-------------------------------------------大学1年生のみなさん! 「大学デビューのホントのところ」、知りたくないですか? 本連載は、かつて大学デビューに半分成功・半分失敗したトミヤマユキコ(ライター・大学講師)と清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)が、過去の失敗を踏まえ、時に己の黒歴史を披露しながら、辛く苦しい学生生活を送らないためのちょっとした知恵をお授けする。そんな連載です。-------------------------------------------○「なんでもできそう」の罠12月です、師走です。師=教員も大忙しのシーズンですが、学生だっていろいろと忙しいですよね。クリスマスや年末年始のお楽しみで忙しいだけでなく、この時期は、2年生からの専門課程をどうするか決めねばならない大学が多いため、そっちで頭を悩ませているひともいるハズ。ということで今回は、失敗の少ない進級の仕方について考えてみたいと思います。AコースとBコースの2択です、ということならわりと話は早いのですが(それでもかなり悩むとは思いますけど)、5つも6つも選択肢があると、当然一発では決められなくなってきますよね。「やりたいこと」がハッキリしていない学生ほど、悩む時間も長引いてしまいます。その結果「なんでもできそう」なコースの人気が高くなるわけですが、これは大いなる罠です! 気をつけて!「やりたいこと」がまだよくわからないから、いつか「これだ!」となったときに、なんでもやれるような、いろいろなジャンルの学問が学べるマルチなコースにいれば安心……その気持ち、痛いほどよくわかります。実際、マルチなコースの人気は年を追うごとに高まってきています。○「なんでもできそう」は「なんにもできない」しかし「なんでもできる」は、かなりの確率で「なんにもできない」と直結しています。たとえば、和洋中なんでもあるバイキング(ビュッフェ)を想像してもらいたいんですが、あれって結局、料理がどれだけ美味しくても、自分で皿に盛りつけた瞬間から素人感丸出しのゴチャゴチャプレートになっていくじゃないですか? なにこれ、エサ? みたいな感じになってるひと、いっぱいいますよね?あれをキレイに盛りつけるには、相当のセンスと鍛錬が必要。それと同じで、マルチなコースを選択するのであれば、それを使いこなすだけのセンスが学生の側にないとダメなんです。そして、いまの時点で「やりたいこと」が見つかっていないようなぼんやりさんは、たいていそのセンスを持っていない!……となると、マルチなコースには、一部のセンスある系学生と、その他大勢のぼんやりさんが集まってくるのであって、そこで繰り広げられるのは、センスある系学生の台頭と、彼らを見て劣等感を募らせるぼんやりさんの凋落。この格差をみることほど、教員にとって辛いことはありません。だから言いたい。ぼんやりさんこそ偏っておけ! と。バイキングよりもまずはフレンチのコースだけをがんばって食べなさい! と。じつはわたし自身、過去に苦い経験をしているのです。学部生のころ(法学部でした)、なんとなく偏りの少ないコースにいたほうがいいだろうと、自分では賢い選択をしたつもりで民法コースに進み(憲法や刑法はマニアックというイメージが支配的だったため)、その中でもさらに柔軟性が高いことで知られるゼミに入ったのですが、もう柔軟性が高すぎて、「○を極めました」と言えることがなにひとつない!いや、副幹事長として運営とかは相当がんばった……コミュ力もアップした……それは嬉しいけど、でもそれって、ほかの場所にいてもできたことだし、もはや学問関係ないんですよね。いまから考えたら著作権法のゼミとかに入っておくべきだったとわかるのですが、後の祭りでございます(泣)!○ぼんやりさんこそ偏りが必要他のことならともかく、学問に関して、最初から「浅く広く」ができる学生は、そう多くありません。就職への不安などから、ついあれこれ学べるコースに惹かれてしまいそうな時こそ、そうした環境を本当に使いこなせるかどうかを己に問うてみてください。そして、ぼんやりさんに偏ってみることをオススメする理由がもうひとつあります。それは、一回がっつり偏っておいたほうが、本当にやりたいことを見つけやすいということ。ここでいう「偏る」とは、ある系統だった学問領域について専門的に学んでゆくことを指していますが、その過程でかならず「これ向いてる!」「これ無理!」と思う瞬間が出てきます。向いてることに気づけたら、儲けもの。そして無理なことに気づくのも、とてもいいことです。何が好きで、何が嫌いか、何が得意で、何が苦手か。得意を伸ばす方がいいのか、苦手を減らす方がいいのか……こうした自己分析はすべて「とりあえず偏ってみる」ことでしかはじめられないのです。偏るとか、ある一定の型に嵌められる、というのは、抑圧されることです。しかし、抑圧があってこそ、そこから自由になろうとする強い心が育まれると、わたしは言いたい。キツすぎて病んじゃうほどの抑圧からは全力で逃げるべきですが、筋トレだと思えるレベルの抑圧については、引き受けておくに越したことはありません。たぶん、みんな将来が不安なんだと思います。だから自分の中にいくつもの可能性を持っておきたいんだと思います。しかし、偏ることをむやみやたらと恐れるひとより、己の偏りを知り、得意分野ではバリバリ活躍して、苦手分野では誰かに頼ることを恥ずかしがらないひとの方が、重宝されるし、愛されます。なぜ愛されるのか? それは「偏り」というのが「個性」の別名だからです。学生としてどんな偏りを身につけられるか、いかに面白く&チャーミングに偏っていくか。そこを考えることが何より大切なのではないでしょうか。トミヤマユキコライター・大学講師。「週刊朝日」「文學界」でブックレビュー、「ESSE」「タバブックス」でコミックレビューの連載を持つライター。早稲田大学などでサブカルチャー関連講義を担当する研究者としての顔も持っている。「パンケーキは肉だ」を合い言葉に、年間200食を食べ歩き『パンケーキ・ノート』(リトルモア)にまとめた。Twitter @tomicatomica清田隆之/桃山商事1980年、東京生まれ。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける"恋バナ収集ユニット"「桃山商事」代表。男女のすれ違いを考えるPodcast番組『二軍ラジオ』を更新中。雑誌『精神看護』やウェブメディア「日経ウーマンオンライン」「messy」などでコラムを連載。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。Twitter @momoyama_radio
2015年12月09日森永乳業は31日、「大学いも風アイス」を発売する。○大学いもとごまの味わい同商品は、九州産のさつまいもを使用した大学いも味アイスを、黒煎りしたゴマをトッピングした大学いも味チョコでコーティングしたバーアイス。アイスとコーティングチョコの甘さの大学いもの風味と、香ばしい黒煎りゴマの風味とプチプチとした食感が楽しめる。主要売場はスーパーマーケット、CVS、一般小売店。内容量は50ml×5本。オープン価格(店頭予想価格250円前後・税込)。
2015年08月30日世界の大学の順位付けを行ういわゆる「世界大学ランキング」は、さまざまな企業や大学、政府などが作成し、公表しているが、中でも総合的な大学のランキングとして世界トップクラスとして認識されているのが、英国の世界大学評価機関Quacquarelli Symonds(QS)が毎年公表する「QS世界大学ランキング(World University Rankings:WUR)」だ。しかし、こうした大学ランキングは、なにをどうやって採点、格付けされ、順位づけされているかは、該当する大学自身も良くわかっていないことが多い。そうした現状を踏まえ、2014年12月17日、都内で「第1回 大学研究力強化ネットワーク・カンファレンス」が開催され、QS AsiaのCEOを務めるMandy Mok氏がQS大学ランキングならびにQSアジア大学ランキングがどのような評価で順位づけされるのか、について日本の大学関係者などに説明を行った。○6つの評価指標で構成される「QS世界大学ランキング」世界3500超の大学を対象としているQS世界大学ランキングの評価は有識者からの評価が50%、各種データからが50%となっており、その内訳としては、他大学の教授・研究者といった関係者からの評価が40%、企業人事などの採用権限を持つ人がどういった人を採用したいか、という点10%、そして教員単位の引用論文数と学生1人あたりの教員比率、外人教員の比率。留学生の比率で構成で構成される。評価指標項目:配分研究者による評価:40%雇用者の評価:10%学生1人あたり教員比率:20%教員1人あたり論文引用数:20%外国人教員比率:5%留学生比率:5%ちなみに、各教育機関からの回答率としては日本は35%で非常に悪いとするほか、米国、欧州の圏内では企業評価の比率が多い一方、韓国はまったくなく、日本は35位という位置づけになっているという。では、医科系のみの大学などの特殊な事業がある場合の評価はどうなるかというと、「現実的な話をするとQSやQSのパートナーが開催したセミナーの参加者リストなどに基づいてアンケートを送っているほか、そうした参加者にさらに関係者を紹介してもらって、改めてQSから連絡を行っている。たとえば雇用者として医療機関は企業ではないという見方もあるが、日本の場合、そもそも雇用主からの回答率自体が悪く、日本全体のランキングの向上を目指すのであれば、そうした企業側に対するアプローチなども必要だ」と同氏は説明する。○世界大学ランキングとは評価ポイントが異なる「QSアジア大学ランキング」一方の「QSアジア大学ランキング」も評価の比率は「QS世界大学ランキング」と同じかというと、実は異なっている。雇用者の評価10%、学生1人あたりの教員比率20%、外人教員の比率5%、留学生の比率5%は変わらないが、他大学の教授などの評価が30%と低くなり、教員1人あたり論文引用数がない変わりに、教員1人あたりの論文発表数15%、論文1件あたりの被引数15%が加えられている。評価指標項目:配分研究者による評価:30%雇用者の評価:10%学生1人あたり教員比率:20%教員1人あたりの論文発表数:15%論文1件あたりの被引数:15%外国人教員比率:5%留学生比率:5%○大学のランク付けを星付けでも実施QS世界大学ランキングは6つのカテゴリでの評価だが、これとは別に細かな評価をしてもらいたいというニーズに合わせたサービスとして、星付けによる評価も行っている。最高「5つ星+(☆☆☆☆☆ PLUS)」までの格付けがさまざまな分野でなされるこの仕組みについて、同氏は「ランク付けされたくないと思うかもしれないが、グローバルの評価基準をもとに、協定校の提携を行いたいと思っても、海外から見た大学の評価はなかなか難しいものがある。このランク付けの意味としては、例えば、留学生が希望の大学を調べたりするときに、世界の統一基準としての1つの目安として使ってもらうことなどが考えられると説明する。ちなみに、やはり世界大学ランキング上位の大学は星の数が多いところが多いという。ただし、カテゴリごとの評価となるので、例えば「教育」については星5つだが、「国際的」という面では星3つ、ということもあり、そうした大学は教育分野で星5つ、という点をアピールしたブランディングを推し進める戦略を展開しているという。なお同氏は、QSそのものについて、単なる格付けを行う企業というものではなく、そうした格付けをもとに、大学や研究機関にブランディングを提供する企業である、と説明しており、世界に日本の大学をアピールして、存在感を増していくための手助けができれば、としていた。
2015年02月18日「大学全入時代」―。大学入学者は毎年約60万人、進学率は50%に上っています。一方で問題となっているのが中退者の増加。大学入学者の10人に1人が退学しているとも言われ、「大学を辞める」はもはや珍しい話ではありません。そこで気になるのが中退者の「その後」。彼らはどこに“居場所”を見つけ、どう人生をリスタートしているのでしょうか。今回はこの問題に詳しい日本大学通信教育部の栁川浩昭氏に中退者を取り巻く現状についてインタビュー。実際の中退経験者にも登場していただき、退学の理由や現在の生活についてお聞きしました。○退学者が増えている背景は?――昨年9月に文科省が発表した2012年度の大学、短大、高等専門学校の中退者は7万9,311人で、前回調査(2007年度)よりも約1万6千人増えています。大学入学者に限って見ればその10%が中退しているとも言われていますね。栁川氏「基本的な背景に『誰でも(大学に)入れる』ということがあるのではないかと思います。偏差値教育だから、やりたいことよりも入れる大学を優先してしまう。安易な選択と言ったらいいでしょうか。その結果、入学しても『想像とは違う』ということになってしまう」――そうした中退者はそれからどうしているのでしょうか。栁川氏「中退者の『その後』を具体的に調査したデータはありませんが、おそらく多くは就職するか、他大学に移り学歴を繋げていくか。専門学校や資格取得の学校に行く人もいます。もちろんニートになってしまうということもあるとは思いますが。ただ、大学との『不一致』が理由で辞めた場合はやはり学歴を繋いでいく方向を考えるケースが多いようですね」○通信教育課程に「通う」という選択――日本大学通信教育部には他大学からの入学・編入学は多いのでしょうか?栁川氏「はい。2014年度の本学への入学生は約1,800人いましたが、そのうち他大学の中退者は約180人でした。本学の場合、入学生の中には教職などの資格取得を目的にした学生も多いので、卒業を目指す入学者の中での他大学中退者の割合は2割近くになり、毎年増えている状況です」――どんな理由で貴校を選ばれる方が多いのですか。栁川氏「日大通信教育部では通信学習、スクーリング、メディア授業といった学習方法を提供しているのですが、他大学中退者の多くが『昼間スクーリング』を選んでいます。通信教育課程の校舎を持つ本学ならではのもので、キャンパス生活を楽しむことができる。そこに魅力を感じて入学する学生は多いようです」○自分で決めた道だから頑張れる――中退経験者の内藤さんにもお話を聞きたいと思います。内藤さんは現在日大経済学部経済学科通信教育課程の3年だそうですが、以前は?内藤さん「はい。大学の国際関係学部に3年まで在籍していました。実際に通っていたのは2年の8月までです。入学したばかりのころからずっと『大学を辞めたい』とは言ってはいたんですが……」――どうして辞めたいと?内藤さん「付属高校から推薦で入ったこともあって、特に勉強したいこともなく流れで入っちゃったという感じでした。その大学でもいろいろあって人間関係でつまずいたり。『あぁうまくいかないなあ』と。親には反対されましたが、何度も話し合って退学を許してもらいました」――退学後の進路は自分で?内藤さん「はい。自分自身がどうしたいのか、じっくり考えました。ふつうの大学に入りなおすよう親には言われましたが、同じような環境はもう嫌だったんです。そこで母が今の大学のことを調べてきてくれて。ここで止まったらいけないと思い、入学を決めました」――入ってみてどうでしたか。内藤さん「普通の大学と一番違うなぁと思うのは、集まっている学生の年齢や経歴がいろいろなところ。ただみんな勉強がしたくて学校に来ている感じでとても意欲的でまじめです。社会人経験者も多いので、就職のこととか、会社のこととかそういったことも相談できる相手がいるのもいいですね。そんな勉強仲間に囲まれているせいか、以前に比べ積極的になったし、昔からの友人には『明るくなった』とも言われます」――大学3年といえばいよいよ就職活動ですが。卒業後は?内藤さん「手に職を持ちたいという気持ちもあり、資格を取得したいと思っています。興味があるのは社会福祉士です。自分自身つまずいて悩んだ時期があるので、同じように悩んでいる人を助けられるような仕事をしたいと思っています」――最後に中退したことについて今はどう考えていますか。「良かったと思っています。無理して前の学校に通って卒業できたとしてもその先でつまずいたと思いますから。自分で考え直して、自分で決めた道なので、勉強にも意欲的になったし、いろんなことに積極的になれました。自分に自信が持てるようになりました。これから就職活動もありますが、就職支援もしっかりしてくれるので心強いですね」大学入学者の1割が中途退学している今の状況、あなたはどう思いましたか?決して他人事ではないと思われたのではないでしょうか。取材協力:日本大学通信教育部昼間・土曜・夏期・夜間・東京・地方スクーリングにより,仕事との両立を考えている方にも,通学をメインにして単位を修得したい方にも,自分のスタイルにあわせたスクーリング受講が可能。ウェブサイトはこちら。
2015年01月30日日経BPコンサルティングはこのほど、大学Webサイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価した「全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2014-2015」の結果を発表した。○富山大学は文字のコントラストを高めてさらに読みやすく同調査の対象となったサイトは、全国の国立大学67校、公立大学18校、私立大学126校。審査項目は、Forrester Research Inc.(米国)が開発したサイトのユーザビリティ診断ツール「ウエブサイト・スコアカード」をベースとして行った。調査期間は7月22日~9月25日。総合スコア・ランキング1位は、富山大学(国立)だった。同大学のサイトは2008年から常に同調査のトップ10に顔を出すユーザビリティの高さに定評のあるサイトとなっている。今年は文字のコントラストを高めて読みやすくするなど、弱視の人にも配慮したことでさらにスコアを伸ばした。2位は山口大学(国立)で、190位から5位に一気にランキングを上げた。3位には前回2位の大阪府立大学(公立)が入っている。前回1位の福岡工業大学(私立)は8位、同3位の岡山大学(国立)は17位にそれぞれ順位を下げた。○帝京平成大学は155位から21位にアップ大幅にランキングを上昇させた大学は帝京平成大学(私立)で、前回の155位から21位に上昇した。サイト内検索への対策を施したり、サイトロゴを分かりやすく表示したりするなど、サイト内の地道な改善が高評価につながっているようだ。茨城大学(89ランクアップ)、室蘭工業大学(80ランクアップ)は、ナビゲーションページを中心としたページの改善により総合スコアを大きく伸ばしている。また、スマートフォンで大学サイトを検索し、「スマホ対応ページ」にスムーズにアクセスできた大学は5割だった。私立と国公立の別で見ると、私立は6割に達しているのに対して、国公立は3割にとどまっている。
2014年11月06日文部科学省(文科省)は9月26日、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し日本の大学の国際化を牽引する大学など、国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することで、日本の高等教育の国際競争力を強化することを目的とする「スーパーグローバル大学創成支援」の支援先として37大学を選定したと発表した。同支援は、日本が今後も発展していくために必要な、大学の国際競争力向上と、多様な場でグローバルに活躍できる人材の育成に向けたもので、104の大学から109件の申請があったという。それを文科省の有識者委員会であるスーパーグローバル大学創成支援プログラム委員会が審査し、最終的に37校(37件)が採択されたという。支援形式は2種類あり、1つが世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を支援する「トップ型」で、東京大学や東北大学などの国立大学11校ならびに慶應義塾大学、早稲田大学の私立2校の計13校が選ばれた。一方のこれまでの取組実績を基にさらに先導的試行に挑戦し、日本社会のグローバル化を牽引する大学を支援する「グローバル化牽引型」には千葉大学や岡山大学、熊本大学などの10の国立大のほか、会津大学、国際教養大学の公立大2校、芝浦工業大学や明治大学、立命館大学などの私立大12校の合計24校が選ばれた。なお、文科省では平成26年度予算として77億円を設定。交付される支援額は大学で異なるが、標準額はトップ型が4億2000万円、グローバル化牽引型が1億7200万円となっており、海外の大学との連携費用などに利用される予定だという。
2014年09月26日学校法人近畿大学は3日、サントリーグループのダイナックと連携し、「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」を出店すると発表した。同店は、近畿大学が卵から成魚まで一貫して養成したクロマグロ(本マグロ)である「近大マグロ」を中心に、近畿大学水産研究所で養殖した魚と和歌山県産の食材に特化したメニューを提供する、生産者発信型の養殖魚専門料理店。「近大マグロ」は、完全養殖を含む人工ふ化のクロマグロで、クロマグロの完全養殖は2002年に近畿大学が世界で初めて成功。現在も同大学のみが有する技術となっている。代表的なフードメニューは「近大マグロの三種盛り」「近大完全養殖選抜刺し盛り」「紀州うめとりのから揚げ山椒タルタル」、ドリンクメニューは「和歌山ハイボール(角瓶+甘露梅+梅酢)」など。刺し盛りには、同大学を卒業した魚の証として卒業証書を添える予定とのこと。開店日は、2013年4月下旬を予定。所在地は、大阪府大阪市北区大深町のうめきた先行開発区域 グランフロント大阪・ナレッジキャピタル6階フューチャーライフショールーム。店舗面積は66.20坪、席数は約100席となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日ナイキは今年の駅伝シーズンに向けて、ランニングプロダクトの提供やサポートを行ってきた東洋大学、駒澤大学、早稲田大学、城西大学、神奈川大学の5大学をモチーフにしたランニングアパレル&フットウェアコレクション「EKIDEN COLLECTION」を発表した。今回展開されるコレクションは、各大学のカラーをモチーフにした”ランニング”や”たすき”などをデザインインスピレーションに、最新テクノロジーを搭載したプロダクトとなる。アパレルでは、優れた通気性と軽さ、耐久性を実現した「ナイキ EKIDEN ベイパージャケット」を展開。シューズは、日本人トップアスリートからのフィードバックを反映して設計・開発を行ったエリートレーサー向けのマラソンシューズ「ナイキ ズーム スピードレーサー 4 AP」や、レーシングモデルの「ナイキ ルナスピード ライト+ AP」、人間本来の足の力を鍛えるために開発されたトレーニングシューズ「ナイキフリー4.0 V2 AP」を各大学のカラーリングで展開する。ナイキ スポーツウェアからは、ビンテージ加工を施したフーディやTシャツ、フットウェアも展開する。「EKIDEN COLLECTION」は10月よりナイキ原宿などで販売を開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日東洋大学は6月17日、大学進学を考えている高校生を対象とするイベント、「“学び”LIVE授業体験」を開催する。同イベントは、高校生自身に100講座から興味のある授業を選んでもらい、自由に体験してもらおうというもの。実際の大学の授業を通じ、自分に向いている学問、学びたい学科を発見できる機会として、毎年大盛況となっており、昨年は約2,500人が参加したという。2013年4月に開設予定の食環境科学部(板倉キャンパス)や、文学部の既存哲学系2学科を再編して誕生する東洋思想文化学科(白山キャンパス)のほか、各キャンパスに学科別個別相談会や教員・在校生ブースを設置し、東洋大学の特徴や雰囲気を体感できる。日時:2012年6月17日(日) 10:00~ ※事前予約不要、入場無料 ■白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20)文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際地域学部、イブニングコース ■朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市岡48-1)ライフデザイン学部 ■川越キャンパス(埼玉県川越市鯨井2100)理工学部、総合情報学部 ■板倉キャンパス(群馬県邑楽郡板倉町泉野1-1-1)生命科学部、食環境科学部(※2013年4月開設予定) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日