エリック・バナ主演のクライムサスペンス『渇きと偽り』より、本編映像が到着した。エリック・バナが12年ぶりのオーストラリア映画主演を務めた本作は、世界的ベストセラーとなったジェイン・ハーパーのデビュー作「渇きと偽り」(ハヤカワ文庫刊)を映画化した傑作サスペンス。入念に仕組まれた伏線と意外な真相、そして過去と現在が巧みに交錯していく秀逸なエンターテインメント作品でありながら、自然に恵まれた観光大国であるオーストラリアがいま直面している問題を生々しく世界に提示する骨太な意欲作で、オーストラリアではロングランヒットとなった。本作の醍醐味は、画面を掌握する“広大な乾いた大地”。湿度の高い日本では見ることのない、干ばつに喘ぐオーストラリアの田舎町を舞台に、極限にまで“渇ききった”人間関係がじっくりと炙り出される。本作の舞台であるオーストラリア郊外の町では、近年気温上昇や異常気象といった気候変動の影響を受け、干ばつが長期化している。2019年には干ばつを発端に全国的に大規模な森林火災が起き、豊かで美しい自然の風景が荒廃させられる状況が世界中で報道されたことも記憶に新しい。だからこそ、本作は町の風景や環境が重要な要素であったといい、ロケ地は製作チームの検討の結果、ビクトリア州のウィムラ地方が選ばれた。この土地はメルボルンから遠く離れた郊外で、ほとんどの土地は農地として使用され、開発されることのないありのままの大地が広がっている場所だ。原作者のジェイン・ハーパーも「小説を書いていた時に頭で描いていた景色そのもの」と語っており、いまのオーストラリアのリアリティを捉えることに、町の風景が大きく機能している。そしてこの度、乾いた大地を舞台にした本作の特徴を印象付ける本編映像が到着。旧友の葬儀に参列するため20年ぶりに故郷の田舎町を訪ね、謎が残る事件を捜査することとなった主人公アーロン・フォーク。フォークの旧友ルークは、ウサギ狩りから帰宅すると妻子を殺し、心中したと疑われている。フォークは地元警察官レイコーと、ルークの死体が発見された場所へと向かう。そこは、フォークが若かりし頃に釣りをしたこともある湖があった場所。しかし、かつては湖の底だった土地が、長く続く干ばつの影響によりいまは完全に乾ききった大地に変貌しており、変わり果てた故郷の姿にフォークは愕然とする。そこにはまだ、ルークの血が雨に流されることなく生々しく残されていた。フォークとレイコーは、事件の真相を追い、捜査を始めることになる――。本作の撮影は、ウィムラ地方の広大な景色を映し出すため、『トップガン マーヴェリック』(22)でも行われたラージフォーマットでの撮影をオーストラリア映画として初めて敢行している。本映像にもあるように、乾いた大地がどこまでも広がる壮大な景色が上空からのショットで捉えられ、乾いた空気のなか砂埃が舞うその質感までもがこちらに伝わってくるような、ダイナミックな映像となっている。『渇きと偽り』は9月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇きと偽り 2022年9月23日より新宿シネマカリテほか全国にて公開©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2022年09月22日『ノマドランド』のサーチライト・ピクチャーズ最新作『ザ・メニュー』より本ポスタービジュアルが解禁された。また、トロント国際映画祭では公式上映が行われた。本作は、太平洋岸の孤島を訪れたカップルのマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)とタイラー(ニコラス・ホルト)が、有名シェフのジュリアン・スローヴィク(レイフ・ファインズ)が腕をふるうレストランでの想定外の“サプライズ”に見舞われる姿を描く極上のサスペンス。この度、解禁となった本ポスタービジュアルでは、客を待ち構えているような堂々とした姿でこちらを静観する、謎に包まれた世界的な名シェフ・スローヴィク、テーブルに頬杖を突きながらこちらを意味ありげに見つめるマーゴ、その横で目の前の高級料理に夢中な様子なタイラーが描かれている。彼ら3人の後ろには給仕長エルサ(ホン・チャウ)のほか、今日のためにレストランに招かれた“特別”な客たちの姿が見受けられる。その中には苦悶の表情で叫んでいる男性客の姿も…。加えて、ポスターに添えられた「死ぬほど素敵な夜へようこそ」というコピーも意味深だ。どこか不穏な空気を漂わせながらも、レストランに隠された“秘密”がうかがえるビジュアルとなっている。また、9月8日から開催されていた第47回トロント国際映画祭にて本作のワールドプレミアが実施され、大絶賛のレビューが続々と到着している。プレミアでは各国の批評家や評論家たち、そして映画ファンたちが一足早く鑑賞し、レイフ・ファインズやマーク・マイロッド監督が出席したレッドカーペットも大盛り上がりとなった。映画レビューサイト「ロッテン・トマト」では、トマトメーターは91%FRESHという高得点を獲得(9/16時点)しており、「ストーリーテリングへの愛に満ちた作品。そこに情熱的な演出、素晴らしいキャスト、卓越した映像技術が結集!核となるテーマが幾重にも畳み掛けてくる!」、「シェフ・スローヴィクの約束通り、この映画はあなたにとって忘れられない体験になる」、「レイフ・ファインズが生き生きと、呪われた饗宴を提供する」とアダム・マッケイ プロデュース作品らしい皮肉が織り交ぜられた本作に高評価が集まっている。またプレミア会場では、コックの服装をしたスタッフたちによって、高級レストランにはそぐわない、ジャンクフードなはずのチーズバーガーが提供され大盛況。しかし、なぜ高級レストランが舞台である本作のプロモーションでチーズバーガーが配布されるのか?その謎の真相は本編で明らかとなる模様だ。アダム・マッケイ製作のもと、ベテラン俳優レイフ・ファインズと、注目の気鋭俳優アニャ・テイラー=ジョイによる豪華共演を心ゆくまで堪能することができる本作。一筋縄ではいかないストーリーと極上のサスペンスに注目が集まる。『ザ・メニュー』は11月18日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2022年09月21日カレン・ギラン主演の『デュアル』より本編映像と新規場面写真が解禁された。本作は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のネビュラ役、『ジュマンジ』シリーズのルビー役などで活躍するカレン・ギランを主演に、クローンとの戦いを余儀なくされた主人公の死闘を描く異色のSFスリラー。この度、解禁となったのは、決闘裁判に向けて、過酷なトレーニングを開始した主人公の様子を切り取った本編映像と新規場面写真。不治の病に侵された主人公のサラは、自らのクローンを遺族に残す「リプレイスメント(継承者)」制度を使用するも、思いがけず病が完治し死を免れてしまう。そこでサラを待っていたのは、廃棄を拒否したクローンとの決闘裁判だった。本編映像では、約1年後に控える決闘裁判に向けてサラが雇ったトレーナーのトレント(アーロン・ポール)と、初めて対面するシーンから始まる。トレントはサラに決闘裁判でクローンと生き残りを賭けて戦う意思があるか問い、決意を確かめたうえでトレーニングを開始。しかし、病み上がりのサラは体力もないため動きはぎこちなく、すぐにバテてしまう…。疲労困憊し床に倒れ込みながらも「生き残るわ私の人生だもの、彼女に奪わせない」と語り闘志を燃やすサラ。トレントとのトレーニングを通して、サラは自らの手でクローンを倒す決意を固めていくのだった…。さらに、新たな場面写真では、次第に機敏な動きを見せていくサラの様子がとらえられており、今後待ち受ける熾烈な戦いを予感させる。『デュアル』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デュアル 2022年10月7日より全国にて公開© 2021 Dual Productions, LLC All Rights Reserved.
2022年09月21日『トップガン マーヴェリック』『ONE PIECE FILM RED』『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』から『グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディ』まで全12作品を“音”で楽しむ、109シネマズ川崎映画祭≪ライブ音響上映≫が初開催されることが決定した。本映画祭は、映画祭期間中シアター内に、外部より持ち込んだライブ用大型スピーカーを特設でセッティングし、話題の新作や、不朽の名作を、大迫力&ライブ感覚で映画を全身に浴びるように楽しめる“新感覚の映画祭”。「映画は、映画館の大スクリーンで存分に楽しんでもらいたい」という思いを込め、映画・アニメ・ミュージカル実写、あらゆるジャンルから選りすぐりの傑作ラインアップ12作品を集めてお届け。本映画祭のために開催期間中は、109シネマズ川崎のシアター内に外部からライブ音響機材を特設する。109シネマズ川崎映画祭≪ライブ音響上映≫上映作品●トップガン マーヴェリック●ONE PIECE FILM RED●劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ●グレイテスト・ショーマン●ボヘミアン・ラプソディ●パプリカ●犬王●マクロス40周年記念『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』(同時上映)『劇場短編マクロスF~時の迷宮~』●マクロス40周年記念『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』●劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトほか「“音”で楽しむ!109シネマズ川崎映画祭≪ライブ音響上映≫」は10月14日(金)~18日(火)5日間限定で109シネマズ川崎映画祭にて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パプリカ (2006) 2006年11月25日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Foxトップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ 2022年9月2日より公開©UTA☆PRI-MOVIE ST PROJECTONE PIECE FILM RED 2022年8月6日より全国にて公開©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
2022年09月21日アカデミー賞に2度輝いた名優ショーン・ペン監督最新作『フラッグ・デイ 父を想う日』の公開日が、12月23日(金)に決定。併せて、新場面写真が解禁された。本作は、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を、ショーン・ペンが構想15年をかけて監督・主演で映画化。ショーンが演じるジョンの娘ジェニファーは、彼の実娘であるディラン・ペンが演じている。この度解禁された場面写真は、娘と父が辿った20年近くにもおよぶ日々を切り取ったもの。ジェニファーとジョンが久しぶりに一緒に出かける姿を捉えた父娘の2ショットシーンをはじめ、ジョンがたったひとりで膨大な枚数の贋札を作っている衝撃的な場面や、ジョンと別居する妹と子を気にかけサポートする伯父ベック(ジョシュ・ブローリン)の姿も捉えている。また幼い頃のジェニファーが父に抱えられ甘えている様子を捉えた過ぎし日のひとコマは強い印象を残しているが、この場面をはじめ過去の時代のシーンは、リアルに描くためにARRIのカメラとヴィンテージのレンズを使い、16ミリのコダック製の在庫フィルムで撮影。ショーンは「デジタルの画では、時が過ぎゆく人生の美しさが欠けてしまう。だから、デジタルで撮影してレイヤーで映画的な趣を加えるよりも、フィルムを使うことにしたんだ」と説明している。また、最初に脚本を読んだときから本作を撮りたいと思っていたショーンは、この物語について「家族の繋がりを描く物語に激しく心を揺さぶられた。これはすべての人が、人生に存在する様々な馴染みのあるテーマを見出すことのできる物語だと思う」と讃えており、物語への愛着がこれまで取り組んだことのない監督と主演を同時にこなす決断をもたらしたと明かしている。『フラッグ・デイ 父を想う日』は12月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フラッグ・デイ 父を想う日 2022年12月23日より、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 VOCO Products, LLC
2022年09月21日『ライトハウス』『ウィッチ』のロバート・エガース監督最新作『ノースマン 導かれし復讐者』(原題:The Northman)が来年1月より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。若き王子アムレート(アレクサンダー・スカルスガルド)は、父であり国王オーヴァンディル(イーサン・ホーク)を叔父フィヨルニル(クレス・バング)に殺害され、母であるグートルン王妃(ニコール・キッドマン)も誘拐された。アムレートは、父の復讐と母の救出を誓い、たった一人ボートで島を脱出する。数年後、怒りに燃えるアムレートは、東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキング戦士の一員となっていた。ある日、預言者(ビョーク)と出会い己の運命と使命を思い出す。奴隷に変装したアムレートは、親しくなった白樺の森のオルガ(アニャ・テイラー=ジョイ)たちとともにフィヨルニルが経営している農場があるアイスランドを目指すが…。本作は、アニャ・テイラー=ジョイ主演『ウィッチ』で話題をさらったA24発の鬼才ロバート・エガース監督による北欧を舞台に繰り広げられるヴァイキングの壮大な物語。また監督にとって初のアクション大作となる。北米では今年4月に公開され5週連続TOP10入りを果たし(Box Office Mojo 調べ)、監督のキャリア史上最高の成績を収めた。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では89%フレッシュを記録し(※2022年9月16日時点)、過去作に続き高評価を獲得。これまでのインディペンデント界での成功、そして本作でも成功を収め、人気・実力ともに地位を確立した。主演にスウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルドを迎え、『ライトハウス』ウィレム・デフォー、『ウィッチ』アニャ・テイラー=ジョイのほか、ニコール・キッドマン、クレス・バング、イーサン・ホーク、さらにはビョークという超豪華キャストが集結。北欧神話に登場するキャラクターたちを表現する彼らの演技にも期待が高まる。この度解禁された特報やティザービジュアルからは、ロバート・エガース監督ならではの圧倒的な映像美も垣間見える。アレクサンダー・スカルスガルドの豪快なアクションにも注目だ。また本作は、10月24日(月)より開幕される第35回東京国際映画祭<ガラ・セレクション部門>にてジャパンプレミア上映も決定。続報・詳細については、映画祭HPにて発表される。『ノースマン 導かれし復讐者』は2023年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノースマン 導かれし復讐者 2023年1月、全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月21日アベンジャーズの愛すべき破天荒な雷神ソーが、再び超絶バトルを繰り広げる『ソー:ラブ&サンダー』。10月26日(水)からのMovieNEX発売を記念し、クリス・ヘムズワース演じるソーとナタリー・ポートマン演じるマイティ・ソーの衣装にまつわるエピソードを、スタッフやキャストらが語る映像がボーナス・コンテンツより一部解禁となった。映像では豪華なこだわりの衣装について、「他の映画と比べるとかなり早々に衣装の仮縫いが始まった。動きやすくアクションもこなせるように工夫してくれた」とマイティ・ソー役のナタリーが語り、衣装デザイナーのマイェス・ルベオは「マイティ・ソーはソーの女性版。だからソーの衣装とディテールは同じ。色は黒と赤、赤いマントにヘルメット。マイティ・ソーのヘルメットはコミックを参考にしつつクラシックな雰囲気にした。そして美しい顔立ちが映えるようにした」と詳細について語っている。また、新生マイティ・ソーの登場によって変化したソーの衣装について、製作総指揮のブライアン・チャペックは「頭からつま先まで金と青のド派手なアーマーを身にまとうんだ。その変化が面白い」と語る。ソー役のクリスが衣装の兜の息苦しさや、きつさに対してユーモアを交えながら撮影に臨む様子も収録されており、貴重な映像となっている。ソーの衣装について~衣装替えは25回!?「ソーについては本当にたくさんの衣装替えが行なわれています。この映画全体でおよそ25回もありましたからね」と衣装デザイナーのマイェスは言う。「オーティス・ケアリーという名のアボリジニのアーティストが作った素晴らしいプリントで作られた美しい生絹のチュニックもあれば、80年代ロッカー風の雰囲気が漂うタンクトップにブルージーンズに襟ナシの革ジャンもあります。また過去の映画で使われたコスチュームも使っていて、全時代のソーの成長を網羅しています。本当にたくさんの衣装がありましたが、そのどれもが、この映画のとても強烈なアクション・シーンにも使えるものでなければいけません」と明かす。「(今回の)衣装はクレイジーだよ」とクリスは告白している。「今回の1本だけで、これまでに出た6本の映画をすべて合わせたよりも多くの衣装替えがありました。ソーは自分探しをしているから、その事実が彼の衣装にも反映されています。今回の衣装やセットの美的感覚は、この映画が持つエネルギーにマッチしているんです…絵画を引き立たせるもう一つの色彩のような役割としてね」と語る。「スター・ウォーズ」シリーズで一緒に仕事をした人たちだったマイティ・ソーの衣装については、ムジョルニアを操るに相応しいヒーローの様相をデザインした。「私たちは、あのディスクとか黒と赤の胸鎧とか赤いマントとかヘルメットといったソーのディテールを利用しました。古きコミックブックのビンテージ感が漂っていますからね」とマイェスは語る。「マイェスは本当に驚異的です」とナタリー。「私は彼女のこれまでの仕事の大ファンだったから、一緒に仕事ができると知って本当に興奮しました。彼女はデザインに対する並外れた目を持っています。初期段階で衣裳合わせを始めたとき、どういうものが着心地が良いかとか、動きやすいかとか、必要なアクションに適しているかといったことについて、私の意見にしっかりと耳を傾けてくれました」と絶賛。「彼女が率いるチームは素晴らしい職人たちの集まりで、そのメンバーの多くは20年ほど前に『スター・ウォーズ』シリーズで私と一緒に仕事をした人たちだったのです。あの素晴らしいたくさんの人たちとまた一緒に仕事ができたことも嬉しかった」とナタリーは語っている。『ソー:ラブ&サンダー』は10月26日(水)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソー:ラブ&サンダー 2022年7月8日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年09月21日キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、ローマン・グリフィン・デイヴィスら共演の『サイレント・ナイト』より、場面写真が解禁された。あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満した世界で、地球最後のクリスマスイブを過ごす家族を描いた本作。『キック・アス』や『キングスマン』シリーズのヒットメーカー、マシュー・ヴォーンが製作、『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのキーラ・ナイトレイが主演を務め、『ジョジョ・ラビット』で鮮烈な印象を残したローマン・グリフィン・デイヴィスがその息子を演じる。人類滅亡までのカウントダウンが迫る世界を舞台にした、クリスマス・ムービーのイメージを根こそぎ覆すイギリス映画だ。今回解禁された場面写真では、迫り来る人類滅亡の日に、キーラ・ナイトレイ演じるネルとマシュー・グード演じるサイモン夫婦の屋敷で開かれるクリスマスパーティーの様子が写し出されている。招待客は夫妻の学生時代からの親友たちとその伴侶。ド派手な光沢ドレスをまとったサンドラ(アナベル・ウォーリス)と控えめな夫のトニー(ルーファス・ジョーンズ)、あどけなくも口が達者な娘のキティ(ダヴィダ・マッケンジー)。続いて対照的な性格の同性カップル、ベラ(ルーシー・パンチ)とアレックス(カービー・ハウエル=バプティスト)、ベラが学生時代に思いを寄せていた医師ジェームズ(ソープ・ディリス)と妻のソフィ(リリー・ローズ・デップ)の姿も。ネルとサイモンの息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)、双子のハーディ&トーマス(ハーディ・グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・デイヴィス)を加えた全12人は、悪態混じりのジョークを交わしながら旧交を温め合う。そして、特に目を引くのが、クリスマスらしい真っ赤な壁紙にキャンドルや柊で装飾された完璧なテーブルセッティング、ネルが腕によりをかけた豪華な料理が並んでいる1枚。サイモンが久しぶりの再会を祝い乾杯の音頭をとろうとしているのだが、よく見ると一同の表情は強張りを見せ、参加者の1人を見つめている。呆気にとられたような表情や、中には睨みつけているように見える者もいる。この“特別すぎる”聖なる夜に巻き起こる不穏な序章を予感させる。そのほかにも仲睦まじい関係性が見て取れるネルとサイモンや、子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る風景、ネルがジェスチャーゲームで弾けている様子などクリスマスパーティーらしい幸福感が溢れる写真。一方で、ソフィがいまにも泣きだしそうな表情で何かを訴えかける様子や、男3人で深刻な表情で密談する様子、アートがプレゼントを抱えながらも浮かない表情を浮かべている場面など、幸福と絶望が入り交わる写真の数々が到着した。果たしてこの夜に何が起ころうとしているのか?そして彼らは、それにどのように向き合っていくのか…?その後の展開が気になる場面写真となっている。『サイレント・ナイト』は11月18日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・ナイト 2022年11月18日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2020 SN Movie Holdings Ltd
2022年09月20日映画賞を席巻し、全てのカットに美が宿る完璧な映像と忘れ得ぬ愛の物語が「不滅の名作」と絶賛された『燃ゆる女の肖像』。そのセリーヌ・シアマ監督最新作『秘密の森の、その向こう』に刻まれた前作との意外な共通点を、監督のコメントや本編映像も交えながら深堀りしてみた。主人公である8歳の少女ネリーが時空を超えて幼い頃の自分の母と出会い、強い絆を育んでいく舞台となるのが、解禁となった映像が捉えている秋の森だ。このシーンは、ネリーが母が幼い頃に遊んでいた森に分け入ると、自分と同じぐらいの幼い少女がたったひとりで長い枝を運ぼうとしているところに出くわす、という場面。ネリーはそれを助けることにし、ふたりで色鮮やかな落ち葉が広がる森の中を歩いていく。このシーンで特に印象的なのは、その少女マリオンと枝の反対側を持ち運ぶネリーが彼女の背中を見つめている、ネリーの“視線”を強く意識させるカットで撮られているところ。2人がこの森を行き来する場面は劇中何度も登場するが、このシーンから想起せずにはおれないのは、シアマ監督の前作『燃ゆる女の肖像』で貴族の娘エロイーズと身分を隠して散歩の相手をすることになる女性画家マリアンヌが距離をとって歩く、2人が初めて出会う場面だ。監督は2作が持つ繋がりについて、「『燃ゆる女の肖像』を作ったことで得られた勢いや自信が、そのまま本作に繋がりました。そういう意味で2作は繋がっているし、本作は『燃ゆる女の肖像』の妹のような存在であると言えます。設定としても、孤独を抱えていた人達がそれを分かち合い孤独を乗り越え友情を結んでいくこと、そして2人は自由な考えを持っているという点で共通していますしね」と明かす。大好きな祖母の死と、母が姿を消してしまった深い喪失感を抱えるネリーと、ある理由で大きな不安を抱えていた幼いマリオン。時空を超えそれぞれの家を行き来しながらどのようにお互いの想いを共有し合い、かけがえのない友情を育んでいくのか注目したい。ちなみに、2作のそれぞれのシーンには、距離をとりながら歩く2人が纏う衣装の色やフードの有無という意外な共通点もあるのだが、本作ではシアマ監督が衣装も担当。その理由を、「脚本を進めると同時に衣装の選定作業を行う必要がありました。なぜなら、本作の演出の中で最も大きなポイントとなった、タイムトラベルをする話でありながら、特定の時代設定を持たない話にしていくにはどうしたらいいかという問題を解決しなければならなかったからです。それは、衣装選びによるところが大きかったと思います」と監督は語っている。『秘密の森の、その向こう』は9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.秘密の森の、その向こう 2022年9月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2021 Lilies Films / France 3 Cinéma
2022年09月20日ろうの親から生まれた、耳の聴こえるコーダの子どもたちが揺らぎながらも自らを語り、成長していく物語を描いたドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』が、文化庁映画賞(文化記録映画部門)大賞を受賞した。映画芸術の向上とその発展に資するため、2003年度より始まった文化庁映画賞。文化記録映画部門は、選考委員会における審査に基づき、優れた文化記録映画作品に対する顕彰を実施しており、今年度で19回目を迎える。選考委員を務めた藤岡朝子は、「ろう者の子として生まれ育った少女たちが家族との関係にゆれ動く思春期を丁寧で的確な観察でとらえた。障がいの有無でなく、アイデンティティと自分探しの問題として描くことで、福祉や差別を越える普遍的な視点を提案し、コーダについての問題意識を開放し喚起する」と語り、「観客のスクリーンへの集中度と読み解く力を育てる『映画』という形にこだわり、国際共同製作にも挑戦した制作者の姿勢は、時代に合致したひとつの指針を示している」と制作陣を称えた。一方、受賞を受けた本作の松井至監督は、「栄誉ある賞に選んでいただき、ありがとうございます。制作をはじめた7年前、コーダという言葉は知られていませんでした。この賞は、ドキュメンタリーという場に向かって勇気を持って自己を開いていった出演者たち、全感覚でコーダの世界を感じようとした制作者たち、映画館の暗闇で切実に他者に触れようとした観客の方々、そしてろう文化に生きるみなさんのものです」とコメント。「他者と生きる未来の社会への入口として、時代がコーダの存在を求めたのだと思います」と語っている。『私だけ聴こえる』は全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私だけ聴こえる 2022年5月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©TEMJIN / RITORNELLO FILMS
2022年09月20日『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』のA24が北米配給権を獲得した話題作『LAMB/ラム』より本編映像が解禁された。本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく様子を描く、禁断のネイチャー・スリラー。ノオミ・ラパスが主演・製作総指揮を務め、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品にも選出されるなど批評家からも高い評価を受けた。この度解禁されたのは、主人公マリアと羊から産まれた“羊ではない何か”が花畑で遊ぶ様子を切り取った本編映像。親子の和やかな風景のはずがどこか不穏な空気が漂っている。花畑で母と子のように戯れる羊飼いのマリアと、アダと名付けられた“羊ではない何か”。幸せそうな2人の姿は微笑ましさすら感じるのだが、何かがおかしい。マリアは自作した花冠をアダに被せて「すてき」と一言。さらにキスや頬ずりをし、惜しみなく愛情表現をするマリアとそれに応えるアダ…。とてつもない違和感の正体に、あなたは気づけるか?見てはいけないものを見てしまった不穏さとともに、どこか愛おしい気持ちにまでさせる、まさに“禁断の映像”となっている。アダはなぜ、この世界に生まれてきたのか…?世界が騒然、そして絶賛した衝撃作の全貌は間もなく明らかとなる。『LAMB/ラム』は9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LAMB/ラム 2022年秋、全国にて公開@2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
2022年09月20日カナダ・トロントにて現地時間9月8日より開催されていたトロント国際映画祭2022。3年ぶりに完全オフラインのリアル開催となり、多くのハリウッドスターで賑わいを見せた中、最高賞にあたる観客賞をスティーヴン・スピルバーグ監督が自身の少年期~青年期を元に描いた『The Fabelmans』(原題)が受賞した。トロント国際映画祭は、直前に開催されるヴェネチア国際映画祭とともに、その年の映画賞の行方を占う前哨戦として例年注目を集めている。特に最高賞にあたり、一般観客による投票で決まる観客賞はアカデミー賞作品賞の有力候補となることが多く、ノミネートおよび受賞は過去10年間で『ベルファスト』『ノマドランド』『スリー・ビルボード』『ジョジョ・ラビット』など9本。今回、スピルバーグ監督の映画愛に溢れた『The Fabelmans』(原題)も名乗りを上げたことになる。次点はサラ・ポーリー監督のもと ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、フランシス・マクドーマンドら女優たちが大集結、ミリアム・テーブスの同名小説を原作に隔絶された宗教コミュニティー内での性暴力を描いた『Woman Talking』(原題)となった。なお、今回のトロントでは深田晃司監督『LOVE LIFE』や早川千絵監督『PLAN 75』、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』、イ・ジョンジェの初監督映画『HUNT』(原題)などもお披露目されていた。第47回トロント国際映画祭主な受賞結果観客賞:『The Fabelmans』(原題)スティーヴン・スピルバーグ監督(アメリカ)次点:『Woman Talking』(原題)サラ・ポーリー監督(カナダ)3位:『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』ライアン・ジョンソン監督(アメリカ)ドキュメンタリー・観客賞:『Black Ice』(原題)ヒューバート・デイヴィス監督 (カナダ)ミッドナイトマッドネス・観客賞:『Weird: The Al Yankovic Story』(原題)エリック・アッペル監督(アメリカ)NETPAC(アジア映画)賞:『Sweet As』(原題)Jub Clerc監督(オーストラリア)プラットフォーム賞:『Riceboy Sleeps』(原題)アンソニー・シム(カナダ)FIPRESCI賞:『A Gaza Weekend』(原題)/バジル・カリル監督(イギリス、パレスチナ)Amplify Voices賞:『Leonor Will Never Die』(原題)/マルティカ・ラミレス・エスコバル監督(フィリピン)、『While We Watched』(原題)/ビナイ・シュクラ監督(イギリス)、『To Kill A Tiger』(原題)/ニシャ・パフジャ監督(カナダ)IMDbProショートカッツ賞:『Snow in September』(英題) Lkhagvadulam (Dulmaa) Purev-Ochir監督(モンゴル、フランス)(text:cinemacafe.net)
2022年09月19日アカデミー賞アイスランド代表選出の話題作『LAMB/ラム』より、主演のノオミ・ラパスを絶賛する監督のコメントが到着した。本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作となる。主演は『プロメテウス』や『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパス。本作では主演と製作総指揮を兼任している。ノオミについてヨハンソン監督は「一緒に仕事ができて幸運だった」と語り、「ノオミ・ラパスとは素晴らしい関係性を持つことができたと思っています。スケジュール的にものすごく忙しかったので、早めに入ってリハーサルする時間を取れなかったのですが、彼女が出演を決めてくれた後は、電話でしばしば話をして、全てのシーンについて語り合うことができました。彼女は本作に思いを込めてくれ、たとえ意見が異なっても、それをぶつけ合うことができました」と明かす。スウェーデン生まれのノオミだが、幼少期をアイスランドで過ごし、7歳の時に、アイスランド=スウェーデン合作の映画『エネミーランド』(88)で役者としてのキャリアをスタートさせた。今回ノオミは、幼い頃に覚えたアイスランド語を『LAMB/ラム』で披露している。これにヨハンソン監督は「ノオミは生まれつきチャレンジ精神が旺盛なので、アイスランド語の演技も難なくこなしました」と賛辞を送っている。本作の撮影はアイスランド北部のフラガという20年間人が住んでいなかった農場を中心に行われたが、厳しい高地且つ僻地という理由もあり、スタッフは35人という最小限の人数だった。ノオミにとっても、これほど少人数で、また孤立した状況は初めてだったという。現場で彼女は動物を相手に、羊の飼育や出産などのシーンにも挑戦。過酷な撮影だったことが容易に想像できるが、監督は「ノオミはこのマリアという役を引き受けることには計り知れない勇気を示し、時には困難な状況でも仕事をすることを受け入れてくれました」と話している。さらに「この映画の原動力であるマリアに必要な、冷たいけれども思いやりのある要素をまさに持ち込んでくれました。ノオミは、他の女優にはできない方法でマリアのキャラクターを形作ってくれたのだと思います」と絶賛。本作におけるラパスの素晴らしい演技をぜひ堪能して欲しい。『LAMB/ラム』は9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LAMB/ラム 2022年秋、全国にて公開@2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
2022年09月18日現在公開中の映画『靴ひものロンド』の監督ダニエーレ・ルケッティからコメントが到着した。第77回ヴェネチア国際映画祭〈オープニング作品〉、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主要3部門ノミネートした本作は、「ニューヨーク・タイムズ」2017年注目の本に選出、全米で絶賛された家族小説の映画化。不気味な崩壊と衝撃、軽やかで強烈な余韻がめぐる「家族映画」の新たな傑作が誕生した。ルイジ・ロ・カーショと若かりし日の夫婦を演じた、唯一無二の存在感を放つアルバ・ロルヴァケルについて、ルケッティ監督は「アルバの映画出演デビュー作は私の『マイ・ブラザー』なので彼女のことはデビュー時から知っています。ずっと二度目の出演の機会を探していて本作で叶いました」と念願だったという。アルバは感情に重きを置くそうで、「さまざまな感情を、自身のパーソナリティや情熱、怒りなども織り交ぜながら表現できる。わたしは撮影で、その役の感情を実際に追体験するようなリアリティを求めていて、ルイジ・ロ・カーショのような俳優と共演させたら面白いだろうと思いました」とルイジをより知的なアプローチをする俳優と評し、対照的ともいえる2人の化学反応に期待を込めたという。さらに、「アルバは演技に生命を与えようとします。それは相手のルイジにも作用する。彼らのいくつかのシーンでは、彼女が無関心なアルドに働きかけることによって活性化する、という様子が印象的でした。アルバは他の俳優の内面にも入り込むことができ、相手を揺さぶる力がある。それこそ彼女の強みだと思います」とその魅力を明かしている。また、冒頭のダンスシーンについては「決まった動きのある踊りを取り入れたかった」そうで、「まるで儀式のような、振り付けが決まっている踊りです。結婚は、いわばひとつの振り付けに従わなくてはならないと感じていたこともあったから。さまざまな義務や決まったステップがあり、その枠組みは、一見楽しそうだけれど同時に義務でもある。このシーンは、この映画のテーマを提示しています」と語る。ジェンガの曲にあわせて踊り、視線を交わし楽しげな雰囲気に包まれる家族4人。夫婦関係の不和を徹底的に描きながらも、ルケッティ監督は子どもの存在も決して忘れない。子どもたちが見つめる視点があるからこそ、辛辣ながらも家族とは、結婚とは何なのか、その先の解放への示唆に思いを巡らせるきっかけになっている。『靴ひものロンド』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年09月18日絶賛配信中の『ピノキオ』でブルー・フェアリー役の日本版声優を務める元宝塚劇団の妃海風が、名曲「星に願いを」にまつわるエピソードを教えてくれた。“願えば叶う”という真っすぐなメッセージが込められた、世界中で長年歌い継がれている名曲「星に願いを」。本作では妖精ブルー・フェアリーがこの曲を披露しているが、日本版声優を務める元宝塚劇団の妃海風は宝塚現役時代の思い出をふり返り、「毎日『星に願いを』を自分に言い聞かせるように聴いていたら願いが叶った」と、楽曲が支えになって宝塚トップスターという願いが叶ったことを告白した。2007年に宝塚音楽学校に入学し、2009年に95期生として宝塚劇団に入団した妃海さん。その後星組に配属され、様々な作品で抜群の歌唱力や演技を魅せ、ファンを虜にした。宝塚劇団は入団後も険しい道のりとなっており、トップスターを務められるのはほんの一握り。そんな中、2015年に娘役トップの座を掴んだ妃海さんは、夢に向かって奮闘していた時代にディズニーの“夢と魔法”が詰まった名曲「星に願いを」を毎日聴いていたそう。「この『星に願いを』は、特に夢を追いかけることに必死だった宝塚現役時代に、毎日のように聴いていましたし、落ち込んでいる宝塚の友人にも聴かせてあげたりしていました。どんなことがあっても、心に夢をもって祈り続ければ、いつか叶う。この楽曲に込められたメッセージを、毎日自分に言い聞かせる様に聞き、そして歌い、温かいメロディーに包まれながら努力を続けていたら、本当に夢が叶ったので、魔法の歌だと思っています」と、「星に願いを」にまつわる素敵なエピソードを明かした。さらに、「宝塚が幼い頃から大好きでしたので、宝塚時代、娘役トップ就任が決まった時は、それはそれは嬉しかったです。夢を叶えるために絶対に必要だと思ったことは、諦めないこと、信じること、そしてその夢を愛することだと思います」と、熱い思いを語った。そんな妃海さんは本作で、木彫り人形のピノキオに魔法をかけて命を授ける妖精ブルー・フェアリー役の日本版声優を務め、自身の夢を叶えることに繋がった「星に願いを」を劇中で披露している。鑑賞者からは早速「妃海さんの歌う『星に願いを』、素敵な歌声に感動!」と絶賛の声が続出。妃海さんが抜群の歌唱力で歌い上げる名曲「星に願いを」に大きな注目が集まっている。『ピノキオ』はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月18日2002年に40歳の若さで突然の死を遂げた天才メイクアップ・アーティストのケヴィン・オークインのドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の予告編が到着した。時代を作ってきたケヴィンが、つけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、ジャネット・ジャクソンのアルバム「janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、ケヴィンが多様性を意識し、典型的な若い美人とは違ったライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿を紹介。輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る本作。公開された映像では、メイクを施している様子や、弟や妹が彼の少年時代を語るインタビューが収録されている。生前、ケヴィンと仕事をしたことがあるRUMIKO(Amplitude クリエイティブディレクター/メイクアップアーティスト)は「彼は同じメイクアップアーティストとして、とても尊敬している一人でした。彼のメイクはアートとも言えるもので、誰にも真似できない素晴らしいものでした。この映画を通して、知らなかった彼のパーソナルな面や人生を知ることができて良かったと思っています」とコメント。映画コメンテーターのLiLiCoは「悲しみと苦しみに耐えながら人を変身し続けていたことに感動しました」と話している。なお、渋谷ホワイトシネクイントでは10月7日(金)、RUMIKOさんと田辺ヒロシ(イラストレーター)、10月10日(月・祝)にゆうたろう(俳優/モデル)、アップリンク吉祥寺では10月15日(土)に鎌田由美子(資生堂ヘアメイクアップアーティスト)、10月19日(水)に渡辺三津子(ファッションジャーナリスト/元VOGUE JAPAN編集長)のトークイベント付き上映も決定している。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほかにて順次公開。※10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイント先行公開(cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年09月17日実話を基に描かれるイギリス映画『ドリーム・ホース』(原題:DREAMHORSE)の公開が、2023年1月6日(金)に決定し、メインビジュアルが解禁された。イギリス・ウェールズの谷あいの小さな村。主婦ジャンは子どもも巣立ち、無気力な夫と二人暮らし。日中はスーパーでレジを打ち、夜は労働者クラブでバーテンダーとして働きながら、両親の介護も担っている。単調な日々に嫌気がさしていた彼女は、クラブで共同馬主の話を耳にして強く興味を惹かれ、競走馬を飼育する夢を見始める。勝ったことはないけれど血統の良い牝馬を貯金で買い、種付けをして産まれた仔馬を競走馬に育てることを決意。その資金を集めるために、村の人たちに「馬主組合を作ろう」と働きかける。寂れた村の生きがいを失いかけた大人たちが集まり、2年間、毎週10ポンド(約1,650円)を支払って組合を結成することになる。そして、産まれた仔馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられレースに出場。奇跡的に勝ち進んでいき、彼らの人生をも変えていく…。この物語は実話を基にしており、ドリームアライアンスは実在する馬。当時大きな話題となり、ドキュメンタリー映画『Dark Horse』(日本未公開)が製作されサンダンス映画祭ワールドシネマ/ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞。この度、満を辞して長編映画となった。本作で主人公ジャンを演じるのは、実力派女優トニ・コレット。40代後半の等身大の女性のパワフルな生き様を体現して見せる。そのほかダミアン・ルイスをはじめ、ウェールズゆかりのキャストやスタッフが参加している。解禁されたビジュアルは、競馬場で歓喜に沸くジャンや村人たちの様子をとらえ「ドリームアライアンス」がもたらした“胸の高鳴り”を感じさせる一枚に。ひとりの主婦の思いつきをきっかけに、“推しのいる生活”がそれぞれの人生に胸の高鳴りと生きがいを生み出し、活気を失ったコミュニティを復活させた、新春にふさわしい奇跡の実話感動作だ。『ドリーム・ホース』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年09月16日現在配信中の実写映画『ピノキオ』より、風変わりなおじいさんゼペットを演じたトム・ハンクスらキャスト陣が本作の魅力を紐解く特別映像が到着した。80年の時を超え、実写版として蘇った本作。ディズニーが『白雪姫』に続き、長編アニメーション2作目として『ピノキオ』を実写化した意味について、トムは「ディズニーの『ピノキオ』のような秘蔵の名作に参加すること、それはこの作品を改めて見直し深く掘り下げる貴重な機会でした」と語る。ロバート・ゼメキス監督が本作を企画しているという噂を耳にした段階で、監督に自らゼペットを演じたいと直談判したトム。「映画の魅力は、単に見るだけではなく、感情に触れることが大切だと思います。映画は感情の鼓動で成り立っていて、その映画に夢中になることで自分の想像を超えた場所に連れて行ってくれる。例えばゼペットの“願い”に感情の重みが宿っていれば、観客は素晴らしい体験ができると思います。だから『ピノキオ』は永遠に残る映画であり、人々の記憶に残り続けるのです」と魅力を明かした。ほかにも、コーチマン役のルーク・エヴァンズは「素晴らしい冒険です。興奮、驚き、スリルの連続ですべてが大きなスケールです」、ピノキオに善悪を教えるジミニー・クリケット役のジョセフ・ゴードン=レヴィットは「ロバート・ゼメキスとピノキオの組み合わせは夢のようです」とコメント。ピノキオに命を吹き込む妖精ブルー・フェアリー役のシンシア・エリヴォは「本当に特別な物語です。人々の願いや夢を応援してくれるのです」と本作への熱い思いを告白している。『ピノキオ』はディズニープラスにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2022年09月16日“青春コメディ映画の革命”と批評家からも高い評価を受けた『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』で長編監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルド監督最新作『ドント・ウォーリー・ダーリン』より、場面写真が解禁された。一度きりの青春の一コマを全く新しい視点で切り抜き、エネルギーに満ち溢れた少女ふたりの友情を描いた前作とは打って変わり、本作は完璧な生活が保証された街に住み、平穏な日々を送っていた主人公・アリスの周りで頻繁に起きる“不気味な現象”を描いた本格スリラー。予想できない展開で観るものを惹きつけ、恐怖と欲望が入り乱れる“ユートピアスリラー”という全く新しい世界観を作り上げている。今回解禁されたのは、主人公アリス(フローレンス・ピュー)がうつろな表情でこちらを見ているカットを含めた場面写真8点。アリスと夫のジャック(ハリー・スタイルズ)、バビー(オリヴィア・ワイルド)とディーン(ニック・クロール)夫婦の2ショットなど、愛する人との幸せな日々を感じさせる。一方、ピンクのワンピースを着た女性と向かい合うアリスや、周りを砂漠に囲まれながら渦を描くように極地的に栄える“完璧な街<ビクトリー>”の姿など、不穏な空気を感じさせるシーンの数々も切り取られており、平穏と不穏の両端の世界観が感じられる場面写真になっている。監督を務めたオリヴィア・ワイルドは本作について、「才気にあふれ繊細で複雑なヒロインが描かれるオリジナルストーリーに魅了された」と、完璧だったはずの生活が崩壊していく中で、主人公アリスがどのような選択を取るのかをサスペンスフルに描いた本作のプロットに感銘を受けたとコメント。そしてアリスを演じたフローレンス・ピューも、この作品の刺激的で共感できるテーマに興味をそそられたと言い、「支配、巧妙な操作、抑圧、恋愛関係、性的空想など、たくさんの異なる力関係が描かれている。完璧な人生をどのように維持し続けるか、そして人生が完璧でなくなったとき、どう対処するのかを描く作品です」と本作について語っている。『ドント・ウォーリー・ダーリン』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドント・ウォーリー・ダーリン 2022年11月11日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年09月16日ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーが共演する、トロピカルリゾートコメディ映画『チケット・トゥ・パラダイス』より、最新予告映像と2人が肩を並べて微笑みを浮かべる本ポスタービジュアルが到着した。ジュリアとジョージが演じるのは、元夫婦のジョージアとデヴィッド。愛する一人娘リリー(ケイトリン・デヴァー)のスピード婚を阻止するため、あの手この手で画策するというストーリー。今回の映像では、バリ島へ向かう飛行機の中で痴話喧嘩を始めるも、目的達成のため一時休戦し、手を取り合うシーンから始まる。イルカに襲われて足を負傷したり、娘たちと飲みに出かけた夜の街で酔っぱらってはしゃぎまくったり、コミカルでハッピーなシーンが満載。また、配信ドラマ「エミリー、パリへ行く」のリュカ・ブラヴォーがパイロット姿で登場、ジョージアの現恋人・ポールを演じ、物語はよりカオスに。一方、娘のスピード婚を止めるため、結婚指輪を盗むが、娘にバレてしまうシーンも映し出され、2人のミッションは一体どうなってしまうのか、今後の展開が気になる映像となっている。『チケット・トゥ・パラダイス』は11月3日(祝・木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:チケット・トゥ・パラダイス 2022年11月3日より全国にて公開© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年09月16日シリーズ日本劇場公開20周年記念として日本初IMAX上映される『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』より、最新予告が解禁された。大友啓史監督や神山健治監督らより絶賛のコメントも到着した。ピーター・ジャクソン督監によって4Kリマスターされたシリーズ3部作がIMAX上映されることが決定した「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ。1作目『ロード・オブ・ザ・リング』は9月16日(金)、2作目『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は10月7日(金)、3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は10月28日(金)に公開する。この度到着したのは、2作目『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の新たに紡がれた予告編と新カット交えた場面写真。 再び編集された新予告映像は様々なシーンが追加され、新たに紡がれた映像に仕上がっている。併せて4Kリマスターで蘇った映像から切り取られた新場面写真も到着。引きのカットが多く含まれており、細部まで綺麗に映る雄大な景色にも注目したい。また、一足先に鑑賞した大友啓史監督や神山健治監督たちよりコメントも到着。大友監督は「『ロード・オブ・ザ・リング』IMAX(R)版は、ピーター・ジャクソンの情熱と執念と共に、映画の新たな息吹と生命力を饒舌に語りかける。今だからこそ。必見の再公開!!」、神山監督は「見返すほど面白い、随所に発見がある。こんな映画はそうそうない。今回はあの九人に同行し、スタッフのクエストも想像できた」とそれぞれコメントしており、様々な作品を生み出す監督らを唸らせるほどの、“不朽の名作”であることが伺える。■大友啓史(映画監督)リアルとファンタジーの壁をぶち壊す、別次元への創造の可能性。当時を超える驚きが新鮮な感動と共に蘇る。『ロード・オブ・ザ・リング』IMAX(R)版は、ピーター・ジャクソンの情熱と執念と共に、映画の新たな息吹と生命力を饒舌に語りかける。今だからこそ。必見の再公開!!■神山健治(映画監督)見返すほど面白い、随所に発見がある。こんな映画はそうそうない。今回はあの九人に同行し、スタッフのクエストも想像できた。■ジョセフ・チョウ(The War of the Rohirrim プロデューサー)20年前の衝撃をIMAX®の迫力で再度味わうことが出来ました。大画面のテレビでは伝わらないこの感動、今時映画館に足を運ぶ理由を痛感させられました。スタッフ一同、我々はこの傑作映画の新章に参加しているのだと、熱く燃え上がらせて頂きました。『ロード・オブ・ザ・リング』は9月16日(金)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は10月7日(金)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は10月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2022年10月7日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2022年09月16日ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『The Electrical Life of Louis Wain』が、邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』として、12月1日(木)より全国公開されることが決定。併せて場面写真も解禁された。イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしていくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る…。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった大人気イラストレーター、ルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。日本が誇る文豪・夏目漱石にインスピレーションを与え、不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われている。SFの巨匠H・G・ウェルズからも、「独自の猫を発明した」と絶賛された稀代のアーティストだったルイス・ウェイン。彼が手掛けるネコの絵は、愛らしくてコミカル、いまにも絵から飛び出してきそうな生き生きとしたタッチで描かれている。いったい、そんな絵を残してくれたルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?本作はそんな彼の人生を紐解いていく、優しくも温かな愛を描く感動作だ。ルイス・ウェイン役には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。幾人もの“天才”を万華鏡のように多彩に演じてきたカンバーバッチが、不器用でピュアな愛を貫くイノセントかつお茶目な天才という、彼の魅力を最大限に活かす実在の人物に挑む。ルイスの妻のエミリーには、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。一人ぼっちになる夫を励ます笑顔と、書き留めたくなる台詞の数々が魂に響く。もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコたち。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目をくぎづけにする。共演には、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並ぶ。また、『ジョジョ・ラビット』監督のタイカ・ワイティティと、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で出演。さらに、『女王陛下のお気に入り』でオスカーに輝いた英国の至宝オリヴィア・コールマンが、ルイスの精神の核心を語るナレーションを務めている。監督は、俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされ、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。英国貴族のエレガントな衣装を手掛けたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナーが務める。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年09月16日2019年と2020年、2年連続でアメリカで最も売れた本となり、さらに日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に、全世界では累計1500万部を超えるベストセラーとなったミステリーが待望の映画化。邦題『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)として、11月18日(金)より公開決定。併せて、予告映像と場面写真も解禁となった。ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、“ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。法廷で少しずつ語られていく、カイアが辿ってきた想像を絶する半生。浮かび上がる殺人の動機と、一向に見つからない決定的証拠。事件の真相に辿り着いたとき、タイトル「ザリガニの鳴くところ」に込められた本当の意味を知ることになる――。本作は、原作に惚れ込んだリース・ウィザースプーンが自身の製作会社ハロー・サンシャインを通して映像化権を取得し、自らプロデューサーを担当。リース・ウィザースプーン主人公のカイアを、英ドラマ「ふつうの人々(ノーマル・ピープル)」で2021年ゴールデン・グローブ賞テレビ部門(ミニシリーズ・テレビ映画部門)主演女優賞にノミネートされて注目を浴び、ディズニープラスで配信の映画『フレッシュ』にも抜擢された新星デイジー・エドガー=ジョーンズが演じる。デイジー・エドガー=ジョーンズさらに本作は、世界的シンガーソングライターのテイラー・スウィフトが、原作を愛するあまり、自ら懇願して楽曲を書き下ろしたことでも話題に。「この魅惑的な物語に合う、幻想的で優美な、心に長く残る曲を作りたいと思いました」と語るオリジナル・ソング「キャロライナ」は、今回解禁された予告映像の中でも一部聴くことができる。テイラー・スウィフト『ザリガニの鳴くところ』は11月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年09月16日全米絶賛の“家族小説”を映画化したイタリア映画『靴ひものロンド』よりメイキング映像が解禁された。「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。夫の浮気の告白からはじまる家族の崩壊をイタリア映画界の実力派オールスターキャストで描いていく。この度解禁となったのは、監督とキャストが本作の辛辣なキャラクターたちと家庭崩壊の裏側について明かすメイキング映像。監督を務めたダニエーレ・ルケッティが大切な友人であり熱愛する作家でもあるというドメニコ・スタルノーネの著作「靴ひも」を初めて手にしたときのこと、映画化にあたり集結した実力派豪華キャスト、アルバ・ロルヴァケル、ルイジ・ロ・カーショ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランドらが自身の演じた役柄について、それぞれが語る貴重な映像となっている。日本では『靴ひものロンド』『3つの鍵』とたてつづけに劇場公開を控えるアルバ・ロルヴァケルは、「初めて脚本を読んだ時はヴァンダという人物に拒絶されたように感じました。たぶん直感的にあまりにも居心地悪い気がして彼女になって演じたいと思えなかったのかも」と、エキセントリックな妻ヴァンダという役どころについて吐露。対するルイジ・ロ・カーショは「アルドは私がみる限り自分とはかけ離れています。(役を演じる時)いつも役に歩み寄るようにして彼らに何が起こるのかを把握したらその人物を招き入れようとする」「ベストな形で出現できるようにします」との技巧的なアプローチを明かす。さらに、熟練のラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランドらの劇中以外の素顔は必見だ。ある夫婦の中年期/老年期を2人の俳優がそれぞれダブルキャストで演じるのは、特殊メイクや編集など映像表現において幾多の方法がある映画ではあまり見ないこと。しかも、顔立ちや背格好など“似せる”ことにあえてフォーカスしない、名匠ルケッティのさりげなくも大胆な意図が込められている。『靴ひものロンド』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年09月15日レスリー・マンヴィル主演『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、ポスターと予告編が解禁。予告編のナレーションは大竹しのぶがつとめている。『ポセイドン・アドベンチャー』ほか数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とする本作。クリスチャン ディオールのドレスに魅せられた家政婦がドレスを買うためにパリへと向かい、そこで巻き起こる騒動と人々との出会いを描く。解禁されたメインビジュアルには、意気揚々とグリーンのドレスを抱きしめるハリスの姿が写し出されている。チャーミングな笑顔とともに彼女のドレスへの憧れの強さが伝わってくるようなポスターだ。またロンドンのハリスの友人であるヴァイや、パリで出会うイザベル・ユペール演じるディオールの敏腕支配人、マダム・コルベールなどのキャラクターの姿も。しっかりドレスを抱きしめているハリスだが、お気に入りの一着を手に入れることはできるのか…?夢見るハリスが人々を巻き込んで起こす、とびきり素敵な奇跡を予感させる1枚となっている。さらに解禁された予告編では、家政婦の仕事中に運命のドレスに出会う、夢のはじまりのシーンから、パリへ渡ったあともドレスのために奔走するハリスのまっすぐな姿が描かれている。マダム・コルベールと対立しながらも、夢を諦めない彼女に人々の心も動かされていく…。物語の重要なカギとなるディオールのドレスにも注目だ。この予告編では、いくつになっても夢を追う気持ちを忘れない、という本作のコンセプトに合わせて、女優としていつまでも輝き続ける大竹しのぶにナレーションを依頼。大竹さんのチャーミングな声は本作の世界観にもぴったりだ。実は以前に原作を読んでいたという大竹さんは、「とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました」とコメント。原作ファンにも、当時の気持ちまで楽しめる作品となっているようだ。▼大竹しのぶ コメント20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャン ディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミセス・ハリス パリへ行く 2022年11月18日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Universal Studios
2022年09月15日94分間のワンショットが生み出す驚異の緊張感で、観る者を犯罪世界へと引きずり込む緊迫のノンストップクライムスリラー『NIGHTRIDE』が、邦題『ナイトライド時間は嗤う』として11月18日(金)より全国にて公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。恋人との未来を手に入れるため、裏社会から足を洗おうと最後の賭けに出たドラッグ・ディーラーのバッジ。悪名高い闇金業者から資金を調達し大口の取引きに挑むが、弟分のヘマから取返しのつかない事態に転げ落ちる。本作は、失ったブツと新たな買い手を探し出すべく、真夜中の北アイルランド・ベルファストを奔走する主人公の姿を94分間ワンショットで撮影。電話の向こうの《姿なき》登場人物たちとの危険過ぎる駆け引きが、ノンストップで展開する緊迫のクライム・スリラー。ロックダウン下のベルファストで、1日11時間のリハーサルを連日1週間重ねた末、6晩で全6テイクの撮影を敢行した撮影クルーと俳優たち。様々なアクシデントに見舞われつつ結実した奇跡のワンテイクを体感し、観る者はスリリングな犯罪世界に没入することとなる。監督は長編デビュー作『THE SURVIVALIST』が、第69回英国アカデミー賞・新人賞ノミネートのほか、第18回英国インディペンデント映画賞・新人監督賞を始めとする数々の賞に輝いた北アイルランド出身の俊英スティーヴン・フィングルトン。主人公バッジを演じたアイルランド出身の俳優モー・ダンフォードは、本作でアイルランドのアカデミー賞と評されるIFTA映画&ドラマ賞・最優秀主演男優賞の栄冠に輝いた。解禁されたポスターは、暗がりの中で何者かに背後から銃を突き付けられる絶体絶命の窮地に立つドラッグ・ディーラーのバッジの姿を捉えている。「果てしない絶望感に苛まれるリアルタイム《94分間》」というコピーも並び、険しい表情で車を運転するバッジが迎える結末が気になるビジュアルとなっている。『ナイトライド時間は嗤う』は11月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイトライド 時間は嗤う 2022年11月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2021 NIGHTRIDE SPV LTD
2022年09月15日9月30日(金)より配信が開始される、サラ・ジェシカ・パーカー主演『ホーカスポーカス 2』より本予告と最新ビジュアルが解禁された。本作は、1993年にケニー・オルテガ監督(『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』)が手掛けた、ハロウィーンファンタジームービー『ホーカス ポーカス』の続編。サンダーソン三姉妹と呼ばれる悪名高い魔女3人が長い眠りから目覚め大騒動を引き起こす姿と、彼女たちを蘇らせてしまった少女たちの奇想天外なバトルを描く。配信開始に先駆けて、カルフォルニア(現地時間:9月9日)で行われたディズニーファンイベント「D23 Expo」にて、サラ・ジェシカ・パーカーらが演じる、クセの強い魔女たちがあらゆる場所で大暴れする本予告編と、ハロウィーンの夜に降り立った魔女たちVS現代の女子高生たちの世界の命運を巡るバトルを予感させる最新ビジュアルが披露された。サラ・ジェシカ・パーカー-(C)Getty ImagesD23 Expoのプレゼンテーションで、ライブアクション部門のトップバッターとして発表となった本作。会場では、前作に引き続き、サンダーソン姉妹を演じるベット・ミドラー、サラ・ジェシカ・パーカー、キャシー・ナジミーの3人からサプライズメッセージ映像が映し出され観客も大興奮!サラは、「29年前、最初に『ホーカスポーカス』を作った時、こんなインパクトを与えることになるとは夢にも思いませんでした」と当時のことを振り返り、また新たな物語をファンに届けられる喜びを噛み締めていた。解禁された予告映像では、長い眠りから再び復活を遂げてしまったサンダーソン姉妹が、現代の見たこともない新しいアイテムに大興奮し大暴れする姿や、打って変わって女子高生たちに牙をむくダークな一面が見て取れる映像となっている。現代のハロウィーンに突如降臨し、何をしでかすか分からないサンダーソン姉妹は、箒から最新鋭のロボット掃除機に乗り換え空を飛ぶ、というまさかの適応力を見せたかと思えば、最新コスメがずらりと並ぶドラッグストアを闊歩し物色、フェイスパックを食べてしまうという驚きの行動を見せるなど、どこか憎めない彼女たちの魅力が満載。一方で女子高生たちに魔法をお見舞いしたり、空へ連れ去ろうするなど、彼女たちの邪悪で危険な一面も見え隠れしており、魔女と女子高生によるバトルの激しさもうかがえる。さらに、前作を彷彿とさせる、サンダーソン姉妹が見事な歌とダンスを披露するであろう“野外ステージ”や、物語のカギを握る≪不死の黒ネコ≫、ビリーこと≪ゾンビ≫など、前作にも登場した要素もちりばめられており、本作でどのように描かれるのかにも注目したい。最新ビジュアルでも、怪しげな笑みを浮かべるサンダーソン姉妹に対して、魔術書を鞄に入れ、神妙な面持ちで自転車を押す女子高生たちの姿が対照的に描かれており、彼女たちがどんな戦いを繰り広げるのか、期待が高まるビジュアルとなっている。『ホーカスポーカス 2』は9月30日(金)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年09月15日『ベイマックス』のドン・ホール監督が贈るディズニー・アニメーション最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』よりティザーポスターが解禁された。本作は、冒険嫌いの農夫サーチャー・クレイドとその家族が、見たことのない幻想的な世界で壮大な冒険を繰り広げる姿を描く親子3世代の物語。監督は、第87回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも興行収入90億円を超える大ヒットとなった『ベイマックス』(2014)や、『ラーヤと龍の王国』(2021)を手掛けたドン・ホール。さらに、ドン・ホール監督とともに『ラーヤと龍の王国』で脚本を務めたクイ・グエンが共同監督と脚本を担当している。先日、カリフォルニア州アナハイムで開催された究極のディズニーファンイベント「D23 Expo」に登壇したドン・ホール監督は、この謎多き“奇妙な”世界で繰り広げられる物語を製作するキッカケについて、「僕が子供の頃に読んだりしてきた冒険物語にインスピレーションを受けています。特に謎に満ちた世界で奮闘するというような話にね」と子どものときに誰もが抱くワクワクがベースになっていると明かした。また、共同監督のクイ・グエンも、「アクションはもちろん、見たことのない生き物などがたくさん登場します。驚きと危険に満ちた物語なんです。でも冒険についてだけ描いたわけではなく、世界を救うために、家族がどう違いを乗り越えていけるかという物語でもあるんです」と話し、本作が単純な冒険ストーリーにはとどまらない家族の絆が試される物語であることを強調した。この度解禁となったティザーポスターには、ディズニー史上最も“奇妙な”世界<ストレンジ・ワールド>に足を踏み入れたクレイド一家の姿がとらえられている。幻想的なオレンジ色の空に、謎の植物、得体の知れない生き物…。初めて目にする生命体で溢れるこの“奇妙な”世界で、サーチャーたち家族は大冒険を繰り広げていく。息つく間もなく予想外の展開が待ち受ける彼らの旅路は、まさにディズニーランドの人気アトラクションに乗り込んだかのようなワクワク・ドキドキの連続!果たして、この謎に包まれた世界は、いったい何なのか? <ストレンジ・ワールド>に隠された、想像を超える《衝撃の真実》とは?未知の世界での新たな冒険を予感させるティザーポスターとなっている。『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレンジ・ワールド もうひとつの世界 2022年11月23日より全国にて公開© 2022 Disney. All Rights Reserved.
2022年09月15日名作アニメーションを実写映画化した、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演『ピノキオ』より、本編映像が解禁された。ピノキオと言えば“嘘をつくと鼻が伸びる”ことで有名だが、実写版でも嘘を付いたピノキオの鼻が伸びるシーンが描かれている。この度解禁となった本編の吹替版シーンでは、日本版声優を務めるピノキオ役の川原瑛都とジミニー・クリケット役の山本耕史の可愛らしい掛け合いを見ることができる。純真無垢なピノキオは、詐欺師のキツネ・正直ジョンに人形劇に出て有名になれると誘われ、ついて行ってしまう。そして人形ショーの興行師ストロンボリに鳥かごに閉じ込められてしまうのだが、ピノキオはジミニー・クリケットに「有名人なんて僕目指したことないもん」、「僕は有名になるよりも学校に行きたかった」と嘘を付くと鼻がぐんぐんと伸びてしまう。実は妖精ブルー・フェアリーに魔法をかけられていたピノキオ。それを見たジミニー・クリケットは「何にせよ、嘘は人を変えてしまうんだぞ、ピノキオ」と正直であることの大切さを教えるという物語の中でも重要なシーンとなっている。ロバート・ゼメキス監督は本作に込めた思いを「僕はウォルト・ディズニーが生んだアニメーション版の『ピノキオ』を、とても最高に美しい物語だと思っているんだ。だからアニメーション版に沿った物語を本作でも描いている。本作に込めたメッセージは、正直であることの大切さなんだ。自分の心に嘘をつかないこと。誰に対しても誠実であることだ。物語は現代風に少しアレンジしているけれど、この映画を楽しんでくれることを願っているよ」と語っており、現代に生きる私たちにとっても大切なことを教えてくれる物語になっている。現代の圧巻の映像美とともに、再び世界中を感動の涙で包み込む本作。その温かなメッセージにも注目して欲しい。『ピノキオ』はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月14日累計興行収入120億円突破の大ヒットを記録している、トム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』よりメイキング映像が到着した。公開から16週間、ここまでコロナ禍以降の記録をことごとく塗り替え、令和(2019年5月~以降)に日本で公開された実写映画のNo.1を邁進中の本作。9月12日までの最新の累計興行収入が123.4億円を突破し、各メディアでも盛んに「追いトップガン」なる言葉が取り上げられるなど、“トップガン現象”の勢いはとどまることを知らず。日本と同様に『トップガン』フィーバーの続くアメリカでも、じわじわと再び順位を上げ、公開から15週目の週末の全米興行収入ランキングで異例の首位返り咲き、全米歴代興行収入ランキングのTOP5入りを果たした。さらにこの度、公開当初からの映画ファンの熱望に応える形で、9月16日(金)より全国の劇場にて、『トップガン』4Kニューマスター版、『トップガン マーヴェリック』の2作連続上映が決定。2作連続上映を記念し、この度、本編シーンの撮影秘話が明かされる重要なメイキング映像が到着した。今回到着したメイキング映像で明かされたのは、前作では果たせなかった“空母から飛び立つ”離陸シーンについて。空母からの離陸は本来、海軍飛行士にしか許されていないが、海軍の協力のもとトムが実際に搭乗した状態で撮影することに成功した。映像では、トムが海軍に貢献したことを称えられ35番目の名誉海軍飛行士の称号を授与されたことや、緊迫感溢れる当時の撮影の様子が収められている。飛行シーンに関わるキャストは実際に搭乗していることのみならず、本来は不可能である離陸シーンの撮影に成功した、まさに細部まで拘り抜いた至極の作品であることが、今回の映像で改めて明らかにされた。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月14日