「NHK『朝ドラ』で、お笑い芸人がキャラクターの強さを発揮したのは、『澪つくし』の明石家さんまさんが初めて。これは、朝ドラの歴史のターニングポイントになりました」 こう語るのは、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)の著者で、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。バラエティ番組やドラマ、情報番組のコメンテーターまで、いまテレビで見ない日はないほど出ずっぱりのお笑い芸人たち。その出演の幅は朝ドラまでに広がっている。 「さんまさん出演以前にも、コメディアンや喜劇俳優は昔から出ていました。『てんぷくトリオ』の伊東四朗さんは、三波伸介さんが亡くなった翌’83年『おしん』の父親役に抜擢され一躍人気を博しました」(田幸さん・以下同) そして’85年、『オレたちひょうきん族』で一世を風靡していた明石家さんまが、『澪つくし』に初登場し話題に。 「脚本家のジェームス三木さんがキャラクターを生かしあて書きをした、関西出身のお調子者・ラッパの弥太郎役で登場し、大人気になります。でも実はメインの物語には絡んでいません。1人、笑いのパートを担い、ドラマのなかの『息の抜きどころ』になっていました。ただ彼が、NHKの拘束時間の長さから『早く殺してくれ』と訴えて、後半は出番が減ったんです」 そして、片岡鶴太郎、山田邦子といった人気芸人たちが続けざまに朝ドラに登場し、いくつかの「定番キャラ」を作り上げていった。田幸さんが、芸人俳優の主な“役割”のタイプを解説。 【1】ヒロインを見守り続ける“サポーター”役 「『チョッちゃん』(’87年)の片岡鶴太郎さんや、『純ちゃんの応援歌』(’88年)に出た笑福亭鶴瓶さんは恋の相手にはならないキャラに加えておどけた役を担い、この作品で全国区の人気になりました。この流れは、『カーネーション』(’11年)で、尾野真千子と丁々発止でやりあったほっしゃん。(現・星田英利)へ、さらには『あさが来た』(’15年)の、友近さんへ引き継がれていきます」 【2】ヒロインに厳しい“よき理解者”役 「口うるさく、型破りなヒロインをすぐに怒る厳しい女性を演じたのは、『あぐり』(’97年)での山田邦子さん。その後、温かな理解者へ変わります。彼女は『ノンちゃんの夢』(’88年)にも出演していましたが、『あぐり』でのキャラクターは革新的。これは、『花子とアン』(’14年)の先輩役の近藤春菜さんが受け継いでいます」 【3】大阪・沖縄……舞台の「象徴」役 「大阪が舞台となっている作品は、ヒロインはじめ大阪弁に苦労する人も多いですが、関西の芸人にとっては、言葉の壁がありません。『ふたりっ子』(’96年)の宮川大助・花子、さらには沖縄が舞台の『ちゅらさん』(’01年)のガレッジセールなど、出ているだけで、瞬間的にその土地の空気感を表現してくれるんです」 【4】芸人キャラのまま!“ピンポイント”出演 「『つばさ』(’09年)の麒麟の川島さんが声を生かしDJに。ますだおかだの増田英彦さんは、『だんだん』(’08年)に本人役で司会者として登場。千原せいじさんは、『おひさま』(’11年)で“キモキャラ”の男性役と、芸人のキャラありき!特に多くの芸人が出演した『あまちゃん』(’13年)と『まれ』(’15年)は、ピンポイントでの出演が多かった」 【5】役者顔負けの“演技派” 「片岡鶴太郎さん、原田泰造さんは、役者としてすでに力のある人。意外だったのは、いかりや長介さん。大河『独眼竜政宗』(’87年)、朝ドラ『おんなは度胸』(’92年)から、どんどん演技派俳優になっていきました」 近年は、原点のさんまのように、芸人のキャラを生かしての、あて書きに近いキャラが増えていると田幸さん。 「『まれ』では、その個性そのままの頼りない先輩パティシエ役にドランクドラゴンの鈴木拓さんと、キャラとのギャップを生かし真面目な公務員を演じた板尾創路さんの両極のあて書きを楽しめました」 いよいよ4月3日から放送開始の『ひよっこ』には、メインキャストとしてエレキコミックのやついいちろうが出演。芸人俳優にも注目だ。
2017年04月01日「僕はコントや舞台を長年やってきましたが、ドラマの経験はほぼないので、まさか、自分が朝ドラに出られるとは思っていませんでした。本当に出演が決まったのかという疑いも深くて、衣装合わせをするまでは人に言うまいと親にも言いませんでした(笑)」 そう話すのは、4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に、コックの井川元治役で朝ドラに初出演する、やついいちろうさん(42)。’97年にお笑いコンビ「エレキコミック」を結成。強烈なキャラクターでボケまくるコントが特徴だ。今回彼が演じる元治は“サボり癖”のあるコック。出演のきっかけは、本作のドラマスタッフが、やついさんの舞台を見に行ったことだ。 「僕がやっていたものを見て、朝ドラに呼んでいただいたんです。現場に入ってからは一つ一つ学んでいる感じです。いちばん緊張したのは、衣装合わせのとき。ぽつんと1人でいる僕が、監督やスタッフさん20〜30人に囲まれて、品定めされている感じがして怖かった(笑)」 やついさんが主に出演するシーンは、有村架純が演じる谷田部みね子が通う、赤坂「すずふり亭」という洋食店のシーン。唯一の不安は、ふだんぜんぜんすることのない「料理」の場面だと苦笑い。 「演技は、間を外さず言えばなんとか進みますが、料理はごまかしききませんからね。なんとか撮影方法でフォローできないか考えてもらっています」 元治は、後輩コックの秀俊にやたら厳しく、仕込みなど面倒なことをすぐに押しつけようとする。元治について、やついさんはこう語る。 「元治は自分に甘く、実力とのズレもお構いなく、自分を過大評価する。努力したくないけど尊敬されたいと、悪い意味でもいちばん人間くさいんです。見ていて『あいつ嫌だ』と思うかもしれませんが、『元治みたいなやついるよな〜』という面白さを出せればと思います」 主演の有村とは、舞台裏でこんなやりとりが−−。 「有村さん、かわいいですね。茨城弁も完璧なんです。撮影が始まったばかりで話す機会も少ないですが、『おすしが好き』だとおっしゃっていたので、休憩中はおすしの“ネタ”をふっています(笑)」 現場には、洋食店店主を演じる宮本信子、その息子で料理長役を務める佐々木蔵之介と、ベテラン実力派が顔を並べている。 「それでも萎縮することなく、リハーサルでも『これはこう思うんです』と、言いやすい空気感があり、僕の意見もちゃんと聞いてもらえて、『じゃあそれでいってみようか』とノってもらえる。撮影では台本を超えて、みんなアドリブで演技しあったりしています。宮本さんも、蔵之介も、みんなが、作品をよくしようという気持ちが自然に出ているんです」
2017年04月01日まもなく最終回を迎えるNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン・芳根京子から、4月より放送の「ひよっこ」ヒロイン・有村架純へのバトンタッチセレモニーが3月23日(木)に同局にて開催され、互いにドラマの舞台の名産品を贈り合った。すっかり恒例となった朝ドラヒロインによるバトンタッチセレモニー。半年前に「とと姉ちゃん」の高畑充希から“朝の顔”を引き継いだ芳根さんは、有村さんに「事故なく、健康に気をつけて頑張ってください!」とエールを贈り、肉の中でも“別品”の神戸ビーフを贈呈。有村さんは、半年間、ハードスケジュールの中、ヒロインを務め上げた芳根さんを「お疲れさまでした」と労い、自身が演じるヒロイン・みね子の出身地の茨城産の“絶品”のお米や野菜を手渡した。いよいよ「べっぴんさん」が来週、最終回を迎えるが、芳根さんは「すみれに孫が生まれ、その孫も大きくなります。紀夫(永山絢斗)さんとの夫婦の形、仕事から離れて暮らすキアリスのみんな、全てが見どころです。最後まで見届けてください!」と語る。20歳の誕生日を迎えた2月28日にクランクアップを迎え、数週間が経ったが「撮影が終わって、自分のなかで『終わった』という気持ちなのに、放送は続いていて、もう懐かしくもあったり、毎日不思議な気持ちです。半年前、高畑さんからいただいたバトンを有村さんにこうしてお渡しできて、もうここまで来ちゃった!という感じで、先ほど、有村さんから言葉をいただいたとき、泣きそうでした。貴重な大きな経験をさせていただきました」と怒涛の日々とこの数週間をふり返る。有村さんが、芳根さんに「自分のなかで楽しみにしていたことはありますか?」と尋ねると、芳根さんは「大阪なので、おいしいものがたくさんあり、スタッフさんからおいしいお店を聞いたり、食堂ばかりではなくお弁当を買ってきてもらったりしていました。あとは、共演者のみなさんと出かけたり、当たり前のことを幸せに感じながら過ごしました」と語り、さらに「寝れるときにたくさん寝てください!」とアドバイス!有村さんは、クランクインから約半年が経ち「何が正解かわからない中、自分が思うみね子を演じてきました。毎日楽しいし、現場もいい雰囲気です」とニッコリ。「あまちゃん」出演時と違って、毎日、朝から晩までスタジオで過ごすというハードな日々が続くが「誰もができない経験なので、とにかく後悔をしないようにやり切りたいです!」と力強く意気込みを語っていた。連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)8時~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日女優の葵わかな(18)が9日、自身のブログを更新し、10月2日からスタートするNHK後期連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインの藤岡てん役を務めることをあらためてファンに報告。ファンから祝福コメントが殺到している。NHKで行われた会見後に、「ヒロイン」と題して更新。「皆さんにお知らせです平成29年度後期連続テレビ小説『わろてんか』のヒロイン、藤岡てん役をやらせていただくことになりました!」とあらためて自身の言葉でファンへ報告した。そして、「まだまだ未熟な私が、このヒロインという役をいただけて…本当に、まだ信じられないというか、受け止められないというか笑だから、何書いたらいいかわからないのが正直なところです笑」と心境を吐露。「でも、不安は全く感じてません!今の私はここから成長していくしかないんです」と続け、「今までの私の経験フル活用して、挑まないとって役で、でもそれじゃ足りないのかなとすら思う役なんです。だから足りない部分は、てんちゃんを演じながら、てんちゃんと一緒に成長していきたい!わくわくわくわく~!!わくわくです!」と自らを奮い立たせた。さらに、「毎朝このドラマを観た方がその日1日を素敵に送れるような、笑って泣けて明るくなれる、そんなドラマになるよう精一杯てんちゃんを演じていきたいです」と意気込みをつづった葵。最後には「スタッフのみなさん、約1年よろしくお願いします!そして、応援してくださる皆さん、10月から3月まで、ぜひ私とてんちゃんの成長を温かく見守ってください^_^よろしくお願いします!!」と、ドラマスタッフやファンへメッセージを送った。ヒロイン決定を知ったファンからは「朝ドラのヒロイン…本当におめでとう~」「涙が出る程うれしい」「毎日の楽しみが1つ増えました!」「毎朝わかなちゃんに会える!」「マジか!!!!スゲー!!!!」「ついにわかなちゃんが国民的女優に…ウルウル(涙)」「自分のことのように嬉しい」「がんばれ~」「すごいじゃん」「わかなちゃんらしい、てんちゃん、がんばってね!!」「わー。本当に嬉しい。」と祝福コメントが多数寄せられている。
2017年03月10日女優の葵わかながNHK連続テレビ小説第97作「わろてんか」のヒロインに決定し、本日9日(木)に行われた記者発表会見に出席した。本作は、明治の後半から第二次大戦直後の大阪を舞台に、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記。吉本興業の創業者である吉本せいがモデルになっている。同席した後藤高久チーフプロデューサーは、2,378名の応募者の中から葵さんを選んだ理由を、最終テストでの違和感のない京都弁(てんの出身地が京都)と台本を読み込んで表現する演技力、何よりも現在18歳ながら、17~50歳のてんを演じることも容易にできるんじゃないか?と感じられる伸びしろの大きさが決め手になったと説明した。朝ドラヒロインオーディション3回目で夢をつかんだ葵さん。昨日大阪で吉報を受けた葵さんは、「ヒロインという大役に決めていただけたことを受け止めきれず、まだ夢のような気がしています」と戸惑いの表情を浮かべながらも、「いたらないところもあると思うし、絶対乗り切ってみせる!ということはまだ言えないですけど、てんちゃんと一緒に少しずつ成長しながら、見てくれる人に笑顔を届けられるように精いっぱい務めていきたいと思いますので、温かく見守ってください」と初々しいコメント。役については、「てんちゃんの役はモデルになった方がいるので、その方の歴史はちゃんと勉強したいと思うし、(物語は)戦前からはじまるので、最初はお着物を着る機会があると思うので、そういう所作もきちんと見られるようにしたいと思います」と気合十分。一方で、神奈川出身のため方言に苦戦し、テストのときも京都弁特有の抑揚が多いところで「ハラハラした」と述懐するが、後藤チーフプロデューサーから「たぶん耳が良いんでしょう。なめらかな京都弁になっていました」と褒められると照れ笑いを浮かべた。今後は大阪で撮影を行うことになるが、葵さんは「ずっと一人暮らしをしたいと思っていたので、まさかこういう形で叶うなんて」と喜ぶと、「美味しいものが多いと聞くので、撮影期間中はたくさん食べたいと思います」と目を輝かせた。平成29年(2017年)度後期 連続テレビ小説 「わろてんか」は2017年10月2日(月)~2018年3月31日(土)全151回放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月09日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(3月10日公開)のヒロイン・モアナは、ディズニーヒロイン初のおばあちゃんっ子というキャラクター。ジョン・マスカー監督は、モアナと祖母の関係について「先生であり親友のような存在」と話している。第89回アカデミー賞で「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」の2部門にノミネートされ、『アナと雪の女王』と同じくW受賞に期待がかかっている本作。シンデレラやアリエル、ラプンツェル、アナとエルサなど、今も愛され続けるディズニープリンセスやヒロインたちは、両親との関係が中心に描かれていたが、今回初めてヒロインと祖母の絆が描かれる。主人公の"海に選ばれた少女"モアナは、16年間島の外に出ることを禁じられていた。村長の娘として生まれたモアナは、この島を守ることが使命だと教えられるが、どうしても海の外に行ってみたいと願ってしまう。そんなモアナを優しく見守る唯一の理解者がタラおばあちゃん。タラおばあちゃんはモアナが海に選ばれたことを知っており、「心の声に従いなさい」と禁じられた海に出ることを後押しするのだが…。『リトル・マーメイド』や『アラジン』を生み出し本作の監督を務めるジョン・マスカーは、「今までおばあちゃんが出てくる映画を作ったことはなかったんだ。両親との関係は少し堅苦しいけれど、モアナにとってタラは先生であり親友のような存在で、2人の絆を描くのは面白いと思ったよ。アリエルやジャスミンなど他のどのヒロインとも違うものだった」と明かしている。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月06日『アナと雪の女王』『ズートピア』に続く、新たなヒロイン・モアナの運命と冒険を描くディズニー最新作『モアナと伝説の海』。これまでのディズニー・ヒロインやプリンセスといえば、シンデレラのガラスの靴や白雪姫の真っ赤なリンゴのように、彼女たちの運命を変え、幸せに導くアイテムが数々登場していた。ディズニーの新ヒロインとなるモアナにとって、それは“青いネックレス”だという。例えば、『白雪姫』なら“真っ赤なリンゴ”。ある国の美しいプリンセス・白雪姫は美しく優しい心を持っていたが、彼女に嫉妬した継母は白雪姫を殺せと命じる。森の奥深くに逃げた白雪姫は、7人のこびとに出会い仲良く暮らすように。だが、白雪姫が生きていることを知った継母は老婆に化け、真っ赤な毒リンゴを白雪姫に食べさせるのだ。倒れて眠りにつく白雪姫だったが、王子がキスをすると呪いが解け、2人はいつまでも幸せに暮らす。また、『シンデレラ』は“ガラスの靴”がシンデレラの運命を変えた。継母と姉にいじめられるが、いつか願いが叶うと信じるシンデレラ。ある日、妖精の魔法で美しいドレスとガラスの靴をまとい舞踏会に参加するが、12時になると魔法が解け、お城にガラスの靴を落としてしまうのだった。シンデレラを愛する王子はガラスの靴を頼りに国中を探し、見事結ばれた2人はハッピーエンドを迎えるのだ。そして、本作のモアナはといえば、16年間、島の外に出ることを禁じられている。島ではココナッツが枯れたり、魚が獲れなくなったりと異変が起きていたが、それは命の女神テ・フィティの“心”が盗まれ、世界が闇に包まれてしまったためだった。闇が全てを覆い尽くす前に、海に選ばれし者が現れると語るタラおばあちゃんは、モアナに「お前は海に選ばれた」と告げ、テ・フィティの心が入った“青いネックレス”をモアナに託すのだ。大好きなタラおばあちゃんの意志を受け継ぎ、モアナはテ・フィティの心を返すため、両親の反対を押し切り、禁じられた海に出ることを決意する――。モアナにとって、このタラおばあちゃんに託された“青いネックレス”は、彼女の運命を変える重要なアイテム。大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄で変身の達人でもあるマウイたちと出会い、世界を救うための冒険に挑む。青いネックレスを身につけたモアナが、悩み傷つきながら見つける幸せとは?それは劇場で確かめてみてほしい。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年01月31日有村架純がヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」東京編の出演者発表記者会見が行われ、宮本信子、佐々木蔵之介、佐藤仁美、竜星涼、和久井映見ら11名の出演が新たに決定した。連続テレビ小説第96作目となる本作は、 東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々。この物語のヒロインも、そんなひとり。集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、 自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記となっている。今回新たに決定した出演者は、有村さん演じるヒロイン・谷田部みね子が、のちに集団就職で上京するときに、みね子を取り巻く人々たちだ。みね子が働く赤坂の洋食屋「すずふり亭」の主人・牧野鈴子役に宮本さん、鈴子の息子で料理長の省吾役に佐々木さん、コック・井川元治役にやついいちろう、ホール担当の朝倉高子役に佐藤さん、見習いコック・前田秀俊役に磯村勇斗、警察官・綿引正義役に竜星さん。同じくみね子が働くトランジスタラジオ工場の仲間、舎監・永井愛子役に和久井さん、工員・青天目澄子と兼平豊子役に松本穂香と藤野涼子、先輩の工員・秋葉幸子と夏井優子役に小島藤子と八木優希が出演。会見で宮本さんは、「連続テレビ小説は5本目になります。いろんな役をさせていただきましたが、今回は『すずふり亭』のオーナーである鈴子、私はとても名前が気に入っておりまして、どんどんそこから想像が膨らんでおります」といまから撮影が楽しみだと語る。また今回が2回目の朝ドラだと言う佐々木さんは、「朝、おいしいあったかい料理で朝のお茶の間の皆さんをおもてなしできたらと思っています」と意気込み。そんなベテラン勢の中、今回も連続テレビ小説初登場となるキャストが集結。竜星さんは「今回NHKというすばらしい場所に自分が訪ねられることを本当に誇りに思いますし、また生前おばあちゃんが毎日唯一ドラマを見ていたのがこの連続テレビ小説だったので、生きているうちに見せることはできなかったですけれども、絶対見てくれていると思いながらこの舞台に立てるというのは本当に背筋がぴっとなって、とてもうれしく思います」とコメントした。また、現在東京編が撮影中だということで、有村さんは「毎日すごく楽しいですし、自分自身の中でみね子を通して、変わってきているんだなっていうこともすごく実感しています。これからまたこれから新しく「すずふり亭」の洋食屋さんとの絡みもあるので、そこでどんな風にまた変化していくのか、本当に楽しみでしかたがないです」と充実した撮影が行われてると話した。連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)8時~NHK総合ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月30日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が12月、進化したアイコンバッグ「ヒロイン」を公式オンラインストアで先行発売する。12年プレフォールコレクションより登場した「ヒロイン」は、ブランドのキーであり“エンパワメント・構築・ラグジュアリー”に基づきデザインされたバッグ。今回発売される新たな「ヒロイン」は、クオリティーにも重点を置き、よりクリーンかつシンプルなデザインに進化。サイド部分の特徴的なティアドロップのフォルムはそのままに、機能的で丸みのあるジップの開閉口が新しく施された。スモール(22万5,000円)とミディアム(27万9,000円)の2サイズで展開される。12月より公式オンラインストアにて、ブラックのナチュラルグレインカーフレザー、ホワイトのナチュラルグレインカーフレザーのモデルを先行発売。
2016年12月20日芳根京子がヒロインを演じる、現在放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」。この度、来年1月から登場する新世代キャストとして、朝ドラ初出演の古川雄輝、林遣都ら8名が発表された。来年からは、現在放送している昭和20年代から約10年ほど飛び、昭和30年代へと大きく時代が変わっていく本作。現在すみれ(芳根京子)たちが「キアリス」を一生懸命大きく大きく成長させていこうとしている中だが、昭和30年代に向かって「キアリス」を大きくすることと共に、すみれたち始め、仲間たちの家族の問題が大きく浮上していくという。古川さんが演じるのは、「キアリス」の創業者の一人・村田君枝と昭一の息子・健太郎役。学業優秀で大人びた性格の健太郎は、幼馴染みですみれと紀夫の娘・さくらに恋心を抱いているが、伝えられていない。二郎に惹かれ、大人の世界に踏み込んでいくさくらを守ろうと、行動を共にする役どころ。そして林さんが演じるのは、働きながらプロのドラマーを目指している河合二郎役。ジャズ喫茶「ヨーソロー」でドラム演奏のバイトをしながら、将来東京に行って音楽の道に進むことを夢見ている青年。「ヨーソロー」でさくらたちと出会い、次第に心を許すようになる。今回が朝ドラ初出演となる古川さんは「以前から出演したかった“朝ドラ”に出られるということで、非常に嬉しく思っています。幅広い方々が見ている作品だと思いますので、撮影は始まったばかりですけれども、これからの撮影、みなさんに楽しんでいただけるように頑張りたいと思っています」と意気込み、同じく朝ドラ初出演の林さんは「今回皆さんとご一緒させていただいて、本当にひとりひとりが一つの人生を生きられている姿を間近で見させていただいて、自分も一人の若者の人生を一生懸命頑張りたいと思います」とコメント。また林さんは「僕は、すみれさんやキアリスの方たちとはまったく関係のないところから急に現れて、しばらくまったく関係のないところで過ごしていきます。それがさくらちゃんと出会ってどうみなさんとつながっていくのか、楽しみにしていただけたら」と見どころを話した。さらに、芳根さん演じるすみれの娘・さくら役に井頭愛海、「キアリス」の創業者の一人・小澤良子と勝二の息子・龍一役に森永悠希、さくらたちよりも一つ年上で「ヨーソロー」でバイトする山本五月役に久保田紗友、ジャズ喫茶「ヨーソロー」の女主人・大村すず役に江波杏子、「キアリス」の新入社員・西城一朗と中西直政役に永瀬匡と森優作が出演する。今回の新キャスト発表に芳根さんは、「いままで作ってきた『べっぴんさん』の空気が少し変わると思いますが、もっともっと“べっぴん”な作品を作っていけるように、頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。連続テレビ小説「べっぴんさん」は毎週月曜日~土曜日、8時~NHK・総合にて放送中(全151回)。(cinemacafe.net)
2016年12月08日女優の芳根京子が16日、オフィシャルブログを更新し、ヒロインを務めるNHK朝ドラ『べっぴんさん』(毎週月~土曜8:00~8:15)の主題歌を歌うMr.Children、姉役の蓮佛美沙子との集合写真を公開した。「Mr.Childrenさん。」と題したブログでは、15日に兵庫・神戸国際会館こくさいホールで開催されたMr.Childrenのコンサートを、蓮佛と一緒に見に行ったことを報告。生で聞いた主題歌「ヒカリノアトリエ」は「気持ちがぐわぁああ!っと上がって上がって 涙が止まりませんでした。ライブが終わってしばらくも、思い出すだけで涙」と感激したそうだ。そして、蓮佛とともに、楽屋へあいさつした際に撮影した写真を公開し、「なんだか、もう、気がおかしくなりそうでした。いや、おかしくなってたね」と混乱の様子。これに対してファンからは「Mr.Childrenのメンバーとご一緒してるところを見ることになるとは、予想だにしませんでした!!(ノ゚ο゚)ノ」「今はもうあのオープニングがないと1日が始まらないからね(笑)」「羨ましいです…。」「ヒカリノアトリエ僕も好きです!」といったコメントが寄せられている。芳根は、「ヒカリノアトリエ」が自身の応援歌だと語っており、「残すところ撮影期間もあと4ヶ月弱。10ヶ月の撮影で考えるともうあと4ヶ月。ただただ期間を考えるとまだ4ヶ月。残す時間で自分に何が残せるだろう、何に挑戦できるだろう、と改めて前を向いて考えようと思います」とし、「少し悩んで立ち止まっていた今、Mr.Childrenさんのライブに行けたご縁。嬉しかったです。感謝です。頑張ります!よし、頑張ろう!」と、決意を新たにしている。
2016年11月17日NHK連続テレビ小説、通称"朝ドラ"。1961年に放送を開始してから、現在放映中の『べっぴんさん』で95作目となる。月曜から土曜まで15分間の放送を毎朝チェックする"朝ドラファン"は多く、高い視聴率を記録するだけでなく、出演するヒロインや相手役がドラマ終了後に大きく羽ばたいていくことでも話題だ。今回は、近年の朝ドラの中でも放送時間が8時~8時15分に変更となった、2010年度前期『ゲゲゲの女房』以降の作品を対象に、マイナビニュース会員2,037名に好きな作品を聞いた。Q.2010年以降のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で、好きな作品を教えてください1位 あまちゃん 557名2位 ゲゲゲの女房 343名3位 あさが来た 226名4位 マッサン 219名5位 とと姉ちゃん 159名○脚本とヒロインのハーモニーが話題の『あまちゃん』■あまちゃん(2013年度上半期)・「クドカン(宮藤官九郎)の脚本で毎日明るく、楽しく過ごすことができたから」(49歳女性/教育/専門サービス関連)・「主演の、のんちゃんが光る」(35歳男性/設計/メカトロ関連技術職)・「東北を元気にしてくれたドラマだったから!」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「今までにないスタイルのストーリーで面白かった」(35歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「朝ドラにはまったきっかけになりました。続きが楽しみで早起きして見たのは、『あまちゃん』だけですね」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「登場人物がかわいく、かっこよかったし、クドカンの脚本も良かった。いい話なだけでなくおもしろかった」(25歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「クドカンワールド全開で、朝から楽しくて泣けて毎日楽しみだったから」(21歳女性/その他/その他・専業主婦等)■ゲゲゲの女房(2010年度上半期)・「有名な漫画家を支える奥様の様子が良かったから」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「これで朝ドラにハマり、その後のシリーズも録画してまで見るようになったので。松下奈緒が控えめで芯の強い女性を好演! 朝ドラらしいヒロイン像もよかった」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)・「生活ドラマと幻想的な空想のシーンがよく合わさっている」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「地元の調布が舞台であったため、親近感が湧いた。人間味があったし、幼い頃から見ていたゲゲゲの鬼太郎の誕生の過程を知れて、とてもワクワクした」(20歳女性/その他/その他・専業主婦等)■あさが来た(2015年度下半期)・「キャスト陣のメンツが好きだったから」(23歳女性/広告・出版・印刷/営業関連)・「あの時代に実在した女性の先駆者の生き方に感動したので」(42歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)・「同時の状況からすると中々女性が社会に出て仕事することが周知されてない中、あさの性格・才覚が見事発揮されていく様子に感動です」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「江戸末期からドラマが始まる朝ドラは珍しかった。主人公とその姉、それぞれ対称的な女性の生き方が丁寧に描かれていて面白かった」(55歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)■マッサン(2014年度下半期)・「ウイスキーへのマッサンの情熱に共感できる。胸が熱くなる」(43歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「日常モノや歴史的人物では無く、実業界の人間をメインに置いていた点」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「エリー役の外国人女優の演技がうまかったから。」(27歳男性/農林・水産/その他技術職)■とと姉ちゃん(2016年度上半期)・「昭和の戦前戦後の時代背景が良く分かる楽しい作品だったから」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)・「ヒロインの演技がうまかった」(40歳男性/サービス/営業関連)・「新しいことにチャレンジする姉妹の生き方が好き」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)■その他・カーネーション「作品全体としてのクオリティも良かったし、話がすごく楽しめたから」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・カーネーション「キャラクターがみんな元気で、テンポのいい関西弁の掛け合いが見ていて気持ち良い」(35歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・ごちそうさん「食べ物の描写、ヒーローとヒロインの関係性が好きだから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・ごちそうさん「妊娠中毎朝見てました。見逃すと昼の再放送が待ち遠しくて。懐かしい」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)・純と愛「風間くんの演技が良かった。夏菜さんも良かった」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)・花子とアン「時代がわりと好きなあたりの時代で、キャストも好きな人たちだったから」(30歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■総評アンケート参加者の4分の1から票を集め、1位になったのは2013年度上半期のあまちゃん。宮城と東京を舞台に、ヒロイン・アキ(のん)が海女を目指しながらアイドルとなる展開に視聴者が夢中となり、最高視聴率は27%を記録。アキの口グセ「じぇじぇじぇ」も流行するなど、国民的人気となった。記憶が新しいためか、最近の作品の方が票を集めるなか、2位となったのが2010年度上半期の『ゲゲゲの女房』だ。漫画家・水木しげるの妻を演じた松下奈緒がヒロインとなり、水木役の向井理とともにブレイクを果たした。初回視聴率は過去最低ながら徐々に上昇、最終回で番組最高視聴率を記録するなど、作品内容が評価されていただけに、マイナビニュース読者の記憶にも残っていたようだ。その後に続く『あさが来た』『マッサン』『とと姉ちゃん』の3作は、どれも会社経営者を題材にした作品。特に男性からの支持が厚く、特に『あさが来た』では、ヒロインのあさ(波瑠)を通して「女性の働き方」について考えを巡らせた男性が多かったようだ。多くの傑作を生み出す朝ドラ。放送中の『べっぴんさん』も登場人物の心の動きをていねいな演出で描き、反響を呼んでいる。今後も様々な内容で視聴者の朝を彩ってくれることだろう。調査時期: 2016年10月6日~2016年10月11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 2,037名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年11月17日新NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」のヒロイン役を2261人が応募したオーディションで射止めた女優・芳根京子。撮影も順調に進み、「べっぴんさんチームは最高です!」と胸を張る芳根さんが、初めて挑む朝ドラ撮影のエピソードや、同世代の共演者に対する胸に秘めた熱い思いを赤裸々に語った。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう姿を描いた本作。当初、「自分らしさを忘れずに突っ走りたい」と意気込んでいた芳根さんは、すでに9週目の撮影が進行している中、現在の心境を「初心を忘れたくないという思いが強いこともあり、初めの頃と大きく変わったことはありません」と断言。さらに、主演の立場はプレッシャーになることから意識していないと言いつつも、「一番長く現場にいるから作品のことは一番考えていたいし、一番愛していたいと思う気持ちはぶれずにあります」と続け、伝統ある“朝ドラヒロイン”を自覚した強い眼差しを向けた。そんな芳根さんが演じるすみれは、太平洋戦争のさなかに結婚・出産を経験。妊娠中に出征した夫の帰りを待つ一方で人々との出会いに導かれ、得意の洋裁の腕を生かして子ども服作りを始める、はた目からはボーとしているように見えるが、芯の強さを持ち併せた女性だ。若干19歳にして出産シーンに挑戦した芳根さんは、「リハーサルは赤ちゃんの人形を使いましたが、それにわたしが感情移入して大号泣したので、みなさんが大笑いして…」と恥ずかし気に撮影秘話を明かしながら、本物の赤ちゃんが相手の本番では「産んだわけではないのに自然に涙が出ることが不思議で…。まだ子供だと思っていたけど、自分にもこういう気持ちがあると気づかされました」と母性本能が目覚めたことを報告。また、「自分に子供が生まれたら、泣きすぎて脱水症状で消えてしまうんじゃないかな」と冗談を言うと共に、「将来、子供は絶対に欲しいと思っているので楽しみ。リアルな気持ちが生まれました」と新感覚を喜んだ。様々な体験は人としての成長を促し、名だたる役者との共演は女優として大きく飛躍させてくれる。中でも、父親役の生瀬勝久からは役者として大切な金言を受け取ったよう。2人の出演シーンで何度かリハをやることで慣れてしまい、監督から「もっと新鮮な気持ちで」と注意された時に、生瀬さんから「いままでのことを全部忘れて、届けて!」と伝えられたのだとか。その時に、「ただ台詞を口にするのではなく、すみれの言葉をお父さまのもとへ届かせないと意味がない」ことに気づいた芳根さんは、「芝居であることを一度頭から抜いていただいたその時の気持ちを大切にしようと思いました」としみじみと述懐した。同じくオーディションで役をつかみ、すみれの女学校時代の同級生役で出演する百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、谷村美月、土村芳も芳根に刺激を与えている。休憩中は他愛のない話をするほど仲が良く、一緒にいて安心する面々が、「同世代の方には負けたくない。頑張らないと!」という、これまで感じたことのない熱意を芽生えさせてくれたそうで、その理由を「同じオーディションを経てここに立っているからかな」と推測すると、「すごく良いこと」と切磋琢磨し合える関係に感激した。そして、「この人がヒロインで良かったと思われる存在になりたい」と瞳をきらめかせると、「上の方にはしっかりしがみついて、這いつくばってでも一緒に歩きたい。同世代とはみんなで一緒に歩くけど、でも負けたくない。みんながそういう思いになれば、もっといい作品になると思います」と自信をのぞかせた。その姿は、苦労をいとわず前進する、美しくも強いすみれそのものだ。(text : Rena Nishiki)
2016年10月08日10月1日(土)に最終回を迎えたNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」でヒロインを務めた高畑充希の、朝ドラ後、初の映像作品となる『アズミ・ハルコは行方不明』。本作では一転、超派手な“キャバ姉ちゃん”を演じており、そのギャップに早くもマスコミ関係者からは絶賛の声が上がっている。行方不明になった主人公のOL・アズミハルコに蒼井優、彼女の顔をグラフィティアートとして街中に拡散する若者集団に、高畑さんをはじめ、人気ドラマ「ゆとりですがなにか」や「仰げば尊し」、カンヌ映画祭受賞作『淵に立つ』(深田晃司監督)など話題作への出演が続く俳優・太賀、『青空エール』やNHK朝ドラ「まれ」などの葉山奨之の3人が扮する本作。さらに、不可思議な事件がたて続く町の交番の巡査に加瀬亮ほか、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩ら、実力を兼ね備えた個性派俳優陣が一挙に集結。『私たちのハァハァ』がソウル国際青少年映画祭で上映されるなど、いまなお高い評価を集め、『SCOOP!』にも出演している松居大悟監督が、メガホンをとった。そして高畑さんといえば、20%以上の高視聴率を維持した朝ドラ「とと姉ちゃん」を終えたばかり。大ヒットした映画『植物図鑑運命の恋、ひろいました』やキーパーソンとして登場する『怒り』など、話題作が続いているが、なんと本作では超派手なキャバクラ嬢に!演じる木南愛菜は、舞台となる地方都市に暮らすハタチのギャル。大学を中退し地元に帰ってきたユキオ(太賀さん)に成人式で再会し、なんとなく遊んだり、時々セックスしたりする仲に。“彼と一緒にいたい”という一心で、彼らが暇つぶしに始めた「行方不明の女の顔のグラフィティ拡散」を一緒に始めるのだ。家族と雑誌のために奔走した朝ドラヒロインとのあまりのギャップに、いち早く鑑賞した人からは絶賛の声が続々。そんなギャル・愛菜について、高畑さんは「撮影時期は愛菜がわからなくてわからなくて、ただただがむしゃらだったので、完走したときにちゃんと1人の人間になっていて本当にホッとしました。愛菜に出会えて、ハルコチームに出会えて、良かったです」とコメント。とと姉ちゃんから愛菜まで、振り幅のあるキャラクターを演じるにあたり、「とと姉ちゃんも愛菜も、自分自身とは相容れない部分があるキャラクターだったのでとても難しく、だからこそ余計に愛おしく。そういうチャレンジをこれからも積み重ねていきたいな、と思いました。あと単純に、朝ドラの直後が『アズミハルコ』、というのは、なんて素敵なタイミングだろう!と。お客さんにニヤッとしていただければ幸せです」と語り、観客たちの“戸惑い”を心待ちにしている様子だ。『アズミ・ハルコは行方不明』は12月3日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日NHK連続テレビ小説恒例のヒロインバトンタッチセレモニーが20日、NHK大阪放送局で行われ、現在放送中の『とと姉ちゃん』主演の高畑充希と、10月3日より放送される『べっぴんさん』主演の芳根京子が出席した。先月25日、10カ月におよぶ収録を終えた高畑は「自分がバトンをもらう側だったのに、もう渡す側になったとは」と感慨深げ。ヒロインを引き継ぐ芳根を「なにせヒロインは大変。ひとりで抱えきれないこともあると思いますが、そんなときはスタッフや共演者の方を頼って、芳根ちゃんの魅力全開で走ってください。がんばれ!」と激励した。また、自身が大阪出身とあり、「大阪はおいしいものがあるのでたくさん食べて。しんどくなったら、うちの実家に遊びに来ていただいてもいいと思います(笑)」と地元ならではのアドバイスも。これを受け、芳根は「高畑さんのアドバイスをしっかり頭に入れて、最後までせいいっぱい走り切りたいと思います」と笑顔を見せた。さらに今回のセレモニーでは、文字通り"バトン"を受け継ぐ新たな儀式も登場。「朝ドラバトン」と名付けられた実物のバトンが高畑から芳根に手渡された。これまでにもヒロインが交代するごとにバトンタッチセレモニーは行われてきたが、実際にバトンが使われるのは初めてのこと。リオデジャネイロオリンピックの陸上男子400メートルリレーで、日本代表チームが銀メダルを獲得したことにもあやかって製作されたというバトンは、銀色のビーズをびっしりと飾ったキラキラ仕様。芳根は日本代表チーム独自のバトンテクニックとして注目を浴びた「アンダーハンドパス」でバトンを受け取り、「こんなキラキラしたバトンは初めて見ました(笑)。改めて『ちゃんと引き継がないと!』という思いです」と意気込みを新たにしていた。また、新旧ヒロインがドラマゆかりの品を贈り合う恒例のプレゼント交換も行われた。高畑が芳根から贈られたのは、『べっぴんさん』の収録にも参加している神戸の職人が手がけたブックカバー。"MITSUKI"と名前が刺繍された台本サイズのカバーに「こんなにすぐリアルに使えるものをいただけるとは!」と高畑も大喜び。芳根は、文章が一生の仕事となった『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子を象徴する万年筆を贈られ、「台本の書き込みや大切な人へのお手紙とか、思いを込めたものを書くときに使わせていただきます」と感激していた。
2016年09月21日女優・芳根京子が5日、NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』(10月3日スタート 毎週月~土曜日 8:00~8:15)の完成試写会に、共演の生瀬勝久、渡邉このみとともに出席した。同作は、会社経営者の家に生まれたヒロイン・坂東すみれ(芳根)が、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め立ち直っていく姿を描く。すみれの父・五十八を生瀬、母・はなを菅野美穂、すみれの子ども時代を渡邉が演じる。最近の”朝ドラ”といえば、『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」、『あさが来た』の「びっくりぽん」などヒロインの口ぐせも話題となっているが、芳根はヒロイン・すみれの口ぐせが「なんか、なんかなあ」だと明かした。すみれは「自分の言いたいことがなかなか口に出せない女の子」だが芯が強く、成長するにつれ行動力を発揮していくという。芳根はこの口ぐせについて「これから何度も何度も出てきます」と予告し、「『なんか、なんかなあ』というセリフを言うと、周りの人たちが『出た! すみれお嬢様の”なんか、なんかなあ”!』と思う言葉」だと説明した。そして自ら「隙を見つけると『入れてもいいですか』と監督に相談して、積極的に取り入れるようにしています」と役作りについて語った。また芳根は印象的なできごととして、生瀬と向き合うシーンの撮影中に「深く考えすぎるのではなく、思いを伝えて」とアドバイスをもらったことを振り返った。そして「考えすぎちゃったところがあったので、一度忘れてしっかり思いを伝えようとぶつけたら、監督からも『今のすごく良かった』と言われた」とエピソードを披露。しかし生瀬は自分が芳根にアドバイスしたことを忘れており、「覚えてないけど、出たんでしょうね!」と苦笑。「すみません!」と謝っていた。
2016年09月05日現在放送中のNHK連続ドラマ「とと姉ちゃん」で主人公・小橋常子役を好演している高畑充希。ドラマ初主演にして、名だたるキャストがそろった歴史ある朝ドラの座長に抜擢され、混乱するほどの重責に悩むこともあったというが、やがてプレッシャーをはねのける極意を得たそうで、その表情はなんとも清々しい。亡くなった“とと(父親)”に代わって2人の妹と母を守りながら、戦後一世を風靡することになる雑誌「あなたの暮し」を創刊した小橋常子の激動の人生を描いた同ドラマ。現時点で高畑さん演じる常子はおよそ30歳だが、初登場時はなんと15歳。それも含めて、「すごく変わった感じがします。妹の鞠子(相楽樹)を嫁に出したことに達成感があって、いまも(わたしは編集部の)社長ですけど、現役から退いた感じがします」と率直な思いを口にする。加えて、常子の悩みや経験したこと全てが、役を通して自身の中に植えつけられていることを明かすと、「“おばちゃん”と呼ばれることに違和感はありません。見た目は追いつかないけど、感覚としては繋がる部分があるのかな…」と、24歳の自分が演じる“とと姉おばちゃん”に違和感が無いよう。そして、「ここから大事なシーンがいっぱいあるので、最後までエネルギーを失わずに行きたい」と力を込めると、「常子が大人になってから話が大きくなったり悩みも増えたりして徐々にヒートアップしているので、すごく楽しいです」と笑顔も見せた。にこやかになる理由は共演者にもあり、「すごく楽しい方なので、ちゃんとついていきたい」と、「あなたの暮し」編集長で常子の“魂のパートナー”でもある花山伊佐次役の唐沢寿明に絶大な信頼を寄せる。「たぶん、朝ドラ(「純ちゃんの応援歌」1988年放送)をやっていたのでヒロインを気遣ってくださる」と想像しつつ、「わたしが息切れしかけると、アミノ酸やクエン酸をくださるんです。この前も台本3ページ分くらいの演説シーンのときに、ブドウ糖をくださったので隠し持ちながらやりました(笑)」と知られざるエピソードも披露。また、「ものすごく頼っているし、ものすごくご飯に連れて行ってもらっています」と打ち明けると、「(食事の席では)お芝居の話もしますけど、結局なんだかんだ最後はカラオケに行って一緒に熱唱しています」と唐沢さんのパワフルな一面を暴露した。舞台や映画では主演経験があるが、ドラマ主演が初めての高畑さんは、約10か月にわたる撮影期間のゴールが見えてきたいま、“朝ドラヒロイン”という貴重な体験をふり返り、「次から次へと出てくださる凄い方々を受け止めなければいけないと思い込んでいたから、すごく混乱してしまいました」と述懐する。しかし、監督から「受け止めるのではなく、受けて流せ」、唐沢さんからは「主役はそこにいろ」とアドバイスをもらい、「なるほど」と納得し、実践してからは「より常子に近づけた気がしました」と胸を張る。さらに、「ドラマの真ん中に立つことの極意を、失敗したり、いろんな人に教えてもらったりしながら経験することで知ることができました。こんなにも時間をかけて教えてもらえることはなかなかないから、初主演が朝ドラというのはすごく恵まれていると思います」としみじみ。本ドラマに携わり、役者として何か変わったことがあるかと尋ねたとき、「変わっていないことは絶対にないと思うけど、終わってみないとまだわからなくて…」と語る高畑さんだが、自分自身の変化に大いなる期待を持っていることは手に取るようにわかる。「立ち止まらずに、ギリギリ最後まで進化したいです!」。力強い言葉と輝く目がそれを物語っていた。(text : Rena Nishiki)
2016年08月25日先日、日本公開日が決定した『モアナと伝説の海』。新たなヒロインが登場することでも話題の本作だが、その新ヒロイン“モアナ”の幼少期、“海に愛される”特別なチカラを驚きの映像美で表現する特報映像がこのほど到着した。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ──。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。このほど到着したのは、モアナが海に愛されるきっかけを描いた、本編でも非常に重要なシーンの一部を切り取った特報映像。まだあどけなく愛らしい子どもの頃のモアナが浜辺で遊んでいるシーンから始まる映像では、何かに導かれるように、よちよち歩きで波打ち際へ向かうと…まるでモアナのことを愛おしく想っているかのように”海”が戯れるというもの。そして、モアナのかわいさと共に注目したいのは、海の美しさ。海をひとつのキャラクターとして描いた本作では、これまでに見たことのない海の存在が大きなポイントとなっており、その美しい映像に誰もが驚くことだろう。世界中で愛されるディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつに、誰をも魅了する歴代ヒロインたちの美しい歌声が挙げられる。その歌声は、近年では『アナと雪の女王』でアナ (英語版:クリステン・ベル/日本版:神田沙也加)とエルサ(英語版:イディナ・メンゼル/日本版:松たか子)が記憶に新しい。本作の英語版でヒロイン・モアナを演じるのは、数千人の候補の中から大抜擢された新人アウリー・クラヴァーリョ。『アラジン』『リトル・マーメイド』といった伝説的な名作を世に贈り出し、『モアナと伝説の海』も監督する巨匠ゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の目にとまり大抜擢されたのだから、その演技力と美しい歌声は折り紙つきだ。また楽曲を提供には、『ライオン・キング』『ターザン』なども手掛けた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で「トニー賞」を受賞したリン=マヌエル・ミランダという最強タッグが実現しているところにも注目。『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』と、歴史を塗り替える驚異的な大ヒットを記録したディズニー・アニメーション。そんなディズニーが贈る最新作を、まずは“幼少期のモアナ”の可愛らしい映像と共に、驚きの映像美を楽しんでみては?『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月20日6月29日(水)、来年春より放送される連続テレビ小説に、有村架純がヒロインを務める「ひよっこ」が決定したことが発表された。本作は、東京オリンピックが開催された1964年からはじまる物語。大家族の農家に生まれ、おっとり、のんびりした少女に育ったヒロインが、父の失踪を機に上京。自分の殻をひとつ破って“幸せな家族を取り戻す大冒険”に乗り出していく。有村さんといえば、なんといっても「朝ドラ」がブレイクのきっかけである。「あまちゃん」(2013年)で、ヒロインの母の少女時代を演じ、その後、ドラマや映画、コマーシャルなど多方面で活躍している。そんな有村さんが、今作ではヒロインとなって「朝ドラ」に帰ってきた。舞台は茨城北西部。ここには清流にはぐくまれた豊な田園や里山が広がっている。みどりに囲まれ、農家の家で育った少女、谷田部みね子。1964年秋、東京オリンピックが目前に迫っているがいまひとつ実感がわかないみね子だった。7人家族のなかで、秀才の兄はこの村唯一、大学に進学した。その学費を稼ぐために、父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。「必ずお父さんを見つけます。仕送りもします。だから東京に行かせてください」。2人の幼なじみと一緒に集団就職で上京したみね子は、下町の町工場で働き始める。初めて見る東京は、想像をはるかに超えた大都会で戸惑うことばかり。低賃金に長時間労働。“金の卵”を待ち受けていた現実も厳しいものだった。仕事を終えてから父を捜す日々に時々くじけそうになるが、東北各地から上京してきた寮の仲間たちや舎監さんが心の支えとなっていく。しかし、オリンピック後の不況のあおりを受けて会社は倒産。工場は閉鎖されてしまう――。1964年、高度成長期の真っ只中、日本の発展を支えたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々だった。みね子も、まさにそのひとり。“金の卵”といわれた若者が、「卵を割らなければ、オムレツは作れない」=「新しいことを始めるには勇気がいる」「やってみなきゃ分からない」という意味のフランスのことわざのように、殻を破り、東京の大海原という新世界に飛び込んでいく心温まるストーリーとなるようだ。脚本は岡田惠和。連続テレビ小説の執筆は、2001年前期「ちゅらさん」、2011年前期「おひさま」に続き、3回目となる。岡田氏は、東京オリンピックのこの時代に幼少をすごした。この頃を、「あのころの日本は良かった」「活気があった」「夢があった」と、いまの時代“古きよき日本”としてイメージすることが多いとし、「でも昔は良かったと嘆いていても前に進めない。私たちはいまを生きるしかないので。それにどんな時代にもいまと同じように光と同時に影もある。そこにも目を逸らさずに、新しい日本がスタートして、まだ『ひよっこ』だった時代を懸命に生きた人の人生を観ることで、いまを生きるためのヒントになれたら、そう思っております」と作品への意図を述べている。また、舞台の茨城について、「なかなかその魅力が全国に伝わっていない気がする茨城県。日本の故郷の原風景がそこにはあるのに。そんな茨城の方に喜んでいただいたり、全国の方に知らなかった茨城の魅力に気づいていただくのも朝ドラの大きな使命だと思っています」と、アピールした。さらに、ヒロインの有村さんについてはいままで何度か仕事をすることがあったそうで、その成長の様子から「朝ドラをやるべき人」という思いが以前からあったという。「朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。いま、とても幸せです」と心境を明かした。連続テレビ小説 「ひよっこ」は、2017年4月3日(月)から2017年9月30日(土) 、全156回予定。クランクインは今秋からを予定している。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(毎週月~土曜8:00~8:15)でヒロイン・小橋常子を演じる女優の高畑充希が、4日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)にゲスト出演し、朝ドラ独特の苦労を明かした。高畑は、朝ドラのヒロインを演じるプレッシャーを聞かれると、「思っていたよりありましたね」と笑い、「もうちょっといけるかな、と思っていたんですけど…。1回経験しているので」とコメント。2013年後期NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でも経験したものの、ヒロインはやはり違ったようだ。また、「朝ドラは異常にセリフが多い。あと、バラバラに撮る。玄関は玄関だけ、みたいな」と朝ドラならではの撮影方法を説明。「いつも5週間分くらいの台本を持っていて、タイムスリップしながら撮るので時系列がわからなくなる」と打ち明けた。『ごちそうさん』でヒロインを演じた杏は、時系列がわからなくならないためのノートを書いていたそうで、高畑は「その技をパクッてやっている」と告白。杏直伝の自作の台本ノートがお披露目された。また、「この前、現場に杏ちゃんが遊びに来てくれた」と明かした。
2016年06月04日女優の真野恵里菜が27日、自身のブログを更新し、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(毎週月~土曜8:00~8:15)で念願の朝ドラ出演が叶った喜びをつづった。真野が演じるのは、主人公・小橋常子(高畑充希)がタイピストとして初めて就職した商社の先輩・早乙女朱美。この日放送された47話から登場し、初出勤した常子との初対面シーンが描かれた。真野は「本日から連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演しております」と報告。演じる早乙女朱美について「彼女に出会えて私は強くなれた気がします。あの時代だからこそのあの生き方なのかもしれないけれど働く女性は凛としていてかっこいい」と記した。そして、「明日から早乙女さんの様々な顔が見れると思います」と伝え、「念願だった朝ドラ出演。夢がまたひとつ叶いました。どうか見てください」と呼びかけた。また、昨日からインスタグラムを始めたことも発表し、「きまぐれに自分のやりたいペースで更新していきます」と宣言した。
2016年05月27日10月より放送開始されるNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」が、本日25日(水)、神戸・北野異人館街「萌黄の館」にてクランクイン。ヒロインの芳根京子をはじめ、蓮佛美沙子、谷村美月らが登場し、意気込みを語った。ドラマは、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。キャストには、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢された芳根さんをはじめ、すみれの3歳上の姉・ゆり役の蓮佛さん、坂東家女中のマツの娘・小野明美役の谷村さんらが出演する。この日撮影されたのは、戦時中に出産したすみれ(芳根京子)が、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)の友人のクリスティーナから粉ミルクを分けてもらい、ベビーナースである明美(谷村美月)が、おしめの巻き方を指導する子育て教室を聞いていかないかとすみれを誘うシーン。主演の芳根さんは「ついに、この日が来たという感じ」とクランクインの日が本当に楽しみだった様子。また「不安とかプレッシャーとかは、もちろんあるんですけども、今日もこうして撮影をしていて、本当にほっとします」と心境を語る。さらに「きっと10か月頑張れるなというふうに、もう確信している自分がいます」と心強いコメントを残した。一方、10か月の撮影に全然ピンと来ないと語ったのは、“朝ドラ”初出演の蓮佛さん。今回のクランクインでは、頭のシーンから関西弁と英語を喋るという難シーンに挑んだ蓮佛さんは「自分の中ですごくハードルが高いことを初日からやっていて、なかなかできない貴重な体験をさせていただいています。そういう“挑戦するぞ!”っていう気持ちをずっと持ちながら、そして、芳根さんを支えながら、一緒に頑張っていけたらいいなという思いでいます」と意気込みを語った。また、堺市出身の谷村さんは「同じ関西でも神戸はやっぱり違うと思っています。関西人の私からしても(笑)」と語り、「私個人としては、(神戸での撮影は)すごく身が引き締まります」と想いを述べた。さらには「29日にちょっと大変なシーンがいっぱいあるので、そこに向けてちょっと自分の気持ちを…と思っています」と話しており、早くも気持ちは先へ向かっているようだ。平成28年度後期連続テレビ小説 「べっぴんさん」(全151回)は、10月3日(月)~2017年4月1日(土)放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月25日女優の芳根京子が次期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインに決定し、かつてドラマで共演した俳優の志尊淳や泉澤祐希、女優の土屋太鳳らから祝福やエールが続々とあがっている。6日に行われた会見で発表された芳根さんのキャスティング。そこでは困惑している面持ちで「実感がわかない」と吐露しつつも「自分らしさを忘れずに突っ走りたい」と力強く話していた。そして同日に更新したブログでも、「夢のような気持ちです」、「でもそんな夢心地に浸っている時間はなくてしっかりしなくてはなりません。自分らしく、私にしかできないすみれという女性を、丁寧に丁寧に生きていきたいです」と意気込みをつづっていた。そんな芳根さんのTwitterやブログには祝福の声が多数寄せられた。ファンばかりでなく、昨夏にTBSで放送された芳根さんの主演ドラマ「表参道高校合唱部!」で共演した志尊さんもTwitterで「おめでとう楽しみやな」と祝福。同ドラマの共演者からはほかにも、「おめでと!!毎日録画でぇす」(泉澤さん)、「絶対観る…」(堀井新太)、「絶対見る!楽しみにしてますっ」(小島梨里杏)など、続々と寄せられた。また、2014年上半期放送のNHK「花子とアン」で共演した土屋さんも7日に更新したブログで、「とても嬉しいニュースを聞きました!」と芳根さんのヒロイン決定について書き出した。同ドラマでは直接の共演シーンはなかったが、オンエアで芳根さんの演技を見て「素敵な女の子だなと印象的だった」という。さらに「表参道高校合唱部!」でも注目していたらしく、「なんとなく朝ドラのヒロインをいつか演じるんじゃないかな?と感じてた女優さんでした」と“予見”していたことを明かし、芳根さんのヒロイン決定を「嬉しいです。本当におめでとうございます…!!!」と自分のことのように喜んだ。芳根さんも「土屋太鳳さんもブログに私のことを書いてくださったと皆様から聞いて、ブログを読ませていただきました」と明かし、土屋さんを含む多くの祝福に「とても嬉しいです。ありがとうございます」と感謝している。(花)
2016年04月08日平成28年度後期NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン発表会見が6日、東京・渋谷のNHKで行われ、ヒロインに決まった女優の芳根京子が登場した。10月3日放送スタートとなる同ドラマは、連続テレビ小説・95作目となる作品。戦前から戦後の混乱期、そして高度成長期の神戸・大阪を舞台に、男社会の衣料ビジネス界に風穴を開けるヒロイン・すみれの奮闘を描く。主人公のすみれ役を、昨年TBS系で放送された『表参道高校合唱部!』で初主演を果たした芳根京子が演じる。ヒロインの発表会見が行われたこの日は、2,261人の応募者からオーディションで選ばれた芳根京子が登壇。会見の前日にヒロイン決定の知らせを聞いたという芳根は「正直まだ実感を感じていないというか、不思議な気持ちです。朝ドラのヒロインは私にとって大きな目標であり夢でした。まさかこんなにも早く夢が叶うとは思いませんでした」と喜び、「選んでいただいたからには、1年間すみれと二人三脚で頑張っていきたいと思います。これまでのヒロインの方は雲の上の存在ですが、私にしかできない私らしい"すみれ"という女性でありたいと思いますし、自分らしさを忘れたくないです。しっかり自分の意思を持って1年間演じていきたいです」と力強く語った。現在放送中で波瑠主演の『あさが来た』が朝ドラとしては今世紀最高の視聴率を記録、続く高畑充希主演の『とと姉ちゃん』も高視聴率でスタートするなど、好調の朝ドラ。そのプレッシャーについて問われると「プレッシャーはありますね。昨日言われての今日ですので、どうなってしまうんだろう? という不安はあります」と語るも、「今までの朝ドラは素敵な作品が多んですが、超えたい気持ちもあります。何よりも自分らしさを忘れずに1年間突っ走っていきたいですね」と劇中のヒロイン同様に芯の強さも垣間見せていた。
2016年04月06日4月12日にスタートするNHKの生音楽番組『うたコン』(毎週火曜19:30~20:15)では、初回の放送(19:30~20:43の拡大版)で「朝ドラ」特集を展開する。同番組は、谷原章介と橋本奈穂子アナウンサーの司会で、毎回、東京・渋谷のNHKホールから生放送。この日の放送では、AKB48が、現在放送中の『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」を歌うほか、いきものがかりが「ありがとう」(『ゲゲゲの女房』)、平原綾香が「おひさま~大切なあなたへ」(『おひさま』)を披露。さらに、4月4日にスタートする『とと姉ちゃん』の撮影スタジオと中継を結び、ヒロインの高畑充希ら主要キャストが、撮影秘話を語る。このほかにも、石井竜也、石川さゆり、市川由紀乃、丘みどり、北島三郎、クリス・ハート、坂本冬美、布施明、山内惠介が出演。中継では、イル・ディーヴォと、すみれも登場する。今後のラインナップは、4月19日が、工藤静香、純名里沙、スキマスイッチ、天童よしみ、PUFFY、氷川きよし、古内東子、水森かおり、三山ひろしほか。同26日が、五木ひろし、華原朋美、サラ・オレイン、田川寿美、中村美律子、夏川りみ、平原綾香、三浦文彰、May J.、八代亜紀ほかが出演する。なお、同番組は、原則として月1回目の放送が、20時43分までの拡大版となる。
2016年03月29日朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・波瑠がクランクアップ後初のバラエティー番組となる「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」に、人気子役の寺田心らと参戦。「とんねるず」が一般人の夢をかなえるために突然訪問する企画「とんねるずは突然に」コーナーにスタジオから出演する。1988年の番組スタート以来、高い人気を博している「とんねるずのみなさんのおかげでした」の2016年最初のスペシャルは、「とんねるずは突然に」&「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の超豪華2本立て。昨年のクリスマスイブSPの放送で、「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武が一般人の夢をかなえるために突然訪問を行った「とんねるずサンタは突然に」が大好評だったため、今回のスペシャルでも「とんねるずは突然に…日本縦断スペシャル」として全国各地の一般家庭を突然訪問する。今回は全国から5万通以上の応募が殺到し、その中から選ばれたのは5軒に突撃。もちろん事前連絡などはなし、訪れるのは木曜日か金曜日という情報しかないため、2人の突然の訪問には予想外のハプニングが続出!それでも、選ばれた5軒では「とんねるず」と至福の時を過ごし夢を叶えていた。そのスタジオに、朝ドラ「あさが来た」で日本初の女子大学設立者である明治の実業家・広岡浅子を好演した波瑠さんが登場。“五代さま”ことディーン・フジオカというブレイク男子を生み、“姉”・宮崎あおいや“夫”・玉木宏、“娘”・小芝風花ら、ヒロイン・あさを見守る家族や社員たちの魅力も相まって、24週連続の視聴率20%越えと好評を博している。「とんねるず」に突然訪問された家族たちのVTRを見た波瑠さんは、「親子、家族の絆が見られて楽しかったです!」と感想を述べ、もし自宅に突然「とんねるず」がやって来たら、「力仕事を手伝ってほしい」と、超多忙な日々を終えたプライベートがしのばれる“夢”を語っていたという。さらに、もう1本は今回で22回目を迎える名物コーナー「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。全国予選を勝ち上がってきたツワモノたちが、ほかでは見ることができない渾身のモノマネを披露する。審査員はおなじみ石橋さん、木梨さんに関根勤、「バナナマン」の2人。今回は、3月いっぱいで解散するコーナー常連組だった「弾丸ジャッキー」のラストステージや、史上最多のオーディションから厳選された新人勢が大活躍、シリーズ最高の大激戦となっている。「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」は3月24日(木)19時57分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリーが、『トゥームレイダー』のリブート作のヒロイン、ララ・クロフト役の有力候補に挙げられていることが分かった。映画サイト「Deadline」によると、人気コンピュータゲームを映画化した『トゥームレイダー』(’01)で、アンジェリーナ・ジョリーが演じたヒロインのトレジャーハンター、ララのキャスティング選考は始まったばかりで、複数の女優が候補として名前が上がっている段階。デイジーは関係者と話をしているが、まだ交渉やオファーには至っていないという。ララの設定は、考古学者で伯爵の父を持つイギリス女性。イギリス出身で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でもしなやかな身体能力で数々のアクションをこなし、強く美しいヒロイン、レイを演じたデイジーはまさに適役だ。彼女は現在『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)を撮影中で、同シリーズ以外への出演予定作はいまのところ未定だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月11日このたび、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに抜擢された女優の波瑠さん。常に美しく凛とした存在感が印象的ですが、どこかミステリアスな、その魅力に迫ります!――波瑠さんが、芸能界に入ろうと思ったのは、どういうきっかけですか?波瑠:正直、よく分からないままオーディションを受けてしまった、という感じです。目立つのも好きじゃないですし、人前で何かをするのも、上手にできないというのもありますけど、どちらかといえば嫌いですし。じゃあどうしてモデルになろうと思ったのか考えてみると、お芝居は無理でも、写真に撮られるのなら大丈夫かもしれない、って思ったんでしょうね。今のままじゃなく、別の場所で何かしたい、っていうのは思っていたので。――実際にモデルの仕事をしてみて、撮影の現場はどうでしたか?波瑠:次々にポーズを決めて、たくさん写真を撮られることを、みんな当たり前のように、それこそ競争するみたいな感じでやっていたので、おかしな世界だな、とは思いました。でも、そういうおかしな世界のほうが、私にとっては学校よりも居心地がよかったんです。それまで学校では「変わってるね」って言われてたのに、モデルの世界には変わってる人ばっかりで、誰も私を責めないから。――雑誌のモデルという職業は、やはり読者からは憧れの対象として見られるわけで、そのことについては、どう感じていましたか?波瑠:モデルをやっているときから、自分は万人受けするタイプではないと思ってました。モデルの世界にはいろんなタイプの子がいて、人と比較することが常にある世界なので、余計にそう思うんです。意識して多くの人に好かれようと思っても自分にはできないし、根本的に私は違うんだなぁ、って。だからこそ、そんな私のことを好きで、憧れてますって言ってくれる読者の方がいることは、すごくうれしかったですね。――モデルさんって、スタイルや着こなしだけではなく、キャラクターもすごく見られますもんね。波瑠:そうなんですよ。私の上の世代には、榮倉奈々ちゃんや桐谷美玲ちゃんがいて、そういった大人気者の陰で好きなことをやっているような感じでしたね。だから応援してくれる人もいる一方で、首をかしげる人も実際いました。風当たりは強かったんですけど、頑固に貫き続けていたら、ちゃんと定着するようになったんですよ。ただ、女優をやっているときにも、私は万人受けするとは思ってないんです。演じる役も、どちらかといえば個性的な役が多いですから。――とはいえ、現在放送中の朝ドラ『あさが来た』では主演に抜擢され、朝ドラのヒロインといえば、万人受けの象徴みたいなところがありますよ。波瑠:ですよね。だから、そこは今でも悩んでるんです。私を選んでくださったということは、いつも通りやればいいのか、それとも、連続テレビ小説の伝統に合わせたほうがいいのか。なんだかすごいところに来ちゃったな……って。これまで何度かオーディションを受けて、最終審査まで残ったこともあったんですけど、それでも今回“あさ”役が決まったときは、現実味がなかったです。◇はる’91年生まれ。東京都出身。‘06年、女優デビュー。その後、雑誌『セブンティーン』『ノンノ』の専属モデルなどで活躍。放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの“白岡あさ”役を演じる。今後は映画『グラスホッパー』『流れ星が消えないうちに』などの公開も控える。※『anan』2015年10月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・松岡奈央子取材、文・おぐら りゅうじ
2015年09月30日現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」から今秋放送開始予定の「あさが来た」への“バトンタッチ”取材会が9月10日(木)、大阪にて行われ、「まれ」ヒロインの土屋太鳳、「あさが来た」でヒロインを演じる波瑠が登壇した。ドラマ「あさが来た」は幕末からスタートし、激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜けたおてんば娘と、陽気にヒロインを支え続けたボンボン夫の「おもろい夫婦」を中心に、様々な人間ドラマが繰り広げられる。当日イベントに出席した「まれ」制作統括、高橋練チーフ・プロデューサーは「『まれ』は、8月20日、ちょうど20日前に撮影が終わりまして、つい先日撮り終わったような感じなのですが、もう20日も経ってしまったんだなぁ、と、今日土屋さんに久々に会って思っています」と感慨深げ。反対に、現在収録の真っ最中だという「あさが来た」について、佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは「毎晩毎晩、波瑠ちゃんが格闘してくれています。撮っても、撮っても、まだ放送に流れていない中、一番大変な時期をいま、波瑠ちゃんは走り抜けています。先日、東京、大阪の両方で記者試写会を行い、やっと見てくれる人ができたなぁということが、僕らのいまの喜びで、これから9月28日から全国のみなさんに見てもらえるんだなあと思っています」と全国放送を心待ちにしている心境を告白。さらに、「キーワードに“びっくりぽん”というのと“ちょんまげ朝ドラ”というのが行き渡っているのか…ちょんまげの時代から描く、初めての朝ドラとして『まれ』の世界から150年遡った世界にも“女性の青春”はあった、という感じが視聴者のみなさんに届くことを祈ってやみません」と語っている。この日、取材会に出席した土屋さんと波瑠さんは、互いに花束を贈呈し、「本当にお疲れ様でした。私もいま撮影の真っただ中なので、本当に大変だったろうなって思います。『まれ』を見ていると、全然、体の小ささを感じさせない存在感の大きさがあって、本当にすごい女優さんだな、と思いました。そんな土屋さんからバトンを受け取って、ちゃんと渡せるようにしますので、応援してください」(波瑠さん)、「幕末から明治にかけてすごく大変な時代だと思うんですけれど、私も大好きな時代なので、波瑠さん演じる『あさ』も、セットも衣装も素敵なのですごく楽しみにしています。素敵な撮影になるように、心から祈っています。本当に体調にだけは気をつけて頑張ってください」(土屋さん)と互いにメッセージを送った。さらにドラマゆかりの品のプレゼント交換も行われ、土屋さんからは、菓子指導のパティシエ・辻口博啓さん作「特製ケーキ」を、波瑠さんからは許婚・新次郎からプレゼントされた「赤いそろばん」が贈られた。連続テレビ小説「あさが来た」は9月28日(月)8時よりNHKにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日桐谷美玲が邪道ヒロインを演じることで話題の映画『ヒロイン失格』。最旬俳優・山崎賢人と坂口健太郎の間で“ラブ騒動”を起こしていくが、桐谷さん演じるはとりの支えとなるのが親友・中島杏子。シネマカフェでは親友・中島を好演する福田彩乃に注目した。主人公の松崎はとり(桐谷美玲)は、クールな幼馴染の寺坂利太(山崎賢人)にとって、自分だけが彼の“ヒロイン”だと信じ込んでいる。そんな中、利太がクラスでもイケてない“六角精児”似の女の子とつき合うことになり、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始めることに…。本作は「別冊マーガレット」で連載され、全10巻累計160万部を超える幸田もも子の同名人気コミックを映画化したもの。主演の3人に注目が集まる中、すでに本作を観た関係者の間から賞賛の声が上がっているのは恋に暴走気味なはとりを嗜め、恋愛においてもあらゆるアドバイスをする親友・中島杏子通称“オナカ”(愚かなる中島の略称)を好演する福田彩乃。2011年にはテレビ出演本数が350本を超えるなどバラエティ番組からもひっぱりだこの福田さんだが、本作でははとりの親友役としてコメディだけではない“ギャップ演技”を披露。はとりとのやり取りでは驚くほど役に馴染んだ演技で落ち着きのあるオナカを熱演し、はとりと本当に長年の親友だったかのような掛け合いを見せている。撮影中は、桐谷さん演じるはとりの変顔にもアドバイスをするなど、ものまねタレントの本領を発揮していたのだとか。実際、山崎さん演じる利太と坂口さん演じる弘光のどちらが好き?という質問に対して福田さんは、「この作品で一番惚れたのは竹内力さん演じる学食のおやじです。いつも一番クールに登場してスパッと解決してくれるのは学食のおやじなので」とイケメンに惑わされない一面を披露。客観的な恋愛アドバイスではとりを導く“オナカ”という役にピッタリなのかもしれない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日