“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作ミステリーを、ケネス・ブラナー監督が『オリエント急行殺人事件』に続いて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、ケネス・ブラナーが創り出す唯一無二の世界観の秘密が明らかとなった。これまで、ディズニーの名作アニメーションを実写化した『シンデレラ』やマーベル作品『マイティ・ソー』、シェイクスピア俳優の真髄を魅せた『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』、1818年に出版されたゴシック小説を忠実に映像化した『フランケンシュタイン』など、幾多の世界を描き出してきたケネス。本作でも、ミステリーの女王として文豪史に名を刻む作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」の世界を、見事に再現した。ケネスは「セットのスペクタクルや豪華さに加えて、本作のようなミステリーの核となるのは人の心です。ですから、本作のゴールはアガサ・クリスティの世界の中でなるべく自由な演技を取り入れることだと思いました。そのことをクルー全員が理解し、大切にしながら、助け、支えていきました」と、ゴージャスなセットの中で、キャストや製作陣に自由な表現を与える環境づくりを何よりも大切にしたことを明かす。本作で最初に殺害されてしまう美しき大富豪の娘リネットを演じたガル・ガドットは、「ケネスとの仕事は私にとって驚異的に素晴らしい経験でした。彼は準備を整え秩序立っているから、彼がミスを犯す余地なんて少しも残されていませんでした。と同時に演者がやりたいと思ったことを何でも試させてくれる自由をくれるのです」と語り、ケネスの自由な演技へのこだわりを証明する。また、容疑者の1人で、リネットとかつて婚約していた医師ライナスを演じたラッセル・ブランドは、「ケネスはとても優雅に僕らをリードするんです。現場に創造性をもたらし、集中しやすい雰囲気を作りあげながら、とても陽気に振る舞ってくれるんですよ」と語り、監督への絶対的な安心感を明かした。一方ケネスは、本作の世界観を創り上げたキャスト陣について「俳優陣はみな心から素晴らしいと思う役者たちです。彼らと共演したいという思いが実現して、とても光栄です」と絶賛する。監督とキャストたちの信頼関係は、撮影の現場に良い空気を作り、それが作品の世界観にも影響を及ぼす。セットや美術へのこだわりに留まらない、総合的な演出がケネスならではの高い世界観の再現に繋がっているようだ。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年02月21日マーガレット・クアリー、シガニー・ウィーバー共演の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より30秒予告が解禁された。ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」を映画化した本作。劇中でモデルになっている出版エージェンシーは、1929年に設立された「ハロルド・オーバー・アソシエイツ」。サリンジャーをはじめ、アガサ・クリスティ、ウィリアム・フォークナー、F・スコット・フィッツジェラルドなど数々の文豪の作品の契約・著作権の管理などを行ってきた。今回解禁された30秒予告は、作家を夢見てニューヨークにやってきたジョアンナ(マーガレット・クアリー)が老舗出版エージェンシーで働き始める場面から始まる。エレガントな白のロングコートを身にまとったベテランエージェントのマーガレット(シガニー・ウィーバー)が、タバコを片手に颯爽と出社し、新人アシスタントのジョアンナに厳しいダメ出しをしていく。ジョアンナの日課はサリンジャー宛の大量のファンレターに定型文を返信すること。しかし、彼らの情熱に溢れた手紙に心を揺さぶられ、「きちんと返事をすべき」とマーガレットに意見する。ニューヨークの街で「何者か」になりたいと願いながらも、雑務に明け暮れる日々を送るジョアンナ。そんな彼女を変えた、世界中から届くサリンジャーへのファンレター。その手紙を通して自分自身を見つめ直した彼女が、最後に下したある選択とは…?部下のジョアンナをそっと見守るマーガレットの姿やふたりが抱き合うシーンが映し出され、「文芸版『プラダを着た悪魔』!」というレビューからも、上司と部下が信頼関係を築いていく感動のドラマを想起させる予告編となっている。孤高の天才作家を支えた出版エージェンシーでの<知られざる実話>にも期待が高まる本作。本が生まれる現場での様子が垣間見える内容は、映画ファンのみならず文学ファンも必見だ。『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ニューヨーク・ダイアリー 2022年5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 All rights reserved.
2022年02月20日第94回アカデミー賞にて「長編アニメーション作品賞」「作曲賞」「歌曲賞」の3部門に堂々ノミネートされた、ミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが発売。それに合わせて、ボーナスコンテンツの中からディズニー・ミュージカル初の大家族の物語の誕生秘話と声優たちのNGシーン集が解禁された。今回、この作品がなぜ生まれたのか、その誕生秘話と、声優たちによるラテン系なNGシーン集をボーナス・コンテンツより一部解禁。『モアナと伝説の海』以来の仲であるバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュの監督2人、そして今作では作曲家として参加したリン=マニュエル・ミランダは、映画のテーマについて考えながらお互いを知るうちに、実は3人とも大家族で育ったことが分かり、楽しくもあり複雑でもある“大家族”をテーマにすることが決まったと語っている。お互いの育った環境について会話を重ね、試行錯誤の末に、ディズニー・ミュージカル初の大家族を描いた作品が誕生したのだ。また、声優たちが同じところを何度も噛んでしまいながらも、まさにノリノリでレコーディングを進めていく様子や、キャラクターになりきって大きな身振り手振りをしながらアフレコを進めていく様子など、見どころたっぷりのNGシーン集もお披露目されている。プロダクション・ノートによれば、リン=マニュエル・ミランダはこの映画のために書いた8曲のうちの1曲目「Family Madrigal」について「私が『モアナと伝説の海』を手掛けて学んだことのひとつは、手を掲げて『さあ、さあ、ストーリーのこの部分は歌を通して語らなければならないぞ!』と宣言することでした」と語り、「この家族はとても複雑な家族なので、この1曲目ではメイン・キャラクターであるミラベルのことを紹介する必要がありました。しかも観客が彼女に夢中になるような形で、さらには、この大家族の中にある人間関係を理解してもらえる形でね」と作曲のポイントについて語っている。また、この歌はディズニー・アニメーションの名作『美女と野獣』(91)におけるハワード・アシュマンとアラン・メンケンによる歌曲「Belle」にインスピレーションを受けて、ミランダがミラベルだけでなくマドリガル家のメンバーたちをも紹介するよう設計して歌を書き上げたという。ミランダはこの作曲について「楽しかったのは、3世代にわたる人々のあらゆる情報を携えられるような歌を見いだすことでしたね」「それが済んだら、あとは、きっとスティーヴン・ソンドハイムだったら『すべてを組み合わせるパズル』とでも言いそうな作業でした。私たちはまずアブエラ(おばあちゃん)から始めて、それぞれの世代へと下っていきました」と作曲する上で楽しかったことや、作り方などについて語っている。『ミラベルと魔法だらけの家』は2月18日(金)よりMovieNEX発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月20日アカデミー賞受賞監督クロエ・ジャオとマーベル・スタジオが贈る、アベンジャーズに次ぐ新たなヒーローチームを描く『エターナルズ』。そのMovieNEX発売を記念し、物語の終盤、ファストスが最後の秘策を思いついた経緯について貴重な未公開シーンがシネマカフェにて解禁となった。今回解禁された未公開シーンは、現代では同性のパートナーと家庭を築いているファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)が、もう会えないかもしれないという気持ちを胸に自宅に残してきた息子ジャックとテレビ電話をする場面。自分が描いた惑星の絵を無邪気に説明するジャックの姿に思わず涙を拭うファストス。ジャックに「なぜ惑星は丸いの?」と尋ねられたファストスは、「知ってるだろ?Gから始まる言葉。そう、重力(GRAVITY)だ」と伝え、「惑星の中心から原子を引っ張る力だ」と説明する中で、偶然にも最後の決戦のための秘策が閃き、大慌てでセルシ(ジェンマ・チャン)とセナ(アンジェリーナ・ジョリー)の元へ駆けつけている。地球滅亡を阻止するための最後の決戦に繋がるヒントとなる、ファン必見の未公開シーンだ。ちなみに、劇中でファストスが家族と暮らしているシカゴの家は、イギリスのサリー州にある一般人の家が使われた。また、ファストスの衣装は直線の流線型で、修道士的な雰囲気が漂っている。スーパーヒーロー・スーツを着た彼は堂々としていてパワフルだが、現代の彼はモダンでクールな装い。ジーンズと重ね着でも、その質感とファブリックが体にピッタリと合っており、彼の理知的なキャラクターを表現している。MovieNEXには、原作を再現する映像のこだわりについて語る「原作と映像の融合」、アンジェリーナ・ジョリー含む豪華キャストの「NGシーン集」、そして貴重な「未公開シーン」などの豪華ボーナス・コンテンツを多数収録している。『エターナルズ』はデジタル配信中、3月4日(金)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXにて発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2022年02月19日他人の意識と肉体を乗っ取り暗殺ミッションを遂行する女と、乗っ取られた側の男の攻防を描く、ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『ポゼッサー』より、本予告が解禁された。この度、解禁された本予告編では、「この映画の本質に気づかなかった人は幸福な人だ」という不穏で挑発的なテロップに続き、「全世界が言葉を失った戦慄のSFノワール」と映し出されて幕を開ける。続けて、暗殺者のタシャ(アンドレア・ライズボロー)がある黒人女性を乗っ取り男性の喉元をめった刺しにする衝撃的なシーンの一部が映し出される。本シーンはイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座/血の喝采』の技術面を参考にしたという。過激な鮮血の描写は本編でたっぷりと描かれる。タシャには、幼い息子と別れたパートナーの男性がおり、暗殺者である自分の正体を2人に隠している。そんなタシャに、上司のガーダー(ジェニファー・ジェイソン・リー)は、「次は大型契約よ」と告げる。次なる標的は巨大企業のCEO。その令嬢の婿コリン・テイト(クリストファー・アボット)にタシャが入り込み、暗殺を行うという筋書きのようだ。続くシーンでは、他人の潜在意識と肉体を<POSSESS/所有>する過程を可視化したスタイリッシュかつ刺激的な描写が挟み込まれる。その後、テイトに乗り移って暗殺を遂行しようとするタシャだったが、他人の脳から脱出するためには、その脳を破壊しなければならない。口の中に銃を突っ込み、引き金を引こうとするタシャだったが、どうしても撃つことができない。テイトの脳から抜け出せなくなったタシャは、その異常事態に慄き「私に何をした 私じゃない」と呟く…。同じ肉体の中で激しくぶつかり合うタシャとテイトの攻防が、眩い光の点滅、流動する人体の輪郭と、フィジカルな特殊効果により、独自の美しさによって描かれていく。誰が真の<POSSESSOR/所有者>なのか?自分は自分の<POSSESSOR/所有者>でいられるか?最後に映る、まるで人間の抜け殻になったかのような、タシャのマスクを被った異様な姿も強烈なインパクトを残す。アメリカの評論家エリアス・サバダは本作を「シェイクスピアも辿り着かなかった悲劇であり、ブランドン・クローネンバーグ監督は1段階ランクをあげた。彼の持つ闇は底無しだ」(※「Film International」)と評して絶賛。我々のアイデンティティを揺さぶり、人間性の闇の底へ誘うかのような作品だ。ちなみに本作は、作品の主題と描写が極めて刺激が強いため、18歳未満は閲覧禁止となっている。『ポゼッサー』は3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポゼッサー 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
2022年02月18日世界中で軒並み初登場No.1を獲得し、全米でコロナ禍最大のオープニング記録を樹立し(※)、日本でも前作超えの大ヒットスタートとなった『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、公開から約2か月という速さで本日2月18日(金)よりデジタル配信開始。これを記念して、本編冒頭7分が限定公開された(※2021年10月4日時点Box Office Mojo調べ)。地球外生命体シンビオートがジャーナリストのエディに寄生し、誕生したヴェノム。マーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、最も残虐な悪<ダークヒーロー>として位置づけられている。全世界940億円を超える大ヒットを記録し、日本でも残虐でありながらエディとの愛嬌のあるやり取りが“憎めない”と幅広い層に人気を博した前作から3年。続編となる本作で凶悪ヴィラン=カーネイジが登場した。本作でもエディ役にトム・ハーディ、アン役にミシェル・ウィリアムズが続投、前作のポストクレジットシーンにも登場した連続殺人鬼でカーネイジが寄生したクレタスをウディ・ハレルソン、クレタスが愛するシュリークをナオミ・ハリスが演じる。日本語吹き替えキャストもエディ役の諏訪部順一、ヴェノム役の中村獅童、アン役の中川翔子が続投、カーネイジ役には片岡愛之助、シュリーク役には早見沙織と豪華キャストが集結。今回、配信を記念して日本語吹き替えによる本編冒頭7分が限定公開された。また、日本のファンのために制作された日本限定プレミアム・スチールブック・エディションも数量限定で発売決定。【日本限定デザイン・スチールブック】は、ヴェノムとカーネイジを全面に押し出したデザイン。全面シンビオートに覆われた【特製BOXアウターケース】に封入されているのは、【海外版ビジュアル ミニポスター】、【特選デザインポストカード】9枚セットなど盛りだくさん。さらに、エディとヴェノムが共同生活を送るあのレンガ部屋が表紙にデザインされた【オリジナル・ブックレット】は製作裏話、日本屈指のアメコミ映画ライターである杉山すぴ豊氏による独占コラムがまとめられた1冊で、超豪華仕様となっている。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』はデジタル配信中、4月8日(金)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年02月18日フィギュアスケートに人生を懸けてきた女性の夢と恋を描くロシア発のラブストーリー『ICE』が邦題『ICE ふたりのプログラム』として全国公開することが決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。大怪我を負い、夢破れたフィギュアスケート選手のナージャ。絶望に塞ぎ込む彼女の前に現れたのは、明るくて無鉄砲なアイスホッケー選手サーシャ。型破りな手法で懸命にリハビリを支えるサーシャのおかげで次第にナージャは笑顔を取り戻す。やがて、再びスケートができるまでに回復したナージャ。彼女の新たな夢と恋への挑戦が始まる…。本作は、2018年ロシアで『ブラックパンサー』『フィフティ・シェイズ・フリード』を抑えて2週連続1位を記録し、年間興収4位を記録した大ヒット作品。主演はロシアを代表する名女優クセニア・ラパポルトの娘アグラヤ・タラーソヴァ、共演はロシアの映画賞であるゴールデンイーグル賞を2度受賞を果たす実力派アレクサンドル・ペドロフ、続編の『ICE2』でゴールデンイーグル助演女優賞を受賞したマリヤ・アロノーヴァが務める。フィギュアスケート大国ロシアで製作された圧巻のスケートシーンとまばゆい映像美がラブストーリーを彩る注目作だ。この度解禁されたポスタービジュアルは、“恋が夢を輝かせる―”のコピーとともに、ペアのフィギュアスケート選手ナージャと青年サーシャが氷の上で見つめ合う姿が幻想的に表現されており、夢と恋に葛藤しながらもまっすぐに向き合うふたりの姿ともリンクする。現在開催中の2022年冬季北京オリンピックでも話題のフィギュアスケート。氷上で展開する心ときめくハートフルなラブストーリーに期待が高まる。『ICE ふたりのプログラム』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月18日ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン共演の全米No.1ヒットのコメディアクション『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』より、予告編と場面写真が解禁された。本作は、2017年に公開され全米3週連続1位の大ヒットとなった『ヒットマンズ・ボディガード』の第2弾。この度解禁となった予告編は、超一流ボディガードのマイケル(ライアン・レイノルズ)が休暇を楽しんでいる様子から始まる。「もうボディガードはしない」と決めたはずの彼だったが…。平和なひと時は束の間、宿敵で殺し屋のダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)の妻ソニア(サルマ・ハエック)が現れ、図らずも大騒動に巻き込まれていく。今回マイケルたちに課されたミッションは、“EU壊滅を企むサイバーテロを阻止し、世界を救う”というもの。ボディガードにとって必要不可欠な銃すら持たず休暇を満喫していた日々から一転、車に跳ねられたり、水に沈められたり、撃たれたり、吊るされたり…散々な目に合い、身も心もボロボロになっていくマイケルだった…。マイケルとダリウスの凸凹コンビに、さらに「ワイフ」も加わり、テンポの良い絶妙な掛け合いが笑いを誘う。ブリトニー・スピアーズの楽曲「Baby One More Time」に載せ、ライアンと豪華キャストのコミカルな演技合戦と、ド派手アクション満載の予告編となっている。さらに、併せて場面写真も解禁。コメディありアクションありの本編から、ハチャメチャなキャラクターたちの様子が切り取られている。サイバーテロを企む大富豪アリストテレス役のアントニオ・バンデラスや、モーガン・フリーマンが謎の紳士として登場するなど、そのほか超豪華な顔ぶれにも注目だ。『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2022年4月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月18日第74回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界中の映画祭に出品され高評価を獲得し、第88回アカデミー賞6部門にノミネートされた『キャロル』のプロデューサーが贈る最新作『帰らない日曜日』より、日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛されたグレアム・スウィフトによる小説「マザリング・サンデー」。監督は、カンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。主演は、いま大注目の新星オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」で各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優ジョシュ・オコナーが務めている。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演も実現。イギリス屈指のスタッフが集結し、階級違いの<秘密の恋>を美しく描いた愛の物語が誕生した。この度、本作の場面写真15点が一挙解禁。メイドと英国名家の跡継ぎという身分の違いに翻弄されながらも愛し合うふたりを筆頭に、オデッサ演じるジェーンが仕えるニヴン氏、そして、ある損失感を抱えたニヴン夫人がジェーンと心を通わす写真も。さらに、数年後に小説家になったジェーンがタイプライターに向かって想いを打ち込む姿を捉える場面など、本作の情緒的で絵画のように美しいシーンの数々が切り取られている。また、併せて解禁されたポスタービジュアルは、結ばれないと知りながらも惹かれ合い、儚く美しい秘密のひと時を過ごすジェーンとジョシュ演じるポールの姿が目を引く1枚になっている。ふたりの傍らには「かつてこんな日があっただろうか、この先、こんな日が二度とあるのだろうか」というコピー。そして、ジェーンがメイドとして働くニヴン家のお屋敷と、初夏のように暖かな春の日の、美しいイギリスの田園風景が広がる。ジェーンの心に刻まれた、生涯忘れることのできない出来事とは一体何なのか、物語がより一層気になるビジュアルに仕上がっている。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年02月18日彼がいなければ、「ビートルズ」も、「クイーン」も存在しなかったかもしれない。世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーを『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が描く『エルヴィス』の公開が7月1日(金)に決定した。若き日のエルヴィスは、ルイジアナの小さなライブに出演し、当時誰も聴いたことのなかった“ロック“とセンセーショナルなダンスを披露する。若者たちは“彼“に魅了され、叫び、熱狂する。その瞬間、やせっぽちの無名歌手は、スーパースターに変貌した。熱狂が瞬く間に全米へと広がるにつれ、センセーショナルすぎるロックとダンスは社会の大きな反発も生んでいく。本作では数々の逆境を打ち破り世界を変えていくエルヴィスの生き様が、多くの伝説的なライブとともに描かれる。圧倒的なライブパフォーマンスで、誰もが知る名曲を、そして熱狂を体感する、本年度最注目のミュージック・エンターテインメント映画となる。若き日の無名の歌手だった頃から時代を背負うアイコンになるまでのエルヴィス役には、オースティン・バトラーが大抜擢。ドラマ「シャナラ・クロニクルズ」「マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~」など多くのドラマに出演しティーンを中心に人気を博し、近年はクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』やジム・ジャームッシュ監督の『デッド・ドント・ダイ』に出演してきた。オースティン・バトラー本作ではほぼ全編に渡り吹き替えなしで歌唱とダンスを行い、ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる圧倒的なパフォーマンスを披露する。オースティンは「エルヴィスのレコーディングか、僕のレコーディングかわからないようにまったく同じ歌声をやってみせることを目標にした」と語り、1年以上に渡って週6日以上のボイストレーニングなど多くの専門家による猛特訓を受けたという。また、『ボヘミアン・ラプソディ』で主演ラミ・マレックの役作りを支えたポリー・ベネットがムーブメントコーチに就き、徹底的にエルヴィスの細かい所作を習得していったオースティンは、最終的には「自然に自分の一部になった」と語っている。若き日のエルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めたトム・パーカー役には、2度のアカデミー賞受賞を誇る俳優トム・ハンクス。見た目も実在のトム・パーカーに似せ、これまでのキャリアになかったような役柄で世界を魅了する。トム・ハンクスさらに、エルヴィスの妻プリシラ役は『ヴィジット』のオリヴィア・デヨングが務める。オリヴィア・デヨング『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年02月18日42分間の伝説のラスト・ライブを収めた『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』のアンコール追加上映が決定した。本作は、2月9日~2月13日の5日間でIMAX限定公開され、興収7,591万円、動員37,184人を記録し、1日1回の限定興行にも関わらず週末の興行収入ランキングではトップ10にランクイン。都内のIMAXスクリーンでは満席が続出した。SNS上では「今年一番鳥肌立った」「一曲終わるごとに拍手したくなった」「この人たちの音楽を生で聴けた街の人たちが羨ましい」「最高だった。自分がそこにいるような感覚に陥った」「53年前にタイムスリップした。最高でした!!」「鑑賞後、拍手が沸き起こり、私も拍手をしました」「53年前の出来事とはとても思えない」といった絶賛のコメントとともに、再上映を望む声が多数寄せられた。そんなファンの熱い要望に応えるべく、急遽2月25日(金)より、再び全国39のIMAXシアターにてアンコール追加上映が行われることとなった。また、アンコール追加上映用の予告編とポスターも到着。IMAXならではの巨大スクリーンで、再び「ザ・ビートルズ」の圧巻のパフォーマンスを体感できるチャンスだ。『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』は2月25日(金)~3月3日(木)、IMAX限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ビートルズ:Get Back 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月18日2021年、カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションを浴びた『ブルー・バイユー』から、夫が国外追放される危機に直面した妻・キャシー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルのインタビュー映像が解禁された。解禁されたインタビュー映像では、キャシー役を演じたアリシアは、「この作品では、アメリカだけでなく世界中の養子問題にも触れている。書類手続きに不備があって、どの国の市民権も得られず、家族や友達のいる生まれ育った国から、突然よそ者扱いを受けたりする」と、この映画が描く普遍的なテーマについて掘り下げる。「私が初めて脚本を読んだ時の衝撃を観客にも感じてもらいたい。私自身、この家族にまつわる物語に深く心を揺り動かされた。アメリカだけでなく、世界中にこれほど多くの養子がいるとは。彼らは自分の国から合法的に追い出されてしまう。生まれ育った国なのに。信じることができなくて、個人的にもっとリサーチしたり、この問題に関する記事を読んだ」と明かし、「こういう物語は知る価値がある。作品に命を与えてくれたジャスティン(・チョン)と他の関係者にも感謝してる」と、この映画を観て現実を知ってほしいと期待を込めて語っている。すでに映画館で本作を鑑賞した観客からは、SNS上で「家族についての物語。心奪われました」「不遇な生い立ちや理不尽さに翻弄されながらも溢れ出る人間らしさ。号泣」「嗚咽を堪えるのに必死だったラスト5分」「凄かった。あまりにも完成度が高い」「とても感動的で、胸が熱くなった」「『ブルー・バイユー』やばい。暫定ベストです」「彼らの繊細な演技に揺さぶられた」など、絶賛コメントが相次いでいる。『ブルー・バイユー』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルー・バイユー 2022年2月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC.
2022年02月17日大ヒットゲームを映画化したトム・ホランド主演『アンチャーテッド』より本編映像が解禁された。本作は、全世界のシリーズ累計売上数4170万本を超える人気アクション・アドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」の映画化。伝説の秘宝や古代都市の謎を紐解く主人公のトレジャーハンター、ネイサン・ドレイク(愛称:ネイト)を『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のトム・ホランド、彼をスカウトするトレジャーハンターのビクター・サリバン(愛称:サリー)をマーク・ウォールバーグが演じる。この度解禁となったのは、ネイトとサリーが初めてタッグを組み、財宝に辿り着くための重要な“鍵”となる十字架を敵の組織であるモンカーダの一味と争奪するシーン。 十字架がオークションにかけられることを知ったサリーは、会場を停電させることをネイトに指示する。オークションが行われる中、ネイトはあと一歩のところでモンカーダの手下に見つかってしまう。訛りが強く何を言っているか分からない手下に悪戦苦闘するネイト。そして、オークション会場では入札が進み価格がどんどん吊り上げられてサリーの焦りが募っていく。敵を交わし会場の上まできたネイトだったが追い込まれ、とっさにシャンデリアに飛び移る。会場の客の目はネイトに注がれ、サリーはその騒動の隙に、十字架を奪うことに成功。しかしシャンデリアから勢いよく落ちてしまったネイトを置いて、サリーは「絶対に捕まるなよ」と言い残し颯爽と一人で会場を後にするのだった…。MCU「スパイダーマン」シリーズでもアクションに定評のあったトム・ホランドだが、本作でもその才能をいかんなく発揮。軽やかな身のこなしにも注目したい本編映像となっている。『アンチャーテッド』は2月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンチャーテッド 2022年2月18日より全国にて公開
2022年02月17日エドガー・ライト監督の初の音楽ドキュメンタリー『The Sparks Brothers』(原題)が、邦題『スパークス・ブラザーズ』として4月8日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁となった。兄ロンと弟ラッセルのメイル兄弟からなる「スパークス」は、デビュー以来、謎に包まれた唯一無二のバンド。本作は、そんな彼らの半世紀にも渡る活動を貴重なアーカイブ映像や「スパークス」が影響を与えた豪華アーティストたちのインタビューと共にふり返る音楽ドキュメンタリー。監督は自身初のドキュメンタリー映画となる、『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライトが務めた。この度解禁となったビジュアルは、その神秘性を体現したかのようなミステリアスな仕上がり。「彼らは一体、何者なのか?」のコピーも象徴的だ。弟ラッセル(ビジュアル右、ボーカル)がこちらを見つめ、その手に持つのは口ひげに黒縁メガネの兄ロン(キーボード)のお面。本当に「スパークス」は存在するのか?と憶測を呼ぶような、その実態を掴ませない雰囲気を醸し出す「スパークス」の2人が写し出されている。「スパークス」には約50年の歴史があり、そのサウンドとライブパフォーマンスはカルト的な人気を獲得し続けている。実験精神にあふれ先進的な2人の音楽への情熱は<未来の音>を作り続け、本作にも出演するベック、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリー、ロックバンド「フランツ・フェルディナンド」らをはじめ数多くの名だたるアーティストたちに影響を与えた。監督のエドガー・ライトも「スパークス」の大ファン。彼らの天才的な音楽のこれまでとこれからが、ライト監督の手によって紐解かれる。『スパークス・ブラザーズ』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Sparks Brothers(原題) 2022年4月8日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年02月17日カレン・ギラン主演、ナヴォット・パプシャド監督が贈る『ガンパウダー・ミルクシェイク』。この度、殺し屋と悪の組織がはびこるクライム・シティには一見ミスマッチな、ポップでキッチュなアイテムをとらえた場面写真7点が一挙に解禁された。解禁となった場面写真には、きな臭い硝煙(ガンパウダー)とミルクシェイクのあまい響きが組み合わさったタイトルのように、ハードボイルドな世界観とキュートなアイテムが見事に融合した場面が切り取られている。●ミルクシェイクふわふわの真っ白なホイップクリームに、紅白ストライプ柄のストローがアクセントになったミルクシェイク。さらに、その横には何度も映像化されてきたルイーザ・メイ・オルコットの「LITTLE WOMEN」(邦題:若草物語)の本もちらりと映っている。●I・KITTENS BAG直訳すると「子猫が大好き」と書かれた黄色いバッグ。その中には数多の銃火器が詰め込まれている。アジア最強のアクション女優ミシェル・ヨーが銃を持つと、まるで子ネコをなでているかのように見えてくる!?●本の中の銃銃が隠された古い洋書。くり抜かれたページに、まるで付録のおもちゃのように銃が収まっている。図書館が武器庫という奇想天外なアイディアで、このように銃火器が隠された“本”がいくつか登場。さらに銃火器だけではなく、格言を集めた「Penny for your thoughts」(金言集)という本の中には金の延べ棒が入っているという遊び心も。“本”のタイトルと中身にも要注目だ。●パンダ型のキャリーバッグクリクリおめめとおちょぼ口のパンダが愛くるしいキャリーバッグ。大金の受け渡しに使われるこのアイテム、時に武器として使用されるのだが、その戦い方にも注目してほしい。●パンダ柄の携帯電話キャリーケースに続いて、パンダの携帯も登場。これまたオリジナリティ溢れるデザインで、受話口やタッチエリアもしっかり備わっている。パンダのボタンがかわいいポイントだが、そこにはほんのりと血痕が……。●ウェイトレスユニフォーム淡いピンクとエメラルドグリーンの色使いがかわいいウェイトレスユニフォーム。そんなかわいいユニフォームに身を包みながら、ショットガンを構えるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」随一の悪役サーセイ・ラニスターを演じたレナ・ヘディ。敵に回したら絶対ヤバいというのが伝わってくる。●Tシャツ「マシュマロ」「北海道」と日本語で書かれたポップなTシャツ。日本が大好きだと語るパプシャド監督は、このデザインを選んだ経緯について「かわいいだけじゃなくて、少しエッジのあるものを選んだ」という。たしかに、Tシャツに描かれているキャラクターはかなりエッジがきいている。こうした多種多様なアイテムが登場する背景について、パプシャド監督は「衣装から車、小道具、そしてキャラクターそれぞれの見た目。そのすべてがさまざまなジャンルや時代にインスパイアされている。鮮やかな色彩にあふれ、楽しくてポップで魅力的な世界を作ったんだ」とそのこだわりを明かす。ジャンルや時代がミックスされた、まさに“ミルクシェイク”のような映画といえそうだ。『ガンパウダー・ミルクシェイク』は3月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガンパウダー・ミルクシェイク 2022年3月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
2022年02月16日アカデミー賞俳優ハビエル・バルデムとエル・ファニングが共演するサリー・ポッター監督最新作『選ばなかったみち』。若年性認知症を患う父・レオを演じるハビエルと、娘・モリー演じるエルの印象的な本編映像が解禁となった。本作が描くのは、ニューヨークのアパートにひとりで暮らすレオ(ハビエル・バルデム)をモリー(エル・ファニング)が病院へ連れていくため、彼を訪ねるある朝から始まる24時間。モリーがレオを連れて向かった歯医者での治療中、レオは現実と幻想のはざまで混乱し始め、粗相をしてしまう。今回解禁となった本編シーンは、トイレでレオを着替えさせる様子を捉えたもの。混乱が続く中で体格のいい父レオを介助するのはモリーにとって簡単なことではなく、ひとつひとつの動作に苦戦する様子が伺える。しかし、彼女が努めて明るく話しかけ、父への愛情を感じさせる印象的なシーンとなっている。この後、モリーは自分の予定を何度も変更せざるを得なくなるが、その中でも父のためにお揃いのズボンを購入するのだ。ハビエルは撮影前にサリー・ポッター監督と繰り返し打ち合わせを行う一方で、レオと同じ症状を持つ患者のサポートをする組織の指導を仰ぎ、独自にリサーチを行ったという。「若いうちに病気になることの重大さに気付き始めた時、この物語がより理解できるようになりました。患者がまだ活動的で身体能力が高いレオのような状況は、サポートをする人が患者の行動を制止することを難しくさせるからです」と語る。また、監督はモリーという人物を描くにあたり、「傷ついている父を支えたい、前向きな愛情に突き動かされて父をケアしたいと心から思っているということをきちんと表現できるキャラクターでなければなりません。その上で、それを悲劇としてではなく表現していくことが大事でした」とこだわりを語る。この点で『ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界』に続くタッグとなったエルが適任と考えていたといい、「エルには遊び心があり、軽快さと楽しさを持ち合わせたような形で見せることができます。例えばトイレのズボンのくだりで笑いながら演技をするシーンはいい例として挙げられると思います」と語る。エルは、モリーという役柄について「私は家族の誰かのケアをしたことがないので新たな経験でしたが、サリー(監督)には、私にこの経験が必要だということが分かっていたんだと思います。モリーはプロではないから、ケアが必要な状況に出くわした時に瞬時にそれに反応することが重要だと考えました」と明かす。また、このシーンについて、「ハビエルと直接話したわけではないのですが、お互いの演技に恥ずかしがることなく、さらけ出そうという約束を暗に交わしていたように思います」とふり返っている。『選ばなかったみち』は2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2022年02月16日第74回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した、イランの巨匠アスガー・ファルハディがSNS時代に放つヒューマン・サスペンス『英雄の証明』。この度、拾った金貨を返却した“正直な囚人”ラヒムが、支援を受けるためチャリティ協会の舞台に息子と登壇するシーンの本編映像が解禁された。日常の中に生じた小さなひび割れのような出来事が人生を根底から揺るがす事態に発展していく様を、サスペンスフルかつ情感豊かに描出することに長けたファルハディ監督は、本作ではSNSやメディアの影響力に着目。人間の倫理観を問う普遍的で、現代的なテーマに踏み込んだ。今回解禁となったのは、美談の英雄に祭り上げられていく主人公ラヒムの姿を捉えた本編映像。刑務所に服役しているラヒムは、休暇中に拾った金貨を返却したことがマスコミで話題となり、「正直者の囚人」と讃えられ、借金返済に向けたチャリティ協会主催の支援会が開かれた。ラヒムは息子と一緒に舞台に立つと、たくさんの寄付や新しい職の支援があることを伝えられ、立派な盾を渡される。喜びを隠せないラヒムだったが、「私は金貨を売る誘惑に駆られました」と正直に告白。しかし売りに行った店で数々のハプニングがあり、「これは何かの啓示で、私の行いは誤りであり、金貨は返すべきなのだと」と、金貨を返すに至った思いを話すと、その行いに感銘を受けた支援者たちから「素晴らしい」との声と共に大きな拍手が起こっているが…。まさに、物語の行く末を予感させるシーンとなっている。『英雄の証明』は4月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:英雄の証明(2021) 2022年4月1日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2021 Memento Production - Asghar Farhadi Production - ARTE France Cinéma
2022年02月16日本年度のアニー賞で長編アニメ映画賞にノミネートされた映画『SING/シング:ネクストステージ』より、監督が自らカメラを回し製作の裏側を公開する特別メイキング映像が到着した。前作から続投するガース・ジェニングス監督が、自身のスタジオを案内する様子からスタートする今回の映像。音声ブースでは、監督がスクラッチと呼ばれる仮アテの声を録音しており、自身が吹き替えを担当するお転婆なカメレオン、ミス・クローリーを演じている様子や、完成前のスクラッチムービーも登場。そんな中で、マシュー・マコノヒー(コアラのバスター・ムーン)、リース・ウィザースプーン(ブタのロジータ)、トリー・ケリー(ゾウのミーナ)らがキャラクターに命を吹き込むアフレコ風景もたっぷり収録。監督が「俳優にどのように演じるべきか理解させ、試しに色々やってもらう」と語るように、マシューの演技アイディアを採用したり、俳優陣とコミュニケーションを欠かさず収録を一緒に盛り上げてキャラクターを作り上げていったり、「俳優からベストの仕事を引き出せば作品に役立つ。うまくやれば最も楽しい作業になるよ!」とアニメ監督の心得も語っている。アフレコ収録の様子も! 監督によるスタジオツアー『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年02月15日スパイダーマン役で知られるトム・ホランドが、トレジャーハンターを演じる映画『アンチャーテッド』。この度、トムの高い身体能力を活かしたアクション満載なエア・バトルシーンの本編映像が到着した。今回到着した映像は、トム演じるネイトと、マーク・ウォールバーグ演じるサリーが、宝の地図を求めてモンカーダの飛行機に乗り込むも、モンカーダの手下に見つかってしまい、脱出するという本作の肝となるアクションシーン。絶対絶命! エア・バトルシーン特別映像飛行機は、高度飛行中。コンテナに足を取られ、空へ放りだされてしまうネイトだったが、敵と対峙しながらも、コンテナを伝ってなんとか飛行機に戻ってきた。しかし、すぐさま車に轢かれ、またも外に放り出されてしまい大ピンチに…!そんな同シーンについて「飛行機から飛び出す場面は、ほぼ毎日5週間かけて撮影したんだ。地上30メートルで箱と一緒に振り回され、振り落とされるまでしがみついてた。すごく怖かったけど、だから迫真のシーンができた」と壮絶な撮影をふり返るトム。スパイダーマン役としても数々のアクションを演じてきたが、本作は「今までで一番ハードなアクションだった!」と語っている。『アンチャーテッド』は2月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アンチャーテッド 2022年2月18日より全国にて公開
2022年02月15日2021年5月28日に公開され、コロナ禍ながら音楽ドキュメンタリー映画として異例の興行収入1億円超えの大ヒットを記録、各映画媒体における2021年のランキングでもベストテン入りした『アメリカン・ユートピア』。この度、特別対談映像を追加した新たなバージョンでの再上映が緊急決定した。この特別対談映像は、配信公開となった米国にて2021年9月15日に行われた、一夜限りの映画館上映の際に披露されたもの。今回、日本では初上陸となる。特別対談映像は、デイヴィッド・バーン本人のメッセージから始まり、バーンとスパイク・リー監督の貴重な対談へと続く。本映画製作の経緯や、舞台演出について、撮影中の裏話など、和気藹々としつつも熱のあるレジェンド2人の対談が本編中の映像とともに収録された約14分間。2人の貴重な対談を観た上で、改めて本編を多角的に、より深く楽しめる映像となっている。『アメリカン・ユートピア』は3月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷・ホワイトシネクイントほか全国にて再上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2022年3月4日よりTOHO シネマズ日比谷・ホワイトシネクイントほか全国にて再上映©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2022年02月15日巨匠イングマール・ベルイマンが暮らした島を舞台に描く、映画監督夫婦の物語『ベルイマン島にて』より、予告編が解禁された。スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど、多くの名監督たちに多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン。本作は、彼の熱狂的な支持者の一人であるミア・ハンセン=ラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台に撮影したあるカップルの物語だ。今回解禁された予告篇では、映画監督カップルのクリス(ヴィッキー・クリープス)とトニー(ティム・ロス)がスウェーデンの“フォーレ島”へやってくるシーンから始まる。そこは巨匠イングマール・ベルイマンが数々の傑作を生みだした島。彼のかつての仕事場が現在は世界中のアーティストに開放されており、クリスとトニーは新作のインスピレーションを得ようとひと夏を過ごすためにやってきたのだった。一面真っ青で煌びやかな海に、晴れやかな青空、大自然の緑に囲まれた時間に、「穏やかで完璧すぎて」「息が詰まる」と言うクリス。一方、トニーは涼しい顔で「落ち着くよ」と答える。<離婚する人が続出した映画>と言われたベルイマン監督の『ある結婚の風景』が撮影された家で過ごすうちに、まるでその魔力にかかったかのように少しずつギクシャクし始める2人…。やがて、フォーレ島で再会し恋心が再燃するかつての恋人同士(ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー)の物語を紡ぎ始めるクリス。だが、「脚本執筆は拷問みたい」と悪戦苦闘しながら書いた新作の構想を相談しても、「(そんなに辛いなら)他のことをやれば?」と、トニーは他人事のような返事しかくれず、そんな彼にクリスは苛立ちを隠せない。やがて島で見つけた暮らしや思いがけない出会いが、彼女の心模様を変えていく…。イングマール・ベルイマンの息吹がそこかしこに残る北欧の島でひと夏過ごすクリスとトニー、クリスの脚本の中のカップル。果たして、彼らの物語の行方は?北欧の離島での旅行気分に浸れると同時に、穏やかな風景が観る者の心にさざ波を立たせる、味わい深い一作だ。『ベルイマン島にて』は4月22日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルイマン島にて 2022年4月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma - Neue Bioskop Film - Scope Pictures - Plattform Produktion - Arte France Cinéma
2022年02月15日ライアン・レイノルズと『ナイト ミュージアム』シリーズや「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のショーン・レヴィ監督が『フリー・ガイ』に続きタッグを組んだNetflix映画『アダム&アダム』が3月11日(金)より全世界独占配信。この度、タイムトラベルの冒険に期待が高まる予告編と、壮大なドラマのはじまりを予感させるキービジュアルが解禁された。科学技術が発達した2050年――。戦闘機パイロットのアダム・リード(ライアン・レイノルズ)は、あることをキッカケに“タイムトラベル技術の発明を阻止し、未来の世界を救う”という超重大ミッションに挑むことに。成功のカギを握る“2018年”に向かおうとしたアダムだが、まさかのアクシデントに見舞われ、“2022年”の世界に不時着してしまう…。そこで出会ったのは、いじめられっ子で生意気な一面を見せる12歳のアダム自身だった!?子ども時代の自分から怪しまれつつも、“アダム&アダム”は力を合わせ、ある強大な悪の存在と対峙していくことに。果たして、2人のアダムは、この壮大で不思議なタイムトラベルを通した戦いを制して、世界を救うことができるのか!?解禁となった予告編では、“アダム&アダム”が出会い、タイムトラベルの冒険へと旅立つ姿が描かれている。いじめに悩みながら日常を過ごしている12歳のアダムは、ある日突然、見たこともない超未来的な戦闘機と遭遇。予想外の出会いを果たした2人のアダムは、最初はかみ合わないものの徐々に絆を育んでいくことに…。さらに映像では、未来感満載のショットガンや、透明に姿を消すことのできる装置ほか、中には『スター・ウォーズ』のライトセーバーを彷彿とさせるような不思議な武器も!?さらに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や「ストレンジャー・シングス」を彷彿とさせるような展開やシークエンスに思わずワクワクする映像となっている。何でもアリなゲームの世界を舞台に、“ゲームのモブキャラ”が主人公の大快作『フリー・ガイ』を生み出した主演ライアン&レヴィ監督コンビが再びタッグを組む本作。数々の映画へのオマージュや、ファン衝撃のサプライズなども散りばめられていた『フリー・ガイ』のように、今回もライアンらしさ満載の小粋な遊び心が満載の様子。キャストには、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ハルク役でお馴染みのマーク・ラファロ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナほか、ジェニファー・ガーナーら豪華キャスト陣が名を連ねている。Netflix映画『アダム&アダム』は3月11日(金)より独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年02月15日『母の残像』『テルマ』を手掛けたヨアキム・トリアー監督の各国賞レースでも注目を集める最新作『The Worst Person In The World』(原題)の日本公開が決定。場面写真も到着した。ユリヤは30歳という節目を迎えたが、人生はどうにも方向性が定まらない。いくつもの才能を無駄にしてきた。年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、しきりに身を固めたがっている。ある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。ほどなくしてアクセルと別れて新しい恋愛に身を投じ、人生の新たな展望を見出そうとするが――。本作は、カンヌ国際映画祭で主演のレナーテ・レインスヴェが女優賞を受賞したのを皮切りに、異彩を放つラブストーリーとして世界中の映画賞で受賞やノミネート。第94回アカデミー賞で主要部門の脚本賞、国際長編映画賞にノミネートされるという快挙を成し遂げた話題作だ。アメリカ公開時には、4スクリーンという限定公開ながら絶好調のスタートを切り、2020-2022年公開の外国語映画では『パラサイト 半地下の家族』、『燃ゆる女の肖像』に続いてスクリーンアベレージ第3位を達成、ロッテントマトでは98%FRESHを獲得(2022/2/9現在)。さらに「鋭く痛烈!まさに傑作」(DEADLINE)、「ユニークで感動的。面白くて、切なくて、最後にはほろ苦い」(IONCINEMA)、「The Worst person in the world is The Best movie in the world.」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)などと絶賛評も寄せられている。『The Worst Person In The World』(原題)は7月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2022年02月14日DCユニバースに属さないバットマンの単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の日本語吹き替えキャストとして、櫻井孝宏、ファイルーズあい、石田彰、金田明夫らの参加が決定した。未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味溢れるブルース・ウェイン(バットマン)の吹き替えを担当するのは、『トワイライト』シリーズや『TENET テネット』など数々の作品でバットマン役のロバート・パティンソンの吹き替えを担当している櫻井孝宏。ゴッサム・シティを恐怖に陥れる、史上最狂の知能犯リドラーは、石田彰が担当。櫻井さんは「単独収録ではありましたが、スリリングで緊張感漂うバットマンの仄暗い世界を味わわせていただきました」と収録をふり返り、「重厚な世界観、孤独を背負う登場人物たち、ストーリーに仕掛けられた謎。狂気が溢れる壊れた街に、センシティブで危うい新たなバットマンが誕生します。是非劇場でご覧ください」とメッセージ。石田さんは「バットマンの敵役として歴史のあるリドラーの吹替えで日本語吹替版に参加できることは大変光栄なことなのですが、同時に大きなプレッシャーでもありました」と明かし、「アメコミのヴィランとしての突き抜けたキャラクターを前面に押し出すのではなく、こういう発想の犯罪者が現実世界にいても不思議はないと思わせるような描き方がされていて、そこに説得力を感じます。自分は実際に劇中のリドラーのとった方法と、実際に起こっている事件と重ね合わせました。そう感じられる方は多勢いらっしゃると思います。そんなまさに現代を映し出した『THE BATMANーザ・バットマンー』を見に、ぜひ映画館へ足をお運びください」と呼びかけている。ほかにも、ネコのようなマスクを纏った謎の女泥棒セリーナ・カイル(キャットウーマン)をファイルーズあい。ゴッサム・シティの闇に通じるペンギンを金田明夫。両親を亡くしたブルースを支えるアルフレッド・ペニーワースを相沢まさき。強い正義感を持つゴッサム・シティの刑事ジェームズ・ゴードンを辻親八。ゴッサム・シティ最大の悪党ファルコーネを千葉繁。ブルースの亡き父トーマス・ウェインを森久保祥太郎と、実力派キャストが作品を彩る。ファイルーズさんは「まさか自分が出演できるなんて思いもしなかったので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!」と参加を喜び、金田さんは「収録中もいい緊張感の中楽しく演じられました。このバットマン、いゃあ面白い!間違いなく面白い!是非、劇場に足を運んで下さい!」とコメント。相沢さんと辻さんは「アルフレッドは今回執事としてしっかりバットマンを支えるという役どころなのでアルフレッドの活躍、そしてオリジナル版も日本語吹替版も是非皆様に喜んでいただけたらと思います」(相沢さん)、「キャットウーマン、ペンギン、ペニーワース、ファルコーネ等々同じみのキャラクターが躍動、暗躍(ネタバレになりますから、詳しくはm(_ _)m)ロバート・パティンソンのバットマン、独特の影があります」(辻さん)と見どころを明かす。そして、普段はハイテンションな絶叫系&お茶目系な役が多いという千葉さんは「今回のザ・バットマンでの私の役はな~んと、声帯に優しい(笑)囁き、呟きの台詞ばかりで心底びっくりでした!複雑な役の背景を振れ幅が小さい台詞でどのように表現するのか?いつもとは違う感覚だったので、とても新鮮な気持ちで挑む事ができました」と語り、森久保さんは「僕が演じた主人公ブルースの若き日の父は、ある意味、ブルースが背負う今回のドラマのきっかけにもなる人物です。今までとはまた違う切り口の今作をお楽しみいただけたらと思います」と役どころについて話している。日本語吹き替え版予告編また合わせて、特別映像「1分でわかる! Who is THE BATMAN?」も公開。表の顔は大富豪、裏の顔はバットマンとして事件を解決し、ゴッサム・シティの犯罪者を注視する日々を送っているブルース・ウェイン。ある日、謎のメッセージとともにバットマンへ挑戦状をつきつける史上最狂の知能犯リドラーが彼の前に立ちはだかり、謎の美女セリーナやギャングの顔役・ペンギンがブルースの前に次々と現れる。「手段は選ばない、必ずやつを仕留めてみせる、たとえ俺自身がどうなったとしても…」と言い残し、真実を追い求める覚悟を決める。その先には、ヒーロー映画史上最もスキャンダラスな展開が待ち受けることに。抑えきれない感情に突き動かされるブルース。そして、「まさか奴の本当の狙いは…!?」と嘘に覆い隠された隠された真実も示唆されており、これからの展開から目が離せない。1分でわかる!Who is THE BATMAN特別映像『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年02月14日俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品である『ベルファスト』より、予告映像とビジュアルが解禁された。アカデミー賞前哨戦と言われる第27回放送映画批評家協会賞では、最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している本作。先日行われた本年度アカデミー賞ノミネート発表では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートを果たし、オスカー獲得へ期待が高まっている。この度解禁された予告映像の冒頭では、牧歌的で愛に溢れ平和な時間が流れるベルファストの街が、一転して暴徒が押し寄せる街へと変貌していく様子が切り取られている。不穏な空気が蔓延し、怯える人々。その一方で、過酷な現実に立ち向かい、笑顔とユーモアを忘れずに未来へと向かう家族の姿も描かれており、過酷な状況の中でも一縷の希望を感じさせる予告映像に仕上がっている。自身の幼少期を投影し、自伝的作品として本作を描いたブラナーは「その時の光景は、まさに私が記憶していたまま描かれている。あの午後、スローモーションのように世界がひっくり返る瞬間を見た。その瞬間から、世界は永遠に変わってしまったんだ」と当時をふり返っている。また「過激さは違えども、世界中の人が同じような転換期を経験しているはずだと思ったんだ」と明かしており、コロナ禍で世界に変革がもたらされているこの時代にこそ、必要な物語であることがうかがえる。併せて到着したビジュアルは、躍動感溢れるバディの姿と「明日に向かって笑え!」というコピーが目を引くエネルギッシュなデザインになっており、未来への希望を感じさせてくれる。『ベルファスト』は3月25日(金)TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月14日1897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化・ミュージカル化されている稀代の名作を豪華スタッフ&キャストで再構築したロマンティック・ミュージカル映画『シラノ』。『プライドと偏見』や『つぐない』などで知られるジョー・ライト監督が、本作を手掛けた理由について明かした。各地で愛され続けるエドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を、基本的なストーリーは同じながらも全く新しい設定に再構築し映画化したジョー・ライト監督。長編映画デビュー作となったジェーン・オースティン原作の「高慢と偏見」を再映画化した『プライドと偏見』(05)では、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られるキーラ・ナイトレイを主演に迎え、世界的なヒットを記録。続いてイアン・マキューアンの「贖罪」を映画化した『つぐない』(07)では、キーラと再タッグを組み、当時13歳のシアーシャ・ローナンを迎え、英国アカデミー賞で作品賞を受賞、米アカデミー賞では作品賞、助演女優賞を始めとする7部門にノミネート、そのうち作曲賞を受賞。この2作での高い評価により、“文芸ドラマの名手”と呼ばれるようになった。近年では、第二次世界大戦初期を舞台に『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(17)で、チャーチル首相を演じた名優ゲイリー・オールドマンが米アカデミー賞主演男優賞を受賞したほか、過去作品で数多くの賞に輝いている。監督は、これまでの作品と本作『シラノ』との共通性について「すべての作品を振り返ってみると、どの作品にもアウトサイダー的な要素があるとは思います。世界の仕組みがよくわからず、それを理解しようとしている(ひとりの)人間として、僕はアウトサイダーに惹かれるんだと思います」と言及している。ジョー監督作品は映像美や音楽に関しても観客を魅了する手腕の持ち主で、本作でも全編ロケでの撮影を決行。音楽は身近に感じられるものにしたいと考え、息づかいやちょっとした不完全な部分も聞こえるように全て生歌にするなど、趣向をこらした。さらに撮影を決めた当時は、世界的パンデミックの脅威によって世界は閉ざされ、イギリスでも4か月近くのロックダウンが経とうとしていた頃で、「私のキャリアにおいて最もクレイジーな映画製作」とふり返る。しかし、「その経験があったからこそ、今、『シラノ』を作ろうという決意がより一層強くなりました。みな人との繋がりに飢えていたから、繋がりについての映画を作りたかったんです」と語る。そして、「この映画を通して私の愛を受け取ってくれることを願います。私は冷笑や皮肉を抜きにした映画を作ることを目指しました。この映画は愛へのラブレターなんです」とメッセージを送る。愛の親密さを描いた本作は、切なすぎる純愛三角関係、自己犠牲、そして真実の愛のかたちに乗り移り、観る者の心を熱くするミュージカル映画となりそうだ。『シラノ』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シラノ 2022年2月25日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年02月14日ヴェネチア、ベルリンの国際映画祭をドキュメンタリーで初めて制した名匠ジャンフランコ・ロージの最新作『国境の夜想曲』から、中東の紛争地の治安を守り続ける、女性のみの「ペシュメルガ女性部隊」の本編映像とオフショットが到着した。本作の舞台となる中東。その紛争地域に国家とは認められていないが実質的にクルド人が暮らすイラク北部クルド自治政府が存在する。そのクルド自治政府が統括する武装部隊が「ペシュメルガ」。クルド語で「死と対峙(たいじ)する者」を意味し、強力な装備と練度の高さから戦闘力は1国の軍隊に匹敵するとされる。兵力は約22万人ともいわれ、クルド自治区の治安維持を担う。2003年のイラク戦争では米国を支援し、クルド人を弾圧していたイラクのフセイン政権を崩壊に導いた。そのペシュメルガには女性部隊が存在する。家族や友人をISISによって失い、二度と同じことを繰り返さないために戦う者や、家族がすでに武装部隊として活動しており自然な成り行きとして参加する者など様々。本作では女性たちが大きな武器を持ち警備にあたる様子や、武器の手入れをし、束の間の休息にひとつの暖房とやかんを囲んで暖を取り、体を寄せ合って眠るなどの日常が記録されている。やかんにかざす手の中には、左手の薬指に指輪をしている者もいる。また、撮影時のオフショットとして、ロージ監督を囲む女性兵士たちの写真も公開。移動のバス内で撮られたもので、ぎこちない笑顔ながらも監督と兵士たちの間に和やかな関係が生まれたことを感じさせる貴重な1枚となっている。クルド自治区ではISISと対峙する形がいまも続いている。2019年、アメリカにより当時のIS指導者アルバクダディが殺害され、弱体化したかに見えたが、すぐに次なる指導者を擁立。しかし、その指導者アブイブラヒム・ハシミ・クライシも今月3日に米軍の急襲により自爆死。アメリカ政府はこの作戦により、「おぞましいテロリストはこの世を去った。我々は世界中のどこであろうとテロリストたちを追い詰める」と話すが、クルドの人々にとって、安住の日はまだ限りなく遠いといえるだろう。『国境の夜想曲』はBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:国境の夜想曲 2022年2月11日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©︎ 21 UNO FILM / STEMAL ENTERTAINMENT / LES FILMS D’ICI / ARTE FRANCE CINÉMA / Notturno NATION FILMS GмвH / MIZZI STOCK ENTERTAINMENT GвR
2022年02月14日『ノッティングヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』のユニバーサル・ピクチャーズが、ジェニファー・ロペス×オーウェン・ウィルソンで贈る『マリー・ミー』。この度、2人が演じるスーパースターと平凡な数学教師の恋が突然のプロポーズから始まる日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。俳優、歌手、ファッションデザイナー、プロデューサーなどいくつもの顔を持つ世界的セレブリティ、ジェニファー・ロペスがプロデュース&主演を務める本作は、世界的トップスターと平凡な教師の恋をポップな音楽とダンスで彩り、「いいね!」や「フォロワー数」が価値を決める世界で“リアルなもの”を探し求める2人を描いた王道のロマンティック・ラブストーリー。完成した予告編では、カット(ジェニファー・ロペス)とバスティアン(マルーマ)、誰もが羨むトップスター同士が新曲「Marry Me」のパフォーマンスとともに挙式をLIVE配信する…かと思いきや、本番数秒前というタイミングでSNS上にバスティアンの浮気映像が流出。失意のまま登壇したカットは、たまたま友人に連れられ客席で見ていた平凡な数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)をステージの上から指名。突如プロポーズしたことで事態は急展開をみせる!全世界が見守る中、傷心のトップスターと離婚経験ありの数学教師、交わるはずのなかった2人の衝撃的な出会いから始まった新しい恋の行方は!?ジェニファーとマルーマのオリジナル新曲「Marry Me」は音楽性と多幸感に満ち、一度聞いたら耳を離れないメロディが印象的。またジェニファーの圧巻のパフォーマンスも贅沢に映し出されている。合わせて解禁されたポスタービジュアルでは、カットがチャーリーにプロポーズする瞬間と、そこにバスティアンが加わり三角関係をも予感させるデザインで、この驚きのラブストーリーの行く手にどんな展開が待ち受けるのかも要注目。ジェニファーはこの作品について「主人公のカットはスーパースターであると同時に、孤独を感じ、愛を必要とする一般人でもあります。世界を旅するジプシーではなく、自分の家があるように感じたいのです」と語っている。『マリー・ミー』は4月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2022年02月14日『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』にも登場した最強の魔術師を、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が描く超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、新たな次元の圧倒的スケールを感じさせる予告編が全世界解禁となった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』での壮絶な死闘を経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去ったいま、アベンジャーズの次代のリーダーと目されるドクター・ストレンジ。公開中の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でもスパイダーマン(トム・ホランド)の新たなメンター的存在として描かれるなど、今後のアベンジャーズのキーパーソンとして動向が最も注目されているキャラクターだ。今回公開された予告編は、これから訪れる最悪の事態を暗示するかのように悪夢にうなされるドクター・ストレンジから始まる。「本当の悪夢が始まる」意味深なストレンジのセリフ以降に映し出される映像は、時間・空間・場所を問わず、様々な脅威が人類を襲う予測不能な展開に。そのキッカケとなったのは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれている“マルチバース”。迫りくる宇宙への最大の脅威にドクター・ストレンジは「この世界を守るために、やるべきことをした」と口にするが、盟友の魔術師ウォンは「すべてを制御するのは無理だ。ユニバース間の扉が開いた、何がやってくるか分からない」と警告する――。危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは、何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿で現れた“もう一人の自分”――。不敵な笑みを浮かべる、邪悪な姿のドクター・ストレンジだった…。主人公ドクター・ストレンジを演じるのは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるベネディクト・カンバーバッチ。また、ストレンジの盟友の魔術師ウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人で医師クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、かつての兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーなど前作のキャストも再集結。さらに、本映像で初登場したのは、新進気鋭ソーチー・ゴメスが演じる、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”。そして、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役エリザベス・オルセンも登場する。『スパイダーマン』(02、04、07年)シリーズを手掛けたサム・ライミ監督が、時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で全世界を魅了する。併せて解禁されたポスタービジュアルには、ストレンジが開いてしまったマルチバースの世界が無数の破片のようにして広がり、壊れゆく世界の脆さと危うさを感じさせ、破片の中に映るワンダやアメリカ・チャベスらの意味深な表情が、予測できない本編への期待をさらに高めている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年02月14日累計5000億円以上の世界興行収入を記録している『ジュラシック』シリーズ最新作にして完結編となる『JURASSIC WORLD:DOMINION』(原題)が、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の邦題で7月29日(金)に日本公開が決定。新映像満載の最新予告編も到着した。今回の映像は、「インチキではなく本物を見せたかった 手で本当に触れられるものを」という、「ジュラシック・パーク」の創世者ジョン・ハモンドの思いを吐露するセリフで幕を開ける。アメリカ本土に連れてこられた恐竜たちが、世界中へ解き放たれてから4年。恐竜たちは、地球の至る場所に棲み着き、世界そのものが「ジュラシック・ワールド」化していた。オーウェン(クリス・プラット)が馬に乗りながら、パラサウロロフスと共に駆け回ったり、アパトサウルスはクレア(ブライス・ダラス・ハワード)とメイジー(イザベラ・サーモン)ら大勢の人々の前で毅然と佇んでいたり、恐竜たちが人類の住む現代社会で息づく圧巻の光景が伺える。また、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したアラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、前作でカムバックしたイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)といったレジェンドキャラも登場。加えて、ディワンダ・ワイズ演じる正体が謎に包まれた新キャラクター、フサフサの毛が生えた新羽毛恐竜や、お馴染みのブルー、ブルー似の小さなラプトルなどの姿も明らかに。さらに、トサカを広げて威嚇するディロフォサウルスや、ティラノサウルスに思わず悲鳴をあげてしまう人物たちなど、映像の随所に映し出されるシリーズをオマージュした要素にも注目だ。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2022年02月14日