ちょっと特別なお食事会、ユールボード 白い雪が降り積もり、クリスマスまでの日々を心待ちに数える12月。スウェーデンの人達はこの時期、友人や知人とレストランを訪れ、Julbord(ユールボード)という、いわゆるクリスマステーブルを楽しみます。今回は、クリスマスシーズンのお楽しみ、このユールボードについて書きたいと思います。 クリスマスの装飾が施された店内には、ずらりと美味しそうな料理が並びます。ユールボードは基本的にビュッフェスタイル。あまりにも多く残すのはマナー違反ですが、スウェーデンならではの美味しいお料理を、好きなだけ味わえます。スパイスをきかせた芳しいホットワインの香りがふんわりと漂い、明るく穏やかなクリスマス音楽が流れる中、目一杯、美味しい料理とお酒を楽しむのは、まさに最高のひと時! 魚と豚肉がメインのクリスマス料理 日本ではクリスマスに鶏肉を食べることが多いかもしれませんが、ここスウェーデンでは、主に魚と豚肉を食べます。 ユールボードは、まずは冷たいお魚料理から食べ始めるのが一般的のよう。様々な味付けをされたSill(ニシン)が所狭しと並びます。塩味や酸味が強いものが多く、ついつい一緒にお酒が進んでしまいます。アルコール度数の高いSnaps(シュナップス)やクリスマスビールとの相性は抜群!ニシンだけではなく、いかにも北欧らしい、美味しいサーモンもおススメです。 冷たいハムも、ニシンと同じく序盤に食べます。一口に豚肉ハムと言っても、こんなにたくさんの種類が! ユールボードでのお酒とは? ユールボードのお料理に合わせて、シュナップスやクリスマスビール、ワインなどを飲みます。 シュナップスにはたくさんの種類があり、スウェーデン人達はそれぞれお気に入りの味を楽しみます。レストランで歌うのは、通常時はマナー違反ですが、ユールボードは特別!人々はシュナップスを片手に、Helan Går(へーランゴー)などを歌い、そこかしこのテーブルから楽しそうな声が聞こえてきます。 まだお酒が飲めない子供達は、独特の香りづけをされたコーラのような、Julmust(ユールムスト)というソフトドリンクを飲むことが多いです。 定番料理、「ヤンソンさんの誘惑」! 冷たいお料理を一通り楽しんだら、プレートを取り替えて、温かいお料理を頂きます。ふわふわのキノコオムレツ、オーブンでジューシーに焼き上げた豚肉、熱々のソーセージなど、目移りしてしまうほどのお料理がありますが、特に外せないオススメは、真ん中にあるJanssons frestelse(ヤンソンさんの誘惑)というお料理。じゃがいもと玉ねぎ、アンチョビ等を重ねて焼いたもので、スウェーデンの定番のクリスマス料理です。 子どもたちの夢!お菓子のお城 最後のお楽しみはデザートとコーヒー。サフランをふんだんに使ったケーキ、スパイスがきいたジンジャーブレッド、さっぱりとしたフルーツ、濃厚なチョコレートなどが並ぶデザートコーナーの周りには、甘い香りが漂っています。家族連れも多く訪れるのですが、子供達は嬉々としてこのデザートビュッフェを楽しみます。 子供の頃の夢、お菓子の家も! 日照時間が短く、1日に6時間ほどしか昼にならない12月。暗がりの中、外ではしんしんと冷たい雪が降っています。そんな中、温かい室内で、大好きな人達と美味しい料理を目一杯に楽しむユールボード。クリスマスの時期にスウェーデンに来た際は、クリスマスマーケットだけではなく、ユールボードを楽しむのをお忘れなく! YukaBlog ... ...
2018年12月25日1年で最も憂鬱な11月。日照時間が短くなり、本格的な厳しい冬に突入していく11月。光を反射する白い雪が降れば、少しは明るく感じるのですが、雪にはまだ少し早く、空を覆う重たい雲からは、冷たい雨が降っています。しかし、1年で最も憂鬱なこの季節を乗り越えれば、クリスマスシーズンの到来です!11月末頃からアドベントが始まり、街はクリスマスの装飾で彩られ、明るく賑やかな雰囲気となっていきます。 クリスマスまでの日々を数える粋なアイテム アドベントはクリスマスから4週間遡った日曜日に始まります。(今年は12月2日とやや遅めで少し残念ですが...。) アドベントには4本のロウソクを用意し、毎週1本ずつロウソクに火を灯していきます。4週間後のクリスマスには4本全てに光が灯るという仕組み。甘いお菓子を少しずつ楽しみながら、クリスマスまでの日々を数えるアドベントカレンダーは、日本でも既におなじみかもしれませんが、それと似たコンセプトですね。クリスマスまでの日々をより一層楽しくする粋なアイテムです。 暗い冬を照らす、窓辺の光 アドベント以降、人々はクリスマスの装飾を始めます。中でも特に私が好きなクリスマスの装飾は、家々の窓に飾られる、星やロウソクの照明! あの家もこの家も、この暗く憂鬱な気候の中、温かい光を窓辺に灯し、大好きな人達と過ごすクリスマスを心待ちにしている。大人も子供も、老人も若者も。この家々の窓の明かりは、そんな人々の心を反映しているようで、ほっこりとした気持ちにさせてくれます。 もしかしたら、街のイルミネーションは、都市としての規模が大きい東京の方が賑やかかもしれません。でも、この家々の窓の明かりが、スウェーデンのクリスマスをより温かく、特別なものにしているように感じます。 YukaBlog ... ...
2018年11月28日こんにちは。山本みつ湖です。すっかり肌寒くなりましたね!先日長女の顔を撫で回していたら、長男が盛大なくしゃみをしました。急に冷え込むようになったせいか、風邪をひいてしまったようです。熱を確かめようと、長男の顔に手を当ててみたら…。私を違和感が襲いました。その違和感とは…。直前まで5歳の長女の顔をさわっていたということもあり、いつの間にか長男がすごく大きくなっていたことに気づいたのです。長男が小さかった頃は(今長女にしているように)しょっちゅうほっぺたを撫でたり抱っこしたりしていました。でも今、小学5年生の長男の顔をじっくり撫でることはほとんどありません。洋服のサイズも靴のサイズも、どんどん大きくなる長男。半年持たずにサイズアウトしてしまった服もたくさんあります。わかっていたはずの長男の成長を、頬を触ったときの自分の手が以前と比べ小さく感じられたことで、改めて実感したのでした。スキンシップをとることこそ減りましたが、成長した分、今までは共有できなかったような映画や漫画の話ができるようになってきています。嬉しいはずの子どもの成長は時にさみしいけれど、今一緒に楽しめることを共に楽しんでいければと思います。
2018年11月01日「チームラボ 森と湖の光の祭」が、埼玉県飯能市の宮沢湖周辺に2018年11月9日(金)にオープンする、北欧のライフスタイルが体験できる新施設「メッツァビレッジ」にて開催。期間は、2018年12月1日(土)から2019年3月3日(日)まで。「メッツァビレッジ」は、ムーミンの世界を体験できるテーマパーク「メッツァ(metsä)」内にオープンする新施設。森と湖に囲まれた自然を身近に感じられる空間で、ゆったりと時が流れる北欧のライフスタイルや、その空気感を感じられる。そんな「メッツァビレッジ」で開催する「チームラボ 森と湖の光の祭」では、宮沢湖と湖畔の森を人々の存在によって変化する、インタラクティブな光のアート空間に変える。これは、チームラボが行っている“自然が自然のままアートになる”というアートプロジェクト「Digitized Nature」の一環だ。作品のひとつである「呼応する、 たちつづけるものたちと森」は、湖畔の森に置かれた物体と木々に宿った光が、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりする作品。人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。さらにその光と音は、放射状に近隣の立ち続ける物体と木々に伝播していく。また、同じように人と連動する作品「浮遊する、呼応する球体」も登場する。光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると色を変化させ、色特有の音色を響かせ、さらにその光と音は連続して広がっていく。「メッツァビレッジ」がはじめて迎える冬の夜に見せる幻想的な空間。是非、体験してみてはいかがだろう。【詳細】チームラボ 森と湖の光の祭会期:2018年12月1日(土)~2019年3月3日(日)時間:2018年12月1日(土)~2019年2月11日(祝・月):17:30~21:00(20:00最終入場)2019年2月12日(火)~2019年3月3日(日):18:00~21:00(20:00最終入場)休園日: 12月31日(月)~1月2日(水)会場:メッツァビレッジ住所:埼玉県飯能市宮沢327‐6 メッツァ)■入場料通常チケット ・大人(中学生以上) 平日 1,000円、土日祝 1,200円・小人(4歳以上小学生以下) 平日 500円、土日祝 600円※3歳以下無料※2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)までは土日祝日料金■前売りペアチケット ※枚数限定大人ペア券 1,200円※1枚で2名の入場可。※販売期間:10月22日(月)~11月30日(金)※使用期限:12月1日(土)~12月14日(金)販売場所:ローソンチケットWEBサイト、日テレゼロチケ、ローソン・ミニストップ店頭Loppi
2018年10月25日NMB48の山本彩が、17日深夜(25:00~)に放送されるニッポン放送『NMB48山本彩のオールナイトニッポン』でパーソナリティを務める。27日にNMB48卒業コンサートを控える山本にとって、NMB48メンバーとして最後の『オールナイトニッポン』となる。27日は大阪城ホールでの『NMB48 8th Anniversary LIVE』があり、ライブ直後に大阪市内から生放送される。番組では、山本と同じ1期生の現役メンバー(川上礼奈・白間美瑠・吉田朱里)、そして、山本と交流が深い2期から4期のメンバー(谷川愛梨・太田夢莉・渋谷凪咲)が1時台と2時台に時間を分けてゲストに登場する。この他、NMB48のメンバーが問題を作った「クイズ!山本彩!!」コーナーも。さらに番組の最後にはリスナーとファンに感謝を込めて、山本による弾き語りで自身がセンターを務めた「365日の紙飛行機」が生演奏される予定だ。
2018年10月16日食欲の秋! スウェーデンには豊かで美しい森があります。私が住んでいる首都ストックホルムも、セントラルから電車で15〜20分ほど離れれば、所々に豊かで美しい森があります。今回は、そんな北欧の森でとれる食べ物をご紹介します。 甘酸っぱくて爽やかなベリーたち。 まずは初夏から盛夏にかけて実をつける、甘酸っぱいラズベリー。夏に森を散歩していると、時たま見かけます。虫が内側に隠れていることも多いのですが、注意しつつ、摘んでその場でパクパク食べています。お次は、リンゴンベリー(和名コケモモ)。そのままではとても食べられない味ですが、ジャムやシロップにすると美味しく食べられます。スウェーデンの定番料理、ミートボールに添えて食べられることが多いです。お肉とベリーの組み合わせは意外ですが、実際食べてみると、相性ぴったり! この他、夏はさくらんぼも実をつけます。 ブルーベリーは私のお気に入りです。夏の終わり頃に実をつけます。今年は異例の猛暑だった為、残念ながら不作でしたが...。低い茂みに実をつけるのですが、専用のカゴのようなスコップで、すくうように収穫します。 食べ方はさまざま。そのまま摘みたてを食べても良いし、ジャムにしたり、タルトにしたり、チーズケーキに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり...。意外な食べ方かもしれませんが、牛乳と砂糖をかけて食べるのも一般的のようです。昨年は大量に収穫し、冷凍保存し、少しずつ少しずつ大切に頂きました。 秋になれば、キノコ狩り。 秋になると、そこら中にポコポコとキノコが生えだします。 その中で特に美味しいと言われるのが、Kantarell。和名はアンズタケ。きれいな黄色の高級キノコで、お店で買うと、結構良いお値段するんです。森でとればタダ!キノコ狩りに使う風通しの良いカゴも、シンプルだけどこれまた可愛い。 今年はブルーベリーが不作になってしまいましたが、代わりにりんごが豊作のよう。郊外には、なんと収穫したりんごをジュースにしてくれる施設もあるそうです。 東京で育った私にとって、森でとった食べ物を頂くというのはとても新鮮な体験でした。森を歩いていると、リスやウサギに出会うことも…!今も昔も、スウェーデンの人達にとって身近な、森からの食べ物。世界各国の食べ物をいつでも楽しめるという東京のような贅沢さはありませんが、素朴な豊かさが、森にはありました。 YukaBlog ... ...
2018年10月09日こんにちは、山本みつ湖です。今回は妹の子どもが突然怪我をしてしまったときの、父の話を紹介します。「子どもの怪我や病気には慌てるな、もし慌ててしまってもその様子を子どもに見せるな。親が慌てれば、子どもの不安は大きくなる。親が落ち着けば子どもの不安もやわらぐ」と父に教えられたと言っていました。この時はキャンプ中で病院からも遠く、妹はものすごく慌てたそうですが、父の言葉で落ち着きを取り戻し、甥を励ましながら病院へ行くことができたということでした。(やけどは軽かったようです。10年以上前の話です)言われてみればわたし自身も、授業中であるはずの時間帯に、学校や幼稚園から電話が入った時などは、まず先生の声のトーンに意識を集中させて、子どもに大変なことが起こった知らせなのか、そうではないのかを判断しようとします。また、子どもの病気や怪我で病院にかかった時も、先生のお話はもちろん聞きますが、それ以上に先生の表情や様子から子どもは大丈夫なのかを、判断しようとしているなと気づきました。また、以前家族の急病で救急車を呼んだことがあるのですが、慌てに慌てて電話したわたしに、応答された方が落ち着いた口調で話しかけてくださって、すっと自分も落ちつきを取り戻せたことを思い出しました。ちなみに父は「マムシにかまれた!」というわたしの声には「なんやと!?」と叫びながら跳ね起きたものの、その後はずっと落ち着いて接してくれました。一度くらい慌てても、その後取り戻せるものですね。突然の子どもの怪我や病気、それ以外にもいろいろ起こりうる一大事に、一度は慌ててしまったとしても、なんとか落ち着き、子どもたちの支えになれるよう努力したいと思います。
2018年10月01日こんにちは。山本みつ湖です。今回は陣痛について思い出してみたいと思います。初めての出産の前に義実家に遊びに行った時のこと。出産への怖さを和らげるために色んな人に出産の時のことを質問していた私は、義母にも「陣痛はどんなでしたか」と聞いてみました。義母の返事は、「そうじゃなあ、最初の出産と次の出産では痛いところが全然ちごうたなあ」でした。義母には2人の子どもがいます。第1子は「腰を両側に押し広げられるような痛み」で、第2子は「とにかくお腹全体が痛かった」とのことでした。そして私の3回の出産はというと…。長男の時は破水してからが怒涛の陣痛で、「これに履き替えなさい」と助産師さんから渡されたおむつ(のようなもの)を履き替えることもできないほどでした。腰は割れてしまいそうだし、すぐに陣痛の波が押し寄せるしで、結局自力で着替えられないまま、四つん這いで這い回りました…。次男の時は、比較的穏やかに進んだ陣痛。お腹全体がゆっくりじんわり痛む感じで、長男の時のように這いずり回ることなくちゃんと横になっていられました。ただ、陣痛が進んできた頃「裂けないように会陰マッサージしておきますねー」と助産師さんが何やら機械のようなものでベヨンベヨンベヨンと何かをしてくれたのですが(自分のお腹が邪魔で全然見えなかった)、今まで経験したことのない痛みで辛くて、陣痛の痛みよりも記憶に残っています。そして第3子の時。第3子の時は自宅で破水して入院。その後、陣痛が進むにつれて、腰もお腹もどちらも傷んできて、ああこれは複合型だとちょっと絶望したものの、年末だったため仕事が休みだった夫がずっと「かかとをマッサージ」してくれて、これがとてもよく効きました! この夫のかかとマッサージと、助産師さんの「お母さん3人目やしよくご存知でしょう、自分の好きなようにしていいんですよ」というポジティブな励ましが私をとても元気付けてくれました。長男次男も立ち会えて、とてもよい出産の思い出になっています。義母と同じく、子どもによって全然違った陣痛。全部が全部、自分の理想通りの出産だったわけではありませんが、今ではどの出産もとてもとてもよい思い出です。子どもたちも自分が生まれた日の話を聞くのが好きで、夜寝る前によく話して聞かせます。私も子どもの頃母が話してくれたのですが、残念ながら内容をあまり覚えていません。母が亡くなる前にもっと詳しく聞いておけばよかったなぁ。
2018年08月30日楽しかった夏も、もうすぐ終わり。 8月半ばを過ぎ、ここストックホルムも、夏の終わりを感じるような涼しい気候となってきました。 今年のヨーロッパは異例の猛暑となり、5月から暑い日々が続いていましたが、通常であれば、スウェーデンで夏といえるような期間は6月終わりから8月半ばまで。そんな夏の終わり頃、Kräftskiva(クレフトフィーバ)という、ザリガニを食べるイベントがあります。私も旦那の実家へ行き、義家族と一緒に、 たらふくザリガニを食べました。 意外と食べやすい、ザリガニの味。 初めて食べる時は、やはり少し抵抗があったのですが、いざ口にしてみると、これがまた美味しい!!思ったより泥臭くなく、塩味がききつつも、しっかりと甲殻類の旨味がある。シュナップスという強いお酒と一緒に楽しむことが多いのですが、これはお酒が進むだろうなぁ、という味でした。食べ方は人によって色々こだわりがあるようですが...。頭を切り落とした胴体の部分には、塩辛くてコクのあるスープが入っていて、ちゅーちゅー吸いながら食べました(お腹側からちゅーちゅー吸う人も多いみたいです。)尻尾やハサミは、言われなければザリガニだと気づかないんじゃないかというくらい、食べやすい味でした。今年は産地別に購入して、トルコ産、スペイン産、スウェーデン産と食べ比べてみました。もしかしたら産地ではなく、メーカーの調理過程の違いなのかもしれませんが、個人的にはスウェーデン産がクリーミーで美味しかったです。ザリガニパーティの飾り付けも賑やかで面白い!Månenという人の顔の絵を描いたランプ、三角帽子、ザリガニの絵が大きく描かれた前掛けやお皿、ザリガニ用の小さなナイフなど、この時期はお店にザリガニパーティ用の品々が並びます。少しずつ日が短くなり、少しずつ肌寒くなり。1年で1番明るく楽しい夏が終わってしまうのは、寂しい気持ちになりますが、この賑やかなザリガニパーティがあるなら、夏の終わりも悪くないかな、と思えてきます。 YukaBlog ... ...
2018年08月25日スウェーデンにも夏がやってきた! 北欧には白夜があります。私が住んでいるストックホルムは、完全な白夜にはならないのですが、それでも、夏は夜遅くまで明るく、ほとんど太陽が沈みません。 ただでさえ日が長い北欧の夏。その中でも、最も日が長くなる夏至の頃、夏至祭があります。今年は5月頃から天気の良い日が続いているのですが、基本的に夏と呼べるほど暑い時期は、6月の終わりから8月まで。夏至祭は、この短い夏の始まり頃にあります。 クリスマスと並んで「これぞスウェーデン!」と言えるほど、伝統的かつ、とても美しいイベントです。 色どりどりの花々、そして緑。 夏至祭では、草木や花々で作られたマイストング(Midsommarstång,Majstång)というポールを立て、人々はその周りを踊ります。夏至祭当日は雨が降ることが多いのですが、霧雨が降ったりやんだりする中、カエルやキツネの歌に合わせて、皆楽しそうに踊っていました。 長い冬を越え、野花が一斉に咲き誇る時期でもあり、人々は色とりどりの花で花冠を作ります。 花といえば、スウェーデンにはこんな言い伝えがあります。「夏至祭の夜、7種類の花を摘んで、枕の下に入れて眠ると、夢の中で将来の夫に出会う」という。なんともロマンチック! スウェーデン、夏の味覚とは? マイストングの周りで踊った後、家族と食事をしました。 「クリスマスとイースターと夏至祭の食べ物は、スウェーデンではほとんど同じなんだよ。」 とスウェーデン人の義妹は笑っていましたが、クリスマス料理は豚肉が多く、イースターは卵料理が多く、夏至祭ではやや魚料理が多い印象です。 そして夏至祭の時期には、夏の食べ物、苺のケーキがあります!この写真のケーキは義妹と義弟の手作り。 森で摘んできた甘い香りのニワトコの花と、花冠を添えました。 このニワトコの花で作ったエルダーフラワージュースも、典型的な夏の飲み物。香り豊かで甘酸っぱく、とても爽やかな味わいです。 自然豊かで爽やかな、北欧の夏 「今年の夏は猛暑だ」とスウェーデンの人達は言っていますが、それでも空気が乾いているスウェーデンの夏は、涼しく爽やかで過ごしやすく感じます。 豊かな自然の中で遅くまで遊ぶことができ、1年の中で最も楽しい季節だと思います。 Yuka Blog ... ...
2018年08月16日湯島で創業後100年以上続く老舗甘味処「甘味処みつばち」。大人気の濃厚でこくのある黒蜜とともに味わう「あんみつ」をはじめ、人気メニューが楽しめます。老舗ながらトレンドをおさえた和のスイーツは、イートインだけでなくテイクアウトも最適です。100年前もトレンド発信?「甘味処みつばち」の歴史湯島で100年以上続く老舗「甘味処みつばち」の始まりは明治42年(1909年)、今から約100年以上前にさかのぼります。湯島で氷業を営んでいた嶋田 当与夫妻が、今の「甘味処みつばち」のルーツとなっています。「小倉アイス」誕生秘話あずきを凍らせて作る「小倉アイス」は、実は「甘味処みつばち」が生みの親。大正4年(1915年)のある日、冷夏で売れ残ってしまった小豆をアイスクリームの桶に保存しておいたところ、翌日凍った状態になっていました。回してみたり、砂糖を足したりしたところ、今の「小倉アイス」が完成。嶋田 当与夫妻の裏に住んでいた「こくりょうさん」という旦那さんが、「小倉アイス」と名付けました。偶然の産物ながら、今でも愛されている小倉アイスの誕生でした。老舗ながらトレンドをおさえた人気商品濃厚黒蜜で楽しむ名物「あんみつ」「甘味処みつばち」の名物として外せないのが「あんみつ(540円・税抜)」です。沖縄産の黒糖を使い、添加物など余分なものは一切入っていない濃厚な黒蜜は「甘味処みつばち」ならでは。伊豆産寒天にフルーツ、北海道産小倉あんで楽しむスタンダードな「あんみつ」のほか、アレンジしたあんみつも幅広くラインナップされています。ストロベリーアイスと苺の甘酸っぱさ、黒蜜の濃厚な甘さのハーモニーが魅了する「苺べりーあんみつ(780円・税抜)」。「甘味処みつばち」発祥の小倉アイスを使った「小倉あんみつ(750円・税抜)」など、好みのあんみつが味わえます。テイクアウトも可能な「ハニー焼き」カステラのような、柔らかくて甘い生地にあんこと宇治抹茶餅を入れて焼き上げたオリジナルのお菓子が「ハニー焼き(120円~200円・税抜)」です。8種類のお味があり、テイクアウトも可能。店内では、温めたハニー焼きに、アイスとホットレモンがついた「ハニーホット(550円・税抜)」も楽しめます。アイスは17種類から好きなものが選べるので、さまざまな組み合わせをお試しください。お持ち帰り「あんみつ」はワンランク上の手みやげに!「あんみつ」はテイクアウトも可能「甘味処みつばち」の「あんみつ」は、テイクアウト用も販売されています。1つ430円(税抜)で、6個と12個の箱入りの購入も可能。大切な方へのワンランク上の手みやげとしてもおすすめです。伊豆産の寒天とほどよい塩加減の豆、北海道産の小豆を使用したあんこに求肥がひとつずつ個装されたあんみつは、自分で盛り付けて楽しめます。もちろん、お持ち帰りでも名物濃厚黒蜜は健在です。ほかに、桜の塩づけをあしらい2色の求肥で目にもやさしい「桜あんみつ(470円・税抜)」もテイクアウト可能。お口にふくんだ瞬間、春の香りが広がります。ちょい食べにもおすすめ!「アイス」のテイクアウトアイスはダブルやトリプル、トッピングも豊富「甘味処みつばち」では、アイスをのせた最中のテイクアウトもできます。お好きなアイスを選んで、ダブルやトリプルも可能です。「元祖小倉アイス」はそのままでも良いですし、あんこのトッピングもできます。小倉アイスと黒糖アイス、求肥もトッピングしたスペシャルな「ハニートリプル(470円・税抜)」など、パフェ感覚の和スイーツもテイクアウトで楽しめます。フォトジェニックな「みつばちパンダ」お好きなアイスを選んで最中の上にのせ、さらに、小倉アイスの耳をつけた「みつばちパンダ(380円・税抜)」は、キュートな見た目も大人気。インスタ映えも狙えますよ。イートインは季節限定スイーツも見逃せない!夏季限定のかき氷「甘味処みつばち」は、夏季は限定メニューとしてかき氷を各種販売。定番のあずきや白玉のほか、レモンを生絞りした「氷生レモン(650円・税抜)」や宇治抹茶と小豆の甘みが楽しめる「宇治金夏(890円・税抜」と、バラエティ豊かなかき氷が登場します。冬季限定のホットメニュー冬季になるとホットメニューが充実。やわらかいお餅が入った、厳選した北海道産大納言から作られた「田舎志るこ(680円・税抜)」は、冷えた身体に染みわたります。「鮭雑炊(850円・税抜)」や「鳥雑炊(930円・税抜)」、「玉子ぞうに(690円)は、いずれも昆布とかつおからとられた出しの風味が生きています。散策途中の軽食としてもぴったりです。湯島観光の際は「甘味処みつばち」で甘いひとときを創業後100年以上続く老舗甘味処「甘味処みつばち」の人気メニューをご紹介しました。上野エリアからもすぐのため、デートや買い物、観光の休憩所として「甘味処みつばち」に立ち寄るのもおすすめ。夏はかき氷、冬には雑炊やお雑煮といった限定メニューもあるので、季節ごとの楽しみがあります。あんみつのテイクアウトは、上野や湯島のおみやげとしても喜ばれるでしょう。スポット情報スポット名:みつばち住所:東京都文京区湯島3-38-10電話番号:03-3831-3083
2018年08月04日こんにちは。山本みつ湖です。今回はお弁当についてのお話です。現在、二人の息子は小学生のため毎日給食。お弁当は運動会の時と遠足の時だけ。長女は幼稚園に毎日お弁当を持って行っています。幼稚園の方針は「苦手なものを無理に入れることはない、食べられるものを食べられる量だけ入れて、完食できた喜びを感じさせてあげましょう」というもので、その方針に初めて触れた時は、なんて素敵なんだろうと感動したものでした。そういえば自分の時はどうだったかな、と思い出してみましたが、よく考えてみたら私は保育園出身で給食でした(ご飯だけ持参)。そこで小学校の頃を思い出し、描いてみようと思います。小学校は給食だったので、お弁当を作ってもらうのは遠足の時と運動会の時。今の子どもたちと同じです。いつも母におまかせだったお弁当のおかずは、どれもとても美味しかったのですが、ある日私はテレビのCMで流れる、流行りのおかずに夢中になったのです。そして初めて母に冷凍食品をねだったのでした。母の定番おかずは、たまごやき、ウズラのゆで卵、ちくわにキュウリを刺したもの、そしてデザートはさくらんぼの缶詰と季節の果物。書いているだけで懐かしさで胸がいっぱいになります。朝ごはんはお弁当のおかずの端っことおにぎりで、「今日は遠足だ」という気分を盛り上げてくれました。そして私の定番おかずは、カニカマを巻いたたまごやき、ちくわにキュウリを刺したもの(母と同じ)、茹でたブロッコリー。お弁当の機会が少ない小学生の兄たちのメインおかずは、いつも希望通りのものを作るようにしています。毎日お弁当の長女には、エビフライと唐揚げ、どちらにする? というように二つの選択肢から選んでもらうようにしています。自分で選んだり、希望を聞いてもらったりすると、私がそうだったように、ただでさえ嬉しいお弁当が、さらに楽しいものになるような気がするのです。子ども達の中に、楽しい思い出としてお弁当の記憶が残ってくれたらいいなと思います。 ■マンガで読む「みんなのお弁当事情」>>
2018年08月01日NMB48のメンバー・山本彩(25)が7月30日に行われた全国ツアーの公演初日で卒業を発表したと、各スポーツ紙が報じた。卒業時期は未定だという。山本といえば、NMB48を発足当初からキャプテンとして牽引してきた存在。そのためTwitterでは《結成した日から今この瞬間までNMB48のことを引っ張ってくれて愛してくれたこと、今までNMB48のメンバーでいてくれたことに感謝しかないです》《8年間キャプテンっていう大きなものを背負って前へ前へと引っ張ってくれていたことをほんとに感謝してますし、尊敬してます》など、感謝の声が上がっている。「山本さんは兼任していたAKB48の楽曲『365日の紙飛行機』でセンターに抜擢。この曲で紅白歌合戦に出場した際、ギターを弾きながら歌うスタイルが話題になりました。ソロ歌手としてもすでに2枚のアルバムを発表しており、そのクオリティは業界内でも評判となっていました」(音楽関係者)音楽活動への意欲は並々ならぬものがあるという山本。それだけに、今後も幅広い活躍が期待されているという。「来年開催されるラグビーW杯のキックオフイベントに参加した際、松井一郎大阪府知事(54)に『応援団長は山本さんで』とお願いされていました。そうしたオファーは各方面から殺到しているといいます。ソロとしての実力はもとより、キャプテンとして培った経験もある。今後もオファーが途切れることはなさそうです」(前出・音楽関係者)卒業は寂しいが、これからも元気な顔を見せてくれそうだ!
2018年07月31日ハーゲンダッツミニカップ「黒みつ&きなこ」(294円・税込)は、優しい甘さと豊かなコクを楽しめる黒蜜ソルベと、香ばしく上品な味わいが特長のきな粉アイスクリームを組み合わせた、和の味わいをお楽しみいただけるアイスクリームです。濃厚ながらも涼しさを感じる、これからの暑い夏にぴったりな味わいに仕上げました。■涼しさを表現したハーゲンダッツ初の「和のソルベ&クリーム」人気の「きな粉」と「黒蜜」を組み合わせ、和の味わいと“涼感”を楽しんでいただけるアイスクリームに仕上げました。夏にぴったりの初の”和のソルベ&クリーム”です。こだわりポイント1香ばしく、上品な味わいのきな粉アイスクリームアイスクリームに入れたきな粉は、焙煎具合にこだわり、上品な味わいに仕上げました。香ばしいきな粉が黒蜜の優しい甘さを引き立てます。こだわりポイント2優しい甘さと豊かなコクが楽しめる黒蜜ソルベ暑い季節にも食べたくなるよう、黒蜜をソルベに仕上げました。きな粉アイスクリームと組み合わせることで、きな粉の香ばしさやコクを引き立てます。※ソルベ:フランス語で“シャーベット”という意味(お問い合わせ先)ハーゲンダッツ ジャパン お客様相談室TEL 0120-190-821
2018年07月24日静岡県・沼津のJR東海道線・御殿場線「沼津駅」より歩いて4分程の場所にある甘味処「どんぐり」。店内に川が流れ、注文した料理が舟に乗って運ばれてくる、スペクタクルな喫茶店です。お店も料理もとても昭和な雰囲気で、店内や料理の写真だけでもインスタ映えしますが、料理が運ばれて来る様子を動画にするとさらにSNSで注目されるかも。メニューも充実していますので、沼津に訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。沼津にある「どんぐり」とは沼津駅南口近くにある「どんぐり」レトロな喫茶店が軒を連ねる「沼津駅」周辺にある、甘味処「どんぐり」。どこかなつかしい昭和の雰囲気を持った店内で、パフェの盛り付けもレトロです。でも、「どんぐり」はレトロなだけではありません。川で流れてくる「どんぐり」の甘味「どんぐり」でメニューを注文すると、カウンターの前に流れる川に、丸いタル舟に乗った甘味がどんぶらこと流れてきます。入り口からは想像できないくらい店内は広く、川の長さもかなりあります。ストーリー動画映えするインスタグラムのストーリー動画映え間違いなし。しばらく待っていて、舟に乗ってやってくる甘味を見たときのときめきは格別です。「どんぐり」の注文の仕方は?食券をホルダーに挟む「どんぐり」の入り口には、甘味のサンプルが並んでいます。まずはサンプルをじっくり見て、食べたいものをチェック。食べたいものが決まったら、食券を購入します。食券を手に、座る場所を決めるのですが、実は着席する場所にはそれぞれ宿場町にちなんだ名前が付いています。自分の座っている場所についている、宿場町の名前のついたホルダーに食券を挟みこみましょう。タル舟に入れて流す食券を挟んだホルダーをタル舟に乗せて、カウンターの前を流れる川に流します。そしてしばらく待ちます。ランプが点灯すると料理が来る座っている場所のランプが点灯すると、注文した料理がもうすぐ流れてくるという合図です。流れが結構速いので、目の前に来たらすぐに取らなければ流れてしまいます。片手でタル舟をおさえて、もう一方の手で注文したものを持つようにしましょう。食べ終わったら、空になった食器をまたタル舟に乗せます。「どんぐり」にはどんなメニューがあるの?ブルーフルーツポンチフルーツのうえに微炭酸のブルーのシロップがかかった「ブルーフルーツポンチ」は、ブルーハワイを思い出させる爽やかなルックス。シュワっという食感が涼しげで、夏の暑い季節には特においしく感じます。柚ゼリー、寒天、そして大きめに切られたバナナや桃などオーソドックスなフルーツがレトロな雰囲気を感じさせます。ほかにもピンキーパンチ、ブルーパンチなどがあります。スペシャルクリームあんみつ「スペシャルクリームあんみつ」は、フルーツがたっぷりのったあんみつです。餡も甘すぎず、フルーツやバニラソフトクリームによく合います。抹茶アイスがのったスペシャルクリームあんみつもありますよ。梅きしめん「どんぐり」に行ってみたいけど、甘いものは苦手という方。どんぐりには、甘味以外にもメニューがたくさん。お茶漬けの種類も多く、明太茶漬け、たらこ茶漬け、梅茶漬けなどが提供されています。ほかにも、磯辺焼きや麺類などがあります。麺類は種類が豊富ですが、なかでも人気のメニューは地元沼津産の削り節をたっぷり使った、ダシが香る「梅きしめん」です。大きな梅と玉子焼き、蒲鉾、油揚げ、わかめ、お餅が入っていてボリュームがあり、お腹も心も満たされます。動画映えするのでSNSに載せちゃおう!料理が流れてくる様子はSNS映えバッチリ。また、「どんぐり」の店内には、昔なつかしいジュークボックスが設置してあります。ジュークボックスは、コインを入れて好きな曲を再生してくれる機械です。動画撮影のときにぴったりの曲をチョイスすれば、ノスタルジックな雰囲気の動画を撮影できますよ。楽しさいっぱいで話も弾むスポット「どんぐり」沼津駅前にある昭和レトロな甘味処「どんぐり」を紹介しました。40年以上もの間、同じ場所で豊富なメニューを提供しつづけています。幼い頃よりずっと通い続けている方も、また、大人になって子どもと一緒に訪れる方もいる、地元に密着した喫茶店です。楽しさがぎゅっと詰まった「どんぐり」は何度訪れてもきっと新しい発見があることでしょう。スポット情報スポット名:どんぐり住所:静岡県沼津市大手町5-8-22電話番号:055-951-1777
2018年07月19日こんにちは。山本みつ湖です。今回は、トイレトレーニング(おむつ外し)についてです。今末っ子が5歳なので、3年ほど前にトイトレーニングをしたはずなのですが、なぜかほとんど思い出せません。そこで、7年ほど前に、人生初めて実践したときを思い出しながら書いてきたいと思います。長男が2歳、次男が生後半年ほどのとき、夫がこう言いました。実家も義実家も遠く、兄弟育児でいっぱいいっぱいだったわたしは、なんだか物凄く大変そうな「トイレトレーニング」になかなか取りかかれずにいました。そんな時、夫が「俺も一緒にするから」と言ってくれ、いよいよトイレトレーニングを開始することにしたのです。そして数日後! 夫チョイスのおまるが自宅に届きました。夫が選んだのはとことんシンプルなおまる。もちろん補助便座としても使える優れものです。早速、長男を座らせてみることにしましたが…まさかの全拒否! 長男は暴れに暴れて大泣きし、座らせることもできません。服を着たまま試してみたり、日を置いて再び座らせようとしてみたりと色々試しましたが、足をギュッと縮ませて、何が何でも座ろうとせず泣き叫ぶのです。困り果てたわたしたちは、近所の子育て広場に相談に行くことにしました。「全くおまるに座らないのです」と。すると相談員の方がこうおっしゃいました。長男がそういう風に感じているなんて考えてもみなかったので、目からうろこでした。「下に何もない状態が怖いとすれば、新聞紙をおまるの上に敷いて、そこに直接座る練習から始めてみればスムーズにいくかも」とアドバイスをいただいたので試してみましたが、変わらず激しい拒絶が続きました。そこで夫婦で話し合い、しばらくトイトレーニングをやめることに決めたのです。そして、最初のチャレンジから約1年後。長男3歳、次男1歳半の頃、2人ともおまるに座れるようになりました。当時のアルバムには、向かい合って笑顔でおまるに座る長男と次男の姿が残っています。こういうわけで、長男のおむつが外れたのは3歳を過ぎてからでした。次男は2歳になる頃にはとれていたように記憶しています。次男はおまるに座らせても全く怖がらず、最初から普通のトイレに補助便座でも余裕の表情を見せていました。(長男はおまるから普通のトイレに移行するのもだいぶ時間がかかり、座れるようになったのは1歳半年下の次男よりも遅かったくらいでした)。同じ兄弟でもこんなに違うものなのかと驚いたことを覚えています。トイレトレーニングがうまくいかなかったとき、「自分のやり方が悪いのかな」「どうしてこの子だけ外れないのだろう」など焦りが出て苦しい時期がありました。無理にトレーニングを続けると、親も子も疲れ果ててしまいますし関係も悪くなってしまいますよね。でも、子育て広場に相談に行き、それぞれの子どものタイミングがあると教えていただけたことで「早くしなければ」という焦りから解放された気がします。そして、実際に長男と次男のトイレトレーニングを経て、たとえ始めるのが遅くても、その子どものタイミングに合えばスムーズに進めていけるものなのかも、という考えに変わりました。わが家のトイレトレーニングの思い出は以上です! もし、どなたかのお役に立てればとても嬉しいです。これからトイレトレーニングを始める皆さんが、それぞれにぴったりな方法を見つけられますように。お子さんも親御さんも、ニコニコ楽しめますよう祈っています。
2018年06月25日6月下旬、ウラジーミル・ブルメイステルの振付・演出による『白鳥の湖』を上演する東京バレエ団がリハーサルを公開、その後の記者懇親会で斎藤友佳理芸術監督、主演の沖香菜子、宮川新大らが舞台への思いを語った。【チケット情報はこちら】公開されたリハーサルは第3幕。数あるヴァージョンのなかで特にドラマティックといわれるブルメイステル版ならではの、エネルギッシュな、独特の魅力にあふれた幕だ。ジークフリート王子の花嫁選びの舞踏会。次々と登場する各国の踊りのダンサーたちは、実は悪魔ロットバルトの手下という設定で、その踊りでジークフリート王子をじわじわと誘惑、宮川演じるジークフリート王子は、沖演じるオディールに心奪われ、ついには大切な女性オデットを裏切り、彼女を呪いから救うチャンスを失う──。東京バレエ団は2016年2月に本作をバレエ団初演。これを観た著作権保有者のナタリヤ・ブルメイステルが「(1953年の)初演を思い出した」と賞賛したという。とくにソリスト、群舞のダンサーたちが一体となってドラマを作り出すこの第3幕は圧巻で、今回の再演でも迫力の舞台が期待される。懇親会冒頭で「今回はこれを3キャストで上演、上野水香と柄本弾、川島麻実子と秋元康臣に加え、沖と宮川が初めて挑戦しますが、それぞれに全く違う良さがある。ぜひ全キャストを観ていただきたい」と話す斎藤。この春プリンシパルになったばかりの沖と宮川を、「そこで満足してほしくない。常にハングリーで、謙虚でいてほしい」と激励した。オデット/オディール役の沖は「この役にこうして取り組めることは奇跡。両役ともに私はどうしても幼くなりがちなので、初々しさの中にも大人っぽさが出せたら」、宮川は「これは(在籍していた)ダンチェンコ(モスクワ音楽劇場)で観て、『白鳥の湖』って面白い!と実感した版。振付のない部分、自分で作らなければならない部分は難しいが、幕があく最後の一秒まで突き詰めたい」と抱負をのべた。さらに「こんなに大変だと知っていたら、やらなかった(笑)」と斎藤が冗談をとばすのは、今回一新した衣裳のこと。ブルメイステルの演出意図にかなうものを、と初演時には装置をしつらえたが、今回は第1幕、第3幕の全衣裳を新製作。「これでいつでも好きな時に上演できるようなった。『白鳥の湖』はどうしてもそうしたかった」と思いを明かす。小物類も含めて200点ほどにものぼる衣裳のひとつひとつに、斎藤の、スタッフたちの強い思いが込められている。東京バレエ団公演ブルメイステル版『白鳥の湖』は、6月29日(金)から7月1日(日)まで、東京・東京文化会館にて上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2018年06月14日こんにちは。山本みつ湖です。家族全員が揃う休日は、楽しいですがどうしても部屋がすぐに散らかってしまう我が家です。休日は、夫が子どもたちを外に連れ出して私に一人の時間をくれることもしょっちゅうで、食事の支度中も子ども達と一緒に遊んでくれます。子どもたちも、平日の夜ほぼ会えないぶん、カードゲームや折り紙に将棋、外遊びと、お父さんとの時間を全力で楽しんでいます。そんな感じで、私は食事の支度と片付け以外は比較的気楽なはずの休日なのですが、先日、ふとした瞬間に泣いてしまいました!もう子ども達は幼稚園や学校に通っていて、平日の昼間は一人の時間もありリフレッシュできているはずなのに…。一体全体これはどういうことなのでしょうか。片付けては散らかり、また片付けては散らかるの繰り返しに、たった数時間のことだったにもかかわらず、ちょっと頭がパンクしてしまったのかもしれません。でもこの日、みんなの前で泣いてとてもとてもスッキリしました。一人で泣くのも良いですが、家族みんなの前で泣くのもたまにはいいもんだなと、家族にとってはきっと迷惑なことを思ったりしたのでした。
2018年06月01日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)より限定ミニカップ『黒みつ&きなこ』が登場。2018年7月24日(火)より期間限定にて全国で発売する。ジャポネシリーズをはじめ、ハーゲンダッツ人気の和フレーバーがミニカップで限定登場。「きなこと黒蜜」を組み合わせた、涼を感じる味わいが魅力だ。黒蜜ソルベ(シャーベット)と、こだわり焙煎(ばいせん)の香ばしい”きな粉”を使用したアイスクリームをミックスした。【詳細】ハーゲンダッツ ミニカップ「黒みつ&きなこ」 価格:272円プラアクト※消費税込みの価格は294円 発売日:2018年7月24日(火) 販売:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート他 お問い合わせ先ハーゲンダッツ ジャパンお客様相談室TEL:0120-190821
2018年06月01日絶対に外せない、ストックホルムの観光スポット! ストックホルムには、魔女の宅急便の舞台とも言われる旧市街や、ノーベル賞授賞式後の晩餐会が行われる市庁舎、ノーベル博物館、ドロットニングホルム宮殿など…見応えのある観光地がいくつかあるのですが、私の一番のオススメは、このスカンセン。 スウェーデンの箱庭 スカンセンとは、ユールゴーデン島にある、野外博物館のこと。1891年、Artur Hazeliusという民俗学者によって設立されました。ヴァイキング時代のルーン石碑から、スウェーデン各地から集められた昔の家々、北方の少数民族サーミ人の暮らしや、北欧ならではの動物を間近で見ることができ、スウェーデンという国の歴史や文化を、肌で感じることができます。 19世紀のスウェーデンにタイムスリップ スウェーデン各地から集められた家々の中に入り、当時の暮らしを感じつつ、昔の衣装を身につけたガイドさんから細かな説明を聞くことができるんです。 「ここは19世紀の小作人の家で、この一部屋に8人も暮らしていたのよ。隣の部屋は家畜小屋ね。」 「このキッチンストーブは、こうやって火を調節するの。」 「当時は脚気に効くと信じられていて、赤ん坊はこのように紐でぐるぐる巻きにされていたんだ。」 「ここは当時の学校。6年の義務教育があり、先生達はこの家で暮らしてたのよ。」 こちらはカマドでパンを焼く女性。焼きたてのパンを貰ったので、早速いただきます。。 先月学校の課題で、19世紀のスウェーデンの人々の様子を描いたMina drömmars stadという本を読んでいたのですが、ここはその内容がより生き生きと感じられるような、そんな場所。 北欧の森の動物たち スカンセンは、博物館であると同時に、動物園でもあります。 北欧ならではのヘラジカや、熊、鹿、アザラシ、家畜である牛や羊などを見ることができます。子供は子馬に乗ることも可能。道端には鶏が歩いていて、ストックホルムの郊外らしく、野生のリスもチョロチョロと走っています。 そして広い敷地内をたくさん歩いた後は、趣のあるクラシックなカフェで、ほっと一息。。。 北欧雑貨で溢れるお土産屋さん スカンセンのお土産屋さんは、素朴で可愛らしい北欧雑貨で溢れています。ガラス工芸や陶器などは、スカンセンの施設で作られているのだそう。北欧雑貨好きにとっては、本当にたまらないお店です。 1軒は園の外にあるので、どうしても園内を見てまわる時間がとれない場合は、入園せずにここでサッとお土産を購入するのも良いかもしれません。 ガラス工芸の施設では、実際に綺麗なガラス細工を作っている様子を見学できます。 セントラルからほど近い場所にある野外博物館。街並みや人々の様子を眺めながらトラム(=路面電車)で向かうのも良いですが、天候が良ければ、フェリーで行くのがオススメです。ストックホルムの美しい水辺の景色を、存分に楽しめます! クリスマスの時期にはクリスマスマーケットが開かれたり、夏至祭の時期にはメイポールが立てられたりと、イベントの際は更に盛り上がります。 とにかく見応えのあるスカンセン。ストックホルムに来た際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね! YukaBlog ☆ ☆
2018年05月24日こんにちは。山本みつ湖です。わが家の子どもたちはみんな進級のみで、特に大きな変化はなかった春でしたが、それでも最初はそわそわしてしまうものですね。新年度が始まって1ヶ月がすぎ、親子共々、ようやく新しい生活に慣れてきました。4月も半ばを過ぎるとすっかり暖かくなり、最近ではパジャマも半袖。夜寝る前には布団の上で大騒ぎです。布団で“わにごっこ”(わに役の子どもが定位置につき、走り抜けようとする他の子どもを捕まえる遊び)を楽しむ子ども達の姿を見て、自分の子ども時代にも同じようなことをして遊んだな、と懐かしく思い出しました。このわにごっこの他にも、三人こたつに並んでの折り紙、長男次男のオリジナルカードでのバトル、次男と長女お気に入りの子ども部屋や押入れでの基地ごっこ…。日常の風景になっている子ども達の遊ぶ姿ですが、長男はもう5年生。もしかしたら兄弟三人一緒になって遊ぶ姿が見られるのも、あと数年の間なのかもしれません。兄弟で遊んでくれてありがたいなと、自分は入らずに眺めていることが多いのですが、たまには子ども達の日常の中に入って遊んで、一緒に記憶に留めてもらおうと思います。
2018年05月01日スウェーデンでは、サマータイムがスタート 3月の終わり。朝起きてリビングへ行くと、主人が時計の針を1時間すすめていました。「そうだ、今日から夏時間だ。」まだ溶けきらない雪が、ところどころ景色を白くしている中、「夏時間」というのは少し変な感じですが、暦としては冬が終わったよう。夏時間に切り替わると、夜の7時くらいまで空が明るく、ずいぶんと日が長く感じます。 春分を過ぎると、Påsk(イースター)の時期になります。もともとイースターは、キリストの復活に因んだ宗教行事ですが、スウェーデンではあまり宗教的な意味合いは強くなく、春の訪れを祝うイベントとして、家族と過ごす人が多いようです。 街中のお菓子もPåsk仕様に! Påskが近づくと、行事のために、春らしい色をした装飾品が、町中で売られ始めます。 小さい太陽のような 黄色いスズラン、Påsklilja。色とりどりの鳥の羽をつけた、Påskris。そして甘いお菓子がたくさん詰まった、Påskägg。 お菓子が詰まったこのカラフルな卵を、庭や家に隠し、子供たちがそれを見つける、という遊びがあるそうです。 子供に限らず、Påskの際には、大人もたくさんのお菓子を食べます。スーパーの一角には、お菓子の量り売りコーナーがあり、チョコやキャンディー、グミやキャラメルなどが売られています。普段甘いものを控えている主人も、この時ばかりはと、嬉々として袋にお菓子を詰めていました。 大人も子供も、みんなで集まって。家族で楽しむイベント、それがPåsk Påskの当日、主人の実家へ行くと、義母が料理を作って待っていました。「Påskの食べ物は、基本的にクリスマス料理や夏至祭の料理と同じだけど、今年は少し変わったものが作りたくて、料理の本を買ってアレンジしてみたの。」 家族と一緒に、美味しい食事と甘いお菓子を食べながら、春の訪れを祝うイベント。まだまだ気温的には寒い日が続きますが、気持ちがほっこりと、明るくなりました。 YukaBlog ☆ ☆
2018年04月14日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第9回目は、2歳の男の子とボストンテリアと暮らすまちみつもんさんです。写真上:夏、家族みんなでキャンプに行ったとき。写真下:ママの洗濯中のひっつき虫たち。実は、腎臓病と戦っている愛犬のもっちも。Instagramにはかわいらしい息子さんともっちもがの様子とともに、同じ病気を持つ飼い主さんたちの参考になるようにと、通院や懸命なお世話の様子が綴られています。そんなまちみつもんさんにうちのこのベストショット、犬と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。まちみつもんさん プロフィール宮崎県出身、湘南暮らし。カフェ勤務。甘いものと模様替えが好きな、2歳の男の子のママ。Instagram: @326andmachi ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・みつるくん 2歳・もっちもちゃん ボストンテリア 1歳5ヶ月広々としたドッグランで、みつるももっちもも、のびのびと遊ぶ。みつるは自分のことをみったんと言う、元気いっぱいで自由奔放で甘えん坊。広い公園の芝生でゴロゴロするタイプ。もっちもは人にも犬にも懐っこいボストンテリア。遊び好きで、飼い主に気を許しまくります。先住犬がボストンテリアで、そういう性格なことを知っていたので、また同じ犬種がいいと短頭種の専門店に行き、出会いました。生後2ヶ月頃のもっちも。【ママに質問!】 1:愛犬とは、いつから一緒に暮らしていますか?我が家に来て1ヶ月でこんなにぴったり寄り添うように。子どもが生まれてから飼い始めました。みつるがもっちもを初めて見て抱っこしたとき、なんともいえない満面の笑みで、ぎゅーっと抱きしめていました。すごくすごく嬉しかったんだと思います。ごはんをあげたり、ミルクをあげたり、お世話しようとしていました。3ヶ月くらい経ったとき、息子のイヤイヤ期が重なったこともありますが、一時期すごく排他的に接する時期もありました。「お散歩いくけど、もっちもはお留守番!」とか、「もっちもはだめー!」とかヤキモチからなのか、そういう態度を見せていましたが、今ではどこに行くにももっちもの事を気にかけて、一緒にいるときは二人で遊んでいたり追いかけっこしたり、くっついてお昼寝したりしています。【ママに質問!】2:愛犬に「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか?山中湖でのキャンプにて。遠くにお出かけしたり、帰りが遅くなったときなどは、寂しい思いをさせてしまっているなと感じます。そのため、おやすみの日など、お出かけするときにはできるだけ一緒に行けるプランを考えたり、旅行ではなく、キャンプで一緒に泊まったりするようにしています。【ママに質問!】3:犬のお世話で、お子さんにお手伝いをさせていることはありますか?公園にて。「喉乾いた?」子どもが腎臓病のお薬をあげたがるので、お薬係をお願いしています。犬がソファでお昼寝しているとブランケットをかけてあげたり、点滴(自宅で皮下点滴しています)をしていたら、「痛いの痛いの、飛んでいけー!」と言ってくれたりします。【ママに質問!】4:犬と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか?おうちに慣らすため、少しずつゲージから出そうとすると、みつるがもっちもを離さない。犬のお散歩のときに、同じように犬のお散歩している方々と会ってお話ししたりするせいか、子どももいつの間にか、挨拶をよくするようになっていました。また、家で犬のおもちゃが棚の下に入り込んでしまったら取ってあげたり、おやつも「半分こ」と言って分けてあげたり優しく育ったなぁと思います。【ママに質問!】5:犬と暮らすにあたり、導入したアイテムはありますか?お互い兄妹のような親友のような存在。『無印良品』のアクリル仕切りは、ごはんのときやお水を飲む台として、高さがちょうど良くてオススメです。また、リードにカルビナをつけておくと、フェンスなどにリードを括り付けるときに楽です。ミントオイルとアルコール、水で作ったスプレーは、ペットにも子どもにも、お財布にも優しいお掃除スプレーになりますよ!【ママに質問!】犬と暮らしたい! と考えているママさんに伝えたいことお昼寝はぴったりくっついて。犬は子どもに優しくなります。子どもも荒っぽいけれど、犬に優しくします。お世話やしつけなど、大変なこともありますが、それでも一緒に暮らすことで感じられる愛は、2倍3倍にも膨らみます。朝、子どもが犬におはようのチューやハグをするのを見るとき、犬と子どもが一緒にくっついてお昼寝しているときなど、子どもが犬を家族として接していて、そこに愛情が見えるとき幸せを感じます。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「これからもずっとずっと大好き!」 まちみつもんまちみつもんさん、ありがとうございました!追記:取材中、腎臓病と戦っていたもっちもちゃん。家族に愛され、見守られながら、2018年2月に永眠されました。まちみつもんさんから、追加のコメントをいただきました。「いつかはやってくるお別れ、分かっていてお迎えしたはずなのに、実際にそのときになると、寂しさと悲しさと絶望感で押しつぶされそうになります。けれど、一緒に過ごせた時間は、一緒に過ごさなかった時間よりもうんとうんと幸せだったと思います。若くして腎臓病でなくなってしまったもっちもと過ごした時間は、1年半ととても短いものだったけれど、わたしや家族にとって愛に溢れたものでした」編集部一同より、心からご冥福をお祈りします。
2018年04月03日こんにちは。山本みつ湖です。春ですね! ご入園、ご入学、ご進級おめでとうございます! 我が家の子どもたちも皆それぞれ進級の春を迎えました。長女は、幼稚園最後の1年。というわけで、今回は、長女の入園式の思い出を描きたいと思います。制服を買った直後は、大喜びで着ていた長女。なんの心配もしていなかったのに、入園式当日まさかの着用拒否!「ほら、このスカート、花子さんと一緒よ、可愛いよ」と長女お気に入りのキャラ「トイレの花子さん」の名前を持ち出しなんとか着せることに成功したものの、制服の上着だけはどうしても着てくれず…。やむを得ず、上着は私が手に持って出かけました。「上着を着たがらない子は他にもいるだろう」くらいの軽い気持ちでいたのですが、幼稚園に着くと、なんとみんなちゃんと制服の上着を着ているではありませんか! すっかり慌ててしまい、わたしは長女になんとか上着を着るようしつこく言ってしまいました。そんなわたしに、幼稚園の先生がそっと近づき、「そのままで大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくださったのです。まわりの保護者の方々も温かく見守ってくださり本当にありがたかった。「みんな着ているのだし着せなければ」と慌てていた私の気持ちも、周囲の皆さんの温かいまなざしのおかげですっと落ち着き、長女も笑顔で入園式を終えることができました。そんな入園式からまる2年。この春年長になる長女は、もう上着を嫌がることもありません。何か苦手なことがあればそれを説明できるし、まわりと「ではどうしたらいいか」を話し合うこともできる。こんなふうに成長できたのも、長い時間を過ごす幼稚園で、先生方をはじめいろいろな方が根気よく温かく見守っていてくださったからだと思います。長女は「年長さんになったら年少さんに優しくしてあげるんだ」と張り切っています。今まで自分がしてもらったことを、これから小さい人たちに返していけることが嬉しくてたまらないようです。あと1年の幼稚園生活、親子で楽しんで過ごしたいです。
2018年04月01日「極道×学園×美食」の3ジャンルが共存するグルメドラマシリーズ『紺田照の合法レシピ』がAmazonプライム・ビデオで見放題配信中。累計発行部数30万部を突破した同名の飯テロ漫画を、竜星涼を主演に、『孤独のグルメ』『女くどき飯』『ホクサイと飯さえあれば』などの美食妄想ドラマの名手・宝来忠昭が実写ドラマ化し、話題を集めている。登場人物たちの名前が食べ物に由来するなど独自の世界観を持つ本作で、現役高校生にしてヤクザ、そして料理に情熱を注ぐ主人公の紺田照(こんだてる)が通う高校のクラスメート、春真希(はるまき)を演じている山本舞香にインタビューした。女優業に加えて、『王様のブランチ』(TBS系)にもレギュラー出演するなど、さまざまな顔を見せる山本は、昨年10月に二十歳に。『紺田照の合法レシピ』の魅力はもちろん、山本自身が現在感じている心境の変化などを聞いた。○『紺田照の合法レシピ』撮影初日から"言い合い"――取材用に3話ほど拝見しようと観始めて、10話一気に観てしまいました。あはは! 本当ですか?おもしろいですよね。私も一気に観ちゃいました。自分が出ている作品なのに、いろいろパートが分かれていて展開が早いし、ドキドキハラハラしながら観ちゃいましたね。――オファーがあったときのことを教えてください。最初に台本を読んでから、原作を読んだんです。そしたら私の演じる真希がちょっとぽっちゃりで。あれ、太ったほうがいいのかなと思ったりもしたんですけど(笑)。宝来監督からは、とにかく真希は明るい子だからと言われました。――紺田くんにも物怖じせずに話しかけていきますね。物怖じというか、母性本能みたいなものですかね。紺田くんは学校に来なかったりするので、テストは大丈夫なの? とか、そういうのを気にかけてあげている感じ。そこから恋心が生まれていくというか。紺田くんには、たまにドキドキさせられるものだから。――難しい点はありましたか?真希の明るさに、今まで山本舞香が演じてきていない明るさを出してほしいと言われて。でも私はもともとの性格が明るくないし、どうやったら明るくなるか分からなくて。セリフの言い方なんかも、たまに山本舞香が見えると言われたりして、すごく難しかったです。監督は妥協しない方なので、初日から言い合いしながら作っていきました(笑)。クランクアップのときは、私も達成感がありましたし、監督は泣きそうになってました。――今回の作品は、任侠ものであり、青春ものであり、そしてグルメドラマでもあります。高校生活パートではグルメシーンは少ないですが、それでも文化祭の回で登場したタイ風お好み焼きなど、おいしそうでした。お好み焼き、おいしかったですよ! その場で作ってくれていて、私、お昼休憩に楽屋に持って行って何枚も食べてました。自分が出演して無い時は、アサリのスープとかおいしそうでしたね。あれは寒いところで、あの缶に入った状態で食べたい(紺田が冷蔵室に閉じ込められる回で登場)。なんか、毎回、料理の発想がすごいですよね。○竜星涼は「お兄ちゃんみたい」――紺田くんの料理はみな美味しそうなものばかりですが、料理ができる男の人は?いや! だって、こっちが作る気なくなっちゃうから。――山本さんは普段、料理されるんですか?もともと実家では手伝っていたし、二十歳になってから、結構、作るようになりました。生姜焼きとか照り焼きチキンとか、自分が食べたいもの。朝ごはんは、ごはんにお味噌汁っていう日本食が好き。お味噌汁大好きですよ。家にいま、白みそ、赤みそ、合わせみその3種類置いてます。――それはすごい。料理男子はちょっと……、ということですけど、紺田くんを演じた竜星さんの印象はいかがでしたか?最初はとにかく背が高い!っていう印象。私と並んだら大変なことになるから。あとはすごくまっすぐな人なんだろうなというのと同時に、ちょっと怖そうというイメージもありました。でも実際はすごく話しかけてきてくれて。お兄ちゃんみたいでした。――このドラマの見どころは?竜星くんがすごい役者さんだなって思います。紺田くんみたいに、ず~っと一定のテンションでいる役って難しいと思うんですけど、ボケを入れてきたりして、それがちゃんと笑えるんですよ。ヤクザパートのみなさんもいいし、学園パートではキュンキュンできると思うし、いい感じのバランスのドラマになっていると思います。○女優の登竜門を経て――ところで、山本さんは「三井のリハウスガール」や「JR SKISKI」など、女優の登竜門と言われる作品に出てきました。当時の反響や、いま糧になっていることを教えてください。あのときは、凄いねっていろいろ言われたりしていましたが、でもそれでちょっと調子に乗っている自分がいたなと思います。初めて受けたオーディションに受かって、それが三井のリハウスで歴代の方々がすごくて。本当に調子に乗っちゃって。でも今はお芝居しているときは、とても楽しいです。みなさんに愛されて、支えられてここまで続けてこられたというのはすごく実感しているし、有難いと思っているんです。だから、今までお世話になった人に、私、まだ続けてます、頑張っていますというのを、もっともっと見せられたらと思っています。――ちょうど二十歳の記念として『1st写真集 サニー/ムーン』が発売ですね。これまでにない「新しい自分」を見てもらいたいとコメントされていましたが。どんな点が新しいのでしょうか。私、普段明るくないんですよ。でも、結構笑っている写真が多くて。バラエティ番組で見せている、性格悪い感じとは真逆だと思う(笑)。彼氏とデートしてるような、ちょっと女の子っぽい顔が見えるかも(笑)。そういうのは初めて。カメラマンさんの鈴木心さんは、「JR SKISKI」のときにお世話になった方で、舞香がやって欲しいってお願いして、引き受けてもらったんです。写真集の撮影の時だけ、私、鈴木さんに普通に恋してて(笑)。スタイリスト、メイクさん、編集の方も、みんな私の好きな、仲のいい人ばかりに集まってもらって作りました。夏と冬に撮影したんですが、途中で二十歳になって、顔が変わったとも言われました。ちょっとだけ余裕を持ててるんだろうと思います。――その余裕はどこから?13歳から、このお仕事をしてきましたが、子どもだからこうしちゃダメだとか、ずっと言われてきたんです。あれはダメ、これはダメ、二十歳になるまではって。――自由になれたから、余裕も生まれたのでしょうか?私、二十歳まで事務所のマンションにいたんです。だから料理もしないし、門限もあった。今は自分の好きな時間に帰って、好きなタイミングでご飯を食べられる。でもだからといって、別に遅くまで遊ぶとかじゃないし、逆に責任感が出てきたのかもしれない。あと一番大きいのは、自分の空間が持てたこと。この家は、自分の陣地だ!って。それで余裕が出てきたんだと思います。――心境も変わってきているようですが、これから先も変えたくない自分と、新たに出会いたい自分を教えてください。自分に頑固なこの性格はもう変えたくない(笑)。人にああだこうだ言われて何かをする人生なんていやだし。こうなりたいっていうのは、どうなんだろう。常識的な大人にはなりたいですね。ちゃんと尊敬されるような。――あとは先ほどのお話にも出ましたが、目標としては、今までお仕事をされてきた方々に恩返しをしていきたいとか?はい。まあ、いくつまでこの仕事を続けているか分かりませんけど(笑)。今の私を見守っていてくださいという気持ちは常にあります。先が分からないからこそ、そのとき、そのときは、全力でいろんなことに向き合っています。■著者プロフィール望月ふみ70年代生まれのライター、インタビュアー。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。
2018年03月21日先日、長女の参観に行ってきたときのことです。長女の参観を終え、なんて可愛かったんだろうとにやにやしてしまった帰り道、ふと次男が年中の頃を思い出しました。あの頃長女は1歳。長女の世話に気を取られていて、着替えやトイレの場面で「お母さん手伝って」と次男に頼まれても、「お母さん今手が離せない、なんとか自分でやってみて」と答えることがしょっちゅうでした。そして次男の参観日。たくさんの園児の中で、静かに着替えをしている姿をみて「この子はこんなに小さかったのだ、昼間幼稚園でこんなに頑張っているんだから家ではゆったり安心させてあげなきゃ」と気づきました。でも、反省したあの遠い日の後、私は変わったのだろうかと考えると、全然変わっていない。次男にも申し訳なくて、自分のことが情けなくて、夜帰宅した夫にその話をしたら…「確かに叱ってるけど、それと同じくらい可愛がっているし好きって言ってるんじゃない?」という言葉が返ってきました。叱りたくない、でもなかなか思い通りにいかない。ひどく叱ってしまった日は自己嫌悪に陥る。そんな日ばかりが強く印象に残ってしまい、「好きだよ」「大事よ」と伝えられているかが不安になってしまう。でも、一番近くにいる夫が「ちゃんと可愛がっているよ」と言ってくれたことで、「自分はだめだ、反省してもすぐ元どおりだ」という暗い気持ちから、「そうか、私はだめじゃないんだ、もっとどんどん好きって伝えていこう」と前向きになることができました。「早く宿題しなさい、片付けなさい、早くお風呂に入りなさい!」の命令口調をやめて「一緒にしよう、お母さんも頑張る」と優しく言うことができればそれが一番だけど、そうはいかない時もある。毎日毎日生活の中でわあわあ言いつづけてしまうけど、せめて「好き」「可愛い」「大事」という気持ちをちゃんと毎日言葉で伝えつづけていきたい。また、夫が私を認めてくれたように、私も子どもたちに「みんなのいいところはここだよ、知ってるよ、お母さんは認めてるよ」ということも伝えたいと思います。
2018年03月01日ハーシーの新作アイスバー「ハーシー(HERSHEY‘S) 黒みつ抹茶」が、2018年2月19日(月)より全国で発売される。今までのハーシー商品にはない和の要素を取り入れた「ハーシー 黒みつ抹茶」は、甘味処で提供される和スイーツをイメージしたという和洋折衷のアイスバー。宇治抹茶を使用した香り高い抹茶アイスの中に、抹茶と相性抜群のコク深い黒みつソースを忍ばせて、仕上げにビターチョコと抹茶チョコで2層にコーティング。抹茶とチョコレートの2種の濃厚な味わいを同時に楽しめる和スイーツとなっている。【商品情報】「ハーシー(HERSHEY‘S) 黒みつ抹茶」発売日:2018年2月19日(月)価格:170円+税種類別名称:アイスミルク内容量:93ml
2018年02月18日こんにちは。山本みつ湖です。今回は節分の話です。節分の日と夫の休みが合うことが少なく、数年前からよく長男が鬼役を買って出てくれます。さて、「長男鬼」の演技力はというと…毎年、豆とプラスチックの鬼のお面のセットをスーパーで購入するのですが、一昨年は鬼面がすぐ売り切れてしまい、仕方なくオカメ面を購入したところ…これが意外と怖い!毎回同じ演技しかできない母ですが、ものすごく怖がってくれるので今年もよろよろ歩く予定です。
2018年02月01日2017年に新成人を迎えた女優の山本舞香と桜井日奈子が、東京大神宮にて、晴れ着を披露し、20歳になった心境や今後の目標などを語った。■山本舞香&桜井日奈子、大人への仲間入り!これまで映画やドラマの撮影で、晴れ着は何度か着たことがあったという山本さんと桜井さんだが、山本さんは「きっちりした会で晴れ着を披露するのは初めて」と緊張した面持ちを見せると「結びはシンプルに、帯はきつめに締めてもらいました」と着こなしへのこだわりを語る。一方の桜井さんは「成人のときには、ラッキーカラーであるブルーが基調のものを絶対に着たいと思っていたので嬉しい」と笑顔を見せると「偶然なのですが、この着物は桜の模様が入っているんです。桜井という名前なので縁があります」と思わぬコラボを喜んでいた。20歳になった心境を聞かれた山本さんは「家族や友人、事務所の方々に支えられて無事20歳を迎えることができました。これからは自分自身の行動に自覚を持って、何事にも後悔することなく、全力で向き合っていきたいと思います」と抱負を述べると、桜井さんも「大人の仲間入りをはたしたので、自分の行動に責任を持って、地に足をつけて生活をしていきたいです」と誓いを立てていた。■山本さん&桜井さん、お酒は弱くない!?“大人の女性”の仲間入りをした二人だが、山本さんは「10代と20代では色気が違うと思うので、いろいろな経験を積み重ねて、色気のある女性になりたいです」と語ると、桜井さんは「大人というのは、たくさんの失敗を経験して成長している人というイメージがあります。変な言い方かもしれませんが、私もいっぱい失敗をして、それを糧に、何が起きても慌てない女性になりたいです」と目を輝かせていた。お酒については、どちらも“弱くはない”ということだが、山本さんは「共演者やスタッフの方とお酒の席でご一緒すると、絆が深められますよね」と交流の場が広がったことへの期待を明かすと、桜井さんも「まだあまり機会はないのですが、体質的には大丈夫みたいなので、いろいろな方と交流できたらいいですね」と語っていた。■大人気コミック実写化『ママレード・ボーイ』主演も「楽しみたい」(桜井さん)2018年、桜井さんはシリーズ累計1000万部を突破している吉住渉の大人気コミックを実写映画化した『ママレード・ボーイ』でヒロイン・小石川光希を務める。大規模公開で主演という大役を担うことになるが「身が引き締まる思いです」とやや緊張した表情を見せつつも「初めての経験がたくさんできることをドキドキしながら楽しみたいです」と前向きに語る。現在撮影真っ只中というが「いろいろなことを吸収してとても楽しい現場です」と充実した日々を送っているようだ。山本さんも2018年は、ドラマ、映画、舞台へと作品が目白押しで、撮影の日々だというが「とにかくいただいた仕事に全力で臨み、女優業をしっかりやっていきたいです」とさらなる躍進を誓っていた。(text:cinemacafe.net)
2018年01月07日あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。今回は、自分が子どもの頃の年末&お正月を思い出して描きました。年末は父はいつもギリギリまで仕事で、大掃除と買い出しは、母と私たち姉妹の仕事でした。母がリーダーとなり、姉妹に掃除場所を割り振って、みんなでわあわあ言いながら掃除をした寒い年末の空気をいまだに覚えています。正直、掃除は面倒だったけれど、やる気に満ちあふれた母と年末のウキウキ感に助けられ、毎年なんとか掃除を手伝うことができました。そして、お正月当日…。大晦日は、大掃除を済ませてすがすがしい気持ちで家族で夕食を食べ、紅白を見て、除夜の鐘が鳴ったら家族で初詣に行くのが常だったように記憶しています。寒くて眠かったけれどとても楽しい、毎年の行事でした。深夜に帰宅し姉妹みんな同じ部屋で床につき、「初夢はどんなだろうね」と話しながら眠り、朝になったら誰も初夢を覚えていなかったこと、朝起きて綺麗な新しい服を着るうれしさ、寝坊する父、すがすがしい空気に満ちた台所、お正月だけみることができる母の着物姿、海老を焼く香ばしい香り…。今でも懐かしく思い出します。私の両親の実家が遠かったためか、里帰りしてお正月を過ごしたことはほとんどありませんでしたが、今はほぼ毎年夫の実家でにぎやかにお正月を過ごさせていただいています。新幹線に乗るウキウキ感、普段あまり会わない従姉妹や親戚に会える恥ずかしさやうれしさ、初詣の人混み、きっと子どもたちの大切な思い出になっているんだろうなと思います。
2018年01月01日