産育休から復帰したママ社員から突然の退職届。あなたが上司ならどう感じるでしょうか。ここでは、退職経験のあるママたちへのインタビューをもとに、どのような理由で退職を決意したかを紹介していきます。前編に続く今回は、職場環境や子育てをする上での社会インフラに絞ってお話をしていきます。○会社や周囲のこういうサポートがあれば……そもそも、子育てしながら働く大前提であるはずの制度が整っていない会社がまだ多くあり、制度を整えてほしいという声が目立ちました。声が上がっていたのは、フレックスや在宅勤務制度、サテライトオフィスでの仕事や各種子育て支援制度です。今回ヒアリングしたママは偶然なのか、すべて2人以上のお子さんがいらっしゃる方ばかり。子どもの人数が増えれば増えるほど、制度に柔軟性がないことによる負担は重くなることを証明しているようにも思いました。また、この次に多かったのは、時短制度の取得により、やりがいのある仕事から外されてしまい、モチベーションが低下したという声です。時短ということだけですべての評価が下がり、仕事で活躍したくても、挑戦させてもらえない、発言力が弱くなるといったことから、モチベーションが徐々に落ちていった。そして、何のために働いているのか、わからなくなった、という悪いスパイラルにはまった末に……というわけです。もちろん、自ら環境や周囲に期待するのではなく、目標に向かって自ら状況を打開して行動できる真の自立型人材になるという「自律型モチベーション」という考え方もあります。しかし、そうはいっても自分だけの心の持ち方では立ち行かない部分をどうケアできるのか、職場環境の重要性を感じました。○子育てをどうするか次に、筆者自身も課題認識しているのは、子育てしながら働く環境を支える社会インフラです。ママたちの問題意識であがってきたのは、特に小学生以上の子どもたちに対するケアの問題です。遅くまで預かってくれていた保育園とは異なり、小学校に入ると学童保育や塾以外の選択肢がほぼありません。さらに、その質や安全体制にも疑問を抱くママも。また、学童に行きたがらなくなったときに、どこに居場所を求めるのか。受験も視野に入れながら塾に通わせる以外の選択肢は多くはありません。現代では、公園も安全で思い切り楽しめる場所ではなくなってきています。多感な時期に子どもたちをどのようによい環境で育めるのか、日本の未来にかかる問題にもかかわらず、対応が追いついていないのが現状です。このように、子育てしながら働き続けるためにはママ自身の努力次第、とは言い切れない厳しい側面があります。さらに、実際にはママもさまざまで、やりがいや社会への貢献性を考えている人と、そうではない人にもわかれており、企業側も見極めが難しい点もあります。それ以外にも、社会インフラや社内制度を整えることには時間がかかる側面もあります。ただ、周囲がよく本人を観察して、対話を重ねながら伸びたいと思っている人材をどう見つけて、頑張れるケアをするのか、というのは今後企業が生き残るための分かれ道になるといっても過言ではないのではないでしょうか。頑張ればよいというわけではなく、目標を一緒に設定し、期限を決めて、できなかったときにどうするかを決める。頑張ることだけにフォーカスするのではなく、成果も問うような厳しさも盛り込みながら、温かくサポートするような環境の整備が求められているように思います。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年10月07日「一身上の事情により、○月末をもって退職します」この言葉を上司に伝えるのは一生で数えるほどしかないはず。でも、伝えるまでに相当悩み、考え、次のステップへの不安も抱えながら思い切って伝える方がほとんどでしょう。今回は、「育休から復帰して働いていたママが辞めるとき」がテーマ。辞める決意をした、辞めた経験のあるママたち数名にインタビューしてみました。その理由はさまざまですが、インタビューにより、日本社会で子育てしながらフルタイムで働くママたちの行く手を阻むいくつかのポイントが見えてきました。そのポイントは3つ。ママ自身の努力でどうにかなること、周囲のサポートが必要なこと、社会システムによる支援を必要としていることの3つです。今回は後半の2つについて理由を分析しながら、ママたちが働き続けるためのよりよい姿を考えていきます。ママたちの心の声に耳を傾けながら、それぞれ読み手の立場でできること、次へのアクションのヒントとしてお役立てください。○ママの声を聞いてみて感じたこと「これから30年のキャリアを考えた時に、新しい働き方を見つけたいと思った」「有休を取らない風土の中、子どもの病気などで休むことへの視線がつらかった」「『母、女性、主婦』としてのあり方と、会社が目指している方向がずれていた」「フルタイム勤務の男性や女性のほうがやりがいある仕事へアサインされていくのを見てるうちに、モチベーションが低下した」「子どもをお金を出してまで預けて働く理由が見えなくなっていた」これ以外にも多くの内容がありましたが、一部を除き、全体的に読んでいて心が空虚になるようなコメントが多く、会社を辞めるにいたる「事実」としてしっかり見つめる必要があると感じました。それぞれ、辞めた後はフリーランスになったり、一部業務委託を受けながら起業を目指したりと、さまざまな新しい働き方を選んだママたち。会社や組織風土によるしがらみから解放されて、ある程度自由があり、自分自身が価値を見いだせる分野で存分に実力を発揮できることで表情も明るくなっていて、それはそれでよかったようにも思います。もちろん自分自身でやっていく決意を固めるわけで、稼ぐのは自分次第となり、独立に伴う責任は大きくはなります。一方で企業側の視点に立つと、貴重な人材を失うという大きな痛手にもなっている可能性があります。どこでボタンの掛け違えが生じたのか、その原因を探ってみたいと思います。続く後編では、職場環境や子育てをする上での社会インフラについてお話していきます。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年09月18日結婚しても、出産前は自由に働けたし、キャリアアップしたいと思っていた。出産後、まさかここまで家族の理解を得るのが難しいとは想像すらしていなかった。こんな状況なら、いっそのこと仕事を辞めたほうがいいのかも……。初めて出産して社会復帰するとき、自分はもちろん、家族も含めた周囲の人たちも、子育てと仕事の両立でどのようなことが起こるのか想像ができていません。そして、復帰してみると実にさまざまなことが起きます。「どうしてそこまでして働くのか」「生活に困っているわけじゃないのだから、子どもが小さいうちは働かなくてもいいのでは? 」なんてことを家族から言われることも。反対されながら働くのは、かなりのエネルギーを使います。そんな中、「そこまでしなくてもいいか」とあっさり辞めてしまう人もいます。今回は、ママが働く上で必要不可欠な「家族からの理解」を中心に、リアルケースを交えながらさまざまな家族のあり方をご紹介します。家族の形は多種多様で、何が正しいという解は難しいところもありますが、1つの考え方としてお役立てください。○ママの声を聴いてみて感じたこと今回、さまざまなママたちにヒアリングした結果、数多くの涙ぐましい努力を重ねてある程度の時間をかけた結果、理想に近い形を手に入れていることを感じました。一気にすべてを解決することは難しく、自分がどう働きたいのかの意志を持ち、少しずつ何らかのすり合わせをしています。子育てをしながら仕事をする場合、それまで無尽蔵のように見えた自分の時間が大幅に減ります。家事・育児の負担が一気に増えるためです。そのなかで出産前とほぼ同じの成果を出そうすると、主に以下の2つを考えることになります。1.仕事や家事を効率化して時間を捻出する2.人の手を借りて自分が使える時間を増やす今回は「家族からの理解」がテーマなので、2に絞って解説していきます。2の場合、住んでいるエリアや家族の状況により変わりますが、手を借りるとしたら以下の選択肢が想定されます。A.夫B.父母・義父母C.その他親戚D.知人(ママ友など)E.アウトソーシング(ファミリーサポートやベビーシッターなど)多くの場合は夫のみ、あるいは父母・義父母の手を借りるというケースで、親戚などを一切頼れない場合はアウトソーシングという選択をしています。夫や父母、義父母を頼る場合、当然肉体的にも時間的にも相手に負荷がかかるため、ここで「理解を得る」必要に迫られるわけです。なお、筆者の場合も、A、B、Eをフル活用して3人の子育てと、出張の多い仕事をなんとか両立させています。本当に「なんとか」です。続く後編では、どのような問題が起きやすく、どのようなことを周囲から言われるか、いくつかのケースを解説していきます。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年08月13日日本人に生まれながら、中国人歌手・李香蘭として絶大な人気を誇った山口淑子。この戦争に翻弄された、実在の歌姫の数奇な半生を描く『ミュージカル李香蘭』が、戦後70年になる今年、上演される。本作で1991年の初演にタイトルロールを務め、その後も数多く同役を演じているのが野村玲子だ。改めてこの役に向き合う気持ちを野村に訊いた。チケット情報はこちら最近のこと。テレビで若い子が「アメリカと戦争したことなんてあったんだ」と言っていたことに驚いたという。それに対し、「やっぱりきちんと、あったことはあったこととして、知っていて欲しいと思います」と語る野村。ただ、『ミュージカル李香蘭』は“戦争の悲劇を語り継ぐ”という思いが込められている作品だが、出演する俳優たちは当然、直接戦争を体験していはいない。自身も初演の頃は苦労した。「歴史をしっかり学んでこなかった世代ですので、自分の無知さを思い知らされて、それはそれは大変でした。まず自分たちが戦争という歴史を知って、その先にいま、自分たちの人生があるということをきちんと理解しないといけないと思っています。その上で、これから私たちはどうやって生きていくかということを含めてお客様にお伝えしたい」。柔らかい表情で、しかしきっぱりと言うその姿に見えるのは使命感か。重ねて「この作品は重みが違う、誠実に向かわないと」とも話した。山口淑子さんは戦後、参議院議員をも務めるなど様々な活躍をし、昨年亡くなった。野村はこの作品を通し、山口さんと交流があった。「本当に美しい方で、そして非常に頭の回転が速い、素晴らしい方。そんな方を演じるなんて…というプレッシャーすらすぐに見抜かれて、「大丈夫、玲子さんの好きなように、『ミュージカル李香蘭』という作品の李香蘭を作ってくださっていいですから」っておっしゃってくださいました。公演にもよくいらしてくださいましたよ。今回の公演の最中に、山口先生の一周忌を迎えます。今まで以上に山口先生と出会えたこと、この作品に出会えたことに対する感謝と、平和への思いを胸に刻んで、お稽古に参加しています」。なお、今まで劇団四季が上演していた本作だが、今回は劇団四季の創設者であり、元代表の浅利慶太氏が今年新たに発足させた<浅利慶太プロデュース公演>の第2弾として上演される。オーディションで決定した出演者もフレッシュな顔ぶれが多く「それだけでも今まで四季でやってきた舞台とは違って、新鮮ですよ」と野村は楽しそうに笑う。「私は19歳の時から劇団ひとすじでしたから、座内の俳優としか演じた経験がないんです。今までは相手が「こうくるな」というのがわかりましたが、今回は意外な展開ばかり(笑)。自分が慣れていたものをそぎ落として、いまの交流から生まれるものを積み上げていけたらなと思ってやっています」。今の野村だからこそ表現できる李香蘭は、戦後70年の夏、我々に何を訴えかけるのか。客席で見届けたい。公演は8月31日(月)から9月12日(土)まで、東京・自由劇場にて。チケットは発売中。
2015年08月05日出産してから価値観が変わった。今の会社で育休を取得してそのまま働き続けていていいのだろうか。夫の転勤で働き方を見直せざるを得なくなった。育休から復帰した後、時短でなんとか成果を出そうと頑張ったけれど、キャリアは明らかに同僚から遅れている…。こんな風に考えるママやプレママはいることでしょう。筆者自身も上の子どもたちの出産を機に辞めることになり、それまで考えていたようなキャリアがすべて崩れ去った経験も持っています。子どもを持ったことで働き方が変わっていないママはほぼいないといっても過言ではありません。今回は、筆者が運営する「東京ワーキングママ大学」などを通して感じた、子育てしながら働くママたちの「ママになってからのキャリア」についてさまざまなケースを盛り込み、ご紹介します。自分の働き方に悩む女性たちの次なるステップを考える一つの情報としてお役立てください。○出産後の働き方のパターンは?筆者が最近感じているのは、出産後の働き方のバリエーションが多くなってきているのではないかということです。女性活躍のトレンドにも後押しされて、以前はハードルが高かった転職や起業への道も徐々に変わってきていると感じています。まずは、出産後の働き方のバリエーションを見てみましょう。大きく分けて4つに分類できます。1.同じ会社に属して働く2.別の会社に属して働く(正社員、契約社員、派遣、パート・アルバイト)3.フリーランスになる4.起業するちなみに筆者の場合、現在6歳になる双子の妊娠時に単身赴任をしていたため、仕事と育児の両立が難しくなり、長く勤務していた会社をやむなく退職し、フリーランスとして独立しました。その後、子育てしながら働くことが当たり前でない社会に愕然とし、働くママのための支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げ、2011年にはママ・子どもを基軸としたPR / マーケティング会社「グローバルステージ」を創業。2013年には「東京ワーキングママ大学」の母体となる一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ今に至ります。もともと起業家志望でもなく、ごく普通のサラリーマンだった状態から妊娠を経て、上記の3→4と働き方を変えました。ただ、このようなケースは一般的ではありません。全体からすると数%の世界です。何らかのビジョンとミッションを持ち、実現したいことがある方向けです。最もオーソドックスな形は1でしょう。同じ会社で働くという方法です。ただ、必ずしも同じ部署で働き続けられるわけではなく、育休を経て別の部署に異動になる方もいらっしゃいます。この部署異動がプラスに働いたり、逆にマイナスに働いたり、さまざまなケースを見てきました。異動を打診されてモチベーションを落とし、育休中に転職先を探して転職された方などもおられます。あるいは出産後、まず1を選択したが、数年後に2を選択するというセカンドキャリアのあり方も。キャリアビジョンがしっかりしていればありうるという意味で、新しい可能性を感じるケースです。2の具体的な事例としては、長時間労働や土日出勤が求められる不規則勤務な職場に勤めていて、そのままの働き方が難しくなり、中小企業へ転職し、管理職として活躍されている方などが挙げられます。中小企業の良さは、規模にもよりますが、制度が整っていないため、自分の希望する働き方を調整できるということです。以前の会社だったらできなかった時短勤務も、交渉しだいで手に入れることができたり、学校行事など、自分のライフスタイルや環境に合わせた働き方ができるという点でメリットがあります。3や4でよく見られるのは、夫が転勤族などで働く場所が変わるため、フリーランスとなる、あるいは起業するというケースです。独立志向の高いベンチャー気質のある企業出身者などにも見受けられます。最近はフリーランスとして独立して、「クラウドソーシング」を使って仕事を受注したり、業務委託でコネクションのある企業から複数の仕事を請け負ったりするママも増えました。インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行う「クラウドソーシング」の台頭もあり、フリーランスとなっても、仕事を手に入れやすい環境が整っています。特に3のケースで注目したいのは、一度家庭内の事情や子育てにある程度専念したいという思いからフリーランスを選択した後、子どもの成長に応じて、正社員に戻るというパターンです。これは、子どもの成長に合わせて、働き方を変えることができるという点で、「子どもが小さいうちはそばで成長を見守りたい」とか、「子どもが病気がちで正社員を続けるのが厳しい」など、様々な事情を抱えるママたちにとって、朗報ではないでしょうか。キャリアやスキルを途切れさせることなく、数年を経て正社員に戻れるという道ができつつあることは、「いったんやめてしまうと元に戻ることはできない」というこれまでの常識に風穴があいたとも言えそうです。これまで見たように、子育てママたちの働き方は少しずつ「状況に応じて変えられる」方向性に社会が向かっていることは間違いないと断言できます。しかしながら、ここで大事なのは、ご紹介したママたちはおおむね、キャリアや働き方について軸を持ち、過去に専門性やビジネススキルを培ってきたという背景があり、働き方を変えることができたという点です。ただ、専門性やスキルがないとだめだというわけではなく、いつでも自分自身を高め、到達したいポイントに向かうことはできます。すべては自分に向き合い、考えること、行動することから始まります。ママにとっても子どもにとっても心地よいセカンドキャリアのあり方とはどのような働き方なのか、考えるきっかけになっていればうれしく思います。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年05月26日エルメス(HERMES)から、新オードトワレ「李氏の庭」(100ml/1万5,000円)が登場。エルメスブティックとエルメス香水コーナーにて展開されている。2015年のテーマ「フラヌールーいつでも、そぞろ歩き」をもとに、エルメスの専属調香師ジャン=クロード・エレナが手掛けたオードトワレ。 「人生は、庭づくりを始めたその日から始まる」という古くから伝わる言葉もある中国に魅了された彼は、中国にある数々の庭園を訪れ、それぞれに共通する象徴的な力に着想を得た。池の匂い、湿った小石の匂い、ジャスミン、スモモや金柑の木、そして巨大な竹林の香りを思い浮かべながら作られた、新しい庭園のフレグランス「李氏の庭」。つけた瞬間、凛としたレモンような爽やかな香りが漂い、雄大な地を思わせる素朴で心地よいノートが続く。パッケージには、中国の現代アート作家リ・シンが描いたイラストが採用された。繊細なグレーの濃淡で薄紙の上に描かれた、秘境の風景。威厳にあふれたジョーヌ・アンペリアル(皇帝の黄色)と、鮮やかで刺激的なアニスグリーンが混ざりあったカラーがパッケージを彩り、ボトルを美しく引き立てている。
2015年04月30日この時期は、産育休から職場復帰するママが多い季節。新生活が始まり、「頑張るぞ! 」と意気込んでいても、自分自身の努力ではどうにもならないことでつまずくケースもあります。ここでは前回に引き続き、復帰直後のママが悩みがちなポイント3つについて解説します。○仕事へのモチベーション仕事関連の悩みとしてもう1つあげられるのが「モチベーションが上がらない」というものです。時短勤務者を受け入れたことがない、あるいは、時短勤務者には負荷をかけないなどの方針を持っている職場にありがちです。具体的には「時短勤務者は、作業的な業務が多く、育休前は主力となって仕事をしていたにもかかわらず、成長の機会を減らされている」などといった声が寄せられています。これについては1.自分が変わる2.周囲を変えるといった2つの方法があります。2は職場環境にもよりますが、1ができることで2にもつながると考えることもできます。自分自身がどのように職場で振る舞うかによって、チャンスを手にすることができるのです。具体的には、指示待ちをやめて、自分から主導権を取りに行くこと。期限よりも2割早く仕上げることで余裕を持った業務遂行をする。あるいは業務フローを見直して提案するなど、さまざまなアプローチがあります。「任せてください」と言葉で伝えたとしても、任せられるような体制ができていなければ、上司は不安になります。主体性を持って仕事に取り組み、任せてもらえる環境づくりを地道に行うことで、周囲からの見る目が変わります。くじけずに希望を持って、努力を重ねてみましょう。○子どもとのコミュニケーション2013年に行われた、働くママの悩みに関するWEB調査では、「子どもと過ごす時間が足りない」と答えたママが84%。高い割合を占めました。育休中は毎日一緒に過ごせた子どもたちも、復職後は日中ずっと離れ離れ。平日は、怒涛の忙しさの朝と、保育園のお迎えに行って寝かしつけまでの数時間が子どもと一緒に過ごせる貴重な時間となります。仕事をしている以上、一緒に過ごせる時間が少ないのは当たり前です。ここは「所与の条件」と割り切り、一緒に過ごす時間を濃密なものにしましょう。「子どもたちが寂しい思いをしているんじゃないか」という罪悪感を持っていたら、やはり子どもたちも実際に「自分は寂しい、ママが働いているからだ! 」と思ってしまいます。そうではなくて、「保育園って楽しいね」「おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に過ごせて楽しいね」など、ママと一緒ではない時間も子どもたちが幸せに過ごせることを願って言葉がけするだけでも違います。そして、一緒にいるときは抱っこしたり、頭をなでたり、スキンシップも大切にしましょう。親の想いは時間が短くても、しっかり伝わっていますよ。○家事などの負担最後に肉体的にも負担として重くのしかかってくるのが、家事です。毎日の食事作りと洗濯、子どものケアは逃れることができないもの。これに関しては、いかにして自分が手をかけずに乗り切るのか、がポイントです。我が家の場合は、夫が洗濯を干す担当で(どんなに夜中遅く帰って来ても……)、たたむのは子どもたち、食事については週に2回は実家のお世話になるなど、負担軽減のための方法を考え、実行してきました。諸外国などと比較すると、日本では「すべて完璧に、"自分で"」しようとするママが多いように見受けます。最も頼りになるパートナーとの分担は、なるべく育休復帰前から明確にしておくとスムーズです。「自分がすべてやらなければ」との義務感にかられて行った結果、体調を崩し、中には入院してしまったママもいます。出産後、体調を崩しやすくなったという声もよく耳にします。自分自身の健康がなければ、仕事も、子育ても何もできません。負担軽減のために、家事の一部だけでも有料の家事代行を使ってみるのもいいでしょう。精神的にも肉体的にも、ずいぶんと楽になります。使わないと決めつけず、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。育休から復帰した直後は、おそらく一番大変なときではないかと思います。これから、子どもの成長に従い、お手伝いしてくれるようになったり、言葉もたくさんしゃべれるようになったり、楽しみが増えていきます。大変な毎日のなかで見つめるわが子の成長を楽しみながら、両立生活を充実したものにしてくださいね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年04月16日前回は「職場復帰を控えたママのための復職準備」について、前編・後編に分けてお伝えしました。復帰準備はどの程度できましたか。特に、第一子出産後の初めての復帰の場合は、育休後に起こることはあくまでも想像でしかないもの。実際に復帰してみると、予想外に大変なことがあったり、逆に想像していたほど大変ではなかったりとさまざまです。筆者が運営する「東京ワーキングママ大学」でも一番多いのが、育休から間もないママたちから寄せられる悩みの声です。そこで今回は、復帰後のママたちが悩むポイントに絞り、乗り越えるためのヒントをお伝えします。○職場での立ち位置多くのママたちが戸惑うことの一つとして、職場での自分の立ち位置があげられます。よくある悩みは、「仕事仲間とのコミュニケーションの取り方にもモヤモヤしている」といったもの。例えば時短勤務で復帰した場合、15時や16時など、他の人よりも明らかに早い時間に退社することになります。残業している方と比較すると、4時間~5時間くらい勤務時間が少ないため、どうしても自分ができない仕事を他の方にお願いして帰ることになります。出産前は残業も平気だったけれど、復職後はお迎えの時間があるのでできない。その部分を自分が効率化してなんとかこなすか、誰かにお願いするのか、二者択一を迫られるわけです。ここで大事なのは、無理して抱え込まないこと。周囲と連携しながら、仕事の負荷を減らしつつも、業務を遂行する方法もあります。とはいえ、責任感が強く、抱え込み体質のママが多いのも現実。では、どうしたらよいのでしょうか。職場によっては難しい面もありますが、2つの方法があります。1つは、自分ができる範囲をあらかじめ擦り合わせておくこと。もう1つは、「助けてあげたいな」と思わせる雰囲気を出すこと。実際には、できる努力した上で、できないことは頼むしかないのです。割り切りも必要です。「いつもありがとうございます」という声掛けを先にすることや、お世話になったお礼としてランチをごちそうするなど、先輩ママたちはコミュニケーションがスムーズになるように努力しているようです。自分なりに上司や同僚のタイプに合った「快く引き受けてもらう」方法を考えてみましょう。○子どもの病気最も多い悩みといっても過言でないのが、子どもの病気です。保育園に入ったら、病気のオンパレードになることは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。もちろん、ずっと続くわけではなく、最初の1年が大変な時期で、徐々に病気の回数は減ります。ただ、そうはいっても、子どもの病気によって仕事に穴があいてしまうのは会社全体として見ると、やはり問題です。そこで、上司が育休復帰者を受け入れたことがあるかどうかにもよりますが、最初の1年は子どもの病気で休む回数が増える可能性が高いことと、いざ病気になったときに病児保育などのセーフティーネットは準備することをあらかじめ伝えておきましょう。また、病児保育を使うことができない場合に、どのように仕事の穴を埋めるのかなど、さまざまなシミュレーションをして話し合いをしておきましょう。想定できていれば、上司も業務遂行のために代替手段を用意するなど、備えることができます。このように、何重も手を打っておくことが必要です。今回は、育休から復帰したばかりのママが悩みがちなポイントとして、「職場での立ち位置」「子どもの病気」といった2つについて解説・対策を紹介してきました。続く次回では、「仕事へのモチベーション」「子どもとのコミュニケーション」「家事などの負担」について解説します。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年04月02日4月を目前に控えたこの時期は、産育休からの復帰が決まり、不安でいっぱいというママも多いことかと思います。「職場復帰を控えたママのための復職準備ライフハック」企画の後編となる今回は、子育て編と家族・家事編に分けて、"今やっておきたいこと"を紹介します。今のうちに準備をすることで、復帰後の混乱が軽減されるはず。ぜひ試してみてください。○1.子どもと一緒に備える復帰すると、特に大変なのが朝の時間のやりくり。子どもの身支度もそうですが、家事のほか、自分も身支度をしなければなりません。朝起きてから保育園へ行き、会社にたどり着くまでのシミュレーションを念入りにして、備えておきましょう。帰宅してからも食事の準備や寝かしつけなど、怒涛の勢いで時間が過ぎますので、同じくシミュレーションが必要です。○2.保育園用品を万全に子どもの年齢が小さいと着替えの回数が多く、服の数が足りなくなるもの。毎日洗濯はするものの、梅雨の時期などは次の日の着替え用の服がなくて困ってしまうことも。1日の着替えを3組~4組程度用意し、何日分備えておけばよいか考えて購入しましょう。それ以外の用品は、園によって指定が異なるので、保育園の説明資料をよく読んで数量を多めに準備しておきましょう。○3.安心感と楽しいイメージもう一つ大事なのが、子どもの心のケアです。親が「保育園でやっていけるかしら? 」と思っていると、それが子どもにも伝わり、預ける際に大泣きしてなかなか離れられないといったトラブルに。泣いているわが子を見ると、心が折れそうになります。「園で楽しんでおいで」という気持ちで送り出すことや一緒にいられる時間にぎゅっと抱っこしてあげるなど、安心して過ごせるような環境づくりに努めましょう。○1.夫婦で家の仕事=家事は分担「家事って『家の仕事』の略なんだよね、だから家族みんなで一緒にやるものだよね」と教えてくださったのは、日本誕生学協会代表理事の大葉ナナコさん。以来、わが家でも家の仕事は家族で分担だと子どもたちにも伝えています。育休中は家事をすべてママが担当していたとしても、復帰したらそうはいきません。パートナーと自分のタイムスケジュールを確認しながら、掃除や洗濯、食器洗いなどタスクごとにどう分担できるのか、あるいは任せるのかなど、大まかなルールを決めておきましょう。すべてを自分でと抱えてしまうと、あとで破たんするケースも……。○2.二重三重のセーフティーネット保育園に入ってから1年くらいは、あらゆる病気をもらってくる確率が高いのが通例。病気以外にも急な残業もあるかもしれません。自分がお迎えに行けない場合にどうするのか。二重三重のセーフティーネットをあらかじめ築いておきましょう。祖父母に頼るのか、シッターサービスや病児保育は契約したほうがいいのか、パートナーにも頼れるのか。1つ目のセーフティーネットがだめでも、次を当たれる体制を作っておくと、いざというときに安心です。○3.家事をあらゆる手段で効率化炊事や掃除、洗濯は毎日のことで、最低限やらねばなりません。ここで登場するのが最新の家電やサービスです。宅配食材サービスを使って買い物や調理時間を短縮したり、外出している間に勝手に掃除をしてくれる掃除機、乾燥までやってくれる便利な洗濯乾燥機なども心強い味方です。ただし、すべてを購入すると膨大な投資になります。自分のライフスタイルにあったものを取捨選択して取り込み、無理なく効率化を進めてみてはいかがでしょうか。振り返ってみると復職にあたってやることは膨大にあります。そして、復職すると、本当に時間もなく、追われているような毎日で、これでよかったのかとモヤモヤした気持ちを抱えるママも多くいます。すべてを一気にうまく回そうとするのではなく、一つ一つ柔軟に見直しながら、自分と子どもと家族に無理のないカタチで、肩の力は無理に入れずに両立生活を始めてみませんか。大変なときは一時のこと。長い目で両立生活を楽しんでくださいね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年03月30日4月から5月にかけては、産休・育休から復職するママが多い時期。復職までのカウントダウンが始まる今の時期に準備しておくか、しておかないかで、両立生活が変わるといっても過言ではありません。今回は、しなやかに、そして幸せに両立できるワーキングママライフのために、「仕事」「子育て」「家族・家事」の3つのポイントから、今やっておきたい9つのアイデアを紹介します。前編となる今回は、仕事編について解説します。○復職後について上司と相談職場復帰面談の有無にかかわらず、復職後に自分がどんな展望を持って働こうと思っているのかをしっかりと上司に伝え、共有しておきましょう。復職の際に多くのママが悩むポイントの一つでもありますが、実際は、復職前と同じ働き方をすることはほぼ難しいでしょう。サポートしてくれる人がいるかなど、自分が置かれている環境を踏まえて現実的に可能な範囲で希望を伝えましょう。○情報収集女性の育児休業期間は「10カ月~12カ月未満」が最も多く、33.8%を占めています。1年くらいお休みするママが平均的なのです。ただ1年間は意外に長いもの。復帰後、すぐにキャッチアップできるように、職場の様子や仕事の内容、業界動向などを同僚から情報収集しておき、復帰したら即戦力となれるように備えておきましょう。保育園準備など目の前のやらねばならないことに目がいきがちですが、復帰したら期待されているパフォーマンスをすぐに発揮できるように整えておくことで、周囲からの評価も変わります。○見た目もチェック!すぐに授乳できるように、抱っこできるようにと、楽な服装の多い育休中。ヘアサロンにも行けず、ぼさぼさの頭で、体型も心なしか変わってしまったかも……。でも、見た目はそのまま評価にも直結します。清潔感はありつつも、子どもを追いかけられるような機動力も備えた服装で、ビジネスウーマンとしての外見を整えておきましょう。続く後編では、子育て編と家族・家事編について解説します。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年03月19日CLAMPによる漫画で、その後TVアニメ、映画、ゲームとメディアミックスで展開された大ヒット作品『カードキャプターさくら』より、主人公さくらのライバル・李小狼がコトブキヤの展開するフィギュアシリーズ「ARTFX Jシリーズ」で立体化され、2015年5月に発売される。価格は11,880円(税込)。2015年4月に発売される『ARTFX J 木之本桜』に続く、『カードキャプターさくら』の立体化第2弾は、兼ねてから予告されていた『ARTFX J 李小狼』。男女ともに幅広い支持を持つ李小狼をCLAMPのイラストをもとに、戦闘用の装束を身にまとった姿を再現している。凛々しさの中に年相応のあどけなさが垣間見える表情や、装束を翻した大胆なポージングで立体化している。台座は小狼の羅針盤をモチーフにしており、愛剣・護符も劇中のイメージそのままに再現。李小狼の立体物としては決定版と言えるフィギュアで、『ARTFX J 木之本桜』とディスプレイを楽しみたい仕上がりとなっている。商品価格は11,880円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachiCO.,LTD./講談社
2014年12月11日台湾唐揚げとタピオカドリンクの「李さんの台湾名物屋台」が、東京ミートレア店に続く東京での2店舗目として、原宿にオープンした。「李さんの台湾名物屋台」は、台湾の元テレビタレント 李 承芳(リー・ショウホウ)が台湾のおいしいものを日本に紹介したいと9年前に起業し、名古屋を中心に店舗を展開。行列のできる人気店として、この度国内7店舗目となる原宿店オープンに至った。名物の唐揚げは、オリジナルの唐揚げ粉でまぶしてある。数種類の香辛料で味付けをしたピリ辛サクサクがヤミツキとなる「台湾唐揚げ(¥450)」と、当店秘伝の甘辛ソースを絡めて、ネギと生姜をのせた「ラージャン唐揚げ(¥450)」が人気。その他にも、台湾唐揚げと同じ味付けをした、イカ団子・エビ団子、デザートのゴマ団子(各¥400円)と、たくさんの揚げ物が揃う。ドリンク(¥350)は、「タピオカ」「杏仁」「タピオカと杏仁のハーフ」があり、ドリンクにプラスするトッピングを選択することもできる。本場台湾産のタピオカは、もちもちとした食感が特徴的。台湾の味を再現した手作りの杏仁も、ドリンクとの相性バッチリ。また、台湾では有名だが日本では見かけない、美容と健康に良い「愛玉ゼリー」の入ったドリンクも展開している。オーダーをきいてから作るフード&ドリンクは、本場台湾の味を完全再現。ぜひ気分だけでも台湾にトリップしてみてほしい。お問い合わせ:李さんの台湾名物屋台 原宿店 tel.03-6804-3803住所:東京都渋谷区神宮前3-22-4open.11:30~20:00
2012年03月11日