数多くの独占販売権を持ち韓国化粧品流通事業を主とする株式会社 月架世交易(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:文賢宇(ムン・ヒョヌ)、以下 当社)と、韓国ブランドの韓国国内でのオフライン独占権とオンライン独占権を持ち「Beauti Topping」を運営する株式会社 ROM INTERNATIONAL(本社:韓国 ソウル特別市、代表取締役社長:柳理星(ユ・リソン)、以下 ROM INTERNATIONAL)が、この度、日本最大級の化粧品専門展「COSME TOKYO 2023」への出展を決定し、韓国コスメブランド「Dinto(ディーント)」を日本国内店頭で初ローンチいたします。※発売に関しては、バラエティ先行2月1日より順次メーカ出荷予定Dinto(ディーント): 株式会社 月架世交易&株式会社 ROM INTERNATIONALロゴこの度、2023年1月11日(水)~1月13日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催予定の日本最大級の化粧品展「COSME TOKYO 2023 (ブース番号:32-58)」への出展が決定いたしました。本展示会では、ドラマ「女神降臨」で一躍知名度を上げたムン・ガヨンさんを韓国国内公式モデルに起用し、オリーブヤングでも展開されている韓国ヴィーガンコスメブランド「Dinto(ディーント)」をお手に取って体験していただけます。・Dintoについて - Dintoは「Deeply into」という言葉から由来しており、「深みのない美しさは飾りに過ぎない」という信念のもと、自分なりの哲学と内面の美しさを発展させていく女性を称える2021年に韓国で生まれた古典文学コンセプトのヴィーガンコスメブランドです。・株式会社 月架世交易について - 当社は、主に韓国の化粧品を取り扱う貿易会社です。取り扱う化粧品は全て独占販売権を所持しており、全国にある日本のドラッグストアやバラエティショップへ納品・販売を行っております。・取り扱いブランド今回COSME TOKYO 2023では「Dinto」日本国内店頭リリースを記念して、限定販売も行う予定となっております。実際にお手に取って体験いただける貴重な機会となりますので、お越しの際はぜひお立ち寄りください。Dinto(ディーント) ブランドロゴDinto(ディーント) ブラーフィニッシュアイシャドウパレットDinto(ディーント) ブラーグロイリップティント 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月06日竹野内豊、黒木華、桜井ユキ、小日向文世らが再集結した映画『イチケイのカラス』より、映画と同じ、監督・田中亮×脚本・浜田秀哉の座組で新たに制作した「3分でわかる!~入間みちおのトリセツ~」映像が公開された。竹野内さんが演じる、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお。映画は、みちおが岡山県瀬戸内へ異動して2年が経ったところから始まる。裁判所主導で捜査を行う異例中の異例な行為“職権発動”を、相も変わらず発動して周りを振り回すみちお。そんな要注意人物への対処法を坂間(黒木さん)が記し、異動先の人たち宛に送ったのが、「入間みちお・取扱説明書」。映像では、劇中に登場する「取扱説明書」の内容に沿って、みちおの新たな勤務先の岡山地裁秋名支部の裁判官、西野七瀬演じる赤城公子が、ツッコミを入れつつもみちおについて説明していく。さらに、映画と同じスタッフ陣による新撮映像も含まれており、トレードマークの丸眼鏡と法服を身に纏った西野さんが赤城公子を演じ、浜田さんの脚本で田中監督自らがディレクションを行いながらナレーションと映像を撮った、特別な3分となっている。『イチケイのカラス』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イチケイのカラス 2023年1月13日より全国にて公開©︎浅見理都/講談社 ©︎2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
2022年12月21日映画『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)の完成報告会が20日に都内で行われ、竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、向井理、小日向文世、田中亮監督が登場した。同作はフジテレビ系月9ドラマとして2021年4月クールに放送されたドラマの劇場版。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描き、映画ではドラマの2年後の物語を描く。ドラマの撮影中には「想像もつかなかった」という竹野内だが、「ドラマを見て応援してくださった皆さんのおかげだと思って、本当にありがたいと感謝しています」と映画化を喜ぶ。ドラマレギュラー陣はLINEグループも作り連絡も取り合っていたそうで、山崎は「ずっとやり取りさせていただいていたので、久しぶりという感じはなかったです。ただ、映画が決まった時に、映画に出演されないメンバーも結構いらっしゃって、ちょっと複雑な空気になりました」と明かした。LINEグループ内では「おじさま方が盛り上がっていた」という山崎に、小日向は「ドラマの最中はスタジオで写真を撮り合って、みんなが居眠りしたりしてるのをこっそり撮ったのでそれをどんどんどんどん送って『こんな顔してたんだ』って大笑いしてたのが多かったんですよ。ドラマが終わってからは、みんなでごはんを食べに行こうという話にしたんだけど、コロナで行けなかった」と内容を語る。黒木も周囲の写真を撮っていたそうで「小日向さんのことを盗撮したり、竹野内さんがストレッチしているのを撮るとか、いかに気付かれずに撮るかをやっていました」と振り返った。さらに小日向が「竹野内くん、よく寝てたよね」と暴露すると、竹野内はなぜか「寝てません! 寝てないですよ」と否定。小日向が「寝てる写真撮ったもん!」とつっこむと、「目を瞑っていただけです、嘘偽りなく」と主張していた。
2022年12月20日映画『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)の完成報告会が20日に都内で行われ、竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、向井理、小日向文世、田中亮監督が登場した。同作はフジテレビ系月9ドラマとして2021年4月クールに放送されたドラマの劇場版。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描き、映画ではドラマの2年後の物語を描く。劇場版で新たにバディを組むことになった黒木と斎藤。恋を予感させるシーンもあったというが、黒木は「あんまりキュンとしすぎないようにはしてたんですけど、斎藤さんなんで、たぶん出ちゃったと思います」とニヤリ。対する斎藤は「黒木さんは日本映画界の宝なので、ただただ光栄でした」と喜びつつ、「正解のない世界だと思うんですけど、黒木さんの表現は正解なんですよ。坂間千鶴として背負ってる黒木さんの佇まいとか表現に背筋が伸びる思いでした」と絶賛していた。
2022年12月20日グラビアアイドルの小日向ゆかさんは、2021年2月にグラビアデビュー。SNSに女優・有村架純さん風にメイクした写真を投稿したことで話題になりました。今年の9月には、ファースト写真集『小日向ゆか ファースト写真集 はじメェ~まして。』を発売。ますます勢いに乗る中、インスタでセクシーな写真を公開して多くの方々が釘づけになっています!豊満なボディにフォロワーが釘づけ! この投稿をInstagramで見る 小日向ゆか(@mogmog_yukappy)がシェアした投稿 小日向さんは「現在発売中のFRIDAYさんに掲載していただいてます」と掲載誌を告知。オフショットと思われる写真を投稿しました。それは、本人が「とてもとてもえっちです」と話すほど露出度が高いワンピース姿。大胆に開いた胸元も、短いスカートからのぞく足も、美しい横顔もとてもセクシーです!この投稿に、「めちゃめちゃ綺麗で素敵ですね」「むちゃむちゃ色っぽい」「えちえちすぎます」「究極の女性美です」「ドチャくそ鬼かわいい」「めちゃめちゃエロかわいい」など絶賛する声が相次いでいます。12月に開催予定のAkibaScreening2022で、初主演映画『はじめてのオーディション』がプレミア公開。どんどん活躍の場を広げている小日向さんの今後が楽しみです!あわせて読みたい🌈日本一黒いグラドル橋本梨菜さんのお風呂泡ショット「こ、こぼれる」「ムネにケツ」とファン歓喜
2022年11月14日本田翼が主演し高橋文哉、宮世琉弥らが共演する「君の花になる」の4話が11月8日放送。あす花に弾が両腕を広げ“仲直りのハグ”を求める…ぎこちない弾の姿にSNSには「不器用なハグ最高」「仲直りのハグ要求可愛い」といった声が上がっている。元高校教師の主人公が、自分のかつての教え子が所属する崖っぷち7人組ボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)の寮母となる…というストーリーが展開している本作。キャストは前回のラストで弾からデートするよう告げられた「8LOOM」の住み込み寮母・仲町あす花を本田さんが演じるほか、あす花の元教え子で「8LOOM」の楽曲を手掛けセンターも務める佐神弾には高橋さん。「8LOOM」最年少で歌もダンスもこなすオールラウンダーな成瀬大二郎には宮世さん。「8LOOM」の最年長・古町有起哉には綱啓永。「8LOOM」の現役大学生メンバー・一之瀬栄治には八村倫太郎。鼻が利く「8LOOM」メンバー・桧山竜星には森愁斗。パフォーマンスに絶対的な自信を持つ「8LOOM」メンバー小野寺宝には山下幸輝。8LOOM」マネージャー・添木ケンジには宮野真守。「8LOOM」の隠れヲタでもあるお天気キャスターのリリカには川津明日香。「8LOOM」も面倒を見ることになったマネージャーの香坂すみれには内田有紀。「8LOOM」が所属する花巻エンターテインメントの社長・花巻由紀には夏木マリ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。弾は花巻に新曲をプレゼンするが「いつも通りの楽曲では1位は無理」と言われてしまう。弾は初となる“ラブソング”へのチャレンジを命じられ焦る。新曲作りのため弾とあす花は“動物園デート”に行くことになるが、「8LOOM」メンバーもついてくる。動物園であす花は自分が元教師で、弾が教師時代に生徒だったことを明かす。それを知った成瀬はあす花に「弾と音楽室で話してた先生ってあす花さんですか?」と問いかけ、弾から“高校時代に自分の背中を押してくれた先生がいた”と聞かされたことを話す…というのが今回のストーリー。その際あす花を傷つける言葉を発してしまった弾は、寮母の仕事を休み、姉の優里(木南晴夏)を手伝っているあす花の元へ。そしてあす花に謝罪すると両腕を広げ“仲直りのハグ”をしようと告げ、あす花はそれを受け入れる…。あす花と弾の“仲直りのハグ”に「撮られんぞ!!おい!!!」「弾くんあんな人前で軽率にハグ求めたらダメ」など心配する声が続出。一方、ハグの際、言葉もたどたどしく動きもぎこちない弾の姿に「こんなにぎこちないハグシーン、初めて見た」「弾の不器用なハグ最高でした」「弾くん可愛いな~仲直りのハグ要求可愛いな~」といった感想も多数寄せられている。【第5話あらすじ】8LOOMの新曲「Melody」が週間ランキングで1位を取れないと契約更新は絶望的…そう告げられたあす花は「落ち込んでいる時間がもったいない!私も徹底的に応援する」と弾らに気合いを入れ直す。そんななか成瀬から、あす花への思いについて突っ込まれた弾はモヤモヤした様子で…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年11月09日竹野内豊と黒木華に加え、小日向文世、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂の続投も発表された人気ドラマの映画化『イチケイのカラス』に出演する新たなキャスト7名が発表。合わせて本ポスタービジュアルも公開された。イチケイを去ってから2年後。岡山県瀬戸内に異動になったみちお(竹野内さん)は、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。一方で坂間(黒木さん)は、その隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当することに。坂間が弁護士として働く日尾美町は、すれ違う見ず知らずの人々が挨拶を交わす温かい町で、先祖代々から「シキハマ株式会社」という大手企業に多くの住民が関わり、働くことで循環していた。そんな「シキハマ株式会社」の産業医で、坂間と姉妹のように仲良くする小早川悦子役で吉田羊。おしどり夫婦と呼ばれる悦子の旦那・輝夫役で宮藤官九郎。「シキハマ株式会社」の顧問弁護士で、坂間と法廷で敵対する三田村武晴役で尾上菊之助。「シキハマ株式会社」の工場長・木島昌弘役で平山祐介。日尾美町の和菓子屋で働く植木幸太郎役で八木勇征が出演。さらに、今作の鍵である「イージス艦と貨物船の衝突事故」により、帰らぬ人となった貨物船の船長・島谷秀彰を津田健次郎。この事故の真実を知りたいあまり、傷害事件を引き起こしてしまう妻・島谷加奈子を田中みな実が演じる。合わせて公開された本ポスタービジュアルは、今回発表されたキャストも登場。みちおと坂間が背中合わせで並び、その境界線を中心にキャスト陣が左右対称に並べられたレイアウトは、2人が立ち向かう「イージス艦の海難事故」と「地元大企業の秘密」という、国を揺るがしうる2つの闇を象徴的に感じさせる。なお本ビジュアルは、11月11日(金)より全国の映画館にて順次掲出予定だ(※一部地域を除く)。『イチケイのカラス』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イチケイのカラス 2023年1月13日より全国にて公開©︎浅見理都/講談社 ©︎2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
2022年11月08日COCOON PRODUCTION2023 DISCOVER WORLD THEATRE vol.13『アンナ・カレーニナ』が、2023年2月から3月に上演されることが決定した。『アンナ・カレーニナ』は、ロシアを代表する文豪であるレフ・ニコラエヴィチ・トルストイが1800年代後半に書き上げた長編小説で、今回の舞台版はイギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化。アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に描かれることが多いが、今回のフィリップ版では破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」が対照的に描かれる。なお本作は2020年8月から9月に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた。タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは、フィリップとは初タッグとなる宮沢りえ。社交界の華であったが“初めての恋”に燃え上がり破滅の道へと突き進んでいくアンナを生々しく演じる。そして、恋には不器用ながらも真実の愛を手に入れるコンスタンチン・リョーヴィンを浅香航大。アンナと道ならぬ恋に堕ちる自信に満ち溢れる若き美青年将校アレクセイ・ヴロンスキーを渡邊圭祐。リョーヴィンの求婚に応えるドリーの妹カテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を土居志央梨。オブロンスキーの妻で、夫の浮気癖に悩まされるも家族を愛するダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ。ドリーとキティの母親シチェルバツカ侯爵夫人を梅沢昌代。アンナの兄で顔が広く誰からも愛されるステパン・オブロンスキーを梶原善。さらに、アンナの夫でペテルブルグの著名な政府高官、アンナを愛しているがそれを表現する術を持たないアレクセイ・カレーニンを小日向文世と、若手からベテランまで豪華キャストが結集した。『アンナ・カレーニナ』は、2023年2月24日から3月19日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、3月25日から27日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。■宮沢りえ コメント自分にとって思い入れが深いシアターコクーンの改装前というタイミングで、このように大きな作品に出演できることを感慨深く思っています。演出のフィリップさんは役者に寄り添い、役を深く掘り下げてくださると色々な方から伺っているので、ご一緒するのが楽しみです。アンナは本能に従って突き進む強さと、自分にブレーキをかけて葛藤する弱さと、二面性を感じる女性。愛を掴もうとして全てが手のひらから抜けていくラストは読んでいても胸が苦しくなります。ジェットコースターのように激しい彼女の人生を演じるプレッシャーはとても大きいですが、フィリップさんと心強い共演者の方たちと一緒に、テキストからじっくり取り組む稽古を心待ちにしています。一度は中止になってしまった公演ですが、温めた分だけ熱量の高い舞台にしたいと思っていますので、楽しみにしていてください。■浅香航大 コメント30歳を機に新しい挑戦をしたいと思っていた時に今回のお話をいただきました。舞台は約8年ぶりで不安や恐れもありますが、それを上回る期待や喜びが漲っています。フィリップさんが演出された『罪と罰』を拝見して作り込まれた世界観に感動しました。出演された皆さんが顔を輝かせてフィリップさんへの信頼を語っていて、自分もこの出会いが素晴らしい経験と財産になることを心から望んでいます。リョーヴィンは少しマイティ・ソー(マーベル作品のヒーロー)っぽいと言いますか、体が大きくて大雑把で、何でも素直に反応する男。純粋な犬みたいで何だか可愛いんです(笑)。19世紀ロシアの貴族の話ですが、登場人物は親近感を覚えるキャラクターばかり。その中で担う役割を考え、楽しんで演じられたらと思います。今の自分が持てる力を全て出して最大限の努力をしていきたいです。■渡邊圭祐 コメント二度目の舞台をこのような錚々たるキャスト、スタッフの皆様とご一緒できることを非常に嬉しく思っております。また、アンナ・カレーニナというトルストイ不朽の名作に参加できることにワクワクしております。破滅と純愛の対照的な人間関係が描かれる今作で、しっかりとその破滅の歯車として、楽しんでヴロンスキーを生きたいと思います。役者としての礎となる経験を積むことができるよう、そして真っ直ぐな愛をアンナに注ぐ青年ヴロンスキーを若々しい情熱を持って演じられるよう、尽力したいと思います。■小日向文世 コメントこの企画を聞いた時、まず宮沢りえさんが演じるアンナ・カレーニナを見てみたいと思いました。僕としては宮沢さんとは今まで舞台ではご一緒したことがなかったですし、この機会を逃すと夫婦役はもうないだろうと。浮気をされる旦那の役ですが、現実的に考えるとカレーニンの立場は辛いですね。年の離れた奥さんの周りに若くてスタイリッシュなイケメンがいれば、気持ちが動いても仕方ないですよね。カレーニンは精神的にものすごく苦悩する中でも、アンナを突き放さずに待ち続けるんです。男からすると応援したくなりますね。男女間の理は今も昔も変わらないんじゃないかな。芝居の中で、宮沢さんが心は別の男の方へ行っている顔で僕を見つめるのかと思うと、虚しいですけど(笑)。演出家が満足できる形で、なおかつ自分も納得できるものに出来たらと思います。<公演情報>COCOON PRODUCTION2023 DISCOVER WORLD THEATRE vol.13『アンナ・カレーニナ』COCOON PRODUCTION2023 DISCOVER WORLD THEATRE vol.13『アンナ・カレーニナ』ビジュアル原作:レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ上演台本・演出:フィリップ・ブリーン【出演】宮沢りえ浅香航大渡邊圭祐土居志央梨西尾まり菅原永二深見由真金子岳憲井上夏葉高間智子片岡正二郎真那胡敬二大空ゆうひ梅沢昌代梶原善小日向文世ほか【東京公演】公演期間:2023年2月24日(金)~3月19日(日)会場:Bunkamuraシアターコクーン【チケット料金】S席:11,000円(税込)A席:9,000円(税込)コクーンシート:5,500円(税込)※全席指定・未就学児童入場不可U25(25歳以下当日引換券):3,500円(税込)(未就学児童入場不可)チケット発売日2023年1月22日(日) 10:00~チケットに関するお問い合わせ:BunkamuraチケットセンターTEL:03-3477-9999(10:00~17:00)公演に関するお問い合わせ:BunkamuraTEL:03-3477-3244(10:00~18:00)【大阪公演】公演期間:2023年3月25日(土)~27日(月)会場:森ノ宮ピロティホールお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00 / 日曜・祝日は休業)
2022年10月17日9月30日(金) より開幕する舞台『スカパン』演出・主演の串田和美と、元オンシアター自由劇場のメンバーでもある小日向文世の対談動画が公式ホームページにて公開された。動画には、和やかな雰囲気のなか二人がリラックスした表情で熱く語る演劇論、そして自由劇場時代の話などを収録。また、串田和美のライフワークとも言える本作についての串田のロングインタビューも到着した。松本を皮切りに水戸、北九州、横浜で上演される舞台『スカパン』。松本城大手門枡形跡広場での野外公演(10月6日〜10日)では、東欧の民族音楽に室内楽の視点を取り入れた全く新しいアンサンブル「ISOLATION ORCHESTRA」の出演が決定。ギデオン・ジュークス(Tuba)、竹内理恵(Sax&Cl)、松本みさこ(Acc)、ふーちん(Per)4人が、開演前と舞台の終盤で生演奏。繊細さと野生味を合わせ持った音楽で舞台を盛り上げる。なお、この特別演出は、野外公演のみのとなっている。『スカパン』串田×小日向インタビュー<串田和美ロングインタビュー>ライフワークに再び挑戦。二世代が揃うユニークな座組み――『スカパン』の原作である、モリエール『スカパンの悪だくみ』の舞台は港町ナポリ。若者たちの恋の手助けをするため、頭の回転が早い召使いスカパンがひと肌脱ぎ、金持ちを手玉に取ったり、威張った主人をとっちめたり……という喜劇です。まずはこの戯曲と串田さんの出会いから伺えますか。串田僕がまだ俳優座の養成所にいた19歳か20歳の頃、戦後初となるコメディ・フランセーズの来日公演(1962年)で観たのが最初です。スカパンを演じたロベール・ウィルシュという俳優が、確か足元はスニーカーで、ぴょんぴょんとはね回りながら曲芸のように芝居をやっていて、とても新鮮だったんですね。その当時モリエールやシェイクスピアといった古典は、言葉を重視した、台詞の言い回しによって客席から拍手が起こるような演技が主流で、この身体的なスカパンは衝撃的でした。余談ですが、養成所の同期、(その後一緒にオンシアター自由劇場を結成する)佐藤信も同じ公演を観ているんです。彼も感動して、終演後に「誰かと話したい」という思いにかられたのに、友達みんながスッと帰っちゃったらしい。がっかりしながらふと横を見たら同じように「誰かと話したい、この気分」という顔をした僕がいて(笑)、夜通し喋った……なんて懐かしい思い出もあります。――串田さんがタイトルロールを演じる『スカパン』の初演は、1994 年シアターコクーンでした。串田もとは喜劇だけど、スカパンという一人の人間が“生きのびる知恵”として口八丁、手八丁で喋りながら動いているというか、人物の根っこや息遣いがうまく出せないかなと考えたのが初演。古い翻訳調の言葉ではなく、内藤俊人さんという大森博史さんの知り合いに新しく訳してもらって、そのテキストをもとに半分オリジナルの脚本を作りました。再演以降は僕が演出してますが、初演は(オンシアター自由劇場のメンバーだった)真名古敬二さんに演出してもらって、劇団みんなで試行錯誤しながらつくったんです。――以前お話を伺った時も「親知らずが奥でうずいているみたいな戯曲」と表現していましたが、串田さんの『スカパン』は、ただ底抜けに楽しい喜劇ではありません。いたずらしたり大騒ぎしたり、スカパンは人々と一緒にいる時は明るく振る舞っていますが、家に戻って一人で食事をする場面などに彼の孤独が垣間見えたり……原作にはない、底辺で暮らす男の「生活感」を感じさせる場面が印象的に挿入されます。串田僕にとってこの作品は、喜劇でなきゃいられないというか、必死で喜劇であろうとする感じがあるというか、奇妙な憂鬱感が感じられる戯曲なんです。スカパンの源流はおそらく、イタリアで16世紀ごろに生まれた喜劇「コメディア・デラルテ」の召使いで、道化役のザンニ、アルレッキーノですよね。ザンニの黒いお面は炭鉱の町出身であることを表していると本で読んだこともありますし、労働者でベルガモ訛りの田舎っぺ……こういったキャラクター造形にはどこか差別的なニュアンスも感じ取れます。そんなことも考えながら、こき使われながらも、たくましく生き抜く術を身につけたスカパンの背景を想像していきました。――原作ではハッピーエンドですが、串田版の終盤でスカパンは、騙されていたことを知った父親二人に雇われた男に襲われてケガを負います。串田原作ではスカパンは死にそうな「フリ」をして主人に赦しを乞いますが、僕の『スカパン』は裏切った仲間に殴られて、最後は孤独の中に死んでいきます。これは『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン作)の幕切れの場面をイメージしているんです。――そうなんですね!串田瀕死の重傷を負っていることを(長年恋心を抱いていた)ロクサーヌに隠しながら、落ち葉が散る中で死んでいくシラノ……あれも痛切な最期ですよね。『シラノ・ド・ベルジュラック』の台詞に、モリエールの名前が出てくるじゃないですか。――上演ではカットされることも多いですが、確かに戯曲には「モリエールがシラノの作品をパクってる」(※)と茶化したようなユーモラスな会話があります。なるほど串田版『スカパン』のラストシーンには、作家であるモリエールに関連する趣向が引用されているのですね。串田さんはこの作品を何度も上演していますが、繰り返しやりたいと感じる魅力を教えてください。※17世紀に実在したシラノ・ド・ベルジュラックとモリエールは同時代の文化人。『スカパンの悪だくみ』に、シラノが書いた戯曲『愚弄された衒学者』から拝借した台詞があることは広く知られている串田スカパンという人物像、生き方、性分が好きなんでしょうね。いつも一生懸命で、人を面白がらせたり、困った若い人がいると「しょうがないな」と助けてあげる。しかも正義感からではなく、そうせざるを得ない性格というか。ずっと動き回る役なので、僕もいつまで演じられるかわからないけど(笑)、スカパンがすごく年をとったバージョンもありえるかな?なんて考えてみたり。ライフワークと言える作品です。――今回は、元オンシアター自由劇場のメンバーである、大森博史さん(アルガント役)と小日向文世さん(ジェロント役)が参加します。息子たちに翻弄される父親たちですね。また串田さんのご子息・串田十二夜さんがジェロントの息子レアンドル役、小日向文世さんのご長男の小日向星一さんがアルガントの息子オクターヴ役として出演。なんと今作では、2組の親子共演が実現します。串田なんだか歌舞伎みたいになってきちゃいました(笑)。大森さん、小日向さんとは、お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。稽古が楽しみです。子どもたちの世代もいつの間にか知り合いになっていて、知らない間に一緒に芝居をしていたり、僕のワークショップに参加したり。不思議ですよね。FESTA 松本 2022での『スカパン』上演――これまでの『スカパン』についても振り返ります。初演の翌年、1995年にシアターコクーンで再演し、同年フランス・アヴィニョンでも上演。2015年にルーマニア・シビウ国際演劇祭にも招待され、ブカレストでも上演と海外でも上演されています。串田アヴィニョンでは、古い教会に自分たちで座席を組んで上演しました。初日の公演が終わって楽屋に戻ったら、客席の方からガタガタっと崩れるような音がしたんです。「客席が壊れた、どうしよう!」と思って舞台に戻ったら、観客が立ち上がって足踏みをしていたという(笑)。あちらの観客は、感動を足踏みで表現するなんて知らなかったので驚きました。ルーマニアでは、近年日本でも演出を手掛ける演出家のシルヴィウ・プルカレーテが「これがスカパンだ!」なんて言ってくれました。国が変わっても通じることがあるんだと、嬉しい思い出も詰まった作品です。――2004年「まつもと市民芸術館」のこけら落とし公演、2013年には芸術館10周年記念の1本にも選ばれ、串田さんの演劇人生と並走する作品に成長しました。2015年、シビウ国際演劇祭の凱旋公演では、信濃毎日新聞社の松本新本社ビル建設予定の更地で“Flying Theatre 空中劇場”と称した仮設舞台、ピカデリーホール(現上土劇場)、松本市美術館の芝生の中庭の3カ所で上演。野外公演はまた格別な楽しさ、生活に身近な感覚があります。今年の松本公演も、まつもと市民芸術館(小ホール)に加え、松本城大手門枡形跡広場で上演されます。串田僕は、「触っちゃいけません」と言わんばかりの近寄り難い作品をつくるのではなく、常に演劇で「事件」を起こしたいと考えているんです。と言っても殺人事件とか物騒なものではなく(笑)、何年か経った後に観客の中で「あの時観た、あの感じ」を思い出してもらえるという意味での事件。「野外公演は、観客側も参加しているみたいな感覚が味わえる」と言ってくださる方もいますし、上演する場所にはこだわりたいですね。もちろん劇場でも事件は起こせますが、道端で投げ銭でやるような芝居にだって事件が起こせると思っています。そうそう、松本に来る直前の2003年の1月から2月にかけて水戸芸術館で毎週末『スカパン』を上演したこともあります。その時は水戸の役者にも参加してもらいました。今年また水戸で出来るのも、なんだか不思議な縁を感じます。――以前『スカパン』の取材で串田さんと、フランスの演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン(太陽劇団)が監督した映画『モリエール』のお話をしたことがありますが、あの映画でも、モリエールが野外でお芝居を上演する場面が出てきますね。串田そうそう、野外劇の舞台が風に飛ばされていったりね(笑)。あの時代、モリエールが旅をしながら芝居をしていると、物見遊山の人たちが集まってきたり、訳もわからず眺めている人がいたり。野外はそういった雑多な感じがいいんですよね。1966年に東京・西麻布の硝子店の地下に劇場をつくって僕の演劇人生がスタートしたわけですが、シアターコクーンでやるようになっても「自由劇場のあの感じ」を700人の客席でどう表現できるか、そのことはいつも頭にありました。近頃は、演劇が商品のように扱われている演劇が増えている気がして、それを全否定はしないけれど、「僕が長い人生をかけてやってきたことは、そうじゃないんだよなぁ」とは感じます。こうしたことは、松本で芝居づくりを始めてからより深く考えるようになりました。――今回の『スカパン』は、串田さんが総合ディレクターを務める《FESTA 松本 2022》での上演になります。同フェスは昨年コロナ禍の中でスタートしました。串田《FESTA 松本 2021》を体験してくれた木工家の三谷龍二さんが文章に「共に生きる演劇という印象を持った」と書いてくださったんですが、「フェスタ=お祭り」がなぜ生まれたかを歴史に照らし合わせて考えてみると、災害が起きた時に天に祈ったり、困難な状況の中にあっても未来のことを考えて、元気を出すためですよね。昨年コロナ禍の大変な中で動き出した時も、豪華でなくていいから、とにかくみんなが楽しめるようなものを……との思いでスタートしました。必ずしも演劇に特化せず、道端で絵を描いている人がいてもいいし、路上とか、広場とか、今年もできるだけお金がかからない方法で、市民のみんなが参加してくれる形を見つけたいと思います。――先ほど話題にも出た「商品化された演劇」ではないですけど、観客数や話題性、数字だけを求めた“経済化”ではなく、偶然、その日、その時を一緒に過ごした人たちが熱をもらえるような演劇。串田熱量は数字で測れないからどうしようもないけど(笑)、僕はそういうものが演劇だと思っています。ノーベル賞の授賞式を欠席したボブ・ディランが、「私はパフォーマーとして5万人の前でも、50人の前でも演奏したことがありますが、50人の前で演奏することの方が難しい。5万人の人格はひとつともいえるけど、50人はそうはいきません」と言っていて、なるほどボブ・ディランはいいこと言うな(笑)、と思いました。数字にできないことってね、あるんですよ。文=川添史子<公演情報>『スカパン』『スカパン』メインビジュアル【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出演】串田和美 / 大森博史 / 武居卓 / 小日向星一 / 串田十二夜 / 皆本麻帆 / 湯川ひな / 細川貴司 / 下地尚子 / 小日向文世【松本公演】■まつもと市民芸術館 小ホール9月30日(金) 19:00 ※プレビュー公演10月1日(土) 15:0010月2日(日) 13:00■松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)・8日(土)・9日(日)・10日(月・祝) 全日16:30問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター 0263-33-2200(10:00~18:00)【水戸公演】2022年10月15日(土)~16日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場問い合わせ:水戸芸術館 ACM 劇場 029-227-8123(10:00~18:00 月曜休館)【北九州公演】2022年10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場問い合わせ:北九州芸術劇場(093-562-2655(10:00~18:00))【神奈川公演】2022年10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
2022年09月26日9月30日から松本、水戸、北九州、横浜で上演する舞台「スカパン」。開幕に先駆けて、演出・主演の串田和美のロングインタビューが到着!公式ホームページにて小日向文世との対談映像も公開されました。また、松本城大手門枡形跡広場での野外公演(10月6日〜10日)では、東欧の民族音楽に室内楽の視点を取り入れた全く新しいアンサンブルISOLATION ORCHESTRAの出演が決定!ギデオン・ジュークス(Tuba)、竹内理恵(Sax&Cl)、松本みさこ(Acc)、ふーちん(Per)4人が、開演前と舞台の終盤で生演奏。繊細さと野生味を合わせ持った音楽で舞台を盛り上げます。野外公演のみの特別演出に、是非ご期待下さい!<串田和美×小日向文世 ツーショットインタビュー><串田和美ロングインタビュー>ライフワークに再び挑戦。二世代が揃うユニークな座組み――『スカパン』の原作である、モリエール『スカパンの悪だくみ』の舞台は港町ナポリ。若者たちの恋の手助けをするため、頭の回転が早い召使いスカパンがひと肌脱ぎ、金持ちを手玉に取ったり、威張った主人をとっちめたり……という喜劇です。まずはこの戯曲と串田さんの出会いから伺えますか。串田:僕がまだ俳優座の養成所にいた19歳か20歳の頃、戦後初となるコメディ・フランセーズの来日公演(1962年)で観たのが最初です。スカパンを演じたロベール・ウィルシュという俳優が、確か足元はスニーカーで、ぴょんぴょんとはね回りながら曲芸のように芝居をやっていて、とても新鮮だったんですね。その当時モリエールやシェイクスピアといった古典は、言葉を重視した、台詞の言い回しによって客席から拍手が起こるような演技が主流で、この身体的なスカパンは衝撃的でした。余談ですが、養成所の同期、(その後一緒にオンシアター自由劇場を結成する)佐藤信も同じ公演を観ているんです。彼も感動して、終演後に「誰かと話したい」という思いにかられたのに、友達みんながスッと帰っちゃったらしい。がっかりしながらふと横を見たら同じように「誰かと話したい、この気分」という顔をした僕がいて(笑)、夜通し喋った……なんて懐かしい思い出もあります。――串田さんがタイトルロールを演じる『スカパン』の初演は、1994年シアターコクーンでした。串田:もとは喜劇だけど、スカパンという一人の人間が“生きのびる知恵”として口八丁、手八丁で喋りながら動いているというか、人物の根っこや息遣いがうまく出せないかなと考えたのが初演。古い翻訳調の言葉ではなく、内藤俊人さんという大森博史さんの知り合いに新しく訳してもらって、そのテキストをもとに半分オリジナルの脚本を作りました。再演以降は僕が演出してますが、初演は(オンシアター自由劇場のメンバーだった)真名古敬二さんに演出してもらって、劇団みんなで試行錯誤しながらつくったんです。――以前お話を伺った時も「親知らずが奥でうずいているみたいな戯曲」と表現していましたが、串田さんの『スカパン』は、ただ底抜けに楽しい喜劇ではありません。いたずらしたり大騒ぎしたり、スカパンは人々と一緒にいる時は明るく振る舞っていますが、家に戻って一人で食事をする場面などに彼の孤独が垣間見えたり……原作にはない、底辺で暮らす男の「生活感」を感じさせる場面が印象的に挿入されます。串田:僕にとってこの作品は、喜劇でなきゃいられないというか、必死で喜劇であろうとする感じがあるというか、奇妙な憂鬱感が感じられる戯曲なんです。スカパンの源流はおそらく、イタリアで16世紀ごろに生まれた喜劇「コメディア・デラルテ」の召使いで、道化役のザンニ、アルレッキーノですよね。ザンニの黒いお面は炭鉱の町出身であることを表していると本で読んだこともありますし、労働者でベルガモ訛りの田舎っぺ……こういったキャラクター造形にはどこか差別的なニュアンスも感じ取れます。そんなことも考えながら、こき使われながらも、たくましく生き抜く術を身につけたスカパンの背景を想像していきました。――原作ではハッピーエンドですが、串田版の終盤でスカパンは、騙されていたことを知った父親二人に雇われた男に襲われてケガを負います。串田:原作ではスカパンは死にそうな「フリ」をして主人に赦しを乞いますが、僕の『スカパン』は裏切った仲間に殴られて、最後は孤独の中に死んでいきます。これは『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン作)の幕切れの場面をイメージしているんです。――そうなんですね!串田:瀕死の重傷を負っていることを(長年恋心を抱いていた)ロクサーヌに隠しながら、落ち葉が散る中で死んでいくシラノ……あれも痛切な最期ですよね。『シラノ・ド・ベルジュラック』の台詞に、モリエールの名前が出てくるじゃないですか。――上演ではカットされることも多いですが、確かに戯曲には「モリエールがシラノの作品をパクってる」(*)と茶化したようなユーモラスな会話があります。なるほど串田版『スカパン』のラストシーンには、作家であるモリエールに関連する趣向が引用されているのですね。串田さんはこの作品を何度も上演していますが、繰り返しやりたいと感じる魅力を教えてください。串田:スカパンという人物像、生き方、性分が好きなんでしょうね。いつも一生懸命で、人を面白がらせたり、困った若い人がいると「しょうがないな」と助けてあげる。しかも正義感からではなく、そうせざるを得ない性格というか。ずっと動き回る役なので、僕もいつまで演じられるかわからないけど(笑)、スカパンがすごく年をとったバージョンもありえるかな?なんて考えてみたり。ライフワークと言える作品です。*17世紀に実在したシラノ・ド・ベルジュラックとモリエールは同時代の文化人。『スカパンの悪だくみ』に、シラノが書いた戯曲『愚弄された衒学者』から拝借した台詞があることは広く知られている――今回は、元オンシアター自由劇場のメンバーである、大森博史さん(アルガント役)と小日向文世さん(ジェロント役)が参加します。息子たちに翻弄される父親たちですね。また串田さんのご子息・串田十二夜さんがジェロントの息子レアンドル役、小日向文世さんのご長男の小日向星一さんがアルガントの息子オクターヴ役として出演。なんと今作では、2組の親子共演が実現します。串田:なんだか歌舞伎みたいになってきちゃいました(笑)。大森さん、小日向さんとは、お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。稽古が楽しみです。子どもたちの世代もいつの間にか知り合いになっていて、知らない間に一緒に芝居をしていたり、僕のワークショップに参加したり。不思議ですよね。FESTA松本2022での『スカパン』上演――これまでの『スカパン』についても振り返ります。初演の翌年、1995年にシアターコクーンで再演し、同年フランス・アヴィニョンでも上演。2015年にルーマニア・シビウ国際演劇祭にも招待され、ブカレストでも上演と海外でも上演されています。串田:アヴィニョンでは、古い教会に自分たちで座席を組んで上演しました。初日の公演が終わって楽屋に戻ったら、客席の方からガタガタっと崩れるような音がしたんです。「客席が壊れた、どうしよう!」と思って舞台に戻ったら、観客が立ち上がって足踏みをしていたという(笑)。あちらの観客は、感動を足踏みで表現するなんて知らなかったので驚きました。ルーマニアでは、近年日本でも演出を手掛ける演出家のシルヴィウ・プルカレーテが「これがスカパンだ!」なんて言ってくれました。国が変わっても通じることがあるんだと、嬉しい思い出も詰まった作品です。――2004年「まつもと市民芸術館」のこけら落とし公演、2013年には芸術館10周年記念の1本にも選ばれ、串田さんの演劇人生と並走する作品に成長しました。2015年、シビウ国際演劇祭の凱旋公演では、信濃毎日新聞社の松本新本社ビル建設予定の更地で“Flying Theatre空中劇場”と称した仮設舞台、ピカデリーホール(現上土劇場)、松本市美術館の芝生の中庭の3カ所で上演。野外公演はまた格別な楽しさ、生活に身近な感覚があります。今年の松本公演も、まつもと市民芸術館(小ホール)に加え、松本城大手門枡形跡広場で上演されます。串田:僕は、「触っちゃいけません」と言わんばかりの近寄り難い作品をつくるのではなく、常に演劇で「事件」を起こしたいと考えているんです。と言っても殺人事件とか物騒なものではなく(笑)、何年か経った後に観客の中で「あの時観た、あの感じ」を思い出してもらえるという意味での事件。「野外公演は、観客側も参加しているみたいな感覚が味わえる」と言ってくださる方もいますし、上演する場所にはこだわりたいですね。もちろん劇場でも事件は起こせますが、道端で投げ銭でやるような芝居にだって事件が起こせると思っています。そうそう、松本に来る直前の2003年の1月から2月にかけて水戸芸術館で毎週末『スカパン』を上演したこともあります。その時は水戸の役者にも参加してもらいました。今年また水戸で出来るのも、なんだか不思議な縁を感じます。――以前『スカパン』の取材で串田さんと、フランスの演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン(太陽劇団)が監督した映画『モリエール』のお話をしたことがありますが、あの映画でも、モリエールが野外でお芝居を上演する場面が出てきますね。串田:そうそう、野外劇の舞台が風に飛ばされていったりね(笑)。あの時代、モリエールが旅をしながら芝居をしていると、物見遊山の人たちが集まってきたり、訳もわからず眺めている人がいたり。野外はそういった雑多な感じがいいんですよね。1966年に東京・西麻布の硝子店の地下に劇場をつくって僕の演劇人生がスタートしたわけですが、シアターコクーンでやるようになっても「自由劇場のあの感じ」を700人の客席でどう表現できるか、そのことはいつも頭にありました。近頃は、演劇が商品のように扱われている演劇が増えている気がして、それを全否定はしないけれど、「僕が長い人生をかけてやってきたことは、そうじゃないんだよなぁ」とは感じます。こうしたことは、松本で芝居づくりを始めてからより深く考えるようになりました。――今回の『スカパン』は、串田さんが総合ディレクターを務める《FESTA松本2022》での上演になります。同フェスは昨年コロナ禍の中でスタートしました。串田:《FESTA松本2021》を体験してくれた木工家の三谷龍二さんが文章に「共に生きる演劇という印象を持った」と書いてくださったんですが、「フェスタ=お祭り」がなぜ生まれたかを歴史に照らし合わせて考えてみると、災害が起きた時に天に祈ったり、困難な状況の中にあっても未来のことを考えて、元気を出すためですよね。昨年コロナ禍の大変な中で動き出した時も、豪華でなくていいから、とにかくみんなが楽しめるようなものを……との思いでスタートしました。必ずしも演劇に特化せず、道端で絵を描いている人がいてもいいし、路上とか、広場とか、今年もできるだけお金がかからない方法で、市民のみんなが参加してくれる形を見つけたいと思います。――先ほど話題にも出た「商品化された演劇」ではないですけど、観客数や話題性、数字だけを求めた“経済化”ではなく、偶然、その日、その時を一緒に過ごした人たちが熱をもらえるような演劇。串田:熱量は数字で測れないからどうしようもないけど(笑)、僕はそういうものが演劇だと思っています。ノーベル賞の授賞式を欠席したボブ・ディランが、「私はパフォーマーとして5万人の前でも、50人の前でも演奏したことがありますが、50人の前で演奏することの方が難しい。5万人の人格はひとつともいえるけど、50人はそうはいきません」と言っていて、なるほどボブ・ディランはいいこと言うな(笑)、と思いました。数字にできないことってね、あるんですよ。text:川添史子<公演概要>【公演名】『スカパン』【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出 演】串田和美大森博史武居卓小日向星一串田十二夜皆本麻帆湯川ひな細川貴司下地尚子/小日向文世【チケット】好評発売中。詳細は各会場のホームページにて。【公演日程】松本公演まつもと市民芸術館小ホール9月30日(金)19:00※プレビュー公演10月1日(土)15:0010月2日(日)13:00松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)、8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)全日16:30問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター0263-33-2200(10:00~18:00)スカパン : 水戸公演10月15日(土)~16日水戸芸術館ACM劇場問い合わせ:水戸芸術館ACM劇場029-227-8123(10:00~18:00月曜休館) 北九州公演10月23日(日)北九州芸術劇場 中劇場問い合わせ:北九州芸術劇場093-562-2655(10:00~18:00) 神奈川公演10月26日(水)~30日(日)KAAT 神奈川芸術劇場問い合わせ:チケットかながわ0570-015-415(10:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月22日『ルパン三世』アニメ化50周年、『キャッツ・アイ』原作40周年を記念して、『ルパン三世』 × 『キャッツ・アイ』のコラボアニメが制作されることが決定した。2023年にAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。一方、北条司原作の初連載作品となるアニメ『キャッツ・アイ』は、ある時は怪盗、ある時は喫茶店の美人三姉妹。華麗に夜を駆け世間を騒がせるキャッツアイたちが暗躍するラブコメディアニメ。2021年から今年にかけては、『ルパン三世』アニメ化50周年、そして『キャッツ・アイ』原作40周年という両作品にとっての記念イヤーとなっている。この度、そんな両作のスペシャルな作品として、トムス・エンタテインメントが、Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』を制作することが決定し、ティザービジュアルとPV第1弾が公開された。本作はAmazon Originalの日本のアニメーション映画作品としては初めて、2023年よりAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。舞台は『キャッツ・アイ』連載当時の1980年代。キャッツ・アイの父が遺した「三枚の絵」をターゲットに、共に絵を狙うルパンとキャッツが“夢の泥棒対決”を繰り広げる。レトロ&スタイリッシュな、爽快クライムアクションとなっているという。『キャッツ・アイ』の原作者・北条は生前のモンキー・パンチとも交流があったようで、「今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています」とコメントを寄せた。<コメント全文>『キャッツ・アイ』原作者:北条司『ルパン三世』は、中学生の時から読んでいた大先輩の作品です。モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな・・・?と考えずにはいられません。生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています。エム・ピー・ワークス代表:加藤州平(モンキー・パンチの次男)モンキー・パンチは、『キャッツ・アイ』の世界観が大好きでした。『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろうと、楽しそうに話をしていたことがあります。親しく交流させていただいた北条先生の『キャッツ・アイ』と、『ルパン三世』のコラボレーションは、熱望していたモンキー・パンチにとって、夢のような企画だと思います。原作者でも、アニメの『ルパン三世』は、ファンの一人として楽しむ人でした。きっと、今回の企画も、ファンの一人として、作品完成を待ちわびていると思います。ルパン三世役:栗田貫一『ルパン三世』はアニメ化50周年、『キャッツ・アイ』は原作40周年。記念すべき年に、まさかの対決?ができるとは思っていませんでした。ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹!今からとても楽しみです!来生瞳役:戸田恵子お話聞いて、えーー?マジーー?って感じでひっくり返りました!(笑)何十年ぶりとかは最早考えたくない!(笑)お祭り気分で楽しもうと思います。プロデューサー:石山桂一『ルパン三世 VS 名探偵コナン』に継ぐ夢のコラボ作品『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』。泥棒VS怪盗ということもあり華麗でスタイリッシュなアクション要素も満載なテンポのいい作品に仕上がりました。北条先生からモンキー先生へのリスペクトもあり「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」というオーダーがあったため、漫画家の中田春彌先生にイラストを描いていただき、両方のキャラクターを一新いたしました。また、ルパンのジャケットがピンクなのは、『キャッツ・アイ』の時代設定が80年代であり、本作もその時代設定をフィーチャーしているため「80年代のルパンと言えばピンク」という思いがあり決定しました。Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』2023年よりPrime Videoにて世界独占配信
2022年09月22日坂口健太郎&杏共演「競争の番人」第10話が9月12日オンエア。小日向文世演じる藤堂が談合を進める理由に「そんな悲しい過去が…」と同情の声が上がるとともに、最終回の次回予告を見た視聴者からは「まだ見れるんだ嬉しい」といった反応も上がっている。「元彼の遺言状」に続いて新川帆立の原作をドラマ化した本作。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当て、過去に談合で父を亡くした主人公が、その談合の裏で暗躍した官僚に挑むというストーリーが展開してきた。父親が経営していた建設会社が談合に関わったことで、父が自ら死を選んだ過去を持つ第六審査の審査官・小勝負勉を坂口さんが。殺人事件の犯人らしき人間を取り逃がし公取委へ異動してきた第六審査の白熊楓役を杏さんがそれぞれ演じる。また第六審査“ダイロク”の面々として桃園千代子を小池栄子が、風見慎一を大倉孝二が、六角洸介を加藤清史郎が演じるほか、検察官の緑川瑛子に大西礼芳。第六審査長で小勝負の父が亡くなった談合の調査にも関わっていた本庄聡子には寺島しのぶ。小勝負の父が亡くなった談合の裏で暗躍した国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ダイロクはラクター建設の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込むが、それは「東京湾岸地区再開発プロジェクト」の談合ではなく、藤堂が自分の身に危険が及ばないようにするため仕掛けた罠だった。ダイロクは樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で「ラクター建設」を立入検査するも、留置した資料からは証拠品がなかなか見つからない。そんななか藤堂が談合を一部合法化する法案を国会に提出しようとしていることがわかる…というのが10話のストーリー。かつての藤堂は不正を憎む役人だった。しかし出張中に阪神淡路大震災が発生し、幼かった娘の環を残し妻が亡くなってしまう。倒壊したマンションは安さを売りにする業者が入札しており、偽装されていたことを知った藤堂は、競争を憎み談合を推進するようになった…。「藤堂さんにもそんな悲しい過去が…」「だから「私にとっては競争が悪に思える」と言ってたのね」「談合してよい住宅を作れば悲劇を繰り返さないと思ったのね…」など、藤堂の過去に同情の声が上がる一方、「競争の結果の最安値だからこその悲劇だったのね……でもそれは入札の制度の問題では……?」といった声も。その後、藤堂は逮捕されるが、無茶な調査の責任を取らされる形で小勝負は四国に異動となる。ラストシーンでは数か月後、成長した白熊が立入検査する姿が映し出され、次回予告へ…。「最終回だと思って凄いグッと来まくって泣いちゃってたのに、最終回来週だった」「てっきり最終回だと思って見てた!!来週がほんとの最終回なのね!まだ見れるんだ嬉しい」「今日で終わりかと思ってたから来週もう1回観られるの嬉しすぎる」など、今回が最終回だと思っていた視聴者からは喜びの声が上がっている。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日話し始めたばかりの子供が、たどたどしくも一生懸命に言葉をつむぐ姿は、見ていて愛おしいものです。小日向えぴこ(@epico428)さんは、2歳になる息子さんのほほ笑ましいエピソードを投稿しました。息子が喋りはじめたころからずっと気になってたこと #育児漫画 #育児絵日記 pic.twitter.com/bH5UwawvTP — 小日向えぴこ (@epico428) August 29, 2022 おしゃべりをするようになった息子を見て、「子供同士で会話ができるのは、いつからなんだろう」と疑問に思っていた、小日向さん。ある日、保育園の連絡帳に、息子さんが仲よしのお友達と内緒話をしていたと書かれていました。2人が話していたのは、なんと「虫刺されのあとを見せ合いっこしていた」という内容!投稿には「かわいすぎる」「ちゃんと話がかみ合うなんて、フィーリングが合うお友達なんですね」といった声が寄せられていました。聞き耳を立てた保育士だけでなく、連絡帳を読んだ小日向さんも、思わず笑顔になってしまったことでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月08日本田翼が主演、高橋文哉や宮世琉弥らが実際に7人組ボーイズグループ“8LOOM(ブルーム)”としてアイドル活動をすることでも話題の火曜ドラマ「君の花になる」。その初回放送日が10月18日(火)に決定、メインビジュアルが解禁された。ビジュアルには、主人公・仲町あす花を演じる本田さんをはじめ、あす花の元教え子で“8LOOM(ブルーム)”のリーダー・佐神弾役で高橋さん、同じく8LOOMメンバーの成瀬大二郎役で宮世さん、古町有起哉役で綱啓永、一之瀬栄治役で八村倫太郎、桧山竜星役で森愁斗、久留島巧役でNOA、小野寺宝役で山下幸輝の8名の姿が。物語の軸である、夢に向かって共に進む青春の儚くも美しい瞬間を表現した、希望に満ちたビジュアルとなっている。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の仲町あす花が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ“8LOOM”の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語。あす花は突如、ボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”として、かつての教え子・佐神弾と再会。弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む女性の成長とときめきを描いたオリジナルストーリーだ。そのほか、あす花の姉・仲町優里役で木南晴夏、8LOOMのマネージャー・添木ケンジ役で宮野真守、8LOOMのライバルグループ・CHAYNEY(チェイニー)のマネージャー・香坂すみれ役で内田有紀、8LOOMが所属する「花巻エンターテインメント」の社長・花巻由紀役で夏木マリ、神出鬼没な謎の事務所関係者・トリニティ春日役で竹中直人が出演。CHAYNEYには、「INI」の木村柾哉、高塚大夢、田島将吾、藤牧京介、松田迅が扮している。あらすじ「みんなを元気にできる、花のような先生になる」という夢を掲げて前向きに高校教師をしていた仲町あす花(本田翼)だったが、ある出来事をきっかけに挫折し、退職。姉・仲町優里(木南晴夏)の家に転がり込んで、優里が営むフードワゴンを手伝いながら、日々をなんとなく過ごしていた。そんな中、優里と恋人の三ツ谷満男(菊田竜大)が結婚することに。これを機に独立しようと決意したあす花は、「可能性あふれる若者をサポートする仕事です」と書かれた住み込み寮母の求人に飛びつく。しかしそこはなんと、デビューするも売れない7人組ボーイズグループ・8LOOMの寮だった! しかもグループのリーダーは、かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)で…。久々の再会を喜ぶあす花と対照的に、なぜかあす花に冷たく当たる弾。弾のほか、最年少だが精神年齢が高い成瀬大二郎(宮世琉弥)、最年長で男気がある古町有起哉(綱啓永)、しっかり者だがネガティブ思考の一之瀬栄治(八村倫太郎)、甘えん坊で自由人な桧山竜星(森愁斗)、一見クールだがド天然の久留島巧(NOA)、弟キャラで世話好きな小野寺宝(山下幸輝)と、グループのメンバーは個性的な子ばかり。同期でライバルグループのCHAYNEYの活躍に焦る弾は、グループを引っ張ろうとするもうまくいかず…。そんなとき、8LOOMは事務所の社長・花巻由紀(夏木マリ)から、半年後の契約更新は出来ないと告げられる――。「君の花になる」は10月18日より毎週火曜22時よりTBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月07日串田和美が主宰する劇団「オンシアター自由劇場」で1994年に初演され、その後、串田のライフワークとして上演を重ねている『スカパン』。串田の80歳の節目に上演される今回、自由劇場時代からの盟友である小日向文世の出演が決定した。さらに共演者には、同じく盟友の大森博史や、ふたりの息子・串田十二夜と小日向星一といった顔ぶれも。そこで串田と小日向に、昔話にも花を咲かせつつ、今回の上演に寄せる想いを語り合ってもらった。自分じゃないなにかに、催促されるような感覚――上演回数も多い串田さんの代表作『スカパン』ですが、このタイミングでの上演を決めた理由は?串田まつもと市民芸術館の杮落とし公演や10周年記念プログラムなど、これまで節目、節目で上演してきました。そういう意味では今年度末にまつもとの総監督を退任することがひとつと、あとは80歳になったことがひとつ。そこに初演時に一緒やった、コヒ(=小日向)と大森(博史)とも久しぶりに出来たらいいな、というアイデアがフッと浮かんだんです。――串田さんの中で、『スカパン』の再演を重ねる理由はどんなところにあるのでしょうか?串田若いころは次々と新しいもの、今までにやったことのないものを探すのが楽しかったんです。でもだんだんとやり残したことが体の中に溜まっていって、自分じゃないなにかに、「あれもう一回やってよ」と催促されるような感覚が出てきて。ほら、舞台って生き物だから、いつも同じようには出来ないですよね。この時代、この肉体、外側の条件も内側の条件も折り合いをつけながらやっていくもの。でもだからこそ面白い現象が起きるんじゃないかと思います。――小日向さんにとっては約30年ぶりの『スカパン』になりますが、当時特に印象に残っていることは?小日向まだ少年だった中村七之助(当時11歳)くんが出ていたんですが、彼いつも平気な顔で、本番前も全然緊張していなかったんですね。でもある日突然ビクビクしているから、「どうしたの?」と聞いたら、「今日お父さん(=故中村勘三郎)が観に来る」って(笑)。串田(笑)。小日向七之助くんにとっては客前に立つより、お父さんのほうがよっぽど怖いんだなと。それが一番印象に残っている出来事ですね。――いかに勘三郎さんが厳しい父親だったかがわかるエピソードですね。串田うちは全然怖がられていないと思いますけど(笑)、そちらはどうですか?小日向うちもどうかな~(笑)。演出も美術も出来る串田の一番は、実は役者――今回はそれぞれのご子息、串田十二夜さんと小日向星一さんが出演されることも大きな話題です。小日向星一も結構舞台のお話をいただいているようですが、串田さんの作品に参加するのは初めて。彼にとっては今までにない稽古になるでしょうから、きっといろいろ戸惑うと思うんです。でも本当にいい機会だと思いますし、絶対に経験しておくべきことだと思います。『スカパン』出演者:上段左から)串田和美、大森博史、小日向文世中段左から)小日向星一、串田十二夜、皆本麻帆、湯川ひな下段左から)武居卓、細川貴司、下地尚子串田十二夜は初舞台からまだ1年経っていないですからね。ただ這っているころからずっとお芝居を見て育ってきたわけで(笑)、これは役者としてなかなか面白いパターンではないかなと思います。小日向十二夜くんの芝居を観るの、すごく楽しみです!――串田さんは80歳にしてタイトルロールのスカパンを演じられるわけですが、小日向さんから見た役者・串田和美の魅力とは?小日向串田さんは演出も美術も全部自分で出来る人ですが、一番は実は役者だと思うんです。いつも嬉々としてやっていますし、コロナになった時もひとり公園で芝居(※2020年6月、長野県内にある公園の四阿で串田が上演したひとり芝居『月夜のファウスト』)をやり始めたでしょ?やっぱりこれだよなと。僕にそんな勇気はないですけど、串田さんはいつでもどこでもやっちゃう。串田バカだね~(笑)。小日向いやいや。本当にすごい人だと思いますよ。――そんな串田さんにとって、改めてスカパンという役を演じる面白さとは?串田毎回新しい発見があるんですよね。再演って面白いもので、役や脚本が自分よりも成長しているのか、それとも自分が成長出来ているのか、その競争みたいなところがあって。だから自分の成長がそのお芝居に見合っているのか、ちょっとドキドキする。それはコヒに関しても同じで、嬉しい、懐かしいって気持ちと共に、ちょっと緊張する感覚もあるんです。小日向僕もそうですよ。串田さんには絶対に“冴えてない”と思われたくないですし、やっぱり串田さんを喜ばせたいなと思います。役と共に年を重ね、目指すは90歳のスカパン!?――小日向さんとは劇団(※オンシアター自由劇場)時代から長いおつき合いになりますが、役者としての魅力とは?串田コヒは面白いですよ。最近昔の動画を見るようになったのですが、コヒが出て来ると面白くなる。大森も面白いし、もちろん笹やん(=笹野高史)も面白い。これに僕と吉田日出子さんも入れた5人がいれば、十分だなって思いますね。小日向当時よく言いましたよ!研究生はもう入れなくてもいいんじゃないですか?って。でも新しい人を入れないと淀むからダメだって。串田えっ、そうだった?(笑)――そういう意味で今回は、串田さん、小日向さん、大森さんと精鋭がそろいますね。小日向いや、みんな年取ったからわかんないですよ(笑)。串田でも自分が年を取るのと同じように、スカパンはちゃんと役も年を取ってくれるからいいなと思うんですよね。小日向僕は今回ジェロントを演じますが、自由劇場に在籍していた時のような、面白い人物像を作っていきたいです。面白いっていうのは愛すべきとか、興味深い人物という意味で。あとは若い人を羨ましがらせたいですね。あれがあるから早く自分も年を取りたい、そんなふうに思わせるなにかを見つけられたらいいなと。70近い俳優がやる素敵さを見せたいですね。串田そうだよ。クリント・イーストウッドなんて90越えてあのカッコ良さだよ。小日向だよね!串田さん、まだ10年あるじゃない(笑)。串田90歳とかで、杖をつきながらスカパンやるのもいいかもしれないね(笑)。――10年後の『スカパン』も期待しつつ……、この作品を通し、今のお客さまにはどんなことが伝えられたらと思いますか?串田わからないことや人と違うことを怖がらないで欲しいですね。逆にそれを自慢するくらい、それぞれの違いを面白いものとして興味を持ってもらえたらいいなと。教わることは、なにも偉い人からだけじゃない。わからないことや違うことから学ぶこと、感動することはたくさんあるんだと、この作品が発見させてくれるのではないかと思います。取材・文=野上瑠美子撮影=源賀津己<公演情報>『スカパン』【松本公演】2022年9月30日(金)~10月10日(月) ※9月30日プレビュー公演会場:まつもと市民芸術館 小ホール、松本城大手門枡形跡広場【神奈川公演】2022年10月26日(水)~2022年10月30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオほか、水戸公演(10月15日・16日)、北九州公演(10月23日)あり
2022年09月05日2023年2月23日(木・祝) に公開される映画『湯道』の第3弾キャストが公開された。『湯道』は、亡き父の遺した古びた銭湯「まるきん温泉」を巡り反発し合う兄弟や事情を抱えつつ明るく働くヒロイン、まるで湯気のように立ち上り消えていく客たちなど、風呂の湯のように流れていく様々な人間模様を描いた人間ドラマ。脚本は『おくりびと』などを手掛けた小山薫堂、『HERO』『マスカレード』シリーズを手掛けた鈴木雅之が監督を務める。キャストはこれまで主人公・三浦史朗役の生田斗真、その弟・三浦悟朗役の濱田岳、「まるきん温泉」で働く看板娘・秋山いづみ役の橋本環奈、そして銭湯に通う常連客として戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明の出演が発表されている。左から)橋本環奈、生田斗真、濱田岳『湯道』第2弾キャスト一覧今回新たに発表されたのは、“湯の道に魅せられた”個性あふれる4名。お風呂が唯一の趣味で、定年間近の郵便局員・横山正に、『HERO』『マスカレード』『コンフィデンスマン JP』シリーズでおなじみの小日向文世。妻と娘二人の女系家族の中、肩身の狭い想いをしながらも退職金で自宅に檜風呂を作りたいと夢見る横山を演じる。その横山の退職金で自らの卒業旅行を計画する横山家の次女・舞香に生見愛瑠。そして「入浴、お風呂について深く顧みる」精神を継承する場である「湯道会館」第十六代の家元・二之湯薫明を、角野卓造が威厳とユーモアたっぷりに演じる。また、家元・薫明の内弟子・梶斎秋として窪田正孝の出演が決定。慎ましくも精悍な表情の浴衣姿や身体を張った入浴姿を披露する。併せて、京都の松竹撮影所に建てられた「湯道会館」の豪華セットも公開。映画化発表の際、銭湯「まるきん温泉」が京都松竹撮影所内に本物さながら190坪を超える広さで制作されたことが話題となったが、「湯道会館」も150坪のスタジオ内に制作。色づいた紅葉の庭、その紅葉が美しく反射した檜の湯舟、そして壁には「湯道」の根幹にある精神、湯は心を温めるためにある事を意味する「湯道温心」の掛け軸があり、茶道や華道にも通じる日本の和の文化が凝縮されたかのようなセットとなっている。「湯道会館」セット写真さらに、お風呂が沸いたときの“あの音楽”で始まる『湯道』の特報映像が公開された。「熱っ!」と湯舟から真っ赤な裸で飛び出したかと思えば、兄弟喧嘩を始める史朗と悟朗。「まるきん温泉」の開店準備をする看板娘・いづみに、自宅の風呂で涙する横山、ワイングラスで湯を汲む温泉評論家・太田。そして、湯舟にしっかり浸かる湯道家元の内弟子・梶など、湯を愛する一癖も二癖もある登場人物たちの日常がコミカルに映し出されている。そのほか、温泉と言えばお馴染みの湯に浸かっている猿の姿に、全身泡まみれの厚切りジェイソン演じるアドリアンの姿など、「お風呂」にどっぷり浸かれる映像となっている。『湯道』特報映像<作品情報>『湯道』2023年2月23日(木・祝) 公開企画・脚本:小山薫堂(『おくりびと』)監督:鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『マスカレード』シリーズ)音楽:佐藤直紀出演:生田斗真 / 濱田岳 / 橋本環奈 / 戸田恵子 / 寺島進 / 厚切りジェイソン / 浅野和之 / 笹野高史 / 吉行和子 / ウエンツ瑛士 / 朝日奈央 / 吉田鋼太郎 / 夏木マリ / 柄本明 / 小日向文世 / 生見愛瑠 / 角野卓造 / 窪田正孝
2022年09月05日生田斗真主演のお風呂エンタメ映画『湯道』に小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝が出演していることが分かった。本編初公開となる特報映像も公開された。今回発表された4名が演じるのは、湯の道に魅せられた個性あふれるキャラクターたち。440年、十六代続く家元の下、「入浴、お風呂について深く顧みる」精神を継承する場である「湯道会館」にて、湯の作法と素晴らしさを学ぶ、退職金で自宅に檜風呂を作りたいと夢見る定年間近の郵便局員・横山正を、『コンフィデンスマンJP』『マスカレード』シリーズの小日向さん。父の退職金で自らの卒業旅行を計画する横山家の次女・舞香を、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」『モエカレはオレンジ色』などでの演技が話題となった、めるること生見さん。「湯道」第十六代家元・二之湯薫明を、名バイプレイヤーの角野さん。薫明の内弟子・梶斎秋を、11月公開の『ある男』に出演する窪田さんが演じる。また、薫明が弟子たちに湯の道を説く「湯道会館」のセットも京都の松竹撮影所に出現。美しい庭、紅葉が反射した檜の湯舟、壁には湯道の根幹にある精神、湯は心を温めるためにある事を意味する「湯道温心」の掛け軸も。そして今回、湯舟から飛び出したかと思えば、史朗(生田斗真)と悟朗(濱田岳)が兄弟喧嘩を始めるシーンから始まる特報映像も到着。銭湯「まるきん温泉」の開店準備をする看板娘・いづみ(橋本環奈)に、自宅の風呂で涙する横山、ワイングラスで湯を汲む温泉評論家・太田(吉田鋼太郎)、湯舟に浸かる梶ら、湯を愛する登場人物たちの日常がコミカルに描かれている。さらに、湯に浸かっている猿、全身泡まみれの常連客アドリアン(厚切りジェイソン)の姿も確認することができる。『湯道』は2023年2月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:湯道 2023年2月23日より公開(C)2023映画「湯道」製作委員会
2022年09月05日本田翼主演の秋の新ドラマ「君の花になる」より、先日、ドラマ本編で放送となるライブシーンの収録が行われた。この日は、高橋文哉扮するリーダー・佐神弾をはじめ、成瀬大二郎(宮世琉弥)、古町有起哉(綱啓永)、一之瀬栄治(八村倫太郎)、桧山竜星(森愁斗)、久留島巧(NOA)、小野寺宝(山下幸輝)、からなる崖っぷちの7人組ボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)、そして本田さんが演じる主人公の仲町あす花が登場。そして「8LOOM」は、現在「TikTok」にて一部先行配信中の1stシングル「Come Again」を観客の前で初披露。初めての有観客のライブシーン収録に挑んだ高橋さんは「皆さん、盛り上がっていますかー? 今日は来ていただきありがとうございます!」と来場客に向けて呼びかけ、会場の盛り上がりに思わず「帰りたくないですね・・・」と話した。また、彼らと同じ「花巻エンターテインメント」に所属する、同期でライバルグループの「CHAYNEY」(チェイニー)も登場。演じるのは、グローバルボーイズグループ「INI」の木村柾哉(ミナト役)、高塚大夢(ユズ役)、田島将吾(イブキ役)、藤牧京介(シュウヘイ役)、松田迅(ナユタ役)の5人。彼らが演じることは、この収録で明らかになった。「8LOOM」のライブパフォーマンスはもちろん、2組のグループがどう関わっていくのかにも注目だ。「君の花になる」は10月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月01日高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝が7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」に扮する10月期火曜ドラマ「君の花になる」。彼らの1stシングルが8月7日(日)よりTikTokにて楽曲の一部を先行配信し、メンバーによるダンスチャレンジ動画も初公開。楽曲振付は、「Stray Kids」や「NCT U」の振付を手掛けた世界的に活躍するダンサー・コレオグラファーのReiNaが担当する。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田翼)が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ“8LOOM(ブルーム)”の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語。あす花はボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”になったことをきっかけに、高橋文哉演じるかつての教え子・佐神弾と再会。弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。このたび、「8LOOM」の1stシングル「Come Again」が9月21日(水)より配信リリース。本楽曲は「8LOOM」にとって劇中および現実世界でのデビュー曲となる。楽曲の振付は、K-POPアーティストをはじめ、さまざまな楽曲の振付を手掛け、世界的に活躍する21歳のダンサー・コレオグラファーのReiNaが担当。ダンサーとしてジャスティン・ビーバー、クリス・ブラウンなどのビッグアーティストと共演、2021年には「avex ROYALBRATS」の一員として世界初プロダンスリーグにて初代チャンピオンに。「Stray Kids」の「Back Door」ほか、「NCT U」の「Make A Wish(Birthday Song)」がSNS上で話題となり世界から注目されるReiNaさんは、「Come Again」のほか、今後「8LOOM」が発表する楽曲の振付を手掛ける。ReiNaそして本日8月7日(日)、「ハナ87(花)の日」にちなみ、シングルリリースに先駆け楽曲の一部をTikTokにて先行配信。ドラマ公式TikTokでは、「8LOOM」メンバーの楽曲に合わせたダンスチャレンジ動画も初公開される。「Come Again」は、良いことばかりではない人生、挫けそうになる時もある日々の中で、前向きに明日を模索する全ての人の背中を押す、力強いメッセージに溢れたダンスチューン。アップリフティングな楽曲は、劇中で描かれる挫折しながらも前へ向かっていく主人公・あす花や「8LOOM」メンバーの姿も象徴している。本作「君の花になる」では現在、劇中と現実世界がリンクしていく“君花プロジェクト”を様々に展開中。現在「8LOOM」のオーディションからドラマ放送までの1年間を追う密着&応援コンテンツ“「君の花になる」までの365日”をTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」と動画配信サービス「Paravi」でドラマに先駆け配信中。今回の楽曲リリースも“君花プロジェクト”の一環で、今後もドラマ楽曲の発表、物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っていく。<高橋文哉コメント>「Come Again」を初めて聞いた時は凄くかっこよくて、耳に残る曲だなと思いました。僕が演じる佐神弾が高校時代に作詞作曲した設定の曲ですが、自分が背中を押してもらった過去が歌詞に描かれている、素敵な楽曲になっています。そんな曲にReiNaさんの振りが付き、サビではキャッチーで真似しやすいダンスだったり、揃えてかっこよく伝えるダンスをみんなで練習しています。歌、ダンスともに見てくださる皆様の励みになるような1曲になったらいいなと思っております。是非楽しんで聞いてください!<振付・ReiNaコメント>「Come Again」を初めて聴いた時、直感で皆が踊っている姿や表情がパッと浮かび、これから共に始まる作品作りがとても楽しみになりました!今回、私自身初めてドラマの振付をさせていただくので色々な事を考えました。普段アーティストさんへ振付を作る時は、その一曲のみに全てを捧げて作るのですが、長期にわたる作品なのでストーリーや流れを大事にしたいなと思いました。楽しい、うれしい場面、辛い、悔しい場面、時には胸キュンもあったり、一曲一曲に違う感情を込めて、最終回には感動を与えられるように、全体の流れを考えながら作っています。「Come Again」の注目ポイントはサビの“花咲いて”の手(花のポーズ)と“Come Again Come Again”の手の振りです。簡単なので是非真似してみてください!この曲では過去に悔しい思いをしたメンバーたちが夢へ向かって共に突き進んでいく姿を、前向きに元気になれる、そんなイメージで振作りさせていただきました。沢山の想いを込めて作った一曲なので、是非皆さんも一緒に楽しんで歌って踊ってみてください!火曜ドラマ「君の花になる」は10月、毎週火曜22時~TBS系にて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2022年08月07日共演の元オンシアター自由劇場の大森博史、小日向文世からコメントも到着。明日、8月6日に80歳の誕生日を迎える串田和美のライフワーク作品『スカパン』。今回新たに撮り下ろした新ビジュアルが公開されました。フランスの劇作家モリエールの喜劇「スカパンの悪巧み」を、串田和美が独自の解釈と脚色で作り上げた伝説の名作『スカパン』。1994年、串田和美が主宰の「オンシアター自由劇場」として芸術監督を務めていたシアターコクーンでの初演以来、芸術監督(当時※現・総監督)を務めるまつもと市民芸術館で2004年の柿落とし記念公演、13年に同館10周年記念プログラムの大きな柱として再演。さらに 15年には、シビウ国際演劇祭に正式招聘され、凱旋公演では、松本市内3ヶ所、屋外でも上演するなど、串田和美が人生の節目毎に上演してきた人気作品です。2022年の上演では「オンシアター自由劇場」のメンバーで初演時にも共演した大森博史、小日向文世の出演が決定。また串田和美の息子で昨年、本格的な舞台デビューをはたした串田十二夜と、小日向文世の長男で俳優として舞台、大河ドラマ等にも出演、活躍の場を広げる小日向星一とのW親子共演が発表されています。大森は今作に向けて「串田さんは新たにいろいろな思いを持ち込んでくるでしょう。」と心待ちにしている様子。小日向も、22年ぶりの串田との共演に「今からワクワクしております。」と話します。上演のたびに作品を熟成させていく演出家・串田和美。80歳で舞台に立つ今回も歩みを止めることなく、これまでにない新しい『スカパン』に挑みます。ぜひご期待ください。大森博史コメント僕が最後にスカパンに出たのは1994年アヴィニョンの演劇祭に自由劇場が参加した時のように思います、と言う事はもう28年前。その時もアルガント役を演じました。観に来てくれたパリかどこかの演劇学校の高校生たちが足を踏み鳴らしてカーテンコールしてくれたのを覚えています。あれから随分いろいろな芝居をやりましたし、多少歳を取りました(笑)小日向さん、コヒ(愛称)とは2000年の『ヴォヤージュ』以来、つまり22年振りの共演です。 お客様が楽しみにしている以上に僕はコヒと芝居するのは嬉しいです。いろいろな発想やアイデアがぶつけ合わせられるでしょう、相変わらずのコヒであったり全く新しいコヒであったり楽しみだ!そして串田さんとは深い所では信頼していますが、串田さんは新たにいろいろな思いを持ち込んで来るでしょう、益々今度のスカパンが楽しみだ!小日向文世コメント自由劇場時代の座長でもある串田さん演出の「スカパンの世界」、そして80歳で演じる「串田スカパン」でご一緒できることを嬉しく思っています。解散後にも一度だけ串田さん、大森さんとご一緒しているのですが、それ以来22年ぶりの共演です。劇団時代を思い出す、あのお二人の息遣い・・・今からワクワクしております。そして、今回は息子とも初共演となるのですが、今はまだピンと来ておりません。稽古が始まって、そこに息子がいるときにどんな感情が湧き上がるのか・・・楽しみでもあり、不安でもあります。<公演概要>【公演名】『スカパン』【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出 演】串田和美大森博史武居卓小日向星一串田十二夜皆本麻帆湯川ひな細川貴司下地尚子/小日向文世【公演日程】松本公演まつもと市民芸術館小ホール9月30日(金)19:00※プレビュー公演10月1日(土)15:0010月2日(日)13:00松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)、8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)全日16:30【チケット一般発売日】8月6日(土)10:00~問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター0263-33-2200(10:00~18:00) スカパン | まつもと市民芸術館 : 水戸公演10月15日(土)~16日(日)水戸芸術館ACM劇場【チケット一般発売日】9月3日(土)9:30~問い合わせ:水戸芸術館ACM劇場029-227-8123(10:00~18:00月曜休館) 北九州公演10月23日(日)北九州芸術劇場 中劇場【チケット一般発売日】9月11日(日)10:00~問い合わせ:北九州芸術劇場093-562-2655(10:00~18:00) 神奈川公演10月26日(水)~30日(日)KAAT 神奈川芸術劇場【チケット一般発売日】8月27日(土)10:00~問い合わせ:チケットかながわ0570-015-415(10:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月05日元女子の井上健斗さんが、元女子の杉山文野さんをゲストに迎えたコラボYouTubeから、文野さんファミリーの妊活・子育てについて紹介します。元女子の文野さんは女性のパートナーと、精子提供をしてもらったゲイの男性と3人で2人の子どもを育てている5人家族(動画の中では子どもは1人ですが、現在は2人目が産まれました)です。トランスジェンダーの健斗さんが思う新しい家族の形とは……!? 動画では、FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の健斗さん(画像右)が、同じくFtMである杉山文野さん(画像左)ファミリーの妊活・子育てについて質問。その様子を対談形式で紹介しています。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 戸籍を変えない理由文野:僕は性的指向や性自認にかかわらず、自分らしく生きることができる社会を目指す団体「東京レインボープライド」を運営しています。個人としては、企業や学校、自治体でダイバーシティに関する研修活動やLGBTQの子どもたちのサポート活動などもをしています。今でも、戸籍上は「女性」です。 健斗:戸籍を変えない理由は? 文野:僕は乳房切除はしているけど、子宮卵巣の摘出はしていないので、戸籍の変更をすることができません。個人的には、身体の違和感から手術をするのは良いけど、手術したいと思っていないのに、戸籍変更の為に手術をするのは変だなと思っています。僕自身はこれ以上、身体も心にも、さらに金銭的な負担をかけてまで生殖機能を取り除くことはしなくて良いと思っています。子どもが欲しいと思ったきっかけ 文野:もともと僕自身は子どもを持つ未来を考えていませんでした。でも2012年に、女性から男性に手術をして戸籍変更をした前田さんという方が【性同一性障害でも父になりたい】と訴えた裁判があり、この判決が僕の人生を変えました。 この方は、女性と結婚して第三者から精子提供を受け、パートナーが妊娠・出産をしたけれど、嫡出子として認められなかったんです。僕はその裁判をニュースで見た時に、「FtMが子どもを持つなんて無理でしょ……」と思っていました。 でも、ひょんなことからその裁判の手伝いをすることになり、実際に会ってみると、どこからどう見ても素敵なファミリーで、これを家族と認めない日本の法律というものに疑問を持ちました。 さらにこのとき、血縁関係にこだわらなければ、子どもを持つということが具体的な選択肢の一つとして感じられました。 結果、最高裁で「妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する」という民法が適用されると判断されたのをきっかけに、子どもを持つことを真剣に検討するようになりました。 僕には10年くらい一緒にいる女性のパートナーがいるのですが、当時彼女の年齢が30歳前後だったので、動き始めるなら年齢的に今かなと思ったことも大きいです。 子作りの方法健斗:どうやって子作りをしましたか? 文野:出産に関する選択肢として話し合った結果、彼女は「自分が産めるなら産みたい」、精子提供は「まったく知らない人からは怖い」と言ったことから、知り合いから精子提供をしてもらい、彼女が出産しようということになりました。 様々に話し合いをした結果、ゲイの友人から精子提供をしてもらうことになり、体外受精で彼女が妊娠・出産をして、今は子どもがいます。 精子提供を受けるにあたって 文野:僕は、異性愛者の人から精子提供を受けることには嫉妬があるから、ゲイの人からの提供してほしいと考えました。 誰が良いか考えたときに、ゲイの中で一番仲が良いゴンちゃんが候補にあがりました。ゴンちゃん(松中 権)はプライドハウス東京の代表で、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表。僕たちと同じ、LGBTの啓発活動を行う仲間です。 結婚式をするとき「病める時も健やかなる時も……」っていう、誓いの言葉がありますよね。友人関係においても同じことが言えると思うんです。良い時に良好な関係を保つのは簡単だけど、悪い時にどれだけ一緒に超えられるかが大事だと思っています。 ゴンちゃんとは今までの活動を共にしていく中で、良いことばかりではなかった。いろんなトラブルに巻き込まれながらも、前向きに、感情的にならずに乗り越えてきた経験がありました。単にゲイだからお願いしたわけではなく、ゴンちゃんに信頼があったからお願いしたいと思いました。 健斗:それは、パートナーと一緒に「この人にお願いしようか」と相談して、声をかけたんですか? 文野:実は偶然にも、同時進行でゴンちゃんとも子どもの話をしていたんですよね。 2015年に、渋谷区で日本初となる同性パートナーシップ制度がスタートしたとき、条例制定に関するお手伝いを、ゴンちゃん含め数名でしていた時期があって。そのとき、子どもの話も自然に何度か話題にあがっていたんです。 ゴンちゃんも「子どもが欲しいけど、今の日本で子どもを持つのは難しいだろうな」と言っていて。僕は飲みの席の話として、「ゴンちゃんが精子提供をして、彼女が産んで、3人で育てるっていうのもありかも!?」などと、例え話として話していたことがありました。 同じタイミングで彼女とも話し始めて、知っている人で信頼できる人が良いという結果に。改めて、場を設けて話し合ったわけではなく、彼女とゴンちゃんと3人で会う機会を少しずつ増やしていきました。 精子提供者と3人で子育て健斗:一般的に精子提供者はあくまで「提供者」という立ち位置。家族として一緒に関わることは少ないのでは? 最初から3人で育てようと思っていたの? 文野:そうだね。養育費も3人で割っているし。最初から3人で子育てしようと思っていたわけではないけど、ゴンちゃんも子どもが欲しいと思っていたわけだし、「協力してください。でも、僕たちに関わらないでください」は違うなと思いました。 健斗:提供者を含め、話し合い。ゴンさんの子育てしたい気持ちも組み込み、新しい家族を作ったってことですよね。これはすごいことだと思います! 文野:不安なことはたくさんありました。制度的に守られない生活の中で生きていくと、どんな問題が起こりうるか。産まれてくる子どもの親になる3人で専門家のところへ行き、ありとあらゆる問題について可能な限り話し合って対策を立てました。 相談したのは、子どもの人権を専門にしている弁護士さん。その時に「育てる大人の数が少なくて困ることはあるけど、大人の手が多くて困ることはない。子どもにとって血のつながりよりも、自分のことを真剣に考えてくれる大人が増えることは良いことだ」って言われて、ホッとしました。 今は一緒に住んでいるわけではありませんが、僕と彼女と子どもたちが一緒に住む家に定期的にゴンちゃんが来るなどして3人で子育てしていますし、保育園の送迎も3人で分担しています。 新しい家族のカタチ健斗:こういう家族の形って今までロールモデルとしてなかったんですけど、可視化することって大事だと思うんですよ。文野さんも最初に2012年の裁判で前田さんのお子さんを見た時に「自分もできるかも」って思ったわけじゃないですか? ロールモデルを知ることで、可能性や選択肢を増やすことができるから、僕は新しい家族のカタチのストーリーを知って欲しいなって思います。 今までは、自分の身体のことや性別について人前で話していたけど、お子さんについて人前で話すことに不安はなかったですか?文野:不安はゼロではなかったです。子どものことを出すかどうかは、僕たちも悩みました。でも、たくさんの可能性や思いを話し合って決めて産まれてきたこの子を「隠される存在」にしたくありませんでした。だから、事実として隠すことはしませんでした。 子どもがいじめられたら?文野:メディアで家族の形・子どもを授かったことを公表した際、「子どもがいじめられたらどうするんだ?」ってよく言われるんですけど。実際、最初に僕たち家族のことを記事にしてもらった時、賛否両論あると覚悟はしていましたが、温かい言葉が大多数でした。 「1つの命が生まれることに対して“否”があるわけがない」という皆さんのコメントがとても嬉しかったです。健斗さん、文野さん、ありがとうございました! 以前も、FtMパパについては紹介したことがありますが、精子提供者と3人で子育てをするというのは、まさに新しい家族のカタチですね。 元女子・健斗さんのYouTubeチャンネルでは、さまざまなLGBTに関する動画が投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。 外部リンク:ジーピットチャンネル(外部サイト)著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年07月31日Instagramに、息子さんとの日常を投稿しているkou.yukinoさん。投稿者さんには、中学生になる息子さんがいます。息子さんは小学生の頃、漢字ドリルの練習で出されていた、漢字1文字を使って書く一文作成で個性を発揮!小6息子の『漢字ドリル』をのぞくと?夢のある『解答』に、絶賛の声!『紅』を使って息子が書いた1文に「アップルティーを吹き出した!」『暮』の1文字を使って書く一文では…。「1LDKに、相撲取り10人で暮らす」ぎゅうぎゅう…!考えただけでも汗が出てきそうな、状況だったのです!投稿者さんは、息子さんが書いた一文に、「想像しただけでも暑苦しい」とコメントしています。ほかにも、多くの人が息子さんの一文に反応しました。・酸欠になっちゃいそう…!めちゃめちゃ笑った!・よく思いつくなー!天才としか思えない。・読んだだけで、汗が出てきた気がする…!豊かな発想力を小学生の頃に見せていた息子さん。中学生になった今、その才能は一段と開花していることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日動物保護施設では1日も早く里親が決まることを願い、それぞれの動物たちのチャームポイントをアピールしています。例えば「人懐っこい」「元気いっぱい」「子供が大好き」など、「一緒に暮らしたら楽しそうだな」と想像させる紹介文が、動物の愛らしい写真に添えられているのです。ある子猫の自己紹介文に爆笑!アメリカのテキサス州にある動物保護施設『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ハーリンジェン』のFacebookに投稿された、子猫のプロフィールが話題になっています。子猫の名前は『スパイシー・チキン・ナゲット』。『その子猫の目線』で書かれた、自己紹介文がこちらです。俺の名前はスパイシー・チキン・ナゲット。俺の写真が広まっているのを見た。よく聞け。周知のとおり、俺はこのあたりのボスだ。俺はすべてが嫌いだってことをいっておいたほうがいいな。人間、彼らは嫌いだ。おもちゃ、そんな時間がない。寄り添う、吐きそうだ。頭をかいてもらう、俺に触るな。俺を抱き上げたい?俺は空手の黒帯だぜ。俺が許容できることは少しはあるが、俺と親しくなるのを急ぎすぎるな、愚かな人間よ。食べ物?えーと、そりゃ食べるよな?温かくて心地いいベッド?男は休まなきゃな!平和で静か?俺にはそれが誰よりも必要だ!誰かお願い、俺を救い出して、俺にふさわしい王国を与えてくれ。そして多分、多分だけど、あなたが俺を柔らかいチキン・ナゲットに変えちゃうかも。まあ、期待するな!さあ、そこをどけ。俺が部屋の中をジョギングするんだから。まだいたのか?せっかくだから、俺の世話をしている人間たちに寄付をしてくれ!じゃあ、俺は行くぜ。Humane Society of Harlingenーより引用(和訳)まるでケンカを売っているような『スパイシー・チキン・ナゲット』の自己紹介を見た人たちは爆笑!この投稿は千回以上シェアされ、大絶賛されました。・完ぺきな自己紹介。大笑いした!・私は猫が嫌いだけど、この子猫が大好きになったわ。・こんな面白い猫のプロフィールを初めて見た。この猫が欲しくなったよ。そして、なんとこの投稿の翌日にはスパイシー・チキン・ナゲットに里親が決まりました!前日の投稿の「やんのかー!」という表情から一転して、穏やかな顔をしたスパイシー・チキン・ナゲット。里親になった女性に抱かれたスパイシー・チキン・ナゲットの写真には、こんなコメントが添えられています。俺はすべてが嫌いだといったが、これはそんなに悪くない。彼女がちょっと好きだ。誰にもいうなよ!Humane Society of Harlingenーより引用(和訳)インパクト抜群の自己紹介で注目を集めた、スパイシー・チキン・ナゲット。優しい家族ができたおかげで、ピリッとスパイシーな性格はあっという間に、スイートな甘えん坊へと変貌を遂げそうですね…![文・構成/grape編集部]
2022年07月25日相葉雅紀主演映画『“それ”がいる森』が9月30日(金)に全国公開となる。この度、予告編と本ポスター、新キャストが公開となった。本作は、田舎で農家を営む主人公たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた物語。ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000年代興行収入NO.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫が監督を務める。相葉演じる・淳一は、江口のりこ演じる元妻・爽子と東京で暮らしていた上原剣心が演じる息子・一也と暮らすことになり、森の中で得体の知れない“それ”を目撃。それから松本穂香演じる一也の担任・絵里とともに怪奇現象に巻き込まれていく。日本中を未知の恐怖へ誘うホラーエンタテインメント作品だ。予告編では、不穏な音階に加工された童謡「森のくまさん」の旋律が響くなか、淳一(相葉)、絵里(松本)、一也(上原)たちが不可解な怪奇現象が起こる実在の森へ入るシーンから始まる。ノイズ音が強まると同時に、得体の知れない“それ”を目撃した人々が「何だこれ!?」「今の何!?」と未知の恐怖に遭遇する姿が映し出される。さらに森で「とんでもないものを見てしまった」と語る目撃者・児玉勉(小日向文世)の証言や、不可解な事件が多発する森を調査するが、目撃談が集まる“それ”の存在には聞く耳を持たない警部・綾波武史(眞島秀和)も登場。“それ”とは一体何なのか。淳一たちは、一筋縄ではいかない謎の恐怖に巻き込まれていく。予告編最後には“それ”に遭遇した淳一が恐怖に顔を歪ませる様子も。中田監督が、これまで描いてきた“あの世”以上の恐怖を描く、新時代のホラー世界を予感させる内容だ。合わせて公開された本ポスターは、鬱蒼とした森の中で恐怖に顔を歪める相葉雅紀らの表情から本編への恐怖を予感させるビジュアルとなっている。追加キャストとして明らかになったのは、予告編にも登場した小日向文世と眞島秀和をはじめ、一也の通う小学校の教頭・湯川大輔役として野間口徹、淳一の農業仲間・長尾良平役に宇野祥平、淳一たちの暮らす町の町長・岩村義男役に酒向芳、町の駐在員・中村良一役に松浦祐也、強盗犯役・尾形貴弘(パンサー)ら。個性豊かなキャストの演技にも注目だ。『“それ”がいる森』9月30日(金)公開
2022年07月19日不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれる、相葉雅紀主演のホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』より、本予告映像と森の中で恐怖に顔を歪める本ポスタービジュアルが公開された。予告編では、不穏な音階に加工された「森のくまさん」の旋律が響く中、淳一(相葉さん)、一也の担任・絵里(松本穂香)、息子・一也(上原剣心)が森へ入っていく。そして、ノイズ音が強まると同時に、得体の知れない“それ”を目撃した人々が未知の恐怖に遭遇する姿が映し出される。一筋縄ではいかない、未知の恐怖に巻き込まれていく淳一たち。最後には、“それ”に遭遇した淳一が恐怖に顔を歪ませる様子も見られる。また、追加キャストも発表。“それ”を目撃したと証言する児玉勉を小日向文世、森で多発する不可解な事件を捜査する警部・綾波武史を眞島秀和、一也の通う小学校の教頭・湯川大輔を野間口徹、淳一の農業仲間・長尾良平を宇野祥平、町長・岩村義男を酒向芳、町の駐在員・中村良一を松浦祐也、強盗犯を尾形貴弘(パンサー)が演じる。『“それ”がいる森』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:“それ”がいる森 2022年9月30日より全国にて公開(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会
2022年07月19日kou.yukinoさんには、中学生になる息子さんがいます。小学6年生だった当時、息子さんは、漢字ドリルで『紅』の漢字を練習していました。漢字ドリルの中には、『紅』の1文字を使って1文を書くという問題が。息子さんが、『紅』の文字を使って考えた1文をご覧ください。どんな状況…!「紅茶を飲みすぎて、汗が紅茶になる」という状況に、思わずツッコミを入れたくなりますよね。血液を原料とする汗には、水分のほか、塩分やミネラルなどが含まれています。身体に摂り入れたものが、巡りめぐって汗になりますが、紅茶味になるのは考え難いこと。とはいえ、汗が紅茶味になるイメージに、なんともいえない気持ちになったkouさんは「せっかく奮発して買った紅茶が、ちょっと飲みにくくなる」とコメントしました。発想力が豊かな息子さんの解答は、ネットを通して多くの人を笑わせています。・ちょうどアップルティーを飲んでいたところだったから、吹き出した!・紅茶の色が出ると困るな…。でも香りはよさそうだからオッケー!・白い服を着られなくなるけど、汗臭い感じはないからアリ!中学校に進学した息子さんは、勉強に励みつつ、個性的な発想力を育んでいることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月14日「うちの大学がおかしくなりました」とコメントし、学内の食堂の様子をTwitterに投稿した、31てゃ(@louely0014)さん。投稿したのは、食堂で提供されるメニュー表の写真です。おいしそうな料理写真の横に書かれた、文章を読むと…。ホワイトソースオムライス:「潔白な(ホワイトな)ソース(情報元)を参照して書こう!」みたらし団子:「盗作・カンニング絶対ダメ!みたら(ダメだ)し団子」こんにゃくとピーマンピリ辛きんぴら:「コ・ピ・ペキンシ(コピペ禁止!)」ソーセージカレーライス:「そう、政治カレーライス」うちの大学がおかしくなりました…… pic.twitter.com/vDEE9hJliA — 31てゃ ミス立命館GP (@louely0014) July 4, 2022 メニューが、レポートや試験にちなんだギャグになっているのです!メニュー表は、投稿者さんが通う関西にある立命館大学が2022年7月4~8日まで実施している『レポート執筆・試験応援キャンペーン』に関連したもの。同キャンペーンは、レポート執筆における盗作行為や、テストでのカンニングをしないよう、大学生に注意をうながすことを目的に行われています。笑いを届けながらも、きちんと勉学に励んでほしいという大学からのメッセージが伝わりますね。同大学の食堂のメニュー表は、多くの人に笑顔をもたらしました。・ひねりがすごすぎて、笑ってしまった!・ギャグセンスは高いけど、値段が安いことにビックリ!・さすが関西はお笑いのセンスがあるな。メニュー表には、「しっかり栄養補給をして、誠実に、正しく学習しよう!」とも書かれています。大学生のみなさん、レポートやテストを乗り越えられるよう、頑張ってください…![文・構成/grape編集部]
2022年07月07日~これにより一人ひとりの夢に伴走できる体制が更に充実~『国立選抜クラス』ができた背景学校法人郁文館夢学園が運営する郁文館中学校、郁文館高等学校、郁文館グローバル高等学校、(東京都文京区、理事長・校長:渡邉美樹)は、郁文館高等学校に今までの4クラス(東大・e特進・特進・進学)に加え、新クラス『国立選抜クラス』設置を発表しました。新クラスができた背景には、東大、京大などの難関国立大学を目指す、従来の『東大クラス』に加え、早稲田大学、慶応大学、上智大学などの難関私立大学も同時に目指したい生徒のニーズに応えたいとの思いがあり、5教科7科目(国語・数学・英語に社会2科目(日本史・世界史・地理などから2科目選択)、理科2科目(物理・化学・生物などから2科目選択)で、共通テストが受験できるカリキュラムが組み込まれている「国立選抜クラス」を設置することで、将来の夢の選択の幅を狭めずに、より多くの生徒達の夢を叶える環境が実現します。新クラスのカリキュラムの特徴私立大学の早稲田大学や慶應大学では、文系でも数学が入試で求められ、上智大学も共通テストを利用した入試がスタートしています。このような最上位の難関の私立大学の合格にも、5教科型のカリキュラムは有効となります。今後データサイエンスを始めとする期待される新たな分野においても、文系理系に偏らない素養が求められるため、文理両方を学ぶ事ができる国公立大学の勉強過程そのものにも将来的な意味があります。他コースとは異なるカリキュラムで国公立大学受験に軸足を置きつつも難関私大も視野に入れる高い志を持つ生徒たちをしっかり支援するクラスが、この国立選抜クラスです。今後の展開効果的に模試を実施し、エビデンスに基づく面談で、一人ひとりに寄り添い、充実した補習や講習で、塾・予備校に頼らず、大学合格を勝ち取る指導体制も併せて、充実させていきます。ご期待ください!郁文館高校の多彩なクラス編成の詳細はこちらをクリックして下さい!※正式な入試概要は10月に掲載予定です。コース・クラス | 郁文館高等学校 | 郁文館夢学園 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月04日2022年6月12日、俳優の石田ゆり子さんがInstagramを更新。一部メディアで、ある俳優と共演NGと報じられた件について、石田ゆり子、共演NG報道に「非常に困ります。本当に困ります」同日の投稿で、自身が理事を務める動物愛護団体『ハナコプロジェクト』の取り組みに関する告知を行った石田さん。その後「あまりこういうコメントを出すのもどうかと思いますが」と前置きをしたうえで、同投稿の数日前に報じられた、人気俳優との共演NG報道について抗議の思いをつづりました。全く根も葉もないことを書かれて勝手に共演NGと言われるのは非常に困ります。本当に困ります。yuriyuri1003ーより引用 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 「根拠のまったくない報道」とし「みんなが迷惑ですし、わたしも困りますので」と強く批判し、報道内容が事実無根であることを明言しました。【ネットの声】・ゆり子さんの言葉だけを信じます。・根拠のないニュースは酷い話ですよね。これからも応援しています。・困りものですよね。でも、こうして本人が否定してくれるのがファンにとっては一番です。過去には、俳優の戸田恵梨香さんと同じく俳優の水川あさみさんの不仲説が一部週刊誌で報じられた際に、2人がそろってSNSを通じて非難の声明を出し話題を呼びました。水川あさみ、戸田恵梨香がそろって抗議文上野樹里ら芸能界からも賛同の声これまでは報道に対して無言をつらぬく芸能人も多かった中、SNSが発達し、芸能人本人のリアルな声をファンに直接届けられるようになりました。芸能人とメディアの関係性が、ひと昔前までとは、大きく変化していることがうかがえます。[文・構成/grape編集部]
2022年06月12日かつて騎手として活躍し、2022年6月現在は競走馬の管理を行う厩務員(きゅうむいん)として働く川本裕達(@hiromichi_walk)さん。川本さんには、小学5年生になる娘さんがいます。ある日の宿題で、娘さんは『武』を使った文章を複数作成しました。娘さんが書いた2文を見て、川本さんは「その発想はなかった」と感心させられたようです。長女(小5)の宿題。その発想はなかったわ… #しかも武豊ではなく横山武史 pic.twitter.com/9FIVwIH0LP — 川本裕達 (@hiromichi_walk) June 10, 2022 横山武史騎手に会う。西武ライオンズに所属する。娘さんは、騎手の横山武史さんや、プロ野球球団の西武ライオンズの名前を入れることで、『武』を使った文章を作成したのです!父親の川本さんの姿を見て、娘さんは騎手には詳しいのでしょう。また、プロ野球球団の名前を例に挙げていることから、野球の知識もありそうです。「いい趣味をしている」「この発想をできるのがすごい」といった反響が上がった、娘さんの作文。娘さんは、父親の背中を見ながら、すくすくと成長しているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月10日