サッカーをしている子どもたち、高学年になると「トレセン」の存在を知りますよね。チーム内で上手いと思っていた上級生がトレセンに呼ばれて行ってきた、というのを間近で見ることも増えます。プロになった選手たちも少年時代からトレセンに参加している経験を持つ選手も多く、上手くなりたい子どもたち、さらには保護者にとって「トレセンに選ばれるかどうか」は重大な関心事です。そこでサカイクでは、日本サッカー協会(JFA)のユース育成ダイレクターの池内豊さんに、トレセンの目的や選ばれる選手の特徴などをうかがいました。(取材・文:鈴木智之)トレセンでは何を見ているのか日本サッカー協会に聞きました(写真は少年サッカーのイメージ)■トレセンの目的はタイムリーに刺激を与えることトレセンとは、クラブを主とした選手育成と平行して、日本サッカー協会や都道府県協会、地区協会などが選手を選抜し、「個の育成」を目的に行う活動のことを言います。トレセンには、下から地区トレセン、47都道府県トレセン、9地域トレセン、ナショナルトレセンというカテゴリーがあり、U‐12年代から活動しています。トレセンの意義や目的について、池内氏は次のように言います。「トレセン活動自体は、30年以上前から始まっていて、12歳頃から選手をセレクトして、上を目指している子たちに、タイムリーに刺激を与えることを目的としています。(トレセン活動の最上位カテゴリーである)ナショナルトレセンでは、サッカーについての考え方などを、ナショナルトレセンコーチが選手たちにしっかりと伝え、最終的にはA代表につなげていきたいと思っています」トレセン活動の手応えについては「各地域から幅広く選手を見ることができるのは、ひとつの成果だと思います」と話します。「U‐12のナショナルトレセンから、U‐13/U‐14のエリートプログラムへの橋渡しができるようになり、エリートプログラムから、U‐15代表につながる選手が非常に多くなってきました。選手発掘の流れができてきたのは成果だと思います」■トレセンは将来を保証するものではない一方で、課題も感じているようです。それは、U‐15代表を経験した選手から、A代表へと上り詰める選手があまり見られないこと。「U‐12からU‐15までのつながりはできてきましたが、そこから上(A代表)への流れはまだまだです。私も監督をしていましたが、U‐17代表からA代表に進む選手は10%程度しかありません」これは言い換えると、12歳、15歳、17歳の時点で高い評価を受けていたとしても、将来どうなるかはわからないということです。池内氏もそこは認めていて、「U‐12のトレセンであれば、12歳の時点で良い子に刺激を与える場がトレセンであって、選ばれたからといって、将来につながる保証はどこにもありません。それは毎回のトレーニングで伝えるようにしています」と話します。「トレセンに選ばれたことで、選手や保護者が天狗になってしまうのは、我々が一番危惧することです。トレセンに選ばれなくても、悔しさをバネに頑張れば、絶対に次につながります」■「テクニック」とは判断力を伴うもの池内氏自身も、高校時代、自分以外のチームメイトのほとんどが国体メンバーに選ばれる中、選抜から漏れたことがありました。その悔しさをバネに「普段の3倍練習した」ことで、国体選抜を飛び越えて、年代別の日本代表に入った経験があるそうです。とくに12歳前後の年代は、成長による個人差が大きい時期です。身体の大きさ、パワー、スピードといった部分では、成長速度や生まれ月による影響など、様々なことが関係してきます。「私自身、育成年代に何十年と携わっていますが、子どもの頃は成長に個人差があるので、見極めが難しいです。12歳の時点では、プラスマイナス5歳ほど、成長に個人差があると言われています。指導者はそれを頭に入れて、評価することが大切だと思います」サッカーには、身体の大きさや成長スピードに関わらず、高めることができるものがあります。それがテクニック(技術)です。池内氏は「成長の個人差に関わらず、テクニックを身につけることは必要です。そこに早熟、晩熟は関係ありません」と、言葉に力を込めます。「テクニックとは、技術に加えて判断を伴うものです。状況を観て、判断して、一番良いと思うプレーを選択し、そのための技術を発揮する。そのすべてを『テクニック』という言葉に込めています。ボールを止めて、蹴る動作の質を高めるのは当然のことで、サッカーは動きながら、ゴールに向かいながら、どういうテクニックを発揮することができるかが大切になります。ぜひ、動きながらのテクニックを身につけてほしいと思います」サッカーの試合中、ボールに触っている時間はほんのわずかです。テクニックに加えて「オフ・ザ・ボールの動き」も同時に身につけていくことで、試合の中で消えることなく、攻守に関わることができるようになります。「テクニックの他に大切なのは、ボールを持っていない場面(オフ・ザ・ボール)での動きの質を上げることです。具体的には、ボールに近い所での攻守に渡るサポートです。攻撃ではボールを失わないためのサポートや、相手の守備を突破するためのサポート。守備では味方が抜かれた時のサポート、ボールを奪うためのサポート。ボールから遠いところでも、ポジションをしっかりととることを含めて、ボール周辺のオフ・ザ・ボールの動きは身につけてほしいと思います」■相手との駆け引きや判断を伴う中でのシュート練習をそして何より、「シュートのテクニック」を高めることにも、目を向けてほしいそうです。「サッカーの目的はゴールを決めることなので、子どもたち全般に言えることですが、シュートのテクニックはもっと練習してほしいですね。どこにボールを蹴るかというコントロールもそうですし、相手との駆け引きや判断を伴う中でのシュートは、もっとトレーニングした方がいいと思います」技術だけでなく、判断をともなう「テクニック」を身につけること。それが将来、良い選手になるために必要なことと言えるでしょう。トレセンでは、レベルの高い仲間と切磋琢磨することで、より精度の高いプレーをするためにはどうすればいいかを考えたり、コーチのアドバイスから刺激を受けられる場になっているようです。後編では、トレセンに向けた準備やリーグ戦の意義などについて、話は進んでいきます。池内豊(いけうち・ゆたか)現役時代はフジタ工業クラブサッカー部などに所属、1981年には日本サッカーリーグ1部で新人王を獲得。日本代表としてワールドカップにも出場。引退後は名古屋グランパスエイトユースで指導者の道に進む。2007年にU-15日本代表監督に就任、2009年のFIFA U-17ワールドカップでも指揮を執った。現在はJFAユース育成ダイレクターを務める。
2020年10月08日大好きな人からの励ましや応援は大きな力になるものです。それは時に奇跡を起こすほどのパワーになることがあります。イタリアのサッカー1部リーグ『セリエA』の『ラツィオ』に所属する19歳のイレニア・マティッリさんは、2019年12月に交通事故に遭いました。同乗していた友人は命を落とし、イレニアさんは助かったものの昏睡状態に陥ってしまったのです。トッティからの激励を聞いた女性に奇跡が起きる昏睡状態が続くイレニアさんが目覚めることを祈る家族は、ある人物に彼女へ激励メッセージを送ってもらえないかと頼むことにします。その人物とは、『ASローマ』で活躍し、イタリア史上もっとも偉大なサッカー選手の1人といわれるフランチェスコ・トッティ。海外メディア『CNN』によると、トッティはこの依頼を快諾。イレニアさんに向けて「頑張れ。あきらめるな」と呼びかけるビデオメッセージを撮って家族に送ったのです。そしてそのビデオをイレニアさんの前で再生したところ、彼女に回復の兆候が見られたのだそう。ローマの病院はトッティのビデオが「イレニアさんが目覚める『カギとなる役割』を果たした」とコメントしています。数か月後、意識を取り戻したイレニアさんは筆談で「トッティに直接会いたい」というメッセージをつづりました。すると本当にトッティ本人がお見舞いにやってきたのです。 Roma fan Ilenia Matilli was left in a coma in December by a car accident in which her friend sadly died❤️ @ASRomaEN legend @Totti recorded an encouraging video message for her months ago & on Monday he was there as she emerged We are all with you, Ilenia pic.twitter.com/ffkszY0CFf — FIFA.com (@FIFAcom) September 28, 2020 トッティとイレニアさんは1時間ほど一緒に時間を過ごしたのだとか。トッティは彼女に「早く退院して、元の生活に戻れるといいね」と伝えたということです。この心温まる出来事を紹介したFIFAの公式Twitterの投稿には、イレニアさんの回復を祈る声や、代表引退後もファンを大切にするトッティへの称賛コメントが寄せられています。イレニアさんは退院したらトッティと一緒にディナーを食べることを楽しみにしているのだそう。憧れのスターとの約束は、間違いなく彼女の回復を助けるパワーになることでしょう。イレニアさんが1日も早く全快して、トッティとの再会が実現するといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日日本プロゴルフ協会のティーチングプロのパパを持つ、りひと君は4歳の男の子。毎日朝晩ゴルフの練習をおこなっているそうです。パパが投稿しているInstagramでは、一生懸命にゴルフの練習に取り組む姿がアップされています。子どもらしいお茶目でひょうきんな一面を見せますが、ゴルフを練習しているときの顔つきはとっても真剣。たくさんの練習動画からは日々の練習の成果が感じられ、メキメキと実力を伸ばしています。 未来のプロゴルファー!? 天才キッズのパパにインタビュー! 今回は将来の活躍が楽しみな天才ゴルフキッズ、りひと君のパパに子育て論や将来どんな大人になってほしいのかなどをインタビューしました! どのような考えで子育てをおこなっているか教えてください。大きくなったときに1人で食べていけるようになってほしいと考えています。そのため、スキルを身に着けて将来自分の腕で稼ぐことができるようになってほしいとの思いから息子にゴルフを教えています。 子育て中に工夫していることは何かありますか?親が指示や命令を出すと、子どもは「やりたい!」と思う意欲がなくなってしまうと思うので、「やりなさい」と言わないようにしています。子育てを始めたころからずっと心がけています。 お子様がゴルフを始めたきっかけを教えてください。りひと君が1歳10カ月ごろ(写真) 息子が1歳半ごろに、僕が息子にゴルフ動画を見せたり、自分が打っているところを見せたりしていました。また。息子の後ろからゴルフクラブを一緒に持って打たせるなどをしていたところ、たまに自主的にやり始めたというのがきっかけです。 りひと君の1週間の練習スケジュールを教えてください。幼稚園がある日もない日も練習は10分~15分ほど、朝と夜の2回に毎日おこなっています。ゴルフで言うと、ドライバー、アイアン、パターなど決まったメニューのほか、毎回違う何かをおこなっています。″毎回違う何か”というのは、例えば目隠しをしたり、片手で打ってみるなどです。刺激を与えるためにそういった変化を常に与えるようにしています。 1日のスケジュールを教えてください。幼稚園がある日は、起床後にごはんを食べて7時45分くらいから練習をおこない、幼稚園に行きます。僕が帰宅するのが19時くらいなので、ごはんを食べてから一緒に夜練習をおこない、お風呂に入って寝ます。 普段は何をして遊んでいますか?プラレールやレゴ、ゲームで遊んだり、ポケモンやキッズラインなどのYouTube動画をiPadを見たりするほか、公園などに行ったりしています。 練習はどこでおこなっていますか?練習は自宅の室内にゴルフマットを敷いておこなっています。 現在通っている習い事などはありますか?特にありません。今後、習うかどうかはわからないですが、英語に興味があるみたいです。 練習を嫌がったときの対処法があれば教えてください。やる気がないときは「もうやめよう」と言っています。そうすると、りひとは「やる!」と言ってきて、時には泣きながら言うくらいの感じになります。絶対にやらないのは嫌みたいです(笑)。こちらが「もうやめよう」と言うことで、息子が「やる!」と言うのがわかっているので、仕向けている感じですね(笑)。 奥様のサポートやご夫婦で何か話し合っていることはありますか?妻は基本的には口はあまり出さずに見守ってくれている感じです。食事面や生活面をバックアップしてくれています。 ゴルフを通してお子様に学んでほしいことはなんですか? ゴルフはなかなか思うようにいかないのですが、人生も同じく「そんなにうまく行かないよ」ということを学んでほしいです。また、自分はゴルフを通してプラス思考になれました。例えば、ゴルフをしていて何かミスがあったとき、1つのミスに対していちいちイライラしていると流れが余計悪くなってしまいます。自分のミスも前向きにとらえて取り組むことで、次につなげることが大事だということをゴルフを通して学びました。子どもにもそういうことがわかってもらえるとうれしいです。 将来どんなふうに育ってほしいですか?たくさんの人に喜んでもらえる人になってもらいたいです。そして、人に影響を与えられるような人になってくれたらうれしいです。 このたびは、お忙しいところ取材にお応えくださり、どうもありがとうございました! これからのりひと君の成長がますます楽しみですね! 皆さんもぜひ、りひと君のInstagramをのぞいてみてくださいね。今後のご活躍をご期待申し上げます! この投稿をInstagramで見る 川村 洋介(@kawamura28)がシェアした投稿 - 2020年 9月月1日午後3時17分PDT
2020年09月16日1ヶ月間限定のキャンペーン公益社団法人 日本アロマ環境協会は、9月10日、「ナチュラルビューティスタイリスト検定」の特別企画として、9月10日(木)から10月9日(金)まで「Botanical Beauty Bar」キャンペーンを実施すると発表した。このキャンペーン用の特設サイトにて、質問形式で自分の肌質に合わせた「ボタニカル化粧水のレシピ」がチェックできる。スキンケアに役立つ植物図鑑も公開特設サイトではスキンケアに役立つ植物図鑑も公開され、オンラインショップ「AEAJ Marché」ではボタニカル化粧水の材料をオンラインで購入し、自分で手作りすることもできる。自分だけのボタニカル化粧水づくりが体験できるワークショップの情報も公開されており、主催者は全国約62ヵ所のアロマテラピーショップ・スクールなど。実施日や参加要項はワークショップ実施店舗への確認が必要だ。ワークショップをオンライン開催するショップもあるため、材料をそろえて自宅で化粧水づくりが体験できる。ナチュラルビューティの基礎を学ぶ機会にナチュラルビューティスタイリスト検定は食事、睡眠や呼吸法といった体の内側からのケアとスキンケアやヘアケアなと体の外側からのケアを学び、植物の力で、美しく健康的に輝く人を目指すための検定だ。公式テキストでの学習後、いつでもインターネットで受験可能である。専門的な情報を吸収し、日々の生活に取り込むだけでなく、オーガニック/ナチュラルコスメブランドなど美容業界で働く人も受験し、ベーシックな知識として活用さている。(画像はプレスリリースより)【参考】※公益社団法人日本アロマ環境協会のプレスリリース※「Botanical Beauty Bar」特設サイト※ナチュラルビューティスタイリスト検定のサイト
2020年09月12日スポーツの現場での暴言、暴力、ハラスメントは世界中で大きな問題とされています。7月20日、調査機関ヒューマン・ライツ・ウオッチが、来年開催される予定のオリンピック、パラリンピックに向け「日本のスポーツにおける子どもの虐待」というレポートを発表しました。これは子どものころにスポーツをしていた50人以上へのインタビュー、400人以上へのオンラインアンケート、スポーツ団体へのデータ提供などで調査を行ったもので、日本の子どもたちがいまだにスポーツの場で暴力・暴言などの被害を受けていることがわかりました。また、この問題に対する対処と予防の遅れの原因となっている制度上の不十分な点も明らかに。サカイクではこの調査結果を受け、サッカー界での現状・対策方法などについて、日本サッカー協会(以下JFA)リスペクト・フェアプレー委員会、委員長の山岸佐知子さんにお話しを聞きました。2008年度にリスペクト宣言をし、暴力根絶に向けてとりくんできたJFAの現状とは。(取材・文:前田陽子)親は「我慢が足りない」などと言ってはいけません■サッカー界は他競技に先駆けて2013年に相談窓口を設置ヒューマン・ライツ・ウオッチのリサーチを受けて、山岸さんは「正直そうだと思います」と話します。ただ、日本も少しずつ改善されているとも。JFAでは、暴力行為の早期発見と是正および再発防止をするために2013年に暴力等根絶相談窓口を設置しています。2018年に寄せられた相談総数は120件、2019年は243件と増えています。増えた要因はさまざまなスポーツでの暴力暴言が報道されたことも一因。世間が関心をよせ、暴力や暴言に敏感になったことで相談数も増えているようです。「件数が増えることは決して悪いことではありません。悩みを抱えている人が、内にこもることなく相談というアクションを起こすことができているのは、いいことだと思います。」相談内容は暴力、暴言、そのほかのハラスメントと大きく分けていて、2019年は暴力が43件、暴言が127件と暴言の相談が増えています。「手を上げることはいけない、よろしくないという認識が大分浸透してきていますが、それまでは暴力をしていた指導が暴言にシフトしている可能性もあるのではないかと考えています。受ける側からすると暴力も暴言も同じこと。特に年齢が低いお子さんにはダメージが大きいです。暴言は暴力と同等、もしくはそれ以上の凶器になってしまうと考えています」■選手の安全や安全を確保する『ウェルフェアオフィサー』JFAでは2013年からウェルフェアオフィサーの設置に取り組んでいます。ウェルフェアオフィサーの主な役割は、サッカーを楽しむために選手の安心や安全を確保すること、リスペクトやフェアプレーを推進することにあります。全試合とはいきませんが、一部の主要な試合でマッチ・ウェルフェアオフィサーを置き、試合でのチームのマナー、声かけの仕方などをアドバイスしています。ウェルフェアオフィサーは規律委員ではないので、罰則を下すことで排除するのではなく、気づきを与え自ら改善するように促すことが役目です。「仲間同士で気づいて、お互いに指摘しあってほしいです。仲間内で改善されていくことが一番いいと思っています。暴力や暴言を続けていくと、監督さんやコーチもいずれはその立場を失うことになるかもしれない。そういうことを互いに話せる環境になっていくと暴力、暴言指導なども自然となくなっていくのではないかと思います」さらに、JFAではクラブで問題が起きた時にクラブ内で解決できるようにする仕組みづくりの一環として、クラブ・ウェルフェアオフィサーの設置を推進しています。■親は子どもの話をよく聞いて、解決ができなければ相談窓口へ子どもが暴力・暴言を受けていると思っても、監督やコーチに直接話をするのは難しいところ。子どもに「あなたがいけないんじゃない?」、「我慢がたりないのよ」などの声かけは絶対にNGです。そんな風に言われたら、子どもの言葉は続かなくなってしまいます。まずは子どもの話をきちんと聞くこと。そして、問題だと感じたらJFAの暴力等根絶相談窓口へ連絡することです。相談は匿名でも受け付けて、必要であれば調査をします。相談は昨年までは電話、FAXの手段でしたが、今年からはJFAのホームページ内にある暴力等根絶相談窓口通報受付フォームから通報が出来るようになりました。「これまでにライセンスの一次的な停止などの処置をしたケースもありました。ですが、起こしてしまったことをしっかりと反省をして、心を入れ替えて再度サッカーに携わるという道もないといけないと思っています。大切なのは過ちを理解して、繰り返さないこと。そのための教育的なプログラムは必要になってくると思います」と山岸さん。■サッカーをプレーしているところに笑顔があふれるようにJFAでは、自分たちの環境を自分たちで守るウェルフェアオフィサーのような役割の人を増やしていく予定です。サッカーに暴力も暴言も必要ありません。プレーしている選手たちが笑顔でサッカーを楽しめることが重要で、そういう環境を守るのは、サッカーに携わる私たち大人です。また、指導者には暴力暴言を使って指導をしていてもいいことはないということを、しっかりと認知してもらくことが大事です。「ただし、古い体質は長い歴史の上にあるもので改善までには長い時間がかかるのではないかと思っています。コツコツと努力を続け、グラスルーツのチームまで浸透させていくことが我々の役割だと思います」■子どもたちは大人の背中を見ています山岸さんは、以前はレフェリーとして多くの試合を担当していました。そんな山岸さんから貴重なお話をうかがいましたので、ご紹介します。「サッカーはコンタクトスポーツです。当然、フェアにチャレンジしていてもコンタクトすれば倒れる場面もあります。その際にすぐに立ち上がってプレーを続けることを促すチームと、倒れたことをアピールするチームでは、特に下の年代ですが、冷静なチームの方が強いです。コーチがレフェリーに対して倒れたことをアピールすることで、選手も煽られてしまい、プレーに集中することを忘れてしまうのです。それが当たり前だと、自分たちがミスをしたりうまくいかないと人のせいにしてしまうようになります。練習の中でレフェリーにアピールするようにという指導はしていないと思いますが、子どもたちは大人の背中を見ている。せっかくいいプレーをする力も持っているのに残念です。倒れてもすぐに起き上がってプレーする習慣があるチームは、仮にその時に優勝する力がなくても、そういう習慣が身に付いている選手は年齢が上がるに連れてたくましくなり、優勝争いができるようになります。自分のやるべきことがちゃんとわかるようになるので。子どもたちは大人の様子を見て、真似ます。大人はそれを自覚して接してほしいですね。」大人になると中々自分を変えることは難しいものです。ですが、選手たちが安心、安全な環境の中でサッカーを楽しむために、JFAへの啓蒙を続けていきます。後編では指導者養成の面でどのような活動をしているのかをお送りします。日本サッカー協会暴力等根絶相談窓口対象となる行為の詳細、通報フォームはこちら>>
2020年09月08日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈と元サッカー日本代表の本並健治氏が結婚した。4日に入籍した2人は、翌5日にオンライン開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」(TGC)に2人そろってサプライズ出演し、ステージ上で結婚式を行った。「マイナビウエディング」のステージで、ウエディングドレス姿の丸山とタキシード姿の本並氏が登場。元日本代表の前園真聖氏が牧師役を務め、ステージで公開結婚式を挙げた。MCのNON STYLEが驚くと、丸山は「マジです」と答えた。また、丸山は「きっかけは私が好きになったこと。もともと人間として大好きで、今年に入ってから唇をもってかれたいなと思うようになりました」と告白。今年になってから交際をスタートさせ、スピード結婚となった。2011年に行われたサッカー女子ワールドカップで、日本を初制覇へと導く歴史的ゴールを決めて注目を浴びた丸山。引退後はタレントとして多くのバラエティ番組で活躍している。一方、本並氏は、ガンバ大阪やヴェルディ川崎でゴールキーパーとして活躍し、引退後はなでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督や、サッカー解説者などとして活動。スペランツァFC大阪高槻では、丸山と選手・監督の関係だった。
2020年09月05日強い日差しを和らげてくれる日傘。日本気象協会によると、真夏に日傘をさすと体感温度が7℃も下がるといいます。2020年は新型コロナウイルス感染症の流行によって、日傘をさせば社会的距離(以下、ソーシャルディスタンス)を保てるとして使用が呼び掛けています。学校でも、そのような効果を期待して日傘をさして登校するようにしているところもあるようです。問題なのは紫外線よりも偏見しかし、『日傘=女性のもの』というイメージがある人もいるでしょう。「男性が日傘をさしているのはおかしい」「男性が日傘を買うのは変」と考える人がいるのも事実。そのような考えから、積極的に日傘をさしている男性はまだ少ないようです。ですが、暑さは男女問わず変わりません。また、ソーシャルディスタンスを保つのにも男女変わりはないのです。そこで、日本気象協会は、男性にも日傘をさしてもらおうと3つのポスター制作。反響が上がりました。日傘は無限に日陰を歩けます冒頭でも説明した通り、暑い夏の日に日傘をさすと体感温度は7℃下がります。暑い中、歩く人にとって7℃の温度変化は大きいものでしょう。日本気象協会 tenki.jp日傘は女っぽい?これまで「日傘は女性が日焼け対策のためにさしていたもの」と考えていた人も多いかもしれません。しかし、日本の夏が厳しくなるにつれ、日傘の実用性はしだいに変化。男性がさしていてもおかしくはないのです。ポスターでは『問題は、紫外線ではなく偏見』と強く訴えました。日本気象協会 tenki.jpソーシャルディスタンス回避のためにも…傘をさすことによって、自然と相手と距離ができます。密集することがないため、感染対策にもなるのです。日本気象協会 tenki.jpポスター制作について質問してみた今回、このポスターを制作した日本気象協会に、経緯と特徴的なデザインについて質問してみました。―ポスター制作にいたった経緯は?外部のプランナーさんやデザイナーさんと共に制作を進めました。「熱中症など、気象と関連が深い社会的な課題に対し、クリエイティブな力をかけ合わせて何かアクションできないか」ということで、外部のプランナーさんにお声掛けし、共感いただいたところから企画がスタートしました。ポスターの制作は2019年の夏に続いて、今年が2回目となります。―なぜ2色だけのポスターになった?ヴィジュアルインパクトを出しやすいこと、そして色彩の持つ効果を発揮しやすいことから色を絞りました。『日傘=陽射し』の話であるため、光を感じさせるべきと考えました。そこで、2色の掛け合わせによる表現をしています。色は、真夏の暑さを感じる赤と、涼しげなシアンを使うことにしました。ポスターは多くの人の目が留まるようなデザインとなり、関心を集めたようです。早速ネット上では「傘と同じように誰が使っても当たり前になればいい」「男性ですが、使ったら『こんなに涼しいのか!』と驚きました」「健康のためにもみんな使おう!」などの声が寄せられていました。日傘は、暑さ対策だけでなく、感染対策にもなる一石二鳥のアイテム。さらに、急な雨でも晴雨兼用ならば濡れる心配もありません。年代・性別問わず日傘の使用が広まるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月03日元バルセロナで現在はヴィッセル神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ選手。世界最高峰のプレーを日本で見られるのは本当に幸せなことですよね。そんなイニエスタ選手が、自身の理念を伝えるサッカーアカデミー「Iniesta’s Methodology(イニエスタ メソドロジー)」では、自身の経験やビジョンを次世代の子どもたちに伝える指導を行っています。そんなイニエスタ選手が日本の子ども達と共有したいこととは。昨年開催された「Iniesta’s Methodologyスペシャルエディションin神戸」で語った内容をご覧ください。(取材・文・写真:貞永晃二)Iniesta’s Methodologyスペシャルエディションin神戸参加者の子どもたちと記念撮影(C)貞永晃二■イニエスタが日本人の子どものと共有したいことイニエスタ選手のアカデミーでダイレクターを務めるフアン氏が夢について講義を行いました(C)貞永晃二特別講義「夢を叶えるために大事なこと」の講師を務めたフアン・カルロス氏はアカデミーのテクニカルダイレクターを務める人物で、イニエスタ選手が9歳の頃、故郷スペイン・アルバセテのクラブ「アルバセテ・バロンピエ」でプレーしていた当時に出会いました。その後20年以上の間イニエスタ選手の成長と活躍ぶりを見守り、サッカーを通じて親交を深めてきたことでイニエスタ選手が厚く信頼する方です。講義では、イニエスタ選手の華麗な選手人生を振り返りながら、夢を叶えるために大事なことを伝えました。フアン:「彼は自分がどのようにサッカーというものをどのように感じているのか、どのように捉えているのか、楽しんでいるかを日本人の子どもたちに伝えて、そして感じてほしいのです。このメソドロジーはイニエスタ選手が練習してきた内容をそのまま練習しようというプロジェクトで、世界でもトップ選手であるイニエスタ選手がしているようにトレーニングをして、サッカーが与えてくれる情熱を日々感じていく練習をしています。彼は日本の子どもたちの持つ特徴や、日本の文化にとても興味を持っているので、自身のサッカーへの情熱を伝えて、日本の子どもたちが持っているサッカーへの情熱を共有したいのです。このイニエスタ メソドロジーで、子どもたちと共有したいのは『どういうふうに教えて、どういう経験をして、プロ選手になっていくか』ということです。人としてどんな価値観を持ち、経験を積んできたか説明して子どもたちの能力に合った練習を挿入して組んでいきます。そこで注意していることは、相手、味方、ボール、スペースの確保、ピッチ上でボールを受けるときのポジション、相手を突破するのか、相手の裏をかく動きをどうやるのかなど、できるだけ質の高い練習を考えています。そして個人としても、チームとしても成長することを目指します」■認知・判断・実行の向上ができるトレーニング子どもたちとミニゲームを楽しんだイニエスタ選手(C)貞永晃二フアン氏は、イニエスタ選手が大切だと考えている考えは、自己犠牲、努力、向上心、情熱、チームワークの5つだと教えてくれました。そこからトレーニングの内容を作っていくのだそうです。フアン:「Iniesta’s Methodologyでは常に試合をイメージして、ボール、味方、対戦相手を重視して練習します。そして、イニエスタ選手自身の反省から来ていることは技術、戦術、体力、そしてメンタルを同時に向上できるような練習を取り入れていることです。子どもの年代では心も体も成長しますから、認知能力、判断能力、実行能力という3つの能力の向上を目指します。子どもたちのモチベーションを高めることで、練習意欲や参加する姿勢を養います。そして何よりもサッカーを楽しみながら学んでもらうことです。これが一生続けるべき学び方だと考えているのです。子どもたちにはどういうところを好きになったのか、どこに注意を払ったのか、何に興味があったのかを聞き出します。そうすることでイニエスタ選手とともに練習内容を考えるときに、子どもたちの欲求に応えられるような練習にしたいからです」と指導哲学を教えてくれました。子どもたちは「楽しい」からサッカーを続けたくなる、それをしっかり大人が理解して接することが大事なのです。これは指導者だけでなく、親も参考になる意見です。■プロ選手になりたければ学校の勉強も大事質疑応答で子どもたちが「プロ選手になるにはどのようなことを続ければいいですか?」と尋ねるとフアン氏は「たくさん練習をして、たくさん努力して、学校でよく勉強すること。そして親とコーチの言うことをよく聞くこと。そして練習ではいっぱい楽しむこと」と答えました。サッカーの技術的な回答を予想していた保護者達にとっては予想外の答えだったようで、会場では大きな笑いが起こりましが、イニエスタ選手がこのメソドロジーで伝えたいのは、サッカーに関することだけではなく、『アスリートとして大切な日常の立ち振る舞いやケガを防止するための身体のケアなど、人間的な成長を目的とした機会を創出』することなのです。サッカーのプレーだけでなく、勉強や人間性などオフザピッチの生活も重要な要素なのだと理解することができる言葉でした。■イニエスタが子どもたちに伝えたいことその後行われた実技指導では、子どもたちはお揃いの背番号8のユニフォームでピッチを駆け回りました。小2、3年生組と小4~6年生組に分かれ、ラダーを使ったウォームアップから、フェイントを入れたドリブル練習やミニゲームの中にじゃんけんや遊びの要素を挟んだもので自然に笑顔になれる楽しめるトレーニングが紹介されていました。途中で登場したイニエスタ選手は記念写真撮影のあと、実際のトレーニングメニューやミニゲームに参加して子どもたちと触れ合いましたが、メソドロジーで最も重視するのはやはり「サッカーを楽しむ」ことなのだということが伝わってくる内容でした。最後にイニエスタ選手とメディアの一問一答をご紹介します。【イニエスタ選手の一問一答】――子どもたちに囲まれてどういう感想を持ったか?アンドレス・イニエスタ(以下、イニエスタ)子どもたちと一緒の時間を楽しんでいます。私が日本に来た目的、理由の1つが自分のサッカーの理解の仕方を、サッカーの未来を担う子どもたちに教えたいという気持ちです。そういった意味でこれは大事なプロジェクトですし、やっていて楽しめるプロジェクトでもあるので、子どもたちにはこのイベントで楽しい時間をすごしていただきたいなというふうに思っています。――10歳前後の子どもたちが身につけるべきスキルはどういうものか?イニエスタ:彼らは育成年代でこれからどんどん育っていく年代なので、いろいろな要素を練習していく必要がありますが、本当に基礎的なこと、頭を上げて周りを見る、味方が周りのどこにいるかを判断する能力や、例えば両足でキックできるように技術を磨くというところが重要になります。ただ、そういった技術が高いだけでなく戦術もフィジカルも重要です。こういった場では子どもたちにいろいろな要素を教えていくことで彼らが成長していく中でどんどん総合的にサッカー選手としての力を身につけていけるようにやっています。特に重要だと思うタスクの1つがチームプレーです。サッカーというのは1人でプレーするものではなくて、チームとしてプレーしてはじめて成り立つものなので、やはり子どもの頃からゲームの中でのポジショニングや味方を見つけることや味方とのコンビネーションなどを学んでいくことが大事だと思いますし、このイニエスタ メソドロジーではそういうところを重点的にやっています。――子どもたちの教訓となるような座右の銘にしているような言葉があれば教えて下さい。イニエスタ:いつも言うことでもあるのですが、子どもの頃から、そしてキャリアを通してやり続けてきたことは、『学び続ける、成長し続ける姿勢』です。監督の話を聞いて、監督をリスペクトして、また毎日新たなことを学ぶ姿勢を持つこと、チームメイトと協力し合ってチームメイトを成長させたり、逆にチームメイトから学ぶことだったり、先ほども言いましたように、サッカーというのはチームスポーツなので大事なフレーズというか、コンセプトとしてはやはりサッカーにおいては周りが自分を成長させてくれますし、自分も周りに与えるものもある。そういう協力関係があってはじめて成立するスポーツなので、そこを理解していくことが大事かなと思います。――親元を離れバルサのカンテラに入られたわけですがご両親はどのように支えてくれましたか?イニエスタ:確かにあれは難しい時期ではありました。離れて生活するようになったこともあって、親はいつも私のことを助けてくれました。アルバセテにいた頃から、練習に連れて行ってくれたりして犠牲を払ってくれましたし、実際に離れて生活するという意味でも彼らが払った犠牲は大きなものだったと思いますし、人生はいい時ばかりではないので、両親はいい時も悪い時も私を支えてくれましたし、家族の意味はそういうところにあるのかなと思っています。【オンラインイベント決定】イニエスタ選手のトークセッションを8月31日開催!日本サッカー、日本の子どもたちのサッカーの「良いところ」「スペインとの違い」イニエスタ選手が12歳の頃の1日のスケジュールについてなどを語ります。テレビ放送、Webのアーカイブ配信ナシ。リアルタイムでしか見られない貴重なイベントです。ぜひご参加ください。詳細・申し込みはこちら>>■イニエスタ選手に質問するコーナーもあのイニエスタ選手に直接聞けるチャンス※事前抽選があります■サイン入りユニフォームを抽選で8名にプレゼント!!※お申込時に振られるお申込番号が抽選番号となります
2020年08月25日アメリカの女子サッカープロリーグ「ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ」(以下「NWSL」)は、ナタリー・ポートマンらセレブが新しい女子サッカーチームを設立することを発表した。チーム名はまだ決定していない。ナタリーは「NWSL」を通して声明を発表。「今日、私たちはワクワクするような一歩を踏み出しました」「素晴らしい方々とパートナーシップを結び、ロサンゼルスにプロの女子サッカーチームを設立する機会に恵まれ、とてもうれしく思います」と語った。オーナーはナタリーのほかにエヴァ・ロンゴリア、ジェニファー・ガーナー、ジェシカ・チャステイン、アメリカ・フェレーラ、テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズら女性セレブが大半で、なんと、セリーナの2歳の娘アレクシス・オリンピアちゃんまでもが名を連ねており、男性メンバーにはセリーナの夫アレクシス・オハニアンがいる。オハニアンは出資者となった理由を「女性のためのスポーツの機会を作り出すことは、私と妻にとって非常に大切なこと。娘のためにも、よりよい未来を作る一部になりたいのです」と語っている。オーナーメンバーの多くは、昨年女子サッカーのアメリカ対ベルギーの試合を観戦し、「Time’s Up」と連動して選手たちの性別による賃金格差の解消を訴えていたメンバーでもある。(Hiromi Kaku)
2020年07月22日トップアスリートがゲームで真剣勝負する“eスポーツ”に日本サッカー協会(JFA)が本格参戦!日本代表プレイヤーも誕生したということで、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さんに詳しくお話を伺いました。現役サッカー選手とコラボで早くも話題に!4月、日本サッカー協会(JFA)は、新たな日本代表のカテゴリー「サッカーe日本代表」に2名を選出した。2人は自粛期間中にオンラインで開催されたJFA主催や協力の大会やイベントに参戦し、元日本代表の岡崎慎司選手とタッグを組んだり、なでしこジャパンの岩渕真奈選手と対戦したりして、多くの視聴者にその華麗なテクニックを印象づけた。「彼らは本来なら5月に開催予定だった国際サッカー連盟(FIFA)主催の国別対抗eスポーツ大会『FIFA eNations Cup』に出場するために選ばれました。2人とも世界に通用する実績を持つ凄腕。ランクでいうなら日本サッカーと同じくらいの位置にいると思います。コロナ禍において大会は中止となりましたが、今回のオンラインイベントで素晴らしい活躍をしてくれました」と、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さん。有名選手と一緒に出場したことも収穫だったという。「昨年の同大会を視察したのですが、eスポーツの強豪であり先進国のフランスでは、サッカーe代表がエムバペ選手など世界的なスター選手と対戦し、それをSNSで発信してe代表をアピールしていました。いずれe日本代表も広く知ってもらえたらと考えていたので、ちょうどいい機会になったと思います。今後も代表選手×サッカーe日本代表でできることを模索していきたいですね。また、オンラインの国際試合や、いずれはオフラインの全国大会開催も考えています。そして、リアルのサッカー代表戦の前座のような立ち位置で、試合前に同カードのゲーム対戦をやるのも面白いかなと。サッカーe日本代表の新しいイメージを作っていきたいですね」FIFA eNations Cup 2019(ロンドン)森田さんが視察した、FIFAによる初の国別対抗eスポーツ大会。20か国が招待された。©Getty Images森田恭平さんJFAマーケティング部所属。「eスポーツの魅力は性別や年齢、障害のあるなしに関係なく楽しめること。女性でも仮にサッカーで彼氏に勝てなくても、eスポーツなら勝てます!」※『anan』2020年7月15日号より。取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2020年07月16日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日スマホやパソコンなどに搭載されたカメラと音声機能を使い、離れた相手とも連絡がとれるようになるサービス『Zoom』。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、飲み会から仕事の会議まで、さまざまな場面で活用されるようになりました。そしてついに、スポーツ観戦でも『Zoom』が活躍するように…!「圧迫感やばい」「選手は、これでいいのか?」とネット上がザワついた、デンマークのサッカーリーグの試合風景がこちらです。フィールドの周囲に設置された画面上には、サポーターらしき人たちの姿が!それぞれ自宅で観戦している姿が映し出され、その光景は異様でもあり、新鮮でもあります。【ネットの声】・こういう観戦スタイルがあったらいいな~と、まさに思っていました。・これぞ本当に『ホーム感』。・新しくてワクワクしますね!コロナウイルスの影響により、無観客試合が強いられているスポーツ業界。その逆境をばねに新たな観戦スタイルを模索する姿勢は「素晴らしい」のひと言です!今後、この観戦スタイルが継続されるのかは分かりませんが、新たなスタンダードになる可能性も考えられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日あんこ…それは、日本を代表するスイーツの1つ。その歴史は古く、無病息災を願う行事や魔除に小豆を使った料理として始まったのがルーツとされています。今では、饅頭やぜんざいをはじめ、あんこを使ったスイーツはさまざまありますが、私たちは、まだ真の実力を知らないのかもしれません…。あんこアレンジレシピが105通りも公開へ2020年5月31日までの期間限定で『日本あんこ協会』が、あんこのアレンジレシピを公開し、ネット上が一時騒然としました。それもそのはず、アレンジレシピの数はなんと105通り。『目から鱗のあんこ術』というタイトル通り、常人では考えつかないようなアレンジレシピが無料で公開されています。日本あんこ協会 スクリーンショットよりこのレシピを手にとってご覧になられる読者の皆さんにとって、あるレシピでは驚きを、あるレシピでは微笑を、そしてまたあるレシピでは興奮を覚えることもあるのではないかと思います。日本あんこ協会ーより引用あんこ協会がそう豪語するレシピは、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が続く今こそ試してみたくなるものばかり。ネット上では、その豊富なアレンジレシピの内容だけでなく、『日本あんこ協会』の存在そのものにも驚きの声が上がっています。・オムレツとかかき揚げとか、これを発案した人は怖いもの知らずだな。・あんこへの愛がつまりまくったレシピ集。・まさに世界を平和にできるレシピの数々だ…!1人で作るもよし、家族で作って舌鼓を打つもよし、さまざまな楽しみ方ができるあんこのアレンジレシピの数々。期間限定とはいえ、105通りものアレンジレシピを無料で公開するとは…日本あんこ協会の懐の深さに、ただただ感心してしまいます。さぁ、あなたもこの機会に、あんこの新しい扉を開いてみませんか。たとえ試すのをちゅうちょするアレンジレシピであっても、その先にはきっと、『幸福』が待っているはずです…![文・構成/grape編集部]
2020年05月06日サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーを務める前田弘さんが、おこもり中に誰でもできる「体にいい習慣や簡単ストレッチ」を教えてくれました。第2回は、たった30秒でできる肩こり、疲労、ストレス軽減テクをお伝えします。文・伊藤順子つらい肩こりや疲労、ストレスに。毎日やりたい簡単テク毎日のパソコンワークに、子どもの抱っこやおんぶ、スマホに集中してしまった後など、「肩こった~」と悲鳴を上げる人は多いでしょう。また、おうち時間が長くなり、環境が変わったことで疲労やストレスが溜まっている人も少なくありません。そこで、一流アスリートの心身のケアサポートを担う、サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーの前田弘さんに、それらを改善できる簡単テクをお聞きしました。前田さん たった30秒でできるケアです。前回ご紹介した入浴時でもいいですし、仕事や家事、育児の合間に行ってもいいです。その方法は、ツボ押しです。押す場所と注意事項に気をつければ、これらの不調、悩みを軽減することができます。ーーそれでは、さっそく詳しくお伝えします!肩こりに効くツボ合谷(ゴウコク)・手の甲から見て、親指と人さし指のつけ根の骨と骨の間(親指と人さし指を開いてできるV字形の底部)を刺激します。・3~5秒間、指で押しましょう。これを3~5回繰り返します。もう片方の手も同様に行います。前田さん このツボは、肩こりだけでなく、ほかに頭痛や歯痛、目や鼻の不快な症状、五十肩など、おもに上半身の症状に効果的です。ストレス、疲労に効くツボ足の三里(サンリ)・膝の外側、お皿の下に人さし指の端を当て、指幅4本分(3寸)下がったところを刺激します。・3~5秒間、指で押しましょう。これを3~5回繰り返します。もう片方の足も同様に行います。前田さん 消化器疾患、消化器症状の特効穴として最も有名なツボで、疲労に対するアプローチとして、古くから用いられています。具体的には、このツボを刺激することで、胃や結腸運動を促進させる一方で、ストレス負荷により亢進した結腸運動を抑制(改善)することがわかっています。膝痛、腰痛、下半身のさまざまな症状にも効果的です。また、ツボ押しやマッサージをすること自体、脳の視床下部という場所でつくられる、幸せホルモンと呼ばれる、オキシトシンが分泌されます。これによりストレス軽減が期待できるので、際立った不調がなくても毎日の習慣として取り入れると、より快適に過ごせるのではないでしょうか。最後に、ツボ押しの際の注意点をお伝えします。必ず、一読してくださいね。ツボ押しの注意点・むやみに強く押さない。・痛みや不調を感じたら中止しましょう。・妊娠初期や中期などに強い刺激を与えると、流産する可能性があるので注意が必要です。・押す部位を怪我している場合は行わないでください。・食後時間をあけて行う、飲酒後はNGです。ーー以上、肩こり、疲労、ストレスを軽減できるテクをご紹介しました。前田さん、ありがとうございました。次回は、前田さんに、生理痛を緩和する簡単テクを教わります。お楽しみに。Information前田 弘(まえだ ひろし)さん日本代表チーム チーフアスレティックトレーナー参考資料・「鍼灸臨床最新科学」・Prog Neurobiol. 2009 Jun;88(2):127-51・Oxytocin: the great facilitator of life.・Lee HJ1, Macbeth AH, Pagani JH, Young WS・The American Journal of Chinese Medicine Vol.36,No.01,pp.1-24(2008)・A Systematic Review of Acupuncture and Moxibustion Treatment for Chronic Fatigue Syndrome in China・Tianfang Wang Qunhao Zhang Xiaolin Xue and Albert Yeung©seb_ra/Gettyimages
2020年04月29日編集部:学研キッズネット編集部酒井高徳選手、家長昭博選手、稲本潤一選手、黒川淳史選手等、日本を代表するプロサッカー選手をはじめ、多くのトップアスリートのコンディショニングサポートを行う株式会社ライフパフォーマンスは、緊急事態宣言下で自宅待機を余儀なくされている全国のサッカー少年・少女向けの遠隔サポートサービスを開始したことを発表しました。概要について本サービスは既に、沖縄県・石垣島のサッカー少年・少女向けに配信しているサービスの特別版として、全国まで拡大した緊急事態宣言下で運動不足に陥りがちの子ども達に向けたサポートプログラムです。次世代育成の観点から、プロサッカー選手の日常を感じてもらいながら、目標意識の醸成とコンディショニングに関する正確な知識を配信型の遠隔サポートにより習得できます。また酒井高徳選手はじめ、この目的に賛同したプロサッカー選手達が、子ども達に働きかけるコンテンツも配信します。サービス利用料は無料。(1)目的●将来を担う子ども達にプロサッカー選手を身近に感じてもらい、新たな行動のきっかけを作る。●プロサッカー選手の日常や正しいコンディショニングに関する情報提供を通して、スポーツライフマネジメントについて学習し、実践する能力を身につける。●体力・運動能力の向上を通して、スポーツ活動(特にサッカー)のパフォーマンスの向上を図る。(2)内容プロジェクト名:「はじめの一歩(特別編)」対象:スポーツ(特にサッカー)に興味のある小中学生および保護者期間: 2020年4月29日(祝・水) 〜2020年5月31日(日)費用:無料方法:グループコミュニケーションアプリ「BAND」を利用した情報発信配信頻度:3日に1度テーマ:「子どもとアスリートの日常を繋げる“食う・寝る・遊ぶ(動く)”」詳細:弊社所属トレーナーから遠隔サポートサービスにより、ジュニアアスリートに必要なコンディショニング方法を配信。また、この目的に賛同するプロサッカー選手の日々の取り組みについて紹介を行います。(3)プロジェクト効果・外出自粛期間の子供達の体力の維持・向上。・コンディションに関する正しい情報を入手が可能。・プロサッカー選手の日々の取り組みを知ることによる目的意識の育成。(4)参加方法下記、URLをクリック後に「BAND」アプリをインストールすると自動的にグループへ招待されます。2.今後の展開本プログラムを終了後、利用者の声を集約し事業化も検討。【株式会社ライフパフォーマンス】「トップアスリートのコンディショニングを全ての人に」をテーマに、トップアスリートと同様のコンディショニング手法を広く提供。「日々のパフォーマンスを支えるのは、自身のライフスタイルにある」という考えの元、運動のみではなく、栄養、休養(睡眠)を各専門家がサポートをする「マルチサポートシステム」を確立。弊社運営施設LP BASE では、トップアスリートのみならず、ビジネスパーソンをはじめ、ジュニアアスリートや中高年者へのコンディションサポートも行なう。社名:株式会社ライフパフォーマンス(英名:LIFE PERFORMANCE CO.,LTD.)本社:東京都港区虎ノ門二丁目5番4号末広ビル7階設立年月日:2017年2月14日事業内容:トップアスリートのコンディション管理、コンディショニングジム運営・管理、チーム・学校法人とのアドバイザー契約、企業・団体向け 従業員パフォーマンス管理、トレーニング商品の共同開発及び販売代表者:代表取締役/共同代表大塚慶輔・岡本健一会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月29日編集部:学研キッズネット編集部公益財団法人 日本自然保護協会では、休校中の子どもたちに向け身近な自然と親しむことに役立つヒント集や教材資料を、「【休校中のみなさんへ】コロナにまけるな!Stay Home with Nature」特設WEBサイトで無償公開中(一部期間限定公開)。家のまわりや散歩がてらに自然を観察するポイントや生きものたちの姿や不思議に気づけるヒントが、子どもの世代別のコンテンツとして提供されている。部屋にこもりがちな今だが、自然への眼差しや気づきの体験はごく身近にある1本の木やベランダや庭でも楽しめる。また、公開されたコンテンツは親子、家庭用や教育用に印刷配布も利用が可能となっている。コロナにまけるな!Stay Home with Nature公益財団法人日本自然保護協会は、子どもたちの自然ばなれを防ぎ、自然とともにある暮らしの実現に向け、多世代に向け環境人材の育成事業を行ってきた。今回、緊急事態宣言を受け、休校で家にこもりがちな子どもたちがベランダや庭、近所の公園など、ごく身近な場所でも自然の不思議をみつけられるよう、「自然観察」のヒントとなる教材資料や情報を期間限定で無償公開。教科書や図鑑で自然のことや環境のことを学ぶことも大切だが、少しの時間でも日の光を浴び、風を感じながら本物を見たり聴いたり触れたりして、新たな発見や不思議に気づくことで豊かな感性が育まれる。第1弾の公開資料は、日本自然保護協会の自然観察リーダーや教育関係者にも人気の高い3タイプ。1本の木だけでゲーム感覚で楽しむ、幼児~親子向けの「身近な木にひそむ未知のせかいを見つけよう」、小学生から大人まで多数のイラストで気軽に自然観察のヒントが身につく「自然かんさつ入門シリーズ」、小学校高学年から中高生、大学生も自然の不思議に気づける「今日からはじめる自然観察」シリーズと幼児から大人まで楽しめる資料が揃っている。以下の日本自然保護協会の特設WEBサイトで公開され、スマートホンでの表示、PDFファイルのダウンロードもできる。公開したツールの一部は、2020年5月6日(水)までの期間限定を予定。【休校中のみなさんへ】コロナにまけるな!Stay Home with Nature特設サイトコンテンツイメージ■身近な木にひそむ未知のせかいを見つけよう(こども~おやこむけ)1本の木だけでも楽しめる3つのクエストにチャレンジ!■自然かんさつ入門シリーズ(幼児親子~小学校低学年~大人向け)全36ページの自然観察のバイブル。多数のイラストで自然観察のコツが直観的にわかる。■今日から始める自然観察(小学校高学年~中高生・大学生向け)身近なのに意外な生態、意外な生き物や人とのつながりが多数の写真で専門家がマニアックにもわかりやすく紹介。【公益財団法人 日本自然保護協会について】自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員・サポーター2万4千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。日本自然保護協会の活動へのご支援を広く募っています。【日本自然保護協会公式サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月20日新型コロナウイルス感染症予防には、免疫力を高めるため、適度な運動も必要だと言われています。そこで日本サッカー協会(JFA)は、個人でテクニックを身につけられるプログラム「JFAチャレンジゲーム」(動画)を4月5日(日)まで無料公開しています。■チャレンジゲームとは?子どもに必要な動きづくりを徐々にステップアップしながら取り組んでいく個人向けプログラムです。これは8歳までを対象とした「めざせクラッキ!」、9歳以上を対象とした「めざせファンタジスタ!」の2部構成になっています。ボールがひとつあれば一人でできるものがほとんどで、広い場所がなくても大丈夫です。※「クラッキ」とは、ブラジル(ポルトガル語)で「名手」「サッカーのとてもうまい人」という意味「めざせクラッキ!~ボールはともだち」トレーニング動画はこちらから>>「めざせファンタジスタ!~ボールを意のままに」【1】ボールフィーリング【2】フェイント&ターン【3】ボールフィーリング手トレーニング動画はこちらから>>
2020年03月06日サッカーのプレーでよく聞く「判断力」。最近のサッカーではとくに重視されるものですが、サッカー経験のない保護者には「判断力」と言われてもよくわからないもの。そこで今回は三菱養和サッカースクールU‐12の田中大蔵コーチ、U‐11の冨田将司コーチに、判断力とはなにか?そして判断力を高めるためにどうすればいいのかをうかがいました。(取材・文:鈴木智之写真:新井賢一)自分がいま何をすべきか考えて行動できる選手は、中学以降にグッと伸びることもあると田中監督は言います<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方■サッカーだけがうまくても良い選手にはなれない――判断力のある選手とは、どのような選手でしょうか?田中:判断力がある=賢い、状況にあったプレーを選択ができる選手だととらえています。そのためには当然ですが、技術も必要になります。チームとして狙っているサッカーがあり、それを「プレーモデル」というのですが、コーチが「こういうプレーをしてみよう」「このスペースを使うことを意識してみよう」と提示する中で、状況に応じて一番良いプレーを選ぶことのできる選手が、賢い選手だと思います。冨田:U‐11もU‐12と同じ考えのもとに指導しているので、私も田中コーチと同じ意見です。三菱養和のジュニアでは、小学5年生が選手育成コースのスタートになります。サッカーでは、基本的な技術や判断を大切にするのですが、サッカー外のところも大事にしていてます。子ども達はサッカーをする一面と、小学生という一面を持っているので、サッカーだけがうまくて、学校生活がダメな子はゆくゆくはいい選手になれないと思っています。たとえば、試合に行くときに、公共の場で他の人に迷惑をかけるような行動をしてはいけないですよね。サッカー面以外の日常生活で、しっかりとした行動ができるのも、判断力だと思います。――日常生活とサッカー面での判断力は、どの程度、関係していると思いますか?田中:2019年度の『全日本U‐12 サッカー選手権大会 東京都中央大会』で準優勝したのですが、大会の優秀選手に選ばれた選手は、日常生活でもしっかりとした行動ができる子たちでした。我々指導者が、合宿でその振る舞いを見て「各部屋のリーダーだな」と納得した子たちが、ピッチの中でも良いプレーをしています。やはり、自分がいま何をすべきかを常に考えて行動ができる子は、試合中も自分で考えて判断して、プレーしていると思います。そのような人としてのベースがあれば、小学生時代に結果を残せなくても、中学生になってグッと伸びることもあります。冨田:日常生活がサッカーに通じることは、たくさんあります。たとえば、練習が終わったあとに、用具をどこに片付ければいいかを考えて実行できる選手は、試合中もよく考えて動いています。私は養和のOBなので、「考えて行動する」という部分を大切にしてきた歴史を肌で感じてきました。いまはコーチの立場として、選手になにか伝言をするときにも「この選手に頼めば、自分の意図が他の選手たちにしっかり伝わるだろう」といったことも考えています。■コーチが言ったプレーがベストとは限らない。選手自身が判断することが大事――サッカー面で判断力を高めるために、どのようなアプローチをしていますか?田中:まずはコーチがチームとしての方向性を整えますが、最終的には「ボールを持って判断して、実行するのはキミだよ」という形です。 そこでいいプレーをすると褒めますし、「いまはのタイミングだと、少し遅かったぞ」「背後のスペースに走ってもいい状況だったよね」といった会話を積み重ねていきます。練習の前には、トレーニング状況の説明と目的を話します。小学生にどこまで理解できるかは未知数ですが、それを積み重ねることで理解が深まっていくのだと思っています。冨田:判断を良くするためには、判断をする材料を持っている必要があります。三つある判断材料の中で、一番良い判断をするという風にすれば、小学生にも伝わりやすいのかなと思っています。ボールを持った選手が、前に行くのか、斜めなのか、横なのか。サッカーはゴールを奪い、ゴールを守るスポーツなので、優先順位はゴールです。ゴールを目指したいけど、前にいる相手にボールを取られたくない。その中で、良い判断をすることが大切で、プレーを成功させるためには技術も必要になります。右足しか使えない選手は両足を使える選手と比べて、選択肢が減ってしまいますよね。そのために、右足も、左足も使えるように練習に取り組んでいます。コーチが言ったプレーとは違う選択をしても、選手自身の決断を削がないようにあえて何も言わないこともあるという冨田コーチ――判断力を高めるために、指導をする上で気をつけていることはなんでしょうか?田中:コーチの言うことが、すべて正解と受け取られないように、気をつけています。サッカーは相手の逆をとると、チャンスになります。難しい局面でも、自分が行けると思えば、ドリブルを仕掛けてもいいわけです。そこで「こうしなさい」と命令はしません。チームが狙っている形をコーチが示して、「だから、このコースを狙っていこう」「状況が変わったら、このスペースも使えるよね」と選択肢を持てるようにしてあげて、そこから選手がベストの選択ができるように働きかけていきます。すべて自由にプレーさせると収拾がつかなくなってしまうので、チームとしてのプレーのイメージ、目指す方向性の中で、選手がよい判断ができるようにアドバイスを送っていきます。冨田:コーチが「こうプレーしよう」と言うと、選手たちはそればかりをしようとするんですね。でも、サッカーは相手があり、状況が変わるスポーツなので、すべての局面でコーチが言ったプレーがベストとは限りません。たとえばパスのことを言い過ぎると、前のスペースが空いていた状態でも、ドリブルではなく、パスをしてしまう。そこには選手自身の判断がありません。プレーを外から見ていて、アドバイスをしたくなることもありますが、あえてなにも言わないこともあります。選手が自分で判断して、決断することを削がないように気をつけています。「目的は何か」を常に考えながら練習に取り組むことで理解力、判断力もついてくるのです田中:いまの話で言うと、試合中、みんながボールを受けに行こうとしすぎてしまうことがあります。でも「ボールを受ける目的は何ですか?」と考えると、ボールを受けて、ゴールに向かっていくことですよね。ボール保持者がフリーであれば、相手のディフェンスラインの裏を狙えばいいわけです。最初はまず、選手たちにやらせてみて、プレーの中で「サッカーの目的は何?」と聞きながら、気づかせていきます。そうすると、相手の背後でボールを受けるようなプレーが増えていくので「ナイスプレー」と褒めて、そこを狙っていこうと伝えます。チームとして、今いる選手の特徴、やりたいサッカーに合わせて、良い判断や選択肢も変わってくると思うので、そこは指導者として常に意識しています。いかがでしょうか。判断力を高めるためにはサッカーのどんな練習をすればいいのか、と思いがちですが、実は学校や家での過ごし方も大事なのです。まずは自分の事を自分で決断する習慣を身につけること、コーチが言ったことをそのままプレーするのではなく、その選択がベストなのかを常に考えながらトレーニングに臨むことで、判断力がついていくということです。ついつい親が色々先導してしまいたくなることもあるかと思いますが、自分で考えて動ける選手になってほしいのであれば、まずは家でも自分で決断させることから始めてみてください。<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方三菱養和サッカースクールヨーロッパ諸国のクラブをモデルとして創立した日本サッカーのパイオニア的サッカースクール。一貫指導システムによる、発育・発達に応じた練習内容で、段階的な育成を行っている。U‐18年代は日本クラブユースサッカー選手権で優勝3回、準優勝7回、高円宮杯全日本ユース(U‐18)サッカー選手権大会(現高円宮杯 JFA U‐18サッカーリーグ)では3位が2回など輝かしい成績を残している。U‐18年代は高円宮杯 JFA U‐18サッカープリンスリーグでプレーしており、2019シーズンは関東4位。巣鴨と調布でサッカースクールを運営。小中学生年代でも多くの実績路残している。育成クラブとしての成績もさることながら、永井雄一郎、田中順也、加藤大、小川佳純、相馬勇紀、中村敬斗ら多くのJリーガーを輩出している。三菱養和サッカースクールのクラス内容、カレンダーはこちら>>田中大蔵(たなか・だいぞう)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア監督武南高等学校サッカー部キャプテンとして、全国高校サッカー選手権大会に出場。東京経済大学に進学し、2004年から三菱養和サッカースクールで指導を始める。巣鴨ジュニアコーチ、巣鴨ジュニアユースコーチを経て、2019年より巣鴨ジュニア監督を務める。日本サッカー協会公認B級ライセンス冨田・将司(とみた・まさし)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアコーチ三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ユースチーム出身。ユース時代にはキャプテンとして高円宮杯U‐18プレミアリーグを戦った。その後専修大学に進学し、3度の関東リーグ優勝を経験。大学を卒業とともに現役を引退し指導者の道へ進む。三菱養和SCのスクールコーチ、サポートコーチを歴任し2018年より巣鴨ジュニアU‐11コーチに就任。日本サッカー協会公認C級ライセンス
2020年02月10日日本あんこ協会(東京都豊島区:にしいあんこ会長)は、2020年1月22日(水)に同協会員が1000名を突破したことを記念してあんこ好きをアピールできる手ぬぐいの販売を開始致しました。【手ぬぐいについて】日本あんこ協会が全国で開催するあんこ菓子食べ比べ部活動「あんこ部」の公式手ぬぐいです。表デザインには、かわいいどら焼き、豆大福、たい焼きたちがたくさん描かれています。裏面は一般的な手ぬぐい同様、無地です。表デザインの和菓子たちが裏面から透けて見えるのが、またなんとも絶妙にかわいいです。写真をクリックするとたくさん見れます。サイズは、長さ約98cm、幅約34.5cmとなっております。【使い方について】手ぬぐいなので、いろいろな使い方ができます。ハンカチやタオル代わりとして汗を拭いたり、テーブルに少しこぼしてしまったあんこを拭いたり、ギフトのラッピングとして包んだり、和菓子を食べるときのランチョンマットとして使うこともできます。ファッションとしてバンダナ代わりに頭に巻くとおしゃれです。またティッシュケースのようにインテリアとして使うことで、自宅に知人を招いた際に、さりげなくあんこ好きをアピールすることもできます。【使っているとどんな良いことがあるか】あんこ好きであることが一目でわかります。周囲に隠れあんこ好きがいる場合、気づいてもらうことができ、あんこ好き同士友達になれる可能性が飛躍的に向上します。これは、「あんこで世界平和」を理念に掲げる弊協会として、大変意義のあることであることだと考えます。この手ぬぐいを通して、社会にさらなるあんこ普及振興が進み、今まで以上に世の中にあんこを通じて笑顔があふれることで、世界平和へまた一歩近づくと確信しております。【あんこ部手ぬぐい公式ページ】公式ページにて販売しております。また日本あんこ協会のイベント等でもお買い求めいただけます。あんこ部手ぬぐい公式ページはこちら【日本あんこ協会について】名称:日本あんこ協会会長:にしいあんこミッション:あんこを通じて世界平和を実現します。事務局:東京都豊島区池袋2丁目23-4池袋見真ビル3階設立:2018年10月1日日本あんこ協会 HPはこちら日本あんこ協会は、あんこを通じて世界平和を実現します。人は自分自身に向けられた無条件かつ無限の愛を感じることができた時、何にでも挑戦でき、どこにでも行ける餡心を得ることができます。人には、生みの親、育ての親、両親や家族、おじいちゃん、おばあちゃんなど、それぞれに愛をもって育まれ、今なお応援してくれる存在が必ずいるものです。そして同時に挑戦する人々にとって、そのような応援者は「餡心して帰ることの出来る場所」そのものでもあります。日本あんこ協会は、このような存在の象徴としてあんこを掲げ、あんこを通して、皆が餡心できる社会の実現を目指します。これから何が起こるかわからない人生においても、いつでも人々が餡心していられることで笑顔が生まれ、きっと大丈夫だと思えることで未来に希望がもてます。世界中の人たちがそんな気持ちでいられる状態こそ、世界平和そのものだと私たちは考えます。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年02月03日サッカーU-23日本代表の2020年初陣となる「AFC U23選手権タイ2020」が開催中です。五輪イヤーの幕開け、残念ながら厳しい船出となってしまいましたが、これを糧に上昇すればいいだけです。そこで、もっと日本代表を応援するべく、彼らをより深く知ろうではありませんか。今回は昨年11月6日に発表され、すでに選手が着用している新ユニフォームに注目。込められた思いや、あっと驚くトリビアをお伝えします。あわせて寒い日の観戦にぴったりの公式ブランケットもご紹介!文・伊藤順子歴代ユニフォームには、各コンセプトがある新ユニフォームに身を包んだU-23日本代表。東京オリンピックへの生き残りをかけて熾烈なポジション争いの真っ只中。それでは、新ユニフォームの秘密を公開しましょう! といきたいところですが、その前に歴代ユニフォームをおさらい! ananwebが選んだ印象的なユニフォームをご紹介します。日本代表ユニフォームは、約2年ごとにデザイン、機能が一新されていて、その全てにコンセプトが掲げられています。2018 ロシアW杯の、勝色!まず記憶に新しいのは、2018年ロシアW杯に着用したもの。2019年まで身に着けていたので、サッカー日本代表といえばコレ! と思い浮かぶ人は多いはず。ベースカラーの濃い藍色は、日本の伝統色であり、コンセプトにもなっている「勝色」を意味するそう。特徴的な刺し子柄は、選手やスタッフ、サポーター達の想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められているのだとか。2014 ブラジルW杯の、円陣!続いて、勝色から遡ること4年、ブラジルW杯時に着用したその名も「円陣」がこちら。なんといってもユニークなのが、背面に描かれたネオンカラーの1本線です。これだけを見ると、何の変哲もないただの線ですが、選手やサポーターが円陣を組むと、線がつながってひとつの輪が完成するのです。選手とサポーターがひとつとなり闘おう、という思いを表現したデザインとなっています。2014 ブラジルW杯予選の、結束の1本線最後は、「結束の一本線」がコンセプトの1着です。日本中の思いをひとつに束ねる気持ちを表したこちらは、先述したブラジルW杯予選時に着用。この思い通り、日本代表は一丸となって予選を突破し、本大会出場へ進むことができました。ちなみに、存在感を放つまっすぐなラインは、SAMURAI BLUEではレッド、なでしこジャパンはピンク、フットサル日本代表はイエローなのだそう。以上、歴代ユニフォームを振り返ったところで、いよいよ2020新ユニフォームへと参りましょう!2020ユニフォームのコンセプトは、日本晴れ!これまでのものとは一線を画した前面の個性的なデザインは、5色の青を使った“スカイコラージュ”といい、浮世絵から着想を得たグラフィック。これは、選手、サポーターそれぞれが見てきた空がひとつにつながる様子を表現しています。そして背面は、ひとつになったそれらの空が、ともに向かっていく最高の青空「日本晴れ」をイメージ。爽やかなブルーが全体に広がっています。なでしこジャパン。この新ユニフォームで臨んだ昨年末のE-1 サッカー選手権は見事優勝!トリビア1. サインオフの秘密ユニフォームの首もとには、アンビグラム作家の野村一晟氏とのコラボレーションによる「日本晴れ」のサインオフがあります。力強い横書きの筆跡にこれだけでもテンションが高まりますが、逆さにして読むと、あら不思議、「侍魂」というこれまた迫力ある二文字に。ちなみに、なでしこジャパンは反対にすると「撫子魂」と読めるのだそう。トリビア2. 赤いストライプの意味ユニフォームのサイドには、3本の赤い線があります。これは、青でも黒でもダメ、赤だからこそ意味があるストライプなのです。なぜなら、赤は太陽を表しているから。青空の頂点に昇っていく日の丸をイメージしているのだそう。日本晴れに浮世絵、日の丸と、日本ならではのものを散りばめた新ユニフォームは、選手だけでなく私たちサポーターも日本を誇りに思い、ともに戦う気持ちにさせてくれるはず。森保一監督が東京オリンピックで目指すのは「メダル獲得」。思いをひとつに、みんなで頂へと向かいましょう!観戦したい! でも、女子は寒さに弱い…新ユニフォームを着てスタジアムで応援したい! 東京オリンピックまで待てない! と思うなら、直近の試合は3月26日(豊田スタジアム)。これはSAMURAI BLUE(日本代表)が出場するFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選となります。ウキウキ気分で行きたいところですが、暦の上では春とはいえ、この時期はまだまだ朝晩肌寒い。そして、冷え性などに悩む寒さに弱い女子も多い……。そこでおすすめしたいのが、サッカー協会から期間限定販売中の、題して「大人女子のための日本代表応援ブランケット」です。温もりあるノルディック柄は観戦だけでなく、オフィスでも浮かない落ち着いたデザイン。よく見ると、三本足の烏とサッカーボールがさりげなく配置され、趣向を凝らしたものになっています。秋冬はもちろん、春先まで使えるほどよい薄手素材は保温調整がしやすく、かつ肌触りも心地いいので、ストレスなく観戦に集中できます。また、サイズが大きめなので、首に巻いてマフラーに、肩にかけてストールに、もしくは膝にかけてブランケットにと、好みや気温、シーンに応じて活用できるのも嬉しいポイント。さらに、取り外しできる撥水加工のフードが付いているので、観戦中に小雨に降られてもしのげます。これでユニフォームの知識も、寒さ対策も十分! 身も心も熱くして応援しまくりましょう。Information大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット注文を受けてから作る、受注生産になります。12日までなのでお早めに!サイズ:180×70(cm) 価格:¥4980(税込み)販売期間:2019 年 12 月 20 日(金)18:00~2020 年 1 月 12 日(日)24:00
2020年01月11日Jリーグのイケメン選手を数々紹介しているananwebが、今度は日本サッカー協会の「大人女子のための代表戦観戦グッズ」作りをお手伝いしました。海外で活躍中の日本代表・板倉滉、安西幸輝両選手の声もお聞きしたうえで、遂に完成したあるアイテムとは?写真・大嶋千尋(板倉滉選手)、角戸菜摘 文・伊藤順子サッカー日本代表・板倉滉選手「大人っぽい女性が好き」「女性のみなさんに、サッカー観戦をイベント感覚で楽しみ、サッカーにもっと親しんでもらいたい」という日本サッカー協会のご要望を受けて、ananwebは、大人女子のための代表戦観戦グッズ(ブランケット)作りをお手伝いすることになりました。そこで、約200名もの20~30代女性が所属する読者組織、anan総研から、サッカー通の5名を選抜。彼女たちが「スタジアムはもちろん、オフィスでも使える」大人仕様ブランケットのアイデアを出し合いました。今回は、初回検討会(※)に続き、最終回となる第2回検討会の模様を、なんと日本代表で来年の東京オリンピック出場候補でもある、板倉滉選手(フローニンゲン)へのインタビューを交えてお伝えします!まずは、板倉滉選手に突撃!自分たちがいいと思うものを身に着けたいけれど、カッコいい選手の意見だって正直気になる……。ということで、サッカー通5名がイケメンと評判の板倉選手に直撃取材をしました。スタンドは見えているの? 女性にどんな服装をしてほしい? ぶっちゃけトークの始まりです!anan総研 練習終わりのところをすみません。遠くから見ていても、とても目立っていらっしゃいましたが、間近で拝見すると、より背の高さを感じますね!板倉選手 ありがとうございます! 186cmの長身が自分の強みです。その高さを生かしたヘディングを見てもらいたいですね。anan総研 ぜひ見たいです!板倉選手 カッコよく高くジャンプしますんで(笑)、お願いします。anan総研 私たちはそれぞれ本気でサッカーを好きなんですけど、女性が観戦している姿をどう思いますか?板倉選手 もちろん頑張ろうという気持ちになりますし、間違いなくどの選手も嬉しいと思います。anan総研 どんな応援の仕方が好きですか?板倉選手 ゴール裏で懸命に応援歌を歌っている姿も嬉しく、すごいと思いますし、何かを食べながら座って観ていてくださるのもいいと思います。スタジアムまで足を運んでくださる、それだけでありがたいですね。anan総研 そういう姿って、ピッチから見えているのでしょうか。私たちは、1ミリでもいいから存在に気づいてほしい、と思ったりします。板倉選手 試合中はさすがに見えないですが、試合後の挨拶などは観客のみなさんのお顔もけっこう見えます。キレイな人やかわいい人も、もちろんわかります(笑)。anan総研 そう言ってくださると、ユニフォームはもちろん、ちゃんとした格好で行きたいなと気合いが入ります。寒いなかでの観戦は、ブランケットが重宝するのですが、ブランケットを身に着けている女性をどう思いますか?板倉選手 かわいいと思いますね。包まっているのもいいし、普通にひざに掛けても肩に掛けてもいい。女性にブランケットは似合うと思います。anan総研 作る甲斐があります! では、女性の服装ではかわいらしさと大人っぽさ、どちらを求めますか?板倉選手 モコモコ素材の多い女の子らしいスタイルよりは、ロングコートの似合う大人の女性に惹かれますね。anan総研 私たちの目指すブランケットも大人女子が似合うものを意識しているのでよかったです。では最後に、恋人に求めることと、彼女が「さむ~い!」と言ったらどうしてくれるかを教えてください。板倉選手 え~(笑)、彼女に求めるのは居心地の良さですね。あまり気を遣わないでいられることが重要だなと思います。彼女が寒がったら? そうなるのを予測して、事前にあらゆるポケットにカイロを仕込んで……。anan総研 仕込んで?板倉選手 ポケットで温めておいて、そのカイロを渡します!anan総研 え、カイロのほうを? ポケットに彼女の手を入れて温めてくれるんじゃないんですか?板倉選手 ……あ、そっちのほうがいいっすね!anan総研 ですよね~(笑)!!短時間ではありましたが、人柄の良さが滲み出た板倉選手のインタビューでした。では、このご意見を踏まえて、最終検討会へと移ります!大人女子が似合う観戦ブランケット、決定!最終検討会では、前回の討論会で出たノルディック柄、チェック柄、無地の3パターンのサンプルから、ひとつに絞ることに。サッカー通女子たちはこの5名!左から、好きすぎてサッカー関連の仕事に就いた、尾谷萌さん(anan総研メンバーno.63)、フットサル経験者で日本代表サポーターの、武市彩花さん(同no.147)、W杯は全試合チェック、海外のスタジアムにも足を運ぶ、齊藤彩さん(同no.76)、一家そろってジュビロ磐田サポーター、伊藤沙織さん(同no.139)、サッカー好き女子が集まるSNSコミュニティを運営する、木下紗安佳さん(同no.53) 。尾谷 初回の安西選手も、今回の板倉選手も大人っぽい女性が好みで安心したね。では、デザイナーさんに作っていただいた3パターンから、さっそく決めよう!武市 私たちはどちらかといえばこのチェック柄を推していたけれど、いざ見るとどう? 代表戦なのに、この柄でいいのかな。木下 チェック柄だったら、わざわざ代表戦グッズから選ぶ必要がないかもね。齊藤 うん、“サッカー日本代表” 感がないと思う。伊藤 確かにないよね。それは無地にも言えるかなぁ。木下 色みでだいぶ印象が変わるだろうけれど、この明るい水色で無地だと某クラブカラーと一緒。日本代表ではないよね。何かのおまけにも見えるし。一同 そうだね。尾谷 その点、このノルディック柄は大人っぽい雰囲気がありつつ、総柄のブランケットってなかなか見ないから、目新しくてよくない?武市 うん。よく見ると日本サッカー協会のシンボルマーク“三本足の烏”やサッカーボールが紛れこんでいて凝ってるの。隠れミッキーみたいで楽しいね。伊藤 ホントだ! パッと見はわからないけれど、わかるとテンションが上がるね! オフィスではちょっと目立つ気もするけれど、色のトーンをもっと抑えればより大人っぽくなりそう。白もちょっとグレーがかった色で。尾谷 確かにこのままの色だと、かわいくなっちゃうものね。それに新ユニフォームにも合わなそうだから、全体的にもう少し暗くしてもらおう。あと、ステッチが赤なのも問題だと思う(笑)。伊藤 紺でよくない?齊藤 それがいいね。あ、初回に私が提案した撥水フードがちゃんとある! これはこのままでいいね。一同 うん!尾谷 そのフードとブランケットを留めるボタンは?木下 落ち着いたマットで茶系のものがしっくりきそう。一同 そうだね!武市 …では、ひと通り意見を言わせていただいたね。私たちなりによりよいものをと考えたつもりだけど、完成品がちょっと想像つかないかも。尾谷 でも、これまでにない大人のデザイン、かつユニークなものになっていると思う。あったかくなりながら、精一杯応援してほしいな。齊藤 小雨のときは、撥水フードをつければ、濡れずに済むのもいい。しかも、サッとつけられるから、支度に時間を取られず、試合に集中できるね。木下 大判だから、マフラー使いもストール使いもできて便利だしね。冬の観戦は寒すぎてしんどいこともあるけれど、これ1枚あれば心配無用と思える。伊藤 選手も気づいてくれたら嬉しいね!一同 ね!–サンプルは全体的に明るめだったので少しトーンを暗くしてもらい、ついに完成したのがこちら!「大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット」!SAMURAI BLUEをイメージしたブルーのノルディック柄には、三本足の烏とサッカーボールが織り込んであり、サッカー好きにはたまらないデザインになっています。大きめサイズですが柔らかい薄手素材のため、観戦の行き帰りは首に巻いてマフラーに、試合中は肩にかけてストールに、もしくは膝にかけてブランケットにと、好みや気温、シーンに応じて活用できます。また、ずっと身に着けていられるから、荷物になることもありません(薄くて軽いのでバッグに入れてもコンパクトに収納できます)。しかも、取り外し可能の撥水加工フード付きだから、小雨程度ならこれをつけるだけで十分しのげます。ぜひチェックしてみてくださいね!Information大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット注文を受けてから作る、受注生産になります。サイズ:180×70(cm) 価格:¥4980(税込み)販売期間:2019 年 12 月 20 日(金)18:00~2020 年 1 月 12 日(日)24:00
2019年12月21日ネイマール風刈上げショートバルセロナ、リオデジャネイロオリンピックで活躍する、ブラジル代表サッカー選手のネイマールをイメージしてカットしていきました。刈上げは少しだけかどをつくりナチュラル感もプラスしていきました。ネイマール風刈上げショートを見るオリヴィエ・ジルー風ベリーショート外国人風のベリーショートです。ユーロ2016に出場している、サッカーフランス代表のジルー選手をイメージしてカットしていきました。サイドバックをグラデーションに刈り上げてトップを少しのこしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。オリヴィエ・ジルー風ベリーショートを見るマルキージオ風ショートユーロ2016に出場している、イタリア代表クラウディオ・マルキージオ選手をイメージして切っていきました。サイドバックは適度に短くして、バランスをとっていきます。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。マルキージオ風ショートを見るグリーズマン風ベリーショートアトレティコマドリードで活躍するフランス代表のアントワーヌ・グリーズマンを意識してカットしていきました。周りはしっかりと刈り上げる事でメリハリをだしています。グリーズマン風ベリーショートを見るスティーヴン・ジェラード風ショートリヴァプール、イングランド代表で活躍したスティーヴン・ジェラードをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。スティーヴン・ジェラード風ショートを見るデニス・スアレス風七三ショートリーガエスパニョーラのFCバルセロナ所属するデニス・スアレス・フェルナンデス選手の髪型をイメージしてカットしていきました。あまり刈上げ過ぎずにソフトに残した刈上げはナチュラルを求める方にはとてもおススメです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。デニス・スアレス風七三ショートを見るアーロン・ラムジー風ショートアーセナルに所属するアーロン・ラムジー選手を意識してカットしていきました。周りは刈り上げてハチ上を長めに残していきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。アーロン・ラムジー風ショートを見るジェラール・ピケ風ショート☆サッカー選手のジェラール・ピケをイメージしたベリーショートです☆サッカー好きの方に特にオススメです!ジェラール・ピケ風ショート☆を見るサミ・ケディラ風刈上げツーブロックユヴェントスに所属するサミ・ケディラ選手の髪型をイメージしました。サイドバックをグラデーションで刈り上げてトップを残したスタイルです。サミ・ケディラ風刈上げツーブロックを見るマルコ・アセンシオ風ベリーショートレアル・マドリードに所属しているマルコ・アセンシオをイメージしたベリーショートです。サイドバックはグラデーションで刈り上げて、トップを長く残したスタイルです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。マルコ・アセンシオ風ベリーショートを見るクリロナ風クセ毛ショートレアルマドリードに所属するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手のラインをいれる前のベリーショートをイメージして切っていきました。高めのツーブロックで周りスッキリです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。クリロナ風クセ毛ショートを見るリオネル・メッシ風ツーブロックショートアルゼンチン代表でFCバルセロナに所属するメッシの髪型をイメージしてカットしました。刈上げのツーブロックスタイルです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。リオネル・メッシ風ツーブロックショートを見る海外サッカー選手ベリーショート特集いかがでしたでしょうか?最後はクリロナ&メッシで決まり! この投稿をInstagramで見る 中村 典嵩 (@jiji_tsukasa)がシェアした投稿 - 2020年 2月月28日午前4時57分PST
2019年12月10日サッカーは自分で考えて判断するスポーツ。しかし、長年に渡り日本サッカーの育成年代に携わり、現在はFC市川GUNNERS(ガナーズ)の代表を務める幸野健一さんは「自分で考えられない子どもが増えている」と警笛を鳴らします。少子化に加え、社会の利便性がますます高くなる中、"過保護"な環境下で育ってきた現代の子どもたち。幸野さんは「従来のようにサッカークラブは"サッカーを教えるだけ"ではダメ。クラブの哲学や指導方針について親とコミュニケーションをとり、一体となって子どもが自主・自立できる環境を作っていかなければならない」と話します。そこで今回は、他のチームも参考にしていただきたい、FC市川GUNNERSが取り組む保護者とのコミュニケーション改革についてご紹介します。■サッカーは自立していないと上手くならないスポーツ千葉県市川市にある広大な人工芝グラウンド「北市川フットボールフィールド」をホームとする「FC市川GUNNERS」。スクールをはじめ、U-12、U-15、U-18、レディースのチームを運営し、400名近くの子どもたちがプレーしています。代表の幸野さんは、サッカーというスポーツにおける「自主性・自立性」の重要さを噛みしめるように説きます。「電車はいつも時間通りに動き、タクシーに乗り降りするときには自動ドアが開け閉めしてくれます。喉が乾けばすぐに自動販売機で飲み物を買うこともできる。現代の日本は便利さや快適さを追求するあまり、"適切な競争原理"が排除されつつあるんです」幸野さんは、「考えないこと」が当たり前になってきている日本の現代社会に警鐘を鳴らしつつ、親の子どもに対する関わり方が選手の育成において重要であると話します。「海外の人からよく指摘されるのは、日本では上司や親や先生の言うことを、"分かりました"と素直に聞く子=良い子という文化が昔から定着しているということです。でもサッカーというスポーツは、監督にサインを仰ぐことなく、ピッチに立てば最初から最後まで基本的に自分で判断してプレーしなければいけない。そもそも自立していないと上手くならないスポーツです」「そして戦後70年以上が経過した現代、学歴社会や年功序列の考え方は変わりつつあり、今の子どもたちに求められるものは一人一人の"付加価値"です。"自分にしかできないこと"、"自分にしかない価値"を子どもたちは身につけていかなければいけません。そういう意味では、僕らが子どもだった頃よりはるかに生きていくのが難しい時代になってきました」■クラブと保護者の関係を大きく変えていく必要がある加えて少子化が進む中、日本ではどうしても子どもを大事に大事に育てる傾向が年々強くなってきていると幸野さんは話します。「それはもちろん素晴らしいことですが、それだと子どもたちの自主性や自立性は育まれません。親御さんは、子どもと適切な距離を図りつつ、手を出しすぎず、成長するのを見守っていかなければいけません。だから、うちのクラブでは"ただサッカーを教えます"ではなく、保護者としっかり連携して子どもの自立心を育む環境をつくっていかなければならないと考えています」そのためには、クラブと保護者がお互いの考えを理解し信頼を深めていく必要があります。市川GUNNERSでは、定期的に、保護者向けの説明会や面談を実施し、クラブの哲学や指導方針を保護者に伝える機会を設けているそうです。しかし、市川GUNNERSの選手数は400名近く。現実的には、全員に考えをきちんと伝えるのが難しい部分もあったと言います。「正確な情報とクラブの価値共有を通じて、誤解を減らし、お互いの信頼を築くことで、クラブの考えを理解し、親御さんが安心して子どもを預けられると感じてくれれば、親の過干渉も減らすことができるかもしれません。そうすれば、コーチも安心して子どもの指導に集中でき、子どもたちも自ら成長できる環境を得られる。そういった観点からクラブと保護者のコミュニケーションの方法を大きく変えていく必要があると感じていました」■コミュニケーションを改善する新しいツールの導入では、具体的に市川GUNNERSでは、どのような改革を行ったのでしょう?幸野さんに聞いてみました。「以前は、保護者との情報共有やコミュニケーションはメールやLINEを使っていました。しかし、メールは届いたのか開封されたのか分かりませんし、LINEは情報がどんどん流れていってしまい、後から確認することが大変でコミュニケーションに大きなストレスを感じていました。また、ファイルや画像も保存期限が切れると削除されるので、過去のデータを蓄積することがほとんどできません。そのため、途中から入団してくる選手の親御さんには同じことを共有しなければなりませんでした。そこでよりよい方法を探していたところ紹介されたのが『BAND』でした」市川GUNNERSが導入したのは「BAND」という無料のグループコミュニケーションアプリです。しかし、チームのツールを変えることはとても大変な作業。コーチや保護者の抵抗はなかったのでしょうか?「常により良い、最新のツールを使いながら選手の育成に取り組んできた僕らからすれば、BANDの導入は自然な流れでした。これまではLINEのグループを各チームで作り、連絡を取り合ってきましたが、LINEからの切り替えも親御さんへのアナウンス一回だけで完了できスムーズでした。使い方もLINEに似たようなところがあり、移行には苦労しませんでしたね。無料で使えるという点もメリットでした」■わずか3ヶ月で大きな手ごたえを実感BANDを使い始めてから3ヶ月という市川GUNNERSでは、すでに様々な面での変化を実感しているそうです。「基本的な使い方はBANDもLINEとあまり変わらないのですが、BANDには掲示板機能があり、シェアしたい情報を投稿していくことができます。そこで、クラブが取材された記事を投稿したり、親御さんに読んでほしい情報などをシェアしています。プッシュ通知も届くし、Facebookのタイムラインのようにインターフェイスも見やすいので、親御さんに読んでいただける確率は以前より高くなったと思いますね。加えてBANDの場合だと閲覧の有無を全て把握できるので、普段から誰が読んでくれているかも分かるようになりました(笑)うちのクラブでは全ての試合映像をBANDで共有しているのですが、どの家庭が見ているか、見ていないかも分かるので、サッカーへの取り組み方が既読を通して把握できるようになり、個別にフォローできるようになりました。また、BANDは動画のアルバムも作成できますし、写真や動画を半永久的に残すことができるため、親御さんからも非常に好評です。クラブとして持っている過去のデータをBANDで蓄積していくことができるので、アーカイブとしても今後役立つと思います」さらに、コミュニケーションの改善だけでなく、保護者とやりとりするコーチにとっても大きなメリットだったと幸野さんは話します。「これまでコーチと親御さんのコミュニケーションで最も時間がかかっていたのが、出欠管理でした。バスの送迎有無など個別にLINEで届くメッセージをとりまとめ、集計するだけでも骨の折れる作業でした。しかし、BANDでは、掲示板以外にもカレンダーの共有や出欠確認のツールなどあらゆる機能が揃っているので、コミュニケーションの効率化を図ることができ、本来コーチが時間を割くべきところに力をかけられるようになりました」まだ導入して間もないので、改革はまだまだこれから!と話す幸野さんですが、選手、コーチ、そして保護者が『三位一体』となった育成に力を注げるよう、いろいろな機能を試しながら今後もコミュニケーションの質を高めていきたい! と、力強く語ってくれました。★あなたもクラブ運営の達人に!【BANDを導入すべき理由4選】①掲示板に投稿するだけでメンバーに伝えたい情報が漏れなく届く②情報のやりとりが簡単になり、メンバーとのコミュニケーションロスも解消③クラブの様々なデータ、写真や動画が容量制限・期限切れなく保存できる④カレンダー、出欠確認機能でコーチの負担を減らし、効率的な運営を実現BANDのアプリダウンロードはこちら>BANDの詳しい説明や導入事例を知りたい方はこちら>
2019年11月28日Jリーグのイケメン選手を数々紹介しているananwebが、今度は日本サッカー協会とタッグを組んで大人女子のための代表戦観戦グッズ作りをお手伝いします!そこで、選手の生の声を聞くべく、人気上昇中の日本代表・安西幸輝選手にインタビューをしました。好みの女性やファッションなど、安西選手の素顔をお届けします。それをもとに、観戦グッズを検討すると……?写真・大嶋千尋、黒川ひろみ(6、7枚目) 文・伊藤順子日本代表が誇るイケメン! 安西幸輝選手に“大人の女性”についてインタビュー!「女性のみなさんに、サッカー観戦をイベント感覚で楽しみ、サッカーにもっと親しんでもらいたい」という日本サッカー協会のご要望を受けて、ananwebは観戦のテンションがよりアガる“大人女子のための代表戦観戦グッズ”を協会と製作することになりました!これに先立ち、20~30代女性の集まるanan総研総勢200名のなかから、“サッカー大好き女子”5名を選抜。サッカーとトレンドに精通した彼女たちが、オフィスやプライベートなど普段使いもできるおしゃれな代表戦観戦グッズを作ります。そのアイテムは、寒い冬の観戦にマストなブランケットに決定!おしゃれなのはもちろん、選手の好みも取り入れたいのが女性サポーターの本音でもあります。そこで、日本代表きってのイケメン、安西幸輝選手に女性やファッションの好みを聞いてきました!代表合宿初日の安西選手に直撃!アンアン総研 おつかれさまです。練習終わりにすみません。安西選手 いえいえ、僕、独身なんで(笑)、短い時間ですみませんが、いろいろ聞いてください。アンアン総研 ではさっそく(笑)、女性の観戦をどう思いますか?安西選手 非常に勇気づけられますね。派手な応援じゃなくても、パチパチと手を叩いてくれるだけでも嬉しいです。アンアン総研 スタンドを見てくれているのですか?安西選手 試合中はもちろんそんな余裕はないですが、試合後、たまにチラチラと見ています(笑)。アンアン総研 嬉しいです! 代表戦の観戦グッズとしてブランケットを作ろうとしているのですが、それを身に着けている女性をどう思いますか?安西選手 寒いんだろうなと思いつつ、かわいらしいと好感が持てます。アンアン総研 では、好きな女性の冬ファッションは?安西選手 ロングコートが好きですね。大人っぽいファッションに惹かれます。アンアン総研 女性のタイプも教えてください。安西選手 (照れながら)僕に幼い部分があるので、大人の女性がいいですね。甘えたいです(笑)。アンアン総研 では、冬デートで、彼女が「寒い~!」と凍えていたら?安西選手 ……抱きしめます!アンアン総研 キャーッ! と叫びたいところですが(笑)、最後に、観戦に行ったら安西選手のどんなプレーに注目すべきですか?安西選手 ドリブルと、サイドからゴール前などにロングパスをするクロスが得意なので、そこを見てほしいです。僕の躍動する姿を観に来てください!アンアン総研 ぜひチェックさせていただきます。本日はありがとうございました!安西選手の声も参考に、グッズ検討会!現役選手の好みを生で聞けたアンアン総研メンバー。続いて、サッカー協会のご担当と、ブランケットの具体的なアイデアを出し合いました。サッカー通女子たちはこの5名!左から、フットサル経験者で日本代表サポーターの、武市彩花さん(anan総研メンバーno.147)、W杯は全試合チェック、海外のスタジアムにも足を運ぶ、齊藤彩さん(同no.76)、一家そろってジュビロ磐田サポーター、伊藤沙織さん(同no.139)、好きすぎてサッカー関連の仕事に就いた、尾谷萌さん(同no.63)、サッカー好き女子が集まるSNSコミュニティを運営する、木下紗安佳さん(同no.53) 。齊藤 安西選手、大人っぽい女性が好みだってね。尾谷 私たちも年齢的に落ち着いたファッションが好きだし、双方の意見が合致していると思った。武市 うん。ブランケットといっても、さまざまな生地や形があるけれど、一見普通のデザインに見えて、スタジアムに行ったら応援グッズにもなるようなものがいいな。伊藤 薄くて、それでいて暖かいものがいいよね。尾谷 そうそう、そして安っぽく見えないのがいい。あと、コンパクトにたためても、バッグに入れるひと手間がちょっと煩わしいと、だんだん持っていかなくなりそう。だったら、普段は首に巻いたり、肩にかけたりとマフラーやストールのように使えて、観戦に行ったら防寒でひざ掛けにもできるようなものがいいと思う。伊藤 いいかも。確かに身に着けているわけだから、荷物にはならないね。木下 なるほど。観戦の行き帰りは、縦長に二つ折りしてストール使いにして、観客席ではもっとたたんで使用すれば、薄い生地でも何重にもなって保温性が高まるね。武市 だったら、丈は長めがいいかな。生地は薄いのはもちろん、肌に直接あたるから、なるべく柔らかいものがいいね。齊藤 加えて、オプションで撥水加工のフードをつけられるようにしたらどうかな。先日の観戦で、珍しく雨に降られたのだけど、みんなレインコートやポンチョを着るのにバタバタで、身支度が大変そうだった。そうしたときに、ブランケットにパチパチッとボタンだけでつけられるフードがあったらいいな、と思ったんだ。本当はブランケット全体に撥水加工の生地を取り付けられたらいいけど、それはデザイン的にどうかと思うから、あくまでも軽い雨をしのげる程度に。尾谷 フードの裏地がボアだったらよりいいかも! 冬の観戦は、寒いと耳が痛くなるでしょ。そういうのがあっていいと思う。伊藤 しかも、そのフードがポーチにもなって、そこにブランケットを入れられたりできるのはどう?木下 収納ポーチにもなるフードは嬉しいかも! ブランケットってバッグに入れておくと、ホコリやゴミが吸いつかない? 撥水加工ならサラサラした肌触りのものが多いから、ブランケットがホコリっぽくならずに済みそう。とはいえ、ブランケットをポーチに入れる必要もないか……。尾谷 どんどん欲が出て原価が高くなっちゃいそう(笑)。色はどう? やっぱり私は自分が身に着けて、日本代表を応援しているんだという気持ちになれるのがいいと思う。だから、SAMURAI BLUEと言われる濃紺を意識しつつも、濃すぎない青がいいかな。例えば、チェックだったらそういう青に黄色とか他の色を入れたりすると、おしゃれになると思う。伊藤 チェック柄いいね。青系の暗い色をベースにするんだったら、私も白とか明るい色を加えたい。顔が映えるよね。齊藤 チェックもいいし、ノルディック柄もかわいい。武市 ネイティヴ柄も捨てがたい~。木下 日本サッカー協会のロゴマークもどこかに潜らせたいし、いろいろ迷う楽しさがいっぱいだね!ほか4人 ねーっ!(笑)と、検討会はしばらく続いたのでした! その後、いったいどのようなブランケットにたどり着いたのか、最終決定は次回、11月19日のキリンチャレンジカップ(※)の観戦レポとともにお伝えします。さらに新たな選手のインタビューもあるので、お楽しみにしていてくださいね。※観戦チケットは既に完売です。フジテレビ系列(一部地域除く)で放送予定。
2019年11月16日アディダス(adidas)が、サッカー日本代表の2020年用ホームユニフォームを発表。2019年11月6日(水)16:00より、アディダスオンラインショップ、直営店、サッカーショップKAMOにて先行発売される。コンセプトは「日本晴れ」サッカー日本代表 2020年ホームユニフォームのコンセプトは、「日本晴れ(ニッポンバレ)」。サッカー日本代表が、日本中に希望を与える「日本晴れ」の空の様な存在であって欲しいという願いが込められているという。5色のブルーで構成する“スカイコラージュ”柄具体的なデザインでは、ぞれぞれの地点で見てきた空が一つに繋がっていく様子を、5色のブルーを用いた”スカイコラージュ”と呼ばれるグラフィックで表現。一見カモフラージュ柄のようにも見えるこのグラフィックは、日本伝統のアートである浮世絵から着想を得たものだ。背面は、最高の青空を意味する「日本晴れ」をイメージした鮮やかなスカイブルー一色に染められている。アンビグラムアートで作られたサインオフまた、サインオフはアンビグラム作家・野村一晟とのコラボレーションで制作。コンセプトである「日本晴れ」という文字を逆さまにして反対から読むと「侍魂」「撫子魂」の文字になるというギミックが隠されたデザインとなっている。機能面では、通気性・除熱性に優れ、プレーヤーの衣服内環境を快適に保ってくれるアディダス最高峰のクーリングテクノロジーをオーセンティックユニフォームに搭載。レプリカユニフォームには、ソフトで吸湿性に優れた生地がドライな着心地をキープする「エアロ レディ(AERO.RDY)」が採用されている。日本代表選手コメント■久保建英第一印象からデザインが好きです。まだサッカー日本代表のユニフォームを着たことがない方もユニフォームを着ていつも応援してくださっている方にも着やすいデザインだと思いました。ぜひこのユニフォームを着て、応援に来て欲しいです!■南野拓実非常に印象的で驚きました!デザイン自体がかっこよくて好きです。特にアディダスの3本線が白ではなく赤という部分が珍しく、気に入っています。これをサポーターのみなさんと一緒に着て日本サッカーを盛り上げたいです。■岩渕真奈派手で可愛い印象ですね。コンセプトの「日本晴れ」という言葉はすごく良いと思います。個人的にも、天気が良いと気分がすごく気持ちが上がります。特に日本の夏の青空は綺麗ですよね。商品情報サッカー日本代表 2020 ホームユニフォーム先行発売日:2019年11月6日(水)16:00取扱店舗:アディダスオンラインショップ、直営店、サッカーショップKAMO<商品ラインナップ>■サッカー日本代表 2020 ホーム オーセンティック ユニフォーム自店販売価格:14,000円+税サイズ:XS, S, M, L, O, XO, 2XO, 3XO, 4XOカラー :トゥルーブルー■サッカー日本代表 2020 ホーム オーセンティック ショーツ自店販売価格:5,990円+税サイズ :XS, S, M, L, O, XO, 2XO, 3XO, 4XOカラー :ナイトインディゴ■サッカー日本代表 2020 ホーム ソックス自店販売価格:1,990円+税サイズ:19〜21,22〜24,25〜27,28〜30カラー :トゥルーブルー■サッカー日本代表 2020 ホーム レプリカ ユニフォーム自店販売価格:8,990円+税サイズ:XS, S, M, L, O, XO, 2XO, 3XO, 4XOカラー:トゥルーブルー■サッカー日本代表 2020 なでしこ ホーム レプリカ ユニフォーム自店販売価格:8,990円+税サイズ:XS, S, M, L, O, XO, 2XO, 3XO, 4XOカラー:トゥルーブルー■サッカー日本代表 2020 ホーム レプリカ ユニフォーム キッズ自店販売価格:6,990 円+税サイズ:130,140,150,160カラー:トゥルーブルー■サッカー日本代表 2020 ホーム レプリカ ショーツ キッズ自店販売価格:3,990円+税サイズ:130,140,150,160カラー:ナイトインディゴ
2019年11月09日ロンドン発のスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とアディダス(adidas)が、イタリアのサッカーチーム「ユベントス」のユニフォームとアパレルコレクションを製作。2019年11月9日(土)より、パレス スケートボード トウキョウ、パレス スケートボードオンラインストア、アディダスオンラインストアにて発売される。ユベントスは、世界最高峰のサッカーリーグ「セリエA」に所属する名門チーム。現在、同クラブには、世界で最も有名なサッカー選手の1人として知られるクリスティアーノ・ロナウドが在籍している。今回、そんな伝統あるフットボールクラブのユニフォームを、パレス スケートボードとアディダスがタッグを組み製作。スケートボードブランドがプロチーム向けの公式ユニフォームを手掛けるのは初の快挙だ。「ユベントス」伝統の白と黒の縦縞ユニフォームは、アディダスやユベントスのロゴ、胸のスポンサーロゴなどにグリーンのネオンカラーを配色。また、パレス スケートボードのロゴには、ピンクのネオンカラーを採用し、モノクロカラーにネオンが映えるユニークなデザインに仕上げた。セットアップで展開するトラックスーツは、2000年代初頭のアディダスから着想したモノクロでまとめた。胸には、グリーンネオンのパレス スケートボードのロゴをワンポイントとして加えている。その他、長袖トレーニングジャージ、Tシャツなどのウェアや、キャップ、バックパック、ゴールキーパーグローブ、サッカーボールといった小物類にも、モノクロをベースに鮮やかなネオンカラーを採用している。【詳細】ユベントス×パレス スケートボード×アディダス発売日:2019年11月9日(土) 11:00販売店舗:パレス スケートボード トウキョウ、パレス スケートボードオンラインストア、アディダスオンラインストア※価格は発売日まで非公開。【問い合わせ先】パレス スケートボード トウキョウTEL:03-6427-2587
2019年11月08日次男がやりたいと言って始めたサッカー。幼稚園児だけ通わせると小2の長男が暇になるからお友達も誘って長男も始めたのに、年中の次男が泣いて嫌がるようになりサッカーを辞めた。長男の学年は上手い子が多く、本人も運動は得意でなく、やる気も見えない。下の子を連れて観に行く親の方が疲れてしまっているけど、長男自身は辞めるとは言わない。こんな時、本人の意志を尊重した方がいいの?とお悩みのサッカーママからご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、ご自身の体験と数々の取材活動で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合で起用されなくなって泣く息子をどう受け止めたらいいの問題<サッカーママからのご相談>未就園児、幼稚園、小学2年の男の子3人兄弟です。最初は次男がサッカーをやりたいと言ったことが、サッカーと関わったきっかけです。長男は全く興味が無かったのですが、幼稚園の子だけ通わせると暇になってしまうので、学校のお友達も誘ってやってみないかと話をしたところ、行ってみたいとなったので、5か月前からサッカーを始めました。しかし、1か月過ぎたころから次男が泣いてサッカーを嫌がるようになり、1か月間泣いてチーム練習に行け無くなってしまいました。まだ年中ですし、泣いてる子を無理やり行かせる自分にも疲れてしまってサッカーを始めて2か月で辞めることにしました。長男の方は、次男が辞めても「僕も辞める」とは言わないので通い続けていますが、その教室の2年生はとてもレベルが高く、長男とスクールの子たちの差は凄いものがあります。長男はもともと運動が得意ではない上に、家で練習をしようとも、練習と試合の時に一生懸命ボールを追いかけようともしません。生徒が20数人いてコーチは1人なので、初心者の長男に手取り足取り教えて貰えるわけもなく、親としても上手くなりたいと思っているようには見えません。まだ始めて5か月目ですが、下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきたのもあって、私が「どうしたものかな」と思っています。でも、本人に何度聞いても辞めないと言います。こういった場合は本人の意思を尊重した方が良いのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お母さんのとるべき道はシンプルで、二つにひとつですね。① 長男君が続けたいと言う限り、続けさせる。② お母さんから「ママはすごく大変だから送り迎えが難しい。今月限りでサッカーはやめてもらいたい」とお願いする。この二択です。■親がサポートを続けられることも大事だけど......子どもは親の庇護のもとで育っています。自身の意向で何かをしたいといっても、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろわなくては何もできない弱い存在です。例えば、200キロ離れたところにすごく良いサッカースクールがあって、そこに行きたいと言っても親はできませんね。そのようないくつもの条件のなかで私たち親は、自分たちのできる限りのことをして、彼らの成長を支える。それが親の役目でもあります。お母さんは「下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきた」とあります。が、頻度やスクールとご自宅の距離などは、最初からわかっていた条件ですよね。そのうえ、次男を入れるために、長男を学校のお友達を誘ってやってみないかとまで言って引き込んでいます。もし、私がご長男君であれば、お母さんからもし「送り迎えがしんどいからやめてほしい」と言われたら、「お母さん、そりゃ、ねえだろ」と食ってかかりますね。すでに何度も「弟はやめたのに、君はサッカーやめないの?」と尋ねています。長男君にすれば、こころのなかで「はあっ!?」ですよね。私なら抗議します。「誘ったのはお母さんじゃん。俺はやめたくないって言ってるのになんでそんなにしつこく言うの?そりゃ勝手すぎるだろ」と。もしそうされたら、お母さんはどうしますか?今のお気持ちを小学2年生に訴えますか?「だって、あなたはもともと運動が得意ではないうえに、家で練習をしようとも、練習と試合のときに一生懸命ボールを追いかけようともしないじゃない。生徒が20数人いてコーチは1人だから、初心者の君が手取り足取り教えて貰えるわけもなく、お母さんとしては上手くなりたいと思っているようには見えないのよ」いかがですか? ちと残酷だと思いませんか。長男君はまだ7歳や8歳です。まだサッカーというスポーツを観察しながらやっているような時期でしょう。■まだ7歳「温かい放牧」で見守ればグッと変わることも私が知っている低学年の子は1年間スクールに行っても、寝転がったり、どこかに走って行ったりしてなかなか練習に溶け込めませんでした。でも、ボールを蹴るときは楽しそうにしていて、辞めるとは言わない。コーチは叱ったりせず「おいでね~」と声掛けし、温かく見守ってくれました。したがってお母さんも、ピッチで寝転がる子を黙って1年間見守り続けることができました。結果、次の年は寝転がることも逃げることもなくなりました。彼はサッカーに目覚めたのです。その後仲間と一緒にサッカーを楽しく続けました。このように、子どもには大人から温かく見守られなくてはいけません。私はそれを「温かい放牧」と呼んでいます。結果を求めない。出来栄えで判断しない。子どもがやりたいと言うことを、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろえばやらせてあげてほしいと思います。ああ、島沢さんはイジワルだ。相談しなきゃよかった、と思われているかもしれません。でも、この連載をもし読んでいただいたうえでご投稿されたのならば、私が「子どもファースト」だとわかっていただけると思います。■今は頑張っているように見えなくてもこれから少しずつ変わっていく。親が信じてあげよう(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)それに、お母さんのお気持ちは痛いほどわかります。目の前で頑張っているように「見えない」息子に苛立ちますよね。私の息子も走るのが苦手なサッカー少年でした。みんなが動き始めているのに、ひとりだけ集中力が切れるのか地面を見ています。ボールから目を離しっぱなしなので、味方のキーパーからのパスが息子の後頭部に当たることなど日常茶飯事でした。ああ、いやだ。みっともない。やめてほしい。なんとかしてよ。恥ずかしい。そう思いますよね。 でも、その子を産んで育てているのは私なんです。ダメなところがあれば、成長できるよう見守らなくちゃ。中学年、高学年になると少しずつ変わっていきます。親が信じてあげましょう。せっかく、お母さんのおかげでサッカーという成長できる場所を手にしたのです。お母さん、がんばれ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2019年09月11日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。8月15日(木)放送回は、話題のお笑いコンビ「EXIT」が登場するほか、サッカー日本代表でSDエイバルの乾貴士選手がプラスワンゲストで出演する。元々別のコンビを組んで活動していた“りんたろー。”と“兼近大樹”によって2017年に結成、最初は「M-1グランプリ」に出場するために結成されたコンビだったが、同年12月に「EXIT」として正式に結成。2018年4月には早くも単独ライブを果たすと、「ゴッドタン」への出演がきっかけで大きく注目を集めることに。昨年12月にはYouTubeに「EXIT Charannel」を開設。その“チャラい”キャラが若い世代を中心に大人気の「EXIT」。今回は「EXIT」の2人をはじめスピードワゴン、木下優樹菜、青山テルマといった面々が「チーム仲良しコンビ」として参戦する。対する「嵐」チームは、2006年にU-21日本代表に選出されると2007年には「横浜F・マリノス」へ入団。「セレッソ大阪」を経てドイツの「VfLボーフム」へ移籍。その後「フランクフルト」への移籍を経て、スペイン、リーガ・エスパニョーラの「SDエイバル」でプレイ。2018年にはワールドカップ出場も果たした乾選手をプラスワンゲストとして迎える。まさかのサッカー日本代表選手の登場に「嵐」メンバーも「なんで!?」と仰天。「キッキングスナイパー」では乾選手が華麗な技を繰り出すほか、「クリフクライム」には「チーム仲良しコンビ」の青山さんと「EXIT」兼近さんが挑戦。乾さんとともに挑戦した二宮和也は、青山さんと兼近さんのプレーを見たことで攻略のイメージが崩れることに。今回の特別対決「スマホ早打ちしりとり」では櫻井翔に用意されたスマートフォンの“とあるワード”の予測変換で爆笑事態が発生…櫻井さんのスマホの予測変換に何が起きたのか!?こちらもお楽しみに。フジテレビ系「VS嵐」は8月15日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月15日カタール1部アル・ドゥハイルに所属するサッカー日本代表MFの中島翔哉選手が26日、自身のブログを更新。人気YouTuber・水溜りボンドと共演を果たしたことを報告した。「夢かなう」と題した投稿で、中島は「ついに、、、水溜りボンドのトミーさんとカンタさんと後輩のキイチさんにお会いすることができました!!!!!!」と、24歳の目標だった『水溜りボンドに会う』という夢が叶ったことを報告。「僕の夢を叶えてくださったスタッフの方々、そして、水溜りボンドのトミーさんとカンタさんとキイチさんには感謝してもしきれないです!」と感謝の思いをつづった。水溜りボンドは、カンタとトミーのコンビで結成された大人気の2人組YouTuber。2015年からYouTubeを始め、都市伝説、検証、実験、ドッキリなど幅広いジャンルの動画を毎日欠かさず投稿している。「5日間本気でキーパーの練習したらサッカー日本代表のPK止められるの?」という企画に出演した中島は、「毎日動画をアップしていて忙しいのに、5日間も僕とのPK対決のために痛みにも耐えつつトレーニングをしてくださって本当にありがとうございました」とつづり、「カメラが回っていても回っていなくてもずっと面白いお二人とともに時間を過ごさせていただいて物凄く幸せでした。。。」と撮影を振り返った。最後は「またお会いできたら嬉しいです!本当に楽しく幸せな時間をありがとうございました!」と改めて感謝。「この感動を文章で伝えるのが難しいので、ここら辺にしておきます。笑今日の20時からYouTubeで動画がアップされると思うので、是非見てください!」と呼びかけた。ブログでは、撮影の様子や水溜りボンドとの3ショットなども公開している。
2019年05月28日セクシーな腹筋が見逃せないサッカー選手。専門家が、色気を感じるあれこれをピックアップして、その魅力を語ります。世界一周の旅をしながら、数々のイケメンたちをストリートスナップする“世界イケメンハンター”として、バラエティ番組『マツコの知らない世界』に出演もした窪咲子さん。もとはアイドル芸能雑誌の編集者で、日本トップクラスのアイドルや若手俳優を見てきた、いわばイケメンのプロ!そんな彼女が熱く語るテーマは、“男らしさが詰まっている”という、サッカー選手の腹筋と顔の関係性。「いちばん美しく感じられるシチュエーションは、プレー中、汗をぬぐう時にチラッと見えた腹筋。無防備な状態で見える腹筋がたまりません。真剣にプレーしているのに、つい腹筋に視線がいってしまう…。見てはいけないものを見ているような罪悪感めいた感情が刺激的。さらに、顔立ちと腹筋を見比べると、イメージ通りだったり、意外なギャップがあったりして、腹筋単体で愛でるよりも色気をより強く感じるんです」そもそもはサッカー好きの父親の影響で競技に興味を持っていた窪さん。‘02年日韓W杯で大ブームを巻き起こしたベッカムが人生を変えた。「思春期真っ只中の中学生の頃、お小遣いで買った写真集に上半身裸のカットがあって。王子様系の顔と見事な腹筋に、心を撃ち抜かれましたね。生徒手帳に切り抜いた写真を入れてました。実は、イケメンハンターとして世界一周旅行したゴールで、彼に会えたんですよ。汗だくのカラダから発せられる体臭さえいい匂いでした!」そんな彼女が紹介するのは、実力も兼ね備えたイケメン選手。窪さんの初恋相手でサッカー界の元祖スター・ベッカムと、現役の第一線で活躍中のトーレス、グリーズマン、期待の新星ディバラ。萌えポイントを解説します!元祖プリンス選手、殿堂入りの肉体美。デビッド・ベッカムイギリス代表として来日した‘02年の日韓W杯で、大旋風を巻き起こす。‘16年、H&M の広告では衰えぬ腹筋を見せ、世界的な話題に。「腹筋萌えの芽生えとなった人。鍛え抜かれた筋肉の神々しさに言葉を失いました。腹筋も王子様系の顔もふくめて、存在自体が尊いです!イケメン遺伝子を引き継いだ次男のロメオ君にも注目中」写真・ロイター/アフロ下がり眉がキュートな子犬系イケメン。アントワーヌ・グリーズマンフランス出身のフォワード。サッカー選手として小柄ながら抜群の得点感覚を持ち、‘18年W杯では、自国の優勝に貢献。「私が愛してやまないベッカムに憧れていた選手。愛されキャラで、ちょっぴり下がった眉が印象的。顔立ちも子犬を思わせるかわいらしさ。そこまで割れていない、あっさり系の腹筋とバランスがとれています」写真・AP/アフロメッシを超える!?やんちゃな“原石”。パウロ・ディバラスーパースター、メッシを超えるといわれる逸材で、“宝石”の愛称で親しまれる。ユヴェントス所属。「日本ではまだそこまでメジャーではないですが、育ち盛りの選手。気の強そうなやんちゃ系の顔も日本人ウケしそう。個性的な髪型がメディアでたびたび注目されます。腹筋は見事なシックスパック!まるで芸術作品のような美しさ」写真・ロイター/アフロ優しげな微笑みと腹筋のギャップにきゅん。フェルナンド・トーレススペイン出身。欧州の強豪チームを経て、昨年、サガン鳥栖に電撃移籍。「日本で生で観られる貴重な存在!王子様系の顔は私のドストライク。腹筋はバキバキですが、写真によってはぽっこりな時もあり和みます。8 歳で出会った女性と結婚し、しかも初キスの記念日を意味するタトゥーを入れてるエピソードも素敵」写真・ロイター/アフロ窪 咲子さん旅行ライター、イケメンハンター。70か国を訪れた。著書に『「世界イケメンハンター」窪咲子のGIRL’S TRAVEL』(ダイヤモンド社)。※『anan』2019年4月3日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年03月28日