女優の天海祐希と石田ゆり子がMCを務めるフジテレビ系トークバラエティ番組『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』が、29日(22:00~23:24)に放送される。2人はバラエティ番組のMC初挑戦となる。この番組は、天海がママ、石田がチイママをつとめる架空の店「スナックあけぼの橋」に昔なじみの客がお忍びで集まり、こだけの話や恋愛トークに花を咲かせるというもの。歌やトーク、モノマネと夜な夜な盛り上がっていく。店に訪れるのは、佐々木蔵之介、玉木宏、速水もこみち、そしてマツコ・デラックスで、天海・石田と同じ全員独身の面々。佐々木は天海との熱愛騒動の真相について語り、玉木は、マツコから「パーカーの上から見てもわかる作り上げられた筋肉がすてき」とほめられ大照れ。石田は、昔から憧れるデートプランを明かすが、ゲスト全員から拒絶されてしまう。店内にはステージも設置され、天海・石田が振り付きカラオケを披露。さらに、近所にスナックをオープンするママのJUJUも加わって1曲披露するほか、近所の警官役の飯尾和樹(ずん)が、"流しモノマネ"で盛り上げる。収録を終えた天海は「MCをとして"話を回す"ことは、簡単ではないと分かっていたつもりでしたが、実際に挑戦してみて、人に話を伺う難しさをあらためて痛感し、いい意味で打ちのめされました」と反省。石田も「みなさんのお話を"回していく"という技のなさに、自分でも驚きました(笑)」と苦笑いだ。それでも、天海は「ゲストの皆さんが作っていないリラックスした様子でお話しくださったので、普段のトーク番組よりは"素"に近い表情を見ることができると思います」と自信を見せ、石田は「私がゲスト側だったらなかなか答えにくい恋愛を中心にした質問をたくさんさせていただいたので、そこも見どころの一つになると思います」と予告した。今回の番組は、2人がバラエティに挑戦したいという思いがあった中で、フジテレビの渡辺俊介チーフプロデューサーがプライベートで一緒になったときに、普段のトークが面白かったことから実現。渡辺CPは「手ごわいゲストの方たちにトークで立ち向かう2人の奮闘ぶりを、ドキュメンタリーとしてぜひお楽しみください!」と見どころを語っている。
2016年09月03日北川景子が奇想天外、大胆な方法で家を売りまくる天才的不動産屋、三軒家万智を演じ、万智と彼女と関わる人々の姿を笑いあり、涙ありで描くドラマ「家売るオンナ」の第6話が8月17日(水)今夜放送される。「わたしに売れない家はない」「私は家を売るのが仕事」と言い切り、自宅は一家惨殺事件があった事故物件。テーコー不動産の新宿営業所に異動するとたちまち営業成績トップとなり、彼女に「GO!」と命令されると周囲の社員もなぜか従ってしまう。そして想像を超えた方法を駆使し、まさかこの人に!?という顧客相手に家を売る。そんな万智だが4話では「私はホームレスでした」と発言。そして前回放送の5話のラストで工藤阿須加演じる庭野に、高校時代に両親が事故死、五千万に及ぶ借金を背負うことになったことや、その結果ホームレスになり肺炎を患い施設に収容されるもそこを飛び出し、昼夜問わず働き昨年やっと借金を返済したことなど、自らの“衝撃過去”を明かした。また4話で仲村トオル演じる新宿営業所課長・屋代からキスされた万智。その姿を目撃してしまった庭野だが、その庭野もまた万智に少しづつ惹かれていく。この三角関係の行方も気になるところだ。ついに万智が“家”にこだわる理由が判明、物語も後半戦に突入。今夜放送の第6話では“事故物件”を売ることに。万智に新宿営業所トップの座を奪われ、人知れず苛立ちを感じていた足立に保険会社からヘッドハンティングの誘いが。そんななかかつて家を売った老舗和菓子屋の頭首・宮澤和之(東根作寿英)が再び足立のもとへ。幸せな一家の主だったはずの宮澤だが、なんと愛人の礼央奈(小野ゆり子)のためのマンションを買いたいと相談。足立はショックを受ける。一方の万智は殺人事件のあった事故物件を担当、嫌がる美加(イモトアヤコ)と共に泊りがけで現地販売会をする。事故物件の家なんて欲しい客はいないと言う美加。だが万智には秘策があった。庭野は「お隣さんが普通の人なら家を買いたい」という客を担当、ついに家が売れそうだと張り切るものの、なんと隣人は女装癖のあるおじいさん。一方、客の幸せを壊すような家探しに疑問を感じヘッドハンティングに心が傾く足立のもとに宮澤の本妻・昌代(田中美奈子)が押しかけ会社は修羅場に。さらに「愛人に家を売るな」と言う本妻に万智が…というのが6話のストーリー。今回も東根作さん、田中さん、小野さんと豪華ゲストを招いて、万智が豪快で爽快に家を売る。「家売るオンナ」の第6話は8月17日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月17日前田敦子が二股、三股は当たり前という“超恋愛体質女”の新聞記者・毒島ゆり子を演じたドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の最終話が6月22日(水)今夜放送となる。前田さん演じるヒロインのゆり子は二股、三股は当たり前、だが相手にはそれを必ず伝え、そして不倫は決してしないというポリシーを持つ“超恋愛体質”。しかしライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会ってその“自己ルール”を破り不倫関係になってしまい、一旦は別れを決意するものの小津の「妻と別れた」という言葉を信じ、小津一筋に生きることを決意する。だが「妻と別れた」というのは小津の嘘で、小津はゆり子を騙していた。弁護士の真田(バカリズム)を交えた話し合いの場で「どうして裏切ったの!?」と激高するゆり子に小津は「ゆり子も三股してたじゃん」と答えるのだった。そして先週放送の9話では、ショックを受け憔悴するゆり子の元に夏目(今藤洋子)から電話が入り、くろでん(片岡鶴太郎)が誠心党から離党することを聞かされる。国会へ向かったゆり子は必死の取材の末、新党の党名をスクープする。中川(高木渉)がくろでんを裏切ったことで新党は少数政党に。一方の中川は100人以上を集める政策グループを立ち上げる。仕事の面でもショックを受け帰宅したゆり子は、自宅を訪ねてきた親友の育男(諸見里大介)から突然告白される…。まさかの展開に驚いた視聴者も多かったのではないだろうか。今夜放送の最終回となる第10話では、美登里(渡辺大知)と別れ小津にも裏切られて、気がつけば周りに誰もいなくなってしまったと思っていたゆり子だが、なんと小津から二度目のプロポーズを受けることに。「自分が本当に愛していたのは誰なんだろう」と自分に問いかけるゆり子がたどりついた答えとは?“ゆり子らしい”エンディングは必見だ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は6月22日(水)24時10分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月22日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)が、きょう22日最終回を迎える。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)が、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら奔放な恋愛を満喫し、1人の魅力的な男性に恋に落ちて、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメント。一度は、小津翔太(新井浩文)との幸せな恋をつかんだかと思ったゆり子だが、常に二股をかけてきたゆり子の生き方に神様が罰を与えたのか、小津にも裏切られ、気が付けばゆり子の周りにはだれもいなくなってしまった。そして、いよいよ最終回。ゆり子は小津から、2度目のプロポーズを受ける。「自分が本当に愛していたのは誰なんだろう」と自分に問いかけ、ゆり子がたどりついた答えとは? ゆり子らしさの詰まったエンディングになっているという。前田もインスタグラムを更新し、小津役の新井との2ショットと共に「とうとうこの日が来てしまいました『毒島ゆり子のせきらら日記』最終回今夜24時10分~」とアピール。「ゆり子としての人生がものすごかった。その記憶は永遠だと思います。彼女に本当に勇気をもらいました。また強くなれた。ありがとうゆり子」と感謝の思いをつづり、「どこまでも前向きな彼女を見届けてください」と呼びかけている。(C)TBS
2016年06月22日前田敦子主演の“深夜の昼ドラ”「毒島ゆり子のせきらら日記」が6月15日(水)今夜の放送で第9回を迎え、いよいよ物語も最終章に突入する。不倫関係だったライバル紙・共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)の「妻と別れた」という言葉を信じ婚姻届を提出。小津一筋に生きることを決めたゆり子だったが、弁護士の真田(バカリズム)から小津の妻がゆり子を訴えるつもりであることを電話で告げられ、小津翔太(新井浩文)を交えた話し合いの場を持つ。「小津さんと婚姻届を提出した。私たちは夫婦」と話すゆり子だが、真田が見せた小津の戸籍謄本にゆり子の名前はなく、婚姻届を深夜に提出したのもゆり子をだますための巧妙なトリックで、婚姻届は受理されていなかったことも判明。さらに小津はゆり子宛に法律事務所から届いた確認書類も燃やして証拠隠滅を図っていた。さらに小津の娘・絵美(清原果耶)が乗りこんできたことで小津の母親がすでに亡くなっていたことも発覚。「どうして裏切ったの!?」と激高するゆり子に「ゆり子も三股してたじゃん」と答える小津。その言葉に愕然とするゆり子…というのが先週までのお話。今夜放送の第9話では、どん底に落ち会社を休んでいるゆり子のもとに夏目(今藤洋子)から電話が入り、くろでん(片岡鶴太郎)が誠心党から離党することを聞かされる。ゆり子はスクープを掴むため国会へ向かい、くろでん新党の極秘会議の情報をつかむ。現場へ忍び込み中川(高木渉)を取材。翌日、いよいよくろでん新党の立ち上げの日が来る…というストーリーが展開する。小津への想いを断ちきれないでいるゆり子。しかし取材現場では小津と顔を合わせなくてはいけない。そんな精神状態のなかで大きく動き出す政治…ゆり子を取り巻く状況が怒涛のごとく動き出す最終章が幕を開ける。「毒島ゆり子のせきらら日記」は6月15日(水) 24時10分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月15日前田敦子が過激ラブシーンを体当たりで演じ、その展開のドロドロぶりが“深夜の昼ドラ”として話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の第8話が6月8日(水)今夜放送となり、ついに物語は最大の修羅場を迎える。あけぼの新聞の政治記者であるゆり子(前田さん)は「二股」は当たり前でも「不倫」はしない、という自己ルールのもと恋愛を重ねてきたが、ライバル紙・共和新聞のエース記者・小津翔太(新井浩文)と出会い不倫関係に。一度は別れを決意するものの小津の「妻と別れた」という言葉を信じ同棲を始め婚姻届も提出。二股も止め小津一筋に生きることを決めるが、そこに弁護士の真田(バカリズム)から1本の電話が。「あなたを訴える」と真田から告げられたゆり子。真田は「小津は奥さんと別れてない、円満な家庭を壊した」と言い、さらに小津が「(ゆり子に)たぶらかされた」と話していると聞かされゆり子はさらなる衝撃を受ける。真意を確かめようとするゆり子に小津は「真田はニセ弁護士。妻が離婚に納得してなくていやがらせしてる」と言い、真田と2度と話さないよう求めるが、不安になったゆり子は小津の自宅の住所を入手、家に出向くとそこには小津の姿が。激しくショックを受けるゆり子は小津にLINEするも既読無視され、真田に電話。小津を交え3人で話し合いの場がもたれることになる…というのが先週までのストーリー。そして今週、物語はドラマ最大の修羅場を迎えることになる。真田を交えて小津との話し合いをすることになったゆり子に対し、真田が明かした衝撃の真実と、そのとき小津が口にした言葉とは?全てが終わったのち小津とゆり子がおこした“行動”とは…!?さらに前回、倒れ込んだゆり子を介抱しようとした小津の娘・絵美(清原果耶)もその場に加わりそれぞれの感情をぶつけ合う。4人の舌戦も見どころだ。ついにあと3話となりドラマは最終章へと突入する。波乱と激動の展開から目が離せない。「毒島ゆり子のせきらら日記」は6月8日(水)24時10分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月08日前田敦子主演のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」も6月1日(水)今夜の放送で第7話を迎える。前田さんが“超恋愛体質女”の毒島ゆり子を体当たりで熱演していることも話題の本作だが、今夜はどんな展開が待ち受けているのだろうか?二股、三股は当たり前だが過去のトラウマから不倫は絶対しないという“自己ルール”のもと、同棲中の彼氏・幅美登里(渡辺大和)がいながらもほかの男と関係を持ってきたゆり子だが、勤務している新聞社の政治部に配属となり、ライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会って“自己ルール”を破ってしまう。その結果、美登里はゆり子との同棲を解消、部屋を出ていく。一方小津から「妻と離婚した」と言われ今度は小津と同棲を始めるゆり子。スクープをモノにし仕事でも成果を出したゆり子だが、自宅に帰宅すると小津の荷物がなくなっていた。小津はその理由を「母親が倒れ、看病のために実家に戻った」と説明したが、国会ですれちがっても冷たく、部屋に来てもゆり子を抱くとすぐ帰ってしまう。再び寂しさを感じるようになり美登里と会うゆり子だが、美登里のバンドのボーカルをしている女性・来夢(チャラン・ポ・ランタン・もも)から「もう美登里と会わないで」と言われ、さらに友人のナナミ(中村静香)に「小津さん、本当は離婚してないんじゃない」と指摘され大喧嘩してしまう。国会で小津に「離婚、本当にした?」と問うも「今週土曜、キャンプに行こう」とはぐらかされるゆり子だが、キャンプ先で結婚指輪と婚姻届を渡される。2人は婚姻届を提出し「今日から私は小津ゆり子」と再び幸せをかみしめるゆり子だが、そこに法律事務所から1本の電話が。ゆり子は弁護士の真田(バカリズム)から「あなたを訴えようと思っています」と告げられてしまう……というのが前回までの物語。そして迎えた今夜の第7話。真田から訴えようとしているのは小津の妻・彩子だと告げられ、「すでに離婚しているはず…」と小津に確認するゆり子に、小津は「真田はニセ弁護士」だと説明。ゆり子は混乱する。一方、国会ではくろでん(片岡鶴太郎)の分党が間近に迫り、くろでんと共に離党する議員を探ろうとするゆり子らあけぼの新聞の記者達だったが、一番の側近だった上神田(山崎銀之丞)の裏切りが発覚。くろでんについていく議員と上神田と共に誠心党に残る議員の2つにくろでんグループが空中分解するという見方が強まる。プライベートでも仕事でも不信感が募らせるゆり子。そんなゆり子はある行動に出る……というストーリーが展開する。ゆり子を取り巻く人間関係はさらなる混迷を深めていく。ゆり子は本当の幸せをつかむことができるのか。「毒島ゆり子のせきらら日記」第7話は6月1日(水)24時12分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月01日前田敦子が過激なラブシーンを体当たり。女優としての新境地を開いたと話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」だが、25日(水)今夜放送の第6話も怒涛の展開に目を離せなくなりそうだ。本作で前田さんが演じるのは二股、三股は当たり前だが相手にはそれを必ず伝え、そして不倫は決してしないというポリシーを持つ“超恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。しかし政治部に転属になってライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会ったゆり子は、自ら課したルールを破って小津と不倫。その後小津との関係にけじめをつけようとするものの、別れを告げようと呼び出した現場を同棲中の彼氏・幅美登里(渡辺大和)に見られ、二股をやめるか自分と別れるかの選択を迫られてしまう。いったんはほかの男との関係を断つことを決断したゆり子だったが、小津から「妻と離婚した」と言われ再び一夜を共に。その結果美登里はゆり子との同棲を解消。ゆり子は小津だけを信じる決意を固め、初めてひとりの男だけを愛する決意をする。先週放送の第5話では「ただいま」とゆり子の部屋に荷物を持って現れた小津と“同棲”を始めたゆり子が幸せを噛みしめる様子や、さらに新人議員・中川尚太郎(高木渉)の秘書・青羽樹人(橋爪淳)から「少子化対策法案」の資料を入手。中川からくろでん(片岡鶴太郎)との会合場所のヒントを得たゆり子がスクープをモノにし、記者としても成長を遂げる姿が描かれた。一方でゆり子のアパートのポストの中を探ったり、帰宅した小津と抱き合うゆり子の姿を盗撮する人物の影など新たな“火種”を予感させるシーンも。ラストではゆり子の部屋から小津の荷物が消えるという衝撃展開となり、今夜が待ち遠しかった視聴者も多かったのではないだろうか。そして今夜の第6話。小津はゆり子に対し「母親が倒れ、看病のために実家に戻った」と同棲解消の理由を説明するも、国会で顔を合わせてもそっけなく、ゆり子の部屋にたまに来てもすぐに帰ってしまう。幸せから一転再び寂しさを感じるようになったゆり子は美登里に連絡。そんななかゆり子とナナミ(中村静香)は小津のことで大喧嘩してしまう……。先週の6話の予告では「小津さん、本当に離婚したんだよね?」とつぶやいていたゆり子。小津の言うことは本当に信じられるのか?そしてゆり子の周囲を嗅ぎまわる謎の存在の正体は?混迷を深める政治情勢も含め、さらに激動の波が押し寄せそうな今夜の第6話は必見だ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は25日(水)TBS系で24時12分~放送。(笠緒)
2016年05月25日●ゆり子と自身の恋愛観について元AKB48で女優の前田敦子が、"深夜の昼ドラ"と銘打つTBSドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)で超恋愛体質な主人公を体当たりで熱演している。演じるゆり子は、政治記者として奮闘しながら、常に二股をかけ不倫もしてしまう恋愛においては自由奔放なキャラクター。大胆なラブシーンも話題となって回を追うごとに注目が高まっているが、あっという間に折り返し地点にさしかかった。18日に放送された第5話では、ゆり子は初めて1人の男を愛することを決意し、一緒に暮らし始めた小津翔太(新井浩文)との幸せな時間をかみしめる。仕事でも初めてスクープをものにし喜ぶゆり子だったが、家に帰ると小津の荷物が消えているという展開に。そして、本日放送の第6回からはジェットコースターのように物語が進んでいくという。さらに目が離せなくなってきた同ドラマだが、すべての撮影を終えた前田に、ゆり子を演じた感想や撮影の裏話などを聞いた。――はじめに、この役に抜擢された時の気持ちを教えてください。女の子の心情をリアルに描きたいというのを最初に聞いて、そこの部分を詰めてやれるのはすごく楽しそうだなと感じました。そして、脚本がとてもおもしろかったので、うれしかったですね。――常に二股をかけるというゆり子の恋愛観はどう思いましたか?気持ち的には、なくもないんだろうなって。そこの部分が極端には描かれていますが、心情的にはリアルな部分はあるんだろうと思います。――前田さん自身が恋愛において大事にしていることは?AKB48時代はずっとがむしゃらでしたし、そこまで恋愛をしたことがないので、まだ恋愛において何が大事なのかは見つけられていないですね。――ゆり子は付き合う男性のタイプがさまざまで、どれだけ愛してくれているかで判断しているところがありますが、前田さんの男性のタイプは?とりあえず、ちゃんと仕事をしている人(笑)。そして、ちゃんと自分を持っている人がいいです。――このドラマでは、大胆なラブシーンを含め前田さんの新たな一面が見られると話題ですが、ゆり子役を演じ切って前田さんとしても何か新しい発見というのはありましたか?今回、撮影の内容的にはかなりハードだったかもしれないですけど、マイペースでいられたというか、まだ漠然とはしているんですけど、ちゃんと向き合うってこういうことなのかなって思いました。今までは、何かにただしがみついてついていこうって思っている部分があったような気がするんですけど、「私ってなんだろう」っていうところから向き合えた感じがしています。――それは、ゆり子という役だったからでしょうか。そうですね。すごくリアルな役だったからというのはあると思います。私は、リアルなものの方が向き合いやすいのかなと。「自分の持っているものしかお芝居は出せない」ってよく言いいますが、普段の自分はどんなんだろうなって考えました。そして、ゆり子だったらどうなんだろうなと役に寄り添って考えました。――ゆり子という役に寄り添う中で、恋愛観や人生観について見えてきたものはありますか?ゆり子を通して、不倫は絶対にしちゃいけないと思いました。それはもう強く思いますね。また、人を傷つけない限りだったら恋愛は自由なんだなということも思いました。●ラブシーン裏話と政治記者役の苦労――ゆり子を演じるにあたって特に意識したことは?仕事と恋愛がいいバランスで描かれていると思ったので、そこはメリハリがつけられたらいいなと思って演じました。表の顔と裏の顔というのは人間だれでもあると思うので、そこをしっかり出せたらいいなと。――苦労したなということはありますか?政治記者という役で、今までしゃべったことのない政治の言葉が多かったので、どういう意味なのか毎回聞きながらやっていました。でも、止まっている暇がないくらいの撮影の内容だったので、ペースをつかむまで最初は焦りましたね。――ラブシーンへの抵抗はなかったですか?そこに注目されがちですが、内容がしっかりしているので、ラブシーンもその中の一つとして全然抵抗はなかったです。――小津さんとのラブシーンが特に印象的ですが、撮影時に工夫したことなどはありますか?私がというより、監督と新井さんがいろいろ考えてくれました。全部のシーンにおいて、台本に書かれている内容よりも細かくやったなという感じがします。「抱き合う」「キスをする」というところなど、いろんなパターンを監督が考えてきてくださって、新井さんがサポートしてくれたという感じですね。――ラブシーンや、バスタオル1枚のセクシーな姿の場面などもありますが、今回のために美容面で気を遣われたことはありますか?撮影のリズム的に太る暇がなかったということもあり、何も考えていなかったですね。そのためにマッサージにいくという時間もなかったので、せわしなさがキープしてくれました(笑)――普段は気にするタイプですか?食べ方とかにメリハリはつけますが、無理をするのが一番よくないと思っているので、無理はしないです。ご飯を食べないとなると、そのあと反動で太ってしまったり、矛盾が出てきてしまうので、無理はしないようにしています。●後半はいろんな小津さんを楽しんで!――峯岸みなみさんがツイッターで「毒島待機」とつぶやかれ、いつも見ていらっしゃるようでしたね! みなさんの反応はいかがですか?みんな普通に見てくれていてうれしいですね。会うたび会うたびみんなに「見てます」「おもしろい」って声をかけてもらっています。――さて、次は第6話です。ここから急展開していくそうですが、今後の見どころを教えてください。小津さんのトリコになっている女性が多いなと客観的に思っているんですけど、これからいろんな小津さんが見られると思います。そして、小津さんというか新井さんの考えがすごく腑に落ちるんじゃないかなと思いますね。――腑に落ちるというと?小津さんを演じるにあたって、新井さんがすごく計算されていて、緻密に作戦を練っていたんです。それをすごく楽しんでもらえるのが後半なのかなと。あの時、どうしてその顔をしていたのかとか、どういう風に近づいていたのかとか、そのあたりが理解できるようになると思うので、小津さんをさらに楽しんでもらいたいです。そして、ゆり子がそれに対して、どう恋愛に向き合っていくのか見てほしいですね。――前田さんは、撮影の時に新井さんから作戦を聞いていたんですか?そうですね。新井さんはいつも「こうするよ」「こういう顔をするよ」ってプランをしゃべりながらやってくれて、おもしろかったです。ゆり子は何も知らないということだったので、私はなるほどと思って聞いていました。――最後に…ゆり子のクロワッサンによる男の分析方法も話題となっていますが、前田さんの食べ方は?私は普通にちぎって食べます。――ゆり子や小津さんのような剥ぐという食べ方はどう思いましたか?(笑)「こんな人いるの!?」って思わず突っ込んでしまいました(笑)。でも、意外に周りにもそういう食べ方の人がいて、気にしていなかっただけで本当にいろんな食べ方があるんだなと思いました。「前田敦子サイン入りマイナビベア」プレゼント■応募期間:2016年5月25日~6月25日■内容:前田敦子サイン入りマイナビベア■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメ公式Twitterをフォロー2.ハッシュタグ「#前田敦子サイン入りマイナビベアキャンペーン」「#マイナビニュースエンタメ読者プレゼント」と、本記事タイトルとURLを付けてツイート(コチラをクリックするとツイートリンクに飛べます)当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメ公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。■当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ メディアコミュニケーション事業本部 ニュースメディア事業ユニット 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp■プロフィール前田敦子1991年7月10日生まれ。千葉県出身。2005年、AKB48結成時からメンバーとして活動し、2012年8月に卒業。2007年の映画『あしたの私の作り方』で女優デビューを果たし、映画初主演作『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(11年)をはじめ、『苦役列車』(12年)、『もらとりあむタマ子』(13年)、『イニシエーション・ラブ』(15年)などに出演。ドラマは日本テレビ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(08年)で連続ドラマ初主演、NHK総合『あさきゆめみし ~八百屋お七異聞』(13年)でAKB48卒業後初の連続ドラマ主演。そのほか、フジテレビ『信長協奏曲』(14年)、日本テレビ『ど根性ガエル』(15年)など。(C)TBS撮影:宮川朋久
2016年05月25日前田敦子の“超恋愛体質女”を体当たりで熱演し話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の第5話が18日(水)今夜放送となる。前田さん演じるヒロインの新聞記者・毒島ゆり子は二股交際と不倫は絶対しないということを信条としていた“超恋愛体質女”だったが、ライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会ってその“自己ルール”を破り不倫関係になってしまう。その後、3話で小津に別れを告げようと呼び出すものの、その現場を同棲中の彼氏・幅美登里(渡辺大和)に見られ二股をやめるか自分と別れるかの選択を迫られたゆり子は、ほかの男との関係を断つことを決断。先週の第4話では美登里のバンドに女性新ボーカルの来夢(チャラン・ポ・ランタン・もも)が加入。2人の距離感に激しく嫉妬したゆり子は取り乱して「今日の11時55分までに全部別れてくる!」と期限を切って二股解消を宣言するが、小津から「妻と離婚した。ちゃんと付き合いたい」と言われ一夜を共に。翌朝帰宅すると部屋から美登里の荷物が消えていた……という怒涛の展開が描かれた。今夜放送の第5話は、家族を捨ててほかの女の元に行った父に対するトラウマから“超恋愛体質女”になったゆり子だが「小津さんだけを信じて生きていこう」と決意、美登里にも通っているジムのインストラクターの野村(八木将康)にも別れを告げ、初めて二股ではなくひとりの男を愛するようになる。一方政局は緊迫。くろでん(片岡鶴太郎)が猛反対する中、誠心党が国会に「少子化対策法案」を提出。くろでんが党に反発し離党・新党を立ち上げるのも時間の問題となる。その日がいつなのか“Xデー”をつかむため、ゆり子は新人議員の中川(高木渉)に取材するが相変わらずそっけない。そしてゆり子の身の回りでは不審な出来事が起き始める……というストーリーになる。自身を取り巻く状況が大きく変化していく中でゆり子が小津、美登里、そして自らのトラウマとどう向き合っていくのか。今夜の第5話も見逃せない。「毒島ゆり子のせきらら日記」はTBS系で18日(水)24:12~24:42の放送。(笠緒)
2016年05月18日映画『燐寸少女マッチショウジョ』の先行上映イベントが5月15日(日)、都内にて開催され、主演の「SKE48」の佐藤すみれ、声優で俳優の小野賢章、「BOYS AND MEN」の本田剛文らが登壇した。同作は月刊漫画誌「ヤングエース」で連載中の話題作が原作で、3巻まで発売中のコミックは累計10万部を突破。誰もが幼いころに読んだアンデルセンの童話「マッチ売りの少女」をモチーフとし、佐藤さんが演じる謎の少女リンが、心に闇(キズ)を持った人の前に現れるところから物語が始まる。イベントには、佐藤さん、小野さん、本田さんのほか、「BOYS AND MEN」の小林豊、上野優華、美山加恋、内田浩監督も出席した。映画単独初主演となった佐藤さんは、ゴシックロリータファッションの劇中衣装で登場。「もともとゴシックなロリータが好きだったりしたので、『こんなにかわいい子を自分が演じるのは嬉しいな』という思いがありました」とにっこり。さらに、「原作漫画を読んで、ただ単純に、『おもしれえー!』と思いました。これを映画でやるなら、『もっと、おもしえぇー!』ってしたいと思いました」と意気込み。「今回このような作品に仕上がってすごく嬉しいなと思います!」と出来栄えに自信満々の様子で笑顔を見せた。作品内容にちなんで妄想や願望を明かす企画が行われると、佐藤さんは、照れ気味に「来月のAKB48総選挙で、ちょっとでも上の順位に行くことが願望かな、みたいな」と告白。「前回49位でランクインしました。今回は、リアルなところ、49位の現状維持以上で」と具体的な目標を掲げた。負けず嫌いの美大生を演じた小野さんは、「油絵などの描き方はぜんぜん分からなかったのですが、実際に先生に来ていただいて」など、絵画展覧会では入賞常連という役柄に取り組んだエピソードをふり返った。MCから「実際に絵も描かれていらっしゃるのですか?」と尋ねられると、小野さんは、役に成りきった様子で「僕、天才ですからね。絵に関していうと、巨匠並な」と返しトークを盛り上げた。続けて、「一般の方には理解してもらえないような絵を描けるので、そういう意味で言うと(役柄と自身は)似ているのかなと」とも。しかし、会場を見渡し、「…失笑なのでこれくらいに(笑)」と自らオチを付けて、観客席は笑いに包まれた。上野さんは、高校2年生の蝶野葉子役を演じ、撮影時は現役の女子高校生だった。そんな上野さんの同級生役を演じた本田さんは、「『蝶野さんのパンツが見たい!』と言うシーンなのですが、一回、『上野さんのパンツが見たい!』って言っちゃって…」と自ら暴露。「もう、それって、クズですよね。なんかもう、『サイテー』って思いました」としきりに反省。一方、上野さんは、「『あれ、今、何て言った?蝶野さん?上野さん?どっちだろう?』みたいな」と混乱してしまったそうで、「私もちょっと『気まずいなあ』と思いました」と本音をポロリ。続けて、「『どうしよう?見せた方がいいのかな?』って(笑)変な意味でドキドキしちゃいました(笑)」とジョークを飛ばしてイベントを盛り上げた。映画『燐寸少女マッチショウジョ』は、5月28日(土)より全国公開。(竹内みちまろ)
2016年05月15日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~、11日は24:12~)の第4話が本日11日、放送される。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)が、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性に恋に落ちて、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメント。これまでの放送で、ゆり子(前田)は、長年付き合っていた美登里(渡辺大知)と、新たに付き合うようになったスポーツジムのインストラクター・野村(八木将康)と二股を続け、さらに、既婚者であるライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)のことも意識。そして、ついに美登里から二股を続けるなら別れると宣告される。第4話では、ゆり子は、二股をやめて美登里以外の男と別れることを決意。そんな中、国会ではゆり子に関するある噂が流れ、政治家や秘書たちがゆり子を避け始めていた。噂に全く身に覚えのないゆり子は、デマが他社の記者たちによって流されたと知る。一方、美登里のバンドには、新たに女性ボーカリストの来夢(チャラン・ポ・ランタンのもも)が加入することに決まり、美登里と来夢の仲にゆり子はただならぬものを感じる。(C)TBS
2016年05月11日「二股」や「不倫」をテーマにした“深夜の昼ドラ”「毒島ゆり子のせきらら日記」の第4話が11日(水)今夜放送される。“二股交際は当たり前”の超恋愛体質女の新聞記者・毒島ゆり子を前田敦子が体当たりで演じている本作。物語が始まった当初は“二股”は当たり前でも“不倫”は絶対しないのが信条だったゆり子だが、勤務するあけぼの新聞の政治部に異動し、大物政治家である黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者となったことで、ライバル紙である共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)と出会ってその“自己ルール”を破ってしまう。その後小津との関係を「アクシデント」と自分に言い聞かせるゆり子だが、結局小津と共に政治家の会食に出向き、スクープの取り方を教えてもらうなどずるずると関係が続いていく。結果スクープをものにするがゆり子は不倫にけじめをつけるべく小津を呼び出し別れを告げることに。しかしその現場を同棲中の彼氏・幅美登里(渡辺大和)に見られてしまい、二股をやめるか自分と別れるか迫られてしまう。そして今夜放送の第4話でゆり子は“二股”をやめることを決意するが、そんななか国会でゆり子に関するある噂が流れ、政治家や秘書たちがゆり子を避け始めるように。その噂に全く身に覚えのないゆり子は、その噂が他社の記者たちによって流されたことを知る。そして美登里のやっているバンドに新たに女性ボーカリストの来夢(チャラン・ポ・ランタン・もも)が加入。しかし美登里と来夢の仲にただならぬものをゆり子は感じ、いったんは戻ったかに見えたゆり子と美登里の仲に新たな危機の予感が訪れる。さらに複雑に絡み合い出した登場人物たちの関係性に注目だ。「毒島ゆり子のせきらら日記」第4話はTBS系で11日(水)24:12~24:42の放送。(笠緒)
2016年05月11日前田敦子が過激なラブシーンに挑んでいることで話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の第3話が4日(水)に放送される。前田さんが演じるのは二股、三股は当たり前、だが相手にはそれを必ず伝え、そして不倫は決してしないというポリシーを持つ“超恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。第1話では、勤務するあけぼの新聞の政治部に異動し、大物政治家である黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者として慣れない日々を送るなかで、ライバル紙である共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)と出会う。小津が既婚者だと知りつつもゆり子は彼が気になってしまう。27日放送された2話では、通っているスポーツジムのインストラクターの野村新太郎(八木将康)という新しい彼氏ができるものの、小津のことが頭から離れず、「不倫はしない」という自己ルールを破ってゆり子は小津と一線を超えてしまうのだった――。4日(水)放送の第3話では、小津と一線を超えたことを「あれはアクシデント」と自分に言い聞かせ小津を避けるゆり子だが、小津と国会内で会うとどうしても意識してしまう。そんななかゆり子は情報を得るため、新人議員・中川尚太郎(高木渉)の秘書・青羽樹人(橋爪淳)に接触。そして不倫関係にけじめをつけるために小津を呼び出すゆり子だが…というストーリーが展開する。ゆり子を取り巻く周囲の男性たちと、ゆり子の関係はよりドロドロに絡み合っていく…。「毒島ゆり子のせきらら日記」は4日(水)第3話は24時12分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年05月04日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日元AKB48で女優の前田敦子が26日深夜、自身のツイッターを更新し、主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)がオールアップを迎えたことを報告するとともに、今夜27日放送の第2話をアピールした。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)が、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性に恋に落ちて、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメント。前田はツイッターで「アッププ!オールアップ!」と報告し、「愛してます毒島ゆり子チーム!最高です!最高!」と興奮気味にコメント。「明日は2話放送です!本当に面白いから見てね!」と呼びかけた。第1話でゆり子は、念願だった政治部への異動が決まり、与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者として新たな一歩を踏み出した。政治の世界でゆり子は、スクープを連発するライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会う。「二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える」「不倫はしない」というルールを自分に課しているゆり子にとって小津は対象外。にもかかわらず、ゆり子は小津を意識してしまう。今夜放送の第2話では、通っているスポーツジムのインストラクター、野村新太郎(八木将康)とも関係を持ち付き合うことになるが、小津のことが頭から離れない。そんな中、ゆり子はくろでん(=黒田田助)グループの議員と番記者との会食に初参加することに。政治家たちから嫌がらせにあうゆり子だったが、小津の助けでグループのキーマンである上神田(山崎銀之丞)と親しくなる。(C)TBS
2016年04月27日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)が、今夜スタートする。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子が、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメントで、深夜の"昼ドラ"と銘打ち、現代の若い女性たちが持つ"せきらら"な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描く。前田は本日ツイッターで、「毒島ゆり子のせきらら日記TBSにて今夜24時10分よりスタート!! みてねーー!!」とアピールし、「私もリアルタイムでみるよー」とコメント。また、番組公式ツイッターでは、「放送後にプレゼントクイズも実施しますので皆さんぜひリアルタイムでご覧ください」と、前田敦子のサイン入り番組特製ポスターが当たるプレゼントクイズの実施が伝えられた(クイズの詳細は番組公式ホームページ参照)。なお、16日に行われたニコニコ生放送での"先行上映会"では、「かわいい」「おもしろかった」「あっちゃんめっちゃよかった」とSNS上で称賛コメントが続々。シャワーシーンや下着をつけるシーン、濃厚キスなどに対し、「あっちゃんセクシー」「エロすぎ」「ヤバイ」と興奮の声も上がっていた。(C)TBS
2016年04月20日前田敦子が数々のラブシーンに挑むことでも話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら 日記」が20日(水)今夜から放送開始となる。本作は「二股」や「不倫」などをテーマにした“深夜の昼ドラ”ともいえる作品。ドラマ「ど根性ガエル」や4月9日に公開された映画『モヒカン故郷に帰る』といった数々の作品でヒロインを務め、女優としての演技力を身につけてきた前田さんが今回挑むのは、二股がやめられない“超・恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。前田さんの周囲をかためるキャストには、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者の小津翔太に放送中の大河ドラマ「真田丸」や『俳優 亀岡拓次』などで活躍中の新井浩文。ゆり子の長年の恋人・幅美登里には、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルでありばがら、NHK連続テレビ小説「まれ」など俳優業もこなす渡辺大知。ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助には片岡鶴太郎。そのほか、グラビアでも活躍、ドラマ「怪盗 山猫」などに出演の中村静香や、ドラマ「デスノート」や「ダマシバナシ」に出演の前田公輝。山崎銀之丞や近藤芳正、橋爪淳なども出演する。今回前田さんが演じるのが過激な恋愛に溺れるヒロインということで、劇中には濃厚なキスシーンやベッドシーンも散りばめられており、地上波での放送に先駆けて行なわれたネット先行配信を見た視聴者からは驚きや今後に期待するという声が続出しているという。どんな第1話に仕上がったのか、前田さんのファンならずとも見逃せない作品になりそうだ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は20日(水)24時10分~TBSで放送。(笠緒)
2016年04月20日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが本日6日(水)にスタートする。第1話ではなんと声優の小野賢章が演じる17歳になったおじゃる丸が登場するとあって、ファンの間では期待する声が高まっている。“やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま”であるはずのおじゃる丸が、今回は17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。その17歳のおじゃる丸を映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役で知られる人気声優の小野さんが演じると発表された当初から、ネット上では「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」と驚きの声が噴出していた。また、小野さんが演じることで初めておじゃる丸が「男性」だったと知るファンも少なからずいたようで、NHK広報局の公式Twitterアカウントは「えっ?おじゃる丸って男だったの!?」といった反響が寄せられたことを明かしている。そして放送当日、午後6時からの放送を前にネット上では「おじゃる丸役が小野賢章さんだから見なきゃ」「おじゃる丸(CV小野賢章)は今日か…見なければ」「17歳のおじゃる丸(声は小野賢章)観たあい!」との声が多数あがっている。(花)
2016年04月06日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが4月6日(水)からスタートする。初回となる6日放送ではなんと17歳になったおじゃる丸が登場。声優の小野賢章が演じる。1998年から放送されている人気長寿アニメ。主人公のおじゃる丸といえば、やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま…のはずだが、新シリーズの初回では17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。17歳のおじゃる丸の声を演じることになった小野さんといえば、映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役でおなじみ。小野さんは同アニメ公式サイトに「まさか自分がおじゃる丸に出演できるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄です。しかもおじゃる丸なんて!!」とのコメントを寄せた。小野さんが演じる17歳のおじゃる丸が登場するとの発表に、ファンからは驚きの声が噴出。「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!!!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」といった声がネット上に多数あがっており、アイドルグループ・アンジュルムの元メンバーで作詞家に転身した福田花音もTwitterで「おじゃる丸17歳ちょーたのしみ」と期待を寄せた。可愛らしい5歳の姿から12年の年月が経過していることになるが、おじゃる丸を取り巻く少年・カズマや、おじゃる丸の秘書的存在の電ボ、子鬼トリオといったキャラクターたちもどのように登場するのかも気になるところ。「おじゃる丸」第19シリーズは4月6日(水)より毎週水曜~金曜の18時~放送。(花)
2016年03月30日前田敦子が主演を務め、「二股」や「不倫」といった恋愛のテーマを描くドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。本作の劇中歌に、ドラマにも出演する「黒猫チェルシー」の「抱きしめさせて」がこのほど決定した。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そして他の彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ…。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。それもそのはず、「黒田が部下を引き連れて誠心党から分党するのでは?」といううわさが飛び交っていたからだ。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛けるときは必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。本作は、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公の女性が、一人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描く“深夜の昼ドラ”ドロドロエンターテインメント。キャストには、超恋愛体質の政治記者・毒島ゆり子役の前田さんをはじめ、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者・小津翔太役に新井浩文、ゆり子の長年の恋人・幅美登里役に渡辺大知、ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助役に片岡鶴太郎、ゆり子の取材先である政治家や秘書役には、山崎銀之丞や橋爪淳などが顔を揃えた。そして今回ドラマの劇中歌に決定したのは、本作でゆり子の長年の恋人・幅美登里役として出演する渡辺さんが、ボーカルを務める「黒猫チェルシー」の「抱きしめさせて」で、渡辺さん自らがドラマのために作詞・作曲を担当した新曲だ。また劇中では、「抱きしめさせて」をゆり子の前でギターで弾き語り、熱唱するシーンが放送されるという。さらにドラマ後半では、美登里のバンドにボーカルとして加入する来夢役として、現在放送中の「神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎」、4月から放送スタートの「ディアスポリス-異邦警察-」、そして5月公開予定の<a href="">『少女椿』</a>の主題歌を担当するなど、いま注目を集める姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のももが登場することも決定。2人はバンドとして成長して行くことになるのだが、果たして美登里、来夢、ゆり子を待ち受ける未来とは…?「毒島ゆり子のせきらら日記」は4月20日(水)24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月28日岩松了の新作『家庭内失踪』が3月11日に開幕。岩松に岸田國士戯曲賞をもたらした傑作『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる、ある夫婦を取り巻くミステリアスな、だが妙に笑えもするホームドラマだ。近年の岩松作品に多数出演し、その世界観を体現してきた風間杜夫と小泉今日子が夫婦役を演じる。ほかに小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、そして岩松自身の全6名のキャストにより、多層的な人間ドラマが緻密に作り出されている。舞台『家庭内失踪』チケット情報いきなり、寝室から幕を開けた。夫婦の蒲団が微妙な距離感で、二組並んでいる。先妻の死後、20歳も歳下の後妻・雪子(小泉)を迎えた野村(風間)。自身は定年退職する歳となり、妻相手にコトに及ぼうとするも上手くいかない。野村が身体的、心理的に抱える繋がれなさ、充たされなさが、登場人物各々が迷走するこの物語の通奏低音として響いている。野村と先妻との間の娘・かすみ(小野)は、夫の石塚との婚姻関係を続けながらも、父と義理の母(=雪子)が暮らす実家に出戻ってきている。夫のもとに帰るよう説得するため、石塚から命を受けた部下・多田(落合)、石塚のクラシック音楽仲間・青木(坂本)も野村家に現れる。もうひとり、野村の奇妙な友人の望月(岩松)。彼は、失踪したと妻に思わせて実は近所にアパートを借り、夫の帰りを待つ妻の姿を、ピザ屋や肉体労働者などの扮装などをしながら覗き見るという謎の生活を送っている。かすみは、美しい義母の中に、父に対する軽蔑の感情があることを感じ取っていた。父への親子愛か、はたまた雪子への同性としての嫉妬か、かすみの中に芽生えたかすかな感情が、一家をかき回していく端緒となる。岩松が書く人物らしく一見淡白にも見える登場人物たちは内面に様々な感情を抱え、目に見えない人物相関図は、物語が進むにつれてどんどん複雑に。そして個々の感情はふと、ドライアイスの煙のように怒涛の勢いで、冷たく漏れ出す。その瞬間に客席で味わえる心のざわめきが岩松作品を観る醍醐味だが、本作ではそれが幾度もやって来る。「フフ……」という微笑みが印象的な小泉は、“妻”“母”“女”全ての要素をミステリアスに、だが現実的に体現してみせた。ムーディーな小泉とは対照的なのが、言葉数も多く開けっぴろげな風間。そのあっけらかんとして見えるキャラクターに、冒頭で記した“老い”にも絡む複雑な感情を忍ばせる。名優ならではのサラリとした仕事ぶりに圧倒された。舞台はリビングと和室(兼寝室)のみで、本音と建前を行き交う登場人物の心理がごとく、左右に何度もスライド。そして最後の最後には、装置的な仕掛けが待つ。岩松の掌で、たゆたうようでいて実は緻密に踊らされる快感を、隅々まで堪能していただきたい。東京公演は3月23日(水)まで本多劇場にて。その後、大阪、愛知、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮崎、福島を巡演。取材・文:武田吏都
2016年03月14日岩松了の新作『家庭内失踪』が3月11日に開幕。岩松に岸田國士戯曲賞をもたらした傑作『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる、ある夫婦を取り巻くミステリアスな、だが妙に笑えもするホームドラマだ。近年の岩松作品に多数出演し、その世界観を体現してきた風間杜夫と小泉今日子が夫婦役を演じる。ほかに小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、そして岩松自身の全6名のキャストにより、多層的な人間ドラマが緻密に作り出されている。舞台『家庭内失踪』チケット情報いきなり、寝室から幕を開けた。夫婦の蒲団が微妙な距離感で、二組並んでいる。先妻の死後、20歳も歳下の後妻・雪子(小泉)を迎えた野村(風間)。自身は定年退職する歳となり、妻相手にコトに及ぼうとするも上手くいかない。野村が身体的、心理的に抱える繋がれなさ、充たされなさが、登場人物各々が迷走するこの物語の通奏低音として響いている。野村と先妻との間の娘・かすみ(小野)は、夫の石塚との婚姻関係を続けながらも、父と義理の母(=雪子)が暮らす実家に出戻ってきている。夫のもとに帰るよう説得するため、石塚から命を受けた部下・多田(落合)、石塚のクラシック音楽仲間・青木(坂本)も野村家に現れる。もうひとり、野村の奇妙な友人の望月(岩松)。彼は、失踪したと妻に思わせて実は近所にアパートを借り、夫の帰りを待つ妻の姿を、ピザ屋や肉体労働者などの扮装などをしながら覗き見るという謎の生活を送っている。かすみは、美しい義母の中に、父に対する軽蔑の感情があることを感じ取っていた。父への親子愛か、はたまた雪子への同性としての嫉妬か、かすみの中に芽生えたかすかな感情が、一家をかき回していく端緒となる。岩松が書く人物らしく一見淡白にも見える登場人物たちは内面に様々な感情を抱え、目に見えない人物相関図は、物語が進むにつれてどんどん複雑に。そして個々の感情はふと、ドライアイスの煙のように怒涛の勢いで、冷たく漏れ出す。その瞬間に客席で味わえる心のざわめきが岩松作品を観る醍醐味だが、本作ではそれが幾度もやって来る。「フフ……」という微笑みが印象的な小泉は、“妻”“母”“女”全ての要素をミステリアスに、だが現実的に体現してみせた。ムーディーな小泉とは対照的なのが、言葉数も多く開けっぴろげな風間。そのあっけらかんとして見えるキャラクターに、冒頭で記した“老い”にも絡む複雑な感情を忍ばせる。名優ならではのサラリとした仕事ぶりに圧倒された。舞台はリビングと和室(兼寝室)のみで、本音と建前を行き交う登場人物の心理がごとく、左右に何度もスライド。そして最後の最後には、装置的な仕掛けが待つ。岩松の掌で、たゆたうようでいて実は緻密に踊らされる快感を、隅々まで堪能していただきたい。東京公演は3月23日(水)まで本多劇場にて。その後、大阪、愛知、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮崎、福島を巡演。取材・文:武田吏都
2016年03月14日小泉今日子と風間杜夫が倦怠期の夫婦を演じる舞台「家庭内失踪」が本多劇場(下北沢)にて開幕!3月11日(金)、関係者、報道陣を前にしての公開舞台稽古が行われた。岩松了の作・演出による本作で、風間さんは高校教師を定年退職した夫・野村を、小泉さんはその後妻で二十歳も年の離れた雪子を演じている。雪子はかつて、一度は野村に別居を申し出たが、叶わぬままダラダラと夫婦生活を続けている。そこへ、野村の亡くなった先妻の娘で、結婚して家を出ていたかすみ(小野ゆり子)が、夫との関係をこじらせて家へ戻ってくる!これだけであれば、意外とありそうなちょっとギクシャクした家族の物語だが…これで終わらないのが岩松版のホームドラマ!野村、雪子、かすみの3人の暮らす一軒家に奇妙な男たちが頻繁に出入りする。まず一人目は、かすみの夫・石塚の部下であり、石塚の命を受けかすみの帰宅の説得をする若者・多田(落合モトキ)。もう一人は、近所のアパートに住み、本来は家もあり、妻もいるのに、なぜか妻には自分が失踪したと見せかけ、近くで妻の様子を観察する謎めいた中年・望月(岩松了)。さらに、かすみの夫の石塚が所属するストリングカルテットの会の仲間だという青木(坂本慶介)。一家3人と奇妙な訪問者たちはそれぞれに使命や恋心、復讐心に猜疑心など腹に一物抱えており、そうした感情が入り混じっていく…。特に、小泉さん演じる雪子が巧みに他人の心理を操っていくさまは、ゾクリと恐ろしさを感じさせるが、同時に、不思議と強く美しく、時に妖艶な魅力を放つ。決して若々しいわけではなく、エプロン姿の所帯じみた姿さえも見せる一方で、寝間着の浴衣姿で佇みエロティックな一面を見せ、さらに赤い口紅&スカートでタバコに火をつけ、煙を吐き出すさまはクール!言葉とは裏腹の心の内が映し出され、操っていると思っている側が、実は操られていたり、そんな状況をさらに後ろから見つめている者もあり…と一筋縄ではいかないが、一家の行きつく先は…?凶器と独特のユーモア、愛情が混じり合った異色のドラマとなっている。「家庭内失踪」は本多劇場にて上演中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日関係は破綻しながらもダラダラと夫婦を続けている男女。舞台『家庭内失踪』でこれを演じるのは小泉今日子さんと風間杜夫さん。その組み合わせだけで面白そうな予感大。「初日の稽古の冒頭30分で、すでにふたりの間にマンネリ化した夫婦の空気が表現されていて、そのあまりの面白さに笑ってしまいました」と話すのは、夫婦の前に現れ、ふたりの関係性を揺るがしてゆく若い男・多田を演じる落合モトキさん。「淡々としたセリフのやり取りは、どこかの家庭で誰かが言ってそうな日常の景色なのに、続きが気になって読み進んでしまう。小説を読んでいるような脚本だなと思いました」今回の役をオーディションで手にした落合さん。以前から、今作を手がける劇作家で演出家の岩松了さんのファンだったそうで、作品に参加できている喜びが口調や表情に滲む。「『図鑑に載ってない虫』という映画が好きなんですが、なかでも岩松さんが演じた役が大好きだったんですよね。ご本人にはその話はしていないんですが、毎日、挨拶するたびに心の中で“ファンです”って言ってます(笑)。岩松さんの作品も好きなんですが、とくに『水の戯れ』という舞台には衝撃を受けました。ミシンをかけながらセリフを言う場面があるんですが、ミシンの音でセリフがあまり聞き取れないんです。でも、何を言っているかより、その場面から伝わるものがすごく多くて、こういう表現もあるんだなと驚きました。ありふれた風景が描かれるからこそ、演じる側に繊細さが必要な気がするんです。その微妙な部分を演じられたらいいですね」岩松作品というと、状況や人物のバックボーンがセリフで説明されずに展開していくことも多い。多田も謎多き人物だが、それも含めて「台本に書かれた通りに演じたい」そう。「僕が演じる役は、多田っていう名字しかない役。そこから僕が勝手に読み取るのではなく、謎は謎のままにやれたらと思うんですよ。こういう役だって決めてしまうと、そこで何かが止まっちゃう気がするんで」子役出身で長いキャリアを持つが、「芝居に慣れるのが怖い」と話す。「岩松さんの描く微妙な表現を稽古でいろいろ試しながら探っていけるのが舞台。それをこの豪華なメンバーでできるなんて幸せですね」◇おちあい・もとき1990年、東京都生まれ。’96年デビュー。ドラマ『4TEEN』、映画『桐島、部活やめるってよ』など数々の作品に出演。現在、ドラマ『裏切りの街』がdTV配信中。◇information夫婦関係は破綻しながらも同居を続ける野村(風間杜夫)と後妻の雪子(小泉今日子)の元に、結婚した先妻の娘(小野ゆり子)が戻って…。3月11日(金)~23日(水)下北沢・本多劇場作・演出・出演/岩松了出演/ 小泉今日子、風間杜夫、小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介全席指定6500円U-25チケット4500円(25歳以下対象、要証明書)共に税込みM&Oplays TEL:03・6427・9486(月~金曜11:00~18:00)大阪、名古屋、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮城、福島公演あり。※『anan』2016年3月16日号より。写真・土佐麻理子、三浦憲治インタビュー、文・望月リサ
2016年03月10日1990年代に一世を風靡した1曲に、『You’re the only…』という曲があります。とんでもないハイトーンヴォーカルを覚えている方も多いでしょう。その『You’re the only…』を歌っていた小野正利さんは、現在その超絶ハイトーンをさらに強力にし、へヴィメタルヴォーカリストとして世界中から注目される存在となっています。小野さんが加入したことでワールドワイドな活躍をするようになったバンド、それが若きギターヒーローSyuが結成したGALNERYUSです。10枚目のアルバムとなる『UNDER THE FORCE OF COURAGE』は、これまでの様式美へヴィメタルサウンドをより強力にプログレッシブ方面に持っていた意欲作。オープニング1曲は小野さんのヴォーカルが出てこないという挑戦があり、3曲目に雷鳴のごときハイトーンシャウトが飛び出し、GALNERYUSワールドが展開されます。しっかりした技術に下支えされたサウンドは、もはやワールドスタンダードの域に達しているのです。リリース情報:『UNDER THE FORCE OF COURAGE/GALNERYUS』(2015.12.9発売/¥3000(tax out)/VPCC81852)※初回限定盤(¥1667(tax out)/KSCL2593-4/DVD付)も同時発売
2015年12月23日『黒子のバスケ 3rd SEASON』の第9巻(最終巻)Blu-ray&DVDが12月24日に発売されることを受け、黒子テツヤ役の小野賢章ら声優キャストがコメントを発表した。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は、2015年1月から放送されたアニメ第3期の第74・75Qを収録。さらに、ウインターカップの熱戦を終えてから数週間後のストーリーを描くOVA第75.5Q「最高のプレゼントです」が新たに追加されている。今回、第75.5Qのアフレコを終えた感想をキャストそれぞれが語った。主人公・黒子テツヤを演じた小野は、「第75.5話の収録は、ひと言で言うと、"ずっと幸せ"でした。みんなが黒子のために祝ってくれて、僕まで祝ってもらっている気持ちになりました」と振り返る。さらに見どころについては「前半の『キセキの世代』のみんなとストリートバスケをするシーンと、最後の黒子のひと言」を挙げた。火神大我役の小野友樹は、久々のメンバーそろっての収録に「一緒に部活をやってたメンバーに数年ぶりに再会したような、少し懐かしい気持ちになりました」と感想を述べる。続けて「火神と氷室が一緒に料理をするシーンがあるのですが、そこでの氷室の動きに注目!お楽しみに!」と熱く語った。青峰大輝役の諏訪部順一は、「雪解け後の距離感、演じていてとっても胸熱でした」と「キセキの世代」のエピソードに感動した模様。桃井さつき役を演じた折笠富美子は「みんないるよー!楽しいですよー!ラストカットをぜひ見てください。漏れなく笑顔になれます」と呼びかける。赤司征十郎役の神谷浩史も「『キセキの世代』による3on3は、僕も見たかったシチュエーションでした」とコメントを寄せた。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は12月24日発売。価格は「BD 特装限定版」が 6,800円(税抜)、「DVD 特装限定版」が5,800円(税抜)となる。封入特典として、SPECIAL CD feat.赤司征十郎(オーディオドラマ 赤司編、出演キャストコメント、「セイシュンTIP-OFF!! ~MVP赤司ver.」歌:赤司征十郎)、エンドカード(3種)、ライナーノート/映像特典:黒子のバスケNG集が収録される。(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
2015年12月02日「M&Oplays」プロデュースによる岩松了が作・演出の舞台「家庭内失踪」が、2016年3月より上演されることが決定。主演を、小泉今日子と風間杜夫が夫婦役で務めることが明らかとなった。本多劇場を皮切りに全国11か所で公演する本舞台は、岩松氏と「M&Oplays」(森崎事務所)が定期的に行っている公演であり、今上演は2015年3月の「結びの庭」(主演・宮藤官九郎、麻生久美子)以来の新作公演となる。物語は、もう40歳を過ぎ、年の離れた高校教師の後妻となった女・雪子と、既に定年退職を迎えた夫の夫婦を描いている。倦怠の空気が漂う二人のもとに、雪子にとっては血のつながらない前妻の娘があらわれる。微妙な3人の関係に、娘の夫の部下や行方をくらましていた近所の男がからみ、事態は思わぬ方向へ転がり始める――。そんな倦怠期真っただ中の年の差夫婦を演じるのは、2008年に同じく岩松了の作・演出の「恋する妊婦」でも夫婦役を演じた小泉さんと風間さん。他にも、『天空の蜂』の公開が控える落合モトキをはじめ、小野ゆり子、坂本慶介などの注目の若手俳優や、岩松氏自身が出演する。日常に潜む狂気を、独特のユーモアとおかしみとともに描き出す、鬼才・岩松氏の新作舞台である本公演。豪華キャストと共に、大きな注目を集めそうだ。「家庭内失踪」2016年3月より全国にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日東京都・小平市の武蔵野美術大学美術館は、同大学教授・小野皓一の作家活動の軌跡と同大学での教育・研究成果を展覧する「小野皓一展武蔵野美術大学教授退任記念」を開催する。会期は9月1日~9月26日(日曜・祝日休館、ただし9月21日は特別開館)。開館時間は10:00~18:00(土曜・特別開館日は17:00閉館)。入場無料。同展は、小野氏の在独時から近年の作品まで約60点を一堂に集め、美術作品における物質性を一貫して追求してきた作家活動の軌跡と、同学での教育・研究の成果を展覧するもの。小野氏は、1970年本学油絵学科を卒業後まもなく渡独、国立ベルリン美術大学を修了後ベルリンを中心に制作を続け、2009年に同大学教授に着任し、2017年3月をもって退任する。小野氏は、今日の「絵画」が成立する要因と意味について研究を深め、物質が美術作品となることの境界を明らかにしようと試みてきており、この試みは、小野氏の代表的シリーズ《Writing Over Squares on Canvas》、《Destroying Squares on Canvas》などのシリーズとして発表され、現在までもその探求は続けられているということだ。なお、同展では、小野氏の代表的シリーズ《Writing Over Squares on Canvas》、《Destroying Squares on Canvas》、《Plate Tectonics》の中から、ベルリンで制作された70年代の作品から近年の作品までを揃え、その軌跡を通覧することができる。また、《Destroying Squares on Canvases》シリーズのうち、80年代から90年代にかけて制作された5色の大型作品、Earth・Water・Fire・Wind・Emptinessの全作が揃う、初めての機会となるということだ。また、関連イベントとして、和田浩一(宮城県美術館学芸部長)・小野皓一(武蔵野美術大学 通信教育課程教授)による対談が開催される。開催日時は9月3日16:30~18:00。入場無料。
2015年07月06日斎藤工と石田ゆり子が、3月30日(月)に行われたフジテレビの木曜劇場「医師たちの恋愛事情」の記者発表で、ドラマのポスターと同じ抱擁シーンを報道陣の前で再現した。常に患者を救うことだけを考える医師が、利益と権威第一の大学病院の体制に反発する中で出会った年上の女医と恋に落ちるという恋愛ドラマ。当代一の“セクシー俳優”の呼び声の高い斎藤さんのフジテレビの連続ドラマ初主演作品となるが斎藤さんは「企画書に“セクシー”という文字がいっぱいあったんですが、本人がそれを意識して演じたら不健康な気がして…。でも気がつけば自分がそういう位置にいるんだなと思い知らされて…」と“セクシー”という称号に複雑な表情。「(セクシーと言われることに)抵抗というか、自分で決めることじゃないですよね…」と苦笑を浮かべていた。斎藤さんの相手役の先輩外科医を演じる石田さんは、先日ニュースとなった、斎藤さんが人気俳優となったいまも、以前からやっていた新聞配達のバイト先に籍を置いたままでいるというエピソードに触れ「素敵だと思います。私も一緒に新聞配達したいくらいです」とニッコリ。斎藤さんがたびたび口にする「来年にはもう消えますので」という言葉にも「絶対にそんなことはないです!」と力強く語り、斎藤さんのことを“工くん”と下の名前で呼ぶなど、和気あいあいとした現場の様子をうかがわせた。ドラマの中での2人の“距離の近さ”も大きな見どころのようで、斎藤さんは「視力が悪いんじゃないかというくらい近い(笑)!焦点が合わないくらい。シチュエーションとしては近年のドラマにないくらいベタなシチュエーションが多いので、若い人にどう映るのか?リアクションが楽しみです」と語る。石田さんは、あるシーンで斎藤さんが、石田さんが倒れそうになるのを支えるはずが、テストで斎藤さんの方がつまずいてしまい、石田さんの上に倒れ込んできたことを暴露。思わぬハプニングだったが「フワンフワンでした(笑)」と感想を漏らし、斎藤さんは「親戚の家にある、羽毛じゃない掛布団みたいな感じでした(苦笑)」と明かし、笑いを誘っていた。そして、司会者のリクエストにより、2人はポスターにもなっている抱擁シーンを報道陣の前で再現!実はこのポスターの構図、斎藤さんの背が高すぎるため、斎藤さんが少しかがむような姿勢で撮影されたそうだが、斎藤さんは「浣腸を待つような姿勢だった(笑)」と医師役とはいえ、セクシー俳優らしからぬたとえで表現し、会場は笑いに包まれていた。「医師たちの恋愛事情」は4月9日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日