歌手の相川七瀬が16日に自身のアメブロを更新。会うことが夢だった俳優の水谷豊との2ショットを公開した。この日、相川は「TRFさん30周年のときの楽屋で夢のようなお写真を撮らせて頂きました」とダンス&ボーカルユニット・TRFのデビュー30周年記念ライブが開催された日に楽屋で撮った水谷との2ショットを公開。「よく、会えるとしたら誰に会いたいですか?と聞かれていつも水谷さんと答えて、ついに夢叶う」と嬉しそうにつづった。続けて「興奮しすぎて、もう」と述べ「今回の相棒もしっかり見ておりました そして、再放送もきっちり夕方見てます」と報告。ハッシュタグで「#水谷豊」「#杉下右京」「#相棒」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月17日お笑い芸人の小籔千豊が、15日放送のカンテレ『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金後1:50)に生出演し、大谷翔平と妻との2ショット写真が公開されたニュースについて私見を述べた。米大リーグ(MLB)・ドジャースの公式X(旧ツイッター)は16日、大谷と女性との2ショットの説明「A photo of Shohei Ohtani and his wife before the flight to Korea.」(韓国へのフライト前の大谷翔平と妻の写真)として、大谷のとなりに並ぶ女性が妻であると伝えた。この日の放送では、この件をトップニュースで扱ったが、青木源太アナが「この件に関しましては、当番組がどのようなスタンスで報じていくかに関しまして、小籔さんから発表があります」とアナウンス。小籔が「大谷さんという、すばらしい日本の誇りのプライベートを、執拗以上に詮索することを、この番組は決してやらないことを、ここに誓わせていただきます」と宣言した。その後は、大谷の妻をめぐる報道のあり方について、2人で議論を行っていった。■大谷翔平の報道をめぐる小籔千豊と青木源太アナのかけあい【ほぼ全文】【青木源太】この件に関しましては、当番組がどのようなスタンスで報じていくかに関しまして、小籔さんから発表があります。【小籔千豊】えー大谷さんという、すばらしい日本の誇りのプライベートを、執拗以上に詮索することを、この番組は決してやらないことを、ここに誓わせていただきます。【青木】そのスタンスは変わらずということで。ただ、今回はドジャース、大谷選手のSNSで発信がありました。これに関してはどうでしょう?【小籔】それで、公式が上げたからええやんけ、えっへっへって、トップニュースにあげている『とれたてっ!』というこの番組、ちょっと見損なっています。【青木】私の個人的な考えでいうと、本人が望んでいないのに詮索するのは、もってのほかだと思うんですよね。でも、本人がこうして発信したものに関して、我々で味わいながら発信していくのは、まだ許容範囲なんじゃないかなと思いますけれども。【小籔】それが、大変厚かましい、テレビ・メディア関係者の考え方だと、私は思っています。そこまでにいたったのは、お2人にどういう迷い・逡巡があったのかということだと思うんですよ。普通は内緒にしておきたかった。せやけど、ド厚かましいマスコミが土足で踏み込んでいった。【青木】詮索がありましたよね。【小籔】それでネットの中で顔が出た。ほなもう、逆にバーンと出したことによって、これ以上詮索せんといてという、出すからもうやめてねっていう。隠すから、アイツらゲスいハイエナたちはたかるんじゃないかということで、一応、撒き餌を投げた。それに群がっているというのと同じだと思うので、これをありがたいというふうな気持ちはいいと思うんですけど、ここまで追い詰めてしまったんだな我々、すみませんという気持ちで扱っていただきたい。【青木】1匹のハイエナとしての意見を言いますと、メジャーの舞台って、オールスターで妻となる方を同伴したりとか、あるじゃないですか?だから、今後も自然な形で、奥さま同伴の時は出ていくんだなと、自然に受け止めています。【小籔】だからといって、別にカメラが奥さんの方にまでワイドにしなくていいんですよ。大谷さん寄りでいいんですよ。安全を祈ります。この後、大谷さんくらいのすごいスーパースターが出た時(その人物と)お付き合いする方、ビクビクすると思うんですよ。恋に落ちようかなと思っても、大谷さんの時にこんなことあったしなっていうことで、破断になることがあるかもしれないという、引き金の一端を担いでいるんですよ、この番組は…ということを、これだけは最後に言わせてください。ありがとうございました。【青木】それくらいの配慮が、私たち報じる側には必要だと思います。
2024年03月16日肺がんを公表した演歌歌手の山川豊(65)が15日、公式サイトを通じて治療を続けながら歌手活動を再開することを報告した。公式サイトにて「弊社所属歌手 山川豊は2024年1月10日に『肺がん』の公表をさせて頂きました。突然の活動休止で皆様にご心配、ご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。また、皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます」とし、「医師及び関係各位と協議の結果、4月から治療を続けながら歌手活動を再開する事をご報告させて頂きます」と説明。「治療も順調に進んでいる事が分かり活動再開の決断に至りました。今後は体調に気を配りつつ治療を受けながら仕事を続けさせて頂きます」としている。また、山川もコメントを寄せ「皆様にご心配、ご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。公表から今日まで、たくさんの方々に温かい励ましのお言葉を頂き本当にありがとうございました」と感謝。「現在も治療中ですが皆様の前で歌が歌えることに感謝し、これからも頑張ってまいります。引き続き応援の程、よろしくお願い申し上げます」と心境をつづった。4月はラジオの公開収録やイベントに出演するという。山川をめぐっては、今年1月10日にサイトで肺がんであることを公表。「2023年11月中旬、内視鏡の定期検査をした流れで血液検査を行ったところ癌(がん)の疑いが見つかり、12月に造影剤を入れてPET検査、CT検査など本格的な精密検査を行ったところ『肺がん』と診断されました。医師及び関係各所と協議の結果、当面の間、検査及び治療に専念させて頂くこととさせていただきました」と報告していた。山川は1981年2月5日「函館本線」でデビュー。86年「ときめきワルツ」で NHK紅白歌合戦初出場を果たし、以降紅白へは11回の出場経験がある。98年発売の「アメリカ橋」がヒットを記録、その後発売となった「ニューヨーク物語り」「霧雨のシアトル」のアメリカ3部作が話題となる。デビュー年の各新人賞のほか、古賀政男記念音楽大賞、日本歌謡大賞放送音楽賞、日本作詩大賞など、数多く の音楽賞を受賞してきた。
2024年03月15日脂肪吸引と脂肪注入豊胸の技術指導機関として知られるTHE CLINIC(運営:医療法人社団THE CLINIC Institute、所在地:東京都港区、代表:大橋昌敬)では、美乳を形づくる「アンダーブーブ豊胸」をご提供しています。脂肪注入豊胸と海外で考案された形成外科テクニックを組み合わせることで、バスト全体のボリュームアップだけでなく、丸い膨らみのアンダーブーブ(下乳)やくっきりしたバージスライン(下乳の輪郭)の形成を可能にした豊胸術です。これまでにもたくさんの方々からご好評いただいてきた本施術がこの度、より検討いただきやすい価格でご提供できることになりました。公式サイト: 上向きバストのアンダーブーブ豊胸■「魅せる下乳」をつくるアンダーブーブ豊胸とは海外セレブのSNSを皮切りに、下乳にボリュームがある魅力的なバストへのニーズが高まってきたことを受け、THE CLINICではバージスラインがくっきりとした理想的な丸い上向きバストをデザインする「アンダーブーブ豊胸」を考案しました。小ぶりなバストの特徴として、バストトップからバージスラインまでの距離が短く下乳にボリュームがなかったり、多少あってもバージスラインがぼやけていたりすることがあげられます。脂肪注入豊胸なら形をデザインしつつ大きくすることが可能ですが、上向きバストに仕上げようと単純に下乳へたくさん脂肪を注入してしまうと、すし詰め状態になった脂肪が壊死して、しこりになってしまいます。こうしたリスクを回避し理想的なバストデザインに近づけられるのが、形成外科テクニックを組み合わせたアンダーブーブ豊胸です。小ぶりな胸と理想の胸の違い■アンダーブーブ豊胸の選べる2つの方法アンダーブーブ豊胸には2つの施術方法があります。ひとつは、バージスラインをくっきりさせる「スレッド法」。もうひとつは、下乳にたくさん脂肪を注入できるように、下乳の注入スペースを広げる「リゴトミー法」です。「スレッド法」は、コグ(棘)のついた医療用の溶ける糸を挿入して、注入した脂肪の重みをしっかり支え、くっきりしたバージスラインを表現することができます。一方の「リゴトミー法」は、下乳を支えている線維性物質を針で刺すことで切って緩めるという施術で、バージスラインの位置を下げることが可能です。バストトップからバージスラインまでの距離が5cm以下のケースでは、下乳に脂肪注入するスペースがほぼありませんが、位置を下げて距離を伸ばすことで下乳に十分な量の脂肪を注入でき、魅力的な膨らみをつくることができます。2つの方法をご用意することにより、もともとのバストの状態や仕上がりイメージに合わせて、より適した方法を選択することが可能です。もちろんカウンセリングではドクターがエコーも用いて診察し、ご希望を加味した形でより適した方法をご提案させていただきます。ドクターカウンセリングは無料ですので、お気軽にご相談ください。アンダーブーブ豊胸のスレッド法アンダーブーブ豊胸のリゴトミー法■51%OFFのお得なキャンペーンを実施中これまでにも多くの方からご好評いただいてきたアンダーブーブ豊胸ですが、さらに多くの方にご検討いただきやすいよう価格を改定。さらに一般価格の51%OFFで施術が受けられるお得なモニターキャンペーンもご用意しました。下乳を魅せるアンダーブーブファッションや、くっきりしたバージスラインに憧れのある方は、ぜひこの機会にご検討ください。【アンダーブーブ豊胸モニターキャンペーン概要】<モニター内容>アンダーブーブ豊胸リゴトミー法モニター:一般価格1,980,000円(2,178,000円)→モニター価格964,000円(税込 1,060,400円)アンダーブーブ豊胸スレッド法モニター :一般価格2,180,000円(2,398,000円)→モニター価格1,064,000円(税込 1,170,400円)<定員>先着5名様限定<応募条件>・原則として18歳以上の男女・施術前後に写真撮影可能な方(個人が特定できない状態でwebや資料として使用します)・施術後、アンケートにご協力いただける方(個人が特定できない状態でwebや資料として使用します)<お申込み方法>下記URLからお申込みください まずは無料ドクターカウンセリングをご希望の方はこちら 【THE CLINIC について】THE CLINICは、脂肪吸引、脂肪豊胸、脂肪注入によるエイジング治療など脂肪を活用する美容施術を提供している美容外科クリニックです。「整形美から自然美へ」をコンセプトに、人工物を使わないナチュラルな美しさを追求した治療をご提案しています。人生を美しく、より豊かにすることを目指し、美容施術を通じてゲストの皆さまがご満足いただけるよう、最適なサービスを提供いたします。【クリニック情報】THE CLINIC代表(総院長):大橋昌敬公式HP 公式Instagram 公式X(旧Twitter)豊胸 公式LINE 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日「10年ほど前、『相棒』(テレビ朝日系)で(水谷)豊と共演する機会がありました。ボクのほうが5つ年上なんだけど、豊からは『柴ちゃん』って呼ばれていてね。数十年ぶりの共演でしたが、不思議と呼吸は合わせられるんです。テンポや間の取り方は昔と変わっていても、芝居の根底にあるものは“やっぱり豊だな”って」こう語るのは、『男たちの旅路』で水谷豊と共演した柴俊夫さん。同ドラマシリーズの脚本を手掛けたのは、11月29日に死去した山田太一さんだ。「ボクが出演したのは30歳のとき。まだ若くて、渡された脚本に自分なりの解釈や、間を作ったりしたくなったのだけど、山田さんの本はリズムがあって崩すことができない。それを理解できたのは、もう少し経験を積んでからでした」主演を務めたのは、昭和を代表する銀幕スターの鶴田浩二さんだ。撮影現場に来るとプロデューサーが出迎えて、ピリピリした雰囲気になったという。「パート4まであるなか、ボクはパート2からの参加。事前にスタッフから『鶴田先生に挨拶してください』と促されて、ご挨拶に伺いました。ボクは鶴さんから目を離さずに『柴俊夫です』と挨拶すると、一言『知らねーなー』って(笑)。でも、後になってから『お前はギョロッとした目で睨みつけてきたな。忘れないよ』と笑われました」柴さんや水谷豊、桃井かおりなどは台本を持ちながら稽古に臨んでいた。「でも鶴さんは、稽古の段階でセリフが頭に入っているから本を持たない。ボクらが怒られることはありませんでしたが、申し訳ない気持ちになってしまいました」そんなスターに気軽に声をかけることはできず、撮影現場では水谷や桃井と3人で集まることが多かった。「即興芝居なんかもやって、お互い鍛えていました(笑)。たとえばかおりが女優、ボクがプロデューサー役になって、記者役の豊が新作映画出演に関してかぎまわったりするわけです」同ドラマの撮影方法も革新的だったという。「それまでのドラマはスタジオでの撮影がメーンでしたが、当時としては小型化されたカメラを採用し、大きな機材は車いすに積んで、ロケを多くしたんです」なかでも印象に残っているのは「釧路まで」の回。「約30時間かけてフェリーで移動して、極寒の中、撮影。北海道では若手3人組に五十嵐淳子ちゃんを加えた4人で、タクシーに乗って苫小牧のすし店で打ち上げしました。鶴さんは飛行機で帰りましたが、ボクらは、また30時間かけてフェリーで帰京。過酷なロケも、今となってはいい思い出です」
2023年12月17日1992年に26歳の若さで急逝した、歌手の尾崎豊さん。10代でデビューして以来、若者を中心に幅広い層から爆発的な人気を誇り、魂のこもった楽曲と歌声は社会現象を巻き起こしました。亡くなってもなお、多くの人の心と楽曲の中で生き続ける尾崎さんは、2023年12月1日でデビュー40周年。記念すべき40周年の節目を前に、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントはYouTubeである企画を開始しました。40周年を記念し、尾崎豊のMVがYoutubeで公開!同年11月3日、同社はYouTubeチャンネルで、尾崎さんの代表曲である『15の夜』のMVを公開。この楽曲は尾崎さんのデビュー曲であり、自身の家出の経験を元にした楽曲です。尾崎さんは少年の複雑な想いや、青春時代の美しさを真っ直ぐに歌い上げ、多くの人の心をつかみました。公開されたMVには、大勢の観客の前でギターを抱え、高らかに歌い上げる尾崎さんの姿が映っています。「青春時代は、尾崎さんの楽曲とともにあった」という人は少なくありません。動画は公開されるやいなや、多くの人に再生され、「いつ聴いても、本当に素晴らしい歌声だ」「魂が震えた」といった声が寄せられています。同社によると、今後も尾崎さんの楽曲のMVを順次公開予定とのこと。令和の時代でも、尾崎さんの歌声はたくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月04日小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバル「KOYABU SONIC 2023」が16日に開幕。小籔は、全出演者のステージに登場してトークを繰り広げ、ジェニーハイのメンバーとしてもパフォーマンスした。コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが、今年4年ぶりに開催(9月16日~18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。初日は、なかねかながオープニングアクトを務め、DADARAY、ニガミ17才、カジヒデキ、ホフディラン、tricot、ペリー・キー(ロバートの秋山竜次扮する“6000年に1人のアジアスター”)、ゲスの極み乙女、DOPING PANDA、サンボマスター、ジェニーハイがアーティストとして出演。ジェニーハイのステージでは、アイナ・ジ・エンドがゲストとして登場し、コラボ曲「不便な可愛げ」を披露して会場を沸かせた。恒例となっている吉本新喜劇の池乃めだかとアーティストの共演は、今回はtricotとコラボ。tricotの演奏で、めだかが自身の十八番である橋幸夫の「潮来笠」を熱唱した。ネタブロックでは、田津原理音、コットン、ZAZY、お見送り芸人しんいち、さや香、シャンプーハット、エルフ、滝音、男性ブランコ、見取り図、なかやまきんに君、ずん、テンダラーが出演。コントや漫才などで笑いを届けた。イベントの終盤に取材に応じた小籔は、「出てくれる人らがえぐい人ばっかりですから、余裕。僕がこのまま帰っても盛り上げてくれるやろうと。新喜劇の初日は、ウケるかなスベるかなってドキドキしますけど、コヤソニ始まる前ビビったことない(笑)。なのでへっちゃらです」と手応えを口に。今月11日に50歳の誕生日を迎えたが、「4年前はもうちょっと体元気だったので3日間やっても全然余裕やったんですけど、今1日目終わりかけで3日目の夕方ぐらいの疲れがある。3日目になったらどうなるのかちょっと怖いです。50代ゾーンになってからのフェス初めてやから」と自身の体力については心配していた。
2023年09月17日●4年ぶり開催「KOYABU SONIC」に手応えお笑い芸人の小籔千豊が主宰する「KOYABU SONIC 2023」(コヤブソニック)が9月16日~18日にインテックス大阪にて開催される。約4年ぶりとなる同フェスは、過去にも増して豪華アーティストやお笑い芸人が参加し、大きな期待が寄せられている。さらに今回から、小籔が「ハマった」と公言しているオンラインゲーム「フォートナイト」エリアも追加され、音楽&お笑い&ゲームという新たなフェスにパワーアップしている。小籔にインタビューし、今年のフェスの見どころや、多面的に活動するモチベーションなど胸の内を聞いた。○■豪華アーティスト&芸人が集結「間違いなく盛り上がる」約4年ぶりとなる「KOYABU SONIC 2023」。発表された参加メンバーたちは、日本の音楽シーンをリードするアーティストをはじめ、錚々たるお笑い芸人など非常に豪華だ。「コロナ禍があって久々になりますが、普通のイベントだと『成功するのかな』と不安になったりしますが、『KOYABU SONIC』に関しては、これだけのすごいメンバーさんに出演していただいているので、間違いないと思っています。“KOYABU”なんて入っていますが、もともと僕は関係ないですからね(笑)。自信があるっていったらおかしいですが、皆さんすごいので僕がどうこうではなく、間違いなく盛り上がると思います」2008年からスタートした「KOYABU SONIC」。年々大きな広がりをみせているが、小籔自身には、あまり大きな気負いはないという。「もともと『ビックポルノ』というレイザーラモンと組んだラップグループを流行らせるために始めたフェスだったんです。だから、あまり大きくしたいとか、ムーブメントにしたいなんて思いは一切ありませんでした」それでも初期の段階から、スチャダラパーやChara、EGO-WRAPPIN’、小泉今日子らが参加し大きな話題となった。「ありがたいことに、素敵なアーティストの方が出てくださって、そこから少しずつ交友関係が広がっていくうちに、どんどん横のつながりが広がっていって、いまに至っています。ビッグポルノが解散して、大義名分がなくなったしまった。そこで吉本新喜劇ィズというバンドを作って。それもなくなって、どうしようかということで、いまやっているジェニーハイになったという感じなんです」○■ジェニーハイでは「僕は一番下手くそ。ずっと劣等感に苛まれている」今年、アーティストとして参加するジェニーハイは、ゲスの極み乙女。の川谷絵音(ギター&プロデュース)、小籔(ドラム)、くっきー!(ベース)、中嶋イッキュウ(ボーカル)、新垣隆(キーボード)というメンバーで、全国ツアーも行った。「ジェニーハイというバンドは『BAZOOKA!!!』というBSスカパー!で放送されていたバラエティ番組によって結成されたバンドなのですが、お笑い芸人がバンドやりました……というのが嫌だったので、やるなら本格的にやりたいと話をしたんです。そうしたら企画者側も『本気です』ということだったので、取り組みました」「KOYABU SONIC」によってドラムを始めた小籔。ジェニーハイで「本気」になって音楽に向き合ったことは、小籔にとっても非常に大きなことだった。「正直、メンバーのなかで僕は一番下手くそです。ジェニーハイのなかでは、ずっと劣等感に苛まれています。僕は小さいときから、割と集団のなかで、真ん中以下になったことがなかった。でも確実に自分が一番できないという自覚がありました。それはある意味でつらいことです。若いときに経験しておけばよかったなと思う反面、人生の終盤に差し掛かったなかで、新しい学びがあるというのは、恥ずかしさもあり清々しさもあります」●「あいつ呼んで良かったな」と思ってもらいたい○■「KOYABU SONIC」で「フォートナイト」エリアを新設「KOYABU SONIC 2023」には、これまでと違った新たな催しがある。小籔が『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』という著書で語っているオンラインゲーム「フォートナイト」エリアだ。「『KOYABU SONIC』を最初に始めたとき、音楽とお笑いのフェスというのはあまりなかった。でも最近は吉本もやり始めていますが、音楽とお笑いのフェスなんて、全然真新しくないんですよね。『KOYABU SONIC』の色を考えたとき、もう特別やらなくてもいいのかな……なんて思っていたんです。そんなとき、僕が『フォートナイト』にはまって。海外では音楽とゲームフェスという組み合わせはあるのですが、音楽とお笑いとゲームを同じ情熱でやっているフェスはあまり聞いたことがない。それならば僕がやる意味もあるのかなと思ったんです」著書を出すほどハマったというオンラインゲーム「フォートナイト」。「僕はYouTubeをやる気はなかったのですが、息子にハメられて『フォートナイト』をやってみたら、意外と面白くて。そこでYouTubeやネットの世界でいろいろやらせていただいていくなかで、『フォートナイト』に出会ったことですごく人生が豊かになったということを先輩方に思っていただくためにはどうしたらいいのか……と考えるようになったんです。そこで『KOYABU SONIC』とゲームを結びつけたら、なにか面白い化学反応が起こるのかなと」こうして新たに加わった「フォートナイト」エリア。初の試みのため、まだまだ手探りだという。「ゲームをやっている方からしたら、今回『KOYABU SONIC』に参加してくださっている方は、本当にすごい方なんです。でもオンラインゲームでオフラインイベントをやるというのは、思っていた以上に大変でした。まずどれだけお客さんがくるか分からないなか、『フォートナイト』エリアでは新たに入場料は取れないんです。しかもステージを組んで、スクリーンをはって、パソコンを用意する。あとは運営元であるEpic Gamesさんがアメリカの会社なので、さまざまなやり取りも、とても大変でした」○■「自分のためには頑張れないけど、誰かのためになるなら頑張れる」困難なことがありつつも、さまざまなことに向かっていくモチベーションはどこにあるのだろうか。「基本的にはどんな仕事でも『あいつ呼んで良かったな』と思ってもらいたいという気持があります。僕は大阪の住之江という場所で生まれたのですが、吉本に入って最初は全く売れませんでした。その後結婚と同時に吉本新喜劇に入り、『やばい、マジで金を稼がんと』と思って、初めて仕事にちゃんと向き合ったら、ちょっとずつ仕事が入ってくるようになった。その後『人志松本のすべらない話』がきっかけで東京のテレビに出られるようになって……。そんななか、僕が一番大事にしているのは『また小籔を呼んでみたいね』と思ってもらえることなんです」もう一つ、小籔が大切にしているのが縁だという。「僕は基本的にぐうたらなんで、自分のためには頑張れないんです。ジェニーハイも、僕が前のめりでやりたかったのではなく、流れでドラムをやるようになった。メンバーはみんなすごい方ばかりなので、僕が足を引っ張ってしまうといけないので、しっかり練習しようということになる。吉本新喜劇もそう。僕は誰かのためになるなら頑張れるのですが、自分のためとなるとすぐ怠けてしまう。だからこそ自分から『こういうことをやりたい』というよりも『こんなの面白そうだからやってみない?』と言われた方が頑張れるんです」「KOYABU SONIC」についても「来たお客さんが喜んでくれたり、笑顔で帰ってくれたりしたら、しんどいことも報われると思うんです」と語ると、「プロフェッショナルを極める方もいますが、僕はぐうたらなので、1番になる執念みたいなものがなかった。だからこそ、いろいろな方と出会って、絡むことで自分でも想像できなかったようなところにたどり着けています。『KOYABU SONIC』もまさにそう。自分が意図していない方が、いい方向に進むんだと思います」と周囲の愛すべき人たちに感謝を述べていた。■小籔千豊1973年9月11日生まれ、大阪府出身。大阪NSC(吉本総合芸能学院)12期生。2001年に吉本新喜劇に入団し、2005年に約4年という異例の早さで座長に就任。吉本新喜劇を全国区にしたいと、2011年に東京に進出。さまざまなバラエティ番組で活躍し、バンド・ジェニーハイのドラムとしても活動。2022年8月の公演をもって吉本新喜劇の座長を勇退した。
2023年09月12日小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバル「KOYABU SONIC 2023」の第3弾 出演者発表&概要説明会見が24日、都内で行われ、小籔をはじめ、小籔とともにバンド・バレンシアガとして出演する千原ジュニアとフットボールアワーが出席した。「KOYABU SONIC」はコロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが、今年4年ぶりに9月16日~18日の3日間、インテックス大阪にて開催。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースする。このたび第3弾となるアーティスト・芸人が決定。アーティストは、ano(あの)、ロバートの秋山竜次扮するペリー・キー、川畑泰史、芸人は、金属バット、そいつどいつ、川畑泰史が発表され、会見に登場した川畑は「若い時からともに切磋琢磨しながら成長してきた小籔くんのビッグイベントです。思い切ってやらせていただきます」と意気込みを語った。小籔は「えげつない出演者の方々に盛り上げていただきますし、えげつないスタッフの方々に支えていただきますので、成功間違いなしですわ!」と自信。「9月の3連休、僕にスケジュールください!」と呼びかけた。会見では、エルフの荒川が司会を担当。「KOYABU SONIC」のアンバサダーに就任したことも発表した。
2023年07月24日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画の映画化『なのに、千輝くんが甘すぎる。』より、主演・高橋恭平が演じる千輝くんが自宅で過ごす場面写真が公開された。千輝くんは学校一のモテ男子で、高橋さんはそれをクールに、時にあま~く演じている。高橋さんは先日行われたバレンタインイベントで都内の高校をサプライズ訪問した際には、場内からは割れんばかりの悲鳴が上がるほどいま人気急上昇中。そんな高橋さん23回目の誕生日となる本日公開されたのは、千輝くんの自宅で過ごす風景・メガネ姿のリラックスした姿を写した場面写真。学校ではクールな千輝くんだが、自宅では黒縁メガネにパーカー姿と、リラックスした表情が印象的。年の離れた妹の頭を撫でる何気ない姿には、千輝くんのうちに秘めた優しさが溢れている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年02月28日お笑い芸人・小籔千豊主宰による“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバル『KOYABU SONIC 2023』が、9月16日(土)から18日(月・祝) にインテックス大阪で開催されることが決定した。『KOYABU SONIC』は、コロナ禍の影響で2020年から中止となっていたが、このたび4年ぶりに行われる。小籔がアーティストのラインナップや会場レイアウト、『KOYABU SONIC』ならではのコラボ企画まで完全にプロデュースするほか、今回は斬新な新コンテンツも準備中とのことだ。■小籔千豊 コメント<イベント情報>KOYABU SONIC 20239月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝) インテックス大阪4号館、5号館チケット情報:3月発売予定※詳細は後日発表関連リンク特設HP:::
2023年01月24日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画を、「なにわ男子」の高橋恭平が主演し実写化する映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』。この度、高橋さん演じる千輝くんの幼少期を、映画初出演となるジャニーズJr.の末永光(すえなが・こう)が務めることが分かった。2008年生まれの14歳、2021年にジャニーズ事務所に入所したばかりの末永さん。高橋さんが演じる千輝くんは、周囲には塩対応な陸上部のエースで、人生初の告白に玉砕した真綾(畑芽育)に“片想いごっこ”を提案する人物。千輝くんがふり返る、幼少期の記憶。“いま”の千輝くんに繋がる重要なエピソードを、繊細に、そして堂々と演じている。末永さんは「実際に演じてみて、感情を表情で表現することの難しさを実感し、その中で演じることの楽しさも知ることができました。また現場で高橋恭平くんとお会いすることができ、あまりの格好良さに緊張してしまいましたが、とても心強かったです」とコメントしている。プロデューサーは「はにかんだ優しい笑顔がとても魅力的な末永くんですが、たまにのぞかせる愁いを帯びた少し大人っぽい表情が、そんな大事なシーンにぴったりだと思い、出演をお願いしました」と末永さんの起用理由を語り、「撮影当日はとても緊張している様子でしたが、カメラが回ると集中して、監督の演出に応え、堂々と千輝くんを演じていました。撮影の合間には、妹の恋ちゃん役の女の子とお話したり、遊んであげたり、リアルないいお兄ちゃんぶりを発揮していました」と撮影の様子を明かしている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年01月20日お笑い芸人の小籔千豊が18日、都内で行われた映画『ある男』の初日舞台あいさつに出席。俳優としての仕事で、初めて経験したことを明かした。累計30万部を超える平野啓一郎氏のベストセラー小説『ある男』を映画化した同作。妻夫木聡が主演を務めたほか、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、柄本明ら日本を代表する俳優陣が集結した、「愛」と「過去」をめぐる感動のヒューマンミステリーだ。公開に先がけ、「第79回べネチア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門への出品され、「第27回釜山映画祭」のクロージング作品にも選出され、海外で高い評価を受けている。今作で妻夫木演じる城戸の同僚・中北を演じた小藪は、「台本をもらったときに、キャストのえぐさ、ストーリーの面白さに『俺、関わってええんか……』と震えが止まらなかった」と同作への印象を告白。「芸人なので、エッジの効いたことでも言って多少のウケも取りながら映画の宣伝に貢献したいんですが、コミカルな芸人は言葉少なで、おらさせてもらいます」とあいさつし、笑いを誘った。また、小藪はクランクイン前に妻夫木から食事の誘いがあったというエピソードを披露。「仲良しの役だから、仲良くしておきたいということをおっしゃっていて、すごい役者魂だなとびびりました」と妻夫木の印象を振り返った。撮影中も妻夫木から積極的にコミュニケーションを取ってくれたそうで、「こっちはセリフでパンパンやから、しゃべり掛けてほしくなかった。妻夫木さんは余裕の“ある男”やったんですけど、こっちは余裕の“ない男”やったんです」と経験の差を形容。そして、会場の反応を見てすかさず、「すべりました。手応えの“ない男”でした」と卑下し、しっかりと笑いを取った。さらに、俳優の仕事で初めて監督にセリフに関して意見したという小藪。「台本上は551の豚まんを食べて、『チルドはあかんなぁ』と書かれていたんです。監督に『こんなんされたら、僕、大阪に帰れません! チルドもいけるなぁに変えてください!』と喧嘩する勢いで言いに行った」そうで、その結果あっさり変更されたため、「この作品から降りずに済みました」と胸をなで下ろす。撮影から2年が経ち、安藤の息子を演じた坂元愛登の成長にキャスト陣が驚いたと話していると、突然小藪が「この坂元くんは、日本映画界を背負って立つ男になるで!」と一言。「ネットニュースは『妻夫木聡、窪田正孝、安藤サクラも太鼓判!』これで行きましょう」と報道陣に語り掛け、会場を盛り上げていた。
2022年11月18日●「哲夫と出会って落ち着きを取り戻した」吉本新喜劇の座長であり、個人でもさまざまな番組に出演、バンド・ジェニーハイのメンバーとしても活躍している小籔千豊。切れ味鋭いツッコミを武器にいつも冷静にトークを展開する小籔だが、落ち着いて舞台や収録に挑めるようになったのは、笑い飯・哲夫の仏教本の影響が大きいという。「哲夫と出会って落ち着きを取り戻しました」と感謝する小籔に、約30年という芸能生活での自身の変化や、現在の活動、そして今後について話を聞いた。『人志松本のすべらない話』で全国区の知名度を獲得した小籔は、バラエティのみならず情報番組のコメンテーターも任される存在に。MCを務めたBSスカパー! の社会派ドキュメントバラエティ『BAZOOKA!!!』(2011~2019年)では、上祐史浩氏や村西とおる氏ら強烈なゲストともトークを繰り広げた。「上祐(史浩)さんと生放送でお話したり、ロックンローラーの内田裕也さんに怒られたりしたこともあり、根性もついたのかなと。いろんなゲストの方に鍛えられたと思います」と小籔にとっても印象深く特別な番組である『BAZOOKA!!!』は、今月よりABEMAで約3年ぶりに復活し、引き続き小籔がMCとして出演している(毎週土曜23:00~)。どんなゲスト相手でも物怖じせず対峙する小籔だが、トーク力や対応力は来年で30周年を迎える長い芸能生活の中で培われてきたものだ。「最初の頃は今田(耕司)・東野(幸治)と絡むときは自分でも何を言っているのかわからない発言をしたり、ウケもせずスベリもせず、『は?』みたいな顔をされたことも全然ありました」と若手時代を振り返りつつ、「今田さんとはプライベートでも可愛がってもらえるようになってなんとか落ち着けるようになりましたが、いまだにふとした瞬間に緊張しますし、ダウンタウンさんも優しくしていただいていますが、ふとしたときに緊張はします」以前は思い通りにいかないと落ち込み、うまくやろうと気負って緊張してしまうこともあったが、意識の変化によって落ち着いて本番に臨めるようになったという。「仏教の本で、人生なんてうまいこといかないことがほとんどで、思い通りにいかないのが世の中だというのを読んだり、イチローが15打席連続ノーヒットしているのを見て、俺なんか50打席連続三振するやろうと。年間トータル2割7分ぐらいになっていたらいいなと思ってから落ち着けるようになりました」特に影響を受けた本が、笑い飯・哲夫の『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』。「これを読んだときに開眼し、そこから一時期むちゃくちゃ読むようになって、哲夫にいろいろ聞くように。だから仏教の先生は笑い飯の哲夫です(笑)。哲夫と出会って落ち着きを取り戻しました」と明かす。「人が幸せに生きるための知恵を仏さんが教えてくれていて、僕の中ではほぼ怒りが収まります。3日もずっと腹立つということがなくなりました」と心の安定を手に入れた小籔。「みんなメイクやファッションの方法は雑誌で読むのに、人生の本は読まない。生きることに悩んでいる人がいたら、ぜひ笑い飯・哲夫の本を読んでもらいたいです(笑)」とおすすめした。●ジェニーハイと『フォートナイト』にやりがい最近特にやりがいを感じていることを尋ねると、「日々のお笑いのお仕事ももちろん」と前置きした上で、ジェニーハイの活動を挙げた。「前できなかったことができるようになったときにコツコツやらなあかんねんなと。川谷P(川谷絵音)から最近はダメ出しよりお褒めの言葉が増えてきてやりがいを感じています」ジェニーハイは今年、初の全国ツアーを開催、また、吉岡里帆主演映画『ハケンアニメ!』の主題歌を担当するなど活躍している。『BAZOOKA!!!』で誕生したバンドであり、小籔は、ジェニーハイをはじめとする番組ゆかりの人たちが出演する『BAZOOKA!!!』フェスを開催したいと話した。もう一つ小籔が力を入れているのが、ゲーム『フォートナイト』だ。2020年2月に開設したゲーム実況チャンネル「フォートナイト下手くそおじさん」で精力的に配信を行い、息子とともに大会にも参加。「1年で2,000時間、2年で4,000時間YouTubeで配信し、だいぶうまくなりました。2年前とは雲泥の差です」と胸を張ると、「アジア1桁ランクになって、親子大会で完全優勝が目標です」と力を込めた。また、『フォートナイト』について「先輩たちが切り開いたゲーム配信というジャンルにおっさんの芸人が土足で入り込んでいるようなことなので、生半可な気持ちではいけない。先輩YouTuber並びに『フォートナイト』好きのリスナーの方々に、小籔は片手間で『フォートナイト』をやっているのではなく、本気やなと思ってもらうというのを念頭に置いてやっています」との思いも語った。●家族の生活費捻出が第一理想の老後も語る現在48歳の小籔。年齢を重ねて仕事との向き合いなど何か変化はあったか尋ねると、「新喜劇に関しては、もうすぐ座長を辞めるというのもありますが、後輩座長も面白く、僕があまりしゃしゃり出てもと思ったので、ここ数年は少し引き気味に。それに伴って今後の老後を考えたときに、多くを求めがちだった若い頃とは違って多くを求めず、今もらっている仕事をやって誰かの役に立てばええかなぐらいな感じでやっています」と答えた。また、「65歳までお金を稼いで家族に渡すことが目標」だと言い、「家族が生活できるというのことを第一条件で動いているので、この世界が無理になったら芸人を辞めて、なんとか65歳までは生活費を捻出したい。嫁はんと同い年なんですけど、65歳ぐらいまで稼げば家族が不自由なく暮らせるかなと。今12歳の下の息子が30歳くらいになって、多少嫁はんに金渡すだろうし」と見据えている。65歳までに必要な生活費を稼いだ後の生活については、「嫁はんと年に1回か2回くらい有馬温泉や沖縄に行ける財力があって、お金を稼がなければいけないというプレッシャーから解放されてただただ食っちゃ寝したい(笑)」と理想の老後を思い描いている。とはいえ、バンドやゲームへの熱が冷めることもなさそう。「60歳になったときにドラム上手やなって周りに言われたらいいなと思っているので、ジェニーハイは続けていきたいんですけど、ジェニーハイ以外もやっていけたら。ゲームも『フォートナイト』がずっとあれば65歳でもやっていると思います」芸人の仕事についても「お仕事をいただけるんやったらある程度までしたい。65歳になってもYouTubeとかニコニコ動画とかありそうなので、そういうのをやっていくことになるんですかね。年寄りになって面白い話ができるのかわかりませんけど(笑)」と、年齢で区切ることなく活動を続けていきそうだ。■小籔千豊1973年9月11日生まれ、大阪府出身。大阪NSC(吉本総合芸能学院)12期生。2001年に吉本新喜劇に入団し、2005年に約4年という異例の早さで座長に就任。吉本新喜劇を全国区にしたいと、2011年に東京に進出。さまざまなバラエティ番組で活躍し、バンド・ジェニーハイのドラムとしても活動。今年1月、吉本新喜劇の座長を8月の公演をもって勇退すると発表した。
2022年06月26日千總(ちそう)が京都に展開する千總ギャラリーでは、展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」を、2022年8月22日(月)まで開催する。120年前に千總が屏風祭で公開した作品を展示京都の夏の風物詩である、祇園祭。その宵山の期間には、京都の旧家や商家が秘蔵の名品を公開して祭りを盛り上げる、屏風祭を行っている。千總ギャラリーでも、この時期に合わせて、屏風をはじめとする所蔵品を紹介してきた。2022年は、今からちょうど120年前、千總が屏風祭で公開した作品を展示。『京都新聞』の前身である『京都日出新聞』は、1902年の屏風祭でどのような作品が陳列されたかを報じており、そこから当時公開された屏風5点がわかっている。本展「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」では、岸竹堂《牛馬図》や山口素絢《やすらい祭図》など、明治の屏風祭を彩った作品を目にすることができる。展覧会概要展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」会期:2022年5月28日(土)〜8月22日(月)会場:千總ギャラリー ギャラリー1住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店開館時間:11:00〜18:00休館日:火・水曜日※開館日や開館時間は千總本店の営業時間に準ずる※入場無料【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2022年06月04日2000年に放送を開始した、テレビドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズ。水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を務める、冠城亘役の反町隆史さんは、2015年10月放送の『season14』第1話で初登場しました。約7年間、水谷さんの相棒を務めた反町さんは、2022年3月をもって『相棒』シリーズを卒業します。反町隆史のクランクアップ!水谷豊と力強いハグ2022年3月16日、『相棒』のTwitterアカウントが、水谷さんと反町さんのツーショットを投稿。反町さんがすべてのシーンを撮り終え、クランクアップを迎えたことをファンへ報告しました。ラストシーン撮影後、2人は力強いハグを交わしたようです。【 #相棒 クランクアップ✨】 #反町隆史 さん卒業「今日ほど水谷さんの顔を 見られなかった日はありません」7年という長きにわたり右京と共に数々の事件に挑んだ亘。彼のラストエピソードでありseason20の最終回SP前篇『冠城亘最後の事件』が今夜、幕を開ける。 #aibou #冠城亘ありがとう pic.twitter.com/CrJapHYHuc — 相棒 (@AibouNow) March 15, 2022 また、ラストシーン撮影後には、反町さんのクランクアップを祝うセレモニーが開催されました。セレモニーで、反町さんは『相棒』への想いをこのように語っています。その後、開催されたセレモニーで仲間からはなむけの言葉をもらった反町は「今日は“ついにこの日が来たな“という気持ちで朝を迎えました。最初の1年目は無我夢中でした。2年目も夢中でした。3年目、少し慣れてきました。そして4年目、5年目と続く中、皆さんと一緒に長くあり続ける冠城亘でいたいなと思うようになり、僕の中で“歴代最多出演の相棒”をひとつの目標としてやってきました」と目に光るものを浮かべてあいさつ。「冠城亘として立っていることが精一杯だった日もありましたが、水谷さんとたくさんの犯人と向き合い、たくさんの過酷な撮影に取り組み、7年間、無事完走できたことを本当にうれしく思っています。ただ、今日ほど水谷さんの顔を見られなかった日はありません。来シーズンから新しい相棒、そして新しい世界が広がる作品を一視聴者として応援していきたいと思います」と相棒チームに感謝した。サンケイスポーツーより引用また、水谷さんは、反町さんへ7年間の感謝を、途中、声を詰まらせながら伝えたそうです。セレモニー中、反町を隣で見守っていた水谷は「毎年7カ月間、日々撮影に向かうのはとても過酷。いろいろな気持ちを乗り越えて7年間、相棒として横にいてくれたソリに感謝しています」と愛称で呼び、途中で声を詰まらせる場面も。卒業という決断を下した後輩に「人間は岐路に立たされることがあります。『相棒』に残るか、卒業するか…。僕はどちらの道を選んでも俳優として理解できるし、人としてその道を尊重できると思っていました。それはやはりこれだけ長く一緒にやって来たことへの信頼と友情があるからこそです。その思いをこめて、ソリ、本当にありがとう」と愛情たっぷりのエールを送った。最後に2人は再度がっちりと握手を交わしていた。サンケイスポーツーより引用反町さんが無事、クランクアップを迎えたことに「ありがとう」「泣いてしまう」などの声が上がっています。・とうとう最後…。早いよ!7年間、毎回楽しみにしていました。大好きです、本当にありがとう!・写真を見て、涙がこぼれました。お互いに信頼し合っていたことがすごく伝わってきます。・クランクアップおめでとう!卒業はさびしいけど、これも反町さんが選択したことなんだよね。これからも応援しています。・7年間あっという間でしたね。最後まで、ファンとして見届けます。最終回、きっと泣いてしまうだろうな。『相棒 Season20』は、2022年3月16日に、最終回スペシャル前篇『冠城亘最後の事件―仇敵』が放送。同月23日に最終回を迎えます。反町さんが演じる冠城亘を、最後まで見届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年03月16日●初の生配信に本音ポロリ「在庫がない(笑)」「怖い(笑)」フジテレビ系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』のスピンオフイベント『ジュニア千原と大輔宮川と千豊小籔のすべらない話THE LIVE 2021』が、9月4日(20:00~)に生配信される。同イベントでMCを務める千原ジュニア、宮川大輔、小籔千豊に開催が決定したときの心境を尋ねると「ちょっと嫌でした(笑)」「在庫がない(笑)」と吐露しつつ、生配信ならでは面白さを楽しみにしている様子。また、「この番組で一人前にしていただいた」「この番組がなかったら生涯賃金もだいぶ変わっている」といった番組への思いや、松本人志から学んだことなども語ってくれた。――初のオンラインライブを開催すると聞いたときの心境を教えてください。宮川:ちょっと嫌でしたね(笑)。嫌というか、本編の『すべらない話』でも本当に大変なんです。でも、オンラインで生配信だから、テレビでできないような話ができるかなと思いました。千原:本編のほうでずっとやらせていただいているので、もう在庫がないんです(笑)。そんな中、まだやらすかと。コロナで吉本が大変なんだろうなって。吉本のために頑張ろうと思いました(笑)小籔:僕はすべらない系のお話をいただいたら、嫌とかノーとかそういう権利もないくらい、この番組で一人前にしていただいたというか、東京のタレントさんや皆さんに知っていただくきっかけになったので、「出ろ」とか「やれ」とか言われたら、「はい」と。それくらいお世話になっている。このお二人は1発目から200くらいしゃべっていて、僕はだいぶあとからお邪魔しているので、横並びはおこがましいですが、ちょっとでも恩返しできたらなと思っています。正直、僕も在庫ないし嫌やなとは思いますけど(笑)、僕は恩義のレベルが違うので。――オンラインライブで楽しみにしていることや不安なことは?宮川:本編は編集が入る。よく松本さん「すべらんな」って言ってくれてますけど、僕、すべってるのも何個もある。生配信だと編集入らないので怖い(笑)。でも、生の楽しさと一体感が生まれるような気がしていて、ワクワクドキドキしています。ジュニア:本編は順番にハサミが入ったりしますが、今回はそのままというのが非常に面白いと思うし、前の人がこの話をしたからこっちにしようかなという、それぞれのテクニックも見られる。この人のすべらない話というより、すべらない話という1本の大きな話になるような気がします。小籔:松本さんがいらっしゃらないのでいい意味でハードルも下がるだろうし緊張感がなくなると思うのですが、変に緊張感がなくなったときは恫喝して、緊張感を保たせるようにしないといけないなと(笑)。宮川さんがわけわからん話をしすぎたときは僕も後輩ですけど恫喝させてもらいます。宮川:ちゃんとするよ(笑)――お三方それぞれ相手に期待することを教えてください。ジュニア:大輔さんは、アンダーのお話をいろいろしていただいて、ぜひ出禁になっていただきたい(笑)宮川:1個くらいさせていただこうかなと(笑)ジュニア:でも、そこらへんの線引きがわからない。宮川:どこまでOKなのか。小籔:僕はたくさんの人に見ていただきたいので、この2人がわけわからないこと言って炎上していただいて、それぞれのYouTubeで謝罪動画をあげていただく。僕は無傷で、この2人は炎上、『すべらない話』のオンライン自体は話題になって、2回目やるときに注目される。これが願いです(笑)宮川:松本さんおられないし、また新しい座組というかチームになればなと思う。このままの感じやったらそうなると思うので、僕はアンダーのほうで突っ走ろうかなと(笑)●「この番組で一人前に」「生涯賃金もだいぶ変わっている」――先ほど小籔さんが『すべらない話』への恩義を語られていましたが、お三方にとってこの番組はどういう番組か、改めてお聞かせください。宮川:僕も一緒です。コンビも別れてくすぶっていて、お芝居とかいろいろやっていたんですけど、松本さんやジュニアさんなど吉本の先輩とご飯とか行く機会がありがたいことに増えて、初めは緊張していたんですけど、何かやったときに松本さんとか先輩らが笑ってくれて非常にうれしくて、毎晩のご飯がすごく楽しみになって、その中でしゃべっている感じでやっていたのを番組にと。そして、天然素材とかでテレビ出してもらったり反響があり、自分にとってすごく大事な大切にしている番組です。ジュニア:ちょっと天然素材は……(笑)宮川:いいじゃないですか(笑)。ジュニア:僕もたくさんの人に知ってもらったのがこの番組だと思いますし、この番組がなかったら私の生涯賃金もだいぶ変わっている。この番組に出たからいろいろな番組に。『アメトーーク!』とか。あ! 晴れの日にすみませんでした!小籔:松本さん、宮川さん、そして、この番組を僕に推薦してくれたジュニアさんとかのおかげで、仕事の幅が広がった。この番組で新喜劇の話をいっぱいさせてもらって、フジテレビのゴールデンで竜じい(井上竜夫さん)とかの単語が出てくることはなかったと思うので、僕個人としても、新喜劇全体としてもありがたかったです。――これまでの『すべらない話』で好きな話を教えてください。宮川:夜、お父さんと山道走って駐車場までどっちが早いかという話とか、擬音交じりの話ですかね。「擬音が」と言われて自分でもそうなんやと思いました。ジュニア:すごく覚えているのは、ディズニーランドのホテルで奥さんに話しかけられながら花火がド~ンと上がったという、宮迫(博之)さんの話です。宮川:さっき『アメトーーク!』発言であんなに頭下げていたのに(笑)小籔:僕は自分の話を見てニヤニヤするのが好きなんですけど、なんとも言えない顔をした小学校のときの友達の話は、その出来事がいまだに好きというか、思い出して笑けたりする。もう1人の自分が説明してくれるから、思い出して笑けます。――この番組で松本さんから芸人として学べていることや、松本さんに引き出されて成長できたと感じていることがありましたら教えてください。宮川:あまり自分で自分の何が面白いか整理できてなくて悩んでいましたが、『すべらない話』で明確に笑ってくれたりというところで、「あ、これ面白いんや」となって自分の中にインプットする。僕がわかってなかったところを見つけていただきました。ジュニア:しゃべりはそれぞれ自分の打席を自分でということですけど、松本さんの聞き終わったあとの一言とか返しとかが、みんな野球をやっている中、1人ちゃんと全部見てサッカーやっている感じ。そのへんはすごいなと。それでちゃんと自分も打席に立たれているのは、さすがだな思います。小籔:僕は子供のときになんばグランド花月に行ったらダウンタウンが出ていたりしましたが、仕事でお会いしたのはこれが初めてで、こんだけ金持ちなのに声大きくて熱を持ってしゃべっていることにすごくびっくりしました。クールに斜に構えてボケたりされているイメージでしたが、スイッチ入っていて。僕この人より全然収入少ないのに熱持ってなかったかもと思って、それが一番勉強になりました。駐車場に閉じ込められた話は今も好きな話ですけど、松本人志こんな笑かそうとしてくるんやと、4割くらいは引いていた。地方の県立の野球部の8番バッターみたいなヤツと同じ打席に立つことにびっくりし、お笑いに関しては平等でいらっしゃる、ある意味お笑いにすごく謙虚な方なんやと思い、その姿勢は学ばないといけないなと思ったのを覚えています。――お話はどのように準備していますか?小籔:どんな話をまだ話してなかったっけって思い出す作業くらいですかね。僕はけっこう芸歴を重ねてから出たタイプなので、大阪の劇場、ファミレス、楽屋でしゃべってみんなが笑っていたものを思い出してしゃべっています。宮川:実話なので、起こったときや思い出したときにメモに残しておくようにしていて、いざしゃべろうと思ってお風呂で練習したら全然おもろないとか、思い出せないものもあったり、そんな感じですね。あ! と思ったときにメモしています。ジュニア:僕はだいたい前日に明日何しゃべろうかな、みたいな感じです。お風呂で練習することは、まあない。お風呂で練習、それがおもろいわ。それを見せてほしい。非常に興味深い!
2021年09月02日フジテレビ系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』のスピンオフイベント『ジュニア千原と大輔宮川と千豊小籔のすべらない話THE LIVE 2021』が、9月4日(20:00~22:00予定)に生配信される。同イベントでMCを務める千原ジュニア、宮川大輔、小籔千豊がこのほど、開催が決定したときの心境や楽しみにしていることなどを語った。プレーヤーの名前が書かれているサイコロをふり、出た目の人が面白い話をする『人志松本のすべらない話』。番組初の生配信イベントとなる同イベントでは、番組でお馴染みの千原ジュニア、宮川大輔、小籔千豊がMCとなり、ケンドーコバヤシ、川島明(麒麟)、山内健司(かまいたち)、せいや(霜降り明星) 、サーヤ(ラランド)が参戦する。ジュニアは「我々も本編のほうでずっとやらさしていただいているので本当に在庫ないんですよ(笑)」と本音を明かし、小籔も「僕も在庫ない(笑)」と吐露。宮川は「本編には編集が入ってますが、僕すべってる話も何個もあるので、生配信やと編集なくそのまま行くので、バーッと行くので怖いですね(笑)生の楽しさと全員の一体感がうまれるのではないかと思います。わくわくドキドキしています」と心境を語った。そして、出演芸人について宮川は「みんな1回くらいは出ているメンバー。今回はジュニアさんが真ん中で違う雰囲気なので、また違う角度で来たりするのが楽しみ。思いっきりやってほしい」とコメント。小籔は「山内の話はめっちゃ面白いし、せいやの女王様の話もたまに思い出して笑けるし、川島も達者な人なので、それが聞けるのが楽しいかなと思います」と期待を寄せた。また、ジュニアは「みんな大部屋の楽屋に入ってきてそこでわちゃわちゃ用意しながら着替えて、みんなでスタジオに入って、みんなですべらない話して、そのままみんなで打ち上げという流れでずっとやっていたのが、ここ2年くらいコロナで楽屋がそれぞれ別」とコロナ流行前後の違いに言及。「それで温度も変わるし、またいつものように同じ楽屋に入って、終わってみんなで(打ち上げに)行ける日が来ることを願いながら。それで10何年やっていたので、ペースが狂うというか、ちょっとやりにくさはあります。単純にアクリル板で聞きにくいというのもあるし、いろんなところに弊害が。でもそんなコロナで……というすべらない話も出てくるでしょうし」と話した。イベントには、破天荒なゲストの出演も決定。活動休止からおよそ1年の沈黙から芸能界デビューという電撃復帰で話題を集めた人気クリエイター・カルマ、関西を代表するドラァグクイーン界の顔ともいえるナジャ・グランディーバ、そして『全裸監督』の主人公のモデルで波乱万丈では言い尽くせない村西とおるが、“招待プレーヤー”として出演する。MCの3人は、招待プレーヤーたちにも期待。宮川は「村西さんがどんな話をしてくれるのか楽しみ」と言い、ジュニアも「いわゆる想像する村西さんの世界ではない、村西さんの日常の話が面白そうな気がします。『いや~昨日運転してたらね……』みたいな話がめちゃくちゃ面白いんじゃないかというのに期待します」と語った。そして、宮川は「生のリアル感が伝われば」とMCとして意気込み、ジュニアは「しゃべりやすい空気を作れたら」とコメント。小籔は「僕はお二人に基本的にはお任せする感じ」とし、「みんなの話を聞いて笑いたい」と話した。チケット料金は2,900円で、購入サイトはFOD、またはFANY Online Ticket。5日12時から12日23時59分まで見逃し配信も実施する。
2021年09月01日お笑いタレントの小籔千豊が5日、公式YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。動画「【楽屋トーク】ジュニアと小籔【2人きり】」内で、芸能界で「“人間力”がスゴい」と思う人物のTOP3を明かした。千原ジュニアから「小籔の顔の広さはなかなかやろ?」と話題を振られた小籔。「歳いってきたら、他事務所の女の人が一番誘いやすい」と言い、食事に行く女性芸能人として、中村アン、秋元梢、きゃりーぱみゅぱみゅ、トリンドル玲奈、葵わかな、ちゃんみななど錚々たる名前を挙げる。そして、芸人仲間よりもそうしたメンバーと食事に行くことが多い理由として、「誘った時に断られてもダメージが少ない」「吉本くさい話じゃない事で見聞が広がる」「僕自身ギスギス感がないからマイナスイオンをもらってる感じ」と説明した。また、高橋真麻とも食事に行く機会が多かったという小籔は、「真麻さんってすごい視野が広い。ほんで気使うから、みんなが盛り上がってる時は相槌打ってるだけ。みんながちょっと話なくなった時に、自分がちょっと話題(を出す)。これがめっちゃ絶妙かつ所作振る舞い完璧なんですよ」と絶賛。その流れで「みんな気使えるけど、TOP3。戦争してる国の相手の人が来て、上手いこと話して平和条約結びたい時のテーブルの角に座らせたい人」として、高橋、YOU、水川あさみの名前を挙げる。そして「この3人が角におったら盛り上がるの間違いない」としながら、「どんな無口なやつが集まっても、ケンカならずに穏やかに楽しく帰れる」と予想。「水川あさみ、“人間力” ヤバいです。顔面あんなにキレイじゃなくてもめちゃくちゃモテてたと思いますね。中身めっちゃかわいいです。男も女もみんな好きになっちゃう」と称賛した。
2021年06月09日お笑いタレントの小籔千豊が1日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。動画「【圧倒的】小籔さんの子育て論が凄すぎた」内で、「ゲームのためのPCが欲しい」という梶原の長男・冬詩(とうじ)くんへ、自身の思いを伝えた。今話題のシューティングゲーム「フォートナイト」の対決を前にトークを繰り広げた小籔、梶原、冬詩くん。ゲーム対決は、小籔がPC、冬詩くんがNintendo Switchを使って行われるため、小籔は、「速さが違うのよ。同じ実力であれば、俺の方がめちゃくちゃ有利やねん」とコメント。「PCは高校になってから買うと約束してる」という梶原に、「家族のルールとはまた別に、(動画出演に)借り出しとんねんから、良い環境でやる。例えば、1,000円のグローブでやらせてんのよ。俺はプロ用のグローブ付けて、キャッチボール対決させられてんねん。冬詩くんが負けても、それは実力の差じゃない。グローブの差なのよ」と諭した。また、「高校にならないと買わないというしつけは、別に曲げる気はない」と前置きしつつ、「これだけチャンネルで冬詩くんを借り出してるんやったら、家でやるのはアカンにしても、ここでゲーミングPCを買い与えるのは、別におかしいことじゃないと思う」と話した小籔。自身の妻は、梶原の子供たちが可愛くて同チャンネルを視聴しているそうで、「うちの嫁はんみたいに、冬詩くんがおる店なら行こうかっていうお客さんもおる。ということは、“カジサック店”は、冬詩くんのおかげで多少は儲かってる部分があるはずです」と続けると、梶原は、「とりあえずパパが買うわ。それをやらせてあげるとか」と納得した様子だった。最後に小籔は、冬詩くんに向けて、「ゲーミングPCを買ってもらったら、余計に本業を頑張ってほしいねん。前より本業頑張ってるな、近所の人にあいさつするようになったなってなったら、買って良かったなってなんねん。『フォートナイト』をやってるちびっ子たちを応援したいけど、いつも言うてるのは本業を頑張ろうって。本業をめちゃくちゃ頑張ってたら、PC買っても別にええやん。でも買ったときに、むちゃくちゃになったらアカンで」とも。冬詩くんが「本業は勉強です」と伝えると、「じゃあ、勉強を頑張ろうな」と優しく声をかけていた。
2021年05月08日お笑い芸人の小籔千豊が1日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。自身のYouTubeチャンネル『フォートナイト下手くそおじさん』のチャンネル名を変えない理由を明かした。シューティングゲーム『フォートナイト』にハマり、ゲーム実況チャンネル『フォートナイト下手くそおじさん』が人気となっている小籔。同チャンネルを開設後、着実に実力アップしているが、「2020年なんて、生配信1,000時間以上やってんのよ。そりゃあ多少は上手くなるやん」と言い、「“下手くそおじさん”じゃないって言われるけど、元々始めたときが、“下手くそおじさん”やったということを、アサガオの成長日記的に観てもらいたい」と、チャンネルタイトルへのこだわりを語った。また、同チャンネルでは、「45分間ずっと黙ったまんま、編集マップやってるときもある」と話すと、梶原は、「衝撃だったんですよ。こんなしゃべらんのか!と思って」と驚いた様子。「うちのリスナーも変態なのよ。変態しかおれへん」という小籔は、「明け方4時に、黙ってずっとショットガン練習してんのに、パッと見たら1,400人とか観てて。ありがとうございました~って切ったら、600人くらいまだ残ってんねん。多分、寝落ちしてんねん。寝てるから切れへんねん。ほとんど観てない」と、笑いながら話していた。
2021年05月06日20代後半、芝居の稽古中に松重豊さんはある演出家から「色気のカケラもない」とダメ出しされた経験があるという。それ以降、「色気なんてなくてもいいやと思ってやってきました」と話す。「日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃ」「色気のことはよくわからないけれど、努力して身に付くものじゃないと思うんです。ただ、年齢を重ねるとともに、身につけるものとか関わる人、仕事に関しても、どんなものが自分に合うのかというのがわかってきますよね。肌に合わない人だなとか、作品だなと思ったら近づかないようになるし。そうして自分が常に居心地のいい空間にいることができるようになると、自然と気持ちに余裕が生まれる。もしかしたらそれが、はたからは大人の安心感みたいなものに感じられるのかもしれませんね」だからこそ日頃から意識しているのは「体が求めるものに正直にいたい」ということ。「寝たい時には寝る、お腹がすいたら自分の体が欲しているものを食べる。ただ、もう暴飲暴食する歳じゃないんで、この季節だから菜の花が食べたいなと思ったら、どこでどういう形で口にするのが一番幸せかを考えます。そうやって、日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃいけないと思うんです。とくに、スクリーンや舞台という場は、役者をはじめとして届けている人自身が作品にモロに出てくるものなので、やっぱり素材は磨いておかないとと思うんですよね」そう言いながら、「いまだに、お店で出されたものに、なんでもソースをかけたくなっちゃうんです。海外に行ってもソースやマヨネーズの味を欲してしまう自分は子供だなと思います」なんて告白も。理知的でありながら、どこかユーモアを感じさせる。俳優として人として譲れないものを伺うと、「逆に、どんな場面でもこれは譲れないということは作らないようにしている」との返答が。「ただ、できるものはできるし、できないものはできない。そこはもう正直にいます。無理はしないようにしているんです(笑)」まつしげ・ゆたか1963年生まれ、福岡県出身。4月開始のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)に出演。今春、久米繊維とのコラボTシャツ〈mattige〉も発表。ジャケット¥44,000パンツ¥33,000(共にENGINEERD GARMENTS TEL:03・6419・1798)シャツ¥33,000(suzuki takayuki TEL:03・5846・9114)メガネ 参考商品(武田メガネ/武田メガネ 天神中央店 TEL:092・715・1188)サンダルはスタイリスト私物※『anan』2021年3月31日号より。写真・笠井爾示(KATT)スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・林 裕子取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年03月28日お笑いタレントの小籔千豊が6日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【真相激白】小籔またもや劇的ヘアチェンジ」と題した動画内で、金髪から黒髪に戻したワケを明かした。昨年10月、同チャンネルで白に近い金髪にしていた小籔。もともと白髪が多く、月2回の白髪染めから解放されると喜んでいたが、この日公開された動画では、突然の黒髪姿で登場。「あつかましくも映画のオファーを受けさせてもらったんですけど。それで、髪の毛を黒に」と事情を明かし、「またこの生活に舞い戻るよ。また2週間に一回白髪染めしなければならないようになってもうて……」とテンション低めだった。カラー剤で染めずに、撮影のたびにスプレーで黒くすることも考えたそうだが、「結構、時間がかかるのよ。撮影してるときに、『ちょっとここ白くなったんで、メイクさん入れます』とかなったら、『誰を待たせとんねん!』ってなるから」と、自身のために撮影が中断することを恐れた様子。映画には本格派俳優ばかりが出演しているそうで、「芸人は俺だけ。そのなかで、『なんで見た目気にしてんねん』って思われたら嫌やなって思って折れてん」と肩を落としていた。
2021年03月11日お笑いタレントの小籔千豊が3日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【楽屋トーク】小籔と後藤【2人きり】」と題した動画内で、流行りの話題作に対する自身のスタンスを語った。『鬼滅の刃』や『キングダム』といったヒット作の話題になり、自宅に漫画が全巻そろっているものの、「まだ読んでない。仕事につながらへんと思ってんのかな? 手に取るタイミングじゃないんやろな。これがおっさんなんやろな」と、食指が動かないことを吐露した小籔。フットボールアワーの後藤輝基が、「薄いなって思われるのが嫌だから、色んなものを見たりしてる」と言うと、「アンテナはある程度必要やね。テレビ出てる人としてルールは守ってるよな」と理解を示しつつ、「俺は興味がなかったら、まったく見る気がせえへん」と断言した。また、小籔は、話題作に触れないことについて、「ちょっとイキってるのか、逆サイドを走る性格なのか分からんけど、昔からそうやねん」とキッパリ。『タイタニック』といった世界的大ヒット作も観ていないそうで、「まあ、みんなが同じものを見る必要はないと思う。『ルビーの指環』みたいに、一つの歌をみんなが知ってたっていうあの時代も良いと思うのよ。ただ別に、全員が全員それを見なあかんのか? っていうと、そうじゃなくていいし。違うところに行った方が、知識量は増えると思うんですけどね」と持論を展開していた。
2021年03月09日お笑い芸人の小籔千豊が3日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【楽屋トーク】小籔と後藤【2人きり】」と題した動画内で、YouTuberになりたい子どもたちに向けてメッセージを送った。タレントや俳優、アイドルなど、芸能人YouTuberが急増している昨今について、「YouTubeではねる人は、才能とセンスと。向いてる向いてへんもある」と語った小籔。自身もYouTubeでゲーム実況チャンネル『フォートナイト下手くそおじさん』を開設しているが、「YouTuberの方に来ていただくわけよ。立派なすごい人たち。でも、『毎日更新しようと思ったら、気が狂う』って言ってた。撮って編集して出して、一日ずっとそれで」と、人気YouTuberたちの過酷な裏事情を明かした。自身の息子は、「YouTuberになりたい」と幼稚園のときから言い続けているそうだが、そのことをYouTuberたちに相談すると、「『やめといた方がいいです』って。『いいですね!』って言った人は一人もおらんかった」とも。「(子どもが)『芸人になりたい』って言ったら、もちろん俺らは『あかん』って言う。それと一緒で、YouTuberも、観てる分には楽しそうにやってるけど、ほとんどの人は『あんまりおすすめはしない』っておっしゃいますよね」と語った。また、フットボールアワーの後藤輝基も、「うちも小さいながらに、YouTuberとか動画配信者みたいなことを言うてます。なんのこっちゃ分かってへんのに」と、子を持つ親として小籔の話に共感した様子。小籔は、「コメント欄で褒められたりしてるのを見てて。うらやましいな、格好ええなって言われてるのが、キラキラした憧れの存在に見えるんやろうけど」としつつ、「一筋縄ではいかんということと、ちやほやされるだけが仕事じゃないんだぞっていうことを、子どもには言っていきたいよね」と真剣な口調で話していた。
2021年03月06日最新の豊胸術を独自開発株式会社インフィールの運営するクリニックビューティー恵比寿では、豊胸に特化した美容医療を受けることができる。同医院の院長である山川氏は、メスを使わず注射のみで行う「脂肪再生豊胸」を独自に開発した。既に、日本での特許に続き米国での特許取得が完了している。これまでの豊胸術は、安全性や術後の経過への不安から、豊胸に踏み切ることのできない女性も多かった。「脂肪再生豊胸」はバストに対してコンプレックスを抱える女性にとって、救世主となる次世代の豊胸術となるだろう。無料カウンセリング&モニター価格も新技術として注目される「脂肪再生豊胸」は、は脂肪再生豊胸溶液を注入することで、自身の脂肪細胞を活性化させる豊胸術だ。これまでの豊胸術には、シリコンバッグ、ヒアルロン酸、脂肪注入などがあったが、「脂肪再生豊胸」は体内の脂肪組織を増やす施術により、自然なバストを生み出すことに成功した。切開しないため術後の痛みへの不安がなく豊胸を受けることができ、10分という短時間で、体への負担も少ないことが特徴だ。現在、同医院ではモニター価格を設定し、無料のカウンセリングを行っている。施術方法への不安から、これまで豊胸を諦めていた人も、是非一度チェックしてみてほしい。
2021年02月22日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat d’ 梅棒】バージョンが12月22日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロが行われた。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。12月17日に開幕した【plat de 成井豊】に続き開幕した【plat d’ 梅棒】は4本のオムニバスとなっており、台詞を使わずダンスとヒットソングで物語を表現する梅棒お馴染みのスタイルの作品『BBW~ビッグ・ビューティフル・ウーマン~』『Y』『End ofF Story』、成井が作・演出を手掛けたストレートプレイ『CROSSROADS』が上演される。『CROSSROADS』以外の作品を演出するのは梅棒の遠山晶司。これまで梅棒作品は伊藤今人が総合演出を務めてきたため、一味違う「梅棒」が味わえる。なお、『Y』『End ofF Story』『CROSSROADS』は新作。1作目に上演される『BBW』は、恋をした女の子がきれいになりたくてダイエットに奮闘する物語。主人公の女の子をキャラメルボックスの筒井俊作が演じており、冒頭から、梅棒×キャラメルボックスの“マリアージュ”が楽しい。事前の稽古場取材では、普段はストレートプレイを行うキャラメルボックスの面々が「梅棒のダンスと格闘中」と明かしていたが、“梅棒節”とも言えるオーバー目な芝居と、キャラメルボックスならではの表現力が相まって、より豊かな世界が広がっているのを感じる。【plat de 成井豊】で主人公を演じた原田樹里が謎の役柄でちょこちょこと登場したり、同じくまっすぐな青年を演じた梅棒の野田裕貴が焼きそばを持って踊っているなど、2バージョン間のギャップも楽しい。2作目『Y』はなんと任侠もの。池田遼(「[少年王者舘/おしゃれ紳士」)が演じる女性と、梅棒の桜井竜彦が演じる男性を軸に、普段の梅棒のイメージとは一線を画す大人の世界が描かれる。3作目『CROSSROADS』は成井ならではのSFもの。普段は台詞を使わない梅棒メンバー(+正安寺悠㐀(DACTparty))が台詞を喋り合う姿は新鮮で、「こんな声だったのか」と感じるメンバーもいるほど。成井のストーリーは温かく、たった20分とは思えない時間が広がる。ラストの『End ofF Story』は、遠山が「生まれ変わっても会いたい人」というテーマで描いたという作品。キャラメルボックス阿部丈二が演じる老人の物語で、これまでの作品とも繋がっているようだ。その予感は、言葉を使わないからこそ広がる、梅棒ならではの表現となった。ぜひ両方堪能してほしい『成井豊と梅棒のマリアージュ』は12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月25日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat de 成井豊】バージョンが12月17日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、作・演出を手掛ける成井、出演者の原田樹里、阿部丈二、野田裕貴、遠⼭晶司、天野⼀輝が出席した。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、約15分×7作の短編連作集で、キャラメルボックスの原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸に物語を描く。7作中6作が二人芝居となっている。自身にとって約2年ぶりのオリジナル新作の上演に際して成井は「かなりドキドキしています。自信はあるんですよ。リハーサルを見ても非常に面白くて、『いけるな』って自分では思ってるんです。でもこればっかりは蓋を開けてみないとわからないから。何歳になっても安心して初日は迎えられないですね。とにかく今は、お客様がすごく喜んでくれるんじゃないかっていう期待感と、若干の不安があります」とコメント。その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。【plat de 成井豊】バージョンは現在上演中。【plat d’ 梅棒】バージョンも12月22日(火)に開幕し、共に12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月21日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が12月17日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。稽古場にて、成井豊と、梅棒の遠山晶司、天野一輝、野田裕貴に話を聞いた。【plat de 成井豊】と【plat d’ 梅棒】の2バージョンで上演される本作。共にオムニバス形式で、ベースは成井と梅棒ならではの作品となるが、【plat d’ 梅棒】には一作、成井が書き下ろしの戯曲・演出で参加し、【plat de 成井豊】にも遠山演出・梅棒振付で梅棒スタイルのシーンが挿入されるほか、それぞれに、成井が代表を務める「演劇集団キャラメルボックス」(現在活動休止中)のメンバーと「梅棒」のメンバーが出演し合うなど、まさに“マリアージュ”な公演となる。【plat de 成井豊】について作・演出の成井は「7つのストーリーからなる連作短編集です。そのうちの6本はふたり芝居で、1本に梅棒のメンバーがどっと出てきます。全編通して、雪という女の子と和彦という男の子のラブストーリーになっていて、雪をキャラメルボックスの原田樹里、和彦を梅棒の野田くんが演じ、まさにキャラメルボックスと梅棒が恋をするお話です」と解説。成井のオリジナル新作としては約2 年ぶりとなるが、今作は「初めて短編集をやります。しかもリアリズムなんですよ。僕のお芝居はたいていファンタジックな要素が入ってくるのですが、今回は7話全て現実。さらに一幕ものも初めて書きました」と初めてづくし。出演する野田は「脚本をはじめて読んだ時からグッときています。自分がこんな大事な役に選んでいただけるのもびっくりですし、頑張らなければいけない。今すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています」と意気込む。【plat d’ 梅棒】で指揮を取るのは遠山。「こちらは4本のオムニバスになっていまして、1本は、成井さんと初めてご一緒したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17)で上演した作品です。2本は僕が作・演出を手掛ける新作、そしてもう1本は成井さんに作・演出をしていただいて、梅棒がストレートプレイをします。僕らは基本的に台詞を使わずダンスでみせるスタイルですが、これは台詞を喋ります。他の作品にはキャラメルボックスの方々に入っていただいて、僕ら梅棒の、台詞のない作品を一緒にやります」と、こちらも楽しいものになる模様。普段、梅棒の公演は代表の伊藤今人が総合演出だが、今作で演出を手掛けるのは遠山。天野は「今人はみんなの意見を上手く吸い上げながらアウトプットを決めるのですが、遠山は『これがやりたいんだ!』と引っ張る感じ。そういうやり方の違いがあります。あと、エモーショナルさは遠山のほうが強い気がします」と新鮮なものになりそうだ。文:中川實穂
2020年11月24日