【ママからのご相談】年長さんの男の子ともうすぐ3歳の女の子のママをしています。近頃、毎日のように児童虐待のニュースが流れていますよね。自分にも同じような年齢の子どもがいるので本当に痛ましくて悲しいです。そんなニュースを聞くと、「とんでもない親だ!」と憤る気持ちが起きるより先に、「自分がもしわが子に同じようなことをしてしまったら?」という不安が頭をよぎるのです。私よりも大変な思いをしながら子育てをしている方はもっと大勢いるし、甘えているのかもしれませんが、今とても子育てが苦しいです。●A. 子育てに悩んだら「どちらでもいい」と考えてみてくださいご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。児童虐待のニュース、私も最近本当に多いなと思います。毎日のように流れる痛ましい事件を、つらい気持ちで受け止めていらっしゃるご相談者さまのお悩みを少しでも軽くすることができないものかという思いで、このコラムを書いています。まず、ご相談者様のように子育て中の母親の中には、「自分がわが子を虐待してしまうかもしれない 」と考え、悩む人も多くいらっしゃるという事実があります。平成25年に東京都福祉保健局が行った、児童虐待防止のためのアンケート調査においても、次のような結果が出ています。子育ての経験がある方で、子育てについて悩みがある(あった)と答えた人のうち、「子どもを虐待しそうになったことがある」と答えた割合は、27.9%であったそうです。また、「児童虐待が起こる原因と思われるものは?」という質問に対しては、「親のストレス」が63.0%と一番多い回答でした。家庭内で主に昼間の育児を担っているのは、お母さんたちです。そのお母さんたちが育児関連で多くのストレスを感じてしまうのは、児童虐待防止の観点からも非常に危険なのだということがいえますよね。●母親のストレスにはどんなものがあるか・他者との比較によるストレスお子さんが小さいうちは、「いつ寝返りをしたか」や「言葉を話すのが早い、遅い」などで悩むことが多いです。大きくなると「小学校受験」「習い事」「親のステイタス」などで比較します。・義理家族との付き合い方孫誕生によって、自然と夫の家族との付き合いがより濃密なものとなります。そのことで生じる家族の価値観の相違はママたちにとっては非常につらいものがあります。夫はやはり違う家庭環境で育ってきた他人なのだな と痛感することも多く、そのことで夫婦の溝が生じる場合もあります。・子どものしつけ子育ては育児書のようにいかないことが多く、不安になればすぐにスマホで検索してしまう。たとえば「離乳食が進まない」「トイトレがうまくいかない」「食事のマナーが守れない」「公園でお友だちに順番を譲れない」などなど、全てにおいて母親である自分の不甲斐なさのせい と考え、落ち込んでしまいます。・経済的な問題・家庭内の不和(夫婦)●「どちらでもいい」という魔法のような言葉ヤングキャリアコンサルタントとして活躍中の田口久人さんがInstagramに投稿して話題となっている『どちらでもいい』という詩があります。田口さんの著書『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則』に載っていますので、引用してご紹介したいと思います。これを読んで、心を動かされた人がたくさんおり、話題沸騰中とのことです。**********『どちらでもいい』友達は多くても少なくてもいい本音を話せる人がいるなら年収は高くても低くてもいい幸せにすごせるなら家は広くても狭くてもいい自分に合っているならモノを増やしても減らしてもいい大切なものがわかっているなら頭が良くても悪くてもいいまわりを喜ばせられるなら性格は明るくても暗くてもいい個性の1つだから化粧は厚くても薄くてもいい自分の魅力が伝わるなら子供は褒めても叱ってもいい愛情が伝わっているなら夢は小さくても大きくてもいい叶えられるなら人生は短くても長くてもいい本当に後悔をしないのなら**********私自身、子育てしていて「もっとこうだったらいいのに」というわが子への期待 がでてきてしまうことが多いです。そしてそれに程遠い現実とのギャップを感じているときが最もつらいのだ、と気がつきました。そんなとき、この詩を目にする機会があり、「肩の力がふっと抜けた」と感じたのです。子育てに悩むママたちも、「どちらでもいい」と自分にもわが子にも思えたらいいのではないでしょうか。そうすると、わが子の天真爛漫な笑顔が自分や周りの人を明るくさせていることに気が付いて、そこを素晴らしい長所だと思って伸ばしてあげたいと思うでしょう。今までは、「うるさくて落ち着きがなく、躾の悪い子」に感じていたのに。わたしはそうでしたよ。叩いてまで言うことを聞かせようとしていた自分にも、もうさよならしなくてはいけないと思ったきっかけがこの詩でした。----------いかがでしたか?「どちらでもいい」これは魔法の言葉でしょうか?ちょっと立ち止まって、自分の心に問いかけてみてくださいね。いまこだわっていること、「どちらでもいい 」ことではないですか?【参考文献】・『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則』田口久人・著【参考リンク】・児童虐待についてアンケートを実施 | 東京都福祉保健局()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年10月31日台湾でもうすぐ2歳になる娘を子育て中のママライター、なかやまあぽろです。こちらで生活していると、自然と台湾人ママや日本人ママと知り合うことが多くなるのですが、特にわたしは台湾にお嫁に行った日本人ママのお話に興味深々。日本と台湾は距離的に近いとはいえ、やはり文化は全く違います。2016年の秋に公開の映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』では、日本人男性と台湾人女性の国境を越えたリアルラブが眩しいストーリーですが、その逆パターンの、台湾人男性と日本人女性カップルの様子も気になりますね。今回は、台湾にお嫁に行った日本人ママに教えてもらった、“台湾でのリアル子育て”にスポットライトを当て、いくつかのぞいてみましょう!●旦那様は、子どものしつけに意外に厳しい!?台湾人男性と言えば優しいイメージがあり、女性にとことん尽くしてくれる 、なんて聞いたことがある方も多いはず。特に、日本人女性は台湾人男性にとても人気があり、結婚後もずっと奥さんにメロメロ……なんて話も。では、そんな二人の間に生まれた子どもにもさぞかし甘いのかな……?と在台ママに聞くと、びっくり!意外にも子どものしつけには厳しい のだとか。『台湾人の夫の両親と同居していますが、夫をはじめ、家族総出でテレビは幼稚園に入るまでは子どもに見せちゃダメと徹底しています。でも、わたしと子どもが出掛けているあいだに、皆こっそり見ているみたいです』(1歳の女の子のママ)『市販のおかしや菓子パンを与えるのを禁じられています 。ジュースなんてもってのほかです。食生活はかなり厳しいのに、深夜近くまで起きていても何も言わない主人……。どういうこと!?』(3歳の女の子のママ)●パパをはじめ、周りの家族が育児に積極的わたしが台湾で子育てをしていて一番驚いたのは……平日の公園や児童館にたくさんのパパがいること !日本ではあまり見られない光景ですよね。その理由を掘り下げていくと、台湾では2016年に、初の女性総統が誕生したように、女性が活躍する社会が成り立っている ことが挙げられます。産後3か月前後で社会復帰をし、それぞれの両親に子どもを預けて働くことを選択する女性は日本よりも断然多いです。祖父母はもちろん、パパも働くママの味方。お休みの日は自ら進んで抱っこひもを下げて公園や児童館へ子どもを連れて行き、その姿に「恥ずかしい」などといった雰囲気は全く感じられません。“イクメン”が非常に多い国 なのです!『息子が産まれてから、夫が積極的に家事をしてくれるようになったのはもちろん、台湾は外食が盛んなので、産後半年間は食事を一切作らなくてもよい という、びっくりルールを作ってくれました。たまに義両親が夕食を持ってきてくれることもあり、当時は皆に助けられていました』(2歳の女の子のママ)『台湾では“月子”と言う、産後1か月間入院できるシステムがあるのですが、2人目の子を台湾で出産する際は、さすがに上の子をおいて1か月も家を空けられないな、と諦めていました。このことを主人に相談すると、意外な返答が。主人はわたしが入院中の1か月間、義母に自宅まで通ってもらうように説得してくれ、さらに基本的な家事は僕がやるから心配しないでゆっくり休んでね 、と言葉をかけてくれたのです。これには感動し、思わず泣いてしまいました』(5歳・1歳の男の子のママ)●家族や親戚との絆を大切にすることで、子育てがしやすい環境へ台湾での家族、親戚関係はとても親密。月に一度は必ず集まり食事会を開いたり、通信アプリでのグループで、ささいなことでも報告し合ったりなんていうところも。日本人にとっては、いくら親戚とは言え、ここまで立ち入った話をするの!? と、びっくりすることも多々あります……。でも、何か困ったことがあったらすぐに問題解決に協力してくれるというメリットもあるようです。『娘を保育園に預けようと情報を集めていたのですが、語学力が足りずなかなか理想の保育園が見つかりませんでした。それを義母に相談すると、義母の近所の奥さまたちや親戚中に聞いていただけたらしく、一度にたくさんの保育園の情報が集まり 、助かりました』(2歳の男の子のママ)『主人の兄弟は5人ととても多く、それぞれ結婚していて子どももいるので、毎月恒例の親戚の集まりはびっくりするほど大人数 。わたしの息子と同じくらいに誕生した子どもが何人かいるので、家の付近の児童館や、子ども向けイベントの情報を交換しあったりしています。子どもの洋服も、サイズアウトしたものは親戚中の下の子にどんどん回ってくるので、なんだか仲良し大家族みたい』(3歳・1歳の女の子のママ)----------「異文化の中で子育てして行くのは大変」と言うイメージがあったのですが、台湾の方はとても情に厚く、子育てがしやすい国ということが、今回のお話で伝わってきました。でも、きっと日本でする育児とは違うご苦労もされているはず。台湾だけではなく、世界中で子育てを楽しむママたちに拍手!●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年10月15日ブログやSNSなどで楽しく育児をしているママがクローズアップされることが多い今、子育て中のパパとママに本音を緊急調査しました。育児には「これが正解」というものがないだけに、親も壁にぶちあたりながら、子どもといっしょに成長してているようです。Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?1.ある 80.6%2.ない 13.9%3.わからない・どちらとも言えない 5.5%80%以上の人がつらいと感じたことがあると回答。やはり育児は楽しいだけじゃない!というのが、親の本音のようです。■みんなつらい時期がある!ママたちはわかってます泣きわめいたりぐずったり、言うことを聞かなくて途方にくれることも。でもそれは、自分が子どもと向き合ってるからこそ感じる思いです。子どもといっしょに親も成長していくんですね。「ないってほうが不思議。真面目に子育てに向き合えば向き合うほど、つらい気持ちも出てくるんじゃないかな」(宮城県 30代女性)「あります。大事な子どもだからこそ、幸せになってほしいからこそ、これでいいのか悩むのが親なんじゃないかと思います」(茨城県 40代女性)「出かけるのも、家事するのも、食事するにも、何にしても自分のペースはないし。だから、お母さんがぐずる子どもをあやそうと焦っているのを見ると、声をかけずにはいられなくなる。泣いても、ぐずっても気にしなくていいよ!みんな通った道だから」(宮城県 40代女性) ■不登校も子どもといっしょに乗り越えていくいちばんつらいのは子どもが大変なときに代わってあげられないこと。親としてできる精一杯のことをしてあげるというのが、実はむずかしいことなのかもしれません。「今、中2の娘が不登校。悩んでいても人に打ち明けられすに引きこもっている。できれることならばその苦しみを代わってあげたい」(千葉県 30代女性)「発達障害とわかるまでは、癇癪やパニックをどうしたらいいのかわからず、しつけも上手にできず、つらかった。周りの目もつらかったし、外に出るのも怖かった」(神奈川県 40代女性)■大変からこそ幸せを実感することもとくに子どもが小さいときの大変さは、あとになると大切な思い出になることが多いようです。手がかかって目まぐるしかった日々も、二度とは戻らない幸せな時間です。「保育園の送り迎えから、オムツ替えも、ご飯を食べさせるまで私の役目でした。初めの一年は本当に長く感じました。でも思い出がいっぱいです。本当に大切な時間を過ごさせてもらったと子どもたちに感謝しています」(神奈川県 40代男性)「お母さんになった瞬間から子どもに時間を奪われ、邪魔されて。何かしようと思っても『ママ〜』と言われて、トイレすら一人になれない。それでも幸せなんです!」(千葉県 40代女性)Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?集計期間:2015.12.16〜2015.12.23アンケート回答数:4105件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月07日子育てはママにとって一大事業。必死に立ち向かっていると、周りからさまざまな言葉をかけられます。言葉とは不思議なもので、たった一言で深く傷つくこともあれば、何気ない声かけに心から救われたという経験をすることもありますね。あなたはこれまで、どんな言葉に出会ってきましたか?今回は、毎日奮闘している子育て中のママさんたちに「育児において、言われてうれしかったこと」を聞いてみました。●(1)「おばあちゃんにしてくれて、ありがとう」……実の親からもらった言葉『娘を連れて実家に遊びに行ったときのこと。普段から寡黙な父とはロクに会話しないまま、帰る時間になってしまいました。でも別れ際に玄関でポツリと、「お前もお母さんの顔になったんだな 」とつぶやくのを聞いて、うれしいような恥ずかしいような気持ちになりました』(30代女性/4歳女児のママ)『出産後、実母が「私をおばあちゃんにしてくれて、ありがとう 」と頭を下げてくれた。ジーンとしてしまった』(20代女性/2歳男児のママ)両親がかけてくる、ちょっとした言葉。これまではあまり気にしなかったけれど、子どもを産むと何だか心にしみるようになった……と感じるママたちは多いようですね。●(2)「おかあさんだいすきだいすき」……子どもからもらった言葉子どもの純粋な言葉に、思わず涙してしまったママたちもいます。『やっと文字がかけるようになった息子。ある日、一枚の紙を握りしめて保育園から帰ってきた。クチャクチャになったその紙をひらくと、ヘタクソな文字で「おかあさんだいすきだいすき 」って書いてあった。隠れて泣きました』(30代女性/4歳男児のママ)『「前世と来世ってなに?」と聞いてきたので説明してあげると、「ふ〜ん。私、来世でもママの子どもになりたいなぁ 」ってサラッと言われた。もうだいぶ生意気になってきていて、かわいげのないことばかり言うようになっていたので、不意打ちを食らった感じがしてグッときてしまった』(40代女性/小学生女児のママ)そう、子どもたちはママが大好き。頑張っていること、ちゃんと見ているんですよね。●(3)「ありがとう、心から尊敬してる」……夫からもらった言葉忘れてはいけないのがパパたちの存在です。子どもが生まれると少し関係が変わってしまうこともあるけれど、一番近くでよりそっていてほしい相手ですよね。『娘の前で「パパにとって一番大事なのは、お前じゃなくてママだ! 」と言ったことがありました。もちろん本当の本心ではないだろうけど、私のことをひとりの女性として愛しつづけてくれてるんだって思えてすごくうれしかったです』(30代女性/5歳女児のママ)『「命がけで産んでくれてありがとう。心から尊敬してる 」。普段そんなこと言わないキャラだから余計に嬉しかった』(40代女性/小学生男児のママ)●(4)「“ほどよい母親”であればいい」……街で出会った言葉ほかにも、さまざまなシーンで嬉しい言葉をもらったという声がたくさん寄せられました。『イヤイヤ期の息子に手を焼き、疲れ果てていたときのこと。担任の保育士さんが「ここまで自己主張できるのは素晴らしいこと。素直にすくすく育っている証ですよ 。お母さん、安心してね!」と言ってくれた。プロの人にそう言ってもらえて、何だかとても安心した』(20代女性/5歳男児のママ)『抱っこひもで子どもをかかえて電車に乗ったら、いかにもイマドキっぽい男子高校生がさり気なく席を立ってゆずってくれた。それだけでも嬉しかったのに、電車を降りるときに子どもにむかって「バイバーイ 」って手をふってくれて感動。うちの子もああいうステキ男子になってくれたらいいなぁ』(30代女性/2歳男児のママ)『子どもが何をしても笑って受容して、決して声を荒らげず、いつもニコニコ微笑んでいる……そんな素敵ママでなきゃいけないと思っていました。でも思うようにできなくて、いつも自己嫌悪。そんな私を見かねてか、小児科の先生が一冊の本をくれたんです。そこに書いてあった“ほどよい母親”という一言に救われました。特別に“よい母”であろうとする必要はない。笑って、泣いて、ほどほどに怒って、時にはスネる。そういう自然な母親であればいいんだ と、その本から学びました。肩の荷がスッとおりて、気が楽になったのをよく覚えています。今でもこの本は私のバイブルです』(40代女性/小学生男児のママ)----------いかがでしたか?うれしい言葉をかけてもらった人は、ぜひとも他のママにその言葉を言ってあげましょう。“子育てしやすい社会”とは、そんなふうにできていくのかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部
2016年10月04日公園デビューやママ友など、ママになってからの人付きあいは、いろいろ悩みも多いですよね。子どものために友だちをつくってあげたいのはアメリカのママも同じです。日本とはちょっとちがうアメリカの子育て交流を紹介します。■プレイデートってなに?アメリカのママたちの間でよく聞くのが「プレイデート」という言葉。お互いの子どもたちを遊ばせるデートのことです。公園や近所で顔見知りになり、仲よくなったら「今度プレイデートを計画しましょう」と誘いあいます。事前に時間と場所を決めて、親同伴で遊びます。場所は、公園やお互いの自宅がスタンダード。子どもが大きくなると、相手の家まで送り、遊びおわったころに迎えに行く場合もあります。■アメリカのママ友って?子どもが小さいうちは、公園などで同じくらいの子どもを持つママたちが仲よくなるのも自然な流れです。ただ、日本でいわれているママ友とアメリカのママ友の関係性は少しちがうようです。アメリカでは、12歳以下は子どもだけで外出したり、家で遊んだりすることは許されません。子ども同士で遊ぶときも親の承認、アポイントが必要です。それがプレイデートです。子どもを遊ばせることが目的のため、ママたちの関わり方はとてもシンプル。プライベートなことをベラベラ話したがらないアメリカ人の性質もあり、会話も子どものことがメインです。お互いに深入りするような話はしないので、ベタベタした付きあいにはなりにくいようです。■ほどよい距離感がトラブル回避に私の場合、ママ友のリンジーとは公園で出会いました。その後何度も公園で待ちあわせて、よくプレイデートをするようになりました。彼女は週2回仕事をしています。会うのは公園かお互いの家。子どもと一緒にランチを食べることもありました。ママだけでランチに行くことは、めったにありません。あくまでも子ども中心の、さっぱりした付きあいです。日本では子どもが幼稚園や学校に行っている間にママ友とお茶やランチを楽しむ人もいるようですが、アメリカでは子どもと一緒のパターンがほとんど。会うのは公園や学校のイベント、ボランティア活動などです。いい距離感を保っているため、ママ友同士のトラブルもなく、とても気楽な友だちづきあいをしているように見えます。アメリカのママたちのようにシンプルでベタベタしない距離感を心がけると、ママ友付きあいのストレスも軽減されそうです。アメリカ流にプレイデート中心のお付きあいを取りいれてみるのもいいかもしれません。
2016年09月12日独身時代から漠然と描いていた「人をもてなしたい」という思いを形にするために、周囲の人に夢を語り続け、ママになってから形にした女性がいます。元看護師で、現在はママ向けサロンを併設したカフェのオーナー佐々木みかさん。「自分がやりたいことは、子育て中でもあきらめなければ実現できます」という佐々木さんの話を聞きました。看護師として働きながらも、「料理でおもてなし」が夢佐々木さんは、現在高校1年生と小学校6年生の男の子のお母さんです。第一子出産前は、総合病院の看護師として働いていましたが、産後は渋谷区子育て支援センターでベビーマッサージ講師を務め、自宅でもベビーマッサージ教室を開いていました。その佐々木さんがなぜカフェをオープンさせたのでしょうか。「もともと人をもてなすことが大好きで、看護師時代から友だちを自宅に招いて料理をふるまっていました。看護師を一旦退職して、ワーキングホリデーでニュージーランドに行った際も、ヨットクルーのチームメンバーのために3食を作る経験を通して、『いずれは飲食関係の仕事に就き、料理で人をもてなしたい』という思いを深めました」とのこと。自宅でのベビーマッサージ教室でも、マッサージの指導後には約30分のティータイムを設け、手作りのスイーツを出していました。夢の実現への一歩は、夢を語ることからいつかカフェをオープンしたい、という夢を実現させるために、自宅でベビーマッサージ教室を開いていたときから、旦那さんや義理のお母さん、友だちやお客さんに夢を語っていた佐々木さん。下のお子さんが小学校3年生になる年をカフェオープンの年に設定し、そこから逆算して準備を開始。カフェの内装も食器も、すべて自分で決めたそうです。「あの頃は、『全部自分でしないといけない』と肩に力が入っていたのです。だんだん肩の力が抜けて、周りの人を頼れるようになりました」とのこと。実際に、必要な場面で友だちが手をさしのべてくれたり、必要な人に出会ったり、縁に恵まれ、「感謝の気持ちでいっぱいです」。ママたちがくつろげる場を提供したい「私はカフェで過ごす一人の時間が好きなのですが、出産後はコーヒー一杯をゆっくり飲む時間さえ取れなくて。お母さんがほっと一息つける場所を作りたかったのです」。夢が叶い、2013年5月にオープンした、まきの木cafe & studioでは、「おうちスタイルのほっこり味」をテーマにオリジナルメニューを提供し、家庭でも作れるようにHPにレシピを公開しています。カフェでは、ベビーマッサージのほか、ママ向けのコラボイベントを開催していますが、こちらでも、イベント後にママたちに話をしてもらう時間を設けています。「話すことですっきりすることが多いですからね」と佐々木さん。「今までずっと家に引きこもっていた」「外に出るきっかけになった」という感想も多いそうです。いずれはママだけでなく、すべての女性や男性にも、気軽に立ち寄ってもらえるカフェにしていくことを考えています。やりたいことに向かっていくと、道は開ける第一子出産後は、自分が何をしたらいいのか、どちらに進めばいいのかわからず、模索する日々だった佐々木さん。「人に話したり、自分自身に問いかけたり、興味がある講座に通って資格を取ったり。迷いと勉強の日々でした」。そんな佐々木さんから、ママたちへメッセージ。「ママになると、自分のことは二の次になりがちです。でも、子育て中も、自分らしくいられる場所や自分時間をもつことは大切です。自分のやりたいことに向かっていくと、必ず道は開けます。お子さんもきっと、輝いているママのことは大好きです」。「当時はとにかく迷い悩み、必死だったけれど、今だからわかる」という佐々木さんの言葉が、まさに今、自分の人生を模索中のママたちの心に届きますように。取材協力まきの木cafe & studio<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年08月01日全国には児童館や子育て支援センターといった、「地域子育て支援拠点」があります。保育士などの専門家に育児にまつわる相談や、ママ友づくりができるのはもちろん、子どもを遊ばせることもできるのも魅力です。子どもが生まれてから初めて施設を利用するママは多いかもしれませんね。おもに、保育園や幼稚園に入る前の子どもとともに利用するママが多いようですが、施設内でのトラブルもよく聞きます。■子どもから目を離さないで!子育て支援センターや児童館では、子どもを遊ばせることができる場所を設けているところが多いです。庭に遊具を置いて公園のような環境を作っているところもあれば、和室やマットを敷いた室内にスペースを設けているところも。子ども同士で遊んでいる間、ママたちが育児トークに花を咲かせていることは珍しくありません。しかし、話が盛り上がりすぎて子どもから目を離すのは危険です。職員が様子を見てくれてはいますが、利用者が多いとすべての子どもを見続けることは難しいでしょう。危険な行動を取ろうとしていても、離れた場所にいてすぐには止められないこともあります。子どもは予期せぬ行動を取るものです。ママ友とおしゃべりしつつも、わが子から目を離さないようにしましょう。■子ども同士のケンカに注意センターには、さまざまな年齢の子どもが集まります。年の違う子と遊ぶことはいい刺激になり、教育面でもいい影響があるようです。しかし、体力差のある年上の子とのトラブルから、ケガをしてしまうこともあるので注意しましょう。とくにオモチャの取り合いからケンカに発展することが多いのだとか。赤ちゃんはまだ「譲り合い」を知らないので、年上の子が使っているオモチャで遊びたいときには横取りしようとすることもあります。幼稚園生くらいになると譲ってくれることもあるのですが、2~3歳ではまだそれができないことも。すると、力ずくで奪い返そうとするのですが、まだ力加減ができないので、オモチャを思い切り引っ張ってしまいがち。感情をコントロールできずに全力で叩いたりすることもあるのです。こうした子ども同士のトラブルは、相手のママと揉める原因になりやすいですし、何よりも子どもに怖い思いをさせてしまいます。年の離れた子と遊び出したら、近くで様子を見ていたほうがいいですね。■プレママ期に見学へ行こう子どもだけでなく、ママたちのトラブルも多いようです。トラブルメーカーがいることもあれば、ママ友同士の派閥ができていて、利用しにくいムードができている場合もあります。たとえ子どもが楽しんでいるとしても、ママが気疲れするようでは考えものです。どのような環境か知るためにも、妊娠中に複数の施設を見学しておくといいかもしれませんね。近所に先輩ママがいれば、話を聞いてみるのもいいでしょう。人が多く集まるところでは何かとトラブルが起きやすくなりますが、そのことを覚えておけば予防することは可能です。絵本の読み聞かせやベビーマッサージなどの講座を行っているところもあるので、まずはそうしたサービスを利用して、徐々に慣れていくのがいいかもしれませんね。
2016年06月15日働くママにとって、子育てと仕事を両立させることは大変です。仕事が終わって急いで保育園へ、というママも多いのでは?そんなとき、子育てと仕事どちらにも使えるマザーズバッグがあると便利です。普通のバッグに比べて収納性に優れ、子育てに不可欠なマザーズバッグ。しかし、マザーズ バッグには可愛らしいデザインのものが多く、仕事へ持っていくには不向きです。忙しいママにとって、2つ以上のバッグを使い分けつつ仕事と子育てを両立さ せるのは大変……。そこで今回は、働くママにおすすめのマザーズバッグを紹介していきます。初めてマザーズバッグ選びをする方も、今使っているものを替えたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。仕事帰りにそのまま保育園へ、そんなママにオススメのバッグマザーズバッグの多くは、可愛らしいデザインなのが魅力的。トートバッグタイプやリュックタイプなど、形で選べるのはもちろん、デザインから好みのバッグを選べるというのが嬉しいですよね。しかし、子育てをしながら仕事も両立しているママにとっては、マザーズバッグと仕事用のバッグの使い分けが難しいこともあります。特に、子どもを保育園へ送ってから仕事へ行く、仕事が終わってから保育園へ迎えに行くというママであれば、毎回バッグを持ち替えるのはとても面倒です。そんなママには、仕事にも持って行けるシックなデザインのバッグをオススメします!MK MICHEL KLEINキャリアボストンバッグ淡いベージュやブラックなどをベースとした「キャリアボストンバッグ」であれば、仕事へ持って行っても違和感がありません。さらに、このバッグはフェイク レザー仕立てなので、上品なイメージを持たせることができます。持ち手は余裕のあるサイズのため、手に提げて持ち歩くことができるほか、そのまま肩にかけることもできます。子育て中に多くの手荷物を持つとき、肩にかけられるというのは嬉しいポイントですね。イタリア製本牛革の「LADIES BAG」もまた、仕事持ちと子育て両方に使えるバッグです。洗練されたデザインは、仕事場へ持って行くのにピッタリ。バッグのマチは大きく、なかにファス ナー付きのポケットがついているため、マザーズバッグとして使用するにも十分な収納性があります。広いスペースには、おむつやおしり拭き、着替え、哺乳瓶 などをしっかり収納することが可能です。こういったバッグを使えば、持ち替えの手間がなくなり、仕事と子育てを両立させやすくなります。一見するとマザーズバッグには見えないかもしれませんが、収納性や機能性のしっかりしたバッグなら、マザーズバッグとしての役割を十分に果たしてくれるのです。日々忙しいママにとって、便利なアイテムといえるのではないでしょうか?続きを読むライター:フフルルマガジン
2016年06月11日近年、義母が子育てに干渉してくることにストレスを感じるママが増えているようです。義母が子育てをしていた時代といまでは、育児に対する考え方や取りまく環境が大きく変わっていますので、世代間ギャップが生じてしまうのは仕方のないこと。問題は、どのように付きあっていくかです。そこで今回は、実際に「義母の子育て干渉」に悩んだママたちに話を聞かせてもらいました。体験談をもとに、子育てに干渉する義母とどのように付きあっていけば良いのかを考えてみましょう。■「抱きぐせがつく」と怒られた!「息子が産まれたばかりのころ、義母から頻繁に『抱きぐせがつくから、抱っこばかりしていてはダメだ』と怒られました。とりあえず義母の前ではできるだけ抱っこしないようにしてやり過ごしましたが、ストレスでした」(Hさん/29歳/主婦)たしかに、昔は赤ちゃんを抱っこしすぎると「抱きぐせがつく」とされていました。しかし、現在はむしろ、たくさん抱っこしてあげた方が良いと言われていますね。真っ向から義母の意見を否定すると、嫁姑の関係悪化につながることも。Hさんのように、義母の前では一応言うことを聞いているフリをするのは、賢い方法かもしれません。■勝手なことをしないで!「私は、半年くらいは母乳で育て、子どもが食べものに興味を持ちはじめたら離乳食を少しずつ…という考えでした。しかし、義母が『離乳食は早くはじめた方が良い!』と言って、ある日勝手に卵を食べさせようとしました。そのときに『アレルギーのこともあるし、子どもの食事には干渉しないで!』と少し強く言ってしまって…。しばらく、義母との関係がギクシャクしました」(Iさん/33歳/主婦)育児についての世代間ギャップはほかにもたくさんありますが、大切なのは「自分の子育てのやり方」について、きちんと義母に伝えておくことではないでしょうか。Iさんのケースなら、最初に「離乳食はゆっくり」と伝えて理解してもらっていれば、勝手に卵を与えようとしたり、関係が悪化したりすることは避けられたかもしれません。なかなか義母が自分の意見を受けいれてくれない場合は、育児セミナーなどで配布される資料や、最新の研究結果など、「ママ自身の意見」ではなく「専門家の意見」として伝える方法も効果的です。■心配しすぎる義母にウンザリ…「とにかく義母が心配性で、孫が産まれる前から育児書を読みあさり、産まれてからは『これ試してみて』『この症状に当てはまっている、病気では?』と、頻繁に連絡してくるので困っています」(Oさん/31歳/書店勤務)育児書を読みすぎて、結局何が良いのかわからない…という状態になるママは多いようですが、最近はその祖母バージョンもある様子。「大丈夫ですよ!」と聞きながしているだけでは、義母の不安が増してしまう可能性もあります。「じゃあ、私もその育児書を読んでみます」と一度意見を聞きいれてから、「どうやらちがうようです」と報告することで、義母を安心させてあげられると良いですね。このように、「義母の子育て干渉」が気になる場合には、まず「子育て」と「孫育て」がちがうものだということを知ってもらうことが大切です。たとえば、さいたま市が発行している「祖父母手帳」には、「昔といまの子育てのちがい」「親世代との上手な付きあい方」など、孫育てに関する情報がたくさん書かれています。こういった「孫育て」に関する資料を義母に読んでもらい、「子育て」と「孫育て」の領域のちがいを理解してもらえたら、義母の「干渉」は「心強いサポート」に変わるのではないでしょうか。
2016年06月05日こんにちは。ライターのNANARUKAです。育児に仕事に奮闘中のママさん、今日もお疲れさまです。毎日必死でママ業をこなしているのに、ちょっとしたことがキッカケでしんどくなったり、つらくなったりすることってありますよね。ささいなことなのに何日も落ち込んでしまったり……。でも、心配しないでください。同じことを世のママさんたちも一度は経験したことがあるようです。今回は、子育て中のママが体験した「育児って窮屈……」な瞬間エピソードを取材しました。今まさにどん底にいるママの叫び、笑って話せる思い出話になった先輩ママのアドバイスなど、それぞれの窮屈エピソードを第3位からどうぞ!●3歳以下の子を持つママが特に感じる、窮屈シーン第3位は「外食」『外食するときは常に窮屈な思いです。気に入らないことがあると奇声を発する1歳児、料理到着まで待てない2歳児、食べ終わったら走り出す3歳児……。年齢によって状況は変わりますが、外食中はとにかく低姿勢で近くの席の他のお客さんには謝りまくります 。トラブルが起きてしまっては後味も悪くなってしまうので、申し訳なさを全面に押し出して事前回避しています』(38歳/1歳女の子、3歳男の子、6歳男の子のママ)『たまにはラクしたいし、気分転換もしたいし……と、めったにしない外食をしたときに限って、他のお客さんから「もう少しちゃんと座らせたら?」と注意されたり、イヤな顔をされることがあったので、外食時はいつもヒヤヒヤ。まともに食べた気がしないし、かえって疲れてしまいます』(28歳/2歳男の子のママ)『外食時の周囲の目がとても気になるので、外食はランチは11時、ディナーは18時までには店に入る ようにし、一番混む時間帯には食べ終えるようにしています。この時間帯ならたいていの店はまだ空席がある状態なので、いくらかリラックスできます』(40歳/3歳男の子、4歳女の子のママ)食事をしている間はお互いに移動することができないため、どうにか工夫してトラブルを避けたいものですね。●一度は通る道? 第2位は「“母乳絶対主義”の呪縛」『上の子が1歳前後のとき、母乳信仰みたいな風潮がしんどくて産後うつになりかけました。母乳を飲ませることだけに気を取られ、ママ友からの「ミルクあげてるんだ~」という言葉に落ち込む日々。かわいい赤ちゃんと一緒にいる充実感はほとんど楽しめていませんでした。今になってみればそんなことはどうでもよかったと思えるけれど、真っただ中にいるときって「母乳があげられないといいお母さんじゃないのかな……」と不安ばかりが先行してしまう んですよね』(43歳/10歳男の子、8歳女の子のママ)『上の子が産まれたとき、「いつでも欲しがるだけ母乳を飲ませて」という指導をうのみにして心身ともに疲れていたところ、実母から「時間をあけてミルクも利用しながら授乳し、しっかり母乳をためるのがいい」とのアドバイスが。人によってやり方も意見も異なる 授乳事情に、日々悶々としていました』(33歳/1歳男の子、3歳男の子のママ)赤ちゃんに母乳を飲ませてあげたいのは誰だって同じです。とはいえ、無理は禁物。周囲の意見に流されてしまうのではなく、ママ自身の体調を考慮して母乳とミルクを使い分けましょう。●身も心も窮屈! 圧倒的多数を占めたシーン第1位は「バス・電車」『バスの中で1歳の息子が抱っこひもの中で大号泣。いくらあやしても泣き止む気配がなく、他の乗客に申し訳ない気持ちで耐えていたところ、近くに立っていた親子がこちらを気にしている様子。小学校低学年くらいの女の子とそのママはいかにも迷惑そうな面持ちで何度もこちらをジロジロ 。そのママさんだってこういう時期を過ごしてきたはずなのに。「こんなときは優しい気持ちで見守ってあげようね」。自分の娘にはことあるごとにそう教えています』(35歳/5歳女の子・2歳男の子のママ)『小さな子を連れていると席を譲ってくださる方も多いのですが、子どもはじっと座っていることがまず無理。電車やバスでは、席に着くより抱っこひもでしっかり抱っこして立って揺られている方がおとなしいので、そのときも断ったのですが、譲ってくれたその人はそれでも勧めてくるので再び断ると、最後には舌打ち。こちらにも事情があるのに…… と落ち込みました』(30歳/1歳女の子のママ)『ベビーカーに子どもを乗せたままでバスの席に着いていたところ、通路をふさいで邪魔だと注意されたことがあったので、それ以降、バスに乗るときは子どもを抱っこし、ベビーカーを畳んで隅の方に立つようにしたのですが、先日、他の乗客から「子どもを連れてるなら座れよ!」と怒鳴られました。立っても怒られるし座っても怒られる 。乗り物に乗るときは、またいつ怒られるかと常にビクビクしてしまいます』(31歳/0歳男の子のママ)『10年くらい前はバスや電車ではベビーカーは畳むのが当たり前。当時は、大きな荷物を肩に掛けて赤ちゃんを抱っこし、畳んだベビーカーを持って立つしかなかったのでとても大変でした。そんな状況なのに、他の乗客から荷物をグーパンチされたり、連れていた上の子を叱られたりもしました。当時はたまにそんな目に遭ってはどん底まで落ち込んでいましたが、最近では「申し訳ありません」と丁寧に謝って、あとは知らんぷり。引きずらないタフさも大事です(笑) 』(36歳/10歳男の子、8歳女の子、6歳男の子、3歳男の子のママ)やはり1位はバス・電車!外食よりも逃げ場のない“密室感”が強いうえ、乗客の会話も少ないため、子どもの声が響くこと響くこと……。子どもを落ち着かせるのはもちろんのこと、ママ自身も強い心を持っておく必要があります。●少数意見も見過ごせない! まだまだあるある番外編『育児に関する情報が多すぎてかえって窮屈。特にちまたにあふれる「叱らず、穏やかで、イライラしない」的な子育て法の流布 。育児なんてそんなうまくいくわけないので、これがかえってプレッシャーです。影響されやすい自分も悪いのですが……』(35歳/5歳女の子のママ)『うちの家族は意見を持った個性の強い大人たちが多いので、私は常に夫、義母、義父、実母の間で板挟み状態。正直、育児に関係のない所でも窮屈ですが、これも運命と割り切って、だいたいのことは聞き流すようにしています』(39歳/1歳女の子のママ)『どんなに女性や育児に理解のある会社だったとしても、子どもが熱を出して仕事を欠勤や早退しなければならないときはとにかく気まずいです。後々、迷惑をかけた同僚や上司にはいろんな形でおわびしています。やはり社会的には働く母親は弱い立場にあると感じてしまいます 』(40歳/5歳男の子のママ)----------同じような経験をされたママさんも多いのではないでしょうか?現在3人の子育て真っただ中の筆者も同情、共感してしまう意見が多く、何年も前のことですが、他人に突然大きな声で怒鳴られたときのことは、忘れたくても忘れられない記憶として今も記憶に残っています(泣)。世の中にはいろんな人がいます。子どもが嫌いだという方もいるでしょうし、親子のちょっとしたマナー違反を大目に見ることはできないと考えている人もいるでしょう。そういう人たちも、そうでない人たちも共存している社会。そんな社会の中でこれからも子育てをし、生きていくのです。少しばかり窮屈なことがあっても柔軟に受け止め、直すべきことは直し、反省し、感謝し、また前を見る 。そんな捉え方でよいのではないでしょうか。いつかは子どもは大きくなって、ママに寄り添ったり、ともに出かけたりすることも少なくなるはずです。そんなときに子育て中のママさんを温かい目で見られるように、この機会に親子で話し合ってみるのもいいかもしれません。●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年06月04日【ママからのご相談】0歳児のママです。母子手帳と一緒に、地域の子育て支援センターの案内をもらいました。赤ちゃんの首も座ったし、そろそろお出かけにも積極的になってみようかなと思っているのですが、そういう場所ってどんな感じなんですか?●A. 子育て支援センターを賢く利用すれば、メリットがたくさんです!こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。子育て支援センターとは、各自治体によって運営されている、赤ちゃんとママのための広場です。子育てサロン、子育て広場など、赤ちゃん広場などさまざまな呼び方があり、なんとデビューできるのは最短1か月検診後!公園デビューよりも早くから、赤ちゃんを連れて安心して遊びに行ける場所として、また、核家族社会において、ママが“孤育て” をしないよう手助けをしてくれる心強い見方です。今回は、そんな子育て支援センター を利用するメリットをお教えします。●(1)安心して赤ちゃんを遊ばせることができる赤ちゃんや未就園児のための施設なのでおもちゃや絵本が豊富。どこもおむつ替えシートや子どもトイレがしっかり完備されており、赤ちゃん連れでも安心して利用できます 。月齢によって利用日や利用時間帯が分けられているところもあるなど、ママたちが安心して赤ちゃんを遊ばせることができるようにさまざまな工夫がされています。●(2)地域に知り合いができる夫の仕事の都合などで縁もゆかりもない地域で子育てする場合、地域に知り合いが一人もいない、というのはかなりつらいもの。しかし、こういった赤ちゃんの集まる場所に通うことでたくさん知り合いができます。支援センターを運営してくれている人たちや、ママ友さん、イベントを開いてくれている人たちなど、子どもを通していろいろな人と顔見知りになれます 。たとえ子育てをする場所が自分の地元であっても、同じ年頃の子どもを持つママたちと知り合いになれることはとても大切。タイムリーな育児の悩みやストレスを共有し、発散につなげることができます。●(3)地域の情報・子育ての情報が得られる子育て支援ひろばでは、地域のイベントや、サークル活動などの情報交換が盛んに行われています。ママヨガやリトミックなどのイベント活動がポスターで紹介されていたり、実際にそのひろばで定期的に行われていたりします。また地域の人たちと知り合いになることで、よりローカルな情報を手に入れることができます 。どこのスーパーが良いよ、なんて話題から、おすすめの小児科、いずれ直面する保育園選びや幼稚園選びの問題に至るまで、勇気をもって話しかけてみれば気さくに話を交わすことができるママが多いですよ。利用施設によっては保育園が併設されていたりして、保育士の先生や栄養士の先生、看護師の資格を持つ養護の先生などに育児の相談をできる場合もあります。実際に私自身も子どもの食物アレルギーについて、ずいぶん給食室の先生からアドバイスをもらいました。----------子育て支援センターは、厚生労働省が行う子育て支援拠点事業に基づき運営されています。どの施設もママたちに気軽に利用してもらい、子育ての助けを真剣に考えてくれている施設ばかり。また、地域にいくつもそういった施設があるので自分に合うところを見つけるのもおすすめです。どんどん利用して、楽しく子育てできたらステキですね。【参考リンク】・子ども・子育て支援 | 厚生労働省()●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年05月25日子育て中はアクセサリーにも気を使います。赤ちゃんにとってジュエリーはただのオモチャ。わしづかみにしたり口に入れてしまうこともあり、ヒヤヒヤしてしまいます。そこで、たまにはオシャレしたいというママのために、子育て中でもつけられるジュエリー選びのポイントを紹介します。子どもと一緒におしゃれして外出を楽しみましょう。■ジュエリーは子供にとって危険?赤ちゃんは好奇心旺盛。キラキラ光るものに興味津々です。ママが身につけているネックレスやイヤリングを引っぱったり、落としたピアスのキャッチを口に入れてしまうことも! 趣向を凝らしたデザインのジュエリーは、とがっている部分もあり、さわった赤ちゃんのやわ肌が傷ついてしまったら大変です。どんなジュエリーであれば、子育て中でも楽しめるのでしょうか。 ■子育て中のジュエリーの選びのポイント安全なジュエリーのポイントは3つ。1. 角のないビーズタイプを選びましょう赤ちゃんの手や口をケガさせないために、角がないパーツでつくられたものを選びましょう。おすすめはパールのネックレス。本物のパールならば赤ちゃんがなめてしまっても少しぐらいは大丈夫。パールが痛んでしまうデメリットもありますが、そこは目をつぶって。指輪ならシンプルな甲丸リングがおすすめ。2. ネックレスの留め具はマグネットタイプを赤ちゃんがネックレスを強く引っぱると、くさりや糸が切れてしまうこともあります。留め具をマグネット式にしてみましょう。切れる前に留め具が外れるので安心です。3. 金属アレルギーを起こしにくいのはゴールド貴金属は体質によってはアレルゲンになります。絶対安全なジュエリー素材はありませんが、アレルギーを起こしにくい貴金属はあります。プラチナやパラジウムより金のほうが比較的金属アレルギーを起こしにくいといわれています。(参考:文部省科学班研究、1992年「東京都済生会中央病院皮膚科専門外来のデータ」)ただし、ホワイトゴールドやピンクゴールドは合金素材にパラジウムが使われているときがあるので避けたほうがいいでしょう。もしジュエリーに触れた赤ちゃんにアレルギー症状が出てしまったときは、すぐ病院へ。■安心天然素材のアクセサリーを活用して貴金属にこだわらず、樹木のような天然素材を利用したアクセサリーもおすすめ。天然木をペンダントトップにしたものや麻ひもで作られたネックレスもあります。子育て中はいろいろと気を使いますが、工夫しだいでジュエリーコーディネートを楽しむことができます。使わないときは子どもの手の届かないところで保管してくださいね。ママがニコニコ笑顔で輝いていれば、きっと子どもも喜んでくれますよ。
2016年05月20日子育ての頼もしいサポーターになってくれる祖父母世代。でも、昔と今とでは子育ての常識も大きく代わり、祖父母世代とママ、パパとでは意見が食い違うことも。相手に悪気がないとなかなか言いづらいものですが、角を立たせずにギャップを埋めたいですよね。■祖父母世代は「上司」だと考えよう祖父母世代とギャップが生まれるのは、前もって自分たちの育児方針を伝えていないことにも原因があります。「スプーンや箸を共用しない」など、今は常識と考えられていることでも、祖父母の子育て時代には一般的でなかった考え方も多いもの。「親子だから言わなくても分かるだろう」と考えず、子育てに対する考え方をきちんと伝えておきましょう。そのうえで意見の違いが出てきたとき、ポイントは「相手を上司だと考える」こと。会社で上司と意見が対立したとき、頭ごなしに「その考え方は間違っています」とは言いませんよね。年長者として相手を立てつつも、「でも今はこういう方法がいいといわれているんですよ」と伝えてみて。専門家の意見や育児書などを見せると、説得力がアップします。それでもギャップがある場合は、無理に埋めようとせず聞き流すのも一つの方法です。 ■食事やおやつに関するギャップにはこう対処するママ達の悩みで多いのが、食事やおやつについての祖父母世代との考え方の違い。ミルクや母乳の与え方をはじめ、「離乳食開始前に果汁を飲ませようとする」「甘いものはできるだけ避けたいのにおやつを与えすぎる」などという声も多いようです。果汁は、昔のミルク育児が推奨されていた時代に、ミルクだけでは水分や栄養分が不足するためにすすめられていたもの。でも、現在では逆に、早くから果汁を飲ませると、胃腸に負担がかかったりアレルギーの原因になったりする可能性があるといわれています。また、おやつに関しても、虫歯予防や栄養バランスを考えれば、甘いものはできるだけ避けたいですよね。こんなときは、まず「果汁を飲むと母乳(ミルク)を飲まなくなる」とやんわり伝えてみては。「お腹を壊しやすいから」「虫歯ができやすいと歯科健診でいわれた」などというのも方便です。自分だけで説得できない場合は、健診時に祖父母についてきてもらいましょう。健診では食事についてのパンフレットや指導があり、それらを使って理解を深めてもらうことができます。市町村によっては健診時に栄養士の個別相談を受けられる場合もあるので、一緒に話を聞くのもよいですね。おやつの問題も、なかなか理解されない場合は小児科や歯科を一緒に受診し、医師から伝えてもらうのが効果的です。■「抱き癖がつく」って本当!?赤ちゃんが泣いたらできるだけ抱っこしてあげる、というのは子育てママの常識。でも、「抱き癖がつくからあまり抱っこしてはいけない」と祖父母世代からいわれ、戸惑ったことのある人もいるのではないでしょうか。昔は一般的だった「抱き癖」という考え方ですが、現在では、泣いている赤ちゃんを無視していると、感情を上手に表現できなくなる恐れがあるといわれています。最近では母子手帳にも、「じゅうぶん抱っこしてあげましょう」「抱き癖がつくと心配する必要はありません」などと書かれているほど。「抱き癖がつく」という祖父母世代には、育児書などに書かれている内容を見せて、「たくさん抱っこしても問題ない」ということを分かってもらいましょう。ママ、パパも祖父母世代も、「子ども(孫)がかわいい」という気持ちは同じ。考え方の違いを上手に埋めて、無理なく子育てを手助けしてもらえると良いですね。
2016年05月01日子育ては初めてのことばかり、「これってどうすればいいの?」の連続です。たとえば、お小遣い。いくらあげるか、週ごとか、月ごとか。進級につれてどのくらい金額をアップするか……。お財布と相談しつつ、ほかのお宅の状況もリサーチしながらの手探り状態です。一昨年、あるママが実践したユニークなお小遣い制度“お小遣い一括払い制”がネットで大きな話題になりました。発信したのは、2人の子どもを育てながら運動教室『MIKIファニット』を起業した働くママ・太刀山美樹さん。お小遣い一括払い制にも触れた著書『前傾姿勢でいいじゃない~子育て、起業、いま女子大生』(西日本新聞社)を出版した太刀山さんに、ユニークな子育てに込めた思いを伺いました。■一括払い制のきっかけは携帯料金9千円ことの始まりは、高校に入学したばかりの娘さんの携帯電話料金。高校入学と同時に携帯電話を持った娘さんにとって初めての請求書の金額は9,085円。「高すぎる!」と一喝したい思いをこらえ、太刀山さんは娘さんに話しかけました。「たしか将来はひとり暮らしをしたいんだよね。どんな生活がしたいの?」高校生になったばかりの女の子の描く“夢のひとり暮らし”にかかる金額は、しめて月35万円。ショックを受ける娘さんに、太刀山さんはこう続けました。「今度は、高校生活3年間でかかるお金を考えてみよう」すると、地下鉄の定期券代が3年間で45万円。加えて洋服代、コンタクトレンズ代、参考書代、お昼やおやつ代、友達と遊びにいくお金も必要です。2人で話し合って出した金額は、100万円。「通帳を作って、将来の練習をしたい」という娘さんの希望で、3年分の「経費・お小遣い100万円一括払い制」導入となったのです。■持つ手が震えた「帯封つき100万円」とはいえ、100万円といえば大人にとっても大金。当初は周囲も反対や、理解できないといった反応が多かったといいます。「私自身も改めて『高校生活ってお金がかかるなぁ』とビックリ。渡したお金は家のローンの繰り上げ返済のためにコツコツ貯めていた貴重なお金です。帯封付きの100万円なんて持つのも初めてで、下ろす時に手が震えました(笑)」その後、周囲の心配をよそに3年間かけて100万円をきっちりと使い切った娘さん。毎月ほしいものを比較し、3年目は「参考書以外はぼぼ我慢した」という涙ぐましい努力の結果でした。太刀山さんは振り返ります。「この3年間があったので、娘が大学に入ってからは本当に安心していられましたね。お金の管理はちゃんとできるだろう、と信頼できたので」太刀山さんは、娘さんのお小遣い一括払い制に取り組んだ3年間が、親子関係を育てる3年間でもあったといいます。「どんなやり方も、根底に必要なのは愛情だと思うんです。『できる』って信じてあげないと、本人もしんどいですよね。一括払い制をやってみたいという方に話しているのは、子どもと一緒に考えるのが大事だということ。わが家の場合は、将来の生活費から考えを広げていけたことがよかったと思います。子どもは、親ががんばって仕事をしている姿を見ているもの。そういう親子関係ができていれば、子どもが巣立った時に親も自分自身の人生を肯定できると思うんです」■「転んだ時に手がつける」角度がベター現在、『MIKIファニット』で運動を通じた子どもの心身育成に取り組むかたわら、子育てに悩むママに向けた講演活動も行う太刀山さんですが、約20年前は1歳と0歳の子どもを抱える“フツーの主婦”でした。26歳で「自分の人生は自分で決める!」と一念発起。子どもたちをおんぶして講座で学び、両肩におやつがわりの野菜スティックの青いシミを作りながら健康運動指導士の資格を取得。ゼロから子どものための運動教室をスタートしました。そのあゆみをまとめた『前傾姿勢でいいじゃない』には、思わず笑ってしまう失敗談だけでなく、目の前の子どもよりも仕事を優先してしまい後悔の涙を流したことなど、働くママなら誰しも経験がある苦い思いもたくさんつまっています。それでも前向きな印象を受けるのは、本の根底にあるこんな思いから。「がんばっているお母さんをホッとさせてあげたくて。子育て中の方は、みんなパンパンにがんばっている。でも『私、大丈夫かな』って思う瞬間が絶対あると思うんです。読みながら、そんな気持ちを笑い飛ばして『いまのままでいいんだ』って思ってもらえたらいいな、という思いが、この本の出発点なんです」本のタイトル“前傾姿勢”にも、そんな思いが表れています。「斜め前で、ちょっと前が見えればいい。それで、転んだときにちゃんと手がつけるくらいの角度でいいんです。別に地面が近くていいんですよ。先のことなんて、目を凝らしたって見えないんですから」子育てに迷ったとき、ちょっと立ち止まってしまったとき、手に取りたい1冊です。(文/よりみちこ) 【取材協力】※『MIKIファニット』をゼロから起業。2014年、米国マサチューセッツ工科大学卒業生運営のMITビジネスコンテストで審査員特別賞を受賞。女性の自立や子育てなどをテーマに講演する傍ら、地元テレビ局で教育コメンテーターも担当。2015年、九州大学大学院経済学府(QBS)に入学。著書に『子どもの!ママの!やってみたいを引き出す運動あそび集』(日本レクリエーション協会)、『ファニットリズムでどうぶつ体操』(MIKIファニット)。 【参考】※太刀山美樹(2015)『前傾姿勢でいいじゃない~子育て、起業、いま女子大生』西日本新聞社
2016年02月27日出産や育児でわからないことがあったら、まずネットで調べるというママは多いはず。インターネットの普及でさまざまな情報を手軽に入手できるようになった反面、逆に情報が多すぎて何が正しいのかわからなくて悩んでしまうことはありませんか? なかには間違った情報や知識によって不安になったり、子育てがうまくいかなくなってしまったりするママも少なくないようです。そんなママたちの役に立ちたい、ひとりぼっちで育児をしているママがすてきなママ友と出会ってほしい。そうした思いから、東京都世田谷区にある 学校法人芳村学園 さくらキッズガーデン では、プレママと0歳児ママに向けたイベント『いっしょに「ママ」になろう』を数年前から不定期で開催。毎回好評を博しています。イベントは平日の午前2時間×全4回。内容は、文部科学省子育て支援モデル園でもあるさくら幼稚園副園長が子育ての話をしてくれたり、出産や育児に関する外部のプロたちが講演をしてくれたりします。先ごろ、2015年10~11月にかけておこなわれた第6弾のイベントに参加してきました。全4回の内容をダイジェストでレポートします。9歳までのシングルエイジ期を大切にイベントの核となるのが、さくら幼稚園副園長の千野郁子先生による子育てのお話です。さくら幼稚園の施設内には未就園児クラスや小学生の学童クラブもあり0~12歳までの子どもたちが通っています。そんな幅広い年齢の子どもたちを見てきた千野先生が、自身の教育経験を活かし、さらに2児のママとしての出産・育児体験も交えながら、育児のコツをわかりやすく話してくれました。千野先生は、「つ」のつく年齢、つまり9つ、9歳までのシングルエイジ期を大切にしてほしいといいます。乳幼児期の育児は、建物を建てることにたとえると、いわば基礎工事にあたる部分だからです。「0~2歳ではママとのやりとりのなかで基本的信頼関係を獲得していきます。人として生きていくうえで、自己肯定感はとても大切。自分を信頼するためには、まずは人を信じることからなんです」と千野先生。信頼関係を築くにはまずスキンシップが大事だといいます。「とくに0歳児はたくさん肌を触れ合わせて、抱き癖がつくくらいに抱いてあげてほしい。ベビーカーよりは、なるべく抱っこ。散歩のときも季節を感じながら、いろいろ語りかけてほしいなと思います。子どもに“抱っこして”といわれる期間なんて、実は10年もないんですよね。今は大変でも、あの時期が一番輝いていたなあ、と思うときがきます」ちなみに2歳になったらある程度自立させることも必要。「歩けるようになったら歩かせましょう。抱っこは歩行の手段ではないですから」。食事も自分で食べるようにして、6歳までに生活の基礎を身につけるようにするとよいそうです。また、乳幼児期は子どもが好きなことにとことんつきあってあげると、子どもの「何かをやりたい」という意欲を伸ばしてあげられるそうです。泥遊びをしたい子供に「服が汚れるからやめてほしい」というのは親の都合の押し付けなんですよね。 子育ては世界を変えることができる!子育てのゴールは、子どもを自立させること。子どもは社会に返す存在だと千野先生はいいます。「今、世の中を動かしている人たちも、みんなお母さんに育てられたんですよね。みなさんの仕事というのは、世の中を動かす人を育てるというとても大事な仕事。子育ては世界を変えることができるんですよ。よりよい世界にしたいと思うなら、よりより子どもを育てていけばいいんです。すごく長い時間のかかる膨大な仕事です。でもこれ以上にやりがいのある仕事ってあるでしょうか」と千野先生は力を込めます。スキンシップをすると“幸せホルモン”が出るイベントは毎回、さくらキッズ保育士の原美奈先生による手遊びや絵本の読み聞かせからはじまりました。手遊びで顔や体をたくさんなでたり、音楽をかけながら体を動かしたりしていると、ママも楽しそうだし、赤ちゃんもとっても嬉しそうです。スキンシップの大切さは原先生も話していました。赤ちゃんは妊娠6週目には触覚(皮膚感覚)が形成されるといわれ、皮膚感覚をとおして周りの人や物を認識しているそう。スキンシップをたくさんとると“幸せホルモン”とも呼ばれる「オキシトシン」が分泌されて赤ちゃんの情緒が安定し、親子の距離も縮まるそうです。「赤ちゃんが何を欲しているかわからなくて迷うこともあると思いますが、たくさんスキンシップをすると、赤ちゃんの欲求やママに出しているサインがわかるようになりますよ」と原先生。赤ちゃんの気持ちを落ち着かせるには、背中をさすってあげることも効果的。また、第2の心臓ともいわれる足の裏をマッサージしてあげるのもおすすめだそうです。ハイハイはとっても大事!施設内の学童保育の職員である粕谷匡男さんからは、子どもと体についての話がありました。「幼少期の遊びの経験不足などから運動に苦手意識を持ってしまう子もいます。ぜひ体を動かすことに興味をもたせてあげてください」と粕谷さん。赤ちゃんの成長段階の動きにはそれぞれ重要な役割があり、なかでも「ハイハイは飽きるまで、いや飽きてもやってほしい」とのこと。転んだときに手を出せるようになり、自分の体重を自分で支えられるようになるからです。つかまり立ちをはじめてハイハイに飽きてしまったころには、パパやママが先頭に立ってハイハイで追いかけっこをしたり、後ろ向きのハイハイを見せたりして、「ハイハイっておもしろいな」と感じさせてあげてみてください。後編では、千野先生によるおむつはずしや生活リズムの話。外部講師によるヒプノバーシングやホメオパシーの話など、さらに育児ノウハウに寄ったお話をレポートします。
2015年12月19日「どならない」のではなく、「どなる頻度」を減らす 叱る=しつけにはならない!? どならない子育ての練習(1)「身支度をグズグズする子」への処方せん どならない子育ての練習(2)「ごはんを集中して食べられない子」への処方せん どならない子育ての練習(3)「出かける前なのに遊び続ける子」への処方せん の続きです「つい子どもにキレて、自己嫌悪になる。そんなの、僕だってよくあります」。と言うのは、『どならない子育て』の著者、伊藤徳馬さん。プライベートでは2児の父だ。伊藤さんが実際にご自分の娘さんに試し、その効果を実感した「どならない子育て練習法」について、5回に渡ってお届けしたこの特集も、今回が最終回。伊藤さんのお話の中から、私が印象に残った部分をまとめてみた。「褒められて育っていない」のに「褒める子育て」をするのは難しい「私も含めて、今の子育て世代は、『(子どもを)褒めましょう』と言われても、自分たちは褒められて育っていないし、あいまいな表現で指示を出されてきたし、重たい罰をもらって育ってきました。だから、なかなか子どもを褒められないし、『褒めて育てるのなんて理想論だ』とも思えてしまいます。今はそれだけ混沌としているのです。」(伊藤さん)なるほど!と、思った。自分がされていないことを、子どもにやれと言われても…。自分たちはそう育てられていないのに、子育ての専門家は口を揃えて「子どもは、褒めましょう」と言う。混乱が起こるのは、ごく当然のことなのかもしれない。そこで役に立つのが、具体的な方法論。「母性が」とか「努力が」という観念論ではなく、今まで紹介してきた「具体的な方法論」があると、目の前の霧がパーッと晴れたような気分になった。みんな、実生活ではどなっている「ここは、とっても大事だし、強調しておいて欲しいのですが」と念押しされたのが、「伊藤さんも、実生活では完全にどならなくなったわけではない」という事実。伊藤さんは市役所の職員なので、講座の受講者が生活圏内に住んでいるということもありえる。だから最初に、「近所のスーパーなどで私を見かけても、子どもをめちゃくちゃ叱っている場面だったりしたら、見て見ぬふりをしてくださいね」と必ず伝えているとか。また、家庭内では妻に「どならない子育て」をレクチャーしないことも心がけている。「そんなことを上から目線で行ったら、『じゃあ、アナタやってよ!』とキレられるだけですから。僕以外の講師陣の男性たちはみんな、そこはとても気をつけている点です。」(伊藤さん)頭でわかっていても、できないことなんて山ほどある。ましてや夫に上から目線で言われたら、そりゃ、キレて当然だ。では、どうするのか? 「実際に自分がやってみせるという積み重ねです」と伊藤さん。なるべく気楽に!伊藤さんにマンツーマンでお話を伺い、原稿を書いた私。けれども、「明日から立派な母になれるか?」というと、まったくもって自信がない。というか、「無理だ!」と、この場で断言できる。では、伊藤さんのお話がムダだったのか?というと、それもまったく違う。今回教えてもらったことは、必ず頭の片隅に残っているからだ。それを少しだけ実践してみるだけでも、きっと何かが違ってくることだろう。なるべく気楽に! ボチボチとがんばってみたいと思う。(楢戸ひかる)「どならない子育てについて、もっと、知りたい!」と思った人は◇つい子どもにキレて自己嫌悪…そんな私にサヨナラ!NHKあさイチ、朝日新聞、読売新聞などで話題! 人気のあの講座が本になりました。◇ どならない子育て (著者:伊藤徳馬/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 定価:1,300円(税別)
2015年11月01日イギリスで、子育て世代の親たちに向けた興味深いアンケート調査が行われました。「もっとも子育てを楽しめたのは、子どもが何歳のときか」というもの。子どもを持つママにとっては気になる調査です。はたして結果は?今回はイギリスのニュースサイト『Mirror』を参考に、子どもと過ごす時間について考えてみます。■子育てがもっとも「楽しい」のは5歳?アンケートは、異なる年齢の子どもがいる合計2,000家族を対象に行われました。それぞれの年齢ごとに、子どもと過ごす時間が楽しいか(楽しかったか)どうかを数値化してもらい、比較したのです。その結果、もっとも数値が高かった、つまり楽しい時間が過ごせたと親たちが回答したのは子どもが5歳のとき。反対にもっとも数値が低く、楽しい時間が過ごせたとはいえないのは、子どもが10~12歳のころでした。10歳ごろから、子どもの自立心が強くなりはじめ、親よりも友だちと過ごしたがったり、親をわざと「嫌い」といったり、親と一緒に歩くのを嫌がったりするようになります。思春期特有のそうした行動が、調査結果にも影響しているのかもしれません。■コミュニケーションが取れる年齢に5歳までに、子どものコミュニケーションスキルはかなり発達します。自分のしてほしいことや気持ちをきちんと伝えることができ、両親のことばもしっかりと理解します。子どもがことばをおぼえはじめる2~3歳ごろには、なんでも自分でやってみたいとがんばる「イヤイヤ期」と呼ばれる発達段階があります。その「イヤイヤ期」も卒業し、会話も楽しめるようになる5歳が、多くの親にとって子育てのゴールデンタイムとなっているようです。実際、38%が、「5歳ごろから、子どもときちんとしたコミュニケーションが取れるようになった」、3分の1は「5歳までに子どもがユーモアのセンスを見せはじめた」と回答しています。子どものコミュニケーション能力の発達は、会話に限ったものではないようです。全体のほぼ4分の1にあたる23%が「5歳までに子どもとスポーツや戸外での活動を楽しめるようになってきた」と回答し、5歳ごろからスポーツも含めた家族団らんが楽しめるようになってくると示しているのです。■家族でスポーツは「平均週3.5時間」この調査を行ったのは、スポーツを通して若者の育成や生活の質向上をめざすイギリスの独立慈善団体「ユース・スポーツ・トラスト」。同団体が展開する、家族のきずなを考えるキャンペーンの一環で行われました。アンケートでは、スポーツと家族団らんの関わりについて興味深いことも判明しました。全体の86%が「スポーツなどの活動を通して家族はより仲よくなれる」と答えていますが、実際に家族でスポーツなどアクティブな活動をして過ごす時間は、週当たりたったの平均3.5時間だったのです。週3.5時間ということは、平日も含めた7日間で考えると一日30分。乳幼児も含めた子どもを持つ親へのアンケート結果としては、やや物足りない数字です。毎日子どもと屋外でスポーツをするのは、たしかにハードルが高いこと。ですが、たとえば一日30分一緒に家の近所で散歩やサイクリングを楽しむのはどうでしょう。休日には家族でお弁当を持って広めの公園やアスレチックに出かけるのも楽しそうです。「ユース・スポーツ・トラスト」を主宰するフィル・チェンバレン氏は、家族で戸外活動を楽しむことが、子どもの成長によい影響を与えると話します。「活動的な子どもたちには、物事をよりよく、早く学ぶ力と、環境にすばやく溶け込む力があります。スポーツを通して子どもたちの活動的な面を育てることは、心身を健康に保ち、勉強もよくでき、自信にあふれ、社会でりっぱに生きていくことのできる子どもの育成につながるのです」■子育てのゴールデンタイムは伸ばせる子育ては楽しいことばかりではありません。ときにはうまくいかなくて悩んだり、思い通りにならなくてイライラしたり。でも、わが子とのちょっとした関わりで悩みやイライラが一気に吹き飛び、幸せを実感する――そんな瞬間もたびたび訪れます。そんな、ポジティブな面とネガティブな面のダイナミズムこそが子育てのだいご味ともいえます。子どもが成長し、独り立ちするまでと考えると、子育ての時間は決して短くはありません。子どもが5歳を過ぎたら子育ての楽しみが減ってしまう、なんて残念すぎます。おしゃべりはもちろんスポーツ、戸外活動もどんどん取り入れて、子どもとのコミュニケーションをしっかり取って、子育てゴールデンタイムをどんどん伸ばしていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※What age are kids the best – Parents say 5-year-olds are most fun but 10 to 12 worst ages-Mirror
2015年09月26日「子育て中は、実はストレスだらけ。ストレスとうまく付き合う方法を知っていると、ママも少しは楽になるのでは?」と言うのは、NPO法人 えじそんくらぶ代表の高山恵子さん。NPO法人 えじそんくらぶは、ADHDをはじめとした発達障害を豊かな個性の一つと捉え、長所を伸ばし、弱点を克服できるよう支援する団体だ。今回は、そんな高山さんに「子育てにおけるストレスを減らすためのヒント」について伺った。ストレスマネジメントという発想ADHDなどの発達障害や類似の特性を持っている子の行動は、親をストレス状態に追い込むことがあるため、ストレスマネジメントを重視した対応が、とても重要だ。でも、このストレスマネジメントという考え方、どんな子の育児にも充分、応用可能なのだ!代表的なストレッサー3つ「ストレス(反応)」とは、何らかの原因「ストレッサー」によって心身にかかる負荷のことを言う。このストレッサーの多くは、次の3つに分類できるが、多くの人が、いくつかのストレッサーを複合的に抱えている。<ストレッサーの例>◇自分自身のこと性格(完璧主義、マイナス思考など)健康上の問題時間がない満たされない気持ち理想と現実のギャップなど◇対人関係子どもとの関係パートナー、両親、義父母との関係職場の同僚、上司との関係ママ友付き合いなど◇出来事・環境事故、災害経済的な問題(貧困、借金、リストラ)転職、転居住環境(狭い・うるさい)などストレス反応とは?ストレッサーとストレス反応はアレルゲン(アレルギーの原因)とアレルギー反応の関係とよく似ている。何らかの原因(ストレッサー)によって負荷がかかり、心や体にさまざまな反応(反応)が表れることを、ストレス反応という。<ストレス反応の例>◇心の反応イライラ、ドキドキ不安、焦り、緊張やる気がしない、自身がなくなる冷静さがなくなる、余裕がなくなる人と話したくない、心細いなど◇体の反応眠れない、起きられないだるい、疲れる、無気力肩こり、首の痛み頭痛、胃痛、腹痛、便秘、下痢食欲不振、暴飲暴食など何をストレスに感じるかは人によって違うここで大事なのは、「何をストレスに感じるかは人によって違う」ということ。同じことでも、受け止める人の心身の状態や周囲の環境などによって、心や体にアンバランスをきたすストレッサーになることもあれば、適度な刺激となって、やる気が出るなど、よい方向に作用する場合もある育児ストレスには、とりわけ注意を!ストレスひとつひとつは小さいものでも、それが解消されないまま積み重なっていくと、やがて悪循環にハマってしまうことも。こうなると、ストレスのレベルはどんどん高くなり、悪循環サイクルから抜け出すのが難しくなる。とりわけ育児ストレスの場合、周囲からはわかりにくく、自分でも気づかないことが多いため、知らないうちに無理をしてしまうという怖さがある。そうならないためにも、早い時期に気づき、適切にストレスを発散していく必要がある。<こんな循環にハマっていませんか?>子どもが言うことを聞かない↓周囲の目が気になる↓子育てに自信がなくなる↓イライラする、やる気がなくなる↓怒鳴る、叱る↓子どもが言うことを聞かないストレスといかにうまく付き合うか「適切なストレス発散!? 日々の子育てがいっぱいいっぱいで、そんなことをしている余裕はないわ」と思うかもしれない。でも、高山さんは言う。「誰にでもストレスはあり、それは、人が環境に適応していくプロセスでの反応ともいえます。ストレスをまったくなくすのは不可能で、要はいかにうまく付き合うか。つまり『ストレスにうまく対処する』ことが大事なのです。ストレスにうまく対処する方法を考えることが、『ストレスマネジメント』の基本的な方針です」。ちょっとしたヒントが、日々の生活を変えるキッカケになるかも!?次回は、「自分にあった対処法を探すためのストレスマネジメント4つのステップ」です。「ストレスマネジメントという考え方、何だか面白そう!」と思った人は◇「 親子のストレスを減らす 15のヒントト 」(著者:高山恵子/学研教育出版) 定価:本体1,500円(税別)
2015年07月22日子育てしながら仕事をしているママは、今ではたくさんいます。仕事と育児を両立しながら頑張っているものの、子育て経験のない職場仲間には、なかなか両立の大変さを理解してもらえないこともあるはず。しかしそこで「子育てしているから優遇されて当たり前」「子どもがいないんだから、それくらい代わりにやって当然」などと、偏った考え方を持っていると、職場仲間から反感を買うことになってしまうでしょう。今回は、子育てで時短勤務や早退、休暇が増えても、職場の人たちと良好な関係を築くために必要なノウハウをピックアップしてみました。■働くママが職場仲間に反感を買われないためのノウハウ(1)子どもがいることを言い訳にしない何よりも大切なのは、仕事は仕事、家庭は家庭と、割り切った考え方をすることです。「子どもがいるから、新しい業務の担当はできない」「育児中だから大変な仕事はこなせない」などと、子育てを理由にして仕事で楽をしようとする考えは捨てなければいけません。「何かと子どもがいることを言い訳にしている」と陰口を叩かれないように気を付けて、勤務中は仕事に集中できる環境と意志を持っておきましょう。■働くママが職場仲間に反感を買われないためのノウハウ(2)万が一、休暇・早退をするときは低姿勢で子どもが急に熱を出した時、体調不良で園や学校を休んでいる時は、ママも子どもに合わせて、早退をしたり休みを取ったりしなければいけません。そういう時には、必ず低姿勢を心がけておきましょう。「子どもの具合が悪いんだから、休暇や早退して当たり前」と言わんばかりの言動をとってしまうと、その後の人間関係に大きな亀裂が生じてしまうおそれがありますよ。■働くママが職場仲間に反感を買われないためのノウハウ(3)感謝の言葉、お礼を伝える自分が休んでいる間、早く帰宅した後にも、仕事はどんどん進んでいます。フォローをしてくれている職場仲間には感謝の言葉を伝えたり、時にはお礼をしたりして、敬意を払うことを忘れてはいけません。「この企画が通ったのは●●さんのおかげです!」などと、相手を立てて会話をすることで、良好な関係を築いていきやすくなりますよ。■働くママが職場仲間に反感を買われないためのノウハウ(4)できることがあればするという旨を伝える「私にできることがあれば、何でも言ってくださいね」「できる限り努力します!」と誠意を見せることで、両立しようと頑張ろうとしている姿をアピールすることができます。仕事から逃れようとする人よりも、はるかに好印象を与えることができるので、無理のない範囲で仕事に取り組めるようにしておきましょう! 子育てに限らず、急に休みを取る必要にかられる場面は、きっと出てきます。そんな時、職場の人間関係をうまく築いていられれば、大変なときに周りからのサポートを受けることができるはずです。そのためにも、日頃から職場仲間との関係づくりを大事にしておいてくださいね。そして、いつかあなたが仲間のサポートをする番になった時には、これまでの感謝も込めて、精一杯サポートしてあげてください。
2015年01月21日少し前、このTVCMが話題になりました。仕事と子育てを両立するママたちにとっては共感を得たものの、これから子供を産もうと思う女性にとっては「子育てと仕事の両立は無理かな」と不安を感じさせたそう。「少子化を増幅させる」という大きな視点での問題定義も……。あなたはこのCM、どう捉えましたか?パパたちに見せてしまった私はこのCMをあえてSNSでシェアしました。すると予想以上に反響が大きかったのです。それも、子育て中のパパたちからの反響が多数。「たしかに授乳など、女性にしかできないことはある。でも、それ以外はそんなにない」「夜中の3時間おきにミルクを作ってあげたり、おむつを変えることは父親でもできる」「家の中のことを分断するのが当たり前だ」「女の人は育児がしたくないわけじゃない。それを当然と思ってる旦那に腹が立っているんだろう」「パパの存在が見えないのが寂しい。もっと頼ってほしい」などの嬉しい声をたくさんいただきました。「子育て=母親のもの」の終焉 子育ては母親がするもの、という時代は終わりました。その証拠に一部の企業では、男性の育児休暇を奨励しています。事実、過去、私の上司だった課長クラスの方も1ヶ月の育児休暇を取得しておられました。彼がマネージメントしていた人数は40名以上。彼が育休を取ったため、40人をマネージメントする人間が1ヶ月もいなかったのです。ところが、会社の仕事は問題なく進んでいました。あなたの仕事と子育ての両立を楽にする技 優秀な人ほど「自分がいないと大変なことになるんじゃないか」と思いがちですが、そうではありません。誰かが必ずあなたの業務を保管してくれるようになっている、それが会社という組織です。ですから、育児に専念するときは仕事の事はおもいっきり忘れてOK。むしろ、そういうライフスタイルがこれからの働き方のロールモデルとなるのです。あなたがそのロールモデルになる一歩を踏み出してはどうでしょうか。「仕事もしっかり、子育てもしっかり」それを実現可能にする方法をご紹介します。あなたが不在でも、どこに何があるか分かるデスクに1つ目は、あなたがいなくても、どこに何がおいてあり、今その仕事がどうなっているのかをみんなに共有しておくこと。例えば、デスクの上に現在の仕事を案件ごとにまとめて、付箋などに名前づけしてファイリングしておく。名刺入れも机の上に出しておく。こうすることで、もし子供に突然のトラブルが起きて会社を退出しなくてはならなくなっても、誰かが助けてくれます。「今は子育てが優先」をはっきり言う2つ目は、自分のスタンスを公言すること。「私は今、子育てに専念したいので毎日4時には帰ります。でも、子育てが落ち着いたら比重を仕事にシフトします」そう名言しておけば、まわりも理解してくれるでしょう。時期をきちんと明確にすることも大事。夫との役割分担は分かりやすく設定 3つ目は、役割分担を夫と決めること。例えば、毎週月曜と木曜は旦那さんが子供の送り迎えをする。それ以外は自分がやる。そうやって日付で役割を決めることで、しっかり分業できます。頼れるママ友をたくさん持とう4つ目は、まわりに頼れる環境を作っておくこと。例えば、いざというとき頼れるように、近所のママたちと仲良くしておく。近所のママが困ったときは自分が助ける代わりに、自分が困ったときは助けてもらう。このサイクルがうまく回れば、双方にメリットが生まれます。ホームパーティーなど開いて、ママ友たちともっと頼り&頼られる関係をつくりましょう。 すでに、仕事と子育ての両立は実現可能な時代が始まっています。ここでご紹介した知恵さえ身につければ、子育てと仕事の両立はもっとラクで楽しくなりますよ。さあ、あなたも一歩を踏み出しましょう。
2015年01月14日子育て中のママにとって、インターネットはもはや必需品。多くのママが、インターネットを通じて子育て情報を得ています。ネットを通じてできたママ友と、日々SNSでコミュニケーションを取っているという人も少なくないでしょう。手軽に情報を得たり、コミュニケーションを取ったりすることのできるインターネットは非常に便利ですが、リアル、つまり実際に会ってこそ得られる情報や関係もあります。そこで今回は、そんな一歩踏み込んだ関係づくりができることから最近注目されている、ママ向けの地域コミュニティについてご紹介します。■子育て中、もっとも身近なコミュニティは、保健センターや児童館赤ちゃんが産まれると、赤ちゃんの健康診断が自治体や地域主催で行われ、保健センターや役所にいく人も多いのではないでしょうか? 赤ちゃんが外にでられるようになると活用できる場所として、近所の児童館や子育てサロンなど自治体や地域が運営している乳幼児以上の子ども向けのサービス事業があります。こういった場所で、近所のママや先輩ママと知り合いになる機会があります。赤ちゃんを産んで最初の地域コミュニティといえるでしょう。特に健診では、「お子さんが同じ月齢」という軸で繋がっているので、ここからママ友の輪を広げるケースが多いようです。うまくいけば幼稚園や保育園などに入るまで、密な関係を築くことができるでしょう。■地域コミュニティがどんどん盛んに!各地域には必ず、活動の盛んなママサークルや子育て・ママ支援を目的としたNPO法人があります。そこでは、フラダンスや英語、遊び、子育てに関する講座や親子ワークショップ、ママが集まる広場、季節のイベントを多数開催していることが多いので、ぜひチェックして参加してみるとよいでしょう。ママ友ができるだけでなく、先輩ママたちとも話ができるので、地域ならではの子育て情報を得ることができて、子育てに安心感が持てるはずです。■地域コミュニティの見つけ方自分の住む地域に、どんなママ向けコミュニティがあるのか知りたい。そんな時には、行政のこども支援課のようなところや、広報誌、保健センターでのチラシなどから探すこともできますが、ここで活躍するのがインターネット!「住んでいる地域名」と「赤ちゃん」や「子ども」で検索すると、施設や行事などが検索結果に出てくるので参考にしてください。そのほかにも、地域の情報をわかりやすく、検索しやすくまとめてくれているサイトがあるので、いくつかご紹介します。まずは、 リトル・ママ東京 。東京・千葉・埼玉・神奈川の首都圏が対象で、地域単位でのサークル情報やお出かけスポットの情報量が豊富です。さまざまなジャンルのサークルの中から、自分の趣味を軸に探すもよし、興味のあるワークショップを探すもよし、子育てママが喜ぶお店・カフェやランチ場所などを探すもよし! カテゴリ、地域(エリア)、路線、キーワードの4つから検索できるのも求める情報にたどり着きやすいしくみになっています。幼稚園や保育園、行政の施設などがも掲載されている地域もあるので、参考になりますね。加えて最近では、地域NPOやママサークル・団体、ママ向け情報サイトが、イベントを開催するケースが増えています。前出のリトル・ママ東京は、毎年春・秋に池袋サンシャインシティにて1万人規模のママフェスタを開催しています。子育て中のママをサポートするネットワークを全国に持つチルドリンは、全国25ヵ所以上で、地域のリーダーママが中心となって企画、運営をしている ママまつり を開催。芸能人ママなども出演する mama fes は、東京都や地域のNPO法人などが、ママ同士のコミュニケーションづくりの一貫として開催を支援をしています。どのイベントも、子育て中のママが楽しい時間を過ごせることはもちろん、お得なお土産をゲットしたり、さまざまな子育て情報や商品を知ることができたりするので、一度参加してみるとよいでしょう。ネットを通じたコミュニケーションも大切ですが、リアルなママ友との関係が子育ての助けになってくれることは、きっとあるはずです。子どもが成長するにつれ、幼稚園や学校などの地域の情報を得ることは、とても重要になってきます。お子さんがまだ小さいうちに地域のコミュニティに参加して、地域のママ友を作ってみてはいかがですか?
2014年10月24日いつかはママになりたいと憧れているけれど、「子育ては大変そうで少し不安もある」というのが多くの独身女性の本音ではないでしょうか。では、いま子育て中のママがどんな風に感じているのか、子どもと同居するママ1,000人に対して行われた「子育てママの“疲れ”に関する調査」(養命酒調べ)の結果を見てみましょう。子どもを産む前、産んだ後に感じていた身体の不調については、18項目で不調を感じる割合が増加し、「疲れやすい」の割合は産前の2倍以上に。産後に急増した不調ベスト3は、「体型の変化」「疲れやすい」「イライラする」で、産後で体調に大きな変化があるようです。最近疲れを感じているかという問いには、「とても疲れている」「まあまあ疲れている」と回答した人は全体で86.4%で、特に子どもが3人以上のママでは90.8%が疲れを感じているとの結果になり、子どもの数が多いほうが疲れを感じていることがわかりました。疲れへの対処法としては、「しっかり睡眠をとる」と答えた人が58.6%で一番多く、40代では「お風呂で温まる」「休養をとる」、30代は「おいしいものを食べる」「甘いものを食べる」と、世代で回答に違いが現れました。やはり子育て中のママは疲れている人が多いようです。この結果を見ると、ママになることに対して不安を感じる人もいるかもしれませんが、疲れを感じていながらもたくさんのママが子どもがいることによって幸せを感じています。既に子どもがいるママに、今後子どもがほしいか尋ねたところ、子どもが1人のママの28.6%が「1人ほしい」と答え、子どもが2人、もしくは3人いるママも、約10%が今後子どもがほしいと答えています。子育ては大変で疲れていても、やはり子どもはかわいいものなのですね。子どもを産んでよかった瞬間としては、「子どもの成長を感じたとき」(78.7%)、「子どもの笑顔を見たとき」(74.4%)、「子どもの寝顔を見たとき」(58.8%)との回答があり、日常生活の中で子どもを産んでよかったと思う瞬間はさまざまあるようです。子育てにはパパの存在も欠かせませんが、家事の中でパパが手伝っているものとしては、「買い物をする」が43.6%で最も多く、「特になし」は20.8%にとどまりました。イクメンは確実に増えているようです。現在幸せかどうかという問いに対しては、「とても幸せだ」「まあまあ幸せだ」と回答した人が、全体では88.2%になりました。子どもの数で比較してみると、子どもが1人のママは85.6%、子どもが2人のママは90.0%、子どもが3人以上のママは91.6%と、子どもの人数が多いほど幸せを感じているという結果に。子どもがたくさんいればそれだけ育児も大変で疲れることも多いようですが、その分幸せを感じる機会も多いのかもしれませんね。ママになることに不安を感じている人も、心配はいらないのかも。育児や家事に協力的なイクメンのパパを探せば、幸せなママになる日も近いはず!?・養命酒製造株式会社 公式サイト
2014年06月03日ひと昔前であれば、結婚して出産すると、すっかり所帯じみてしまう女性も多かったように耳にするけれど、今どきのママはとってもアクティブで、ママとして子育てを楽しみ、ひとりの女性としてもプライベートを充実させているよう。そんなステキなママがユーザーに増えていることもあって、Woman.exciteでは、NPO法人チルドリンと業務提携を結び、これからはもっとママを応援していくことに。NPO法人チルドリンは、子育て時期にもっと「楽しみ・学び・納得し・安心したい」というママの想いを実現するために、「ママのコミュニケーション&ママとのコミュニケーション」をモノ・コト・社会と協動して行っているNPO法人。全国30万人ものママが参加しているそう。NPO法人チルドリンとの企画の第一弾が、11月11日月曜日に、品川グランドホールで行われる「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」。このママまつりは、ママによるママのための文化祭。「家族を笑顔にする食卓をつくろう」をテーマに、食にまつわる企画が行われます。中でも、おうち料理研究家として有名なみきママこと藤原美樹さんが、「おうちで簡単・時短レシピ」をテーマとした、突然の来客にも対応できる簡単にできる「さつまいモンブラン」のデモンストレーションを12時から実施、旬のさつまいもを使った時短レシピを実演してくれるから大注目! 料理に悩むママの声にも応えてくれるそう。ママまつりの主役もちろんママ。だから、ママサークルによるブースも出展し、日頃のサークル活動を一緒に楽しむことができます。ベビーマッサージやベビーサイン、アロマテラピー、ハンドマッサージ、布の絵本つくりなど、たくさんのママと一緒にぜひ楽しみましょう。他にも、森永乳業株式会社や大地を守る会など、子育てにまつわる企業のブースも出展し、サンプリングなども行われるので、こちらもチェックして。ママまつりのメルマガを事前登録すれば(登録は こちら から)、イベント当日会場で豪華プレゼントも!(先着200名) イベント情報などは随時メルマガでお知らせしているので、ぜひ登録しては?ママの「好き」「得意」「経験」を活かした発表をすることができ、出展者と来場者・ママ同士・ママと企業・ママと社会が笑顔でつながることのできる場として、これから定期的に開催していくとのことだから、出展者となることも考えつつ、楽しんでみるのもいいかも。ママ友達と一緒に来ても楽しめるのはもちろんですが、新しい出会いも広がるかもしれませんね。よりイキイキと子育てを楽しみ、さらに自分の世界を広げるきっかけのひとつとしても、ぜひ足を運んでみては? ・Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1 公式サイト
2013年11月05日子育てに忙しくても、ただ自分の子どもと向き合っているだけではないのが最近のアクティブなママの傾向のよう。たくさんのママが、ママサークルでいろいろな活動に取り組み、楽しんでいるのだとか。ウーマンエキサイト主催のママイベントが、11月11日月曜日、品川グランドホールで行われる「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」にはたくさんブースを出展します!「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」は、Woman.exciteとNPO法人チルドリンが共同主催する、ママによるママのための文化祭。ママの「好き」「得意」「経験」を活かした発表の場として、出展者も来場者も笑顔で楽しみ、つながることのできる場となりそです。出展するママブースの内容はさまざま。NPO法人日本ベビーサイン協会では、ベビーサインを体験する機会が。ベビーサインとは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションする育児法。ママの普段の語りかけに手の動き=ベビーサインを添えるだけで、赤ちゃんも自分からお手てでおしゃべりできるようになるから、ぜひ体験して、赤ちゃんとのおしゃべりを楽しみたいですね。当日は、赤ちゃんと一緒に楽しめる手遊び歌や絵本などを交えながらベビーサインを楽しめるグッズやベビーサイン教室の紹介もあるそう。他にも、産前産後のママのためのアロマテラピーやベビーマッサージ、心を元気にするカラーセラピーや体を元気にするハンドマッサージ、ハワイのセラピーカード、布の絵本など、いろいろなブースが出展!子育てに役立つ情報を知るためにも、そして新しいママ友つくりのためにも、ぜひ足を運んでみては?ほかにも「ママまつり」には、あの料理ブロガーみきママこと藤原美樹さんも登場し、「おうちで簡単・時短レシピ」をテーマとしてセミナーを実施、旬のさつまいもによる時短レシピの実演も。また、ブース出展企業によるサンプリングのほか、メルマガに事前登録した人には豪華プレゼントも!(先着200名、登録は こちら から)11月11日は、ママまつりに足を運んで、いろいろな経験を楽しんでみては? いつもとは違う一日が過ごせそう。・「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」 公式サイト
2013年11月01日愛する我が子のために一生懸命に育児をするママたち。子どもの成長を見るのは楽しいものだが、時には育児について悩んだり、苦しんだりすることもあるはず。ヒューマンアカデミー株式会社では、今年2月21日(木)~3月6日(水)の14日間で、全国の子どもをもつ主婦1,007名を対象に「育児に関するお悩み調査」を実施。世の中のママたちはどのようなことに悩み、どのように解決しているのだろうか?育児をする上で困ったことを訪ねたところ、1位は「子どもの叱り方・ほめ方」で11.2%、2位には「自分のイライラ解消法」が10.9%、3位の「しつけについて」は9.4%という結果に。「叱り方・ほめ方・しつけ」については正解がなく、どんな方法が良いのか、悩んでしまうママが多いようだ。可愛い我が子でも、育児をしていて「イライラ」してしまうのは仕方のないこと。解消法をママ同士で意見交換したり、楽しさに変える方法を見つけたりするのが良いのかもしれない。そんな育児についての悩みを相談する相手には、27.1%で「夫」が1位となったが、ママたちに専門家に相談した経験を聞いてみたところ、「ある」・「ないが相談してみたい」が62.2%と、多くのママが育児の悩みを専門家に相談したいと思っていることが明らかとなった。では、仕事についてはどのように考えているのだろうか?今回、専業主婦の方に、子育てが落ち着いたら仕事をしたいかと質問したところ、「したいと思う」と答えたママが90.3%と約9割のママが社会復帰を希望している現状が分かった。仕事がしたいと思う理由は様々かもしれないが、多くのママが社会復帰を望んでいることが覗える。ママたちが自分のいろいろな経験を活かせるような職業が増えると、より働きやすい環境ができるはずだ。英国で誕生し、「国家職業資格」として認定されている資格を持っている人が活躍する“チャイルド・マインダー”という職業がある。アンケートをとったところ、約4割のママがチャイルド・マインダーという職業があることを知っていた。世の中の認知が決して高い職業ではない中で、ママたちが約4割も知っているということは、ママたちにとってチャイルド・マインダーという職業は、気になる存在のよう。さらに、実際にチャイルド・マインダーにお子様を預けたいと思うかを聞いたところ、「思う」、「どちらかというと思う」と答えたママは58.1%という結果に。チャイルド・マインダーに預けたいと思うママが約6割も。もっとママに「チャイルド・マインダー」という職業が認知されたり、「チャイルドマインダー」の数が増えると、ママたちがお子様を預けて、ほかのことにチャレンジしたり、育児に関する話しをプロから聞く機会が増えるなど、良いことが増えていくのかもしれない。ヒューマンアカデミーでは、ママが子育て経験を生かせるチャイルドマインダーという職業に就き、社会で活躍する姿を応援していくチャイルド・マインダー講座を開いている。ママが育児経験を活かせる仕事、ママのことをお助けする仕事。何とも魅力的な職業ではないだろうか。公式サイト:(text:cinemacafe.net)
2013年04月16日子育てママを対象にしたマーケティング活動を手掛けるマインドシェアは10月30日、「ママがしたくてもできない息抜き」に関するアンケート結果を発表した。同調査は、同社が運営するランキングサイト「ママこえ」にて、9月27日~10月5日に実施されたインターネットアンケート。0歳~9歳の子を持つママを対象に、332件のサンプルを得た。「ママになってからしたくてもできない息抜き」を聞いたところ、「映画観賞」と「コンサート・ライブ」がそれぞれ19%となった。以下「国内外旅行」が16%、「ショッピング」が15%で続いた。また、映画館などで子どもの声が迷惑をかけているのではと気にするママは61%だった。「10月下旬~12月に公開される映画のうち見たい作品」を聞いたところ、1位は「任侠ヘルパー」で14%。以下「シルク・ドゥ・ソレイユ3D彼方からの物語」が12%、「007スカイフォール」が10%、「リンカーン/秘密の書」と「のぼうの城」が9%となった。続いて、6位「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q」、7位「エクスペンダブルズ2」、8位「人生の特等席」、9位「悪の教典」、10位「北のカナリアたち」。調査結果の詳細は「ママこえ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日アフィリエイト事業などを行っているインタースペースは、同社が運営するママ向けコミュニティーサイト「ママスタジアム」にて、「子育てママたちの元カレに関する実態」をテーマにしたアンケート調査を実施。調査期間は9月3日~9月13日、1,201名(平均年齢24.6歳)からの回答を得た。「結婚する前に付き合った男性(元カレ)は何人いますか?」と尋ねたところ、最も多い回答は「2~3人(26.1%)」。次いで「4~5(22.3%)」、「6~7人(16.2%)」、「8~10人(13.2%)」となり、平均すると「5.8人」という結果になった。「夫以外の元カレはいない」はわずか2.7%にとどまり、反対に「11人以上」の”恋愛経験豊富なママ”は12.4%に上っている。「現在、友人関係にある元カレはいますか?」と質問したところ、「いない」が71.5%。結婚後は友だち関係といえども、元カレとの関係は継続させないという姿勢がうかがえた。「現在、元カレとの関係で当てはまるものを教えてください」と聞いたところ、「全くなし」が最多数ながら51.5%にとどまった。それ以外の回答では、「携帯番号を知っている」(=携帯番号を残している)31.8%、「昔の写真を持っている」が15.7%、「SNSなどでつながっている」が10.7%となりました。アンケート結果から、若くして結婚をしたママたちが平均以上と言える恋愛経験を持っていたこと、また結婚後は、元カレとの友人関係を持たずに、家庭を重視しているママが多いことが確認できた。一方で、元カレとの関係や思い出を残しているママたちも相応の比率で存在することから、同社は「旦那さんにとって、やはり元カレは十分に注意が必要な相手と言えそうだ」とまとめている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日インタースペースはママ向けコミュニティーサイト「ママスタジアム」 を通じて、子育てママたちの元カレに関するアンケート調査を実施。調査は2012年9月3日~9月13日にかけて行い、有効回答は1,201名だった。まず、結婚前に付き合った「元カレ」の人数を聞いたところ、最も多い回答は2~3人(26.1%)だった。次いで4~5人(22.3%)、6~7人(16.2%)、8~10人(13.2%)と続き、平均では5.8人ということが分かった。「夫以外の元カレはいない」はわずか2.7%にとどまり、11人以上という“恋愛経験豊富なママ”は12.4%という結果に。また、「現在、友人関係にある元カレがいるか」を質問すると、「いない」が 71.5%と圧倒的に多数派となった。結婚後は元カレとの関係を継続させないという姿勢がうかがえる。その中で、友人関係にある元カレが「いる」と回答したママに、元カレと友人関係になったきっかけを質問。最も多かったのはメール・電話(43.9%)で、SNS(38.0%)が続いた。偶然の再会(12.6%)や友達同士の飲み会(12.3%)などという直接的な出会いよりも、間接的な出会いの存在感が増していることが分かった。さらに、今の夫と元カレとの比較について質問。最も多かったのは「今の夫が一番良い」だったが、回答率は49.2%と約半数にとどまった。次いで多かったのは「どちらともいえない」(31.1%)で、「今の夫よりいい元カレがいる」の回答も16.9%と高い比率となった。同質問に対し、友人関係にある元カレがいるママの24.0%は、「今の夫よりいい元カレがいる」と回答した。元カレとの関係や思い出を残しているママも一定数いるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日小さな子どもがいるママにとって、「映画を映画館で観る」という趣味さえもぐんとハードルが上がってしまうもの。そこで今回、映画好きのママが小さなお子様を連れて気兼ねなく参加できる上映付ランチイベント、シネマカフェ「baby cafe」を開催。東京・表参道の会場には「しばらく映画を外で観ることがなかったので」、「日々の子育ての息抜きをしたい!」、「映画が好きで、子どもとの過ごし方としていつもと違う日を過ごしたい」と、0歳~2歳のキッズ&ママの親子20組が集まった。この日上映されたのは、9月19日(水)にDVDリリースを控えた、女性必見の海外ドラマ「PAN AM/パンナム」。1960年代、世界最大の航空会社として羨望の眼差しを向けられていたパンアメリカン航空(通称パンナム)で働く4人の客室乗務員を主人公に、彼女たちのキャリアや恋愛ドラマをファッショナブルに描いている。華やかな空の世界は、いつの時代も女性にとって憧れの職業。「美しい姿を見ているだけで、惚れ惚れして楽しい」という参加者のコメント通り、見るだけでテンションアップ!特に本イベントに参加した子育て中のママたちにとっては一段と魅力的。「育児に専念しているいまだからこそ、働く女性に憧れます」、「自分とは違う世界を垣間見ることができて面白かった」、「働いていた頃を懐かしく感じ、いまの自分には無い状況を、わくわく感じて楽しく見られた」と、子育てとキャリアに揺れるママならではの感想が多く聞かれた。中には「日々疲れて忘れがちな女心(ファッション・スタイル)を思い出しました」という反省(?)のコメントも…。おしゃれ感満載のドラマは、育児に追われがちなママたちにとって良い刺激にもなったようだ。第1話の上映後は「続きが見たい」という声が多数!本イベントの特徴は、子ども連れで映画を大きなスクリーンで見られるというだけではなく、表参道の隠れ家的レストランで、美味しいお料理も楽しめるという点。当日は野菜たっぷりのカラフルなお料理がたくさん並び、普段は食事をするお店も制限されてしまっているママたちは、子ども連れとは言え、リラックスした表情。ほかには無いイベント内容で、「子どもがいると外食ができないことにストレスを感じていました。独身の頃と同じようなお店に行けて良かったです!」と参加したママたちから大好評のうち終了した。次回のシネマカフェ「baby cafe」は10月末を予定しており、今後も定期開催していく。※詳細は随時特設ページにて発表。cinemacafe.net baby cafe■関連作品:PAN AM/パンナム [海外TVドラマ]© 2011 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
2012年09月14日子育てママを対象にしたマーケティング活動をサポートするマインドシェアは、ママの声を集めたランキングサイト「ママこえ」で「パパの家事手伝い度」についてのアンケートを実施した。調査は0歳から9歳までの子どもを持つ母親を対象に、8月6日から15日にかけて実施。サンプル数は441人。「パパの家事手伝い度は何割?」と尋ねたところ、「1割未満(ほとんどママが家事をしている)」という答えが最も多く39%。続いて「3割」、「1割」がそれぞれ15%で、3割以下が83%を占めた。一方、5割以上と答えたのは合計で12%。「洗い物、休みの日は家事全般をやってくれる」「大体のことはしてくれるので、私はご飯を作るのみ」など、家事に前向きなパパたちもいるようだ。「ママが一番好きな家事を教えて!」という質問では、1位「洗濯物を干す(20%)」、2位「食品の買い物(18%)」、3位「夕食作り(12%)」だった。さらに、「ママが一番嫌いな家事を教えて!」と質問したところ、1位「部屋の掃除(16%)」、2位「アイロンがけ(11%)」に続き、「食器洗い(10%)」と「お風呂掃除(10%)」が同率3位となっている。また、パパにやってほしい家事のベスト3は、「お風呂掃除(18%)」、「部屋の掃除(13%)」、「ゴミ出し(13%)」。僅差で「食器洗い(12%)」が続く結果となった。今回のアンケート結果の詳細は、「同社サイト・ママこえランキング」に掲載されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日