妊娠初期に発症する頭痛は、偏頭痛が多くなります。これは、ホルモンの変化によるもので、頭痛持ちではなかったのに頭痛がでる人もいるし、逆に偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったという場合もあります。偏頭痛が起きるメカニズムは、脳血管が何らかの理由で拡がり、拡がった血管によって神経が圧迫や引っ張られて痛みとなるのです。偏頭痛が起きてしまったときは、ズキズキする部位を濡れタオルなどで冷やして、暗い部屋で寝ると拡がった血管が収縮し、頭痛がおさまると言われています。あまりにひどい場合には、診断を受け、妊娠中でも飲める薬を処方してもらいましょう。また、妊娠前から貧血気味の人は、妊娠初期から鉄欠乏性貧血を発症することが多く、頭痛の症状がでることもあります。みんなどうだった? 妊娠初期の「頭痛」の体験談・赤ちゃんばかりお祝いをもらうからママにあげると幼なじみからマッサージ機をもらいました。目が悪く、頭痛、首こりがひどかったので嬉しかったです。(32歳)・つわりの終わる頃の時期は毎日頭痛がひどかったです。・妊娠中は一定期間毎日頭痛に悩まされましたが、あるとき突然治りました。・何も食べられず、入院したくらい頭痛が重かったです。・頭痛、歯痛、肩こりがあり、食欲はあるのに量を食べられませんでした。・頭痛があり、産婦人科に薬を貰っていました。・目の前がチカチカするほどの頭痛があり、ゲップが溜まってうまく出せず、吐き気がしました。・肩こりからくる頭痛だったので、ひたすら肩を温めました。・頭痛がありましたが、カフェイン入りのコーヒーを飲むとマシになりました。・妊娠中は頭痛がひどく、病院で勧められて漢方を飲みました。・頭痛があり、産婦人科から薬を貰いました。吐き気があり、とりあえず食べては戻していました。・頭痛は保冷剤で冷やしていました。嘔吐は食べたら吐く感じでしたが、食べずに吐くものがないとさらに辛いので、吐いたときになるべく辛くないあっさりしたものを食べていました。サンドイッチはすごく食べていた気がします。・嘔吐が多く飲食ができない時も、食べていなくて気持ち悪い時も、氷をなめると落ち着きました。横になっている時、体をユサユサ揺らして吐き気を紛らわせたりしています。少しでも便が出ないと苦しいみたいなので、胃にも負担を感じたので便秘薬で便を出し、お腹に余裕を作りました。吐き過ぎな時は体が懲り固まっているので、肩甲骨を動かしてほぐしたり揉んでもらったりしてほぐしたら、吐き気や頭痛が少しマシになる気がしました。・つわりの終わる頃の時期は毎日頭痛がひどかったです。・目の前がチカチカする頭痛、ゲップがたまりうまく出せず吐き気があった。・一定期間毎日頭痛に悩まされた。あるとき突然治った。・頭痛、歯痛、肩こり、食欲はあるのに量を食べられなかった・頭痛は水分不足でなるから水分をとれば治ると言われたが、治らないことが多々あった。(28歳)・とにかく常にムカムカしていて、午後からがひどかった。頭痛やだるさも辛かったです。(33歳)・頭痛と吐き気がして、市販の頭痛薬を服用しようか悩んでいた時に、まだ生理がきていないなと思い、薬も飲むし妊娠してないか念のため検査しようと思い、検査薬を使用しました。・妊娠中、つわりが重く、水分もまともに取れない状態だったので、薬も飲めませんでした。肩こり、頭痛がひどかった時は、小豆とハーブで作ったカイロを首から肩にかけたり、目の上に置いたりして横になると、少し和らぎました。・つわりの頭痛は薬が飲めないから、整体に行ってマッサージしてもらうとだいぶ楽でした。・頭痛は薬が飲めず、解消法がなくて大変でした。産婦人科の先生に相談して、「そういう人もいる」と他の妊婦さんでも同じ症状の人がいるということを知ると少し安心はしましたが、頭痛は改善されませんでした。2~3週間は特に激しく、かなりきつかったのを覚えています。・頭痛には打つ手がなくて苦しんだけど、吐き気に関しては「戻せばいいんでしょ」という開き直りの気持ちで対応しました。・千差万別の症状が出るにも関わらず、「意外とつわり軽いよね」と言われました。頭痛とか、急な吐き気があったりするのに、テレビドラマの良くあるつわりのシーンが、印象的だったようです。・花粉症に関しては、いつもの抗アレルギー薬を飲んで差し支えないと言われたものの、気になって飲みませんでした。頭痛薬や胃薬も必要なら内服するようにと言われ、胃薬は処方されたものを内服しましたが、頭痛薬は我慢しました。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのことでした。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。・休むより他の方法はなく、頭痛には薄く作ったコーヒーが効きました。妊娠中は胎児に影響があるとは言え、頭痛薬も飲めないので、普段からカフェインを取っている人は全く抜いてしまうことが原因かどうかは判りませんが、睡魔と頭痛には、かなり悩まされました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には微熱を感じることがあり、これによって多くの妊婦が風邪をひいたと勘違いを起こします。これは、妊娠によって、高温期が続き、体温が下がらずに、ずっと高いままの状態になるからです。女性の体温は月経(生理)の周期によって、低温相と高温相という2つに分けられます。月経から排卵までは低温相、排卵が起きると、黄体ホルモンの影響で体温があがり、高温相に入ります。排卵された卵子が受精しなかった場合は、高温相が2週間ほど続いたのちに、体温が下がり、次の月経が始まるというわけです。一方、排卵された卵子が精子とめぐり合い、受精卵となると、妊娠を維持するために、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが妊娠の超初期である、受精直後から分泌され、妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを作らせます。それらのホルモンの働きで、いつもであれば、周期的にさがるはずの体温が下がらず、ずっと高温を保つため、妊娠初期には微熱を感じるわけです。ただし、38度近くの高熱の場合は妊娠の症状とは別のものですので、迷わず病院に行きましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「微熱」の体験談・発熱して生理の時期がずれたため、今回は妊娠はしてないだろうと思いつつ、念のためと思って検査薬を使ったら、思いがけず陽性反応がでました。彼もビックリしていましたが、そろそろできたらいいなと思っていた頃だったので、二人とも大喜びでした。・微熱が続いて、体調がおかしかったので、まさか…とは思ったけど妊娠検査薬を購入して検査しました。ドキドキする間もなく、すぐに反応がでました。結婚前でしたが、彼も喜んでくれました。・微熱が続いていて、風邪薬を飲んでも下がらなかったので、まさかと思い検査薬を使いました。陽性がでたときは嬉しくて旦那様にメールしました。・妊娠が確定するまで旦那と2人の秘密にしていました。妊娠初期は熱っぽく風邪のような体調の悪さが続き、いつも旦那に気遣ってもらってました。・早く妊娠したくて、家には必ず妊娠検査薬がありました。すごく、気分が悪くて吐き、熱っぽいなぁと思ってました。そういえば、生理がきてない、と思い、妊娠検査薬をすると印が。とても嬉しかったです。・珍しく生理が遅れ、風邪をひいたような微熱と具合の悪さが続き、まさかと思って薬局で妊娠検査薬を購入。近くのスーパーのトイレで試すと、5秒もかからず陽性反応が。どきどきしながらそのまま産婦人科に直行し、妊娠が判明。まだ五週目だったため胎嚢しか写っていないエコー写真を夫に見せたら、案の定何の写真かわかっておらず、妊娠したことを告げると、よほど驚いたのか「ほんとに!?ほんとに!?」を繰り返し、エコー写真をまじまじと見ていた。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には、ホルモンバランスが急激に変わることで、ストレスを感じることがあります。これは、とても自然なこと。もちろん、胎児には影響はありません。気にしなくても大丈夫です。ストレス以外にも、急に不安になったり、逆に急にハッピーになったり、感情の起伏が激しくなることもあります。これもホルモンのせい。ストレスでイライラしたり、ブルーな気持ちになったりしてしまうと、それを悪いことのように思ってしまい、余計にストレスを感じる、落ち込むといった悪循環を起こしてしまうことがあります。妊婦にストレスはつきものだと割り切ってしまいましょう。そしてストレスを感じた場合には、なるべく溜めこまずに発散できるようにしましょう。愚痴を聞いてもらう、好きなことをしてリラックスする、また、身体の疲れがストレスに繋がる場合もあるので、頑張らず、ゆっくり休むのも効果的です。みんなどうだった? 妊娠初期の「ストレス」の体験談・とにかく、妊娠初期からのつわり時の妊婦はストレス厳禁なので、自分が好きな事を何でもいいから思いっきりやるといいと思います。・妊娠初期の頃は食べづわりだったけど、食べたいものが偏っていたので、気にせず、好きなだけ食べると、ストレスにならないし、初期の頃は栄養は気にしなくて大丈夫なので、つわりは赤ちゃんが元気な証拠なのでがんばってください。吐きづわりのときは、とにかく寝ていました。・気分が悪くなる原因を遠ざけるしかないかと思います。ストレスが増えるとつわりがひどくなる気がします。なるべくストレスを軽減できるよう、妊婦には周りの協力は必須です。・休日は朝早く起きて夫と散歩していました。普段あまり行かない方面への徒歩での散歩はストレス解消にもなり、とてもよいと思います。・一人目の妊娠時は殆どと言っていいほど悪阻がなかったのに、二人目妊娠時は妊娠初期の5週目から夕方には嘔吐するのが日課に。いつかは終わるものと思っても、かなり辛かったです。食べたいものもその日によってコロコロ変わり、周りの人たち、特に夫に迷惑を掛けました。でも妊婦なのだから仕方のないことと割り切り、大いに甘えさせてもらいました。ストレスを溜め過ぎないことが悪阻軽減にもなったと思います。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのこと。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に発症する頭痛は、緊張性頭痛という、肩こりや腰痛が原因のものが多くなります。妊娠経過で大きくなった乳房の重さで、肩が張る、おなかをかばうために、体のバランスを崩して腰痛になり、それが背中や肩まで達して、頭痛を引き起こすというわけです。無理のない範囲でのストレッチで身体をほぐす、首から肩を蒸しタオルなどで温める、などを試してみては。また、ホルモンの変化によって偏頭痛が起こっている場合も。偏頭痛のメカニズムは、脳血管が何らかの理由で拡がり、拡がった血管によって神経が圧迫されたり引っ張られることで痛みが起こるもの。偏頭痛の場合は、ズキズキする部位を濡れタオルなどで冷やし、暗い部屋で横になって休むと、拡がった血管が収縮し、頭痛が緩和すると言われています。また、普段からコーヒーを飲んでいる人は、少量のコーヒーを飲むと症状が緩和することも。これは、カフェインの血管収縮作用で、拡がりかけた脳血管を収縮させるからです。過剰摂取を続けると妊娠の継続に影響があるとされるカフェインですが、1日コーヒー1~2杯程度なら妊婦さんでも問題ないとされています。あまりにひどい頭痛や、発熱を伴う頭痛の場合には、医師の診断を受けるようにしましょう。妊娠中でも飲める痛み止めを処方してもらえます。また、妊娠期には鉄欠乏性貧血が起こりやすくなりますが、貧血のせいで頭痛の症状がでる場合もあります。みんなどうだった? 妊娠中期の「頭痛」の体験談・兄がいておさがりもあるし、赤ちゃんばかりお祝いをもらうからママにあげると幼なじみからマッサージ機をもらいました。目が悪く、頭痛、首こりがひどかったので嬉しかったです。(32歳)・つわりの終わる頃の時期は毎日頭痛がひどかったです。・妊娠中は一定期間毎日頭痛に悩まされましたが、あるとき突然治りました。・肩こりからくる頭痛だったので、ひたすら肩を温めました。・頭痛がありましたが、カフェイン入りのコーヒーを飲むとマシになりました。・妊娠中は頭痛がひどく、病院で勧められて漢方を飲みました。・花粉症でしたが、いつもの抗アレルギー薬を飲んで差し支えないと言われたものの、気になって飲みませんでした。頭痛薬や、胃薬も必要なら内服するようにと言われ、胃薬は処方された物をずっと内服していましたが、頭痛薬は我慢しました。妊娠中ずっと尿たんぱくが+でしたが、食生活等一切指導制約はなく、本当に大丈夫なのか気になりました。ちなみに足はパンパンにむくみ、くるぶしは全く見えませんでした。・持病の薬は欠かさず必ず飲めと毎度言われていましたが、頭痛薬はかなり押してやっと出してもらえました。妊娠糖尿病で自己血糖計測を強制されましたが、数値の確認は最初だけであとは確認されなかったので、保険がおりない検査キットと針が惜しかったです。自己管理はお腹の子のためと言い聞かせたけど、強制なら確認すべきでは?と思いました。・少し頭痛がするというと薬を出され、ずっと具合が悪いより飲んで早く治した方がよいと言われた。でも薬を飲むには抵抗があって不安だった。・頭痛がひどいといっても、特に妊娠には関係ない、という通り一遍の答え。でも、たぶんそうなんだろう、と思いました。・妊娠悪阻や頭痛で寝込んでるとき、夫に「弱いな~」と言われた。(22歳)・元々便秘がちだったが、妊娠してさらに便秘になりました。1~2日出ないだけでも、むくみや頭痛、ボーッとするなどの不快感があり、産科で処方された薬に頼りっぱなしでした。・便秘はお水をよく飲むようにしました。一度あまりにも出なくて妊娠中で薬も使えず、頭痛や体のだるさまで出てしまいましたが、水を飲んで頑張りました。便秘改善のため、植物性乳酸菌飲料を飲むと比較的良かったのですが、妊娠後期からは糖が出てきてしまったので、それからは控えました。・亜鉛をとりました。頭痛持ちには良いと聞きました。(31歳)・頭痛は水分不足でなるから水分をとれば治ると言われたが、治らないことが多々あった。(28歳)・安定期頃に入った頃、頭痛がひどかったです。(34歳)・頭痛の時でも薬を飲まず、ひたすら寝て時間が経つのを待ったという感じでしたが、どうしてもひどい時は、冷却シートをこめかみに貼ると楽になりました。・もともと頭痛持ちでしたが、薬が飲めなかったので、頭痛や首の痛みは一番困りました。整体に行き、首回りを調整してもらうと、ある程度改善しました。また、妊娠中期に入ってからは、医師に相談して、ネックレスタイプの磁気をつけていました。・普段、偏頭痛がひどく、今までは決まった市販の頭痛薬を飲んで治していましたが、妊娠中はその薬が飲めない上に、産婦人科で出された薬では効かず、苦労しました。(25歳)・肩こりからくる頭痛がひどかったので、対処としては、頭痛薬は飲まずに、休みの日にできる限りマッサージに通い、抱き枕や寝る姿勢にも気をつけました。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのことでした。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。・休むより他の方法はなく、頭痛には薄く作ったコーヒーが効きました。妊娠中は胎児に影響があるとは言え、頭痛薬も飲めないので、普段からカフェインを取っている人は全く抜いてしまうことが原因かどうかは判りませんが、睡魔と頭痛には、かなり悩まされました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に咳の症状がでる妊婦さんがいます。この時、まず考えられるのは、菌やウイルスなどへの感染です。妊娠中は通常よりも免疫力が下がっています。そのため、普段なら滅多に風邪ひかないような人も、風邪をひいたりしてしまいます。この場合、重症化させないように、速やかに受診し、処方の薬で治しましょう。また、妊娠中期には、大きくなったおなかに胃が圧迫され、胃酸が逆流しやすく、逆流性食道炎になりやすいといわれています。妊娠初期のつわりが、出産時まで続いたという妊婦さんがたまにいますが、それは途中から逆流性食道炎の症状に変わったものと思われます。この逆流性食道炎の胃酸が喉にあがってくるという症状で咳込みやすくなることがあります。この場合、胃酸を中和してくれるような食べ物を摂りましょう。たとえば、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトなど。また、妊娠中は、身体の水分をおなかに集めようと身体が変化します。そのため、他の場所の水分が不足してしまうことがあります。肌が乾燥するというのもこれが理由。そしてのどの粘膜の水分が足りなくなれば、咳が出やすくなります。咳そのものが胎児へ悪影響を及ぼすという事はありませんが、咳はクセになりますし、腹筋などへの負担も大きく、かなり体力を消耗しますので、早めに対処するようにしましょう。また、咳が出ている時は、保湿とエチケットのため、必ずマスクをしましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「咳」の体験談・2人とも子宮が大きくなり始めると突っ張るようになりました。下の子のときには風邪をひいて薬を飲めずにひどいい咳に耐えていたら、ある朝お腹が激痛に襲われました。午後から病院でエコーしてもらったら、足をピーンと伸ばして逆子になっていて、これがとにかくずっと痛かったです。・くしゃみや咳をする時、下腹部に鈍痛があった。・妊娠中期に風邪を引いたとき、咳き込みすぎてお腹が張ったのか、全体が引きつるように痛みました。・風邪を引いていて咳がひどくなり、お腹が強く収縮するような痛みがありました。・咳が止まらず、夜も熟睡出来ないことを伝えたところ、「そうですか」と言われただけで診察終了されてしまいました。・妊娠と共に便秘になり、急激に体重が増加しました。カスピ海ヨーグルトとプルーンと足裏マッサージで中~後期は快便でした。それと、二人めだからか5ヶ月くらいから咳やくしゃみで尿漏れするようになり、尿漏れパットが必需品でした。・妊娠中は風邪をひき咳をする度に尿漏れがあり、風邪をひいている間ナプキンで対処していました。・くしゃみ・咳のたびに尿漏れがあり、マタニティビクスで骨盤底などをしめるトレーニングやトコちゃんベルトで骨盤の緩み防止を実施中。改善されるまではいっていません。・くしゃみや咳をした際に、少量の尿漏れをしてしまう事があります。・くしゃみや咳をする反動で尿漏れがあり、頻繁にパンツを変え清潔にしました。・トイレに行ってくしゃみや咳をすると少し尿が漏れるので、おりものパッドと尿漏れシートで対処しました。・もともと便秘でしたがさらにひどくなり、病院で出されたお薬を飲んでいました。あと、尿漏れは、くしゃみや咳で出て困りました。・咳をすると軽い尿漏れをするようになりました。出産まで尿漏れシートを使い、産後には産褥体操をする予定です。・咳をする時くしゃみをする時には尿漏れしないように力を入れたり気をつけました。・咳き込んで、自分では尿意を感じてないのに尿漏れしました。風邪かと思い内科で診てもらったところ、咳喘息と診断され、吸引器をもらい咳は落ち着きました。・風邪をひき、咳がひどい時に、尿漏れがありました。風邪が良くなるとなくなりました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に寒気を感じる(ゾクゾクする)ことがあります。これは、貧血の症状のひとつです。貧血とは、血液の成分のうち、赤血球に含まれているヘモグロビンが不足する症状。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のように見えるわけです。血液が薄まるのは妊婦の生理的現象で、妊娠中期にはいると、多くの妊婦に貧血のような症状が見られます。貧血になると、疲れやすい、だるい、寒気、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、冷え、頭痛といった症状があらわれます。発症した場合、鉄剤が処方されます。この時は、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。また、胎児がおなかで発する熱で、母体が暑さを感じ、それに対して外気温が低いという場合にも寒気を感じることがあります。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日こんにちは、ママライターのfurahaです。妊娠中は控えたほうが良いとされている、タバコ、アルコール、カフェイン。タバコやアルコールは、低出生体重児や胎児アルコール症候群を招く危険性があり、明らかに胎児に害があることがわかっています。その一方で、カフェインが胎児に及ぼす影響に関してはまだ研究中で諸説あり、どのような影響があるのかよく知らない妊婦さんも多いのではないでしょうか?また、タバコやアルコールのように完全にやめないといけないというわけではなく、カフェインは少量であれば問題ないという考え方もあります。そんな妊婦さんが知っておくべきカフェイン情報、そして妊婦さんに人気のハーブティーについて紹介します。●妊娠中にカフェインを控えないといけない理由なぜ妊婦さんがカフェイン摂取量に気を付けないといけないかというと、カフェインは胎盤を簡単に通過してママから胎児へ送られてしまうから 。胎児は代謝能力が低いため、カフェインをうまく分解して排出することができず、体の中にどんどんカフェインが蓄積されて血中濃度が高くなってしまいます。また、カフェインには血管を収縮させ胎盤への血流を減らしてしまう作用があるため、胎児へ酸素や栄養が十分に送られなくなる危険性も。さらに、利尿作用もあるので、妊娠期間に必要とされているカルシウムや鉄分を尿として排出し吸収を妨げる働きもあります。これらは既に研究でも証明されていることで、妊娠期のカフェイン摂取に関しては世界中で研究が行われています。アメリカの産科学と婦人科学の専門誌『American Journal of Obstetrics and Gynecology』では、『流産の危険性は毎日のカフェイン摂取量に比例すること。1日に200mg以上のカフェインを摂取する女性は、全くカフェインを取らない女性に比べ、流産の確率が2倍になる』と発表されています。また、イギリスのレスター大学が行った研究でも、カフェイン摂取量が1日100mg以下の妊婦さんと比較し、低出生体重児の子どもが生まれるリスクが、100mg~199mg摂取の人で20%、200mg~299mg摂取の人で40%、300mg以上摂取で50%高くなる、という結果が出ています。研究によってどれくらいの摂取量をよしとするかに多少の違いはあるようですが、少なくとも、カフェインは胎児の発達障害や低体重を招き、害があることは確か !妊婦さんはできるだけとらない方がいいということがわかります。●妊娠中も少量のカフェインであればOK!とはいうものの、カフェインを含むコーヒーや紅茶が好きでリフレッシュするために飲んでいる、という女性は多いと思います。妊娠を機にそれらを完全に断つというのは、ストレスの原因にもなりかねないので、コーヒーや紅茶がどうしても飲みたいという妊婦さんは摂取量に気を付けましょう 。妊婦さんの1日のカフェイン摂取量は、WHOでは300mgまで 、ヨーロッパやアメリカでは200mgまで にしたほうがいいとされています。1日200mgまでの場合、目安としてはコーヒー1〜2杯程度。日本では明確な基準はありませんが、コーヒーであれば1日1杯、多くても2杯程度にとどめるように推める産科医が多いようです。また、コーヒー・紅茶に比べて含有量は少ないですが、緑茶・ウーロン茶にもカフェインは含まれています。水分補給をする際も、緑茶・ウーロン茶ではなく麦茶を飲むほうがいいでしょう。カフェインを気にせずコーヒーや紅茶を飲みたいという方には、デカフェ やノンカフェイン のものがおすすめです。●妊娠中・授乳中はハーブティーにも注意が必要!カフェインを気にせずお茶を飲めるということで、ハーブティーを妊娠中に好んで飲む方も多いと思います。香りもよくリラックスできるハーブティーですが、実はハーブティーにも妊婦さんに向かないものがある ので、種類を選んで飲むようにしましょう。●妊娠中は飲まないほうがいいハーブ・セントジョーンズワート・セージ・ハイビスカス・フェンネル・レモングラス・サフラン・アロエ・ハトムギ・ジャスミン・カモミール・ラベンダー他にも妊娠中に避けるべきハーブはたくさんありますが、なじみのあるハーブで注意したいものをピックアップしました。上記ハーブの多くは子宮を収縮させたり子宮を刺激する作用があるため、妊娠中は飲まないようにしましょう。また、ラベンダーのように神経系に作用を及ぼすハーブも妊娠中は避けたほうがいいと言われています。上記全てではありませんが、ほとんどのものは授乳中も避けたほうがいいとされているハーブなので、妊娠中だけでなく出産後もハーブティーを飲む際は気を付けたいところです。●妊娠中に飲み過ぎないほうがいいハーブ●ローズヒップビタミンCを多く含み、疲労回復や美肌作用で知られているローズヒップですが、多量に摂取すると下痢症状 を起こすことがあります。●ペパーミント消化不良や吐き気を解消してくれるので、つわり症状を和らげてくれる反面、子宮の筋肉を収縮させる 作用もあるため、妊娠中の過剰摂取は避けましょう。●ショウガつわりを解消したり、代謝をよくしてくれるショウガ。しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖になる可能性 があります。●妊娠中でも飲めるハーブ●ルイボスティー妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれており、血行促進、便秘解消、美肌作用などがあります。妊娠中から授乳中まで飲むことができるハーブです 。ただし、飲み過ぎると下痢症状がでる場合もあるので、注意をしましょう。●ダンディライオンルート利尿作用によるむくみ予防、便秘解消、さらに母乳の出もよくしてくれるので、妊娠中だけでなく授乳中にもおすすめのハーブ 。タンポポコーヒーとしても知られています。●ラズベリーリーフ(飲んでいいのは妊娠後期から)陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、臨月の妊婦さんにおすすめのハーブ。母乳分泌を良くし、母体回復にも良いとされているので、産後にもおすすめのハーブです。ただし、子宮をけいれんさせる作用もあるため、妊娠初期や胎児が安定していない時期には飲まないほうがいいとされています。飲む時期に注意しましょう 。----------こうみると、なじみのあるハーブでも実は妊娠中は適さないものが意外に多いことがわかります。アメリカやイギリスでは、必要がない限り妊娠中のハーブ摂取は推奨されていないくらい、ハーブは種類や摂取量によっては胎児や母体の健康に悪影響になりかねないことも覚えておきましょう。【参考リンク】・Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of fetal growth restriction: a large prospective observational study()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月03日筆者の友人・知人女性の間では妊娠、出産ラッシュ。妊娠6ヶ月くらいのプレママと話をしたとき「下着はともかく、アウターはお金がかかるから、買いかえていられない」と、妊娠中のオシャレに頭を悩ませていました。こうやって悩むのは彼女だけに限らず、妊娠中といえども、オシャレを手抜きしないママがイタリアでは多いです。もっさりした印象にならないよう、気にかけているポイントはどこにあるのでしょうか。イタリアのプレママたちの「オシャレのコツ」をご紹介します。1.ヒールをはくときはかかと中心寄りものを選ぶセレクトショップで働く知人女性は、妊娠がわかったときに服よりも靴を優先的に探したそう。「服はおなかが大きくなるにつれてサイズを変えればいいけど、靴はそうじゃない。慣れるまで時間もかかるでしょ。仕事柄立ちっぱなしだし、オシャレなものを身につける必要もあったから、とにかく靴は厳選した」と語っていました。なかでもこだわったのは、ヒールがかかとの中心寄りについているデザインのもの。7センチ近いヒールだそうですが、かかとにしっかり体重を乗せて歩けるので、足腰の負担は軽いといいます。妊娠後期、足のむくみに悩まされたときもこのヒールだと歩きづらくならず、快適に過ごせたとか。2.男性用のアウターを活用5月に出産予定の知人女性は「この時期、夫のセーターやジャケットを着るのがマイブーム」と話していました。「サイズが私よりずっと大きいから、あちこち締めつけられない。それに、体のシルエットが出るのを気にしなくてすむから一石二鳥」と、メンズアイテムのよさを説明してくれました。男性ものだけに、「色が落ちつき過ぎてしまうのでは?」と聞いてみると、「レモンイエローやフーシャピンクなど、華やかな色のストールや大ぶりのネックレスを組みあわせる」という答えが。小物使いで女性らしいオシャレを楽しむのがキモだといいます。「いまはわりとユニセックスなデザインがポピュラーだから、デザインさえ選べば十分マタニティウエア代わりになる。夫と共有できるから出費も抑えられるしね」と満足そうでした。3.ショーツはローライズかTバック妊娠4ヶ月目で、そろそろおなかが出てくる時期にも関わらずパンツスタイルが多い知人女性。「仕事柄、スカートってわけにいかないからパンツスタイルばかりだけど、タイトすぎる着心地にならないように下着はおなかを覆わないレースのローライズかTバック」と、彼女のこだわりはショーツにあるそう。おなかが冷えそうな気もしますが、「もともと暑がりなの。妊娠してからキャミソールを着ているし、ショーツのゴムで必要以上におなかを圧迫したくない。それにおなか周りがもっさりするとパンツのシルエットが台無しになる」と語っていました。プライベートではレギンスの出番が多いため、ラインが気にならないTバックを合わせているとか。「定期健診のときにすぐおなかを出せるから、楽でいいわよ」と笑っていました。イタリアの女性がオシャレを楽しむのは、自分のためだけではありません。「妊娠中だから、とオシャレに手を抜きすぎると、夫をがっかりさせる」と語っていた人もいたくらい。イタリア人の美のモチベーションの高さに感心しました。たまには気合をいれてオシャレして、眠っている女子力を呼びさますのもいい気分転換になりそうですね。
2016年04月03日【男性からのご相談】最近、ジカウイルスによるジカ熱感染が話題になっていますが、少し前にはデング熱などもありました。感染症の種類はさまざまありますが、どのような経路で感染していくのでしょうか?●A. ジカウイルス感染、デング熱ともに蚊による“節足動物媒介感染”です。ご相談ありがとうございます。理学療法士のOHSAWAです。感染症といえば、最近はやりの『ジカウイルス』や『デング熱』、身近なところでは『風邪』や『インフルエンザ』などが挙げられます。しかし、一口に“感染症”といっても原因や感染経路などはさまざまです。今回は感染症の種類や予防に関してご説明していきます。●感染症とは感染症とは、病気を引き起こすウイルスや細菌などの病原体が体の中に入り込んで増殖し、さまざまな症状を引き起こすこと をいいます。また、感染症には発症させる3つの条件があります。●(1)病原体の存在ウイルスや細菌をはじめ、カビの仲間の真菌、マラリアなどの原虫の存在がなければ感染症は起こりません。●(2)感染経路病原体は何らかの経路で体内に侵入してきます。たとえばインフルエンザは空気・飛沫感染 。食中毒などは食べ物を介しての経口感染 と、さまざまな感染経路を経て体内に入り込んできます。●(3)免疫力私たちの体には侵入してきた敵(ここでは病原体)と戦う“免疫力”があります。もし病原体が体の中に侵入してきても、感染するかどうかは免疫と病原体の力関係 で決まります。つまり、私たちの免疫力が病原体を上回れば感染しませんし、逆に負けてしまうと感染するということになります。●感染の種類とその対策感染症もさまざまな種類がありますが、今回はその中でも代表的な5つの感染症とその対策を紹介していきます。●(a)飛沫感染飛沫感染とは、咳やくしゃみ、会話によって飛散した直径5マイクロメートル以上の“飛沫”が原因となるものです。感染した人の飛沫にはウイルスや細菌などの病原体が含まれており、それを呼吸とともに鼻や口から吸いこむことにより、他の人にも感染します。代表的な疾患として、一般的な『風邪』や『インフルエンザ』『マイコプラズマ肺炎』などが挙げられます。●>予防と対策知らず知らずに吸い込んだウイルスや細菌を体の奥へ入れない一番の予防法としては、“うがい” があります。うがいには、喉まで押し戻された病原体を洗い流し、感染を防ぐ効果があります。原始的で一般的ですが、やはり大事な予防法なので、外出先から戻ったら手洗いとともに必ずうがいをしましょう。●(b)空気感染空気感染とは、飛沫感染と少し違い、直径5マイクロメートル以下 の微粒子に含まれるウイルスや細菌を吸い込むことによって起こる感染です。とても小さいため、風に舞って空気中を漂い続けて、それを吸い込むことで感染します。また、床や地面に落ちた飛沫核も空気中に舞い上がります。代表的な疾患は『結核』で、その他にも『はしか』『水ぼうそう』『帯状疱疹』なども飛沫または空気感染が主な感染経路です。●>予防と対策・微粒子用のマスクを装着して飛沫核を防ぐ。・感染した人と同じ部屋で生活しない。仕方ない場合は換気をこまめにする。・加湿をする。湿度を40%以上 に保つと喉や気管の防御機能が活発になります。・ワクチンを接種し、感染症を防ぐ予防をする。●(c)経口感染経口感染とは、口から摂取する水や食べ物を介して感染することです。多くは『食中毒』で、その大半は病原体が腸内で増殖する腸管感染症です。食中毒は一年中発生しますが、梅雨から夏は細菌による感染で、冬はノロウイルスによる割合が高くなります。●>予防と対策■菌をつけない食べ物を調理する人は必ず手を洗いましょう。手には食中毒の原因菌やウイルスがついている可能性が高いです。また、生肉や魚についた病原体が生野菜などに混入しないよう、肉や魚を切った包丁やまな板は必ず洗うようにしましょう。■菌を増やさない多くの細菌は高温多湿を好み、増殖しやすくなります。生鮮食品の購入後や調理後は速やかに冷蔵庫や冷凍庫で保存することが大切です。■殺菌する加熱によってほぼ全ての病原体は死滅します。肉や魚介類は80度以上で1分の加熱が目安 です。●(d)接触感染接触感染とは、病原体に手や皮膚・粘膜が直接触れたときや、感染した人が病原体の付いた手で触ったものを介して、感染した人と間接的に接触することでうつる感染経路です。代表的なものは『エボラ出血熱』をはじめとする『ウイルス性出血熱』、院内感染で問題となる『MRSA』『O157』『手足口病』『結膜炎』などです。●>予防と対策■マスクの着用病原体のついた手で鼻や口を触るのを避けることができます。■手洗い駅の階段、電車の手すり、公共施設の扉など、不特定多数が触れるものに触った後は病原体が付着している可能性があるので、必ず手を洗って病原体を洗い流しましょう。その他にも排泄後、調理前、食事前にも必ず手を洗い、家族や他の人に広めないようにしましょう。●(e)節足動物媒介感染節足動物媒介感染とは、吸血性の蚊やダニなどの節足動物が、動物や人が持っているウイルスなどの病原体を媒介することによって起こります。蚊により感染する代表的なものは『マラリア』『日本脳炎』『デング熱』で、マダニからは『日本紅斑熱』『ライム病』『Q熱』などが挙げられます。●>予防と対策蚊に関しては、外出時は肌の露出を抑えたり、虫よけスプレーなどを利用したりして、刺されることを予防しましょう。また、庭やベランダに溜まった雨水や鉢植えの受け皿の水は蚊の繁殖に繋がる ので放置しないようにしましょう。マダニは野山に多く生息するので、山に入る際は肌を露出しない格好をして対策をしましょう。【参考文献】・『図解 知っておくべき感染症33 原因・症状・予防法』今村顕史・著●ライター/OHSAWA(理学療法士)
2016年04月02日【女性からのご相談】現在妊娠しており、もうすぐ妊娠5か月になります。つわりはおさまり、体調はだいぶ安定してきました。私が住んでいる市では、妊婦の歯科検診が公費で受けられるようなのですが、やはり受けておくべきでしょうか?妊娠中ではありますが、 フルタイムで仕事をしているためなかなか時間がとれず、どうしても優先順位が下がってしまいます。●A. 妊娠中の歯茎トラブルは早産につながることも。ぜひ歯科検診へ!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。このたびは妊娠おめでとうございます。フルタイムでお仕事をしていらっしゃるためスケジュールの調整が難しいかもしれませんが、ぜひとも歯科検診を受けていただきたいと思います。なぜなら、妊娠と歯茎トラブルは一見何の関係もないように思えますが、実は早産や低出生体重児を産むリスクにつながることもある からです。●妊娠中に起こる口腔環境の変化4つ妊婦さんの口の中の環境は、妊娠をしていないときと比べ大きく変わっています。助産師であるSOLANINさんの著書『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』では、次のような変化があると記されています。●(1)歯周病菌が増える妊娠すると増える女性ホルモンは、歯周病菌の好物でもあるため、妊婦さんの口の中には歯周病菌が増えます 。それにより歯茎がはれたり出血しやすくなったりします。●(2)だ液の分泌量が減るだ液の量が減り、口の中が乾きやすくなります。●(3)だ液の酸を中和する力が落ちる妊娠中は口の中が酸性のままの状態になりやすいです。さらにつわりで歯磨きが十分にできなかったり、食事回数が増えたりすることもあるため、虫歯のリスクが上がります 。●(4)歯肉の免疫力が低下する体だけでなく歯肉も免疫力が低下するため、歯周病菌や虫歯菌に攻撃されやすくなります。----------思った以上に口の中のトラブルに見舞われやすいことがわかりますよね。実は私も第一子妊娠中に歯科検診を受けたところ、生まれて初めての虫歯が見つかり、がっかりした経験があります。●重い歯周病は、早産や低出生体重児が産まれる原因に妊婦さんが歯周病を重症化させてしまうと、そうでない妊婦さんよりも早産や低出生体重児を産むリスクが何と5.9倍も高くなる といわれています。口の中に歯周病菌が増えると免疫のバランスが崩れ、血液中に『サイトカイン 』という物質が放出されるようになります。このサイトカインが増えるにつれ、子宮が収縮しやすくなり、早産などの原因となるわけです。----------いかがでしたか?妊娠中の歯科検診、お腹の赤ちゃんのためにも大切だということがわかっていただけたのではないでしょうか。受診のタイミングとしては、つわりがおさまった妊娠4か月ごろがおすすめです。妊娠後期になるとお腹が大きくなるので、診察の際あおむけになると苦しくなったり気分が悪くなったりする可能性があります。もし治療が必要であればそれまでに完了できるといいですね。【参考文献】・『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』SOLANIN・著●ライター/aco(フリーライター)
2016年03月19日ハロージャパン! ライターの尾崎ムギ子です。気温差の激しい日々ですが、みなさま、風邪などひいていませんか?わたしはバッチリひいております。このコラムはムギ子の「風邪報告」になりつつありますネ…。■第27回:“Too bad.”は「悪すぎ」?I’ve got a cold.(風邪をひきました)と言ったら、こう言われて戸惑ったことがあります。That’s too bad.tooはtoo muchのtooで「~すぎる」。てことは、「悪すぎ」? …え、わたしが風邪ひいたのって、そんなにダメだったかな…。いえいえ、この“That’s too bad.”は、「お気の毒に」という意味なんです。似たような意味だと、I’m sorry.(お気の毒に)こちらはいよいよ、「え…わたし謝られるようなことしたっけ…」と混乱に陥ります。この二つの表現はまるっと覚えてしましょう。ちなみに、“I’m sorry.”と謝られた場合、“Don’t be sorry.”という言い方をします。I’m sorry I’m late.(遅れてごめんなさい)Don’t be sorry.(謝らないでいいよ)言われたいセンテンスNo.1でございます。ですが、ときには、I’m sorry I’m late. I was sick, so…(遅れてゴメンなさい。体調がわるくて…)Don’t make excuses!(言い訳をするな!)ありがち…。そんなに怒らなくてもいいじゃんね。いつも怒っていると、怒っている顔になっちゃいますよ。めっ!【本日のまとめ】“That’s too bad.”と、“I’m sorry.”は「お気の毒に」。
2016年03月16日【ママからのご相談】もうすぐ1歳になる子どもを持つ母親です。最近、周囲で同じくらいの月齢のお子さんが胃腸風邪にかかって大変だった……!というSNS投稿をよく目にします。かかってしまうと大人でも大変な胃腸風邪ですが、 もし離乳食期の子どもが胃腸風邪にかかった場合、どんな対応をしてあげればいいのでしょうか。●A. まずは家庭内感染に細心の注意を払い、嘔吐・下痢の症状に合わせた食事・休養で治療を。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。胃腸風邪は感染力が高く、体が小さい赤ちゃんは感染しやすいので注意が必要です。そして、胃腸風邪にかかった赤ちゃんをお世話するママが真っ先に感染してしまうことが多いので、細心の注意が必要です。●ママの胃腸風邪感染を防ぐポイント3つ●(1)部屋を暖かくして、湿度を上げる胃腸風邪のウイルスは、気温と湿度が低いときに増えやすくなります。部屋を暖かくし、同時に加湿器を使用したり濡れタオルを干したりして湿度も保つようにしましょう。こまめに空気の入れ替え を行うことも大切です。●(2)嘔吐物や下痢の処理には注意胃腸風邪患者の嘔吐物や下痢には大量のウイルスが潜んでいます。赤ちゃんの場合、下痢便が紙おむつから漏れてしまうことが多く、嘔吐もトイレ以外の場所でしてしまいます。おむつ・嘔吐物を処理する際は、使い捨てのビニール手袋・マスクを着用し、紙おむつは菌が飛散しないよう すぐにビニール袋に入れます。手についた場合は念入りに石鹸で洗い、アルコール消毒を行いましょう。●(3)汚れた洗濯物は別で洗う汚れてしまった洗濯物は、普段の洗濯物とは別で洗います。大きなバケツや洗濯槽に洗剤を入れてつけ置きしておき、時間ができたらまとめて洗います。洗濯後は塩素系漂白剤 か85度以上の熱湯 で1分間煮て除菌をしましょう。洗えない枕やベッドに嘔吐物などが付着してしまった場合は、アイロンのスチームを衣類を焦がさないよう少し浮かせて当てて、高温殺菌しましょう。●症状別の食事の与え方名古屋市のある小児科のHPに、乳児が胃腸風邪に感染した際の食事の与え方について以下の記載があります。**********『嘔吐が強いときは、経口摂取を(5〜6時間)さけ、口をしめらす程度の水分を与えます。嘔吐が治まったら、アクアライト、OS1、番茶、ゆざまし、重湯などを始めに与えます。落ち着いてきたら、お粥、林檎果汁等を与えます。食欲が出ていろいろほしがっても、蜜柑、お菓子、砂糖の多いものなどは避けて下さい』**********嘔吐が激しいときは、食べ物を無理に与えてももどしてしまい、体力を消耗させてしまうだけなので、水分補給のみ にとどめましょう。にんじんとりんごのすりおろしは、嘔吐・下痢にとても効果があるのでおすすめです。食欲が戻ってからも、しばらくは離乳食も1段階前のものをあげるようにしましょう。筆者の1歳児の長女も胃腸風邪にかかりました。状態が良くなり食欲が戻って普通の便も出たので、消化に良さそうなお菓子を与えてしまったのですが、その晩再び下痢をしてしまいました。このように、食欲が戻った後も胃腸は弱っているので、しばらくは警戒が必要です。●胃腸風邪は赤ちゃんもつらいがママがかかるともっとつらいいかがでしたか?小さな体で胃腸風邪と戦う赤ちゃんは本当につらそうで、かわいそうです。しかし、その赤ちゃんを看病しなくてはならないママが胃腸風邪になってしまっては本当に大変です。赤ちゃんが完治してもママが胃腸風邪でダウンしてしまっていては、日々の育児すらままならない状態になってしまいます。もしも赤ちゃんが胃腸風邪にかかってしまったら、家族にうつらないよう徹底しながら、1日も早く治るように看病をしてあげてくださいね。【参考リンク】・胃腸風邪について | よしだこどもクリニック()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月14日厚生労働省は3月11日、ブラジルから帰国した愛知県在住の女性がジカ熱(ジカウイルス感染症)に感染していたことを確認したと発表した。ジカウイルスによるジカ熱は、主に蚊や性交渉を通じて感染する。厚生労働省によると、感染後は熱や頭痛、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠(けんたい)感などの症状が2~7日にわたって出るとのこと。現在、ジカ熱はブラジルをはじめとする中南米で流行拡大を続けており、同省によると国内でジカ熱患者が発生したのは5例目(すべて輸入症例)で、中南米での感染拡大後としては2例目となる。感染した女性はブラジルに2週間程度滞在し、2月22日に帰国。全身の発疹や発熱、関節痛などの症状が見られ、蚊に刺された痕跡も確認されたという。現在は自宅療養中で、発疹や関節痛の症状は認められるものの、熱も治まり「状態は安定しています」としている。ジカ熱の感染症状自体は軽度だが、ジカウイルス感染後のギラン・バレー症候群(手足のまひなどを伴う病気)発症や、ジカウイルス流行地域での小頭症の新生児増加が報告されるなどしており、その関連性が示唆されている。そのため、WHOは「妊娠中の女性へ継続的なジカウイルスの流行エリアに移動しないよう、助言する必要がある」などと、妊婦の流行地域への渡航自粛を勧告している。こういった現状を受け、厚生労働省は「流行地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。特に、妊婦の方は、流行地域への渡航は控えてください」などと注意を呼びかけている。※写真と本文は関係ありません
2016年03月11日歯が溶ける「う蝕」「酸蝕歯」に歯肉の一部が急に腫れる「妊娠性エプーリス」、口腔衛生の悪化で生じる「歯肉炎」など、妊娠時にはさまざまな歯のトラブルが起こりうる。特に、歯周病菌が原因で起こる「歯周病」を抱えていると、早産のリスクが約7倍にもなるとされている。「妊娠前にちゃんと治療しておきたかった……」という人もいるだろうが、実際、妊娠中でも歯の治療は可能だ。そこで今回、歯科医師の倉治ななえ先生に妊婦が受けられる歯の治療はどんなものなのかうかがった。○レントゲンも麻酔もOKまず、どんな治療が受けられるのか聞いたところ、「大概の治療は全部できます」とのこと。ただし、歯科治療は安定期(妊娠5~9カ月頃)に実施することを推奨しているため、妊娠が分かった段階で歯科検診を受け、治療が必要となれば安定期に入ってからということになる。歯の治療に関して、妊婦からは「レントゲンを撮ると胎児に影響があるのでは? 」「麻酔注射をしても大丈夫? 」「鎮痛剤や抗生物質は服用できる? 」などの質問があるという。倉治先生によると、これらは全て妊娠中もOKとされている治療であり、抜歯も問題ないとのこと。レントゲン撮影に関していうと、実際に放射線(X線)を照射するのはおなかから離れた歯だけであり、放射線の保護用に鉛のエプロンを着用するため、おなかの胎児が被爆する量は限りなくゼロに近い。麻酔に関しても、全身麻酔ではなく局所麻酔であるため、麻酔薬は歯の周辺に停滞するのみ。抗生物質の投与は、原則として治療の効果が危険性よりも高いと判断された場合に限り、産婦人科医も推奨している抗生物質に限定し、最小限の投与量で処方・治療される。○妊娠中に子どもの歯は形成される妊娠中も歯科治療ができることが分かっていても、実際に身重の身体で治療を受けることに不安を感じる人もいるだろう。そんなニーズに応えるべく、全国には妊婦も安心して治療を受けられる歯科医院が多数ある。2010年4月にマタニティ歯科外来を日本で初めて開設した日本歯科大学附属病院では、歯科医師も含め全スタッフが女性であり、リラックスして治療ができるように個室を設けている。なお、妊娠中の治療で歯科疾患が見つかった場合は保険対象の診療になるが、歯科疾患が見つからなかったもののクリーニングを希望する場合は自費となる。また、乳歯の形成は胎生期7週目から始まる。そのため、子どもの歯を守るためには、妊娠中から母親自身も口腔管理をし、生活習慣を整える必要がある。「お子さんの歯を診ていると、妊娠中にお母さんがどんな状態だったのか分かるんですよ。妊娠7週目くらいからお子さんに歯の芽ができ始め、その後、成長が歯に"刻印"されます。お子さんの歯にエナメル形成不全があれば、その時にお母さんが体調を崩していたということです。永久歯の石灰化は出生後に始まりますが、乳歯はお母さんのおなかの中で形成されます。そう考えると、妊娠中もお子さんの歯を守る対策が必要です」(倉治先生)。○行政を活用するのも手とは言え、自分の周囲でマタニティ期の治療を扱う歯科医院がどこにあるか分からないという人もいるだろう。そんな時には相談してみよう。例えば東京都大田区では、妊娠届を提出すると「母子健康手帳」と「母と子の保健バック」が手渡される。このバッグの中には妊婦歯科健康診査受診票も入っており、同受診票を区が指定する医療機関に持って行くと、無料で歯科検診が1回受けられるようになっている。ここまでのサポートではなくとも、行政では妊婦向けの歯科衛生指導や歯の健康相談にものってくれるところもある。一度、自分の市町村ではどのようなサービスが受けられるか調べてみると、いざという時にも安心できるだろう。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 倉治ななえ歯学博士。日本歯科大学附属病院臨床教授、日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本アンチエイジング歯科学会理事(認定医)、東京都大田区学校保健会副会長。「クラジ歯科」(現在院長)と「テクノポートデンタルクリニック」を開設。著書として『魔法の口もと美人スティック』(学研パブリッシング)、『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など。また、「Drななえの予防歯科」を通じて、はじめての歯磨きから予防歯科まで、歯のケア情報を発信している。
2016年03月11日エディ・レッドメインが主演作『リリーのすべて』を引っさげ、トム・フーパー監督とともに来日し3月9日(水)、都内で行われたジャパンプレミアに出席。第1子妊娠中の妻、ハンナ・バグショーとの夫婦ツーショットを披露し、日本のファンを歓喜させた。エディは2度目の来日だが、レッドカーペット形式でのファンとの交流は初めて。「コンニチハ、エディです。アリガトウ」と日本語で挨拶し、ファンの歓声を浴びていた。ちなみに着用していたのは、「ラルフローレン(Ralph Lauren)」のスーツ。ハンナは鮮やかなブルーが印象的な「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のドレスに身を包んでの登場だった。「時差ボケで朝の4時くらいに目が覚めてしまったんだ。築地に行ったら、まだ時間が早すぎて、市場には入れないと言われた。だから、明治神宮や渋谷に行ったよ。ちょうど雨が降っていて、霧が立ち込めていたから、とても幻想的だった」と日本を満喫中のエディ。もちろん、日本のファンとの初対面にも感激した様子で、「僕が脚本を読んで感じ取った感動を、皆さんにも味わってほしい。20世紀最高のラブストーリーだからね」とアピールしていた。いまから80年以上も前に、自身の性別違和に勇気を持って向き合い、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人の実話に基づく本作で、エディは主人公のリリー・エルバを熱演。昨年の『博士と彼女のセオリー』に続く2年連続の主演男優賞受賞は逃したものの、「トムから茶封筒に入ったシナリオをもらった瞬間、ぜひ演じたいと思った。順撮りできないフラストレーションはあったけど、“彼女”の心の旅路をいかに表現するか心血を注いだよ。リリーほど、魅力あふれるキャラクターは滅多にお目にかかれないからね」といまも役柄への思いは格別だ。そんなリリーの理解者である妻・ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデルは、先日発表された第88回アカデミー賞で見事「助演女優賞」を受賞。もちろん、エディ&フーパー監督も授賞式会場で、歓喜の瞬間を見守っており、「彼女は演技はもちろん、人柄もすばらしい。だから、受賞できて、まるで自分のことのように喜んだよ」(エディ)、「自分の人生において、これほど幸せなことはそうないはず。実は彼女の携帯に、(出身地である)スウェーデンの首相からお祝いのメッセージが届いたんだ」(フーパー監督)とふり返った。また、世界的ヒット作『レ・ミゼラブル』に続き、エディとタッグを組んだフーパー監督は、「デビューしたての頃から知っているし、当時からすばらしい俳優になると確信していた。今回、ついに主演俳優としてエディを迎えることができて、夢が実現した」と感無量の表情だった。『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日季節の変わり目は、体調を崩してしまいがち。まだまだ寒い日が続くので、体の冷えを感じているという人も多いのでは? 花粉症などのアレルギーも、中医学的には体の冷えからくるものだといいます。体を整えるために、基本となるのはやはり毎日の食事。改めて食生活を見直し、風邪や花粉症に負けない体作りをするための、参考になるような本3冊を選んでみました。体を温め、免疫力をあげる食事『生きるための料理』たなかれいこ(リトルモア)自身で畑を耕し、食べ物教室を主宰する料理家・たなかれいこさんが、旬の食材を摂ることで体を温め、免疫力をつける生活を提案する本書。文字だけの潔い表紙に書かれているのは、そんなたなかさんが基本とする7か条。お腹が空いたときに食べる、塩むすびや葛練りの話に始まり、れんこんやにんじん、大根など身近な食材を使ったシンプルなレシピのほか、簡単なだしのとり方やごはんの炊き方も掲載されています。素材も調味料もそれほど変わったものは使わず、ちょっとしたコツで体を温めてくれる料理になります。なにより美味しそうなので、すぐに作ってみたいと思うレシピばかり。食生活を見直すきっかけにもなり、キッチンに置いてときどき読み返したい一冊です。配合調味料もレトルト食品も使わない、簡単ごはん『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』すみや角田真秀(マイナビ出版)さまざまな調味料が巷に溢れるなか、「さしすせそ」の基本調味料だけで、もっとシンプルに料理をしようという、フードユニット「すみや」の角田真秀さんによるこの本。酢味、味噌味、しょうゆ味、塩味とそれぞれの献立例と主菜、副菜のレシピ、鍋のもとやレトルト、すし酢など便利な調味料を使わずにおいしくできるひと皿、手作りの調味料やたれなど、豊富なレシピを掲載。おなじみのメニューがほとんどですが、レシピ通りに作ればきちんと美味しく、新たな発見があること間違いなし。基本調味料を使いこなすと、調味料を使い切れないといった無駄がないだけでなく、アレンジも簡単になり、食べ疲れせず、健康管理もしやすいのだとか。献立の組み立て方の参考にもなり、普段のごはんづくりが少し楽になりそうです。お酒とともに楽しむ、薬膳おつまみ『ほろよい薬膳』鳥海明子(誠文堂新光社)薬膳料理家の鳥海明子さんによる、薬膳の考えに基づいたおつまみレシピの本。薬膳とお酒、一見すると正反対に思えますが、お酒も適量であれば、心身をリラックスさせて体を温める効果があるそう。薬膳は生薬を使う難しい料理ではなく、季節の恵みを楽しむことが基本。それを組み合わせることで、より心と体の調子を整えられるのだとか。本書では、春夏秋冬、梅雨と5つの季節、それぞれに起こりやすい症状を改善する、前菜、副菜、主菜、〆、すりながし(スープ)のレシピを掲載。鳥海さんが紹介する薬膳レシピは、「梅しそじゃこの納豆パスタ」や「アボカドの生ハム巻き」など、身近な食材を使い、手軽にできるのが魅力。二日酔い対策レシピやお燗のつけ方、ワインと料理の合わせ方などのコラムもあり、楽しく薬膳を取り入れられる一冊です。ご紹介した3冊、それぞれアプローチは違いますが、「素材の美味しさを活かして、きちんと料理することで、体調管理をする」ことの大切さを教えてくれている気がします。美味しく食べて、健やかに過ごせるなら何より。これらの本を参考に、食材の選び方や調味料から見直してみては?・ 生きるための料理 ・ 基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず ・ ほろよい薬膳
2016年03月08日妊婦中に高まる歯のトラブルのひとつとして、虫歯菌を介した酸によって歯の表面にあるエナメル質が溶け出してしまう「う触」と呼ばれるものがある。また、妊娠時にすっぱいものが欲しくなる人もいるが、飲食物に含まれる酸でも「酸触歯」になるリスクがある。このう蝕や酸蝕歯になるとどうなるのか、また、妊娠中にどう対策すればいいのか、歯科医師の倉治ななえ先生にうかがった。○口腔内の酸性化が引き起こすリスクそもそもなぜ、妊娠中はう蝕や酸蝕歯になりやすいのか。妊娠初期につわりになる人が多いが、これも原因のひとつだ。度重なる嘔吐で歯磨きができない状態だと、口腔内の細菌が繁殖し活動が活発化してしまう。また、妊娠中は「女性ホルモン」と称されるエストロゲンやプロゲステロンなどが高まるが、このプロゲステロンの作用で胃の中のものが逆流しやすくなり、口腔内が酸性化することも理由に挙げられる。それ以外の要素として、妊娠中に食べ物の好みが変わることも関係する。人によって個人差はあるが、妊娠中はレモンや酢の物などのすっぱいものを通常より多く摂取してしまう人もいるだろう。そうなると、口腔内も酸性化されてしまう。加えて、妊娠中はホルモンバランスが崩れることで唾液の分泌量が減るほか、唾液が持つ中和力も削がれてしまうという。では実際、う触や酸蝕歯になるとどうなるのか。まず、歯を被っているエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出す脱灰(だっかい)が起きる。脱灰が進むと、エナメル質が白っぽく変化して白濁状となりさらに進むと穴があいて虫歯となる。虫歯がさらに進行すると神経まで達して激しい痛みを感じる。酸蝕歯ではしばしば知覚過敏の原因にもなり、その結果、歯磨きや食生活が疎かになり、歯ぐきにも影響を与える歯周病にもなりうる。なお、歯周病に関しては「歯周病で早産のリスクが約7倍に! 妊娠する前に知っておきたいこと」でも紹介したが、歯周病になると早産のリスクが高まるため、妊娠前から対策をしておくことが大切になる。○安定期になれば治療もOKでは、実際に妊婦はう触や酸蝕歯に対してどうすればいいのか。一般的な対策としては、「エナメル質を強化・保護するフッ素を配合した歯の歯磨き剤を用いる」「エナメル質を傷つけないように優しく歯ブラシでブラッシングをする」「唾液の分泌を促すためにガムをかむ」「酸性度の高い飲食物を控える」などが挙げられる。しかし、妊娠中のつわりで物理的に歯磨きができない人もいるし、酸性度の高い飲食物がほしくなることもあるだろう。倉治先生ご自身もつわりがひどかったようで、つわりの苦しさを忘れられたのは仕事をしている時だけだったと話す。「そんな時は無理をせず、できる時にブラッシングをするようにしましょう。食後に水で口をすすぐだけでもいいので、口腔内を清潔に保つ心がけが必要です。歯科医院でクリーニングしてもらうのも手ですね」(倉治先生)。また、妊娠中は歯の治療ができないと認識している人もいるかもしれないが、実際は治療ができると倉治先生は言う。歯の治療は安定期(妊娠5~9カ月頃)を推奨しているが、麻酔やレントゲンの影響は全くないに等しいと考えられている。妊娠が分かった段階で早めに歯科検診を受け、治療が必要な場合は安定期に治療を行うことで、妊娠中・出産後の歯のトラブルを回避するようにしよう。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 倉治ななえ歯学博士。日本歯科大学附属病院臨床教授、日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本アンチエイジング歯科学会理事(認定医)、東京都大田区学校保健会副会長。「クラジ歯科」(現在院長)と「テクノポートデンタルクリニック」を開設。著書として『魔法の口もと美人スティック』(学研パブリッシング)、『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など。また、「Drななえの予防歯科」を通じて、はじめての歯磨きから予防歯科まで、歯のケア情報を発信している。
2016年03月08日質問:結婚を機に保険を見直す予定ですが、現在妊娠中です。新たに医療保険に入れますか?ご結婚、ご懐妊、おめでとうございます!元気な赤ちゃんの誕生をお祈り申し上げます!!そして、ご安心ください!妊娠中でも加入できる医療保険はあります。ただし、いくつかの注意が必要です。「妊娠中でも入れます!」の宣伝には落とし穴が!「給付金が出ます!」とは言ってません!妊娠中でも経過が順調であれば(注1)、医療保険に加入することは可能です。一般的には、妊娠27週目までは、ほとんどの保険会社が受け付けてくれます。最近では、27週目を超えていても加入できる保険会社も増えてきました。(注1)「経過が順調」:一般的には、妊婦検診で異常がないことや、出産に向け「帝王切開」などの予定がない状態のこと。でも、ここで注意が必要です。あなたが医療保険に加入しようとした目的が「今回の出産に備えるため」であれば、話は別です。妊娠中でも医療保険に加入することはできますが、「特定疾病不担保」や「部位不担保」などの条件付きとなり、今回の出産で「帝王切開」や「切迫早産による入院」に該当した場合、ほとんどの保険会社は給付対象外となります。加入することはできますが、いざ給付請求しようとした時に、給付金が受け取れるとは限らないのです。申し込み手続き前に、よく確認しましょう。すでに医療保険に加入しているなら、出産後の検討がベスト。未加入なら、今すぐ加入しましょう!一部の保険会社では「経過が順調」かつ「27週目以内」であれば、今回の出産も保障対象となるプランが用意されていますが、保険料は少し割高になります。もし、すでに医療保険に加入されているのであれば、出産後の検討をおすすめします。そのメリットは、既契約なら今回の出産が支給対象になる可能性が高いこと。デメリットは、万一出産により、大きく健康状態を損ねた場合、見直しや追加加入が難しくなることが考えられます。一方、医療保険に未加入であれば、今回の出産への適用はあきらめてでも、今すぐの加入をおすすめします。なぜなら、無事、自然分娩で出産された場合でも、何割かの女性は体質が変わったりして、すぐには保険の検討ができなくなるケースがあるからです。「医療保険」への加入は、今回の出産への備えよりも、今後の長い人生への備えではないでしょうか。メリット・デメリットを踏まえ、よく検討してみてください。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年03月04日こんにちは、ママライターのみいゆです。冬になると一番の天敵は“風邪”。特に冬本番の寒さのときは、気を付けたつもりでも風邪を引いてしまうことがありますよね。まだ小さいお子さんがいる家庭では、ママが風邪でダウンしてしまうと家の中がとんでもないことになってしまうこともしばしば……。そうならないために、多くの方は薬を服用します。しかし、この薬の飲み方を誤ってしまうと全く効き目が出なかったり、早く治そうと思ったつもりが逆に長引いてしまったりすることもあるのです。今回は、いち早く風邪を治すための薬の正しい飲み方をご紹介しましょう。●薬を飲むときの水の量は約200ccが目安ですあなたは錠剤や粉薬を飲むとき、一緒にどのくらいの量の水を飲みますか?きっと多くの方は少量の水でパッと飲んでしまうのではないでしょうか。実は薬を飲むときに必要な水またはぬるま湯の量はコップ一杯分(約200cc) が正しいのです。薬を飲むだけでちょっと多いと感じるかもしれません。しかし、水の量が少ないと粉薬やカプセルが喉にひっかかってしまい、くっついてしまうことがあります。そうなると食道潰瘍を起こす場合や薬の効き目が悪くなることも。水の量は意識して飲むようにしましょう。●水以外の飲み物はNG!外出先などで水がなくて手持ちのジュースで薬を飲んでみたり、晩酌ついでにアルコールで薬を飲んでしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。基本的には緊急の場合を除いてこれらの飲料水で薬を摂取することはNGです。薬の吸収が遅れたり効き目が悪くなるはもちろんのこと、アルコールに関しては逆に必要以上に効き目が強くなってしまう ので危険です。日本調剤のホームページによると、特に良くない飲み合わせの例として次のようなものが挙げられています。・総合感冒薬とコーヒーやコーラ・睡眠薬とアルコール・抗生物質と牛乳やヨーグルト・胃薬と炭酸飲料以上は一部の例ですが、これらの組み合わせによって薬の効果が変化することがあるので、なるべく水 やぬるま湯 で服用しましょう。●処方された薬は全て飲みきりましょう風邪などで病院を受診すると薬を処方されますが、処方された期間よりも早く体調が良くなることもありますよね。良くなったらもういいかとついつい薬を残してしまいがちです。しかし、そんな自己判断で途中で薬を飲むことをやめてしまうと、良くなっていた体調がまた悪化することがあります。せっかく良くなってきたのにまた風邪が再発してしまうなんてショックですよね。こんな事態を防ぐためにも、きちんと最後の最後まで処方された薬は飲みきってしまいましょう 。もちろん、薬の影響で今までになかった症状が出てきたら、飲むのを中止して医師に相談しましょう。----------いかがでしょうか。薬の飲み方はほとんど重要視されていないので、実は間違った飲み方をしている方もいらっしゃるかもしれません。ちょっと間違えれば大きな病気につながりかねないこともありますので、薬を服用するときはしっかり説明を読むようにすると良いでしょう。【参考リンク】・正しい服用 | 日本調剤()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年02月28日十月十日といわれる長いマタニティライフ。日に日に大きくなるおなかに愛おしさが増すものの、体重のケアはなかなか大変です。日本だと妊娠前の体形、体重などを考慮して、7kgから12kgくらいに抑えましょうといわれています。しかし、海外に目を向けてみると驚くべき海外セレブの妊娠中の激太り。リアリティ番組で有名になったキム・カーダシアンは先日第2子を出産しましたが、妊娠中に増えた体重は27kgだといわれています。「そんなに太れるものなの!?」と疑いたくなりますが、日本でも大人気のスーパーモデル、ミランダ・カーでさえ、妊娠中はまさかの17kg増に!さらにさらに! あの歌姫、ビヨンセにいたっては産後復帰するまでに30kgもの減量が必要だったとか…。いくら欧米人が太りやすいとはいえ、これにはびっくりです。こんな話を聞いていると、「私たち日本人も体重制限なんて必要ないのかも?」いいたくなりますが、妊娠中に激太りするとやはりそれなりに大変なことはあるようです。■妊娠高血圧症候群になる可能性もむくみ、高血圧、タンパク尿などの症状が出るほか、めまいや頭痛につながることがあるそうです。検診後期には、むくみもチェックされるようになります。妊娠中は、ただでさえ体調がすぐれないことが増えるため、ほかの症状は避けたいものです。■赤ちゃんが未熟児になりやすい!?太りすぎた妊婦さんからは未熟児が生まれやすい傾向があるそうです。筆者も妊婦健診で体重管理の説明を受けたときこの話をされて驚きました。栄養をとりすぎると赤ちゃんも大きくなりすぎるのかと思ったら、逆なのですね。未熟児がいけないわけではありませんが、ママのケアでできることなら最大限注意してあげたいですよね。■難産につながることも!?お肉がつきすぎると産道にまでお肉がついて、赤ちゃんの通る道が狭くなるため、難産になりやすいそう。正直にいいます。ただでさえ激痛です。陣痛が激しくなってくると「できることなら早く産まれてぇー!」という感じです。太りすぎたせいで時間がかかるとすると…ちょっと後悔するかもしれません。筆者は出産までプラス7kgですみました。健診のときにエコーに表示されている赤ちゃんの予測体重を細かくチェックして乗りきれたコツかもしれません。胎児の体重に胎盤約0.5kg、羊水約0.5kg、増加する血液や大きくなった子宮などでプラス約2〜3kg。それ以外は無駄な増加だと気付いたのです。とはいえ、妊娠も人それぞれ。つわりのせいで、「食べてなきゃつらい」人もいれば、「つらくて食べられない」人もいますので、まずは体調最優先で考えてください。体重を気にするあまり、過度なダイエットをするのもやめたほうがいいでしょう。とるべき栄養はしっかりとって、担当医と相談しながら無理のないマタニティライフを過ごしてくださいね。
2016年02月27日こんにちは、齋藤惠です。妊娠中はちょっとした変化にも敏感になってしまうもの。異変を感じたら、すぐにかかりつけの産院や病院へ診てもらうようにしましょう。しかしながら、妊娠は病気ではありません。つわりや便秘、足のむくみや味覚の変化など、体の変化が大きく心配になりがちですが、あまり不安をため込みすぎるのもかえってよくありません。難しいですね。そこで今回は、大葉ナナコさんの著書『体と心にやさしいナチュラルなお産』から、妊婦さんに人気の自然療法を6つご紹介します。プレママの皆さんは、ぜひ日ごろのセルフケアにプラスして取り入れてみてください。●妊婦さんに人気の自然療法6つ●(1)ホメオパシードイツ発祥の『同種療法』 と言われる自然療法です。200年前にハーネマンという医者が唱えた、「症状を発生させる物質は、症状発生時には抑える効果を持つ」という法則を利用して治療を行うものです。英国ではとてもポピュラーで保険診療の対象にもなっているそう。●(2)漢方・東洋医学(中医学)東洋医学は、一人ひとりの体質を細かく見ていく医学で、視診・問診・脈診 などによって不調の原因を探します。漢方は体調不良の際に、生薬の効果で優しく体質改善の手助けをしてくれるので女性にはうれしいですね。つわりのときには『半夏』、冷え性なら『とうきしゃくやくさん』などはご存じの方もいらっしゃるかもしれません。●(3)アロマセラピー芳香療法やアロママッサージなど、香りの効能と植物の精油の持つ力を借りるアロマセラピーは、むくみ、食欲不振、イライラや不安、肩こり腰痛、リラックスのために用いられます。ただ、妊娠中は禁止されているエッセンシャルオイルもあります ので、施術は経験豊富なアロマセラピストか看護師、助産師など医学的知識が豊富な人の判断を仰ぎ、自己流に行うのは避けましょう。●(4)薬膳・食養生薬膳は、『医食同源=全ての食材には身体に良い働きかけや薬効がある』という考え方にそって、その時期の季節や体調に適切な食事を実践するものです。妊娠中の体調・体重管理のためにも食事はとても大切なので、プレママさんは参考になることが多そうですね。●(5)クレニオセイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)聞きなれない言葉でしょうか?これはアメリカで生まれた手技療法の一種です。わずか5gほどの圧を手で与え、後頭骨や仙骨の働きを調節し、脳脊髄液の循環を改善すると言われています。逆子 などに効果があるそうです。●(6)母子整体最近はハイヒールを履く生活や歩かない生活などのせいで、骨格がゆがんでいる 女性が急増しています。そのため近年は、助産師が運営している母子整体研究会の骨盤ケアで、妊娠中の腰痛などを解消するプレママが増えているそうです。骨盤のゆがみを治して安全なお産の準備をしたいという方にオススメです。----------いかがでしょうか?試してみたい自然療法はありましたか?ただ、最初にも述べたように、明らかな体の不調を感じたときにはご自身で判断せずに必ず検診先の病院へ相談してくださいね。心にも体にも健康的なマタニティライフをお過ごしください!【参考文献】・『ナチュラルなお産―体と心にやさしい』大葉ナナコ・著●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年02月22日大王製紙はこのほど、「子どもの鼻の健康に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月15日・16日、15歳以下の子どもを持つ母親1,000人を対象にインターネットで実施したもの。調査地域は東京・大阪・名古屋・福岡・仙台。「正しい鼻のかみ方」を解説する前に、自分自身は「正しい鼻のかみ方」ができているかを母親に尋ねた。その結果、「多分できていない」(20.2%)と「できていない」(7.5%)を合わせて27.7%が「正しい鼻のかみ方ができていない」と回答した。続いて「正しい鼻のかみ方」について解説した。鼻をかむときは、反対側の鼻を押さえて、片方ずつかむことが大切だという。そのほか「鼻水を押し出すために、しっかり口から息を吸う」「ゆっくり、少しずつかむ」「最後まで強くかみすぎない」「鼻のまわりを傷付けないように、肌にやさしいティシューを使う」ことも重要なポイントであるとのこと。そこで、あらためて自分自身が「正しい鼻のかみ方」ができていたかを尋ねた。すると「たぶんできていなかった」(31.3%)、「できていなかった」(16.3%)と、合わせて47.6%が、実際は「正しい鼻のかみ方」ができていなかったことが明らかとなった。2011年調査時と比べると、「正しい鼻のかみ方」ができていない母親は10.7ポイントも増加している。「間違った鼻のかみ方」のひとつに「両方の鼻を一緒にかむ」というものがあるが、それが間違った方法だと知っていたかを尋ねると、31.5%が「知らなかった」と回答した。2011年調査時と比較すると、5年で5.1ポイント増えている。子どもに鼻のかみ方を教えた経験を聞くと58.5%が「教えたことがある」、21.0%が「多分、教えたことがある」と回答した。「正しい鼻のかみ方」を読んでもらい、あらためて子どもに教えた鼻のかみ方が 正しかったかを尋ねると、31.2%が「間違っていた(「間違っている内容もあった」「全体的に間違っていた」の合計)」と答えた。2011年調査時と比較すると、「間違っている内容もあった」(22.4%)、「全体的に間違っていた」(3.2%)と、合わせて25.6%となっており、5年前より5.6ポイント増加している。母親に子どもが「正しい鼻のかみ方」ができているかを尋ねたところ、「多分できていない」(31.6%)、「できていない」(26.2%)と、合わせて57.8%が、「正しい鼻のかみ方」ができていないことがわかった。2011年調査時と比較すると、5年で11.3ポイントも「正しい鼻のかみ方」ができていない子どもが増加していることが明らかとなった。母親の79.5%は子どもに鼻のかみ方を教えていたと回答しているが、自分は誰から(どこから)鼻のかみ方を教わったかを尋ねたところ、75.8%が「親(父母)」と回答した。鼻のかみ方は、親から子へ教え受け継がれていくことが明らかとなった。同社によると、間違った鼻のかみ方をすると、副鼻腔(びくう)炎や中耳炎などの新たな疾患を招く可能性もあるという。「子どもが正しく鼻をかめるようにするために、まずは母親へ教えることが重要である」と同社。2016年度は、「正しい鼻のかみ方」を母親が早いうちから子どもに教える「ハナイク(鼻育)」の推進をこれまで以上に進めていくという。なお、同社商品「エリエール」の公式サイトでは、正しい鼻のかみ方をイラストで紹介している。
2016年02月18日風邪やインフルエンザが猛威をふるっている。さらに立春を過ぎ、花粉の気配も感じられる季節となった。風邪やアレルギー性鼻炎の症状として「鼻水・鼻づまり」があるが、実は鼻づまりが長びくと鼻腔に炎症が起こって膿がたまり、ちくのう症(副鼻腔炎)になる恐れがある。しかし世の中にはちくのう症の発症に気づかずに、症状を悪化させている人も少なくない。小林製薬株式会社は、直近1年以内に1週間以上続く鼻づまりに悩んだ経験のある20代~60代の男女500名を対象に「鼻づまり」に関するインターネット調査を実施。調査では【ちくのう症セルフチェック】も行い、ちくのう症の潜在需要も探った。あなたは大丈夫?【ちくのう症セルフチェック】鼻づまりに悩んでいる人を対象にちくのう症セルフチェックを実施。結果、なんと85.6%がどれか1つ以上に「あてはまる」と回答。その中でも4割以上は自分自身でも「ちくのう症かもしれない」と感じているということが明らかになり、ちくのう症潜在率は想像以上の高い数値となった。想像以上にこわい!ちくのう症の症状は?鼻がつまったり、鼻の中から嫌なにおいがしたり、頭痛や鼻血などの症状も引き起こす可能性のあるちくのう症。それに加えて、大きなダメージとなるのが鼻の不快感によって発生する「睡眠不足」だ。今回の調査でも、「眠りが浅い/寝付きが悪い」(52.1)%と、半数以上が鼻づまりによる睡眠への悪影響を感じていることが判明した。睡眠不足は翌日の仕事に支障が出たり、肌荒れなどのトラブルにもつながる厄介な問題。ちくのう症は、単なる鼻づまりとはいえない病気なのだ。ちくのう症には9種類の生薬で構成された『チクナイン』そんな厄介なちくのう症は、きちんと薬を飲んで治療するのが得策。おすすめはちくのう症・副鼻腔炎・慢性鼻炎を改善する漢方薬『チクナイン』。9種類の生薬で構成された漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の働きで、1日2回朝夕に飲むだけで、鼻の奥の炎症を鎮めて呼吸を楽にしてくれる。眠くなる成分が入っていないので、仕事前でも安心して服用できるのも魅力だ。「あれ?ちょっと鼻の調子がおかしいな。」と思ったら、ちくのう症セルフチェックをぜひ試してみて。【参考】チクナイン ちくのう症セルフチェック
2016年02月10日国立感染症研究所は2月9日、1月25~31日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査により、同期間中の全国のインフルエンザ患者報告数は約11万人に達したことが明らかとなった。同研究所の報告によると、2015/16年シーズンのインフルエンザ流行は、年が明けてから本格化した。その患者報告数は、1月第1週(1月4~10日)が9,964人、第2週(1月11~17日)が2万369人、第3週(1月18~24日)が5万2,226人と週を追うごとに増加。そして今回の第4週(1月25~31日)では、11万1,738人とさらなる感染拡大を示す数字が報告された。今回の数字は、急増した先週と比較しても2倍以上増えている。定点医療機関あたりの1週間における患者報告数も、第3週の10.56から22.57まで拡大し、47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。特に高い値を示した都道府県は、新潟県(39.44)、沖縄県(34.29)、福岡県(31.88)、神奈川県(31.64)。大都市圏では、東京都は第3週は11.17だったのが25.98まで増加。大阪府は同9.19だったのが20.27へ、愛知県は同11.92だったのが28.49へ、福岡県は同13.68だったのが31.88へと、もともと高い値から2倍以上増える結果となった。厚生労働省が2月5日に行った報告によると、全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは111カ所(28都道府県)で、注意報レベルを超えている保健所地域は339カ所(45都道府県)となっている。警報・注意報レベルとは、定点医療機関あたりの患者発生状況をもとに基準値を設け、それを超えたときに発動されるもの。警報レベルは、大きな流行の発生・継続が疑われることを示している。注意報レベルは、流行発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを、流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示している。なおインフルエンザは、感染後すぐには症状が出ていないこともある。予防はもちろん、周りにうつさないためにも「咳エチケット」「うがい・手洗い」の徹底を心がけよう。※画像と本文は関係ありません
2016年02月09日国立感染症研究所は2月2日、1月18~24日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査により、同期間中の全国のインフルエンザ患者報告数が前週の2.6倍以上となる5万人に達したことを明らかにした。同研究所の報告によると、2015/16年シーズンのインフルエンザ流行は、開始時期が例年より1カ月ほど遅れていた。しかし2015年末から継続的な増加が見られ、年が明けてからは、第1週(1月4~10日)が9,964人、第2週(1月11~17日)が2万369人、今回の第3週(1月18~24日)が5万2,226人と患者数が急増。厚生労働省は1月15日に全国的な流行期入りを発表していたが、第2週と第3週の患者数比は約2.6倍とインフルエンザの猛威を指し示している。定点医療機関あたりの1週間における患者報告数は、第2週は4.11だったが、第3週は10.56まで増加した。中でも新潟県(29.28)、沖縄県(18.22)、青森県(16.45)、千葉県(14.13)では極めて高い値となった。大都市圏で見ると、東京都は第2週が3.79だったのが第3週は11.17まで膨れ上がった。大阪府は同3.11だったのが9.19へ、愛知県は同4.33だったのが11.92へ、福岡県は同4.41だったのが13.68へと、いずれも3倍近く増えていることがわかる。インフルエンザは、学生にとっても社会人にとっても「集団感染」が懸念事項の1つ。同研究所や厚生労働省などでは、飛沫(ひまつ)感染対策として、マスクを着用して咳(せき)をするときはティッシュやハンカチで口をおおうといった「咳エチケット」をあげる。また、接触感染対策として、うがい手洗いなどの手指衛生の徹底が重要であることを呼びかけている。※画像と本文は関係ありません
2016年02月02日国立感染症研究所は1月26日、1月11~17日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査により、同期間中の全国のインフルエンザ患者が前週の2倍以上となる2万に達したことが明らかになった。インフルエンザの症状は「38度以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」などで、国内では例年12月から3月頃にかけて流行する。免疫力が低下している人や高齢者が感染すると、肺炎を併発するケースもみられる。一度流行が始まると短期間に多くの人へと感染する点が特徴で、集団感染によって3月でも学級閉鎖がみられるケースがある。2015-2016年シーズンは流行期入りが遅れており、厚生労働省は1月15日に全国的な流行期入りを発表していた。全国約5,000カ所の定点医療機関から1月11~17日(第2週)の期間中に報告があった患者数は2万369人で、第1週(1月4~10日)の9,964人から倍以上となっている。さらに前週(2015年12月28~1月3日)は4,290人だったため、2週間で1週間あたりの感染者が約5倍にも膨れ上がっている計算となる。それに伴い、定点医療機関あたりの1週間における患者数も急伸。第1週は「2.02」だったが、第2週は4.11まで増加している。定点あたりの患者報告数が最も多かった都道府県は沖縄県(12.22)。以下に新潟県(11.8)、秋田県(8.94)、北海道(7.21)、青森県(7.12)と続き、沖縄県を除けば比較的北国が多く並ぶ。大都市圏でみると、東京都は第1週に1.67だったのが3.79へ、大阪府は同1.58だったのが3.11へと倍増しており、患者が急激に増えていることがうかがえる。愛知県も同1.94だったのが4.33にまで増えている。インフルエンザの主な感染経路は、せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染。予防策としてはワクチン接種のほか、マスク着用や手洗い、うがいなどがある。ただ、感染しても特有の症状が出ないケースや検査タイミングによって正しい結果が出ないケースもあり、当人が知らないうちに感染を拡大させている可能性もあるため、注意が必要となる。※写真と本文は関係ありません
2016年01月26日国立感染症研究所は1月19日、1月4~10日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査の結果より、同期間中に約4,000人が各地の医療機関でいわゆる「おたふくかぜ」(流行性耳下腺炎)と診断されたことが判明。直近2カ月間で患者が増加しており、警戒が必要な状況となっている。ムンプスウイルスによって引き起こされる流行性耳下腺炎は、2~3週間の潜伏期を経て発症。片側あるいは両側の耳下腺がはれ、発熱するという症状が出る。通常は1~2週間で症状が軽くなるとされているが、髄膜炎や髄膜脳炎などを併発するケースもある。成人男性では睾丸(こうがん)炎、成人女子では卵巣炎の合併症がみられることがある。同研究所によると、近年は3~4年周期で流行がみられるようになっており、患者は4歳以下が5割ほどを占めるという。感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染など。全国約3,000カ所の定点医療機関から1月4~10日(2016年第1週)の期間中に報告があった患者数は、3,771人。その前の週(1,715人)の倍以上の数値となっているが、直近2カ月間において増加傾向がみられていた。1医療機関ごとの患者数は、2015年の第46週(11月23~29日)に2015年シーズンで初めて0.7をマーク。そこから0.67、0.77、0.81、0.85、0.94、0.88と1近い数値で推移。患者数が1,715人だった第53週に0.56と落ち込んだものの、1月4~10日に1.2まで急伸した。全国約3,000カ所のすべての定点医療機関で、同期間に1人以上が「おたふくかぜ」と診断されたことになる。なお、過去5年間の第1週時点における定点医療機関あたりの患者数と比較すると、2016年(1.2)は2011年の1.37に次ぐ高い数値となっている。2011年7月を最後に1を下回る期間が続いており、3~4年周期での流行という法則と鑑みても警戒に値するといえそうだ。2016年の第1週において、都道府県別での患者数が最も多かったのは北海道の306人。以下は福岡県(295人)、埼玉県(240人)、千葉県(233人)、東京都(205人)と続く。ただ、定点医療機関あたりの患者数が多かったのは、佐賀県(5人)、宮崎県(4.23人)、石川県(3.31人)、沖縄県(3.21人)、山形県(2.5人)となっている。おたふくかぜおよびその合併症の治療は、発熱に対して鎮痛解熱剤を用いるなど、基本的に対症療法となる。また、予防に関しては「効果的に予防するにはワクチンが唯一の方法である」(同センター)としている。患者が増加している現状を受け、Twitter上では「おたふく風邪はだいたい4年周期で流行すると…」「おたふくかぜの予防接種、未だに打ってないわ…」「おたふく風邪はやってるのか。 こどもの頃にやってないから怖い」などのように、不安視するコメントが多数見られる(コメントは原文)。※写真と本文は関係ありません
2016年01月20日国立感染症研究所は1月19日、1月4~10日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査の結果より、一度は縮小の気配を見せたノロウイルス由来とみられる「感染性胃腸炎」の感染に対し、まだまだ警戒が必要なことがわかった。厚生労働省によると、ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生しているが、特に冬季に流行。「ノロウイルスは手指や食品などを介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします」としている。国立感染症研究所は、全国約3,000カ所の定点医療機関から1月4~10日(2016年第1週)の期間中に報告があった患者数を集計。その数は2万4,300人にのぼったという。2015年の第50週から週間当たりの患者数は3万人を超え、第52週まで3万人台を維持していた。第53週(12月28日~1月3日)の患者は1万3,852人で、その前週の3万1,861人よりも半減以下に落ち込み、感染縮小の兆しをみせた。ところが、1月4~10日の期間に第53週の倍近い2万4,300人を記録。まだまだ感染に注意する必要があることが示された。また、第1週の時期における1医療機関ごとの患者数も、例年に比べて高水準だ。2016年の第1週時の定点当たり報告数は、7.74人。2011年から2015年間までの過去5年間と比較すると、2011年の7.98人に次ぐ2番目に高い数値で、2015年(3.47人)の倍以上となっている。2016年の第1週において、都道府県別での患者数が最も多かったのは東京都で2,142人。2位以下は神奈川県(1,869人)、埼玉県(1,560人)、愛知県(1,324人)、大阪府(1,237人)と続く。大都市圏や関東圏において、依然として患者が多い傾向がみてとれる。厚労省は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎を防ぐため、「食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう」「子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう」などの予防策をよびかけている。※写真と本文は関係ありません
2016年01月19日国立感染症研究所は1月12日、2015年12月21~27日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査の結果から、同期間中における1週間当たりの「RSウイルス感染症」の患者が全国で6,000人近くになることが判明。過去10年間の同時期と比較しても、高い水準で患者が増え続けていることが明らかになった。RSウイルス感染症は、RSウイルスによって引き起こされる呼吸器の感染症。風邪のように発熱や鼻水などの症状が出るが、重度の場合だと肺炎や気管支炎になるケースもある。通常、RSウイルスに感染してからの潜伏期間は2~8日で、典型的な潜伏期間は4~6日とされている。同研究所によると、生後1歳までに半数以上の子どもがウイルスに感染し、同2歳までにはほぼ100%の子どもがRSウイルスに初感染するとのこと。厄介なことに、生後数週間~数カ月間程度の乳児が初めて感染した場合は、重篤な症状が出る可能性が高まるとされている。全国約3,000カ所の定点医療機関から12月21~27日(第52週)の期間中に報告があった全国の患者数は5,756人。第50週の7,469人をピークに2週続けて減っており、感染縮小の兆しはみえてきている。ただ、2005年シーズンからの第52週時期における患者数と比較すると、5,756人は2番目に高い数字となる。2014年シーズンこそ第52週に6,110人を記録していたが、2009年からは5年連続で3,000人台で推移。この数字からも、今シーズンはRSウイルスが長期間にわたって猛威を振るっていることがわかる。12月21~27日の期間中において、都道府県別での患者数が最も多かったのは大阪府の562人。2位以下は兵庫県(479人)、愛知県(345人)、東京都(277人)、北海道252人)と続く。RSウイルス感染症には特効薬やワクチンがないため、予防が肝要となる。感染経路は飛沫(ひまつ)感染と接触感染で、発症の中心は0歳児と1歳児。一方、再感染以降ではくしゃみ・鼻水といったような症状が出ていても、RSウイルス感染症であるとは気づかない年長児や成人もいる。そのため、厚生労働省は「咳等の呼吸器症状を認める年長児や成人は、可能な限り0歳児と1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防につながります」としている。※写真と本文は関係ありません
2016年01月13日国立感染症研究所は1月12日、2015年12月21~27日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査により、同期間中に4,000人近くが各地の医療機関でインフルエンザ感染を確認されたことが明らかになった。厚生労働省は、インフルエンザは「38度以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」などの症状が突然現れ、日本では例年12月から3月頃にかけて流行が見られるとしている。一度流行が始まると短期間に多くの人へと感染し、集団感染によって学級閉鎖などへとつながる。国立感染症研究所によると、全国5,000カ所の定点医療機関から12月21~27日(第52週)の期間中に報告があった感染者数は3,734。第51週は2,270人となっており、64%も1週間あたりの患者が増えた計算になる。第50週(1,690人)からの数値を見ると、1週間ごとの伸び率は34%、64%と推移しており、直近2週間で急伸していることがわかる。第52週において、都道府県別での患者が最も多かったのは北海道(532人)。以下は秋田県(359人)、東京都(304人)、神奈川県(231人)、大阪府(190人)となっている。感染増に伴い、全国の定点当たり報告数(1医療機関あたりの患者数)も増加。第51週は0.46にとどまっていたが、第52週は0.76まで急上昇。第50週(0.34)から2週間で2倍以上になっており、「流行開始」の指標となる「1.00」へと迫っている。なお、既に今シーズンは昨シーズンより1カ月以上も流行期入りが遅れている。インフルエンザは、せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染が主な感染経路となり、予防策としてはワクチン接種のほか、マスク着用や手洗い、うがいなどがある。また、感染しても特有の症状が出ないケースや検査タイミングによって正しい結果が出ないケースもあるため、十分に注意が必要となる。※写真と本文は関係ありません
2016年01月12日