女優の松たか子が10日(現地時間9日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された「第92回アカデミー賞」の授賞式に登場。歌曲賞にノミネートされた『アナと雪の女王2』の「イントゥ・ジ・アンノウン」を、米国のイディナ・メンゼルほか世界各国のエルサ役キャストとともに歌唱した。パフォーマンス時はドレス姿を披露。授賞式前のレッドカーペットでは着物姿で存在感を放った。「イントゥ・ジ・アンノウン」のパフォーマンスでは、英語版の声優を務め、ブロードウェイミュージカル女優として世界中にファンを持つイディナ・メンゼル、そして日本から高いパフォーマンス力が評価されUS本社直々のオファーを受けた松をはじめ、デンマーク、ドイツ、ラテンアメリカ、ノルウェイ、ポーランド、ロシア、スペイン、タイの9の国と地域のエルサ役キャストが集結。日本人がアカデミー賞授賞式で歌唱するのは初めて。さらに、松が人前で「イントゥ・ジ・アンノウン」を披露するのも今回が初となった。松は授賞式前のレッドカーペットでは、以前に家族が松のためにあつらえた帯と疋田総絞りの上品な着物で世界各国のエルサ役と共に登場。パフォーマンスでは着物から一転、ジミーチュウのハイヒール、ピアジェのジュエリーにピンクベージュのヴァレンティノの華やかなドレス姿を披露した。歌唱は、センターのイディナのパートから始まり、その隣に立つ松が各国のエルサ役キャストのトップバッターとして歌唱。リレー形式で「イントゥ・ジ・アンノウン」を披露した。不思議な歌声をきっかけに、再び自身の力と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ未知なる世界へと踏み出そうとするエルサの想いがつづられているこの楽曲を、各国のエルサ役キャストが美しくも力強い圧巻の歌声で表現。客席からは割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こった。歌唱直後の松は「他の国のエルサやイディナたちとステージで歌うことができて、とても楽しかった」と興奮冷めやらぬ様子で語り、「予想をはるかに軽々超えた機会を与えてもらいました。オリジナルのエルサを演じたイディナはもちろん、各国のエルサと会えることがすごく楽しみでした。同じく皆がエルサのセリフを言い、歌を歌ってきた人たちなので、私は日本版のエルサというシンプルな気持ちで、行くしかないかなという思いでした。到着してから、レッドカーペットに行くギリギリまでサウンドチェックして、とても充実感のある数日であっという間でしたけど、とても楽しかったです」と、このオファーを受けてから授賞式までの心境を話した。さらに日本のファンに向けて、「私が今日このステージで歌えたのは、日本でこの作品を観て愛してくれた人たちの力も非常に大きかったと思います。日本での盛り上がりが認められて、“おいで”と言ってもらえたんだと思いますので、みなさんの力にとても感謝しています。日本ではまだ公開中なので、このアカデミー賞授賞式を観て気分が高まったら、ぜひ劇場に足を運んでほしい」と感謝の気持ちを伝えた。WOWOWプライムでは、2月10日21時から「第92回アカデミー賞」授賞式の字幕版を放送。
2020年02月10日女優の松たか子(42)が2月10日(日本時間)に、ロサンゼルスで開催された第92回アカデミー賞授賞式に出席した。松は歌曲賞にノミネートされた映画『アナと雪の女王2』の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を、米国女優イディナ・メンゼル(48)を中心に世界9カ国のエルサ役と共に熱唱した。日本人がアカデミー賞授賞式で歌唱するのは初めてのこと。14年に公開された前作に引き続き、同作で日本語吹き替え版のエルサ役を務めた松。そのパフォーマンスが評価され、アメリカ本社から直々にオファーを受けたという。松は参加するにあたり、こうコメントした。「この度は、大変光栄な役目をいただき、感謝しております。各国のエルサ達に会える、というのは大きな喜びであり、自分以外のエルサに出会う、というのも滅多にない機会だと思います。御覧になる方々にとって楽しいひとときになるとよいなと思っています」アカデミー賞のTwitter公式アカウントは、同日に歌唱の様子を動画で投稿した。15時の時点で233万回以上再生され、世界中から注目を集めている。松はレッドカーペットで見せた和装から着替えて、光沢感のある白いドレス姿で歌声を披露した。同作で英語版声優を務めたイディナ・メンゼルといえば、ブロードウェイのトップスターだ。13年にアメリカで公開された前作の劇中歌『レット・イット・ゴー』は、第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞。これを機にイディナは世界的スターに輝いた。「松さんはイディナの舞台『ウィキッド』をNYで鑑賞したことがあったそうです。その時にイディナの歌声に圧倒されたと語っていました。共演の神田沙也加さん(33)から、イディナが『イントゥ・ジ・アンノウン』で限界まで挑戦したと聞いた時は動揺したそうです。大きなプレッシャーを感じていた松さんですが、必死にイディナの歌声を聴いて収録に挑んだと話していました」(映画関係者)ネットでは、大役を果たした松を讃える声が溢れている。《公式が「イントゥ・ジ・アンノウン」のパフォーマンス動画をあげてくれてる…………イディナ・メンゼルのお隣で披露する松さん凄いよ…………》《松たか子さんが素晴らしくて誇らしくて少し涙出た。私も涙もろくなったな》《パフォーマンスを見て、思わず涙が溢れました!たくさんのエルサが歌い継ぐさまが圧巻でした。 松さんも大役をしっかり果たされていて、かっこよかったです》
2020年02月10日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、松たか子がイディナ・メンゼルら世界各国の“エルサ”と共に「イントゥ・ジ・アンノウン」の歌唱パフォーマンスに参加した。アカデミー賞授賞式での歌唱は日本人として初となる。メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を手掛けたのは、前作で第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。この「イントゥ・ジ・アンノウン」は、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、彼女だけにしか聞こえない“不思議な歌声”をきっかけに、再び自身の“力”と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ“未知なる世界へ”と踏み出そうとする彼女の想いが溢れた曲。松さんを含めた各国エルサたちはベージュ~ピンクペールの色味で統一された衣装で登場、美しいハーモニーで会場を魅了した。松さんはレッドカーペットで本日のパフォーマンスについて聞かれると、「自分以外のエルサと一緒にいるということはそうそうあることではないのでとっても貴重な時間、不思議な奇妙な時間です。楽屋がエルサだらけでキャッキャと言ってます」と語っていた。さらに、各国のエルサたちとは「みんな、『すばらしい経験よね』って喜んでいて、明るくて、気遣い合って、プリンセスをやった人の優しさに溢れてます。なるほど、こういう人たちがやってたんだと勉強させてもらいました」と明かしていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2020年02月10日日本時間2月10日に迫った第92回アカデミー賞授賞式で、松たか子が『アナと雪の女王2』の世界各国の“エルサ”と歌唱パフォーマンスに参加することが決定。日本人としては初めて同授賞式のステージで歌唱する。世界各国のエルサ役と「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌唱!先にエルサ役イディナ・メンゼルがパフォーマンスをすることが発表されていたが、なんと今回、世界9か国のエルサ役がイディナと共に歌唱することに。日本からも高いパフォーマンス力が評価され、US本社直々のオファーで松さんが参加することが決まった。日本人がアカデミー賞の授賞式で歌唱することは初めてのこと。アカデミー賞授賞式で歌唱することに、松さんは「この度は、大変光栄な役目をいただき、感謝しております。各国のエルサ達に会える、というのは大きな喜びであり、自分以外のエルサに出会う、というのも滅多にない機会だと思います。御覧になる方々にとって楽しいひとときになるとよいなと思っています」とコメントを寄せた。メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を手掛けたのは、前作で第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。この「イントゥ・ジ・アンノウン」は、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、彼女だけにしか聞こえない“不思議な歌声”をきっかけに、再び自身の“力”と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ“未知なる世界へ”と踏み出そうとする彼女の想いが溢れた曲。アカデミー賞という映画界最高峰の式典で、イディナや松さんはじめ世界各国のエルサたちがどんなパフォーマンスをするのか期待が高まる。『アナと雪の女王2』は全国にて公開中。「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」は2月10日(月)8時30分~二/同時通訳、21時~字幕版をWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2020年02月08日本日より全国東宝系にて公開される『ラストレター』で主演を務める女優の松たか子が、1月17日(金)オンエアの「A-Studio」にゲスト出演。愛娘とのエピソードなどプライベートトークから、これまで共演してきた豪華な俳優陣たちのコメントなど盛りだくさんでお届けする。二代目松本白鸚の娘として生まれ、1996年放送の「ロングバケーション」で木村拓哉と共演、一躍大きな注目を浴びると、その後も「HERO」シリーズや『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』や『THE 有頂天ホテル』などの映像だけでなく、蜷川幸雄や長塚圭史、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、劇団☆新感線などの舞台出演も数多くこなすほか、最近では「カルテット」や「ノーサイド・ゲーム」『マスカレード・ホテル』なども話題となった松さん。2014年春に日本公開された『アナと雪の女王』ではエルサ役で声優として出演、同作は興収250億円を超える大ヒットを記録し、昨年公開の続編『アナと雪の女王2』でも引き続きエルサ役を担当し、こちらも興収110億円を超え大ヒット中。今回は市川海老蔵や「ノーサイド・ゲーム」で共演した大泉洋ら俳優仲間が取材に協力。トークでは現在4歳の娘に『アナ雪』の「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を歌って聞かせた際の反応など、子育て真っ最中の母親ならではのエピソードも語られ、女優と母親の両立に奮闘するナチュラルな素顔が明かされていく。『アナと雪の女王2』もヒット中の松さんが主演を務める『ラストレター』は、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』などで知られる岩井俊二監督が、自身の出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いたオリジナルストーリー。主人公・岸辺野裕里を松さんが演じ、主人公の姉・未咲の高校生時代とその娘・鮎美に広瀬すず。裕里と文通を始める乙坂鏡史郎に福山雅治。その高校生時代に神木隆之介。裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里を森七菜が演じるほか、『シン・ゴジラ』や『エヴァンゲリオン』シリーズなどの監督を務める庵野秀明が俳優として出演する。『ラストレター』は1月17日(金)より全国東宝系にて公開。「A-Studio」は1月17日(金)23時15分~TBS系で放送。(笠緒)
2020年01月17日映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、松たか子、広瀬すず、森七菜、岩井俊二監督が登場した。同作は岩井俊二監督によるオリジナルのラブストーリーで、夫・子供2人と暮らす岸辺野裕里(松)が、姉・未咲の死をきっかけに初恋の人・鏡史郎(福山雅治/神木隆之介)と再会し、そこから始まった手紙の行き違いが姪・鮎美(広瀬)を巻き込んでいく。20年以上のキャリアで熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで挑む。松の高校時代を演じた森は「実はテレビとかドラマとかを見ながら、松さんのしゃべりかたや仕草を研究しました」と明かし、松はびっくり。「彼女の貴重な時間を私の観察のために使っていただいて、ありがとうございました。個人的に知りたいです」と笑顔を見せる。NODA・MAP『Q:A Night At The Kabuki』でも松と共演した広瀬だが、今作では「あまり一緒のシーンがなくて自由だったというか、一緒に走り回ったりというシーンが多かったので、撮影中はもっとご一緒したかったなという気持ちの方が大きいです」と振り返る。森は「(降谷)凪くんと松さんとみんなで宿題をしらい、ゲームしたりしました。すごく気さくでで優しかったから、犬も一緒に楽しかったです」と撮影中の様子を語った。作品にちなみ、「ずっと恋しているもの」を聞かれたキャスト陣。悩む松&広瀬をよそに、森は「すぐ出てきました。広瀬すずさん」と愛の告白を始める。胸をおさえる広瀬に松がつっこみ、広瀬も松の背中を押すなど、なぜか2人もわちゃわちゃ。森は「お仕事を始める前からずっと好きなんです。お仕事を始める前に『広瀬すずちゃんに会えますか?』と言ったのを覚えていて。『あ〜、5年後とかに会えるかもね』と言われたんですけど、2年でお会いできるなんて思ってなかったですし、何回も作品を見直して、今でも『学校のカイダン』はうちの録画にあります」と熱い思いを明かした。森はさらに「でも、だめと思って。個人的には好きな気持ちは画面には映しちゃいけないと思って、最後まで封印しようと思ったんです。手紙を書いたんですよ。『実は大好きなんです』って。そしたら『知ってたよ』ってお返事くださって」とエピソードを披露。広瀬は「マネージャーさんたち情報で聞いてしまって、お互い人見知りなのに余計にしゃべれなくなってしまって。どきどきしちゃって」と苦笑したが、「お手紙もらって、すっごい綺麗な字で、うれしかったです」と親交を深めている様子だった。
2019年12月19日松たか子主演『ラストレター』の主題歌となっている森七菜の「カエルノウタ」のMVがショートバージョンで公開された。2016年に出身地の大分県でスカウトされたのち、『心が叫びたがってるんだ。』「先に生まれただけの僕」などに出演、今年公開された『天気の子』でヒロインに大抜擢され注目されるようになった森さん。来年公開の『ラストレター』では、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役で出演もしている。今回公開された映画の主題歌であり森さんのデビューシングルとなる「カエルノウタ」は、1月15日(水)にリリース(先行配信中)。これに先駆け、『ラストレター』岩井俊二が監督したMVが到着。水の中のような、学校のような、そのどちらともとれる不思議な空間の中で歌唱をする森さんが映し出される本MV。なんとも幻想的な映像となっている。「すっごく楽しく撮影しました!」と撮影をふり返った森さんは、「幻想的な世界感のMVでカエルノウタにもっと深く踏み込んでください!!」とコメント。岩井監督は「ラストレターのエンディング曲でありながら、これはこれでひとつの短編映画のつもりで詞を書き、映像化しました」と思いを明かし、「森さんには三種類の物語を渡し、そのうちのひとつを本人が選び、歌ってくれました。MVのカエルは初めて自分でCGソフトを使って作ったキャラクターです」と語っている。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月18日岩井俊二監督のもと、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ら豪華キャストが出演する『ラストレター』。この度、松さんの息子役に、「Dragon Ash」の降谷建志と女優のMEGUMIの長男・降谷凪が抜擢、俳優デビューを果たすことになった。今回新たに、松さん演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役に決定したのは、降谷凪(ふるや なぎ)。名優・古谷一行を父に持つ降谷さんと、「おっさんずラブ-in the sky-」などに出演する女優・MEGUMIさんの長男で、本作で俳優デビュー。撮影前、瑛斗役のオーディションが行われたが、なかなか岩井監督のイメージに合う瑛斗が見つからず、何度かオーディションを行い、約200名の中から降谷さんが選ばれたという。フレッシュでありながらも豪華俳優陣の中でも物怖じしない堂々とした演技は、とても俳優デビューの初出演作品とは思えない、自然な瑞々しい印象をスクリーンに映し出している。「休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら『わー!』ととても大きな声で驚いていました」と、降谷さんは初めての映画撮影の現場を楽しみながらも、「『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたい」と、今後の活躍も期待させるコメントを寄せている。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月09日わずか公開10日目で興行収入40億円を突破した映画『アナと雪の女王2』。前作に引き続き、日本語版の声優を務めたエルサ役の松たか子(42)と、アナ役の神田沙也加(33)が12月2日に大ヒット記念イベントに登壇した。松は現在、舞台『Q : A Night At The Kabuki』に出演中で、自身は『アナ雪2』を見に行く時間もなかなかとれなかったようだ。イベントは夕方からだったが、当日の昼に松と神田は2人で待ち合わせをして映画を鑑賞したという。神田はインスタグラムで次のようにつづっている。「実は今日お昼に待ち合わせをして、都内某映画館でアナ雪2を一緒に観てきたんです!楽曲やセリフなどを隣同士で体感できて、すごくすごく幸せな時間でした」本誌は、11月下旬の夜に松たか子一家を目撃していた。夫でギタリストの佐橋佳幸(58)も、レコーディングやツアーで、松と同じように多忙な日々を送っている。そんなつかの間の家族団らんの中心にいるのは、’15年3月に誕生した長女だった。「松さんは、ほかのお客さんから『いつも応援しています』と、声をかけられると、『ありがとうございます』と、にこやかに応じていました」(店内に居合わせた客)松の長女は、まだ4歳ながらもおしゃれに興味があるようで、松の膝に抱っこされているときも、お母さんのイヤリングを貸してもらって、自分の耳につけようとしていた。歌手の母とギタリストの父を持つ長女は音感がよく、歌も大好きだという。松を知るファッション関係者は言う。「松さんはお嬢さんのことを話されるときは、本当にうれしそうですね。『洗濯や掃除といった家事も、娘といっしょにやると楽しいですね』とか、『(娘は)ちゃんと歌詞は覚えているわけではないんですけど、アナ雪の歌は大好きでよく歌っています』などと言っていました。知り合いの歌手のライブにお嬢さんを連れていったりすることもあるそうですが、“将来は音楽家になってくれれば”、という思いもあるようです」長女ももちろん『アナ雪』ファンだというが、どちらかといえばアナのほうが好きなのだろうか。この日は、スカートにブレスレットや可愛らしいカチューシャも身につけた“お姫様風”のファッションだったが、“エルサ・カラー”のブルーではなく、“アナ・カラー”のピンク系で統一されていた。『アナ雪2』で松は、テーマソング『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』を歌っている。前作の『Let It Go~ありのままで~』は大ヒットしたが、今回の歌も、愛娘が口ずさんでくれることを松も楽しみにしているに違いない。
2019年12月05日ディズニー・アニメーション最新作『アナと雪の女王2』の大ヒット記念イベントが12月2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、前作から続投する日本版ボイスキャストの松たか子(エルサ役)、神田沙也加(アナ役)が登壇した。“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、王国の仲間たちと幸せに暮らしていたが、エルサだけが聞こえる“不思議な歌声”によって、姉妹は未知の世界へ導かれる。12月1日までに興収43億582万円、動員数338万人を突破し、動員数は前週の土日を上回った。公開10日目での興収40億円突破は『トイ・ストーリー4』を超えて、ディズニー、ピクサー全タイトルの中で最短記録となる。イベント当日、松と神田は都内の映画館で一緒に「初めて本作を観た」といい、「映像が美しいし、楽曲もパワフル。秋の風景は鮮やかだけど、どこか物悲しく、日本人の機微に通じるムードが漂っている。物語は完結ですが、姉妹はスタート地点に立ったばかり。ぜひ、皆さんの心の中で温かく見守っていただければ」(松)、「隣に松さんの存在を感じながら映画を観て……。それに今も松さんとご一緒なので、心強いです。アナも同じ気持ちだと思うし、より姉妹の絆が描かれている」(神田)と作品をアピールした。前作からの続投について、松は「うれしい反面、また、エルサに戻れるか漠然とした不安もあった」と明かし、本作のために書き下ろされた楽曲には「終始タフなナンバーが揃い、情熱を感じました。何、限界に挑戦しているんだって(笑)思うほど」と圧倒された様子。一方、神田は「前作から積み上げたアナ像を、生き生きと演じられたらいいなと。楽曲は大人っぽく、気持ちやセリフの延長線上で歌わせていただいた。前回とは違う感覚」と振り返った。映画の大ヒットには「何年か越しで楽しみにしてくださり、すでに何回も観てくださった方もいると聞き、素直にシンプルにうれしいですね。私たちの手を離れて、しっかりと皆さんが受け取ってくださった」(松)、「私にとって、アナとの出会いは大きなもの。今回も皆さんに愛してほしいという気持ちでアフレコに臨んだので、とにかく感謝です」(神田)と“姉妹”でファンに感謝を伝えていた。取材・文・写真:内田 涼『アナと雪の女王2』全国公開中
2019年12月02日女優の松たか子と神田沙也加が2日、都内で行われたディズニー映画『アナと雪の女王2』(公開中)の大ヒット記念イベントに登場した。世界中で社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』の続編となる本作。初週末3日間の興行収入は19億4205万円、観客動員は145万人という驚異的な数字を叩き出し、2019年公開映画No.1のオープニング、さらにはディズニー・アニメーション史上歴代No.1オープニングという大ヒットスタートを切った。イベントには、前作に引き続き日本版声優を務めたエルサ役・松たか子、アナ役・神田沙也加が登壇。松は「すごい見ていただいているということなんですか? ありがとうございます。うれしいですね。何年越しかで楽しみに待っていてくださって、実際に足を運んでくださって…」と大ヒットスタートを喜んだ。そして、観客の中にすでに5回も観た人がいると聞くと、「おー! どうも!」と驚いた表情。「素直にうれしいですね。自分たちの手を離れてお客様がどんどん受け取って広げていってくださって、本当にありがたく思います」と感謝した。神田も「とにかく感謝ですよね。『アナ雪2』も前作同様に愛されてほしいという思いを込めてアフレコさせていただいたので」と感謝。また、本作のイベントで初めて松とそろっての出席となり、「こういう場で松さんと立っていられるのがすごくうれしいですね。貴重な存在となられて、ご一緒できて光栄です。姉妹そろえてすごくうれしいです」と喜んだ。そして、松は「パッと自分が発した声がエルサになれているかどうか、再び戻れているかどうか、監督のOKをいただくまで不安でしかなく。とにかく観て聞いてお話を追って、エルサの思うところを一緒に探っていくことしかできなくて、うれしい反面、不安も同じくらいありました」と再びエルサを演じた心境を告白。神田は「(前作からの間に)いろんなゲームやアプリ、パレードだったり、そういう声も担当させていただいて、自分の中で積み上がってきたアナ像が長編で生き生きと演じられたらいいなというのが自分の目標で、楽しんでやらせていただいた」と振り返った。鑑賞した感想を聞かれると、松は「私たちずっと観ていなくて、先ほど都内某映画館にて(神田と)一緒に観に行きました。観てない体でここに立つのは失礼かなって。観ておかないといけないなって先ほど観ました」と神田とともに直前に観賞したことを明かし、神田は「待ち合わせして一緒に観に行かせていただきました。(松が)隣にいらっしゃるので、存在を感じて…貴重な機会をありがとうございました」と感激していた。イベント終盤には、映画の舞台のモデルの1つでもあるノルウェーの風習にちなみ、大ヒットを祝って2人で鐘を鳴らした。
2019年12月02日講談師の神田松之丞が12月1日、東京・護国寺の講談社で『講談えほん 全6巻』(各1,500円税抜 講談社刊)の発売記念イベントを行った。テレビなどの出演して人気を博している講談師・神田松之丞が監修した本書は、次世代に伝えたい講談のお話を絵本にしたもの。社名の由来が講談でもある講談社で発売イベントが行われ、小学生とその親を対象に、神田が講談の面白さを伝えた。イベント後には報道陣向けの囲み会見が行われ、小学生を前にしたイベントの感想として「お子さんが笑ってくれたので良かったなと思います。お子さんが聞いて身振り手振り漫画チックで良かったですよ。今日は程々に受けてましたね」と満足げ。本書を監修した理由については「講談社さんが110年ということで、講談社さんの講談は我々の講談から来ているんです。今講談に光があたってブームになっていますが、以前よりも脚光を浴びているという時に、講談社さんも110年ということで一つ力を貸そうというか、面白そうだから絵本を出そうということになったんだと思います」と説明し、「今まで講談の本を出しても売れなかったんですよ。売れないから出さないという悪循環でしたが、今回こうやって舵を切っていただいたので、講談の裾野が広がるし、講談というものが商売になるんだというところまで広げられたらなと思っています」と期待を寄せた。講談がブームになった要因を「僕のおかげでしょうね。素直に(笑)」と笑いを誘いつつ、「周りの師匠や環境のお陰だと思いますが、色んな縁があって講談師全員が頑張っていると思います。一応僕が野暮に色んな発言をしていますが、みんなが頑張って少しずつ良くなってきた気がします」と回答した。神田は、来年2月11日に六代神田伯山を襲名。「頑張って色んな本やテレビ、雑誌メディアに出させていただいてうれしいんですが、"伯山"になったらそれ以上に松之丞を超えるぐらい頑張って活動しなくてはいけないプレッシャーはありますね」としつつ、「"伯山"は6代目で全員が名人なんです。僕は名人になれるか分かりませんが、"伯山"は落語で言うと"三遊亭円朝"、歌舞伎で言うと"團十郎"に匹敵する名前。"伯山"の名前の価値を分からせるのが次のストーリーだと思っています」と意欲を見せていた。
2019年12月02日今週公開を迎えるディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王2』より、松たか子と神田沙也加が吹き替える本編映像が到着した。前作に引き続きエルサを松さん、アナを神田さんが担当している吹き替え版。今回到着したシーンは、前作で姉妹の絆を取り戻し、アレンデール王国で幸せに暮らす2人が、オラフやクリストフ、スヴェンと一緒にジェスチャーゲームを楽しんでいる場面だ。まず最初にアナは、口を尖らせ、眉間にシワを寄せたり、脚を蹴り上げたりと、体全体で表現。しかし、「黒くま」「ハンス王子」「人生最大の過ち」などと次々に当てにかかるも、全員不正解。続いて挑戦するのは、ムードメーカーのオラフ(声:武内駿輔)。前に出たオラフは、「字覚えたから簡単だもん!」とここで新事実を発表。自由自在に姿を変形させながら、「ユニコーン」「城」「ティーポット」「エルサ」などと次々と問題を出題するが、即座にクリストフ(声:原慎一郎)が当てまくり、男子チームが勝利!和気あいあいと楽しいひとときを過ごす仲間たちにほっこりする映像となっている。そんな幸せな日々を送りながらも、なぜ自分だけが周りの人と違い、特別な力を持っているのかという疑問を抱き、どこかで“このままではいられない”と感じ、その謎を解き明かすために新たな世界へ進むエルサ。一方のアナも、エルサとの幸せな生活を壊したくないと願い、彼女のことを守るためエルサと共に旅に出る。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月19日興行収入約255億円を記録し、社会現象となった『アナと雪の女王』最新作の『アナと雪の女王2』から、エルサ役の松たか子が歌うメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」の映像が解禁となった。前作よりもさらにスケールアップした壮大なメロディと、エルサが抱く、まだ見ぬ未知の世界への不安と期待を、松さんが力強く、美しい歌声で表現した本映像。そのパワフルかつ繊細な歌声は、エルサの強い想いと見事にリンクしており、その先の物語にも一層期待が高まる。新たな世界へ“一歩”踏み出した、エルサとアナを待ち受ける結末とは…「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」は、エルサにしか聞こえない“不思議な歌声”をきっかけに、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、再び自身の“力”と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ“未知なる世界へ”と踏み出そうとする彼女の想いが溢れた曲。エルサが自身の力の謎を解き明かすキッカケとなるこの曲は、“物語のはじまり”を告げる重要なシーンに用いられている。なぜ自分だけが特別な力を持っているのか、なぜ自分だけが周りと違うのかという疑問を抱くエルサは、幸せな日々を送りながらも、“力”のせいで心のどこかで“このままではいられない”と感じており、その謎を解き明かすために新たな世界へ進むことを選択する。そして、大事なエルサとの幸せな生活を壊したくないと願い、彼女を守るためエルサと共に旅に出ることを決意したアナ。それぞれが不安や希望を抱きながら、“心のままに”未知の世界へ一歩踏み出した2人の新たな選択によって、どんな冒険が繰り広げられるのか。「『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』は2作で1つの完成された物語」と監督が語る通り、前作には描かれなかった“エルサに力が与えられた秘密”を巡る本作で、エルサとアナは再び姉妹の絆が試される。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月13日世代を超え、世界中で社会現象を巻き起こす”奇跡“を成し遂げたディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王』の続編であり、先日、エルサを務めるイディナ・メンゼルが歌う、英語版のメイン楽曲『イントゥ・ジ・アンノウン』が発表され話題を呼んだ最新作『アナと雪の女王2』が、11月22日(金)に全国公開される。この度、松たか子が歌う日本語版楽曲『イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに』の映像と音声が公開された。前作で、雪と氷に覆われたアレンデール王国に暖かな陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉のエルサと妹のアナ。“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、王国の仲間たちと幸せに暮らしていた。だが、エルサだけが聞こえる“不思議な歌声”によって、姉妹は未知なる世界へ導かれる。公開された楽曲は、前作よりもさらに壮大なメロディと、エルサが抱く、 まだ見ぬ未知の世界への不安と期待を表現した、松ののびやかな歌声が印象的。そして映像は、不安を感じながらも、自分の力を駆使して前へと進もうとする、エルサの決意を示す場面が映し出されている。「なぜ自分だけ特別な力を持っているのか」、「なぜ自分だけ周りと違うのか」という疑問を抱き、幸せな日々を送りながらも、この“力”のせいで、どこかで“このままではいられない”と感じ、謎を解き明かすために新たな世界へ進むことを選択するエルサ。大事なエルサとの幸せな生活を壊したくないと願い、彼女のことを守るためエルサとともに旅に出ることを決意したアナ。ふたりの新たな選択によって、どんな冒険が繰り広げられるのだろうか。『アナと雪の女王2』11月22日(金)全国公開
2019年11月13日松たか子主演、川村元気が企画・プロデュースを担い、岩井俊二が監督を務める映画『ラストレター』。この度、『Love Letter』(‘95)で繊細な演技力と圧倒的な存在感で人々を魅了した中山美穂と豊川悦司が、再び2人揃って岩井監督作品に出演することが明らかになった。これまで数々の名作を世に送り出してきた岩井監督。本作は、20年以上ものキャリアの中で巧みにその時代を切り取りながら様々な愛の形を表現し、いずれも熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリー。主演の松さんのほかにも、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介と豪華俳優陣が集結した本作だが、今回新キャストとして、各映画賞を総なめにし、世界でも絶賛された『Love Letter』に出演した中山さんと豊川さんの参加が決定。豊川さんが松さん演じる裕里の姉・未咲の元恋人・阿藤を、阿藤の同居人・サカエを中山さんが演じ、未咲の過去に絡む、本作において非常に重要なパートを担う。中山さんは『Love Letter』以降、岩井俊二プロデュース作品『新しい靴を買わなくちゃ』(’12)でタッグを組んで以来となるが、岩井作品へ出演するのは、中山さん、豊川さん共に24年ぶり、2人の共演も映画作品では24年ぶりとなる。「お元気ですか?」の名ゼリフがブームになった『Love Letter』公開から約四半世紀。今回の出演は、岩井監督からのオファーで実現。2人共に、岩井監督から声をかけてもらったことに喜び、二つ返事で出演を快諾したという。中山さんは「いつかまた豊川さんとの共演はもちろんのこと、岩井監督作品に出演できたらいいなと思っていたので、今回声をかけていただき、とても嬉しかったです」と今回の参加を喜び、「豊川さんとは、今回共演シーンは少ないのですが、それでも今までの二人の歴史があるので、短い共演シーンの中でも積み重ねてきた何かがスクリーンには映っているのではないかと思います」とコメント。また、豊川さんも「中山さんとまたこうして二人で出演できてとても嬉しい」と喜び、「中山さんは、冷凍保存されてきたみたいで(笑)、全然変わっていないです。もう少しご一緒にお芝居をしたかったです。それは、また次回に。20年後といわず来年くらいにでもご一緒したいですね」と中山さんとの再共演を願った。そして岩井監督は、2人との撮影をふり返り「撮影は夏の盛りの仙台でしたが、なにかそこが冬の小樽で外は雪が降ってるような気分になりました。『ラストレター』と『ラブレター』が地続きの同じ世界の物語に一瞬思えました」と語っている。ほかにも、裕里の父母役として鈴木慶一、木内みどりが出演する。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年10月30日世界中で社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』の、さらなる物語を描く『アナと雪の女王2』から、エルサ役松たか子、アナ役神田沙也加らの吹き替えによる日本版本予告が解禁。エルサだけが持つ“力”の秘密を解き明かすため、驚くべき冒険の旅に出る様子が描かれている。物語の核は“姉妹の愛” 2人の絆が再び試される解禁された日本版本予告は、幼いエルサの「なぜ私だけ魔法が使えるの?」という問いかけから始まる。エルサが感じている“自分は何者なのか”という疑問、“変わっていくこと”への不安、そして姉エルサを何があっても守ろうとするアナの様子が描かれていく。「『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』は2作で1つの完成された物語」と語る監督は、本作について「アナとエルサの愛が彼女たちを突き動かすの。本作でも姉妹愛が物語の核となり、その強さが冒険を進める力となるのよ」と明かしている。「誰よりも何よりも信じている」と手を取り合う“姉妹の絆”が再び試される新たな冒険で、彼女たちが行き着く先に待つものに期待が高まる映像だ。“ありのままのその先”へーー「イントゥ・ジ・アンノウン」さらに、先日発表されたばかりの、エルサ役イディナ・メンゼルが圧巻の歌声で壮大な物語を盛り上げるメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」も映像に登場。SNS上でも「カッコイイ!!」「鳥肌立った」「めっちゃ好きなんですけど」「力強さを感じる!」「新曲ーーーきたーーー!」と早くも大きな話題となっている。迷いを感じながらも、まだ見ぬ“未知なる世界へ”と一歩踏み出そうとするエルサの想いが溢れ、「Let It Go」でありのままの自分を受け入れたエルサのその先を歌ったともいえる楽曲になっている。「この曲は、あらゆる世代の人に共感してもらえると思う。今あなたがいるところ以上のものがあるのか。そうやって誰もがいつも何かに惹かれていると思う。まだ見ぬ未知の世界には、何かがあるかもしれない。どこへ行こうとしているかわからないけれど、本当の自分を見つけるために、やらなくてはならないことがあるということをこの歌で表現しているんだ」とクリス・バック監督は語っている。なお、新たにオラフ役の吹き替えには武内駿輔、クリストフ役には原慎一郎が起用され、日本版本予告でもその声を聞くことができる。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年10月10日野田秀樹の最新作、NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』の初日を控え、10月6日にゲネプロが行われ、報道陣に公開された。映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットによるリバイバルが記憶に新しい英国のロックバンドQUEENのアルバム『オペラ座の夜(A Night At The Opera)』を舞台化できないか? というオファーを受け、約2年前に始動したという本作。以前から野田が構想していた『ロミオとジュリエット』の“その後”の物語を組み合わせ、ワークショップを重ねて完成した。12世紀の日本の源平合戦に設定を置き換え、広瀬すず演じる「源の愁里愛(じゅりえ)」と志尊淳による「平の瑯壬生(ろうみお)」に加えて、松たか子&上川隆也による“それからの”愁里愛と瑯壬生という、現在と未来の2組のロミジュリが登場。未来を生きる2人は、自分たちの身に降りかかった悲劇的な運命の先回りをし、なんとか食い止めようとするのだが……。やはり注目は、朝ドラ『なつぞら』を終え、本作で舞台初出演を果たす広瀬。初日を前に「足を引っ張らないように努力します!」というコメントを寄せたが、色とりどりの着物から、死装束ともウェディングドレスともとれる純白のドレスまで、様々な衣裳に身を包み、縦横無尽に舞台を駆け回り、足を引っ張るどころか、強烈な輝きを放ち、物語をグイグイと引っ張っていく。志尊演じる瑯壬生とのラブシーンを含め、時に可憐に、時に力強く、恋する乙女の顔を見せたかと思えば、松や野田(源の乳母役)といった百戦錬磨の先輩俳優陣を相手にも全く臆することなくコミカルな掛け合いを披露するなど、堂々たる演技を見せている。広瀬と志尊のロミジュリが、若さと勢いゆえの盲目の恋の“輝ける日々”とその悲劇の結末を軽やかに刹那的に表現する一方で、松と上川による「それからの」ロミジュリは、その背中に長く、重くのしかかる過酷な運命を見事なまでの存在感、圧倒的な演技力で重厚に表現している。さらに、20年ぶりのNODA・MAP出演となる羽野晶紀、NODA・MAP初出演の竹中直人をはじめ、個性あふれる濃すぎる面々がガッチリと脇を固め、源氏と平家の両陣で演技合戦を繰り広げる。そしてやはり、本作のもうひとつの主役と言えるのがQUEENの音楽。『ボヘミアン・ラプソディ』、『Love Of My Life』など、アルバム『オペラ座の夜』に収められている全12曲が原盤で惜しみなく使用されているが、「ここで『Love Of My Life』?」「このシーンにあえてこの曲を?」という驚きも感じさせつつ、フレディ・マーキュリー(とブライアン・メイ&ロジャー・テイラー)の歌声と野田の多彩な演出、瑯壬生と愁里愛の運命の“掛け算”が観る者に高揚と快感をもたらしてくれる。特に、秘密の婚礼を挙げた瑯壬生と愁里愛が愛をかわすシーンの美しさは圧巻!「この世から戦(いくさ)が消える日に」再び結ばれることを約束したはずの2人の運命はなぜ引き裂かれたのか……?NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』は10月8日から15日まで東京芸術劇場 プレイハウス、10月19日から27日まで大阪・新歌舞伎座、10月31日から11月4日まで北九州芸術劇場 大ホールで上演され、11月9日から12月11日までふたたび東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。取材・文:黒豆直樹
2019年10月07日俳優の池松壮亮(29)が9月28日、都内で行われた主演映画「宮本から君へ」の公開記念舞台挨拶に出席した。新卒の営業マン・宮本浩(池松)が、仕事に恋に不器用に奮闘しながら成長する姿を描いたストーリー。一部スポーツ紙によると、サプライズで同作の主題歌「Doyouremember?」を歌うロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次(53)が登場。池松は「見えないかもしれませんが、鳥肌が立った」と大興奮で、「主題歌が映画のレベルをものすごく上げてくれた」と感謝したという。「若いころから演技派として注目を浴びていた池松さんですが、以前は『一番苦手なものは舞台挨拶』と公言するほど。あまり気の利いたコメントができませんでしたが、場数を踏んでいるうちにどんどんコメント力もアップ。今回も絶妙なコメントで会場をわかせていました」(舞台あいさつを取材した記者)同作は、出演するピエール瀧(52)が麻薬取締法違反で有罪判決となったことでも話題に。製作委員会の判断が注目されたが、最終的には改編や追加撮影は行わず公開することが決定していた。「8月に行われた完成披露試写の舞台あいさつで、池松さんはピエールさんについて言及。『共演者として、ピエールさんを一番近くで見ていた。あの人の目は本気でした。作品に大きな力を注いでくれた』など15分にわたって熱弁したのです。以前ならば考えられないような彼の姿に、観客や共演者らも心打たれたようでした」(前出・取材記者)
2019年09月29日「ひとたびスイッチが入ると、“西城秀樹”になりますが、オフのときはとても優しくて、人間味のある人でした」昨年亡くなった西城秀樹さん(享年63)に、35年間マネージャーとして付き添った片方秀幸さんは、その人柄を振り返りこう語った。逝去から1年4カ月。西城さんの若かりしころの写真を集めた写真集『HIDEKI FOREVER blue』(集英社インターナショナル)が9月26日に発売された。「写真を眺めていると、男の悲しみとか内に秘めた感情を、目だけで表現できる人だったんだなと改めて思います。西城さんはどんな現場でも、カメラマンさんが求めていることを瞬時に理解して表現できるんです。当時、フィルムを使い切らずにOKがかかるのは西城くらいだったという話もよく聞きました」(片方さん・以下同)まさに生まれついてのスターだった西城さん。その片鱗は亡くなった今でも垣間見えるのだという。「一周忌のフィルムコンサートのとき、昔からのファンのみなさんが、学生時代に戻ったかのように楽しんでくれているのが印象的でした。そして実は、10代や20代のファンの方々も増えているんですよ。多くの人たちに西城の魅力を再発見してもらえたら、こんなにうれしいことはありません」写真集には、超レアな未公開カットも多数収録。10月1~14日には、池袋西武にてパネル展も開催される。
2019年09月27日映画『ラストレター』が、2020年1月17日(金)に公開。主演・松たか子×岩井俊二監督。岩井俊二監督の描く、世代を超えた淡いラブストーリー映画『ラストレター』は、『花とアリス』『Love Letter』『四月物語』の岩井俊二監督によるオリジナルストーリー。20年以上ものキャリアの中で、その時代を切り取りながら様々な愛の形を表現してきた岩井が、初めて地元・宮城を舞台にしたラブストーリーを描く。“小さな嘘と手紙の行き違い”をきっかけに、<過去と現在>、2つの世代を通して紡がれる淡く切ない恋の物語が始まる。松たか子主演、広瀬すず×福山雅治×神木隆之介が共演物語を彩るのは、日本を代表する豪華キャストたちだ。主人公・岸辺野裕里(松たか子)姉・未咲の死をきっかけに同窓会に参加。そこで再会した初恋相手・鏡史郎(福山雅治)に対して、“姉のふり”をして不思議な文通を通わすことになる。岸辺を演じる松たか子は、自身初主演の映画『四月物語』以来約21年ぶりに岩井監督とタッグ。遠野鮎美(広瀬すず)主人公・岸辺野裕里の姉・未咲の娘にあたる遠野鮎美。鮎美は、母・未咲宛ての同窓会の案内を裕里に渡して、これをきっかけに裕里は未咲の死を知らせに同窓会に行くことになる。演じる広瀬すずは、未咲の高校生時代も演じており1人2役。乙坂鏡史郎(福山雅治・神木隆之介)乙坂鏡史郎は、学生時代に学校のヒロインだった未咲を好きになる。同窓会で姉の死を伝えにきた裕理を未咲だと勘違いする。好きだった人だと思って、裕里と文通を始めることになる。裕里も、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。現在の鏡史郎を福山雅治、そして高校時代を神木隆之介がそれぞれ務める。森七菜や庵野秀明も出演そのほかキャストには、『天気の子』でヒロインを務めた森七菜をはじめ、『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた庵野秀明、歌手として活動する水越けいこ、小室等など、マルチな分野で活躍するユニークな顔ぶれが勢ぞろい。そして、松たか子演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役として、Dragon Ash降谷建志と女優・MEGUMIの長男・降谷凪が起用され、本作で俳優デビューを果たす。さらに95年の岩井監督映画『Love Letter』で共演した中山美穂と豊川悦司が、再び岩井作品に出演する。森七菜が、本作の主題歌で歌手デビューなお主題歌「カエルノウタ」を歌うのは、『ラブレター』に出演する新人女優の森七菜。森は、本作で歌手デビューを飾る。<あらすじ>裕里の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく―――【詳細】映画『ラストレター』公開日:2020年1月17日(金)監督・原作・脚本・編集:岩井俊二音楽:小林武史キャスト:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治配給:東宝
2019年09月07日松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ら豪華俳優陣を迎えた岩井俊二監督の最新作『ラストレター』から、待望の特報・予告編が解禁。公開日が2020年1月17日(金)に決定した。『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』など、数々の名作を世に送り出してきた映画監督・岩井俊二が、20年以上ものキャリアの中で、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いたオリジナルストーリー。主人公・岸辺野裕里を演じるのは、自身初主演映画の『四月物語』(’98)以来約21年ぶりの岩井監督作品となる松たか子。主人公の姉・未咲の高校生時代とその娘、“母娘”を広瀬すずが一人二役で待望の岩井組初参加。未咲に恋をし、再会を願って同窓会に参加、ひょんなことから裕里と文通を始める乙坂鏡史郎役には、監督が出演を熱望した福山雅治。そして、その高校生時代は同じく岩井組には初参加となる神木隆之介。さらに、松さんや蒼井優ら、数々の実力派女優を発掘してきた岩井監督が、現在大ヒット上映中の『天気の子』でヒロイン・天野陽菜役をつとめる森七菜を、松さん演じる裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里の二役に抜擢した。「拝啓乙坂鏡史郎様私のこと覚えていますか?」「拝啓遠野未咲様君のことをどれくらい覚えているかと聞かれたら、それはまるで昨日のことのように、鮮明に覚えています」この度、到着した予告編では、手紙のやりとりをする2人の姿が。だが、姉のふりをして手紙を書いていた妹。小さなうそと手紙の行き違いをきっかけに、過去と現在、ふたつの時代を織り交ぜながら淡く切ないラブストーリーが紡がれていく。稀代の映像作家・岩井俊二だからこそ描くことができる、感情が震える人間ドラマと珠玉のラブストーリーを期待させる90秒の映像。“岩井美学”といわれる独特の美しい映像美も見どころとなっている。また、この予告編の中には、岩井監督に影響を受け、大ファンを公言する『天気の子』新海誠監督からの“ラブレター”も贈られている。新海誠(『天気の子』監督)コメント「ラブレターのいくつもの誤配や錯綜が、人生を作っていく。その美しさを教えてくれるのは、傘をさした二人の少女だ。岩井俊二ほどロマンティックな作家を、僕は知らない。」『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年09月04日この秋上演の舞台、NODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiで2人のジュリエットとして共演する松たか子さんと広瀬すずさん。役者同士の相性を伺いました。昨年撮影の映画で共演。そして、この秋上演の野田秀樹さんの舞台『Q』:A Night At The Kabukiに共に出演する松たか子さんと広瀬すずさん。松:昨年、映画の撮影現場でお会いしたことがありましたが、すずちゃんってどの現場でも、軽やかな感じで順応されている印象があります。広瀬:よく、現場にスッといるよねとは言われます(笑)。松さんも、カメラの前でも自然にすとーんとしていらっしゃいますよね。力が入っていないようなんだけれど、立っているだけですごく意味を感じさせるので、自然と役のことを知りたくなるというか。松:今度の舞台に向けて、去年から何度か野田さんのワークショップがおこなわれていたんですが、すずちゃんがセンターに立った時、広い空間の中でそこにピントが合う感じがあって、それだけで私は「好き」って思っちゃった(笑)。そういう空気を纏えるってすごいことだし、誰にでもできることじゃないから。広瀬:あの時は、初めてのことばかりで戸惑いしかなかったです。歩き方や声の出し方から教えていただいて、映像とは違うんだって…。松:私もまだ戸惑うことも多いですよ。ただ、本稽古の前に失敗を恐れずにいろいろ試せるし、野田さんに役と自分との相性を見極めてもらうためにも、ワークショップの時間を有意義に感じています。広瀬:確かに、その場で渡されたテキストに書かれた役で、共演の皆さんと即興でお芝居をしたんですけれど、声を聞いたり、触れ合ったりするだけで、相手の方との距離感とか温度差が掴めるんですよね。私は人見知りなので、お芝居を通して共演者の皆さんとコミュニケーションをとれたことで安心感がありました。松:私も冷めているのかもしれないけれど、現場を無理に盛り上げなくてもいいのかなと。結局のところ、作品を面白くしたいという思いで集まっている人たちですし、やるべきことに真摯に向かっていれば、作品は自然と面白くなるし、それが現場にいい空気を運んでくれると思うんです。今日はなんかいい感じかもっていう空気を、現場にいる全員が落とさずに上手くパスし合えたなって瞬間がたまにあって。それはすごく嬉しい。広瀬:その感じ、わかります。でもこれが姉(広瀬アリスさん)のように近い距離感の人が相手だと、自分の情が入って役として共有しにくかったりするんですけれど。松:(笑)。ひとりひとりの考え方や、アプローチの仕方が違っても、作品の前では全員がフェア。そこがとてもいいなって思っているんです。まつ・たかこ1977年6月10日生まれ。東京都出身。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に出演中。11月に吹き替えを担当した映画『アナと雪の女王2 』が公開。来年には主演映画『Last Letter』が公開に。トップス¥68,000スカート¥55,000ネックレス¥39,000靴¥83,000(以上MM6 Maison Margiela/MM6 Maison Margiela Omotesando TEL:03・3408・8681)ひろせ・すず1998年6月19日生まれ。静岡県出身。放送中の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)で主演。初舞台となるNODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiは10月から東京、大阪、北九州で上演。ドレス¥48,000(バウム ウント フェルガーデン/ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店 TEL:03・5778・4003)リング、人さし指・中指¥105,000薬指¥75,000(共にSHIHARA/SHIHARA Lab TEL:03・3486・1922)シューズはスタイリスト私物※『anan』2019年9月4日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・梅山弘子(KiKi inc/松さん)佐藤里沙(bNm/広瀬さん)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER/松さん)河北裕介(広瀬さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年08月31日池松壮亮主演映画『宮本から君へ』の公開に先立ち、先日行われた完成披露舞台挨拶に池松さんをはじめ、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督らが参加した。この日、盛大な拍手で迎えられたキャストたち。主人公・宮本を演じた池松さんは「いよいよこういう日を迎えられて幸せに思います」と挨拶。出演しているピエール瀧について「あの人の目は本気でしたし、この作品にとんでもなく大きな力を注いでくれていたと思っています」と触れつつ、「もうあの瞬間に戻ることはできないというくらいスタッフ全員がパワーを注ぎ込んだ作品となっています」と並ならぬ思いを語っていた。また、ヒロイン・中野靖子役の蒼井さんも「生半可な気持ちでは立ち向かえない作品でした。すごい熱量の作品でしたので、自分たちもぼろぼろになりながら平成の終わりにみんなで挑みました」と言い、「その熱量が少しでも観客の方々に届けば」とコメント。さらに、靖子の心に住み着く元彼・風間裕二役の井浦さんは「これからとんでもないことが起きるので宮本から振り落とされないようにしっかりとしがみついて楽しんでください」と観客の期待を煽った。また、撮影中の驚きのエピソードを披露する場面も。愛する人のため“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む撮影では、なんと、池松さんが撮影で自らの“歯”を抜こうとしていたという!「多くの人の人生のバイブルになっている作品なので、歯くらい捧げないと原作の新井先生にも認めてもらえないんじゃないだろうか」と心配していたゆえの行動だったそうだが、新井さんらに止められ、蒼井さんにも「歯は大事だよ」と言われた池松さんは、「なんか母親に止められているような、妙な説得力があって…皆さんも踏みとどまりたいことがあったら、蒼井さんに止めてもらうといいですよ」と会場の笑いを誘った。そして最後に、池松さんが「人間讃歌であり、壮大なラブレターのような作品になったと思います」とメッセージを送ると、真利子監督も「もちろん新井さんの描かれた『宮本から君へ』があってこそですが、自分が客観的に見てもすごい映画になりました」と本作への自信を覗かせていた。『宮本から君へ』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年08月23日ディズニー映画『アナと雪の女王』の最新作『アナと雪の女王2』(11月22日公開)の日本版キャストで、女優の松たか子がエルサ役、神田沙也加がアナ役を続投することが決定し11日、日本版吹替え特報映像が公開された。続投決定を受けて、松は「エルサがその力を与えられた秘密が明らかになる『アナと雪の女王2』、再びエルサに出会える喜びと、どんなストーリーが待っているのかというドキドキでいっぱいです。また新しい世界での旅を、ぜひご一緒に」とコメント。神田は「『アナと雪の女王2』でもアナ役を演じさせていただくことになり、とても光栄に思っております。より大人の女性らしさが増したアナとエルサの姉妹の絆、ドラマティックな歌にもご注目してご覧いただきたいです。前作を、音楽も共にたくさん愛していただけたことが本当に嬉しかったので、続編を待ち望んでくださった皆様に感謝の気持ちを込めて、力を尽くしてまいります」と意気込んでいる。(C)2019 Disney. All Rights Reserved.
2019年07月11日松たか子と神田沙也加が、前作に引き続き最新作『アナと雪の女王2』でもエルサ&アナを演じることが決定。併せて、日本版吹き替え特報映像が初解禁された。前作では主題歌をはじめとする楽曲の歌唱も大きな話題となった2人。今作でもシリーズ同様、松さんが氷と雪を操る力を持つ姉・エルサ、神田さんは妹・アナの声を担当する。さらに、続投発表に併せて、「何があっても一緒」「行くわ」と2人の声が入った吹き替え版の映像も到着した。今回の続投決定を受けて、松さんは「エルサがその力を与えられた秘密が明らかになる『アナと雪の女王2』、再びエルサに出会える喜びと、どんなストーリーが待っているのかというドキドキでいっぱいです。また新しい世界での旅を、是非ご一緒に」と心境を明かす。また神田さんも「『アナと雪の女王2』でもアナ役を演じさせていただくことになり、とても光栄に思っております。より大人の女性らしさが増したアナとエルサの姉妹の絆、ドラマティックな歌にもご注目してご覧いただきたいです」とファンへ呼びかけ、「前作を、音楽も共にたくさん愛していただけたことが本当に嬉しかったので、続編を待ち望んでくださった皆様に感謝の気持ちを込めて、力を尽くしてまいります」と意気込みを語っている。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年07月11日講談師・神田松之丞が、6月29日に東京・サンリオピューロランドで開催された「問わず語りの松之丞の会 in サンリオピューロランド」に出演し、ハローキティとコラボした。オーケストラやオペラなど、今まで数多くのコラボイベントに出演してきた松之丞だが、キャラクターとの二人会は初めて。TBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金曜 21:30~22:00)のオープニングでおなじみの口上から松之丞が登場し、さっそくハローキティを呼び込むと、ハローキティは珍しい着物姿で登場した。トークコーナーでは、松之丞からの質問に、ハローキティは身振り手振りを交えて返答。松之丞からのいじわるな質問には、思わず困ったような仕草もみせた。松之丞は、この日のために作ってきた「ハローキティ一代記」を披露。今年で45周年を迎えるハローキティの誕生秘話や知られざるエピソードを紹介し、「1974年10月、多くの国民が落胆をした長嶋茂雄の現役引退…、そのヒーロー長嶋と入れ替わりのように現れたのが、ハローキティでございます」と言うと、客席からは大きな笑い声と拍手が起こった。この他にも、子どもたちとの質問コーナーや、松之丞の言い立てに合わせてハローキティが張り扇を叩く講談体験コーナーなど、この日ならではの内容だった。ハローキティを送り出してからは、講談「違袖の音吉」(浪速侠客伝より)を披露。約30分にわたる熱演で、客席は笑いに包まれた。また、会場ではサンリオ監修による神田松之丞のキャラクターグッズ「みんなのまつのじょう」も販売された。同グッズは、TBSストア(赤坂店、東京駅店)、TBS公式オンラインショップTBSishopにて販売中だ。
2019年07月09日池井戸潤原作ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する新たなキャストが決定。松たか子、上川隆也、八代目中村芝翫が、大泉洋扮する主人公・君嶋隼人を取り巻くキャラクターを演じる。出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いが描かれる本作。女優で歌手の松さんが演じるのは、君嶋の最大の理解者にして“夫を尻に敷く”妻・真希。池井戸作品初参加となった松さんは「池井戸さんの作品は“日々を生きている人に寄り添う”イメージで、コツコツ生きている人の大きな夢を描いたり、現実と理想を一致させてくれる展開が、見る人・読む人の共感を呼ぶのかなぁと思っています。その世界観になじんでいけるように頑張りたいと思います」と意気込み、「真希の言動で旦那さんが一歩踏み出せたりするような、無意識でも補い合えるチームワークを夫婦間・家族間で作れたらいいなと思っています」とコメントしている。また、君嶋が工場に飛ばされる原因となった企業買収先の「カザマ商事」3代目社長・風間有也役を、歌舞伎俳優の芝翫さん。君嶋を府中工場に飛ばし、ことあるごとに君嶋の前に立ちはだかる天敵、トキワ自動車常務取締役営業本部長・滝川桂一郎役を、現在「執事 西園寺の名推理」で“執事”を好演中の上川さんに決定した。大泉さんについて「“音のいい役者さん”」と表現する芝翫さんは、「今回がっちり組んでお芝居ができることで、わたしの中の新しい部分を引き出していただけると楽しみにしております」と共演に期待。上川さんは「大泉さんと現場でご一緒する機会は、これまで一度しかないのですが、画面を通して彼の姿を数限りなく見ている気がします。朗らかな印象が強いですが、今回の役回りはこれまでと一味違う『才気溢れていながら苦悩を強いられる役回り』で、わたしはその苦悩を強いる男・滝川を演じます。今までにない新鮮味を覚えています」と語り、「滝川を演じるにあたり、小細工せずにいけたらと思います。“企みながら企まない”というようなアプローチで臨みたいと考えています」とコメントしている。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月08日西城秀樹さん(享年63)の一周忌のタイミングで5月19日に放送されたアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)が話題を呼んでいる。同回では西城さんが過去に担当したエンディング曲「走れ正直者」が流れ、さらに映像も当時のものが使用されたのだ。告知もなく「走れ正直者」が流れてきたため、多くの視聴者はビックリ。さらにTwitterでは《西城秀樹さんの一周忌だったからなのね。思わず旦那と口ずさんでしまいました》《走れ正直者や!!!しかも昔の映像。うわ、ウルっときてもうた。懐かしいな》《西城秀樹の歌声にまつわる思い出は楽しいものばかりだが、彼の一周忌にまた1つ思い出が出来るとは》といった声が上がっている。昨年5月16日、急性心不全のために亡くなった西城さん。一周忌当日は、各地でファンが追悼していた。東京では「HIDEKI SAIJO FILM CONCERT 2019 THE 48」と銘打ったフィルムコンサートが豊洲PITで開催。会場ロビーには音楽賞で獲得したトロフィーや衣装が展示されていたこともあり、多くのファンが参加した。さらに愛媛県西条市は「さいじょう」つながりで、「傷だらけのローラ」などのヒット曲を商店街で終日流すという独自の追悼イベントが開催された。ファン同士の交流の場となったようで、Twitterではそういった市の対応について《西条市には感謝するとともに素直に喜んでいます》《商店街で色んな名曲が聴けましたよ。皆んなでYMCAも!!》《市民が幸せに暮らせる為のイベントって素敵》とカンゲキの嵐が巻き起こっていた。また大阪・なんばパークスでは同日、設置されている西城さんの手形の前に集まるファンの姿も多く見られたという。そんな西城さんが、一周忌にちなんでさらなる偉業を成し遂げた。7日付けのデイリースポーツによると、創業98周年を迎えた老舗プロマイドショップ「マルベル堂」の4月の月間売り上げで西城さんが見事1位を獲得したというのだ。亡くなった昨年5月から12カ月連続トップを記録しており、これは同店にとっても初となる異例の事態だという。1年経っても止みそうにない“秀樹ロス”。Twitterでも改めてその偉大さを讃える声が上がっている。《自分で思ってたよりもヒデキロスだったと思うのです。歌手という側面だけでなく、小さい頃見ていたコント番組でのおもしろくてカッコいいお兄さん。カレーのお兄さん。全部ひっくるめての魅力》《もう一周忌なんですね。あのパワフルなハスキーボイス。今でもたくさんの人の心をわしづかみにしてますね。歌い始めると、その場の空気が一瞬にして変わる。そんなイメージの歌手です》《あれから一年、改めてヤングマンやブルースカイブルー、走れ正直者などの楽曲を聴き、元気を貰っています。秀樹さんよ、永遠に》
2019年05月21日講談師・神田松之丞がパーソナリティを務めるTBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金曜 21:30~22:00)の番組イベントが、6月29日に東京・サンリオピューロランドで開催される。同イベントでは、ゲストにハローキティを迎え、講談とサンリオキャラクターの異色のコラボが実現する。イベント当日は、松之丞がこの日のために書き上げた、講談「ハローキティ一代記」も披露される予定だ。6月29日に全2公演が行われ、チケットは一般券と親子券の2種類。親子券は「ローソンチケット」プレリク限定で、17日から31日まで申し込みを受付している。また、一般発売は6月8日(10:00~) にスタートする。
2019年05月18日