累計5000億円以上の世界興行収入を記録している『ジュラシック』シリーズ最新作にして完結編となる『JURASSIC WORLD:DOMINION』(原題)が、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の邦題で7月29日(金)に日本公開が決定。新映像満載の最新予告編も到着した。今回の映像は、「インチキではなく本物を見せたかった 手で本当に触れられるものを」という、「ジュラシック・パーク」の創世者ジョン・ハモンドの思いを吐露するセリフで幕を開ける。アメリカ本土に連れてこられた恐竜たちが、世界中へ解き放たれてから4年。恐竜たちは、地球の至る場所に棲み着き、世界そのものが「ジュラシック・ワールド」化していた。オーウェン(クリス・プラット)が馬に乗りながら、パラサウロロフスと共に駆け回ったり、アパトサウルスはクレア(ブライス・ダラス・ハワード)とメイジー(イザベラ・サーモン)ら大勢の人々の前で毅然と佇んでいたり、恐竜たちが人類の住む現代社会で息づく圧巻の光景が伺える。また、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したアラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、前作でカムバックしたイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)といったレジェンドキャラも登場。加えて、ディワンダ・ワイズ演じる正体が謎に包まれた新キャラクター、フサフサの毛が生えた新羽毛恐竜や、お馴染みのブルー、ブルー似の小さなラプトルなどの姿も明らかに。さらに、トサカを広げて威嚇するディロフォサウルスや、ティラノサウルスに思わず悲鳴をあげてしまう人物たちなど、映像の随所に映し出されるシリーズをオマージュした要素にも注目だ。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2022年02月14日コリン・ファース主演の実話に基づくスパイサスペンス『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が2月18日(金)より公開される。本作や、コロナ禍の影響で公開が伸び、2021年下半期にようやくお目見えとなった話題の大作映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『キングスマン:ファースト・エージェント』に共通するキーワードは、“スパイ”。映画のみならず、ドラマや小説など、多くの良質スパイコンテンツを輩出しているイギリスからおすすめ5作品をピックアップした。■『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』2月18日公開1943年、第二次世界大戦下、ナチスを倒したい英国諜報部(MI5)がとった、とんでもない奇策を映画化。主演にはコリン・ファース、『英国王のスピーチ』のプロデューサー、イアン・カニング、そして『女神の見えざる手』『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督がタッグを組んだ。第二次世界大戦に暗躍したMI5のスパイたちを主人公に、嘘の情報を持たせた死体を海に流し、ヒトラーを騙そうという「ミンスミート作戦」実行の裏側を描く。実際の出来事にフィクションも織り交ぜて描かれる本作は、リズミカルなセリフの掛け合いが面白く、エンタメ映画として仕上がっている。実は、このミンスミート作戦のもとの発案者はジェームズ・ボンドの生みの親、イアン・フレミング。劇中には若きフレミング(ジョニー・フリン)も登場し、「007」お馴染みのネタもいくつか隠されているので、気づいたら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなし。また、本作ではスパイ活動を裏で支えた女性たちの貢献に光が当てられている。実際とは異なるが、ペネロープ・ウィルトンらが演じる女性キャラクターも表舞台に登場させており、スパイたちをさらに陰で支えていたであろう女性職員へのリスペクトも込められている。■『007』シリーズ『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』世界で一番名を知られたスパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描いた「007」シリーズは、昨年公開された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で通算25作目となるスパイアクション映画の代名詞。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』にも登場する原作者のイアン・フレミングは元イギリス秘密諜報機関の職員で、現役時代の知識をヒントに描かれた緻密なスパイ作戦とドラマに多くのファンが魅了されてきた。英国秘密情報部MI6のエージェントとして活躍するジェームズ・ボンド役は、これまで英国紳士のイメージを体現し、スーツが似合う俳優たちが演じてきたが、6代目ボンド、ダニエル・クレイグは最新作『ノータイム・トゥ・ダイ』が最後の出演となり、次の7代目は一体誰になるのかと世界中が見守っている。■『キングスマン』シリーズ『キングスマン:ファースト・エージェント』表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”の活躍を描くマシュー・ヴォーン監督が手掛ける、英国スパイアクション超大作シリーズ。1作目『キングスマン』ではベテラン俳優コリン・ファースと、同作での大抜擢から一気にスターダムへとのし上がったタロン・エジャトンの名コンビぶりに世界中が熱狂した。コリン扮するハリーが口にした「Manners maketh man」(マナーが紳士を作る)の言葉通り、礼節を重んじる英国の凛々しいイメージを堪能できる一方で、ハチャメチャなアクションシーンも盛りだくさん。最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』では世界大戦の裏に隠された秘密結社“キングスマン”の誕生秘話が描かれた。■『裏切りのサーカス』ゲイリー・オールドマン主演、脇にはコリン、トム・ハーディ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチら、誰もが知る英国俳優陣が出演する傑作スパイ映画。舞台は1980年代の冷戦時代。英国対外諜報組織MI6とソ連のKGBが熾烈な情報戦を繰り広げる中、20年に渡り英国諜報部“サーカス”に潜むソ連の二重スパイ“モグラ”の存在が明らかになる。引退した老スパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)はモグラの正体を明かすべくかつての仲間たちに近づいていく。細部にまでわたり練り上げられた緻密なシナリオ、そして名優たちの控えめな演技が怪しさを増し、最後までモグラの存在がつかめず、何度でも楽しめる作品となっている。■『クーリエ:最高機密の運び屋』「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演、1960年代、キューバ危機の裏側で暗躍した1人の英国人の驚くべき実話を描いた迫真のスパイサスペンス。東西冷戦下にアメリカのCIAとイギリスのMI6にスパイとして名を受けたのは一般人のセールスマン。気立てがよく情に厚い主人公が、並外れた正義感から世界を、家族を、そしてたった数回しか会ったことのない仲間を救おうと、自ら過酷な運命に身を投じていく。スパイ容疑をかけられ収容所に監禁される役を演じるため、10キロも減量したカンバーバッチの役者魂に圧倒されるはず。己の信念を貫き通す誠実さ、気品漂わせる姿、ハラハラドキドキの展開に魅了され、思わずその世界に没入してしまう英国スパイ映画の数々を堪能してみてほしい。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏切りのサーカス 2012年4月21日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開Jack English © 2010 StudioCanal SABond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.キングスマン:ファースト・エージェント 2021年12月24日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporationクーリエ:最高機密の運び屋 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 IRONBARK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2022年02月13日ナタリー・バイ演じる孤高のお針子と、リナ・クードリ演じる郊外に暮らす移民二世の少女の人生が、ディオールのアトリエを舞台に交差する映画『オートクチュール』より、ディオールのアトリエでの始業風景を切り取った本編映像が公開された。今回到着した映像は、ディオールのアトリエにて、完全オーダーメイドでデザインされた高級服“オートクチュール”を手掛けるお針子たちの朝が、静かに、そして規則的に始まるシーン。ナタリー演じるその責任者・エステルが出勤をしたのは、始業時間の3分前。チョコレートを口に入れ、今日の仕事内容を入念に確認する姿は、彼女がプレッシャーを抱えた完璧主義者であることが見て取れる。また、しっかりとアイロンがかけられた白衣を身にまとい、お針子たちが次々と出勤してくる様子から、緊張感と規律が流れていることが感じられる。『オートクチュール』本編映像このアトリエについて「使われなくなった省庁の中に、昔ながらのアトリエを作りました」と語ったのは、監督のシルヴィー・オハヨン。現在のアトリエは、お針子たちの眼に負担がかからないように、明るい光のニュートラルな空間になっているというが、本作では「装飾的にもっと詩的なものを取り入れたかった」「フランソワ1世通りにあるムッシュ・ディオールの最初のアトリエのようなドラマチックなものを目指しました。金箔やモールディングを施したヴェルサイユ宮殿のような雰囲気です」とセットへの思いを明かした。そして、映画の衣装デザイナーのキャリアを持ち、現在はオートクチュールのアトリエで働くジュスティーヌ・ヴィヴィアンの監修のもと、初代“バー”ジャケットや重ねづけされたプリーツが軽やかに揺れる“フランシス・プーランク”ドレスに、直筆のスケッチ画など、保管されていた貴重なアーカイブ作品の数々がスクリーンに登場。こちらも必見だ。『オートクチュール』は3月25日(金)より新宿ピカデリー、HTC有楽町、Bunkamuraル・シネマほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:オートクチュール 2022年3月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2019 - LES FILMS DU 24 - LES PRODUCTIONS DU RENARD - LES PRODUCTIONS JOUROR
2022年02月13日ニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが共演したAmazon Original Movie『愛すべき夫妻の秘密』が、240を超える国と地域でPrime Videoにて独占配信中。2月8日(現地時間)に発表された第94回アカデミー賞ノミネーションにて、ハビエルが主演男優賞、ニコールが主演女優賞、J・K・シモンズが助演男優賞と俳優賞3部門にノミネートされている。本作は、1950年代に全米で大人気だったシットコム「アイ・ラブ・ルーシー」のスター、ルシル・ボールと、共演者であり実生活でも配偶者であったデシ・アーナズの関係を描いたAmazon Original Movie。主演は『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したニコール・キッドマン、共演は『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞受賞したハビエル・バルデム、さらに『セッション』でアカデミー賞助演男優賞受賞したJ・K・シモンズ。監督・脚本は『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞脚色賞受賞、『シカゴ7裁判』『モリーズ・ゲーム』などで知られるアーロン・ソーキン、プロデューサーは『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞受賞のスティーヴ・ティッシュとアカデミー賞受賞者がスタッフ・キャストに集結した。ニコールはアカデミー賞において、過去に4度ノミネートされており1度受賞、ハビエルは3度ノミネートされ1度受賞、J・Kは1度のノミネートで受賞に繋がっている。先に発表されたゴールデン・グローブ賞ではニコールが主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれる英国アカデミー賞や全米の各賞でも合計39もの賞にノミネートされており、期待を集めている。なお、ニコール主演のAmazon Originalミステリー・スリラー「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」や、J・Kがクリス・プラット演じる主人公の父親を好演したAmazon Original MovieのSFアクション大作『トゥモロー・ウォー』もPrime Videoにて独占配信中となっている。Amazon Original Movie『愛すべき夫妻の秘密』はPrime Videoにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年02月12日トレジャーハンターが伝説の秘宝や古代都市の謎を紐解いていくアクション・アドベンチャーゲームの実写化、トム・ホランド主演『アンチャーテッド』。この度、マーク・ウォールバーグのコメント映像がシネマカフェに到着した。マークが本作で演じているのは、ネイト(トム・ホランド)に“財宝を一緒に探さないか”とスカウトする、トレジャーハンターのビクター・サリバン(愛称:サリー)。到着した映像では、トムとの共演について「楽しかった。トムはいわばゲーマーで挑戦心と遊び心がある。その場のアドリブや工夫も多かった」と撮影をふり返り、意気投合して家にも招いたと告白。また組織を率いて、力づくで財宝を手に入れようとするモンカーダ役のアントニオ・バンデラスについても語っており、「一緒のシーンは少ないけど共演できてうれしかった。彼には哀愁があるよね。とがった面もチャーミングに表現できる。だから怒った時のすごみが増す。あれをサラっとやれるのは、彼とマルコヴィッチと数人だ」とその魅力を語る。そして本作は、大ヒットゲームの映画化ということで、「ゲームと登場人物へのオマージュが入ってる。原作を知らない観客にもこの世界への導入になる。そこがすごく巧妙だから、みんな気に入ると思う」と自信を見せている。インタビュー映像『アンチャーテッド』は2月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アンチャーテッド 2022年2月18日より全国にて公開
2022年02月12日第71回ベルリン国際映画祭金熊賞&観客賞ノミネートを受けた冤罪サスペンス『白い牛のバラッド』。この度、共同監督でもあるマリヤム・モガッダムが演じたシングルマザーが正義のために闘う、心を突き刺す最新映像が解禁となった。愛する夫を死刑で失い、ろうあの娘を育てながら必死で生活するシングルマザーのミナ(マリヤム・モガッダム)。1年後に突然、夫の無実が明かされ深い悲しみに襲われる。賠償金よりも判事に謝罪を求める彼女の前に、夫の友人を名乗る男レザ(アリレザ・サニファル)が現れる。ミナは親切な彼に心を開き、3人は家族のように親密な関係を育んでいくが…。今回解禁となったシーンでは、夫を冤罪で亡くしたミナは、裁判所から賠償金の支払いを言い渡されるが判決を下した判事からの謝罪はない。「人として私に謝って」そう懇願するミナだが、「それで何が変わると?」と弁護士から冷たく遮られる。「お金で命が賠償できる?」と強く詰め寄るミナの正義を貫く姿は、強烈なインパクトを残し、ミナ役を演じ監督でもあるマリヤム・モガッダムの迫真の演技が説得力を持たせる。観る人の心を突き刺す緊迫のシーンとなっている。マリヤムは幼い頃に、実の父親が政治犯として処刑された経験から、ミナは母親の姿から着想を得ているという。マリヤムと共同監督を務めたベタシュ・サナイハ監督は、「これは私たちの周りにいる多くの人々の物語であり、世界中の人々の物語でもあります。主人公たちは、私たちが知っている人々に触発され、形作られているのです」と述べ、“死刑制度”のある私たち日本人には決して他人事ではない物語であることを示した。本国イランでは、検閲によって20分のシーンカットを命じられ、上映自体も数回映画祭で披露しただけで国民の目には触れていない。監督たちが世界へ向けたメッセージといえる本作が日本で観られることは、貴重かつ意義深いといえるだろう。『白い牛のバラッド』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白い牛のバラッド 2022年2月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2022年02月11日韓国系アメリカ人俳優ジャスティン・チョンが、自ら韓国人コミュニティを通して知ったことをきっかけに監督・脚本・主演を務めた『ブルー・バイユー』。この度、アリシア・ヴィキャンデル演じるキャシーが映画タイトルにもなっている名曲「ブルー・バイユー」を歌唱するシーンの本編映像が解禁となった。今回解禁となった本編映像では、ジャスティン演じる主人公アントニオの友人でベトナム移民のパーカーに招かれたホームパーティーで、司会者に逆指名されたキャシーが「ブルー・バイユー」をリクエストして歌うシーンが切り取られている。「悩み事があって元気をなくしてた。私はいつも独りぼっち。大切な人を残してきたの。あの青い入り江(ブルー・バイユー)に」と、まるで強制送還の危機に瀕するアントニオとキャシーの気持ちを代弁するような歌詞に、思わず歌いながら目を潤ませるキャシーと、そんなキャシーの歌う姿を呆然と見つめるアントニオ。切なくも、胸に迫る歌声が印象的なシーンとなっている。映画タイトルにもなっている楽曲「ブルー・バイユー」は、1963年にロイ・オービソンが発表し、リンダ・ロンシュタットのカバーで知られる名曲。今回、このシーンのためにアリシアは猛特訓したらしく、現在はカラオケの新しい定番曲になっているそう。映画の完成後、偶然ハワイに居合わせた夫のマイケル・ファスベンダーとジャスティン監督、アリシアが落ち合ってカラオケに行った際には、ジャスティンにこの曲を無理やり歌わせ、「わあ、本当に難しいね!」と言われたアリシアが「そう、言ったでしょ!」と返したというエピソードも語られている。『ブルー・バイユー』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルー・バイユー 2022年2月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC.
2022年02月11日シリーズ累計発行部数1,000万部を突破するベストセラーノンフィクションを映画化した『ボブという名の猫2幸せのギフト』から、ボブ&ジェームズの忘れられない特別な思い出が詰まった新場面写真が解禁となった。ボブが本人役で出演した映画『ボブという名の猫幸せのハイタッチ』の続編となる本作は、「ボブが遺してくれた最高のギフト」と「ボブが教えてくれたこと」を原作にした、クリスマスに起こったボブとジェームズの実話に基づく物語。どん底の生活から、一躍ベストセラー作家に転身したジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)がひとりのホームレスの若者と出会い、生計を立てるために路上で過ごした最後のクリスマスの話を始める。それは彼にとって最も困難で苦しい選択を迫られた、忘れられないクリスマスだった。解禁となった場面写真には、サンタの格好をしたボブのほか、お馴染みとなったジェームズの肩に乗るボブ、路上ライブの準備を待つ姿など、常に一緒にいる“1人と1匹”の強い絆を感じさせる微笑ましい場面写真となっている。しかし、本作で描かれるクリスマスはジェームズとボブにとっては動物福祉局に目をつけられ、ボブの身に様々な危険が及んだ試練の日々だったという。ボブの飼い主で映画の原作者ジェームズ・ボーエンは「それでもいつもそばにいて一緒に戦ってくれたボブは、本当に特別な存在だった」と当時を振り返り、“一緒なら強くなれる”というボブからのメッセージを伝えている。『ボブという名の猫2幸せのギフト』は2月25日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボブという名の猫2幸せのギフト 2022年2月25日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 A GIFT FROM BOB PRODUCTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年02月11日名女優の隠された本当の姿を描く長編ドキュメンタリー『オードリー・ヘプバーン』よりポスタービジュアルが解禁。また、オードリーの息子ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏から、映画公開を祝したコメントが到着した。数々の名作を残し、世界中の人々に時を超えて愛される銀幕の大スター、オードリー・ヘプバーン。本作は、貴重なアーカイブ映像と近親者の語りによって、名声に隠されたその真の姿に迫るドキュメンタリー。今回解禁となったポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーのアップを捉えたもの。真っ白な背景に、真っ赤なオードリーのリップとタイトルが映える目を引くデザインに仕上がった。オードリーと最初の夫、メル・ファーラーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー氏は本作の公開を前に、「私が多くの人に紹介したいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人というふうに見たことはありません。だからこそ彼女は人一倍努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、みんなに優しい人でした」とコメントを寄せている。さらに、母オードリーの歩んできた人生を描く本作を「この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの物語です。彼女が目一杯生きた人生の話なのです」と長文で綴り、その文面からは母への尊敬と愛情を感じることができる。<ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏コメント全文>2019年5月に私の母、オードリー・ヘプバーンは90歳の誕生日を迎えるはずでした。このアニバーサリーのタイミングで私は「アイコン」「銀幕のスター」「伝説」という切り口でオードリーの核となる部分を描くプロジェクトを立ち上げました。私が伝えたいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人という風に思ったことはありませんでした。だからこそ、彼女は常に努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、誰に対しても優しい人でした。最初のプロジェクトはオードリーの展覧会「Intimate Audrey」(2019年ヨーロッパで開催)でした。私たちはこの展覧会を彼女の考えや哲学を中心に構成し、オードリーを一人の人間として見せました。さらに展覧会カタログの代わりとなるような本として、オードリーの人生を綴った絵本「リトル・オードリーのデイドリーム(原題:Little Audrey’s Daydream)」を制作しました。この本は現在英語版が世界各国で出版されていて、日本語版はあかし出版から出ています。もう一つのプロジェクトはドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』です。プロデューサーの ニック・タウシグとこの件について話し合ってすぐに、私たちが描きたいオードリーの物語がピタリと一致しました。この作品はオードリーをよく知る人たちが語る、一人の女性の人生の真実です。一人の女性としての彼女の本当の姿を知る人や、彼女の人生の酸いも甘いも両方知る人。ニックが本作の海外セールスに辺り良いパートナーを探していると聞いた時、日本のパートナーとして東北新社に連絡しました。彼らとは50年間、私たちのエージェントとして関係を築いてきました。彼らに本作を託すということは、家族にバトンを渡すような感覚でした。私は様々なところで「なぜ、オードリーは今でも世界中で愛されているのか」という質問を受けます。これについて私もずっと考えていました。そしてたどり着いた答えは、私たちがオードリーを「自分たちと同じ一人の人間」として身近に感じられているから。数多くのハリウッドスターとオードリーが違うのは、彼女は身一つで海を越え、シンプルな黒のドレスだけでこの世界へ飛び出してきたことです。だからこそ、私たちはオードリーを応援したくなるのです。この作品を通して、皆さんが出会い、知っていく女性はこのような人物なのです。この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの物話です。彼女がめいいっぱい生きた人生の物話なのです。この作品はオードリー・ヘプバーンを語る上で欠かせない新たな「クラシック」になるでしょう。優しさと愛情はなによりも勝るという安心感を求めたい時、人々は雨が降る日曜の午後にふとオードリーの作品を観返すのと同じように、きっとこの作品を何度も観たくなることでしょう。『オードリー・ヘプバーン』は5月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月11日アダム・ドライバーとマリオン・コティヤール共演のミュージカル映画『アネット』より、予告映像が解禁となった。本作は、『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりとなるレオス・カラックス監督の最新作。カラックスは本作で初めて全編英語でミュージカルに挑み、第74回カンヌ国際映画祭監督賞受賞、第79回ゴールデングローブ賞<ミュージカル・コメディ部門>主演女優賞ノミネートと、各国の映画祭で高く評価された。主演のアダム・ドライバーは本作の製作プロデューサーも務めている。この度解禁された予告編は、「初めて恋に落ちた」と、攻撃的なユーモアセンスが人気のスタンダップコメディアン・ヘンリー(アダム・ドライバー)と国際的なオペラ歌手・アン(マリオン・コティヤール)の2人が惹かれあうシーンからスタート。やがて2人の間には愛する子“アネット”が生まれる。世間からも祝福され、仲睦まじく暮らしていた2人。しかし、そんな幸せな時間も束の間、彼らの世界の全てが、少しずつ<闇>へと近づいていく…。原案も手掛けたロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド「スパークス」の音楽をバックに、「息すらも止めて ご覧ください」との冒頭のセリフ通り、これまでに誰も見たことのなかった映像体験が繰り広げられる。嵐の船の上で狂ったように踊るヘンリー、「あなたが心配よ」と語るアン…。2人の愛はどこへ向かうのか?圧巻の本予告映像となっている。カラックスが「父親になってからの映画」とその特別な想いを語り、自信の人生が色濃く反映されていることも見どころの一つとなっている本作。鬼才監督が手掛けた誰も見たこのないダーク・ファンタジー・ロックオペラが間もなく、幕を開ける。『アネット』は4月1日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アネット 2022年春、ユーロスペースほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma /
2022年02月11日若き日の青年ブルース=バットマンを描くロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、日本版ポスターが解禁された。本作で描かれるのは、ブルースが“バットマン”となって2年目の物語。悪を制することを決めたものの、リドラーにより彼にまつわる隠された嘘が暴かれ、追い詰められて狂気に変貌していくブルースの危うい姿は、これまでのバットマンシリーズでも一線を画す。この度、解禁となった日本版ポスターは最狂の知能犯リドラーが武器とする“謎解き”にインスパイアされたビジュアル。「マスクに隠された『嘘』を暴け」と挑戦的なコピーが添えられ、ブルースだけでなく街全体に潜む嘘が暴かれ、史上最もスキャンダラスな展開が期待される。そのほかにも、バットマンとの深い関係性が示唆されているリドラーとキャットウーマン、その変貌ぶりが話題となったコリン・ファレル扮するゴッサム・シティの闇に通じる男ペンギン、そしてバットマンとともにリドラーが仕掛ける謎解きに挑むジェフリー・ライト演じるゴードン刑事の姿が確認できる。バットマンのマスクをかたどって浮かびあがるクエスチョンマーク、赤い「LIES(嘘)」の文字も印象的だ。謎解きに隠されたその先の結末とは一体何なのか…?謎が謎を呼ぶインパクトあるビジュアルに仕上がっている。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年02月11日カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作、『RAW~少女のめざめ~』ジュリア・デュクルノー監督の『TITANE/チタン』より、予告編と場面写真が解禁された。本作は、世界各国94ノミネート22受賞と、現在映画祭・映画賞を席巻中の話題作。“パルムドール史上最も奇天烈”とも評価され、新時代の到来を告げる圧倒的怪作だ。この度解禁された予告編では、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア(アガト・ルセル)の狂気をはらんで暴走する姿、哀愁をおびた消防士ヴィンセント(ヴァンサン・ランドン)との出会い、印象的に登場するスポーツカーなど、意味深な映像がゾンビーズの「She’s not there」にのせてモンタージュのようにスタイリッシュに紡がれていく。予期しない映像の連続に、あらゆる感情が揺さぶられる未踏の映画体験を確信させる予告編となっている。併せて今回、炎があしらわれたスポーツカーの上で悦楽に浸るように横たわる主人公アレクシアの姿をとらえた場面写真も解禁。カンヌを驚愕させた、まさに【怪物】のような本作への期待がさらに高まる。『TITANE/チタン』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TITANE/チタン 2022年4月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
2022年02月10日ジャレッド・レトがマーベルの新たなヴィランを演じる、『スパイダーマン』『ヴェノム』のスタジオが贈る映画『モービウス』。この度、モービウスを取りまく主要キャラクターの顔が映し出された、新たな海外版ポスターが解禁された。原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウス。しかし、その素顔は命を救うことに情熱を注ぐ天才医師。血に飢えた“ヴィラン”と“命を救う医師”という2つの顔を持つ彼を、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優のジャレッド・レトが演じる。今回の海外版ポスターには、天才医師マイケル・モービウスが強大な敵と対峙するかのような強い眼差しを真っすぐと向け、その背後にはマイケルの“もう一つの顔”、目が赤く光り血に飢えた<ヴィラン>の形相がまるで怪物のごとく浮かび上がる。さらにモービウスが持つ特殊能力である、周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーを思わせるエフェクトも。そしてマイケルの傍らには、同じ病に苦しみ同じ病棟で兄弟のように育った親友マイロ(マット・スミス)、マイケルの同僚であり彼を支える医師マルティーヌ(アドリア・アルホナ)、マイケルとマイロを幼いころから知る主治医ニコラス(ジャレッド・ハリス)、そしてN.Y.で起こった連続殺人事件を調査する刑事ストラウド(タイリース・ギブソン)の不穏な表情が並んでいる。『モービウス』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年02月10日フランス・パリ郊外に実在する、宇宙飛行士に由来する名前を持つ<ガガーリン>公営住宅を舞台に描く、エモーショナルな青春映画『GAGARINE/ガガーリン』より、本編映像が解禁された。本作は、第47回セザール賞「新人作品賞」ノミネート、ファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユの男女2人組の新人監督による鮮烈なデビュー作。主演は、本作で見出されたアルセニ・バティリ。スクリーンデビューとは思えない程の高い演技力で、主人公ユーリの揺れる心情を体現し、第17回セビリヤ・ヨーロッパ映画祭ほか各国の映画祭にて主演男優賞を受賞した期待の新星だ。『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン 別冊』などで注目の若手女優リナ・クードリが主人公が思いを寄せるヒロイン、ディアナを演じ 、さらにレオス・カラックス作品の常連ドニ・ラヴァンも特別出演している。この度公開されたのは、主人公ユーリが作り上げた<宇宙空間>に彼が想いを寄せるディアナを招待する、現実と魔法が入り混じったような幻想的な本編映像。映像は、ユーリが作り上げた自分だけの秘密基地に、ディアナを案内するシーンから始まる。ガガーリン団地と外の世界を遮断するかのように降ろされたビニールシートをめくると、そこはトマトをはじめとした様々な植物や色とりどりの花が咲く温室。なんとバッタの姿まで見られる。その美しい空間に驚きを隠せないディアナに「水と土と空気が生命活動のための3大要素だ」「宇宙で大切なのは空気だ。ここでも同じ」と、ユーリは静かに答える。さらに奥の部屋には、<星空>を思わせる空間が隠されていた。ディアナは思わず息をのむほど、その美しさに魅いれられる…。ユーリの想い、そして親密で温かい関係を築いている2人の様子が映し出されている。まるで宇宙空間に迷い込んだような幻想的な一幕だ。『GAGARINE/ガガーリン』は2月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GAGARINE/ガガーリン 2022年2月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国にて公開©2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA
2022年02月10日『LETO -レト-』のキリル・セレブレンニコフ監督の最新作『インフル病みのペトロフ家』より、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。ポスト・ソヴィエト時代の迷宮的ポートレートを描き、ロシアでセンセーションを巻き起こしたA・サリニコフによる大ベストセラー小説を原作とした本作。監督を務めるキリル・セレブレンニコフは、ロシア演劇界の鬼才であり、カンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びている。2017年に国からの演劇予算横領の疑いで自宅軟禁状態となり、その不条理な状況下で本作の脚本を書いたという。このたび解禁された場面写真は、ペトロフ家親子3人の姿から夜の街で男たちが一斉に銃をかまえる様子まで、刺激的で謎めいた映画の世界観が伺えるものとなっている。また、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、「発熱?狂気?」というキャッチコピーと共に、主人公ペトロフが異常な表情で振り返る謎めいたショットが使われている。その下には、ソファーに座る妻ペトロワ、UFOに吊られた人物、ロシア版サンタクロースや謎の仮面の男など、印象的でどこか奇妙なモチーフが散りばめられている。発熱か狂気か、妄想か現実か。コロナ禍の世界を予言したような現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する本作。映画ファン必見の傑作に期待だ。『インフル病みのペトロフ家』は4月23日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インフル病みのペトロフ家 2022年4月23日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© 2020 – HYPE FILM – KINOPRIME - LOGICAL PICTURES – CHARADES PRODUCTIONS – RAZOR FILM – BORD CADRE FILMS – ARTE FRANCE CINEMA -ZDF
2022年02月10日第2次世界大戦下、連合国軍女性パイロット、モード・ギャレットが、高度2500メートルの上空で“大空の魔物”グレムリンと繰り広げる極限サバイバルを描いたクロエ・グレース・モレッツ主演最新作『シャドウ・イン・クラウド』より、場面写真が解禁された。2月10日のクロエ・グレース・モレッツ25歳の誕生日を記念して解禁された場面写真は、何度も訪れる絶体絶命の危機にたったひとりで挑む彼女の姿を捉えたものになっている。本作で監督を務めたのは、ジェームズ・キャメロン監督作品『エイリアン2』やTVシリーズ「ミステリー・ゾーン」とその劇場版『トワイライトゾーン/超次元の体験』における「2万フィートの戦慄」などからインスピレーションを得て本作を完成させた、中国系ニュージーランド人の新鋭女性監督ロザンヌ・リャン。第二次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトを表明しながら、新たな闘うヒロイン像を鮮烈に描き上げている。そんなロザンヌ・リャン監督は、クロエについて「彼女は本当に驚くほどこのモード・ギャレット役にぴったり。私たちはクロエに飽きることは一度もなかった。彼女を見るたびに、今まで気づかなかったニュアンスが見えてきた。彼女は能力があり、自分を制御することができるけど、同時にもろさや弱さも持ち合わせている。そして詐欺師的な面も大きくあり、完璧ではない。史上最高のアクションヒーローを考えると、『ダイ・ハード』や『ターミネーター』シリーズが思い浮かぶけど、これらの映画のアクションヒーローは完璧とは程遠い。本作のクロエも、そんな完璧ではないヒーローを素晴らしく演じてくれた」と称賛している。『シャドウ・イン・クラウド』は4月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャドウ・イン・クラウド 2022年4月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Ātārangi Kiriata Limited 2020
2022年02月10日2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本の話題作『パリ13区』より、特報と監督コメント、新場面写真が解禁された。本作は今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール監督が、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界のトップ監督となったセリーヌ・シアマと共同で脚本を手掛け、“新しいパリ”の物語を、洗練されたモノクロの映像美で大胆に描き出す。音楽は、フランスでカルト的人気を誇るエレクトロニカ・アーティストのRoneが手掛け、第74回カンヌ国際映画祭においてサウンドトラック賞を受賞し、第47回セザール賞でも音楽賞にノミネートされている。この度解禁された特報では、再開発の進むパリ13区がモノクロで映し出される。都会的な高層ビルと工場の煙が立ち込める夜のパリで、「どんなセックスライフ?」「誰にも拘束されたくない」と男女が囁き合う。そして音楽の高まりとともに街は陽の光を浴び、この街で出会う若者たちの魅力的なカットが交差していく。これまで知られていなかったフレッシュな“新しいパリ”で、恋愛ドラマの幕が開ける、そんな高揚感に満ちた、映像的快感あふれる25秒間になっている。併せて、ジャック・オディアール監督のコメントも到着。今回パリ13区をテーマに描いたことについて、監督は「パリでは何度も撮影をしてきましたが、13区を選んでモノクロで撮影することによって、より生き生きとしたものを提供できる可能性が生まれ、パリへの期待感が変わりました」とコメント。パリを舞台にした数々の名作を届けてきたオディアールが、“新しいパリ”を見出し、映像化したことが伺える。また同じく解禁された新場面写真では、高層ビル群のあいだを闊歩する台湾系フランス人エミリーや、伝統的なスタイルの部屋の窓を開く不動産会社で働くノラの姿、カムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)のアンバー・スウィート、カフェでお茶をするエミリーとルームメイトのカミーユの姿など、パリ13区で暮らす登場人物たちの何気ない日常が美しく切り取られている。『パリ13区』は4月22日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パリ13区 2022年4月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©PAGE 114 - France 2 Cinéma
2022年02月10日ホアキン・フェニックス主演、『20センチュリー・ウーマン』『人生はビギナーズ』マイク・ミルズが監督・脚本を務めた「A24」製作映画『カモン カモン』の公開日が4月22日(金)に決定、日本版予告が解禁された。『20センチュリー・ウーマン』や『人生はビギナーズ』など、身近にいる大切な人をテーマに描き続けてきたミルズだが、本作では実際にインタビュー取材した全米各地の9~14歳の子供たちの“生の声”も挿入。「今、現実社会で起こっていること」を生々しくもパワフルに伝え、「すべての大人は子どもと彼らの未来に責任がある」という強いメッセージを発している。今回解禁となった日本版予告編は、ドビュッシーの「月の光」のメロディにのせて、N.Y.でひとり暮らしをするジョニー(ホアキン・フェニックス)が9歳の甥ジェシー(ウディ・ノーマン)を預かるシーンから始まる。ジェシーの大人びた発言や、街中で突然姿をくらます行動などにジョニーは振り回されてばかり。バスに飛び乗ったジェシーを無事見つけ安堵して抱きしめるジョニー、「伯父さんはバカの中で一番バカだよ」という親し気な会話から、徐々に2人の距離が縮まっていく様子が伝わる。そして、1人の人間として「ちゃんと対応したい」とジェシーに向き合うジョニーの姿や、未来について語るジェシーなど、一緒に過ごした想定外の日々を通じて、2人がどのように変わっていくのか期待が膨らむ予告編となっている。『カモン カモン』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年02月10日マイケル・ベイ監督最新作『AMBULANCE』が邦題『アンビュランス』として、全米公開に先駆け3月25日(金)より全国公開されることが決定。併せて、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。本作で監督を務めるのは、『トランスフォーマー』シリーズ、『6アンダーグラウンド』など、数々のアクション大作を手掛け、ダイナミックな爆発を得意とするマイケル・ベイ。主演は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、『ミッション:8ミニッツ』のジェイク・ギレンホール、共演に『マトリックスレザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のエイザ・ゴンザレスと、幅広いジャンルで活躍する売れっ子俳優たちが名を連ねている。今回解禁された予告編は、妻の手術資金を工面するため、元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が血のつながらない兄のダニー(ジェイク・ギレンホール)に助けを求めるシーンから始まる。しかしダニーが提案したのは、LA史上最高額の銀行強盗<3,200万ドル=約36億円>だった。覚悟を決めて強盗に挑んだふたりだが、計画は思い通りにいかず、警察に追われる事態に。しかも窮地に陥ったふたりが逃走用に乗り込んだ救急車には、ウィルに撃たれて瀕死の傷を負った警官の姿があった。一緒に乗り合わせた救命士キャム(エイザ・ゴンザレス)も巻き込み、LA中を猛スピードで大爆走する救急車。豪快に吹き飛ぶ車、ド派手な爆炎、さらにはパトカーのみならずヘリまで出動し、単純だったはずの強盗は街全体を大混乱の渦に巻き込んでいく。ふたりは瀕死の警官を死なせることなく大金を奪い逃げきれるのか。ダイナミックなカーチェイスシーン、銃撃戦など、“ハリウッドの破壊王”の異名を持つマイケル・ベイ監督の本領が存分に発揮された映像が満載の予告映像になっている。また併せて解禁されたポスタービジュアルは、L.A.の街をヘリコプターやパトカーに追われながら逃走する救急車と、漆黒の闇のなかから浮かび上がるギレンホール、アブドゥル=マティーン2世、ゴンザレスの3名の深刻そうな表情が切り取られた緊迫感漂う仕上がりになっている。『アンビュランス』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンビュランス 2022年3月25日より全国にて公開© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年02月10日映画業界で最も重要な仕事の1つでありながら、最も知られていない仕事=キャスティング(配役)に焦点を当てたドキュメンタリー映画『キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性』が4月2日(土)より公開が決定した。本作は、キャスティングに対する概念を一新させ、ハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティ(1923-2011)を中心に、キャスティングという仕事に迫るドキュメンタリー。絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義の根強いスタジオシステム方式から、ユニークで多様なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけ、革新的なアメリカン・ニューシネマの到来を告げたマリオン。彼女がいなかったら、あの有名な俳優も世に出ていなかったかもしれない…。マリオン・ドハティまた、本作はキャスティングへの再評価と、現在アカデミー賞が取り組む変革(2025年開催の第96回以降は作品賞候補に“インクルージョン(包摂性)”の評価も条件に入る等)にも重要な役割を果たしたと高く評価されている。2019年に英国アカデミー賞(BAFTA)がキャスティング部門を新設したことも話題となっており、今回が日本初公開となる。マリオンのほか、マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロ、ウディ・アレン、クリント・イーストウッド、ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン、アル・パチーノ、メル・ギブソン、ジョン・トラボルタ、グレン・クローズら錚々たる顔ぶれが登場する。『キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性』は4月2日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性 2022年4月2日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© Casting By 2012
2022年02月10日ピクサー・アニメーション・スタジオの第1作目にして、世界で初めての長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』で登場した、“おもちゃ”バズの知られざるルーツを描く『バズ・ライトイヤー』。本作の最新予告編が解禁され、日本公開が7月1日(金)に決定した。昨年、特報がアメリカで解禁されるや『トイ・ストーリー4』の24時間の再生数の記録を軽々と上回る約8,300万回の再生数を記録するなど注目を集めている本作。登場するのは、「無限の彼方へ、さぁ行こう」のセリフで知られるおもちゃのバズ・ライトイヤーではなく、そのモデルとなったスペース・レンジャーの“バズ・ライトイヤー”。世界中から愛される“おもちゃ・バズ”誕生の背景には、ひとりのスペース・レンジャーの驚きと感動の物語があった...。今回解禁された予告編では、近未来的な惑星でバズがテスト飛行のミッションに挑む様子が描かれる。1年間の準備期間を経て、たった4分のテスト飛行を終えれば、仲間たちと共に故郷に帰れるはずだったが、バズを待ち受けていたのは想像もしない冒険だった...。予告編の中で目を引くのが、猫型の友だちロボット“ソックス”だ。大きな瞳の愛らしいビジュアルとは対照的な無機質な話し方が特徴で、常にバズに寄り添っている。どこかとぼけた言動もかわいらしく、バズとのコミカルなやりとりにも注目。かつて、おもちゃのバズにはウッディという最高の友だちがいたが、スペース・レンジャーのバズとソックス、そして予告編に登場するほかの仲間たちとの絆と冒険が本作では描かれる。また、バズを追いかける巨大なロボットの姿は、「トイ・ストーリー」ファンにはお馴染みのバズの宿敵で悪の帝王 “ザーグ”のようにも見える。バズと仲間たちに襲い掛かる脅威と、冒険の果てに彼が知る“驚きの真実”とは…?監督は、『ファインディング・ドリー』でアンドリュー・スタントンと共に共同監督を務め、「トイ・ストーリー」シリーズの短編『ニセものバズがやって来た』では監督を、『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』では脚本・監督を務めるなどキャラクターを熟知したアンガス・マクレーン。彼は製作のきっかけについて、「アンディがバズ・ライトイヤーのおもちゃを欲しがるようになったのは、どんなテレビアニメを観たからなのだろう? 私はそれを見たかったのです」と語っている。『バズ・ライトイヤー』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バズ・ライトイヤー 2022年7月1日より全国にて公開©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年02月10日ケネス・ブラナー監督最新作『ベルファスト』の日本公開日が3月25日(金)に決定した。『ダンケルク』や『TENET テネット』などに出演し、ポアロ役を務め監督も兼任する『ナイル殺人事件』が公開を間近に控えるケネス・ブラナー。製作・監督・脚本を務めた本作は、自身の幼少期を過ごしたベルファストを舞台に、9歳の少年バディの目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだした人間ドラマ。ブラナー監督の自伝的作品となっている。また本作は、第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。第94回アカデミー賞では、作品賞と監督賞をはじめ、助演男優賞(キアラン・ハインズ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、主題歌賞(DOWN TO JOY)、録音賞の7部門ノミネートを果たし、本年度アカデミー賞最有力候補として名乗りをあげた。ブラナー監督は、これまでに5回アカデミー賞にノミネートされているが、今回で初のオスカーを手にするかに期待が高まっており、そして、助演女優賞にノミネートされたジュディは今回で8回のノミネートとなり、『恋におちたシェイクスピア』での最優秀助演女優賞に続き、2度目のオスカーを手にするかも注目だ。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月09日『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしも”の世界を描いてきたディズニー&ピクサーの最新作『私ときどきレッサーパンダ』。この度、本作の日本版本予告が解禁され、主人公のモフモフの“レッサーパンダになってしまう女の子”・メイ役とその母親・ミン役の日本版声優が佐竹桃華、木村佳乃に決定した。母親の前では“マジメで頑張り屋”のいい子だが、友達とハメを外して遊ぶ自分を母親に秘密にしているティーンエイジャーのメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い…なんとモフモフなレッサーパンダに変身してしまう。主人公のときどきレッサーパンダになってしまう女の子・メイ役の日本版声優に抜擢されたのは、2020年にホリプロタレントスカウトキャラバンを経てデビューを果たし、ドラマや舞台、バラエティで活躍する注目俳優・佐竹桃華。そして、メイを愛するがあまり過保護になってしまう母親・ミン役には、ドラマ、映画で数々の話題作に出演する木村佳乃が決定。2人は、ディズニーUS本社のオーディションを経て見事に今回の日本版声優の座を射止めた。佐竹さんは声優決定の知らせに驚いたそうで、「“まさか!”と、叫んで泣いて鼻血出しての大興奮でした(笑)」と明かし、隣で話を聞いていた木村さんは、劇中でレッサーパンダになってしまったメイと佐竹さんを重ね「まさにメイそのままだね」と一緒に微笑み合い、まるで本当の母娘のような2人。そんな木村さんも「2人の娘がいるので、非常に共感しやすい役を頂けたなと思い、嬉しかったです」と喜びを語り、さらに「手を差し伸べすぎないことも大事だなと、私自身勉強になりました」と、メイを大事にするがあまり過保護になり、本当の想いがすれ違ってしまう母親・ミンの葛藤から学んだよう。佐竹さんは「メイちゃんは、 お母さんのために頑張っちゃうところがあるんです。私も自分の活躍でお母さんが喜んでくれるのを分かっているからこそ頑張ってしまうので、すごく共感しました」と、メイに共感したことを語った。声優初挑戦の佐竹さんは、「“初挑戦だからなんて言ってられないぞ!”というプレッシャーを感じましたが、スタッフのみなさんが本当に優しくて、的確なアドバイスをしてくださるので、リラックスしてアフレコに挑むことができました」とふり返る。一方、木村さんは、実写作品とアニメーションの違いを感じたようで、「表情の変わり方が実写より100倍速かったです。すごい表情が豊かなので、それに負けないような声を出したり、普段のお芝居では使わないような声色を使いました」と、アフレコの苦労話を語ってくれた。本作でメイを通して描かれるのは、“本当の自分らしさとは?”と、人生で誰もが一度は悩むテーマ。作品について佐竹さんは「自分の好きな面も嫌いな面もあるけれど、全部ひっくるめて自分なんだよということを感じ、前向きな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と、自分を好きになるための後押しとなる“メッセージ”が込められていると語る。木村さんも、「どの世代の方にも喜んでいただけて、明るい気持ちになっていただける作品ですので、何度も観ていただけると嬉しい」と作品に対しての自信を見せた。『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年02月09日ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンが共演するコメディアクションの続編『HITMAN’S WIFE’S BODYGUARD』が邦題『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』として全国公開されることが決定し、キービジュアルが解禁された。超一流ボディガードのマイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)は、殺し屋のダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)と、かつてとあるミッションでコンビを組んでいた。時は経ち、休暇中のマイケルの元に、ダリウスの妻ソニアが現れ、マフィアに捕まった夫の救出のためにマイケルを拉致する。ダリウスの救出には成功するが、なぜか謎のサイバーテロから世界を救うはめになってしまうマイケルたち。新婚旅行気分のダリウスとソニアに対して、心も体もボロボロのマイケル。果たして、3人は世界を救うことができるのか?そして、ひたすら打ちのめされ、神経をすり減らすマイケルの運命は?ライアン・レイノルズ Photo by Amy Sussman/Getty Images2021年6月に公開され全米初登場1位となった本作は、2017年に公開され全米で3週連続1位の大ヒットとなった『ヒットマンズ・ボディガード』の第2弾。『デッドプール』で押しも押されぬスターとなり、『フリー・ガイ』で愛されキャラであることを改めて証明したライアン・レイノルズ演じる超一流のボディガードと、『スター・ウォーズ』やマーベル作品など数多くの代表作を持つサミュエル・L・ジャクソンが演じる最強の殺し屋、相容れないはずの2人が強力タッグを組む。共演は、サルマ・ハエック、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマン、フランク・グリロら超豪華スターが勢揃いし、それぞれにアクの強さを見せつける。監督は、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のパトリック・ヒューズが務める。この度解禁されたキービジュアルは、ボディガードのマイケルがロケットランチャーを抱え、両サイドには殺し屋夫婦が銃を構える3ショットをとらえたもの。自信に溢れた表情の殺し屋夫婦とは対照的に、なぜかマイケルだけは血塗れで浮かない表情。コピーには、マイケルの決意ともとれる「もうボディガードなんてしない。」とあるが、あとには続けて「なんて言わないよ絶対」と付け加えられている。果たして、マイケルの身に何が起こるのか?予測不能な怒涛の展開を予感させるビジュアルとなっている。『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2022年4月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月09日3月28日(日本時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される第94回アカデミー賞のノミネート作品が公式YouTubeにて発表された。前哨戦となる各映画賞で好評を得ているNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は作品賞、監督賞、主演男優/女優賞、そして助演男優賞には2人を送りだし最多11部門12ノミネートを達成。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『DUNE/デューン 砂の惑星』は作品賞、脚色賞ほか技術系部門を席巻し10部門ノミネート。トロント国際映画祭で観客賞を受賞している『ベルファスト』、スティーヴン・スピルバーグ監督初のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストリー』がそれぞれ7部門で続いた。『ベルファスト』クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じた『スペンサー』にてアカデミー賞に初ノミネート。ヴェネチア国際映画祭で女優賞を獲得したペドロ・アルモドバル監督『Madres Paralelas』(原題)のペネロペ・クルスは、『それでも恋するバルセロナ』以来13年ぶりのノミネートとなった。『スペンサー』■第94回アカデミー賞のノミネート一覧■作品賞『ベルファスト』『コーダ あいのうた』『ドント・ルック・アップ』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』■監督賞ケネス・ブラナー『ベルファスト』濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』スティーヴン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』■主演女優賞ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』オリヴィア・コールマン 『ロスト・ドーター』ペネロペ・クルス『Madres Paralelas』(原題)ニコール・キッドマン 『愛すべき夫妻の秘密』クリステン・スチュワート『スペンサー』■主演男優賞ハビエル・バルデム 『愛すべき夫妻の秘密』ベネディクト・カンバーバッチ 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』アンドリュー・ガーフィールド 『tick, tick... Boom! チック、チック…ブーン!』ウィル・スミス 『ドリームプラン』デンゼル・ワシントン『マクベス』■助演女優賞ジェシー・バックリー『ロスト・ドーター』アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』ジュディ・デンチ『ベルファスト』キルスティン・ダンスト 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』アーンジャニュー・エリス 『ドリームプラン』■助演男優賞キアラン・ハインズ『ベルファスト』トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』ジェシー・プレモンス『パワー・オブ・ザ・ドック』J・K・シモンズ『愛すべき夫妻の秘密』コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』■オリジナル脚本賞『ベルファスト』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『The Worst Person in the World』(英題)■脚色賞『コーダ あいのうた』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ロスト・ドーター』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』■国際長編映画賞『ドライブ・マイ・カー』(日本)『Flee』(デンマーク)『Hand of God -神の手が触れた日-』(イタリア)『ブータン 山の教室』(ブータン)『The Worst Person in the World』(ノルウェー)■長編アニメーション映画賞『ミラベルと魔法だらけの家』『Flee』(英題)『あの夏のルカ』『ミッチェル家とマシンの反乱』『ラーヤと龍の王国』■作曲賞『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ミラベルと魔法だらけの家』『Parallel Mothers』『パワー・オブ・ザ・ドック』■歌曲賞「Be Alive」『ドリーンプラン』「Dos Oruguitas」『ミラベルと魔法だらけの家』「Down to Joy」『ベルファスト』「No Time to Die」『007/ノータイム・トゥ・ダイ』「Somehow You Do」『Four Good Days』■撮影賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドック』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』■編集賞『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『パワー・オブ・ザ・ドック』『tick, tick... Boom! チック、チック…ブーン!』■美術賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドック』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』■衣装デザイン賞『クルエラ』『シラノ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『ウエスト・サイド・ストーリー』■メイクアップ&ヘアスタイリング賞『星の王子ニューヨークへ行く2』『クルエラ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『タミー・フェイの瞳』『ハウス・オブ・グッチ』■音響賞『ベルファスト』『DUNE/デューン 砂の惑星』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『パワー・オブ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』■視覚効果賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『フリーガイ』『007/ノータイム・トゥ・ダイ』『シャン・チー テン・リングスの伝説』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』■長編ドキュメンタリー賞『Ascension』『Attica』『Flee』『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』『燃え上がる記者たち』■短編ドキュメンタリー賞『オーディブル:鼓動を響かせて』『私の帰る場所』『The Queen of Basketball』『ベナジルに捧げる3つの歌』『When We Were Bullies』■短編アニメーション映画賞『Affairs of the Art』『Bestia』『ボクシングバレー』『ことりのロビン』『The Windshield Wiper』■短編実写賞『Ala Kachuu-Take and Run』『The Dress』『The Long Goodbye』『On My Mind』『Please Hold』「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」は日本時間3月28日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※英語タイトルは原題、もしくは英題。(text:Reiko Uehara)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reservedミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.スペンサー ダイアナの決意 2022年秋、全国にて公開©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年11⽉19⽇より一部劇場にて公開、12月1日よりNetflixにて配信ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reservedコーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.リコリス・ピザ 2022年、全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年02月09日スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリオット」をモチーフにした伝説のミュージカルを念願の映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。本作のヒロイン・マリア役で3万人のオーディションから抜擢されたのは、俳優、歌手、Youtuberとして幅広い活動をする期待の新星レイチェル・ゼグラー。彼女はマリアのキャラクター性について共感することが多いと明かし、特に現代の若者と変わらない自由奔放さを持ちながら、信じたことには真っすぐな性格が理由であると語った。レイチェル・ゼグラーは、本作でハリウッド映画デビューを果たし、今後『シャザム!』の続編『Shazam! Fury of the Gods』(原題)、ディズニー実写版『白雪姫』などの話題作に出演予定の若手俳優である。そんな彼女が本作で演じるマリアは、夢と希望を胸にニューヨークへやってきたプエルトリコ系移民の女性。新しい生活に胸を躍らせながら兄と一緒にダンスパーティーに行き、そこで対立するグループの元リーダー・トニー(アンセル・エルゴート)と禁断の恋に落ちてしまう。レイチェルはそんな同世代のヒロインについて「マリアはとても若くて、ナイーブで今の10代の子と同じように思いつきで発言します。でも、一方で成熟した面もあって、とても勇敢で、自分が信じたことは兄であっても、あのトニーであっても抵抗して意見をはっきり言います。彼女は自分がプエルトリコ人であることや自身の人生にとても誇りを持っています。それが私の中でとても重要でした」と、マリアは現代の女の子と同じように様々なことを考え、行動していると明かし、その一方で彼女の芯のある誇り高い女性の一面に深く共感したことを明かした。さらに、演じている中でマリアから感銘を受けたことについて「彼女の“逆境を乗り越える力”には感動しました。映画の最後には、観る者全員、彼女が困難から立ち上がり、歩き始めるのを見ることになります。前進し続ける彼女は本当に美しいと思います」とトニーとの禁断の恋の行方、2つの対立するグループの抗争など、様々な困難に立ち向かう姿に胸を打たれたと告白。スピルバーグ監督が「50年代に起きたことと、今起きていることにはとても多くの類似点があります。それは、『WSS』を、世界中の観客にとって、とても身近なものに感じさせると思います」と語るように、約60年前の時代設定としても現代の私たちが思わず共感を寄せるキャラクターが劇中には存在しているといえる。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年02月08日『ミレニアム』シリーズや、2021年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され話題となったホラー『LAMB』(原題)などのノオミ・ラパスが主演、製作総指揮を務めた『マヤの秘密』。今回、撮影中のセットでノオミが本作の見どころや、長年の友人でもあるジョエル・キナマンとの共演、ユヴァル・アドラー監督の印象などを語るインタビュー映像が解禁となった。戦時中にナチスの軍人から受けた暴行により悪夢に悩まされる主人公マヤを、ときには鬼気迫る演技で体現したノオミは、まず本作に惹かれた点として、ストーリーをとても気に入ったことを上げ、「『人は赦すことのできる生き物なのか?』『癒しは愛によってもたらされるものなのか?』『人は過去を乗り越えられるのか?』『復讐の先になにがあるのか』など、私が興味を抱いていた大きなテーマを扱っている」と説明する。劇中、マヤに監禁される男を演じるジョエルには、ノオミが直接出演オファーしたという。同じスウェーデン出身で「ジョエルは昔からの友達。デヴィッド・エアー監督の『ブライト』に出演した時に、L.A.にあるジョエルの自宅に5ヶ月間滞在させてもらった」ほど旧知の仲だそうで、「本作では、二人とも心の闇を掘り起こす演技が必要だったので、旧友だから撮影しやすかった」とふり返る。さらに「舞台は1950年代のアメリカで、私の演じるマヤは普通の生活を送る主婦。自分の過去とはすでに決別していたのだけど、そこへ突然過去の男が姿を現す。それがきっかけで、彼女の暴力的な部分が呼び覚まされ、自分に潜む怒りと攻撃性に彼女自身もショックを隠せない」と言葉を続け、「私自身にも闇があることに驚いた。だからジョエルとの信頼関係があったことで随分助けられた」とジョエルへの感謝の気持ちを語った。実際ジョエルも「こんな過酷な撮影は初めて」と言っていたほど戦場のような現場だったそうで、ノオミも過去の事件がフラッシュバックするシーンは「胸が張り裂けるような残酷なシーン」だったと語っている。また、ユヴァル・アドラー監督とは企画の早い段階から“共犯関係”にあったというノオミ。「今まで組んできた中でも極めて優秀な監督」と全幅の信頼をみせ、「撮影が長時間に及び、疲労困憊して正気を保つのもぎりぎりなのに、さらに演技を要求してくる。でも、そういう監督であってほしい。私は気が強いから、多くの監督に恐れられるけれど、ユヴァルはそんなことない!」と嬉しそうに語っている。『マヤの秘密』は2月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マヤの秘密 2022年2月18日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 TSWK Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年02月08日トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、日本における2月7日(月)までの累計興行収入が36億7620万360円となり、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を抜いてコロナ禍におけるハリウッド映画の興行収入No.1を達成(※コロナ禍=2020年1月からとする)。累計動員は242万1,177人となった。なお、2月6日(日)までの全米では累計興行収入7億4885万8932ドル(約861億円)となり、全米累計興行収入の歴代4位に。全米以外の海外では、累計興行収入が10億2700万ドル(約1181億円)、全米および海外の成績を合計した全世界累計興行収入は17億7585万8932ドル(約2042億円)となり、全世界累計興行収入の歴代6位まで上昇している。(※2月8日付Box Office Mojo調べ、1ドル=115円換算、2月8日現在)。これまでも公開されるたびに社会現象を巻き起こしてきた「スパイダーマン」シリーズ。ついに3部作<最終章>となる本作にはリピーターも数多く訪れている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年02月08日もしもの世界を描き、数々の感動的な物語を届けてきたディズニー&ピクサーの最新作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く『私ときどきレッサーパンダ』。これまでも、人間ではないキャラクターでも共感してしまう物語を描いてきた彼らだが、本作においても同様に、世代を問わず誰もが経験したことのある問題に立ち向かう共感必至なキャラクターが描かれている。『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督を務め、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、ピクサーを知り尽くすピート・ドクターは、ディズニー&ピクサーの物語全てに通底するテーマについて、「ピクサー作品は、たとえ物語の主人公が人間ではない何かであったとしても、私たち自身の人生が反映されたものなんだ」と明かしている。また、海に住むシー・モンスターと人間の絆を描く『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督は、「子供の頃はしばしば、自分は浮いていると感じちゃうんだ。この物語では、そんな違うタイプの人との友情を表現している。彼らは実際にはモンスターじゃない。自分は他と違うと感じている人たちの心に届いてほしいね」と、誰もが人生で経験する<異文化との交流>を作品に取り入れることで、シー・モンスターというキャラクターでありながら、より身近に感じさせていた。亡き父を蘇らせるために奮闘する魔法好きなエルフの兄弟を描く『2分の1の魔法』の監督、ダン・スキャンロンは「魔法というのは、自身の内の中にある力を指しているんだ。子供の頃の僕もイアン(弟)のように内向的で、自信をつけることが課題だった。彼は本当に昔の僕のようなんだ。だからこのキャラクターに共感できたよ」とコメント。監督の実体験を作品に反映することで、同じ経験を持つ人々が“魔法使いのエルフ”という主人公にも人間味を持たせ、共感してしまうキャラクター作りが行われた。そして最新作『私ときどきレッサーパンダ』では、<モフモフなレッサーパンダに変身しちゃう女の子>という、新たなキャラクターが登場。主人公メイは、母の前では真面目ないい子だが、友達の前だと好きなことに夢中な等身大の女の子。ある出来事をきっかけに自分の感情をコントロールできなくなってしまったメイは、翌朝、突然レッサーパンダになってしまう。短編アニメーション『Bao』でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞し、今作の監督を務めているドミー・シーは、「劇中のキャラクター達をまるで現実にいるかのようにリアルに感じさせるには、自分と母親との関係性とか、自身のことを入れ込むことだったりする」と、これまで同様に本作も、多くの人が経験したことのある出来事を、キャラクター作りに活かしたという。『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:2分の1の魔法 2020年8月21日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年02月08日実際に起きた前代未聞の絵画盗難事件をもとにしたヒューマンドラマ『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、出演のフィン・ホワイトヘッドのインタビュー映像が到着した。平凡な60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンがナショナル・ギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」を盗み出したという、1961年に起きた驚きの実話を描く本作。フィン・ホワイトヘッドはジム・ブロードベント演じる主人公ケンプトン・バントンの息子ジャッキー役を熱演している。イギリス・ロンドン生まれのフィンは、現在24歳。皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、クリストファー・ノーラン監督の大作映画『ダンケルク』(2017)の主役に大抜擢された。その後、エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』(2018)で主演を務め、3月に公開を控えるSF大作『ヴォイジャー』(2021)では、若手の新星タイ・シェリダンとリリー=ローズ・デップと共演している。話題作に次々と出演し、これからの活躍が期待される英国俳優の一人だ。本作でフィンが演じたのは、主人公ケンプトンの次男で、船大工として働くジャッキー。何かと口喧嘩が絶えない両親の仲を取り持つ心優しい青年で、事件に隠されたキーパーソンでもある。到着したインタビュー映像では、本作について「当時のイギリス北部の階級格差に対する市民の声が込められていると思う」と述べ、自身の役どころを「彼は父親の影響で制度に従う気はなくて、さまざまなことに疑問を持っている。政府が絵画に払った莫大なお金を福祉に回すべきだという父親に賛同している。映画の中の彼は怒りをため込んでいるけど、本当はとても物静かな人間で頭にあることを全て口にしようとはしない」と説明。主人公ケンプトンについては、「年金生活者は無料にすべきだとケンプトンは真剣に考えてる。テレビ受信料は不公平で、老人の孤独を救っているのがテレビだと信じている。そのために絵画の身代金を要求するんだ。英雄的な行動だよね。人の行動がいかに社会を変えるかという、いい見本だと思う」と魅力を語っている。同じイギリス出身の名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンと念願の初共演を果たしたフィン。「最高の共演者に恵まれて至福の時だった。2人とも僕にとっては長年の憧れと尊敬の存在だったけど、そんな2人によくしてもらって楽しく仕事ができた」とふり返り、最後に観客に向けて「観客のみなさんも心を打たれると思うし、見終わったあとに心が晴れるといいな」とメッセージを贈っている。またインタビュー映像と併せて、フィン・ホワイトヘッドが写る新場面写真2点も解禁。恋人イレーヌ(エイミー・ケリー)と共にケンプトンの裁判を傍聴する姿と、仕事着で兄ケニー(ジャック・バンデイラ)と物憂げに煙草をふかす姿が収められている。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年02月07日