俳優の板垣瑞生が、2022年2月14日に『板垣瑞生カレンダー2022.4~2023.3』(SDP 2,750円/卓上ケース入 B6)を発売することが決定し、表紙のほか、収録カットと特典イメージが公開された。今年、フジテレビ系ドラマ『SUPER RICH』や日本テレビ系ドラマ『アンラッキーガール』などに出演し、2022年には映画『君が落とした青空』、映画『ツーアウトフルベース』の公開を控えている板垣。同カレンダーは、板垣が役を演じるように色を変える“板垣瑞生のハイライト”を収めたもの。優しく甘い表情から、少しいたずらなSっ気のある表情まで、まるでキャラクターになりきるようにカメラに熱い視線を向けるカットが多数収録されている。あわせて公開された収録カットでは、普段あまり見せることのない眼鏡姿も披露。また、特典イメージカットには前髪を下ろして普段とは少し違うアンニュイな雰囲気を漂わせたカットが採用された。STARDUST SHOPPERSもしくは楽天ブックス、HMV・Loppiで購入すると、スペシャルフォトが手に入る。コメントは以下の通り。■板垣瑞生前回のカレンダーは、自己プロデュースで自分のやりたいことを強めに作らせていただきましたが、今回のカレンダーはガラッと雰囲気を変えてみようという話になり、スタッフの方々の意見をベースに作らせてもらいました。ありがたいことに、前回にはないこんな一面も素敵ではないだろうかと思えるカレンダーになりました。前回の内省的な作りとは違う、人の意見だったり、撮り方にしても良い意味で反内省的なものになったので、去年の作品と二つで一つの意味が出てきて、すごく考え深いカレンダーです。今の自分の進んでいるテーマ的な部分を色んな方に感じてもらえたら嬉しいです! 1日1日色々ある鮮やかな日々を一緒に歩めたらいいなと思ってます!!
2021年12月25日松本まりか×鈴木おさむのタッグにより、“最低で、最高のクリスマス”を共にした男たちとの恋愛ドラマを作り上げる「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」。この度、本作に板垣瑞生、尾上松也、小池徹平、田中圭、野村周平が出演することが決定した。同番組は、24時間で恋愛ドラマ制作にチャレンジする特別番組。ドラマ撮影の様子を生放送で密着するほか、普段の素顔も覗くことができる。今回発表された男性キャスト5名が演じるのは、松本さん演じる赤井雪が、過去15年間のクリスマスを共に過ごした人物。板垣さんは、雪が33歳のときに一緒にクリスマスを過ごした理想的な彼氏。松也さんは、雪が31歳のときの彼氏で、浮気相手とクリスマスを過ごそうとする柳田羊太。小池さんは、雪の元婚約者・花宮誠司。田中さんは、雪の学生時代からの友人で、25歳のときから流れでクリスマスを一緒に過ごす修平。野村さんは、クリスマス・イヴに雪とオフィスに閉じ込められてしまう会社の後輩・遠藤悠斗を演じる。これまで雪は、男性たちとどんなクリスマスを過ごしていたのか?思いもよらない結末や、キュンとする結末など、ラストが気になってしまうクリスマスの恋愛ドラマを配信予定。ほかにも、MEGUMI、松井愛莉らも出演し、物語に彩りを加える。「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」は12月24日(金)21時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年12月20日俳優の板垣李光人が、2022年1月30日に東京・よみうり大手町ホールで自身初のファンイベント「第一回PLM総会『すもももももももものうちか』」を開催することが決定した。同イベントは、2022年1月28日に20歳を迎える板垣の初となるファンイベントで、同日に2公演行われる。第一部では20歳になったばかりの板垣をテーマに、第二部では板垣のプライベートをテーマにしたトークイベントを予定しており、質問コーナーやプレゼント抽選会、終演後のお見送りなど、ファンと盛り上がれる内容を企画中。第一部は2022年1月30日の午後1時30分開場、午後2時開演、午後3時15分頃に終演予定、第二部は午後5時開場、午後5時30分開演、午後6時45分頃に終演予定となっている。チケットは「板垣李光人 OFFICIAL SITE別邸『すもも庵』」会員を対象に販売され、抽選受付期間は12日(~23:59)まで。本人コメントは以下の通り。■板垣李光人皆さまお待たせしました。いよいよ総会を開催いたします。その名も「第一回PLM総会〜すもももももももものうちか〜」。すももを果たしてももと一緒くたに区別してよいのか、彼らも個としてみるべきではなかろうかという、我々人間にも通ずる深い議題に対し建設的な議論を交わす場であります。という大嘘はさておき、20歳になりたての板垣と皆さまがオフラインで相見える初めての機会、楽しんでいただけるよう色々と思案しておりますのでどうぞご期待ください。そして当総会にはドレスコードがございます。ドレスでもスーツでもお着物でもジャージでもお仕事着でも構いません。あなたが1番あなたらしくいられる姿でお越しください。それでは当日、皆さまのご来場心よりお待ちしております。
2021年12月06日山本舞香主演、板垣瑞生を共演に迎えたスペシャルドラマ「デキないふたり」の放送&TELASA配信が決定した。本作は、LINEマンガの同名作品のドラマ化。過去に最悪の別れ方をした広告会社勤務の同期の男女が、営業成績を競い合い、顔を合わせればディスりの応戦、ケンカばかりの毎日を送っていたが、あることをきっかけに関係が微妙に変化、心の内では態度とは真逆の“きゅん”が同時多発する、大人のオフィスラブコメディー。山本さんが演じるのは、会社の同期でかつて高校時代に付き合っていた黒瀬孝仁から、初体験のときにとんでもないひと言を放たれたことでトラウマとなり、以来、まともな恋愛ができずにいる白藤奈緒。山本さんは「これまでラブコメもこういった役もあまり経験がなかったうえに、さらに今作はその中でも特に“きゅんきゅん”する作品だったので、最初は『私にできるかな!?』『奈緒役は、私でいいんですか!?』という不安はありました」と話すも、脚本を読み「コメディーでありながら、一人ひとりの感情が丁寧に描かれている作品だなと思い、現場でどのように撮影するんだろうと楽しみでもありました」とコメント。また、今回の役柄は自分自身と被る部分がすごくあるそうで、「好きな人に対して正面からぶつかっていけないから強く出てしまったり、口が悪くなってしまったり、その反動で『あー、言っちゃった…』と後悔したり…私もそういう経験をしたことがあるので、共感できてある意味やりやすかったですね」と明かし、共演の板垣さんについては「よく笑って、いつもニコニコしていてとても人懐っこい人だなと思いました。初めましての人でも気軽に話しかけてくれて、現場を明るくしてくれるんです。それでいて本番になるとバチンってスイッチが入って、真顔になって黒瀬になりきる。すごいなって思いましたね」と印象を語った。そして板垣さんが、奈緒の同期で犬猿の仲である高校時代の元恋人・黒瀬孝仁を演じる。一見、嫌な人物に思える黒瀬だが、彼は彼で抱えるものがあり、奈緒同様、思いに素直になれないのだ。同じく、役柄と共通点を見出した様子の板垣さんは「黒瀬はクールでなかなか本音を出さないタイプで、僕はおちゃらけるのが好きですが根を隠す部分もあって共感できるなって思いました。恋愛でも前に踏み出せない黒瀬のように、自分にもそれに近い部分があって。僕は人とうまく接したり、性別関係なく『仲良くなろうぜ!』ってできるんですけど、いざ女性っていうものを意識した瞬間に『どうしよう!』ってなってしまうと思うんです(笑)。なので、黒瀬という役に対してギャップを感じることはそんなになく、むしろ『あ、ここは共通点だな』って感じることが多かったですね」と言い、「とにかく演じていて楽しいです」と話している。さらに今作は、テレビ朝日史上初の“地上波×動画配信プラットフォームTELASA”の完全連動ドラマ企画となっており、物語を別の側面から描く配信オリジナルバージョンが「TELASA」にて配信。地上波では、奈緒の視点で物語がスタートし、過去の回想や現在進行形の2人の関係、黒瀬への思いがつまびらかになっていく一方で、TELASAオリジナル版は、黒瀬の視点で幕を開ける。1つの物語が2軸で描かれることで、1つの視点では見えなかった思いや事実が、もう1つの視点の物語で明らかになる。また脚本は、「ナイト・ドクター」「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」の大北はるか、演出は「来世ではちゃんとします」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の湯浅弘章のタッグで制作する。▼「デキないふたり」あらすじWeb広告会社で働く白藤奈緒(山本舞香)は、同じ部署で働く同期入社の黒瀬孝仁(板垣瑞生)と顔を合わせれば罵詈雑言の応酬、ケンカの毎日。営業成績を競い合うライバルだが、犬猿の仲なのにはある理由があった。実は、奈緒と黒瀬は高校時代に付き合っていたのだが、初体験時に黒瀬から言われたあるひと言が原因で、最悪な別れ方をしていた。以来、奈緒はその言葉がトラウマとなって、まともな恋愛ができずにいた。そんな中、大型案件のコンペに不本意にも黒瀬と組んで参加することになった奈緒。相変わらず文句を言い合いながらも、一緒に過ごす時間が増え、黒瀬が時おり見せる笑顔や言葉に動揺、2人の関係に少しずつ微妙な変化が見え始める。ある晩、ひとり会社に残って作業をする奈緒の元に、黒瀬が現れたと思えば嫌味ばかり…と思った次の瞬間、突然目を塞がれ、キス…。このことをきっかけに、2人の関係に転機が訪れ、7年間時が止まっていた2人の時間が動き出す――。スペシャルドラマ「デキないふたり」地上波:ディスきゅん編は2022年1月3日(月)深夜0時15分~テレビ朝日にて放送。TELASA:ムズきゅん編は2022年1月1日(土)0時~配信(地上波:ディスきゅん編は1月3日放送終了後配信)。(cinemacafe.net)
2021年12月01日福原遥が、OKAMOTO’Sとのコラボ曲「Lucky Days feat. OKAMOTO’S」のMusic Videoを12月2日21時にプレミア公開することが決定した。「Lucky Days feat. OKAMOTO’S」は福原が主演を務めるドラマ『アンラッキーガール!』の主題歌で、作詞とゲストヴォーカルはオカモトショウ、作曲はオカモトショウとオカモトコウキが担当。福原の透明感のある歌声とオカモトショウの力強いボーカルがくせになるデュエットソングとなっている。今回のMVには、ゲストヴォーカルで参加しているオカモトショウに加え、ドラマ主要キャストの若月佑美、高梨 臨、板垣瑞生が友情出演を果たしており、ドラマさながらの和気あいあいとした撮影現場の中で制作された。さらにキャストによるダンスシーンも見どころのひとつで、ドラマでは元恋人同士という設定の若月と板垣がキレのあるコラボダンスを披露している。監督と演出は『アンラッキーガール!』でも演出を手がける映像作家・スミスが務めている。なお12月15日には、同曲を表題曲とした福原の4枚目シングルがリリースされる。福原遥「Lucky Days feat. OKAMOTO’S」MV※12月2日(木) 21:00~プレミア公開<リリース情報>福原遥 ニューシングル『Lucky Days feat. OKAMOTO’S』2021年12月15日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray):2,640円(税込)福原遥『Lucky Days feat. OKAMOTO’S』初回生産限定盤ジャケット●通常盤(CD):1,100円(税込)福原遥『Lucky Days feat. OKAMOTO’S』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通01. Lucky Days feat. OKAMOTO’S02. 粉雪03. Lucky Days feat. OKAMOTO’S(Instrumental)【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみLucky Days feat. OKAMOTO’S レコーディング・ドキュメンタリー予約リンク:「Lucky Days feat. OKAMOTO’S」配信リンク:【店舗別購入特典】・応援店舗:オリジナル・ポストカード(応援店ver.)応援店対象店舗はこちら:・TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く):オリジナル・クリアファイル・Amazon.co.jp(ECサイト):メガジャケ※商品名に「Amazon.co.jp限定特典」の記載があるページからの購入のみが対象となります。・Sony Music Shop限定特典(初回生産限定盤+通常盤セット)特典:直筆サイン入りA3クリアポスター※2種どちらかお選びいただけます。※数量限定となります。予約はこちら:()<ドラマ情報>プラチナイト モクドラF『アンラッキーガール!』読売テレビ・日本テレビ系にて毎週木曜23時59分~放送中ドラマ『アンラッキーガール』ビジュアル番組HP:番組Twitter:番組Instagram:関連リンクオフィシャルホームページ福原遥 MUSICオフィシャルホームページ(@haruka.f.official)(@haruka_staff)(@haruka_music_s)
2021年12月01日他人に寄生して生きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスドラマ「ヒル」。この度、本作のメインキャストが発表された。Season1で赤楚衛二、Season2で坂口健太郎が主演し、それぞれ6話ずつの全12話で描いていく本作。ホームレスの男に育てられた無戸籍者・ゾーカ役には、「恋はつづくよどこまでも」『ハニーレモンソーダ』、先日は「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」にも登場した吉川愛。父親と慕っていたその男をヨビに殺され、ユウキ(赤楚さん)に復讐に協力して欲しいと頼む人物だ。また、伝説のヒル・カラ(坂口さん)の過去を知る同級生で、カラをヒルの世界から救いたいと思うようになる新米ヒル・ハコ役を、「花のち晴れ~花男 Next Season~」「君と世界が終わる日に」などに出演する飯豊まりえ。そして、ユウキに成りすますヒル・ヨビ役を柳俊太郎。闇組織のボスであるヤシマの部下であり、謎に包まれた男・テトリス役を板垣瑞生。カラに助けられヒルになったロボ役を佐久間由衣。鈴木刑事と共にヒルの事件を追う、警視庁刑事部捜査一課殺人犯捜査第三係に所属する佐藤刑事役を田中幸太朗。ヒルに偽装身分証を与える代わりに、集めさせた盗品を高値で売り捌く闇組織のボス、ドラマオリジナルキャラクターのボス・ヤシマ役を板尾創路。ヒルの実態を探りながらも、連続殺人事件の犯人である“仮面の男”を追う杉並北警察署刑事課強行犯捜査係所属の巡査部長・鈴木刑事役を小西真奈美が演じる。そのほか、ヨビを崇拝する手下のミロ役は松澤匠。カラが兄のように慕うヒルのナナシ役は三浦誠己。鈴木刑事や佐藤刑事と共にユウキやヨビの行方を追う先輩刑事役は利重剛に決定した。またキャスト発表に合わせて今回、本編予告映像も初公開された。「ヒル」予告WOWOWオリジナルドラマ「ヒル」は2022年3月、WOWOWにて放送・配信予定(全12話)。(cinemacafe.net)
2021年11月26日7人組アーティスト・7ORDERの阿部顕嵐が、映画『ツーアウトフルベース』(2022年春公開)の主演を務めることが12日、明らかになった。同作は内田英治の脚本に、気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取ったオリジナル作。かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部)とハチ(板垣瑞生)だが、部内で起こった不祥事により転落人生が始まる。10年後、薬物に溺れ堕落した生活を送っていた2人は、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。絶体絶命な状況に追い込まれる2人は10年前の甲子園が決まったのマウンドを思い出していた。止まってしまっている人生の歯車をもう一度動かすことができるのか、人生最悪の1日を駆け巡る青春エンターテインメントとなる。主人公・イチに扮するのは7ORDERの阿部顕嵐で、次から次へと訪れるピンチに翻弄されながらも立ち向かっていく様を初主演とは思えない堂々たる演技で体現。その相棒・ハチを板垣瑞生が演じ、新境地を見せる。野球部の元マネージャー・早紀役には工藤遥、2人を追い詰めるヤクザの組長・オニヘイ役に渋川清彦、不良グループのリーダー・ヒロポン役に後藤剛範と演技達者な個性派俳優陣がそれぞれ扮し、脇を固めている。さらに諸星翔希、渡部龍平、趙珉和、宮崎秋人、成松修、佐野和真、新羅慎二、カトウシンスケが出演。また、新羅慎二と大沢伸一が書き下ろした主題歌「レスポール」を7ORDERが歌い上げる。○阿部顕嵐 コメント僕の夢の一つでもある映画主演のお話を頂き本当に嬉しかったです。映画は公開され、皆さんに観てもらうことで完成するので、今はまだ夢の途中です。脚本を初めて読んだ時、息をするのを忘れてしまう程怒涛の展開で、すぐに読み終えました。このお話を頂く前から、内田英治さんの脚本作品は『下衆の愛』や『ミッドナイトスワン』など他にも拝見していたので、今回、内田さんの世界で生きることができ光栄です。現場では藤澤監督を始め、素敵な方々とご一緒でき、この上ない幸せです。ツーアウトフルベースでギリギリの状態でしたが、たくさんの方に支えてもらい楽しく自由に撮影をさせていただきました。作品は自分自身の人生とも重なる場面がたくさんありました。僕らしい、波瀾万丈でスリリングな、一瞬一秒たりとも見逃せない作品となってますので、是非スクリーンでご覧ください。グランドスラム叩き込みます!○板垣瑞生 コメント初めて台本を読ませて頂いた時に、台本の面白さと今の自分にしかできないんじゃないかという気持ちになり、本気でこの役にぶつかって行きたいと覚悟が決まりました。撮影は本当に素敵なスタッフの皆さんと監督の一回一回新鮮に受け止めてくれる姿になんでもやって自分を絞り出したい、どうやったらできるだろうとワンカットワンカットの挑戦が楽しみでしょうがなかったです!それに相方の顕嵐の男としての姿と気概がとても気持ちよくタッグとして最高でした。この映画は生きてたらぶつかったりうまく行かなかったりして逃げてしまった時、その逃げからも逃走した人達の話しだと思います。全力で走った結果どうなるかわからない人生を一緒に楽しんでください。○工藤遥 コメント思い返せば、撮影中の全てが青春の1ページのようです。ただ、やってる事や出てくる人達は、完全にアウトローです。なのに、憎めなくてどこか応援したくなるような魅力は、お二人をはじめ、藤澤監督や出演者の皆さんの人柄だと思っています。一筋縄ではいかない撮影期間でしたが、皆様にお届けできる事が決まり、安心しております。ぜひ、劇場でお楽しみ下さい!○後藤剛範 コメント脚本で内田英治さんの頭の中を旅をしました藤澤監督の尖った器を壊さないよう新羅さんとの役を深める作業は音楽的で遊び心が刺激され、映画の撮影をしてるのか忘れるくらいとてもスリリングな撮影になりました生き生きしまくってる若者達と酒の匂いのするおっさん達の玩具箱を是非ご覧ください登場人物全員アホで愛らしいです。○渋川清彦 コメント苦手な関西弁やコロナなどとの闘いの中、なんとか走りきり、ヒロポン役の後藤君との対峙にしびれました。今の世はツーアウトフルベースな感じの状況だが、映画には何かしら一発逆転出来る力があると思っている。『ツーアウトフルベース』、期待してます。○藤澤浩和監督 コメント内田英治さんのゴキゲンな脚本に、自分がレンタルビデオバイト時代に好きだった映画を詰め込んで、最高のスタッフと共に、伸び伸びと過激に作り上げました!俳優部にはリハーサル時から、たくさんアイデアを貰って取り入れています。それぞれが今までに見た事のない、新しい素敵な顔を見せてくれています!お先真っ暗、アウトな奴らが踏まれても蹴られても立ち上がり、一発逆転を狙う一夜の物語。ご期待ください!!○内田英治(脚本) コメントまだ駆け出しの頃に書いた脚本を、藤澤浩和監督に映像化していただきました。ストレートでまっすぐな、犯罪巻き込まれ型ストーリー。自分では野球をやったことないのになぜか主人公たちが元野球部員という設定で、若手俳優たちがのびのびと演じています。あっという間の疾走映画です。お楽しみください!○新羅慎二(企画プロデュース・アントニオ役) コメントほとんどの現場に付き合わせてもらったんですが、面白すぎて笑いを堪えるのに大変でしたよ。本当はオニヘイ役をやりたかったんですが、、アントニオ役もやりがいありました!内田監督と藤沢監督とはストーリー作りの足し算引き算もキャスティングもやらせてもらいましたが、映画作りって究極のエンタメだなと思い、この先も映画作りに没頭する自分の未来を感じました! 是非、楽しみご覧ください!(C)2022「ツーアウトフルベース」製作委員会
2021年11月12日イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』の公開ゲネプロが10日に東京・オルタナティブシアターで行われ、小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、板垣恭一(上演台本・作詞・演出)、京極夏彦(原作)が取材に応じた。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。これまでも映画化、漫画化、アニメ化、舞台化など様々な展開をしてきたが、今回は初のミュージカル化で、小西演じる中禅寺が美声を響かせる。ファンにも人気の高い、久保竣公(加藤将)による作中作「匣の中の娘」もナンバーとして披露された。ゲネプロ後に行われた会見では、京極が「コロナが大変ですから、お客さんが来てくれるのか心配だったんですよ。蓋を開けてみたら追加公演で、こんなことする必要ないんですけど……」と、サプライズで「千客万来」の色紙をプレゼント。小西は「皆さんに見ていただけるように、ロビーに飾ります」と喜んでいた。公演は東京・オルタナティブシアターにて11月10日〜15日。また、イープラス「Streaming +」にて14日13時30分公演(全景映像配信)、18時30分公演(スイッチング映像配信)の配信も決定している。○会見全文・初日を前にして一言小西:今回『魍魎の匣』を初めてミュージカルにするということで、僕も原作の煉瓦と呼ばれる本を読ませていただきまして、あの面白い原作をミュージカルにしてお客様に楽しんでいただくためには「どうしようどうしようどうしよう」と、1カ月以上考え続けてここまで来ました。歌で説明をしていくことが多いので、お客さんに果たして伝わっているのだろうかと考えながら。ラストシーンなんか45分くらいあるんですけど、1つも脳が休まる隙がないですね。今もゲネプロをやったばかりで意識が朦朧としているんですけども、この後の初日を無事開けていきたいなと思います。吉田:やはり分厚い原作をこれだけの時間に圧縮した台本をどう演じるのか、すごく考え続けて、今なおまだ考え続けて、どんどん作品を良くしていきたいと思っているのが、千秋楽までずっと続いていくと思います。我々イッツフォーリーズという劇団で、長い歴史の中でも今までこういう作品をやってきたことが、おそらくないと思うんですけど、これを機に新しい劇団の第一歩になるような作品になればと思います。北村:これまで映画化、舞台化、アニメ化だったり、いろんな展開をすでにしている『魍魎の匣』という作品が、今回ミュージカルになる。今までそれだけ展開しているということは、たくさんの方に愛されてるという証拠でもありますし、今回発表させていただいて、ありがたいことにチケットもけっこう早い段階で売り切れて、追加公演も決まったり、本当に期待がすごく大きいんだなと、始動してから改めて思いました。昨今のご時世で満席の客席で演じられることもなかなかないと思いますので、『魍魎の匣』というこの重厚なとんでもない情報量をお客様に余すことなくぶつけたいと思っています。神澤:今、北村さんが言ったように、初日から千秋楽まで満員というのは人生でも初めてで、正直プレッシャーもあるんですけど、それ以上にワクワクが勝ってるかなというのが第一印象で。あとは原作ファンが多いので、今回『ミュージカルなのか』とか、『男性のキャラを女性に?』とか、色々な書き込みがあったんですけど、観てもらえた時にこれもアリだなと思ってもらえるように初日から頑張れたらと思います。板垣:あんまり観たことないミュージカルを作ってみたいなという野望がございまして。『魍魎の匣』の存在はもちろん存じてたんですが、あまりの分厚さに、本屋でに見かけるたびに25年くらい逃げ続けたんです。最近知り合いに「やっぱり面白いよ」と言われて、新しいものをちゃんと読まなければと思って読んだら、すごい面白かったんです。あの厚さをものともしない面白さ、そういうことだったんだと思いました。同時に「ミュージカルにできるかもしれないな」と考えてしまって。演劇における歌というのは、時間と空間を自在に飛び越えることができるという特性がありまして、だとしたら複雑な人間関係を1つの舞台で、1つの時間軸で見せられるのではないかと狙ったのが、今回の企みでございました。今、初日の直前ですけど、京極先生が横にいるところで「セリフ足すから」とか、映像チームにも「字を足しますから」とか、バタバタでございます。なので逆に緊張はしておらず、早く準備を整えて皆さんに渡し切らなければと、楽しみにしています。京極:皆さんの頭が朦朧としてしまうのは、全て私のせいです(笑)。過去にも映画化、アニメ化、漫画化、舞台にも2度ほどかかっていて、(原作が)長いですからね、どれもつまむところが違うんですよ。作品ごとに全く違う作品になっていて、原作を読んでくださってる方は「そこがない」とか「そこが違う」とか言うんだけど、それはもう、作品が別ですから。今回はミュージカルということで、僕は「どうなるんだろう」と耳を疑ったんです。おっしゃる通り、前代未聞にはなってると思います。犯行の動機や怪我の具合やお化けの説明を歌うというのはないと思うし、今後もない。各主演の中禅寺役の方は、誰もが朦朧とするんです。長いんです、セリフが。長いんですけど、歌えばいいんだって、今日ようやくわかりました。参考にさせていただきます。お疲れ様です。・本番を控えて、原作者:京極夏彦に聞いてみたいことは?小西:今!? もう、手遅れですよ。何を聞けばいいんですかね。何も言わないでいただきたいくらいです(笑)。とりあえず、(幕を)開けたい。京極:今「違うよ」と言われたら困っちゃう(笑)小西:とりあえず、絶賛しておいていただきたいです。気に入った曲とかありました?京極:曲は耳に残るいい感じで、みなさん声もよろしいですし、内容がちゃんと入ってくるんです。ただ、元々ごちゃごちゃしてますから、入ってきて心地よく聞いてると抜けていくんですね。でも、それが逆にいい感じ。あと、さっきスタッフとも話していたんですが、驚いたことがあって。榎木津礼二郎が、「飼っている熱帯魚に話しちゃった」って、客を魚に喩えましたよね。僕、今まで榎木津礼二郎が熱帯魚を飼ってるって書いてないと思うんですけど……北村:そうですね、勝手に作りました。京極:実は、榎木津礼二郎は熱帯魚を飼うことになっているんです。全員:ええ!?京極:まだ、書いてないんです。北村:やばい、逆にネタバレしちゃったかもしれない。京極:こっちが先だと思われたら悔しいので言いますけど(笑)。ただ、そのくらい皆さんつかんでくださってるんだなと思いましたので、ものすごく褒めてます。北村:よかった、めちゃくちゃダメ出しが来るかと思った。小西:発売されたら、こっちが先に言おうよ。北村:声を大にして……(笑)。ありがとうございます。・イッツフォーリーズの公演に客演として入っての感想は?小西:日本でオリジナルミュージカルをこんなに長く作り続けてる劇団って少ないと思うんです。最初はビビっていました。稽古場に行った時にみんながお互いを知っていて、そこに放り込まれる感じでしたから、(セリフを)噛もうものなら睨まれるんじゃないかな、みたいな。もちろんそんなことはないですし、僕が商業で普段ミュージカルをやってる時って、いろんな人が集まってきて作品を作るんですけど、この劇団にはそもそも個性的なキャラクターがたくさんいて、ここに関わっていないメンバーも本当にたくさんいるんですよね。『魍魎の匣』を作るとなった時に、木場役、関口役にこれほどピッタリな人を見つけてくることができる劇団の幅広さを感じましたし、あとは本当にミュージカルが好きなんだなと、毎日のように思います。だから僕自身、刺激になる。北村:僕も最初めちゃくちゃビビり散らかしてたんですけど、稽古をさせていただいて一緒に作ってく中で、「家族のような劇団なんだな」というあたたかさを感じたというか。知り合いの役者に「今度、イッツフォーリーズの作品に出るんだ」と言った時も驚いていて。僕もこれまでミュージカルに出た経験が多くないので、友達からも「歴史ある劇団に出演するなんて、すごいね。楽しみにしてる」と言われたので、イッツフォーリーズという名前がいろんなところで長年知られてるんだなと誇らしくもあり、家族に迎えられたような心地よさもあり、かつ毎日刺激をもらっています。なので、非常に楽しいです。・客演を迎えて、影響を受けたことなどは?吉田:毎日たくさん影響を受けて、刺激を受けまして。「刺激を受けてる」と言ってくださったことに驚いているくらいです。芝居や稽古への向かい方、台本の読み方だったり、小西さんにはすごくアドバイスしていだきましたし、北村くんも「すごいな、自由だな」と。これだけ自由に動き回れるんだな、すごいなと、本当に毎日感じましたし、他の客演の人たちもそうなんですけど、我々が今まで活動したことがないような、多方面で活動している人たちの持っているものをすごく感じました。劇団の中だけだと、家族みたいになってしまってそこから抜け出せない、はみ出さないみたいな部分が、もしかしたらどこかであるのかなみたいなことも感じ……。小西:反省はあとでしてもらっていいですか?(笑)吉田:はい、わかりました!(笑) とにかく刺激を受けまくって、吸収し尽くしてやろうと思った期間です。神澤:皆さんと同じくですけど、僕もかなり刺激を受けまして、まだまだ盗める所もあるんじゃないかなと思いながら。初日を迎えてしまってはいるんですど、ゲネプロでもまだまだ見つけられたことはあったりして。それこそ客演の方は色々な方面でご活躍されてるので、1人からもらえるものだけじゃなく、全員からもらえるもの数が多くて、頭がパンクしそうにはなったんですけど、そのパンクは悪い意味じゃなく、自分の中でいいものになっていったなと思いました。・(板垣に)原作のどの辺りを面白いと思ったのか?京極:遠慮なく……。板垣:思い切って言ってみますと、まあ、よく人が死んでしまう。バラバラになっちゃうのが特に面白かったです。全然知らないで初めて最近読んだもので、これはどういうふうに着地していくのか、と。あと僕が1番面白かったのは、歌にもしているんですが、「動機というのは解釈にすぎない」とか、シリーズの定番にもなっている「この世には不思議なことなど何もない」といった言葉。京極先生が妖怪などいないということを、百鬼夜行シリーズで書いてることに驚いたんです。僕も演劇という人間を描く仕事をしているもので、どんなに凄惨な事件や浅ましい話、ハートウォーミングであったりしても、個人個人のレベルではささやかなことでしかなかったりする物語を観ていただくことに、意義を感じている。という意味で、一見仕掛けはおどろおどろしいんですけど、ものすごく普通の人間の営みの部分を中心に据えてらっしゃると思ったので、やりたいと思いました。そこから先は後悔して、台本が書き上がらなくて死ぬかと思ったんですけど……。書き上がる前にまとめられない。すごい時間がかかったんですが、(演出で)文字を出すということを考えついたもので、これで難しい単語を説明なしで一気に見せてしまおうと。ただ、人間というものはささやかな一人ひとりの事情で生きてて、一つひとつに関しては、不思議な事情はなかったです。さらにもう1個、飛び抜けたことを先生はおっしゃっていて、「物語は解釈である」と。物語を書きながら、「物語は解釈だし、僕たちは物語の中で生きてるに過ぎないんだよ」と中禅寺が言ってることに感銘を受けました。京極:今おっしゃった通りで、私は字を書いただけなので、あとはそれを受け取る人の解釈なんです。この舞台は板垣さんの解釈、そしてその解釈を受けた表現者の方々の解釈で、受け取った、観てくださった方々もそれぞれに何かを解釈する。そういうことなので、もう私の出番はないです。小説書き上がった段階で手を離れているので、どのように受け取られてもどのように表現されても、僕は全然なんとも思わないです。よく原作を改変して怒る方がいらっしゃいますけど、全く僕は思わなくて、むしろそこからできた一つの作品が面白いかどうか。今回は面白かったので、全然OKです。・最後に一言小西:今こうやって劇場でいよいよお客様に観ていただけるということですが、僕らは稽古初日くらいからずっとワクワクしていました。面白い作品ができるかどうかは僕ら次第ですけど、作品に入る前に原作を読み、台本を読み、これが本当にうまく作用したら、皆さんにとても複雑なエンターテインメントを届けられるなと感じていました。言葉というのは、苦手な人はとても難しいものに感じるかもしれませんが、この作品の中にはあまり答えがないので、僕らも脳を思いっきり揺さぶっていきたいと思います。お客様の受け取り方も自由だという言葉もありましたし、答えを求めずに、ぐわんぐわんの頭で帰っていただければなと思っています。今、劇場を100%の状態で開けられることが本当に幸せだと思っているので、皆様の貴重な時間をほんの少し僕らにいただいて、損しなかった、よかったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。
2021年11月10日10代にして、その幅広い演技で多くの人を魅了している板垣李光人さん。自己表現でも人気を集める注目の人だ。その根底にあるのは、目の前のことと誠実に向き合う姿勢だった。アンバランスの美に惹かれ、好きなものに嘘をつかない人。性別にとらわれないスタイルや生き方をするジェンダーレス男子、気品漂う徳川家の御曹司、他者とのコミュニケーションが困難になる高校生……。板垣李光人さんは、それぞれの時代や世の中の空気をまとったような役がよく似合う。どんなキャラクターにも染まれてしまうのに、役者を一歩離れるとファッションやメイクを自由に楽しんだり、得意のイラストをSNSで発表するなど、アーティスト肌なところを見せてくれる。その落差や多才さが魅力といえるが、板垣さん自身もアンバランスなものや人に美しさを感じるようだ。「ティム・バートン監督の映画が小さいときから好きだったんです。彼の映画に登場するキャラクターって、いわゆる“いい人”がいないんですよね。一見いい人だとしても、みんなちゃんとずるいところや、汚いところを持っている。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のような子ども向けといえる作品でさえ、その描き方は徹底しているんですよね」ファッションでも惹かれるのは、アンバランスさを持ち合わせた佇まい。伝説のデザイナー、マルタン・マルジェラが好きなことはかねて公言しているが、最近注目しているのがバレンシアガのデザイナー、デムナ・ヴァザリア。「メゾン・マルタン・マルジェラでデザイナーをしていた人なのですが、マルジェラの特徴といえる“破壊と構築”を彼の服にも感じるんです。たとえばすごくきれいなドレスにスポーティな要素が入っていたりして、アンバランスさを出すのが上手なんですよね」ファッションやメイクは、板垣さんにとって自己表現の手段として欠かせないものだが、こだわりの強さも重々自覚している。「好きなことだとアクセルを踏みすぎるところがあるので、これでも20%くらいに抑えているつもりなんです。100%出し切ったら、誰も理解の及ばないような領域に突入しちゃうと思うので(笑)。世の中とのつながりや共感が、ぎりぎり途切れないところを一応保っているつもりではあります」役へのアプローチでも、キャラクターのいびつな部分に自然と目が向く。最新作のNHKドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』は、新人女性騎手と廃業寸前の厩舎の人々の挑戦を描く物語。板垣さんは、人に心を閉ざした失声症の厩務員を演じている。「立て続けに心理的に重い場面から撮影が始まったので、テンションを持っていくのが大変で…。でもその分やりがいがありました。“役”の人間と自分が信頼できる関係になったうえで演じる時間は、日常では味わえない感覚なのでやっぱり一番楽しいですね」その楽しさを自己満足で終わらせず、欠点や偏ったところがあるからこそ、美しく輝く人物を演じる意味や影響についても考える。「SNSなどですぐに感想が届く時代なので特に思うのですが、僕が演じた役と同じような境遇だったり、感情を抱えている人から、ちょっと楽になったとか救われたと言っていただけると、つながれたなって思います。最近、いろいろ抱え込んでいる役を演じることが多いからかもしれないですけど、自分が人と作品をつなげる立場にいることを実感するんです」固定観念にとらわれず、自分らしさを貫く板垣さんの姿は、役を離れているときも、きっと多くの人を励ましているのだろう。「僕自身、ブレることもたくさんあるし、ブレないで生きていくなんてたぶん無理だと思うんです。だけど自分らしくいるためには、好きっていう気持ちに正直になることが大事だと思います。そこさえ守ることができていれば、人との出会いや経験によって考え方や価値観が変わることに引け目を感じる必要はないし、それをブレとは言わないと思うんです」現在19歳。「10代のうちにやれることはやり尽くしたので、早く20歳になりたい」と言う。「自分を偽らず、我慢せずに生きている人って、本当に少ないと思うんです。その状況を変えようなんて大それたことは思わないですけど、こうやって表に出る仕事をしているわけなので、僕を見てくれた人に少しでも変化があったら、それに越したことはないですね」いたがき・りひと2002年1月28日生まれ。土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』(NHK総合)は12月18日・25日21:00~22:13放送予定。コート¥341,000ポロニット¥118,800パンツ¥124,300シューズ¥143,000ベルト¥45,100ソックス¥16,500(以上Maison Margiela/Margiela Japan Client ServiceTEL:0800・000・0261)※『anan』2021年11月3日号より。写真・成田英敏スタイリスト・三田真一(KiKi inc.)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年11月01日福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)がW主演を務める映画『君が落とした青空』より、板垣瑞生・横田真悠・莉子ほか脇を固める全キャスト情報とコメントが解禁された。いつも明るくお調子者で、おせっかいな友達として実結(福本莉子)に接しながらも、実は彼女に対して秘めた恋心を持つ本山佑人役は、2015年『ソロモンの偽証』で1万人の中から準主役に選ばれた経歴を持ち、現在放送中の「SUPER RICH」(CX)、「アンラッキーガール!」(YTV)など今期ドラマへの出演が続く板垣瑞生が務めることが決定。また松田元太演じる修弥のクラスメイトで彼に想いを寄せている西村トモカ役は、女性ファッション誌「non-no」(集英社)の専属モデルであり、人気ドラマ「3年A組‐今から皆さんは、人質です‐」(NTV)で女優デビュー、バラエティでも活躍している横田真悠が務めており、抜群の存在感を披露している。さらに実結を支える親友・丸井佐喜子役にはドラマ「ブラックシンデレラ」(ABEMA)で主演を務めるなど話題の莉子。SNSの総フォロワーは250万人を超え(Twitter/Instagram/TikTok/YouTube、10/24時点)、ティーンから絶大な人気を誇る彼女は、修弥との関係性に悩む実結の良き相談役として自然な演技を披露している。またこの度3人のコメントも解禁。板垣さんは「僕が演じた本山祐人は人に優しいが故に思いをうちに秘めてしまう役です」「もしあの時タイムリープ出来ていたら、そんな欲望を叶えてくれる作品でもありますし、一回一回のタイムリープに隠されている感情の秘密を是非紐解いてください!」とコメント。また横田さんは「彼女は意思が強く、この作品の登場人物の中で1番アクティブで行動力のある女の子だと思います。そんな彼女のまっすぐな、ただ好きという気持ちが、切なくも愛おしく、この映画を観た皆さんに感じていただけたら嬉しいです」と言い、莉子さんも「この作品を通して、私自身も何気なく過ごす毎日を改めて考え直すきっかけをもらえました」「ぜひご覧いただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。そのほか、実結の母親役に松本若菜、クラスの担任教師役に矢柴俊博といった実力派俳優が名を連ね、作品を支えているのも見逃せない。『君が落とした青空』は2022年初春、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年初春、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年10月26日平手友梨奈が主演、作家・古内一絵の同名小説をドラマ化する土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」に板垣李光人が出演。板垣さんが演じる失声症の厩務員・木崎誠の劇中ビジュアルが公開された。本作は、連続テレビ小説「なつぞら」の大森寿美男が脚本を手掛け、平手さん演じる新人女性騎手・芦原瑞穂のひたむきな情熱が、人生を諦めていた人々の心に火をつけ、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑んでいく物語。板垣さんは馬には優しいが、人には心を閉ざした失声症を抱えた厩務員・木崎誠を演じる。板垣さんは「“声を使わない”ということは自分の中でも新しい表現方法で、撮影に入る前は若干の不安があったものの、いざ始まってみると監督や共演者の皆さんのおかげもあり、誠と共鳴し苦しくなるシーンもありましたがとても楽しい毎日です」とコメント。「特によく話しかけてくださる平手さんには癒されながらも、ジョッキーという危険と隣り合わせの撮影の中でひたすら役と向き合い作品を創り上げてゆく、瑞穂そのものの姿に、とても背中を押されています」と、平出さんとの共演が頼もしい様子だ。土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」は12月18日(土)、25日(土)21時~NHK総合にて前・後編で放送。(text:cinemacafe.net)
2021年10月26日与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生がW主演する、Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」がTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の初回放送終了後より独占配信されることになった。1973年刊行の小松左京による「日本沈没」を原作にした日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は、大きくアレンジを加え、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に今だからこそ描くべき物語。沈没という目に見えない危機が迫る中で“見出していく希望”をテーマに描いていく。そしてParaviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は、日本に迫る未曾有の危機の中で運命的に出会い、恋に落ちた1組の男女が、日本沈没までの限られた時間の中で起こるどんな困難にも立ち向かい、愛を貫くラブストーリー。1日1日を懸命に生きる市井の人たちにスポットライトをあてた。運命的な出会いを果たす山田愛と蒔田奇跡を演じるのは、与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生。今作でW主演を務める2人だが、与田さんはドラマ初主演、板垣さんはParaviオリジナル作品の初主演となる。与田さんはアイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバーとして活躍するほか、美容誌や女性ファッション誌でレギュラーモデルを務めている。また、2018年に「モブサイコ100」でテレビドラマに初出演し、2019年放送の「ザンビ」、2020 年には映画『ぐらんぶる』などに出演し、活動の幅を広げている。そんな与田さんが今作で演じる山田愛は、居酒屋でバイトをしながら絵描きを目指す専門学生。北海道出身の天真爛漫な女性で、バイト先の居酒屋では持ち前の明るさとコミュニケーション能力を発揮。小学生の頃に両親を事故で亡くしており、6つ上の兄が親代わり。「絵で世界を変える」という夢があり、自力で学費を払いながら都内の美術専門学校に通う、芯の強いしっかり者。与田さんは「本編で登場する居酒屋での元気な姿だけでなく、愛ちゃんの過去や今を懸命に生きようとする姿が描かれています。人と人が思い合う事で幸せな気持ちになったり、すれ違って怒ったり、泣いたり、絶望したりと山田愛として沢山の感情と向き合い挑戦の日々でした」と振り返り、「ひたむきに生きていく人々の姿に心を動かされる作品になっています」とアピールする。一方、板垣さんは 2015年の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でその演技力が高く評価され、第25回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。以降もNHK連続テレビ小説「エール」や大河ドラマ「麒麟がくる」をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。板垣瑞生本作で演じる蒔田奇跡は、伝統ある大病院の御曹司で研修医。心優しく押しに弱い性格で、これまで親に決められたレールを歩み、やりたい事や将来の夢がない自分の人生にコンプレックスを抱えてきた。夢を持って自分の足でそれに向かって進む愛に惹かれ、影響されていく。「今いろいろ人や国が大変で、自分にも何かできないかと思っていた時にお話をいただけて本当にうれしかった」と語る板垣さんは、「撮影中何度も与田さんの天真な姿や、人に対する誠実さに救われながら撮影を終えることができました」とコメント。「僕が演じた奇跡は敷かれたレールの上で生きてきた青年だったのですが、それも一つの生き方だと思いますし、幸せなこともたくさんあります。ただ、自分がやりたいと思った行動やなんとなくの行動が、もしかしたら誰かの心を動かすかもしれない。そんな奇跡を台本を読んで感じましたし、もしかしたら奇跡を起こすんじゃないか、そんな青年になってくれたらいいなと思って演じました」と明かしている。合わせて公開されたメインビジュアルは、色とりどりの絵の具で構成された背景の上で、向き合う愛と奇跡が描かれ、白い服を着た2人は無垢の存在で、何色にも染まれるということを表現したもの。愛の芯の強さと奇跡の優しさをそれぞれのまなざしで表現したビジュアルとなっている。Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は10月10日スターと日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」初回放送終了後に独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年10月03日ジェンダーを超えた存在で注目を集め、活躍の幅を広げる板垣李光人さんと、同学年の写真家・葵さんが共鳴する瞬間。2歳からモデル活動を始め、小学校高学年には俳優の道を歩み始めていた板垣李光人さん。「小中学生の頃は、自分の知らない役を演じるのが楽しいという感覚でした。意識が変わったのは、映画『約束のネバーランド』あたりからです。役作りで一番大事なことは、役と板垣李光人という人間が信頼し合えているかどうか。役としての感情がありながら、板垣李光人としては立ち位置や段取りを考えながら演じなければならないので、ちゃんと互いが寄りかかれる態勢を作るようにしています。今は、役が85%、板垣李光人が15%くらいの感覚でやっていますね。芝居は、体力、メンタルの強さ、瞬発力が必要で、スポーツみたいです」今年放送されたドラマ『ここは今から倫理です。』では、愛着障害を持つ難しい高校生を好演。感情表現の巧みさで鮮烈な印象を残した。「すごく大変な役でした。でも、芝居は難しくて大変だから楽しいと改めて感じました。今は、作品を見た方がSNSとかで気軽に感想を送れるじゃないですか。みなさんから届く声に触れると、作品と人とを仲介できる立場にいられることも面白いなって。僕を介して出合った作品によって、誰かの人生を豊かにできているのなら、こんなに嬉しいことはないですね」今年は、情報番組『ZIP!』の金曜パーソナリティを務め、大河ドラマ『青天を衝け』にも出演。急速に知名度が上がっている実感は?「まだまだ未熟ですが、知名度が縦軸として、そこがある程度までいったら、横軸の時間の長さを大事にしたい。できるだけ長く俳優を続けていきたいんです。いずれは、芝居での“圧”を上手くコントロールできる人になりたい」ファッションセンスも抜群で、美容への関心も高い。そんな板垣さんが思う“美”とは。「自己中心的であるべきもの。誰にでも当てはまる『これが“美”』というサンプルはひとつもないし、あってはいけないものだとも思います。個人による美醜の判断は、あくまで自分の中だけのもので、それを第三者に当てはめることはできないんじゃないかなって」ファッションだけでなく、イラストなど自己表現の幅が広いが、アイデアの源はどうインプットしているのだろう。「特にインプットしようと意識してやっていることはなくて、音楽、空の色、匂い…生きているうちに見て、感じるものすべてが、僕にとってはインプットに含まれているんだと思います。小説は江戸川乱歩や夢野久作の作品が好き。今じゃ使わない言葉が多いのが逆に新鮮で飽きないんです。何も考えず、ソファでゴロゴロしながらひたすら配信を見ることもありますよ。最近は『ル・ポールのドラァグ・レース』をよく見ています」高い美意識、自分を客観視できる冷静さ、深い思考力…。そのどれもが、とても19歳とは思えないレベルに達しているが、板垣さん自身は“若さ”についてどう捉えているのだろう。「10代は一番、危険。澄んだ、無垢の生々しさが危なっかしい年代で、まだ調理されていない美しい霜降り肉のようだなって」来年1月には、「危険な」10代から20代へ。20歳の記念に欲しいものを尋ねると、ファッションラバーらしい答えが返ってきた。「僕はGUCCIのクリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが好きで、GUCCIとBALENCIAGAのコラボのコレクションが、誕生日の頃にショップに並ぶはず。そのアイテムにしようかな。20歳の誕生日とか関係なく、何かにかこつけて、すぐに買っちゃうかも(笑)」RIHITO ITAGAKI2002年1月28日生まれ。’13年、俳優デビュー。『仮面ライダージオウ』で注目される。24時間テレビドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』が8月21日放送予定。パンツ¥17,600(ワーダー)その他はスタイリスト私物AOI2001年10月1日生まれ、埼玉県出身。写真家。高1の時にフィルムカメラに興味を持ち、数千円の中古で撮り始める。’19年、三ツ矢サイダーのキャンペーンに抜擢。9月7日より、京都で個展「drop」を開催。※『anan』2021年8月4日号より。写真・葵スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月03日俳優の板垣李光人が5日、千葉県松戸市の国指定重要文化財・名勝の「戸定邸・庭園」を訪問した。現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で徳川昭武を演じる板垣。今回、3日がその命日であることから、昭武が明治17年に建築し住まいとしていた戸定邸へと訪問する運びとなった。当日はまず、戸定邸に併設されている「戸定歴史館」で3日から開催中の特別展「幕府再興とパリ万博−1867・運命の転換点」を、『青天を衝け』の時代考証として参加している戸定歴史館の齊藤洋一名誉館長の説明を受けながら見学。続いて戸定邸内に移動し、同歴史館に展示されている、昭武が海外渡航時に着用した陣羽織の複製に袖を通した。着用後、板垣は「陣羽織は長い時間をかけて研究されて作られたもの。羽織ってみると物自体は軽いですが、歴史の面での重みを感じました」と感想を述べた。その後、東屋(庭園内の建屋)に移動した板垣は、松戸市の本郷谷健次市長、齊藤名誉館長と鼎談。大河ドラマの出演が決定したときの気持ちについて尋ねられると、「初めて出演した『花燃ゆ』(15)のときは、まだ大河ドラマに出演することの重さをわかっていなかった。19歳でまた大河ドラマに出演し、歴史を生きてきた人々、日本を作ってきた人々を自分が演じることの責任を感じています」と、2度目の大河ドラマ出演で抱いた思いを明かした。また、齊藤名誉館長から所作の美しさや気迫の込め方などを「人から聞いた情報だけでなく、自分がどう感じたかを通して演じているのがすごい」と絶賛された場面では、笑顔を浮かべていた。最後に行われた囲み取材で、板垣は「織田信長など有名な人物は、これまで多くの方々が演じられていますが、 徳川昭武はそうではありません。そういう意味で、昭武のイメージをつくる最初の俳優という責任を感じています」と、昭武を演じることの重みに言及。「昭武として大河ドラマを経験させてもらえたことは、今後の俳優人生の自信につながると思います」と充実感をにじませた。
2021年07月07日莉子をはじめ、神尾楓珠、板垣瑞生、愛花らフレッシュな若手俳優陣が一挙に出演し話題を呼んでいる「ABEMA」4月新ドラマ「ブラックシンデレラ」。最終話では、莉子さん演じる主人公の愛波と神尾さん演じる圭吾の晴れ舞台が見られ「最高のハッピーエンドだった!」「ブラシンロスがすごい。8話をこんなに短く感じたの初めてかもしれない…」と早くも“シンロス”を自称する者も続出している。完全オリジナルストーリーとなる本作は、学園一の美男美女を決めるミスコンがいまなお行われる清蘭(せいらん)学園が舞台。とある出来事により自分を取り巻く世界が一変してしまったド平凡女子高生の主人公・愛波(莉子)を中心に、見た目の悩みを抱えながら、学園内に色濃く残るルッキズム(外見至上主義)に立ち向かい夢や恋に奮闘する“逆襲”ラブストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ミスコン主催者であるカスミコスメよりプロのメイクを施され、顔の傷がすっかり見えなくなった愛波だったが、彼女はその「隠すメイク」を取って顔に傷がある状態で堂々とステージに立った。自身のコンプレックスに真正面から向き合った愛波の姿に、ミスコングランプリに輝いた百合(愛花)は一気に虚しさが込み上げてきたのかいたたまれなくなり、スピーチ後すぐにその場を立ち去る。後を追った愛波が百合と正面から対峙し2人の間にあったわだかまりが解消されていくシーンも描かれた。「ステージに立ってた愛波ちゃん本当にキラキラしてた」「愛波、かっこいい!」「力強く凛とした愛波のスピーチに涙」「ゆり様とお友達になれて良かった」などの声が寄せられた。そして、圭吾からの告白の言葉を遮り、自分の想いを伝える愛波に、さらに圭吾がキスをする一連のシーンには「まさかキスシーンがあるなんて!!」「愛波遮っちゃうし、圭吾くん止めるためにキスしちゃうし!!!!最高のキュンキュンいやギュンギュンをありがとうございます」など視聴者も大興奮の様子で歓喜に沸いていた。放送終了後には本作の「卒業編」がABEMAプレミアムで2週連続配信されることも発表された。SNSには「本当に最高だった~!!!自己肯定感が少しだけ上がった」「自分にもコンプレックスがあるのですがこのドラマを観てまなはちゃんから勇気を貰えました」「学園ドラマだけど、社会人の私にも響くものがたくさんあった。また頑張りたい時に見直したいドラマだな」など最終回を惜しむコメントが続々投稿されている。(佳香(かこ))
2021年06月11日累計発行部数250万部突破の人気少女コミックを、実写映画化した青春ラブストーリー『胸が鳴るのは君のせい』が公開されている。高校1年生の3学期に転向してきたクールなイケメン男子・有馬隼人に、親友のように仲良くなった明るくしっかり者の女子・篠原つかさが、思いを告白するも振られてしまうところから始まる、胸キュン“片思い奮闘記”だ。「そういう目で見たことない」と断るものの、次第につかさへの気持ちに変化が生まれていく有馬に、ジャニーズJr.のグループ「美 少年」の浮所飛貴。グループとしての活動はもちろん、バラエティ番組などで見せる素顔も人気の浮所が、普段はクールだけれど時折見せる優しさや笑顔が魅力の有馬を繊細に演じて、映画初主演を務める。そしてヒロインのつかさには、主演ドラマ『恐怖新聞』などでの演技力が話題を集め、本作で王道少女コミックに初挑戦する白石聖。応援したくなる魅力的なヒロインを作り上げた。そんな浮所と白石に、役への取り組み方や、カメラの外でのエピソードを直撃した。○■これまでのイメージと異なるオファーに、浮所も白石も驚き――浮所さんのクール男子役に、白石さんの王道ヒロインと、これまでのおふたりのイメージとは少し違いますね。浮所:僕自身は普段、クールとは程遠いタイプですからね(笑)。でも、挑戦してみたい役のタイプのひとつだったので、お話をいただいたときはすごく嬉しかったです。何より有馬は、男子から見てもかっこいいし、女の子なら絶対に好きになっちゃう「ザ・イケメン」! 原作を何度も読ませていただいて、カバンの持ち方やしぐさなど、全部を確認して、撮影上変える必要のあった箇所以外は、なるべく忠実にできるように気を配りました。そしてそこに、自分の思う有馬像を織り交ぜて演じていきました。――浮所さんが有馬くんから盗みたいと感じたところはありますか?浮所:全部です。ホントに! マジでかっこよすぎです。原作の有馬のビジュアルもものすごいイケメンだし、正直、憧れの男性です。――「美 少年」のメンバーの反応は?浮所:みんな「がんばれ」と前向きに応援してくれました。主題歌が僕らの「虹の中で」に決まったときもみんなで喜びました。いい仲間を持てたなと実感しています。――白石さんは、つかさのオファーを受けたときはいかがでしたか?白石:つかさ役で声をかけていただいたことは、ありがたいと同時にビックリしました。これまでにも元気だったり天真爛漫だったりするキャラクターを演じたことはありますが、どちらかというと、静かに感情を訴えたり、狂気的な部分を持っている役柄のほうへの印象を持っていただいていたので、つかさのような等身大の女子高校生を演じられるのはすごく嬉しかったです。原作を読んでも、本当に応援したくなる女の子で、すごく感情移入できました。とにかく有馬くんのことが好き! という軸を大切にしながら演じました。――これまでの役とは違う表現もありましたか?白石:たとえば、最初に有馬くんから「シャー芯貸して」とお願いされるシーン。すごく距離が近くてドギマギするのですが、そうした気持ちが、画面を通じてもみなさんにはっきり伝わるように心がけました。嬉しいとか楽しいとか、溢れちゃったものは、抑えるのではなくて見せてしまっていいと思ったので、自分をよく見せようとか、映りを気にしたりせずに演じていきました。○■実際につかさっぽいのは?――撮影現場でのエピソードを教えてください。白石:浮所さんはすごく優しかったです。アイスを買ってきてくれました。浮所:白石さんが好きなアイスがあるという話をしていて、チョコとキャラメルのだけれど名前が思い出せないと言ってたんです。そんな話を聞いたあとに、コンビニに行ったら、まさにチョコとキャラメルの新発売のものが置いてあったので、「これだ!」と買って帰ったんです。でも違っていて(苦笑)。白石:すごく美味しかったですよ!浮所:白石さんは、カメラが回っていないときでも、いつも僕の話に付き合ってくれるんです。僕はつまらない世間話もよくするのですが、ちゃんと笑って聞いてくれて。そう、笑ってくれるんですよ! 僕、あんまり面白くないんですけど。優しいなと思いました。白石:面白くなくないですよ。浮所さんには、天性のアイドルだなと思わせられる瞬間がたくさんあって、浮所さんがいるだけで、周りの空気が明るくなって、みんなが笑顔になるんです。本当に誰とでも分け隔てなく接していますし、私にはないものをたくさん持っている方だと思いました。それこそ、浮所さんのほうがつかさっぽいと感じてました。浮所:現場でも、僕の方が「つかさっぽい」と言われてました。白石:そうなんです。だから実は浮所さんからもインスピレーションを受けていました。――そんな影響もあったんですね。作品を楽しみにしている人にメッセージをお願いします。白石:おそらく、多くの人が片思いや、誰かを好きになった経験を持っていると思います。この作品を通して、誰かを思うことの素晴らしさが伝わってくれたら嬉しいですし、ちょっとでも心に残ってもらえたら。観終わったときに、みなさんの背中を押せる応援歌のような作品です。ぜひつかさと一緒に、有馬くんにキュンキュンしながら、共感して応援してください。浮所:有馬につかさ、長谷部(板垣瑞生)、麻友(原菜乃華)と、いろんな人の目線で観られるので、何回観ても飽きないと思います。原作のいいところを凝縮しつつ、オリジナルなキュンポイントも入っています。ぜひ楽しみにしてください!■浮所飛貴2002年2月27日生まれ、愛知県出身。ジャニーズJr.内の6人組ユニット「美 少年」のメンバー。2020年に雑誌「Myojo」の人気投票企画の「恋人にしたいJr.」部門で第2位を獲得し、これからのジャニーズを担うと期待されている。今年の1月からはバラエティ番組『VS魂』のレギュラーに抜擢。クイズ番組などでも屈託のない素顔を見せている。昨年、ドラマ『真夏の少年~19452020』にて俳優デビューを果たし、本作で映画初主演。■白石聖1998年8月10日生まれ、神奈川県出身。2016年に女優デビュー。2019年に結婚情報誌「ゼクシィ」12代目CMガールに起用され、注目を集めた。ドラマ『絶対正義』『だから私は推しました』『世にも奇妙な物語』『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』などに出演し、高い演技力を評価されている。昨年、『恐怖新聞』にて連続ドラマ初主演を飾った。
2021年06月08日10代・20代を中心に支持を集め、挑戦的なオリジナル作品を次々と生み出す「ABEMA」のドラマ。6月10日(木)にいよいよ最終回を迎える「ブラックシンデレラ」では、高校のミス&ミスターコンテストを軸に、世にはびこる“綺麗じゃなきゃ…”“カッコよくなきゃ…”という外見至上主義(ルッキズム)に踏み込み、いま話題を呼んでいる。登場するのは、突然の事故によって運命が一変してしまうド平凡女子と、ナルシストな海外帰りの御曹司に、有名美容ブランドのひとり娘、ミステリアスな自由人などなど、実に多彩。そんな彼女たちの学園ラブストーリーを通じて、新たな考え方や価値観のアップデートをさりげないアプローチで問いかけるのは、近年ファンが急増中の韓流ドラマと似ている、かも!?そこで、「ブラックシンデレラ」を楽しむ上でも欠かせない4作品を合わせてピックアップした。◆「ブラックシンデレラ」いま、あえてミスコンに出場する意味莉子をはじめ、神尾楓珠、板垣瑞生、愛花らフレッシュな若手俳優陣が集結している完全オリジナルストーリー「ブラックシンデレラ」。莉子さん演じるド平凡女子・神谷愛波(まなは)は、清蘭学園のミスコンに出場することが夢。ひょんなことからコンテストに出場できることになり、学園の人気者・橘圭吾(神尾楓珠)や香澄百合(愛花)の後押しもあって自信を持ち始めるが、予想もしない事故が起き、顔に大きな傷を負ってしまう。また、思いを寄せていた圭吾と百合の婚約を知り、すべてを諦めようとしたとき、マイペースな転校生・空(板垣瑞生)に救われることに。愛波が憧れている、中身も外見も完璧なかつてのミスコン優勝者、ルイ(鈴木愛理)は空の姉だったが、実は過去に心の傷を抱えていたことが判明。百合も美容ブランド社長である母からのプレッシャーに、押しつぶされそうになっていた。さらに、愛波を勇気づけようとした圭吾が「この顔、全部整形だから」と衝撃の告白をして――。酷いいじめに遭ったことで整形を決意、“なりたいように自分を作った”という圭吾。そして、この経験があったからこそ、ミスコンやモデル活動のような華やかな舞台で輝くことが自分の居場所だと思えるようになったと明かす。圭吾は、手に入れた新しい自分を丸ごと愛しているのだ。一方、空に「失敗して傷ついたところも、見る人や見方で美しくもなる」と背中を押され(彼の優しさは報われてほしい…)、家族の見守りもあって、圭吾の苦悩を受け止め、再度開催されることになったミスコンに向き合えるようになっていく愛波。人はそれぞれに、様々な“傷”やコンプレックスを抱えている。自分自身や他人を傷つける理不尽さを、誰もが避けては通れない。「こんな自分も悪くないと思って生きていきたい」と思えるようになった愛波がミスコンでも“自己肯定”を貫けるのか、最終話の注目ポイントとなりそう。なお、愛波と圭吾がおさぼりデートをする間に急接近した、お互いの親友同士の滝川(兵頭功海)とひまり(鈴木美羽)のカップルも好感度が高く、主人公の“親友同士”や2番手のカップルを応援したくなるのも、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「太陽の末裔 Love Under The Sun」など大ヒット韓ドラの“あるある”だ。◆「女神降臨」綺麗は作れる!? メイクで大変身して始まる三角関係日韓で話題となったウェブ漫画をドラマ化した「女神降臨」(原題)。メイクをすることで見た目のコンプレックスを乗り越え、誰もが振り向く“女神”へと変身した女子高生イム・ジュギョン(ムン・ガヨン)は、頭脳明晰で運動神経も抜群だが、どこか陰のあるイ・スホ(チャウヌ/ASTRO)に“素顔”を見抜かれる。さらに、タフな風貌で悪い噂が絶えないハン・ソジュン(ファン・イニョプ)と出会い、ドキドキの三角関係が始まることに。「漫画から出てきたよう」と絶賛されるチャウヌ(ASTRO)は、“顔天才”と呼ばれるほどの造形で日本でも大注目の存在。美容整形や外見至上主義をテーマにした「私のIDはカンナム美人」に続き、今作で本格ブレイク。秘めた孤独と悲しみで他人に心を開かないスホを演じ、次世代の演技ドル(演技もできるアイドル)として期待を集めている。また、ビフォー/アフターを演じ分けたムン・ガヨンの巧さも見逃せない。◆「彼女はキレイだった」日本でもドラマ化決定!「梨泰院クラス」「キム秘書はいったい、なぜ?」のパク・ソジュンと「キルミー・ヒールミー」のファン・ジョンウムが共演。子ども時代の初恋から15年後、ぽっちゃり体形で内気な少年ソンジュンはクールなエリート編集者(パク・ソジュン)に成長しており、恋も就職もうまくいかないヘジン(ファン・ジョンウム)はすっかり気後れして、大親友で超美人、ホテルの支配人として働くハリ(コ・ジュニ)に自分の代役を頼む。ミステリアスでつかみどころのない先輩記者シニョク(SUPER JUNIORチェ・シウォン)は飾らないヘジンに惹かれ、ファッション編集部を舞台に勘違いとすれ違いの恋が展開する。仕事に関しては厳しくありながらも、次第にヘジンの頑張りに優しさや素顔を見せていくパク・ソジュンのツンデレ演技や、伸びっぱなしのくせ毛やそばかす姿のファン・ジョンウムの熱演はもちろん、誰しも他人には図り知れないコンプレックスや悩み、葛藤を抱えている点に注目。◆「私の名前はキム・サムスン」元祖・ツンデレ御曹司はヒョンビンから!?30歳のクリスマスに恋人に振られた上、職も失ったパティシエのキム・サムスン。年下で傲慢な御曹司ジノンと出会い、彼がオーナーを務めるホテルの高級レストラン「ボナペティ」で働くことに。ジノンは結婚を急かす母親の手前、サムスンに恋人のフリをしてもらうが、やがて本気の恋に発展…!?そんな中、ジノンのもとを去った元婚約者ヒジンが再び現れる。元祖・ツンデレ御曹司といえば、「愛の不時着」で大ブレイクを果たしたヒョンビンだろう。最初の出会いは最悪でも、心に傷を持つ御曹司が、自分の名前にコンプレックスを持ち、気が強くて毒舌、妄想で先走りがちという、それまでの“韓ドラヒロイン像”とはまるで違うキム・サムスンによって癒されていく姿が人気となった。演じたキム・ソナは役作りのために体重を8キロ増やして臨んだという。◆「着飾る恋には理由があって」着飾ることが自分らしさ!?主人公は、インテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の広報として、SNSを駆使し“キラキラ”と着飾ることで自分の居場所を得ていた真柴くるみ(川口春奈)。元天才シェフのミニマリスト・藤野駿をはじめ、価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら恋をしたり、友情を深める中で、鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く。駿がくるみに対して「ビフォーのほうがいいのに」とよく言うように、着飾って“盛って”、見栄えよくすることの是非と、自分らしくあることは韓国でもよく描かれるテーマだろう。時間軸が前後したり、登場人物の視点を変えた回想シーンなども韓流ドラマっぽい!?「ブラックシンデレラ」は毎週(木)22時~ABEMAにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年06月08日若手俳優の板垣瑞生がゲスト出演したクッキング動画が、フィリピン政府観光省の公式YouTubeにて公開されている。ゲストがフィリピン料理にチャレンジするクッキング動画「#おうちでフィリピン フィリピン料理にチャレンジ」。1弾のゲストの高杉真宙に続き、今回は『初恋ロスタイム』、大河ドラマ「麒麟がくる」、「社内マリッジハニー」などに出演した板垣さんが登場。最初は、「上手にできるかな」などと不安げだった板垣さんだが、タガログ語も交えて調理を進めていく。ビールのお供にもぴったりなフィリピンのB級グルメ「シシグ」や、豆腐で作る人気スイーツ「タホ」、野菜と牛肉をピーナッツソースで煮込んだ「カレカレ」と、計3品の家庭料理を見事完成させた。そして、自ら作ったフィリピン料理をおいしそうに食べる場面や、板垣さんの素顔と新たな一面を垣間見ることのできるトークも必見。また、動画の中では詳しいレシピや調理工程も紹介しており、板垣さんと一緒に誰でも簡単におうちでフィリピン料理に挑戦することができる。料理動画は3本。本日より順次、配信予定だ。(cinemacafe.net)
2021年06月07日映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)公開記念舞台挨拶が5日に都内で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、高橋洋人監督(※高ははしごだか)が登場した。同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。念願の有観客イベントだったためか、浮所は「有馬隼人役を演じさせていた……」と止まってしまい、「ごめんなさい〜! ちょっとばかし緊張してます」と苦笑。「できるかできないかわからない状況が続いていたので、皆さんの前に元気な姿を見せらたことが本当にすごくすごく嬉しいです。ほっとしています」と語りかけ、涙を浮かべるファンの姿に「僕もここに来た時、やばかったです。めっちゃ我慢してました。今までは誰も居ない中でイベントをやっていたので、危なかったです」と共感していた。最近胸キュンしたことを聞かれると、浮所は「今日朝、ミッキー(板垣)にメールをしたんです。『今日、よろしくね』と連絡したら、すごく意味のわからない改行の仕方で『たの しんで こう』と打ってくれたんでけど、心強くしてくれたという意味では、朝からキュンキュンさせられました」と明かす。板垣は「(改行の意味は)特にないです。まっすぐ『楽しんでいこうぜ』と言うのがなんか恥ずかしくて、改行して言わせてもらいました」と照れ笑いを浮かべた。また、主演の浮所のキュンキュンエピソードを披露するコーナーでは、白石が「学校の撮影で現場に台本や自前の靴を置いてきてしまったことがあって、それを届けてくれました」と明かし、浮所は「次の現場が一緒だったから、そこまで持っていってあげましたね」と振り返る。板垣が「イケメンですね」と言うと、浮所は「知ってます!」とドヤ顔し、あとから慌てて「嘘です!!」と訂正する。さらに「『一緒にお昼ごはん食べよう』と言ってくれた。なかなか言えなくないですか? 何日かしか会っていない人に対して。男として惚れちゃうと思いました」(板垣)、「お姫様抱っこのシーンの時に、持った状態のまま数分キープしなきゃいけなくて、腕とかしんどいはずなのにずっと『大丈夫? 体勢辛くない?』と言ってくださって、リアル王子様、リアル有馬くんだなと思いました」と絶賛。高橋監督も「初対面の第一声で心をわしづかみにされてました。挨拶が良くて、そういうところが全てに現れてるんじゃないかなと思います」と語り、浮所は「恥ずかしいですね、このコーナー! とてもとても嬉しいです」と喜んでいた。イベントでは、ファンや登壇していないキャストからのメッセージが書かれたパネルや、サプライズで監督からの花束プレゼントも。浮所は「『胸きみ』カラーが水色なので水色の衣装を用意していただいて、かつこの花も可愛い青と水色ですごくすごく綺麗ですし、すごくいい香りがしています。ありがとうございます」と感謝していた。
2021年06月05日俳優の板垣李光人が2日、自身のオフィシャルサイト、ファンクラブ(板垣李光人 OFFICIAL SITE別邸『すもも庵』)を開設した。自らアートディレクションしたオフィシャルサイトは、役者としてさまざまな作品で見せてきた多面的な表情をモノクロの世界観の中で表現。ビジュアルは、クールでアンニュイな雰囲気が漂うカットをセレクトし、新たな一面を見せている。なおオフィシャルサイトでは、最新ニュースをはじめとする無料コンテンツのほか、会員限定で配信される情報や画像、動画、ライブ配信、ブログ、グッズ販売などスペシャルな特典を提供していく。また、日本家屋を彷彿とさせるファンクラブサイトは、自らイラストを担当している。○■板垣李光人コメントこの時代に皆さまとより密になるべく、他のSNSとは一線を画すといった意味でも"別邸"という名のファンクラブを設けることにいたしました。推しと服と麺類で構成された男の瑣末な話にお付き合いいただけるのであれば、ぜひおあがり下さい。(C)森康志
2021年06月02日●『ViVi』初表紙も「すごく大きな経験」ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルとして支持を集め、4月に発売された6月号では初のソロ表紙を飾るなど、人気急上昇中のモデル・愛花(えりか)が、ドラマ『ブラックシンデレラ』で演技に初挑戦。「どうなるか分からなかったけれど、飛び込みました!」と語る愛花にインタビューした。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」で配信がスタートした同ドラマで愛花が演じるのは、有名美容ブランドのひとり娘として育ち、学園一の美女と謳われる香澄百合。莉子演じる主人公・神谷愛波(まなは)を敵視する難役で、初めてとは思えぬ演技を見せている。そんな愛花に演技に挑戦して感じたことや、『ViVi』ソロ表紙の喜びに加え、地元が好きという自身に感じる「福島魂」を聞いた。○■初めての演技に劣等感――第1話の後半、百合サマの本性が露わになってビックリしました。しかも愛花さんは初演技。ミスコンが盛んな学園のトップに君臨する、意地悪な女子に挑戦したのはすごいなと。オーディションで決まったのですが、私も「演技は初めてだけれど大丈夫かな」と不安でした。実際、現場ではみなさん演技が上手な方ばかりだし、囲まれて、劣等感がすごかったです。頑張りたい気持ちはあっても、なかなか追いつけないジレンマと、ずっと葛藤してました。――最初に出されていたコメントでも、「劣等感がある」「悔しい」というお話をされていました。そうした気持ちを素直に口にできるのも素敵だと思います。自分は喋ってしまうほうです。弱みも人に見せちゃう。ただファンの方が見てくれているInstagramなどではネガティブな方向に持っていきたくないので、言わないようにしています。もともとネガティブなタイプではないですけど、こうしたインタビューでは、きちんと自分のことをお話しできたらと思っています。――もともとお芝居に興味は?すごくあります。知らない世界ってワクワクするし、なんでもやってみたいと思うタイプなので、今回のお話も、どうなるか分からないけれど、やってみたいと、飛び込みました。でも「あれ、私、場違いじゃないかな?」と思うこともあって。楽しさも感じましたが、もどかしさもあったので、演技の勉強もしていきたいです。○■好奇心とハングリー精神で突き進んでいきたい――中盤以降は、百合のバックボーンも見えてきて、彼女自身も変化していくのでは?そうですね。百合は、美の価値にすごく厳しいお母さんのもとで育ってきて、どこかずれているところがあるんです。それが、愛波と圭吾(神尾楓珠)、空(板垣瑞生)との関係の中で変わっていく。本当の美しさとは何なのかにも気づいていけるキャラクターだと思います。――莉子さんとは現場ではどんな感じだったのですか?年下なので、最初は妹みたいな感じかなと思っていましたが、とても大人な考えを持っていて、学ばせてもらうことが多かったです。この作品をきっかけに、プライベートでの交流も始まりました。『ブラックシンデレラ』の女子グループみんなで仲良くなりました。――神尾さんと板垣さんには取材したことがあるのですが、とても明るいイメージです。現場でも明るかったです。ただ神尾さんが、『ViVi』での取材のときに、普段は結構クールなんだけど、現場では圭吾っぽく振る舞っていたとお話されていて、カメラが入っていないときでも、役柄を意識されているんだなと知って、素敵だなと思いました。――神尾さんとは『ViVi』の6月号で対談されていますね。そして愛花さんはソロで表紙を飾りました。そうなんです。今回ドラマで初めて演技をしたことも大きいですが、それに加えて、『ViVi』で表紙を飾らせていただいたこともすごく大きな経験になりました。色んなことに挑戦するたびに、責任感が増しますし、背負っていくものも増えていますが、それに負けないくらい楽しいことが多いし、好奇心とハングリー精神で突き進みたいです。――百合は表情で気持ちを見せる場面も多いです。モデルのお仕事とは、表情づくりも全く違いますか?全然違いました。モデル業ではモデルひとりひとりも、スタイリストさんもメイクさんも、みんなが自分の持っているものをそこで出す感じですが、演技となると自分だけではなくて、監督だったり共演者だったりと、長い時間をかけてみんなでひとつのものを作っていくのだと感じました。だから表情も周囲の影響で変わってくる。みんなで作り上げるという点は同じなのですが、作り上げ方、関わり方が違っていることが楽しかったです。●東京理科大で「刺激されて、私も頑張っています」○■将来はみんなに愛されるおばあちゃんになりたい――これから女優としての活動も増えていくなら、どんな役をやってみたいですか?最近、Netflixで『エノーラ・ホームズの事件簿』という映画を見たんです。シャーロック・ホームズの妹が主人公なんですけど、中世のヨーロッパで女性はおしとやかにと言われるなかで、エノーラは野性的で、すごく面白いんです。私も明るい役や強さのある役もやってみたいですね。百合も美に対するちょっと斜め方向の強さを持っていますが、今度は斜め方向ではないまっすぐな強さも演じてみたいです。――百合を演じてみて、ルッキズムについて何か考えましたか?これまで外見主義について考えたことがありませんでした。今回、セリフの中にも外見に関するいじわるなワードとかが結構あって、そういうのを目にするとすごく悲しくなるし、無意識にやっている人たちには、よくないことだと分かってほしい。高校生だけでなく、小学生や中学生にもこの作品のメッセージが伝えられたらなと思います。――まだ二十歳ですが、学業とモデル業に加えて今度はお芝居もと、とても目まぐるしい生活かと。そうしたなかで何かビジョンはありますか?数年後にこうなりたいといったものは、あまりないんです。そのときに自分のやりたいこと、例えば今回のように演技へ挑戦したり、その都度やっていけたら。もともと芸能界に入るきっかけも高校の時に受けたオーディションでグランプリをとったことで、そこからガラッと人生が変わりました。世の中、飛び込んでみないと分からないことのほうが多いので、今はいろんなことを吸収しつつ、挑戦していけたらと思います。先の目標としては、みんなに愛されるおばあちゃんになりたいです。――まだまだ先の目標ですね。おしゃれをして街に出かけるようなかわいらしいおばあちゃんでしょうか。はい。実際、私のおばあちゃんもおしゃれで、私がいいなと思ったリップをおばあちゃんにあげたり、今年の冬には、おばあちゃんのお譲りのコートを私が着てました。――おばあさまのおさがりを?おばあちゃんのおさがりを着ますし、もし自分に孫ができたら、同じようにしてあげたいです。私は、自分のベースが家族にあって、お仕事をするなかでツライことがあったら、家族に声をかけてもらいますし、FaceTimeで顔を見て話もよくしていて、とても支えになっています。○■競歩大会で鍛えられた福島魂――家族がベースというお話ですが、愛花さんは、地元の福島を大切にされている印象です。今年は震災から10年で、それこそ福島のことは気軽に聞いてはいけないみたいに思われてしまうこともありますが、こうしたコロナ禍でなかったら、本当はもっと観光PRもしたいんです。福島ってこんなに素敵なところがあるんですよって。もう散ってしまいましたが、鶴ヶ城(会津若松城)の桜とか、すごくきれいですし。でも今は足を運べないので、特産品でお取り寄せできるものをおすすめしています。最近のおすすめは日本酒です。――二十歳になりましたし、飲めますね。めちゃめちゃおいしいです。会津娘とか飛露喜とか。――自分は福島の女性だなあと、福島魂を感じる瞬間はありますか?中学から高校にかけて、競歩大会があるんです。白虎隊が飯盛山を超えて猪苗代にも行ったことにちなんで、40キロ歩くんです。雨や雪でできない年もありましたが、私も参加して、忍耐力を鍛えられました。それこそ会津魂ですね。たとえばモデルのお仕事ですごく寒い冬に夏服の撮影をすることもありますが、会津魂で乗り切ってます。――東京理科大学に通う現役大学生でもあります。やることが多すぎて疲れませんか?私、いったん止まると止まっちゃう性格で。大学と仕事に関しても、どちらもやっているから頑張れています。大学だけ、仕事だけとなると逆に怠けちゃうかな。大学のほうは今、オンラインのために課題も多いですが、忙しいのは私だけじゃないので。勉強もやりたいしお仕事も頑張りたい。頑張っている人たちに囲まれているので、刺激されて、私も頑張っています。――最後にメッセージをお願いします。百合は固定概念に縛られていましたが、愛波と関わることで変わっていきます。百合が成長していく姿を見てほしいですし、百合だけじゃなくて、みんなが愛波のパワーでどんどん変わっていくので、そうしたキャラクターたちの成長物語を楽しんでもらえたら嬉しいです。■プロフィール愛花(えりか)2000年8月13日生まれ、福島県出身。2018年にファッション雑誌『ViVi』の専属モデルオーディションにてグランプリを受賞し、翌年、専属モデルデビュー。様々な表情を見せて人気を獲得し、2021年4月発売の6月号で初の表紙を飾った。「ABEMA」配信ドラマ『ブラックシンデレラ』で女優デビューを果たした。私生活では東京理科大学に通う現役の大学生であり、クイズ番組に出演するなど、活躍の幅を広げている。公式Instagram(@hi_erica_)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年05月21日6月4日(金)に公開となる映画『胸が鳴るのは君のせい』より、胸きゅんスペシャル映像「胸が鳴るのは“浮所”君のせい」第2弾が到着した。本作は累計発行部数250万部を突破する同名コミック(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)を原作とした青春ラブストーリー。すべての恋する女子の共感ポイントにあふれた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描く。主人公の有馬隼人を演じるのはジャニーズJr.で唯一『VS 魂』のレギュラーメンバーに抜擢されるなど、今年最もブレイクが期待される美 少年の浮所飛貴。そして、ヒロイン・篠原つかさに白石聖、二人の恋のライバルに板垣瑞生、原菜乃華と今注目のキャストが勢揃いし、甘酸っぱくも切ないラブストーリーを彩る。先日、大反響を呼んだ主演・浮所と映画館デートをしているような気分が味わえる「胸が鳴るのは“浮所”君のせい」第1弾。SNS上では大きな盛り上がりを見せ、あっという間に10万回再生を突破した。そんなスペシャル動画の第2弾は「お願い編」。浮所が自身の主演映画『胸が鳴るのは君のせい』を彼女に観てほしいとお願いするシチュエーションとなっている。映像は、「ちゃんと聞いてた!?」と彼女に話しかける浮所のシーンからスタートする。「『胸が鳴るのは君のせい』絶対観てね!!」とハイテンションにお願いしたかと思えば、不意に両手で彼女の肩を掴み、「君に観てほしい」と真剣な表情を浮かべる浮所。至近距離で見つめてくる真っ直ぐな眼差し、そして浮所が見せる不意打ちのギャップに胸きゅんとドキドキが止まらないこと間違いなし。さらに、真剣な表情の後には「観てね♡」と可愛くお願いする様子も収められており、クールでカッコいい表情、満面の笑顔で愛嬌たっぷりな表情など、浮所の小悪魔のような魅力に胸が鳴りやまないはずだ。まさに反則レベルで可愛すぎる、「胸が鳴るのは“浮所”君のせい」なスペシャル映像を堪能してほしい。「胸が鳴るのは”浮所”君のせい」第2弾・お願い編『胸が鳴るのは君のせい』6月4日(金)より公開
2021年05月19日吉川愛、板垣李光人主演「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」の7話が5月13日オンエア。周とゆうたん、ささめ3人の“抱擁”に「涙ちょちょぎれた」など感動の声が続々。永田崇人の演技にも賞賛の声も上がっている。新米漫画編集者の女性が、高校時代に出会った美しすぎる後輩男子と再会したことから始まる本作。高校時代に後輩の周と出会った町田和子に吉川さん、ショップスタッフ&スタイリストから芸能界に転身する相馬周に板垣さん。2人のほか女性漫画誌編集長でキラから好かれる鉄本あさひに水野美紀、周のユニットのプロデューサーとなったモデルのキラに桐山漣。周とともにユニットを組まされることになる、本当はワイルドなスタイルに憧れているささめに草川拓弥。話す際に独特の動きを見せ、冷徹な裏の顔も持つキラやささめの所属事務所「オクタプロ」の社長、奥田諒一郎に塩野瑛久。以前周と共演した際に周に嫌がらせした、高校時代アウティングされた過去があるゆうたんに永田さんといった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。周とささめはキラによって「ユニコーンボーイズ」というユニットを組まされることに。その初仕事がゆうたんと3人でのトークショーに決まる。ゆうたんとの再会に表情が曇る周。トークショーの話を聞いた和子は、周が再びゆうたんに傷付けられるのではないかと心配、出演しない方がいいと止めるが周は出演を決める。そのことで和子と周の思いはすれ違うが、同期の春菜からは2人の関係が新しいフェーズに入ったと言われる。そしてささめはゆうたんと会ってから周の様子がおかしいことに気づき心配する。そんななか、トークショーにゆうたんを高校時代“アウティング”した相手が来場することがわかり、ゆうたんは「絶対に我慢してありがとうなんて言いたくない、心が死ぬ」と激しく動揺しつつもイベントに出演。イベント後、相手の女性から「ごめんね」と謝罪されるが、その謝罪が自分の望んでいた答えと違うと感じたゆうたんは「それは何のごめんなの?僕も君を忘れたことなかったよ。バイバ~イ」と言い残しその場を立ち去る。そんなゆうたんを周が抱きしめる。そこにささめも加わる…というのが今回のストーリー。周、ゆうたん、ささめの3人の“抱擁ラスト”に「ゆうたんと周くんのギュ、に、ささめくんが加わるとみんなまるになる感覚がして号泣」「ゆうたん、ユニコーンボーイズはこの先親友になるだろうなぁ。最後の三人のハグは涙ちょちょぎれた」「ゆうたん回最高が過ぎた…ゆうたんは優しい子だし周くんもささめくんも優しい…」など感動の声が続々と寄せられる。それとともにゆうたんを演じる永田さんにも「永田崇人くんの演技すごい好きだな、引き込まれすぎて涙出た」「役者永田崇人、天才すぎます。今までにあまりない役で、、本当に凄すぎる」「ゆうたんの演技が凄すぎて思わず名前を調べた」などその演技を賞賛する声が多数投稿されている。(笠緒)
2021年05月14日6月4日(金)より公開、浮所飛貴(美 少年 / ジャニーズJr.)が映画初主演を果たす『胸が鳴るのは君のせい』に城島茂が特別出演することが発表となった。本作は、累計発行部数250万部を突破する紺野りさによる名作コミック『胸が鳴るのは君のせい』(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)を原作とした青春ラブストーリー。すべての恋する女性の共感ポイントに溢れた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描く。主人公の有馬隼人を演じるのは、ジャニーズ Jr.で唯一「VS 魂」のレギュラーメンバーに抜擢されるなど、今年最もブレイクが期待される浮所。またヒロイン・篠原つかさに白石聖、ふたりの恋のライバルに板垣瑞生、原菜乃華と今注目のキャストが勢揃い。ゲスト出演が発表された城島は、後輩であるジャニーズJr.の浮所主演の本作で風紀担当教師・中村役を演じる。赤いジャージに身を包み頭にはタオルを巻き、生徒たちに喝を入れる熱血教師という役どころだ。劇中では、主演が美 少年の浮所飛貴だからこその印象的な台詞も登場するという。出番は多くはないものの、胸キュンたっぷり詰まった青春ラブストーリーのスパイスとして、大きなインパクトを残してくれるだろう。城島茂・コメント今回撮影に参加して、すごくチームワークが良くてほんわかムードな良い現場だなと感じました。僕も原作を読ませていただきましたが、胸きゅんなストーリーが印象的で、実写版になった有馬とつかさちゃんがどんなストーリーを繰り広げるのかとても楽しみです。主演の浮所くんにはちょっと天然なイメージがあったのですが、現場では座長としてしっかり頑張っていました。本人は「あまり役者の経験が無くて…」と言っていましたが、全然そんなことは感じさせず、頼もしかったですね。役者モードの浮所くんを間近で見れるチャンスはなかなか無いので、楽しい時間でした(笑)。僕は途中の出演で撮影を最後まで見ることができなかったので、こっそり劇場に足を運んで観に行きたいなと思っています。ドキドキ胸が鳴ってしまうのは誰のせいなのか…ウッキーのせいなのか?楽しみですね。浮所飛貴・コメント美 少年の浮所飛貴です。自分の記念すべき主演映画にTOKIOの城島茂さんが出演してくださいます。自分自身、城島さんとは今まで深く関わったことがなく、今回がほぼ初めての共演でした。現場で城島さんとお会いした時、とても優しい笑顔で挨拶をしてくれました。その時すでに僕は城島さんの優しさにキュンとしてしまいました。カメラがまわっていないところでも、気さくに話しかけてくださり、一緒にお話ができたことがとても貴重な経験で嬉しかったです。是非、城島さんのファンの方にも観ていただけたら嬉しいです!!!!『胸が鳴るのは君のせい』6月4日(金)より公開
2021年05月14日吉沢亮が近代日本の礎を築いた渋沢栄一を演じている大河ドラマ「青天を衝け」から、いま話題の板垣李光人演じる徳川昭武のキャストビジュアルが公開された。「プリンス・トクガワ」の名で知られる徳川昭武は、第9代水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の十八男。慶喜(草彅剛)の異母弟にあたり、幼名は松平昭徳(あきのり)。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一(吉沢亮)と特別な絆を結んだ。パリで幕府の終焉を知り、大政奉還によって帰国を余儀なくされた昭武は、最後の水戸藩主となる。板垣さんは2015年の「花燃ゆ」以来2度目の大河ドラマへの出演。「仮面ライダージオウ」で一躍注目を集め、映画『約束のネバーランド』にてメインキャストのノーマン役に抜擢、映画『ゾッキ』やドラマ「ここは今から倫理です。」ほか、現在放送中の「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」ではドラマ初主演(吉川愛とW主演)を務めており、いま飛ぶ鳥を落とす勢いだ。今回の昭武役に、板垣さんは「日本を背負いパリに立ち、何を目にして何を感じるのか。そして、日本に戻った栄一と昭武は祖国といかに向き合っていくのか。自分自身もどう描かれていくのかを楽しみにしています。皆さまも、ぜひご期待ください」とコメント。6月13日放送の第18回から出演する。大河ドラマ「青天を衝け」は毎週日曜20時~NHK総合ほかにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月02日美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が主演を務める、映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)の特別映像が29日に公開された。同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。今回公開されたのは、浮所、白石、板垣瑞生、原菜乃華の4人それぞれの”胸が鳴る“シーンを詰め込んだ特別映像。浮所が“胸が鳴る”シーンとして挙げたのは、ほどけてしまったつかさの髪を有馬が束ねる林間学校のシーンで、原作にはないオリジナルシーンとなっている。納得がいくまで監督と何度も話し合いを重ね、気合を入れて作り上げ、常に「きゅんきゅんさせたい」と話しながら撮影に臨んでいた浮所のこだわりがたっぷり詰まった、胸きゅんシーンだ。白石は、有馬にフラれたつかさが、有馬の家の前で「まだ諦めないから!」と宣言するシーンをセレクト。2階の窓から顔を出す有馬と、そんな有馬を見上げるつかさの構図が「ロミオとジュリエットの逆バージョンのように見えた」と語るように、有馬を一途に想い続けるピュアで真っ直ぐなつかさの姿と、そんなつかさを笑顔で受け止める有馬の優しさが映し出されたシーンとなった。板垣は、つかさにキスをした長谷部が思いきりビンタをされる衝撃のシーンを選んだ。花火が上がる中、切ない表情を見せ呆然と立ち尽くす長谷部の姿が印象的で、撮影では白石のビンタの勢いで板垣のイヤーカフが飛んでしまうというハプニングも。本作で3度目の共演となった白石と板垣という、息の合った2人だからこそ作り上げられた。原の“胸が鳴る”シーンは、麻友がつかさに本音をぶつける緊張感溢れるシーン。「白石さんと対峙する場面は緊張したけど楽しかった」と語る原は、本シーンではこれまで見せていた可憐でお嬢様のような印象とは打って変わり、つかさに向かって真っ向から想いをぶつける強気な女の子に変貌する。麻友の明かす秘めた想いに胸が締め付けられるシーンに。本映像は、本日行われた『胸が鳴るのは君のせい』完成報告イベントにて一足早くキャストにお披露目され、イベント内で互いのお気に入りシーンについてトークを繰り広げる場面もあった。(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021年04月29日映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)完成報告イベントが29日に都内で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、高橋洋人監督(※高ははしごだか)が登場した。同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。主演の浮所は「撮影の時は大丈夫かなあ、ちゃんと見てる方がキュンキュンしてくれるかなって不安だったんですけど、見てちゃんとキュンキュンできるポイントがあったんじゃないかなって自分でも思っていて」と自信を見せる。「きっと片思いしてる方がいると思うんです。そういう方の後押しができるような作品になっていればいいな。キュンキュンさせるポイントはキュンキュンさせられた自信があります!」と断言した。演じた有馬については「めちゃくちゃクールなんです、僕とは真反対なくらい。僕はいつも明るく太陽みたいにやってるんですけど、有馬君は本当にクールで、男の僕でも憧れるものがあって、めちゃくちゃイケメンだと思います。歩き方というか、カバンの持ち方をマネしたいです」と、逆手にカバンを持つやり方を再現する。「いつか実践したいなと思います。(有馬のマネをする人が)街に増えてほしい! お願いします、みなさん」と頭を下げていた。イベントでは、4人が選んだキュンキュンシーンを紹介する特別映像も流れ、キャスト陣は「恥ずかしいな、みんなといっしょに見るなんて」「くう〜〜!!」と言いながら映像を見守る。浮所は有馬がつかさの髪の毛を後ろから束ねてあげるシーンをセレクトしたが、「やられてる側はどういう感じなのかな、女性からしたら」と白石の反応も気になる様子。白石の「やっぱり見えないから、『え、今どういう状況!?』という風になるけど、シュシュが落ちちゃって、普通だったら、『俺が洗うよ』と変わるところを、有馬は髪を束ねててあげるから、なかなかないし、手からすごい優しさが伝わってきた」という感想に「嬉しいですね」と笑顔で噛みしめていた。また、板垣は白石にキスをしてビンタされるシーンを挙げ「狙ったわけじゃないけどイヤーカフが宙に、ねえ! 本番一発で飛んじゃって、そのイヤーカフに『失恋』みたいな言葉が彫ってあって、それが飛んでくのは悲劇的! と思って好きなんですよね。飛んで嬉しいんだよ。複雑な気持ち」と表した。ビンタについては「すっごい上手だった。頭真っ白になって『痛くない』みたいな」と感想を述べると、白石は「私もこのシーンはある意味1番胸が鳴って、なよなよしたのでリテイク重ねて何回も叩いちゃうのが一番申し訳ないと思ってたから、一発で決めなきゃって全てを込めて」と明かす。板垣は「一発で終わったし良かった。気持ち良かったっす」と感謝していた。この映像は追ってWEBでも公開となる。イベントの最後にはハートの鐘が登場し、キャストを代表して浮所が「この映画を見ることによって、全国の皆さんの胸がなりますように〜!」と鳴らすことに。実は浮所だけが知らされていなかったが、鐘を鳴らすと「キュンキュン!」という声が響き、浮所は「え、何なに!? キュンキュンって鳴る鐘初めて聞いたんですけど」「誰!? ちょっと待って、監督!?」とパニック。声が白石のものだと知らされると「嘘でしょ!? 本当!?」と驚く。白石は「別現場にスタッフさんが声を撮りに来て下さって。こんな感じにかわいらしい編集して下さるとは思わなかったので、自分で聞いても自分の声かわからないくらい」と苦笑し、「色んなパターンを撮っていただいて。キューンバージョンとか」と語った。
2021年04月29日学生時代の青春ならではの眩しくも切ない恋を描く映画『胸が鳴るのは君のせい』より、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華の場面写真が到着した。今回到着した場面写真では、クラスメイトのつかさに告白され一度は断るも、徐々に心を動かされていく浮所さん演じる有馬、有馬にフラれるも片想いをやめられず、あきらめない、白石さん演じるピュアで真っ直ぐなヒロインつかさ、2人のクラスメイトでいつしかつかさに恋心を抱くようになる板垣さん演じる長谷部、長谷部のいとこで有馬の元カノ、原さん演じる麻友が、それぞれ物憂げな表情を浮かべている。想い合っているのにすれ違い続ける有馬とつかさ、つかさに恋をする長谷部、元カレ・有馬を忘れられない麻友――劇中では、切ない四角関係が巻き起こる。今回のカットからも恋が楽しいだけではない、ほろ苦いものである様子も伺えるようだ。『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:胸が鳴るのは君のせい 2021年6月4日より全国にて公開©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021年04月27日6月4日(金)より公開、浮所飛貴(美 少年 / ジャニーズJr.)が映画初主演を果たす『胸が鳴るのは君のせい』から新たな場面写真が公開された。本作は、累計発行部数250万部を突破する紺野りさによる名作コミック『胸が鳴るのは君のせい』(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)を原作とした青春ラブストーリー。すべての恋する女性の共感ポイントに溢れた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描く。主人公の有馬隼人を演じるのは、ジャニーズ Jr.で唯一「VS 魂」のレギュラーメンバーに抜擢されるなど、今年最もブレイクが期待される浮所。またヒロイン・篠原つかさに白石聖、ふたりの恋のライバルに板垣瑞生、原菜乃華と今注目のキャストが勢揃いし、甘酸っぱくも切ないラブストーリーを彩る。この度公開されたのは、有馬とつかさ、長谷部と麻友の切ない表情を切り取った場面写真だ。浮所演じる有馬隼人は、クールで飄々としていてつかみどころがないけれど、時折見せる優しさや笑顔が魅力的なキャラクター。クラスメイトのつかさに告白され一度は断るも、フラれてもあきらめず真っ直ぐぶつかってくるつかさの姿に徐々に心を動かされていく。一方で白石演じる篠原つかさは、有馬にフラれショックを受けるが、その後も変わらない有馬が自分だけに向ける優しさに片想いをやめられず、あきらめないことを宣言。しかし、ライバルの登場で四角関係が勃発。一筋縄ではいかない恋に苦悩しながらも、純粋に有馬を思い続けるピュアで真っ直ぐなヒロインだ。そして、有馬とつかさのクラスメイトの板垣演じる長谷部泰広は、いつも女子に囲まれているモデル風イケメン。フラれても一途に有馬を好きでい続けるつかさを最初は面白がっていたが、いつも全力で飾らないつかさの姿に触れ、いつしか恋心を抱くようになる。そんな長谷部のいとこである原演じる長谷部麻友は、お嬢様学校に通う美少女で有馬の元カノ。一度は別れたものの有馬のことが忘れられず、復縁するために再び有馬に近づきアプローチを仕掛ける。想い合っているのにすれ違い続ける有馬とつかさ、自分以外に好きな人がいるつかさに恋をする長谷部、別れた元カレの有馬をもう一度取り戻そうとする麻友。真剣な眼差しを見せる4人の姿からは、彼らの恋が楽しいだけではなく、ほろ苦いものである様子も伺える。『胸が鳴るのは君のせい』6月4日(金)より公開
2021年04月27日ルッキズムに立ち向かう逆襲ラブストーリー、新ドラマ「ブラックシンデレラ」の第1話が4月22日に配信された。吉田恵里香脚本で贈る本作は、小さい頃からミス清蘭コンテストに憧れるド平凡女子高生の愛波(莉子)は、ひょんなことからそのミスコンに出場することに。圭吾(神尾楓珠)と百合(愛花)の協力のもと、鬼の特訓を開始するが、ミスコン当日、予想もしない事故に巻き込まれてしまう…というのが本作のストーリー。愛波は親友のひまり(鈴木美羽)と高校へ向かうバスへ急いで乗り込むが、ある出来事で愛波だけバスに乗り遅れてしまう。遅刻決定と思われたところ、雑誌のモデルをこなし、勉強も運動もでき、帰国子女の同級生・圭吾と運命の出会いを果たし、学校までの近道を一気に走り切ることに。圭吾に促され、手を繋いで走る2人に、「王子さまみたい」「こんな青春したかった…!」「これは惚れる」と胸キュンする視聴者も。そして、ミスコン出場を目指す愛波に予想だにしない悲劇が襲い、百合と圭吾の知られざる関係や、百合からのショッキングな言葉を聞き、愛波は失意のどん底へ。そして衝動的に学校の屋上へ駆け込み、命を絶とうとした瞬間、空(板垣瑞生)に助けられる。この屋上のシーンは特にコメントが盛り上がり、「生きる希望を見つけてくれる王子様」「優しすぎて泣ける」と視聴者。そんな初回から波乱の展開に「まさか号泣すると思わなかった」といった声も視聴者から寄せられた。次回、4月29日(木)放送の第2話では、愛波を巡るまさかの三角関係、そして美女からの逆襲も描かれるようだ。「ブラックシンデレラ」はABEMAビデオにて配信中。(cinemacafe.net)
2021年04月26日