武井咲と綾野剛をW主演に迎え、2014年フジテレビ系10月期に実写ドラマ化され話題を集めた、小説家・森博嗣の傑作ミステリー小説「すべてがFになる」。このたび、10月よりフジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかにて「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」としてTVアニメ化されることが明らかになった。原作は、羽海野チカ、押井守ら多くのトップクリエーターたちにも多くのファンを持つ、シリーズ累計発行部数385万部を記録したベストセラー小説。本作は、スーパー理系頭脳をもつ“リケジョ”の女子大生と工学部建築学科の准教授の師弟コンビが、孤島の研究所で少女時代から完全に隔離された生活を送る天才プログラマーを訪ね、ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体を発見し、この不可思議な密室殺人に挑むサイエンスミステリーとなっている。実写ドラマ版で武井さんが演じたのは、莫大な資産家の家に育った世間知らずながら、抜群の瞬発力と発想力を持ち、驚異的な計算能力を有する理系女子・西之園萌絵。綾野さんは、少し変わり者のクールな二枚目で、ズボラな性格だが、警察からも頼られるほどの天才的な分析力と考察力の持ち主・犀川創平を好演した。さらに“人類のうちで最も神に近い”と言われる天才プログラマー・真賀田四季を演じたのは、「ももいろクローバー」の元メンバー早見あかり。彼らメインキャラクターの声優はいまだ明らかとなっていない。武井さんや綾野さんが演じた役を誰がアニメ版で担当するのか、続報が待たれる。今回のTVアニメ化でキャラクター原案を手掛けるのは、「ソラニン」、「おやすみプンプン」などの大ヒット漫画で知られ、現在「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」をビックコミックスピリッツにて連載中の浅野いにお。アニメ放送に先駆け、浅野氏による犀川創平、西之園萌絵、そして「真賀田四季」の3人のメインキャラクターたちが描かれた、キービジュアルが公式サイトにて公開された。また、公式サイトでは本作のティザーPVが併せて解禁。実写ドラマ版「すべてがFになる」の音楽担当・川井憲次が、本PVやアニメ本編でも音楽を続投し、圧倒的な世界観の楽曲で再び「すべてがFになる」ワールドを盛り上げている。さらに、アニメ版の原作「すべてがFになる」と「四季」シリーズのコミカライズがそれぞれ「ARIA」、「ITAN」にて掲載決定。実写化に続き、アニメに漫画にますます加速する森博嗣ワールドに今後も目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化となった「ど根性ガエル」が俳優・松山ケンイチを主演に迎え、オリジナルストーリーとして実写ドラマ化することが明らかになった。おっちょこちょいな中学生、ひろし。公園で転んだ先はカエルの上。べちゃっとカエルを潰してしまう。そのカエルは、シャツに張り付つき、平面ガエルとなって復活!さらに不思議なことに、平面ガエルは言葉を操り、人間以上に人間らしい感情を持つ、ど根性ガエルだった。そして2015年の夏――。14歳だったひろしも、もう大人。みんな大人になり、「ど根性」ですべてが解決!とは、ゆかぬことを知る。だけどつまらない大人にはなりたくない。「根性、根性、ど根性!泣いて笑ってケンカして」みんなの「人生」と「蛙生」が動き始める。アニメでも人気を博した、漫画「ど根性ガエル」の実写ドラマ化した本作。今回発表されたのは、30歳になったひろしに『天の茶助』や『の・ようなもののようなもの』「連続ドラマWふたがしら」などに出演する松山ケンイチ。2009年に放送された「銭ゲバ」(日本テレビ)以来民放連ドラ主演となる松山さん。「どんな撮影になるのか想像つかないので楽しみです」と語り、「ピョン吉はひろしにとって大事な相棒だけど、ずっと一緒だとそれが普通になっていく恐ろしさがあります。きっとひろしもその長い間のどこかに一緒にいれることの奇跡を置いてきてしまっていると思います。生きているとどこかで大事だと思っていたものを置いてきてしまっているという感覚は誰にでもあると思います。これを見て何を置いてきてしまったのか思い出す人もいるだろうし、何も感じない人もいると思います」と真摯にコメントした。本作には、松山さん演じる30歳のひろしを始め、ピョン吉、京子ちゃん(29)、梅さん(52)、五郎(29)、ヨシコ先生(40)、町田先生(64)、ゴリライモ(31)、ひろしの母(50)らお馴染みのキャラクターが大人になって登場する。今後の続報に期待したい。「ど根性ガエル」は、7月より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月04日ゴキブリが超進化するという斬新な設定で連載当初から話題となったコミックを、鬼才・三池崇史監督が実写映画化する『テラフォーマーズ』。この度本作の主演・小町小吉役に伊藤英明が務めることが明らかになり、喜びのコメントが到着した。舞台は絶望的人口爆発を迎えた約500年後の地球。そんな中、人類の未来をかけた「火星移住計画」が始まろうとしていた。選ばれし勇者たちと火星で史上最強最悪の敵との戦いを描く。原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編で第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」では第2位を獲得し、現在12巻まで出版されている人気作だ。今回主演に抜擢されたのは、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女-クイメ-』に出演し、いまや三池組の常連ともいえる伊藤英明。「最初は『火星に行く』という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けいたしました。三池監督は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」と意気込みを語った。また、戦いの舞台となる火星には、『プロメテウス』『オブリビオン』『インターステラー』などハリウッド映画のロケ地として注目を集めるアイスランド。日本映画史上、初めて足を踏み入れることになる。以下、キャスト&スタッフコメント■伊藤英明(主演・小町小吉役)衣装合わせや色々な打ち合わせをして、ちょっとずつ形になっていくプロセスが楽しいです。これだけの予算と時間をかけて豪華なキャストで作る映画は滅多にないので、期待と緊張で胸が高まります。原作ファンが多い作品なので、みなさまにどういった感想を持たれるかも気になります。映画の仕事は最後に必ず舞台挨拶があるので、どういう顔で観てもらえるのかそれも想像しながら頑張ります。とにかくいまは“お祭り”が始まるような気持ちでいっぱいです!三池さんには『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』でベネチア国際映画祭、『悪の教典』でローマ国際映画祭と世界の舞台に連れて行ってもらっているので、今回はどこに連れて行ってくれるのか、そして、この映画がどこまで世界に通用するのか楽しみです。■三池崇史監督逆境にこそ伊藤英明は光る。だから史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる。作・貴家悠映画化…?できるのか…!?というのが、お話を頂いたときの最初の印象でした。昨今の日本映画界の筋肉不足に僕は一抹の不安を覚えずにはいられなかったのです…。しかしそれは杞憂に終わりました。筋肉は、ありました。熱き魂は、ありました。三池崇史監督、主演の伊藤英明さん、そして製作陣と、昆(むれ)が集まってゆくにつれ、僕の不安はそのまま期待へと変わっていったのです。間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化…やれます!!画・橘賢一これほど人類を救うのが似合う男がほかにいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチをいまから楽しみにしています!!『テラフォーマーズ』は、5月中旬より撮影開始を予定、2016年に公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日人気コミックやベストセラー小説が実写映画化されると、必ず噴出するのがキャスティングに対する賛否両論だ。押井守監督は、真野恵里菜を主演に迎えた実写版『パトレイバー』で大いなる実験を仕掛け、キャスト論争の必要性を問いかけている。押井監督自身も演出や脚本を手がけてきた人気アニメ『機動警察パトレイバー』を、21世紀に実写化したのが、『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』だ。2週間限定のイベント上映を行うシリーズ全7章&長編映画で構成された、完全オリジナルの新作プロジェクト。2014年4月の第1章公開から、今年5月1日に全国で封切られる長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』まで、全ぼうを見届けるには丸1年を要する。この1年間という時間こそ、押井監督の“実験”の重要なポイント。昨年4月、第1章の初日舞台挨拶で押井監督は「キャスティングについて叩かれる覚悟はできているが、1年間付き合ってもらえば、『このキャスト以外、考えられない』と思ってもらえると確信している」と語っていた。生身の俳優が、観客と同じ時間を共有し「キャラクターになればいい」という発想。原作キャラに新たな設定を加え、別人として登場させるという裏ワザも光る。1年越しで公開される『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』を見れば、ヒロイン泉野明を演じる真野、カーシャ役の太田莉菜らが、すっかりキャラクターを自分のものにしたことがわかる。主人公こそ筧利夫演じる後藤田隊長だが、明&カーシャに加えて、初登場となるテロリストの灰原零(森カンナ)や公安部警部・高畑慧(高島礼子)ら女性キャラクターが、それぞれの思惑を胸に躍動し“女の戦い”に火花を散らしている。押井監督の作品としては珍しく(?)、エンターテインメントに徹しているのも『首都決戦』の魅力。たとえ、原作やシリーズ全7章を知らなくても、1本のアクション大作として存分に楽しめる仕上がりは、過度な原作崇拝への返答ともいえる。「キャストが原作イメージと違う」と映画は本当につまらないのか?一見ハマった配役でも、完成した映画は凡作…なんてことも多々あるだけに、実写版『パトレイバー』が示した事例は非常に興味深い。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は5月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月29日俳優の三浦春馬主演で実写化される映画『進撃の巨人』のタイトルが発表され、8月1日公開の前編が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』、9月19日公開の後編が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』に決定。合わせて、主要キャスト全員が集合した新たなビジュアルが公開された。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。また、8月には映画と連動したオリジナルドラマ『進撃の巨人』が「dTV」でも配信される。合わせて公開されたビジュアルは、4月25日から全国の劇場で配布されるチラシと新ポスターの2つ。チラシのビジュアルでは、三浦が演じるエレン、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)ら漫画でも人気のキャラに加え、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)と実写版の新キャラクターが集合。主要キャストが出そろい、以前公開されたイメージビジュアルとは異なるポージングで、大迫力の仕上がり。そして新ポスターでじは、三浦(エレン)、長谷川(シキシマ)、水原(ミカサ)、本郷(アルミン)、三浦(ジャン)、桜庭(サシャ)、石原(ハンジ)ら7人が勇ましく立つ姿が。背後には、巨人に蹂躙された街が見え、映画でエレンたちと巨人とのあいだで繰り広げられる激闘を予感させる。映画前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日に公開される。なお、4月25日からは劇場前売券の販売がスタートし、前篇の一般券(1,400円)と前・後篇2作品のセット券(2,600円)を用意。セット券を1セットの購入者には、『進撃の巨人』超豪華クリアファイルセットを1セット(3枚組)が全国合計3万人限定でプレゼントされる。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年04月17日『シンデレラ』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などの実写化も話題になったディズニーが今度は古典アニメ『ピノキオ』の実写映画の製作を発表したと「Deadline」が伝えている。『ピノキオ』はカルロ・コッローディの童話を原作として1940年にディズニーによって映画化された。人間の男の子になることを望む人形ピノキオの冒険物語は今もなお世界中から愛されている。実写版の脚本には『アバウト・ア・ボーイ』、『ティモシーの小さな奇跡』などで知られるピーター・ヘッジズを迎える予定だ。どちらかといえば原作の方にインスパイアされたストーリーになるらしいと言われているが、詳細はまだ明らかにされていない。原作と映画ではいくらかストーリーに違いがあるため、今回のプロジェクトではまた一味違った『ピノキオ』を楽しめるかもしれない。実写版『ピノキオ』は予定では2018年に公開されるという。その他にも『ムーラン』『美女と野獣』などの実写化を控えているディスニー、今後はアニメのみならず実写映画にも力を入れる傾向が続きそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日ディズニーが総力を結集し実写化した『シンデレラ』。本日4月6日(月)、主人公・シンデレラ役の新星女優リリー・ジェームズが本作を引っさげ初来日。ケネス・ブラナー監督と共に笑顔でファン・サービスを行った。2014年の『アナと雪の女王』、『マレフィセント』など、古典的なラブ・ロマンスを超えた新しい愛の物語を世に送り出し、さらなる進化を遂げたディズニーが新たなプリンセス像として満を持して実写映画化した本作。リリーはゆったりとしたシルエットの黒のパンツスーツ姿でブラナー監督とともに登場。スーツとインナーのニットは「ジョセフ(JOSEPH)」、靴は「コーチ(COACH)」、そしてバッグは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」というハイブランドながらもシンプルに魅せるスタイルでゲートに現れると、集まったファンから「リリー!」「Welcome to Japan!」と大歓声が。長旅の疲れも見せず、待っていたファンたちに対してサインや写真撮影に気さくに応じた。そんな中、ファンから「リリー!ハッピーバースデイ!!」という声も。実は、昨日・4月5日はリリーの誕生日。日本のファンからのサプライズに大感激の様子で、ファンに手を振っていた。初来日となるリリーは、「楽しみにしているのは、お寿司を食べることと、時間があれば伝統的な古い建物を見てみたいです」と語り、今回プロモーション期間に行われるジャパン・プレミアイベントについては「日本のファンに会えることを楽しみにしています。舞踏会風のプレミアについては、日本のみなさんに楽しんでもらえると思います」と語った。リリーとブラナー監督は、明日4月7日(火)、8日(水)に行われる記者会見とプレミアイベントに出席する予定。六本木で行われるという豪華絢爛なジャパン・プレミアイベントでは、シンデレラがガラスの靴を落としてしまう“階段”や、シンデレラと王子が出会うこととなる“舞踏会”のシーンをイメージした会場が出現するという。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月06日王道のプリンセス・ストーリーを実写化した『シンデレラ』が全米で公開され、予想通りの大ヒットスタートを切った。そんな矢先、報じられたのが『ムーラン』の実写映画化。すでに、ディズニーはエマ・ワトソン主演で『美女と野獣』の実写化にも乗り出している。ディズニーが名作アニメの実写化に意欲的な理由の1つ目は、全世界で10億ドル以上を稼ぎ出した『アリス・イン・ワンダーランド』や、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』といった近年のライブアクション作品の興行的な成功。“アナ雪旋風”によるブランド力の底上げも手伝い、ファンが長編アニメと同じくらい、実写映画にも期待を寄せる構図が生み出された。実写部門が不振だったほんの数年前には、考えられない好転ぶりだ。もう1つの理由は、ハリウッドにおける若い女性ファン層の拡大だ。いまも米映画界で幅を利かせるのは、男性ファンを狙った娯楽超大作であり、その筆頭がディズニーの『アベンジャーズ』だったりするのだが、それでも最近は『トワイライト・サーガ』『ハンガー・ゲーム』といった恋愛要素が強い人気シリーズや、官能小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』など、女性ファンが主導する大ヒットが相次いでいる(もちろん、アナ雪もそう)。若い女性がヒットを生み出す背景として、SNSを駆使した圧倒的な情報拡散(口コミ)力が挙げられる。その分、満足度のハードルも高くなるが、ディズニーでは『シンデレラ』に名優のケネス・ブラナー、『美女と野獣』にビル・コンドン(『ドリームガールズ』)を監督に起用し、芸術的なチャレンジと安定したクオリティを同時に追及。実際、『シンデレラ』は格調高い映像に、ブラナー監督らしいウィットに富む演出が散りばめられ、全米ヒットも納得の仕上がりだ。今後もディズニーは、『ジャングル・ブック』(全米公開:2016年/ジョン・ファブロー監督)、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編である“Alice in Wonderland: Through the Looking Glass”(全米公開:2016年/ジェームズ・ボビン監督)、さらに『ダンボ』(公開時期:未定/ティム・バートン監督)など、名作アニメの実写化作品が多数控えている。遺産のホコリを払うリサイクルではなく、かつてない輝きを放つ新たなクラシックの誕生に期待したい。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月05日2015年8月1日に公開される映画、実写版『進撃の巨人』(前後篇2部作)と連動した実写ドラマ『進撃の巨人』の制作が発表され、2015年8月より定額制映像配信サービス「dTV」で配信されることが明らかになった。実写ドラマ『進撃の巨人』は、石原さとみ演じるハンジを主人公とした物語となり、映画では描かききれなかった、「立体機動装置」などの開発のエピソードやハンジの「巨人研究」が明かされるという。制作スタッフは、樋口真嗣監督をはじめとした映画のスタッフが手がけ、4月22日にリニューアルする「dTV」で配信。2日の制作発表会には、ハンジ役の石原さとみ、サシャ役の桜庭ななみ、フクシ役の渡部秀、リル役の武田梨奈、ヒアナ役の水崎綾女、イズル役の平岡祐太が登壇した。撮影は2014年4月から始まりちょうど1年でクランクアップ。この1年間ハンジを演じてきた石原は「とても長い時間、ハンジというキャラクターを演じることができる幸せを感じるとともに、愛おしく思えるキャラクターになりました。『進撃の巨人』について、初めて公の場所で話ができるので緊張しております」とハンジへの思い入れを吐露。また、映画版よりもハンジの内面を描いているドラマ版の演技は難しく、石原はアニメ版でハンジ役を担当した声優の朴ロ美に相談していたという。ドラマ版では、主要キャラクターとなるサシャ役の桜庭は「ドラマではサシャの過去を描いているので、緊迫したシーンでもマイペースを崩さない部分など特徴をしっかりと演じ切ることができました」と充実の表情。オリジナルキャラクターのフクシを演じた渡部は「優等生なキャラクターです」と紹介し、同じくオリジナルキャクターのリルを演じる武田は、格闘技の黒帯を持っているだけにアクションシーンに自信。「全身あざになるくらい本気で当てて、臨場感あふれる映像にこだわりました。今までにないアクションシーンになったのではないかと思っています」と語った。ヒアナ役の水崎は「映画本編では大人しい感じですが、ドラマではアドバイスを送ったりしています」と見どころを伝えつつ、「母性を出したり、いろいろなところを露出するセクシーな要素もあって『dTV』のdはドキドキのdでした」と表現。「dTV」版オリジナルキャラクター・イズル役の平岡は「セットが本当にすごくて世界観そのままなんです。『dTV』はすごいバジェット持っている。新しい配信メディアによって、新しい世界が広がっているんだなと感じました」と驚いていた。また、編集室にこもる樋口監督より「正直、実写版映画の制作発表より早く、ドラマの発表があるとは驚きました。映画との連動企画として映像配信サービスを使ったことに21世紀、未来感じます。新しい角度から見せるキャラクターの魅力を感じていただければと思います」というメッセージも。最後に石原は「わくわくするような内容になっています。映画本編とともに見ていただければ楽しんでいただけると思います」とアピールしていた。これまでスマートフォンとPC向けの動画配信サービスとして展開されてきた「dビデオ」は、「dTV」へのリニューアルに伴い、テレビ向けサービスを提供することも発表。テレビ向けの専用の受信機「dTVターミナル」の発売も予定している。サービスの刷新にあわせて、海外ドラマシリーズのコンテンツを充実化を図り、320作品をラインナップなるほか、アニメやスポーツ、ドキュメンタリー、音楽に漫画など、月額500円で楽しめるコンテンツの数は12万作品以上を予定している。ユーザーインターフェースもチャンネルが次々と切り替わる「ザッピングUI」への変更や過去の視聴履歴などからオススメの作品を提供するレコメンド機能などが強化される。コンテンツ周りでは、オリジナルコンテンツへの拡充も行う予定で、この日は名画『ニュー・シネマ・パラダイス』を手がけた巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督や映画監督の紀里谷和明によるオリジナル作品の制作も発表されている。
2015年04月04日『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実による人気コミック『ヒメアノ~ル』が森田剛主演で実写映画化されることが決定した。原作は、次々と快楽殺人を重ねていくサイコキラーを主人公に、彼の心の闇を描いた話で、本作が初主演作となる森田は「熱がしっかり伝わる人間臭い作品を目指したい」とコメントを寄せている。その他の情報本作で森田が演じるのは、人をターゲット=餌としか思わない連続殺人鬼・森田正一。彼の同級生で、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く平凡な男・岡田を濱田岳が演じ、森田正一にストーキングされるヒロイン・ユカを佐津川愛美が演じる。監督は『さんかく』『銀の匙』の吉田恵輔。森田は「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、なかなか理解するのが難しいと感じています。森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたいです」といい、「いわゆる悪い人は沢山存在しているかもしれないが、彼らの過去には何かしらの理由があるのでは?キャスト・スタッフのこめた熱が、しっかり伝わる人間臭い作品を目指したいと思います」と意気込みを語っている。吉田監督は「高校生の頃からバイブルだった古谷実さんの漫画を監督出来るなんて夢のようです」と話し、実写化にあたり「ドス黒さ溢れる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです。森田さんには“普通なんだけど普通じゃない”という感じを表現して頂きたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と語り、原作者・古谷氏は「大変ありがたいです。森田さん、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。撮影は3月末日にクランクインし、2016年に公開される。『ヒメアノ~ル』2016年 全国公開
2015年03月23日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化し、4月に『完結編』が公開となる『寄生獣』二部作。このほど『寄生獣』が、4月23日(現地時間)よりイタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭「コンペティション部門」で上映されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。染谷さん、阿部さんを始め、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら日本映画界を代表する豪華俳優が競演する本作。今回、『寄生獣』の出品が決定したウディネ・ファーイースト映画祭は、イタリア北部の都市・ウディネで開催される映画祭で、東アジアの作品をヨーロッパに紹介することを旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出。今年度は10の国と地域から56作品が上映される予定となっている。本作でメガホンを握った山崎貴監督は、過去に『ALWAYS 三丁目の夕日』(’06)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(’08)、『永遠の0』(’14)に続いて4度目の選出。特に、昨年は『永遠の0』が観客賞の最高位「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞している縁深い映画祭でもある。同映画祭の最高責任者サブリナ・バラチェッティ氏は、今回の出品について「『寄生獣』は、現代社会のウイルスへの恐怖感を反映しながらも、ブラックコメディと終末的なサイエンスフィクションのちょうど中間という難しいツボを押さえています。おかしくも恐ろしい、現代の空気を驚くほど捉えた作品です」とコメントを寄せている。同映画祭で同じ監督の作品が2年連続で観客賞の最高位を受賞した例はなく、もしも本作が受賞すると映画祭史上初の快挙となる。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月17日米BOX OFFICE MOJOは3月13日~3月15日の全米週末興業成績を発表した。シャルル・ペローの童話を実写化したディズニー映画『シンデレラ』が初登場1位に。ディズニーによる映画化は1950年のアニメ化以来。『ヘンリー五世』でアカデミー監督・主演賞、『マリリン 7日間の恋』で助演男優賞にノミネートされたケネス・ブラナーが監督を務める。主人公のシンデレラ役と王子役には、新鋭俳優のリリー・ジェームズとリチャード・マッデンを抜擢、継母役をケイト・ブランシェット、カボチャを馬車に変える魔法使い役をヘレナ・ボナム=カーターが演じるなど、大物ハリウッドスターたちが脇を固めている。2位も初登場となった『ラン・オールナイト』。リーアム・ニーソン主演のクライム・アクション映画で、『アンノウン』(2011年)、『フライト・ゲーム』(2014年)に続いて、ジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ作品。ニーソン演じる殺し屋のジミーは、命を狙われた息子を助けるために相手を殺してしまう。しかし、殺害した男は、自らの親友でありマフィアのボス、ショーンの息子であったことから、再び命を狙われることになってしまう。マフィアのみならず、暗殺者や買収された警官らに息子共々追われる立場となったジミーは生きのびることができるのか。息子を殺され復讐に燃えるマフィアのボス役にエド・ハリス、ジミーを追い続ける刑事役にヴィンセント・ドノフリオが起用されている。前週トップのニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』は5位に急降下。3位に『Kingsman: The Secret Service(原題)』が4位から返り咲いた。9位『アメリカン・スナイパー』は、前週11位から9位へと再びトップ10入り。2014年12月25日の公開から4週目で首位に立ち、その後4週連続でトップをキープした。以降も前週のみ10位圏外へ落ちたものの、今回12週目で再浮上。その根強い人気ぶりが改めて示された形だ。
2015年03月16日ディズニー・ラブストーリーを実写映画化した『シンデレラ』。日本では4月25日(土)より公開となるが、これに先駆け4月初旬に、シンデレラ役のリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督の来日が決定!さらに、2人を迎えての豪華絢爛な舞踏会を再現したジャパン・プレミアが開催されることも明らかとなった。本作で、“実写版シンデレラ”という大役を掴んだリリーは今回が初来日。オーディションで主役の座を射止めたそうで、役柄さながらのまさにシンデレラガールだ。日本のみならず、本作のプロモーションのため、すでに世界各国をで訪れているそうだが、行く先々で老若男女問わず、大勢の人に大歓迎を受けているようで、ハリウッド女優としての階段を一気に駆け上がっている真っ最中の最旬女優なのだ。先日、行われたワールドプレミアに出席した際、リリーは「日本に行くことを楽しみにしている」と語っていたが、日本でも歓声を浴びることとなりそうだ。また、リリーとブラナー監督の来日に合わせ、豪華絢爛なジャパン・プレミアイベントが開催されるが、会場となる六本木には、シンデレラがガラスの靴を落としてしまう階段、そしてシンデレラと王子が出会うこととなる舞踏会のシーンをイメージしたものになるという。さらに、舞踏会では欠かせないダンスシーンも再現され、映画のワンシーンさながらに色とりどりのドレスを身にまとったダンサーによる可憐なパフォーマンスが披露される予定だ。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日初音ミクが歌うボーカロイド曲で人気に火がつき、中高生の間で定番卒業ソングとして知られる「桜ノ雨」が、小説版をもとに実写映画化され、2015年に公開されることが明らかになった。「桜ノ雨」は、2008年にhalyosy氏が、ボーカルに音声合成ソフト「初音ミク」を使用して、動画サービス「ニコニコ動画」で発表した楽曲。関連動画再生数は2,500万超を記録、ボカロオリジナル曲でミリオンを達成した楽曲として人気を博した。同曲は、ファン有志によって合唱を披露する企画が始まり、2009年と2010年の春に200を越える中高校の卒業式で合唱されるほど人気が拡大。初音ミクにはキャラクターが設定されており、公式プロフィールの年齢が16歳ということから、高校生活を送る初音ミクの想像を広げ、卒業をテーマとした曲となった。同曲は、高校生が選ぶ2013年卒業ソングランキングで3位(リクルート調べ)、日本人が思い浮かべる2014年の桜ソングランキングで14位(音楽情報誌『CD&DLでーた』調べ)など、いまや国民的な卒業ソングとして確立され、現在も日本各地の中高校の卒業式で歌われる定番ソングへと成長。また、2009年には学生映像制作団体「テトラフィルムスタジオ」による自主制作映画も公開された。今回の実写映画は、同曲をもとにして2012年に刊行された小説版『桜ノ雨』の物語がベースになるという。20万部という大ヒットを記録したこの小説は、楽曲の制作者halyosy氏が原作・原案として参加しており、以前から構想していたVOCALOIDキャラクターの学園生活を軸に、女子高生の未来(ミク)や鈴(リン)、蓮(レン)などが登場。合唱部を舞台に学園の四季を綴った青春群像劇が描かれている。3月7日には、シリーズ最新刊『Fire◎Flower 君を好きでいられて良かった』(PHP研究所)も発売予定。「桜ノ雨」の制作者であり、小説版『桜ノ雨』の原作・原案を担当したhalyosy氏は、「今年も全国の学校で『桜ノ雨』は歌われるそうです。この曲を発表して7年が経ちました。最初の年に中学校で歌った方は今頃、大学生や社会人をされてるのでしょうか」と楽曲の発表当時に思いを巡らせながら、「みんなで作り上げてきた『桜ノ雨』には、たくさんの歴史があります。もう何が起きても驚かない! と思っていましたが、まさかの実写映画化。未だに信じられませんが、頂いた脚本を見る限りどうやら本当のようです」と驚きを隠せない様子。そして「『もしミクさんが高校生だったら…』という妄想から生まれた桜ノ雨がどんな映像となるか、一緒に楽しんで頂けたら幸いです」と実写化に大きな期待を寄せている。映画『桜ノ雨』は、2015年全国公開。(C)2015 halyosy・藤田遼・雨宮ひとみ/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会Illustration by 優 (C) Crypton Future Media, INC.www.piapro.net.Illustration by iXima (C) Crypton Future Media, INC.www.piapro.net .
2015年03月07日ディズニーが総力を結集し実写化した『シンデレラ』。この度、オスカー女優ケイト・ブランシェットが演じる継母のキャラクターアートが解禁された。世界中のラブストーリーの原点であり、頂点である物語のヒロイン・シンデレラを、自らの手で勇気を持って運命を切り開く、新たなヒロイン像で描いている本作。そんな純粋で健気なシンデレラを最も憎み、蔑む継母役にキャスティングされたのは、『ブルージャスミン』で“堕ちたセレブ”を怪演し、オスカーを獲得したケイト・ブランシェットだ。ポスタービジュアルと同様、アニー・リーボヴィッツによって撮り下ろされたキャラアートからは、美しく魅惑的な外見を備え持ちながらも、シンデレラに向けて注がれる冷ややかな目線、あざ笑う姿が伝わってくる。実は、まさにおとぎ話の“ヴィラン”(悪役)そのものを体現したようなケイトがキャスティングされたのは、完璧な演技のほかにも理由があった。本作のケネス・ブラナー監督は、彼女のキャスティングについて「真に優秀な女優が演じることで、私たちはこの継母の心の側面:コンプレクスやディテールに富んだ人間性を見ることができます」と、いままで“ただの悪役”とされてきた継母の隠れた本質を表現できることから、ケイトを抜擢したと説明する。また、「彼女は機知と情感に富んでおり、それを豊かに使った演技を披露しています。また同時にこのキャラクターが持つ悲劇を微かに匂わせているのです。こういったバックストーリーをキャラクターに与えた上で、それをケイトが軽々といとも簡単に演じてみせる。他の良く似たおとぎ話の映画との決定的に違う手法の1つだといえるでしょう」と、オスカー女優が魅せる演技に自信を覗かせた。一方、ケイトも「おとぎ話では、大げさに描いてしまいがちだけれど、今回はこのキャラクターの核にある真実を見いだすことで、かなりバランス感覚のある演技ができました」と語る。「純粋に邪悪な人なんて誰ひとりいない…誰でもそうなる動機や誘因があると思うんです」。だからこそ、役作りでは「何があって人が邪悪になるのかについて探究することに興味を持ちました」というケイト。「この映画のささやかな場面を通じて、この女性は自分の人生をもう一度やり直そうとしていたときに、彼女の新しい夫が彼の娘シンデレラに注ぐ深い愛情に激しく嫉妬してしまったことを、観る人は垣間みると思います」と明かし、いままで誰も見たことのない継母の“思い”を本作では表現した様子。ただ、「継母が人に好かれるような感じで演じてはいけないと心がけました。継母が観客から好かれる、好かれないということではなく、彼女を理解することが大切だと感じたんです。また、主人公はシンデレラなわけだし、重要なのはシンデレラが、善良で優しくても、強い女性として描かれることでした」と、あくまでもシンデレラを輝かせる脇役に徹したという。シンデレラを憎んでいた継母の初めて明かされる真実は、オスカー女優のケイトだからこそ実現できたこと。物語をよりドラマチックに盛り上げる彼女の“ヴィラン”にも注目してみて。『シンデレラ』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月05日世界中のラブストーリーの原点である物語を実写化した『シンデレラ』。この度、2月13日(現地時間)にベルリン国際映画祭で世界で初めて公式上映され、上映前のレッドカーペットイベントにシンデレラ役のリリー・ジェームズを始めとした主要キャスト・スタッフが結集した。ディズニー・スタジオが総力を結集し、「シンデレラ」の実写版を映画化した夢のプロジェクト。ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれていく。この日、レッドカーペットイベントには、オーディションで主役を射止めた“シンデレラガール”のリリー、貫禄の継母役を卓越したエレガントさと演技力で見事演じ切ったオスカー女優のケイト・ブランシェット、日本でも人気のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で大人気を博す王子役のリチャード・マッデン、魔法の力でシンデレラが幸せへの一歩を踏み出すきっかけを作ったフェアリー・ゴッドマザー役を演じた変幻自在の名女優ヘレナ・ボナム=カーター、そして本作でメガホンを執ったケネス・ブラナー監督らが大きな歓声のなか登場。リリーは、肩が大きく露出している華やかな白いロングドレスに身を包んで参加。「ディズニーの名作アニメーション『シンデレラ』が初めて上映されたこの映画祭に、素晴らしいキャストのみんなと一緒に参加出来て、とても光栄に思うわ。本当に魔法にでもかかったみたいで、信じられない気持ちよ」と興奮した様子で語った。煌めく装飾が美しい幾何学模様のタイトなドレス姿のケイトは、撮影時について「舞踏会の会場にしても、かの有名なカボチャの馬車にしても、鮮やかな色彩からウィットに富んだマジカルな雰囲気に至るまで、ものすごくディテールが細かくて本当に見事ね」と語り、映画の出来栄えについても「皮肉めいたところなど一切ない、とても美しく感動的な映画に仕上がっていると思うわ」と太鼓判を押した。そして、本作を手がけたブラナー監督は「熱烈な歓迎ぶりもさることながら、2,000人近い観客の笑い声と拍手に包まれ、大スクリーンで完成した映画を観るのはまさしく感無量」と喜びを語る。「とりわけリリー・ジェームズが持ち前の寛容な心で活き活きと演じる今回のシンデレラは、誰もが好きにならずにはいられない魅力的なキャラクターになっていると思います。それからとびきりロマンチックだというのも、この物語が愛され続ける理由の1つ。この映画にしても、そんなロマンチックな気分を存分に味わえる、セクシーで魅惑的な作品になっているはずですよ」と自信を見せた。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月16日累計発行部数1,000万部を突破した漫画『テラフォーマーズ』(集英社)が2016年公開に向けて実写化されることが決定し、三池崇史監督がメガホンを取ることが12日、明らかになった。原作は、2011年に漫画雑誌『ミラクルジャンプ』で連載を開始し、2012年には『週刊ヤングジャンプ』に移行。昨年7月から11月にかけて、人気キャラクターを主人公にしたスピンオフなど合計3作品が連載され、同年8月にはテレビアニメ化されるなど、多方面でその人気が広がっている。物語の舞台は西暦2599年。火星に苔とゴキブリを放ち、苔の黒さで太陽光を吸収させて人が住める環境へと人為的に変化させるテラフォーミング計画。その環境下で人型へと進化したゴキブリを駆除するために、15人の若者が地球から火星へと送り込まれた。"テラフォーマー"とは500年で急速に進化した"ゴキブリ"のことをさしている。撮影開始は5月中旬を予定しており、ロケ地やキャスト情報については順次発表される。三池監督は「『スゲー漫画』から『スゲー映画』が生まれることを証明しようと思う」と宣言し、「映画をナメたら火傷するぞ!」と自信満々に呼びかけている。一方、原作・原案担当の貴家悠氏は「映画になります…!! 母さん…『あんたの漫画ゴチャゴチャしてて全く何やってるのか分かんないけど、就職はいつすんの?』とはもう言わせません…映画になるんですよ、母さんッ!!!」と感激のコメント。作画担当の橘賢一氏は実写化の話に最初は驚きを隠せなかったものの、三池監督が手がけることを聞いて「ああ、これはいける…ッ!」と確信したという。
2015年02月12日ゴキブリが超進化する…という斬新な設定で連載当初から話題となったコミック「テラフォーマーズ」(集英社刊)が実写映画化されることが決定!三池崇史監督がメガホンを握り、2016年に公開することが明らかとなった。原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編で第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」では第2位を獲得し、現在11巻まで出版されている単行本の累計発行部数は1,000万部を突破している人気作だ。昨年には、テレビアニメ化&OVA化も果たしている。原作コミックでの物語は、火星のテラフォーミング(※人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること)用に放たれたゴキブリが人型へと進化…一方、地球では火星から飛来した未知のウイルスが蔓延する。そのワクチンを作るためウィルスのサンプルを手に入れようと、特殊な人体改造・MO手術を施された人間たちが火星で壮絶なバトルを繰り広げるSF作品だ。今回の実写映画化にあたり、原作の貴家悠さんは「映画になります…!! 母さん…『あんたの漫画ゴチャゴチャしてて全く何やってるのか分かんないけど、就職はいつすんの?』 とはもう言わせません…映画になるんですよ、母さんッ!!!」と喜びを爆発させる。一方、作画の橘賢一さんは「実写映画にしてもらえるかも、という話を聞いてはじめに出た言葉は『まじで!?』でした」とオファー当時をふり返る。「どういう風に実写映画にするのか…、僕にはまったく見当がつかなかったのです。しかし、メガホンをとるのが三池監督に決まり、『ああ、これはいける…ッ!』と直観しました」とすでに光明は見えたとコメントを寄せている。実写映画化にあたっては2年ほど前から準備を始めてきたそう。三池監督も「『スゲー漫画』から『スゲー映画』が生まれる事を証明しようと思う。映画をナメたら火傷するぞ!」と相当な気合いで臨む様子。ロケ地やキャスト情報などはまだベールに包まれているが、果たしてキャスティングは?火星に巣喰う人型ゴキブリ“テラフォーマー”は特殊メイクなのか、CGで描くのか?三池監督の手腕に注目が集まりそうだ。実写映画『テラフォーマーズ』は、5月中旬より撮影開始を予定、2016年に公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年02月12日俳優の神木隆之介と女優の門脇麦が映画『太陽』で共演することが11日、明らかになった。同映画は、劇作家・演出家 前川知大率いる劇団イキウメの舞台を実写化した作品で、夜にしか生きられない進化した人類と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類の間で起こる対立と融和を通し、"生きること"の意味を問う近未来ストーリー。バイオテロで人口が激減した二十一世紀初頭。ウィルス感染後も生き残り、抗体をもった新人類が生まれた。彼らは若く健康な肉体と高い知能を長く維持する一方で、紫外線に弱いため太陽光を避けて夜に活動する。彼らは自らを「ノクス」(夜に生きる存在)と呼ぶ。ノクスはウィルスに感染せず生き残った旧人類を「キュリオ」(=骨董)と呼び差別し、社会を掌握していた。神木は、キュリオの貧しい村に生まれ、自分の境遇を呪いながらノクス社会への憧れを隠そうともしない若者・奥寺鉄彦を演じ、門脇はノクスへの反感を糧に村の復興を担おうとする鉄彦の幼馴染・生田結を演じる。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』を手がけた入江悠が脚本・監督を務める。神木は「正直一回読んだだけでは、理解出来ないところも多々ありました」と作品の難解な世界観を感じたというが、「読めば読むほど深く考察出来る作品だなと思いました」とし、「鉄彦の周りの環境は恵まれていなかったり、彼自身心の中での葛藤があったと思います。ただ、今いる環境からいかに、自分で一歩を踏み出し、未来を創っていくか。という、希望感というのを消さずに演じました」と撮影を振り返る。門脇も「神木さんは生命力やタフさ、強さ優しさみたいなものがぎゅっと詰まった人だと勝手に思っています。年下なのですがお兄ちゃんのような存在でした」と神木の印象を語った。舞台が近未来という設定のため、特殊メイクを使用し、衣装にも工夫が施されており、門脇は「日に日に日焼けメイクや泥メイク、ボロボロの衣装が馴染んできている自分がいて、食べ物も気にせずこぼせますし居心地がとてもよかったです」とすっかり役に入り込んだ様子だ。遠藤日登思プロデューサーは「主人公、鉄彦と結は複雑で繊細な感情の変化を求められる役です。とにかく演技力が必要とされました。神木隆之介と門脇麦の二人は、同世代の中で、演技力が抜群に秀でているという点で理想のキャスティングだったと思います。2人の競演が実現したことがこの映画の大きなモチベーションとなりました」と起用理由を語っている。映画『太陽』は2016年公開。
2015年02月11日世界中のラブストーリーの原点として親しまれる物語を、ディズニーが新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズをヒロインに実写化した『シンデレラ』。このほど日本語吹き替え版の声優が発表され、シンデレラ役に高畑充希、プリンス役に城田優が決定!それぞれ熱意溢れるコメントが到着した。『アナと雪の女王』や『ベイマックス』などでも、日本語吹き替え版のクオリティが高いと映画ファンから好評を得ているディズニー映画。新作となる実写版『シンデレラ』でも、一体誰がどんな名演技を見せてくれるのか、ファンの間では期待が高まっていた。朝ドラ「ごちそうさん」以後も、『バンクーバーの朝日』『アオハライド』など、注目の若手女優として活躍し、まさに自身もシンデレラ・ストーリーを歩んでいるともいえる高畑さん。今回の声優決定に「シンデレラは“女性の永遠の憧れ”なので、期待の大きい役を任せていただき、なんて幸せなんだと思いました」と喜びを語った。「今回、私自身が抱いていたシンデレラとはまた少し違った新たなヒロイン像として登場するので、格好よく演じたいです」と、夢を叶えるために勇気を持って自らの意思で行動する、現代にふさわしい新たなヒロインを演じるにあたって意気込み十分のコメントを寄せた。一方、父親である王と国を想う気持ちを胸に秘め、知的で奔放なシンデレラに惹かれ、すべてを受け入れようとする器の大きいプリンス役を演じるのは、城田さん。実は去年から声優にも挑戦したいと思っていたと明かし、世界で最も有名なプリンス像の表現に対し「みなさんのイメージに出てくるプリンスのベースになりうる人物像だと思うので、非常にドキドキしています」と、ディズニー映画出演に対する喜びと、そのプレッシャーに複雑な心境を語る。とはいえ、「プリンスの繊細な心の動きまできちんと描きたい。何よりも観ている方に“素敵だな”と思ってもらえるような王子様の声を演じたいです。ぜひ楽しみにしてください!」と力強く語る城田さん。こちらもファンの期待にばっちり応えてくれそうだ。今回のふたりの抜擢にあたり、ディズニーは「映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する注目の役者で、非常に高い演技力がある高畑さんは、シンデレラの持つ純粋さや透明感、勇気や芯の強さがぴったり合っている。城田さんは、プリンスの雰囲気と外見はもちろん、優しさと誠実さを持つ今回のプリンスのイメージに重なり、オファーさせていただいた」と絶賛し、全幅の信頼を寄せている様子。いつの時代も観客に夢や希望を与え続けてきたディズニーがその伝統を引き継ぎながら、ただ運命の人を待つだけはない、自ら運命を切り開く新しいヒロインを描く奇跡の愛の物語『シンデレラ』。日本語吹き替え版での高畑さん、城田さんの熱演を楽しみにしていて。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日2005年に46歳の若さでこの世を去った漫画家・杉浦日向子さんの『合葬』が、主演に柳楽優弥と瀬戸康史を迎えて初めて実写映画化されることが10日、明らかになった。映画は来年秋の公開を予定している。『合葬』は『月刊漫画ガロ』(青林堂)で連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した人気漫画。杉浦さんは1980年代の「江戸ブーム」を牽引し、数々の名作を残した。中でも、同作は評価が高く、幕府の解体に反対し、最後まで戦った「彰義隊」をテーマに、そこに参加した3人の若者の数奇な運命を描いている。映画『天然コケッコー』(2007年)や連続テレビ小説『カーネーション』(2011年)などを手掛けた脚本家・渡辺あやが、映画脚本としては4年ぶりに担当。その渡辺が「新進気鋭の逸材」と評した小林達夫監督がメガホンを取る。柳楽演じる秋津極は、悌二郎(岡山天音)の妹との婚約を破談にし、彰義隊へ入隊。クールな物腰の反面、主君・徳川慶喜に対して熱い忠誠心を抱いている。柳楽は本作について「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました」と実感。「粋な人生を生き抜いた『極』という役を演じることができて幸せでした」と俳優としての喜びを語った。一方、瀬戸演じる吉森柾之助は、極、悌二郎の幼なじみで、養子先の笠井家を追い出され、行くあてもないまま彰義隊へ入る役どころ。原作の魅力を「杉浦日向子さんの作品は、"萌え"と"燃え"が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」と説明し、「作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代にあらがった人物なんだという、僕なりの答えが見つかった」とこちらも歴史の重みを再認識していた。
2014年12月10日杉浦日向子の傑作漫画『合葬』が柳楽優弥と瀬戸康史の主演で実写映画化されることが発表された。『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ『カーネーション』の渡辺あやが脚本を手がけ、新鋭・小林達夫がメガホンをとる。その他の情報本作の原作は、伝説の漫画雑誌、月刊漫画ガロに連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の傑作漫画。江戸幕府が終わった慶応4年を舞台に、婚約を破棄して彰義隊へ入隊した秋津極と、極の婚約者の兄・福原悌二郎(岡山天音)、極の幼なじみで養子先を追い出されて彰義隊に入った吉森柾之助の運命を描く。彰義隊は江戸の治安維持を受けていた舞台で、最終的には新政府に敗れて解散した。極を演じる柳楽は「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました。粋な人生を生き抜いた“極”という役を演じることができて幸せでした」と言い、瀬戸は「僕が演じた柾之助はあっけらかんとした性格で、僕が思い描いていた“武士”とは全く違っていた。ものすごく純粋で不器用だ。作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代に抗った人物なんだという、僕なりの答えが見つかった。杉浦日向子さんの作品は、“萌え”と“燃え”が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」とコメント。瀬戸麻理子プロデューサーは「『合葬』に描かれているのは、時代に翻弄された、今と変わらぬ普通の若者の青春そのものです。時代劇という形を取ってはいますが、青春映画として観ていただければ嬉しく思います」と語っている。『合葬』2015年秋、全国ロードショー
2014年12月10日ディズニーが贈る、誰もが知る物語の実写化『シンデレラ』。先日、初のビジュアルが解禁となり話題を呼んだばかりだが、このほど、2014年を代表する大ヒット作『アナと雪の女王』の最新作となる短編映画『フローズン・フィーバー』(原題)が、2015年4月25日より本作と同時上映されることが決定した。世界中のラブストーリーの原点であり、すべての女性に捧げるラブストーリーの頂点『シンデレラ』。今回、ディズニー初の実写化となった本作をはじめ、『白雪姫』『リトル・マーメイド』『美女と野獣』と、これまでディズニーは童話原作の映像化をその時代に合わせてストーリー設計し、新しいキャラクターとして世に送り出してきた。そして、主題歌「Let It Go」を始め、いまもなお日本を席巻している『アナと雪の女王』。後者では、“ありのまま”を受け入れ、殻を破って自由に生きようとするヒロイン、エルサの姿が多くの現代女性の共感を得た。もちろん最新作『シンデレラ』でも、そのメッセージ性は受け継がれており、ただ運命の王子さまを待っているのではなく、自らの手で勇気を持って運命を切り開くヒロイン像が描かれている。いつの時代も、観る者に夢や希望を与え続けてきたディズニーが贈る新たなヒロインが、今回は実写とアニメーションという豪華2本立てで楽しめるというわけだ。さらに、魅力あるキャラクターをより際立たせ、ロマンチックに演出してくれるのが、実力派スタッフ陣。『シンデレラ』のメガホンをとるのは、監督・俳優としてその才能を惜しみなく発揮しているケネス・ブラナー。『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など、シェイクスピア作品を扱ったものを多く手がけてきただけに、華々しい“宮廷”という独特の世界の描写はお手のものだ。また、衣装デザインには『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』『ヴィクトリア女王世紀の愛』とアカデミー賞「衣裳デザイン賞」を3度も受賞しているサンディ・パウエル、プロダクション・デザイナーには『アビエイター』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理容師』『ヒューゴの不思議な発明』と、こちらもアカデミー賞「美術賞」を3度受賞しているダンテ・フェレッティが担当する。そして、シンデレラ役に大抜擢されたのは、新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズ。悪名高き継母にはアカデミー賞女優のケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役にはヘレナ・ボナム=カーターと、実力派スター女優たちがしっかり脇を固めている。一方、『フローズン・フィーバー』のほうは、オリジナルキャスト&スタッフ陣が再集結するとあって、こちらも期待が高まるところだ。ディズニーが総力を結集し実写映画化する『シンデレラ』、そして日本で歴史を作った『アナと雪の女王』の最新作。待望の新たな名作の日本上陸を楽しみにしていて。実写版『シンデレラ』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王 2014年3月14日より2D/3Dで同時公開(C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2014年12月04日「Hey!Say!JUMP」の山田涼介を主演に迎え、2012年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載され大きな話題を呼んだ人気コミックを実写化した映画『暗殺教室』。フレッシュな俳優陣の出演が続々と決定する中、このほど“天使すぎる”アイドルとして今年注目を集めてきた橋本環奈が、“ロボット”役で出演することが明らかになり、劇中で披露するというナースや女教師姿のビジュアルが公開された。本作は、進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組に、地球を破壊することを宣言する謎のタコ型超生物が担任として現れ、その生物(通称・殺せんせー)の暗殺任務を秘密裏に託された生徒たちの死闘を描いたもの。今回、橋本さんが演じるのは、3年E組の転校生暗殺者・自律思考固定砲台(通称・律)。最新の軍事技術を集めて作られた自己進化する人工知能を搭載しており、「生徒に危害を加えない」という殺せんせーとの契約を逆手に防衛省から生徒として派遣された新型兵器だ。原作ファンだという橋本さんは、「原作のマンガは全巻持っている程大好きな作品だったので、出演のオファーをいただいたときは本当にびっくりしました。しかも“律”役ということで、不安もあったんですが劇中では、制服姿や体操服姿だけではなく、普段着ることのない、ナースや女教師の衣裳も着られてとても楽しかったです。3年E組の二次元アイドルとして、張り切って殺せんせーを攻撃しましたので、“律”の暴れっぷりを是非、劇場でご覧ください!」と存分にロボット役を楽しんで演じたよう。本作のプロデューサーは、「人工知能でありながら、抜群のかわいらしさも持つ“律”という特異なキャラクターを演じるのは完璧さと可愛らしさを併せ持つ奇跡的な存在感を持つ人でなくてはいけませんでした。実際お会いした橋本環奈さんのオーラは想像以上で撮影を通じ、律というキャラクターに生命が吹き込まれていくのを感じ、身震いしました」と絶賛!主演の山田さんを始め、菅田将暉、優希美青らが集結する3年E組の生徒たちや、烏間先生(椎名桔平)、“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチ(知英)、堀部イトナ(加藤清史郎)、体育教師・鷹岡明(高嶋政伸)と個性的なキャラクターが集まる本作。その中でも原作ファンから「可愛い」と人気の“律”をどのように橋本さんは演じるのか。“天使すぎる”自律思考固定砲台に注目したい。実写映画『暗殺教室』は2015年3月21日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日2014年を代表する記録的大ヒットとなった『アナと雪の女王』『マレフィセント』のディズニーが、誰もが知るあのラブストーリーを実写化する『シンデレラ』。このたび、日本公開が2015年4月25日(土)に決定し、併せて解禁された第1弾ビジュアルを世界的女流写真家のアニー・リーボヴィッツが撮り下ろしていることが判明した。『リトル・マーメイド』『美女と野獣』など不朽の名作を始め、近年では単なる男女のロマンスに留まらないスケールの大きな物語を描き、ファンを魅了しているディズニー・スタジオ。注目の新作『シンデレラ』はディズニーが総力を結集し、珠玉のラブストーリーとして世に送り出す実写作品だ。今回、解禁となったファーストビジュアルで、色鮮やかなブルーのドレスを身にまとい、初々しくも気品あふれるプリンセス姿を披露しているのは、主演のリリー・ジェームズ。ドレスの裾から覗く“ガラスの靴”もとても印象的で、思わず目が吸い寄せられてしまう。いまにも動き出しそうな躍動感があふれる本ビジュアルだが、この撮影を担当したのは世界的写真家、アニー・リーボヴィッツ。アニーといえば、全裸のジョン・レノンと妻オノ・ヨーコの愛に満ちた写真を手掛けたことでも知られ、ジョニー・デップやスカーレット・ヨハンソンといった世界中のセレブも信頼を置く写真家。彼女とのコラボが実現したビジュアルは、『シンデレラ』が持つドラマ性を一層引き立て、独特な世界観を醸し出す魅力的な仕上がりとなっている。美しきプリンセスとして映し出されているリリー・ジェームズは、英国の大人気ドラマ「ダウントン・アビー」のレディー・ローズ・マクレア役で人気に火がついた新進気鋭の若手女優で、今回の大抜擢はまさに“現代のシンデレラ”そのもの。継母役のケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム・カーターといった名女優たちを相手に、自らの勇気と優しさで奇跡を巻き起こす、リリー演じる現代的なヒロイン像には世界中の注目が集まっている。古くから愛され色褪せることのないラブストーリー『シンデレラ』。後世に語り継がれるであろう、ディズニーの新たな名作に出会える日をいまから楽しみにしていて。実写版『シンデレラ』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日「月刊フラワーズ」(小学館刊)にて連載中の吉田秋生によるベストセラー・コミックスを、『そして父になる』の是枝裕和監督が実写化する『海街diary』。綾瀬はるか(長女)、長澤まさみ(次女)、夏帆(三女)、広瀬すず(四女/異母妹)が“四姉妹”を務めることで話題の本作から、四人姉妹が揃ったビジュアルが公開された。鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。長い間疎遠になっていた父の葬儀のため、山形に向かった3人はそこで異母妹・すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿を見て、長女・幸は別れ際に「すずちゃん…鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」と提案するのだが――。今回公開されたビジュアルには、綾瀬さん、長澤さん、夏帆さん、広瀬さんの四姉妹が海辺で仲睦まじく並び、遠くを見つめる姿が写し出されている。彼女たちの見つめる先には一体何があるのか…?キャストには、幸、佳乃、千佳と離れて暮らす実母・都役に抜擢された大竹しのぶを始め、看護師の長女・幸が働く市民病院の小児科医で、別居中の妻がいながらも幸と心を寄せ合う椎名和也役にはNHK連続ドラマ「マッサン」で個性的なキャラクターを好演する堤真一。次女の佳乃が働く信用金庫の上司・坂下美海役に加瀬亮、4姉妹が住む鎌倉にある飲食店「海猫食堂」の店主・二ノ宮さち子役にはベテラン女優の風吹ジュン、山猫亭の店主・福田仙一役にはリリー・フランキーと実力派俳優陣が脇を固める。さらに、「まえだまえだ」の弟・前田旺志郎、鈴木亮平、「レキシ」の池田貴史、「MEN’S NON-NO」専属モデルの坂口健太郎とフレッシュな俳優たちも集結。それぞれがどんな掛け合いを見せるのか、注目が集まりそうだ。『海街diary』は2015年6月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日三浦春馬主演で実写化され、2015年夏に前後編の2部構成で公開が予定されている映画『進撃の巨人』の配役の発表に合わせて、各キャラクターのイメージビジュアルが一斉に公開された。発表された出演陣は、主人公・エレンを三浦、ミカサを水原希子、アルミンを本郷奏多、ジャンを三浦貴大、サシャを桜庭ななみ、ハンジを石原さとみが担当。そして、映画オリジナルキャラクターとして、シキシマを長谷川博己、サンナギを松尾諭、フクシを渡部秀、ヒアナを水崎綾女、リルを武田梨奈、ソウダをピエール瀧、クバルを國村隼が演じる。公開されたイメージビジュアルは各キャラクターに用意され、エレンは「自由を求める者」、シキシマは「人類最強の男」、ミカサは「戦場を舞う女神」、アルミンは「心優しき賢者」などそれぞれにコピーが添えられている。新キャラクターは、原作者の諫山創氏や樋口監督らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの"ハイブリット化"を目指した結果であるという。本作の佐藤善宏プロデューサーは、配役について「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」と配役について明かしている。また、諫山氏は、出演陣が一堂に会した軍事訓練の撮影を見て、衣装や出演陣に太鼓判を押しているという。これらイメージビジュアルは、11月28日~2015年1月25日の期間で東京・上野の森美術館で開催される「進撃の巨人展」にて展示される予定。コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山氏が連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、監督に樋口真嗣氏を迎え、脚本に渡辺雄介氏と町山智浩氏を迎えて制作。巨人のいる世界とその世界に抗う若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画オリジナルの要素も盛り込まれている。また、本作の音楽を『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズで知られる鷺巣詩郎氏、扮装統括を『キューティーハニー』や『寄生獣』などのビジュアルディレクターで知られる柘植伊佐夫氏が担当。立体機動装置や兵士の衣裳の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティー溢れる見事な世界観を創りあげているという。(C)諫山創/講談社
2014年11月20日2015年の夏に前後篇2部として映画化される、諫山創・原作の実写版『進撃の巨人』。このほど13人のキャストたちの各役名とキャラクタービジュアルが公開されたが、原作ファンの中も1、2争う人気キャラクター“リヴァイ”の名はなかった。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、いま再び壁が破られる――。今回発表された情報では、三浦春馬が主人公・エレン役となることを始め、ミカサ役には水原希子、アルミン役に本郷奏多、ハンジ役には石原さとみ、さらに國村隼やピエール瀧が原作にはない新キャラクターを演じることも明らかとなった。キャストのみが発表された際のコメントで、「私の役は…まだ多くを語れませんが、最強の男」と語ったことから、リヴァイ役は長谷川さんなのでは?という憶測が飛び交ったが、今回の発表で長谷川さんが演じる役は映画版新キャラクターとなる“シキシマ”となることが判明した。今回の発表の中では各キャラクターを表すキャッチコピーも同時に発表されたが、長谷川さんの演じるシキシマに付けられたのは“人類「最強」の男”。原作でリヴァイが“人類最強の兵士”と呼ばれていることから、近しいキャラクターになるのでは…と予想される。新たに生み出されたキャラクターは、長谷川さん演じるシキシマを始め、ピエール瀧はソウダ(嘆きの先導者)、國村隼はクバル(「闇」を統べる者)、武田梨奈はリル(愛に生きる本能)、松尾諭はサンナギ(慈愛深き豪傑)、渡部秀はフクシ(悲しみの守護星)、水崎綾女はヒアナ(勇猛なる母性)と今回だけで7人。<現在公開可能な情報>として配給元の東宝が公開した資料によると、「これは原作者・諌山氏や樋口真嗣監督、脚本家が実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの“ハイブリット化”を目指した結果である」との解説がなされている。このシキシマなる男――公開されたキャラクタービジュアルでは、眼光鋭くこちらを見つめる長谷川さんの姿と共に、「真実を、疑え。」という言葉が隣に添えられているが、果たしてどんなキャラクターとなるのか?原作ファンからどんなリアクションが返ってくるのかにも、注目が集まるところだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日2015年の夏に前後篇2部として映画化される、諫山創・原作の実写版『進撃の巨人』。このほど13人のキャストたちの各役名とキャラクタービジュアルが公開され、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍を見せる若手実力派俳優・本郷奏多がアルミン役を演じることが明らかとなった。これに併せ、シネマカフェは本郷さんの独占コメントを入手した。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、再び壁が破られる――。今回、配給元の東宝から<現在公開可能な情報>として発表された役名とキャラクタービジュアル。三浦春馬が主人公・エレン役となることを始め、ミカサ役には水原希子、ハンジ役には石原さとみ、さらに長谷川博己やピエール瀧が原作にはない新キャラクターを演じることも明らかとなった。そんな錚々たる俳優たちの中で、エレンとミカサの幼馴染であり、物語を大きく左右するであろうキャラクターとなる“アルミン”を演じることとなる本郷さん。原作では、身体能力は高くないものの聡明な頭脳で作戦や軍略に秀でた知的キャラクターだ。今回、役名&キャラクタービジュアルと共に公開されたキャッチコピーでも「心優しき賢者」となっており、原作に沿ったキャラクターであることが予想される。本郷さんは今回のアルミン役について「初めてお話をいただいたときは、本当に僕がアルミン!?と思いました。『進撃の巨人』が実写映画化すると知ったときから、自分がもし出れるならあの役がいいなと勝手に想像していたキャラがいたので(笑)」と予想外の大抜擢だったという。さらにアルミン自身のキャラクターについては「一見弱々しい少年ですが、いざという時には勇敢な判断を下すことができる芯の強い人間です。ある程度全体を動かしていく重要なポジションでもありますし、やり甲斐のある役をいただけたことがとにかく嬉しかったです」と語る。また、撮影はすでに今年の8月に終了しており、その際の役作りについては「演じるにあたり全体的に、実写ならではのリアルな心情表現というよりはエンターテイメント寄りの表現方法を用いて演じました。オーバーにということではないけど、リアクションは大きく分かりやすさを大切に。巨人と同じ画の中にいると人間はどうしても小さくなってしまうので、身体全体を使って機敏に動くことは映像的にも効果があったと思います」とアルミンさながらの分析力を発揮していたようだ。公開されたキャラクタービジュアルでは、雨の中で何かを見つめるような視線を放つ本郷さんの姿と共に「使命を、果たせ。」という言葉が添えられているが、果たして彼の“使命”とは何を意味するのか?今後、更なる続報に注目が集まりそうだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日先週末に公開を迎え、大ヒット中のフランス発の実写版『美女と野獣』。ヒロインの美女を若手女優レア・セドゥが、そして野獣には『ブラック・スワン』などで知られる色男ヴァンサン・カッセルが演じているが、もしも“日本で実写化”するなら…?公開前に行われた試写会で観客たちにアンケート調査を行った。本作の主人公は、父の身代わりに野獣の城に囚われの身となった美しい娘・ベル。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しなかった。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい瞳の存在に気づき始めるのだが…という誰もが知る不朽のファンタジーに新解釈を加えた物語が展開する。この日のアンケートで、8割以上の観客が「面白かった」と答えたフランス版『美女と野獣』。さて、いよいよ本題。日本で実写化するならば、誰で観たいか?まずは、本作のヒロインにして絶世の美女“ベル”役を演じてほしい女優から。先に、ベルのキャラクターとしての要素を挙げるならば、まずはタイトルにもある“美女”であること。さらに、高貴な家柄に生まれながら天真爛漫かつ純粋という、ヒロインとしてはほぼパーフェクトな女性だ。本作でベルを演じたレア・セドゥは、その美貌も去ることながら、大叔父がフランスの映画会社のCEOだったりと家柄も文句のつけようもないくらい、ベルそのもの。では日本では――調査の結果、第1位には綾瀬はるか、第2位には石原さとみ、第3位は北川景子がランクインした。“美女&性格”という意味でも、かなりイメージに近い女優陣が並ぶ結果となったのではないだろうか。一方、“野獣”役を演じてほしい俳優も調査。ベル同様にキャラクターとしての要素を挙げるならば、見た目はまさに“肉食系”、しかしその中身はこじらせ系男子というギャップがポイントとなる。実際にランクインした面々を見てみると――第1位に伊藤英明、第2位に小栗旬、第3位は竹野内豊という結果に。第1位の見た目も中身も肉食系の伊藤さんを筆頭に、男らしい俳優たちがずらりと並ぶが、女優陣との違いは、それぞれのイメージが大きく違うことだろう。小栗さんは優しく引っ張ってくれそうであり、竹野内さんは寄り添うようなイメージが強い。ちなみに、第4位には王子様系の松本潤(嵐)がランクインしており、全体的というよりかは、各ポイントで見た際に、“野獣”のキャラクターに当てはまるといった感じだ。日本でも漫画や小説などを実写化した映画作品が近年増える傾向にあるが、そのラインナップに『美女と野獣』が加わる日が来るだろうか?まずは、フランス実写版『美女と野獣』をご堪能あれ。『美女と野獣』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年11月06日