岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優らを筆頭に、若手注目株の俳優が勢ぞろいし、本多孝好による新感覚アクション巨編小説を実写化した、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび疾走感あふれる予告映像とメインビジュアルが解禁となった。1990年代初め、ある極秘機関の実験によって、2組の“進化した”子どもたちが誕生した。全く違う方法で生み出された彼らの共通点は、通常の人間にはない特殊能力を持つこと。彼らはその能力と引き換えに、20歳前後までしか生きられないという宿命を背負っていた。対立する2つの集団、彼らを利用しようとする権力者たち…それぞれの思惑が交差する中、切なくも壮絶なバトルが始まる──。今回解禁された予告映像では、未来の希望を信じた昴(岡田将生)率いるチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームがそれぞれの特殊能力を駆使して闘うアクションシーンがふんだんに使用されており、手に汗握らずにはいられないセンセーショナルな映像となっている。これが初披露となる主題歌は、若者を中心に熱狂的な支持を集め、岡田さん自身も大ファンだという人気4人組バンド「ゲスの極み乙女」が手掛ける「ロマンスがありあまる」。迫力の戦闘シーンに重ねられた透明感ある歌声がアクセントとなり、予告映像を彩っている。また、併せて解禁された本ポスターのビジュアルも、スバルとアゲハ、2つのチームの激しいバトルを暗示した、スタイリッシュな仕上がりに。「人間の限界を超える身体能力を発揮できる」という能力を持った昴を演じる岡田さんと、不敵に構える染谷さんの姿が、まさに“次世代アクション超大作”の誕生を予感させる。混沌とした現代を生きるすべての人々に贈る、切なくも壮絶なアクション・エンターテイメント超大作の公開を心待ちにしていて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日二階堂ふみ、野村周平、成海璃子、渡辺大知(黒猫チェルシー)、片平里菜がサントリーチューハイ「ほろよい」の新CMに出演することが発表され、3月16日(月)に行われた会見に出席した。昨年、二十歳の誕生日を迎えて大人の仲間入りをした二階堂さんだが、お酒のCM出演はこれが初めて。しかも二階堂さんの故郷である沖縄で撮影が行なわれた。二階堂さんは「大人の仲間入りをしてすぐに素敵なCMに出ることができて嬉しい」と笑顔を見せる。沖縄と言えば、泡盛などのアルコールの強いお酒も有名だが、二階堂さんは「お酒初心者です(笑)」とのことで、飲み過ぎたりしたことはないようだが「最近、母が東京に遊びに来て、改めてウチで一緒に飲んで、母との距離が縮まった気がします。高校の友達と飲んだりすると、いままでと違う距離感になれて良かったりする」とお酒がコミュニケーションの良い材料になっているよう。お酒を飲むと「自分ではよく分からないけど、楽しくなってニコニコしているみたいです(笑)」と明かした。キリリとした表情が印象的な成海さんも、お酒を飲むと「楽しくなって顔がゆるんでると思う(笑)」と意外な一面を明かす。元々、お酒を飲むのは「すごく好き!」とのことでお酒のCM出演に笑顔を見せた。野村さんは一昨年に二十歳を迎えたが「お酒のCMに出るのはひとつの目標だった」と明かす。酔うとわりとすぐに寝てしまうようで「家で『ほろよい』を2本飲んだら寝ちゃいますね(笑)」とも。CMの撮影では沖縄でみんなで結構飲んだのでは?という問いに一同「ほろよいです(笑)!」と語っていた。CM中には歌を歌う姿も見られるが、歌を本業とする渡辺さんと片平さんから見て、俳優陣3人の歌の腕前は?という問いに二階堂さん、野村さん、成海さんは戦々恐々…。渡辺さんは「みんな素晴らしくて僕の方がタジタジでしたが、面白かったのは野村くん。歌うと手が指揮者のように動き、表現者という感じがした」と語る。片平さんは一番手で歌ったそうだが「私が手こずって、みんなの方がスイスイと進んですごいなと思いました!」と称賛を口にした。新CMは3月17日(火)より放送開始。なお、夏の新CMに出演する“6人目”のメンバーをセルフィー(自撮り写真)による公募で募集するキャンペーンが行われることも発表された。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日岡田将生、染谷将太など新時代の豪華キャストが競演を果たす映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の主題歌および挿入歌を、人気4人組バンド「ゲスの極み乙女。」が担当することが決定。新たに「ロマンスがありあまる」「サイデンティティ」の2曲を書き下ろすことが明らかとなった。本作は、ある極秘機関によって生み出された、“進化した”2組の特殊能力者たちが主人公。宿命によって引き合わされた能力者たちの、希望を未来につなごうとする者と絶望的な未来を破壊しようとする者とに分かれた壮絶な戦いを、葛藤や仲間との絆といった人間ドラマも交えながら、濃密に描き出す。『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督のもと、本格アクション初挑戦の岡田さんを主演に、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、黒島結菜ら若手実力派俳優が結集していることでも、早くも注目を集めている。そんな本作で、主題歌を担当することとなった「ゲスの極み乙女。」。若者やサブカル層に人気の彼らだが、主演の岡田さんも大ファンとのこと。「大好きな瀬々監督作品に大好きな『ゲスの極み乙女。』が主題歌になりました!作品を撮ってるときは毎日聴いてました。これで僕も“ゲス”になれた気がします。『ロマンスがありあまる』最高すぎます!」と喜びいっぱいにコメント。「ここまで時間を忘れた映画はなかなかありません」と本作の世界観にすっかり引き込まれたという「ゲスの極み」ヴォーカル&ギター担当の川谷絵音は、主題歌「ロマンスがありあまる」について、「台本にあったセリフの一部分をそのまま歌詞のAメロの一部に使いました。映画の中でもかなりグッとくるセリフで『是非使わせて下さい』と制作側にお願いしたところ、快く承諾いただいたので使わせていただきました」と明かしている。また、sigh(溜息をつく)とidentity(自己同一性)を含んだ造語から成る挿入歌「サイデンティティ」については、「映画の後半がよりドラマチックになるように計算して作りました。特にサビの爆発力は映像にかなり合っていると思います」と自信を覗かせる。「アイデンティティがわからなくて溜息をついている様を表現しました。映画に出てくる若者たちが自分たちのいる意味を必死に探していて、でもそれが見つからないでいる様に重ねました」。そして瀬々監督も、主題歌の「歌詞の中にある『死に物狂いで生き急いでんだ』にグッと来た」そうで、「この楽曲は、若い衆にも、そんな盛りを過ぎた人にも、言えば気恥ずかしくなる青春という言葉がもっと生々しく感じられるよう、映画に広がりを与えてくれた気がする。ホント、ありがとう、なのです」と絶賛の言葉を贈る。4月22日(水)には2ndシングル「私以外私じゃないの」の発売が決定している中、新たな書き下ろし楽曲で初の映画主題歌、しかも超大作への抜擢となった「ゲスの極み乙女。」。スクリーン上で炸裂する、進化した若者たち×進化した音楽のコラボレーションに注目が集まりそうだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日多数の話題作を世に送り出し続ける鬼才・三池崇史の最新作『極道大戦争』。この度、主演の市原隼人を始めとした、オールキャストが“ガン飛ばす”迫力のあるビジュアルが到着した。「ヤクザVSヤクザヴァンパイアオールヤクザで贈る、極道エンターテイメント」と銘打たれた本作は、あの三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだという期待の一作。神浦玄洋(リリー・フランキー)はヤクザの組長だが、街の人々からの信頼も厚い大人物。影山亜喜良(市原隼人)は神浦に憧れて極道の世界に入り舎弟となったものの、自分の半端さと理想とはかけ離れたヤクザ社会にうんざりしていた。ある日神浦は刺客に命を狙われ、瀕死の状態となってしまう。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」と言い残し絶命する神浦。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた…。今回解禁となったティザービジュアルでは、鍛え上げられた美しい体を披露している市原さんを中心に、ヤクザヴァンパイアの宿命を背負った恋人の行く末を心配する杏子を演じた成海璃子、鬼の形相をしたヤクザの組長役のリリー・フランキー、姉御改めアニキ肌の若頭・高島礼子ほか、青柳翔、渋川清彦、ピエール瀧、でんでんらがこちらを睨んでいる。“みんなヤクザ”にふさわしく、全キャラクターがガンを飛ばしているというビジュアル…のはずなのだが、そこにはなぜか不似合いなカエルのキャラクターの姿が!同時に解禁されたもう一面のビジュアルに至っては、まさかの全面占有という前代未聞の状況なのだ。主役の市原さんを差し置いて目立っているこのカエル、実はキャスト発表の時点ですらまったく触れられていなかった謎の存在なのだが、ビジュアルには「ヤクザなんてだいきらいだ」と書かれており、よく見てみると「ヤクザの天敵KAERUくんです」という一言が添えられている。果たして、彼(彼女?)は主人公・影山の敵なのか?味方なのか?ヤクザヴァンパイアの宿命を背負い、覚醒していく影山の行く末とともに、その正体を見守りたい。『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日6月公開の映画『極道大戦争』の最新画像が公開になった。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める。その他の画像本作は、伝説のヤクザ・神浦に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演する。このほど公開された画像は、主人公の影山亜喜良ら登場人物たちがズラリと並び、鋭い視線をこちらに投げかけている姿をとらえたもの。画像の隅にはなぜかカエルの姿があり、右下には牛乳瓶がデザインされている。三池監督はこれまでの作品でも、任侠もの、アクション、ラブストーリー、人間ドラマ、コメディなど様々なジャンルの“定番”をおさえつつ、観客が油断したところで“アッと驚く仕掛けや展開”を盛り込み、観客を楽しませてきた。本作は“噛みつかれるとヤクザになる”という飛び道具的な設定が用意されているが、このほど公開された画像から推測すると、観客をさらに驚かせ、熱くさせる展開が待ち構えているようだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月19日市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める映画『極道大戦争』に、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演することが発表された。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、特報映像も公開になった。特報映像本作は、伝説のヤクザ・神浦(リリー・フランキー)に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海は影山を支えるヒロインの杏子を、高島は神浦組の若頭を、青柳、渋川、瀧は極道ものを、優希はヤクザヴァンパイアに変身する高校生を演じる。本作はヤクザ映画、アクション映画など様々な要素を凝縮した作品で、かつてVシネマ、低予算映画で観客の度肝を抜く作品を連発してきた三池監督が“原点回帰”を掲げて挑む大作だ。三池監督は「観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います」と語っており、観客の“予想”を遥かに超える作品になりそうだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月03日鬼才・三池崇史監督が市原隼人を主演に迎えて贈る『極道大戦争』。この度、本作の公開日が6月20日(土)に決定。先日発表された出演者・市原さん、ヤヤン・ルヒアンのほかに成海璃子、リリー・フランキーら豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。史上最強といわれるヤクザの組長・神浦玄洋。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――。海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋を組長とする。神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。そんな退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていたが、駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が。突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…。「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――。本作は、三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだ最新作。ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまうという奇想天外、予測不可能な完全オリジナルストーリーだ。主演の市原さんは、伝説のヤクザに憧れて極道の世界に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない悩みをかかえながら、闘いの運命に翻弄される主人公・影山亜喜良を好演する。今回発表されたのは、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんといった個性的な俳優陣。市原さん演じる主人公・影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子には『妖怪大戦争』(’05)以来、10年ぶりの三池組参加となり大戦争モノ(!?)に縁がある成海さん。「10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです」と漏らしながらも三池作品を存分満喫した様子。また、史上最強伝説をもつヤクザの組長・神浦玄洋には、リリー・フランキー。『神さまの言うとおり』と公開が前後したものの、三池組の現場への参加は、本作が初。「監督の演出はもの凄く独特で興味深く、「明日もまた行きたい」と思わせてくれる現場でした」とコメントを寄せている。リリーさんは組長で、ヴァンパイアで、史上最強という3拍子全てが初めての役柄に挑む。そして神浦組の若頭役には、高島礼子が性別度外視の大抜擢にして、三池組初参加。高島さんが主演を務めた極妻シリーズ以来、極道映画への参加は10年ぶりに。「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました」と語った。そのほか今回、初めての三池組で極道役に挑戦する劇団EXILEの青柳翔、三池監督が絶大な信頼を寄せる渋川清彦、弱冠15歳にして圧倒的な存在感でヤクザヴァンパイアに変身する女子高生を演じる優希美青。『凶悪』以来の極道役で、リリーさんとの対決シーンも期待されるピエール瀧。意外にも映画としては三池組初参加となるでんでんが、親分を殺され苦悩する影山を導くキャラクターとして、脇を固める。『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日ドラマ・映画・舞台と活動のフィールドを広げる俳優・岡田将生を主演に迎え、『デスノート』『GANTZ』の製作チームが贈る『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび、一度観たら忘れられない(?)本作のTVスポットCMを、12月20日(土)からのオンエアに先駆けシネマカフェが独占入手。気鋭のベストセラー作家・本多孝好による同名小説を、瀬々敬久監督×岡田将生という『アントキノイノチ』コンビが再びタッグを組んで実写化した映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。バブル期に端を発した実験により誕生した2組の異能の若者たちが対立する様を描き、やがてはその戦いが人類の未来をも左右していくという壮大なストーリーだ。今回、シネマカフェが入手したスポットCMでは、岡田さん演じる“最強の男”主人公・昴(スバル)の目にもとまらぬバトルや、染谷将太演じる “殺人集団アゲハ”を率いる車椅子の青年・学(マナブ)の登場シーン、2組の若者たちの幼少時代、そして岡田さんの咆哮など、息を詰めて見守りたくなるようなシーンが連続。その合間に、「ストレイヤーズ・クロニクル」と“イイ声”でタイトルが何度も連呼されている。誰もがどこかで聞いたことのあるはずの“イイ声”、その正体はラジオDJの第一人者として知られ、ナレーターの仕事も数多くこなす小林克也。鮮やかなアクションと漂う緊迫感を満喫できる映像の最後には、「ストクロ!」と締める小林さんの歯切れの良い声が強い印象を残している。主演の岡田さんを始め、染谷さん、成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜といった若手実力派俳優陣が、対立する異能の若者たちを演じているだけでなく、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らベテラン俳優たちが彼らを翻弄する重要な役どころで登場する本作。単行本3巻に及ぶスぺクタル巨編をミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを迎えるという映画の世界を、まずはこちらの“凝縮”映像から覗いてみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日映画『ストレイヤーズ・クロニクル』のクランクアップに伴い、主演の岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子ら物語の中心となる若手キャスト陣のコメントが到着した。本多孝好の新感覚アクション小説の実写化で、岡田さんが初めて本格アクションに挑んでいることも話題に。ある実験の下で様々な特殊能力を持って生まれた者たちの運命を描き出す。岡田さんが演じた主人公の昴は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、相手の動きを読み、その情報を体恤に生かすという、いわば“未来が見える”能力を持つ男。『GANTZ』シリーズのスタントチームの下でかなり激しいアクションも披露しているそうだが、岡田さんは撮影を終え「アクションが初めてで、運動神経がいいわけでもなく、体が硬いのに、なんで僕なんだろう…と最初、葛藤もありましたし、それが一番大変でした。あまりオーバーにしないように心がけました」とふり返る。また肉体だけでなく昴の内面を演じる上でも「序盤から後半にかけての、感情のエネルギーの出し方を、最後にもっていけるよう段階に気をつけてやりました」とも語る。昴の下に集うメンバーの紅一点であり、人並み外れた聴覚能力を誇るさやを演じた成海さんは「(音に)敏感だという感覚になったことがないので、そこを自発的に自分で想像して表現しましたが、時々忘れそうになってしまって…(笑)。撮影中は常に音に反応しなければと自分に言い聞かせてました」と語る。“昴チーム”には岡田さん、成海さんに加え、凄まじい腕力を誇ると同時に無痛という能力を持つ亘役で白石隼也、機械のような精密な記憶力を誇る良介役で『渇き。』でも注目を浴びた清水尋也、超高速移動能力を有する隆二役として瀬戸利樹もいるが、岡田さんは昴チームについて「みんなが僕より若い子たちだったんです。そういう現場もあまりなくて。でも、みんな本当にしっかりしていて毎日癒されて、助けられました。毎日撮影が楽しくて、日々の会話をとても大切にしていました」と語る。成海さんも「撮影中みんなでよく一緒にいました。初日から打ち解ける事ができましたし、兄弟、家族のような関係に近く、絆が深い役なので、私はとにかくみんなのことを愛のある眼差しで見つめていました。とにかく仲良くできて、私は嬉しかったです」と語るが、この関係性がスクリーンにもきっと、反映されているはずだ。一方、敵対する“アゲハチーム”のリーダーで、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、死ぬとそのウィルスが世界中に拡散してしまうという、まさに人類を滅ぼしうる力を秘めた学を演じた染谷さん。瀬々敬久監督、岡田さんとの仕事は『アントキノイノチ』以来となるが「今回、全然違う方向性の映画で集まれたのが嬉しかったです。瀬々監督は抽象的な言葉で、エネルギッシュに全身で演出して下さります。『アントキノイノチ』のときは『天使になってくれ』と言われ、今回は『悪魔から天使になってくれ』と言われまして。瀬々監督、若干笑いながら言ってきましたが、狙ってるのかな、と(笑)」という言葉からも学という役柄が見えてくる。学は車椅子に乗っているのだが、車椅子での演技は初めての経験。「人に車イスを押されるのですが、自分の足で歩いて芝居をするのとでは感覚が全然違って、それがすごく難しかったです。ただ、逆に面白いこともできました」と手応えを明かす。アゲハの一員で、口の中にセットされた歯の矯正器具から鉄鋲を発射するという恐るべき能力を持つモモ役の松岡茉優は「演じていて楽しかったのは、実はモモという役は『逆手にとると何でもありの役』で、普通の子の役だとこのシーンはこういう表情だと一般的な行動になるんですけど、モモの場合はアゲハという性質だったり、更にアップダウンの激しい子なので、撮影当日、みなさんの演技を見て、今日はどういう風にやろうかと色々考えるのは、その中で何を選択するのかは難しいですけど、その“何でもあり感”は楽しかったです」と充実感あふれるコメント。このほか、キスで毒素を注入し死に至らしめる静を演じる高月沙良、身体の一部を硬化させて戦うヒデを演じる柳俊太郎、敵方の隆二と同じ超高速移動能力を誇る壮役の鈴木伸之(劇団EXILE)とアゲハチームも個性豊かな面々が揃っているが、注目は高周波レーダー機能を持ち、“唯一の希望”とも目される碧(アオイ)を演じた黒島結菜。ドコモのCMや放送中のドラマ「ごめんね青春!」などで注目を集める17歳からは「碧はみんなの希望を背負っていますが、明るい役ではなく、静かな役です。悲しいだけじゃなく、みんなの想いを背負っている、抱えている子だと、そういう風に見えるように意識しました。ほとんどが辛くて重たいシーンでしたけど、ボートに乗って走るシーンは今までそういう体験をしたことがなかったので、そういう意味で体験ができて楽しかったです」というコメントが届いた。昴チーム、アゲハチームそれぞれの個性、彼らの対決も楽しみだが、彼らの能力に付け込もうと暗躍する政治家や大人たちとして伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補らも出演。物語はいったい、どのように転がっていくのか?公開が待ち遠しい。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日岡田将生、染谷将太、成海璃子ら実力派の若手キャストが顔を揃える新感覚アクション映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。劇中、岡田さん、染谷さん、成海さんら中心となるキャストが初めて顔を揃えての初めての撮影が9月上旬に行われ、その一部が報道陣に公開された。本多孝好の人気小説の実写化で『ヘブンズ・ストーリー』、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督がメガホンを握り、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当。ある実験の下で、それぞれ常人にはない特殊な能力を有して生まれた若者たちが、葛藤や復讐心を胸に宿命を背負って戦う姿を描く。岡田さん、染谷さんに成海さんのほか、白石隼也、清水尋也、瀬戸利樹、柳俊太郎、鈴木伸之の出演が本作製作決定の第一報の段階で報じられ、続いて黒島結菜、高月沙良、松岡茉優らの出演が徐々に発表されてきたが、この主要若手キャストの多くが初めて顔を揃えたのが、この9月上旬の撮影だ。場所は東京湾が見渡せるビルの高層階。余談だがこの日も含め、本作は夜のシーンが多く、昼夜逆転で夜中に撮影が行われることが多かったという。劇中、岡田さん演じる主人公・昴を筆頭に沙耶(成海さん)、良介(清水さん)、隆二(瀬戸さん)、亘(白石さん)の「昴チーム」と染谷さん演じる車椅子の青年で恐るべきウイルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ学(マナブ)をリーダーに、モモ(松岡さん)、静(高月さん)、ヒデ(柳さん)、壮(鈴木さん)、碧(黒島さん)が属する「アゲハチーム」の2つのチームが激突。この日はまさに、そんな彼らが初めて対峙するシーンが撮影された。先に、アゲハチームの面々が自分たちがどのように作られたのか?さらにはその先に待ち受ける運命について知らされるというシーンがあり、その後、アゲハを追いかける昴らと対面を果たす。報道陣に一部公開されたのは、アゲハチームの面々が、東京湾と夜景をバックにしたシーンの撮影。細かくカットを割って、カメラは一人ずつの表情を捉えていく。撮影・近藤龍人&照明・藤井勇という『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』のコンビにより、スタイリッシュ&クールな映像に仕上がっていることが現場のモニター越しにも感じられる。暗闇の中のほのかな明かりに浮かぶ染谷さん、松岡さん、黒島さんらの表情に彼らの心情がありありと映し出される。現場には、瀬々監督の誰よりも大きな「OK!」という声が響きわたっていた。それぞれのキャラクターが異なる“特殊能力”を有しているのが本作の見どころのひとつだが、特に肉体を変化させる能力を持つ面々は、シーンによって必要に応じて特殊メイクが体に施される。この日の現場では、体を硬化させ爪を伸ばす能力を持つヒデ役の柳さんが、黒く長い爪をつけた状態でいる姿なども見られた。残念ながら公開されたのはごく一部であり、もちろん、この日以外にも先々のシーンで彼らが再び顔を合わせ、戦闘を交わすシーンも!ちなみにアクションに関しては『GANTZ』シリーズのスタントチームが参加し、相当ハイクオリティなものになっているとのこと。原作の計3巻の単行本を映画ではミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを用意しているとのこと。現場のプロデューサーは本作を「戦う『桐島』」と表現していたが、どのような物語に仕上がるのか?いまから完成が楽しみだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太、成海璃子に高月彩良、黒島結菜ら若き実力派の豪華キャストが“特殊能力”を持つ若者たちを演じる映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、岡田さん演じる“昴(スバル)”チームと敵対関係にある、染谷さん演じる学が率いるアゲハチームのメンバー・モモ役に、「あまちゃん」「銀二貫」「GTO」などで活躍する若手演技派女優、松岡茉優が決定。哀しみを背負った“人間マシンガン”を演じていることが分かった。本作は、次々と作品が映像化されている気鋭のベストセラー作家・本多孝好による新感覚アクション巨編小説を、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と『桐島、部活やめるってよ』の脚本・喜安浩平により完全映画化。宿命を背負う若き異能者たちと、彼らの周囲で暗躍する政治家たちによる群像劇を、鮮烈な映像表現といまをときめく実力派俳優たちが高次元の融合で実写化する。今回新たに発表されたのは、『桐島、部活やめるってよ』の野崎沙奈役や、NHK朝ドラ「あまちゃん」東京編の「GMT47」リーダー・入間しおり役が高い評価を受けた、松岡茉優。松岡さんといえば、映画・テレビで活躍し、最近では「オサレもん」や「めざせ!2020年のオリンピアン」でMCを務めるほか、2015年には反町隆史主演のNHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」(1月31日スタート)や『リトル・フォレスト冬・春』『サムライフ』(ともに2月公開)が控える注目の女優。松岡さんが演じるモモは、口内の歯の矯正器具から鉄びょうを発射させるという能力を備え、あるときは後方から味方を援護、あるときは敵の急所にヒットさせ致命傷を与える役割を担い、スクリーンを所狭しと躍動する。彼女が所属する殺戮集団“アゲハ”のメンバーには、リーダー・学を『神様の言うとおり』『寄生獣』など引っ張りだこの染谷さんが演じるほか、敵を幻惑させて動きを止め、キスで毒素を注入する静(シズカ)を『思い出のマーニー』の高月彩良、身体硬化能力を持つヒデを「弱くても勝てます」「黒服物語」の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして通常の人間には聞こえない高周波を発射して捜敵するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を新鋭の黒島結菜が、いずれも体当たりで演じている。本作の瀬々監督は、松岡さんについて、「若い出演者が多い中で、ただ一人、円熟の芸域に達していると言ってもよいのが松岡さんでした。他の人の芝居を確認して、生かし、その中で自分のベストバウトを提示していく姿勢、そして演技力の高さ。まるで小津安二郎の映画の中の杉村春子のようでした(笑)」と往年の名女優を引き合いに出し絶賛。さらに「(彼女は)昭和顔。ホッとさせられます。芝居の中にも昭和的な情念を発する瞬間が何度もありました。それでいて、勢いがあって、POPで、松岡茉優さんは女優版“椎名林檎”だと密かにずっと思っています」と言い切っている。また、松岡さんも「瀬々監督から頂戴したコメント、ちょっと言い過ぎだよと思いながらも嬉しくて、母に送りました(笑)」と喜びを表し、さらに「『桐島、部活やめるってよ』で佐藤プロデューサーとご一緒させていただいてから、久々に声をかけていただいたのが、いままで演じたことのない役柄でキャラクターとしても興味深い設定だったので、感謝しています」と真摯にコメント。「モモは“テンションが高いとき”と“非常に現実的なとき”の両側面を持った女の子で、逆手にとると何でもありの役でした」と、その役どころをふり返りながら「その何でもあり感は楽しかったです」と演技派の片鱗を覗かせた。そんな松岡さんのオーラには、主演の岡田さんも「思わず『松岡さん』と敬語で話しかけてしまうほど(笑)」(佐藤プロデューサー)だったとか。スタッフ、キャストから絶大なる信頼を寄せられている彼女の、さらに磨かれた演技力に期待がかかる。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日フジテレビ系『うつけもん』『オサレもん』などのバラエティ番組のMCとしても注目を集めている女優・松岡茉優が、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015年6月公開)で、"人間マシンガン"を演じることが12日、明らかになった。松岡は、2008年4月から2010年3月までテレビ東京系の子ども番組『おはスタ』で"おはガール"を務めた後、女優として数々の作品に出演。特に2012年に公開された映画『桐島、部活やめるってよ』を機に出演作が増えはじめ、翌年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で多くの人に知られる存在に。さらに、『うつけもん』『オサレもん』では同じくMCを務めるお笑いコンビ・おぎやはぎに負けじと軽妙なトークを展開するなど、バラエティの才能も開花させた。本作は、作家・本多孝好による同名の新感覚アクション小説を、映画『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督が実写化する作品。岡田将生、染谷将太、成海璃子らが出演し、生まれながらにして特殊能力をもった若者たちと異能力者の殺りく集団"アゲハ"、暗躍する政治家との戦いが描かれる。松岡が演じるのは、昴(岡田)と敵対するアゲハのメンバー・モモ。口内にセットされた歯の矯正器具から鉄びょうを発射することができ、ある時は後方支援、ある時は致命傷を与える役割をチーム内で担っている。松岡は今回の役どころについて、「『テンションが高い時』と『非常に現実的な時』の両側面を持った女の子で、逆手にとると何でもありの役でした」と説明し、「なので撮影当日、皆さんの演技を見て、どういう風にやろうかといろいろ考えるのは、その中で何を選択するのかは難しいですけど、その何でもあり感は楽しかったです」とコメント。「今まで演じたことのない役柄でキャラクターとしても興味深い設定だった」と受け止めているが、そんな彼女に白羽の矢を立てたのが、『桐島~』も手掛けた佐藤貴博プロデューサーだった。佐藤氏にとって松岡は、『桐島~』を共に戦い、青春を過ごした「戦友」で、「心から尊敬し信頼している」役者。『桐島~』と同じく喜安浩平氏が脚本を担当していることから、モモ役の台詞は当て書きを依頼した。その理由について、松岡氏は「どんなに言いにくそうな難しいニュアンスの台詞も、松岡茉優ならば、そのキャラクターの放つ生きた言葉にしてくれるから」。『桐島~』の速いテンポの会話は松岡が作り出したと断言し、「今回もアゲハチームの会話のスピード感は松岡が担ってくれています」と全幅の信頼を寄せている。一方の瀬々監督も「松岡茉優さんには本当に助けられました。若い出演者が多い中で、ただ一人、円熟の芸域に達していると言ってもよいのが松岡さんでした。他の人の芝居を確認して、生かし、その中で自分のベストバウトを提示していく姿勢、そして演技力の高さ。まるで小津安二郎の映画の中の杉村春子のようでした(笑)」と絶賛。「ご本人には決して面と向かっては言えませんが、昭和顔。ホッとさせられます。芝居の中にも昭和的な情念を発する瞬間が何度もありました。それでいて、勢いがあって、ポップで、松岡茉優さんは女優版『椎名林檎』だとひそかにずっと思っています」とコメントしている。
2014年11月13日スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』のヒロイン・杏奈役を射止め、現在はドラマ「地獄先生ぬ~べ~」にも出演中の高月彩良が、岡田将生や染谷将太、成海璃子ら豪華キャストで贈る映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の新キャストに決定。岡田さん演じる昴(スバル)と敵対し、染谷さんがリーダー役を務める殺戮集団・アゲハの一員として抜擢されたことが分かった。『真夜中の五分前』『at home』など作品の映像化が相次ぐ気鋭のベストセラー作家・本多孝好による全3巻におよぶ新感覚アクション巨編を、『アントキノイノチ』『ヘヴンズストーリー』の瀬々敬久監督により映画化した本作。生まれながらに極限を超えた能力や遺伝子操作による異種混合能力を持ち、哀しき宿命を背負った若き“異能者”たちと、野望のために暗躍するダークな政治家たちなど、多くの際立ったキャラクターが登場する群像劇をまとめあげるのは、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞した喜安浩平。本作で、本格アクションに初挑戦する主演の岡田さんら、若手実力派俳優たちに今回新たに加わったのは、2008年のデビューからテレビドラマ、映画、舞台と着実にキャリアを積み、今年は『思い出のマーニー』でジブリヒロインに抜擢され、声優にも初挑戦した実力派女優・高月さん。高月さんが演じる静(シズカ)は、染谷さん扮する学(マナブ)が率いるアゲハのメンバーで、敵を幻惑させて動きを止め、さらにキスで毒素を注入して死に至らしめるという特殊な能力を持つ難役。高月さんは17才の現役高校生とは思えない妖艶な女性を演じ、“殺戮”ためのキスやマシンガンをぶっ放すシーンなど、これまでにない一面を披露する。そのほか、アゲハのメンバーには、アゲハの身体硬化能力を持つヒデを『クローズ EXPLODE』の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之が、それぞれがダイナミックな肉体感覚で演じ、さらに戦闘力は極めて低いが、通常の人間には聞こえない高周波を発射するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を、黒島結菜が演じていることにも注目だ。製作陣は「長身でスタイルが良く、妖艶な静をオーディションで探していたところ、(高月さんが)イメージにピタリと当てはまった」と声を揃え、瀬々監督も「僕らの望む通り、いやそれ以上に、キスシーンやハードなアクションシーンを演じきってくれました。撮影を終えた今、彼女にピッタリの役は“ボンド・ガール”だと信じています」と手放しで絶賛し、今後のさらなる活躍にも期待を寄せている。そんな高月さんは、「初めて脚本を読んだとき、早く演じてみたいという好奇心が沸き起こりました」と女優魂が刺激されたようで、「昔から、特殊能力を持つ役に挑戦したかったので、決まったときはとても嬉しかった」そう。「静は大人っぽいので、クールな女の子をイメージしました。中身は熱いものを持っているけど、表情などは冷めたところがある仕草を意識して演じました」と語る。また、静は“毒”を有するキスが武器となるが、「悪気がなく、キスが武器なので仕方なくキスをするしかない。重くは考えていないんです。これまでのお仕事でキスシーンは経験がなく、最初のキスシーンはとても緊張しました」とふり返りながら、「恋愛ドラマでのキスシーンに憧れはありますが、今回のキスシーンは殺人のためなので、次は違う感じになりそうですね(笑)」と笑顔を見せる。「今回の作品でアクションの楽しさを知った」という高月さん。すらりとした長身から繰り出す妖艶でダイナミックなアクションは、まさに将来の“ボンド・ ガール”となり得るかもしれない。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月21日スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』(2014年)で主人公・杏奈の声を演じた女優・高月彩良が映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015年公開)に出演し、初のキスシーンに挑戦したことが21日、明らかになった。同映画はベストセラー作家・本多孝好による同名の新感覚アクション巨編小説を、映画『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督が完全実写映画化する作品。生まれながらにして特殊能力をもった若者たちと異能力者の殺戮集団"アゲハ"、暗躍する政治家との戦いが描かれている。岡田将生、染谷将太、成海璃子、白石隼也、清水尋也、栁俊太郎、鈴木伸之、瀬戸利樹、黒島結菜、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らが出演する。高月が演じる静(シズカ)は、岡田演じる昴と敵対する殺戮集団"アゲハ"のメンバー。敵を幻惑させて動きを留め、キスで毒素を注入し死に至らしめる特殊な能力を持つ。現役の高校生ながら高校生とは思えない妖艶な女を演じ、これまでにない一面を披露する。高月は2008年にドラマ『TSC東京ガール』で女優デビュー。その後、連続ドラマ『オトメン(乙男)』(2009年)や『GTO』(2012年)などに出演。スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』(2014年)では、300人の中から主人公・杏奈役を射止めた。現在、日本テレビ系『地獄先生ぬ~べ~』に、メイン生徒の1人として出演中。瀬々監督は「長身、スタイルの良さ、大人の仄かなエロティシズム。それらを兼ね備えた女優さんをオーディションで探したのですが、それにピタリと当てはまったのが高月彩良さんでした」と起用理由を明かし、「僕らの望む通り、いやそれ以上に、キスシーンやハードなアクションシーンを演じきってくれました」と絶賛。「撮影を終えた今、彼女にピタリの役はボンド・ガールだと信じています」とその演技を評価している。アクション監督の下村勇二氏は「本人の実年齢よりも大人な女性を演じているので、ちょっとしたアクションの仕草にもクールでセクシーな瞬間が見えるように意識しました」とコメント。企画・プロデュースの佐藤貴博氏も、「初めてのキスシーンに、極度の緊張を見せていましたが、それを感じさせない堂々としたクールな殺しっぷりを魅せてくれました」と演技力を高く評価している。(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2014年10月21日岡田将生が本格アクションに初挑戦するベストセラー作家・本多孝好氏によるアクション巨編小説の実写映画化『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の追加キャストに、NTTドコモのCMで注目された黒島結菜が決定。メガホンを取った瀬々敬久監督や、これまで戸田恵梨香、吉高由里子ら、映画・ドラマの主演を務める若手女優たちを次々と見出してきた敏腕プロデューサーが、新時代の“ヒロイン” として大抜擢していたことが分かった。1990年代の始め、バブル経済下の日本で秘密裏に行われていた、ある2つの実験。1つは子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させう1つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出させる群だった。やがて、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えるように。その「破綻」解消のカギを握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からの裏の仕事を、昴たちはその異能力を活かして渋々解決していた。そんなとき、渡瀬を狙う殺戮集団“アゲハ”が現れる。アゲハもまた異能力者たちだった――。先日、岡田さんを始め、染谷将太や成海璃子といった若手実力派と、白石隼也、清水尋也らフレッシュなキャスト、さらに伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補のベテラン勢が対峙することが発表された、本作。黒島さんが演じるのは、染谷さんが車いすのリーダー・学を務める“アゲハ”の碧(アオイ)。岡田さん演じる昴たちと敵対する殺戮グループ“アゲハ”の中では戦闘能力は極めて低いが、ほかのメンバーにはない能力を有する“希望”の存在となる。CMで注目を集めた黒島さんは、いまやネクストブレイク間違いなしとされる17歳。今後、本作と同じく本多氏原作の映画『at home』や、福士蒼汰&有村架純主演『ストロボ・エッジ』、小関裕太とW主演の『あしたになれば。』の公開が控えている。「本多孝好さんの作品は短い期間に2回目で、前回の家族の絆を描いている作品(『at home』)とは全く違う話だったので楽しみにしていました。私の演じる役(碧)は、みんなの希望であり複雑な想いを抱えている子で、感情を台詞ではなく表情で演じるのがすごく難しいので大丈夫かなって不安でした」と明かす。だが、そんな黒島さんを気遣う瀬々監督やほかのキャスト陣の優しさに「私を選んでいただいたことに感謝して、監督が描いているものに応えられるように精一杯頑張っています」と、熱い思いを演技でぶつけたことを語った。瀬々監督は、そんな黒島さんを「アップになると、ある独特のオーラを発します。その強さは相当なものです。黒島さんは良い意味で、久しぶりの映画発信からのアイドルになるのでは」と、大きな期待を寄せている。また、『デスノート』シリーズで戸田恵梨香、『GANTZ』シリーズで夏菜や吉高由里子、『君に届け』の多部未華子、『桐島、部活やめるってよ』では橋本愛ほか山本美月、松岡茉優、清水くるみらを発掘してきた、気鋭のプロデューサー・佐藤貴博氏も「その輝きは間違いなく、この先の日本映画界に光を射す存在」と太鼓判を押す。佐藤氏は、黒島さん演じる碧も含め「“アゲハ”チームは遺伝子操作により、動物や昆虫などの能力を混合された実験体で、長くは生きられず生殖能力も持たない刹那の存在でしたが、碧だけは違って普通の寿命と生殖能力を有していることが分かり、“アゲハ”チームは碧を希望として、自分たちとは離れて、未来を生きることを望みます」と、その役柄を説明する。特殊能力を持ちながらも、哀しい運命を背負った彼らの唯一の“希望”というのは、このためだ。だが、碧を戦いから遠ざけたせいで、彼女は反発、昴チームに身を寄せてしまう。つまり、碧は、同じ異能力者ながら敵対する両チームの若者たちとかかわり、キーパーソンとなるキャラクターなのだ。まさに、フレッシュな魅力で文字どおり本作の希望となる黒島さんの存在に、ぜひ注目していて。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日彼女は、自らの内からあふれんばかりの表現欲を「マグマ」と表現する。女優にして写真家、執筆も手がけ、3.11以降は環境問題についても積極的に取り組むなど、多彩にそして、ひるむことなく自らの思いや表現を世に発表し続ける松田美由紀。彼女がソニーのフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ「α7」を使い、錚々たる俳優、女優、アーティストたちを撮影した【写真家・松田美由紀がα7で捉える等身大の表現者たち『FULL SIZE OF ME 等身大写真展』】が先日まで都内で開催されていた。被写体となったのは松田さんが撮影したVERBAL、宇野薫、金子ノブアキ、鈴木杏、中島美嘉、成海璃子、二階堂ふみ、東出昌大、満島真之介、村上淳の10名。俳優、女優にミュージシャン、格闘家まで、いま、輝きを見せる10人が、松田さんがのぞいたファインダーの向こうで楽しそうに、思い思いのポーズを取っており、その様子が文字通り“等身大”でパネルとなって展示された。この10名の中には、松田さんが「親友」と公言し常日頃から交流のある鈴木さんから初対面となる満島さん、東出さん、宇野さん、VERBALさんまで、各分野で活躍する人々が集った。松田さんの武器は「α7」、そして、何よりもコミュニケーション。「周りの人は“美由紀マジック”とよく言うんですが(笑)、なぜか初対面なのに、喋っているうちにみんな、自分からいろんな話をし始めるんですよ。私は写真家であると同時に女優ということで、“表にいる人(=俳優やアーティスト)”と“裏にいる人(=彼らを撮るカメラマン)”というコミュニケーションではなく、一緒に何かを表現しようとして撮影できるのかなと思います」。ファインダー越しに、感慨深い再会や楽しい出会いがあった。「中島美嘉ちゃんは、ドラマの『私立探偵 濱マイク』で共演して以来、十数年ぶりの再会で嬉しかったですね。元々、静かなタイプなんだけど、私はお構いなしに(笑)、近所のおばちゃんみたいに『ご飯食べてるの?』とか、あれだけのキャリアがある人に『最近どう?』とかいろいろ聞いちゃったり(笑)!東出くんは背も高くて顔もハンサムなので『どこか悪いとこあるでしょ?性格が悪いとか』って本人に聞いたら、マネージャーさんが『性格いいんですよ』って(笑)。これで性格までよかったらどうしたらいいんだ?って(笑)」。それにしても、展示されているパネルを見ると、軽量のミラーレス一眼カメラで撮影されたと思えないキメの細かい写真に驚かされる。繰り返しになるが、パネルは“等身大”の大きさなのだ。松田さんも「α7」の性能の高さには舌を巻く。「これだけ性能が良くて小さいと楽しいですよね。カメラの画素数(※α7の総画素数は約2470万画素)って、一般の方には『なに?』という部分もあると思うし、数字は理解しても、それによってどれくらい違うのかまで実際に比べるってところまでしないと思うんです?。でもこれだけ大きな写真になると圧倒的な違いが分かると思います。そういうものなのか!と」。今回の展示会以前にも写真展は開催してきたが「知り合いのカメラマンの方に『最近、“松田美由紀”って写真家が出てきているらしいよ』と言われて、ビックリしたけど嬉しかったんです」と笑う。現在は3月に東京本公演を迎える、舞台「フローズン・ビーチ」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作)の公演の真っ最中。今回の写真の撮影時も本番中で「しばらく女優に意識が行っているタイミングだったんですが、改めて写真の楽しさを再確認できた」とも。そこから話は冒頭の“マグマ”発言へ――。「元々、表現することは好きでしたが、『二兎負う者は…』ではないですが、ストイックにひとつのものに専念することに意味があると思ってたんです。でもある時、子育ても終わって、ひとりになって、噴火しそうになったんです。マグマが頭から出て、溶岩で顔がベトベトになりそうなくらい、爆発しそうで…。そこで『私にはやりたいことがあるんだ!』と思って、4年かけて『松田優作全集』を制作したんです(※アートディレィションを担当)。愛を注いでそれを作った時、何かが花開いて、いろいろやってみようと思いました」。そこから女優、写真家に短編映画の監督、エッセイとそれぞれに方法の違う表現で自らの思いを世に訴えた。「そうしたら結局、全部一緒だって気づいたんです。女優として自分の体を使って表現するのも写真も同じなんだなって。多方面から、自分を客観的に見られるから、いろんなことをやってみてよかったなと思います」。(text:cinemacafe.net)
2014年03月01日映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の完成報告会見が14日、都内で行なわれ、キャストの竹野内豊、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりかが出席した。同作は、芥川賞作家・川上弘美の同名小説を、「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督が実写化したラブストーリー。仕事も出来て、ルックスもセックスも良く、女性に優しいモテ男・ニシノユキヒコ(竹野内)。オフィスラブに発展する上司・マナミ(尾野)や元恋人・カノコ(本田)、10年前に恋に落ちた人妻・夏美(麻生)らニシノを取り巻く女性たちの回想から、真実の愛を求めたニシノの切ない人生が浮かび上がる――というストーリーで、映画は2月8日から全国公開予定。稀代のモテ男を演じた主演の竹野内は、「裸にされて恥ずかしいこともあったけど、素敵な作品になった。女性が恋をしたくなるような作品」と胸を張ってアピール。長回しが多いことで知られる井口監督だが、尾野との共演初日の撮影はキスシーンだったそうで、「カットがかからないのでやり続けてたら、尾野さんが見る見るうちに赤面しちゃって。監督は本当にドS」と暴露すると、尾野は「終わってもポッポが止まらなくて……。そんなことってありますか!?芝居をしたかった。素でしたよ!」と恥ずかしそうに振り返った。また、女性にモテるニシノを「すごくうらやましいと思った」と言う麻生が、竹野内について「チャーミングでお顔も格好良いし、結構見つめてくるのでやられちゃう」と明かすと、女優陣は一斉に「そうそう!」と共感。竹野内より20歳以上年下の本田は「目の色が薄くて吸い込まれそうだった」とメロメロだったようで、成海も「可愛いところもあって、『触ってみたい』と母性本能をくすぐられる」とにっこり。そんな褒め言葉に、竹野内は「日本男児としてニシノを理解するのは非常に難しい。女性が求めてるものをすべて叶えてあげようとする人」と語りつつ、「私もモテたいので、参考にしたい」とニンマリしていた。
2014年01月15日映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の完成報告会見が1月14日(火)に都内で開催され、主演の竹野内豊を始め、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりか、井口奈己監督が揃って出席した。芥川賞作家・川上弘美の人気小説を『人のセックスを笑うな』の井口監督が映画化。女性に優しくセックスも上手で仕事もでき、女性から女性へと渡り歩き芯の愛を求めるも、なぜか必ず女性から別れを切り出されるニシノユキヒコの美しくも切ない人生を描き出していく。「死ぬほどモテる男」を演じた竹野内さんだが、なぜ彼がここまでモテるのかは「私は基本、日本男児なので(笑)、理解するのが難しい」と首をかしげる。井口監督の演出を「ドS」と語るが、特に尾野さん演じる上司とのシーンについて言及。「リハーサルをしたら『いまの10倍イチャイチャしてください』と言われてそそくさといなくなったんです(笑)。(本番で)なかなかカットが掛からないんですが、尾野さんが見る見るうちに赤面していきまして(笑)」と述懐する。尾野さんは「撮影中も(赤面して)ポッポして、完成した映画観てポッポして、今日もポッポしてます(苦笑)」とポッポ連発!竹野内さんが言及したシーンについては「カット掛けないで常にポッポさせてくるんですよ。とても恥ずかしいひと時でした。芝居がしたかったです(苦笑)」と語る。竹野内さんに「芝居してなかったの?」と聞かれると「素ですよ!」とこの場でさらに赤面しそうな勢いで語っていた。そんな“竹野内版”ニシノユキヒコについてエッセイストであり、インタビュアーとして幾人もの男性と対話をしてきた阿川さんは「自分を出すというよりも、ひとりひとりの女性のいいとこを同じように引き出そうとするので、(女性同士で)ライバル心や嫉妬がない。映画の中で私が言う『同志みたい』というセリフがあるんですが」と分析。麻生さんは「すごく見つめてくるのでそれにやられちゃう女性は多いと思う」と語り、成海さんは「スマートで何でもできちゃうけど、かわいらしい部分もあり『触ってみたい』と母性本能をくすぐる」と語る。木村さんは「竹野内さんもニシノユキヒコもよく分からない」と語るが「よく分からないからこそ気になって、気がつくと手の中にいるのかも」とすでにその術中にハマっているよう?本田さんは「竹野内さんは目の色が薄くて引き込まれそうになる」、中村さんは「話をすると穏やかで居心地の良い空間にしてくださいました」とまさに女優陣全員からべたぼめの嵐!井口監督も「想像をしていたよりも純粋な方で、普通の男性を超越していた」と役柄のイメージを超えたニシノユキヒコ像を竹野内さんが体現したと満足そうだった。竹野内さんは照れくさそうな笑みを浮かべつつ、改めてニシノユキヒコについて「女性の求めている全てを叶えたい思っており女性第一なんですね。私もモテたいので参考にしようかと(笑)」と語っていた。『ニシノユキヒコの恋と冒険』は2月8日(土)より公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:ニシノユキヒコの恋と冒険 2014年2月より全国にて公開(C) 2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会
2014年01月14日いつの時代も清楚で透明感のあるかわいい女の子は世の男性の憧れの的。そこに、どんな役も自分のものにしてしまう圧倒的な演技力や他の人にはない魅力が加われば、老若男女に愛される“国民的女優”になれる日も近い!?並みいる若手女優の中で、2014年に最もブレイクするのは誰なのでしょう。お笑い芸人よゐこの濵口優さんの弟で、タロット占い師の濱口善幸さんをはじめとする、人気の占い師100人がその運勢を予想。上位10位をランキング形式でご紹介します!【売れすぎて困っちゃう?!2014年に大ブレイクする若手女優】1位剛力彩芽 (21歳)2位成海璃子(21歳)3位忽那汐里(20歳)4位團遥香(20歳)5位本仮屋ユイカ(26歳)6位綾瀬はるか(28歳)7位宮崎瑠依(30歳)8位新垣結衣(25歳)9位川口春奈(18歳)10位北乃きい(22歳)1位の剛力彩芽さんは、2014年は水嶋ヒロさんの俳優復帰作として話題の『黒執事』(1月18日公開)で男装の令嬢という難しい役に挑戦しています。さらに発表されているだけでも1月公開のドラマ『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系)、4月公開の映画『L♥DK』に主演。2013年には歌手デビューも果たすなど順調そのもの。運気上昇効果で、2014年もそのまま独走態勢に入るのかもしれませんね。☆占い師さんからのコメント・2014年の運気は好調です。直感力が高まり「なんとなく」がほとんど的中するでしょう。今までしてきたことの結果が出る年なので迷いなく、出る結果すべてを受け入れて前向きに活動すると良いでしょう。注意点は物事を深く考えすぎないことです。切り替えの早さが好調のポイントです。(シウマ先生│1分開運琉球秘術)・昨年の勢いのまま行きたいところですが、運だけではなく、真の実力を遺憾なく発揮しようとする決意とその実行力の継続が、更なるステップアップにつながる年。目上の方々に礼儀を尽くすことが肝要。(山倭厭魏│運命矯正鑑定)2位につけている忽那汐里(くつなしおり)さんも『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)や『家族ゲーム』(フジテレビ系)、渡辺謙さん主演の映画『許されざるもの』などに出演し、順調に認知度を高めていますから、強い運気が味方することでさらなるステップアップが期待できそうです。ツートップは奇しくもオスカープロモーション所属のおふたりですが、その牙城を脅かす強運の持ち主として3位にランクインしているのが團遥香さん。三井財閥の総帥やブリヂストンの創業者や社長、そして、いろんな意味で名を残している元総理の鳩山由紀夫さんなど、そうそうたる親族を持つ生粋のお嬢様です。まさに清純派として売れっ子になるにふさわしい存在と言えるでしょう。さて清純派ではあるけれど、女優というと「?」と感じてしまうのが、6位の宮崎瑠依さん。現在、ホリプロ所属の方ですが、どちらかと言えばアイドル出身タレントといったポジションです。出演している番組も、『ZIP!』(日本テレビ系)、『野球好きニュース』(J SPORTS)など、ほとんどが情報バラエティ。女優としてはこれまではあまり活躍しておりません。所属もホリプロのスポーツ文化部アナウンス室ですし。司会者、キャスターとしての道が宮崎さんの前には開かれているようなのですが…。でも、世の中にはもともとのイメージをガラリと覆し、そこから大きく羽ばたくタレントさんも結構いますよね。例えばブロードウェイミュージカル『CHICAGO』で主役を張った米倉涼子さん。数年前までは、いわゆるモデル出身の美人女優という印象でしたが、平均視聴率20%超えを連発したドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)に主演するなど、今やすっかり実力派女優の風格です。『anego』(日本テレビ系)以来、おバカキャラから一皮むけてクールな姉御肌のイメージを確立した篠原涼子さん然り。古くはアイドルから世界的なイリュージョニストに転向した引田 天功さんなども。自然と進んできて、そのまま行くのかなと思っていたら、左右に分かれた岐路に立たされたりするのが人生というもの。宮崎さんにとっては2014年がそうなのかもしれません。連ドラ出演が決まったり、いきなり映画の主役に抜擢されたりして、清純派女優の道が拓けるのかも!運気の上昇ってこういう変化をもたらしやすいような気がします。そう、これを読んでいるあなたが、今年はいきなり清純派女優としてスカウトされちゃうなんてことも?もしかしたらそんな運勢に恵まれているかもしれませんから、さっそく人気の占い師さんの元に飛び込んでみましょう!(文=総合占術研究家橘のえる)100人の占い師が2014年の運勢を大予想!「2014年cocoloni超運ランキング」
2014年01月04日ヤマハミュージックコミュニケーションズは20日、オリジナルキャラクター『璃瑞(リズ)』をモチーフとした2次創作コンテスト「mashupCommune season2」を開始した。募集期間は2014年6月30日まで。本コンテストは、2013年4月より開催された2次創作コンテスト「mashupCommune」の第2弾となるもの。募集作品は前回と同様、璃瑞をモチーフとした動画、音楽、イラスト、歌詞、ストーリーなどのほか、すでに応募されている別のコンテスタント(応募者)の作品をベースに創作を重ねた"マッシュアップ作品"も受け付ける。さらに今回は募集ジャンルに「その他」が追加され、璃瑞のコスプレやアイテム制作などでも応募が可能となった。最優秀作品(1作品)には賞金50万円が贈られるとのこと。作品の応募および詳細はコンテストサイトまで。なお、前回の最優秀作品である「【結月ゆかり】Amber Fragment【オリジナルPV】」も同サイトにて視聴可能となっている。
2013年12月20日「高良くん、撮影の頃と比べて変わったよね?不器用さが減ったような…何かあった(笑)?」。「ないない!喋るときは喋るし…割とこんな感じですよ(笑)」。上戸彩と高良健吾のリラックスした笑い声が響きわたる。意外に…と言うのも変だが、この2人、傍から見ていても非常に相性が良さそうだ。一見、タイプの違う2人に見えるが、だからこそ気が合うのか?それとも実は似た者同士なのか?2人が時代劇で夫婦役を演じた『武士の献立』がまもなく公開となる。時にぶつかり合いながら互いを求め、絆を深めていく夫婦をどのように作り上げていったのか?映画では、“包丁侍”と呼ばれる藩の料理方を任された武士たちの存在を軸に、当時の武士の家庭や饗応料理、そして夫婦や家族の愛などが温かさを伴って描き出されるが、加えて、現代にも通じる視点として描かれるのが、仕事や自らの務めに対する向き合う姿勢である。春(上戸さん)は、安信(高良さん)の父(西田敏行)に請われ、長年仕えた藩主の側室・お貞の方(夏川結衣)にも背中を押され、江戸から加賀へと嫁ぐ。「お貞の方に『行きなさい』と言われて、それだけで頑張れちゃうのが春という女性」(上戸さん)という言葉通り、彼女は与えられ、求められた場所で自分がそこにいる意味や務めを見出していく強い女性である。一方で、安信は意に沿わない包丁侍の仕事に全くやる気を見いだせないでいたが、春からの叱咤や刺激を受け、徐々に仕事のやりがいに目覚めていく。上戸さん、高良さん共に特にここ数年、精力的な仕事ぶりが目立つが、ここまでのキャリアを積み重ねるまでに、劇中の安信のように仕事に対する向き合い方で大きな影響を受けたり、意識が変化をした部分は?そう尋ねると、高良さんは「僕が本当に変わったのは…朝ドラ(『おひさま』)をやった頃かな…?」と明かし、「わりと最近じゃん!」と上戸さんを驚かせる。「若い頃からいつも『いつ俳優の仕事辞めてもいい』と言ってたし、『ほかに面白いことがあればそっちに行く』と思ってたんです。正直、人前で何かするのが怖かったし、この世界に入って、やってみたら手は震えるし、目はかすむし、いつも『早く舞台裏に行きたい』という気持ちでした。取材も『自分が喋ったところで…』という意識でした」。そうした意識が変わるきっかけとなったのが、井上真央演じる主人公の夫を演じた「おひさま」(’11)とその撮影中に起きた東日本大震災だったという。「イメージで自分が話されることもすごく嫌で、普通にできるはずなのにできない自分もすごく嫌だった。そんな中でクランクインの日に震災があったんです。それから少し空いて、また再開されたんですが、現場に手紙が届くんです。『このドラマが楽しみです』と。ドラマの中で結婚式を挙げたら、お祝いの電報も届いたりして。それまで僕らの仕事はいつもカメラの前で終わるもので、それを見てくれる人がいてそれでOKという気持ちだったんです。僕らがやれるのはカメラの前の芝居。けれど、それは外にも向かっていて、それに人が勇気づけられたり幸せになったりする。それがすごく嬉しくて…。伝えるってことを止めちゃダメなんだと思うようになってから仕事が楽しくなりましたね」。10代の頃から活躍してきた上戸さんも、当初は「“女優”という肩書で書かれるのが実はすごく嫌でたまらなかった」と意外な告白を漏らす。「女優として役を演じてる中で『上戸彩さん、好きです』と言われても、『本当の自分を知らないのに、役やTVに出ているキャラクターとして好きと言われても…』という気持ちだったんです。“女優”と言われることで、嘘をついてファンを増やしているような気がして、だから取材も好きじゃなかったです。でも『3年B組金八先生』で性同一性障害を抱える役をやったとき、『これから堂々と生きていけます』とか『命を救ってもらった』という手紙を何通もいただいて…。他人の人生を変えるくらいの役と出合ったことで『女優という仕事は悪くないんだ』と思えたし、人生を動かすような作品と出合いたいって思えるようになりましたね」。「本当に影響を与えてしまえるんですよね」。上戸さんの言葉に高良さんが頷く。「僕らは決して夢や希望を与えたいと思っているわけじゃない。でも、結果的に与える立場にいる。だからこそ、役や仕事で嘘をつきたくないです。いや、お芝居はもちろん嘘ですけど、いい嘘、ちゃんとした嘘をつきたい。それは上手い下手とかじゃなくて」――己に言い聞かせるように言葉に力を込める。春は、この時代の女性にしては夫に対しズケズケと物を言う一方で、決して「自分が!」という意識が強いわけではなく、夫を立てるべきところではきっちり立てる、相手の気持ちを察して身を引くという奥ゆかしさを持った女性。「意外にも」という表現ばかりで恐縮だが…上戸さん自身、現代の若い女性から見たら古風とも思える春の姿に共感を感じているという。「“出るところは出て、引くところは引く”というあのバランスは憧れますね。引くというのが現代の女性にはなかなか難しいところですよね。言いたいことを言って思い通りに行かないとバーンって…『どっちか選んで!私なの?成海璃子さんなの?』って(笑)。だから春のような昔の女性の思慮深さってすごく大事だと思うし、女性に生まれたからにはそういうところは大事にしたいです」。冒頭の2人のやりとりは、互いの印象についての会話から出てきたもの。上戸さんについて高良さんは「実は、現場での印象ってあまりないんです。そこでは役として見ちゃうので。むしろ、その人への興味や凄さを感じるのは撮影が終わってからなのかも」と語る。撮影後から公開まで、プロモーションを通じて改めて、現場とは違う“上戸彩”と顔を合わせてきた。「それはあります。恥ずかしいから言いませんが(笑)。(TVや雑誌で)見ない日はないってくらい活躍されていて、そこで揉まれて生き抜いてきて、いまここにいる。その経験値は計り知れない。他人が『こうだ』って言えるものじゃないです」。さて、上戸さんはしきりに高良さんが撮影時と比べて「変わった」と言うが…。「高良くんはものすごく真面目で誠実で真摯で…不器用なところもあるんです。心で感じたことを言葉にするのが苦手だったり、相手の言葉を受け止めて飲み込むのに時間がかかったり。『この人は本当は何を言おうとしてるのか?』というのを真面目に探ってくれるからこそ、答えが出てくるのが遅くなったりする。でも、その不器用さが減ってる気がします。インタビューでもサラサラ答えが出てくるし、会話のテンポも速いし。この半年で10年分くらい年取った(笑)?やっぱりお互いに役じゃないから、フラットな気持ちで話せてるのかな?」。先ほど語った仕事への姿勢という点で、高良さんは安信について「包丁侍は望んだ仕事ではないかもしれないし、春との結婚もそう。でも、そこで自分の居場所を見つけようと向き合った。自分のしたいことが全部できるわけじゃないけど、そこで何をすべきか考えるということ」と自らと重ね合わせながら語る。一方で、自分が心からやりたいことに対しても貪欲な姿勢を見せる。「今回の時代劇もそう。時代劇、刑事役、政治家役をやりたいとずっと思っていたんですが、時代劇が実現して、刑事役も叶いました。次は政治家の役をやるんです。やはり、“言霊”ってあるんだなと感じてます」。時代劇に関しては初めて本格的にやってみて「もっと!」という気持ちを強くした。「ちょんまげと和装は自分でも似合ってるなと思いました(笑)。次はもっともっとうまくできるとも思うし、やり続けたいです。演じてみたい歴史上の人物?います。でもそれはここでは言いません(笑)」。若い2人の前に本作を通じてまた新たな門が開いたようだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:武士の献立 2013年12月14日より全国にて公開(C) 2013「武士の献立」製作委員会
2013年12月13日竹野内豊がルックスもよく、仕事もでき、セックスもよく、女には一も二もなく優しい…そんな完璧なモテ男を演じることで注目を集めている映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』。このほど、そんな竹野内さんのモテっぷりが収められた予告編映像が到着。さらに、本作の主題歌を七尾旅人が務めることが明らかとなった。川上弘美の連作短編集を原作にした本作は、容姿端麗・女に優しく・懲りることを知らない男“ニシノユキヒコ”と恋愛関係をもった、数々の女性たちが思い出を語り、真実の愛を探して彷徨う、彼の恋と悲しみの人生を切なく描き出したラブ・ストーリー。竹野内さん演じるユキヒコに恋をする女たちには、尾野真千子や本田翼、成海璃子、木村文乃、、麻生久美子、阿川佐和子ら豪華な女優陣たちが起用されていることでも話題を呼んでいる本作。今回到着した映像は、「ニシノくんってね、あらゆるタイプの女の人の心を虜にしちゃうの。でも、何故かニシノくんがフラれちゃう(笑)」という彼の不思議な魅力を登場人物が語るシーンから始まる。さらに、尾野真千子や本田翼ら美女たちに告白されたり、キスを求められたり、最後には尾野さんと本田さんが演じる女たちの修羅場に巻き込まる姿など、男性なら思わず“羨ましい!”と叫び出したくなるようなユキヒコのモテっぷりが存分に収められている。しかし、“フラれては、モテて”を繰り返すユキヒコはつぶやく――「僕はどうしていつも上手くいかないんだろう…」と。困ったように微笑みながら、どこか暢気な完璧男に見事にハマっている竹内さんの魅力に女性たちは胸キュン必至のはず。またこの予告編には、七尾さんが手がけた本作の主題歌「TELE〇POTION」も収められているが、竹野内さんは「自分が感じたニシノユキヒコは、いつも満たされることのない虚無感を抱いている人間だと思ったのですが、そんなニシノユキヒコの人間性を表現するかのような、七尾旅人さんの切ない歌声は、この作品にぴったりだと思いました。相手の逢いたいという気持ちに応えて、『君に逢いに行く』と最後に連呼している箇所があるのですが、そこは、相手の望んでいることを何でも叶えてあげたいと思う、まさにニシノユキヒコですね」とコメントを寄せている。『人のセックスを笑うな』で知られる井口奈己監督が描く、完璧で悲しい男・ニシノユキヒコ。果たして、どんな男なのだろうか?その片鱗をまずは予告編から覗いてみて。『ニシノユキヒコの恋と冒険』は2014年2月8日(土)より全国にて公開。七尾旅人「TELE〇POTION」発売日:2014年2日5日(水)価格:\1,200(税込)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニシノユキヒコの恋と冒険 2014年2月より全国にて公開(C) 2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会
2013年11月29日いのうえひでのり演出、青木豪脚本、森田剛主演で贈る『鉈切り丸』が10月12日、大阪・オリックス劇場で幕を開けた。シェイクスピアの『リチャード三世』を鎌倉時代に置き換え、天下を獲るために悪の限りを尽くす源範頼の生き様が描かれている。いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W・シェイクスピア〈リチャード三世〉よりチケット情報戦乱絶えない平安末期。顔にアザ、背中にこぶ、片足を引きずり歩くひとりの男がいた。その名は源範頼、幼名を鉈切り丸(森田)という。容姿は醜いが頭脳明晰で口が立つ範頼は、人並み以上の野望を抱き、天下を獲ろうと舌先三寸で巧妙に策略を仕掛けていく……。愛を知らずに生まれた孤独感、そして醜い容姿による強い劣等感からくるものなのか、その悪のエネルギーは半端じゃない。野心に満ちた目を光らせ、会話には少しの感情もこもらない。自分の手を汚さずして、弟・義経(須賀健太)、兄・頼朝(生瀬勝久)を死に追いやる範頼。知略を尽くして徐々に駒を進めていくその様は、時には目を背けたくなるほどに残忍非道だが、ある種の痛快さをも感じさせる。将軍へと昇りつめた後、急展開で落ちていく哀れな様も見ごたえたっぷりだ。範頼を演じる森田は、将軍へと近づくにつれてどんどん輝きを増し、鋭い眼光を放ちながら吐くキメ台詞にもゾクッとさせられる。さらには憎しみがこもったキレ味鋭い立ち回りを魅せ、強くも哀しく、そして脆い“ダークヒーロー”を見事に演じきっている。また、意外にもいのうえ演出は初となる生瀬はコミカルに頼朝を演じ、張り詰めた空気の中に柔らかさをもたらす。その家臣・大江広元役の山内圭哉と見せる抜群のコンビネーションも必見。柔と剛の絶妙なバランスが観る者の心を揺さぶっていく。さらに、渡辺いっけい、若村麻由美、麻実れい、秋山菜津子など、豪華ベテラン俳優陣がどっしりとした演技で物語に厚みを持たせる。一方、若手の活躍ぶりも見もので、義経役の須賀や家臣・和田義盛役の木村了がフレッシュな演技と俊敏な立ち回りで魅せ、成海璃子は、範頼に夫を殺された巴御前を丁寧な演技で魅せていく。公演前には森田が「僕が演じる源範頼はとても悪い男ですが、この舞台は衣装もキレイで派手、セットも豪華で立ち回りもありますし、たくさんの方々に楽しんで頂けると思います」と魅力を語り、生瀬も「この舞台を観れば人生が変わると言ってもいいくらい。特に若い人たちに観てほしい」と語った。また、初舞台の成海も「巴御前は夫を殺した範頼を復讐しようとするとても強い女性。初舞台を楽しみたいと思います」と意気込んだ。公演は10月26日(土)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)、11月8日(金)から30日(土)まで東京・東急シアターオーブにて。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2013年10月25日倉科カナ、成海璃子、木村多江、高梨臨、広末涼子という豪華な女優陣を各話の主演に迎えて贈るWOWOWの連続ドラマW「鍵のない夢を見る」。いよいよ明日(9月1日)、倉科さんが主人公を務める第1話の放送がスタートするが、このほどそのドラマ劇中のビジュアルが到着した。「冷たい校舎の時は止まる」で鮮烈なデビューを果たし、その後も若者独特の心の揺れを描き続けている人気作家・辻村深月の「第147回直木賞」を受賞した小説を、全5話構成のオムニバス・ドラマとして完全映像化。ありふれた日常の一コマに潜む人間のドラマを描いていく。今回第1話として放送されるのは、身勝手なダメ男に振り回されながらも人生を差し出してしまう未玖の日常を描いた「芹葉大学の夢と殺人」。絵本作家を志す大学生の未玖は、同じ学科に通う恋人・雄大(林遣都)とよく夢を語り合っていた。彼の夢は途方もなく大きく、友人たちにはバカにされるかも知れないが、自分だけは純粋な雄大の夢を信じてあげようと思っていた。卒業とともに夢をあきらめて美術教師になった未玖と留年した雄大は、環境の変化もあって別れることになる。しかし、彼に未練のある未玖は、ずるずると会いに行ってしまう。求められるまま身体の関係を持つものの、雄大は身勝手な要求ばかり。ホテルや食事代も当然のようにいつも未玖の支払っていた。そんなある日、雄大が殺人容疑で指名手配中と知る…。“ダメンズ・ウォーカー”まっしぐらなヒロイン・未玖役には、ヒットドラマ「花のズボラ飯」や映画『みなさん、さようなら』など人気・実力ともに急上昇中の女優・倉科カナが、そして彼女を振り回すダメ男・雄大にはイケメン俳優の林遣都が演じている。先日行われた制作発表会見で倉科さんは、振り回されても思わず尽くしてあげたくなるダメ男・雄大の魅力をこう語っている。「だいたい7割が私を傷つける行動だったり、言動だったりするんですが…ただ、あとの3割は“私を愛しているんじゃないか”と錯覚してしまうような行動だったりするです。“飴とムチ”じゃないですけど、そのたった3割だけでより好きになってしまう…」と照れながら共感。さらに、「本当にダメ(な男)なんだけれども、“きっと私じゃないと、雄大は理解できない”…」。そんなヒロイン・美玖を深く理解できたといい「より一層彼女の気持ちを追いかけてみたくなった」と、ツラいのに幸せを感じてしまう悲しい“女の性”を語っていた。最後に倉科さんは、「みなさんの目には悲しいラストに映るかも知れないけれど、私としては幸せな気持ちになりました。人を愛することって幸せなんだと思いました」と母性あふれる優しい笑顔で本作をアピールしていた。「鍵のない夢を見る」は9月1日(日)よりWOWOWにて放送開始(全5話)。倉科さん主演の第1話「芹葉大学の夢と殺人」は無料放送。(text:cinemacafe.net)
2013年09月01日“そろばん侍”を描き大ヒットとなった『武士の家計簿』を手がけた松竹が、今度は上戸彩を主演に迎えて“包丁侍”を支える妻を描いた『武士の献立』。このたび、加賀藩を舞台にした本作の能登ロケが敢行され、記者会見が開かれると共に、新キャストが発表された。江戸時代、加賀藩。優れた舌と料理の腕を持つが気の強い女性・お春(上戸彩)は、藩の料理方である舟木伝内(西田敏行)にその才能を買われて、加賀藩に代々料理人として仕える舟木家に嫁いできた。しかし、夫となるその家の跡取り、舟木安信(高良健吾)は、料理がからっきし苦手。お春は、義母・舟木満(余貴美子)の力を借りながら、必死に夫の料理指南を始める。次第に上達していく安信に喜ぶお春だったが…。今回撮影されたのは、お春(上戸さん)と安信(高良さん)が、饗応料理に使用するため、加賀藩の食材を探し求め、能登の浜を歩くシーン。浜辺での撮影は、石川県での撮影初日を祝うような快晴の中での記者会見となった。「石川に来れて、自分自身心が洗われたというか、良かったです」と言う上戸さんは、石川県を訪れたのは初めてだそうで「今日の夜、撮影から戻ったら生魚をいただきたいと思います」と宣言!高良さんは「料理人という役は、練習すればまだ何とかなる感じだったのですが、時代劇が初めてだったので、武士の立ち振る舞いの方がむしろ苦労した…」と撮影での苦労を明かしつつも、「精一杯、この映画に向き合ってみんなで作ってます。石川のキレイな景色もちゃんと映ってますので、大きなスクリーンでぜひ観てほしい」と作品に対する意気込みを口にした。さらにこの日、夏川結衣、緒形直人、成海璃子、柄本佑、鹿賀丈史が新たにキャスト入りすることも明らかに。夏川さんは、上戸さん演じるお春が幼いころから女中として仕えていた、加賀藩16代藩主・前田吉徳の側室である真如院(お貞の方)を、緒方さんは吉徳の側近・大槻伝蔵を、柄本さんは高良さん演じる安信の幼馴染・今井定之進、成海さんがその妻・佐代を演じる。そして鹿賀さんが伝蔵と対立する保守派であり、8代目藩主・前田重熙を支える側近・前田土佐守直躬(まえだとさのかみ・なおみ)を演じることが発表された。次第に心を通い合わせながら成長し、様々な難局を乗り越えていく妻と夫の姿を描き出す本作。現代の夫婦も思わず共感してしまう葛藤も盛り込まれており、お春と安信の関係がどのように変化していくのか気になるところ。石川の美しい自然はもちろんのこと、吹き替えなしで挑んだという、上戸さんの料理シーンにも注目したい。『武士の献立』は2013年12月、全国にて公開。(C) 2013「武士の献立」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:武士の献立 2013年冬、全国にて公開
2013年04月01日auビデオパスの新ドラマ「コレカラ」に主演する成海璃子と共演の温水洋一、瀬田なつき監督が9月13日(木)にドラマの配信を記念して、都内でトークイベントを行なった。auのデバイスやパソコンを通じて映画やアニメ、ドラマなど約3,000本が視聴可能となるサービス「ビデオパス」のドラマで、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田監督がメガホンをとった本作。ネット上で商売を始めた女子大生の由紀は、ひょんなことから冴えない中年男の耕作と仲良くなるのだが…。つい先日、20歳の誕生日を迎えた成海さんは実感を問われると「あまり変わらないですね」とマイペースに回答。誕生日当日はシャンパンでお祝いし、その際「日本酒を飲みたい」と語っていたが、「(日本酒は)あまり飲んでないですが色々飲んでます」と微笑んだ。ちなみに成海さんと温水さんの共演はこれで6度目。成海さんが「最初の共演が援助交際の関係だったのでよく覚えています」と言えば、温水さんも「前のドラマがハードだったので休みをもらって旅行でもしようと思ってたら、このお話をいただいたんです。『相手は誰?』と聞いたら成海さんで、『やります!』ってすぐに言って旅行はキャンセルしました」と語るなど、ドラマの中の由紀と耕作さながら、年は離れていても強い結びつきが存在するようだ。改めて20歳を迎えて今後の女優人生について、成海さんは「言われたら何でもやります」と語り、自身の年齢よりも年上の人物、20代はおろか30代の役でも「経験はないけどできそうな気がします。宇宙人でも、なんでもやりますよ(笑)」と頼もしい発言。一方で挑戦してみたいことを問われると「飼っているウーパールーパーをめっちゃデカくしたい」。さらに直さないとと感じている部分については「靴のまま部屋に上がること…」と何とも謎めいた私生活の一部を明かし、笑いを誘っていた。そんな成海さんに俳優、そして人生の先輩としてアドバイスを求められた温水さんは「ないですよ!僕がアドバイスされっぱなしの人生なので」と恐縮しつつ、「そのままの成海さんを見せてほしい」とエール。成海さんは「ずっと作品を作り続けていきたい」と女優としての夢を明かすと共に「表に出すかは分かりませんが、自分でも作ることになると思います」と監督への意欲も覗かせていた。ドラマ「コレカラ」はau「ビデオパス」で配信中。au「ビデオパス」公式サイト:■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2012年09月13日フランスで発表され、世界40か国でベストセラーとなった物語『100歳の少年と12通の手紙』が、日本の舞台に初登場する。日替りキャスト全12組のうち、成海璃子と江波杏子のペアに、稽古場で作品の印象を訊いた。物語には、余命わずか12日と宣告された10歳の少年オスカーが登場する。普通なら本人も周囲も希望を見失って当然の状況だが、病院ボランティアを務める老婦ローズの態度は違っていた。思考停止するのではなく、残された時間はできるだけ能動的に過ごしたほうがいい。ローズが少年に提案したのは、「1日を10年と考えて生きること」。その教えは、オスカーの心を確実に動かしていく。作者エリック=エマニュエル・シュミットが投げかけるのは、いかに生きるか、という根源的なテーマだ。長さに違いはあっても、命に限りがあるという点では、誰もがオスカーと変わりない。「本当にすごい作品だと思います。心にすんなりと入ってくるんです」とオスカー役の成海が言えば、ローズ役を演じる江波も「読んでいて、ものすごく解放されます。書かれていることすべてが素晴らしいと思います」と絶賛の言葉を惜しまない。舞台上では、元東京バレエ団の中島周が平山素子振付によるダンスを披露し、前嶋康明のオリジナル曲をヴォーカルグループが生で繰り広げる。演出の鈴木勝秀が目指すのは、バレエの手法を使った“観る朗読劇”だ。「音楽によって引き出される感情があると思うので、本番が楽しみです」(成海)。江波は「“演じずに、ただ読んでください”“目と目を合わせないように”という演出なんです。役と役ではなく、まさに私と成海さんの魂と魂が触れ合う感じ。水のように清らかで素直な成海さんとご一緒できるのは、とても新鮮です」と話す。成海にとっても今回の舞台は新しい体験のようだ。「江波さんの読み方が変われば、こちらのリアクションも自然と変わります。毎回同じである必要はなくて、計算ではなく、感情のまま素直に読むことが大事だということがわかりました」。今その瞬間を大切にするということ。まさにそれは作品に込められたメッセージと同じだ。アトリエ・ダンカンプロデュース『100歳の少年と12通の手紙』は、9月12日(水)から23日(日)まで東京グローブ座にて上演。キャストは日替りで、公演日順に、多田直人&柴田理恵、小西遼生&杏子、古川雄大&萩野志保子、成海璃子&江波杏子、新納慎也&彩吹真央、宮野真守&萬田久子、竹財輝之助&秋野暢子、山崎育三郎&涼風真世、川平慈英&香寿たつき、松岡 充&木の実ナナ、安倍なつみ&木村多江、池松壮亮&南 果歩が出演する。
2012年09月07日映画『LOVEまさお君が行く!』の初日舞台挨拶が6月23日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の香取慎吾(SMAP)&相棒のラブラドールレトリーバーのまさお、広末涼子、成海璃子、光石研、木下隆行(TKO)、大久保佳代子(オアシズ)、大谷健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。テレビ東京の番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナーで、芸人・松本秀樹と犬のまさおが全国各地を巡る「まさお君が行く!ポチたまペットの旅」を基にした本作。食いしん坊のまさおと、なかなか芽が出ない芸人の松本くん(香取さん)が失敗を繰り返しつつも絆を深めていく。香取さんは「笑えて泣けて、ほっこり温かい気持ちになってもらえれば。イヌを飼っている人もそうでない人も、きっとイヌが人を癒してくれると知ってもらえるし、(イヌを)もっともっと好きだなと思ってほしい」と本作を通して体感した“絆”をアピール。恋人役で共演する広末さんも「いまの日本には楽しく、元気で明るくまっすぐな映画が必要。命と向き合う大切さと温かさを感じてもらえるはず」と笑顔で語った。ちなみに香取さんは、プールに落ちてしまう劇中シーンがお気に入りだと言い「いまどきないベタな感じで、見ていて楽しくてハッピー」。撮影が行われたのは昨年の冬で、広末さんらは「とても寒い日だった。それなのに香取さんは『楽しかった』と言っていて…。本当にすごいです」と絶賛のコメント。すると、香取さんは「寒かったでしたっけ?」と当日の寒さもまったく意に介していない様子で、登壇者たちを驚かせていた。この日は広末さんが、香取さんに手作り弁当をプレゼントするサプライズ演出も!香取さんは早速、弁当を頬張り「うまい!超嬉しいです。今日まで頑張ってきて本当に良かった。だって広末涼子(の手作り)ですよ!」と大喜び。その姿に、相棒・まさお君は羨ましそうな表情を見せていた。『LOVEまさお君が行く!』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:LOVEまさお君が行く! 2012年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「LOVEまさお君が行く!」製作委員会
2012年06月25日映画『LOVEまさお君が行く!』の完成披露試写会が6月10日(日)に都内で開催され、主演の香取慎吾(SMAP)に相棒のラブラドールレトリーバーのまさお、広末涼子、成海璃子、木下隆行(TKO)、大久保佳代子(オアシズ)、大谷健太郎監督らが舞台挨拶に登壇。さらにサプライズゲストとして、主題歌「君は僕だ」を歌う「AKB48」の前田敦子も登場し、香取さんから質問攻めにされた。テレビ東京の番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナーで、芸人・松本秀樹と犬のまさおが全国各地を巡る「まさお君が行く!ポチたまペットの旅」を基にした本作。食いしん坊のまさおとなかなか芽が出ない芸人の松本(香取さん)が失敗を繰り返しつつも絆を深めていくさまを描き出す。香取さんはまさお君を連れて、劇場後方から登場。この日も劇中のコンビさながらに、あちこちへと寄り道するまさおにズルズルと引っ張られながら劇場内の“散歩”を楽しみつつ、「犬も歩けば映画が当たる!」と満面の笑みで映画の大ヒットを予告した。壇上で香取さんが話し始めるとまさおが吠えるなど、この日も名コンビぶりを発揮。やはり、撮影では苦労が多かったようで「全く言うこと聞かなかった。カメラが回ってないところで僕の足におしっこしたり、この子は天才です(笑)。璃子ちゃんや涼子ちゃんが来ると寝っ転がってお腹を見せたりするんですよ」と気ままな相棒を評したが、大久保さんは「私のときは全くなかったですけど…。犬には人気あると思ってたのに」と首をかしげていた。広末さんは小さい頃に自宅でシベリアンハスキーを飼っていたそうで、「久しぶりに現場で犬に触れて嬉しかったです」とニッコリ。特にプールのシーンが印象深いようで「撮影中にまさお君が見事なダイブでプールに落ちちゃったんですよ」と楽しそうにふり返った。なぜか広末さんの兄役を演じている木下さんは「顔がそっくりだからかと。僕は4人兄弟の末っ子なので、『お兄ちゃん』と呼ばれるたびに『この撮影、終わらなければいいのに』と思ってました」とデレデレだった。この日は、“本物”の松本くんこと松本秀樹も登場し、すでに亡くなっている相棒のまさお君とだいすけ君の存在に触れ「天国で喜んでいると思います」と映画化の感激を語った。松本さんが広末さんに祝福の花束を贈呈したため、香取さんは自分に花束をプレゼントしてくれる女性を探しに客席へ。ひとりの女性客の手を取りつつ壇上へと戻ったが、なんとそれが前田さん!思わぬサプライズに客席はもちろんのこと香取さん以外の登壇陣もビックリで、広末さんは驚きのあまり奇声を上げて固まっていた。ここから、香取さんがなぜか進行役となって前田さんを質問攻めに。「犬と人間を超えての友情、愛情に感動しました」と映画の魅力を語り、主題歌についても「感無量」と語る前田さんに「これから女優として活動する中で、この中で共演したい俳優は?」と質問。前田さんは迷いつつも「香取さんとは歌の方で何度か共演させていただきましたが、ぜひまた作品でご一緒したい」と答えた。香取さんは待ってましたとばかりに「決まりましたね、次回作。『2人でLOVEまさお君が行く!』ですね」とノリノリで本作の続編での共演企画を発表し、笑いを誘っていた。『LOVEまさお君が行く!』は6月23日(土)より全国にて公開。■関連作品:LOVEまさお君が行く! 2012年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「LOVEまさお君が行く!」製作委員会
2012年06月11日