「洗濯機」について知りたいことや今話題の「洗濯機」についての記事をチェック! (18/22)
洗濯はテキパキと終わらせ、節約上手。そんな主婦の方々は実際にどんな方法をとっているのか気になりますよね。そこで今すぐに使える洗濯の時短術やきちんときれいに洗うための方法など、家事を上手にこなすポイントを主婦50人に聞いてみました。洗濯方法を見直すことで時間とお金の無駄をなくしていきましょう。主婦にとって日々の家事は少しでも早く終わらせたいもの。仕事から帰っても遅くまでかかってしまったり、休日も1日中家事に追われたらストレスはたまってしまいますよね。そうした悩みを解決する機能やその機能の使い方のコツがあることはご存知ですか。洗濯機の時短コースを使いこなすことで通常よりも数十分ほど早く洗濯を終えることが出来ます。そこで今回は20〜50代の主婦50名に「洗濯の時間」についてアンケートを実施。家事上手な主婦のみなさんに洗濯の時短テクニックを聞いてみました。■目次1.主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?2.これが主婦の洗濯時短術!3.時短洗濯で起こりうる失敗とは4.どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯出来る?まとめ1. 主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?主婦のみなさんに「洗濯の時間を短くすることを意識して洗濯をすることはありますか」という質問をしたところ、半数以上の方が“時短”を意識しているようです。しかし、主婦のみなさんはただ無意識に時短をしているわけではありません。目的を持ち、時短に結びつけていることがアンケートの結果からわかりました。■「水道代を節約出来ると思うからです。家事にかける時間も減らしたいので意識します。」(50代・専業主婦)■「なるべく家事は早く終わらせたいのですすぎ回数を減らしたり、干し方を考えたりしています。」(30代・専業主婦)■「だいたい時間のない朝は時短コースで洗濯機を回しています。洗濯機待ちで家事が終わらないのは正直イライラしてしまいます。」(30代・専業主婦)一人暮らしなら週に1〜2回まわせばいい洗濯機も、家族が増えると毎日まわすこともあります。毎日行う家事だからこそ時間だけでなく、お金の節約も気にする主婦の方が多いようです。次に聞いたのが「洗濯の時間を短くする時はどんな時ですか?」という質問をしたところ、「早く洗濯を終わらせたい時」という回答が5割以上。その中でも「家事の時間を出来る限り短縮したい」という声が多く聞かれました。【家事の時間を短縮したい主婦の心境】■「朝早くに外出の用事がある時は急いで洗濯を終わらせます。外に干すまで終わらせてから外出しなければならないからです。」(40代・専業主婦)■「出勤前の朝は時間がないので少しでも早く終わらせたいです。朝でなくても水の節約にもなるので時短コースにすることが多いです。」(40代・パートアルバイト)■「基本的にはあまり短くはしませんが、朝洗濯する時は時間短縮モードにすることもあります。朝ご飯やお弁当を作ったり、自分の身支度をしたりするなどで時間があまり無いからです。」(40代・正社員)洗濯機をまわしている時間を有効活用し、何か違う家事をやる。このように考える主婦の方が多いようです。早め早めに作業を終わらせることでほかの家事をしたり子どもの世話に時間をあてるなど、洗濯だけが家事ではない主婦の努力が見て取れます。働いている方なら、朝の時間はより貴重なもの。自分の支度もしないといけないうえに家族の朝食も作らないといけない。さらに洗濯もとなると……。もうてんやわんやですね。ワーキングマザーの方々にとって朝の家事を効率的にこなすためにも時短洗濯が重要なのでしょう。【水の節約をしたいからこその時短洗濯】毎日洗濯機をまわす方だと、やはり気になるのは水道代。1回あたりの洗濯でかかる水道代は数円だとしても、毎日使い続ければ年間でそれなりの額になります。また育ち盛りのお子さんがいらっしゃる場合は、1回では洗濯が終わらず1日に何回もまわす、なんてこともありますよね。■「毎日洗濯するため水道料が気になるので時々すすぎを1回にしてみたりする。」(40代・パートアルバイト)■「水がもったいないのですすぎは1回で洗う時間も短くしてます。」(30代・パートアルバイト)■「共働きのため寝る前に洗濯をしています。水道代が気になるのと早く眠りたいのですすぎ1回という時短の設定をして洗濯をしています。」(40代・個人事業主)最近の洗濯機はコース設定をする際にすすぎの回数を決めることが出来る機能が付いています。通常コースは一般的にすすぎは2回ですが、その回数を1回でも減らすことで時短だけでなく水道代の節約にもなって一石二鳥ですね。【時短洗濯は基本!普段からやっています】特別な時や急いでいる時と限定することなく、毎日の洗濯で時短を取り入れている方も一定数いらっしゃることがアンケート結果から見えてきました。■「基本的にひどい汚れがない場合は水や電気代の節約のために短めにしています。」(40代・専業主婦)■「水や時間の節約になるのでそうしています。洗濯に無駄な時間を使いたくないので。」(30代・専業主婦)■「すすぎが1回で済む洗剤をいつも使っています。節水にもなるし毎日選択は時短です。」(30代・専業主婦)泥汚れや洋服に染み付いたニオイがすごい…などという場合以外はさっと洗えばいいと考える方も多いようです。日頃から時短を意識した洗濯をしていればその時間に合わせて日頃のスケジュールも調整出来ますよね。2. これが主婦の洗濯時短術!主婦のみなさんの洗濯の時短に関する考えがわかりましたが、では実際にはどのようにして時短に結びつけているのでしょうか。時短の「方法」について詳しくお聞きしました。【主婦の王道は「おいそぎコース」】全体の半数近くの主婦の方々は洗濯機に標準装備されている“おいそぎコース”を使っていることがわかりました。洗いやすすぎ、脱水の回数・時間の調整が多くの洗濯機で出来ます。一般的なおいそぎコースでは回数や時間を決めることなく、洗い・すすぎ・脱水までの一連の洗濯作業を30分以内で終わらせることが出来ます。■「汚れも気にならない時はお急ぎコースにして時間を短縮しています。」(50代・専業主婦)■「自分で回数を設定する方法もありますが、時短するにはおいそぎコースにしたほうが一発で洗濯出来るから。」(20代・パートアルバイト)■「洗い・すすぎ・脱水のそれぞれを減らしてしまうと十分洗えていないような気がするからお急ぎコースにする。」(30代・パートアルバイト)■「おいそぎコースだと洗いやすすぎの時間が自動的に短くされます。回数は減らしたくないので時間が短いのがいいと思います。」(40代・専業主婦)もっとも手軽に確実に洗濯がきちんと出来ることから、多くの主婦の方がおいそぎコースを日常的に使っていることがわかりました。【すすぎの回数を減らすのは節約になる?】おいそぎコースの次に多かったのが「すすぎの回数」を減らすこと。すすぎの回数を2回から1回に減らすことはおまかせコースよりも節電・節水につながるといわれています。■「洗剤のニオイが気になるのですすぎの回数を減らすことは出来るだけやらないが、すすぎの時間を減らすことは選びます。おいそぎコースや洗いを減らすと綺麗にならなさそうだし、脱水を減らすとなかなか乾かなそうだからやらない。」(40代・専業主婦)■「すすぎの回数を減らしてます。時短にもなるし水道代の節約にもなります。」(30代・専業主婦)■「液体洗剤ですすぎ1回でも大丈夫なものをつかってすすぎを減らしています。」(30代・専業主婦)すすぎの時間や回数を減らすことにより、洗剤の溶け残りを懸念される方も少なくありません。主婦の声にもあるように、すすぎ1回に対応している洗剤などを使うのも工夫のひとつになりますね。【洗いの時間を短くする】同じ時短でも「洗いの時間を短くする」派と「すすぎの時間を短くする」派がいることが、アンケートからわかりました。■「すすぎの時間を短くすると洗剤が残ったりして肌が荒れるので、汚れている個所は部分洗いをして洗いの時間を減らす。」(40代・専業主婦)■「洗いの時間を減らしても十分洗えていると思っています。」(50代・専業主婦)■「特に汚れていない服を洗う時は3分ぐらい洗えば十分だと思うけど、すすぎはしっかりしたいのでおいそぎコースとかではなく、洗いの時間だけを短縮するようにしています。」(50代・経営者)「洗いの時間を短くする」主婦は、すすぎの時間を短くすると洗剤の溶け残りがあるのではないかと思い、「すすぎの時間を短くする」主婦は洗いの時間を短縮することで汚れやニオイがきちんと取れないのではないかと思うようです。人それぞれ考え方が違うことも興味深いですね。3. 時短洗濯で起こりうる失敗とは多くの主婦が時短に使用するおいそぎコース。通常よりも洗濯時間が短くなるので人によっては洗濯がちゃんとできていなかったという不満の声もありました。時短には有効なおいそぎコースですが、どのようなデメリットや悩みがあるのか見てみましょう。【標準モードよりも余計に時間がかかってしまった…】これは洗濯の中でも洗いの時間を短縮した際に起こる可能性が高いものですね。■「時短で洗濯をしたら首回りや袖の汚れが落ちなくて二度手間でした。」(30代・専業主婦)■「洗濯物がたまっていたのでおいそぎコースを選択したらきちんと汚れが落ちていなくてもう一度洗濯するはめになりました。」(30代・専業主婦)■「うまく汚れが落ちず、また洗濯して余計に時間がかかり失敗した。」(40代・パートアルバイト)泥汚れ、シミ、ちょっとこぼしてしまったものなどを落とす際はある程度洗いに時間をかけないといけません。時間をかけなかったことによってうまく汚れが落ちなかったという経験をしてしまった主婦の方は全体のほぼ半数もいました。【石鹸のカスがダマになって出てきた…】洗濯石鹸や洗剤の溶け残りの原因はすすぎ不足。そのほかにも洗剤を必要以上に入れてしまった時にも起こりうるトラブルですね。■「すすぎが不十分で石鹸かすのようなシミが出来ていました。失敗でした。」(40代・専業主婦)■「時間を短くしたら洗剤の溶け残りがダマになって衣類に付いたままだった。」(50代・専業主婦)■「汚れは落ちていましたが、粉洗剤が溶け残ってしまった事があります。」(40代・個人事業主)洗剤のカスの付着は粉末洗剤を使用した時に起こる可能性が高いものですが、液体洗剤でも十分にすすぎをしないと衣類にべたつきが残ることがあります。このように洗剤のカスやべたつきがついてしまったらまた洗うか、あるいはついてしまったところのみを手洗いすることになります。どっちにしろ二度手間になって面倒なので注意したいですね。4. どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯できる?このように時短で洗濯することのメリットはありますが、一方で失敗談も多く、うまく使いこなせないという主婦の方も多いようですね。では時短洗濯を賢く実践するコツはあるのでしょうか。ポイントは「時と場合や、洗濯物の汚れ具合に応じて時短洗濯をやる時とらない時をきちんと分ける」ことです。家事の時間を出来るだけ短縮させたい、朝の慌ただしい時間を出来るだけ有効活用させたいのは多くの主婦の方々の本音ですが、時短洗濯はどんな洗濯時にも使用することはあまりおすすめ出来ません。たとえば洗濯物の量が多い時や洋服の汚れが深刻な時には、時短洗濯を避けることが賢明だといえます。主婦の方の失敗談にもあったように、洗濯がきちんと出来ていなくてまた洗わないといけなくなったということにもなりかねません。1日に数回洗濯機をまわすことがある方は、時短で洗濯するものをまわす時と標準モードで洗濯する時とで分けるのもひとつの方法です。汚れがひどいものはあらかじめ手洗いをし標準モードで。汚れがあまりないものは時短モードで。このように工夫することでずっと標準で洗濯機をまわすよりは、しっかりと洗ってすすぎも行いながら確実に時間を短縮することが出来るはずです。まとめ時短洗濯には良い面も失敗しやすい面もさまざま。一度失敗するとあまり使いたくなくなりますよね。でもやはり洗濯機のおいそぎコースなどは、日々の家事に追われる主婦にとって強い味方。慣れるまでは失敗することもあるかもしれませんが、時短洗濯で大事なのは洗濯する時と汚れの度合いによってうまく使い分けることです。全部が全部、時短洗濯に向いているとは限りません。時間が短いことで当然洗浄力は落ち、すすぎも標準に比べて十分には行われません。時短のおいそぎコースがどのくらいの洗浄力があり、どのくらいの洗濯量ならば時短でもすすぎはしっかりと行われるかなど、少しずつ試しながらおいそぎコースの性能をしっかりと理解することが効率的な時短テクニックにつながるのです。アンケート期間:2017年3月24日〜25日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月24日ロープって日常生活で使用するシーンはとても限られてしまうもの。そんなロープを使って洗濯物を干してみませんか?洗濯ロープは強度があり、軽く、収納に困ることもない優秀アイテムなのです。今回の記事では、ロープの結び方の基本から、効果的に洗濯物を干す方法までを実践してみました。今日は洗濯物がよく乾きそう!と期待して外に干したのに、風が強くて洗濯物が風下にまとまり、きちんと乾いていなかった……そんな経験はありませんか?洗濯物が乾いていなければ改めて部屋干ししなくてはならず、家事の二度手間です。干す時にグリップ式のハンガーを使用していても強風に負けてずれてしまうことも。そこで洗濯ロープの出番です。洗濯ロープと聞くと、一人暮らしの学生や長期旅行で使用するイメージで、家庭では物干し竿のみを使用しているという方が大多数かと思われます。でも、うまく使えばとっても便利な洗濯ロープ。思わず欲しくなってしまう使い方をご紹介します。■目次1.「洗濯ロープ」とは2.洗濯ロープの持つメリット3.洗濯ロープの結び方って?(準備編)4.さっそく設置してみましょう(準備編)5.洗濯物を干してみた(実践編)6.どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)7.物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)8.使ってみた感想・こんな使い方もまとめ1. 「洗濯ロープ」とは?物干し竿しか使用したことのない方にとっては、洗濯ロープはあまり馴染みのないアイテムかもしれません。洗濯ロープには、1本の紐状のタイプとハシゴ状に編んだタイプの2つの種類があります。紐状タイプは、ハンガーが動かないようにするハンガーキャッチや、可動式の洗濯バサミが付いているものがあります。設置は洗濯ロープの両端をそれぞれ安定した柱や物干し台に結びつけるだけなので、簡単です。昔からある形状ということもあり、洗濯ロープと聞くと紐状タイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハシゴ状タイプは幅が2センチほどで平たく、等間隔で穴が開いているのでそこにハンガーを掛けることができます。こちらも、両端のフックを物干し竿に通す穴に掛けるだけで簡単に設置できます。フックの場所を変えるだけで、長さの調節も可能です。両方とも洗濯用品売り場だけでなく、100円均一ショップでも購入できます。また、キャンプでランタンやカップを掛けるために使用するなど、野外でも活躍するアイテムなのでアウトドアショップに並んでいることも。ホームセンターで販売されている一般的な物干し竿の価格が1000円前後なのと比べ、洗濯ロープは高くても800円程度とリーズナブル。持ち運びに便利な袋付きや、カラフルな商品もあるのでお気に入りを見つけるのも楽しそうです。2. 洗濯ロープの持つメリット物干し竿にもハンガーを掛けられる部分が付いているものがあります。しかしグリップハンガーは意外と掛けづらく、便利とは言えません。伸縮できる物干しについてはどうでしょうか。これは、設置する場所によって長さを変えるときのみ。この機能が室内干しで役に立つかと言うと、そうとは言えません。また、引っ越しをして設置個所に長さが合わなければ買い直さなければならない場合も。室内干しには、突っ張り棒やハンガーラックがよく使われます。これらは洗濯物をしっかり干せる点では優秀ですが、それなりにスペースを使うため部屋数の少ないアパートなどでは邪魔になってしまうこともしばしば。その点、洗濯ロープは強度があるのに軽く、収納する際にも小さくまとめられます。加えて、設置する場所に合わせてカットすることもでき、ほつれてしまうこともありません。物干し竿や室内用物干しグッズにはない、多くのメリットを持っています。3. 洗濯ロープの結び方って?(準備編)洗濯物を干すので、ロープがほどけて地面に落ちてしまったら元も子もありません。ほどけない結び方でしっかり固定しましょう。有名なロープの結び方としては、漁師が船を岸に固定するのに使う「もやい結び」です。簡単なのにほどけにくいので、キャンプでテントを固定するときにも使われています。この結び方の特徴は、作った輪の大きさが変わらないことです。重さのある洗濯物を掛けても、洗濯ロープが大きくたるんでしまう心配がありません。他にも「巻き結び」や「ネジ結び」などほどけにくい結び方はいくつかあります。インターネットで検索すると詳しく説明しているサイトや動画がありますので、参考にして自分のやりやすい結び方を何度か練習するといいでしょう。しかし、結べるようになってもベランダなどの高い箇所に洗濯ロープを結ぶのは、女性には少し大変ですよね。そんなときには、もやい結びをして小さめに作った輪にS字フックを掛ければ、簡単にフック付きの洗濯ロープが出来上がります。他にも、結んで固定するのではなくロープの長さをストッパーで調節できる種類もあります。工夫することによって、一見難しそうな洗濯ロープでもトライすることができますね。4. さっそく設置してみましょう(準備編)屋外に干すのであれば、物干し竿を掛ける部分に設置します。今回は長さ調節に少し時間がかかりましたが、一人でもしっかりロープを張ることができました。室内で洗濯ロープを使用する際は、場所選びに注意しましょう。フックやクギなどを使い、設置個所の壁にロープの端を掛ける部分を作ってもいいのですが、壁自体が洗濯物の重さに耐えられない場合もあります。下地の確認や、必要に応じた補強が必要です。同様に重みが故障の原因となりますので、カーテンレールに設置するのも控えましょう。ホームセンターでは、壁に設置できる専用のワイヤーを使用した洗濯ロープや、天井から吊り下げて設置するタイプの屋内用物干しが販売されているので、そちらの使用をおすすめします。これらも壁や天井に穴を開けて設置するため補強が必要ですが、使用しないときはコンパクトにしまえ、インテリアの邪魔になりにくいです。残念ながら、賃貸住宅向きではありません。5. 洗濯物を干してみた(実践編)しっかりとロープを結べたか確認したら、さっそく洗濯物を干してみましょう。■紐状タイプの洗濯ロープ紐状タイプはハンガーが接する部分が少ないため、洗濯物の重みで生じたたるみで中心に寄ってしまいがちに。少しの風でもハンガーが低い側に動いて洗濯物がまとまってしまいました。これでは全く乾きそうにありません。付属していたハンガーキャッチを使うと固定できましたが、ロープが揺れるだけで動いてしまいます。風のある日に紐状タイプでハンガーを使用するのは、向かないようです。風のある場合はバスタオルなど、直接ロープに干して洗濯ばさみでしっかり固定する方法が適しています。靴下やタオルなど小物を干すときに使うピンチハンガーも掛けられました。予想はしていましたが、その部分だけロープが大きく下がってしまうことに。見た目はちょっと悪いですが、干すことに関しては問題ありませんでした。■ハシゴ状タイプの洗濯ロープハシゴ状タイプも使ってみました。洗濯物の厚みに応じてハンガーを穴に掛けていきます。ピンチハンガーを一緒に使用しても、穴が固定されているので、期待通り横にずれる心配もありません。これなら風が吹いていても気にせず外干しできます。紐状に比べて気になったのは、たるみが生じやすい点です。ピンと張っても、伸びてしまったように大きくたるんでしまいました。ズボンやスポーツタオルといった長さがあるものを干す場合は、洗濯物が下につかないかどうかを気にする必要があります。6. どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)洗濯ロープはポリプロピレンのため、軽くて切れにくいのが特徴です。とはいうものの、水分を含んだ洗濯物は重く、細いロープで支えきれるのか少し不安。一般的な物干し竿の耐久重量は、ステンレス製で15kg、アルミ製で10kgと記載されています。対して今回使用した洗濯ロープは5mで10kgまでが耐久重量とありました。洗いあがりの洗濯物10kgの目安は・長袖ワイシャツ5着・Tシャツ5着・デニムパンツ5本・バスタオル3枚・厚手のトップス3着・スカート2着と意外と多く、1回分の洗濯量が少ないときや少人数のご家庭なら洗濯ロープでも十分干すことができます。また、家族が多いご家庭でも天候不良などで洗濯を思うようにできず、ためてしまうと干す場所に困りますよね。そんなときに物干し竿と平行に洗濯ロープを1本設置するだけでスペースを効率的に使用でき、より多くの洗濯物を干せるようになります。7. 物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)ここまで読んでみると、「デメリットが多く、予備としてしか使えなくて不便。やっぱり物干し竿だけを使えばいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。実は物干し竿と洗濯ロープを併用することでも、ハンガーの横ずれ対策ができます。やり方は紐状タイプの洗濯ロープを物干し竿に巻き付けるだけと、とても簡単。このときロープをきつく巻きすぎないように注意してください。ハンガーを掛けるときはロープが下に来ている部分に挟むように掛けます。これだけでハンガーが固定され、横ずれしにくくなります。ハシゴ状タイプとの併用も、物干し竿がより使いやすくなります。こちらは物干し竿に沿うように設置し、ハンガーを穴に通して物干し竿に掛けると、固定されるので風があってもしっかり乾きました。紐状、ハシゴ状ともに物干し竿に干渉するわけではないので、ピンチハンガーを掛けるときや、バスタオルを広げて干したいときにも邪魔になりません。8. 使ってみた感想・こんな使い方も使い慣れていない場合、洗濯ロープだけだと重さでたるむことが少し頼りなく感じる部分もありますが、物干し竿との併用でも横ずれに悩むことなく洗濯物を乾かすことができるアイテムだと分かりました。洗濯ロープのみで使用する場合は、洗濯物の種類や量を見極めて、紐状タイプならピンチハンガーと洗濯バサミで、風が強い日はハシゴ状と使い分けるのがおすすめです。また、災害などで避難した際に洗濯物を干すだけでなく、布と組み合わせてカーテンのように使用すればパーソナルスペースを守ることにも役に立ちます。防災グッズとして1本備えておくのもよさそう。まとめ今まで存在は知っていても、関心を持つことはあまりなかった洗濯ロープ。そのままでも使え、物干し竿と上手に組み合わせることで、今までの洗濯がより快適になるのが伝わりましたか?これから迎える梅雨の時期。いつもは横ずれ防止で使っている洗濯ロープを物干し竿として活用すれば、雨の合間のお日さまを逃すことなくバッチリ洗濯できます。洗濯ロープは収納、持ち運びが楽なのが最大の魅力!臨機応変にどんどん使ってみましょう。
2017年04月24日とことん清潔さにこだわった「マジックドラム」という特別な洗濯槽を開発し、採用したことで洗濯槽を常にきれいに保つことを可能にした東芝の洗濯機。毎日頻繁に洗濯槽は洗えない、洗うのも面倒になりがちな洗濯槽は主婦の悩みを大きく改善してくれること間違いなしでしょう。洗濯し終わった衣類に、茶色っぽいカスがついていることはありませんか?汚れに気がつき、慌てて洗濯槽の洗浄をすると、ものすごい量のゴミが浮いてきてビックリすることも。洗濯槽も定期的に掃除したいものですが、他の家事をしていると忙しくて、ついついお手入れが忘れがちになります。毎日顔を拭くタオルや、小さな子どもの服に洗濯槽のゴミが付いていたら使いたくありません。今回ご紹介する東芝の「マジックドラム」搭載洗濯機は、清潔性にこだわり、洗濯槽に汚れが付きにくい製品です。主婦にとって夢のようなこの洗濯機は、どのような思いから開発に至り、どんな特徴があるのか東芝ライフスタイルの洗濯機担当岡本さんにお聞きしました。■目次1.洗濯物に付着する「茶色いカス」の正体は…?2.汚れがつかない洗濯槽!東芝が開発した「マジックドラム」3.手間もコストも削減。洗濯槽を洗浄する頻度はどれくらいに?4.「Ag⁺抗菌水」で洗うから、いつも洗濯物が清潔!5.「自動おそうじ機能」で洗濯槽をもっとキレイに6.気になる消費者の声は?7.調節可能な温水の効果で繊維の奥まで清潔に8.「ドラム式」と「タテ型」洗濯機のタイプをご紹介まとめ1. 洗濯物に付着する「茶色いカス」の正体は…?衣類についている茶色いカス。実は、洗濯槽の裏側に発生した黒カビが剥がれ落ちたものです。不衛生なだけでなく、部屋干しのときに発生する嫌なニオイの元になります。カビが付いた衣類を着用していると、アレルギーやアトピー性皮膚炎などの原因になる可能性があります。——どうして洗濯槽にはカビが生えやすいのでしょうか?「ほとんどの洗濯機は、洗濯槽と外槽の二重構造になっています。隙間には湿気がたまりやすく、通気性も悪いので、カビが繁殖しやすい構造をしていると言えます。カビが大好きな湿度環境に加え、衣類についた食べカスや洗剤カスが繁殖をより進めてしまいます」(岡本さん)洗濯後に蓋を開けて乾燥させたり、定期的に洗濯槽クリーナーを使用したりと気をつけていても、汚れの付く裏側は見えないもの。直接汚れを確認することはできません。完全にカビを落とすには、専門業者に分解清掃を依頼することになります。これでは手間もお金もかかってしまい、主婦には困りものです。2. 汚れがつかない洗濯槽!東芝が開発した「マジックドラム」皮脂汚れやほこりが付いた衣類を洗うため、洗濯槽は汚れるもの。毎日使うため、しっかり乾ききる間もなく、定期的な掃除が必要という認識が世間では当たり前でした。そんなとき東芝から、「汚れがつかない洗濯槽」として、清潔性を重視した「マジックドラム」が誕生しました。——「汚れがつかない洗濯槽」はどんな声から生まれたのですか?「最近では時短・節水だけでなく、衣類や洗濯槽の清潔さを気にするお客様がとても多くなってきているということがアンケートによりわかりました」——なるほど、家族の健康のためにも清潔性は欠かせませんよね。では、どのようにして洗濯槽の清潔さを実現することに?「これまで弊社では、本体の『自動おそうじ機能』や『Ag⁺抗菌水』による清潔性への配慮を行ってきました。そして、そこからもう一段階上のキレイにこだわるため、そもそも洗濯槽に汚れがつかない仕組みがあれば、ユーザーにもっと喜んでいただけるのではないか、という発想がきっかけとなり、開発に至りました」まさに発想の転換。普段から定期的にお手入れをしていても、汚れ・カビがこびりつくのであれば、初めから汚れがつかないようにすれば良いというわけです。掃除の手間もかかりませんし、家事の軽減にもなるので、忙しい主婦には嬉しいかぎりです。——カタログにも大きく書かれている「マジックドラム」には、どんな特徴があるのですか?「マジックドラムの一番の特徴ともいえる『防汚コート』は、普段見えない部分である洗濯槽の外側にコーティングされています。その効果は、ちょっとした汚れが付きにくい、なんてものではありません。なんと、落ちにくい油分を含んだ汚れでさえも、スルリと簡単に落ちるのです」「画像の左側は一般的な洗濯槽。右側は防汚コーティングされた『マジックドラム』。疑似汚れを付着させてシャワーをかけた結果です。一般的な洗濯槽は、一度汚れがつくと次の汚れがその上に重なって、より汚れていきます。これに対してマジックドラムは、表面に汚れが付着しても、水をかけると防汚コート表面と汚れの間に水が入り込み、汚れを浮かせて落とします。これがキレイな状態を維持できる仕組みなのです」——コーティングということは、使っているうちに効果が薄れてしまいそうなイメージがあります。「いえいえ、そんなことはありません。マジックドラムの防汚コートは、親水性の高いガラス質塗装を高温で焼きつけているので、ステンレス槽表面からコーティングが剥がれることはありませんよ。また、交換・再塗装の必要がないので、長く清潔に使用できます」3. 手間もコストも削減。洗濯槽を洗浄する頻度はどれくらいに?——汚れがつきにくいコーティングをしていても、定期的に槽洗浄は必要ですよね?従来の洗濯槽の洗浄は月に1回、つまり年12回ほどの槽洗浄が必要ですが、「マジックドラム」搭載洗濯機の場合、槽洗浄の目安はどのくらいでしょうか?「マジックドラム搭載のドラム式洗濯乾燥機なら6か月に1回で、年に2回ほど。タテ型洗濯乾燥機は3か月に1回で、年4回の槽洗浄で大丈夫です」驚くほど洗浄回数が減りますね。毎月クリーナーを使用して槽洗浄するコストと時間を考えると、マジックドラムは経済的で手間も少なく済みます。清潔を求める人だけでなく、毎日が忙しい人にもピッタリです。——ここまで聞いたお話だけでも、清潔性にとてもこだわった洗濯機と言えますが、他にもキレイな洗濯槽を維持する機能はありますか?「まだありますよ。一度カビプロテクトを設定しておけば、洗濯終了後、衣類を取り出し、ドアを閉めてから「スタート」ボタンを押すと、槽乾燥運転をします。蓋を開けておくだけでは不十分な使用後の乾燥も、ボタン1つで、手軽にカビの発生を抑えられます。簡単なので、日ごろのお手入れとして槽乾燥を組み込めば、より汚れがつきにくくなります」4. 「Ag⁺抗菌水」で洗うから、いつも洗濯物が清潔!東芝では、洗濯槽だけでなく、使う水に関しても清潔性にこだわっています。衣類をより清潔に洗いあげるために、どのような工夫をしたのでしょうか。——岡本さん、マジックドラムのもう1つの特徴である「Ag⁺抗菌水」についても教えてください。「ドラム式洗濯乾燥機とタテ型洗濯乾燥機には、銀(Ag)イオンを含有する溶解性ガラスが入った抗菌ユニットを搭載しています。Ag⁺は殺菌・消臭・安全性に優れていて、地球にも優しいため、身の回りの様々な場面で使用されています。ドラム式洗濯乾燥機の場合、洗濯水を循環させてシャワーをふりかける構造になっています。その経路中にAg⁺抗菌ユニットがあり、洗濯水が通過することで、Ag⁺抗菌水となります。タテ型洗濯機の場合は、洗濯槽のパルセータが回り、洗濯水をかくはんする度にAg⁺抗菌ユニットを通るようになっています。抗菌ユニットで使われているAg⁺ガラスは約10年間、交換不要(*1)。清潔性が長く保たれるので安心です」(*1)年間洗濯数600回にて計算(東芝調べ)もちろん、風呂の残り湯を使った洗濯もできるそうです。残り湯を使うのはエコですが、水道水と比べて雑菌が多いのが心配。しかし、抗菌剤入りのふろ水給水ホースが付いている上にAg⁺抗菌水でお洗濯しているので、残り湯でも安心してどんどん使えます。(洗濯が除菌目的の場合は効果を得られない場合もあります。)5. 「自動おそうじ機能」で洗濯槽をもっとキレイにマジックドラムとAg⁺抗菌水で洗濯機内を清潔にし、その状態を常に保つため、東芝の洗濯機には「自動おそうじ機能」も搭載されています。——脱水時の水の勢いで自動的に洗濯槽を洗えるということですが、この発想はどこから生まれたのですか?「滝や川の流れは、地表を削るという働きを持っています。それと同じく、強い水の勢いを利用することで、洗濯機外槽の内側をキレイにできるのではないかと考えました」東芝の洗濯機は様々な工夫によって、とことん清潔な洗い上がりを追求していることがわかります。6. 気になる消費者の声は?——この製品を発売したことで、消費者からはどのような反応があったのでしょうか。「店頭では『汚れが付かない洗濯槽の洗濯機はどれですか』と、マジックドラムが目当てで来店するお客様が増えており、認知度が上がっていることをメーカー側でも実感しています。・気になっていた洗濯槽の汚れを気にしなくなるのは嬉しい・槽洗浄の回数が減ることで、槽洗浄クリーナーや水道代が節約できるのはエコだし経済的実際に、お客様アンケートでも、このようにリアルな声が多く寄せられました」洗濯機は頻繁に買い替えるものではありませんし、お店に並ぶ製品も数多くあります。そんな中、マジックドラム搭載の洗濯機をチェックしに来店する人が多くなっているのは、それだけ多くの方が清潔性を求めている証拠と言えます。7. 調節可能な温水の効果で繊維の奥まで清潔に——カタログを見ると、東芝ドラム式洗濯乾燥機は水や洗濯機全体の抗菌だけでなく、洗濯時の水の温度にもこだわっている、とあります。そこにはどのような効果があるのですか?「洗濯時に冷水ではなく温水を使用することで、洗剤の効果が引き出され、洗浄力が高まるのはご存知ですか?弊社はそこに着目し、清潔な洗い上がりだけでなく、汚れ落ちアップを目指しました。ドラム式は洗濯水の温度を15・30・40・50・60℃の5段階から選べる『温水ザブーン洗浄』機能を搭載。皮脂汚れには40℃、食油汚れには50℃を使用するなど、汚れに合った温度を選ぶことで、繊維の奥までしみ込んだ汚れをしっかり落とすことができます。また60℃の場合は除菌効果があるので、赤ちゃんの肌着やよだれかけなど、特に清潔さに気を遣う白物衣類にもおすすめです」——タテ型にもそのような機能はありますか?「はい。タテ型洗濯乾燥機には、温風で水と衣類を温めながらつけおき洗いをすることで、洗剤の効果を引き出す『温かザブーン洗浄』機能を搭載しています。水温を約10℃上げて洗うことができるので、水温の低い冬場でも洗剤の効果を引き出し、洗浄力を高めます。夏場も約20℃の水道水が約30℃までが上がるので、洗剤の酵素を活性化させて皮脂汚れを落として、黄ばみ予防にもなります。また、汚れ具合に合わせ、つけおき時間を最大8時間まで設定できるので、落ちにくい汚れもすっきり落とせます。さらに、小さなお子さんの食べこぼしなど、ひどい汚れを急いで落としたいときは、つけおきなしに設定すれば手早くスピーディーに洗うこともできて便利です」東芝洗濯乾燥機なら、オールシーズン衣類をキレイに保つことができますね。8. 「ドラム式」と「タテ型」洗濯機のタイプをご紹介——魅力的な機能を持つ「マジックドラム」搭載の洗濯機は、ドラム式・タテ型の2タイプ。それぞれ洗浄力は同等とのことですが、違いと特徴を教えてください。「大きな違いとしては、洗浄方式と乾燥方法が違います。簡単にご紹介しますので、デザインや設置場所など、それぞれのご家庭に合った洗濯機を選ぶときの参考にしてみてください。【ドラム式】ドラムの回転・反転により、たたいて押して汚れを落とす、『たたき洗い』方式。少ない水量で洗うので節水につながり、お財布にも優しい。乾いた温風で衣類を乾かす『ヒートポンプ除湿乾燥』を採用していて、湿気を含んだ空気をヒートポンプで除湿し、機外へ排水します。効率よく熱交換するので、ヒーター式よりも省エネ性が高いのがポイントです。【タテ型】洗濯槽の底で回転するパルセータで強力水流を起こし、シャワーで洗剤液を循環させながら衣類全体をもみ洗う、『かくはん洗い』方式です。乾燥方法はヒーターで加熱し、湿気を機外へ排気する『ヒーター方式』です。運転中に発生する熱を一部取り込み、再利用する『ホットサイクル乾燥』で、効率よく乾かすことができます」まとめとことん清潔性にこだわった「マジックドラム」搭載洗濯機。その名の通り、魔法のように発揮される抗菌効果をはじめ、糸くずフィルターや洗濯槽の中のパルセーター(タテ型のみ)といった、菌が気になる細かな部品にまで徹底的に抗菌加工がされています。最終的には自動おそうじによる菌の減少率も99%以上と、衣類の清潔さが気になる人には魅力的なポイントが盛りだくさんです。こまめに洗濯槽を掃除するのはどうしても面倒。できるだけ手間なく、カビの発生を防ぎたいと思っている人が多いのが現実です。家族の健康のためにも、東芝の「マジックドラム」搭載洗濯機があれば、毎日の洗濯を清潔・快適に保つことができますよ。回答者:東芝ライフスタイル株式会社洗濯機事業部国内商品企画担当岡本涼様回答日:2017年3月10日
2017年04月21日衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。今回は日立アプライアンス株式会社の方に、洗濯機の選び方をききました。洗濯機によって、サイズや機能も様々。家庭に合ったとっておきの一台を選んで、爽やかな気持ちで洗濯を行う手助けをしてもらいましょう!衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。使用頻度が高いものだからこそ、購入するときはしっかり吟味したいものですが、性能も様々で、「どの洗濯機がいいかわからない!」ということありませんか?洗濯機には2槽式・タテ型・ドラム式の3種類があります。これら3種類の洗濯機を幅広く取り扱っている日立アプライアンス広報グループ、松尾亜季さんより洗濯機選びのアドバイスをいただきました。あなたにぴったりの、おすすめ商品を紹介します。■目次1.まずは洗濯機の種類や特徴を知ろう2.ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」3.これぞ省エネ。日立独自の乾燥方式「ヒートリサイクル乾燥方式」4.アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!5.たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制6.「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にまとめ1. まずは洗濯機の種類や特徴を知ろうまずは「2槽式」「タテ型」「ドラム式」、それぞれの洗濯機の特徴を見ていきましょう。【2槽式】2槽式と聞くと「昔の洗濯機」というイメージがある方も多いかもしれません。使用している家庭は少なくなったものの、2槽式は今でも販売されている現役の洗濯機。その名のとおり、洗濯槽と脱水槽の2槽に分かれており、洗濯槽から脱水槽へは手動で衣類を移動させます。——日立さんでは2槽式の洗濯機も販売されていますが、どんなユーザーが2槽式を購入していますか?「洗濯と脱水工程が同時にできるため、洗濯が終わると衣類を脱水槽に移動させて、次の洗濯を始めたい方などが、2槽式を購入されているようです。便利な使い方もできる点が魅力で、2槽式をお使いの方が買い替え時に、引き続き2槽式を選ぶ場合もあるようです」(松尾さん)2槽式洗濯機はシンプルゆえに使い方の応用が利き、いまだに根強いユーザーがいるようです。【タテ型】タテ型は洗濯から脱水まで全てを自動で行ってくれる全自動洗濯機で、洗濯物を上から出し入れする馴染みのある形で、高い洗浄力がポイント。洗濯槽の底にある羽根を回転させてかくはん洗いするので、頑固な汚れもしっかり落とせます。ドラム式と比べて、サイズが様々で価格が安いのがメリットと言えます。【ドラム式洗濯機】ドラム式洗濯機の特徴は、ドラム槽を回転させ、衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」です。衣類がからみにくく、傷みやシワがつきにくいのが利点。また、使用する水量も少なく済むので、節水効果もあります。ドラムを回転させ衣類を広げて乾かすのでタテ型よりも乾燥の仕上がりに優れており、省エネ性も高いのが特徴です。これら3種類の洗濯機は、まさに三者三様。それぞれの良いところが1台にギュッと集約された洗濯機があればいいのに……、というユーザーの気持ちに応えてくれるのが、日立の洗濯機です。大容量で省エネ・節水、しっかりした洗浄力。そして乾燥機能もついていて、衣類をやさしく仕上げます。日立の洗濯機には、バランスよく機能が搭載されているのです。2. ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」日立のドラム式洗濯機(BD-NX120Aなど)には、「ナイアガラ洗浄」が搭載されています。洗濯機の重要な役割はやはり汚れを落とすことですが、ドラム式の弱点はその洗浄力でした。ガンコな汚れまですっきり落とせる、「ナイアガラ洗浄」「温水ナイアガラ洗浄」について説明していきます。「ナイアガラ洗浄」は、ナイアガラ循環シャワーを衣類にふりかける仕組み。高濃度の洗剤液が繊維の奥まで届くのです。そして、この洗浄方法に温水ミストをプラスしたのが「温水ナイアガラ洗浄」。高濃度の洗剤液を温風であたため、ミスト状にして吹き付けます。こうすることで、衣類の黄ばみを除去・予防することができるのです汚れやすい襟や袖の黄ばみは漂白剤を使わないとなかなか落ちないガンコ汚れ。それが洗濯機だけでしっかり落ちるのは嬉しい機能です。さらに、「たたき洗い」によって硬い仕上がりになりがちだった点も、「もみ洗い」「押し洗い」の洗い方を加えることによって解決できました。外干しだけでも、気持ちよい肌ざわりに仕上がります。洗浄のほか、「ナイアガラすすぎ」にも注目です。この機能は、ナイアガラ循環シャワーと水道水シャワー、2つのシャワーですすぐというもの。遠心力を利用して洗剤成分を吹き飛ばしながら、2種類のシャワーでしっかり洗い流します。——ナイアガラ洗浄はシャワーが重要となるようですが、たくさんの水を必要とするように感じます。どうやって節水をしているのですか?「『強力循環ポンプ』で水を循環させることで、注水の量が抑えられています」洗剤液を循環させることが、大容量サイズでも節水となる秘訣のようですね。3. これぞ省エネ。日立の「ヒートリサイクル乾燥」日立の洗濯乾燥機は、「ヒートサイクル乾燥」が特徴です。まずは、一般的な乾燥方法である「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」について説明します。【ヒーター式】洗濯機内のヒーターで衣類を乾燥するタイプ。【ヒートポンプ式】洗濯機内のヒートポンプにより、熱交換が行われます。ヒーターを使用していないので、省エネにつながります。洗濯機の中にエアコンの除湿機能があるようなイメージです。【ヒートリサイクル乾燥方式】(日立独自)洗濯機の運転によって生まれる熱を回収し、乾燥時の温風に再利用するという仕組みで、省エネにつながります。服の温度が60℃以下という低温での乾燥なので衣類が傷みにくく、変形も抑えます。4. アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!日立のドラム式洗濯乾燥機(BD-NX120Aなど)は「風アイロン」でもおなじみ。アイロンがけなしで、そのまま着られる仕上がりが魅力です。——「風アイロン」は他社製品との差別化となる機能。どんな機能でしょうか?「時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばす『風アイロン』により、アイロンがけなしでそのまま着られる仕上がりに。また、忙しい朝やお出かけ前に『スチームアイロン』機能を使えば、たたんでできた折りジワなどもきれいにできます」画像の左が「風アイロン」未搭載機種で、右が「風アイロン」で乾燥したもの。「風アイロン」を使うと、高速風や湿度コントロール機能により、洗濯機から取り出して、そのまま着ることができる仕上がりになります。もちろん低温乾燥なので、衣類の変形や痛みも抑えます。乾いた衣類のシワ取りができる「スチームアイロン機能」もあります。これはシャツ2枚なら、わずか15分で仕上がる便利機能です。忙しい朝やお出かけ前に衣類を洗濯機に入れ、その間にご飯を食べたり、身支度をしたり。めんどうなアイロンの手間を省くことができます。5. たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制今では定番となりつつある、洗濯機のお掃除機能。日立の洗濯機には、洗濯槽の周囲を自動で洗浄する「自動おそうじ」も搭載されています。自動洗浄の流れとしては、洗い→すすぎ→「自動おそうじ」→脱水です。すすぎのあと、水道水シャワーで上から洗い流すことにこだわりました。この「自動おそうじ」によって、洗濯槽の除菌、黒カビが抑えられます。洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れを掃除してくれるのは嬉しい反面、ランニングコストが気になります。しかし、「自動おそうじ」オフの場合、1回あたりのランニングコストが38.5円。「自動おそうじ」オンの場合は41.3円と、その差は2.8円です。たった2.8円の違いで洗濯槽を掃除してくれるのは大きなメリット。毎日洗濯しても、1年間で1000円少々。「自動おそうじ」は洗濯槽の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ちよく使うためには、槽洗浄コースと併用がおすすめです。洗濯槽クリーナーを使用した槽洗浄は、普通の場合、1~2ヵ月ごとに行うのが目安となっていますが、この「自動おそうじ能」の継続使用だと3~4ヵ月ごと。クリーナーを購入して洗浄する頻度が減れば、手間も出費も少なく済みますので、ランニングコストの安さは魅力的です。このように清潔性を重視した機能となっていますが、日立の洗濯機は排水ホースにもこだわっています。ホース内面がフラットになっており、排水・汚れが残りにくい構造となっています。また、清潔な水道水によって循環部分もしっかり綺麗にし、高速風でホース内の排水をしっかり追い出しているのです。6. 「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!——「ナイアガラ洗浄」や「風アイロン」など見所の多い日立の洗濯乾燥機ですが、新しく2016年11月に発売された「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」のポイントはどこにあるのでしょう?「業界最大(*1)の洗濯容量12kgを実現。まとめて洗うことで時間もコストも節約できます。また、大物も一度に洗えて便利です。薄手のシングル毛布なら4枚洗えます」(*1)国内家庭用洗濯機、2017年4月7日時点一般的にドラム式洗濯乾燥機はサイズが大きく、扉が前面にあるため、洗濯機を置くスペースが狭いと衣類が取り出しにくいなど、場所を選びがち。しかしBD-NX120Aのサイズは本体奥行62cmと奥行スリムになっています。ドラムの中の奥行も32cm。衣類が取り出しやすいのが特徴です。大流量シャワーが前後に動くナイアガラ循環シャワーも新たに開発されており、効率的に高濃度洗浄液をふりかけることができます。新しいナイアガラ洗浄によって、その効果もアップ。泥汚れなどもしっかり落とします。画像の左がナイアガラ洗浄前。右がナイアガラ洗浄後です。進化したナイアガラすすぎは、使用水量が150Lから135Lまで減り、運転時間に関しても5分ほどの短縮となっています。BD-NX120Aは高性能ながら省エネで、かつ時短になっているのです。——魅力の多い製品ですが、実際に購入・利用した人からはどんな評価が?「『ナイアガラ洗浄』については『ごわつきを抑えられた』というお声を、『風アイロン』については『アイロンがけの手間が減った』といったお声をいただいております」7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にBD-NX120Aにはまだ新しい機能があります。それが、「ダニ対策」コース。BD-NX120Aのみに搭載された新しいコースです。ダニは天日干しだけでは、退治できません。ダニ対策コースは、洗い→すすぎのあと、温風によって加熱します。熱に弱いダニをここで退治。そして、ダニの死骸やフンを洗い流すために、再度すすぎ→脱水をします。徹底的にダニを退治するので、毛布やシーツ、枕カバーなど、より衛生的に洗いたいときにおすすめです。さらに、「毛布コース」ならシングル毛布が4枚洗える大容量サイズなので、家族の毛布も一度にたくさん洗えます。家庭でも手軽に毛布を洗えるのは、忙しい主婦には嬉しいことですね。まとめ今回ご紹介した洗濯乾燥機は、洗浄力や乾燥仕上がり、清潔性・省エネなど、基本性能がハイレベル。忙しいママの強い味方となる機能を備えた製品と言えます。洗濯機は一家に一台、必要不可欠な家電です。どんどん高性能になり、各家庭に普及されつつあるドラム式洗濯機は必見。自分の生活スタイルに必要な機能が何なのかを見極め、メリットの多い製品を選ぶことで、毎日のお洗濯だけでなく暮らしも快適になりますよ。回答者:日立アプライアンス株式会社総務部広報グループ松尾亜季様回答日:2017年3月2日
2017年04月19日実は24年前に開発され、販売が開始したシャープの「穴なし槽」。洗濯に関する価値観や、日本人のライフスタイルが大きく変わった今でも多くの消費者に愛されています。そんなシャープの「穴なし槽」が今でも消費者の心をがっちりつかむのにはどんな理由があるのでしょうか?シャープの担当者の方にお聞きしました。洗濯機を製造している国内家電メーカーは多数ありますが、どこも「穴あり槽」が一般的。唯一独自の開発技術で「穴なし槽」の洗濯機をつくっているのがSHARP(会社名:シャープ株式会社。以下「シャープ」)です。聞いたことはあるけれど、一般的な「穴あり槽」の洗濯機と何が違うの?たくさん種類があるけれど、どれがおすすめ?そもそもちゃんと洗濯は出来るの?そんな疑問を、シャープの洗濯機の企画担当、鈴木杏子さんにズバリ聞いてみました。■目次1.24年前に誕生した「穴なし槽」が今でも愛されている秘訣2.まだまだあります!穴なし槽のスゴイところ3.洗濯槽の汚れが激減!カビの繁殖を防ぐ「プラズマクラスター槽クリーン」4.穴なし槽、いったいどんな仕組みなの?5.換気が出来なくても臭いがこもらない理由6.シャープ独自の「ハンガー乾燥」は、便利で節電にもなる!7.今一番のおすすめ洗濯機はコレ!まとめ1. 24年前に誕生した「穴なし槽」が今でも愛されている秘訣縦型の洗濯機もいろいろですが、シャープといえば洗濯槽に穴がない「穴なし槽」で有名です。「穴なし槽」とは、シャープが独自に開発した穴がない洗濯槽で、1992年に初めて登場しました。一般的な穴あり洗濯機は、調理器具で例えるとボールにざるを重ねたような構造をしています。このボールに水を溜めて、ざるの中に洗濯物を入れて洗うイメージです。これに対しシャープの「穴なし槽」は、洗濯・すすぎのために水を溜める、外側の槽がありません。大きなボールの内側に小さなボールを重ねて、内側のボールの中で洗濯するという構造になっています。——この穴なし槽の設計にすることで、何が一番変わるのでしょうか?「穴なし槽の最大のメリットは、節水できることですね。内側のボールの水が外側へ出ない構造のため、外側の槽に溜めていた分のムダな水を節水することが出来ます。同じ機種に穴があると仮定した場合(※1)、洗濯容量10kgタイプの洗濯機だと1回あたり約34ℓの節水効果が見込まれます。」(鈴木さん)(※1)ES-PX10Aの洗濯機に穴があった場合に外槽に溜まる水量にて算出。「もうひとつの大きなメリットとしてあげられるのが、洗濯槽に穴がないので外側の槽の水が内側に入らないため、洗濯槽の外側についたカビや汚れが衣類につかないこと。こうした節水効果と、洗濯槽がつねに清潔に保たれるという点は、『穴なし槽』ならでは大きなメリットです」。リピーターも多いそうで、「穴なし槽」洗濯機は発売から24年経った今も多くのユーザーに愛されているのです。2. まだまだあります!穴なし槽のスゴイところ穴なし槽は、節水が出来て清潔なだけではありません。それ以外にも、便利な機能がたくさん付いていました。——ほかにも特長はありますか?「構造面の特長としては、シャープの穴なしタテ型洗濯乾燥機には洗濯槽の内フタがありません。穴なし槽は穴がないので乾燥の時に洗濯槽の外側に熱が逃げないため、内フタを取ることができました。そのため、開口部を大きくとることが出来、大きな毛布や大量の洗濯物の出し入れもスムーズにできます。この内フタがないという構造を利用して、フタの裏に付属のハンガーを装着して、ハンガーに干したまま乾燥することが出来るのも大きな特長です。縦型の乾燥付洗濯機でハンガー干しが出来るのは、シャープだけなんです」——洗濯機の基本、洗浄力という面は、どうでしょう?「もちろん、洗浄効果も向上しています。「穴なし槽」にすることで、洗濯槽の内壁に特殊な形状(ダイヤカット)を施すことが可能になりました。またイルカの尾びれと表皮のしわの形状を応用したパルセーター「ドルフィンパル」(特許5184678号、特許5406888号)との相乗効果によって生まれる強力な巻き上げ水流で、衣類の汚れをしっかり洗い落とします。私たちは、これを『穴なしサイクロン洗浄』と呼んでいますが、こうした洗濯機としての使いやすさと洗浄力の進化も、穴なし槽だからこそ実現しました。」3. 洗濯槽の汚れが激減!カビの繁殖を防ぐ「プラズマクラスター槽クリーン」主婦として気になるのは、洗濯槽内の汚れ。きれいに洗ったはずの洗濯物を干そうとして、ワカメのようなひらひらとした茶色の汚れが洗濯槽の中や衣類に付着していて驚いたことありませんか?その正体は、洗濯槽の外側についたカビや溶けきれなかった洗剤などの汚れが、洗濯槽の穴を通って侵入したものです。洗ってきれいにしたはずの衣類に、洗濯槽のカビ汚れがつくなんて……。カビのニオイが衣類に移りかねないし、そのまま洗濯を続けることでカビによるアレルギー症状を起こすということも。穴なし槽ならばこの問題も解決してくれるのは、うれしいですよね。掃除の頻度は洗濯機の使用状況にもよりますが、洗濯機メーカーの多くは1カ月に1回~数カ月に1回の洗浄を推奨しています。では、シャープの穴なし槽洗濯機は、どのぐらいの頻度で洗濯槽を洗浄したらいいのでしょうか?「穴なし槽は、洗濯槽の外側についたカビや汚れが内側に侵入しないうえ、洗濯槽の外側は脱水の度に槽の上部から排水されるすすぎのきれいな水で洗い流されるので、一般的な穴あり洗濯機ほどこまめに洗浄しなくてもよい構造になっています。とはいえ、パルセーター(洗濯機の底についている丸い羽根)の裏についた洗剤カスなどによるカビ汚れが混入する可能性はありますので、穴なし槽だからといって洗濯槽の洗浄が不要ということではありません。基本的には、洗濯槽の汚れやカビのニオイが気になる時に、その都度、専用クリーナーで洗浄することをおすすめしています。」——なるほど。カタログを見ると、乾燥機能付きの洗濯機には「プラズマクラスター槽クリーン」という機能もありますが、これはどのような機能ですか?「『プラズマクラスター』とは、自然界に存在するのと同じ+と-のイオンで空気を浄化するもので、これもシャープ独自の技術です。この技術を洗濯機に搭載することで、いつでもボタンひとつで洗濯槽内に送風しながらプラズマクラスターイオンを放出し、カビ菌の繁殖を抑えることが出来ます(※2)。つまり、『プラズマクラスター槽クリーン』をこまめに運転すると、洗濯槽にカビ菌が繁殖しにくくなるということ。ボタンをひとつ押すだけで洗濯機の清潔さも保ってくれる、すごい機能なんですよ。」(※2)●試験機関:(一財)日本食品分析センター●試験成績書発行番号:13048301001-01、13053363001-01●試験方法:密閉洗濯槽内に設置したカビ付着布の菌糸発育状態を確認●カビ抑制方法:プラズマクラスターによる●対象部分:洗濯槽・パルセーター(裏側)●試験結果:カビ菌発育の抑制を確認●イオン濃度:約350,000個/cm3(洗濯槽中央部にて測定)。4. 穴なし槽、いったいどんな仕組みなの?お話を聞けば聞くほどロングセラーである理由がわかってきたのですが、そもそも穴なし槽洗濯機はどんな仕組みなのか。鈴木さんに伺ったところ、穴なし槽洗濯機について消費者から特に多い問い合わせが、脱水についてなのだそう。——確かに穴がないのにどうやって脱水するのでしょうか?「脱水は、主にふたつの技術によって実現しています。ひとつめは、洗濯槽の底から集中排水する技術。ふたつめは、洗濯槽を1°の傾斜がついたすり鉢状に設計し、脱水回転時の遠心力によって洗濯槽の上部から排水する技術です。どちらも、試行錯誤を重ねた結果、実現に至った技術であり、シャープ独自の仕組みとなっています。1°の傾斜と聞いてもピンとこないかもしれませんが、この小さな傾斜があることによって、洗濯槽が「円筒形」ではなく「傾斜がとてもゆるやかなすり鉢状」になっています。水が入ったグラスを置いたまま中の水をクルクルとかきまわすと、グラスの縁から水がこぼれて飛び散りますよね。穴なし槽洗濯機の脱水方法も、そんなイメージです。」——それで本当に脱水はきちんと出来るのでしょうか?「同じような質問は、多くの消費者からもいただきますね(笑)。これは当社比較のデータになりますが、前述の脱水技術に加え、穴なし槽では衣類が穴に引っかかることがないため、毎分約1000回転(※3)の高速回転で脱水が可能となり、穴あり洗濯機と同等の脱水効果を実現しています。」(※3)回転数は機種により異なります。5. 換気が出来なくてもニオイがこもらない理由脱水機能ともうひとつ、穴なし槽洗濯機で気になるのが、ニオイの問題。洗濯槽に穴がないと「換気が悪くてニオイがこもりそう」という気がしてきますが、こちらはどうなのでしょうか?「結論から申し上げると、穴なし槽だからといって穴あり槽と比べニオイがこもりやすいということはありません。。もしも洗濯槽の外側の黒カビや汚れでニオイが発生してしまっても、穴なし槽なのでニオイが洗濯槽の内側に入りにくいからです。では、洗濯槽の外側はどうなっているのかというと、脱水の度にすすぎで使用した綺麗な水道水で洗い流されているので汚れにくくなっています。」もちろん、洗濯槽に穴がある一般的な洗濯機と同様に、洗濯が終わった後は洗濯機のふたを開けっぱなしにして湿気を飛ばすことも重要とのこと。小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんが洗濯槽に落ちないよう、ランドリースペースに入れないようにするなど配慮しましょう。6. シャープ独自の「ハンガー乾燥」は、便利で節電にもなる!ここまででも十分に穴なし槽の魅力が伝わってきましたが、まだまだありました。主婦にとっては、節水と同じくらいきになるのが、電気代がどのぐらいかかるかということ。最新の穴なし槽洗濯機にはさまざまな便利な機能が付いていますが、それらを使った場合、やはり電気代はかかるのでしょうか?「乾燥機付きの縦型洗濯機は各メーカーから発売されてはいますが、唯一シャープだけは『ハンガー乾燥』を搭載しています。これは洗濯物を付属のハンガーにかけて、蓋の裏側についているフックに吊るした状態で乾燥するというもの。ハンガー干しなので、縦型の洗濯乾燥機にありがちな“乾燥にかけたら、服がしわだらけになった”という心配がありません。——すごい機能ですね。でもやはり電気代は少々、かかるのではないでしょうか?「ハンガー乾燥にかかる電気代は、たとえば子どもの体操服(上下)を15分で乾燥した場合、約6円(※4)程度。干す場所に困るシーツを約60分で乾燥すると、電気代は約22円(※4)となります。穴なし槽は熱も洗濯槽の外に逃げないため、効率よく乾燥することが出来ますよ。」余談ですが、このハンガー乾燥は衣類だけでなく、上履きなど衣類ではないものをハンガーに吊り下げて乾かすという使い方ができます。電気代は、45分で乾燥した場合、およそ10円(※4)。さらに水で洗えないものを消臭する「ハンガー消臭」もあります。たとえばブーツのニオイは、プラズマクラスターでの消臭(※5)が可能とのこと。梅雨など天気が良くないシーズンを考えると、これは見逃せない機能になりそうですね。(※4)電気代は新電力量金目安単価27円/kWhから算出。(※5)衣類のサイズや種類、ニオイの種類や強さによっては十分に消臭できないことがあります。試験機関:(一財)ボーケン品質評価機構●試験成績書発行番号:E0113000139●試験方法:当社にてあらかじめ汗臭を付着させ、ハンガー消臭させた試験布を、6段階臭気強度表示法に準拠し評価●試験結果:5分運転後除去率90%、30分運転後除去率約99%以上(報告書データに基づき当社にて除去率に換算)●イオン濃度:約350,000個/cm3(洗濯槽中央部にて測定)。7. 今一番のおすすめ洗濯機はコレ!最後に、最新の穴なし槽洗濯機「タテ型洗濯乾燥機ES-PX10A」についてお伺いしました。「カラーバリエーションはシルバー1色。洗濯10kg・乾燥5kgという大容量ですが、大きさは9kgタイプと同じ本体サイズで容量のわりにコンパクトなことが特長です。内フタがなく投入開口部が広いうえに高さも抑えた『WIDEマウス&LOWボディ』の構造は、洗濯槽の底にある衣類も楽な姿勢で取り出せます(投入口の高さは約825mm)。小柄な人や高齢者でも使いやすく、ダブルサイズの毛布のような大きなものも楽に出し入れ出来るようになっています。」その他の注目ポイントは、・脱水の最後に洗濯物の絡みをほぐす「ほぐし運転」により、洗濯物をより取り出しやすい。・天板が全面フラットで光沢があるハーフミラーの「ガラストップデザイン」。スタイリッシュなデザインで、お手入れもサッと拭くだけで簡単。・中を明るく照らす「槽内LEDライト」があり、洗濯の様子を確認出来ること。靴下のような小さな洗濯物の取り忘れも防げる。・温風を洗濯槽内に送り、洗剤液と衣類を温めて洗剤を活性化する「温風プラス洗浄」コース。皮脂汚れなどのガンコな汚れを繊維から浮かび上がらせて洗うので、Yシャツの襟や袖口の汚れもスッキリ落とせる。・「サッと予洗いコース」では、赤ちゃんの食べこぼしがついたスタイ、汗でびっしょり濡れた衣類、泥汚れのついた衣類など「他の洗濯物と一緒に洗いたくないひどい汚れ」を、洗剤なしのわずか5分程度で予洗いしてくれる。(予洗いの後は、他の洗濯物も一緒に入れてまとめて洗濯可能。)など盛りだくさん。何よりも、頻繁にクリーニングに出せない制服やニオイが気になる靴なども、プラズマクラスター・ハンガー消臭で消臭(※5)・除菌(※6)出来ることは、他メーカーにはない魅力といえそうですね。(※6)試験機関:(一財)日本食品分析センター●試験成績書発行番号:10100484001-01●試験方法:当社にて運転させた密閉洗濯槽内における菌付着試験布の菌の減少率測定●除菌方法:プラズマクラスターおよび温風乾燥方式による●対象部分:洗濯槽内の衣類●試験結果:10分後で99.9%以上抑制●イオン濃度:約350,000個/cm3(洗濯槽中央部にて測定)。まとめ洗濯機に高い洗浄力を求めるのはもちろんですが、ほぼ毎日、かつ長い期間にわたって使うことになるので、洗濯機選びは使いやすさも重要です。開口部の高さや広さ、使用する水の量、洗濯コースの種類など機能面のほか、夜に洗濯する人なら運転音の大きさ、小さなお子さんがいるご家庭ならチャイルドロックも気になるところでしょう。シャープの縦型洗濯機は洗濯槽に穴がないため、節水効果や洗濯槽の清潔さを維持するだけでなく、洗濯槽の穴に赤ちゃんの衣類やシャツの袖口にあるような小さなボタンが引っかかって衣類が傷んでしまう心配がないというメリットもあります。もしも洗濯機の買い替えを考えている人は、シャープの穴なし槽を検討してみませんか。回答者:シャープ株式会社洗濯機企画担当鈴木杏子様回答日:2017年3月8日
2017年04月18日いつでも持ち運ぶことができるハンディ洗濯機COTONをご存知ですか。「元気に遊んだ泥んこ汚れ。口のまわりも洋服もケチャップだらけ。」そんな時に楽しく簡単に、しかも節水しながら汚れを落とせる洗濯機があります。500mlのペットボトルより軽い、約200mlのボディに詰まったたくさんの魅力をご紹介します。外出先で突如訪れるハプニング。ご飯を食べていたらお気に入りの服にシミがついてしまった!子どもがご飯をこぼして服が汚れてしまった!という経験のある方は多いかと思います。付いてしまったシミをその場で応急処置し、念入りに洗濯したのに「取れてない!」ということもしばしば。そのほかにもボールペンを落とした時についた一筋の線や、着替えている途中でついてしまった口紅。気をつけていたのにいつどこで付いたかわからない……そのたびに、汚れた部分を毎回手洗いするのは面倒なものです。そうした悩みを解決してくれるのがAQUAの「COTON」。億劫なシミ取りがその場で「楽しく落とせる!」夢のようなハンディ洗濯機です。今回はこの「COTON」の魅力をアクア株式会社広報担当の玉城さんにお聞きしてきました。■目次1.くらしに潤いのある毎日を。AQUAから生まれた「COTON」2.世界初のハンディ洗濯機!「COTON」が生まれたきっかけ3.使用する水はたったの5cc!?4.オシャレ着だって洗えるたたき洗いのメリット5.汚れが上手に落ちない方のためのCOTONを上手に使うコツ6.OLから営業マン、ママさんまで。いつでもどこでも大活躍!COTONの活用場面まとめ1. くらしに潤いのある毎日を。AQUAから生まれた「COTON」アクア株式会社は2012年1月三洋電機の事業の一部を継承して設立されました。AQUA誕生当時、小泉今日子さんが青のワンピースを着てテレビから飛び出してきそうなくらい軽やかにジャンプしていたCMが印象的ですね。——「アクア」という社名。爽やかでクリーンなイメージを想像しますが、そもそもどういうコンセプトの会社なのでしょうか。「AQUAは『AuthenticQuestionUniqueAnswer(本質的な課題をユニークな技術で解決する)』がブランド名の由来です。“すべての人とくらしにプレシャス・モメントを。”を実現するブランドを目指し、既成観念にとらわれず、気配りや心配りの視点と独自の技術ですべての人と人生(くらし)にキラキラや潤いのある心豊かな毎日をお届けするモノづくりをしています。」(玉城さん)毎日しなければならないことをイヤイヤするのではなく、いつでも楽しく有意義な時間が過ごせるようにと生活をサポートするイメージです。その気配り上手なAQUAからハンディ洗濯機「COTON」が誕生しました。2. 世界初のハンディ洗濯機!「COTON」が生まれたきっかけ——「COTON」はどのような背景から誕生したのでしょうか。「きっかけは食事中のちょっとしたシミにありました。小さなシミひとつのために衣類を丸ごとお洗濯しなければならなかったり、二度も洗濯機にかけたりと大変ですよね。そのわずらわしさをなんとか解決したいという想いから開発されました。発売当初は洗いとすすぎが出来る世界初のハンディ洗濯機(2015年1月14日時点)ということもあり、ご注文に生産が追いつかない状況になったほどです。」小さなボトルのようでとても洗濯機には見えません。こんな小さなものが日常の様々なシーンで大活躍するなんて驚きですね。ピンポイントな汚れまで洗濯機のボタンひとつできれいさっぱり落ちれば気持ちよく洗濯物を干すことが出来ますが、そんなに綺麗に落ちてくれないのが汚れというもの。そんな時、シミをピンポイントで洗える「COTON」を使えば最短約30秒で洗濯(洗いからすすぎ工程まで)することが出来るのです。特に汚れが気になるママさんにはとても心強いアイテムです。まさにAQUAのポリシー“本質的な課題にユニークな技術で解決する”が体現された商品といえるでしょう。※汚れの程度・種類により、数分かかる場合があります。3. 使用する水はたったの5cc!?洗濯はどうしても避けては通れない家事のひとつ。中でもシャツの襟・袖の黄ばみや汚れは蓄積されやすく、漂白剤を使ってもなかなか落ちないことがあります。汚れなどはゴシゴシ擦り洗いしてもうっすら汚れが残ってしまうことも……。お洒落着だったら生地を傷めるような洗い方はしたくないですよね。そんな時にピンポイント洗濯が出来るCOTONを使ってみましょう!——まずはCOTONの基本的な使い方を教えてください。「使用する水の量はたったのスプーン1杯分(約5cc)。汚れた部分に液体洗剤を少量塗布し、汚れの裏側からCOTONでたたき洗いをするだけです。このたたき洗いがAQUAの新技術「押し出し洗い」。1分間になんと約700回もの震動を発生させます。程よい力加減と水が洗剤成分と汚れをすばやく繊維から押し出し、手洗いでとれなかった汚れを綺麗にしてくれるのです。ブラシを使った擦り洗いと違い、たたいて押し出す洗い方なので生地の傷みを抑え「ケア」する洗濯が出来ます。」——「洗濯は粉末合成洗剤を使っているから液体洗剤はウチにはないわ」という方もいらっしゃるかもしれませんが……。「心配はありません。AQUAなら粉洗剤を溶かして使うことや、襟・袖部分の洗い用液体洗剤も使用可能なんです。」COTONのために特別な洗剤を用意することはありません。普段使用している洗剤でOKというのも魅力ですね。4. オシャレ着だって洗えるたたき洗いのメリットシミが出来てしまった時、なるべく早く落としたい一心で衣服を擦り合わせる“ゴシゴシ洗い”をしていませんか?頑固な汚れや作業服、つなぎなど綿・混紡素材の比較的丈夫な生地であればササッと素早く洗っても生地の傷みは少ないです。しかし、力の入れすぎや汚れている部分を何度も擦ると生地が痛む原因に。特にデリケートな素材(ウール、麻、ポリエステルなど)やレースのある洋服、プリーツスカートなどのおしゃれ着は洗濯機で丸洗いすると型崩れしやすく擦り洗いはできません。——デリケートな素材をCOTONでたたき洗いしたら痛みませんか?「AQUAは洗濯機のコンセプトに“衣類のアンチエイジング”というものを掲げており「衣類を傷めずに長く大切に着ていただきたい」という想いからCOTONが誕生しました。COTONは衣類の負担を軽くするために、クリーニングや染み抜きの技術でもある“たたき洗い”を採用しています。小さなシミ汚れのために衣類を丸洗いしたり、クリーニングに出さなくてもCOTONは汚れた部分だけに使用するので洗濯の手間も省け、クリーニング代も大幅にカット出来ます。」冬から春になり、パステルカラーのブラウスに今流行のプリーツスカートとおしゃれを楽しむ機会が増えるこの時期。汚れを気にせず軽やかな気分で出かけたいですね!5. 汚れが上手に落ちない方のためのCOTONを上手に使うコツ愛用すればするほど上手な洗い方が見つかるものです。また素材によって洗い方を変えればもっと上手に汚れが落ちるでしょう。——中には「うまく汚れが落とせないな。」と感じている人もいるはずですが、COTONで汚れを上手に落とすコツや注意点はありますか?「そうですね。うまく汚れが落とせない時は次のように洗い方を見直してみましょう。」■汚れがついたらなるべく早くCOTONで洗う。汚れがついたらその場で落とすのが1番効果的です。長時間放置すると落ちにくくなるので注意しましょう。■汚れた部分の周囲から中心に汚れを集めるようにたたく。中心からたたき始めると汚れが広がってしまうので落とすのにも時間がかかります。■ボトルに水を入れずに原液洗剤だけを生地につけてたたく。口紅などのしつこい汚れは原液洗剤だけでのたたき洗いがおすすめ。その後、水を入れて同じところをたたき洗いしましょう。6. OLから営業マン、ママさんまで。いつでもどこでも大活躍!COTONの活用場面ちょっとした衣類のシミや落ちにくい黄ばみ・汚れを綺麗にしたい。洗濯機で洗うと型崩れしやすいデリケートな衣類をケアしたい。そんな日常の小さな悩みの中でCOTONを使って欲しいというメーカーの思い。余すところなく使用してみたいものです。——COTONは自宅で使用する以外にどんな場面で活用できるでしょうか?「COTONは持ち運びの便利さが特徴でもあります。出先でも活躍してくれますよ。たとえば……・外出先で子どもの大好物のスパゲティが洋服に飛び散ってしまった!・公園で遊んでいると子どもが転んでしまってひざから出血!ズボンに血がついてしまった。・布ナプキンの経血が綺麗に落とせなかった。・海外へ旅行中いつの間にか服にシミが……!そんなに洋服も持ってきていないし、どうしよう……。・おしゃれをして女子会に参加したのに赤ワインをこぼしちゃった!・ショッピングで服を試着。着替え中、自分の服にファンデーションや口紅がついちゃった!・営業回りの休憩中に缶コーヒーをこぼしてYシャツにシミが!みなさんにも思いあたるシーンがありませんか?COTONは手のひらサイズが特徴の洗濯機。一家に1台あればマイ水筒のように手軽に持ち運ぶことが出来るので、出先で衣類が汚れてしまってもその場で応急処置が出来ちゃいます!さらに電池式なので旅行先でも便利。旅行はなるべく荷物を少なくまとめたいものです。充電コードひとつでさえ邪魔になることもしばしば。海外旅行でもプラグが合わなくて充電出来ず使えなかったなどという悲しい結果を避けることもできます。」ほかにも外回りが多い営業マンが車に常備するという使い方もあるのだとか。営業マンにとって身だしなみは大切です。たとえばYシャツの襟元についた小さなシミを手洗いした場合、シミ以外の部分まで広範囲にわたって洗った跡が目立つうえ乾くまでに時間がかかります。しかしCOTONを使用すれば小さなシミの部分だけをたたき洗いするので洗った範囲が目立ちにくく、使用する水の量も少ないのですぐ乾きます!わざわざYシャツを着がえる手間も省けます。一家に1台といわず飲食店に1台、オフィスに1台、オシャレに気を使う男性がバッグに1台というようにどこにあってもよさそうです。場所をとらず、その場で洗濯できる。とても重宝するハンディ洗濯機だと思いませんか?まとめどうして今まで存在しなかったんだろう……と思うほど画期的なハンディ洗濯機COTON。普通の洗濯機ではなかなか落ちない小さなシミ、ガンコな黄ばみや汚れも手軽にキレイに落とせることが分かりました。小さな子どもが元気に遊んだ泥んこ汚れ。たくさん食べて口のまわりも洋服もケチャップだらけ。そんな時でも汚れをなげくことなく、ステキな汚れだと思って楽しく洗濯したいものです。また共働きが多くなった今、男性も洗濯をする機会が多くなりました。自分が着たYシャツのエリ・袖のしつこい黄ばみや汚れをCOTONで事前に落としておけば、次着るときに気持ちよく袖を通すことができるのではないでしょうか。子どもと一緒にCOTONで洗濯!汚れが落ちていくのを楽しむのもありかもしれませんね。COTONの重さはたった約200g!500mlのペットボトルより軽いです。1本バッグに忍ばせておけば子どもの着替えを何枚も詰め込まなくてもOK。手軽にキレイに時短ができるハンディ洗濯機、使ってみる価値大のCOTONの紹介でした。回答者:アクア株式会社広報玉城潤一様回答日:2017年3月13日
2017年04月17日パナソニックの洗濯機は他のメーカーに比べ、多くの機能を搭載しています。ひとつひとつの機能にはそれぞれ意味があり、洗濯をする皆さんのお悩みを解決してくれること間違いなしです。ではどんな機能があるのでしょうか?パナソニックの担当者に詳しくお話をお聞きしました。毎日使う洗濯機が、使う人みんなの願いを叶えてくれる特別な使い心地だったら。お気に入りの洋服が満足な洗い上がりだったら、気持ちのいい1日を過ごせそうですね。洗濯の際、気になるのは干した時の「シワ」や「ニオイ」。パナソニックの洗濯機は、汚れがきっちり落ちて、さらにニオイもすっきりクリアにしてくれると評判なんです。多彩な機能のどこに注目すれば「プレミアムな使い心地」を日常で体験できるのでしょうか。主婦のみなさんが気になっていることを、まとめてパナソニック洗濯機担当山口さんにきいてみました。洗濯機でできることや、「えり・そでの汚れ、シミ汚れ」を確実にクリアにするための方法など、知って試して「気持ちのいい1日」を実現させましょう。■目次1.多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます2.簡単操作で使えます!3.あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること4.泡洗浄、採用するには理由がある5.洗濯機さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り6.グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機まとめ1. 多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます——洗濯の悩みを解決するために、便利な機能が充実しているパナソニックの洗濯機。便利そうですが混乱してしまうケースはないのでしょうか?「パナソニックではさまざまな機種を取り揃えていますが、まずは、ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX9700を例に見ていきましょう。こちらの洗濯機では、洗濯機の基本である洗浄機能に加え、乾燥機能、清潔機能が搭載されています。洗浄機能は大きく分けると4つがあり、標準(おまかせ)、温水、おしゃれ着、毛布のコースから選ぶことができます。通常の洗濯の場合は、おまかせコースで洗濯しましょう。皮脂汚れ、黄ばみ、食べこぼしなど、とくに汚れや衣類のニオイが気になる場合は、温水のコースにすることでスッキリきれいに汚れを落とすことが可能です。確かに機能が満載ですが、使う人が困らないようコース名で用途が連想できるように工夫しています。」(山口さん)——具体的にどんなコースがありますか?「例えば、新機能の「約40℃においスッキリコース」だと、約2倍の高濃度洗剤と約40℃の温水で2回洗浄をするため、通常の洗濯では落としきれないニオイ原因菌まで落とせます。その結果、部屋干しなど生乾きの嫌なニオイの発生を抑えることができるのです。このコースなら、色柄物やデリケートな生地など幅広い衣類に対応してくれます。」——たくさんある機能をうまく使うコツはあるのでしょうか?「衣類を洗濯機に入れる前に、汚れや洗濯絵表示を確認するところがポイントです。VX9700はタッチパネルでコース詳細や洗える絵表示などがわかるように工夫しています。目的や衣類に応じて洗い分けることで、きっと満足な洗い上がりの衣類が手元に戻ってきます。また、ドラム式は乾燥機能も大きな魅力となっており、天候や住宅環境で外に干せない時などにも役立ちます。タオルなどはフカフカで気持ち良く仕上がりますよ。」2. 簡単操作で使えます!——お話から、使う人に寄り添った便利な機能が豊富だと感じました。逆にもっとシンプルにするべきという声はありますか?「コースの数だけで申しますと、非常に多彩ですのでシンプルにすべきというお声もありますね。一方で、使う人が洗濯機に求める機能も多様化しています。どちらの意見も考慮して、開発するときには『なるべくわかりやすい操作で使ってもらえること』を目標にしています。先ほどご紹介した「約40℃においスッキリコース」や、他にも「約30℃おしゃれ着コース」のように、ユーザーが使うシーンをイメージしやすいようなコース名にすること加え、操作は見やすいカラータッチパネルなので、タッチで選ぶだけで運転内容の変更も簡単。いつも「おまかせコース」を使うのであれば「スタート」ボタンを押すだけなので、操作に戸惑ったときは、説明書を探さなくてもタッチパネルがお困りを解消してくれますよ。」なるほど、分かりやすい工夫をされているのですね。操作案内をすぐ見ることができたり、エラーの対処法がわかったりするので、多彩なコース機能でも用途がわかりやすく、結果的にお気に入りの衣類をきれいに保つことができますね。とても嬉しい心配りです。3. あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること——主婦の皆さんからは、洗濯機に対してどんな悩みの声があがっているのでしょうか?また、それは最新の洗濯機に反映されていますか?「洗濯の悩みで多いのは、やはり「汚れ落ち」です。そんなお悩みを解決するため、基本の泡洗浄に加え、温水のコースや泥汚れを落とすコースなど、通常の洗濯よりもしっかり洗えるコースを搭載しています。」「例えば温水の「約40℃つけおきコース」は、普通の洗濯機や手洗いではできない約40度をキープできるので、つけおき洗いの時の「時間の経過とともに洗剤液の温度が下がってしまう」ことを解決してくれます。洗剤液中の酵素が活性化する温度は40℃からです。また、約37℃から衣類についた皮脂も溶け出します。この約40℃に温めた高濃度の洗剤に衣類を浸し、約6時間保温しながらつけおき洗いをします。こちらのコースなら今まで諦めていた黄ばんだTシャツも白く、枕カバーのしつこい皮脂汚れもしっかり洗い落とします。」「他にも「どろんこコース」では、高濃度の洗剤で表面の泥を落とす予洗いを洗濯機がしてくれます。そして1度排水するので、汚れの再付着や黒ずみを防止。その後、約60分の本洗いに入りガンコな泥汚れもスッキリ落とします。また「約60℃除菌コース」は、赤ちゃんのスタイなど白物で清潔に保ちたいグッズの除菌に効果抜群です。」4. 泡洗浄、採用するには理由がある——カタログでは泡洗浄が特徴、という印象を受けました。泡洗浄の洗濯機ができた背景を教えてください。「そもそも、洗濯機で衣類の汚れを落とすポイントは3つあります。1つ目は「洗剤の力」、2つ目は「水の力」、そして3つ目は「機械の力」です。3つ目の「機械の力」を強くすれば汚れ落ちはよくなりますが、衣類に対するダメージも出てきます。1つ目の「洗剤の力」は、洗剤そのものの洗浄力にもよりますが、洗剤の力を十分に発揮させるための機構が整っていることも大切です。高濃度の洗浄液を泡にし、衣類にふりかけ浸透させることが、洗浄に効く効果的なポイント。また、泡にすることで汚れにアタックする面積が増え、汚れを浮かせて落とすことができます。手洗いであれば洗剤泡をもみ込むこともできますが、洗濯機の場合は直接手を入れるわけにはいきません。その場合の手段として、2つ目の「水の力」を借りることで、洗剤液が衣類にしっかり浸透し汚れ落ちがよくなるのです。この3つをうまくかけ合わせることで、衣類を優しくきれいに洗い上げることができます。」——なるほど!泡洗浄はまさに理にかなった洗い方なのですね。「そうなんです!パナソニックの洗濯機では、まず「洗剤の力」と「水の力」をかけ合わせています。まず、「ジェットバブルシステム」で洗剤を泡にし、「浸透ジェットシャワー」で全方位から一気に噴射、泡を繊維の奥まで素早く浸透させ、汚れにアタック。そして「機械の力」の「スピンダンシング洗浄」のドラム槽の回転で、衣類を効果的に動かし洗浄します。」5. さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り——落ちにくい汚れが落ちるという泡洗浄ですが、事前にもみ洗いなどでしっかり洗う必要性はないのでしょうか?「そうですね……。できれば、ひと手間を加えることをおすすめします。えり・そでの汚れ、シミ汚れ、頑固な皮脂汚れには事前に洗剤や漂白剤を塗る。泥汚れの場合はさらに表面の泥を払い落とし、軽くもみ洗いしてから洗濯機に入れるなど、ちょっとしたお手入れでさらに洗浄効果を高めることができますよ。」私たち使う人のちょっとした気配りで、汚れがグンと落ちるんですね。6. グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機——パナソニックの洗濯機の中には、グッドデザイン賞を受賞したものもあるそうですが、いいデザインと機能性はどうのように両立しているのでしょうか?「Cuble(キューブル)という商品でグッドデザイン賞を受賞させていただきました。これは水平・垂直を活かしたキュービックフォルムと、細部にまでこだわったコンパクトで美しいデザインです。ドラム槽は斜めにして節水性を追求。楽な姿勢で衣類の出し入れや設定ができるよう、身体に優しい形に仕上げ、美しさと使いやすさを実現しました。」今までは、洗濯機のある空間はできれば人に見せたくない場所でした。昨今は、自宅のサニタリー空間もゲストが入る部屋(手を洗うなど)として、美しさにこだわりを持つ人が増えてきているのが現実。このCuble(キューブル)はおしゃれなサニタリー空間と、シンプルでありながら使いやすさを凝縮した洗濯機を目指し開発されたそうです。「洗濯機能は少しコース数が減りますが、温水泡洗浄などの基本コースや洗浄力は先ほど紹介したNA-VX9700と同等です。乾燥機能では、衣類の縮みや傷み・シワを抑えてふんわり乾かす低温風パワフル機能の容量を、いままでですと標準の3kgまででしたが、たっぷり設定の5kgまで選べるように。より多くの衣類でも乾きムラを抑え、乾燥することが可能です。容量を選べるようになったことで、様々な洗濯スタイルや環境にあわせて使用できます。」ドラム式洗濯機は欲しいけど、乾燥機能はなくてもよい方のためのCucle(キューブル)NA-VS1100もあるそうです。——洗濯機といえば槽内のお手入れも気になるところですが……。「ご安心ください!『約30℃槽洗浄コース』といって、水量やドラム回転数を見直し、約3時間で槽洗浄できるコースがあります。通常10時間以上かかるので、かなり短い時間で槽をきれいにすることができるんです。」これなら気軽に槽洗浄をして、きれいな洗濯槽をキープしておけますね!ドラム式洗濯機ならではの洗浄機能、乾燥機能、使い勝手、お手入れ性などが合わさった結果、実際に使っている人たちからも満足の声が上がっているとのことです。まとめ洗濯する人みんなの願いを叶えてくれる、夢のような洗濯機を見つけることができました。他にも、ここでは紹介しきれないほどたくさんの機能を搭載したパナソニックの洗濯機があります。生活環境に合わせ、上手に使いこなすことで、きれいな衣類やリネンに囲まれた日常を過ごすことができ、心おだやかな日々を送ることができるでしょう。このような相乗効果がうまれることによって、なにげないふだんの生活が気持ちよいサイクルで回り始めるかもしれません。心強い家事のパートナーとして、ふだんの生活をちょっぴりプレミアムにしてみませんか。回答者:パナソニック株式会社アプライアンス社コンシューマーマーケティングジャパン本部洗濯機商品課山口高宗様回答日:2017年3月6日
2017年04月14日皆さんは洗濯槽の洗浄をこまめにしていますか?洗濯槽はカビが好むジメジメの環境です。洗濯槽のカビを放置すると、洗濯するたびにカビが洋服に付着するということにもなります。洗濯した洋服は綺麗でなければ意味がありません。洗濯槽のカビを増やさないためにはどうするべきか、主婦50人に聞きました。毎日の洗濯によって洗濯槽も水で流されているため、改めて槽の洗浄などしなくてもよいのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかしあまりにも長い間、洗濯槽を使ったまま放ったらかしていた場合、実は洗濯槽内がカビでいっぱいになっている可能性があります。いったい洗濯槽にはどんな問題が潜んでいるのでしょう。放置して状態が悪化してしまう前に手を打つ必要があります。今回は洗濯槽のカビ事情とその対策方法について、主婦50人の方にアンケート調査を行いました。■目次1.主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」2.洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しよう3.カビの増殖を防ぐために日頃からできることまとめ1. 主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」■ほとんどの主婦が洗濯槽を洗浄した経験を持つ「洗濯槽を洗ったことがありますか?」というアンケートに対し、「はい」と答えた主婦の方の割合は9割ほどを占めています。どうやら洗濯槽を洗うことは当たり前のこととして世間に認知されているようです。■「洗濯槽からいやなニオイ、カビ臭いニオイがしてきたから。衣服に洗濯カスのようなものが付くようになったから。」(40代・専業主婦)■「3カ月に一度の周期で気休め程度ですが、洗濯槽用の洗剤を入れて回しています。」(40代・専業主婦)■「カビや水アカが気になります。汚い洗濯槽で洗濯をしても、洗濯物は綺麗にならないと思います。」(40代・専業主婦)洗濯機は毎日使うものなので、ニオイや汚れには敏感になるのも当然のこと。洗濯し終えてフタ開いた途端、生臭いニオイがしたら干すのも嫌になってしまいそうです。一方で「いいえ」と答えた人の中には、洗濯槽クリーナー以外を使用して槽のケアをしているという方もいました。■「洗濯槽は洗いませんが、洗濯槽の除菌効果がある洗剤を利用しています。」(30代・専業主婦)確かに洗濯槽のカビを抑える効果がある洗濯洗剤が発売されています。カビが生えるのを抑える役割はありますが、発生するカビをゼロにすることはほぼ不可能だといっても過言ではないでしょう。■数カ月に1回が洗濯槽を洗う王道のペース主婦の多くの方は1カ月に1回、3カ月に1回のペースで洗濯槽の掃除をすることがわかりました。■「子どもの泥汚れのある運動着を洗うのですぐに洗濯槽が汚れてしまうため、こまめに洗っています。」(30代・正社員)■「3カ月くらいでニオイが気になりだすので、そのくらいの頻度で洗っています。」(40代・専業主婦)■「一応1カ月に一度と決めているのですが、気がつけば2〜3カ月過ぎています。定期的に洗わないと洗濯アカのようなものが衣類を汚すことがあります。」(50代・専業主婦)それよりも多いペースで掃除をする方は1名、そして年に1回だけ掃除する方、その他としては汚れが気になる時に掃除をするという方の票も多かったです。■「日々の洗濯をしている時、洗濯物に茶色の洗剤カスなどが付着したり、洗濯槽が汚くなったりしたと感じた時に洗います。」(50代・専業主婦)■「黒いゴミ(黒カビ)が出てくるようになったら洗いますが、部屋干しが増える花粉の季節の前や年末、梅雨時に洗うことが多いです。」(40代・専業主婦)洗浄する期間を意識することがなくても、洗濯物に黒いカスがつくようになったらそろそろ専用クリーナーで洗わないといけないかなと思う方が多いようです。確かに洗濯物にまで汚れが目立つようになると「このままではいけない」という危機感を感じるようになりますよね。また洗濯槽の掃除はできるだけしたほうがいいと思っていても、ついつい掃除を忘れてしまう方も多いかもしれません。この主婦の方のように、ちょっとした心がけで定期的に掃除をすることが日々の習慣になるかもしれません。■「定期的に決めてすると忘れずに持続できます。私の場合は、毎月1日に洗濯槽を洗うことに決めてカレンダーに印をつけなくても忘れずに実行するようにしました。」(50代・専業主婦)■洗濯槽でやっぱり気になってしまうのはカビ多くの主婦を悩ませる、洗濯槽のカビ。洗濯をしたのに洋服に黒いカスが付いてしまっていたというのは、洗濯槽にこびりついているカビが剥がれたものである可能性があります。■「洗濯物にゴミカスが付いていたら洗濯した気にならないし、気になります。」(30代・専業主婦)■「1度、黒いカスが何回も出て困ったことがありました。目に見える形になるとやはり怖いですよね。」(20代・専業主婦)■「洗濯した時に洗濯物に黒いゴミカスが付くのが気になります。そのゴミが出てきたら掃除の時期の合図だと思っています。」(30代・専業主婦)また部屋干しをして生乾きになってしまった時などに服が変に臭うなあと思ったことはありませんか?そのニオイも実はカビが原因なんです。■「洗濯槽のカビ臭いニオイが洗濯物に移るのがすごくイヤです。」(20代・正社員)■「ニオイが1番気になります。せっかく洗ったのに無意味だし二度手間になってしまうので。」(20代・専業主婦)■「洗濯槽クリーナーでの掃除の間隔があいてしまった時や夏場、洗濯機の中から生臭いニオイがしたことがあります。そのまま洗濯したら服に菌がついて臭くなりそうで、とても気になります。」(50代・パートアルバイト)また黒カビや生臭いニオイとともに洗濯槽のお悩みとして君臨するのが「茶色いコケのようなもの」です。この正体もカビの一種です。■「洗濯物にも付いてしまって、洗濯したのに不衛生になることがあるので。」(20代・専業主婦)■「見た感じが汚くてぞっとする。洗濯しても綺麗になる気がしない」(30代・専業主婦)■「定期的に洗浄するようにしているのですが、ちょっと間があいた時など白い衣類に茶色いぺらぺらがついていると『あ、槽洗浄しなくちゃ!』と思います。」(40代・専業主婦)カビが発生することは、主婦のみなさんにとって洗濯槽を洗うための「信号」みたいなものなのですね。2. 洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しようカビも理由があって生えてきます。その原因さえわかれば、カビの発生を防ぐことができます。ここでは主婦を悩ませる「カビ」について理解を深め、具体的な対策を考えていきましょう。■洗濯機の構造を理解しよう洗濯槽にカビが生えやすいのには、洗濯機の構造が大きく関与しています。多くの縦型・ドラム型の洗濯機は槽が二層になっています。一般的に「洗濯槽」と呼ばれるものは洗濯機の内側にある槽のことを指し、外側の槽のことは「外槽」と呼びます。洗濯機を回している時は洗濯槽と外層の間に水が入るため、この空気にあまり触れない洗濯槽の外側と外槽にカビが生えやすくなるのです。そして多くの洗濯槽には穴が空いていますが、洗濯機を回している最中にこの穴から洗濯槽の内側にカビが入ってきてしまいます。これが洗濯物にカビが付着してしまう原因です。このカビの付着を防ぐために洗濯槽に穴が空いていない洗濯機も販売されていますが、多くは二槽式で穴あき洗濯槽が一般的。そのため洗濯槽も定期的に掃除をするメンテナンスが必要なのです。■カビが生えるための方程式そもそもなぜ洗濯槽にカビが生えるのでしょうか?カビが生えるといわれている原因はいくつかあります。そのメカニズムを簡単な方程式で表すと次のようになります。(洗濯機はもともと湿度が高い)+(溶け残った洗剤+せっけんカス+付着したアカや泥)=洗濯槽のカビ洗濯機は水を使うことに加え、多くの家庭ではお風呂の手前の脱衣所に設置されています。そのため洗濯機のまわりは自然と湿気がこもりやすく、特にフタがつねに閉まっている洗濯機の中はどうしてもカビが発生しやすい環境になりがちです。洗濯後に残った洗剤やそのカス、アカ、泥などはカビにとって絶好のエサになるのです。この“カビのエサ”と湿気が組み合わさって、洗濯機内にカビが増えていくということになるのです。3. カビの増殖を防ぐために日頃からできること多くの主婦の方は、日頃から積極的に洗濯槽のカビ対策をされていることがわかりました。具体的には8割以上の方が、湿気をこもらせないように努力されているようです。洗濯槽専用のクリーナーをマメに使うことが洗濯槽を清潔に保っておくには最も効果的ですが、多くの家庭では毎日洗濯はするため、そう頻繁には槽の洗浄は出来ません。となると出来るだけカビを増やさないためには、日頃のちょっとした心がけが大切のようです。では具体的にどのようにやるのかを、主婦の方々の声をもとに探っていきましょう。■湿気をこもらせない!先述したように、洗濯機は湿気がこもりやすいです。「カビが生えるための方程式」にもあるように、高い湿度はカビが生える絶好の環境です。■「洗濯が終わったら必ず洗濯槽のふたを開けています。湿気がこもりそうなので、常に開けっ放しです。」(40代・専業主婦)■「洗濯機のフタはこまめに開けています。また浴室や洗面所の風通しを良くするように心がけています。」(40代・個人事業主)■「基本的に洗濯機の中に洗濯物をためないようにする、湿気がこもらないようにフタを開けて風を通すようにしています。」(40代・専業主婦)風通しを良くすることは、湿気をこもらせないために効果的。カビにとって繁殖しやすい環境を作らないためにも、洗濯機のフタを開けておくことはとても大事なわけです。洗濯機の中を湿度の高い状態にさせないためには、洗濯機のフタを開けておくことに加え、洗濯が終わったら洗濯槽を乾拭きすることも効果的です。雑巾でさっと水気を取るだけでも、長期的に見たらカビの発生を抑えるのに役立つこと間違いなしです。■温度が高ければカビは対処出来る!カビは高温にはとても弱いです。通常、カビは50℃のお湯で菌が成長することが出来ずに死滅するといわれています。そのため洗濯槽を高めの温度に設定しておくことで、カビの繁殖を抑える働きがあります。■「カビは高温で死滅すると思っているので時々洗濯槽を高めの設定にしてカビ退治します。」(50代・専業主婦)■「おふろの残り湯を使うことと、洗濯槽クリーナーを定期的に使うよう心がけています。」(40代・パートアルバイト)主婦の方々からもこのような声がありました。このほかにも乾燥機付きのドラム式洗濯機を使用している家庭では、定期的に槽乾燥をさせることをおすすめします。洗濯槽だけを乾燥させ槽内を高温の状態に保つことで、カビの発生を抑えることが出来るのです。まとめ■カビの「エサ」を増やさない!■「とにかく洗濯物に付いたゴミや泥などは極力洗濯機に入れる前に処理しています。」(50代・専業主婦)■「カスがたまってカビの原因になることが多いと思うので気をつけています。」(20代・専業主婦)■「砂や食べカスが付いている場合は、簡単に手で水洗いしてから洗濯しています。」(20代・専業主婦)汚れた洗濯物を洗うことが洗濯機の役割ですが、その汚れた洗濯物にはたくさんのゴミやカスが付着しています。先に説明した「カビが生えるための方程式」でも解決した通り、アカや泥はカビが生えるための条件。洗濯物の汚れは洗濯前になるべく落とすことも、カビ防止に効果があるといえます。たとえば泥遊びが好きな小さなお子さんや、野球やサッカーなどの屋外スポーツをやっていて泥だらけになったユニホームを持って帰ってくるお子さんがいる家庭では、洗濯機で洗う前に簡単に手洗いをし、泥や砂をある程度取り除いてから洗濯するとよいでしょう。面倒だし、ひと手間かかる作業です。しかしこのような心がけを継続させていくだけで洗濯槽のカビは大幅に改善できるのです。洗濯槽のカビ防止にはさまざまな方法があることがわかりました。防止はできてもカビの発生は完全には抑えられないため、1カ月から数カ月に1度のペースできちんとクリーナーで槽洗浄されることをおすすめします。槽洗浄をしたうえでさらに日々のカビ発生を防ぐ方法を試してみると、洗濯槽の綺麗な状態をより長く保つことができるようになります。洗濯したのに残ってしまうカビのニオイ。洗濯物についた黒いカス。こうしたカビの悩みからおさらばするためにも、日頃から洗濯槽のカビ対策を始めてみませんか?アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日「洗濯カゴ」にはいろいろな形・素材があり、種類がとても豊富です。デザインも気になりますが、家事の効率を上げるには、それらの洗濯カゴをどのように活用すればよいでしょうか。主婦50人の方々に、普段の洗濯での「洗濯カゴ」活用方法についてお伺いしました。何気なくやっている洗濯を楽にするコツが詰まっています。毎日の洗濯で使う「洗濯カゴ」。みなさんは、現在いくつの洗濯カゴを使っているでしょうか。また、それを買う時にどんな点に注目して買いましたか?身近なものだけに、普段は何気なく使っている洗濯カゴですが、実はいろいろな種類があり、人によって使い方も大きく異なります。そこで今回は主婦50名の方に、洗濯カゴの選び方や普段のカゴの使い方について、アンケートにてお聞きしました。「こんなカゴの使い方があったんだ!」という発見につながるかもしれません。■目次1.主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル2.どんなタイプの洗濯カゴを使うのか3.主婦が洗濯カゴに求めることとは?4.今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたまとめ1. 主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル各家庭にある洗濯カゴの個数は、どれくらいだと思いますか?家族4人なら2つ以上は必要と、家族の人数によって個数が変わると思う方もいらっしゃることでしょう。実は家族の人数よりも、主婦の方のライフスタイルによって洗濯カゴの個数が変わってくることが、アンケートの結果からわかりました。全体のおよそ半数もの方が、洗濯カゴは1個で十分だと考えていることがわかりました。複数個を使い分ける方もいらっしゃいましたが少数派。主婦のみなさんがなぜその個数の洗濯カゴを使うのか、理由を見ていきましょう。【使い分けるのが面倒】洗濯物のカゴはひとつでいいと答えた方には、夫婦ふたり住まいの方もいらっしゃれば、家族4人という方も。やはり、家族の人数でカゴの個数は左右されていません。■「洗った洗濯物を運ぶのに使うので、大きめのものが1個で十分だと思っています」(50代・専業主婦)■「家族は4人。洗いたい服はよくないと思いながらも洗濯機に直接入れています。洗濯カゴには洗った服を入れて、干す時に使います」(40代・正社員)■「洗濯カゴはひとつだけです。柔軟性のあるプラスチックの大きめのカゴで、汚れ物を入れても平気なものです。家族は4人。夫婦と大学生の息子がふたりです。カゴではありませんが、あまりに泥汚れがひどいものなどはバケツに入れます」(40代・専業主婦)■「脱いだ洗濯物は洗濯機に入れ、洗った物を干す場所に運ぶためにカゴを使うので、ひとつで足りている」(40代・専業主婦)このように、大きいサイズのカゴを使用したり、洗う前の衣料などは直接洗濯機に入れたりすることから、洗濯カゴはひとつで十分という声が多くありました。複数のカゴを使い分けるよりも、ひとつにまとめておき、洗濯する直前に白いものと色つきのものなどを分けるスタイルの方が多いことがわかりました。そもそも、細かくカゴごとに洗濯物を分けるのが面倒に感じている方もいらっしゃいます。■ふたつ以上のカゴを使う理由一方で、常時3個のカゴを使い分けている主婦の方々もいらっしゃいます。■「汚れものふたつと、洗濯した後のもの用にひとつ使っています。汚れものは分けるのに2個必要です」(30代・専業主婦)■「夫婦でふたり暮らしですが、ドライ・普通・干す用で分けて使っているから」(20代・専業主婦)■「家族は夫とふたりですが、通常の服、靴下パンツ等の細かい物、ニットなどのおしゃれ着と分けてます。正直、デニムや夫の作業服もカゴではないですが、違う場所に置いてもらっています」(20代・専業主婦)数個の洗濯カゴを使う方々の大きな共通点は、汚れものと洗濯後のものを分けていることでした。そのほかにも靴下や下着、ニットなど、さらに細かく分ける方も。また、家族の人数が少ない家庭のほうが、2個以上の洗濯カゴを使い分けているという傾向が見られます。お子さんがいらっしゃる方よりも、主に夫婦でふたり暮らしという方がカゴを複数所有しています。洗濯物の量が少ないからこそ、きっちりと洗濯物をカゴごとに分けられるのかもしれませんね。【カゴを使い分けることで洗濯が楽になる】アンケートの結果では、4つの洗濯カゴを使うという方も2名いらっしゃいました。使い方は2〜3個のカゴを使い分けている方と変わりありません。■「これから洗濯する白いものと色柄ものを入れるカゴ、手洗い専用に洗濯するもののカゴ、干すとき専用に使うカゴの、全部で4個です」(40代・専業主婦)■「洗濯カゴはたくさん持っています。洗濯物干しをするところにも、常時置いてあります。こうすると取り込みやすいです」(40代・パート)洗濯物を分けるという使い方以外でも、洗濯機がある場所・洗濯物を干す場所のそれぞれにカゴを置いておくことでのメリットもあります。干す場所にも予備のカゴを設置しておけば、靴下・下着・タオルなど、後でまとめて干したい小物を一時的に入れておくことができます。そして取り入れる時も、それぞれのカゴに仕分けることが可能になります。2. どんなタイプの洗濯カゴを使うのかほかの家庭の干してある洗濯物は見えても、洗濯カゴを目撃する機会はなかなかありませんよね。今どきの主婦の方々はどんな洗濯カゴを使い、どのように活用させているのでしょうか。【洗濯物の量に関係なく、たくさん入るものを】主婦の方々の圧倒的な支持を得た洗濯カゴは、「大きいサイズのもの」でした。カゴを分けるのは忙しいとなかなか出来ない、家族全員分のものがまとめて入るほうがいい、といった意見が多く見られました。■「とにかく大きめのものでないと、たくさん洗濯した時や大物を洗った時に役に立たない」(50代・専業主婦)■「たくさんの洗濯物をいっぺんに入れることが出来ると、あとでまとめて干すことが出来るので、忙しい時に便利です」(40代・専業主婦)■「以前は軽量で棚にしまえるという点を重視して選んでいたのですが、子どもが生まれてからはとにかく洗濯物の量が増えたので、持ち運び回数を減らすために容量の大きなものに変えました。実用性重視で、容量に合わせて持ち運びやすい形状も重視しています」(30代・専業主婦)家事の時間短縮のためにも、大きいカゴにどさっと洗濯物を入れてしまい、まとめて運びたいという主婦の方が多いようです。【持ち運びのしやすさを重視した「取っ手付き」】取っ手の使いやすさも主婦の多くのみなさんにとっては重要事項。持ち運びにくいものでは、家事の効率も下がっていく場合があります。■「ベランダに干しに行く時に、取っ手があるほうが持ちやすく、重く感じないから」(30代・正社員)■「取っ手が付いている持ち運びしやすいものを選びました。日々、干す時などに持ち運びするので、これを買ってよかったです」(40代・専業主婦)■「冬になると自宅では乾燥しづらいので、コインランドリーで乾燥機にかけたりします。そのため持ち運びにも便利な、取っ手付きの大きいサイズのものを使用しています」(40代・正社員)取っ手がない洗濯カゴの場合、抱えるように両手でカゴの下を持って運ばないといけません。そのため1回に運べるカゴの数は必然的にひとつ。複数のカゴを運ぶのは困難となります。一方、取っ手があるものなら2個の洗濯カゴを楽に運ぶことができます。複数のカゴを使う方は、やはり取っ手付きのほうが便利です。【省スペースなコンパクトサイズ】■「収納しやすいように、コンパクトなサイズを使っています。とても便利です」(40代・個人事業主)■「洗濯物を干す時に、洗濯かごに入れて運ぶため、取っ手が付いていてコンパクトなものを使っている」(30代・正社員)■「脱衣所が狭いので、なるべくものを少なくしています。一時的に利用する洗濯カゴはできるだけコンパクトなサイズを使っていますし、家族が3人なのでコンパクトサイズでも支障を感じません」(40代・個人事業主)コンパクトなものを選ぶ方に共通するのは、洗濯機の周りのスペースにあまり余裕がないこと。そのため幅が小さめのものや折りたたみができるもの、柔らかい素材で収納しやすいものなどを洗濯カゴとして選ぶ傾向がありました。コンパクトなものでは、容量という点で劣ってしまうのではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、折りたたみ式のものならば心配ご無用。大容量の折りたたみできる洗濯カゴも発売されています。場所を取らずに収納しておけるので、洗濯スペースが狭くて困っている方も安心です。3. 主婦が洗濯カゴに求めることとは?主婦のみなさんに「現在使っている洗濯カゴの素材」についてお伺いしました。多数の人が愛用しているのは「プラスチック」製のもの。「水がしみない素材」というところがポイントです。柳などの木製やステンレス製は、少数派でした。【カビ防止・軽い・手入れしやすい「プラスチック」製】プラスチック製のものは、値段が比較的安いうえにお手入れもしやすく、カゴそのものが軽いというメリットがあります。そのため主婦の方からの支持も根強いのです。■「軽くて値段も安く使いやすい。水に強いので湿気ったり、カビが生える心配がない」(50代・専業主婦)■「軽いのでプラスチックのものを使っています。なかなか丈夫で5年以上使っています」(40代・正社員)■「軽くて使いやすく、壊れにくい。汚れても洗いやすいため。洗濯物を入れて移動するのに、カゴに重量がかかると丈夫でない材質だと困る」(30代・正社員)■「濡れているものを入れても臭くなったりしないし汚れてもすぐに洗えるので、プラスチックタイプを使っています。洗濯を干すために外に持っていく時も、地面に置いても気にならないから」(30代・パートアルバイト)洗濯カゴは濡れたものを入れる機会が多く、厄介なカビが生えてしまうことがあります。木製や布製のものだと、手入れをするのもひと苦労。サッと拭くだけで汚れが簡単に落ち、ニオイも気にならないプラスチック製であれば長く使うことが可能になります。【毎日使うものだから、丈夫なものを】プラスチック製には多くの利点がありましたが、一方で次のような意見もありました。■「プラスチックの素材の洗濯カゴを使っていますが、たまに入れるものがたくさんあると、重すぎて壊れることもあります……」(40代・パートアルバイト)プラスチック製のカゴの弱点は、割れてしまう可能性があること。値段が安いものですと、取っ手や底が重量に耐えられなくなったり、酸化してしまったりしてすぐに壊れてしまうこともあります。落とすなどの衝撃にも弱いのが事実です。やはり毎日使うものですから、丈夫で使いやすいものが好まれます。同じプラスチック製でも、壊れやすいものもあれば、丈夫で長く使えるものもあります。カゴの購入を検討されている方は、その違いをしっかりと見極めてから買うのがよいでしょう。4. 今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたただ洗濯物を入れるだけのカゴでも、使い方は人によって大きく異なります。主婦の方はそれぞれ家事を出来るだけ効率的に行うために、さまざまな工夫をしていることがわかりました。主婦のみなさんに洗濯カゴを使う時のこだわりについてお聞きしたところ、カゴ個数に関する意見と同じく、汚れものや洗ったもの、白いもの、色柄ものによってカゴを使い分けているという声が集まりました。「その他」に投票された方が多い結果となりましたが、その中でも興味深い意見をご紹介します。■「色ものと白ものを分けるようにしていたのですが、子どもが生まれてからはさらに子ども用とタオル類を別で洗うようになったため、全部で4種類となっています。それぞれカゴの「色」を使い分ける事で、間違ったところに紛れないように工夫しています」(30代・専業主婦)■「洗濯カゴの中にネットを準備しておき、子ども用、ドライ用、ネットを使う用で分けている」(30代・専業主婦)タオル類は細かい毛が出る場合が多く、特に黒い衣料などの毛が付着すると目立ちます。カゴに入れる段階で分けていればそれを防ぐこともでき、洗濯をする時の手間も省けます。また、洗濯ネットをあらかじめカゴに設置しておくというのも良いアイディア。洗濯する際にファスナーを閉めて洗濯機に放り込むだけなら、忙しい時でも楽チンですね。これらは簡単に取り入れることができ、日頃の洗濯の効率もよくなる工夫なので、この機会に始めてみてはいかがでしょう?まとめ普段は何気なく使っている洗濯カゴも人によって何個使っているのか、どのように使うかなど、さまざまであることがわかりました。洗濯カゴをもっと機能的に使いたいという方は、ご自身やご家族のライフスタイルを考慮しながら、新しいカゴの使い方を見つけてくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日たった1日分の洗濯物でも、すごい量になってげんなり……。さらに「せっかく洗濯物を干したのに、シワやニオイが気になる!」なんてことになったら、さらに落ち込みます。実はそれらの問題点は、上手な干し方で防げるもの。主婦50人に“洗濯物干しのコツ”を聞きました。たとえ1日分の洗濯物であっても、家族全員分が集まると結構な量になります。・洗濯を干すスペースも限られているし、お天気にも左右されるし、全然乾かない!・しっかり干したはずなのに、生乾きのニオイがする・取りこんでみたら洗濯物がシワシワ……このような経験をしたことはありませんか?多くの方が悩みを抱える「洗濯の干し方」ですが、その解決法を見つけるべく、主婦50人の方にアンケートを実施しました。■目次1.干す場所の問題は便利グッズで解消2.洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…3.「早く乾く」ことと「ニオイ」の密接な関係4.雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法まとめ1. 干す場所の問題は便利グッズで解消まずは、主婦のみなさんがどんなことに困っているのか探っていきましょう。【Q:洗濯物を干す時に、困っていることはありますか?】この質問に対して多かった回答が、「洗濯物を干す場所」についてでした。■「余りにも洗濯物が多い時、干す場所が狭いので、洗濯物と洗濯物の間隔が狭くなり、乾きにくいです」(40代・主婦)■「家族分の洗濯物を干すと、竿を3本使ってもいつも目一杯で、うちのベランダは狭い!と感じます」(40代・主婦)日当たりの良い大きなお庭があるような家ならば理想的ですが、実際は洗濯を干すために広々としたスペースを設けるのはなかなか難しいこと。主婦のみなさんがこの問題をどのようにクリアしているか聞いたところ、その解決策のひとつが「便利グッズ」を使うことでした。便利な機能が付いた「ハンガー」を使って、干し方を工夫している方が多く見られました。■「ベランダが狭いので、バスタオルなど大きな洗濯物を折らずにパッと干せる「のびるハンガー」を使っています。ハンガーの下の部分がスライドしてワイドに伸び、バスタオルなど干す場所を取らずにハンガー干しが可能になります」(40代・主婦)■「7連ハンガーを使っています。1本ずつ取り外しても使えるし、タテに吊るせば干すスペースを広く使える。ハンガーの幅を広げるなどの調節出来るので便利です」(30代・主婦)このような便利なグッズを積極的に使用することで、洗濯を干すスペースの狭さによるストレスを軽減することが出来ます。2. 洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…外干し・部屋干しに関わらず、「洗濯物を干す」という行為をするうえでの課題について、主婦のみなさんの意見を聞きました。最も回答が多かったのは「シワ」。シワくちゃな服は、人の印象にも影響します。40%の主婦たちが、洗濯物を干す際に「シワ」を作らないことを第一に考えているという結果となりました。■「極力アイロンの手間が減らせるよう、きちんとシワを伸ばすことに気を使っています。」(40代・主婦)■「出来るだけアイロンをしたくないので、シワがでないようにパンパンしてから干します。」(40代・主婦)なかでも多かったのは、「出来るだけアイロンがけの手間を省きたい」といったコメントです。シワはアイロンで伸ばすことが出来ますが、手間が増えるのは避けたい、というのが主婦の本音。となると、洗濯物を干す時点でシワをしっかりと伸ばすことが重要となります。また、シワがあると洗濯物が乾きづらくなるという意見もありました。■「デニムなどの厚手の生地は、シワがあるとそこが生乾きになって、ニオイがつくから」(40代・主婦)■「ダンゴ状になっていると生乾きになってしまう。干す時点でしっかり伸ばすよう心がけています」(40代・主婦)■「干す時に、その都度バサッとして、シワや形を整えてから干すと乾く時間も短縮になり、シワなどもあまりなく綺麗に取り込める」(30代・主婦)布と布が重なっているところは干してもあまり空気に触れず、そこだけ半乾きになることも。しっかり乾かなかった服は着るのもしまうのもためらわれます。洗濯物は広げて“パンパン”とシワを伸ばす、という基本の干し方は案外あなどれないものです。3. 「早く乾く」ことと「臭い」の密接な関係先ほどの「洗濯物を干す時に気にすること」のアンケートでは、「シワ」に次いで「ニオイ」が32%、「早く乾くか」が24%を占めています。実はこれらの「早く乾く」ことと「ニオイ」は関係性があります。■「いくら外に干しても密着させすぎてしまうと乾きづらいし、空気の通りが悪くて臭い」(40代・主婦)■「厚手の服は風通しの良い場所に干す。ちゃんと乾かないとニオイの元になるので。あと、整然と干されていると気持ちいいので、見た目も大事」(30代・主婦)■「早めに乾かさないとニオイが残るため、乾きにくい天候の時は室内の暖房に近いところに干すなど、早く乾くようにしている」(40代・主婦)■「洗濯物が乾きにくい季節は生乾き臭がひどい時があり、せっかく綺麗になった洗濯物でも嫌な気分になります」(40代・主婦)洗濯物を早く乾かすことで、ニオイはずいぶん予防出来ます。濡れた状態が長時間続くと、雑菌の繁殖が元となって特有の嫌なニオイが発生してしまうのです。それでは具体的に、主婦のみなさんはどのような対策をされているか、そのコツを教えていただきました。■「なるべく洗濯物同士の間隔を開けて干すようにしている。でないと風通りが悪くて、余計に乾きが悪くなる。それとシャツやズボンは洗濯バサミで上部を留めて、ダランと干す。そうすると乾きが早い」(30代・主婦)■「より早く乾かすためには、除湿機を使う。エアコンよりも電気代が安く済むので、夜10時から朝の8時で乾かすようにしています。ポイントは、乾燥した状態を7時間以上保つようにすること」(40代・主婦)基本となるのは「湿気対策」と「通気性」。乾きやすい環境を作るためにはやはり、洗濯物が重ならないようにすることが何より重要。合わせて部屋の湿度を低くしておくことが必要です。朝に洗濯物を干すことで「早く乾く」ことにつながる、というご意見もありました。■「洗濯はなるべく暖かい朝などにして、干し方も乾きやすい干し方にしている」(30代・主婦)■「よく乾くように重ならないようにしたり、朝早く干したりしています」(30代・主婦)適度に風が通り、日差しもある朝は、絶好のお洗濯日和。天気予報をしっかりチェックして洗濯をすることも、上手な洗濯には欠かせないポイントといえます。4. 雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法天気の良い朝が続けば、日頃のお洗濯もグッと楽になるのですが、あいにく天候不良が続いてしまうこともあります。もちろんベランダや庭などに干すことは出来ず、しかし干す場所がないからといって、洗濯をしないと洗濯物は積み上がる一方。ニオイや生乾き感など、洗濯に起こりがちな問題の原因について主婦のみなさんに伺ってみたところ、どうしても「天候」によって洗濯物の状態が左右されてしまう、と感じている人が多くいました。■「雨の時はもちろん乾かず、風の日は洗濯物同士がくっついてしまい、乾きません。厚手の素材も天候によりなかなか乾きません。天気の良い日はなんでもよく乾きます」(40代・主婦)■「天候が悪いと外に干せなくて困る」(30代・主婦)雨の日に洗濯をするとなると、乾燥機を使うという手もありますが、多くの場合は「部屋干し」をすることになります。雨天だけではなく、春であれば花粉、梅雨や冬場は雨が降らなくても洗濯物が乾きにくく、部屋干しを強いられる状況は少なくありません。そもそも外に干すスペースがなく、いつも部屋干しをしているという方も何人かいらっしゃいました。しかし部屋干しをすると、洗濯物だけでなく部屋の中まで嫌なニオイになります。さらには乾かす場所も限られているので、乾きも遅くなりがち。■「とにかく干せる場所にはどこにでも干しています。ベランダが狭いので、干すスペースを確保するのがいつも大変。部屋の中のあらゆるところに干して何とかするしかない」(30代・主婦)■「雨が降った時の干す場所にいつも悩みます。すべて乾燥するとシワも気になるし、出来るだけ多く干したいので部屋のあちこちを利用して干しています」(40代・主婦)■「部屋干ししか出来ないので、スペースに限りがあるし、乾きが遅い」(30代・主婦)こういった部屋干しの問題について、世の中の主婦の方が工夫しているポイントを見ていきましょう。まずは、部屋干しする「場所」の確保です。■「一番重宝しているのは、部屋干しする時に家の扉上の出っ張りに引っ掛けられるアイテムです。そのツールを引っかければハンガーなら6本まで吊るせるし、タコ足ハンガーもひとつぶら下げる事が出来ます。冬場の洗濯物が乾きにくい時期は助かります」(30代・主婦)部屋干しするとなると、カーテンレールや壁の縁に洗濯物をかけるなど、かける場所が問題となります。そういう場面でも役立つ便利グッズがあります。頻繁に部屋干しする家庭ならば、突っ張り棒や洗濯ロープを設置してしまうというのもありです。次に、部屋干しをする際のテクニック。■「部屋干しの時、湿度が高い時は、乾きにくいと感じます。なかなか取り込むことができないので、次の洗濯まで時間がかかります」(40代・主婦)このように、部屋干しは乾きにくいのも問題点。まずは「湿気」をどうにかしなくてはなりません。■「室内干しはどうしても部屋全体がジメッとするので、こまめに換気するようにしている」(30代・主婦)■「部屋干しする時に扇風機の風をあてることで、早く乾くし、ニオイ予防にもなります」(40代・主婦)湿度の高さによって洗濯物が乾くまでの時間が長くなると、雑菌が増殖してニオイの原因になってしまいます。また部屋にカビが発生するなど、衛生面での問題も。部屋干しでも洗濯物をしっかり乾かすには、湿度を低く保ち、空気を循環させることが重要。エアコンや除湿機を活用するもの効果的です。そしてしっかり乾くまで、こまめな換気を心がけましょう。仕事などの理由により、天候に関係なく昼間の洗濯が難しいご家庭は、除湿機を使った“夜干し”がおすすめ。夜は電気代がお得になる料金プランもあります。近隣への音の問題がなければ、夜に洗濯機を回して、除湿機をかけた部屋で洗濯物を乾かすと、お得で洗濯物もしっかり乾きます。まとめ主婦が洗濯物を干す際に気をつけているのは、【シワ・ニオイ・乾き】でした。・洗濯物を干す時は、乾きやすさのためにもしっかりシワを伸ばす・洗濯物同士の間隔をあけて、通気性をよくする。便利グッズでスペースを有効活用・外干しは暖かい朝を狙い、部屋干しは除湿と換気を徹底忙しさに追われて何気なくやりがちな洗濯ですが、これらの点に注意することで、洗濯物を干す際に起こりうるトラブルを最小限に止めることができます。洗い直しなどの手間をかけないためにも、正しい洗濯物の干し方を実践してみてくださいね。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日洗濯マークは、洋服を長持ちさせるための印であり、洋服の取り扱い説明書のようなもの。普段は特にマークを見ることなく洗濯をしていますが、実は生地を傷めているケースもあるかもしれません。マークの意味も知らずに洗濯するのはトラブルのもと。ここでは“洗濯上手”を目指して、洗濯マークについて学びましょう。すべての洋服のタグに表示されている洗濯のマーク。洋服を洗濯するうえでの注意事項が記号で書かれていることは多くの方がご存知かと思います。しかしこの洗濯マークが2016年12月に50年ぶりに変わったことはあまり知られていません。そもそもみなさんは普段からマークを確認しながら洗濯していますか?今回は主婦50名の方に洗濯マークに関するアンケートを実施。主婦のマークに対する本音から新しいマークの読み方まで、洗濯マークの正しい活用法について紹介します。■目次1.洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるし2.洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?3.洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談4.2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更まとめ1. 洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるしそもそも洗濯マークは何のためにあるのでしょうか?マークにはそれぞれの洋服の洗濯、乾燥、クリーニング、アイロンがけを行う際の取り扱い方が書いてあります。たとえば新しい家電を買った時は必ず取り扱い説明書を読みますよね。洋服についている洗濯のマークもそれと同じような役割を果たします。つまり、洗濯マークは洋服を長持ちさせるためにはとても大事な印なのです。もしも一般家庭での洗濯ができないと表記されているにもかかわらず、それを確認せずに家の洗濯機で洗ってしまった場合、洋服が縮んだり伸びてしまったり、素材がほつれてしまうなどのアクシデントが起こることが考えられます。それがお気に入りの服だったら……もう目も当てられませんね。2. 洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?洗濯マークは、洋服・靴下・下着・タイツなどあらゆる洋服に必ずついています。そのマークを見ながら洗濯している主婦の方は50人中わずか12人。たまに見るという方は、全体の約半分の22人でした。■“毎回マークを見ながら洗濯する”主婦は少数派■「思い込みで洗濯して服を台無しにしたことがあり、もうこのような失敗をしたくないからマークは見るようにしています。」(50代・専業主婦)■「ニットや麻などの洗濯に失敗してしまったトラウマがあるから見るようにしています。」(20代・専業主婦)■「たまに予想外に洗えると思っていても洗えないものがあったりするので、怪しいのは一度必ずチェックはします。」(30代・専業主婦)かつての失敗を繰り返したくないというコメントが目立ちました。たった1回の洗濯ですぐにダメになってしまう洋服もたくさんありますから、やはり事前に確認することは大事です。一方「たまにマークを見る」派は、デリケートな洋服、大事にしたいもの、下着などの形が崩れやすいもののみ意識して確認するようにする方が大多数でした。■「高いお金をかけて買った洋服やお気に入りのものに関してはチェックしますが、普段着はネットに入れるぐらいで特に気にしていません。」(30代・個人事業主)■「おしゃれ着や色の濃い服については、絵表示を確認します。普通に自宅で洗濯しても大丈夫か確かめてから決めます。」(50代・専業主婦)■「普段はあまり見ませんが、初めて洗濯するものはなるべく確認するようにしています。」(40代・専業主婦)■マークを見ずに洗濯をしてしまう主婦の本音一方でマークを見て洗濯することはほとんどないという方の票数も目立ちました。そこにはどんな本音が隠れているのでしょうか。実に約50%もの方が「表示を見なくても洗濯ができるから」と思っているようですね。洋服をパッと見ただけでどんな風に洗濯すればいいのかはわかってしまうものかもしれません。■「素材を触ってみたりすると経験上だいたいの洗濯方法はわかるので見ませんね。」(40代・専業主婦)■「毎日の洗濯はタオル類やリネン、下着などのコットンが主なので通常は表示を見なくても洗濯ができています。ただしイレギュラーのものは洗濯前に洗濯方法のラベルをチェックしています。」(40代・専業主婦)■「一個一個見ていたらきりがないし、とりあえず洗えたらいいかなって思いますね。」(20代・専業主婦)■「普通の洗い方と手洗いしか洗っていないので、洗濯の表示を見ずに普通の洗濯物とおしゃれ着洗いで分けているため。」(30代・パートアルバイト)また少数派ではありましたが、表示を見る必要性があるような服は買わないという方もいらっしゃいました。■「最近は洗濯機で洗えるものが増えてきているし、普段は洗濯機で洗えないような素材のものは購入していないから。」(50代・専業主婦)■「難しい洗濯方法の洋服は買わないので、ひどい汚れや色物は手洗いくらいしか気にしていないです。」(40代・専業主婦)主婦にとって家事はできるだけテキパキ済ませてしまいたいもの。洗濯の時間も短縮したいですよね。そう考えると洋服を買う段階からしっかり見極める必要があるのかもしれません。その他には、ひとつひとつの洋服のタグを確認することが面倒になってしまう、家での洗濯が大変そうなものは全部クリーニングに出してしまう、マークを見ても使い分けが大変に感じてしまうなど、主婦のみなさんの本音が聞けました。3. 洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談アンケートでは洗濯のマークを見ないという主婦の方がとても多い結果となりましたが、油断は禁物です。いつもは問題なく洗濯が出来ていると思っていても、ある時洗濯機から出したら洋服がとんでもないことになっていた、という経験をした人は多いようです。アンケートの結果、洗濯マークを見ずに洗濯したことによるトラブルを経験した方は6割以上。やはり多くの方はなんらかのハプニングと日々戦っているようです。その中でも「洋服を縮ませたことがある」主婦は、なんと半分以上の方が経験していました。■「普段使いの大き目のカーディガンだったので、多少傷んでもいいやという軽い気持ちで普通モードで洗ってしまったところ、思った以上に縮んで着られなくなりました。」(40代・専業主婦)■「洗濯ができない夫が、親切心で洗濯してくれた際に、私のウールのスカートが幼児サイズに縮んだことがありました。大切にしていたスカートだっただけに本当に落ち込みました。」(20代・専業主婦)■「綿セーターは洗濯機で洗っていたので、いつも通り買ったばかりのセーターを洗ったら縮んでしまいました。表示を見たら『毛100%』のものだったので台無しにしてしまった。」(50代・専業主婦)セーターの縮みトラブルの多くは、洗濯のマークを見ないことによる失敗が大半。セーターによってもどのような素材で出来ているかは大きく異なってきます。ひとつの素材だけで出来ているものや、ふたつ以上の素材が組み合わさっているものなどさまざまです。使われている素材によって洗濯の仕方も異なってきます。■少数派の意見でも参考にしたい失敗談大多数の意見ではありませんが、誰にでも起こりうる洗濯の失敗談をご紹介します。■「白いカシミヤのストールを手洗いしたら光沢がなくなってしまった。」(50代・専業主婦)■「ニットワンピースを、平干しなのに物干し竿にかけて干したら伸びてしまった。」(30代・パートアルバイト)洋服が着れなくなるというほどではなくても、洗濯マークを見ないで間違った洗濯の仕方をしてしまうと、もともとあった良い状態を損なってしまう恐れがあるということがこれらの主婦の方々の声からもわかりますね。4. 2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更日本でも外国製の洋服が販売されることはもはや当たり前のことになりました。ファストファッションなど、外国から大量に洋服が入ってくることもここ数年で普通のことになりつつあります。そんな「洋服のグローバル化」の流れから2016年12月、洗濯マークも日本版のJIS表示から国際基準のISO表示に変更。この変更を受け従来22種類あったマークは、国際基準では44種類に増えました。■マークが新しくなることによる戸惑い洗濯のマークが新しくなり、参照するべきマークの数が増えることは、主婦のみなさんにとってどのようなことを意味するのでしょうか?アンケートの結果「面倒」だと思う方が54%、マークは別に関係ないと思う方が30%と、新しいマークの登場を重要視する方はほとんどいらっしゃいませんでした。■「いきなり変わられても、今までの物が浸透しているので頭を切り替えるのが面倒くさそう。」(40代・専業主婦)■「昔からの洗濯表示に慣れているので、新しく覚えるのが面倒です。洋服を買う時も洗濯表示を確認するので早く覚えなきゃいけないなぁと思っています。」(30代・専業主婦)■「見てぱっと意味がわかる絵表示ならいいですが、新しく覚えないと意味を取り違えてしまいそうです。覚えるのが面倒くさく時間がなくてできないので、できれば変えないでほしい。」(40代・専業主婦)確かに記号は覚えるのが大変ですよね。慣れるまでは新しいマークの一覧表と使い方をよく見ながら洗濯をすることになるかもしれません。■従来とは若干異なる新しいマークのポイントをおさえようこの画像は新しい洗濯マークの主な例を表したものです。ざっくりと分けると、新しい洗濯マークは「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つに分類されます。従来のマークには「絞り方」についての表示がありましたが、新しいマークには該当する記号がありません。それではひとつひとつの洗濯マークが何を示すのかを具体的に見ていきましょう。■数字と棒の本数に注目!洗濯マークの読み方桶に水が入っているようなマークは「洗濯」を意味します。桶にバツ印が付いているものは、家庭での洗濯はできないものです。このマークが示すことは「洗濯機の液温の上限は95℃まで」ということ。つまり、マークに描かれている数字は温度を示します。①にプラスして下側に棒が追加されました。この棒は「弱さ」を示します。棒の本数は最大で2本。2本の棒が付いている洋服は、かなり弱めに洗わないと生地を傷めることを意味します。数字が書いていない桶に手のイラストが描かれているものは「手洗い」のマーク。数字は書かれていませんが、水温は40℃までという暗黙の了解があります。■黒い点がポイントな乾燥マークの読み方最近はドラム式乾燥機で洗濯した衣類を乾燥させる方も増えています。乾燥機を日常的に使う方は、乾燥マークの使い方にも要注意です。正方形に円が描かれているのは、タンブラー乾燥機を意味します。円の中に描かれている点は、乾燥する時の温度を示しています。④の点2つは温度の上限が80℃まで、という意味。点が1つの場合は上限は60℃となっております。バツ印がついていると、その洋服は乾燥機で乾燥させてはいけないということになります。■外干し・部屋干しの時に必須な自然乾燥のマークの読み方正方形に縦棒がついているものは「自然乾燥」のマークです。ベランダや庭などの外干し、または部屋干しをするときに確認してみましょう。シンプルに縦棒が1本のみあるものは、つり干しがいいということを表します。そして正方形の左上に斜めの棒が入ったマークは、日陰に干すことを推奨。縦棒が2本になると、ぬれつり干しがいいということになります。ぬれつり干しとは、洗濯機で脱水をしないことです。つり干しの時と同様に左上に斜めの棒があると「日陰で干しましょう」ということになります。■温度の上限に注意したいアイロンのかけ方乾燥機のマークのところで、黒い点が出てきました。アイロンのマークにも黒い点が出てきます。読み方は同じで、温度を示すものです。しかし乾燥機のマークとは温度の数字が異なるので、この点はご注意ください。点が1つ:アイロンの温度は110℃まで点が2つ:アイロンの温度は150℃まで点が3つ:アイロンの温度は200℃まで数字を覚えるのはちょっとややこしいかもしれません。ただ「黒い点が増えるごとにアイロンの限度となる温度が高くなる」ことは頭の中に入れておくと便利です。ここでは代表的なものを中心に新しいマークの一部を紹介しましたが、消費者庁のホームページではすべてのマークを確認することができるので、気になる方はぜひ参考にしてください。消費者庁:新しい洗濯表示まとめ洗濯マークをいちいち見ることは、忙しい主婦のみなさんにとっては煩わしいことかもしれません。しかし洗濯のトラブルはいつどんな時に起こるのか予測できないものです。毎回の洗濯で意識するようになれば面倒だと思うことも、もしかしたらなくなるかもしれません。今回は新しいマークについてもご紹介しました。まだすべての商品に新基準のマークが導入されているわけではありませんが、しばらくしたら間違いなくこのマークが当たり前になるので覚えておいて損することはありません。大切な洋服を長く着続けられるようにするためにも、洗濯マークの取り扱いを意識してみてはいかがでしょうか。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月07日洗濯槽は日ごろ衣料を洗う部分なので清潔にしておきたいものですが、定期的な手入れは面倒なもの。一般的には「洗濯槽クリーナー」で綺麗にすることになります。今回は、そんな洗濯槽の掃除やクリーナー選びはどうするべきか、またどのように掃除しているのか、主婦50人に聞いてみました。「洗濯」は衣類などを綺麗にする作業ですが、そもそも洗濯槽の内部に汚れがあった場合、洗った衣類が“清潔になった”とはいえません。目に見える汚れは落ちていても、菌などに汚染されてニオイの原因になることもあります。しかし槽内部は自分でゴシゴシと掃除できない部分。「洗濯槽クリーナー」を使ってお手入れをするのが一般的です。今回はそんなクリーナーの使用実態について、20~50代の主婦を対象とするアンケートで調査しました。■目次1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数2.放置しがちな人も意外に多い3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!4.クリーナーを使った結果は…?まとめ1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数洗濯槽の汚れがひどいと、剥がれ落ちたカビの塊が洗濯物に付着することも。小さな子供のいる家庭ではこういったものがアレルギーの原因にもなりうるので、槽の内部も洗濯槽クリーナーなどによる正しい手入れが必要となります。はじめに、主婦の皆さんが実際どれくらいの頻度で洗濯槽の掃除をしているのかアンケートをとりました。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから1カ月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから一か月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。2.放置しがちな人も意外に多いしかしながら、定期的な洗濯槽洗浄を心がけている人は全体の半数を超える程度。洗濯槽の掃除はたまにやるくらい、という人も少なくないことが明らかとなりました。■「きちんと日にちをチェックしているわけではありませんが、だいたい半年に一度ぐらい専用クリーナーで洗います」(40代・主婦)■「もしかしたら半年に1回よりも少ないかもしれないけど、気付いたときに洗うようにはしている」(30代・パート)「半年に1回」という人は、「3カ月に1回」の定期清掃派と並んで12名。期間を決めてやっているわけではなく、テレビCMで不安を煽られたり、クリーナーが特売されているのを見たりと、思い立った時だけ洗濯槽の掃除をしているという人が多くいました。■「1年に1回だけ、年末の大掃除の時に洗濯が全部終わったタイミングで洗うようにしている」(30代・主婦)■「大体1年に1回くらいです。本当はもっと短いスパンで洗いたいとは思っています」(20代・パート)「その他」を選んだ人の中で「1年に1回」ほど洗浄しているという人が4名ほどいました。まさに洗濯槽も年に一度の大掃除となるわけですが、強力なクリーナーを使用しているのでそれくらいで大丈夫と考える人もいました。■「これまでまったく洗っていない。洗濯槽のカビを心配していないので特に洗う必要性を感じていない」(50代・主婦)■「毎日洗濯しながら洗われていると思っていたから洗ったことがない」(30代・パート)■「カビが生えないように蓋を開けているので、洗濯槽は洗っていません」(40代・主婦)■「洗濯槽を洗うことすら知らなくて、去年の夏頃、初めて洗濯槽クリーナーを使いました。それをやると、中から水垢が出て来るので、後処理も大変だなと思いました。余程、洗濯槽が汚れて、洗い物に支障が出ない限り、やらないかな」(30代・主婦)めったに洗わない、または洗ったことがないという人も一定人数います。少なくとも、槽の汚れによる実害がない限りは掃除する必要がないと考えている人もそれなりにいるようです。洗濯そのものの頻度や洗濯する物などによっても槽の汚れは変わるもの。しかし洗濯槽はカビが増えやすい環境なので、ある程度の予防策はあるものの、汚れをゼロに保つことは難しいといえます。そんな中で、こまめに掃除をしている人と、ほとんどほったらかしにしている人の両方がいることがわかりました。3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!家庭ごと洗濯槽掃除の頻度にはばらつきがありましたが、槽を綺麗にするためには「洗濯槽クリーナー」を使うのが一般的。主婦の皆さんが普段、どんな洗濯槽用の洗剤を使っているのか聞いてみました。■「洗浄力」が最優先!■「やっぱり洗浄力が一番気になります。月に一回のお掃除でお疲れ様の気持ちを込めて洗濯槽を綺麗にしてあげたいと思うので、洗浄力が一番です」(50代・主婦)■「洗濯槽のメンテナンスが年に数回で済むように、洗浄力が強力なものを選びたいと思っています」(40代・個人事業主)テレビCMなどで、洗濯槽にびっしりカビがこびりついたイメージを見ていることもあり、最も重要視されるポイントは「洗浄力」。日ごろ家族の衣料を入れている洗濯機の中があんな状態だったら……と想像しただけで恐ろしくなります。月1回の手入れをする人はそれだけ清潔さを重視しているので、洗浄力が気になるというのは当然のこと。一方で、それほど頻繁に洗浄しない人が洗浄力を求めるのは、溜まってしまった汚れを根こそぎ落とすためであることがわかりました。■「簡単に扱えるかどうか」も要チェック■「簡単でないと、やる気がおきないので。自宅の浴槽洗いコースでできるものを選びます」(30代・主婦)■「時間がかかったり手間がかかるものは、習慣的に掃除するようになりにくいから」(20代・主婦)洗濯槽クリーナーは、お手軽であることもポイント。強力なクリーナーで溜まった汚れを落とすと、大量のゴミが出てきます。アミでその汚れをすくうのはけっこうな手間となります。掃除の後もしばらくは汚れのカスが出てくることもあり、それでは洗濯にも差し障ります。洗濯機を回すだけで綺麗にできれば楽チンですし、それくらいなら定期的な洗浄も苦になりません。■「値段の安さ」や「コストパフォーマンス」も判断基準■「いつも安いのを買うのでメーカーは気にしません。なのでいつも違うのを使ってます」(30代・パート)■「一回で使いきってしまうものなので、できるだけコストパフォーマンスがいいものを選ぶ」(30代・主婦)こちらも定期的にやるなら気になる点。主に値段を見てクリーナーを購入するという人も多いことがわかりました。効果はどれもほとんど変わらないという声もあるほどです。■他にはこんなポイントに着目■「宣伝文句では信用できないので、ネットで口コミ評価を読んで決めました。洗浄効果が高いものを選びました」(50代・主婦)■「やっぱり身近な人の意見が、一番信憑性があって参考になるから」(30代・パート)■「電気屋さんに薦められた、洗濯機のメーカーが出している業務用のものを使っています。少し高いですが、強力だと聞いています」(40代・パート)■「自然と体に優しい成分のものを選んでいます。ただ威力が足りない感じがありますので、1年に一度くらいは強力な洗浄力のものを使います」(40代・個人事業主)実際に使ってみたという、ネットや知人からの情報を購入の決め手にする場合もよくあることがわかります。また、強力すぎるものは衣料に影響を与える可能性があると聞いて、その点を考慮しているという人も数名いました。4.クリーナーを使った結果は…?洗濯槽を清潔に保つためにも、洗濯槽クリーナーは洗浄力があるものを選ぶ人が多く、定期的なお手入れを欠かさずできるよう、手軽さやコスト面も要チェック項目であることがわかりました。そんな洗濯槽掃除に欠かせないクリーナーですが、主婦の皆さんは効果を実感しているのかが気になるところ。使用してみての感想を聞いてみました。■「ゴミがごっそり取れるのでとても満足しています。粉末タイプがよく取れると実感してます」(30代・主婦)■「液体で溶けやすく使いやすいです。汚れも大体落ちているので満足してます」(40代・パート)■「塩素系で効果は強いと思いますが、その効果が持続してくれるとなおありがたいですね。なかなかニオイの根絶は難しいようです」(50代・主婦)■「環境や肌の影響を考ええると、酸素系漂白剤で洗濯槽を付け置き洗いしたほうがいいと考え使用しています」(50代・主婦)洗濯槽クリーナーにはいくつか種類があります。一般的には、「粉末=酸素系」のものと「液体=塩素系」というものです。塩素系のクリーナーのほうが強力で、カビなどの汚れを分解・殺菌する作用があります。一方、酸素系は塩素系よりも弱いのですが、汚れを浮かして落とす効果があります。ゴミがたくさん浮いてきて、いかにも汚れが落ちていることがわかります。主婦の皆さんはクリーナーの種類にはこだわらないという方が多かったです。強いほうがいいかというと決してそうではなく、塩素系を使うとニオイが残る場合があります。洗濯以外の塩素系漂白剤と同じく取り扱いには注意が必要となります。酸素系はその点、比較的安全に槽洗浄をすることができますし、目に見えて汚れが落ちたほうが安心できるという人もいるでしょう。ニオイが残らないのもメリットです。洗濯機によっても使用できるクリーナーが異なりますので、説明書などで確認が必要です。使い方を誤ると有害なガスを発生する場合もありますので、洗濯槽を掃除する際は注意しなければなりません。■「使うと、茶色いカスがいっぱい出ます。これがついていたと思うと怖いのと同時に、きれいに拭き取るのが手間で困ります」(40代・パート)■「綺麗になっているのかは、目視で確かめられないので、成分表示やキャッチコピーにお任せするしかない。でも、安心なのか定期的に使うようにしている」(30代・主婦)■「効果があるのか目に見えてはわからないのですが、ちゃんと使っていれば洗濯物が臭くならないのでとりあえず効果はあるんだろうなと思っています」(20代・主婦)使うクリーナーや汚れの溜まり具合によっても、ゴミが出てくる場合とそうでない場合があります。しかし、ほとんどの人がクリーナーを使うことによって効果があったようだと感じていました。実際にニオイがなくなったというメリットを実感している人もいれば、定期的に槽洗浄をしておけば安心につながるという人もいました。まとめカビや汚れが溜まりやすい洗濯槽ですが、定期的に洗浄している人はおよそ半数。意外にも、こまめに手入れをしている人ばかりではないということがわかりました。一般的に洗濯槽、酸素系・塩素系といった「洗濯槽クリーナー」を使用して手入れします。主婦の皆さんは洗浄力のほか、手軽さや値段に注目して気に入ったものを購入し、何らかの効果を感じている人がほとんどとなりました。最終的に洗濯槽は自分の目で見ることができません。しかし定期的にクリーナーを使うことで安心にもつながりますので、最低でも「3カ月に1回」という頻度を目安にしつつ、気持ちよく洗濯できる環境づくりを実現させてください。
2017年03月24日洗濯の回数を最低限にとどめるためには、洗濯機のサイズが重要なポイントとなります。家族の人数や洗濯物の量、頻度などを考慮して最適な洗濯機の容量を選ぶことで、時間の効率化や節水にもつながります。主婦の意見を参考に、自分の家庭にはどれくらいがベストか考えてみましょう。家庭によって頻度に差はあっても、家事の一部として定期的に行う必要がある「洗濯」。日々のやるべきことであるからには、洗濯機のサイズ選びを誤ると効率が悪いばかりか、水道代・電気代の無駄も生まれてしまいます。一般的にはどんなポイントを重視して洗濯機の容量が決められているのか知るために、各家庭の洗濯する頻度や一度に洗う物の量に着目したアンケートを実施しました。20~50代の主婦の皆さんの意見を参考に、家庭にピッタリな洗濯機を選んでくださいね。■目次1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる2.お洗濯は毎日?それとも1日おき?3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項5.家庭に合ったサイズで節約効果もまとめ1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる一日の洗濯物は、“1人あたり1.5kg”というのが目安。仮に4人家族で毎日洗濯するなら、洗濯機は1.5kg×4人=6kgの容量が必要ということです。さらにタオルなどを洗うことも考えると、+1kgほどの余裕を持たせるのが最適といわれます。家庭用の洗濯機は4kg~10kgほどの容量が一般的ですが、まず現在使っている洗濯機のサイズについて聞きました。家族の人数に比例して洗濯機のサイズも大きくなるかと思いきや、必ずしもそうではありませんでした。同じサイズでも家族の人数にはばらつきがあります。■「4.5キロの洗濯物が洗える洗濯機を使っている。二人暮らしなのでこれで十分だ」(50代・主婦)■「ドラム式洗濯機を使っている。4人家族で毎日回すので、そんなに容量はいらない」(30代・主婦)二人暮らしでは6kg以下のサイズで十分という意見が多数。中には5人家族で4.5kgのサイズを使用しているという家庭もありましたが、子どもが大きくなるにつれて洗濯物が増えるので、今では苦労しているということです。■「2人家族なので洗濯物はそう多くはないのですが、毛布が洗えるように7kgの洗濯機を選びました」(50代・主婦)■「家族4人だと容量は7kg程度で十分。大きな毛布や布団なども洗える」(30代・パート)■「2年ほど前に購入しました。3人家族なのですが、たまに1日2回ほど回さないといけない日があります」(30代・主婦)7kgのサイズを利用しているのは50人中16人で、最も多い数字となりました。毛布や布団などの大物を洗うとなると、最低でもこれくらいの容量が必要となります。5人家族までは対応できるという人がいる一方、洗濯をする頻度によっては3人分でも足りなくなるという家庭がありました。予算と置くスペースの都合上、7kgが限界という声も挙がっています。■「2人暮らしなので、あまり大きくないものを選んだ。家族が増えても使い続けられるように、中くらいのものを」(30代・自営業)■「子どもが幼稚園に入ってから洗濯する回数が増えたので、前のより大きい物に買い換えました」(40代・主婦)■「家族4人で、このくらいがちょうどいいのでは、と判断したからです。これ以上大容量になると、置くスペースにも困るということも購入する時の目安でした」(50代・主婦)8kgサイズも12人と多め。大きさの感じ方も人それぞれですが、3~4人家族で使っている人が多くいました。子どもの洗濯物が増えてくると、これでも足りないという場合も出てきます。■「5人家族ですが、こまめに洗濯できるように、あまり大きなものは選びませんでした」(40代・パート)■「共働きだった時、一週間分まとめて洗濯したりすることが多かったので」(20代・主婦)洗濯をする頻度が高い家庭では、9kgサイズで5人分まで対応できますが、3人家族でちょうどいいという声も。少人数で大き目のものを使うと、一度にたくさん洗濯ができるというメリットもあります。■「子どもがふたりいて運動部所属なのでそれでも足りないくらいです。また、洗濯は10kgですが、乾燥は6〜8kgが限界なのでそれも困っています」(50代・主婦)■「3人家族で子どもがまだ小さいので、これくらいの容量がないと辛いです。薄めの毛布なら自宅で洗濯したりもするので」(30代・自営業)10kgサイズのユーザーで多いのが、子どもの洗濯物が多いという家庭でした。大家族はもちろんですが、育ちざかりの子どもの洗濯物を片付けるには大型の洗濯機が必要になってきます。ばらつきがあるものの全体の傾向をまとめると、二人暮らしや洗濯物が少ない家庭では6kg以下のサイズを利用し、主に子どもの洗濯物が多い家庭では9・10kgの大型サイズを使っています。中間の7・8kgサイズは、二人暮らしから5人家族まで幅広い世帯で使用されており、その使い方もさまざまでした。2.お洗濯は毎日? それとも1日おき?家族の人数は同じであっても、家庭によって使用する洗濯機のサイズは異なることがわかりました。そこにはそれぞれのライフスタイルの違いが表れているといえます。洗濯する頻度についても、家庭ごとに違いがありました。50人のうち、7割以上となる36人は「毎日」洗濯をしていると答えました。■「子どもがふたりいるので、幼稚園の体操服とか毎日洗濯しないといけないから」(30代・主婦)■「子どもがいない時は2日に一回のペースでしてたけど、子どもが産まれてからは毎日する」(20代・主婦)子どもがいる家庭では汚れものもたくさん出るので、毎日やらなければ追いつかないという意見が多数。子どもが成長して家を出ても、習慣的に毎日やるようになっているという主婦の方もいました。■「洗濯物を放置していると汚れが落ちにくく、雑菌が繁殖しそうな気がするので、少なくても毎日洗濯します」(50代・主婦)■「毎日の生活リズムの中に午前中に洗濯をすると組み込まれているため」(30代・主婦)洗い物の量と洗濯機のサイズの都合で毎日するという人の他には、清潔さを重視しているという声がありました。時間をおくと汚れ落ちにも関わりますし、タオルなどが臭うことがないように日々の洗濯を欠かさないということです。洗濯が好き、または毎日行う家事の一部として洗濯を行っているという人も少数ですがいました。■「二人暮らしだとあまり洗濯物がたまらないし、洗濯機を回す回数が多いと水道代ももったいないから」(20代・パート)■「子どもがまだ小さいので、そこまでかさばる洋服が無いため、節約も兼ねて2日に1度のペースになります」(30代・主婦)「2~3日に1回」を選んだのは22%の11人。二人暮らしや子どもがまだ小さく、毎日やるほどではないという家庭では、1日おきに洗濯する場合が多くなりました。また、水道代の節約も考えてこの頻度、という声も挙がっています。■「我が家は人数が少ないので、この回数で十分にまかなえるからです」(50代・主婦)■「フルタイムで働いているので、洗濯や掃除は週末にまとめてやっているから」(50代・会社員)「3~4日に1回」「1週間に1回」という人は合わせて3人のみ。洗濯物が少ない家庭や、共働きなどで時間がない場合は、洗濯の頻度もずいぶん少なくなっています。3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い洗濯機のサイズと洗濯の頻度は、一度に洗う量にも関わってきます。詰め込みすぎは洗濯機のパフォーマンスが落ちるのでよくないといいますが、実際はどれくらいの量を一度に洗濯する主婦が多いのか聞いてみました。■「何度も洗濯したくないので、一気に洗濯機の最大の量で洗濯している」(20代・パート)■「7kgの洗濯機ですが、毎日満タンの洗濯物があるので、最高水位で洗濯をしますので、7kgです」(40代・主婦)■「洗濯槽がいっぱいになる量を洗濯してしまっています。分けたほうがいいと思うのですが」(30代・主婦)多くの人が容量いっぱいで洗濯していることがわかりました。毎日やってもギリギリという場合も多いですが、1日おきに洗濯物をためて、最大量で洗濯機を回すという場合も多いようです。入れすぎはよくないとは思いつつ、入る分だけ詰め込んでしまうというのが現実です。■「7kgの洗濯機を使用し容量に対して80%の洗濯物を洗っている」(30代・パート)■「洗濯機の真ん中ぐらいになる量を洗濯しています。だいたいタオルと洋服を分けて、毎日洗濯するとそれくらいの量になります」(40代・主婦)ギュウギュウ詰めにならないよう、7~8割の量を心がけているという人もそれなりにいました。できればそれくらいに止めておきたいものの、2回に分けるのは手間になるので、入りそうなら全部入れてしまうという声も挙がりました。■「洗濯槽の半分未満まで。汚れが落ちずに、二度手間になるから余り詰め込まない」少数ではありますが、洗濯機の半分から7割まで、という人もいました。ただし、毎日洗濯すればその程度で収められるという家庭のみとなっています。洗濯はできるだけ回数を少なく、という点のほうが優先される場合のほうが多いことがわかりました。4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項清潔を保つためにも洗濯は毎日行いたいと考える人が多いのですが、一方で洗濯物が少量の場合は2日分まとめて、という家庭も多いのが現状。家庭の生活スタイルによっても一度に洗う洗濯物の量は変わるため、洗濯機のサイズ選びは重要なポイントとなります。そんな洗濯機のサイズに関しては、どういう基準で選ぶ人が多いのでしょうか。■「家族の人数が多いので1日に何度も回さなくて済むように容量が大きいものを選びます。電気代と水道代を節約するためです」(50代・主婦)■「大きめの洗濯機を選んで、3日に一回選択をして節約をしています」(30代・会社員)そもそも洗濯の量が多い家庭では大きいサイズが必要となります。電気代・水道代の節約という観点から、何日分かためてでも一度にたくさん洗濯できるように、基準サイズよりも大きいものをチョイスするという意見が多くありました。何かしらの「節約」を考えて洗濯機の容量を決めるという人は全体の約4割となり、サイズ以外でも節水・節電・時短という機能を考慮していました。■「洗濯機の大きさが大きくなるにつれて、使用する電気も多くなる気がするから」(30代・パート)反対に、節約を意識してジャストサイズを選ぶという意見もわずかにあります。洗濯物が多くなく、毎日洗濯するので大容量は必要ないという家庭では、電力消費の小さいものを選ぶというのもアリです。■「たくさん洗濯するので節約より容量重視で選びました。次は節約で選びたいです」(30代・パート)■「子どもが多く洗濯物の量が多いので、節約というより容量が多く、汚れがきれいに落ちる性能を重視します」(40代・主婦)50人中29人は、洗濯機の容量選びにおいては「節約」を意識していないことが明らかとなりました。洗濯機は何よりも実用性重視で、節約は二の次。子どもがいて洗濯物が多いというような家庭では、特に大型サイズでかつ洗浄力があるものが必要となります。■「節約を意識しすぎて使い勝手の悪い洗濯機を選ぶとストレスが溜まるので、使い勝手のよさを優先します」(30代・主婦)■「洗濯機の容量が大きくても、洗濯物の重さで水の量を調節してくれるので特に節約を考えなくてもよい」(50代・主婦)全自動洗濯機は洗うものの重さによって水量を調節してくれますので、洗濯機そのもののサイズはあまり気にしていない人も多いようです。大は小を兼ねるという通り、置くスペースに問題がない限りは、大きめの容量を選ぶ人がほとんど。手間が増える可能性を考えて、洗濯機には多少の余裕を持たせる人が多いようです。5.家庭に合ったサイズで節約効果も効率を優先させる人が多い中、節約も考慮しながら洗濯機のサイズを選んだという人もいたのは事実。その結果がどうであったかを尋ねてみました。■「洗濯機を買い換えた時に前より大きい容量にしました。洗濯回数が少なく済むし、毛布など今までクリーニングに出していたものも家で洗えるので、大きな容量にしたけど節約になっていると思います」(40代・主婦)■「毎月500円ぐらいは節約していると思う。前よりも洗濯物を増やさないように意識するようになった」(30代・主婦)一度にたくさん洗えるよう大きいサイズに変更した場合、洗濯の回数が減るというほか、毛布・布団やカーペットなども自宅で洗えるようになって節約できているという声がありました。逆に、もともと洗濯物が多くない家庭では、ジャストサイズの洗濯機を使うことで水道代の節約になり、さらに洗濯を最低限に収めるよう心がけるようになった人もいました。■「節約に結びついている実感はありません。他の電気製品の使用によっても、電気代は上がったり下がったりするのでよくわかりません。ただの気休めかもしれないと思いながら使っています」(40代・主婦)■「大は小を兼ねるというが、やはり自分の生活スタイルに合った大きさのものを選ぶことが一番の節約だと思っている」(30代・自営業)一方で、数字としてはあまり節約できている実感はないという人も。やはり洗濯において節約は第一目標ではなく、自分がやりやすいかどうかという点に重点を置くのが一般的のようです。まとめ洗濯機の容量に関しては、洗濯物の量とライフスタイルに応じたサイズを購入することが重要であることがわかりました。ほとんどの家庭では基準サイズよりも大きめのものを使用しており、何よりも手間がかからないことが優先されています。しかし洗濯の頻度に関わらず、洗濯する回数は少ないほうが節水や節電、時短という効果も見込めます。洗濯機のサイズでお悩みの方は、家庭の洗濯量と洗濯する頻度を考えたうえで、いくぶん余裕を持ったサイズ選択が得策といえそうです。
2017年03月24日ひと手間加えるだけで気持ちよく洗濯を済ませることができれば、忙しい中でも洗濯を苦に感じにくくなるでしょう。では、洗濯をもっと効率的に楽しく行える方法はあるのでしょうか?今回は「洗濯ボール」に焦点を当てて、あまり知られていない洗濯のひと工夫について調査を行いました!衣類を洗濯機から取り出す際、服どうしが絡まってしまったり、汚れの落ちがイマイチと感じたりしたことはありませんか?小さなトラブルや不満も、毎日続けば家事のストレスにつながります。そんなストレスを解消してくれる助っ人が「洗濯ボール」です。便利グッズとして販売されているものですが、実際にはどれくらいの人が洗濯ボールを使用しているのでしょう。20〜50代の女性50人を対象に、その使用実態を調査しました。■目次1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?3.洗濯ボールにはどのような種類があるのか4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントまとめ1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」今回アンケート調査を行ったのは、主婦から正社員まで、幅広いライフスタイルの既婚女性50人。家族の衣類も洗濯するなかで、「洗濯ボール」は使用しているのでしょうか。結果、全体の80%が洗濯ボールを「使用しない」と回答しました。では、主婦の皆さんが洗濯ボールを使用しない理由とは何なのでしょうか?■「洗濯ボールそのものを未だ使ったことはない。使用する効果も知らない」(50代・主婦)■「洗濯ボールを使った時のよさがわかっていないので、使っていません」(20代・主婦)■「持っていないので使った事がありません。使用したらどれだけ楽に洗濯物が取れるんだろうと、気にはなっています」(20代・主婦)■「洗濯ボールを使ったことがないし、洗濯ボールが何かをいまいち理解していない」(30代)洗濯ボールを使用しない理由として、「その他」の回答をされた方のほとんどは、洗濯ボールの存在そのものや使用した時の効果を理解していない、という方でした。世代を問わず、「洗濯ボール」の存在自体があまり認知されていないのかもしれません。■「最初は信じていませんでしたが、使ってみると洗濯物が絡まなくなるので、とても重宝しています」(30代・主婦)■「ネットでおすすめされているのを見つけて買って使ったら、洗濯物の絡まりがなくなって洗濯が楽になりました。今では重宝しています」(30代・主婦)■「以前テレビで見て、一時期流行った時に使ってみてよかったからです。洗剤の節約にもなりエコだと思います。」(30代・主婦)少数ではありますが、一度洗濯ボールを使用してメリットを感じた人は、その後も継続して洗濯ボールを使用しているようです。2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?100円ショップなどにも販売されており、手頃な価格で手に入る「洗濯ボール」ですが、あまり世間には知られておらず、使用している人も少数という実態が明らかになりました。そもそも「洗濯ボール」とは、洗濯機に衣類と一緒に入れることで、取り出す際の絡まりを防いでくれるもの。洗濯槽内における水の循環がよくなるため、汚れ落ちやシワ防止といった効果を感じることもできます。洗濯専用のボールなので衣類に優しい設計になっており、手もみ洗いのような機能も果たします。洗浄力がアップするので、洗剤や水道代の節約にもつながるという評価もあります。主婦の方々の声でも、洗いあがった洗濯物が絡みにくくなった、汚れがムラなくよく落ちるようになったというものが目立ちました。■「洗濯物が絡みにくくなるので使い始めましたが、洗浄力もアップしました。」(30代・専業主婦)■「以前は洗濯の終わったものを取り出す時に、タオルなどの長いものが絡まって大変でしたが、だいぶ解消しました」(30代・専業主婦)■「汚れがムラなく落ちる。洗濯物が絡みにくくなる」(30代・専業主婦)実際に洗濯ボールを使用している人の多くが、汚れがしっかり落ちるという点をメリットとして感じているようでした。3.洗濯ボールにはどのような種類があるのかでは、どのような洗濯ボールを選ぶとよいのでしょうか。洗濯ボールを「使用している」と回答した女性の意見を見てみましょう。洗濯ボールを「使っている」と答えた方の約半数がゴム製の洗濯ボールを使われているようです。またセラミックタイプ・スポンジタイプも半々ほどの結果に。■「ゴム製のものを使います。固さがあるので取り出しが簡単で、さらに乾かすのも早いからです」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。いくつか試してみて、セラミック成分が入っているのが一番効果があった気がします」(40代・主婦)■「100均で安かったのでゴム製の物を買いました。今のところ不満がないので、このままゴム製を使い続けます」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。よくCMでやっているポンといれるのがお気に入りです。楽しく使用しています」(30代・会社員)洗濯ボールには主に2種類あり、ゴム製タイプとセラミック入りタイプに分かれています。ゴム製ボールは手頃な価格で入手でき、ほぐし効果が期待できます。100円均一の商品がテレビで紹介されたこともあり、「実は気になっていた」という女性もいるのではないでしょうか。一方セラミック洗濯ボールは、「洗剤いらず」と謳って販売されているものがあるほどで、水溶性の簡単な汚れであれば十分に取り除いてくれるといわれています。実際に使用している人の意見を聞いても、ゴム製・セラミックタイプともに、効果を実感出来ているという人がいました。4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?最近では、ドラム式の洗濯機を使用する人も増えてきています。多機能の洗濯機が多く登場している時代。ドラム式のような先進設計の洗濯機には、洗濯ボールは必要ないと感じる人も少なくないようです。■「縦型洗濯機なら使うかもしれませんが、ドラム式にはそもそも使う発想がないから使っていません」(50代)■「洗濯ボールは使ったことがありません。ドラム式洗濯機を使っていますし、普通洗剤で十分です」(30代)しかし、ドラム式洗濯機でも衣類の絡まりを経験したことがある人は、実際のところ多いのではないでしょうか。柔軟剤やネットを利用する方法もありますが、使用している洗濯機に関わらず、汚れ落ちやシワという点は気になるポイントです。■「ドラム式洗濯機に対応のものが出れば使うかもしれません」(30代)通販などでは、縦型・ドラム式の両方に対応した洗濯ボールが販売されています。ドラム式洗濯機を使用している場合でも、洗濯ボールを使用することで、汚れ落ちや絡まり防止を実感出来る可能性は大いにあるでしょう。5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!その実態があまり知られていなかった「洗濯ボール」ですが、今まで一度も使用したことがなかった女性も、効果があるのであれば試してみたいと考えているようです。■「これは良い!と話題にあがったり、CMなどで宣伝されだしたら使ってみると思う」(30代・主婦)■「使用メリットが理解出来れば購入したいと思います。」(40代・主婦)■「小さい子どもがいるので、汚れが酷い時に使用してみようと思います」(30代・会社員)■「洗濯ボールというもの自体知らなかった。買って見ようかな♪」(20代・主婦)6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントいざ洗濯ボールを使おうと思っても、入れるタイミングや個数、取り出すタイミングなど、さまざまな疑問が浮上します。正しい使い方をチェックしておきましょう。■洗濯ボールを入れる個数■「入れるだけなので、特に注意点はありませんが、一個ではなくいくつか入れると効果的です」(30代・主婦)■「いつも3個を洗濯機に入れて、終わったらそのまま洗濯機に入れておいてます」(30代・主婦)洗濯ボールに決められた使用個数はありません。ゴム製のものであっても、衣類を傷めないように工夫されたものがほとんどですので、入れすぎることを極度に心配する必要はないでしょう。初めてなら1個から試すのもアリですが、あまり汚れが気にならない場合は1個、洗濯量が多い時や汚れが気になる場合は2〜3個というように、状況に応じて使用することが一般的です。■洗濯ボールを入れるタイミング・取り出すタイミング■「洗濯ボールは、洗濯からすすぎ、脱水まで入れっぱなしにしています」(40代・主婦)■「もし購入したら、毎回洗濯する度に使用すると思います。面倒なので最初から入れておくと思います」(20代・主婦)洗濯ボールは衣類と一緒に洗濯機に投入し、すすぎ・脱水まで取り出す必要はありません。ただし、ドラム式洗濯機で乾燥まで行う場合は注意が必要です。洗濯ボールの使用説明書に従って使用してください。■洗剤・柔軟剤は使わないといけないの?■「柔軟剤はもともと好きでは無いし、洗剤を使うにしても少量で済むので節約になります」(40代・主婦)■「汚れ落ちはよくなるようですが、洗剤がないと完全には汚れが落ちない」(30代・主婦)■「洗剤や柔軟剤が不要っていわれてるけど、詐欺じゃない?って思う。1日中履いた夏場の水虫の靴下はニオイすら取れないと思う」(30代・会社員)洗濯ボールの中には、「洗剤いらず」という表記のものもあります。あくまでも汚れ落ちをよくしてくれる製品ですので、洗剤が必要か必要でないかは、その都度汚れの程度をしっかりと確認してから使用しましょう。また、柔軟剤についても意見は人それぞれ。「柔軟剤の使用効果を上げたい」「もっとふわふわに洗い上げたい」「衣類が傷むのを防ぎたい」という場合に、洗濯ボールを使用することで効果を実感できます。まとめ洗濯ボールは衣類の傷みやシワ、服どうしの絡み防止に効果があることがわかりました。また、洗剤や水道代の節約にもつながる効果も期待できます。ただし、使用効果の感じ方は人により異なります。使う製品や使い方によっても差があるようなので、まずは試しに一度使用してみて、気に入ったら使用していくことをおすすめします。洗濯ボールは、小さなストレスを解消してくれるとともに節約など期待以上の働きをしてくれる優れもの。今後その効果がさらに知られるようになれば、より多くの女性の間で人気になるかもしれませんね!アンケート期間:2017年2月15日〜16日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日いつも服を綺麗に洗ってくれる洗濯機。でも、その洗濯機はいつまでたっても綺麗でいる訳ではありません。放っておくと、カビやほこりの巣窟になってしまいます。お気に入りの服を、洗濯槽のカビ臭いにおいから守りたい!そんな方は必見です。今回は、洗濯槽を徹底的に綺麗にする方法にチャレンジしてみました!洗い上がりの洗濯物に黒い物体が付いてくるのはなぜ?洗濯物の臭いが気になる。そんなときは洗濯槽の汚れを疑ってみてください。きれいに見える洗濯機の裏側に汚れがたまっているかもしれません。月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗っているから黒カビなんてない、と安心していてはダメ。石けんカスやホコリなどの残りが蓄積されて、知らないうちにカビのエサになってしまっているかもしれませんよ。それではどのように掃除をすれば、洗濯槽にたまった汚れを一掃できるのでしょうか?実践を交えて見ていきましょう。■目次1.洗濯機の洗浄をおすすめする理由2.簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう3.知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力4.定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?5.最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!6.過炭酸ナトリウムを使ってみよう7.じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果8.カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術まとめ1. 洗濯機の洗浄をおすすめする理由ほぼ毎日使っている洗濯機。洗濯槽のお掃除を最後にしたのはいつでしょう。水や洗剤で洗濯物と一緒に洗っているようなものだから洗濯機自体もきれいなはず、なんて安心していませんか?残念ながら洗濯機の表面も、見えない洗濯槽の裏側もかなり汚れているのです。この汚れの正体は泥やほこり、石けんカス、それらをエサに成長した黒カビなど。このような汚れを放っておくと、洗い上がった洗濯物が臭ったり、小さいわかめのような黒い物体が付いてきたりといった現象が起きてきます。さらに放置しておくと、汚い洗濯機で洗濯した衣服を着ているうちに、体に痒みが出てアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。そのような事態を避けるためにも毎日使う洗濯機と向き合い、洗濯槽洗浄の方法を見直していきましょう。2. 簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう■今回準備した物過炭酸ナトリウム、ゴミ取りネット、洗濯機洗濯機は新品で買ってから4年、ほぼ毎日使っています。塩素系の洗濯槽クリーナーで1カ月に1度くらいのペースで簡単に洗浄していました。今回調べて分かったことですが、塩素系漂白剤では、カビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいそうです。こんな時に使えるのが、過炭酸ナトリウム。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるのです。過炭酸ナトリウムを使った方が洗濯槽の汚れを一掃できるということで、初めて挑戦してみました。どれだけスッキリ洗濯槽の汚れを落とすことができるのか、楽しみです。3. 知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分です。水に溶けるとph10の弱アルカリ性を示し、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素(水、酸素)に分解されます。発生した酸素が汚れと結合(酸化)すると、汚れを水に溶かしたり、物理的に剥がしたりといった働きをします。この酸化力で漂白、消臭、除菌し、分解された物質は除去されやすくなります。このとき40~50℃のお湯を使った方が発生した酸素が活性化し、汚れを落とす働きが促進され汚れ落ちがよくなります。漂白剤といっても塩素系漂白剤と違い鼻につく臭いはありません。反応は柔らかいので、絹や毛以外の繊維すべてに使え、色柄物や樹脂加工したものの洗濯にも使えます。使った後は炭酸ソーダと水や酸素に分解され、殺菌作用も失われるので環境にもやさしいのです。このように人にも環境にも優しい洗剤なので、赤ちゃんの肌着や衣類の漂白や除菌、消臭にも使うことができます。他にも食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなど、用途の種類は意外と多いのが特徴です。■取扱いの注意点・手を保護する水に溶かした過炭酸ナトリウムのアルカリは、皮膚のたんぱく質を溶かします。手が荒れやすい人はゴム手袋で手を保護してください。・草木染めには使わない過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応します。草木染めの染め液で鉄や銅が使われていると、過炭酸ナトリウムと金属が反応してしまい、変色や繊維の劣化が起こってしまいます。・ふたのある容器に保存、でも密閉状態はNG水分がかかると炭酸ソーダと水や酸素に分解されてしまいます。ふたのある容器に保存し、水がかからないようにしましょう。空気中の湿気程度ではそれほど反応は進まないのですが、密閉状態で長期間保存すると容器が変形したり、破損したりする恐れがあります。・ステンレスの容器はOKステンレス以外の金属と反応するので、金属製の容器での保管はなるべく避けましょう。4. 定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?あちこちの掃除に使える万能なイメージがあり、人にも環境にも優しいものといえば、重曹を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。重曹も過炭酸ナトリウムと同じ弱アルカリ性で、洗濯槽に付いた皮脂汚れや嫌な臭いを分解してくれます。ただ、洗浄力が過炭酸ナトリウムに比べて控えめなのです。日々こまめに掃除し、小さい汚れを落としたい方には重曹で十分対応できます。久しぶりの掃除でたまった汚れをしっかり落としたいのであれば、やはり重曹より過炭酸ナトリウムの方が汚れ落ちの満足度は期待できます。5. 最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!いよいよ実践です。過炭酸ナトリウムの力を発揮してもらうためには冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。実は、洗濯機に入れても良い水温の制限が存在します。汚れ落ちを良くしたいから、と沸騰した熱々のお湯を入れてはいけないのです。洗濯機の水温制限なんて今まで考えたこともなかったので、具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみました。すると、「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わってきますので、きちんと確認してから始めましょう。今回使いたいお湯の温度は洗濯機が受け入れてくれる範囲内でした。うちのお風呂で再加熱できる最高温度は48℃。お風呂の残り湯を再利用し洗濯機に入れました。過炭酸ナトリウムを入れる前に、掃除屋さんのアドバイスを参考にお湯だけで5分程回し、洗濯槽の汚れをふやかしました。すると、写真では見えにくいですが、石けんカスでしょうか?ゴミのようなものがモヤモヤと浮いてきました。6. 過炭酸ナトリウムを使ってみようお湯だけで5分回した後の洗濯槽に、続けて過炭酸ナトリウムを入れました。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。使用する洗濯機は満水時59Lだったので、600gの過炭酸ナトリウムを投入。これで過炭酸ナトリウム粉末の溶け残りの心配もなく、効力を存分に発揮できるでしょう。投入後この洗濯機の洗いのみ最長時間の15分かけて回しました。15分後浮いてきたのは、石けんカスか以前塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか。白い物体の方が多いです。7. じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果つけ置き時間については、2時間以上~一晩など様々で今回は8時間置いてみました。つい気になって数時間おきに洗濯機の中をのぞき込むことも。常に炭酸の泡が槽内にあり、見えない裏側もこの泡たちが汚れを剥がしてくれているのではないかと想像しました。8時間後、洗いのみで15分回し浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機に元々セットされていたゴミ取りネットをもとの位置に戻し、満水で洗い~脱水まで全工程を済ませて終了です。これからの洗濯は安心してできそうだ、と感じるほどスッキリきれいになった洗濯槽。洗濯をするのが楽しみになってきました!8. カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術洗濯槽のカビを防ぐために、先ずはカビが喜ぶ状態から見ていきましょう。高温多湿で汚れた物が出入りする洗濯機は、カビにとっての好条件が見事に揃っています。水を使うため、洗濯機の中は常に多湿な状態です。気密性の良い家ならカビの大好きな温度20~30℃に保たれていることでしょう。また、気密性云々に関わらず、洗濯機置き場といえばお風呂場や洗面所と水回りの近くが多いですよね。つまり洗濯機の置かれている場所は湿度、温度ともにカビにとっては恵まれた環境なのです。さらにその洗濯機に入れる洗濯物に付いた食べ物やほこり、洗剤の溶け残りなどは、カビが喜ぶエサになってしまいます。これらの情報をもとにカビの苦手な状況を想像してみると、洗濯槽のカビを防ぐ手立てが見えてきます。具体的にはお風呂や洗面所など洗濯機置き場の風通しを良くし、洗濯をしていないときは洗濯機のふたを開けておきます。すると湿度も温度も下げられます。カビのエサになる食べ物や、ほこりなどの汚れを洗濯機に入れる前にできるだけ落としましょう。洗剤カスを残さないためにも洗剤は適量を使い、洗濯物を入れる前によく溶かしておきます。ついでに洗濯するとき、少量の過炭酸ナトリウムをいつもの洗剤にプラスしましょう。洗濯物と一緒に洗濯槽もきれいになるので、カビ防止になります。ただ、洗濯槽洗浄をしてからにしないと、過炭酸ナトリウムで落とされた洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまうので注意が必要です。これらのことを習慣にしてしまえば、洗濯槽のカビができにくい状態を保てるはず。さらに月に一度くらいのペースで洗濯槽を過炭酸ナトリウムで徹底的に洗浄しておくと、洗濯機を気持ちのよい状態で使い続けることができますよ。まとめ洗濯機の状態は各家庭でそれぞれ違います。あまりにも使用年数が過ぎている、はたまた努力してもどうにもならない、と感じる場合は、洗濯機を買い替えたり、掃除専門業者に徹底洗浄してもらったりする手段もありでしょう。今回は身近に用意できるもので、今使っている洗濯機を気持ちよく使うための方法の一つとして過炭酸ナトリウムを提案してみました。過炭酸ナトリウムで洗濯槽洗浄をしてから、洗濯物の洗い上がりが今までよりスッキリとしています。もちろん微妙な臭いもありません。洗濯槽の裏側は見た目でわからないけれど、洗濯物から大丈夫きれいになったよ、とメッセージをもらっているようです。お財布や自分自身さらに環境にも優しく、用途の多い過炭酸ナトリウム。これからも生活の中に少しずつ取り入れて、幅広く活用していきたいと感じています。みなさんも過炭酸ナトリウムの洗濯槽洗浄をきっかけにして、さわやかで気持ちがよい服で出かけませんか。
2017年03月23日洗濯は、学生から主婦まで、誰もが行う日常的な家事のひとつ。洗濯機にはタテ型とドラム式があり、最近では機能が充実した製品が次々と登場しています。なかでも「ドライコース」は備わっていることが「当たり前」になった機能のひとつ。そんな便利機能「ドライコース」の使用実態について、徹底調査しました!今では多くの家庭洗濯機に標準装備されている「ドライコース」機能。あなたはどれくらい使用していますか?「ドライコース」は、おしゃれ着には欠かせない機能なのですが、実は、ドライコースがどんな機能なのか、知らない人も多いのでは。そこで今回は、家庭用洗濯機の「ドライコース」機能に注目。既婚でお子さんがいる、20〜50代の女性50人に、ドライコース機能について、さまざまな質問をしてみました。今までドライコースを使ったことがなかった人も使ったことがある人も、他の人の洗濯事情を知ることで、洗濯機の新しい気づきに出会えるかもしれません。■目次1.いまさら聞けない、洗濯機「ドライコース」の基礎知識2.ドライコース派?クリーニング派?おしゃれ着のお手入れ事情3.主婦が考える、ドライコースの良いトコ・悪いトコ4.【主婦の声】ここが惜しいよ、ドライコース!5.ドライコースの力を最大限に活用するコツ1.いまさら聞けない、洗濯機「ドライコース」の基礎知識◼なぜ、「ドライコース」でデリケートな衣類を洗えるのか「ドライコース」は、水を多く使い洗濯槽をあまり動かさないことで、衣類への衝撃を減らした機能です。洗濯槽があまり動かないため、つけおきに近い洗濯方法であるといえます。ブラウスやセーターなど、優しく洗いたい普段着を洗いたい時に使われることが多く、ドライコース専用の洗剤も市販されています。専用の洗剤を使うことで、デリケートな衣類の色落ちや型崩れをある程度防いでくれるのです。◼︎「ドライコース」と「ドライクリーニング」は別物クリーニングにわざわざ出さなくても家庭でおしゃれ着を洗濯できる「ドライコース」ですが、これは「ドライクリーニング」とは別物です。「ドライクリーニング」は、水ではなく石油系の溶剤を使用して洗濯すること。油系の汚れを型崩れさせることなく落としたい時に効果的な方法で、クリーニング専門店でしかできない特別な洗濯方法です。一方、家庭用洗濯機の「ドライコース」とは、水と専用洗剤を使ったいわゆる「手洗い機能」です。汗などの水溶性の汚れをよく落としてくれます。◼︎「ドライコース」で洗える衣類・洗えない衣類「何が洗濯機で洗えるのか」については、それぞれの衣類に付いているタグを確認しましょう。タグに、「ドライマーク」が付いていれば基本的にドライコースでの洗濯が可能ですが、「セキユ系」表示があるものはクリーニングに出すことをおすすめします。2.ドライコース派?クリーニング派?おしゃれ着のお手入れ事情では、主婦のみなさんは「ドライコース」をどの程度の頻度で使用しているのでしょうか。「ドライコース」を日常的に使用している人は、全体の2割。約7割の人が「日常的に使用しない」と回答し、なかには「まったく使用しない」「使用したことがない」という回答もありました。◼︎最大の理由は「ドライマークは普段着ないから」?あまり使用されていない事実が明らかになりましたが、そこにはドライマーク衣類ならではの理由があるようです。◼︎「シーズンの終わりや、大切なものが汚れてしまった時にしか使用せず、あまり頻繁には使いません。」(50代・専業主婦)◼︎「何カ月かに一回ぐらいしか使いません。特に夏はセーターなどは着ないのでほとんど使わないです。」(40代・専業主婦)◼︎「日常的には使わない。ドライマークの服は日常的には着ないため。着ても毎日は、洗わない」(30代・専業主婦)◼︎「3カ月に1回くらいだと思います。冬場や季節の変わり目に使います。」(20代・専業主婦)カーディガンやニット、セーターなどのドライマーク衣類は季節ものが多く、またワンピースなどの重ね着が可能なおしゃれ着も日常的に使用しない場合が多いため、必然的に「ドライコース」の使用回数は少なくなります。普段ドライマーク衣類を着るという人でも、1〜3カ月に一度くらいのサイクルで、まとめて「ドライコース」を利用している方が多いようです。■おしゃれ着のお手入れ定番は「クリーニングに出す」おしゃれ着は大切に着続けたいもの。型崩れや色落ちなどを心配し、「ドライコースを一度も使用したことがない」という人も少なくありませんでした。◼︎「基本的にはクリーニングに出してしまうので、滅多に使わない」(40代・専業主婦)◼︎「ドライマークの表示のある服はクリーニングに出してるので使いません。」(40代・専業主婦)◼︎「ドライならクリーニングに出す」(30代・専業主婦)◼︎「ドライマークは基本、クリーニングに出すので家では使いません。」(40代・専業主婦)◼︎「洗濯が難しそうな服はあまり買わないし、たまにいいものを買うとクリーニングを利用するので、家でドライコースはほとんど使ったことはないです。」(40代・専業主婦)本アンケートでは少数派の「ドライコースを使う」という人からは、その便利さが理由として聞かれました。◼︎「以前はクリーニングに出していた洗濯物も、自宅でドライで洗濯した時と大して変わらなかったので、高いクリーニング代を払うのがもったいなく感じました。それからは自宅でほとんどドライコースで洗うようになりました。」(50代・専業主婦)◼︎「冬はニットを洗うのにドライコースを使っています。手洗いより便利です。」(30代・専業主婦)3.主婦が考える、ドライコースの良いトコ・悪いトコ日常的に使用せずとも、やはりおしゃれ着を家で洗えるというメリットを感じる人は少なくないようです。ここでは、ドライコースのメリットについて紹介していきましょう。【ボタンひとつの簡単操作も魅力のひとつ】◼︎「自分が最適と思っている時間で設定されているので、毎回細かい設定をしなくていい。」(40代・専業主婦)◼︎「まわしてつけおきすることを自動的にやってくれるので、時間を気にしながらまわしたりしなくても済むから。」(50代・専業主婦)◼︎「スイッチを押すだけで、デリケートな衣類も気にせずに洗えるから。」(40代・専業主婦)◼︎「洗濯物をまわした後、ボタンいひとつで何もしなくても仕上げてくれるため手間がかからないこと。」(30代・専業主婦)つけおき時間や脱水の回数などをいちいち確認していると、洗濯時間が長くなってしまいます。「ドライコース」を使用することで、繊細なドライマーク衣類を洗濯機にすべて任せられる点は、ドライコース派にとっては大きなポイントなっているようです。【コスパの良さも人気の理由】◼︎「ていねいに洗うことができて、セーターなどの縮みを心配しなくてもよい。クリーニング代を節約できる。」(60代・専業主婦)◼︎「衣類を優しくていねいに洗えるところです。クリーニングに出さなくてもお手入れができるので、着られる服が増えたように思います。」(50代・専業主婦)◼︎「1番は節約。クリーニング代は結構高く、その都度、クリーニングに出していたら家計にマイナスです。」(50代・専業主婦)やはり、クリーニング代は家計の負担になります。冬など特にドライマーク衣類を着る機会が増える季節は、「ドライコース」を使うことで節約に役立てることができるようです。ただし、「ドライコース」ならではの欠点を感じる人もいるようです。【時間がかかる点がやはり難点】◼︎「イマイチ汚れ落ちも悪いように思えるし、時間ばかりが掛かっているような気がした。」(60代・専業主婦)◼︎「洗濯時間が長くなるので、日常的に使うと時間がかかり面倒になってしまう。」(50代・専業主婦)◼︎「脱水があまりされないことで乾かすのにとても時間が掛かった。」(40代・専業主婦)◼︎「ドライコースを選ぶといつもより洗濯時間が長くなるから使ってない」(30代・専業主婦)洗濯時間を短縮したい人や効率化を重視する人には、漬けおきや少ない脱水という「ドライコース」ならではの機能が、逆にデメリットに感じられてしまうようです。【洗濯した実感があまり得られない?】◼︎「洗いが不十分に感じるかもしれません」(40代・専業主婦)◼︎「ドライコースでも、多少縮んでしまって満足のいく成果が得られなかった」(40代・専業主婦)◼︎「以前、ドライコースを使った際にドライ専用の洗剤でセーターを洗ったものの、縮んでしまった」(30代・専業主婦)「ドライコース」は標準の洗濯コースと洗い方が異なるため、洗濯した実感が感じられない場合もあるようです。また、ドライクリーニングではないため衣類が縮んでしまい、期待した機能を実感できなかったという人もいました。4.【主婦の声】ここが惜しいよ、ドライコース!家庭でドライマーク衣類を洗濯できる「ドライコース」は、多くの人にとって重宝する機能のようですが、「ここが物足りない!」という声も聞かれました。【シワが取れたらいいのに!】◼︎「洗濯機から出すとシワがとれているような機能があったら嬉しいです。」(30代・専業主婦)◼︎「シルクなどの素材も、シワにならないように洗い上げられたらいいなぁと思っています。」(50代・専業主婦)◼︎「アイロンもかけなくていいという、仕上がりに出来たらいいなぁと思います。」(50代・専業主婦)◼︎「長時間洗濯槽の中にあってもシワになるのを防いでくれる機能があれば理想的です。」(30代・専業主婦)ドライマーク衣類にはおしゃれ着が多く、濡れた状態であってもふわふわな仕上がりで取り出すことが出来たら嬉しいという意見も見受けられました。乾いてから多少のシワが気になりアイロンをかける人もいるようで、このひと手間も取り除いてくれる機能があれば、ドライコース機能の使用率は高まりそうですね。【乾燥までできたらいいのに!】◼︎「ドライコースで洗うと、干し方にも気をつけなければならない。乾燥までできればよい。」(50代・専業主婦)◼︎「脱水をしっかりできて、乾燥も少しできるといいなと思う。クリーニングにだすときれいになるけれどお金がかかるので。」(30代・専業主婦)◼︎「干すのが案外面倒なので、セーターも縮まずに乾燥も出来たらなお良いと思った。」(40代・専業主婦)脱水時間が短いこともあり、干してから乾くのに時間が必要になり、かえって干しジワが衣類についてしまったという人も。ドライマーク衣類の乾燥機能も登場すれば、このジレンマも解消されそうですね。【その他】◼︎「ドライコースだと風呂水が使えないので、最初の洗いだけでも風呂水が使えたらいいのになと思う。」(30代・専業主婦)◼︎「ドライコースは洗い方が優しく、素材が傷つきにくいのはいいのですが、落ちにくい汚れが付いたら洗濯しても取れない事があるのが残念。」(50代・専業主婦)汚れを落とすことは、やはり洗濯機の機能としては欲しいところですが、やはりこの点に物足りなさを感じる主婦の方は多いようです。でもそもそもドライコースは、汚れを落とす機能ではありません。そのことを十分に理解したうえで活用したいですね。5.ドライコースの力を最大限に活用するコツ「ドライコース」では完全に型崩れや縮みを防ぐことはできませんが、専用洗剤を使うことで、手軽に長くおしゃれ着を楽しむことが可能になります。目立つ汚れがある場合は、洗濯機を使う前に部分的に汚れを取ってから「ドライコース」を使用しましょう。袖や襟の部分が前に出るように衣類のたたみ方を工夫することで、汚れが落ちるのをを実感できるほか、ネットを必ず使用することで、繊維の傷つきや縮みを緩和することができます。ボタンや刺繍などの装飾部分がある場合は、衣類を裏返すというひと手間も忘れずに。まとめ今回のアンケートでは、「ドライコース」について「あまり知らない」もしくは「正しく理解していない」という人が意外にも多いことがわかりました。まずは、「ドライクリーニング」と異なること、洗濯回数が重なれば多少の縮みや型崩れが発生する、という点を覚えておきましょう。また、衣類の量によっては、専用洗剤で手洗いをするという方法もおすすめです。時間を節約することも考慮すれば、必ずしも「ドライコース」を使う必要はないのかもしれません。「ドライコース」と手洗い、そして「ドライクリーニング」を上手に活用しながら季節ごとのおしゃれを最大限に楽しみたいですね。
2017年03月17日古き良き「洗濯板」。今時使っている人なんているの?と思うかもしれませんが、今、主婦たちの間で洗濯板が流行っているんです。ガンコな泥汚れがいとも簡単に落ちる気持ちよさ、みなさんも味わってみては?まずはこの記事を読んで、そのメリットを確認してみてくださいね。洗濯機に放り込んだだけでは落ちてくれない汚れに出会ったとき、みなさんはどのように対応していますか?私の場合、部分汚れ用の洗剤を付けて待つ。ブラシで汚れを擦る。もみ洗いなどいろいろな方法を試してきました。それでも、完全に汚れを落とすというのはなかなか難しいものです。とはいえ、やはり洗剤やお湯をジャブジャブ使わなくても、汚れをきれいに落とせる洗濯の仕方があるのであれば知りたい、というのが本当のところ。そこで今回は、「洗濯板」を試してみました。洗濯機のない時代に使っていた道具なのに、なぜか今でも一度使うとハマる人も多数いるというから驚きです。調べていくうちにお洒落なもの、こだわりの逸品、気軽に買えるものなど洗濯板といっても色々あることがわかりました。■目次1.板を使うと楽しくなる!洗濯板のメリット2.えっ!そうだったの?洗濯板で落ちる汚れ3.知っている人は知っている洗濯板の世界4.まずは体験!実際に洗濯板で洗ってみた用意するものはこれ!5.洗濯今昔バトル「板VS機械」泥汚れを落とせるのはどっち?6.末永くおつきあいするための洗濯板メンテナンス法7.まとめ1. 板を使うと楽しくなる!洗濯板のメリットまずは、洗濯板を使ったらこんなに嬉しいことがある!という点をまとめてみました。洗濯機が主流の現代に、なぜ洗濯板が密かに人気を獲得しているのでしょうか。一見面倒に感じる洗濯板ですが、使ってみると意外と簡単で汚れがよく落ちるため、ハマる人が続出しています。その理由が知りたくて、実際に洗濯板で洗濯してみました。それでは使ってみた実感も含め、洗濯板のメリットを見ていきましょう。■節水になる洗濯機を使うと、洗濯物の量に対して必要以上の水を使ってしまいます。石けんと少ない水でも、濃度のある石けん水を作って洗ったり、直接衣類に少量の石けんを付け、洗濯板を使って物理的な力を加えて洗ったりすると、汚れがよく落ちます。すすぎをするにしても、洗濯物の量に見合った水しか使わないので、水を節約できるのです。■節電になる洗濯機を使わないということは、電気を使わないため自然と電気代を節約することになります。例えば、洗いとすすぎに洗濯板を使い、脱水だけ洗濯機を使うとしても、普通に一から洗濯機で洗濯するより使う電気の量は少なくなりますね。■きれいに洗い上がる大きく機械的な力で水流をつくり、洗濯物同士の摩擦で洗う洗濯機に比べ、洗濯板は自分で汚れを見ながらピンポイントで直接力を加えることができます。そのため洗濯機よりも洗濯板で洗った方が繊維の奥まで入り込んだ汚れも落ちやすくなります。■洗剤も節約できる洗濯板を使うと、衣類と洗濯板の直接的な摩擦でよく泡立ち、少ない洗剤量でも汚れを落とすことができるのです。■意外なほどやさしい力で洗える洗濯板といえば、とにかく強い力で洗濯物と板をこすり合わせなければいけないというイメージがありますが、意外にもそうではありません。ゴシゴシ力を入れて洗濯板の上で衣類を擦り合わせるより、肩の力を抜いて洗濯板の上でリズミカルに軽い力で摩擦を起こした方が、泡立ちよく汚れも落ちていきます。■デリケートな衣類も洗える自分で力加減を調節できるので、手洗い表示のあるデリケートな衣類でも傷めず、優しく汚れを落とすことができます。材質にこだわれる場合は、やわらかい木肌の洗濯板を使うと優しさをさらに追及できます。2. えっ!そうだったの?洗濯板で落ちる汚れ洗濯板で落とせる汚れにはどのようなものがあるのでしょうか。先ずは取り扱い表示で水洗いできる衣類かどうか、確認します。水洗いOKであれば、泥汚れに皮脂汚れ、食べこぼしといった身近な汚れはほとんど落とせますよ。さらに洗い上がりをよくするために、簡単な準備をすると洗濯後の仕上がりが格上げされます。その準備とは、服に付いた泥や食べ物など表面的な汚れは、水に浸ける前にあらかじめ落とすということです。皮脂汚れなど染み込んだような汚れには、汚れに直接石けんを付け、なじませておきます。それらの準備を終えてから、石けん水に浸して洗い始めます。すると洗濯板でリズムよく洗っているうちに、汚れがどんどん落ちていきますよ。これなら例えば、子どもが泥遊びを楽しんでいる時にも、食べこぼしをしながらも自分で食べられるようになるのがうれしい時にも、子どもの心を尊重してあげることができます。洗濯したのに汚れが落ちないといった憂鬱を想像して、つい子どもの手を止めてしまいそうな場面でも、おおらかな気持ちで一緒に遊びや食事を楽しめるかもしれません。そうはいっても高機能な家電がたくさんあり、洗濯機も選び放題。ゆとりがありそうなのについ時間に追われてしまう現代です。いろいろ言っても時代は洗濯機を使って洗濯する人の方が圧倒的に多いですよね。それなら、洗濯機に入れる前に洗濯板で部分洗いをしてみるのも、洗濯したのに落ちないといったストレスを軽くしてくれる一つの方法です。そのひと手間で洗濯機での洗い上がりもよくなり、スッキリ爽やかな気持ちで洗濯物を干すことができます。3. 知っている人は知っている 洗濯板の世界ここでは洗濯板について詳しく見ていきましょう。洗濯板といえば昔ながらの道具で、木のまな板のような形をイメージする方も多いでしょう。今は材質、大きさ、柔らかさに加え、値段も幅広くなっています。材質は木、シリコン、プラスチックなどです。その中でもサクラやヒノキ、クスノキ、ナラなど日本らしい、たくさんの種類があります。例えば水に強く反りにくいサクラは木肌が柔らかく、なめらかな洗い心地なので、デリケートな衣類も安心して洗えます。ヒノキは防菌・防カビ・抗菌作用。プラスチックは水切れがよいのが特長です。大きなものを洗濯するときは、大きい洗濯板を使うと便利でしょう。また、洗面台で小さなものを部分洗いするときは、洗面台の曲線にフィットして曲がるものや手のひらサイズのものはいかがでしょうか。このように洗濯物の種類や量によって使い分けられるほど、大小さまざまです。板といっても硬いものから柔らかいものもあります。値段は100円ショップで売られているものから、数千円のものまで多岐にわたります。自分の生活スタイルや使い勝手、考え方、用途に合わせて好きなものが選べるほど、洗濯板には豊富なラインナップが揃っているのです。外国製でも、日本製でも、置いておくだけでうれしくなるような可愛らしいものも。自分のお気に入りを見つけるのが楽しくなること間違いなしです。きっと、末永くお洗濯の相棒として活躍してくれるはず。知れば知るほど深掘りしたくなる洗濯板の世界に、みなさんもぜひ触れてみましょう。4. まずは体験!実際に洗濯板で洗ってみた用意するものはこれ!洗濯板、バケツ、洗濯石けん(今回は液体)、古い歯ブラシを用意しました。洗濯機と洗剤は、家で使っている洗濯機と液体洗濯石けん。水は、常温の水道水を洗濯板のときも洗濯機のときも使いました。もし可能であれば、洗濯物の布の種類にも注意が必要です。湯やぬるま湯などを使うと、汚れ落ちがさらにアップしますよ。こちらは、泥汚れがついた子どもの服1(洗濯機で洗います)泥汚れがついた子どもの服2(洗濯板で洗います)泥汚れがついた子どもの服3(こちらも、洗濯板で洗います)ひざやお尻を中心に泥んこです。さて、どのように汚れが落ちるのでしょうか?5. 洗濯今昔バトル「機械VS板」泥汚れを落とせるのはどっち?洗濯機と洗濯板両方を使って、同じ泥汚れでもどちらがよく落ちるものなのか、実際に洗濯することで確かめてみました。■洗濯機洗い軽く振って泥を落としただけで洗濯機に入れました。洗濯板の実験でも使う液体洗濯石けん、水道水を使いおまかせコースで洗いました。46分かかっています。■洗濯機で洗った結果こちらが、洗濯後の服です。丸く囲った部分を見てください。泥汚れがシミのように残っています。洗濯機に入れる前に泥汚れをほとんど取らず、洗濯機に全てお任せしてみた結果、一晩経って染み込んでいた泥汚れまではきれいに落とせませんでした。■洗濯板洗い泥汚れを古い歯ブラシで、できるだけ落としてから水に浸して洗濯を始めました。一晩おいてしまったので、繊維に汚れが染み込んでいるようです。歯ブラシを使って泥を落としましたが、泥汚れが付いて一晩経った後だからか汚れが服に染み込んでいます。近くで見ると、泥がこびりついています。古い歯ブラシで擦った後やはりこちらも汚れが繊維に染み込んでいるようです。水に浸してから液体洗濯石けんと洗濯板で洗い始めました。このとき石けん液を先に作ってから浸すとより良いものとなっていたかもしれません。洗濯板のカーブが泡をとどめてくれているようです。初めての洗濯板洗いで腕に力が入ってしまいました。使っているうちに軽い力でもちゃんと泡立ち、汚れが落ちていっていることがわかってきたので後半はだんだん肩の力を抜いて軽い力で洗うことができました。■洗濯板で洗った結果染み込んでいた汚れもスッキリ落ちています!感動です。洗っていたのは10分ほどだったでしょうか。どこが汚れていたのか分からなくなるくらい汚れがきれいに落ちました。初めて洗濯板で洗濯してみて、力を入れなくても、洗剤や水が少なくてもどんどん汚れが落ちていったので洗濯が面白くなりました。そこで、先に洗濯機で洗っても汚れが残っていた服も洗濯板で洗ってみることに。なんと、洗濯機洗いで残っていたシミのような汚れも、洗濯板で手洗いするとスッキリきれいに落とすことができました!また、泥汚れ以外にも写真に写らないくらい薄い、以前から付いていた食べこぼしのシミもいっしょに落ちていたことには驚きです。スッキリきれいになり、お日様のもとでゆらゆら揺れる洗濯物を見ているだけで爽やかな気持ちになりました。6. 末永くおつきあいするための洗濯板メンテナンス法洗濯板を末永い相棒として使うにはどのようにメンテナンスするとよいのでしょうか。実は、簡単なお手入れで使い続けることできます。常日頃風通しの良いところに立てかけるなり、吊り下げておくのが理想です。使った後の洗濯板は、洗濯が終わったらすぐに付いている洗剤を洗い落としておきます。使用後時間が経ってしまった場合でも、浸けおきして歯ブラシなどで溝を擦り、水で洗い流せばきれいになります。あとは水分を拭き取って乾かしましょう。天然木を使用した洗濯板は、変形しないためにも日陰で乾かした方が長く使えますよ。まとめ今は洗濯機があるので、部分洗いや洗濯過程の一部から気軽に洗濯板を使い始めることができますが、洗濯機のなかった時代には家族分の洗濯物を手洗いしていたのだなと先人のご苦労を想像しました。そんな中、洗濯板が登場しこの便利さに昔の人たちは感動し、洗濯の苦労が軽くなったのかな、などと思いを巡らせました。意外にも汚れ落ちがよく、お財布にも地球にも優しい、さらに汚れと一緒に気持ちのモヤモヤもスッキリ洗い流せる洗濯板。だからみんなの間に広まり、現代でも使われているのかもしれません。私は先ずお気に入りの洗濯板を探すところから始めてみたくなりました。知れば知るほど使ってみたくなる洗濯板について、使い方や特長を知り気軽におつき合いしてみるのも良いかも。みなさんもご自分のライフスタイルにあわせて、洗濯板を少しずつ生活の中に取り入れてみませんか。
2017年03月17日洗濯物を留めるためだけではなく、さまざまな場面で役立つ洗濯バサミ。プラスチックのもの、アルミ製のもの、木製のものなど、素材や種類、収納や活用方法など、思わず試したくなる情報をまとめました。洗濯を干す以外にも、意外な使い方を見つけましたよ!洗濯物を干すときに使うものというイメージが強い洗濯バサミですが、実は物を挟むというシンプルな形であるからこそ、さまざまな使い方ができるのです。ちょっと目先を変えるだけでも生活が少し便利になったり、楽しくなったりすること間違いなし。今回は改めてその使い方や種類、新しい活用方法まで洗濯バサミの魅力についてお伝えします。■目次1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?4.あなたはどうしている?気になる収納方法5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミまとめ1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?■素材1.プラスチック洗濯バサミといって思い浮かぶのは、プラスチック製のものではないでしょうか。色やサイズが豊富で値段も安いものが多いです。白や黒などのシンプルなカラーで統一してもすっきりしますし、カラフルなものは面倒なお洗濯の気分を上げてくれることでしょう。つまみの部分が動物や花、キャラクターの形になっているものは、洗濯物のアクセントになりますし、遊び心があって楽しいですね。始めからフックが付いているもありますが、ばねの部分に紐を通したり引っ掛けたりできるので便利です。2.アルミプラスチックのようにカラフルではありませんが、どこか懐かしさを感じるのがこのタイプ。実際、昭和20年~30年頃はこのアルミが主流で「薄くて軽い、そして丈夫」というところが当時のお母さん達に愛されていたのだと思うと、愛着がわきます。乾燥機付きの洗濯機も普及して洗濯物を干すという作業自体も無くなりつつある今ですが、あえてこのアルミを使うことで実用的かつおしゃれな雰囲気を出してくれます。3.木製プラスチックやアルミのような強度はありませんが、木の温かみを感じられます。閉じたときにつまみの部分が広がらないため、収納時にもかさばりません。使うたびに手に馴染み、徐々に風合いが増してくるのも良いところ。シールを貼ったり、文字を書いたりと自分流にアレンジできるのでお洗濯以外にも用途が広がります。■干し物の種類洗濯バサミのサイズは干すものによっても分けられます。大:いわゆる布団バサミと呼ばれるもの。布団やシーツなどを干す際には欠かせません。中:バスタオルやつなぎ、ジーンズなどの大物を干すときに使います。小:タオルや下着、靴下、ハンカチなど通常の洗濯はこのサイズでOKです。この他、一度に多くの洗濯物が干せる洗濯バサミ付きハンガーがあります。タオルから小物までをまとめて干すことができるので、我が家でも愛用中です。洗濯バサミの部分が取り外し可能で、もし1つ壊れてしまっても洗濯バサミだけを変えれば良いですし、一度に取り込むことができるので急な雨でも慌てずに済みます。■使う場所・屋外通常はベランダに物干し竿があり、そこに洗濯物を干す方が多いですよね。我が家ではバスタオルは物干し竿に直接かけて中の洗濯バサミで上から挟んでいます。よほどの強風でない限り飛ばされることはないです。そのほかタオルや小物は洗濯バサミ付きハンガーでまとめて干しています。・屋内雨などで外に洗濯物が干せないときは、室内においてあるラックにかけて干しています。ただ、バスタオルなどは場所をとるので洋服ハンガーにかけて洗濯バサミで止めています。2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法お気に入りの洋服の肩に洗濯バサミの跡がくっきり。アイロンをかけてもなかなか取れない……でも、すぐに着たいのにどうしよう。こんな経験はありませんか?どうやったらこの跡が付かないのか、効果的な方法をご紹介します。まずは洗濯バサミを見てみましょう。跡の原因はギザギザ部分です。洗濯物がずり落ちないためには必要なものですが、服にとっては厄介です。ではこんな方法はいかがでしょうか?1.洗濯物にタオルをかけて、洗濯バサミで止めるタオルは二つ折りにすると、クッション性が高くなるのでおすすめです。濡れているタオルだと、タオルも洋服も乾きにくくなるので、乾いたタオルを使いましょう。1~2枚の場合なら良いですが、数が多いとその分タオルも用意しないといけないので少々面倒です。2.フェルトシール、テープを貼る机やイスなどの脚につけるフェルトシールを切って貼り付けたものと、テープを巻きつけたものです。いくつか作っておけば、すぐに使えるので便利です。ただ、何度も使っているうちに剥がれてしまい、洗濯バサミに粘着部分の跡が残ってしまう可能性があるのが難点。通常のものと比べて、滑り止めの部分を覆ってしまっているので、風の強い日や滑りやすい生地の服には不向きです。3.指サックをはめる洗濯バサミの大きさにもよりますが、女性用Sサイズの指サックをはめてみたところ、ぴったりとはまりました。これならテープを巻く手間もありませんし、ゴムなのでずり落ちることもありません。取り外しが簡単で洗濯バサミを汚すこともありません。ひと手間加えた方法を挙げてみましたが、干し方を工夫してみるのはどうでしょうか?表に出ない部分に跡が付いてもOKであれば干し方を変えてみるだけで解決しますよ。・靴下つま先部分を上にして止めることで、ゴムの部分が伸びるのも防げます。・ズボン1、2箇所で止めるのではなく、洗濯バサミにかかる重さが分散されるようにバランスをみて干す。・キャミソールやタンクトップなどの肩紐のある洋服紐の上から直接止めるのではなく、ハンガーの両サイドに洗濯バサミを付けストッパーにする。3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?洗濯物を止めようとつまんだ瞬間にパキンと折れてしまうことはありませんか?安いものなので、壊れたら新しいものを買えば良いと考える方もいますが、少しでも長持ちさせる方法はないのでしょうか?劣化の一番の原因は紫外線です。紫外線というと人の肌に影響が出るものと感じますが、それはプラスチックでも同じです。一般に使用されているのはポリプロピレンという素材です。軽量で低価格なため、様々な日用品に使用されています。しかし紫外線があたると成分が壊れ、変色やヒビ割れ、破損が生じます。使うときに楽だからという理由で、洗濯バサミを外に出したままにしておくとすぐに壊れてしまいます。屋内で保管するようにしましょう。その他にも、しまう際に投げ入れない、重いものを少ない数で止めない、洗濯物を外すときに引っ張らないなど、少し意識するだけでも劣化を防ぐことができます。また、ポリプロピレンよりも紫外線に強いポリカーボネートという材質のものもあります。頻繁に壊れてしまうことにお困りの方はこちらに変えてみるのも良いですね。4.あなたはどうしている?洗濯バサミの気になる収納方法洗濯バサミを屋内に片付けるのがいいと分かりましたが、どのように収納すればいいでしょうか。我が家では、洗濯バサミ用のかごに入れて収納しています。洗濯物を干す際は物干し竿にかけておき、取り込む際に一緒に取り外して、室内用の洗濯ラックにかけて保管しています。室内に洗濯ラックを置くスペースがある方はこの方法でも良いですが、ラックを置く場所がない、生活感の出る洗濯バサミをなるべく見せたくないという方のためにすっきり片付けられる方法をご紹介します。■さまざまな種類の洗濯バサミを1ヶ所でまとめて収納普段使う洗濯バサミをひとつのかごで整理します。こうすることで、必要な洗濯物に合わせてすぐに取り出すことができます。使ったあともきちんと戻す場所が決まっていれば、いつの間にか無くなってしまうことはありません。洗濯バサミの数や種類に合わせてかごの大きさや素材を変えて、お部屋の雰囲気と合わせることでより生活感が出ずに収納することができます。■生活感を出したくない方に見せる収納洗濯バサミやハンガーが家の中に出ていると、どうしても生活感が出てしまいます。でも入れ物を変えるだけで、素敵なインテリアに変身!これならリビング、玄関、キッチンとお好きな場所に置けてお部屋のアクセントになります。サイズごと、色ごとにまとめるとよりすっきりします。ブリキの缶や麻のバッグなどでも、おしゃれに収納できます。■ヘアゴムに挟むこの方法は手にはめて使えるため、とても使い勝手が良いといえます。洗濯物を干すときにいちいちカゴまで洗濯バサミを取りにいかなくても、ヘアゴムから外して付ければ良いのです。忙しい朝の家事にはぴったりですね。取り込む際も、手にはめたヘアゴムに戻していくだけです。洗濯バサミ同士が絡まることもありませんし、そのままラックにかけて収納できます。5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミアイデア次第で様々なことに使える洗濯バサミ。普段の使い方以外にも、生活の中で使える新たな方法をご紹介します。■収納アイテムやお部屋のインテリアとして麻ひもに木製洗濯バサミを付け写真や帽子、子どもの工作品などをつるして飾ります。木製の洗濯バサミをつかうことで、お部屋の雰囲気を邪魔することなく壁のアクセントになっています。■子どものおもちゃとして大人が使うものに子どもは興味津々。我が家でもお洗濯の際には必ず洗濯バサミが欲しいと催促してきます。「挟む、外す、つなげる」という単純な動きの中にもいろいろな発見があることが分かり、子どもの発想力を養うことにつながります。つまむことで指先を使う練習にもなり、おもちゃにはぴったりです。なるべくカラフルなものを用意しておき、大人も一緒に楽しめるようなアイテムを作ってあげるとより楽しめます。「これは何色?」「いくつ付けたかな?」と色や数を覚える機会にも。しかし、小さいサイズのものだと誤飲の可能性もありますし、指や顔などを挟んでしまう危険性も!必ず近くで大人が見守ってあげるようにしましょう。■洗濯バサミをデコレーションしてみる木製の洗濯バサミはそれだけでもおしゃれですが、さらに自分流にデコレーションできるので楽しいですよ。マスキングテープを貼ったり、スタンプを押したりするだけで簡単に作ることができます。ラッピングの飾りやふせん、本のしおりなどにも活用できるので手作りの楽しみが広がりますね。まとめ普段何気なく使っている洗濯バサミ。毎日手にするものだからそこ使いやすく、そして気分を上げてくれるアイテムであればお洗濯物を干すという面倒な家事もちょっと楽しくなるかもしれません。そして、少しのアイデアや工夫次第でその使い方は無限に広がります。洗濯バサミなんてなんでも良いと思っていた方も、自分流にアレンジしてみるとひとつひとつに愛着がわいてきますよ。ただ物を干すだけと考えずに、日常生活の中でこんなことにも使えるかもと視野を広げてみませんか?新しい発見があるかもしれませんよ。
2017年03月17日家事のひとつとして日々行っている洗濯ですが、ふと「自分のやり方は果たして正しいのだろうか……」と疑問に思ったことはありませんか。今回のテーマは、シンプルに正しい洗濯の仕方。お気に入りの洋服を長く着続けるために、主婦の皆さんが実践している洗濯の仕方やポイントを聞きました。「洗濯機」は近代日本において“三種の神器”のひとつと謳われ、今となっては生活に欠かせない電化製品となりました。でも全自動洗濯機が当たり前になった現在でも、仕分けから干して取り込むまで、洗濯という作業には何かと手間がかかります。しかも家庭によって、洗濯の仕方や重要視する点は微妙に異なるもの。日頃どんなことに気をつけながら洗濯をしているのか、20~50代の主婦を対象にアンケート調査を行いました。■目次1.「とりあえず洗濯機」には要注意!2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?3.正しい洗濯の仕方4.時には手洗いという選択も5.主婦が実践する洗濯のポイント1.「とりあえず洗濯機」には要注意!洗濯機で洗えるものと、洗えないものがあることは、皆さんご存知ですか。最近の洗濯機は便利で機能性に富み、乾燥機付きのものも数多く販売されています。しかし洗濯をするうえでは、何でもかんでも洗濯機に放り込めばいいというわけではありません。取り扱い絵表示がついていても、どう対応するかは人それぞれ。そこでまずは、洗う前の仕分けについて聞きました。■「デリケートな衣料はクリーニングに出すようにしている。専門家に任せたほうがよい」(30代・主婦)■「おしゃれ着などで、レースがあるものや生地が痛みやすいと思うものは、手洗いをします」(50代・主婦)最近の洗濯機には「ドライコース」や「手洗いコース」というように、デリケートなものを洗えるコースもありますが、なんだか不安。自分の手で優しく洗うか、クリーニングに出してしまうという人は多いようです。レースなどの装飾がついたものも洗濯機で洗うのは危険です。特に高価なものや大切なものは、造りが崩れてしまっては困りますよね。■「買ったばかりの服などの色落ちしやすいものは手洗いにしています」(20代・パート)■「昔マライカやバリの物などを売っているマーケットでスカートを買って、なにもしらずに洗濯機で洗ったら一緒に洗ったものが全滅したトラウマがあるから」(20代・主婦)服を洗う時の色落ちによる失敗談は、“洗濯あるある”ですね。多少は仕方ないと思って洗濯すると、他のものに色移りしてしまうこともあります。経験豊富な主婦の方々は両方のことを考えてそれだけ別で洗うか、手洗い・クリーニングという手段をとる場合が多いようです。■「靴下は洗濯機だけでは汚れ落ちが悪いので、必ず手洗いしています。しかし、手洗いした靴下は他のものと一緒に洗濯機で洗っています」(50代・主婦)■「昔、子どもが小さかった時、思いっきり食べ物がついてしまった洋服は、機械が壊れる気がして洗濯機に入れませんでした」(30代・会社員)■「子どもが幼稚園で汚してくる泥汚れは、さすがに洗濯機に入れられないので手洗いしています」(30代・主婦)靴下や汚れがひどいものは、いったん手洗いをしてから洗濯機に入れるという人が多くいました。特に小さな子どもがいる家庭では、服などが汚れるのは日常茶飯事。汚れた服をそのまま洗濯機に入れるのは、他の服や洗濯機にもよくありません。手洗いをするか、あまりにひどいものは「雑巾にしたり、処分する」という意見もありました。■「下着は一度手洗いします。汚れがひどい時は洗濯します。タイツなどは破れたり毛玉になりやすいため、手洗いします」(40代・主婦)■「形が崩れてしまうので、ワイヤーの入った値段の高いブラジャーは必ず手洗いをしています」(40代・主婦)下着やタイツなどもデリケートなものが多くあります。ネットを使うだけでは心配という声もあり、普通の洗濯物とは別に手洗いをするという人もいました。2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?冬は普段から着ることも多く、扱いに悩むのがセーターやカーディガンなどのニット製品。クリーニングや手洗いという選択肢もありますが、洗濯機で洗おうと思えば洗えてしまいそうな気もします。■「セーターなどは縮んだりするのが心配なのでクリーニングに出しています」(50代・主婦)■「繊維がデリケートなものはクリーニングに出してしまうので、洗濯機では洗いません」(50代・主婦)見るからに洗うのが心配なので、安心のためにクリーニングに出すという人がたくさんいました。クリーニングに出してきれいにしてもらえば、また着るのも楽しみになりますよね。■「デリケートなものはクリーニングに出すようにしている。一度、うっかり洗濯機で普通に洗ってしまって縮まった経験があって、手洗いモードを使うのも嫌になったから」(30代・主婦)■「何度も失敗を重ねて、洗濯機で洗ってはいけないと悟ったからです」(50代・主婦)本当は洗濯機で済めば楽なのですが、“やってしまった……”という経験から、大切なものはクリーニングや手洗いで洗濯しているという人は多いですね。お気に入りのセーターがみじめな姿になってしまった時のショックを思えば、クリーニング代も安いものかもしれません。■「セーターやカーディガンは洗っちゃいます(ドライコースで)。洗わないのはスーツ」(40代・主婦)■「主人のスーツは洗濯機で洗いません。セーターなどは余程高価なもの以外は普通に洗います」(50代・主婦)■「セーターも古いものは洗濯機で洗いますが、お気に入りや新しいものはクリーニングに出します」(40代・主婦)スーツなどはやはりクリーニングに出すのが一般的ですが、ニット製品は洗濯機で洗ってしまうという人もいました。まさに自己責任で、ということでしょう。このあたりの基準は家庭によって異なるようですね。3.正しい洗濯の仕方洗濯物の仕分けが済んだら洗濯機をまわすことになりますが、その際にも気をつけることはあります。上手な洗濯の仕方について紹介します。■洗濯機に入れる時は洗濯物がたまってしまったからといって、一度にたくさん詰め込んでしまうのはNG。あまりぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、汚れが落ちなくなってしまいます。しかし逆に少なければきれいになるというわけでもありません。洗濯機の中で服と服がぶつかることによって汚れは落ちるので、全自動洗濯機の場合でも、適切な洗濯物の量と水量があるので、事前に確認しましょう。■洗剤についてかなりバリエーション豊かな洗濯用洗剤が売られていますので、香りなども含め、好みのものを選びましょう。形式としては粉末や液体・濃縮タイプ、ジェルボールなどがあります。弱アルカリ性・中性という点は要チェック。弱アルカリのほうが洗浄力は高いのですが、それだけ衣類にかかる負担も大きくなります。中性のものでも目立った汚れでなければきれいになりますし、素材への負担も軽くなります。特におしゃれ着などは、中性で専用のものを使うのが安心です。また、蛍光剤の有無も重要です。白さを際立たせる効果がありますが、生成りや淡色の服には逆効果となるので、注意しましょう。■汚れを落とすには洗剤を多く入れるとより効果が強くなりそうですが、実は量はあまり関係ありません。特に粉末洗剤は溶け残る場合もありますので、表示通りの用量で使用するのがベストです。「洗い」の時間についても長ければ良いというわけではありません。自動でも設定されている通り、10分程度がちょうどいいのです。長時間まわしても、絡みや衣料を傷める原因となるので、注意してください。目立つ汚れがあるものは、事前に手洗いなどして対応しましょう。手洗いするほどでもないものは、しばらく部分的に洗剤をつけておいてから洗濯するときれいになります。また、洗濯に水ではなくお湯を使うのも有効です。風呂の残り湯を利用すると節約になりますし、水よりもお湯のほうが皮脂汚れなども落ちやすくなります。■柔軟剤の使い方香りが良い柔軟剤も多く、ついつい多く使ってしまうことがあります。ふんわり柔らかくする効果がある柔軟剤ですが、使い過ぎは禁物。自分の好きな香りは心地いいものですが、時には他人にとってきついニオイになることもあるので配慮が必要です。また柔軟剤を使用することで、タオルなどの吸水性が落ちることがありますので、適度な使用を心がけましょう。4.時には手洗いという選択もデリケートなものや汚れのひどいものなどは手洗いをするという意見が多くありました。それでは、どんな手洗いの仕方が良いのか、主婦の皆さんにポイントや道具について聞いてみました。■「洗濯機に入れる前に落としておきたいものは手洗いでもんで落とすようにしている」(30代・主婦)■「オケや、小さなタライを使って手早く手もみで洗っています」(20代・主婦)道具などを使わずに「手もみ」で手洗いするのは、何よりお手軽です。洗面器や洗面台に洗剤と水・お湯を入れれば手もみができるので、たまに手洗いするものがあるという程度ならそれで済みます。■「手洗いするものはデリケートなものが多いので手もみでやさしく洗います」(50代・主婦)■「手もみで洗う。特に道具は使用しない。洗濯機で洗うと生地が傷みそうだし手もみで十分だと思う」(30代・主婦)デリケートなものを洗濯機ではなく手洗いで、という場合は特に手もみの出番。場合によっては押し洗いなど、生地を傷めないように優しく洗うのがポイントのようです。■「手もみで落ちない場合、ブラシを使うときれいに落ちることが多いです」(50代・主婦)■「襟袖洗いには特にブラシがないと汚れが落ちないため。あと、手洗い用のネットも併用する」(40代・主婦)■「衣類を傷つけたくないので、柔らかめの洗濯用のブラシで、軽くこすって洗うことが多いです」(40代・主婦)衣料を気遣いつつ汚れを落とす場合は、洗濯用の「ブラシ」を使うのがおすすめです。素手による手洗いでは不十分という時に、ピンポイントでブラシを使うと汚れがスッキリ落ちます。また、服を保護するためには手洗い用のネットも便利です。洗濯用ブラシの代用として、使い古した歯ブラシを再利用しているという人もいました。ちょっとした汚れなら、それでも十分使えますね。■「洗濯板が一番汚れが落ちやすいと思います。小さいので使い勝手もいいです」(40代・主婦)■「子どもが小さいので、よく服を汚してきます。洗濯板を使ってポイント洗いしてから洗濯機で洗うと、きれいに汚れが落ちるからです」(30代・主婦)昔ながらの道具ですが、ガンコな汚れにはやはり「洗濯板」がおすすめ。小さなお子さんがいる家庭ではもはや必須アイテムです。最近ではシリコン製のコンパクトなものも売られているので、汚れがひどいものや、ゴシゴシと洗いたい靴下などにはぴったりです。5.主婦が実践する洗濯のポイント洗いたいものによって、適した方法を選ばなければならない洗濯ですが、それも家庭によってそのやり方は少し違ってくるということがわかりました。最後に、主婦の皆さんが洗濯をする際に工夫している点や、我が家ではこうしているというポイントについて聞いてみました。洗濯の仕方について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。■「絡みやすいものや毛玉がつきやすい服はネットに入れて洗うようにしている」(30代・主婦)■「下着などは基本的にネットに入れて洗濯をするようにしています。ネットに入れることで生地は保護され、傷つけることなく洗濯できます。大切にしたい洋服もネットに入れて洗濯します。」(40代・自営業)下着やヒモがついているもの、マジックテープがついているものなど、他と絡み合ってしまうものについてもネットを利用するという人が多くいました。毛玉やストッキングの伝線防止にも役立ちます。■「洗濯終了後取り出す時、便利だからネットをよく活用します。また干す時の仕分けにも便利です」(50代・主婦)■「シャツ、パンツ、など種類ごとにまとめてネットに入れて洗う。そうすると干す時に楽だし、取り入れる時もバラバラにならずに楽」(30代・主婦)衣料の保護としてネットを利用するという人が多い一方、干す時の楽さを重要視して、積極的にネットを使うという声もありました。■「子どもの洋服、タオルなどの汚れがひどいので手洗いは基本です」(40代・主婦)■「ワイシャツの襟などは、洗濯前に部分洗いして、漂白剤をかけておく」(50代・主婦)汚れるものは手洗いをしてから洗濯機に入れる、ということを基本として心がけている主婦の方は多いようです。子どもの服やワイシャツの襟は、どうしても汚れてしまうもの。汚れが重なっていく前に、漂白剤なども活用しながらこまめに落としておくことがポイントとなります。■「すすぎの回数が少なくて済む洗剤を使います。節水や衣類のいたみ防止になると思います」(50代。主婦)■「ネットを使うこともしますが、一番は時間短縮と水道代節約のため時短洗剤をいつも使います」(40代・主婦)最近では、洗浄力もありながら1回のすすぎで済むような「時短洗剤」も売られています。特別汚れるものもなく、洗濯機がまわっている時間も惜しいという人は、そういったものを利用するのもアリです。短い時間で洗濯物がきれいになれば、時間だけでなく水の節約や、衣類に与えるダメージも少なくて済むというメリットもあるようです。まとめ全自動洗濯機とはいえ、ボタンひとつですべてが終わるというわけではない洗濯。仕分けの段階から注意すべきポイントが多く、乾いたものを取り込むところまで考えると、意外に手間がかかる作業であることがわかります。かといって汚れたものを放っておくと、簡単には落ちなくなってしまいます。お気に入りの服も長く着るためにも、今回紹介したポイントに注意しながら正しい洗濯の仕方をマスターしてくださいね。
2017年03月17日雨の日や花粉の季節は、どうしても部屋干しをしなくてはならなくなってしまいます。せっかくなら、洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使って乾かしたいけれど、何を乾かしても大丈夫なの?そんな疑問に答えるため、くつ下やタオルなどの基本的なものから、靴やぬいぐるみなどを乾かして比べてみました!雲ひとつない晴れの日。洗濯物を外に干すとすがすがしい気分になり、思わず早く外に出掛けたくなります。みなさん今日の天気はどうですか。雨が降りそうな空だったり、風が強くて吹き飛ばされそうな日だったりすると、外干し出来ないこともしばしば。最近では、「PM2.5も気になって外に干せない。」という主婦の方も多いかもしれません。このような悪天候の場合は、どうしても室内干しになってしまいます。毎日家族から出る洗濯物。どんどん溜まる乾かない洗濯物。いっそのこと、洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使えばいいのかもしれないけど、どちらがてっとり速く乾くのだろう。「速く乾かないかな。」と思っているあなたに、洗濯物を効率よく乾かす方法を紹介します。■目次1.室内干しをする理由を探ってみよう2.洗濯乾燥機で乾かせるもの、乾かせないもの3.実際に部屋干ししてみた!4.ボタン一つで乾燥まで!洗濯乾燥機はどこまで乾かしてくれる?5.ハンガーをかけて快適に!浴室乾燥機はどこまで乾かしてくれる?6.番外編・ぬいぐるみ洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか7.番外編・ニット(ウール以外)洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか8番外編・靴洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くかまとめ1. 室内干しをするメリットを探ってみよう■雨や風などの天気を気にする必要がなくなる庭やベランダに洗濯物を干すことは様々なリスクがあります。急な雨で洗濯物を取り込めなくて洗濯物がビショビショになってしまった、強風で飛ばされてしまった、という経験はありませんか。また、冬場は外干ししても乾きにくくなる傾向があります。部屋干しの場合は、天候に左右されずに安定して干すことができます。■花粉や黄砂を気にしなくて大丈夫花粉や黄砂が飛来するシーズンになると、室内干しにするという人は多いはず。濡れている衣服は花粉や砂が付着しやすいもの。花粉がついてしまうのが怖いですよね。花粉に悩む時期でも、部屋干しなら目のかゆみや鼻つまりなどの悩みが大きく改善されるはずです。■洋服のシワ防止につながるYシャツやTシャツなどを乾燥機にかけるとシワがついてしまうことを気にかける方は多いのではないでしょうか。一般的には、乾燥機を使うときよりも、部屋干しのほうが洋服にシワはつきにくいと言われています。外干しをするのは、天候や花粉などが気になってなかなかできないという方でも、部屋干しならいつでも気軽に干せる上に、シワの心配も軽減できます。■洋服の変色を防ぐことができる外干しをすると、紫外線や車の排気ガスによって変色したりしてしまう可能性があります。しかし、天気が悪いからといって、リビングに干しっぱなしというわけにはいきません。急に友達が遊びに来た時などは、慌ててお風呂場や違う部屋に隠すということも。そういう時は、洗濯乾燥機や浴室乾燥機がおすすめです。2. 洗濯乾燥機で乾かせるもの、乾かせないもの■洗濯乾燥機で乾かすべきもの洗濯乾燥機で全ての洗濯物を乾かすのは、生乾きやシワの原因になってしまいあまり効率的ではありません。洗濯乾燥機では、主に以下のようなものを乾かしましょう。例えば……・くつ下……1日に多ければ4~5足くらい。・下着……特にパンツ。家族4人分と子どもが汚せばプラス1~2枚は増えます。・タオル……フェイスタオル7~8枚、ハンドタオル2枚程。これだけの洗濯物を干すのには、結構な時間がかかります。くつ下は一つひとつ洗濯ピンチハンガーに干さないといけません。タオルも、量が多ければどこに干そうかと悩みます。洗濯乾燥機を使うことによって時間短縮になり、干す場所に悩む必要がありません。■洗濯乾燥機で乾かせないもの一方で、洗濯乾燥機にも乾かせないものがあります。洗濯して乾かすだけで縮むものや、乾燥で機械力が加わりさらに縮むものです。この他にも、下のものは洗濯乾燥機で乾かせないので、注意が必要です。・綿のシャツ、混紡ソックス、フリース、ジーンズ、麻のニット製品など。・吊り干し、平干し絵表示およびドライ絵表示のあるもの・女性用の下着やストッキングなど女性用の下着やストッキングなどには、ゴムやポリウレタンといった素材が使用されたものが多くあります。このような素材からなる製品に乾燥機を使うのはやめましょう。また、ブラジャーのように金具がついていると他の衣服を痛めてしまう可能性があります。・「タンブラー乾燥はおさけください」と表示されている衣類衣類タグには上のような説明が記載されているものが大変多いです。タンブラー乾燥とは、衣類を熱と共に回転させながら乾燥させる乾燥機を意味します。熱や風によって衣服に残った水分の蒸発をスピーディーに行う乾燥方法なので、とても傷みやすくなります。・ゴム質のプリントが施されているシャツや子供用のくつ下こちらは、乾燥機の熱によってプリント同士がぺターっと合わさってしまい、はがれにくくなってしまいます。では実際に部屋干し、洗濯乾燥機、浴室乾燥機で洗濯物の乾き具合の検証をしていきましょう!3. 実際に部屋干ししてみた!我が家はただ今、部屋干し中。冬場は晴れていても洗濯物を取り込む時間(16時前後)まで半乾きだからです。部屋干し中に感じたことを、まとめてみました。部屋干しをする際に、参考にしてみてくださいね。■良い点・冬場は暖房器具(エアコンやストーブ)の熱で乾くので、乾燥機の余計な電気代がかからない。・子どもの目の届くところ(リビング)に干すので、安心して作業ができる。・時間帯を気にせず干せ、取り込む時間を気にしなくて良い。・冬場の加湿になる。■悪い点・来客があると、リビングに干していた洗濯物を慌てて片付けなければならない。・生活観が出てしまいオシャレではない。・子どもが洗濯物で遊んでしまう。・生活臭が洗濯物に付く。■心配な点・生活観が出てしまうことに慣れるのが怖い。・長雨や湿気が多くなる時季(梅雨や夏場)になると、カビ臭くならないか。・子どもが洗濯物の下で遊び、落ちてきたハンガーでケガをしないか。4. ボタン一つで乾燥まで!洗濯乾燥機はどこまで乾かしてくれる?我が家は通常、梅雨と春・秋の長雨のときしか洗濯乾燥機を使用しません。なぜなら、部屋干しでも外気温と室内気温がさほど変わらず、乾きにくいからです。今回の乾燥は、朝9時に始め、6時間後の15時に終わりました。■乾燥機にかけたもの・フェイスタル9枚・ハンドタオル2枚・ハンカチ2枚・くつ下4足・肌着3枚・パンツ4枚■良い点・くつ下などの細々したものを干す手間がなくなった。・タオルにふかふか感が戻ったように思える。・外出した頃に乾燥が終わっているので、すぐに片付けられる。■悪い点・一気に洗濯したものを、洗濯乾燥機にかけるもの、かけないものに分別しないといけないのが面倒。・洗濯機が熱を持って熱い。・乾燥にかける量が決まっているので、たくさんは入れられない。・柔軟剤のいい香りがなくなり、オゾンの臭いが残る。・綿素材(ハンカチ)は、しわが入りすぎるためアイロン必須。・電気代が気になる。■心配な点・乾燥を頻繁に使用することで、寿命よりも早く買い換えなくてはいけなくなりそう(メンテナンスの心配)。5. ハンガーをかけて快適に!浴室乾燥機はどこまで乾かしてくれる?次は、浴室乾燥機で乾かしてみました。朝9時から、6時間後の15時終了で時間設定をしました。■良い点・ハンガーにかけたものは、しっかり乾いていた。・洗濯機のそばが風呂場なので、導線が短い(水分を含んだ重たい洗濯物を運ばなくて良い)。・浴室内の湿気がなくなった。・部屋干しをしなくていいので、リビングが広くなった。・密室状態なので、余計なホコリや臭いをシャットアウトできる。・ハンガーが子どもの下に落ちてくる心配がない。■悪い点・浴室内物干し竿の長さがないので、たくさんはかけられない。・乾燥するための電気代がかかる。・夜のうちに使用する場合、家族がお風呂に入り終わってからでないと使用できない。・風が当たらなければ、浴室内がいくら温かくてもタオルが乾かない。■心配な点・フィルター掃除はできるが、頻繁に使用して電源が入らなくなったときなどのメンテナンスはどうなるのか。6. 番外編・ぬいぐるみ洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くかタオル地の小ぶりなぬいぐるみで試しました。縦横15cm程度、底にやわらかいビーズが入っています。脱水後、まず洗濯乾燥機で6時間かけました。他の洗濯物と一緒にかけましたが、中までしっかり乾いている感じがしました。浴室乾燥機も同じように脱水し、6時間設定で行いました。直に風が当たるところに干したので、乾きはとってもいいです。タオル地ということもあり、ふかふか感が戻ったように思います。どちらも6時間で乾きましたが、洗濯乾燥機で乾かすのは避けた方が良さそうです。綿がしっかり入っているような硬いぬいぐるみや毛の長いぬいぐるみなどは、型崩れや、毛が抜けてしまうことがあります。7. 番外編・ニット(ウール以外)洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか綿素材100%のニットで試してみました。洗濯乾燥機では、最初に1時間、さらに30分かけました。洗濯表示にかげ干し平干し表示があります。この場合洗濯乾燥機は使えませんが、今回は試してみました。最初の1時間で9割乾いている感じがしました。少し厚めのニットなので脇や袖口が少し湿っていたので、さらに30分かけ、完全に乾きました。気になるニットの縮みですが、見た目は縮んだようにみえません。予想外に大丈夫でした。次に浴室乾燥機で6時間設定、さらに3時間設定で行いました。風呂蓋にバスタオルを敷き、平らに置きました。なかなか風が当たらないので乾きが悪いです。袖の縫い目が湿っていたので、浴室用物干し竿に引っかけました。比較した結果速く乾くのは、洗濯乾燥機です。今回は綿100%ニットで試しましたが、毛やアクリル・ポリエステルといった素材もあり、ものによって様々です。自宅で乾燥させたい場合、洗濯表示や取扱い説明書に添って行うことをおすすめします。8. 番外編・靴洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか最後に、子ども用のメッシュスニーカーを試してみました。まず、洗濯乾燥機で2時間かけました。メッシュ素材なのでしっかり乾きますが、靴底やつま先部分はゴム素材のため変形してしまい、履ける状態ではありません。やはりゴム類は熱によって変形するので、使用するのは避けたほうが良さそうですね。続いて、浴室乾燥機では6時間設定で行いました。洗濯乾燥機にかけた靴が台無しになったので、同じようなメッシュスニーカーを用意しました。中敷きを外し、最初の2時間程度で表面が乾き始めるのがわかります。4時間後は、つま先部分までしっかり乾きました。中敷きも一緒に洗濯ピンチハンガーでつるせば、すぐに乾きます。速く乾くのは、断然洗濯乾燥機です。しかし、靴が変形してしまっては元も子もないので、自然乾燥または浴室乾燥機で行ったほうが良いでしょう。まとめ検証を進めた結果、ものによって洗濯乾燥機と浴室乾燥機の使い分けをすることで速く乾く!と実感しました。洗濯乾燥機にはタオルやくつ下など、かけても差し支えないものを。浴室乾燥機はハンガーにかけるもの、と分けて使用しましょう(電気代はかかってしまいますが……)。悪天候で室内干しをする以外にも、こんな時は部屋干しを使用してみましょう。・子どもが靴を汚して帰ってきて、明日履く靴がない。・今日使用した体操服や水着などを洗濯して、明日学校へ持たせなくてはいけない。・保育園に通う子どもがおねしょをしてしまったが、毛布や敷布団シーツを洗って明日持って行かなければならない。洗濯乾燥機や浴室乾燥機をうまく活用すれば、夜でも乾かすことができ、翌日気持ち良く使うことが出来ます。どちらを使用する場合にも、取扱い説明書と洗濯表示をきちんと確認し、臨機応変に使い分けてみてはいかがでしょうか。
2017年03月17日乾燥機付き洗濯機があれば、雨の日の洗濯もスムーズに。時間のない主婦にとって、洗濯物がすぐ乾くというのは大事なポイントのひとつです。でも、実際に買うとしたら、縦型とドラム式どちらがいいの?実際に両方の乾燥機を使用して、結果を検証してみました。今や私たちの生活に欠かせない電化製品の一つである、洗濯機。洗濯機と一口に言っても、乾燥機能の有無などの機能面や、縦型やドラム型といった形状の違いなどその種類は様々です。家電量販店へ行くと、あまりの多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。選択肢が多いのはありがたいことですが、滅多に購入するものではないのでいざ必要となったとき、自分に合った洗濯機はいったいどれ?と悩んでしまうかもしれません。家族が多くて毎日洗濯物を干すのが大変、仕事が忙しく何とか家事の時短が出来ないだろうか……今回は、そんな悩みを抱えている人に、洗濯から乾燥までボタン一つでオッケー!という洗濯乾燥機をご紹介。さらに、洗濯乾燥機が欲しいけれど縦型とドラム型どちらを選べばいいの?見た目の違いは分かるけれど、機能面の違いを知りたい!という方のために、縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥までおこない、その仕上がりを比較検証してみました。■目次1.きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!2.見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違い3.とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?4.縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?5.ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?6.あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・まとめ1. きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!洗濯乾燥機とは、ヒーターを内蔵していて洗濯機と乾燥機がセットになったものをいいます。これ一つで洗濯から乾燥までこなしてくれるなんてとっても頼もしいですね!乾燥機能が付いていればこんなメリットがあります。1.雨や雪が降ってもすぐに洗濯物を乾かすことが出来る。天気を気にする必要がないので主婦の味方。2.部屋干しと違って場所をとらないので、生活の邪魔にならない。特に子どもがいる家庭では遊びの邪魔にならないので助かります。3.洗濯物を干す時間と取り込む時間を完全にカット出来る。時短になり主婦や忙しい人に便利。「あら、とっても楽チンね。それなら全部そのまま乾燥させちゃえ~」と思った人は、ちょっと待って!乾燥運転できない洗濯物があるので注意が必要です。洗濯機へ入れる前に、取扱説明書や洗濯物に付いているタグで乾燥運転可能かをしっかり確認しましょう。縮み、しわつき、変色、損傷、風合い劣化の原因になるものは、乾燥運転を控えましょう。例えば、・ゴムやウレタンなどを使用した製品(マットレス、ゴム手袋など)・ウレタン(スポンジ類)を使用した製品(ぬいぐるみなど)・タイツ、レースや刺しゅうなどの飾りや付属品のある製品・濃い色のプリントものまた油が付着したものや、ポリプロピレン繊維の製品(衣料、カーペットなど)は油などの酸化熱による自然発火や引火のおそれがありますので注意が必要です。2. 見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違いおなじみの縦型洗濯乾燥機。この形を見て、何となく懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。その洗浄方式は底にある羽根を回転させる「かくはん洗い」です。槽が左右に周りこすり洗いすることで、パワフルな洗浄力が生まれ、汚れをしっかり落としてくれます。乾燥方法は「ヒーター乾燥方式」といい、ヒーターで温めた空気を衣類に当て、底にあおる羽根を回転させ衣類を舞い上げながら乾かします。ドライヤーの熱風を、衣類にあて乾かすイメージをすれば分かりやすいでしょうか。ヒーターの温度を上げるためにヒートポンプ式よりも電気代がかかるほか、70℃以上の高温で乾燥させるので、衣類の傷み、縮みはおきやすいです。ドラム型に比べコンパクトなものが多く、設置場所を選ばないのはとっても魅力的。重量も40~50キロのものが多く、引っ越しなどの際に搬送する場合はそこまで負担にならないのも良い点です。一方、ドラム型は縦型の後を追うかたちで平成12年頃から日本で普及しはじめました。ふたが前開きなので出し入れしやすく、上にモノが置ける形状なのがポイント。おしゃれなイメージを持つ人も多いのでは。小柄な方や高齢者には特に洗濯物の出し入れがラクに感じられることでしょう。大きさは縦型よりも幅をとるものが多いので、購入する際は設置条件をきちんと確認することが大切です。場所によっては、スペースが狭く設置出来ない場合も。重量も縦型に対し、70~80キロとかなり重たくなっています。洗浄方法はドラムを回転させ衣類を持ち上げる「たたき洗い」。少ない水で洗えるので縦型に比べて節水になります。乾燥方法は「ヒートポンプ乾燥方式」といい、運転時に発生する熱を再利用するため省エネ効果も期待できます。乾燥中は、ドラムを回転させ衣類を大きく広げ、高速風をビュンビュンと吹きかけてシワを伸ばしながら乾かしてくれます。さらには約60℃以下の低温乾燥なので、衣類の縮み、変形は少なくフワッとした仕上がりに。ドラム型洗濯乾燥機の方が縦型に比べ高価な傾向にありますが、乾燥を頻繁に使うのであれば、長い目でみるとお得になるかもしれません。泥汚れの洗濯物を洗うことはめったになく、乾燥機能は頻繁に使いたい、という方におすすめです。3. とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?1日あたりの洗濯物の重さを計ったことはありますか?実は洗濯機の大きさは一つではありません。容量が大きい程洗濯機の値段は上がりますが、小さすぎると「あれ?洗濯物が全部入らない」なんてことになるかも。毎日の洗濯物量は各家庭の家族構成、普段の生活スタイルによって異なります。購入前にはある程度必要な容量を計算して選ぶようにしましょう。効率よく洗濯機を動かすための大切なポイントでもあります。我が家は大人2人、子ども1人の3人家族。毎朝1回、容量6キロの洗濯機を回しています。洗濯物の中身はその日着た衣類、バスタオルが3枚とフェイスタオル2~4枚が定番です。そのほか、子どもがまだ幼いので、食べこぼしやヨダレなどで汚れた衣類が追加されることも多々。それでも少しだけまだ余裕のある感じです。3人分の枕や布団のカバーなどは定期的に洗っていますが、その際は一度に全て入らないので日常の洗濯とは別に洗っています。一般的に1人の1日分の洗濯物量は約1.5キロです。4人家族で毎日まとめて洗濯するのなら、約6キロ(1.5キロ×4人)が、洗濯量の目安。また、洗濯機の寿命は一般的に約8年といわれています。購入する前に「これから家族が増える」といった予定のある方は、少し大きめを検討してみても良いかもしれません。4. 縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?いよいよ検証スタートです。縦型洗濯乾燥機の洗濯乾燥コースで実際に洗濯物を洗ってみました。洗濯したものはこちら。バスタオル2枚、フェイスタオル2枚とハンドタオル1枚、ワイシャツ1枚、男性用肌着1枚です。洗濯乾燥コースをポチッ。表示の残り時間は3時間14分。時間は洗濯物の量で変わります。曇りや雨の日だとなかなか乾かないので、天気が悪いときには助かりますね。予定時間通りに乾燥まで終えました!さあ仕上がりをチェックしましょう。一番厚さのあるバスタオルは若干湿り気を感じます。その他は乾いていましたが、天日干しのカラッとした仕上がりとはまた違った感じです。一番大きいバスタオルの厚さをものさしで測ってみました。厚みは約7センチ。少し湿り気があったため、ボリューム感はあまり感じられません。続いてワイシャツです。形状安定型ですが、縦にたくさんの深いシワがついています。やはり洗濯機の形状から、どうしても衣類が絡みやすくシワが出来るようです。アイロンがけが大変そう……。その他の肌着やフェイスタオルはきちんと乾いていました。洗濯機の機種、洗濯物の量などの条件によってもその仕上がりは変わってくると思いますが、薄手の生地でアイロンがけが必要ないものでしたら乾燥に全く問題ないですね!5. ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?次にドラム型洗濯乾燥機でも洗濯から乾燥まで運転してみました。洗濯物は縦型洗濯機と同じです。終了予定時間は2時間34分と表示されました。縦型より40分早く仕上がるようです。出来るだけ早く仕上げたい方には嬉しいですね。さあ予定通り終了の合図が鳴って、洗濯物をチェック!すべてしっかり乾いています。タオルは天日干しよりもフワフワになっています。これはとっても嬉しい。毛の一本一本がきちんと起毛しています。厚さは約9センチもありました。縦型洗濯機の場合と比較して2センチもボリュームが増えました。洗濯機によってそこまで変わるなんて驚きです!続いてワイシャツです。こちらは縦横にシワがついていましたが、縦型洗濯乾燥機の結果と比べると薄く、それほど目立つ感じではありませんでした。肌着も多少シワがついているものの、そのまま着ても問題ない程度。全体的にフワッとした仕上がりでした。6. あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥まで行った結果、その仕上がり具合には大きな違いがありました。縦型の場合は、その形状と乾燥方式により衣類にはシワが出来やすく、全体的にしっかり水分が抜けきっていないのかボリュームダウンしたような仕上がり。厚さのあるバスタオルなどは若干湿り気も感じられたので、厚さや大きさのあるモノの乾燥には向いてないようです。一方、ドラム型の場合は、衣類にシワは出来るものの、すべてしっかり乾燥していました。特に注目したいのはタオル!天日干しよりフワフワの仕上がりで、吸水性も衰えることなく、使用感はバツグン。毎日乾燥させたいくらいに感じました。メーカーごとの機能面によって差はあるかとは思いますが、今回の検証では、このようにドラム型の方が優れているという結果になりました。まとめ誰もが日常生活の中で、時短出来ることがあれば嬉しいですよね。お子さまがいらっしゃれば、「後追いされてなかなか洗濯物が干せない」「部屋干ししていると、子どもが洗濯物を引っ張って落としてしまう」といった悩みがあるかもしれません。私もそのような悩みがある一人です。洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥までボタン一つで出来るので、そういった悩みを解決してくれるでしょう。さらには自分の時間や子どもと触れ合う時間を増やせるので嬉しいですよね。特に乾燥機能の優れているドラム型洗濯乾燥機は私の生活スタイルをより快適なものにしてくれそう!と感じました。みなさんはどうですか。ご自身の生活スタイルに合った洗濯機をぜひ見つけてください。
2017年03月17日洗濯洗剤の売り場で見かける「洗濯のり」。ワイシャツなどがパリッと仕上がるというイメージがあるけれど、結局よくわからないのでクリーニングに出してしまうという方も多いかもしれません。今回は、洗濯のりに対する主婦の皆さんの考えと、使い方や効果をまとめました。洗濯物がパリッと仕上がると噂の「洗濯のり」ですが、ウチでも使えるものなのか…と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ワイシャツなども日々の洗濯でクリーニング屋さんのようにできれば、気持ちよく着られて、クリーニング代の節約にもなります。そんな「洗濯のり」について、20~50代の主婦50人の方を対象に、洗濯のりの使い方やその効果を調査。お気に入りのシャツやブラウスなどを洗濯する時に役立ててください。■目次1.「洗濯のり」ってどんなイメージ?2.実際に洗濯のりを使っている人は…3.洗濯のりの使い方4.こんな場面で洗濯のりを使いたい!5.洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!「洗濯のり」ってどんなイメージ?まずは主婦の皆さんが抱いている「洗濯のり」のイメージや、どういう使い方をするべきか聞きました。普段から利用出来そうなら、使ってみるのもありかもしれません。■「洗濯のりを使うことで、シャツを簡単にパキッとさせることが出来る」(30代・主婦)■「そもそも使ったことがないのでわからない。一般的にはシャツの襟をパリッとさせるのに使う印象」(30代・主婦)洗濯洗剤・柔軟剤などの売り場の端のほうに「洗濯のり」が置いてあるのは知っていても、自分には必要ないものと思っている人も多いようです。なんとなく“衣類などがパリッとする”というイメージはあるものの、使ったこともない人もたくさんいました。■「使ったことがないのでわかりませんが、アイロンの手間が省けるのはいい」(30代・正社員)■「使うとしたらアイロンをかけるのが面倒な時ですね」(50代・主婦)シャツなどの衣服をシワなく仕上げるためのアイロンがけが楽になるというのも注目です。忙しい毎日の中では洗濯だけでも大変なので、アイロンはなるべく簡単に済ませたいところ。■「来客用のシーツやワイシャツをきれいに見せるために使っていました」(30代・主婦)■「普段は使わないが、旦那の大事な仕事の案件の時はやはりちゃんと見えるほうが良いと思うので」(30代・主婦)来客時や公的な場面など、いざという時にきれいに見せられたら、それだけで印象が良くなる可能性もあります。特にワイシャツなどはヨレヨレだと格好がつきませんよね。そんな時に使えるのが「洗濯のり」。クリーニングに出さなくて済むなら、家事にも取り入れたいものです。実際に洗濯のりを使っている人は…便利な用途がある洗濯のりですが、まずは日常の洗濯にはどの程度利用されているのかアンケートをとりました。普段から洗濯のりを使うことがあるという人は、なんと50人のうちたったひとり。使った経験がある人もそれなりにいましたが、購入したこともないという人が多いというのが事実でした。■「シャツの洗濯の仕上げに使用すると、仕上がりがひと味違うからです」(30代・主婦)唯一、日常的に洗濯のりを使用している人は、このような意見を持っていました。洗濯のりならではの質感を求めて使用しているようです。しかしながら、ほとんどの家庭において洗濯のりは日常的に使われていません。その理由はいったいどんなものしょうか。■「使ったことは一度もありません。買ったこともないし、使ってみようかと思ったこともないです」(40代・主婦)■「洗濯のりがそもそもどういうものかあまりぴんとこない。面倒そうなものはクリーニングに出してしまう」(30代・主婦)中にはこのように洗濯のりには興味すらない人もいます。実際、普段着の洗濯は洗剤と柔軟剤があれば事足りますし、家で洗濯できないようなものは、お金を出してクリーニングに出してしまえばそれで済みます。■「使い方がわからない、今さら誰に聞けばよいかわからない」(30代・主婦)■「洗濯のりの使い方がわかりません。実家でも使ってなかったのでわかりません」(30代・主婦)使い方がわからないという理由で、手を出したことがないという人もたくさんいます。他人の家のお洗濯を目撃することは滅多にありませんし、実家でも使っていなければ、あえて使ってみる気になる人はなかなかいないようです。■「洗濯のりのゴワゴワ感が苦手なのと、どちらかといえば柔軟剤を使った柔らかな仕上がりが好きだから」(40代・主婦)■「パリッとした感じより、柔らかい感じのほうが好きなので使いたいと思ったことがないです」(40代・主婦)■「特にYシャツを着る機会もいないし、洋服をパリッとさせる必要がないので」(40代・主婦)■「ワイシャツなら必要だと思うが、普段着をハリのある仕上がりにする必要がない」(20代・主婦)これは時代の変化もあるでしょうが、ファッションとしてのりの効いた洋服を着る機会が少なくなり、さらに同じシャツでも洗濯してそのまま着られるようなカジュアル系のシャツや、形状記憶など簡単にはヨレない素材も普及。洗濯のりは、フォーマルな場で着るためのワイシャツやブラウスに使う程度になってきたことも、洗濯のり離れの原因になっているようです。■「家族全員、肌が弱いためです。洗濯のりは肌に刺激を与えますし、固くなって不快です」(40代・主婦)■「皮膚がとても弱いので、のり付けの洋服は襟元が擦れてしまい、皮膚が爛れます」(50代・主婦)このように洗濯のりは敏感肌には向かないといった、体質的に向き不向きがあるという意見もありました。主婦の皆さんの意見をまとめると、洗濯のりはそもそも日常的に使うものではない、と位置づけている人がほとんどでした。普段着には使うことはなく、のりが必要なワイシャツなどはクリーニングに出してしまう人が多いというのが現状のようです。洗濯のりの使い方現在ではあまり使っている人がいない洗濯のり。「そもそも使い方がわからない」といった声が多かったのですが、要領をマスターしてしまえば、いつもの洗濯にひと手間加えるだけで、簡単にのり付け出来るようになります。洗濯のりについて、詳しく説明していきましょう。■洗濯のりの種類洗濯のりには「天然のり」と「合成のり」があります。天然のものはデンプンからできており、いわゆる昔話の「舌切りスズメ」が食べていた、というものです。洗濯のりとしての用途の他に、障子はりや手芸などにも使われます。ハリが強く仕上がりますが、天然のデンプンを使用しているため、のり付けしたまま長期保存すると虫がつく場合があります。現在よく使われる合成のものは扱いやすく、洗濯機でのり付けすることが出来ます。科学的に合成されたものなので、腐食するようなことはありません。特別こだわりがなく、慣れていない場合であれば合成のりを使うのがおすすめです。洗濯のりは服全体をつけ込む液状タイプが基本ですが、最近では便利なスプレータイプのものも販売されています。襟や袖口などをピンポイントでのり付けをしたい場合や、まずはお試しでのり付けにチャレンジするならこちらを使ってみるのもアリです。■のり付けの効果イメージの通りですが、まずは洗濯のりを使うことによって服などをパリッとさせることができます。水で薄めて使いますが、のりの分量で固さが調節できます。夏場は、シャツやブラウスに腕を通した時のシャリっとした質感も気持ち良いですし、ホテルのようなパリッとしたシーツで寝るのも気持ち良いものです。洗濯のりを使うと汚れが付きにくくなると同時に、付いた汚れも落ちやすくなります。のりで繊維がコーティングされるので、次の洗濯の時に汚れがのりと一緒に流れていくという仕組みです。また、繊維の糸が締まることによって通気性が良くなるという利点も。浴衣や夏服のシャツをのり付けすることには、形をキープする以外にそんな理由もあるのです。アイロンがけが楽になるのも、洗濯のりの効果といえます。シワがのびやすく形も作りやすくなるので、洗濯のりを効果的に使って仕上げると気持ちよく、そしてキッチリと見せることができます。パリッとさせるためだけに洗濯のりを使うと思いがちですが、実は柔軟剤と併用することができます。こうすることで、柔らかさを出しつつ、ハリを出して型崩れを防ぐことができるのです。この方法はクリーニング店でも使われる場合があり、ポロシャツやジーンズなどに応用することができます。■洗濯のりの使い方普通に洗濯をしたあと、洗濯槽の中や洗面器などでのりを混ぜた水につけ込み、軽く脱水して干します。そして仕上げにアイロンをかけます。洗濯槽でつけ込んだ場合は、使用後に再び水を入れて洗い流したほうがよいです。ワイシャツを1~2枚というだけなら、洗面器やバケツを使うのがお手軽。のりの濃さはもちろん、つけ込む時間によっても固さが変わります。洗濯機でのり付けする場合は、洗濯機を回すかつけ込むだけかによっても違ってきます。特に厚い生地のものはのり付きが良いので、濃度や時間で調整が必要です。シワになってしまうことがあるので、脱水は軽めに。襟や袖口などをピシッと引っ張って干します。半乾きの状態か、霧吹きで少し水をかけてからアイロンをかけると、綺麗な仕上がりになります。スプレータイプののりは、普通に洗濯して干した後、使いたい部分に吹きかけてアイロンをかけることになります。こんな場面で洗濯のりを使いたい!毎日着るワイシャツをクリーニングに出していると、お金もかかりますし、数日分まとめて出すという場合もあります。汗をかいたものを放置しておくと、シミやニオイの原因になってしまいます。洗濯のりは少し手間がかかりますが、かつては使っていた人もいる通り、自宅でできること。日常的なお洗濯と一緒にワイシャツも洗って、のり付けとアイロンをかけてしまえたら、クリーニング代よりも安く済ませることができます。■「日ごろ、使いませんがとても大事な時に使います。洗濯のりを使った後のアイロンがけはとてもきれいな仕上がりになるので」(30代・主婦)■「緊急でワイシャツをホームクリーニングしなければならなくなった時」(20代・会社員)■「今まで洗濯のりを使った事がないのですが、ここぞという服には使ってみようと思いました」(30代・主婦)■「とっておきのおしゃれ着などに今後、使ってみようと思いました」(30代・主婦)日常的には使用しなくても、洗濯のりのメリットを知っている、または興味を持っているという主婦の皆さんはこのような利用方法を考えていました。いざという時に洗濯のりの準備があれば、クリーニング店を利用しなくても済むというのは、大きなポイントとなりますね。お気に入りの服も、自分で洗ってきれいに保っておくことができたら、着る機会も増えるかもしれません。洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!本来の使い方ではありませんが、洗濯のりは実は工作などに使えます。お子さんが小さい家庭では、自由研究や科学実験のネタになるかもしれません。■「子どもが小さいので、シャボン玉はとても喜んでくれます。洗剤だとは思ってなさそう」(30代・主婦)■「子どもがシャボン玉が大好きなので、よく洗濯のりを活用しています。」(30代・主婦)洗濯のり・ぬるま湯・台所洗剤を混ぜると、強いシャボン液を作ることが出来ます。ハンガーなどで作った大きな輪を使うと、驚くほど大きなシャボン玉を作ることが出来るのです。さらに手作り化粧水などにも使えるグリセリンを入れると、“弾むシャボン玉”を作ることが出来ます。■「昔シャボン玉やスライムを作る時に使いました。子どもと一緒に今度作ってみようと思います」(30代・主婦)■「子どもが小さいとき、バザーに出すために、スライムを作るときに使いました」(50代・主婦)感触がなんともいえない「スライム」も、自作することができます。洗濯のり・水・ホウ砂を混ぜるとスライムが生成されるのです。絵具で好きな色のものを作れますが、ホウ砂は口に入れると危険なので注意が必要です。■「スーパーボールを子どもと作ったことがあります」(30代・会社員)■「コサージュを布で作る時に、洗濯のりに布をつけて乾かして、を繰り返し行うと布地にハリが出て既製品のようなコサージュが出来る」(30代・主婦)■「スノードーム作りに使いました。水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜ、飾りの入った瓶の中に流し込んで完成です」(20代・会社員)スーパーボールは洗濯のりと食塩水でできますし、コサージュは普通の洗濯のりの使い方を応用したものです。スノードームは、少し粘り気のある透明な洗濯のりを水に混ぜることで、飾りがゆらゆらと雪のように舞う雰囲気を演出する事が出来ます。どれも手作りならでは良さと楽しみが味わえるのが良いですね。洗濯後にシャツやシーツをのり付けして干し、乾くのを待つ間にお子さんと洗濯のりを使った遊びをする、なんて休日を過ごすのも、楽しいかもしれませんね。「洗濯のり」を使いこなして気持ち良い日々を!クリーニングに出さなくてもワイシャツなどをきれいに仕上げられる「洗濯のり」。たまには普段着るシャツをのり付けしてパリッとした仕上げると、新鮮な気持ちになれるはず。つねにきれいなシャツを着こなすのも、素敵な楽しみですよね。また紹介した通り、単に服をきれいに仕上げるだけが洗濯のりの効果ではありません。どんなものかわからずにいた方は、この機会に使い方をマスターして、いざという時に使ってみてはいかがでしょうか。
2017年03月15日今はまだ主流とはいえない「ドラム式洗濯機」。縦型洗濯機に比べてかなり値が張るけれど、洗濯が楽になるなら……と迷っている方も多いのでは。今回はこのドラム式洗濯機をクローズアップ。実際に使っている主婦の方々の意見も聞きながら、そのメリット・デメリットについて紹介します。「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事では、縦型洗濯機のメリット・デメリットについて解説しました。まだまだ主流は縦型であることがわかりましたが、もしもこれから買い換えるなら、ここ数年の間に急速に注目度が高まっている、ドラム式洗濯機の存在はやはり気になるところ。そもそもドラム式洗濯機の魅力とは何か。今回はこれからのさらなる普及が期待されるドラム式洗濯機をクローズアップ。そのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。■目次1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリット3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!4.水道代・電気代の節約も期待できる5.実際に使ってみてどうでしたか?1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……縦型洗濯機の洗い方は、洗濯槽の底にある「羽」を回転させ水流をつくることで、衣類同士をこすり合せる「もみ洗い」をします。それに対して、ドラム式洗濯機は「たたき洗い」。中のドラムが回転することで、衣類を持ち上げて上から落とすというのが特徴です。一般的に洗浄力に関しては、使用する水の量が多い縦型の「もみ洗い」のほうが、汚れがよく落ちるとされています。それに比べると「たたき洗い」のドラム式は水量も少なく、洗浄力は劣るといわれています。今回のアンケート結果でも、「洗浄力の弱さ」をドラム式のネックに挙げる主婦の方がいました。■「我が家は5人家族だからドラム式だと1回につきたくさん洗えないような気がするから縦型を使用しています」(30代・専業主婦)■「縦型の洗濯機に比べて汚れ落ちがそれほどよくないと聞いたことがある」(50代・専業主婦)■「汚れ落ちが悪いとプロの洗濯業者さんに聞きました。水道代は節約できるようですが、一長一短ですね」(40代・専業主婦)2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリットアンケートの回答を見ると、ドラム式のデメリットとして意外と多かったのは「安全性」でした。■「縦型と違いふたが横についているので、幼児にも手が届いてしまい、事故や故障が起きやすいのはデメリット」(30代・専業主婦子ども有り)■「以前はドラム式を使っていましたが、子どもが生まれてから安全性を考えて縱型にしました」(40代・専業主婦子ども有り)■「子どもが興味を持ちやすく、やり方さえわかれば、簡単に中に入れてしまい危険だと思います」(30代?・専業主子子ども有り)■「子どもが中に入ってしまう事故がありましたが、危険なことが縦型より多い気がします」(30代・専業主婦子ども有り)■「小さい子どもがいると、中に入ったりといった事故も多いので不安」(20代・専業主婦子ども有り)■「安全性が不安。ドラム式で子どもの事故のニュースを聞いてから余計に怖い」(30代・専業主婦子ども有り)■「幼い子どもがいるので、安心感のある形を選んだ」(30代・専業主婦子ども有り)アンケートを行った50人中7名がこの問題点を挙げていることからも、特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、安全性は無視できないポイントであることがわかります。2015年の6月には、子どもがドラム式洗濯機の事故で亡くなるというニュースが大きく報道されました。この事故を受けてメーカーの安全対策も進んでおり、運転していない時にドアが開かなくなるようにする「チャイルドロック」機能があるものや、万が一閉じ込められても中から開けられるような「閉じ込め防止」機能がついている機種が開発されました。(日立のHPより)ドラム式を購入する際には、必ず売り場に行ってこうしたロック機能の使い方を入念にチェックしておく必要がありそうです。親の予想に反する行動をするのが子ども。その危険性を1%でも不安に思うなら、ドラム式は購入しないほうが賢明かもしれませんね。他に挙げられたドラム式のデメリットとしては「かさばる」というものもありました。■「購入検討時はドラム式を希望していたが、洗濯機置き場の広さにあわず断念」(20代・専業主婦)■「ドラム式は大きくて、今住んでるアパートの洗濯機置き場にはまらない」(20代・専業主婦)■「今使用している洗濯機を購入する時に住んでいたアパートの洗濯機置き場がドラム式を置ける大きさがなかったので」(30代・専業主婦)コンパクトな縦型に比べてドラム式は大きいため、住んでいるアパートやマンションによっては欲しくても家の構造上買えない、というケースがまだまだあるようです。3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!いくつか課題が残っているとはいえ、ドラム式にも多くのメリットがあります。その中でも「時間」を確保できることは、大きな魅力といえるでしょう。「洗濯」という家事にかかる時間は全自動洗濯機によって、ほぼゼロに出来ました。しかし「洗濯」という行為にはこの他に「乾燥」「折りたたむ」という工程が残っています。この時間が意外とかかることはご存知の通り。もし、戸建てで一階が洗濯機で、二階のベランダに洗濯物を干すというご家庭であれば、ア:洗濯物を取り出すイ:二階まで洗濯物を持ち運ぶウ:絡み合った洗濯物をほどきながら、洗濯バサミやハンガーにひとつずつ洗濯物を干すエ:乾いたらそれを取り込むオ:たたむという作業があるわけですが、ドラム式の乾燥機能を使えば、ア:洗濯物を取り出しオ:たたむで終了。つまりは主婦の時間的な負担はずいぶん減ることになります。共働きの家庭でしたらこの時短は、見逃せない大きな魅力。夜遅く帰ってきても、洗濯物を放り込んでボタンを押すだけで、朝には乾燥した状態で洗濯物が取り出せるのです。想像しただけでも、この効率化は嬉しいものです。面倒臭い家事の負担が少しでも軽減される、という事実は精神衛生的にも非常に大きなメリットを生み出します。ましてや毎日「しなくてはいけない」家事ですから、ここから解放されるとなれば、日々のメンタルに好影響であると考えられます。縦型にも自動乾燥機能が付いている機種がありますが、洗濯が終わると衣類がからみ合って、うまく乾燥しきれずに生乾きのようになってしまうこともあるようです。一方ドラム式であれば、衣類が絡みにくい構造なので、よく風が通って乾きやすいという特徴があります。■「仕事で帰りが遅くなるため、部屋干しになってしまい生乾きのニオイがするのが嫌だったため、ドラム乾燥タイプにしました」(50代・正社員)■「ドラム式はたたき洗いで、少ない水で洗えるのでエコで水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからないのは大きな魅力」(20代・専業主婦)■「ドラム式の良い所は乾燥機能。子どもの洋服などたくさん汚れて雨の日に乾かないと困るので、乾燥機能は本当に助かります」(20代・専業主婦)■「縦型の乾燥機能はとても実用レベルではないが、ドラム式の乾燥機能はその後の洗濯干しの労力軽減に直結すると思う」(30代・専業主婦)実際にドラム式洗濯機を使用していない人でも、「洗濯物を干す」という家事の煩わしさが解消されるのがドラム式のメリットだと感じている人が多くいらっしゃいました。4.水道代・電気代の節約も期待できる「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事でも触れましたが、縦型とドラム式の水道代は、1回につき約2倍もの差があります。1日1回しか洗濯しないご家庭ならまだしも、子どもが多く1日に2回以上洗濯するご家庭や、乾燥機能も積極的に使う場合、長い目で見ればドラム式のほうがコスト的なメリットを享受しやすいといえます。‘’縦型が平均2563.2円/月、ドラム式が平均1096,6円/月になります。となるとランニングコスト全体では82カ月(約7年)で回収できる計算になります。洗濯機の買い替えの時期はおよそ8~9年ぐらいですので、乾燥機能を毎日使う人にとっては、ドラム式のほうがコスト的に良い、という判断になりそうです。’’こちらは1日1回の洗濯で計算されていますので、1日2回の洗濯+乾燥をするのであれば、ドラム式購入の際にネックになる初期コストを、4年ほどで回収できる計算にもなります。そこに「時間」及び洗濯物を干すという労力の削減というメリットも加わるのであれば、決して高い買い物ではないのではないでしょうか。アンケートを見ても、50人中17人が乾燥機能を、19人が水道代の節約をメリットだと回答しています。■「水道代の節約になると聞いたことがあるので、メリットだと思います」(30代・専業主婦)■「少ないと水量できれいになると聞きます。1日に何回もまわすので水道代はかなりお得だと思います」(30代・公務員)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからない」(20代・専業主婦)■「洗濯機のスペックを比較すると、やはりドラム式のほうが水道代を節約できそうでした」(50代・専業主婦)■「結構洗濯をするほうだけれど、ドラム式にしたら水道代が安くなったように思う」(50代・正社員)■「ドラム式は少ない水で洗えるので水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)5.実際に使ってみてどうでしたか?最後に、少数ではありますが、「今後、ドラム式の洗濯機以外を購入する予定はございますか?」という質問に対して「ない」と回答した、ドラム式愛用者の主婦たちに、その理由を聞いてみました。■「現在二台目のドラム式を使用していますが、今後もドラム式を選ぶと思います」(50代・主婦)■「ドラム式だと洗濯機の上に多少荷物が置けるから、替えるつもりはありません」(40代・主婦)■「もうすでにドラム式に慣れてしまったので、それ以外はちょっと考えられないから」(50代・正社員)■「今のところは、考えていません。私は身長が低いため、ドラム式のほうが使いやすいと感じているため」(50代・正社員)■「服の出し入れも楽だし電気代も縦型に比べてかからないのでドラム式がいい」(20代・主婦)■「水道代の節約になる上、乾燥機機能が充実していて便利だから」(30代・主婦)■「ドラム式に慣れてしまっているため、今後も他のものではなく、ドラム式を選ぶと思う」(30代・正社員)一度買ったら、もう戻れない。それがドラム式の魅力なのかもしれませんね。使い慣れた縦型から初のドラム式に変更するにあたっては懸念点があるものの、一度使ってしまうとその便利さに納得するという主婦が多いことがわかりました。長期的に見ればお得!ドラム式はやっぱり便利ドラム式洗濯機のメリット・デメリットを主婦の意見とともに見てきましたが、縦型とドラム式、どちらのほうが魅力的に感じましたか?使ったことがないものには不安もありますし、現状、ドラム式は少し値が張るのがネック。しかし長期的に見ると水道代や電気代がお得になりますので、たくさん洗濯をするご家庭や忙しい方にはドラム式がやっぱり便利でお得です。買い換えの際には、ぜひ検討してみてくださいね。
2017年03月15日洗濯機を買い換える際、「縦型」にするか「ドラム式」にするかは悩みどころ。スマートなドラム式にも目が引かれますが、昔ながらの縦型は安くて壊れにくく、何よりも洗浄力に優れている点は見逃せない魅力です。主婦も認める縦型洗濯機の人気の理由について、本音のアンケート調査をしました。「縦型」か「ドラム式」か……?洗濯機を買おうと思った人なら、誰しも一度は悩んだことのある問題ではないでしょうか。家電量販店では、きらびやかにディスプレイされたドラム式洗濯機が目立ちますが、実際の販売台数は縦型が86%、ドラム式が10%、その他が4%となっており(*1)まだまだ縦型のほうが圧倒的な人気のようです。今回、実施したアンケートでも、ドラム式に興味はあるものの、現状は約8割の方が縦型を使用しているという結果。ここでは、そんな縦型洗濯機の魅力について、主婦50人の“本音”とともに探っていきましょう。*1)出典:「GfKジャパン」(2015年上半期家電・IT市場動向)より■目次1.「洗う」以外に機能はいらない、という主婦たちの本音2.縦型洗濯機のメリットとデメリット3.水道代と電気代に関して4.結局、縦型じゃなきゃいけない理由ってあるの?1.「洗う」以外に機能はいらない、という主婦たちの本音縦型洗濯機を使用している主婦たちに、「洗濯以外の機能は使いますか?使うとしたら、どの機能ですか?」と質問したところ、あまりにも本音の回答をいただきました。■「乾燥など洗濯以外の機能はありますが、使ったことはありません」(30代・専業主婦)■「今のところ洗濯以外の機能を使ったことはないし、その他の機能を知らない」(20代・専業主婦)■「洗濯機では、洗濯以外の機能は気にしたことがありません」(20代・専業主婦)■「洗濯機の洗濯以外の機能というのはなんですか?そういったものが今はついているんですか?」(30代・専業主婦)■「洗濯以外の機能……乾燥だけ?とかでしょうか、まったく使いません。フィルター掃除が面倒なので」(40代・専業主婦)「洗濯機に洗濯以外の機能がいるの?洗濯機は洗濯をするための家電でしょ?」と言わんばかりの痛快な回答の数々。確かにその通りなのですが、最近の縦型洗濯機はとても便利になっており、乾燥機能や洗濯槽を自動で洗浄してくれる機能までついています。■「洗濯槽を洗う機能を使いました。水をためてかくはんして、つけて洗う。まあまあ便利でした」(40代・専業主婦)■「衣類乾燥モードは時々、使っています。そうすることで洗濯槽のカビが生えにくくなるそうです」(40代・専業主婦)■「乾燥機、洗濯槽の掃除。それぐらいです」(40代・専業主婦)■「乾燥機機能がついているが、完全に乾くまでに時間が掛かるのでほとんど使用しない」(50代・専業主婦)■「乾燥、脱水機能を単独で使います。手洗いしたものを脱水だけするとか、天気が悪い時は乾燥するとか」(40代・正社員)便利に思える乾燥機能や洗濯槽洗浄機能ですが、「あったら便利だけど、別になくても構わない」というのが本音。しかしこれこそ、縦型洗濯機が相変わらず人気な理由でもあるのです。2.縦型洗濯機のメリットとデメリット■メリットまず第一のメリットは「安さ」です。実際に「価格.com」で縦型とドラム型を比べてみると、圧倒的に縦型が安いことがわかります。(編集部調べ。2017年3月6日現。)縦型洗濯機……平均74,776円※7~9kg容量、全79商品の平均。ドラム式洗濯機……平均195,680円※7~9kg容量、全23商品の平均。■「他にも買う家電があったので出来るだけ安い洗濯機を探していたからです」(専業主婦世帯収入400~600万)■「安いのは何より助かります。ドラム式は良いのかよくわからないうえに高いので、買う候補にならない」(40代・専業主婦世帯収入800~1000万)■「同じ大きさで価格を比較すると、かなり縦型のほうが安かったから」(50代・専業主婦世帯収入1000万以上)■「安く購入出来て、便利な機能は必要なかったので、縦型洗濯機しか考えてませんでした」(30代・専業主婦世帯収入200~400万)50人のアンケート結果では、50人中33人が「安いから」という理由で縦型洗濯機を選んでいます。世帯収入によらず、全体として「いろいろな機能はそれほど必要ない。長く使えて安いものを」というコストパフォーマンスを重要視した意見が多いのが特徴的です。縦型を選ぶ他の理由は、「洗浄力」が高いという点。50人中13人が「洗浄力」をメリットとして挙げました。■「日本の水の性質でドラム型の叩き洗いよりも、縦型のもみ洗いのほうが汚れが落ちるそうです」(40代・専業主婦)■「店員が洗浄力は縦型が高いと言っていたから、作業服などを洗う時に便利かと思って縦型を選びました」(30代・専業主婦)■「新婚生活を始めた当時、張り切って高いドラム式を買ったら大失敗でした。節水すぎてまったく洗濯物が洗えていない、振動が激しくて洗濯機の位置がずれている、置き場所をとるというデメリットばかり。おまけにすぐに壊れました。縦型は節水ではないですが、よく洗えて気持ちが良いです」(40代・専業主婦)■「以前はドラム式を使っていたけれど、乾燥を使うと洗濯物がしわくちゃになるのが嫌だったのと、汚れ落ちがいまいちな気がしたので縦型にしました」(40代・専業主婦)特に40代の女性に多い意見として、「前にドラム式を買ったが汚れが落ちなくて縦型に買い換えた」という意見がありました。日本でドラム式洗濯機が最初に発売された頃は、洗浄力の低さが指摘されていました。しかし現在では各メーカーが工夫し、縦型とほとんど遜色ないレベルの洗浄力になってきていますが、主婦たちの間ではまだまだ縦型のほうが洗浄力は上だというイメージを覆すほどにはなっていないようです。■デメリット一方デメリットとしては、「衣類が絡み合あってなかな解けない」「洗濯物の取り出しが大変」「乾燥機能が弱い(もしくはない)」「水道代が高い」という4つの点を挙げている方が多くいました。■「洗濯が終わった後に洗濯物を出そうとすると、洗濯物同士が絡まって取りずらいです」(20代・専業主婦)■「覗き込まないと奥のほうが見ずらいし、取りずらいので少し腰が痛くなります」(30代・専業主婦)■「水をたくさん使う。洗濯物を出す時に手を伸ばさないと取れない」(30代・正社員)■「とにかく乾燥が弱い、乾燥がついてるとはいいにくいほど弱い、生乾きのような変なニオイになることがある」(30代・専業主婦)■「水道代が高いところ。以前はドラム式を使っていましたが2倍近く違います」(30代・専業主婦)■「使用水量が多いこと、乾燥機能をつけてもドラム式乾燥機よりは使い勝手がよろしくない」(50代・専業主婦)確かに縦型の洗濯機は「乾燥機能がなく衣類が絡み合う」ために、脱水されたばかりの洗濯物を解くのに手間がかかります。また、洗濯槽に深さがあるため底のほうの洗濯物を取るには、身長によっては腰を丸めてしまう姿勢になります。お年寄りが洗濯をされる場合は大変という意見も見られました。一方で「まったくデメリットを感じていない」という意見も少なからずありましたので、人によっては必ずしも「安さゆえにある程度のことは我慢しなければならない」というわけではないようです。3.水道代と電気代に関してそもそも日本は縦型洗濯機が多く、海外はドラム式洗濯機が多いのには、「水」の性質の違いがあります。日本の水は「軟水」ですが、海外の水は「硬水」が一般的。硬水は泡立ちが悪く、衣類をたたきつけるようにして洗う「たたき洗い」が必要でした。そうすると衣類が痛みやすいため、乾燥機能はふっくら戻すことが必要になり、早くから洗濯機と乾燥機がセットになったドラム型が主流になったようです。それに対して軟水は洗剤の泡立ちがよいので、日本ではたっぷりの水で衣類を擦り合わせて洗う「もみ洗い」が主流になりました。そこから衣類同士を擦り合わせて洗う、縦型の洗濯機が開発されたという背景があります。しかし水をたくさん使う「もみ洗い」を採用している縦型洗濯機は、水をそこまで必要としない「たたき洗い」を採用しているドラム式洗濯機よりも、水道代が高くつきます。縦型の使用水量を100%とすると、ドラム式は68.5%(約327.6円安)、ドラム式で乾燥まで行うと49.2%(601.2円安)というほどの違いが出てきます(*2)。また縦型とドラム式では、価格も圧倒的な差があります。その差は平均で120,904円(195,680円-74,776円)ほど。水道代で元を取るとなると、369カ月(約30年間)かかりますので、水道代の安さだけでドラム式の購入を判断するのは早計かもしれません。しかし、ドラム式の特徴でもある「乾燥機能」も含めて電気代も加味すると、縦型が平均2563.2円/月、ドラム式が平均1096,6円/月になります。(*2サイトをもとに算出)となるとランニングコスト全体では82カ月(約7年)で回収できる計算になります。洗濯機の買い替えの時期は一般的におよそ8~9年ぐらいなので、乾燥機能を毎日使う人にとっては、ドラム式のほうがコスト的に良い、という判断になりそうです。*2)出典:「体験レポート.net」より4.結局、縦型じゃなきゃいけない理由ってあるの?ドラム式洗濯機の販売当初こそ、縦型洗濯機にしか出来ない「もみ洗い」による洗浄力の差はありましたが、今では「もみ洗い」が出来る機能がついたドラム式洗濯機も販売されています。となると「縦型にしか出来ない」機能はないといっても過言ではありません。それでも縦型が人気である理由は、やはり「安さ」にあるといえるでしょう。現在、縦型を使用している方に「今後、縦型以外の洗濯機を購入する予定はありますか?」という質問をしたところ、半分以上の方が「ない」と回答。平均世帯収入が減り続け節約傾向にある今の日本では、コスパに優れる縦型の需要はますます増えそうです。しかし、「乾燥機能」や「ランニングコスト」、「衣服の絡み合い」など縦型洗濯機の不便さも感じている主婦たちが多いのも事実。■「もしドラム式が縦型と同じくらいの値段だったら購入するかもしれません」(40代・専業主婦)■「次に洗濯機を買う時には、たくさんの量や、大きい洗濯物を洗えるドラム式を購入しようと考えています」(20代・専業主婦)■「次に買う時はドラム式が欲しい。スタイリッシュだし部屋干しには乾燥機能が良さそうだから」(30代・専業主婦)という意見もある通り、乾燥機能がしっかりしていてランニングコストも安く、本体価格も縦型とさほど変わらないドラム式洗濯機が主流になれば、買い換えることを考えている主婦が多いのです。それでも……■「我が家は5人家族で人数が多いため、縦型じゃないと多くの洗濯物を一気に洗えないから縦型を使っています。とても便利だしたくさん洗えるので楽。なのでドラム式は購入をまったく考えていない」(30代・専業主婦)■「身長が高いほうではありませんが、ドラム式だとかなりかがまないといけないので、毎日となると腰が……まだ、縦型のほうがかがまないので使いやすいです」(40代・正社員)■「縦型はコンパクトで安くて十分です。いろいろな謳い文句のあるドラム式ですが、それほどのものを求めてはいません。普通に汚れが取れれば十分です」(40代・専業主婦)と、「縦型絶対愛好派」は根強く、まだまだ縦型洗濯機の支持が厚い、というのが現状のようです。まとめ今回はドラム式洗濯機と比較しながら、縦型のメリット・デメリットを紹介。両方使った結果、安さと洗浄力を評価して縦型をチョイスするという主婦も実際にいることがわかりました。最終的には、(1)乾燥機能を使いたいのかどうか、(2)毎日の洗濯のしやすさ、(3)コストパフォーマンスの3つの評価が大きな判断の基準となりますので、自分の家庭にはどちらが最適なのか、じっくりと検討してみてください。この記事があなたのお買い物の参考になれば幸いです。
2017年03月15日生活感の出やすい、洗濯ラック。特に洗剤やタオル、洗濯ネットなど、すぐに使いたいものは適当に仕舞ってしまいがちです。そんなイケてない洗濯ラックからは卒業しましょう!最近は、100均にもおしゃれな収納グッズがたくさん。そんな収納グッズたちを活用して、便利でおしゃれな洗濯ラックを作ってみました!皆さんのお宅では、洗濯機はどこに置いていますか?一般的には洗面脱衣所に置いているご家庭がほとんどではないでしょうか。映画やテレビに出てくる欧米の独立した家事室やランドリールームには憧れますが、なかなか難しいというのが現状です。洗面脱衣所は洗面と脱衣と洗濯とさまざまな目的に使われるにも関わらず、充分な広さとは言えません。また、家事ごとのこまごまとしたアイテムも多く、散らかりやすいのも悩みの種。時には来客が使うことも。生活感がでやすい場所でありながら、完全にプライベートな空間として使用できない、家の中でも使いこなすのが難しい場所でもあります。しかし、ここで諦めてしまっては元も子もありません。リビングなどと違い狭い分、整理整頓を始めるにはもってこいの場所。結果が目に見えて変わるので達成感があります。今回は、限られたスペースを有効に使い、さらには急な来客にも慌てずに済む空間を作ってみました。特にごちゃごちゃして生活感がでやすい、洗濯機上のラックに置いてあるものを、身近な100円均一にあるものを使っておしゃれに整理してみましたよ!■目次1.そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?2.さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれ3.ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方4.整理前と整理後のラックを比べてみました!5.オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】6.おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】7.おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】8.おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】まとめ1. そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?洗濯ラックは、ランドリーラックとも呼ばれているもので、洗濯機上部のスペースにラック(棚)を設置したものです。といっても色々なタイプのものがあります。洗濯機をまたぐもの、突っ張り棚、壁に備え付けられた棚など。高さや大きさも様々です。また、ハンガーをかけられるものもあり、洗濯物を干す際の一時置きなどに使えるものもあります。我が家の場合、以前はメタルラックを洗濯ラック代わりに使っていましたが、現在は備え付けの可動式の棚を使っています。このように家の間取りや家族構成に合わせて設置できるのが魅力です。2. さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれまず、使った100円均一商品をご紹介します。・洗濯ラック・トートバッグ・キッチンペーパーホルダー・アンティークワイヤーバスケット・すきま収納ボックスロング・強力瞬間接着剤・両面テープ・インテリアネームプレート・スクエア収納ボックス(小)・スクエア収納ボックス(大)、別売り蓋・PETジャーボトル1000ml・ランチマット・まな板シート・ラベル用紙3. ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方まずは、洗剤の容器を詰め替えます。1.PETジャーボトルと詰め替え容器(こちらは自宅で使っている容器で100円均一商品ではありません)を用意します。2.中に入れる普段使いの洗濯用洗剤、柔軟剤などのラベルをラベル用紙に印刷し、貼ります。中身に合わせてご自分で作成してもいいですし、インターネット上の無料のテンプレートを使ってもオシャレになりますよ。3.1にそれぞれ洗剤を入れます。PETジャーボトルはアンティークワイヤーバスケットに入れておきます。4.すきま収納ボックスロングとネームプレート、両面テープ、接着剤を用意します。ネームプレートに両面テープを貼り、収納ボックスにくっつけます。(今回は念のため接着剤を4隅につけましたがなくても大丈夫そうです)ちょっとひと手間加えるだけでおしゃれ度がアップしますよ。5.4にキッチンペーパーを敷き、毎日は使わない、色の主張が強い容器の洗剤やこまごました部分洗い用洗剤を入れます。6.洗濯ラックに置いておくものをスクエア収納ボックスに入れます。7.ランチマット、まな板シートを敷きます。我が家の棚にジャストサイズだったのでカットしていませんが、棚のサイズに合わせてカットしてください。ハサミやカッターで簡単に切れます。8.洗濯機上に置いてあった洗濯ネットをトートバックに入れて、キッチンペーパーホルダーにかけます。9.ラックに3のPETジャーボトル・詰め替え容器、5の収納ボックス、6のスクエア収納ボックスを配置して完成です。4. 整理前と整理後のラックを比べてみました!■整理前■整理後色は、清潔感を出すため白を基調としました。色を統一しただけでもかなりスッキリした印象になりましたね。ラベルを貼ったので同一容器でも洗剤を間違える心配がありません。また、以前は木製の棚に食器棚用のシートを敷いていましたが、ロール状に巻かれているシートを敷くと浮くのでそれを防ぐためテープで止める作業がプチストレスでした。今度はランチマットやまな板シートを敷くだけでとても簡単。しかも以前よりも拭きやすい。ほこりが付いても棚自体は汚れないので安心です。洗濯ネットを入れていた半透明のボックス。これは、ボックス自体を拭いたり洗ったりできるので良かったのですが、やはり柄物などが見えるとごちゃごちゃして煩雑に見えていました。そこでトートバックに入れて隠す収納に変更することに。こちらもスッキリしました。トートバックも洗えるので定期的に洗えばさらに衛生的です。洗剤のストックも以前は別の場所に置いていましたが、1箇所に集めたので管理がしやすくなりました。また詰め替え容器の中身が少なくなったとき、別の場所に取りに行かずに済むようになったので、動線的にもスムーズに。100円均一にあるもので、こんなにも簡単にオシャレなラックを作ることができました!5. オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】でも、せっかくきれいにしたのに、数週間でごちゃごちゃした状態に逆戻りしてしまった、なんて経験はありませんか?きれいにするより、ずっときれいに保つ方が案外難しいのかもしれません。無理なくきれいな状態を保つにはどうしたらよいのでしょうか?日常のお手入れに手間や時間がかからないのはもちろんですが、汚れたときにもサッと掃除することができるというと。これはズボラな私だけでなく、仕事や育児に忙しいお母さんにとってかなり重要ですよね。今回は、普段はホコリなどが入りにくく拭くだけ、汚れが気になったときには洗える材質のものにこだわってみました。使用したものはプラスチック素材や布製のもの、蓋つきのボックスです。キッチン用品コーナーで見つけたランチマットとまな板シートも、掃除がしやすくて意外に便利でした!6. おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】普段のお手入れを簡単にするためには厳選したものを置くことも大切です。しかし、使いかけの洗剤や、試供品など、何かとものが増えやすいのが現実。ものがたくさんあるとごちゃごちゃして煩雑な印象になり、掃除もしにくくなります。毎日使う洗濯洗剤、洗濯ネット、ハンガー、洗濯物ハンガー、洗濯バサミなどをまとめて置いておくと、洗濯時にあちこちに散らばったこれらのものを持ってくる手間が省け、作業効率がグンとアップしますよ。また毎日は使わないけれど、洗剤や洗濯ネットと同じ洗濯用品という観点から、洗濯洗剤のストックも一緒に置いておいた方が便利です。このような場合、そのまま置くと色や形が様々なのでごちゃごちゃ感がでてしまいます。ホコリなども付いてしまうので、蓋つきのボックスに入れて隠すようにするとよいでしょう。そのときのポイントとしては、「買う時は、ここに入る分だけ買う」とルールを決めてまとめておくこと。ものが増え過ぎる心配もなく管理がしやすいです。一方で、使用頻度が高い洗剤などは、そのまま置いておく方が便利ですよ。その場合は洗剤ボトルの色や形を揃えるだけでスッキリした印象になります。それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて、必要なものと別の場所に置いても困らないものを見極め、そのまま置くものとしまって置いておくものを決めましょう。7. おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】我が家の場合、洗面脱衣所に洗濯機があり、さらに洗濯物もそこで干しているので、衣類から綿ぼこりがたくさん出ます。床は毎日掃除機をかけていますが、少し気を抜くと洗濯ラックの上にホコリがたまってしまいます。ラックの上にほこりが溜まってきたら、伸縮性のあるハンディーモップでのこまめなお掃除をするのがおすすめです。伸縮性があるのでラックの奥までお掃除できますよ。意外と見落としがちなラックの裏側も一緒に拭いてしまいましょう。とは言えただでさえ狭い洗濯機周り。特に洗濯機をまたぐタイプの洗濯ラックは、洗濯機との隙間にホコリがたまりやすいものです。洗濯槽の掃除をするときや洗濯機の下を掃除するとき、一緒に掃除機や先の細いブラシを使い念入りにしましょう。8. おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】また最近は、液体の洗濯洗剤を使われているご家庭も多いでしょう。我が家も液体洗剤を使っています。液体洗剤は、メーカーによってキャップから液体がたれやすいものや、投入した洗剤が少しキャップに残っていてそれがキャップを閉めた時にこぼれてしまったり、液だれに気づかずそのまま棚にもどしてしまって、気がついたときにはほこりまで付いてしまっていてベトベトになってしまったりという、小さなトラブルに見舞われます。気づいた時には大惨事になっており、掃除に時間がかかってしまう。そんな事にならないために、ラックの上にはランチマットやまな板シートを敷いておくことをオススメします。ただ、ラックに洗剤以外のものも一緒に置いている場合は注意が必要です。拭いただけでは落ちないひどい汚れがつき、ものを全て移動させてマットやシートを洗わなければならなくなってしまうこともあります。頻繁にこのような事態になってしまう方は、キッチンペーパーを敷いておくのがおすすめです。生活感が出てしまい、せっかくのオシャレな収納が台無し!という方は、小さなトレイにキッチンペーパーを敷いて液体洗剤のボトルを置くと良いですよ。トレイは縁が低いので、洗剤の出し入れにも影響しません。汚れたらキッチンペーパーを変えればいいので楽ちんです。まとめ今回は、ズボラな私でもきれいな状態を保っていられるような収納を目指しました。こまめにお掃除すればなんの問題もないのですが、そのこまめに気にかけるということが、大変。そんな方でも掃除しやすいアイテムを使っています。かご類や人気の布製ボックスを使うと、今回とはまた違ったナチュラルで優しいイメージの洗濯ラックに。また、ビンテージっぽい加工やブラック、ブラウンの小物もかなり充実しているので、流行りの男前インテリア風にしてもカッコイイですよ。狭い空間ですが家族みんなが毎日使う場所だからこそ、清潔感のあるスッキリとした場所にしておきたいものです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2017年03月15日洗濯機は、実は使用頻度も負荷も高いわりに、他の家電に比べると買い替えのサイクルが遅い家電です。購入する際は徹底的に吟味し、自分のライフスタイルに合う良い商品を選びたいもの。そこで今回は、主婦の方々に洗濯機を購入する際に注目すべきポイントを聞きました。実体験に裏打ちされたこだわりポイントは必読です!洗濯機。数ある家電の中で、ここまで「縁の下の力もち」という言葉がふさわしい家電がほかにあるでしょうか。大きさで言えば、冷蔵庫の次に体積のある家電ですが、冷蔵庫ほど前面に出てくるわけでもなく、洗面所の横にひっそりと身を置きながら日々の家族の汚れを「ゴウンゴウン」と音を立てて健気に落としている様子は、なんとも涙ぐましいものがあります。そんな、表舞台に立たずに裏方としての役割に徹している洗濯機について、主婦の皆さんがどのように思っているのか、50人の方にアンケートを実施しました。その結果から紐解いてわかった洗濯機を買う上で外してはいけないポイントとは?■目次1.「買い替えの時期どうしてますか?」の主婦の回答が全員一致しすぎて納得2.最新型の洗濯機には高機能がたくさん!主婦が欲しがるポイントとは?3.家族構成別、オススメの洗濯機の選び方1.「買い替えの時期どうしてますか?」の主婦の回答が全員一致しすぎて納得■「壊れそうだなと薄々感じていても、まだ使えそうと思い、結局はいつも壊れてから買い替えています。」(50代世帯年収1000万円以上)■「まだ使えるならば壊れるまで使い続けたいと思っています。捨てるのも大変ですし。」(40代世帯年収800~1000万円)■「簡単に買えるものでないし、処分も面倒だから、壊れてから買い換えます。」(20代世帯年収200~400万円)50人中50人が「壊れたら買う」との回答。アンケート対象になった方々の世帯年収は200万~1000万以上と幅広いですが、その所得の多い少ないに関わらずすべての方が同じ回答だったことからも、洗濯機と人の関係性を見てとることができます。内閣府が発表した「消費者動向」を見ても、冷蔵庫やテレビと比べると「今よりも機能の良いものが出たから買い換える」とする割合が低いのがわかります。またその買い替え期間を見ても、ここ20年間で8〜9年間とほぼ固定されています。一般的な洗濯機の使用回数が3000回前後といわれていますので、1日1回365日×8〜9年でちょうどそれぐらいになります。全国レベルで「壊れるまで使っている」という事実が統計数字を見てもよくわかります。市場にどんな魅力的な製品が発売されても、いっさい目を奪われることなく使い続ける、浮気されない家電、それが洗濯機ということなのでしょう。裏を返せば「買うときの判断」がとても大事だということですね。とはいえ、いつかお別れはくるもの。そんなときにほかにどんな洗濯機があるのか、知っておくことは悪いことではありません。それでは、最近の洗濯機にはどのような機能があるのでしょうか?そして主婦の皆さんが注目するポイントはどこにあるのでしょうか?2.最新型の洗濯機には高機能がたくさん!主婦が欲しがるポイントとは?■エコシステム(省エネ)で運用コストを下げよう■「省エネ機能が高いとやっぱり嬉しい。今の洗濯機とどれくらい違うのか気になる。」(30代世帯年収400~600万円)■「水道代の節約をしたいので、水が少なくて済むエコシステム型の洗濯機に興味がある。電気代もかからないとさらに嬉しい。」(30代世帯年収600~699万円)■「洗剤や柔軟剤などの使用で、洗濯物の仕上がりは自分の好みにできると思っています。だから洗濯機自体には、使用水量や使用電力などを気にしながら選んでいます。」(50代世帯年収不明)家電を使用するうえで気になるのは毎月のランニングコスト。これも世帯年収に関わらず関心のあるテーマのようです。実際に旧型と最新型で電気代や水道代にどのくらいの違いが出るのでしょうか?消費電力の差が出るのは、主に乾燥機能を使うときに顕著に出るようです。Panasonicのホームページを見ると、2011年モデルと2005年モデルを見るだけでも、乾燥機能を使用する場合は、消費電力量が600(Wh)と1840(Wh)の違いがあります。年間の電気料金に換算すると、5,616円と17,222円の違いにもなります(*1)。これは大きいですよね。洗濯の機能としては、旧型も新型もそこまで電気代の節約にはならないようです。ただし洗濯も乾燥も行う人なら、ドラム型と縦型では電気代と水道代を合わせると年間で18,000円も違う(*2)ので、どの相棒を我が家におくのか?は家計にも大きな影響力を持っているようです。(*1)東京電力の1kWhあたり26円という基準で試算。電気料金は契約している企業により異なります。(*2)「各メーカーのドラム式と縦型洗濯機の電気代と水道代を比較してみた」より■洗濯槽洗浄機能で毎日の洗濯も安心■「洗濯槽には目に見えない菌や汚れがたくさん付いていると聞きますが、なかなか洗濯機自体の掃除が行き届かないので、洗濯槽洗浄機能がついていると便利だと思います。」(40代3人家族)■「洗濯槽が汚れていてはせっかくきれいに洗っても意味がないので洗濯槽の洗浄機能は嬉しい。」(30代4人家族)■「赤ちゃん用洗剤を使用していると、石鹸成分が入っているからか洗濯槽カビが頻繁に発生してしまいます。1ヶ月に一度洗濯槽クリーナーを使用してキレイにしていますが、かなりの時間と手間がかかって大変です。日常の洗濯物を洗いながら槽洗浄もしてくれる洗濯機があると聞いて気になっています。」(20代3人家族)洗濯機の中は湿気がこもりやすいため、カビの温床になります。洗濯機にカビがついていると、洗濯物にもその汚れやニオイが付いてしまいます。それによって「洗ったのに臭う」という現象が起きやすくなってしまいます。洗濯槽の掃除をやってみるとごっそりカビが出るので、やったほうがいいのはわかっていても、少し手間がかかるので面倒くさい家事のひとつとなっているようです。どのタイミングでやるのかもいまいちわからないので、自動でやってくれるならこんなに嬉しいことはないですよね。■消臭除菌コースは男性が多い家庭には必須?■「花粉の季節や梅雨に季節は部屋干しをします。ニオイや雑菌の繁殖が気になるので、消臭除菌コースがあれば良いと思います。」(50代3人家族)■「男子がふたりいるので、消臭除菌はデフォルトで必要!」(50代4人家族)■「主人が工場勤務のため、毎日仕事着が汚くなるので消臭効果があるものは魅力的」(20代3人家族)■「やはりいつも清潔な衣服を着たいし、消臭は大切だと思うから。」(50代3人家族)汗はくさいもの!特に女性からすると、男性の汗のニオイは気になります。となると、清潔感を保つには、消臭除菌機能は欲しいですよね。梅雨時期は部屋干ししたときのニオイも気になるところです。消臭と除菌のメカニズムは、オゾンを発生させたり、ナノチタンフィルターを使用したり、ナノイーを用いたりと各社それぞれです。上記の洗濯槽自動洗浄の機能と合わせれば鬼に金棒ですね。■自動アイロン機能で毎日の洗濯を楽チンに■「ワイシャツやおしゃれ着など洗ったと同時にシワがあまりなければ、干すときの手間も省けて、とてもストレスが減りそうです。」(30代子供あり共働き)■「本当にそんな機能があったらとても助かります。綿のシャツを良く洗うので。」(40代二人暮らし専業主婦)ごもっともです。少しでもシワを伸ばすために干す前に「パンパン」と伸ばすのも手間ですし、アイロンを取り出して「シュコー」とやるのも面倒くさいし......その時間が省けるのであれば、主婦には非常にありがたい機能です。もしかしたらこの記事を読んで「え、そんな機能が洗濯機にはあるの?」と思われた方もいるかもしれません。湿度を管理しながら高速風でシワを吹き飛ばすような機能がついた洗濯機も出てきているのです。この機能があれば、朝のバタバタな時間に旦那さんから「シャツのシワをなんとかしてくれ」と言われたときに、「自分でやって!!」と怒らずにすみますね。これはメンタルを穏やかに保つためにも地味に優秀な機能です!■高級洗濯機にはこんな機能もついてる!アンケート結果によると、洗濯機の購入希望価格は、50人中「10万円以下」が33人、「15万円以下」が7人、「5万円以下」が6人、「20万円まで」が3人、「20万円以上」が1人となりました。ところで、世の中にある洗濯機って一体どのくらいまでの値段のものがあるのでしょうか。調べてみたところ42万円という洗濯機がありました!普通の洗濯機のおよそ4台分の値段。一体どんな機能があるのか、調べてみるとその充実ぶりに驚かされるばかりでした。まず、洗濯コースが30種類以上。衣類の素材に合わせて、ドラムの回転数や水位・洗濯リズムも自動で調整できるようです。それに加えて枕やカーテンまでも洗えるモードも搭載。もはやクリーニング屋さんが開業できるレベルですね。ほかにも洗濯機と乾燥機が別々になっており、上下と横並びに自由に組み合わせることができ、スチームでのシワ伸ばし機能もついて50万円もするツワモノも存在するようです。ここまでくるとあこがれの域ですね。普通の洗濯機と洗い上がりがどれくらい違うのか、比較してみたいものです。3.家族構成別、オススメの洗濯機の選び方■「子どもがいて4人家族のときはとにかく大きめのものを買っていた。今はふたりなのでもう少し小さくてもよいと思っている。」(60代二人暮らし)■「子どもがこれからどんどん大きくなって洗濯物も増えてくるため、今より容量の大きなものにしたいです。」(40代夫婦・子供2人)■「もちろん安いものが良いですが、それなりの容量、メジャーなメーカー、やっぱり乾燥も使いたい、朝方使うことが多いので、静かなものが良いです。」(40代二人暮らし)■「値段はもちろんのこと。全自動で容量はある程度あるもので6~7kgのもの。ドラム式が欲しいが洗濯機置き場が狭いことと小さい子どもの安全性を考えてタテ型のもの。」(30代夫婦・子供2人)■「転勤族なので、これから先も使っていくことを考えると、静かでコンパクトなドラム式で乾燥機機能がついているほうがいい。」(30代夫婦・子供1人)やはり、皆さんが購入する際に気にされるポイントは「容量」と「値段」ですね。縦型かドラム型かは、二の次という印象です。そして見落としがちなポイントが「音の静かさ」。「容量」は22人、「値段」は23人、「型」は13人、「音」は11人が購入のポイントに挙げました。まず容量についてですが、これはおよそ人数×1.5kgは必要だと言われています。そこにシーツなどの大きなものを入れるとなると、+1.0kgを見積もっておくとよいようです。次に値段。これはお配布との相談なのでなんともいえないところですね。考え方としては、10年近く買うことを考えると、20万円くらいの商品であっても「20万円÷1年365日×10=1日あたり約54円」程度。毎日の100円のお菓子を我慢するだけでもお釣りがくることを考えれば、それと充実した洗濯機能のどちらが欲しいか、という考え方で選ぶのもひとつの手です。そして、縦型がいいのか、ドラム式がいいのか、についてですが、これはご存知の方も多いでしょう。縦型洗濯機は、洗濯板でやっていた“こすり洗い”を自動化したものです。衣類をこすり合わせ、大量の水と洗剤で洗うために汚れがしっかり落ちます。一方ドラム式の洗濯機は、ドラムの回転によって上から下へ叩くようにして洗います。衣類への負担も少なく、少ない水量でできるために、コストもかかりにくいという利点があります。最近はどちらの洗濯機も洗浄力に大きな差はありません。水道代を節約するならドラム式、もし乾燥機能を使うならヒートポンプ式の乾燥のほうが、ヒーター式よりも電気代がお得です。機能面の充実度を求めるならドラム式、最低限の機能でできるだけ安く、というコスパを求めるなら縦型洗濯機が良さそうです。音に関しては、「家族に洗濯機の音が気になる人間がいる」、「下の階の部屋に迷惑がかからないように」などの意見に見られるように、住宅環境(一軒家かアパート・マンションか)や家族の趣向にもよるので、一概には言えないですが、購入の際には考慮に入れておきたいところですね。まとめ以上、いろんな家庭の洗濯機にまつわる「本音」を見てきましたが、アンケートを見る限り、「アレコレ機能が充実しているよりも、たくさん洗濯物を入れられて、汚れがしっかり落ちて、ニオイがしないもの。で安いもの!(これ重要)」を全国の主婦たちは求めていることがわかりました。これから新しく洗濯機の購入を考えている方は「容量」「洗浄力」「ニオイ」「値段とランニングコスト」の4つの軸でそれぞれのバランスを見ながら購入されると、後悔しない洗濯機選びができるでしょう。繰り返しになりますが、洗濯機は一度購入したら、10年の単位でお付き合いを続ける家電です。長く付き合うためにも、そして「家族の縁の下の力もち」という役割からも、機能の多様さよりも、必要最低限の機能がどれだけ充実しているかで判断したほうが、後悔しないお買い物ができそうですね!!
2017年03月03日普段何気なく使っている「洗濯ネット」。実は、洗濯をよりスムーズにしてくれる優れものなんです。使い方をマスターして、よりスマートな家事を目指しませんか?みなさんのご家庭では、毎日のお洗濯で洗濯ネットをどのように活用されていますか?それぞれの家庭によって洗濯方法は違えど、きっとどのご家庭にも洗濯ネットが1枚はあるのではないでしょうか。普段、何気なく使っている洗濯ネット。最近では100円ショップでも様々な形や大きさのものが売られています。今まではデリケートな生地を洗濯する仕分け程度に使っていただけで、詳しい効果などを気にせずにいた方も多いのではないでしょうか。実は洗濯ネットは入れる衣類に適した使い分けをすれば、衣類の状態を保つだけでなく、より洗濯作業がはかどる優れたアイテムなのです。今回はぜひ知っておきたい洗濯ネットの知識と、お洗濯だけでなく毎日の生活で役立つ使い方をご紹介します。■目次1.細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避2.色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます3.洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう4.洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました5.上手な洗濯ネットの使い方6.洗濯ネットに分けて洗濯してみた!7.意外!?こんな使い方もオススメです8.寿命は?買い替えの目安はいつ?9.少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう10.まとめ1. 細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避洗濯ネットを使用するメリットとしてよく知られているのは、型崩れや色移り、洗濯中の衣類の絡まりを防いだり、摩擦による衣類の毛玉、毛羽立ちを防いだりといった効果です。新しい生地、特にタオルは洗濯時に繊維カスが落ちやすいので、初めのうちは別に洗濯をすることもあります。まずは、洗濯ネットを使用しないとどのくらい繊維カスが移るのか、新品の白系と濃い色系のタオル・靴下を使って試してみました。タオルと靴下片方はそのまま洗濯機へ。もう片方の靴下はそれぞれ目の細かい洗濯ネットへ入れて普通コースを1回。洗い上がりは……洗濯ネットへ入れなかった白系の生地には黒いものがポツポツと見受けられる程度。濃い色のタオルと靴下には白い繊維がいっぱい付いてしまいました。上の靴下はネットに入れておいたものです。一回の洗濯で色が変わってしまったように見えますね。この繊維はしっかりくっついていたので、手で払っても落ちにくく干しても取れませんでした。細かい繊維が通らないということは、幼稚園から小学校くらいのお子さんがいるご家庭によくある「ポケットの中のティッシュも一緒に洗濯してしまって、洗濯槽も衣類も細かい紙だらけ!」というトラブルも洗濯ネットの使用で解決できそうですね。また、靴下などの細かいものをまとめられることで、洗濯物の迷子を防ぐ効果も期待できます。2. 色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます洗濯ネットは目の粗い・細かいだけでなく、サイズ、形と種類が多いのでどれを選んだらいいか迷ってしまいますね。ここでは種類と選び方を中心にご説明します。■目の粗いもの目の粗さについては使い分けの目安があります。目の粗いネットは糸くずや毛羽が付きにくいナイロン繊維、付いてもあまり気にならない白系の生地や、汚れた靴下をまとめて入れて洗うのに向いています。■目の細かいもの逆に目の細かいネットは濃い色や、ダメージを受けやすいデリケートな生地に適しています。■サイズサイズは大きく分けて、小、中、大、特大と4つに分けられます。小サイズは下着やストッキングなどの小物用。中サイズはトップスなど衣類に。大サイズは同じ種類をまとめて入れたいときや、バスタオルなどに。特大サイズにもなれば、毛布や洗える羽根布団などの寝具を入れられます。■形は角形と円形がメイン形は角形と円形があり、角形はマチがなく平面的な作りなので、洗濯中にネットの中で中身が動きにくいことが特徴。動きが少ないので汚れ落としには向かず、ワイシャツなどシワを防ぎたい衣類に向いています。円形は、その回転のしやすさからドラム型や円錐型、ラグビーボールのような形までさまざまな種類があります。どれも立体的なので洗濯中もネットの中で中身がよく動き、汚れ落ちも期待できますが、その分シワになりやすい傾向があります。ほとんどの洗濯ネットには、フックなどへ掛けられる紐が付いているので、下着やストッキングなどあまり人に見られたくないものは洗濯ネットに入れたまま干せ、目隠しとして使用できるので便利です。最近では、タグに入れるものを絵で表示してあったり、カラフルな柄やキャラクターの絵の描かれた洗濯ネットも販売されたりしているので、見た目からも自分好みの洗濯ネットが選べます。SNSでは珍しい柄や、かわいい洗濯ネット発見の投稿もありますので購入の参考にしてもいいですね。3. 洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう「おしゃれ着」と呼ばれる衣類には、ラインストーンやスパンコール、細かい刺繡が施されているものが多いですよね。装飾のほとんどがデリケートなので、洗濯機にそのまま入ると他の洗濯物と絡まって、ほころびや破損の原因になります。傷んだ服ではおしゃれを十分に楽しめないので、洗濯ネットを使って大切な衣類を守ってあげましょう。衣類の素材によっては、もうひと手間かけることをおすすめします。装飾が痛まないように裏返し、型崩れ防止のために畳んで洗濯ネットに入れましょう。その際に取り扱い表示タグを確認し「手洗いマーク」や「洗濯機弱マーク」が付いていたら他の洗濯物とは一緒にせず、専用の洗剤と「手洗い」や「ドライ」などの素材に合った洗濯コースを使用してくださいね。ストッキングや薄手の長袖など、洗濯中にからまりやすいものも洗濯ネットに入れると、衣類を守るためだけでなく洗濯機から取り出す際もスムーズです。ホックのある下着は他の衣類を傷つけるだけでなく、ホックの故障で着用時にけがの原因にもなります。洗濯ネットを使用しましょう。ブラジャーは手洗いがベストですが、専用のドーム型洗濯ネットを使えば洗濯機で洗うことができます。4. 洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました2016年12月より、衣類などに使用されている取り扱い絵表示が変更になったことをご存知ですか?これまでは日本工業規格(JIS)の規格により定められた日本独自の絵表示をしてきました。しかし近年、衣類の流通がグローバル化したこと、洗濯機や洗剤の多様化、クリーニング技術の進歩を受けISO(国際規格)と同じ記号を使うことになりました。詳しい絵表示の解説は消費者庁のHPから確認できます。新しい洗濯表示 | 消費者庁 上手な洗濯ネットの使い方商品に記載されている使用上の注意で、共通して書かれているのは以下の通りです。・破損の原因になるので洗濯ネットの容量以上のものを詰め込まない。容量の2/3ぐらいまで洗濯物を入れるのがキレイに仕上がるコツです。大体の目安はパッケージのおもて面に『セーター2~3枚』などと記載されていますので参考にするといいでしょう。入れすぎると表面以外の汚れが落ちにくくなります。・乾燥機での使用はしない。乾きムラやシワになる原因になります。・洗濯ネットのファスナーを最後まで閉めてから使用する。きちんとファスナーが閉まっていないと洗濯中に開いてしまい、せっかく入れた大切な衣類が出てしまうことも。確実に持ち手をファスナーカバーに入れ込んでから洗濯機に入れることがポイントです。他にも、・衣類のボタンやファスナーは閉じ、畳んでから洗濯ネットに入れると型崩れしにくいです。・大きなサイズに少量の衣類を入れるのはシワの原因や、余分なネット部分が他の洗濯物と絡まる原因になります。・汚れ落ちを重視するならば、ネットを使用しないほうがいいです。その際は脱水時間を短くし、ハンガーに吊るせば濡れた重みで生地が伸びシワになりにくいですよ。というものもありました。ネットの種類ごとに特徴を持っているので、きちんと注意を読んでから使い始めることも大切です。6. 洗濯ネットに分けて洗濯してみた!今度は、パッケージに記載されたの注意事項を参考にして、衣類を全部それぞれの洗濯ネットに入れて洗濯してみました。・バスタオル2枚を網目の荒い大型洗濯ネット・ワイシャツは畳んでシャツ用の角形型洗濯ネット・靴下は予洗い後、目の荒い四角の洗濯ネット・その他トップス、ボトムスは目の細かい四角の洗濯ネット・タイツは専用の巾着タイプのネットを使用洗濯中の動作環境は特に問題なく、脱水も重心の偏りなく済みました。全ての洗濯物をカテゴリに分けたことで、洗い上がり後の工程もスムーズ。取り出しも洗濯ネットを拾い上げるだけなので絡まりもなくサッと取り出せますし、仕分けが済んでいるので干す作業にも入りやすかったです。見た目には汚れ落ちも通常と変わりないので、先に洗濯ネットに洗濯物を分けてから洗濯するのは時短テクになりそうですね。ワイシャツもネットのサイズに合わせて畳んだことで、余計なシワもできず乾いた後のアイロンがけがいつもより短い時間で済みました。7. 意外!?こんな使い方もオススメです軽くて丈夫、通気性のある洗濯ネットは、洗濯以外にも大活躍します。旅行時には衣類を仕分けるのに便利です。目の粗いものを使用すれば、中身が見えるので出し入れも簡単。帰ってきたらそのまま洗濯機に入れられるので面倒な片付けも苦にならなそう。クッション性のあるボックス型の洗濯ネットは、ポーチに似た作りなので蓋のあるスプレー缶や化粧水ボトル、ブラシなどを化粧ポーチとは別にまとめて持ち運べるので便利ですよ。通気性を生かして野菜の保存にも使えます。玉ねぎやジャガイモなどを入れてつるしておけば傷つけずに保管できます。ハーブや乾燥させたミカン、リンゴの皮をネットに入れて湯船に浮かべれば、自然の香りでお風呂タイムが上質なものになります。このとき、必ず目の細かい洗濯ネットを使用してくださいね。目が粗いネットを使用してしまうと香りだけでなく、中に入れたものがふやけて湯船に出てきてしまうのでお掃除が大変になってしまいます。お子さんがいる家庭では、パズルやブロックなどの細かいおもちゃの保管にも洗濯ネットが活躍しますよ。また、水切れがいいのでお風呂のおもちゃ入れにも最適です。8. 寿命は?買い替えの目安はいつ?洗濯ネットは衣類の代わりにダメージを受けるので定期的に状態をチェックし、必要ならば早めに交換しましょう。目安としては、ファスナー部分の壊れ。ファスナーカバー部分が伸び、洗濯中にファスナー開いてしまうようになったら、など。ネット生地自体もヘタって毛玉ができることもあります。傷んだ洗濯ネットはすぐに捨ててしまわず、先ほどご紹介した、野菜保存やお風呂での利用に回せば再利用できますね。9. 少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう洗濯ネットの使用後は、少し畳むか洗濯道具入れに投げ込む程度で、管理方法を気にしているという方は少ないのではないでしょうか。しかし、洗濯ネットは大切な衣類を守ってくれるあなたの味方です。少しでも長くいい状態を保てるようにしたいものですね。ネット自体はポリエステル素材で乾きやすいのですが、洗濯後はまだ濡れた状態です。このとき少し乾かしから通気性のいい場所にしまうことで、カビの発生を抑えることができます。また、収納時もネットだけでまとめて吊るしておくと他のものに引っかかって破けてしまう心配もありません。時短のアイデアとしては、入れる衣類ごとに分けた洗濯ネットを脱衣所に準備しておき、服を脱いだらすぐ洗濯ネットに入るよう家族に協力してもらえば、仕分ける手間も省けそうですね。まとめ普段なにげなく使っていた洗濯ネットが、いかに機能的で、多くの利用方法を持っているのかお分かりいただけたでしょうか?便利な使い方を知れば、きっとあなたも1枚では足りず何枚も欲しくなってしまうはず。商品のほとんどが100円ショップで手軽に購入できます。今まで洗濯ネットの効果をあまり実感してこなかった方、欲しい機能を参考に揃えてみてはいかがですか?さまざまな使い方ができる洗濯ネット。お洗濯のときにしか使わないなんてもったいない!ぜひあなただけの特別な使い方を見つけてくださいね。
2017年03月01日こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。寒い冬の季節がやってきました。この時期、洗濯機で洗えない衣料品を手洗いするのは非常につらいもの。お子さんも、外遊びなどでマフラーや手袋などを汚してしまうこともありますね。今回は、寒い時期におススメな手洗い洗濯の方法をご紹介いたします。●寒い時期の手洗いはチャック付きビニール袋がおススメインターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEが2015年に“おしゃれ着の洗濯”に関するアンケートを行った結果、「おしゃれ着用洗剤を使って、手洗いするもの」の第1位が“セーター・ニット” となりました。この調査から、多くの人が冬に着るセーターやニットを手洗いしているということが分かりますね。たしかにニットやセーターはウールなどのデリケートな素材で作られていることが多いため、手洗いが一番無難ですよね。しかし、冬場に洗濯物を手洗いするのはとてもツラいものです。そんなときにオススメなのが、チャック付きビニール袋を使った方法です。チャック付きビニール袋に手洗いしたい衣料品と“おしゃれ着用洗剤” を入れ、チャックを閉じてもみ洗いします。このとき、洗剤を多く入れすぎないように注意してください。ビニール袋の中で洗えば直で水を触らなくて済みますし、水の節約にもなります。まさに一石二鳥ですね。もみ洗いが終わったら、後はきちんと脱水して干すだけです。この方法はビニール袋と洗剤さえあればできるので、宿泊先のホテルで下着等を洗濯したいときなどにも活用できます。----------冬場の手洗いは手がかじかんでツラいものですが、アイデア次第で楽に済ませることができます。ちょうど悩んでいるという人は、ぜひチャック式のビニール袋を用意して手洗いしてみてくださいね。【参考リンク】・「おしゃれ着の洗濯」に関するアンケート | DIMSDRIVE()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年12月27日安価な製品も増えているダウンジャケットは、子どものアウターとしても大活躍ですが、問題は洗濯です。何度もクリーニングに出すのはもったいないけど、頻繁に着ると汚れが気になってくる…。そんなママに朗報! 実は、ダウンジャケットを家で洗濯できる場合もあるのです。■家で洗えるもの、洗えないものの見分け方は?まず確認するのは、ダウンジャケットについている洗濯表示。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」があれば水洗い可能、家での洗濯OKです。「洗濯機マーク」があるものは家庭の洗濯機で洗えますが、傷みなどが不安な場合は手洗いをおすすめします。「ドライマーク」や「水洗い不可マーク」があるものでも、表地にナイロン・ポリエステルなどを使用している一般的なダウンジャケットなら、洗い方に注意すれば自宅での洗濯が可能です。注意が必要なのは、レザー・フェイクレザーを使用しているダウンジャケット。これらは、色落ち・型くずれ・素材の劣化などが起こる可能性が高いため、自宅での洗濯は避けましょう。また、ウール素材は縮みやすいため、こちらも自宅での洗濯は避けた方が良いでしょう。■洗うときの注意点ダウンジャケットの中に入っている羽毛はアルカリ性に弱いため、一般的な洗濯用洗剤を使うと素材が劣化することがあります。家庭で洗う際は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。必要以上に生地に負担をかけないことも重要なポイント。強い力を加えながら洗うと、生地が傷んでしまいます。洗うときはできるだけ優しく、こすり洗いも避けましょう。また、生地の傷みを防ぐために、ファスナーやボタンなどの留め具類は留めた状態で洗います。■洗濯機を使った方法ダウンジャケットを洗濯ネットに入れ、バスタオルなどの大きなタオルで包み、タオルが外れないように縛ります。これは、ジャケットが浮きあがるのを防止するため。その状態で洗濯機へ入れて、「手洗いモード」「弱モード」などの優しく洗うモードで洗濯します。長時間の脱水は避けたいので、手動で行いましょう。1分程度脱水したらジャケットを取り出して羽毛をほぐす、また1分程度脱水する…という工程を3回ほど繰り返すと、羽毛の偏りを防ぐことができます。■手洗いの方法手洗いする場合は、洗濯槽・タライ・バケツなどに30度程度のぬるま湯を入れ、洗剤を加えて混ぜます。洗剤液は洗いたいダウンジャケットが浸かるくらいの量が必要。濃度は、洗剤のパッケージに書かれている使い方を参考に調節しましょう。続いて、ダウンジャケットを洗剤液に浸し、押し洗いしていきます。このとき、ジャケットをあまりクシャクシャと丸めず、なるべく形が整った状態を保ちながら洗います。押し洗いは、ゆっくり優しく。40回程度押し洗いをしたら洗剤液を捨て、キレイな水に交換して濯ぎます。ここでも、力を入れすぎないように注意して。水を取り替えて2回、濯ぎ洗いを繰り返します。濯ぎ終わったら軽く押してダウンの水気を軽く切り、さらにバスタオルなどではさむようにして優しく水気を吸い取ります。ここで時間をかけすぎると羽毛が偏る原因になるため、手早く水気を切り、その後軽く振りさばいて羽毛をほぐしましょう。洗濯機を使う場合と同様に、脱水機能を使用してもOKです。■ダウンジャケットの乾燥方法ダウンジャケットは羽毛が入っているため乾きにくく、干し方によっては羽毛が偏ってしまうことも。干すときはかならず形を整え、中の羽毛を軽くほぐしておきましょう。また、水を吸ったジャケットの重みで肩部分が変形してしまうことがあるため、干すときは太めのハンガーを使うのがおすすめです。形を整えてハンガーに吊るしたら、風通しの良い場所で陰干しします。気候にもよりますが、しっかり乾燥させるためには2~3日干す必要があります。手ではさんでみて、水分がつかなければ乾燥が完了した目安となりますが、念のためにそこからもう1日干すとより安心です。<裏ワザ!>上記の干し方ではスッキリ乾かない…という場合は、コインランドリーの回転式乾燥機にかける方法がおすすめ。ダウンジャケットを裏返し、低温で短時間乾燥機にかけると、ダウンがふっくら仕上がります。また、羽毛の偏り・ボリュームダウンも、この方法でフワフワの状態に戻せる場合があります。汚れが気になりはじめたダウンジャケットがあれば、まずは洗濯表示をチェック! 心配な場合は、着古したものでチャレンジしてみるといいかもしれませんね。
2016年12月27日「コインランドリー」と聞くと、梅雨の時期に洗濯物を乾かしたり、洗濯機を持っていない学生が使ったり……そんなイメージを抱く人も多いはず。でも実は、忙しい主婦こそ活用するべきメリットがたくさん詰まっているんです。一度行ったら絶対にハマる、コインランドリーの魅力について教えちゃいます!■コインランドリーは贅沢!?そのコスパはいかに…?まず気になるのは、やっぱりお値段ですよね。コインランドリーは高いと思っている人にオススメしたいのが、自宅で洗濯まで済ませ、乾燥のみを行う方法。コインランドリーにある一般的な乾燥機の容量は15kg。家の洗濯機が容量7kgのものであれば、2回分を一度に乾燥することができます。地域によって違いはあるものの、通常コインランドリーの乾燥機は10分100円程度。30分もあれば乾くので、1回あたり300円です。たしかに、家で天日干しすれば料金はタダ。それに比べたら非経済的かもしれませんが、濡れた洗濯物を放り込んで待つこと30分……乾燥機から取り出しながら洗濯物をたたみ、帰宅後はそれをしまうだけで完了です。家事に育児に頑張っている主婦のみなさん、このくらいの贅沢は許されると思いませんか?■とにかくタオルがふわふわ! すぐに取り出せばシワもなし!!コインランドリーの利点といえば、なんといっても仕上がりのふわふわ感。家で干すと硬くなりがちなタオル類も、コインランドリーで乾かせば驚くほどふわっふわに仕上がります。乾燥が終わり、温かくてフカフカの洗濯物を取り出す瞬間は、なんとも言えない幸せな気持ちになりますよ!その秘密は、温度の高さ。自家用洗濯機に付属している乾燥機は電気式ですが、コインランドリーはガス式。回転しながら熱風で乾燥させるので、繊維の間まで空気が入り込み、ふわふわに仕上がるんです。さらには高温のおかげで、乾燥後は軽くアイロンを掛けた後のようにシワが伸びるというメリットも。ただし、洗濯物が冷めると同時にシワになってしまうので、そのままにしておくと家で干す以上にシワになりやすいのでご注意を。時間を見計らって乾燥機の前で待ち構え、乾燥が終わった瞬間にシワになりやすいものを先に取り出し、たたむorハンガーにかけるのが正解です。■実は花粉症対策にもそして、これからやってくる花粉症シーズン。外に干すことで洋服に花粉が付着してしまいますが、乾燥機ならその心配はいりません。コインランドリーに洗濯物を入れることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、コインランドリーを活用したほうが、案外衛生的ともいえるかもしれませんよ!■雨の日はNG!? コインランドリーに行くべきタイミングとは雨の日に乾かない洗濯物を乾かすという使い方ももちろんアリですが、それではせっかくフワフワになってしまう洗濯物が湿ってしまう可能性が…。行き帰りに、洗濯物が雨に濡れてしまうのも気になりますよね。だからこそオススメしたいのが、晴れの日のコインランドリー! 雨やくもりの日が続き、晴れの日が来たら一目散にコインランドリーへ。晴れた日の昼間なら、空いているというのもポイントです。洗濯物を干す手間&時間を節約できるだけでなく、天日干しでは手に入らないふわふわ感や殺菌効果、さらにシワ伸ばし効果まで。思い切って一度使ってみたら、あなたもきっとコインランドリーの虜になるはずです!
2016年12月21日