力派バーテンダーとして店を任されるなど多彩なバックボーンからも、幅広い教養と底知れぬプロ意識を感じさせる俳優の向井理。「ラクして良かったなと思ったことがないので。なるべく大変なことをやりたい」との思いで、1年に1本を目標に取り組むのが舞台だ。「去年できなかった分、これまで蓄積してきたものを披露したい」と気合い十分に挑むのが、市井の人々への眼差しに定評のある赤堀雅秋が書き下ろす、群像劇『美しく青く』。赤堀が描く他人の生活を覗き見するような「生々しい作品」に惹かれると言う向井にとって、念願の初タッグが実現した。「美しく青く」チケット情報震災から数年後の日本。とある集落では日々獣害が深刻化していた。地元の缶詰工場に勤める青木保(向井理)は自警団を結成しリーダーを務めるが、住民らの士気は一向に上がらず…。「自分たちの日常の延長線上にあるような生々しい世界観の中で、自分だったら巻き込まれたくないような環境や状況も、客席から俯瞰で観ているとどこか滑稽で面白い」と、赤堀戯曲の魅力を語る。「劇中ではみんな結構くだらない話をしているのですが、でもそれが今後の展開のヒントになったり、後に物事が大きくなる火種になったりする。いろんなところに種を蒔いて、最終的にはすべてが回収されていく。よくできた脚本だなと」。演じる役については「人間誰しも大人になるとネガティブな記憶や経験は、ひとつやふたつあるもの。そういう憐れみや哀しみを抱えているのが人間だとも思うので。どこかに自分と共通する部分があると思う」。舞台では常にオン状態。小さい物音にも敏感になり「その後、映像に戻ると以前とは違う感覚でお芝居している実感があります」。そんな研ぎ澄まされた感情の揺れをダイレクトに受け取れるのが、舞台の魅力のひとつだ。とりわけ本作は「生で観るべき題材」と強調する。「残念ながらここ数年の日本では、震災というものが身近な存在になっていますが、震災を描くというよりは、そういうところにも日常はあって、じゃあ日常ってなんだろう?という問いかけのような作品なんだと思う。赤堀さんがタイトル『美しく青く』に込めた思いというのも、例えば大変なことが起きても、ふと見上げた空の青さに気が晴れることもあるだろうし、良いことも悪いこともあるけど、結局24時間経ったら明日は来るし、生きていかなければならないということ。自分にとっての生きるとは、日常とは何だろうというのを少しでも考えるきっかけになれば、ありがたいなと思います」。東京公演は7月11日(木)から28日(日)までBunkamuraシアターコクーン、大阪公演は8月1日(木)から3日(土)まで森ノ宮ピロティホールにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月01日日常生活において、人はさまざまな“ミッション”を乗り越えているものですが、間もなく公開の衝撃作『ザ・ファブル』では、伝説の殺し屋がある究極のミッションに挑む姿が描かれています。本作には主演の岡田准一さんをはじめ、豪華すぎるキャストが勢ぞろいしていますが、今回はそのなかでもこちらの方に舞台裏をお話いただきました。写真・黒川ひろみ(向井理)ドラマでも反響を呼んでいる向井理さん!【映画、ときどき私】 vol. 244現在放送中のドラマ『わたし、定時で帰ります。』でも注目を集めている向井さん。本作では裏社会の組織で生きる野心家の男を怪演し、これまでのイメージを覆していると話題になっています。そこで、役作りでの苦労から初めての経験まで幅広く語っていただきました。―今回の作品は大掛かりな撮影だったと思いますが、どのような現場でしたか?向井さん全体を通してアクションがテーマでもある作品だったので、事前に何度が稽古をして、それをさらに現場で練り直していく感じでした。これまでは、アクションチームが作ってくれた動きをそのままやることが多かったですが、今回の作品のように自分たちも意見を言って作っていくのは初めてのことだったので、その作業はおもしろかったです。―ということは、キャスト間でもそのあたりは密に話し合ったりもしたのでしょうか?向井さん僕の場合は、柳楽優弥くんと一緒のシーンが多かったので、アクションを作る過程ではけっこう話しました。特に、僕たちは体格差もありますし、ファイターとしては真逆のタイプなので、そこはフランスから来たアクション監督ともいろいろと相談したところです。そのなかで意識していたのは、スマートで無駄な動きがない岡田くんのアクションと対極になるようにすること。なので、泥臭くて兄弟ケンカみたいだけど、子どもじみた感じだけになってしまわないように微妙なところを狙いたいと思いました。世界でもあまり見たことのないアクション―その岡田さんが繰り広げるアクションは、本作の大きな見どころでもありますが、完成した作品を観たときはどのように感じましたか?向井さん僕の撮影期間はそこまで長くなく、アクションシーンに関しては台本で見ている部分のほうが圧倒的に多かったので、本当に楽しみでした。特に、「日本とフランスの優秀なアクションチームと岡田くんがどういうコラボレーションをするのか」ということには純粋に興味がありましたが、とはいえ初見では追いつけないほどのスピード。もう一度観ないとわからないなと思っているんですけど、それぐらい日本だけでなく、世界でもあまり見たことがないくらいのアクションだと思います。しかも、CGに頼らずに極限まで実写でやっているからこその生々しさもありますし、そういうところもすごいなと感じました。―ちなみに、現場での岡田さんはどのような印象でしたか?向井さん1日しかご一緒できなかったのですが、すごく自然体な方です。大変なシーンでも、ピリピリしてたり、人を寄せ付けなかったりするわけでもなく、いつも普通にされていました。そこから激しいアクションをするようには見えなかったので、すごいギャップでしたし、そういうところが魅力的だなと思います。―ギャップと言えば、向井さんもいままで見たことのないような悪役のキャラクターを演じられていましたが、役作りで意識した点はどのようなところですか?向井さん僕の役は、原作ではもっとハゲていますし、ファンのみなさんからしたら僕が一番違うと思うんですけど、何かを期待していただいている以上は、それを超えていきたいとは考えていました。監督から言われていたのは、「とにかく一番嫌われる役になって欲しい」ということ。なので、なるべく死んだ目をして演じるようにしていました(笑)。漫画とリアリティのギリギリを意識した―今回の現場ではいろんな初めてがあったということですが、そのなかでも一番大変だったことを教えてください。向井さん地味に一番苦労したのは、カラコンです。コンタクトを着けること自体が生まれて初めてでしたし、目に異物を入れる感覚しかないので、カラコンを入れるだけで毎回10分以上かかってしまいました……。しかも、視界にモヤがかかるので、アクションシーンでは距離感もつかめなくて怖かったです。準備に時間がかかるのが申し訳ないのもありますが、正直…二度とやりたくないですね(笑)。―その苦労もあって、ビジュアル的には非常にインパクトもあり、かっこよかったです。向井さんこういうビジュアルの人は漫画のなかにしかいないとは思いますが、ファンタジー作品ではないので、実際にいてもおかしくないというリアリティとギリギリのところを意識して、やりすぎないように気をつけていました。―ここまで振り切った悪役というのは、演じ甲斐があるものですか?向井さんやったことない役をやるのは、やっぱり経験としても楽しいものですよね。こういうふうにわかりやすい悪人はあまり演じたことがないですし、そんなにしょっちゅうオファーがある役ではないと思うので、やるからには思いっきりやろうと心がけていました。そのほうがおもしろいですからね。あと、今回は関西弁でしたが、僕の両親が関西出身なので、そこに関してはあまり苦労することはなかったです。現場では安田顕さんや光石研さん、柳楽くんと一緒になることが多かったですが、みなさん本当に温厚な方々なので、すごく和やかな雰囲気。BGMが違っていたらコントになるくらいの感じでしたね(笑)。―これだけ個性豊かなキャストがそろっていて、おもしろい現場だったと思いますが、ちなみに向井さんから見て、一番変わっていると思った方はいらっしゃいますか?向井さん岡田くんじゃないですかね……。もちろん経験があるからだとは思いますが、これだけ大変な作品で、普通はあんなに飄々とできないですよ。あと、佐藤浩市さんも不思議な方だと思いますが、そもそも僕らの仕事は個性があってなんぼですし、価値観なんて人それぞれで異なるものだと感じています。どうしても克服できない一番の弱点とは?―向井さんも変わっていると言われることが多いのですか?向井さん自分としては普通のことを普通にしているつもりなんですが、あまりいないタイプだとよく言われますね。ただ、僕からすると、相手のほうが変わっているから、僕みたいな普通な人が変わっているように見えるんだと反論するようにしています。ただ、自分が思う自分と周りが思う自分とは違うんだなと感じることは多いです。―おそらく一般的には、向井さんに対して「完璧な人」というイメージを持っている方が大半だと思いますが、ご自身ではどう思われていますか?もし、弱点があれば教えてください。向井さんそう言われることもありますが、本当は全然違うんですけどね。ちなみに、苦手なものは納豆です(笑)。年を取ったら味覚が変わるかもしれないと思って、1~2年に1回は食べてみるんですけど、鼻をつまみながらやっと1口食べられるほど。「納豆を食べられないなんてありえない」みたいなことを言われるのでチャレンジはしますけど、半ばあきらめています……。自分がどうなりたいかに焦点を当てて欲しい―そうですね、納豆が食べられないくらいはいい気がします(笑)。それでは最後に、ananwebの女性読者へ向けて、本作のオススメポイントをお願いします!向井さん「裏社会が舞台の物語」と言うと、それだけで女性は距離を感じてしまうかもしれませんが、いろいろなタイプの男性も出てきますし、意外と共感できるところがある作品です。もちろん、漫画が原作ということもあり、誇張している部分もありますが、会社のためだったり、アニキのためだったり、ボスとの約束を守るためだったり、それぞれいろんな何かのためにがんばって生きている人たちの姿も描かれています。あとは、気の抜けるシーンもたくさんあるので、ただのアクション映画ではなく、コメディや人間ドラマの部分も楽しめるはずです。世界観としてはぶっ飛んでいるかもしれないですが、ひとつのエンターテインメント作品としては、魅力的になっていると思います。インタビューを終えてみて……。穏やかで優しいオーラを放つ向井さん。弱点がかわいすぎましたが、劇中ではそんなお茶目な一面も一切感じさせることなく、見事な悪役っぷりを発揮しています。みなさんも、ぜひそのギャップを堪能してください!一撃でテンションもアガる!早すぎて見えないと噂の超絶アクションはもちろん、散りばめられたシュールな笑いにもどんどんと引き込まれてしまうはず。男性も女性もそれぞれが楽しめるポイントが満載なだけに、ジメッとした梅雨デートでスカッとしたいときにもオススメの1本です。ストーリーどんな相手でも6秒以内に殺すことができる謎の殺し屋ファブル。裏社会でも「伝説」として恐れていた。そんなある日、仕事をしすぎたファブルにボスからあるミッションが与えられる。それは、「1年間は誰も殺さずに、一般人として普通に暮らすこと。もし誰かを殺せば、俺がお前を殺す」というものだった。そこで、ファブルは偽名を使って、相棒のヨウコとともに生まれて初めて一般人としての生活を始める。ところが、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに次々と巻き込まれ、ついには世話になった女性ミサキが人質に取られてしまう。はたして、ファブルは誰も殺さずに人質を救出できるのか……。迫力の予告編はこちら!作品情報『ザ・ファブル』6月21日(金)全国公開出演:岡田准一木村文乃山本美月福士蒼汰柳楽優弥向井理佐藤二朗安田顕佐藤浩市配給:松竹©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月20日俳優・向井理に対して、どのようなイメージをお持ちだろうか?イケメン、知的、8頭身の完璧なスタイルなど…見た目に関しては湯水のように湧いてくるものの、内面はというと、どこかヴェールに包まれたような、言ってみれば、ややクールな印象さえある。嫌な役柄は「好かれる必要がないと、結構楽」最新出演映画『ザ・ファブル』では、向井さんは一変。趣味の悪い柄シャツを身にまとい、顔面に大きく傷の入った裏社会の幹部・砂川となり、大阪弁で暴れまわる。濁ったカラーコンタクトを装着し、凍てつくような表情は男前とは別ベクトル…。何なら現在放送中の「わたし、定時で帰ります。」(TBS)で演じている主人公の元婚約者、デキる男・種田とは真逆の方向性の役柄で、「わた定」民からすると二度見したくなるふり幅といえる。想像だにしない役のオファーについて、向井さんは、「あまりこういう役をやってきていなかったので、本当に意外でしたね。“なんで自分なんだろう?”と思いながら(笑)。だけど、“こういう役をやらせてみよう”と思っていただけたのは、その人に触れる何かがあったんだと思いますし、単純にすごくうれしいですね」と、ニヤリとした。さらには、「ここまで嫌な奴って、あまりないからそれが楽しいです。好かれる必要がないと、結構楽だなと思って(笑)」と、こともなげに語る。岡田准一演じる伝説の殺し屋が、ボス(佐藤浩市)から「1年間、一般人として普通の生活を送れ」と命令されるところから物語は始まる。殺しはご法度、もしも殺しをした場合ボスから自分が殺される、という中、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と大阪の街に潜入。しかし、彼の元には数々の厄介ごとが振りかかる。その中のひとつが、刑務所から出所したてのデンジャラスメーカー・小島(柳楽優弥)や、小島と確執を持つ砂川との関わりだった。劇中、向井さんは柳楽さん演じる小島と直接対決する運びになる。アクション監督指導のもと、かなり痛そうな肉弾戦が繰り広げられた。「安全第一はもちろんですけど、殺るか、殺られるかという、柳楽くん演じる小島とのタイマン勝負でした。砂川が、いろいろな恨みをぶつける唯一の瞬間でもあると思っていたので、ただの悪役ではない何かが見えたらいいな、と思っていました。原作のあるお話ですけど、映画の2時間の中で描けることは限られているので、バックボーンを思わせる何かがないといけない。描かれていないことや過去のことなど、すごく考えて取り組みましたね」。理想の芝居は“難しいことを簡単にやる”そして、柳楽さんとの共演について、「刺激を受けたし、すごく感動しました」と充実の表情でふり返った。「砂川というキャラクターを一番突き動かしてるのは間違いなく小島なので、柳楽くんとのシーンは、本当にヒリヒリするものがありましたね。お芝居の部分に関して、柳楽くんはすごく爆発力のある方なんです。現場の空気を一瞬でガラッと変えるインパクトを持っている人なので、それは、もう…一番身近で見ていて、すごく面白かったです。刺激も受けますし。いや、すごいです…感動しました」。柳楽さんのお芝居が「爆発力」と表現されるなら、向井さんのお芝居は、どう表現される?「自分の?僕は…個人的な好みとしては、受ける芝居が好きなんですよ。相手を意識的に動かす方が大変なので、大変な方より楽な方を選んでいるんですけど(笑)。砂川に関して言えば、なるべくうそがないように、“相手がこうくるなら、こうやったらもっと怒るだろうな”とか、意識してやっていたところがあったかもしれないです」。「楽」という言葉を使いながらも、結果、相手の呼吸を見て合わせ、ときに乱しながら芝居を作り上げていくというのは、「楽」とは到底離れたことをやっている印象さえ受けた。伝えれば、向井さんは「…難しい方が面白いですからね」と、観念したように微笑み、つぶやいた。さらには、こんな本音も。「自分が見ていると、やっぱり、難しいことを簡単にやっている人の方がすごいな、と思うんです。難しいことを難しそうにやることは、もちろん、みんなできるんでしょうけど。…だから、そうなったらいいなと思うんです。実際、そこにその人が存在していることで話が成立するんだったら、それでいいと思うし。だから…理想は笠智衆さんだって、僕はずっと思っているんですよね。『寅さん』(『男はつらいよ』シリーズ)のように、振り向いて『おう』って言うだけで、映画が終わるっていう(笑)」。様々な表情から伺える役柄の幅広さ向井さんには、最後に、「本作を通して、得たものは何でしたか?」という質問を投げかけてみた。低く穏やかな声を響かせながら、終始、流れるように話し続けた向井さんが、この日初めて、「…う~ん」と悩んだ風に。どんな壮大な答えが…と待ち構えた矢先、顔を上げた向井さんは、「目にコンタクトを入れられるようになったことですね。本当に初めてだったので!周りが、もう呆れて口も聞いてくれないほど、入らなかったんですよ」と晴れ晴れとした表情で答えた。予想の斜め上をいく回答だったため、部屋にいたスタッフも全員爆笑。続けて、向井さんは、「僕、新しいビジュアルを作るときに衣装合わせとかメイクをして、でき上がったときに、自分で写真を撮ることってほとんどないんですけど、今回は撮りましたね。面白いなと思って(笑)。撮ったのは、ほぼ初めてだと思います」とニコニコ。インタビューの中でも緩急つけるふり幅のある話を披露してくれた向井さん、それは好青年から裏社会の男まで、様々な顔を見せてくれることを期待してオファーが届くのも納得だ。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月19日「台所道具」を選ぶ時に、大切にしていることはありますか?私の場合は、使い勝手、収まり心地、見た目の美しさ。「毎日使う日用品こそ美しいものを」というふうに思っています。使う人によって「台所道具」を選ぶ視点はいろいろ。そんな中、暮らし上手さんの台所で多く目にするのが柳宗理のキッチンツールです。お野菜を洗って、切って、菜箸で混ぜて…。そんな誰しもがやる調理作業がなぜか手際よくすすむ、日本の逸品。柳宗理のキッチンツールが愛され続けている理由を探ってみます。ステンレスボウルとパンチングストレーナーわが家が柳宗理を愛用し始めたのは、15年前。とある友人から結婚のお祝いにステンレスボウル3点をいただいたことから。かねてより憧れていたキッチンツールを手にすることができ、その使い心地に驚いたこと! すぐに虜になり、それからは少しずつ買い揃えていきました。■重ねた時の見た目の美しさ柳宗理のステンレスボウルは全部で5サイズ。フルラインで揃えても、重ねた状態はなぜかコンパクトで、見た目もすっきり。計算されたシンプルで無駄のないデザインが、重ねることで規則正しい余白を生み出してくれます。このシンプルな曲線美! 眺めているだけで、清々しい気持ちになります。■使い手の視点に立った使い心地13cm、16cm、19cmの小さなステンレスボウルたちは、底が絞られたデザイン。玉子を割ってミキシングする時など、菜箸や泡だて器が滑り込むように、使いやすい形にデザインされています。ステンレスボウル23cmは、ヘラで大きくかき混ぜても中身が溢れない、深く大きなフォルム。ステンレスボウル27cmは、たくさん酢飯や混ぜご飯を作る時に大活躍。用途に応じ、計算された曲線美は、一度使い心地を味わうと納得。こだわって作られたものには理由があるのですね。■調理が手際よく進むかたちステンレスボウル23cmは、ハンバーグを作る時。ステンレスボウル19cmは、添える野菜を洗う時。ステンレスボウル16cmは、スープの中に入れる具材をカットして入れる時。こんなふうに1日の夕飯メニューが自然と手際よくすすむように。毎日のごはんづくりの段取りがスムーズ。パンチングストレーナのサイズ展開は3つ。16cm、19cm、23cmにそれぞれ合わせて使えるようデザインされています。野菜を洗って、パンチングストレーナーを合わせたボウルに一時置きしておくと、勝手に水切りをしてくれる。さらに優秀なのは、油っぽい料理を油切りした時も、簡単に油汚れが洗い落とせること。プラスチック製品では時間がかかってしまう作業も、ステンレスだと手際がよいのです。フルラインを揃えれば、まさに一生モノ。■手入れのしやすさ使い終わってからの手入れは、食洗器もOK!18−8ステンレス製なので、耐久性に優れ、15年経った今も変わらず使い続けることができます。洗いやすく衛生的なパンチングと、汚れをためにくい縁の部分は、小まめな手入れも必要なし。洗剤を付けたスポンジでサッと洗い流すだけで、清潔な状態を保つことができます。日常に使う、日用品にこそ美しさを求めた柳宗理のこだわり。料理研究家や主婦に愛され続けるわけです。■取り出しやすさと片づけやすさ取り出しやすさにも注目。自分の台所に立つようになって、引っ越しの度に、いろんな形の台所をこの柳宗理ステンレスボウルと一緒に渡り歩んできましたが、やっぱり収まり心地が最高。引き出しタイプのキッチンでは、スライドするように取り出し、片づける時も滑り込ませるようにお片付け。片手がふさがっていても、無敵。ステンレスボウルを重ねた時に鳴るカシャン!という音まで、プロ仕様。毎朝毎晩、キッチンに立つのが楽しく思うようになったのです。買い足していく度に感じる魅力もともと憧れだった柳宗理ステンレスボウルの使い心地を知ってからは、ますます虜に。とりあえず買ってしまっていたプラスチックの100円ボウルを手放し、少しずつ買い揃えていったものが、今ではフルライン勢ぞろい。世代を超えて愛される定番品だから、いつでも買い足せることも魅力なのかもしれませんね。家族が増え、子供たちがますます食べるようになり、お料理に勤しむ私の毎日。最近はステンレスボウルを同サイズでいくつか買い足して、生産性をアップしようかと企んでいるところです。柳宗理のステンレスボウルなら、積んでもかさばらないですもの。柳宗理が提唱する「用の美」。それはきっと日用品であるからこそ、日々感じる心地よさ。暮らしを楽にすること、心地よくすることは、道具選びから始まっているのかもしれませんね。人々の「暮らし」にこだわり続けた柳宗理の逸品を、「わが家」の台所にぜひ。【ご紹介したアイテム】⇒ 柳宗理ステンレスボウル27cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル23cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル19cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル16cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル13cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー23cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー19cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー16cm ■食のはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2019年06月09日吉高由里子、中丸雄一、向井理らで贈る新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の8話が6月4日オンエア。今回は向井さん演じる晃太郎の“おんぶ”シーンに多くの視聴者が熱い興奮の声を上げていた。吉高さんが“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を演じる。結衣の恋人・諏訪巧を中丸さんが、結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井さん、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。福永が提出した法外な低予算の見積もりが社内審査を通ってしまう。実は相手企業の担当者が結衣たちの会社のメインバンクの頭取の子どもだったのだ。賤ケ岳をディレクターに任命する福永。残業を免れない厳しい予算とスケジュールのなか、結衣たち制作4部のメンバーは作業を進めることになった。そんななか賤ケ岳の夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省。陽介からは当分熊本に残って母親の世話をすると言われ、賤ケ岳は仕事をしながら一人で双子の育児もしなければならない状況になってしまう。一方、一緒に住みはじめた結衣と巧だが、こじんまりと結婚式を挙げたいという結衣に対し、巧は結婚式は2人だけのものではないと返すなど、2人の間の価値観の相違が目立ち始め、ついにケンカになってしまう――というのが今回のストーリー。賤ケ岳は休職して熊本に行くことをを決意、結衣がチーフを引き継ぐことに。福永はそんな結衣に残業するよう求め、さらに晃太郎が前の会社を辞めた本当の理由を教えると言い出す…というラストだった。ここに来て考え方の違いが目立ち始めた結衣と巧に「結婚へ向けて、彼氏との価値観や違和感がだんだん浮き彫りに」「これから結婚だってのに価値観あってなくてアレってなってるの見て怖い」などの声が寄せられるなか、今回は巧とケンカして酔いつぶれた結衣をおんぶして家まで送り届ける晃太郎の背中に注目する声が多数。「あんなにもステキな上司は何処にいるのだろう」「向井理におんぶされパーカーをかけられたい人生だった」「私も理におんぶしてもらいたい」などの反応がSNSに殺到していた。(笠緒)
2019年06月05日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第6話が、5月21日夜10時に放送された。種田(向井理)の独立の噂が立ち、東山結衣(吉高)や制作4部のメンバーは動揺する。そんななか新人の来栖(泉澤祐希)は新規案件のディレクターに名乗りでるが、経験不足のため思った通りにいかない。独立話や家族の問題で心に余裕がない種田は、来栖をフォローしようとするが……というのが第6話のあらすじ。これまで完璧な仕事ぶりで数々のピンチを救ってきた種田。しかし、結衣に情報提供をしていた実弟・愁(桜田通)の就職先を世話しようとするが、「やっぱり僕の気持ち、ぜんぜんわかってない」と拒絶されてしまう。さらに種田のフォローによって立つ瀬がなくなった来栖は「できる人間からしたらこっちの気持ちなんて想像もできないんでしょうけどね」と吐き捨て仕事を放棄してしまう。「全然わかってやれてない」と落ち込む種田に、結衣は「相変わらず上から目線」と種田の短所を次から次へと挙げる。そして、「わかってやろうとか助けてやろうとかあんまり気負わないでさ。もっと気楽にやったら」と笑顔で元気づけるのだった。そして、次の日謝罪してきた来栖に「あんなにボロクソに言われたのはじめてだよ。でも、言われないとわからないからさ」と心を開くのだった。向井演じる“神上司”ぶりが毎回大きな話題を呼んでいたが、初めて弱味を見せたことで盛り上がりは最高潮に。ネット上では《ドラマ史上ナンバーワン上司と断言してもいいと思う》《向井理みたいな上司が会社にいれば わたし、定時で帰りません》と絶賛の嵐。ドラマ終了後にはSNSで「種田さん」がトレンド入りする事態に。さらに、最後には結衣の彼氏・巧(中丸雄一)に「(結衣のことが)まだ好きですよ」と宣戦布告!男前すぎる向井の行動に《向井理の「好きですよ、今でも好きです」男でも惚れる》《そこで濁さずはぐらかさず真っ直ぐに言っちゃう種田さん優勝!》と悶絶する視聴者が続出していた。次回は、種田の告白に動揺を隠せない結衣。三角関係の行方は果たして――。
2019年05月23日吉高由里子、中丸雄一、向井理らの出演でおくる新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の5話が5月14日にオンエア。派遣デザイナーへの“セクハラ”“パワハラ”問題に多くの視聴者から数多くの感想が寄せられている。「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じ、結衣が結婚を前提に交際している諏訪巧を中丸さん、仕事観の違いから別れた結衣の元恋人・種田晃太郎を向井さんが演じる。仕事に対し自らの信念を貫こうとする三谷佳菜子にシシド・カフカ、産休から復帰してきた結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリア。前回から登場した派遣デザイナーの桜宮役で清水くるみ。その桜宮に恋してしまったことで生活スタイルを変えようとするフロントエンドエンジニアの吾妻徹を柄本時生がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ランダー社から緊急の呼び出しを受けた制作4部のメンバー。打ち合わせに出向くと先日OKがでたはずの20周年サイトのデザインが事実上の白紙撤回となる。困り果てる結衣たちを前にランダー社の中西たちは「桜宮さんに任せておけば問題なし!」と笑顔。中西たちと頻繁に飲んでいる桜宮を心配する結衣だが、桜宮は自分の仕事のやり方だと突っぱねる。しかし吾妻は同じ趣味を持つランダー社の草加から、桜宮が中西らから露出の多いトレーニングウエアを着ることを強要されている様子を撮影した動画を見せられる。結衣は怒りに震えてランダー社に出向く…というのが今回のストーリー。前回と今回の2話にわたり登場した桜宮、彼女が秘かに耐えてきた“セクハラ”“パワパラ”に対し「桜宮さんのセクハラが見るに耐えなかった」「色々リアル過ぎてしんどかった」などの投稿と共に、「取引先にセクハラされた桜宮さん役の女優さんの、最後に屋上で涙があふれてきて声を震わせるシーンの演技、すごく良かったなぁ。」と桜宮役の清水さんの演技を讃える声も。そして問題を解決するため内輪もめの芝居を打つという“秘策”を繰り出す種田にも「種田さんかっこよすぎて向井理ブームきそう」「種田さん(向井理)がかっこよすぎて…あんな上司ほしい」「小学生の頃お母さんがずっと向井理かっこいいって言ってたのやっとわかった」「向井理のかっこよさハンパない。あんな上司ほしい。仕事したい」などの反応が集中している。(笠緒)
2019年05月15日