東芝は、クラウド型音声・映像活用サービス「RECAIUS(リカイアス)」シリーズのサービスとして、これまで商品化した「音声ビューア」「音訳エディタ DaisyRings」「音声書き起こしエディタ」の各サービスに加え、音声を活用する「音声クリエータ」「同時通訳」「音声対話」のサービス提供を11月4日から開始すると発表した。「RECAIUS」は、音声や映像から人の意図や状況を理解し、人にわかりやすく伝える、音声・映像・知識処理の統合型クラウドサービス。今回、商品化される「音声クリエータ」は、テキストを音声化する音声合成機能を提供するクラウドサービス(SaaS)で、ナビゲーションや店舗案内といった各種音声案内、eラーニングやオーディオブックなどのコンテンツ作成に活用できるものとなっている。幅広い年代・性別の声で自然な音声を制作でき、日・英・中・韓・仏・独など11言語に対応しており、喜びや怒りなどの感情表現も可能だとしている。声質や韻律といった人の音声の特徴を短時間の録音音声から高速学習する技術により、タレントやキャラクターの似声制作も可能で、エンターテインメントや広告のコンテンツ作成にも活用できるという。また、音声合成エンジンをPaaS(WebAPI)としても提供し、アプリケーションや既存システムへの音声合成機能の組み込みを可能としている。「同時通訳」では、発話を音声認識し、認識結果を翻訳する機能が提供される。日英/英日、日中/中日の3カ国語に対応し、空港や駅など公共の交通機関や店舗、観光地などでの外国人とのスムーズなコミュニケーションを可能としている。音声認識と機械翻訳の並列動作により、話していることをリアルタイムで次々に翻訳でき、さらに辞書をカスタマイズすることで、翻訳精度を高めることも可能なほか、翻訳結果のテキスト表示や、合成音声での応答もできるという。「音声対話」では、発言者の意図を捉えて応える音声対話を実現しており、対話に必要な音声認識や音声合成に加え、意図理解のための知識処理機能が提供される。利用シーンや業務用途に応じた対話知識(シナリオ)や辞書を構築することで、適用範囲を拡大できるとしている。例えば、引っ越しをして区役所に連絡した場合、「先週、引っ越して来たのですが」という問いかけに対して「住民票の移動手続きはお済みですか?」と、発言者の意図を捉えて応答する対話システムの構築などが考えられるという。テキストでの対話にも対応しており、対話型の店舗案内や相談サービス、自動音声応答システムへの活用も可能としている。
2015年10月28日東芝は10月21日、民生機器や産業機器などの組込用途向けにSPIインタフェースとの互換性を有したNAND型フラッシュメモリ「Serial Interface NAND」12製品を発表した。同製品はNOR型フラッシュメモリの置き換えを狙った24nmプロセス採用のSLC NAND型フラッシュメモリで、インタフェースを6端子で制御可能なSPI互換とすることで、少ない端子数ならびに小型パッケージを実現しつつ、大容量化も果たしている。提供されるのは1Gビット品、2Gビット品、4Gビット品がいずれもWSONもしくはSOPパッケージ、電源電圧が3.3Vならびに1.8Vの組み合わせの4製品ずつ合計12製品となっている。すでにいずれもサンプル出荷を開始しており、2015年1月以降、1Gビット品より順次量産を開始していく計画とするほか、2016年代1四半期よりBGAパッケージ品のサンプル出荷も開始する予定としている。
2015年10月22日東芝とサンディスクは10月21日、NAND型フラッシュメモリを製造する四日市工場の新・第2製造棟の一部が竣工したことにあわせて、両社共同で設備投資を実施する正式契約を締結したと発表した。新・第2製造棟は3次元構造のNAND型フラッシュメモリ(3D NAND)の専用設備を設置する拡張スペースを確保するために建設が進められてきたもので、2015年度第4四半期より生産を開始する計画となっている。全体の竣工は2016年前半を予定しており、建屋面積は2万7300m2。同社では、竣工した建屋から順次生産体制を構築する計画だとしているが、具体的な生産能力や生産計画などについては市場動向を踏まえ、決定していくとしている。なお両社は2014年にも第5製造棟の第2期分の稼働を開始させるなど、NAND型フラッシュメモリの生産能力の継続的な引き上げを進めてきており、今後も3D NANDの生産体制の構築ならびに生産効率の向上をタイムリーに行っていくことで、メモリ事業の競争力強化を積極的に図っていくとしている。
2015年10月21日東芝は10月19日、10月23日~11月6日の期間、アクアシティお台場でアンドロイド「地平ジュンこ」を公開すると発表した。「地平ジュンこ」は、2014年に同社が開発したアンドロイド「地平アイこ」の2号機。独自開発の音声合成技術を活用し、日本語、英語、中国語を加えた3カ国語を話すことができる。身長は165cm、年齢は26歳、誕生日は6月1日で、名前の「ジュンこ」は誕生日が6月=Juneであることと、姉の「アイこ」(i)の次の「ジュンこ」(j)という意味があるという。同アンドロイドは12月にアクアシティお台場に開設予定の観光案内所に設置される予定で、今回の公開では12月の本格デビューに向けて3カ国語でのプレゼンテーションを行うとともに、アクアシティお台場のイベント情報や店舗案内、お台場周辺のイベント情報などを提供する。今後、2019年度中には観光客が話しかけた質問に3カ国語で回答できるように進化し、2020年の東京オリンピックに向け増加が見込まれる外国人観光客に対応する予定だ。
2015年10月19日東芝は10月15日、BDレコーダー「レグザブルーレイ」4製品と、「レグザサーバー」1製品、BDプレーヤー1製品を発表した。発売日は11月上旬より順次。価格はオープンで、レグザブルーレイの最上位機種「DBR-T660」の推定市場価格は85,000円前後(税別)。○ざんまいプレイに対応したレグザブルーレイレグザブルーレイ4製品は、これまでレグザサーバーにのみ採用されていた「ざんまいプレイ」に、レグザブルーレイとしてはじめて対応した製品。「おまかせ自動録画」機能などで録画された番組の中から、好みの番組を簡単に選ぶことができる。番組表は大画面テレビに合わせて、これまでの6時間表示から8時間表示に変更。また、外出先でスマートフォンなどから録画番組を視聴する「おでかけいつでも視聴」機能を追加し、業界で初めて録画中の番組の視聴にも対応した。編集機能も強化。かつて「RD」シリーズで好評だった、1フレーム単位での編集が可能となった。製品ごとのチューナー数とHDD容量、価格は下表のとおり。○GUIを一新したレグザサーバーレグザサーバー「DVR-T670」は11月下旬の発売予定。市場価格は100,000円前後(税別)と推定される。レグザサーバーは、指定したチャンネルの全番組を一時的に保存する「タイムシフトマシン」機能を備えたBDレコーダー。過去の番組は、録画予約に使用する番組表と同じような体裁の「過去番組表」でその一覧を見ることができる。新モデルでは、番組のサムネイルや番組情報を表示する「ビジュアル過去番組表」を新採用。再生せずに保存されている番組の内容を判別しやすくなった。レグザブルーレイと同様に番組表は8時間表示に。おでかけいつでも視聴機能での、録画中の番組の視聴にも対応している。は地上/BS/110°CSデジタルチューナーを3基搭載し、これらをタイムシフトマシン用と通常録画用に割り当てて使用する。HDD容量は3TB。○タイムシフトマシンの番組を再生できるBDプレーヤーネットワーク対応のBDプレーヤー「DBP-S600」は11月中旬発売予定。市場価格は13,000円前後(税別)と推定される。DBP-S600はレグザサーバーやレグザのタイムシフトマシンに保存されている番組のストリーミング視聴に対応したことが特徴だ。
2015年10月15日東芝は10月14日、REGZA Z20Xとシンクロ動作するサウンドシステム「RSS-AZ55」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は33」000円前後(税別)。RSS-AZ55は、バー型のデュアルドライブサブウーファーと左右のサテライトスピーカーを組み合わせた2.1chシステム。REGZA Z20Xとのシンクロドライブ機能が最大の特徴で、Z20Xの内蔵スピーカーと同期して、迫力のあるサウンドを提供する。サテライトスピーカーのユニット構成は33mm×55mmのフルレンジを2本。サブウーファーのユニット構成は75mm径を2本。サテライトスピーカーの前面にはディフューザーを備えている。実用最大出力は20W×2+40Wの計80Wとなっている。対応する音声入力フォーマットはドルビーデジタルとリニアPCM。立体音響エフェクトDTS Studio Soundもサポートする。また、Z20Xシリーズと接続することで、5バンドのグラフィックイコライザーや低域強調機能を使用できる。インタフェースはHDMI入力とHDMI出力、光デジタル音声入力を各1系統装備する。サテライトスピーカーのサイズはW150×D113×H96mmで、サブウーファーのサイズはW660×D96×H96mm。
2015年10月14日東芝は、12インチWindowsタブレットとして世界最薄・最軽量(同社調べ)の「dynaPad N72」を12月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別130,000円前後。「dynaPad N72」は、カーボン素材と樹脂を採用した、同社独自開発の一体成形構造と実装技術による薄型、軽量ボディが特徴の12インチWindowsタブレット。厚さ約6.9mm、重量約569gで、世界最薄・最軽量を実現しているという。ディスプレイには、光の映り込みを低減し、指紋などの汚れが付きにくい特殊コーティングが施されており、文字の読みやすさに配慮している。パッケージには、着脱式のキーボードドックが付属。タッチパッドを指で操作したときのみ有効になる「パームリジェクション機能」に対応したクリックパッドを搭載している。そのほか、ペン先の位置を正確に検知し、小さな文字でもペン先とズレることなく描ける「アクティブ静電結合方式」のワコム製スタイラスペンも同梱する。ソフトウェアでは、最大1,000冊×1,000ページの手書きノートを記録可能なノートアプリ「TruNote」、活字データをテキスト化できるカメラアプリ「TruCapture」、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」、スクリーンショットの一部を切り取ってほかのアプリに貼り付けられる画面クリップアプリ「TruNote Clip」、ノート共有アプリ「TruNote Share」をプリインストール。主な仕様は次の通り。OSはWindows 10 Home 64bit。CPUはIntel Atom x5-Z8300(クアッドコア、1.44GHz)。内蔵メモリは4GB。ストレージは128GB。サイズ/重量は、タブレットが幅約299.4mm×高さ約203mm×厚さ約6.9mm/約569g、キーボードドック接続時が幅約299.4mm×高さ約203mm×厚さ約14.9mm/約996g。ディスプレイ解像度は1,920×1,280ドット。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、TransferJetに対応する。カラーバリエーションはサテンゴールドのみ。
2015年10月14日東芝は10月8日、特許業務支援サービス「特許業務ソリューション」のラインアップに、知的財産に関わる業務を支援するクラウドサービス「知財管理サービス」を追加し、提供を開始した。新サービスは、企業内の知的財産の管理部門や特許事務所における発明提案管理、出願手続管理、契約管理、評価情報管理などを支援するクラウドサービス。同社は、これまで、企業の知財管理業務の効率化から知財戦略立案業務までを支援する「特許業務ソリューション」を、パッケージソフトウェアとクラウドサービスの組み合わせで提供してきたが、今回「知財管理サービス」をラインアップに追加することで、発明提案から権利満了まで特許のライフサイクル全般をクラウドサービスでサポートできるようにした。新サービスでは、クラウドにより、システム全体の運用負荷を軽減できるほか、ユーザーがシステムの規模にかかわらず早期に利用開始が可能。また、特許、実用新案、意匠、商標の出願管理情報をクラウド上で一元管理することで、特許事務所との情報共有も容易になったという。さらに、発明通信社のインターネット特許情報検索サービス「HYPAT-i2」との連携や、東芝の日本語解析技術をベースとした自動分類・分析による業務支援クラウドサービス「Eiplaza/DA」との組み合わせで、発明、出願時の公知例や先行技術の検索・分析、出願手続や権利維持での評価・判断を的確に実施できるとしている。新サービスの価格は、知財管理サービス 基本ライセンス(特許/実用新案/意匠/商標の管理機能、知財ユーザー2ユーザー付き)で、初期設定費25万円、 月額利用料12万円~となる(いずれも税別)。
2015年10月09日東芝ライフスタイルは9月24日、中国およびASEAN地域における白物家電事業についての販売戦略や販売体制を見直すと発表した。競争力や収益力強化の一環として実施する。中国では、冷蔵庫・洗濯機・掃除機といった白物家電の販売と製造において、スカイワース社(Skyworth、創維集団有限公司)と戦略的な提携を10月から開始。中国における冷蔵庫・洗濯機・掃除機の販売権をスカイワース社に付与し、東芝ライフスタイルの子会社である、東芝家用電器販売(南海)有限公司と東芝産品服務(上海)社は精算手続きを進める。スカイワース社の中国全土にわたる販売・サービスネットワークを活用することで東芝製品の販売拡大を目指す。製造については、冷蔵庫・洗濯機を製造する東芝家電製造(南海)社と、掃除機を製造する東芝家電製造(深セン)社に対して、スカイワース社から出資を受け、日本向け製品の競争力を高める。ASEAN地域では、シンガポールの販売子会社である東芝コンシューママーケティングシンガポール社に置いていたマーケティング統括機能および販売機能を、タイの製造子会社である東芝家電製造タイ社へ7月に移管。効率化と固定費削減を図っている。
2015年09月24日東芝は9月16日、米インテルとIoT(Internet of Things)のセキュリティソリューションにおいて協業することに合意したと発表した。これにより、東芝の産業インフラ向けIoTソリューションとインテルのセキュリティ・ソフトウェアを組み合わせ、高度で堅牢なIoTセキュリティソリューションを提供する。第一弾として、エネルギー、交通・運輸、ヘルスケアの事業領域において、インテルのセキュリティプラットフォーム「Critical Infrastructure Protection」を東芝システムへ適用することを検討し、2015年度中に両社の技術を組み合わせたセキュリティソリューションの実証実験を開始する。両社は今後、インテルのセキュリティ情報管理ツール「SIEM(Security Information and Event Management)」、ホワイトリスト型セキュリティ「Application Control」、端末セキュリティ「Endpoint Protection」、ファイアウォール「Next Generation Firewall」などのセキュリティ製品を、東芝のシステムへの適用することを検討する。
2015年09月17日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、ハイレゾ音源に対応した17.3型の大画面ノートPC「dynabook T67」およびミドルレンジの「dynabook T54」を発表した。発売は9月18日から順次。価格はオープンで、「dynabook T67」の店頭予想価格は税別170,000円台半ば、「dynabook T54」は税別150,000円前後。「dynabook」シリーズは、従来デスクトップPCのみハイレゾに対応していたが、今回登場した新モデル「dynabook T67」および「dynabook T54」も、ハイレゾ対応プレーヤーの搭載によりハイレゾ対応を果たした。スピーカーはSkullcandyチューニングを施したオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載するが、ハイレゾ再生にはハイレゾ対応の外付DACや対応ヘッドホンなどが必要となる。OSはWindows 10 Home。○dynabook T67「dynabook T67」は、17.3型のフルHD液晶を搭載した大画面ノートPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが17.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、カメラ機能が約92万画素Webカメラ、OSがWindows 10 Homeなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、SDカードスロットなどを装備する。本体サイズはW412.7×D279.4×26.5mm、重量は約2.9kg。バッテリ駆動時間は約4.0時間(JEITA 2.0)。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはサテンゴールドのみ。○dynabook T54「dynabook T54」は、14型HD液晶搭載のミドルレンジノートPC。主な仕様は「dynabook T67」とほぼ同等だが、CPUがIntel Core i3-5015U(2.1GHz)に、ディスプレイが14型ワイド液晶 (1,366×768ドット)に、ストレージが750GB SATA HDDとなる。通信機能やインタフェースも「dynabook T67」と同等。本体サイズはW344×D244×H23.2mm、重量は約1.98kg。バッテリ駆動時間は測定中。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはリュクスホワイトのみ。発売は10月下旬。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、15.6型スタンダードノートPCのエントリーモデル「dynabook T45/T」を発表した。ホワイト、ゴールド、レッドの3色を用意。9月18日から発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別130,000円前後。「dynabook T」シリーズの下位機で、機能を絞り価格を抑えたモデル。CPUには新たにIntelのCeleron 3215Uを、OSはWindows 10を採用した。録音アプリ「TruRecorder」も新搭載し、従来モデルではモノラルだったマイクがデュアルマイクに強化された。Skullcandyチューニングを施したオンキヨー製ステレオスピーカーも引き続き搭載。Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスもプリインストールする。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB (4GB×1)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット)。OSはWindows 10 Home。主なインタフェースは、Gigabit対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1(4K対応)、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約7時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW380×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。ワイヤレスレーザーマウスが付属する。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、液晶ディスプレイ一体型のオールインワンデスクトップPC「dynabook D61/TB」「dynabook D41/TB」を発表した。いずれも本体カラーはプレシャスブラックのみで、9月18日から順次発売する。価格はオープン、店頭予想価格(税別)はdynabook D61が190,000円台の中盤、dynabook D41が150,000円前後。オールインワンデスクトップPC「dynabook D」シリーズでは、3波ダブルTVチューナーを搭載した「dynabook D81」「dynabook D71」「dynabook D51」が発表されているが、dynabook D61/TBとdynabook D41/TBはTVチューナーを持たないモデルだ。○dynabook D61/TB上位モデルのdynabook D61/TBは、IPS方式の21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載。TVチューナーなしのハイスペック機として、久しぶりにラインナップされた。ハイレゾ音源に対応しており、ハイレゾ再生可能なプレーヤーソフトとハイレゾ対応スピーカー(オンキヨー製)を搭載している。主な仕様は、CPUがHaswell世代のクアッドコアであるIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、メモリが8GB、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0だ。インタフェース類は、USB 3.0×4、USB 2.0×2、マイク入力/オーディオ入力、ヘッドホン出力、HDMI入力、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。本体サイズはW516×D170×H365mm(最小傾斜時) / W516×D240×H330mm(最大傾斜時)、重量は約7.0kg。Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属する。○dynabook D41/TBエントリーモデルのdynabook D41/TBは、ハードウェアスペック以外は上記のdynabook D61/TBとほぼ共通。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB、ストレージが1TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home 64bit。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、15.6型ノートPCシリーズのミドルレンジ機「dynabook T55」を発表した。ホワイト、ゴールド、レッドの3色を用意。9月18日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別160,000円前後。新たにWindows 10を搭載したほか、CPUも強化しIntel Core i3-5015U(2.1GHz)を採用。メモリを4GBに押さえたミドルレンジモデルとなっている。従来モデルではモノラルだったマイクはデュアルマイクに強化。録音アプリ「TruRecorder」や、Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスがプリインストールされている。スピーカーは、Skullcandyチューニングを施したオンキヨー製のステレオスピーカーを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i4-5015U(2.1GHz)、メモリが4GB(4GB×1)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスク(BDXL対応)、ディスプレイは15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)など。OSはWindows 10 Home。主なインタフェースは、Gigabit対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1(4K対応)、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約5.5時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW380×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。ワイヤレスレーザーマウスが付属する。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、15.6型スタンダードノートPC「dynabook T75/T」を発表した。ブラック、レッド、ホワイト、ゴールドの4色を用意。9月18日から発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別190,000円台半ば。厚さ23.5mmのきょう体を採用する15.6型スタンダードノートPC。液晶パネルは、解像度1,920×1,080ドット(フルHD)のIPS仕様。2015年秋冬モデルでは、Windows 10 Homeを搭載したほか、ストレージには高速アクセスと大容量を両立する容量1TBのハイブリッドHDDを新たに内蔵した。また、Skullcandyチューニングを施したオンキヨー製ステレオスピーカーを引き続き搭載。コンテンツ保護技術「SeeQVault」も前モデル同様対応する。従来モノラルだったマイクはデュアルマイクに強化され、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」利用時の解析精度が向上。Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスもプリインストールされる。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.4GHz)、メモリが8GB(8GB×1)、ストレージが1TB ハイブリッドHDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)、ディスプレイが15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)など。OSはWindows 10 Home。主なインタフェースは、Gigabit対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1(4K対応)、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約5.5時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW380×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。ワイヤレスレーザーマウスが付属する。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、液晶ディスプレイ一体型でTVチューナー内蔵のオールインワンデスクトップPC「dynabook D」シリーズを発表した。9月18日から順次発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は160,000円台半ば~230,000円台半ばの見込み。○dynabook D81/TBハイエンド機の「dynabook D81/TB」は、タッチ対応でIPS方式の21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載したモデル。本体カラーはプレシャスブラックのみで、店頭予想価格は250,000円台前半だ。2015年夏モデルからの変更点は、OSがWindows 10 Homeになったこと、内蔵モノラルマイクがデュアルマイクになったこと、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」をプリインストールしたこと。TV機能は3波(地上/BS/110度CS)対応ダブルチューナーを備え、2番組の同時録画が可能なほか、本体が電源オフでもすばやくTVを見られる「今スグTV」用の視聴専用チューナーを内蔵。2015年夏モデルと同じくハイレゾ音源にも対応し、ハイレゾ再生可能なプレーヤーソフトとハイレゾ対応スピーカー(オンキヨー製)を搭載している。主な仕様は、CPUがHaswell世代のクアッドコアであるIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、メモリが8GB、ストレージが3TB HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0だ。インタフェース類は、USB 3.0×4、USB 2.0×2、マイク入力/オーディオ入力、ヘッドホン出力、HDMI入力、HDMI出力、アンテナ入力(同軸コネクタ)、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。本体サイズはW516×D170×H365mm(最小傾斜時)/W516×D240×H330mm(最大傾斜時)、重量は約8.0kg。ソフトは、Station TV X for TOSHIBA(テレビ録画再生・視聴ソフト)、Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属する。○dynabook D71/TBミドルレンジの「dynabook D71/TB」は、IPS方式の21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載したモデル。タッチには対応せず、本体カラーはプレシャスブラックのみ、店頭予想価格(税込)は230,000円台の後半となる。2015年夏モデルからの主な変更点は、OSがWindows 10 Homeになったこと、ハイレゾ対応になったこと、内蔵モノラルマイクがデュアルマイクになったこと、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」をプリインストールしたことなどだ。TV機能は3波(地上/BS/110度CS)対応ダブルチューナーで、2番組の同時録画が可能だが、今スグTV機能は持たない。新たにハイレゾ対応となったことで、オンキヨー製のハイレゾ対応スピーカーを搭載している。そのほか、HDD容量が2TBでHDMI出力がない以外は、上記のdynabook D81/TBとほぼ同等だ。○dynabook D51/TWエントリークラスの「dynabook D51/TW」は、本体カラーがリュクスホワイトのみで、店頭予想価格(税込)は170,000円台の後半となる。上記の2モデルと同様に、新モデルではOSがWindows 10 Homeとなり、ハイレゾに対応した。内蔵デュアルマイクとボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」も備える。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB(2GB×2)、ストレージが1TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。そのほかは上記の2モデルに準ずる。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、360度回転ヒンジを備えたコンバーチブルタイプの11.6型2-in-1 PC「dynabook N61/TG」を発表した。発売は9月18日から順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別100,000円前後。2014年秋冬モデル「dynabook N61/NG」の後継機で、新たにWindows 10 Homeを搭載し、プロセッサを強化した。また、同社2015年秋冬モデルの特徴である、録音アプリ「TruRecorder」を搭載。デュアルマイクの採用で録音精度が向上したほか、新たに他デバイスでの録音データの取り込みが可能となっている。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.6GHz)、メモリがPC3L-10600 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型ワイド液晶 (1,366×768ドット、タッチパネル)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブが非搭載など。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI、約92万画素のWebカメラ、SDカードスロットなどを装備する。本体サイズはW289.0×D199.0×H21.9mm、重量は約1.4kg。バッテリ駆動時間は約4.6時間 (JEITA 2.0)。Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。
2015年09月03日東芝は3日、Windowsタブレット「dynabook Tab」シリーズの2015年秋冬モデルを発表した。ワコムと共同開発したペン入力方式「アクティブ静電結合方式」を採用したタブレットで、今回10.1型モデルで新たにWindows 10 Homeを搭載した。発売は10月下旬。価格はオープン。店頭予想価格は、キーボード付属モデル「dynabook Tab S90/TG」が税別90,000円前後、単体モデル「dynabook Tab S80/TG」が税別80,000円前後。○dynabook Tab S90/TG「dynabook Tab」シリーズは、ワコムと共同開発したペン入力方式「アクティブ静電結合方式」と、ペン先位置を正確に検知するなどの同社独自技術を組み合わせ、太さ約0.2mmの線でも精度が高い手書き入力が行えることが特徴。付属のペンは2,048段階の筆圧検知に対応する。「dynabook Tab S90/TG」(S90/TG)は「dynabook Tab」の10.1型モデルで、ジェスチャ操作も可能なタッチパッド搭載のスタンド兼用キーボードが付属するモデル。最大100万ページ分のメモが保存できる「TruNote」、ホワイトボードや黒板、雑誌などを端末のカメラで撮影することで自動的に補正、テキスト化する「TruCapture」、端末に内蔵された2つのマイクにより録音した音声から、最大10人まで話し手を識別できる「TruRecorder」などのアプリを標準搭載。2015年秋冬モデルでは、モアレ除去機能を追加した新バージョンの「TruCapture」を搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB、画面解像度が1,280×800ピクセル。背面には約800万画素、前面には約120万画素のカメラを内蔵する。カラーバリエーションはサテンゴールド1色。モバイル版Officeをプリインストールする。通信面では、IEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応。インタフェースはmicroHDMI×1、microUSB×1、microSDカードスロット×1など。本体サイズ/重量は、W175.0×H258.8×D9.1mm/約565g。最大連続駆動時間は約7.0時間(JEITA 2.0)。付属するキーボードは、キー数87キー、キーピッチ17.5mm、キーストローク1.5mm。Bluetoothで接続する。○dynabook Tab S80/TG「dynabook Tab S80/TG」は、S90/TGからキーボードを省いたモデル。キーボード以外の仕様はS90/TGに準じる。
2015年09月03日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、3,840×2,160ドットの4K液晶を搭載した15.6型ノートPC「dynabook T95/TG」を発表した。発売は9月18日から順次。価格はオープン。店頭予想価格は税別230,000円台半ば。2015年5月に発表された夏モデル「dynabook T95/RG」の後継機。新たにWindows 10を搭載するほか、Skylakeのコード名で知られる第6世代Intel Core i7にCPUを強化。ほか、ハイブリッドHDDやHDMI 2.0を搭載するなど、スペック面が向上した。コンテンツ保護技術「SeeQVault」にも引き続き対応し、2015年秋冬モデルの特徴として録音アプリ「TruRecorder」も新搭載した。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ (2.6GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット)、ストレージが1TB SATA ハイブリッドHDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、カメラ機能が約92万画素Webカメラ、OSがWindows 10 Home。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMIなどを装備する。スピーカーはharman/kardon製。ワイヤレスレーザーマウスが付属する。本体サイズはW380.0×D259.9×H24.5mm、重量は約2.4kg。バッテリ駆動時間は約3.5時間で、前モデルから30分延伸した(JEITA 2.0)。搭載ソフトは、カラーマネージメントアプリ「Chroma Tune for TOSHIBA」やOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービスなど。
2015年09月03日台湾OCZは31日、東芝製のA19nm TLC NANDとコントローラを採用したエントリー向けの2.5インチSSD「Trion 100」シリーズを発売した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの4モデルを用意し、店頭予想価格(税別)は、120GBが6,980円前後、240GBが11,095円前後、480GBが22,080円前後、960GBが41,480円前後。大容量化が容易なTLC NANDフラッシュの特性をいかしたエントリークラスのSSD。NANDとコントローラのどちらにも東芝製を搭載する。また、2.5 インチ/7mm厚の筐体を採用し、薄型ノートPCのストレージ換装などに適しているという。製品自体は2015年7月に発表済みで、日本国内での販売が予告されていた。インタフェースはSATA 3。転送速度は、シーケンシャルリードが全モデルで最大550MB/s、シーケンシャルライトは480GBモデルと960GBモデルが最大530MB/s、240GBモデルが最大520MB/s、120GBモデルが最大450MB/s。4Kランダムリードは120GBモデルのみ79,000IOPSで、そのほかが90,000IOPS。4Kランダムライトは960GBモデルが64,000IOPS、480GBモデルが54,000IOPS、240GBモデルが43,000IOPS、120GBモデルが25,000IOPS。3年間の使用を想定した耐久性の目安は、960GBモデルが219GB/日、480GBモデルが110GB/日、240GBモデルが55GB/日、120GBモデルが27GB/日。本体サイズはW69.85×D100×H7mm、重量は48g。パフォーマンスや安定性のチューニングに加えて、モニタリング、メンテナンスが行えるユーティリティ「SSD Guru」に対応する。
2015年08月31日東芝ライフスタイルは、冷凍冷蔵庫「マジック大容量」の新モデルについてセミナーを開催した。セミナーでは新製品の詳細な説明だけでなく、デモも行われた。○「マジック大容量」の新モデル今回紹介されたのは、8月4日発表の「FMシリーズ」「FVシリーズ」など、東芝ライフスタイルが2014年から展開している「マジック大容量」シリーズの新モデル。冷蔵・野菜用と冷凍用で2台の冷却器を搭載する、独自の「W-ツイン冷却」を採用している。W-ツイン冷却によって可能となったのが、「ツイン速鮮チルド」だ。「速鮮チルド」モードを選択すると、平均-4℃の冷気を強い勢いで吹き出し、食品を芯まで一気に冷却する。マイナス温度帯ではあるものの、食品は凍らず、食感や味が劣化しにくい。そのため、肉や魚のおいしさをキープしたまま保存できる。チルドルームが上段・下段と2段に分かれ、使いやすくなったのも特徴だ。東芝マテリアルの「RENECAT(ルネキャット)」を、東芝の冷蔵庫で今回初めて採用した。ルネキャットとは光触媒の力で除菌・脱臭を行うというもの。光触媒スプレーとして市販されているが、このルネキャットのユニットを、FMシリーズとFVシリーズでは冷気の通り道に設置。光を当てることで、ニオイなどを分解して、水や二酸化炭素として排出する。引き続き、野菜室を真ん中に配置した「まんなか野菜室」を採用。専用冷却器で安定した低温かつ高湿度の冷気を送り、効率的に野菜室内を冷やす「新・霧ベール野菜室」で、野菜の鮮度を保つ。先述のルネキャットは野菜の呼吸を促すエチレンガスを分解する役割も果たし、野菜の呼吸を抑制する。○光を当てることでニオイを分解するルネキャットセミナーでは実際にFMシリーズやFVシリーズなど新製品を細かくチェックできたほか、ルネキャットの効果を見るためのデモも行われた。○新鮮さをキープする冷蔵庫で、食卓をおいしく東芝ライフスタイル ホームアプライアンス事業本部 HA第一事業部 事業部長 河村吉章氏は、『東芝冷蔵庫では、冷蔵室でも野菜室でも冷凍庫でも、食材を新鮮に保てる冷蔵庫を提供することで、「食べる楽しさ」を届けることを目指している。それをふまえたコンセプトが「いつでも、食卓においしいを。」であり、キービジュアルには食べ物をほおばるうれしい顔を採用した』と説明する。FVシリーズの定格容積605Lモデル「GR-J610FV」は、幅685mm。9年前に発売された同じ幅の「GR-W50FS」は定格容積500Lであり、105Lの容量アップとなる。同じ設置面積でも、よりたくさん入る冷蔵庫で買い替え需要を狙っていくと話した。
2015年08月29日東芝ライフスタイルは8月27日、「プラズマ空気清浄機能付エアコン DRシリーズ」を発表した。冷房定格能力2.2kW(6畳用)~8.0kW(26畳用)までの10モデル。発売は11月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、210,000円前後から350,000円前後だ(いずれも税別)。また、東芝ライフスタイルは同日、外気温度-27℃でも運転可能な寒冷地向けモデル「DRNシリーズ」も発表した。冷房定格能力が2.8kW(10畳用)~6.3kW(20畳用)までの4モデル。発売は9月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、260,000円前後から320,000円前後だ(いずれも税別)。DRシリーズは、エアコン停止中もエナジーセーブコンプレッサーによって予熱運転をすることで、暖房運転を開始してから約30秒で、約40℃の温風を吹き出せる「秒速ダッシュ暖房」を搭載。秒速ダッシュ暖房は1日2回時刻予約できる。室内機の正面約25mと左右約15mまで送風する「パワフル気流」で、すばやく部屋中に暖気を届ける。「人サーチセンサー」と組み合わせることで、暖房の風を直接人に当てない「風よけ」運転にも対応する。空気中に浮遊するウイルスを99%抑制し、PM2.5を99%除去できる空気清浄機能を引き続き搭載。冷房・暖房と併用できるほか、空気清浄機能は単独でも利用できる。集じん部の改良により、空気清浄適用床面積は従来モデルの16畳から20畳へとアップした(単相200Vモデルのみ)。空気の汚れを「空質センサー」で検知し、室内機前面の「エアモニター」で表示。空気が汚れている時はオレンジ色、キレイな時は青色のLEDランプが光る。マジック洗浄熱交換器に付着した汚れは、冷房・除湿時に排出されるドレン水とともに屋外へ排水。このため、フィルターなどの掃除、交換も必要ない。運転停止後は自動でエアフィルターを掃除。送風路を乾燥させることでカビの発生を抑制する。自動清掃でダストボックスに溜まったゴミを掃除機で吸い取る「楽ダストボックス」を新たに採用。掃除機に取り付けるための専用ノズルが付属し、ノズルを用いてダストボックス内のホコリを掃除できる。寒冷地向けに開発された「DRNシリーズ」は、DRシリーズと同デザインの室内機を採用。暖房定格能力5.0kWのRAS-406DRNでは、-5℃の外気温下においても、約55℃の高温風を吹き出し、足もとを38℃まで暖められる。約1分で約40℃の高温風を吹き出す「ダッシュ暖房」も搭載。「プラズマ空清」機能なども持つ。
2015年08月27日東芝と清水建設は8月25日、東芝のリストバンド型生体センサを活用し、清水建設の三重県四日市市の建設現場に従事する作業員の体調を24時間見守る実証実験を同日より2016年8月24日までの1年間実施すると発表した。同実証実験では、対象者がリストバンド型センサ「Actiband」もしくは「Silmee W20」を24時間装着し、出勤時に前日までの睡眠、食事、活動量などのデータをスマートフォンから確認し、各自で体調を客観的に把握できるようにする。また、その日の体調に合わせた作業量の負荷調整などが行えるように、個人のデータを現場管理者のタブレットや職場の収集し、管理・閲覧できるようなシステムを開発する。清水建設では、夏の屋外作業現場に従事する作業員の健康管理のため、熱中症危険度計測技術をすでに導入するなどしており、今回、リストバンド型生体センサを活用することで作業員の睡眠や食事のデータから作業員個人の日々の健康管理が可能となり、職場の安全性向上につながることが期待されるという。
2015年08月25日東芝ライフスタイルは8月20日、汚れが付きにくい「マジックドラム」を採用したドラム式洗濯乾燥機「TW-96A3」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は250,000円前後(税別)。TW-96A3Lは、「Ag+つけおきコース」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯槽内に備えられた専用ユニットのAg+抗菌ビーズから銀(Ag)イオンが溶け出した「Ag+抗菌水」でつけおきと洗濯を行う。衣類の雑菌の繁殖を抑えられるほか、部屋干し・汗などのニオイも防げる。つけおき時間は1~9時間で設定可能だ(1時間単位)。Ag+つけおきコースは2kgまでの洗濯物で使用できる。洗濯槽には、親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を施した、ステンレス製のマジックドラムを採用。洗濯槽外側の黒カビの原因となる洗剤カスなどの付着を防止し、洗濯槽を清潔に保てる。糸くずフィルターやふろ水ホース、排水ホースにも抗菌加工を施す。本体サイズはW655×D714×H1,040mmで、質量は約80kg。洗濯・脱水容量は9kgで、乾燥容量は6kgだ。乾燥はヒートポンプ式を採用。脱水時の振動を吸収する「振動吸収クッション」を搭載。運転音は洗濯時が31dB、脱水時が38dB、乾燥時が44dBだ。
2015年08月20日東芝は8月17日、生体情報センサー「Silmee(シルミー)」シリーズの新モデルとして、リストバンド型の「Silmee W20」と「Silmee W21」を発表した。予約受付の開始はSilmee W20が8月17日、Silmee W21が9月下旬。出荷はSilmee W20が9月下旬、Silmee W21が11月初旬の予定だ。税込価格はSilmee W20が24,000円前後、Silmee W21が28,000円前後だ。Silmee W20とSilmee W21は、歩数や移動距離、消費カロリーなどの活動量だけでなく、会話量の測定、食事時間の検出、脈拍測定、紫外線量測定、皮膚温度測定といった機能を持つリストバンド型の生体センサー。このほか、Silmee W21はGPSを搭載し、ユーザーの位置情報も確認できる。Silmee W20とSilmee W21で測定したデータは、Bluetooth Smart経由でスマートフォンなどへ転送可能だ。本体のボタンを長押しすることで、事前に登録した連絡先へSOSメールを送れる機能を搭載。東芝は、独居の高齢者、女性や子どもの防犯対策に役立つとしている。そのほか、就寝・起床を自動検出する機能を持つ。起きたい時間にアラームを設定すると、目覚めやすい時刻に振動で知らせてくれる。本体サイズと重量は、Silmee W20がW20.5×D12.5×H65mm/29.5g、Silmee W21がW25.5×D12.5×H65mm/38g。USBポートから充電し、連続で約14日間の使用が可能だ。
2015年08月17日東芝は8月17日、生体センサ「Silmee」シリーズの新商品として、リストバンド型生体センサ「Silmee W20」と「Silmee W21」を発売すると発表した。「Silmee W20」および「Silmee W21」は、会話量測定、食事時間検出、ボタン操作による第三者への緊急連絡、脈拍測定、紫外線量測定、皮膚温度測定などの機能を搭載。記録したライフログは第三者と共有することができる。さらに、企業向け拡張機能として、体調不良などでセンサが異常値を検出した場合に、あらかじめ登録した相手に緊急通知をする機能が用意されている。また、「Silmee W21」はGPSを搭載し、位置情報を取得することが可能だ。このほか、バッテリー持続時間は同社が半導体事業で培った信号処理技術や、測定情報のセンシング頻度の最適化により、動作時の消費電力を最小限に抑え、従来商品同様、2週間の連続使用を実現。また、市販の腕時計用バンドの規格と互換性があるため、季節や気分に合わせて好みのバンドに交換することができる。価格は「Silmee W20」が2万4000円(税込)で、「Silmee W21」が2万8000円(税込)。「Silmee W20」は同日よりAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場での購入受付を開始し、9月下旬の出荷を予定している。一方の「Silmee W21」は、9月下旬に購入受付を開始し、11月初旬に出荷するとしている。
2015年08月17日東芝は11日、SSDの次世代接続規格NVMe(Non-Volatile Memory Express)に対応したPCIe対応のSSD「XG3」シリーズ、「BG1」シリーズ、「PX04P」シリーズの3モデルを発表した。2015年第4四半期から順次サンプル出荷を開始する。○XG3シリーズ「XG3」シリーズは、コマンドインタフェースにNVMeを採用するPCIe 対応SSD。ノートPCに適したクライアントシステム向けのSSDで、ラインナップは2.5型SATA Expressが128GB / 256GB / 512GB / 1,024GB、M.2 Type2280(片面)が128GB / 256GB / 512GB、M.2 Type2280(両面)が1,024GB。独自の誤り訂正技術「QSBC」を採用。複数のエラー訂正回路により、SSD内部で発生するエラーに対処する。TCG Pyriteにも対応。シーケンシャルリードは共通で、最大2,516MB/s、シーケンシャルライトは最大1,572MB/s。2.5型SATA ExpressモデルはPCIe Gen3 x2レーンを採用し、最高転送速度は16GT/s、本体サイズはW69.85×D7×H100mm。M.2 Type2280モデルはPCIe Gen3 x4レーンを採用。最高転送速度は32GT/sとなっている。本体サイズは片面モデルがW22×D2.15×H80mm、両面モデルがW22×D3.5×H80mm。○BG1シリーズ「BG1」シリーズは、NAND型フラッシュメモリとコントローラーをシングルパッケージに収めた、PCIe NVMe対応のクライアントシステム向けのSSD。2 in 1の薄型ノートPCに適したモデルとなっている。ラインナップはシングルパッケージのほか、シングルパッケージのSSDを小型の基板に搭載したM.2 Type 2230とM.2 Type 2280を用意。容量はそれぞれ128GB / 256GB。シーケンシャルリードは最大750MB/s、シーケンシャルライトは最大224MB/s、最高転送速度は10GT/sで、PCIe Gen3 x2レーンを使用。これらは全モデル共通。TCG Pyriteにも対応する。本体サイズはシングルパッケージがW16×D20×H1.4mm(128GB)、1.65mm(256GB)、M.2 Type 2230がW22×D30×H2.2mm(128GB)、2.45mm(256GB)、M.2 Type 2280がW22×D80×H2.2mm(128GB)、2.45mm(256GB)。○PX04Pシリーズ「PX04P」シリーズはサーバー・ストレージシステム向けに開発されたSSD。ラインナップは2.5型とHHHL(Half Height Half Length)の2種類に、容量はそれぞれ800GB / 1,600GB / 3,200GBを用意する。誤り訂正技術「QSBC」を採用し、シーケンシャルリードは最大3,250MB/s、シーケンシャルライトは最大2,464MB/s、最高転送速度は32GT/sで、PCIe Gen3 x4レーンを使用する。これらは全モデル共通。通常の消費電力は18Wとなっているが、ユーザーの使用環境に合わせて12Wまで低減させることができ、消費電力と性能のバランスを最適化できる。本体サイズは2.5型モデルがW69.85×D100.45×H15mm、HHHLがW18.73×D167.52×H68.77mm。
2015年08月13日ジャパネットたかたは8月13日、東芝の8.9型タブレット「dynabook S29/TG PS29TGP-NYA」の期間限定値引きをスタートした。期間は9月20日まで。8月13日から9月20日までの期間中、東芝のWindows 10搭載タブレット「dynabook S29/TG PS29TGP-NYA」を、通常の39,980円(税別)より20,000円値引きした19,980円(税別)で販売する(ワイモバイル契約ありの場合)。不要なパソコンを下取りし、販売価格から値引きする下取りサービスを併用すれば、さらに10,000円引きされ、最安9,980円(税別)で購入可能だ。下取りの対象となるのはノートパソコン、デスクトップパソコン。ただし、タブレット、ブラウン管タイプのデスクトップパソコンは対象外となる。また、通常9,520円(税別)の訪問設定・レッスンが無料になる特典も用意。専門スタッフが購入者宅にて初期設定、基本操作レッスン、インターネットの使い方レッスンなどを行う。なお、20,000円値引きの対象となるのは、端末購入時にワイモバイルと契約した場合のみ。端末だけを購入する場合は下取りサービスなしで74,980円、下取りサービスを利用した場合で64,980円となる(価格はいずれも税別)。
2015年08月13日東芝パーソナル&クライアントソリューションは8月6日、最新のオペレーティングシステムであるWindows 10 Proを搭載した法人向けタブレットとノートPCの8機種を商品化し、8月21日から順次販売すると発表した。高輝度・高精細のWUXGA(1,920x1,200ドット)液晶を搭載し、文字も鮮明に表示できる10.1型タブレット「dynabook Tab S60」をはじめ、タブレットから15.6型ノートPCまで、幅広いニーズに応えるラインナップを揃えた。同時に、Windows 10 Proを搭載したPCの新規導入、および既設PCのWindows 10 Proへのアップグレードを支援するサービスと、Windows 10に対応したHDDまるごと暗号化ソフト「Smart DE」の提供を開始。顧客のWindows 10 Pro環境への円滑な移行を、製品とサービスの両面でサポートするとしている。
2015年08月07日東芝は5日、10.1型デタッチャブルノートPC「dynabook tab S60」をはじめとした、Windows 10搭載のビジネス向けPC8機種を発表した。「dynabook tab S60」は9月下旬以降、そのほかのモデルは8月21日から順次販売開始する。価格はオープン。一部のモデルはWindows 8.1およびWindows 7 Pro(SP1)へのダウングレードに対応する。「dynabook tab S60」は、7月29日にリリースされた最新OS、Windows 10 Proを搭載した10.1型ノートPC。画面解像度は1,920×1,200ドットのWUXGA。コンシューマ向けでは「dynabook N40/TG」として展開しているモデルとなる。プロセッサには、大画面スマートフォンやタブレット端末向けのCherry Trail(開発コード名)ことIntel Atom x5-Z8300(1.44GHz)を採用。メモリは2GB/4GB、ストレージは32GB/64GBを選択できる。主なインタフェースはmicroUSB×1、microHDMI×1、microSDカードスロットなど。通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth。カメラ機能は前面が200万画素、背面が800万画素。本体サイズはW258.8×D9.1×H178mm、重量は約552g。バッテリ駆動時間は7時間。バッテリ内蔵の専用キーボードドック付属モデルも用意する。このほか、Windows 10 Pro搭載ビジネス向けPCとして、12.5型タブレット「RT82」、キーボードドック付き12.5型2-in-1 PC「dynabook R82」、13.3型ノートPC「dynabook B63」、14型ノートPC「dynabook R64」、15.6型ノートPC「dynabook B35」「dynabook B65」「dynabook B75」も同時発表された。想定売価と発売時期は下記の通り。同社は合わせて、Windows 10 Proを搭載したPCの新規導入、および既設PCのWindows 10 Proへのアップグレードを支援するサービスの提供も開始する。同サービスは、独自ツールにより、既存PCのネットワーク設定や保存データを新規のWindows 10搭載PCにスムーズに移行したり、既設PCWindows 10 Proにアップグレードしたりするもので、他社製PCにも対応。また、同社の暗号化ソフト「Smart DE」もWindows 10に対応し、新規に販売を開始している。
2015年08月06日