阿部サダヲ主演の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の第7話に岡田将生が出演することが分かった。第5話では、市郎(阿部サダヲ)と渚(仲里依紗)の血縁関係が発覚。さらに、市郎と純子(河合優実)を待ち受ける未来が明かされるなど、回を重ねるごとに大きな反響を呼んでいる本作。このたび、今夜の第6話放送に先駆け、次週第7話のゲストとして岡田将生の出演が発表された。岡田さんが演じるのは、純子のヘアカットを担当する美容師・ナオキ。第7話の物語を動かすキーパーソンとなる。宮藤官九郎脚本の作品には、「ゆとりですがなにか」シリーズや『1秒先の彼』(2023年)などに出演し、主演の阿部さんとも宮藤脚本の映画『謝罪の王様』(2013年)や舞台でも共演経験がある。ちなみに金曜ドラマへの出演は本作が初となる。実は今回のゲスト出演は、岡田さん自身が主演・阿部サダヲとの共演を脚本・宮藤官九郎に熱望したことがきっかけで実現したという。「あまりこのようなことを普段言わないので自分自身もびっくりしたのですが、ワンシーンだけではなく、7話のゲストで出させていただくことになりました!」と語るなど、岡田さんにとっても異例のかたちでの出演となった。そんな岡田さん演じるナオキが、市郎とどのように絡んでいくのか注目だ。<岡田将生コメント>去年、宮藤さんとお話しをしていたところ、このドラマの話を聞きました。僕はすぐさま「ワンシーンだけでも出させてもらえないでしょうか?」と言っていました。あまりこのようなことを普段言わないので自分自身もびっくりしたのですが、ワンシーンだけではなく、7話のゲストで出させていただくことになりました! ありがとうございます。大変緊張しながら参加させていただきましたが、少しでもこのドラマに彩りを添えられるよう一生懸命やらせてもらいました。<阿部サダヲコメント>岡田将生くんが7話ゲスト? 岡田将生・・・は、昭和じゃないだろう・・・いや、でも5話の錦戸くんの例もある・・・逆に? 未来人? CMでもクネクネ踊ってるし・・・と色々想像してましたが・・・そうきましたか岡田将生。あんな、どこにもいなそうなルックスで、どこにでもいそうな人も出来ちゃう岡田将生はステキです!! どんな役なんでしょうか? お楽しみに。金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月01日俳優の岡田准一が29日、都内で行われたマムート「アウトドアフィールドで叶える夢」キャンペーン開催記念イベントに出席した。アウトドアブランド・マムートは、2024年春夏コレクションから新しいシーズンテーマとして「PLAY IT YOUR WAY - アウトドアフィールドは、無限の自由だ。」を掲げ、3月1日からシーズンテーマと連動した「アウトドアフィールドで叶える夢」キャンペーンをスタートさせる。同キャンペーンは、アウトドアフィールドでチャレンジしたい夢を募集し、マムートが夢の実現に向けたサポートを行う応援企画で、マムートアンバサダーの岡田准一がキャンペーンの審査員を務める。岡田は「夢を応援するというのは僕もすごくしたいことですし、参加させていただくのはうれしいです。アスリートのサポートはよくあると思いますが、一般の人を応援する企画というのはすごくいいなと思っています」と話し、「僕も応募していいんですか? 出したいくらいです」とお茶目に話した。イベントには、同じく審査員を務めるマムートアスリートの森秋彩(スポーツクライマー)、舟生大悟(アルパインクライマー)も出席。キャンペーンにちなみ、今年チャレンジしたい夢をそれぞれ発表した。岡田は「スイスの名峰マッターホルンに登ること」を夢に掲げ、「舟生さんが『とてもいいですよ』とおすすめをしていただいて」と説明。舟生は「マムートはスイスのブランドで、スイスを代表する山であるマッターホルンをおすすめしました」と話した。そして、岡田が「僕でも登れますかね?」と尋ねると、舟生は「岡田さんなら大丈夫だと思います」と太鼓判を押した。また、岡田は山の魅力について「不自由なんだけど自由を感じる場所。自由になりたいときに山に行っているのかもしれないです」と述べ、「ちょっとずつチャレンジをしていくことは年齢が上がってもしたいなと思うことですし、チャレンジをいかに作っていくかということは人生の課題だと思っています」とチャレンジに対する思いも語っていた。
2024年02月29日俳優の岡田准一が29日、都内で行われたマムート「アウトドアフィールドで叶える夢」キャンペーン開催記念イベントに出席。昨年11月末にSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所して以降、初の公の場となった。マムートのスーツを着用して登場した岡田は、「前回、着心地が裸みたいと言ったんですけど、裸より気持ちいいです。これで山に行けるんじゃないかというぐらい着心地がいい」とご満悦の様子。「僕も普段社長業とかもやっていますので、スーツを着ることもあるので、よく着させていただいています」と普段からマムートのスーツを着用していることを明かした。そして、「現場に行くときもそうですが、ちゃんと社長としてお会いしなきゃいけないというときでも着ていくし、さっと羽織れてシワになりにくく、いろんなところにアクティブに行けて、でもちゃんとしている。僕は上半身がけっこうあれなんですけど、めちゃくちゃ動きやすくて、素材に対する思いを感じるスーツになっています」と魅力を熱弁。「動きやすい。これは本当にありがたい! 動きたい人にとっては」と語った。アウトドアブランド・マムートは、2024年春夏コレクションから新しいシーズンテーマとして「PLAY IT YOUR WAY - アウトドアフィールドは、無限の自由だ。」を掲げ、3月1日からシーズンテーマと連動した「アウトドアフィールドで叶える夢」キャンペーンをスタートさせる。同キャンペーンは、アウトドアフィールドでチャレンジしたい夢を募集し、マムートが夢の実現に向けたサポートを行う応援企画で、マムートアンバサダーの岡田准一がキャンペーンの審査員を務める。イベントには、同じく審査員を務めるマムートアスリートの森秋彩(スポーツクライマー)、舟生大悟(アルパインクライマー)も登壇した。
2024年02月29日映画『ゴールド・ボーイ』(3月8日公開)のプレミアム上映会が20日に都内で行われ、岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝、倖田來未、金子修介監督が登壇した。同作は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。○■岡田将生、羽村仁成らと距離感保った撮影現場「いい緊張感を持ってほしかった」岡田は作品を観た感想を「子どもたちと対峙する殺人犯役を演じさせてもらったんですが、いい緊張感で撮影をしていて、完成したものを観てもそれが映っていたので安心しました」とコメント。撮影中も羽村ら子どもキャスト3人とは意図的にコミュニケーションを取らなかったそうで、「クランクアップ直前まであまり話さなかったんです。距離を取ろうと思って。僕もそうですし、3人にもいい緊張感を持ってほしかったので、無駄なコミュニケーションを取らないようにして臨んでいました」と振り返る。しかし、後悔もあるようで「すごく嫌な年上に見られていると思って……」と苦笑い。「でも撮影の最後の方に3人とも話す機会があって、ゲームの話したりできました」と笑顔を見せていた。岡田が距離感を保っていたことについて、羽村は「岡田さんが距離を取ってくださったので役に没頭できましたし、映画にもいい緊張感が映っていたので、ありがたかったです」と感謝を伝える。一方、星乃は「最初はちょっと怖かった……」と正直な感想を話し、前出も「ずっとそっけなかった」と明かし、笑いを誘う。これには岡田もタジタジの様子で「ごめんね~」と謝罪していた。
2024年02月20日映画『ゴールド・ボーイ』プレミアム上映会が2月20日(火)に都内で行われ、主演の岡田将生らが出席した。冒頭、岡田さんらキャスト陣が感想を交えた挨拶をした後、3人の少年少女を演じた羽村仁成、星乃あんな、前出燿志がすらすらと見どころも含めた挨拶を行った。岡田さんらは思わず笑みをこぼし「大人すぎて、完璧だよ!」と言い、北村一輝も「最初からやり直していいですか!?」と、大人顔負けの3人の挨拶にたじたじになっていた。岡田将生&黒木華&北村一輝『ゴールド・ボーイ』は総再生数20億回、アジアサスペンスの最高傑作を日本映画化。義理の両親をある理由から殺害し、完全犯罪を行ったはずだった東昇(岡田さん)。しかし、3人の少年少女が、その現場を偶然にもカメラで捉えていた。殺人犯と少年たちの心理戦が始まるのだが…。役柄上、わざと撮影現場で岡田さんは羽村さんらキャストと距離を取っていたという。岡田さんは「無駄なコミュニケーションを取らないようにと思っていたけど、すごく嫌な年上な感じに見られているんだろうな…と(苦笑)。でも、最後に話す時間があったので、ゲームの話したよね!」と隣にいる羽村さんと盛り上がる。羽村さんも「岡田さんが僕たち3人と距離を置いてくださったので、役に没頭できました。非常にありがたかったです」と感謝の言葉で返していた。羽村仁成岡田さんは、「僕自身、新しいチャレンジとしてこの役をやらせていただいて、新しい姿を見せられたのではと思っています。何より羽村くん、星乃さん、前出くんの才能が爆発しているので、ぜひ観てください」と自分のことよりも3人の頑張りをたたえた。さらに最後のフォトセッションの段では、ムービーの位置がわからずまごまごする羽村さんたちに、岡田さんは「あの赤いのが点滅しているところだよ」とそっとスマートに小声で教え、素敵な先輩俳優としてふるまっていた。岡田将生そのほか、プレミアム上映会には、黒木華、松井玲奈、金子修介監督、題字を担当した金澤翔子、主題歌を務めた倖田來未が登壇した。映画『ゴールド・ボーイ』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年3月8日より公開©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2024年02月20日岡田将生主演の『ゴールド・ボーイ』のプレミアム上映会が2月20日(火)に開催されることが決定した。『デスノート』などの金子修介が監督を務める本作は、殺人犯と少年たちの心理戦を描き話題を集めた大ヒットドラマの映画化。岡田将生が冷徹な凶悪殺人犯を演じ、羽村仁成が彼と対峙する少年を演じる、予測不能のサスペンスだ。この度、開催が決定したプレミアム上映会では、金子修介監督、岡田将生、黒木華、羽村仁成ら豪華キャストの登壇ほか、倖田來未による主題歌歌唱や、題字を担当した金澤翔子の揮毫パフォーマンスも行われるという。さらに、全国16か所の映画館にて、全国同時生中継上映も実施される。先行抽選プレリザーブは2月8日(木)正午より受付開始、一般販売は2月14日(水)10時からとなる。『ゴールド・ボーイ』プレミアム上映会は2月20日(火)に飛行船シアターにて開催。『ゴールド・ボーイ』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年3月8日より公開©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2024年02月07日ジュエリーブランド「リキュエム(Liquem)」と、アーティスト・村上隆によるコラボレーションジュエリーが登場。2024年2月3日(土)から9月1日(日)まで、京都市京セラ美術館にて開催される「村上隆 もののけ 京都」で先行発売される。リキュエム×村上隆のコラボジュエリー「リキュエム」は、液体を留めたような樹脂製のジュエリーが人気のブランド。イメージソースは“宝石を溶かしたカクテル”で、大ぶりでカラフルなデザインが特徴だ。両者にとって2回目のコラボレーションとなる今回は、イヤリング/ピアスやリング、ネックレスなどがラインナップする。「チェリーブロッサム」シリーズ桜をモチーフにした「チェリーブロッサム」は、イヤリング/ピアス、ネックレスの2型を用意。歩くたびにゴールドのチェーンでつないだ桜の花びらがゆらゆらと揺れる、春の訪れにぴったりなデザインだ。また、チェーンにはクリスタルが配されているので、光によって豊かな煌めきを見せてくれる。「フラワー」シリーズ村上隆の代表作《お花》をモチーフにした「フラワー」は、イヤリング/ピアスのほかリングとピンズの3型を展開。デザインは2種類で、1つは、《お花》の周りに小ぶりなビジューと、大振りなパールをあしらったものだ。もう1つは、キラキラのビジューを大胆に配したデザインで、重ね付けを楽しめる全4色を揃える。「チェリー」シリーズさらに、「リキュエム」のシグネチャーアイテムである「チェリー」も用意。イヤリング/ピアスのみ、全5色展開だ。カラフルなクリア素材のフェイスモチーフに、カラーの異なる目・口を描いた、遊び心あふれる見た目に仕上がっている。【詳細】リキュエム×村上隆発売日:2024年2月3日(土)販売店舗:京都市京セラ美術館「村上隆 もののけ 京都」特設ショップ、Tonari no Zingaro、リキュエムオンラインサイト※Tonari no Zingaro、リキュエムオンラインサイトでの発売日は時期未定※2024年1月30日(火)現在。価格:・「チェリーブロッサム」イヤリング/ピアス 8,580円、ネックレス 8,140円・「パールフラワー」イヤリング/ピアス 8,580円、リング 6,820円、ピンズ 7,150円・「フラワー」イヤリング/ピアス 7,150円、リング 5,720円、ピンズ 6,050円・「チェリー」イヤリング/ピアス 6,600円、ピンク×グリーンのみ 7,700円※「チェリーブロッサム」シリーズ以外は発売日未定。※全て箱入り。
2024年02月03日21世紀のアートワールドの主要プレイヤーとして世界から注視される村上隆さんが、最新作をひっさげて京都の街に降り立つ。日本での展覧会は8年ぶり。“もののけ”、そして“京都”がテーマである。現代美術の最前線が描く、京に蠢(うごめ)くもののけたち。岩佐又兵衛《洛中洛外図屏風(舟木本)》、曾我蕭白(しょうはく)《雲龍図》などの村上版超大作をはじめ、京都祭礼行事や茶華道から着想した作品など、170点余りのうち約160点が新作という超人的な構成だ。引用される作品はいずれも江戸期の京都で花開いた琳派や狩野派、そして近年、高い評価を得る曾我蕭白、伊藤若冲(じゃくちゅう)ら「奇想の系譜」の画家たちによる日本絵画史上の傑作ばかり。「村上版」においては、京の町に漂うもののけの気配がより濃厚に描かれる。全長約13mの大作、村上版《洛中洛外図》は、祭りや遊里、歌舞伎や浄瑠璃に興じる二千数百人の人々が登場。賑やかな都の様子を俯瞰して描くものの、その頭上には禍々しい髑髏(どくろ)の形を帯びた錦雲がたなびいている。平安京のインスタレーションでは、八角形の部屋の東西南北に町を守護する神獣(青龍、白虎、朱雀、玄武)の大型絵画を配置。中央には京都のへそと呼ばれる六角堂から着想を得た《六角螺旋(らせん)堂》がたたずみ、周囲をもののけがさ迷う。華やかな表層を1枚めくるとハレとケガレが隣り合う、もう一つの都の姿が立ち上がってくるようだ。「村上版」を含め、新作のテーマを設定したのは、京都市京セラ美術館・事業企画推進室ゼネラルマネージャーを務める高橋信也さん。「村上隆さんが京都で展覧会をする必然性を、私は確信していました。江戸期の京都の美術に並々ならぬ関心を持っていることは、村上さんの絵を見ればよくわかります」これらの絵画のうちに村上さんが見出したのは、現代のアニメや漫画にも通底する「スーパーフラット」という原理。一点透視図法が浸透する以前、日本の絵師たちは2次元の紙の上でさまざまな構図を試みた。一瞬を切り取る独特のタイミング、四角い平面の中を緊張感を持って成り立たせる事物の配置の仕方など。そして村上さんは現代のアニメや漫画の1シーンやコマ割りでも、同じ方法で効果をあげていることを発見。2000年の「スーパーフラット宣言」以来、自身の創作においてこの原理を用いる姿勢を貫いている。「現代美術とは1917年にマルセル・デュシャンが発表した《泉》(男性用便器を用いたレディメイド作品)以降、新しい認識をもたらさないものは認めないという、欧米の作ったルールに則って運営される視覚分野の1ジャンルです。その分野で村上さんは、古典的な技術も含めて日本美術のオリジナルな方法、つまり『スーパーフラット』で挑戦し続けるトップランナーなのです」西洋美術にとって未知の領域として評価されているという、その絵画はどのように作られるのか。例えば1枚の絵画に対して、シルクスクリーンを何百版と重ねる工程を経る。そして仕上げに透明な樹脂を塗ると、ぺらっと薄いセル画のように見えるのだという。が、横から見るとキャンバスの上にスクリーンを重ねた分の厚みがあり、完全なペインティングであることがわかる。「海外の人にどうやって描いたのかと聞かれますが、全く新しい視覚体験に近いものだと思います」村上さんの著書『想像力なき日本』に現代美術とは“作家が生きていた時点での現代”を時代を乗り越えて伝えるもの、という言葉がある。「現代」を一番パワフルに表現しうる手段として「スーパーフラット」で真っ向勝負する村上さんのよりどころが京都にある。この地と向き合って生まれた最新作の数々、気迫と美しさに触れてみてほしい。日本初公開。全長18mの赤い龍は圧巻。「奇想の系譜」の画家、曾我蕭白の《雲龍図》に衝撃を受け、筆で描いた。美術史家の辻惟雄氏と共にボストンで開催した展覧会の目玉となった。日本では初公開。村上隆 Takashi Murakami《雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》》 Dragon in Clouds – Red Mutation:The version I painted myself in annoyance after Professor Nobuo Tsuji told me,“Why don’t you paint something yourself for once?”2010年 作家蔵 Collection of the Artist©2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.神獣が守る村上版「平安京」が会場に出現。(左)平安京を模したインスタレーションでは、さまざまな姿のもののけがさまよい、人間と共存していたさまを描く。村上隆 Takashi Murakami《想像を超えた宇宙の活性を想起する》Invoking the Vitality of a Universe Beyond Imagination2018年作家蔵Collection of the Artist©2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.(右)本作品には髑髏のモチーフがちりばめられ、生と死が隣り合う平安京の不穏な気配を漂わせている。村上隆 Takashi Murakami《竜頭 Gold》 Dragon Heads -Gold 2015年作家蔵 Collection of the Artist, Courtesy of Galerie Perrotin©2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.京都で活躍した絵師たちの代表作を大胆に再解釈。尾形光琳から着想を得た作品。正面を向く顔のある花は「スーパーフラット」の象徴的モチーフ。村上隆 Takashi Murakami《金色の空の夏のお花畑》(参考画像)Summer Flower Field under the Golden Sky2023年©2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.村上隆むらかみ・たかし1962年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。英国の雑誌『Art Review』が発表する「アート界で影響力のある100人」に10年連続で選出。今年はブルックリン、香港ほか、世界各地で個展を開催予定。撮影:Museum of Fine Arts, Boston©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.「京都市美術館開館90周年記念展 村上隆 もののけ 京都」京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ京都府京都市左京区岡崎円勝寺1242月3日(土)~9月1日(日)10時~18時(最終入場は17時30分まで)月曜休(祝日の場合は開館)一般2200円ほかTEL:075・771・4334※『anan』2024年1月31日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2024年01月29日伊藤沙莉がヒロインを務める2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」に、岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一の出演が発表された。昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校ができ、そこへ当時の日本のどこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた女性たちが集結する。この物語の主人公・猪爪寅子も、そんな女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて戦後、寅子(伊藤さん)は裁判官となり、東京から新潟へ。法曹として働く中で彼女の運命を導いていく人々と出会っていく――。星 航一/岡田将生連続テレビ小説出演歴「なつぞら」父も法曹界の重鎮で自らも裁判官。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に寅子と通じ合う部分がある。岡田将生【コメント】虎に翼というタイトルを目にした時から惹かれてました。そして主演が伊藤沙莉さんとお聞きし惹かれ、参加したいと思いました。“朝ドラ”はなつぞら以来ですが、撮影期間が長くその分演じる役をより深く見せる事ができると思っています。僕は後半から参加させて頂きますが、みなさんが紡いだものをしっかりと受け取り、さらに新しい風を吹き込めるように頑張りたいと思います。早くトラコさんに会いたいです。猪爪直明/三山凌輝連続テレビ小説 初出演寅子の弟。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も。三山凌輝【コメント】この度「虎に翼」にて主人公 猪爪寅子の弟、猪爪直明を演じる事になりました三山凌輝です。まさか自分が連続テレビ小説に出演させて頂く事になるとは思いもしませんでしたが、役者としての1つの大きな目標でしたので心から感激し、同時に身が引き締まる思いです。沢山の方に愛される素晴らしい作品にワクワクしています。魂を注いで作品の一部になれる様、魅力的な直明を演じられるように精進致します。よろしくお願い致します。汐見圭/平埜生成連続テレビ小説出演歴「カムカムエヴリバディ」上司である多岐川(滝藤賢一)の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローしている。平埜生成 ©川村将貴【コメント】二度目の“朝ドラ”出演、嬉しくて嬉しくてたまりません!この作品に出てくる人たちは、みんな「翼」を持っていると思います。愛という翼、夢という翼、法律という翼、性別という翼......。脚本を読みながら、そんな「翼」について考えていました!ぼくの演じる汐見さんは、どんな「翼」を広げるのでしょうか!素敵なキャスト、スタッフの皆様と一緒に探していきたいと思います!大きな「翼」で羽ばたけるように、精一杯がんばります!稲/田中真弓連続テレビ小説出演歴「なつぞら」花江(森田望智)の実家・米谷家で働く女中。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。田中真弓【コメント】「おはなはん」を観終わってから学校に走っていた小学生時代人生計画白書なるモノに「18歳でNHKの連続テレビ小説に抜擢」と書いた中学生時代「繭子ひとり」の山口果林さんに憧れて桐朋学園演劇科に行くと決めたけど、まず学力足りなくて受からなかった高校生時代全てのことが走馬灯のように思い出される69歳の今“朝ドラ”出演のお話が。。。。ありがとうございますありがとうございますもう一つありがとうございます久藤頼安/沢村一樹連続テレビ小説出演歴「ひよっこ」人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いの全てがスマート。裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる。沢村一樹【コメント】「ひよっこ」以来7年ぶりの“朝ドラ”出演に胸が高鳴ります。主演の伊藤沙莉ちゃんとも“朝ドラ”以来で、今回は初めて彼女とのセリフのやり取りがあるので楽しみで仕方ないです。少し近寄り難い感のある戦後の「司法」の世界を皆様に身近に感じて頂けるよう、現場のスタッフ・キャストの皆さんと共に、明るく楽しくお届け出来たらと思います。多岐川幸四郎/滝藤賢一連続テレビ小説出演歴「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「半分、青い。」寅子の上司となり、ともに家庭裁判所の設立準備にまい進する。かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。滝藤賢一【コメント】4度目の“朝ドラ”です。なんて幸せな俳優人生なんだと感謝の気持ちでいっぱいです。“朝ドラ”ほど長い期間、役を共にすることはないですし、撮影期間も長い長い道のりになるので、気負わずのんびり大切に、スタッフの皆様、共演者の方々に助けていただきながら楽しみたいと思っております!途中からの参加になりますので、皆様お手柔らかにお願い致します。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始(※全26週/130回)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らが再集結した映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のBlu-ray&DVDが、3月27日(水)にリリースされることが決定した。2016年に日本テレビ系列で放送されたTVドラマ「ゆとりですがなにか」。映画では、岡田さん、松坂さん、柳楽さんのトリオに加え、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、吉田鋼太郎らが再集結。さらに、木南晴夏、吉原光夫、上白石萌歌、加藤清史郎といった新キャストも登場し、新たな風を吹き込む。今回リリースが決定した豪華版Blu-rayには特典も。本作が完成するまでの舞台裏を収めたメイキング映像やイベント映像集を収録するほか、封入特典としてスペシャルフォトブックレットも付いてくる。『ゆとりですがなにか インターナショナル』Blu-ray&DVD商品情報2024年3月27日(水)リリース■豪華版Blu-ray2枚組(2枚組(本編1枚/特典1枚)価格:7,480円(税込)品番:VPXT-72059■通常版DVD1枚組(本編1枚)価格:4,180円(税込)品番:VPBT-14218レンタルDVD同日リリース発売・販売元:vap©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2024年01月20日俳優の岡田准一が、大阪市此花区が実施するアートプロジェクト「konohana permanentale 100+」におけるアート作品第1弾のプロデューサーに就任し、現代アーティスト・小松美羽氏による初の立体パブリックアートの制作が決定したことが12日、発表された。○■此花区アートプロジェクト「konohana permanentale 100+」とはかつて、環境汚染が問題視されていた正蓮寺川。その場所に「環境問題克服の象徴」として今も拡張工事により広がり続ける正蓮寺川公園を舞台に、2025年に開催する大阪・関西万博を契機とし、大阪・関西万博の機運醸成はもちろんのこと、アート作品の魅力による区外からの来訪者の増加促進、そして区民が誇りに思い、愛するアート公園となることを目的とするプロジェクトで、将来にわたって100以上のパブリック・アートの設置を予定している。プロジェクトのテーマは「いのちの輝き脈々と、未来へ」。区制100周年を記念し、100以上のアートを未来に向けて作り続けることで、人々がこれまで脈々とつないできた歴史とこころを継承し、未来につながり続ける命の輝き(well being)を表すとともに、長年にわたり増殖し、形を変えていく「konohana permanentale 100+」自体をコロニー型アートとしてとらえ、さらには、子どもたちが笑顔を輝かせ喜ぶアートを集めることで、多くの人々の笑顔を創り出し、その笑顔もコロニー型アートの一部としていく。○■第1弾は岡田准一プロデュースによるアート作品に決定「konohana permanentale 100+」プロジェクトの第1弾は、大阪府出身の岡田准一プロデュースによるアート作品に決定した。地元である大阪を盛り上げるために、そして未来の子供たちの笑顔のために、今回のオファーを快く引き受けた。岡田は、俳優として活躍する一方で、現代アートやクリエイターへの関心が深く、自身のラジオ番組でも数多くのアーティストと対談も行などアートに造詣があり、そんな岡田がアート制作のオファーをしたのは、日本の風土が生み出すものにこだわり、信州を拠点に世界にメッセージを発信する現代アーティスト・小松美羽氏。山犬・ 狛犬・神獣をモチーフにした作品で知られおり、今回は水龍をモチーフにした作品「此花水龍」を制作予定で、2024年春に完成する。小松氏が立体パブリックアートを手掛けるのは、今回が初めて。○■岡田准一コメント此花区アートプロジェクトの「konohana permantale 100+」のファースト作品のプロデュースをさせていただく事になりました。地元である大阪の皆様の生活の中にある公園作りをサポートさせていただける事が本当に嬉しいです。1970 年に行われた大阪万博で岡本太郎氏は、根源的エネルギーが受け継がれていく生命の歴史を太陽の塔で表現しました。では、今の時代に私たちが発信できるメッセージとは?この問いに答えていただくのは、世界遺産・東寺(教王護国寺)に作品が奉納されたり、フランスのモン・サン・ミシェル市が作品を所蔵するなど、世界的な女性アーティストである、小松美羽さんです。小松さんは祈りと願いを込めた作品を作って下さいます。大阪から日本を元気に、日本から世界に想いを。地元大阪への感謝を込めて。世界に誇るアートを皆様の生活の中に。超ひらパー兄さん、USJさんがある此花区へ。○■小松美羽コメント最初に、此花区の皆様、プロジェクトに関わる皆様、此花区に訪れる多くの皆様に感謝を申し上げます。プロジェクトに関わることで立体の作品を制作させていただける機会を下さり、作家人生の中で大きなチャンスをいただけたこと、深くお礼申し上げます。此花区に実際に足を運び、その土地の歴史や住まう人の想いを伺うことができました。過去現在未来という時間の中で、アートが多くの人の魂の救済や平安をもたらす力となりますように、また、その土地自体にアートが関わりを持ち作用することで、エネルギーと人が正しく調和していきすようにと、祈りながら立体で水龍のイメージを作り上げました。
2024年01月12日俳優の岡田将生が主演を務める映画『ゴールド・ボーイ』(2024年3月8日公開)のメインビジュアルと本予告が、公開された。○■映画『ゴールド・ボーイ』メインビジュアル&本予告が解禁今回公開されたのは、「きっと、あなたにも殺したい人がいる。」というキャッチコピーを中心に、線対称の構図で凶悪殺人犯・東昇(岡田)と、少年・安室朝陽(羽村仁成)が顔を突き合わせるメインビジュアル。ある種シンクロし、ある種混ざり合わない異質感を感じさせ、2人の対決姿勢や頭脳戦の行方を視聴者に委ねるようなメッセージ性を表現している。また、あわせて本予告映像も解禁。東昇(岡田)が義理の両親を崖の上から突き落として殺害する凶行を偶然カメラに収めてしまった安室朝陽(羽村)、上間夏月(星乃あんな)、上間浩(前出燿志)の3人は、「1,000万はいけると思う」と証拠映像を元に東を強請り、大金を手に入れようと計画する。しかし、東昇は「そんな金すぐには用意できない」と少年らの要求を拒否。それに対し朝陽は「それっておじさんが入り婿だから?」と核心を突く発言をする。コメントは以下の通り。○■黒木華中国で制作されたドラマを見た時、どうしようもない感情に駆られて、私はこの息子と、この事件とどう向き合えばいいのだろうか……と悩みました。同時に、観てくださる皆さまがどのように捉え、受け止めてくださるのかと考えさせられもしましたが、子供たちが力強く鮮やかに表現している姿を見て、少しでもその"陰"を濃くできればと思い、日々取り組みました。○■羽村仁成僕にとって『ゴールド・ボーイ』への出演はこれまでにない特別な経験になりました。オーディションを経て安室朝陽を演じることが決まった時は、とても光栄で嬉しかったです。この作品で描かれている殺人犯と少年たちのスリリングな心理戦と、その緊迫感を存分に味わっていただけるよう、僕なりに真剣に朝陽と向き合いました。また、オール沖縄ロケの映像と空気感も、この作品の魅力の一つです。海や山の中でのシーンは、この映画の世界観を一層引き立てるものになっています。ぜひ劇場で、この作品をたくさんの方にご覧いただけることを願っています。○■星乃あんなオーディション用の台本を読んだ時から、絶対にこの役を勝ち取りたいと思いながらオーディションに参加していました。受かったと聞いて嬉しい気持ちと、原作やドラマのファンの方の期待に応えらえるかプレッシャーもありました。本読みの段階から監督が丁寧に指導してくださったので夏月という役に本気で向き合う事ができました。緊張感や恐怖心をリアルに感じながら演じることができたのは、岡田さんが子供扱いせずぶつかって来てくださったからです。スピード感のある心理戦をお楽しみください。○■前出燿志この作品は僕にとって、とても大きな経験になりました。原作である『悪童たち』や『バッドキッズ』を見て、それぞれから受ける印象が違ったので『悪童たち』の丁浩のような浩なのか、『バッドキッズ』の丁浩のような浩なのか、はたまた全く別の浩を金子監督が求めているのか、かなり悩みました。現場でも監督やプロデューサーの白さんと何度も話し合いを重ね、この映画の「浩」を作り上げました。監督、スタッフ、キャスト全員が一丸となって作り上げたこの作品は、劇場で見た時により迫力のある作品になっております。是非、大画面のスクリーンで僕達の渾身の一作をお楽しみください。○■松井玲奈目紛しく変化していく人間模様にのめり込み、夢中になって脚本に目を通しました。全員が自分だけの正義を掲げながら、歪さに気がついていないところが興味深く、とても人間らしいと感じました。もちろん、私が演じた東静も歪みを持った人間です。作品全体を覆う人間の歪さは一体どこから来るのか? 私たちは何を信じるべきかを映画を通して試されているような気がします。○■北村一輝原作小説から舞台を日本に移した本作品は、全編が沖縄ロケでの撮影でした。まずはやはり、何といっても原作の面白さですね。子供達の真に迫る巧妙な展開も見所ですし、俳優を登場人物の役柄としてシンプルに演出されていた監督が創り上げた世界は純粋であり、それゆえ恐怖であり、リアルでもあり、素晴らしいの一言です。ものすごく面白い映画らしい映画です!○■江口洋介沖縄を舞台として、閉ざされた社会で起きた、奇怪な事件、その事件を追う刑事東厳を演じました。登場人物全員が、生きることに必死で、自分の境遇に抗い立ち向かっています。灼熱の沖縄で、常に息苦しさを感じながら撮影に取り組んでいたのを覚えています。その様がどんな風にスクリーンに焼きつけられているか、楽しみにしています。【編集部MEMO】映画『ゴールド・ボーイ』は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』など国内外でのヒット作を生み出す金子修介監督がメガホンを取り、主演を岡田将生が務めるほか、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介が出演する。
2023年12月25日満島ひかり主演映画『ラストマイル』の公開が決定。共演に岡田将生を迎え、ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル作品となっている。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは、日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。関東の4分の3を担う巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と共に、未曾有の事態の収拾にあたる。決して止めることのできない現代社会の生命線。世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、連続爆破を止めることができるのか?それぞれの謎が解き明かされるとき、この世界の隠された真の姿が浮かび上がる――。放送話数を重ねるごとに、その緻密なストーリー展開で人気に火が付き、最終回での視聴率は高視聴率をマークした「アンナチュラル」と「MIU404」。この作品でタッグを組んだのが、「最愛」も手掛けた塚原あゆ子監督と、「獣になれない私たち」も手掛けた野木亜紀子(脚本)。そんな最強タッグが今回、ネットや流通システムの隠れた姿を映し出す極上のノンストップ・サスペンスエンタテインメントを製作。満島さんが演じるのは、事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡エレナ。彼女に振り回されながらも、事件解決に奔走する同センターのチームマネージャー・梨本孔を岡田さんが演じる。2人は、『悪人』(’10)以来、14年ぶりの共演となり、塚原監督作品へは初参加だ。さらに今回、強いまなざしでこちらを見つめるエレナと梨本のティザービジュアルと、30秒のティザー映像が公開。事件の様子、震えて涙ぐむ姿、荷物を運ぶベルトコンベアーを見つめながら「止めませんよ、絶対」と言い切る姿など、本作の緊張感をそのまま切り取ったような映像になっている。キャスト・スタッフコメント●満島ひかり「ラストマイル」の主演が私で良かったのか、今もまだ自信を持てないでいますが、塚原あゆ子組に参加してみたいという前のめりな気持ちが勝り参加しました。塚原さんの人気は見て聞いていましたが、撮影が終わった今も、また共に現場を過ごしたいと感じる、魅力的な監督さんです。野木さんの脚本マジックには、今作でもほぅと唸らされるところがあります。感情をあまり描いていないのに、登場人物たちが状況に没頭することで、隙間からその人だけの気持ちを感じられる。難解な本でしたが、監督や岡田さんと謎を解いてゆく撮影現場は面白いものでした。共演は14年ぶりでしょうか?やっぱり岡田将生さんは不思議な佇まいを持つ俳優さんで、彼にしか出せない品性とおかしみをとても素敵に感じます。柔らかいのに男性らしい、岡田さんの背中に何度か助けて貰いました。静かなるサポートに、感謝しています。撮影中も、終えたあとも、完成作を一足先に観た今も、映画『ラストマイル』は物語が決まりきらずに動いている感じがします。あまり持ったことのない感想です。主人公・舟渡エレナの選択したことの続きはまだ、私の毎日の中にもあります。私たちの日常で、身の回りで起こっている止められない現実。一人の力では動かせない苦しさの連鎖。観る方がどんな気持ちになって、どんな余韻で日々をすごしてゆくのか、そんなことを想う映画でした。●岡田将生念願のチームに参加させて頂きました。どんな役でも参加したいと熱望していたのがようやく叶い、そしてとても難しい役を頂き、現場では常に頭を抱えながら監督と満島さんと、この難しい脚本に臨ませてもらいました。脚本の野木さんとは以前お仕事させてもらってからだいぶ時間が空いたのですが、この脚本の密度が濃すぎて重たい何かを渡された感じでした。満島さんも10年以上ぶりでして、この方の前で嘘がつけない。見透かされる。こんなにも自由に、嘘がなく、カメラの前に立つ姿は見惚れてしまうほど素敵でした。この映画から皆さんが受け取る、感じ取るものは様々だと思いますが、こんなにもワクワクする映画もないかと思われます。期待して待っていただけたら嬉しいです。●監督・塚原あゆ子この度、素晴らしいキャスト・スタッフに集まっていただき、野木さんとの映画が実現しました。連ドラと同じ世界線での3作目ですが、今回は「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」のお話です。ビールとポップコーンにあう映画にしようと始まった作品です。ワクワクドキドキしながら楽しんで貰えたら嬉しいです。●脚本・野木亜紀子お待たせしました、三作目です。法医学者、機捜刑事ときて、今回は会社員。21年のはじめ、どんな映画がいいか塚原監督に訊ねたら「宅配荷物が爆発する話は?物流が止まると大変」とのこと。そのワンアイデアで一本書きました。憧れの満島ひかりさんを召喚することに成功、久方ぶりの岡田将生さんも来てくれて、幸せな座組が実現しました。無謀な台本を見事に顕現させる剛腕、それでいて情感豊かに紡ぎだす塚原監督の新たな世界を、スクリーンで堪能してください!『ラストマイル』は2024夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2023年12月11日長編アニメーション映画 『ふれる。』が2024年秋に公開される。監督は長井龍雪、脚本は岡田麿里、キャラクターデザインは田中将賀。長井龍雪×岡田麿里×田中将賀のオリジナル長編アニメーション2011年からテレビアニメとして放映され、“平成で一番泣けるアニメ”として社会現象を巻き起こし、2013年に劇場版が公開された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。実写映画化もされた『心が叫びたがってるんだ。』。切なくてちょっと不思議な“二度目の初恋”を描いた『空の青さを知る人よ』。映画『ふれる。』は、そんな“心揺さぶる”青春3部作を世に送り出した監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の3人が贈るオリジナル長編アニメーションだ。青年3人組と不思議な生き物の物語映画『ふれる。』で描かれるのは、言葉で上手くコミュニケーションできない少年が、“不思議な力”を持つハリネズミのような生き物と出会い、それによって繋がった幼馴染の青年3人組。東京を舞台に、不思議な生き物と共存し、そのまま大人になった青年たちの物語を描く。故郷の島に伝わる生物「ふれる」によって結びついた友情映画『ふれる。』のメインキャラクターとなるのは、同じ島で育った幼馴染の小野田秋(おのだあき)・祖父江 諒(そぶえりょう)・井ノ原優太(いのはらゆうた)の3人。20歳になって上京し、東京・高田馬場で共同生活を始める3人はバーでのバイト、不動産会社の営業、服飾デザイナーの専門学生と、生活はバラバラだが、いつも心は繋がっていた。彼ら3人を結び付けているのは不思議な生き物「ふれる」の特別な力。トゲトゲとしたハリネズミに近い見た目の「ふれる」は、秋たちが生まれ育った島伝承の生き物だ。互いにふれることで互いの意思疎通が可能な、テレパシーにも似た謎の力を持っており、口にしなくてもそれぞれの言葉が流れこんでくる。趣味も性格も違う3人の友情を結び付けた「ふれる」。しかし、その隠されたもう一つの力によって、彼らの関係性は変わっていく。映画『ふれる。』登場人物小野田秋バーでアルバイトをしている20歳。口下手で幼いころから手が先に出てしまう諒と優太とは島の幼馴染。祖父江諒不動産会社の新卒社員。体育会系の兄貴分。井ノ原優太デザイナー志望の服飾専門学生。コンプレックスが多めでたまに卑屈気味なところも。【作品詳細】長編アニメーション映画『ふれる。』公開時期:2024年秋監督:長井龍雪脚本:岡田麿里キャラクターデザイン:田中将賀制作:CloverWorks製作幹事:アニプレックス・STORY inc.配給:東宝・アニプレックス©2024 FURERU PROJECT
2023年12月09日「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』を手掛けた監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀の3人が贈る、オリジナル長編アニメーション映画最新作『ふれる。』が、来年秋に公開されることが決定した。幼なじみの青年3人組は、不思議な生き物の力でそれぞれの気持ちを口にしなくても心が繋がっていた。3人と1匹の物語が、コミュニケーションが複雑化する現代で、人と人との本当の繋がりを教えてくれる――。本作を手掛ける長井監督、脚本・岡田さん、キャラクターデザイン・田中さんは、深夜アニメとして異例の視聴率を記録し社会現象化、劇場版も大ヒットを記録した「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、“大人が泣ける感動アニメ”として多くの支持を集めた『心が叫びたがってるんだ。』、吉沢亮や吉岡里帆が参加した『空の青さを知る人よ』を手掛けたことでも知られる。ティザービジュアルでは、青年たちがバケツを運ぶ様子が描かれ、特報映像のラストにも登場するハリネズミのような不思議な生き物の姿を確認することができる。さらに映像は、人物たちそれぞれの手のカットが重なり、人と人との繋がりを描きながら、やがて知ることになる世界の秘密、そして痛みという言葉が一体どんな謎を秘めているのか、想像を掻き立てられるものに仕上がっている。<監督:長井龍雪コメント>「あの花」「ここさけ」「空青」秩父を舞台にした三部作が完結し、4年の月日が経ちました。脚本の岡田さん、キャラクターデザインの田中さんと共にまた新たに物語を作りたいという思いが叶い、今日に至ります。今回の舞台は東京。言葉で上手くコミュニケーションできない少年が不思議な力を持つ生き物と出会い、それにより繋がった三人のお話です。アニメーションで不思議な出来事が起こるのは幼少期や少年期が多いように思いますが、本作は不思議な生き物と共存し、そのまま大人になった青年達の物語。通常だったら主人公になりえない人物にフォーカスしています。幼い頃と大人になってからの関係性の変化は誰しもが経験するもの。長く一緒にいるとつい相手を分かった気になり発言してしまったりもしますが、ちゃんと相手に直接気持ちを伝えてみよう、そんな風に感じてもらえる作品になっていたらと思います。鋭意製作中ですが、皆様にお届けできる日を楽しみにしています。長井龍雪『ふれる。』は2024年秋、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日俳優の岡田将生が主演を務める映画『ゴールド・ボーイ』(2024年春公開)の場面写真が30日、公開された。○■岡田将生主演『ゴールド・ボーイ』、緊迫感あふれる場面写真今回公開されたのは、凶悪な殺人犯・東昇(岡田)や、東昇と相対する少年・安室朝陽(羽村仁成)らの姿を切り取った場面写真。羽村、星乃あんな、前出燿志が演じた少年少女らが、東を追い詰めていく共謀シーンや、東と朝陽の対峙する緊迫のカットも解禁されたほか、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介ら、東昇と少年少女らを取り巻く大人たちの複雑な人間関係を感じ取れるシーンも公開となった。【編集部MEMO】映画『ゴールド・ボーイ』は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』など国内外でのヒット作を生み出す金子修介監督がメガホンを取り、主演を岡田将生が務めるほか、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介が出演する。(C)2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年11月30日岡田将生演じる殺人犯と少年たちの攻防を描く『ゴールド・ボーイ』より、場面写真が解禁された。総再生数20億回を記録した大ヒットドラマを原作に映画化した本作。この度、岡田将生、黒木華、羽村仁成、松井玲奈、北村一輝、江口洋介ら演じるキャラクターたちを捉えた場面写真が解禁。本作で岡田さんが演じる凶悪な殺人犯、東昇は不穏な表情を見せており、羽村さん、星乃あんな、前出燿志が演じる3人の共謀シーンや、東昇と安室朝陽(羽村さん)が対峙するシーンも切り取られ、緊張感が伝わってくる。さらに、黒木さん、松井ん、北村さん、江口さんら実力派が揃い、東昇と、少年少女らを取り巻く大人たちの複雑な人間関係を感じ取れるシーンも映し出されている。また、第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に選ばれた本作が、10月23日に行われたレッドカーペット登壇と、同月29日有楽町ヒューリックホールにて行われた舞台挨拶の様子をまとめたオフィシャルレポートを公式サイトで公開中。監督の金子修介、出演キャストの羽村さん、星乃さん、前出さん、企画の許曄(シュ イエ)、製作総指揮の白金の当日の様子とインタビューコメントが掲載されている。『ゴールド・ボーイ』は2024年春、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年春、公開予定©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年11月30日高畑充希と岡田将生が初共演でW主演、夫婦役を演じる渡辺ペコ原作の「1122」がPrime Videoにてドラマ化。今泉力哉が監督、脚本は今泉監督の妻である今泉かおりが務め、夫婦での初の共同作業となる。妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子どもがいなくても、ふたりの仲は問題ない…だけど。私たちには“秘密”がある――。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の2人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。「ふたりでいること」をあきらめない全ての人に届けたい――30代夫婦のリアル・ライフ。一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は…?これは、「結婚」という“ハッピーエンド”の続きにある物語。「1122」第1巻(C)渡辺ペコ/講談社原作は、そのリアルさのあまり「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」と話題となり、夫婦としてのあり方に一石を投じる、全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を得た渡辺ペコの累計販売部数146万部を超える大ヒット漫画「1122」。本作の実写化で監督を務めるのは、『窓辺にて』(22)、『アンダーカレント』(23)など引っ張りだこの今泉力哉。脚本は今泉監督の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』(12)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で、準グランプリにあたる「子ども審査員賞」を受賞した今泉かおりが務める。さらに、今年4月期のテレビドラマ「unknown」や、舞台「宝飾時計」など様々なフィールドで活躍する高畑充希と、『ドライブ・マイ・カー』(21)、『ゆとりですがなにか インターナショナル』などの映画作品のほか、舞台やテレビドラマで全く違う顔を見せ、今泉監督作品に初出演する岡田将生は、W主演にして初共演する。さらにスタッフ・キャスト5名からコメントが到着、撮影中の場面写真も解禁。2人が結婚記念の写真撮影をする様子を写した1枚で、自然体で仲の良さそうな様子が伝わってくるものとなった。本作は10月16日にクランクインしており、12月にクランクアップ予定。キャスト・スタッフからコメント到着高畑充希「1122」。いちいちにーにー?ん?なんて読むんだろうこのタイトル?あ、いい夫婦か!面白そう!と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。読み進めてゆくにつれて、それぞれの登場人物が不器用で愛おしく、続きがどんどん気になる展開に、「これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ」と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも。。とも思っていたので、そこから月日が経ち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当に嬉しかった。穏やかで楽しい素敵な人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんに良いドラマをお届けできるよう、がんばります!岡田将生今泉監督の作品は観ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そして微かな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。とても素敵な現場です。高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回はいちこちゃん、高畑さんを真っ直ぐに見つめていく事で二也という人物像がより明確になっていくと感じました。作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです。監督:今泉力哉高畑さんと岡田さんをはじめとした俳優たちとドラマ「1122」を撮影しています。隣にいる人とずっと一緒にいるために、ときに不器用に、ときに滑稽に、でもいたって真剣に、恋をして、想い合って、悩みながら生活している人たちの物語です。高畑さんの明るさと気遣い。岡田さんの繊細さと人の良さ。演じ手である前に人として魅力的なおふたりとともに、いい作品にできたらと思っています。お楽しみに。脚本:今泉かおり原作を初めて読ませていただいてから脚本が完成するまでずっと考えていたのは、「良い夫婦」とは何か?ということでした。それを考えながら、原作と芯がぶれずに、世界観を壊さずに脚本にしていきたいと思っていました。人は一人でも生きていけるかも知れないけど、やっぱり誰かといるのっていいな、と思える「1122」の素晴らしさが、皆さんに伝わりますように。原作:渡辺ペコ先日現場にお邪魔して撮影を拝見しました。俳優さん達がご自身の身体を通し漫画のキャラクターをリアルな人物として生み出す様、監督をはじめとしたプロフェッショナルのスタッフさんたちが集まり大きなエネルギーを一つの作品として形作る様子に圧倒されました。このように華やかな映像化の機会を頂けた幸運を本当に嬉しくありがたく思います。今後も関わって下さったすべての方達の能力が発揮できる場であることを願っています。原作を楽しんでくださったみなさんにもどうか期待いっぱいでご覧頂けたらと思います。本当に素晴らしかったので……!私も完成を心の底から楽しみにしています。「1122 いいふうふ」は2024年初夏、Prime Videoにて独占・世界配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年11月22日高畑充希と岡田将生が初共演にしてダブル主演を務めるドラマ『1122 いいふうふ』が、2024年初夏にPrime Videoで独占配信されることが決定した。原作は、そのリアルさに「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」と話題となり、夫婦としてのあり方に一石を投じる、全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を得た、渡辺ペコによるマンガ『1122』。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑)と文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田)は友だちのようになんでも話せて仲の良い夫婦。結婚7年目でセックスレス、子どもがいないふたりは、夫婦仲を円満に保つため「婚外恋愛許可制」を選択。二也には一子も公認の“恋人”が居るのだった――。監督を務めるのは、『窓辺にて』(22)、『アンダーカレント』(23)などで知られる今泉力哉。脚本は今泉監督の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』(12)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で、準グランプリにあたる「子ども審査員賞」を受賞したキャリアをもつ今泉かおりが務め、初の夫婦合作となる。■高畑充希 コメント『1122』。いちいちにーにー?ん?なんて読むんだろうこのタイトル?あ、いい夫婦か!面白そう!と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。読み進めていくにつれて、それぞれの登場人物が不器用で愛おしく、続きがどんどん気になる展開に、「これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ」と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも。。とも思っていたので、そこから月日が経ち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当に嬉しかった。穏やかで楽しい素敵な人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんに良いドラマをお届けできるよう、がんばります!■岡田将生 コメント今泉監督の作品は観ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そして微かな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。とても素敵な現場です。高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回はいちこちゃん、高畑さんを真っ直ぐに見つめていく事で二也という人物像がより明確になっていくと感じました。作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです。■監督:今泉力哉 コメント高畑さんと岡田さんをはじめとした俳優たちとドラマ『1122』を撮影しています。隣にいる人とずっと一緒にいるために、ときに不器用に、ときに滑稽に、でもいたって真剣に、恋をして、想い合って、悩みながら生活している人たちの物語です。高畑さんの明るさと気遣い。岡田さんの繊細さと人の良さ。演じ手である前に人として魅力的なおふたりとともに、いい作品にできたらと思っています。お楽しみに。■脚本:今泉かおり コメント原作を初めて読ませていただいてから脚本が完成するまでずっと考えていたのは、「良い夫婦」とは何か?ということでした。それを考えながら、原作と芯がぶれずに、世界観を壊さずに脚本にしていきたいと思っていました。人は一人でも生きていけるかも知れないけど、やっぱり誰かといるのっていいな、と思える『1122』の素晴らしさが、皆さんに伝わりますように。■原作:渡辺ペコ コメント先日現場にお邪魔して撮影を拝見しました。俳優さん達がご自身の身体を通し漫画のキャラクターをリアルな人物として生み出す様、監督をはじめとしたプロフェッショナルのスタッフさんたちが集まり大きなエネルギーを一つの作品として形作る様子に圧倒されました。このように華やかな映像化の機会を頂けた幸運を本当に嬉しくありがたく思います。今後も関わって下さったすべての方たちの能力が発揮できる場であることを願っています。原作を楽しんでくださったみなさんにもどうか期待いっぱいでご覧頂けたらと思います。本当に素晴らしかったので……!私も完成を心の底から楽しみにしています。<作品情報>『1122 いいふうふ』2024年初夏 Prime Videoで独占配信公式サイト:渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd.
2023年11月22日2023年11月4日、俳優の岡田将生さんがInstagramを更新。プライベート感あふれる写真に、ファンから絶賛の声が上がっています。岡田将生の『オフショット』に反響同年10月4日に、Instagramのアカウントを開設したばかりの、岡田さん。その際、「全然分からないまま始めた」と、Instagramの使い方を知らずに開設した旨を明かしていました。それから1か月が経過した、同年11月4日。岡田さんは「インスタ勉強中」と、Instagramの使い方を誰かから学んでいた時の様子を写真付きで投稿しました。Instagramを教わっていた人物に撮影されたであろう、『オフ感』満載な写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 岡田将生/Masaki Okada(@masaki_okada.official)がシェアした投稿 丸い縁のメガネをかけ、スマホの画面を見つめる岡田さん。セットしていないような髪型や、襟付きのシャツとシンプルなパンツを身にまとった飾り気のない姿は、ファンにはたまらないオフショットでしょう!自然体な岡田さんの写真には、8万件以上の『いいね』と絶賛のコメントが寄せられました。・プライベートな写真、最高です!・瞬きするのを忘れた。なんでそんなにかっこいいの…!・『恋人感』がすごい。こういう写真をいっぱい載せてほしい!Instagramアカウントを開設後、フォロワーが急増した岡田さんは、1か月でおよそ36万人にフォローされています。ドラマや映画での活躍はもちろん、Instagramを学んだ岡田さんが今後どのような投稿をしてくれるのかを、楽しみにしているファンは多いでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月05日映画『ゴールド・ボーイ』が2024年3月8日(金)に公開される。主演は岡田将生、監督は金子修介。中国の人気サスペンス小説を映画化映画『ゴールド・ボーイ』の原作は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の代表作の1つである小説『坏小孩(The Gone Child)』。2020年に動画サイト「アイチーイー(iQIYI)」の人気サスペンス・シリーズ 「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録している人気作品だ。殺人を犯した大人と、それを偶然録画していた子供たちが交錯しながら騙し、欺き、対峙しあう予想不能のサスペンスで、日本では『悪童たち』(上・下)というタイトルで翻訳版が展開されている。主演・岡田将生×監督・金子修介そんなベストセラー・サスペンスが日本で実写映画化されることに。主演は岡田将生、監督は平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』などを手掛けてきた金子修介が務める。登場人物東昇…岡田将生凶悪な殺人犯。富と地位を手にしたいと、欲望に駆られ崖の上から義理の両親を突き落として殺害する。予期せぬ障害に対し嫌悪感を募らせ、その邪魔を排除すべく機を伺っている。安室香…黒木華物語の鍵を握る少年・安室朝陽の母親。一平と離婚して以来、1人で朝陽を育てている。仕事のため長時間外出することが多いが、朝陽を愛し、彼の幸せを願いながら必死に家計を支えている。安室朝陽…羽村仁成幼馴染と再会したある日、東昇が崖から義理の両親を突き落とす瞬間を偶然録画してしまう。警察に通報しようとするが、夏月が親を刺して逃亡中のため、東昇を脅迫することに。東昇との闘いの中、思わぬ秀でた才能が露見する。上間夏月…星乃あんな殺人の瞬間を偶然録画していた子ども。父親を刺してしまい、警察の追跡をかわすため義理の兄・洸と共に逃亡生活を送る。徐々に朝陽に対して特別な感情を抱くようになり、心の中で変化が生まれていく。上間浩…前出燿志朝陽の小学時代の同級生で親友。義理の妹の夏月を庇い、共に朝陽の住む街まで逃亡する。荒っぽい一面もありつつ、単純で人当たりが良く面倒見のいい性格。東静…松井玲奈主人公・東昇の妻。昇への愛情は冷え、離婚の話が進行中。その最中に両親が事故死し、自身も殺人の対象となるのではと恐れ、従兄弟の刑事・厳に相談する。打越一平…北村一輝安室朝陽の父親。前妻の香と離婚し、ハルカと再婚した。朝陽の身を案じつつ、新たな家庭と遥とその連れ子の晶と関係を築いていた。しかし、突然愛娘の晶が自殺する。東巌…江口洋介静の従兄弟の刑事。東昇を疑っており、彼の周りで発生する殺人事件を追跡し、真実に迫っていく中、心の葛藤に苦しむ。映画『ゴールド・ボーイ』あらすじ東昇が崖の上から義理の両親を突き落として殺害する。それは、完全犯罪のはずだったが、少年たちが偶然その瞬間を録画していた。彼らは複雑な家庭環境による貧困や、家族関係の問題などそれぞれの事情でお金が必要で、そのために殺人犯である東昇を脅すことに。 凶悪犯罪の裏で、大人と少年たちそれぞれを取り巻く環境でも、様々な人間の思惑が交錯し合う。 二転三転する駆け引きの末に待ち受ける結末とは……?【作品詳細】映画『ゴールド・ボーイ』公開予定時期:2024年3月8日(金)監督:金子修介原作:小説『坏小孩』(The Gone Child) by ズー・ジンチェン(紫金陳)脚本:港岳彦製作総指揮:白金(KING BAI)出演:岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝 、江口洋介配給:東京テアトル/チームジョイⒸ2024 GOLD BOY
2023年11月02日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らが出演する現在公開中の映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』より、本編冒頭映像約7分が公開された。岡田さん演じる主人公・正和と妻・茜(安藤サクラ)との間で繰り広げられる日常のあるあるなシーンをはじめ、2児の娘をもつ正和と茜が、市役所の子育て支援課で保育園の相談をするも待機児童の人数も多く、市役所にとある対応を取られてしまう様子など、タイムリーな問題が映し出される。一方、居酒屋から韓国料理屋にリニューアルした店でサムギョプサルを食べながら、正和が麻生(吉田鋼太郎)に相談するコミカルな場面や、山路のデート相手も映像に登場。演じるのは、NHK連続テレビ小説「らんまん」や『君は永遠にそいつらより若い』の佐久間由衣。山路がリモートで麻生を参加させる癖の強いデートに、呆れ気味の様子だ。ラストは、鑑賞者からも反響の大きい、ドラマ放送時と変わらない、「拝啓、いつかの君へ」(感覚ピエロ)のMVが使用されたタイトル映像も登場している。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年10月31日俳優の岡田将生が主演を務める映画『ゴールド・ボーイ』(2024年春公開)の追加キャストが明らかになり、特報映像が公開された。○■岡田将生主演『ゴールド・ボーイ』追加キャスト&特報映像公開今回追加キャストとして、物語の鍵を握る少年・安室朝陽(羽村仁成)の母親・安室香を黒木華、東昇の妻・東静を松井玲奈、安室朝陽の父親・打越一平を北村一輝、東家の一族で刑事・東巌を江口洋介が演じることが明らかに。また、あわせて公開された特報映像でも、追加キャストの姿が映し出されている。岡田将生演じる主人公・東昇は、崖の上から義理の両親を突き落として殺害するが、少年たちによって偶然その瞬間を録画されてしまう。少年たちはそれぞれの事情で金を求めており、金のために殺人犯である東昇を脅すことを決意する。凶悪犯罪の裏で、妻へ誠実な態度を見せながら関係性を取り繕うとする東昇(岡田)、子供を守るため毅然とした態度をとる安室香(黒木)、自身の心の内を吐露する東静(松井)、事件の真相に踏み込んでいく刑事の東巌(江口)、父親として子供の未来を按ずる打越一平(北村)など、大人と少年たちそれぞれを取り巻く環境の中で様々な人間の思惑が交錯し合っていく。【編集部MEMO】映画『ゴールド・ボーイ』は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』など国内外でのヒット作を生み出す金子修介監督がメガホンを取り、主演を岡田将生が務めるほか、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介が出演する。(C)2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年10月30日第36回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」に出品された岡田将生主演のサスペンス『ゴールド・ボーイ』が10月29日、ヒューリックホール東京でワールドプレミア上映された。中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の「悪童たち」(上・下/早川書房)を映画化。岡田さん演じる殺人犯と、犯行を目撃した子どもたちの心理戦を描いた本作は、20年に動画サイト「iQIYI(アイチーイー)」でドラマ化され、総再生回数20億回を突破する大ヒットを記録。日本では「バッド・キッズ隠秘之罪」の邦題で、2021年1月にWOWOWで放送された。この日は、上映前に舞台挨拶が行われ、物語の鍵を握る子どもたちを演じる羽村仁成、星乃あんな、前出燿志がお揃いのTシャツ姿で登場。羽村さんは「岡田さんと心理戦を繰り広げる映画なので、共演シーンも多く、たくさんのことを学ばせていただいた。共演できたことが、とてもうれしかったです」と充実した表情で、撮影をふり返った。本作が初めての映画出演となる星乃さんは、「撮影期間中は、初めてなことばかりで、勉強になることがたくさんありました」と初々しい挨拶を披露した。「オーディションのお話をいただき、絶対に勝ち取りたいと思った」と明かす前出さんは、「出演が決まってからも、僕なりに役について、いろいろ研究しました。とても挑戦しがいのある役でした」と手応え充分。共演した岡田さんについては「とても美しく、尊いです。惚れちゃうと思います!」と声を弾ませた。3人は10月23日、同映画祭の開幕を飾るレッドカーペットにも出席しており、「緊張しましたが、楽しい経験になりました」(羽村さん)、「初めての映画で、レッドカーペットを歩けて、とてもうれしかったです」(星乃さん)、「とても緊張していたんですけど、それでも皆さんが『絶対見に行くね』『映画楽しみにしているね』と言ってくれて、緊張が解れて、最後まで楽しむことができました」(前出さん)と思い出を語っていた。舞台挨拶には、メガホンをとった金子修介監督、白金(プロデューサー)、許華(企画)が同席した。【『ゴールド・ボーイ』あらすじ】主人公の東昇(岡田将生)は、崖の上から義理の両親を突き落として殺害する。しかし、少年たちは偶然その瞬間を録画していた…。少年たちはそれぞれの事情で金を求めており、金のために殺人犯である東昇を強請ることを決意する。『ゴールド・ボーイ』は2024年春、公開予定。物語の鍵を握る少年・安室朝陽の母親役に黒木華、主人公・東昇の妻役に松井玲奈、安室朝陽の父親役に北村一輝、東家の一族で刑事役を江口洋介が演じる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年春、公開予定©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年10月29日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のハロウィンナイトイベントが25日に行われ、岡田将生、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○■「16年想い続けてます」「岡田将生さん大好きです」この日は上映後のティーチインということで、観客から質問を受け付けることに。1人目が「岡田将生さんが大好きで16年想い続けてます」と前置くと、岡田は「また公開告白!? 品川(の舞台挨拶)でも告白されちゃって。照れちゃって照れちゃって。ありがとうございます」と照れながら応える。さらに他の質問者も「二番煎じみたいになっちゃうんですけど、岡田将生さん大好きです」、「私も岡田将生さん大好きです」という前置きで質問するため、岡田は「俺今日死ぬの? 死ぬかもしれない」と顔を覆う。「『ゆとりですがなにか』で影響を受けたことはありますか?」という質問には、「松坂桃李さんと柳楽優弥さんをずっと尊敬していて、終わった後も2人の仕事を追いかけて。2人はそのまま尊敬し合える仲間で、ここに並びたいなという気持ちでずっといたので、全部。『ガンニバル』最高だったよって柳楽の優ちゃんに言ったり。2人に影響は受けてるし、今でもありがとうって思ってます」と回答する岡田。質問に答えてもらったファンが「ありがとうございます。インスタライブ待ってます」と言うと、「『ゆとり』のことだけって言ったでしょう? だめ」ときっぱり断る。さらに、最後の質問者は「私のママが岡田将生さんのファンです」と変化球。水田監督は「さすがだね」と感心し、岡田は「ママありがとう」と感謝していた。
2023年10月25日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のハロウィンナイトイベントが25日に行われ、岡田将生、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○■映画『ゆとりですがなにか』ハロウィンのコスプレ登壇者陣は作中のキャラクターのコスプレで登場し、岡田は「坂間正和です。あんまり人前に立つことがなくて緊張してるんですけど、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。また「山路役の松坂桃李」として紹介された宮藤は、作中の松坂の格好で「山路です。よろしくお願いします」と乗っかる。まりぶ役の柳楽優弥」として紹介された水田監督は「いい加減にしろよ、本当に! ただでさえ恥ずかしいのに、柳楽優弥って言うな」とつっこんでいた。2人の衣装は実際に作中で使用されたものだそうで、水田監督が衣装について「サイズがぴったり。宮藤さんもピッタリですよね」と話すと、宮藤も「これ、本当に着てた衣装みたいなんです。桃李くんが」と明かす。唯一、自分が演じた役の衣装を着ている岡田は「岡田としてコスプレして、坂間さんになってます。出る前から頭こんがらがってきやって。どういう設定なの? よくわかんないや」と戸惑っていた。コスプレした2人について、岡田が「もしかしたら1番後ろの席の方々は本当に桃李さんだと思われてるかも。だって、さっき裏であった時に『あ、桃李さんいる』って思いましたもん」と太鼓判。「だいぶ薄めで、遠くで見てもらえたら」と謙遜する宮藤に、岡田は「横がいいんですよ。横が素敵」と褒めていた。しかし、イベントが進むと宮藤の前髪がいつの間にか七三分けのように。岡田が「宮藤さん、前髪どうしちゃったんですか?」と尋ねると、宮藤は「わかんなくなっちゃって。触っちゃったらもう戻せなくなっちゃって。ギリギリで成立してたんですよ。ここに来てから、『俺、なんなんだっけ?』って」と自身の存在すらよくわからなくなっていたようだった。
2023年10月25日殺人犯と少年たちの心理戦を描き本国で大きな話題となったドラマを映画化した『ゴールド・ボーイ』より超特報映像が解禁された。岡田将生主演、『デスノート』などの金子修介が監督を務める本作は、中国の作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の代表作「坏小孩」(The Gone Child)の映画化。この度解禁された超特報映像では、殺人事件の犯人である東昇を演じる岡田さんの不穏な高笑いとともに、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志ら演じる物語の鍵を握る子どもたちの姿が捉えられている。「それは、完全犯罪のはずだった」のキャッチとともに、東昇が泣き叫ぶ様子や、東昇に対峙する子どもたちの鬼気迫る様子も映し出される。また、10月23日に行われた第36回東京国際映画祭レッドカーペットでは、金子修介監督と、羽村仁成・星乃あんな・前出燿志、企画の許曄、製作総指揮の白金の6名が登壇。特報映像の表情とは打って変わって、キャスト陣も和やかな笑顔を見せた。本作では、岡田さんが新境地となる悪役に挑戦しており、その怪演にも期待が高まる。『ゴールド・ボーイ』は2024年春、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年春、公開予定©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年10月24日「岡田さんは事務所解体、エージェント新会社設立が発表される前から、退所の意思を固めていたといいます」(芸能関係者)10月2日、ジャニーズ事務所が再会見を開いた2時間後、公式HPで岡田准一(42)の11月末での退所・独立が発表された。《将来にわたってご一緒くださる関係者の皆様に、これ以上、ご迷惑をおかけしたくないという思いが強くございました。加えて、自身の年齢やこれからのキャリアを考え、より一層モノづくりや演じることを追究していきたいというビジョンを抱いていたことも、決断に至った理由となります》前出の芸能関係者は、岡田が早くから退所を検討していた理由をこう明かす。「演技力とアクションの評価が高い岡田さんは役者として配信系作品へのオファーが多いのです。しかし、外資の配信系企業はジャニー氏の性加害を大変問題視しています。岡田さんは今後は世界配信される作品により積極的に参加したい、という思いから退所に踏み切ったと聞いています」また、事務所が岡田について発表した文章の中にはこんな一節も。《これまでも、アイドルから俳優へとキャリアチェンジした自分だからこそ、弊社に残ることで後輩にできることがあるのではないかという考えから、ともに会社を良くしようと様々な提案をしてくれた岡田に対して、心から感謝いたしております》実際、かつて本誌は岡田が事務所の後輩たちのために“岡田部活”を主宰していたと報じている。自身も教わっている講師を呼んで英会話、武術、乗馬のレッスン、監督によるワークショップなどを提供していた。参加者には、関ジャニ∞の丸山隆平(39)やSexy Zoneの中島健人(29)らがいたという。テレビ局関係者は言う。「ドラマ・映画化された岡田さんの代表作『SP』は自らの持ち込み企画でした。仕事が来るのを待つのではなく、自身で率先して仕事を作り、タレントとしてどうなりたいかという強い意志を持ち、動いていくのが大事——そんな心情を伝えるために岡田部活を始めたそうです。その結果、岡田さん流のやり方を学び、自ら企画書を作り提案するタレントも増えてきています」岡田は今年9月にブラジリアン柔術の国際大会に出場している。「いまは得意な武術を生かして、悲願のハリウッドへ挑戦したいという気持ちが強いようです。生田斗真さん(39)やHey! Say! JUMPの山田涼介さん(30)もストイックな岡田さんをかねて慕っている“門下生”です。岡田さんの独立後は、後輩たちが後を追うようにして彼の新事務所に所属するケースもあるかもしれません」(前出・芸能関係者)海外進出は岡田軍団の後輩たちに大きな刺激になりそうだ。
2023年10月19日俳優の岡田将生が、2024年春公開の映画『ゴールド・ボーイ』で主演を務めることが16日、わかった。同作は中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』など国内外でのヒット作を生み出す金子修介監督がメガホンを取り、岡田が主人公・東昇役で狂気あふれる殺人犯を怪演。そして、作品の鍵を握る少年たち役で羽村仁成、星乃あんな、前出燿志が出演する。また、同作は「第36回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門に出品されており、23日に行われるレッドカーペットイベントには羽村、星乃、前出、金子監督が参加。29日にはワールド・プレミアとして上映される。○■岡田将生 コメントこれは、とても挑戦的な企画でした。そして挑戦しがいのある役でした。台本から漂う匂いはとても強烈で、不気味で不穏な空気が流れてる。この作品と向き合うのにはかなり自分自身が消耗するなと思いました。ですがやらせて頂く事を決心しました。監督キャストスタッフ一丸となり挑んだ作品です。その中でも、子供たちが輝いていました。彼ら彼女が輝けばこの作品は成功するのではないかと思い、1番に子供たちのことを考えていました。その為に時に厳しく、距離をとり、現場にいました。自分自身、早く子供たちの姿をスクリーンで観たいです。(C)2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年10月16日岡田将生主演映画『ゴールド・ボーイ』の公開が決定した。それは、完全犯罪のはずだった。まさか、少年たちに目撃されていたとは――。本作は、中国の作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の代表作「坏小孩」(The Gone Child)の映画化。2020年に動画サイト「iQIYI」(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、総再生回数20億回越えを記録と、中国では社会的大ヒットに成長。日本では、2021年1月にWOWOWで「バッド・キッズ 隠秘之罪」として放送、小説翻訳版「悪童たち」(上・下)も刊行された。悪童たち 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)画像:amazon.co.jp今回の映画化では、平成『ガメラ』3部作を手掛けた金子修介が監督を務めた。そして、岡田さんが狂気あふれる主人公の殺人犯・東昇を怪演し、自身の新境地となる悪役の演技に挑戦。「とても挑戦的な企画でした。そして挑戦しがいのある役でした」とふり返った岡田さんは、「この作品と向き合うのにはかなり自分自身が消耗するなと思いました。ですがやらせて頂く事を決心しました」とコメント。鍵を握る少年たちには、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志を抜擢。大人と子どもが交錯しながら、騙し、欺き、対峙しあう、対決構図は必見。また、崖から落ちる人影のイラストのみのシンプルなティーザービジュアルも到着した。本作は、「第36回東京国際映画祭」において、レッドカーペットでの登壇、ガラ・セレクション部門(ワールド・プレミア)での上映前舞台挨拶を実施。金子監督や少年たちキャストらが登壇予定だ。『ゴールド・ボーイ』は2024年春、公開予定。「第36回東京国際映画祭」は10月23日(月)~11月1日(水)日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年春、公開予定©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2023年10月16日