「文春オンライン」で元恋人への暴力などが報じられた俳優・小澤廉の所属事務所は14日、公式サイトに文書を掲載。報道を認めた上で、小澤との契約を解除したことを報告した。サイトでは、「本日、一部報道を受け、本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れたため、事態の重さを鑑みて、本日を以て契約を解除する事と致しました」と報告し、「お相手の女性の方には、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「関係者の皆様並びに応援してくださっているファンの皆様にも多大なるご迷惑、ご心配をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます」と続け、「弊社と致しましては、ご迷惑をお掛けした皆様には誠心誠意対応させていただき、改めて社員、アーティストへの指導を徹底し、再発防止に努めて参ります」としている。
2020年12月14日「ママいらない」「あっち行って」「大っ嫌い!」など、子どもに言われて傷ついたことはありませんか?幼稚園では穏やかに過ごしていてもママにだけ暴言を吐く子は、意外と多いようです。今回はそんな子どもの心理と対策について、元保育士の立場から考えてみました。ママ友の多くが子どもの暴言で傷ついた経験ありうちの娘は友達に対していつも穏やか。カッとなることはなく、強い口調で話す姿を見たことはほとんどありません。しかし家に帰ると豹変!「ママ~、〇〇どこ?」と娘が今使いたいものの在り場所を聞かれ、「知らないよ」と答えると…。「ねえ!どこって言ってるじゃん!」「ママ!ママーッ!」と突然怒りをぶつけられるのです。最初から怒りモードで向かってくるその理不尽な態度にストレスを感じずにはいられません。その話をママ友にしてみると、意外にも「うちもあるある!」という声が多くありました。事あるごとに「ママなんていらない!どっか行って!」と暴言を吐かれるママも…。友達やパパには言わないので、毎回すごく傷ついているそう。暴言を吐いたり、しばらくジタバタ暴れた後は、子どもは何事もなかったようにしているそうですが、言われた側のママは「気持ちをなかなか切り替えることができなくて…」と話します。暴言を吐くのは信頼しているから私は、娘が理不尽に怒りをぶつけてくる時、保育士をしていた時に学んだことを思い出すようにしています。それは「家庭で充分に自分を出せて甘えられている子は園で頑張れる、甘えが足りない子は園で友達に当たってしまったり集中力がかけたりすることがある」ということです。実際に、保育士時代に「最近友達にいじわるすることが増えたな」と感じる子の保護者と話をしてみると、仕事が忙しく相手をできないことが続いていたということがありました。下の子が生まれたり、ママ自身がストレスを抱えていたり、充分に甘えられない状況が続くと園での子どもの様子が違ってきます。逆に、運動会の練習など園ですごく頑張っている時、家でぐずることが増えたと聞くこともありました。園でいろいろなことに挑戦するためにも、家で言葉にできない園でのストレスを発散するのは、子どもにとって必要なことだと思います。ママにだけ暴言を吐く理由は、「こんな自分を見せてもママには嫌われない」という信頼があるからだと思います。家で自分を出せずにいい子を演じているより、安心してワガママを言える方がずっといいのです。ママがイヤだったことは伝える子どもが暴言を吐く理由が理解できても、イヤな言葉を言われ続けるのはつらいもの。そして、わが子に「人が傷つく言葉を言ってはいけない」ということをしっかり伝えていくのは大切です。少しくらいの八つ当たりは仕方ないけれど、あまりにもひどい暴言を吐く時は毅然とした態度で叱ることも必要ではないでしょうか。もし「ママなんて大嫌い!」と言われたら、時にはママだって本気で、「ひどい!」「悲しい!」と大人げないくらい怒ったり悲しんだりして、その気持ちを伝えてもいいと思います。暴言をはいている奥底にあるのは甘えたいという気持ちその上で、子どもが今抱えている本当の気持ちを聞いていくことが大切だと思います。暴言は決して本心ではなく、その奥底には「抱っこしてほしかった」「一緒に遊びたかった」「もっと自分を見てほしい」などの想いがあるはず。「〇〇ちゃんはどうしてほしかったの?」と聞いて、「抱っこしてって言ったら、してあげられるよ」など、ママを攻撃する言葉以外の解決方法があることを教えていくといいと思います。うちの娘も家でストレスを発散したり甘えたりしながら、園では感心するくらいいろいろなことを頑張っています。先生に「友達にやさしくできてステキですね」と誉められるたび、「ママにもいつもやさしくして~!」とつい言いそうになるのですが(笑)。娘の甘えをできるだけ大きな気持ちで受け止めるよう心掛けつつ、私自身もストレスがたまった時には、夫に助けを求めたり、ママ友にグチを聞いてもらったりと息抜きをしながら、これからもしっかりと向き合っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年11月30日過去に受けた親御さんからの暴力やネグレクトが心の傷となり、今現在も子育てに支障が出ているママ。どうやって過去のトラウマから脱出しようとしているのかをご紹介しています。 現在、2人の姉妹を育てている母親です。実は私自身が毒親の元で育ち、ネグレクトや暴力などを受けて育った経験がありました。そんな私が「どうしたら幼少期のつらかった経験を乗り越えられるか?」と日々もがいている様子をお伝えします。 自分の過去がフラッシュバック現在3歳の長女がちょうど1歳を過ぎたあたりから、「なんで言うことを聞いてくれないの?」と苛立つ機会が多くなりました。その際にいつも思い出すのは、私が物心ついたおそらく3歳ごろからはすでに始まっていた、実母の私に対する暴力行為です。 どうしてもフラッシュバックしてしまって、長女を叩いてしまいそうになる衝動を抑えることに必死な毎日でした。 子どもを叩きたくなったらどうするべきかつらい経験をしたからこそ、子どもたちに対して暴力行為によるしつけをおこないたくはありません。しかし、度々過去の出来事がフラッシュバックする自分を責めてしまう日々。こんなことはママ友などにも話せませんでした。「じゃあどうするか?」と次に考えたことは、行政や心療内科といったプロの方々に助けを求めることでした。 見守られていると実感すれば行動は変わる私自身の経験ですが、暴力行為は閉鎖的な空間だと起こりやすいと感じます。つまり「ママと子どもだけの孤独な関係や、地域など社会的なつながりなどから閉ざされた環境」だと、より自分自身の価値観が狭まってしまう気がします。だから私は「たくさんの人とつらかった自分の過去や気持ちを共有し、見守ってもらう」ことを選択しました。ただ、ママ友とは滅多に共有できることではないと考え、プロや行政に助けを求めることに。具体的には市の産後ヘルパーを活用したり、保健師の定期的な訪問をお願いしたり、臨床心理士によるカウンセリングを受けたりしました。 心の解毒法とは臨床心理士によるカウンセリングでは、徹底して私の話を聞き取ってくれました。ママ友や自身の親などには話せないことをプロの方に聞いていただき、「心の闇を誰かに直接話すことで少しラクになれる」ことを体感できました。傾聴してもらうことで、気持ちの整理がつき、問題解決の方向性などを自身で見つけ出せるようになりました。もちろん、メンタルの調子には波があり、良い日もあれば「怒鳴りすぎたな……」と反省する日もあります。しかし「どんな自分でも受け入れ認める」という業を達成すれば、少しずつ自身のトラウマも乗り越えられるのではないかと感じています。 私は現在「自身の心の解毒法」の一環として、心療内科や保健センターなどに見守っていただきながら日々を過ごしています。「すべては子どもたちの健やかな成長のために」と強く思いながら、あらゆる人々に助けを借りて「いろいろな人が私を心配してくれているんだ」と思うと、自然と抑制心が出て心にブレーキをかけることができています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年11月29日私の父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り散らしたり暴力をふるったりする人でした。特に子どもに求める学力のレベルが高く、勉強が原因で叩かれることが当たり前の家庭で育ちました。自分が親になってみて、反面教師にしようと思うことがたくさんあります。 年齢以上のレベルを求める父父自身は家庭の事情でレベルの高い学校に通うことができなかったため、子どもである私と弟に過剰な期待をかけていたようです。 5歳になってひらがなが読めるようになると、新聞を毎日読み上げさせるようになりました。大人が読む物ですから、もちろん漢字にふりがなはふっていません。漢字の読み方がわからないと1度は教えてくれますが、2度目に同じ漢字が読めないと頬を平手打ちです。小学校4年生くらいまで続いたと思います。つらくて泣きながら読みました。 弟への罪悪感私は女の子だったので、まだ手加減していたようです。男の子には容赦がなく、2歳下の弟は私よりも高い学力レベルを要求され、さらにひどい暴力をふるわれていました。恐ろしいのはそれが当たり前になってしまっていたことです。 私は進学し、弟よりも先に家を出ました。私がいなくなった家では、父のターゲットは弟ひとり。どんなにかつらい目にあったことだろうと思います。しかし、当時の私は進学できた安心感と家を出られるうれしさで、弟のことなど考えていませんでした。その罪悪感は、今でも持ち続けています。 母親との喧嘩がつらい一方、母は子どもに声を荒げたことがなく、とてもやさしい人でした。父と母の立場は対等だったようで、父は子どもには日常的に手を上げましたが、母を叩いているところは見たことがありません。母はよく父と大きな声で口喧嘩をしていましたが、それでも子どもへの暴力を止めることはできませんでした。慣れてしまっていたのだと思います。 子どもの私は、両親の喧嘩が嫌でたまりませんでした。2人は「親の責任」を果たすために、ののしり合いながらも一緒に生活し、弟が成人したあとに離婚しました。子どものせいにしないで、自分たちの責任でさっさと別れたらよかったのにと思います。 親ですから尊敬できる部分もあります。しかし、しつけと称して暴力をふるったこと、子どもへの過剰な期待、毎日のように起こる夫婦喧嘩という点に関しては、確実に毒親だったと思います。私は子育てに関して、何があっても絶対に暴力をふるわないこと、子どもの前で夫婦喧嘩をしないことの2つだけは、絶対に守ろうと思っています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:武田沙季子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年11月08日スポーツの現場での暴言、暴力、ハラスメントは世界中で大きな問題とされています。7月20日、調査機関ヒューマン・ライツ・ウオッチが、来年開催される予定のオリンピック、パラリンピックに向け「日本のスポーツにおける子どもの虐待」というレポートを発表しました。これは子どものころにスポーツをしていた50人以上へのインタビュー、400人以上へのオンラインアンケート、スポーツ団体へのデータ提供などで調査を行ったもので、日本の子どもたちがいまだにスポーツの場で暴力・暴言などの被害を受けていることがわかりました。また、この問題に対する対処と予防の遅れの原因となっている制度上の不十分な点も明らかに。サカイクではこの調査結果を受け、サッカー界での現状・対策方法などについて、日本サッカー協会(以下JFA)リスペクト・フェアプレー委員会、委員長の山岸佐知子さんにお話しを聞きました。2008年度にリスペクト宣言をし、暴力根絶に向けてとりくんできたJFAの現状とは。(取材・文:前田陽子)親は「我慢が足りない」などと言ってはいけません■サッカー界は他競技に先駆けて2013年に相談窓口を設置ヒューマン・ライツ・ウオッチのリサーチを受けて、山岸さんは「正直そうだと思います」と話します。ただ、日本も少しずつ改善されているとも。JFAでは、暴力行為の早期発見と是正および再発防止をするために2013年に暴力等根絶相談窓口を設置しています。2018年に寄せられた相談総数は120件、2019年は243件と増えています。増えた要因はさまざまなスポーツでの暴力暴言が報道されたことも一因。世間が関心をよせ、暴力や暴言に敏感になったことで相談数も増えているようです。「件数が増えることは決して悪いことではありません。悩みを抱えている人が、内にこもることなく相談というアクションを起こすことができているのは、いいことだと思います。」相談内容は暴力、暴言、そのほかのハラスメントと大きく分けていて、2019年は暴力が43件、暴言が127件と暴言の相談が増えています。「手を上げることはいけない、よろしくないという認識が大分浸透してきていますが、それまでは暴力をしていた指導が暴言にシフトしている可能性もあるのではないかと考えています。受ける側からすると暴力も暴言も同じこと。特に年齢が低いお子さんにはダメージが大きいです。暴言は暴力と同等、もしくはそれ以上の凶器になってしまうと考えています」■選手の安全や安全を確保する『ウェルフェアオフィサー』JFAでは2013年からウェルフェアオフィサーの設置に取り組んでいます。ウェルフェアオフィサーの主な役割は、サッカーを楽しむために選手の安心や安全を確保すること、リスペクトやフェアプレーを推進することにあります。全試合とはいきませんが、一部の主要な試合でマッチ・ウェルフェアオフィサーを置き、試合でのチームのマナー、声かけの仕方などをアドバイスしています。ウェルフェアオフィサーは規律委員ではないので、罰則を下すことで排除するのではなく、気づきを与え自ら改善するように促すことが役目です。「仲間同士で気づいて、お互いに指摘しあってほしいです。仲間内で改善されていくことが一番いいと思っています。暴力や暴言を続けていくと、監督さんやコーチもいずれはその立場を失うことになるかもしれない。そういうことを互いに話せる環境になっていくと暴力、暴言指導なども自然となくなっていくのではないかと思います」さらに、JFAではクラブで問題が起きた時にクラブ内で解決できるようにする仕組みづくりの一環として、クラブ・ウェルフェアオフィサーの設置を推進しています。■親は子どもの話をよく聞いて、解決ができなければ相談窓口へ子どもが暴力・暴言を受けていると思っても、監督やコーチに直接話をするのは難しいところ。子どもに「あなたがいけないんじゃない?」、「我慢がたりないのよ」などの声かけは絶対にNGです。そんな風に言われたら、子どもの言葉は続かなくなってしまいます。まずは子どもの話をきちんと聞くこと。そして、問題だと感じたらJFAの暴力等根絶相談窓口へ連絡することです。相談は匿名でも受け付けて、必要であれば調査をします。相談は昨年までは電話、FAXの手段でしたが、今年からはJFAのホームページ内にある暴力等根絶相談窓口通報受付フォームから通報が出来るようになりました。「これまでにライセンスの一次的な停止などの処置をしたケースもありました。ですが、起こしてしまったことをしっかりと反省をして、心を入れ替えて再度サッカーに携わるという道もないといけないと思っています。大切なのは過ちを理解して、繰り返さないこと。そのための教育的なプログラムは必要になってくると思います」と山岸さん。■サッカーをプレーしているところに笑顔があふれるようにJFAでは、自分たちの環境を自分たちで守るウェルフェアオフィサーのような役割の人を増やしていく予定です。サッカーに暴力も暴言も必要ありません。プレーしている選手たちが笑顔でサッカーを楽しめることが重要で、そういう環境を守るのは、サッカーに携わる私たち大人です。また、指導者には暴力暴言を使って指導をしていてもいいことはないということを、しっかりと認知してもらくことが大事です。「ただし、古い体質は長い歴史の上にあるもので改善までには長い時間がかかるのではないかと思っています。コツコツと努力を続け、グラスルーツのチームまで浸透させていくことが我々の役割だと思います」■子どもたちは大人の背中を見ています山岸さんは、以前はレフェリーとして多くの試合を担当していました。そんな山岸さんから貴重なお話をうかがいましたので、ご紹介します。「サッカーはコンタクトスポーツです。当然、フェアにチャレンジしていてもコンタクトすれば倒れる場面もあります。その際にすぐに立ち上がってプレーを続けることを促すチームと、倒れたことをアピールするチームでは、特に下の年代ですが、冷静なチームの方が強いです。コーチがレフェリーに対して倒れたことをアピールすることで、選手も煽られてしまい、プレーに集中することを忘れてしまうのです。それが当たり前だと、自分たちがミスをしたりうまくいかないと人のせいにしてしまうようになります。練習の中でレフェリーにアピールするようにという指導はしていないと思いますが、子どもたちは大人の背中を見ている。せっかくいいプレーをする力も持っているのに残念です。倒れてもすぐに起き上がってプレーする習慣があるチームは、仮にその時に優勝する力がなくても、そういう習慣が身に付いている選手は年齢が上がるに連れてたくましくなり、優勝争いができるようになります。自分のやるべきことがちゃんとわかるようになるので。子どもたちは大人の様子を見て、真似ます。大人はそれを自覚して接してほしいですね。」大人になると中々自分を変えることは難しいものです。ですが、選手たちが安心、安全な環境の中でサッカーを楽しむために、JFAへの啓蒙を続けていきます。後編では指導者養成の面でどのような活動をしているのかをお送りします。日本サッカー協会暴力等根絶相談窓口対象となる行為の詳細、通報フォームはこちら>>
2020年09月08日夫から妻への見下したようなモラハラ暴言。前編に引き続き、今回は妻の体調が悪い時や妊娠・出産の時にまで言われた夫からの暴言について見ていきたいと思います。今回もウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から、お伝えしていきます!■「俺の飯は? 風邪うつすなよ」驚愕の冷酷発言風邪などで体調を崩した時、いつもより弱っているからこそ、優しい言葉をかけてもらいたいものですよね。しかし、そんな体調の悪い時にも、モラハラ夫から暴言を言われたとの声があがっています。「私が熱を出した時、体調が悪いと言った私に夫が返した言葉は、『俺の飯は? 風邪うつすなよ』。1日で治らないと『役に立たんね』と言われ、40度の熱の中、歩いてひとりで病院へ…」「生活がかかっているので、毎日一人で、家事育児に奮闘していますが、体調が悪くても、決して心配してくれません。『自己管理できないやつが悪い』と。自分は深夜までテレビを見て寝不足になったりして、体調をしょっちゅう崩しては、当たり前のように妻の私に看病してもらっているのに」「更年期で体調が悪く最低限の家事もできない日が多くなったことから、もう少し手伝ってほしいと涙ながらに頼んだところ、『具合悪くてかわいそうだから家に置いてやってるんだ』と言われた。この言葉で旦那を捨てる覚悟ができた」「生理痛で体調が悪く寝込んでいると『夕飯はどうするんだ?』と聞く。別の日に頭痛で具合が悪い顔をしていると『またかよ。体調がいい時あるの?』と言われた」「体調が悪かったとき、何とか夕飯の準備をしたが、『そういう顔してるとこっちまで気分が悪くなる』と言われた」体調が悪い妻を気遣うような発言は一切せず、上から目線な夫からの暴言が多く見られます。一方で、夫自身が体調を崩した時には、妻が看病しているという発言もあり、もはや自分勝手としか言いようがありませんよね。体調不良の時くらい、もう少し思いやりを持ってくれてもいいのに…という妻の叫びが聞こえてくるような気がします。■「妊娠は病気じゃない、甘えるな!」妊娠出産時も暴言また、妊娠中や産後でさえも、モラハラ発言をしてきたというコメントも。「妊娠中、仕事を続けていたこともあり体がキツくて夫に手伝ってくれないかと頼みました。そしたら『帰ってきて何十分休んでんだよ! だるいなら後からやればいいだろ!』と罵声を浴びせられました」「第1子出産後、慣れない育児に体調を崩し協力を求めるも『おれは毎日仕事してる。おまえは育児のために休みをもらってるんだから育児が仕事でしょ? 何でできないの? 周りはみんなやってるじゃん』などと言われました」「高収入だが、家事育児は一切やらない。上の子が7ヶ月で次の子を妊娠。つわりがひどくて家事をせず休んでいると、『妊娠は病気じゃない、甘えるな』と怒鳴りつける。自分は深酒して寝るだけ」「第2子の1ヶ月検診と私の産後検診に上の子も連れて行かなくてはいけないため、夫に付き添いをお願いしてあった。ところが前日夜になって他の用事に行きたいと。こちらがムッとすると、『なんでその都度おまえに合わせなきゃいけないんだ』ですって」確かに、妊娠や出産は病気ではありませんが、子どもを産むのは命がけで、妊娠中も産後も女性の体にはさまざまな変化が訪れます。その全てを理解してもらうのは難しくても、全く理解を示してくれない言動には、ガッカリしてしまいますよね。■モラ夫の暴言とどう付き合うべきかここまで、モラハラ夫の見下し暴言の数々についてエピソードをご紹介してきました。もし夫からひどいことを言われた時、どのように対応するのが正解なのでしょうか。「ガマンの限界で、半年程前に『離婚する!』と騒ぎました。初めは言い返して罵倒されましたが、本気の私にビビりコロリと態度を変え『おまえがいないと生きていけない』と泣きついてきました。まだ出て行けていませんが、モラハラする人はできる相手がいなくなると生きていけないということがよくわかりました」「夫にひどいモラハラ発言をされましたが、その後私がぶちギレて、1年かけて更生させました」「モラ夫はモラハラできる相手がいないと生きていけない」というコメントからは、モラハラ夫の本質が見えてきそうです。こうした場合には、「夫から離れる」ことが最も有効な手立てになるのかもしれません。また、「夫を更生させた」という頼もしいコメントも。夫が自分の発言の問題点に気づいていないという場合には、きちんと指摘して話し合い、モラハラ発言をなくしてもらうよう働きかけることも選択の一つかもしれません。ここからは、 ▼「離婚できない妻のモラハラ対処法」全3話 を元に、モラハラ夫への対処法について抜粋して考えてみましょう。そもそも、妻自身がモラハラをされていることを認識していないケースが多いと言われています。そういう場合は、自分の友だちがその夫から、今の私とまったく同じ扱いをされていたら、どう感じるか?出典: 離婚できない妻のモラハラ対処法 Vol.1 という視点を持つと、夫にモラハラされているかどうかの判断がつきやすいようです。そして、夫がモラハラだと気づいたら、夫に攻撃させないような態度をとることも大切だそう。モラハラをする人は、相手が「弱い人間」で「有害」だと思うことが原因で、攻撃すると言われています。「弱い人間」で「有害」だと思われないためには、「自分の感情を隠す」「感情表現を平坦(へいたん)にする」「淡々とした態度を貫く」出典: 離婚できない妻のモラハラ対処法 Vol.2 など、反応を減らして、相手への関わり方を変えることが有効なのだそうです。また、深刻なケースは第三者に相談することも大切です。もし、周囲の人にわかってもらえなければ、公的機関で必死に訴えるのもひとつの方法だとか。被害者になる人にはこういうことが苦手な人が多く、「こんなこと言ってもいいのだろうか?」と、どうしても控えめになってしまうといいます。だからこそ、必死に伝えることで、相手に「何かあるんじゃないか」と思わせることがポイントだそう。出典: 離婚できない妻のモラハラ対処法 Vol.3 ただ、夫がモラハラであると認識した後は、自分はどうしたいのかを考えるのが一番大事なのだそう。「本当の人生は、攻撃が終わってから始まる」と言います。ここがスタートラインであり、本当に大事なのはその先の人生をどう生きるか。幸せは夫や他人が運んでくれるものではなく、自分でつかむもの。モラハラ夫がいたって、状況を変えることさえできれば、自分の望む幸せをつかむことができるのです。出典: 離婚できない妻のモラハラ対処法 Vol.3 別居や離婚をするのか、そのまま一緒に暮らしていくのか、判断は人それぞれですが、どの道を選んでも、自分の心の平穏を保てるような道を選び取ってもらいたいと思います。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >> 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年08月25日前回 の記事担任の先生が問題のある言動をしているらしい…それは想像を超えた内容でした…小学校でわが子の担任の先生が暴言を使っている噂を耳にしました。でも噂は噂。担任の人柄も分からない状態。情報収集ということで、まずはわが子に話を聞いてみることに。(こちらから先生怖い? とか誘導するような聞き方にならないように注意しました)わが子の話はクラスメイトのママさんたちから聞いた話とほぼ同じでした。子どもの話からも、これは言葉の暴力だし、どうも解決に向けて進んでいる気がしないと思った私は、ボランティアなどで学校に行った時に先輩ママ(B先生が去年受け持っていた)にも聞いてみましたなんと前の年も暴言問題を起こしていたということで、その時も問題になり親御さんたちと数回話し合いの場を持ったことがあるというではありませんか!しかも、そのことは校長先生らもご存じとのこと…これはどうやら根が深そうな問題。でも、そんな経緯があるのに今も暴言を使っているって一体どういうこと…!?B先生ってどんな人なんだろう…。次回に続きます
2020年07月24日フランソワ・オゾン監督が、フランスでは誰もが知る児童への性暴力事件「プレナ神父事件」を映画化した最新作『グレース・オブ・ゴッド告発の時』。この度、性被害者のひとり、フランソワ役のドゥニ・メノーシェとエマニュエル役のスワン・アルローの貴重なインタビュー映像が公開された。ひとりの勇気ある告発者から端を発した児童への性的虐待事件は、結果的に80人以上もの被害者が名乗りをあげ、プレナ神父が教区を変えながら長年にわたって信者家庭の少年たちに性暴力を働いていたという事実が白日の下にさらされた。この度解禁されたインタビュー特別映像では、本作で描かれた3人の被害者のうちの2人、フランソワ役のドゥニ・メノーシェとエマニュエル役のスワン・アルローが本作への思いを語っている。メノーシェ演じるフランソワは、教会側に宣戦布告するなど闘志あふれる被害者。オゾン監督はキャスティング理由として「彼のエネルギー、目に見える力強さがフランソワにぴったり」と語る。本作で描かれた性的虐待と信仰について、「聖職者による事件が明るみになった時、別の地域や国でも同じ事例が判明した。真実が語られることを願っている。宗教を重んじる人にとって信仰はとても重要だ。信仰とは世界をよくするもの。問題があるなら議論すべきだ」とあくまで本作の意義は断罪ではなく、問題について議論していくことだという。また、『危険なプロット』に続いてのオゾン監督作への出演に「見事な脚本だった」と賛辞を惜しまない。本作の、声を上げた被害者から次の被害者へとバトンを渡していくような構成には「人から人へ物語が手渡されていく。彼らが何をやりたいのかがよく分かる。事態が変わるかはわからないが、議論の場には上がるだろう」と希望を込めて語っている。続いてオゾン監督が、『ブラッディ・ミルク』を観て「感性の豊かさと脆さがぴったりだと思った」と配役理由を語るスワン・アルローは、肉体的にも精神的にも虐待のダメージを深く負ったエマニュエルを演じている。役柄について「自分が演じる(実在の)人物には会わなかった。会えば真似をしたくなる。“脚本を元に演じてほしい”と、監督は強く願っていた」と、事実の綿密なリサーチの上に執筆した脚本を信じ、劇映画としてイマジネーションの広がりを俳優に託したオゾン監督の思惑を明かした。本作については「(事件について)テレビやラジオで聞くことは単なる情報にすぎない。当事者の人生をよく知ることで、本当の苦しみが見えてくる。その役割を本作が果たすことを願う」と、自身の願いを語った。フランスでは連日テレビやラジオで報道され、誰もが知る「プレナ神父事件」を基にした本作は、公開されるやいなや91万人を動員する大ヒットを記録した。事件のあらましだけではなく、その内部に観客を導き、心揺さぶるヒューマンドラマとして魂を吹き込んだ2人の熱演を劇場で確かめてほしい。『グレース・オブ・ゴッド告発の時』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月03日今や、さまざまな場面で使われるようになった『ワンオペ』という言葉。『ワンオペ』とは『ワンオペレーション』の略で、『ワン』は1人、『オペレーション』は作業…つまり1人で作業を行うという意味の和製英語です。母親の中には、家事と育児をすべて1人でこなす『ワンオペ育児』で多忙な日々を送っている人が多く存在しています。ヲポコ(@wopocco)さんはこの『ワンオペ育児』には普通の『ワンオペ育児』と『選択的ワンオペ育児』があるとし、漫画にしました。男の子だから仕事のみ出来ればいいとか料理作れなくてもいいやとか子育てに関する知識なくてもいいわとか周りが判断して機会を奪って家庭不和が起きて、最終的に男の子(夫)も妻も不幸にしてる気がするので描きました環境を、社会を変えるって大変だけど声を上げたい! #選択的ワンオペ 辛いです‼️ pic.twitter.com/LOQQK5sePy — ヲポコ魚人系さんと他9,999,999人がいいねしました (@wopocco) May 19, 2020 『選択的ワンオペ育児』に従事せざるを得ない女性の話は、SNS上でよく目にします。性格の問題とするには、あまりにも育児に非協力的な男性が多すぎることから、彼らが成長する環境に問題があるのではと考えたヲポコさん。まずは、男性自身が妻に『選択的ワンオペ育児』を強いていないか考え、改善することが大事だと訴えました。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・うちの夫も全く育児に関わろうとしません。お義母さんも育児は女が1人でやるものって感じ。男性が育ってきた家庭環境も関係しているのかもしれませんね。・過去のつらかった育児を思い出し、これからの社会から『選択的ワンオペ育児』をなくしていきたいと思いました。・自分の周りを見ると、育児に参加する男性が増えていると感じることも事実です。いい方向に変わってほしいものです。『選択的ワンオペ育児』を強いている男性が、考えを改め育児に参加してくれれば、協力し合う両親を見て育った子供たちが大人になった時、よりよい家庭環境を育んでくれることでしょう。ヲポコさんは『選択的ワンオペ育児』のほかにも、自身の出産、育児の経験から感じたことなどを自身のブログにまとめています。気になった人は、ぜひヲポコさんのブログをチェックしてみてくださいね。ヲポポポコめも[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)対策のための外出規制が緩和され始めたアメリカでは、多くの州で経済活動を再開しています。2020年5月8日、マサチューセッツ州にあるアイスクリーム店『ポーラーケーヴ・アイスクリームパーラー』もようやく営業を再開。多くの人たちがおいしいアイスクリームを求めて、店を訪れました。ところが晴れやかな営業再開日となるはずだったこの日が、一部のマナーの悪い客によって悲しい日となってしまったのです。店のルールを守らない客が店員に逆ギレ海外メディア『Boston25 News』によると、『ポーラーケーヴ・アイスクリームパーラー』は「テイクアウトのみの販売です。事前に注文をしてから予約時間に取りに来てください」とSNSで告知をしていたといいます。ところが当日、店が開いていることを知った人たちが事前注文をせずに押しかけ、店は大混雑に。予想以上の多くの客が殺到したため注文を取るのにも時間がかかり、待たされた一部の客が17歳の女性店員に怒りをぶつけたのだそう。店のオーナーのマーク・ローレンスさんいわく、客たちが女性店員に浴びせた言葉は「男子ロッカールームでもいわないほど、ひどいものだった」ということです。そして女性店員はじっと我慢してその日のシフトを最後まで勤め、仕事を終えた後にアルバイトを辞めたのです。この女性店員は3年前から働いていた『もっとも素晴らしい従業員の1人』だったといいます。この出来事に心を痛めたマークさんは翌日から再び店を営業しないことを発表。Facebookに、「19年間店を経営してきて、こんなにも気分が沈んだのは初めてだ」とつづりました。As I turn the key in the lock tonight. My thought is that we shall simply not open to the general public until...Posted by Polar Cave Ice Cream Parlour on Friday, May 8, 2020またこの出来事は地元のテレビニュースでも報道され、多くの人たちから女性店員への同情の声が寄せられました。One day after reopening, ice cream parlor closes to public after employees harassed by customersPosted by WCYB on Monday, May 11, 2020マークさん「一部の客は突然の山火事のように店員に暴言を浴びせ、私たちが決めた安全対策を守ってくれませんでした」「6、7週間も家に閉じ込められた人たちは、他者をどのように扱うかを忘れてしまったのです。彼らはほかの人に対してどうやって敬意を持ったらいいか分からないんですよ」Boston25 Newsーより引用(和訳)辞めた女性店員を支援する輪が広がる数日後、マークさんは辞めた17歳の女性の大学進学費用を支援するための寄付金サイトを設立します。すると事情を知った人たちが続々と寄付をし始め、約3万ドル(約320万円)が集まったということです。一部の客は事前注文をせずに来店し、車の中で待つようにいわれても守ろうとせず、「俺のアイスクリームはまだか」と店員に怒りをぶつけたといいます。しかもその怒りの多くはもっとも無抵抗な17歳の少女に向けられてしまったのです。何週間もの間、自由に外出ができずにストレスを感じていたのは誰もが同じはず。だからといってその怒りを無関係の相手にぶつけるべきではありません。5月23日現在も『ポーラーケーヴ・アイスクリームパーラー』はテイクアウトのみの販売のままとなっており、店のファンからは一日も早い再開が望まれています。世界の多くの国ではコロナウイルスはまだ収束しておらず、人々はウイルスとともに新しいルールにならって生活をしていく必要があります。こういう時だからこそ誰もがお互いに感謝と思いやりを持ち、協力し合ってこの危機を乗り越えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日思いを寄せていた男性と付き合うことになったものの、いざ距離が縮まると「カッとなって怒る人だった」「暴言や暴力を振われた」ということは、珍しくありません。恋に落ちて相手に夢中になっていると、なかなか見抜けないものなんですよね……。当然ながら、そんな相手とはすぐに別れるべきでしょう。お付き合いを長く続けたいのであれば、穏やかな性格の男性を選ぶのが正解!今回は、交際はもちろん、結婚相手にもぴったりな「穏やかな男性」の特徴を解説していきます。■ 人混みで周りに気を遣える穏やかな性格の男性は、誰に対しても平等に、優しく接することができるもの。とくに人混みでの対応に、その性格が表れます。周りに気を配って、リュックを前に抱えて持ったり、交差する人に道を空けてあげたりできるのは、心の余裕があるからこそ!また、電車で奥に詰めたり、困っている人に席を譲ったりするかどうかもチェックポイント。常に自分本位ではなく、周りを見て動ける人とお付き合いできると、とっても心地いいですよ。■ 店員さんにも丁寧デートで食事をするときは、彼が店員さんに対してどんな態度をとっているかを気にかけてみましょう。「お願いします」や「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」をきちんと言えるのは、誰に対しても感謝の気持ちを忘れない素敵な人だからこそ!とくに注目すべきは、料理がなかなか来ないときや、間違えて運ばれてきてしまったとき。穏やかな男性は、タイミングを見計らって、優しい言葉で店員さんに指摘をすることができます。逆にそこで声を荒げたり、イライラした態度をとる人は、あなたに向かってカッとなる危険性もあるので気をつけて。■ 家族や友達への言葉が優しい親しい相手への態度は、将来のあなたに対する態度と同じです。彼が家族や親しい友人に対して、「~って言ってるだろ」「~しとけよ」といった乱暴な言葉を使ったり、高圧的な態度をとったりしていないか、よーくチェックしておきましょう。逆に、家族や親しい友人に対しても気遣いを忘れず、常に優しく接することができる男性は、本当に穏やかな性格の持ち主と言ってよいでしょう。律儀に誕生日をお祝いし、「父の日」「母の日」などにプレゼントを贈っている人、困っていると聞いたらすぐに駆けつける人はとくにオススメです!■ 彼女以外の人にどう接するのかをチェックしよう!今回ご紹介した3つの特徴に共通しているのは、「恋人以外にも優しくできる」ということ。逆に好きな相手の前でだけ、気に入られようと「優しい男」を演じている人は、化けの皮が剝がれれば「自分本位な男」です。誰に対しても穏やかな心で接することができる、根っからの「いい人」を見つけましょう!(オルカ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年03月05日平成18年度と平成29年度の11年間で、小学校1年生のクラス内での暴力は約19.2倍になっています。その原因が感情のコントロールが苦手なお子さんが増えているから。あんふぁんWebで「子どもが家族に対して暴力をふるったり、暴言を吐くことはありますか?」と質問したところ、47.5%の人が「ある」と回答しています。実際にお子さんの暴力・問題行動にお悩みの読者をお呼びして、リアルな声を聞きながら、今の子どもたちを取り巻く状況について、読者と増田先生でざっくばらんに話しをする場を設けてみました。夏休みを迎えた今、今一度親子関係を見つめなおしてみませんか?平成29年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」文部科学省発表小学生のお子さんの暴力・問題行動に悩むママたちYさん2児のママ。埼玉県在住。長男(小2)の問題行動に悩んでいる。パパに対する態度とママに対する態度があからさまに違うことにお悩み。Iさん4児のママ。東京都在住。長男(小4)の問題行動に悩んでいる。子だくさんゆえに、目が行き届いていないこともお悩み。【Yさんの場合】小2長男の口答えと暴言に悩んでいますYさん : 私は長男(小2)が口答えすることに悩んでいます。反抗期なのか、言い争いになることが多いです。とくに字の汚さを注意すると言い返してくることが多くて…。もう少しきれいに書けば、できるのは知っているので、「もう少し、きれいに書けないの」と言うと、そこから言い争いになり、「字が汚いのはお母さんのせいだ」「どうせバカだと思っているんだろ」「オレなんかいないほうがいいと思っているんだろう」と言い始めて。この言葉はショックでした。子どもにそう思わせてしまったのだろうか、とかなりへこみましたね。増田先生 : そのような発言は、お父さんに対してはないですか?Yさん : ないですね。父親に対しては、そのような態度に出ることはなく母親のみです。2人のときだけなので、父親は信じがたいと思います。私が報告をして、父親が翌日に話をすると、素直に非を認める感じがあります。増田先生 : 文字を書くのは早い方でしたか?Yさん : そうですね。字は年中くらいから、父親が教えて書けるようになっていたと思います。増田先生 : そうですか。最近は保育園でも字を教えているところが増えましたね。私も字の書き方というか、鉛筆の持ち方を教えています。Yさんのご家庭では、鉛筆はどのように持つといいと指導していますか? ただ、「上手に文字を書きなさい」というのは子どもには難しいんです。持ち方をきちんと教えてから、書き方を教えることが大切です。大人はよく「きれいに書きなさい」と言うけれど、そうではなく、まず大事なことは鉛筆の持ち方を教えることなんです。Yさん : 言葉遣いが悪いことも気になっています。どのように注意すればいいか。どこまで許すかが難しくて…。私に対して「てめぇ」と言ったりすることもあって。増田先生 : 言葉自体はそれほど気にしなくていいと思いますよ。考えるべきなのは、何でも「お母さんが悪いんだ」という責任を転嫁してくる傾向の方ですね。今、学校では、いろんな問題が低学年で起きています。その中で思うのは、「他責タイプの子が多くなっている」ということ。大学生になっても、単位が取れないのは先生が悪い、先生の教え方が悪い…というんですね。何か不都合があったときに、まず自分が悪いと思わない、責任転嫁する傾向を感じます。こういう傾向は、小学校から始まっていて、Yさんの息子さんだけの話ではないんですね。こういう子どもがなぜ増えたか?を考えると、世の中が、なんでもきちんとできる子を求めているからだと思います。きっと、Yさんのご主人は子どものころからできる人だったのではないでしょうか。「お父さんはしっかり生きてきた」という無言の圧力があって、「お父さんはできる人だ」というリスペクトが息子さんにある。同時に「でも僕はできない」という焦りや、「自分はそうはなれない」という思いが息子さんの中にあるように感じます。実はそれが大きなストレスとなっている可能性もありますね。【Iさんの場合】子どものウソにほとほと疲れてしまいました…Iさん : 私は長男(小4)のウソに悩んでいます。小2くらいから多くなったのですが、当時、クラスが荒れていて、担任の先生が3回変わる事態がありました。母親と父親に言っていることが違ったり、明らかにウソだとわかるのに、ウソをつきとおそうとします。増田先生 : 僕は子どもは、自分の都合がいいようにウソをつくものだ思っています。「ウソはいけない」というのではなく、もっと「うまいウソをつきなさい」くらいの感覚がいいんじゃないかな。「もっと笑えるようなウソを考えてごらん」って言ってみる。うまくユーモアにすり替えるという感じですね。いずれ、子どもはウソをついていけない場面はわかってきますよ。息子さんがウソをついているなと思うときは、聞き方を変えてみるのも大切ですね。話を聞きながら、「うんうん、それで? うん、それで?」「ふーん」「どこが通じてないと思う?」という感じで聞いていく。子どもの話を聞いているようで、実は「話し手モード」で対峙しているお母さんが多いんです。子どもに促すのは「反省」ではなく「内省」です。自分の非を認めるのは難しいけれど、自分自身で考えさせることが大切。Iさんの息子さんの話を聞いていると、語彙をもう少し増やせるといいと思いますね。息子さんが小さい頃「読み聞かせ」はしていましたか?Iさん : いえ、ほとんどしていないですね。増田先生 : 今、4年生ということですが、今から「読み聞かせ」をしてみてください。2年生くらいが読む絵本から始めてみるといいと思いますよ。言葉の数を増やすには、読み聞かせが大切。今からでも遅くないので、ぜひやってみてください。そのとき、その絵本の世界を一緒に楽しむことが大切ですよ。音読が大切なのは、言っている言葉が耳には跳ね返っているからなんです。それによって、理解度が高まる効果もあります。ぜひ声に出して読んであげてください。ほかには「対面読み」。同じ本を2人で読み合わせるのもいいですね。同じ本を2冊用意して2人で読んでみる。僕は子どもたちに、絵本を見せないで読んでみる → その場面、世界を想像させる → 絵を見せる、ということもしていました。文字能力だけでなく、絵を一緒に見せて読解力を深めるんですね。現代は子どもたちにとって「受難の時代」今回のお悩み相談を受けて、増田先生から読者に向けてメッセージをいただきました。Iさんの相談の中に、小2のとき担任が3回変わったという話がありました。僕が小学校教諭だったときに、担任が7回変わった事例がありました。子どもたちが悪さをする → 親が文句を言う → 先生が病んで辞める → 子どもが「自分たちを見捨てた」と思う → 僕たちはどうでもいい存在だという感覚 → 投げやりな気持ちになる、という悪循環でした。担任が通年を見ることがいかに大切かということです。それから、最近の子どもたちの関係性においては、クラスの同調圧力が強い、それに抵抗することが難しいということを親が理解してあげてほしいなと思います。以前はクラスのリーダーも決まりやすかったです。なんとなく中心になる人物がクラスをまとめ、先生をサポートしてくれてもいた。でも、今はリーダー自体が、全体の空気を読まないといけない。だからリーダーをやりたくないと思うようになる。現代は子どもたちにとって「受難の時代」だということも親として頭に入れていただきたいです。増田修治先生白梅学園大学子ども学部子ども学科教授。1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。
2019年07月26日芸能事務所「タイタン」社長の太田光代(54)が4月9日、Twitterで夫婦に子供がいないことに関する暴言を受けて反論した。苦しい胸の内も明かし、ネットでは慮る声が上がっている。太田はあるTwitterユーザーから、夫である爆笑問題・太田光(53)への批判とともに夫婦に子供がいないことが「救い」といった暴言を受けた。それについて太田は《私の胸の鼓動が速くなるのを止められません》と心痛を明かし、《子供を授からなかったことに、なんらかの意味がある事は私たちは少なからず知っていますが、他者に言われる事ではありません》とつづった。さらに、こうツイートした。《神様が子供を授けないという事ではないです。少なくても不妊治療、医学的には、ないです》苦しい胸の内を明かし、暴言に向き合った太田。Twitterでは気遣った上で、賛同する声が上がっている。《子を持つ人、要らない人、欲しいけど持てない人、…どれにも事情がある。「いい」「悪い」は各々夫婦の考えであって他人がどうこういうことじゃないでしょ》《私も、子供がいないから精神的に幼いままなんだ、子供を持って一人前などと言われたことがあるけれど、こういうことを言う人って一体何様なんだろうか?》《世の人は子どもができる事が普通の事と思う人も多いのでしょうけれど、命を育むのは奇跡です。自分ももし出来ていたら今の人生変わってたろうな》本誌は不妊治療に関して、太田にたびたび取材してきた。太田は自身も夫もともに一人っ子だったため、「両親に孫を抱かせたい」という思いから結婚10年目となる36歳のころに不妊治療を開始。そして光の精子の量が足りなかったので、人工授精を始めた。「人工授精後に出血があり、痛みがひどかったんですね。1~2日は寝込んでしまい、精神的にも肉体的にもかなり厳しかった。間をあけて、それでも4回はチャレンジしたんですが」(07年5月8日号)社長業も両立していたため、苦しい思いをしたようだ。「社長業の合間に時間を作り、1ヵ月に20日ほど通院しなければならない。午前中は病院に通うため、仕事の打ち合わせを入れられるのは午後。当時は私も不妊治療のことを公にしていなかったので『太田さんは朝弱いよね』と言われたこともありました。ホルモン剤を飲んだり注射をしたりしたことで、吐き気やめまい、感情のアップダウンがひどくなりました。仕事の移動で電車に乗っても、貧血になって1駅乗っては降りてベンチに座り休憩をとる……それが日常的に起きていました」(10年9月21日号)また不妊治療のさなか「自分の息子(光)がそんなはずはない!」と夫妻の不妊を受け入れることのできない義父の姿を太田は目の当たりにしたという。そんな生活を4年ほど続けたころ、ついに心身ともに限界が。仕事も多忙を極めたためにいったん中断したという。のちに治療を再開した太田は、顕微授精に3回挑戦。しかし結果を明かしていない。不妊治療をめぐり、太田には様々な出来事が起こった。肉体的にも精神的にも疲弊することが続いた。そういった経験をしてきたからこそ、今回の暴言に《鼓動が速くなるほど》堪えられなかったようだ。
2019年04月10日2016~’17年に、立て続けにエリート大学生らによる性暴力事件が報道されたのを覚えているだろうか。姫野カオルコさんの『彼女は頭が悪いから』は、そんな暴行事件のひとつ、東大生による集団わいせつ事件に着想を得て書かれた。読者自身の倫理観や価値観を映し出す、恐るべきミラー小説。「最初にラジオのニュースで聞いたときから、直感的にこれまで見聞きしてきた事件とはどこか違うと違和感を覚えました」姫野さんは、自分なりに報道等で事件を調べるとともに、裁判の傍聴にも出向いた。同じくこの事件について取材を重ねていたフリーライターの高橋ユキさんから話を聞いたりもしたという。結局、取材開始から出版まで、2年近くを要した。「事件そのものは、すでに法廷で裁かれており、細かい事情まで知らない私があれこれ言うことではありません。性衝動では説明できないような事件が起きたという結果の報道から、こうであったかもしれないという、自分にも多くの人の中にもある醜さを考えたいと思いました」のちに被害者となる神立美咲は、横浜の平凡な家庭で育ち、普通の女子大に進学した。加害者となる竹内つばさは、東京の一等地の公務員宿舎に住まいがあるような家庭で何不自由なく成長し、東大生となった。「私なりの調査から推測した女性像、男性像です。美咲は『ま、いっか』とその場の空気に流されてしまう女性で、つばさは東大ブランドを万能だと勘違いしているような男性」物語のほとんどは、美咲やつばさがどうやって育ってきたかに割かれており、それがわいせつ事件の背後に潜む、現代社会や市井の人々の歪んだ倫理観や価値観を際立たせる。「この作品に出てくるのは、加害者もその家族もSNSユーザーもイヤな人たちばかり。その中の誰に、どんな物言いに嫌悪感を覚えるかで、自分がどういう人間かが見えてきます。見たくないのに、できてしまったおできは鏡で見ずにはいられないですよね。そんなミラー小説と呼べるような作品になりました」問題作にふさわしいエンディングは、最初から決めていたのだろうか。「展開も含め、作者の意図が介在する余地がなかったですね。登場人物たちがみな自分で語りだし、行動し……、私はそれをただ書き留めていただけのような気がします」姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』カバー絵に、身分格差のある悲劇的な恋愛を描いたといわれるジョン・エヴァレット・ミレイの「木こりの娘」が使われているのも印象的。文藝春秋1750円ひめの・かおるこ1958年、滋賀県生まれ。2014年、『昭和の犬』で直木賞受賞。エッセイにも卓抜した才能を発揮。著作に『近所の犬』『純喫茶』ほか。※『anan』2018年10月3日号より。写真・大嶋千尋インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年09月27日在宅介護では暴言や暴力が絶えないともいわれています。このいわゆる虐待は大きな問題でもあります。認知症の人に接するうえで最も大切なことは何か。このような悲劇を招かないために、一度立ち止まって考えてみる必要がありそうです。■ 最も暴力に発展しやすいのは子が親を介護するケース!?平成27年度、家族や親族による虐待数は15,976件でした。これは前年と比べて237件増えています。sakai / PIXTA(ピクスタ)介護者と要介護者の関係を大きく分けると、子が親を介護、妻が夫を介護、夫が妻を介護、妻が姑を介護、という4つのケースがあります。この中で最も感情を乱しやすいのは、子が親を介護するケースです。また認知症の人は感情のコントロールがうまくできないため、何かと怒ったり頑固になったりします。しかも言うことを聞かないうえ、暴言や暴力までふるうこともあります。その結果、介護者がストレスを抱え、今度は介護者による虐待が始まることも少なくありません。■ 虐待で最も多い!息子が親に対して行う暴力平成27年度の虐待事例15,976件のうち、息子が全体の40.3パーセント(7,099件)を占めています。Ushico / PIXTA(ピクスタ)以下、夫の21.0パーセント(3,703件)、娘の16.5パーセント(2,906件)の順に続いています。では、なぜ息子の暴力が多いのか。それは、もともと力の差があるうえ、身内という遠慮のない関係が災いし、暴力をふるいやすいのではないかと思われます。■ 在宅介護で虐待が起こる最大理由はストレス!息子や娘は、自分を育ててくれた親をいつまでも気丈で尊大な人と思いたいものです。しかし、幼児のようにわがままや身勝手な振る舞いをする親に、我慢できなくなり、つい手を挙げてしまうのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、在宅介護で虐待が起こる最大の理由は「介護疲れ・介護ストレス」とのこと。shimi / PIXTA(ピクスタ)徘徊や異常行動を起こす親に振り回されると、疲れ、ストレスが溜まり、やがて冷静に対処することができず、大声で怒鳴ったり、手が出たりします。■ 病に対する理解不足は悲劇を生む根源同じ質問を一日に何十回もされると、多くの人は冷静さを失うでしょう。でも、それが認知症なのです。言ったこと、聞いたことをすぐに忘れる病が認知症なのに、性格が悪いとか頭がおかしいとか、本気で思ってしまう人もいます。shimi / PIXTA(ピクスタ)認知症で最も悲しいことは、こうした誤解による関係性の崩壊です。では、どうすればいいのでしょうか?最大の防止策は、認知症を理解することです。多くの介護者が認知症を理解しないまま介護をしていると考えられます。介護方法は知っていても、病気についての理解がないため基本的な接し方ができない人が多いのです。これは悲劇の根源でもあります。認知症の人は病人である前に人なのです。汚い言葉には汚い言葉で返します。優しい言葉には優しい言葉で返します。■ 認知症を理解し受け入れる寛容さが大切認知症は治らない病気、認知症になったら家庭は崩壊する、などの言葉が独り歩きし、誤解を信じ込んでいる人はたくさんいます。認知症を理解することは相手を理解することであり、それによって憎まない・怒らないにつながります。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)病を憎んで人を憎まず。難しいことかもしれませんが、病気を理解し真正面から受け入れる寛容さが私たちには必要なのだと思います。【参考】※イリーゼ高齢者虐待を防止するには?介護現場の実態と今後の解決策※厚生労働省医療経済研究機構「家庭内における高齢者虐待に関する調査」概要※厚生労働省平成27年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果
2018年09月18日昨年4月13日に、『City of Lies』(原題)の撮影中スタッフに暴力を振るったとして損害賠償を求められているジョニー・デップが、訴えを真っ向から否定した。「The Wrap」などが報じた。原告で当時ロケーションマネージャーを務めていたグレッグ・ブルックスは、撮影現場でジョニデの過度な要求にも応えようと努力していた。しかし、グレッグはアルコールの臭いをさせたジョニデに身体を2回強く殴られ、「10万ドルやるから俺の顔を殴ってみろよ」と挑発までされたという。また、この事件について「訴えない」という放棄証書にサインをさせられそうになった。サインを拒否したところ、事件から3日で不当解雇に…。ジョニデの弁護士は「原告が訴えている事柄は、原告自身の感情的で悪意に満ちた行動によって起きたものです。被告のデップ氏は身の危険を感じ、(同作品の)ブラッド・ファーマン監督にも危険が及ぶと感じ、自分と周りの人たちを守っただけです」という旨の反論書を裁判所に提出した。また、「メディアで報じられていることは事実でなく、ジョニー・デップは訴えを起こしたあの人に触れたことすらないのです。十何人もの目撃者がいますし、彼らは証言もできますよ」と強気な姿勢も見せた。「すべての要求を退け、いんちきな訴えに全面的に闘うつもりです」とのことだ。(Hiromi Kaku)
2018年08月21日女性に対してDVをしてしまう男性というのは、少なからずいます。絶対に暴力だけはイヤだと思っている人も多いと思いますが、彼氏がもし暴力をふるってきたらどうしますか?許せるでしょうか?それとも即座に別れるでしょうか・・・。実は、DVには治るものと治らないものがあり、DVをふるわれても治るDVであればお互いに努力していく事で関係を良くしていく事もできるといいます。治るDVと治らないDVについてお届けします。1. DVは男だけのせいじゃない!?DVは絶対に許されないことを前提で書きますが、男性は女性よりも言葉でコミュニケーションを取るのが苦手な生き物です。小さな男の子が上手く言葉で伝えられないと、お母さんを蹴ったり叩いたりしてしまいますよね。あの状態に大人になっても陥ってしまうというのです。暴力をふるうことは絶対によくありませんし、暴力をふるう人間は最低です。でも、コミュニケーションの取り方次第では、DVを防げるということを胸に留めておく必要もあるのです。2. 治るDVとはどんなもの?DVをしてもそれを深く反省できる人であれば、恋人の協力で2度とDVしないという状態に持っていくことは出来るといいます。例えば、「溜め込み型」です。口下手で上手に反論が出来ないために、彼女への不満がドンドン蓄積。我慢できなくなってしまい、口では反論できないので手が出てしまうというDV男性の特徴です。また、「激高型」と呼ばれるDVも治りやすいといわれています。激高型は、男性のここだけは触れて欲しくないという部分に彼女がズケズケと触れてしまったがために、手が出てしまったなどというパターンです。例えば、「お給料少ないね」「セックスが下手」などと言われてカッとしてしまったなど。この2つのケースの場合、お互いに悪い部分があり手が出てしまったという状態。この2つのDVパターンであれば、女性が少し落ち着いたものの言い方をする、伝え方を変えてみる、ゆっくり話し合うという作戦を取る事で改善する事も多いと言われていますよ。3. 治らないDVってどんなもの? (1) 言葉の暴力とワンセットになっている「うるせえこのブス」など言いながら暴力をふるうようなDV男性は、女性を完全に見下しています。自分の立場が上である事を証明するためにDVを行うので、気に食わない事があれば、女性に対してすぐに暴力を振るようなタイプが多いのも事実。 (2) 暴力を悪い事だと思っていない例えば平手打ちという暴力を男性が振るったとして、「グーで殴ってないだけマシ」とか「こんなの痛くないだろう」なんて言う男性のDVは一生治らないのですぐに逃げてた方がいいでしょう。相手の痛みが分からない人であり、DVがエスカレートしてしまう可能性も高いと言われています。 (3) コントロールするためにDVをする自分の言う事を聞かせるためにDVを行うタイプ。これも治らないのですぐに別れたほうが良いでしょう。自分の思い通りにならないと、暴力という「恐怖」で相手を従わせようとします。恐怖で人をコントロールしようとするタイプは本当に危険です。 (4) 暴力を女性のせいにする「お前が言い過ぎるから」「○○しなければこうならなかった」などと言い、自分の暴力を彼女のせいにする男性のDVは治りません。自分がDVする事を正当化することに気持ちが囚われ、問題解決しようという気持に至りません。こういう男性は、時間が経つと「お前がもうしないって言うなら許す」とか「痛かったよなごめんな・・・でも」と優しくする事も多いので気をつけなくてはいけません。基本的に女性に暴力をふるう男性は、どんな理由があっても許されないと私は思っています。でも、好きだから乗り越えたいという気持ちを持つ女性もいるでしょう。そんな時は、努力して治るDVなのか、治らないDVなのかを見極めて、彼のそばにいる決意をするべきだと思います。written by 亀ぱんだ
2018年08月07日6月から北米ツアーをスタートしたハリー・スタイルズが、テキサス州ダラスの公演で政治的な主張をアピールした。「End Gun Violence」(銃暴力に終止符を)と書かれたステッカーをギターに2枚貼り、ライブを行ったのだ。さらに、ハリーはこのギターを弾いている写真をSNSに投稿し、再度主張を強調した。テキサス州では先月18日、サンタフェ高校で在校生による銃乱射事件が発生。生徒、教師10人が命を奪われ、多くの人が負傷した。この事件を受けて、ハリーは声を上げたのだとみられる。銃に関してハリーが行動を起こしたのは今回が初めてではない。今年3月24日に世界各地で開催された、銃規制を求めるデモ「March Our Lives」(命のための行進)の趣旨に賛同したハリーは、SNSでファンにこのデモをサポートする署名を求めた。このデモは、2月に起きたフロリダ州の高校での銃乱射事件をきっかけに行われたものである。ハリーは銃規制問題のみならず、人権問題に対してもアクティブだ。ライブではLGBTQの人たちの象徴「レインボーフラッグ」を振ったり、「Treat People With Kindness」(思いやりを持って人に接しましょう)というロゴ入りTシャツを販売し、LGBTQの若者を支援する団体に収益を寄付している。LGBTQは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・ジェンダークィア(自分が一つの性にカテゴライズされることに違和感を覚える人)の総称。(Hiromi Kaku)
2018年06月08日この10年間で、小学生のクラス内暴力が約14倍に増えたという調査があります。昔は「じゃれ合い」とされていた行為が「暴力」とみなされるようになったことも急増の理由の1つですが、感情のコントロールが苦手な子どもが増えていることが原因です。小学生の中でも特に低学年の暴力の伸び率が高い結果となっています。小さい内から感情のコントロールを教えていくにはどうしたら良いのでしょうか?感情をコントロールできない子どもの特徴子育て中の親は、子どもが自分の感情をコントロールできず爆発してしまう状況に直面することがあると思います。まずは感情のコントロールができない子どもの特徴を知っておきましょう。●思い通りにならないと大声を出す・泣く感情のコントロールがうまくいかないと、自分の思い通りにならない時に大声を出したり泣き出したりします。例えば、欲しいお菓子を買ってもらえるまで床にひっくり返って暴れるなどです。●自分の邪魔をする相手に暴力を振るう感情のコントロールが苦手な子は、自分のやりたいことを邪魔する相手につい手を出してしまいます。おもちゃで遊んでいる時に他の子が側に来ただけでも邪魔されたと感じてしまいます。●自分の感情をうまく言葉にできない自分の心の中の苛立ちをうまく言葉にできず、それが行為になって表れてしまいます。「ばかやろう」などの暴言を吐くのも、自分の感情に整理がつけられないことから発してしまいます。●自分の考えを相手に押し付ける相手の話を聞かず自分の考えややり方を押し付ける傾向があるのも特徴です。集団で遊ぶ時に、自分がやりたいルールを押し付けようとします。周りが自分に合わせてくれないと、ふてくされて遊びから抜けることもあります。理解できていなくても正しい在り方を教える必要がある感情をコントロールできるかどうかについては、小さい内から親の関りが重要です。暴力を振るう子どもの親は、「子どもだからこれくらい許されるでしょ」と考える傾向にあります。例えば、公共の場で走り回ったり、よその人に乱暴な口を子どもがきいても注意をしない親がいますよね。「子どもだからやってもいい」ではなく、子どもの内から何がいけなくてどうすればいいかを教えていくのが大人の役目です。子どもが小さくて理解できないから教えないのではなく、そういう時期から繰り返し教えることで感情をセーブできる子どもが育ちます。また親から「〇〇しなさい」と命令されて育つと、人から価値観を受け入れてもらう経験が乏しくなり、自分も誰かの価値観を受け入れられることが出来ず「ムカつく」「ウザい」などの言葉を連発する傾向にあります。感情をコントロールできていない時こそ教えるチャンス子どもが感情をコントロールできていない時、何とかしないとと親はまず考えますが、実は子どもに対応を教えるチャンスです。ケース別に対応を見てみましょう。●けんかで相手を叩く特に兄弟げんかでは、エスカレートすると殴り合いになることもあります。お互いの言い分をしっかり聞く事と、「今回はお兄ちゃんが正しいと思うよ」「でもここは悪かったから謝ろうね」などと伝えましょう。●思い通りにならないと声を上げるレストランなど公共の場で大声を出されると、大人は焦ってしまいとにかくその場を収束しようと、子どもにスマホを与えるような対応が多いです。確かにその場は一旦収まるかもしれませんが、それでは感情をコントロールできるようにはなりません。食事の場であれば一旦外に出て落ち着かせ、まずは「皆が静かに食べられないよね」など理由を説明します。「落ち着くまで中に入れないんだよ」と毅然とした態度を取ります。ルールを守れないと損をするという経験が、感情のコントロールに必要です。●暴言を吐く家庭内で気を付けていても、外の世界やTVなどから色々な言葉を覚えて使うようになります。これは仕方ないことであり社会が広がった証拠でもあります。子どもには何が良くて何が悪いのか分かりませんので、「ママはその言葉、相手を傷つけるから嫌いだな」などとその都度伝え理由も説明しましょう。感情をコントロールできない子どもへの接し方子どもが感情をコントロールできない場合、親はどのような態度で接したらよいのでしょうか。接し方を間違えるとさらにエスカレートする恐れもあります。ポイントを押さえておきましょう。1.感情的にならない子どもが困った行動をすると、つい怒鳴ったり無理にやめさせようとしてしまいます。しかし親が感情をぶつけると子どもの興奮はおさまりません。親は感情を押さえて穏やかに接しましょう。声のトーンを下げて落ち着いて話すことを心がけます。2.意見に耳を傾ける大人の物差しで決めつけず、子どもの意見をしっかりと聞くことが大切です。親が話を聞いてくれることは子どもに安心感を与え、暴れる前に自分の気持ちを話してくれるようになります。3.子どもの気持ちを言葉で表す子どもはやりたいことや言いたいことがうまく表現できなくて暴力や暴言などの問題行動を起こしてしまいます。何をしたいのか、何が嫌なのかを親が代弁してあげることが効果的です。「〇〇がしたかったんだね」「疲れたからイライラするんだね」など、伝えたいことをまとめてあげましょう。「こういう時はこう言えばいいのか」など、子ども自身が学ぶことにもなります。4.一貫性を持った態度をとる場合によって対応が異なると子どもは混乱します。子どもと接する時は、その時の気分などで対応が変わらないように一貫した態度を取りましょう。また、夫婦で違うことを言うのもよくありませんので、夫婦間で話し合って方針を統一しておきましょう。感情のコントロールは大人でも難しい時があり、子どもであれば尚更です。親が無理におさえつけてやめさせるのではなく、子どもの気持ちをしっかりと聞き想像し言葉にすることで、子は徐々に落ち着いて考えることができるようになってきます。「うちの子はすぐキレて困る」と嘆く前に、子がどんな風に考えているのかをよく探ってみるところから始めてみましょう。
2018年05月01日“私の兄は、障害者”。見て見ぬ振りして、直視できない現実を避けるように生きてきた、妹目線の連載です。 暴力的だった兄は、次第に家から出ない状態に変化していきました。文・心音(ここね)【兄は障害者】vol. 5高校退学後、兄は急に内向的になった大声をあげながら夜中に帰ってきたり、学校では “ヤンキー系” でヤンチャをしたりしていた兄。しかし、高校を退学させられた後は、だんだん世の中のギャップに気づきだしたのか、家から出ない日々が続きました。もちろん、中卒扱いで働く場所もない。外に出れば、好奇の的。だからといって、新しい予備校に行くという意欲もない……。母は「中学生までは、自慢の子供だった」と言います。運動神経が良く、足も速くていつもリレーの選手。ルックスもよくてオシャレが好きだった兄は、ファンクラブができるほど人気だったからです。それだけに、急に高校からいなくなった “人気者で目立つ兄” の噂は、瞬く間に広がっていきました。そして、自分の悪事に対して後から反省し始めたのか、兄は知り合いに合うたびに引け目に感じるようになっていきました。2階にある兄の部屋は、孤立していた両親は、兄の将来を考えて進路を応援する取り組みをしていましたが、兄は乗り気ではありませんでした。それどころか、部屋から出なくなっていったのです。基本的に部屋のドアを開けるのは、トイレのみ。歯磨きもしない、顔も洗わない、お風呂も入らない。ご飯を用意しても、リビングには来ない。同じ服を何日も着て、布団から出ないんです。「ねえ、お兄ちゃん、お風呂入ってスッキリしたらどう?」と母は、怒ることなく自分の部屋に何日も引きこもる兄に声をかけていました。「ご飯ができたから、リビングにおいで」と呼んでも出てこなければ、母は兄の部屋の前に、お味噌汁やご飯、焼き魚をトレーに乗せて「ドアの前に置いとくから、食べてね」とひと言。数時間経って、そーっと2階の階段を上ってトレーのご飯が減っていれば、片付ける。その繰り返しの日々が続きました。両親は無理に部屋から連れ出そうとはしませんでした。自分が撒いた “種” は、荒れ果てていた正直、兄に関して父より母のほうが献身的だった気がします。自分がお腹を痛めて “産んだ子” だからなのか、母はいつも兄の味方でした。見ていて苦しくなるくらい……。父は仕事から帰ってくると、たまに「疲れて帰って来ても、家の中では休まらんわ」と愚痴をこぼすこともチラホラありました。「知り合いに会いたくない」と兄がいっても、「お前が撒いた “種” だろ?」と冷たく言い返すこともありました。まさに、私は父が言った通りだと思います。“撒かない種に、芽は出ない” とよくいいますが、自分が撒いた後の畑には、必ず何かしらの “芽” が出ます。兄の畑は、荒れ果てていました。まるで、水のない乾燥した状態を耕さずにそのまま放置し、雑草が生えてぐちゃぐちゃになった畑。それは、兄が撒いた “種” の結果だったのです。そんな状況をなんとか打破するべく動いたのは、やはり母でした。パートをやめ、次のステップに踏み出しますーー。(C)RyanKing999/Gettyimages(C)yigitdenizozdemir/Gettyimages(C)Xander_D/Gettyimages
2018年03月11日この10年間で、小学校1年生のクラス内での暴力は約14倍になったという調査結果が出ました。原因は感情のコントロールが苦手な子どもが増えていることではないかと言われています。では、小さいうちから感情のコントロールを教えていくにはどんな関わり方をしていけばいいのでしょうか?小学校教諭として28年間勤務した経験のある、増田修治さんに聞きました。◆お話を聞いたのは…増田修治さん(あんふぁんサポーター)白梅学園大学子ども学部子ども学科教授。28年間小学校教諭として勤務した後、現職。子どもの荒れやいじめについて、新聞や雑誌などでアドバイスを多数行っている。あんふぁんWeb「小学生ママ」コーナーの「困ったら増田先生に聞いてみよう 放課後職員室」でも活躍中。●10年間で小学生の暴力は急速に増えている!急増の理由としては、昔は「じゃれ合い」とされていた乱暴な行為も「暴力」とみなされるようになったことが挙げられるものの、特に低学年の伸びが非常に高いことが分かります。※平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査速報値」(文部科学省)■子どもの暴力の特徴(1)…「なんとなくムカつく」だけで手が出てしまう私が過去に担任を受け持った児童の中には、「どうして叩くの?」と聞くと「なんとなくムカつくから」と答えた子がいました。何をされたわけではないけれど、「相手が気に入らない」ことが暴力の理由になるのです。■子どもの暴力の特徴(2)…自分の感情をうまく言葉にできない自分の心の中の苛立ちやモヤモヤをうまく言語化できず、感情がいきなり行為になって表れてしまいます。「ムカつく」「ばかやろう」「死ね」などの暴言を吐くのも、自分の感情に整理がつけられないためです。■子どもの暴力の特徴(3)…手や体の一部が触れることを嫌がる友達の手や体が触れることが我慢できず、払いのけたり叩いたり。家庭内でのスキンシップが不足している子に多いパターンです。また、「誰が触ったか分からないよ」という言葉も、過剰に潔癖な子をつくってしまいがちです。■子どもの暴力の特徴(4)…自分を棚に上げて人のことを責める小学校の荒れているクラスの子どもには、「みんなルールを守らないんだから自分も守らなくていいだろう」と考える「他責タイプ」が多く見られます。親が「○○くんって悪い子ね」とすぐ人のせいにすると、子どももまねしてしまいます。●先生に質問Q:暴力とけんかの違いって?A:お互いに言い分があるのが「けんか」。一方的な攻撃が「暴力」。友達やきょうだいを叩いてしまったり、蹴ってしまったり。わが子の乱暴な行動にヒヤッとした経験を持つママは少なくないことでしょう。ただし、手や足が出たからといって一概に「暴力」とは言えません。言い争ううちにエスカレートして、手や足が出てしまう。これは「けんか」です。けんかにはお互いに原因があり、言い分があります。一方「暴力」の場合、手や足が出ることに理由はありません。「なんとなくムカつく」という自分の感情で、一方的に相手を攻撃してしまうのです。Q:親の育て方に問題があるの?A:親に「〜しなさい」と命令されてばかりだと暴力的になる傾向に。「なんとなくムカつく」「ウザい」。こうした感情には、自分とは違う価値観を持つ相手のことを受け入れられないという問題が隠れています。「ムカつく」「ウザい」を連発する子どもたちには、親から「○○しなさい」と命令されて育った傾向があります。価値観を受け入れてもらった経験がないから、自分も誰かの価値観を受け入れることができないのです。Q:感情のコントロールを子どもにどう教える?A:どこが悪いのかどうすればいいのかを大人が丁寧に伝えて。「暴力を振るう子どもの親」は、「子どもだから許されるでしょ」と考える傾向にあるようです。例えば、わが子が公共の場で走り回っても知らんぷり、よその人に乱暴な口を利いても注意しないなどですね。もちろん子どもですから、未熟さゆえに間違えてしまうことはあります。その度に、その行動のどこがいけないのか、どうすればいいのかを教えていくのが大人の役目。その姿を見て、自分の感情や行動をセーブできる子どもが育っていくのです。●感情のコントロールができる子に!お子さんの「暴力の悩み」にお答えしますきょうだいやパパ・ママを叩いたり、電車の中で大声を上げたり…といったお悩みを、約半数の人が抱えているようです。でも、子どもがムカついているときこそ、感情をコントロールする術を教えるチャンス。増田さんにアドバイスを聞きました。Q:お子さんは家族に対して暴力を振るったり暴言を吐くことはありますか?2017年11月8日~12月5日、有効回答数1134■お悩み1位:きょうだいを叩く……25.7%兄弟げんかをすると必ず叩き合いに。「お互いさまだからお互いに謝ろうね」と言って仲直りさせますが、いいのでしょうか?(北海道・年長ママ)A. 「はい仲直り」はNG! 価値観を伝えるチャンスです「どちらか一方に肩入れしてはいけない」と思うあまり、言い分を聞かずに解決させていませんか?トラブルになった時こそ、何が正しくて何が正しくないかという価値観を子どもに伝えるチャンスです。「今回は、ママはお兄ちゃんが正しいと思う」「でも、お兄ちゃんもここは悪かったから謝ろうね」という伝え方をしていきましょう。■お悩み2位:思い通りにならないと大声を上げる……22.9%ファミレスで大人同士が話をしていると、気に入らないのか大声を上げます。周りの人に迷惑が掛かるので、ついスマホを与えてしまいます。(東京都・年中ママ)A. スマホでは感情をコントロールできるようになりませんスマホを渡せば静かにはなるでしょうが、大声を上げると迷惑になることは伝わりません。親が一緒に外に出て、「みんなが静かに食べられないよね」となぜダメなのか理由を話し、「落ち着くまで中には入れないんだよ」と毅然とした態度を取ってください。ルールを守れないと損をするという経験も、感情のコントロールにとって大切です。■お悩み3位:パパ・ママを叩く……20.6%悪いことをして怒られたとき、私を叩いたり蹴ったり。優しく言い聞かせていますが、つい怒鳴りたくなってしまいます。(神奈川県・年長ママ)A. 親だってたまには本気で怒っていいんです親だって人間ですから、叩かれたら腹が立つのは当然。どうしても我慢できないときは、「大事なあなたに叩かれたり蹴られたりして、ママの心がいちばん痛いのよ!」と正直に伝えて良いのです。しかしあまりに頻繁に親を叩くのは、愛情を欲していたり、親のことを下に見ている場合があります。普段の関わりを見直してみましょう。■お悩み4位:物を壊す、物に当たる……11.1%思い通りにいかないことがあると、すぐおもちゃを投げつけます。「落ち着きなさい!」と言いますが効き目がありません。(神奈川県・年少ママ)A. 感情を落ち着かせる「隠れ家」を作ってみましょう段ボールなどで子どもがちょうど入れるくらいのスペースを作り、気持ちが落ち着くまでそこにいる、自分の意思で出てきたところで話を聞く…という方法です。これは多くの幼稚園や保育園も導入している方法ですが、子どもたちは「隠れ家」がお気に入り。体が壁に密着することで「守られている」という気持ちになり、心が落ち着くようです。■お悩み5位:暴言を吐く……5.7%「うるせぇ! 」「ばかやろう」などの乱暴な言葉を使うようになりました。園の友達の影響かなと思うのですが…。(千葉県・年中ママ)A. 友達を責めずに「その言葉は嫌いだな」と伝えましょう友達のまねをするのは社会が広がった証拠でもあり、ある意味仕方のないこと。「そういう言葉はママは嫌いだな」と伝えていくことで、成長と共に直っていきます。くれぐれも「そんな乱暴な言葉を教えるなんて○○くんはひどい子ね」と友達を責めるのはやめてくださいね。良くないことがあったとき、他人を責めるクセがついてしまいます。●ムカつきやイライラの翻訳者になることが大人の役目です「ムカつく」と言ったり、叩いたり蹴ったりするといった暴力には、「自分の感情をうまく言葉にできない」という問題が隠れています。いったん言葉を通して説明することで、イライラやムカつきは整理されていくものですから、そこを手伝ってあげるのが大人の役目。「どういう意味でムカつくって言ってるの?」「こういう理由で叩いちゃったのね」と、大人が良き翻訳者になることで、自分の感情をコントロールできる子が育っていきます。巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2018年02月07日「glee/グリー」のサンタナ・ロペス役で知られるナヤ・リヴェラが、夫ライアン・ドーシーに対する家庭内暴力で逮捕された。「CNN」など複数メディアが報じた。ナヤは「glee/グリー」に出演していた20代前半の頃からライアンと交際していたが数年で破局。2013年にラッパーのビッグ・ショーンと婚約したが、婚約を解消し、再びライアンと付き合うように。そして2014年にライアンと結婚したが、2016年に離婚を申請。しかしその後すぐに復縁し、息子のジョジーくんを一緒に育てていた。オン・オフを繰り返している2人ではあるが、“暴力沙汰”になったのはこれが初めて。11月25日土曜日夜(現地時間)、サンクスギビングデーを祝うためにライアンの実家のあるウェストバージニア州に帰省していたナヤ一家。2人でジョジーくんを連れて通りを散歩している最中に、子どもに関することで言い争いになり、ナヤがライアンの頭と顔を殴ったのだとか。ライアンは警察に通報。暴行を受けている間に撮影していた動画が“決め手”となってナヤは逮捕された。地元警察によれば、ライアンは「治療が必要ではない」程度のケガで済んだとのこと。ナヤは保釈金約11万円を支払い、すでに保釈されている。(Hiromi Kaku)
2017年11月27日何故か、付き合う男性からよく暴力をふるわれてる女性がいます。男性から暴力をふるわれやすい女性には特徴があることが分かりました。暴力=DVではないDVにはいくつか種類があります。①殴る蹴るなどの身体的タイプ②言葉による暴力などの精神的タイプ③付き合いを制限させるなどの社会的タイプ④生活費を渡さないなどの経済的タイプ⑤避妊しないなどの性的タイプでも実は、暴力=DVではありません。ドメスティックバイオレンスとは、暴力によってパートナーを支配すること。喧嘩によって暴力をふるわれた、という場合はDVには当てはまらないことが多いようです。男性が暴力をふるう理由喧嘩がエスカレートして暴力に発展することが多いのですが、男性が女性に暴力をふるってしまう原因は主に3つあります。①溜まった怒りが爆発するなどの我慢の限界②地雷を踏まれて突然キレる③相手を支配するために暴力をふるう最後の③はいわゆるDVですので、今回のお話は①と②の場合です。暴力をふるう側が悪いのは明らかですが、誰と付き合っても暴力をふるわれるなら、女性にも何か原因があると考えられるでしょう。暴力をふるわれる女性の特徴ではここで、暴力をふるわれやすい女性の特徴を紹介します。・言い過ぎる、黙らない、聞かない喧嘩は大体が言い争いから始まります。口が達者なタイプの女性は、相手の言い分を聞こうとしないで一方的に文句を言い続けてエスカレートしがちです。こうなると口下手な男性は、部屋から出て行くか、暴力で黙らせるか、の2択に迫られるほど追い詰められます。・暴力をふるうむしろ自分から暴力をふるってしまう女性もいます。何を言われても我慢していたのに、手をあげられるとやり返してしまう、という男性は少なくないようです。・暴力心をあおる中には「どうせあなたも殴るんでしょ!」「そんなに嫌いなら殴れば!?」などと暴力を促す女性もいます。すぐ「別れる」と口にする女性と同じで、あなたは殴らないよね?と試しているのかもしれません。男性は口では女性に勝てない、という話はよく聞きます。怒って部屋から出ていってしまった、という経験がある女性は、もし相手が違ったら暴力をふるわれていたかも。喧嘩するほど仲が良いとは言いますが、暴力に発展するまで喧嘩をエスカレートさせてしまうのは危険です。思い当たるフシがある方は気を付けて下さいね!
2017年06月12日「ケンカするほど仲がいい」と言いますが、ケンカも仕方次第では破局を招くことだってありますよね。彼と別れたくないなら、ケンカの時にしちゃダメなことがあります。今回は男子がケンカで彼女にされると萎えることをご紹介します。カッとなってついこんなことをやってしまう女子はちょっと要注意です。■1.暴言・暴力で傷つけてくる「ケンカの時にカッとなるのはわかるが、暴言や暴力を振るってこられると、仲直りしたとしてもトラウマになり、この子とこの先ずっと一緒にいることはないかなと思う」(30歳/男性/広告)血が上って、つい暴言を吐いてしまったり、物を投げてしまったりする女子いるでしょうが、それを続けると彼も付き合いきれないと感じてあなたから離れていってしまうかも。■2.他の男とわざと仲良くする「ケンカの勢いで他の男のところに行くような彼女はいやだ。行ってしまった瞬間は『俺も悪かったかな・・・』と反省するが、後から『なんでケンカくらいで他の男のところに行くんだ?』と憎しみに変わる」(29歳/男性/建築)ケンカで彼のことが嫌になっても、軽い気持ちで他の男子に絡まない方がいいです。彼だってケンカのストレスが溜まっている最中にあなたの軽い行動を目の当りにすれば、余計にイラついてしまいます。後悔しないためにも控えましょう。■3.LINEで攻撃してくる「長文のメールやLINEでネチネチ攻撃してこられると萎える。文字って残るし、後からも読めるから『結局これくらいの子なのか』と感情的すぎる彼女にがっかりする」(31歳/男性/IT)当時の文章を見返して、「ケンカもいい思い出だったな」と思えることもあるかもしれませんが、「キレたら自分を見失うタイプなんだな・・・」と引かれることも少なくありません。イライラしている時は残るかたちで連絡しないほうがいいでしょう。思いがけずきつい言葉を送っていることもありますからね。■4.長期間の音信不通「『ケンカの後は口を利きたくない』、『連絡も取りなくない』からと長期間、音信不通にするのは振られたと思ってしまうのでやめてほしい。振られたと勘違いして次の子とデートし始めた頃に連絡してきても、もう遅い」(29歳/男性/不動産)LINEをしても返信なし、電話をしても着信拒否・・・これでは振られたと勘違いしてもしょうがないです。どんなに彼にイラついても長期の音信不通はやめましょう。反省させるつもりで無視しても、勘違いから他の子と付き合い始めてしまってあなたが後悔することになるかも。■5.適当に「はいはい、ごめん」と流す「ちゃんと話し合いたいのに、適当に『あーはいはい、ごめん』と流されると自分を否定されたような気がしてケンカ以上に傷つく」(27歳/男性/通信)自分の話を聞いてくれない・・・となれば彼もそれ以上あなたとは仲良くしたいと思えないかも。相手の話を適当に流すと、心に距離ができてしまうので気をつけて。イライラしても話し合いに前向きな姿勢を見せることは大事です。■おわりに普段彼と仲がよくても、時にはケンカをする時だってありますよね。でも、彼をイラっとさせるような行動には十分に注意が必要です。お互い傷つけるだけのケンカはやめましょう。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年04月04日家庭内暴力とは出典 : 家庭内暴力は、家庭内で起きる暴力のことで、一般的に子どもが親に対して暴力をふるうことを指します。また、同様に家庭内で起きる暴力であっても、親が子どもに暴力をふるう場合を“児童虐待”、夫が妻に暴力をふるうものを“DV”(ドメスティックバイオレンス)と呼ぶことが通例となっています。この記事ではこうした用法にならって、子どもが親に対して暴力をふるう「家庭内暴力」について解説します。警視庁は家庭内暴力について以下のように定義しています。少年が、同居している家族等に対して継続的に暴力を振るう事案をいい、家庭内暴力を止めようとした第三者に対して暴力を振るう事案や他人の所有物を損壊する事案については含まない「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」(警察庁生活安全局少年課)より引用ここでの少年とは20歳未満の者を指しています。つまり、家庭内暴力とは20歳未満の子どもが家族に対して行う暴力行為を意味します。ここでいう暴力には、身体的な暴力や、暴言、家具や家財の破壊なども含まれます。家庭内暴力の特徴としては・暴力が家庭内でのみ行われる・暴力の対象が人である場合、暴力をふるう本人より弱い者が対象となりやすいことが挙げられます。事実、暴力の対象のうち約6割が母親であることが警視庁によって報告されています。参考:「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」警察庁生活安全局少年課家庭内暴力は、1960年代から顕著に現れるようになりました。警察庁生活安全局少年課による報告書「少年の補導及び保護の概況」によれば、平成27年度現在、家庭内暴力の認知件数は2,531件にのぼります。また、この数字は平成18年の1294件と比べて約2倍となっており、近年も増加傾向が続いています。実際に家庭内暴力をおこなうのは中学生がもっとも多く、次に高校生、小学生の順となっています。さらに、性別でみると男子が圧倒的に多く、女子と比べて2~3倍多く報告されています。同報告書によると、家庭内暴力の動機は1番多いのが「しつけ等親の態度に反発して」(1,636件、全体の65%)、2番目が「理由もなく」(261件、全体の10%)、3番目が「物品の購入要求が受け入れられず」(225件、全体の9%)となっており、以降「不明」「勉強をうるさく言われて」「非行をとがめられて」といった動機が続いています。非行をとがめられた際に反発して起こる家庭内暴力が実は意外と少なく、親の態度への反発から生まれる家庭内暴力が圧倒的に多い結果となっています。実際、おとなしい性格で、学校での成績もよい子どもがある日を境に家庭内暴力を行うようになるケースも多く報告されています。こうした、家庭内暴力を行いやすい子どもの特徴・傾向は次章で解説します。出典:「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」警察庁生活安全局少年課家庭内暴力を引き起こしやすい子ども・家庭の特徴出典 : 家庭内暴力をする子どもには、本人の性格や家庭環境に一定の共通点が存在するといわれており、具体的には以下のようなものが挙げられます。ただし、様々な組み合わせがあり、また例に挙げた要因に当てはまらない場合もあります。・真面目、内気、おとなしい・家庭外では他人に対して従順で、自己主張が乏しい・神経質である・比較的友人が少なく孤立的である・非行に走ってはいないが、生活習慣の乱れなどがある家庭の外において反社会的な言動をおこなう非行少年・少女とは対照的に、家庭内暴力を行うのは比較的おとなしく、学校でもあまり多くの友達を持たない子どもが多いようです。・母親が過干渉で父親が無関心である(もしくはその逆)・親子分離が少なく、子どもの親への強い依存心、甘えがある家庭内暴力が起きている家庭は、経済的に豊かで、親も教育熱心ということが少なくないようです。そんな家庭で家庭内暴力が起きてしまうのには、中学生や高校生で挫折して、学力が低下したり、親が期待しすぎたり、干渉しすぎるなどの理由で不登校になり、親への反抗から暴力をふるうようになってしまうというパターンが多いといわれています。また、ときには世代間の考え方の違いが意見の違いをもたらし、その表面化が子どもの親不信の引き金となることもあるようです。参考:「研究紀要第42号 教育相談における心理検査の活用」福島県教育センター家庭内暴力の原因出典 : 家庭内暴力は、様々な要素が複雑に絡み合って起きるため原因の特定は困難であるといえます。親の育て方が悪かったという見方をされがちですが、そうとは言い切れないこともあります。なぜなら、家庭内暴力の原因には社会的な要因、心的外傷、精神疾患などといった、親にはどうしようもないさまざまな要素が複雑に関連している可能性があるからです。親への反発が暴力を誘発しているケースが存在するのは事実ですが、だからといって親がそもそもの原因であるとする考え方は解決を図る上で有効ではありません。本章では、以上に挙げた社会的影響・心的外傷・精神疾患といった家庭内暴力の原因となりうる3つの要素を解説します。・都市化社会における対人関係の疎遠・両親の離婚・共働き・転勤などによる家族間の感情的交流の希薄化・インターネット・スマートフォンの普及による過剰刺激・暴力シーンへのアクセスの簡易化・受験競争や立身出世志向など、社会的な影響が要因となり家庭内暴力へと結びつくことがあります。・親に虐待された・学校でいじめられた・事故に遭った・進学に失敗したというような経験を通して得た親への反抗・復讐心、恐怖心、挫折感などの感情が家庭内暴力へとつながってしまうことがあります。家庭内暴力は統合失調症、強迫性障害、精神遅滞、広汎性発達障害、多動性障害などさまざまな精神疾患が背景にあることが少なくありません。次章ではそれらの中でも主な例を紹介します。家庭内暴力と二次障害ー精神疾患や発達障害との関連は?出典 : 行為障害・素行障害(Conduct Disorder)とは別名「素行症」と呼ばれる精神疾患であり、社会で決められたルールを守らず反抗的な行動を起こし続けてしまうという特徴があります。具体的な症状には人や物への暴力的な攻撃、窃盗や長期・複数回の家出などが挙げられます。詳しくは以下の関連記事をご参照ください。国際連盟の専門機関の一つであるWHO(世界保健機関)が作成する疾患の分類である『ICD-10』により定められた行為障害の中でも「家庭限局性行為障害」の症状は家庭内暴力に対応しています。家庭限局性行為障害とは家族が精神的に追い込まれ疲弊してしまうほどの激しい家庭内暴力をおこしてしまう疾患です。この暴力的な行動は家庭内だけでみられ、学校生活や友人間では問題なくうまくやっていくことができることも特徴です。家庭限局性行為障害がある場合、精神科医への相談をおすすめします。家庭内暴力は発達障害の二次障害として発症する場合もあります。発達障害が背景にあり、失敗経験を重ねて子どもが自信を失ったり落ち込んでしまったりした結果現れる二次的な情緒・行動の問題を二次障害といいます。二次障害は周囲への反抗や家庭内暴力、非行など問題行動が外に出るタイプと、うつや対人恐怖、引きこもりなど内面に向かうタイプがあります。二次障害の中でも、反抗挑戦性障害(ODD)は、別名「反抗挑戦症」とも呼ばれ、親や教師など目上の人に対して拒絶的・反抗的な態度をとり、口論をしかける、暴言を吐くなどの挑戦的な行動をおこしてしまう疾患です。反抗挑戦性障害とADHDは強い関わりがあるといわれており、年齢を重ねるとともに合併する可能性が高くなると言わています。そのような場合、元々ADHDがある人が“人間不信的行動”という二次障害として反抗挑戦性障害を発症する場合が多いです。人間不信的行動とは、自尊心・自己肯定感が低下して自分はダメな人間かも知れないと思い、そんな自分のことを誰も理解してくれないという気持ちから、周囲の人を信じれなくなったときに起こしてしまう行動のことを指します。この反抗挑戦性障害を発症している場合も、精神科・心療内科の専門医への相談をおすすめします。反抗挑戦性障害の子どもへの対応方法・接し方などに関しては、以下の関連記事を参考にしてください。家庭内暴力を行う子どもの心理出典 : 思春期の子どもが家庭内暴力をふるう理由のひとつとして、感情の抑制が効かなくなってしまうことが考えられます。イライラや不安、悲しみ、憎しみなどといったネガティブな感情が湧き出てきて、それを抑えることができなくなったとき、感情の鬱積(うっせき)が暴力となって現れるのです。家庭内暴力をふるう子どもの心理としては、だめな自分のやりきれなさを暴れることによって発散しようという気持ちと、そのような自分をつくった親に対する反抗という、二つの側面があります。ほとんどの場合、外でおとなしくて家族にだけ暴力をふるう子どもは、「暴力が悪いことだ」とは自分でも理解しています。なので、「本当は暴力をふるいたくない。でもやってしまう」という罪悪感に苦しんでしまうことも珍しくありません。暴力行為をどんなに繰り返してもモヤモヤした感じが残ってスッキリしないのは、罪悪感から自己嫌悪に陥ってしまうからなのです。暴力をふるうことで自らも傷つき、暴力をふるう自分が許しがたく、しかしそのような「許せない自分」を育てたのはやはり両親なのだ、という自責と他責の悪循環に苦しんでいる場合があるのです。参考:「研究紀要第42号 教育相談における心理検査の活用」福島県教育センター家庭内暴力の解決を目指すうえで親が持つべき心構え出典 : 家庭内暴力は様々な偶然などにより、どんな家族にも起こりえます。だからこそ、暴力が起こってしまったときや、起こりそうになったときの対応策が重要となります。本章では、家庭内暴力の根本的な解決を目指すうえで重要となるであろう、5つの「心構え」を紹介します。『暴力は親に向かう』では問題解決に向かううえでの5つの心構えとして以下のようなポイントが挙げられています。1. 現実逃避をしない2. 過去の話はしない3. いたずらに悲観しない4. 「特効薬」を求めない5. 「リスクのない解決策はない」ことを知るこれらのポイントをそれぞれ詳しく見ていきましょう。1. 現実逃避をしない子どもが家庭内暴力をふるう前段階として、ひきこもりがちになるケースがあります。そうやって子どもがつまずいてひきこもり始めたときや暴力をふるい始めたときに、根拠のない楽観論にすがって、子どものひきこもりを放置したり子どもの暴力を受容してしまうのは、解決を目指すうえでは得策でないといえます。状況を受け入れてしまうのではなく、問題の根源と向き合う努力が必要となるでしょう。2. 過去の話はしない子どもが暴力をふるう原因を過去に探ろうとして、自分を責めてしまう傾向にある親御さんも少なくありませんが、「過去の話をしない」というのも重要な心構えです。なぜなら、過去に起きてしまったことは、誰にもコントロールできないことだからです。「親も子も不完全なんだ」と受け入れ、未来のために今できることに目を向けることが重要といえます。3. いたずらに悲観しない暴力は、子どもにとっての「正当防衛」ということができるかもしれません。なぜなら、暴力は子どもが求めているものを伝えるための、自己主張の一つの手段といえるからです。意外かもしれませんが、実は、暴力もふるわずおとなしく何年もひきこもってしまうほうが解決は困難ともいわれています。子どもが自己表現の一部として暴力をふるっていることを良い機会と捉え、暴力の裏にある主張に向き合っていくことは、問題の解決に結びつく姿勢であるといえます。4. 「特効薬」を求めない家庭内暴力が瞬時におさまり、問題を根本から解決できる「特効薬」は残念ながら存在しません。子どもの隔離などの方法による、表面的・一時的な解決であれば短期間でも可能ですが、それはまだ根本的な解決とはいえません。子どもの不安や親子関係自体を解決するのには時間がかかるという覚悟を持つことは、解決を目指すうえで重要な心構えとなるでしょう。5. 「リスクのない解決策はない」ことを知るどのような解決策にもリスクというのは存在します。外に連れ出してみる、外部の機関に相談してみるなど、リスクを恐れて実行を躊躇するばかりでは、現状を打開する機会を失ってしまうことになりかねません。なにより親にとって最大のリスクは、家庭内暴力が長期化してしまうことのはずです。リスクのない解決策はないのだと知ることは、勇気を持って解決策を打つための助けとなるはずです。参考:二神能基『暴力は親に向かう』2007年、東洋経済新報社家庭内暴力に悩んだ時の相談先は?家庭内暴力は、複雑かつ対応を誤るとエスカレートしやすい傾向にあるため、家庭内で抱えこんで暴力の現場を密室化させてしまうのではなく、外に助けを求めることも重要です。家庭内暴力にお困りの場合、以下のような機関・施設が相談先となります。「子どもの養育に関する相談」、「障害に関する相談」、「性格や行動の問題に関する相談」などの育児に関する相談ができる機関となっています。各県、政令市にはほぼ一か所ずつ設置されている窓口であり、精神保健福祉に関する相談をすることができます。相談については、予約制、健康保険の適応があるところがあります。詳細は、それぞれのセンターにお問い合わせください。全国の精神保健福祉センター一覧心の症状、心の病気を扱う科です。心の症状とは具体的に不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などのことです。心療内科は心と体の不調だけではなく、ほてり、動悸などの身体的症状とその人の社会的背景、家庭環境なども考慮して治療を行います。エスカレートする暴力行為を前に、身の危険を感じた場合は警察に相談することをおすすめします。警察に通報することで子どもの復讐心を煽ってしまう可能性がないとはいえませんが、自分の身を守るためには毅然とした態度で通報する勇気も必要となるでしょう。まとめ出典 : 家庭内暴力とは子が親に向けて行う暴力的行為(暴言や物の破壊も含む)を指し、暴力は家庭内限定で行われます。比較的おとなしい子どもが、ある時点を境に始めるケースが多く報告されており、突然の息子・娘の変化に驚き、苦悩する親御さんは多くいます。家庭内暴力の原因はとても複雑で、必ずしも親の教育やしつけが原因というわけではありません。社会的な影響や過去のトラウマ、精神疾患が原因であることも多いのです。そうした事実を踏まえ、ときに家庭外の第三者の協力も得ながら、対話による意思疎通をベースに解決を目指していくという方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
2017年02月15日周囲でよく耳にしていた「家で暴れる発達障害児」。その実態とは出典 : 発達障害児を育てている親たちからよく聞く困りごとの1つに「子どもが家で暴れて困る」というものがあります。更に、その暴力暴言の標的は母親であることが多いです。私も何度か子どもの暴力で悩む母親と話をしたことがあります。そのお母さんの手には、引っかき傷やあざが沢山ありました。全部、発達障害の子どもからの暴力による傷だと言います。ところがその、「家で暴れる子ども」に外出先で会うと、(変な表現ですが)とてもそんな風には見えない「普通の子」であることが多いのです。お母さんや兄弟姉妹とも、外ではとても穏やかに接していることが多く、公共の場で見る態度はとても模範的です。「こんないい子がどうして…」という場合がほとんどです。だからこそ、悩む母親が多いようです。体中に傷をつけられている状態なのに、周囲からは「こんなにいい子なのに」「普通じゃない?」「信じられない」という言葉をかけられることが多いからです。一体なぜ、子どもたちは家の中と外とで態度がこんなに違うのでしょうか?息子にも現れ始めた、暴力・暴言。やはり周囲にはなかなか理解してもらえず…出典 : 歳になってから落ち着きが出てきた我が家の息子。発達障害と診断された頃は、家で癇癪を起こしては何時間も泣きわめき、それはそれは大変でした。しかし最近は癇癪のコントロールも上手になり、感情を爆発させることが少なくなってきました。何よりも社会性が伸び、幼稚園でもしっかりと人間関係を構築し始めました。しかし、息子のこの「社会性の伸び」と相反するように、私に対する暴力・暴言が始まったのです。毎日毎日、「このバカヤロー!」「うっせぇ」「くそボケ!」と、びっくりするような言葉が息子の口から飛び出します。少しでも気に食わないことがあると、拳を振り上げ私にかかってきます。6歳であっても、このような暴力・暴言は身に応えます。出典 : ところが息子は、園や習い事など公共の場では、実に手のかからない「模範的な子」なのです。このため私の悩みは、どこにも理解してもらえませんでした。以前幼稚園の遠足で、息子が私のことを拳で叩きまくっているところを、たまたま先生が見かけたことがあります。先生はびっくりして、「○○くん、お母さん痛いでしょう。どうしたの!?」と止めに入りました。「いつもこんな感じです…」と私が言うと、先生は「信じられない…普段は本当にみんなに優しいんですよ…」と目を丸くしていたのを覚えています。どうして母親にだけ暴言・暴力が現れるのだろう出典 : 発達障害児の母親に対する暴力・暴言はなぜ現れるのでしょうか。外で頑張っているから家で爆発している、という意見もよく聞きます。だから母親は受け止めてあげるべきだとも言われます。けれども、徐々に身体が大きくなっていく子どもの暴力・暴言を全て受け止めきれるほど、母親は強いものではありません。限界があります。発達障害児は人間に対してもこだわりを持つことがあります。息子は小さい頃、物にこだわりがありましたが、それが思い通りに動かなかったり壊れたりすると、よく癇癪を起こしていました。そのこだわりが、人間にも向き始めているのでは…?つまり、母親に対する暴力・暴言は「母親こだわり」なのかもしれません。そして、思い通りに動かない母親に対して、癇癪を起こしている気がします。それが、暴力・暴言という形で出ているのだと私は思っています。けれども、母親は発達障害児の「お気に入りの物」ではありません。暴力・暴言を受け続ければ、母親といえども壊れます。極端な態度を少しでも緩和させるには出典 : 息子の様子を日々見ていて感じるのは、「発達障害児の暴力・暴言を、声かけ1つで変えていくのはとても難しい」ということです。このため、母親への内向きのこだわりをなくそうと努力するのではなく、外向きのベクトルを増やしていく必要があると思います。家庭の外でも、自分の気持ちが言えたり、自分を受け入れてくれる場所をたくさん持っておくこと。そうすることで、母親を思い通りにしたいというこだわり行動は、少しずつ薄れていくのではないかと私は信じています。外で常に模範的な態度をとることは、決して理想的ではないと思うのです。それがストレスとなり、内向きのこだわりをますます強めてしまっている可能性があります。外では模範的、内では暴力・暴言という極端な態度が、その子の基本行動になってしまわぬよう、外でも自分を崩すことのできる相手を増やしていくことが必要かもしれない、そう思うのです。
2016年12月15日DVの相談件数も年々増えてきており、内閣府男女共同参画局が平成28年9月16日に公開した、「配偶者暴力相談支援センター」への相談件数は年間で10万件を超えています。DVと言えば、男性から女性に対して振るわれる暴力を思い浮かべる人が多いかと思いますが、女性から男性に対して行われる暴力も決して少なくありません。この、女性から男性に対して行われるDVを逆DVとでも呼ぶのでしょうか。今回は、その逆DVの被害にあった際にするべきことについてご紹介したいと思います。*画像はイメージです:■夫のDV被害特有の問題点夫がDV被害者の場合、妻のDV被害に比べて、被害が明らかになりにくいという問題があります。もちろん、妻が被害を受けている場合も、他人に相談できずひとりで問題を抱え込むケースは少なくありません。しかし、近年は女性に関しては公的な支援が浸透してきたこともあり、そのような機関や周囲の人たちに相談をする女性も増えてきたようです。これに対して夫の側は、おそらく、そもそも女性である妻から暴力を受けているという事態を、男性として恥ととらえる傾向が強いといえるでしょう。また、「家庭も満足に仕切れない男がろくに仕事などできるわけがない」などと見られる可能性もあり、勤務先での立場が悪くなると考える傾向も強いようです。そのため、周囲に相談できず、被害に耐え忍ぶケースが非常に多いといえます。写真や録音などの証拠が残っているケースも極めて少ないため、夫のDV被害は明らかになりにくいといえます。また、これらの問題をクリアして調停や訴訟で離婚の手続をとることが可能な場合でも、夫と妻の間の経済格差から慰謝料を妻からとることが難しいといった問題があります。養育費や財産分与をするとなると、被害者は夫であるにもかかわらず、離婚によって妻の側が経済的に得をするケースも少なくありません。離婚に至っても、夫の側には不公平感が残る結果になってしまうのです。 ■DVを受けたらすべき対策やはり、一般的には、夫の場合、「女である妻から一方的に暴力を受けている」という主張について、疑いを持たれやすいことは否定できません。ですから、暴力を受けて怪我をした場合には、必ずその状況を写真にとっておく、キレ始めた妻の状況などを明らかにするために、途中からでもいいので可能な限り録音する、暴力を受けたら、そのことを日記やメモにしてリアルタイムで残しておく、病院にいて診断書をとっておく、など、マメに客観的な証拠を残しておくことが重要ではないかと思います。そして、離婚の手続については弁護士に、身辺の安全を確保するためには警察や公的な相談機関などに相談することが必要です。慰謝料をもらえなくても、実質的に慰謝料相当分を考慮した条件で離婚する(例えば財産分与を調整する)ことも、状況次第で可能になることもあります。 ■恥ずかしがらずに相談することが第一歩男性のDV被害を幅広く救済するためには、被害を受けている男性ひとりひとりがその被害を申告・相談することが第一歩となります。被害男性の声がもっと広がれば、男性のDV被害は恥ずかしいことではなく、被害を受けたことを前提とした条件で離婚することも徐々に可能になっていくのではないかと思います。 *この記事は2015年9月に公開されたものを再編集したものです。*著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)【画像】*けいぞう / PIXTA(ピクスタ)【参考】内閣府男女共同参画局-配偶者からの暴力に関するデータ
2016年11月24日誰だって、平和な毎日を送りたいもの。そのため、「自分の子どもにはいじめや校内暴力のない学校に通わせたい」と思うのが親心ですよね。そこで気になるのが、校内暴力の発生件数。毎年秋ごろに、文部科学省が前年度の校内暴力の発生件数を都道府県別に発表しているのをご存知でしょうか?実はこの数字には、知られざる裏事情があるのです。今回はそれも含めて、校内環境の実態について言及していきたいと思います。■校内暴力が本当に多いのは大阪・高知・京都まず、文部科学省の発表を見ると、平成26年度の校内暴力の発生件数は以下の通り。1位:大阪府(10,116件)2位:神奈川県(6,716件)3位:千葉県(3,665件)しかし、1,000人当たりの発生件数に換算すると2位と3位が変わります。1位:大阪府(10.6件)2位:高知県(8.2件)3位:京都府(7.9件)神奈川県や千葉県の発生件数が多いのは、単純に人口が多いからだと判断できます。では、大阪府や高知県、京都府はいじめや校内暴力の多い地域だといえるのでしょうか?■統計には含まれない集団暴行を受けた過去が私は、大学を卒業して1年目に公立の中学校に赴任しました。あるとき、生徒間のいじめを止めに入った結果、激昂した問題児たちに羽交い締めにされ、集団暴行を受けました。事件は警察沙汰になりましたが、校内で揉み消されたため、教育委員会に報告されることはありませんでした。文部科学省の統計は全国の教育委員会からの報告によるものなので、私が被害にあった事件は、その年の統計には換算されていないことになります。詳しくは、当時の事件を漫画化していますので、私のホームページをご覧ください。無料で読めます。■統計の数字では校内暴力の真実はわからない2011年の大津市中2男子いじめ自殺事件を受けて、いじめ防止対策法が成立し、学校の隠蔽体質は少し改善されたようです。しかし現役教員の話を聞いている限りでは、まだまだなくなってはいないようです。では、それらを踏まえた上で、この統計を見るとどうでしょうか?そうです、校内暴力の発生件数が多い地域は、報告義務を果たしているといえそうなのです。逆に、発生件数の少ない地域はどうでしょうか?でも、もしかすると、発生件数の多い地域は、隠蔽した上でこの数字なのかもしれませんし、発生件数の少ない地域も、報告義務を果たした上でこの数字かもしれません。つまり結局のところ、これらの統計を見たところで、地域や学校の環境などは一切わからないのです。■学校が校内暴力事件を揉み消そうとする理由では、なぜ学校はそこまでして事件を揉み消そうとするのでしょうか?答えは簡単です。責任を問われるからです。そんなの当たり前だと思われるでしょうか?いじめが発生した場合、それは学校の責任でしょうか?教師の責任でしょうか?担任の責任でしょうか?私はそうは思いません。私の子どもが学校でいじめにあっていたとして、担任からその報告を受けたとします。私であれば「事件が大きくなる前に、よく報告してくれた」と感謝します。しっかりした担任だと信頼します。いじめの報告があれば、保護者間で連携をとり、地域で監視する体制を整えることが可能になるかもしれません。報告がない状態では、なんの対策も打てません。しかしながら世の中の保護者は、どうもそうは思わない人が多数派のようです。校内で起こる事件はすべて学校の責任であり、いじめが起こるのは、担任の指導不足であると捉えられるのです。だから、学校はいじめの報告に対して消極的になります。本当に学校が悪いのでしょうか?■事件後に「今後どうしていくか」を考えようたとえば、ある地域で殺人事件が起こったとします。殺人事件が起こったのは、その地域の管轄の警察の責任でしょうか? 違いますよね。学校も同じです。たしかに事件を未然に防ぐことは重要ですが、100%完全に防ぐことはできません。重要なのは、起こったあとに、責任が誰にあるのかを問うことではなく、これからどう対処していくかであるはずです。いじめの報告があったとき、いじめが起こったことを嘆くのか、大事になる前にわかったことに感謝するのか、どちらがいじめの発生件数を抑えることにつながるしょうか?学校はもっと、保護者に助けを求めてもいいし、保護者はもっと学校に対して協力的でいい。そうやって、開かれた環境で、地域全体が子どもを育てる。そうなれば素敵だと思いませんか?責任のなすり付け合いに、建設的な未来などあり得ません。(文/元教師・教育問題漫画家・眞蔵修平) 【参考】※眞蔵修平ホームページ※眞蔵修平Twitter※眞蔵修平Facebook
2016年08月13日カナダ出身の歌手ジャスティン・ビーバーが、15日のニュージャージー州アトランティック市でのパフォーマンス中、プレゼントをステージに投げ入れたファンに暴言を吐いたとみられている。自分のキャップを贈ろうとジャスティンに向かって投げたファンだったが、ジャスティンはそれに強い拒否反応を示したようだ。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によれば、ジャスティンはパフォーマンスの中盤に「ステージ上の俺に何を投げようとしようとも、それがお前の帽子だろうとなんだろうと、そんなクソみたいなものはいらない」と発言し、そのプレゼントを蹴ってステージの下に落としたという。とはいえ、感情的になって早まった対応をしたとすぐに気付いたジャスティンは、自身の「きつい」発言を謝罪したと同時に、この1件で曲のフィーリングが損なわれたとも主張した。ジャスティンは以前にもファンの対応に拒否反応を示しており、自身が動物園にいる動物のように扱われているような気分になることから、今後ファンと一緒に写真は撮らないとしていた。また、ここ4カ月ほど「パーパス」ワールドツアーを敢行中のジャスティンはプレッシャーを感じているともある関係者が話していた。「ジャスティンはここ数週間かなりのプレッシャーを感じています。ファンのためにパフォーマンスすることや、作品を作ることがいまだに大好きですが、このツアーには少しプレッシャーを感じています。すでに、ファンとの集いや写真を撮ることを禁止していますが、それでも息苦しく感じているようです」(C)BANG Media International
2016年07月19日歌手のクリス・ブラウン(27)が、マネージャーに暴力を振ったとして訴えられている。マイク・G氏が、先月にクリスから顔と首を繰り返し殴られ、病院へ搬送されることになったと主張している。マイク・Gの弁護人パティ・グレイザー氏はTMZに対し「クリス・ブラウンに傷をつけないために、公の場ではないところで解決するようできることは全てしました。残念ながら、我々の訴状の筋を立てていく中で、クリス・ブラウンは自分自身が最大の敵だということを証明してしまったのです」と話す。クリスは2009年のリアーナへの暴行に対する罪状を認めた後、イメージ回復を図る目的でナイトヴィジョン・マネジメントのオーナーであるマイク・Gを2012年に雇用したといわれていた。マイクの連絡先はまだクリスのウェブサイトに記載されている状態だ。そんなクリスは、1カ月ほど前にもある男性の頭を踏みつけたとされていた。カンヌ国際映画祭が開催されていた先月18日に、ナイトクラブでステージに立った際、クリスが大勢の観客から逃れようとした後にマレク・モクラーニさんの頭を踏みつけるような場面をとらえた映像が公になっていた。マレクさんが喧嘩を始めたかどうかは明らかになっていないが、マレクさんは頭と首の痛みに対する治療を受け、顔にはひどいアザが残り、首に頚椎装具をつけた姿も目撃されていた。(C)BANG Media International
2016年06月25日