山下智久のインスタコメント欄にファンのコメントが殺到(インスタグラムより)『青春アミーゴ』から15年、山下智久と亀梨和也がまさかこんなことになるなんて……!『文春オンライン』による“女子高生との飲酒報道”でふたりがそれぞれ活動自粛・厳重注意との判断を下された。処遇の差が出ているのはもちろん、山Pだけが“女子高生モデル”をお持ち帰りした流れがあってのことだろう。ホテルから出てくるところを撮られたと気づいた瞬間に《情けないぜ 助けてくれ 例の奴等に追われてるんだ》とアミーゴ・亀梨に電話をかけたのかどうかはわからないが、とにかく、『修二と彰』にはっきりとした明暗がついた。ツイッターでは山Pファンと思しきアカウントがその女子高生モデルを特定し、叩くという、今やおなじみとなった目も当てられないネット粛清が散見。なかには記事中の現場写真に写り込んだ“チラシ”や“自動販売機”から一緒に飲んでいた店舗を特定する猛者のツイートも拡散されていた(なんのため?)。■山Pに送るマザー・テレサの言葉そんなネット地獄のなかで、同じSNSでも全く異なる様相を呈している場所があった。山Pインスタグラムのコメント欄だ。最新の8月2日の投稿が48000件以上(8月20日現在)ものファンのコメントで埋めつくされているのだが、注目すべきはその内容がほぼ“山Pへのエール”で埋め尽くされているということ。ネガティブな意見も多いツイッターとはまるで別世界。代表的なのは、想いの丈を綴った(長文多し)あとに「待っているよ」「私たちが支える」と締めるエール系。別種では、過去に実物の山Pと会ったことのある人が神対応を受けたエピソードを披露したり、苦境に立たされる彼にマザー・テレサの言葉を贈るものまで。あふれる想いとそれを伝えるバリエーションの豊かさ……ツイッターの不特定多数にむけるつぶやきとは違い、本人に直接語りかけようとする文体がまるでファンレターのようだ。山下とファンの絆の強さが伺えて、関係のない私までなんだかウルっとくる。ほとんどのジャニタレが個人のSNSアカウントを持つことが許されていないなか、誰よりも早く開設を許されたのがこの山下智久だった。現在、発売中の『日経エンタテインメント』(2020年9月号)で表紙を飾っている彼は、SNSとの付き合い方について、このように語っている。《手紙のつもりで書いてます。こんなことをしているとか、こういうふうに生きているとか、文通しているようなつもりで。手紙がなくなりつつあるからこそ、なおさら》まさに、このスタンスに呼応して今度はファンから山下へと手紙をしたためているということか。しかし、コメント欄を読み進めていくと、ある傾向に気づく。それは、“自粛に至った経緯”について極力触れまいとする姿勢だ。■女子高生というワードは使わずにそれが感じられる箇所を、投稿のなかから抜粋してみたい。《貴方の代わりに私が泣いている。何でこんなに縛られているんだろうって。何でこんなに生きづらい世界なんだろうって。どうしてこんなに頑張っている人には邪魔が入るのだろうって》《くやしいね。こんな事。どれだけの試練をあたえれば気が済むのかな?》《まっすぐ開けた道に突然おおきな岩が落ちて来てしまったと悔しさで一杯です》比喩表現を使い、具体的なワードを避けて、避けて、ポエジーな方向へと走っているのがみてとれる。なかには『文春』の報道自体を“ガセ”と断定するような書き込みも多く、その投稿に寄せられるのは、たくさんの「いいね」──。応援メッセージを発信しながらも核心に触れないような表現で互いを気遣う、傷ついた女子たちのヒーリング活動である。コメント欄がなぜこのような“山P擁護”の流れを生み出しているのか。それは、今回の自粛にあたってジャニーズ事務所が出した公式コメントが「年齢確認したにも関わらず成人だと偽った女性と飲んだことは本人たちも認めている」としながらも、“お持ち帰り”の件については一切触れない(認めていない)という解釈の余白を残したからではないか。ファンにとって身分を偽り山Pと飲んだ女子高生は、彼の活動を妨げる“邪魔であり試練であり大きな岩”であった。そして、“お持ち帰り”については事務所が認めていないからガセネタとみる。つまり、山Pはハメられた側なのだと。あらゆる情報がネットで流れてくるこの時代、人はみな内容を取捨選択するリテラシーが試されている。信じたいものだけを信じ、聞きたくないことには耳を塞ぐというのは、偏向を生むという意味であまり良しとされていない。しかし、あのコメント欄の不思議な活気をみるに、こと夢を売るアイドルのゴシップに関してはそれはそれでアリなんじゃないでしょうか。《皿乃まる美・コラムニスト》
2020年08月21日2016年、空港で山下智久を直撃「8月7日に『文春オンライン』が報じた、山下智久さんの未成年との飲酒、“お持ち帰り”報道ですが、17日にジャニーズ事務所が処分を正式発表した途端、翌日には各局のワイドショーがこぞって騒動の詳細を取り上げました。でも、放送に違和感を持った視聴者も多かったのでは?」(芸能レポーター)山下智久は「一定期間の活動自粛」、同席していたKAT-TUN亀梨和也には「厳重注意」。これがジャニーズが下した処分だ。未成年女性を含む飲み会に同席したふたりだが、その扱いに明らかな“差”があったのだが、これに対する説明はなかった。「文春報道では、飲み会を早々に切り上げた亀梨に対し、山下は17歳の女子高生モデルとホテルで合流して8時間を過ごした、とありました。しかし今回、ジャニーズの説明にはこの“お持ち帰り”については触れられていませんでした」(スポーツ紙芸能デスク)さらに奇妙だったのが翌18日、この件を扱った各局の情報番組やワイドショーだ。現役のトップアイドルのスキャンダルは“おいしいネタ”のはず。当然、特集を組み、たっぷり時間を割いて、高級ホテルでの詳細にも言及すると思いきや……。「各番組がこぞって“女性側が年齢を偽った”“店が年齢確認を怠った”と、未成年の飲酒問題と称して取り上げ、山下は“ウソをつかれた”などと擁護するような構成が目立ちました。そして共通していたのが、処分の差とされた“お持ち帰り”疑惑が全くと言っていいほどに扱われなかったこと。中には“触れないわけにはいかない”とばかりに食い込む猛者もいたのですが(苦笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)■各局は“山下騒動”をどう扱ったかを振り返る・日本テレビ系8月18日の各局の放送を振り返ってみると、日本テレビ系の『スッキリ』ではMCのハリセンボン近藤春菜が、《(年齢を嘘つかれたら)これは“どうしようもないな”って思う。店が身分証の提示を徹底するしかない》山下ではなく、店側がもっと注意を払うべきと指摘するなど、番組は終始飲酒問題を展開。すると、コメンテーターの高橋真麻が、《山下さんと亀梨さんの処分が違うってところは、この差はなんだろうってちょっと不思議に思っているところはある》と勇気ある(?)疑問を投げかけると、MCの加藤浩次が「待ってました」とばかりに《山下さんはその後にホテルなどに行っていた。(山下と亀梨の処分の差は)そこの部分だと思います》と、即答。続けて、《店が(年齢確認を)やってないから“俺らは関係ないよ”ってことではない。会話も長い時間しているし、そこで(未成年と)分かることに気付けなかった責任はちょっとある》と初めて、山下に苦言を呈したのだった。同じく日テレ系の『情報ライブミヤネ屋』。いつもは舌鋒鋭く切り込む司会の宮根誠司は《相手に“年齢を確認させてください”というのは難しい》と擁護側に。・TBS系TBS系では、『グッとラック!』の立川志らくが《その女子高生を誰が連れてきたのか。連れてきた人の責任はある》と、責任は別のところにあるとすれば、《山Pと亀が(相手の年齢を)わかってたんじゃないかっておっしゃってましけど、本当に絶対にわかってなかったと思う。店にも本人にも聞いたと思う。そんな2人じゃない!》山下らと親交があるという上地雄輔が友情の代弁。唯一、『2ちゃんねる』創始者の“ひろゆき”こと西村博之氏だけが、《未成年とホテルに行ったのだとすると、これは都の条例違反なので、飲酒どうこうじゃなくて法に触れる可能性があるので、謹慎で済んでむしろどうなのかな。ジャニーズ事務所、そういうことで契約解除になった人もいるじゃないですか》冷静に「問題はホテル」と分析するも、周囲の反応がないまま終わってしまった。続く『ひるおび!』(TBS系)では、夏休み中の恵俊彰に代わって司会を務めた国際弁護士の八代英輝氏が奮闘する。経緯を解説する同局の稲垣吉昭芸能デスクに《一部報道ではホテルに泊まったと言われていますが?》と確認するも、稲垣氏は《そこは確認できていないんです》と回答。それでも納得いかない表情の八代氏は《未成年者が関係している飲酒の問題であったり、深夜に連れ回している、もしかしたらホテルに一緒に投宿した可能性もありますが》と、コメンテーターの政治アナリストの伊藤惇夫氏に求めると、《明らかになってない一つは、ホテルうんぬんのところだと思うんですね。その辺は、これからジャニーズ事務所がきちっと事後報告でもいいから、(調査や報告なり)何かしてくるのかどうか》という伊藤氏の答えに、うなづいた八代氏だった。■「コロナ禍での出会いの場だった」・フジテレビ系フジテレビ系の番組では、特にMCや司会者の擁護ぶりが目についた。まずは『とくダネ!』コメンテータの国際政治学者・三浦瑠麗氏は、《不当に長い期間休ませるのは厳しすぎる。コロナ禍に新しいガールフレンドに出会うのは禁止なんですか。新しい出会いは禁止、今まで付き合っていた人としかあってはいけませんとなる。ちょっとバカらしくてお話にならない》山下への処分は厳しいとし、尚且つ今回の飲食の席を“出会い”とする持論を展開。MCの小倉智昭も続いて《処分は厳しい》と話すが、これに対して2017年に未成年女性と不適切な関係を持った「狩野英孝とほぼ同じ状況」と例に挙げたカズレーザー。狩野は半年間活動を自粛したことから、山下の処分は特別厳しいものではないと指摘するが、《まあ、お笑いとアイドルとの立ち位置がかなり違うというのがあるかもわからないね》と、狩野と山下では立場が違うとする小倉に、カズレーザーは《芸能界のヒエラルキーの話ですか。そこなんですか?結局》と、呆れるしかなかった。お昼の『バイキング』も《徹底深掘り》と特集しながらも、MCの坂上忍は周囲に話を振るばかりで、《“免許証見せて”というのは、なかなか言いづらい》と相手の年齢を聞く難しさに話題を変えていく。出演者のヒロミに至っては、《若い子ならともかく、エース級(の山下)がこういったことをやったときに処分を下す、というのは、ちゃんとやらなきゃダメだと彼(タッキー)は思っている》と、滝沢秀明副社長の英断を持ち上げる始末。歯切れの悪い進行をする坂上だったが、自身から切り出せない状況にあったのだろうか。ついに、山下と亀梨の処分の差を『FRIDAYデジタル』芸能デスクの荒木田範文氏に訪ねて、《強弱をつけたのが、その後、山下さんがホテルへ行って会っていたことが報じられたことだと思います》と引き出したのは、番組MCの意地か。『直撃LIVE グッディ!』メインキャスターの安藤優子は《一番のポイントは(店側が)未成年かどうかを知らなかったのか、確認したのかどうか》と断言。さらには《山下さんはものすごく清廉というか、神々しいまでに清々しいイメージがある。だから、(処分に)そのギャップもあるような気がします》と清々しいほどの擁護ぶりだった。・テレビ朝日系テレビ朝日系列の番組ではさらに驚くべきことが起きていた。同日朝の『グッド! モーニング』では、「山下と亀梨の“処分の差”に焦点を当てて、“ホテル”問題もしっかり取り上げていたのです。ところが、続く同局の『モーニングショー』、『ワイド! スクランブル』では、山下の件にいっさい触れることすらしなかったのです。この異様な構成をどう捉えるべきか(苦笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)各局の番組の目立った発言をピックアップしたが、総じて「未成年とホテル宿泊」疑惑から「未成年の飲酒」問題に“すり替えられて”いるように思える放送内容ばかりだった。やはり、各局のジャニーズへの“忖度”が働き、山下の“お持ち帰りはなかった”ことにされているのだろうか。■山下にとっての「不幸中の幸い」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は「多少の“忖度”もあるのでしょうが」としながらも、別の事情があるとも解説する。「実際に“ホテル内で起きたこと”は当人たちにしかわからないこと。そして女性は山Pに無理やり連れこまれたわけではなく、自らの足で向かい、そもそも年齢を偽って近づいたという後ろめたさもあると思います。今回の騒動では彼女自身の“生の声”がなく、そこは山Pにとって不幸中の幸いといいましょうか、文春報道でも“肉体関係”の有無は明確にされていないのです」今回、ジャニーズが発表した山下と亀梨の処分は、“未成年と飲食の場にいた”“コロナ禍における不適切な行動”の2点に対してで、“お持ち帰り”への処分はおろか、“行為”自体に全く触れていない。「仮に未成年女性と“行為”をしていたとすれば、これは都の条例に反するかもしれない恐れがあります。そのため、現時点で山Pを“容疑者扱い”することはできず、“グレー”である以上、各局は慎重に扱わざるを得ないのだと思います。例えば山口達也の事件のように、女性側が被害を訴えて警察が介入していたとすればもっと踏み込んで報道していたことでしょう」(佐々木氏)確かに2018年2月、元TOKIOメンバーの山口達也は未成年への強制わいせつ容疑で書類送検されている。その昔、2006年に同じく未成年女性に性的暴行を働いた極楽とんぼの山本圭壱も、相手側に被害届を出されている。「2017年1月に狩野英孝、同年6月には小出恵介がそれぞれ未成年との淫行疑惑を報じられた際には、直撃取材に対して自ら認めたり、また“被害者”から行為をバラされた経緯があります。しかし、今回の騒動では山下本人が“お持ち帰り”を認めたわけではなく、女性がホテルでの出来事を語っているわけでもない。現在、マスコミの後追い取材は女性サイドに向いていると言われています。仮に女性本人が口を開くようなことがあれば、山下は今度こそピンチに陥るかもしれません」(前出・スポーツ紙芸能デスク)現在、水面下ではどんな動きがあるのだろうか。
2020年08月20日(左から)山下智久、亀梨和也長い、説明のない沈黙の後に発表された処分だった。文春オンラインが、俳優の山下智久(35)とKAT-TUNの亀梨和也(34)が、未成年女性と飲み会を開き、さらに山下が、未成年女性をホテルの部屋に“お持ち帰り”したと報じたのは今月7日のこと。そのニュースを後追いするスポーツ紙もテレビもないまま、不気味な沈黙が過ぎた17日夜、2人が所属するジャニーズ事務所が処分を発表した。山下は「一定期間」の活動自粛、亀梨は厳重注意の上、書面による反省となった。両者の処分の違いになったのは、山下の“お持ち帰り”。ホテルの部屋で何があったのかは当事者同士にしかわからないが、8時間にわたり17歳の女子高生といた事実は重い。「ジャニーズ事務所としても、できるだけ早く処分を発表したかったが、それがなかなかできなかった。というのも、“続・文春砲”を恐れていたのではないでしょうか。17日の夜に処分を発表したのは、19日に発売される週刊文春の締切日に、山下の続報が入ってないという情報を入手したからでしょう」とテレビ局関係者。スポーツ紙芸能記者は、ジャニーズ事務所が発表した文書の老獪(ろうかい=悪がしこいさま)さに注目する。「問題を、未成年と飲酒した点に注目させ、さらには新型コロナ禍にあるまじき行為として自覚と責任が欠けた行動と反省の姿勢を示した。これで収まればいいのですが……。本質的な問題は、山下の危機管理能力の欠如です。その日、はじめて会った相手と、売れっ子の芸能人が密室で過ごしますか?相手が豹変するかもしれない、刃物を隠し持っている可能性もある、もしかしたら美人局かもしれない、といろいろ危ないわけです」一方の亀梨は、「慎重な男で、張り込みカメラマンの間では“撮れない男”と呼ばれているくらい」(フリー編集者)飲み会の後、さっさと退散したのは、亀梨の危機意識の高さを物語る。山下が無事「一定期間」の自粛期間を送ることができるのか。密室で8時間を過ごした女子高生は、ジャニーズ事務所と山下にとっては時限爆弾のようにヒリヒリする存在だろう。不発弾で済むか。〈取材・文/薮入うらら〉
2020年08月19日2020年8月17日、歌手や俳優として活躍する山下智久さんが、一定期間の芸能活動自粛を発表しました。ことの発端は、山下さんと同席していたアイドルグループ『KAT-TUN』の亀梨和也さんが、酒を提供する飲食店で未成年と居合わせたためです。所属事務所によると、山下さんたちは、店側から該当の女性が「成人している」と紹介を受けたため、未成年と認識しておらず、また飲酒の有無も把握していなかったといいます。しかし、同月現在、新型コロナウイルス感染症が流行する中で起きた騒動だったことを受け、所属事務所は「責任に欠ける行動だった」と重く受け止めています。加藤浩次「気付けなかった責任は少しある」同月18日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、一連の騒動について特集しました。出演者である近藤春菜さんは「成人といわれたら一緒に飲んでしまうのはどうしようもない。ただ、処分については真摯に向き合ってほしい」とコメント。また高橋真麻さんは「影響力のある人たちだから、事務所としては厳しい判断をされたのでは」と指摘します。番組のMCを務める加藤浩次さんは、出演者たちの意見を聞いたうえで、こう語りました。当然みなさんのおっしゃっていることは僕も理解していて。店側の対応がしっかりしないといけない部分っていうのはあると思うんですけれども。我々こういったテレビに出ている立場としてはね、店側がやってないから「俺ら関係ないよ」って、そういうことでは僕はないと思ってる。店側は当然(対策を)やったほうがいいんだけれども、店側で漏れるところって絶対出てくる。店側で入れちゃう店も何割かは出てくる。そこに居合わせる場合っていうのは、僕も可能性としてはあるわけですから。でもじゃあその時に自分がどういう行動を取れるのか。「分からなかったからいいでしょ」ということではないと僕は思っていて。スッキリーより引用加藤さんは、一部で報道されている、飲食店の後に山下さんが該当女性と個別に会っていた件について触れ、「数日経ってから会っていれば、もしかしたら未成年だと気付けたかもしれない」と指摘します。そのうえで、山下さんたちの行動について「気付けなかった責任は少しある」とコメントしました。心してかかっててもそうなることはありますし、でももうちょっと「あれっ?」って発言、会話も長いことしてるわけじゃないですか。その時に分かる部分っていうのが、やっぱりそこは気付けなかった責任、ちょっとは僕はあるような気がするんですけど。スッキリーより引用番組の視聴者からは、次のようなコメントが寄せられています。・確かに「成人している」といわれたら、うのみにしてしまう可能性はある…難しい。・飲食店側を責めるのではなく、山下さんの行動を疑問視する姿勢が素晴らしい。・山下さんたちを擁護する声が多く、モヤモヤしていたので、加藤さんの発言にスッキリした!山下さんの活動自粛について「テレビに出ている立場として、責任ある行動を取るべきだった」と指摘した加藤さん。人一倍責任感を持って仕事に取り組んでいるからこその発言は、多くの人の心に刺さりました。[文・構成/grape編集部]
2020年08月18日山下智久8月17日、山下智久とKAT‐TUNの亀梨和也に関する衝撃的な発表が!「山下さんは一定期間の芸能活動を自粛、亀梨さんは厳重注意と書面による反省という処分になりました。亀梨さんは、8月28日に主演映画『事故物件 恐い間取り』の公開を控えています。その宣伝も兼ねて、バラエティー番組への出演も決まっていました。仕事先への影響も考慮したのかもしれません」(スポーツ紙記者)彼らの不祥事は多くのファンを悲しませた。「8月7日に配信された『文春オンライン』で、7月下旬に都内のバーで亀梨さんと、未成年の女子高生モデルを含む複数人で飲み会をしたことが報じられました。亀梨さんは途中で帰宅したのですが、山下さんは高級ホテルで17歳の女子高生と一夜を共にしたといいます」(同・スポーツ紙記者)日本中で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、奔放な振る舞いをしていたことが明らかになった。「相手の女性は年齢を偽っていたと報じられています。ただ、5月にも、元NEWSの手越祐也さんが複数の女性と酒席を共にしていたことが発覚し、世間からバッシングされた“前例”があった。それなのに、軽率な行動を取ったことには批判の声があがっていましたよ」(同・スポーツ紙記者)手越は無期限で活動を自粛し、その後、ジャニーズ事務所を退所した。どうやら山下も、彼と同じ道を歩くことになりそうで……。「年内で事務所を退所するそうです。彼の意思は固いみたいですよ」(山下の知人)多くのドラマや映画に出演し、ソロでアーティストとしても活躍してきた山下。そんな彼が独立を考えるようになったのは、こんな背景が。「5年ほど前から、海外志向を強めていました。“アイドルという枠にとどまらず、世界で活躍したい”と熱っぽく話していましたよ。実際、ここ数年リリースする曲は、英語の歌詞が多く、アーティスティックな曲調が目立ちます」(テレビ局関係者)今年6月からHulu(フールー)で配信されているドラマ『THE HEAD』では、俳優として世界に大きな一歩を踏み出した。「日欧共同制作のドラマで、ヨーロッパの主要放送局や中南米など、23の国・地域と各国の配信プラットフォームでも公開されています。エンディング曲には、山下さんが歌う『NightsCold』が採用されました」(同・テレビ局関係者)歌手としても、俳優としても、海外に目を向けている山下。昨年9月にはジャニーズ史上、前代未聞の行動に踏み切った。「プライベートでも親交の深い、アメリカの人気俳優ウィル・スミスさんの家族が経営する海外の事務所『Westbrook Entertainment』(ウエストブルック・エンターテインメント)と契約しました。アメリカやカナダで仕事をする際のマネージメントを、ジャニーズ事務所と業務委託する“二重契約”となったんです」(芸能プロ関係者)一方で、日本の仕事には物足りなさを覚えるようになったようで……。■契約満了での対処になる予定「昨年の秋ごろに、周囲に“もう日本ではやりきった。来年の仕事が落ち着いたら、事務所を辞めようと思っている”と話していたそうです。’20年の仕事をひとつの区切りにして、再スタートを切ろうと考えていたのでしょう」(前出・山下の知人)今年は山下にとって、重要な仕事が待ち受けていた。「5月には、亀梨さんとのユニットである亀と山Pのツアーを予定していました。海外では、『THEHEAD』の実績を“名刺”がわりにして、現地のオーディションを受けようとしていたそうです。しかし、コロナの影響でツアーは中止に。オーディションも頓挫したうえ、日本から出られなくなってしまいました。予定していたイベントが次々と中止になり、そうとうショックを受けていましたよ」(同・山下の知人)亀と山Pのツアーは、20億円以上を稼ぎ出す“夢舞台”でもあった。「5月9日と10日に大阪の京セラドーム、6月13日と14日に東京ドームで開催する予定でした。ファンクラブ会員のチケット料金は8500円で、会場は5万人近くが収容可能なので、4日間満員で行い、コンサートグッズなどの収益も合わせれば20億円を超えるはずでした。山下さんが、アイドルとして全精力を注ぐ最後の仕事だったのかもしれませんね」(前出・芸能プロ関係者)しかし、コロナの影響で年内にツアーを行うのは絶望的に。最悪の状況になったことが彼の背中を押したのかもしれない。では、山下はいつ退所するのだろうか。「毎年12月が彼の契約更新月なので、辞める場合は、3か月前の9月までに事務所にその意思を伝えなければなりません。現段階で決まっている仕事がなく、ツアーが実施できるめどが立っていない。そうなると、契約期間を満了したうえで辞める可能性が高いですね」(同・芸能プロ関係者)■ウィル・スミスの事務所に所属しているからただ、彼の進退に関しては、こんな意見も。「当初4月29日に発売する予定だった亀と山Pのアルバム『SI』は、コロナの影響でリリースが未定に。このCDは、コンサートに合わせて出すことになっていると聞いています。このまま公演ができず、年内に辞めるとなると、CDの発売を待たずに辞めることになる。さすがに、それはマズいような気もしますけどね……」(レコード会社関係者)仮に退所した場合、どのような活動をしていくのだろうか。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、これまでの歌って踊るアイドルの活動から俳優の活動が中心になる可能性が高いと指摘する。「アメリカでは、Huluで配信されたドラマの評判がよく、本人も手応えを感じているようです。スミスさんの事務所に所属しているため海外での仕事は増えるでしょう。一方で、ジャニーズ事務所との関係もあるので、地上波のドラマに出るのは難しくなると思います。そうなると、活躍の場は自然と海外になっていくのではないでしょうか」日本のファンにとっては、“背中越し”よりも遠い存在になってしまいそう……。
2020年08月17日ピンチの山下智久人気ジャニーズタレントの山下智久が、飲酒の席で女子高生モデルと過ごし、滞在のホテルに“お持ち帰り”までしたと『文春オンライン』が報じた。記事によると、店では亀梨和也も同席していたという。報道によると、ジャニーズ事務所からは酒席に未成年が同席したことにふたりは関知しておらず「未成年者と飲酒したという認識も一切ありません」との回答があったという。山下と未成年モデルとのホテル疑惑については言及していなかった。「まずは同席した亀梨が、発覚後の日曜の夜に出演する『Going!Sports&News』(日テレ系)で何か言及するかと思ったのですが、何もありませんでした。これに関しては、騒動のメインである山下の処分や謝罪がない段階で、亀梨が何か言うこともできなかったのでしょう。しかし現時点でもまだ、この件に関してジャニーズ側からの言及や山下、亀梨への処分等は発表されていません」と、あるテレビ関係者は語る。■お咎めなしは無理がある「未成年と同席の酒席については『未成年とは知らなかった』とし、決定的な証拠もないため、お持ち帰りに関しては“偶然”同じホテルに入って行ったとして、そのままスルーする可能性もあるかもしれません」(同前)とはいえ、ネットなどでは山下本人と事務所の姿勢を批判する声も少なくない。「ジャニーズ内だけで、ここ数年このような問題が続き、それぞれ厳しい処分が科されましたからね。山Pと亀梨だけ『知らなかった』でお咎めなしというのもやはり無理がある気もします」(同前)まず思い浮かぶのが、未成年への強制わいせつ容疑により契約解除された元TOKIOの山口達也。そしてNEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキは同席した未成年に飲酒を強要したことで小山は活動自粛、加藤は厳重注意の処分が下された。Snow Manの岩本照は3年前のジャニーズJr.時代に未成年女性と飲酒したことが報じられ、芸能活動を自粛した。さらに、ジャニーズJr.のHiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗が未成年飲酒疑惑と女性とのプライベート写真の流出で活動を自粛するなど、次々と厳しく処分をくだしてきた。「山口やNEWSのふたりは自ら未成年を誘い、HiHiの2人は自身らが未成年でした。山口の場合は、相手の女性が被害届を出したことも大きかったです。今回の山下と亀梨は、店長に女性らを紹介されたとされており、自分たちは知らなかったということで、近年の事例よりは軽めの処分、もしくは『知らなかった』として乗り切る可能性だってあるのではないでしょうか」■未成年問題は海外進出に響くとはいえ「それでいいのか」と言う声が根強く、すぐ収まる問題ではない。まったくのお咎めなしでは、いくら事務所の看板タレントとはいえ、後輩への示しがつかない。前出の関係者が続ける。「後輩から『尊敬する先輩』として名前があがることの多いふたりですが、これまでに処分を受けた面々からすれば、山下と亀梨は特別扱いの“上級ジャニーズ”なのか、というモヤモヤが残ると思います。6月に退所した手越祐也だって、緊急事態宣言下での飲食で自粛という処分をくらったわけですから。ファンだってスッキリしない部分もあるでしょう」現時点(14日)で彼らにはなんの処分も発表されていないままだ。過去の処分発表からして、本当に処罰をするのならそろそろ事務所が動き出してもおかしくない。が、なぜ沈黙のままなのだろうか。「文春側にさらなる決定打がないか、相手の未成年女性への聞き取りなど、動きを待っているのかもしれません。さらに、ふたりも参加しているジャニーズのチャリティープロジェクト『Twenty☆Twenty』のCD発売が報道の直後の12日でしたから、その発売を無事に迎えてから対応する、と思われましたが大きな動きはありませんでしたね」(テレビ誌記者)もし、相手側の女性が山下に不利な証言をしたり、事態が急転して自粛などの処分がくだった場合に気になるのが、山下の独立問題だ。山下と仲がよかった赤西仁や錦戸亮はすでにジャニーズを退所しているため、山下の退所も時間の問題ではと言われている。「山下はいち早く個人のインスタグラムを開設したり、ウィル・スミスが代表をつとめる海外のエージェントと契約を交わすなど、事務所内でも特例的な活動がもともと多い。世界進出も視野にいれ、英語も堪能、海外ドラマ『THE HEAD』のメインキャストとしての出演も話題を集めました。独立して海外でやっていけるような布石はあると思います」(同前)しかし、この海外進出の野望も、今回の騒動でピンチに追い込まれる可能性もあると同記者は続ける。「コロナが終息して、いつ海外への渡航が自由になるかもありますが、欧米は未成年にからんだ事案の基準が日本より厳しい。すべてを認めて謹慎したら、海外展開の野望がついえてしまうかもしれません……」修二と彰の大ヒット曲『青春アミーゴ』の歌詞ではないが〈もうダメかもしれない〉とはならずにいけるか。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年08月14日山下智久《山下おばさんについては、別件により個人の特定(氏名、住所等の判明)が完了しており、民事・刑事の両面で法的措置を進行しております》8月10日、掲示板サイト『ガールズちゃんねる』上において、《不快な画像については反応せず、通報だけお願いします》という注意書きがアップされた。なんでも、同掲示板内でいわゆる“荒らし行為”が行われたようで、運営会社がその問題のユーザーから“被害”を被ったというのだ。ネットにおける各掲示板やコメント欄などで、悪意ある発言や嫌がらせなどの迷惑行為を繰り返す“荒らし”の存在はさほど珍しくはないが、冒頭のように運営側から名指しされることは稀に思える。この“山下おばさん”とはいったい?「4〜5年くらい前でしょうか、“ガルちゃん”掲示板の各トピックにおいて、山Pへの批判的な意見に対してほぼ全てに反論していました。おそらくは熱狂的なファンなのでしょう。例えば、山Pと石原さとみさんの熱愛報道が出て、一般ユーザーが“お似合い”と褒めようものなら、“石原みたいなブスは山下には合わない”という具合に否定するのです。山Pの話題になると必ずと言っていいほど口を出してくることから、匿名掲示板にも関わらず、他のユーザーからは“山下おばさん”と呼ばれるようになり、むしろ“山下おばさん、まだ?”などと面白がってわざと煽るような声も見受けられていました。ネット上では有名人ですね」(ネットニュース・ライター)■「ガルちゃん」で“無差別テロ”が冒頭の“注意書き”がアップされた経緯には、8月7日に『週刊文春オンライン』が報じた、《山下智久が高級ホテルに女子高生モデルを“持ち帰り”》という一件がある。山下が17歳の女子高生と飲酒をしたのち、そのまま都内の高級ホテルで一夜を共にしたというのだ。「ガルちゃんでもすぐに話題になり、また“山おば”による荒らしが始まるものと思われました。ところが、山Pの掲示板とは全く関係のない動物やゲームの話題の新トピに、ゴキブリや人間の死体などの“グロ画像”が次々と投稿されたのです。“犯人”は批判や暴言に飽きたらず、ガルちゃん内で“無差別テロ”を起こしたのです」(前出・ライター)多くのユーザーが不快な思いをしている現状に、運営側も黙ってはいられない。画像の発信情報などから犯人と“山下おばさん”を同一人物とし、ついに行動に出たというわけだ。実は運営側とは“因縁”もあるのだとか。「ガルちゃんは、各コメントに対して“いいね”のように、“+”と“−”で評価を付けるシステムなのですが、山おばのコメントには一般ユーザーでは不可能に思える偏った評価が集まっていたため、山おばの正体はコメントを煽るために操作していたとする、管理者の“自作自演”説が囁かれたのです。そのため、《管理人は山下ファン(一部で「山下おばさん」と呼ばれている方)ではございません》と、運営がわざわざ噂を否定する異例のコメントを出すまでに(苦笑)。エスカレートする荒らしと積年の悪行がついに被害を訴えるまでに至ったのでしょう」(前出・ライター)■山下おばさんが逮捕される日今回、運営会社が民事、刑事の両面で徹底抗戦の構えを見せていることから、山下おばさんは業務妨害などで逮捕され、また損害賠償請求が言い渡される可能性もあるということか。全国紙社会部記者が解説する。「例えば今年4月、36歳の男性がネット掲示板に米沢市内の飲食店の名前を挙げて“新型コロナ”と書き込んだところ、店側が被害届を出したことにより男性は偽計業務妨害(虚偽の風説を流布し、他人の業務を妨害すること)の疑いで逮捕されました。また、これまで掲示板に殺害、テロ予告をした者が威力業務妨害で逮捕される事例も多発しています。いずれも3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑が科せられます。そして損害賠償ですが、個人や企業によってまちまちですが数十万円から数百万円、請求額だけをみれば数千万円にのぼることもあります。匿名であることから気軽な気持ちで掲示板に書き込む人がほとんどでしょうが、こういった訴訟対象になるリスクがあることを考えたほうがいいでしょう」はたして山下おばさんは本当に逮捕されるのだろうか。『ガールズちゃんねる』運営元の株式会社ジェイスクエアードに確かめてみると、《いわゆる「山下おばさん」に関する事件については、弊社の顧問弁護士事務所に対応を委任しているため、先日公表した以上の情報をお伝えすることができかねます》と、広報担当者から書面で回答が寄せられた。山Pの騒動では逮捕者は出ていないが、思わぬところで彼に関する「逮捕のニュース」が流れるかもしれない。
2020年08月12日’18年、直撃取材を受ける山下智久ジャニーズの貴公子・山下智久に衝撃のスクープが舞い込んできた。これまでもモデルや女優など、芸能人・一般人問わず数々の女性と浮き名を流してきた山下だが、まさかの“未成年と飲酒&お持ち帰り疑惑“を報じたのは『文春オンライン』。「新型コロナウイルス感染拡大“第二波”が騒がれる7月末、KAT-TUNの亀梨和也さんらと一緒に複数人の男女と朝まで飲んだ山下さんが、そのまま宿泊先のホテルに女の子を呼んでお泊まりしたという一件を、写真つきで報じたというものでした」(スポーツ紙記者)コロナ禍とはいえ、飲み会を開いたこと自体が取り沙汰されているわけではなく、問題はそのお相手が未成年の少女だったということ。さらにテキーラやシャンパンなど大量のアルコール類が飲み会のテーブル上に並んでいたという、芸能生命を揺るがしかねない“問題点”も。『文春』には、山下さんと未成年の少女との一連の状況について、言い逃れができないほどの情報が並べられている。■すでに“お相手”の素性が特定か今回、“パーティー”の情報が亀梨ら男性陣から『文春』に流れたとは考えにくいと話すのは写真週刊誌カメラマン。「当日、参加していた男性メンバーのなかには一般人もいますが、以前からよく飲む親しい関係。なので、その中の誰かが今回の一件だけを週刊誌にリークするとは考えづらい。そもそも普段からこのようなゴシップには気をつけている側の仲間たちですから。亀梨さんは、山下さんのこの軽率な行動に“巻き添えをくらった”と怒り心頭のようです。今回、リークした可能性が高いのは、A子さんに近い人物で、当日どんな飲み会だかを知っていた人でしょう」そんな『文春』が報じた内容で特徴的だったのは、A子さんの情報を詳細に記載したという点にある。以下が、記事中の女性のデータであるが、その内容はまるでA子さんの正体が特定されるのも織り込み済みかのようなもの。《A子はInstagramのフォロワーが5万人を越えていて、ファッション誌やAbema T Vの番組にも出演しています。プリクラ機種のモデルもしているので、ゲームセンターにはA子の大きなポスターが貼られています。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の次世代制服美少女発掘オーディション『制コレ’20』には制服姿で登場していますよ》さらに記事中のA子さんの写真にはモザイクがかけられているものの、すでにネット上では動きがあるようで……。「詳細なデータが記事中にあったこともあり、報道があった数時間後にはA子さんのインスタグラムやツイッターらしきアカウントが特定、拡散されることになりました。今回の一件を受けてなのか、彼女のインスタはさらに5万人ものフォロワーが増えて倍の10万フォロワーに。現在、そのアカウントにはコメント制限がかけれられています。一方、彼女のツイッターは、その仕組み上、一般ユーザーからのコメントに歯止めをかけられないこともあってか削除。本人が否定せずにこうした対処をとったということは“クロ”である可能性が高い。そうとうな誹謗中傷が集まったのでは?」(ファッション誌編集者)ほかにも、飲み会の開催地や山下の宿泊先ホテルも、『文春』に記述があった情報、掲載された写真などから探し当てられるという事態に発展しており、ネットの盛り上がりは止む気配がない。ここまで逃れようのない詳細なデータを前に、山下にはどのような判断がくだされるのか──。動向が気になるばかりである。
2020年08月09日Rebuilt Message T-shirtヨウジヤマモト社のフィルターを通し、コンセプトにシンクロする多面的な要素を取り入れながら、“ジェンダーレス”、“エイジレス“なスタイルでファッションの新たな可能性を提案するブランド「Ground Y(グラウンド ワイ)」は、公式WEB STORE「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」限定のTシャツを8月12日12:00に発売いたします。山本耀司が過去に発したsentenceやmessageを並び替え、文字自体・単語を壊し、再構築したグラフィックデザインを製品洗いにてヴィンテージ加工を施したボディーに、クラフトプリントで仕上げたこだわりのグラフィックTシャツが数量限定で登場。ジェンダーレス・サイズレスでお召しいただけるフリーサイズ展開です。Rebuilt Message T-shirt_1Rebuilt Message T-shirt_2Rebuilt Message T-shirt_3Rebuilt Message T-shirt_4メッセージ詳細:上から1. STOP ME BEFORE PAINT AGAIN 僕が再び描き始める前にどうか止めてくれ2. I will be back soon すぐ戻ってくるよ3. Lord, Iʼm not happy being here. 師よ、私はここにいることが幸せではない4. THIS IS (WAS) YOUR LIFE! ここはあなたの人生だ(だった)Rebuilt Message T-shirt_graphic▼Collection Line up◆展開アイテム︓ グラフィックTシャツ 全4型(FREE SIZE)◆価格:各8,000円(税抜価格)◆販売:8月12日(水)12:00に公式WEB STORE「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」のみで数量限定にて発売▼Shop informationGround Y GINZA SIX〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 4F / TEL 03-6264-5165Ground Y LAFORET HARAJUKU〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-6 1F / TEL 03-6455-5277Ground Y SHIBUYA PARCO〒153-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 2F / TEL 03-6427-8984Ground Y FaSoLa STARS〒282-0004 千葉県成田市成田国際空港第1旅客ターミナル 中央ビル3F(出国審査後エリア)/ 代表:0120-191-625Ground Y THE SHOP YOHJI YAMAMOTO▼official mediaGround Y Official HP Y Official Facebook@Ground Y Official Y Official Twitter@Ground Y Official Y Official Instagram@ground_y_Official Y Official LINE企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月07日「コロナ禍の外出自粛の中で、秋篠宮ご一家のみなさんは皇族として『いま、できること』をお考えになり、盛んに医療の専門家や厚労省の担当者とのオンライン会議に臨まれています」(宮内庁関係者)未成年の悠仁さまを除くご一家総動員で臨まれるオンライン会議は5月からほぼ毎週続いており、6月には11回を数えた。7月20日までに合計24回に及んでいる。「医療の現場で防護服が不足していることをお知りになると、すぐにご一家と職員で防護服を手作りされてお届けになりました。これも紀子さまのご提案ではないでしょうか。秋篠宮家の団結力を感じます」(前出・宮内庁関係者)しかし“小室圭さん問題”をめぐり、秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまの間には大きな溝があるとみられていたはず……。昨年3月、大学卒業に際しての文書回答で佳子さまは《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と、一途に小室さんを思われている眞子さまを応援すると宣言。一方、秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で《結婚のことについては(眞子さまと)話をする機会はありません》と、突き放すように述べられた。はっきりと浮き彫りになっていた親子の対立関係。ここにきてなぜ、急激な“雪解け”が起こったのだろうか――。「実は、佳子さまには結婚を真剣に考えるほどの交際相手がいらっしゃるとも報道されています。紀子さまが急きょ親子関係の改善を図られた背景にも、佳子さまの“結婚問題”があるようなのです」(前出・宮内庁関係者)最近になって、佳子さまの“お相手”についての報道が相次いでいる。「デイリー新潮」は6月30日に「佳子さまに新しい男性の存在」との記事を掲載。さらに『週刊女性』(8月4・11日号)が「佳子さま結婚へ!」のタイトルで、お相手の男性についても「佳子さまと同時期にリーズ大学に留学していた男性。都内の理系大学出身で爽やか系のイケメン」と踏み込んだ。宮内庁関係者が言う。「佳子さまも25歳ですから、そういうお相手はいらっしゃるというお話は以前から漏れ聞こえていました。皇族の外出時には、プライベートな用事であっても側衛官が同行します。デートも例外ではありませんから、ご家族に隠し通すことはできません。もちろん佳子さまも、ご自身の交際について、秋篠宮ご夫妻に正直に報告されてきたことでしょう」佳子さまはご自身の結婚について《遅過ぎずできれば良いと考えております》と、大学卒業に際しての文書回答で述べられていた。皇室担当記者はこう見る。「眞子さまの結婚を応援されている佳子さまは、お姉さまより先に結婚していいものかと思われつつも、できるだけ早く結婚を決めたいという思いもおありでしょう。つまりは、眞子さまのご結婚が早く実現するよう応援し、ご自身も同時期のご結婚を思い描かれているのではないでしょうか」娘の結婚は祝福すべき出来事に違いないが、紀子さまには悩ましい事情もあると、前出の宮内庁関係者がご心情をおもんぱかる。「現在の皇室典範では、女性皇族が一般の男性と結婚した場合、皇室を離れなければなりません。ただ、秋篠宮ご夫妻がご多忙ななか、まだ13歳の悠仁さまを支える存在が必要です。将来も、眞子さまと佳子さまのどちらかには皇室にとどまってほしい――。紀子さまはそう願われているのです。悠仁さまを支える皇族がいなくなってしまう未来に、不安を募らせていらっしゃるのでしょう」秋篠宮家において、お二人の内親王の役割は決して小さなものではないという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんもこう語る。「天皇皇后両陛下のご活動だけで、皇室と国民との絆を維持していくのは難しいでしょう。眞子内親王殿下、佳子内親王殿下が公務の担い手として重要な存在でいらっしゃるのは間違いありません」紀子さまは昨年9月、お誕生日の文書回答にこう記された。《長女も次女も、それぞれがよき人生を歩み、これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしいと願っております》前出の宮内庁関係者は、紀子さまは連日のオンライン会議を通じてお二人に“皇族としての自覚”を促しているのではないかと語る。「民間から皇室に嫁がれた紀子さまは、ご成婚当初から皇族としての品位を保たれるために、ご自身を厳しく律してこられました。国民にとって皇室がいかに大切なものなのか、お生まれになったときから皇室にいらっしゃる眞子さま、佳子さま以上に強くお感じなのだと思います。それだけに眞子さまと佳子さまが同時に皇籍を離れることはお許しにならないはずです」紀子さまからの強い圧力をお感じになりながらも、結婚の機が熟すのを待ち望まれている眞子さまと佳子さま。静かなる攻防はいまも続いている――。「女性自身」2020年8月11日号 掲載
2020年07月31日昨年9月に訪問されたハンガリーに関する企画展をご覧に(2月7日)「皇室で随一の人気を誇る佳子さまには現在お付き合いされている男性がいると聞いています。しかも、その方との結婚も、視野に入っているそうですよ」(秋篠宮家関係者)“佳子さまフィーバー”が起こるほどのプリンセスも、今年で26歳に。くしくも、姉の眞子さまが小室圭さんとの婚約内定会見を行われたのも26歳になられる年だった。結婚適齢期である佳子さまも、皇室から旅立つ日はそう遠くないだろう──。「7月7日、悠仁さまを除く秋篠宮家の方々は『日本芸術文化振興会』の河村潤子理事長からオンラインでご進講を受けられました。新型コロナウイルスが、日本の文化芸術界に与えた影響と具体的な支援策、今後の新たな取り組みや課題についてのご説明でした。今回の内容は“佳子さまがご関心の強いテーマ”だったので、ご本人も熱心にお話を聞いていらっしゃったようです」(皇室担当記者)’17年9月から’18年6月まで、イギリスにあるリーズ大学の『パフォーマンス・文化産業学科』に留学されていた佳子さま。「ダンススタジオが入っている大学公認の劇場施設があり、演劇やダンスなどの舞台芸術やダンスシアターの製作など、実践的なカリキュラムだったそうです。また、留学前から都内のダンススクールにも通い、年に2回ほどある発表会にも参加されています。舞台芸術やダンスに興味がおありなので“舞台関連の団体に就職されるのでは?”と噂されており、今回のご進講も“将来の参考”にされたのではないでしょうか」(宮内庁関係者)昨年10月に週刊女性がスクープした、佳子さまが極秘で参加されたダンス大会では“へそ出しルック”でのセクシーダンスや“ネコ耳に尻尾”という衣装で、猫さながらの“にゃんにゃんポーズ”を披露され、会場を沸かせていた。しかし、’19年3月にICUを卒業されて以降、大学院への進学や、就職もされていない佳子さまについて、周囲からは疑問の声があがっている。■佳子さま、“真剣交際”の経緯「上皇ご夫妻の長女である黒田清子さんは結婚するまで『山階鳥類研究所』で非常勤研究員に、高円宮家の長女である承子さまは『日本ユニセフ協会』の嘱託職員、眞子さまは博物館『インターメディアテク』の客員研究員と、皇族としてではなく、民間人と同様に働かれています。コロナ騒動が起こるまでは、公務を定期的にこなされていたものの“佳子さまは、普段は何をされているのか?”と、周囲は首をかしげているのです」(同前)宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、皇族の就職について次のように解説する。「団体や民間企業での勤務に関しては、皇族ご自身がやりがいやライフワーク、視野を広げるためなどから判断されるものです。佳子内親王殿下は、ダンスにご関心がおありのようで、英国では舞台芸術も学ばれていましたので、公務ではないとしてもこの分野の研究や活動を続けておられる可能性はあります。秋篠宮家は公私をしっかり分けたいというお考えのように思われますので、ダンス関係はプライベートのこととして公表していないだけなのかもしれません」その一方で、進学や就職されないのは“ご縁談”が浮上しているからだと、冒頭の秋篠宮家関係者が話す。「佳子さまと同時期にリーズ大学に留学していた男性Aさんと、真剣交際されているそうなのです。Aさんは都内の理系大学出身で、爽やか系のイケメンだといいます。留学中もよく行動をともにする仲で、周囲もお似合いのカップルとして見ていたようです。おそらく、事前に行われた留学説明会などで知り合われたのでしょうね。実は、眞子さまと小室さんの結婚問題に結論が出た後、そう間をあけずに佳子さまも婚約される見通しらしく、それもあって進学や就職をされない方針なんだとか」秋篠宮さまは“結婚相手は学生のうちに見つけたほうがいい”というお考えが強い。眞子さまも、小室さんとは大学時代に出会われているので、佳子さまも“自分も学生のうちに”という思いは当然お持ちなのだろう。■眞子さま、小室圭さん問題解決後に婚約か佳子さまといえば以前、観光や不動産事業などの系列グループ会社が30を超える『富士急行』の堀内光一郎社長の御曹司との熱愛が報じられた。「彼が中学まで学習院に通っていたときは、眞子さまと同級生で紀子さまとの接点もあり、家柄もしっかりしているので、花婿候補にもあがっているという話でした。しかし’17年に『週刊新潮』が、堀内社長と夫人に“ご子息と佳子さまの交際について”取材すると“まったくない。息子は1度もお会いしていない”と完全否定しています」(前出・皇室担当記者)週刊女性も’17年9月にリーズ大学を訪れ、佳子さまに“富士急行の御曹司との熱愛”について直撃取材を試みると、「本当に申し訳ないんですけど、お話しできることは何もないので……。すみません」笑顔でお答えいただいたのだが、このときにはすでに“留学彼氏”の存在が──。宙ぶらりんになったままの眞子さまの“結婚回答”は当初、今年4月に行われるはずだった『立皇嗣の礼』の一連行事が終わり次第、発表される予定だったといわれる。ただ、新型コロナ感染拡大の影響で儀式が延期になり、眞子さまのご結婚の道筋も不透明のまま……。「佳子さまはICUを卒業されるにあたっての文書回答で、眞子さまの結婚問題について“結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています”と、お姉さまのご結婚を心から願われています。ただ、眞子さまの結婚問題が決着しなければ、ご自身の縁談も進まないというジレンマを抱えていらっしゃることでしょう」(前出・秋篠宮家関係者)’14年に行われた成年を迎えるにあたっての記者会見で、《一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております》と、理想の男性像を明かされている佳子さま。ついに“白馬の王子様”に出会われたということなのだろう。’19年のICU卒業時に出された文書では交際相手に関する質問に《今後も含めお答えするつもりはございません》とお答えになっていることから、われわれの知らない水面下では、着々とお話が進んでいるのかもしれない──。
2020年07月23日山下智久が、明日7月17日(金)放送の「徹子の部屋」に初登場することが分かった。収録を終え、山下さんが出演の感想を語るコメントも到着した。11歳でジャニーズ事務所に入所し、今年で24年という長い芸歴を誇る山下さん。「コード・ブルー」シリーズや「ボク、運命の人です。」、「インハンド」などに出演し、中でも近年では配信ドラマ「THE HEAD」への出演が大きな注目を集めた。今回スタジオには、Tシャツに黒のスーツをまとい登場。山下さんが“美しきジャニーズ”として評判という話題を持ち出し、「カメラに向かって、いちばんキレイだなと思える顔をしてみせて!」と言ったり、活躍の場を世界に広げていることから、「ハリウッドのオーディションだと思って、ご自分のことを英語で紹介していただける?」と言ったりと、黒柳徹子の無茶ぶりが放出。また、ジャニーズJr.時代のコンサートで生田斗真と共に「KinKi Kids」の「ジェットコースター・ロマンス」を歌って踊る貴重な映像(当時13歳)も紹介。山下さんは「記憶にはあるのですが、映像を見たのは初めてかも。うれしいのは、隣で踊っていた彼(=生田斗真)と、ずっと友人として、いい関係でいられていることですね」と話し、「KinKi Kids」のバックダンサーが初仕事だったと当時をふり返ると、黒柳さんが「(『ジェットコースター・ロマンス』の踊りを)ちょっとやってみて!」とおねだりする場面も。ほかにも、大学進学エピソードや作詞&MV撮影秘話、“感動のサプライズ”も展開。収録を終え、山下さんは「『徹子の部屋』は日本で知らない人がいない、とても歴史のある番組。そういう場に呼んでいただいて…なんというか、感慨深かったですね。そしてやっぱり…緊張しました」と感想を述べ、「やっぱりスゴイ方だなと思いました。何十年もずっと同じ番組の司会を続けられているなんて、想像もつかない領域です。こんどまた出演させていただく機会があったら、そういう深いお話も聞かせていただきたいですね」と黒柳さんとの対面をふり返る。実は出演直前、番組に2度出演経験を持つ生田さんからアドバイスがあったそうで「『無茶ぶりされる可能性はあるけど、楽しんでこい!』という話をされていたのですが…それにしても想像を超える無茶ぶりをいただいたなと思います(笑)。でも、それもすべて楽しかったです」と心から楽しんだことを笑顔で語った。さらに視聴者へ向けて「徹子さんとお話しさせていただくのも初めてだったので、緊張している様子も含めて、なかなか普段は見られない僕の姿が出ているんじゃないかなと思います。ぜひ、オンエアを楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを送っている。ゲスト・山下智久「徹子の部屋」は7月17日(金)13時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2020年07月16日天皇皇后両陛下は7月6日、九州の大雨による被災者にお見舞いの気持ちを表された。宮内庁によると両陛下は大雨により多くの人が犠牲になり、いまだに安否のわからない人がいることにたいへん心を痛めていらっしゃるという。新型コロナの感染拡大が国民的な危機となっている一方で、国民の声を直接聞く機会を作ることは難しく、天皇皇后両陛下にとっても、もどかしい日々が続く。そんな中、両陛下の“側近”が一新される人事が発表された。天皇家の相談役とされる宮内庁参与が、6月18日付で交代となったのだ。上皇ご夫妻の御代から参与を務めてきた4人は退任し、兵庫県立大学理事長の五百旗頭真氏、元宮内庁長官の風岡典之氏、前最高裁判所長官の寺田逸郎氏が就任した。宮内庁参与とはどのような役割を担う存在なのだろうか。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「参与は天皇の個人的な相談相手という位置づけになります。上皇陛下が退位について参与に相談されたという報道もありましたが、そのように天皇が方針や意向を決める前の段階で、まだ胸の内にあるような事柄を参与に相談されることが多いと思われます」つまり、宮内庁参与は天皇家の意思決定をサポートする、重要な立場にあるのだ。参与の選任について前出の宮内庁関係者に聞くと、「宮内庁長官や侍従長は国家公務員であり、人事権は内閣が持っています。天皇陛下はその人事について希望を言うことはできません。一方で、私的なアドバイザーである宮内庁参与は、内閣の関与を受けることなく、天皇陛下が唯一、最終決定権を持っている人事なのです。候補者は宮内庁がリストアップし、最終的には天皇陛下の了解があって初めて決まります。平成以降は皇后陛下もこの人事に関わるようになったといわれていますので、雅子さまのご意見も人選に反映されているはずです」宮内庁参与の交代は、今後の皇室にどのような変化をもたらすのだろうか。「今回就任した3人の参与の中で、とくに注目すべきなのが五百旗頭氏です」そう語るのは皇室担当記者。日本政治外交史を専門とし、神戸大学教授、防衛大学校長などを歴任してきた五百旗頭氏だが、「実は、五百旗頭氏は過去に、女性天皇を認めるべきという趣旨の発言をしているのです」’06年2月12日の『産経新聞』への寄稿で、戦後日本における昭和天皇の功績に触れた上で、五百旗頭氏は次のように綴っている。《国民の幸せを切に願う天皇制の伝統は今も変わっていないと思う。性別にこだわって廃絶の危険を冒すのではなく、男女いずれであれ、おだやかな敬愛を集め国民とともにある天皇制を望みたい》’06年2月といえば、紀子さまの悠仁さまご懐妊が公表されたことで、小泉純一郎政権下で国会提出直前まで進んでいた、女性天皇を認める皇室典範改正案が見送られたとき。だがそのさなかに五百旗頭氏はあえて“女性天皇容認発言”をしていたのだ。産経新聞は6月20日「小紙『正論』欄で、女性天皇実現の可能性に言及したこともある」とし、「宮内庁が天皇陛下の相談役に選んだ意図が分からない」と批判的に取り上げていた。男系男子による皇位継承の維持を主張する産経新聞に“女性天皇推進派”とみなされている五百旗頭氏だが、なぜ宮内庁参与に抜擢されたのだろうか。「実は3年前、天皇陛下と雅子さまはそろって五百旗頭氏と面会されているのです」(宮内庁関係者)’16年の熊本地震のあと、’17年1月に皇太子ご夫妻だった陛下と雅子さまは、「くまもと復旧・復興有識者会議」で座長を務めていた五百旗頭氏を東宮御所に招いて、約1時間半にわたって説明を受けられた。「天皇陛下と雅子さまは五百旗頭氏と直接会話を交わされる中で、五百旗頭氏が信頼できる人物だとお感じになったからこそ、参与就任につながったのでしょう。宮内庁は当然、参与の候補者が皇室についてどのような考えを持っているか、過去の発言などを確認しています。両陛下も、女性天皇についての五百旗頭氏の考え方は宮内庁からの説明で把握されているはずです。今後は皇位継承問題、愛子さまの将来についても、五百旗頭氏に助言を求めることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者) 精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、皇后になられてからの雅子さまに考え方の変化があるのではないかと語る。「雅子さまは皇室に適応できないストレスが原因で、長い間療養生活を続けてこられました。ご体調が芳しくなかった時期は、愛子さまにはご自身のように皇室の中で重圧を感じることなく、人生を自由に過ごしてほしいと思われていたのではないでしょうか。しかし、昨年、皇后となったことをたくさんの国民に祝福され、その声がご自身の励みとなり、ご回復の力にもなっていると思います。皇室への愛着も、この1年でいっそうお強くなったはずです」この春に大学生となられた愛子さまにも、皇室の一員としての自覚が芽生えつつある。「雅子さまは愛子さまの将来に関しても、愛子さま自身の意思を尊重されつつも、女性天皇という道を選択肢の一つとしてお考えになっているかもしれません。愛子さまご自身も、皇室の歴史についても学ばれ、皇室の一員としての役割を受け入れていらっしゃるように感じます。両陛下とお話しになる中で、将来はご自身が天皇になる可能性があるということを、少しずつお考えになっていることでしょう」(香山さん)雅子さまのご覚悟が、愛子さまの未来を切り拓いていく――。「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月11日7月15日(水)に発売となる山下智久のNEWシングル『Nights Cold』のミュージックビデオが公開された。楽曲「Nights Cold」は、山下智久もメインキャストのひとりとして出演するサバイバルスリラー『THE HEAD』のエンディングテーマとなっており、初の世界楽曲タイアップとなっている。ドラマの世界観も大切にしながら、スリリングな人生を恋愛に例え、山下智久自身が作詞。そんな楽曲のミュージックビデオは、山下が初のアンドロイド、そして初のアニメーションにもなっている。■山下智久コメント今回の作品「Nights Cold」のMVは、準備の段階からすごく時間をかけさせていただいた大切な作品になっており、初めて僕自身がアンドロイド、そしてアニメーションにもなりました!「掴めそうなのに、離れていく愛。そんな愛を渇望する自分は一体何者なのか、本当に自分が求めている物は何なのか……」そんな思いを込めて作詞した今回の曲を、“アンドロイドが人間に禁断の恋をしてしまう”という儚いストーリーで表現しております。アンドロイド山下は、実際に顔の型も取り、ボディも一から作成していただき、とてもハイクオリティでフォトジェニックなアンドロイドに仕上がっていると思います。実写・アンドロイド・アニメーション3つの融合を是非楽しんでいただければと思います。
2020年07月03日7月15日に発売される歌手・俳優の山下智久のニューシングル「Nights Cold」のミュージックビデオ(MV)が3日、公開された。同楽曲は、山下もメインキャストの1人として出演している日欧共同製作ドラマ『THE HEAD』(日本ではHuluオリジナル連続ドラマとして全6話配信)のエンディングテーマ曲。ドラマの世界観も大切にしながら、スリリングな人生を恋愛に例え、山下自身が作詞した。そんな本作のMVは、山下が初のアンドロイド、そして初のアニメーションにもなっている。山下は「『Nights Cold』のMVは、準備の段階からすごく時間をかけさせていただいた大切な作品になっており、初めて僕自身がアンドロイド、そしてアニメーションにもなりました! 『掴めそうなのに、離れていく愛。そんな愛を渇望する自分は一体何者なのか、本当に自分が求めている物は何なのか。。。』そんな思いを込めて作詞した今回の曲を、“アンドロイドが人間に禁断の恋をしてしまう”という儚いストーリーで表現しております」と説明。「アンドロイド山下は、実際に顔の型も取り、ボディも1から作成していただき、とてもハイクオリティでフォトジェニックなアンドロイドに仕上がっていると思います。実写・アンドロイド・アニメーション3つの融合をぜひ楽しんでいただければと思います」と見どころを語っている。
2020年07月03日俳優で歌手の山下智久が7月15日にリリースするニューシングル「Nights Cold」のジャケット写真が19日、公開された。「Nights Cold」は、山下がメインキャストとして参加している日欧共同製作ドラマ『THE HEAD』(日本ではHuluオリジナル連続ドラマとして全6話配信)のエンディングテーマ曲。山下にとって初の世界楽曲タイアップとなり、ドラマの世界観を意識しながら自ら作詞した。山下は、エンディング曲決定の発表時、「僕自身、初めての世界タイアップという事で、本当にありがたく思っています。このタイアップのお話を聞いた時は、思わず涙してしまいそうなほど感激しました」と喜びを伝え、「ドラマの世界観を大切にしながら、今回はそれを恋愛に例えてミステリーを紐解いていく様なイメージで作詞させていただきました」と制作意図を明かしていた。今回公開されたジャケット写真は、グリーンを基調とした空間の中で、光を右手で遮りながら視線を送る山下を捉えた。CDは「初回生産限定盤A」「初回生産限定盤B」「通常盤初回仕様」の3種が発売される。■「Nights Cold」商品内容・初回生産限定盤A1,400円(税別)/デジパック仕様/12PブックレットM1.Nights ColdM2.リナリアM3.Nights Cold -Instrumental-映像:ドキュメント映像「Breathe With Me In Iceland」・初回生産限定盤B1,400円(税別)/デジパック仕様/12PブックレットM1.Nights ColdM2.リナリアM3.Nights Cold -Instrumental-映像:「Nights Cold」Music Video・通常盤初回仕様1,200円(税別)M1.Nights ColdM2.リナリアM3.Basics・初回仕様特典三方背スリーブケース付リリックアナザージャケットカード3枚オリジナル動画視聴シリアルコード付チラシ封入
2020年06月19日高校卒業を奉告するため、歴代天皇などを祭る皇居・宮中三殿をご参拝(3月31日)「6月9日、両陛下は結婚記念日をお迎えになりました。例年であれば、上皇ご夫妻や秋篠宮家とのお祝いの食事会が行われますが、今年は新型コロナウイルスの状況を鑑みて、普段と変わらずに、ご一家3人で過ごされたようです。ちなみに、30日にご結婚30年で“真珠婚”をお迎えになる秋篠宮ご夫妻も、現時点ですでに“お祝いの会は行わない”と決まっているそうです」(宮内庁関係者)毎週のように、新型コロナの専門家や医療現場を知る関係者などを御所に招き、ご進講やご説明をお受けになっている両陛下。その一方で長女の愛子さまは、御所での勉学にいそしまれる日々だそう。「この春から学習院大学に内部進学された愛子さまですが、新型コロナの影響で、1学期中はすべてオンラインでの授業になりました。本格的に大学に登校するのは早くて9月以降。現在は毎日の授業で出される課題に追われているそうで、多忙な日々だと聞いています。熱心に勉強されているのは、全国から集まってきた優秀な外部入学生に、遅れをとらないようにしているからだそうです」(侍従職関係者)愛子さまが所属される文学部日本語日本文学科は、どんな特徴があるのだろうか。「日本文学科は1学年で100人ほど在籍しており、2年生からは“文学科コース”と“日本語教育コース”にだいたい7対3の比率で分かれます。必修科目として『日本語学』や『日本文学』などが課されるほか、1~2年時に行われる漢字テストの結果が教室に貼り出されたり、試験がない科目は夏休みにレポートを課されることもあります。約100人しかいない学科なので、最近は『LINE』で日本文学科全員が加入するグループが作られて、構内の掲示板に貼り出される情報をみんなで共有することもありますね」(学習院大学生のひとり)■交友関係がガラッと変化する大学生活近年は、秋篠宮家の眞子さまや佳子さまが国際基督教大学(ICU)、高円宮家の承子さまが早稲田大学と、“学習院離れ”が続いた中、あえて学習院を選ばれた愛子さま。「現在、皇族の進学先は“学習院ありき”ではありませんが、あえて学習院を選ばれたのは、学びたい日本文学や日本文化の学科があったからでしょう。専攻された分野が今後、ライフワークになるかどうかはわかりませんが、制約の多い皇族にとって比較的、自由な大学生活は、勉強だけではなく、さまざまな経験をされることで視野を広める貴重な時間です」そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。しかも、日本文学科はこれまでの交友関係を“一変”させる可能性があるそうで。「日本文学科には、指定校推薦と外部受験で入学する学生がほとんどで、学習院女子高等科からの内部進学者はかなり少ないんです。その一方で、男子学生が少ない学科でもあるので“女子校ノリ”は変わらないと思いますよ。内部進学した学生は、今までの交友関係がガラッと変わったり、同じ学科ではなく、サークル活動で異性と出会うパターンが多いですね」(前出・学習院大学生)過去には、秋篠宮さまと紀子さまが学習院大学で出会われており、黒田清子さん(当時は紀宮さま)と黒田慶樹さんは幼少時から面識があったものの大学時代にも交流を深めて、それぞれ結婚されている。婚約延期中の眞子さまと小室圭さんも、ICU時代に出会われるなど、大学で結婚相手を見つけられる皇族は多い。「小学生のころからチェロを続けておられ、英語も堪能なので、音楽部や英語部を視野に入れられていると思いますよ。また、高校の文化祭で披露された、ダンス関連のサークルもありえます。それらの部活動やサークルでの出会いが、将来のご結婚につながるかもしれませんね」(前出・宮内庁関係者)これまでよりも、圧倒的に出会いが広がるキャンパスライフで、愛子さまの“ロマンス”も──?■盲導犬関連の公務と、同学科の先輩一方で『令和』を支える内親王としてのご活躍も期待されるが、お手本には“同門の先輩”の存在が。「上皇ご夫妻のご長女である黒田清子さんが在籍していた文学部国文学科は、現在の文学部日本語日本文学科であり、愛子さまの先輩にあたります。黒田さんは、皇室にいらっしゃったときから“盲導犬関連”のご活動に注力されているのですが、最近は“愛子さまが盲導犬関連のご活動を踏襲されるのでは”という話をよく耳にしますね」(前出・侍従職関係者)学習院初等科の卒業文集では、将来の夢について《盲導犬の指導員になりたい》と記された黒田さん。飼っていた紀州犬『千代』にも盲導犬の訓練を受けさせたり、盲導犬育成団体が主催するチャリティーコンサートに、今でも毎年、出席されているそう。「愛子さまも毎春、学習院大学でのイベント『オール学習院の集い』で『アイメイト協会』の啓発ブースに必ず足を運ばれています。活動を支援するため、その場で販売されている同協会のサポートグッズを購入したり、募金などを行われているのです。ご両親と同じように、動物愛護への強いご関心がおありで、初等科の卒業文集、高等科での卒業レポートでも“犬や猫”をテーマにした内容を執筆されていました」(同前)もうすぐ成年皇族になられる中、黒田さんからのアドバイスを時折、受けているのではと前出の山下さんは話す。「愛子内親王殿下が今後、盲導犬関連で施設訪問やアイマスクを着用した体験などのご公務をされる可能性は十分あります。動物関係は、令和の象徴的な両陛下のご活動のひとつになると思われますので、愛子内親王殿下にとってもそれに沿ったいいご活動になります。また、盲導犬に関しては叔母の黒田清子さんが積極的に携わっておられましたので、みなさんがお集まりになるときなどにはお話を聞いておられるかもしれません」令和時代を支える内親王の輝くお姿が待ち遠しい──。
2020年06月18日皇后の仕事とされる「ご養蚕」を両陛下ご一緒に作業されるために皇居へ入られた(6月2日)6月3日、天皇・皇后両陛下は『全国保健所長会』の副会長ら3人を赤坂御所に招き、新型コロナウイルスへの保健所の対応などについての説明を受けられた。当日、両陛下にご接見した葛飾区保健所長の清古愛弓(せいこあゆみ)さんは、次のように話す。「全国保健所長会の活動内容や、私が担当している葛飾区保健所での新型コロナウイルス感染症への具体的な対応や、現場の実態について説明いたしました。両陛下からは“PCR検査は時間がかかるのですか?”などの質問を受けました。これまで何回も専門家からのご進講を受けていらっしゃるので、すでにいろいろとご存じだったようで“職員の方々のメンタルヘルスも大変でしょうね”、“しばらく続くかと思いますが、頑張ってくださいね”と、ねぎらいのおことばもいただいて、大変ありがたく感じましたね」緊急事態宣言が全国で解除されたものの、いまだ予断を許さない状況に両陛下も現場で働く保健所関係者を心配されていることだろう。そんな中、おふたりは6月9日に27回目の結婚記念日をお迎えになった。「令和になってからというもの、両陛下での会話がかなり増えた印象です。例えば、雅子さまから陛下に対し、公務についての質問をして熱心にメモをとるなど“皇后とはどうあるべきか”を日々お考えになっている。5月20日に行われた『日本赤十字社』社長らからのご進講でされた質問も、事前におふたりで話し合われたそうで、“私はこう思うのですが、いかがでしょうか”と自分の意見を伝えてから、陛下に意見を求められたそうです」(宮内庁関係者)■“次世代の支援”に注力される雅子さま“皇后のあるべき姿”以外にも、雅子さまが追い求められていることがあるそう。「コロナウイルスの影響で外出を伴う公務がない中、即位から1年が経過した現在、両陛下は“令和皇室のテーマ”を模索されていると聞きます。テーマといっても、設定するというよりは“少しずつ作り上げていくもの”ですが、少なからず意識されていると思います」(同・宮内庁関係者)平成時、上皇ご夫妻は戦争経験者ということもあり、国内外にあるかつての戦争地などを慰霊するなど“平和への祈り”をテーマにされていた。ただ、令和ではテーマを掲げることはできても、国民には浸透しづらいという。宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんが解説する。「平成の天皇は新憲法下で即位された最初の天皇であり、慰霊の旅や被災地訪問など昭和時代にはなかったご活動をされたことで国民は昭和との違いを感じました。しかし、今の陛下も新憲法下での即位ですから、昭和から平成のときほどの違いはないでしょう。そもそも、両陛下が“令和のテーマ”を発表されるわけでもありませんので、われわれは両陛下のご活動から、それぞれが令和の特色を感じればいいと思います」令和の皇后は、どんなご活動に重点を置かれていくのだろうか。前出の宮内庁関係者は「皇太子妃時代から続けている“次世代の支援”に注力されるだろう」と語る。「雅子さまは療養に入られる前から、両親がいなかったり、障害を持つなど、厳しい状況にある子どもたちに心を寄せられてきました。児童養護施設や知的障害児施設の子どもたちが合唱や舞踊を披露する『児童福祉施設文化祭』に、’96年から8回も単独で視察されています。この文化祭で出会った神奈川県葉山にある児童養護施設『幸保愛児園』には過去に10年以上、子どもたちや園長に向けたクリスマスメッセージを贈られていたこともありました」1宮内庁は4月初旬、天皇陛下の私費から、子どもの貧困対策に取り組む『子供の未来応援基金』に5000万円を寄付されることも発表した。■弱い立場にいる人や動物に心を寄せる象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の准教授・河西秀哉さんは、こう話す。「次世代の子どもたちに対する支援に力を入れられることは、皇后陛下にとって適しているテーマだと言えます。世間では、児童虐待などの事件や待機児童の問題が取りざたされており、国民から注目されるテーマでもあるからです。一方で、児童施設などは政治的な観点から、両陛下の言動やご活動が利用されてしまうおそれもあるためバランスをとりながら行う必要はあると思います」’18年のお誕生日文書では、そんな“次世代へのエール”とともに、両陛下が掲げられる“令和のテーマ”として「動物」が挙げられると話すのは、前出の山下さん。「両陛下のお気持ちが国民に伝わるかどうかは、ご活動がどのように報道されるかにかかっています。中でも報道されやすいものは、“動物”に関することだと思います。平成の天皇・皇后のご活動にはあほとんどありませんでしたから、令和の特徴的なご活動になると思います。両陛下がアニマルセラピーや保護犬に関するご活動をされることは、人と動物が共に生きる社会の重要性や“命の大切さ”を伝えることにつながるでしょう」以前には、東京・築地の『聖路加国際病院』の小児病棟を何度か訪れ、アニマルセラピーの現場を見学されていた雅子さま。御所では’09年ごろに動物病院で保護されていた犬を引き取って『由莉』と名づけ、数年前からアニマルセラピー犬として専門家から訓練を受けさせているそうだ。「毎春に学習院大学内で行われるお祭りに行かれた際には、盲導犬事業の啓発に取り組む『アイメイト協会』のブースに立ち寄られています。昨年9月には、秋田県内の動物愛護センターを訪問された両陛下は、県内で保護された秋田犬などと触れ合い、保護犬が雅子さまにキスをする微笑ましい場面も。雅子さまはかねてから、動物のケアやアニマルセラピー講座にプライベートで足を運ばれていました。“動物が人に与える癒しの効果”を理解されており、社会に必要とされているとお感じになっているそうです」(侍従職関係者)動物をテーマにすることは、時代性ともリンクしていると、前出の河西准教授も話す。「両陛下は、障害児施設の子どもたちや、動物愛護センターで秋田犬と触れ合うなど“弱い立場にいる人や動物”に心を寄せられている印象があります。特に動物関連は、平成ではあまり見かけない光景だったので、国民の記憶にも残ることでしょう。御所では保護犬を飼われるほど動物がお好きなようですし、現在は犬や猫を飼う人はとても多いので、時代にも合っていると感じます」コロナが収束した後、令和皇室を形作る両陛下のご活動が始まっていくはず──。
2020年06月09日山下智久のニューシングル『Nights Cold』が、2020年7月15日(水)より発売。山下智久の出演ドラマ「THE HEAD」のエンディングテーマ曲に決定している。山下智久作詞の“恋愛”サウンド『Nights Cold』亀梨和也とのユニット「亀と山P」など、音楽活動のニュースが続いている山下智久が、ニューシングルを発表。『Nights Cold』と題した新曲は、山下自身が作詞を手掛けた“恋愛”にまつわるサウンドだ。山下智久出演ドラマ「THE HEAD」のエンディング曲に新曲は、山下智久が出演するドラマ「THE HEAD」のエンディング曲に決まっており、自身初の世界楽曲タイアップとなる。ドラマ「THE HEAD」を手掛けるのは、世界的ヒットドラマ「ホームランド(HOMELAND)」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム。ヨーロッパ最大級の制作会社と知られるTHE MEDIAPRO STUDIOとタッグを組み、世界中から集めた実力派キャストとともに震撼の極限心理サバイバル・スリラーを描き出す。気になる「THE HEAD」のストーリー舞台は南極にひっそりと佇む“陸の孤島”科学研究基地。任務を終えた夏期隊員たちは、10名の「越冬隊」メンバーを残し基地を離れることに…。しかし直後、科学研究基地との交信が取れなくなり、6か月の月日が経過する。久しぶりに“陸の孤島”を訪れると、待っていたのは惨殺された7つの死体。一体6か月の間に、基地では何が起こったのか。極限状態に置かれた人間たちの壮絶な心理合戦が切り取られる。初回限定盤はDVD付き「THE HEAD」とのタイアップが決まっていた山下智久は、ドラマの世界観を大切にしながら、物語のイメージを恋愛に例えて作詞したという。“ミステリーを紐解いていく様なイメージで”作詞した楽曲に関して「一人でも多く、世界中の人に聞いてもらえると嬉しいです。」とコメントしている。ニューシングルは通常版に加えて、スペシャルなDVDが付属する初回限定盤を用意。アイスランドの大自然の中で世界に挑戦して感じた思いや伝えたいメッセージ、そしてこれからの夢などを語ったドキュメント映像つきの「初回盤A」と、『Nights Cold』のミュージックビデオ付きの「初回盤B」が展開される。なお、ドラマ「THE HEAD」はHuluで配信、さらに世界30の国と地域で放送・配信される予定だ。【詳細】山下智久『Nights Cold』発売日:2020年7月15日(水)■初回生産限定盤A 1,400円+税(デジパック仕様12Pブックレット)<収録内容>M1.Nights ColdM2.リナリアM3.Nights Cold -Instrumental-[映像]ドキュメント映像「Breath With Me In Iceland」■初回生産限定盤B 1,400円+税(デジパック仕様12Pブックレット)<収録内容>M1.Nights ColdM2.リナリアM3.Nights Cold -Instrumental-[映像]「Nights Cold」Music Video■通常盤初回仕様 1,200円+税M1.Nights ColdM2.リナリアM3.Basics<初回仕様特典>・三方背スリーブケース付・リリックアナザージャケットカード3枚・オリジナル動画視聴シリアルコード付チラシ封入※通常盤初回仕様はメーカー在庫が終了次第、通常盤に切り替え。
2020年06月07日《COVID-19は長期にわたって続くものと推察いたします。この感染症と日々向き合っておられる皆さんには、くれぐれも自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りをもってこの大きな困難を乗り越えていかれることを願っております。そして、皆さんを始め、日本の各地で医療に従事されている方々の多大なご尽力にたいし深く感謝いたします》5月18日、秋篠宮さまが総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」が、秋篠宮さまからのメッセージをHPに掲載した。皇室担当記者は「メッセージは2千文字を超える分量で秋篠宮さまの強い使命感がにじみ出る内容です」と語る。しかしこのメッセージ公表に、現在の皇室の新型コロナ対応への秋篠宮さまの不満も感じとれるという。「済生会のHPに文面を掲載することを提案されたのも、秋篠宮さまご自身だそうです。未曽有の災厄に対し、当初から積極的な動きのなかった宮内庁や天皇陛下にしびれを切らされたようです。『もっと皇室も発信すべきではないですか』という皇嗣殿下からのメッセージにも感じられました」天皇陛下と雅子さまが、新型コロナに関する最初のご進講を尾身茂専門家会議副座長から受けられたのは4月10日。このときの陛下のお言葉が宮内庁のHPに掲載されるまで18日もかかっている。一方、秋篠宮ご夫妻は3月からすでに動きだされていた。3月11日に、済生会の理事長らから新型コロナへの対応状況について説明を受けられたのを皮切りに、さまざまな専門家とご面会。紀子さまは3月24日、「国際結核・肺疾患予防連合」のHPにメッセージを寄せられている。新型コロナの感染拡大に触れ《人々を感染症から守るために力を尽くしている世界中の人々に深く感謝いたします》と述べられたのだ。「秋篠宮さまと紀子さまは、両陛下よりもかなり早い段階から、独自の人脈で新型コロナについての情報収集をされていました。さらに、秋篠宮ご一家そろっての活動も急増しているのです。その陰には紀子さまの奔走があるようです」(前出・皇室担当記者)秋篠宮さまと紀子さまは、5月11日にテレビ電話で済生会関係者から説明を受けられたのだが、眞子さまと佳子さまも別室のモニターから参加されたという。15日には、秋篠宮ご一家から東京都港区の済生会中央病院に、手作りの防護服100着が届けられた。「ポリ袋を使った防護服は、悠仁さまも含めたご一家全員で作られたものです。医療従事者らへの激励の言葉が書かれた寄せ書きも同封なさったそうです」(前出・宮内庁関係者)小室圭さんとの結婚をめぐり、眞子さまは秋篠宮さまとの対立関係が続いているとみられる。「そのような状況にあって、秋篠宮家の団結を演出されたのは、紀子さまでしょう。結核に関する研究で博士号も取得されている紀子さまは、感染症への危機感を強くお持ちです。それゆえ、日本の皇室が欧州の王室に比べても消極的な姿勢であることに、批判的なご意見も強くお持ちのようです。ご一家を牽引して行動を示されることで、両陛下も宮内庁も、積極的に動くべきとのお考えを、身を持って強く示されたのでしょう」(前出・皇室担当記者)平成の終わりごろには、上皇陛下、天皇陛下、秋篠宮さまによる“三者会談”が毎月毎月行われて、皇室内の意思の疎通が取れていた。令和に入ってから、天皇家と秋篠宮家が疎遠になりつつあることも、背景にあるのかもしれない。だが、天皇家と秋篠宮家では立場が違うと語るのは、前出の宮内庁関係者。「天皇陛下や雅子さまのお言葉は、世論にたいへん大きな影響を及ぼします。それゆえ言動には慎重にならざるをえず、特定の団体だけを選んで何かをすることも簡単にはできないのです。また、宮内庁も前例主義にとらわれており、天皇陛下と雅子さまはご自身の思いを、なかなか形にすることができないでいます」元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう語る。「東日本大震災のわずか5日後に上皇陛下のビデオメッセージが発表されましたが、これは特別なケースです。先行きの見えないコロナ禍にあって、どういった形で国民に両陛下のお気持ちを伝えればいいか、宮内庁は今後も試行錯誤を重ねていくでしょう」「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月27日御養蚕所で蚕に桑の葉を与える“ご給桑”のため皇居へ入られる雅子さま(2020年5月22日)《これまで医療活動に献身的に力を尽くしてこられている方々、そして、その方々を支えられているご家族や周囲の方々に、陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたいと思います》5月20日、『日本赤十字社』社長らからご進講を受けられた雅子さまは冒頭、このようなおことばをかけられた。体面上は日赤の人々へのおことばだが、ご進講でのご発言を公にすることは“異例”であり“国民全体に向けてのメッセージ”という意味あいもあるのだろう。現在、外出を伴う公務はいっさい行われていない皇室の方々。美智子さまや愛子さまも、外出自粛の日々を送られている。「美智子さまは、3月末に東京都港区の『仙洞仮御所』に引っ越されて以降、敷地内の庭を散歩する以外は部屋の中で過ごされています。職員とも極力会わないようにするなど、コロナ対策を徹底されているようです。学習院大学の1年生となった愛子さまは、5月11日からオンラインで授業を受けられています。第二外国語は、お父さまの影響でスペイン語を専攻されたと聞きました」(宮内庁関係者)そんな中、雅子さまにとって唯一とも言える外出は、歴代の皇后が引き継いでいる“ご養蚕”の作業なのだが……。「5月11日に皇居の敷地内にある『紅葉山御養蚕所』で『御養蚕始の儀』を行われ、今年の養蚕作業がスタートしました。しかし、5月18日に皇居で養蚕作業が予定されていたのですが、雅子さまの体調が整わず、当日ギリギリになって“ドタキャン”されてしまったのです。療養に入られてから17年目になりますが、医師団の見解どおり、いまだにご体調に波がおありのようです」(皇室担当記者)その4日後には無事、蚕に桑の葉を与える“ご給桑”の作業を養蚕所で行われた。今回の直前キャンセルは、皇后になられてからの“プレッシャー”が関係していると、心理学に詳しい東京未来大学こども心理学部長の出口保行教授は分析する。「今回のドタキャンは、周囲からの過度なプレッシャーが原因となった可能性が大いにあります。周辺でお仕えする方々は、雅子さまのご様子をきちんととらえて対処、対応していらっしゃるでしょうから問題はありませんが、一方で国民から“やればできる”と見られてしまえば大きなプレッシャーになります。『適応障害』のいちばんの原因であるストレスが高まることを回避することが最も求められます。そういった点からも、今回の当日キャンセルは、とてもよいことだと思います」昨年、お代替わりの一連行事をすべてこなされた雅子さまだけに、周囲からの期待が重圧になっていたのかもしれない。「急がず、ご自分のペースでゆっくりと公務に臨まれることが大切ですし、雅子さまへの期待がストレスに変わることも、私たち国民は知っておく必要があるでしょう。雅子さまの中にある“皇后陛下はこうあるべき”という使命感を弱めることができるのかも重要です。国民は、その使命感をあおらないように静観することがポイントになると思います」(出口教授)ご養蚕以外にも、コロナ騒動がなければ、5月には“重要行事”が控えていた両陛下。「5月を軸に、即位後初めての外国訪問として、イギリスに外遊される予定でしたが、今回のコロナ騒動で延期に。雅子さまは外務省時代、イギリスの『オックスフォード大学』に留学経験があり、なじみ深い国です。宮内庁としては、親しみ深いイギリスでの行事日程が、雅子さまにどれほどの負担になるのかを把握したいという気持ちもあったそうですよ」(宮内庁関係者)そして実は、この訪英が実現していれば、ついに雅子さまの“肉声”をお聞きできる場が整えられるはずだったと、前出の宮内庁関係者は語る。「陛下が外国訪問する際、直前に記者会見が行われるのが通例なのですが、今回の訪英前会見では“雅子さまも同席される予定”だったのです。雅子さまが最後に会見の場に臨まれたのは’02年12月なので、実に“17年半ぶり”となるはずでした。なんでも雅子さまは、訪英前会見の出席を見据えて、今年2月末にあった陛下のお誕生日会見をご覧になった際、“イギリス訪問前の会見では、質問を少し柔らかくしてほしい”といった旨を、宮内庁職員を通じて、宮内記者会に伝達されたと聞きました」宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、外国訪問前会見の“意義”について次のように話す。「外国訪問前に行われる記者会見は、日本国内だけではなく、訪問国の国民に天皇・皇后両陛下のことを知ってもらうという意味あいがある点で、お誕生日の記者会見とは異なります。訪問先の英国民に、両陛下のお人柄や、両陛下とも英国の大学で学ばれていたことなどを知ってもらうことは、親しみを持って、温かく迎えていただく環境づくりに役立ちます」ただ、今回は訪英が延期になったため、会見も延期に。雅子さまが会見に復帰されるのはいったい、いつになるのだろうか。「コロナ禍の収束が前提ですが、延期されている『立皇嗣の礼』が10月ごろに行われると、お代替わりに関する一連の行事が終わります。12月には、皇后陛下のお誕生日がありますが、香淳皇后も上皇后陛下も皇后時代にはお誕生日の記者会見は行っていません。そう考えると、昨年10月に行われた『即位礼正殿の儀』から1年たち、お代替わりの行事もすべて終わった今年10月か11月に両陛下おそろいの記者会見が行われる可能性はあります」(山下さん)今年10月ごろに会見復帰となれば“18年ぶり”。そのときまで、今は静かに雅子さまを見守りたい─。
2020年05月27日昨年5月、皇后として名誉総裁に就任してから初めて『全国赤十字大会』に出席された雅子さま「両陛下のご意向もあり、お仕えする側近たちとの“接触”を7割減らすためのテレワークの実施や、側近との打ち合わせも対面ではなく電話で行う機会を増やされています。おふたりが宮内庁職員の健康をたいへん心配しておられるのは、まずは“目の前にいる国民”の健康を守ることが大切だとお考えになっているのでしょう」(宮内庁関係者)新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内では緊急事態宣言が5月いっぱいまで延長された。4月中に3度、コロナに関する各分野の専門家からのご進講を受けた両陛下は、苦心しておられるそう。4月10日に両陛下が新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長・尾身茂さんから受けられたご進講では、《今後、私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています》という陛下のご発言があり、4月末には宮内庁HPにも掲載された。ご進講の内容が公になるのは“異例”のこと。そんな中、皇室としては変わらず“祈り”を捧げている。「国内でコロナの感染拡大が取りざたされ始めた3月20日の『春季皇霊祭』と『春季神殿祭』、4月3日の『神武天皇祭皇霊殿の儀』、5月1日の『旬祭』などの宮中祭祀は予定どおり行われています。コロナ対策は講じていますが、所作や時間などを短縮することなく通常どおり行っているそうです。ただ、祭祀のお供をする側近らは、いわゆる“3密”にならないように気をつけ、お着替えを手伝う際には当然マスクを着用しています」(侍従職関係者)現在の危機的状況だからこそ“国民のために祈ること”が天皇としての大切なお務めだという強い信念を抱かれていると、この侍従職関係者が続ける。「代理を立てて祭祀を行うこともできますが、陛下は自ら行うべきだとお考えになっているそうです。両陛下は“最前線でウイルスに立ち向かっている方々に直接ねぎらいの気持ちを伝えたい”という思いがおありですが、現状では叶いません。今は先祖に祈りを捧げつつ、『旬祭』では国民の安寧を祈られながら、対応にあたっている関係者の話を聞いて、現状を正しく理解することが大切だと思われているのです」■上皇さまが震災時になさった「ビデオメッセージ」の可能性は“今できること”を実践されている両陛下だが、一部では「両陛下から国民へ直接、激励するおことばが欲しい」という声もあがっているという。「’11年に発生した東日本大震災の5日後には当時、天皇陛下だった上皇さまがビデオメッセージを公表し、国内全体を励まされました。イギリスのエリザベス女王は4月初旬、在位68年間で5度目のビデオメッセージを発表し、コロナウイルスと闘う国民を鼓舞しました。ただ両陛下として、そういったメッセージを出す予定は、現状ないとのことです」(皇室担当記者)メッセージを公表する予定がないのは、両陛下のお気遣いが影響していると、ある皇室ジャーナリストは話す。「今回は、これからまだ被害が拡大していく可能性があり、震災時とは状況が違います。さらに、ビデオメッセージを撮影するとなると、そのこと自体が“3密”の状態を作り上げたり、コロナ対策で多忙な政府にメッセージのチェックなどの作業を課すことを、両陛下は危惧されているのではないでしょうか」静岡福祉大学名誉教授で近現代の皇室制度に詳しい小田部雄次さんも、メッセージ公表は時期尚早だと語る。「新型コロナウイルスがいつ終息するのかが不透明な状況であり、両陛下が国民全体に向けて、ビデオメッセージを出されるのはまだ難しいかと思います。コロナで健康被害や経済的打撃を受けている方々には、メッセージを受けとめる心の余裕がまだできていないと思うからです。医療崩壊や経済破綻からの復興へのめどが立ったころに、励ましのメッセージを出されたほうがいいのではないでしょうか」■雅子さま、“医療界へのねぎらい”もこれまで陛下は、2月のお誕生日会見、3月末の愛子さまの高校卒業に際してのコメント、そして先日のご進講でのコメントの3回にわたってお気持ちを表明していることも、改めてのビデオメッセージを出されない理由なのかもしれない。一方で、国民へのメッセージ以外にも、雅子さまには“医療界への激励”についての期待が寄せられている。「雅子さまは『日本赤十字社』の名誉総裁を務めておられるので、もし可能であれば、そういった医療関係の団体への寄付行為、あるいは医療従事者への支援や励ましのおことばを出されることが重要だと思います。皇室は以前から、医療界とのつながりが深いので、政治的にニュートラルな立場から強く心を寄せることで、困難な状況の医療界の支えになっていただければと願っています」(小田部さん)宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、今後、医療関係者へのねぎらいの場を設けられる可能性について次のように言及する。「国民に通常の生活が戻ればコロナ対策に尽力のあった政府、医師会、看護師会などの幹部を招いた懇談や茶会などを開いて、両陛下が直接ねぎらわれる可能性はあります。植樹祭などで地方を訪問された際には、医療施設の視察や医療従事者らとお会いして、また、不幸にも感染によって亡くなった医師、看護師などの遺族にお会いになってお見舞いのお言葉をおかけになることもあるかもしれません」雅子さまが抱く感謝のお気持ちが医療従事者に届く日はいつになるのだろうか─。
2020年05月12日俳優で歌手の山下智久が21日、自身のインスタグラムでライブ配信を実施。最近ハマっているお笑い芸人を明かした。ファンから寄せられた質問に次々と答えていった山下。好きなお笑い芸人を聞かれると、「最近あの人が面白い。ぺこぱ」とぺこぱを挙げ、「ツッコむようでツッコまない、肯定するっていうのが新しくて面白いなと思いました」と話した。この日は、17日に行われた嵐のインスタライブに山下がコメントを寄せ、松本潤と二宮和也が反応した話題にもなり、「すごいドキドキした。まさか自分の名前が呼ばれると思ってなかったんだけど、潤くんとか二宮くんが言ってくれて家で興奮しました」とうれしそうに振り返り、「本当にいつもお兄さんたちにはお世話になっております」と頭を下げた。
2020年04月21日国民をカチンとさせた、安倍晋三首相とテレビ朝日の富川悠太アナつい先ごろ、世論の賛否両論の洗礼を浴びた、晋三首相(65)にテレビ朝日の富川悠太アナウンサー(43)。両者とも、突っ込みどころ満載の対応をしてしまい、その結果、大炎上を招いてしまった。ミュージシャンの星野源(39)がネットで配信した楽曲『うちで踊ろう』にただ乗り(フリーライド)したばかりに、安倍首相は大顰蹙(ひんしゅく)を買った。情報番組デスクはたっぷりと皮肉を交え、「国のトップが格好のワイドショーネタを振ってくれるとは、我々的にはありがたいというか」と苦笑いだ。■2人に共通するのは富川アナは、自身が連日コロナ報道をしていながら、自身の体調の変化を重大視しなかったことが、バッシングの餌食になってしまった。テレビ朝日によれば、富川アナは今月3日(金)、4日(土)に38度の発熱があったが、すぐに平熱に戻ったために、週明け6日(月)からメインキャスターを務める『報道ステーション』に出演していた。発熱し、いったん平熱に戻る新型コロナウイルスの初期症状は、報道番組や情報番組で繰り返し伝えられていたこと。伝える当事者が、自身の発熱を甘く見たことが、世論を呆れさせた。2人に共通しているのは、「危機意識の欠落」。自分の決断が巻き起こすであろう世間の反応に対して、あまりにも無自覚だった。安倍首相に至っては、無自覚以上に無邪気すぎる。安倍首相は、星野源の音楽に、自身が自宅でくつろぐ映像をくっつけたが、爆笑問題の田中裕二(55)にラジオ番組で「カメラ意識しすぎ!」「マヌケなんだもん」とからかわれるレベル。「Stayathome」を訴えたかったという意図は読み取れるが、その優雅なアプローチは国民をカチンとさせるものだった。富川アナに関して、一部スポーツ紙は「責任感が強い」とかばったが、「その結果、報ステは崩壊寸前です。スタッフは大量に自宅待機になっています。そもそも今年3月に、在籍10年以上のベテラン制作陣を大量に派遣切りにし、制作能力そのものが衰えていた。局内からスタッフをかき集めてしのいでいるようですが、まさに泣きっ面にハチですよ」(一般紙放送担当記者)富川アナの隣に座る、徳永有美アナウンサーも自宅待機を強いられているどころか、夫である内村光良と子どもたちと、感染リスクへの恐怖を抱えながら過ごしているはずだ。批判の矢面に立たされる安倍首相に対し、富川アナへの過剰なバッシングが行き過ぎという擁護の声もSNSなどにはあるが、テレビ朝日の番組スタッフの声は辛らつだ。「はっきり言って放送人として失格でしょう。多くのスタッフの命を危険に陥れているんですから。3日4日に発熱した段階で局に報告し休んでいたら、こうはならなかった。それを怠った責任は免れないでしょうね。そもそもテレ朝は、番組スタッフに対して体温報告を義務付けているんですよ!社員はよかったんかい!って突っ込みたくなりました。まったく呆れましたね。富川アナが上司に報告していないのか。報告していたとしたら、それこそ大問題。いずれ検証するのが、報道機関としての社会的義務だと思いますよ」最前線にいてほしい首相が自宅にいて、自宅にいなければならないアナウンサーが放送の最前線に出てしまったばかりに、2人は自分たちの立場をややこしくしてしまった。<取材・文/薮入うらら>
2020年04月15日昨年11月、両陛下の即位を祝うパレードには、約11万9千人もの人々が集まった「4月9日に皇居で行われる予定だった、各国の信任した駐日大使が派遣先の元首である天皇陛下に信任状を提出する『信任状捧呈式(ほうていしき)』が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。この儀式が延期になったのは‘11年の東日本大震災ぶりとなります。同じ理由で、5月末に両陛下が臨席されるはずだった島根県での『全国植樹祭』も、1年ほど延期されることが決まりました」(皇室担当記者)世界での感染者数が増大している現状に、両陛下も心を痛められているにちがいない。現在はコロナウイルスの影響で、外出を伴う公務はすべて取り止めとなっている一方、5月1日でお代替わりからちょうど1年となる。「ご療養中にもかかわらず、令和に入ってからの雅子さまのご活躍は目覚ましいものがありました。一連のお代替わりに伴う行事や儀式をすべてこなされただけではなく、名誉総裁を務める『全国赤十字社』の全国大会や『フローレンス・ナイチンゲール記章授与式』、両陛下にとって重要だといわれる地方公務『四大行幸(ぎょうこう)啓(けい)』にもすべて出席されたのです」(同・皇室担当記者)象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の准教授・河西秀哉さんは、皇后になられてからの雅子さまへの印象を次のように語る。■パレードでの「涙」からわかるもの「昨年11月の『祝賀御列の儀』で、涙を見せられたお姿はとても印象に残っています。皇太子妃時代に病気を患い、さまざまなバッシングを受けられるなど、雅子さまはとても苦労されてきました。それらの苦しい経験を乗り越えて令和を迎え、多くの国民が両陛下のために、わざわざ祝福してくれたことに感極まられたのだと思います。ご体調が完全に回復されていないとはいえ、この1年、精力的に活動されたのは、国民に喜ばれていることが力の源泉になっているのではないでしょうか」令和に入って早々の5月末、即位後初の国賓として来日した、アメリカのトランプ大統領夫妻との会見に感銘を受けた国民も多いことだろう。「元外交官らしく、通訳なしでメラニア夫人とお話しされていて、国際親善を華麗にこなされていたお姿に敬服いたしました。上皇ご夫妻の国際親善も素晴らしかったのですが、令和になってから、さらに踏み込んだお姿を見せていただけたと思いましたね」そう話すのは、静岡福祉大学名誉教授で近現代の皇室制度に詳しい小田部雄次さん。平成時代の美智子さまのお姿を踏襲しながら“雅子さま流”を実践されているようだ。「皇后になられてから、今まで以上に国民との関係性を重要視されているのでしょう。お出まし先の人々と交流される際、目線を合わせるためにかがんでいたり、じっと相手の目を見つめながら、よくお話しされています。上皇ご夫妻のやり方を踏襲されているのだと思いますが、1歩踏み込んだ対応をされていると感じます。皇太子妃時代には、あまり拝見したことのないお姿だったので、皇后としてのご自覚が強くなられたからなのだと思います」(河西准教授)■かつてのつらいご経験が活きているこのスタンスは「かつてのつらいご経験が関係している」と、河西准教授が続ける。「雅子さまは、長い間苦しんだ経験がおありだということが、これまでの皇后にはないポイントだと思います。ご自身の経験を踏まえて、世の中で社会的に弱い立場にいる人々の視点や、そういった立場を理解して接することができます。それは相手の目線に合わせるということにもつながっていて、いろいろな人に寄り添いながら、皇后としての役割を果たされていくことができるのではないでしょうか」この1年間での雅子さまのご活躍の背景には、ご自身の努力の賜物(たまもの)があるという。「ご自身の体調に合わせ、工夫と努力を重ねられた結果、万全ではない状態とはいえ、ひとつひとつの活動をこなされたことで、自信も積み重ねておられたのだと思います。雅子さまはもともとお力のある方であり、皇后というお立場になったご自覚も加わって、堂々とされているように感じます」(小田部教授)宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは「皇后陛下が令和の“理想の女性像”になる」と太鼓判を押す。「上皇后陛下は常に上皇陛下の“一歩後ろ”でしたが、皇后陛下は天皇陛下と並ばれているように感じます。時代とともに国民の価値観に合わせて皇室のあり方も変わります。日本も今後、男女平等意識の下、女性が活躍する社会になっていくでしょうから、上皇后陛下が平成の理想の女性像だったように、皇后陛下は令和の理想の女性像になるでしょう」■ご自身のことばで国民に語りかけることも大切令和になって最高のスタートダッシュを切ったように思える雅子さまだが、やはり“難題”は抱えていらっしゃるようで……。「強いて言えば、記者会見などで雅子さまの“肉声”をお聞きできればと思います。お誕生日でご感想を文書で発表されますが、現在の雅子さまが、どのようにお話しされているのかを知りたいという国民も多いことでしょう。象徴天皇と皇后は、ご自身のことばで国民に語りかけることも大切なのです」(河西准教授)‘02年12月を最後に、記者会見に臨まれていない雅子さまの“肉声”を聞くことができるのはいつになるのか。前出の山下さんは、有志が皇居などで清掃を行う『勤労奉仕団』への挨拶“ご会釈(えしゃく)”をほとんどされていないことを気にかけているそう。「皇后陛下は大勢の人の視線が一気に向けられるのが苦手のようだという話は聞いていましたが、最近は大勢の人が参加する式典などにも出席されていますので、ご体調が上向きなのは間違いないでしょう。ただ、年に50回ほどある勤労奉仕団へのご会釈は今年に入ってまだ1度しかお出ましになっていません。全国各地から集まった国民と触れ合い、地方の話を聞ける貴重な場ですから、皇后陛下もお出ましになれるようになればいいですね」皇后としての“正念場”は、2年目に待ち受けていると、前出の小田部教授は話す。「最近、天皇陛下が社会福祉事業の団体に計1億円を寄付されたり、秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』の延期検討についても、約1週間前になるまで発表されませんでした。寄付は以前から決まっていたことでしょうし、行事も政府が決めたことなので皇室の方々は従われているのでしょうが、新型コロナウイルスで大変な状況の中で行うべきことなのか、という疑問も浮かびました。政府承認のもとでご活動されるものですが、国民とともに歩む皇室でもあるので、令和時代の変化とともに、国民とどんな日本を作っていかれるのかが気になります。医療崩壊も懸念される中、日赤や済生会などと関係深い皇室がどのような動きをとられるのか、コロナ騒動の渦中である2年目に入ったこのタイミングが、両陛下にとって“本当の正念場”でしょう」国母として、令和でのさらなる飛躍を期待したい――。
2020年04月14日阪神タイガースの藤浪晋太郎(球団公式HPより)ついに芸能人にも感染者が出て、もはや誰が感染してもおかしくない状況となっている新型コロナウイルス。世界的にはサッカー選手などスポーツ選手の感染例は早くから出ていたが、日本のプロ野球選手にも感染者が出始めた。阪神タイガースは3月27日、藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手と長坂拳弥(けんや)捕手の3選手に陽性反応が出たことを発表した。会見した揚塩健治球団社長によると、食事会に参加したのは12人で、藤浪ら3人以外に4選手、総勢7人の選手が参加していたという。発売中の『週刊文春』(4月9日号)によれば、この食事会の主催者は阪神の主力選手のタニマチ。食事会が開かれた場所は大阪・梅田駅近くのタワーマンション。参加者はほかに北新地のクラブのママやホステスがいたという。そして彼らの感染が発表された翌日と翌々日、食事会に参加していた女性3人の感染が発表された。■禁止令に“効果はない”つまり、食事会と称した“合コン”だったようなのだが、『FRIDAY』(4月17日号)によれば、女性は入れ代わり立ち代わりでバラバラに現場を訪ねていたという。当時、コロナ感染を実名で公表した藤浪に、ダルビッシュ有は《情報収集している証拠やし、自分の身体に敏感な証拠。関係者の感染リスクもかなり抑えられたはず》とツイッターで賞賛。また《こういう初期症状もあるということをわかっていただく機会にもなるのではと彼が言った。勇気をもって報告してくれた》と揚塩社長が彼をヒーロー扱いした。いやいや、そんなことじゃないでしょう。そもそも“不要不急”の外出をしないようにといわれている状況でこんな食事会を開いている彼らを持ち上げていいものだろうか。案の定、ネットでは非難の声があがっている。野球選手は本当に“合コン”が好きが多い。サッカー選手もよく合コンをしているイメージがあるが、野球選手のほうが歴史は古い。写真週刊誌が創刊されて30年以上たつが、スポーツ選手の張り込みネタは圧倒的に“合コン”だ。野球選手が週刊誌に載るときは8割型“合コン現場”を撮られたといったケースが多い。案の定、オープン戦が終了した翌日の3月16日、埼玉西武ライオンズの金子侑司選手が六本木でグラビアアイドルたちと合コンにいそしんでいたのを『FLASH』(4月14日号)にキャッチされている。キャンプ終わりやオープン戦のあたりは時間に余裕があるせいか、彼らの合コン頻度はグッと上がる。その時期になると週刊誌は選手の張り込みに力を入れるわけだ。そしてヒットする確率はかなり高く、特に週刊誌を刊行している出版社のある東京を離れると、警戒もかなり薄れる傾向にある。しかしさすがにこの時期はまずいだろう。スポーツ紙の記者はこう語る。「スポーツ選手全般に言えることではありますが、なにせ若くて体力もありあまってますから、彼らのいろいろな“欲”を抑えるのは、正直言って難しい。そのため球団サイドもいろいろ“策”を講じているという話は聞きます。特にこの時期は禁止令を出しているところもあるのですが、効果はないようです」(球団関係者)オープン戦も無観客試合であったり、開幕の再延期も決定したので彼らのストレスもそれなりだろう、多少羽を伸ばしたいのもわからなくはない。しかし、今は生死にかかわることになるかもしれないということを肝に銘じたほうがいいのだが……。「今回藤浪さんらはタワマンパーティーをしていたとのですが、球団のスポンサーであったり、上層部との繋がりからであったりと、プロ野球界はいわゆるタニマチとの繋がりがつきものなんですね。入団すると、自動的にできるといってもいい。必然的に飲みに誘われたりといった頻度増えてくるなかで、もちろん自分たちの“遊びたい”という気持ちもあるのでしょうが、“先輩に誘われると断れない”といった体育会系の風習も残っていますね」(同前)今回、複数人の感染者が出たのはそんな業界体質も影響しているのでは?<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2020年04月03日御料牧場での静養のため、東京駅から新幹線で栃木に向かわれる上皇ご夫妻(2020年3月25日)「上皇ご夫妻は、3月19日から『葉山御用邸』、25日から栃木県の『御料牧場』に移動し、それぞれの場所で静養された後、31日に『仙洞仮御所』に引っ越されます」(皇室担当記者)約2週間にわたってお身体を休められた一方で、移動の際には、いつもとちがう“態勢”が敷かれていたと話すのは、ある宮内庁関係者。「現在、世界で猛威をふるっている新型コロナウイルス対策として、今回のご静養先への移動時の駅頭や沿道に、多くの人々が集まらないようにしていました。これまで葉山では、上皇ご夫妻が通過される際に地元住民に知らせたり、奉迎する場所を警察が作っていましたが、今回はいっさいなし。移動日時を公にせず、以前は設定されていた、新幹線に乗るために立ち寄られる東京駅や宇都宮駅での取材もなくし、人だかりができないように徹底したのです」ウイルスが感染拡大する中、小規模な集団感染『クラスター』を引き起こさないためのお気遣いだったのだろう。そんな皇室の中では、普段から感染症対策にぬかりはないと、上皇職関係者が話す。「御所に入る際には、職員全員がマスク着用と手の消毒は欠かしません。くしゃみや発熱など風邪の症状がある職員はすぐに休みをとるようにしたり、必要以上に皇族方のいらっしゃる場所まで上がらないようにするなど徹底しています。美智子さまは、お引っ越しの作業をされていたときから、使い捨てマスクではなく、中のガーゼを取り替えられる布マスクを何度も洗って繰り返し使われていましたね。“中のガーゼを湿らせると、のどの負担を軽減できる”とおっしゃっていたそうです」皇室の方々の感染症対策が、一般国民とそう変わらないのは意外かもしれないが、決定的にちがう点があるという。「上皇・上皇后両陛下、天皇ご一家、秋篠宮ご一家が一般の国民と決定的にちがうのは、医師が24時間体制でおそばにいることです。英王室のチャールズ皇太子がコロナウイルスに感染しましたが、日本の皇室の方々も感染する可能性はあります。ただ、軽症でもすぐに医師に診てもらえますし、検査を受けることも可能でしょう」そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。コロナウイルスの感染拡大で、皇室の方々も公私にわたって大きな影響が出ている。「両陛下が担われる予定だった公務が中止になったり、今年5月を軸に検討されていたイギリス公式訪問も当分延期されることになりました。3月22日に行われた愛子さまの高校卒業式も、予定より簡潔な式になりました。両陛下は、出席を見送ってご感想を文書で発表されたのですが、さぞ残念な思いでいらっしゃったと思います。さらに、愛子さまが4月から入学予定の学習院大学では、入学式が中止となり、オリエンテーションや履修ガイダンス、授業開始日が4月中旬以降まで延期となってしまいました」(侍従職関係者)一方の秋篠宮家では“一世一代の行事”の内容変更を余儀なくされてしまった。「秋篠宮ご夫妻は、多くの病院や福祉施設を運営し、殿下自らが総裁を務める事業団体『済生会』や、紀子さまが総裁を務める『結核予防会』から逐一、現場の状況をお聞きになっているそうです。そして4月19日に行われる、殿下が皇位継承順位第1位になられたことを国内外に示す『立皇嗣の礼』の儀式内容も変更になりました。具体的には、祝宴にあたる『饗宴の儀』が中止、中心儀式となる『立皇嗣宣明の儀』の招待者を350人から50人に減らすことが決まったのです」(前出・宮内庁関係者)しかし、感染拡大防止の余波で、皇室の方々に時間の余裕ができたことがプラスに働いた面もあるという。「皇后陛下は、1月3日と7日に行われた『宮中祭祀』は欠席されましたが、3月20日の宮中祭祀『春季皇霊祭』『春季神殿祭』には出席されました。公務が少なくなっていることで、宮中祭祀に出席するための体調管理が可能になったのかもしれません」(山下さん)皇室全体にも影響を与えた新型ウイルスだが、ご静養先での上皇ご夫妻の行動にも、変化をもたらしていた。「葉山にいらっしゃった際は、おふたりは必ず御用邸の裏にある砂浜を散策されるのですが、今年は1度も拝見しませんでした。春休みで多くの子どもが遊んでいたことで、ウイルス感染のリスクが高まったことが関係していたのかもしれません。さらに、葉山には思い出の場所やご友人のお住まいなどがたくさんあるので、例年であれば、静養された際に頻繁に外出されるにもかかわらず、今回は計2回ほどしか外出されていないようで驚きました」(地元住民)皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんは、“控えめのご静養”の理由について、次のように語る。「今回の葉山ご静養でおふたりの外出が少なかったのは、ご体調に不安があることに加え、コロナウイルス対策で不特定多数の人々と接触しないためだと思います。おふたりはご高齢なので、新型ウイルスに特に気をつけなければならないですから。英王室ではチャールズ皇太子が公務で感染し、エリザベス女王はロンドンから50キロ離れたウィンザー城に避難されましたしね」いつ終息するかわからない現状に、美智子さまは憂いを抱かれていることだろう─。
2020年04月01日ドイツの『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』の来日公演にて(’19年11月)「今年に入ってから美智子さまと電話でお話ししたところ、声のトーンが普段よりも低いように感じられました。やはり、ご体調がまだ悪いようなご様子だったので、少し心配ですね……」そう話すのは、美智子さまの知人女性。2月中旬から風邪の症状があった上皇さまだが、現在は回復されてお元気だという。しかし、一方の上皇后さまは昨年から崩しているご体調が全快されていないそう。「昨春以降から続いている体重の減少がまだ止まらないことに加え、心臓への負荷を測る検査項目で、心不全の診断指標である『BNP値』が高い状態が続いておられます。昨秋には血の混じる嘔吐が数回ありましたが、天皇ご一家とお住まいを入れ替えるため、日程ぎりぎりまでお引っ越しの準備作業を朝から晩まで行われています。お代替わり後に受けられた、白内障や乳がんの手術で予定が多少遅れたこともあり、お休みなく作業されているので、周囲は“お身体に障らないか”と心配しているのです」(宮内庁関係者)前回のお引っ越しでのお荷物が、2tトラック約100台分。今回は、平成の在位中に所有物が増えているので膨大な量の荷物を運ぶことになる。そして、いよいよ作業も終わった3月19日から『高輪皇族邸』に、おふたりの荷物が運び込まれる予定。運搬作業が終わる3月31日までの約2週間、上皇ご夫妻は静養を兼ねて“2か所”に滞在されるご予定だが……。■ハードな移動をどう過ごされるのか「まず、神奈川県三浦郡にある『葉山御用邸』で数日過ごされたあと、東京まで車で戻られます。それからすぐに東京駅で新幹線に乗り換え、今度は栃木県・高根沢町にある『御料牧場』に移られる予定で、それぞれの場所での滞在は半分ずつの日程になります。葉山からわざわざ御料牧場に移動する理由は“葉山御用邸でのご散策がしづらいから”とのことです。しかし、1度のご静養で2か所に滞在されること自体が“異例”ですし、長い移動距離と、まだ気温の低い御料牧場に行かれるのは、ご体調に不安がある美智子さまにとっては負担になると思うのですが……」(同・宮内庁関係者)上皇ご夫妻が最後に御料牧場を訪れたのは’16年。その前が’11年と’08年なので、数年に1度のペースだ。葉山や那須にある御用邸には毎年のように訪れているため、御料牧場へ行かれる頻度が低いのはなぜなのだろうか。「そもそも御料牧場とは、上皇ご夫妻や天皇ご一家などの『内廷皇族』の日常のお食事や『宮中晩さん会』、『園遊会』で使われる牛乳や肉、卵などの食料品を生産している場所で、静養目的でつくられた施設ではありません。総面積252haという広大な土地で、職員は化学肥料や農薬をなるべく使わずに、伝染病などにも細心の注意を払いながら日々、勤務しています」(皇室担当記者)美智子さまは今回、体力的に大きなご負担をかけて御料牧場に足を運ばれるのだが、つい最近、お心を痛められる出来事も起こってしまった。■美智子さまのお心遣い「皇室の護衛や皇居の警備を担う皇宮警察の学校『皇宮警察学校』の実習先だった那須御用邸での懇親会で、昨年6月以降、未成年の新任護衛官が飲酒を繰り返していたことが最近発覚しました。男女4人の護衛官が酒を飲んだ後、みだらな行為にも及んだそうで、容認していた学校長は退職することになったのです」(同・皇室担当記者)今年2月には、現在の天皇ご一家の護衛にあたる男性護衛官が新潟県に出張した際、宿泊先で同僚の女性護衛官の入浴をのぞき見する事件も起こっていた。皇宮警察が起こしたこれらの不祥事に、美智子さまもさぞ、残念がられていることだろう……。皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんは、美智子さまの現在のご心境を次のように推測する。「お引っ越しの準備や、体調を崩されることもある上皇さまのサポートで、美智子さまの疲労は体力的にも精神的にも、そうとうたまっておられると思いますし、身内の方も心配していらっしゃると聞いています。さらに最近、皇宮警察が起こしてしまった不祥事で、皇室のイメージが悪化してしまったことに対しても、お心を痛めたり、ご体調にも障られているかもしれません」それほどまでにご体調が心配される中でも、“異例スケジュール”で御料牧場を訪れるのは、美智子さまが抱かれている“とある思い”が関係しているようで──。「御料牧場の牧場長や次長などは、東京の本庁への異動や訪問の機会がありますが、そのほかの職員は現地で採用されるため、皇居や赤坂御用地への異動はありません。そうなると、牧場職員は必然的に、皇室の方々とお会いする機会が少なくなり、皇室にかかわる仕事をしているという意識がどうしても薄くなってしまいます。特に、上皇ご夫妻が御料牧場に滞在される機会は、ほかのご静養先と比べても少ないので、美智子さまは“牧場職員を直接ねぎらいたい”というお心遣いで、今回の日程にされたのでは」(侍従職関係者)■“職員をねぎらう会”が開かれる可能性も美智子さまと同世代である前出の渡邉さんも「今回のご移動は大変なこと」と語る。「いくら車や新幹線に乗られるとはいっても、ご高齢でいらっしゃるので、間違いなくお疲れになると思います。しかも、今回は皇居から葉山、さらに葉山から栃木県の御料牧場へと移動が多いということであれば、なおさら大変です。そんな大変なことなのに2か所に行かれる予定なのは、これまで御料牧場に行かれる頻度が少なかったことで、お代替わり後に牧場の職員に直接ご挨拶をされたかったのでしょうね」宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは“職員をねぎらう会”が開かれる可能性を示唆する。「御料牧場で働いている職員は、皇室の方々とお会いする機会がほとんどありませんので、ご訪問を楽しみにしていると思います。ご滞在中は貴賓館でゆっくりされるでしょうが、散策されたり、牛や馬などをご覧になったりもするでしょうね。また、今まで支えてくれた御料牧場の職員にお会いすることも今回のご訪問の目的ではないかと思っていますので、職員一同をねぎらわれる場もあるかもしれませんね」時代が変わっても、美智子さまの“慈しみの心”が変わることはないようだ。
2020年03月17日《女性・女系天皇、議論せず》2月16日付の『読売新聞』には、こんな見出しが躍った。驚くべきことに安倍政権が、女性・女系天皇について議論しない方針を固めたというのだ。公の場で議論を行うための有識者懇談会すら設けない方向だという。「昨年10月に実施された共同通信の世論調査で、女性天皇容認への賛成は8割を超えています。歴史上も女性天皇は存在しました。このまま“男系男子”に固執すれば、もっとも重要な伝統である世襲による皇位継承が危うくなるのは明らかです。皇室の存続を真剣に考えるならば、女性・女系天皇についての検討は避けて通れないはずです」(皇室担当記者)天皇陛下も’18年2月の誕生日会見で《その時代時代で新しい風が吹くように、皇室の在り方もその時代時代によって変わってきていると思います》とおっしゃり、伝統を重んじつつも、時代に応じて皇室のあり方は変わるとのお考えを示されている。04年12月に薨去された宣仁親王妃喜久子さまも、『婦人公論』(’02年1月22日号)で、次のように綴られていた。《女性の皇族が第127 代の天皇さまとして御即位遊ばす場合のあり得ること、それを考えておくのは、長い日本の歴史に鑑みて決して不自然なことではないと存じます》愛子さまがお生まれになった当時、皇室からも「愛子天皇」を期待する声があったのだ。さらに、雅子さまの祖父・江頭豊さんにも、愛子さまにまつわる”秘話”があるのだという。江頭豊・寿々子夫妻を知る人物が語る。「江頭夫妻は、愛子さまのご誕生をたいへん喜んでいました。あるとき豊さんが『愛子さまが天皇になる夢を見たんだよ』と、とてもうれしそうに話していたことがありました。雅子さまも、お祖父さまの夢のことはご存じだと思います。豊さんは、愛子さまの聡明さがもっと世間に伝わってほしいという気持ちも抱いていたようです」豊さんが亡くなったのは’06年9月。愛子さまがお生まれになったのは’01年12月であるから“夢”はその間に見たことになる。「ちょうど15年ほど前は、女性天皇容認へという機運が高まっていた時期でもありました。’05年、小泉内閣のときに『皇室典範に関する有識者会議』が招集されて、愛子さまが皇位継承者となられるように、皇室典範が改正されようとしていました。豊さんは、もしかしたら自分の夢が正夢になると思われたのではないでしょうか」小泉内閣が’05年11月24日に国会に提出した有識者会議の報告書では《我が国の将来を考えると、皇位の安定的な継承を維持するためには、女性天皇・女系天皇への途を開くことが不可欠》と、明確に結論づけられていたのだ。しかし、この翌年に紀子さまが第3子をご懐妊。皇室にとって実に40年ぶりの男子となる悠仁さまがお生まれになったのは、’06年9月6日のことだった。江頭豊さんは、それからほどなくして、同じ月の24日に亡くなったのである。愛子さまは4歳でいらした。悠仁さまご誕生まで雅子さまは、愛子さまを“将来の天皇”としてお育てになるつもりだったのだろうか。「小泉政権は皇室典範の改正案提出直前までこぎつけていました。当時の雅子さまも政府や国会の動きを注視されていたでしょう。愛子さまが将来天皇になることも、ある程度想定していらしたと思います」(前出・宮内庁関係者)初等科の一時期は雅子さまが登下校に付き添われるなど、登校できない時期もあった愛子さま。しかし、たくましく成長された現在は、皇族としての自覚も芽生えているという。「’17年に東宮御所にデンマークやスウェーデンの王族が招かれたときには、愛子さまもご懇談に同席されたのです。愛子さまは通訳を介さず、英語で会話されました。愛子さまの語学力は、天皇陛下がご自身以上の実力だと話されているほどです。東京五輪では皇族方が各国要人を接遇することになります。愛子さまがお迎えにあたることも十分に考えられます」(皇室担当記者)4月、愛子さまは天皇陛下と同じ学習院大学文学部へ進学される。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、今後の皇位継承の議論において重要となるのは“両陛下のご意向”だと語る。「平成の天皇退位の特例法は、上皇陛下のお気持ち表明が発端となり、そのご意向を尊重した国民の声によって成立しました。皇位の継承についても、国民は当事者である天皇陛下や皇族方のご意向を知りたいと思うでしょう。それがわからないままですと、どういう結果であろうとも、わだかまりが残るだろうと思っています」雅子さまは最愛の祖父の“夢”を胸に秘められたまま、女性天皇問題が本格的に審議される日を待ち続けていらっしゃるのだろうか――。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月16日《現在、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、罹患した方々と御家族にお見舞いを申し上げます。それとともに、罹患した方々の治療や感染の拡大の防止に尽力されている方々の御労苦に深く思いを致します。感染の拡大ができるだけ早期に収まることを願っております》天皇陛下がそう述べられたのは、2月21日、誕生日に際しての記者会見でのことだった。しかしながら、その後も国内の感染者は増え続けている。安倍首相は2月27日、全国の小学校、中学校、高等学校について、春休みまで臨時休校にすることを要請。悠仁さまが通われるお茶の水女子大学附属中学校も、28日から4月上旬まで休校となった。また、佳子さまがお出ましになる予定だった3月1日からの発明コンクール「なるほど展」も中止となっている。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが話す。「すでに決まっている両陛下や皇族方のお出ましを宮内庁側から取りやめることはないでしょう。しかし、いまは政府が自粛を要請している状況です。主催者側が行事やイベントなどを中止する可能性が高いですから、おのずとお出ましは少なくなるでしょう。終息のめどが立つまでは、皇室全体のご公務の数は少なくなると思われます」一方で皇室担当記者は、コロナショックが与えた秋篠宮家への影響を口にする。「眞子さまが小室圭さんとの結婚延期を発表されてから、2月6日で丸2年が経過しました。天皇誕生日が過ぎてから、秋篠宮さまが昨年の誕生日会見で眞子さまにお求めになった“何らかの発表”があるとみられていました。そこで眞子さまは、小室さんとの変わらぬ“結婚の意思”を表明されるという見方も多かったのです。しかし現在、眞子さまのご結婚関連の話は秋篠宮家周辺からもいっさい聞こえてきません」不安にさいなまれている国民の気持ちを考慮されて、ご自身の結婚問題について発表をしている場合ではないと、眞子さまが判断されたのだろうか。「眞子さまは何らかの文書の準備を進めていらしたようですが、お気持ちの表明、つまり“結婚宣言”は延期になっているようです」そう明かすのは宮内庁関係者。さらに声を潜めて続ける。「もちろん眞子さまは、新型コロナウイルスの感染拡大を憂慮しておられます。ただ実は、発表の延期を決められた大きな背景には、紀子さまからの強いご要請もあったようなのです。日本に平穏な日常が戻るまで、コロナが終息するまでは、発表を控えてほしい、と……」このような非常事態が起こっていなければ、すでに眞子さまが小室さんとの結婚を発表されていた可能性もあったというのだ。皇室でも「立皇嗣の礼」の規模縮小が検討されるなどコロナショックの影響が出始めているが、この逆境のなか、紀子さまが眞子さまの説得に動きだされたのか――。「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月05日