12月12日(日)、東京・神田の専修大学にて映画『学校をつくろう』の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に三浦貴大、柄本時生、橋本一郎、池上リョヲマ、近衛はなら主要キャストのほか、原作者の志茂田景樹、神山征二郎監督が勢揃いし、本作への熱い思いを語った。志茂田景樹の小説「蒼翼の獅子たち」(河出書房新書刊)を映画化した本作。明治維新の動乱期を舞台に、“武力”ではなく“学問”の力で、国を変えようと奮闘し、やがて、法律と経済という当時最先端の学問を日本語で教える、日本初となる学校(※現在の専修大学)を作った、相馬永胤、田尻稲次郎、賀田種太郎、駒井重格という4人の男たちの情熱と青春を描いている。この日、集まった主要キャストのうち、三浦さん、柄本さん、橋本さん、近衛さんの4人には“ある共通点”があることが判明!その共通点は「大物俳優(有名人)を親に持つ“二世俳優”」であるということ。三浦友和と山口百恵の次男で、本作が初主演となる三浦さんを筆頭に、柄本さんは俳優・柄本明の次男、橋本さんは役所広司の長男、そして目黒祐樹と江夏夕子の長女である近衛さんと錚々たる顔ぶれが揃っているのだ。三浦さん、柄本さん、橋本さんの3人はこの共通点に対し、「お互い他人とは思えなかった」と答え、最初から特別な“絆”を感じられたことを明かした。そんな“二世軍団”を傍から見ていた池上さんも「待ち時間の他愛のない会話から、急に三浦くんと橋本くんが掛け合いを始めて、さすが“サラブレット”だな、と思った」と特別な“何か”を感じた様子。一方、メガホンを取った神山監督は「親が一流なだけに、演技が下手だったらいじめようかと思ったけど(笑)、そんな必要はなかった。将来が楽しみです」と、キャスト陣の演技を絶賛。三浦さんは最後に、本作について「いまの若い人たちに観てほしい映画。この作品からパワーをもらって帰ってもらえると嬉しい」と力強く呼びかけ、舞台挨拶を締め括った。『学校をつくろう』は2011年2月19日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。■関連作品:学校をつくろう 2011年2月19日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開
2010年12月13日映画『シーサイドモーテル』(守屋健太郎監督)の試写会が5月24日(月)、東京・丸の内ピカデリー2で行われ、主演の生田斗真、共演の山田孝之、玉山鉄二の3人が舞台挨拶中に“連鎖噛み”した。場末のモーテルの4つの部屋に居合わせたワケありの男女11人の駆け引きを描くアンサンブルドラマ。先陣を切ったのが山田さん。劇中、借金まみれのギャンブラー、朝倉陽介を演じており「朝倉南を演じた、あ、陽介でしたっけ?陽介を演じた…」となぜか漫画「タッチ」のヒロインの名を口にし、公私で親しい玉山さんが「アサクラミナミは違うだろ!」とツッコミ。だが続けて山田さんは「山田タカオ、いや孝之です」と“連続噛み”。それでも全く動揺しない山田さんに、玉山さんは「そこ、間違えるか?」と笑顔で再度突っ込んだ。続いて挨拶した玉山さんは「どうも玉木宏、いや玉山鉄二です」と確信犯で言い間違え。ベタな発言に、共演陣から「おーい、おいおい」と笑いが起きた。この日の挨拶には生田さんらのほかに、麻生久美子、成海璃子、温水洋一、池田鉄洋、柄本時生、山崎真実とイケメン、美女、個性派の豪華9人が勢揃い。生田さんは、締めの挨拶で「腕のあるキャストがこれだけ揃って、面白いわけがない!」とまさかの言い間違え。満場の女性ファンは大喜びで、玉山さんが「あー言っちゃった?」などと突っ込むなど共演陣も大爆笑。生田さんは赤面し「面白くないわけがない、ですね」と修正したが、会場の笑いは収まらず「あ、もう何を言ってもダメですね」と頭を掻いた。一方、挨拶中には劇中のテーマ「騙し合い」にひっかけ、キャスト陣が騙されたエピソードを披露。玉山さんは高校の先輩に「『“強いて”、のしはアルファベットのCだぞ』と教えられて信じていた」と明かし、「その先輩、ホントいい加減な人で、『海外旅行に行ったらとりあえず“pardon?”って言っときゃいい』とか言って、僕、税関で“pardon?”って連発したら、荷物をガッツリ開けられました」。成海さんは「マネージャーに騙された。前の現場で共演の方が死んだと言われたんです」と衝撃的な前振りに、会場は一瞬、静まった。だが「『○○さん、なくなった』っていう言葉を聞いてだったんですけど、それ、その人のシーンがなくなったっていう意味だったんです」というオチに会場から笑いが起こっていた。『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真&麻生久美子、驚愕のベッドシーン撮影エピソードを激白!キャスト&監督舞台挨拶付き『シーサイドモーテル』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、玉山鉄二ら男4人が解説!『シーサイドモーテル』特別映像が到着運命の一夜、4つの密室で一体何が?『シーサイドモーテル』試写会に10組20名様ご招待騙し騙される11人の行方は…?『シーサイドモーテル』鑑賞券を5組10名様プレゼント
2010年05月24日映画『海の金魚』が4月10日(土)に公開を迎え、東京・新宿バルト9にてキャストの入来茉里(いりきまり)、田中あさみ、賀来賢人、白石隼也、柄本時生、監督の雑賀俊郎が出席して初日舞台挨拶が行われた。鹿児島で行われるヨットレースに参加する高校生たちの青春を描いた本作。ヨットにつきものの船酔いについて、海を愛する主人公のミオを演じた入来さんは「走るヨットにぶら下がるシーンは大変でしたし、長くカメラが回っていたので余計に辛かったです」と過酷な撮影をふり返った。その間、賀来さんは「柄本くんと2人で遊んでました」と明かし会場を笑わせた。撮影に向けて1か月間合宿を行った5人。そのときの様子について聞かれると「ラーメン屋にひたすら行きましたね」(賀来さん)、「男子3人だけで焼き肉も行きました」(柄本さん)と男性陣はトレーニングよりも食の話に。田中さんも負けじと(?)「女子チームで“しろくま”(鹿児島名物のかき氷)を食べました!」とこちらも鹿児島名物を堪能した様子。これから映画を観る人々に向けて、入来さんは「みんなで頑張ったので、自信を持って『観てください』と言える作品です」と誇らしげに語った。柄本さんは「実際にヨットに乗ってるシーンがかっこいいのでそこを見てください」と語り、白石さんは「ヨットを教えていただいた方から『いまのヨット界は若者が少ないのでぜひ盛り上げてください』と言われました。興味を持ってもらえるように頑張りました」と、映画とあわせてヨットの良さをアピールする一幕も。最後に雑賀監督が「『海の金魚』は今日、この場所から船出をします。小さな金魚が大きな魚に変わる奇跡が起きるかもしれません」と語り舞台挨拶を締めくくった。また、上映後には本作の主題歌「涙の海」を歌う吉田山田によるミニライヴが行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。『海の金魚』は全国にて公開中。■関連作品:海の金魚 2010年3月13日より九州先行公開、4月10日より全国にて順次公開© 2010「海の金魚」製作委員会■関連記事:『海の金魚』賀来賢人動画インタビュー到着!現場でみんなの冷たい視線に…いま注目の若手俳優集合!キャスト舞台挨拶付き『海の金魚』試写会に5組10名様ご招待
2010年04月12日刊行から40年以上にわたって愛され続け、これまでにも映画化、ドラマ化されてきた筒井康隆の手による青春SF小説「時をかける少女」が、仲里衣紗を主演に迎えて新たに実写映画化されることが決まった。1983年に原田知世を主演に迎えて映画化され大ヒットを記録。その後も1997年に再び実写映画化、さらに2006年には細田守監督(『サマーウォーズ』)の手でアニメ化されるなど、少しずつ設定を変えてたびたび映画化されてきた本作だが、今回は新たな少女の物語として生まれ変わった。原作小説の主人公・芳山和子の一人娘の芳山あかりを主人公に、彼女が入院中の母に代わって1970年代にタイム・リープして母の初恋の人を探す中で、様々な人たちに出会い、成長していく姿が瑞々しく描かれる。『純喫茶磯辺』、『パンドラの匣』などの話題作に出演し、若手演技派女優として注目を浴びる仲さんだが、アニメ版の『時をかける少女』で主人公の声を演じており、この作品とは“運命”とも言えるような不思議な縁が?今回、解禁となった写真には、はかま姿で弓を引く凛々しい仲さんの姿が!母の和子を、昨年公開された『歓喜の歌』で久々のスクリーン復帰を果たした安田成美が、また、あかりが恋に落ちる大学生・涼太を『ROOKIES−卒業−』の若手個性派、中尾明慶が演じる。加えて元・劇団四季の石丸幹二が本作で映画初出演!ほかにも青木崇高、石橋杏奈、柄本時生、勝村政信ら若手注目株から実力派まで豪華な顔ぶれが名を連ねている。仲さんは「アニメ版『時をかける少女』の主人公の声を演じ、素晴らしい作品に出会うことができたと嬉しく思っていました。今度は、声だけでなく、自分自身がスクリーンに映ることができることになり、『時をかける少女』というブランドを背負うことが出来るのか、すごく不安でしたが、一生懸命、時をかけました。歴代の『時をかける少女』のファンの方もまた新たに楽しめる作品になったと思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」とコメントを寄せてくれた。『時をかける少女』は2010年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開。■関連作品:時をかける少女 (2010) 2010年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 「時をかける少女」製作委員会2010
2009年10月28日TVドラマに映画に人気絶頂の2人、生田斗真と麻生久美子を主演に迎え、岡田ユキオ原作の人気漫画「MOTEL」の映画化作品として進行中の『シーサイドモーテル』。その一癖も二癖もある登場キャラクターたちを演じる珠玉の共演キャストの正体が明らかになった!今回発表となったのは、この9人!山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、そして山崎真実という主役級の豪華顔ぶれだ。彼らが演じるのは、生田さん、麻生さん同様、海なんかどこにもないのになぜか「シーサイド」と名づけられたモーテルの各部屋に集まる男女。何やら荒れた様相の202号室に暮らすのは、山田さん扮する借金を踏み倒したギャンブラー・朝倉と成海さん扮するその女・二宮。ここへ、玉山さん演じる朝倉の幼なじみの借金取り・相田にその部下、チー坊(柄本)そして謎の男・ペペ(温水)が姿を現す…。今回カップルを演じる山田さんと成海さんは、「ストーリーもキャラも共演者たちも面白いし、監督もすげーオタクっぽいし、これは面白くなるんじゃないかと思って参加を決めました!」(山田さん)、「共演者の方が面白い人ばっかりで、すぐに仲良くなれました」(成海さん)と楽しげなコメント。玉山さんも「キャラの濃い人が出てくるので、そんな中で僕も負けないで頑張っています」と意気込みを感じさせる。さらに、203号室には古田さん演じるED気味のスーパーの店長と小島さん演じる欲求不満の若妻。104号室には、山崎さん扮するキャバクラ嬢と池田さん扮する常連客という、異色のカップル。「現場が楽しそうだなと思ってたら、聖ちゃんと二人きりでした」と漏らすのは古田さんだが、キャスト一同からは現場も作品も「楽しい!」との声が続出。果たして、どんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待は膨らむばかり。『シーサイドモーテル』は2010年、全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2009年10月13日80年前に発表されたプロレタリア文学の代表作を原作に、過酷な状況下での労働に従事する男たちの姿を描いた『蟹工船』が7月4日(土)、ついに初日を迎えた。都内の劇場では初回上映後に舞台挨拶が行われ、主演の松田龍平と西島秀俊を始め、新井浩文、柄本時生、そしてSABU監督が登壇した。松田さんらが登場すると、満員の客席からは大歓声がわき起こったが、SABU監督が「今日は、俺のために集まってくれてどうもありがとう」といきなり先制パンチ。気を取り直して(?)、労働者のリーダー的存在、新庄役の松田さんに撮影時の思い出を尋ねると「(脚本の)演説のシーンを最初に読んだときは、熱すぎるセリフだと思いましたが、現場で実際に演じてみると違和感なく、楽しく演じることができました」と語った。極悪非道で暴力的な鬼監督を演じた西島さんは「TKOさんや高良(健吾)くんが、テスト時から『本気で殴ってください』と言ってくれたので、思いっきりいきました。最後の方には、『さあ、今日は誰を殴ろうかな?』なんて思いながら気楽に演じましたよ(笑)」とサディスティックぶりを見せつけた。新井さんは労働者の塩田を演じたが「『青い春』以来、約7年ぶりの龍平との共演で、緊張と嬉しさでいっぱいでした。龍平が倒れるシーンでは、稽古のときですら本当に泣けてきました」と強いつながりを感じさせるコメント。この日の舞台上でも、撮影時の話が出るたびにキャスト陣の笑い合う姿が見られ、仲の良さをうかがわせた。最後に一足早く、七夕の願いごとを松田さんに尋ねてみたが「えーと、いまのところないですね…と言ったら感じ悪いですよね」と困った顔を見せ、会場からは笑いが。そして「この映画がヒットすることを心から願っています」と、はにかんだ表情で語った。『蟹工船』はシネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:蟹工船 2009年7月4日よりシネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2009「蟹工船」製作委員会■関連記事:『蟹工船』高良健吾、21歳の“求道者”分かり易からず、余計なことはせず――TKO、松田龍平から「苦労顔すぎる」とのお墨付きで後輩芸人に“反撃”!【どちらを観る?】男たちの不屈の魂、激突!『劔岳点の記』VS『蟹工船』SABU、大学生たちに『蟹工船』パワーを指南「借金踏み倒してでも生きろ!」TKO、松田龍平にあやかり俳優の座狙い?『蟹工船』全国キャンペーン中
2009年07月06日