世界のショートフィルムの魅力をオンラインを通じて無料で全国に発信する「ブリリア ショートショートシアター オンライン」が、本日2月14日(水)よりスタート。このほど、配信される10作品の内容が明らかになった。2月14日(水)~5月30日(水)配信作品ラインナップは以下の通り。ベネディクト・カンバーバッチが一人二役演じる『二人』妻子と幸せに暮らしていた会社員のジョーは、 病の宣告を主治医に告げられる。打ちひしがれた彼は、ならず者のため疎遠になっていた自分と瓜二つの外見をもつ双子のチャーリーをカフェに呼び出す。ジョーが残された家族のために選んだ究極の選択とは…。『ドクター・ストレンジ』「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチがジョーとチャーリーを1人で演じ、2人の男の運命と人生を約10分間の中で描いた作品。また妻役を、「ゲーム・オブ・スローンズ」『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』のナタリー・ドーマーが演じている。キュートなマーティン・フリーマンに注目!? 『着信履歴』本作は、『ホビット』「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのマーティン・フリーマンが出演する、2人の男の会話劇。ケビンはある夜出会ったアマンダに電話をかけデートに誘うことに。親友のジュリアンの電話を使ってかけようとするが、なぜかジュリアンの携帯にアマンダの番号が登録されていた。はたして2人の関係とは――?M・ファスベンダーが哀愁漂う強盗に…『暗闇の金庫』リーアムとマイケルはプロの金庫破りで、同じ仕事の依頼を受けている。今回潜入する部屋には光を感知するアラームが設置されており、暗闇の中で金庫を破らなければならない…。『X-MEN』シリーズのマイケル・ファスベンダーが主演するコメディ作品。約14分と短い時間の中、きっと最後の3分に心奪われるはず。そのほか、人気モデルのジジ・ハディッドが出演する『プールサイドで』、アニメーション作品『ボクと彼女』、さらに『ヒッチハイク』、『ロシアン・ルーレット』『午前7時35分』『デビッドの失恋ツアー』『アンディ』を配信。なお今後、2週間に1本のペースで新しい作品が追加され、それぞれ約3か月間の配信期間で視聴可能になるという。また同Webサイトではショートフィルムのほかにも、「シネマティックなライフスタイル」を共通テーマにしたオリジナルの記事コンテンツも展開。2月のスペシャル・インタビューには、「あなたのことはそれほど」『東京喰種トーキョーグール』などに出演し注目を集める「劇団EXILE」の鈴木伸之が登場している。ほか、様々な角度から映画体験を開拓している人物に迫る「フロント・ランナー」のコーナーでは、移動映画館「キノ・イグルー」代表の有坂塁氏のインタビューが公開予定。映画祭や屋外上映イベントなどを紹介するコーナーや、映画の中のファッション、食、インテリア、本などにフォーカスした「Cinema for Life」、映画が撮影された地の魅力的なスポットを紹介する「てくてくシネマ散歩」など盛りだくさんとなるようだ。今後、2週間に1本のペースで新しい作品が追加され、それぞれ約3か月間の配信期間で視聴可能。(cinemacafe.net)
2018年02月14日動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)の1月視聴ランキング(集計期間:12月1日~31日)が発表され、土屋太鳳の主演映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年6月30日公開)が「映画」部門で1位になった。『兄に愛されすぎて困ってます』で主演を務めた土屋太鳳同作は、雑誌『Sho-comi』で連載中の同名人気漫画を実写化。土屋は全くモテない女子高生・橘せとか、血の繋がらないイケメン兄・橘はるかをGENERATIONS from EXILE TRIBE・ボーカルの片寄涼太が演じた。1月3日の配信開始と同時に、ランキングを独走する形となった。また1月中に配信開始となった映画作品では、浜辺美波と北村匠海のW主演でも注目を集めた『君の膵臓をたべたい』、名作SF映画『猿の惑星』をリブートした『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』もランクインした。また「ドラマ」部門では、嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士-』が先月の10位圏外から3位に急浮上した。続編となる『99.9-刑事専門弁護士 - SEASONII』が現在、TBS系で毎週日曜21時より放送中であり、視聴率も好調をキープ。前作にもその影響が及ぶ結果となった。■映画部門1.兄に愛されすぎて困ってます2.昼顔3.君の膵臓をたべたい4.銀魂5.ジョン・ウィック:チャプター26.猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)7.新感染 ファイナル・エクスプレス8.キングスマン9.22年目の告白-私が殺人犯です-10.東京喰種トーキョーグール■ドラマ部門1.逃げるは恥だが役に立つ2.雲が描いた月明り3.99.9 ‐刑事専門弁護士‐4.孤高の花~General&I~5.ドクターズ~恋する気持ち6.陸王7.私のキライな翻訳官8.三国志 ~趙雲伝~9.太陽の末裔10.アンナチュラル■アニメ部門1.君の名は。2.怪盗グルーのミニオン大脱走3.劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナルスケール-4.宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち5.SING/シング6.ソードアート・オンラインII7.鋼の錬金術師8.魔法使いの嫁9.爆走兄弟 レッツ&ゴー!! WGP10.モアナと伝説の海
2018年02月02日動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)が19日、今週の視聴ランキング(集計期間:1月12日~18日)を発表し、映画部門で『君の膵臓をたべたい』が初登場で1位になった。(左から)浜辺美波、北村匠海『君の膵臓をたべたい』は住野よる氏による小説が昨年夏に映画化されたもので、興行収入30億円を突破。膵臓の病を患う高校生と同級生の“僕”の交流を、現在と過去の時間軸を交差させて描かれており、注目の若手俳優である浜辺美波と北村匠海のW主演でも注目を集めた。浜辺は現在放送中の『賭ケグルイ』(MBS・TBS系)で主演、北村は『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に出演している。映画部門では、ほかにも『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』、『キングスマン』など、新作5作品がランクインしている。またドラマ部門では中国ドラマ『孤高の花~General&I~』、アニメ部門では『怪盗グルーのミニオン大脱走』がそれぞれ1位に輝いた。■映画部門1.君の膵臓をたべたい2.猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)3.映画「兄に愛されすぎて困ってます」4.昼顔5.キングスマン6.劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング7.スパイダーマン:ホームカミング8.ジョン・ウィック:チャプター29.映画「銀魂」10.ザ・サークル■ドラマ部門1.孤高の花~General&I~2.99.9 ‐刑事専門弁護士‐3.雲が描いた月明り4.逃げるは恥だが役に立つ5.三国志 ~趙雲伝~6.私のキライな翻訳官7.太陽の末裔8.ドクターズ~恋する気持ち9.六龍が飛ぶ10.陸王■アニメ部門1.怪盗グルーのミニオン大脱走2.東京喰種トーキョーグール3.劇場版 「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」4.君の名は。5.SING/シング6.宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち7.黒執事8.爆走兄弟 レッツ&ゴー!! WGP9.魔法使いの嫁10.ソードアート・オンライン
2018年01月20日現在放送中のドラマ「アンナチュラル」に出演中の人気俳優・窪田正孝が、各界から注目されている写真家・齋藤陽道とのタッグによるコラボ第2弾のオフィシャルカレンダーを、3月20日(火)に発売することが決定。あわせて、プライベート感溢れる珠玉のカットが収録されたビジュアルが到着した。1988年8月6日、現在29歳の窪田さん。大河ドラマ「平清盛」や「Nのために」や「デスノート」に出演し、昨年は「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」「4号警備」「僕たちがやりました」『東京喰種トーキョーグール』に主演。出演中のドラマ「アンナチュラル」では医大生・久部六郎役を務め、2月には主演映画『犬猿』の公開が控える実力派俳優。一方齋藤氏は、第33回キャノン写真新世紀優秀賞を受賞し、被写体と真正面から向き合い、命の輝きを切り取る独特な作風で各界から支持を集める写真家。人気アーティスト「Mr.Children」や「クラムボン」などのジャケット撮影、テレビCMも手掛け、写真集はもちろん、昨年8月には初エッセイ「それでも それでも それでも」を発刊している。この2人が出会ったのは、約7年前のある撮影。以来意気投合し、度々の撮影で親交を深め、昨年窪田さんたっての希望で2人のタッグによる初のカレンダーを発売。そして発売から間も無く、即完売となった。そんな2人のコラボ2作目となる今回のカレンダーは、夏のロサンゼルスを旅する自然体な姿を収録。前作よりも踏み込んだ距離感で、“窪田正孝×アート”やストリート、ビーチ、車、ベッドルームなど…普段見ることのできないシチュエーションで撮影。数日間に渡り密着撮影された写真は、まるで一緒に旅をしているかのような、プライベート感溢れるレアカットが満載だ。またカレンダーは、B3リング式壁掛け型仕様のポスターカレンダーと、卓上カレンダー(縦157mm×横210mm)の2種展開となっている。そして今回、ポスタータイプと卓上タイプのカレンダー2種の表紙、収録カット、窪田さんと齋藤氏の2ショットビジュアルが到着!本作に収録される眩しい筋肉美を披露した至近距離カットや、無邪気な笑顔カットはファンならずともキュン死必至。本カレンダーを手掛ける出版プロデューサーは、「窪田さんは今年で30歳という節目の年を迎えられるので、これまで撮り溜めた写真など貴重な瞬間を切り取った新たな作品の制作もできれば…」とコメントしている。また昨年に引き続き、購入者特典として抽選でプレゼントも用意。本日より公式Twitter(@kubota_SDPstaff)、カレンダー特設ページもオープン。特典内容や予約方法など、詳しくはこちらを覗いてみて。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2018.4-2019.3」は3月20日(火)発売。※全2種類カレンダー(cinemacafe.net)
2018年01月19日動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)の週間視聴ランキング(集計期間:1月5日~11日)が12日に発表され、土屋太鳳の主演映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年6月30日公開)が「映画」部門で1位になった。『兄に愛されすぎて困ってます』で主演を務めた土屋太鳳同作は、雑誌『Sho-comi』で連載中の同名人気漫画を実写化。土屋は全くモテない女子高生・橘せとか、血の繋がらないイケメン兄・橘はるかをGENERATIONS from EXILE TRIBE・ボーカルの片寄涼太が演じた。1月3日に各動画配信サービスで先行配信、1月10日にDVD・Blu-rayが発売された。また、社会現象となったTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は、年末年始に全話一挙再放送の影響もあってか、「ドラマ部門」の1位に輝いた。なお、『逃げ恥』で脚本を担当した野木亜紀子氏は、同じくTBS系で12日にスタートした金曜ドラマ『アンナチュラル』でも脚本を手掛ける。アニメ部門では、『逃げ恥』同様に社会現象的なヒットを記録し、3日にはテレビ朝日系で地上波初放送された『君の名は。』が1位となった。■ドラマ部門1.逃げるは恥だが役に立つ2.雲が描いた月明り3.ドクターズ~恋する気持ち4.孤高の花~General&I~5.陸王6.私のキライな翻訳官7.嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~ノーカット字幕版8.皇貴妃の宮廷9.王女未央-BIOU-10.W -君と僕の世界-■映画部門1.兄に愛されすぎて困ってます2.昼顔3.銀魂4.新感染 ファイナル・エクスプレス5.キングスマン6.ジョン・ウィック:チャプター27.東京喰種 トーキョーグール8.スパイダーマン:ホームカミング9.エイリアン:コヴェナント10.22年目の告白-私が殺人犯です-■アニメ部門1.君の名は。2.劇場版「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」3.怪盗グルーのミニオン大脱走4.鋼の錬金術師5.SING/シング6.ソードアート・オンラインII7.モアナと伝説の海8.マギ 第2期9.魔法科高校の劣等生10.カーズ/クロスロード
2018年01月13日期待の新人・金井浩人と演技派女優の池脇千鶴のW主演で、『夏美のホタル』『ふしぎな岬の物語』の原作・森沢明夫による同名小説を映画化した『きらきら眼鏡』。死と恋愛というテーマを織り交ぜた人間ドラマとして注目を集める本作のビジュアルが解禁。併せて犬童一利監督、金井さん、池脇さんのコメントが到着した。恋人を事故で失った喪失感から立ち直れずにいる青年・明海(金井浩人)、1冊の本を介し、明海と知り合ったあかね(池脇千鶴)は、余命宣告された恋人・裕二(安藤政信)を抱え、日々を過ごしていた。あかねを通じて裕二と触れ合うことで、立ち止まっていた明海の心に変化が生まれていく…。本作が映画デビューとなる金井浩人は、新人ながら際立った演技力が高く評価され、主役に抜擢されたという逸材。W主演となるヒロインには、『ジョゼと虎と魚たち』『そこのみにて光輝く』など確かな演技力が光る池脇千鶴、その恋人役に『キッズ・リータン』『GONIN サーガ』『花芯』など日本映画界を代表する安藤政信。さらに、人気急上昇中の若手俳優『覆面系ノイズ』の杉野遥亮、ViVi専属モデルで『東京喰種トーキョーグール』などの映画でも活躍する古畑星夏、『富美子の足』で話題の片山萌美、『ひかりのたび』で長編映画初主演を務め、話題を呼んだ志田彩良ら、いま注目の若手俳優陣が集結!スタッフ陣も、石倉三郎主演、キム・コッピ共演の『つむぐもの』の犬童一利がメガホンを取り、「相棒」シリーズなどの守口悠介が脚本を、『そこのみにて光輝く』『つむぐもの』の前田紘孝がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど盤石の布陣が揃い、映画ファンの間で熱い注目を集めている。このほど、メインの舞台となる千葉県船橋市の街を背景に、明海とあかねが並んで歩く、ティザービジュアルが解禁。澄み切った空の下でありながら、2人の微妙な距離感、空気感が伝わってくるビジュアルに、期待は高まるばかりだ。また、併せて主演となる金井さん、池脇さん、犬童監督、前田エグゼクティブ・プロデューサーからコメントが到着している。キャスト&スタッフからコメント到着■金井浩人未だに色んな思いが溢れんばかりにあって、言葉に詰まってしまいます。この作品に携わり本当に沢山の出会いがありました。その多くの出会いや、またこの物語に感化されたことで、自分自身のこれまでを回顧し、今現在を肌身で感じ、これからを見つめ続けた日々でした。いつかのあのとき、あることを思い、あるところへ行着き、人に出会って、あれをしてこれをして。そんな繰り返しがあって今自分はここにいて、この人達に出会って、一緒にものを創っていて。全てが繋がっていて今なのだと。なにか、この映画が物語っていることとその時の日々が、力強く通じているような気がしてなりませんでした。そんなことを心の片隅で小さく想い続け、全うした気がします。この映画を背負い、これからを生きていけることが幸せでなりません。多くの人に届くことを祈っています。■池脇千鶴いま思い返すと、撮影していた毎日がきらきらしていたのかもしれません。普段はそんなにきらきらなんてしませんが(笑)、心から信頼できるキャスト、スタッフ、そしてあかねという役のおかげでほがらかに毎日を過ごすことができました。繊細で傷つきやすく、それでも精一杯人生を生きようともがく優しい人間たちを、観てくださる皆さんにしっかりと見届けていただければと思います。■犬童一利監督本当に沢山の人に支えられ、無事にクランクアップを迎えることができました。現在編集中ですが、原作の魂を引き継ぎつつ、映画ならではの『きらきら眼鏡』を皆さんに届けられると思います。素敵なスタッフ、俳優部、そして地域の方々と丁寧に作っています。今の日本にこそ必要な映画になると信じています。ご期待ください。■前田紘孝エグゼクティブ・プロデューサー本作品、クランクイン前から、市民の皆さまに、制作プロダクションがいままでにないくらい、踏み込んでいきます、ホンモノの共作にしましょう。と宣言してクランクインしました。その分、たくさん摩擦もありました。しかしながら、その摩擦で生まれた「温度」は、この作品にしっかり刻まれたと思います。大きな喜びと手応えでいっぱいです。多くの皆さまに届けたいです。支えてくださった皆さまに、心から感謝いたします。さらに、エンディング曲「Reminiscence ~回想~」を、チェロ奏者・柏木広樹が書き下ろし、ヴァイオリン・葉加瀬太郎、ピアノ・西村由紀江という日本の音楽界を代表する豪華トリオでの演奏も決定した本作。死生観と恋愛観を織り込みながら主人公の成長を描く、珠玉の人間ドラマの公開を楽しみにしていて。『きらきら眼鏡』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日興行収入24.3億円を突破した『ヒロイン失格』で、その女優魂が高い評価を集めた桐谷美玲の2年ぶりの主演映画『リベンジgirl』。このたび、桐谷さん演じる主人公・宝石美輝をサポートする、鈴木伸之のクールな敏腕政治秘書の姿を捉えた場面写真がシネマカフェに到着した。“ミス東大”で“イケメン彼氏持ち”、性格以外はパーフェクトな“イタイ女”が、自分をフッた相手を見返すために女性初の総理大臣を目指す、型破りなヒロインのラブストーリーとなる本作。桐谷さん、鈴木さんと共に本作を盛り上げるのは、“きよたんスマイル”で世の女性を虜にする「MEN’S NON-NO」専属モデルの清原翔、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に出演し、「non-no」モデルとしても活躍中の馬場ふみかなど、強力な面々だ。そして、鈴木さんといえば、今年、映画『東京喰種 トーキョーグール』やドラマ「あなたのことはそれほど」に出演し、一躍ブレイク。今クールの「今からあなたを脅迫します」にも出演するなど、話題作に欠かせない存在となった。そんな鈴木さんが本作で演じる門脇俊也は、一直線に突き進むヒロイン・美輝を支えるクールな選挙参謀。無愛想で毒舌ながらも、頼もしくて実直、美輝を影ながら支える敏腕秘書としてはもちろん、美輝との恋の行方が非常に気になる存在だ。実は、演じた鈴木さんにも、俊也に似た真面目な一面がある。議員秘書という役を演じるにあたり、鈴木さんは入念に調査して臨んだという。「秘書といっても、公設秘書や私設秘書といった種類があり、そこに国家資格が要る秘書があるなどひとつひとつ調べました。また、秘書の方のブログを入念にチェックしたり、劇中に出てくる政治塾に実際に行こうとも思いました」と語るほど、熱心に役作りに取り組んでいる。また、撮影には実際の秘書もアドバイザーとして参加しており、鈴木さんはときに意見を求めながら準備を万端にして撮影に臨んでいたという。まさに意欲作といえる本作は、鈴木さんにとって、役者としてさらに飛躍する作品となるに違いない。『リベンジgirl』は12月23日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日様々な使い方ができる落ち着いた店内が魅力的東京・目黒にある「メグロ アンジュール」は、ひときわ目を引く真っ赤な外観が印象的なビストロ店です。エントランスをくぐると、壁一面にずらりと並べられた様々なワインが訪れるお客さんを出迎えてくれます。店内には、テーブル席とカウンター席を30席用意。友人や大切な人たちと楽しむのはもちろん、一人でワインを嗜みながらしっとりと過ごしたい気分のときにも、ぴったりのお店です。本場パリの人気ビストロの雰囲気を日本でも再現パリでナチュラルワインを売りにしている人気ビストロ店「ル ヴェール ヴォレ」の本場の雰囲気を、日本でも楽しんでもらいたいという思いが込められている「メグロ アンジュール」。種類豊富なワインや料理をはじめ、オーナーのセンス光るおしゃれな店内など、パリさながらの空気を感じながら贅沢なひとときを過ごせるお店として、多くの人に愛されています。本場の味「ブーダンノワールとじゃがいものピュレ」お店のおすすめ「ブーダンノワールとじゃがいものピュレ」(1,800円)は、パリの伝統的な家庭料理です。豚の血を使った肉料理で、一般的にはソーセージにすることが多いですが、お店ではテリーヌ型にして提供。しっとりとした食感のブーダンノワールと、クリーミーでコクのあるじゃがいものピュレが、絶妙なハーモニーを生みだします。一緒に添えられた飴色の玉ねぎのジャムと一緒に食べると、また違った味わいを楽しむことができるでしょう。ヘルシースイーツ「北海道産 白花豆のモンブラン」食後のデザートとして人気なのが、上品な味わいが特徴の「北海道産 白花豆のモンブラン」(800円)。中にメレンゲのクッキーが入っていて、サクサクとした食感も楽しむことができます。甘さ控えめに作られているため、食後でも食べやすく、甘いものが苦手な人や男性にもおすすめ。スイーツに白花豆という珍しい組み合わせにはじめは驚くかもしれませんが、一口食べるとその味に唸らされる逸品です。他では扱っていないようなワインにも出会えるビストロ本場パリの人気ビストロ店の味を堪能できる「メグロ アンジュール」。200種3,000本以上にものぼるワインは、全て伝統製法で作られたナチュラルワインで、他のビストロではなかなか扱っていないような1本に出会えるのも魅力です。お店は駅から少し離れた場所にありますが、それでも訪れたくなるワインや料理の味に、店内はいつも多くの人で賑わっています。条件によっては店内を貸切ることも可能なので、大勢での食事会やちょっとしたパーティの利用にもおすすめです。JR山手線・東急目黒線「目黒駅」を出て、目黒通りを歩いて13分ほどでお店に到着します。パリに訪れたかのような空気感に浸りながら、種類豊富なナチュラルワインと本場さながらのフランス料理をぜひ堪能してみてください。スポット情報スポット名:メグロ アンジュール(UN JOUR)住所:東京都目黒区目黒4-10-7電話番号:03-3713-7505
2017年11月11日TBSにて来年1月より放送予定の金曜ドラマ「アンナチュラル」。この度、本作で主演を務める石原さとみの弟役として、「超特急」のメンバー・カイこと小笠原海が出演することが決定した。大ブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子が手掛ける本作は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描き、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の医療サスペンス作品。死因究明のスペシャリストである解剖医・三澄ミコト役を石原さんが演じるほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊と豪華キャストが決定している。そして今回新たに出演が決定したのは、「超特急」のメンバーとして活躍し、映画『東京喰種 トーキョーグール』などにも出演する小笠原さん。今作で彼が演じるのは、石原さん演じるミコトの弟・秋彦(25)。真面目で責任感が強い秋彦は、大学時代にアルバイトをしていた予備校に就職し、講師として学生指導にあたっている。また。不在がちな両親のかわりに姉と過ごすことが多かったせいでお姉ちゃんっ子として育つが、ミコトから“秋ちゃん”と呼ばれることを最近は少々照れくさいと思っている、という役どころだ。連続ドラマに出演するのは今回が初となった小笠原さんは、「心からうれしかったです。演技をすることがいまとても楽しくて、新鮮な経験なので連続ドラマにレギュラー出演できることが幸せです」と喜び、「普段家族といるときには何も意識せずに話しているので、その感覚を演技で自然に出すことを考えました。あとは、役柄と同じ予備校講師の動画などを見たりしました」と役作りについて明かす。共演の石原さんについては、「演技中はもちろんのこと、カメラの回っていないところでも気さくに話しかけてくださって、本当の姉のように慕っています!また、役に対して真摯に向き合っている姿にとても刺激を受けています!」と印象を語る。また今後について、「連続ドラマや映画、チャンスがあればいろいろんなことに挑戦していきたい」と目標を明かす彼は、「普段の自分では有り得ないトリッキーな役柄も演じてみたいです。超特急のカイとしても、俳優の小笠原海としてもより上のステージに上がっていきたいと思います」と話している。なお、本作に医大生・久部六郎役として出演する窪田さんとは、『東京喰種 トーキョーグール』にて親友役で共演している小笠原さん。2人の再共演にも注目だ。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月05日映画化もされた「青春☆金属バット」「ライフ・イズ・デッド」「死んだ目をした少年」の古泉智浩が描く人気漫画「チェリーボーイズ」の実写映画化がこのほど決定。主演には林遣都、共演に柳俊太郎と前野朋哉を迎え、2018年2月17日(土)に公開されることが明らかになった。とある地方都市に住むボンクラ3人組――国森信一(林遣都)、吉村達也(柳俊太郎)、高杉誠(前野朋哉)。仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端。揃いも揃って25歳になっても童貞をこじらせている。3人集まって考えること、話すことは、上手く行かない世の中への愚痴と女性とSEXのことのみ。そんな負け組認定の男たちが、自分と人生を変えるためにある計画を立てた!?いざ、脱童貞大作戦へ――!原作は、2000年に発表されて以降、童貞漫画の金字塔として高い人気を得ている同名コミック。監督を務めるのは、ドラマ「カルテット」(2011年)、「彼岸島」、「初森ベマーズ」や、オムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望』の中の一編『乳房』を手掛け、今回が長編映画監督第1作目となる西海謙一郎。また、『アズミ・ハルコは行方不明』で監督を務めた松居大悟が脚本を担当した。本作でどうしようもない3人組を演じるのは、実力派として、個性派として活躍するキャスト。自己中心的で見栄っ張りな主人公・国森信一を演じるのは『HiGH&LOW』シリーズや「火花」の林さん。また、乳首が大きいことがコンプレックスの吉村達也を、雑誌「MEN’S NON-NO」でモデルとして活躍し、『東京喰種トーキョーグール』など俳優としても活動する柳さん。オタクっぽい外見と内気な性格で女性が苦手な高杉誠役を、数々の作品に出演し、auのCM「三太郎シリーズ」で一寸法師役に扮したことでも話題となった前野さんが演じる。原作を読み、この漫画の世界に飛び込んでみたいと感じたと言う林さんは、「20代半ばにしてチェリーボーイズと呼ばれる中身も外身もコンプレックスだらけの3人の男たちが、諦めかけていた人生、敗れ去った青春を取り戻すべく、必死にもがき苦しみ叫び続ける、情けなくもどこか切ない物語に、沢山勇気を貰いました。西海監督、そして柳俊太郎さん、前野朋哉さんと共に、魂を込めて悩める童貞青年の思いをぶつけました。是非見届けていただけたらと思います」とコメント。柳さんは「最初はクンニ、カウパーという呼び名に少し抵抗はあったものの、すぐにチェリーボーイズの世界に引き込まれ、とても充実した撮影期間を過ごさせて頂きました。最低でくそったれな3人組が終わりに近づくにつれて、とても寂しく切ない気持ちになったのをいまでも覚えています」と撮影をふり返り、真剣に「童貞」と向き合ったと話す前野さんは、「童貞だった頃に書いたとされる松居大悟さんの脚本『チェリーボーイズ』を紐解いていくと心情や行動がとんでもなく複雑なのです。それを読み解き、演じながら体感していく中で、林くんと柳くんと僕の仲に生まれたモノがありました。生きとし生きるもの全ての方にご覧頂きたいです」とコメントを寄せている。『チェリーボーイズ』は2018年2月17日(土)よりシネ・リーブル池袋、渋谷TOEIほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月13日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」では、第30回東京国際映画祭との提携企画として10月に「秋の上映会」を開催。ダン・スティーヴンスら人気英国俳優が過去に出演した作品を日本初上映するほか、飯豊まりえ出演『ジュリエット×2 ~恋音ミュージカル~』など注目作が多数上映される。ショートフィルムの魅力を広めること、そして若手映像作家の育成を目的に毎年開催している上映会。今年は、英国人気俳優の出演作や「SSFF & ASIA 2017」グランプリ受賞作品『シュガー&スパイス』、同アジア インターナショナル部門オーディエンスアワード受賞のチャン・グンソク監督作『偉大なる遺産』など各部門の受賞作品を上映。さらに、故・伊丹十三監督の“幻のデビュー作”『ゴムデッポウ』、河瀬直美監督の『嘘 - LIES-』ほか、「注目のU-40日本人監督」として、『東京喰種 トーキョーグール』で長編デビューした萩原健太郎監督『スーパースター』、俳優としてのみならず映画・ミュージックビデオなど多岐に活躍する松居大悟監督『ゆーことぴあ』、国内外で評価を高める落合賢監督の『ジュリエット×2 ~恋音ミュージカル~』などを特集し、全7プログラム、約50作品を無料上映する。また、『散歩する侵略者』の黒沢清監督を迎えたクリエイター向けセミナーも開催。世界中に熱狂的な支持者“キヨシスト”を有する黒沢監督が講師となり、独自のスタイル・演出法について語る。<人気英国俳優の出演作品を特別上映>●ダン・スティーブンス出演『ベビーシッター』(Babysitting)バイトで犬の世話をしていたら緊急事態発生。そんなとき、元カレに遭遇して事態はさらに悪い方向へ…。荷物も思い出も、そのままにしておくほうがいいときがある。TVシリーズ「ダウントン・アビー」でブレイクし、今年大ヒットした『美女と野獣』の野獣役に大抜擢されたダンが、2011年に出演した作品。最近ではハリウッドでの活躍も増えている話題沸騰中の英国俳優の1人。●トム・ヒューズ出演『思い出の保管場所』(Storage)孤独な自閉症の少年ジェイソン。彼は経験したことをきちんと整理するように、毎日思い出の品を箱に詰めていた。その箱から品々が消えたとき、彼は現実世界と向き合うことになる――。トムは、二重スパイを演じた主演ドラマ「The Game」や「女王ヴィクトリア 愛に生きる」などで知られ、“第2のカンバーバッチ”と呼ばれる美形俳優。近年では、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『フラワーショウ!』など映画出演も。●ナオミ・スコット出演『ハロー、アゲイン』(Hello, Again)母親の葬儀の翌日、一睡も出来ずに朝を迎えたオーウェンは、父親を避け1人で母親の墓参りをすることにした。ちょっとした勘違いから、亡くなった父親の墓を訪れていたマウラという女性と知り合う。2人は、失ってしまった愛する人とつながる方法を探そうとしていた――。ディズニーチャンネルのTV映画「レモネード・マウス」のベースを演奏するロックガール役などを経て、今年は『パワーレンジャー』ピンク・レンジャー役でブレイク。実写版『アラジン』など今後の活躍が期待される若手女優。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017 -秋の上映会-」は10月16日(月)~18日(水)までアンダーズ東京にて、10月19日(木)~22(日)まで東京都写真美術館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年09月27日パレスホテル東京(本社:東京都千代田区丸の内1-1-1)の、2017年クリスマスケーキ試食会で、7種のクリスマスケーキと4種の個性的なシュトーレン、ペストリーが発表された。秋が始まったばかりのタイミングで、もうクリスマスのケーキ?と思うかもしれないが、パレスホテル東京のクリスマスケーキは、毎年完売となる大人気の品。10月1日からスタートする予約受付の前に、ラインアップをチェックしておこう。クリスマスケーキを作るのは、品のある味わいと洗練されたデザインの“ホテルメイドスイーツ”を提供するパレスホテル地下1階にあるペストリーショップ「スイーツ&デリ」。毎年人気を博しているケーキとしては、なめらかな生クリームに裏ごしした栗を贅沢に使ったマロンシャンティイが溶け合う「モンブラン」(6,000円/限定150個)、そして粉雪をまとった華をイメージした「ストロベリー・ショートケーキ」(12号/4,350円、15号/5,400円)がある。「ストロベリー・ショートケーキ」(12号/4,350円、15号/5,400円)華やかでゴージャスなケーキをお探しなら、ブック型のショコラの中にあまおう苺が敷き詰められた「リーブル ド ノエル」(30,000円/限定20個)がおすすめ。苺やフランボワーズ、ショコラの花で飾られたピスタチオクリームのタルト「ジャルダン ド フリュイ」(13,000円/50個)は、可憐な見た目で女子会にも受けそうな一品だ。「リーブル ド ノエル」(30,000円/限定20個)「リーブル ド ノエル」の本の中にはあまおう苺が敷き詰められたショートケーキ「ジャルダン ド フリュイ」(13,000円/50個)「ジャルダン ド フリュイ」のボックスにはベリーたっぷりのケーキがバルサミコ風味の苺のジュレとホワイトチョコレートムースのケーキにショコラでできた雪だるまがのった「ボノム・ド・ネージュ」(6,800円/限定130個)は、軽やかな口当たりのムースとキュートな見た目が幅広い年齢層に支持されそうなケーキ。和をテーマにした宇治抹茶ムースのケーキX、ショコラでできたピアノが芸術的な「ピアノショコラ」(6,000円/限定50個)の2品は、ひと味違ったクリスマスディナーを演出してくれるだろう。「ボノム・ド・ネージュ」(6,800円/限定130個)「クロンヌ」(10,000円/限定60個)「ピアノショコラ」(6,000円/限定50個)クリスマスの伝統ブレッド「シュトーレン」は、定番に加え「黒ごまシュトーレン」が初登場。バターの風味が効いた食べやすいプレーン(2,700円)の他、きな粉と柚子、渋皮栗を入れた「ボーネン・シュトーレン」(2,700円)や、加賀ほうじ茶に大納言やフランボワーズを入れた「加賀ほうじ茶のシュトーレン」など、独自の和アレンジで仕上げられた個性的なシュトーレンを取り揃える。スパイスとナッツ、ドライフルーツがふんだんに使われている大人味の「ベラヴェッカ・アン・ソシソン」(1,200円)、イタリアの伝統菓子パン「パネトーネ」(1,800円)まで、ヨーロッパのクリスマス菓子を網羅した充実のラインアップで、素敵なクリスマスが迎えられそうだ。「シュトーレン」
2017年09月19日ヒルトン東京2階のパティスリー「FILOU」では10月1日から31日まで、ハロウィンシーズンに合わせたダーク&ゴシックな2種のテイクアウトスイーツを販売する。黒い王冠を意味する「クロヌ クロンヌ・ノワール」(直径15cm/税込4,000円)は、ピスタチオのスポンジとほろ苦いダークチョコレートのムースをのせたケーキ。ラズベリー、苺、レッドカラント、チェリーといったレッドフルーツのコンポートとバニラクリームブリュレがそれぞれ層になっている。コクのあるチョコレートムースとレッドフルーツが組み合わさり、余韻にバニラとピスタチオの風味を楽しむことができる。また、グラスの縁に血が滴るようなデコレーションが施されたグラススイーツ「ラ・レーヌ ルージュ」(税込680円)は、軽い口当たりのフロマージュブランのムースの中に、苺のソースがしみ込んだスポンジが隠されている。グラスの底にはフランボワーズの果肉入りジュレがあしらわれ、爽やかな仕上がりとなっている。
2017年09月15日今年6月よりオンエアされ話題となったCM「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」に続く、“青春”をテーマとしたカップヌードルのCMシリーズ第2弾「HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ 篇」が、本日9月14日(木)より全国でオンエア決定。ハイジ役の「E-girls」石井杏奈ほか、声優の神谷浩史と雨宮天と豪華声優陣が声をあてた映像が公開された。本シリーズ第1弾では「魔女の宅急便」をもとに、17歳になったキキらの物語を描き、キキ役を女優の浜辺美波、とんぼ役を人気声優の梶裕貴が担当。CM動画の総再生回数は750万回を超えるなど大きな話題となった。そんなシリーズ第2弾となる今回は、「アルプスの少女ハイジ」をTVCMとして青春アニメ化。“もし、ハイジとクララが現代の日本の女子高校生だったら?”というパラレル・ワールドを舞台に、“イケメン”になったペーターが登場するなど、青春物語をアナザーストーリーとして描いた。そして、今回現代の高校生となったキャラクターに声をあてるのはこの3人。ハイジ役を演じるのは、「E-girls」のメンバーとして活動しながら、『心が叫びたがってるんだ。』『四月は君の嘘』などで女優としても注目を集める石井杏奈。クララ役には、「東京喰種」の霧嶋薫香役や「七つの大罪」エリザベス役などを演じる雨宮天。そして、“イケメン”になったペーター役を、「進撃の巨人」「ワンピース」「夏目友人帳」「おそ松さん」など数々の作品に出演する人気実力派声優の神谷浩史が演じる。CMでは、クララと同じ女子校に通う16歳のハイジ。品がよく後輩からも人気で、読者モデルまで務めるクララは、ハイジにとって憧れの存在。「どうして私はクララじゃないんだろう…」。別の学校へ進学した幼なじみのペーターに「私なんか…」と悩みを打ち明けるハイジ。しかしそのとき、ペーターが「いまのハイジが好きだ」と告白。ドキッとするペーターからの告白に、ハイジは初めて異性を意識する…。今回声優に初挑戦した石井さんは、「絵に合わせた速度で話すところが1番苦戦しました。声だけでのお芝居ですが、明るく話すときは表情も明るくしてみたり自分なりにできることを工夫しながら取り組みました」と明かし、「このCMが多くの方の目に触れ、 淡い恋心を持った皆さんの心に残るCMになることを願っています」とコメントを寄せている。なお、第1弾に引き続き、キャラクターデザインは窪之内英策、楽曲は「BUMP OF CHICKEN」の「記念撮影」が起用されている。「HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ 篇」は全国にて放映中。(cinemacafe.net)
2017年09月14日昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」の主題歌で大ブレークした人気バンドRADWIMPS。メンバーの中でもボーカル・野田洋次郎(32)は異例の活躍をみせている。 RADWIMPSとしては2月から5月まで全国ツアーを開催。また12年から始動しているソロプロジェクト「illion(イリオン)」の楽曲「BANKA」は、7月公開の映画「東京喰種 トーキョーグール」で主題歌に起用された。 さらに野田は、俳優としても活躍中。4月クールのテレビ東京系ドラマ「100万円の女たち」で連ドラ初主演を務め、15日に最終回を迎えるTBS系ドラマ「ハロー張りネズミ」でもキーパーソン役として出演している。 「これまでRADWIMPSはコアなファン層に支えられていましたが、『君の名は。』で一躍全国区になりました。ツアーはどこの会場も満席です。俳優としても15年公開の映画『トイレのピエタ』で主演を務めており、デビュー作ながら映画賞を受賞。演技力も高く評価されていました。15年に初エッセイ集『ラリルレ論』(文藝春秋)も発売していますが、こちらもかなり好評。今後、執筆業のオファーも増えそうです」(レコード会社関係者) 音楽界の枠を超えて成功を収めた野田だが、抱いている“ある願い”だけはなかなかかなわないままだという。 「ドラムの山口智史(32)が、15年9月末から持病であるフォーカル・ジストニアと呼ばれる神経症のため無期限休養中なのです。いまだにメドが立たたないままで、ドラムはサポートメンバーを入れて活動を続けています。野田もほかのメンバーたちも、山口の1日も早い復帰を願って励まし続けています」 再び4人でステージに立つ日を願って、野田は活動を続けている。
2017年09月09日俳優の窪田正孝が7日、都内で行われた主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の公開記念舞台挨拶に、共演の鈴木伸之、萩原健太郎監督とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。この日は、主題歌を務めるillion(野田洋次郎)が登場し、テーマ曲「BANKA」をピアノで生演奏&生歌で披露した。間近で聴いた窪田は「やばいですね、本当にやばいですね。1年前に撮影が本当に大変だったんですけど、そのこともすごく思い出しました」と目を潤ませる。「歌詞にすごく東京喰種のことが詰まっていることを痛感して、この作品に関われてよかったと、心から思っています」と熱く語った。余韻に浸る窪田に、鈴木は「余韻が抜けないですね。余韻と言いましては、本日8月7日、昨日8月6日、窪田さん29歳のお誕生日です!!」と強引にサプライズ。観客とともにハッピーバースデーを歌うと、窪田も指揮者をして応えた。29歳になったばかりの窪田は「20代最後の1年なので、どう変われるかはわからないんですけど」と前置きしつつ、「人との出会いを大切にしていきたいし、何の悔いもなく、思いっきり生きましたと、自分に嘘なく30歳を迎えて、30になったらもっともっと楽しいことを見つけて頑張りたいと思います」と、20代ラストの抱負を語った。また、鈴木はやっと窪田と連絡先を交換したことを明かし「窪田さんから『はーいはーい』というスタンプももらって」と報告。「焼肉屋に連れてってくれるという約束までたどり着いたんですよ!」と観客に訴えかけた。鈴木が「共演は2度目になるんですけど、俳優の先輩としてずっと作品も見せていただいてます」と告白し「舞台挨拶もたくさん回らせていただいて、また絶対共演したい」と思いを伝えると、窪田は「絶対焼肉おごるね」と約束していた。
2017年08月07日吉田恵輔監督のオリジナル脚本作、相性最悪の兄弟と姉妹を描く映画『犬猿』が、窪田正孝、新井浩文ら出演で2018年2月10日(土)に公開される。兄弟と姉妹の複雑な感情の交錯と抗争劇印刷会社に勤める真面目な弟と、乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業をテキパキ切り盛りする姉と、要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹。この2組の兄弟と姉妹が物語の主人公となる。時を追うごとにそれぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。窪田正孝&新井浩文が兄弟、江上敬子(ニッチェ)&筧美和子が姉妹に堅実で真面目な営業マンの弟役を演じるのは、『東京喰種』で主演を務めるなど映画・ドラマで活躍する窪田正孝。対する、凶暴でヤクザな兄には『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などにも出演する実力派俳優新井浩文が起用される。また、お笑い芸人ニッチェの江上敬子が、仕事はできるが見た目の悪い姉に、タレント筧美和子が、ルックスは良いが要領の悪い妹に抜擢された。兄弟、姉妹がどのような壮絶ドラマを繰り広げるのか、ますます気になるキャスティングだ。そんな個性的なキャスティングに加えて、健太郎と竹内愛紗のふたりもカメオ出演。2人は、劇中の、甘酸っぱい恋心を描いたキラキラ青春映画に登場する高校生カップルとして登場する。鬼才・吉田恵輔監督4年ぶりのオリジナル脚本作脚本・監督を務めるのは、『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』などのオリジナル脚本作で話題を集め、人気コミック『ヒメアノ~ル』の映画化で独自の切り口で心の闇を描き出した日本映画界の鬼才・吉田恵輔。ヒューマンコメディの名手とも言われる彼が、4年ぶりの脚本となる『犬猿』でテーマにする「兄弟」「姉妹」。似てないようでそっくりだったり、ああはなりたくないと辟易するのに、時に羨ましく思ってしまったりと、身近な存在だからこその複雑な感情、関係性を吉田独特の、笑いと哀愁の絶妙なバランスで描き上げる。『犬猿』公開記念、吉田監督過去作品を特集上映『犬猿』公開を記念して、吉田恵輔監督の過去のオリジナル作品である『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』を特集上映。2018年1月20日(土)から1月26日(金)まで、キネカ大森で、名画座2本立てにて上映される。初日の1月20日(土)には、吉田監督のトークショーも行われる。ストーリー印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この二組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれ の思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。【作品紹介】『犬猿』公開時期:2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー脚本・監督:吉田恵輔出演:窪田正孝 新井浩文 江上敬子(ニッチェ) 筧美和子配給:東京テアトル※吉田恵輔の「吉」はつちよし。■『犬猿』公開記念!名画座・吉田恵輔監督特集日程:2018年1月20日(土)~1月26日(金)上映スケジュール:『さんかく』12:45/17:00、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』14:40/18:55場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6-27-25 西友大森店5階TEL:03-3762-6000料金:名画座特別料金 一般 1,300円/シニア 1,100円/学生 1,000円/キネカード 1000円 ※ラスト1本割引適用 900円(キネカード 500円)販売方法:『さんかく』17:00の回より入場する場合、15:00~整理券付にて発売開始『ばしゃ馬さんとビッグマウス』18:55の回より入場する場合17:20~整理券付にて発売開始※『さんかく』17:00の回が満席となった場合、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』18:55 の回からのチケット販売はなし。・しゃべれ場!?トークショウ日時:2018年1月20日(土)登壇者:吉田恵輔監督、松崎まこと(MC)ⓒ2018『犬猿』製作委員会
2017年08月07日ドラマ「あなたのことはそれほど」に続き、映画『東京喰種トーキョーグール』『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズなどで活躍を見せる「劇団EXILE」の鈴木伸之が、「ナインティナイン」岡村隆史と「ロンドンブーツ1号2号」田村亮による「おかべろ」スペシャル番組にゲスト出演する。「おかべろ」は、テレビ局近くのダイニングバーを舞台に、“常連客”の岡村さんが“店主”亮さんとともに、有名人から“ここだけ”の話を引き出すシチュエーショントークバラエティー。8月5日(土)放送の「おかべろ夏SP」では、店を飛び出し、旬の芸能人と青空の下でバーベキューを満喫。「きのうも、おとついもバーベキューをしてきた」と語るほど、いまバーベキューにハマっているという岡村さん。「これからも毎年やるからね!」と早速、意気込みを見せる。今回、岡村さんや亮さんと共にバーベキューをするために集まったのは、いま注目のイケメン俳優・鈴木さんと、人気上昇中のお笑いコンビ「尼神インター」の2組。アウトドアが好きだという鈴木さんは、今年初バーベキューにゴキゲン!バーベキュー上級インストラクターの資格を持つタレント・たけだバーベキューから、すぐにマネできる“簡単バーベキュー”を教わることに。また、野外でのバーベーキューロケに、真っ白なトップスで登場した「尼神インター」の誠子。「白いけど大丈夫!?」とツッコむ岡村さんに、「モテ服で着ました!」とドヤ顔。鈴木さんへのアピールかと思いきや、「初めてお会いしましたけど…私、タイプじゃないので!」と、鉄板ネタを披露する。たけだバーベキューはまず、野菜をまるごとジューシーに焼くコツを伝授。焼きたてのナスを食べた鈴木さんは「めっちゃジューシーですね!」とニンマリ。そして、パプリカを食べた誠子さんの反応に、「めちゃくちゃかわいい!」とまさかのひと言。そんな鈴木さんに、「尼神インター」渚が「しっかりしてください!」とツッコむ場面も…。次に、バーベキューの定番・串焼きをおいしく楽しむコツを教わっていると、鈴木さんが主人公(波瑠)の不倫相手役を演じたドラマの話題に。「キスシーンが多かった」という鈴木さんに、岡村さんは「キスシーンしたら、好きにならへん?」とひと言。それを聞いた誠子さんは、「大先輩が素人みたいな質問止めてください!」とすかさずツッコミ。初めてのキスシーンだったという鈴木さんは、「カメラさんとか音声さんとか、いろんな人がいる中で、そういう状況を感じさせないようにキスするのが、不思議な感じがして…」と、撮影当時の気持ちを激白。すると、ビジネスでのキスを経験することも多い(?)誠子さんから、まさかの“ファーストキス”にまつわるエピソードが明かされ、一同爆笑。さらに「『劇団EXILE』は“恋愛禁止”なの?」と、岡村さんが鈴木さんの恋愛に鋭く切り込む!岡村さんからの口撃に対する、鈴木さんの答えはいかに!?また、鍛えた腹筋も披露したという鈴木さん。今年初めてのバーベキューのロケを終え、「すごく楽しかったです!たけだバーベキューさんのひと工夫が最高でした!」と嬉しそう。初共演だったという岡村さんと亮さんの印象については、「いつもテレビで見るお2人なので緊張しました!とても優しかったです」とコメント。また、芸人に囲まれたロケの感想について聞かれると、「岡村さんも、亮さんももちろんですが、『尼神インターさん』も、改めて面白く、そしてカッコいい方々だなと思いました!また何かの機会でご一緒していけるよう、僕も頑張ります!!」と再共演を心待ちにする感想を語っていた。「おかべろ夏SP」ではこのほか、亮さんの店に吉本新喜劇から未知やすえ、川畑泰史座長、そして新座長となった酒井藍が来店、3人が即興で新喜劇を披露する。人気コーナー・間寛平と村上ショージのロケ番組「秘伝ハンター! 隠し味を探し出せ!」では、お笑い芸人・ほんこんがプロデュースするお好み焼き店で、塩焼きそばの隠し味を調査。テンションの上がった2人のギャグに、ほんこんさんも思わず白旗を上げてしまうかも。「おかべろ夏SP」は8月5日(土)14時24分~関西ローカルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月04日人気コミック「ヒメアノ~ル」を映画化した日本映画界の鬼才・吉田恵輔監督が、実に4年ぶりのオリジナル脚本で描き出す映画『犬猿』が来年2月に公開されることが決定。今回のテーマは「兄弟」「姉妹」。兄弟役に窪田正孝と新井浩文、姉妹役を江上敬子(「ニッチェ」)と筧美和子が演じることも分かった。印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この2組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく――。かねてより、ヒューマンコメディーの名手として定評のある吉田監督が今回描き出した物語のテーマは、「兄弟」「姉妹」。一番近くで自分を見てきた最大の理解者だが、色々知られているからうっとおしい。似てないようで、どこかそっくり。あんな風にはなりたくない…でも、時には羨ましく思ったり。自分では悪口を言うけど、他人に言われると妙にムカついたり。羨望、嫉妬、近親憎悪…。身近な存在に抱いた複雑な感情を、持ち味とも言うべき笑いとペーソスの絶妙なバランスの中に思いっきり注ぎ込み、リアルな人間ドラマとして吉田流に描き上げる!そんな「兄弟」のマジメで気の優しい等身大のサラリーマンの弟・金山和成を演じるのは、「THE LAST COP/ラストコップ」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』に出演し、現在放送中の主演ドラマ「僕たちがやりました」では高校生役を熱演している人気俳優の窪田さん。対して乱暴者でトラブルメーカーの兄・金山卓司役に、数々の作品で多彩な役柄を魅力的に演じてきた実力派俳優の新井さんが演じる。また、個性的なキャラクターで人気の女性お笑い芸人の江上さんと、グラビア誌からバラエティ番組に至るまでマルチな活躍が注目されている女性タレントの筧さんが姉妹、幾野由利亜と真子役を熱演する。窪田さんは、「吉田監督の演出はとても魅力的で日常に起こり得る、心情の静かなトーンやダークな色合いを引き出してもらい、気付けばご本人の人柄に惹かれていました」と魅力を語り、「人間って何なんだろう。なんで兄弟なんだろう。なんで家族なんだろう。なんであの人は…。誰しも色んな場面で不公平と思う瞬間が沢山あるかと思います。見え隠れする心情がこの犬猿という映画につまっていると思います。今回参加させていただき大変光栄でしたし、貴重な経験をさせていただきました」とコメント。一方、新井さんはひと言「窪田君とうちが兄弟にみえるのか。それだけが心配です」と不安を口に。そして、台本を読み進めていくにつれ、自身の役に感情移入してしまい、引くくらい泣いてしまったと明かす江上さんは、「初めてしっかり挑んだ映画が犬猿で良かったですし、演じた役が由利亜で良かった!それは間違いなく言えます。コントの演技で培った顔芸は封印し(のつもりですが…)、女優になった私の演技をぜひ見ていただきたいです」とアピール。脚本を読んで、不思議なほどに自分と役とが重なる感覚があったと言う筧さんは、「兄弟という関係を通じて、ひとりひとりが抱えている葛藤や弱さや思いがすごくリアルで人間味溢れる登場人物それぞれが愛おしかったです。こんなにも素敵な映画で大切な役を任せて頂けたこと、憧れの監督や役者さんとご一緒させて頂けること、すべてチャンスだと思って役と一緒に自分も成長していく気持ちで一生懸命やらせて頂きました」とコメントしている。凶暴でヤクザな兄vsクソマジメな弟、仕事はできるがブスの姉vsルックスは良いけどおバカな妹。このキャストたちが演じることで、一体どんな化学反応が巻き起こるのか、期待せずにはいられない。『犬猿』は2018年2月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月04日●どの国にも通じるテーマを描いた作品世界累計3,000万部の発行部数を誇る人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』が、7月29日より公開された。担当した永江プロデューサーは、これが初のプロデュース作品。でありながら、これだけの人気作で、さらに松竹の中でも今年最大の力を入れているという。物語の舞台は、食人の怪人”喰種(グール)”が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。「原作が好きなだけ」という思いでここまで来たという永江プロデューサーだが、一体原作のどこに惹かれたのか。そして「世界に発信したい」という作品で追求したリアルさとは?○誰よりも原作が好きだった――初のプロデュース作で、こんなに大作というのはすごいですよね。特別なことはなく、純粋に『東京喰種 トーキョーグール』が好きだっただけなんです。ずっと言い続けて、ようやく叶いました。普遍的なテーマが根底にある作品だと思います。人間と喰種という異なるものがいて、共存できるのか、わかりあえるのかというテーマが興味深いなと思って、追求してみたいと思っていました。現在原作が世界中で売れているのは、そのテーマが、どの国の方でも男女問わず共感できるからではないかと考え、ぜひ映画化できればと思っていました。――人気原作なだけに、多くのオファーがあったと思いますが、今回松竹さんで映画化された決め手はあったのでしょうか。純粋に、想いだけかと思っています。コンペだったんですが、僕の経験値だけでいうと太刀打ちできるものはないと思ってたんです。ひとつだけ言えるのは、誰よりも原作のことが好きだということで、その想いをもとに実際にやる時のビジョンを伝えられたのかなと。経験がないから、ないなりに怖いもの知らずで、新人だからこそ見たことないものを作ろうと、追求して考えていましたね。今回音楽をお願いした『マトリックス』シリーズのドン・デイヴィスにも、普通の作品だったら声をかけられなかったですが、新人だからこそ言ってみたら、すごく真摯に話を聞いてくださって、曲を作る時も密にコミュニケーションをとってくださって。話してみてよかったと思いました。――今回、世界24カ国で上映されるということですが、最初から世界に出たいという思いはあったのですか?もともと「人間ドラマ、葛藤を描きたい」「ビジュアル面にこだわりたい」「世界に出していきたい」という3つはかなり意識していました。いろんな作品はありますが、ここまで人気があって、支持されているという原作なかなかないですし、そんな作品で話をもらった以上は、松竹としても今年最大の力を入れています。●少年漫画原作の波に乗ったのは、たまたま○早くやりたいと思っていた――2017年は、かなり少年漫画原作の映画化が多いと思うんですが、意識はされましたか?今年、非常に多いですよね。邦画としては豊作ですし、ここ数年映画業界全体のパイが少しずつ広がっていて、良いことだとは思います。ただ、『東京喰種 トーキョーグール』が今年になったのはたまたまです。でも、近いうちにやりたいという思いはありました。これだけ支持されているのは、今を切り取っている作品なんだと思うんです。だから、早くやりたかった。――日本で世界に向けるアクション映画や、アメコミ原作のヒーローもののような作品をやるなら、少年漫画原作になるのかなとも思いました。意識はしましたね。アクション監督の横山誠さんも、アメリカでパワーレンジャーシリーズを手がけている方ですので、その要素はあるかもしれません。○リアルさを追求した結果、血が増えた――人を喰うという設定は、実写にするのは大変だったのかなと思います。そうですね。ただ、人を喰っている姿を見せる作品ではなく、人を喰わないと生きていけない人たちがどう生きていくかという話だと思うんです。だから物語を伝えるために最低限は見せるけど、必要以上に見せることはしないというスタンスでやっていました。下手に恐怖心をあおる気持ち悪いシーンをいっぱい入れる必要はありません。結構血が出てるシーンもあるんですが、リアルを追求したいと思っていたので、できるかぎり追求していったら血が増えていってしまったところはあります(笑)。やっぱり、殴ったら血が出ないと嘘になるなと思いまして。――やはり、リアルさがキーワードになってくるんですね。実写にする意義ってそこなんだと思います。もちろんビジネスとしての側面はありますが、意義は考えたいと思っているんです。なぜ映画としてその原作を実写にするのかと考えると、作品のテーマを伝えるために、リアルさが大事になってくるのではないか。デフォルメすることは、いくらでもできたと思うんですよね。かっこいいアクションがあって、必要最低限のストーリーがあれば映画は成立するかもしれませんが、それだとテーマが伝わりません。テーマがテーマなだけに、リアルなアプローチじゃないと伝わらないのではないかと思って、作品に臨みました。そして原作を知らない人が観た時にも、最終的に原作にまた戻ってくれたらいいなと思います。原作ファンなので。――確かに、映画を観たら原作の続きがさらに気になりますよね。もちろん全部が全部忠実にやったわけじゃなくて、セリフも多少変わっています。でも、全体の印象を変えないように、「これって『東京喰種』じゃないよね」「こんなこと言わないよね」とならないように、意識しました。ファンだからこそ、やる以上は、ずれていないものにしようと思って。その部分は石田スイ先生から、非常にご協力いただきました。●【ネタバレあり】価値観の揺らぎを感じてほしい○ドラマ的な見せ場は――1番力が入った、見せ場だと思うところを教えてください。アクションの見せ場は、後半30分です。もともとそこは見せ場になると思っていました。ドラマの部分でいうと、リョーコ(相田翔子)が真戸(大泉洋)と亜門(鈴木伸之)に捕まるところと、それに伴ってトーカ(清水富美加)が亜門と草場(前野朋哉)に復讐するところです。観た方から、どちらでも泣いたという話を聞くんですよ。それまで主人公の目線で観ていたのが、揺らぐ瞬間なんだと思いますし、そこがドラマとしての勝負どころです。リョーコのシーンで泣けるのはわかる。それは小さな女の子がいて、非力で、親子の愛情があって。でもカネキの心情に伴って、喰種側に加担してるはずなのに、亜門と草場がトーカに復讐されるシーンでも悲しくなるんですよ。草場にも母親がいて悲痛な叫びをするわけで。それに対する亜門も同僚に対する思いがある。そこで揺らいで初めて、『東京喰種 トーキョーグール』のテーマに気づいてもらえるのではないかと思います。自分って、どっち側なんだっけ? と思ったら、それはイコールカネキの気持ちだと思うんです。お客さん達が、人間の気持ちもわかるし喰種の気持ちもわかるようになる瞬間はやりたかったし、見せ場でした。――いろんな価値観を見せたいというのは、もともと思いとして持たれていたんですか?『東京喰種 トーキョーグール』を読んでいて、ふと思い出したのは『いのちの食べかた』というドキュメンタリー映画だったんです。僕はこれを観た時に、すごく衝撃を受けました。人間が食べるものが出荷されていく様子だけを撮っているドキュメンタリーでした。まるでSFの世界のように、オートメーションで鶏や牛が運ばれて、加工されて、食品になっていく。衝撃でその日、食欲がなくなりました。その時に感じたものがどこかにあって、『東京喰種 トーキョーグール』に出会って惹かれたというのは、あるかもしれないですね。――最後に、観客のみなさんに対するメッセージをいただければ。純粋にカネキをはじめとするキャラクターたちのドラマに感情移入してほしいです。あとはアクションですね。とことんこだわって作ったアクションと世界観、CG、コスチューム、音楽、主題歌、すべて合わせて一つのエンタテインメントとして楽しんでもらえていたら嬉しいです。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年08月03日●作品を見ればわかるキャストたちの溢れる魅力世界累計3,000万部の発行部数を誇る人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』が、7月29日より公開された。人気漫画の実写化が相次ぐ中「リアルを追求したかった」と語るプロデューサーは、キャスティングにおいてもキャラクターと似通った部分を持つ人を重要視していったという。人間を食べなければ生きていけない”喰種”が、東京という街に存在している世界観をリアルに表すために、どのような努力があったのか。原作者指名の窪田正孝、製作陣満場一致の大泉洋、”キャラクターそのもの”という鈴木伸之、太陽のような小笠原海(超特急)と、個性豊かなメンバーが揃ったキャスティングについて、松竹の永江プロデューサーに話を聞いた。○憑依型の窪田正孝――主演の窪田さんは、石田スイ先生からのご指名ということでしたが、それは企画を進める前からの指名だったんですか?窪田さんの名前が出たのは、映画化が正式に決まってからでしたね。最初にカネキを誰にするかというお話をしていた時に、初めて先生が「窪田さんを意識してた」ということを知って、ぜひ窪田さんに話してみましょう、と行ったら快諾いただきました。――実際に窪田さんの印象はいかがでしたか。カネキにしか、見えないですよね。自分を生かしてお芝居をする方もいると思うんですが、窪田さんの場合はなりきってしまう。リアルなんですよね。型にはまった芝居ではなく、生っぽく、役にシンクロしていくというか。――撮影の合間に何か話されたりもしたんですか?ずっと『東京喰種 トーキョーグール』の話をしてました。窪田さん、原作がとても好きなんです。他にも小笠原海さんや桜田ひよりさん、佐々木希さんなど、原作が好きで”喰種愛”が溢れて止まらない人がいっぱいいて。ずっと「次どうなるんだろう?」とか「好きなキャラは?」とか「あれって伏線だよね」とか、小学生の時に毎週ジャンプについて語り合うように、原作の話をしていました(笑)。でも『東京喰種 トーキョーグール』の時の窪田さんは、撮影の合間もあくまでカネキというという雰囲気で、物静かだったように思います。その後久しぶりにお会いしたものすごくテンションが高くて驚きました(笑)●満場一致の大泉洋、キャラそのものの鈴木伸之○一見まっすぐ、でも繊細さを持つ――ライバルとして光っていたのが、鈴木伸之さんの亜門だったと思いますが、どのような印象でしたか?亜門は、一見すると熱血キャラクターに捉えられがちなんですが、実は繊細な部分を持っている。原作が進むにつれて、背負ってる過去が垣間見えてくるんですよね。彼自身も揺れ動いていくし、カネキによってさらに揺れ動くという役どころ。鈴木さんは、お会いした時にそのビジュアルに亜門だと思いましたが、その先にある彼の繊細さも含めて亜門でした。僕の中では、鈴木伸之と亜門鋼太朗ってほぼ同じなんです(笑)。鈴木さんはすごく真面目で熱血で、まっすぐな思いの中に一瞬見せる繊細さ、ふとした仕草や目線の一つ一つに亜門が重なります。演技だけでなく、話していてもすごく感じます。鈴木さんは、本当に真っ直ぐすぎて、驚かされることもあるんですけど、実はすごく繊細な部分も感じるんですよね。ドラマ『あなたのことはそれほど』の有島役を見てても思ったんですが、有島は一見ものすごく”愚直”じゃないですか。でも見ていると、何か抱えているものがあるんじゃないかと思ってしまうんです。鈴木さんは、深みを持っている役者さんなんだと思います。――ニシキやヒデといったキャラクターは、原作でもどんどん重要になっていくキャラクターですが、そこは意識してキャスティングされたんですか?キーパーソンというのは、意識していました。小笠原海さんも、そのまんまヒデだなと思います。小笠原海という一人の俳優として見たときに、彼からにじみ出る周りを明るくする陽のオーラがすごい。超特急としての活動の中でも感じますが、『東京喰種 トーキョーグール』の中でもヒデは陽みたいな存在だと思います。ヒデがいるからこそ、カネキが人間の心を保っていられるという存在に、とても合っていると思います。それでいてヒデも、やっぱりどこか秘めた思いを抱えているというのが、小笠原さんと似ているんじゃないかと思っていて。集まってくださった皆さん、役と通ずるものを持ってらっしゃる方が多いと思います。○コスプレにはしたくない、――キャスティングの中で、印象深かった方はいますか?満場一致だったのは、大泉洋さんです(笑)。みんな大泉洋さんの真戸が見てみたかったんですよね。ご本人もおっしゃっていらしたんですが、ここまで非道な役は今回が初めてということで、絶対怖くなると思ったんです。普段明るくて優しい大泉さんが怖い役をやったら、相当怖くなるんじゃないかなという思いはありました。ただ、1番難しかったのも大泉さんでした。「どう考えてもこんな人はなかなかいないだろう」というビジュアルだったので、大泉さんと何回も話し合って進めていきました。コスプレっぽくしたくなかったんです。全体的にも、純粋に彼らが現実世界に飛び出してきたらこうなる、というビジュアルを追求したくて、じゃあそれに合う人って誰なんだろう? という観点でキャスティングを進めました。――先ほども皆さん、キャラクターと似たところがあるんじゃないか、というお話でしたよね。どうしても、キャラクターに合わない人を無理やり当てはめると、コスプレ感が出てしまうと思うんです。漫画という世界を、現実世界に落とし込みたかった。単なる真似ではなく、リアルに再現するとしたら、元からイメージが近い人の方が実現できるんじゃないかなと思いました。もちろん、どんな原作でもリアルにやればいいわけじゃないと思います。『東京喰種 トーキョーグール』に関しては、”どこまでリアルにできるか”を追求しました。先日SNSで「試写を見終わった後に、本当に喰種がいるんじゃないかと思った」というお客様の感想を見て、とても嬉しくて。劇場から出た時に「もしかしたら喰種がいるかもしれない」「あの人も、もしかしたら」と思ってもらえたら嬉しいですね。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年07月30日世界累計発行部数3,000万部突破を誇る、石田スイの超人気コミックを実写化した『東京喰種トーキョーグール』の初日舞台挨拶が7月29日(土)、都内で行われた。舞台挨拶には主演の窪田正孝(金木研/カネキ役)、鈴木伸之(亜門鋼太朗役)、桜田ひより(笛口雛実役)、大泉洋(真戸呉緒役)、村井國夫(芳村功善役)、小笠原海(永近英良役)、白石隼也(西尾錦役)、萩原健太郎監督が登壇し、喰種チームVS人間チームに分かれて、映画にまつわるクイズ大会に挑戦した。大泉さんは「これからクイズやるの?」と不満そうな表情。ベテラン俳優の村井さんも「クイズより(映画を見終わった)皆さんの意見を聞きたいよね」と後向きだったが、2人ともいざ出題が始まると、若手に負けじと真剣な面持ち。人間チームが勝利すると、大泉さんは「クイズ、楽しいね。最高だよ。あと5~6問やりたい」と前言撤回ですっかり上機嫌だった。人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種(グール)が巣食う東京を舞台に、地上で唯一の存在である半喰種の主人公カネキが、苦悩と葛藤を抱えながら「喰種VS人間」の壮絶バトルに身を投じる。先日行われたジャパンプレミアに続き、この日は窪田さんをのぞく各キャストをモデルにした、石田氏によるイラスト画が贈呈された。主演を務めた窪田さんは「汗水たらして、ワンテイクワンテイク地道な作業を続けた。ダークな人間の裏側が、形を変えてむき出しになった作品。エンターテインメントとして楽しんでもらいながら、メッセージを受け取っていただき、皆さんの手で発信していただければ」とアピール。萩原監督は「いろんなことがあった」と公開までの道のりをふりかえり、初日の喜びをかみしめていた。『東京喰種トーキョーグール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月29日俳優の窪田正孝が29日、都内で行われた映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の公開初日舞台挨拶に、鈴木伸之(劇団EXILE)、桜田ひより、大泉洋、村井國夫、小笠原海、白石隼也、萩原健太郎監督とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。窪田は「すごくたくさんの方が作品に関わってて」と撮影を振り返り、「ようやくみなさんに、目で見ていただいて耳で聞いていただいて知っていただいたことで、だんだんと実感が湧いてくるのかなと思います」と作品の公開について語った。また、舞台挨拶では『東京喰種』愛をかけてクイズ対決をすることに。窪田&村井&桜田&白石の喰種チームと、鈴木&大泉&小笠原&萩原監督の人間チームに分かれ、『東京喰種』に関する4問のクイズが出題された。「喫茶『あんていく』で提供されるコーヒーは?」「カネキがリゼと出会うきっかけになった本の作者は?」などの問題に、両チームとも順調に答えていく。しかし最後の問題で喰種チームが外し、人間チームが勝利。鈴木は本気で喜び、「いやもう本当に、真戸さん(大泉)がこっちのチームで、そして監督も海君も一緒で、みんなでつかみ取った勝ちなので、本当に嬉しいですよ!」と熱く語ると、窪田は「全力のコメント!」と笑いを抑えきれない様子だった。また、終始ぼやいていた大泉は、対決に勝利したことで「クイズ本当に楽しかったですね。もう終わりですか? あと5~6問やりたかったですね。クイズ最高だなあ」と手のひら返し。小笠原から「大泉さん、あんまり参加してなかったですけどね」と的確なツッコミを受けていた。
2017年07月29日俳優の大泉洋が29日、都内で行われた映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の公開初日舞台挨拶に、窪田正孝、鈴木伸之(劇団EXILE)、桜田ひより、村井國夫、小笠原海、白石隼也、萩原健太郎監督とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。10日に行われたジャパンプレミアで、原作者の石田から窪田にサプライズでキャラクターイラストが贈られたが、今回は窪田以外の登壇者全員のイラストが登場。ジャパンプレミアで「『水曜どうでしょう』を参考にしないで」とぼやいていた真戸呉緒役の大泉は、「かっこいいやつがほしい」と期待を寄せる。白石、桜田とイラストが公開されていき、大泉の番になると、大泉はまず自分だけ見て「石田先生、ボケてないじゃない!」と驚いた様子。「俺、もっとひどい、『どうでしょう』のやつだと思って、散々そうなるように振ってたのに!」と前振りのつもりだったことを明かし、イラストを公開すると、共演者陣からも「かっこいい~!!」と感嘆の声が上がった。大泉は「なにこれ! 僕死んだらこれ飾りますわ! お葬式もう、真戸でいきますよ」と大喜び。「今、死んだら確実に葬式これでいきます。かっちぇ!!」と遺影宣言をした。一方、最後にまわされた鈴木は「鈴木くん確実に落ちだよ」(大泉)、「どんまい!」(窪田)と言われていたものの、イラストを見て「俺の絵が一番かっこいいと思っちゃったかもしれない」とご満悦に。すべてのイラストを見て、大泉は「だんだんこう見ると、俺の見劣りしてきたな。でも、これ元の違いだな。石田先生のせいじゃないな」とぼやいていた。
2017年07月29日●原作者の指名に救われた気持ち世界累計3,000万部の発行部数を誇る人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』。TVアニメ化、舞台化と様々なメディア展開でヒットした同作の実写映画が、7月29日より公開される。主人公である金木研(カネキ)を演じるのは、原作者の指名で決まった若手随一の実力派俳優・窪田正孝だ。読書好きの平凡な大学生でありながら、ある事件をきっかけに人間しか食べることのできない喰種になってしまうカネキは、人間でありたいと葛藤しながらも、喰種にも心を寄せるようになり、世界に対して疑問を抱いていく。激しいアクションシーンとともに、葛藤を表す難役に、窪田はどう向き合っていったのか。○原作が大好きだからこそ、不安に――今回は原作者の石田スイ先生が、主役はぜひ窪田さんだとおっしゃっていたそうですが。身にあまる光栄でした。このお話をいただいたときに、断るという選択肢もどこかにあったと思います。すごく大きなチャンスをいただいたと思いながらも悩みながら引き受けたので、原作の先生にそう言っていただいて、すごく救われた部分がありました。ただ、現場に入ってからが勝負で、最終的に役者は一人でやるしかないから、本番が回ったときにどれだけできるかという意識は持ち続けていました。――その話を聞いたことによって、意識が変わったりすることはありましたか?心強くはありましたが、不安の方が大きかったです。自分も原作が大好きだから、周りからも「『東京喰種 トーキョーグール』実写化するんでしょ?」「原作が好きだから楽しみ」と言われるたびに耳を塞ぎたくなる気持ちはありました。試写も石田先生と見たのですが、正直本編は全然入って来ませんでした(笑)。映画ではなく、隣の先生を見ていました。横顔を見ても、微動だにされないから「キャスティングが間違っていたと思われているのかな」とか、勝手に不安になっていました(笑)。そのあと2人きりにしていただいて、連絡先を交換して、僕自身が思っていることについてお話もしましたけど、大半はなんでもない雑談でした。後日石田先生から、原作を書かれているときに試写の映像をすごく思い返した、という連絡をいただきました。○どこか逆らいたい部分がある――喰種がどう社会と関わって生きていくか、というのも原作や映画で描かれている部分かと思いますが、もし窪田さんがカネキのように喰種になったら、どうやって生きていきますか?俳優を続けるとか。喰種として生きていきたいですね。肉、好きだし(笑)。映画には出てきませんが、原作の月山さんみたいに、美食家になるかも(笑)。でも、魚のソテーはOKで人間のソテーはダメなのかって、考えると作品の原点に行き着くと思うんです。鳥や豚や牛からしたら、僕らこそ喰種なんですよね。人間だけが美しくいることを許されていて、汚い部分は隠されている世界に、逆らっている作品なのかなと思います。人間の持つ色々な顔を、人間と喰種に置き換えているのかもしれないと思いながら、カネキを演じていました。誰でも、頭の中で誰かを攻撃してしまうこともあると思うんです。そうやって、言えないことを表面化しているのが喰種なのかな、人間と喰種って、背中合わせの部分なのかなと思います。今、芝居をさせてもらっていると、時代によってどんどん形を変えていかなきゃいけないと感じます。どこか逆らいたい部分が自分にあるからこそ、この作品をやって良かったと思いますし、『東京喰種 トーキョーグール』という看板をお借りして、メッセージを届けることができたのではないかと思います。――そういった考えは、もともと窪田さんご自身の中にあったのでしょうか?変な話、役者の仕事をしている時点で、変人なんだと思います(笑)。昔、あるプロデューサーに「いつか必ず、精神崩壊するよ。そのやり方じゃ」と言われたことがあるんですが、それはすごくわかって。役者をやりながら自分の中にあるものをどんどん出していったら、プライベートが本当に空っぽになるんです。自分が何者かわからない。でも、メディアで見てくださる方は役に本人を投影して見てくださっています。そうやって空っぽになった時に、新しいものを入れなきゃと思いつつ、何も入れたくない、世の中がイヤになったりすることもあります。でも今はやっぱり、その生き方しかできないので、もがき続けるしかないと思っていて、そんなときに『東京喰種 トーキョーグール』で演じたことで、再確認させてもらいました。●マスクをつけていても、絶対表情を見せたい○砂肝を奪われたら許せない――最後の戦いはすごい迫力でしたが、撮影は大変でしたか?5日間くらいオールナイトでずっと撮影していました。ものすごく天井の高い空間で、光が全部入ってしまうので、夜じゃないと撮影ができなくて。CGカットもすごかったので大変でした。正体がばれないようにマスクを付けての戦いになるという設定で、普通こういう撮影でマスクを付けるのは、本番だけの場合が多いのですが、今回はドライ(段取り)の段階からマスクをつけていたので、だんだんマスクがないと恥ずかしくなってきました。1回1回つけたり外したりするのも大変でしたが、喰種として生きる時のカネキの象徴なので、つけて臨みました。完成版を見たら目が真っ赤になっていて、最近のCG、すごいですね(笑)。マスクをつけると表情は見えないんですが、隠れているからといって休むつもりもないし、絶対見せてやると思っていました。セリフを言いながらマスクの中でも笑ったり表情をつくって、声の色や形に出ればいいなと思いながら演じました。――世界中でファンが多い作品で、様々な国での上映も決まりましたが。海外の人が日本の映画を見る感覚が全然想像がつかないですね。楽しみです。今『24 -TWENTY FOUR-』にハマりすぎていて、全然CGを使ってないのになんでこんなに面白いんだ、本当にすごいなと思って見ています。しかも、10年前に作られている。その舞台であるロサンゼルスでワールドプレミアを行うので、よりビビってます。(※7月上旬に実施しました)――ちなみに、窪田さんは「これができなくなったらいやだ」と思うものはあるんですか? 喰種になると、普通のものが食べられなくなるのがつらそうでした。砂肝! 砂肝を奪われたら許せないですね! 多分、喰種みたいになるんじゃないですか?○イメージをどんどん崩していきたい――喰種のように、自分の存在を脅かすようなものが現れたとき、窪田さんはどういう行動を取りますか?あまり戦いたくないです。物事を争いたくはない。競争の激しい世界だから、業界で誰かと比べられることももちろんあります。でも、自分にしかできないことを大切にしようと、思います。でも気になる人は結構遠目に見て、外さない。絶対視野に入れていたいというところはあるかもしれません。僕はこれまで真ん中の兄を一番理想として生きてきたので、その彼が今、結婚をして娘がいて、どんどん新しい世界に入って、表情も変わって丸くなっていく。年もとってお腹も出てきて、でもそういう生き方を選択した兄にしかわからないものがあって、僕が経験していないことだから、外から知ろうとしても絶対にわからないし、そういう人を追い続けていたいと思います。――先ほど、役者をしていると空っぽになるというお話をされていましたが、そこからまたどのように自分の中に蓄えていくのでしょうか。人に言ってもらったことや体が勝手に覚えているポイントが、空っぽになったときにふと出てくることがあって、それをヒントにします。でも基本は、新たな台本を読んだときに、形を作っていけばいいかなと思っています。型にはまったら終わりだと思うし、人のイメージをどんどん崩していきたいんです。実写化をやることは本当に繊細で、でも実写化作品が人気を集めているのも事実だと思います。今は役者として生きているので、その作品の中で自分の役割を全うしていくことが、生きる上での糧になっています。
2017年07月28日正義と正義。信念と信念。想いと想い。価値観と価値観。それぞれが痛ましいほどぶつかり合う『東京喰種トーキョーグール』で、鈴木伸之はその片側を象徴するような役どころに扮した。物語の舞台は、人間を捕食する“喰種(グール)”と人間が共存する世界。鈴木さん演じる人間の喰種対策局の捜査官・亜門鋼太朗は、人類に危険をもたらす喰種を駆逐しようと日々奔走している。「亜門はとにかく真っ直ぐ、喰種の駆逐に命を懸けています。だから、僕も役に対して真っ直ぐ、彼のことだけを考えて撮影に臨みました。原作コミックからヒントをもらったり、あとは萩原(健太郎)監督に勧められて、ドキュメンタリー映画の『アクト・オブ・キリング』を観ました。信じているものが違うと、物の見え方も全然違う。それを感じさせる内容の映画なんですが、それって『東京喰種 トーキョーグール』に通ずるものがありますよね。ただし、亜門には“気づき”があり、喰種と戦う中で考え方に少しずつ変化が現れる。その葛藤を抱えながらも、信念を曲げずに進む彼を演じられればいいなと思いました」。こう語る姿には熱があり、おそらく亜門と鈴木さん自身を重ね合わせる者も多いだろうが、演じるにあたっては「共通点を見出すというよりは、亜門に必死についていくイメージ」だったそう。「だって、原作の亜門は腹筋がありえないくらいに割れていますから!」と笑う。「僕もわりと鍛えている方ですけど、どう頑張っても限界はあります。アクション監督の横山(誠)さんにはしごかれました。これまでもトレーニングが必要だった作品はありますが、断トツでキツかったです。週4日、1日3~4時間ほど体育館に集まり、まずはランニングから。後ろ向きにも横向きにも走った後、今度は柔軟に入って股関節が張り裂けそうな思いをし。パンチやキック、ジャンプはもちろん、受け身の練習もしました。体育館の壇上からバク宙し、背中で着地するんです。なかなかの高さでした(笑)。でも、その甲斐あって撮影はスムーズでした。ワイヤーアクションのハーネスも最初は怖かったけど、練習の段階で克服できたので、仕上がりを見たときも満足できました」。確かに、華麗なアクションを繰り広げながら任務を遂行する亜門はとても格好いい。パンチをするたび、キックをするたびに翻るロングコートもヒーローのようだ。「あのコートは『クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)』さんが特注で作ってくださったもの。格好いいですよね。くるぶしが隠れるくらいの丈だから、あれを着て走ったり、キックするだけで格好よく見えるんです。ただ、すごく格好いいけど、すごく暑い(笑)。コートの下はスーツだし。真夏の撮影だったから、周りの人たちはみんなTシャツで…。でも、原作にも忠実な1着ですし、あのコートのおかげで『東京喰種 トーキョーグール』の世界観が際立った気がします。白いロングコートと言えば、『遊☆戯☆王』の海馬瀬人か僕かってくらいに思われたい(笑)」。ロングコートを翻して戦う亜門を含め、登場人物たちは戦わざるを得ない状況にある。人間を食すことでしか生きられない喰種は生きるため、喰種から身を守る人間もまた生きるため、戦わなくてはならない。では、鈴木さんにとっての“戦い”は?と訊くと、「毎日って、戦いの連続ですからね。疲れてお風呂に入らず寝たいときでも、自分に打ち勝たないと。次の日は次の日で、『昨日は頑張ってお風呂に入ったから、今日はまあいっか。いや、駄目だな』って。やっぱり戦い(笑)」。こう冗談めかしたかと思えば、次の瞬間、「それは冗談として」と表情を引き締める。「亜門みたいな役を依頼していただいて、原作を見たら腹筋がバキバキで…。そうなったら、まさか1パックで撮影現場に行くわけにはいかないですよね。『いやあ、僕なりに鍛えたんですけど』なんて言えない。それこそ、僕の戦いはそこから始まるわけで、いま戦わなければ意味がない。役のために取り入れられる情報はなるべく取り入れたいし、できることは何でもしたいです」。俳優としてのモットーは「ひたむきに」。その一方、「俳優さんってすごい職業だなって、俯瞰で見ちゃうことがあります」とも語る。「だって、作品ごとに違うんです。『はい、次は戦争の特攻兵、はい、次はお医者さん』って。それって面白いし、すごいなと思います。ただ、その点、僕はちょっと悪役やクズの役が多いんです(笑)。爽やかな役を求めてオーディションに臨んでも、敵対する悪役で受かったりする。『ルーズヴェルト・ゲーム』のときがそうでした。それを評価していただいて悪役のオファーが続くのも本当にありがたいことですが、いろいろな役をやりたいという点で言えば亜門という役には別の喜びがありました。撮影の順番は逆ですけど、『あなたのことはそれほど』で話題にしていただいた後に公開されるのもありがたい。いろいろやりたいし、いろいろできる俳優になりたいから。衣装と台本と監督と現場が違うだけで、同じ僕が違うものになれる。それがお芝居の面白さだと思うし、だからこそ見たいと思わせるものを作らなければいけない。そこは大事に、突き詰めていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月26日俳優の窪田正孝、鈴木伸之、「超特急」小笠原海ら映画『東京喰種トーキョーグール』のキャストたちが、7月25日(火)今夜放送の日本テレビ系「火曜サプライズ」にゲスト出演。東京の信濃町を舞台に“アポなし旅”を繰り広げる。旅とグルメをテーマにしたロケバラエティとして多くの視聴者に愛される本番組。なんといってもメインMCのウエンツ瑛士が毎回登場するゲストとともに様々な街にロケに赴き、ゲストたちが自力でロケする店と交渉する“アポなしグルメ旅”が人気だ。“アポなし旅”に登場するのは今回で5回目となる窪田さん、今回同企画では初めて年下の俳優である鈴木さんとの出演となり、張り切ろうとするが果たして上手く行くのか。まずは駅前で地元の人に聞いた人気のラーメン店へ向かう。交渉は成功するのか?さらに映画で共演した小笠原さんも合流。3人のプライベートや素顔にせまるトークが展開する。また江原啓之と「オリエンタルラジオ」の2人による「隠れ家で待つ怪しい女」にはタレントの小倉優子が登場。先日離婚を発表した小倉さんからの悩み相談に江原さんは「ゆうこりんは再婚します」と衝撃発言。その真相とは!?放送をお楽しみに。今回アポなし旅にゲスト出演した窪田さん、鈴木さん、小笠原さんが出演している映画『東京喰種トーキョーグール』は「週刊ヤングジャンプ」連載の人気コミックが原作。人の姿をしながら、人を喰らう怪人“喰種”が潜む東京が舞台。窪田さん演じる読書好きの平凡な大学生・金木研は、通い詰める喫茶店「あんていく」で自分と同じ作家の本を愛読するリゼと出会い思いを寄せるが、リゼは喰種だった…。半分人間・半分喰種となったカネキが人の命を奪い、喰い生き永らえる“喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きながら、模索し生きる姿を描くストーリーが展開する。窪田さんがカネキ役で主演を務めるほか、鈴木さんは喰種を敵対視する「CCG」のメンバー役で、小笠原さんはカネキの唯一の親友・ヒデ役で出演。そのほか喰種の女子高生・トーカ役で清水富美加、リゼ役を蒼井優、桜田ひより、村井國夫、浜野謙太、佐々木希、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、坂東巳之助、大泉洋らが脇をかためる。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国公開。「火曜サプライズ」は7月25日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月25日映画最新作『東京喰種トーキョーグール』がもうすぐ公開となる俳優の窪田正孝が、7月23日(日)今夜オンエアされる日本テレビ系「おしゃれイズム」のゲストに登場。ドラマや映画のイメージを覆すような“おしゃべり全開”ぶりなどその素顔が明らかになる。同番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探るトーク番組。番組では意外な“おしゃべり全開”キャラの面だけでなく、驚異の6パック腹筋や愛猫の秘蔵映像、特技のポッピングダンスから洗濯物の畳み方までプライベートな姿を一挙公開。さらに「ラストコップ」で共演した唐沢寿明が“爆笑エピソード”を語ってくれるほか、そんな唐沢さんから飲み会で出される“とんでもない司令”も告白。さらに「いま一番食べたい」と言う幻のサーターアンダギーも登場する。今夜のゲスト、窪田さんが主演を務める映画『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国公開。2011年から「週刊ヤングジャンプ」で連載され日本だけでなく世界を席巻した石田スイによる人気コミックを原作に、「資生堂マキアージュ」のショートムービーなどCMやMVなどで活躍してきた萩原健太郎監督が実写化。物語の舞台は、人の姿をしながら、人を喰らう怪人“喰種”が潜む東京。読書好きの平凡な大学生・金木研(窪田さん)は通い詰める喫茶店「あんていく」で、自分と同じ作家の本を愛読するリゼと出会い、思いを寄せるが、リゼは喰種だった…半分人間・半分喰種となったカネキが“喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きながら模索し生きる姿を描いていく。窪田さんのほか、喫茶店「あんていく」で働く喰種の女子高生・トーカ役で清水富美加、リゼ役に蒼井優、喰種のヒナミ役で桜田ひより、さらに村井國夫、浜野謙太、佐々木希、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、坂東巳之助や、人間側で喰種を敵対視する「CCG」のメンバー役で鈴木伸之、大泉洋、カネキの唯一の親友・ヒデ役で小笠原海といった俳優陣が出演する。普段はみられない窪田さんの一面が見られる「おしゃれイズム」は7月23日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月23日実写映画『東京喰種 トーキョーグール』の公開に先駆け、喰種の世界観を再現した公開直前イベントが、7月20日(木)に実施。イベントには主人公のカネキ演じる窪田正孝を始め、桜田ひより(笛口雛実役)、白石隼也(西尾錦)、柳俊太郎(四方蓮示役)が登場し、会場は大興奮の渦に包まれていた。今回のイベントは、作品世界にならって「美食家たちのための晩餐会」と題され、会場に集まったファン250人は全員ドレスコードとしてマスクを着用し、ミステリアスな喰種たちの集会状態に。場内には、映画で実際に使用された衣装や作品世界をイメージしたオリジナルマスク、原作者・石田スイが手掛けたイラスト画、作品世界をイメージしたオリジナルマスクを展示。また、作品にちなんだコンセプトドリンクやフードメニューも用意され、一風変わった特別な空間となっていた。そんな雰囲気の中、キャスト陣がサプライズ登場すると会場からは悲鳴にも近い大歓声と拍手が沸き起こる。主人公を演じた窪田さんは、「カネキが保守的な役柄だし、極力主張しない“自分を消す作業”に徹していた」と役作りについて明かし、「キャストのみなさんが個性的なキャラだし、みなさんに作っていただいた映画」コメント。また「かわいい!」の声援が絶えない桜田さんは、本作への出演を「貴重な体験だった」と語りつつ、喰種としての“食事シーン”では「見た目のインパクトがすごいけど、特に“目”が甘くておいしかった」と言い会場を笑わせていた。そして、柳さんは会場の声援に終始照れながらも、自らの役について「四方さんは本当にかっこよくて、寡黙だけど優しい男なんです」と、原作を読んで憧れていたキャラクターを演じる喜びを熱弁していた。トークの後は、ステージに元カフェの店長だというMCの「コーヒールンバ」平岡佐智男が作ったコーヒー「東京喰種ブレンド」が登場。本作では、「喰種は人を喰らうが、コーヒーはおいしく飲むことができる」という設定から、コーヒーは重要なアイテム。ステージ上では、映画の中で喫茶店でコーヒーを淹れるシーンもある窪田さんが、コーヒーの仕上げ作業を担当。撮影にあたりコーヒーについて本格的にレクチャーを受けたという窪田さんは、「『の』の字を描くんですよね」と手慣れた様子で、平岡さんも思わず「お目が高い!」と絶賛。出来上がったコーヒーをキャスト陣にふる舞い「香ばしい!」のお墨付きをもらうと、窪田さんと「コーヒールンバ」が振り付きで息の合った「お目が高い!」を連発。また映画公開日にちなみ、「0729」の番号を手にした来場者がステージ上で窪田さんからコーヒーをふる舞われるという一幕もあった。最後、白石さんは「戦いたいキャラクターがいる」として続編を熱望し、窪田さんもまずは本作を見てほしいと言い、続けて「次の作品の可能性があるなら、ぜひみなさんの手で多くの人に広げてほしい」思いを語った。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月21日俳優の窪田正孝が20日、都内で行われた主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の公開直前イベントに、共演の桜田ひより、白石隼也、柳俊太郎、MCのコーヒールンバ(平岡佐智男、西原朗演)とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。同イベントには、映画公式SNSで募集した『東京喰種 トーキョーグール』マイスター(応援団)200名が集まった。配布されたマスクを身につけその場で同じカードを持つ仲間を4人探すというゲームを行い、仲間がそろったチームが紹介されていったが、3組目に現れたのが、仮面をつけた窪田率いる4名。このサプライズ登場に、会場は歓声に包まれた。イベントでは撮影時の思い出を振り返りつつ、コーヒープレゼンター芸人のコーヒールンバ・平岡が、東京喰種ブレンドコーヒーを振る舞った。人間しか食べられない喰種が唯一口にできる飲み物、という設定にちなんだチョイスで、作中で喫茶「あんていく」で働く窪田も慣れた手つきで仕上げを行う。桜田、白石、柳が特製コーヒーを飲み「香ばしいです」と感想を言うたびに、窪田はコーヒールンバの決めセリフである「お目が高い!」を力強く披露。また、抽選で選ばれた1名が窪田の淹れたコーヒーをプレゼントされた。撮影の思い出トークでは、白石が窪田との戦闘シーンを振り返る。白石が窪田の首根っこを掴んで壁に打ち付けるというアクションで、窪田の背中にパッドが入っていなかったため「首根っこを掴むまでだと思って、動きを止めた」が、なかなかカットがかからなかったという。「危ない」と思って躊躇した白石に、窪田が「カットがかかってないから、やっていいから」と言ったため、白石は謝ったが、「よくよく考えてみると、危ないっすよ」ともっともな一言を窪田に向けた。窪田は「怪我したらそれはそれかなみたいな」と苦笑し、「もうボコボコでしたもん。何やっても効かないから」と作中で強敵だった白石について語った。さらに白石が「本当に楽しかったですね。刺激的で」と話しかけると、窪田も「僕はボコボコにされて刺激的でしたよ。ものすごい気持ちになったわけですよ」と同シーンを振り返っていた。
2017年07月20日