前田敦子が過激なラブシーンに挑んでいることで話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の第3話が4日(水)に放送される。前田さんが演じるのは二股、三股は当たり前、だが相手にはそれを必ず伝え、そして不倫は決してしないというポリシーを持つ“超恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。第1話では、勤務するあけぼの新聞の政治部に異動し、大物政治家である黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者として慣れない日々を送るなかで、ライバル紙である共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)と出会う。小津が既婚者だと知りつつもゆり子は彼が気になってしまう。27日放送された2話では、通っているスポーツジムのインストラクターの野村新太郎(八木将康)という新しい彼氏ができるものの、小津のことが頭から離れず、「不倫はしない」という自己ルールを破ってゆり子は小津と一線を超えてしまうのだった――。4日(水)放送の第3話では、小津と一線を超えたことを「あれはアクシデント」と自分に言い聞かせ小津を避けるゆり子だが、小津と国会内で会うとどうしても意識してしまう。そんななかゆり子は情報を得るため、新人議員・中川尚太郎(高木渉)の秘書・青羽樹人(橋爪淳)に接触。そして不倫関係にけじめをつけるために小津を呼び出すゆり子だが…というストーリーが展開する。ゆり子を取り巻く周囲の男性たちと、ゆり子の関係はよりドロドロに絡み合っていく…。「毒島ゆり子のせきらら日記」は4日(水)第3話は24時12分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年05月04日昨今、何かと芸能界を賑わせている不倫問題。4月クールは、ドラマ界にもその余波が押し寄せてきています。そこで今回は、思わず身の毛立つリアルな描写が話題の恋愛ドロ沼ドラマ3作品をピックアップ。男女の激しい心理戦…、行く末は如何に!?■その人、本当に信じられますか?恐るべき“愛執の連鎖”から目が離せない「僕のヤバイ妻」背筋が凍るとは、まさにこのこと。「女って怖い!」見ていて率直にそう思わせてくれる「僕のヤバイ妻」、皆さんご覧になりましたか?伊藤英明演じる主人公・望月幸平は、相武紗季演じる不倫相手と共謀し、妻・真理亜の持つ莫大な遺産を狙った殺害計画の実行を決意。しかしながら、ひと足先にその計画に気がついた真理亜に先手を取られ、事態は思いもよらぬ方向へとシフトすることに…。家族や隣人、さらには警察、マスコミまでをも巻き込んで展開していく“愛執の連鎖”。息つく間のないジェットコースター的展開から目が離せない一作と言えるでしょう。そこでまず注目したいのが、木村佳乃演じる“ウザイくらいに完璧な妻”真理亜が行っていた恐怖行動の数々です。もちろん大前提として、不倫に手を染めてしまった幸平に非があることは明白なのですが…それにしても、溢れんばかりの愛情がスゴイ(笑)。彼が朝目覚めてリビングに出てくるであろうタイミングでパンを焼き上げ、スープを温める。そしてそのひと口ひと口への感想を求める真理亜。食後は洗面所へと連れ添って、歯磨きをサポート。ベストなタイミングで水入りのコップを差し出す完璧ぶりに、普通の女性なら「ココまでしないでしょう!?」とツッコミを入れたくなるはず。…がしかし、実際このように尽くされると男性は、気づかぬうちに“彼女無しでは生きられない”ダメ男へと育ってしまうというのがこの物語の面白いところ。明らかに重過ぎるのに、後々ふり返ってその重さを「彼女ほど僕を愛してくれる人はいない」と思わせる上等テクニック!真理亜の地道な活動が実を結んだ瞬間は、まさにホラーとしか言いようがありません。そうして最後、事件の全容が暴かれた後でも、彼女はしれっと「あなたは私に逆らえない」と微笑みます。3歩下がっているようで、実は3歩先を歩んでいるまさに“完璧な妻”。その行く末を、最後までじっくりと観察していきましょう。■傷つくリスクは“二股”で解消すべし恋に臆病な女性必見「毒島ゆり子のせきらら日記」続いての作品は、放送前からエロティックなPR映像が話題となっていたコチラ!「毒島ゆり子のせきらら日記」です。主人公・毒島ゆり子の「艶っぽさ、小悪魔ぶりがヤバイ」と男女問わず高評価を得ており、前田敦子の新たな一面を知る貴重な機会と言える本作。ドラマの最初にテロップで浮かび上がる“恋愛体質のすべての女性へ”というキャッチコピーが非常にリアルですよね~!仕事には全力投球できるのに、恋愛だけはどうしても足がすくんでしまうという女性…実は結構多いのではないでしょうか。そんな世の悩みを代弁すべく主人公・ゆり子が編み出したのが、「傷つきたくないならば二股をしよう」大作戦です(笑)。愛が一生続くということはない。一人の男性に没頭してしまったら、最後には必ず傷つく結末が待っているという持論。彼女は二股をすることで、平和に生きていくためのバランスを必死に保ってきました。しかしながら、恋愛体質を甘く見てはいけません。幼少期、母親に裏切られたトラウマから、「不倫だけは絶対にしない」と決めていたゆり子でしたが、同じ政治記者の小津(新井浩文)に対する直感的恋愛感情から逃れることができず…誘惑に負けてしまいます。クロワッサンの食べ方で“女性の愛し方”を見極めてきた彼女が初めて出会った、自分と同じ食べ方の男。クルクルとパン生地を剥がしながら食べる小津の指先を見つめながら、「この人となら堕ちていく覚悟がある」と心決める姿は、何とも言えない歯がゆさが――。理由なんて本当は後付けで、二股も不倫も「独りが淋しい」言い訳でしかないのだと、ゆり子自身が痛いほど理解している現実の虚しさこそが、このドラマ最大の見どころなのかもしれませんね。そんな彼女が、物語のラストに一体どのような幸せを選択するのか。予想しながら視聴していきたいと思います。■決して他人事とは思えない!「不機嫌な果実」が生み出す“愛”の裏側とは…?最後に、ザ・ドロ沼恋愛といえば、この作品も忘れてはいけません。林真理子さんの人気小説が20年ぶりに連続ドラになって帰ってきた「不機嫌な果実」。以前1997年に、石田ゆり子主演でドラマ化された同作をご覧になった方も中にはいらっしゃるかも?物語にスマートフォンが登場することで、不倫のテイストにも若干の変化が。古き良きドロドロ感と程よく絡み合っているので、見比べてみるのも面白いかもしれませんよ。結婚して5年、夫から女性として求めてもらえなくなった主人公・麻也子(栗山千明)は、昔の恋人である野村(成宮寛貴)とカラダの関係を持つことで、自分の存在価値を見出そうともがいていました。「自分が不倫をするのは、夫が興味を示してくれないからだ」何度も自分にそう言い聞かせる麻也子。稲垣吾郎演じる夫の、適度に嫌味ったらしい物言いがまたとーってもリアルなんですよね!日常会話をしたいだけなのに、「そんなことより、シャンプーの位置が違うんだけど」と話題をすり替えられちゃう辺りとか…。視聴していて、つい一緒に拳を握ってしまう女性も多いはず(笑)。ですが結果として、一線を越えてしまった麻也子には明らかな非ができてしまいました。不倫の決定的証拠となるSNSの履歴を見てしまった夫がどう出るのか。また加えて、麻也子の親友役として登場している高梨臨さん&橋本マナミさんのお二人も、表面上は友達として理解を示していますが…心の奥底に垣間見える麻也子への憎悪が物語にどう影響していくのか。私たちのすぐ隣で起こっているかもしれないリアルなドロ沼恋愛の裏側を覗くことのできる貴重な機会と言えそうです。本作を決して自分事にしない教訓として、結末までしっかり見届けていきましょう。以上、いかがでしたか?いずれの作品も、初回から主人公たちがドロ沼街道をまっしぐらに突き進んでいる…ある意味問題のある作品ばかり。ひと言では説明できない複雑な感情の交錯を、とくとお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2016年05月04日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日絶賛の声を集める中、あまりの壮絶な内容に「後味が悪すぎる」という声も挙がり大きな話題となっている赤堀雅秋監督の2作目となる最新作『葛城事件』。この度、本作で主演を務め、“新境地”に挑戦する名優・三浦友和の本編映像が到着した。親が始めた金物屋を引き継いだ葛城清(三浦友和)は、美しい妻との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。長男・保(新井浩文)は、幼い頃から従順でよくできた子どもだったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻・伸子(南果歩)は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。そして、迎えた家族の修羅場。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく――。2012年に『その夜の侍』で監督デビューを果たし、国内外で高い評価を得た赤堀雅秋の待望の2作目となる本作。劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井浩文らの客演で話題を呼んだ同名舞台を、新たに改稿し映画化。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へと向かっていく様をリアリティを持って描き、観る者の心を鋭く抉る濃密な人間ドラマだ。キャストには、主人公・葛城清役の三浦さんをはじめ、妻・伸子役に南果歩、長男・保役には舞台版「葛城事件」では稔役を演じた新井さん、次男・稔役にオーディションで選ばれた新鋭・若葉竜也、そして稔と獄中結婚をする女・星野役に田中麗奈が集結した。理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を、鬼気迫る迫力で演じている三浦さん。今回到着したのは、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます」と語るほどの演技を見せつける本編映像。映されたのは、三浦さん演じる清が、田中さん演じる星野を連れて、町内のスナックを訪れるシーン。暗い室内なのにサングラスをかけ、デュエット曲「三年目の浮気」の男性パートだけを一人で熱唱する清。女性パートではカラオケ音だけが虚しく響く奇妙な光景。星野が「私も歌いましょうか…?」と進み出るも無視し熱唱。歌っている途中で気が済めば、突然「切れ!」と命令。スナックに居合わせた近所の男たちは、息子が死刑囚になったというのに、酒を飲みカラオケに興じあまつさえ横暴に振る舞う清にどん引きしている。そして場面は変わり、スナックのソファー席でのやりとりへ。近所の男たちに「良かったら一緒に飲もうよ」と誘うも、断られ「ジジイが3人顔寄せ合って…」と憎まれ口を叩く清。それに対し、「自分の立場ってものをわきまえろよ」「早くこの町から出ていけ!」と言い返す男たちに、清は思い切り灰皿を投げつけその場を後にしてしまうのだった…。映画はそんな清の常軌を逸した行動、言動が多数登場し、最悪の父親像を三浦さんが見せる。自身の役について「家族全員、どこかいっちゃっていてキャラが立っているのですが、清は特に身近にいてほしくないタイプ。家族はたまらない」と語る三浦さん。近年『アウトレイジ』シリーズで演じた非道のヤクザや、ドラマ「極悪がんぼ」で演じた金髪の極悪キャラが、かつてのイメージと大きく異なると大きな話題になったが、今回はその印象さえ吹っ飛ぶ、まさに鬼気迫る演技。まさに“新境地”といえる作品となっている。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月28日元AKB48で女優の前田敦子が26日深夜、自身のツイッターを更新し、主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)がオールアップを迎えたことを報告するとともに、今夜27日放送の第2話をアピールした。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)が、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性に恋に落ちて、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメント。前田はツイッターで「アッププ!オールアップ!」と報告し、「愛してます毒島ゆり子チーム!最高です!最高!」と興奮気味にコメント。「明日は2話放送です!本当に面白いから見てね!」と呼びかけた。第1話でゆり子は、念願だった政治部への異動が決まり、与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者として新たな一歩を踏み出した。政治の世界でゆり子は、スクープを連発するライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)と出会う。「二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える」「不倫はしない」というルールを自分に課しているゆり子にとって小津は対象外。にもかかわらず、ゆり子は小津を意識してしまう。今夜放送の第2話では、通っているスポーツジムのインストラクター、野村新太郎(八木将康)とも関係を持ち付き合うことになるが、小津のことが頭から離れない。そんな中、ゆり子はくろでん(=黒田田助)グループの議員と番記者との会食に初参加することに。政治家たちから嫌がらせにあうゆり子だったが、小津の助けでグループのキーマンである上神田(山崎銀之丞)と親しくなる。(C)TBS
2016年04月27日「二股」「不倫」といった恋愛テーマを描き、“深夜の昼ドラ”を目指す現在放送中のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。この度、前田敦子演じる主人公・毒島ゆり子の運命を握る男・真田役にバカリズムが出演することが決定した。新聞社に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられ、しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢を遂げる。そんな中、ライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)に出会い、惹かれていくが、彼は既婚者だった。ゆり子には自分に課したルールがある。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。と、自分を戒めるゆり子だったが――。キャストには、超恋愛体質の政治記者・ゆり子役の前田さんをはじめ、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者役に新井浩文、ゆり子の長年の恋人役に渡辺大知、そのほか片岡鶴太郎、山崎銀之丞、橋爪淳などが集結。様々な女性が持つ、まさに“せきらら”な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描き、恋に溺れ、壮絶な最後を迎えるまでを描く。今回ゲスト出演が決定したバカリズムさんは、お笑い芸人としての活躍のほか、ドラマ「下町ロケット」としての役者業、竹野内豊主演ドラマ「素敵な選TAXI」では脚本も担当し、活動の幅を広げている。そして今回バカリズムさんが演じるのは、真田という男。彼はある日突然、前田さん演じるゆり子の前に現れ、衝撃的な言葉を告げる。ドラマ中盤、真田の登場により物語が一気に急展開を迎えることになる重要な役だという。そんなバカリズムさんは、すでにクランクイン済みだが、今後の撮影では、ゆり子、新井さん演じる小津を巻き込んだドラマ最大の山場も用意されており、ゆり子の運命を揺るがすことは間違いないようだ。ゲスト出演が決定したバカリズムさんは「とてもおいしい役をいただき、光栄です」と喜びを語り、「前田さんを中心に現場の雰囲気がとても和やかで初日から楽しく参加させていただきました」と撮影をふり返った。そしてさらには「居心地が良いので、もう何話か出たいなあと思いました。もし別の役で人員が足りない場合はご連絡ください」と早くも再出演をアピールしていた。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜日24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月27日お笑い芸人のバカリズムが、前田敦子主演のTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)に出演することが26日、明らかになった。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子は、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎える。バカリズムが演じるのは、ゆり子の運命を握る真田という男。真田はある日突然、ゆり子の前に現れ、衝撃的な言葉を告げる。ドラマ中盤、真田の登場により物語が一気に急展開を迎えることになる重要な役だ。すでにクランクイン済みで、今後の撮影では、ゆり子、小津(新井浩文)を巻き込んだドラマ最大の山場が用意されているという。バカリズムは「とてもおいしい役をいただき、光栄です」とコメント。「前田さんを中心に現場の雰囲気がとても和やかで初日から楽しく参加させていただきました」と話し、「居心地がとても良いので、もう何話か出たいなあと思いました。もし別の役で人員が足りない場合はご連絡ください」と冗談交じりにアピールしている。(C)TBS
2016年04月26日NHK連続ドラマ小説『あさが来た』のふゆ役で注目を浴びた女優の清原果耶が、TBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)にゲスト出演することがこのほど、明らかになった。「アミューズオーディションフェス2014」で3万人を超える応募の中から頂点に輝き、芸能界デビューを果たした清原は、『あさが来た』のほか、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』にも出演。民放連続ドラマは、今回が初出演となる。清原が演じるのは、新井浩文演じる小津翔太の娘・小津絵美。先日クランクインし、ひょんな事から前田敦子演じる主人公・毒島ゆり子と出会うシーンが撮影された。今後、ゆり子と舌戦を繰り広げるシーンも予定されているという。清原は「今回演じる絵美は、正義感の強い女の子というイメージです。お父さんのことが大好きな女の子の役なので、そのお父さんの前に現れるゆり子を圧倒できるような演技がしたいです」と意気込んでおり、「民放の連続ドラマが初めてなので、私のことを知らなかった方にも観ていただけると思うと、とても楽しみです」と期待。前田は「さわやかでかわいかったです」と清原の印象を語り、「私も14歳でデビューしたのですが、あんなにしっかりと演技できていなかったと思います」と太鼓判を押している。(C)TBS
2016年04月22日いよいよ20日に放送開始した前田敦子主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。この度、本作に連続テレビ小説「あさがきた」のふゆ役で注目を集めた清原果耶のゲスト出演が決定。なお清原さんは、今回が初の民放連ドラ出演となった。新聞社に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、常に複数の男と関係を持つことを厭わない女。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられ、しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢を遂げる。そんな中、ライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)に出会い、惹かれていくが、彼は既婚者だった。ゆり子には自分に課したルールがある。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝えることと、不倫はしないこと…。自分を戒めるゆり子だったが――。キャストには、毒島ゆり子役の前田さんをはじめ、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者役に新井浩文、ゆり子の長年の恋人役に渡辺大知、そのほか片岡鶴太郎、山崎銀之丞、橋爪淳などが顔を揃えている。本作が目標とするのは“深夜の昼ドラ”。今の若い女性たちが持つまさに“せきらら”な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描き、一人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描くドロドロエンターテインメントだ。今回ゲスト出演することが決定したのは、連続テレビ小説「あさが来た」のふゆ役で注目を浴び、「アミューズオーディションフェス2014」で3万人を超える応募の中から頂点に輝き、「精霊の守り人」にも出演する今注目の女優・清原さん。今回彼女が演じるのは、新井さん演じる小津翔太の娘・小津絵美役。今回の出演決定に清原さんは「演じる絵美は、正義感の強い女の子というイメージです。お父さんのことが大好きな女の子の役なので、そのお父さんの前に現れるゆり子を圧倒できるような演技がしたいです」と意気込みを語り、「民放の連続ドラマが初めてなので、私のことを知らなかった方にも観て頂けると思うと、とても楽しみです」とコメントを寄せている。先日クランクインした清原さん。ひょんな事からゆり子と出会うシーンが撮影され、清原さんと対面した前田さんは、「さわやかでかわいかったです。私も14歳でデビューしたのですが、あんなにしっかりと演技できていなかったと思います」とコメントし、太鼓判を押していた。今後はゆり子と舌戦を繰り広げるシーンも予定されているという本作。ますます本作の放送が楽しみだ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は4月20日(水)24時10分~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月22日前田敦子が数々のラブシーンに挑むことでも話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら 日記」が20日(水)今夜から放送開始となる。本作は「二股」や「不倫」などをテーマにした“深夜の昼ドラ”ともいえる作品。ドラマ「ど根性ガエル」や4月9日に公開された映画『モヒカン故郷に帰る』といった数々の作品でヒロインを務め、女優としての演技力を身につけてきた前田さんが今回挑むのは、二股がやめられない“超・恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。前田さんの周囲をかためるキャストには、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者の小津翔太に放送中の大河ドラマ「真田丸」や『俳優 亀岡拓次』などで活躍中の新井浩文。ゆり子の長年の恋人・幅美登里には、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルでありばがら、NHK連続テレビ小説「まれ」など俳優業もこなす渡辺大知。ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助には片岡鶴太郎。そのほか、グラビアでも活躍、ドラマ「怪盗 山猫」などに出演の中村静香や、ドラマ「デスノート」や「ダマシバナシ」に出演の前田公輝。山崎銀之丞や近藤芳正、橋爪淳なども出演する。今回前田さんが演じるのが過激な恋愛に溺れるヒロインということで、劇中には濃厚なキスシーンやベッドシーンも散りばめられており、地上波での放送に先駆けて行なわれたネット先行配信を見た視聴者からは驚きや今後に期待するという声が続出しているという。どんな第1話に仕上がったのか、前田さんのファンならずとも見逃せない作品になりそうだ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は20日(水)24時10分~TBSで放送。(笠緒)
2016年04月20日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(4月20日スタート/毎週水曜24:10~)の第1話をテレビ放送に先駆けてニコニコ生放送でライブ配信する"先行上映会"が16日、行われた。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子が、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメントで、深夜の"昼ドラ"と銘打ち、現代の若い女性たちが持つ"せきらら"な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描く。第1話では、あけぼの新聞文化芸能部に勤めるゆり子は、ある朝彼氏から別れを告げられる。突然の話に落ち込むと思いきや、すぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そんなゆり子は、念願だった政治部に異動することに。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。そして、政治部記者としての一歩を踏み出したゆり子は、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づくあけぼの新聞のライバル社、共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)に出会う。圧倒的なスクープを連発する有能な小津は既婚者で、「二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える」「不倫はしない」というルールを自分に課しているゆり子にとって対象外のはずだが、それでもゆり子は小津を意識してしまう。第1話からドキッとするセクシーな場面があり、シャワーを浴びるシーンや、下着をつけるシーン、美登里との濃厚キスなどに視聴者は興奮。SNS上で「あっちゃんセクシー」「エロすぎ」「ヤバイ」という声が上がった。また、上映終了後には「かわいい」「おもしろかった」「あっちゃんめっちゃよかった」「すんげードラマだ」「絶対みる」といったコメントも寄せられ、第1話から視聴者の心をつかんだようだ。(C)TBS
2016年04月18日超恋愛体質な主人公演じる前田敦子を中心に「二股」「不倫」といった恋愛テーマを描くドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。この度本作の主題歌に、前田さん自身2年ぶりの新曲「Selfish」が起用されることが明らかになった。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。キャストには、超恋愛体質の政治記者・毒島ゆり子役の前田さんをはじめ、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者役に新井浩文、ゆり子の長年の恋人役に渡辺大知、そのほか片岡鶴太郎、山崎銀之丞、橋爪淳などが顔を揃えている。本作は、今の若い女性たちが持つまさに“せきらら”な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描き、一人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描くドロドロエンターテインメント。先日、本作の劇中歌に「黒猫チェルシー」の「抱きしめさせて」が発表されたが、今回新たに主題歌として決定した前田さんの新曲「Selfish」は、「自己中心的」や「わがまま」の意味で、超恋愛体質で惚れやすく冷めにくいため複雑な恋愛に陥りやすい…という主人公の性格とマッチする楽曲になっている。「セブンスコード」以来2年ぶりの新曲となった前田さんは、「役柄と結びついているところもあり、奔放で自由で、演じる役のままの気持ちで楽しく歌わせていただきました。カラオケでみんなが歌いたくなるような曲で、懐かしさもあり、かっこ良さもあり、きっとドラマの世界観が伝わるんじゃないかと思います」と楽曲について話し、本主題歌も収録される6月にリリース予定のファーストアルバムについて、「全シングル表題曲、そして『Selfish』以外にも3曲の書き下ろしが入る予定です。ソロデビューからちょうど丸5年という記念の日にリリースとなり嬉しく思います。楽しみにしていて下さい」とメッセージも寄せた。「毒島ゆり子のせきらら日記」は4月20日(水)24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月11日フリーアナウンサーの新井恵理那が、テレビ東京系ドキュメンタリー番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』(毎週月曜日 21:00~21:54)新MCとなることが29日、わかった。これまでMCを務めていたフリーアナウンサー・杉崎美香が産休に入った代わりに4月11日の放送から登場し、タレントのユースケ・サンタマリアと2人で番組を進めていく。同番組は、世界で働く知られざる日本人を追いかけ、対象者の人生のドラマを紐解いていくドキュメンタリー。初回の収録を終えた新井は「番組自体、前から好きだったので、自分が見ていていろんな刺激を貰いました」と感想を述べた。一緒にMCを務めるユースケ・サンタマリアについては「スタッフさんから事前に、『(ユースケさんは)冗談ばっかり言うから』と聞いていてドキドキしていましたが、今日は私の事をおもんぱかってくださったのか、そんなに惑わされる事はなかったです(笑)」と、好感を持った様子。「ユースケさんは、ロケVTRを見ている時には、ぐっと心掴まれている様子もあり、一方でスタジオではみなさんと面白い妄想の様なトークをしたりと、緩急が凄かったです」と称賛した。
2016年03月29日前田敦子が主演を務め、「二股」や「不倫」といった恋愛のテーマを描くドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。本作の劇中歌に、ドラマにも出演する「黒猫チェルシー」の「抱きしめさせて」がこのほど決定した。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そして他の彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ…。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。それもそのはず、「黒田が部下を引き連れて誠心党から分党するのでは?」といううわさが飛び交っていたからだ。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛けるときは必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。本作は、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公の女性が、一人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描く“深夜の昼ドラ”ドロドロエンターテインメント。キャストには、超恋愛体質の政治記者・毒島ゆり子役の前田さんをはじめ、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者・小津翔太役に新井浩文、ゆり子の長年の恋人・幅美登里役に渡辺大知、ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助役に片岡鶴太郎、ゆり子の取材先である政治家や秘書役には、山崎銀之丞や橋爪淳などが顔を揃えた。そして今回ドラマの劇中歌に決定したのは、本作でゆり子の長年の恋人・幅美登里役として出演する渡辺さんが、ボーカルを務める「黒猫チェルシー」の「抱きしめさせて」で、渡辺さん自らがドラマのために作詞・作曲を担当した新曲だ。また劇中では、「抱きしめさせて」をゆり子の前でギターで弾き語り、熱唱するシーンが放送されるという。さらにドラマ後半では、美登里のバンドにボーカルとして加入する来夢役として、現在放送中の「神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎」、4月から放送スタートの「ディアスポリス-異邦警察-」、そして5月公開予定の<a href="">『少女椿』</a>の主題歌を担当するなど、いま注目を集める姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のももが登場することも決定。2人はバンドとして成長して行くことになるのだが、果たして美登里、来夢、ゆり子を待ち受ける未来とは…?「毒島ゆり子のせきらら日記」は4月20日(水)24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月28日『その夜の侍』で監督デビューを果たした赤堀雅秋の2作目となる最新作『葛城事件』。三浦友和を主演に新井浩文、南果歩ら豪華俳優陣らが共演する本作から、待望の予告編とポスタービジュアルがこのほど解禁された。親が始めた金物屋を引き継いだ葛城清(三浦友和)は、美しい妻との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。長男・保(新井浩文)は、幼い頃から従順でよくできた子どもだったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻・伸子(南果歩)は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。そして、迎えた家族の修羅場。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく――。本作は、劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井さんらの客演で話題を呼んだ同名舞台を、新たに改稿し映画化したもの。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が、崩壊へと向かっていく様をリアリティを持って描き、観る者の心を鋭く抉る濃密な人間ドラマを描いている。マスコミの間では、「傑作だ」という声と、あまりに壮絶な内容に「二度と観たくない」という賛否の声が挙がり、大きな話題を集めている。監督・脚本は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、全公演の作・演出を担当してきた赤堀氏が務め、「モントリオール世界映画祭」「ロンドン映画祭」などに正式出品され、国内外で高い評価を得ている監督デビュー作『その夜の侍』からに続く待望の2作目とあって期待が高まっている。キャストには、主人公の葛城清役の三浦さんをはじめ、妻・伸子役に南さん、長男・保役には舞台版「葛城事件」では稔役を演じた新井さん、次男・稔役にオーディションで選ばれた新鋭・若葉さん、稔と獄中結婚をする女・星野役に田中麗奈が顔を揃えている。そして今回解禁されたのは、三浦さん演じる主人公・清が、「ヤツを裁けるのは国だけだ。国がきちんとアイツを処分してくれる…」と冒頭、禍々しいつぶやきとともに現れる映像から始まる予告編。清に言動を抑圧され、葛城家が迎える修羅場に耐えられず、やがて精神を病んでいく妻・伸子の姿や、「この店継ごうかな」とつぶやきリストラされたことを誰にも言い出せずにいる長男・保、駅構内で悲鳴を浴びる次男・稔、そして死刑反対論を唱え稔と獄中結婚する星野の姿が映し出されている。また予告編中盤、面会室で稔が星野に「そもそも、罪を犯したという意識すらないから」と話すシーンをきっかけに、不穏な重低音が鳴り響き壮絶なドラマはさらに深く進んでいく。妻や稔に暴力を振るう清、不気味に微笑む稔、苦悶の表情を見せる保、そして無差別殺傷事件の現場…など衝撃のシーンが収められている。「俺だって被害者なんだよ」「あなた、それでも人間ですか?」「俺が一体何をした?」と実力派俳優たちが演じるキャラクターがつくる“家族という名の地獄”が見るものを引きずり込むそんな予告編となっている。同時に解禁されたポスターも、予告編にもある「俺が一体、何をした。」というコピーと共に、鋭い目つきの三浦さんがどこか抑圧的な、鬼気迫る迫力を漂わせるそんなビジュアル。人間の愚かさ、人間の暗部、その全てが詰まった濃密な人間ドラマにさらなる期待が高まる。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月23日『その夜の侍』の赤堀雅秋監督が三浦友和を主演に迎えた新作映画『葛城事件』の予告編映像が公開になった。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族のドラマで、公開になった映像も緊迫感のある内容になっている。予告編映像本作は、赤堀監督が2013年に自ら作・演出を務めた舞台を基に描いた衝撃作。気づかないうちに家族を抑圧する父(三浦)と、精神を病んだ母(南果歩)、リストラされたことを家族に言い出せずにいる兄(新井浩文)、無差別殺傷事件を起こして死刑囚になった弟(若葉竜也)の一家を主人公に、理想の家族を求めるも崩壊へと突き進んでいく一家のドラマを壮絶なタッチで描く。このほど公開になった予告編では、三浦演じる父・葛城清の鋭い表情が印象的なカットから始まり、不安や緊張、行き詰まりを感じて逃げ場をなくした家族の顔が次々に映し出される。そして“家族という名の地獄”から抜け出せない一家の不安や怒りが爆発。赤堀監督はこれまでも、様々な作品で、人間がもっとも見せたくない感情や姿を何とか周囲に知られまい、見せないようにと右往左往する姿を描いており、このほど公開になった予告編も、怒号の飛び交う中に人間の“もろさ”が垣間見える瞬間が描かれている。『葛城事件』6月18日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年03月23日3月4日(金)に発表された第39回日本アカデミー賞にて足立紳が最優秀脚本賞、安藤サクラが最優秀主演女優賞を受賞した『百円の恋』。このほど、本作の受賞を記念した凱旋上映がテアトル新宿で実施されることが決定した。斎藤一子(安藤さん)は32歳にもなって、働きもせず実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた。ひょんなことから妹の二三子と大ゲンカになり、家を出ていくと見栄を切ったものの、あてもお金もない一子は、100円ショップの深夜労働を始めた。ある日、<青木ボクシングジム>でストイックに練習をする一人の中年ボクサー・狩野(新井浩文)が100円にショップに訪れる。狩野から、「断られなさそうだから」という理由でデートに誘われた一子は、狩野の引退試合で初めてボクシングの試合を見る。強い羨望を抱いた一子は、悔しさと情けなさと怒りを、静かにぶつける様に、どんどんボクシングにのめり込んでいく。「百円程度の女」だった自分を奮い立たせるために。そこに見出したのは、仄かだが、確かな希望だった。2014年12月20日にテアトル新宿での公開以降、第88回アカデミー賞外国語映画部門の日本出品作品への選出をはじめ、国内外数々の映画賞に輝き異例のロングランヒットを記録した本作。先日発表された第39回日本アカデミー賞にて作品賞、監督賞(武正晴)、脚本賞(足立氏)、主演女優賞(安藤さん)、助演男優賞(新井さん)の5部門を受賞し、その中から最優秀脚本賞と最優秀主演女優の二冠に輝いた。公開から1年以上を経たこの快挙を祝し、テアトル新宿では3月26日(土)~4月8日(金)の期間、本作の凱旋上映が決定。2週間の上映期間中、武正監督、足立氏のほかスペシャルゲストを招いてのトークイベントや、観客が映画を見ながら応援する「応援上映」も予定されている。短期間での過酷な肉体改造に挑んだ安藤さんに大きな注目が集まる本作。劇場で鑑賞できるこの機会をぜひお見逃しなく。『百円の恋』は、3月26日(土)~4月8日(金)テアトル新宿にて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月10日若手“塩顔”演技派として注目を集める中村倫也を主演に、佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊と、次世代も含め日本映画を代表する豪華キャストが集結した、切なくも心温まるミステリー『星ガ丘ワンダーランド』。このほど、菅田さん演じる主人公の異父弟・雄哉が、主人公の星ガ丘駅の駅員・温人を演じる中村さんに、一方的に感情をぶつけ、殴るというシーンのメイキング映像が解禁。撮影中の真剣な表情と、その後に和やかに笑い合う2人の姿が明らかになった。母(木村佳乃)が姿を消してから20年、突然、その母の訃報が届く。同じ母を亡くした異父兄弟である、温人(中村倫也)と雄哉(菅田将暉)。母の死を受け入れられない雄哉は、突発的に温人の働く星ガ丘駅を訪ね、挑発的な温人の態度に思わず殴り掛かってしまう…。昨年、話題を集めた資生堂のweb動画「メーク女子高生のヒミツ」や「乃木坂46」のPVなどを手掛けた人気CMクリエイター・柳沢翔の初監督作となる本作。突然の母の死をきっかけに、初めて顔を合わせる異父兄弟という難しい関係性を演じたのは、いまをときめく若手演技派の筆頭株、中村さんと菅田さん。謎の死を遂げた母の真実をめぐり、殴り合うこのシーンは本作の見どころの1つとなっている。先日行われたプレミア試写会では、「(喧嘩シーンでの)撮影のときは、ただただ倫也さんの流し目にイラッとした。だから(ボコボコになったのは)倫也さんのせいです!」と菅田さんが暴露、会場が笑いに包まれ、翌日のニュースでも話題となっていた。今回解禁となる映像には、迫真の喧嘩シーンと、その前後の中村さん、菅田さんの様子が収められている。まさに身体を張った演技に挑む直前、監督の演出に聞き入る中村さんと、集中して自分の演技をチェックする菅田さんの表情は真剣そのもの。その緊迫の撮影後、「めっちゃしんどかった…」ともらす菅田さんに、中村さんは「それを求めてたんだろ」と笑顔で応え、菅田さんも「それを求めてた」と自ら吐露。先ほどまで取っ組み合いのガチ喧嘩をしていたとは思えないほど、ほがらかな様子が印象的な映像となっている。『星ガ丘ワンダーランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日公開初日を迎えた映画『星ガ丘ワンダーランド』の舞台あいさつが5日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、佐々木希、市原隼人、木村佳乃、高橋曽良、佐藤優太郎、柳沢翔監督が出席した。公開初日迎えたこの日は、初日舞台あいさつということで主演の中村はじめキャスト陣と柳沢翔監督が勢揃い。主演の中村は「1カ月間の撮影で色んな人がいっぱい出てくる中、入れ替わり立ち替わり色んな人と撮っていきました。僕が演じた温人は受動態というか登場するキャラクターから影響を受ける感じでしたので、素敵な俳優さんが及ぼす影響を受けてジャズのセッションを毎日するような感じで、楽しくて贅沢でしたね」と共演陣に感謝の言葉を伝えた。中村が演じる温人の義理の妹・七海役の佐々木は「私が演じた七海ちゃんは自分の思っていることを言えずに我慢して健気に生きているキャラクター。あまり大きな動きをせず内に秘める思いを出せたらと思ってやっていました」と振り返り、共演した中村については「何度も共演させてもらっていますが、本当に頼れる先輩で安心して飛び込めると改めて思いました。現場での中村さんは集中力の仕方や気配りがすごくて、私も中村さんのようにならなければいけないと思いましたね」と所属事務所の先輩でもある中村を喜ばせた。本作のテーマでもある「大切な落し物」にちなみ「人生で最大の落し物や忘れ物は?」という質問に木村は「私はすごくお祖母ちゃんっ子で、お祖母ちゃんから『形あるものは絶対になくなる。物にこだわってはいけない』と言われて育ちましたが、お祖母ちゃんの形見でもあるネックレスを撮影の時に失くしてしまいました。本来はカラッとした性格なんですけど、しばらくは落ち込みました。それが1番悔しいですね」と告白。一方の佐々木は「私は北海道にいる親戚のおじさんの家に遊びに行った時、自分的に大きい額のお小遣いをもらったんです。それで買った財布をカラオケ屋のトイレに忘れてすぐ失くしてしまいました。悲しかったですね…」と残念がっていた。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく。
2016年03月06日映画『星ガ丘ワンダーランド』が3月5日(土)に公開を迎え、主演の中村倫也をはじめ、佐々木希、市原隼人、木村佳乃、高橋曽良、佐藤優太郎、柳沢翔監督が舞台挨拶に登壇した。CMディレクターとして活躍する柳沢監督の初の劇場映画でオリジナル脚本で制作された本作。寂れた遊園地「星ガ丘ワンダーランド」のある小さな街で、駅の落とし物係として働く青年・温人(はると)が、かつて家族を捨てた母の死をきっかけに人々と出会い、一歩踏み出していくさまを静かに描き出す。この日、登壇したキャストに加え、菅田将暉、新井浩文、杏、嶋田久作、松重豊など豪華俳優陣が出演しており、少しずつ温人の人生に関わってくるが、中村さんは撮影について「1か月の撮影の間に、いろんな人が入れ替わりやってくる感じで『今日から3日間は杏と久作さん、次は佐々木とイッチー』という感じでジャズのセッションのようで、ぜいたくで楽しかったです」と振り返る。温人が子供の頃に、家族を捨てて家を出ていく母を演じた木村さんは、エンディングで流れる主題歌も担当。木村さんは「最初、監督に言われたときは『倫也くんでお願いします』と言ったんです。倫也くんはミュージカルもたくさんやってて、歌もうまいから。でも『子守歌として歌ってほしい』と言われて『じゃあ…』と引き受けたんですが、十数年ぶりの歌の録音で緊張しました(苦笑)」と述懐する。中村さんは木村さんの主題歌を「知らずに試写で観た」と明かし「いい曲だな、誰の曲?と思いつつ、涙腺がゆるくなった時に『木村佳乃』と出てきて、びっくりして涙が全部引きました(笑)。歌ってらっしゃる!と思って」と驚きを口にする。中村さんが、木村さんのファーストシングルで1998年に発表された「イルカの夏」について触れると、木村さんは「TVでこの話をするたびに、後ろで曲が流れて恥ずかしい限りです!」と苦笑を浮かべていた。映画にちなんでキャスト陣に人生最大の落とし物を木村さんは「祖母の形見のネックレス」と語り、「撮影で外すとき、いつもはアクセサリーボックスを持ってるのに、その時に限ってなくて、ティッシュの上に置いたら、おそらく間違って捨てられてしまったんです。しばらく落ち込んだし、いまでも思い出すと悔しい…」と悲しそうに明かす。中村さんは、デビューしたての19歳の頃に、電車の網棚に大切な台本を忘れた経験を告白。「台本は取扱注意なのでマズい!と焦りました」と語った。幸い、落とし物・忘れ物として駅で預かられていたそうで「首の皮一枚つながりました…」と冷や汗体験を語っていた。『星ガ丘ワンダーランド』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月05日俳優の本木雅弘(50)が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、『日本のいちばん長い日』で最優秀助演男優賞を受賞した。自身の名前が読み上げられると、本木は驚きながら登壇し、「原田(眞人)監督からオファーをいただいて、そのささやかな入り口からこんなありがたいことが起こるとは撮影中は想像もしていませんでした」と感情をあらわにした。『天空の蜂』でも優秀助演男優賞を受賞している本木は、「両作品とも、自分としては"もがきあがいた"役作りでした」と打ち明けながら、「ちょっと詰めが甘かったかなと正直心配している部分はありましたが、なんとかやり切ることができました」と報告。『日本のいちばん長い日』では昭和天皇を演じた。「つい力んでお芝居をしてしまうタイプですが、50代を迎えまして、何となく良い意味で物事の捉え方が肩の力が抜けていきそうな気配がしています」と役者としての充実ぶりをうかがわせた本木。「これからの新たな出会いを、うまく時代の風をつかみながら楽しんでお芝居がしていけたらと思います」と力強く意気込みの言葉で締めていた。最優秀助演男優賞は、優秀助演男優賞の5人(『母と暮せば』の浅野忠信、『百円の恋』の新井浩文、『映画 ビリギャル』の伊藤淳史、『バクマン。』の染谷将太、『天空の蜂』『日本のいちばん長い日』の本木雅弘)の中から選ばれた。
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月04日「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健の最強コンビが放つ大ヒット漫画を実写化した世界史上初“青春マンガ活劇”『バクマン。』。本作のBlu-ray&DVDが4月20日(水)よりリリースされるのに先駆け、豪華版に収録される映像特典から、佐藤健の涙、そして役者たちの絆を中心に映画の舞台裏を捉えたメイキングシーンの一部が公開された。原作は、優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えた同名漫画。佐藤健、神木隆之介という実力派若手俳優を迎え実写化された本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。今回、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録されているオリジナルメイキング“友情”から、佐藤さん演じる最高が体調も万全ではない中、執筆作業に没頭するシーンや、最高と神木さん演じる秋人を助けるため、仲間であり、ライバルでもある漫画家たちが集まって来るというシーンのメイキング映像が公開。最高と秋人が最もライバル視する天才漫画家と言われる、染谷将太演じる新妻エイジも現れ、彼の一言(一筆)が最高を駆り立てる、というクライマックスシーンも映し出され、現場の雰囲気が伝わる映像となっている。また、冒頭には最高が涙をこぼすシーン本編カットも。実はこの涙は、台本には書かれていない、佐藤さんのアドリブだったことが明かされている。佐藤さんは役作りのため、睡眠時間を削っていたそうで、最高と同じように限界まで疲弊している様子に、彼の役者魂が感じられる。オリジナルメイキング“友情”と“努力”のナレーションを務めるのは劇中で平丸一也を演じた新井浩文。大根仁監督からの指名で抜擢された新井さんは「滑舌が良くないとひしひしと感じた。うちはナレーターじゃないから」と謙遜したコメントを寄せつつも、収録はNGも少なくスムーズに行われたそう。最後に、「映画は映画館で見て欲しいという気持ちもあるけれど、Blu-ray、DVDでも見てもらえたら、さらに嬉しい」と話した。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月04日「二股恋愛」や「不倫」といった恋愛の大テーマを“深夜の昼ドラ”として描く4月期放送のドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」。この度本作の超恋愛体質な主人公・毒島ゆりこ役に前田敦子が抜擢された事が明らかになった。また併せて新井浩文、渡辺大和、片岡鶴太郎ら共演陣も発表された。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。それもそのはず、「黒田が部下を引き連れて誠心党から分党するのでは?」という噂が飛び交っていたからだ。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなか他の記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。本作が目指すのは、“深夜の昼ドラ”。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、 プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公の女性が、一人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、 壮絶な最後を迎えるまでを描くドロドロエンターテインメント。主演は『イニシエーション・ラブ』や「ど根性ガエル」など、女優としての幅を広げている前田さん。今回演じるのは、超恋愛体質の政治記者・毒島ゆり子。幼い頃に父親に裏切られた経験から男を信じることができず、誰かと恋愛をするときには「彼氏を二人作る」 という極端なルールを作り、どちらかに裏切られてももう一人の男が愛してくれる、彼女にとって恋愛は「愛と裏切り」が表裏一体と考えている役柄だ。今回がTBS連続ドラマ初主演となる前田さんは、「初めて台本を読んだとき、『ドラマでここまで描いちゃっていいのかな?』と思った反面、『ここまでやっていいんだ。おもしろいな!』と感じました」と語っている。また「ゆり子は自分とはまったく違うキャラクターですし、開き直って“せきらら”なゆり子の恋愛や働きぶりを演じて、この役を楽しめたらいいなと思ってます」と役柄についても話した。「世の中の女の子の姿をすごくリアルに描いているので、『そうだよね』と共感していただける部分もあると思います」と本作についてコメントした。そして共演には、「下町ロケット」が記憶に新しいあらゆる役を巧みに演じる新井さんがゆり子と恋に落ちるエリート政治記者・小津翔太を演じ、さらにゆり子の長年の恋人・幅美登里役には、ロックバンド・「黒猫チェルシー」のボーカリストでもある渡辺さん、ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助役には片岡さん、ゆり子の取材先である政治家や秘書役には、山崎銀之丞や橋爪淳など、演技派が脇を固めている。「恋愛」と「政治」に重点を置き、二股や不倫といった恋愛のテーマを“せきらら”な恋愛観や仕事の悩みと共にリアルに描く本作。果たしてゆり子は本当の愛に出会うことができるのだろうか。テッペン!水ドラ!!「毒島ゆり子のせきらら日記」は4月20日(水)24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月03日「乃木坂46」のPVなど話題作を手掛ける人気CMクリエーター・柳沢翔が初監督を務め、母の謎の死をきっかけに7人を引き寄せる至極のミステリーを描いた『星ガ丘ワンダーランド』。主演の中村倫也をはじめ、新井浩文、佐々木希、菅田将暉ら出演陣が、本作のおすすめシーンを紹介する映像がこのほどシネマカフェに到着した。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。舞台やドラマ、映画で飛躍的な活躍をみせている中村さんを主演に、新井さん、佐々木さん、菅田さん、杏、市原隼人、木村佳乃、松重豊ら超豪華キャストが脇を固めている本作。「資生堂」「日本コカコーラ」などのCMや「乃木坂46」のPVなどを手掛ける、日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢さんが初めてメガホンを取った。そして今回、公開を間近に控えた本作から特別映像が到着。約5分にも及ぶ映像は、出演者たちが、本編映像と共におすすめシーンを紹介していくというもの。主人公・温人役の中村さんが「落し物の持ち主を想像して似顔絵を書くってことを楽しみにしている人物なんだ」と自身の役どころを明かし、仁吾役を演じる市原さんは「温人が落とし物を探しに来て、一緒に探すことから友達になるんです」と温人との出会いを話すなど、それぞれ本作の映像と共に内容を語っている。また最後には佐々木さんと中村さんが「心温まるミステリーなので、たくさんの方に見て欲しいです」、「家族を持つ、全ての人の心に響く力強い作品になっています」というメッセージが寄せられている。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月26日俳優・鈴木亮平の筋肉美が話題になった映画『HK/変態仮面』(13年)の続編が、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』として5月14日に公開されることが決定し23日、ポスタービジュアルと特報映像が公開された。原作は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1992年からその翌年まで連載していたあんど慶周氏による『究極!!変態仮面』。前作は、12館スタートの小規模公開だったが、そのシュールなギャグセンスからスマッシュヒットを記録し、海外からも高い評価を受け、13の国・地域で公開、15以上の海外映画祭に招待された。本作では色丞狂介役の鈴木亮平、姫野愛子役の清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈、池田成志ら前作からの主要キャストが再集結。2013年の公開時から、「三部作の構想がある」と公言していた鈴木と福田雄一監督、そして再会を約束していたキャスト陣の念願がかなった形だ。さらに、本作から同級生・真琴正役で柳楽優弥が出演するほか、水崎綾女、皆川猿時、新井浩文、やべきょうすけら新たな俳優陣も加わった。物語は、「世界中からパンティが消えてしまう」という前作に負けず劣らず独創的な世界観。パンティを失うという未曽有の危機の中、狂介と愛子の絆も崩れてしまう。演出面では、レベルアップした「地獄のタイトロープ」に加え、前作未登場の「変態秘技 苦悶蜘蛛地獄」など、必殺技も披露される。主演の鈴木は開口一番、「ついに念願の続編が完成しました」と感慨深げ。続けて「変態とは何だろう、パンティーとは何だろう。この世界からパンティーが消えた時、人は何を思うのか」と想像を巡らせ、「今回も自分自身と向き合い、精神面、身体面ともに極限まで突き詰めて演じさせていただいたつもりです」と胸を張る。『俺物語!!』(15年)でもすさまじい肉体変化を遂げた鈴木だが、本作でも「今回は大学生になったということで、前作よりも体を一回り大きくし、そしてアメリカのヒーローたちと並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しました」と自信たっぷり。「現場で、専属のトレーニングパートナーについてもらい、筋トレ用テントも用意していただき、そこで撮影の合間にトレーニングをして、万全の態勢で撮影に臨みました」とその裏側も打ち明けている。また、福田監督から「社交ダンスを習っておいてくれ」との指示があったようで、「個人的に一カ月間レッスンを受け、ルンバの動きをアクションに取り入れました」とも明かしながら、「ユラユラと腰が動く、今までに見たことのないような画期的なアクションになっています」とアピールする。一方の清水は「3年ぶりに、真面目で変態な狂介くんと、最高にクールで変態な変態仮面に会えて、気分はエクスタシーでした」と感激。本作を「世界からパンティが消えてしまうと言う大事件が起きますが、最後はパンティと愛の大切さを実感できる作品」と表現しながら、「私は今回もパンティを脱ぐのでしょうか。否や」と思わせぶりなコメントを残した。新キャストの柳楽は「1作目を楽しく拝見していたという事もあり、続編に参加できたのはとてもうれしかった」と歓喜。鈴木の肉体作りに感銘を受けながら、「撮影中は真夏だった事もあり、代謝の良い僕はたくさん汗をかき、少しは体も絞れたと思います」と自身を振り返る。さらに、「ムロさんのアドリブに詰められました」と明かし、その「アドリブもこの映画の見どころの一つ」として挙げている。柳楽が語るように、真冬のロケだった前作と打って変わって、本作は昨年8月、酷暑に見舞われる都内や関東近郊、静岡などで撮影。そんな暑さでも汗をかくわけにもいかず、けがをしても代わりに変態仮面を演じる人がいないという状況の鈴木。連日ハードなスケジュールの撮影の合間で、チューブ等の器具を使用して変態仮面の肉体を維持し続け、アクションシーンでは敵の武器攻撃が入ってしまうなどのトラブルを乗り越えたという。(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会
2016年02月23日主演・鈴木亮平、監督・福田雄一でスマッシュヒットを記録した、あんど慶周によるコミックのまさかの実写化映画『HK/変態仮面』。このほど、鈴木さんを筆頭に前作よりも格段に人気・知名度・実力ともに高まったキャスト陣が再結集し、柳楽優弥ら新キャストも加わって、まさかの続編『HK/変態仮面アブノーマル・クライシス』の公開が決定!鈴木さんがさらにパワーアップした肉体美を披露する特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。パンティが消えるニュースが連日メディアを賑わせている中、大学生になった色丞狂介(鈴木亮平)は相変わらず、いとしの姫野愛子(清水富美加)のパンティを被って悪を倒していた。複雑な想いを抱く愛子はパンティを返してもらうが、徐々に2人の心はすれ違い始める。一方、同級生の真琴正(柳楽優弥)は、気づかぬうちに愛子を傷つける狂介への憎悪を募らせていく。愛子を失い、さらに“世界中からパンティが消える”という未曾有の危機を迎えた変態仮面の前に、最恐の敵が現れる――。2013年、日本では12館スタートの小規模公開ながら、動員数13万人、興行収入2億円というスマッシュヒットを記録、さらに13の国と地域で上映され、15以上の海外映画祭に招待されるなど、海を越えてその熱波が波及した本作。前作公開後、「三部作の構想がある」と公言し、再会を約束したという鈴木さんと福田監督、そして健気なヒロイン役の清水富美加、福田組常連のムロツヨシや安田顕ら主要キャスト陣が、それぞれ“売れっ子”になって再集結。また、鈴木さん同様、朝ドラからブレイクした柳楽さんのほか、水崎綾女、皆川猿時、新井浩文、やべきょうすけら、クセのある実力派キャストが加わっている。今回の撮影は、2015年8月に都内を始めとする関東近郊、静岡県などで行われた。真冬に撮影された前作から打って変わった酷暑の中、約3年ぶりに集まった一同だったが、ブランクを感じさせないチームワークで撮影は進んだという。鈴木さんといえば、NHK「花子とアン」のジェントルマン・村岡英治から“金髪マッチョ”な『TOKYO TRIBE』、さらにTBS日曜劇場「天皇の料理番」での激ヤセから、30kgの増量して臨んだ『俺物語!!』など、これまで数々の変化をとげてきた。今回は、酷暑の中でも汗をかくわけにもいかず、怪我をしても代わりに変態仮面を演じられる人がいないため、ハードなスケジュールの撮影の合間で、驚異の肉体を維持し続け、アクションシーンでは敵の武器攻撃がガチで入ってしまうなどのトラブルを乗り越えたという。今回は、“世界中からパンティが消える”という、(おそらく)映画史上初の危機が変態仮面を襲うことになる本作。キャスト陣とともに前作からレベルアップした、必殺技“地獄のタイトロープ”に加え、新たに登場する“変態秘技苦悶蜘蛛地獄”など、必殺技の描写にも注目していて。<以下、キャスト&スタッフコメント>■鈴木亮平(色丞狂介)ついに念願の続編が完成しました。変態とは何だろう、パンティーとは何だろう。この世界からパンティーが消えたとき、人は何を想うのか。今回も自分自身と向き合い、精神面、身体面ともに極限まで突き詰めて演じさせていただいたつもりです。大きくスケールアップを遂げた、新たなる変態仮面の物語をぜひ楽しみにしていて下さい。今回は大学生になったということで、前作よりも体を一回り大きくし、そしてアメリカのヒーローたちと並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しました。今回はとにかく筋肉量を増やし、身体全体を大きくしました。現場で、専属のトレーニングパートナーについてもらい、筋トレ用テントも用意していただき、そこで撮影の合間にトレーニングをして、万全の態勢で撮影に臨みました。福田監督から「社交ダンスを習っておいてくれ」と言われたので、個人的に1か月間レッスンを受け、ルンバの動きをアクションに取り入れました。ユラユラと腰が動く、今までに見たことのないような画期的なアクションになっています。■清水富美加(姫野愛子)3年ぶりに、真面目で変態な狂介くんと、最高にクールで変態な変態仮面に会えて、気分はエクスタシーでした。鈴木亮平さんが今回も素敵です。世界からパンティが消えてしまうと言う大事件が起きますが、最後はパンティと愛の大切さを実感できる作品だと思います。私は今回もパンティを脱ぐのでしょうか。否や。■柳楽優弥(真琴正)1作目を楽しく拝見していたという事もあり、続編に参加出来たのはとても嬉しかったです。変態仮面の、あの肉体を作り上げるのにはどれだけの労力がかかるのだろうと考えたら、ただただ凄いなと感服しました。撮影中は真夏だった事もあり、代謝の良い僕は沢山汗をかき、少しは体も絞れたと思います。ムロさんのアドリブに詰められました。ムロさんのアドリブもこの映画の見所の一つだと思います。■福田雄一監督まずは何より本当に続編を作ることが出来たことが嬉しいです。なにしろ、1作目は制作してくれる会社もほとんどなく、宣伝させてくれる媒体もかなり限られているという状況での公開。しかし、奇跡は起きるものです。まさかの大ヒットです。しかし、ヒットしたらしたで困難はあります。なにしろ、出てくれていた役者さんたちが皆さん売れてしまいました。売れてから変態と名のつく映画に進んで出る役者はいません。続編を望んだプロデューサーは困りました。ヒットして困る映画も珍しい。しかし!朝ドラに出ても!ゴールデンに出ても!映画で主役やっても!『変態仮面』をやりたい!という馬鹿な役者たちは存在しました!そう!鈴木亮平はこれっぽっちも続編を諦めていなかったのです!その肉体美を作るために彼は死ぬほどの思いをしたでしょう。彼は死ぬほどの思いをして変態をやっています。その思いを受け止めて共演者、スタッフ、みんな、死ぬほど頑張って、変態を極めました。当映画は某スパイダーマンを多分に意識しているため、誰にも求められずとも「3」までは絶対に作ります!ただ!出来れば!求められて作りたい!それはすべてこの続編が皆様の支持を得られるかにかかっております!何卒、応援をよろしくお願い致します!■原作者・あんど慶周まず脚本を拝見した時点で笑いました。監督も主要な俳優陣も前作と同じなので「映像ではこんな感じに演技するんだろうな」というのが目に浮かんだからです。1つ心配だったのは鈴木亮平くんの肉体ですね。別の映画で巨漢になってたから撮影までに絞りきれてるのかと。撮影見学に行って彼を見たら心配無用でしたね。さすがプロです!新必殺技も現場で見て爆笑です!いや、ホントすごいから(笑)前作の公開後、福田監督も主演の鈴木亮平くんも「パート2もやりましょう!」と言っていたので楽しみに待ってました。前作よりもいろいろスケールがアップしてますね。お話の内容もそうですが撮影現場に行って見て、スタッフや技術面にも力が入ってると感じました。前作にはなかった変態秘奥義も新に映像化されてます!これ、地獄のタイトロープより笑えますよ(爆笑)『HK/変態仮面アブノーマル・クライシス』は5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢翔の映画監督デビュー作『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎え、佐々木希、菅田将暉、木村佳乃ら豪華キャストで贈る本作だが、そんな中村さんと佐々木さんそれぞれが扮する役の子ども時代を演じた子役がすごいと絶賛し注目を集めているようだ。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。主演には舞台、テレビドラマ、映画で飛躍的な活躍を見せる若手演技派の中村さん。そして脇を固めるのは佐々木さん、木村さん、菅田さん、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊といった主役級の超豪華キャストの競演が実現した。監督には、資生堂のweb動画や「乃木坂46」のPVなど話題作を次々手掛ける人気CMクリエイター柳沢氏。本作が映画監督デビュー作となる柳沢氏が「切なくも、心温まる至極のミステリー」を作り上げた。そんな豪華キャストが目を引く本作だが、一方で子役たちの演技にも注目!主演の中村さんが扮した瀬生温人の子ども時代を演じたのは、高橋曽良。オーディション当時7歳、最年長ながらかなり身体が小さく華奢な印象の曽良くんは、少し壊れそうな感じで、置き去りにされたときの寂しさや切なさが温人と重なり決定。かなり前のめりで走る癖のある曽良くん。雪道で木村さん演じる母を追いかけるときのそのユニークな走り方、母親へしがみつく感じが無理なく表現されていると制作プロデューサーが語っている。また、佐々木さんが扮する清川七海の子ども時代を演じた篠川桃音もオーディション当時7歳で、「ゲゲゲの女房」や「MOZU」をはじめ、ドラマ・映画・CMで活躍していた桃音ちゃん。実は、佐々木さんの幼少時代に似ているということで即決したという。ほとんどのシーンが遊園地イベントの仮装の妖精の衣装で、マイナス5度、おまけに風も強く凍えるようなかなり寒い時季、愚痴一つ言わず笑顔を見せながら演じる姿はまさに女優そのもの。さらに新井さん扮する瀬生哲人の子ども時代を演じた佐藤優太郎は、芝居もカメラの前に立つのも初めて。しかも最年少の4歳ながら、撮影に動じることなく、堂々とした演技を披露している。そんな物語のキーとなる20年前を演じる子どもたちのがどう演じているのかさらなる話題を集めそうだ。<出演者以下コメント>■中村倫也寒い場所での撮影が多かったのですが、小さい身体を震わせながらも不平不満をひとつも言わず、一生懸命取り組んでくれて感銘を受けました。空き時間は主に妖怪ウォッチについて厳しくご教授頂きました。 映画の中の曽良くんを見て、もうほんと、困りますよね、あんなに若いのにあんなに芝居上手くて。もちろん仲間としては非常に心強いのですが、どちらかと言えばズバリ嫉妬の対象として見ていました。この醜い大人の汚い心が、曽良くんにバレてないといいのですが(笑)。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月12日3月5日公開の映画『星ガ丘ワンダーランド』の完成披露試写会が10日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、新井浩文、佐々木希、管田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく……というストーリーになっている。主演の中村は「この映画、実は今から4年ぐらい前にお話があったんですが、待てど暮らせど何もなく、やらないんだと思っていました」と明かしながら「急に監督を紹介され、それから脚本が来てちょっとしたら豪華な皆さんがいらっしゃってビックリしました」とトントン拍子に話が進み、戸惑いもあったと告白。兄役の新井とは昨年TBS系で放送された『下町ロケット』で帝国重工の同僚として出演したが、その新井について「贅沢でしたよ。新井さんって寡黙な人かと思ったら、めちゃくちゃ気さくに話しかけてくるし、役者として対峙してスリリングでした」と賞賛、新井も「ちょっとしたある色がテーマなんですが、だから帝国重工にいたんだと分かる色ですよ(笑)」と話して笑いを誘った。そんな2人の姉妹役を演じた佐々木希は、劇中ではほぼスッピンの状態で出演したという。「化粧水などスキンケアはしてもらったんですが、ほとんどメイクをしてない状態でした。なかなかスッピンに近い役はなかったので、すごく新鮮でしたし新しい佐々木希が見られるんじゃないかと思っています」とアピール。また、親自慢のコーナーとなり、佐々木は「手料理です。実家に帰りたい理由になります。炊き込みご飯が大好きです」と話していた。映画『星ガ丘ワンダーランド』は、3月5日より全国公開。
2016年02月11日