歌手・misono(35)のYouTubeチャンネルに1月13日、元タレントの島田紳助さん(63)が出演した。11年8月に芸能界を引退した島田さん。久しぶりに元気な姿を見せたため、動画は大反響。だが、misonoの選択は波紋も呼んでいる。12日、自身のブログで「ヘキサゴンが終わってから 初めて紳助さんと会えました!」と明かしたmisono。さらに紳助さんが「YouTube撮ろうぜ」と声をかけてくれたと明かし、「自分は、何回も止めたのですが(笑)misonoチャンネルで 40分間も語って下さいました!」と報告した。また紳助さんが「ノーカットでアップして良いから」「誰かに何かを言われたとしても大丈夫」と話してくれたともつづったmisono。「変わらない愛に感動しました!相変わらず皆の事を考え下さってました…」と感激の様子だった。そして13日、ついに動画は公開された。その中で紳助さんは「釣りしたり、ゴルフしたり、筋トレしたり、健全な日々を過ごしています」と述べ、動画出演のキッカケについて「来る者は拒まずで『会いたいです』と言ってくれる人は拒否しない」と語っている。動画は2時間で4万近い再生回数を記録しただけでなく、Twitterでは《ヘキサゴン大好きだったし紳助さんも大好き!久しぶりに元気な姿見れてよかった~》《待って!紳助さんやん!めっちゃ感動した トークを聞いてると、9年前に引退したとは思えない!》と紳助さんの出演を喜ぶ声が寄せられていた。しかし、いっぽうでは否定的な意見も。島田さんは11年8月に暴力団関係者との付き合いを認め、引退を発表していたからだ。そのため、misonoを心配の声が上がっている。「misonoさんに対しては一部で『再生回数を増やしたいのが見え見え』と勘ぐる意見や、『反社と関わって引退した人を出演させるとは……』という厳しい声も上がっています。島田さんは批判を覚悟して出演しているはずですし、彼女も島田さんを慕っているのはわかります。今回の選択がmisonoさんにとって悪影響にならなければいいのですが……」(テレビ局スタッフ)昨年12月、本誌の取材に対し「去年の10月末にエイベックスを円満退社して、11月以降は施設や小学校で歌ったり」「ボランティアやチャリティーだけでなく災害の復興支援活動などを主にやってきました」と奔走ぶりを明かしていたmisono。「ゆくゆくは私の個人事務所をキャスティング会社にもしていきたい」とも語っていたが、その夢の道のりは果たして――。
2020年01月13日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第6のテーマ、自分の心身に必要なこと、必要とされること(前編)をお届けします。■6.自分の心身に必要なこと、必要とされること。(前編)「タイムスリップもの」のSFがお好きな方も多いでしょう。私も時々、自分が遠い過去の世界に飛ばされたとしたら…、と妄想するのですが、多分、生きていけない気がするのです。ある村にポンと放り出されたとして、そこにいる人々は私に「おまえはどこの誰か」「どこからきたのか」と尋ねるでしょう。運よく誰かに後見してもらえるようなことがなければ、怪しいヤツとして、村からはじき出されます。他の集落に向かっても、同じようなことが起こるでしょう。街に入るには旅券のようなものが要るかもしれません。後見者や旅券は、「縁」です。タイムスリップもののSFで、主人公は飛ばされた先で何かしら、運よく「縁」を手に入れます。運がなければ、縁なきものとして放り出され、餓死するしかないのです。「人間は社会的存在である」という言い方があります。血縁や地縁、身内としての愛情などの結び付きはその最たるものですが、仕事やお金を通して社会につながっている部分もあります。親として子を育てたり、親族の介護をしたりすることも、一つの「社会的結び付き」、つまり社会との「縁」と言えます。自分以外の人に対してなんらかの役割を得るとき、私たちは社会につながって、そこから、生きるための血流を受け取ることができる、というイメージです。社会で「役割」や「つながり」を得れば、その場所で暮らしていけます。それが得られないとき、タイムスリップで放り出されたときのごとく、私たちは路頭に迷います。「人の役に立ちたい」「必要とされたい」「責任を果たしたい」。これらは、多くの人が抱く気持ちです。単なる「願い」ではなく、生きていくための切実な心の叫び、と言ってもいいかもしれません。これらの願いが叶わないとき、私たちは社会との「縁」を失い、路頭に迷って、生きていけなくなるかもしれません。もとい、現代の日本では誰もが、憲法により「健康で文化的な、最低限度の生活」を保証されています。それでも、そうした制度に頼ることを恥じる人が少なくありません。実際「誰からも必要とされず、誰の役にも立っていない」という思いに傷ついて、死を選ぼうとする人さえいます。世の中から必要とされたい。他者の役に立ちたい。こうした思いから、私たちは社会に必要とされるべく(つまり仕事を獲得すべく)、ごく若いうちから勉強し、あるいは心身を鍛える努力を重ねます。「がんばる」ことは、この世界において、とても価値あることと見なされています。ですが、この「必要とされる」「役に立つ」ことを目指し、完遂した先には、何が待っているのでしょうか。ホロスコープで「役割・任務・就労条件」などを象徴するのが第6ハウスです。これは古くは「奴隷の部屋」でした。たとえば「逃亡した奴隷を探してほしい」などの依頼には、第6ハウスの様子を見たわけです。現代的には「就労関係」がここに当てはめられるのが面白いところです。また、「病気」もこの部屋の管轄で、現代的にも「健康状態」を見るときは、6ハウスを用います。「健康管理も仕事のうち」と言いますが、第6ハウスは継続的な労働の状態、ひいては生活のあり方や引き受けている任務の内容、任務のこなし方などを管轄しています。他者から自分に寄せられるニーズに応えることと、自分自身の心身のニーズに応えることは、強く結びついています。自分自身のニーズが満たされていなければ、他人のニーズに応えることができないからです。>>次回もお楽しみに(2020年1月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。公式モバイルサイト「石井ゆかりの星読み」
2019年12月25日星占いの記事やエッセイを執筆しているライター・石井ゆかりさんからのスペシャルメッセージを紹介します。大きく動く“スタート”の瞬間2020年が「ちょっと怖いな」という読者の方へ。こんにちは、石井ゆかりです。2020年という年について、すでにたくさんの方々の記事やコメントが、各所で紹介されています。そうした記事を読んだ方が、「2020年が怖くて仕方がない」とご感想を書かれているのを、某所で目にしました。2020年は山羊座・牡羊座というパワフルな星座に星が集い、年末にグレート・コンジャンクション(木星と土星の大会合)を迎える年でもあります。「星占い」は科学ではない以上、読み手によって様々な解釈があり、どれが正解でどれが間違いということもないのですが、2020年に関してはニュアンスの差こそあれ、「ハデな、大きな動きのある年である」という読み方は、共通しているのではないかと思います。「大きな動きがある」と聞いて、ワクワクする人もいれば、「何か恐ろしい変化が起こるのではないか」「今の平穏や安定した生活が失われるのではないか」と考える人もいます。日頃不安を感じやすい人や、不安定な状況で生活している人、感受性の鋭い、敏感な心の持ち主の人々は、どちらかといえば後者に傾きがちかもしれません。何か大変なことに巻き込まれたらどうしよう、という恐怖で足がすくんでしまう人も、少なくないはずです。ですが2020年の「動き」は、もしかすると、それほど「怖がる」必要はないのかもしれません。なぜなら、2020年にスポットライトが当たっているのは、主に「活動宮」と呼ばれる星座だからです。「活動宮(カーディナル・サイン)」は、自ら何かを始めようとする世界です。能動の世界、主体性の世界、自意識の世界、リーダーシップの世界なのです。ゆえに2020年は「自分から何かを始めたい」と思っている人には、ごく動きやすい年となるでしょう。一方「自分から何かを変えるのはいやだな」「現状維持に徹したい」という人は、「現状維持に徹するぞ!」という主体的な意志を持ち、そのために動いていけば、その目標を自分の手で達成できる年、という解釈もできると思うのです。問題なのは「だれかになんとかしてほしい」「自分では何もしなくても、うまくいくといいな」という姿勢かもしれません。もとい、それでも「だれか」をうまく選んでついていくことができれば、もしかすると、「なんとか」なるかもしれません(!)。年末の「グレート・コンジャンクション」は約20年おきに起こる現象で、前回は2000年、牡牛座での会合となりました。ですから、まずは単純に、1999年から2000年に皆さんに起こったことを思い返してみると、2020年の流れとリンクする部分もあるかもしれません。もちろん、「全く同じことが起こる」わけではありませんが、流れの中にある仕組みや起こる出来事の強度みたいなものが、どこか似ているのではないかと思うのです。ある星の形を「怖い」と感じる人は少なくありません。そういう方には、ぜひ、日記をつけていただきたいと思っています。この「日記」は、毎日のことを細ごま書くのではなく、目立った出来事やイベントがあったら、それをメモしておく、という程度の方が、星を読むには役に立ちます。占いの記事に「来週こんな星の配置があります」と書かれていたら、同じような配置の日を、過去に遡って探し、日記を読んでみます。そうすれば、過去に起こった「事例」を参考にして、「その時期起こりそうなこと」をちょっとは、想像できるのです。私たちはどんなに大変なことでも、人生の中でなんとか対処しています。ですから「自分は、そのことに対処できるだろうな」という心の準備も、多少は整うのです。私自身は、「日記」というほど立派なものではなく、ごく簡単な「年表」を作っています。引っ越しや本のリリース、病気、歯の治療など、自分にとって「これはちょっと大きなイベントだったな」と思えることを、箇条書きにメモしてあるのです。この「年表」をくってみますと、2000年は私にとって、何をかくそう星占いの活動をスタートさせた年でした。まだインターネット黎明期、「筋トレ」というWebサイトを立ち上げて発信を始めたのが、ちょうど2000年の春分の日だったのです。その時は完全に「趣味のサイト」で、まさか20年後にはその活動が仕事の中心になっているとは想像もしませんでした。星占いで言う「コンジャンクション」とは、星と星が空で近づき、スピードの速い星が遅い星を追い越していく現象です(あくまで、地球からそう見える、ということです)。私たちが最も頻繁に経験している「コンジャンクション」は、新月です。太陽と月が地球から見て同じ方向に位置するタイミングを「新月」と呼びます。星占いではこの新月のタイミングを物事の始まり、「スタート」のタイミングと考えます。では、木星と土星の重なりはどう考えられるでしょうか。これも実は、「物事の始まり」と解釈できるのです。私の「筋トレ」のスタートはまさにそのとおりなのですが、この「スタート」の解釈の厄介なところは、「始まりの段階では、その先どんな展開になるか、わからない」という点です。前述の通り私自身、20年前のグレート・コンジャンクションのタイミングでは、いずれアンアンのような有名な媒体に記事を書かせていただけるようになるとは、想像もしていなかったわけです。頼りない話ですが、少なくともあの時の私は、「ここから自分の大きな仕事が始まるな」なんて、占えませんでした(!)。もとい、2000年のグレート・コンジャンクションは牡牛座、2020年のそれは水瓶座で起こります。この星座の違いにも、実は重要な意味があります。この件は他の場所でも多くの方が書いていらっしゃるので、ここでは割愛します。ただ、「始まり」のスケールとしては、前回よりも今回の方が「大きい」イメージです。自分の人生において、何か大それたことを始められるようなタイミングなのです。夢を描いて夢を追い始める人もいれば、ふとしたキッカケでいきなり、夢の中に飛び込んでしまう人もいるでしょう。「人生何があるかわからない」の言葉通り、2020年は何か素敵なことが起こりそうな年だ、と思っていいと私は考えています。ただ、私のWebサイト立ち上げのように、「その先に何が起こるか」は、スタートの段階では、全くわからないかもしれません。そもそも、スタートというものは、そういうものなのではないでしょうか。面白いのは「スタート」の先に展開してゆくことであって、「スタート」の瞬間自体には、大して面白いこともない、ということだって、珍しくないのです。始まりは、「向こうからやってくる」場合もあれば、「こちらから仕掛けてゆく」場合もあります。2020年全体を見渡すと、どちらかといえば「こちらから仕掛けてゆく」スタイルの方が、フィットする感じがあります。これは、要求するのでもなく、ゴリオシするのでもなく、自分から道を選んで自分から歩き出す、というイメージの動きです。2017年の終わり頃から造ってきた道に、ようやく足を踏み出せる、という感じもあります。更に言えば、2020年の後半は、「戦いの時間」でもあります。私は幼い頃は少女マンガを読んで育ったクチなのですが、最近なぜか、少年マンガや青年マンガを読むようになりました。それらを読んでいてしみじみ驚くのが「戦闘シーン」の多さです。とにかく、戦いの場面が長くて多いのです。「ふふふ…そんなもので私に勝てると思うのか」「うおおおお!」どかーん!ばきーん!「なにぃ!」「トドメだ!」みたいなものが延々と繰り返されていくのが、最初は退屈で読み飛ばしていたのですが、今ではだんだん慣れてきました(!)。2020年の後半に強調されている「戦い」はもちろん、少年マンガの戦闘シーンのようなあからさまなものではないだろうと思うのですが、「あきらめないで、勝ち目のなさそうな強い相手に立ち向かっていく」ことには、何かしら意味があるのかもしれない、と考えている今日この頃です。いしい・ゆかりライター。星占いの記事やエッセイを執筆。近著に12星座別『星栞 2020年の星占い』(幻冬舎コミックス)ほか。※『anan』2019年12月25日号より。©Ko Hong-Wei/EyeEm(by anan編集部)
2019年12月21日星占いって好きですか?ロマンティックな感じがして憧れるとか、テレビで見かけたら、ついチェックするという人も多いのでは。でも、自分でも占えたらいいな、と本を読み始めものの、すぐに脳内が疑問符だらけになり閉じてしまった…なんて話を聞くことも。確かに覚えることが多いし、難しいですよね。その気持ちわかります。でも大丈夫!「私には無理…」と諦めかけている方にこそ読んでほしい星占いの本があるんです。■専門用語はほぼなし!易しい星占いそれは石井ゆかりさんの『月で読むあしたの星占い』(すみれ書房)。帯に《石井ゆかりが教える、いちばん易しい星占いのやり方》と書いてあるだけあって、超絶とっつきやすく、サクサク読み進められる1冊です。石井さんいわく「本物の『ジャングル』が本格的な占星術の世界で、『ジャングル・ジム』が本書の星占い」とのことなので、ビギナーさんも心配ご無用。サファリジャケットにブーツの重装備ではなく、Tシャツ&スニーカー姿で思う存分楽しめます。本の後半で少しハウスやホロスコープに触れていますが、そこまでは全くと言っていいほど専門用語は登場しません。易しい、そして優しい表現で毎日の星占いの「やり方」を説いているため、スッと頭に入ってくるんです。■12種類の「〇〇の日」とは?石井さんは「今日の月」が位置する星座で決まる12のテーマに、それぞれ「〇〇の日」という名前をつけました。--------------------------1.スタートの日2.お金の日3.メッセージの日4.家の日5.愛の日6.メンテナンスの日7.人に会う日8.プレゼントの日9.旅の日10.達成の日11.友だちの日12.ひみつの日--------------------------この「12種類の毎日」が2~3日ごとに切り替わりながら進み、1ヶ月でひとめぐりするのです。第1章は、星座別の12種類の「〇〇の日」を手帳やカレンダーに書き写し、「毎日の占い」の基本を作る章。筆者(射手座生まれ)もさっそく手帳に書き込むことにしました。とりあえず10月1日から31日まで記入したのですが、1日は「ひみつの日」。3日には「スタートの日」に移行し、6日は「お金の日」、8日は「メッセージの日」…。全ての「〇〇の日」を書いたら、それぞれについての詳しい解説を熟読します。例えば「スタートの日」は“目新しいことが多い日”で、何かしら変化が起こりやすいのだそう。解説を読んでは手帳をちら見して「この日はこんな日なのね!」とわくわく。「お金の日」とか「愛の日」とか、やっぱり気になっちゃって。■占いとの理想的な付き合い方?とはいえ、夜寝る前などに「“あした”はこういう日かぁ」と手帳を眺めはしたけれど、起こりそうな出来事を意識してスケジュールを立てたり、当日の朝「〇〇の日だから、こうしよう」と考えて行動したりはしませんでした。なのに、後で振り返ってみたら…あっ!と思いあたることが結構あったんです。例を挙げると…--------------------------◎お金の日気前がよくなって散財しやすいそうです。6日は電子レンジを買い替えて勢いづいたのか、気づいたらカルディで、普段は買わないちょっとお高めの冷凍食品を購入していました。◎人に会う日18日。いつもより早めに退社したところ、駅で高校時代の同級生とバッタリ再会。◎達成の日25日。やらなきゃと思いつつ、滞っていた原稿をなんとか仕上げて解放感に浸ることしばし。◎友だちの日27日「友だちの日」は昔からの友人と美術館へ。--------------------------まるで最初からそうと決まっていたかのような出来事が重なり、なんで?とびっくり。「こんな日」ということをなんとなく知っていて、それに該当する事柄に遭遇すると、ちょっと得した気分になりますね。学校の先生が「ここは大事だよ」と言っていたポイントを復習しておいたら、テストに出題された、みたいな。全面的に頼るわけではなく、転ばぬ先の杖として参考にするのって、占いとの理想的な付き合い方ではないでしょうか。■「自分で少し占えるようになる」とは?石井さんは本書の終わりのほうで、過去の日記を見ると、12種類の「〇〇の日」がめぐってきたとき、自分の身にどんなことが起こったのかを確認できると述べています。そのことは、今後を予測する上で大きなヒントになるとも。1ヶ月間、占いを試してみて、それは正にその通りだろうなと納得しました。「自分で少し占えるようになる」とは恐らく、起こっていることの意味を考え、その延長上にある将来の見通しを立てるのが上手になる、ということ。占いに振り回されるのではなく主体的に自分のリアルな日常を見つめ、そこに星占いをそっと添えるのは、とても素敵なことだと思います。占いによって視野を狭めるどころか、自身の物語が豊かな広がりを見せるでしょう。そんな気づきを与えてくれる『月で読むあしたの星占い』。読めば未来が、この先の人生が、今よりも楽しみになるかもしれません。プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年11月02日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第5のテーマ、愛と創造について(前編)をお届けします。■5.愛と創造について。(前編)星占いの「ハウス」に沿ってお題を決めて書いている本稿ですが、今回は「愛と創造」がテーマです。星占いで「第5ハウス」と言えば恋愛のハウス、ということになっています。恋愛は占いの場で、もっともよく話題にのぼるテーマです。多くの人が恋に悩み、愛に傷ついて、占いに手を伸ばします。一般に、人が「占いをしたい」と思うのは、「自分の力ではどうにもならないと思えること」に直面したときだろうと思います。「自分の力ではどうにもならないこと」、その最たるものが恋愛です。意中の相手の心を自分の思い通りにできたら、どんなにいいでしょうか。でも、そうはなりません。そうはならないからこそ、恋愛が素晴らしい、と言うこともできるかもしれません。もし、自分の意思で他人の気持ちを自由自在に変えられるならば、「人から愛される」ことは、そんなに貴重なことだとは思えないはずです。自分の思い通りにはならないはずの「他者の心」が、自分という存在を強く求めてくれる、というところに、愛の神秘、愛の奇跡的な感動が生まれるのだと思います。恋の前では、人はどこまでも無防備です。とても傷つきやすくなりますし、感情は揺れ動き 、ほかのことが手につかないくらい、感情に支配されてしまうこともあります。こうしたとき、「占いをしたい!」という気持ちになるのは、当たり前です。星占いで「恋愛を見てください」と言われたら、まず第5ハウスの状態(とそのルーラー※)を見るはずです(人にもよりますが)。でも、実はほかにもいくつか、見るべきところがあります。まず第7ハウス、次に金星、火星、そして第8ハウスや第11ハウスも見たりします。さらに月と太陽、土星、などと、まあ複合的にどんどん見ていくわけですが、特にこの5・7・8・11の4つのハウスは、それぞれ担当が分かれています。第5ハウスは「与える愛」、第7ハウスは「パートナーシップ、結婚」、第8ハウスは「性愛」、第11ハウスは「受け取る愛」をそれぞれ、検討できる場所なのです。第5ハウスが「愛と創造の部屋」であることが、これで少し、ピンときます。愛は愛でも、第5ハウスの愛は「愛する」愛なのです。自ら生み出す愛、行動する愛、注ぐ愛が、第5ハウスの愛です。「愛するだけが愛でしょうか?愛されるのを望むのは、ワガママなのでしょうか?」と時々、質問されます。「愛されたい」という願いは、本当に多くの人が胸に抱いている、切実な願いです。ワガママ、ということではないと思います。でも、これだけ多くの人が「愛されたい」と思っているならば、裏を返せば「愛することのできる人」こそが求められている存在だとも言えます。愛情深い人、愛することのできる人を、みんなが待ち望んでいるのです。ならば、「愛することができる人」こそが、「必要とされる人」なのではないでしょうか。占いの場で問われるのは、「私はあの人に愛されますか?」「私を愛してくれる人が現れますか?」が圧倒的に多いように思います。とにかく「自分の思い通りにならない・コントロールできない」のは、自分の心ではなく、自分以外の他人の心のほうなので、そういう問いが前に来ます。でも、本当にそうでしょうか。誰かを好きになる、愛する、ということは、どんなに努力しても、なかなか、できることではありません。もとい「頑張って好きになる」「相手のいいところを見つけようとする」ことは、できます。でも、「辛抱してつきあってみたら、相手がいい人だということはわかったし、仲良くもなったけれど、でもどうしても、愛情を持つことができない」というのは、よくあることです。こう考えると、「頑張ってもできない」「コントロールできない」のは、本当は「自ら愛すること」のほうなのかもしれません。何かを好きになること、夢中になること、愛すること。これは、とても大変なことです。※ルーラー:占星術では、12星座それぞれが「王様」のような惑星を持っています。それを支配星という呼び方のほか、ルーラー、守護星とも呼びます。>>次回もお楽しみに(11月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年10月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、「石井ゆかりの幸福論」第3のテーマ“「知る」という幸福”の後編をお届けします。~ 3. 「知る」という幸福・後編~■生きるための知、純粋な知的好奇心私たちは社会生活を送り、自分を守るために、多くの知識や情報を必要とします。生活の基本を学び、世の中の仕組みを学び、仕事のやり方を学び、人との関わり方を学んで、私たちはやっと、この世界でなんとか生きられるようになります。これらは、幸福に生きるための「土台」のような学びです。さらにこの競争社会では、多くを知り、人を出し抜くようなアイデアを持つ者が勝利する、ということになっています。なにかを知らなければバカにされ、バカにされないために学ぶ、といった小競り合いがあちこちで起こっています。こうした競争の中で多くの人が疲れ、傷つき、人を信じられなくなって、孤独に陥っているようにも見えます。「学ぶ」ことは、この辺りまで来ると、幸福への道から大きく逸れています。一方で、私たちには「閉じられた箱の中に入っているものを、どうしても見たい」と感じるような「好奇心」が備わっています。「古代文明の謎」「古城の開かずの部屋」「この村の秘密」「徳川埋蔵金」などという言葉に、私たちは敏感に反応します。このときの「知りたい」という思いは、「マウントをとりたい」「ビジネスに役立てたい」などという思いとは関係がありません。純粋な楽しみのための読書、お気に入りの散歩道を歩く時間。その中にあるとき、私たちの魂は誰にも傷つけることのできない状態になっている、と悪魔は言います。そのような状態の魂は、誘惑も脅迫も受け付けないからです。仲野先生(※)は、「世界を知りたいと思うのは、その世界に生まれた自分自身を知りたいということでもあるだろう」とも言われました。自分が生きているとはどういうことか、死んだらどうなるのか、この世界はそもそも、なんなのか。私たちは「自分」について、よく知っているようで、肝心なことを知りません。それはまさに、大いなる謎です。自分自身と直接関係のある謎です。それを「知りたい」という思いを、誰もが心の片隅に抱えているのではないでしょうか。※仲野徹先生(大阪大学)『3. 「知る」という幸福・前編』にも登場誰にも命令も強制もされないのに、ちいさな子供が言葉を覚えるのは、なぜなのでしょうか。2つか3つの子が「これなあに?」「なんで?」ばかり繰り返すのは、なぜなのでしょうか。「ほめられたいから」ではないだろうと思います。「知りたい」という欲求は、私たちの中にもともと、食欲のように強く備わったものであるようです。どんなに食欲旺盛な人でも、お腹がいっぱいのときには、なにも食べたくないのが当然です。情報の大洪水のようなこの世の中で、私たちの「知りたい」という欲求は、お腹いっぱいなのにもっともっと食べさせられようとしているような、危機的な状況にあるのではないか、という気もします。なんでも読まなくちゃ、知らなくちゃ、と焦っているうちに好奇心自体が鈍磨し、摩滅してしまうとしたら、それは怖ろしいことです。最近の私は、悪魔が警戒する「純粋に自分を楽しませるためだけの読書、楽しみのためだけの散歩」を、もっと増やしたい、と思っています。C.S.ルイスの考えた「悪魔の意見」は、この点では、正しいような気がするのです。>>次回もお楽しみに(8月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年07月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第2のテーマ「お金があれば、幸福になれるか?」についてお届けします。2.お金があれば、幸福になれるか?お金と幸福の関係は、もうあらゆるところで語り尽くされていて、今更私がここで何か付け加えることもないようにも思われます。ですが、「幸福」を語る上では、避けて通れないところでもあると思います。お金は、現代社会を生きていく上でどうしても必要なものです。お金がなければ生活できない、食べていけない、ということになります。キリストは「人は、パンのみにて生くるにあらず」と言ったそうです。そうなのです。「パンだけで生きていけるわけではない」のですから、「パンなし」では、やっぱり生きていけないのです。お金があれば幸福になれる、と考える人は少なくありません。お金がないときは特に「お金さえあれば!」と思えます。たくさんお金を持っている人でも「これでは足りない」と思い続けている、という話を聞きます。たとえば、20代の頃よりも30代のほうが給料は多くなったけれども、お金に対する心配はむしろ、強く大きくなった、という人がいます。持っているお金の多寡によらず、お金は「常に何となく足りない」ものなのかもしれません。「お金さえあれば幸せになれる」へのアンチテーゼも、古来、普遍的に語られ続けています。『ヴェニスの商人』や『クリスマス・キャロル』など、お金を持つ人々が決して幸福ではない、というハナシはずっと愛され続けています。サスペンスドラマなどでも、「根深い愛憎ゆえの凶行」と「金目当ての犯行」とは、おそらく同じくらいの割合なのではないでしょうか。他人に殺されるのはたいがい、お金持ちです。あまりハッピーではありません。最近では「ミニマリスト」「こんまりメソッド」など、物質的な条件に縛られないで生きることを模索する人々が増えてきているようにも思われます。生活の豊かさイコール、お金で買えるものをゆたかに持っていること、ではない、という考え方です。たくさんお金を稼いでも、時間が仕事で埋め尽くされて疲れ果て、日々に何の喜びも感じられないなら、それは幸福とは言えないでしょう。最低限の収入で営まれる真の幸福な生活とは何か、を考えるために、小屋に住んだり、できるだけお金を使わない生活を試みたりと、言わば「実験的生活」をしている人のルポルタージュをしばしば、みかけます。こう考えていくと、お金はとても妙なものです。なければ困るし、あっても困るのです。皆が欲しがるものなのに、悪いもののように言われるのです。お金持ちになりたい人がたくさんいる一方で、お金持ちは一般に悪党扱いされるのです。宗教的な考え方では、お金は大抵、悪とされます(で、寄付が求められます)。■お金と、危険と、死と。学校の授業で「お金とは社会を流れる血液のようなものである」と教わったことがあります。社会を生かし、財を動かし、新陳代謝を促すお金と血液の比喩は、さらりと納得できるものでした。しかし、最近別の意味で、この比喩に「なるほど」と思うこともあります。というのも、私たちは誰もが体の中に大量の血液を持っているのに、血液自体を目にすることは「非日常」なのです。いつでもここにあり、指先を温めているのに、それがちょっとでも表に出ると「さあ大変!手当てを!」となります。「血を見る」ことは、ゾッとするような怖いことなのです。昨年、海外でビルの上からお札を撒いた人がいて、ニュースになりました。お金を見ても「ゾッと怖くなる」ことは無いかもしれませんが、たとえば現金がその辺にポンと放り出されていたら、何となく落ち着かなくなります。「はやくしまったほうがいい」と感じるものではないでしょうか。この点でも、お金と血液は、ちょっと似ていると思うのです。私は、ディズニーランドのアトラクションの中で「カリブの海賊」がいちばん好きです。船に乗って眺めてゆく光景の中に、「洞窟の中で、金貨や財宝の山の上に座っているガイコツの海賊」というのがあります。おそらく飢えて死んでしまったのかなと思うのですが、それでも尚、彼は自分の戦利品である宝の山を守り続けています。あの光景は、滑稽でもあり、恐ろしくもあります。彼を見ると、悲しく切ない気持ちになることもあります。限りない満足と果てしない孤独、奪われることへの恐怖など、激しい感情が彼の中に渦巻いたことでしょう。その感情に窒息するかのようにして、彼は死んだのかもしれません。彼は幸福だったのでしょうか。もし「お金があれば幸福になれる」のであれば、彼ほど幸福な人間はいないでしょう。巨万の富の上に座って死んだのですから。そう思って見てみれば、確かに、幸福そうに見えないでもありません。でも、自分も彼のようになりたいかというと、そうは思えません。お金は、使えば消えてしまいます。でも、使わないでおいても、骸骨の守る金貨のように、意味をなさないのです。お金は、考えれば考えるほど、不思議なものです。■お金と、幸福と、「罪悪感」と。東日本大震災の時、普段とは違った光が、お金を照らし出しました。ひとつは「寄付」、もうひとつは「経済を回す」という言葉です。あの時は、多くの人が当たり前のように寄付をしました。海外からも寄付金が集まりました。被害を被った人々への共感、何とか助けたいという思いがそこに詰まっていたのは確かです。その一方で、「申し訳ない」という言葉を口にする人がいました。方や、全てを奪われて苦しんでいる人々がいる。その一方で、特に何も奪われなかった自分がいる。このことに「罪悪感を持った」人がいたのです。そこで、まるで負債を返済するかのような気持ちで、「寄付をした」という人がいました。寄付をすると、罪悪感が軽くなったのだそうです。勿論、被災地の人々は、被災しなかった人に罪悪感を持ってほしいなどと思わなかったはずです。でも、被災しなかった側では、自動的に罪悪感に苛まれた人がいたのです。そこでは、お金は確かに「正しいもの」として扱われていました。「経済を回す」という言葉もまた、多くの人が口にしたフレーズでした。これもまた、被災地ではない地域での言葉でした。大きな災害が起こったけれども、ほぼ普段通りの生活をし、普段通りに仕事をすることに、多くの人が違和感を持ったのです。「苦しんでいる人がたくさんいるのに、私たちは『普段通り』でいいのだろうか」。この問いの中で出てきた答えが、「普段通りに生活し、仕事をするということは、つまり世の中の経済活動をいつも通りに回していくことであり、間接的には被災地の人々の助けにもなるのだ」という考え方でした。「自分の生活・仕事」という狭い経済活動の範囲が、「世の中の経済」という視野へと、一気に拡大したのです。震災時、多くの人が「経済的な視野の広がり」を得たのではないかと私は想像します。お金はここでも「善」そのものでした。私たちは、幸福になろうとするとき、目に見えない他者への負債を抱えるものなのでしょうか。親が子どものためにお金を使うこと、介護のためにお金を使うことは、非難されることはほぼ、ありません。一方、自分のための贅沢は、人からもあれこれ言われますし、自分でも「これは贅沢かな」と罪悪感を抱かされたりします。他者のためにお金を使うことは善で、自分のためにお金を使うのは悪である、という考え方は、どうも「生きているということはそれ自体、なにかに・誰かに借りがある」というような考え方に繋がっているのかもしれません。「感謝」は、この世の中ではとても重要な思いとされています。「感謝を忘れないように生きています」「いちばん好きな言葉は『ありがとう』です」と言う人はたくさんいます。一方で、「ありがとう」が好きではない、という人もいます。お礼や感謝は「負債を精算したいという気持ち」に通じ、よそよそしく失礼な感じがする、というのです。昨年『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』という本が話題になりました。強く結びついた人間関係や共同体においては、「感謝の表現」は異質なものになることがあるようです。お金の問題が難しいのは、人が幸福になることや満たされることの土台に「善・悪」という概念が横たわっているからなのでしょうか。多くの人は満たされることを願っているわけですが、そのことが果たして「善いこと」なのかどうか、というところで、立ち止まらざるを得ないのかもしれません。「頑張った自分への御褒美」というフレーズがごく一般的に使われるわけですが、そもそも自分で自由にしてもいいお金であれば、好きに使っていいのです。「頑張った自分」というエクスキューズがどうして必要なのか。ここにもうっすらと、お金にまつわる倫理観のようなものの影が見えるのです。私たちが満たされることは、そんなに悪いことなのか。「過剰に満たされるのは善くない」という考え方もありますが、そこには自分の体や心を害する恐れがあるという意味の「良くない」に留まらないものが含まれています。私は個人的に、「そんなに申し訳ながる必要は、無いのではないか」と思っています。罪悪感というのは、確かに誠実で清らかな、人として正しい感情かもしれません。でも、本当に感じるべき罪悪感と、そうでもないものがあると思います。少なくとも「被災しなかったことへの罪悪感」は、私にはとてもよく理解できる感情なのですが、同時に、とても理不尽な感情でもある、と思えます。それは、被災した人々の苦悩への共感とは、別のものです。私たちはそんなにも、多くを「負って」しまうのか。満たされることに罪悪感を抱き、蕩尽する人々に嫌悪を感じる世の中は、なぜそうなっているのだろうか。幸福とお金の関係を考えると、どうしても私は、その疑問にたどりついてしまうのです。>>次回もお楽しみに(6月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年05月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、3月に行ったTwitterアンケートの結果について、石井さんのコメントをお届けします。■あなたにとって「幸福」とは?第1回目の公開後、ココロニプロロさん のtwitterアカウントで「幸福」についてのアンケートをお願いしました。ご回答くださった皆様、誠にありがとうございました!『#石井ゆかりの幸福論 』連載スタート!あなたは今、幸せですか?もし「いいえ」なら、何が足りないと思いますか?RTもしくはコメントをお寄せください!#ココロニプロロ— cocoloni_PROLO (@cocoloni_portal) 2019年3月25日4000以上のお応えを頂き、半数近くが「幸せです」を選ばれたのには少し驚きました。もっとも、「幸せ」の定義は人によって大きく異なります。また、このアンケートがタイムラインに流れた時間帯や、このアンケートが目に止まる方々が私かココロニプロロのフォロワーの方が大多数であること、また、そもそも「回答するかどうか」の判断がこの手前に含まれているなど、様々なバイアスがあります。『幸せじゃない人は心理的に「押したくもない」ってなりそう@TeteGift0727さん』(※Twitterの引用は全て原文ママ)というご意見もありましたが、たしかにそういう気持ちになる方もあるだろうと思います。ゆえに、これだけでわかることはそれほどないわけなのですが、それでも「幸せ」について様々な関心があり、ご意見がある、ということは、感じられる気がしました。■お金、健康、愛が足りない!コメントの中には「お金や愛などが足りない」との声が多く見られました。確かに、生活が安定していて孤独でない、ということは、幸福の最大の条件だと思います。『幸せではない方に入れました。他人の幸せを羨むのではなく喜ぶような心の余裕がないといくら周りがあの人は幸せそうだと思っても当人は幸せだとは思えなくて。そんな心の余裕は経済的余裕や健康な体があってこそ生まれると思っています。@bisco_mItSUyoさん』お金が欲しい、愛されたい、健康になりたいという望みは決して、利己的なだけのものではないと思います。自分以外の人も幸せになってほしい、でも、それを祈れるようになるには、自分自身の生活の余裕が必要だ、という意見は、納得できます。確かに、世の中には自分のことなど構わず、他人を気遣うことができる人もいます。私自身、そういう人に出会ったことがあります。その人は余命一週間ほどだった病床でも、世話をしに来た家族を気遣って、楽しませようと、冗談を言ったりしていました。ですがその人もまた、他者からの愛の記憶に守られていたのではないかと思います。受け取ったものの大きさ、与えるものの大きさは、客観的に量れるものではありません。人が別の人からどれだけの喜びや庇護を受け取ったのかは、当人にしかわかりません。与えた側さえ、それはわからないものだろうと思います。■自分のものの考え方・思い方『40過ぎてやっとこさ「幸せはなるものじゃなくて気づくもの」って意味が分かってきたような気がします……@Shuto_Kaito_Momさん』『10年ほど前「しあわせになれない理由は私にはなにひとつないのに、自分が自分をそうしたくないんだ」と気づき、長い旅をして、「しあわせ」の定義が変わりました。しあわせって調和なんだ。四方が合っている、wholeであるということ。実は常に成就していることで、ただ認識の問題なんだなって、今は。@atohchieさん』自分だけが幸せではいけないのでは、という思いを持たれる方もいらっしゃいました。『ただ、自分が幸せでもつらい人がいる状況が目に入った時、私だけが幸せではいけないのでは、と思っているフシがどこかあります。@havingfun724さん』「幸せである」と認めることを怖れるような思いを持つ方は、結構いらっしゃるのではないかと思います。「幸せだ」と認めてしまうことが悪いことのような気がしたり、「幸せだ」と認めてしまったらもうそれ以上のものは手に入らないように感じたりする、ということもあるのかもしれません。たとえば、「これでおなかいっぱいです、満腹です」と言ったら、もうおかわりはもらえません。神様のような存在がいるとしたら、「まだまだ、おなかに余裕があります」と言っておきたい気がするわけです。満足することが、向上心を失わせる、と考える人もいます。あくなき努力を続けていくためには「まだまだ足りない」というハングリー精神が必要だという考え方です。こうした考え方を採る人にとっては、「幸福だ」と感じることは害悪となることもあるようです。「自分以外の誰かが幸福だからといって、その人に怒りを感じるのはばかげている、その人が私から何か奪ったわけでもないのに!」。これは、ある小説の中の一節です。この言葉はまるで正しいのですが、これを口にした人物は確かに、身近にいる人の幸福を妬んで、その人を遠ざけようとしていたのでした。この言葉は、自戒、反省の言葉であり、自嘲の言葉でもあったのです。私たちは他者の幸福を羨まずにはいられませんし、特に、自分が傷ついて苦しみや悲しみを抱え、不安に苛まれているときは、そうした思いを抱きがちです。それを知っている人々は、幸福なときでも、「自分が幸福だ」とは言わないようにします。無用の悪意から身を守るためです。「あなたは幸福ですか?」という問いの前で立ち止まり、口を閉ざしたくなるとすれば、それは「他の人々は幸福だろうか?」という問いが心の中に渦巻くからなのかもしれません。■幸福かどうかわからない。幸せになるための条件がわからない、何かが必要な気がするが、それが何かわからない、といったご意見も多かったように思います。『「いいえ」にしました。このところ「幸せ」についてずっと考えていたので思わずリプライしてしまいました。私の場合は幸せになりたいとは思っているものの自分が「どうしたら」や「何があったら」幸せを感じるかがはっきり認識できてないのが原因かなと思ってます。@love_toucanさん』『私は幸せかどうか分からない。何の不自由もなく生活できているのだから幸せなのかもしれないけど、幸せを感じる実感はなくて。分からないのでその他で。@neeze37さん』『恵まれているとは思うけれど、それがイコール幸せではない気がして。@naokosunsky1973さん』『何をしたらいいのか、何をしたいのか、歳をとるだけで先に光が見えない。@kakailuさん』幸せ自体の感じ方が時間によって変わる、というご意見もありました。『幸せだと思っていても後になってみると幸せではなかったと思う事もあるし、幸せじゃないと思っていても後になってみると幸せだった事もあり、「幸せと感じる事」には時間が経てば訂正が入ります!今の感想はあてにならないです。@horeisyouさん』幸せには常に「比較」がつきまといます。他人と自分の比較、過去と現在の比較、過去の2点間での比較などを通して「あの時は今よりは幸せだったな」「今にして思えばアレが幸せだったのかも」などと考えることも確かに、あります。「幸福」ということを、リアルタイムの感情・感覚として捉える方がいる一方で、ある種の価値判断・評価のようなものとして捉える方もいらっしゃるのだと思いました。また「自分は多分、幸福なんだろうと思う」というようなご意見もたくさんありました。これは、「感情や感覚ではよくわからないが、客観的に自分の生活を眺めると、いろいろな条件が調っているなあ」ということなのでしょう。「あたりまえだと思っていた条件を失って初めて、幸福だったのだとわかる」という言説は、ごく一般的なものです。だとすれば、私たちは「幸福」に関して、感情や感覚の上では、かなり鈍感だということなのかもしれません。少なくとも、そう自覚している方が少なくないんだな、という印象を受けました。「幸福ではない」を選んだ方のコメントの中で「お金が足りない」「仕事がない」というご意見がたくさんありました。次回、「幸福論」第2のテーマは、その「お金」についてです。>>次回もお楽しみに(5月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年04月25日ココロニプロロでも、12星座別今週の占いや毎月の占いが大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場!占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。プロローグこんにちは、石井ゆかりです。このたび、ココロニプロロさんから「石井ゆかりの『幸福論』というテーマで、コラムをお願いできませんか」というご依頼を頂きました。何とも大それたテーマで少々気が引けたのですが、私なりに「幸福」というものについて、じっくり考えてみるのもおもしろいかもしれない、と思い、お受けすることにしました。「幸せ」は人によって千差万別で、「これが幸せだ!」などという決定版の幸せの形など、この世には存在しないだろうと思います。ゆえに、この稿はあくまで、私の個人的な経験に基づく「幸福観」でしかないのだろうと思います。多分見苦しい「自分語り」にしかならないかもしれませんが(!)、もし、おつきあい頂ければ嬉しいです。ちなみに、このコラムのスタートにあたり、「キーワードごとに語ってほしい」というご注文がありました。こんな内容です。「植物が成長する過程を、女性の人生が変化するサイクルになぞらえて、それぞれの場面で幸せを求める女性へのメッセージを執筆いただきたいと考えています。具体的には、以下のようなキーワードをイメージしています。・土を耕す ⇒新たなスタート地点に立ったとき、準備期間、自分が何者かわからないとき・種をまく ⇒自分の可能性や希望を見つけたとき・水やり ⇒慈しむ、大事に想う、なにかを育てる状況etc,.」このキーワードを眺めていて、あることを思いつきました。それは、星占いで用いる12の枠組みも、ひとめぐりのサイクルを刻んだものだ、ということです。私は普段、主に星占いの記事を書いていますので、植物の成長よりは、星占いの仕組みに詳しいように思います。そこで、星占いの12ステップの考え方になぞらえて、以下の稿を進めていきたいと思います。この「12の枠組み」「12のステップ」と書きましたのは、星占いに詳しい方はご承知の通り、「ハウス」のシステムです。ハウスは空を区分する12の部屋のことですが、1ハウスから12ハウスまでがひとつのシーケンスとなっています。ひとつながりなのです。以下の稿は、星占いとは直接には関係がありませんが、「幸福」を12ハウスの観点からひとつひとつ、考えてみたいと思います。▼第1回はこちらからお読みいただけますプロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年03月25日ココロニプロロでも、12星座別今週の占いや毎月の占いが大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場!占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。第1回目は、「自分」というものについて掘り下げていきます。1.「自分が自分である」ということ「自分」。これは、本当に難しいテーマです。でも、星占いはとにもかくにも「自分」から始めようとするのです。当たり前のようで、ものすごく難しいことだな、と思います。私たちは生まれた時から「自分」というものを引き受けて生きています。そして、自分と人とを比べたり、戦って勝利したがったり、注目してもらいたがったり、愛されたがったりします。たとえば、友だちが誰かに褒められても、自分が褒められたときほどには嬉しくありません。ごく幼いうちから、自分と他人の区別がついているのです。私自身の話をしますと、私は幼い頃、まわりの子と比べて、かなり肥っていました。そして、髪の毛は天然パーマで、転校生だったため、言葉遣いも周囲と違っていました。これらの属性は私にとって、非常に悲しいものでした。「自分は醜い」という劣等感の塊でしたし、キャラクターも多分、浮いていましたし、先生も私のことは、良く思っていなかったようです。ただ「周囲と違う自分」が当たり前だったおかげで、よくも悪くも「人と違うことをする」のが、あまり怖くありませんでした。でも、世の中には「人と違っていること」を怖れる人がたくさんいます。「幸福は十人十色、10人いれば10種類の幸福がある」と考えると、これは結構辛いことです。「自分の幸福は、人のそれとは違うのだ」ということをまず、前提としなければ、自分の幸福を探し始めることができないからです。とはいえ、単に「自分の幸福と人の幸福は違う」とわかっていても、「自分の幸福」にたどり着くのは大変です。というのも「自分の幸福ではないもの」にぶつかっては試し、試しては振り捨てていく、という作業を重ねていかなければ、「自分の幸福」にたどり着かないからです。私自身、若い頃は本当に、夢をとっかえひっかえしながら七転八倒していました。今にして思えば「なぜ、あんなに向いていないことばかりに憧れて必死に取り組んだのだろう?」と不思議な気持ちにしかならないのですが、なにかが「自分には向いていない」とわかるには、まずそれを試してみて、何度も失敗して、いやーな思いをしたあげく、挫折しなければならないのです(!)。いえ、普通はそこまで行かなくても「これは、ダメだな」とわかるのかもしれませんが、私は往生際の悪いタチで、なかなか、わかりませんでした。転職を繰り返した20代に、それが表れています。自分がどんな人間なのか、自分とは誰なのか。もうすぐ45歳になろうとする私ですが、まだよくわかりません。先日も「アイデンティティ」をテーマに、noteで1万字近くも書いたくらいです。しかし1万字書いても、よくわかりませんでした(!)。ただ、私は上記の通り「人と違ったことをする」のは怖くありませんでしたが、若いときに「他人に好かれたいため」「人に怒られないようにするため」「人の機嫌を取るため」に、色々な行動をするクセがありました。たとえば、プレゼントを贈ったり、人の世話を焼いたりするようなことです。今にして思えば誰にも必要とされていない無駄な努力だったのですが、当時は人の気持ちを引こうとして、必死に健気っぽい努力をしていたのです。アラサーの頃に、そのムダなクセを自覚し、全てやめました。この「実は誰にも喜ばれていない、ムダなクセ」をやめるとき、私は「自分は、もっと自分になろう」と強く思った記憶があります。多分、それまでは「人の好意」というもので「自分を作ろう」としていたのかもしれません。実は、「それ以前」の気持ちをよく覚えていないのです。ただ痛烈に「私は、私自身のために生きたことがないかもしれない」と感じたことを記憶しています。「私は私自身として生きたことがなかったかもしれない」「私は私に『なった』ことがなかったかもしれない」という疑いが黒雲のようにわき起こりました。「ひとのため」にしていたことをやめたとき、長いこと自分を縛っていたものを断ち切るような、強烈な衝撃を内側から感じた記憶があります。喜びとも悲しみとも言えないような、色々な思いが入り交じった衝撃でした。今の私は、他人から見れば「幸福」とは言い難い状況かもしれませんが、かなりワガママに生きている自覚があります。そして、それが一番いい、と思っています。このことは、幸福なんだろうな、と思います。これまでいろんな所に頭をぶつけるような生き方をしてきましたが、頭をぶつけたおかげで、できることやできないこと、痛いところや弱いところなど、「自分」のアウトラインがぼんやりとわかった部分もあったのかな、と思います。>>次回もお楽しみに(4月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年03月25日「今でも月に1、2回はうちに来てくれます。ただ、今は淡路島での庭いじりが忙しいみたいで……」そう語るのは、島田紳助(62)の実母だ。11年に芸能界を引退。現在はたまに週刊誌で報じられる以外、ほとんど動向が伝わってこない紳助。そんな彼の現在について、親友の1人はこう語る。「引退後はヨーロッパやハワイなど、世界各地へ旅行に出かけていました。大好きな沖縄にも、何度も行っていました。しかしそんな生活にも飽きたみたいです。今は淡路島に別荘を買って、そこの庭を仲間たちとイチから作り直しています」芸能界引退から7年。悠々自適な放浪生活を送ってきていた紳助だが、ここへきて変化があったよう。“別宅建築”に精を出しているという。「真っ黒に日焼けしながら、買ってきた石やレンガを並べたりして……。それが、何より楽しいようです。どこに行くかより、誰といるかが大事だと気づいたのでしょう」(前出・親友の1人)世界放浪の末にたどり着いたのは、「仲間たちとすごす楽園」だった!
2018年12月08日「売り場名を言葉にしたときの音は、言霊といって非常にパワーがあるんです。億を招く音を持つ売り場名であること。そこに運気のいい販売員がいて、地元の神様ゆかりの品があれば最高です」(島田秀平)本誌ではこれまでさまざまな角度で「億招き」の秘訣を紹介してきたが、今回は占い芸人として大ブレーク中の島田秀平(40)が登場。全国1万店以上ある宝くじ売り場から、今年の年末ジャンボ1等・前後賞合わせて10億円に向け、ここぞという「全国推し売り場10」を選んでもらった。そのポイントは、“億名”だ。【岩手県】宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター最新「億」実績:’13年宝くじの日記念1等と前賞2億7,500万円強運売り場名ポイント:一等行こうは全国ここだけ【岩手県】ジョイス久慈チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:ジョイ(喜び)のくじ【栃木県】宝積寺バイパスチャンスセンター最新「億」実績:’14年サマー1等・前後賞6億円強運売り場名ポイント:文字どおり宝を積む【東京都】池袋西口地下街東武ホープセンター最新「億」実績:’16年オータム1等・前後賞5億円強運売り場名ポイント:東武=当富のホープ(希望)【大阪府】大阪駅前4ビル特設売場最新「億」実績:’18年サマー1等と後賞6億円強運売り場名ポイント:大きな特=得がある【岡山県】大安寺宝くじ売場最新「億」実績:’17年ハロウィン1等と後賞4億円強運売り場名ポイント:文字どおり大安【岡山県】藤田ダイキチャンスセンター最新「億」実績:’16年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:まさかのダイキチ【広島県】吉川たばこ店最新「億」実績:’13年年末1等7億円強運売り場名ポイント:吉がたばと読める【長崎県】ゆめタウン夢彩都チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマーミニ1等2本合計2億円強運売り場名ポイント:夢がダブル【鹿児島県】新栄サンキューチャンスセンター最新「億」実績:’12年ドリーム1等1億円強運売り場名ポイント:栄えてサンキューと読める岩手県「宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター」は一戸町のスーパーにある売り場。島田の眼力は「一戸=1等、イコオ=行こう」と読み解いた。「“1等行こう”という音の売り場は全国でここだけ。そのパワーか、5年前には2億7,500万円の大当たりという実績も」(島田)岩手県「ジョイス久慈チャンスセンター」は「ジョイ(喜び)のくじ」売り場。久慈市は5年前にNHK朝ドラ『あまちゃん』の舞台となり、販売員が海女の衣装で販売したところ、ジャンボ1等が2本続いたことで話題に。「売り場名のパワーと人気ドラマのパワーが合体して、億招きした結果かも。今後も期待大」(島田)栃木県「宝積寺バイパスチャンスセンター」は、見てのどおり「宝を積む」ありがたい名前。’14年サマー6億円が出たときのことを、橋本達矢店長はこう話す。「売り場近くにある鷲子山神社は、宝くじの御利益で有名。たまたま販売員が当せん祈願したところ大当たり。それから毎ジャンボごとにお参りしています」昨年ハロウィン1等と後賞4億円が出た岡山県「大安寺宝くじ売場」。10年前に売り場オープンの際、おめでたい名前のほうが縁起がいいと、隣接する「大安寺町」の町名を売り場名に借用したとか。その御利益か、’10年年末で2等1億円が出るなど大当たりが続く。同じ岡山県から選ばれた「藤田ダイキチャンスセンター」。よく売り場名を見ると「ダイキチ」だ。JR岡山駅から車で30分もかかる立地にもかかわらず、’06年オープン以来、総額14億円が出ている。島田から指摘されるまで“億名”と気付かなかったという秀働章彦店長はこう漏らす。「私も前から、なぜこの売り場はこんなに当たるのか不思議でした。今年の年末は9,000円以上購入した方に、地元の神社で当せん祈願した絵馬をプレゼント。“億名”+絵馬パワーで10億円を狙います」広島県「吉川たばこ店」は’13年年末1等7億円が出るなど、福山市内でよく当たると評判の売り場。「読んで字のごとく『吉が束』。当たりがたくさん出て不思議はありません」(島田)しかも店主の名が吉川幸枝さん。ここはダブル福名売り場だ。長崎県「ゆめタウン夢彩都チャンスセンター」は、オープン以来18年間で総額10億円の大当たりを出している人気売り場。「宝くじは夢をかなえるためのもの。『夢』がダブル売り場名なのは、全国でここだけ」(島田)最後は鹿児島県「新栄サンキューチャンスセンター」。中村久雄店長がこんな話をしてくれた。「新栄は町名、サンキューは併設のスーパー名なんですが、たしかに運がある売り場です。’16年ドリームミニで常連の男性が1等7,000万円を当て大喜びしたんですが、先日、その家族の方が見えて『残念ながらその後、病気で亡くなりました。でも、新しく建てた家を残してくれてありがたかった』と、しみじみ語ってくれて。こうした運を今後も地域に配れるようがんばります」(中村店長)奇跡の大当たりを呼ぶ「億名」売り場。あなたもあやかってみてはいかが?
2018年11月30日本誌ではこれまでさまざまな角度で「億招き」の秘訣を紹介してきたが、今回は占い芸人として大ブレーク中の島田秀平(40)が登場。全国1万店以上ある宝くじ売り場から、今年の年末ジャンボ1等・前後賞合わせて10億円に向け、ここぞという「全国推し売り場10」を選んでもらった。そのポイントは、“億名”だ。「売り場名を言葉にしたときの音は、言霊といって非常にパワーがあるんです。億を招く音を持つ売り場名であること。そこに運気のいい販売員がいて、地元の神様ゆかりの品があれば最高です」(島田)【岩手県】宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター最新「億」実績:’13年宝くじの日記念1等と前賞2億7,500万円強運売り場名ポイント:一等行こうは全国ここだけ【岩手県】ジョイス久慈チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:ジョイ(喜び)のくじ【栃木県】宝積寺バイパスチャンスセンター最新「億」実績:’14年サマー1等・前後賞6億円強運売り場名ポイント:文字どおり宝を積む【東京都】池袋西口地下街東武ホープセンター最新「億」実績:’16年オータム1等・前後賞5億円強運売り場名ポイント:東武=当富のホープ(希望)【大阪府】大阪駅前4ビル特設売場最新「億」実績:’18年サマー1等と後賞6億円強運売り場名ポイント:大きな特=得がある【岡山県】大安寺宝くじ売場最新「億」実績:’17年ハロウィン1等と後賞4億円強運売り場名ポイント:文字どおり大安【岡山県】藤田ダイキチャンスセンター最新「億」実績:’16年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:まさかのダイキチ【広島県】吉川たばこ店最新「億」実績:’13年年末1等7億円強運売り場名ポイント:吉がたばと読める【長崎県】ゆめタウン夢彩都チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマーミニ1等2本合計2億円強運売り場名ポイント:夢がダブル【鹿児島県】新栄サンキューチャンスセンター最新「億」実績:’12年ドリーム1等1億円強運売り場名ポイント:栄えてサンキューと読める“億名”の代表格が大阪府「大阪駅前第4ビル特設売場」だ。「宝くじファンは売り場名を縮めて『大阪4特』と呼ぶ。ここに大きな特(得)というパワーが言霊として秘められているんです」(島田)しかもこの売り場には岡根真弓さん(通称おかねさん)という“吉名”販売員が存在。しかも店頭には、地元氏神様である「お初天神」で当せん祈願した10億円分の札束(見本)がディスプレーされている。「先日も一度購入して帰ろうとした女性が、この札束ディスプレーの前でふと立ち止まって、また追加で連番10枚を買いに来たんです。そしたらそれが1等・前後賞の大当たり。その女性いわく『ディスプレーが何か私にささやいている気がして、追加で買ったのよ』とおっしゃっていました」(岡根さん)まさにトリプル運気アップパワー全開だ。東京都「池袋西口地下街東武ホープセンター」もトリプル運気アップパワー売り場。「東武は当富と同じ音。それに希望(ホープ)が加わった“億名”」(島田)ここには通称「イットー幸子」でおなじみの吉名販売員・伊藤幸子さんが在籍。またジャンボ時には、板橋区双葉町の氷川神社で当せん祈願した太鼓を店頭に飾って、ゲン担ぎにも抜かりはない。「サッカーくじBIG1等を全国ダントツで6本出している強運も見逃せない。だてに『当富の希望』ではないですよ」(島田)奇跡の大当たりを呼ぶ「億名」売り場。あなたもあやかってみてはいかが?
2018年11月29日WEBデザイナーでグラビアアイドルの高坂ゆかりがこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『縁-ゆかり-』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。かつてはレースクイーンとして全国のサーキット場を沸かせ、現在はWEBデザイナーとして都内の会社に勤務しながらグラドルとしても活躍している高坂ゆかり。同DVDは、今年5月に静岡の下田で撮影された。家庭教師に扮した高坂が教え子の男の子を誘惑するというシチュエーションもので、上からB90・W61・H88というボディにGカップのバストをたっぷりと見せつけている。セクシーな水着姿で登場した高坂は「自分の作品を出していただいてうれしい反面、実際に見たら恥ずかしくて目を反らせてしまいました。まだ自分を映像として見られないですね(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「家庭教師の設定で、生徒を誘惑しちゃうお話です。実際に私は大学生だった時にアルバイトをしたこともありますから、そのリアルさを見ていただけたらと思います」と初めての作品を紹介した。セクシーなシーンについては「最後のベッドのシーンでは赤いランジェリーにストッキングをはきました。お尻や腰をくねくねしながら誘惑しています。下着が好きで集めているんですが、着ていた赤いランジェリーは実際に持っているものと近いので、リアルな私を見ていただけると思います」とアピールし、「浴衣のシーンでは浴衣を脱がされてエッチな下着になりました。脱がされて萌え萌えしちゃいましたね」と撮影を振り返った。初めてのグラビア作品ということで、今後の目標についても言及。「今はWEBデザイナーもやっているのでグラドルと二刀流です。池澤あやかさんは美人すぎるプログラマーで話題になりましたが、私も二刀流グラドルとして知っていただけたらと思っています」と語ったように、当面はWEBデザイナーとグラドルの両立に意欲を見せていた。
2018年10月11日手相芸人として知られる一方で、都市伝説や怪談でも注目を集める島田秀平が、7月21日(土)より単独怪談ツアー『島田秀平のお怪談巡り』を5都市で行う。公演を前に島田に意気込みを聞いた。島田秀平 単独怪談ツアー「島田秀平のお怪談巡り」チケット情報手相占いのイメージが強い島田だが、怪談や都市伝説については小学生の頃から興味があり、ネタを集めていたという。「小学校時代に担任の先生から聞いた怪談にすごく興味を持って。怖いのはもちろんなんですけど、しゃべりだけでこんなに人の心を揺さぶるのってすごくエンタテインメントだなって感銘を受けたんです。そこからはもう怪談少年で、人に会っては怪談を聞いて書きためたり、稲川淳二さんの本を読んだり、CDを聴いたり。だから数え切れないくらいのレパートリーがあるんです。今回はその中から、皆さんに喜んでいただけそうなものを厳選してお話するので、自分の怪談人生の一回目の集大成になるんじゃないかなと思います」。数あるレパートリーの中でも、さまざまなタイプの怖い話を用意。さらに写真や動画などあらゆる角度から感情を揺さぶりたいと意気込む。「幽霊の怖い話もあれば、都市伝説もありますし、人間だって怖いじゃないですか。僕自身、実は幽霊の話よりも人間の怖い話とか、都市伝説のような世の中にある不思議な話のほうが好きなんですよ。あと、テレビで話すときは割とソフトに話しているところがあるので、テレビでは話せなかった話とか、その後日談とかも話したいと思っています。来ていただいた人だけが楽しめる内容にしたいですね」。島田の地元・長野県にある善光寺の「お戒壇巡り」に掛けて付けられた“お怪談巡り”。善光寺本堂の地下にある真っ暗闇の通路を手探りで進む「お戒壇巡り」にならって、真っ暗闇の感覚を体感してほしいと語る。「本当の暗闇って、そんなに経験することがないですよね。「お戒壇巡り」で歩いていると、上下左右が分からなくなるような、変な感じになってすごく怖いんですよ。そして出口の明かりが見えた瞬間に“帰ってきた!”っていう感覚を味わえるんです。その本当の暗闇の感覚を味わってほしいので、途中、僕の声だけしか聞こえない真っ暗闇の中で、怪談を楽しんでいただく時間を作りたいなと思っています」。公演は7月21日(土)東京・新宿シアターモリエール、7月29日(日)大阪・関西テレビ なんでもアリーナ、その後、名古屋、仙台、長野を巡演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2018年07月13日ふりかけやおにぎりとして定番の「ゆかり」。絶妙な塩気と香ばしさで、大人から子どもまでご飯をおいしく食べさせてくれるアイテムですが、なんとご飯に混ぜたりかける意外にも、ゆかりを有効活用したレシピがあるので紹介します。大根のゆかり漬けゆかりを使って大根を漬け物に!見た目もピンクできれいです!【材料】・大根…3〜4cm・塩…ひとつまみ・酢…大さじ2・砂糖…大さじ2・ゆかり…小さじ1/2【作り方】1)大根の皮をむいて拍子木切りにする2)塩をひとつまみまぶして10分おく3)耐熱容器に酢と砂糖を入れ、レンジで砂糖が溶けるまで加熱する4)冷めたらゆかりを入れる5)大根の水気をしぼり、全部を混ぜる6)半日から1日おいたらできあがり!ゆかりの量で色の濃さが決まるので、お好みの色を作ってください。ゆかりたまごゆで卵をゆかりでつけてピンク色に!お弁当の彩りにもぴったりです。【材料】・卵…3個・ゆかり…小さじ1・穀物酢…50cc【作り方】1)ゆで卵を作る2)ビニール袋に殻をむいたゆで卵、ゆかり、酢を入れる3)空気をできるだけ抜いて袋の口を結び、ゆかりが全体に広がるようにもんで混ぜる4)時々袋をもんで、冷蔵庫で2時間以上おいたらできあがり卵の色むらが気になる場合は、途中で揉む回数を増やしてください。キャベツとゆかりのナムルキャベツとゆかりの意外な組み合わせは、びっくりするほど相性抜群!【材料】・キャベツ…4~5枚・ごま油…小さじ1・ゆかり…小さじ1/2【作り方】1)キャベツは芯を取り除き、手で一口サイズにちぎり耐熱ボウルに入れる2)芯を薄くそぎ切りにし、ほかの部分と一緒にする3)軽く水洗いし、しっかり水を切る4)ふんわりラップをして、600Wのレンジで2分半加熱する5)あら熱がとれたらしっかり水気をしぼってボウルに移す6)ごま油を加えて全体を混ぜる7)ゆかりを加えてざっと混ぜて和えたら完成レンジで加熱した後のキャベツは、しっかり水気を切るのがポイント。ご飯以外にも、いろいろな場面で使える万能調味料「ゆかり」。数回使ったきりで使っていないゆかりがある人は、ぜひこの機会に料理にも使って、そのおいしさを再確認してください!(文・姉崎マリオ)
2018年04月10日「ふじのくに茶の都ミュージアム」が、2018年3月24日(土)に静岡・島田にオープンする。「ふじのくに茶の都ミュージアム」は、日本一の大茶園である牧之原台地に位置し、博物館、茶室、庭園、商業館から成る「旧島田市お茶の郷」を整備して、新たに作り上げた本格的なお茶の博物館。茶産業や歴史、文化を紹介する展示のほか、茶摘みや手もみ茶体験など、五感を使って楽しく学べる講座を用意している。館内の施設は、「日本庭園」や「茶室」、3階建ての「博物館」、カフェレストランが併設された「商業館」で構成される。「日本庭園」や「茶室」は、江戸初期の大名茶人・小堀遠州によって手掛けられたものを復元。美しく蘇った「茶室」では、実際に抹茶や煎茶を点てる茶事などの本格的な体験をすることも可能だ。「博物館」では、茶の起源や世界への普及、そして静岡の茶について展示を行う。実際に茶葉に触れたり、香りを嗅ぐがことができるだけでなく、併設されたウェルカムティーコーナーで世界のお茶を試飲することも可能だ。さらに、「商業館」では、茶を使用したフード&スイーツメニューをカフェレストランで提供するほか、国内外のバリエーション豊富な茶葉の販売を行う。子供から大人まで楽しめる"お茶尽くし"のミュージアムに是非足を運んでみてはいかが。【詳細】ふじのくに茶の都ミュージアムオープン日:2018年3月24日(土)開館時間:9:00~17:00(入館は、16:30まで)休館日:毎週火曜日 ※ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌日を休館日とする住所:静岡県島田市金谷富士見町3053-2TEL:0547-46-5588観覧料:個人 300円/団体 200円※大学生以下、70歳以上、障害者手帳等を持参した人およびその付添人は無料。※大学生以下、および70歳以上の人は年齢のわかる証明書を要持参。※体験に参加する場合、別途料金発生。
2018年03月15日歴史的出来事も占いで決められていた?そんな世界に残る伝説を、手相占い芸人の島田秀平さんに聞きました。信じるか信じないかは、あなた次第。実は、偉人たちは占い好きだった!?「昔から、大きな決断を迫られる人は占いに頼りがちでした」と、島田さん。権力者と占いにまつわる逸話は、数々あるそう。「そもそも政治のことを『政(まつりごと)』といいますが、その中には占いという意味も含まれています。邪馬台国の女王・卑弥呼も、占いなど呪術を使って国を治めていたといわれていますよね。秦の始皇帝は、占いで旅先を決めていたとも。歴史の一部は、こうして占いによって作られているんです」さっそく島田さんのナビゲートのもと、偉人にまつわる占い世界史を見ていきましょう!紀元前300年代:アレクサンドロス大王は“夢占い”で敵地攻略を予知!?「ギリシャの英雄・アレクサンドロス大王は、父親譲りの夢占い信者。そもそも父のフィリッポス2世が見た夢を、お抱え夢占い師のアリスタンドロスが『獅子のように勇ましい子が生まれる』と解釈し、誕生したのがアレクサンドロス大王だったといわれています。そんな大王が、テュロス(現レバノン)を攻略しようとしてなかなかできず、数か月過ぎたある夜、夢に見たのがギリシャ神話の半神半獣・サテュロス。これをアリスタンドロスはテュロス陥落の前兆とし、その直後に実現したとか」1500年代:武田信玄には敵を欺くための“手相影武者”がいた!?「その時代、風水や陰陽五行説が流行っていた中、武田信玄が注目していたのは手相占い。証文に使われる敵将の手形を取り寄せて、手相が観られる軍師に線の様子を読み解かせ、『この相手は運が強いから味方につけましょう』『こっちは弱っているので今が攻め時です』と助言を受けていたよう。また、信玄に仕える武将の中から一番手相のいい者を呼んで、自分の“手相影武者”にしていたという話もあります。そうやって敵を牽制したり、混乱させたりして情報戦を制していたんでしょうね」1600年代:徳川家康は“陰陽道”を駆使して江戸の町を作っていた!「徳川家康が江戸の町を守るため、北東の鬼門に寛永寺と神田神社を、南西の裏鬼門に増上寺と日枝神社を建てたというのは有名な話。その根拠とされたのが、陰陽道です。ただ、これは家康のアイデアではなく、南光坊天海というお坊さんの進言によるもの。この人は、武田信玄などにも仕えた実績の持ち主だったんですね。そもそも江戸の土地を風水の観点から『アリ』と判断したのも天海。江戸城設計の仕掛け人なんていわれますが、長年続いた江戸時代の泰平の立役者ともいえるのでは?」1800年代:ナポレオンは“ファラオの占い”で連戦連勝を達成!?「フランス革命後の混乱を収めて、軍人からフランス帝国の皇帝にまで上り詰めたナポレオン。その躍進の陰に、ある占いの書があったといわれていることをご存じですか?その書とは、古代ファラオの占いを伝えるパピルスの書で、ナポレオンのエジプト遠征の際に、同行した学術調査団が発見したとされています。のちにこれは『運命の書』と呼ばれ、人生を左右する大きな決断を下すときに、彼は必ずこの書を用いたとか。ところが戦いのどさくさで失くしてしまい、その後、失脚しています」島田秀平さん手相占い芸人。これまで1000人以上の芸能人の手相を鑑定。新書『島田秀平が3万人の手相を見てわかった!「ご縁」のつかみ方』(SB新書)が2018年1月6日に発売!※『anan』2017年12月27日号より。写真・土佐麻理子イラスト・沼田光太郎取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2017年12月23日「珍しいねえ。最近は雑誌に載ることもなかったのに」と語るのは、島田紳助(61)の母(90)。見ていたのは10月26日発売の週刊文春に掲載された「島田紳助独白4時間」という記事だ。 11年に芸能界を引退してから何度も芸能界復帰が囁かれてきた紳助だが、取材に対してカムバックを完全否定。「老後に必要なのは『お金と仲間と筋肉』」として、友人たちとの悠々自適な生活を告白。さらには妻や3人の娘、5人の孫たちとの仲睦まじい様子も明かしたのだ。 ただ唯一触れられていなかったのが実母のこと。そこで記者が京都の実家を訪ねたところ、紳助の母は取材を快諾。自宅に招き入れてくれた。実は、紳助は今でも実家を訪問。折に触れて母親孝行を続けているという。 「月に1〜2回は来てくれます。『元気か?』と言いながら、お惣菜を持ってきてくれてね。でもお便所で用をたしたら、すぐ友達のところに行ってしまうんです。それで帰りウチに寄って『ほな、またくるわ』って。そのときもお便所を借りていきます(笑)。まあ引退して友達が増えたようやし、ええことですけど。先日は村上ショージくん(62)も来てくれました」 まるで漫才ネタのようなエピソードを語る母。息子と会うのがやはり嬉しいようだ。そんな彼女も、12年に本誌がインタビューした際は「あのままでもうちょっとおってほしかった」と吐露。息子の芸能界引退を残念がっていた。だが今回改めて復帰について聞くと、こう答えた。 「もう、いいんじゃないですかね。あの子は芸能界で充分にやりきったし、あとは好きなように生きればいい。友達もたくさんおって、子供と孫に囲まれて。いつも嬉しそうにしていますから。それにあのとき引退したからこそ、お父さんを看取ることができたんです。だから今はこれでよかったのかなと思います」 引退から約2カ月後、紳助の父親(享年87)は亡くなっている。人気司会者として東京にいれば、父の最期に駆けつけることができなかったかもしれない。そして引退して大阪に戻ったからこそ、今も母親孝行ができているのだろう。隠居生活を送る息子について、母はこう語る。 「あの子は『オカさんがボケないのはええこと』って言うんです。でも私も息子にはボケないでほしいと思っています。あの子ももう61歳。このままのんびりしすぎて、ボケんようにしないとね(笑)」 最後まで記者を笑わせてくれた紳助の母。引退した彼のまわりには、今も笑顔が溢れているようだーー。
2017年11月02日「メイプル超合金のカズレーザーさんは、いわゆる“事故物件”に引っ越してから急に運が上向き、仕事が一気に増えたんです」 こう話すのは、占い芸人の島田秀平(39)。カズレーザー(33)によると、それはJR新宿駅から歩いて15分ほどにある物件だったという。6畳間で相場では家賃7万円程度の部屋が3万7,000円と格安で貸し出されており、さっそく部屋を見に行くことに。だが畳の中央が黒くシミになっていたことを不審に思い、不動産業者に尋ねたところ、「実は……」と、前の住人が自殺したことを知らされた。 「畳ぐらい替えておいてほしいところですが、カズさんは『安いし、いいか』と即決し、そこで暮らし始めたそうです。すると’15年に漫才新人大賞とM-1グランプリで決勝進出と大ブレーク!」(以下・解説コメントはすべて島田秀平) なぜ事故物件に引っ越したことで運が開けたのか? 「一般的にはこうした事故物件は運気を下げるといわれているので、お勧めしません。ただお笑い芸人の場合は、自分の不幸をネタにしてまで笑いをとる特殊な仕事です。運で大事なのはバランスです。カズさんの場合はとんでもなく運気の悪い場所に住み始めたことが、“売れない芸人人生”を転換するきっかけになったのでしょう」 島田は、運気にまつわるエピソードを耳にするたびに、当事者たちに詳細を聞いているという。今回はそんな強運伝説を紹介するとともに、“運をつかむ人”の共通点を教えてくれた。 「運は“はこぶ”とも読みます。読んで字のごとく、幸運は人から人に運ばれるもの。運がよい人になりたければ、強運の人から授かるのがいちばんの早道です」 島田が例に挙げるのが「運をもたらす家具」の存在だ。 「アンタッチャブルの山崎弘也さん(41)は、M-1グランプリで優勝するなどして大ブレーク直後に、白いテーブルを買っていたんです」 収入も増え、転居を決めたザキヤマ。引っ越しの手伝いに来ていた後輩・ゆってぃ(40)に『このテーブルいるか?』と、譲ったという。 「すると今度はゆってぃさんがR-1ぐらんぷりサバイバルステージで入賞したんです。その後もテーブルの持ち主になった鬼ヶ島の和田貴志さん(39)がキングオブコントの決勝に進出しました。いまや“ブレークを呼ぶテーブル” として若手芸人たちの垂ぜんの的になっています。ちなみに現在の所有者はHi-Hiの上田浩二郎さん(43)で、『誰にも渡さない』と言っているそう(笑)」 また、占い芸人として島田がもっとも得意とする手相だが、強運な人たちは特別な手相を持っていた。 「生命線というと長さを気にする人が多いのですが、実は本数が大事なんです。先日、米国のトランプ大統領の手のひらを写真鑑定することになりました。調べてみると、大統領は生命線が縦に2本ある“二重生命線”だったのです。これは一般の人より生命力が2倍の相です。その上をいくのが黒柳徹子さん(84)。なんと生命線が3本!『すごいですよ』というと『あらそう』と笑ってらっしゃいました。私はこれまで3万人以上の手相を見てきましたが、ただ1人だけ生命線が4本あったのがレスリングの吉田沙保里さん(34)。さすが霊長類最強女子の手相です」 お笑いレジェンド・萩本欽一(76)が実践するのが、運気コントロール術だ。 「萩本さんとは何度かお会いしているのですが、運に対して、独特の考えをお持ちです」 半世紀以上にわたり、芸能界で活躍してきた萩本だが、たとえば新しいレギュラー番組を持つことが決まると、競馬で絶対に来ないと予想される馬券を購入していたという。 「運というものはバランスであり、よいことが起これば、悪いことも起きる。だから先に損をしておいて、仕事では成功しようという発想です」 そんな萩本の前で「最近ツイてないんですよ」と、ボヤく人がいた。彼は「イヤなことがあった日付にちなんだ宝くじを買うといいよ」と、アドバイスしたのだが……。 「その人が半信半疑だったので、イヤなことがあった日付を聞いた萩本さんが、その数字にちなんだ宝くじを買ったところ、1等の組違い賞10万円が当たったのです。最初に言ったように、運とは運ばれ動くもの。それをつかまえるのにはなにより行動力が大事で、強運の人たちは、みんなフットワークが軽いです。それにどんなときでも自分の運を信じていますね。誰かに勧められたことを素直に実行してみるのも、運をつかまえる秘訣です」
2017年08月23日AKB48の島田晴香がこのほど、東京・ディファ有明で行われた、テレビ朝日系深夜ドラマ『豆腐プロレス』(21日スタート、毎週土曜24:35~25:00)の取材会に出席し、役づくりのために体重を5kg増量したことを明かした。このドラマは、現役女子高生だけで構成されるプロレスリーグが舞台。出演メンバーは演技を超えたガチンコ勝負を繰り広げ、この取材会には島田のほか、宮脇咲良(HKT48/AKB48)、向井地美音(AKB48)、横山由依(AKB48)、松井珠理奈(SKE48)、兒玉遥(HKT48/AKB48)、松村香織(SKE48)、白間美瑠(NMB48/AKB48)が出席した。島田は松村とともに、ジャイアントスイングや、ブレインバスターを繰り出すヒール役を演じ、第一線で活躍したプロレスラーのコーチのもと、厳しいトレーニングを受けながら撮影中。12kgのダイエットに成功した島田だが、今回の役のために5kg増量し、現在の体重は約51kgになったと報告した。さらに、「もう少し増やそうかなと思ってまして、ヒール役に合う体づくりをして、プロレスのファンの皆さんにもっとAKB48を好きになってもらって、AKBファンもプロレスを好きになってもらえるように、一生懸命頑張っていきたいと思います」と意気込み。悪役を演じるにあたり、「今、AKBでもアンチは多いので変わらないかなと思いながら、プロレスをやるんだったらもっとアンチを増やしていきたいです」と、嫌われ役を徹底していく姿勢を示した。一方で、このメンバーの中で最も体が小さい向井地は「子供の頃から運動神経が本当になかったので、プロレスをやるというのはすごく不安なんです」と、少し声が小さめ。握手会では多くのファンから「島田さんに踏み潰されないように気をつけてね」と心配されていることを明かしたが、「私もやれば強いんだぞ!ってところを、このドラマを通して見せていけたら」と、力強く宣言した。横山は、そんな向井地がトレーニングで泣いてしまったことを暴露し、「私と島田と美音の3人で慰め合いながら帰ったのがいい思い出。そういう感じで、メンバーの絆も深まってきてるかなと思うので、AKB48の活動の何かにプロレスがつながればなと思います」と、総監督の視点で期待を込めた。取材会を終えると、島田は松井とガチンコの試技を披露。鬼気迫る表情で本格的に組み合い、リングサイドのメンバーも真剣に見守っていた。
2017年01月13日今年の『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)では、白組司会が相葉雅紀ということもあり、嵐のメンバーが、それぞれにゆかりのある出場歌手の歌唱時に登場する予定だ。30日に東京・渋谷のNHKホールで行われたリハーサルでは、大竹しのぶの元に、プライベートでも親交がある松本潤が登場。初出場の大竹が、普段の静かなしゃべり方からは想像できない迫力で「愛の讃歌」を披露し終えると、松本が駆けつけ、「本当に初めて(の紅白)ですか!? すごい貫禄ですよ」と驚く。それを受けて、大竹は照れながら、思わず松本の肩をたたき、仲の良さを見せていた。THE YELLOW MONKEYの出番では、昔から曲をよく聞いているという櫻井翔が。相葉から「どうですか? THE YELLOW MONKEYの魅力は」と質問されると、櫻井は「いや、ちょっと(回答は)本番に回します。恥ずかしいから」と、本人たちを目の前にして謙そんしたが、その後の「JAM」の演奏中、ドラムのリズムをとってノリノリだった。
2016年12月30日タレントの島田洋七が、18日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、「コンビ解散6回」「副業失敗8回」などの失敗談を明かす。今回、洋七は「人の話を聞かずに思いつきで行動して何度も同じ失敗を繰り返さないための授業」を展開。漫才コンビ・B&Bで漫才ブームをけん引し、19本のレギュラー番組を抱えていたが、ブームが去るとほとんど姿を消してしまう。この理由について、洋七は「人のアドバイスに耳を貸さず、何でも思いつきでやってしまう自身の性格」に原因があると分析。その性格から、波乱万丈の半生を送ることになってしまったといい、「コンビ解散6回」「副業失敗8回」、さらに「事務所移籍4回」「選挙落選」といったしくじり体験を語っていく。さらに、漫才ブーム当時の驚きのエピソードや、自らを救った大物芸人との友情秘話も告白。最後には男泣きを披露する。
2016年07月04日●虫関連の仕事はノーギャラも覚悟カブトムシゆかり(27)の過去を知り、胸が締めつけられる思いだった。不動産会社に勤務する傍ら、"カブトムシゆかり"のハンドルネームでブログ「虫とYシャツと私」を更新。その内容が業界関係者の目にとまり、フリーの活動を経て2012年、上戸彩、武井咲ら人気女優を多数かかえるオスカープロモーションに所属した。現在は、タレント活動のほか、虫の魅力を伝えるために子ども向けの「昆虫教室」なども開いている。昆虫を愛する父と園芸が趣味の母。自宅の庭に集まる虫たちと触れ合う中、虫への興味は愛情へと変わり、同時に命の尊さも知る。3歳のころ、父に連れて行ってもらった那須高原で何事にも動じないカブトムシに一目惚れ。19歳の時、メールアドレスに"kabutomushi"と入っていたことに気づいた友人から48匹ものカブトムシを譲り受け、本格的に飼育方法を研究しはじめた。これまで数百匹を羽化させてきたという。5月16日に発売された初の著書『カブトムシゆかりの虫活! -虫と私の◯◯な生活-』(文一総合出版)には、飼育方法の解説、ランキング形式での虫紹介、散歩日記など"虫愛"がほとばしっている。しかし、128ページのうち約60ページにわたってつづられているのが「自己紹介」だった。芸能界では「本当に虫好きなの?」「ビジネス?」のように辛辣な言葉を浴び、飼っていた虫を番組収録でぞんざいに扱われて死んでしまったこともあったらしい。個性的な"キャラクター"が華々しくデビューを飾っては、ひっそりと消えていく芸能界。この業界に多少なりとも関わる仕事に就くと、夢と現実のシビアなサイクルを知りつつ、エンターテイメントの渦の中で知らず知らずのうちに麻痺してしまっている自分にふと気づく。無類の虫好きを公言するカブトムシゆかりをテレビ番組で見た時、「また変わった人が出てきた」「こういう路線で売っていくのか」というのが正直な印象だった。本人のことを知ろうとしないままの思い込み。恥ずかしい限りである。謝罪の思いがあることを伝え、今回のインタビューはスタートした。○大人になると虫が苦手になる原因とは?―――はじめまして。興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。本のお話を頂いたのは2年前。私の中では勝負の時期というか、虫だけではなくて野球中継レポーターをやったり、いろいろな活動をしながら「スタートダッシュ」していた頃でした。この世界に入ったのは2012年。その前からやっていたブログのハンドルネームが「カブトムシゆかり」だったので、私にとって「芸名」という感覚はないんです。ブログのハンドルネームを「カブトムシゆかり」としたのは2011年ごろ、それまでは本名でやっていました。―――「カブトムシと結婚する」という思いが込められたお名前だと聞いています。ブログをさかのぼって拝見したところ、2011年ごろにはすでに今の衣装が完成していて驚きました。これはハロウィーン用のコスプレ衣装(笑)。海外の通販で買っています。2011年だと、OLをやっていた頃ですね。この衣装で今の事務所のオーディションを受けて、スタッフさんにきょとんとされました(笑)。モデル部門に行ったら「いらない」と言われて、女優部門に行っても「いらない」。バラエティ部門で受け入れてくれたんですが、「いるだけだよ」と言われたのを覚えています(笑)。――ブログをきっかけに声が掛かったんですよね?最初に声をかけていただいたのは女性イベンターの方で、「虫のお姉さん」としての出演オファーでした。それ以来、土日に開催されているイベントのみですが、「カブトムシゆかり」としての活動がはじまって、ブログ読者の方も増えていきます。オスカープロモーションにたどりつくまでには、そんな経緯がありました。――本を読んでまず思ったのが、家庭環境がすばらしいなと。ご自宅のお庭にはたくさんの植物と虫。そして何よりも、ご家族も生き物を愛していらっしゃる。実家住まいだからこそできたことがたくさんあります。お母さんは生き物好きで、お父さんは虫好き。それでもリビングで放し飼いをすることは反対されましたが(笑)。幼い頃、よくセミとかを捕ってきてくれました。東京生まれ東京育ちですが、いつも近くに虫がいるような家庭でした。――そういった環境があったからこそ、虫への愛に目覚めたわけですね。お姉さんもいらっしゃいましたよね。お姉ちゃんは虫がすごく嫌いだったんですけど、今飼っている海外のカブトムシは唯一「かわいい」と言ってくれています(笑)。ほかの虫は全くダメなんですが、私が地方の仕事で東京を離れる時は、カブトムシのお世話をお願いしています。お小遣いというか、ペットホテルのような感じでお金を渡して(笑)。――同じ環境で育ったのに好みは真逆。不思議ですよね。お姉ちゃんは小さい頃は大丈夫だったんですけど、大人になってダメに。そういう方、多いですよね。――まさに私です……。なぜ変わってしまうんですかね。子どもたちと昆虫採集をしている時に感じたんですが、子どもは虫に対して「これだけの力を入れると死んでしまう」という恐れがないんです。「殺してしまう」という限度が分からない。大人はその「怖さ」を知っています。そういう命の尊さを知っているから触れることも徐々に減って……。そもそも「6本足が苦手」みたいにビジュアル面で悪い印象を抱いている人もいますよね(笑)。カブトムシが服にしがみついたとき、大人は「足が取れるかも」と気をつけますが、子どもは勢いよく引っ張っちゃう。成長していく上で、たぶん最初に軽はずみに扱う命が「虫」だと思います。逆にそこを経験していないまま大人になると、残酷な事件とかにつながってしまうのかなとか……。ゲームにはゲームの魅力や長所がありますけど、外に出て自然と触れ合うことも大切だと思います。――「カブトムシ教室」などで子どもと接しているからこその正直な意見ですね。地方の子は虫の知識にも詳しい印象です。蝉の鳴き声もミンミンゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、それぞれ違いを分かっている子が多い。でも、都会に住んでいるとそこまで敏感になれませんよね。日常に自然があるような環境だと、蝉の鳴き声も「BGM」になるんじゃないかと思います。――カブトムシゆかりさんは、そのような「地方と都会の差」を埋めるような存在なのでは?そうなりたいと思って活動しています(笑)。都内でも昆虫採集ツアーをやったりしているんですけど、『ムシキング』が流行っていた頃は、ライト層の子がたくさん来てくれていました。でも、今来てくれるのはガッツリ虫にハマっている子。私なんかより種類を知っている子もいます。ライト層を取り込むためには、『ムシキング』のような存在も必要なんだと思います。フリーの時代は、この格好のままで現地解散になることもあって、イベント会場に着替える場所がない時はトイレで着替えたこともありました。おかげさまで最近は虫関連のお仕事をいただくようになったんですが、夏場に集中し、冬場は少なくなります。そんな時、8割はギャンブルのお仕事(笑)。パチンコ、パチスロの番組を4~5本やらせていただいています。――だから第2検索ワードで「パチンコ」と出るわけですね(笑)。はい(笑)。「虫とパチンコの二毛作」と開き直っています。「タレントとしてどうなりたいか」ではなくて、夏の「虫」に向けて、パチンコ番組を一生懸命やるスタイル。虫業界は本当に儲からないんです。「夏は稼ぎ時」と受け取る方もいるんですが、夏こそ大赤字。業界自体に予算が少なく、中にはノーギャラで参加させていただいているお仕事もあります。ギャラが少なくても虫のお仕事だったら行く。そう心に決めているんです。昆虫教室の時は虫のフィギュアを配ることもありますし、衣装も含めて自腹でやっています。お金が目的じゃないのに、忙しくしていると「たくさん稼いでいる」と思われてしまうのでちょっと複雑です。だからこそ、私の中では大切な「二毛作」(笑)。――すべては虫のために。はい。虫市場の底上げにつながればいいなと思って、日々活動しています。昆虫に興味を持つ人が増えれば、虫カゴなどの道具が売れて、養殖場も潤う。さらに人気が高まって、高額で入手困難な海外の虫も流通がさかんになればいいな……と。そこが盛り上がると私自身も楽しいので頑張っているんですけど、私一人だと力不足で……結果的にヌルヌル活動になってしまった4年間だったと思います。でも、ライバルがいないという強みはあります(笑)。●「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませる演出――虫は「男の子」のイメージが強いので、女の子向けに虫カゴなどのプロデュースもしたいそうですね。虫カゴのプロデュースはお話もいただくんですが、ピンクのような女の子向けのカラーリングは、需要が多い緑よりもお金が掛かってしまいます。しかも作ったとしてもどれだけ売れるかの予測がまだできない。「虫活女子」みたいな盛り上がりがあればいいんですけどね。――すでにプロデュースもしている哀川翔さんはやはり別格ですか(笑)。人としてのブランド力も重要ですよね(笑)。カブトムシといえば、哀川翔さん。芸能界に入る前、翔さんが海外にカブトムシを捕りに行っている番組があって、それが本当に本当に大好きで。芸能界入りには迷いがあったんですけど、その番組のようなことができるかもしれないということを周囲の人から言われて、決心がつきました。――2014年8月に放送されたNHK『ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~』ではコスタリカに。念願が叶いましたね。本の中でも、写真付きでロケ時のエピソードなどが書かれていました。そうなんです!――しかし、大きな問題が。飛行機が大の苦手らしいですね。私と同じです(笑)。本当にダメなんです。初めての海外がコスタリカってすごいですよね(笑)。23時間乗ってトイレで吐き続け、到着した朝の6時からそのままロケスタート(笑)。4泊分の撮影だったんですが、初日だけ顔色が違うので映像のつながりが変なんです(笑)。「虫好きならボリビアとかニューギニアとか行かないと」と言われるんですけど飛行機が苦手なので……。だいぶ平気にはなりましたが、極力陸路で! 北海道新幹線も開通しました(笑)。他の国にも行ってみたいですけど、日本も虫の宝庫なんですよ! 北から南まで縦長の国なので、気温差があるからさまざまな種類の虫が生息しやすい。日本で新種を発見したいと思っていたんですけど、やっぱりかわいそうで標本はできなくて……。虫の足を広げてお腹にピンを刺す「展足(てんそく)」をしないと、虫の体の微妙な違いに気づかない。そもそも私みたいな人が新種を発見するのは、すごく難しいんです。チョウチョは羽ばたかせれば羽ばたかせるほど、鱗粉(りんぷん)が落ちてしまう。本当にきれいな標本を作りたいのなら、蛹(さなぎ)から出たところを使わないといけない。それはちょっと私にはできません。コスタリカですごくかわいい羽虫の新種を発見したんですけど、申請するとその後はノータッチ。私は自然の中での元気な姿しか見ていません。申請すると標本になるので……私に見つからなければ幸せに暮らしていたんじゃないかと思うと、踏み込めなくなってしまいます。○"虫好き女子"に対する周囲の反応――本の前半部分で書かれていた「虫か女子か」がすごくリアルでした。虫への愛情はあるものの、周囲には理解されないため異性に距離をとられてしまう。その揺れ動く乙女心がすごく伝わりました。今でも悩んでいます(笑)。――そういう葛藤が原因で中学時代は「ギャル」の道に。その当時、虫好きのご両親はどのような反応だったんですか?家では変わらず、虫と触れ合って楽しんでいました。ただ、プライベートと分けていて、なかなか理解されないので、友達の前では出さないようにしていました。小学校の頃に好きな男の子にダンゴムシをプレゼントしたら、「いじめ」として受け取られて先生から怒られたこともありました。――そういう過去もあって、虫を好きになる人を一人でも増やしていきたいわけですね。虫を好きになることによって、男の人に嫌われるかもしれないという不安は常にあります。今もこうして背中に羽生えていますから(笑)、大丈夫かなって。23歳でデビューして2年ぐらいでこのスタイルをやめようと思っていたんですが、気づけば27歳。昆虫教室とかをやると私と同い年のお母さんもいらっしゃるので……なんというか……変な感じというか。そういう変なモードになってしまう時があります(笑)。――一度は一般企業に入って、その後、芸能界入り。周囲の反応は?親には「芸能関係のマネジメント」としか伝えていなかったので、テレビで私を見た時は引いてました(笑)。お父さんは反対していましたし、OLの友だちは23歳で芸能界入りすることを心配してくれました。――お父さんに理解されるようになったのは、いつごろから?どうなんでしょうか。あまり、理解されていないように思います。やっぱり、テレビでネタにされる私を見るのが嫌みたいで(笑)。――芸能界デビュー時は、どうしても外見上のことや、売り方などの戦略性に目がいきがち。最近は虫好きが「キャラ」ではないことがようやく浸透してきたのでは?そうですね、最近は本当にやりたいことしかやってないのでありがたいです。2014年はテレビには出られていましたが、女優やMCのレッスンもあって、私のやりたいこととずれていました。野球のお仕事は好きだったんですけど……そこまで虫への愛情がないのに「虫好きのふり」をされるのが嫌なのと同じなように、野球好きの方からそう思われているんじゃないのかなとか、そういうプレッシャーみたいなものは常にありました。好きなことだけをやりたいという思いはありましたが、事務所に所属させてもらう以上、しょうがないことなんだと言い聞かせていました。テレビ番組に出演させていただく時にもおバカキャラを求められることが多かったので頑張ってはみるんですけど、それは周囲から「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませるための計算された展開だったり……。とても悩んだ時期もありましたけど、今はもう、一周まわったような気がします(笑)。私のように"色物"とされる方々と番組でご一緒させていただく機会も増えるんですが、時が経つにつれて一人また一人といなくなっていくのも現実でした。本当に好きだという情熱みたいなものがないかぎり生き残れないし、必要とされなくなる世界なんだなと思います。――厳しい世界でここまでたどりつけたのは忍耐力?どうなんでしょう。やりたくないことを断りすぎて、マネージャーに「せっかく取ってきた仕事をやりたくないの?」と怒られたことも(笑)。「タレントとして売れたい」という願望がないままこの世界に入ったので、会社もどう扱っていいのか分からなかったと思います。みんなが喜ぶ仕事を取ってきても私は喜ばない(笑)。――やりたくないことをやったことで、今まで以上に虫への愛情に気づくことができたとは言えませんか?そうですね。やってよかったと思います。私が好きなことは、いろいろなことをやればやるほどブレてしまう。仕事の幅を広げて頑張って、「虫」に戻ってきたときに「迷走している」と思われそうで。だから、私は「虫」と「パチンコ」をひたすら頑張っています。――二毛作ですね(笑)。何かをステップにして、目指すべき方向を歩んでいる芸能人もいる中、すでに名前が「カブトムシゆかり」ですからね。背負っているものが違う(笑)。そうですね(笑)。名前を変えるつもりはありません。時々、この衣装をやめようかなと思うこともありますが、イベントで羽が生えていないと気合が入らない(笑)。このスタイルは私にとっての正装なんですが、パチンコ番組では絶対に羽を生やさないという変なプライドがあります(笑)。子どもの前でも使う衣装だから、大人の娯楽の場では控えようと思って。お店によっては「なんで羽生えてないの?」「何しに来たの?」と言われることもあります。――そんな二毛作が実り、憧れの哀川翔さんとも番組共演が実現しましたね(2015年BSフジ『哀川翔のオトナ倶楽部』)。テレビで見ていた憧れの方と一緒にお仕事ができるのは本当に幸せなことだなと思いました。お会いすると、ひたすら虫の話。養殖場の方が解説してくださるところを、哀川さんがかぶせて全部言っちゃうとか(笑)。●ジュニアアイドル時代のトラウマ――さすが哀川さんですね(笑)。根気強く続けてきたことが、こうして人とのつながりにも生きてくるんですね。そうですね。『情熱大陸』に出るような先生方とか、『ファーブル昆虫記』の翻訳をされている先生とかも仲良くさせていただいています。一緒に虫を捕りに行ったり、お酒を飲みに連れて行ってくださったり。「この虫がなぜこの形なのか分かる?」みたいに哲学的なことについてマンツーマンでご指導いただくこともあって、とても幸せな時間を過ごさせていただいています。最近すごく思うのは、夢が叶いすぎちゃって……。――哀川さんに会い、そして本も発売(笑)。そうなんですよ(笑)! ここまで叶ってしまったらこの先何をしたら良いのか分からなくて。だから、パチンコ打ちながら「これからどうしようかな……」みたいなことをいつも考えています(笑)。ライバルがいなくて寂しいですし、競う相手もいなければ。羽が生えてる私が結婚できるのかなとか。そういう不安はあります(笑)。○「虫のお姉さん」のこれから――本が出るまで2年かかりましたが、一番何に時間をかけたんですか。写真です。あとは本に書いた虫の生態が本当に合っているのかを先生に確かめに行ったり。でも、編集の方が「時間がかかってもいいので、良い物を作りましょう」と言ってくださって。当時、3社ほどお話をいただいていたのですが、1社はブログ本として「早く出しましょう」と。もう1社は「どんなものを作りたいですか?」という丸投げな感じ。お話していると「虫、ダメなんですよね」と言う方もいました(笑)。今回出していただいた文一総合出版さんは、虫関連の本をたくさん買わせていただいた出版社さんでもあったので。――「虫のアイドル」から「虫のお姉さん」へ。そして、本の中では「ハンミョウの成虫」が将来の夢と書いてありました。進化の過程ともとれますね。もはやカブトムシじゃない(笑)。最初、"虫ドル"のように「アイドル」と呼ばれることには、劣等感というか、申し訳ない気持ちがあって。「アイドル」と呼ばれるからには、歌で人を喜ばせたり、ファン対応をしっかりしたりした上で呼ばれる資格があると思います。――でも、ジュニアアイドルを経験していたんですよね?小6から中1くらいまで、虫捕りに夢中であまり学校に行ってない時期がありました。お母さんはそのことを知らなくて、私が学校に行くふりをして行かないから悩んだ末、自己啓発を目的に私を児童劇団に入れました。ジュニアアイドルとしてテレビ出演が決まったりしましたが、私はどうしてもスクール水着が着たくなくて中1の時に現場に行かなかったことがありました。――それがギャル時代につながる?ギャル時代はそういうことよりも、人間関係の問題だったというか。――ギャル時代を経て気づいた「虫によって人間が形成されていた」。説得力がある文章でした。そうですね。だから、中学の自分は優しくなかったんだと思います。――いまは虫のお姉さん。夢が達成されたとおっしゃっていましたけど、さてこれからはどうしましょう。『ガルパン』みたいに、虫アニメのブームがくればいいな! 「美少女×虫」のアニメ。これは呼びかけ続けています! あとは「CR虫物語」。――可能性が広がり続ける二毛作(笑)。はい(笑)。カブトムシの背中がパカっと開いてパールフラッシュ! みたいな(笑)。あとは魚群ならぬ虫群演出も! 7図柄はヘラクレスです。そういう妄想はしてるんですけど、なかなか(笑)。パチンコ台はホールに出るまでに2年くらいかかるそうですし……。――なんというか、こうしてお話をしていると何とかなるような気がします。よかったです(笑)。――さて、愛情たっぷりの本に仕上がりました。最後の1つだけ。「はじめに」と「おわりに」にお姉さんのイラストが挿絵として使われています。ここにはどういう思いが?小さい頃から一緒に虫を捕っていました。私の一番の理解者ですし、虫の世話もしてもらっているので。それから、本にはお母さんお手製の"虫"バースデーケーキを載せているので、お姉ちゃんも入れたかったんです。一家の思い出として(笑)。――あれ? お父さんは……?あっ(笑)!■プロフィールカブトムシゆかり1989年1月26日生まれ。東京都出身。不動産会社に勤務後、フリーのタレント活動を経て2011年に芸能界入り。フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』にレギュラー出演中。「虫のお姉さん」として子供向けの虫教室などを開き、精力的に虫の普及活動を行っている。
2016年06月10日アイドルのカブトムシゆかりが28日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で書籍『カブトムシゆかりの虫活!~虫と私の○な生活~』(発売中 1,600円税抜 文一総合出版刊)の発売記念イベントを行った。昆虫好きのアイドルとして人気を博しているカブトムシゆかりが、初めての書籍を出版。"虫ドル"と言われているカブトムシゆかりなだけに、虫と楽しく付き合う方法や飼育法など昆虫の魅力を語っている。初めての書籍について「虫の本って図鑑とか男の子向けなので、何気なく書店行った時に女の子が可愛いなと思ってもらえるようなモノに仕上げてみました」と解説。こだわった部分として「結構虫も出ていますが、アングルとかこだわって目線があったりとポップな感じもありつつ、虫の気持ちになったりと感情移入できるようなアングルを意識しました」と力を込めた。"虫ドル"と言われているカブトムシゆかりなだけに、昆虫絡みの質問が集中。「本にも書きましたが、虫が原因で失恋することが多くて、小学生の頃にダンゴムシが好きで好きな人にプレゼントしたら泣かれてしまい、泣かれても泣かれても私のアタックが止まらなくて彼の親から電話が来るまでダンゴムシをあげてました」とほろ苦いエピソードも。また、「悪い虫は?」と質問されると「虫活と婚活が反比例するんですよ。虫活を頑張っていたら婚活怠っちゃいました…。でも結構虫好きの男性に上から目線でアプローチされるので辛いですね。タイプはロン毛で掴みどころがない男性です」と男性の話題になると口も滑らかだった。
2016年05月29日"虫ドル"ことタレントのカブトムシゆかり(27)が、このほど行われたdTV特番『プレゼンチャンピオン~テラフォーマーズ編~』(配信中)の収録に臨んだ。カブトムシや虫に造詣が深いことでも知られるカブトムシゆかり。人型に進化した"あの生物"をテーマに描かれた漫画『テラフォーマーズ』も当然チェック済みで、実写化にも注目していたという。今月24日から配信中の同番組は、29日公開の映画『テラフォーマーズ』とその前日譚が描かれるdTVオリジナル『テラフォーマーズ / 新たなる希望』(4月24日より配信)の魅力をプレゼンするというもの。カブトムシゆかりは、そのプレゼンターに抜てきされた。収録後、カブトムシゆかりが取材に応じ、番組の感想、原作の魅力、映像化についての本音を語った。○虫界がざわついた実写化テレビの最前線で活躍されている方々の前でうまくプレゼンできるか、不安でした。映画に対しての気持ちをきちんと伝えられるか、収録前はいっぱいいっぱいで(笑)。女性目線と虫好きからの目線でプレゼンさせていただいたんですが、いろいろな見方があるということを知ることができました。アクション、恋愛、友情、家族愛。どのキャストさんに着眼するかで、思い入れが変わってきます。原作を読みながら作品を見て、いろいろ考察するのもきっと楽しいと思います。ツイッターで虫好きの方々をフォローしているんですが、『テラフォーマーズ』が「このマンガがすごい!」(13年)を受賞した時にその人たちの間で「昆虫をベースにしているらしい!」と話題になっていました。ネット上では「最強の虫」論争がずっと続いていて、パラポネラ(「最強の蟻」といわれるサシハリアリ)はその常連。そういう虫も取り上げられているので、「このマンガ熱い!」と盛り上がったんです。虫界がざわつきました。ちなみに、私はオオスズメバチが最強だと思っています。攻撃力と防御力、どちらも兼ね備えていることが「最強」を語る上で重要で。残念ですが、カブトムシは動きが遅い(笑)。リオックという肉食系の巨大コオロギを最強とする意見もあるんですが、やっぱり空を自由に飛べるのは大きな武器なのでオオスズメバチ最強説になってしまう。でも、個人的にはカブトムシであってほしいです(笑)。○愛する虫との向き合い方日頃フィーチャーされることの少ない昆虫の、知られざる生態に注目しているところが原作の魅力です。多くの人が名前を知らないような虫にも自分の身を守る能力がたくさんあります。それを人間サイズに置き換えたらどれだけの威力になるのか? 私がよく行く昆虫館にも原作者さんがよく来ていたと館長さんがおっしゃっていて、そうやってあらゆる方面からリサーチなさっているので、虫好きをうなずかせる知識、そして納得するキャスティングの虫が登場するんだと思います。知識を詰め込み過ぎると試験勉強みたいになってしまうので、"フィールド"を重視するのが私流の虫勉強法。昆虫を採集する森に出て、そこで出会った虫だと自然に覚えることができます。図鑑などの知識だけだと、そこには思い出がないのですぐに忘れてしまいます。とにかくたくさんの昆虫に出会い、それぞれと思い出を作ることを大切にしています。○続編に期待すること初めて実写化を聞いた時、原作での虫の機敏な動きをどうやって再現するのか気になりました。アニメ化でもギリギリできるのかどうか。そのくらい困難なことだと思っていましたが、映像を観た時にその迫力に圧倒されました。虫のサイズだから成立していたバトルがこんなことに! サバクトビバッタの山下(智久)さんのバトルシーンは必見です。映画は火星に行った初日からスタートします。原作はそれから先にどんどん進んでいて、もっといろいろな虫が出てくるので、勝手に続編への期待が膨らんでいます(笑)。原作に登場していない虫を考えるのが楽しいんですけど、結構いっぱい出てるんですよね(笑)。私もバグズ手術を受けたいんですが、生存確率30%に漏れてしまった人たちの行く末などが描かれていて、やっぱりリスクが高いことなんだなと。原作はキャラクターが死ぬまでに生い立ちがかなり描かれるんですが、映画はすぐに火星の話からはじまります。だからこそまずは映画を見て、次にdTV、そしてもう1回映画を見てほしい。それぞれのセリフや関係性が、dTVを見るとより理解できます。そういった意味でも、原作ファンの方々はdTVもチェックしておいた方がいいと思います。
2016年04月27日VOCALOMAKETSは、「VOCALOID4 結月ゆかり 純」の公式キャラクターMMDモデル『結月ゆかり純MMDモデル』を、情報共有サイトBowlRollにて配布開始した。価格は無料。同データは、有名ボカロPが集まった「VOCALOMAKETS」が監修し、しっかりとしたきれいな歌声を持つ女性をベースに制作されたボーカロイド音源「VOCALOID4 結月ゆかり 純」の公式MMDモデルとなっている。MikuMikuDance(樋口優氏制作)、およびその互換プログラムにて使用が可能だ。また、モデリングは「ままま氏」が担当しており、クレジット表記不要・改変可、個人・同人利用可とのこと。その他、利用にあたってのガイドラインはWebサイトにて確認できる。
2016年03月31日『魔法少女リリカルなのは』の高町なのは役、『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花役、『探偵オペラ ミルキィホームズ』の遠山咲役などで知られる声優の田村ゆかりが2月10日、公式サイトにて「田村ゆかり2016冬ライブ」の開催中止や、ラジオのレギュラー番組、Twitterアカウントの閉鎖などを発表した。公式サイトでは「田村ゆかりについての重要なお知らせ」と題し、「田村ゆかり2016冬ライブ開催」の中止、文化放送「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」・ネットラジオ「喫茶 黒うさぎ ~秘密の小部屋~」の終了、公式サイト「tamurayukari.com」のリニューアル、STAFF Twitterの閉鎖、オフィシャルファンクラブ「Mellow Pretty」運営会社の移管といった5つの事項を発表している。発表はキングレコード、オフィシャルファンクラブ、アイムエンタープライズの連名となっており、「ファンの皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解・ご了承賜りますようよろしくお願い申し上げます」と締めくくられている。また、今回の発表についての理由は記載されておらず、声優ファンからもさまざまな声が上がっている。
2016年02月10日"ゆかりん"こと田村ゆかりが全国11都市14公演という自身最大規模で開催したライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 Spring *Sunny side Lily*」の千秋楽である、6月28日・国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を収録したライブBlu-ray&DVDが、いよいよ明日11月25日に発売されるのを前に、その最新ライブ映像より「Pleasure treasure」の先行フル配信がスタートした。本商品の映像特典としては、ライブツアー各会場で演奏された日替り楽曲、ツアードキュメントに加え、ファン待望の「乙女戦士クルピヨン」の映像集を収録。また期間限定で「乙女戦士クルピヨン」のテーマ曲『乙女戦士クルピヨン』、『帰ってきたクルピヨン』の配信も予定されている。ライブBlu-ray&DVD「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE *Sunny side Lily*」は2015年11月25日の発売予定。価格はBlu-ray/DVDともに、9,250円(税別)となっている。
2015年11月24日"ゆかりん"こと田村ゆかりが全国11都市14公演という自身最大規模で開催したライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 Spring *Sunny side Lily*」の千秋楽である、6月28日・国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を収録したBlu-ray&DVDのトレーラー第2弾が公開された。本Blu-ray&DVDには、ライブ本編のほか、ライブツアー各会場で演奏された日替り楽曲やツアードキュメントに加え、ファン待望の「乙女戦士クルピヨン」の映像集が映像特典として収録される。また期間限定で「乙女戦士クルピヨン」のテーマ曲『乙女戦士クルピ ヨン』、『帰ってきたクルピヨン』が配信予定となっている。○「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE *Sunny side Lily*」第2弾トレーラーライブBlu-ray&DVD「田村ゆかり LOVE♡LIVE *Sunny side Lily*」は、2015年11月25日の発売予定で、価格は各9,250円(税別)。
2015年11月13日