三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(2月1日公開)のオリジナルビジュアルが18日、公開された。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。今回公開されたのは、『ベルばら』こと『ベルサイユのばら』など多くのヒット作を持つ漫画家・池田理代子が、映画『雪の華』からインスパイアされ描き下ろした、かなりレアなオリジナルビジュアル。北欧・フィンランドのオーロラと美しい雪景色の中で、切ない涙を流す美雪に寄り添う憂いを帯びた表情の悠輔と、肩を寄せ合い手を繋ぎ後ろを振り向く2人の姿が描かれている。映画を観た池田は「恋の始まる美しい瞬間が、現代における清涼剤のようです。王道の恋物語、それに、登坂さん、中条さん、がぴったりとはまりました。ヒロインの命はいつまで続くのか、手をつないで見返りながら向こうに去っていく二人の姿に、私なりの回答をそえました」と語った。(C)池田理代子プロダクション
2019年01月18日中島美嘉の冬ラブソングの名曲を、大人のラブストーリーとして映画化した登坂広臣と中条あやみのW主演作『雪の華』から、中島さんのコメントが到着。併せて新たな場面カットと予告編も到着した。名曲「雪の華」を歌う中島さんは、一足早く映画を観て「自分の歌う歌が、こんなにも純粋な愛に溢れたラブストーリーに描かれている事に感動しました」と歓喜。「恋愛に限らず思わずウルっとしてしまうシーンがあったり、観た方達にもきっと共感して頂ける作品だと思います」と本作をアピールしている。また併せて到着した場面カットには、登坂さん演じる悠輔が、美雪(中条さん)と初めて出会った場所で彼女を思い涙する切ない場面が収められている。さらに、キス寸前のシーンなどが入った2人の儚くも激しい恋模様を濃縮した30秒の予告映像も公開された。『雪の華』は2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雪の華 2019年2月1日より全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2019年01月15日登坂広臣と中条あやみが期限付きの恋人を演じるラブストーリー『雪の華』。この度、本作から新年のご挨拶として、お正月特別ビジュアルが到着した。このほど到着したお正月特別ビジュアルは、昨年の冬、フィンランドロケの合間に撮られた主演2人の微笑ましいオフショット。本作は本編の半分を冬と夏のフィンランドで撮影。特に冬のフィンランドでの屋外ロケは想像以上に過酷だったそうで、通常気温がマイナス10度前後、時にはマイナス20度にもなることもあるほど。そんな中の撮影に登坂さんは「めちゃくちゃ寒かった」と言い、中条さんも「手足の感覚が無くなるくらい寒かった」とふり返っている。そんな寒さと格闘しながらも、撮影は20日近く続いたという。またさらに冷え込んで、マイナス25度の日もあったようだが、その寒さの甲斐もあり、実景撮影班はダイヤモンドダストの撮影に成功。思わず息をのむその美し過ぎる気象現象は、映画の冒頭に登場。本作のまず最初の見どころとなるだろう。『雪の華』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雪の華 2019年2月1日より全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2019年01月01日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(2019年2月1日公開)のお正月特別ビジュアルがが1日、公開された。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。今回解禁となったお正月特別ビジュアルは、2018年の冬に行われたフィンランドロケの合間に、主演の登坂と中条がかまくらに座り撮影された微笑ましいオフショット。新たな年の幕開けを祝うビジュアルとなっている。しかしこの屋外ロケが行われたフィンランドは、通常気温がマイナス10度前後で、時にはマイナス20度にもなることもあるほどの極寒の地。登坂は「めちゃくちゃ寒かった」、中条も「手足の感覚が無くなるくらい寒かった」と話し、感覚がマヒするほどの寒さと格闘しながらも、20日近くかけて撮影を行った。さらに冷え込んでマイナス25度の日もあったというが、寒さの甲斐もあり、ダイヤモンドダストの撮影にも成功。その美しい映像は映画の冒頭に使われている。
2019年01月01日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(2019年2月1日公開)の場面写真と60秒特別映像が25日、公開された。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。今回公開されたのは、悠輔と美雪が、フィンランドで、ドレスアップしディナーデートするシーン。美雪の憧れの地・フィンランドへ一緒に行くことなった悠輔は、最初こそ戸惑っていたものの、美しい景色の中走るトラムやフィンランドの街並みに魅了され、次第にフィンランド旅行を楽しむようになっていく。一方、病気のことを隠しひとり頑張る美雪は「楽しむんだ、最後なんだから」と、悠輔との残りわずかの恋を楽しむ決心をしていた。その日の夜、ジャケットを羽織り正装で着心地悪そうにホテルのロビーで待つ悠輔の元に、ドレスアップした美雪が現れ、互いに見慣れない姿にはにかみながらも、初々しい雰囲気でフィンランドのディナーデートへ出かける。
2018年12月25日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(2019年2月1日公開)の場面写真が21日、公開された。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。今回公開されたのは、悠輔がクリスマスツリーを運ぶシーンの場面写真。クリスマスの準備に大忙しの悠輔は、偶然、ひったくりに遭う美雪を目撃する。全力で美雪の荷物を取り返した悠輔が「助けてとか、返してとか、声に出さないとわからないだろ、声出して行けよ、声!」とぶっきらぼうに荷物を突き返すと、その態度に怒った美雪は「助けてって言ったら、誰か助けてくれるんですか?」と抵抗。すると、悠輔は「いい感じ。その調子で声出せよ」と満足げに颯爽とその場を去っていく。橋本光二郎監督は「子供の頃からいろんなことを諦めてきたけれど、心の奥に『なんで私だけ』という悔しさを抱えていた女の子が、本当は誰かに助けてほしかったのだと、声に出すことによって気付き、物語が動き始めます」とこのシーンの重要性を語っている。また、21日よりムビチケオンライン券限定のプレゼントキャンペーン第2弾もスタート。クリスマス直前の12/21~23の3日間限定で、ムビチケオンライン券を購入された方の中から、抽選で3名様にキャストのサイン入りクリスマスビジュアルポストカードがプレゼントされる。
2018年12月21日デヴィッド・ルヴォー演出、草彅剛主演の舞台『道』が12月8日に幕を開けた。フェデリコ・フェリーニ映画の代表作の日本初の舞台化は、“道”を旅しながら生きる意味を見つけようとする人間の物語を、どこか幻想的でもある劇空間のなかで力強く見せつけた。主演の草彅が演じるのは、大道芸人のザンパノ。鎖を引きちぎる芸を見せる力の男である。そんな彼に貧困の家族を助けるために買われて、助手としてともに旅をしているのが、蒔田彩珠扮するジェルソミーナだ。そして、粗暴なザンパノから逃げ出したいと思い悩む彼女の前に、ザンパノとは犬猿の仲で、綱渡りの芸を持つイル・マットが現れる。演じるのは海宝直人である。物語は、ザンパノとイル・マット対立の狭間で、ジェルソミーナが自分の進むべき道に葛藤することから大きく展開していく。このままザンパノのもとにいるのか、イル・マットのように飛ぶのか。演出のルヴォーはこのふたりの男の対比をクリアに見せ、また、草彅と海宝も見事にそれに応えている。筋肉をつけ低い声で乱暴なセリフを発する草彅。飄々と軽やかに動き明るいセリフを繰り出す海宝。ジェルソミーナの前にくっきりとふたつの道が浮かび上がる。ザンパノ、ジェルソミーナ、イル・マットの3人を取り囲むのはサーカスの芸人たち。舞台上もサーカス小屋を模し、実際に観客を上げている。そのサーカス芸人たちはほかの様々な人物を演じ、ときにはコロスの役割も担い、多様で多重な世界観を見せていく。なかでも、ドラキュラ伯爵のような出で立ちでストーリーテラーとして観客を作品世界に引き込んでいく佐藤流司のクールさは印象的だ。3人の人生を突き放して見るかのような目線がそこにある。事実、3人は悲劇へと向かっていく。望むほうには進まないそれぞれの人生。この物語が描く人生の残酷さを草彅は早い段階から直感的に感じ取っていたのだとルヴォーは語る。初日開幕直前の囲み取材では、「彼はいい演出家にもなれるんじゃないかと思います」とも。草彅のザンパノは、粗暴さの裏には弱さがあること、純粋すぎるがゆえに残酷になってしまうことを伝えてくれる。そして、人間とはそんな哀しい存在なんだと言うように響かせた慟哭。忘れられない。公演は12月28日(金)まで、東京・日生劇場にて。取材・文:大内弓子
2018年12月14日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが主演を務める映画『雪の華』(2019年2月1日公開)の本予告とポスターが12日、公開された。同作は、歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。予告では、主治医である若村(田辺誠一)から、余命1年を宣告され絶望に打ちひしがれている美雪の姿が。また期間限定の恋人になった2人が、お弁当を食べたり、水族館でデートしたり、帰り道に相手が見えなくなるまで手を振ったりと、初々しい様子で関係性を育む。橋本光二郎監督は「一見怖そうな男子のダメな部分が垣間見えて、可愛いと感じたり、徐々にカッコいい顔が見えたり。お客さんが美雪に感情移入して、登坂広臣という役者と出会い直し、美雪と同じように彼と恋に落ちればいいなと思います」とシーンの意図を語った。美しいフィンランドの風景も見どころとなっており、登坂は「過酷な撮影になりましたが、フィンランドならではの画をとることができました。走るシーンは、カメラが回っているときは平気だったんですが、終わってみたらめちゃめちゃ寒くて(笑)。ただ大変だった分、すごくいいシーンになっていると思います」と太鼓判。さらに「頑張ったんだよ、私。一生分頑張った」と母親(高岡早紀)に抱きつく美雪、悠輔の叫びなど切ないシーンも盛り込まれており、中条は「自分が出演した映画を見て涙が出るのは久しぶりです。美雪は今まで演じたことがないキャラクターで難しい部分もありましたが、登坂さんはすごく優しい方で、私が悩んでいるときもいつも悠輔でいてくれたのが本当にありがたかったです」と登坂に感謝していた。同時に公開されたポスターでは、冬のフィンランドの雪景色の中で毛布にくるまり寄り添いあう2人の姿が写し出された。さらに23日より発売予定のムビチケの最新ビジュアルでは、悠輔と美雪がフィンランドの雪景色の中、切ない表情で見つめ合う「冬のフィンランド編」、そしてドレスアップした2人が夜景と街並みをバックに幸せそうに見つめ合う「夏のフィンランド編」の2種類が発売される。
2018年11月13日『ホットロード』以来5年ぶりの恋愛映画出演となる登坂広臣と、今もっとも注目を集める女優・中条あやみが主演を務めることで話題を呼んでいる映画『雪の華』(2019年2月1日公開)。歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」から生まれたストーリーを映画化した同作は、日本だけでなくとフィンランドでも大規模なロケが行われ、映像美にも注目が集まっている。幼い頃から病弱で、余命1年の宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る美雪(中条)は、ひったくりから助けてくれた悠輔(登坂)の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。今回は、まさに2人の恋のきっかけとなるひったくりのシーンの撮影に密着した。撮影が行われたのは、3月の頭、冷たい雨が降り寒風吹きすさぶ東京・下町の橋の上。あまりの寒さにスタッフ・取材陣も凍えながらの撮影となったが、主演の2人は全く辛そうなそぶりも見せず、プロの顔。ひったくりにカバンを奪われ、呆然と座り込む美雪のシーンでは、中条が何度も倒れこみ方を確認。その儚くも美しい表情のアップは必見となっている。一方、悠輔役の登坂は大きなクリスマスツリーを抱えて登場。ひったくりに気づき、追いかけていく姿は颯爽としたヒーローのようで、通勤時間帯の道路でも目立っていた。また、ひったくり役も、絶妙なひったくり術と、狭い隙間を器用にすり抜けていく自転車の技術を見せていた。○「絶望しかなかった」ひったくりシーン印象に残っているシーンとして、この「美雪と出会った橋の上のシーン」を挙げた登坂。「二人の出会い方も特殊で(笑)。本編でもいちばん最初に悠輔が出てくるシーンだと思うんですが、悠輔の第一声や行動、美雪へかける言葉や態度に、悠輔の人間性が出ているなと思いました」と理由を語る。「美雪のカバンを盗んだひったくりを追いかけ、カバンを “あの態度”で返し、この映画のキーワードとなる言葉を投げかける……悠輔の強さと優しさとがぎゅっと凝縮されているシーンだと思います。中条さんもあのシーンは苦労したと思いますが、お互いにやりづらいところはないか話し合いながら演じました。映画の冒頭部分、観客の方も注目するシーンだと思うので一番気を使った部分だと思います」と振り返った。東京の撮影では、先輩役の浜野謙太とのシーンも多かったが「いっぱい笑わされました。ずっとふざけてるので(笑)。カメラが僕にしか向いていないときにもずっとふざけていました(笑)」と和気藹々としていた様子。「浜野さんとは現場で初対面だったんですが、リハやテストを重ねて『あっ、こういう感じか!!(笑)』と。悠輔がカフェ“Voice”で、素を見せられるのもあの先輩のキャラクターあってのことだと思うので、とてもしっくりきました(笑)。雰囲気も含め、あの先輩のキャラクターがこの作品のアクセントにもなっていると思うので、感謝しています」と終始楽しげだった。橋の上のシーンについては、中条も「あのシーンは絶望しかないです。美雪が病院で、残りどれだけ生きられるか分からないということを告げられて帰っていたらひったくりをされて、でも反応もできないくらい力が抜けていて……」と思い入れを見せる。「小さい時から自分は運を持って生まれてきた子ではなかったとも言っているので、あのシーンはちょっと諦めている部分があったかなと思いました」と、シーンに込めた思いを表した。メガホンを取った橋本光二郎監督は登坂について「やはり普段活動している三代目のイメージとか、ちょっとワイルドというか、男臭い感じの役どころが多いし、何となくそういうイメージを持ってしまっていたんですけれど、実際に会って話してみると、非常にクレバーというか、賢い方だなと思いました。」と印象を明かす。「すごく物事に集中して、これはどうあるべきか、台本を何度も読んで考えて来てくれる。特に前半の役柄は、普段彼らが創り上げているイメージとだいぶ違う登坂さん像になってしまうので、普通はもっと躊躇することが多いと思うんです。けれど、我々や脚本が求めていることを含めて、怖気づかずにパッとやって来てくれる感じというのがすごくいい」と称賛し、「いちアーティストとして自分たちがやっていることへの自信があるからだと思うのですが、いろいろな見方をされるということに対して、変に構えない。ちゃんと攻めていけるところが、すごいなと思いました」と魅力について語った。中条については、「今回は1人の生活をしている女性、生きている人間としての役柄を今回やって頂いているわけですけれど、そこの具合がいい塩梅。バランスの良さというのが、魅力的だと思いますし、何よりも怒った顔とか、ふくれた顔とか、いろいろな顔を見せてくれている」と違った一面を意識していた。また監督は、「2人とも現場で仲良く話しをしていました。」と撮影の様子を振り返る。「雪に閉ざされたフィンランドの過酷なロケを乗り越えたことで仲良くなってくれて。その仲の良さが、映画の中で良い空気感として見えていた」と感謝していた。
2018年10月16日故・大杉漣さんが主演・エグゼクティブプロデューサーを務めた映画『教誨師』(10月6日公開)に、草彅剛、天海祐希、黒沢清監督が感想を寄せた。同作は、2月21日に急逝した俳優の大杉さんが主演・エグゼクティブプロデューサーを務め、教誨師と6人の死刑囚の対話を描いた。半年前に着任したばかりの教誨師・佐伯(大杉)は、死刑囚に寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、死刑囚たちが心安らかに死ねるよう導くのが正しいことなのか苦悩する。さらに葛藤を通し、彼もまた自らの人生と向き合うことになる。ほぼ全編が教誨室という限られた空間で、会話劇ながら息つく暇もなく、時にユーモアを交えて魂のぶつかり合いが展開される。 同作の公開に寄せて、草彅、天海、黒沢監督が映画の感想、そして最後の主演作となった大杉さんへの想いを語った。○草彅剛 コメント映画『教誨師』を見た夜、僕は珍しくなかなか寝付けませんでした。〝生〟と〝死〟 誰にでも共通して存在する事。それはとてもシンプルな事なのに、何で人はうまく生きられないのか?いつの間にか、僕も、薄暗い小さな面会室の中に入って、死刑囚の方と一緒に、目の前の漣さんの話を聞いているかの様でした。こんなにも映画と、僕自身の距離が近く感じたのは初めてかも知れない。きっと、それは漣さんの心と牧師、佐伯保の心が重なり、本当の教誨師になっていたからだと思います。300の顔をもつ男、〝大杉漣〟さんの顔がまた一つ、これからも増えましたね。ありがとう、漣さん。○天海祐希コメント漣さんの、優しくも鋭い矢で心の真ん中を射られた気がした。真っ直ぐ、誠実な瞳で漣さんが見ていた事、そして伝えたかった事が今、ここに残っている。もう一度、漣さんに触れられた様な、そんな気がした。○黒沢清監督 コメント日本映画の俳優はつくづく層が厚いなあと思った。 凛とした俳優、いかにも何気ない俳優、得体のしれない俳優、 見ていてほっとなる俳優。そして、それらの頂点に大杉漣がいる。(C)「教誨師」members
2018年10月04日稲垣吾郎さんが天才ベートーヴェンを演じる舞台「No.9-不滅の旋律-」が、初演から3年を経て遂に再演が決定しました。 2018年11月11日(日)~12月2日(日)のTBS赤坂ACTシアターでの公演を皮切りに、大阪、横浜、久留米を巡演します。劇的な半生を送ったベートーヴェンが主人公「No.9-不滅の旋律-」は、作曲家としても人としても劇的な半生を送ったベートーヴェンが主人公です。 最後の交響曲「第九番」までベートーヴェンが生き抜いた、波乱と苦悩の人生を新しい視点と意欲的な演出・音楽表現で描き、絶賛を浴びた作品です。白井晃さんが演出を担当ストリートプレイから音楽劇・ミュージカル・オペラまで幅広く手がける白井晃さんが演出を担当します。 脚本は中島かずきさん(劇団☆新感線)、そして音楽監督は三宅純さんが担当します。「No.9-不滅の旋律-」で演じる豪華俳優陣稲垣吾郎稲垣吾郎さんは、劇的な半生を送った作曲家・ベートーヴェンを演じます。剛力彩芽ベートーヴェンを支える女性、マリア・シュタインを演じるのは剛力彩芽さん。そのほか、片桐仁・村川絵梨・鈴木拡樹・岡田義徳・深水元基・橋本淳・広澤草・小川ゲン・野坂弘・奥貫薫・羽場裕一・長谷川初範など、豪華な俳優陣が出演します。「No.9-不滅の旋律-」公演詳細日程■東京公演2018年11月11日(日)~12月2日(日)■大阪公演2018年12月7日(金)~12月10日(月)■横浜公演2018年12月22日(土)~12月25日(火)(追加公演)2019年12月25日(火)13:00~■久留米公演2019年1月11日(金)~1月14日(月・祝)(追加公演)2019年1月12日(土)13:00~会場■東京公演TBS赤坂ACTシアター■大阪公演オリックス劇場■横浜公演KAAT神奈川芸術劇場<ホール>■久留米公演久留米シティプラザ<ザ・グランドホール>チケット先行発売・ACTオンラインチケット公式HP:ACTオンラインチケット・キョードー東京公式HP:キョードー東京・イープラス公式HP:イープラス・CNプレイガイド公式HP:CNプレイガイド作品情報演出:白井晃企画制作:TBS特別協賛:木下グループプロデューサー:熊谷信也お問い合わせ先公式HP:木下グループpresents No.9-不滅の旋律-天才作曲家の波乱の人生「No.9-不滅の旋律-」を観劇しよう再演が決まった「No.9-不滅の旋律-」は新たなメンバーの参加が決定し、さらに期待が高まっています。 天才作曲家の波乱の人生と、彼が生み出した珠玉の調べが響き合う交歓のシンフォニーを観劇しに行きましょう。
2018年08月30日中島美嘉の冬ラブソングの名曲を、タイトルそのままに映画化する『雪の華』。登坂広臣(「三代目 J Soul Brothers」)と中条あやみのW主演で描かれる本作の公開日が、このほど来年2月1日(金)に決定。あわせて第1弾ビジュアル&特報映像が到着した。今回到着した特報映像では、中条さん演じる余命宣告をされた美雪が、差し迫った声で「1か月…1か月でいいので、私の恋人になってください」と、両親を亡くして兄弟を1人で養う登坂さん演じる悠輔に切願する、“2人のはじまり”からスタート。さらにデートシーンでは、ハンバーガーを食べる悠輔とそれを楽しそうに見守る美雪や、デートの帰りに手を振って別れる2人。そして、フィンランドで初めて手をつなぐ様子も。“期間限定”だが、どんどん悠輔に惹かれていく美雪と、美雪の明るさや純粋な想いに心が溶かされていく悠輔。映像はそんな2人のぎこちなくも初々しい姿を映し出し、橋本光二郎監督が手掛ける映像美と中島美嘉の透き通った歌声が、2人の切ない恋をよりいっそう儚く感じさせる。また、特報映像と併せて到着した第1弾ビジュアルは、本編の半分が撮影された<運命の地>フィンランドにて、悠輔と美雪が様々な思いを胸に切ない表情を浮かべる姿が対になった形となっている。『雪の華』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雪の華 2019年2月、全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2018年08月30日タレント・俳優の草彅剛が、アニメーション映画『ムタフカズ(MUTAFUKAZ)』(10月12日公開)の声優を務めることが7日、わかった。同作は、『鉄コン筋クリート』で知られるSTUDIO4℃に、フランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家のギヨーム“RUN”ルナールと、フランスの映像制作会社ANKAMAがラブコールを送り実現した日仏コラボレーション映画。犯罪者と貧乏人の吹き溜まり・DMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台に、ダラダラと過ごしている訳ありの少年たちに様々な事件が起きる。東京・渋谷のシネクイントをメインに全国で公開される同作は『鉄コン』のメインスタッフが再び集結し、監督には同作品のキャラクターデザイン・総作画監督をつとめた西見祥示郎、同じく美術監督には木村真二を迎えた。2017年のアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)、東京国際映画祭ではオリジナルのフランス語版をプレミア上映。 SNS上でも大きな話題を呼び、多くのアニメーションファンが劇場での公開を待ちわびている。草彅が演じるのは、DMCに生まれ育った少年・アンジェリーノ(通称:リノ)。天使のような美少女・ルナにひと目惚れした直後に遭った交通事故のせいで奇怪な幻覚を見るようになる。さらに黒服の男たちや武装警官に命を狙われ、街じゅうを逃げ回るが、スーパーパワーに目覚め追手どもを血祭りに上げる……と、人生を一変させる事件に見舞われる。さらに、リノと一緒にボロアパートに住むガイコツ頭の親友・ヴィンスを柄本時生、バカで臆病な友達・ウィリーを満島真之介が演じる。西見監督は「性格と雰囲気とボディイメージが3人のキャラクターにピッタリなこと、それに加えて3人のバランスが上手く出ることを大切に考えてキャスティングさせて頂きました」と起用理由を明かした。○草彅剛 コメント『鉄コン筋クリート』という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとても嬉しかったです! 人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたら嬉しいです!○柄本時生 コメント望まれずにバケモノになってしまった主人公がそれに抗っていく物語は面白いと思います。キャラクターたちの想像力が存分にでていてアニメーション映画の魅力が最大限に出ていると思いました。自分の声が人様に届くことはなかなかないので楽しくきいていただけたらと思います○満島真之介 コメント僕が演じたのは、中身は人間、見た目は“矯正しているコウモリ”として描かれている役柄です(笑)。アニメーションでしかできない世界観の中で、今まで自分には無かったやり方で挑戦したいと思ったんです。“声だけで表現をする”という事に、とても希望を感じていて、眼で見える情報だけではなく、あえて”耳で聞く”という事にフォーカスを当てると、人間の元々抱くイメージや記憶を超えた新鮮な驚きや、ハッと気づくものがあると思うんです。ものすごく興味深い作品と共に、自分自身も前進させてもらっています。(C)ANKAMA ANIMATIONS - 2017
2018年08月07日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが、映画『雪の華』(2019年2月公開)に出演することが28日、わかった。同作については、今年の2月27日に製作が発表されたものの、「フィンランドロケを行う大型ラブストーリー企画」ということ以外は全てシークレットという事で、注目を集めていた。この度歌手・中島美嘉の名曲「雪の華」を映画にした作品だということが明らかになった。登坂が演じるのはガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔。中条が演じるのは、幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る平井美雪。ある日ひったくりから救われた美雪は、助けてくれた悠輔の働く店の危機を知り、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。また、美雪の母親・平井礼子役に高岡早紀、悠輔たちを見守る先輩・岩永役に浜野謙太、美雪の担当医師・若村役に田辺誠一が決定。『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』の橋本光二郎監督がメガホンを取り、岡田惠和が脚本を務める。渡井敏久プロデューサーは、シナリオが出来あがった時点で「主人公は登坂さんしかいない」と思っていたという。「実際に初めてお会いした時は、その圧倒的な存在感に、異世界から来たリアルな王子様のように感じ、強さと優しさを兼ねそろえ、どこか不器用でそして包容力のある悠輔がそこにいると実感しました」と語った。さらに今回解禁になったのは、20秒の超特報映像。「雪の華」のイントロに乗せて「神様、どうか一度だけ、私に恋をください。」という美雪の願いで始まり、中島の歌声に乗せて、フィンランドと東京、それぞれの美しい景色を織り込みながら、雪の中で切なげに見つめあう登坂・中条の表情が映し出される。○中島美嘉コメント「雪の華」が映画になります。私がこの曲をはじめて歌ったのは丁度15年前で、映画になると知ったときはビックリしましたが、良い曲というのは時代を超えるんだなということを今、あらためて感じています。脚本を読ませていただいた時はこの曲をこういう風に広げるんだと感動し、本当に素敵なラブストーリーなので、観た人全員が共感できる、すごいなと思える作品になると私も確信しています。また登坂さんと中条さんが演じることで「雪の華」という曲自体にも新しい見え方が生まれると思いますし、本当にこの曲を歌わせてもらって良かったと改めて感じています。映画と曲とを一緒に楽しんでもらえるのが一番良いですが、皆さまの感性で曲の方はお好きなように解釈して頂きたいし、映画も絶対に楽しめると思います。楽しみにしていてください。○登坂広臣コメントこの度の映画撮影が無事にクランクアップを迎え、いよいよ全容が明かされた今、期待感が高まると同時に改めて気が引き締まる思いです。僕自身が普段アーティストとして活動しているからこそ、中島美嘉さんの楽曲「雪の華」をモチーフとした作品に携われることを光栄に思いますし、同じアーティストとして楽曲に対して感じたことを、自分なりに落とし込みながら、作品の世界観や悠輔という役と向き合ってきました。より多くの方々に届けられる作品にするべく、信頼できるスタッフの皆さん、中条さんをはじめとするキャストの皆さんと一緒に作り上げてきた作品ですので、是非公開を楽しみにしていてくださればと思います。○中条あやみコメント初めて台本を読み終えた時、純粋なラブストーリーに心が温かくなりました。生まれた時から身体が弱く、幸運になる事を諦めていた美雪は、悠輔と出会い、少しぶっきらぼうだけど大きな心を持った優しさに触れ、生まれて初めて、勇気を出して声にする事ができ、悠輔との最後の思い出を頑張って作ろうとしていくうちに、それが幸せな思い出になり、まだ生きたい…と思ってしまった。美雪を演じていて、人は誰かを一生懸命愛し、愛される為に生まれてきたんだなと感じました。そんな美雪の姿に私自身も、勇気付けてもらったように、1人でも多くの方に美雪のパワーが届きますように。フィンランドの夏の木々が青々とした色鮮やかな街や、冬の綺麗で儚い雪景色で撮った2人のシーンもとても素敵な画になっていると思うので 、私自身、早く皆さまと劇場で観れることを楽しみにしています。©2019 映画「雪の華」製作委員会
2018年06月28日稲垣吾郎が主演を務める舞台『No.9ー不滅の旋律ー』が、2018年11月11日(日)より東京・TBS 赤坂 ACTシアターにて再演。その後、大阪・オリックス劇場で12月7日(金)より、KAA 神奈川芸術劇場で12月22日(土)より、福岡・久留米シティプラザで2019年1月11日(金)より公演する。チケットは全公演完売となっていたが、10月27日(土)10:00より、東京公演の注釈付S席、立見指定を販売することが決定した。音楽と演劇の融合で、ベートーヴェン波乱の人生を描く「運命」(交響曲第五番)、「田園」(交響曲第六番)、「エリーゼのために」、「悲愴」など、聴力を失っていながらも、数々の名曲を世に残したルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。その波乱と苦悩に満ちた人生を、稲垣吾郎を主演に迎え、意欲的な演出と音楽表現で描いた舞台『No.9ー不滅の旋律ー』が、初演から3年を経て再演を果たす。“第九”こと9番目にして最後の交響曲である「交響曲第九番ニ短調作品125」。その第4楽章の主題『歓喜の歌』の“歓喜”に至るまでの葛藤と情熱の物語を、単なる評伝劇に終わらない、音楽と演劇が融合したエンターテイメントとして表現した作品となっている。稲垣吾郎が再びベートーヴェン役にベートーヴェンを演じるのは、自身も熱心な音楽好きとしてクラシックに精通する稲垣吾郎。2015年の初演では、偏屈な激情家と化した天才が持つ人間味溢れる様々な面を、文字通り全身全霊で熱演。今回は、ベートーヴェンを支える架空の人物、マリア役として新たに出演する剛力彩芽とともに、新たな一面を披露する。舞台『ジャンヌ・ダルク』の強力トリオが演出本作のクリエイティブチームには、総勢130名のキャストで壮大な人間ドラマを紡ぎ出した舞台『ジャンヌ・ダルク』を手がけた、演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団☆新感線座付き作家)、音楽監督・三宅純という強力トリオが集結。自身もピアノに覚えのある白井は、初演では舞台空間にキャスト以外の複数のピアニストを配置することで、誰もが知るメロディを立体的な生演奏で表現。三宅純も、ベートーヴェンの頭の中に渦巻く音を、ピアノ工房で採取した環境音のコラージュや、生演奏によるピアノソナタなどで奏でるなど、舞台を彩る音楽による演出の数々も、注目のポイントとなっている。公演情報舞台『No.9ー不滅の旋律ー』■東京公演日程:2018年11月11日(日)〜12月2日(日)会場:TBS 赤坂 ACTシアター追加チケット:10月27日(土) 10:00〜販売開始・注釈付S席:12,000円(一部見づらいシーンがある)・立見指定(1階後方):7,000円※S、A席 前売券完売問い合わせ先:キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)■大阪公演日程:2018年12月7日(金)~ 12月10日(月)会場:オリックス劇場■横浜公演日程:2018年12月22日(土)~12月24日(月・祝)会場: KAA 神奈川芸術劇場<ホール>■久留米公演日程:2019年1月11日(金)~ 1月14日(月・祝)会場:久留米シティプラザ※大阪・横浜・久留米のチケットは全公演完売<作品情報>演出:白井 晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽監督:三宅 純出演:稲垣吾郎/剛力彩芽/片桐 仁/村川絵梨/鈴木拡樹/岡田義徳/深水元基/橋本淳/広澤草/小川ゲン/野坂弘/奥貫 薫/羽場裕一/長谷川初範
2018年06月10日昨年、満を持してソロデビューを果たした三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さん。三代目のニューアルバム『FUTURE』には、2人のボーカリストのソロワークを結実させたアルバムも収められている。「ソロのときには、三代目らしさをいい意味で無視して、自由にやらせてもらっているというのが本音の部分。歌詞にも曲にもすべて自分が携わっているので、言いたいことや経験したことを、素直に表現しています。グループや(今市)隆二を変に意識することなく、自分のやりたい音楽を突き詰めていったら、こういう作品になったという感じです。それがどちらのテイストとも全然違うところがまた面白いのかなって思います」その中の一曲「LUXE」では、CRAZYBOYこと、ELLYさんとのコラボが実現。「この曲を作っている時点で、ELLYのラップが浮かんでいたんです。それで、できあがったときに彼へ音源を送って、『次、この楽曲をやるんだけど、ここでラップを入れてくれない?』と連絡したところ、『全然やるよ!』と言ってくれました。同じグループだからという概念は一切なく、一人のアーティストとして彼の声を必要としていた。その感覚に間違いはなかったと、改めて感じています」アルバムを制作するうえで、ボーカルとして意識したこととは?「昨年まで行っていたドームツアーを無事に終えることができて、それを踏まえてのアルバムになるので、より成長した音楽性だったり、楽曲を届けなければいけないな、と。そういったなかでたどり着いたのが、“三代目らしさ”と、未来を示すような楽曲の、両方を打ち出すこと。前者でいうと、久しぶりにバラード曲を入れているところ。特に『恋と愛』は、すごく深い歌詞ですが、自分も30代になってこの歌詞と似たような経験もあったりするので(笑)、共感しながら歌っています」ライブの景色を思い描いて制作されたアルバムという点も“らしさ”なのでは。ちなみにライブの直前には、こんな光景が繰り広げられるのがデフォルトとのこと。「衣装によっては素肌の露出が多いこともあって、出番まで何秒、っていう寸前までパンプアップ。みんな、ぜーぜーなのに、何事もなかったような顔をしてステージに出ています(笑)。最近は、それぞれのソロワークも活発になり7人で集まれる機会も少なくなったけど、会えば昔と何も変わらず、くだらないこともしたりします(笑)。それぞれの仕事が大きくなっているぶん、ここに戻ると安心するというか。みんなもそう感じているんじゃないかな」とさか・ひろおみ1987年3月12日生まれ、東京都出身。2017年、デジタル・シングル「WASTED LOVE」で、ソロプロジェクトをスタート。8月からは、初の単独アリーナツアー「HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018“FULL MOON”」を開催する。ニット¥220,000デニムパンツ¥68,000(共にSAINT LAURENT BY ANTHONY VACCARELLO/イヴ・サンローラン TEL:0570・016655)その他はスタイリスト私物オリジナルアルバムとしては約2年ぶりとなる新作『FUTURE』を6月6日にリリース。今市隆二・登坂広臣それぞれのソロを含めた3枚構成。映像ディスク付き7枚組のタイプでは、各メンバーの1年間を捉えた長編ドキュメンタリー映画『SEVEN/7』も完全収録。※『anan』2018年6月6日号より。写真・YASUNARI KIKUMA(symphonic)スタイリスト・渡辺康裕(W)ヘア・宇津木 剛(PARKS)メイク・船引美智子ヘア&メイク・千絵(H.M.C)下川真矢取材、文・菅野綾子河野友紀重信 綾瀬尾麻美古屋美枝保手濱奈美(by anan編集部)
2018年06月05日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第11回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストは、人気ブランド「earth music&ecology(アース ミュージックアンドエコロジー)」をはじめ、15ブランド・900店舗を国内外で展開するストライプインターナショナルの創業者である、石川康晴さん。私がディレクターを務める「LEBECCA boutique(レベッカブティック)」も同社のブランドです。社会に多大な影響を与え、全く無名の私に人生最大の転機を与えた彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?石川さんと赤澤える初めて作った服、最後に作った服赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。石川 康晴(以下、石川):20年前に作ったTシャツです。90年代後半、僕が27歳の時。初めてデザインしたものと最後にデザインしたものを両方持ってきました。石川さんが20年前に作ったTシャツえる:石川さん、デザイナーもしてたのですね。石川:うん。これは「e hyphen sixty-six(イーハイフン シックスティーシックス)」というブランドなんだけど、今も会社にあるブランド「E hyphen world gallery(イーハイフンワールドギャラリー)」の前身に当たるブランドです。える:もう既に会社を作って、社長業をしていましたか?石川:やってた。小さなアパレル会社を岡山で始めて4年目の時。今の規模になるなんて想像していなかった頃だね。こんなのばっかり着てたよ。この2枚には5年の差があるし今となってはブランド名も変わったけど、なんだかテイストが似ていると思わない?赤澤:そうですね。今のイーハイフンの軸に通ずるところを感じます。これを作った頃って、今の会社を代表するブランドであるearth music&ecologyはどんな感じでしたか?石川:無かった。このTシャツを見てアースだって思わないでしょ。オーガニックもナチュラルも程遠い感じだよね。20年ぶりに始めたデザインの仕事える:遊牧民族という表現がありましたが、次に水や草木があると石川さんが感じることは何ですか?石川:実は僕、20年ぶりにデザインを始めたんです。koe(コエ)というブランドでね、退職したメンズデザイナーの代打だけど2,3年くらいやってみようかなと思っています。もう一回色々見つめ直すには良いタイミング。このTシャツのようなデザインにはならないよ。20年経って、反骨精神やボディピアスがお洒落で人気者という時代じゃない。える:大きく変わったのですね。次のデザインにはどんなコンセプトがあるのですか?石川:僕がkoeでやりたいと思っているのは“新しいトラッドを作る”ということ。koeのメンズは “ドロップ&テーパード”というのが軸にあって、それを日本のスタンダード、新しいトラッドにしたいと思っています。そのコンセプトで自分たちの考え方や着方を作っていきたい。社会を作るとか社会に何か問いかけるということにおいて、服の力って凄くあると思うんです。20年前とそこは変わらない。けど、このTシャツでの思いとは全然違うね。今少し服ができてきたけどまだ50点くらいかな。でもやりたいことが半分はできている。える:やりたいことって?石川:高い値段で良いものを作るって誰でもできるけど、3,000円だとかそういう制限がある中で良いものを作るとなると能力差が出るんです。koeでは、これが3,000円で買えるのか!ってものを作りたい。すごく楽しいです。今はお金を使う先がたくさんあるので、色々なことに生きている人たちがいますよね。そういう人たちに服を提供していきたい。お客様の限られた予算の中で最高のパフォーマンスやデザインを提供していきたいと思って、koeのメンズを作っています。える:20年前とはまた違う、新しい挑戦ですね。石川:そうだね。earth music&ecologyも立ち上げ時もデザインをしていたんだけどその時ともまたテーマが違うし、僕が今まで作ったことのないものです。パンクからエコロジー、そして次はトラッド。何をやっても楽しいけど、いつも新しいカルチャーを作りたいと思っていて。日本のネオ・トラッドを世界中の人が着てくれるようになってほしいなと思って、ファッションの街である渋谷でこれを仕掛けていきたいです。える:世界中の人の“記憶の一着”になる可能性がありますね。石川:そうなったら嬉しいね。える:すごい!石川:僕たちはバーゲンでは安く売ったりするけれど、他ではブランディング維持のために安くせずに大量に廃棄する方法をとるブランドもある。ブランドイメージを下げないようにするためだけど地球には悪いことをしている、というブランドはすごく多いです。earth music&ecologyの場合はいつも安いねってイメージだけど、実は一番服を捨てていないんです。ブランド名にエコロジーと付いているけど、オーガニックコットンやヘンプを使ったり草木染めをすることだけじゃなくて、本質的に一番大切なエコロジーって“捨てないこと”でしょ。だから、これからもearth music&ecologyが一番大切にしてきた消化率100%に近づけるということは実現したいし、えるはえるで違う視点でやって行ってほしいと思う。根底にあるものは近いよね。える:私も近いと思います。石川:大量に作っていると、大量に廃棄しているだろうと決めつけられてしまうんです。それは世界中のファストファッションがやっているかもしれないことでearth music&ecologyがやっていることではないんですよね。大量に作っていても大量に捨てていないブランドがあるということは胸を張って言いたいし、社会に伝わるといいなと思っています。叩かれても“ハーフオーガニック”える:このTシャツは良い生地を使っているからこそ残ったのかもしれませんよね。答えにくいかもしれませんが、良い素材を使わないで安く作っていたらすぐボロボロになって結局捨てません?石川:その点で言うと、 “ハーフオーガニック”という裏コンセプト的なものがkoeにあるんです。これを言うと叩かれてしまうかもしれないんだけど。胸を張って“ハーフオーガニック”と言っています。コーラも飲むけどハーブティーも好き、ジャンクフードも食べるけどオーガニックの野菜も好き、僕はそれが人間な気がしていて。える:確かにそれが人間な気がする。石川:koeの服もそういう感覚でありたいんです。このナイロンブルゾンはケミカルな作り方だけど耐久性に優れているとか、オーガニックコットン100%のTシャツは製造工程は良いけど耐久性の面ではちょっと弱くて廃棄に繋がりやすいとか、このどっちもどっちな感じが良い意味で“ハーフ”。える:わかるかもしれない。石川:この“ハーフオーガニック”ってきっと10年くらいかかるんだよね。僕たちの言うオーガニックというのはオーガニックコットンを使うことだけじゃなくて。“この商品は貧困国の製造現場で働く工員のボーナスをあげるために販売する商品です“というものを作りたいんです。僕たちの中ではこれもオーガニック。ナイロンを作ってリユースし続けることもオーガニックだし、店内の1割をオーガニックコットンの製品にすることもオーガニック。まだ確定とはいかないけど、渋谷のhotel koeでは年に一度エシカルウィークを開催したいなぁなんてことも考えています。hotel koeの写真 Photo by Kenta Hasegawaえる:それは嬉しい!石川:カオスでケミカルな渋谷から、自分たちのフィロソフィーに合ったゲストを呼んでトークショーをしたり、世界中のエシカルマインドの人に来てもらって…。える:フィロソフィーって前述の“ハーフオーガニック”ですか?石川:そうだね。なんというか、全身草木染めしか着ませんというのは僕たちとはちょっと違うんです。僕たちは“ハーフオーガニック”が今一番ベストなパフォーマンスだと思っているから。大きなファストファッションブランドが“ハーフオーガニック”になったら、100%オーガニックで1億円くらいの規模のところよりもよほどソーシャルインパクトが強いと思う。僕たちは規模を選んだ会社だから、それを選んだ会社としてソーシャルインパクトを出す。これを考えた場合“ハーフオーガニック”を取り入れたいと考えています。ただ、えるのような匠の規模で徹底的に100%に向けていくというブランドもあって良いと思うんですよ。える:私たちのブランドも実際のところ今は“ハーフオーガニック”です。石川:僕は、“100%オーガニック”という50年の活動より、僕たちの“ハーフオーガニック”という数年の活動の方が地球は青くなると思っています。世界で展開するブランドが、エシカル業界の人から叩かれることを覚悟で“僕たちはハーフオーガニックです”と言うことは大きい。える:そうですね。石川さん、やっぱりいつもどこかにパンクの精神がある。20年前と同じ。石川:そうかもしれない。今は僕たちの製造ラインに関わっている人たちに喜んでもらいたいとか、そういうことを考えてやっています。毎年5%ずつくらいしか改善しないかもしれないけど、10年くらいかけて僕が57歳になった頃には“ハーフオーガニック”が店全体に散りばめられていて、“ハーフオーガニックなkoe”が世界にソーシャルインパクトを与え出す、というのが今の僕たちのイメージです。僕たちは新品も作るし、中古ビジネスもやるし、レンタルビジネスもやるし、捨てられないように仕組みを作るっていうのも大事なオーガニックかなと思っています。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。
2018年06月01日三代目 J Soul Brothers 登坂広臣&今市隆二、自身初となるソロツアーをそれぞれ開催する。登坂広臣は、Afrojackによる楽曲プロデュースのもと、2017年から本格的にソロ活動をスタート。一方、今市は2018年よりソロ活動をスタートさせたばかりだ。2018年6月6日(水)、ツアーより一足先に発売される新アルバム『FUTURE』には、各自のソロ曲が収録されることも決定している。ツアー開催についての詳細は後日発表。2018年8月より20万人規模、全国アリーナを巡演する予定だ。【詳細】HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 “FULL MOON”RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS"開催時期:2018年8月
2018年04月20日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第9回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはスタイリスト・清水文太くん。スタイリストとしての活動だけでなく、アート展示やZINE制作、コラム執筆など、アーティストやライター活動でも知られる彼。バイイングした古着や生み出したオリジナルグッズなどを並べたポップアップストアも、開催の度に注目されています。服への価値観や、想像を絶する壮絶な過去、マイノリティとして堂々と生きている現状について、包み隠さずありのままを語ってくれました。東京ファッションの最先端を生きる彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?赤澤えると清水文太氏▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最悪な家庭環境の中で出会った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。清水 文太(以下、文太):このコートです。ANREALAGE(アンリアレイジ)というブランドのもの。これは高校生の時、初めてのバイト代で頑張って買いました。中学生の時にショーの写真や映像を見て感動して、その後たまたまANREALAGEのフラッグシップに行った時に好きになって。当時憧れだったブランドです。このコートは13万くらいなんだけど受注会の時に勢いで頼みました。える:文太くんの言う「お金が無い」っていうのはお小遣いが貰えないっていうレベルじゃないように聞こえる。文太:生活に困窮していてごはんを食べるお金も交通費すらも無い状況だった。学校まで電車に乗るお金もなかったから、往復5時間半もかかる道のりを毎日歩いて通っていました。教科書もなかったし、ごはんも交通費もなくて家も最悪だったし、もうどうすれば良いんだろうって思ってた。える:そんなに壮絶だったとは思ってなかった…。文太:その前も結構酷かったけどね。でも服が好きとか欲しいって気持ちはずっとあった。たまにもらえる500円を持って原宿まで歩いて行って、古着屋の100円コーナーで掘り出し物がないか漁ってました。俺がそういう状況っていうことがどこからか知られて、瞬く間に学校中に広まって、教科書をみんなが買ってくれたり、「お弁当1つ多く買っちゃったからあげるよ」とか言ってごはんを恵んでくれたり、そういうあたたかいこともあった。預けられたその家での生活は1年半くらい続いたかな。その後は、今住まわせてもらっている家。える:今の家にはどういう経緯で?文太:苦しかった時代によく遊びに行ってた家で、俺そこから歩いて帰る途中に体調を崩して倒れちゃったんです。救急車で運ばれるってなったけどそうすると警察に連絡がいく。そうなると児童相談所に行けって言われる。でも児童相談所には半年前に行ったけど環境が良くなった実感なんて少しも無くて信じてなかったんです。今住まわせてもらっている家の人は俺のことをすごく気にしてくれていて、児童相談所にも一緒に行ってくれていたから状況をよく知っていたの。その時はもう行く場所がないって思ったけど「家に住みなさい」って言ってくれて、迎え入れてくれました。える:物凄い苦難を乗り越えてきたんだね。文太:家でみんなでごはんを食べるとか、ベッドがあるとか脚を伸ばして寝られるとか、最初は変な感覚だった。苦しい思いをしたから有り難みが分かるのかなと思います。だから服を捨てるなんて考えがないのかも。そんな概念ないです。服を捨てたら俺、何のために生きてるんだろうって思っちゃう。そう考えると無駄にしてしまう人になってしまうよりこっちの方が良かったって思えますね。思い返すと本当にあの時は毎日苦しくて先が見えなかった。このコートはそんな環境なのにも関わらず必死に手に入れたコートだからこそ、思い入れが深いです。「今のファッションとリンクするか」って言われたらそうじゃないところもあると思うんだけど。他に持ってるコートも好きなんだけどね、これは違う。これだけは絶対に人に渡せないな。何をどうやっても好きになる対象って変えられないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時?文太:もし、だよね?俺は子どもの支援をしたいと元々思っていて、俺が設立したその場所に集まった子から欲しいって言われたらあげるかな。それもポンってあげるんじゃなくて、その子が20歳になったらとかそう言うタイミングであげたい。える:文太くんは子ども欲しいって思う?文太:欲しい。俺は男同士で恋愛をする人、“ゲイ”だから今すぐは無理なんだろうけど、技術が進歩して俺と俺の彼氏の遺伝子を持った子どもができたら一番良い。純粋にそう思う。養子も考えたけど、引き取られた先が男同士のカップルってなったら、今の日本だと子どもが傷つくかもしれないよね。どう見られるかとか俺自身は気にしてないけど。養子に関しては、児童支援の夢が叶った場でそのくらいの気持ちを持って子どもと接することの方が俺には良い気がしてます。だから、俺の子どもなら俺の遺伝子でつくりたいかな。俺らの遺伝子でできた子どもだったとしても絶対何か言われちゃうだろうからもう仕方ないけどね。それに養子でも自分の子どもに変わりはないし愛せるから、養子も良いと思ってるけど。難しいね。まぁどうなったとしても、俺は色々な面において全てに責任を持って子どもを育てたい。今の気持ちを素直に話すとそんな感じかな。もしかしたら将来異性愛者に変わるかもしれないし。える:私の友達にも同性同士の恋愛をしている人が何人かいるけど、みんなそれぞれ少し苦しそうな印象を受ける。色々なところにハードルがあるというか。海外でもラクなことではないだろうけど、日本国内では特に窮屈そう。ただその人を愛してるってだけなのに変なのって思う。同性同士の恋愛を理解できないっていう人の言っていることも全てわからないわけではないけど、人が人を好きっていうことに必要以上にルールがあるのってやっぱりおかしい。不倫しているわけじゃないんだし。文太:日本じゃ結婚もできないしね。どんなに愛し合って長年一緒にいても、入院しても面会する権利がないとか、親族として何かに参列することにも権利がないとか、そういう現状。パートナーシップ制度みたいなのもあるけど、何故か結婚するのに金がかかったりする。金?俺らだって男女のカップルと変わらない人間同士だけど?って思う。でもこれは日本だけじゃないから、今は我慢時かなって感じ。海外の歴史ある有名ブランドが同性同士のキス写真を使った時にものすごい数のヘイトコメントが来ていて、それを見て日本だけじゃなくて世界的に難しい問題なんだと思った。こういうのって社会全体の意識が変わっていかないとなかなか解決しない。だから俺もこういうことを隠さずに仕事したり、今こうやって答えたりしてるんです。清水文太=ファッションじゃないえる:これからの仕事でやっていきたいことってある?文太:俺、別に服だけにこだわってないんですよね。だから服と農業とか、服と児童福祉とか、そういうリンクの仕方で仕事を続けたい。今はまず顔を売りたい。そうじゃないと次に繋がらないから。「清水文太=ファッション」じゃなくて10年後は違うことをやってても良いって思ってるから、あまり難しく考えていないです。える:農業とか、その発想はどこから生まれてくるの?文太:農業は、通ってたのが農業高校だったし園芸部で畑に関わることをやっていて面白いと思ったからかな。あと、スタイリングさせてもらっている「水曜日のカンパネラ」のコムアイが元々そういうことをやってたから詳しくて、単純に食べ物を自分で作ってみたいなって思っていて。児童福祉は、自分の家庭環境が悪かった経験から。俺の働き方や形態も特殊だから色々参考になったら良いな。正社員っていう働き方がまだまだ世の中的に強いけどそうじゃない働き方っていっぱいあるし。こういう働き方をしていても、こういう恋愛やファッションをしていても、家が借りやすいとか暮らしやすいとかそういう日本にしていけたら良い。マイノリティでも普通に生きられるっていう選択肢を増やしたい。「文太さんのおかげで毎日頑張れてます」って言ってくれる人がたくさんいるから、その人たちのためなら何でも頑張れるって思います。える:しかもそういう人の中にもファッションが好きな人は確実にいて、モノを大切にする人だってちゃんと存在するんだよね。文太:そうそう。日本の給料が上がるか、良いとされているものがもう少し手に取りやすくなるか、どっちかしかないのかも。どちらにしても俺は“服を捨てる”って行為が嫌。単純に勿体無いし、他の選択肢ないの?っていつも思う。「服はゴミじゃねぇんだよ」って思う(笑)せっかく自分の元に迎えたんだから、捨てるくらいなら集めて何か作っちゃいなよって感じ。捨てるっていう行動が無駄すぎる。そういう意味ではファストもハイも一緒。もっと買い方から考えなよって思います。える:最後に1つ質問。文太くんは自分のブランドを作りたいって思う?文太:思うことはある。けど、今は色々経験しておきたい。経験していく中でその構想が1つにまとまっていけば良いし、そうやって1ランク上にいけたら理想だよね。良い大学、良い企業、っていうことだけがステータスっていう風に思っている人たちと真逆にいるし、俺は色々な意味でマイノリティ。俺はもうあまり気にしないけど世の中の人はそうじゃないから、俺がどんどん経験値を増やして前に進んでいく姿で勇気付けられたら今は一番良いと思います。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#008「未来の自分が納得できる服が欲しい」。25歳のアーティストが“ただ可愛い服”よりも、古着が好きな理由・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「無条件で子どもを愛してあげて」。10歳のドラッグクイーンと母に学ぶ“自分らしく生きることの大事さ”・“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月20日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第8回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはアーティスト・MICOさん。エレクトロポップユニット“ふぇのたす”のボーカル“みこ”としてメジャーデビュー後、2016年4月より“MICO”名義でソロプロジェクト“SHE IS SUMMER(以下、SIS)”を始動。『とびきりのおしゃれして別れ話を』のミュージックビデオの再生回数は約200万回を誇ります。ガーリーな印象を与える独自の世界観で観る者を惹きつけ続けている彼女が選ぶ、『記憶の一着』とは?MICOさんと、赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最後の瞬間を彩った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。MICO:3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装を持ってきました。23歳の時かな。もうそんなに経つかぁってかんじ。バンドを解散するって決まって、どういう風に解散するかっていうのを決めずに「解散」っていう結論だけが先に出たから、最後ライブするの?ってところから話し合ってたなぁ。3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装える:なんとなくだけど覚えてるよ。その時はまだMICOちゃんと友達じゃなかったけど、解散のニュースを知った時は本当にびっくりした。解散することが公になってから本当に解散するまでが一瞬だったような気がする。MICO:そう、解散発表から解散ライブまでの期間が短くて本当にギリギリだった。ライブハウスのスケジュールもなかなか空いてなかったけど、なんとか新代田FEVERを押さえられたの。最初は夜公演だけのつもりだったんだけど即完しちゃったから昼も追加公演したんだ。今日の撮影は思い出の場所で…ということだったから、その新代田を選びました。える:なんだか懐かしいね。じゃあこれは2回ステージに上がった服ってことか。MICO:そうだね。1日で2回の解散ライブをした服。これはバンドグッズのリメイクなの。グッズは最初のうちは私の手書きで作ってたんだけど、メジャーデビューしてからはロゴをデザイナーの方に作ってもらっていて。でも最後は初心に返るというか、最初にやっていたことを大切にしようってことになって、当初のやり方でグッズを作ったの。これは解散するって決めてから作ったんだ。える:大切に持ってるんだね。MICO:私、今までの衣装は全部持ってるよ。グッズも。大切だからね。える:じゃあ、この服をもし手放すとしたらどんな時?MICO:え…!そんなこと考えられない。自分からは手放すつもりはないかな。卒業アルバムみたいなものだと思うんだよね。でも、どのアーティストもそうだと思うんだけど、衣装って一度ツアーとかで着たらもう着れないというかもう一度着ることはないと思う。それはどうにかできないかなっていつも思うんだけど、あげるのも捨てるのも売るのも無理だもん。える:そうだよね。日常で着る服も捨てられないタイプ?MICO:捨てることはあまりないかな。服は元から大量買いするタイプじゃないけど、入れ替えは激しい方かもしれない。友達からもらったりすることも多いし、誰かにあげることも多い。解散ライブ当日の楽屋でのMICOさんの写真解散についての、本当のことえる:解散ライブで着ていた衣装ということだけど、解散した時の話を聞かせて。MICO:うーん。あの時のことは言葉にするのが難しくて、2年かかってやっとブログに書けたんだ。思い返せば、今まで通り今できる一番最高のライブをしようって思ってたし、お客さんからも「二人がいつも通りで救われた」って言われた。える:これを読むまではMICOちゃんは隠して生きているのかと思ってたよ、正直。聞いちゃいけない感じもしてた。大切な人が亡くなってしまっているわけだしね。MICO:そうだよね、みんなにそう思われているだろうなって思ってたよ。でも私は、本当に大事なことだったからこそSNSに簡単に書けなかったの。かと言って他に話せる場所もないし、みんなに隠し事をしているみたいでなんだか気持ち悪かった。でもこのブログを書いたらみんながほっとしてくれて、「聞けて良かった」って言ってくれる人もいた。える:解散ライブ当日はどうだった?MICO:私の中では解散=悲しいことではなくて、自分でちゃんと決めたことだったし前に進むためのことだった。逆に解散しないことの方がその場に立ち止まっているっていうことな気がしたの。だから最後のライブでは、解散についてのことは話さなかったんだよね。変かもしれないけどこれを着ている時の私は生き生きとしていたよ。ちゃんと自分で歩けてるし、これからも歩いてく!って。音楽をやめようかなって思ったえる:解散を決めた時って、次の音楽活動をするつもりはあった?MICO:次に何をしようって考えて解散したわけじゃなかったし、なんならここから歌わないっていう選択肢もあるのかなって思ってた。積み重ねてきたことでもこんなに一瞬でなくなっちゃうなんて、こんなことあるんだな…って呆然としてしまって。また積み重ねてもなくなっちゃうのかなって思ったりもした。える:そういうことを思ったのは初めて?MICO:私はバンドをやる前から音楽活動をしていて、その頃も何度か音楽をやめようかなって思ったこともあったりしたんだけど、やめている時ほど家で歌を歌ってしまっていて。結局歌が好きなんだなって。解散した頃も本当は「バンドをもう一度やりたい」って気持ちがあったと思う。バンドやる前は自分のことがすごく嫌いで、自分を変えたいと思っていて、バンドを始めてから自分の中にないキャラクターに出会えて。それが自分に馴染んできて、ある意味そっちが本当の自分だったのかもって思えてきて。だからまずは本当の自分というものをもう一回フラットに探すところから始めようって思って探し始めた。今までにやったことがないことをやってみようって思ったの。える:具体的にはどんなことを?MICO:海外に行ったことがなかったからロンドンに行ってみたり、とにかく今まで食わず嫌いしていたものとかやってこなかったことに挑んでみようって。それは小さいことでも良くて、定食を選ぶ時も「自分って本当はどっちが好きなんだろう」って向き合ってみるとか、そういうこともしてみた。える:新鮮に、丁寧に、生活していくってイメージかな。MICO:そうかも。友達の食べてるものが良く見えたり、誰かが着ている服の方が可愛いなって思ったりすることってあるでしょ?今自分が選んでいるものが自分らしくないなら、それは本当の自分じゃないのかも。憧れているものが本当の自分なのかもって私は思ってて。そういうものに自分が一歩でも近くためにまずはたくさんのものを見たいって思った。える:自分探しに近い感覚かもしれないね。MICO:次の活動はどうなるの?って心配してくれる人たちもいたからなるべく早く伝えたいって思っていたけど。SISの最初の頃はかなり手探りだった。2nd EPを出したあたりでやっとSISってこういうものだって確立できた気がする。それは自分に向き合う時間を作れたからかもしれない。2nd E.P.「Swimming in the Love E.P.」収録『出会ってから付き合うまでのあの感じ』MV※動画が見られない方はこちら外見は、今の私にとっては一番大事なことじゃないえる:「MICOちゃんの世界観が好き」って声をSNSとかでよく見るけど、それはどこで培われたと思う?MICO:お母さんの影響が強いかなぁ。お母さんは服が好きな人で、小さい頃から色々な可愛い服を着せてもらってた。小さい頃の子供服でもまだ持ってたりするの。それを持ってきても良かったなって思えるくらい大切に持ってる。える:それも見たいなぁ。MICO:お母さんには「女の子はお洒落で可愛いことが一番良いこと」って教えられてきたんだ。中身の可愛さっていうより、純粋に見た目の可愛さがまず大切だよって。その教えのもと育てられてきてそれを信じてきたんだけど、ここ数ヶ月、人生で初めて “お洒落をする”っていうことに興味が湧かない期間があったの。こんな気持ちになるのは初めて!える:何があったの?MICO:自分を見つめてみて、お洒落をするということ以外に大切なことってあるって思ったのが大きいかも。母は“モノが大切”ってタイプだから、旅行に行くよりも可愛い服を買って何回も着ようっていう考え。でも私は、旅行する方が一生残る思い出になるよなって思ったの。ロンドンに行った時に思った。これは一生忘れないなって。える:どちらも正しい考え方ではあるけど、割と対極の考え方に変わるってすごいね。MICO:今ちょうど自分の中でのモノの選び方とか価値観が変わっていってるのかな…って。最近は服が全然買えなくなった。どれも欲しいと思わなくなっちゃった感じ。何が揃えば自分は「この服なら大切にできる」って確信を持てるのかまだわかってなくて。どの服を買ってもどんな服を着ても何年か経ってその写真を見ると「すごくダサい!」って感じてしまって、それがもう嫌なの。服を選ぶ時に「2年後の自分が見たらダサいんだろうな」って思ったら何も選ぶ気力がなくなっちゃう。える:その時その時で可愛いと思うものが変わっていくのって悪いことじゃない気もするけどな。MICO:未来の自分も納得したいって思ってるのかもしれない。今は外見のイメージにほとんど興味がなくなってしまってる。可愛いということは意味がないことではないけど、今の私にとっては一番大事なことじゃない。SISが始まった時って私はもっとガーリーなものが好きだったし、写真とか映像とかで作品を残していくことが好きだったから結構衣装らしいものを着ていたけど、もしかしたらそういうところが変わっていくかもしれない。える:新しいね。一皮むけたらどうなっちゃうんだろう!MICO:こんなこと初めてなの!この気持ちは何度か文章にしてみようとも思ったけどまだ答えが出ていないから書けないでいるんだ。でもね、やっぱり古着が好きかもって思う。こういう服なら今の私をちゃんと表現できるんじゃないかなっていう気持ちで古着屋さんを見てる。その気持ちにフィットすれば好きだと言えるかな。える:お洒落や可愛くいることに興味が薄れている今でも、それをキャッチする心はちゃんと動いているんだね。MICO:その日の自分を表現するためのものとして捉えているんだと思う。着飾るってことと表現するってことは私の中では別。表現は意思表示。今はそういう意味で服を選んでるんだと思う。“思い出の服の祭典”出演にあたって思うことえる:最後にもう1つ。この連載は、SHE IS SUMMERが出演してくれる『instant GALA 〜思い出の服の祭典〜』に連動しているんだけど、MICOちゃんは4/22当日どんな服を着て来るの?MICO:まだ悩んでる!どうしようかな。えるちゃんは?える:当日までのお楽しみということにしておこうかな。MICO:私もそうしよう。ドレスコードが“思い出の服”のイベントって、新しいよね。楽しみだな。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』・#003 モデル 前田エマ の『記憶の一着』・#002 れもんらいふ 千原徹也の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「自分の好きな自分でいると、自信が持てる」。イケメンな彼女に聞いた、“モテるファッション”への違和感・「好き」を仕事にするから成功する。ポートランドが教えてくれた「人間らしい働き方」とは。All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月17日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第4回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら本日のゲストはミュージシャン・永原真夏さん。人気バンド「SEBASTIAN X」の活動休止後すぐにソロ活動をスタートさせ、今年3月には初のソロアルバムをリリースしたばかり。顔立ちからは想像のつかない力強い歌声と圧倒的な歌唱力を持つ彼女が選ぶ、「記憶の一着」とは?このライダースが“正装”真夏:このライダースはいつも着ているから、思い出を挙げようとしたらもうありすぎるんだけど…着ていて楽しかったなって思い出すのは、サンフランシスコに行った時のこと。夜は少し寒かったからこれを着ていたんですけど、昼は暑かったからつばの広い麦わら帽子をかぶっていたんです。ライダースと麦わら帽子を組み合わせている私を見て、街ゆく人が「最高の組み合わせだね!」って次々言ってくれたんです。雑な組み合わせになっちゃったと思っていたけど意外と関係ないのか!って、1つ自分のスタイルになったかもしれない。でももう、このライダースとの思い出はそれだけじゃなく色々あります。える:真夏さんにとってはトレードマーク的な存在ですかね。真夏:そうですね、定番です。寒かったら着る。私にとってはこれが正装でもあります。それを着るまでは何を着ていたかは…あれ、なんだろう、分からない…える:それだけこのライダースが自分にしっくりきて着続けているんですね。真夏:あ、でもその前の服が1つある!私、中学生の時に着ていたピーコートを20代になっても着ていました。多分、気に入ると延々と着るタイプなんです。好きなものがずっと変わらない。困ったなぁってくらい。える:物持ちが良いだけでなく、自分の定番を作るのが上手なんですね。真夏:でも、リリースの度にビジュアルや印象で変化を表現したい気持ちはあるんです。けど、自分の趣味が変わらないからもう仕方ないなって最近思い始めました。える:それってすごい良いところですよね。変えちゃいけないって思っていたり、誰かから指示されているわけじゃないんですもんね。真夏:好きなものが変わらないっていうのと不精な性格が合わさっているだけなんですけどね。これより好きなものがないっていうシンプルな気持ち。私はこれなんだ!っていう気持ちよりも、ただただこれより気に入るものが見つからないんだっていうだけ。える:おばあちゃんになっても着てるんだろうな。真夏:そうですね。でもこれ小さいから太らないようにしないと。ちょっと太ったらパツパツになっちゃうから(笑)でもね、この小ささが可愛くて。もしかしたら新しいのに出会えるかもしれないって思って探したこともあるんですけど、大きすぎたり長すぎたり、仲がボロボロだったり革の臭いが気になったり。結局これなんだなって思っています。もう自分に馴染んでる。最高の一着ですね。える:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?真夏:えー!手放さないです。最後まで自分の元が良いです。自分の子どもでも「自分で買いな」って言います。自分のスペシャルは自分で探してほしい。だからあげたりはしないかな。ひとりぼっちで聴いてほしいえる:あたたかいコミュニティですね。場所を作りたいっていうのはライブも含むと思うんですけど、真夏さんは自分の楽曲をどういう風に聴いてほしいですか?真夏:うーん、ひとりぼっちで聴いてほしいかな。自分の音楽の向き合い方がそうだったので。ライブハウスでは楽しんでほしいから自分も盛り上げたり煽ったりはするんですけど、自分がお客さんだったらその輪の中には入らないです。バーカウンターのところでじっとしているタイプ。ステージから盛り上げるのは大好きなんですけどね。私はみんなと盛り上げるのが好きなキャラクターだと思われがちなんです。歌がパワフルだと言われるからなのか、人見知りしないと思われているからなのか。そういう“パブリックイメージと実際の自分はイコールではない”っていうことにはもう慣れちゃったんですけど。える:ギャップがあるというのは散々言われてきたんですね。真夏:うん。そういうわけで、基本的にはひとりで聴くってことしか知らない。私はイヤホンやヘッドホンで聴いていたい。レコードやスピーカーでも、ひとりで。そうやって音楽に向き合ってきたから。だからライブを観に行っても盛り上がりたいって思ったことはないです。そういう場所で友達を作りたいって思ったこともない。むしろ誰とも友達になりたくないし、友達は少ない方が良いと思っています。でも、それでも友達になった人たちがいる。私がライブをするライブハウスってそういうところ。でもライブハウスに来る人たちって、実は誰も友達を作りたいと思って来ていないんじゃないかな…って思います。誰とでも仲良くなれてコミュニケーションが取れる人たちじゃなくて、誰もわかってくれなくていいやって思ってるんだと思う。それで「お前も誰もわかってくれないよな〜!」っていう出会いをする。わかってくれよ!っていうのが内心にあるとは思う。やっぱりはぐれた人たちが来るところだから。える:真夏さんの歌声を聴いている時に孤独を感じたことってなかったから、改めてひとりでじっくり聴いてみたい。精神的にひとりぼっちの時、どう聴こえるか感じたい。真夏:うんうん。そういう時とか、帰り道とかで聴いてほしい。《アルバム INFO》永原真夏「GREAT HUNGRY」instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月16日三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と、女優の中条あやみが、2019年公開の映画に出演することが27日、わかった。同作はフィンランド長期海外ロケ、大型ラブストーリー、2019年公開……ということ以外明らかにされず、オールシークレットで進む企画。フィンランドでは冬・夏2回に分けて撮影を実施し、そのシーンは本編の約半分にも上るという。邦画ラブストーリー史上まれにみる大型海外ロケとなる。2人は2月上旬のクランクインから約1カ月の撮影に臨んだ。今回は、撮影を行ったフィンランド・ヘルシンキの冬の街で微笑む1枚が公開された。○登坂広臣コメントこの度の映画で主演を務めさせていただくことになり、この様な作品に携われることを光栄に思っています。フィンランドでの撮影は、本当に寒い中での撮影でしたが、キレイな街並みと雄大な自然に力をもらいながら、中条あやみさんやスタッフの皆さんと共に日々の撮影に臨みました。ストーリーや役柄については改めてお伝えしますが、演じている僕自身もどんな作品になるのか今から楽しみに感じています。すべての撮影が終わり次第追って続報もご報告できるかと思いますので、ぜひ続報にも期待していてくださればと思います。○中条あやみコメント今の私が役を介して感じた気持ちを素直に表現したいです。いつか必ずご一緒したいと思っていた共演者の皆様、スタッフの方々と力を合わせて、フィンランドの雪も溶けてしまうほどの熱い心を持ってこの作品をつくっていきたいです。映画のタイトルについてはみなさんに知ってほしくてうずうずしていますが、またご報告しますので楽しみにしていてくださいね!(C)2019SFFP
2018年02月27日主演に「三代目 J Soul Brothers」登坂広臣、モデルで女優の中条あやみの2人を迎えての大型ラブストーリー企画が始動、2019年に全国公開されることが決定。タイトルやストーリーなどはまだベールに包まれている。今回明らかになったのは、『ホットロード』で映画初出演を果たし、『HiGH&LOW』シリーズや「テラスハウス」のスタジオメンバーとしても参加した登坂さん、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『覆面系ノイズ』などに出演する中条さんを迎えた企画で、フィンランドでの長期ロケがあるということのみ。今年2月にクランクインした本作は、今回1か月にもわたる冬のフィンランドロケが行われ、オールアップは6月下旬を予定しているという。北欧フィンランドでの長期ロケは冬・夏2回に分けて実施し、そのシーンは実に本編の約半分にも上る邦画ラブストーリー史上まれにみる大型海外ロケ。物語の重要なカギを握る舞台なのだとか。今回の解禁に合わせて到着したファーストカットでは、2人が撮影を行ったフィンランド・ヘルシンキの美しい冬の街で微笑む印象的なスチールだ。■登坂広臣&中条あやみコメント到着登坂さんは、「この度の映画で主演を務めさせていただくことになり、この様な作品に携われることを光栄に思っています。フィンランドでの撮影は、本当に寒い中での撮影でしたが、キレイな街並みと雄大な自然に力をもらいながら、中条あやみさんやスタッフの皆さんと共に日々の撮影に臨みました」と撮影をふり返り、「ストーリーや役柄については改めてお伝えしますが、演じている僕自身もどんな作品になるのかいまから楽しみに感じています」とコメント。登坂さん演じる人物と恋に落ちる役を演じる中条さんは、「いまの私が役を介して感じた気持ちを素直に表現したいです。いつか必ずご一緒したいと思っていた共演者の皆様、スタッフの方々と力を合わせて、フィンランドの雪も溶けてしまうほどの熱い心を持ってこの作品をつくっていきたいです」と意気込み、「映画のタイトルについてはみなさんに知ってほしくてうずうずしていますが、またご報告しますので楽しみにしていてくださいね!」とメッセージを寄せている。登坂広臣×中条あやみ共演映画は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月27日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』第2回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。運命の出会いを生んだ、千原徹也の『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。千原 徹也(以下、千原):「nakEd bunch(ネイキド バンチ)」のニット。28歳くらいの時、まだ京都に住んでた頃に代官山で買ったの。イラストレーターのエドツワキさんが昔10年やってたブランドでね。僕は単純にエドさんのファンで、京都から代官山に毎シーズンわざわざ買いに行ってたんです。いつも好きな服を買うだけのために東京に行ってた。みんなが買っているものは買わないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?千原:もうボロボロだから、人にあげるにしてもねぇ。14年も着てるから、もはや他の人が着れるのかっていう…。でも自分の子どもが欲しいって言ったらあげるかな。そしたらアレンジとかしてもらっても良いね。える:モノを大切にされるんですね。物持ちが良いと言うか、結構どれも長く持ってますよね?千原:そんなことないよ。着ないやつはサラッとあげちゃってる。いっぱいあっても同じ服しか着ないんだよね。える:千原さんって、いつも個性的な服を選ぶイメージ。千原:着るモノで個性というか、性格が分かるよね。えるちゃんは赤ばっかり着てるからこだわりが強い人なんだろうなとか、ちゃんとそういうのを整理できて決められる人なのかなとか、ちょっと大変な人かもなとか。笑赤い服ばっかり着てるっていうだけでどういう人か想像ができる。服って自分に対して一番見られてるものじゃない?だからみんな常に自分の性格とか好きなものとか考えて買うと良いと思う。える:確かにそうですね。私の場合は色と大体のシルエットで覚えてもらえていることが多いかも。私にとってこのスタイルは正装のようなものです。一番好きな色とアイテムと髪型が変わらないから変える必要も今はない。これ以上の好きなものがないんです。千原:そうそう。1個で良いからこれは誰も着ないだろうとか買わないだろうっていうもの、その人の気持ちで買ったものがあれば。思い切ったやつが1個でも。それで自然に他のものもコーディネートされていくと思う。これ誰が買うの?ってものをじゃあ僕が買う!ってなるものがやっぱり1つは無いと。僕は最近デカすぎる帽子を買いました。デカすぎて中が余ります。笑試着しながらお店の人に「これサイズ変ですよね?」って言ったら「そうなんですよ、だから誰も買わないんです」って言うから、…じゃあ僕が買おうって。でもやっぱりデカすぎて中が空洞になるから、この前は小銭入れをここに。笑える:ははは。笑千原:服を作ってる側もヒントになると思うんですよ、みんなが買っているものは買わないっていうことが。これ売れてるんですっていうものは絶対買いたくない。千原さんにとってファッションとは、個性そのものなのだと思います。彼らしい服装というものが確かに存在していることが何よりの証。千原さんは私にも同じことを言ってくれました。それは強い武器だよ、とも。大切な人と自分を繋ぐものが自分という個性をつくっているなんて、とても素敵。千原さんのニットのように、未来の自分への贈り物になるようなものが今1つでも選べていたら良いなと思います。これから迎え入れるものをより丁寧に選びたくなる時間でした。Tetsuya Chihara(千原 徹也)Twitter | Instagramれもんらいふ公式サイト▶︎オススメ記事・「服をたくさん持つことがおしゃれではない」。“普通のバイヤー”じゃなかったからこそ気づけた「服を大切にする精神」・#001 「ファストファッションでも大事にすればいい」。エシカルファッションプランナー鎌田安里紗の『記憶の一着』|赤澤えると『記憶の一着』Interview photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年02月13日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、スタートです。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。 ちなみに、私のクローゼットは『記憶の一着』だらけ。自分なら何を紹介するか、この連載が終わるまでにじっくり考えてみることにします。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。イベントの公式ウェブサイトは2月中旬にオープン予定。最新情報は赤澤えるのSNSをチェック。
2018年01月30日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日エスエルディーが運営する「atari CAFE&DINING 池袋PARCO店」(東京都豊島区)はこのほど、10品目野菜の「草鍋」をメイン料理とした「新年会特別コース」(4,500円・税込)の提供を開始した。販売期間は1月31日まで。同コースは、忘年会や新年会など飲食の機会が多く、運動不足になりがちな時期に合わせて販売するもの。「フレッシュケールとバジルチキン、ブラン小麦シーザーサラダ」「DELI盛り合わせ」「鶏むね肉のポシェ 松の実とチアシードのソース」などの料理7品に2時間の飲み放題が付いている。メイン料理は、10品目の野菜を2種類のスープで楽しむ草鍋。草鍋のスープは、素材のおいしさをシンプルに味わえる「鶏ガラスープ」とピリッとした辛みの「旨辛チゲスープ」の2種類を用意しており、最後まで味に飽きることなく野菜をたっぷり食べられるとのこと。〆にはもち麦を入れたぞうすいを楽しめる。
2018年01月05日帝釈天のおひざ元で愛され続ける東京・柴又の帝釈天題経寺に続く参道にある「吉野家」は、草だんごの名店として有名なお店です。寅さんでお馴染みの、下町情緒溢れる柴又。柴又駅から帝釈天題経寺に向かう参道には、昔ながらの商店街があります。その中で、ひときわ目立つ行列を作っているのが「吉野家」。店先にあるのはちょっとした休憩スペースのみで、持ち帰り用の販売がメインです。帝釈天の目の前で3代続く老舗おだんご屋さん!創業から数えて、3代目になるという老舗おだんご屋さん。お店で売っているおだんごには長い歴史があります。その昔、題経寺で下働きしていた人たちに作らせていたという草だんご。下働きの一家が参道で草だんご屋をはじめたところ、大評判になりました。当時は、きなこをまぶした草だんごを販売していましたが、女中として働いていた娘があんこを添えることを提案。以来、草だんごとあんこは、名物の組み合わせとなりました。帝釈天を訪れたらならぜひ買って帰りたい名物!お店の看板メニュー「草だんご あんこ」。長野県松代産のよもぎを使用しています。よもぎは生ではなく、乾燥よもぎを使用することで、他にはない強い香りを出すことができるのだそう。もちもち食感の草だんごに合わせるのは、甘さを抑えた自家製あんこ。甘いものが苦手な人でもペロリと平らげてしまえるほど、絶妙な甘さがクセになります。こっくり煮詰められた特製の黒蜜はとろけるおいしさあんこに並ぶ人気メニューが「草だんご きなこ黒蜜」です。よもぎの濃厚な香りが魅力の草だんごに絡めるのは、トロトロの特製黒蜜。美しくツヤやかな黒蜜が、モチモチ食感の草だんごになめらかなおいしさをプラスします。仕上げにまぶすのは、うぐいすきなこ。香ばしいきなことコクのある黒蜜が、草だんごを優しく包み込みます。訪れる人を、手作りのおいしさで歓迎する名店蒸したての草だんごの生地は、手でちぎられて丸められます。引きちぎった跡が残る、なんとも豪快な見た目ですが、味の繊細さは折り紙付き。口に入れた瞬間に香るよもぎの風味は、他では味わえない濃厚なおいしさです。なるべく出来たてのものを食べてもらいたいという思いから、大量生産はしていません。柴又の町を歩きながら味わう出来たての草だんごは、下町ならではの温かみにあふれる味です。京成金町線「柴又駅」が最寄り駅。駅から帝釈天題経寺に向かう道中にある、「葛飾区柴又帝釈天門前参道商店街」の一角にお店はあります。柴又を訪れたらならぜひ食べておきたい、名物和スイーツです。スポット情報スポット名:吉野家住所:東京都葛飾区柴又7-6-18電話番号:03-3673-0898
2018年01月02日資生堂長命草と第一ホテル東京のコラボメニュー株式会社阪神阪急ホテルズが運営する東京都港区新橋にある第一ホテル東京では、1階のロビーラウンジにて“パワーベジタブル”と称される「資生堂長命草」とのコラボレーションメニューが登場している。12月1日(金)から楽しめているこのメニューは「長命等とフロマージュのムース(チュイールとアイス添え)」と「コールドプレスジュース」の2種類だ。資生堂長命草パウダーの力「長命草」はセリ科の植物で、和名を「ボタンボウフウ」と呼ぶ。栄養価が高く近年大きな注目を浴びている。パワーベジタブルと称される長命草にはそれだけではなく、若々しさを保ち美しい肌を保つために欠かせない美容成分である「ポリフェノール」が、なんとゴーヤの8倍も含まれているのだ。さらにビタミンやミネラル、食物繊維など健康と美容を意識する女性にとってなくてはならない成分もバランスよく含まれているため、多くの女性たちが求める製品となっている。資生堂長命草は料理にも使いやすいパウダー仕様となっており、今回のコラボレーションメニューが完成した。メニューの詳細まず「長命草とフロマージュのムース」には、フロマージュムースとアイスの両方に長命草パウダーを使用。単品で1,200円だが、コーヒーや紅茶を付けて1,700円のセットでも楽しめる。「コールドプレスジュース」は、黒キャベツやホウレン草、りんご、生姜など体に良いものだけがふんだんに使われ、仕上げに長命草パウダーが加えられる。価格は1,800円。いずれも、2018年2月28日(水)までの限定メニューとなる。長命草に興味がある方は特に、美容に気を付けている女性もこれを機会に味わってみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※第一ホテル東京 ニュースリリース※阪神阪急ホールディングス プレスリリース(@Press)
2017年12月06日映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(11月11日公開)の大ヒット感謝祭舞台挨拶が26日に都内で行われ、登坂広臣、山下健二郎、佐藤寛太、ELLY、NAOTO、山田裕貴、鈴木貴之、一ノ瀬ワタルが登場した。同作は5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が公開されたほか、ドラマ、動画配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアーなど様々に展開する。動員は65万人、興行収入は9億円を突破した。シリーズの"最終章"と銘打たれた同作だが、これまでの中で得たものを聞かれると、山下は佐藤を見て「後輩とも、ほぼ接点がなかった。入ってきて初めましてみたいなところから3年経って、すごく仲良くなったというか、絆も深まったんじゃないかと思います」と振り返る。佐藤も頷き、「バイクのシーンとか、ドラマではできなかったことができるようになった」と3年間の変化を明かした。また、同作から弟のLIKIYAが出演することになったELLYは「LIKIYAが面白いな」と兄の顔に。NAOTOはLIKIYAについて「祐真キキちゃんが彼女役なんだけと、本当に今までで1回も彼女できたことないんかってくらい、女の子の扱い方が下手すぎて」と指摘する。「肩の抱き方とかもなんか、浮いてる感じなんだよね。全然板についてなくて。それが面白かったです。かわいいなあって」と魅力を語ると、ELLYも「お兄ちゃんとしてはかわいいなあという感じ」と、笑顔を見せていた。一方、TAKAHIROと2人で"雨宮兄弟"を演じる登坂が「みんなチームだから羨ましいなって。現場行ってもみんなワイワイやってるし。僕、2人っきりなんで……」と寂しがると、山下は「2人で映画のほとんど持ってってるやん! すごいやん!」と訴える。山下が「俺らがあんなに頑張ってアクションやっても、登坂さんがガッサー(持って)いってるじゃないですか」と抗議すると、登坂は笑いながら「そうだね」と認めた。さらに「(作品で)得たものはないな。もう得てた。ただ出すだけだった」と語ると、共演者陣からも思わず「かっこいい」という声が漏れていた。NAOTOが、登坂が演じる広斗について「少しくらいは、焦った姿見たくない? 常に急ぎもしなければ焦りもしないし」と言うと、山下も「冷静やんね! 冷静に鎖巻いてるもんね」と同意。NAOTOが「雨宮兄弟がとんでもなく焦る続編を作って欲しい。空港行ってパスポート忘れたりとか」と希望すると、周囲も頷いていた。
2017年11月27日