第25回日本映画批評家大賞授賞式が26日、都内で開催され、作品賞に『ソロモンの偽証』が選ばれた。同賞は、映画評論家の、故・水野晴郎さんが1991年に立ち上げ、「だれにも気兼ねなく、映画批評家たちが自分たちで賞を選ぶ」ことを趣旨に、映画評論家のみが選考委員として名を連ねる。作品賞に選ばれた『ソロモンの偽証』(松竹)は、宮部みゆき原作の法廷サスペンス。脚本賞に真辺克彦、新人女優賞に藤野涼子、新人男優賞に板垣瑞生と、4冠に輝いた。選考委員の島敏光は「一人一人全員が素晴らしい。その他大勢と言っていいような若者たちも一生懸命頑張って、役者の力、監督の力、作品の力が一つになり、日本映画を代表するような作品になった」と評価した。成島出監督は「映画監督になっていなかったら、もうこの世にいなかったと思う。映画に生かされているという思いがあります」と自身について語り、「日本映画を代表する賞をいただいて、今後も頑張って日本映画のために全力で行かせていただきたいと、思いを新たにしました」と、映画への思いを強く表した。また、監督賞には『バクマン。』の大根仁監督が選出された。自分では「まだ新人の気持ち」と話しながらも、「こういう賞をいただけるのであれば、これからは自分で映画監督と名乗っていきたいと思います」と決意。主演男優賞には『岸辺の旅』で選出された浅野忠信は「カンヌでも審査員賞(第69回カンヌ国際映画祭 ある視点部門)をいただいて、帰ってきてこの賞をいただけて、嬉しいですね」と喜びの言葉を発した。主演女優賞に選ばれた多部未華子(『ピースオブケイク』)は、2005年に新人女優賞を受賞しているが「10代でしたし、普通に就職していると思っていたので、びっくりしています」と振り返った。さらに「求められなければならない仕事ですので、どんな役でも、求められ続けたいと思います」と、今後の抱負を語った。○第25回日本映画批評家大賞 受賞リスト新人男優賞(南俊子賞)…山田涼介(『グラスホッパー』)新人男優賞(南俊子賞)…板垣瑞生(『ソロモンの偽証』)新人女優賞(小森和子賞)…藤野涼子(『ソロモンの偽証』)助演女優賞…満島ひかり(『駆込み女と駆出し男』)助演男優賞…伊藤淳史(『ビリギャル』)主演女優賞…多部未華子(『ピースオブケイク』)主演男優賞…浅野忠信(『岸辺の旅』)新人監督賞…松永大司(『トイレのピエタ』)監督賞…大根仁(『バクマン。』)選考委員特別賞…濱口竜介(『ハッピーアワー』)編集賞(浦岡敬一賞)…伊藤伸行(『天空の蜂』)ドキュメンタリー賞…松本貴子(『氷の花火 山口小夜子』)映画音楽賞…池永正二(『味園ユニバース』)脚本賞…真辺克彦(『ソロモンの偽証』)撮影賞…町田博(『FOUJITA』)特別賞…中みね子(『ゆずり葉の頃』)特別賞…豊島公会堂特別賞…松永文庫作品賞…松竹『ソロモンの偽証』ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…草村礼子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…仁科亜季子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…浜田光夫ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…吉永小百合ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…山田洋次
2016年05月27日女優・満島ひかりが26日、映画『駆込み女と駆け出し男』で第25回日本映画批評家大賞 実写部門 助演女優賞に選出され、都内で開催された授賞式に出席した。満島はスピーチ冒頭で「プライベートでお騒がせしております、満島ひかりです」と、16日に報じられた離婚&新恋人の件について触れた。会場が笑いに包まれると、満島は茶目っ気のある笑顔を浮かべた。満島は、受賞した作品『駆込み女と駆け出し男』について「みんなに支えられて、自分よりも年上の色っぽい女性の役をやらせていただきました」と紹介。「自分で見ると、まだまだだなあとか、いっぱい先輩たちに習うことがあるなあと反省点も多かったですけど、このような賞をいただけて、スタッフの方、キャストの方に、本当に感謝しています」と、言葉を贈った。今後については「少しずつ少しずつ、素直に頑張っていけたらと」と抱負を語る。多くの映画人が集まった授賞式について「映画の世界の先輩方の話を聞いていて、とってもいい会だなと。映画ってこんなに大人たちをイキイキとさせるものなんだなあと思って、私も一生懸命生きていこうと思いました」と、決意を述べた。また、満島の次に受賞スピーチを行った、助演男優賞(『ビリギャル』)の伊藤淳史は「僕はプライベートで特に騒がせてはいないんですけど、去年パパになりまして……」と報告。会場は笑いと祝福の拍手に包まれていた。○第25回日本映画批評家大賞 受賞リスト新人男優賞(南俊子賞)…山田涼介(『グラスホッパー』)新人男優賞(南俊子賞)…板垣瑞生(『ソロモンの偽証』)新人女優賞(小森和子賞)…藤野涼子(『ソロモンの偽証』)助演女優賞…満島ひかり(『駆込み女と駆出し男』)助演男優賞…伊藤淳史(『ビリギャル』)主演女優賞…多部未華子(『ピースオブケイク』)主演男優賞…浅野忠信(『岸辺の旅』)新人監督賞…松永大司(『トイレのピエタ』)監督賞…大根仁(『バクマン。』)選考委員特別賞…濱口竜介(『ハッピーアワー』)編集賞(浦岡敬一賞)…伊藤伸行(『天空の蜂』)ドキュメンタリー賞…松本貴子(『氷の花火 山口小夜子』)映画音楽賞…池永正二(『味園ユニバース』)脚本賞…真辺克彦(『ソロモンの偽証』)撮影賞…町田博(『FOUJITA』)特別賞…中みね子(『ゆずり葉の頃』)特別賞…豊島公会堂特別賞…松永文庫作品賞…松竹『ソロモンの偽証』ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…草村礼子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…仁科亜季子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…浜田光夫ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…吉永小百合ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…山田洋次
2016年05月26日第25回「日本映画批評家大賞」実写部門の授賞式が5月26日(木)、東京芸術劇場にて行われ、浅野忠信、多部未華子、伊藤淳史、満島ひかりら受賞した豪華な面々が顔をそろえた。満島さんは、先日一部週刊誌で報じられた交際報道に関して「プライベートなことでお騒がせしております、すみません」と自ら切り出し、会場から熱視線を浴びていた。1991年よりスタートした「日本映画批評家大賞」は、映画界を励ます目的のもと、現役の映画批評家が集まって実行する。発起人は水野晴郎で、現役の映画批評家たちの提唱により誕生した、批評家による批評家だけの目で選んだほかに類を見ない賞の位置づけだ。『駆込み女と駆出し男』で助演女優賞を受賞した満島さんは、江戸時代、離婚を求めて縁切り寺に駆け込む、お吟を熱演した。「今回、眉を落としておはぐろにするかと提案され、やらせてもらいました。今回ほど、役は一人で作るものじゃないんだなと心から感じた現場はありません」と現場スタッフに感謝の気持ちを贈りながらも、改めて、授賞式の会場とう心境について言葉を紡いだ。「今日、映画に関わる先輩方の話を聞いていて、とってもいい会だなって。映画は大人たちを生き生きとさせるものなんだなと思って、私も一生懸命生きていこうと思いました」と最後は声を詰まらせながらも、女優として生きることを誓っていた。一方、『ピース オブ ケイク』で不器用で恋愛に依存するダメ女・梅宮志乃役に挑戦し、濃厚なラブシーンや激しい演技が話題を呼び、主演女優賞受賞となった多部さん。2005年に新人賞受賞以来の登壇となり、「まさか10年後にこの場に立つとは思わず、わりとぼーっと過ごしてました(笑)」と、マイペースな多部さん節を全開。しかしながら並々ならぬ映画愛をにじませ、「演じる立場で映画に携わっていますが、ひとつの作品を喧嘩しながら、助け合いながら、話し合いながら素晴らしい作品にしたいと思ってつくる作業に携われることが、とても幸せです。年齢を重ねて求められる役も変わってきて、とても毎日刺激的で幸せな生活です」と、キュートな笑顔を振りまいた。<第25回 日本映画批評家大賞/おもな受賞結果一覧>作品賞:『ソロモンの偽証』監督賞:大根仁(『バクマン。』)新人監督賞:松永大司(『トイレのピエタ』)主演男優賞:浅野忠信(『岸辺の旅』)主演女優賞:多部未華子(『ピース オブ ケイク』)助演男優賞:伊藤淳史(『ビリギャル』)助演女優賞:満島ひかり(『駆込み女と駆出し男』)新人女優賞(小森和子賞):藤野涼子(『ソロモンの偽証』)新人男優賞(南俊子賞):山田涼介(『グラスホッパー』)、板垣瑞生(『ソロモンの偽証』)選考委員特別賞:濱口竜介(『ハッピーアワー』)ゴールデングローリー賞(水野晴郎賞):草村礼子、仁科亜季子、浜田光夫ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):吉永小百合、山田洋次ドキュメンタリー賞:松本貴子『氷の花火 山口小夜子』(cinamacafe.net)
2016年05月26日第25回「日本映画批評家大賞」実写部門の授賞式が5月26日(木)、東京芸術劇場にて行われ、新人男優賞(南俊子賞)を受賞した「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が出席した。山田さんは「映画に少しでも貢献できる役者になりたいと思っています」と、熱くコメントを寄せた。「日本映画批評家大賞」は、映画界を励ます目的のもと、現役の映画批評家が集まって実行するもの。1991年に水野晴郎が発起人となり、現役の映画批評家たちの提唱により誕生した、批評家による批評家だけの目で選んだほかに類を見ない賞の位置づけだ。山田さんは今後の日本映画界を担う役者に贈る新人男優賞での受賞となった。受賞作となった『グラスホッパー』では、「Hey! Say! JUMP」で見せるアイドルとしての顔を完全に封印し、心の奥に深い闇を抱える殺し屋を見事演じ切った。受賞にあたり、山田さんは「僕は『グラスホッパー』で映画デビューしました。演じた役は若き殺し屋で猟奇的と、自分にとっても演じたことのない役だったので、初の映画でこの役が自分に務まるのかなと不安はありました。でも名誉ある賞をいただけて光栄に思っています」と、喜びで目を輝かせた。また、山田さんは本作で共演した浅野忠信との思い出も披露し、「この撮影で浅野忠信さんとご一緒して、決闘シーンの後に血だらけのまま風呂に入ったんです。そのとき浅野さんに『山田君、もっと映画に出たほうがいいよ、頑張ってほしい』と言われたこと、胸に残ってます」と、会場に主演男優賞の授与で出席していた浅野さんに目線を配った。すると、浅野さんもうれしそうに微笑み、自身のスピーチの際に「山田君、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と、映画俳優としてのエールを交わし合っていた。そのほか、『ソロモンの偽証』で新人女優賞(小森和子賞)に藤野涼子、新人男優賞(南俊子賞)に板垣瑞生が、それぞれ受賞となった。1万人の応募者から主役を射止めた板垣さんは、「人間としても俳優としても全然ひよっこな自分がこの賞をいただけたことに、喜びを感じています。家宝にしたいと思っています。またここに戻ってこれるよう、精進していきたい」と、緊張しながらもしっかりとスピーチを行った。<第25回 日本映画批評家大賞/おもな受賞結果一覧>作品賞:『ソロモンの偽証』監督賞:大根仁(『バクマン。』)新人監督賞:松永大司(『トイレのピエタ』)主演男優賞:浅野忠信(『岸辺の旅』)主演女優賞:多部未華子(『ピース オブ ケイク』)助演男優賞:伊藤淳史(『ビリギャル』)助演女優賞:満島ひかり(『駆込み女と駆出し男』)新人女優賞(小森和子賞):藤野涼子(『ソロモンの偽証』)新人男優賞(南俊子賞):山田涼介(『グラスホッパー』)、板垣瑞生(『ソロモンの偽証』)選考委員特別賞:濱口竜介(『ハッピーアワー』)ゴールデングローリー賞(水野晴郎賞):草村礼子、仁科亜季子、浜田光夫ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):吉永小百合、山田洋次ドキュメンタリー賞:松本貴子『氷の花火 山口小夜子』(cinamacafe.net)
2016年05月26日映画『続・深夜食堂』が2016年11月5日(土)に全国公開される。原作は、『ビッグコミックオリジナル』で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画。深夜放送のドラマ版からブームが起こり、2015年に映画化された前作『深夜食堂』は日本のみならずアジア各国で話題に。最終興行収入2.5億円、最終動員数 201,000人を記録するヒット作となった。続編となる『続・深夜食堂』のマスターはドラマ版、前作に引き続き小林薫が演じる。おなじみの常連客に加え、前作の映画版ゲストで出演していた多部未華子、余貴美子も出演が決定。今作のゲストは、佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志と豪華な俳優陣が揃い踏みだ。監督は前作やドラマ版と同じく、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司、美術監督は日本アカデミー賞受賞作『舟を編む』などありとあらゆる世界観を作り上げてきた原田満生が努める。ドラマ版、映画版の前作からまた作り直し、新宿ゴールデン街を思わせるようなリアルすぎる街並みのセットを、300坪の倉庫の中に再現した。フードスタイリスト・飯島奈美が手がける焼肉定食、豚汁定食などの料理にも注目。映画を観終わった後すぐにでも深夜食堂に駆け込み食べたくなるような、映像からもにじみ出る美味しさに心も胃袋も優しく満たされるだろう。【作品情報】『続・深夜食堂』公開日:2016年11月5日(土)全国公開原作:安倍夜郎『深夜食堂』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中)監督:松岡錠司美術:原田満フードスタイリスト:飯島奈美出演:小林薫ほかゲスト出演:佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志©2016 安倍夜郎・小学館/映画「続・深夜食堂」製作委員会【ストーリー】マスターの作る味と居心地の良さを求めて、夜な夜なにぎわう“めしや”。ある日、常連たちが何故か次々と喪服姿で現れる。また一人、喪服姿で店に入ってくる範子。だが彼女は喪服を着るのがストレス 発散という変わった趣味を持っていた。実際に葬式をすることになるとそこで知り合った男に惹かれて...。春夏秋冬、ちょっとワケありな客が現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく。
2016年05月23日25回目を迎えた「日本映画プロフェッショナル大賞」の授賞式が5月3日の深夜に開催され、主演男優賞に輝いた染谷将太、川瀬陽太、主演女優賞の多部未華子、大賞に輝いた『バクマン。』の大根仁監督、監督賞の『野火』の塚本晋也監督ら、多くの映画人が出席した。映画ジャーナリストの大高宏雄氏が主催する世界でも類を見ない個人による映画賞であり、大高氏に賛同するジャーナリストや記者、映画関係者が審査委員を務め、各賞を決定。今年は、「週刊少年ジャンプ」に連載された人気漫画を原作に、佐藤健&神木隆之介主演で、漫画家を目指す高校生たちの姿を描いた大根仁監督『バクマン。』が大賞に輝いた。大根監督は本作に関して「まずヒットさせることが命題で、賞をいただけるとは思ってなかった」と受賞への驚きを口にする。自身、監督デビュー作『モテキ』で同省の新人監督賞を受賞し、続く『恋の渦』も超低予算ながら俳優陣が新人奨励賞を受賞。そうした縁の深さも踏まえて「これからも映画を作るなら、日プロは狙っていきたい」と語っていた。各賞のプレゼンターに、受賞者や受賞作品と関わりの深い俳優らが来場するのも同省の大きな特徴だが、大賞の『バクマン。』のために、同作でヒロインを演じた小松菜奈が来場!オーディションで役を勝ちとった小松さんだが「迷惑をかけてばかりで…」と苦笑交じりに撮影を述懐。大根監督は「すごくヘタクソでした!オーディションでも名だたる女優を差し置いて、一番ヘタ(笑)!でも光るものがあった」と起用の理由を説明し「撮影から2年経って、いまこのポジションにいるというのはすごいこと」と自身が見出したヒロインの引っ張りだこの現状を喜んでいた。また、監督賞は大岡昇平の同名小説を映画化した『野火』の監督・主演を務めた塚本晋也監督が受賞。「『いましかない!』と思って作りました」と衝動に突き動かされ、本作を作り上げたと語る。リリー・フランキーがプレゼンターに登場したが、同作でヴェネツィア国際映画祭を訪れた際、受賞はならなかったが、その代わりに現地の土産屋で300円ほどで買ったという、小さな金獅子の置物を塚本監督にプレゼントし、会場は爆笑に包まれた。主演男優賞の染谷さんのために『さよなら歌舞伎町』から共演の前田敦子と廣木隆一監督、『ソレダケ/that’s it』から石井岳龍監督がプレゼンターとして来場!これには染谷さんも感激しきりで「一緒に作品を作り上げた仲間に祝っていただけるのは嬉しい」と満面の笑みを浮かべる。前田さんは「染谷くんはどの作品で観ても、いつもピカイチ!さすが!この賞がふさわしい」と手放しで称賛を送った。染谷さんよりもさらに下の世代の俳優の中には、染谷さんに憧れているという者も多数いるが、こうした声に染谷さんは「俺に憧れたら痛い目に遭いますよ(笑)」と首を振る。今後の俳優人生についても「どういう役者になりたいか?特にないです。雇われ仕事ですから、雇われないと仕事がない!自分にできることを黙々とやっていけたら」とマイペースな口調で語っていた。「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」受賞一覧大賞:『バクマン。』監督賞:塚本晋也(『野火』)主演男優賞:染谷将太(『さよなら歌舞伎町』『ソレダケ/that’s it』)主演男優賞:川瀬陽太(『ローリング」「犯る男」)主演女優賞:多部未華子(『ピース オブ ケイク』『映画 深夜食堂』)新人監督賞:安川有果(『Dressing Up』)新進プロデューサー賞:深田誠剛、小野仁史(『恋人たち』)特別功労賞:芦澤明子(『岸辺の旅』および、長年の映画撮影の功績に対して)(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよなら歌舞伎町 2015年1月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年05月04日平成になってずいぶん経ちますが、なぜか今「昭和な女」が注目されている模様。有村架純さんや黒木華さん、多部未華子さんといった「昭和顔」の女優さんもドラマや映画に引っ張りダコだし、まだまだ「昭和女子」ブームが続きそう。ということで、昭和女子についてあれこれ検証していきます。最後は、自分が昭和女子かどうかをチェックできるテストも!◆北川景子も昭和女子!?1月に結婚し、「昭和の日」に結婚式を挙げるビッグカップル、北川景子さん&DAIGOさん。最近はブログやSNSでサラリと結婚を報告する芸能人が増えている中、金屏風の前で幸せいっぱいのツーショット会見を行いましたね。それだけでも昭和な雰囲気ですが、北川さんがDAIGOさんを立てて受け答えをする姿に、古き良き時代の“夫を立てる賢い妻”的な印象を抱いた人も多いのではないでしょうか。しかも、二人の式や披露宴は流行りのジミ婚ではなく、昔ながらのハデ婚という噂。もちろんDAIGOさんの家柄を考えてのことと思いますが、その懐かしくも華やかなイメージに“昭和感”への憧れが加速しそうな予感。スタイリッシュな顔立ちで「平成顔」と言われる北川さんですが、中身はかなり「昭和の女」?彼女のように今っぽい顔の人やハーフ顔の人も、昭和な言動をすれば、ギャップで男性をクラッとさせられる…その好例かもしれません。◆藤原紀香のザ・昭和マックス会見そして、記憶に新しい藤原紀香さん&片岡愛之助さんの結婚会見。こちらは会場が帝国ホテルと、ど真ん中直球の昭和感。歌舞伎役者とその妻にふさわしい着物姿も「ザ・昭和」という感じでした。さらにツーショットは、紀香さんが三歩下がって立つ徹底ぶり。実は紀香さんのほうが背が高い?疑惑のための遠近法かと思いましたが、そんな気遣いも昭和っぽいと言えそうです。◆春ドラマまで昭和カラー4月29日スタートのドラマ『不機嫌な果実』は、1996年に発表された小説が原作。翌年放送のドラマでは石田ゆり子さんが主演を務めました。2016年版のヒロインは栗山千明さんです。この作品は、簡単に言うと表向きは貞淑な妻が、刺激的な年下男との関係に溺れていく不倫ドラマ。昭和の泥沼恋愛を平成に置き換えるとどのような感じになるのか…展開が楽しみですね。ちなみに今回の放送枠はテレビ朝日系列の『金曜ナイトドラマ』。その昔、TBS系列の『金曜日の妻たち』シリーズという不倫ドラマが大人気だったのですが、そのことを思い出すと、なんとなく時代が逆行しているような…。とりあえず金曜夜は不倫枠という「歴史は繰り返す」現象が起こりつつあるようです。◆最近注目の昭和女子は!?ところで、人気若手女優の中にも「昭和な美女」が!今、注目したいのは松岡茉優さん。着物や日本髪が似合う和風顔です。しかも自ら「モンペが似合う」発言も。なお、放送中の朝ドラ『とと姉ちゃん』の舞台も昭和。ヒロインを演じる高畑充希さんは「昭和顔」でハマり役と言われています。松岡さんや高畑さんの影響で、ますます昭和女子ブームに勢いがつきそうですね。◆あなたの昭和女子チェック以下、あなたに当てはまるものはあるでしょうか?チェックしてみましょう。□和風の顔立ちである□着物や割烹着が似合うと言われる□オシャレなお店が苦手□性格は素朴、飾り気がない□胸よりお尻がボリューミー□LINEやFacebookは苦手□好みの男性は「男らしい人」4つ以上当てはまったら「昭和女子」に認定!これからますます人気が出そうな昭和女子。もろ昭和なあなたは、今の自分のままで周囲の男性を癒してあげてくださいね。当てはまらない場合は、北川景子さんのように、内面に「昭和女子」の要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?ビバ昭和!(文=天野りり子)
2016年04月29日多部未華子が突然20歳の姿に若返ってしまった73歳のおばあちゃんを演じる、感動と爆笑のコメデイ『あやしい彼女』。多部さんが演じる最強にキュートでコミカル、そして破天荒なヒロインが魅了する本作は、Yahoo!映画レビューでは5点満点中4.21点(4月14日付)、ぴあ映画初日満足度1位(4月2日「ぴあ」調べ)を獲得。さらにSNSでも高評価を得て、公開中だ。実はこの『あやしい彼女』、2014年韓国版の『怪しい彼女』を皮切りに世界各国で製作され、多くの人の心を魅了し続けている。今回、その国ごとの“あやかの”を比較する特別映像が到着した。まず、ドラマ「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」や『サニー 永遠の仲間たち』のシム・ウンギョンをヒロインに迎え、「B1A4」のジニョン、イ・ジヌクらが出演した韓国では、865万人を動員し、社会現象を巻き起こす大ヒットを記録。次いで、中国では、『20歳よ、もう一度』というタイトルで製作され、人気女優ヤン・ズーシャンや元「EXO」ルハン、チェン・ボーリンなどが出演、その観客動員は1,160万人となった。さらに『ベトナム版怪しい彼女』(主演:ミウ・レ)は、同時期に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抑え、ベトナム歴代興行記録の第1位を樹立した。ほかにも、インドネシア、タイ、インドなどのアジア各国のみならず、ドイツでも製作されることが決定、そしてアメリカも名乗りを上げるなど、まさに世界中に『あやしい彼女』が広がり続けている。そんな各国の『あやしい彼女』は、やはりお国柄ともいうべき各国のエッセンスが絶妙に加えられている。日本版では多部さんが演じ、そのキュートな表情と透き通るような歌声で観客の心を虜にした主人公“大鳥節子”は、オードリー・ヘプバーンと原節子からその名を取っているが、韓国では同じくオードリーにちなんで“オ・ドゥリ”、そして中国ではテレサ・テン、ベトナムではタン・ガーと国民に愛される人物へのオマージュが込められているのがポイント。また、数々のシーンでも、その国ならではの魅力が盛り込まれている。例えば、すばらしい歌声のヒロインをスカウトするため追いかけてきた音楽プロデューサー(日本版では要潤扮する小林)を撃退するシーンでは、節子が握っていたのは“フライ返し”。韓国では“お魚”、中国は“大根”、そしてベトナムは“鶏の足”(!)と手にしているものも様々。日本版はもちろん、世界の“あやかの”を観比べてみるのも、楽しみ方の1つ。世界を魅了する『あやしい彼女』に、引き続き注目していて。『あやしい彼女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月17日演出家・蜷川幸雄がシェイクスピア戯曲37作品の上演を目指す“彩の国シェイクスピア・シリーズ”。その第32弾『尺には尺を』で、藤木直人が初のシェイクスピア舞台に挑むこととなった。昨年、蜷川の演出舞台『海辺のカフカ』に出演し、ロンドンやニューヨークほかを巡るワールドツアーを経験。長いツアーが終わる直前に、本作への出演が決まったという。「尺には尺を」チケット情報「ようやく『海辺~』が終わる……と思っていた時だったので、ツアー最終のソウル公演の千秋楽は「でも、まだ終わらないんだな…。半年後にはもうシェイクスピアの舞台に立っているの!?」という気持ちでした(笑)。お客様の前で演じるのは当然エネルギーがいるし、緊張感もありますけど、何よりも蜷川さんの前で演じるほうが緊張するんですよ(笑)。だから、またあの稽古場の緊張感を味わうのか…って思いましたね」喜劇であると同時に、衝撃的な展開から問題劇とも呼ばれる本作。藤木が演じるのは、侯爵(辻萬長)の代理でウィーンの統治を任された青年アンジェロだ。とくに性道徳について厳しく市井を取り締まるなか、アンジェロは不貞の罪を犯した貴族クローディオに死刑を宣告する。しかしクローディオの妹イザベラ(多部未華子)に恋をしてしまい……。「内容が気になってしまって」という藤木は、上演台本を渡される前に、戯曲を購入して読んでみたそうだ。「400年前の本であって、文化も大きく違い、独特な言い回し…。やっぱり難解というイメージがありました。しかも、その後に上がってきた上演台本が、内容は同じでも表現がことごとく違っていたんですよ(笑)。そこが翻訳劇の難しいところだなと。英語の台詞という正解があるのに、異文化である日本語に置き換えて上演するということ。でも、その挑戦を蜷川さんはずっと続けてきて、いろんな意見を言われながら闘ってきて、世界に認められた。『海辺~』のワールドツアーでは行く先々で熱狂的に迎え入れてもらったんですが、それは蜷川さんのやってきたことの証なんだなと感じましたね」前作と違い、今回は主演として稽古場の中心に立ち、蜷川の指揮を真っ向から受けとめる。「蜷川さんがどのような切り口で演出されるのか、その楽しみはあります。まあ、自分が出ない立場だったらその楽しみだけで済んだんですが(笑)。打たれ弱いんですよね」と苦笑いしつつ、覚悟は決めている。「蜷川さんが『この役を藤木がやってもいい』と言ってくださったのだから、応えるしかない。ハードルは限りなく高いし、逃げ出したくなるようなことが待っているでしょうけど、通過すべき時間なのかなと思います。あまり台詞を“独特で難解”と意識し過ぎず、自分の言葉として発せられるように頑張っていきたいと思います」公演は、5月25日(水)から6月11日(土)埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、6月17日(金)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホール、6月24日(金)から27日(月)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。取材・文:上野紀子
2016年04月11日73歳のおばあちゃんが突然20歳の姿に若返ってしまうコメデイ映画『あやしい彼女』の大ヒット舞台挨拶が4月9日(土)、池袋HUMAXシネマズで行われ、瀬山翼役を演じる北村匠海が登壇した。名曲「悲しくてやりきれない」を披露する劇中シーンを回想した北村さんは、「映像で多部(未華子)さんが泣きながら歌っているのを初めて知って、僕も泣いちゃったんです」と、自身でも一番好きなシーンだと感慨深い表情を浮かべた。<a href="">『あやしい彼女』</a>は、20歳の姿に若返ってしまった73歳の毒舌おばあちゃんが、髪型や洋服、名前まで変えて、新しい人生を楽しく歩みはじめる作品。4月1日に全国公開を迎えた本作だが、以降「Yahoo!映画レビュー」では5点満点中4.13点(4月6日現在)、ぴあ映画初日満足度1位(4月1日ぴあ調べ)と好評を得ているようだ。孫でありながら、多部さん演じる大鳥節子の歌声に惚れ込み、ともにバンド活動をするメンバーを熱演した北村さんは、Twitterで宣伝大使も務めており、この日はTwitter投票によって決まったタキシード姿で登場。「タキシードを着るのは初めてです、わりと似合っているな」と照れ臭そうに言うと「恰好いい」と場内からも拍手が沸き起こった。映画公開後、北村さんも周りの友人から映画を観たという声が続々と届くと明かした。「僕のバンドメンバーの(小林)龍二も観に行ったらしく、“すげえよかったよ”と言ってくれて。あと、うちの父親も“自然と涙が出てくるよ”って連絡がきました」と、周囲の評価の高さに胸をなでおろした。また、この日はTwitterで投票を募った『あやしい彼女』の名場面トップ3が発表された。2位に「バンド・怪しい彼女が、オリジナル曲『帰り道』を披露するクライマックスのフェスのシーン」が選ばれると、北村さんは「現場で実は後ろから見ていたんです。僕のファンの子とかもエキストラで来ていたんですけど誰も僕に気づかないっていう(笑)。一緒に演奏したかったですねえ」と、バンドマンの表情で撮影を懐かしんでいた。『あやしい彼女』は全国ロードショー中。(cinamacafe.net)
2016年04月09日「ぴあ」調査による2016年4月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、多部未華子主演によるコメディ・ドラマ『あやしい彼女』がトップに輝いた。2位に韓国で大ヒットを記録した『ブラインド』をリメイクしたサスペンス『見えない目撃者』、3位に室生犀星が晩年に発表した小説を二階堂ふみ主演で映画化した『蜜のあわれ』が入った。その他の写真1位の『あやしい彼女』は韓国映画『怪しい彼女』のリメイク版。倍賞美津子演じる毒舌で頑固な73歳のおばあちゃん・瀬山カツが突然、20歳に若返り、大鳥節子として再び青春を謳歌する様をコミカルに描く。幅広い年齢層の観客が劇場に足を運んでいたが、10代の観客からは「やりたいことをやりきる主人公が素晴らしい」「若いっていいなと改めて思えた」と若返ってからの節子への共感の声が多く、一方で50代から70代の観客は「若返ったシーンはうらやましかった」「おばあちゃんの方の気持ちがよくわかる」「昔の歌や貧しかった時代を思い出し、笑える部分もあった」とおばあちゃん・カツに共感したようで、「昔のことも現代のこともわかっているので面白かった」といった声も聞かれた。本作は『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などのコメディ映画を多数手掛ける水田伸生が監督を務めており、「ところどころのギャグが笑えた」「現代的なネタも取り入れられていて面白い」といった感想も寄せられたが、一方で「家族ドラマとしても感動した」「家族のための主人公の行動が本当に素晴らしかった」「笑いと泣ける部分が組み合わさっていて面白い。飽きなかった」「あまり映画を観なくなっていたが、また観てみたいと思わせてくれる作品」と、“家族”の普遍的な感動ドラマも描かれていたようだ。魅力的なヒロイン像やストーリーのユニークさから幅広い世代の共感を得た本作だが、見た目は20歳、中身は73歳の異色ヒロインに挑んだ多部の熱演っぷりも好評で、「歌も踊りも上手で観ていて楽しかった」「昔の“お母ちゃん”といった感じで魅力があった」「白目をむいたり理想の男性像を語ったり、素晴らしい演技力」との感想が寄せられた。(本ランキングは、4/1(金)、2(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『あやしい彼女』公開中
2016年04月04日2016年4月2日、3日の全国映画動員ランキングは、公開2週目の『暗殺教室~卒業編~』(全国319館)が首位をキープした。本作は4月1日付けで動員数165万人、興行収益18億円を突破している。その他の画像/動員ランキング続いて2位に『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』(全国362館)、3位に『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』(全国346館)が入り、TOP3は先週と変わらず。4位には先週7位からランクアップの『ちはやふる -上の句-』(全国298館)、5位には先週6位からランクアップの『アーロと少年』(全国357館)が入った。新たにランクインした作品は、多部未華子主演で韓国映画『怪しい彼女』をリメイクしたコメディ・ドラマ『あやしい彼女』(全国280館)のみとなった。『暗殺教室~卒業編~』公開中(C)2016 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
2016年04月04日新年度、といえば新生活!卒業や入社、転勤など、自分を取り巻く環境が大きく変わり、引越ししたという人も多いかもしれません。特にそんな予定はなくても、物件の間取り図を見ているだけでワクワク…なんてこともありますよね?◆新しい家でご近所さんとの恋が始まる!?さて、いざ引越しとなると、気になるのはご近所さんのこと。隣人の顔も知らない、なんてこともざらにある昨今。ですが、もしかしたら「同じマンションやアパート内で恋に落ちる」という究極のご近所恋愛のチャンスが待っているかもしれません。「そんなマンガやドラマみたいな話ないでしょ」とはおっしゃらず。少し前に話題になった『L DK』とか、古い作品なら『めぞん一刻』とか、ご近所恋愛モノは昔から多くの女性にとって憧れのシチュエーション。今回はその手の恋愛は本当にあるのか…「アパート内恋愛」について一般の男女にリサーチしてみました。◆本当にあるの?「アパート内恋愛」以下、20~40代の男女のコメントをお届けします。・「最初は軽く挨拶する程度からまずは食事に誘い、そこから恋に発展しました」(30代男性)・「同じアパートではないけど、隣りのアパートに後に妻になった人がいました。ほぼ毎日見かけるのでほれちゃって、こちらからアプローチしました。隣りじゃなければ結婚してない」(40代男性)・「友人が一人暮らしの時、アパートの隣りの人と出勤時間が同じだったらしく、玄関を開けるタイミングも帰宅時間もほぼ一緒で、毎日顔を合わせているうちに意気投合してお付き合いしていました」(30代女性)全体としては少数でしたが、ご近所&アパート内恋愛は本当にあると判明!一方、「片思いで終わってしまった」というお話は結構ありました。・「いいな~とは思ったことはありましたが、テレビのようにはいかないものですね」(40代男性)・「昔住んでたアパートの隣室の女性にときめいたことがあります。進展はしませんでしたが」(40代男性)・「私の妹がそうです。でも片思いだったらしく、今は会うと気まずいそうです」(30代女性)アパート内って、恋愛よりトラブルのほうが圧倒的に多いですからね…。後で気まずくなることを思うと、最初から距離を置いてしまいがちなのかも。それでも根強いのは「憧れる」という意見。・「ドラマのように上下の部屋で知り合いになってご飯に行ったり相談しあったり。憧れます」(20代女性)・「既婚者なのでファミリータイプに住んでいるのですが、同じような家族構成の世帯が多いから胸キュンは無いです。経験してみたかったな」(30代女性)そうそう、これよこれ!やっぱりドラマの世界に憧れちゃうのよ!現実はいろいろ厳しいのかもしれないけど、ひとつ屋根の下(部屋は違うけど)で暮らす、その絶妙な物理的距離と心の距離のギャップが、憧れをかきたてるんですよね。会おうと思えばいつでも会える、でも二人を隔てる壁は薄いようでいて厚く、高いという…。◆「アパート内恋愛」のオススメ映画ここで、妄想を盛り上げるべく、ご近所恋愛がテーマの映画をご紹介しましょう。≪隣室の「音」から始まる恋≫同じアパートの隣同士に住むカメラマン(岡田准一さん)と、フラワーデザイナー(麻生久美子さん)。すぐ隣りにいながら顔も合わせたことのない二人が、お互いの生活音で存在を確かめ合い徐々に心を寄り添わせていく様子が、繊細な音とともに美しく描かれる青春ラブストーリー。人生の岐路に立たされた男女の心の揺れに共感しつつ、近くて遠い距離感が何気ない「音」によって静かに変化していく様を、じっくりと楽しみたい映画です。≪お隣さんで職場も一緒≫ジョージ朝倉さんのマンガを、多部未華子さん×綾野剛さんのコンビで映画化し、話題になった一作。部屋が隣りで職場も一緒という究極のご近所恋愛の中、それぞれの葛藤や切なさ、恋愛特有のドロドロした複雑な感情の動きがしっかりと描きこまれています。近いのに、いえ、近いからこそわかりあえない…そんなもどかしさに、大人女子は共感できる部分も多いかも?≪ご近所、しかも元カレとの復活愛≫片岡愛之助さんとの破局報道で世間を騒がせた熊切あさ美さんが、体当たりで主演を務めた本作。夫と暮らすアパートの隣室に偶然元カレが引っ越してきて過去の情愛が再燃、それが周囲に知られ…という、いろんな意味でハラハラドキドキのストーリー。それだけでも十分刺激的なのに、大胆な濡れ場も用意されているので、ソッチ目当てで観るも良し。恋の行方を、固唾をのんで見守るも良し!隣りの部屋に元カレが越してくるのはさすがにアレですが、引越しシーズンだからこそ、岡田准一さんと…綾野剛さんと…みたいな、切なくてキュンキュンしちゃう超近距離恋愛を妄想するのも楽しそう。もちろん妄想で終わらず、現実になったら最高ですけどね!(文=石村佐和子)
2016年04月04日この2人、本当に共演し、あまつさえ劇中でバンドまで組んだ仲なのか?目の前の多部未華子と北村匠海の互いに遠慮がちな雰囲気にそんな疑いを持ってしまうが…。多部さん曰く「現場では撮影以外であまり会話してない(笑)」――!!そんな2人が初共演を果たしたのは、オリジナル版が日本でもヒットを記録した傑作コメディを、舞台を日本に置き換え、<a href="">『舞妓Haaaan!!!』</a>、<a href="">『謝罪の王様』</a>の水田伸生監督がリメイクした<a href="">『あやしい彼女』</a>である。73歳の毒舌おばあちゃん・カツ(倍賞美津子)が突然、20歳の姿を取り戻し、節子と名乗り、それが祖母とは知らない孫たちとバンドを結成し、若かりし頃の夢を追いかけはじめるのだが…。多部さんは出演が決まり、最初にオリジナル版のDVDを観たというが、一気に作品の魅力に引き込まれた。「普通に楽しんでしまいました(笑)。すごく感動して…。そこで良くも悪くもオリジナル版のイメージが付いてしまって、(日本版の)脚本を読みながら『オリジナル版だとこうなんだけどな…』と思ったり(笑)。すごく魅力的な作品でした。現場では、監督が空気を作ってくださって、沿うように現場にいる中で、自然といろんなものが生まれてきた感じでした」。北村さんは、本作でコメディ初挑戦!クールで落ち着いた雰囲気の北村さんだが、映画の中ではおバカな男子に徹し、笑いのセンスを発揮している。撮影に際して、オリジナル版に加えて水田監督の過去作品を観て、笑いの間やキャラクター性をつかもうとしたという。「勉強して臨みつつも不安はあったんですが、やってみて純粋に楽しかったですね。芝居の中で笑いを作るというのが僕自身、全く初めての経験で、分からないことだらけでしたが、初めてだからこそ、考えずにできた部分もあったと思います。またこういう作品をやりたいって思いましたね」。寂しさを抱えた老人が若さを取り戻して人生を謳歌しつつ、騒動を巻き起こし…とあらすじだけをなぞると、失礼ながら、ありがちな物語にも思えるが、さにあらず!主人公の節子はもちろん、北村さん演じる翼、音楽プロデューサー小林(要潤)、翼の母で雑誌編集長をしていたが、社の若返り方針の中で異動となった幸恵(小林聡美)など、様々な世代の登場人物たちの悩みや心情がつぶさに描かれており、思わず感情移入して引き込まれる。多部さんは「この引き出しの多さこそがこの作品の魅力」とうなずく。「コメディとしても面白く、音楽も素晴らしいですが、どの世代の方が観ても、誰かに自分を当てはめて楽しめるところがお得な映画です(笑)。お子さんがいる親の世代の方が見たら、また私たちとは違う感想を持たれると思います」。その意味で、北村さんが演じる翼は夢を追いかける10代の代表と言える。「翼は夢を追いかけたり、挫折したりしますが、10代が抱えるであろう、漠然とした悩みや将来への不安といったものと向き合います。僕自身、『DISH//』で音楽活動をしてきて、重なる部分は多かったですし、映画を観た同じ世代の人たちが、やっぱり夢をあきらめずに進もうと思ってもらえたら嬉しいですね」。冒頭「この国の女性は若さ至上主義――」とナレーションが流れるが、映画はそんな世の風潮に一撃を食らわせる!多部さんは現在27歳。年齢を重ねること、それに伴う変化が「楽しいですね」と笑みを浮かべる。「友達との会話が、10代のころとはまた全然違ってきているのが面白いなと思いますね。20代だから言えるのかもしれませんが、ポジティブに年齢を重ねているなと感じています」。北村さんが18歳だと知ると「18歳?そのころは…何考えてたかなぁ?大学に行くべきかどうか?そんな話を友達としてたかなぁ?」と少し、懐かしそうに思いを巡らせつつ、改めて“いま”の自身の置かれた状況についてこんな思いも…。「やはり、求められる役柄も立場も変わってきますが、いま、自分にできることやしなくちゃいけないと思うことは、プライベートでの経験を積み重ねて豊かにしていくこと。いろんな人と出会い、話をして吸収する――そういうことが反映されていく仕事だと思います。自分にはまだまだ、色々なことにチャレンジする柔らかいスポンジがあると思うので、まだまだ成長できる!そう考えるとやはり、楽しいです」。北村さんは、音楽活動と俳優活動を両立しながら過ごしてきたここ数年の自らについて「1年1年で変化しているのを感じる」と語る。ギターボーカルを務める「DISH//」では単独武道館公演を成功させ、俳優としても次々と話題作に出演。今年も映画だけで、本作を含めて4本が公開される。「僕自身、昔から早く大人になりたい、もっといろんなことをやれるようになりたいって思いながらやってきました。ようやく社会人として一歩を踏み出そうとしているのが、すごく嬉しいです。俳優としても、以前は子役として誰かの幼少期を演じることが多かったんですが、最近になってそれも変化してきて、少しずつかもしれませんが、自分の中で成長を感じられるのが嬉しいし、これからどんなことが待っているのか、すごく楽しみです」。現場であまり会話を交わさなかったというのは、どうやら真実らしいが…もちろん、互いについて何も思っていなかったわけではない。北村さんは「コミカルなシーンを演じながら、多部さんの笑いを作り出す間がすごく印象深くて、引っ張っていただきつつ、勝手に勉強させてもらいました」と語るが、多部さんは照れくさそうな笑みを浮かべつつ、夢と希望に満ち溢れた“孫”についてこう語る。「目の前で見ていて、可能性のある子たちってこんなにキラキラしてるんだなぁ!って圧倒されました。バンドの仲間の同世代の子たちと一緒に話したりしている姿を見ていて本当にまぶしかったです(笑)!」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月01日笑福亭鶴瓶が自ら事前に取材を行いゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」が1日(金)今夜放送される。今回はゲストに女優の多部未華子を迎えての放送。1日本日より松竹系で全国公開となった映画<a href="" target="_blank">『あやしい彼女』</a>の主演を務める多部さんの普段の姿について知るべく、鶴瓶さんが多部さんに内緒で友人や関係者を取材。果たして彼女の“素”はどんなものなのか?また今回の放送から番組アシスタントが森川葵にバトンタッチ。雑誌「Seventeen」のモデルを経てフジテレビ系ドラマ「テディ・ゴー!」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演で注目を集めている森川さん。今後は鶴瓶さんと共に番組を盛り上げていく。多部さん主演の映画『あやしい彼女』は、韓国映画<a href="" target="_blank">『怪しい彼女』</a>を<a href="" target="_blank">『謝罪の王様』</a><a href="" target="_blank">『舞妓 Haaaan!!!』</a>の水田伸生監督がリメイク。20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動を描いたコメディ作品だ。主人公の20歳の姿を多部さんが、73歳の姿を倍賞美津子が演じる。「A-Studio」はTBS系で1日(金)23時~放送。(笠緒)■関連作品:怪しい彼女 2014年7月11日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2016年04月01日おばあちゃんが20歳に若返る奇想天外の映画<a href="">『あやしい彼女』</a>の初日舞台挨拶が4月1日(金)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美に水田伸生監督の総勢7名がにぎやかに登壇した。『あやしい彼女』は、2014年、韓国で公開されるやいなや865万人を動員した大ヒット映画<a href="">『怪しい彼女』</a>のリメイク作。73歳の毒舌おばあちゃんが、ある日突然20歳に若返り、好きなように生きることを信条に、恋に、バンド活動にと奔走する姿を描く。主人公・大鳥節子を演じた多部さんのくるくる変わる表情がかわいいと絶賛されているが、当の本人は、「そんなにくるくる変わっている意識もしていないままですね。ちょっと分からないです~(笑)」とキョトン顔。メガホンをとった水田監督は、そんな多部さんの魅力について、「もちろんかわいいところですよね。あと皆さんそうなんですけど、芝居は呼吸というか芝居の間(ま)で成り立っているんですけど、そこが上手」と褒めちぎった。そして、4月1日はエイプリルフールということで嘘か真か、出演者にまつわるあやし~い秘密について検証する企画が実施された。要さんが未来からきたのではという検証や、多部さんの20歳の頃の写真など、さまざまな写真が公開されたが、中でも盛り上がったのが「志賀廣太郎20歳の写真がやばい説」として披露された、20歳の志賀さんの写真。当時、相当イケメンだったというふれこみがあり、みなの期待がかなり高まった後、写真が公開された。しかし…いまのままで時を戻したような写真に、小林さんは「私が思ってたイケメンと違う」、要さんは「ちょっと風が吹いていたのかな」、倍賞さんは「歌声喫茶とかにこういう人いましたよね」と、多々辛らつな声が寄せられた。志賀さんも「髪が(当時は)ふさふさで、まさかこうなるとは…」と肩を落とすと、多部さんが「でも分け目変わりませんね」とフォローの声をかけた。だが志賀さんは「救いにもなっていないけど(笑)」と自虐ネタで温かな笑いを振りまいた。『あやしい彼女』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年04月01日女優の多部未華子が“若返り”をテーマにしたコメディ映画『あやしい彼女』(水田伸生監督)に主演し、“見た目は20歳、中身は73歳”という異色ヒロインを好演。演技派としての持ち味はそのままに、これまでのイメージを覆すコメディエンヌぶり、さらに圧巻の歌唱シーンも披露し、女優としての新境地を切り開いている。その他の画像毒舌が災いし、周りから煙たがられる瀬山カツ(73歳)が、見慣れぬ写真館でポートレイトを撮影されると、不思議なことに外見だけが20歳に若返った姿に大変身。あこがれだった往年の大女優、オードリー・ヘップバーンと原節子の名前を組み合わせた“大鳥節子”として、二度目の青春を謳歌しようと奮闘する。劇中では歌って、踊って、ときに“変顔”も披露する多部のコメディ演技が全開。夜明けの公園で生きる喜びを爆発させるシーンでは、クルクルパーマ&おばちゃんファッションで、滑り台を一気に駆け上がり、鉄棒で懸垂する姿まで披露するサービスぶりだ。「初めて着ましたが、この服装でどこにでも行けると思えるほど自分でも馴染んでいた」と声を弾ませる多部。コメディ映画の名手である水田監督とは初タッグながら「居心地のいい空間を作ってくださいました」と相性はバツグンだ。節子はその美声と歌唱力を見出され、孫が所属するロックバンドのボーカルとして脚光を浴びる存在に。多部は歌唱シーンについて「あまり自信がなかった」と振り返るが、約3か月の特訓を経て、ロックフェスの場面では1000人のエキストラを相手にコール&レスポンスを繰り広げ、TVの歌番組に出演するシーンではしっとりした歌声を聞かせている。「自信がなかった分、やり遂げた今は、私にとって大きな挑戦だったと言えます」(多部)。映画ファンならご承知の通り、原案は韓国映画の『怪しい彼女』。実はすでに中国、ベトナムでもリメイクされており、今後もタイ、インドネシア、インド、ドイツなどでも製作が予定される国際的コンテンツとして注目を集めている。もちろん、“日本代表”は多部が主演を務める本作『あやしい彼女』だ。「私なりに世界中で愛される理由を考えてみると、やはり家族がテーマになっているからだと思います。節子、というかカツさんは娘や孫が大の自慢で、本当に大切にしている。だから若返って青春を謳歌する分、家族に正体を明かせないもどかしさも感じているんです。私自身も役柄を通して、家族への思いが今まで以上に強いものになりました」『あやしい彼女』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月01日多部未華子が見た目20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクターに挑む年齢詐称エンターテインメント<a href="">『あやしい彼女』</a>。このほど、<a href="">『ちはやふる』</a><a href="">『ライチ☆光クラブ』</a>など話題作への出演が続く野村周平が、誰もがアッと驚く役柄で本作にカメオ出演を果たしていることが分かった。キュートな容貌と天性の歌声は裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、ときには説教をする大鳥節子(多部さん)。そんな“超絶あやしい”20歳の正体は、73歳のおばあちゃん・瀬山カツ(倍賞美津子)だった!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女は、こうなったらとことん好きなように生きてやる、と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタートさせる。実の娘・幸恵(小林聡美)の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサー・小林(要潤)にスカウトされ、しがないバンドマンの孫・翼(北村匠海)と共にまさかのバンドデビュー!?長年、彼女に想いを寄せる幼なじみの次郎(志賀廣太郎)も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩んでいく節子だったが…。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる、爆笑と感動の物語。“超絶あやしい”20歳の彼女に、周囲の人々は巻き込まれつつも、その魅力のとりこになっていく。そんな本作に、重要人物としてカメオ出演していることが明らかになった野村さん。端正な顔立ちの好青年な見た目に、いたずらっ子で男らしい性格やプロ級の腕前のスノーボードなどスポーツマンの一面も相まって、10~20代に絶大なる支持を集め、若手演技派俳優として活躍。現在は、広瀬すずや真剣佑ら最旬キャストともに大人気コミックを実写映画化した2部作の前編『ちはやふる -上の句-』がヒット中だ。野村さんは「世界で有名なこの作品に出れて誠に光栄です。撮影期間は短かったのですが、楽しい撮影ができました」と撮影をふり返り、出演への喜びを明かしている。劇場で驚きとトキメキの歓声が上がること間違いなしの野村さんの登場シーンを、楽しみにしていて。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日4月1日(金)に主演最新作『あやしい彼女』の公開が控える女優の多部未華子が、今回の「さんまのまんま」に初登場。「30歳までは、色々な恋がしたいです」と堂々宣言する多部さんに、「俺どう?」と明石家さんまが猛アプローチを仕掛けていることが分かった。ドラマや映画・舞台など数々の作品に出演し、抜群の演技力で幅広く活躍中の多部さん。『あやしい彼女』では、見た目は20歳、中身は73歳のおばあちゃんという難役に挑み、名コメディエンヌぶりを発揮するとともに、歌声も披露。東京育ちだが、両親は関西出身だったため「小さいころは、(将来)お笑い芸人か吉本新喜劇のマドンナ役になりたかった」と意外な告白をする。そんな多部さんが今年で27歳になったと聞いたさんまさんは、「ウソ!?もうそんな歳?そろそろ結婚も考えてんの?」とストレートにずばり尋ねる。すると、多部さんは「結婚したいですけど、30歳までは遊びたいです」とキッパリ答え、逆にさんまが慌てることに。さらに、「色々な出会いをしたり、色々な恋をしたい」と赤裸々に話す多部さんに、さんまさんが「俺はどう?メリハリつくで」と早速、アプローチを開始するが、果たして!?また、「君は顔小さいなぁ」と、多部さんを見てしきりに感心するさんまさん。しかし、多部さんは「おでこがメチャクチャ広いんです」と、おでこの広さがコンプレックスだと話す。すると、「ちょっと見せてみ」と食いつくさんまさん。追い詰められた多部さんが、赤面しながらもおでこを披露すると、さんまさんが強烈なひと言を言い放つ!?コンプレックスといえば、実は歌は苦手だったという多部さん。すでに『あやしい彼女』を観ていたさんまさんは、多部さんの歌声を賞賛するのだが、本人には女優としてのこだわりもあるようで…。そして、最近、アクセサリー作りに凝っていると明かす多部さん。お土産にアクセサリーの手作りセットを持参し、「イヤリングの片方をさんまさんに作って欲しいんです」とお願いする。さんまさんは「お土産って、そういうもんちゃうで~」と言いながらも、「世界に1つだけのイヤリング作ったるわ!」とだんだん乗り気に。多部さんのために、真剣にイヤリングを作るさんまさんは細かいビーズと悪戦苦闘することに。果たして、どんなイヤリングができ上がるのか、乞うご期待!「さんまのまんま」(ゲスト:多部未華子)は3月26日(土)13:56~関西テレビにて、4月3日(日)13:00~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月26日25日(金)放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に女優の多部未華子が出演する。同番組は毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪ねる旅バラエティ。今回のゲストには、韓国、中国で記録的大ヒットを記録したコメディを原作とし、4月1日(金)に公開を控える映画『あやしい彼女』で主演を務める多部さん。番組では、大好きだというアメリカのロサンゼルスを訪れる。19歳のときの旅行以来何度も訪れるほどロスが大好きになったという多部さん。今回の訪問では現地在住の友人と再会し、行きつけのお寿司屋でロサンゼルスならではのメニューを堪能するという。多部さんの意外な食べっぷりにも注目だ。またハリウッドスターの子息が経営する格闘技ジムでボクシングを初体験するほか、ショッピングや友人との女子恋愛トークも大盛り上がり。好きな男性のタイプを初めて明かすなど、普段は見せない意外な多部さんの素顔を垣間見られる30分になる。「アナザースカイ」は3月25日(金)23:00より日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2016年03月25日笑いたっぷりのドラマシーンと、生演奏による豪華な音楽ショーが行ったり来たり…。一世を風靡した『8時だョ!全員集合』をはじめ、かつてお茶の間を賑わせたいわゆる“バラエティショー”にいま改めてチャレンジするのは、「大人計画」主宰の松尾スズキさん。松尾さんといえば、社会のタブーに切り込むブラックな笑いが持ち味ですが…まさか、そのテイストがお茶の間に!?松尾さんと共にこれまで多くの作品を手掛けてきて、今作でも構成を務めた天久聖一さんにお話を伺うと、「たしかに『大人計画』といえばブラックな笑いを想像する人もいると思いますが、今回は安心してください。穿いてますよ(笑)。むしろ、それこそアンアンを読んでいるような女性が、家に帰ってお風呂上がりに、この作品を見て癒されるような…そんな“ハーゲンダッツ”感を目指しました。もちろん、各所にギミックを詰め込んでいたりはしますけど」あらすじは、多部未華子さん演じるコールセンターで働くOL・サチコが、ひょんなことからNHK近くにある「犬ぞり庵」という蕎麦屋の店長になる、というもの。お店の2階は下宿になっていて、一癖も二癖もある住人たちや、訪れるぶっとんだお客と関わりあうなかで、ラストでサチコがあるトラウマを乗り越え報われる「下町シンデレラストーリー」だそう。「お笑い芸人さんを起用せずに、役者たちとともに笑いを作っていきたいというのも趣旨でした。『大人計画』の面々はもちろん、大竹(しのぶ)さん、多部さん、栗原さんなど、松尾さんがこれまで培ってきた人脈も含めた集大成でもあります。それらをもって、NHKに打って出る!と(笑)。松尾さんも最近はテレビというメディアを通して、普段は劇場に来られない、例えば離島に住んでいる人や、お年寄りにも自分の笑いを届けたいと考えるようになったと話していました。そうして広く楽しんでもらえるように、エンタメ感たっぷりの、キラキラした雰囲気が出せていると思います。もともと松尾さんが大切にしている、笑いと音楽も活かしながら。といってもやっぱりおっさん2人が作っているので、古い旅館にある、よく見るとキラキラが混じった土塀のような感じですけどね(笑)。ゲストミュージシャンの、フジファブリックの山内総一郎さんが出てくる場面と、栗原類くんがある女性と何度となくキスするシーンも必見です(笑)」◇『恋は、アナタのおそば』出演者は他に、三宅弘城、池津祥子、皆川猿時、村杉蝉之介、平岩紙が。お茶の間全員が楽しめる、けれど松尾テイストもピリリと利いたコントショー。前日リハーサルのみで行った本番は、一発OKだったそう。3月30日(水)・31日(木)の2夜連続放送。NHK総合22:55~23:20◇あまひさ・まさかず漫画家、作家、アニメーション監督など多岐にわたって活動。『バカドリル』シリーズなど。’12年『生きちゃってどうすんだ』以降、松尾さん作品に多数関わる。※『anan』2016年3月30日号より。
2016年03月25日4月1日4月1日公開の映画『あやしい彼女』の公開直前イベントが24日、都内で行われ、主演の多部未華子をはじめ、要潤、北村匠海が出席した。本作は、2013年に公開された映画『謝罪の王様』の水田伸生監督がメガホンを執った多部未華子主演の"年齢詐称エンタテインメント"。見た目は20歳の女の子だけど中身は73歳のおばあちゃんという、異色のヒロイン(多部未華子)が巻き起こす人生のリセット劇を描く。多部は「ロケはすごく楽しかったです。歌にも初挑戦して、すごく楽しみながら撮影したので、その面白さが伝わればと思います」と満足げで、「とにかく楽しんで見ていただけたらうれしいです」とアピール。73歳の女性が20歳に戻るというストーリーにちなみ、この日は多部と要の20歳だった頃の写真が公開され、「モナリザ以来の美しさ!」と要から絶賛された多部は照れ笑いを浮かべながら「20歳の時は朝ドラ(2009年放送の『つばさ』)を撮っていました。20歳の誕生日は特別だから、スタッフさんやキャストの皆さんに祝っていただき、大衆居酒屋に行ったのを覚えています。ビールは飲めなかったのかな?梅酒とか女の人が好きそうなのを飲んだ気がしますよ」と20歳の頃を懐かしく振り返っていた。イベント後半には顔相学の専門家でもある池袋絵意知氏を招き、3人の73歳の再現写真を公開。北村と要よりもあまり変化が見られなかった多部だが、自慢のえくぼが消えており「目のシワとか首のたるみは今から気にしているので、これからなるべく保てるようにアイクリームと乳液を塗りたいなと思いました。これを見たら頑張らなければと思いましたね」とアンチエイジングに意欲。そんな多部の写真とは異なり、老化現象が激しかった要と北村の写真を見た多部は「リアルすぎて見たくない気持ちになってきましたね(笑)」と苦笑いを浮かべるも、要が気にしていた禿げ頭については「別に禿げていても気にならないと思いますけどね。志賀廣太郎さんとか全然可愛らしいじゃないですか!でも頭皮は見ちゃいますね(笑)」と男性陣とは異なる意外な反応を示していた。映画『あやしい彼女』は、4月1日より全国公開。
2016年03月25日女優の多部未華子が24日(木)、都内で行われた主演作『あやしい彼女』のイベントに出席。「20歳に若返った73歳の老女」を演じた本作にちなみ、専門家がシミュレートした“73歳の自分”の写真が披露され、驚きの表情を見せていた。多部さんは「目の周りのシワは、いまも気にしているので…。今日からアイクリームと乳液をたっぷり塗りたい」。イベントには共演する要潤、北村匠海が駆けつけ、こちらも“73歳”を想定した写真をお披露目。「髪の毛はあるみたいですね。もともと老け顔ですし」(要さん)、「これはヤバイ。ショックですね…」(北村さん)と未来の自分に悲喜こもごもだった。見慣れぬ写真館でポートレイトを撮影された下町のおばちゃん・瀬山カツ(73歳)が、外見だけが20歳に若返った姿に大変身。持ち前の歌声が注目され、歌手としてステージに上がることに…。二度目の青春を謳歌しながら、夢に恋に奮闘する。イベントでは20歳当時のリアル写真も披露され、多部さんは「成人式の写真ですね。ちょうど朝ドラ(『つばさ』)を撮っていた頃で。大人になったなあ」と照れ笑い。20歳の要さんは「仮面ライダーアギト」で仮面ライダーG3を演じており、当時子どもだった北村さんは「まさに世代なので、要さんご本人に会ったときは、『おー』っとなりました」と恐縮しきりだった。まだ18歳の北村さんが、小学生時代の写真を披露すると、要さんは「かわいい。こんなにタンクトップが似合う子どもはいない」と話していた。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日多部未華子が主演を務め、73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動を描く『あやしい彼女』。このたび、キュートな20歳の容貌とは裏腹に、中味は毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子揃ったおばあちゃんという、かつてない強烈なキャラクターに挑んだ多部さんの“衝撃”七変化画像が解禁となった。まるでオードリー・ヘプバーンのような(?)可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子。だが、その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、ときには熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女に、突如訪れた人生二度目の20歳。家族も名前も捨て去り、新たな人生をスタートさせた彼女の天声の歌声は、たちまち周囲を魅了していくが…。10代から女優としての道を歩む多部さん。本格的な連ドラ出演となった「山田太郎ものがたり」(’07/TBS)でテンションの高いヒロインに扮し、コメディエンヌとしての才能を発揮。昨年放送された「ドS刑事」(’15/NTV)では、悪人を好きなだけいたぶることができるという理由から刑事になった「史上最強のドS刑事」と異名を取る主人公を熱演し、注目を集めた。人気恋愛コミックの映画化『ピース オブ ケーク』などでも等身大の魅力をふりまき、異性からはもちろん同性からの支持も高い、愛され実力派女優として大活躍している。そんな多部さんが、さらなるコメディエンヌぶりを開花させたのが本作。スカーフを被り、あやしくも可愛い表情を見せたかと思うと、クルクルパーマ&おばあちゃんファッションで腰をグルグル回しながら満面の笑みでフラフープ!多部さん演じる節子が加入する前の「怪しい彼女」バンドの演奏に顔を歪ませてみたり、はたまたつまようじを加えながら睨みをきかせたり、さらに、ビックリ顔やくしゃくしゃ顔、なぜかフライ返しを持って怯え顔…と、コロコロ変わるキュートでコミカルな表情を披露する。とはいえ、撮影現場での多部さんは、本番が始まる前は至って物静か。しかし、いざカメラが回り始めると、スイッチが入りまるで別人に!『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』を始め、数々のヒットを連発してきた“コメディ映画のプロ”=水田伸生監督も、「笑いの間が完璧。何度テストを繰り返しても狂わないのは、天才」と、卓越した多部さんのコメディセンスを絶賛している。そんな最強のコメディエンヌ・多部さんの魅力を、スクリーンでも確かめてみて。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月15日笑福亭鶴瓶が注目の人物の素顔に迫る番組「A-Studio」の新アシスタントとして森川葵が就任し、TBS局内で囲み取材が行われた。森川さんは、釣瓶さんより「お前はなんか肝が据わっているし、大丈夫だ」と背中を押されたと明かし、「本当に少しだけですけど大丈夫なんだって思いました」と、バラ色の笑顔を浮かべた。森川さんが8代目サブMCとして初登場する4月1日(#357)と4月8日(#358)の収録の後、取材は行われた。収録直後の感想を尋ねられた森川さんは、「たくさんのお客さまが目の前にいて、釣瓶さんがいて、自分が何をしていいかわからなくってずっと緊張しっぱなしでした。今日、肩こりがひどくなった気がします(笑)」と言いながらも、ようやく一息ついた様子。#357のゲストは多部未華子、#358は坂口健太郎と俳優同士の競演となった。特に、坂口さんとは現在放送中のフジテレビ系ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で想いを寄せられる役として近しい距離にいる。バラエティで一緒になることについて、森川さんは「普段の姿を知っているので、人生をどういうふうに生きてきたかとかを聞くと、なんか知ってる坂口さんと知らない坂口さんが出てきて…。これ知っちゃっていいのかなって思ったり(笑)」と、ゲストの魅力を引き出していく番組だと語った。ちなみに、話を聞いてみたいゲストは「橋本愛」だそう。その理由を「同じ年なんですけど、橋本愛と仲が良いんです。一緒にいて、『どう育ったらこの落ち着きが出るの?』っていうくらいなので、橋本愛に関して知ってみたいなって思います。調べてみたいです」と、ラブコールを送っていた。森川さんの8代目アシスタント起用について、番組プロデューサーの酒井祐輔氏は「ドラマや映画の役柄で始末の悪い女の子を演じさせると抜群ですが、実際の森川さんはすごくやわらかく、ほんわかした佇まいで、このギャップが魅力です。誰かの言葉の受け売りではなくて、自分の言葉で自分の考えをしゃべる姿勢が素敵だなと思いました」と、新しい顔に期待を寄せた。森川さんがアシスタントを務める「A-Studio」はTBS系にて、4月1日(金)夜23時から放送。(cinamacafe.net)
2016年03月14日多部未華子主演作『あやしい彼女』のホワイトデー試写会が3月12日(土)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する北村匠海が登壇。2日後に控えたホワイトデーにちなみ、劇中で多部さん演じる大鳥節子が愛用しているようなスカーフをプレゼントするという企画が催され、会場から選ばれた幸運な女性は、北村さんに首にスカーフを巻いてもらい夢見心地だった。『あやしい彼女』は、見た目は20歳の女の子、中身は73歳のおばあちゃんという、誰もが一度は夢見る壮大な“人生リセット劇”を描いた驚異の年齢詐称エンタテインメント。北村さんは節子の歌声に惚れ込み、ともにバンド活動をする瀬山翼役を爽やかに好演している。今回、試写会に集ったのは公式Twitterで当選したラッキーな200名。9割9分女性ファンで埋め尽くされた中、北村さんは緊張の面持ちで登場。「お客さまからの質問コーナー」と題され、観客が北村さんに次々と映画の質問を投げかけた。作品内で白塗りの顔を披露する北村さんは、その感想を聞かれて「バンドシーンはたくさんあったんですけど、一番楽しかったです。白塗りすると我を忘れられるというか。常にどや顔でした(笑)。振り切らないとやっていられなかったので、自分の殻を破って頑張りました」と、満足気にほほ笑んだ。映画出演にあたっての質問が飛ぶと、水田監督の過去作を何度も見返したと語った北村さん。「コメディが初めてだったので、過去の作品をめっちゃ見ました。中でも『謝罪の王様』の岡田将生君(の役)がしっくりきたので、考えながら芝居しました」と詳細に役作りについて説明し、集まった観客とのやり取りを活発に楽しんでいた。最後に、スカーフ贈呈のプレゼント企画が発表されると、会場は黄色い声で埋め尽くされた。しかし北村さんは「知ってる人も多いと思いますが、そういうの、すごい苦手なタイプなんで…察してください(笑)」と緊張しきりで、当選した女性を前に恥ずかしがりながらたどたどしくスカーフを巻いた。無事に巻き終わると、「顔が熱いです」と照れて耳まで真っ赤にしており、その姿もまた「かわいい」「かっこいい」と女性ファンの心をつかんでいた。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年03月12日多部未華子がキュートなコメディエンヌとなり、水田伸生監督ら『謝罪の王様』のスタッフとともに贈る“年齢詐称”エンターテインメント『あやしい彼女』。このほど、“見た目は20歳、中身は73歳”の多部さん演じる“あやしい彼女”の孫役、北村匠海の場面写真が一挙に到着。「DISH//」でのキラキラぶりとはまるで違う、メタルバンド「KISS」風の衝撃ビジュアルとなっていることが分かった!可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子。だが、その容姿とは裏腹に、口開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、ときには熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったのだ。“こうなったら、とことん好きなように生きてやる!”彼女は歌に恋にと二度目の20歳を満喫していくが――。誰もが一度は夢見たことのある“人生リセット劇”のヒロインを演じるのは、若き実力派にして愛され女優NO.1となった多部さん。クルクル変わる表情で一流のコメディエンヌぶりを発揮したかと思えば、往年の名曲からオリジナル曲まで歌い上げ、観る者を魅了。さらに、多部さんと二人一役の倍賞美津子をはじめ、小林聡美、要潤、金井克子、志賀廣太郎と多才なキャストが勢ぞろいし、一見、奇想天外だが温かな物語を盛り上げている。そんな中、“ネクストブレイク”CMとして名高い「JR SKISKI」のCMで山本舞香と平祐奈の2人から想いを寄せられる男子として登場し、2016年は俳優業に引っ張りだこなのが、ダンスロックバンド「DISH//」のメインボーカル&ギターでもある北村匠海。『DIVE!!』(’08)で映画初出演して以降、音楽・映像それぞれのフィールドで活躍を重ね、2013年には「DISH//」としてソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビューも果たした。また、同年には『陽だまりの彼女』で主人公の中学時代を好演し話題に。今年は『信長協奏曲』(公開中)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(公開中)、『ディストラクション・ベイビーズ』(5月21日公開)と話題作への出演が続き、注目度が急上昇中。本作では、バンドに夢中なカツの孫・瀬山翼を演じており、ギタリスト役として演技のみならず自身のギターの腕前も披露。だが、届いた劇中画像では、メタル風メイクをした衝撃の姿が!これは節子(多部さん)がバンドメンバーに加わる前に、ノイジーな楽曲で活動をしていたころの翼の写真。白塗りに目の周りを黒く塗りつぶし、ハードロックな衣装に身をまとったそのビジュアルは、まるで伝説の生きるバンド「KISS」を彷彿とさせている。好青年のイメージが強い北村さんだけに、この振り切れたビジュアルは必見だ。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日女優の多部未華子が、初共演の倍賞美津子と"二人一役"を務める映画『あやしい彼女』(4月1日公開)で演じる大鳥節子の歌唱シーンを収めた映像が9日、公開された。本作の主人公は、73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手の夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。笑いや人間ドラマと共に、本作で重要なものとして位置づけられているのは、音楽。劇中では、「見上げてごらん夜の星を」などの60年代の名曲が多く登場し、全ての楽曲を多部が熱唱している。多部が本作の主演に抜てきされた理由の1つは、水田伸生監督がたまたま観劇した舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~2014』でその生歌を聴き、「彼女ならいける」と太鼓判を押したからだという。しかし、当の多部自身は歌に対して大きな苦手意識を持っていたため、撮影前にスケジュールを練って、3カ月の音楽特訓を敢行。その成果も実り、劇中楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史氏に「まるで別人のよう」と評されるまでに成長。要潤をはじめ、共演者からも絶賛を受けた。公開された映像は、バンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、ザ・フォーク・クルセイダーズのカバー「悲しくてやりきれない」を披露するシーン。ムードのあるスタジオで、自身の長い人生を重ね合わせながら歌う節子の姿が捉えられており、その透き通った歌声は、ゆるやかなバンドサウンドの中でもよく響き、歌詞も相まってセンチメンタルな感情を際立たせている。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2016年03月10日韓国や中国で大ヒットとなった『怪しい彼女』を、多部未華子主演でリメイクする『あやしい彼女』。この度、本作にて多部さんが熱唱する特別映像が到着した。可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部さん)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体、実は73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春。突然若返った彼女は、髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタート。そんな彼女の天性の歌声は、魂を震わせたちまち周囲を魅了。イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビューを果たすのだ。長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子。そんな彼女が最後に気づく大切なものとは――。韓国のオリジナル映画『怪しい彼女』をはじめ、中国、ベトナムに続く4度目のリメイクとなった本作。主人公の“超絶あやしい20歳”節子を演じる多部さんを筆頭に、節子の本来の姿・カツ役を名女優・倍賞美津子が演じ、そのほか要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美ら共演陣が映画を盛り上げている。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語だが、本作のもう1つの重要なファクターとなるのが音楽。「見上げてごらん夜の星を」「真赤な太陽」「悲しくてやりきれない」と、世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たちが登場し、これらの楽曲を劇中で多部さん自身が熱唱しているのも最大の見所だ。今回解禁された映像は、その多部さんが熱唱するシーンのな中でも多部さん率いるバンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、「ザ・フォーク・クルセイダーズ」の「悲しくてやりきれない」のカバーを披露するシーン。節子が、自身の人生を重ね合わせ歌う姿と、歌への苦手意識などみじんも感じさせない自信にあふれた力強くも切ない歌声は、現場スタッフだけでなく、観る人すべての心にしみわたるよう。多部さんの主演への抜擢は、本作で監督を務める水田伸生がたまたま観劇した舞台「キレイ~神様と待ち合わせした女~2014」で多部さんの生歌を聴き、“彼女ならいける”と太鼓判を押していたからだという。しかし、多部さんは歌に強い苦手意識を持っていたため、撮影前の多忙なスケジュールの中、3か月もの音楽特訓を敢行。練習に練習を重ね、劇中歌プロデュースとして楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史に「まるで別人のようになっている」と評されるほどに成長していた。撮影現場では、要さんはじめ共演者からも絶賛されている。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月09日多部未華子が“見た目20歳、中身73歳”の訳ありな主人公を演じる映画『あやしい彼女』の公開前に、天性の歌声を持つ主人公が、名曲『悲しくてやりきれない』のカバーを披露する劇中シーンが公開になった。その他の画像/多部未華子が歌う映像映画は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが、もう一度、人生を謳歌しようと名前を変え、家族も捨てて新たなスタートを切ろうと奮闘するヒューマンコメディ。戦中生まれの下町育ち。早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた主人公は、若返った自分を見て「こうなったらとことん好きなように生きてやる!」と決意。髪型も服装も変えて、バンド活動する自分の孫と歌ったり、新たな人生を満喫していく。そんなとき、孫と組んだバンド“怪しい彼女”がネットで話題になり、新人を発掘する音楽プロデューサーの目にとまる。このほど公開になった劇中シーンは、音楽番組に出演することになった主人公がザ・フォーク・クルセイダーズの『悲しくてやりきれない』を歌う場面だ。多部が本作の主演に抜擢された理由のひとつは、本作のメガホンを執った水田伸生監督が、2014年に観劇した舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~』で多部の歌声を聴き、「彼女ならいける」と確信を持ったことだといい、多部は映画の撮影前に3か月もの音楽特訓を敢行したという。劇中では『悲しくてやりきれない』のほかにも『見上げてごらん夜の星を』『真赤な太陽』など60年代の名曲や、オリジナル曲を歌うシーンが登場する。『あやしい彼女』4月1日(金)より全国ロードショー
2016年03月09日