おそらく、実写版『バクマン。』プロジェクトにおいて“最難関”と言えるキャラクターである。原作漫画連載中のキャラクター人気投票では主人公を抑え堂々の1位を獲得した新妻エイジ。原作においても最も漫画的と言えるキャラであり、主人公のサイコー&シュージンの前に立ちはだかる最強のライバルを実写の世界で成り立たせるというミッション。染谷将太に白羽の矢が立った。サイコー(佐藤健)&シュージン(神木隆之介)の配役を巡り、2人が逆では?と論争が起こったのは周知のとおりだが、一方、エイジを染谷さんが演じるということに対しては、多くのファンが驚くほどあっさりと納得した。「僕自身、元々、原作は読んでいて、エイジの存在も知っていたので、面白いというか、やりようがたくさんある役柄であり、チャレンジしがいのあるお仕事をいただけたなという喜びがありました」。若き天才漫画家というのが一般的なエイジのイメージだが、染谷さんはそんなエイジの中に「孤独と純粋性」を見た。「漫画こそが人生であり、そこにただ楽しさを覚えて常にハイになっている印象で、傍から見ると孤独でもあるんだけど、本人はその孤独に気づいてもいない。すごくピュアな少年だなと思いました」。演じるにあたって、衣裳合わせの席で染谷さんが大根仁監督に放ったのが「“L”にならないようにします」というひと言。Lとは、言わずと知れた、『バクマン。』と同じ大場つぐみ×小畑健のコンビによる名作『DEATH NOTE』に登場する探偵である。エキセントリックな一面を持つという意味で確かに類似点のある2人だが、この発言の真意は?「半分冗談で言ったようなものなんですけどね(笑)。やはり『DEATH NOTE』を読んでいて、僕自身、勝手ながらLとエイジは近い存在だなと思う部分はあったので、だからこそ『似ないように』という思いもあったし、エイジはダウナーな役にはしたくなかった。もっとアッパーでテンションが高いという思いがありました。でも単にはっちゃけているだけのハイな男ではサイコーとシュージンに対して何の脅威にもならない。いま振り返ると、ちょっとずれた、醒めた感じのテンションを現場でずっと探っていたんだなと思いますね。撮影の時も、徹夜でやっているみなさんの前に時々、現れては現場を荒らして帰るような感じでした(笑)。作品の中で“異物感”を感じてもらえたらと思います」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月28日「ヤングアニマル」(白泉社刊)の人気連載で、羽海野チカ氏が描く『3月のライオン』が、TVアニメ化&実写映画化されることが決定した。『3月のライオン』は、2007年より「ヤングアニマル」にて連載がスタートし、2011年に第4回マンガ大賞、第35回講談社漫画賞一般部門、2014年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した作品。9/25発売の最新11巻では、11人のトップ棋士【羽生善治 名人(王位・王座・棋聖)/糸谷哲郎 竜王/渡辺明 棋王/郷田真隆 王将/谷川浩司 九段/森内俊之 九段/加藤一二三 九段/先崎学 九段/行方尚史 八段/広瀬章人 八段/豊島将之 七段】が出演する「3月のライオン×11人の棋士」キャンペーンでも注目を集めている。■『3月のライオン』ストーリー概要主人公・桐山零は17歳のプロの将棋の棋士。幼い頃、事故で家族を失った零は心に深い孤独を抱え、将棋に対する中途半端さを思い悩みながら日々を過ごしていた。そんな中で出会った川本家の3姉妹(あかり・ひなた・モモ)と接するうちに、零の心は少しずつ溶け始めていく……。河の流れのように進む優しいラブストーリー。TVアニメ化&実写映画化の詳細については、今後「ヤングアニマル」の誌面・WEBにて明らかにされていく予定。今後の続報を楽しみに待ちたい。
2015年09月25日中高生の卒業ソングとしても知られるようになった、人気ボーカロイド楽曲の世界観を実写映画化した『桜ノ雨』(2016年春公開)の主演が、女優の山本舞香に決定し、制服姿のメインビジュアルが11日、公開された。「桜ノ雨」は、2008年2月にhalyosy氏が初音ミクを使用し、ニコニコ動画にて発表した楽曲。関連動画再生数は3,000万超を記録し、2009年、2010年春と合わせて200を超える中高の卒業式で合唱された。2012年には、PHP研究所より小説版を刊行。halyosy氏自身が原作・原案として参加し、「音浜高校合唱部」を舞台に、ボーカロイド・キャラクターたちの青春群像劇に仕上げた。今回の映画は、20万部を超えるヒットとなった小説版を原作としている。未来(ミク)役に抜てきされた山本舞香は、本作が映画初主演作。宮沢りえ、蒼井優、川口春奈といった名女優を多数輩出してきたリハウスガールの14代目を務め、昨年までファッション誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとしても活躍。昨年から今年にかけて『劇場版 仮面ティーチャー』(14年)、『暗殺教室』(15年)、『Zアイランド』(15年)などの映画に出演するなど、女優としての経験も積んできた。未来が思いを寄せるハル役は、昨年のNHK連続テレビ小説『マッサン』の鴨居英一郎役で注目を集めた浅香航大。2人のほか、蓮(レン)役を広田亮平、瑠華(ルカ)役を久松郁実がそれぞれ務める。ロケは全て静岡県内で行われ、四季折々の当地の自然を背景に、郷愁を喚起する物語を描く。山本は、「台本を読んだ時、未来は自分には難しい役だなと思いました」と振り返り、「私は人見知りだけど内気ではないので、こんなに内気で言葉をのみ込んでしまう女の子を演じることができるか少し怖かったです」と吐露。しかし「何度も(原作を)読んで未来のキャラクターを自分なりに作っていき」、ウエダアツシ監督のサポートのもと、今では「初主演が『桜ノ雨』という親しみのある作品で良かったと思います。『合唱ってすごいな』と思っていただけるとうれしいです」と胸を張れるようになった。劇中では初めて、歌のソロパートも披露する。浅香は、撮影前からピアノの練習を開始し、「撮影でもピアノの演奏シーンや手元のカットで吹き替えを使わずに全て僕自身で演じる事ができたことに達成感を感じています」と自信たっぷり。山本と同様に「音楽の素晴らしさをたくさんの方に感じていただきたいと思い作品に取り組みました」とアピールしている。ウエダ監督は、山本を「合唱練習にも積極的に参加し、役柄と真摯に向き合い、理解し、自分のものにしようと努力する姿勢はとても17歳の女優さんとは思えないほど」と絶賛。「何より純粋で少し不器用な17歳の主人公の揺れ動く心情をセンシティブな表情や仕草で見事に演じてみせるその姿は息をのむものがありました」と太鼓判を押す。halyosy氏は、映画化のオファーが来た際には「『なぜ僕の曲が…』と疑問を感じていました」「当時はボカロ曲の映画化は珍しく、不安だったのです」と原作者ゆえの憂慮もあったという。しかし、キャストや学生らの合唱の練習を見学した時、「この映画の最大の武器は歌だ! と強く感じました」「音楽で心情を表現する事は、こんなにも重要なのだと痛感しました!」と、楽曲制作者ならではの喜びもあった。そして、完成した作品を鑑賞した時には「クレジットに僕の名前が出た時、思わず目頭が熱くなってしまい…感激です!」と歓喜。「この映画を通じて、合唱してみたいなと思われた方。ぜひ挑戦してみてほしいです」と力強く語った上に、「青春は、いつでも取り戻せる事を、この映画は教えてくれました」とメディアミックスを通じての発見も言葉にした。なお、本作は10月22日より開催の第28回東京国際映画祭への出品も決定。2015年から新設される"パノラマ部門"の上映作品となっている。(C)2015 halyosy、藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会
2015年09月12日八田鮎子による超人気少女コミック「オオカミ少女と黒王子」が二階堂ふみ、山崎賢人という“最旬”人気俳優で実写映画化されることが決定!『ストロボ・エッジ』『娚の一生』の廣木隆一監督がメガホンをとり、二階堂さんは後戻りできないうそをついてしまった“オオカミ少女”、山崎さんがそんな彼女を救う(!?)最強ドSな“黒王子”に挑戦することが分かった。高校に入学したばかりの篠原エリカ(二階堂さん)は、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”。本当は「彼氏がいないのでは?」と疑われたことから、街で見かけたイケメンを盗撮し、自分の彼氏として写真を友達に見せてその場をしのごうとする。ところが、その彼は、同じ学校に通う佐田恭也(山崎さん)。エリカは、そのイケメン同級生・佐田に事情を打ち明け、彼氏のフリをすることを承諾してもらえたが、実は彼、見た目は“王子でも中身は超ドSの“黒王子”だった!彼氏のフリの代わりに、エリカは恭也の“犬”となることに…。原作は、2011年、「別冊マーガレット」(集英社)で連載がスタート、既刊13巻は累計発行部数420万部を突破する、日本中の女子憧れの大人気コミック。自分のついたうそから、学校一のイケメンに彼氏のフリをお願いする見栄っ張りな女の子・エリカには、『私の男』から『味園ユニバース』『この国の空』などまで、どんな難役も演じ切る女優・二階堂ふみ。若き演技派ゆえ、これまであまり見ることのできなかった、恋する“等身大の女子高生”を演じる。そして、自分の“犬(下僕)”になることを条件に彼氏のフリを受け入れる恭也には、『ヒロイン失格』『orange』『四月は君の嘘』とコミックの実写化出演が続き、いま最も勢いのある若手俳優・山崎賢人。頭も良く、人当たりの良い笑顔で「王子」と騒がれるほどのイケメンながら、実際は腹黒くてドSという“黒王子”に挑む。なんと、この2人は、2010年の山崎さんのデビュー作となったドラマ「熱海の捜査官」以来の共演となる。そんな2人が演じる偽装カップルからスタートしたエリカと恭也には、一体どんな展開が待ち受けているのか!?廣木監督が手がける映画でも、二階堂さん演じるエリカ目線で、平凡だった高校生活が自身のついたうそから一変し、恭也の連れない態度に振り回されながら、たまに見せる優しさにドキドキしたり、学校に行くのが楽しくなっていったりする彼女の一生懸命な恋と成長をワクワク感満載で丁寧に描いていくという。<以下、映画化へのコメント>■二階堂ふみ(篠原エリカ役)恋に恋して嘘をついた女の子を演じることにとてもワクワクしています。原作のトキメキをスクリーンでもお届けできるよう頑張ります。■山崎賢人(佐田恭也役)少女マンガのキャラクターでこんなにも人を犬のように扱う男はあまりないと思うので、僕の中のドS部分を最大限に引き出し、佐田恭也を演じ切りたいと思います。デビュー作以来の二階堂ふみさんとの共演が今からとても楽しみです。◆廣木隆一監督少女漫画から映画に興味を持ってもらえるような広い世代に愛される作品にしたいと思います。主演、2人のコラボレーションも楽しみです。■原作・八田鮎子先生「オオカミ少女と黒王子」を実写映画化していただけるとのことで、大変ありがたく思います。漫画とまた違った新しい魅力を私自身も楽しみたいし、楽しんでもらいたいです。映画『オオカミ少女と黒王子』は12月より撮影開始、2016年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日女優の広瀬すずと俳優の山崎賢人が、人気漫画を実写化する映画『四月は君の嘘』(2016年公開)でW主演を務めることが4日、明らかになった。原作は、漫画家・新川直司氏が2011年から2015年にかけて漫画誌『月刊少年マガジン』(講談社)で連載した同名漫画。第37回講談社漫画賞を受賞し、全11巻のコミックスの累計発行部数は300万部を突破した。昨年10月から今年3月までフジテレビ系『ノイタミナ』枠内でアニメ化もされ、話題を呼んだ。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった、高校2年生の天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)が、バイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)との出会いによって"ピアノ"と"母との思い出"に向き合い、ある秘密が明らかになっていく様が描かれる。メガホンを取るのは『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2009年)や『潔く柔く』(2013年)など多くの恋愛映画を手がけてきた新城毅彦監督。脚本は、TVドラマ『星の金貨』(1995年)や『ストロベリーナイト』シリーズの龍居由佳里氏が務める。主演の広瀬と宮崎は、本作のためにクランクインの約半年前からバイオリンとピアノの練習を開始。広瀬は「歌も踊りも苦手」と公言しているが、初のバイオリン演奏にも挑戦する。これまで楽器演奏の経験もなかったが、指導者からは「優れた音感の持ち主」と称賛されたという。一方の山崎も、ギターの経験はあるもののピアノ演奏は本作が初。集中力とリズム感の良さから、指導者も「指が長くてまさにピアニストを演じるにふさわしい役者さん」と太鼓判を押している。広瀬は「台本を読ませていただいて、きれいな時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました」と述べ、初のバイオリンについては「まだまだ苦戦していますが、私も日々、バイオリンと作品に向き合い、戦っています」とコメント。山崎も広瀬同様に「この作品は日常がとてもカラフルなんだと教えてくれました」と感慨を口にし、「天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャスト陣と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います」と意気込みを見せた。なお、ピアノについては「揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です」とのこと。新城監督は、「人を愛する事の素晴らしさ、大切さ、そして時には味わう悲しみや涙、せつなさを、見終わった後に優しく温かい気持ちになれる様お届けできればいいなと思っています」とアピール。「必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンした物語を紡いでいきたいです」と語っている。2人のほか、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役には女優としても活躍中のE-girls・石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役には中川大志。撮影は、今年10月から11月にかけて行われる予定となっている。(C)2016映画「四月は君の嘘」製作委員会
2015年09月04日新川直司原作の人気コミック『四月は君の嘘』が、広瀬すずと山崎賢人のダブル主演で映画化されることが決定した。広瀬が秘密を抱える自由奔放なヴァイオリニストを、山崎が母の死を境に弾けなくなった元天才ピアニストを演じる。その他の情報『四月は君の嘘』は、テレビアニメ枠“ノイタミナ”でも話題を呼んだ感動の青春ドラマで、音楽へ情熱をそそぐ高校生たちのドラマや切ない恋模様がみずみずしく描かれる。高校生の有馬公生は、“ヒューマンメトロノーム”と称されるほど正確な音色を奏でるピアニストだったが、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなっていた。そんな公生が勝気なヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、彼女の自由で豊かな演奏に触れたことをきかっけに、ピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。かをりを演じる広瀬は「台本を読ませて頂いて、綺麗な時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました。宮園かをりという自由奔放でキラキラした夢を持つ魅力的な女の子を皆さんに届けられるように頑張ります。監督やキャストの皆と一緒にカラフルで素敵な映画に出来ればと思っています」とコメント。一方、山崎は「この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ、葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います」と意気込みを語っている。広瀬と山崎は本作のためにクランクインの約半年前からヴァイオリンとピアノの練習を開始。「今回、私はかをりちゃんを演じるにあたり、初めてヴァイオリンに触れました。まだまだ、苦戦していますが、私も日々、ヴァイオリンと作品に向き合い、戦っています」という広瀬は、指導者から「優れた音感の持ち主」と認められるほどの才能を発揮しているという。また山崎も、ギターの演奏経験はあるものの、本作で初めてピアノ演奏に挑戦。「原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です」とコメント。山崎は集中力の高さとリズム感の良さから驚くべき成長を遂げているようで、指導者も「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押しているという。みずみずしい青春ドラマに加え、ふたりが初めて見せる演奏シーンにも期待が高まる。また共演者に、E-girlsの石井杏奈、テレビドラマ『南くんの恋人~my little lover』への主演が決まっている中川大志が出演することが発表された。『僕の初恋をキミに捧ぐ』『潔く柔く』などの新城毅彦が監督を務め、『ストロベリーナイト』などの龍居由佳里が脚本を担当する本作は、10月から11月に撮影され、2016年に東宝の配給で全国公開される。『四月は君の嘘』2016年全国東宝系ロードショー
2015年09月04日桐谷美玲、坂口健太郎と共演する『ヒロイン失格』、朝ドラ「まれ」の土屋太鳳と再共演する『orange-オレンジ-』など、人気コミックの実写作品に引っ張りだこの山崎賢人が、フジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメ化もされた「四月は君の嘘」の実写映画化に広瀬すずとW主演することが決定。広瀬さんが自由奔放なヴァイオリニスト、山崎さんが“元”天才ピアニストを演じ、現在ブレイク間近の石井杏奈、中川大志も共演することが分かった。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎さん)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生となった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井さん)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬さん)と出会う。勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの、豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。一方、かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。原作は、2011年5月から2015年3月まで月刊「少年マガジン」(講談社)にて連載され、全11巻で累計発行部数300万部を誇る、新川直司による同名人気コミック。第37回講談社漫画賞を受賞し、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化もされ、話題を呼んだ。本作のヒロインとなる自由奔放な個性派ヴァイオリニスト、宮園かをり役には『海街diary』でみずみずしい演技を見せ、『ちはやふる』『怒り』など2016年の注目作に出演する広瀬すず。また、そんなかをりに惹かれていく元・天才ピアニスト、有馬公生役には、NHK連続テレビ小説「まれ」ほか、『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』と話題作が続き、新しい挑戦を続ける山崎賢人。この最も勢いのある2人が初共演にしてW主演を果たすことになった。さらに、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役には、主演作『ガールズ・ステップ』の公開を控え、女優としても期待される「E-girls」の石井杏奈。かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役には「家政婦のミタ」で話題となり、広瀬さんとの共演CMや「南くんの恋人」でも主演を務める中川大志と、現時点で最高にフレッシュな組み合わせが実現。この4人が織り成す切ない恋模様は見逃せない。広瀬さんと山崎さんは、クランクインの約半年前から、それぞれ忙しい合間をぬってヴァイオリンとピアノの練習を開始。広瀬さんは「歌も踊りも苦手」と公言するなか、初めてのヴァイオリン演奏に挑戦。これまで楽器演奏の経験がないにもかかわらず、指導担当者から「優れた音感の持ち主」とお墨付きをもらう才能を発揮。一方の山崎さんは、ギターの経験はあるもののピアノ演奏は初のチャレンジ。持ち前の集中力の高さとリズム感の良さから、驚くべき成長を遂げており、「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押されている。また、メガホンを取るのは、『僕の初恋をキミに捧ぐ』『潔く柔くきよくやわく』など、淡く揺れ動く若者の心情を丁寧に描くことで知られる新城毅彦。脚本を「ストロベリーナイト」シリーズの龍居由佳里が担当。最旬俳優たちが織りなす青春×音楽×ラブストーリーを、2016年に贈り届ける。クランクインまであとわずか、現在、懸命にレッスンに励む広瀬さん、山崎さんの演奏シーンをいまから楽しみにしていて。<以下、コメント>■広瀬すず(宮園かをり役)台本を読ませていただいて、綺麗な時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました。今回、私はかをりちゃんを演じるにあたり、初めてヴァイオリンに触れました。まだまだ、苦戦していますが、私も日々、ヴァイオリンと作品に向き合い、戦っています。宮園かをりという自由奔放でキラキラした夢を持つ魅力的な女の子を皆さんに届けられるように頑張ります。監督やキャストの皆と一緒にカラフルで素敵な映画に出来ればと思っています。■山崎賢人(有馬公生役)この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが、新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います。また原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう、日々練習中です。観た人の目に映る世界もカラフルになるような映画にしたいです。■新城毅彦監督人を愛する事の素晴らしさ、大切さ、そして時には味わう悲しみや涙、せつなさを、見終わった後に優しく温かい気持ちになれるよう、お届け出来ればいいなと思っています。とってもチャーミングな広瀬すずさん、イノセントな山崎賢人くんを始め、石井杏奈さん、中川大志くんといった必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンとした物語を紡いでいきたいです。『四月は君の嘘』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰らを迎え、有川浩原作の大人気小説シリーズを実写化する第2弾『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。こちらの公開を記念して、過去の“実写&アニメ”劇場版『図書館戦争』をファンと振り返る「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」の開催が決定。原作者・有川氏がゲストとしてイベントに出演することが分かった。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川氏原作の「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。スピンオフ小説や漫画化など様々なメディアで展開されており、2008年4月からは井上麻里奈、前野智昭、鈴木達央ら豪華人気声優陣が集結しフジテレビ・ノイタミナ枠にてTVアニメ化。2013年には、岡田さん、榮倉さん、福士さんに、栗山千明、田中圭ら原作ファン納得のキャスト陣を迎え実写版映画『図書館戦争』が公開、大ヒットを記録した。公開直後から続編を望む声が上がっており、ファン待望の続編となる本作が10月10日(土)より公開される。本作の公開を記念した今回のイベントでは、実写版『図書館戦争』とアニメ『図書館戦争 革命のつばさ』の2作品を上映。実写とアニメのコラボレーションに加え、当日は原作者の有川氏がスペシャルゲストとして出演。実写版映画の佐藤信介監督と辻本珠子プロデューサー、そしてアニメ劇場版の渡邊隆史プロデューサーとともに、図書館戦争の製作にまつわる“図書館戦争マル秘裏話”について語るトークイベントが開催される。さらに、最新作『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の舞台裏についても語られるかもしれない(!?)とのことなので、ファン必見の内容になるようだ。先日、アニメ版で手塚光を演じた声優・鈴木さんの本作出演が発表され大きな反響を呼んだことからも、原作、アニメ、実写とカテゴリーの垣根を超えて愛されていることが伺える「図書館戦争」。すべての「図書館戦争」ファンが集まる、またとない貴重な本イベントは、図書館戦争KADOKAWA総合サイトにて現在参加者受付中だ。(9月2日(水)23時59分まで)。「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」は9月11日(金)18時より開場予定。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日1990年代に別冊マーガレットで長期連載され、日本、台湾、韓国とドラマ化されてきた人気コミック「イタズラなKiss」。“イタキス”と呼ばれいまでも多くのファンを持つ本作がこの度、初めて映画化されることが決定。「劇団EXILE」の佐藤寛太と美沙玲奈が本作で映画初主演を務めることが明らかになった。1999年3月号まで連載中であった作者・多田かおるの急逝によって未完の作品となってしまった「イタズラなKiss」。映画化に挑むのは2008年に未完部分のアニメ化を企画し、長年のファンの夢であった「イタキスの続き」を映像化した溝口稔監督。多田氏の夫で音楽プロデューサーの西川茂と親交を深め、作品に登場するバンドやアシスタントたちとも交流を持ち、多田氏の作品ネタとなるエピソードを間近で見聞きしてた溝口監督。そのこともあり「イタズラなKiss」関連作品の全てに企画プロデューサーや脚本監修、ならびに脚本家として参加してきた。斗南高校3年A組でIQ200、全国模試1位、さらにスポーツ万能で超イケメンの入江直樹を演じるのは、青柳翔や鈴木伸之らと共に「劇団EXILE」で活躍する佐藤寛太。成績順のクラス分けでは万年“落ちこぼれ”3年F組の相原琴子には、溝口監督より大抜擢を受けた美沙玲奈。ドジで、勉強もイマイチだが、友達思いで、いつも明るく根性だけは誰にも負けないヒロインを好演する。そのほか本作の共演者には、相原琴子の父親役に陣内孝則、入江直樹の父親役に石塚英彦、母親役に石田ひかりを始め、大倉士門、山口乃々華(E-Girls)らいま注目の若手俳優が登場する。以下、キャスト&スタッフ コメント■佐藤寛太(入江直樹役)主演と聞いたとき、最初はあまり実感がなかったのですが、徐々にイタキスの世界を知っていくうちに、作者である多田かおる先生の想いが詰まっている原作が大好きになり、入江直樹という役を自分が演じることが出来るという実感と共に、自分だったらどう演じられるだろうと、いつの間にか挑戦心がわいてきました。初めての映画出演で、初の主演を演じさせて頂けるということでプレッシャーはありますが、いまの自分に出来る限り全身全霊で入江直樹を演じさせて頂きます。映画ならではの世界観で、また新たな「イタズラなKiss」をみなさんにお届けできるよう、そして末永く愛していただける作品を完成させることができるように頑張ります!■美沙玲奈(相原琴子役)正直びっくりしました。この作品には、本当にたくさんのファンの方々がおり、まだまだ新人である私なんかが抜擢されて本当に幸せです!意気込みは、「イタズラなKiss」は、昔からある人気の漫画で日本でも海外でも実写化されているので、映画版の新しい琴子を楽しんで頂けるように頑張ります!役作りとしては、まずはテンションですね。琴子の明るく元気な性格を出すためにボイトレから始めて、アニメやドラマ、漫画を読んで雰囲気を掴みつつ、日頃からテンション高めに過ごすようにしました。そして髪型は、原作の琴子に近づけるために前髪を作りました。服も琴子が着てそうなものを毎日着ていました!原作に忠実にしっかり琴子の気持ちを理解して、精一杯、琴子を演じようと思います。素敵なキャストの方々とスタッフさんに囲まれてドキドキしていますが、精一杯、琴子になります!よろしくお願いします!!■溝口稔監督「イタキス」の魅力と言えば、ドジだけどポジティブで何事も諦めないヒロインの琴子と、勉強、スポーツなんでもできる天才なのに、感情を表現することだけは苦手で、自ずと琴子に対して「ツンデレ」になってしまう直樹のキャラクターにあります。この二人の物語は日本のみならずアジアを始めとした世界各国で大ヒット!改めて“イタキス”という永遠の乙女のバイブルが世界中で愛され続けているのを感じます。今回、この大ヒット作品を新しいキャストで映画化するにあたり、多田かおる先生が漫画では発表しなかったエピソードを含めて脚本家しました。ドラマとはひと味ふた味も違う、映画ならではの表現で、琴子と直樹の、ホットなラブストーリーをお届けします。『イタズラなKiss』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月23日実写化が発表されるやいなや、近年の映像作品としては類い無いほど賛否両論を巻き起こしたフジテレビ系ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の放送日が9月21日(月)に決定。併せて子役キャストも発表された。ドラマの原作は2011年4月からフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された完全オリジナルストーリーの同名アニメ。「大人も泣けるアニメ」と話題を呼び、コアなアニメファンのみならず、普段アニメになじみの無い視聴者へも層を広げ、映画化もされた大ヒット作。物語の舞台は秩父、活発なリーダー的存在である宿海仁太(あだ名=じんたん演:村上虹郎)、笑顔を絶やさない柔和な本間芽衣子(あだ名=めんま演:浜辺美波)、怜悧な秀才タイプ、松雪集(あだ名=ゆきあつ演:志尊淳)、引っ込み思案な安城鳴子(あだ名=あなる演:松井愛莉)、しっかり者のまとめ役、鶴見知利子(あだ名=つるこ演:飯豊まりえ)、無邪気な皆の弟分、久川鉄道(あだ名=ぽっぽ演:高畑裕太)の6人は大の仲良しグループで、いつもつるんで遊んでいた。グループ名は「超平和バスターズ」。“じんたん”の考案で、「何でも平和にするグループ」という意味だ。しかし、“めんま”の事故死により、6人の絆は決裂してしまう。それから7年後。高校に入学したものの、家に引きこもってしまった“じんたん”の前に、少し成長した“めんま”の幽霊が現れた。“めんま”は、生きている時にかなえられなかった“ある願い”が心残りで現れたが、どんな願いなのかは思い出せないという。“めんま”の願いをかなえるため、再び集まった「超平和バスターズ」の6人。あの日を境にバラバラになってしまった「超平和バスターズ」は、失われた笑顔を取り戻すことができるのだろうか。そして“めんま”の願いとは一体何なのか――。幼なじみの幽霊が現れるというファンタジーながら、誰しもがノスタルジーを感じる、日本の夏の原風景的な秩父を舞台に、誰しもの心の底を揺さぶる少年少女たちの友情と恋が描かれていく。そして“めんま”の願いを探すミステリー的要素が絡み合う、一瞬とも飽きさせない、超一級品のエンターテインメントとなっている。そんな「あの花」のドラマ化にあたり、アニメの世界観を壊さず、さらに生身の命を吹き込めるよう、「超平和バスターズ」を演じる主要キャストには、村上さん以下、次世代を担う俳優たちが集結した。しかし、このドラマの物語は子供時代が核となるため、約2ヵ月半をかけてオーディションを行い、アニメのキャラクターにとことんこだわって全国から最高の子役を集めた。選ばれたのは、じんたん役に南出凌嘉、めんま役に谷花音、ゆきあつ役に佐藤瑠生亮、あなる役に吉岡千波、つるこ役に市原伽恋、ぽっぽ役に高橋幸聖という6人。村上ら大人キャストと並ぶと、まさに過去と現在の融合としか思えないほどそっくり。その中でもすでに7年の芸歴を持つ谷さんを、西浦正記監督は「天才子役」と絶賛し、「大人顔負けの繊細な表現力が素晴らしかった。あの日見た笑顔の輝きは、作品にみずみずしさを与えてくれました」とその存在を表した。さらにプロデューサーの浅野澄美は、谷さん含め今回の子役に関して「とてもかわいい超平和バスターズが誕生しました。1か月にわたる厳しいリハーサルの中で、育まれた本物の友情は、画面からもきっと伝わると思います。冒頭、秩父の満開のポピー畑で、かくれんぼしている彼らのシーンでドラマはスタートします。是非、楽しみにしていてください」と述べた。監督、プロデューサーから絶賛を受けた谷さんは「アニメのキャラクターを演じるのは初めてだったので、最初は緊張もして、プレッシャーもあったんですけど、自分らしいめんまを演じるよう心がけました。自分の中では不安に思っていたお芝居のシーンもあったんですが、監督とプロデューサーさんにこんなにほめてもらえて、とってもうれしいですし、たくさんの人にこのドラマを見ていただけたら、本当にうれしいです。そして超平和バスターズの仲間たちと、撮影が終わった今でも仲良しでいられることが、すごくうれしいです」と子供らしくもしっかりとした喜びのコメントを寄せた。熱烈的ファンに負けない愛情と理解を持つ制作陣と、次世代を担う若手俳優陣、そして全国から集められた最高の子役陣で描かれる実写版「あの花」。この夏の締めとして、このドラマで思い切り泣いて、去りゆく夏を惜しんでみては。スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は9月21日(月)午後9時~11時18分 全国フジテレビ系列にて放送。(cinemacafe.net)
2015年08月19日人気コミックを2部作で実写化した前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の大ヒット御礼舞台あいさつが8月14日に、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、三浦春馬、本郷奏多、桜庭ななみ、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、映像配信サービス“dTV”で配信される新作ドラマ『進撃の 巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』に出演する平岡祐太が登壇した。その他の写真8月1日に全国427スクリーンで封切られ、公開13日目で動員137万人、興収18億4000万円を記録している本作。日本でのヒットを皮切りに、香港でデイリーランニングの首位に輝き、フィリピンでは同国で公開された日本映画史上最高のオープニング興収をマークするなどアジア圏での“進撃”も加速中だ。賛否両論が巻き起こる中、劇場へのリピーターも増えているといい「先日、名古屋で舞台あいさつをしたんですが、最高で13回見ている方がいらっしゃって。ほぼ毎日じゃんっていう(笑)。本当に頭が下がります。原作やアニメにはない、巨人のリアリティを感じたという声をいただく」(三浦)、「まずは見てもらえるのがうれしいですね。私にとっても挑戦で、新しい発見があった。誰もが知るキャラクターを演じられるのはありがたいこと」(石原)とファンに感謝を伝えた。ステージには特製の“巨人ケーキ”がお目見えし、本作のヒットをお祝い。ハンジ役の石原は、公開中の前編では実現しなかった“巨人退治”をケーキ相手に遂行し、大喜びしていた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』公開中『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年08月14日男子高校生2人の会話で構成された漫画『セトウツミ』が、俳優の池松壮亮と菅田将暉のW主演で来年の公開に向けて実写映画化されることが10日、明らかになった。原作は漫画雑誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中で、昨年の第18回手塚治虫文化賞読者賞にノミネートされた作品。関西の男子高校生・瀬戸と内海がとある川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるというもので、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんだ。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)を手がけたことでも知られる大森立嗣監督が実写化する。塾通いのクールな内海役を演じるのは、昨年『ぼくたちの家族』でキネマ旬報助演男優賞を受賞するなど話題作への出演が続く池松。本作を「何だか面白そう」と受けとめ、「大森監督のもと、菅田くんと2人でやるということで、何だか面白そうなことがはじまるんじゃないかという気がしています」と期待を寄せる。「まだ撮影に入っていないのでどんな作品になるか分かりませんが、でもやっぱり何だか面白そうなので、楽しみにしていてください」と早くも手応えを予感しているようだ。一方、元サッカー部の天然キャラ・瀬戸役を演じるのが菅田。自身が大阪出身ということもあり、「シニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と」など相当入れ込んでいる様子。「原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるかわかりませんという思いで楽しんでいきたいと思います」と意気込みを語った。
2015年08月11日秋田書店「別冊少年チャンピオン」にて連載中の漫画「セトウツミ」を、『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣監督が実写映画化することが決定。主人公の男子高校生、瀬戸と内海を話題作への出演が絶えない若手実力派俳優の池松壮亮と菅田将暉が演じることが明らかになった。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスっと笑えて、何だか、しんみり胸を打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了するという超シンプルなコミックだ。「セトウツミ」というタイトルは、この漫画の主人公、男子高校生の瀬戸と内海の名前を組み合わせたもの。クールな塾通いの内海役は、昨年『ぼくたちの家族』でキネマ旬報助演男優賞を受賞し、『紙の月』『海を感じる時』などで各映画賞を総なめにした池松さん。天然な元サッカー部の瀬戸役は、『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』などに出演する菅田さん。ほぼ全編が瀬戸と内海の関西弁による掛け合いという究極の会話劇だけに、確かな演技力を誇る、池松さん&菅田さんのやり取りは必見。監督は『さよなら渓谷』でモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞した大森立嗣。脱力系コンビのバディムービーとも言える『まほろ』シリーズを手掛けた大森監督の演出で、池松さん&菅田さんの新たな名コンビ誕生となりそうだ。以下、撮影に向けてのキャスト、監督コメント■池松壮亮(内海役)何だか面白そうなこの作品を、大森監督のもと、菅田くんと2人でやるという事で、何だか面白そうなことが始まるんじゃないかという気がしています。まだ撮影には入っていないのでどんな作品になるか分かりませんが、でもやっぱり何だか面白そうなの で、楽しみにしていて下さい。■菅田将暉(瀬戸役)大森監督のもと、池松さんとただただ二人で喋る映画に参加できる事、心から感謝してます。原作の瀬戸と内海のシニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と。原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるか分かりませんという思いで楽しんで生きたいと思います。■大森立嗣監督『セトウツミ』の妙にまったりした青春を、池松くんと菅田くんが演じると、どんなことになるのか、いまからワクワクしています。ただの青春映画にはならないでしょう。楽しみにしていてください!映画『セトウツミ』は2016年全国公開予定。(cinemacafe.net)
2015年08月11日男子5人の青春を賭けて脱獄に挑む姿と、強烈な個性の美女子たちが描かれ大人気の漫画「監獄学園-プリズンスクール-」。長く「実写化不可能」と言われてきた本作だが、この度、「PUNCH LINE!」(しょこたん・でんぱ組)のPVなどを手がける井口昇を監督に迎え、MBS・TBSの2015年10月クールにてTVドラマ化されることが決定した。物語の舞台は、全寮制の元女子高・私立八光学園。そこへ入学してきた男子生徒は、藤野清志らわずか5人。1,000人を超える女子生徒たちを前に、甘い学園生活に胸躍らせるキヨシたちだったが、ある日、女子風呂を覗こうとした罪で学園を掌握する「裏生徒会」に拘束されてしまう。そして、罰として懲罰棟(通称:プリズン)と呼ばれる監獄での1か月間の謹慎生活を強いられることに…。それでも、めげずにさまざまな手段で脱獄を試みるキヨシたちだったが、裏生徒会の会長、副会長、書記も、あの手この手でキヨシたちを退学に追い込もうとする。男子生徒5人は、裏生徒会による支配に屈せず、無事にプリズンから脱獄することができるのか!?原作は、第37回講談社漫画賞を受賞し、既に累計発行部数600万部を突破している平本アキラ著の大人気漫画。2011年より連載がスタートし、現在も大人気連載中。さらに、7月からは、メインキャストに神谷浩史、鈴村健一、小西克幸、浪川大輔、興津和幸ら豪華声優陣を起用しテレビアニメ化。放送されるやいなや、ネット上では「今期ナンバーワン決定!」「神レベル!」「数年に一本の傑作!」など賞賛の声が上がっており、原作からの人気の高さが伺える。本作の見所は、主人公キヨシを始めとした男子5人が、バカでエロで滑稽ながらも、必至に脱獄に挑み青春するその姿。そして、男子5人を徹底的に痛めつける裏生徒会の会長、副会長、書記の3人だ。みな美しく強く逞しく、清廉であり、男子にとっては宿敵であるはずなのだが…優れた知性を持ちながら男の心は読めなかったり、巨乳で凛としたボディを持ちながらどこか純朴だったり、強がっていながらも性には全くの奥手だったりと、その表裏で見せる個性(ギャップ)に心奪われること必至だ。ファンも多く期待値の高い本作だが、その過激な描写や刺激的な登場人物たち、漫画特有のシーンなどから「実写化不可能」と言われてきた。そんな本作の実写化に挑むのは、映画『電人ザボーガー』『ヌイグルマーZ』『ライブ』など過激な企画と斬新な映像表現で、国内だけでなく海外からもカルト的人気を博す井口監督。そして本作のために用意されたのは過去に「闇金ウシジマくん」シリーズ、「深夜食堂」「コドモ警察」を放送し、常に話題作を世に送り出してきたMBS・TBSの深夜ドラマ枠だ。井口監督は、「『監獄学園-プリズンスクール-』をテレビドラマ化するなんて、私も最初は『ウソでしょう?』って聞き返しました(笑)。しかし、心の中で沸々と『こんなに面白い漫画を映像化できるチャンスを逃したら一生後悔する』という思いが込み上げてきて、気づけば…私の監督人生を賭けていま挑んでいます!」と熱い思いを明かした。さらに「キャスティングは、こだわり抜いた役者陣が揃いました。キヨシが…ガクトが…副会長が…花が…そして会長が…どんなビジュアル、佇まいで現れるのか。キャスト公開までもう少しお待ちください」と期待を煽るコメントを寄せた。ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」はMBS・TBSにて10月から放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日伊藤英明を主演に迎え、鬼才・三池崇史監督が大人気コミックを実写映画化する『テラフォーマーズ』。先日追加キャストとして武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬ら超豪華俳優陣の名前が発表され話題を集める本作から、物語の重要な役割を担う宇宙船内と“アイツ”の姿が初公開される特報と、ティザーポスターが解禁された。2599年、人口増加により貧富の差が激しくなっている日本。次の移住先を探すため、火星地球化<テラフォーミング>計画が始まっていた。気温を上げるためにコケと“ある生物”が送り込まれた。そして異常進化してしまった“ある生物”を駆除するため、何も知らない貧乏な15人の日本人が送り込まれる――。累計発行部数1,200万部を突破し、熱狂的人気を誇る漫画「テラフォーマーズ」の“バグズ2号編”をベースに構成される本作。今回公開された特報映像では、まず舞台となる火星が映しだされ、本作の軸となる“テラフォーミング計画”について説明される。続けて、物語の重要な役割を担う宇宙船の船内が初公開。このセットは約1億円の予算を投じ、3か月間もの時間をかけて製作。原作の世界観を忠実に再現した。そして、船内を映し出していると画面に片鱗を現すのは…アイツ!主演の伊藤さんを始め、豪華キャストの名前が紹介されると、最後には「乗組員募集中。詳しくはWEBで!」との文字が。本作に参加できる応募が開始されたようだが、詳細は公式サイトで明かされるという。また併せて公開されたティーザーポスタービジュアルは、地球化された火星が僅かに顔を覗かせ、そこにも史上最強最悪の敵“テラフォーマー”の姿が映された図柄になっている。8月1日(土)より劇場にて設置される本ポスターは、見る角度によって、火星が地球化<テラフォーミング>する特別版だという。映画の設定に合わせてポスターも<テラフォーミング>するという気合いの入り様に、本編への期待も高まる。また、オフィシャルサイトではある時間になるとテラフォーマーが現れたり、映画の設定2599年にちなみ、限定2,599枚の“テラフォーマー”版チラシが配布されるなど、連動企画も盛りだくさん。今後も、豪華キャスト陣のキャラクタービジュアルや本予告、主題歌などの続報から目が離せない。『テラフォーマーズ』は2016年ゴールデンウィークに公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日国際的な人気を博すコミックを2部作で実写化した『進撃の巨人』。LAプレミア、国内5大都市でのプレミア同時開催など、大作ひしめくサマーシーズンに文字通り“進撃”の狼煙を上げた同作だが、原作を知らなくても楽しむことはできるのだろうか?試写に足を運んだ。100年以上前に突如現れた巨人によって、人類の多くが“喰われ”文明は崩壊した世界。生き残った人々は三重に築いた巨大な壁の内側で、平和を謳歌するが、再び巨人たちが襲来する。こうした世界観は、震災や原発事故を経験し、安全神話の崩壊を目の当たりにした日本人の心情に訴えかけるパワーと説得力があり、意外とすんなり受け入れられた。通過儀礼を重ねる主人公の青春ストーリーでもあり、現代人が抱える閉塞感にも共鳴している。最大の見せ場は、やはり特撮を駆使した映像世界だ。CGゴリゴリのハリウッド大作に対抗し、日本のお家芸である特撮をもって勝負する構図は、まさに物語とリンクした「巨人VS人類」そのもの。CGでは表現しきれない“生々しさ”が巨人の恐怖をあぶり出し、人類にとって「心臓を捧げる」に値する脅威であることが見事に印象付けている。もちろん、VFXも併用されており、日本独自のハイブリッドな質感は、海外のファンに新鮮に映るはずだ。一方、ダークファンタジーの空気と、日本人俳優の相性の悪さを感じてしまうのも事実。これは原作イメージとの比較やキャスティング、演技の良し悪しといった、いわゆる“コレジャナイ感”とはまったく別次元のお話。もっと生理的な「何か、むずがゆい…」というレベルの違和感であり、それを克服するには、映画本編98分(前編)という上映時間は短いのかも。演じる側にとっても、原作キャラとの距離感が難しかったのではないか。とはいえ、実写版『進撃の巨人』は、原作を知らなくても(知らないから?)、十分楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっていた。原作ファンの間では早速、賛否両論が巻き起こっていると聞くが、バラエティ豊かな話題作がそろった今夏の映画シーンでは、異色の存在感だ。話題性の割には、なかなか興行的な結果が伴わない“邦画の2部作商法”に対しても、『進撃の巨人』前後編の成績次第で、一定の結論が下されることだろう。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年07月30日‘70年に連載がスタートし、‘72年にアニメ化された、吉沢やすみさんのマンガ『ど根性ガエル』。カエルのピョン吉が原っぱにいたところに、中学生のひろしがつまずいて転倒。なぜかピョン吉はひろしのTシャツに張り付き、“平面ガエル”として生きていくことに…という、ギャグマンガです。現在、日本テレビのプロデューサー・河野英裕さんが、“実写”でドラマ化するという難題に挑戦中。主演は松山ケンイチさん!「土曜9時のドラマは、世代を超えて、幅広く見てもらえる作品を放送したい枠。今回はそういうドラマを、松山ケンイチさんとやりたい、と思ったことがスタートですね。彼は本当に芝居が上手い人なので、シリアスな重い作品でじっくり見せることもできるんですが、でも夏だし、“楽しかったね、笑えたね、見てよかったね!”っていう、コメディがいいかなって。じゃあみんなが知っている作品がいいかも…と思っている中で、ふと『ど根性ガエル』が浮かんできたんです」河野さんはこれまで、『泣くな、はらちゃん』や『妖怪人間ベム』『Q 10』など、“人間界に不思議な存在がやってくる”というドラマを多く手がけてきた人。「個人的にそういうのがすごく好きなんです。変なヤツがやってきたことで人間が右往左往する様子を描いたり、その変なヤツからの視点で人間を描いたりするのが(笑)。今回はピョン吉というカエルが、その“変なヤツ”である、ということです」成長して30歳にはなったものの、ひろしはなんと無職。それを松山さんが演じることにも驚いたが、何より衝撃的だったのが、ピョン吉、というかカエルの声を担当するのが、あの満島ひかりさんだということ!「ダメ元でお願いをしたらご快諾いただいて…。ホント嬉しかった。僕は満島さんの声がとにかく好きなんです。彼女の声は、シャウトしてもどこかに切なさがあるし、そこに人を勇気づける何かがあるんですよね。ちょっとかすれているところが男っぽくもあって。ピョン吉は江戸っ子なので、ぴったりかな、と。原作はギャグマンガなんですが、今回ドラマにするにあたって、最終回まで1本通す筋のようなものを考えていて、そのキーワードは、“生と死”なんです。そういう意味でも、少し刹那的な薫りがする満島さんの声は、すごくよく合っている気がします」7/29現在、第3回まで放送済み。それにしても、よくしゃべるし、なんか言動が軽いし、ひろしのキャラがなんともウザいです!「ですよね~(笑)。松山さんがひろしの役作りの基礎にしたのは、あの寅さんの愛すべきダメ男ぶりと、落語で学んだ江戸の男の“粋”だそうです。確かにひろしって、“宵越しの金は持たねぇぜ”っていう、江戸っ子気質の持ち主。その研究心は、本当に頭が下がります。しかも今、松山さんはカメラの前以外でもずーっとひろし状態なんですよ。正直スタッフも、“ちょっとマツケン、静かにしてよ!”って感じです(笑)」◇マンガから飛び出してきたようなそっくり加減。前田敦子さんの起用は、「なんか普段、つまらなさそうなのに、笑うと超幸せそうっていうギャップがいい」(河野さん)だそう。(C)吉沢やすみ/オフィス安井◇30 歳で定職につかないひろし。16年前にTシャツに張り付いた平面ガエルのピョン吉に、少しずつ異変が起きており…。二人は一緒にいられるのか?毎週土曜21:00~、日本テレビ系で放送中。※『anan』2015年8月5日号より
2015年07月29日「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」に2年連続ランクインし、映像化をめぐって争奪戦が起こった三部けい原作のミステリーコミック「僕だけがいない街」の実写映画化が決定。主演を『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで超個性的な役柄を演じてきた藤原竜也が務め、ヒロインを『ビリギャル』の有村架純が務めることが明らかとなった。原作は、「ヤングエース」にて絶賛連載中の同名漫画。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど、傑作との呼び声高く、スガシカオ、中川翔子、宮地真緒から、糸井重里や「リアル鬼ごっこ」の原作者・山田悠介などまで著名人にもファンが続出。主人公は、売れない漫画家で、ごく普通のフリーター・藤沼悟。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊な現象“再上映”(リバイバル)に巻き込まれた彼が、18年前の小学生のころに起きた児童連続誘拐事件の真犯人を探し、その凶刃に倒れた母を救うため、大人のマインドを持ったまま11歳の少年となり、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく新感覚ミステリー。脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶がよみがえり、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷つくまいと距離を自ら取っていたクラスメートとの間に生まれた友情が新しい記憶となって、悟の「過去」が塗り替えられていくことから、ミステリーの枠にはとどまらない、優しさとせつなさに満ちた人間ドラマともなっている。その主人公・悟を演じるのは、死神のノートで殺人を繰り返す大量殺人犯、眼力で人を操るモンスター、10億円の懸賞金で命を狙われる男など、数々の超個性的な役を怪演してきた、日本が誇る若き名優・藤原竜也。本作では【タイムリープ】を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。一方、悟の心の深意に気づき、心を開くきっかけを与えるヒロイン・愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』と大ヒット作が続き、WOWOWの新ドラマ「海に降る」で連ドラ初主演を務めるなど、いま乗りに乗っている有村架純。様々な作品に引っ張りだこの2人だが、共演は今回が初めて。有村さんとの共演について藤原さんが、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、いまの自分にとって大きな刺激になると思います」とコメントすると、有村さんも「お芝居への熱量がすごく大きな方。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と、お互いの役者魂を敏感に感じ合い、早くも最高の化学反応を予感させている。また、この2人に加え、悟の母・藤沼佐知子役にはその美貌だけでなく卓越した演技力も兼ね備える石田ゆり子、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には、どんな難役も個性たっぷりに演じ切る実力派俳優、及川光博。さらに、松坂桃李主演の『ツナグ』でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がメガホンを取る。単行本(既刊6巻)の発行部数は着実に伸びており、現在、累計発行部数139万部を突破。来年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送も決まっており、2016年は、「僕街ブーム」が日本に巻き起こりそうだ。以下、キャストコメント藤原竜也 コメントこの映画に出演させていただくことが決まり、初めて「僕だけがいない街」の原作漫画を読みました。読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません。「時間を行き来する」特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、いまから考え始めています。有村架純 コメント原作を初めて読んだ時、登場人物の家族や友達への思いにすごく胸を打たれました。タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います。最初から最後まで主人公と共に心が動き、胸が熱くなる経験をしました。そんな原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います。監督・平川雄一朗 コメント昭和と平成の時間軸を行き来する、数多くの謎が散りばめられたミステリー漫画が原作ですが、その底辺には人々の繋がりや絆が丁寧に描かれているので、そのヒューマニズムを映画では大事にしたいです。藤原さんには、ダメ人間ながら強い正義感を持つ青年が未来を書き換えていく希望を、有村さんには、夢を追いかける不思議な女性が主人公にもたらす愛を、それぞれが地に足のついた人間として魅力的に表現してもらいたいと期待しています。原作・三部けい コメント「僕だけがいない街」コミックス発売後、初めていただいた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、「僕だけがいない街」がどんな成長を遂げるのか、とても楽しみです!映画『僕だけがいない街』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日累計発行部数5,000万部を突破している諫山創の大ヒット漫画を実写映画化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアが21日、都内で行われた。15日には、米ハリウッドにてワールドプレミアが行われ、約5分間スタンディングオベーションが鳴り止まなかったという『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。全世界63の国と地域での配給も決定した本作が、ついにここ日本でもお披露目され、この日のプレミアには主役のエレンを演じた三浦春馬、劇場版オリジナルキャラクター・シキシマ役の長谷川博己をはじめ、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジョン)、桜庭みなみ(サシャ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、石原さとみ(ハンジ)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)ら主要キャスト、そして樋口真嗣監督の計11名が出席した。樋口監督はやや緊張した面持ちで「2年くらいこのキャストと一緒にやってきましたが、今日改めて皆さんとお会いして、こんなにきれいな方々だったことを思い出しました。皆さん、もう思い出したくないくらいの汚し方をしてしまったので、本当にすいません……」と過酷なロケだったことを吐露しながら、キャストへの感謝を伝えた。また、実写映画化の発端は、原作漫画の2巻が平積みになっていた頃に、樋口監督が表紙の巨人と目があったことがきっかけ。樋口監督は「普段は漫画をあまり読みませんが、読んでみると映画にしたら面白いのではないかと。その時の衝動でここまできました。言葉に尽くしがたい迷惑を皆さんにかけていますので、その映像を見てください」と、一目惚れから生まれた作品だったことを明かした。漫画のアニメ化や実写化の際には、やはり原作の再現度に注目が集まるが、樋口監督は原作者の諌山に「原作を気にせずに、違う話にしてくれ」と言われたという。しかし、そこは怯まずに「それは進撃の巨人じゃないから、俺は進撃の巨人が作りたいんだ」と意思を貫いた樋口監督。劇場版の制作決定時は、原作コミックは4巻まで発売されておらず、原作の面白い要素をどこまで突っ込めるか、漫画の絵の中にある行間、隙間を映像の中でどれだけ埋められるか――など、樋口監督は諌山と密に連絡を取り合い、制作を進めていったという。先日のワールドプレミアには、キャストからエレン役の三浦とミカサ役の水原が参加。三浦は「ニュースや映画の世界でしか見たことのなかった、ハリウッドに足を踏み入れたことが純粋に楽しかったです。お客さんが歓声を上げることは初経験だったので驚きました」と、日本とは異なる鑑賞スタイルに驚いた様子。水原も「エレン、ミカサ、巨人が出てくるシーンは、歓声が上がっていました。中でも、ハンジが出てきたシーンはすごくウケていて」と語ると、石原がはにかみががら「うれしいです」と一言。また三浦は、超大型巨人が出てくるシーンで、観客が"息を呑む"ことを目の当たりにしたらしく「息を呑むという表現がどういうものかわかりました」と関心していた。本作は、最新のVFXと日本が誇る特撮技術が融合したハイブリット作品でもあり、見どころは立体機動装置のシーン。誰よりも早く立体機動装置を使用したという長谷川は「僕は一番初めに立体機動装置で飛びましたが、飛ぶ時はみんなが息を合わせ、ロープを引っ張って飛び上がります。そして、飛び上がったところでロープを放すと一瞬落ちた後にロープのゴムがビヨーンとなるんですが……この落ちるところは、死ぬかと思いました」と回想。それを見ていた三浦は「寡黙な感じの長谷川さんが叫んでいたので親しみを感じ、喋りやすくなりました」と話していた。樋口監督と『機動戦士ガンダム』の話で盛り上がっていたという本郷は「すごい作品をたくさん撮っている監督なのに、僕ら役者の話にも聞いてくださって、僕の中では、夢を叶えてくれるドラえもんみたいな存在です」と話すと、ドラえもんに口調を真似て「ありがとう」と樋口監督。また、ピエール瀧は「世界遺産にもなった軍艦島の奥深くの方なんて、なかなか見ることができません。そんな、軍艦島でのロケシーンは見どころだと思います」と見どころを添えた。舞台あいさつも終盤に差し掛かったところで、三浦から「ここでカミングアウトしたいと思います」という気になる一言が。「撮影が始まる前に、監督から『時計じかけのオレンジ』『シャイン』『クロニクル』の3本のDVDを渡され、何回も観たんですが、『進撃の巨人』の世界観とマッチせず、理解できなかったことをずっと黙っていました。すいません……」と告白すると、樋口監督は「返してもらった時に、一緒についていたクッキーがすごく美味しかったです」と苦笑い。最後に三浦の思わぬカミングアウトがあったが、最後に「今年の夏の超大型エンターテイメントとして皆さんに届き、ずっと残っていく作品になればと思っています」と全力でアピールしていた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は、前編が8月1日、後編が9月19日より全国公開。
2015年07月22日村上虹郎、浜辺美波、志尊淳、松井愛莉、飯豊まりえ、高畑裕太ら最旬若手俳優たちを迎え、「大人も泣けるアニメ」として根強い人気を誇るアニメを実写ドラマ化する「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」。この度、ドラマ主題歌に海外でも活躍するガールズバンド「Silent Siren」が起用され、「ZONE」の名曲「secret base~君がくれたもの~」をカバーすることが明らかとなった。舞台は秩父。活発なリーダー的存在である宿海仁太(あだ名=じんたん)、笑顔を絶やさない柔和な本間芽衣子(あだ名=めんま)、怜悧な秀才タイプ、松雪集(あだ名=ゆきあつ)、引っ込み思案な安城鳴子(あだ名=あなる)、しっかり者のまとめ役、鶴見知利子(あだ名=つるこ)、無邪気な皆の弟分、久川鉄道(あだ名=ぽっぽ)の6人は大の仲良しグループで、いつもつるんで遊んでいた。グループ名は「超平和バスターズ」。じんたんの考案で、「何でも平和にするグループ」という意味だ。しかし、めんまの事故死により、6人の絆は決裂してしまう…。それから7年後。高校に入学したものの、家に引きこもってしまったじんたんの前に、少し成長しためんまの幽霊が現れた。めんまは、生きているときにかなえられなかった“ある願い”が心残りで現れたというが、どんな願いなのかは思い出せないという。めんまの願いをかなえるため、再び集まった「超平和バスターズ」の6人。あの日を境にバラバラになってしまった「超平和バスターズ」は、失われた笑顔を取り戻すことができるのだろうか。そして“めんま”の願いとは一体何なのか――。本作の主題歌を担当する「Silent Siren」は、ティーン世代から絶大な支持を受ける人気ガールズバンド。現在、香港や台湾の海外公演を含む全国ツアーを敢行中であり、実力と人気を兼ね備えた彼女たちだが、ドラマの主題歌を担当するのは本作が初。もともと「あの花」のファンであったこと、出演者たちとも年が近いことから、今回のオファーが決まったという。「Silent Siren」がドラマ主題歌としてカバーする「secret base~君がくれたもの~」は、2001年に発売された「ZONE」の代表曲であり、アニメ「あの花」のエンディング曲として本間芽衣子役の茅野愛衣、安城鳴子役の戸松遥、鶴見知利子役の早見沙織ら女性声優たちにカバーされた楽曲。物語のストーリーとリンクするような歌詞や、ノスタルジックなメロディーラインが作品の世界観とマッチし、重要な場面で本楽曲が流れるなど、本作を象徴する楽曲としてファンから愛されている。そんな名曲のカバーで初のドラマ主題歌を担当するにあたり、「ドラマの原作のアニメも大ファンだし、曲もとても有名な曲なので携われて本当に嬉しい」(すぅ)、「とても光栄なことなのでサイサイらしく、尚且つ原曲の良さを壊さぬよう作品にあったシークレットベースになれればいいな」(ひなんちゅ)、「あの花もシークレットベースも自分の中で思い入れのあるものなので素晴らしい組み合わせだなと、とにかく嬉しく思います」(あいにゃん)、「大好きなアニメと大好きな曲に携わることが出来て光栄です」(ゆかるん)と、それぞれに喜びのコメントを寄せた。「Silent Siren」がカバーする「secret base~~君がくれたもの~~は、8月5日(水)よりリリースされる10thシングル「八月の夜」にカップリング曲として収録予定。スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は全国フジテレビ系にて今年、ゴールデン枠にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の青春を描いた大人気コミックスを二部作連続で実写映画化する『ちはやふる』。この度、映画、CM、ドラマなどに引っ張りだこの最旬女優・広瀬すずが本作で映画初主演を務めることが明らかになった。煌めく青春時代に“情熱”を追い求め走り続ける千早、太一、新の、眩しいほどに一途な想いが交差する青春群像劇。綾瀬千早が小学生のときに出会った、綿谷新。彼は、千早に“自分の夢”という意味を教えてくれた人。新の「競技かるた」に懸ける情熱が色鮮やかに光って見えた。それは、千早の初恋だった…そんな矢先、家庭の事情で、引っ越してしまう新。離ればなれになってしまった新にもう一度会いたいと願い続けた千早。高校生になった千早は、“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。新に会いたい一心で。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援する幼馴染みの真島太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事ができないでいた…。原作は2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、コミックス累計発行部数1,200万部(2015年6月現在)を超える末次由紀の大人気コミックス「ちはやふる」(講談社「BE・LOVE」連載)。監督を務めるのは、『タイヨウのうた』(’06)、『カノジョは嘘を愛しすぎている』(’13)を手掛ける小泉徳宏監督。本作では脚本も務め、高校生たちの友情・恋愛・成長をリアルに描いていく。主人公・綾瀬千早を演じるのは、『海街diary』やドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)と話題作に出演し、7月に公開を控える細田守監督の最新作『バケモノの子』では初の声優に挑戦するなどいま最も注目を集める広瀬すずだ。また、真島太一役には、映画『ビリギャル』『日々ロック』や、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ「恋仲」などさまざまな役柄に挑戦する若手実力派俳優・野村周平。広瀬さんが想いを寄せることになる綿谷新役には、『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』に出演が決定し、ブレイク必至の真剣佑が抜擢された。「家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファンです」と語る広瀬さんは、自身の演じる主人公について「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかなと不安もありましたが、色々な作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました。千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたいと思います」「“映画初主演”ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる『ちはやふる』の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。小泉監督は、広瀬さんの起用について「素直で、無邪気で、情熱的で、周りの人間を魅了しながら前へ前へと突き進む。綾瀬千早という人物像を違和感なく演じきれる役者は、広瀬さんをおいてほかに考えられません。広瀬さん自身は、実は千早とは逆にとてもシャイで慎ましい方なのですが、そこはさすが役者。ひとたびカメラが回ると、途端に役に入り込んで千早の弾けるようなキャラクターへと豹変するのです。みなさんにその変貌ぶりを早くご覧になって頂きたいです」。本作には、広瀬さん、野村さん、真剣佑さんのほかにも、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちがオーディションを経て出演が決定。また、千早の永遠のライバル、最強のかるたクイーン・若宮詩暢役を、松岡茉優、千早が通う瑞沢高校教諭役を松田美由紀、千早の百人一首の師匠・原田役を國村隼が好演する。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日アルプスの麓に暮らす孤児セバスチャンと、山で出会った真っ白な野犬が心を通わせ、やがて過酷な試練を乗り越える様を描くベストセラー児童文学を実写映画化した『ベル&セバスチャン』。人気ロックバンド名の由来にもなった本作が、9月に日本でも公開されることが決定した。アルプスの麓の小さな村で暮らす孤児セバスチャンは、山で1頭の野犬と出会う。家畜や人を襲う“野獣”として村人たちから命を狙われるその犬をベルと名付け、懸命に守るセバスチャン。そして孤独なもの同士、心を通わせていく。時を同じくして、村には戦争が影を落とし始めていた。ナチスの捜索の手が伸びるなか、ユダヤ人一家を救うため、ベルとセバスチャンは道案内人として冬の“アルプス越え”に命がけで挑む――。原作である、セシル・オーブリーの「アルプス村の犬と少年」(Belle et Sebastien)は世界的ベストセラーの児童小説であり、日本でも1980年代に「名犬ジョリィ」としてアニメ化されたことでもお馴染み。また、日本にも多くのファンを持つスコットランド出身のロックバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のバンド名の由来も、この小説からきている。そんな普遍的な人気を誇る原作を、自然と犬に人生を捧げるニコラ・ヴァニエ監督がより奥深い人間ドラマとして、戦時中のアルプスを舞台に産み出した実写映画化したのが本作。アルプスの美しく雄大な景色と、大自然と共に暮らす人間の営みへの温かな眼差しに満ちた、冒険家でもあるヴァニエ監督ならではの作品となっている。2,400人の中から選ばれ、主役の少年セバスチャンの座を射止めたフェリックス・ボシュエは、本作が初映画出演となるが、その繊細な演技は必見のひと言。フランスを代表する国民的女性シンガー、ZAZ(ザーズ)の歌声による主題歌も、作品にいっそうの彩りを添えている。孤独な少年と野犬が、過酷な試練を乗り越え、希望に向かって歩みだす心洗われる感動ストーリー。まずはこちらの場面写真から、ベルとセバスチャンの絆に思いを馳せてみて。『ベル&セバスチャン』は9月19日(土)より新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月23日その圧倒的なスケールと世界観、壮大且つ予測不能なストーリー展開が世界中に衝撃を与え、全世界累計発行部数が5,000万部を突破した超大ヒットコミックを実写化した『進撃の巨人』。この度、ファン待望の最新映像「立体機動予告編」が公開。併せて第3弾ポスタービジュアルと、邦画史上初の4種類同時体感系特別興行の実施が決定した。主演に三浦春馬を始め、水原希子、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧ら豪華キャスト陣を揃え、監督の樋口真嗣ほか日本映画界やアニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結し、前編を8月1日(土)、後編を9月19日(土)に公開する、今夏を熱く盛り上げること間違いなしの本作。これまで、動く巨人や、豪華キャスト陣の登場、「心臓を捧げよ」という名シーンなど、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の世界観を体感できる特報映像が公開されており、Youtubeではすでに350万回以上も再生され、その注目の高さが伺える。そして、公開を約1か月後に控えたこの度、新たな最新映像が公開。世界中のファンがどのように描くか気になっていたことの1つであろう“立体機動装置(ワイヤーアクション)”を駆使した疾走感ある「立体機動予告編」が解禁された。さらに併せて公開された第3弾ポスタービジュアルでも、各キャストが必死の形相で戦う姿や、立体機動装置を駆使して巨人に立ち向かっていく姿が描かれており、本作の躍動感がビジュアルからも感じることができる。そんな躍動感あふれる本作の世界観と体感することができるアトラクション型、体感系興行の実施が決定。高品質デジタル映像、大迫力サラウンドシステム、壁いっぱいに広がるスクリーンでリアルな映像体験を可能する「IMAX」。モーションシートが映画のシーンに完全にマッチした形で前後&上下左右に動き、風や水や香りを体感できる臨場感あふれる「4DX」。3D映画を超える最新の体感型4Dシアターシステム「MX4D」。上下・左右・前後様々なパターンの動きがあり、自分が映画の一部となったように感じるリアルさを創出する「D-BOX」の全4種類がなんと同時興行。これら4種類同時の実施は邦画史上初の試みとのことなので、ファンならずとも体感してみてほしい。編集作業も最終段階に差し掛かり、本作の完成も目前だそう。この夏は、日本だけでなく世界中に強烈なインパクトを伴って進撃を開始する本作から目が離せない!前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月23日梅津泰臣による日本発の伝説的カルトアニメーション「A KITE」(98)、独創的なアクションをスタイリッシュな映像美で実写化した『カイト/KITE』が、2015年9月16日(水)にBD&DVDリリースが決定!このほど原作者・梅津による最新コメントも同時解禁になった。金融危機で崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれ、幼くして組織に両親を殺されたサワもその中のひとりだった。サワは父の親友で相棒だった刑事アカイに暗殺者として育てられ、両親の仇である組織への復讐を目的に生きていた。娼婦になりすましたサワは、次々と男たちを暗殺するが――というストーリー。完成作品を観た梅津氏は、「原作への強いリスペクトを感じました。特に今回の実写版では、タイトルの由来についての説明があります。原作ではタイトルの作品のテーマとの関係性について描いていないですが、この映画では改めて解釈して提示しています。人間関係の危うい感じを映像で表現している点がよかったと思います。サワ役のインディア・アイズリーも魅力的で、アクションもスリリングです」とコメント。リメイク版を応援する。特典として、原作者・梅津監督のインタビューやメイキング映像など、原作ファンも必見の特典映像を収録するほか、初回限定版は梅津監督描き下ろしデザインのスリーブケースも付く予定。タランティーノやロブ・コーエン監督も映画化を熱望した同作に注目して。<『カイト/KITE』リリース情報>発売日:9月16日(水)【セル】ブルーレイ】 ¥4,700(本体)+税【セル】DVD ¥3,800(本体)+税発売元:カルチュア・エンタテインメント販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイト/KITE 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved
2015年06月21日累計発行部数320万部を突破の大人気コミック「となりの関くん」と、業界で大注目の「るみちゃんの事象」を原作とした学園コメディが、7月より深夜枠で実写ドラマ化される「となりの関くんとるみちゃんの事象」。本作で、渡辺佑太朗、トミタ栞というフレッシュな2人がそれぞれ主演を務めることが分かった。両作とも、同じく学園を舞台にした人気コメディ漫画。まだ一方の存在しか知らない方にも、新たな作品と出会える機会になればというプロデューサーの思いから、原作出版社が異なるにもかかわらず、異例の「同枠コラボ放送」と「共通連名タイトル」が実現。実写化が発表されるやいなや、「一体どんなドラマになるのか楽しみ!」「2本立てってどういうこと!?」「関くんとるみちゃんは誰が演じるの!?」と早くも話題を呼んでいる。「となりの関くん」の主人公は、謎の男子生徒・関くん。彼は何でもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどきシュール、ときどきほっこりの“閉鎖空間”コメディだ。今回、そんな1人遊びの天才、関 俊成役に大抜擢されたのが、2014年3月に公開した映画「5つ数えれば君の夢」でデビュー後、映画『忘れないと誓った僕がいた』ほか、「アゲイン!!」(MBS/TBS)で土下座の達人チャンクマ役でレギュラー出演し、注目を集めた実力派新人の渡辺さん。一方、「るみちゃんの事象」の主人公・郁野るみは、趣味・特技は脱臼(卓球でなく!)。 好きな男子のタイプは「ようすけ全般」、「My name is Nancy.」を「あたいの名は、あけみ」と訳し、カラオケでは「千葉真一や、ちばてつやを歌う」という、挙げたらキリがない摩訶不思議な少女。だいぶ“アレな”、でもどこか憎めない“可愛げ”ある部分もぎりぎり持っている強烈キャラの女子高生コメディだ。そのるみ役には、演技初挑戦となるトミタさん。明るく元気な天然素材とキュートなルックスで、木村カエラを輩出した音楽バラエティ番組「saku saku」5代目MCとしても人気を博している。最新シングル「だめだめだ」がTVアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマに選ばれ、2月、自身初の書き下ろし曲を収録した待望のフルアルバム「もしもワールド」をリリースした"平成女子"。2人ともそのフレッシュな魅力に加え、それぞれの主人公のイメージにぴったりということもあり、今回の起用に期待が高まっている。■渡辺佑太朗コメント「となりの関くん」の世界観がどのようにして実写になっていくのかワクワクと不安でいっぱいですが、この夏、皆さんにとって1週間の楽しみがドラマ版「となりの関くん」になりますよう、監督さん、スタッフさん、キャストの方々と一致団結して、全身全霊、頑張りますので是非応援よろしくお願い致します!■トミタ栞コメントこの度、まさかの“るみちゃん”役を、私、トミタ栞が演じさせていただくことになりました。 本格的な演技は、今回が初挑戦で緊張していますが、精一杯やらせてもらいます! この夏、“るみちゃん注意報”発令します!ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」は、MBSにて7月26日(日)毎週日曜 24:50より、TBSにて7月28日(火)毎週火曜25:11よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年06月06日ディズニーが実写化した『シンデレラ』が快進撃を続けている。4月25日(土)の全国封切り以来、5週連続で映画興行収入ランキング1位をキープし、すでに約356万人を動員。累計興行収入は45億円を突破した(5月24日までの数字)。『シンデレラ』がヒット街道をひた走る理由以上に興味深いのは、「なぜ実写邦画が、『シンデレラ』に勝てないのか?」という純粋な疑問だ。同時期に封切られた『寄生獣完結編』、思わぬ好調ぶりが話題の『ビリギャル』、シニア世代からの支持を集める『駆込み女と駆出し男』、人気小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』も、ランキング上では公開週を重ねる『シンデレラ』を首位から引きずり落とすことができなかった。だからと言って、邦画低迷だと決めつけるのは早計だが、昨年『アナと雪の女王』が引き起こした“地殻変動”の後遺症から、邦画界全体が抜け出せていないのも事実。以前なら、普通にランキングの首位に立てたはずの作品が、“アナ雪旋風”を前に軒並み辛酸をなめてから、早1年が経とうとするのだから、関係者は頭が痛いかもしれない。映画ファンの嗜好や鑑賞パターンまで変えてしまった現象のインパクトはそれだけ大きかった。そんななか、気になるのは映画の出演者が行う“番宣”の効果だ。番宣とは「番組宣伝」の意味だが、最近は「映画の番宣」という言い方がされ、バラエティ番組などで「そう言えば、○○さん、映画が公開されるそうですね」「そうなんですよ、今度の映画は…」というやりとりをよく見かけるはず。普段なかなか呼べない俳優や女優をゲスト出演させたい番組側との利害が一致した日本的なシステムは近年、映画宣伝の主流となった。ただ、テレビ業界全体が視聴率低下に苦しむなか、必然的には番宣の効果が薄れるのは当然の流れ。視聴者にも番宣に対する飽きが生じ始めた。映画の映像を1秒でもテレビに流そうと奮闘する宣伝担当の努力には、頭が下がるが、番宣の限界を向けたいま、新たな模索が始まりつつある。しばらく『シンデレラ』の好調が続きそうだが、6月6日(土)に同日公開される『トゥモローランド』と『予告犯』の対決は注目の大一番だ。(text:Ryo Uchida)
2015年05月28日累計発行部数320万部突破の大人気コミック「となりの関くん」と、業界で大注目の「るみちゃんの事象」が、この度実写ドラマ化することが明らかになった。ドミノ、将棋、ゴルフ、ラジコンなど…多種多様にしてその展開はナナメ上。謎の男子生徒・関くんの遊びは、なんでもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する…。授業中なのに。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどき超展開、ときどきシュール、ときどきほっこりな閉鎖空間コメディ「となりの関くん」。いかなる授業においても、独自の美学をもって奇想天外に遊ぶ関くんと、そんな関くんにハラハラしながらも見入ってしまう横井さん。毎回、授業中の教室という狭い空間で二人だけで繰り広げられる心理戦(?)が魅力だ。実写化に挑むのは阿部サダヲ主演の『ぱいかじ南海作戦』を手掛けた細川徹。一方、「るみちゃんの事象」は、友情、恋、勉強、バイト…という女子高生の青春ど真ん中を経験しつつも、普通のそれとは大きく異なり、まさかの方向に脱線し続けるるみちゃんの日常を描く。趣味・特技は脱臼、好きな男子のタイプは「ようすけ全般」。「My name is Nancy.」を「あたいの名は、あけみ」と訳し、カラオケでは「千葉真一や、ちばてつやを歌う」など…ふしぎな生態を持つるみちゃん。どこか憎めない“可愛げ“の部分も一応ぎりぎり持っている模様。 いま一番変わった勢いのあるヒロインなのだ。ドラマでは、「RADWIMPS」「SPEED」「SKE48」など多くのミュージック・ビデオを手掛ける月川翔が演出・脚本を務める。そんな話題の学園コメディ2作品が、豪華2本立てとして実写ドラマ化されることについて、「となりの関くん」原作者の森繁拓真は「ドラマ化の企画を頂いたとき、嬉しさとともにあった不安は、細川監督の様々な作品に触れてたちまち安心に変わりました。きっと夜の疲れを吹き飛ばす楽しいひと時が生まれると思います。また同枠作品のヒロインの名前が同じ偶然に不思議な縁を感じます。『すーぱーるみちゃんアワー』ご期待下さい!」とメッセージを贈った。「るみちゃんの事象」原作者の原克玄は「るみちゃんの事象ドラマ化、嬉しい限りです。ただ僕ん家はまだ箱形のブラウン管テレビでしてどうにかそこに放送してくれ、と頼んだのですが無理みたいなのでこれを機にどうせなら一番薄いテレビを買おうかと思います」とコメント。関くんとるみちゃんの個性たっぷりな学園生活がどのように実写化されるのか?キャストも気になるところ。続報を楽しみに待ちたい。ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」は、7月よりMBS、TBS深夜枠ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日大人気コミックを2部作で実写化する映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の主題歌は、SEKAI NO OWARIが手がける新曲になることが発表された。主演の三浦春馬は「聴けば聴くほど、不思議な魅力に取り憑かれるような中毒性のある素敵な楽曲」とコメントを寄せている。その他の画像主題歌は、前篇/後篇ともに全編英語詞で書き下ろされた新曲で、タイトルは、『ANTI-HERO』(読み:アンタイヒーロー/作詞:Fukase/作曲:Nakajin)と、『SOS』(読み:エスオーエス/作詞:Saori/作曲:Fukase)。SEKAI NO OWARIはそれぞれの楽曲について「今回、映画『進撃の巨人』のタイアップ用に書き下ろさせて頂いた『ANTI-HERO』という楽曲のテーマは“悪役のラブソング”です。大切な人を守るときに、躊躇いたくない、世間の目なんか気にしたくない。という気持ちから書き始めました」。(『SOS』について)「戦いがテーマであるこの映画を見て、『誰かを守ることは自分を守ることと同じなんだ』という歌詞を書きました。映画の最後にこの曲を楽しんで頂けたら、嬉しいです」と語っている。プロデューサーの山内氏は「“生きる”ということの絶望と希望を歌い続けるSEKAI NO OWARIしか、本作の主題歌は無いと考え、オファーさせて頂きました。彼らが皆、原作の大ファンであったことも手伝って、快諾頂きました。早い段階でメンバー全員に映像を観てもらい、前編、後編共に進撃らしい“企み”のある、素晴らしい楽曲を作っていただきました」と話し、三浦は「SEKAI NO OWARIさんのこれまでとはまた違った世界観を持った楽曲で、『進撃の巨人』の内なるテーマが歌詞と、リズム・メロディーで絶妙に表現されています」とコメントを寄せている。主題歌『ANTI-HERO』は、7月29日(水)にリリースされるニューシングルに収録される。(『SOS』のリリースは未定)『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』8月1日(土)公開『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年05月27日福本伸行の人気ギャンブル漫画『アカギ』が連続ドラマ化され、BSスカパー!で7月17日からスタートすることが明らかになった。原作はコミックスの累計発行部数が1,000万部、現在も連載中の、まさに現代麻雀漫画の金字塔ともいえる福本伸行の人気作。現金の代わりに自らの血液を賭けて行われる究極のゲーム「鷲巣麻雀」に挑む主人公・アカギの、時に悪魔的ともいえる天才的な頭脳と駆け引きを描き、多くの人たちから熱狂的な支持を受けている作品だ。主題歌は湘南乃風『DON’T BE AFRAID』。彼らの骨太なサウンドは『アカギ』の世界観にぴったりで、ドラマを大いに盛り上げてくれることは間違いない。
2015年05月24日藤原竜也主演で映画化された『カイジ』などで知られる人気漫画家・福本伸行が原作「アカギ~闇に降り立った天才~」(竹書房「近代麻雀コミックス」刊)が、BSスカパー! にてドラマ化されることがこのほど決定した。「近代麻雀」で連載中の傑作麻雀コミックス「アカギ~闇に降り立った天才~」は、29巻まで単行本が刊行され、累計発行部数1,000万部を誇る人気漫画。TVアニメ化・ゲーム化・OV化・パチンコパチスロ化されるなど、現在までにさまざまな展開がなされている。このほど、BSスカパー!オリジナル連続ドラマ第3弾として本作の実写連続TVドラマ化が決定。連載17年にも及ぶ現代麻雀漫画の金字塔が、ついにTVドラマとなって登場することとなった。本作が描くのは、現金を得る代わりに自分の血液を賭ける特別ルールの麻雀、その名も「鷲巣麻雀」。生死を賭けた一夜の麻雀対決が、究極の心理描写と駆け引きの応酬と共に描かれる。福本伸行の原作による実写化作品といえば、過去に『カイジ ~人生逆転ゲーム~』においても大きな話題を呼んだ。キャストについては近日発表予定だという。「アカギ」は、7月17日(金)より毎週金曜午後9時から放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日