この秋、フランスの新星女優レア・セドゥを主演に迎えて、「美女と野獣」が実写映画化される。この物語は、これまでも様々な形で描かれてきた。今回はそのルーツをご紹介したい。本作の基となるのは、1740年にG・ド・ヴィルヌーヴ(ヴィルヌーヴ夫人)によって書かれた小説。あらすじは、次のようなものだ。3人の娘を持つ商人が、末娘のためにバラを摘もうとある庭に忍び込むと、庭の主である野獣が現れ、豪邸で商人を歓待するが、商人は欲を出したため監禁され身代わりに娘を要求される。末娘は身代わりとして野獣のもとに赴き、野獣は娘に求婚するものの、その恐ろしい姿もあって拒否される。末娘の一時帰郷の申し出に、野獣は嘆きながらも許可を与え日限を告げるが、それを過ぎると野獣は死ぬという。2人の姉は里帰りした末娘から豪邸での生活を聞き、嫉妬して妹を引き止め、日限に間に合わないよう仕向けるが、末娘はなんとか瀕死の野獣に再会し、その求婚に応え、野獣は本来の姿に戻る。「美女と野獣」と聞いて想像する物語とは少し違っているはずだ。現在、広く知られているのは、1991年にディズニーがアニメーション映画として描いたものだろう。これはヴィルヌーヴ夫人の小説を短縮して、1756年に出版された、J・L・ド・ボーモン(ボーモン夫人)版の物語だ。昔のおとぎ話に見られる、シニカルな教訓めいたストーリーを孕んでいるあたりが大きな違いだ。しかし、この“欲や業”といった要素こそが美しい愛とのコントラストを生み出し、より物語を切なくも豊かなものにしている。昔ながらの映画ファンならば、フランスの詩人であり映画監督として活躍したジャン・コクトーの実写化作品(’46)を思い浮かべるかもしれない。彼が原作としたのは、ボーモン夫人版だが、コントラストと言うならば、ジョゼット・デイが演じたベルの圧倒的な美しさと、悍ましい野獣の対比は一種の美を生み出していた。その後のディズニー版を始め、1991年にはアメリカで、2009年にはオーストラリアで、と映画作品だけでも4本の作品が作られ、時代を越えて語られ続けているマスターピースといえる物語だろう。この秋に公開される本作の監督を務めたクリストフ・ガンズは、今回の実写映画化についてこんなコメントを寄せている。「おとぎ話の素晴らしところは、いつどこで語っても素晴らしいところ。誰もが子どもの時に聞いて普遍でありながら、常に新しい発見がある。70年前のコクトー版は何度も観て参考にしているし、好きな作品だ。コクトーがとても素晴らしいものを作り上げているからこそ、そこに挑みつつ彼が描かなかった野獣が獣になってしまった理由の方に焦点をあてたかった」。さらに、原作の、そして本作のタイトル「La Belle et La Bete」について面白い見方を明かしてくれた。「『美女と野獣』という意味にもとらえられるが、意味の取り方によっては、野獣が美しく(気高く)、ベル=美女が獣的(官能的)、というとらえ方もできる。両方の意味を兼ね備えているから面白いんだ。それを本編にも反映したかった」。そんな思いを込めて練られたストーリーはというと、「原作をベースにしつつ、野獣の過去のエピソードなどは私の創作なんだ。ただ、原作の根底にもギリシャ神話があって、ディアナ(最高神であるゼウスとレトの娘で太陽の神・アポロンの双子の妹/狩りの女神であり、月の女神)のエピソードを参考にして考えたものだ」とより幻想的なものになっていることを期待させる。一方で、フランスで人気の日本のアニメーション、特にジブリ作品からも影響を受けているよう。「宮崎監督作品はほぼ全て観ているよ。彼の作品で初めて観たのは、『ナウシカ』か『ルパン』だったかな。彼の作品は、自然信仰を掘り下げているところが好きなんだ。インタビューを受けて気付かされたんだけど、今回の映画での“光の使い方”などは、ナウシカの影響を受けている部分はあるかもしれないね」。果たして、どんな作品に仕上がっているのか?「美女と野獣」の歴史にまた新たな傑作として刻まれそうだ。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月13日大場つぐみ×小畑健コンビの人気漫画を原作に、佐藤健と神木隆之介をメインキャストに迎え実写化される映画『バクマン。』。このほど、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーの3人が、変人・奇人たちが跳梁跋扈する本作の中でも、一際異才を放つ超個性派キャラクターに抜擢されたことが発表された。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。主人公となるのは、「週刊少年ジャンプ」連載を目指す高校生漫画家で作画担当の真城最高(佐藤健)と、その同級生でストーリー担当の高木秋人(神木隆之介)。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。今回明らかとなった新キャスト3人が演じるは、本作のキーパソンとも言うべき重要な役どころ。山田さんは最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲役、リリーさんはそんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役に、そして宮藤さんは主人公・最高が漫画家を目指すきっかけとなった、叔父で漫画家の川口たろう役に。今回の抜擢を受け、3人からはコメントも寄せられている。■山田孝之(服部哲役)「服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の2人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた2人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より2人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです」■リリー・フランキー(佐々木編集長役)「僕が演じた佐々木は、最高と秋人の2人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の『修羅場をくぐり抜けてきた感』というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、2人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います」■宮藤官九郎(川口たろう役)「僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!」そのほかのにも、これまでに小松菜奈(ヒロイン・亜豆役)、桐谷健太(漫画家・福田真太役)、新井浩文(漫画家・平丸一也役)、皆川猿時(漫画家・中井巧朗役)らの出演が発表されている。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月11日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクトで、11月29日公開の『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』のポスタービジュアルと場面カットが公開された。第6章は、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話構成。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かうエピソード10「暴走! 赤いレイバー」の舞台は新潟で、赤いレイバーが新潟駅前を暴走する場面カットが公開されている。そしてポスターは、エピソード10の「暴走! 赤いレイバー」に焦点を当てており、主砲から咆哮をあげる軍用レイバーをイングラムが迎え撃つビジュアルに。夜間の道路に「軍用VS警察用」というコピーでレイバー戦を盛り上げるとともに、特車二課メンバーが登場していた従来のポスターと一転し、ハードで緊張感あふれるデザインとなっている。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かう。舞台となるのは、RT99が密輸された新潟らしく、新潟駅前を暴走する赤いレイバーの場面写真も公開された。なお、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」は、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定。TOHOシネマズ六本木のSCREEN8にて、10月24日に劇場公開に先がけて公開される。さらに第6章からは、上映館数を20スクリーンから50スクリーンに拡大されるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月10日話題の『進撃の巨人』や『寄生獣』、『るろうに剣心』など、近年の日本映画界では“実写化”がブームとなっているが、ハリウッドを始めとする海外作品でも、実写化作品の本数は年々増えてきている。そんな実写化隆盛の映画界において、どんな作品でも「どうやって映像化するのか?」「そもそも映像化できるのか?」といった声が沸くが、今回はそんな中でも特に困難と言われる最新の「ファンタジー(おとぎ話)」映画をピックアップしてご紹介したい。ファンタジーやおとぎ話といえば、夢や魔法といった、見たこともない美しい世界観が観る者の心を躍らせるが、そんな“美”という観点から見た時に期待したいのが、フランス発の映画『美女と野獣』(公開:11月1日)だ。タイトルからも分かるとおり原作となるのは、ディズニーでアニメ化もされた、フランスで生まれた世紀のラブ・ストーリー「美女と野獣」だ。主人公は、父の身代わりに、野獣の城に囚われの身となった美しい娘・ベル。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しなかった。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい瞳の存在に気づき始めるのだが…という誰もが知る愛の物語が実写化される。主人公・ベルを演じるのは、カンヌ国際映画祭で「パルム・ドール」に輝いた『アデル、ブルーは熱い色』で知られる、フランスの若手女優レア・セドゥ。野獣を演じるのは、『ブラック・スワン』『危険なメソッド』などで知られるフランスを代表するセクシー男優、ヴァンサン・カッセル。豪奢な城、陰鬱とした森、そして絢爛なドレス…その美しき世界観に早くも日本でも注目を集めている。ファンタジーと言えば最近、立て続けにヒットを飛ばしているディズニー作品は外せない。これまでに「不思議の国のアリス」(『アリス・イン・ワンダーランド』)や「眠れる森の美女」(『マレフィセント』)が実写化されてきたが、今後もこの流れは続いていくようで、2015年には「シンデレラ」を実写化した作品が日本で公開される。すでに海外で公開されている予告編映像では、物語のキーアイテムであり、女子なら一度は憧れたであろう“ガラスの靴”がお披露目されている。主人公のシンデレラ役には、ドロドロ系英国ドラマ「ダウントン・アビー」で一躍人気となったリリー・ジェームズ。さらに、継母役にはケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役をヘレナ・ボナム・カーターが演じている。『プラダを着た悪魔』を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当し、『マイティ・ソー』でメガホンを取ったケネス・ブラナーが本作の監督を務めている。また、ディズニー・アニメとして人気の「ピーターパン」も実写化で話題を集めている。こちらの映画『Pan』(原題)は、ディズニーではなく、ワーナー・ブラザースが製作。物語は、「ピーター・パン」の前日譚となるようで、ネバーランドにたどり着いた孤児の少年が、海賊たちやインディアン部族たちを相手に活躍する姿が描かれる。ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、ギャレット・ヘドランド(フック船長役)、ルーニー・マーラ(タイガー・リリー役)、アマンダ・セイフライド(詳細不明)とハリウッドで活躍する錚々たる顔ぶれで注目を集めており、2015年の7月より全米で公開される予定だ。最後に、前述の大作とはまた違った風合いとなりそうなソフィア・コッポラが監督オファーを受けているという『人魚姫』をご紹介。これまでご紹介した3作品は、多少ディテールに変更は見られるものの、世界観そのものは原作やディズニー・アニメ作品の流れを汲んで製作されるようだが、このコッポラ版『人魚姫』は、軽快なカリビアン・ミュージックに彩られたディズニー版『リトル・マーメイド』とは少し違ったものになりそうだ。原作はご存じ、ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の悲劇のおとぎ話「人魚姫」。基本的なストーリーラインはディズニー版『リトル・マーメイド』と同じだが、大きく違うのは、浜で助けた王子様が人魚姫を愛さないということ、さらに「尾ひれを人間の足に変える飲み薬」を処方してくれた“海の魔女”が2つ目に渡す、「王子の流した血で人魚の姿に戻れる短剣」というアイテムが切なすぎる結果を生み、人魚姫は一方的な愛を抱えたまま死を選ぶという切なすぎる結末だ。果たして、どんな作品が出来上がるのか、今後さらに注目を集めそうだ。そのほかにも、『ピノキオ』や『ジャングル・ブック』などまだまだ、おとぎ話の実写化作品は今後も製作されていく予定。また先日、話題をさらった「テトリス」の実写化作品の詳細も気になるところ。海外の製作費の規模や、最新鋭のCG技術、実力を備えた豪華なキャストたち、これまで想像もしなかった物語がスクリーンで描かれる日は近いのかも?(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日モンキー・パンチ原作の人気作品『ルパン三世』がついに実写映画化された。国民的アニメ作品として根強いファンを多く持つ本作だけに、否が応にも期待が高まるところ。メガホンを取ったのは『あずみ』『ゴジラFINAL WARS』を手掛けた北村龍平。ハリウッドでも活躍する監督だけに、画面はとにかくド派手。ロケは海を超えタイでも行われ、カーチェイスや大爆発などアクションムービーに期待する要素がこれでもかと詰め込まれている。おなじみのメロディーが流れないのは残念ではあるが、布袋寅泰によるエッジィなテーマが要所要所で流れ、気分を盛り上げてくれる。ディテールにもこだわりが見られ、パーティーシーンでのルパンやガンプレイで裾を翻す次元の衣裳は、出演者の希望もあり「ディオール オム(Dior Homme)」が協力。今回のお宝「クリムゾン・ハート・オブ・クレオパトラ」もジュエラー「桑山」に製作を依頼。入念な時代考証にのっとり、ラピスラズリやトルコ石を用いた古代エジプト風ネックレスが完成した。実製作した場合は小売り価格5,000万円近くになるという。その他、ルパンの愛車・黄色い「フィアット」や拳銃「ワルサーP38」など、おなじみのアイテムが登場する。人気キャラクターだけに、配役が発表された際には賛否両論の嵐が巻き起こった。キャスト陣には並々ならぬ重圧が掛かっていただろうが、ルパン三世役の小栗旬はアニメ版さながらの軽妙洒脱なセリフ回しと鮮やかなアクションを披露。8kgの減量により実現したスリムな体型にも注目だ。黒木メイサは、アニメというよりは原作準拠のハードボイルドで憂いを含んだ峰不二子のイメージ。もちろん入浴シーンやレザースーツなどセクシーな姿はたっぷり拝めるのでご安心を。次元大介役の玉山鉄二、石川五右衛門役の綾野剛、銭型警部役の浅野忠信も好演。アジアンスターも含め、美男美女が華やかなアクションを見せてくれる“眼福”な作品であった。想定していたより年齢層が若め、かつ旧来のイメージと多少ギャップがあるキャスティングではあったが、鑑賞後にはこれも“アリ”という気分に。アニメ版の声優が2011年に一新されたこともあり『ルパン三世』はイメージを刷新、新たな局面を迎えつつあるのかもしれない。そして、飛行機のシーンには意外な人物がカメオ出演するのでお見逃しなく。8月30日よりTOHOシネマズ日劇他全国東宝系で公開。
2014年08月20日松沢まり原作の同名コミックを橋本甜歌(てんか)主演で実写映画化する『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』のキャスト&監督による初日舞台あいさつが、5月17日(土)に池袋シネマ・ロサで行われる。その他の画像映画は、両親の再婚で義理の兄妹になった夕哉と美月が、幽霊を自称する謎の少女・日和の出現で恋愛するハメになる姿を描いている。初日舞台あいさつには、橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、青山裕企監督、伊基公袁監督が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が、5月3日(土)より受付開始。チケットの一般発売は、10日(土)より発売される。なお本作は15歳以上の観客が鑑賞できる。『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』初日舞台挨拶5月17日(土)会場:池袋シネマ・ロサ11:00の回上映後/舞台あいさつ登壇者(予定):橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、青山裕企監督、伊基公袁監督料金/全席指定:2000円(税込)プレリザーブ:5月3日(土)~9日(金)チケット発売:5月10日(土)10:00より『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』5月17日(土)より池袋シネマ・ロサ他にて全国公開
2014年04月30日(画像は公式サイトより)小栗旬、役作りのため8キロの減量モンキー・パンチ氏の不朽の名作「ルパン三世」が小栗旬主演で今夏実写化される。小栗旬は「ルパン三世」の役作りのために、10ヶ月にもおよぶアクショントレーニングと8キロの減量をしたという。不二子役の黒木メイサ、セクシードレス姿も不二子役の黒木メイサもセクシーなドレス姿、入浴シーン、バスタオルを巻いただけでのアクションなどに挑戦しており、アニメ版と雰囲気そのままに実写化されるものとみられ、完成度の高い作品に仕上がりそうだ。その他役柄は、次元大介を玉山鉄二、石川五エ門を綾野剛、銭形幸一警部を浅野忠信が演じる。この実写版「ルパン三世」は、「あずみ」などを手掛けた北村龍平氏が監督を務め、昨年12月26日にクランクアップした。公開は、今年の8月30日だ。今から楽しみにしておきたい作品である。小栗旬のテレビ出演予定など詳しいスケジュールは小栗旬オフィシャルウェブサイトに掲載されている。また、「週刊女性」によると小栗旬の妻でモデルの山田優は、現在妊娠3ヶ月だという。今年の冬に出産予定とのこと。映画のヒットとあわせ、元気な子どもの誕生を願いたい。【参考リンク】▼実写版「ルパン三世」▼小栗旬オフィシャルウェブサイト
2014年04月11日漫画雑誌『月刊ドラゴンエイジ』(富士見書房)で連載中の人気コミック『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』が実写化され、5月17日から公開をスタートする。監督は、女子校生をフェティッシュに切り取った写真集『スクールガール・コンプレックス』などで知られる写真家・青山裕企氏(伊基公袁氏と共同監督)。"妹"美月役はかつて人気子役として注目を浴びた"てんちむ"こと橋本甜歌。幽霊に憑依されてHな妹に変わってしまう女子高生役を、初フルヌードで演じ切った。そんな妹に振り回される"兄"夕哉役を小林ユウキチ、ヒロインをHな行動へと誘う"幽霊少女"日和役をグラビアアイドル・繭がこちらも初フルヌードで熱演。2人の女優が、女性同士の絡みや激しい濡れ場シーンを体当たりで演じた。両親の再婚で、義理の兄妹になった夕哉と美月。ある日、美月の前に自称幽霊の少女・寿日和が現れ、夕哉に恋をしたまま死んでしまったことを告げる。日和を成仏させる条件は、"夕哉とラブラブ"すること。美月の下半身に付けられた「貞操帯(T・S・T)」は、快感の満足度によってゲージがたまり、満タンになると"天国への階段"に変化し、低下すると付けている本人の命が奪われるという残酷なシステム。果たして、美月の運命は。(C)2014「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」製作委員会
2014年03月15日1987年「ヤングキング」にて連載され、2001年9月に復刊。20年以上たった今でも根強いファンを持つ「ゆめのかよいじ」が、実写映画化される。幻想的なファンタジーとして人気の「ゆめのかよいじ」の原作者は、漫画家の大野安之。今回、映画化にあたりメガホンを取ったのは、新潟県長岡市出身で地元を拠点とした映画制作にこだわる五藤利弘監督だ。この映画に込められているメッセージは“喪失感からの再生”。「ゆめのかよいじ」は、再生と希望をテーマにした映画で、2004年の中越地震を映画のモチーフにしているという。新潟県長岡市栃尾の、雄大な自然の中で幻想的な出会いをする二人の少女、宮沢真理(石橋杏奈)と岡部梨絵(竹富聖花)。大切な人を失い心が空洞化した二人は、不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆や、古いものの大切さを実感する。そして、互いの苦しみを理解しながら、再生へと向っていく様子が描かれている。宮沢真理役を演じる石橋杏奈は、現在放送中のTBS人気ドラマ「レジデント~5人の研修医」に主役の一人として出演中だ。また、岡部梨絵役を務める竹富聖花は、この冬に放送されるNTV系特別企画ドラマ「リバース~警視庁捜査一課チーム Z~」に出演予定となっている。若手実力派として注目を集める女優のW主演も、見所の一つだ。共演者にはテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」で主演を務める白石隼也も登場する。人気俳優への階段を邁進中の、白石隼也の演技にも注目したい。少女たちの想いが描かれたストーリーや、今をときめく若手俳優をチェックしてみるのはもちろんのこと、劇中には注目したいシーンがたびたび登場する。映画に登場する人物、岡田さつきの祖母役には、名作アニメ「フランダーズの犬」でネロの声を演じた喜多道江が出演。また、炊き出しのシーンでは大桃美代子が友情出演している。主題歌を歌う笹川美和は新潟県出身のシンガーソングライター。地元の新潟を拠点に活動を始め、独創的な世界と歌声で話題を集めた。今年に入りエイベックスと再契約し、活動を再開した。「ゆめのかよいじ」は2012年11月2日に、栃尾にてプレミア先行上映された。また、11月17日からT・ジョイ長岡、11月24日からT・ジョイ新潟万代にて上映され、その後、全国順次ロードショー予定となっている。ストーリー、キャスト、主題歌。そして新潟県長岡市栃尾の、おもむきある田舎の風景や美しい自然。さまざまな見所の詰まった「ゆめのかよいじ」を、是非チェックしてみて。映画「ゆめのかよいじ」2012年11月17日(土) T・ジョイ長岡、2012年11月24日(土) T・ジョイ新潟万代、ほか全国順次ロードショー 公式サイト Facebook Twitter @yumeno_kayoiji
2012年11月12日シリーズ累計280万部を突破した有川浩の人気小説『図書館戦争』が、岡田准一、榮倉奈々の初共演で実写映画化されることが決定した。その他の情報『図書館戦争』は、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められ、武力行使が許される近未来の日本を舞台に、不当な検閲から“本”を守る、自衛組織“図書隊”の隊員たちによる奮闘や恋愛を描いたヒューマンドラマ。『砂時計』『GANTZ』2部作などを手がけた佐藤信介が監督を務める。物語は、岡田演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉演じる新米女性隊員の笠原郁を軸に、ふたりの恋愛模様やアクションシーンも繰り広げられるという。ふたりの配役について原作者の有川は、「『ダ・ヴィンチ』の読者アンケートでも一位になったキャスティング」だといい、「映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのおふたりしか挙がっておらず、お任せしたいと思いました」とコメントを寄せている。岡田は「原作者の有川さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう、撮影に臨みたいと思います」といい、榮倉は「原作を読ませていただきました。SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。また、佐藤監督は「本を守るという、特別な使命を持った“図書隊”の過酷なバトルがある一方で、コミカルで瑞々しいラブストーリーでもある。それが『図書館戦争』の魅力であり、多くのファンを生んだ秘密ではないかと思いました。有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています」とコメントしている。撮影は10月にクランクインし、2013年のゴールデンウイークに公開される。『図書館戦争』2013年GW 全国東宝系にて公開
2012年08月01日『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビアニメ化もされた大人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』の完成披露レッドカーペットイベントが27日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、メガホンをとる大友啓史監督が出席。佐藤は「僕自身、剣心が大好きだったので『こうあってほしい』という理想像を演じたつもり。頑張った分、報われたと思うし、日本映画界にすごい作品ができちゃったと思う」と手応えたっぷりの様子だった。その他の写真かつては伝説の人斬りとして恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出す姿を描く。完成した作品に自信たっぷりの佐藤に対し、ヒロイン・神谷薫を演じる武井は「剣心、かっこいいですよ」とホレボレ。演じた役柄については「素直さや健気さ、純粋な部分は私自身も演じていて、とても愛おしく魅力的な女性」と笑みを浮かべた。金で人斬りを請け負う浮浪人斬り・鵜堂刃衛を演じる吉川は「バッサバッサ斬るのは、気持ちよかったですよ」と不敵な笑み。江口は、剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じ「剣心とはまた違う形で、剣と離れた男。そういったニュアンスを大切に演じた。どんなに期待していただいても、その期待を超える作品です」と誇らしげだった。大友監督も「江口さんがおっしゃる通り、皆さんが見たことないビックリするものに仕上がった」と胸を張った。佐藤、蒼井らは大友監督が演出を手掛けた大河ドラマ『龍馬伝』への出演経験があり、「撮影に入る前からすっかりチームワークが出来上がっていた」と蒼井。佐藤は「武井さんが偏食なんですよ。だから、武井さんが食事できるお店を探すのが大変だった(笑)」と大友組に初参加した武井の“偏食ぶり”を暴露。これには武井もタジタジで、恐縮しきりだった。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2012年06月27日日本はもとより、世界各国でも旋風を巻き起こしている人気漫画の実写映画化『るろうに剣心』。本作の主題歌をティーンから絶大な支持を集めているロックバンド「ONE OK ROCK」が担当することが決定した。明治という新しい時代の訪れと共に姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた伝説の剣客、緋村剣心のもとに訪れる新たな出会いと闘いを描いた本作。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史の指揮のもと、佐藤健ほか豪華キャストが顔を並べる。大人から子供まで人気を集めたTVアニメ版の「るろうに剣心」の放送時は、「JUDY AND MARY」の「そばかす」や川本真琴の「1/2」など、本作の主題歌に抜擢される曲はヒット曲のステイタスを得ていた。待望の実写映画化の主題歌に抜擢された「ONE OK ROCK」はエモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライヴパフォーマンスが若い世代に絶大な支持を集めており、昨年には全国各地の夏フェスを総なめにし、横浜アリーナや武道館クラスのライヴチケットも即日完売するほどの人気ぶり。実は、主演の佐藤さんとメンバーはプライベートでも親交が深いようで、今回の抜擢についてメンバーのTakaさんは「興奮と不安が入り乱れる思いでした。(映画を)観終わった瞬間にものすごいインスピレーションに駆られたことを覚えています」とコメント。本作のために書き下ろした主題歌「The Beginning」は「自分たちを200%表現できた楽曲になったと思ってます!」と胸を張る。一方、撮影中は同バンドの音楽を聴いて気持ちを盛り上げていたという佐藤さんは、「いままでに観たことのない映画の世界観に『ONE OK ROCK』の音楽が加わって、さらにドラマティックな作品に仕上がりました」と、本作に生み出されたさらなる深みを示唆する。同主題歌「The Beginning」は8月22日(水)よりシングルリリース。映画『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:奇才ティム・バートンが佐藤健にサインのおねだり!次回作オファーも?大人気漫画「るろうに剣心」の新たな物語がジャンプSQ.にて連載スタート!佐藤健演じる剣心が華麗に舞う!『るろうに剣心』最新特報映像が公開武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催原作者・和月伸宏の手で蘇る!「るろうに剣心」連載が13年ぶりに再スタート
2012年05月29日イケメンキャラを演じられる俳優がいない!?『花より男子』や『花ざかりの君たちへ』など、人気作の実写化はもはや自然の流れ。しかし、出来栄えに満足できた作品は少ないもの。そこで女性536名に「マンガの実写化に乗り気ではない理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.マンガの実写化に乗り気ではない理由は?(複数回答)1位キャラに合った俳優・女優がいない66.6%2位好きなマンガの世界観を壊してほしくない39.0%3位声のイメージを壊されるのが嫌だ29.3%4位CGだらけの実写なんて見たくない23.1%5位長いストーリーを短縮するのは無理がある22.8%■番外編:こんな理由で実写化反対!!・最終回を迎えていないマンガがオリジナルの終わり方を迎えるのは納得がいかない:「まず原作を無視した展開が続くから。マンガだから味わいがあるものがあると思う」(28歳/電機/秘書・アシスタント職)・独特のコスチュームを実際に着たら変:「実写化に向いていそうな恋愛ものならいいが、個性的なファッションが多い少年マンガの場合は相当予算がないと安っぽくなりそうなので」(24歳/印刷・紙パルプ/技術職)・個性的な髪形を再現できないはず:「実写化にはビジュアルのリアリティーが不可欠だが、それに現実の世界で追い付くはずがないから」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ:「実写化で面白くなかったときに、原作のマンガまでつまらないと思われると嫌なので」(29歳/商社・卸/事務系専門職)・舞台や時代の設定を変えられそう:「タイトルを借りた別物になる可能性が大いにあり得るから」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)■キャラに合った俳優・女優がいない!!・「同じマンガでも読む人によってそれぞれの世界観があると思うし、イメージをぶち壊されたらたまったもんじゃない」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「時々マンガの実写化を見るけど、イメージが壊れてしまうようなキャスティングでガッカリするときがあるから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「自分である程度想像しているところがあるので、実写になったらそれとずれてしまう」(25歳/運輸・倉庫/営業職)・「マンガのぶっ飛んだ設定を再現できる役者は現実にはいない」(26歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「キャラのイメージや声にぴったりくる俳優などはいないと思うから」(28歳/金融・証券/専門職)(評)破天荒で天真らんまんなキャラ、おれ様などSキャラを現実の人間が演じるとどうしても無理しているように見えてしまいます。■好きなマンガの世界観を壊してほしくない!!・「マンガに限らず小説なども、読んだ人のイメージがあり、好きな世界は再現できるものではないから。それを別のものに作り替えられても……」(33歳/医療・福祉/専門職)・「必然性を感じない。マンガは絵があるので、小説とは違い実写化することが安易な感じがするが、安っぽくなる」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「先にマンガを読んでいる作品だと、絶対に自分のイメージとぴったりに実写化はできないから」(25歳/食品・飲料/事務系専門職)・「実写化=有名な俳優を使う、というだけでイメージが損なわれることが多いから」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)(評)頭の中で自分なりに構築しているマンガの世界。読者一人ひとりが満足できる作品というのはなかなか難しいものです。■声のイメージを壊されるのが嫌だ!!・「マンガは自分の好きな声で読んでいる。けれど実写化されると、その後俳優さんの声になってしまって、違和感を覚えるため」(26歳/情報・IT/技術職)・「各自のイメージと合わなくなるから」(34歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「自分で予想していた声の感じが壊される気がする」(30歳/金融・証券/事務系専門職)(評)『DRAGON BALL Z』の孫悟空=野沢雅子さんのように、アニメ化されている作品を実写化すると違う声に違和感を覚える人が多いかもしれませんね。■CGだらけの実写なんて見たくない!!・「マンガだからこその映像はあるし、CGばかりだと、実写の意味があったのか微妙」(31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「実写になると現実的ではないことをCGに置き換えるから、違和感を覚えてしまう」(24歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「マンガの中だからこそできることを映像で表現するのは難しいと思う」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)(評)CGばかりならアニメ化で十分ですよね。よりきれいで迫力のあるアニメを作ってくれた方がファンはうれしいかも。■長いストーリーを短縮するのは無理がある!!・「マンガだから描けるストーリーも、時間が決まっている映画に実写化されると、いい部分が削られていそうだから」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「自分の中で想像してクリエイトしている世界があると思うから、人それぞれ捉え方が違うと思う」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「ここは端折(はしょ)ってほしくないシーンが削られるのは嫌だから」(24歳/その他/販売職・サービス系)(評)「あれ!?あのシーンがない」と気になりストーリーに入り込めないこともあります。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性536名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人【ランキング女性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年05月03日マンガだからこそできる世界観を壊さないで!!ドラマや映画化などマンガを原作にした作品が多数制作されています。しかし、そんな風潮に反対の声が多いのも事実。そこで男性401名に「マンガの実写化に乗り気ではない理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.マンガの実写化に乗り気ではない理由は?(複数回答)1位キャラに合った俳優・女優がいない58.6%2位好きなマンガの世界観を壊してほしくない30.2%3位ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ18.9%4位声のイメージを壊されるのが嫌だ17.7%5位CGだらけの実写なんて見たくない16.2%■番外編:こんな理由で実写化反対!!・独特のコスチュームを実際に着たら変:「『美少女戦士セーラームーン』の実写版などはちょっとマンガのイメージを弱めてしまった感が否めないと感じた」(26歳/機械・精密機器/技術職)・長いストーリーを短縮するのは無理がある:「ちょっとくらいなら別の話として面白そうだけど、まったくの別物なのは題名から変えてほしい」(44歳/情報・IT/技術職)・舞台や時代の設定を変えられそう:「話を悪く作り直す。物語の本当のポイントを理解できない制作者が多い」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・お色気シーンが半減されそう:「お色気シーン満載なら、実写化の価値あり!!」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・個性的な髪形を再現できないはず:「特に実写化した場合違和感を覚える」(39歳/建設・土木/事務系専門職)■キャラに合った俳優・女優がいない!!・「マンガのイメージとキャスティングが合わないことが多いので。アニメ化でも、声のイメージが合わないことがある」(34歳/運輸・倉庫/技術職)・「実在の人間がマンガのキャラを演じるには限界がある」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「合った人がいないのに無理やり実写化すると印象が悪くなるから」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「やっぱり読者それぞれにイメージがあると思うから」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「イメージにぴったり合う俳優なんて存在しないと思います」(43歳/電機/事務系専門職)(評)現実ではありえないスタイルや髪の色、また性格も度肝を抜く設定が多いので、なかなかリアルな人間に当てはめることは難しいようです。■好きなマンガの世界観を壊してほしくない!!・「実写化自体がそぐわないものまで、商業目的で映画化されてしまうのが許せない。読者の気持ちを踏みにじるような実写化は、本当に読者を大事にする制作者であればしてほしくない」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・「無理にやり過ぎて、いいところを台無しにしそうなのが嫌です。特に映画は思い切りひどそう。例外もいくつかあるのですが……」(25歳/食品・飲料/クリエイティブ職)・「架空の世界観がいいと思うので実写化することがいいわけではない」(40歳/電機/技術職)・「世界観が壊れるし、特殊なものを表現できないから」(28歳/運輸・倉庫/技術職)(評)マンガだからこそ可能な世界観。CGを多用して表現されてもイヤという人も多く5位には「CGだらけの実写なんて見たくない」がランクイン。■ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ!!・「流行のアイドルを出演させたり、ドラマにするため原作の設定を変えたりすることがあり、実写化のメリットがない」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「実写化オリジナルキャラクターが出てきて、ストーリーが変えられるのが嫌」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ドラマは制作者の狙いが見え過ぎていて素直に楽しめない」(32歳/情報・IT/技術職)(評)たとえちょい役のキャラでも思い入れのある読者も。ましてや主役のキャラ設定を変えるなんて言語道断!!ということのようです。■声のイメージを壊されるのが嫌だ!!・「自分が想像していた声と異なることでマンガのよさが失われてしまうから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「イメージが合わず、違和感を覚えてしまうので」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「誰しも自分の妄想で声を作っているだろうから」(27歳/情報・IT/技術職)(評)自分なりに声を当てながら読むのもマンガの醍醐味(だいごみ)。そこを壊されると違和感がありますね。■CGだらけの実写なんて見たくない・「手軽なのは分かるが、何でもかんでもという風潮は勘弁です」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「なんとか実写しようとしているのが分かるから」(33歳/情報・IT/技術職)・「CGを使うならアニメでいいと思う」(29歳/ソフトウェア/技術職)(評)少年マンガのありえない技や空想の世界はCGでなければ表現できないことも理解できますが、CGになってマンガの世界観が壊れてしまうのは避けたいですよね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性401名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人【ランキング男性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年05月03日ルフィの伸びる体はCGでも違和感あり!!世界中で人気の高い『ONE PIECE』、注目されればそれだけ実写化される可能性も高くなるはず。スケールが大きい作品だからこそ、あまり乗り気でないファンがほとんどのようです。そこで女性482名に「『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由は?(複数回答)1位ルフィのゴムゴムの体を表現できないから40.9%2位大好きな世界観を壊してほしくないから34.2%3位実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから29.2%4位CGだらけの実写映画を見たくないから23.4%5位ルフィを演じられそうな俳優がいないから22.0%■ルフィのゴムゴムの体を表現できないから・「身体が伸びるところが表現できなければ、ルフィとは言えないから」(22歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「これは単純なようで難しい問題。CGでも難しそうです」(23歳/医療・福祉/営業職)・「実際に伸ばす様子を表現したら気持ち悪そう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「どうしてもうそっぽくなるのでがっかりしそう」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「現実の世界ではもっともありえないことだから」(25歳/運輸・倉庫/営業職)■大好きな世界観を壊してほしくないから・「あの世界観は、自分の頭と心の中で完成されている。それ以上のものはできないと思う」(25歳/その他/経営・コンサルタント系)・「実写にすると少なからず今のイメージとのギャップが生じる。それに落胆する人が多く出てくると思う」(24歳/商社・卸/営業職)・「あの世界観は演出・造形、すべてそろって表現できる。実写では不可能」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「おのおのが頭に描き、育てた世界観を壊されたくないはず」(24歳/金融・証券/事務系専門職)■実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから・「現実世界でありえない話だから。イメージが壊れて原作も楽しめなくなってしまう」(23歳/商社・卸/事務系専門職)・「どちらかというと夢の世界なので、実写化するのは難しいと思うから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「人間では表現できないと思います。CGばかりでも嫌です」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)■CGだらけの実写映画を見たくないから・「見どころがほとんどCGになるであろうことを考えると……これに尽きると思います」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「だったらアニメでいいと思う」(23歳/人材派遣・人材紹介/技術職)・「大人が演じると不自然な気がする」(29歳/商社・卸/事務系専門職)■ルフィを演じられそうな俳優がいないから・「やっぱりルフィが最大の理由だと思う。あんなに有名で、愛されているキャラを演じられる人は現実にはいない」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「田中真弓さんにしかできないし、やってほしくない。あのすてきな世界を俳優ありきにしてほしくない」(26歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「あまりの大役で無理だと思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:こんな理由で反対!!・作中に登場する技を実写化するのは無理だから:「悪魔の実を食べたそれぞれのキャラが多種多様な特技を持っているので、CGばかりのアクションシーンが満載で、ストーリーに深みがなくなりそう」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・マンガと関係ないオリジナルストーリーにしてほしくないから:「実写化するには難しいくらい話が長いし、作る側のプレッシャーも大きそう」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・アニメ、劇場版アニメで十分満足しているから:「アニメだから楽しい。チョッパーとかどうやって表現するの?誰がやってもイメージが壊れそう」(25歳/その他/営業職)・壮大なスケールの話を映画にまとめるのは無理があるから:「要約すれば製作費の問題。へたに手を出すと安っぽくなるのは目に見えているから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・ナミ、ロビンのようなセクシー美女をそろえるのは無理だから:「外見だけでも適任者がおりません!!」(23歳/金融・証券/専門職)総評4割もの人が「ルフィのゴムゴムの体を表現できない」ことを実写化反対の理由の一つに挙げていました。CGを使っても表現が難しそうですよね。実写版『怪物くん』でも手が伸びるシーンがありましたが、ルフィの場合、より伸びることが作品の核になっているため、ここを失敗するとすべてがうそっぽく見えてしまう可能性も。ほかのキャラも、3位の「実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れる」ことになりかねません。特にトナカイのチョッパーはどうやって表現すればいいのか、謎。まさかCGということになったら、さらにCGだらけの実写映画になってしまいます。「だったらアニメでいい」ともっともな意見も。スケールの大きな作品だからこそ「大好きな世界観を壊してほしくない」という人も多く2位にランクイン。「おのおのが頭に描き、育てた世界観を壊されたくない」という意見も。ハリウッドで製作された『DRAGON BALL』の実写化で落胆した人も多く、より反対という意見が多い『ONE PIECE』。実写化するなら映像のクオリティーが上がったアニメ映画の方がファンとしてはうれしいかもしれませんね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】『ONE PIECE』の世界へ行ったらやってみたいことランキング【ランキング女性編】聞くだけで元気が出る!?これぞ『ONE PIECE』の主題歌【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月29日ゴムゴムの技を表現しきれない!!発行部数が2億冊を突破しているマンガ『ONE PIECE』。人気作品だからこそ、実写化の可能性も……。しかし絶対に反対というファンも多くいるはず。そこで男性380名に「『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由は?(複数回答)1位ルフィのゴムゴムの体を表現できないから30.8%2位大好きな世界観を壊してほしくないから26.1%3位実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから25.3%4位CGだらけの実写映画を見たくないから20.5%5位ルフィを演じられそうな俳優がいないから16.3%■ルフィのゴムゴムの体を表現できないから・「ギャグにしか見えなくなる。絶対に実写にすべきではない」(35歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「びっくり人間としてバラエティーに出そうな感じになりそう」(27歳/情報・IT/技術職)・「CGで表現しても気持ち悪そうだし、無理そう」(29歳/情報・IT/技術職)・「CGでもがっかりした感じになるから」(30歳/学校・教育関連/専門職)・「体が伸びるのは現実ではありえないから」(28歳/自動車関連/技術職)■大好きな世界観を壊してほしくないから・「マンガだから成立する世界であり、読む人が頭の中で想像をふくらませるから面白い」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「アニメのイメージが強すぎて、実写にしたら確実に世界感が壊れると思う」(29歳/小売店/事務系専門職)・「絶対にキャストが似合わず、ストーリーも中途半端になりそうだから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「空想的なマンガを実写で表現することはできないから」(29歳/機械・精密機器/営業職)■実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから・「キャラクターの個性が強いので、誰が演じてもイメージが合わないと思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「実写化してもアニメやマンガのよさを忠実に表現できそうにないから」(26歳/その他/技術職)・「人間離れしすぎている作品はやらないほうが無難」(25歳/自動車関連/事務系専門職)■CGだらけの実写映画を見たくないから・「実写ではCGを使わないと再現できなそうなので」(27歳/情報・IT/技術職)・「表現には限界があり、実写向きではないと思うので」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「アニメでいいだろ、という話」(25歳/医療・福祉/技術職)■ルフィを演じられそうな俳優がいないから・「アイドルがやるのかなと思うと残念」(29歳/学校・教育関連/営業職)・「キャラが立ちすぎている」(35歳/金融・証券/事務系専門職)・「誰が演じても偽物になる」(27歳/食品・飲料/技術職)■番外編:こんな理由で反対!!・壮大なスケールの話を映画にまとめるのは無理があるから:「どうしても無理やり感が出てしまい、スケールが小さくまとまって面白くなくなるから」(34歳/電機/技術職)・マンガと関係ないオリジナルストーリーにしてほしくないから:「オリジナルストーリーにするなら実写化にする必要がないから」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・アニメ、劇場版アニメで十分満足しているから:「日本の映画界はそろそろ実写化をしていいアニメとダメなアニメを理解するべきです」(32歳/不動産/営業職)・ナミ、ロビンのようなセクシー美女をそろえるのは無理だから:「ナミやロビンという男のロマンを壊してほしくない」(25歳/医療・福祉/専門職)・大海賊時代を再現するのは無理だから:「実写では金がかかり過ぎるのでCGになるでしょう」(48歳/ソフトウェア/技術職)総評1位は「ルフィのゴムゴムの体を表現できないから」。主人公ルフィの特徴であるゴム人間をうまく表現することは実写化の最低限の条件。普通の人間ではありえない体の伸びはCGを使うしかなさそうですが、どうしても違和感が出てしまいそう。悪魔の実の能力者同士の戦いとなるとさらにCGを使う頻度も高くなり、結果4位に入ってきた「CGだらけの実写映画になってしまう」ということに。スケールの大きな舞台だからこそ、「大好きな世界観を壊してほしくない」と考える人も多く2位に。「マンガだから成立する世界であり、読む人が頭の中で想像をふくらませるから面白い」のであって、やはりあの世界観をすべて表現するのはほぼ不可能。セットでの撮影は難しそうなので、こちらもCGを使って表現せざるを得ない部分が多くなりそう。ルフィやゾロ、ナミなど「キャラが立ち過ぎている」ので演じられそうな俳優がいないことも反対理由の一つ。特にルフィは演じる俳優も荷が重いと感じるだろう大人気キャラ。声が田中真弓さんじゃないだけでも違和感を覚えてしまいそうです。『BLEACH―ブリーチ―』がハリウッドで実写化という話も出ており、『ONE PIECE』もいよいよ……とヒヤヒヤしているファンも少なくないはず。しかしランキングの問題点を解決するのはなかなか容易ではない気がします。できれば実写化はしないでと願わずにはいられませんね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性380名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】『ONE PIECE』の世界へ行ったらやってみたいことランキング【ランキング男性編】聞くだけで元気が出る!?これぞ『ONE PIECE』の主題歌【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月29日全世界で発売され、累計1000万部の大人気コミック「快感(ハート)フレーズ」のカリスマ漫画家・新條まゆ原作作品が初めての実写映画化!‘美少年のような女の子’と、‘美少女のような男の子’が、恋をする…、という内容で話題になった本作。主役の2人には、K-POPグループ・大国男児(だいこくだんじ)のカラムが男子校の姫と呼ばれる白石秋羅役で映画初主演!一方、女子高の王子と呼ばれる桜坂水樹役には『高校デビュー』の大野いとが、初の男装に挑戦!K-POPアイドルが女装し、若手人気女優が男装という前代未聞の‘男女逆転学園ロマンス’から目が離せない!作品情報『愛を歌うより俺に溺れろ!』原作:新條まゆ出演:カラム(大国男児)・大野いと配給:角川映画8月25日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー(C)2012「愛俺!」製作委員会
2012年04月25日せめて見た目だけは似せて!!世界中で人気の高い日本のアニメやゲーム。最近では実写化される作品が増えてきましたが、なんだか納得いくものが少ない気が……。そこで女性482名に「海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由は?(複数回答)1位主人公が日本人ではなく外国人になっている45.2%2位原作キャラとキャストがまったく似ていない43.0%3位もはや別物になっている33.8%4位キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる20.8%5位決めゼリフが外国語でしっくりこない19.7%■主人公が日本人ではなく外国人になっているのはがっかり・「イメージが壊れる。日本人設定のキャラを外国人が演じるのは無理がある」(29歳/小売店/事務系専門職)・「微妙に変更するなら、いっそタイトルも変えて別物にしてほしい」(30歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)・「日本のマンガ、アニメなんだから、日本人設定を壊すべきではない。違う設定にするくらいなら、オリジナル作品を作るべき」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「やまとなでしこのキャラには日本人を使ってほしい」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「孫悟空が英語を話すわけがない」(32歳/商社・卸/事務系専門職)■原作キャラとキャストがまったく似ていないのはがっかり・「外国ではムキムキマッチョがかっこいいとされているため」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「国が違うと文化も異なるので、やっぱりどこか違和感がある」(27歳/金融・証券/営業職)・「アニメではかっこいいのに、実際のキャストはいまいち……」(29歳/食品・飲料/技術職)・「キャラが似てないというパターンが一番残念です」(24歳/学校・教育関連/専門職)■もはや別物になっているのはがっかり・「原作に近ければ海外で実写化しても特に批判されないだろうが、名前だけ借りたようになっているものがある」(25歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「文化の違いは大きい。作品の世界観を理解したり、空気感を読み取ったりするのは無理だと思う」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「『インスピレーションを受けた』ってことにして、『実写化した』とは言わないでほしいときがある」(27歳/その他/事務系専門職)■キャラ設定がすごく変わっているキャラがいるのはがっかり・「違和感をなくすための工夫として髪色や服装を変えるのはいいと思う。しかし、キャラクターや信念など守らなければいけないものを変えるのは許し難い」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「原作そっくりでもつまらないが、キャラ設定まで変わるとファンはがっかりするのではないのでしょうか」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「必要以上に派手。やはり日本人にしか分からない世界観があると思う」(28歳/医療・福祉/専門職)■決めゼリフが外国語でしっくりこないのはがっかり・「英語と日本語では、インパクトや伝わってくる感じが違う」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「外国語ではうまくニュアンスが伝わらないような気がする」(25歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「日本語の表現をそのまま再現できない言語だと残念」(30歳/金融・証券/専門職)■番外編:こんな理由でがっかり・ただのアクション映画になっている:「エピソードが丁寧に描かれず台無しになっていることがある」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・舞台や時代が変わっている:「日本だからこそというものもあるので。実写化した現地の環境に合わせる必要があるか疑問です」(25歳/情報・IT/技術職)・ヒロインが大人っぽすぎる:「日本人が外国人と比べて幼く見えるからか、特に子役とかが大人っぽく見える」(32歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)・CGに違和感がある:「戦闘シーンはCG丸出しとか、もはや実写化する意味がないんじゃないかと思う」(28歳/学校・教育関連/専門職)・キャラの服が似合っていない:「外国人の顔に無理やり原作の髪や服装をさせているから違和感がある」(28歳/医療・福祉/専門職)総評キャストへの不満の意見が多く、1位は「主人公が日本人ではなく外国人になっている」、2位は「原作キャラとキャストがまったく似ていない」ことが選ばれました。やはりキャストが似ていないことに違和感を覚えるようです。「アニメではかっこいいのに実際のキャストはいまいち……」というがっかり感を味わったことがある人もいるかも。容姿が似ていないことに加えて、4位のように「キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる」こともがっかりする原因に。キャラの生きてきた背景なくして感動は生まれません!!キャラの容姿も設定も、さらにストーリーまで大幅に変わっているなど「もはや別物になっている」のは3位。「『インスピレーションを受けた』ってことにして、『実写化した』とは言わないでほしい」という意見も。5位は「決めゼリフが外国語でしっくりこない」。例えば『北斗の拳』の「お前はもう死んでいる」のような決めゼリフは日本語で聞き慣れているだけに、違う国の言葉だと違和感があるようです。しかし日本語で言うケースも微妙で、『DRAGON BALL』の「かめはめ波」はイントネーションが違っていて不思議な感じに。アジアでは『ハヤテのごとく!』、『花ざかりの君たちへ』など日本のアニメを原作とした作品の実写化が続々と発表されています。『花より男子』は台湾・韓国・中国で実写化されているので、各国のF4の違いを感じながら見るのは面白そう。文化の違いを実感するために、あえて海外の実写化作品を見るのも楽しいかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガ【ランキング女性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年04月17日キャスティングが不満!!海外での人気も高い日本のアニメやゲームは、ときには実写化までされる場合もあります。ファンとして好きな作品が国際的にヒットを飛ばすのはうれしいものの、実写化作品のなかには「あれ!?」と思うようなものも……。そこで男性380名に「海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由は?(複数回答)1位原作キャラとキャストがまったく似ていない42.9%2位主人公が日本人ではなく外国人になっている39.0%3位もはや別物になっている36.8%4位キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる23.7%5位ただのアクション映画になっている19.7%■原作キャラとキャストがまったく似ていないのはがっかり・「国内で実写化しても微妙なものが多いのに、海外のテイストが加わると、さらにがっかり度が増します」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「俳優のイメージに近づけたキャラに設定を変えることが多い気がするから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「せめて日本人役は日本人に演じてほしい」(34歳/人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)・「こんなに違う俳優が演じるのかとショックを受けるから」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「できるだけ忠実に再現するべきなのに……」(35歳/人材派遣・人材紹介/技術職)■主人公が日本人ではなく外国人になっているのはがっかり・「外国人が演じるとリアリティーがなくなって、頭の中で描いていた実像と違う気がする」(31歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「日本人の感性を表現することができない」(32歳/情報・IT/営業職)・「外国人だと感情移入しにくい」(25歳/医療・福祉/専門職)・「根本的に違和感を覚える」(31歳/マスコミ・広告/技術職)■もはや別物になっているのはがっかり・「実写化した意味が分からない。似せられないならしなければいいのに……と、ファンとしては思ってしまう」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・「とりあえずタイトルだけが同じという感じ。アレンジしすぎだと受け入れられない」(40歳/機械・精密機器/技術職)・「別物になってしまったら、実写化した意味がない」(29歳/小売店/事務系専門職)■キャラ設定がすごく変わっているキャラがいるのはがっかり・「せめてキャラ設定だけは守ってほしい。違和感に慣れたころに見終わってしまう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「原作の本質を完全に無視している」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ほとんど解釈が変わっている気がする」(27歳/医療・福祉/専門職)■ただのアクション映画になっているのはがっかり・「アニメの世界観を実写で作り出すことはたぶん無理だと思う」(25歳/学校・教育関連/営業職)・「人間離れしたアニメを実写化すること自体に無理がある」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「見せ場と感じるところが違うのだろう」(25歳/医療・福祉/技術職)■番外編:こんな理由でがっかり・髪形に違和感がある:「アニメやゲームに登場するキャラは日常ではありえない髪形をしているので、実写にどうしても不自然さが残る」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・ストーリーが削られている:「監督や脚本家のこだわりがまったく感じられない。『原作をもう少し読んで』と言いたくなる」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・舞台や時代が変わっている:「原作が日本で作られたものだと、初めから海外では理解されないと思った方がいい気がする」(26歳/マスコミ・広告/技術職)・衣装が変:「色合いがアニメそのままなのが……。そこはもう少しアレンジしてもいいんじゃないかな?」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・決めゼリフが外国語でしっくりこない:「日本語のゴロと合わないフレーズが、変に聞こえる」(27歳/建設・土木/技術職)総評キャストに違和感がある人が多いようで、1位は「原作キャラとキャストがまったく似ていない」、2位は「主人公が日本人ではなく外国人になっている」ことが選ばれました。原作ファンはキャラの容姿を含めて好きなため、まったく似ていないと残念に思ってしまう人が多数でした。「せめて日本人役は日本人に演じてほしい」という意見も。容姿どころかキャラ設定まで大幅に変わっている場合も。4位には「キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる」が選ばれました。「違和感に慣れるころに見終わってしまう」という人も。大人気マンガ『DRAGON BALL』の実写映画では悟空がさえない高校生という設定になっており、無邪気さや天真らんまんさがあまり感じられませんでした。3位は「もはや別物になっている」から。日本人にしか理解できない感性や感覚が取り入れられておらず、「とりあえずタイトルだけが同じという感じ」という声も。「見せ場と感じるところの違い」もあるようで、5位に選ばれたように「ただのアクション映画になっている」ことも多い現状。葛藤や苦悩などの心理的な背景が描かれず、CGを多用したアクション映画になってしまうとがっかりです。『DRAGON BALL』、『STREET FIGHTER』、『CITY HUNTER』など多くの作品が海外で実写化されましたが、原作ファンを納得させる作品はあまりないようです。『BLEACH―ブリーチ―』にもハリウッドで実写化という報道があり、正直ヒヤヒヤしている人も多いのでは?テレビアニメの映像クオリティーを上げた劇場版アニメの方がファン的にはうれしいという声もありますが……。最初から「別物!」という気持ちで見るのが一番いいのかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性380名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガ【ランキング男性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年04月17日今年、誕生50周年を迎える漫画家・赤塚不二夫の代表的少女マンガ「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかを主演に実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月より公開となる。このほど、アッコちゃんこと主人公・加賀美あつ子を取り巻く超豪華キャストが意外な役どころと共に明らかとなった。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始されて以来、少女たちの“大人の女性になりたい”という女子願望を突く内容で人気を集め、3度もテレビシリーズとして放送された名作の待望の映画化。10歳の女の子・加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。アッコちゃんの恋の相手を岡田将生が演じることも話題を集めたが、今回、発表された新たなキャストたちも人気・実力を兼ね備えた一癖も二癖もある俳優たち。アッコちゃんと運命的な出会いを果たす尚人(岡田さん)が勤務する大手化粧品会社の専務には谷原章介、アッコちゃんの恋のライバルとなるOLを吹石一恵、会社の前社長に大杉漣が扮することに。さらに、今回の発表で最も衝撃的な配役となったのが、アッコちゃんに魔法のコンパクトを授ける“鏡の精”。原作漫画にしか登場しないこのキャラクターに選ばれたのは名優・香川照之!原作のキャラクターそのまま…いや、このビジュアルをご覧いただければ分かる通り、サングラスとタキシードで渋みを増しての仕上がりとなっている。このほかにも堀内敬子(あつ子の母親役)、吉田里琴(10歳のあつ子)、内田春菊(総理夫人役)、塚地武雅(守衛役)に加え、もたいまさこと鹿賀丈史が物語の重要な鍵を握るキーパーソンとして出演するとのこと。この錚々たるキャスト陣が、劇中でどんな化学反応を見せてくれるのか?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会■関連記事:“綾瀬はるか版”『ひみつのアッコちゃん』ポスター&特報が解禁!綾瀬はるか主演で「ひみつのアッコちゃん」映画化!初恋相手役に岡田将生
2012年04月12日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』の新ビジュアルがこのほど解禁となった。その他の写真『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。佐藤のほかにヒロインの神谷薫役に武井咲、高荷恵役に蒼井優、斎藤一役に江口洋介など主役級のキャストが参加しており、原作のキャラクターがどう描かれるかに注目が集まっている。場面写真や特報に続き、ようやく解禁となったポスタービジュアル。全体がモノクロでデザインされているのは、幕末に“人斬り”として生きた過去の自分と向き合い、維新後に立てた人を殺めないという誓いを守りながら流浪人として生きる剣心の“封印された狂気”を表現しているという。また、ポスターに描かれる“優しいヤツほど気をつけろ”のコピーも剣心の隠された一面を表現しているようだ。昨年には本作のテレビアニメ化15周年を記念して新作アニメの制作も決定、5月には13年ぶりに原作漫画も再始動することが発表されている。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開(C)和月伸宏/集英社(C)2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年03月09日世界文学史上に残る名作、ドストエフスキーの「罪と罰」。こちらを見事な翻案で現代に甦らせたことで話題騒然のコミック「罪と罰 A Falsified Romance」(落合尚之作)が、主演に高良健吾と水川あさみをむかえ実写映像化、4月29日(日)よりWOWOW連続ドラマとしてスタートする。ひきこもり、援助交際などさまざまな事象を巧みに取り入れ、歴史的名作を見事に現代社会と融合させた傑作コミック。独自の思想にとらわれ、罪を犯す主人公・裁弥勒(たち みろく)を演じるのは、2012年エランドール賞新人賞を受賞した若手の注目株・高良健吾。不幸中毒の一面と聖母像をあわせもつ複雑なヒロイン飴屋英知香(あめや えちか)役は、人気女優の水川あさみ。ほか、伊武雅刀、田中哲司らの実力派や、映画『告白』の橋本愛、映画『ヒミズ』の染谷将太ら注目の若手が脇を固める。「人はなぜ人を殺してはならないのか」「人間が他の動物と異なる存在である根拠は」人類普遍のテーマに挑む衝撃の問題作が、今、幕を開ける。作品情報連続ドラマW 罪と罰 A Falsified Romance4月29日(日・祝)スタート(全6話)[第1話無料放送]毎週日曜夜10:00出演:高良健吾、水川あさみ/伊藤歩、堀部圭亮、中尾明慶、橋本愛、染谷将太、朝倉あき/萬田久子、田中哲司、伊武雅刀 ほか
2012年02月23日現在もカルト的な人気を誇る岡崎京子の傑作コミック『ヘルタースケルター』が蜷川実花監督、沢尻エリカ主演で実写映画化され、7月14日(土)に公開されることが発表された。その他の写真『ヘルタースケルター』は1996年に連載を終えるも直後に岡崎が事故に遭い、2003年になって単行本化された作品。醜い容姿に生まれながら完璧な骨格を持っていたことから全身整形を施しファッションモデルとして活躍する主人公りりこと、彼女の周囲でうごめく謎の事件を追う検事・麻田の物語を主軸に、美醜と欲望がうずまく人間の普遍的な側面を描いた作品。「岡崎京子さんの大ファン」という蜷川監督は、初監督作『さくらん』を手がける前から本作の映画化を希望していたそうで「7、8年待ち続けました。こんなに自分の人生で何かを待ったことはなく、今これからクランクイン出来る事にとても興奮しています」といい、主演の沢尻について「東京という街に消費されていく、人々の欲望処理装置としてのりりこ。女性の持つ驚くほどのか弱さと、図々しいほどのたくましさを持つこの主人公を演じられるのは、歓声と罵声をあび続けた沢尻エリカ以外、今のこの東京では考えられません」とコメント。沢尻は「実花ワールドにどう染めてもらえるか、今から楽しみです。豪華なキャストの方との共演、そして本当に一流のスタッフが集結する作品なので、現場でクリエイトしながら、ぶつかっていきたいなと思っています。気合は十分です。沢尻、女優として、ひと肌脱ぎます」と意気込みを語っている。事故以来リハビリを続けている岡崎に変わって家族代表としてコメントを発表した弟・忠氏は「作者は、作品を通じて役者がどのようにりりこを演じるのか、大変興味を示しております。『原作に忠実に行うのも、演者の体内を通してどのように変貌するのかも、受け入れる準備は出来ている』との事です。又、『新たな解釈での新たなりりこを見てもみたい。』と」といい、「とにかく今、自分が新たな作品を世の中に輩出できないので、自分の作品を通じて、『ヘルタースケルター』がどの様に実写化されるのか、また、俳優、 女優の方々のキャスティングや、監督の手腕で作品がどう昇華されてゆくのかなど、大変興味深く見守りたい」という岡崎の声を伝えている。沢尻のほか、大森南朋 寺島しのぶ、綾野剛 水原希子 新井浩文らが出演し、脚本は『陰日向に咲く』の金子ありさが担当。1月中旬にクランクインし、7月14日(土)にアスミック・エースの配給で全国公開される。『ヘルタースケルター』7月14日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年01月11日「マーガレット」連載中漫画のドラマ化・相手役は桐山漣「マーガレット」(集英社)に連載中の漫画、あいだ夏波「スイッチガール!!」が、CS放送・フジテレビTWOにて、12月24日の午後10時30分よりスタートする。主人公の女子高生・田宮仁香(たみや にか)役には、Seventeen(集英社)専属モデル西内まりやさん、相手役の少年神山 新(かみやま あらた)役は、桐山 漣 (きりやま れん)さん。ON・OFFモードを使い分ける「スイッチガール」「物語は、外ではメイクも服もバッチリで超モテなカリスマギャル、家では「オッサンのような」、ON・OFFモードを使い分ける「スイッチガール」の仁香。ある日同じマンションに引っ越してきた転入生・神山新に、OFFモードがバレてしまって・・から始まる恋愛ストーリー。西内まりやさんは「西内まりや 公式チャンネル」で、主役に抜擢されたよろこびを伝えている。元の記事を読む
2011年11月20日赤塚不二夫の代表作『ひみつのアッコちゃん』の実写映画化が決定し、主演に綾瀬はるか、初恋の相手役に岡田将生が出演することがわかった。その他の写真本作は、1962年より漫画誌『りぼん』で連載を開始、過去3回TVシリーズが放送された人気作で、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらったコンパクトを片手に「テクマクマヤコン…」と呪文をとなえて変身する設定は、当時社会現象にもなった。アッコちゃんの誕生50周年を記念して映画化される本作は、原作とは全く違ったオリジナルストーリーで、メイクやファッション、初恋、そして魔法によって叶えられる変身願望をテーマにしている。監督は『こち亀 THE MOVIE』の川村泰祐、脚本は『カイジ 人生逆転ゲーム』の大森美香で、メイクやおしゃれが大好きな今どきの小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田)ために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。映画では綾瀬がフィギュアスケーター、キャビンアテンダント、OL姿、婦人警官、バイクレーサーなどの姿を披露するようで、七変化も映画の見どころになりそうだ。綾瀬は「魔法使いに憧れていた幼い頃を思い出します。変身願望を叶えてくれる魔法のコンパクト、そして初恋と、胸がときめくような夢のある作品をみなさんにお届けしたいです」とコメントしている。『ひみつのアッコちゃん』2012年9月公開予定
2011年10月05日赤塚不二夫の人気漫画で3度にわたってアニメ化もされて長年親しまれてきた「ひみつのアッコちゃん」が綾瀬はるかと岡田将生らを迎えて実写映画化されることが決定。綾瀬さんが七変化を遂げることが明らかに!おませで泣き虫、でも正義感の強い小学5年生のアッコちゃんが、鏡の精からもらった“魔法の鏡”を手に「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン…」と唱えると、お望みの姿に大変身!“変身型”魔法少女の先駆けとして女の子の変身願望に火をつけ、瞬く間に爆発的人気を博し、その後の少女が登場するファンタジー作品に多大な影響を与えた本作が、誕生50周年を機についに実写化されることになった。原作は「天才バカボン」、「おそまつくん」などのギャグ漫画の神様・赤塚不二夫。「バカボン」(1967年連載開始)以前の1962年に少女コミック誌「りぼん」(集英社刊)にて連載が開始され、時代に合わせて3度もTVアニメ化。「魔法使いサリー」(原作:横山光輝)をしのぐヒットで社会現象を巻き起こした。今回の劇場版ではオリジナルストーリーが展開。メイクやおしゃれが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性に変身し、運命的な恋に落ちると共に、子供ならではの奇想天外なアイディアで化粧品会社の買収問題に立ち向かっていく。2013年の大河ドラマのヒロインにも決定し、幅広い女性から支持を集める綾瀬さんが外見は22歳、中身は小学生のアッコちゃん役に。常にその天然ぶりが話題を集める彼女だが、心は小学5年生のアッコちゃん役はピッタリ?アッコちゃんならではの七変化ももちろん再現。フィギュアスケーター、キャビンアテンダント、OL、婦人警官、バイクレーサーなどへの変身ぶりも要チェックだ。さらに、アッコちゃんが憧れる初恋の相手役を演じるのは、『プリンセス トヨトミ』で綾瀬さんと共演を果たしている岡田将生。エリートサラリーマンという役柄だが、一体どんな奇想天外な恋に発展するのか?切ない(?)恋に胸キュン必至!綾瀬さんからは「魔法使いに憧れていた幼い頃を思い出します。変身願望を叶えてくれる魔法のコンパクト、そして初恋と胸がときめくような、夢のある作品をみなさんにお届けしたいです」とのコメントが到着。岡田さんも「アッコちゃんの世界観にどっぷり入り込んで楽しみたいと思います」と撮影が待ち遠しい様子だ。メガホンを握るのは『のだめカンタービレ 最終楽章』(前後編)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』など人気漫画の実写映画化を手がけてきた川村奏祐。脚本は数々のヒットドラマを手がける大森美香。川村監督とは「不機嫌なジーン」や「ランチの女王」といった人気ドラマでもコンビを組んでおり、どのようにオリジナルストーリーを紡ぎ出していくのか注目が集まる。綾瀬さんの変身に岡田さんとの胸キュンの初恋、いまだ明らかにされていない共演陣にも期待したいところ。『ひみつのアッコちゃん』は2012年9月公開予定。■関連作品:ひみつのアッコちゃん 2012年9月、公開予定
2011年10月05日仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の短編小説「ポテチ」が、これまで伊坂作品の実写化を数多く手掛けてきた中村義洋監督の手で、濱田岳主演でオール仙台ロケにより映画化されることが決定!同じく、過去の伊坂作品の音楽を担当してきたミュージシャンの斉藤和義が音楽を担当することも明らかになった。現在も仙台在住であり、その作品の多くが仙台を舞台に展開する伊坂作品。これまでも『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などが映画化されてきた。中村監督は先述の2作に『フィッシュストーリー』を手がけてきたが今回、“伊坂×中村”組とも言えるおなじみのメンバーが集結!『アヒルと鴨…』をはじめ、中村作品の象徴とも言える濱田岳が主演を務め、『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』に続き、斉藤和義が優しいメロディで物語に彩りを加える。原作は短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)所収の一篇で、全く同じ日に同じ病院で生まれながらもスターのプロ野球選手と凡人という全く違う人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆に結ばれた人々が、運命に翻弄されつつも生きていく姿を描く。3月11日の東日本大震災を受けて伊坂さんと中村監督は「いままでの恩返しとして、現在の仙台の姿を通してみなに勇気を与えて、復興の後押しをしたい」との思いから本作をオール仙台ロケで映画化することを決意。60分の中編映画として来年の春に公開される。「『ゴールデンスランバー』で映画化はやりきったという思いがあった」という中村監督だが、震災後の5月に伊坂さんから映画化の相談を受け「3.11以降、何度か救援物資の運搬などで東北に足を運ぶなかで、映画監督として元気を与える作品を送りたい、という気持ちが強くなっていたこと、そして過去の作品でお世話になった仙台という街にまだ御礼ができていなのでは、という想いもあり、『ポテチ』の映画化に取り掛かることに迷いはありませんでした」と経緯を説明。「気負うことなく、街で暮らす普通の人たちの生活、息遣いを作品の中で表現したいと思いますが、『撮影に来てくれるだけで嬉しい』と言っていただいている仙台のみなさんの気持ちに応えるためにも、いま現在の仙台の街並を映していきながら、仙台に限らず、映画を観た人すべてに、少しでも勇気を与えられるような作品にしたいと思います」と意気込みを語る。伊坂さんは「最近は、自分の小説が映画化されることに抵抗があったのですが、ただ、3月の大きな地震のあと、そういったこだわりが些末なことに感じられた瞬間がありました。不安な日々を過ごしている中、『中村さんが映画化した『ポテチ』を観たかったな』と思ったりもしました。数か月前、僕のほうから映画化のことを相談した際、中村さんからは『いいですね。やりましょう』とすぐに返事があったものの、まさかこんなに早く撮影に入るとは想像もしておらず、驚いています。きっと、多くの人たちが損得を抜きにして行動してくれた結果ではないかな、と想像します。曲を斉藤和義さんが作ってくれると分かったときには、本当に嬉しかったですし、キャストを少し聞いただけでも、胸が躍りました。完成が楽しみです」と期待を寄せる。仙台を「僕にとっては思い出深い場所」と語る濱田さんは、「またいつかみなさんが映画を観られる状況になったら、一分でも、一秒でも、あの日のことから離れて、心の底から楽しんでもらえる作品にしたいです」とクランクインに向けて思いを明かしてくれた。斉藤さんは震災後、いち早くチャリティーライブを実施し、秋には被災地でのツアーも控えるなど、被災地のために積極的に活動してきた。「このチームとの仕事は毎回『仕事』を忘れて修学旅行に行くような雰囲気なので、今回もとても楽しみにしています。仙台の“今”を監督がきっと素敵な画に撮ってくれると思います。それに負けないよう頑張ります」と気合十分。8月下旬にクランクインし、9月中旬のクランクアップを予定しており、それぞれの思いが作品としてどのような結晶になるのか。原作ファンならずとも楽しみなところだ。『ポテチ』は2012年春、全国にて公開予定。■関連作品:ポテチ 2012年春、全国にて公開
2011年08月17日1960年代に放送された異色のアニメ「妖怪人間ベム」が実写ドラマ化され、亀梨和也(KAT-TUN)、杏、子役の鈴木福がそれぞれ妖怪人間に扮することが明らかになった。オリジナルのアニメは1968年の10月から69年の3月までフジテレビ系列で放送。いつ、どこで生まれたかは分からないが、ひとつの細胞が分裂を繰り返して誕生した、人間でも怪物でもない異形の生物、それがベム、ベラ、ベロという3人の妖怪人間。恐ろしい容姿ながらも正義の心を持った彼らが、時に人間から迫害を受けながらもいつか人間になることを夢見て悪と戦い続ける姿を描いた。人間に受け入れられることのない妖怪人間、醜いヒーローという、かつてないダークヒーローが全国を震撼させ、多くの視聴者を釘付けにした。この名作が土曜ドラマでついに実写化されることに。妖怪ドラマではなく、妖怪“人間”ドラマとして、3人の姿を通じて「人間とは何か?」を描き出す。長く迫害を受け、悲しみを背負い、人間に対する不信感を抱えながらも困っている人を助けずにいられないやさしき男・ベムを演じるのは亀梨和也。気性は荒いが仲間思いで、心の奥底には母親のような優しさと深い愛を持つベラに杏。そして「マルモのおきて」(フジテレビ)で全国区の人気を獲得し、主題歌「マルマルモリモリ」も大ヒット中の人気子役・鈴木福が「人間になりたい」、「人間の友達がほしい」と純粋に願う無邪気で真っ直ぐな少年・ベロを演じる。また、今回のドラマではベム、ベラ、ベロと、彼らを追う側のある刑事の間に芽生える友情が物語の軸になるが、オリジナルキャラクターであるこの刑事を北村一輝が演じる。刑事として腕は一流だが、その優しさゆえにしばしば周囲に利用されてしまううだつの上がらないこの男。少しずつベムらと心を通わせていくが、やがて3人が妖怪人間であることを知り…。亀梨さんはもちろん、リアルタイムではオリジナルのアニメを知らない世代だが「とても有名なアニメ原作なので、驚いたのと同時に大変光栄に思いました。どのように実写化するのか、いまからとてもワクワクしています。自分にとっても特殊メイクや、妖怪を演じさせてもらうのは初めてですし、さらにとてもメッセージ性の強い作品なので、しっかり役に染まりたいと思っています。大人から子供まで楽しめて、なおかつ、色々感じてもらえる作品にしたいです」と意気込みを明かす。杏さんは「アニメのキャラクターを演じることは興味があったので、いつかやってみたいと思っていましたが、まさかベラを演じることになるとは!」と驚きを語る。「レトロな世界観でダークな雰囲気のアニメという印象ですが、それがドラマになるとどのようになるのか、いまからとても楽しみです。ふり返ればいるかもしれない!?そんなリアリティのあるベラを演じられたら、と思います」と早くも気合十分。そして福くんは「妖怪に興味があったので、鬼太郎や妖怪大戦争などにはまった時期があって、『妖怪人間ベム』のことは知っていました。お父さんとお母さんが小さい頃に見ていたと聞いて、僕もDVDを借りて観ました!亀梨さんや、共演者の方々、たくさんのスタッフさんに会えるので楽しみです。どんな衣装とどんなメイクかも楽しみです」と撮影が待ちきれない様子だ。一方、この中で北村さんは、唯一、子供の頃にアニメでベムを見たことがある世代。「記憶に残るアニメの実写化と聞いたときには、とても驚きました。特に自分が演じる刑事は原作にはない、ドラマオリジナルのキャラクターです。妖怪3人とどんな接点や交流が深まるのかと撮影を楽しみにしています」と期待を口にする。日本テレビの土曜の10時ドラマといえば「怪物くん」が放送され、話題を呼んだ枠。今回、脚本を担当したのもドラマ版&映画『怪物くん』も手掛けている西田征史。果たしてどんな妖怪人間ドラマに仕上がるのか?40年を経て蘇った異色の物語で、ベム、ベラ、ベロが迎える結末は――?「妖怪人間ベム」は日本テレビ土曜ドラマで10月放送開始。■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.忍たま乱太郎 2011年7月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会おかえり、はやぶさ (仮題) 2011年、公開ごくせん THE MOVIE 2009年7月11日より全国東宝系にて公開© 2009「ごくせん THE MOVIE」製作委員会■関連記事:清史郎くん、こども店長ならぬ“一日こども支配人”に!大忙しも夏休みの宿題は…『忍たま』加藤清史郎が“母ちゃん”檀れいの結婚を祝福ミッチーとも意外な接点アリ『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位になでしこJAPAN安藤梢の祝福に、加藤清史郎「金メダル獲りたい」宣言加藤清史郎インタビュー『忍たま』で夢が叶った!大人顔負けのちびっこ忍者参上
2011年08月10日人気急上昇中の女優・武井咲が、佐藤健主演で実写化が発表されている映画『るろうに剣心』のヒロイン・神谷薫を演じることが明らかになった。原作ファンの間で「誰が演じるのか?」と注目を集めてきたヒロイン・薫役はいま、最も輝きを見せる17歳が演じることに。原作は和月伸宏により、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載され、90年代後半のジャンプを引っ張った大人気漫画。幕末の世に“人斬り抜刀斎”の異名でおそれられた剣客・緋村剣心が、明治の世で“不殺(ころさず)”を胸に誓い、生きていくさまを描く。コミックの累計発行部数5,000万部超。いまなお高い人気を誇っているが、そんな中で佐藤さん演じる主人公の剣心はもちろん、ヒロインの薫を演じる女優にも原作ファンの厳しい視線が向けられることは必至で、強烈なプレッシャーも予想されるが、メガホンを握る大友啓史監督は「薫役は彼女以外考えられなかった」と語る。以下、大友監督のコメント。「ヒロイン・薫は若いながらも、神谷活心流道場主として父の教えや誇りを守り、流儀を継承していかねばならない立場。色々と背負うべきものが多いけど、それを糧にして成長していくという薫のキャラクターの背景が、いま現在の武井さんの姿と重なった。武井さんは、これから間違いなく大きくなっていく女優さん。無邪気な顔も持ちながら、仕事に対して根性が据わっている。今後色々な役を通じて、真っ直ぐに大きくなっていく可能性を感じる。今回は、剣術だけでなく、所作や心構えなど、学ぶことも多い役どころ。しかも、大人気のコミックが原作なので、多くのファンがいる。プレッシャーや大きな期待がかかる中で、彼女ならきっと魅力的な薫像を創り上げられると思う。剣心役の佐藤健くんと並んだときのバランスも、とてもいい。佐藤くんは、実は性格も骨太いところがあり、いま練習しているアクションも含めて、重心がしっかりしている演技をする。その佐藤くんが演じる剣心に、武井さんが持つ凛とした雰囲気がよく似合う。17歳という設定もあわせて、薫役は彼女以外考えられなかった」。この春、20年間在籍したNHKを退職した大友監督が、フリーとして歩み始めて第1作目となる本作の鍵を握るヒロインとして自信を持って武井さんを抜擢した。17歳の若さで大役を任せられた武井さんだが「多くの方からすごく愛されている原作コミックの実写化ということで、すごく嬉しく、楽しみな気持ちと同時にいまから大変緊張しています。撮影に向けて、殺陣の稽古や所作などいろいろ覚えることも多く、そういった一つ一つの動作に気が引き締まる思いです。この映画に携わるスタッフ・共演者のみなさんとのチームワークで、みなさんに喜んで頂けるような作品にできるよう、私も精一杯力を尽くしこの撮影に挑みたいと思っています。公開楽しみに待っていて下さい」と気合十分に意気込みを明かしてくれた。8月にいよいよクランクインを迎えるが、佐藤さんと武井さんの出演以外はストーリーも含めいまだ謎に満ちた本作。原作のどのあたりのエピソードが描かれるのか?元新撰組の斎藤一ら原作の人気キャラクターは登場するのか?などなどファンの興味は尽きない。『るろうに剣心』は2012年夏、公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年、公開■関連記事:佐藤健で「るろうに剣心」実写化!「龍馬伝」監督と再タッグ
2011年07月26日日本発のアニメーション作品『アフロサムライ』のハリウッドでの実写化が始動!北米の独立系映画製作会社「Indomina」グループが、本作の実写化権を獲得したと発表し、実写化に向けてアニメ版で声優を務めたサミュエル・L・ジャクソンをプロデューサーに迎えることが明らかになった。原作は岡崎能士の数百部限定で出版されたコミック。これをサミュエルが偶然目にして気に入ったことから、アニメ化の企画が進み、『ブレイブ・ストーリー』などで知られるアニメ制作会社「GONZO(ゴンゾ)」が海外配信用にアニメ化し、2007年1月に米国スパイクTVにて放送され、話題を呼んだ。逆輸入の形で同年、日本で映画化され、その後、2009年には続編となる『アフロサムライ:レザレクション』が同じくスパイクTVにて放送。同年のクリエイティブアートエミ−賞の作品賞長編アニメーション番組部門にノミネートされ、美術監督の池田繁美が日本人史上初となるアニメーション個人部門審査員賞を受賞した。物語は幼い頃に父を殺された男が、その復讐を心に誓い、孤高の剣客“アフロサムライ”として、宿敵・ジャスティスを倒すべく旅を続けるというもの。アニメ化の際にサミュエルはプロデュースを手掛けると共に、主人公の声も演じていた。実写化にあたってはまだ、具体的なキャストや監督などは発表されていないが、サミュエルは今回の始動にあたって「『アフロサムライ』はアニメが全米デビューを果たして以来ずっと私の大好きな作品のひとつです。新しいパートナーとなるIndominaグループと最高の実写映画をプロデュースできることを心より楽しみにしています」とのコメントを発表している。そして実写化権を獲得したIndominaグループ代表のSingh Mannは「私たちはこの作品に絶えず目を付けてきました。今回その実写化の機会を得られたことだけでなく、類稀なる『アフロサムライ』に深い情熱を持っているサミュエル・L・ジャクソン氏と一緒にその夢を叶えられるということを非常に嬉しく思っております」と語っている。今後、夏の間に脚本家と監督を選考し、年末までにキャスティングを決め、撮影はIndominaグループが所有するドミニカ共和国にあるPinewoodスタジオで行われる予定だという。アニメ版の監督を務めた木崎文智はかつて、日本で映画が公開される際に本作は「『スター・ウォーズ』へのオマージュ」とも語っていた。サミュエルが『スター・ウォーズ』シリーズにジェダイ・マスターとして出演していたのは周知のとおり。また、『スター・ウォーズ』エピソードIV〜VIで主人公のルークを演じたマーク・ハミルも続編の『アフロサムライ:レザレクション』に声優出演するなど実際に繋がりは多い。『スターウォーズ』さながらの凄まじい剣さばきをどの俳優が見せてくれるのか?日本人のキャストやスタッフの参加の可能性はあるのか?今後の展開が楽しみだ。■関連作品:アフロサムライ (2011)アフロサムライ:レザレクション 2009年12月、シネマライズ、ライズエックスにて公開© 岡崎能士・GONZOアフロサムライ 2007年10月27日よりシネマライズにて公開© 2006 岡崎能士・GONZO / サムライプロジェクト■関連記事:「『スター・ウォーズ』のパロディ?オマージュです(笑)」『アフロサムライ』公開
2011年07月22日