アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、都内で行われた主演映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。舞台挨拶には、弟・アルのCG代役と声を担当した若手俳優の水石が「僕も来ちゃった!」と、鎧のお面をかぶってサプライズ登場。「アル!」と嬉しそうな山田だったが、「翼ちゃん、小さい声で『おっきいね』っていうのやめてくれる? みなさんもう感じてるんです。この身長差を」と憮然とした様子を見せた。水石が、原作の荒川弘が描いた、映画オリジナルのシーンの生原稿をを山田に手渡すと、山田は「うわ、これやばい!」と大興奮。さらに、荒川からのメッセージが読み上げられ、山田は「これ以上ない幸せだなって感じてますね」と喜んだ。「もともと原作ファンの自分が出させていただくだけで嬉しかったのに、自分がやったワンシーンを描いていただけるなんて」と感激する山田は「これはもう、家宝ですよね」としみじみ。「コメントにもユーモアがありますし、本当に素敵な先生だと思います」と感謝した。○荒川弘コメントメディアミックスを色々経験してきた鋼の錬金術師ですが、このたびなんと実写映画を作っていただきました。また新しい鋼が見られることが単純に嬉しいです! ありがとうございます!!脚本は原作の中のターニングポイントとなるエピソードをこれでもかというくらい濃縮して詰め込んで、それをこれまた濃い役者さん達に演じていただきました。二時間ちょっとの尺の中で息つく間もなく翻弄されるエルリック兄弟達を応援したり心配したり…あ、大佐は心配してないです。今回、大佐は強すぎかっこよすぎです。とにかく役者さん達の熱演好演怪演が楽しかったので、このあと皆さんが出演されている他の映画も見て貢献せねばと思いました。まずは探偵はbarにいる3ですかね! あ、いや、これは他の配給会社か。ライバルか。このコメントカットされるかな(笑)。また、撮影スタッフさんで「鋼読んでました!」「アニメ見てました!」という方が非常に多くて驚きました。昔読者さんだった少年少女達が大人になり、今こうして新たな鋼の錬金術師を作り上げ私の前に現れたのかと思うと胸が熱くなります!監督、キャストさんはもちろん、制作スタッフの皆様にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
2017年12月02日今夏、全国公開されたスタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』。現在、韓国にて開催中の第22回釜山国際映画祭(BIFF)でも上映された本作で、主人公メアリ役を演じた女優の杉咲花が、今後アジアでの活躍が期待される俳優に贈られる「marie claire Asia Star Awards」の「フェイス・オブ・アジア賞」を受賞した。『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が杉咲さん、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかりら豪華俳優陣をキャストに迎え、禁断の“魔女の花”をめぐる物語を描いた本作。現在開催中の第22回釜山国際映画祭(BIFF)ではワイド・アングル部門のアニメーション・ショーケースにて招待を受け、米林監督、プロデューサーの西村義明、そして杉咲さんが参加していた。北米はじめ世界公開が決まっている本作は、韓国の劇場公開(配給:CJ E&M)は12月を予定しており、10月13日にはソヒャンシアターセンタムシティーにてプレミア上映された。米林監督は「韓国で今日が初めてお客さんに観てもらう機会だと聞きました。皆さんの反応が楽しみです。メアリは韓国のアニメーターにも沢山助けてもらいました。優秀でとても感謝しています。12月に公開になると聞いていますが、多くの人々に見ていただけることを願っています」とコメントし、大きな反響を受けていた。そして、このたびメアリ役で参加した杉咲さんに、「marie claire Asia Star Awards」の「フェイス・オブ・アジア賞」が授与。同アワードは、釜山国際映画祭とファッションマガジン「marie claire」共同主催のイベントで、アジア映画界で最も注目される俳優を紹介するグローバルな授賞式での快挙となった。杉咲さんは、「私が大好きな『メアリと魔女の花』という作品で、この映画祭に参加させていただいたことが出来てすごく光栄に思っています。私はアジアの作品が大好きなので、ここに来れたことも幸せですし、いつかチャンスがあれば作品に参加できるように、これからももっと頑張っていきたいと思います」と喜びを表現、「本当にありがとうございました。カムサハムニダ」と韓国語でも感謝を述べていた。『メアリと魔女の花』は全国にて公開中。「釜山国際映画祭2017」は10月21日(土)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年10月16日東野圭吾ベストセラー小説『マスカレード・ホテル』が実写映画化。主演に木村拓哉、ヒロインに長澤まさみを迎えた映画『マスカレード・ホテル』が、2019年1月18日(金)に公開となる。原作は東野圭吾ベストセラー小説原作は、東野圭吾作品の中でも人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作。東京都内で続いた3件の殺人事件。現場にはいずれも不可解な数字が残されており、予告連続殺人の可能性があると捜査が始まる。次なる事件現場として候補に挙がったのは、高級ホテル・コルテシア東京。潜入捜査に踏み込んだ視庁捜査一課の刑事が、次々と現れる素性の知れない宿泊客の“仮面(=マスカレード)”を剥がそうと奮闘する。木村拓哉×長澤まさみ連続殺人を暴く、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介役には木村拓哉。検事、総理大臣、天才外科医など数々の職業を演じてきた木村拓哉が初の刑事役に挑む。木村は、本作が東野圭吾作品初出演となるそう。コルテシア東京に勤務し、新田の教育係に任命されるフロントクラーク・山岸尚美役には長澤まさみ。宿泊客の“仮面”を剥がそうとする新田と、“仮面”を守ろうとする長澤まさみ演じるホテルマンとの掛け合いが見物となる。豪華キャストが集結木村演じる新田浩介と同じ刑事役には、『コンフィデンスマンJP the movie』『カツベン!(仮)』の公開も控える小日向文世、梶原善、泉澤祐希、篠井英介、渡部篤郎。長澤演じる山岸尚美と同じホテルマンには、石川恋、東根作寿英、鶴見辰吾、石橋凌。さらに、ホテルを訪れる素性の知れない宿泊客には、『食べる女』に出演した前田敦子、勝地涼、濱田岳、笹野高史、髙嶋政宏、菜々緒、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、生瀬勝久、『峠 最後のサムライ』への出演が決定している松たか子と、豪華俳優陣らが集結した。監督は岡田道尚監督は、「HERO」シリーズ、映画『本能寺ホテル』を手掛けた鈴木雅之、そして脚本には、「ライアーゲーム」シリーズや『信長協奏曲』の岡田道尚を起用。シリーズ累計275万部突破の東野圭吾の人気原作を木村拓哉・長澤まさみがどう演じるのか。公開が待ち遠しい。ストーリー都内で起こった3件の殺人事件。すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行場所を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突きとめる。しかし犯人への手掛かりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うこととなる。そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。次々と現れる素性の知れない宿泊客たちを前に「犯人逮捕が第一優先」の刑事として利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、「お客様の安全が第一優先」のホテルマンとして利用客の“仮面”を守ろうとする尚美はまさに水と油。お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。そんな中、事件は急展開を迎える。追い込まれていく警察とホテル。果たして謎の真犯人の正体とは・・・。【作品情報】映画『マスカレード・ホテル』公開日:2019年1月18日(金)全国東宝系にて公開出演:木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、菜々緒、生瀬勝久、松たか子、石橋凌、渡部篤郎ほか監督:鈴木雅之脚本:岡田道尚原作:東野圭吾「マスカレード・ホテル」(集英社文庫刊)配給:東宝(株)
2017年10月15日TVアニメ「いぬやしき」のプレミア先行上映会が10月5日(木)、都内にて行われ、声の出演を果たした小日向文世、村上虹郎、本郷奏多と薮田修平監督らが登壇した。本郷さんは、来年公開の実写映画『いぬやしき』でも同じ安堂直行役を演じるが、「アニメ、映画という公開順ですけど撮影は逆で、去年夏に実写を撮っていました。どうやらアニメ化のキャスティングがまだだと聞いたので、現場で偉そうな人の前でずっと『アニメ出たいな~』って言っていたら、たまたま出させてもらった」と、ちゃっかり売り込んでいたと自白。ともに登壇した松尾拓プロデューサーに「声は届いていましたね」と告げられると、「よっしゃ!1個、仕事ゲットしましたね」とニヤリと笑みを浮かべていた。代表作「GANTZ」などで知られる奥浩哉による同名漫画のTVアニメ化となった「いぬやしき」。UFOの墜落に巻き込まれ、機械の身体となった定年を間近に迎えるサラリーマン・犬屋敷壱郎(小日向さん)と、高校生の獅子神皓(村上さん)が、人間を遥かに超越する力を手に入れる。生きている実感を得るため、強大な力を思うがまま使う獅子神と、獅子神によって傷つけられた人々を救う犬屋敷という対照的なふたりによる、善と悪が描かれる。原作を読んでアフレコに臨んだという小日向さんは、最初に読んだときに「正直『何てしょぼいおじさんなんだろう!』と。とても58歳に見えなくて、70代後半かなって。僕の実年齢が63歳なんですよ」と話し始めたが、「よく見ると、僕も最近おじいちゃんに近づいているなって…。オファーがきたときに光栄なんですけど、役が来たのは、しょぼさとか毛の薄さとか、そういうことなのかなって(笑)」と、自己分析。「一番心配なのは自分の声でした。ちょっと怖いような、ドキドキしたような…」と小日向さんが原作ファンの反応が気になるという心中を明かせば、村上さんも「ドキドキしましたね」と同意した。すると、1&2話を観終わった観客から温かい拍手が贈られた。もし自分たちが主人公らと同じ力を手に入れたら…という話題になると、村上さんは、「気まぐれに人を助ける日もあれば、宇宙にも行けるから、とりあえず宇宙まで飛びに行きます!」と願望を話した。一方、小日向さんは「たぶん即、役者を辞めて世界中を飛び回って、不治の病の人たちを助けます。役者、やっている暇ないです」と演じた犬屋敷さながらの正義感をかざした。納得の表情で聞いていた本郷さんは、「小日向さんのお話を聞いて感動したので、僕も世界中の人を助けてあげます。…まあ、しっかりお金をもらいますけどね。こっちも商売ですから。(金額は)すっごい足元を見ますね」と、しっかりとオチをつけて話していた。また、エンディング・テーマ「愛を教えてくれた君へ」を担当する「Qaijff(クアイフ)」によるライブもサプライズで行われた。TVアニメ「いぬやしき」は10月12日(木)より毎週木曜日深夜24時55分~フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送(※初回放送は25時20分から)。Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信。(cinamacafe.net)
2017年10月05日山田涼介演じる主人公エドの弟アルの声を、新人俳優の水石亜飛夢が務めることが先日発表された『鋼の錬金術師』。このほど、MISIAが手がける主題歌も入った待望の本予告がお披露目!さらに、オールスターキャスト勢揃いのWEB版ポスターとともに、原作者・荒川弘とアニメ版でエドの声を務めた朴ロ美、アルの声を担当した釘宮理恵からの絶賛コメントも到着した。10月25日(土)より開催されるアジア最大級の映画の祭典「第30回東京国際映画祭」にて、邦画としては10年ぶりにオープニングを飾り、世界で初めての公式上映(ワールドプレミア)が決定している本作。しかも、日本のコミックが原作の映画がオープニングとして上映されるのは史上初めて。また、IMAX&4DX上映も決定し、邦画最大級規模のスクリーン数で公開されることも決定している。解禁された本予告では、MISIAさんによる書き下ろしの壮大な主題歌「君のそばにいるよ」と共に、エド(山田さん)とアル(水石さん)兄弟が失った身体を取り戻すために絶対に必要な“賢者の石”を探す旅が描かれていく。オートメイル(機械鎧)技師として、エドとアルの兄弟を心身両面から支える幼なじみのウィンリィ役の本田翼、「焔の錬金術師」と畏怖されているマスタング大佐役のディーン・フジオカ、ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子、エドたちを優しい眼差しで見守る友情と家族愛に満ちたヒューズ中佐役の佐藤隆太が次々登場。キメラ(合成獣)研究の権威として知られる「綴命(ていめい)の錬金術師」と呼ばれるタッカー役の大泉洋、エドたち兄弟の手助けをするハクロ大佐役の小日向文世の姿もあり、衝撃のキメラも一瞬、映り込んでいる。そして、“賢者の石”の存在を知ったエドに、「色欲」の名を持つ美しい女性の姿をしたホムンクルス(人造人間)のラスト役・松雪泰子が「鋼の坊や」と語りかけ、エンヴィー役の本郷奏多、グラトニー役の内山信二といった“再現度高い”面々が襲い掛かる場面も!さらには、弟アルが「この空っぽの身体で何を信じればいいんだよ!」と肉体を持たない自身の存在についての悲痛な思いをエドにぶつけ、ウィンリィがそんな兄弟の姿を見て涙するシーンも収められている。“賢者の石”の秘密、渦巻く恐大な陰謀とは?エドとアルに待ち受ける壮絶な運命を、まずはここから確かめてみてほしい。<コメント全文>■曽利文彦(監督)この映画には描くべきテーマがありました。伝えたい絆がありました。笑ったり、泣いたり、驚いたりの連続ではありますが、ご覧いただいた後に皆様に何か少しでも心に残るものがあればこの上ない喜びです。運命や自然の残酷さが容赦なく襲いかかりますが、それに屈することのない兄弟の力強い物語を最高のキャスト、最高のスタッフで撮り上げました。ぜひぜひお楽しみください。■荒川弘(原作)観た瞬間、「エドがいる!」って驚いて、冒頭からアクション全開で一気に世界観に引き込まれました。この物語を1本の映画にまとめるために大変苦労をされたと思いますが、原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で原作ファンの皆さんにも「こう来たか!こう来たか!」って、全編飽きることなく、楽しんでいただけると思います。そして山田涼介くんが、エドが背負った罪を見事に表現されている。エドとアルの兄弟は、壮大な旅の中でどんな選択をするのか。エンドロールできっと、涙が溢れてくると思います。純粋に楽しかった。自分でマンガを描いておいて何ですが(笑)■朴ロ美(アニメ「鋼の錬金術師」エド役声優)ここに新たな「鋼の錬金術師」が誕生した…と胸が震えるほどに、実写版としての魅力に溢れていました。あのエド、アル、ウィンリィが、「ハガレン」のキャラクターたちが間違いなくスクリーンの中にいました。そして曽利監督の凄まじいまでのCGアクションが「ハガレン」の世界観を鮮やかに色づかせていました。とにかく観てほしい!いまの、この気持ちを感じてほしいです。■釘宮理恵(アニメ「鋼の錬金術師」アル役声優)とてもとても感動しました。新たな「鋼の錬金術師」ですが、よく知っている懐かしい「鋼の錬金術師」でもあり、作品世界を現実のようにリアルに身近に感じ、夢中になって観させていただきました。観終わった後の充実した気持ち、私の中にも本作への愛がしっかりある、という不思議な確信。色々な気持ちが溢れてきて、いつも応援して下さっている皆様と分かち合いたいな、と思いました。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月04日「オーランドー」の公開フォトコール及び囲み取材が、9月23日(土)の舞台初日に先がけて、9月21日に執り行われた。舞台「オーランドー」チケット情報公開フォトコール(舞台本編の一部の上演)では、舞台序盤のシーンを公開。広々とした舞台上に、主演のオーランドーを演じる多部未華子がぽつりと現れた後、すぐさまコーラス(コロスと同義)の役割を担う小日向文世、戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹らのそうそうたる役者陣が揃い踏む。彼らが次々とテンポよく時代背景などの説明を行い、この後の展開への期待を盛り上げる。その後、一変、エリザベス女王に扮した小日向が再度登場。オーランドーを気に入ったエリザベス女王がキスをする場面も。女王の寵愛を一身に受けるオーランドーだが、ロシアの姫君であるサーシャ(小芝風花)にひと目惚れをする……というところまで上演し、囲み取材へと移行。普段は物静かな印象ながら、舞台上では若さを謳歌する美貌の青年貴族・オーランドーを堂々と演じていた多部だが、記者から改めて舞台への意気込みを問われると「頑張りたい」とはにかんでみせた。本公演を上演する神奈川芸術劇場の芸術監督であり、演出を手がける白井晃は、「おひとりに10役近くずつ演じていただくということで、演者の皆さん大変だったと思うが、小日向さんの七変化ぶりなど、非常に楽しんでいただけるものになったと思っている」と自信を覗かせる。特徴的な仮装をしている小日向は、記者からその点を指摘されると「こんな衣装を着られるような芝居に出られるとは思っていなかったので、本当に芝居を続けていてよかった」と顔を綻ばせて、喜びを露わに。戸次、池田、野間口らは稽古の長さに言及。「稽古が長く、休憩時間が短い!」(戸次)と言いながらも、稽古終わりに全員で食事に行ったエピソードなどを披露し、カンパニーの結束力の高さをアピールした。最後に、多部演じるオーランドーの相手役を演じる小芝は「頑張って多部さんを誘惑して振り回したい」と意気込み、笑顔で会見は終了した。舞台「オーランドー」は9月23日(土・祝)から10月9日(月・祝)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。その後長野、兵庫、東京を巡演。チケット発売中。
2017年09月22日20世紀のイギリス人作家ヴァージニア・ウルフの代表作「オーランドー」が、白井晃の演出を得て日本初演される。ある晩目が覚めると女性になっていた貴族オーランドー。その姿のまま、16世紀から20世紀まで生き続け……。性も時代も超える主人公・オーランドーに多部未華子。ほか小日向文世ら全6名のキャストで、20役を演じ分ける。KAAT神奈川芸術劇場で連日行われている稽古を見学した。【チケット情報はこちら】この日行われていたのは、終盤の第五幕。エリザベス女王役・小日向の、山のようなシルエットのスカートがまず目を引く。その横には凛としつつも可憐な多部のオーランドー。ふたりを取り囲むように、椅子に腰掛けたコーラス(コロスと同義)の3人(戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹)がいる。彼らに注目していると、少々面食らうことが起きた。朗々と語りを担っていたかと思えば、すっくと立ち上がり装置を機敏に袖に片付けたり、舞台上に並べるなどし始めたのだ。スタッフともみまごう働きっぷり。「なんで(裏方用の)黒い服着てないんだって感じでしょう?(笑)。コーラスの僕らがステージングの手助けをすることがこの作品の見どころのひとつなので、一歩一歩踏みしめて(小道具の)旗を立てますよ!」と戸次。この作品のコーラスは、それぞれ5役ほどこなしながら裏方的な働きもし、とにかく大忙し。今や売れっ子の3人の貴重な姿が見られる。シーンが進むとそこに小芝風花も加わり、華奢な体で装置を動かしていく。「私は前半はサーシャ(少年オーランドーの恋人)として出ています。すごく大変そうにしながらも、このお三方がひそひそ声で話していたりするのを見ると楽しそうで、早く加わりたくて。サーシャは難しくてまだよくわからないというのが本音ですが、こっちはめっちゃ楽しい!」と小芝。ちょっとドジでかわいい、コーラス三人衆の妹分といったところか。この日の稽古ではラストシーンまで到達。稽古開始から2週間が経過し、全場面の演出がひととおりついた形に。「一巡目といったところですが、これまでわりと手探りだったのでホッとしました。いつもみたいに感情がぶわっと出る役でもないのに、今の段階でなんとなく面白さを感じていて。新鮮な気持ちを味わっています」と池田は言う。そして「白井さんは『とりあえず枠だけ決めました。ここからどうはみ出ます?』っていうのが好きな方。だからここからぶっ壊す作業ですよ」とは、白井との顔合わせが3度目の野間口による見解。いかようにも解釈や想像の膨らむ原作に乗っかり、白井版「オーランドー」は破壊と創生を繰り返す。舞台『オーランドー』は9月23日(土・祝)から10月9日(月・祝)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。その後長野、兵庫、東京を周る。神奈川公演については、関係者席開放につき、在庫追加のうえ、チケット好評発売中。取材・文武田吏都
2017年09月19日映画『祈りの幕が下りる時』が、2018年1月27日(土)より全国の劇場で公開される。東野圭吾原作の「新参者」シリーズ完結阿部寛演じる凄腕の刑事・加賀恭一郎が活躍する「新参者」シリーズは、2010年4月に連続ドラマとしてスタート。謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというサスペンス要素と、様々な人との触れ合いを通して謎を解明していくヒューマンドラマ要素が話題となった、東野圭吾原作の作品だ。その後2本のスペシャルドラマと劇場版が製作された本シリーズの最新作となる『祈りの幕が下りる時』は、父との確執、母の失踪、日本橋に留まる理由など、これまでに明かされていない加賀恭一郎の謎に迫る物語となる。加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか?映画『祈りの幕が下りる時』で描かれるのは、加賀とある女性演出家(松嶋菜々子)の出会いと、その演出家の周りで起こる不可解な事件。加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか?“最大の謎”が『祈りの幕が下りる時』で明らかになり、ついに「新参者」シリーズがフィナーレを迎える。主演に阿部寛×松嶋菜々子主人公の刑事・加賀恭一郎を演じるのはもちろん、これまでのシリーズ同様に阿部寛。加賀自身が事件のカギとなる本作で、最後の加賀恭一郎役に挑む。そして事件の鍵を握る人物である女性演出家・浅居博美役には、松嶋菜々子。そのほか、詳しい役柄は未だ明らかになっていないものの、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、及川光博、小日向文世ら豪華キャストが脇を固める。主題歌はJUJUの新曲『祈りの幕が下りる時』の主題歌には、JUJUの新曲「東京」が起用される。『新参者』初の映画化として公開された映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』でも主題歌を務めたJUJU。新曲「東京」はエモーショナルな歌声が映える、彼女の真骨頂とも言えるミドルバラードだ。Superfly「愛をこめて花束を」など、数々のヒット曲をプロデュースしてきた蔦谷好位置がアレンジを担当する。作品情報映画『祈りの幕が下りる時』公開日:2018年1月27日(土)キャスト:阿部寛、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、キムラ緑子、烏丸せつこ、春風亭昇太、音尾琢真、飯豊まりえ、及川光博、伊藤蘭、小日向文世、山﨑努ほか監督:福澤克雄脚本:李正美音楽:菅野祐悟原作:「祈りの幕が下りる時」東野圭吾(講談社文庫)© 2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2017年09月04日先日、小日向文世と村上虹郎が声優を務めることが発表された、フジテレビ“ノイタミナ”枠アニメ「いぬやしき」。このほど、俳優の本郷奏多が、来年公開の実写映画『いぬやしき』で演じる役と同じ安堂直行役で、アニメ版の声優も務めることが明らかになった。木梨憲武と佐藤健をキャストに迎えた実写映画版、そして今回のTVアニ版で、同じ役を演じるというかつてない形での出演が決まった本郷さん。合わせて、彼が演じている「チョッコー」こと安堂直行役の映画版/アニメ版のビジュアルもお披露目された。安堂は、主人公・犬屋敷壱郎(演:木梨さん/声:小日向さん)の最大の敵となる高校生・獅子神皓(演:佐藤さん/声:村上さん)の幼馴染であり、獅子神が日本に向けて宣戦布告を行ってからも心を許す数少ない存在となる。心優しい性格で、人を傷つけるために力を振るう獅子神を止めるべく、犬屋敷の相棒として奮闘する物語のキーマンといえるキャラクターだ。本郷さんは「僕自身『いぬやしき』のファンであり、何より奥浩哉先生のファンなのでアニメ化はとても楽しみです。作中で『GANTZ』について安堂が触れるシーンがあるのですが、映画に出させていただいた身として色々と不思議な気分になりました。その辺りも楽しみにしていてください」とコメント。これまで実写映画版『GANTZ』に西丈一郎役で出演し、原作での雰囲気を忠実に再現していた本郷さん。今回の「いぬやしき」実写映画版でも、アニメ版でも、マンガオタクであり、不登校の安堂直行をどのように演じるのか期待は膨らむばかり。なお、奥浩哉による原作「いぬやしき」最終第10巻が9月22日(金)に発売されることも決定。その発売を記念して、本日9月1日(金)からはJR原宿駅にて、犬屋敷と獅子神が大空で戦う第2弾メインビジュアルを使用した巨大広告が登場している。TVアニメ「いぬやしき」は10月12日(木)より毎週木曜日深夜24時55分~フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送(※初回放送時間変更の場合あり)。Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信。『いぬやしき』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月01日木梨憲武と佐藤健により実写映画化もされる、奥浩哉原作の漫画「いぬやしき」。このほど、10月よりフジテレビ“ノイタミナ”枠にてスタートするTVアニメ版の“ヒーロー”犬屋敷壱郎役は小日向文世、“悪役”獅子神皓役は声優初挑戦となる村上虹郎であることが分かった。同作のPVでは、8月10日より声のみが公開され、“誰が演じているか”が謎に包まれていた。今回、主人公である58歳のサラリーマン・犬屋敷壱郎には、ドラマ「HERO」「僕の生きる道」から先の大河ドラマ「真田丸」、連続テレビ小説「まれ」、映画『アウトレイジ』『サバイバルファミリー』まで、多彩なキャラクターを演じてきた個性派・小日向さんに決定。また、獅子神皓には2014年のデビュー作『2つ目の窓』以降、映画・ドラマの出演が続き、9月には主演作『二度目の夏、二度と会えない君』が控えるなど、いま最も注目を集める若手俳優の村上さんが声優に初めて挑む。2人は、フジテレビ系にて2015年に放送され、原作アニメファンからも絶賛の声を受けた実写ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称:「あの花」)で共演済み。村上さんは主人公の“じんたん”こと宿海仁太、小日向さんはその父を演じていたが、本作では善と悪として対立することに。家庭や社会では目立たない存在ながら、ある日、手に入れた力で世界を救うことになる犬屋敷と、同じ力を“世界を破壊するため”に使うことになる獅子神をどう演じていくのか、目が離せない。また、オープニング・テーマは作品の大ファンだというロックバンド「MAN WITH A MISSION」による書き下ろし曲に決定。まったく新しい形のヒーローとして戦う犬屋敷にインスパイアされた「My Hero」とのタイトルに。原作者・奥氏や、作品への熱いラブレターでもあるという。その「My Hero」が流れる第1弾PVは、8月24日深夜のフジテレビ“ノイタミナ”にて放送され、夜の街を飛び回る犬屋敷、悪の力を振るう獅子神とともに、犬屋敷の娘・麻理や愛犬・はな子など犬屋敷家の様子も描かれ、見応えたっぷりのPVに仕上がった。小日向さんは、「原作がとにかく素晴らしい作品。僕もすっかりハマリました。原作のファンの皆様の期待を裏切らないよう、犬屋敷壱郎、頑張って取り組んでいきたいと思います」と意気込みをコメント。村上さんは「原作の目次にあった『神と悪魔』というタイトルが近いのですが、今回のテーマは現代社会の中に人の滑稽さと美しさが映し出されているというのが本当に面白いと思います」と見どころに触れる。PVの全容と2人のコメントは、アニメ公式サイトおよび、YouTube“ノイタミナ”公式チャンネルでも確認できる。さらに、オープニング主題歌について「MAN WITH A MISSION」のジャン・ケン・ジョニーは、「オープングガ決定シタ時ハ嬉シカッタノハモチロン、ビックリシマシタネ!マサニオンタイムデ読ミ始メタ頃ニオ話ヲ頂イタノデ」と明かす。同じくカミカゼ・ボーイは、「絶望ト希望トイウ対極ノ感情ガ、激シク入リ乱レル壮大ナ原作ノ世界観ヲ、ヨリ引キ立タセラレルヨウニト集中シ、楽曲『My Hero』ヲ製作シマシタ」と、曲に込めた思いを語っている。TVアニメ「いぬやしき」は10月12日(木)より毎週木曜日深夜24時55分~フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送(※初回放送時間変更の場合あり)。Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。多くの学校では夏休みの宿題に“読書感想文”があると思います。特に低学年のお子さんの場合は、一人で完成させることは難しく、ママのサポートが必要な場合も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ママが読書感想文をサポートするときのコツについてお伝えします。●21世紀型教育の中核は読書感想文が土台になる?夏休みの読書感想文といえば、「めんどうくさい」「嫌い」「やりたくない」という3拍子のコメントを耳にします。バンダイ(2013)の調査でも、読書感想文に対する苦手意識の高さがうかがえます。しかし、これから学校受験や就職試験をする子どもたちはそうはいっていられません。すでに名門大学では論作文に重点をおく試験に移行することを明言していますし、教員採用試験でも論作文や集団討論などの“自分の意見を伝える技術”が合否を左右するようになっています。検索サイトの進歩によって、多くの知識を覚えるような“記憶偏重型学習”から、情報をうまくまとめながら“自分の考えを作り出して伝える”という能力 を求める動きにシフトしています。読書感想文は、このような“自分の意見を伝える技術”の基本的な練習になりますし、何よりもお子さんの“生き抜く力”を育てるきっかけになります。●作文を書くことによるさまざまな効果冒頭の書きっぷりから想像もつきませんが……かくいう私も子どものころは読書感想文を嫌々やっていました。しかし今、子どもの教育に携わってわかることは、作文を書く力は子どもにとって必要な力だということです。そして、子どもたちにはもっと読書感想文を楽しんでほしいと思っています。作文を書くことによる効果のひとつは、自分の意見を論理的に説明する力 が身につくことです。また、“自分の考え方のクセ”に気づき、自己理解が深まることも期待できます。さらに、作文を書くうえでは「登場人物は何を思っているのだろう?」と推測したり、登場人物の思いに寄り添ったりするため、共感の心を育てることにつながります。このことは、人間性の成長にも大きく関わってくると思います。このように作文が多くの効果をもたらす背景には、書くことが“メタ認知(自分の認知機能を理解したり、モニタリングしたり、コントロールしたりする一連の過程)”を鍛える作業に関連しているためだと心理学的にはいうことができます。●作文をサポートするときのママの姿勢私のように子ども時代は読書感想文が嫌いだったママも、お子さんのサポートをするときには、「めんどうくさい」という気持ちは一旦捨て、「楽しいと思わせてやるぞ!」といった気持ち で向き合っていきましょう。特に低学年のお子さんの場合は、ママが「嫌い」と言っているものは、お子さんも「嫌い」と感じやすくなるので気をつけたいですね。サポートの基本姿勢は“明るく楽しく”です。●音読段階のサポート低学年のお子さんにとっては、文章を読みながら頭の中だけで物語を整理したり、考えをまとめたりすることは難しい作業です。このように同時にいろんな考えを処理できるようになるのは、10歳前後に発達する脳機能ですから、これらの作業は分割して取り組む とよいでしょう。たとえば、低学年のお子さんの場合は、最初はママが何度か音読してあげるとよいかもしれません。そのときには、「楽しい!」と子どもが思えるように、声の抑揚などを工夫することがポイントになります。そして、お子さんが物語の内容を理解できるようになってきたら、今度はお子さんが音読をしていきます。●情報整理段階のサポートすぐに理解ができる子はいいのですが、多くの低学年の子は話の印象的なところと終盤のみを記憶しています(ピーク・エンド効果といいます)。私が感想文をサポートする場合には、“ワークシート”を活用し、子どもたちと話し合いながら全体像についてまとめる作業をしています。ワークシートには、まず相関図を作って、登場人物の特徴とセリフを記録していきます。不思議と、ワークシートを使うと子どもたちは自由な発想で面白いことを次々と発言していきます(例:桃太郎の仲間の動物は疲れないのか?鬼は桃太郎が来ると思っていたのか?)。そのワークシートをもとに、物語に対してお子さんが感じたことや考えたことを記録していくとよいでしょう。このようにワークシートに書き出すことで、情報が整理され、物語を客観的に理解することができます 。また、自分の考えを深く理解することにもつながっていくでしょう。これらはまさに、メタ認知を鍛える作業です。●書く段階のサポート読書感想文をサポートしていると、「真面目に書かなきゃ」といったプレッシャーを感じ、たくさんの口出しをしてしまうママもいるかもしれません。でも、個人的には、子どもの自由な発想を大切にしてあげてほしいと思います。たとえば、主人公ではなく“脇役の目線”が気になったり、大人が気づかない部分に着目したりするお子さんもいます。あるお子さんは、「桃太郎の仲間の動物たちは鬼ケ島に行くまで喧嘩はしなかったのか?」ということが気になっていました(よく考えれば犬猿の仲という言葉もありますよね)。そんなときには、大人の価値基準で書き直させるよりも、「よく気づいたね。面白い視点だね!」などとお子さんの目線を大事にして 自由な発想をどんどん育ててあげてほしいと思います。本来、自分の思いを書くことは楽しいものです。それを苦痛に感じてしまう子が多いのは、他者の視点(評価)ばかりが気になり、自分の意見に自信がもてないことも関係しているのではないでしょうか。また、ママから「字をきれいに書きなさい」と叱られることによって、読書感想文に苦手意識をもってしまうお子さんもいます。もちろん字はきれいに越したことはありませんが、字の練習は別の時間に行いましょう。内容以外の部分で叱られることによって、せっかくのやる気の芽が奪われてしまうのはもったいないことです。●本を選ぶときのポイント最後に、本を選ぶときのポイントです。お子さんから「この本がいい」といったリクエストがあるなら、それに挑戦してみてもよいと思います。ただ、もしお子さんからのリクエストがない場合は、お子さんの発達に合わせた本をママが一緒に選びましょう。たとえば、低学年の子の場合は、文章だけで理解するのはまだまだ難しい時期ですので、“挿絵”がある方がイメージを膨らませやすいと思います(低学年のお子さんだけでなく、読書が苦手なお子さんも挿絵がある方が取り組みやすいと思います)。また、作文を書く前には、何度も読んでストーリーを理解することも必要になりますので、お子さんが繰り返し読んでも苦痛がない長さの本 を選ぶとよいでしょう。本を読んでいる途中に「まだ続くの?」という態度が頻繁にみられるようなら、別の本を考えてみてもよいかもしれません。お子さんが、楽しく取り組める一冊を選んでいきましょう!----------いかがでしたか?今回は、ママが読書感想文をサポートするときのコツについてお伝えしました。読書感想文に笑顔で向き合うお子さんとママが増えたらうれしいです!【参考リンク】・バンダイこどもアンケートレポートVol.21「夏休みの宿題に関する意識調査」結果 | 株式会社バンダイ(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月23日夏休みの宿題の中で特に気が重くなりがちなのが、読書感想文。「何でもいいからさっさと書きなさい! 」と、休みの終わりごろに子どもに無理矢理書かせるパターンを、今年こそ脱したいと思いませんか? 情報化社会で生き抜くための独特な情報編集術を、ネット上で教えているイシス編集学校。固定観念にとらわれず、自由な発想を引き出す術を教えてくれると評判の高いこの学校が、子ども向けのワークショップ『大好きな本の伝えかた 読書感想文の編集術!』を開催していました。筆者も親子で早速参加して、ヒントを学んできました!オリジナリティあふれる読書感想文を書くポイントは、「出す」「選ぶ」「分ける」「つなげる」の4つの工程だといいます。詳しくご紹介しましょう。■まずは本を好きになるヒント!「誰かに似た本」を探してみる!?以前こちらの講座を受けたことのあった筆者は、小6の長女を連れて参加。古典的な名作は一切読まず、今どきの軽めの本ばかり読む長女がイシス編集学校でどんなことを学ぶかと楽しみでした。ウォーミングアップは、「誰かに似た本を部屋いっぱいの蔵書から3分で探す」というもの。 「本が誰かに似るってどういうこと?」と頭がかたくなりかけてとまどう長女の横では、自由な発想で楽しそうに本を探す子どもたち。本は中に書かれている文字や内容だけではなく、表紙の色や文字、触った感じなどいろいろな情報を伝えているものであることを感じる試みのようでした。「花が好きな母親に似ている」と草の絵の表紙の詩集を選んだり、「青い空の表紙写真が親友のイメージにぴったり」とおのおのの感性で選んでいました。本嫌いな子どもも、このように本の違う面に注目したり、もっと自由に本を楽しんだりしていいと思ったら本が好きになるのかな、と感じました。■コツ-1:「出す」―発想を広げるキーワードとホットワードを出す続けてキーワードを聞いてどんなことが思い浮かぶか発想を広げる練習。「りんご」のキーワードからは「甘い」「赤い」などの形容詞から、「アダムとイブ」「白雪姫」「ピコ太郎」までありとあらゆる思い浮かぶ言葉をどんどん書き出してみます。キーワードから思い浮かぶそれらの言葉を「ホットワード」と講座では呼んでいました。 読書感想文を書くにあたっても、その方法を使います。読んだ本の中の好きな登場人物や好きな場面などをキーワードとして選び、そのキーワードから思い浮かぶ「ホットワード」をどんどん書き出してみるのです。「この子のここがかっこよくて好き」「この場面が好きな理由」「この場面を読んでこんな気持ちになった」など、ホットワードはなんでもいいのです。■コツ-2:「選ぶ」―「誰に伝えたい? 」出したホットワードから選別次に大切なのは「誰に伝えたいか」テーマを決めること。たくさん出たホットワードの中からテーマに合ったものを選びます。例えばりんごの説明であれば、「りんごを見たことのない人」と「りんごが大嫌いな人」に伝える時では、選ぶ言葉が変わるでしょう。りんごを食べたことのない人には「赤い」「甘い」など特徴の説明が必要ですし、嫌いな人には「火を通すと食感が変わる」など説明したくなるかもしれません。読書感想文でも同じ。「誰に伝えたいか」を決めると、「何を伝えたいか」が思い浮かびます。「この場面のことを先生に一番伝えたい」「読んでワクワクした気持ちを友達に伝えたい」などとテーマを決め、書き出したホットワードの中から合うものを選んでいきます。■コツ-3:「分ける」―伝えるためには順番が大事なポイント作文のカギとするホットワードを選んだら、次に決めるのは「人に伝えるための順番」。講座では4コマのイラストを並べ変えてストーリーを作るという作業を通して、並べ方次第でストーリーも印象もまったく変わるということを体験してみました。ついつい同じような書き出しにしがちな読書感想文も、順番を考えて言葉を並べ変えるだけで、内容も印象もグンと変わりそうです。 ■コツ-4:「つなげる」― つなげる言葉を紡ぎ、感想文を仕上げる順番を決めたら、あとはそれぞれをうまくつなげて感想文を仕上げます。講座では、各自が持参した大好きな本を人におすすめするためのキャッチフレーズを考え、それを記したオリジナルの帯を子どもたちが一人一人作りました。選んだホットワードからズバッと伝わる言葉を紡ぎ出すのです。限られた文字数の中で、「あっ! この本読みたいな」と読み手に思わせるキャッチフレーズを考えられたら、印象に残る読書感想文も書けそうです。本が好きな親子が集まっているだけあって、本をテーマにした2時間半の講座もみんな夢中で作業しているうちにあっという間。「出す」「選ぶ」「分ける」「つなげる」の4つを使って自分の大好きな本のキャッチフレーズを考え、帯を作ったところで終了しました。大人では思いつかない心に響く言葉を考え出す子どももいて、ライターをしている筆者も思わず感心してしまいました。帰宅した長女は早速、3歳下の妹にポストイットを使ってキーワードとホットワードを書き出させて、作文を書かせていました(まず自分でやらず妹にやらせてみていることに驚きましたが、とても有効な方法を学んだ、と思ったようです)。そう、このやり方は読書感想文だけでなく、作文や大人の仕事でも使えそうです。白紙の原稿用紙の前でうんうんうなった挙句、「とにかく書きなさい! 」とやみくもに書かせてしまう前に、まずはポストイットを用意して楽しく取り組んでみましょう。どんどん言葉を出していくところから始めて、今年の読書感想文を仕上げてみませんか? 取材協力:イシス編集学校 編集術を身につけるネット上の学校。ユニークな手法で生活から仕事まで幅広く生かせる情報の編集スキルを伝授。学生から社会人まで多くの生徒を持つ。ネットで無料体験できる「編集力チェック」も実施中。共催:(公財)せたがや文化財団 生活工房後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
2017年08月10日7月8日(土)より公開中の米林宏昌監督作『メアリと魔女の花』。この度、本作の公開を記念して映画をイメージした「ガーデンサンドカフェ」が8月4日(金)~9月2日(土)の期間限定で東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催されることが決定した。7年に一度しか咲かない、かつて魔女の国から盗みだされた禁断の“魔女の花”。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえたつ魔法大学「エンドア」への入学を許可されるが、メアリがついたひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。本作は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林監督の最新作であり、監督が最も得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで、まさに静と動が融合した夏のエンタテインメント超大作。ヒロインで魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリを杉咲花が演じるほか、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演している。今回オープンするのは、作品の世界観を表現したレンガ調の可愛らしいカフェ。作中登場する魔女世界の最高学府「エンドア大学」の入り口にある「マダム噴水」のオブジェや、森をイメージした巨大なディスプレイの前で、不思議な花「夜間飛行」を持って写真が撮れるフォトスポットなど、作品の世界に入り込めるスポットがあるほか、米林監督がこのカフェのために描いた、ここでしか見られないメアリのイラストも飾られている。メニューは、メアリが出会う“ほうき”が盛り付けられた「ガーデンサンド チキン&たまご」、2つの魔法にチャレンジできるドリンクや、グラスを持ち帰ることができるシルエットミルクティなどを用意。また、噴水マダムの指人形や、木いちごと白桃のジャム、ランチトートバッグなど、カフェ限定グッズも販売される。映画を観た後はぜひ、こちらにも立ち寄ってみて。「メアリと魔女の花 ガーデンサンドカフェ」は8月4日(金)~9月2日(土)まで、東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催。(11時~21時/20時ラストオーダー※日曜日のみ 18時30分クローズ/17時30分ラストオーダー)『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年08月04日山田涼介が主演を務め、世界的にも注目を集める傑作コミックを実写化する『鋼の錬金術師』。12月1日の公開を待ちきれない「ハガレン」ファンのために、マスタング大佐をはじめ東方司令部の軍部メンバーが勢揃いした“暑中見舞い”が到着した。幼き日、大好きだった亡き母を生き返らせるため、禁断の錬金術を行ったエドとアルの兄弟。2人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として“持っていかれて”しまう。瀕死のエドはとっさに自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させた。右腕と左脚に鋼の義肢(オートメイル)をつけた兄・エドと、全身鎧姿の弟・アルの、すべてを取り戻すための旅が、いま始まる――。このたび解禁されたビジュアルは、“鋼”の兄弟を支える、東方司令部の軍部メンバーが勢揃いしたファン必見の暑中お見舞いビジュアル!主人公・エドと弟・アルの絆を見守る“焰”の錬金術師マスタング大佐(ディーン・フジオカ)をはじめ、正確無比な腕前を持つ狙撃手であるから“鷹の目”という異名を持つホークアイ中尉(蓮佛美沙子)、エルリック兄弟の援護を務めるロス少尉(夏菜)、頭の回転が早く家族想いなマスタング大佐の親友ヒューズ中佐(佐藤隆太)、そして東方司令部で個性豊かなメンバーを取りまとめるハクロ将軍(小日向文世)が一堂に会し、敬礼する姿を収めている。さらに、タイトルロゴの「鋼」のロゴもちゃっかり「焰」に修正!?「鋼の錬金術師」の二つ名を持つエドにも、夏の猛暑にも負けないほどの、キャラクターたちの熱意と情熱を感じさせる豪華なビジュアルとなっている。映画化発表当初より、主要キャラクターのビジュアルについてSNSなどでさまざまな憶測が飛び交う中、7月12日に開催した“ハガレン”ファンイベントにてその全貌が披露されると、エドやウィンリィの再現度の高さを絶賛する人はもちろん、もはやCGを感じさせないほどの高いクオリティで描かれたアルのビジュアルにファンの期待度はさらに上昇。また、キャラクター人気投票ではエドに次いで第2位の人気を誇るマスタング大佐をはじめ、軍部のメンバーのビジュアルにも高い注目が集まっており、SNSでは「大佐かっこよすぎてヤバイ!!」「ホークアイ中尉が可愛いカッコイイ(#^.^#) 女性陣のビジュアルみんな良い!」「ヒューズさん雰囲気出ていてすごい!」といった熱いコメントが連日寄せられている。加えて、主要キャストと並び再現度の高さに注目が集まったブラックハヤテ号。解禁されたビジュアルには、可愛らしいハヤテ号の姿も東方司令部メンバーと一緒に登場している。マスタング大佐を演じたディーン・フジオカは、「ワクワクするような冒険物語と、仲間たちの絆のドラマを描いた『ハガレン』の公開まであと4か月。マスタング大佐、ホークアイ中尉、ヒューズ中佐たち東方司令部メンバーの活躍はもちろん、夏の猛暑を、そして公開のタイミングでは、寒い冬を吹き飛ばすくらいの“焰”のように熱い作品に是非ご期待下さい!」と、アツくコメント。「ハガレン」イヤーの熱い夏は、この焰の暑中見舞いから幕を開ける!『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月02日W主演を務める新垣結衣と瑛太のほか超豪華キャスト陣が集結したロマンティックコメディ映画『ミックス。』。この度、本作の主題歌と挿入歌を3ピースロックバンド「SHISHAMO」が担当することが決定。また楽曲を使用した本作の最新予告編映像と、本ポスタービジュアルが公開された。本作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合のミックスダブルスを通じて小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語。恋と仕事に破れた元天才卓球少女・主人公の富田多満子を新垣さん、もう一人の主役、元プロボクサーで日本ランカーだったものの夢破れ、家族にも見放された萩原久役を瑛太が演じるほか、広末涼子、遠藤憲一、瀬戸康史、永野芽郁、蒼井優、吉田鋼太郎、生瀬勝久、斎藤司(トレンディエンジェル)、真木よう子、小日向文世らが顔を揃えた。そんな本作で今回主題歌を担当するのは、「SHISHAMO」。高校の軽音楽部で結成し、卒業と同時に本格的にバンド活動を開始し、2014年7月にリリースしたシングル「君と夏フェス」は、ライブファンのみならず各世代の共感を得、夏フェス初参戦の年にも関わらず、全国9か所の夏フェスに出演し、知名度は一揆に全国区へと拡大。昨年1月には、初の日本武道館単独公演、6月には大阪城ホール単独公演も大成功に終え、今年の夏フェスには10本以上の出演が決定している人気沸騰中のバンドだ。「SHISHAMO」が映画に主題歌&挿入歌を書き下ろすのは初となった今回。主題歌は、主人公・多満子の気持ちに寄り添うように描いたバラード「ほら、笑ってる」。また、予告編でもその一部が聴ける挿入歌「サボテン」は、アップテンポで疾走感あふれる「SHISHAMO」らしい楽曲へと仕上がっている。オファー時のことを「SHISHAMO」の宮崎朝子(Gt.Vo)は、「その映画の為だけに曲を作るというのがはじめてだったので、最初はビックリしました。でも、同時に楽しみだなと思いました」と明かし、主題歌「ほら、笑ってる」については「あまり曲を作るとき時間かからないほうなんですけど、色々悩みながら作りました。主題歌って、大きなことじゃないですか。自分たちだけの曲じゃなくて、たくさんの人の曲になるので。映画が終わったときに流れて、みんなが温かい気持ちになれたらいいなって思って作りました」と込めた想いを語る。また、映画が完成し初めての試写会で主題歌と挿入歌が映像にのった作品を観た宮崎さんは、「思ったより、恥ずかしかったですね(笑)この曲が映画館で座っているなかでみんな聴くんだ~と思ったら嬉しい気持ちもあるんですけど、とてもドキドキする気持ちになりました」と感動をあらわにした。さらにいち早く楽曲を聴いた新垣さんは、「がむしゃらで一生懸命で熱い青春のようだったり、辛い過去を乗り越えて大きくしっかりと前に踏み出したような穏やかな力強さだったり、多満子たちのストーリーをより素敵にストレートに伝えてくれる2曲です。本編を観て、エンディングで『ほら、笑ってる』が流れたときは胸がキュンと熱くなりました」とコメント。一方瑛太さんも、「ぜひ、SHISHAMOさんの音楽と共に、何度躓いても立ち上がって前を向く、ガッキーと僕を劇場に観に来て下さい!」と呼びかけている。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年07月26日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の7月9日(日)放送回は、ゲストに全国公開中の『メアリと魔女の花』で声優を務める女優の杉咲花を迎え、その“面白すぎる私生活”を大公開する。CMでおいしそうに回鍋肉を食べる美少女として話題になり、湊かなえの小説をドラマ化した「夜行観覧車」では一転、学校でいじめを受け家庭内暴力に走る中学生の少女を演じて、その演技力の高さが評判をよんだ杉咲さん。その後はドラマ「緊急取調室」をはじめ『メアリと魔女の花』と同じ米林宏昌監督作の『思い出のマーニー』や『イン・ザ・ヒーロー』、ドラマから映画へと展開した『MOZU』シリーズなど続々とドラマ、映画に登場するように。そして昨年放送された連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じる主人公・小橋常子の娘役を演じてその知名度を一気に高めると、今年3月には『湯を沸かすほどの熱い愛』で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞する快挙を達成。木村拓哉、福士蒼汰らと共演した『無限の住人』も大ヒットを記録。いま最も注目される女優の1人となった。今回は杉咲さんがプライベートを公開。“京都の高級寿司店で○○を全て食べ尽くす”“休日は家から一歩も出ない!?”といったことから友人の女優による“意外な弱点”の暴露。さらにスタジオをあ然とさせた「趣味の動画作品」も紹介してくれるほか、アカデミー賞受賞一か月前から起きていた体の異変など、素の彼女の内面性を知ることができるエピソードトークも。またMCの森泉と共に夏にぴったりの絶品スイーツ店へ。色々な面から杉咲さんの素顔に迫っていく。そんな杉咲さんだが全国東宝系にて公開中の『メアリと魔女の花』でヒロインのメアリの声優を担当している。赤い館村に引っ越してきた主人公メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花<夜間飛行>を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可されるが、メアリがついた、たったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督最新作となる本作。杉咲さんのほか、『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』など声優としても大ヒット作を連発する神木隆之介や天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶら豪華俳優陣が集結する。「おしゃれイズム」は7月9日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月09日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』の初日舞台挨拶が7月8日(土)、都内で行われ、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。長編アニメ3作目のメガホンとなる米林監督は、「ゼロからのスタートで、苦労が多かったが、たくさんの皆さんの力のおかげで公開初日を迎えて、感謝しています」と感無量の面持ち。「ジブリ超えですか?そんなこと、おこがましくて言えないです。ただ、ジブリを乗り越えていければという気持ちで、作品をつくった。一歩ずつ前作よりも良くなっていければ」と背筋を伸ばした。『思い出のマーニー』に続き、米林作品に出演した杉咲さんは、「取材などで、米林監督が『ジブリという魔法が解けて』とよくおっしゃっていましたが、私はこの世界にスタジオポノックという新たな魔法が生まれたと思う」と語り、「自分にとってのコンプレックスが、ほかの人から見れば魅力や憧れになることも。メアリを演じて、そんな魔法にかけられた、うれしい気分になりました」とふり返った。一方、神木さんは、先に杉咲さんが収録したアフレコ音声を聞きながら、演技をしたといい「“花さま”に助けていただいたおかげで、ピーターを演じることができた」と感謝の意。当の杉咲さんは「花さまって、やめてください(笑)。すべては“神さま”のおかげです!」と照れ笑いを浮かべていた。舞台挨拶には杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、渡辺えり(バンクス役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が出席した。『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月08日阿部寛が主人公の日本橋署刑事・加賀恭一郎を演じ、2010年4月に連続ドラマとしてスタートした東野圭吾原作の「新参者」。このほど、阿部さんが約3年ぶりに本シリーズに復帰、初共演の松嶋菜々子と原作シリーズ10作目「祈りの幕が下りる時」の映画化に挑むことになった。東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点がまったく見つからず、捜査は難航。なぜ、滋賀在住の道子が東京で殺されたのか。やがて捜査線上に浮かびあがったのは、明治座で舞台を上演中の女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)だった。道子は学生時代の同級生である博美を訪ねて東京に来たことが分かるが、博美と越川の間にも接点がなく、捜査は進展しない。松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちに、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは孤独死した加賀の母に繋がっていた――。「新参者」シリーズといえば、阿部さんが演じる日本橋署に赴任してきたばかりの“新参者”で、鋭い洞察眼を持つ刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというサスペンス要素と、さまざまな人との触れ合いを通して謎を解明していくヒューマンドラマ要素が話題となったヒットドラマ。ベストセラー作家・東野圭吾がデビュー当時から描き続けた「加賀恭一郎シリーズ」が原作となり、2010年の連続ドラマ以降、2本のスペシャルドラマ「赤い指」(’11)、「眠りの森」(’14)、さらに2012年には、共演に新垣結衣や松坂桃李、菅田将暉らを迎えた映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(興行収入16.8億円)も公開。“泣けるヒューマンミステリー”として絶大な人気を誇っている。もちろん主人公の加賀刑事も、事件のトリックのみならず、その裏に隠された人間たちの心情をも解き明かす“人の心の謎を解く名刑事”として人気が高いキャラクターだ。だが、加賀のたぐいまれなる推理力で数々の事件が解決されてきたものの、未だ明かされていないのが、“加賀の母の失踪”。これまでの作品で何度も触れられていながらも解き明かされなかった“最大の謎”が、今回の映画ではついに明らかになり、「新参者」シリーズが完結を迎えることになるという。原作は、「加賀恭一郎シリーズ」10作目にあたり、第48回吉川英治文学賞を受賞した「祈りの幕が下りる時」(講談社文庫・発行部数79万部/6月19日時点)。加賀恭一郎の母はなぜ息子を残し失踪したのか?加賀が日本橋に留まる理由とは?本作で描かれる加賀とある女性演出家の出会い。その演出家の周りで起こる不可解な事件。数々の人生が絡み合い、加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか…という謎が描かれていく。今回の映画化では、加賀恭一郎役の阿部さんをはじめ、加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある元刑事の亡き父・隆正役の山崎努ら、レギュラーキャストが続投。さらに、本作では女優で演出家の浅居博美役に、阿部さんと初共演となる松嶋さんが決定!そのほか新キャストとして小日向文世、伊藤蘭など豪華出演者が脇を固め、監督は、阿部さん主演の「下町ロケット」をはじめ、「華麗なる一族」「半沢直樹」などの大ヒットドラマや映画『私は貝になりたい』を手がけてきた福澤克雄が務める。■阿部寛コメント3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。■松嶋菜々子コメント阿部さんとは初めてご一緒させていただきますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。■原作・東野圭吾コメントついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります。とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております。良き作品に仕上がることを祈っています。『祈りの幕が下りる時」は2018年、全国にて公開。。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』のスペシャルトークイベントが6月22日(木)に行われ、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。都内で行われたイベントには杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、遠藤憲一(庭師のゼベティ役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が駆けつけた。先日、米林監督と西村プロデューサーは完成したばかりの本作を携えて、“古巣”であるスタジオジブリを訪ねたのだとか。ただ、米林監督によると「宮崎(駿)さんは、『俺は観ない』って言って、観てくれなかった」という。それでも「よく頑張った」とねぎらいの言葉があったそうで、「(スケジュールが)遅れに遅れていたので、『本当にできるのか?』ととても心配してくださった。無事に完成を報告できてうれしい」としみじみ喜びをかみしめていた。ちなみに、高畑勲監督と鈴木敏夫プロデューサーは本作を鑑賞しており、西村プロデューサーは「鈴木さんからは『ジブリの呪縛から解き放たれたお前たちは、こういう映画を作るのか。素直にのびのびと良い作品だね』と言葉をかけてくれた」「高畑さんは、そもそもファンタジー映画が嫌いなんですが(笑)、好感を持てる映画だと言ってくださった」と両氏の率直な感想を、ファンに報告していた。その上で、西村プロデューサーは「ジブリを超えようとは思っていない。米林監督にとっては勝負の3作目で、約20年ジブリで培ったものすべてを詰め込んだ。ただ面白いだけじゃなく、作る価値がある作品として、監督の“新しさ”が出ている」と強調。そんな言葉に、米林監督は「このような晴れの場に立てて、夢のよう」と感無量の面持ちだった。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年06月22日KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が贈る近代戯曲シリーズ。最新作には、イギリスの女性作家、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』を原作とした戯曲が選ばれた。主人公のオーランドーを演じるのは多部未華子だ。時代や国境、性別をも超えながら生きていくオーランドーという不可思議な存在に何を見出し、その世界をどう構築していくか。互いに“いつか一緒に”と望んでいたというふたりだからこそ、できることがありそうだ。【チケット情報はこちら】多部が白井と仕事してみたいと思ったのには、白井演出の数々の作品に出演している山本耕史が関わっている。「6年くらい前に出会ったときから山本さんにはずっと『絶対に白井さんと一緒にやったほうがいい』と言われていて。昨日も『稽古時間は長いけど学べることが多いから』というメールが来ました(笑)」と多部は打ち明ける。それに対して「最近は短くなった」と苦笑しながらも、「でも、稽古をやっただけいいものになります」と断言して舞台づくりへの情熱を覗かせる白井もまた、多部とのセッションを望んでいたという。「これは僕が勝手に思っていることですが、多部さんは自分が内包しているものを役に照らし合わせて演じている印象があるんですね。どういう人物かと考えてデコラティブに作っていくのではなく。だから役の中に多部さんが見える。そこがいいなと思っていました」それだけに今回も、オーランドーという主人公に多部がシンクロすることで生まれてくるものに、白井は期待を寄せている。「これは実に演劇的な仕掛けのある戯曲で、オーランドーが出会う様々な人を、小日向文世さんをはじめとするおじさん俳優たちが(笑)、演じ分けていくことになるんですけど。その“いかにも芝居です”というアンチリアリズムな構図の中で、人を愛するってどういうことなんだろう、人が生きる衝動って何なんだろうと、オーランドーが考えたり葛藤したりしていくことが多部さんの中にも起こって、最終的には人物が生身のリアルなものとして見えてくるのではないかと思ってるんです。時代も国も、男とか女とかも通り越して、私は私、今ここに生きている私が愛おしいと思えてくるような。そんなことを僕は多部さんの中に見ているのかもしれません」。多部は、男でもあり女でもあり、16世紀から21世紀にわたって生きているオーランドーを「どう捉えていいのかまだわからない」と正直に言う。が、「とはいえ同じ人間だから、何か自分の思いをリンクさせられるはず」と力強い。演劇ならではの“嘘”が“真実”を見せてくれるに違いない。舞台『オーランドー』は9月23日(土)から10月9日(月)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで、10月26日(木)から29日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場で上演。なお、一般発売に先がけてプレイガイド最速先行いち早プレリザーブを実施。受付は5月29日(月)午前11時より。取材・文:大内弓子◆衣裳協力(多部未華子)PERMANENT MODERNSretsisJILLSTUARTGUSUCUMA
2017年05月26日新垣結衣と瑛太のW主演で贈る、新感覚ロマンティックコメディ映画『ミックス。』。主演の2人をはじめ、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、蒼井優ら豪華キャストが出演する本作から、この度、特報映像とポスタービジュアルが到着した。母のスパルタ教育により、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身・多満子(新垣結衣)。母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を送っていたが、会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され付き合うことに。ついにバラ色の人生が…と思った矢先、新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子だったが、亡き母が経営していた卓球クラブは赤字に陥り、自分の青春を捧げた活気のある練習風景はそこにはなかった。クラブの部員も、暇を持て余した元ヤンキーのセレブ妻、ダイエット目的の中年夫婦、オタクの引きこもり高校生、さらにケガで引退した元日本ランカーのプロボクサーながら、妻の上司を不倫相手と勘違いして暴力事件を起こし、妻と娘に見捨てられた新入部員の萩原(瑛太)など、全く期待が持てない面々だった。しかし、江島と愛莉の幸せそうな姿を見た多満子は、クラブ再建と打倒江島・愛莉ペアを目標に、全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を決意。部員たちは戸惑いながらも、大会へ向け猛練習を開始。多満子は萩原とミックスを組むものの、全く反りが合わずケンカばかり。しかし、そんな二人の関係にも、やがて変化が訪れていく――。「リーガルハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」などを世に送り出してきたヒットメーカー・古沢良太が手掛ける本作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(=ミックス)を通じて小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語。元天才卓球少女のアラサーOL・富田多満子役に新垣さん、元プロボクサー・萩原久役に瑛太さんが演じるほか、広末さん、瀬戸さん、永野さん、斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井さん、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、遠藤憲一、小日向文世ら若手からベテランまで豪華なキャストが顔を揃えている。このほど公開されたポスタービジュアルは、卓球のラケットを挟んで微笑む新垣さんと瑛太さん表情が印象的な1枚。「偶然の出会い(ミックス)が、わたしの人生を変えた…。」というコピーも添えられ、2人が卓球を通して、どのように“ミックス”されるのかを想像させるビジュアルとなっている。また同時に公開された特報映像では、失恋して職も失った多満子が、落ちぶれた元ボクサーの萩原とミックスを結成し、卓球を通して人生に向き合う様がコメディ満載に描かれている。映像内では、豪華キャスト陣たちも映し出され、さらにラストでは新垣さんの新境地も垣間見える。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年05月25日『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が、『無限の住人』の杉咲花を主演に迎えて新たに挑む『メアリと魔女の花』。このほど、現在の日本映画界を席捲し、これまでのジブリ作品をはじめ、米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』では翔役を務めた神木隆之介の出演が決定。監督と、7年ぶり2度目のタッグが実現した。赤い館村に引っ越してきた主人公メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花《夜間飛行》を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可されるが、メアリがついた、たったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。『借りぐらしのアリエッティ』でその年の邦画興行収入NO.1を記録し、スタジオジブリで鮮烈な監督デビューを飾った米林監督が、ジブリを去って初めて挑む本作。主人公メアリ役を、『思い出のマーニー』でも印象的な声の演技を見せた杉咲さんが演じるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本を代表する俳優陣が声優を務めることも発表され、早くも話題騒然。そして今回、神木さんが、魔女の花によって不思議な力を手にしたメアリの小さな嘘によって、大事件に巻き込まれてしまう赤い館村の少年・ピーターを演じることに。米林監督も、「杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは作品に温かい空気を与えてくれた」と太鼓判を押す、この2人。この夏の公開がますます楽しみになってきた。<以下、キャスト・スタッフコメント>■ピーター役:神木隆之介7年ぶりに米林監督と一緒にお仕事をさせていただけると聞いて、すごく懐かしい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいになりました。本当に夢があるストーリーで、メアリの奔放さだったり、ピーターの真っ直ぐさだったり、ちいさな勇気が大きく何かを変えるパワーを持っているということを感じました。観終わった後に、きっと笑顔になれる素敵な作品に仕上がっていると思いますのでご期待ください。■メアリ役:杉咲花神木さんが過去に声優をされている作品を見ていたので、今回ご一緒できて本当にうれしかったです。個別でアフレコをしている時も神木さんの声をイメージして演じることができました。神木さんの声は耳にとても心地良く、いつまでも聴いていたいと思いました。観終わった後に、いつもより明日が楽しみって思える映画になると思いますので完成を楽しみにしていてください。■米林宏昌監督神木さんとはアリエッティ以来7年ぶりの仕事でしたが、前回と同じく12歳の少年の役をお願いしました。メアリが引越し先で出会う、地元の優等生的な勤労少年ピーター。ドジばっかりするメアリをピーターが笑うのですが、神木さんは嫌味なく爽やかに演じて下さいました。杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは、作品に温かい空気を与えてくれました。■西村義明プロデューサー思春期直前の少年の中にある無邪気さ、優しさ、儚さ、逞しさ。子どもでも大人でもない、その中間に一時だけ存在する少年性を求めたとき、神木隆之介さんの声に正解がありました。お転婆なメアリに翻弄され、映画の中で最も大変な思いをするピーターですが、映画の中で一番の「いいヤツ」なのです。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年05月23日*画像はイメージです:ココリコの田中直樹さんと小日向しえさんの離婚が報じられ、2児の親権は田中さんが持つことが報道されました。夫婦が離婚し父親が親権を持つ率は約12%(平成29年我が国の人口動態・厚生労働省)ということから、これは少し珍しいケースといえます。子を持つ夫婦が離婚する際、親権の他に重要なのが養育費についてです。現在、養育費の不払い横行がひとり親家庭の貧困原因として問題になっています。養育費不払いには心境や収入の変化などの原因が考えられますが、時が経てば変化はあって当たり前です。離婚時に取り決めた養育費を支払うことが難しくなるのはありえることです。このような場合、養育費の金額を変更することはできるのでしょうか?高島総合法律事務所の理崎智英弁護士にお聞きしました。 ■場合によっては養育費の変更は可能離婚時に決めた養育費の額は後から変更できますか?また、変更が認められるのはどのような場合ですか?「変更は認められます。ただし養育費の減額が認められるのは、離婚後に事情の変更がある場合です(民法880条)。事情変更として認められるのは、子どもが大きな病気をしたり、進学したりすることで、特別の費用が必要になった場合や、義務者の収入が失業等で減少した場合、権利者の収入が増加した場合などとされています(冨永忠祐編・『離婚事件処理マニュアル』より)。もっとも、どんなに重大な事情の変更があっても、養育費を全く支払わなくてもよいということにはならないでしょう」(理崎弁護士)養育費の変更にはどのような手続きが必要でしょうか?「まずは元配偶者との間で協議することになります。協議が整わない場合には、裁判所に対して養育費減額の調停・審判を申し立てる必要があります。一方的に養育費の金額を減額したり、支払いをストップしたりすることはできません」(理崎弁護士)養育費の減額は可能です。しかし、養育費を取り決めた時と同様に、必ず子を養育している元配偶者の同意が必要となるのです。どのような事情があったとしても、一方的な減額や取りやめはただのバックレと同じです。 ■養育費を受け取るのは元配偶者ではなく“子”元配偶者がお金持ちと再婚し裕福な生活を送れるようになった場合、養育費支払いを取りやめることはできますか?「元配偶者がどんなにお金持ちと結婚したからといって、自分の子どもであることには変わりはないので、養育費をまったく支払わなくても良いということにはなりません」離婚しても、元配偶者が再婚しても、子が自分の子であるという事実は変わりません。子の生活保持義務を負い、その費用を負担する責任があるのです。親である限り、子を養育し続けなければならないのです。養育費は法的に義務付けられたものではありませんが、現在、法務省は不払い時の強制執行などを含めた法改正を検討しています。支払いが難しい状況になっても無断で支払いをやめるのではなく、金額の調整を行うことで子の健全な育成をサポートするべきではないでしょうか。 *取材協力弁護士:理崎智英(高島総合法律事務所。離婚、男女問題、遺産相続、借金問題(破産、民事再生等)を多数取り扱っている。)*取材・文:フリーライター 岡本まーこ(大学卒業後、様々なアルバイトを経てフリーライターに。裁判傍聴にハマり裁判所に通っていた経験がある。「法廷ライターまーこと裁判所へ行こう!」(エンターブレイン)、「法廷ライターまーこは見た!漫画裁判傍聴記」(かもがわ出版)。【画像】イメージです* SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)
2017年05月22日いま注目の若手女優・杉咲花がヒロインを演じる、米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』。この度、7月の公開を記念して、本作の全てが分かる「メアリと魔女の花ジ・アート展」が東京・小田急百貨店新宿店本館にて7月26日(水)より、大阪・あべのハルカス近鉄本店ウイング館にて8月5日(土)より開催されることが決定した。7年に一度しか咲かない、かつて魔女の国から盗みだされた禁断の“魔女の花”。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえたつ魔法大学「エンドア」への入学を許可されるが、メアリがついたひとつのうそが、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。本作は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林監督の最新作であり、監督が最も得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで、まさに静と動が融合した夏のエンターテインメント超大作。本作のヒロインで魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリ役には、『湯を沸かすほどの熱い愛』『無限の住人』など話題作に出演する杉咲さんが演じるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演していることでも話題となっている。本展では、映画『メアリと魔女の花』の全てが分かる貴重な資料を多数展示。美術家の男鹿和雄をアドバイザーに迎えた背景美術スタジオ「でほぎゃらりー」による美しい美術の数々に出会え、さらにインスタレーションやグッズのコーナーも充実した、子どもから大人まで存分にメアリの魅力を体感できる展覧会となっている。「メアリと魔女の花ジ・アート展」は7月26日(水)~7月31日(月)小田急百貨店新宿店本館11階、8月5日(土)~8月22日(火)あべのハルカス近鉄本店ウイング館4階にて開催。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年05月18日天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、警視庁の取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げ、好評を博している「緊急取調室」。本日5月11日(木)放送の第4話のメインゲストとして、女優・矢田亜希子が出演、天海さんと11年ぶりの共演が実現したことが分かった。高校の教室で不穏な事件が起こった。担任の沢本愛(矢田亜希子)が授業をしている最中に、生徒の春日俊介(平岡拓真)が倒れ、意識不明の重体になったのだ。その後、俊介は青酸ソーダを服用したことが判明する。だが、入手経路はおろか、ほかの生徒の目がある中でどうやって服用したのかは不明…。しかも、俊介は真面目な生徒で、自殺だと仮定しても理由が見当たらなかった。真壁有希子(天海祐希)ら“キントリ”はさっそく、この事件の捜査に参加。有希子は俊介のクラスメート、29人全員を取り調べることにする。ところが、ここで厄介なことが起こる。沢本愛が生徒を守るためだと言い張り、取り調べに同席。何かにつけて横槍を入れてきたのだ。沢本愛が何かを隠していると直感した有希子は、手がかりを求めて俊介の家を訪問するが、母親の春日愛(森尾由美)の“ある言動”に違和感を覚える。だが、依然としてすべては闇の中…。焦った有希子は、沢本愛を徹底マークすることに。ところが、その行き過ぎた行動をキントリの取調官・中田善次郎(大杉漣)にとがめられてしまう。そんな中、俊介の意識が戻るが…。2006年、“月9”ドラマとして放送された「トップキャスター」では、正反対の価値観を持ちながらも固い絆で結ばれる、微笑ましい間柄を演じた天海さんと矢田さん。ところが、今回は一転、お互いを牽制し合う、ヒリヒリとした対立関係を演じることに!矢田さんは、授業中に毒物を服用し、意識不明の重体になった男子高校生の担任で、常に生徒思いの言動をとる沢本愛を演じるも、それがかえって、天海さん演じる有希子の懐疑心を刺激することになってしまう。結局、彼女は取り調べも受けることになるのだが…。天海さんは、矢田さんと久々に再共演する喜びはもちろん、前回とはまったく異なる設定となることを思いっきり満喫した様子で、『緊急取調室』の公式SNSアカウントで公開されたメッセージ動画では、矢田さんを「とても素敵な女性です」と絶賛。「現場も楽しかったです。今回、矢田ちゃんとは対峙しちゃうんですけど、とても素敵なお芝居になったと思います!」と声を弾ませて語っていた。一方の矢田さんも、天海さんは「以前と変わらず、本当におきれい!!そして何より、気さくに場を盛り上げて下さるところも、変わらず素敵でした」と、興奮気味に撮影をふり返っている。とはいえ、矢田さんもそんな天海さんと熱のこもった芝居合戦を展開しており、「お芝居をしながら、以前よりも一層、天海さんの芯の強さとパワーを感じました!最後の取り調べシーンでは、天海さん自らのご提案もあり、私がやりやすい方向に導いていただいたと思います」と語り、天海さんへの尊敬と感謝の念をにじませた。ちなみに、矢田さんは今回、キントリの「ホトケの善さん」こと中田役の大杉漣と、同じくキントリの“頭脳派”小石川役の小日向文世とも、なんと14年ぶりの共演。2003年放送の「僕の生きる道」以来だったそうで、3人は顔を合わせるや同窓会モードに。「私も本当にうれしくて、うれしくて、感動しきりでした!」と胸の内を明かした。そんな懐かしくも温かい雰囲気の現場で撮影された第4話。天海さんと矢田さんが織りなす息の合った芝居と、緊迫感漂う対立模様、そして、心がかきむしられるような“密室の攻防戦”に、目が離せなくなりそうだ。「緊急取調室」第4話は5月11日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月11日一般的に「おしどり夫婦」と思われていた芸能人でも、時には離婚をしてしまうこともあります。最近ではココリコの田中さんと小日向しえさんが離婚をして話題となりましたね。過去にも「え?この夫婦が離婚するの?」と世間を驚かせたおしどり夫婦が他に何組か思い当たるのではないでしょうか?そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「一番驚いたおしどり夫婦の離婚」について聞いてみました!●一番驚いたおしどり夫婦の離婚といえば?・1位:ココリコ田中&小日向しえ……43%(140人)・2位:高橋ジョージ&三船美佳……21%(69人)・3位:三谷幸喜&小林聡美……17%(55人)・4位:キム兄(木村祐一)&辺見えみり……4%(13人)・5位:菊池勲&小倉優子……3%(11人)・同率6位:黒田哲史&新山千春……3%(9人)・同率6位:ココリコ遠藤&千秋……3%(9人)・8位:斉藤和巳&スザンヌ……2%(7人)・9位:陣内智則&藤原紀香……2%(6人)・10位:高岡蒼甫&宮崎あおい……1%(3人)※有効回答者数:322人/集計期間:2017年5月5日〜2017年5月8日(パピマミ編集部)●ココリコ田中&小日向しえ『ガキの使いとかでも夫婦一緒に出てたりしてたからビックリ!完全に夫婦円満だと思い込んでいました……。事情が分からないのでなんとも言えませんが、この夫婦が離婚したのはかなり衝撃的でしたね』(43歳女性/販売)『離婚もさることながら、親権を持つのが田中さん っていうことにも驚いた。二人とも良い人そうだけど、なにがあったのか気になる』(34歳女性/デザイナー)第1位に選ばれたのは『ココリコ田中&小日向しえ』元夫妻で43%(140人)となりました。田中さんと小日向さんは過去に『ココリコミラクルタイプ』で共演したことがきっかけとなり、2003年に結婚しました。それから約14年間、夫婦でテレビに出演するなど“おしどり夫婦”として知られていましたが、2017年5月に離婚を発表。夫婦円満だと思っていただけにかなりインパクトがありましたね。また、親権を田中さんが持つというのも意外なポイントでした。離婚の原因についてはまだ明言されていませんが、いつか二人の口から聞くことはできるのでしょうか。●高橋ジョージ&三船美佳『おしどり夫婦の離婚といえばこの二人の印象。あれだけ二人でテレビで出てたのに、最後は泥沼の別れ方でかなりビックリした。夫婦仲って外からじゃ分からないんだと学んだ』(39歳女性/事務)『「おしどり夫婦です!」みたいな感じでテレビに出まくってたのに、ドロッドロの裁判沙汰になって離婚した のはかなり衝撃的だった。まさかあの二人が仮面夫婦だったとは……』(31歳女性/編集)第2位は『高橋ジョージ&三船美佳』元夫妻で21%(69人)となりました。この二人の離婚もかなり衝撃的でしたよね。高橋さんと三船さんはそれぞれ40歳と16歳のときに結婚したため、結婚当初からなにかと話題になった夫婦でした。それ以降は“おしどり夫婦”として数多くのテレビ番組に出演し、国民の誰もが夫婦円満だと思っていたものです。しかし、結婚から17年後の2016年には離婚を発表。離婚だけではなく、高橋さんの“モラハラ”を巡って裁判で争っていたことも世間に衝撃を与えました。この件を受けて「どんな夫婦にも問題はあるもの」と悟った人は多いのではないでしょうか。●三谷幸喜&小林聡美『個人的にはこの二人こそおしどり夫婦って感じがあったから、結構インパクトがあった』(44歳女性/主婦)『三谷さんも小林さんも好きだった から離婚したときはショックだったなー』(37歳女性/営業)第3位にランクインしたのは『三谷幸喜&小林聡美』元夫妻で17%(55人)となりました。1995年に電撃入籍をした二人。それからはおしどり夫婦として知られるようになり、どこかで“理想の夫婦ランキング”が開催されればトップ10にたびたび入るほどでした。しかし、結婚17年目の2011年には離婚を発表。離婚の理由が明言されなかったことから、数多くの噂が流れました。その後三谷さんは19歳年下の一般女性と再婚し、小林さんはいまだ独身のままです。長年連れ添っていても、別れというのは来てしまうものなんですね……。----------いかがでしたか?1位は時期的にタイムリーな『ココリコ田中&小日向しえ』元夫妻という結果になりました。どんなに仲良しに見えても、夫婦の間には何かしらの問題が潜んでいるものです。私たちも油断せずに夫婦関係を良好に保っていたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】一番驚いたおしどり夫婦の離婚といえば?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年05月09日唐沢寿明演じる熱血昭和デカ・京極浩介と窪田正孝演じる平成デカ・望月亮太の凸凹コンビがみせるツッコミどころ満載のやり取りや、2人の身体能力の高さを生かしたアクション、徐々に設定が崩壊していく(!?)個性豊かなキャラクターなどで人気を博したドラマが、ついに映画化を迎えた『ラストコップTHE MOVIE』。今回はドラマシリーズからのファンはもちろん、「ラストコップ」初心者でも楽しめる、映画の見どころに迫った。ドラマシリーズの最終話では、ストーリーの一部を生放送し、京極の生死を視聴者の投票で決定するなど、“前代未聞”の試みでも話題を集め、じわじわとファンを増やし続けてきた本作。そんな本作が、映像配信サービス「Hulu」での配信、日本テレビでの連続ドラマ放映を経て、映画版ではついに完結を迎える。その見どころポイントは、大きく3つ挙げられる。【ポイント1】女子必見!“史上最強の男前デカ“たちが見せるド派手アクション!!現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤な昭和デカ・京極と、現代っ子の平成刑事・亮太が、絶妙なボケとツッコミを見せながら、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決していくのが売り。映画版で描かれるのは、最新鋭の人工知能が引き起こす“人類滅亡の危機”という未だかつてない大事件!さらに、これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の不死身のパワーが、遂に限界に到達?自らの死を覚悟しながら、「最後まで目に焼き付けてほしい」と語る京極の生きざまに、唯一無二のバディである亮太は、これまで京極に教わった全てを持って答えようと奔走するが…。そんな本作の最大の見どころといえるのが、ド派手で迫力満載のアクションシーン。京極と亮太の凸凹コンビはもちろんのこと、京極に敵対しつつも、いつの間にやら京極ペースに巻き込まれていく神奈川県警のエース・松浦(藤木直人)と、“残念なイケメンキャラ”に崩壊しつつある部下の若山(竹内涼真)らも、本作ではドラマシリーズを上回る豪快なアクションをみせている。普段は寒いギャグを炸裂させるものの、誰よりも男らしい一面を持つ京極を始め、実は一途で細マッチョの亮太、さらにクールで冷静沈着な松浦、なぜか“憎めない”キャラの若山ら、“史上最強の男前デカ”たちの勇姿には注目だ。【ポイント2】刑事ドラマなのに! ツッコミどころ満載のギャグやアイドルソングが病みつきに!?「ラストコップ」シリーズといえば、次々に登場する個性派キャラたちが繰り出す“ギャグ”も魅力の1つ。平成生まれのゆとりデカ・亮太を始め、当初はエリート刑事だったはずが、いまや“残念なイケメン”キャラに変貌を遂げた若山、ブチ切れると手に負えない(!?)京極の娘・結衣(佐々木希)、刑事ドラママニアの本部長・神野(小日向文世)など、京極を取り巻く個性派キャラたちによる丁々発止のやり取り、次々炸裂するギャグには爆笑必至。さらに映画版では、本作の鍵を握る人工知能・“ぶなっしー”の声を、出川哲郎が担当!時折、出川さん本人を彷彿とさせるセリフを放つ“ぶなっしー”と、京極らを始めとする横浜中央署の面々とのコミカルなやりとりはお笑いファンも一見の価値あり!?そんなギャグ要素がありつつも、ドラマシリーズ途中に結成され「可愛すぎる!」と話題になった、菜々子(桜井日奈子)、美咲(武田玲奈)、栞(伊藤沙莉)による警察官アイドルユニット「KBDホーリーナイト」も健在。映画版でも中毒性の高い歌とダンスを披露している。耳に残るフレーズと3人の激カワダンスが病みつきになること間違いなし?【ポイント3】凸凹バディ、亮太と結衣、横浜中央署の仲間…それぞれの深い絆に涙!?当初は、京極と仕方なく(?)バディを組まされた亮太。時には反発をしながらも、現代のルールを無視した京極の豪快な捜査で事件を解決していくうちに、その関係性は次第に変化し、凸凹コンビは唯一無二のバディとして絆を深めてきた。「自分は不死身だ!」と豪語し、破天荒なやり方でも幾多のピンチを乗り越えてきた京極だが、そんな“不死身のパワー”も遂に限界に到達…。自分の生き様を何とか亮太に託そうとする京極の姿や、京極が抱える秘密を知ったときの亮太のあふれる想いに、思わず泣かされてしまうかも!?また、最新鋭の人工知能が引き起こした大事件に直面し、最後の決断を下そうと死を覚悟した京極を前に、彼に大切な生き方を教えられてきた仲間たちはどうするのか。そんな危機を前に、亮太は本当に結衣と結婚を果たすことが出来るのか!?京極・亮太の凸凹バディはもちろん、全ての事実を知り動揺する亮太と、全力で彼を支えようとする結衣、そして最後の最後まで振り回されながらも京極の力になろうとする横浜中央署の面々、それぞれの“絆”の深さに触れるとき、熱く込み上げるものが…。最後の「ラストコップ」は、まさか、まさかの感動の予感大。アクション、ギャグ、ロマンス、感動、すべての要素をつめこんだエンターテインメント大作に仕上がった本作。彼らのラストを、スクリーンで見届けて。『ラストコップ THE MOVIE』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年05月08日最近、ココリコの田中直樹さんが妻である小日向しえさんと離婚したことが話題となりました。二人はおしどり夫婦としてよく知られていたため、ショックを覚えたという人も少なくないでしょう。今はまだ詳しい事情が分かっていませんが、二人だけにしか分からない軋轢のようなものがあったのかもしれません。おしどり夫婦の離婚と言えば、歌手の高橋ジョージさんとタレントの三船美佳さんの離婚も当時かなり話題を呼びましたね。「あの人たちは大丈夫」と思っていた芸能人が離婚をすると、なんだか自分たちにも可能性がありそうで怖くなってくるものです。そこで今回は、周囲の主婦たちに離婚危機の乗り越え方について聞いてみました!●(1)浮気が原因の場合●ーーどんな離婚危機でしたか?『うちは夫の浮気です。今思い出しても腹立たしいですが、私が子育てで精神的にツラいときに、キャバクラの女と浮気していました。私はすぐに離婚届を書き始め、夫にサインを求めましたが夫はそれを拒否。そんな状態が3か月くらい続いて、いよいよ裁判か…… という状況になっていました』(43歳女性/結婚15年目)なんと、この方は夫の浮気を機に一度離婚危機に陥ったことがあるようです。多くの場合、不倫をされると修復が難しいものですが、その後どのように持ち直したのでしょうか。●ーーどのように対処しましたか?『とにかく私のワガママを徹底して聞いてもらいました。まず残業がない仕事に転職してもらい、子育てに毎日参加させるようにしました。休日の家事も全部夫が担当。私はその間ママ友と優雅にランチ。そうやって自分の中の憎しみをぶつけていったら 、いつの間にか許せるようになっていました。今では離婚を考えることはあまりありません』この方は自分のワガママを夫へ当てつけることで、浮気されたショックを少しずつ癒やしたそうです。自分の気持ちが大分軽くなったのはもちろんのこと、ここまでやっても文句一つ言わずに従ってくれる夫にやり直すための決意を感じたのが良かったそうです。元通り、とはいかないようですが、今では離婚を考えることもあまりないようです。●(2)モラハラが原因の場合●ーーどんな離婚危機でしたか?『一言で言えばモラハラですね。夫の身勝手な行動や暴言に耐えきれず離婚寸前でした。ずっと私を見下したような態度を取るし、自分が機嫌が悪くなったら私を完全無視。当時繊細だった私はパニック障害を起こすほど追い込まれていました』(34歳女性/結婚7年目)この方は旦那さんのモラハラに苦しんでいたようです。パニック障害を起こすほどですから、かなり精神的な負担を抱えていたことが分かります。●ーーどのように対処しましたか?『まずはっきり言っておきますが、夫がモラハラ人間の場合、普通は離婚したほうがいい と思います。人の性格は簡単に変わるものじゃないし、ギスギスした状態で夫婦を続けていても子どもに悪影響なだけです。私がやったのは、“絶対に自分の非を認めない ”ことでした。もちろん、自分が悪いときは素直に謝りますが、ちょっとでも不満を感じたら一切引かないようにしました。些細なことで言い争って気づけば夜が明けたこともありました。そうやって徹底的に戦っていくうちに、だんだん夫よりも私のほうが立場が強くなっていって、今で完全に主従関係が逆転しています(笑)。昔の私はすぐに黙って泣いていたから悪かった んだと思います。きちんと自分の意思を伝えれば夫は分かってくれる人間でした』旦那さんには相当苦労されたようですが、思い切ってモラハラと戦ってみたことが功を奏したようです。おそらく以前の旦那さんは、仕事や日常生活のストレスを何かにつけて奥さんにぶつけ、落ち込ませたり泣かせたりすることで発散させていたのかもしれません。しかし、奥さんが徹底的に戦ったことで、奥さんの“意思”を分かってくれるようになったとのこと。これはレアなケースかもしれませんが、きちんと自分の言いたいことをぶつけることは大切なのかもしれません。●(3)コミュニケーション不足が原因の場合●ーーどんな離婚危機でしたか?『なにかキッカケがあったわけではないんですが、子どもが生まれてからあまりコミュニケーションを取らなくなり、気づけばほぼ家庭内別居状態みたいになっていました。当時育児に必死だった私は、育児に全く参加しない夫にイライラしてた のかもしれません。子どもにあるとき「なんでママとパパは嫌い同士なのに結婚したの?」と聞かれたときに、はじめて自分たちが離婚危機にあることを知りました』(39歳女性/結婚15年目)この方は子どもが生まれたのを機に、旦那さんとの関係が悪化してしまったようです。主な要因は“育児の不参加”だったとのこと。よく聞く話ではありますが、子どもに悟られるほど関係が悪化していたということはたしかに離婚危機だったのかもしれません。●ーーどのように対処しましたか?『原因を突き詰めると、私が意地を張って夫を無視する、というところから始まっていることに気づいたので、私から話しかけるようにしました 。はじめはお互いにギクシャクしていましたが、夫も本当は私との仲を修復したかったようで、話しかけるととてもうれしそうな顔をしていて、それを見て私もうれしくなりました 。今では一緒に手をつないで買い物に行ったりもしますよ(笑)』この方は関係悪化の原因が自分にあると分析して、自ら旦那さんに心を開いたようです。それが功を奏して少しずつ関係が修復され、今では手をつないで外出するほどになったとのこと。やはり夫婦円満の秘訣は“コミュニケーション”にあるのかもしれませんね。----------いかがでしたか?どんな夫婦にも「絶対に離婚しない」ということはあり得ないのかもしれません。しかし、どこかですれ違って離婚危機を迎えたとしても、お互いの対処の仕方次第では最悪の結末を避けることができるかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年05月06日公開初日を迎えた映画『ラストコップ THE MOVIE』の舞台あいさつが3日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、藤木直人、小日向文世、和久井映見、黒川智花、竹内涼真、松尾諭、桜井日奈子、武田怜奈、伊藤沙莉、田山涼成、宮川一朗太、猪股隆一監督が出席した。本作のエンドロール終了後には、それぞれのキャラクターの30年後を描くボーナス映像を1本つけて公開される"サプライズ・マルチエンディング"という映画業界初めての仕掛けが行われるが、舞台あいさつが実施されたこの日は、上映後に製作されたサプライズ・マルチエンディング10本をまとめて公開。その後に主演の唐沢寿明らキャスト陣と猪俣監督の総勢15人が勢揃いして舞台あいさつを行った。まずは登壇者を代表して唐沢は「初日とはいえ、こんなにたくさんの方々に観ていただいてありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、上映された10本のエンディングについて「これは30年後の世界なんですが、みんな特殊メイクで6~7時間掛かるんです。エンディングを撮ったらまたメイクを落とすのに時間が掛かって大変でしたよ」と振り返った。お気に入りのエンディングを「藤木くん相当気に入っていたね」と藤木が演じる松浦がずっとローリングサンダーロープを回しているエンディングが気に入った様子。その唐沢と劇中でタッグを組んだ窪田は「僕は結衣ちゃん(佐々木希)がだいぶぽっちゃりになっていたところが気に入っています」と30年後の太った結衣を描いたエンディングをあげた。舞台あいさつの最後には窪田から唐沢へキャスト陣の寄せ書き、唐沢から窪田へ唐沢が劇中で着用していたスタジャンをプレゼント。寄せ書きをもらった唐沢は「皆さんありがたいんですが、後で言葉でいただいても良かったのに」と照れ隠し。続けて「この作品で窪田はガラっと変わりました。最初は暗いコンピューターオタクだったのにすごいキャラになっていました。それに竹内くんがこんなにも隠し玉だったとは。完全に食われましたよ。いずれ潰すからな!」と独特の言い回しで後輩たちの演技を賞賛していた。30年の昏睡状態から突如目覚めた熱すぎる昭和デカ・京極浩介(唐沢寿明)とバディを組むことになった草食系の平成刑事・望月亮太の凸凹コンビの活躍を描いたドラマ『ラストコップ』(日本テレビ系)の劇場版となる本作。劇場版では京極と望月が最大で最後の大事件に挑む。
2017年05月04日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、女優・小日向しえ(37)との離婚を発表。田中の所属事務所の発表によると、すでに離婚届を提出し、長男と次男の親権は田中が持つという。 田中は、報道各社へ送ったファックスで「私田中直樹は、このたび、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と離婚を報告し、「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子供たちの父親、母親としてしっかり責任を果たしていきたいと考えております」とコメントした。 田中と小日向は’03年6月に結婚。翌年6月に長男、’08年4月が誕生。田中は2013年度に『ベストファザー賞 in 関西』を授賞するなど、“理想のパパ”というイメージもあるだけに、ネットでは「田中さんの離婚はショック」「仲良さそうだったのに」「かわいそう」と残念がる声があがっている。
2017年05月02日