ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の楽曲によるスペシャルコンサート、『デスノート THE CONCERT』が4日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年4月に日本、6月に韓国で上演された。9月に日本版が新国立劇場中劇場で再演される予定だ。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。9月の再演に先駆けて行われたのが、『デスノート THE CONCERT』。夜神月役でWキャストを務める浦井健治&柿澤勇人、L役の小池徹平、弥海砂役の唯月ふうか、死神レム役の濱田めぐみといった初演キャスト陣、そして新たに死神リューク役を演じる石井一孝が集結した。さらに、韓国版でリューク役を演じたカン・ホンソクをスペシャルゲストに迎え、コンサートバージョンの『デスノート』が幕を開けた。荘厳なミサ曲を想起させるオーバーチュアによって始まった同公演、まずは主役の浦井ライトと、柿澤ライトがシルエットから登場し、パワーボイスをぶつけ合う。Wキャストのため、本公演では観ることのできない2人のデュエットが披露された。端麗、鋭利な浦井と、直球の情熱の柿澤のハーモニーに加え、ミサ役の唯月が歌に寄り添っていく。さらに、作中のラフな衣装とは違って、髪をまとめタイを締めたフォーマルな姿のL役・小池が現れ、力強い歌声を響かせた。また、こちらも死神姿とはまったく違うドレス姿のレム役・濱田と、スタイリッシュなリューク・石井が掛け合いを披露した。トークは、浦井と柿澤のWライトが小池を挟む形で展開。初演時エピソードなどを繰り広げた。また途中で石井が呼び込まれ、原作ソックリの"リューク顔"を見せると会場は笑いに包まれた。さらにゲストのカン・ホンソクがリューク役らしく怪奇の笑いを響かせて登場し、エネルギッシュな歌声を披露。唯月と濱田による"女子トーク"のコーナーで再び呼ばれたカンは、今回の日本滞在で寿司を堪能した話を語り、会場を盛り上げた。本公演を再現した演出も交えてのコンサートは、約80分で終幕へ。カーテンコールでは、今夏の台湾公演決定のニュースが発表された。コンサートの東京公演は終了し、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで3月11日に行われる。また、『デスノート THE MUSICAL』は東京・新国立劇場 中劇場にて9月2日~24日に上演される。
2017年03月07日「’16年7月7日の朝、携帯の着信音が鳴り響きました。声の主はなんと、東京都知事選挙に立候補を表明したばかりの小池百合子さん!『保育現場の視察をしたい。それから待機児童問題について、お話を聞きたいんです』と。私は東京都江戸川区の認可保育所に連絡を取り、翌日すぐに小池さんをご案内しました。“現場第一主義”のその姿勢に『この方を応援したい!』と強く思いました」 こう振り返るのは、東京都議会議員の上田令子さん(51)。小池百合子東京都知事(64)の会派「都民ファーストの会」東京都議団の一員であり、7月に行われる東京都議会議員選挙の会派公認候補第1号の1人だ。 上田さんは’65年、東京都生まれ。白百合女子大学を卒業後、外資系の生命保険会社などに勤務。結婚を機に、夫の実家のある江戸川区に転居した。長男を出産した’94年、勤務していたサービス業の会社でマタニティーハラスメントの被害に遭っている。 「企業って巧妙で、辞表を書かせる方向に持っていくんです。育休を取得した人など誰もいない会社でしたので、私がお願いすると、部長は『結婚しても妊娠しても、会社に置いてやった。そのうえで育休を取りたいなんて。やっと辞めてくれると思っていたのに!』と言ったんです。男女雇用機会均等法も、育児休暇も“絵に描いた餅”だと、そのとき気づきました。女性の社会進出のために行動したいと思った原体験です」 その後、子育てしながら働きたいと思った上田さんを、衝撃の事実が襲う。 「なんと、江戸川区には0歳児保育をしている公立保育園がゼロだったんです!幸い私は息子を私立保育園に入れることができたんですが、『待機児童のママはどうしているんだろう?』とずっと気にかかっていました」 ’99年、次男を妊娠中に、地域の働くママに情報を発信するグループ「江戸川ワークマム」を立ち上げる。 「0歳児保育の実現のために、赤ちゃんを抱っこしたママや、妊娠中の女性たちと陳情に行ったのですが、たばこをプカーッとふかしながら男性議員が、『昔の女は4人も5人も産んで育てたんだぞ!』と。そのとき、『私たちはこういうバカジジイどもに、白紙委任状を渡していたんだ。選挙や政治にあまりに無関心すぎた!』と。そのころですね、『立候補』が視野に入ったのは……」 内閣府主催の男女共同参画リーダー会議に、東京都代表として参加するなどの社会活動を経て、’07年、江戸川区議会議員に。そして’13年、東京都議選に立候補して当選した。都議になってわかったのが、都議会が“黒い頭のネズミたち”が牛耳る世界だったということ。 「ものすごい権力構造。発言権を奪われて改革できず、親分議員に飼い殺しにされているような子分議員を見ました。威圧感が支配する文化、つまり『忖度しろ!』というような恐怖支配の世界です。昨年、小池さんが都知事選立候補を発表され、私たちが真っ先に『小池百合子さんを応援する超党派有志の会』を開催したのは、オッサン政治の闇に光を当て、“見える化”してほしかったからでした」 「希望の塾」の設立が発表されると、上田さんも“一塾生”として参加。そして今度は会派の中で議会活動をリードする立場になった。7月の選挙をどう展望しているのだろう。上田さんは次のように語る。 「できれば単独過半数(64議席)を目指したい。『希望の塾』には女性が4割います。待機児童とか、子育て、介護など、半径1メートルのなかにある、生活に根差した問題から、政治の世界に入ってくることが多い女性にとって、利権とか、親分・子分なんてバカらしい。小池さんも国会議員時代からずっと、そういうガラスを溶かそうと行動なさってきたわけで、同じ感性を持つ女性が集まってくるんです」 “小池新党”の候補者選びはこれからが本番だ。
2017年03月03日女優の龍真咲が『1789 -バスティーユの恋人たち-』(2018年春上演)に出演することが16日、わかった。同作は2012年にフランスで初演、日本では2015年に宝塚版、2016年に東宝版が上演され、今回は東宝版の再演となる。18世紀末のフランスを舞台に、父親を貴族に殺された農夫・ロナンがパリへ飛び出し革命に身を投じていくなかで、宮廷に仕える侍女・オランプと恋に落ちる。今回は、昨年に引き続きロナン役を小池徹平と加藤和樹が、オランプ役を神田沙也加と夢咲ねねがWキャストで演じる。また、マリー・アントワネット役も凰稀かなめが続投するが、Wキャストとして新たに龍の出演が決定した。昨年9月に宝塚歌劇団を退団した龍は、日本初上演となった同作で宝塚の月組トップスターとしてロナン役を好演し、作品を成功に導いた。今回が"帝劇デビュー"となり、新たにマリー・アントワネットという大役に挑む。
2017年02月16日“イヤミスの女王”湊かなえの「リバース」が、主演に人気俳優の藤原竜也を迎え、「夜行観覧車」「Nのために」などを手掛けた制作陣が再集結し、TBS4月期放送の金曜ドラマ枠にて映像化されることが決定した。深瀬和久(藤原竜也)は有名大学を卒業しながらも地味で、つまらない程普通の人生を送ってきた。物語は彼の恋人・美穂子(戸田恵梨香)のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたところから始まる。そのとき、深瀬は心の奥底にずっと封印していた親友・広沢由樹(小池徹平)の死と向き合うときが来たと直感するのだった。10年前の冬、大学のゼミ仲間、谷原康生(市原隼人)、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)と、村井の妹・明日香(門脇麦)で行ったスノボ旅行中に不審な事故死を遂げた広沢。しかし、この事故には隠された大きな“秘密”があった。この秘密を共有した谷原、浅見、村井にも告発文が送られ、彼らにも次々と事件が襲いかかる。深瀬は大事な人を守るために、10年前の事件の真相と向き合うことを決意する。10年前の隠された罪と真相、脅迫犯の正体とは――!?原作は、今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊氏の同名小説。女性主人公の多い湊かなえ作品では新鮮な男性が主人公の物語だ。タイトルは英語で「逆」「反転」の意味を持ち、同時に rebirth=「再生」「復活」を表している。このドラマは、視聴者の目線を毎回「リバース」させ、事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであり、また亡くなった親友・広沢を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく上質な人間ドラマ。さらに、若者の目線だけでなく、あの日これは事故ではないと直感した刑事・小笠原の見る「偽り」と「真実」、息子の死を未だ受け入れられない母の「葛藤」と「赦し」という親目線の反転と再生も描いていく。主人公・深瀬和久を演じるのは、『カイジ』シリーズや『デスノート』、『僕だけがいない街』など圧巻の演技力と唯一無二の存在感でジャンル問わず多くの作品で活躍する藤原さん。これまでダークヒーローや個性的なキャラクターなど、力強くカッコいい役柄が多かった藤原さんだが、今回演じるのはつまらないほど普通で地味な冴えない男だ。初めての湊作品ということで、「とても楽しみにしています」と期待を語る藤原さん。「(雪山でのクランクインという)壮大なスケールで撮影初日を迎えるわけですから、しっかりとした世界観を皆さんに、金曜日にお届けします!」と意気込んだ。さらに、深瀬の恋人でヒロイン・美穂子役を戸田恵梨香。深瀬のゼミ仲間として浅見康介役に「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、広沢由樹役に小池徹平、村井隆明役に三浦貴大、谷原康生役に市原隼人。村井の妹で谷原の妻・明日香役に門脇麦と豪華キャストが集結。そのほかYOU、志賀廣太郎、片平なぎさ、武田鉄矢と円熟な大人の顔ぶれが、物語にさらなる色を加えるべく勢揃いした。藤原さんとは、『デスノート』以来10年ぶりの共演となる戸田さんは、「藤原さんは頭が良くて切れる男のイメージが多い中、今回の少しなよっとして頼りなさげで、女性目線で見て可愛らしいと思う役が珍しいと思うので、実際に撮影するのがすごく楽しみ」と撮影が待ち遠しいと話し、湊作品原作のドラマの大ファンだと言う小池さんは、「脚本を読んで本当に面白いと思える作品で、次が気になって目が離せない作品になると思います」とコメント。市原さんは「どんな展開になっていくのか僕もわかりませんが、皆さんにとって抱きしめて放したくなくなるような時間をお届けできたら」と意気込みを語っている。なお、本作では原作の結末後の世界も描き、ドラマオリジナルのストーリーをお届け。原作を読んだ方もそうでない方も楽しめる作品となっているようだ。金曜ドラマ「リバース」は4月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月13日女優の平祐奈(18)が30日、自身のブログを更新し、サッカー日本代表の長友佑都選手(30)と結婚した姉の平愛梨(32)を祝福した。祐奈は「昨日は1月29日!肉の日!姉が入籍しました。平愛梨から長友愛梨へと。。きゃーーーあいちゃーーん!」と報告。「すごく不思議な感じでもすごく嬉しい!私まで幸せな気持ちです」と喜んだ。当日は家族で焼き肉店にてお祝いをしたそうで、そこで愛梨へのサプライズを実行という。京都で撮影があって行けないと伝えていた祐奈が、店のテーブルの下に隠れていて突然「わぁ!おめでとうーー!」と飛び出すというもので、「泣いて喜んでくれましたやったねーーん!」と大成功だったようだ。そして、「私は4人兄が居て、姉は1人。姉が結婚するというのがすごく不思議な気持ち。この気持ち、文字では表せないでも本当に心から嬉しいです!本当によかったぁ。心からおめでとうーーー!愛ちゃん」と愛梨への思いをつづった祐奈。「これからは長友さんって呼ばなきゃね」と続け、最後は「めでたーーーいら!ごきげんよう」と締めくくった。
2017年01月30日2017年1月24日、上西小百合衆院議員(33)がTwitterを更新し、前大阪市長の橋下徹さんに対し『反知性主義者の橋下徹。本当にクズだな』と批判しました。この発言は、橋下さんがトランプ大統領に対するデモに関して持論を述べたツイートを引用して行われたもので、 その後も、自らの投稿に対するコメントに反論する形で橋下さんや日本維新の会の議員に対する批判を続けました。“浪速のエリカ様”として注目を集めていた上西議員ですが、最近はTwitter上で過激な発言を繰り返し炎上することも少なくありません。今回の発言も不快に感じた人が多いようで、ネット上では上西議員に対するバッシングの声が多数あがっています。●上西議員の過激発言に嫌悪感を持つ人が多数Twitter上で橋下さんを批判した上西議員に対しネット上では、『お前の方が十分クズだけどな』『さっさと議員辞めろよ。いつまでこんなやつを政界に置いとくんだ?』『橋下さんはすでに政治家やめて一般人なんだから、公人のあんたが文句言うのはおかしい』『性格もブスだけど、それが顔にもにじみ出てるよ』『みんなこいつにかまっちゃダメ。無視するのが一番だよ。自分の言葉で語れないから人を批判してるだけ』『人の文句ばっかり言ってないで仕事しろよ!この税金泥棒が!』『この人もう病気としか思えない。治る気配もないけど』『次の選挙では落選確実だろうけど、それを待つのもつらい。一刻も早く消えてほしい』『「みんな私に注目してるでしょ?」っていうタレント気取りなところがムカつく』『目立ちたがりのかまってちゃん。ただただ不快』など、議員としてふさわしくないという批判が多く見られました。橋下さん以外にも、政治家、芸能人などに対し数々の暴言をふりまいてきた上西議員。果たして、上西議員が政治家本来の仕事で結果を出すことはあるのでしょうか。【画像出典元リンク】・上西(うえにし)小百合(@uenishi_sayuri)(Twitter)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月25日大人計画主宰・松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が、1月11日(水)に開幕。それに先駆け、前日に公開稽古と会見が行われ、松尾をはじめ、長澤まさみ、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子が登壇した。ミュージカル『キャバレー』チケット情報本作は、1966年に初演されてから世界中で繰り返し上演されている傑作ミュージカル。日本でもさまざまな演出、さまざまなキャストで上演されているが、松尾演出の『キャバレー』は、2007年以来10年ぶりの再演。舞台は1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」は、毎夜毎夜、退廃的なショーと刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられるバラ色の場所。そこで出会ったショーの花形・歌姫サリー(長澤)と、アメリカからやってきた駆け出しの作家・クリフ(小池)はたちまち恋に落ち、一緒に暮らし始める。個性的な人々との賑やかな毎日の中に、いつしかナチズムの足音が高く聞こえ始め――。公開稽古前の会見で松尾が「こういう会見で演出家が何を言ってもコメントとして使われることはない」と語り始めるとキャスト陣は大笑い。「長澤さんに言ってほしい言葉を言います。“松尾さんの独創的な演出により芸術的かつ娯楽性の高い素晴らしい作品になったと思います”」。それを聞いた長澤が「もう一回言ってもらっていいですか?」と松尾にお願いするなど和やかな雰囲気。その長澤は今作がミュージカル初挑戦だが「ここにいる先輩方に支えられて稽古も今日まで乗り切ってきました。初めてのことなんだけれどすごく楽しく稽古ができていたので、稽古場と同じ気持ちをお客さんに届けられたら」と笑顔を見せた。「キット・カット・クラブ」で妖しい魅力でお客を惹きつけるMC役を演じる石丸は「ご覧の通り普通の人間ではないですが(笑)。こういう役どころですので、日常にない世界に飛び込んで演じてみたいなと思っています」。長澤演じるサリーの恋人・クリフを演じる小池は「すごく空気のいい素敵なカンパニーに入れていただいたなという気持ちでいっぱいです。長澤さんとはべったりしたシーンやドキドキするシーンもあるので、ぜひ早く皆さんに観てほしいです!」。公開されたのは一幕。きらびやかで妖しくゴージャスな「キット・カット・クラブ」のショーでは長澤がセクシーな衣装で華やかなダンス&歌を披露。恋や欲望、情熱、そして喜びが描かれた一幕の終わりに迫るナチスの脅威。二幕で広がる世界はどうなるのか…期待したい。公演は1月22日(日)まで東京・EXシアター六本木にて、その後、横浜、大阪、仙台、愛知、福岡を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年01月12日俳優の中村雅俊、馬場徹、森岡龍、女優の桜井美南が6日、東京・赤坂の赤坂サカスで行われた「ネスカフェ キットカット アイスリンク」オープニングセレモニーに登壇した。赤坂サカスで開催中のスケートリンク「ホワイトサカス2016-17」が、このたび「ネスカフェ キットカット アイスリンク」として装い新たにオープン。ネスカフェドルチェグストのコーヒーやキットカットショコラトリーの販売が行われるほか、貸し靴エリアでは、ネスレとスカイマークのタイアップから生まれたWEBドラマ『踊る大空港、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。』を紹介する。オープニングセレモニーには、同作に出演する中村、馬場、森岡、桜井が登場。3人の上司を演じた中村が「3人は現場で大変な思いをしている」と言うと、馬場は「裸で壁に突っ込むとか、泥に突っ込むとかムチャクチャなことをやらされました」と告白し、森岡も「あんなに全身泥まみれになることはない。最初で最後だといいよね」と本音を漏らした。そして桜井は「初めて茨城弁に挑戦して、東京出身なので苦戦しました」と打ち明けた。中村は、部下役の3人の奮闘ぶりに「やれー!やれー!ばっかりで申し訳ない」と言うも、馬場が「この先もう一度泥に突っ込むことはあるのか?」と口にすると、「あると思います」とおもしろがり、馬場は「あるのであればやりたい。泥俳優として!」と覚悟。また、中村は「監督たちがいかに今までない映像やストーリー、カットを…今までの常識とはずれたものを撮ろうかと真剣に考えてやっているのがおかしかった。どう泥に入ろうか考えている監督を見るのは楽しかった」と振り返った。セレモニーでは、テープカットの後、平松愛理が歌うネスカフェのCMソング「LaLa、smile」に合わせたスケートショーも実施。4人は「おもしろい」「一緒にすべってみたい」「あのスピードを味わいたい」などと見入っていた。なお、「ネスカフェ キットカット アイスリンク」は2月14日まで開催される。撮影:蔦野裕
2017年01月06日『さみしさサヨナラ会議』(宮崎哲弥と共著)という著書もある月読寺住職の小池龍之介さん。前回、“さみしい”という感情は脳内物質による錯覚が引き起こすもので、人間関係では満たすことができないと伺いました。後編となる今回は、そんな“さみしさ”とうまく付き合う具体的な方法や、「“おひとりさま”はかわいそう」という世間の偏見に負けないための心得を教わりました。さみしさを埋めようとすると“心の借金”が増えていくだけ――そもそも“さみしい”と感じてしまうのは、悪いことなのでしょうか?何を良い/悪いとするかにもよりますが、仏法的な観点からすると、苦しみが増えるのはよくないこと、苦しみが減るのは好ましいこと、とします。ですから、さみしいと感じると苦しみは増えるので、悪いことだと言えそうですね。ところが、これにはカラクリがあって、多くの人は自分のしていることが“悪いこと”だとわかると、自己嫌悪や罪悪感が湧いてきて、苦しみが増えてしまうんです。だから、「さみしくなっている自分はダメだ」と自分を責めたり、抜け出そうともがくことで、余計に苦しみが増えてしまっては本末転倒です。――では、どう対処すればいいのでしょうか?さみしさは、抜け出そうとするとうまくいかないんです。たとえば、さみしいと感じているとき、私たちは「さみしさの部屋」にいるとしましょう。そこで、“さみしさポイント”10Pを受け取ります。でも、その部屋の中にとどまってじっとしていれば、さみしさはやがて消えてなくなり、10Pは返済できるんですよ。ところが、となりに「友達に電話する部屋」があると、多くの人はつい安易に移動して「さみしさの部屋」を抜け出そうとします。でも、そうすると10Pは返済されずに借金として残る。しかも、電話が終わるとまたさみしくなって10Pが発生してしまい、さみしさの総量が増えてしまうんです。――さみしさを埋めるために、別のことをしてはいけないということですか?さみしさを何か別の手段で紛らわそうとする行為はすべて、「さみしさの部屋」から別の部屋へ移動しただけです。つまり、“さみしさポイント”という借金を返済するために、別のところから借金をしている状態なんです。特に、電話やメール、SNSといった人とのつながりや恋愛など、人間関係で孤独を紛らわそうとするのはおすすめしません。自分の欠損を満たしてくれる相手を求めると、特別扱いしてもらおうと傲慢な態度を取ったり、過剰に卑屈になって相手に従属しようとしたりと、ろくでもない行動を引き起こしてしまいます。だから、さみしいときは人に会うべきではないし、新しい出会いも求めてはいけないんです。さみしさも怒りも、必ず消えていくもの――では、具体的にはどうすればいいんですか?何もしないことが大事です。まず、さみしさを感じている自分を、「かわいそうだ」とか「ダメな人間だ」などと一切“評価”しないでください。さみしい自分を、ただ“認めて、受け入れる”だけでいいんです。ざわざわ、もやもやするような、なんらかの身体感覚に意識を向けて、さみしさに寄り添うイメージを持ってください。――さみしさに寄り添うとは…?心の中で、自分自身に声をかけてあげましょう。「さみしいんだね、わかるよ、大丈夫だよ」とか、「じっと待っていればそのうち消えるからね」とか、小さい子どもをなだめるような感じです。他のことで紛らわすのではなく、さみしさのエネルギーそのものと一緒にいてあげて、消えてなくなるまで待つようにしてください。――では、寝て忘れちゃうというのもアリですか?それも「寝て忘れる部屋」という別の部屋に移動して、借金を増やすことと同じになってしまいます。もし、起きていると何かしたくなってしまうなら、楽な状態でゴロゴロと寝転がって天井の木目を数えたり、公園で空を眺めたりして、さみしさが収まるのを静かに待ってあげましょう。意識のある状態で、さみしさが減っていくのを体感しきることが大事なんです。――なぜ、“さみしさポイント”の借金は増えてしまうのでしょうか?前回お話しした通り、“ドーパミン中毒”が原因です。さみしさを別の手段で満たすということは、刺激が入力されることでドーパミンが発生し、脳が快楽を得るということです。ところが、次はもっと強い刺激や快感でないと物足りなくなるため、どんどん耐性ができてしまいます。昔は手紙や電話くらいしか手段がなかったので刺激自体も弱かったし、ドーパミンが切れても、次の刺激を受け取るまでにそれなりの時間がかかりました。そのため、そこまで重いドーパミン中毒にはならずに済んでいたんです。ところが現代のSNSは、刺激が入力される頻度や速度、その強度もケタ違いに大きいですよね。不特定多数の人から一度に注目され、圧倒的な承認を得られますが、私たちの脳には刺激が強すぎるんですよ。一度に受け取るドーパミンが多すぎてすぐに飽和してしまい、耐性がついてどんどんさみしくなっていく。借金がものすごいスピードで増えていくということです。――でも、“さみしさ”には終わりがくる、とは思っていませんでした。この方法はさみしさに限らず、“怒り”に対しても有効です。「物に当たる部屋」や「怒鳴りちらす部屋」、「怒りを我慢する部屋」に移動してしまうと、“怒りポイント”は返済されないまま借金としてどんどん溜まっていきます。だから、必ず「怒りの部屋」にとどまって、「そうか、イライラしてるんだね、大変だね」と怒りの感情に寄り添ってあげれば、怒りポイントのゲージは減っていき、そのエネルギーも自然と収まっていきます。安心感が諸行無常であるように、さみしさも怒りもすべては無常で、必ず消えていってしまいますから。“たまたまひとりでも大丈夫”と思えばいい――無理して恋愛や結婚をしなくていい、と思っている人でも、周囲からの「ひとりなんてさみしい人だ」という価値観にさらされて、考えがグラついてしまうこともあると思うのですが…。いまや、ひとりで生きていくこともひとつのスタンダードですから、以前と比べれば「ひとりなんてかわいそう」という視線の圧力はだいぶ弱まっているとは思います。むしろ、圧力をかけてくる人たちに「他人の愛情に頼って依存する価値観でしか生きられないのね」と心の中で見返してやることもできるでしょう。ただ、味方や仲間がいるとか、“おひとりさま”というグループに所属していることに安心している、という意味では、孤独やさみしさを受け入れているとは言えないでしょうね。――でも、周りの目がどうしても気になります。それは、幼い頃に親の視線を自分の中に内面化するクセがついているからです。子どもは、親に同調することで愛情や承認を得て、庇護やお世話をしてもらう戦略を取ってきました。そのせいで大人になってからも、相手や世間の規範を内面化しないと、見捨てられ見放されてしまうんじゃないか、という恐怖が残っているんです。――自分の身を守るために、周りに同調してしまうんですね。そういった心の仕組みをわかっていれば、「ひとりってさみしくない?」と言われて心がグラついてしまいそうなときに、「ああ、私は今、この人に嫌われたくないという“さみしさ”を抱えているんだな」と自己分析できるようになるのではないでしょうか。まあ、こうなるとほとんど修行の域ですけどね。ただ、“おひとりさま”として生きていこうとしている人が、他人から言われて不安になってしまうようでしたら、その人はたぶん強がりで“おひとりさま”を選んでいる可能性があると思うんです。前の恋愛で痛い目を見たからもう嫌だとか、どうせ他の男もそうに違いないとか、何かしらの強い感情によって孤独を抑え込んでいるのだとすれば、あまりよくない状態だと思います。それは、「強がってやせ我慢する部屋」に移動しているだけですから。――心から“おひとりさま”であることを受け入れていないと、それも借金を増やしていることになるわけですね。私たち人間は、そもそも生まれたときから孤独でさみしい存在なんです。恋愛相手であれ、自分の親であれ子どもであれ、ある特定の人間関係に自分のさみしさを預けて解消してもらおうとすると、必ず痛い目に遭います。まずは「さみしいから」という理由で人とつながるのをやめてみましょう。「さみしい自分はかわいそう」などと評価せず、さみしいという感情にただじっと寄り添い、受け入れることができるようになると、ちょっと大袈裟な言い方ですが、人生が変わります。つまり、人間関係に過剰な期待をしなくなって、精神が自立した状態になります。――かなり強い心が必要になりそうですね。だからといって、一生ひとりぼっちになるわけではありません。むしろそういう状態のときに出会い、関わる人とのほうが、強烈に求め合うような刺激はない代わりに、ほどほどに満たされた、安定した人間関係を築けるようになるでしょう。さみしさとうまく付き合って自立できるようになれば、わざわざ「自分はこの先ずっとひとりで生きていく」と頑なに決めなくてもいいんです。“たまたまひとりでも大丈夫”なだけであって、運良くいい人が現れたら好きになればいいし、結婚してもいい。いなければ、それはそれで「ひとりでもいいや」と思える。そういう精神状態を保っていられるなら、相手がいてもいなくても、どちらでもハッピーなのですよ。Text/福田フクスケ■プロフィール小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)1978年生まれ、山口県出身。東京大学教養学部卒。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。同年、寺院とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開(〜2007年まで)。現在は、鎌倉にある月読寺の住職として、宗派仏教を超えた立場で自身の修行と一般向けの座禅・瞑想指導を続けている。『考えない練習』(小学館文庫)、『超訳 ブッダの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』(幻冬舎新書)など著書多数。特集「さみしさは敵か」もあわせてご覧ください!・さみしさは“人とのつながり”では満たされない/月読寺・小池龍之介さん(前編)・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う
2016年12月05日芸能界には数多くのイケメンがいますが、一口に“イケメン”と言ってもさまざまなタイプがいますよね。俳優の玉木宏さんは“馬顔”、小栗旬さんは“猿顔”など、よく動物に例えて分類されることがありますが、皆さん「わたし○顔の男性に弱いのよね」というタイプの顔があるのではないでしょうか。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『動物で言うと何顔の男性が好きですか?』というアンケートを取ってみました!●あなたは動物で言うと何顔の男性が好きですか?・1位:犬顔……54%(162人)・2位:狐顔……13%(38人)・3位:猿顔……12%(36人)・4位:猫顔……11%(33人)・5位:馬顔……7%(21人)・6位:魚顔……3%(8人)※有効回答者数:298人/集計期間:2016年11月21日〜2016年11月22日(パピマミ調べ)●1位:犬顔『犬顔が一番好きかな〜。嵐の二宮くんとかそうだよね。なんか母性本能をくすぐるかわいさ がある』(38歳女性/不動産)『向井理を犬顔と定義するなら犬顔かな!忠実で浮気しなさそうだから……完全に偏見だけど笑』(34歳女性/広告)圧倒的1位となったのは『犬顔』で54%(162人)となりました。なんと半数以上の票が集まっています。犬顔と言われる芸能人には、木村拓哉さん、小池徹平さん、妻夫木聡さん、成宮寛貴さんなどがいます。犬顔が好きな理由としては、「忠実そう」「母性本能をくすぐられる」などの意見が寄せられました。なんとなく言いたいことは分かりますね。犬顔の人は、人懐っこい、素直、忠実など、中身も犬っぽいイメージがあります。そんな犬顔男子の人気は圧倒的なようですね……!●2位:狐顔『目が細い人大好き!綾野剛とか森山未來とか昔から狐顔の人には弱いです』(31歳女性/主婦)『クールで自分の芯がしっかりしてそうなイメージがある から好き。寡黙な男性がタイプなんです』(36歳女性/販売)第2位にランクインしたのは、『狐顔』で54%(162人)となりました。狐顔の男性も昔から人気がありますよね。芸能人で言うと、綾野剛さん、森山未來さん、菅田将暉さん、松田龍平さんなどがいます。狐顔の男性は、クールで頭の回転が速く、完璧主義な人が多いと言われていますが(実際のところは分かりませんが……)、そういう男性がタイプの女性には人気が高いようです。●3位:猿顔『猿顔の人は野性的な感じ がして好き。あと親しみやすいような気もする』(29歳女性/販売)『小栗旬と織田裕二がタイプなので、私は猿顔が好きなんだと思います』(39歳女性/通信)第3位は『猿顔』で12%(36人)となりました。人によっては“猿顔”と言われると嫌な気持ちになることもあると思いますが、意外と猿顔のイケメンは多いです。コメントにもあるように、小栗旬さんや織田裕二さんなどは猿顔ですね。他にも山本裕典さん、岡田准一さんなどもここに分類されると思います。いただいたコメントをまとめると、猿顔の人は親しみやすく男らしい印象を与えるようです。なんとなく分かる気がしますね。男性にグイグイ引っ張ってほしいタイプの女性は、猿顔の男性に引かれる傾向があるのかもしれません。----------いかがでしたか?今回のランキングで犬顔男性の人気が圧倒的に高いことが分かりましたね。近年ブームになっている“猫”に似ている猫顔の男性は意外と上位にはランクインしませんでした。実際の動物人気とは比例しないのかもしれません。また、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題となっている星野源さんは“魚顔”と言われていますが、こちらは最下位という結果になりました。2017年はこの勢力図に変化があるのでしょうか。今後の動向に注目したいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】あなたは動物で言うと何顔の男性が好きですか?()●文/パピマミ編集部
2016年11月24日ミュージカル界のプリンス・井上芳雄と、第23回読売演劇大賞最優秀女優賞を獲得したばかりの小池栄子が、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)作・演出『陥没』で初めて顔を合わせる。『東京月光魔曲』(2009年)、『黴菌』(2010年)に続くこの昭和三部作の完結編を、ふたりはどう捉え、どう見せるのか。舞台『陥没』チケット情報完結編の舞台となるのは、東京オリンピックを控えた1962年。高度経済成長期で日本中浮かれる中、時代の溝にはまってしまった婚約中のカップルと、ふたりを取り巻く人々が描かれる。井上と小池が演じるのは、そのカップルだが、小池曰く、「何となく最初から不穏な空気が流れていて、あまりハッピーっぽくない感じのふたりなんです(笑)。そこがKERAさんらしくていいなと思いますね」。井上も、「昭和の東京オリンピックの話っていうと、“高速道路ができた!わーい!”みたいな印象を持たれると思うんですけど、むしろ、そうじゃないところにいる人々を描くみたいで。それが面白いなと思いました」と、KERAが描く昭和のユニークさを語る。初共演で微妙な距離のカップルを演じることになるが、お互い心配はないようだ。「とにかく怪物的なくらい演技力のある女優さんっていう印象があります。あと、すごく聡明。自分で言うのは何ですが、僕もよく頭がいいって言われますけど(笑)、本当に頭がいいっていうのはこういう人のことを言うんだなと思ったので、一緒に芝居が作っていけるのが楽しみですね」と井上が言えば、小池も「役に距離があるからって、現場でも距離を置いてしゃべらないなんていうことは、する必要がない人だなと思いました。年齢も井上さんがひとつ上の同世代ですしね。歩んできた道は全然違いますけど、どういう考えを持って、どうやって芝居を作っていくのか、近くで見ることで絶対に刺激になると思います」と期待を募らせる。KERA作品に出演するのは初めてだが、観客としてはこれまで何作も観てきた井上。「KERAさんはいろんなジャンルの作品を作られるので、今回は、シアターコクーンでやるKERAさんの作品という楽しみ方もできると思います。たとえば僕も含めた出演者の多彩さとか。そのせめぎ合いは僕も楽しみです」。シアターコクーン初登場となる小池は、「コクーンに立っても演劇ファンの方達が許してくれるような姿、芝居をお見せしたい」と意気込む。いくつもの初めてがある。だが、実力派のふたりはきっと、それを武器にしていくことだろう。公演は2017年2月4日(土)より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕。チケットぴあでは11月19日(土)午前10時より先着先行プリセールの受付を開始する。取材・文:大内弓子
2016年11月18日12月1日(木)の世界エイズデーに日本武道館で開催される『Act Against AIDS 2016「THE VARIETY 24」~魂の俳優大熱唱!助けてミュージシャン!~』。この度、舞台「キンキーブーツ」で共演した三浦春馬と小池徹平の再タッグが決定した。俳優・岸谷五朗の呼びかけで、1993年からスタートしたAAA 「THE VARIETY」。AIDSについての関心を持ってもらうことを目的としたもので、今年は実力派俳優陣&人気ミュージシャンらが日本武道館を熱く盛り上げる。今回発表されたのは、まず高い歌唱力を武器に「デスノート The Musical」のL役やミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」の主演など、テレビドラマだけではなくミュージカル界でも高い評判を集める小池徹平。日本中を熱狂させたブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」で圧巻の歌声を披露したことも記憶に新しいが、そんな“小池徹平&三浦春馬”のタッグが、再び武道館で復活する。そしてさらに、ここ数年熱いバンドサウンドで会場を盛り上げる「ポルノグラフィティ」が、今年は「BEGIN」の島袋優と共に、「島袋優(BEGIN)×ポルノグラフィティ」のコラボユニットとして出演が決定!洋楽カバーを始め、ここでしか見られない、例年とは一味違ったステージになりそうだ。<『Act Against AIDS 2016「THE VARIETY 24」~魂の俳優大熱唱!助けてミュージシャン!~』出演者>岸谷五朗寺脇康文三浦春馬柿澤勇人平間壮一松下洸平/小池徹平/中川晃教/柚希礼音植原卓也水田航生大黒摩季/岸谷香高橋みなみ/サンプラザ中野くんパッパラー河合/島袋優(BEGIN)×ポルノグラフィティ/Da-iCE/武田と哲也/藤原さくらウルトラマンティガIDOL (BAND MEMBER)エンペラー福田バーベQ和佐田千葉“団長”孝キューティクル鈴木五十嵐公太立井幹也高橋結子藤林美沙中村百花『Act Against AIDS 2016「THE VARIETY 24」~魂の俳優大熱唱!助けてミュージシャン!~』は12月1日(木)日本武道館にて開催。(cinemacafe.net)
2016年11月14日2017年2月15日よりNHKのBSプレミアムで放送する東京・足立区発ドラマ『千住クレイジーボーイズ』の取材会が25日、東京・北千住のタカラ湯で行われ、主演の塚本高史をはじめ、小池徹平、比嘉愛未、品川徹、北村有起哉が出席した。東京発・地域ドラマ第2弾となる同ドラマは、足立区の北千住を舞台に笑って泣けるヒューマン・コメディー。アラサーのピン芸人・恵吾(塚本高史)が、元相方の行(小池徹平)が住む北千住の家に転がり込み、そこでシングルマザーののばら(比嘉愛美)や元ヤンキーの床屋・野町(北村有起哉)ら個性豊かな面々と出会いながら、珍道中を繰り広げる。撮影を翌々日に控えたこの日は、ロケ地でもある銭湯・タカラ湯で取材会を実施。主演の塚本は「銭湯での記者会見は初めてですし、それもこのドラマと下町の良さを象徴していると思います」と語りながら「足立区の千住の方が放送を楽しみにしていると思うので、楽しみになるドラマ作りを心掛けたいと思います」と気合十分。元・相方役の小池と同ドラマで漫才も披露するが、「漫才の撮影が明後日にあり、この前リハーサルをやったんですけど、まあ問題ないっすね。あとは撮影の場所に行ってその場の雰囲気や空気を大事にしたいと思います」と問題がないことを強調するも、小池は「ウケを狙って滑らないように頑張りたいと思います」と慎重な姿勢を崩さなかった。また、北千住は同ドラマの撮影で初めて訪れたという比嘉は「会見の前に商店街をぶらりと散歩しましたんですけど、八百屋を見つけてすごい野菜が安くてビックリです! たくさん買いすぎてしまいました(笑)」と驚き、演じるシングルマザーのキャラクターについては「シングルマザーで癖があり、言葉遣いが今までにないような口の悪い女性なので、思い切って楽しんで演じたい」と意欲を見せていた。
2016年10月25日発達障害の治療、お薬はどんなときに使われる?出典 : 発達障害に対してお薬が使われるとき、それは全て対症療法として投与されます。対症療法とは症状を和らげることが目的の治療で、根治、つまり障害を治すための治療でありません。残念ながら現在の医学の水準では、発達障害を根治する治療はありません。ただ、適切なタイミングと種類、量のお薬を使うことで、その症状を緩和できる場合があります。どんな症状に対してお薬が使われるの?出典 : では主にどんな症状に対して、お薬が使われるのでしょうか。自閉スペクトラム症の場合には最も効果が確かめられているのは、その易刺激性、つまり刺激に対して反応しすぎる状態に対する投薬です。日本でもいくつかの抗精神病薬が、厚生労働省からその適応を正式に承認されています。こうしたお薬は自傷や他害といった攻撃的な行動がある際に用いられますが、その効き目の見極めには大事なポイントがあります。易刺激性に基づく攻撃的な行動、例えば嫌いな音を聞いた後のパニックやイライラする状況から逃れるために人を突き飛ばすなどの行動には、ある程度効果が期待できることがあります。一方で、遊びの目的、つまり「窓ガラスを叩くといい音がして楽しいから」とか、コミュニケーションや交渉の目的で「冷蔵庫を開けさせるために家族を叩く」とかの行動には、お薬の効果は期待しにくいのです。ここを上手く見極めて使わないと、無効なお薬を飲むことになったり、大量にお薬を使って、効果よりむしろ副作用が問題になったりすることが起こってきます。結局はお薬を使う場合にも、その標的となる行動の分析が必ず必要となるのです。著しい反復的な行動に対してもお薬が使われることがありますが、この場合もその背景が重要になります。遊びの性格が強い反復的な行動にはお薬はほとんど効果がありません。もしこれを薬で止めようとすると、大量のお薬を使って、眠くてだるくて遊ぶ元気もないという状態を作ることになってしまいます。一方で不安や強迫といった、「やらないと心配」「やらないと落ち着かない」からやむを得ずやっているという、繰り返しの行動には時にはお薬が有効な場合があります。その他、睡眠の障害やカタトニアなどの症状に対して、それぞれの状況にあったお薬が使われることがあります。これらの場合にも有効な場合とそうでない場合の見極めが必要ですので、主治医にご相談いただくとよいでしょう。また注意欠如多動症(ADHD)に対しても、お薬が使われることがあります。実はADHDの治療薬は、あらゆる精神科のお薬の中でも一番効き目が確かなお薬の一つです。投与するとかなり高い割合で効果を発揮します。しかしこれも対症療法に留まり、一方で副作用もしっかりあるので、使いどころを見極める必要があります。どんなときに「薬を使う」という決断をすれば良い?出典 : さてそれでは、どんなときにお薬を使うことを考えればよいのでしょうか。発達障害そのものへの投薬は常に対症療法であるため、発達障害があること、それだけでは投薬の対象にはなりません。必要な対応や環境の調整をして、それでも本人の苦しさが続くとき、またいろいろな対策を講じていてもどんどん環境との不適合が増しているときは、お薬をつかうことを考えても良いでしょう。自分の場合には、「人生の中で嫌いなもの・ことがどんどん増えているとき」というのを一つの基準にしています。またお薬以外の方法をとることがそもそも難しい場合も、投薬を考えることになります。家庭の状況に全く余力がないとき、家族に他の危機が訪れているときなどには、時期を限ってお薬を使うこともあります。もう一つ、これは発達障害に対する投薬ではありませんが、併存する他の精神疾患がある場合には、当然その治療薬を使うことになります。また最も大切で難しいのはお薬のやめどきです。これについては、常に止めることを考えながらお薬を使う、というのがおそらく正解であると思います。減薬や中止のチャンスを常にうかがっていないと漫然とお薬を使うことになってしまいます。・標的となっていた症状が改善してきたとき・環境との不適合が小さくなってきたと感じられるとき・他の支援がうまく回り始めたときなどが、お薬を減らす・止めるチャンスです。ただし急な中止や減量によって逆に有害な症状を来すお薬があるので、減量、中止の際には必ず医師と相談してください。
2016年10月14日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』撮影:田中亜紀2013年のトニー賞受賞作で、小池徹平、三浦春馬らが好演した日本語版も記憶に新しいミュージカル、『キンキーブーツ』の来日版が10月5日、東急シアターオーブにて開幕した。初日の客席には日本語版で本作の虜になったと思しきファンが多数詰めかけ、オープニングから早くも拍手と歓声が飛び交う盛り上がりぶり。小池や三浦本人も見守るなか、来日キャストが力強く熱いパフォーマンスを繰り広げ、興奮と喝采の渦を作り出した。ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版> チケット情報倒産寸前の靴工場を、父親の急死を受けて急きょ継ぐことになったチャーリー・プライス。在庫処理のためにロンドンを訪れた彼は、ひょんなことからドラァグクイーンのローラと出会い、彼女のブーツを見て工場を救う秘策を思いつく。女装男性たちのための個性的で頑丈なブーツを作って、ミラノで行われる展示会に乗り込もうというのだ。チャーリー、ローラ、工場の従業員たちの奮闘と心模様が、つい数か月前に観たばかりの日本語版と全く同じセット、衣裳、振付で、しかし全く異なる肉体と言語によって語られていく。これは言ってみれば、究極のWキャスト。それぞれの良さに触れることで、作品により深く迫れるのがWキャストの面白さだとしたら、これほど刺激的な試みはないだろう。日本語版チームには初演ならではの「これが俺たちの『キンキーブーツ』だ!」と言わんばかりの熱量があった。一方、同じメンバーでアメリカ各地を公演して回ってきた来日キャストには、既に“キンキーワールド”の住人たる貫録と安定感がある。特に、自身もドラァグクイーンだというJ・ハリソン・ジーが演じるローラは自由闊達で、そのソロは魂の叫びそのものだった。また、作詞と作曲をひとりで手掛けたシンディ・ローパーの楽曲の、歌詞の響きを含めた魅力をそのまま味わえるのも、原語上演の来日版だからこそ。だがもちろん、日本語版を観ていないからと言って敬遠する理由は何もない。キラキラとまばゆい輝きを放つ楽曲の数々、スタイル抜群のドラァグクイーンたちによる華やかなダンス、そして誰もが自分に置き換えて受け止めることのできる普遍的なテーマは、いつどんな状況で観ても楽しめるもの。ミュージカルというのは、実はシリアスやシニカルも表現できる懐の深い芸術だが、知らぬ間に身にまとっていた鎧を脱ぎ捨てて「明日も頑張ろう!」と素直に思えるこうした作品はやはり、ブロードウェイ・ミュージカルの神髄だ。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。取材・文:町田麻子
2016年10月07日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>が10月5日より開幕。初日にレッドカーペットイベントが行われ、先立って上演された日本版に出演した小池徹平、三浦春馬らが登壇した。【チケット情報はこちら】三浦は「本当楽しみにしてました!僕達が先陣を切って楽しみたいと思います!」とコメント。イベントにはふたりのほか、玉置成実をはじめとした日本版キャストや、日本版で演出協力・上演台本を担当した岸谷五朗、訳詞を担当した森雪之丞らが登壇。また、はるな愛、石田ニコル、八木アリサ、立花恵理、新日本プロレスの本間朋晃、道標明(田口隆祐)らも登場し、開幕に華を添えた。『キンキーブーツ』は、2005年に公開された映画をミュージカル化。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨てて、工場をドラァグクイーン専門のブーツ工場へと再生させていく物語。シンディ・ローパーによる書き下ろし楽曲も大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。
2016年10月06日俳優の三浦春馬と小池徹平が、ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版の初日レッドカーペットイベントに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリーが、ドラァグクイーン・ローラのアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦と小池は、8月から9月まで行われた日本人キャスト版をW主演で好演。連日当日券に人が並ぶほどの人気を博した。レッドカーペットに登場した2人はボードにサインを書き込み、三浦は「本当に楽しみにしてました! 僕たちが先陣を切って楽しんできたいと思います! 今日はよろしくお願いします」とガッツポーズを見せた。また、三浦&小池の次に現れたはるな愛は「もうキンキーブーツ大好き~! みなさん絶対に見逃せないよね~」と自身の持ちフレーズに合わせてアピール。他、岸谷五朗&森雪之丞、日米子供役チーム、玉置成実ら日本人版キャスト、石田ニコル&八木アリサ&立花恵理、新日本プロレス本間朋晃&道標明(田口隆祐)、新宿二丁目のドラァグクイーンチームが登場した。ブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演は東急シアターオーブで10月5日~30日、大阪公演はオリックス劇場で11月2日~6日。
2016年10月05日2012年にシカゴで初上演され、翌年ブロードウェイに進出した大ヒットミュージカル『キンキーブーツ』。この夏の日本版では小池徹平さん、三浦春馬さんが主役を演じ、連日当日券を求め長蛇の列が。そのアメリカ・カンパニーが来日し、まもなく開幕。8月にブロードウェイ版をいち早く観劇した、作家の林真理子さんとフリーアナウンサーの中井美穂さんが見どころや魅力について語り合いました。***林:美穂ちゃんと私は、4月にもニューヨークまで、ミュージカル『王様と私』を観に行ったのよね。中井:本場ブロードウェイで観る舞台は、街や劇場の雰囲気、そして作品自体も格別で、また行きたいですねと話していたところ……。林:8月に再びニューヨークで『キンキーブーツ』を観ることになって。本当にいい作品だったわ。中井:『キンキーブーツ』を上演しているアル・ハーシュフェルド劇場以外にも、ブロードウェイにはたくさんの劇場があって、そのひとつひとつが個性的。ミュージカルを観つつ、劇場の個性を楽しむというのが日本とは違いますね。林:ブロードウェイって日本の温泉街みたいなの。泊まっている旅館は違うけど、わらわらと同じ通りに出てワイワイする感じ?あの高揚感があるから、観劇し終わった後も楽しいのよね。中井:タイムズスクエアが近くて、終わってからも華やかな余韻が続きますね。出待ちしていると、けっこうスターにも会えるんですよ。林:舞台好きの美穂ちゃんは、4月にNYに行ったときも『キンキーブーツ』を観ていたわよね。中井:日本版で三浦春馬くんが主役のドラァグクイーン、ローラをやると聞き、その前に絶対観ておこうと思って。林:それにしても初めて観て驚いたわ。ローラ役の人の脚の長さとダンスシーンの迫力!私は、ローラの後ろで踊る、ドラァグクイーンのエンジェルスがとても好き。中井:微妙にゴツくて、美人ではないのがおもしろいですよね。ストーリーもわかりやすい。NYでは、さすがに笑いのツボまでは聞き取れなかったけど。林:日本公演では字幕が出るから大丈夫ね。中井:上演中、客席も大笑いしたり、手拍子したり、ノリノリで楽しい。でも日本版のときも、普段おとなしい日本のお客さんがけっこうノッていましたね。やはりシンディ・ローパーが作った楽曲の魅力も大きいですよね。林:あとね、出演者が決して若い人ばかりじゃないの。私みたいなくたびれた田舎のおばちゃんも出てくるわけですよ。靴の工場で働いている“ザ・おばちゃん”が、いざ歌って踊ると、ものすごく上手でいい味を出しているの。中井:おじいちゃんもいい味出してましたよね。日本だと若いキャストが老け役をするじゃないですか?でもブロードウェイは役者の層が厚い。だからお客さんも「どこかに私がいる」と自分を投影できる役を見つけられるから、客席が置いてきぼりにならない。林:あら、美穂ちゃん、いいこと言う。それとゲイというテーマを明るく取り上げていたのもいいね。中井:ローラは“父親の期待に沿えない、女々しい男に育ってしまった自分”というコンプレックスを持ち、ゲイではないチャーリーも“親の工場を潰してしまうのか”と悩む。ローラがドラァグクイーンになって以来、疎遠になっていた父親と再会する老人ホームのシーンがすごく切なかった。林:あそこ、良かったわ~。ここに出てくるゲイの人たちは、立ち位置が認知され、周りの人とも一見うまくやっている。だけど父親には認めてもらえない。親と距離感がある。そんな切なさも現代的なテーマだなと思いました。うちの夫もこういう話をすると「けっ」と言うのよ。ゲイの方々は、そういう偏見と戦っているのよね。◇はやし・まりこ作家。『本の旅人』(KADOKAWA)に連載中の「西郷(せご)どん!」が、2018年のNHK大河ドラマに決定!本誌連載をまとめた美女入門PART14『美を尽くして天命を待つ』も好評発売中。◇なかい・みほアナウンサー。『世界陸上』(TBS系)、『タカラヅカカフェブレイク』(TOKYO MXテレビ)などに出演。また、演劇コラムの執筆なども行い、読売演劇大賞選考委員も務めている。◇イギリス田舎町の老舗靴工場の息子チャーリーは、家業を継がずロンドンへ。その矢先、父親が亡くなり帰郷するも、工場の在庫処理のために再びロンドンを訪れる。そこで絡まれていた“女性”を助けようとして美しきドラァグクイーン、ローラと出会う。そして倒産寸前の工場を救う秘策として“女装の男性たちのブーツ”を作るというニッチなターゲットを思いつくチャーリー。ミラノの靴展示会を目指し、ローラに協力を仰ぐのだが……。10月5日(水)~10月30日(日)渋谷・東急シアターオーブS席1万3000円、A席1万円、B席8000円(すべて税込み)BunkamuraTEL:03・3477・3244(10:00~19:00)※『anan』2016年10月12日号より。写真・天日恵美子ヘア&メイク・面下伸一(林さん)大島知佳(中井さん)インタビュー、文・今井 恵
2016年10月05日小池百合子東京都知事が、10月3日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』スペシャル(22:00~23:24)の人気コーナー「ビストロSMAP」に出演。SMAPの稲垣吾郎の父親とカラオケ仲間であることを明かした。自身についてのクイズにSMAPのメンバーが答える企画で、小池知事が「ストレス解消法は?」と出題すると、稲垣が「カラオケ」と回答。その答えは不正解だったが、ここで小池知事が「稲垣パパと池袋のカラオケ店が一緒なんですよ」と突然カミングアウトした。スタジオから「えー!」と驚きの声があがり、MCの中居正広も「何の話をしてるんですか? 実のパパ?」とびっくり。小池知事は「カントリーウエスタンのお店で一緒に歌ってるの。本当よ」と説明し、稲垣も「うちの父がよく行くお店で、うちのお父さんがちょこちょこ小池さんと一緒になって…」と話した。稲垣が「うちの父親迷惑かけてないですか?」と心配すると、小池知事は「大丈夫です」と答え、「とっても素敵なパパで歌がうまい」と称賛。稲垣は「うちのお父さん歌まで歌っちゃってるんですか!? 小池さんの前で!?」と驚いた。そして、「これからも父をよろしくお願いします」と稲垣が頭を下げると、小池知事も「こちらこそよろしくお願いします」と頭を下げた。中居は本当に驚いたようで、稲垣に「本番前に言えよ! びっくりしちゃうから。稲垣パパって出てくると思わないから」と突っ込んでいた。
2016年10月04日井上芳雄×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が初タッグを組み、ヒロインには小池栄子を迎える舞台「陥没」。この度、本作のビジュアルが到着した。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くKERAが描く“昭和3部作”の完結編。2009年の第1弾「東京月光魔曲」は、経済的な発達が始まり、庶民の生活にもモダンと呼ばれる西洋趣味が入り込んで、独自の文化を生み出した昭和初期が舞台。その翌年発表された第2弾「黴菌」は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られる昭和中期を舞台に描いた。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフに作品を発表した昭和3部作。今回7年という時間を経て舞台とするのは、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京だ。キャストには、ミュージカル界のプリンス・井上さんと、女優・小池さんの発表に続き、瀬戸康史、松岡茉優といったいま最も旬な若手俳優。そして、昭和3部作全作品に出演し、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」にも出演した高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬勝久らベテラン勢もキャスティングされている。今回到着したのは、クラシカルな装いのキャスト13名が写し出されたビジュアル。さらに、タイトルの“陥没”に寄りかかったり座ったりしているキャストたちが描かれ、下には当時を思い出させる東京タワーや車などが入ったビジュアルも公開された。またこのビジュアルには、KERAのコメントも入っており、「東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう」と本作について話し、「シリーズのラストを飾るに相応しい…と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ 、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な 、デリケートな会話劇を作るつもり」と意気込んでいる(チラシコメントより)。シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017「陥没」は2017年2月4日(土)~26日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、3月3日(金)~6日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年10月03日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、2日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、小池百合子・東京都知事の印象を語った。この日、築地移転問題や東京五輪の話題が番組内で取り上げられ、「ダイバーシティ」「ワイズスペンディング」「ホイッスルブロワー」といった英語を多用する小池知事を松本は「ルー大柴みたい」と表現。松本にとっては、独特の英語変換で笑いを誘う"ルー語"に共通する部分があるようだ。さらに「気にならない? そこ日本語言うてよ!みたいな」と問いかけ、「そこわざと英語で言うかね、みたいな時ある」と指摘。ただ、一方では行動力を認め、「これ以上、追及すると小池さんが"盛り土"にされるのかな」と心配しつつ、「石田純一さんじゃなくてよかった」「『"盛り土"は文化だ!』とか言いますよ」と冗談を交えて出演者を笑わせていた。
2016年10月02日小池百合子東京都知事が、10月30日(22:00~23:24)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』のスペシャルに出演することが30日、発表された。看板コーナー「ビストロSMAP」に登場する。小池知事のオーダーは「ラーメン」。トークパートでは、テレビ番組のキャスター時代から都知事になるまでの歩みをVTRで紹介し、都知事の1日のスケジュールや、プライベート、そして、日本中の関心が集まる話題に、中居正広が迫っていく。ほかにも、中居が「支持率さがりますよ(笑)」と言うほどの、稲垣吾郎と都知事の意外な関係性が発覚。クイズ企画では「最近イラっとしたこと」「好きな男性のタイプ」「今までで一番印象的だったデート」などの問題が出題され、都知事のカラオケ十八番をSMAPとともに熱唱する。この日の放送では、ライブコーナーにJUJUをゲストに迎え、小林明子の名曲「恋におちて」を、SMAPとカバーする。
2016年09月30日史上初の女性都知事となった小池百合子氏ですが、選挙を勝ち抜くことができたのは都民からの熱い期待があってこそ。2020年に控えた東京オリンピックなど派手なイベントに目が向きがちですが、これ以外にも解決しなければならない問題は山積みです。初登庁では議長が出迎えを拒否するなど、一筋縄ではいかない様子も見せられましたが、逆風をはねのけて期待に応えてほしいところ。そこで、パピマミ読者のみなさまに「小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?・1位:都政の“見える”化……28%(60人)・2位:待機児童問題の解消……24%(53人)・3位:東京オリンピックの成功……11%(24人)・4位:労働環境の改善(非正規雇用、長時間労働)……10%(22人)・5位:首都直下地震対策……10%(21人)・6位:満員電車ゼロの実現(二階建て通勤電車、時差通勤の導入)……7%(16人)・7位:何も期待していない……6%(14人)・8位:築地市場移転の円満解決……4%(8人)※有効回答者数:218人/集計期間:2016年9月7日〜2016年9月8日(パピマミ調べ)●第1位:都政の“見える”化最も期待されているのは『都政の“見える”化』で、28%(60人)でした。『はっきりとした結果を出すことは難しくても、裏であくどいことをやっていないということだけははっきりさせてほしい』(50代女性/専業主婦)『猪瀬、舛添と立て続けに“政治とカネ”の問題を起こしてるからね。これは最低限の仕事だと思う』(40代男性/営業)舛添要一前都知事が政治資金の問題で辞職し、政治に対する不信感が高まっている現在。小池都知事は、都政を点検し改善するために都政改革本部 を設置しましたが、あらゆる課題について、誰がどのようなことを決め、行っているかを“見える化”する必要があると強調しています。税金の使い道はもちろん、経費などの細かい部分についてもチェックし、問題があれば改善していくとのこと。仮に都民が痛みを伴う政策だったとしても、必要性があり透明性のある運用がなされれば納得を得られるはず で、政策を実現させるために最も大切なことと言えるでしょう。●第2位:待機児童問題の解消2位にランクインしたのは『待機児童問題の解消』で、24%(53人)でした。『ものすごい時間とお金のかかることだけど、将来の日本のためには必ず解消しなければならない問題。期待しています』(30代男性/編集者)『子育てするママの気持ちを分かってくれるんじゃないかと思って投票しました。小池さんなら必ずやってくれると信じています』(20代女性/事務)初の女性都知事ということで、子どもを持つママからの期待も大きい小池都知事。公約として“待機児童ゼロ” を掲げていたこともあり、早急な対応が必要とされることから期待する声が多いようです。都はすでに保育定員を1万2千人増やす計画を立てており、これはかなり高い目標と言えるでしょう。中には数字上で待機児童を少なく見せ、その代わりに保留児童の数が増える自治体 などもあり、根本的な解決へのハードルは高いと思われます。●第3位:東京オリンピックの成功3位にランクインしたのは『東京オリンピックの成功』で、11%(24人)でした。『世界中に東京をアピールするまたとない機会ですからね。大成功をおさめてくれると期待してますよ』(20代男性/大学生)『東京でオリンピックが見られるなんて、生きているうちにはたぶんこれが最後でしょ!これが成功するかしないかで、政治的な面でも日本の立場を左右しかねないんじゃないですかね』(30代女性/アパレル)リオ五輪の閉会式では、雨の降るなか着物姿で登場 。五輪旗を力強く振り、東京の存在を世界に強くアピールしました。しかし、東京オリンピックの開催費用は2〜3兆円に膨れ上がるのではとも言われており、成功へのハードルは低くはないはず。組織委員会の森喜朗会長をはじめとしたメンバーとの協力も必要不可欠で、小池都知事の手腕が問われる場面と言えます。成功に導けば、東京だけでなく日本中を明るくすることも可能 なだけに、ぜひともその力を存分に振るってほしいものです。----------いかがでしたか?ここに挙げられたものすべてをやり遂げるのは困難かもしれませんが、積極的に取り組んでほしいものばかりですよね。「何も期待していない」としたのはわずか6% と、小池都知事への期待の高さも伺えます。都議会から敵対するような姿勢が示されるなど一筋縄ではいかないことも感じさせますが、必ずや全力を尽くしてくれるはず。小池都知事が、都民の期待を現実のものとしてくれる日を待ちたいものです。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?()●文/パピマミ編集部
2016年09月12日ディーゼル(DIESEL)の日本上陸30周年を記念し、koike.(コイケ)のデザイナー・小池優子とのコラボレーションコレクションが登場する。伊勢丹新宿店本館では、2016年9月27日(火)から10月4日(火)まで、限定ストア「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」がオープン。小池優子は、若手デザイナーを対象とした欧州最大級のファッションコンテスト「ITS」にて2015年、OTB アワードを受賞。2016年には、LVMH プライズ フォー ヤング ファッション デザイナーのファイナリストにもノミネートされ、注目を集める若手デザイナーの1人だ。今回のコレクションは、着物や藍染めに代表される素材や花柄、そして日本画に用いられる濃淡や鮮やかな色合いといった、日本の文化や芸術にインスピレーションを得た。デニムジャケットやコートなどのアウターから、スカート、ワンピース、ニットまで、様々なアイテムを展開。それぞれ和を感じさせる花柄が、刺繍やプリントでデザインされている。伊勢丹新宿店本館の限定ストアでは、受賞作品の展示や、今回のために小池が手がけたクチュールアイテムなどがラインナップ。また期間中は、同館のウィンドウでバルーンアーティスト、DAISY BALLOONによるインスタレーションが実施される。【詳細】DIESEL JAPAN 30TH BY YUKO KOIKE発売日:2016年9月9日(金) ※9/6(火)よりディーゼル 青山店にて先行販売取り扱い:全国のディーゼル店舗価格帯:・Tシャツ 8,800〜12,800円・ワンピース 38,000円〜43,000円・スカート 12,800円〜36,000円■期間限定ストアITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL期間:2016年9月27日(火)〜10月4日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1■ITSについて「ITS(イッツ=International Talent Support)」は毎年イタリア・トリエステで開催されるファッションコンテスト。新人デザイナーの登竜門として知られ、これまでに一流メゾンで活躍するデザイナーを数多く輩出。また歴代の審査員には多数のファッションデザイナーやジャーナリスト、有名セレクトストアのバイヤーが参加している。既成概念にとらわれず新しい発想で勇敢に挑戦する姿勢は<ディーゼル>の哲学であり、「ITS」と共通する精神を持つ。<ディーゼル>はコンテストに「OTB Award」を設け、若い才能を長年サポートしている。関連記事:欧州最大のファッションコンテスト「ITS」若きデザイナーたちの挑戦 【問い合わせ先】DIESEL JAPANTEL:0120-55-1978
2016年09月04日女優の平祐奈(17)が21日、自身のブログを更新し、姉で女優の平愛梨(31)が仕事現場にサプライズ登場したことを報告し、ツーショット写真を公開した。「平先輩」というタイトルで更新した祐奈は、「今日はなんと! 姉がサプライズで現場に来てくれたんです! お昼、カレーをいただいてる時にプロデューサーO氏が『お疲れ様~』といらして…顔を上げると…姉が!」と報告。「おどろき!ももの木!山椒の木!うひょーー!嬉しすぎたよー!!現場に来てくれるって凄く嬉しい!」と驚きと喜びをつづった。そして、ツーショット写真を公開するとともに、「先輩に芝居見られるの恥ずかしいけど…アドバイスくれるので有難いです!姉よ、ありがとう!」と姉への感謝の気持ちをつづった。コメント欄には、「かわいー!!!さっすが、美人姉妹ですね。透明感あるーーー!」「美人姉妹~ こんな先輩いてほしい~」と2ショットを絶賛する声や、「ホントやさしい先輩ですね」「温かい姉妹の愛情の繋がり」「ずいぶんと仲の良い後輩とパイセンではないかッ!微笑ましいなや!」と姉妹の絆を称えるが寄せられている。
2016年08月22日2013年のトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。そのオリジナルスタッフ陣が集結し、小池徹平、三浦春馬のW主演で贈る日本版の大阪公演が8月13日、大阪・オリックス劇場で開幕した。ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」(日本版)チケット情報本作の舞台は、田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。跡取り息子チャーリーは、父親の意に反して田舎町からロンドンへと飛び出したが、父が亡くなり、結局田舎へ戻って家業を継ぐことに。経営不振で一度は工場閉鎖を考えるも、女性従業員ローレンの言葉により、ロンドンでドラァグクイーンのローラに出会ったことを思い出し、ドラァグクイーンのための“キンキーブーツ”を作ろうと思い立つ。全曲シンディ・ローパーによって作詞・作曲された楽曲はすべてがパワフルでキャッチー。ポップ、バラード、ダンサブルと、シーンに合わせた色とりどりの楽曲が散りばめられ、観客の心を躍らせる。作品や楽曲、振付の持つ力は、ブロードウェイのトニー賞受賞によってすでに示されているが、やはり肝心なのはそれらを体現する役者の力だ。チャーリーを演じる小池徹平、ローラを演じる三浦春馬、そして、ふたりを支える工場の従業員やドラァグクイーンのパフォーマーたち。特に、ドラァグクイーンに扮した三浦はまるで別人だ。露出度の高いミニスカートに高いピンヒールを履き、鍛え上げられた美しい身体の隅々まで神経を行き渡らせ、しなやかに歌い踊る。ローラが憑依したようにしか思えないほどで、客席からは自然と歓声や手拍子が沸き起こる。小池も若き経営者として工場再興に奮闘する反面、プレッシャーに押されて周りが見えなくなることも。そんなチャーリーを繊細に表現し、力強い歌声でも魅せる。さらに、コミカルでキュートなソニンの演技など、個々のパフォーマンス力が抜群に素晴らしく、彼らがひとつになったときのパワフルさと華やかさにも圧倒される。中でも、靴工場でブーツができたときの1幕のラストシーン。ベルトコンベアを駆使したステージングで、役者たちが入り乱れながら歌い踊り、喜びを表す様は圧巻だ。また、華やかなステージの中には、「父親の期待に応えられなかった」というふたりの共通する想いや、「他人を受け入れることで世界が変わる」というメッセージも。楽しいだけのステージではなく、そうしたドラマ性が作品に深みを与え、ラストのハッピーな大団円へと繋がるのだ。8月22日(月)まで大阪・オリックス劇場にて上演中。その後、8月28日(日)から9月4日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年08月16日タレントのウエンツ瑛士(30)が、16日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、SMAPの解散発表について語った。この日の同番組では、海外メディアが報じたことや楽曲の売り上げが急上昇していることなどを「解散の余波」として紹介。丸川珠代五輪担当相の「とても残念」、小池百合子都知事の「SMAPのSはスポーツだというので、これからもいろいろな形で協力してくれるんじゃないかと思います」などのコメントも取り上げた。火曜コメンテーターを務めるウエンツは、感想を求められると「あらためてSMAPさんは偉大なんだと感じました」としみじみ。「今回、解散発表されましたけど、これは1つの通過点でこれからまた5人がより発展していくためのものだと思います」「あの5人だったら絶対に個々でファンの方を幸せにしてくれると思うので、それを信じて待ちたいですね」と前向きに捉えていることをうかがわせた。中居正広(43)を尊敬し、MCとして目標としていることをバラエティ番組などで公言しているウエンツ。昨年12月の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で酒を飲みながら語り合う企画では、小池徹平(30)とのデュオ・WaTの解散報告と共に再結成の可能性も示唆した。未練をにじませるウエンツに中居は「じゃあ、続けろよ! 腹くくれてないならば」とアドバイスし、ウエンツはたじたじになりながらも「それは今分かることじゃないですし」と反論していた。
2016年08月16日●『1789』での兄妹感はなくなった2013年に、作品賞をはじめとしたトニー賞6部門を受賞したブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。つぶれかけた靴工場をついだ主人公のチャーリーが、ドラァグクイーンのためのセクシーなブーツを作ることで工場の再生を図るストーリーだ。7月から始まった日本人キャスト公演では、チャーリー役に小池徹平をむかえ、ローラ役の三浦春馬による女装+ハイヒールのパフォーマンスも大きく話題となった。ヒロインのローレン役を務めるのは、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍し、4月には菊田一夫演劇賞を受賞したばかりのソニン。東京公演をいったん終え、今後大阪公演、東京凱旋公演を控えるなかで、実際にステージに立った感想、作品に感じる力について話を伺った。○日本じゃないみたいな盛り上がり――実際に東京公演の幕が開きましたが、反応などを見ていかがでしょうか?お客さんの反応がすごく良くてびっくりしています。ブロードウェイスタッフも、たくさん騒いでほしいという思いがあったみたいで。私達は「日本人の観客の方はシャイだからなあ」とちょっと心配していましたが、初日から、盛り上がりがすごいことになっちゃいました(笑)。――日本人の舞台じゃないみたいですね。客席の反応を引き出したのはどういう点だったと思いますか。やっぱり、ドラァグクイーンの派手さが火付け役になっている感じはありますね。観てる方もちょっと外国にいる気分というか、日本で日本人が演じている作品の感覚ではないみたいです。セットも、細部に至るところまですべて海外仕様ですし、ステージも日本では細かくバミリ(ステージ上の人の位置を表す目印)をつけるのですが、今回は最低限しか貼ってありません。もしかしたら、そういう要素も無意識に働いているのかもしれません。位置の指定自体はめちゃくちゃ細かいので、私たちにとっては大変なんですけど(笑)。○熱い2人を見守る――5月まで出演されていた舞台『1789』では小池さんと兄妹役でしたが、今回は恋をすることになって、違和感などはありませんでしたか?稽古に入ったら自然と『1789』の兄妹感はなくなっていました。『1789』で初めて会った時から人間同士として気が合う仲でしたので、兄妹の関係で絆を強く結んだというわけではないんです(笑)。観ていて「兄妹だったのに!」と思う方は多いみたいです。幼なじみ設定の役で、観ている方からは「『チャーリーはニコラじゃなくて、ローレンと付き合った方がしっくりくるんじゃない?』と思われるといいよね」と、日本版演出協力の岸谷五朗さんに言われていたんですが、続けて共演したのもあってか、そこは自然とそういう空気になれたんじゃないかと思います。――三浦春馬さんとはいかがですか?初共演なんです。でも、ちょこちょこ作品を観に行ったり、逆に私の出演作を観に来てくれたりしていたので、顔合わせも緊張しませんでした。『1789』も観に来てくれて、3人で食事会も開いたんですよ。稽古をする前は器用な方なんじゃないかと予想していたんですが、こんなに人間くさくて親しみやすい人だとは! 努力家だし、稽古も真摯に取り組んでるし、謙虚だし、めちゃくちゃ好感を持ちました。――稽古場取材時の会見では、「小池さんと三浦さんが熱く語っているのを見守っている」というお話もありましたね。そんなこともありました。熱く語ってる内容によっては、私は「ここは入らないほうがいいな」と見ています。2人だけの関係性も必要ですので、一応、お姉さんとして、全部把握はしておいて、「何の話してるのかな? うん、OKOK」と(笑)●気持ちが入りすぎて起こったハプニング○腕が試されるコメディシーン――実際にソニンさんが作品に参加していて、好きなシーンを教えて下さい。ご自身のシーンでも、出ていないシーンでも。もう、今考えただけでも泣きそうなんですけど、チャーリーがニコラと揉めて、ローラとも揉めて、周りも離れていって1人になって、ローレンの励ましがあって、ローラの事情もあって、クライマックスにむかう……一連の流れが30分くらいあるんですけど、全部がもう、たまらない。2幕はそこって言ってもいいくらい、あの流れが私はたまらなくて。父との問題を抱えたチャーリーとローラが、問題に向き合わなきゃいけないシーンでもあると思うので、すごく泣いてしまうところです。――ローレン自身も、お父さんを失ったときの後悔を告白するシーンが含まれていますよね。私は、あそこにローレンとしてチャーリーを励ましに行けることがすごく光栄で、この役をやってて良かったと思えます。共に父を亡くして、初めて味わう辛さや見失い気づくものをシェアできるのは、ローレンだけなので。――逆に、ここは難しかった……というシーンはありますか?1幕でローレンが初めてローラと会うシーンです。3人とも全然キャラクターが違うし、コメディ要素も見せなければいけないし、ここで見せたい関係性もあるし。実は難しいシーンで、3人で話し合いながら何回も練習しました。未だにあのシーンは緊張しますね。技術と感情と、自分のキャラクターをちゃんと確立していないと成立しないシーンで、コメディって偶然の産物ではないので、腕がないと成立しないんだと、今回改めて思いました。――意外なシーンでした! ソニンさんソロの「The History of Wrong Guys」も、キュートだけどコメディ要素も入ったシーンという印象です。実は、ブロードウェイのマニュアルで、動きも歌のニュアンスも決まっているんです(笑)。でも、日本人も楽しめつつ、ブロードウェイの要素も壊さないように、こだわりました。全シーンに言えることですが、岸谷五朗さんが入ってくださっていて、日本人だけの稽古の時間もあったのは良かったですね。○他人を理解する愛情を持つこと――たとえば、幕が開いてからのハプニングなどはありましたか?それこそ、「The History of Wrong Guys」エアーダスターのシーンで、髪がなびかなかったことがありました(笑)。あれ、実はすっごく難しくて! ウィッグだし、自分では髪がなびいたかどうかわからないんですよ。「練習しろ練習しろ」と言われて練習して、うまくやれていたんですけど、公演がすすむごとに気合いが入りすぎちゃって……気持ちよくやっていたら、全然なびいていなかったみたいです(笑)。「今日なびいてなかった」と言われて、ショックすぎました。"No 風,NO ローレン"というくらいに思っているので。――冷静な方がうまくいくシーンだったんですね。冷静にエアーダスターの矛先を定めつつ、テンションは高め、がコツです。あと、これは世界の全ローレン共通らしいのですが、風をあてているとすごい音だから、お客さんの反応の声も聴こえないんです。なびいていなかった日も、風を浴びているだけで、お客さんに笑っていただけていたらしいんですよ。――近年はこの『キンキーブーツ』のように、個性を尊重するメッセージのこめられた作品が求められているのかな、と感じますが、実際に演じられていていかがでしょうか?私はこの作品の「他人をありのまま受け入れる」というメッセージが好きで、自分のモットーでもあります。他人は自分の常識と別の枠からくるので、拒絶反応が起きることは絶対あると思うんです。ただ、理解する愛情を持つことが世の中には絶対必要で。そうじゃないととんでもないことになるし、そういった兆候もあるからこそ、このメッセージが響いているんじゃないかと思います。自分の個性を大事にしつつも他人を理解する心が、今の世の中にすごく大切だと感じますし、そうでありたいと、私もずっと思っています。本当に好きなテーマです。ブロードウェイミュージカル 『キンキーブーツ』大阪公演:8月13日~22日 オリックス劇場凱旋公演:8月28日~9月4日 東急シアターオーブ脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽・作詞:シンディ・ローパー演出・振付:ジェリー・ミッチェル日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗訳詞:森雪之丞出演:小池徹平、三浦春馬、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた ほかブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演:10月5日~30日 東急シアターオーブ大阪公演:11月2日~6日 オリックス劇場脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽・作詞:シンディ・ローパー演出・振付:ジェリー・ミッチェル出演:J.ハリソン・ジー、アダム・カプラン、 ティファニー・エンゲン、アーロン・ウォルポール ほか
2016年08月11日芸能人やモデルの方って「いい香りがする」ってよく聞きますよね。そんないい香りがすると言われている有名人の方がどんな香水使っているか気になりませんか?今回は女優さんやモデルさん愛用の香りをご紹介します。ぜひ使って、いい香りだねって言われましょう♪佐々木希さん愛用エクラ・ドゥ・アルページュ・オードパルファム/ランバン出典:@cosme佐々木希さんの他にもRay専属モデルの白石麻衣さん、鈴木愛理さんも愛用しているそうで、愛用している方も多いのではないでしょうか?大人っぽい甘さと品のある香りで、女性受けも男性受けも抜群☆モテ香水の定番だと言われていますね。@cosmeベストコスメアワード2014 殿堂入りも果たしています♪北川景子さん愛用ライトブルー/ドルチェ&ガッバーナ出典:@cosmeレモンとアップルのフレッシュで爽やかな洗練された香りのある香水です。ユニセックスな香りなので北川景子さんや釈由美子さん以外にも小池徹平さんも愛用しているのだとか♪石原さとみさん愛用212オーデトワレ/キャロライナヘレラ出典:@cosmeアメリカのウエディングドレスが人気なドレスのブランドの香水は、女性らしい甘さのあるフローラルなフレグランス♪品のある大人な女性香りがします。石原さとみさんの他に安室奈美恵さんの愛用香水でもあるそうです。桐谷美玲さん愛用パフュームボディクリーム/Chloé出典:@cosme保湿効果も高く香りが長持ちするということからボディクリームを好む人も♪フローラルな香りが肌に浸透するため香りも長持ちする上に、保湿成分もたっぷりと含まれたボディクリーム。ふわっと香らせたい人におすすめです。紗栄子さんも愛用しているそうですよ。いかがだったでしょうか?香水などを選ぶときにぜひ参考にしてみてくださいね♪ 出典:weheartitより
2016年08月09日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日