「感染症予防」について知りたいことや今話題の「感染症予防」についての記事をチェック! (1/19)
心不全・脳卒中・骨粗鬆症・認知症・がんなどの予防に3月19日、心不全や脳卒中、骨粗鬆症、認知症、がんなどの予防に役立つ血管ケアを解説している新刊『高血圧、脳卒中、心筋梗塞をよせつけない! 「100年血管」のつくり方』が青春出版社から発売された。新書判、192ページ、定価は1,210円(税込)である。著者は東京・あきる野市にある池谷医院の院長で、医学博士、東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医の池谷敏郎氏である。同氏は『世界一受けたい授業』『林修の今でしょ!講座』など、多数のテレビ番組出演でも知られている。なお、同書は2019年に刊行された『1日5分! 血管ケアだけで20歳若返る!』に最新の情報を加筆し、大幅にリニューアルしたものとなっている。血管を若返らせ全身を若く保つ方法全身に血液を送り出している心臓。心臓が止まることは、人体にとって死を意味する。血液に含まれる酸素や栄養が全身の臓器の活動を可能にしているが、それは心臓にとっても同じである。心臓も心臓自身が送り出した血液の酸素や栄養によって、休むことなく収縮と拡張を繰り返している。また、心臓が血液を送り出しても、血管にしなやかさが失われていると、心臓はいつもより頑張って働かなければならなくなる。血管の状態が悪ければ、心臓に大きな負担を強いることになってしまうのだ。新刊では、血管を若返らせて、全身を若く保つ方法を解説。「100年血管」をつくり病気にならない体になるヒントが紹介され、おすすめの食べ物や食べ方、毎日の習慣、血管を若返らせる1日5分のエクササイズなどが掲載されている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2025年03月27日(写真:Ryuji/PIXTA)寒暖差の影響で免疫力が低下する春も感染症に警戒が不可欠だ。例年以上の人流増加が見込まれる今春は、ウイルスにつけ込まれるリスクがさらに高まっている。「3月に入ってからも、冬に流行する、激しい嘔吐と下痢症状を引き起こすノロウイルスが猛威を振るい、北海道の焼き肉店で11人、名古屋の料理店で37人の集団感染が報告されるなどしています。同時に、今月4日に山口県の20代女性と、同居している20代男性、5日に兵庫県の30代女性、8日に千葉県の40代男性、11日に埼玉県の0歳男児がはしかに感染していることがわかりました。はしかは感染力が非常に強く、潜伏期間が10日ほどあるため、さらなる感染拡大が懸念されています」(全国紙記者)■日本でも集団感染がいつ起こってもおかしくない状況感染が発表された人たちは、いずれもフィリピンやベトナムへの渡航歴があるように、世界的にはしかは流行期にあるという。医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんが警鐘を鳴らす。「アメリカでは、テキサス州で感染者が160人を超え、カリフォルニア州やニューヨーク州など複数州でも感染者が確認され、10年ぶりに死者も出ています。日本国内でははしかは撲滅されていますが、今後も、海外渡航者や、円安の恩恵を目当てに来日する外国人旅行者がはしかを持ち込むことで、ワクチンを2回接種しておらず抗体が十分でない人たちなどの間で、集団感染がいつ起こってもおかしくない状況です」たしかに12日には、海外渡航歴がなく、感染経路が判明していない東京都の40代女性の感染も明らかになったばかりだ。■24歳以上は、ワクチンを2回摂取していない可能性が高いので要注意はしかのワクチンは2回の接種が推奨されているが、定期接種が始まる前の1972年9月30日以前に生まれた人は、1回も接種していない可能性が高く、1972年10月1日から1990年4月1日生まれの人は1回しか接種していない可能性が高い。「1回も接種していなくても、大部分の人は自然感染によって免疫を獲得していますが、感染したつもりで感染していない人もいます。また、接種が1回で、抗体が十分でない人もいるので要注意です」(上さん、以下同)厚生労働省が発表した2024年3月末のはしかワクチン2回接種率は、全国平均で92%と高水準だが、国立感染症研究所の資料では、集団免疫を強化するには2回接種率95%以上が目標と記されている。■はしかの感染力はインフルエンザの9倍!はしかは、それほど感染力が強いのだ。全員が免疫を持っていないと仮定した場合、1人の患者が何人に感染させてしまうのかを表す基本再生産数は、インフルエンザが約2人に対し、はしかは12~18人と極めて高い。「空気感染するため、抗体を持っていない人が感染者と同じ部屋、同じ電車の車両にいれば、ほぼ100%感染します」感染すれば、10日ほどの潜伏期間を経て、風邪のような初期症状が現れる。「2~4日ほどは38度前後の熱が出たり、咳、くしゃみ、鼻水、目の充血などの症状があります。特徴的なのは、一度熱が下がった後、再び上がり、体中に広がる赤い発疹です」通常は10日ほどで症状は落ち着くが、はしかで怖いのが合併症。国立感染症研究所によると、はしかによって約3割の人に合併症が引き起こされる。その半数を占めるのが肺炎で、高齢者にとっては死に至るケースも。「赤ちゃんの場合、母体からの免疫がなくなる生後6カ月から、ワクチン接種できる1歳までに感染リスクが高まります。両親ばかりでなく、祖父母も気をつけなければなりません」東京都ではしかの感染者が100人を超えた2019年の推移を見ると、4~5月にかけて増加傾向が見られているように、春の流行が顕著だ。■花粉症や寒暖差などで免疫力が落ち、人との交流が増える春が危険「とくに春は人の移動が多いことが要因だと考えています。新生活のスタートでコミュニティにはじめて出会う人が加わったり、会食も増えます。4月からはじまる大阪万博も、はしか流行の大きなリスクになりうるでしょう」そもそも春は、感染症にかかりやすい時期なのだという。「新生活によって生活のリズムが崩れたり、ストレスなどで自律神経が乱れます。また寒暖差が激しくて体に負担がかかり免疫力も落ちます。さらに花粉症で目や喉、鼻の粘膜が炎症を起こしていれば、感染リスクが高まります」そんな春に注意すべき感染症を、表にまとめた。「風しんも春から夏にかけて増えるイメージです。はしかよりも症状がずっと軽く、なかには風しんに感染したことに気づかないケースもあるほどなので、それほど神経質になる必要はありません。ただし、注意したいのは妊婦。妊娠10週までに感染すると、極めて高い確率で胎児に心奇形や難聴、白内障などを引き起こします」1962年4月1日以前生まれの人はワクチン接種をしていない可能性が高く、1979年4月2日から1990年4月1日生まれの人は個別接種のために、接種率が低い傾向があるといわれる。■こどもの病と油断せず大人こそ注意が必要!こどものときに感染することが多いのは、おたふくかぜ。「ムンプスウイルスに飛沫感染、接触感染すると、耳下腺が腫れる耳下腺炎に。ほっぺたが腫れておたふくのように見えます。大部分は、症状自体は軽く終わりますが、まれに起こる髄膜炎、精巣炎、卵巣炎、心筋炎、脳炎、難聴など合併症が怖い。とくに成人が罹患すると重症化しやすくなります」確率は低いものの、死亡も報告されているおたふくかぜだが、2016年の感染研の資料によると、50代のワクチン接種率は30%と低い。「過去に感染歴がない、もしくは感染の有無がわからない、予防接種をしていない人などはワクチン接種を検討しましょう」80歳までに3人に1人が発症するといわれる帯状疱疹も、春のような季節の変わり目に注意。「水ぼうそうウイルスに感染すると、治った後も知覚神経の部位に潜み続けます。ストレスや加齢で免疫力が低下すると、ウイルスが再活動し、帯状疱疹を発症します。発疹が出るなど皮膚症状が現れ、夜に眠れないほどの痛みが出たりします。怪談で有名なお岩さんも、帯状疱疹だという説があります。今年4月よりワクチンが定期接種となり、65歳以上の人などを対象に、各自治体で接種費用の一部が公費補助されます」昨年の春から秋にかけて山形県で感染拡大が確認されたのが、百日咳だ。世界的に見ても、昨年、ヨーロッパや中国で感染者が急増し、オランダでは感染者が5千人を超え、死者も出ている。「ヒューヒューという独特の呼吸困難の症状があり、数週間、咳が続くのが症状。幼児へのワクチン接種が進められて予防できていますが、一部、接種をしていない人や免疫が十分でない人もいます」春に活動的になるマダニが媒介するウイルスによって感染する、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も注意したいところ。2023年には過去最高の133人の患者が報告されている。初期症状は発熱や全身倦怠感、消化器症状などだが、重症化して死亡することも。「西日本を中心に発生しています。ワクチンもなく、免疫もないため、重症化しやすいといえるでしょう。春から活動的になるマダニに刺されないようにするため、山や森に入るときは長袖長ズボンを着用するなど対策が求められます」50歳以上は特に、感染歴やワクチン接種歴を今一度チェックし、春の感染症予防につとめよう。
2025年03月24日予防未病健康医師協会(以下、「当協会」)は、健康寿命の延伸を目的に全国の医師、歯科医師が連携し活動を進めてまいりました。このたび、さらなる予防医療の発展と地域社会への貢献を目指し、一般社団法人 予防医科学推進協会と地域連携を開始いたします。これにより、医科、歯科、セラピストの「トライアングル連携」による包括的な予防・未病対策を推進していきます。トップ【医科・歯科・セラピストのトライアングル連携とは】トライアングル連携は、医師による病気の診断・治療、歯科医師による口腔ケア、セラピストによる身体機能のサポートを一体化し、患者さんの疾病や痛みの予防に取り組む新しい医療の枠組みです。地域の患者さんの慢性的な疾患リスクを低減し、健康寿命を延ばすことを目標としています。【連携の背景】近年、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者の52%が歯周病菌を保有しているなど、全身の健康と口腔ケアの密接な関係が明らかになっています。また、生活習慣病や運動器疾患の予防にはセラピストによる早期の身体的介入が重要とされています。当協会はこれらの課題に対応するため、医科・歯科とセラピストの連携を強化する運びとなりました。【今後の展開】当協会は、各地の医師、歯科医師、セラピストとの連携を進め、以下の取り組みを実施予定です:1. 地域ごとの予防未病シートの統一規格化・患者さんの自覚症状を基に疾患リスクを可視化し、適切なケアを提供2. 研修・講演会の開催・医科・歯科・セラピストによる症例共有や予防医療に関する知識の普及3. 地域連携モデルの構築と拡大・地域密着型の包括的な医療体制を整備【一般社団法人 予防医科学推進協会について】一般社団法人 予防医科学推進協会は全国予防未病セラピスト会を運営する団体です。主な特徴は以下のようなものがあります。(1) 2040年 社会保障機能が維持できなくなる「2040年問題」を対策することが主な目的(2)理念・予防は医学と科学の両輪である「予防医科学」から成る・予防医科学を普及・推進することが2040年社会保障の維持困難を回避し国民の健康寿命延伸を促進させ生産人口の社会保障負担を減らす・予防医学×予防科学の連携による“予防医科学”を新しいヘルスケア分野でのメイドインジャパンブランドにしてインバウンド戦略として盛り込む・寝たきりの理由として上位に挙がる運動器疾患ケアの専門家は慢性症状に寄り添うセラピストである(3) 広義のセラピストである柔道整復師、鍼灸あんま指圧師、整体師、カイロプラクター、リラクゼーション、理学療法士、エステティシャン、パーソナルトレーナーなど人々の健康と美に関連する予防科学と慢性痛のプロフェッショナルを集め、それぞれの施術に加えて慢性痛予防科学メソッド(R)を実施し患者さんや顧客の現在ならびに将来の運動器における慢性痛リスクを可視化、エビデンス化およびデータ化し、国民の健康リテラシー教育推進や定期健診の推奨(4) セラピストへの科学的エビデンスに基づいた予防関連学問のセミナー実施(5) 企業や各所団体にロコモ・サルコペニア・ダイナぺニア予防のための予防科学を用いた健康リテラシー教育の実施およびCSR活動(6) アスリートへ科学に基づいた関節の使い方を指導しパフォーマンスの向上を図ると共にスポーツ障害のメインテーマである関節を主とした運動器のケアができる環境の整備を推進することでスポーツ障害予防とスポーツ業界の振興を目指す(7) 積極的な予防医科学を用いたインバウンド戦略(8) 地域での医科歯科セラピスト連携の推進(包括的相互紹介システムの確立)(9) 予防未病診断シート(R)での国民と専門家、医科歯科セラピストなどジャンルを超えた国民の慢性症状および非特異性疾患の現状把握と共有 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月24日株式会社健康日本総合研究所(本社:岡山県倉敷市、代表取締役:井上 泰裕)は、熱中症予防・救急医療情報カードをはじめとする熱中症予防カードシリーズの新商品として「熱中症予防シート卓上タイプ」を、2025年4月1日から販売開始いたします。「熱中症予防シート卓上タイプ」 熱中症予防シート卓上タイプ【「熱中症予防カード」とは】熱中症の説明から予防方法などについて書かれた、おもにカードサイズのカードのことをいいます。当社ではさらに高精度の液晶温度計を貼り付け、表示された温度に危険域を設定することで熱中症に対する意識付けを強化しています。【「熱中症予防シート卓上タイプ」発売の背景】シリーズ開始当初、カードサイズの熱中症予防カードは、液晶温度計のサイズが6mm×62mmと小さく、温度表示が大変見えにくいという欠点がありました。その後、三つ折りにするとカードサイズになる液晶温度計サイズが8mm×72mmの商品や、2014年にはさらに大きいB5サイズの「熱中症予防シートB5」、2016年には「熱中症予防シートを夏しか使わないのはもったいない。」とのご要望から「熱中症予防シートオールシーズンタイプ」、2017年には熱中症予防シートを折り曲げたら机やテーブルの上に置くことができる「熱中症予防シート置けるタイプ」を発売いたしました。今回さらに、机やテーブルの上に置く専用タイプを発売することにいたしました。【「熱中症予防シート卓上タイプ」について】「熱中症予防シート卓上タイプ」は、熱中症予防対策の官民一体の国民運動である「熱中症予防声かけプロジェクト」( )キャラクターであるしろくまの「涼太郎」を採用した第8弾商品です。<本商品5つの特徴>1. シートのサイズはB5サイズカードサイズに比べて字も大きくお年寄りでもとても見やすくなっています。熱中症の予防法や熱中症になってしまった時の対処法を「涼太郎」がアドバイスをしています。2. 液晶温度計は16mm×144mmで約1年間の保証付き20℃から42℃の2℃ごとの表示で数字も大きく見やすい表示となっています。精度は+-0.5℃です。普通の使い方で精度が悪くなったり、2つ以上の温度帯が表示されるなどした場合は無償で交換いたします。また、温度設定が20℃からのため夏だけではなく冬も暖房の目安として活用できます。3. 危険域は湿度75%の場合で設定株式会社健康日本総合研究所の熱中症予防カード・熱中症予防シートは湿度60%の場合と湿度75%の場合の2種類があります。熱中症予防シート卓上タイプは湿度75%の場合を採用しています。4. 机やテーブルに置くことができます3カ所に折れ線が入っているため山折りに折り曲げると卓上カレンダーのように机やテーブルに置くことができます。5. 連絡先のスペースに宛名シールが2枚貼れます連絡先欄は光沢のためのニスがついていないためペンなどで住所・氏名・電話番号をそのまま書くことができますが、宛名シールを2枚貼ることもできます。地区ごとに連絡先が変わるクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)・ひと涼みところ(クールスポット)や地域包括支援センターなどの住所や電話番号などを宛名シールに印字して貼ると便利です。連絡先一覧表のページを閲覧できるQRコードを印字して貼ることもできます。※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。6. そのまま郵送できます熱中症予防シートはコート紙180Kgを採用したB5サイズのポストカードタイプのため、裏面の白地の部分に切手を貼って宛先を書いたら定形外郵便物もしくはゆうメールで郵送できます。また、運送業者のメール便で発送することもできます。そのため小さなお子さんがいるご家庭、お年寄りのいるご家庭などへの大きいサイズの暑中見舞いハガキにもなります。(輸送状態によっては折れ筋が入るため台紙を同封して角2封筒で郵送することをお勧めします。)熱中症予防カード・シートラインナップ 【「熱中症予防シート卓上タイプ」の概要】名称 : 熱中症予防シート卓上タイプ発売日 : 2025年4月1日販売価格 : 500円(税別)550円(税込)サイズ : 縦257mm×横182mm(B5サイズ)カラー : 表面4色裏面なしブランド : 健康JAPAN販売店 : Amazon.co.jpもしくは当社からの直販(販売開始日現在)URL : ■会社概要商号 : 株式会社健康日本総合研究所代表者 : 代表取締役 井上 泰裕所在地 : 〒712-8046 倉敷市福田町古新田1214-17設立 : 1991年3月事業内容: 国民健康保険医療費適正化特別対策事業、熱中症予防カードの企画、販売他資本金 : 1,000万円URL : 【本商品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社健康日本総合研究所Tel:086-454-0222(代) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月24日低体温症による死亡者は毎年1,000人以上、これは熱中症の死亡者よりも多い年があるほどです。シニア向けの健康ジム「アレリスポーツ」(運営:京都紅夢グループ 株式会社T&D、所在地:大阪府泉佐野市、代表:林 信義)では、身近に潜む本当は怖い低体温症の予防をテーマに無料の体操教室を、2025年2月15日(土)・28日(金)に大阪府泉佐野市にて開催いたします。アレリスポーツ ホームページ: 【身近に起きる低体温症、熱中症より怖いことも】山岳遭難で起きるイメージが強い低体温症。冬の寒い日には自宅の室内などの身近な環境でも低体温症になるリスクが高く、毎年緊急搬送される人が相次いでいます。厚生労働省の人口動態調査によると低体温症による死亡者は毎年1,000人以上で、熱中症など高温による死亡者よりも多い年もあります。熱中症と同じぐらい命にかかわるリスクがあると言われています。日本救急医学会の報告によると、低体温症で救急を受診した患者の平均年齢は約70.4歳と、高齢者に多いことが特徴です。高齢になると体温調節機能が低下したり、筋肉量が減って熱を生み出しにくくなります。また、食事量が減ることで食べ物から作り出せる熱量も減っていくことなどが、高齢者に多い理由として挙げられています。【シニア向け低体温症予防の無料教室開催】アレリスポーツでは地元地域住民のシニアに向けて、低体温症の予防をテーマにした無料体操教室を開催いたします。会員以外の方もどなたでもご参加いただけます。加齢とともに筋肉量が減っていき体の中で熱を生み出しにくくなってしまうことに注目し、全身から指先まで数種類の動きを組み合わせてできる無理のない運動を行います。今より衰えていかないように維持することで体の発熱量を増やして熱中症より怖い低体温症を予防します。開催のきっかけは利用者様のお声からです。健康ジムの店長が行なっている整体施術の際、ご来店になるお客様のなかには冷えで悩んでいる方も多く、そういうお客様の多くは運動をあまりしていないということがわかったからです。体験者からは「簡単な運動の割に体が温まった」「体も口も動かして楽しかった、もっとやってほしい」などの感想をいただいています。【無理しない・背伸びしないをモットーに】アレリスポーツは月々1,980円(年払いなら12,000円)で通い放題のジムです。無理しない・背伸びしないをモットーにしています。また、今話題の高気圧酸素ルームやイカロスクラウドも導入。乗るだけ巻くだけで簡単に使える健康器具も大人気。定期的にピラティス教室、ベリーダンス教室も開催しています。<アレリスポーツ店長コメント>「アレリスポーツは高齢化社会の様々な課題を解決したいという思いから立ち上げました。通常のジムのように器具をつかって体を鍛えたり動かしたりするだけでなく、無料の体操教室などを通じてこれまで以上に高齢者を取り巻く社会問題を解決していきたいと思います。」《低体温症予防 無料体操教室 開催概要》開催日 : 2025年2月15日(土)・28日(金)開催時間: 両日とも10:00~10:45・13:30~14:15の2回開催開催場所: 健康ジム アレリスポーツ〒598-0012 大阪府泉佐野市高松東1-10-37 泉佐野センタービルB1持ち物 : 水分補給できるもの・汗拭きタオル等服装 : 動きやすい服装《健康ジム アレリスポーツ 概要》所在地 : 〒598-0012 大阪府泉佐野市高松東1-10-37 泉佐野センタービルB1TEL : 070-6441-2099月会費 : 1,980円(税込)、年払いなら12,000円(税込)で通い放題・使い放題各教室・高気圧酸素ルームは別途有料営業時間: 10:00~20:00定休日 : 毎週木曜日・第二第四日曜日店長 : 藤本 高史URL : 《会社概要》会社名 : 株式会社T&D(京都紅夢グループ)代表 : 林 信義本社 : 〒598-0012 大阪府泉佐野市高松東1-10-37事業内容: 美容・健康エステ事業、ハウスクリーニング事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月05日「溶連菌感染症に関する調査」を実施溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌(略称:溶連菌)を原因とする感染症です。溶連菌には様々な種類がありますが、「A群溶血性連鎖球菌」を原因とするものが多く、一般的に溶連菌感染症と呼ばれています。昨年は、10月頃より溶連菌咽頭炎が増え始め、過去10年間で最大規模の流行が起こっていました (※1)。また、溶連菌感染症は冬に流行しやすいと言われているため、これからの時期に感染対策をしっかり行うことが大切です。そこで、溶連菌感染症の実態について、症状や感染予防策の実施状況をアンケート調査しました。今回は調査結果とともに感染対策についてもご紹介します。(※1)出典: 国立感染症研究所ホームページA群溶血性レンサ球菌咽頭炎過去10年との比較グラフ 子供だけでなくて大人も感染する?溶連菌感染症は3~10歳の子供がかかりやすいとされています。しかし、大人も感染する可能性があり、また家庭内感染も考えられるため油断は大敵です。また、溶連菌感染症に初めて感染した年代ごとに症状のつらさを調査した結果、子供の頃に感染していた方に比べて、子供の頃には感染せず大人になってから初めて感染した方では、「とてもつらかった」と回答した割合が多いことが分かりました。子供の頃に感染していない方は、より注意が必要です。流行時には大人も感染予防を心がけましょう。さらに、学校又は仕事に通っている方のうち、約4人に1人(24.0%)が、溶連菌感染症にかかった際に5日以上学校又は仕事を休んでいることが分かり、この結果からも溶連菌感染症の症状のつらさが伺えます。どんな症状がでるの?溶連菌感染症の主な症状や特徴的な症状として、のどの痛み・発熱・首リンパ節の腫れ・イチゴ舌などが挙げられます。実際にどのような症状がつらかったのか調査した結果、「のどの痛み・腫れ」と「発熱」が圧倒的に多く、一般的な風邪症状に含まれる「咳」や「鼻水・鼻づまり」と回答した方は少ないことが分かりました。のどの痛みや発熱はあるけれど、咳や鼻水・鼻づまりはないという方は、注意が必要です。感染予防策は実施している?それでは、どの程度の方が溶連菌の感染予防を実施しているのでしょうか。一般的に多くの方が感染対策を実施している「新型コロナウイルス」・「インフルエンザウイルス」と比較して、感染予防策の実施状況を調査しました。その結果、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスでは、約半数の方が予防策を実施している一方で、溶連菌に対して予防策を実施している方は16.2%と少なく、多くの方が意識して感染予防をしていないことが分かりました。どんな対策をすればよいの?それではどのような感染対策を実施すればよいのでしょうか。一例をご紹介します。〈基本の対策〉◎マスク・手洗い・うがい溶連菌感染症の感染経路は、飛沫感染と接触感染です。マスクの着用やこまめな手洗い・うがいを心がけましょう。◎栄養バランスのよい食事・十分な睡眠溶連菌感染症が流行しやすい冬は、寒いため免疫力も下がりやすいので、健康的な生活習慣を心がけ、免疫力を高めましょう。〈おすすめの対策〉◎CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)の活用殺菌成分であるCPCは、溶連菌をはじめとする細菌の細胞膜を破壊することで殺菌作用を示すことが知られています。CPCが配合されたうがい薬や洗口液、のど飴は、口腔内の殺菌・消毒効果を持つとされています。一般的な感染対策と重なる部分が多いため、溶連菌感染症予防と意識せずとも、知らず知らずのうちに対策していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今一度、ご自身で行っている感染対策を振り返り、もしできていないことがあれば実践してみてくださいね。なお、溶連菌感染症の疑いがある症状が出た場合は、医療機関を受診しましょう。病状が進行するとリウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を発症する可能性もありますので、風邪だと思い込んで放置せず、医療機関で適切な治療を行うことが大切です。最後にのどの痛みや発熱などのつらい症状がある溶連菌感染症ですが、感染対策を実施している方は少ないことが分かりました。しかし、子供だけでなく大人も感染する可能性があり、油断は禁物です。溶連菌が流行しやすい冬が近づいていますので、早めの時期から予防を心がけていきましょう。【調査に関する概要】調査実施会社:大正製薬株式会社調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)調査日:2024年9月13日~2024年9月14日有効回答数:20~40代の男女、2,673人20241217_溶連菌感染症に関する調査.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年12月17日気温が上がる時期、注意しなければならないのが熱中症です。涼しい場所で静かに過ごすのがベストだと分かってはいても、レジャーや行事、仕事など、外での活動が避けられないシーンも多いでしょう。そのような時に知っておきたいのが、素早く身体を冷やし、体温調節する方法です。警視庁警備部災害対策課(MPD_bousai)のX投稿より、おすすめの方法を紹介します。わきの下や首の付け根には太い血管が通っているので、ここを冷やすことで、体全体へ冷却効果をもたらすそうです。私は凍らせた保冷剤やペットボトルをここにあて、効率よく体温調節をしています。熱中症予防の参考としてください。— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 18, 2024 体を冷やす時に狙うのは、太い血管暑い場所で活動した場合、熱中症予防で効果的なのが、身体を素早く冷やすことです。保冷剤をおでこに当てたり、冷たいドリンクを飲んだりして、自分なりにケアを頑張っている人も多いのではないでしょうか。警視庁警備部災害対策課がXでおすすめしているのは、太い血管が流れている場所を狙って、保冷剤を当てる方法です。具体的には、以下の部位を意識してみてください。・わきの下・首の付け根太い血管を冷やすことで、冷えた血液が体を循環し、身体全体を内側から冷却しやすくなるのです。短時間で身体を冷やさなければならない場合や、使える保冷剤の量が限られている場合にも効果が期待できる方法です。保冷剤がない場合は冷えたペットボトルでも外出中に予期せず熱中症リスクが高まってしまった場合、「手元に保冷剤がない」というケースもあるでしょう。このような時には冷えたペットボトルで代用しましょう。自販機やコンビニですぐに購入できるのがペットボトルの強みです。複数本購入して、わきの下や首の付け根に当てると、身体がスーッと冷えていきます。わきや首以外にも、足の付け根もおすすめの部位です。濡れたタオルやうちわ、扇風機を併用するのもよいでしょう。水分補給できない場合や全身を冷やしても改善が見られない場合、様子がおかしかったり全身にけいれんがあったりする場合には、迷うことなく119番通報をしてください。夏の暑い時期には、誰がいつ、どこで熱中症になってもおかしくはありません。重症化させないためには、できるだけ素早く体温を下げることが重要です。正しい対処で、夏の暑さから身体と命を守りましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年09月03日音楽レッスン・ボイトレ・アーティストプロデュース業務を行うSMDボーカル教室(所在地:埼玉県川口市西川口、代表:本山 直人)は、ヘビーメタルで認知症を予防するボイストレーニングメソッドを開発し、そのメソッドを紹介する『オジーメタル公式ガイドブック』の第2弾を2024年秋に発表いたします。(第1弾は2023年2月4日に出版)NHK(全国放送)で紹介されました【高齢者の5人に1人が認知症に】昨今では認知症対策が大きな課題です。厚生労働省によると、2025年には高齢者の約5人に1人の約700万人が認知症になると予測されています。これは高齢者の人口増加に伴ってますます深刻化していきます。超高齢化社会の日本では、認知症に向けた取組がさらに重要になります。厚生労働省では認知症は予防できる可能性があり、そのために余暇活動を取り入れて楽しむことを呼びかけています。個人でも脳トレになると言われる麻雀やカラオケなどで対策をする人も増えています。【認知症予防にヘビメタを習う高齢者が急増!】SMDボーカル教室では、認知症予防にヘビーメタルを習う高齢者が急増しています。もともとシニアの習い事ではカラオケやボイトレの人気は高いのですが、演歌や歌謡曲を習いたいという人がほとんどです。オジーメタル公式ガイドブック』を2023年2月4日に出版して以来、日テレ・テレビ朝日・NHK等多くの報道機関で紹介され「自分もやってみたい」とシニアのレッスン希望者が増えました。ヘビーメタルのシャウトは叫ぶといった人間の本源的な欲求を満たし、同時に爽快感や達成感、バンドメンバーとの連帯感など精神的な充足にもなります。さらには、体力の向上やストレスの発散、生活習慣病の予防など、心身両面にわたる健康の保持増進に大きな効果があります。レッスンでは若返り腹式呼吸を学び、高音域シャウト発声や脳トレエアギター・エアドラムなどの動きを実践します。日常から若返る立ち方や歩き方を身に着け、ステージングや楽器のスケールポジションや音程感覚・リズム感を養成します。生徒さんからは「ヘビメタでストレスが発散できて、生きがいが持てた。」「単純に楽しい!見た目が若くなったとご近所の方に褒められました。」と好評をいただいています。【オジーメタル公式ガイドブック第2弾の出版決定】当教室では認知症予防や若返りのためのメソッド「オジーメタル」を開発しました。そしてこの度、書籍『オジーメタル公式ガイドブック』発売、認知症予防のための実践方法などを紹介してまいりましたが、今秋その第2弾を発表いたします。著者はSMDボーカル教室の代表、本山nackeyナオト。誰もが知るメガヒットバンドなど、200を超えるバンドやボーカリスト、歌手・シンガー・パフォーマーを支えメジャーへとサポートしてきました。これまで35年のボイストレーニング指導で延べ3万人以上にかかわり、多くのプロ歌手や音楽指導者・音楽講師を誕生させています。著者からのメッセージ「目標を持つ人やステージに立つ人はどんどん若くなります。69歳で初めて当校にてボイストレーニングをして、70歳でシンガーソングライターとしてCDデビューした女性もいます。現在75歳ですが、初めてお会いした時より若返っています。私の世代は認知症の家族をかかえ苦しんでいる方が多く、何か役に立てないかという想いからオジーメタルが生まれました。認知症予防の一助になれればと、広く普及したいと思っております。」現在は、高齢者だけの認知症予防バンド「オジーメタル」メジャーデビューを目指しています。≪書籍『オジーメタル公式ガイドブックVOL2』ホイッスルボイス・ミックスボイスのメタルシャウトで若返る!概要≫著者 :本山nackeyナオト発売日 :2024年9月28日出版社 :日本音楽講師出版言語 :日本語対応端末:Windows 8以降、Mac OS X 10.14以降、iPhone&iPod touch、Android■本の紹介3オクターブが発声出来て免疫力アップ。認知症予防のためのボイストレーニングやシャウト発声方法やヘビーメタルの「脳トレエアギター・エアドラム」などのガイドや実践方法など。認知症に苦しむ本人や家族を少しでもなくしたい、シニアにも夢を持っていただきたい想いで活動中。【会社概要】店舗名 : SMDボーカル教室会社名 : スタジオモンキーダンス代表 : 本山 直人本社・店舗 : 埼玉県川口市西川口1-33-9 SMDビル2F事業内容 : 音楽スタジオ業務・音楽レッスン・企画・制作・総合プロデュース電話 : 0120-9482-88営業時間 : 10:00~23:00Google マップ: URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月28日舌ブラシのSHIKIEN株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:田中 克弥)は、舌専用アイテム「舌ブラシ」を使った感染症対策について、HPで公開しています。SHIKIEN公式HP: 「舌ブラシ」を使った感染症対策(1)10年に1度と言われた猛暑もようやくピークを越え、朝晩は幾分過ごしやすくなりました。しかし、連日のうだるような暑さに加え、エアコンや冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎによる冷えの影響で、秋に入ってもだるさや食欲不振といった体の不調“秋バテ”を感じる方も多いのではないでしょうか。1日の寒暖差が激しい初秋は自律神経が乱れやすく、免疫力が低下。さらに空気も乾燥しはじめる時期なので、風邪やインフルエンザなどの感染症に罹患しやすくなります。再び猛威を振るっている新型コロナウイルスにも注意が必要です。感染症対策には手洗い・うがいが欠かせませんが、口腔内の状態を良好に保つことも感染症対策に有効と言われています。感染症から身を守るために、舌を清潔に保つことで免疫力を維持することができる「舌ブラシW-1」を使った舌ケアをおすすめいたします。■感染症対策には、手洗い・うがい、そして「舌ブラシW-1」を使った“口腔ケア”をプラス!私たちの口の中には免疫機能が備わっており、細菌やウイルスなどの侵入を防いで体を守ってくれています。しかし、秋バテなどで体力が落ちた時などは口腔内の状態が悪くなり、免疫機能が低下して感染症のリスクが高まると言われています。特に舌には“舌苔(ぜったい)”という苔状の細菌のかたまりが付着していて、適切にケアをしないと口腔内が不衛生な状態となり増殖。感染症のほか、誤嚥性肺炎をはじめとする様々な全身疾患の発症リスクを高めてしまうことも。また、舌苔は不快な口臭の主な原因にもなるので、日常的に除去して口腔環境を整えておくことが大切です。本格的に感染症が流行する冬が来る前に。この秋から手洗い・うがいに「舌ブラシW-1」を使った口腔ケアを感染症対策にプラスして免疫力の維持を心掛けましょう。また、舌苔を取り除いて舌表面をキレイにすると食事もより美味しく感じられるので、舌ケアを習慣化して秋の味覚を楽しみ、しっかり栄養をとって健康的な秋を過ごしましょう!「舌ブラシ」を使った感染症対策(2)■「舌ブラシW-1」の使用方法SHIKIENの「舌ブラシW-1」は、舌の微細構造に対して歯ブラシでは取り除きにくい食べカスや舌苔を効果的に除去するために設計されています。舌をなでる様にやさしく磨くだけで驚くほど汚れがよく落ち、お手入れも簡単です。1) スムーザーに水を付け、舌に当て、なでる様に、優しくみがきます。2) スムーザーの凸面で舌の中心の反った部分をみがき、3) 凹面で舌の脇や膨らんだ部分をみがきます。※ハンドル部に3つの点(∴)がある面が凹面です。4) 軽く流水で洗い流しながら、数回繰り返します。※スムーザーに絡め取った汚れが目で見えます。※数回みがき、スムーザーに汚れが付かなくなったらみがき終わりの目安です。5) ご使用後は流水で汚れを洗い流し、6) 湿気の少ない涼しい所に保管してください。■ソフトな素材にこだわり、実証実験に基づいて開発されたSHIKIENの舌ブラシ<主な商品紹介>■舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM全4色 希望小売価格 各638円(税込)・大人用の舌ブラシです。・特殊加工された極細ナイロン繊維が片面に約8,000本!・フック形状の極細ナイロン繊維が舌乳頭の間にあらゆる角度で入り込み舌苔を絡め取ります。舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM子ども用■舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM for Kids全2色 希望小売価格 各638円(税込)・ハンドル部に柔らかな樹脂素材を使用しており、お子様でも安心安全に使用できます。・W-1シリーズの中でも舌に優しく舌触りが気持ち良い舌ブラシです。・フック形状の極細ナイロン繊維が舌乳頭の間にあらゆる角度で入り込み舌苔を絡め取ります。舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM for Kids※SHIKIENの全商品に関しましては、以下「SHIKIENオンラインショップ」にてご確認ください。URL: <商品特長>・舌を傷つけず、やさしくなでるだけで舌の汚れを絡め取ります。・流水で落ちやすいフック状繊維で、お手入れも簡単で衛生的です。【会社概要】SHIKIEN株式会社〒956-0057 新潟県新潟市秋葉区新津四ツ興野1735TEL : 0250-23-0141代表 : 田中 克弥業務内容: 舌ブラシの製造販売HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月23日年々暑くなる日本の夏。ご自身が熱中症になったり、身近な人が熱中症になったという人は多いだろう。ところであなたは、正しく熱中症対策ができているだろうか。「できている」と思っていても、それが間違っているかもしれない。というのも、カバヤ食品株式会社が行った「熱中症への対策意識・行動 に関する調査」によると、年々暑くなる気温に対しての認識が甘く、正しい対策を取れていない人が多いという現状が明らかになっているのだ。発汗による一時的な塩分ロスを知っているのに、塩分補給をしない人の多さに警戒調査では、「一時的に汗を大量にかいたあと、体内の水分だけでなく塩分も失われていることを知っているか」という質問に対し、約78%が「知っている」と回答した。ところが「発汗時に食事以外にも塩分補給をする習慣がある」と回答した人は16%弱にとどまっている。一次的な塩分ロスの危険性を知っているにもかかわらず、塩分補給の習慣がなく、「自分は大丈夫だろう」という正常性バイアスが熱中症の危険性を高めていることが分かる。屋外と屋内において水分や塩分補給の意識差が生まれるかについても調査を行っている。「仕事や部活動など屋内と屋外、どちらで身体を動かすことが多いか」と質問をした上で、「屋内」と回答した704人、「屋外」と回答した296人それぞれに、汗をかいたときの水分や塩分摂取について尋ねた。屋内の人たちは「水分は摂れている(=塩分は摂れていない)」の割合が多く、約67%が水だけを補給している状況。屋外の人たちと比較してみても、屋外で「塩分は摂れている」と回答した人が約10%いたのに対し、屋内では約4%。また「水分も塩分も摂れている」という回答も、屋外が約28%、屋内が約23%と、いずれも下回る結果になっており、屋内で身体を動かすことの多い人たちの方が、塩分摂取意識が低下することが分かった。発汗するほど身体を動かした際には、屋外よりも屋内の方が潜在的なリスクが高いと言えそうだ。熱中症警戒アラート下で守るべき、運動のガイドライン暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として制定された指標で、労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されている。この暑さ指数が33に達するときに、注意喚起のため発表されるのが熱中症警戒アラートだ。ところが、この『熱中症警戒アラート表中の熱中症予防運動指針を知っていましたか?』という質問に対して、「知らなかった」と回答した人は約56%と半数以上だった。500ミリリットルの水に塩1つまみ帝京大学医学部教授の三宅泰史先生は「体内に正常な水分を蓄えておくためには塩分が不可欠」と語る。体内の水分量を適切に保つためには、水分と共に適切な塩分補給が欠かせないのだそうだ。「急に大量の汗をかき、体内の水分と塩分が枯渇している状態で水分だけを摂ると、最終的にはますます脱水症状が進行してしまう」(三宅先生)三宅先生が薦めるのは、500ミリリットル程度の汗をかいたり食事を抜いたら、500ミリリットルのペットボトルの水に塩を一つまみ(0.5~1グラム前後)を一緒に摂る方法。食事での摂取が基本だが、手軽に補給できるように塩分を携帯することもポイントだそうだ。塩入りの飴や塩分が入ったタブレットなどをバッグのポケットやポーチにいつも数個入れておき、気づいたタイミングや時間を決めて舐めるようにすると良さそうだ。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年08月05日健康総合企業のタニタは、今年で6回目(※)となる「熱中症に関する意識・実態調査2024」を実施し、その集計結果を公開しました。この調査はインターネットリサーチにより2024年6月4日―6月5日の2日間、全国の15歳以上の男女(1,000名)を対象に行ったものです。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)※それぞれの調査時期は次のとおりです。なお、経年比較の際は調査実施時期が異なる点にご留意ください。第1回:2019年5月23日―5月24日/第2回:2020年6月5日―6月8日/第3回:2021年6月29日―7月1日/第4回:2022年8月5日―8月8日/第5回:2023年6月14日―6月15日[調査結果]第1章 熱中症の危険性に対する意識と“暑さ指数(WBGT)”・“熱中症警戒アラート”に対する認知■熱中症を意識するとき 1位「屋外でスポーツ・運動をしているとき」2位「屋外のイベントに参加しているとき」全国の15歳以上の男女1,000名(全回答者)に、熱中症を意識するのはどのようなときかを聞いたところ、「屋外でスポーツ・運動をしているとき」(39.6%)が最も高く、次いで、「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」(27.2%)、「屋外(公園、遊園地、プール・海など)で遊んでいるとき」(26.6%)、「スポーツ観戦をしているとき」(21.5%)、「屋内でスポーツ・運動をしているとき」(19.8%)となりました。屋外でスポーツやイベント参加、レジャーなど、長時間の活動をしているときや、屋内で発汗を伴う活動をしているときに、熱中症を意識する人が多いのではないでしょうか。■熱中症警戒アラートの認知率は82.1%、昨年から4.3ポイント上昇■“熱中症特別警戒アラート”が新設されたことの認知率は57.7%、運用前の昨年から13.6ポイント上昇環境省と気象庁が発表している“熱中症警戒アラート”は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された場合に、熱中症の予防行動を促すための情報です。発表の基準には“暑さ指数”(WBGT)が用いられ、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数の予測値が33に達すると発表されます。全回答者(1,000名)に、熱中症警戒アラートを知っていたかを聞いたところ、「名前は聞いたことがあった」は43.1%、「どのようなものか知っていた」は39.0%で、認知率は82.1%となりました。2021年の全国における運用開始から約3年が経過した現在、熱中症警戒アラートという言葉が大多数の人に認知されている実状が明らかになりました。過去の調査結果と比較すると、認知率は昨年と比べて4.3ポイント上昇(2023年77.8%、2024年82.1%)し、2021年からの3年間では19.1ポイントの上昇(2021年63.0%、2024年82.1%)となりました。2024年4月から、従来の熱中症警戒アラートよりさらに強い警戒を呼びかける“熱中症特別警戒アラート”が運用開始されました。都道府県内のすべての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数の予測値が35に達すると発表されます。全回答者(1,000名)に、“熱中症特別警戒アラート”が新設されたことを知っていたかを聞いたところ、「名前は聞いたことがあった」は36.4%、「どのようなものか知っていた」は21.3%で、認知率は57.7%となりました。昨年(2023年)の調査結果と比較すると(※)、認知率は13.6ポイントの上昇(2023年44.1%、2024年57.7%)となりました。※2023年調査では「“熱中症特別警戒アラート”が新設されること」の認知を問う内容として聴取■暑さ指数(WBGT)の認知率は57.9%、昨年から6.4ポイント上昇暑さ指数(WBGT)は、気温・湿度・輻射熱を取り入れた指標で、黒球温度、湿球温度、乾球温度の測定値から算出します。暑さ指数(WBGT)を知っていたかを聞いたところ、「名前は聞いたことがあった」は40.7%、「どのような指標か知っていた」は17.2%で、認知率は57.9%となりました。他方、「知らなかった」は42.1%でした。過去の調査結果と比較すると、認知率は昨年と比べて6.4ポイント上昇(2023年51.5%、2024年57.9%)し、2019年からの5年間では15.9ポイントの上昇(2019年42.0%、2024年57.9%)となりました。■「熱中症警戒アラート発表時に予防行動を取ったことがある」熱中症警戒アラート理解者の8割強取ったことがある予防行動TOP3 「喉が渇く前に水分補給」「外出を控えた」「いつもより積極的にエアコンを使用」熱中症警戒アラートでは、熱中症への注意を促す呼びかけとともに、対象都道府県内の観測地点ごとの暑さ指数(WBGT)の予測値や予想最高気温の値、具体的に取るべき熱中症予防行動が併せて発表されます。熱中症警戒アラートがどのようなものか知っていた人(390名)に、熱中症警戒アラートが発表された際に取ったことがある予防行動を聞いたところ、「喉が渇く前に水分補給をした」(53.6%)が最も高くなりました。“喉が渇いたと感じたときにはすでにからだが脱水症状を起こしている”ということを理解し、こまめな水分補給を意識している人が多いのではないでしょうか。次いで、「外出を控えた」(40.3%)、「いつもより積極的にエアコンを使用した」(37.7%)、「涼しい服装にした」(32.3%)、「家族に熱中症に気をつけるように声掛けをした」(30.0%)となりました。また、熱中症警戒アラートが発表された際に熱中症予防行動を取ったことがある人の割合は83.8%となりました。昨年(2023年)の調査結果と比較すると、「家族に熱中症に気をつけるように声掛けをした」(2023年24.6%、2024年30.0%)は5.4ポイント上昇しました。■熱中症予防のために気にしているもの屋内では1位「気温」2位「自身の体調」3位「湿度」、屋外では1位「気温」2位「日差し」3位「天気」■屋外にいるとき熱中症予防のために「暑さ指数(WBGT)」を気にしている人の割合は3年間で9.2ポイント上昇■屋外にいるとき熱中症予防のために「熱中症警戒アラート」を気にしている人の割合は3年間で20.5ポイント上昇全回答者(1,000名)に、熱中症にならないために気にしている(注意を払っている)ものを聞いたところ、≪屋内にいるとき≫では「気温」(49.1%)が最も高くなり、「自身の体調」(41.7%)、「湿度」(30.6%)、「天気(晴れ・曇り・雨など、気温や湿度を除く)」(27.6%)、「日差し」(22.4%)と続きました。他方、≪屋外にいるとき≫では「気温」(54.7%)と「日差し」(51.4%)が特に高くなり、「天気(晴れ・曇り・雨など、気温や湿度を除く)」(43.7%)、「自身の体調」(42.2%)、「自身の行動(激しい運動は避ける、など)」(36.7%)と続きました。過去の調査結果と比較すると、「暑さ指数(WBGT)」を気にしている人の割合は、2021年からの3年間で、≪屋内にいるとき≫では8.6ポイントの上昇(2021年4.0%、2022年4.4%、2023年9.3%、2024年12.6%)、≪屋外にいるとき≫では9.2ポイントの上昇(2021年5.9%、2022年6.4%、2023年13.8%、2024年15.1%)となりました。また、「熱中症警戒アラート」を気にしている人の割合は、2021年からの3年間で、≪屋内にいるとき≫では14.1ポイントの上昇(2021年7.3%、2022年12.4%、2023年15.2%、2024年21.4%)、≪屋外にいるとき≫では20.5ポイントの大幅上昇(2021年9.6%、2022年21.2%、2023年24.6%、2024年30.1%)となりました。暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートの認知拡大に伴い、注意を払う人が増加しているのではないでしょうか。■熱中症の危険度を判断するための情報源 1位「テレビの天気予報」「熱中症警戒アラート」は昨年から7.1ポイント上昇■環境省のLINEによる熱中症警戒アラートや暑さ指数の情報発信 認知率は23.8%全回答者(1,000名)に、どのような情報から熱中症の危険度(その日の熱中症のなりやすさ)を判断しているかを聞いたところ、「テレビの天気予報」(45.6%)が最も高くなり、「天気予報サイト(アプリ含む)(ウェザーニュース、日本気象協会tenki.jpなど)」(32.3%)、「熱中症警戒アラート」(29.9%)、「ポータルサイトの天気情報(アプリ含む)(Yahoo!天気、goo天気など)」(22.8%)、「身の回りの計測器(温度計、温湿度計、熱中症指数計など)」(12.5%)と続きました。昨年(2023年)の調査結果と比較すると、「熱中症警戒アラート」(2023年22.8%、2024年29.9%)は7.1ポイント上昇しました。熱中症対策を適時適切に行うために、熱中症警戒アラートの発表状況をチェックする人が増えているのではないでしょうか。環境省はLINE公式アカウントで、熱中症警戒アラートや暑さ指数の情報を発信しています。このことを知っていたか、また、利用したいと思うかを聞いたところ、「知らなかったし、利用したいと思わない」は28.5%、「知らなかったが、今後利用したいと思う」は47.7%でした。「知っていたが、利用したいと思わなかった」は10.5%、「知っており、今後利用したいと思っている」は9.1%、「利用している」は4.2%で、認知率は23.8%にとどまりました。年代別にみると、認知率は60代以上(27.7%)が最も高くなり、10代(25.9%)、20代(25.3%)が続きました。■「湿度が高いところでは熱中症になりやすいことを知っている」約7割、60代以上では8割■「風がない(または弱い)ところでは熱中症になりやすいことを知っている」7割強全回答者(1,000名)に、熱中症に関する内容を提示し、知っていたか質問しました。熱中症の発生には、気温や輻射熱のほか、湿度や風速も関係しています。≪湿度が高いところでは熱中症になりやすいこと≫では、「知っていた」が68.4%、「知らなかった」が31.6%と、知っていた人が多数となりました。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は、60代以上(80.7%)では8割を超えました。≪風がない(または弱い)ところでは熱中症になりやすいこと≫では、「知っていた」が71.9%、「知らなかった」が28.1%と、大半の人に認知されていることがわかりました。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は、60代以上(81.9%)が最も高くなり、40代(75.0%)、30代(74.4%)が続きました。■「寝不足だと熱中症になりやすいことを知っている」6割半■「二日酔いだと熱中症になりやすいことを知っている」5割、30代では6割■「肥満だと熱中症になりやすいことを知っている」3割半熱中症の発生には、その日の体調や生活状況も大きく影響します。≪寝不足だと熱中症になりやすいこと≫では、「知っていた」が65.8%、「知らなかった」が34.2%となりました。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は、30代(71.4%)と60代以上(70.5%)が特に高くなりました。≪二日酔いだと熱中症になりやすいこと≫では、「知っていた」が50.0%、「知らなかった」が50.0%と、両者が拮抗する結果となりました。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は、30代(60.7%)が突出して高くなりました。≪肥満だと熱中症になりやすいこと≫では、「知っていた」が35.6%、「知らなかった」が64.4%と、知らなかった人の割合が高くなりました。年代別にみると、「知っていた」と回答した人の割合は、いずれの年代でも半数を下回り、40代(28.0%)では3割に満たない結果となりました。睡眠時間が短いと、翌日に体温調節機能が低下するとされています。また、二日酔いの人はからだが脱水状態になっています。このような状況のときは、暑い場所での活動を避けるなど、熱中症に注意する必要があります。肥満の人や幼児、高齢者なども熱中症に陥るリスクが高いとされているので、夏季は熱中症対策を十分に意識する必要があります。■「公共施設や人が集まる場所において、地点ごとに熱中症の危険度がわかるようにしてほしい」7割半熱中症の危険度は、天気や気温以外に日差しや風通しなどの条件に影響を受け、ごく近い地点であっても大きく変わります。全回答者(1,000名)に、公共施設(学校・市民グランド・体育館・公民館・公園など)や人が集まる場所において、地点ごとに熱中症の危険度がわかるようにしてほしいと思うかを聞いたところ、「非常にそう思う」が27.3%、「ややそう思う」が49.2%で、合計した『そう思う(計)』は76.5%となりました。居住エリア別にみると、『そう思う(計)』と回答した人の割合は北陸・甲信越(81.0%)が最も高くなり、近畿(80.1%)、九州・沖縄(78.3%)が続きました。第2章 熱中症の症状と熱中症対策■「熱中症について学んだことがある」48.4%、昨年から5.5ポイント上昇■熱中症の症状だと思うもの 「皮膚の異常」「筋肉痛」は2割未満熱中症の症状や対応・処置に関する学習経験や知識について質問しました。全回答者(1,000名)に、熱中症について(症状や対応・処置などを)学んだことがあるかを聞いたところ、「ある」は48.4%、「ない」は51.6%となりました。過去の調査結果と比較すると、熱中症について学んだことがある人の割合は昨年と比べて5.5ポイント上昇(2023年42.9%、2024年48.4%)し、2022年からの2年間では11.6ポイントの上昇(2022年36.8%、2024年48.4%)となりました。2023年に改正気候変動適応法が成立し、政府による熱中症対策実行計画が策定されるなど、国を挙げての熱中症対策が進められていることから、熱中症に関する学習の機会が増えているのではないでしょうか。熱中症の症状だと思うものを聞いたところ、「めまい・立ちくらみ」(52.8%)が最も高くなり、「からだのだるさ」(47.6%)、「体温の上昇」(43.9%)、「吐き気・おう吐」(43.4%)、「頭痛」(41.9%)と続きました。「皮膚の異常(赤く乾いているなど)」(18.0%)や「筋肉痛」(14.3%)は2割未満となりました。これらが熱中症の症状であることはあまり知られていないようです。■「熱中症になったという自覚がある」約3割、10代女性では約5割■「暑さによって引き起こされたからだの不調を自覚したことがある」7割強、10代・30代女性では8割半次に、全回答者(1,000名)に、自身が熱中症になったことがあるかを聞いたところ、「ある」は28.0%、「ない」は72.0%となりました。性年代別にみると、熱中症になったという自覚がある人の割合は、男女とも10代(10代男性43.4%、10代女性47.0%)が最も高くなりました。他方、“暑さによって引き起こされたからだの不調”を自覚したことがあるかを聞いたところ、「ある」は72.3%となりました。性年代別にみると、“暑さによって引き起こされたからだの不調”を自覚したことがある人の割合は、30代女性(85.7%)が最も高くなり、10代女性(85.5%)、50代女性(83.1%)が続きました。■実は熱中症? 熱中症になった自覚がない人の6割半が、暑さによるからだの不調を経験熱中症になったことがないと回答した人(720名)に、“暑さによって引き起こされたからだの不調”で自覚したことがあるものを聞いたところ、「からだのだるさ」(31.4%)が最も高くなり、「めまい・立ちくらみ」(26.7%)、「顔のほてり」「頭痛」(いずれも25.0%)、「体温の上昇」(21.7%)と続きました。また、何らかの不調を自覚したことがある人の割合は63.5%となり、“熱中症になった”という自覚がない場合にも、熱中症が疑われる不調を感じた経験のある人が多いことが明らかになりました。熱中症の症状があるにも関わらず、自己判断で処置が遅れると、重症化につながる恐れがあります。熱中症の症状について正しい知識を持っておくことが重要です。※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。■調査概要■調査タイトル:熱中症に関する意識・実態調査2024調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の15歳以上の男女調査期間:2024年6月4日―6月5日調査方法:インターネット調査調査地域:全国有効回答数:1,000サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月12日熱中症とは?熱中症が起きる原因は?熱中症とは、高温多湿の状況に身体がうまく適応できないために、めまいや気分の悪さなどさまざまな症状が表れる状態のことです。人間の身体は平常時には体温が上昇しても、汗をかいたり身体の表面の温度を上げたりすることで、体温が上昇しすぎることを防ぐ調節機能があります。しかし、その調節機能が何らかの原因でバランスを崩すと、身体に熱がたまったままになってしまい、さまざまな不調が表れてきます。熱中症の原因は、大きく分けて3つあります。・環境要因(気温や日差しなど)・身体要因(年齢や栄養状況など)・行動要因(運動や水分摂取など)それぞれ解説していきます。まず環境要因ですが、気温が高い・日差しが強いこと以外にも、湿度の高さやしめきった部屋で風が通らない、急に気温が高くなったなども熱中症の要因になり得ます。次に身体要因ですが、高齢者や子どもなどは体温調整がうまくできないことがあります。また、糖尿病など持病があること、それに睡眠や栄養が不足していることなども挙げられます。最後に行動要因ですが、激しい運動や慣れない運動をしたとき、長時間の屋外活動、水分を補給できない状況での活動などがあります。参考:熱中症について学ぼう:原因・環境や暑さ指数(WBGT)|日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト熱中症の初期症状、熱中症になった時の対処法は?受診の目安熱中症の初期症状として以下のような症状が表れます。・めまい・たちくらみ・手足のしびれ・筋肉のこむら返り・気分の悪さ・頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・そのほかいつもと違う様子などこういった症状が見られた場合は、すぐに次の対処法を実行してみましょう。熱中症の対処法は以下のようなものがあります。・涼しい場所に移動させる(風通しのいい日陰、エアコンの効いている室内など)・衣類をゆるめる(締めつけているものなど)・身体を冷やす(特に首回り、わきの下、足の付け根など)・水分や塩分を摂取させる(スポーツドリンクや経口補水液など)などまずは日差しを避けて涼しい場所に移動させます。その後はボタン、ベルト、ネクタイなど締め付けているものをゆるめましょう。そして速やかに身体を冷やします。首回りなど太い静脈のある部分を冷やすと効果的と言われています。冷やす際には、水をかけて風を送る方法や、保冷材や冷えたペットボトル・缶をタオルでくるんで当てる方法などがあります。それと同時に、水分や塩分の摂取も促しましょう。スポーツドリンクや経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などが効果があると言われています。病院を受診する目安としては、対処法を試してみても状態がよくならない時です。また、自力で水が飲めなかったり、意識がなかったりする場合はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。119番に電話をかけると、救急か消防か聞かれるため「救急」と答えましょう。ほかにも、一般的に以下の内容を聞かれます。・救急車が来てほしい住所・具合の悪い方の状態・具合の悪い方の年齢・電話をかけた方の名前や電話番号などまた、救急車を呼ぶべきか判断が難しい場合は、子ども医療電話相談事業(♯8000)に電話をかける方法もあります。子ども医療電話相談事業とは、夜間や休日などに子どもの症状が出た場合に、医師や看護師などの専門家が対処方法や病院受診など電話でアドバイスしてくれるサービスです。参考:熱中症予防のために|厚生労働省参考:熱中症について学ぼう:応急処置のポイント|日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト参考:消防救急無線・119番緊急通報|消防庁参考:子ども医療電話相談事業(♯8000)について|厚生労働省熱中症の予防法は?発達障害があると熱中症になりやすい?ここでは、熱中症を予防するための方法を紹介します。熱中症は条件次第でだれでもかかる可能性があります。しかし、正しい知識を持って予防法を実践することで、防ぐことも可能です。熱中症の予防法・身体づくりをする・生活の中で工夫する・屋外の作業時などで対策をする・起こりやすい時期を知る・熱中症警戒アラートをチェックするなどそれぞれ解説をしていきます。身体づくりをする熱中症にかかりにくい身体にするためには、日ごろから適度な運動を行い、食事で栄養を摂り、充分な睡眠時間を確保するということが大事です。生活の中で工夫する日常的に暑さへの対応をしておくことも大事です。日差しが強い日には日傘や帽子などを使って直射日光に当たらないようにすることや、風通しのいい衣類を身につけるようにする、水分をこまめに摂るなどの対策があります。また、室内ではエアコンを使い、適度な温度・湿度になるように調節しておくといいでしょう。屋外の作業時などで対策をする炎天下での運動やエアコンがない場所での作業など、熱中症が起こりやすい状況ではしっかりと対策をすることが大事です。水分と塩分をこまめに補給することや、定期的に休憩を取って身体に無理をさせないことが大切です。なお、コーヒーや日本茶、烏龍茶などカフェインが入っている飲料には利尿作用があり、結果的に体内の水分を必要以上に減らすことがあります。そのため、熱中症予防として水分を補給する場合は、水やスポーツドリンク、ノンカフェインのお茶(麦茶など)を飲むようにしましょう。起きやすい時期を知る熱中症はいつでもかかる可能性がありますが、特にかかりやすい時期を知って準備しておくことも重要なポイントです。例えば、初夏や梅雨明け、夏休み明けなどは気温・湿度が高いことに加えて、身体が暑さに慣れていないため、熱中症の危険性が高くなると言われています。この時期は無理をせずに、徐々に身体を慣らしていくことを意識するといいでしょう。熱中症警戒アラートをチェックする熱中症警戒アラートとは、環境省と気象庁が共同で発表している情報のことです。全国を58ヶ所に分け、前日の17時と当日の5時に環境省のWebサイトなどに掲載されます。熱中症警戒アラートが発表されている日は、なるべくエアコンのある室内など涼しい環境で過ごすと共に、水分・塩分の摂取、こまめな休憩などを意識しましょう。令和6年(2024年)4月からは、熱中症警戒アラートを上回る危険を知らせる「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まりました。熱中症特別警戒アラートは、過去に例がないような危険な暑さが予測される場合に発表されます。また、危険な暑さから逃れるための避難場所として、各自治体の首長が「クーリングシェルター」を指定できることになりましたので、外出時にはあらかじめ近くのクーリングシェルターの場所を確認しておくと安心です。ただ、熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートが出ていない時にも熱中症にかかる可能性はあります。行動の指針として、暑さ指数(WBGT)を確認しておくことも大事です。暑さ指数は「WBGT( Wet Bulb Globe Temperature)」とも言い、気温や湿度、日射量などを元に導き出される熱中症予防の指数です。全国840ヶ所に分かれており、環境省のWebサイトの「暑さ指数について」から確認できます。熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートの発表通知、および暑さ指数は、環境省のLINEアカウントでも配信しているほか、メールで通知してくれるサービスもあります。自分が情報をキャッチしやすい状況をつくっておくといいでしょう。また、高齢者や子どもは熱中症にかかりやすいため、周りの人は声をかけたり水分摂取を促したりするようにしましょう。参考:熱中症について学ぼう:予防と対策|日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト参考:熱中症警戒アラート|気象庁参考:障害のある方へ|厚生労働省発達障害がある場合の注意点、よくある悩みに医師が回答ここからは、発達障害や発達に特性がある子どもの保護者によくある熱中症の疑問や悩みについて、小児科医の室伏佑香先生にお答えいただきました。(質問)帽子をいやがってかぶりません。かぶせてもすぐに自分で帽子を取ってしまうので、熱中症が心配です。(回答)帽子をかぶらない背景には感覚過敏がある場合があります。感覚過敏とは、聴覚や視覚、触覚といった感覚が過敏である状態のことを言い、刺激に過剰に反応したり耐え難い苦痛を感じたりします。感覚過敏は年齢とともに和らいでいくことも多いと言われていますが、すぐに講じることができる対策として、スモールステップといって少しずつ感覚に慣らしていく方法があります。例えば、遊びの中で帽子をかぶるゲームを取り入れていく、好きなキャラクターや色の帽子を使ってかぶりたくなる気持ちを盛り上げていく、などがあります。そして、もし短時間でもかぶれたらしっかりほめることで、徐々に帽子をかぶることへの抵抗を少なくしていきます。また、日差しの強い日には室内や日陰での遊びを増やすなど、炎天下の元にいる時間を減らしていくなどの環境調整も取り入れるといいでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)のどの渇きをあまり感じないようで、水を飲みたがりません。また、遊びの途中で声をかけても切り上げることができず、なかなか水を飲みません。(回答)発達障害があると活動の切り替えが苦手だったり、感覚鈍麻で暑さやのどの渇きを感じにくかったりする可能性があります。自分では体調を伝えにくい場合もあるので、飲むタイミングや時間をあらかじめ決めて、水分補給を促すようにしよう。その際は、子どもにあらかじめいつ飲むか伝えておくと切り替えもスムーズになるかもしれません。イラストや時計など視覚的に分かりやすく伝えておくのもいいでしょう。Upload By 発達障害のキホンまとめ熱中症にかかると、吐き気や頭痛などさまざまな症状が表れ、重症化すると意識を失う可能性もあり、場合によっては命に関わることもあります。特に子どもや高齢者は体温調節がうまくできず、暑さを感じにくいなどの理由で熱中症にかかりやすいと言われています。熱中症は日ごろから、暑さ指数などをチェックしておく、栄養や睡眠に気をつかう、日差しを避けるなど予防しておくことが大事です。それと共に、子どもなどが熱中症かもしれないと感じたら、日陰に移動して身体を冷やす、水分・塩分を摂るなどの対策を行いましょう。熱中症への正しい知識を持って、予防と対策を行っていきましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年07月08日塩と暮らしを結ぶ運動では、2024年7月3日(塩と暮らしの日)より、X(旧Twitter)上で「くらしお熱中症予防キャンペーン2024」を開催いたします。くらしお熱中症予防キャンペーン2024「くらしお熱中症予防キャンペーン2024」では、公式Xをフォロー&リポストいただいた方の中から抽選でオリジナルQUOカードをプレゼントします。現在くらしお公式Xでは、熱中症予防の1つの指標となる、全国各地の暑さ指数(WBGT)を発信しており、今回のキャンペーンは、この情報をより多くの方にご覧いただき、熱中症予防に役立てていただくことを目指しています。注)暑さ指数(WBGT):気温、湿度、輻射(放射)熱から算出される暑さの指数。運動や作業の度合いに応じた基準値が定められています。「塩と暮らしを結ぶ運動」(略称:くらしお)は「ひとりひとりにちょうどよく たのしくかしこく “塩を知り塩と暮らす”」をキャッチフレーズに、暮らしに欠かせない塩について消費者の皆様の理解を深めていただくための活動です。塩業界及び関係業界で構成する「塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会」が実施しています。本運動では、塩に対する理解を通じて、普段あまり考えることのない塩の良さ、大切さにあらためて気付いていただくことを目指しています。熱中症の予防には塩が欠かせないことから、特に夏場には、熱中症の予防や対策に関する情報発信に注力しています。【キャンペーン概要】キャンペーン名:くらしお熱中症予防キャンペーン2024実施期間 :2024年7月3日(水)~2024年7月31日(水)23:59まで賞品 :くらしお公式キャラクター「塩イルカ」オリジナルQUOカード5,000円分 30名様応募方法 :X上で、くらしお(塩と暮らしを結ぶ運動)の公式Xアカウント「@shiotokurashi」をフォローしたのち、キャンペーンポストをリポスト当選通知 :7月31日(水)23:59を締切とし、応募者の中から厳正な抽選のうえ、当選候補者へ、くらしおの公式Xよりダイレクトメッセージにてご連絡いたしますキャンペーン賞品(オリジナルQUOカード)<参考情報>【運動の概要】名称 : 塩と暮らしを結ぶ運動(略称:くらしお)運営 : 塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会事務局 : 公益財団法人塩事業センター公式Webサイト : 公式X : 活動内容 : 運動の公式Webサイトでは、塩と暮らしに関するさまざまな情報を提供しています。また、各地のイベント等において、塩と暮らしに関する情報をとりまとめた冊子やグッズなども配布しています。キャッチフレーズ: ひとりひとりにちょうどよく たのしくかしこく“塩を知り塩と暮らす”公式キャラクター: 塩イルカ記念日 : 7月3日(塩と暮らしの日) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月02日理化学研究所・革新知能統合研究センター認知行動支援技術チーム(チームリーダー:大武 美保子)は、「認知症を防ぐ社会」を目指すNPO法人ほのぼの研究所の協力を得て、2024年7月3日に軽井沢駅周辺及び、軽井沢レイクガーデンにて「街歩き共想法(きょうそうほう)@軽井沢~認知症を楽しく予防しよう~」を開催します。厚生労働省研究班は、認知症の患者数は2030年に523万人にのぼり、高齢者の14%にあたる7人に1人が認知症患者となる見通しを発表しました(2024年5月8日)。認知症対策の重要性が一層高まる中、本イベントは、脳の仕組みに基づいて考案した、認知症予防のための「共想法」を初夏の軽井沢で楽しみながら実践し、日常生活に活かすヒントもお伝えします。各自で写真を撮りながら街歩き■認知症を予防する「街歩き共想法」とは?共想法とは、テーマに沿った写真や話題を持ち寄り、時間を決めて話し手と聞き手が交互に会話をして、想いを共有する手法です。認知症予防に有効とされ、現在も研究が進んでいます。「街歩き共想法」のポイントは、今日体験したことを今日話すということ。加齢と共に、記憶の中でも新たに「覚える」機能が低下しやすいことから、機能を保つためには、昔のことではなく、最近のことを話すことが重要になってきます。街歩きと共想法を組み合わせ、街歩きで体験したことを共想法で会話するのが街歩き共想法です。これまでに、東京・千葉・埼玉・茨城・愛知にて、15回実施してきました。今回、開催のきっかけを作ってくださったのが、東京から軽井沢に移住された竹田さんご夫妻です。移住されてからも、スマートフォンを用いて実施する遠隔共想法へ継続参加されています。街歩き共想法を軽井沢でとご提案いただき、開催となりました。写真を使った認知症予防の会話法を実践【イベント内容】■タイトル:「街歩き共想法@軽井沢~認知症を楽しく予防しよう~」●日時 :2024年7月3日(水)9:50~15:00●会場 :<街歩き>軽井沢本通り(or駅前)散策<街歩き・共想法の実践>軽井沢レイクガーデン内●プログラム(予定):<9:50>軽井沢にて集合。街歩き散策へ。※お申し込み後、集合場所の詳細をご連絡いたします。テーマ「新しい発見」に沿った写真をスマートフォンで撮影。様子をみて、軽井沢レイクガーデンへ移動。軽井沢レイクガーデンにて散策、撮影、昼食。<13:00頃から>「今日から始める認知症予防―今日あったことを今日話そう」<講演者:大武 美保子><13:20頃から>各自撮影した写真をもとに共想法*を実施*4~5人でグループを作り、自分が撮った写真をもとに、定められた時間内でその写真を説明し、質問に答えながら会話をする。「話す」「見る」「聴く」「考える」を行う、脳の仕組みに基づいた手法。<15:00頃>軽井沢レイクガーデン出発 解散※時間はあくまでも目安です。参加者様のご様子を見ながら変更する場合がございます。●参加者 :30名程度●参加費 :無料(ご自身の交通費、保険代、飲食費など実費はご負担ください)●持ち物 :共想法で使用するスマートフォン、動きやすい服装、タオル、昼食、飲み物●参加方法:理化学研究所 認知行動支援技術チームへご連絡ください(月~水 10:00~16:00)電話 080-9213-9536E-mail kyosoho.riken@gmail.com ■大武(おおたけ)美保子プロフィール理化学研究所 革新知能統合研究センター 認知行動支援技術チーム チームリーダーNPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学研究科修了、博士(工学)。東京大学准教授、千葉大学准教授を経て、2017年4月より現職。2006年、認知症をもつ祖母との会話をヒントに、「共想法」を考案。高齢者を支援する実用的な技術を高齢者と共に創るため、「ほのぼの研究所」を設立。自治体、福祉・介護・医療機関との協働事業を展開。著書に『介護に役立つ共想法』(中央法規出版)などがある。【専門】ロボット工学、人工知能、認知症予防認知症予防に取り組む大武 美保子■ロボットの力を認知症予防に!祖母の認知症経験からロボット工学博士の大武は、ゲルロボットという柔らかいロボットの研究時に、祖母が認知症となり、要介護になっていく姿を目の当たりにすることになりました。このような経験を経て「認知症をなんとかしたい!」という思いを強くし、関連する人ロボット共生学、こころの時間学、思春期主体価値、共創言語進化、対話知能学の研究領域に参加し研究を進め、人間の認知機能を育む人工知能技術の基盤要素技術を開発しました。それが、認知症予防支援ロボットを使った共想法です。ほのぼの研究所の市民研究員と研究を進めている(右:大武)■NPO法人ほのぼの研究所についてほのぼの研究所の市民研究員たち。コロナ禍には、在宅で共想法支援システムに参加できる手順を確立した。超高齢社会の課題である「認知症」を、高齢者を中心に全世代と共に考え、解決方法を提案する新しい学問を創り、「防ぎうる認知症にならない社会」を実現することを目的として2008年に千葉県柏市で発足し、2024年で設立17年を迎えた。認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」を使った共想法を実践し、認知機能を向上するなどの効果をあげている。「共想法」実践研究の運営の中心は、平均年齢70代の市民研究員で、20代から90代の賛助会員が参加している。在宅で「共想法」の実践Instagramでも認知症予防の情報を発信中●Instagram: ●HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月26日「涼しいところで休む」を実践するように熱中症予防にいい「魔法の飲み物」は存在しない!?夏になると心配になるのが、熱中症です。私は、娘・ふーみんが生まれてから、赤ちゃん用のスポーツ飲料を持って出かけることが増えました。「暑い日でも、これを飲ませていれば安心!」と思っていたからです。ところがある日、SNSで「スポーツドリンクをガブガブ飲ませるのでなく、お水やお茶+おせんべいなどのしょっぱいおやつでいい(乳児は母乳やミルク推奨)」というやりとりを見てビックリしました。その後、かかりつけの小児科で先生に聞いてみたところ、熱中症予防のための水分補給はスポーツドリンクじゃなくていいそう。基本は、お水かお茶+少量の塩分で大丈夫だと言われました。スポーツドリンクは嗜好品として適度に飲む分には問題ないけど、糖分が多いので水代わりにガブガブ飲むのはおすすめしないとのこと。さらに、経口補水液は脱水症の食事療法として用いるもので、普段の水分補給に使うものではないと。もちろん高熱、下痢、熱中症などによって脱水症状があるときには効果的ですが、熱中症予防のためのものではないんですね。改めて厚生労働省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」を確認したところ、屋外での熱中症予防に大切なのは以下のようなことでした。・日傘や帽子を着用する・日陰を利用する・涼しいところで休憩をとる・暑い日は日中の外出を減らす(朝、夕方などに出かける)・水分と塩分の補給はこまめに・通気性のいい衣服を着る・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やすつまり、「これさえ飲んでおけば熱中症予防は万全!」という魔法の飲み物は存在せず、基本は規則正しい生活とこまめな休息だと知り、あたりまえの地道な対策が一番効果が高いんだ、と改めて思いました。もちろん、こまめに休憩をとると時間がかかりますし、遊びを中断すると子どもの機嫌が悪くなることも多いのですが、何事も健康にはかえられません。以後、正しい熱中症予防や対策をしっかりするようになりました。そしてこの熱中症対策は、親にも効果絶大!子育て中は、子どもの水分補給には気が回りますが、大人の休憩や水分補給はついつい後回しにしがち……。途中、涼しいところで休むようになって、親の私たちもバテることが少なくなりました。投稿募集熱中症って怖いですよね。お子さんが熱中症になったり(なりかけたり)してヒヤッとした体験、いい対策法などがあれば、ぜひ教えてください〜!#子どもの熱中症と対策※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、6/30の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年06月23日6月14日は「認知症予防の日」。この特別な日に、楽天ランキング1位を多数受賞した俺流総本家では物忘れユニークTシャツを10%OFFでお求めいただけるクーポンを配布します。大切な人と一緒に笑顔で過ごしながら、認知症予防の意識を高めるためのユニークなアイテムをお得に手に入れるチャンスです。なぜ6月14日が認知症予防の日なのか?6月14日は、認知症予防の重要性を広めるための日として設定されています。この日には、全国で様々なイベントやキャンペーンが行われ、認知症についての理解を深める活動が展開されます。俺流総本家では、この特別な日にふさわしいアイテムを特別価格でご提供します。物忘れ系ユニークTシャツで認知症予防を考えよう!俺流総本家の物忘れ系ユニークTシャツは、日常のちょっとした物忘れをユーモアたっぷりに表現したデザインが特徴です。デザインには、「昨日の記憶を探しています」、「認知症予備軍」、「三歩歩くと忘れます」といった、誰もが共感するメッセージが込められています。これらのTシャツは、笑いを提供するだけでなく、日常の中で認知症予防について考えるきっかけにもなります。これらのユニークなデザインのTシャツは、着るだけで周囲の注目を集め、日常生活の中で楽しさと笑顔を広げることができます。この機会に、俺流総本家の物忘れ系ユニークTシャツをお得に手に入れて、ユーモアと共感を身にまといましょう。商品はこちら : キャンペーンの詳細6月14日は認知症予防を推進する日。6月14日から先着100注文に、対象の物忘れ系ユニークTシャツを通常価格より10%オフになるクーポンを配布いたします。この機会に、ご自宅用はもちろん、ギフト用としてもぴったりな物忘れ系ユニークTシャツをお求めください。なお、このクーポンの有効期限は、6月20日までですのでお早めにご注文ください。当店通常価格 2,480円~ 10%OFFで2,232円~クーポンはこちら : 俺流総本家こだわりの品質俺流総本家のTシャツは、高品質な生地選びから鮮明なプリントまで、品質にこだわり抜いております。Tシャツは、5.6オンスの極厚で丈夫な生地で、「よれない・透けない・長持ちする」といった三拍子がそろった上質な一枚に仕上げています。さらには、丈夫な首もとを実現するため、首まわりの縫製に「ダブルステッチ」を採用。長年愛用いただいてもきちんとした首まわりを保ちます。高品質な素材を使用した当店のプリント技術は他では真似できない技術です。洗濯しても色褪せない耐久性を備えているため、毎日愛用しても、鮮明なプリントのままです。豊富なサイズ展開なので、お子様から大きいサイズの方までご利用いただけます。ラッピングにも対応!俺流総本家では、大切な方へのプレゼントに最適な無料ラッピングサービスをご提供しています。誕生日やクリスマスなど、さまざまなイベントに合わせてお選びいただける12種類のラッピングデザインをご用意しました。俺流総本家のTシャツは、品質とデザインとユニークさに妥協しない方におすすめの一枚です。6月14日認知症予防の日を、俺流総本家の物忘れ系ユニークTシャツで盛り上げましょう!是非この特別な機会をお見逃しなく。クーポンはこちら : 俺流総本家とは\お陰様で年間販売数10万枚突破!/俺流総本家は、ユニークで個性的な語録Tシャツを提供する日本のブランドとして、年間販売数10万枚を誇ります。この実績は、全国のお客様からの信頼と支持の証です。楽天ランキング1位を多数獲得楽天市場では、多くのカテゴリでランキング1位を獲得しています。さらに、楽天ショップ・オブ・ザ・マンスにも輝き、優れたサービスと品質で高評価を受け続けています。語録Tシャツのラインナップは1万種類以上!俺流総本家の語録Tシャツは、1万種類以上のデザインを取り揃えています。面白いものから感動的なものまで、多彩なデザインがあり、お客様一人ひとりの個性を引き立てる一枚を見つけることができます。カスタマイズ可能なデザインもあり、特別なイベントやギフトにも最適です。高品質とお客様満足度へのこだわりすべてのTシャツは高品質な素材を使用し、快適な着心地と耐久性を兼ね備えています。お客様の声を大切にし、常に改良と革新を続けることで、最高の製品とサービスを提供し続けています。会社概要代表者片岡正徳資本金500万円設立2009年4月1日所在地〒289-2148 千葉県匝瑳市飯倉台28-11TEL0479-74-8261 (代表)0479-74-8285 (企画部直通)FAX0479-74-8338俺流総本家楽天市場店[ ]{ }俺流総本家オンラインショップ[ ]{ }公式インスタグラム[ ]{ }事業内容インターネット通信販売業インターネットを利用した通信販売事業を展開し、衣類、バッグ、雑貨など幅広い商品を提供しています。プリント印刷加工・製造衣類、バッグ、雑貨等の生地に対するプリント印刷加工や製造を行っており、OEM(相手先ブランド名製造)にも対応しています。コンサルタント業務お客様のビジネス成長を支援するコンサルタント業務を提供しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月11日生後4ヵ月の赤ちゃん。この日は予防接種に挑みました!赤ちゃんもパパママもドキドキの予防接種。無事に予防接種を終えた赤ちゃんの反応はいかに!? 予防接種をしたよ!この日は予防接種に挑んだ赤ちゃん。 無事に予防接種は終えたようですが…ママに抱っこされてこの表情。注射、痛かったかな? 放心状態…!? 注射を終えた赤ちゃん。すっかりお疲れなご様子で放心状態です(笑) この姿、とっても愛おしいですね♡たくさんの注射にびっくりしちゃったかな? あ…!!そういえば…しばらく放心状態が続いた赤ちゃんですが… パパが握ってくれているおてての方をジーーーッ。 「あ!そういえば、、このおてて、さっきチクンと痛かったなぁ…」という様子の赤ちゃん。 すると… 思い出しちゃったかな!? みるみるうちに表情が…(涙) 注射のことを思い出してしまった赤ちゃん。大声で泣き出してしまいました(涙) この様子はぜひYouTubeでもご覧くださいね。放心状態から、思い出し泣きする赤ちゃんの姿に思わずキュンとしますよ。 注射、よく頑張りました! パパにあやしてもらって少し休憩。すると、スヤスヤと夢の中へ。 パパに抱っこしてもらって安心できたのかな♪予防接種、頑張ったね♡お疲れ様でした! YouTube「Mame Channel ♡ 日米国際結婚夫婦と愛犬たちの日常@mamechannel0923」では、他にも癒される動画がたくさん配信されていますよ。国際結婚夫婦と赤ちゃん、そして愛犬たちとの微笑ましい日常をぜひご覧くださいね。 赤ちゃんとワンコのやりとりにも癒されますよ♪ 【生後4ヶ月】予防接種に挑んだ結果…画像提供・協力/Mame Channel ♡ 日米国際結婚夫婦と愛犬たちの日常
2024年06月09日1歳2カ月の娘が初めて新型コロナに感染。出張中だった夫に連絡し、帰ってきても娘に接触しないよう伝えました。しかし帰宅した夫は、娘だけ熱でつらい思いをしてかわいそうだと信じられない行動をとったのです……。 感染対策をしないまま娘を看病した夫は… 娘は1歳2カ月のころ、初めて新型コロナに感染しました。幸い、私には症状がなく陰性。そのとき夫は2日間の出張中で娘との接触がなかったため、夫が帰宅する前に「娘ちゃんとは接触しないで、数日は別の部屋で過ごすようにしてね」と電話で伝えました。 しかし、夫は出張から帰宅するや否や「娘ちゃんだけこんなにつらそうで、かわいそう!」とマスクもせずに寝ている娘を抱きしめ密着。私は「不用意に触れないで! うつったらどうするの!?」と訴えますが、夫は聞く耳をもちません。「俺が仕事を休んで面倒を見る!」と言って、感染対策をしないまま娘の看病にあたる夫。そして娘の感染が発覚した2日後、私も夫も発熱してしまったのです。検査の結果、私と夫の感染も判明します。 体調不良になった夫は「俺の面倒を見てよ!」と騒ぎ、細かい要望をしてきました。私は自身も熱があるなか、娘の世話と夫の看病、共有スペースの消毒に明け暮れてぐったりです。そんな私の苦労をわかってくれたのか、新型コロナから回復したあとは、夫もしっかりと感染予防をするべきだったと自分の行動を深く反省してくれました。 家族全員が同時に体調を崩すことの大変さを痛感した私。トラブルが起きた際は思ったまま行動するのではなく、その先を予想し何が家族にとって最善なのか考えたうえで行動することが大切だと改めて考えさせられた出来事です。 作画/Pappayappa著者:はますまなこ
2024年05月28日皆さんは、風疹を知っていますか?発熱、発疹、リンパの腫れといった症状がでる感染症です。妊娠中の女性は、感染しないように気をつける必要があります。赤ちゃんが先天性症候群を発症するリスクがあるからです。そのため風疹ワクチンというものが存在するのですが、詳しいことは知らない場合も多いのではないでしょうか。風疹ワクチンって?解説!厚生労働省によると、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染した場合、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあるとのこと(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。そしてこの風疹に抗体をつけるワクチンがあるのですが、「妊娠中には風しんワクチンを受けられない」んです。妊娠を希望している方には下記の内容をぜひ積極的に教えてあげてくださいね。まずは抗体検査を受けよう!多くの自治体で、妊娠を望む女性とその同居家族へ無料で風しんの抗体検査を実施しています。例えば東京都目黒区では、同区内にお住まいの19歳以上60歳未満の方が対象です。無料検査から除外されるのは、検査で確定診断を受けた風しんのり患歴が確認できる方や、風しん含有ワクチンを2回以上接種した履歴が確認できる方。つまり、十分抗体があるだろうと推測される方ですね。子どもの頃に風しんのワクチンを1度打っていても、抗体値が低く十分な免疫がない場合もあり得ます。妊娠をお考えの方、またその同居家族は、ぜひ早めに検査してみてくださいね。風しんワクチンの接種状況とは?平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、公費でワクチンを受ける機会がありましたが、昭和37年度から平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度から平成元年度に生まれた男性は受けていても1回です。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。(厚生労働省HPより引用)もしその世代に当てはまっている場合、自主的にワクチンを接種すると安心ですね。かかりつけの医師に相談したり、産婦人科で抗体検査を受けたりしてみましょう。クーポンが届いた男性は、無料!また「1962年4月2日生まれ」から「1979年4月1日生まれ」までの男性は、抗体検査とワクチン接種を無料で受けることができます。対象者の場合、お住まいの市区町村から医療機関で使えるクーポン券が届きます。2024年度まで利用可能なので、ぜひこの機会に検査とワクチン接種を受けましょう。同居する家族も抗体検査を風疹は妊娠中の女性がとくに気をつけなければいけない病気です。しかし、妊娠中でない人も気を付けることが大切です。言わずもがな、風疹に感染することで、妊婦さんにうつしてしまうリスクがあるからです。とくに妊娠中の家族がいる場合は注意が必要なので、一緒に抗体検査を受けてくださいね。また、再度お伝えしますが妊娠している間は風疹ワクチンを接種することができません。妊娠を考えている人もそうでない人も、他人事と思わずに早めの対策を!ライター草案助産師:MellowingCokeめい監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)
2024年05月25日2024年5月に調査実施徐々に気温も上昇し、今年も熱中症のリスクと隣り合わせの梅雨、そして盛夏がやってきます。その前にいまいちど、正しい熱中症対策を復習しておくべき時期がやってきました。熱中症は、気温の上昇や水分摂取の不足による高体温と脱水によって起こる、身体のさまざまな器官がダメージを起こす病気です。体温調節機能が未熟な子ども、また、体温調節機能が衰え始める高齢者においては特にリスクが高いといわれますが、正しい健康管理をしていなければ誰にでも熱中症になるリスクがあります。「水分を摂ればいい」、「塩分を摂ればいい」といった断片的な知識では、熱中症は予防できません。また、熱中症になりにくい身体を作るための長期的な栄養対策、いざ熱中症リスクが急激に高まる暑熱環境における短期的な栄養対策も、実は異なります。「適度に摂取することで熱中症対策に役立つ栄養素」と認識しているものは?熱中症対策の栄養管理に関して正しい知識を持つ人はまだまだ少なく、大正製薬株式会社が2024年5月に実施した調査によると、熱中症対策として摂取したい栄養素(たんぱく質、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、タウリン、ロイシン(アミノ酸のひとつ)、ビタミンB1、カルシウム、ビタミンC)のうち、それらの栄養素が熱中症対策になると知っているかを聞いたところ、1200人中の353人、3割弱の29.4%の人が「どれも知らない」と回答。すべて認知していた人はわずか27人(2.3%)でした。また、認知している人が多い栄養素順では右のグラフのような結果になっています。今回は熱中症の対策に詳しい医師の谷口英喜先生に、熱中症になりづらい体づくりのために知っておきたい、食生活からの熱中症対策について伺います。【調査概要】調査名称:「適度に摂取することで熱中症対策に役立つ栄養素」として認識しているものは?調査機関:Freeasy調査対象:全国の 20 代~70 代の男女 1200 人(年齢・性別 均等割付)調査方法: Web アンケート調査日:2024年5月8日監修者プロフィール谷口英喜先生熱中症からいのちを守る済生会横浜市東部病院患者支援センター長/周術期支援センター長/栄養部部長医師谷口英喜先生麻酔・集中治療、経口補水療法、体液管理、臨床栄養、周術期体液・栄養管理のエキスパート。日本麻酔学会指導医、日本集中治療医学会専門医、日本救急医学会専門医、TNT-Dメディカルアドバイザー。1991年、福島県立医科大学医学部卒業。学位論文は「経口補水療法を応用した術前体液管理に関する研究」。2024年5月に新刊『熱中症からいのちを守る』(評言社)が刊行。その他の著書『いのちを守る水分補給~熱中症・脱水症はこうして防ぐ』(評言社)など。暑くない時期から継続する、長期的な食の対策熱中症になりづらい身体づくりは、まだ暑くない今の時期から開始しましょう。一年を通して継続するべき長期的な対策としては、「貯水しやすい身体」と「暑熱順化(しょねつじゅんか=暑熱環境への順応)」を意識した栄養素の摂取が重要になります。体内の水分は、約半分の量が筋肉に貯蔵されます。そのため、筋肉量を増加させるたんぱく質を積極的に摂取して身体を動かし、長期的に筋肉が維持できるようにすることが重要です。また、膠質浸透圧(こうしつしんとうあつ。血管中に水分を引き込む浸透圧のこと。アルブミンという血漿に含まれるたんぱく質が豊富でないと血管内へ水分を引き込みにくくなります)を維持するためにもたんぱく質が必要になります。特にロイシンというアミノ酸は筋肉の合成を促す効果が高いので、ロイシンを豊富に含む肉や魚を積極的に食べましょう。また、暑熱順化のためには、タウリン、ビタミンCも重要です。魚介類や栄養ドリンクに豊富なタウリンは筋肉疲労を回復する効果でも有名ですが、身体のさまざまな機能を調節する働きがあることがわかっています。近年、深部体温を下げる働きがあることも研究結果からわかっており、熱中症対策として意識したい栄養素です。ビタミンCには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らすことで細胞を守り、炎症を軽減し、暑熱順化をサポートする役割を果たしてくれます。タウリンもビタミンCも水溶性なので、魚介類や野菜を煮てスープのようにしたお料理を汁ごといただくのは、食事からのたっぷりの水分摂取にもつながり非常におすすめです。熱中症対策時期・食生活の注意事項・ポイント・摂取する栄養素気温が上がってきてからの短期的な食の対策気温が上がってからの短期的な予防策では、暑熱環境で汗をかいて失われた水・電解質・ビタミン類を補うことを意識します。長期対策のための栄養素に加えてほしいのが、電解質であるミネラルであるナトリウム、カリウム、マグシウム、ビタミンB1です。ナトリウムは塩に含まれますが、ナトリウムを適度に摂取しつつ水分補給をしないと体内には吸収されにくく、また残りにくいのです。水だけを多量に摂ると、いわゆる水中毒となり、体内の塩分濃度が極端に下がってしまうと低ナトリウム血症を起こすリスクもあります。逆に塩分のみで水分を摂取しないことも水分の実質的な補給に繋がらずに危険です。塩飴だけ、梅干しだけ、ではなく、必ず塩飴、または梅干し1つにコップ1杯の水分をあわせて摂ることを忘れずに。真水だけを1時間に1リットル以上飲むと危険です。必ず塩分が含まれた水分か食事とあわせて摂るようにしましょう。野菜や芋類、藻類に豊富なカリウムは尿を出しやすくし、体温を下げることに役立ちます。緑黄色野菜や豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は熱中症の症状を緩和させてくれます。暑さによる疲労感をやわらげ、食事から摂取した糖質を体内で燃やして効率的にエネルギーを作ることで必要な身体作用をサポートしてくれます。これらをいっぺんに摂ることができるのが、ビタミンB群もビタミンCも豊富に含むキウイをはじめとする果物やトマト、きゅうり、かぼちゃなどの夏野菜です。豚肉を入れた夏野菜カレーなどもおすすめのメニューです。これって熱中症?そんな症状が出てしまったら…万が一、体温が上昇し、めまいや激しい汗、頭痛など、熱中症を疑う症状が出た場合は、固形物を食べるのは避け、体温をさらに上昇させてしまうたんぱく質も避ける必要があります。汗で失われた電解質とともに水分をたっぷり摂る必要があるので、水、ナトリウム、カリウムを迅速に適正濃度で摂取できる経口補水液をできるだけ早い時期に沢山飲むことで対処してください。基準として、ペットボトルのふたを自力で開けて自分で飲めないくらいの重症の場合は、迷わず病院に受診するようにしましょう。体力を回復し、自律神経を整える習慣を栄養管理も重要ですが、あわせて日々体力を蓄え、体温調節にも密接に関わる自律神経を整えておくための生活習慣も欠かせません。こまめな水分補給、食事からの水分補給量も非常に大きいので朝食を抜かない(食事で1リットル、水分補給で1リットルの1日2リットルが目安)、天気予報で熱中症注意報を意識した無理のない行動計画を立てる、日傘、帽子、首冷却アイテムなど、暑熱環境で危険のない対策アイテムを持ち歩く、エアコンをきちんと使用し、涼しい環境で良質な睡眠・休養を取ることなども大切です。【大正製薬】熱中症対策に関するリリース_谷口英喜先生監修.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月22日熱中症に備える保険が注目を集めています。代表的なものは、キャッシュレス決済のPayPayアプリから加入する「熱中症お見舞い金」という保険で、2022年から熱中症シーズン限定で販売しています。2024年は4月22日から受け付けを始めると、1週間で約4千件の申し込みがあったといいます。熱中症お見舞い金は、熱中症に特化した保険です。熱中症になって点滴治療を受けたら「治療保険金」、1泊2日以上の入院をしたら「入院保険金」が受け取れます。保険期間は2種類あります。1つは月単位で加入する「月額型」。「お手軽プラン」だと保険料は月200円で治療保険金が5千円、入院保険金が1万円です。昨年も加入した人には保険料が10円引きになる「リピート割」があります。もう1つはイベントなどに合わせて1~7日までの期間を選んで加入する「期間選択型」。保険料は1日100円~7日170円で、治療保険金が1万円、入院保険金が3万円受け取れます。特徴は手続きが簡単なことです。加入も保険金の請求もPayPayアプリからでOK。特に保険金の請求は病院の領収証と診療明細書をアップロードするだけ。2023年は記録的な猛暑で、熱中症での救急搬送は2022年より約2万人増えて9万人超でした(総務省)。今年も猛暑が予想されるので、不安な気持ちはわかります。■安い保険料でも保険会社は損しないように設計されてですが、保険の本質は自分の支払い能力を超える事態に備えることだと思います。仮に大黒柱が亡くなったら、今の貯蓄では子どもの教育費がまかなえないから死亡保険に加入する、などです。熱中症保険は保険の本質からずれている気がします。熱中症の治療費を払えない人はあまりいないでしょう。最近はスマホアプリで簡単に安く加入できる保険がたくさんあります。アウトドア、ゴルフ、スキー・スノボなど、どれも100~300円という安い保険料のため、「それくらいなら加入したほうが安心」と思う人が多いのでしょう。ただ保険に加入しても、病気や事故に遭わないわけではありません。万が一の際に保険金が下りるだけ。保険が解決してくれるのはお金の問題だけなのです。加入を検討する際はまず、お金の心配が必要かを考えましょう。次に、なぜ保険料が安いのかも考えてください。保険会社は決して損はしないように保険を設計しています。つまり、安い保険料でも保険会社が損しないほど、保険金を支払う事例が少ないのです。 先述の熱中症による救急搬送9万人超も日本人全体の0.75%。確率が高いとはいえません。さらに、医療保険などでも熱中症で入院すれば入院給付金が出るものが多いです。新規加入の前に、すでに加入済みの保険のご確認を。円安や物価高が家計を襲う昨今、わずか数百円もムダにできません。保険を頼る前に、適切なエアコンの利用や水分補給など熱中症にならない対策をとりましょう。
2024年05月17日健康書、医学・薬学書、実用書の発行を手掛ける株式会社評言社(千代田区神田小川町)は、テレビ・ラジオ出演が300回を超える熱中症・脱水症の権威が熱中症の素朴な疑問を解決する書籍『熱中症からいのちを守る』を2024年5月27日に発売いたします。詳細URL: 書影■『熱中症からいのちを守る』著者は、熱中症から皆様のいのちを守りたいという思いで本書を書き上げました。世の中にあふれた熱中症関連の情報を整理して、繰り返しマスメディアからまことしやかに発信される予防法や対策法に対する答えを根拠をあげてわかりやすく解説しています。地球に沸騰化が到来したといわれます。熱中症が世界中の人々の生命を脅かす時代に突入したのです。ここ何年も、国やマスメディアを通して、様々な熱中症対策が発信し続けられていますが、にもかかわらず熱中症の患者さんは、ゼロになるどころか増え続けています。熱中症は予防でゼロにできる唯一の病気です。さらに病院に来る前に現場で施す治療効果も高いのです。しかし、誤った対処法をすると、重い後遺症を残し、命を失うことになりかねません。私たちが熱中症から、自らの、そして周りにいる人たちの命を守るためには、普段から「正しい」予防策を徹底し、熱中症になってしまったら速やかに「正しい」対処を施すことが大切です。熱中症から自分と家族と仲間を守るための正しい知識と対処法を、谷口先生の2024年5月発売の新著『熱中症からいのちを守る」から学びましょう。【Contents】PartI 総論 熱中症を知って、正しくおそれようPartII 予防 効果的な熱中症予防策、教えます!PartIII 治療 熱中症からいのちを守るスキル、教えます!著者 :谷口 英喜(医学博士・医師)定価 :1,540円(税込)ISBN :978-4-8282-0743-8発行 :評言社発売日:2024年5月27日 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月08日これから行楽や帰省など、家族で旅行に出かけることが多い時期。しかし人の移動が頻繁になると、感染症被害も拡大しやすい。注意すべき12の感染症について、感染しやすさ、危険性を専門医が“評価”した!「致死率30%の人食いバクテリアの感染者が、過去最多となった昨年の同時期に比べても、今年は28倍のペースで増加しています。また、2024年に入り、国内でははしか感染者も確認。さらに宮崎県では百日ぜきの患者が増加していることが報じられています」(医療ジャーナリスト)コロナ禍以降の感染症に関するニュースが続いている現状を、医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんは、こう分析する。「コロナ禍の感染対策によって、全般的に免疫力が落ちてしまっていたり、ワクチンを敬遠したりする人も多いことが要因でしょう。アメリカのケースウェスタンリザーブ大学の研究チームがRSウイルスの感染状況を調査したところ、コロナ既往の小児は、コロナ既往がない小児に比べ感染リスクが1.4倍と高かったため、コロナ感染によって免疫力が落ちるとも考えられています。 さらに50歳を過ぎて、過去に獲得した免疫が落ちてきてしまっている事例もあります。 ゴールデンウイーク(GW)が近づき、行楽や里帰りの予定を立てている人も多いと思いますが、GWは人の移動が頻繁になり、感染症の被害拡大が懸念されます」このように感染症リスクが高まっているからこそ、それぞれの感染症の特徴を理解、予防することが求められるのだ。上先生に12の感染症の感染しやすさ、危険性を、S~Cの4段階でランク付けしてもらった。【1】はしか(麻疹)〈感染度・S、危険度・A〉はしかは空気感染するため感染力は非常に強く、インフルエンザの10倍もあるともいわれる。「潜伏期間は10日ほど。初期段階で風邪症状があり、一度熱が下がった後、再び上がり発疹期に入り、赤い発疹ができます。特効薬はなく対症療法となります」(上さん・以下同)国立感染症研究所によると、約30%の患者が合併症を引き起こす。半数を占めるのが肺炎。高齢者の場合は死亡することもある。ワクチンは2回接種が求められているが、1972年9月30日以前に生まれた人は1回もワクチン接種をしていない可能性が高く、1972年10月1日から1990年4月1日までに生まれた人は1回接種の可能性が高い。「過去の感染歴がわからない人、ワクチン接種が十分でない人は、抗体検査をおすすめします」■手足が1時間に1cmの速さで壊死、急死する【2】人食いバクテリア〈感染度・C、危険度・S〉劇症型溶血性レンサ球菌感染症といって、発症後の致死率が30%と極めて高いのが特徴だ。「主原因となるのは溶連菌の一種であるA群溶血性レンサ球菌です。溶連菌は咽頭炎を引き起こすことが特徴ですが、ごくまれに劇症型溶血性レンサ球菌感染症を発症。感染経路は飛沫感染や接触感染で、はじめは四肢の先端部分から軽い痛みや発疹が出てきて、手足が急激に腫れ上がり、1時間に1cmのスピードで壊死。発症後、半日から2日ほどで亡くなるケースが多いです。ワクチンはありません」【3】新型コロナ〈感染度・A、危険度・B〉「5類になって死亡数は減ってきていますが、頭がぼーっとするブレインフォグ、せきが続くなど後遺症が多いので、まだまだ要注意」【4】インフルエンザ〈感染度・A危険度・B〉「コロナ禍の感染予防によって、免疫が弱まっていることから、今シーズンは流行しました。次シーズンの流行も例年よりも早まる可能性があるので、早めのワクチン接種が望まれます」【5】風疹〈感染度・A、危険度・B〉症状自体は軽いが、妊婦が感染すると早産や流産、死産、胎児に難聴や目、心臓に障害を残す先天性風疹症候群を起こすリスクがある。感染者1人から5~7人に広がるほどの感染力だ。「感染経路は飛沫感染が主ですが、接触感染もします」1962年4月1日以前生まれの人はワクチン接種をしていない可能性が高く、1979年4月2日から1987年10月1日生まれの人は個別接種のために接種率が低いなど、年代によってワクチン接種状況が異なる。【6】百日ぜき〈感染度・B、危険度・B〉現在も幼児へのワクチン接種がされて予防できているが、一部、接種をしていない人や免疫が十分でない人もいる。「さらに高齢者では、免疫が下がり感染するケースも。大人で3週間せきが続いている人の18.5%が、百日ぜきが関与しているという調査もあります。日本では抑え込まれていますが、グローバル化によって、東南アジアやアフリカから持ち込まれることもあります」【7】おたふく風邪〈感染度・A、危険度・C〉「ムンプスウイルスに飛沫・接触感染すると、耳下腺が腫れておたふくのように見える症状に。大部分は、症状自体は軽く終わります。しかしまれに起こる精巣炎や卵巣炎、髄膜炎などの合併症が怖い。感染歴がなく、予防接種をしていない人は要注意です」【8】破傷風〈感染度・C、危険度・A〉「日本の破傷風発症率は、米国の9倍、欧州の4倍。破傷風菌は、土の中などに常在しており、なかでも関東ローム層でも検出。ガーデニングや山登りが趣味の人などはリスクが高いといえます」病状が進めば、痺れや麻痺が残る可能性も。「強直性痙攣といって筋肉が強く収縮し、背中がそり返り、そのまま骨が折れて亡くなるケースもあります。2018年の破傷風の届出数は134です」ワクチンに関しては、1967年生まれ以前の人は接種していない可能性が高い。「さらに1968年以降に生まれた人も、その効果は50年ほどで低下するといわれるので、50歳以降は10年ごとに追加接種しておくと安心。1回あたり3千~5千円ほど」【9】帯状疱疹〈感染度・C、危険度・B〉80歳までに3人に1人が発症するといわれる帯状疱疹。「原因となる水疱瘡のウイルスは、一度かかると神経に潜んでいます。加齢や疲労で抵抗力が落ちたり、ストレスなどにさらされると、潜んでいた水疱瘡のウイルスが暴れ出すというイメージ」好発年齢の50代以上を対象に、ワクチン費用の一部を負担する自治体が多くある。1回あたり5千円~2万円ほど。■ワクチン接種の機会は年代によって逃していることも【10】日本脳炎〈感染度・C、危険度・A〉感染しても発症するのはわずかだが、ひとたび発症すると後遺症が残ったり、死亡する確率が高い。「1歳以上で予防接種をするので1歳未満の乳児で感染するケースがあります。2015年には千葉県で日本脳炎患者が発生。日本脳炎ワクチン接種前の10カ月の男児で、重度の四肢麻痺が残ったそうです」日本脳炎のウイルスは、豚が持っており、蚊を媒介にして人に感染。全国的に定期接種されているが、媒介する蚊が少ない北海道で定期接種が始まったのは、2016年から。また、1995年度から2006年度までに生まれた人はワクチン接種の機会を逃しているなど年代によって異なる可能性があるので、母子健康手帳などで確認しておこう。【11】肺炎球菌〈感染度・C、危険度・A〉「肺炎を起こす菌です。高齢者の場合、肺炎は死に至るので要注意。重症化した場合、20%が死に至るともいわれています。患者の約70%が65歳以上といわれています。肺炎球菌ワクチン(65歳以上は一部自己負担あり)の高齢者の接種率は2014~2018年度で32.4~38.3%、2019年度で13.7%、2020年度で15.8%と低迷しています」【12】デング熱〈感染度・B、危険度・C〉東南アジアや南米などではポピュラーな感染症で、ネッタイシマカなど日本にもいる蚊が媒介。2014年には70年ぶりに国内で感染者が確認された。「日本は冬に蚊がいなくなるので流行しませんでしたが、今後、温暖化によって流行する可能性も」ワクチン接種や抗体検査を視野に入れ、日常的には手をよく洗い、飛沫感染を防ぐため人混みではマスクを着用するなどして予防することが大切だ。
2024年04月25日皆さんは、夫の行動に悩まされた経験はありますか?今回は感染症対策のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:CHIHIRO感染症対策を徹底主人公は、夫と息子との3人暮らしをしている専業主婦です。感染症のピークが過ぎたあとも対策を徹底して過ごしてきました。そんなある日、仕事終わりの夫から「これから帰る!」と連絡が入ります。息子と一緒に夕食を作りながら、夫の帰りを待っていると…。夫が入ってこない出典:愛カツ突然玄関が開く音がし、息子は「お父さん帰ってきた!」と言いました。しかし、主人公たちのいる部屋に入ってこないのです。息子が「入ってこないね…」と言うと、主人公は不安になります。そこで、不審に思った主人公が玄関へ様子を見に行くと、夫の靴がありました。そして夫の部屋の電気をつけると…。なんと疲れていた夫が、洗濯したばかりのシーツが敷かれたベットの上に寝転んでいたのです。何がついているかわからない格好のまま寝転ぶ夫を見て、衝撃を受ける主人公。思わず「早くお風呂に入って!」と怒鳴ってしまうのでした。読者の感想夫は相当疲れていて、そのままベットに寝転んでしまったのでしょう。しかし、感染症対策を頑張っている主人公にとっては、かなりショックな出来事だったと思います。(30代/女性)疲れている夫の気持ちもわかりますが、感染症対策を徹底している主人公としてはありえない行動だったのでしょう。これからは、2人で決め事をしておくといいかもしれませんね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年04月16日今年に入って、猛スピードで広がる致死性の強い感染症。聞けば、どこにでもある常在菌が悪さをするという。放置すれば、手や足がどんどん壊死する病気とは――。「発症後の致死率が30%と、きわめて高い“人食いバクテリア”ともいわれる、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の感染が、今年に入って拡大しています。国立感染症研究所によると、1月から3月21日までの11週間の患者報告数が517件となり、過去最多となった昨年同時期に比べて約3倍に増加しているのです。さらに東京都の発表でも、’23年の都内患者報告数141件の半数を超える88人の感染者が、わずか2カ月半ほどの間に報告されていることから、急遽、医療マニュアルの改訂も進められているそうです」(医療ジャーナリスト)命にも関わる人食いバクテリアについて、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さんが解説する。「主な原因菌となるのは、A群溶血性レンサ球菌といって、溶連菌の一種です。溶連菌といえば非常にポピュラーな病気で、子供がかかりやすく、咽頭炎を引き起こすことが特徴なんです。しかし大人が感染した場合、ごくまれに、筋肉などに菌が入り込み、劇症型溶血性レンサ球菌感染症を発症する可能性があります。しかし、なぜ劇症化するのか、まだそのメカニズムは解明されていません」■発症したら48時間以内に死亡のハイリスク初期症状は、発熱や悪寒、頻脈、下痢、嘔吐など、インフルエンザ症状と似ているが、その後、急激に症状が悪化するという。「はじめは四肢の先端部分から軽い痛みや赤い発疹がでてきます。そこから急激に病状が進行。手足が腫れ上がり、1時間に1cmというスピードで壊死していきます。壊死した部分から、さらに菌が全身に回り、わずか数時間で重篤化します」(以下、上さん)そして肝臓や腎臓、肺など、多臓器不全状態になり、発症後、半日から48時間ほどで亡くなってしまうという。「仮に一命を取り留めても、壊死してしまった部分は切断するしかありません。私自身も先日、左上腕が腫れて強い痛みを訴える患者の家族の相談に乗りました。救急外来を勧めましたが、後になってご家族に聞くと『あと数時間遅れたら命が危なかった』とのことでした。とにかく症状が出たら、一刻も早く医療機関を受診することが重要です」もっとも気になるのが、’23年、東京都で感染者141人のうち42人が死亡したように、その致死率の高さだ。子供よりも30歳以上の大人のほうが死亡リスクが高いともいわれている。1月に発表された国立感染症研究所のレポートでは、50歳未満の致死率が、’20年は12・8%、’21年は9.1%、’22年は12・1%、’23年1?6月は15・4%だったが、’23年7月以降は30・9%と急上昇している。「同レポートでは、病原性や感染力が高まった株が、国内に流入している可能性を指摘しています。あくまでも単純計算ですが――。現在、昨年の患者報告数の3倍のペースで増加しているので、仮にこのペースが継続すれば、最悪、今年の患者数は約3千人となり、致死率3割で計算すると死亡者が1千人近くになります」流行の要因として考えられるのは、コロナによる感染対策で、免疫力が低下していることだ。「さらに、コロナ感染によっても免疫力が低下するというレポートもあります。アメリカの研究チームが、小児のRSウイルスの感染状況を調査したところ、コロナ既往の小児は、コロナ既往がない小児に比べ感染リスクが1.4倍と高かった。ワシントン大学でも、コロナによる感染リスクについて同様の見解を示す論文を発表しています」 うつらないための感染対策は傷口と飛沫に注意 誰もが感染対策を怠ってはならないのだが、感染経路は不明であることも多い。ある研究調査では、傷口や皮膚からの接触感染が35%、喉や鼻などの粘膜からの飛沫感染が20%で、残りの約半数は感染経路が不明だという結果だった。「飛沫感染対策として、咳エチケット、手洗いやうがいなどは怠らないようにしましょう。傷口から感染する可能性もあるので、足のけがなどには気をつけ、清潔にすること。 また、人食いバクテリアの原因菌である溶連菌に感染した場合も、しっかりと治療することが大事です。通常の感染症なら5日ほどの抗菌剤を処方しますが、溶連菌は体内に残りやすいのが特徴なので、10日ほど処方します。急性糸球体腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こすリスクがあるので、処方された抗菌剤服用を途中でやめず、しっかりと飲み切ってください」コロナやインフルエンザの流行に続き、はしかや人食いバクテリアも急増している今、日々の感染対策が求められている。
2024年04月04日今年も花粉症の方が多くなる季節となりました。この時期に「目のかゆみ」を感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかしながら、「目のかゆみ」にはさまざまな原因があります。今回は「目」に注目し、毎年の流行時期から外れて急増している咽頭結膜熱、インフルエンザ、そして溶連菌感染症について、動向調査をもとに見ていきたいと思います。これらの感染症は、主に、接触感染、飛沫感染で広がっていきます。花粉症と思っていたら実は違い、気がついたら自分の周りに感染が広がっていた、ということがあるかもしれません。目に症状が出る感染症について、目の専門医である佐々木香る先生に伺い、本日AMR臨床リファレンスセンターHPにて公開します。■例年の3倍以上の感染者「咽頭結膜熱 (プール熱)」例年、咽頭結膜熱はプール熱といわれるように、6月-8月頃の夏に流行しますが、今年度は8月の終盤((第35週(8月28日~9月2日))あたりから報告数が急激に伸びてきています。冬は落ち着く季節であるはずなのに、首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症を上回る伸びを示しました。原因はアデノウイルスで、小児が感染することが多く、東京都の感染者数は5歳以下が約82%を占めます。* 主な症状は、発熱、のどの痛み、結膜炎(流涙、充血、結膜の腫れなど)です。感染した人の気道分泌物の飛沫、目脂やそれがついたものを直接または手指で触れることでうつります。ウイルス感染であり、ほぼ2週間くらいで症状は自然に改善します。咽頭結膜熱と診断された場合、登校・登園は学校保健安全法により停止になります。熱やのどの痛み、結膜炎などの主要な症状がなくなってから2日間が過ぎたら出席できることになっています。*2023年10月12日 東京都保健医療局(報道発表資料) 図1 ■「流行性角結膜炎 (はやり目)」咽頭結膜熱と同様、アデノウイルスの感染によって発症します。同じアデノウイルスでも種類が異なり、咽頭結膜熱よりも目の症状が強いのが特徴で、感染力が大変強くあっという間に広がります。涙が多く、激しい充血、結膜に点状の出血が現れたり、結膜がむくんだり、偽膜ができたりします。耳の前のリンパ節が腫れたり、痛くなったりします。角膜にも炎症が及ぶと、点状の濁りがでて眩しく感じたり、視力が低下したりします。これは1カ月以上も続くこともあります。ウイルスに対する特効薬がないので、 PAヨード製剤で目の表面を洗浄したり、炎症を抑えるステロイドを点眼します。また角膜に傷がある場合のみ抗菌薬を点眼することもあります。なお偽膜は外科的に取る必要があります。接触感染でうつるので、職場や家庭で広がらないようにすることが大切です。流行性角結膜炎は「登園・出席停止期間」が決められていませんが、症状により医師から感染の恐れがないと認められるまでは出席停止の対象になっています。■増加が続く「A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎」今年度は9月終わり頃(39週(9月25日~10月1日)あたり)から感染者数の報告が増加しています。典型的な溶連菌咽頭炎は、のどが真っ赤に腫れて強い痛みがあり、扁桃腺に膿がついたり、38℃-39℃の高熱が出ます。目は鼻や咽頭と繋がっていますので、軽く充血することもありピンクアイと呼ばれます。一般的には咳や鼻水などのかぜ症状は少ないですが、小さな子どもだと鼻水だけの軽い症状のこともあります。また、稀ではありますが、連鎖球菌性毒素ショック症候群、リウマチ熱や急性糸球体腎炎など、重症化したり合併症を起こすことがあります。溶連菌に感染していると判断されると、抗菌薬が処方されます。2、3日で症状は良くなりますが、処方された抗菌薬はすべてのみ切ることが大切です。手洗いをきちんとすることと、咳エチケットを徹底することが有効な予防策です。図2 ■流行が続く「インフルエンザ」インフルエンザは、通常、夏の時季には発症がほとんど見られませんが、今年度は、2023年9月(第36週)時点で定点当たり報告数が4.48であり、過去10年間と比べてかなり早い時期からの流行となっていました。インフルエンザといわゆる「かぜ」の違いは、「かぜ」はのどや鼻、咳など上気道の症状が中心であるのに対し、インフルエンザはそれらの上気道症状に加えて、頭痛や倦怠感、関節痛などの全身症状が目立つのが特徴です。また、発症は急激です。一般的に結膜炎の原因にはなりませんが、ウイルスの存在する鼻やのどと目はつながっており、反応性に充血を認めることもあります。インフルエンザと新型コロナウイルス感染症はどちらもウイルスが原因ですが、症状だけでは区別がつきません。高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴うなど、重症になることがあります。インフルエンザに罹ったかなと思ったら、人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。また、家族や周りの方へうつさないように、咳エチケットを徹底しましょう。そして水分を十分に補給し、安静と十分な休養をとることが大切です。高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ医療機関を受診しましょう。予防はやはり手洗いや咳エチケットを徹底することが有効です。現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を一定程度予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。図3 ■眼科専門医からのコメント関西医科大学 眼科学講座 病院教授日本眼科学会専門医/指導医図4・例年、2月に入るとぐんと花粉症の患者様が多くなります。毎年繰り返しの方もいらっしゃれば、今年初めてなったという方もいらっしゃいます。涙が多く出て、充血して、鼻水も出て、かゆくてつらいですよね。ただ、ここで注意すべきことはウイルス性の結膜炎も、似たような症状が出ることです。つまり涙、充血、鼻水です。耳の前のリンパ節が痛くなったら特に注意です。「毎年のアレルギーがでちゃった」と言って、職場や家庭で楽しく過ごしておられると、あっという間に「皆、流行り目仲間!」なんてこともあります。・自己判断せず、早めに眼科を受診して、どちらか判断してもらうことが大切です。・涙は危険な感染源です。触らない、触ったら手洗い、目薬やタオルを共有しない、ティッシュはすぐに捨てる、など十分注意されてください。■今一度、見直したい基本的な感染症対策新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、基本的な感染症対策が疎かになりがちです。コロナだけでなく、周囲に感染を広げる感染症は多くあります。再度、感染症予防としての手洗いや咳エチケットなどを見直しましょう。▽正しい方法で手洗いをしようわたしたちが感染する病原体(細菌やウイルス)の多くは、まずはわたしたちの手に付着します。その手で鼻や口などに触れると、その病原体が体内に侵入し、感染が成立します。また、わたしたちが病原体のついた手でさまざまなものに触れ、周りの人がそれらに触れることで、感染が広がっていきます。わたしたちの手は、さまざまな感染症を運んでいるのです。あなたが手を洗うことで、手についた病原体があなたのからだに侵入するのを防ぐだけでなく、周りの人に感染を広げることを防ぐこともできるのです。手洗いは、日々の生活の中でできる、きわめて有効な感染対策です。図5▽タオルや目薬の共有に気をつけよう先ほど紹介した「A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎」の感染経路にもなるなど、家族間であっても感染者がいる場合は特に、タオルの使いまわしは感染症の拡大につながる恐れがあります。また、目薬の共有は、容器が目やまつ毛等に触れることにより汚染され、感染の拡大につながる恐れがあります。できる限り共有は行わないようにしてください。▽咳エチケットを心がけようインフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとして、 咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。「咳エチケット」 は、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。特に電車や職場、学校など、人が集まるところで実践することが重要です。図6▽ワクチン接種をしよう感染症にはワクチンで予防できるものがたくさんあります。ワクチンをうつと、あなたのからだはその病原体に対して免疫を獲得します。そうすると、その病原体がからだに侵入しても、病気にならない、または病気になっても症状が軽くすむようになります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月27日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:CHIHIRO徹底して感染予防主人公は夫と息子の3人暮らしです。感染症が流行しておりマスクが手放せない生活が続いていました。出典:愛カツ息子を注意出典:愛カツ洗濯もこまめに出典:愛カツここでクイズ主人公の徹底した感染症対策に感心した夫が、主人公にかけた言葉とは?ヒント!主人公は嬉しい気持ちになりました。主人公に感謝出典:愛カツ正解は…正解は「手伝うよ」でした。感染症対策のため手で食べようとする息子を「つまみ食いしちゃダメでしょ!」と注意する主人公は、洗濯もこまめにしていました。夫は洗濯されたベッドシーツを見て、主人公に感謝の気持ちを伝えます。徹底的に感染症対策をする主人公でしたが…。ある日、夕食の準備中扉を開く音がしたため、夫が帰宅したのかと主人公は思いますが…夫はなかなかリビングに入ってきません。「まさか泥棒?」と思い、恐る恐る寝室を確認すると…夫は帰宅したままの服でベッドに寝転がっていたのです。衝撃の光景を目撃し「早くお風呂に入って!」と激怒する主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年03月09日鼻や目などに症状が現れ、つらい花粉症。『季節性アレルギー性鼻炎』の一種で、人によって原因となる花粉の種類はさまざまです。スギやヒノキなどの花粉が飛散する、春に症状が現れる人が多く、対応に難渋しているでしょう。『よく想像される花粉症と実際の花粉症』イラストレーターの、遊ハち(@nemone_2)さんは、よく想像される花粉症の人の様子と、実際の姿についての比較をX(Twitter)に投稿しました。イメージされやすいのは、鼻水やクシャミなどが出る、こちらのような状態でしょう。薬を飲んだり、目薬を差したりする必要があり、対応が大変そうですね。…しかし!世の中には、この状態よりはるかに重症な人たちもいるのです!鼻水が滝のように流れ、虚無の目でティッシュを消費し続ける人の姿がありました…。4時間も何も手につかず、身体の水分が出ていくばかり。つらさの極みを描いたイラストに、「自分はこっちだ~!」と共感した人たちからの声が殺到しています。・誇張なしで後者の状態。やばくてシャレにならない。・花粉が少ない地域に住む人たちが、うらやましくなる時期だ!・1日にティッシュが5箱なくなる勢いです…。・生活の質が最低になるので、医療の力に頼るしかない。・いろいろな治療をしたのに、私は後者なんだよなぁ。花粉症の症状がない、または軽度の人たちは、2枚目のイラストの状態に驚いたことでしょう。花粉症は身近なアレルギーで、軽視されがちですが、『軽いもの』という認識は改める必要があるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年02月27日繰り返しがちなニキビを予防しよう花王株式会社は2024年4月6日、同社が展開する『TWANY&me(以下、トワニーアンドミー)』から、繰り返しがちなニキビを予防するスキンケアアイテム全5品目9品種を発売する。『トワニーアンドミー』は、カウンセリングブランド『TWANY』のフェムケアラインとして2023年11月に販売がスタート。第1弾では、デリケートゾーンの肌ケアに対応した商品を発売し、好評となっている。第2弾となるスキンケアシリーズでは、洗浄料と薬用化粧液の2ステップでニキビを予防する肌ケアを提案。『トワニーアンドミー デュアルウォッシュハグ』はメイクや余分な皮脂をすっきり洗い上げ、ニキビを予防する。本体(150ml)の販売価格は2,7500円。レフィル(150ml)は2,640円で販売される。パウダー状の洗顔料『トワニーアンドミー パウダーソープハグ』は肌のうるおいを残しながら、余分な皮脂や汚れを落とす。内容量は40g、販売価格は2,750円。肌悩みに応じて選べる3種類の薬用化粧液薬用化粧液は、テカリやベタつきが気になる人向けの『トワニーアンドミー トリートメントハグフレッシュ』、うるおい効果の高い『トワニーアンドミー トリートメントハグ モイスト』、肌が敏感になりやすい人向けの『トワニーアンドミー トリートメントハグ マイルド』を展開。内容量は120ml、販売価格は各3,520円。レフィルの内容量は120ml、販売価格は各3,080円となっている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月27日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症が進行していく中で迎えたお正月。ワフウフさんは、あーちゃんを連れて姉・なーにゃんの家に行き食事をしました。そこで、食事よりも先にデザートとして用意されているお菓子を、他人の分まで完食してしまったあーちゃんを見て、もう自分では食欲が制御できないことを悟りました……。お正月も終わり、新年最初の通院。あーちゃんが待ち合わせに遅れるというトラブルもありましたが、無事に終了。お茶をしようとお店に入ると、あーちゃんがケーキを選び始めました。持病の糖尿病も心配なので我慢するように言うと「甘い物は我慢している!」と言います。今まさに目の前でケーキを選んでいたのに……。この調子だと、甘い物の自制は難しそうです。 認知症といってもいろいろ… これまでに接してきた認知症は、家族の中で3人。いずれもアルツハイマー型認知症です。 祖母は、とにかく徘徊(はいかい)がすごくて、周りも大変でした……。 義父は、せん妄(せんもう:意識の混乱)がひどく、ビックリ発言も多かった……。 そんな3人にも、共通点があるような気がします。 つらいのは、皆一緒……。 あーちゃんは、私と通院したことをすっかり忘れていました。 そして、また病院帰りのお茶でケーキを食べようとして、姉に制止されると……。 追及する姉に向かって……。 と、反論していましたが……。 たんたん:あーちゃんの夫 結局、白状してしまっていました! 認知症といっても、いろいろな種類があります。私が今まで接したことがある認知症は、祖母とあーちゃんと義父の3人。いずれもアルツハイマー型認知症で、問題行動もそれぞれですが、「認知症を認めない」「言うことを聞かない」「お金への執着」は、共通点だと感じています。 もしかして、これらは認知症全体の「あるある」なのかもしれませんね。突然暴言を吐かれてしまうのも、同じ話がループするのもストレスですが、苦しんでいるのは皆同じだと思うと、少し救われます。皆さん頑張りましょう……! あーちゃんの認知症は、相変わらずです。新年最初の通院はすっかり忘れ、病院帰りにまたケーキを食べようとして今度は姉に注意されるも、甘い物は我慢しているとドヤ顔。でも、押入れに隠し持っていたお菓子を指摘されると、かわいく白状してしまったらしい。……このへんが、なんだか憎めないところです。 --------------認知症といっても、問題行動や進行の度合いも違うので、そのときにベストだと思う行動を取るしかできませんよね。手探りの毎日だからこそ、押入れにお菓子を隠していたことをうっかり白状しちゃうお茶目な姿を見られたりすると、ほっこりしてしまうのではないでしょうか。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。>>次の話 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年02月23日