歌舞伎俳優の市川海老蔵が8日、YouTube公式チャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」に出演し、自身がイケメンだと思う芸能人について明かした。この日公開された動画「アンチ、誹謗中傷について。お食事しながら話ます。」内では、イケメンの話題に。開口一番、親友で俳優の伊藤英明の名前を挙げた海老蔵は、「ガキのときから仲良いんだけど、英明と一緒にいると、こいつの顔ってよくできてるな~っていつも思うよ。良い顔してる」と大絶賛した。また、伊藤のほかに、「生で見て格好いいと思った人」として、奥田瑛二、木村拓哉、山下智久、水嶋ヒロなどを列挙。さらに、真田広之に関しては、「顔の次元が高い。次元が高いっていうのがちゃんとわかったのは、真田広之さん。こういう人が顔の次元が高いんだなと思った。顔の次元が高いって、なんかあるのよ」と熱く語っていた。
2020年10月13日歌舞伎俳優の市川海老蔵が8日、YouTube公式チャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」で、動画「アンチ、誹謗中傷について。お食事しながら話ます。」を公開。自身に向けられる批判について、持論を語った。幼少期から芸能界で活躍する海老蔵は、「子供のときとか、若い頃から言われ続けて」と、長年批判を受け続けてきたことを漏らしつつ、「俺は“徐々に”の免疫があった。16歳くらいから、徐々にやられてるわけ。例えば、彼女が出来てもやられるし、何もないことでも言われるし。でも、俺の場合は“徐々に、徐々に”なのよ」と冷静に分析。また、アンチや批判をする人に対しては、「結構ボロボロに言うやつもいるじゃない? そいつらのことを考えたの。『すげーこいつらファンだな。ありがたいな』って思った」と本音を吐露。加えて、自身の方が人間力や知名度が高いと考えたそうで、「何もかもそいつらより上じゃんって。そいつらに言われたところで、気にする時点でチーンだろって」「大好き過ぎて大嫌いなんだろうな。結局、それって好きじゃん。無興味じゃない」と思っていたことを明かした。一方で、最近は、SNSでの誹謗中傷が問題になっていることを挙げ、アンチや批判が、「さらにひどくなってる」「いきなりだとみんな耐えられないと思う」と以前とは異なる状況を危惧。「俺は免疫がすごくあるから、あんまり応えてない」としながらも、誹謗中傷を受けている人に対し、「真面目に真面目にやってきて、不倫とか。イメージが違うからバーンってなるわけじゃん。ああいうのはキツイと思う。免疫ない人は」と神妙な面持ちで話していた。
2020年10月12日2020年10月6日、歌舞伎役者の市川海老蔵さんがYouTubeチャンネルを更新。自身の恋愛観について語りました。海老蔵さんの妻でフリーアナウンサーだった小林麻央さんは、2017年6月に乳がんで逝去。3年経った現在も、海老蔵さんは父親1人で2人の子供を育てながら、歌舞伎の公演などを行っています。そんな海老蔵さんに、恋愛観について質問したスタッフ。海老蔵さんはドライブをしながら、本音を語りました。「恋愛はしたいけれど次の恋に進むには、ほかの人よりも時間がかかる」と説明した海老蔵さん。すぐには気持ちを切り替えられないといいます。恋愛してみたいけど…。やっぱり彼女と別れたりとか、離婚したりとかそういうことした場合は次のステップに行けるじゃないですか。でもやっぱりそういうこと(さきに旅立たれた)だから、俺の場合は…。なんかやっぱりピタっと切り替えられるか、いや、意外と思った以上に時間があるなって。EBIZO TV 市川團十郎 白猿ーより引用また、小林さんが亡くなってから3年が経過しましたが、「その時間は世間が感じるものとは違う」と吐露。しかし、先に進むように考えなければいけないと意識の変化を明かしました。(先立たれてから)3年じゃん、3年とちょっとじゃん。まだちょっとこう…。ずいぶん時間は経ったと思う。世の中の人が思うたったと、俺のたったとはちょっと違ってるから。でもやっぱり、そういうことも考えないといけないなというぐらいは思うようにはなった。EBIZO TV 市川團十郎 白猿ーより引用ほかにも「麻央は理想的な人だった」と、今でも小林さんに感謝し、愛が止まらない海老蔵さん。動画にはさまざまなコメントが寄せられていました。・悲しみは本人にしか分からないものです。麻央さんへの想いが尽きないことがよく分かりました。・恋愛は縁だから、急がなくてもいいと思いますよ。・麻央さんは本当に素敵な方だと思いました。海老蔵さんの愛は、きっと天国にいる麻央さんにも届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日女優の市川由衣(いちかわ・ゆい)さんが、2020年7月6日にインスタグラムを更新。3歳になる長男について語っています。市川由衣の現在は?明かした戸次重幸との結婚生活に「憧れる!」市川由衣、息子の成長に「誰に似たのか…」市川由衣さんは友人が出版した本『東大脳を育てる3歳までの週間』を紹介するとともに、今年で3歳になる長男の「おしゃべりが止まらない」と明かしています。 この投稿をInstagramで見る 市川 由衣(@yui_ick)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前4時07分PDT市川由衣さんは2015年に俳優の戸次重幸(とつぎ・しげゆき)さんと結婚。2016年に第1子となる男の子を出産しています。最近は寝る直前までしゃべっているという愛息子について「誰に似たのか…」と、含みを持たせてコメントしている市川由衣さん。するとファンからは「きっと旦那さん似ですよ!」「間違いなく戸次さんですね…」と、父親似であることを断言する声が続々と寄せられています。・子供の成長は早いですよね。そしておしゃべりグセはきっとシゲさんに似てしまったんだ!・パパに似てしまったか…。親子のコミュニケーションを楽しんでくださいね!!・それは確実に旦那さまでしょう!夫婦そろって大好きです!家族でおしゃべりを楽しむ、市川由衣さんと戸次重幸さんの姿を想像するだけで、ほっこり癒されますね。2人のこれからに注目です![文・構成/grape編集部]
2020年07月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2020年6月7日にInstagramを更新。娘である麗禾(れいか)ちゃんの顔写真を、SNSで公開しない理由を明かしました。市川海老蔵「麻央との約束を守っている」海老蔵さんには、妻である故・小林麻央さんとの間に生まれた子供が2人います。小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとはブログなどを通して、長男・勸玄(かんげん)くんの顔写真は積極的に公開していますが、麗禾ちゃんのほうは顔の部分にスタンプを付けたり、後ろ姿をアップしたりなど、顔を見せない配慮をしていました。海老蔵さんは、その理由について、次のようにつづっています。麗禾の事。なんでお顔隠すのですかー?という質問あります。本人は出してもいいよーと、テレビとかはどうしても出ますよね。でも麻央がSNSの時はなるべく隠してあげて、と言ってました。ただそれを守ってます。ebizoichikawa.ebizoichikawaーより引用 この投稿をInstagramで見る Ebizo Ichikawa 十一代目 市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 - 2020年 6月月7日午前4時17分PDT海老蔵さんは、麗禾ちゃんについて「どうして顔を隠すのか?」という質問があったことについて言及。生前の麻央さんに「SNSではなるべく顔を隠してあげて」といわれ、それを守っているそうです。麗禾ちゃん本人は「顔を出しても構わない」といっていることと、テレビ番組では顔を出した状態で出演していることから、ブログではごくたまになら顔写真を載せているとのこと。海老蔵さんの考えについて、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。・賛成です。予期せぬ形で悪用されたらたまりませんし。・麻央さんとの約束を守っている海老蔵さんが素敵です。・母として娘を守る麻央さんの、深い愛情が伝わってくるエピソードですね。・自分も娘を持つ母親です。麻央さんの気持ちがとても分かります。麻央さんは生前、1人の母親として娘の将来を考えて、海老蔵さんにお願いしていたのでしょう。その思慮深さと我が子を想う愛情は、確かに海老蔵さんに受け継がれています。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵(いちかわ・えびぞう)さんが、2020年6月3日に公式YouTubeチャンネル『EBIZO TV 市川團十郎 白猿』を開設。初回は息子の勸玄(かんげん)くんによる質問コーナーが行われ、ファンを喜ばせています。市川海老蔵、息子からの質問に「素晴らしいね!」動画では早速、長男の勸玄くんが登場。『パパに質問コーナー』と題し、自分で考えてきた質問を父親に次々とぶつけていきます。市川海老蔵ついにYouTube始めます!「毎日ジムに行きますか?」「何を食べたら強くなれるの?」など、さまざまなことを質問する勸玄くん。そんな息子の一生懸命な姿に、市川海老蔵さんは時折「素晴らしいね」と感心し、一つひとつ丁寧に質問に答えていきます。親子の微笑ましい様子を見たファンは「癒されました」「YouTube開設、嬉しいです」と大歓喜。「これからも見ます!」「チャンネル登録しました」といった声も寄せられています。・カンカン(勸玄くん)の質問、すごいですね!初回からクオリティが高い。・すぐさま登録させていただきました!これからも頑張ってくださいね。・親子のやりとりにほっこりしました。気付いたら、自分の顔がニヤけてた。市川海老蔵さんは同チャンネルの今後について、子供たちからのインタビューや歌舞伎、トレーニング、食生活などの情報を発信したいと話しています。これからの投稿にも期待ですね!市川海老蔵が『小林麻耶と再婚』というウワサは嘘!?息子と娘がインスタに登場小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとは[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日今年5月に市川團十郎白猿の襲名を控えた市川海老蔵が、1月31日(金)から3月1日(日)まで各地巡業で特別公演を行う。演目は『羽衣』と『勧進帳』。『勧進帳』は、七世市川團十郎が市川宗家(成田屋)のお家芸として選定した18演目「歌舞伎十八番」の内の一つで、天保11(1840)年3月に江戸河原崎座で初演。これを九世團十郎が洗練し、今日では歌舞伎屈指の人気演目となっている。物語は平安末期、壇ノ浦で平家を滅ぼすのに寄与した源義経だったが、その後生じた兄頼朝との不和を修復できぬまま、弁慶ら家来とともに都を落ち延びるところから始まる。山伏姿に身をやつして奥州を目指す途中、安宅(あたか)の関に差しかかるが、既に義経一行が山伏姿で逃げているとの情報があり、関守の富樫左衛門が通行を許さない。「東大寺再建の勧進(寄付金集め)のため」と目的を偽ると、「それならば、勧進帳(寄付募集の趣意や必要な金品・材料が書いてあるもの)があるはず」と迫られる。そこで弁慶が白紙の巻物を勧進帳として読み上げるシーンが有名だ。その後も富樫は弁慶に対し、仏法の心得がある真の山伏か確かめようと質問攻めにする。この「山伏問答」や、弁慶が豪快に花道を駆け抜ける「飛び六方」など、みどころ満載で最初から最後まで飽きることがない。能の『安宅』を基につくられているため、舞台は能楽堂を模し、背景は鏡板さながら松の大樹。「松羽目物(まつばめもの)」と呼ばれる様式美にも注目だ。囃子方がひな壇に揃って演奏する音楽も格調高く、心地よい。弁慶を演じる海老蔵は、これが海老蔵として最後の『勧進帳』となる。富樫は市川右團次。義経は中村児太郎が初役で勤める。その児太郎が天女の役の『羽衣』も能の同名作を舞踊化した作品で、駿河の国(今の静岡県)三保の松原に残る羽衣伝説が題材だ。浜辺の松に掛けられた美しい羽衣を見つけた猟師がこれを家宝に持ち帰ろうとすると、持主である天女が姿を現し返してほしいと願う。返してもらった羽衣を身にまとって優雅に舞う天女の幻想的な美しさ、能につながる幽玄な世界を、成長目覚ましい若手女方の児太郎がどこまで表現できるか楽しみだ。巡業先は、1月31日(金)から2月2日(日)まで名古屋・御園座、2月8日(土)・9日(日)に石川県こまつ芸術劇場 うらら 大ホール、2月10日(月)に石川・金沢歌劇座、2月14日(金)から23日(日・祝)まで京都・南座、2月26日(水)から3月1日(日)まで福岡・博多座の計5か所。いずれも上記2演目と、演者による「挨拶」がある。文:仲野マリ
2020年01月30日本日12月2日に初日を迎える東京・歌舞伎座の十二月大歌舞伎。昼の部ではトリプルキャストの『阿古屋』が話題だ。『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)』のハイライト「阿古屋」は遊君阿古屋が恋人・景清の居所を知っていて隠しているかを確かめるため、尋問の場で琴・三味線・胡弓の3曲を弾かされるという場面。阿古屋を演じるということは、おのずと舞台の上で実際に3つの楽器を自在に操れなければならない。そのため「女方屈指の大役」と言われ、20年以上、坂東玉三郎だけがこの役を担ってきた。昨年玉三郎が若手の中村梅枝と中村児太郎に稽古をつけ、舞台にも上げてから一年。今回もBプロは梅枝と児太郎が8日ずつ阿古屋を勤める。Aプロは初日と千穐楽を含む9日間で、阿古屋は玉三郎。Aプロでは梅枝と児太郎は『村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)』、Bプロでは玉三郎が『保名』を踊る。玉三郎が『保名』に出演するのは1993年の歌舞伎座以来、26年ぶりとなる。A・B共通の『たぬき』は市川中車主演。死んだと思ったが焼き場で息を吹き返した商家の婿養子・金兵衛は、家に帰らず妾と第二の人生を送ろうとするが、待っていたのは描いた青写真と違う未来。可笑しくもほろ苦い人情喜劇だ。夜の部の『本朝白雪姫譚話(ほんちょうしらゆきひめものがたり)』は、グリム童話『白雪姫』を翻案したもの。玉三郎が白雪姫で、鏡の精が梅枝、野分の前(継母)が児太郎という配役だ。2007年5月に歌舞伎座で行われた俳優祭でも『白雪姫』を上演しており、その時も玉三郎は白雪姫役で出演したことがあるが、今回は本格的な歌舞伎として作り直すという。夜の部もう1作品は、『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』。江戸時代に多分野で活躍した才人、平賀源内が「福内鬼外」のペンネームで描いた浄瑠璃の傑作で、渡し守頓兵衛の娘お舟の悲恋を描く。お舟を梅枝、お舟が一目惚れする義岑に坂東亀蔵、義岑の命を狙うお舟の父親・頓兵衛を尾上松緑が勤める。12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年12月02日鶴屋南北の怪談物の代表作、通し狂言『東海道四谷怪談』が9月の南座に登場。片岡愛之助、中村七之助、市川中車の豪華初共演で、関西では26年ぶりの上演となる。「南座新開場記念 九月花形歌舞伎」チケット情報初演は文政8年(1825年)、江戸中村座。当時は赤穂義士討ち入りの時代物『仮名手本忠臣蔵』の外伝として互いのエピソードを交互に上演することで、より時勢に翻弄される人間ドラマが浮き彫りとなり、階級社会の不条理や人間の業が際立つ効果をもたらした。その上で、『東海道四谷怪談』は毒を飲まされたヒロインお岩が、櫛で髪をすくたび毛が抜け落ちる有名な「髪梳き」の場面、戸板に縛られた男女ふたりの遺体をひとりの演者が早替えで見せる「戸板返し」、さらに恐怖をあおる演出「提灯抜け」など、歌舞伎ならではの仕掛けがたっぷり。エンタテインメント性溢れる歌舞伎入門編としても、今日まで不動の人気を集めている。「非常に生々しい人間の思いが描かれた、鶴屋南北ならではのキャラクター。七五調に流されない台詞も独特で、言葉から役の真意が伝わってくる」とは、ヒロインを邪険にする夫、民谷伊右衛門役の愛之助。塩谷判官(浅野内匠頭)の元藩士の娘お岩と結婚しながらも、後に藩取り潰しの背景もあり、敵対する高師直(吉良上野介)の家臣の孫娘お梅と再婚。刹那的に己の欲に生きる悪役だ。「同時にお梅が惚れるような素敵さも必要になってくる代表的な色悪。見得や立廻りではなく、存在自体で魅せるような重要なお役なので難しい」。一方、夫が犯人とは知らず、伊右衛門に父親殺しの仇討ちを頼み献身的に尽くすお岩役の七之助は、前半の役作りが肝になると言う。お岩は100%伊右衛門を愛していた。そこを前半でしっかり描くことで、裏切られたと知った後半からの爆発が生きてくる。『恥ずかしい』と泣くのは、武士の娘のプライドだと思います」。悲劇の背景にあるのは、上層部の事件以来一変した生活の貧しさだ。「お岩は産後の病で死にそうだし、子供は泣き叫ぶ。人間強くはないですから。伊右衛門のイライラは現代にも通じるものだと思う。お岩もあの時代、女ひとりが子連れで家を出ればのたれ死ぬほかない。殴られても伊右衛門に頼るしかなかった。その意味では全員に共感できるお芝居かもしれません」。七之助はその他、男女3役を演じ分ける。市川中車との三者初共演も話題の本作。近年、中車とは夫婦か恋人役が多いという七之助は、「目を瞑ってでも芝居のキャッチボールができる。今回は3人でどんな化学変化が起きるのか楽しみ」と笑う。愛之助は3人で物語を日々進化させたいと意気込みつつ、七之助の美貌にも触れる。「美しさと怖さは紙一重。視覚的な怖さはもちろん、人間の精神的な怖さも見どころのひとつです」。公演は9月2日(月)から26日(木)まで、京都・南座にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年08月27日7月19日、急性咽頭炎のために歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台を休演していた市川海老蔵(41)が復帰した。18日に松竹株式会社の公式サイトが、「市川海老蔵が復帰し、昼の部、夜の部ともに、通常通りの配役にて上演いたします」と発表した。本舞台は長男の堀越勸玄くん(6)との共演舞台。海老蔵が休演中も、勸玄くんは一人で舞台に立った。誰もが心配していた海老蔵の復帰に、歓喜の声があがった。《舞台復帰おめでとうございます 皆で素晴らしいお舞台 えいえいおー》《ひさしぶりに白塗りのお顔見れた 嬉しいです》《海老蔵さんお帰りなさい。適度な緊張感に包まれて楽しんでください》15日に海老蔵は、声が出なくなったことを理由に舞台を急遽休演した。その後、急性咽頭炎と病名が判明。18日に昼の部から復帰する予定だったが、病状が回復せず延期になった。17日のブログでは、《誠に申し訳ございませんが、あと一日。あと一日。お休みさせていただきます。誠に申し訳ありません。私自身の心は焦りと悔しさと行き場のない気持ちが交錯しています。が、お医者さんの意見に添いそれを理解しそうさせて頂くことにしました》とつづった。このように海老蔵は、ファンや関係者の気持ちを慮って体調の経過をこまやかにブログで報告している。19日に更新したブログでは《よろしくお願いします。みんなからはもっと休んで良いのだよと優しい言葉もらいます。有難い》と感謝の気持ちとともに、復帰の意欲をみせた。いっぽうで、依然として海老蔵を心配する声もあがっている。《無理してませんか、きっと申し訳ないという気持ちが高く少し頑張って出てませんか》《もっとゆっくり休んでいただきたい。でも、舞台の成功を心から祈っております》《もっと休んでいいんだよー 海老蔵さん責任感半端ないって》さらに歌舞伎役者の片岡孝太郎(51)も、19日に更新したブログで海老蔵を心配する気持ちをつづった。《早くないかなぁ、彼は人一倍身体や食事に気を使うにんげんですが今回の配役、本当に大変です。勿論ご自身で決めた事ですが、せめて明日から数日は夜の部だけにして頂けたらと勝手に心配しています》本公演は28日の千穐楽まで続く。一日も早く全快になることを祈るばかりだ。
2019年07月19日1月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が、東京・歌舞伎座で会見を行った。そこで、’20年に「市川團十郎」を十三代目として襲名することを発表した。また長男の堀越勸玄くん(5)が、八代目「市川新之助」を襲名することを発表。”親子W襲名”を知らせる会見を終え、海老蔵がブログで心境を告白した。会見では、「歌舞伎界におきまして大きな名跡でございます。この上は己の命の限り、懸命に歌舞伎に生きてまいりたい所存でございます」と語った。また、勸玄君は「このたび、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。海老蔵は会見終了後、『なんとか』と題したブログを更新。「発表、なんとか、無事に終わりました」と発表を終えたことを報告。続いて「皆様ありがとう御座います。そしてよろしくお願い致します」と呼びかけた。また、朝の情報番組では生放送で会見を放送され、海老蔵は各番組の会見画像をキャプチャーし、ブログに投稿していた。これには1万5千を超えるいいね!と700を近いコメントが寄せられた。ファンは「襲名発表おめでとうございます」「麻央さんも喜んでるでしょう」という祝福のコメントや、「カンカンて呼べないくらい素敵なご挨拶でした」「かんかんとても凛々しく堂々としていて涙が出てきてしまいました」と勸玄くんへの称賛の声もみられた。
2019年01月14日宮崎駿監督(77)の映画でおなじみ「風の谷のナウシカ」が歌舞伎作品になると12月12日松竹が発表。来年12月、東京の新橋演舞場で上演する。各スポーツ紙によると主人公で風の谷に暮らす少女ナウシカを尾上菊之助(41)が、同盟国トルメキアの皇女クシャナを中村七之助(35)が演じ、さらに尾上松也(33)、坂東巳之助(29)、尾上右近(26)も出演するという。宮崎作品にとって初となる歌舞伎作品。Twitterでは期待を込めた驚きの声が上がっている。《歌舞伎でナウシカ……!?歌舞伎らしいアレンジが加えられるのだろうなというところまでは想像できても、どう表現されるのかが全く想像つかない……!!》《ユパさまの動きは確かに歌舞伎的だと思った》《やっぱり途中でいきなり風の谷に源義経が出てきて「さしたる用もなかりせば、これにて御免」と引っ込むんだろうか》いっぽう同作といえば巨大な虫・王蟲がおなじみ。王蟲は有毒な菌類の樹海に住む“蟲”(むし)と呼ばれる生命体の一種で、人間と会話することもできる。その異様な姿形から、観客の胸に強く印象付けられている王蟲。“歌舞伎”で“虫”ということで、ネットでは「王蟲役は市川中車こと香川照之しか考えられない!」といった声が上がっている。《王蟲はカマキリ先生(香川照之様)でお願いします!!!!》《とりあえず、香川照之(中車)の出演は決定だな》《本人もノリノリな図しか浮かびません》さらに香川には、こんな期待の声も。《ワイヤーで吊られて宙を舞う王蟲姿の香川照之さんの姿しかイメージできない》《王蟲どころか蟲役が全部香川照之》《香川照之王蟲「きしゃー!うおおおんうおおおん」》蟲役でも名演を残すか?
2018年12月12日女優の市川紗椰(31)が、ロックバンド“BST”を絶賛したことでなぜか炎上している。マニアックに趣味を突き詰めることで知られる市川。『週刊プレイボーイ』では「ライクの森」と題したコラムを連載中だ。11月26日号のコラムでは“BST”というロックバンドの魅力を熱弁。『市川紗椰が語る“BST”の魅力「韓流アイドルグループの陰に隠れている不運なバンドです」』というタイトルでヤフーニュースにも配信された。すると、コメント欄が荒れ模様となってしまったのだ。《被爆者を嘲笑する原爆Tシャツ。日本人として絶対に許せません。ファンの若い人達は少しは歴史を学んでみたら如何かと思います》《原爆を肯定する様なTシャツを、平気で意図的に着ていた事が問題である。日本人としては到底容認出来る行為ではない》コメント欄には韓国のアイドルグループ“BTS”への非難が並んだが、市川が絶賛したのは‘60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド“Blood,Sweat&Tears”。略して“BST”だ。コラムでも市川自身が「防弾少年団という韓流アイドルグループの曲で同名のタイトルのものがある」「しかも、防弾少年団の略称が『BTS』だったりもするので、かなりややこしい」と、BSTとBTSが紛らわしいことも説明している。コメント欄では《かわいそうなくらいみんな勘違いしている…こっぱずかしい…》《記事を読まないでコメントしてる人多すぎ》と苦言を呈する声も上がっていた。
2018年11月24日「最近、香川さんが親しい仲間に『お付き合いを始めた女性がいる』と打ち明けていたそうです。交際はもう4カ月ほどになると聞いています」(香川の知人)歌舞伎役者・市川中車としても活躍する香川照之(52)。CA妻(47)との離婚から1年9カ月、新恋人・A子さんの存在が――。「2人の出会いはA子さんが勤務する銀座の高級クラブ。親しい仲間とともにその店を訪れた香川さんは、以前から歌舞伎に興味があった彼女と話が盛り上がり、それで惹かれ合ったようです。A子さんは30代前半で、永作博美さん似の癒し系の美人。細やかな気配りができ、お店でもNo.1を争う人気ぶりです」(同前)9月中旬、平日の深夜0時半、東京・銀座。勤務を終えたA子さんは店から早歩きで最寄りのタクシー乗り場へ。約10分後、着いた先は、都内にある香川の自宅マンションだった。慣れた様子で、そのままエントランスの中へ……。再びA子さんがエントランスから出て来たのは、朝7時前。タクシーを拾うと、車で10分ほどの彼女の自宅へと帰って行った。香川はそれから3時間半後、自宅マンションから都内の仕事場へ向かったのだった――。香川が市川中車を襲名した12年、8歳だった香川の長男も市川團子(14)を襲名し、父子で初舞台を踏んでいる。香川は妻に“梨園妻”の役割を求めたが、「余りに突然の“梨園妻”の重責や舅・猿翁の介護問題等の理由で」(同前)、14年夏に夫妻は別居。香川は家族で暮らしていた都内の自宅から現在のマンションへ引っ越した。16年12月、離婚が成立。香川は報道陣の前で神妙な面持ちで「私の力不足でこのような結果になりました」と唇をかみしめた。「最近、A子さんは和服の着こなしが上手になりましたね。以前よりも、歌舞伎を見に行く機会も多くなりました。梨園の人との接点を増やして、積極的に歌舞伎について学んでいる様子が見受けられます。香川さん自身もかねてから、『再婚するのであれば、“梨園の妻”を進んでやってくれる女性を』と強く思っていました」(梨園関係者)A子さんの自宅泊から4日後の昼過ぎ、自宅前で、迎えの車に乗り込む香川を直撃した。――A子さんとお付き合いしていますよね。「A子さん……誰ですかね?」“稀代の名役者”である香川はそう言ってドアを閉め、そのまま車は走り去ってしまった。香川の所属事務所にもA子さんとの自宅泊についてコメントを求めたが、回答は得られなかった。「中学生の團子くんは声変わりをして、年齢的に今は歌舞伎の役をつけづらい時期なんです。高校生になれば、できる役は格段に増えていきます。香川さんとしては、それまでには身を固めて、夫人が香川さん父子、そして澤瀉屋を支えてくれれば、というのが理想だと思います」(同前)團子の未来を担う“梨園妻”の大役。A子さんは香川の期待に応えられるのだろうか――。
2018年09月25日八月納涼歌舞伎が開幕。初日に先駆けて、一部演目の舞台稽古が公開された。【チケット情報はコチラ】中でも第一部の『心中月夜星野屋』は、上方落語『星野屋』をもとに小佐田定雄が脚本を書いた注目の新作。元芸者のおたか(中村七之助)は青物問屋の照蔵(市川中車)に囲われているが、照蔵から、相場で失敗したとして別れ話を切り出され、思わず心中の約束をしてしまう。実際には死ぬ気などさらさらないおたかは母・お熊(中村獅童)の入れ知恵で、照蔵だけ橋の下に身投げさせるが……。照蔵は芝居好きの旦那という設定ゆえ、様々な歌舞伎の型が取り入れられ、文字通り芝居っ気たっぷり。おたかと照蔵の、狐と狸の化かし合いさながらの演技合戦も見もの。また、照蔵のおたかへの愛想づかしは、青物問屋だけに「きゅうり」や「ねぎ」などの名が次々飛び出す“野菜づくし”。落語のサゲとはまた違う、歌舞伎ならではの幕切れにも注目だ。このほか、第二部からは、中村扇雀扮する俳諧師・宝井其角が中村歌昇扮する船頭の漕ぐ舟に乗って隅田川で遊び、坂東彌十郎扮する大尽らと交流したり、雨乞いの句を詠んで見事に雨を降らせたりと、夏らしさあふれる『雨乞其角』、第三部からは、松本幸四郎の源五兵衛と中村七之助の小万と中村獅童の三五郎の愛憎劇に四谷怪談や忠臣蔵の要素が絡む『盟三五大切』が披露された。囲み会見では、扇雀が「新しい作品、珍しい作品も目白押しで面白いお芝居が並んでおりますので、ぜひ、足を運んで納涼気分になっていただきたい」、彌十郎が「皆で一丸となり、猛暑が涼しくなるくらいの“熱さ”で頑張ります」と爽やかに意気込んだところで、幸四郎が「一部二部三部の全てに出させていただきます。オジサン達に負けずに我々“若手”も頑張ります!」と笑いを誘い、市川猿之助が「『東海道中膝栗毛』をまたやりますが、今回は初めて幸四郎、猿之助のふたつの名前で弥次さん喜多さんができることを嬉しく思っています」と笑顔を見せた。また、獅童は「納涼歌舞伎といえば(中村)勘三郎のお兄さん、(坂東)三津五郎のお兄さんがお作りになり、歌舞伎ブームを巻き起こした公演。我々も負けずに全身全霊で勤めたい」、七之助は「一部二部三部ともに違ったかたちの良い狂言立てになったと思っておりますので、ぜひ会場に足をお運びください」、中車は「『東海道中膝栗毛』で初めて早替りを致します。人がいないので早替りをと言われ、蓋を開けてみると舞台が大渋滞するくらい人がいました(笑)」。市川右團次は「納涼歌舞伎は一昨年初めて出させていただき、まだまだ新参者。長い歴史の納涼歌舞伎を支えてこられた先輩方の足を引っ張らないように頑張ります」と、それぞれ思いを語った。公演は8月27日(月)まで、東京・歌舞伎座にて。取材・文:高橋彩子
2018年08月13日女優の藤原紀香(47)の夫で歌舞伎役者の片岡愛之助(46)が、8月6日からインスタグラムをスタートさせた。すでにブログはファンの間ではおなじみだが、愛之助はインスタ開設の意図についてブログで「また違った新しい角度から、六代目 片岡愛之助を伝えていきたい」と説明している。紀香は9日、「ちふれグループ」の化粧品ブランド「HIKARIMIRAI」の初代ミューズに起用。都内で行われた発表会に出席した。各スポーツ紙によると愛之助のインスタについて聞かれ、「私も“ミライ”にやろうかな」とブランド名にかけて意欲を見せたという。また俳優の香川照之(52)も9日夜、自身の公式ツイッターを開設。「八月納涼歌舞伎初日です」とつぶやき、「市川中車」として出演する舞台についてPRした。さらには長男・市川團子(14)との2ショットと披露。アイコン画像はNHK-Eテレの冠番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」でおなじみの「カマキリ先生」写真を採用。11日昼すぎ時点でフォロワーは27万人を突破している。「愛之助さん、香川さんともに、歌舞伎俳優の枠を超えた人気と知名度を持っています。2人がSNSでどんなことを発信するかは興味津々。今後、ネットニュースで大いに話題になりそうです」(芸能記者)とはいえ2人とも、発信する内容には慎重にならざるを得ないようだ。「2人とも歌舞伎界の“本流”ではないため、その人気への嫉妬心からの心ない声も聞こえてきます。もし炎上などしようものなら、さらに“逆風”が吹き荒れることに。結果、梨園での立場が悪化しかねないリスクもあるのです」(演劇担当記者)うまくいけばさらなるファン獲得にもつながるSNS。それだけに、注意しながら活用してほしい。
2018年08月11日現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつが17日、東京・東銀座の東劇で行われ、市川染五郎、市川團子が出席した。シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつに出席した市川團子、市川染五郎(左から)歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ"シネマ歌舞伎"の最新作となる本作は、染五郎は父の市川染五郎(現・松本幸四郎)と、團子は父・市川中車(香川照之)とそれぞれの親子が共演を果たした話題作で、歌舞伎座で大事件に巻き込まれた弥次郎兵衛(市川染五郎※現・松本幸四郎)と喜多八(市川猿之助)のコンビが奇想天外な謎に挑む、というストーリーだ。舞台あいさつには松本幸四郎の息子・市川染五郎と香川照之の息子である市川團子が登壇。父の日ということで、父のことを「変」という一言で表現した市川染五郎は「変な人ですよ。ポテトチップスを野菜のように食べて。もう数え切れませんね」と苦笑いを浮かべれば、香川照之について「昆虫の心を理解している」とフリップに書き記した市川團子は「家に入って手を洗うじゃないですか。洗面所に昆虫の本が置いてあるんです。リビングにも昆虫のものが置いてあったり台所にもあって、ずっと昆虫ばっかり見ていてお父さんのことが思い浮かびません」と明かして会場の笑いを誘った。そんな彼らはそれぞれの父と同舞台で共演している。市川染五郎が「父は挑戦という言葉が似合う役者。代々挑戦している家なので、それを引き継いですごいなと思いました」と語り、同舞台で父・香川照之と初共演を果たした市川團子も「その時の芝居を見て、すごいと思いました。それに最近は『ゆれる』という映画を見て、感情を露わにしてすごい演技をしているなと思いました」と香川の演技を絶賛した。夏芝居の風物詩として好評を博してきている『東海道中膝栗毛』。同シリーズの最新作が今年の夏も上演されるが、今年は歌舞伎座で松本幸四郎、市川染五郎、市川中車、市川團子の4人が同時に歌舞伎座史上初めての宙乗りにチャレンジする。市川染五郎は「去年父がしているところを見て、2人(市川團子と)で近い内にしたいねと話していたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せれば、宙乗り自体初めてとなる市川團子も「宙乗りは憧れだったので、それを早い歳でやらせてもらってありがたく思っています」と夏の公演が待ち遠しい様子だった。
2018年06月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)がブログを更新。シンガー・ソングライターのさだまさし(65)からバレンタインに贈り物が届いたことを報告し話題となっている。 海老蔵は2月11日にブログを更新。昨年6月に亡くなった妻・麻央さんが2017年2月13日に投稿したブログについて触れた。麻央さんが綴っていたのは、さだからバラの花束をもらったという思い出。海老蔵はブログで、バレンタインデーに男性から花束を渡すことについて「わたしが麻央にしてあげられなかった事です」とさだに対して感謝の気持ちを述べた。 15日に「さださん」と題した記事では、「私の家にバレンタインに花束が届いた最初は何方からかは分かりませんでした」とし、ピンクのバラの花束の写真を投稿。その後、「さだまさしさんからでした」と贈り主を明かした。 「麻央と同じ花だ…」と涙ながらに花束に顔をうずめている写真をアップし、「あーーーありがとうございます。ありがとうございます涙」と感謝の気持ちを伝えた。 これに対し「さだまさしさん……言葉になりません。凄いなみだしました。海老蔵さん素敵ですよね」「さださん素敵過ぎます 昨年は麻央さんを励まし、今年は海老蔵さんを励まし、なんて素敵な方なのでしょう」とさだへの称賛の声のコメントが寄せられている。
2018年02月16日実に27年にわたって続く、フジテレビが贈る「中村屋ファミリー密着ドキュメント」。17作目となる今回は、4歳と6歳になった“小さな中村屋”の成長がたっぷり詰まった300日を追う「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」を放送する。今年2月、愛らしくも凛々しい「二人桃太郎」の姿で感動の涙と笑いをもたらした、中村勘九郎の2人の息子たち。この小さな“中村屋”と、勘三郎亡き後の歌舞伎界を引っ張り奮闘する勘九郎・七之助兄弟を追った「密着!中村屋ファミリー」ドキュメンタリーの第17弾。独占密着で知られざる“中村屋”が明らかに見どころは、勘太郎、長三郎の凛々しくも愛らしい成長ぶりと、日本中に残る“芝居小屋”の美しさ、そして、その舞台に立つという勘三郎さんの強い意思を受け継ぎ躍動する勘九郎・七之助兄弟、さらに勘三郎さんが愛し育てたお弟子さんたちの活躍ぶり。まず独占密着の中で映し出されるのは、幼い中村屋の2人、まじめで頑張り屋の兄・勘太郎と、マイペースな弟・長三郎の間に勃発する兄弟ケンカ。常に中村屋のムードメーカーでもある2人が、いま再ブームになっている荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を流すと、父・勘九郎&叔父・七之助も踊り出すというお茶目なシーンも。そのほか、七之助が46歳で歌舞伎の世界に飛び込んだ市川中車(俳優・香川照之)と食事に行った際に、どちらがごちそうしたかについてある裏話を披露するなど、ここでしか見られない歌舞伎俳優や、中村屋ファミリーの素顔が盛りだくさん。また、いつも子どもたちを見守る母・前田愛が、息子のこと、夫・勘九郎のことを語るなど、貴重なインタビューも必見。勘三郎さんの死から5年、歌舞伎界の次世代を担う勘九郎&七之助兄弟と、勘九郎の幼い息子たちの300日に密着していく。前田愛、子どもを見守る母親としての思いとは…前田さんは初舞台のときの勘太郎さんをふり返り、「初日が開いてから、1週間くらいは毎晩泣いていました。『もっと稽古したかった。どうしてもっと稽古できなかったんだろう』と言って、泣いている姿を見て、悪いことしたなあと思いました。自分がここまでやったんだって、思えるようになってから出してあげたかったなと思って、私も凄く反省して。何も声をかけられないんですよね、そういうときは」と、母としての葛藤を感じながらも、その成長を見守った様子。それでも「1週間くらい経ってから、ピタッと言わなくなったんです。あ、今日泣かない、 自分の中で何か乗り越えたなっていう感じで、毎日のことが自信につながってきたのかな。だから良かったと思って、それはすごく驚いたことでもありました」とも語る。また、中村屋一門を率いる勘九郎さんと七之助さんの姿については、「お父さんが命がけで作ったものを絶やさないように2人で一緒に悩んだり苦しんだりしてきている同士のようで、すごくグッとつながっている感じがいつもするんですよね。ケンカもあるだろうし、何かを作り出すときは、そんなことはしょっちゅうだと思うんですけど、2人の強い絆を感じます。勘太郎と長三郎にも、そういう風に育ってほしいなぁとすごく思います」と明かしている。演出・松木創氏(共同テレビ)は「長い間番組を作り続けてきた中でただ一度だけ、放送後に勘三郎さんから間違っていると諭されたことがあります。縁の下で歌舞伎界を支えるお弟子さんについて、ナレーションで“生涯、主役を務めることは叶わない”と表現したときのこと。勘三郎さんから『そういった歌舞伎の慣習は変えていくつもりだから止めてくれ!』と言われました。勘三郎さんが亡くなった日の口上で、歌舞伎の歴史上初めてのことだと思いますが、勘九郎さんは中村屋一門全員の名前を挙げました。芝居の技術だけではなく精神もしっかりと受け継がれる様に深く感銘を受けました。我々の番組もその精神の元に作っているつもりですし、今作もそのテーマを深く扱っています」と、本作に込めた思いを明かしている。勘九郎&七之助、父・勘三郎の思いつなぐ中村屋の300日2017年2月、歌舞伎座・千穐楽。重たい桃太郎の鎧衣装を身に纏い初舞台を務め上げた、中村勘九郎の2人の息子・勘太郎6歳と長三郎4歳。「もっと舞台に立ちたい!」という勘太郎。一方、長三郎は「もう出ない…」と、まさかの引退宣言!? 周囲を驚かせる可愛いひと言から、今回の密着ドキュメントは始まっていく。4月、その父・勘九郎と、叔父・七之助兄弟は亡き父・勘三郎が作り上げた「赤坂大歌舞伎」で気鋭の演出家・蓬莱竜太と組み、新作歌舞伎に挑戦。幼い息子たちの成長とともに、自らもさらなる高みを目指す。中村屋一門にとっての今年の大勝負は6月。巨大プロジェクト「平成中村座」を8年ぶりに名古屋城、かつて勘三郎が大坂城に出現させた伝説の大舞台を彷彿とさせる場所で行う。そして代々、中村屋が大切に演じてきたお家芸「お祭り」と「仇ゆめ」を見事に演じ切った。長男・勘太郎の大勝負は8月。歌舞伎座・八月納涼歌舞伎の大舞台で、単独で10分間舞い続ける舞踊「玉兎」に挑戦。また10月、“引退宣言”をした次男・長三郎も、なんとわずか4歳で1人だけでの舞踊に挑戦。“つけ打ち”を買って出て応援する勘太郎。しかし…あることを巡って兄弟ゲンカが勃発!そんな幼い2人を支えるのが母である勘九郎の妻・前田愛と、亡き勘三郎の妻・好江さん。厳しくも愛情たっぷりに接する母と祖母、2人の女将さんも“小さな中村屋”に心血を注いでいく。そして迎えた11月。中村屋は日本全国の残る古い芝居小屋の巡業に旅立つ。この公演で勘九郎・七之助兄弟は、父・勘三郎が愛した芝居小屋の人々との感動の再会を果たすことに。12月、1年を締めくくる京都公演。勘三郎がこの世を去った2012年12月5日も、勘九郎と七之助は舞台に立ち続けたあの地。万感の思いを込めた京都の舞台で、試練を乗り越え大きく成長した新しい中村屋が躍動する――。「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」は 12月22日(金)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月21日松本幸四郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、市川左團次、片岡秀太郎、中村歌六、中村雀右衛門、中村又五郎、尾上松緑、市川猿之助、尾上松也らが出演する歌舞伎座「六月大歌舞伎」。昼の部は『名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)』『浮世風呂(うきよぶろ)』『御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)弁慶上使』、夜の部は『鎌倉三代記(かまくらさんだいき)』『曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵』『一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)』が上演される。歌舞伎座六月大歌舞伎 チケット情報今回、『名月八幡祭』の船頭三次、『浮世風呂』の三助政吉、『一本刀土俵入』のお蔦を演じる猿之助に話を聞いた。四代目市川猿之助の襲名披露公演「松竹大歌舞伎」(2014年)以来、お蔦を演じる猿之助。「(お蔦は)好きな役なので、『一本刀土俵入』ができることが嬉しい」と語り、今回「高麗屋のおじさん(幸四郎)とできるってことが嬉しい。もうすぐお名前変わられちゃうから」(幸四郎は2018年に二代目松本白鸚を襲名)と感慨深げに話す。大阪公演(2001年)での七世芝翫のお蔦を見ていた猿之助に芝翫のお蔦の魅力を尋ねると「薄情なところがいいでしょ。親切だけど情があっちゃダメな役だから。それがだんだん時代が変わって、わが身の不幸さと茂兵衛を重ね合わせちゃってそこに情が移って…っていうのは現代的な解釈。片方は全く覚えてないのに、片方はそれを一生覚えてて恩返しするっていうのが大事なとこ」と改めて解説した。『名月八幡祭』は初役となるが「(縮屋新助を演じるのが)松緑さんだから、ぜひ出たいと思って」と笑顔。初役に対して「この前、(三次を演じた事がある)竹三郎さんが、四世菊次郎さんから言われた小道具の扱いとかそういうポイントを教えてくれた」と明かす。歌舞伎座では約16年ぶりとなる『浮世風呂』は「この時期のものだからね。ちょっと季節感を出そうと思って」と猿之助の提案だったそう。なめくじ役をかつては自身も演じており「なめくじはいい役ですよ。本当は僕はなめくじのほうがいいんだけど、やっぱり主役の三助をやらなきゃいけない」と笑う。取材後、「あっという間に6月ですよ!」と猿之助。5月には大阪松竹座公演で宙乗り通算1000回を達成し、10、11月にはスーパー歌舞伎II『ワンピース』と続く。「六月大歌舞伎」ではどのような姿をみせてくれるのか期待が高まる。公演は、6月2日(金)から26日(月)まで東京・歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2017年05月16日歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が7日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)と一緒に朝食を食べたことを報告し「嬉しいです」と幸せを噛みしめた。 『いいじかん』というタイトルで更新された記事では「まおと話しながらストレッチ。(中略)まおの今日みた夢が爆笑でした」と夫婦でゆったりとした時間を過ごした様子。 つづけて、いっぱいの小鉢料理と鍋の写真を公開し、「今日は並んで朝ごはん。嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを綴った。 ブログの読者からは「麻央さんの体調が良さそうで安心した」「素敵な時間ですね!」とコメントが寄せられている。
2017年03月07日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』の密着取材を受け、妻・小林麻央の病状について「今だから言えるけど、今年の夏は本当に無理だと思っていた」と覚悟していたことを、昨年10月に明かしていた。現在乳がんで闘病中の麻央は、この時、局所コントロールのための手術を実施。当時、取材を受けた海老蔵は「言っちゃえば絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら今年(2016年)の3・4・5月でたぶんダメだった。なんとか綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとは思わなかった」と、奇跡の回復で手術を受けることができたと強調した。ただ、「ここから普通のガン(患者)の人としての戦いが始まるという感じ」と、長い戦いへの心構えも持ち合わせていた。同番組では、昨年6月に麻央の乳がん公表した海老蔵が、記者会見場に向かう車の中にも密着し、「(麻央に)『ごめんね』って言われたけど、関係ないよね」と語る場面も。会見場の控室では「麻央と子供のことが心配だよね。そこなんだよね…」と、公表することへの懸念を漏らしていた。それでも、2週間後に長野・志賀高原へ子供たちと訪れた際には「あの会見を開いて、私自身が変わったかな。麻央も集中できるし、私自身も堂々としていられる」と前向きに捉える姿があった。一方で、長女の麗禾(れいか)ちゃんは状況を理解しており、「清算できない悲しさ」があるという海老蔵。「何もないときに『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてたりするんで、抱きしめて『ごめんね』って言うしかないですよね。そしてずっと抱っこしていると、彼女の方が僕よりも大人なんで、パパが気を使っちゃってるなって理解して、落ち着くわけですね」と、苦しい胸の内を紛らわせるかのように、笑顔で語っていた。
2017年01月10日全編独占の貴重な密着映像で市川海老蔵一家の家族の絆と夫婦の愛を描くドキュメンタリー「市川海老蔵に、ござりまする」が1月9日(月)今夜日本テレビ系でオンエアされる。元「NEWS ZERO」キャスターで現在は海老蔵さんの妻となった麻央夫人との出会い以来、海老蔵一家を追ってきた日本テレビの海老蔵取材班によるドキュメンタリー第4弾となる今回は、昨年6月の麻央さんのがん報道と記者会見、その後の試練の中でひたむきに家族を守り続ける海老蔵さん、そして家族の姿にフォーカスする。結婚以来、海老蔵さんを追い続けている密着取材班にも病を隠し続けた海老蔵さん。そのとき家族に何が起こっていたのかを新たに明らかになった事実をもとに検証。記者会見に向かう車内で「ずっと誰にも言ってなかったからね」と初めて取材班に向けて語った真実。激動の「記者会見の日」の裏側がいま明かされる。さらにこれまでカメラの前では多くを語ってこなかった海老蔵さんが、妻・麻央さんへの思いや夫婦の「絆」、家族を守るための「決意」などを番組だけに語ったロングインタビューも。そして昨年夏、子どもたちと過ごす時間を大切にしたいと願い、舞台の上とは全く違う“育メン”として親子で散歩や食事、お出かけの日々を過ごした、襲名以来初の1か月に及ぶ長期休暇の様子や、その一方で2月のUAE(アラブ首長国連邦)、3月のニューヨーク・カーネギーホールでの自主公演など、歌舞伎を文化として根付かせようと奮闘する海老蔵さんの異国の地での新たな挑戦など、海老蔵さんの2016年を多角的に取材した映像は必見。また麻央さんががん闘病を公にしてから初めてカメラの前で海老蔵さんへの思いを語る。このインタビューは麻央さん自らの提案で、1月4日、麻央さんが入院する病室で行われたもの。また番組では海老蔵さんが入院中の麻央さんをサポートする様子など夫婦の現在の日常も紹介するという。「市川海老蔵に、ござりまする」は1月9日(月)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年01月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日11日にAbemaTVで配信された、歌舞伎俳優・市川海老蔵の12時間密着生番組『有名人1日ガチ生放送 市川海老蔵』が、視聴数125万を記録した。これは、インターネットテレビ局・AbemaTVの本開局記念特番として配信されたもので、京都で公演中の海老蔵に、11日正午から12時間にわたって完全密着。舞台『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』の模様に加え、その楽屋への潜入、八田亜矢子による観客や市川九團次、大谷廣松、片岡市蔵ら共演者のインタビューなどで、番組は進行した。舞台が終わると、AbemaTVを展開するサイバーエージェントの藤田晋社長と夕食。「『舞台を生中継したい』という熱い思いがあった」と振り返りながら、ネットを通じて舞台が生中継され、スマートフォンから鑑賞することもできたことで、若年層に向けての大きなアピールになったと歓喜した。途中には、妻・小林麻央からLINEでメッセージが届く一幕も。それに対して、海老蔵は「麻央見てる~?」と画面越しにデレデレしながら、メッセージを送った。海老蔵は、目標視聴数を100万と掲げていたが、配信中に見事達成。記念に、100年物で100万円するワインでお祝いしたが、放送終了時刻より30分早く解散してしまい、急きょ"市川AB蔵"ことレイザーラモンRGの配信に切り替え、視聴者からのさまざまなリクエストに「あるあるネタ」で30分間つないだ。その後、エンディングに海老蔵が再登場。配信中に約6,000件のコメントが集まったことが明かされ、最後に海老蔵が、この生配信番組の第2弾を実施することを発表した。(C)AbemaTV
2016年04月12日『あなたの「治る力」を引きだそう』(市川加代子著、あさ出版)は、著者が日ごろから行なっているという自然療法「市川式恢復(かいふく)療法」についてのガイドブック。耳慣れないかもしれませんが、市川式恢復療法の基本的な考え方は次のようになるそうです。・体に設計ミスはない・体は「治る力」を秘めている・どんな病気に対しても例外ではないつまり病気を治すのは、薬でも医者でもなく、自分自身だということ。もっと詳しくいえば、自分のなかで眠っている「治る力」を引き出すことによって、病気は治るというのです。そんな市川式恢復療法には、10種ものメリットが。■市川式恢復療法のメリット(1)知っていれば、いつでもできる使用するのは生姜や豆腐、こんにゃくなど、身近にあるものばかり。それらがあれば、昼夜を問わず行えるといいます。(2)どんな病状でも使える体調の改善、治癒が期待できるそうです。(3)害がないすべて自然のものを使用するため、副作用の心配もなし。(4)安価である基本的に、使用する野菜やサラシを買う費用だけでOK。(5)おぼえたら、小学生でも行なえる過去には、4歳で行なった子もいたのだとか。(6)体のことがよくわかる体調を観察することが必要なので、おのずと自分の体に対する理解が深まります。(7)家族、友人間で行なえば、つながりが深まる手でなでたり、さすったりするので、無理なくスキンシップができるということ。(8)実践すると治癒力が増進される体力が早く恢復するなど、予後がよくなるのだといいます。(9)自分への信頼、体へのいたわりが強くなる「治る力」を実感するほど、自分の体を信じるようになるそうです。だからこそ「大切にしよう」という気持ちも強くなり、さらに健康になることに。(10)権威や情報に振り回されず、自分で方向性を見い出せる自分で行ない、自分で治すことを体験することで、自分の判断によって、的確に体を扱うことが可能に。使い方を学ぶ必要があったり、手間ひまのかかるものもあったり、根気とやる気が必要だったりもするものの、これなら効果が期待できそうです。でも、具体的にどのようなことをするのでしょうか?■いちばんの近道は半身浴!市川式恢復療法の実践方法はさまざまですが、すべてに共通する鍵があるのだそうです。それは、体を芯から温めて、不要物を出す力を高めること。そして、なかでも著者が最初にオススメしているのが半身浴。なにも特別なものを準備する必要がなく、体の負担も軽く、それでいて血液循環をよくする効果は抜群だといいます。(1)風呂をぬるめ(38~41度)に沸かします。水位を低くするか、浴用の椅子を沈めるかして、入ったときに水位がみぞおちからへその間くらいにくるように調整します。(2)途中で飲むための水やお茶を用意し、湯船に浸かります。なお、腕は湯から出しておきましょう。(3)体が熱くなってきたら、いったん湯から上がって、下半身に水シャワーを浴び、ふたたび湯船に浸かります。これを、自分が疲れず「気持ちいい」と思える範囲で何度か繰り返します。このとき大切なのは、脱水症状を「起こさないように、マメに少しずつ水分をとること(ただし、ガブガブ飲むのはよくないそうです)。(4)大切なのは、必ず「冷」で終えること。そして最後に水シャワーを浴びるか、冷たいタオルで全身を拭きます。半身浴後も、マメに水分補給することを忘れずに。*他にも、末端を集中的に温める「手足温浴」、万能の薬効を体に送り込む「びわ療法」、体中から汗が噴き出す「全身生姜罨法(あんぽう)」など、身近にあるものを利用して、手軽に行えるメソッドがたくさん紹介されています。しかも無理なくできるものばかりなので、実践してみれば体調を快適にすることができるかもしれません。(文/書評家・印南敦史)【参考】※市川加代子(2015)『あなたの「治る力」を引きだそう』あさ出版
2016年01月20日「子供歌舞伎フェイスパック」発売記念イベントが、5日(水)、渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールで開催され、歌舞伎役者の市川染五郎が特別ゲストで登場した。市川さんは、デザインフェイスパックシリーズの第一弾商品として、「歌舞伎フェイスパック」を考案。国内外問わず根強い人気を集め、これまでシリーズ累計約110万個を売り上げている。「歌舞伎フェイスパックをしていると、子どもも必ずやりたがる。子どもも使えるフェイスパックがあれば欲しい!」というユーザーからの声を受け、第13弾・第14弾の商品として、子供用サイズに改良した世界初の子供用フェイスパック「歌舞伎フェイスパック」と「動物フェイスパック」の2種が7日(金)より同時発売されることとなった。「小さな頃から歌舞伎ごっこが好きだった」という市川さん。子ども用サイズを見て「隈取りは本来格好よかったり、迫力があったりするものですが、子ども用サイズになるだけで可愛らしくなって嬉しいです。これをつけて歌舞伎ごっこをして欲しい」と満足げな顔を見せていた。また、同ホールで7日から9日(日)まで開催される「カブキ踊り『渋谷金王丸伝説』」に市川さんと共に出演をしている、寺子屋の子どもたちがフェイスパックをつけて登場。「可愛らしい!今からパックをしていたら、どれだけ美男美女になるんだろうね!」と市川さんも興味深々な様子だった。司会者から、子どもたち全員と見得のポーズをリクエストされると、「ちょっとリハーサルしてもいいですか」と市川さんが子どもたちに稽古をつける姿も。手の高さまで細かく指導し、見事に見得を決めた。「今日帰ったら、子どもにこのフェイスパックをつけようと思います」と笑顔で話した。「子供 歌舞伎フェイスパック」「子供 動物フェイスパック」は8月7日(金)より同時発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日歌舞伎役者が、ご当地到着を船に乗ってお披露目する「船乗り込み」が5月29日に福岡市の中心部を流れる博多川で開催された。今年も晴天にめぐまれ、集まった見物客は約3万人。色とりどりの幟をはためかせながら小舟がゆるやかに進みだすと、橋の上や沿道から紙吹雪がまかれ、大きな歓声が沸いた。初夏の風物詩としてすっかりお馴染みの光景を経て、6月2日より『六月博多座大歌舞伎』が開幕。今回、襲名披露となる四代目中村鴈治郎が、共演の中村梅玉、市川中車と共に意気込みを語った。六月博多座大歌舞伎 チケット情報福岡へは、博多座ができる前から何度も来ることがあったという中村鴈治郎は「九州の方々には子供の頃からお世話になっており、友人も多く、縁の深い場所だと思っています。なりたかった鴈治郎として博多に帰ってくることができて嬉しく思います」と笑顔。上方歌舞伎を代表する名跡と演目について「雁治郎といえば二代目の祖父を思い浮かべる方が多く、やはり私の中でも、祖父に憧れ、追いかけてるところがありますね。役者が自分の言葉で話す口上は襲名披露公演ならではのもの。また初代鴈治郎の半生を描いた『芸道一代男』や息子(中村壱太郎)と舞う『連獅子』、父(坂田藤十郎)が当たり役お初を一世一代で務める『曽根崎心中』のアンコール公演にも注目してほしいです」と見所を語った。「『曽根崎心中』の藤十郎さんのお初は素晴らしいので、出演が楽しみ」と語るのは、中村梅玉。今年の1月にスタートした中村鴈治郎襲名披露公演には全て出演し、博多座への出演も6年連続となる。「おそらく歌舞伎役者の中で一番多く博多座に出演させていただいていると思います。今回の『播州皿屋敷』では自分の性格にはない、全くの敵役です。“なんて悪いやつだ”と感じてくださるのが、演じていて楽しい」と初役を分かりやすくアピールした。2年前、自身の襲名披露で博多座にも登場した市川中車は「雁治郎さんの襲名披露公演に出させて頂くことに改めてお礼を伝えたい。他の方の口上は初めてで、そこが一番緊張しますね、僕の中ではある意味、最大の演目かもしれません(笑)」と語り、「『ぢいさんばあさん』の夫婦の再会の場面では、(自分の)父と母の45年ぶりの再会を思い出します。私だけが演じることのできる気持ちのようなものがあると思って頑張ります」と思いを伝えた。「六月博多座大歌舞伎」は6月26日(金)まで博多座で開催。チケットは発売中。
2015年06月02日叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、市川海老蔵特別公演「源氏物語」が行われる一部会場において、市川海老蔵<干菓子<の販売を開始した。同社は歌舞伎役者・市川海老蔵氏の古典へ挑戦する姿に共感し、干菓子を創作した。古典芸能である歌舞伎をテーマにしつつ、新たな表現への幕開けという意味で、歌舞伎幕の4色の彩りを伝統の技で表現している。商品は全4種類。抹茶の持つ苦味と甘さが調和している「抹茶(緑)」、昔からある日本の食材「黒ゴマ(黒)」、甘さと辛味がバランスよく楽しめる「シナモン(茶)」、フルーティな酸味がきいた「柚子(白)」。各2~3個ずつ詰め合わせた10個入りとなっている。価格は2,000円(税別)。販売会場は、「上野学園ホール」(3月4日)、「サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)」(3月18日)、「福井市文化会館」(3月20日)、「NHK大阪ホール」(3月21~22日)、「岩手県民会館」(3月27日)など。
2015年03月04日2015年2月14日(土)に東京・シダックスカルチャーホールで俳優の入江甚儀と市川知宏によるファンイベント「じんとも」の開催が決定した。入江甚儀と市川知宏は、同時期にデビューを果たし、現在TVドラマや映画などで活躍する若手人気俳優。同イベントは今年の6月に初めて開催され、今回で3回目。初の1日2回公演で行なわれるこの日の公演は、バレンタインデーにちなんで第1部を『Sweet Party』、第2部を『Bitter Party』と銘打ち、『Sweet Party』では「甘い」、『Bitter Party』では「少し大人」のふたりが見られるイベントになる予定だ。同イベントのチケット一般発売は2015年1月10日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてじんとも特設サイトでは先行を実施。受付は12月6日(土)昼12時から14日(日)午後11時59分まで。■じんとも~Sweet Party~(第一部)2015年2月14日(土)開場11:00 / 開演12:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付■じんとも~Bitter Party~(第二部)2015年2月14日(土)開場15:00 / 開演16:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付
2014年12月05日